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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「新日本を守ってくれてありがとう」「おかえり」棚橋と柴田が確かめあった10年間

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「新日本を守ってくれてありがとう」「おかえり」棚橋と柴田が確かめあった10年間

9月21日 新日本プロレス「DESTRUCTION IN KOBE」神戸ワールド記念ホール 8000人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(7分51秒 片エビ固め)高橋裕二郎 マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※コンタクトキラー


◇第2試合◇
▼20分1本
○アレックス・シェリー BUSHI マキシモ(2分43秒 反則勝ち)Xタイチ エル・デスペラード TAKAみちのく


◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー ○本間朋晃(5分22秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン
※こけし


◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○矢野通 桜庭和志(11分34秒 赤霧)鈴木みのる X飯塚高史
 

◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田口隆祐(14分55秒 アンクルホールド) [第68代王者]XKUSHIDA
☆KUSHIDAが初防衛に失敗、田口が第69代王者となる


(試合後に田口、KUSHIDAがタイチ、デスペラード、TAKAの襲撃を受け、シェリーが駆けつけるも返り討ちされる)


【田口の話】「7年ぶりにベルト巻けてうれしいです。でも、オー・マイ・ガーファンクル…オー・マイ・ガーファンクルですよ。オー・マイ・ガー…記念日を。空気読めって。超気分悪いんですけど。超ベリーバッド。あいつら、チョベリバ。特にデスペラード、チョベリバ。激オコ(怒ってる)、激オコですよ。チャンピンはさすがチャンピオンですね。うまく引き出されました。チャンピオンにあんな辛らつな言葉を言わなければ、僕は内に秘めたもので何も伝わらず、ただのタイ トルマッチで終わってる。チャンピオンに引き出された。このタイミングでアンクル(ホールド)も引き出されたし。チャンピオンに一皮、二皮剥けさせられて、チャンピオンにしてもらいました。それもオー・マイ・ガーファンクルですよ。なんて日だ! (デスペラードは)やられたらやり返す。倍返しですよ。 (第69代チャンピオンということで)シックスナイン、逆、逆を行きますよ。舐められたら舐め返す。完全に舐められましたからね。倍返し。グッチョグッチョのベッチョベチョにしてやりますよ。王者像? 僕がチャンピオンになりましたから、もっと自由な田口隆祐を出していきたい。もっとふざけた田口隆祐 で。ふざけたいですね。デスペラードを舐め回してやりますよ。舐め腐らす。ヒーヒー言わしてやる。とりあえずデスペラードが挑戦してくるんだったら、受け てやります。受けてやるけど(試合では)攻めて攻めて、最後はケツの穴をガバガバにして、メキシコに送り返してやりますよ。鈴木軍のせいで変なコメントになりましたけど、チャンピオンは強かったです。腕はボロボロになりました。ただ、KUSHIDAとはまたやりたいですね。その前にデスペラード。舐め返してやります」


【鈴木軍の話】
TAKA「ぬるいんだよ、お前ら。(デスペラードをイスに座らせて)オイ、次期2冠王だ! あさって岡山でだな、ジュニアタッグ獲って、その次、シングルもいただくからよ。次期2冠王だ! なぜこいつが鈴木軍に来たか、教えてやれよ」


デスペラード「ビックリしたよ。またあんなつまんねぇ試合してんだな。全然、強さのかけらもねぇよ。怖さも感じねぇ。終わってみてよ、結局、地面に突っ伏してるのは誰だった? 新しいチャンピオンも古いチャンピオンも寝てんじゃねぇか。誰がやった? 俺たちだよ、鈴木軍だよ。俺たちが勝つんだよ」
TAKA「次期2冠王だ。今のうち写真撮っとけよ」


デスペラード「ベルトがないのは今だけだ。次、よく覚えとけよ」


タイチ「最初からホセ(デスペラード)がやるって言ってたのに、誰だ、先に田口やらせてよ。いいかホセ、こいつが(ベルト)獲る。獲ったら、次、俺だ」


TAKA「じゃあ、その次、俺いくぞ」


【KUSHIDAの話】「(床に倒れこむ)ハァハァ、ガソリンぶちまけて、そこに火つけて、ギスギスして、新日本プロレスジュニア今までと同じじゃなにも変わんないっしょ。負けたけど、泣き言ってらんねぇよ。デスペラードだな、覚悟しろよ。岡山、肩もげるぞオイ」


――田口選手は変わっていましたか?
KUSHIDA「それは見る人の判断だから、どうこう俺は言うつもりはないっすよ。ただ、勢いつけた俺に勝ったんだから、今までの田口隆祐じゃ、なんも変わんねぇんだから」


◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
内藤哲也 ○飯伏幸太(12分57秒 片エビ固め)AJスタイルズ Xタマ・トンガ
※フェニックススプラッシュ


【内藤、飯伏の話】
内藤「このタッグは勝率10割だから。今日は俺自身も飯伏とAJの絡みが見たかったんですね、しっかり見させてもらいました。その上でやっぱり俺は、今年ドームのメインイベントにいけなかったんで、来年の東京ドームは、俺は必ずメインイベントに立ちたい。そのためにはAJの持つIWGPなのか、オカダの持つ挑戦権利書なのか、どっちもいけるけど、でも明日もまたAJとの闘いが組まれてるんでね。ここはきっちりAJに狙いを絞って明日しっかり結果を出したいと思います。横にゴールデン・スターはいるけどね。俺が東京ドームのメインイベントに立ってみせます。なぜなら、新日本プロレスの主役は俺なんで」


 飯伏「疲れましたね」


――AJの印象はいかがですか?
飯伏「まぁ正直絡む部分ではあまりなかなかなかったというか、自分からもっとガツガツいけば良かったですけど。そのヘビーの闘い方とか、まだ自分のなかでやっぱりまだ慣れてないというか、つかめないところがたくさんあるんで。去年『G1』も出たし、それからもヘビー級とは何人も闘ってきましたけど。まだやっぱり本当の自分のMAXを出せる絡みまでいってないんで、やっぱり自分を全部出せるようにこれから頑張っていきたいと思います。もっともっとAJとかと絡みたいっすね。絡ましてもらいたい。もっと強くなりたいです。まだまだ伸びしろはあるんじゃないっすか」


――AJ選手はヘビー級の中では、体格が小さいほうですが、実際に上がってみると違いましか?
飯伏「エルボーにしても全然重さが違いますね。たぶん見てもわかったと思うんすけど、自分のエルボーとはやっぱり重さが違う感じが自分でしたんで。単純にファンに言われるのは、やっぱりラストライドとかはそんなに指摘されないっすよ。やっぱり打撃がまだ軽いのか、まだその部分が納得させられてないというか、自分でも納得してないし。もっともっとガンガンいきたいっすね」


――それはヘビー級と体で体感していくしかないですか?
飯伏「もうほんと実践だけです。あとは試合をやればやるほど上がっていけると思うんで。それぐらいですかね。ドンドン試合したいです」


◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第64代王者組]カール・アンダーソン ○ドク・ギャローズ(12分57秒 片エビ固め)[挑戦者組]オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※マジックキラー
☆アンダーソン&ギャローズが6度目の防衛に成功


【アンダーソン、ギャローズの話】
アンダーソン「(東スポ岡本記者を呼びつけて『通訳しろ』と命じる)どんなチームも、どこの国の、どんなレスラーであろうと、俺たちIWGPタッグチャンピオンに挑戦したければ来い」


ギャローズ「だけどな、ギャローズと(マシン)ガンが、世界広しと言えどもナンバーワンタッグチームであることを思い知ることになるだけだがな」


アンダーソン「そしてアサッテ、オカヤマでオカダが持っているナンバーワンコンテンダー・ブリーフケース(IWGPヘビー級挑戦権利証)をガンスタンを決めて奪ってやる。コーベでは眠らせることはできなかったけど、十分に痛めつけてやった。2015年のトーキョードームのメインイベントは、BULLET CLUBが占拠する。しっかりと覚えとけ」


ギャローズ「俺たちBULLET CLUBがお前を撃ち抜いてやる。バン! バン! バン!」

【オカダ、外道の話】
オカダ「クソっ。気抜いちゃったね、スワトーン入って。まさかね、あそこで乱入があるとは。あれで全部狂ったよ。ただな、なにがあろうと俺はレベルが違うんだ。岡山? まぁレインメーカーだって、3カウント入る直前で乱入してきてもいいよ。またそしたらレインメーカー連発だ。誰も乱入出来なくなるまで、全員レインメーカーやってやる。そしてもう1つ、タッグのベルト獲るときはなぁ、またしっかりYOSHI-HASHIさんと挑戦して、またしっかり獲る。YOSHI-HASHIさんと獲るんだからな、覚えとけ」


 外道「オイ、あれで勝ったつもりか? テメェらはあれで勝ったつもりかコノヤロー。裕二郎をよぉ、使って勝ったか。大したもんだなぁオイ。終わった後よぉ、調子乗ってんのかオイ。これ(IWGP権利書)獲るとかぬかしてたなぁオイ。オメェらにはよぉ、ぜってぇ獲れねぇ。何人でも連れてこいコノヤロー。レインメーカーがよぉ、一人で排除してやる」


――あえてなぜYOSHI-HASHI選手とのタッグにこだわるんですか?
オカダ「別に他の人よりもYOSHI-HASHIさんとのタッグのほうが一番シックリきますし。ほんとお互い一緒にやってきましたからずっと。同じタイミングで日本に帰ってきて、競い合う相手で。やっぱりYOSHI-HASHIさんが活躍すれば、ボクもその上をいってやろうと思いますし。そういう意味でお互い成長できるタッグだと思いますし。まぁ愛知県出身ってことはおまけで。まぁタッグってのは強い人同士が組めばいいわけじゃないっすから。もうずっと2年前のタッグリーグから、YOSHI-HASHIさんとやってますから。YOSHI-HASHIさんと結果残さないと、逃げたみたいに思われるのも嫌なんで。しっかりYOSHI-HASHIさんとまたやりますよ。まさかあそこで乱入だと思ってなかったっすから。タッグを甘く考えていたのか、乱入か。まぁとりあえずほんと気持ちを岡山に切り替えて。またタッグリーグありますから、そっちに向けてやってきます。2冠王もちょっとやってみたいっすね」


◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○真壁刀義(14分38秒 片エビ固め)X後藤洋央紀
※キングコングニードロップ


真壁「一丁あがりだ。恨み? むかつき? そんなもん、とうに超えてんだよ。あのヤロー、再三アゴ狙ってきて。当然だよな、いいんじゃないの? 勝機を見い出そうとして。だけどよ、この俺には通用しねぇ。前にも言ったよな、とうに治ってんだよ、バカヤロー。でも、あのバカヤロー、さすがに体重あるから効いてくんな。まぁ、そんなもんだよ。なんであろうと俺、あのヤローぶっ潰すことしか念頭になかったからよ。あとはよ、後藤にしたって誰にしたって、この俺を狙ってくんのが一番早いだろ? 手っ取り早いだろ? 名前上げんだったらよ。ドンと来いだ、バカヤロー。俺、やすやすとテメェらの踏み台にならねぇから よ。あと、なんかあるか? (『G1』開幕戦の)リベンジだよな。俺、借りは返す、誰が相手だろうと、借りは返す。ほかにもいっぱいいるだろ。俺が調子悪いといいながら、俺から白星取ったヤツいるだろ。まずは第一歩だ、今日はよ。そんなの通用しねぇんだ、俺には。何度言わすんだよ。チャンピオンになりてぇ とか、そんなもんじゃねぇんだ。この新日本プロレスのくだらねぇヤツはみんな淘汰していくから。それだけだ。そんなに俺のこと写真撮ったって、しょいがねぇだろ。鼻血も出るしよ、前歯折られえるし、どういうことだって! いい男が台無しだ。しっかり写真撮っとけよ。いい男が台無しだって。そうでもないって? まぁ、とりあえず積年の恨み、『G1』から続く、5月からか、まぁ一つ返したからよ。あとは次のヤツ。全部、引っ繰り返してやるからよ。いやぁ、後藤のヤツ、筋肉量増えてんな。筋肉量が増えてるから辺りが強ぇわ。前にも増して相手を持ち上げる力が強くなってる。だからこそ、俺にケンカ売ってくんだろ うけどな。そうは問屋が卸せねぇから。おととい来やがれ。気持ちいい。何が気持ちいいかって、派閥闘争とか因縁とか関係ない。俺の一方的な逆恨み(それを返したから)」


 後藤「ハァハァ、いやぁ強いよ真壁。あれだけの力、本隊にあるのによぉ。オイ、今日見てみろよ、本隊の人間誰一人として、タイトル戦線に絡んでねぇじゃねぇか。いつから新日本プロレス、外国人天国になったんだ? こんなんじゃダメだろオイ。いまこそ本隊、一致団結するときじゃねぇのかよ。俺は許さねぇぞ、今のこの状況。今に見てろテメェら」


◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○棚橋弘至(17分57秒 片エビ固め)X柴田勝頼
※ハイフライフロー


【棚橋の話】「とりあえず、『G1』の雪辱は返した。そういうこと。10年間、俺の10年間ばっかり注目されてるけど、柴田の10年間だって、もちろんいろいろ あったと思うし、俺は受け止められることはしないけど、この10年間を感じることはできた。まさかね、柴田があんなことを言うとは…。いろいろしゃべった んですけど、『新日本を守ってくれてありがとう』って。どの口が言ってんだか知らねぇけどさ、ずるいわ。これからいろいろ言ってきたけど、闘う相手だけども、俺の存在、俺のコメント、口撃がアイツの未来を妨げるんであれば、それは俺の本意じゃないから。せっかくプロレスに対して、楽しさを抱いてる、充実感を抱いてるのであれば、自由にやってほしい。今まで言ってきたのは、そんなお礼の言葉じゃなくて。プロレスってさ、こうやってわかり合えて。もちろんくれぐれも言っとくけど、闘ってる相手には変わりないけど、俺から柴田に一言言うとしたら『おかえり』って。まぁ、でもそれは今日限りの気持ち。また両国に向かって、岡山、全力で振り切っていくから。よし!」


◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○中邑真輔(19分13秒 片エビ固め)[第9代王者]Xバッドラック・ファレ
※ボマイェ
☆ファレが初防衛に失敗、中邑が第10代王者となる


(試合後)
中邑「「白いベルトが、また、俺の腰に戻って来たぜ、オイ!」とマイクアピール。さらに、「このベルトを使って・・・どうしよっかなぁ〜〜〜!! なにをしようか!? なにができるか!?とにかくこの感動! 言葉にできない。ですよね〜〜!?(しばらくして)イヤァオ!!!!」


【中邑の話】中邑「ハァハァ、インターコンチ三度四度、俺のもとに……わかってるよねぇ、白いベルトも。まだまだ俺もこのベルトしゃぶりつくしてねぇからなぁオイ。このベルト使ってなにをしようか、なにができるか。俺の知らないところに誘ってくれるのか、楽しみでしょうがないねぇ」


――改めてバッドラック・ファレと闘ってみてどうでしたか?
中邑「なんだろうねぇ、4回もやってしまうと、変な情が生まれるのか、日に日にバッドラックの成長を肌で感じていました。今日はたまたま勝ったぁなんてね、アイツ褒め過ぎでしょうそれは。成長する度合いがやっぱ他の選手、外国人も日本人も含めて、度合いが違う。もし願うなら、ナンバーワンコンデンダーになってほしくはないね。そしたら今年5度目だぜオイ」


――インターコンチを改めて取り戻しましたが、自由を再び手に入れたといえると思いますが。
 中邑「どうでしょうね。別に俺の所有物じゃない。ベルトを使ってなにがしたいか、なにをしようとするかじゃないの? まぁそのタイミングが前チャンピオンにはなかったのか、ベルトを巻いたところである種、一呼吸置いちゃったのか。俺が持ったら違うよオイ。自由奔放に振り回させてもらうぜ」


――ある種、世界中から狙われているベルトにもなってくると思いますが、やってみたいレスラーはいますか?
中邑「そうっすねぇ、毎度毎度どっかで言ってるぜ。世界中どこでも防衛戦しにやってやるぜオイ。なかなか組まれてねぇけど、その目的さえ達成できてねぇんだ。今回は頼むぜ白いベルト」


――改めそのベルト(IWGPインターコンチネンタル)を持って、世界にうって出る覚悟は出来てると?
中邑「いや、もちろんでしょう。もうただのベルトじゃない。巻いた人間の意志を表すところをみてみると、もちろん好きなように使わせてもらいましょう」


【ファレ、ヤングバックスの話】
マット「なんてこった。レフェリーもグルになってんのか? それがここのビジネスなのか? まあいい、ちょっとベルトを預けといてやる」


ファレ「たった一つ取られただけだ。またすぐに取り戻す」


マット「BULLET CLUBがプロフェッショナル・レスリングにおいてベストであり、最もいかしたチームであることは変わらない。世界で最もベストなんだ」
ニック「まぁ、たまには負けることもあるさ」


マット「そういうこと。これからホテルに戻って一杯飲んで、次の試合の闘い方を考える。それがアスリートというものだし、そうすればまたベルトは俺たちの元に戻って来る。俺たちだって、相手のノド元にスーパーキックを叩き込みさえすれば、またベルトを手にすることができるんだから。こいつ(ファレ)は最も優秀なデカイ男なんだし。次にシンスケ・ナカムラと闘うときには、彼をケガさせてしまうかもしれないな」


ファレ「それまで待っておくんだな」


ニック「クソッタレが。さぁ行こう」


 新日本神戸大会をニコニコ生放送で視聴、セミは棚橋vs柴田。7月26日秋田で行われたG1公式戦で両者は対戦するも、柴田がG2PKで勝利、試合後に棚橋は「はぁ…オレが、過ごして来たこの10年間は…… この10年間は、無駄だったのか。 」、棚橋は新日本を10年間守りとしてきた立場として、フリーとして新日本に戻ってきた柴田を否定してきたが敗れてしまった。この時は柴田が己を生き方を貫いてきたことを棚橋にぶつけた試合だったが、今度は棚橋が新日本を守ってきた10年間をぶつける番だった。


 試合は小細工なしで序盤からバチバチやりあう展開、柴田のフィールドに棚橋が敢えて飛び込んでいった。そのせいか棚橋はなかなかペースを掴めなかったが柴田のエルボーの連打に対して棚橋は張り手一閃で食い下がる。後半からは柴田の直線的な攻めに対し、棚橋は得意の閃きを駆使し、ロープ越しのドラゴンスクリュー、G2PK狙いをスリングブレイド、PKをかわしてドラゴンスープレックスで切り返すなど次第に棚橋ペースへと傾いていく。棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、柴田が再度狙ったG2PKをドラゴンスクリューで足をしっかり攻めた後、柴田のお株を奪う串刺し低空ドロップキックからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪いリベンジを果たした。


 試合後は二人が額を突きつけた後で握手をかわし二人は涙を流した、この時柴田が発した言葉は「新日本を守ってくれてありがとう」、そして棚橋は「おかえり」とだった。柴田も新日本を飛び出したものの悪戦苦闘の連続、MMAにも挑戦したが結果を出せない試合が続き、また棚橋もIWGP王座を巻いたものの「新日本の棚橋プッシュと皮肉られ」、なかなかファンから認められなかった。それでも柴田は自分の生き方を貫き、棚橋も辛抱強く新日本を守り抜いてきた。二人の会話は互いに10年間を認め合ったからこそ出た言葉だった。


 メインの中邑vsファレのインターコンチネンタル選手権は中邑は腹部中心の攻めでファレのスタミナを奪いにかかるが、場外戦からファレが中邑の腰に集中砲火を浴びせてからは試合全体の主導権を握る、3月のNJCから3度目の対戦となるがファレが自分の体格を生かして攻めるなど確実に成長している、だが終盤で出したグラネードが浅かったのが明暗を分けたのか、バットラックフォールを脱出した中邑が下から足をかけてファレを倒すと後頭部へボマイェを炸裂させ、最後は至近距離からのボマイェで3カウントを奪い王座奪還に成功した。

 

 後藤vs真壁は後藤が徹底的に真壁の顎を攻めるも、真壁が必死で耐え抜き、最後も後藤が牛殺しや裏牛殺しで追い詰めるが、昇天を必死で防いだ真壁が後頭部へのラリアット、スパイダージャーマンからのキングコングニーで3カウントを奪い勝利を収める。


 IWGPタッグ選手権はオカダが控えにまわりYOSHI-HASHIを前面に立て、YOSHI-HASHIも期待に応えてスワントーンボムでギャローズを追い詰めるが、裕二郎が乱入してフィッシャーマンズバスターで大ダメージを負わせると、最後は王者組のマジックキラーが決まり王座を防衛。


 IWGPジュニアヘビー級選手権は田口が試合開始早々からどどんを決め先手を奪い、腕狙いのKUSHIDAに対し、田口は足狙いという展開となるが、KUSHIDAの、ホバーボードロックを凌いだ田口がアンクルホールドで捕獲、どどんズスロウンでダメ押しした後で再びアンクルホールドで捕獲するとKUSHIDAはタップし、田口が7年ぶりに王座を奪取となったが、試合後にタイチ、デスペラード、TAKAの鈴木軍が乱入、救出に駆けつけたシェリーもろとも田口らを痛めつけ、鈴木軍によるジュニア制圧をアピールした。


 9月シリーズも23日の岡山大会を残すのみとなり、10月13日には両国大会を迎える。果たしてどんなドラマが待ち受けているのか・・・・

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