大日本プロレス
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3年目の両国大会!メインに抜擢された植木に待ち構えていたのは・・・、大地が鈴木に宣戦布告!
7月17日 大日本プロレス「両極譚~RYOGOKUTAN~2017」両国国技館 3179人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
関根龍一 ○吉野達彦(7分37秒 アスリート・ジャーマン・スープレックス・ホールド)×関札皓太 青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
○グリーンボーイ・ダンディグレート小鹿 ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(7分55秒 首固め)ケンドー・カシン バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第3試合◇
▼20分1本
○船木誠勝 菊田一美(11分7秒 体固め)宇藤純久 ×野村卓矢◇第4試合◇
▼鉄檻&K・M・G・Tデスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(14分6秒 片エビ固め)塚本拓海 ×佐久田俊行◇第5試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定戦/30分1本
○忍(13分28秒 片エビ固め)×橋本和樹
※SEXボンバー
☆忍が初代王者となる◇第6試合◇
▼コンクリートブロック全面タッグデスマッチ/30分1本
"黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志(12分12秒 片エビ固め)藤田ミノル ×星野勘九郎
※コンクリートブロック上でのリバースUクラッシュ◇第7試合◇
▼横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合/30分1本
[第10代王者組]○浜亮太 中之上靖文 将軍岡本(16分16秒 体固め)[挑戦者組]佐藤耕平 橋本大地 ×神谷英慶
※幕下インパクト
☆浜&中之上&岡本が初防衛に成功◇第8試合◇
▼BJW認定ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(13分55秒 TKO)[挑戦者]×河上隆一
※スリーパーホールド
☆鈴木が3度目の防衛に成功【鈴木の話】
鈴木「(河上とやりあった感想は?)そうですね…」(ここで大地が割って入る。)
大地「ベルト、そんな扱い許されると思ってんのか? 違うだろ? え? 気にイラねェよ!」鈴木「長い、長い! どうしたいんだよ!」
大地「俺にやらせろ!」
鈴木「OK」
大地「言ったな?」
鈴木「いつでもいいよ。よし、こい。お前の気持ちはわかった」
大地「キッカケなんか関係ねぇぞ」
鈴木「お前がキッカケ作ったんじゃねぇか。もうわかった。帰りなさいよ」
大地「やろう。やろう」
鈴木「わかった。よし、帰れ」
大地「(去り際に)こんなヤツの話し聞かなくていいよ」
鈴木「聞いてくれ。せっかくだから聞いてくれ。で、なんでしたっけ? 河上か。見間違ってたのは僕でしたね。挑戦者決定戦やる前に思ったことは、僕は正しかったなって。ダブルアーム返されたのは大日本では彼が初めてだし。根性感じましたよ。とっくに並んでましたね。ただ、なんかで見たんですけど、彼は僕には底があるって言ってたんですよ。彼は底に到達したって思ってるんですよ。僕はそこがスタートだった。ただそれだけの問題で。でも、そこには来たわけですよ。まだ待ってますよ。
(最後はねじ伏せるようなスリーパーだったが?)まぁそういうことですよ。勝てばいいわけですから。でも、またやりたいですね、河上とは。大地と終わったあとでもいいですし。
(大地選手から挑戦表明があったが?)だいぶひどいですね。ハイキックして、顔面蹴り上げましたよ。あれで大丈夫なのは草むしり(藤田和之)だけですよ。卑怯ですよ。卑怯者。まぁあっさり挑戦受ける僕もどうかと思いますけど。卑怯者なわけですから。
まぁでも、ああいう気持ちはもっと大日本プロレス持ったほうがいいと思いますよ。僕は他団体というか大日本の人間ではないですから。(もし誰もこないようだったら?)終わりじゃないですか。誰も来なかったら、今日勝って返上して終わりだったから。来たから大地とはやりますよ。あとは順番待ちしてるようなヤツとはやりません。(場所やタイミングは?)しかるべきところでやれれば。大地も実績残してるのはきっちり見てますし。タイトル取れてないですけど。それをきちんと勝って、僕もやりたい相手が出て来たんで。それと試合したいですね。どういう形式かっていうのは置いといて」
カシン「やりたい相手って鈴川?」
鈴木「いや、違いますね」
カシン「NEWとの対抗戦は?」
鈴木「やりません。帰ったって聞きましたけど。もうギャラもらったんですよね?」
カシン「いや帰ってないよ」
鈴木「それ僕のウチワじゃないですか」
カシン「買ったの」
鈴木「いや買ってないですよね。まぁそういうことです。(どういうことですか?)…やりたい相手はアブドーラ・小林と藤田和之です。ありがとうございました」
【河上の話】「(悔しい結果に終わったが?)…落ちたんすか? あぁ…。クソッ。あぁもう…もう、イライラするんですよ、僕は。負けたこと以上になんかメチャメチャ気持ち良かったんですよ。あぁ、もう! いやぁもうプロレス楽しいわ。こういう試合やらないと生きてる心地がしないよ。今日は負けたけどね。負けたけど、なんか俺も吹っ切れたよ。負けて吹っ切れたって言ったらカッコ悪いかもしれないけど、最高に楽しかったよ。最高にスッキリした。結果は負けたけど、俺はすべてを出したよ。向こうだって、すべて出したろ。わかんねぇけど、性格悪いから。あぁ! 生きてるって感じしますよ。やっぱ根っからのプロレスラーだなって思いますよ。こういうのでしか、自分の存在価値見出せねぇんだなってつくづく思いました。もう1個、わかったことがある。それは鈴木秀樹、お前、俺にとって越えられない壁じゃねぇ。もう1回やろうぜ、楽しもうよ」
◇第9試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]伊東竜二 ○アブドーラ・小林(21分9秒 体固め)[第43王者組]関本大介 ×岡林裕二
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ
☆関本&岡林が5度目の防衛に失敗、伊東&アブ小が第44代王者となる(試合終了後)
アブ小「今まででデスマッチをバカにしてきたプロレスファンに告ぐ! これが大日本プロレスだ! 俺ら、ストロングスタイルに勝ったぞ! 勝ったんだ! 下の世代、俺ら老け込む年じゃないから。まだまだ俺たちの時代だー! きょうのメイン、逸材、高橋? みなさん来週の週プロを見てください。僕らの試合が絶対に多く載ってます! なぜなら、そこに愛があるから! セミファイナルだけどやっちゃうよ。言いたいことはただ一つです! ではいきます、大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」【伊東&アブ小の話】
アブ小「バケモンだよ」伊東「正直疲れました」
アブ小「100回やったら一回しか勝てない。それがきょうだよ」
伊東「その一回を持ってるのがうちら」
アブ小「見事にこっちのペースにはまってくれたよ。なかなか伊東もインサイドワークうまくなったな」
伊東「(笑)。たぶんアイツらのことだから、またイチから鍛え直してもっともっと強くなるとか言ってるんでしょうけど、アイツらは強いんだよ!」
アブ小「(そういう強さは)もういいよ!」
伊東「それだけだから、うちらに負けちゃう。メチャクチャ強いヤツらが負けるから、プロレスは面白いんだよ。それをアイツらわかってない」
アブ小「言っちゃ悪いけど、向こうは体力一番だとしたら、うちらは体力以外は全部アイツらの上いってるから。頭そんなよくないけどね、きょう見た通りアイツらより若干ましだから。技のキレは負けるかな(苦笑)。けど、くぐってきた修羅場が違うよ。再戦はないよ! 一回っこきりだよ!」
伊東「アイツら、学習しちゃうから、バカなりに」
アブ小「3年おいたら再戦してやる。3年たったら忘れるだろ」
伊東「うちらもまた新しくなるし」
アブ小「けど最後いった通りですよ。ストロングスタイルに負けない! 22年前、俺が入ったばかりの頃、まあデスマッチも正直後進団体だった。FMWとかIWAとかあたから。それがいま、正直上から数えたほうが早いでしょ? その上から数えたほうの強い2人を倒したんだから、まだまだ俺らの時代だから。これから出る逸材と高橋、時代を譲る気はありません」
伊東「まあ小林は高橋に負けてるから何も言えないでしょうけど、俺は負けてないですからね」
アブ小「まだまだだよ」
伊東「まだまだあんなヤツ、屁でもない」
アブ小「きょうはいろんな宣戦布告したな。ストロングBJであり第五世代であり、週刊プロレスにもふっかけたからね。期待してますよ!(笑)サムライTVは小林&伊東3時間スペシャルでしょ。東スポは一面だな! きょう見てわかる通り、リング上がすべてです。負けたら赤っ恥だったよ。(デスマッチファイターとして勝ったのは、頭のよさ以外では何が違った?)アイツらの道場の練習を見ていると、みんな教わってるだけなんだよね。関本先生、岡林先生がいて。先生はね、教えるでしょ? 技を伝授するでしょ? それ以上伸びしろないから」
伊東「それを繰り返し繰り返しやってるから、たぶん無意識に体が動く。でも、うちらみたいに変化球がきたときに対応できない」
アブ小「普段先生やってるからね、自分がえらくなってると思ってるんだよ。先生は先生なりに、徐々にきつくなってくる。その時ぬるま湯になってくる。気づいてないから、そこをうまく突けた。とくに俺なんて先生に教わったこと、まったくないからね。全部盗んでるから。盗んだ技術は強いから。パクリじゃないから、盗んでるから! まあ質の差が出たね。体力の差は痛感しましたけど(笑)」
伊東「アイツらはすごいですよ」
アブ小「あと3年やりません。(チョップと蛍光灯どっちが痛いかと)血が出てないでしょ。これが答えですよ! 蛍光灯は血が出るんだよ! きょう血は出てるか? ぜんぜん出てないぞ!」
伊東「…じっさい、(どっちも)痛いですけどね」
アブ小「まあこれが答えだよ!」
【関本&岡林の話】
関本「すまん、最後助けにいけなかった。あー悔しい…。負けてしまった、チキショー。もっともっと練習して、誰もうんともすんとも言えない体を作って、フィジカルでもう一度ベルトを取ってやる。悔しい…」岡林「それでいくしかないです。俺ら、いままでそれで勝ち取ってきた、ベルトを勝ち取ってきた。まだまだやと痛感しました。デスマッチのトップの2人、ホントに悔しいですね。関本さんも言いましたけど、鍛え直していくしかないです。フィジカルで突き抜けるしかないんですよ、ホントに。それでいままで取ってきた、俺らは。変わるつもりはないです。それで、もっともっとこれから精進したいと思います」
関本「またチャレンジしよう!」
◇第10試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合~両国決戦"熱血漢"漢の生き様・血みどろデスマッチ/30分1本
[第35代王者]○高橋匡哉(23分42秒 体固め)[挑戦者]×植木嵩行
※五寸釘ボードの上へのジャックハマー
☆高橋が2度目の王座防衛に成功。(試合終了後)
高橋「口がしょっぱくて…(と口を調整)。ホントにホントに、血みどろブラザーズで両国国技館のメインを張れたことも誇りに思います。2000人以上のお客さんが僕と植木のメインイベントを見たいと投票してくれました。でも、2000人ぐらいで僕たちは納得しません。5000、6000、1万人の人たちが血みどろブラザーズのタイトルマッチをまた、見たいと言ってくれるような試合をこれからもやっていきたいと思います。植木! 俺たち血みどろのメインでは、いまの実力じゃ無謀って思う人たちがいるかもしれないけど、これぐらい無茶しなきゃ、攻めなきゃ、時代は変わんねえんだよ! なあ植木、これからももっともっと血みどろらしい泥臭い試合をして大日本のデスマッチを盛り上げていこう。きょうは、ありがとう」植木「高橋さん、こちらこそ、ありがとうございます! 自分はいまのふがいなさに心底悔しいです…。ホント、自分の言ってたことが薄っぺらいってことを、いま実感しました。自分は、きょうホントに弱かった…。高橋さんと、血みどろブラザーズで強くなりたいです!」
高橋「植木、ここで終わったわけじゃねえんだよ! ここはゴールじゃねえんだ。ここがスタートだ! これからもっともっと盛り上げていこう。みなさんに突然ではございますが、報告がございます。僕はASUKA PROJECTという団体に所属してかれこれ4年以上、大日本プロレスにレギュラー参戦させていただいております。そしてつい先日、5月にこのデスマッチヘビーのベルトを取って、防衛戦を重ねて、もっともっと大日本プロレスを世の中に知らしめたいし、このデスマッチのベルトをもっともっとプロレスを知らないお客さん、デスマッチを知らない人に広めたいと思い、登坂社長、ASUKA PROJECTの篠瀬社長と相談させていただき、7月いっぱいでASUKA PROJECTを退団し、8月から大日本プロレスの所属として、頑張っていきたいと思います! よろしくお願いします!(場内大喝采、出場選手たちがリング、花道に)大日本プロレスは、まだまだ、まだまだ、突っ走っていきます! 日本一いや世界一の団体を目指して頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします! きょうは、ありがとうございました!!」
【高橋&植木の話】
高橋「血みどろブラザーズで両国のメインを務めたことは、俺のレスラー人生で2度とないかもしれない、それくらい大きなことだったと思う。これくらい攻めないと上の人間には食ってかかれない。これくらいでキツいとかしんどいとか言っていられない。これからも攻めていきます。血みどろブラザーズらしく泥くさいかもしれないけど、一歩一歩、大日本最高のタッグチームになりたいと思います」植木「今日は本当に悔しいです。もっとムチャして自分のレベルを上げないといけない。弱い自分に打ち勝ってもっと強くなって、またそのベルトに挑戦したいです」
高橋「今までにないようなチャンピオンになって、大日本のデスマッチの歴史に名を残しますよ。今日は今持っている血みどろブラザーズのプロレスは出したと思います」
大日本プロレス・年に1度の東京でのビッグマッチ、両国大会が開催され。今年は5大タイトル戦ということで、そのうち4タイトルがメインに相応しいかをファン投票で選ばれることになり、ファン投票の結果、今年はデスマッチがメインも、セミはタッグ、セミ前はストロングと意外な結果となった。
メインのデスマッチ選手権は王者の高橋に、相棒であり王座初挑戦となる植木が挑戦、両国は蛍光灯は厳禁ということで、植木は有刺鉄線ボード、高橋は剣山ボールを持参、各コーナーに植木が持参した有刺鉄線ボード、塩、五寸釘、画鋲とボードが設置された。
試合がエプロンの高橋に植木がロープ越しのスピアーを浴びせると、プランチャを発射するが、普段使ったことのない技のためか植木自身も顔面から落ちてしまい流血、しかし高橋もエプロンからの断崖式ブレーンバスターで反撃し、リングに戻った高橋は植木を有刺鉄線ボードに直撃させ、有刺鉄線を被せて踏みつけサマーソルトドロップ、画鋲ボードをコーナー付近で寝かせ、植木をコーナーに逆さ吊りにすると、高橋はコーナー上から高橋の股間を踏みつける電気アンマ攻撃、おまけに植木の脳天に画鋲が刺さるなど二重の苦しみとなる。
高橋は植木の流血した額に塩をすり込んで何度もカバー、そして植木の口の中に画鋲を入れてからのチンクラッシャー、植木は画鋲を誤飲したことがあるだけに、精神的にも揺さぶってくる。植木は場外でダウンするが、リング下から拳銃を持ち出し、戻ってからホールドアップも、高橋は払い落としが、この隙を突いた植木はソバット、しかし旋回式敬礼アタックや敬礼ロケットも自爆となり、高橋はマットに五寸釘ボードを寝かて植木をボディースラムで投げようとするが、植木はチンクラッシャーからボディースラムで五寸釘ボードへ投げ、有刺鉄線ボードをもって突撃し水面蹴りから確保式倒れこみヘッドバットがやっと当たり、場外戦でもイス盛りの上に高橋を投げ、エプロンから敬礼ダイビングヘッドバットを投下する。
植木はイスを2脚セットし、その上に画鋲ボードを置いて、雪崩式を狙うも、下へ潜った高橋は画鋲ボードへめがけて植木をラストライドで投げ、コーナーで座り込む植木に有刺鉄線ボードを被せてキャノンボール、セカンドロープからのサマーソルトドロップ、剣山ボールで一撃を浴びせるも、植木は怯まずTシャツを脱いで、高橋の頭を剣山で刺すと、高橋もTシャツを脱いで植木の頭を剣山で刺し、互いに応酬となって二人の頭は剣山まみれになり、そこで高橋が植木の頭から塩を被せる。
高橋はジャックハマーを狙うが、着地した植木はジャーマン、敬礼式DDTで突き刺し、植木は画鋲ボード上へのバックフリップから、敬礼式ダイビングヘッドバット、そして画鋲盾を投入し高橋の上に置くと自ら塩を被って敬礼式ダイビングヘッドバットを投下する。しかし自爆となると高橋は画鋲盾に植木を前から叩き落し、塩へのアメインズインパクトから払い腰、剣山が刺さっている頭にイスで殴打してから五寸釘ボードへのジャックハマーで3カウント王座防衛、植木も後半から挽回したが、キャリアの優る高橋の完勝となった。
今回はキャラばかり先行して、デスマッチ王座挑戦には届かずもがいていた植木に期待していたが、現実は甘くなかった。しかし王座初挑戦とビッグマッチのメインという重責は立派に果たせた。負けはしたが、決してマイナスでなく、この経験は今後に間違いなく生かされてくる。
試合後に高橋は8月1日付けでこれまで所属していたASUKA PRPJECTから大日本に移籍することを発表し、18日の会見でASUKA PROJECT創業者である篠瀬三十七が立会いで円満移籍が発表された。高橋はWNC出身だったが、WNCがWRESTE-1に吸収される際に、TAJIRIに反発、本当は大日本移籍希望だったが、篠瀬のたっての頼みでASUKA PROJECTの所属となり、大日本に参戦していた。両国大会には高橋の元師匠であるTAJIRIも来場していたが、ビッグマッチのメインを張る元弟子を持てどう思ったのだろうか・・・・セミのタッグ選手権は、この組み合わせでは初顔合わせも、挑戦者組は岡林の左腕に集中攻撃という泥臭い攻めで先制、敢えてストロングのフィールドへと踏み込むも、岡林は右の逆水平の連打で、アブ小の肉のカーテンをぶち破り、関本が逆片エビ、岡林が背中を見せるアブ小の延髄に逆水平の連打を浴びせ、王者組が代わる代わるボディースラムで投げるなど試合の主導権を握る。
アブ小が関本にボディースラムで投げると、交代した伊東がスピードを生かして王者組の誤爆を2度に渡って誘発、伊東が関本にソバットから踵落とし、関本の突進をかわしてタランチュラ、ミサイルキックと畳みかける。
伊東が関本にムーンサルトプレスを決めたところで、アブ小が袴を脱ぎ捨てると、褌ではなく黒タイツ姿となり、黒タイツパワーのアブ小は愛してますチョップ狙いと見せかけて地獄突き、ヘビーローテーションの連発、バカチンガーエルボー、ショルダースルーから逆エビ固めと畳みかけて勝負に出る。だが関本はプッシュアップで逃れ、交代をした岡林が串刺し逆水平の連打から豪快なブレーンバスターからキャメルクラッチで捕獲、王者組がサンドウィッチラリアットからダブルブレーンバスター、トレイン攻撃、合体雪崩式アバランシュホールドと畳みかけ、カットに入った伊東も眉山で排除する。
勝負に出た岡林はアブ小にラリアットの連打からアルゼンチンバックブリーカー、ゴーレムスプラッシュを狙うが、伊東がイスでカットに入ると、アブ小との合体雪崩式ブレーンバスターを決め、アブ小が滾って岡林にカモイェ、ダイビングバカチンガーエルボードロップ、、伊東がドラゴンスプラッシュ、アブ小がダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃で3カウント、王座奪取を奪取した。
挑戦者組がイス攻撃はあったものの、ここまで王者組の関本、岡林相手に渡り合えるのは意外というか、王者組が挑戦者組のペースにハマってしまい、自分らのペースで試合が出来ていなかった。伊東とアブ小のプロレスの幅の広さの前に完敗を喫したという印象を受けた試合だった。ストロング選手権は河上が鈴木のフィールドに踏み入りつつ、張り手やエルボー合戦など激しい打撃戦を展開、そして鈴木がエルボーからドラゴンスープレックスを決めると試合が動き、河上が張り手から逆水平、グーパンチ、エルボースマッシュ、エクスプロイダーからバタフライロック、うつ伏せの鈴木にギロチンドロップ、張り手、エルボーと猛反撃、しかし突進する河上を鈴木がフランケンシュタイナーを決めると、ダブルアームスープレックスから複合関節技で捕らえ、エルボー合戦も、河上が鼻血を出しながらもエルボーの連打から顔面キックを浴びせる。
河上はスティンブレーカーからランニングエルボー、エルボーの連打も、ハリケーンドライバー狙いを膝蹴りで逃れた鈴木は卍固めで捕獲、ジャーマン式ツームストーンパイルドライバーからダブルアームスープレックスで投げ、河上はカウント2でキックアウトするが、鈴木がスリーパーで捕獲し一気に絞めあげ、河上が落ちて試合がストップ、鈴木が王座を防衛するも、場外へ河上を出す鈴木の姿を見た大地が鈴木にハイキックを浴びせるだけでなく顔面に蹴りを浴びせ、更にベルトを振り回す鈴木にドロップキックを浴びせて、宣戦布告を果たし、これを受けて8・19名古屋でのストロング選手権が決定となった。鈴木vs大地は2015年6月27日のIGF愛知県体育館大会で行われた「GENOME-1 2015名古屋王者決定戦」 で対戦しており、この時は僅か3分で鈴木が勝利を収めている。そして2年ぶりの対戦する場が会場が違えど名古屋とは、これもまた因縁めいてくる。大日本に移籍してから成長を遂げている大地だが、なかなかストロング王座挑戦には手が届かなかった。ここで満を持しての挑戦で相手はIGF時代に苦渋を味合わされた鈴木、また場所も名古屋とリベンジ、初戴冠を狙う場としては恰好の舞台となった。今年の両国大会は4時間半のロングラン興行となるも大成功に終わった、若手の成長だけでなく高橋、浜、中之上も加わり、ますます選手層が厚くなる大日本、今後もますます飛躍しそうだ。
【試合結果詳報】両極決戦、伊東&アブ小が関本&岡林粉砕で新BJWタッグ王者/高橋匡哉、血みどろ対決制し8月1日付での入団を発表/鈴木秀樹が河上をスリーパー葬/ジュニア初代王者は忍/全面コンクリ星野ボコボコ…大日本両国詳報 https://t.co/H9spWl91Oh #bjw pic.twitter.com/GebRtJSfR5
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年7月17日大日本両国大会ありがとうございました。
今日の闘いが今の血みどろブラザーズだと思います。
やはり無謀な挑戦をしなければ、攻めなければ変わらないと思います。
これからもっと大変な苦難や壁があると思いますが血みどろブラザーズは超えていきたいと思います。#bjw#血みどろブラザーズ
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年7月17日両国大会ご来場ありがとうございました
応援してくれた皆さんごめんなさい負けてしまいました
弱くても、勝って私なりの強さを証明したかったですがやっぱ弱いままではだめでした
必ず強くなって、お客さんに高橋さんにこの日の恩返しをしたいです。#bjw#血みどろブラザーズ pic.twitter.com/5TaLMdmg8c
— 植木嵩行【 両国国技館 7/17 】 (@blackbu18515564) 2017年7月17日両国大会でした。
タッグ王座を獲得しました。
調べてみると2003年12月に獲得して依頼でした。
しかも4日後に負けてるし…
初めて獲った気分で頑張ります。
ちなみに土曜日散髪をして髪の毛と髭を真っ黒く染めたのだが誰にも指摘されてません…#bjw
— 伊東 竜二 (@deathmatch_ito) 2017年7月17日皆さんありがとうございます #bjw pic.twitter.com/0mbdFIFUee
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年7月17日今日は大日本プロレス両国国技館大会、両極譚でした。
防衛しました、いえ勝ちました。
河上は僕の底まで来たと思います。それほどに食い込んで来ました。
でもそこは底無し沼の入り口。
次は大地とやりたいと思います。場所は大日本に一任します。
ありがとうございました。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年7月17日興奮が収まらなくて早く起床。
なんか負けたのにすげえ気持ち良くて楽しくて、、変態かな。
また殺りましょうね鈴木さん。
応援、お花、本当にありがとうございました。#bjw pic.twitter.com/SNR9ogzf06
— 河上隆一 (@wild_kawakami) 2017年7月17日大日本プロレス両国大会『両極譚』に多数御来場いただきありがとうございました!おかげさまで横浜ショッピングストリート6人タッグのベルト初防衛に成功しました!最後は故郷・両国で幕下インパクトが決まって良かったです! 嬉しかった!(笑) pic.twitter.com/Oxt2HzCVFW
— 浜 亮太 (@hamachanko) 2017年7月17日本日は両国大会でした!
僕は今年5回目のタイトルマッチに挑むも負けてしまいました。
負けたから悔しいけれどプロレスは楽しい!
キツいことも多々あるけれどプロレスは楽しい!
だから僕はプロレスが好き
明日からまた頑張ろう!#bjw#大日両国#応援ありがとうございました pic.twitter.com/uq5At3gBeY
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年7月17日3度目の両国大会、終了しました。
ご来場頂いたファンの皆様
長丁場のご観戦ありがとうございました
詳しくは書きませんが進行、演出の面で課題が多すぎる大会となりました。
まだ伸びしろがあるとプラスに考えます。
モヤモヤが抜けないので今日はゆっくり寝たいと思います
— 新土裕二(大日本プロレスリングアナ) (@bjw_shindo) 2017年7月17日全日本後楽園大会の後は大日本両国大会の解説でした!劣等感宜しくお願いいたします! pic.twitter.com/bvXsbtpkmk
— 石川修司 (@g0925union) 2017年7月17日本日は両国国技館大会にご来場、ご観戦ありがとうございました!
ストロング、デスマッチは防衛。
タッグは移動となり、明日からまた新しい戦いが始まります!
大日本プロレスはまだまだ前に進みますので応援よろしくお願いします!!#bjw#bjwphoto pic.twitter.com/NJ0GhUFxrr
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年7月17日PR -
今年もデスマッチが両国のメイン!セミのタッグ選手権はストロングvsデスマッチ!
6月28日 大日本プロレス「Road to 両国譚」後楽園ホール 1040人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
ミスター・ポーゴさんに追悼10カウント&浜亮太、中之上靖文が入団まずはオープニングで初代BJW認定デスマッチヘビー王者だった故ミスター・ポーゴさんに追悼の10カウントゴング。小鹿が遺影を持ち、選手がリングサイドを囲みゴングが鳴らされた。
続いて、7月1日付けの新入団選手として浜亮太、中之上靖文を紹介。
中之上「少しでも大日本プロレスの力になれるように頑張っていきます」
浜「これからも大日本プロレスを盛り上げていく使命、謹んでお受けいたします」
◇第1試合◇
▼15分1本
○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀 星野勘九郎(9分27秒 逆さ押さえ込み)藤田ミノル バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第2試合◇
▼有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
"黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志 塚本拓海(13分14秒 片エビ固め)高橋匡哉 植木嵩行 ×佐久田俊行
※有刺鉄線ボードの上へのリバースUクラッシュ◇第3試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二(11分2秒 サソリ固め)吉野達彦 ×野村卓矢◇第4試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 ○橋本大地 神谷英慶(16分34秒 片エビ固め)浜亮太 中之上靖文 ×青木優也
※シャイニングウィザード◇第5試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定リーグ戦/30分1本
[8勝1敗=8点]○橋本和樹( 三脚巴)[3勝2敗=6点]×忍①橋本選手が勝利した場合、橋本選手が1位、忍選手が2位
②忍選手が勝利した場合、忍選手が1位、吉野選手が2位となる。(橋本選手に勝利している為)【和樹の話】「一発一発がかなりきつかったです。忍、何回もやってるけど、俺がペーペーの時からやってるけど、やっぱりかわんねぇし。スゲーなと思った。だけど、今日勝ったのは俺だ。今日は勝った。だけど、次の両国、ここで勝たなきゃ意味がない。やっと! けど、両国たどり着いた。前回、全日本のジュニアリーグ、俺は決勝にかける試合で俺は引き分けて決勝上がったけど、骨折してでれなかった。だけど、今回はボロボロだけど…両国には立てる。それができる。今回のリーグ戦の価値を見出して気がする。だけど、野村、青木、佐久田、達彦もそうだし。ホントは達彦とやりたかったけど。俺は達彦の気持ちも背負って両国に行く。大日本を背負うとかじゃない。ここに出た若いメンバー、全員の気持ちを背負って、俺はもう一回忍の前に立つ。そして俺は忍を超える。
……あえて言う。あえてひとつ余計なことを付け加えるよ。俺はアルゼンチンコースターだけは絶対に受けたくない。俺は正直、俺とあの人はホントに仲悪かった。リングの上でそう。プライベートでもそう。俺はホントにあの人と仲悪かった。俺、正直、あの人、嫌いだった。だけど、リングの上のあの人は大好きだった。俺がこんな話をするのは今日だけ。これ一回きり。俺はアルゼンチンコースターをあの人以外からは受けない! 俺にとってのアルゼンチンコースターは、忍のアルゼンチンコースターの思いよりも深い。俺はあの人のアルゼンチンコースター以外は受けない。それだけ。いつまでも過去に執着しちゃだめだよ。俺たちは新しい物作るんだよ、ジュニアで。俺たちは新しいことチャレンジしてるんだからよ。過去のものにしがみつく団体のなかに人間、すべてに言う。過去にしがみつくな! 胸張って送り出してやれ! 俺はそれでいいと思ってる。両国でもアルゼンチンコースターは絶対うけねぇ!」【忍の話】「40手前のオッサンの顔蹴ったらあぶねェだろうがよ。前回といい、今回といい、人の顔ばっかり狙って来てよ。それは勝負だから仕方ないとして、ここで僕が橋本に勝ってれば吉野だったんですよね? 両国、楽して、初代チャンピオンになる予定だったんですよ。僕のプランは。でも、今日の試合である程度、アイツの戦法わかりましたんで。今日からまたイチから考えなおして、勉強し直して、決勝必ず勝って、初代王者のベルトを巻きたいと思います。しかしですね、頭…頭ばっかり狙ってきたよ。じゃあ俺もやってやろうかって感じですよ、ホントに。相当効きましたね。脳へのダメージがちょっと…。それを調整して両国臨みます。ありがとうございました」
◇休憩明け◇
ファン投票の結果発表。まず第7試合が横浜6人タッグ戦、ストロングが第8試合、セミが1811票でBJW認定タッグ選手権、メインが2271票のデスマッチヘビー戦となった。植木「大日本プロレスといえばデスマッチ、このデスマッチのタイトルマッチで絶対に盛り上げてみせたいと思います」
高橋「闘う相手に植木です。時に一緒に血を流し闘ってきましたが、両国は敵です。叩き潰します」
さらに形式に関しては植木は画鋲の持ち込みを宣言。高橋は五寸釘ボードの持ち込みを宣言した。
◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹 宇藤純久(16分50秒 ドラゴンスープレックス・ホールド)河上隆一 ×菊田一美【試合後の鈴木】
――両国に向けての前哨戦となったが、河上選手はどうだった?
鈴木「うーん、どうだろう? どうですかね? (宇藤は)首をかしげましたね。そういうことです。今日当たった一発が本物であれば、両国は面白い試合ができるんじゃないかと思います。お客さんはわからないかもしれませんけど、いい一発をもらいました」――試合が楽しみ?
鈴木「ファン投票が聞こえてたんですよ。で、セミ前でしたっけ? たぶん僕が防衛すると思っているんですよ、お客さんは。どっちが勝つかわからないという感じがしないでしょ? 9割ぐらい僕が勝つと思っているから」
――そう思われている以上はもっと来いと?
鈴木「もっと来いというか、とっくに来ないとダメだと思うんですけど。いつまでも楽にちんたらやってたかったらそのままでもいいけど、大日本は若い選手が多くて、彼(宇藤)もそうですけど、みんな上を目指そうとしている選手が多いから、置いておかれるんじゃないですかね、このまま終わったら。ただ、一発だけは良かったです。ビックリしました。それだけは」
【試合後の河上】
河上「見ただろ? 鈴木秀樹、見たか? 効いただろ。どうだよ。余裕ねえんじゃねえか? しっかり体調を整えて来いよ。いつまでも俺に打ち負けてたら、俺に勝てねえぞ。しっかりトレーニングしてこい、鈴木秀樹。あと、俺と鈴木秀樹だけでよかったんじゃねえか? 菊田と宇藤もやる気あるのか? 俺らの次だろ? しっかりしろよ。あと、ツイッターで嫌みを書いてるんじゃねえよ。男だったら正々堂々と言え。女々しいんだよ。お前は成績が悪い!――両国大会ではファン投票でセミ前となったが?
河上「まあ、日本は民主主義なんで。国の制度には従わなきゃいけないでしょ。俺はどこでも言ってるけど、ファン投票ってものは嫌いなの。なんでかって言うと、まるで個々の試合に対して団体が責任を持ってないというか、自信がないように俺は感じる。そこは別にお客さんに選ばせる必要はないんじゃないの? 会社が自信がある試合をメインイベントに組むんじゃないの? そこを俺は声を大にして言いたい。そして、鈴木秀樹は性格悪い。まあ、試合順に関しては何試合目になろうと、俺がやることは一緒だし、必ず勝つってことが来年10周年の俺に課せられた使命だと思うし。特に鈴木秀樹に来ない地方のお客様が待ち望んでいることだと思ってますんで」
――ツイッターなどで言われているのでカチンと来ている?
河上「いや、ただ女々しいな、コイツって思って。そういうことは言えねえのかって思いますよね。今流行りのネットユーザーみたいな。僕もグッズの宣伝とか、交渉はしますけど、なんか最近のいやらしい誹謗中傷をネットに書くようなユーザーは男らしくないし、もちろんチャンピオンらしくない。そういうことから根本的に大日本プロレスのチャンピオンを変えていきたいです。僕がなってね」
――鈴木選手はチャンピオンに相応しくない?
河上「選手としては超一流だと思いますよ。イヤなヤツだと思うけど、腕は確かだし、相当強いチャンピオンだよ。実際に関本、岡林、神谷を倒しているし、テクニックも十分ある。デカいし、一撃が重たいし、認めているところはある。そこら辺は、性格が悪かろうが良かろうが、別に試合では関係ないし。試合は勝つか負けるかだから。別にそれ以上は言いません」
――途中でナックルをかなりぶち込んでいたが?
河上「そういうことがあってかなりムカついてたんでね。一発食らわしてやろうって。まあ、余裕ぶってる場合じゃないよって。今日、初めて前哨戦って組まれたんで、ちょっと教えてやろうって。俺は関本や岡林とちょっと違うよと。やる時はやるよっていうところを試合で見せたかったんで、ああいうことをしました」
◇第7試合◇
▼BJW認定タッグ王座次期挑戦者チーム決定戦 五寸釘ボード&蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林 伊東竜二(18分7秒 体固め)×宮本裕向 木髙イサミ
※ダイビング・バカチンガーエルボードロップいんだ! わかったら出てけ!」
(試合終了後)
アブ小「勝ったよね? 痛いよ…痛い。関本岡林のチョップはこれより痛いのか!? ああ、そうだよ。蛍光灯よりチョップが痛いのか!? 五寸釘よりラリアットのほうが痛いんか!? 両方とも痛いか!? よし、両国でどっちが痛いか証明してやるよ。俺は22年、伊東は17年か。肉体を削って魂を削ってきた。デスマッチをやってきたんだよ! ストロングBJ×2、関本岡林×2…二丁拳銃を倒したんだ、正々堂々とアイツらの前に立ってやる! 立ってやるっていうか、いるじゃねえか!」(本部席の関本&岡林がエプロンに来る。)
アブ小「ちょっと待て、またぐな。本番は両国だ。両国までな、またがせねえよ。またいだ時がホントの勝負だからな。チョップと蛍光灯、どっちが痛いか!? ラリアットと五寸釘、どっちが痛いか!? そしてストロングBJとデスマッチBJ、どっちが強いか! 両国で結果を出そう! …またぐな!!(関本&岡林はあっさりまたいでリングへ。アブ小はすごすごと引き下がる。)」
関本「7月17日、両国国技館で勝負だ。とことんやってやる」
岡林「ストロングのすべてを出して全力でぶつかります。よろしくお願いします」
伊東「小林は蛍光灯とチョップ、どっちが痛いとか言ってたな。しかし! 両国ではオマエらのルールでやってやろうじゃねえか! オマエら、蛍光灯食らいました、五寸釘食らいました、そんな言い訳が立たないようにとことんやってやる。そして、オマエらが俺らに勝とうなんて、100万光年早いんだ! わかったら出てけ!(場内は伊東コール)あとは小林が締めるんだよ、早く出ていけ! 時間がないんだよ、時間が!」
アブ小「みなさん、ファン投票一票一票まことにありがとうございました! ツイッターとかの結果を見ててタッグが徐々に追い上げてきてるの、ひじょうに毎日の励みになりました。みなさんの一票一票は、無駄にしません! タッグ選手権、両国、最高の試合を見せて、そして最高の愛を叫びましょう。大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」
【試合後のアブ小&伊東】
アブ小「なかなか強いよ、あいつらは。『俺たちは強い』はなかなか強いな。一筋縄でいかない。今日はこれで代表戦を勝ち抜いてきたわけだから、だいぶ自信が付きましたね。ストロングBJの象徴・関本&岡林、倒し甲斐がありますよ。今までストロングBJのやつらがいろんな手を使って勝てなかった。僕らもストロングBJ以上に修羅場を潜ってきてますんで。デスマッチルールじゃないんでしょう? よくプロレスルールって5秒以内はOKとかって言うでしょ? そういうみみっちい反則はしないから。正々堂々と言ってやる。あいつらは卑怯すぎるよ。跨ぐなっていったのに、跨いだから。簡単に跨いできやがって。今回はファン投票もあって、後半は明らかにタッグ選手権が伸びているというのがわかったんで。それを期待しているのは関本&岡林であり、二丁拳銃であり。僕らじゃないかもしれないけど、そういう一票一票を無駄にしないためにも、両国国技館で最高のものを見せたいですね」伊東「小林は反則を一切しないと言ってましたけど、自分はプロレスのルールを最大限に使って。反則は5秒以内、レフェリーのブラインドを突いてもOK。それで、あいつらの持っていないプロレスというのを見せつけてやります。あいつらはバカ正直に真っ直ぐバッチンバッチンとチョップを打ち合っていればいいと思ってるから。よくデスマッチが蛍光灯が痛いところでやって我慢比べだって言われてるけど、あいつらのほうがよっぽどだろって」
アブ小「プロレスを教えてやる。やっぱり教えるヤツがいなかったんだね。あいつらは突き抜けすぎたから。俺らが教えるしかないよ。疲れたなあ」
伊東「俺らと当たることで、あいつらも新しいプロレスの面白さがわかるでしょう。それを両国では見せつけて、勝ちたいと思います」
――デスマッチ代表vsストロング代表という形になったが、デスマッチを背負って戦う?
伊東「そのつもりでいたんですけど、二丁拳銃が『俺たちはプロレス代表だ』と言っちゃったので、別にデスマッチ代表じゃなくなっているんですけど」
アブ小「まあ、今日勝ったらデスマッチ代表でしょう」
伊東「デスマッチのトップ2人ですからね。確かに今、それぞれデスマッチとストロングでチャンピオンは違うけど、大日本のデスマッチと言えば誰だ、ストロングと言えば誰だと言われる4人ですからね。全力で、全身全霊を懸けて戦います」
アブ小「人口1000人の町でも、両国でも、常にデスマッチを背負ってますから。標津でも両国でも、僕は常にデスマッチを背負ってます。当たり前のことを当たり前にやれば勝利が来ると思っています。あの2人疲れるなあ。あれだったら、リーグ戦とかで十分だなあ。年1回でいいよ(笑)」
伊東「年1を乗り越えたんですから(笑) ストロングなんて2年に1回でいいようなやつらですから、それも打ち勝ちましょう。たぶんこの4人の顔合わせというのは初めてなんで。もしやってたらすいません」
アブ小「ストロングBJだけじゃないよ。これはデスマッチ第5世代への挑戦状でもあるから。ファン投票では正直、第5世代に不覚を取りましたけど、戦いとなればリング上だから。その辺も皆さん意識して記事を書くように(笑)」
伊東「いい記事が書けるように頑張ります(笑)」
メインはBJWタッグ挑戦権をかけてアブ小&伊東とヤンキー二丁拳銃が挑戦。試合形式も五寸釘ボード&蛍光灯タッグデスマッチとなり、ロープ2面には蛍光灯、コーナーには五寸釘ボードが設置された。
序盤はアブ小組がイサミを捕らえ、アブ小が愛してますチョップ、蛍光灯に被弾させ、伊東も蛍光灯withサッカーボールキック、イサミの額を破片で切り刻むなどして痛めつけ、イサミも蛍光灯を自らの頭突きで気合を入れるも、伊東のイス攻撃から、ひん曲がったイスの上をボディースラムで戻す。だがイサミもアブ小にエルボーで活路を見出し、蛍光灯に被弾させ、伊東にドロップキックを放って、やっと宮本に交代、宮本は伊東にラリアット、アブ小にはボディースラムと一気に流れを変える。
宮本は五寸釘ボードをコーナーに立てかけると、アブ小を投げようとするが、逆に投げられてしまい宮本が五寸釘ボードに直撃、伊東もボードを宮本に押し付け、交代したアブ小も蛍光灯頭突きを連発して宮本を痛めつけるが、アブ小の突進をかわして蛍光灯ごとアブ小を五寸釘ボードへ直撃させ、イサミのダイビングクロスボディーの援護から、蛍光灯への道連れ河津落としを決め、続けて五寸釘ボードへの河津落としを狙う。
しかしアブ小がボディースラムでボードの上へ投げると、交代した伊東がノーザンライトスープレックス、蛍光灯踵落とし狙いはイサミがかわし、ムーンサルトプレスも自爆させたイサミはブレーンバスター合戦から、宮本が入って連係で伊東を捕らえるも、宮本のムーンサルトはかわされ、着地したところで伊東がジャーマンからドラゴンキッカーを浴びせ、アブ小もヘビーローテーション、カモイェ狙いは宮本が阻止して頭突き合戦を制し、アブ小が再度カモイェを狙いは宮本が再度阻止も、アブ小はドラゴンスクリューを決める。
アブ小はバカチンガーエルボーを狙うが、イサミがダブルニーで阻止し、伊東も排除すると、アブ小を捕らえてイサミが勇脚を決め、宮本のハンドスプリングで続こうするが、アブ小がリバースレインメーカーで迎撃し、イサミを山嵐を決めてから、宮本には五寸釘ボードの上へのパワーボムを狙うも、宮本はリバースファイヤーサンダーを狙う。しかしアブ小は五寸釘ボードの上への回転エビ固めを決めると、源之助クラッチから伊東が入ってのダブルドロップキック、アブ小のカモイェ、そして伊東のドラゴンスプラッシュからアブ小のダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃で3カウントを奪い、アブ小&伊東組がタッグ王座への挑戦権を獲得した。
試合後にはデスマッチBJがストロングBJを挑発、最後はアブ小が大会を締めくくった。セミ前には7・17両国で行われる横浜6人タッグ、タッグ、ストロング、デスマッチの試合順を決めるファン投票の結果が発表され、メインがデスマッチ、セミがタッグ、第8試合はストロング、第7試合は6人タッグ選手権となった。6人タッグが最下位になったのはそれだけまだ馴染みがないタイトルなのからかもしれない。
メインでデスマッチ選手権が両国で行われるのは2年連続となるが、王者の高橋だけでなくに挑戦する植木にとっては大抜擢、ファン投票で選ばれたメインだけに高橋だけでなく植木も期待も大きい。
セミにタッグ選手権はストロングBJvs二丁拳銃に期待したファンも多かったからなのだろうが、ストロングBJvsアブ小&伊東のデスマッチBJも、、だがスタイルは違えど大日本を支えてきた4人による選手権もある意味大会場に相応しいカード、気になるのはどういう試合形式で行われるのか?
第8試合のストロング選手権は河上が1度鈴木に敗れているということでインパクトの弱さもあったのか、セミでは前哨戦が行われ、鈴木がドラゴンスープレックスからフルネルソンで絞めあげるという技も披露、奥深さが増している鈴木に河上がどう対抗するか?ジュニアヘビー級決定リーグ戦は両者激しい打撃戦となるが、忍がSEXボンバーからミサイルキック、ライオンサルトと空中戦で攻勢に出て再度SEXボンバーを炸裂させる。だがコーナーからの攻撃は和樹がキックで阻止してデスバレーボムを決めると、忍の卍固めを阻止した和樹がハイキックを浴びせ、倒れない忍もSEXボンバーで応戦するが、頭突きからのアルゼンチンコースター狙いは、和樹が阻止し、卍固めも阻止した和樹がデスバレーボムからの牙突3カウントを奪い、王座は和樹が勝ったことで2位の忍と王座決定戦を行うことになった。
最後に浜、中之上の両選手が正式に大日本所属となったことが発表された、二人はWRESTE-1退団以降は大日本を主戦場にしており、中之上にいたっては雑用もこなしていたことから、ほとんど所属のようなもの、所属となったことでこれからどんな活躍を見せるのか・・・
沢山の応援ありがとうございます
ファン投票に協力してくれた皆さん
期待に応えたい
二丁拳銃強かった
タッグ王者の関本岡林も強いんだろうなあ
なんか身体がボロボロだ
松屋で豪遊しようとしたら
豚ソテー完売
だから
カルビ&鷄で豪遊 #小林飯 pic.twitter.com/m7u261n2hn
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年6月28日ホール終わりました。
両国でタッグのタイトルマッチに挑戦します。
あいつらに勝つにはあれを食べるしかない!
だから今日はとろろそば食べました。#だから今日はとろろそば#いわもとQ pic.twitter.com/SbeAbQQWFZ
— 伊東 竜二 (@deathmatch_ito) 2017年6月28日今日は大日本プロレス後楽園大会。
僕は両国でメインはれませんでした。
大きなこと言いながら力不足でした。
であれば大日本プロレス両国大会は鈴木秀樹vs大日本プロレスです。
全部持ってく。
久しぶりに悔しい。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年6月28日リーグ戦勝ち上がりました。
でもまだまだです。
両国までに心も技も体もさらに磨きをかけて、万全の状態で挑みます。
王冠まであとひとつ
手をかけたぞ…#bjw#strongJ#大日両国
— 橋本和樹(大日本プロレス) (@kaz_hashimo_bjw) 2017年6月28日後楽園ホールにおこし頂き
ありがとうございました
7月に入れば
すぐに新潟、高崎とお邪魔します#bjw
画像は本日サンプルが届いた
ウッドキーホルダー
四人衆
7月も、両国も期待してます
各大会のチケットは
bjwtosaka@gmail.com又は
DMにて pic.twitter.com/XglIaYdOyv
— 登坂栄児 (@tosakaeiji) 2017年6月28日後楽園ホール大会ありがとうございました
先日亡くなったポーゴさんの10カウントゴングがありました
自分も大日本とWWSでポーゴさんにお世話になりました
鎌や武器で散々されましたが...
ポーゴさん本当にありがとうございました
ゆっくり休んで下さいね#bjw pic.twitter.com/EQJSR1H3gV
— たにぐちゆういち (@taniguchiyuihi) 2017年6月28日本日は後楽園ホール大会ご来場ありがとうございました!
ホール帰りのラーメンの誘惑…。
我慢我慢。#bjw#大日ホール#糖質制限ダイエット pic.twitter.com/PxKVKW3cVC
— マック竹田 (大日本プロレス) (@HirokiTakeda53) 2017年6月28日前回の後楽園大会では風車固めでギブアップを奪った鈴木秀樹選手が、今日はドラゴンスープレックスで菊田選手からギブアップを奪取。これは凱旋帰国シリーズで藤波選手が、マスクド・カナディアンを破った試合以来の決まり手か。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年6月28日メイン終了後、小林選手とのコンビで二丁拳銃を下した伊東選手が、両国で挑む関本&岡林組に対して「俺らに勝とうなんて100万光年早いんだ、わかったら出てけ!」とポーゴさんばりのタンカを切ったであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年6月28日 -
高橋が塚本を降しデスマッチ王座を防衛!そして両国の相手に"相棒"植木を指名!
6月10日 大日本プロレス 北海道・ススキノ・マルスジム 324人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定公式リーグ戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○吉野達彦(8分2秒 アスリート・ジャーマンスープレックスホールド)[1勝2敗=2点]×青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
○"黒天使"沼澤邪鬼 星野勘九郎(8分17秒 横入り式エビ固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第3試合◇
▼30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(10分14秒 片エビ固め)浜亮太 ×中之上靖文
※ファイヤーサンダー◇第4試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹 関本大介 岡林裕二(14分39秒 ドラゴンスープレックスホールド)橋本大地 神谷英慶 ×菊田一美◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 ○アブドーラ・小林(10分35秒 逆エビ固めwith有刺鉄線ボード)植木嵩行 ×佐久田俊行◇第6試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定公式リーグ戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○橋本和樹(11分35秒 三脚巴)[1勝1敗=2点]×野村卓矢◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級次期挑戦者決定戦
○河上隆一(11分21秒 エビ固め)×宇藤純久
※ハリケーンドライバー◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合~蛍光灯200本&蛍光灯タワーデスマッチ~/30分1本
[第35代王者]○高橋匡哉(18分30秒 片エビ固め)[挑戦者]×塚本拓海
※ジャックハマー
☆高橋が初防衛に成功(試合終了後)
高橋「塚本さん、きょうはありがとうございました! 第五世代の意地、見せれたんじゃないかと思います。どうでしょうか?(場内拍手)第五世代のメインが特別な試合じゃダメだと思うんです。組まれて当たり前、闘って当然。そうお客さんに思われるぐらいまで、何十回、何百回だってやりましょう! 一言だけどうぞ」塚本「高橋! お客さんに思われるのもたしかにそうだけど、でも俺らがこの大日本のリングを盛り上げていく義務があると、俺は思う。だからきょうみたいなプロレスを、俺らがメインに出て上の連中もっともっと成長して、俺らがこのリングの歴史を変えていこう! メチャクチャ悔しいけど、第五世代としてチャンピオン、これからもよろしくお願いします」
(塚本は退場)
高橋「自分が何十回、何百回って言いましたけど、勝つのは何回やってもこの俺です。それだけは覚悟しといてください。きょう塚本拓海から防衛しました。そして、次はもうみなさんおわかりでしょう。両国国技館、僕は次の防衛戦をしたいと思っています。そして、僕から逆指名したいと思います。次の両国の対戦相手、逆指名します。植木嵩行! 俺の挑戦、受けるか、受けないか?」植木「正直、指名されるとは思っていなかった。俺は弱い! 弱いです。だが弱いからって、勝てないとは限らない。俺は強くなるためにプロレスラーやってるんじゃない。勝って、お客さんを楽しませるためにプロレスラーをやってるんだ! 今度の両国、第五世代、俺が勝って、そのベルトをいただき、このお客さんを、全国のお客さんを、盛り上げたいと思う! そして高橋さん、挑戦受けてください!」
高橋「これはな、血みどろの勝負なんだよ。この両国、狂った試合、最高の試合をしないと、俺らには上目指せないと思うんだ。いい試合して、両国国技館、最高の試合をしよう! 7月の両国は植木嵩行とやりたいと思います! 必ず、最高の試合して、必ずまた防衛して札幌に帰ってきたいと思います! 完全無欠のチャンピオンとして帰ってきます!」
【高橋の話】「塚本拓海から防衛して、次、両国国技館、植木嵩行とタイトルマッチやります。ここからが第五世代、血みどろブラザーズの上の人間に食らいつくチャンスだと思うんですよ。このタイトルマッチ、成功するか失敗するかで血みどろブラザーズの運命が決まるんじゃないかというぐらい、大事な闘いだと思って覚悟を持って、逆指名しました。やるからには完全無欠のデスマッチヘビーのチャンピオンは高橋匡哉だと納得させるぐらいの…きょうから闘いです。絶対に最高の試合して、両国のファンを納得させて、両国の最高のカードをデスマッチにしてやります。楽しみにしててください!」
【塚本の話】「きょうの結果は結果なんでね。向こうがチャンピオンであり、チャレンジャー僕が、試合前と試合後、変わってないという。それが結果、現実だと思うんで。でも、やっぱり第五世代の2人が札幌でタイトルマッチでメインを張って、やっと第五世代という時計の歯車がかみ合って、やっと針が動き出したと思うんですよね。その針が1秒、1分、刻んでいくごとに僕ら第五世代のデスマッチファイターはどんどん成長してどんどん強くなっていく。そういう気持ちでいるんで。これからリング上で言った通り、我々がこのリングをデスマッチのリング、大日本のリングをもっともっと盛り上げて行かないといけない義務がある。いろんなことあると思うんですけど、我々でもできるというのを先輩方に見せつけてやらないといけないし、いつまでたっても二丁拳銃だったり、伊東竜二、アブドーラ・小林が上にいていいかと言われたら、良くはないと思うんでね。我々はどんどん突き進んでいきたいと思います。
(デスマッチを始めた時期に一番やり合ってた高橋と今日やってみて感じるものは)俺よりも強くなっているというのは、ものすごく感じるし、それが事実なことだと思うので。ホントに高橋匡哉に先越されて一番悔しかったし、どっか悔しい中にも嬉しさというのは少しあったんですけど。これと言って強く感じたことってホントに、俺より強くなったという、そういう少しのところかもしれないですけど、これから感じていくこと、感じなきゃいけないことは多くなっていくと思うので。第五世代、仲よしこよしの切磋琢磨じゃなくて、きょうみたいに思い切りやり合って、強くなっていくという感じで成長していきたいと思います」
大日本札幌大会でデスマッチ選手権が開催され、王者の高橋に塚本が挑戦。試合形式も蛍光灯200本&蛍光灯タワーデスマッチということで、ロープ4面に蛍光灯、2コーナーには蛍光灯タワーが設置された。
序盤はロープの蛍光灯にクラッシュの応酬となるも、ぶちかましで高橋が先手を奪い、場外戦となるが塚本が反撃して場外でイスをセットしてエプロンからフィッシャーマンズバスターを狙うが、高橋が逆にセットされたイスにボディースラムで投げ、リングに戻ってから蛍光灯で一撃を加える。
高橋はパンチから蛍光灯にクラッシュさせ、タワーへクラッシュを狙うが、堪えた塚本がチョップの打ち合いに持ち込んで、引っ張り合いになるも、塚本が叩きつけてタワーはクラッシュとなってしまう。
流れを変えた塚本は蛍光灯を頭を割って額攻撃、高橋の着用しているTシャツに蛍光灯を差し込んでからのトラースキック、スマイルスプラッシュから、再度高橋のTシャツに蛍光灯を差し込んでからの、イスを手にしてのスレッジハンマーを投下してクラッシュさせると、Tシャツを着ては不利と考えたのか高橋は脱ぎ捨ててエルボー合戦からドロップキック、蛍光灯を投げつけてからの低空アタックと畳みかける。
高橋はマットに蛍光灯を置いてジャックハマーを狙うが、着地した塚本が切り返し合いから、高橋がローリングセントーンで塚本ごとクラッシュさせ、塚本の蛍光灯をセットしてからコーナーへ昇るが、起き上がった塚本が蛍光灯で一撃してから雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、起き上がった高橋もブレーンバスターで応戦する。
両者はエルボー、頭突き、張り手と打撃戦を展開するが、塚本のトラースキックに対して高橋がランニングネックブリーカーを決めると、タワーをマットに置いてからジャックハマーを狙う。ところが着地した塚本がずどんを決めると、タイガースープレックスを狙うが、逃れた高橋は払い腰を決めるとフェースバスターから巨大蛍光灯で一撃し、最後は払い腰からのジャックハマーで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には高橋は塚本とエールを交し合った後で次期挑戦者には血みどろブラザーズの相棒である植木を指名、両国での選手権が決定的となった。植木の挑戦は初、最近はバラモン兄弟とのタッグよりデスマッチに比重を置き、「一騎当千~DeathMatch Survivor~」でも負け越してはいるがイサミ、吹本を降すなど大健闘した。植木にとっては振って沸いたようなチャンスだがこのチャンスを生かすことが出来るか・・・
セミのストロング王座挑戦者決定戦は宇藤が開始と同時に奇襲をかけてジャンピングニーを放つと、場外に落ちた河上にプランチャを放つが、河上も場外戦で逆襲してリングに戻ってからクルックヘッドシザースで捕獲し、ネックブリーカーから首攻めを展開する。
先手を奪われた宇藤はコブラツイストで流れを変えると、レッグドロップからダブルアームスープレックスを狙うが、リバースした河上は逆水平&グーパンチの天龍コンポ、レッグドロップ、バタフライロックとすぐ自分の流れに変え、宇藤が走ったところでジャーマン、ラリアットをブロックしてジョンウー、串刺しラリアットからミサイルキックと畳みかけていく。
宇藤はラリアットを放つが河上は倒れず、ならばとグラウンドコブラからラリアットを放つが、キックアウトした河上は逆さ押さえ込み、前後からのエルボーバットから、正面からの重いエルボーを浴びせ、最後はハリケーンドライバーで3カウントを奪い次期挑戦権を手にした。第3試合にはヤンキー二丁拳銃が浜組を降したあとでBJWタッグ王座への挑戦を表明、こちらも両国での開催が濃厚となった。
7・17両国に向けて今年も横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合を含めた4大タイトル戦が決定し、どれがメインに相応しいかファン投票で選ばれることになった。果たして今年の両国のメインはどのタイトル戦が飾るのか?
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神谷も鈴木秀樹の前に敗れる!ストロング王座獲りに宇藤、大地が名乗りも実績不足で却下!
5月25日 大日本プロレス「Road to RYOGUKUTAN」後楽園ホール 912人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼SOSvsバラモン兄第/15分1本
バラモンシュウ バラモンケイ(1分5秒 両者リングアウト)ツトムオースギ ヘラクレス千賀---再試合/5分1本---
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀(4分5秒 逆さ押さえ込み)バラモンシュウ Xバラモンケイ◇第1試合◇
▼15分1本
○野村卓矢 青木優也(8分50秒 エビ固め)橋本和樹 ×佐久田俊行
※腕十字から丸め込む◇第2試合◇
▼20分1本
○石川修司 佐藤耕平 宇藤純久(10分45秒 片エビ固め)河上隆一 橋本大地 ×菊田一美
※ランニングニー◇第3試合◇
▼有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 ○アブドーラ・小林 "黒天使"沼澤邪鬼(11分35秒 源之助クラッチ)×藤田ミノル 吹本賢児 星野勘九郎◇第4試合◇
▼蛍光灯3WAYタッグデスマッチ/30分1本
○塚本拓海 関根龍一(9分7秒 片エビ固め)宮本裕向 ×木髙イサミ
※ずどん もう1チームは高橋匡哉 植木嵩行◇第5試合◇
▼初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定リーグ戦/30分1本
[1勝=2点]○忍(11分55秒 片エビ固め)[1敗=0点]×吉野達彦
※S.E.X【忍の話】「開幕戦で見事1勝を取れました。吉野に関してはずっと言ってきたことと同じで、本当に他の若い子と比べて、わりと何もないですよね。今日は意地とか、後半には見えました。後半に意地は見えたんですけど、ヤツにはお客さんを、会場を味方に付ける力が全然ないですね。いや、凄く何回かジュニアの和樹とか、私とか、野村とかとやってきて、よくはなっていると思うんですけど、ただ綺麗にプロレスをやっている、教えてもらったことをやっているだけ。それじゃ、お客さんも『吉野! 吉野!』って言わないですよ。僕とかはケツを出しても、前を出しても、『忍!』って言われますから。プロレスをしなくても言われますから。そこの差でしょうね。確かに技の1発とかは上手にもなったし、重くもなったとは思います。でも、今の状態だったら、決勝にすらいけないと思います。このままだと、ただの人になって終わりじゃないですか。僕も前回や今日で認めてはいるんですよ。プロレスの技術とか、そういう点では。ただ、『面白くないか? 面白いか?』と言ったら、ひとつも面白くないですよね。そこを自分で考えていかないと、これからはないんじゃないですか。とりあえず1勝。このまま全勝して、両国の決勝に臨みたいと思います」
【吉野の話】「悔しい…。チクショウ…。ダメだ。これじゃ、ダメだ。ダメだ…ダメだ…ダメだ…。ダメでしたか? 僕は全然勝ててなかったですか? 今一歩も追い込めてなかったですか? 僕はどうでしたか? もう大逆転しかないですよ。いやあ、なんで引いたんだ…。まだ時間があります。両国、決勝に意地でも残ってリベンジします。大逆転を今日来てくれた人みんなに見せたい。大逆転、それしかなくないですか? みんなそれを見たいでしょ? 僕はそれを見せたい。死ぬ気でもう1回戻って来ます。もうないよ。負けたんだよ…クソ!」
◇第6試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[第43代王者組]関本大介 ○岡林裕二(15分52秒 片エビ固め)[挑戦者組]浜亮太 ×中之上靖文
※ゴーレムスプラッシュ
☆関本&岡林が2度目の防衛に成功【試合後の関本&岡林】
岡林「ありがとうございました」関本「ありがとうございました」
岡林「よし! 今日は気持ちで勝った、気持ちで。本当にヤバい…。浜亮太&中之上靖文組は本当にヤバい」
関本「ゴメン、岡ちゃん」
岡林「いやいや、ありがとうございました、本当に」
関本「あいつらは規格外だわ。ヤバいな」
岡林「なんか浜選手のスピードがアップしているような気がして。本当に凄い。もう気持ちが表れてたんだと思います、向こうチームも。打撃とか、技とかからそれは感じましたし。まあでも、こっちも折れなかったんで、勝つことができました」
関本「次は名古屋でSOS。あと3日後? まあ、何とか防衛できるように頑張ります」
【試合後の浜&中之上】
中之上「ホンマに悔しいですね。今回の一戦に物凄い懸けてたところがあるんで…。本当に悔しい。やっぱあの2人を越えないと、大日本で上に行けないですね。プロレス界でも上に行けない。この一戦にホントに懸けてたんですけど、結果は全てが伴わなかったですね」浜「負けたんで、敗軍の将多くは語らずということで、あまり語りたくないんだけど…。まあ、悔しかったけども、まだまだ僕らは伸びしろあるってことだし。今日は負けたけど、何よりも関本大介&岡林裕二というプロレス界最強の2人相手に、新弟子の頃からずっと一緒だった中之上選手とこういうタイトルマッチに立てたことが本当に嬉しかったですね。負けたけど、最高でした。また次、チャンスを掴めるように頑張ります」
中之上「次は勝ちます。もう1回チャンスを掴んで、勝利という形を、結果を残したいです」
◇第7試合◇
▼BJW認定ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(17分41秒 風車固め)[挑戦者]×神谷英慶
☆鈴木が2度目の防衛に成功(試合終了後、大地の帽子を飛ばして一触即発となったが、宇藤がおもむろに横に来て挑戦をアピール。)
鈴木「挑戦したいの? ダメ。何やってきた? 残してないだろ、じゃあ実績作ってこいよ。平日のなかありがとうございました。次は後楽園いつだったっけ? 6月、前にも言ったんですけどきょう来たお客さんがひとり15人ずつぐらい連れてきてくれるうと、消防法に引っかかります。それぐらい呼んできてください。必ずいい試合します。きょうはありがとうございました!」
【試合後の鈴木】
――神谷選手の印象は?鈴木「強いですね。不格好だけど、強いなと。ああいうのが一番イヤですね。不格好だから崩れているし、綺麗じゃないけど、そのぶん、僕も打ち所がなくなったら、ちょっとやりづらかったですね。でもそのぶん、思いっきり来てるから、張り手なんかは強いですよ」
――シングル戦は久しぶりだったが?
鈴木「一騎当千でしたっけ? 打ち所が悪いと危ないですよね」
※偶然、コメントブースを大地が通りかかる
鈴木「お前もだからな。挑戦したいなら実績積んで来いよ。挑戦したくないなら帰れ」
大地「いやいやちょっと…。なんの話をしてる? 人の話を聞けよ。勝手に帽子投げといてさ。終わってさ」
鈴木「ごめんなさい。すいませんでした」
大地「いやでも、あなたが持っているんだったら、そのうち挑戦するよ、俺は。言っておくけど」
鈴木「頑張れ」
大地「今度やるからな」
※大地が去っていく
――いろんなところから挑戦表明が出て、宇藤選手からも飛び出したが?
鈴木「通り魔ですから。期待しているんだったらやりますよ。油断するなってことですよ」
――宇藤選手は実績が足りない?
鈴木「ないと思いますよ。挑戦しただけで取ってないし。だから、挑戦したいんだったら実績を積めと。その上で僕が考えますよ。僕がチャンピオンだから。この団体のストロングの中では、誰よりも偉いはず」
――今後の防衛戦については?
鈴木「当面しません。だって、相手がいないじゃないですか? 誰かいます? 僕が勝ったのは、前チャンピオンと、その前のチャンピオンと、その前のチャンピオンです。近々でベルトを巻いた人に勝ってますから。だから、大地も宇藤も言えないんですよ。言っちゃダメなんですよ。そのルールは変えさせないです。やりたいんだったら実績を積んでこいと」
――フィニッシュに関しては絞め技?
鈴木「絞めです。あれで肩はつきません。ついている人はウソです」
【宇藤の話】「挑戦表明しましたけど、実績がないとダメだって言うんで。今は河上さんとずっとやっているんでね。6月の北海道でシングルがあるんで、そこでしっかり勝って、もう1回鈴木さんに挑戦表明したいと思います。絶対鈴木さんとタイトル戦しますんで。このままじゃダメなんで」
大日本後楽園大会のメインは鈴木の保持するストロング王座に神谷が挑戦、両者は昨年4月10日の札幌・ススキノ・マルスジム大会での一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント以来で、このときは場外戦に持ち込んだ神谷が先にリングに戻り、あとからリングに戻ろうとする鈴木を再三タックルで阻んで、そのままリングアウト勝ちを収めたことから、鈴木にしてみればリベンジをかけての選手権となった。
試合開始と同時に神谷がぶちかましで奇襲をかけ、鈴木のエルボースマッシュも受けきってぶちかましで場外へ追いやり、エプロンからのタックル、鉄柱攻撃からエルボーと攻めた立てる。
先手を奪った神谷はヘッドロックで執拗に絞めあげるが、鈴木は早くもワンハンドバックブリーカーを決めて脱出、腰を痛めた神谷に対して腰にエルボー、ニードロップ、キャメルクラッチと腰攻めを展開する。
劣勢の神谷は追走式のジャンピングショルダータックルで反撃し、串刺しぶちかましの連打、ブルドッキングヘッドロックと畳みかけ、スリーパーから胴絞めスリーパーへと移行、だがロープに逃れた鈴木はフロントネックロックで反撃してエルボースマッシュ、フロントスープレックスからダブルアームスープレックスを狙うが、神谷は必死で堪える。
鈴木が小鹿スペシャル78に対し、神谷は延髄ラリアットからブレーンバスター、ダイビングショルダーと畳みかけた後でWARスペシャルで捕獲してから、ストレッチプラムへと移行、エルボー合戦から張り手、延髄斬り狙いは、鈴木がかわしてネックブリーカー、ダブルアームスープレックス狙いは神谷がコーナーに押し込んで阻止し、左右の張り手から雪崩式ブレーンバスターで投げる。
神谷はバックドロップを狙うが、鈴木が堪えるも、ロープへ振らされたところで神谷がラリアット、しかし隙を突いた鈴木はジャーマンドライバーで突き刺し、両者ダウンの後で鈴木が卍固めで捕獲、神谷は必死でロープに逃れる。
神谷は鈴木の胸板に頭突きから延髄斬り、再度のバックドロップ狙いは鈴木はスリーパーで捕獲も、神谷は裏投げを連発してカバーも、鈴木はカウント2でキックアウトし、頭突きを浴びせる神谷にジャーマンからドラゴンスープレックスで投げるが、起き上がった神谷はラリアットで応戦する。
両者ダウンの後で神谷が再度バックドロップを狙うが、鈴木が鋭いエルボーで逃れるとワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスホールド、そしてその状態から一気に絞り上げる風車固めで神谷はギブアップ。鈴木が王座を防衛した。
試合後には鈴木とのムーンバルカンで6人王座を保持している宇藤と大地が挑戦に名乗りを挙げた。鈴木vs宇藤は2015年3月30日、後楽園での「一騎当千〜strong climb〜」での公式戦でスリーパーを狙う鈴木に宇藤が倒れこんで強引に押し潰して3カウントを奪い勝利を収めているが、一方の大地はIGF6・27愛知大会で鈴木と対戦し、トーナメントで既に1試合こなしていたのもあったが、鈴木のワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスの前に僅か3分で完敗、鈴木は二人共実績不足としているが、実績的には鈴木に勝っている宇藤と、完敗を喫している大地では大地のほうに分が悪い。おそらく二人の間で挑戦者決定戦になるだろうが、果たしてどちらが鈴木に挑戦するのか?セミのタッグ選手権は王者のストロングBJWが中之上を捕らえるも、交代した浜が岡林にぶちかまし、関本に串刺しボディーアタックと猛反撃し、蘇生した中之上も岡林に串刺しラリアットからランニングネックブリーカーで続く。
しかし岡林が中之上にパワースラムを決めると、サンドウィッチラリアット、雪崩式アバランシュホールドと追い詰めるが、王者組の往復式串刺しラリアット狙いは、浜が横からのぶちかましで阻止すると、関本にはフライングボディーシザースドロップ、中之上がナックアウェイで続いてから、岡林にはジャーマンからダイビングエルボードロップと畳みかけようとするも、自爆となってしまう。
王者組は合体ブレーンバスターで浜を排除すると、中之上を捕らえ、中之上もローリングエルボーで粘ったが、岡林がラリアットを連発して黙らせ、最後はゴーレムスプラッシュで3カウントを奪い王座防衛となった。初代BJWジュニア王座決定リーグも吉野vs忍からスタート、忍は場外の吉野にケブラータを発射、リングに戻ってネックロック、スライディングキックと攻め立てる。
吉野もコーナーの忍を場外へ蹴り落としてから、ノータッチトペコンを発射、リングに戻ってからミサイルキックと猛反撃し、ボディーパンチから低空トラースキックと攻め込み、ブルーサンダーからジャーマンを狙う。
しかし阻止した忍は突進する吉野をSEXボンバーを浴びせ、エルボーの打ち合いから頭突き、コーナーの競り合いからスーパーフランケンシュタイナー、SEXボンバー、アルゼンチンコースターと畳みかけてからS.E.Xで3カウントを奪って白星発進に成功した。【試合結果詳報】鈴木、神谷粉砕ストロングヘビーV2&次期挑戦者は!?/浜&中之上惜敗、BJWタッグ熱闘/忍が「義人!」の叫び、激勝でジュニアリーグ開幕/藤田ミノル、入場時点で大流血…大日本後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/Y9jVLRrZSt
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年5月25日【大日本】神谷返り討ちで鈴木がストロング王座V2 宇藤、大地の挑戦拒否▼浜大暴れ、中之上奮戦も関本&岡林V2、SOS迎撃へ▼ジュニア王座決定リーグ戦開幕 吉野完封で忍が白星発進▼高橋眼前で塚本が木高撃破…後楽園大会https://t.co/vuGwN7Ba9E#bjw pic.twitter.com/T0ziHoP1I4
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年5月25日本日は大日本プロレス後楽園大会でした。
神谷選手の勢いに飲まれそうでしたが、なんとかスタミナ切れを起こすまで耐えきり勝ちました。
またいつでも受けますよ。
宇藤は実績積んで来てくれたらやります。
それにしても暑かったなー
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年5月25日本日はベルトを取り返すことは出来ませんでした
負けて悔しくなかったことなんて一度もありませんが今日の負けはとくに悔しいです。
自分なりに戦い方を考えて挑んだもののプロレスは奥が深くて難しい…
でも落ち込んでいても仕方がないもっと学んで、もっと強くなってリベンジします!#bjw
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年5月25日大日本プロレス後楽園ホール大会ご観戦ありがとうございました!!
実績がなんもないので実績を残して出直します!
頭の中で実績という言葉をコネコネしていたらXboxが出てきました
とにもかくにも成果を出します!#bjw#xbox
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2017年5月25日大日本プロレス後楽園大会でした。
タッグベルトに挑戦でしたが負けてしまいました。
あの2人を越えたかったがダメでした。
次は勝ちたい!勝つ!
ありがとうございました。
— 中之上 靖文 (@nakanoue) 2017年5月25日大日本プロレス後楽園大会、メインのストロングヘビー級戦は、必勝の気合で臨挑んだ神谷英慶選手を、王者の鈴木秀樹選手がダブルアームスーパープレックスホールドでフォールではなくギブアップを奪って勝利。思わず声を上げてしまった凄いフィニッシュでありました。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年5月25日 -
新設ではなく復活!?BJWジュニア王座決定リーグ開催へ
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日大日本プロレスが「初代BJW認定ジュニアヘビー級王座」の新設を発表し決定リーグ戦の開催を発表した。王座の新設は4月28日後楽園大会で橋本和樹と吉野達彦が新設を訴えたもので、このたび正式に王座が新設となった。
<プロレス格闘技DXより>
大日本は7日、『初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定リーグ戦』の出場選手を発表。橋本和樹、吉野達彦、忍、佐久田俊行、野村卓矢、青木優也の6人で初代王者の座が争われることになった。詳細は以下の通り。☆『初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定リーグ戦』
[出場選手]
橋本和樹
吉野達彦
忍
佐久田俊行
野村卓矢
青木優也[概要]
全6名が総当たりリーグ戦を行い、公式戦は全て30分1本勝負とする。
勝ち2点、引き分け1点、負け0点の勝ち点方式で争う。リーグ戦を勝ち抜いた「得点上位2名」が7月17日(月祝)東京・両国国技館大会で行われる
「初代BJW認定ジュニアヘビー級王座決定戦」を行う。尚、同得点で並んだ選手は、直接対決の勝敗で順位を決定とする。
[体重制限]
体重制限が95kg以下である事[日程]
▼開幕戦
5月25日(木)東京・後楽園ホール大会▼公式リーグ最終戦
未定▼初代王座決定戦
7月17日(月祝)東京・両国国技館大会BJWジュニア王座は新設ではなく実質上は復活で、1998年に田尻義博(TAJIRI)が当時冬木軍プロモーションに属していた外道を破り初代王者となり、歴代王者にはバトラーツの所属だった臼田勝美、現在はFREEDOMSに属しているジ・ウインガー、茂木正淑、MEN'Sテイオーなどが名を連ねていたが、CZWの所属だったホミサイドがウインガーをニューヨークで破り王座を奪取してから、王座そのものが消息不明となってしまい、封印となっていた。
今回は過去の王座を切り離してまったくのゼロからの出直しとなる。新しくなったBJWジュニア王座を誰が巻くのか?
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革命成就!高橋が増量アブ小を投げきりデスマッチ王座を奪取!鈴木が岡林のパワーを完封でストロング王座防衛!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日5月5日 大日本プロレス「~Endless Survivor~」神奈川・横浜文化体育館 1850人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○橋本和樹 吉野達彦 野村卓矢(11分54秒 グラウンド卍固め)忍 菊田一美 ×青木優也◇第2試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/20分1本
グレート小鹿 ○藤田ミノル(10分56秒 腕決め卍固め)星野勘九郎 ×植木嵩行◇第3試合◇
▼TLCデスマッチ/30分1本
宮本裕向 ○木髙イサミ(12分53秒 ヨーロピアンクラッチ)塚本拓海 ×関根龍一◇第4試合◇
▼凶器持ち込みデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 "黒天使"沼澤邪鬼(14分17秒 体固め)吹本賢児 ×佐久田俊行
※ドラゴンスプラッシュ◇第5試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 石川修司 ○宇藤純久(11分40秒 エビ固め)浜亮太 ×河上隆一 中之上靖文
※ラリアット【耕平、石川、宇藤の話】
宇藤「この前のホールで突っかかってきたけど、今日はオレが勝ちました。極端なんでシングルでやって勝たないと意味がないと思うんで。シングルで倒したい。今日は6人タッグ。ツインタワーズの助けもあったんで、シングルで勝たないと意味がいないと思います」耕平「今日は助けるとか意識してなかったんで。宇藤もこの前の後楽園で目標を見つけたみたいだから、あえて助けなかったし」
宇藤「そういう期待にも応えられたんで、次はシングルで」
石川「自分も久々に大日本のリング、やっぱり若い宇藤。若いヤツっていうのはこんな短期間で急成長するのかなって。またいい刺激をもらったんで。宇藤は宇藤でやる道がある。ボクはボクでやる道が決まってるんで、お互い切磋琢磨していきたい」
耕平「パートナーもチャンピオン・カーニバルで優勝して、次、三冠戦。いい刺激をもらったんで、オレも何か見つけていきたい」
【浜、河上、中之上の話】
浜「オレらは負けたんで。ボクらと中之上は25日にタイトルマッチが決まってるんで。中之上がつかんできたチャンス。オレらはタッグチームとかじゃない。絆でつながってるから。練習生の一番つらい時から寝食をともにしてきた。タッグを取るってチャンスはなかったから、このチャンスを必ずものにします」中之上「今日は結果がついてこなかったけど、次の後楽園では絶対に勝ちますから。もう覚悟してますから。見ててください」
浜「オレら負けちゃったからグダグダしゃべりたくない。あとは河上に聞いてくれ」
河上「不覚を取ったというか、アイツもがんばって体を大きくして、最後のラリアット、正直効いたよ。だけど、まだまだ後輩の成長を喜ぶほどオレは歳を食っちゃいないし。オレはスロースターターだから。火がついたぞ。宇藤、憶えておけ。次やった時グチャグチャにしてやるからな。何がシングルだ。10年早いよ。いいよ、やってやるよ。引き出せよ。オレから引き出せよ。やってみろ」
◇第6試合◇
▼30分1本
橋本大地 ○神谷英慶(16分42秒 片エビ固め)×関本大介 田中将斗
※バックドロップ【大地、神谷の話】
神谷「せっかく関本大介に、完ぺきな形で3カウント取ったので、好きなこと言わせてください。次の試合、ストロングのタイトルマッチで勝ったほうに僕が挑戦を表明します。そして、僕はそのタイトルマッチが決まったら絶対に勝って、7月の両国で闘いたい相手がいます。まだ、それを考えるのは早いかもしれないですけど、とにかく僕は次のチャンピオンシップに挑戦を表明します。(鈴木でも岡林でも)どっちでもいいです」大地「俺から言えることは、このタッグチーム・大神が着々と来てるってことだよ。だってそうだろ、口で言うのは面倒くせえ。俺ら誰に勝ってきた? まだまだかもしれないけど、着々と来てる。この勢いは誰にも止められない、止めさせない。アイツが思ってること、全部通るように俺だってヘルプするし。アイツがチャンピオンになったら、俺ももちろんチャンピオンになりたい。アイツとやりたい。組むだけじゃ面白くないし、やりたいのもあるし。そのために大神はもっともっと上を目指すし、もっと高みを目指す。どちらかがヘビーのベルト、タッグの白いベルト必ず巻いてやる」
【関本、田中の話】
田中「カバーしきれなかったね。あんだけの一発持ってるから。やっぱ関本大介に勝ったというのは、まぐれでは勝てるもんじゃない。それは実力じゃないですかね」関本「せっかく田中さんに来てもらったのに、すいませんでした…」
田中「(大神はどうだった?)タッグとして関本大介を倒すというぐらいなので、ホントに実力があるチームやと思ってるし。上から目線で言わせてもらえば、俺らのほうが力強いっちゃ力強い。でも、大地がこんだけ素晴らしい選手になってるってのは嬉しいですね。去年ちょこっと6人タッグで当たった時は、ホント大地の実力云々というのは自分に感じるものというのは、時間が短すぎてわからなかったけど、きょうやってみてレスリングも上達してるし、何においても上達してるし。ホントに後輩というイメージはまったくないし、ストロングBJのなかでの…素晴らしい選手が集まってるから、大ちゃんを叩き潰すようになってるかもわからんし。またいつか、タッグとかではなくシングルでやってみたいなって思いますね」
関本「すいませんでした、申し訳ないです。最後、ちょっとわからなくなりましたね、天と地が。すごい一撃でした」
田中「こっちが押していようがどういう状態であろうが、一発持ってる人間というのは強いよね。バックドロップを間近で見て、大ちゃんをあんだけきれいに投げれるぐらいなので。力がなきゃ投げれないので、一発の重みというのは自分が受けたわけじゃないけど、端から見てすげえもんを持ってるなと」
関本「ラリアットをかわされたのが痛かったと思います」
◇第7試合◇
▼BJW認定ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(19分35秒 TKO)[挑戦者]×岡林裕二
※新卍固め
☆鈴木が初防衛に成功。【鈴木の話】「すごいパワーですね。その一言です。負けて当たり前ですけど、力では敵わなかったです。技を使わないと。すごいです。(左腕を攻めたが?)右しか選択肢がなくなってたはずなんで。ちょっと遅かったりするんですよ、コーナーに上るのとかが。だいぶきつかったですけど、クローズラインとか。(腰を攻められたが?)みんな腰を攻めるんですよ。たまには違う場所を…。(関本に続いて、岡林を倒したが?)誰もが認めるストロングBJのトップ2。どっちが一番か二番かはおいといて、その2人がトップ2なんで。そこに勝ったっていうのがすごく大きいです。(今後の展開は?)誰も出てこなかったですからね、また誰も。いいんですよ、ボクがチャンピオンなんだから。ほかのチャンピオンと違って。ボクは順番通り行きましたけど、順番飛ばしてきたって大丈夫です。
(神谷が挑戦を表明したが?)そんなに急にダメですよ。順番飛ばしちゃ。段階を踏めと。(関本に勝ったが?)彼がやりたいって言ったんですか? まぁ、ボク、1回負けてますしね。去年か。田中&関本組でしたっけ? そこに勝ったんでしたっけ? それはすごいですね。いいですよ。やりましょう。一番近いところで組んでもらって。登坂社長に伝えてください。ボクがやる気のあるうちに。すごいですね。(関本に)勝ったんだ。年功序列も変な格もいらないですから。やりたかったら、出てくるだけ。受け付けます。その代わり、ふざけてるヤツには挑戦させない。それはどうとらえてもらってもいい」【岡林の話】「まだまだパワーが足りないですね。でも、オレは横から攻めるような攻撃はしないし、正面からすべて打ち砕けるように、もっともっとこれからパワーをつけていきたいと思います。今日の敗因はただオレのパワーが足りなかった。ただそれだけです。真のパワーファイターを目指す。オレはそうやってこれからも闘っていきます。あと大日本にベルトが戻ってこなかったんで、大日本の誰かに行ってほしいですね。オレももちろんあきらめてないですけど。所属の若い力、鈴木秀樹に挑戦してほしいです」
◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○高橋匡哉(19分26秒 片エビ固め)[第34代王者]×アブドーラ・小林
※ジャックハマー
☆アブ小が初防衛に失敗、高橋が第35代王者となる(試合終了後)
高橋「小林さん、あなたは革命なんかできないって言いましたよね? 小林さん、でもこれが現実です。僕はあなたから3カウント取った。そして165キロのあなたを投げ切った! これでもできないって言いますか?」アブ小「チキショー…こういう時はなんだ、次はやってやるって言わなきゃいかんか? 正直に言います。久々に真っ逆さまにされて、垂直に落とされて、やっぱデスマッチってすごいわ。デスマッチすごい。高橋、きょうはな、とりあえずの革命だ、とりあえずの革命。次は革命返し、倍返しだコノヤロー! もうしゃべれない…(と退場)」
高橋「小林さん、次は立場が違いますが、もう一回やりましょう。でも、小林さん。イチから這い上がってきてください。じゃないと僕、挑戦受けませんよ。これで革命が、僕の革命が終わったなんて思ってない。これが、始まりです! ここから若い世代がデスマッチをもっともっと盛り上げていきます。もっともっと、盛り上げます! 私事で申し訳ないですけど、近々結婚も決まってて…こんなところで、俺は止まってられないんだ! もっともっと、もっともっと、泥臭い試合して、ここにいるお客さんが満足して帰れるぐらいのチャンプになります! 必ず、みなさん僕についてきてください! きょうはありがとうございました!」
【高橋の話】「痛かった…取れたよ、やっとベルト取れたよ。やっとと言っても1年越しか。いてえな、五寸釘、いてえ、痛かった。すげえな、なんだかんだ言ってアブドーラ・小林はすごいよ。鉄人だよ。165キロという壁はホントに大きかった。この1カ月で15キロもね、普通増量できないよ! すごいよ。でも、不摂生の165キロより、規則正しい生活を送ったこの俺の勝利だよ。ここからが始まりです。第五世代、高橋匡哉、血みどろブラザーズ、ここから。始まりを迎えました。必ず、必ず、このベルトの価値を僕が、ちょっとずつかもしれないけど高めていって、必ずオンリーワンのチャンピオンになってみせます。期待して、みなさん僕についてきてください。(どういうデスマッチのチャンピオンになっていきたい?)やっぱり僕たちはきれいに飛んだりとか、華麗な技ができたりとか、そういうレスラーじゃないんですよ。ホントに昭和、平成始めにやってたホントに泥臭いプロレスしかできないんでね。これまでになかったチャンピオン像というのを、僕は一から作っていきたいと思ってます」
【アブ小の話】革命か。これが革命か。チクショー。こう言っちゃなんだけど、リング上でもポロッて言いそうになったけど、こんなオレを真っ逆さまにして垂直に落とされるなんて何年ぶりかって。一瞬、首は痛いですけど、痛さの前に気持ち良さがきましたね。ジェットコースターのシュッといくような。清々しいって言ったら失礼かな。革命か…。こうなったら革命返しだ。大貧民大富豪ってゲームあるよな。革命されたら、どうやって返すんだ。ジョーカーでいいや。大日本のエースはやっぱ関本や伊東なんだよ。オレはジョーカーでしょ。革命返しのジョーカーで行くから。22年間、表も裏も渡り歩いてきた男。こんな気持ちよく負けさせていただいたんだからね。ジョーカーの革命返しだ。一番下か。そんなわけねぇだろ。一番下からやり直すわけねぇだろ。増量作戦。165kg、失敗だな。メジャーリーガーで170km投げるヤツがいるんだろ。何とかチャップマンだっけ。オレはもっと上を目指さなきゃいけない。打倒・メジャー新日本だ。165kgなんてみみっちいこと言わない。170kgオーバー、チャップマンだ。チャップマン。170kgあればあのバカも持ち上げられないでしょ。こんなんで負けて、最近のアスリート流行の減量なんてしない。よりいっそうの増量。チャップマンの170kg。それで気持ちよく投げてみろ。そしたら革命を認めてやる。とりあえずの革命だ。オレがみみっちかったな。次は卵22個…もうやりたくないな。次は170kg。以上で!」
横浜文体大会のメインではデスマッチ王者のアブ小に「一騎当千~DeathMatch Survivor~」で優勝を果たした高橋が挑戦。革命を掲げ、ジャックハマーでの勝利を宣言する高橋に対し、敢えてアブ小は増量して迎え撃った。
試合はいきなりロープに吊るされた蛍光灯クラッシュとなり、場外戦になると高橋がアブ小にプランチャから蛍光灯で一撃、だがアブ小も蛍光灯の破片を片付けるバケツを投げつけ、頭突き合戦で両者は流血、リングに戻ってもアブ小の愛してま~すチョップをガードする高橋に対してフェイントからボディーブロー、蛍光灯束での頭突き、背中に蛍光灯束を差し込んでチョップ、五寸釘ボードへ背中から直撃させるなど、ジャックハマー封じを狙って腰攻めを展開する。
アブ小が蛍光灯束櫓を作っている間に高橋が蘇生して櫓の上へのボディースラムを狙うが、腰攻めと増量作戦が効いているせいか上がらず、高橋のスピアーもキャッチしたアブ小は裏拳、そして突進するが高橋はショルダースルーで蛍光灯束櫓へと落とし、高橋は蛍光灯束で一撃、蛍光灯を置いてのサマーソルトドロップと試合の流れを変えようとする。
高橋はコーナーの五寸釘ボードをマットに置くと、その上へのボディースラムを狙うが、増力作戦が効いて上がらず、逆にアブ小がボードの上へ投げてからヘビーローテーション、滾ってからのカモイェ、バカチンガーエルボーwith蛍光灯と畳みかけ、蛍光灯を投げつけようとするも、高橋はドロップキックで蛍光灯ごと射抜き、コーナーに座り込んだアブ小にキャノンボールを浴びせ、再度ジャックハマーを狙う。
しかし高橋は上げることができず、アブ小が反撃してダイビングバカチンガーエルボーwith蛍光灯束から、無数の蛍光灯を投げつけ、五寸釘ボードの上に蛍光灯を置いてからパワーボムで叩きつけ、ボード上での逆エビ固めを狙うと、高橋が蛍光灯束での一撃で阻止し、張り手合戦、アブ小の地獄突きをかわしてから五寸釘ボードへの河津落とし、払い腰を敢行すると、最後は五寸釘ボードの上へのジャックハマーが決まり3カウント。アブ小もリスクを敢えて背負った増量作戦も、高橋のこだわりと執念の前に敗れてしまった。
高橋は大日本所属でなくASUKA PROJECTだが、本来は大日本OBであるTAJIRIが主催するSMASHからデビューし、SMASHが封印後はWNCに属するも、WNCが実質上分裂となってからは、WRESTE-1には走らず、ASUKA PROJECTに籍を置きながら大日本へと参戦し続けデスマッチファイターで頭角を現した。昨年王者だった伊東に挑戦する際には前哨戦で負け続けたことから、挑戦者としての資質も問われたが、苦労人がこうやって「一騎当千~DeathMatch Survivor~」の優勝を経て、王座も奪取してデスマッチで頂点を極めたのだから、やっと報われたといっても過言ではない。セミのストロング選手権は力で押そうという岡林に対し、鈴木はアームロックなどテクニックで封じにかかり、執拗な左腕攻めで試合を有利に進める。
なかなか自身のペースに持ち込めない岡林はブレーンバスターからキャメルクラッチで流れを変えようとするが、鈴木は下からの腕攻めで応戦し、逆水平に対してコブラツイストを決め、切り抜けた岡林もジャイアントスイングで回転するが、腕を痛めているせいか回転できず、アルゼンチンバックブリーカーもスリーパーからコブラクラッチ、パワースラムも腕固めで切り返されてしまう。
岡林は鈴木に雪崩式KUBINAGEを決めるも、ラリアットはかわされると、鈴木はジャーマン、ドラゴンスープレックスと攻勢に出て、逆水平とエルボーのラリーから鈴木はジャーマン式ツームトーンパイルドライバーで突き刺す。
勝負に出た鈴木はワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスを狙うが、岡林が堪えたところでショートレンジのラリアットを浴びせると、ゴーレムスプラッシュを投下、しかし剣山で迎撃した鈴木は腕固めから新卍固めで移行しレフェリーがストップ、岡林のパワーを封じきった鈴木が完封防衛を果たした。試合後には第6試合で関本から3カウントを奪った神谷がストロング王座への挑戦を表明したが、神谷は昨年の「一騎当千〜strong climb〜」ではリングアウトながらも鈴木を破っていることから、その実績を盾に挑戦となる。
全体の感想を言うと第5試合ではこちらも「一騎当千〜strong climb〜」で鈴木を破っている宇藤が河上を破るなど、いつまでもストロングは関本&岡林、デスマッチは伊東&アブ小の時代ではなくなってきている。また7月の両国からBJWジュニアヘビー級王座も新設されるなど当たらしい流れも生まれてきている。全日本に参戦していた大地やNOAHに参戦していた野村、FREEDOMSから吹本が参戦するなど、層が厚くなっている大日本、これからますます楽しみである。
【試合結果詳報】高橋がアブ小に完璧ジャックハマー、新デスマッチ王者&結婚も発表/鈴木秀樹は岡林を激闘粉砕でストロングヘビー初防衛、神谷の挑戦表明受諾/和樹が“ストロングJ”始動宣言…大日本横浜文体詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/qrlEg69AjT
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年5月5日大日本横浜文体ありがとうございました。
今日からが自分達の試練の始まりだと思います。
このベルトを生かすも殺すも自分次第。
俺達、血みどろブラザーズがデスマッチをかき回していきますので、これからもご声援よろしくお願いします!#bjw#血みどろブラザーズ pic.twitter.com/8GiekwtYNk
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年5月5日今日は大日本プロレス横浜文化体育館大会でした‼
応援していただいた皆様ありがとうございました‼
鈴木選手のテクニックをパワーで打ち破る事が出来なかった‼
まだまだパワーが足りんな‼
よっしゃ‼肉食べて明日からまたデッドリフトや‼
ピッサリ‼#ピッサリ#bjw#和樹も肉や pic.twitter.com/PFAqsXWJzS
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2017年5月5日もうそれ以上、パワーをつけないで!
足りてるから! https://t.co/jQtVWja69v
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年5月5日オッケーを出してもらったのなら話が早いです。
コメントではつい先走ってしまい僕が王者になってからの話をしてしまったのでそれは違うなと今頃になって反省しているのです。。。
僕が今するべきなのはどうやって勝利して王者になるかということなのでそれを考えて実行するのみです! https://t.co/EPt4spKpwd
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年5月5日大日本横浜文体大会でした!六人タッグ激しく闘えて楽しかった!試合を終えて他の試合をみて刺激を受けました。新チャンピオン高橋選手おめでとう!小林さんは穴だらけになりました。。。#bjw pic.twitter.com/dDlfOH8Kon
— 石川修司 (@g0925union) 2017年5月5日高橋につきるなー。素晴らしかった。
— 木髙イサミ (@isami_777) 2017年5月5日 -
鈴木秀樹が河上隆一を降しストロング王座へ挑戦へ!久々に"神"が降臨した沼澤がアブ小に宣戦布告!
2月10日 大日本プロレス「Road to 一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」後楽園ホール 1065人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
星野勘九郎 ○吉野達彦(8分41秒 逆エビ固め)忍 青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
高橋匡哉 ○植木嵩行(9分47秒 エビ固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ
※ウロポロス◇第3試合◇
▼30分1本
宮本裕向 ○木髙イサミ(7分28秒 ヨーロピアンクラッチ)ツトム・オースギ ×ヘラクレス千賀◇第4試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 橋本和樹 菊田一美(14分46秒 片エビ固め)橋本大地 丸山敦 ×野村卓矢
※パイルドライバー◇第5試合◇
▼一騎当千直前スペシャル蛍光灯++Bring the My Weapons match/30分1本
○"黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 塚本拓海(14分59秒 神威)×アブドーラ・小林 伊東竜二 佐久田俊之(試合終了後)
沼澤「さあ、来月からみなさんお楽しみの一騎当千、デスマッチ・サバイバーが始まります! これは名前の通り、デスマッチのサバイバー。デスマッチの生存者を決める闘いだよ。みんな、勇気ある人間がデスマッチで生き残るために出るリーグ戦だ。なのに、だ! このなかで、出ないヤツがいる!(二丁拳銃も来てアブ小を指さす)一騎当千前のデスマッチだからってな、直前スペシャルってやって、きょう会見に出た。そしたらいない! オマエはなんだ、チャンピオンだから挑戦者を決めるリーグ戦だと思ってるのか? これはよ、さっき言った通りデスマッチの生存者…デスマッチで生き残って一番を決める闘いなんだよ。オマエは逃げたんだ。逃げたんだ。一つだけ、オマエにチャンスをやろう。このリーグ戦で生き残ったデスマッチで一番の人間に、オマエを挑戦させてあげる。出るヤツいるのか、出てこいよ!
(吹本、関根をのぞく10選手がくる)(アブ小に)オマエは降りろ。さっきも言ったろ、このリーグ戦は一番を決めるんだよ。いないヤツがいるぞ。吹本はいない。関根どうした? まあいい! このリーグ戦は本当に生き残りを懸けるリーグ戦だよ。俺は絶対、生き残るために闘ってやるから。きょう組んだけど君たちもそうだ、ここにいるみんな敵だ。だから思う存分、殺し合おうぜ。中途半端な殺しじゃない。本当にデスマッチ、この名前をみんなに見せるんだよ。それで1番の人間を決めて、アイツの挑戦を受けてやる。だからみなさんお楽しみに! いいか、たしかにいまストロングはいろんなのが揃って充実している。だけどここからは俺たち大日本のデスマッチ…」(アブ小がマイクを奪う)
アブ小「話が長い! だからな、オマエら三下なんだよ。三下ども、チャンピオンがいなけれゃリーグ戦ができないのか! 俺なしで、俺より目立ってみろよ。前回優勝誰か知ってるか? アブドーラ・小林だよ。ザコども、(沼澤に)勝ってから言え!」沼澤「…きょう、勝ったんだよ」
アブ小「それは今日だろ! リーグ戦だ、コノヤロー。オマエは話が丸投げだ。リーグ戦勝ってからまたでかい口たたけ」
沼澤「(小林コールに)アイツの勢いだけに押されるんじゃないよ。いいか小林、勝ってからこの続きは言ってやる。だから、これから俺が言うのは一言だけだ。…休憩!」
【アブ小の話】「曲りなりにも前回優勝ですから。その優勝は言っちゃ悪いけどただの優勝じゃない。愛してますチョップ抜き、バカチンガーエルボー抜き、それで取った優勝です。ここにいるデスマッチファイター誰より、僕はリーグ戦の闘い方を知っていると思います。そしてチャンピオンです。もし自分が出たらどうなると思います? みんなに狙われちゃうでしょ! 体持ちませんよ。体が持ちません! 出る理由がない、正直。一騎当千やりつくしました、それぐらいやってます。僕は現チャンピオンです。リーグ戦出るのであれば僕はベルトは返上したいと言いました。返上通知がきょうラストの時点で来てませんでした。
じっさいないか。返上しようと思って誰に返上していいかわからないからね。このベルトもってたんで、僕は超スーパーシードとして…前回優勝でチャンピオンですよ? 超スーパーシードでしょ? 出ません。ただ僕が出ないことによって生まれる闘いは多いと思いますよ。ドブネズミ(吹本)来るんでしょ? 沼澤とか、俺がグータラやってるように見えるんでしょ? 俺を倒したいという闘う理由ができるでしょ。俺が出ることより出ないことによる闘いの理由が増えるとチャンピオンなりに判断しました。今回のリーグ戦、FREEDOMSも出ることによって、関根とかも出るのかな。ふだんこのベルトに届かない人間にもチャンスがあると思いますので。あえて出ないことによって数年先の大日本が見えると思いますよ。その数年先の大日本が僕から見てつまらなかったら、それ相応の闘いをしたいと思います。
きょうの沼澤のマイク、言いたいことはわかりますよ。マイクの勉強が足りないですね。そういうのも含めプロレスですから。きょうのメインも河上ちゃんが出るんだっけ? 河上ちゃん、観させてもらいたいですね。関本が休養中だっけ? 僕は見れる立場だと思ってますから。このベルトをもって、攻めたいと言いましたけど、攻めるというのはただ試合に出て引っかき回すだけが攻めじゃないですから。こういう攻撃の仕方もあるんだよと。能書きと感じる人もいるかもしれないですけど、そういう闘いも…リング上もプロレスですけど、それ以外のプロレスもありますから。そこでみんな何を見せれるか。デスマッチメンバー、きょうの河上ちゃんも期待してますね」【伊東の話】「リング上で沼澤が言ったことも小林が言ったことも的を得ている。たしかに沼澤のマイクは長い。小林の言ってることも正しい。ただ、小林はバックステージでのしゃべりが長い。たいした使われないですし。一騎当千で何を見せるか? 吹本も入ってくることですし、大日本プロレスの…というよりも伊東竜二の強さを見せて、41歳の誕生日の日に優勝したいと思います」
◇第6試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○将軍岡本 宇藤純久(13分23秒 片エビ固め)岡林裕二 ×神谷英慶 中之上靖文
※バックドロップ◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○鈴木秀樹(11分16秒 片エビ固め)×河上隆一
※ダブルアームスープレックス(試合終了後)
鈴木「次3月5日、関本さんに挑戦します。今日の倍ぐらいの人が来て下さい。待ってます。皆さん、今日はありがとうございました。またお越しください」【鈴木の話】「(3・5後楽園でストロング王座挑戦が決まったが?)受けてくれるかわからないですけどね。僕が勝手に挑戦って。でも関本さんはたぶん言うことは聞くと思うんで大丈夫かなと。(河上とシングル初対決となったが)ちょっと強くエルボー打ちすぎじゃないかなと思いますね。そんな恨みないはずなのに。(緊迫感があったが?)そうですか? 緊迫感ありました? 緊迫感で緊張しましたね。いや全然しなかったですね。別に面白かったですよ。これは真面目に。(河上のことを生意気と言っていたが?)生意気な顔してるじゃないですか、あいつ。僕も人のこと言えないですけど、先輩を先輩と思わないような顔というか。僕はああいう方がいいかなと。河上が今日でちゃんと復帰したと思います。あいつは復帰の時に僕とやるべきだったんですね。僕とやる直前に欠場したんで。それをやらなかったから今日、彼は負けたんですね。ここまで欠場したようなもんですよ。また待ってますよ。僕は一番前で走るから、河上を待ってますよ。(これからも河上とやりたい?)いや、別にそんなにやりたいというわけじゃないですけど、もうちょっと優しい選手とやりたいですね。(コスチュームが…)黒ですね。黒です。(紫だが?)ちょっとおしゃれをしようかなと思って。(かつて師匠がその色を履いていたが?)真似されたなと。先に履きやがってって。先に履いたなって。ちゃんと答えた方がいいですか? 別に意味はっていうか、今だったらこの色を履いてもいいかなって。相手もいい相手だったんで。別に今までがダメだったんじゃなくて、もう一回、改めて仕切り直しで大日本に上がって、しっかりシングルマッチをやってベルトを獲ろうかなという気持ちだけですね。(フィニッシュのダブルアームはいつになく鋭角な角度だったが?)そうですか? (河上は)大丈夫ですか? 普通にやったつもりだったんですけど。まぁ、申し訳ないなと。(相手が河上だったからこそでは?)普通にやったつもりですけど、そうかもしれないですね。結構、最後かどこかわからないけどエルボーもらって効いてたんですね。だから早く勝負つけなきゃなと思って。ちょうど体勢がよかったんですね。しゃがいんでくれたから。やりますよ次。3月5日か。関本さんは会社の言ったことをよく聞くと思うんで。挑戦者決定戦といってるんで。関本さんともう一回試合して、いい結果を残したいですね。非常に疲れました」
【河上の話】「全然ね、納得いく内容じゃないよ。やりたい相手とはできたけど、こうやって後楽園ホールのメインに抜擢されて、する試合じゃないよ。クソ。やってて技術も体格も向こうの方が上だったけど、絶対俺のエルボーは届いてるし、試合後、二人で大の字で倒れてたのがその証拠だろ。とりあえず初シングル。初めてだからね。こんなもんだろ。でも挑戦者決定戦というのは俺にとって飾りだから。どっちみち俺と鈴木秀樹が争ったら、勝った奴が次の挑戦者になるでしょう。次があるね。負けて悔しいですっていう奴は大勢いるけど、俺は逆に希望を見出したよ。俺と鈴木秀樹は絶対次がある。俺は絶対そう思ってる」
大日本後楽園大会のメインは関本の保持する世界ストロングヘビー級への挑戦者決定戦が行われ、鈴木と河上が対戦した。このカードは2015年10月に行われる予定だったが河上の負傷欠場で行われず、今回は挑戦者決定戦という形で行われた。
鈴木はかつてビル・ロビンソンが着用していた青のショートタイツで登場、序盤での河上が腕を狙いにくれば、鈴木はレッグロックから足を狙い、ブレークの後で手四つから組み合うと鈴木がダブルリストアームサルトを決め、押し込んだところでブレークとなり、河上がバックを奪うと鈴木が足を奪いにかかり、フェースロックを狙う河上の腕を絞り上げる。
再度グラウンドの攻防では河上がアキレス腱固めを仕掛けるが、ロープに逃れられると鈴木がエルボースマッシュで反撃、フロントスープレックスからスリーパーで捕獲し、ダブルアームスープレックス狙いは堪えられるもネックブリーカーを決める。
鈴木は再度ダブルアームスープレックスを狙うが、リバースした河上が逆水平を連発すれば、鈴木もエルボースマッシュで応戦し、河上もエルボースマッシュで打ち返して投げを狙う。しかし鈴木はエクスプロイダーで投げると、突進する河上をスリーパーで捕獲、河上は投げで逃れるも鈴木はすぐさまジャーマンで投げれば、すぐ起き上がった河上もジャーマンで応戦、再度突進するも鈴木はエルボースマッシュで迎撃して両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となるが、鈴木が競り勝つとワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックス狙いは、河上は逆さ押さえ込みで切り返し、膝立ちの鈴木にエルボーを放ってからハリケーンドライバーを狙う、しかしエルボーで阻止した鈴木はダブルアームスープレックスで3カウントを奪い、次期挑戦者となった。鈴木のストロング王座への挑戦は意外にも初、大日本初参戦は2015年の8月からだがストロング王座挑戦には縁がなかった。ZERO1では世界ヘビー級王者とUNヘビー級王者、WRESTE-1ではWRESTLE-1チャンピオンシップを奪取した鈴木はいよいよストロング王座挑戦に王手をかけ、現在休養中の関本は3月4日に最強の挑戦者を迎え撃つことになった。
第5試合では3月5日から開幕する「一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」の前哨戦が行われ、塚本がホッチキス、竹田が剣山が大量に入った袋、沼澤が十字架蛍光灯、佐久田が五寸釘バット、伊東が竹刀、小林がベアークローを公認凶器として持参、序盤は沼澤がアブ小からベアークローを奪って額に突き刺し、佐久田に対しても蛍光灯十字架に投げつけて被弾させる。
終盤にはアブ小がたぎって沼澤にシャイニングウィザードを狙うが沼澤がガード、ノーモーションで頭突きを打ち合った後で、ランニング頭突きの応酬となると競り勝った沼澤に神が降臨しての神威で丸め込んで3カウントを奪い勝利を収め、試合後には沼澤がリーグ戦にエントリーしなかったアブ小を批判、そして今大会出場しなかった吹本、関根を除くリーグ戦にエントリーする選手を呼び出しイサミがアブ小を場外へ蹴落とした後で沼澤が選手を代表してアブ小に宣戦布告、アブ小も迎え撃つ姿勢を見せた。
この試合の主役を奪ったのは沼澤、よく考えれば沼澤もデスマッチ王座戦線から遠ざかっていたが、今大会で久々に"神"が降臨し神威を解禁してアブ小からフォールを奪った。その勢いで一騎当千制覇を狙いにくるか?そして改めて「一騎当千〜DeathMatch Survivor〜」の出場選手、ブロック分けが発表された。
Aブロック 伊東竜二 木髙イサミ 吹本賢児 塚本拓海 植木嵩行 佐久田俊之
Bブロック "黒天使"沼澤邪鬼 宮本裕向 竹田誠志 星野勘九郎 関根龍一 高橋匡哉前回の覇者であり、デスマッチ王者であるアブ小はエントリーせず、実質上の挑戦者決定リーグとなった。優勝候補は次期挑戦者の観点としてアブ小から直接フォールを奪って勢いに乗った沼澤か、新しい風を呼び込む意味で植木、そしてFREEDOMSからエントリーした吹本に大きな期待をかけたい。
【大日本】河上との初シングル制す 鈴木が3・5後楽園でストロング王者・関本に挑戦へ▼一騎当千前哨戦 沼澤がリーグ戦不参加の王者・小林を料理▼2度目の参戦・岡本が再び神谷撃破、シングル決着戦希望…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/AXW8IewHxT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年2月10日本日は後楽園ホール大会へのご来場、誠にありがとうございました。
新しい動きが見えてきた今日の大会。
ますます激しくなる闘いにご期待ください。
そして明日明後日は上野大会です。
ぜひ防寒対策をしっかりとしてご来場ください。
お待ちしてます!#bjw pic.twitter.com/G3baAa08yc
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年2月10日今日は大日本プロレス後楽園ホール大会でした。
河上、復帰おめでとう。
また上がってこい。
上で待ってます。
そして3/5は関本さんとタイトル戦です。
でその前に発表されてましたが大阪に行きますよ!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年2月10日そうか、、
負けたのか。
でも次は負けないよ。
また自分の力でチャンス作るから。#bjw pic.twitter.com/k5Mkn4JN6q
— 河上 隆一 (@wild_kawakami) 2017年2月10日後楽園ホールのエレベーターロビーが関本大介 #bjw pic.twitter.com/BDEdFKPPTw
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年2月10日大日本ホール終了!
一騎当千が3月からスタート。
リーグ戦結果も大事だか内容で勝負したい。竹田の試合が1番面白かったと言わせたいね。ぶっかまします!
明日はダムズ新木場大会!
この4人で極上のデスマッチやったります。お見逃しなく!! pic.twitter.com/iWbNDMDiAY
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年2月10日 -
関本が宇藤を降しストロング王座を防衛!ベルトを持ったまま休養へ・・・、一騎当千にFREEDOMSから刺客参戦!
1月29日 大日本プロレス「Death Market36」愛知・名古屋ダイアモンドホール 334人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○吉野達彦(6分18秒 逆エビ固め)×青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
忍 ○中之上靖文(7分17秒 片エビ固め)高井憲吾 ×菊田一美
※ナックアウェイ◇第3試合◇
▼有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
○関根龍一(10分27秒 レッツ・コンバイン)×高橋匡哉◇第4試合◇
▼30分1本
バラモンシュウ ○バラモンケイ 丸山敦(1053秒 体固め)浜亮太 ツトムオースギ ×ヘラクレス千賀
※浜のハマケツの誤爆◇第5試合◇
▼蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
木髙イサミ 宮本裕向 ○塚本拓海(13分58秒 片エビ固め)伊東竜二“黒天使”沼澤邪鬼 ×星野勘九郎
※トラースキック【伊東の話】「(今週、FREEDOMS新木場で吹本が一騎当千参戦をアピールしたが)そのようですね。正直なことを言うとまだ参戦選手が固まってない状況なので、そういったなかでまったくいま交流のないところからのアピールは喜んで受けたいと思う。自分が責任をもって会社に掛け合って、参戦させます。(決定?)決定で大丈夫です。(塚本もきょう結果を出したが)はい。自分も去年ベルト落としておとなしくしていたところもあるので、何がなんでも自分こそ優勝して、またベルトを腰に巻きたいと思います」
◇第6試合◇
▼30分1本
○河上隆一 橋本大地 神谷英慶(11分27秒 片エビ固め)岡林裕二 橋本和樹 ×野村卓矢
※ランニングエルボーバット◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本
[第9代王者]○関本大介(19分13秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×宇藤純久(試合終了後)
関本「宇藤、思いっきり来てくれて、ありがとう。脳が、グラングラン揺れてるよ! 名古屋のみなさん、きょうは応援ありがとうございました。また大日本プロレス、来月名古屋に来ます(客席から『え~!?』※次は3月)来ない!? 3月末、再来月ね。ちょっと脳がグラングラン揺れてるんで…。(観客の『大丈夫か!』の声に)おう大丈夫、大丈夫。3月にまた来ますから、その時また来てください。宇藤、思い切り闘えて、きょうはありがとう。(握手をかわし宇藤は退場)きょうはありがとうざいました!」【関本の話】「(笑顔になって)いやあ、笑いが出ますね。宇藤はデカくなってるし、強くなってる。首が痛いです。(一発一発が重かった?)いやあ、重くなったよね。瞬発力というのは、ちょっと前までとはレベルが違うから。アイツは練習の賜物でしょう。そう思います。でも、俺も負けてらんないと思って、脳がグラングラン揺れてましたけど、歯を食いしばって耐えました。恐ろしいです。(また強敵が増えた?)そうですね。もうおっさんはダメですね(苦笑)。(2月は完全休養で休みに入るが)まあ、2月はお休みをいただいて、体調を少しよくして、また臨みたいと思います。3月に復帰して3・5後楽園でタイトル戦が決まっているが)そうですか。きょう防衛した責任だと思って、まっとうしたいと思います。(相手は鈴木秀樹か河上隆一だが)そうですか。どっちが来ても楽しみですね。体調を完全休養の相手に戻さしてもらって、また元気な状態で臨みたいと思います。…まあいまも元気じゃないわけじゃないですけどね(苦笑)。元気なんですけど。(より体調をよくする?)そうですね。ハイ、ありがとうございました」
【宇藤の話】「出せることは全部やったんですけど、関本さんは強かったので勝てませんでした。でも、関本さんに憧れて大日本に入ってよかったです。いつか、関本さんに勝って、僕が大日本のトップになりたいです。でもホントきょうは完敗でした。
(リバースタイガーが決まれば?)そうですね。やれることやって、そこで関本さんが対策してたり、出せなかったってことは…すべてやろうとしてたことは出し切れたんですけど、でもやっぱり最後の最後で必殺技が出せなかったので、そういうタラレバは好きじゃないです。今回は完敗です。ただ出せることは全部出したんで、次当たる時には根本的にもっと強くなって戻ってこないと勝てないと思うので。イチからもっとちゃんと積み重ねて強くなります。
(地元でかなり声援も飛んでいたが)みなさんに応援していただけて、デビューしてからも日が浅いのにみなさんから応援していただけて、こうやって大日本の選手、スタッフみなさんの空気もそうですし、お客さんの空気があるから、ここまでやってこれてるんで。これからも僕は大日本でずっとやっていきたいと思います」名古屋大会のメインで宇藤が関本の保持するストロング王座に初挑戦、序盤はバックや腕の取り合いから、じっくりとした攻防となるも、マッチアップとなると宇藤がショルダータックルで関本を場外へ追いやり、スライディングキックで追撃した後で鉄柱攻撃、場外ボディースラムで先手を奪うが、リングに戻ると逆水平の打ち合いとなり、関本はドロップキックからエルボー、エルボードロップと流れを変え、スリーパー、チンロックと絞り上げ、脳天エルボーやネックブリーカー、チンロックと徹底的に首攻めを展開する。
ハンマーを繰り出す関本に対し、宇藤は起死回生のジャンピングニーを狙うが、かわされてしまうも、ブレーンバスター合戦は制してラリアット、ボディースラムからギロチンドロップと反撃してからコブラツイストで絞り上げ、ロープに逃れられても宇藤は突進するが、関本はバックエルボーで迎撃してからスピアーを放ち、両者ダウンの後でハンマーから串刺しのスピアーを炸裂させる。
勝負に出た関本はアルゼンチンバックブリーカーで担ぐも、スリーパーで脱出した宇藤は再度コブラツイストで捕獲、腰投げで脱出した関本は串刺しラリアット、再度のラリアット狙いは宇藤が追走してラリアット、ビックブーツ、ミサイルキック、串刺しラリアットと一気に攻勢をかける。
宇藤はコーナーに昇るが、追いかけた関本は雪崩式ブレーンバスターを敢行、今度は関本がコーナーに昇ってダイビングボディープレスを投下も、宇藤はRKOで迎撃しラリアットを炸裂させて関本を追い詰める。
勝負に出た宇藤は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、ラリアット狙いは関本のラリアットと相打ちとなり、両者ダウンの後で膝立ちでのエルボー合戦、関本が逆水平、ハンマーに対し、宇藤はフロントハイキック、関本のラリアット狙いをかわしてリバースタイガードライバーを狙うが、関本はリバースして左右のラリアットを炸裂させる。
宇藤はダブルチョップの連打を放つが、関本は延髄斬りで黙らせると垂直落下式ブレーンバスターからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛した。12月30日の後楽園大会、年越しプロレスと関本から連続でフォールを奪い、その勢いで関本のストロング王座に挑戦したが、現実は甘くなく敗れ王座奪取ならず、そして2月中は関本は休養で欠場するがストロング、タッグの王座を保持したまま休養となるも、2月の後楽園で河上と今回出場しなかった鈴木秀樹の間で挑戦者決定戦が行われる、果たしてどちらが関本に挑戦となるのか?
デスマッチ戦線は植木嵩行だけでなくデスマッチ王者のアブドーラ・小林、佐久田俊之がインフルエンザで欠場する事態となった。その中で26日FREEDOMS新木場大会で吹本賢児が3月から開幕する一騎当千~デスマッチサバイバー~に出場を表明したことを受けて、第5試合を終えた伊東がバックステージで返答し、吹本の参戦を正式に了承した。
FREEDOMS勢の参戦は2011年(佐々木貴、葛西純)以来で、近年は大日本とFREEDOMSの交流はほとんどなかった。吹本は栗栖ジム出身で葛西との抗争を経てFREEDOMSに入団、昨年3月には葛西の保持していたKING of FREEDOM WORLD王座に挑戦した。FREEDOMSでは新世代にあたることから大日本のデスマッチ戦線にも新しい風を吹かせることが出来るか?【試合結果詳報】宇藤純久大奮闘、関本大介とのストロングヘビー熱狂/塚本拓海が逆襲開始、一騎当千優勝宣言&3代目血みどろブラザーズにも宣戦布告/伊東竜二了承、FREEDOMS・吹本賢児の一騎当千出場決定…大日本名古屋詳報 https://t.co/rDtxt2vAK4 pic.twitter.com/zGvk0B60FS
— 週プロmobile (@shupromobile) 2017年1月29日大日本プロレス名古屋大会ご観戦ありがとうございました!!
初めてのタイトルマッチは全力出してやれることやりきりましたが完敗でした
次に挑戦するときには勝てるよう1から積み上げます!#bjw
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2017年1月29日 -
新春早々名勝負数え歌!ストロングBJがツインタワーズを降しBJWタッグ王座を奪取!
1月2日 大日本プロレス「新春・後楽園ホール大会」 後楽園ホール 1278人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本勝負
バラモンシュウ バラモンケイ ○"黒天使"沼澤邪鬼(8分13秒 神威)ツトム・オースギ ×ヘラクレス千賀 丸山敦◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○忍(7分4秒 片エビ固め)×吉野達彦
※S.E.X◇第3試合◇
▼30分1本勝負
浜亮太 神谷英慶 ○橋本大地(11分43秒 片エビ固め)橋本和樹 菊田一美 ×野村卓矢
※シャイニングウィザード◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボード+凶器持ち込み6人タッグデスマッチ/30分1本勝負
アブドーラ・小林 ○植木嵩行 高橋匡哉(9分11秒 片エビ固め)竹田誠志 塚本拓海 ×佐久田俊行
※有刺鉄線ボードの上へのデスバレーボム◇第5試合◇
▼稲松三郎・大日本ラストマッチ~蛍光灯6人タッグデスマッチ~/30分1本勝負
○伊東竜二 宮本裕向 木髙イサミ(10分9秒 体固め)×星野勘九郎 稲松三郎 関根龍一
※ドラゴンスプラッシュ◇第6試合◇
▼30分1本勝負
鈴木秀樹 ○宇藤純久(11分44秒 片エビ固め)河上隆一 ×中之上靖文
※ラリアット◇第7試合◇
▼BJWタッグ選手権試合/30分1本勝負
[挑戦者組]○関本大介 岡林裕二(21分52秒 ジャーマン・スープレックスホールド)[第42代選手権組]佐藤耕平 ×石川修司
☆耕平&石川組が4度目の防衛に失敗、関本&岡林が第43代目王者となる(試合終了後)
関本「ベルト取りましたー!(場内関本コール)オカちゃん、ありがとうございました。なんとかベルトを取れたんで、これをずっと2017年は守っていきたいなと思います。2017年一発目、ベルト取れたんで、このまま上り調子で…いきたいな~!!」岡林「上り調子で、ずっといきましょう! 上向けて!(場内岡林コール)ピッサリいきますよ!」
関本「よっしゃ、そんな気持ちが出てきた~! きょうはスタートの日にたくさんご来場いただきありがとうございました。また、大日本プロレス、2017年始まったばっかりです。みなさん、応援よろしくお願いします。じゃあきょうはBJWハッピー・ニュー・イヤーで締めたいと思います。恐縮ではございますがご起立をお願いします(と観客が立ち上がると『ダイニッポン』コールが発生)。サンキューベリーマッチ! じゃあいきますよ。みなさんの、そして大日本プロレスの幸せを祈念して、BJWハッピーニューイヤーでいきます! BJWハッピー・ニュー・イヤー!」
【試合後の関本&岡林】
――毎回ハードな試合が続いているが、試合を振り返ると?関本「(額から血を流しながら)この状況を見てもらえばわかると思います」
岡林「気持ちですね、本当に。何でもそうなんですけど、気持ちが折れずに最後まで戦い抜けたんで。それが勝ちに繋がったんじゃないですか」
――お二人にとってツインタワーズ戦は特別なカード?
関本「そうですね、自分にとっては。というか、タイトルマッチですから。正直、気持ちは入りましたね」
――関本選手はこれで二冠王になった。昨年末から宇藤選手がストロング王座に挑戦を表明しているが?
関本「自分も前回の後楽園で取られてますから。望むところです」
――2月の1ヵ月間に欠場を控えているが、挑戦を受けるのはその前、その後?
関本「それはわからないです。俺が決めることじゃないです。いつでもいいですよ。今はこういう状況だから無理だけど。まあ、会社がそれは決めるんじゃないですか」
――次期挑戦者は宇藤選手で決まり?
関本「いいですよ。受けて立ちます」
――ツインタワーズとの試合を前に、今までの試合を越えてやろうという気持ちもあった?
関本「試合中はもう必死ですよね。正直、意識朦朧としましたけど、タッグマッチですから。岡ちゃんが危ないところを助けてくれて。それが勝因だと思います」
岡林「そんな意識する余裕すらないですよ。もう常に全力というか。例えるなら、1kmを全力疾走で、何が何でも最後までダッシュで走っているという感じなんですよね。余裕がないです、本当に。あの2人を倒してやろうという気持ち一心でやっているんで」
――試合後に大日本コールが起きたが、それを聞いてどう思った?
関本「やっぱり大日本の人間として嬉しいですよ。嬉しい以上に言葉が出てこないです。血は出てきますけど(笑) すいません。本当に嬉しかったです。皆さんの応援があって、こうやって思いっきり戦えました。本当にありがとうございました。これからも応援してくださいと。お願いします」
岡林「もっともっと上を目指して。そういう気持ちです。観に来てくださるお客様がいるので、もっともっと上に行ってやるという気持ちですよね。誰にも負けるかという気持ちでやってます」
――最侠タッグを優勝し、ベルトも戻って来たが、今後の防衛戦の相手については?
関本「いっぱいタッグチームはいますからね。まあ、ベルトを獲ったからには、挑戦はいつ何時でも受けます」
岡林「やっぱり自分たちがチャンピオンですけど、常に本気で、誰が来ても常に100%の力でぶち当たっていくことが、さっきも言いましたけど、大日本をもっともっと高いところに持っていくことになると思うんで。誰が来ても100%で、ドンドンぶつかっていきます」
大日本プロレスの2017年度が開幕、グレート小鹿会長が新年の挨拶した後で、昨年までガッツワールドの所属で大日本に参戦していた吉野が正式入団となって紹介を受けた。
メインは昨年度の最侠タッグリーグを制覇した関本&岡林のストロングBJが、耕平&石川のツインタワーズが保持するBJWタッグ王座に挑戦、今まで何度も渡り合っている両軍はグラウンド、打撃戦と互いに出方を伺うが、ツインタワーズがダブルショルダータックルを関本に浴びせてから捕らえにかかり、耕平が関本の腰にエルボーを浴びせ、関本も逆水平やエルボーで押し返すも、耕平もエルボーの連発でなぎ倒し、フェースロックで絞めあげる。
劣勢の関本は石川にドロップキックを放ってからやっと岡林に交代、岡林はツインタワーズの二人を次々とラリアットでなぎ倒し、石川をアルゼンチンバックブリーカーで担いでから耕平に投げつけ、改めてもう1回石川を担ぎ上げると、関本もアルゼンチンで耕平を担ぎ競演を完成させる。
しかし石川も岡林にビックブーツを炸裂させてから32文ロケット砲を命中させると、耕平もミドルキックの連打からファルコンアローで続き、パイルドライバーを狙うが岡林は必死でリバースして関本に交代、関本は耕平に往復式串刺しラリアットからブレーンバスターで投げ、逆エビ固めで捕らえるも、石川が頭突きでカットし関本が石川に襲い掛かるが、その隙を突いた耕平がジャーマンで投げ、関本が起き上がったところでエルボー、しかし耐えた関本もラリアットで応戦する。
交代した石川は関本に串刺しラリアット、コーナーへの河津落とし、DDTと畳み掛け、関本がハンマー、石川がエルボーと打撃戦の後で関本がラリアットを放ち、もう一発を狙うがかわした石川が投げ放しドラゴンスープレックスで投げる。ここで耕平が入りツインタワーズが合体ニーリフトからサンドウィッチエルボーと合体技で関本を追い詰め、耕平が岡林を排除した後で石川が関本をファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンを狙うが、岡林がラリアットでカットに入る。
関本は石川に串刺しスピアーから岡林のボディースラムの援護を得てからフロッグスプラッシュを投下するが、石川が剣山で迎撃した後でかんぬきで捕獲してから頭突きの連打を浴びせるも、岡林がカットに入り耕平にラリアット、石川にパワースラムを決め、関本が入って石川にサンドウィッチラリアットから合体バックドロップ、耕平もサンドウィッチラリアットで排除する。
関本は石川に左右エルボーを放つと、石川も追走して膝蹴りで応戦、関本がバックを奪って岡林も関本のバックを奪って眉山を決めてから関本が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、石川もラリアット、頭突きで応戦するが、流血した関本がラリアットでなぎ倒すとぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い、ストロングBJが激戦を制して王座を奪取した。年末では宇藤に連敗を喫し勢いが落ちた関本だったが、新春最初の興行でツインタワーズとの激闘を制してストロングに続いてタッグ王座を奪取など2冠王となり、関本の勢いが落ちていないところを見せつけたが、ストロングBJとツインタワーズの戦いは名勝負数え歌の域に達しつつある。
またバックステージインタビューでは関本がストロング王座をかけて、セミで中之上を降した宇藤の挑戦を受けることを明らかにした、12月30日の大日本後楽園大会に続いて、31日の年越しプロレスで1フォールとはいえ宇藤に連敗を喫しただけに、関本も受けざる得ないだろう。
選手権は29日の名古屋大会で決定となったが、2月には関本は1ヶ月間休養を取る、二冠を独占したままで関本が休養するのか、それとも宇藤が王座を奪取してマッタをかけるのか…第5試合では2月に引退が決定しているK-DOJOの稲松の大日本ラストマッチが行われ、二丁拳銃が稲松を連係で蹂躙してから蛍光灯に被弾させ、更に破片で稲松の額を切り刻み、伊東もイスを曲げるぐらい殴打してから、ボディースラムで投げて元に戻し、また蛍光灯に被弾させるなどして徹底的に痛めつける。
しかし稲松は宮本に蛍光灯頭突きを連発して、アブ小ばりに蛍光灯を喰うと蛍光灯へのボディースラムで投げ捨てる。
関根がイサミに蛍光灯を投げ渡したところで、稲松が36ハンマーでクラッシュさせるが、伊東への狙うとかわされ、逆に巨大蛍光灯束で殴打され、最後は二丁拳銃の連係に捕まった星野が伊東のドラゴンスプラッシュで3カウント、試合後は稲松はイサミと蛍光灯で叩き合い、伊東も稲松を抱擁、稲松はファンに一礼して大日本マットに別れを告げた。【大日本】ツインタワーズ陥落…関本&岡林が1年3ヵ月ぶりにタッグ王座戴冠▼二冠王・関本が宇藤のストロング王座挑戦を受諾▼河上と乱闘 鈴木が一騎打ちアピール▼大日ラストマッチで敗戦も…稲松が大声援に感謝で別れ…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/KbYMJNm2Kt
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月2日大日本後楽園大会でした。タイトルマッチ、負けてしまった。。悔しいけどまたチャンスをもらえるよう頑張らねば。応援ありがとうございました!帰りは安定のロマンスカー。#bjw pic.twitter.com/zPOPM0plGZ
— 石川修司 (@g0925union) 2017年1月2日後楽園ホール大会ご観戦ありがとうございました!!
セミファイナルで勝利!!
そして!世界ストロングヘビー級のタイトルマッチが決まりました!
1.29地元名古屋で関本さんに挑戦します!この勢いでベルトを奪って今年を俺の年にします!#bjw
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2017年1月2日レスラー人生最後の大日本プロレスでの試合が終了。大日本関係者の皆さん、長い間ありがとうございました。そして後楽園のリングから大コールで送り出してくれた大日本ファンの皆さん、本当にありがとうございました。 #bjw #kdojo pic.twitter.com/gVCWuLiQfU
— 稲松三郎 (@kaientai369) 2017年1月2日 -
今年最後の観戦…大日本プロレス的クリスマスイブ
12月24日 大日本プロレス「大阪サプライズ29〜感謝祭2016〜」大阪市コミュニティプラザ平野 365人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
○中之上靖文 菊田一美(9分12秒 片エビ固め)宇藤純久 X佐久田俊行
※ナックアウェイ◇第2試合◇
▼30分1本
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀 野村卓矢(9分19秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X吉野達彦
※ツキノイシ◇第3試合◇
▼「大日本X道頓堀〜大阪師走の陣」/30分1本
○“黒天使"沼澤邪鬼(6分30秒 横入り式エビ固め)X菅沼修◇第4試合◇
▼特別試合〜ノータッチルール 大阪PREMIUM〜/30分1本
○ZERO 丸山敦 政宗 三原一晃(14分05秒 片エビ固め)GAINA ビリーケン・キッド タダスケ Xアルティメット・スパイダーJr.
※猛毒波布空爆◇第5試合◇
▼凶器持ち込みタッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 竹田誠志(11分56秒 片エビ固め)伊東竜二 X高橋匡哉
※ダイビング・セントーン◇第6試合◇
▼有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林(10分13秒 逆エビ固めwith有刺鉄線ボード)X植木嵩行◇第7試合◇
▼30分1本
○木高イサミ “brother"YASSHI 橋本和樹 藤田峰雄(12分24秒 ヨーロピアンクラッチ)橋本大地 谷嵜なおき 鈴木鼓太郎 X塚本拓海
◇第8試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 ボディガー(14分20秒 片エビ固め)浜亮太 河上隆一 X神谷英慶
※ラリアット
今日はクリスマスイブだというのに大日本プロレス平野区民センター大会を観戦、会場のある場所である出戸は自分にとっても懐かしい場所、昔大阪の八尾に住んでいた頃は出戸にあったダイエーでよく買い物するために通うなどしていたが、ダイエーもなくなってイオンへと変わってしまっていた、しかし八尾の近くでプロレスを開催する会場があったとは、もし八尾に留まっていたら頻繁に通っていたのかもしれない。第1試合は中之上と佐久田が手四つからの力比べを狙うが、佐久田の背が低いせいか届かない、それでも力比べを成立させるが、佐久田が捕まって中之上組ペースで試合が進み、やっと交代を受けた宇藤がジャンピングニーからのオー!ポーズとジャンボ鶴田ムーブで盛り返す。蘇生した佐久田もエルボーから逆さ押さえ込みと攻め込んだが、中之上がエルボーで動きを止めると、ナックアウェイで3カウントを奪い勝利を収める。
第2試合は来年から正式に大日本の所属になる吉野が弾けまくり、野村もこの組み合わせで放り込まれて大丈夫なのかと思ったが、吉野と一緒に子供ファンを追い掛け回すなど弾けまくっていた。
試合は例のごとくブランド品をかっさらった千賀がバラモンの水噴射をブロックして「千賀●ね!」コールが巻き起こり、野村も逆さ吊りにされて吉野から股間に水、バラモン兄弟からボウリング攻撃の洗礼を浴びてしまう。
オースギがロープへ走るとバラモンの徐行攻撃を浴びてしまい、バラモンがオースギを捕らえて吉野に攻撃を促すが、自撮り棒で記念撮影している間に反撃を許してしまう。そこで野村がバケツの水をかけようとするが、自爆してしまう。
そこでオースギが吉野を攻めようとするが、吉野が命乞いをすると騙まし討ちにしてオースギを捕らえる、だがバラモンのボード攻撃が例のごとく誤爆すると、オースギのツキノイシで3カウントとなり、野村はバラモンから「水のかけ方を教えてやる」と突っ込まれてしまう。第3試合の沼澤vs菅沼は、沼澤が道頓堀プロレスのタッグベルトであるWDWタッグベルトを放り投げて挑発すると、激怒した沼澤がラリアットで奇襲をかけるが、場外戦となると沼澤がスパナや工具などで菅沼を流血に追い込み、リングに戻ってもオサムコールを煽るなど余裕ぶりを見せる。
菅沼はパワースラムからランニングネックブリーカー、リバーススプラッシュ、ロックボトムと反撃するが、串刺しのアックスボンバー狙いを沼澤がかわしえコーナーに設置したイスに直撃させると丸め込んで3カウントを奪い完勝を収める。第4試合の元大阪プロレス勢同士の8人タッグはHUBは今回はZEROとして出場、試合もめまぐるしい攻防を展開するが、GAINAがZEROにラストライドから、タダスケとスパイダーをおんぶしてから圧殺するも、政宗とビリーが盛り返し、最後はZEROがスパイダーをジャックハマーからペティグリーを決め、猛毒波布空爆で勝利を収める。
第5試合では凶器持ち込みデスマッチということで高橋は有刺鉄線ハンマー、伊東が竹刀、星野と竹田は蛍光灯束を持参して登場、試合は伊東が竹刀を振り回し、星野がイスをヘルメット代わりにして防ぐが小手が入り、場外戦で星野が流血、伊東は星野をイスで殴打して曲げてから、その上へのボディースラムでイスを元に戻すなど星野を痛めつけ、高橋のアイテムであるハンマーを振り回し、高橋もコーナーから星野にハンマーを落とすなど地味に痛い攻撃を展開。
高橋は蛍光灯束を持ち出すが星野がミドルキックでクラッシュさせると、竹田も高橋をコーナーに逆さ吊りにしてから、顔の前にイスを並べてドミノ倒しでクラッシュさせると、バットとイスを使った顔面整形クリスマスバージョン攻撃で痛めつけ、伊東もムーンサルトプレスクリスマスバージョンを投下する。
高橋も星野に反撃してハンマーを投げるが、キャッチした星野が突進し、竹田と共に攻めたて、蛍光灯束の上へのチョークスラムからダイビングセントーンで3カウントを奪い勝利を収める。休憩後の第6試合ではリングインするアブ小を植木が奇襲をかけ、ベルトを首かけたままのアブ小を有刺鉄線ボードに叩きつけ、更にベルトを奪って殴打してから、もう一つのボードにも被弾させる。
場外戦へと雪崩れ込み、植木はボードの破片やイス攻撃で攻め込むが、アブ小は頭突きで反撃して噛み付き、リングに戻っても植木が立てかけたボードめがけて逆に叩きつけ、植木は頭から突っ込んでしまう。
アブ小はスリーパーで絞めあげるが、植木は敬礼アタックで反撃し猛攻をかけるも、敬礼式ダイビングヘッドバットが自爆となると、アブ小がたぎってからのカモイェを炸裂させ、最後はボディースラムの連発からの逆エビ固めで完勝、試合後も植木が襲いかかろうとするが、アブ小はキックで返り討ちにする。第7試合の8人タッグ戦は鼓太郎、DRAGON GATEの谷嵜、YASSHI、イサミと豪華なメンバーが揃うも、大日本のリングとはいえ鼓太郎、谷嵜、YASSHIの試合を生で見るのもいつ以来か、試合は峰雄が再三塚本の股間を狙うなど館内を沸かせ。また鼓太郎と谷嵜もそれぞれの地獄の断頭台の競演や連係も披露する。
最後はイサミがパートナーである塚本にも容赦ない攻めを見せ、絶槍から勇脚を狙うも塚本がかわしたところでヨーロピアンクラッチで丸め込んで勝利。
試合後はイサミと谷嵜が乱闘となり挑発合戦となるが、イサミは鼓太郎を呼び込んで、鼓太郎が24日でデビュー15周年を迎えたことを発表、鼓太郎もイサミとのシングルを熱望した。
鼓太郎がNOAHからデビューして15周年になるとは時の流れを感じるものの、イサミがアピールしなければ15周年を迎えたことすら気づかなかった。派手なセレモニーもなかったが鼓太郎の師匠である三沢光晴もこういったセレモニーがあったとしても花束を受け取るだけだっただけに、ある意味鼓太郎らしさなのかもしれない。メインの6人タッグ戦は浜の巨体に関本組が苦しみ、ボディガーも浜を持ち上げようとするが持ち上げることが出来ない、終盤も関本が捕まるが岡林とボディガーがカットし、浜と河上を排除すると、関本が神谷に垂直落下式ブレーンバスターからラリアットで勝利、試合後は関本が締めくくって本興行が終了、2度目の休憩の後で感謝祭が行われる。
感謝祭ではこの日2度目の試合となる大日本の若手たちが大阪をホームとする団体ジャパンプロレス2000と対抗戦を行い、セコンドの和樹の指示通り大日本勢はジャパン2000勢を叩き潰しにかかり、ジャパン2000勢も健闘するが野村の腕十字で完勝を収める。
試合後は登坂代表とストロング王者の関本とデスマッチ王者のアブ小とのトークイベントが行われ、その後で丸山と佐久田司会の大抽選会が行われる。
感謝祭最後は所属全選手によるバトルロイヤル、まず大地のキックに河上が異常に痛がると、大橋レフェリーがボディーチェックを行い、大地のシューズの中からフォークが出たため失格、大橋レフェリーは河上もチェックするが、1本どころか無数のフォークやスプーンがタイツの中から出たため失格、失格となった大地は河上と共にリングに残っている選手らにフォークで刺し遊びまくる。
次に植木が大阪名物と称して一発ギャグを連発しすべりまくって観客からヒンシュクを買い、大橋レフェリーがピコ太郎のモノマネを披露すれば、最後に先だって死去した島木譲二のパチパチパンチも披露するが迫力がない、代わりに大阪出身の関本が手本を示してから植木をチョップで一撃し全員がカバーして植木が退場となる。
アブ小も退場するが、大地らからフォークを奪うと念でフォークを曲げてしまう。その中次々と選手が退場し岡林、星野、吉野だけとなり、星野と吉野が攻める岡林に命乞いをして騙まし討ちにするも、岡林はランニングボディープレスで二人まとめて圧殺し優勝。最後は岡林が「ビッサリ!」で感謝祭は締めくくられたが、平成極道コンビを解散する星野は吉野と新コンビを結成するか?今年最後の観戦も終了、来年はまた観戦回数を増やしたいかな…
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関本が小橋建太の伝説の技を解禁!アブ小は粘る星野の心を折った!
12月18日 大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」神奈川・横浜文化体育館 2481人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼オープニングタッグマッチ/20分1本
○岡林裕二 中之上靖文(8分52秒 アルゼンチンバックブリーカー)宇藤純久 ×菊田一美◇第2試合◇
▼8人タッグマッチ/30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 丸山敦 ○忍(10分55秒 エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ “黒天使”沼澤邪鬼 ×吉野達彦
※SEXボンバー◇第3試合◇
▼テーブルクラッシュマッチ/30分1本
○植木嵩行 高橋匡哉(8分37秒 テーブルクラッシュ)竹田誠志 ×塚本拓海◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○河上隆一 橋本和樹(13分10秒 片エビ固め)浜亮太 ×橋本大地
※ハリケーンドライバー◇第5試合◇
▼鉄檻蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(13分15秒 片エビ固め)伊東竜二 ×佐久田俊行
※鉄檻の上からのムーンサルトプレス◇第6試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○佐藤耕平 石川修司(13分35秒 片エビ固め)鈴木秀樹 ×野村卓矢
※パイルドライバー◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負
[挑戦者]○関本大介(15分34秒 片エビ固め)[第8代王者]×神谷英慶
※バーニングハンマー
☆神谷が3度目の防衛に失敗、関本が第9代目王者となる
【関本の話】「獲ったぞ、オラ。危なかったですね。本当にバックドロップだけは食らわないようにって細心の注意を払って、何とか獲りました。(神谷選手の強さは感じた?)入門して一番最初に来た時とは別人ですね。別人だよ、あれは。恐ろしいよ。またチャンスがあれば、神谷とやりたいです。(最後のフィニッシュホールドは?)僕はね、小橋さんが大好きなんで。小橋さんの試合をずっと見てたんで。あそこに辿り着きました」
【神谷の話】「ハッキリ言って今日は完敗です。僕にはまだまだ全然一番上でやっていけるような実力はなかったかもしれない。でも、僕は絶対ここで諦めないですから。諦めませんから。また立ち上がって、また今日みたいな強い関本さんと戦えるようなチャンスが来たら、絶対今より強くなって、次は最後まで自分がリングに立ってます。そして、自分がバックドロップで関本大介に勝ちます」◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯ダブルGショックデスマッチ 30分1本
[挑戦者]○アブドーラ・小林(18分49秒 逆エビ固め)[第33代王者]×星野勘九郎
☆星野が4度目の防衛に失敗、アブ小が第34代目王者となる(試合終了後、また会議のように2人はイスを出して座る。)
アブ小「もう立ってられません…星野さん、どうぞ(とイス)。まずは星野勘九郎、俺の勝ちだよ。みなさんありがとう! この2カ月ぐらいか、俺たちもいろいろあったな。褒め殺しとかわけわかんないことやってごめんね。星野は何年目でベルト取ったんだ、プロ入り後?」星野「…ターザン後藤一派の時から数えると、13年です」
アブ小「13年か。苦労人だな。俺もデスマッチヘビーまで11年かかったんだ。けど、ちょっと待てくれ、(体が)きついな、星野やっぱオマエは。苦労できてるぶんだけ打たれ強いよ。それで13年目の初栄冠。俺は11年目だったんだ、これ取ったの。その時1回も防衛できなかったんだよ。けど星野勘九郎、3回防衛したんだな。今回4回目。褒め殺しじゃなくて、普通にオマエって素晴らしいと思うよ。普通に素晴らしい。両国のメインまでいった男なんだよ、両国のメインで勝った男。けどこの何か月か、俺もバカにし過ぎた。オマエは素晴らしい。これからも胸張って生きていこう。けどな、それで絶対おごっちゃいけねえぞ! 謙虚でいこう。謙虚に謙虚にいって、最終的にはもっと上を目指そう。大日本プロレスの“大”。大きいんだよ。たとえば、新日本ってあるな。何が新だよ! 40年の老舗企業だろ。俺たちは大なんだよ、大! 星野、俺たちはな、もっともっと大日本、大きくなって、プロレス界もっともっと引っ搔き回そう! たぶんこれから面談あまりやることないから、何か言おう、オマエも」
星野「まず最初に…マサ(稲葉)、ごめんな。小林さん、俺は小林さんとこうやってリングで、この交えたこの敗戦を糧にして、もう一回あなたに挑戦します。小林さん、ありきたりですけど、その時まで必ずベルト守ってくださいね! 必ず俺はもう一回あなたの前に現れるので、絶対防衛し続けてください!」
アブ小「ああ、星野の挨拶は相変わらずつまんねえな、コノヤロー。そうだな、俺がせっかくチャンピオンになったんだ! このベルトを守るだけじゃねえぞ、どうせならどんどん攻めたい! 今度はね、どんどん攻めて、大日本プロレスをもっともっと大きくしたいと思います! そしてみなさんにもっともっと、夢の世界を見せることを、お約束いたします! まあ夢というか愛の世界だな。俺のやりたいことわかる人、スタンド・アップ・プリーズ!ドームは棚橋、文体は小林! 大日本プロレスはこれからもっと大きくなっていきます! 大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」
【試合後のアブ小】
アブ小「(缶ビールを飲み干すと)ああ、しみますね。でも疲れますね。星野勘九郎のGショックボディは。前哨戦で何回か当たってて、逆エビ固めが結構効いてるなと思ってたんで。もしエルボーを何回も返してくるようだったら、最後は逆エビをやろうかなと。まあ、キャリアですね。手数の多さで何とかなりましたけど、星野はいいチャンピオンでした。でも、結果はこっちですから。最後、小鹿会長がベルトを持ってきて、『小林、なにかデカいことを言ってやれ』って。だから、新日本なんて名前を出しちゃったけど。上は上で素晴らしいと思いますけど、僕らはもっとひっかき回しますから。俺がベルトを守ったら、星野がまたやりたいようなことを言ってたけど、僕が獲った以上、守りのベルトじゃないですから。攻めのベルトですから。ただ守って巻いているだけなら、ベルトって俺の腰に巻けないですからね。ベルトはただの飾りじゃないですから。ふんぞり返ってたら楽しいかもしれないけど、ベルトがある上でどんな攻撃ができるか。ちょっといろいろ考えたいけど…年内はちょっとゆっくりしたいです。あっ、BASARAでタイトルマッチがあったな! まあ、逸材と高橋がいるんで、年内はゆっくりとした試合を…まあ、できないと思いますけど、今日ぐらいはゆっくりしたいと思います」――攻めていくということだが、具体的に考えていることは?
アブ小「ありません(笑) 試合をやればベルトほしいと思いますけど、いざチャンピオンになって、ベルトを持って攻めたいという気持ちになりましたけど、具体的にどうなるかはまったく考えてないですね。けど、ただの飾り物にはしたくないというのはありますね。なんて言ったって、最多防衛記録は私が持っているんですから。7回でしたっけ。それも、1年で7回やったということはかなり攻めて防衛してたと思うので。まあ、攻めるにもいろんな攻め方があると思うので、攻めのベルトにしたいですね」
――来年は一騎当千もデスマッチの順番となるし、両国大会もある。それに向けては?
アブ小「一騎当千は前回の優勝者なんでね。前回の優勝者がベルトを持っているということは、出なくていいでしょ?(笑) 僕が出る必要があるのかって正直思いますね。現時点でデスマッチ最強の男なんですから、僕は。正直、今現在の気持ちは出たくないというのがありますね。出たところで全員にターゲットにされちゃうんでしょ? こっちは攻められないよ(笑) 攻めのベルトって俺は言ったんだから。全員にターゲットにされたら、俺の体がもたないですから。星野みたいに俺はカッコつけません」
――4度目の戴冠となるが、前回までとの気持ちの違いは?
アブ小「純粋に嬉しいですね。違いはないです。けど、今まで獲った時は『これからどうしよう』という焦りがあったと思いますけど、その焦りはないですね。攻めるって言ったけど、このベルトでどう料理してやろうかという気持ちが出てきますね。せっかく獲ったんですから、このベルトをどう活かしていくのか。おぼろげながら考えてます。みんなリングサイドに来てくれると嬉しいですね。やっぱりドームは棚橋、文体は小林ですよ。横浜で、俺はかなり人気あるような気がします。ツイッターに書いたんですけど、昨日昼飯食べたら、食後のコーヒーはサービスだったし、今日も朝起きたらヒザが痛かったんで、タクシー乗ったんですよ。そうしたら、端数カットですよ? 俺、横浜で人気があるなって。スターなんでね。今夜も朝まで飲もうと思います」
――今日はついていたと?
アブ小「ここ何日かついてます。勝負っていうのは多少の運も必要ですから。実力プラス運も必要ですから」
【星野の話】「悔しいですね。正直、最後の方は意識もなくて…。もう本当に苦しくて、呼吸もできませんでした。試合後、ジワジワと意識が戻ってきて、自分が負けたんだなと実感しました。ここまで本当に穴だらけでさ。不器用でさ。こんなチャンピオンいなかったと思うんです。でもさ、己の信じた道を信じて、不器用だけど、自分らしく行けば必ず結果が出ると思って、ここまで3戦防衛してきたけど。でも、今日改めてデスマッチヘビーのベルトの凄さを知りました。今日は勝って、1月4日の極道解散まで繋げたかったんですけど。マサ、ごめん…。悔しいね。でも、ここからだよな。俺たち今まで雑草魂でやってきて、ここでくじけちゃ。ここからです。これを見ている人や誌面を通して感謝したいのは、やっぱりここまで半年間、この不器用でしょうがない星野勘九郎に、『チャンピオン! チャンピオン!』って熱い声援をくれたファンの皆様。その熱い声援は自分の大きな、たった1度の人生の大きな財産になりました。本当にありがとうございました。でも、ここからなんで。また這い上がります。下を向いてたってしょうがないからな。ここから歩んでいくプロレス人生、お前(稲葉)のリングを降りてからの人生の大きな力になれたかな? 本当に頑張れよ。俺はこんなことしかできないけど、こんな戦いしか見せられなかったかもしれないけど、これが俺の気持ちだから。(稲葉は涙を流しながら、『墨落としをやった時に気持ちが伝わって来たんで…。自分は嬉しかったです』とこぼすと)ごめん。よし! 一緒に押し売り行こうか!」
20周年を迎えた大日本今年最後のビックマッチが開催され、ストロングとデスマッチ2大選手権がラインナップされた。
まずセミで行われたストロング選手権に王者・神谷の指名で関本が挑戦、序盤からマッチアップで一歩も引かずも、神谷がぶちかましで関本を場外に追いやると、リング下から関本が神谷の足をすくって場外へと引きずり込も、神谷の腰を鉄柱に打ちつけ、リングに戻ってからボディースラム、腰へのダブルハンマー、エルボードロップシュミット流バックブリーカー、逆エビ固めと徹底した腰攻めで試合の主導権を握る。
劣勢の神谷だったが堪える関本を強引にボディースラムで叩きつけてからダイビングエルボードロップを投下して流れを変え、WARスペシャルからストレッチプラムへ移行して絞り上げる。
だが関本もアトミックドロップを決めるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、フロッグスプラッシュを狙いにコーナーへと昇るが、追いかけた神谷が競り合いの末に雪崩式ブレーンバスターで投げ、関本の左右のエルボーから延髄斬りをラリアットで迎撃した神谷は左のラリアットを炸裂させ、後頭部ラリアットからバックドロップを狙う。
しかし関本は浴びせ倒して阻止し、再度のバックドロップ狙いをブルドッキングヘッドロックで叩きつけると、高角度のぶっこ抜きジャーマンからラリアット、そしてアルゼンチンバックブリーカーと思いきや小橋建太の最大の必殺技であるバーニングハンマーを決め3カウントを奪い王座奪取に成功した。
序盤から関本が先手を奪い、中盤では神谷が盛り返したものの、最後は関本がねじ伏せたという試合だったが、最後に使った技はバーニングハンマーとは驚かされたとしかいいようがなかった。しかし小橋も関本を最も高く評価していただけに、バーニングハンマーを関本が受け継ぐのも悪くないし異論もない。メインのデスマッチ選手権は早くも両者がロープに吊るされた蛍光灯に互いに被弾させ、互いにブロックを持ってチャンバラを展開もブロックの使い方では星野が上か競り勝ち、蛍光灯で一撃してから切っ先でアブ小の額を切り刻む。
星野はアブ小をロープに吊るされた蛍光灯に直撃させてからブロックの上へのボディースラム、そしてアブ小の背中にブロックを置いてからもう一つのブロックを投下、もう1度やってから背中に蛍光灯束を置いてブロックを投下するが、蛍光灯束での殴打はアブ小がミドルキックで蛍光灯束こと射抜く。
アブ小は頭突きwith蛍光灯を連発して、ロープの蛍光灯に叩きつけてから蛍光灯束での袈裟きりチョップ、ブロックを二つ並べて蛍光灯を置いてからのDDTで突き刺してから“愛してま~す”チョップを狙うが、起き上がった星野が雪崩式ブレーンバスターで投げるも、星野が落ちたところがブロックだったため自身もダメージを負ってしまう。
両者は頭突き合戦、蛍光灯で互いに殴打してからの打撃戦を制した星野が勘九郎カッターからセントーンを連発、そして鉄階段の上に蛍光灯櫓を作り、その上でのコンプリートショットことリバース勘九郎カッターを敢行、更に倒れるアブ小を鉄階段のサンドウィッチにしてからのダイビングセントーンを投下するも、星野自身も大ダメージを負ってしまったためカバーに遅れてしまう。
星野はリング内の蛍光灯だけでなく、ボックスの中にあった予備の蛍光灯まで何度もアブ小に投げつけるが、アブ小は敢えて背中だけでなく正面からも受けきると浴びせ蹴りを敢行、今度は互いにイスの投げあいとなるが、ブロックを投げて競り勝ったアブ小が山嵐を決める。
勝負に出たアブ小はダイビングバカチンガーエルボーを決めるもカウントは2、粘る星野に無数の蛍光灯を投げつけ、ブラットレインメーカーポーズを決めるが、星野は墨落としで切り返すも、クリアしたアブ小はヘビーローテーションを連発してからカモイェを炸裂させ、鉄階段を2つ並べてからの投げ放しジャーマンを敢行する。
アブ小は再度ダイビングバカチンガーエルボーを投下するが星野はカウント2でクリアすると、アブ小は粘る星野の腰にバカチンガーエルボーを投下してから低空ドロップキック、奥の手である逆エビ固めで捕獲して星野は無念のギブアップ、アブ小が王座を奪取した。
中盤から粘るアブ小に星野が介錯するような試合だったが、いつに間にか逆転して粘る星野の心をアブ小が折った…まさしく大日本のデスマッチらしい試合でもあった。また両国の主役を飾った星野、神谷の両者が共に王座から転落するという結果にもなった、二人にとっても団体を背負って立つということを簡単ではないということを思い知らされたのではないだろうか?だが関本は小橋からバーニングハンマーを受け継ぎ、アブ小も執念では星野には負けなかった、二人が進化していくうちは大日本もまた進化していく。
また大日本も第6試合ではツインタワーズに野村が、第5試合ではヤンキー二丁拳銃が佐久田を徹底的にかわいがるも、二人は懸命に食い下がった、こういった選手たちが台頭する限り大日本の歴史はまだ続く…。
【大日本】2大タイトル移動! 小林が1年5ヵ月ぶりにデスマッチ王座返り咲き ▼神谷をバーニングハンマー葬 関本が3度目のストロング王座戴冠▼タッグ王者ツインタワーズが12・30後楽園で血みどろブラザーズ迎撃へ…横浜大会https://t.co/vuGwN7Ba9E#bjw pic.twitter.com/KXK4DRraoE
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年12月18日勝ちました。
デスマッチ34代王者です #bjw pic.twitter.com/0cvWrJm7tR
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2016年12月18日本日は横浜文化体育館大会にたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
二大王座は双方とも移動。
新チャンピオンは休む間も無くサイン会に参加いたしました。感服いたします。#bjw pic.twitter.com/5xMqcPQY9h
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2016年12月18日前チャンピオンも最後まで押し売り。写真にはありませんがストロング選手権の両者も売店に登場していました。これぞ大日本プロレス。選手の皆さんにはほんと頭が上がりません。
この平成極道コンビも1月4日で解散です。お見逃しなく!https://t.co/RZvLgIfEK4#bjw pic.twitter.com/lykxI8bPFN
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2016年12月18日大日本横浜文体大会でした。
試合は鈴木秀樹、野村組と対戦。野村選手に粘られましたが勝利。何回バチバチ挑んできてもツインタワーズはそれ以上でお返しします。#bjw pic.twitter.com/VHLI74pSel
— 石川修司 (@g0925union) 2016年12月18日今日は大日本プロレス横浜文化体育館大会でした。
まあ野村君の勢いだけでは如何ともしがたい差がありました。
野村君も1からやり直すと言っていましたので期待します。
年内のホール、年明けのホールでしっかり仕切り直して挑戦や!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年12月18日大日本御プロレス横浜文体大会終了。デスマッチもストロングもキャリアで勝る元王者が返り咲いたが、だからといって単純に時計の針が戻ったかと言えば、これが単純にそういうものではないというのが、プロレスの面白いところであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2016年12月18日 -
精神的プレッシャーを跳ね除けた星野がイサミを越えた!神谷は次期挑戦者に関本を指名!
11月22日 大日本プロレス 後楽園ホール 1062人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼オープニングタッグマッチ/20分1本
忍 ○吉野達彦(6分59秒 アスリートジャーマンスープレックスホールド)丸山敦 ×関札皓太◇第2試合◇
▼30分1本
○伊東竜二 ツトムオースギ ヘラクレス千賀(7分36秒 エビ固め)グレート小鹿 バラモンシュウ ×バラモンケイ
※ドラゴンキッカー◇第3試合◇
▼30分1本
石川修司 佐藤耕平 ○河上隆一(7分57秒 エビ固め)宇藤純久 菊田一美 ×野村卓矢
※ランニングエルボーバット◇第4試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹(9分0秒 ダブルリストロック)×中之上靖文【鈴木の話】「どうですか、見てて? いつも聞きますけど。5月ぐらいからちょうど半年やってるんですけど、何にも変わらなかったですね。(今日の戦いをもってしても変わってない?)どうですか? 僕は変わってないと思いますけど。変わってないですね。彼の持っているものを全部出しても、僕にはまったく通用しないわけですよ。僕だけじゃないですね、それは。大日本プロレスの中でも、その前の団体の中でも、たぶんその前の団体でも通用してないから、だからこういう試合なんですよ。だからああいうポジションです。上がろうとしないか、上がっていけないのか。通用しないんですよ、彼のスキルじゃ。フィジカルも、肉体も、技術も。通用しないんです。見たらみんなわかるじゃないですか。僕よりもお客さんがわかっている。だから、僕が勝っても拍手もないし。当たり前の試合を当たり前にやっただけだから、見てる方も面白くないですよね。(これで一応の決着がついたと?)いいですよ、やりたかったらやっても。その代わり、ゼロからやり直してくれって。今持っている技術を全部捨てて、ゼロから作り直して。フリーになって、新しいことをやるんだったら、新しく生まれ変わって来いと。それからだと思うんですよ。僕が言うあれじゃないですけど、たぶんお客さんはそういう支持というか、声が上がると思いますけど。彼と鈴木がやってほしいと。今回はたぶん、皆さんもそうですけど、僕もそうですけど、今さらやるんだと。そういう感じだったと思うんですよね。なんで今さらになったかというと、彼が弱いからです。通用しないことをいつまでもやってる。頭を使わないと。体も使わないと。ゼロからやり直してこないと。ゼロっていうことは、1、2、3、4、5ってありますからね。僕は敵ですからね、フリーで言えば。生存競争の中に入ってないヤツには負けないですよ、俺は。これだけは書いておいてください。生存競争の中に入ってないヤツなんかに、俺は絶対負けないです。これは別に中之上が相手じゃなくても、この団体だけじゃないです。そういうつもりでやってますから」
【中之上の話】「自分がタップ…どうしても勝ちたくて、でもタップしてしまいました。タップは自分で負けを認める行為…。悔しい。本当に今日の一戦に懸けてたから。ホンマ悔しいなあ。けど、タップしちゃった自分が本当情けないです。本当情けない…。せっかくのチャンスやったのに。あいつを倒すって自分でずっと言ってて。自分でタップして、本当に情けないです。なんと言っていいかわからない。すいませんでした」
◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボード+凶器持ち込み8人タッグデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林 植木嵩行 高橋匡哉 佐久田俊行(10分34秒 源之助クラッチ)宮本裕向 ד黒天使”沼澤邪鬼 竹田誠志 塚本拓海◇第6試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 橋本和樹(20分11秒 片エビ固め)神谷英慶 浜亮太 ×橋本大地
※ラリアット【神谷、浜、大地の話】
大地「アーッ、やべー(と言って大の字に)」浜「大地、大丈夫か? 精いっぱいやったよ」
神谷「クソッ。俺たちこんなんじゃ終わらないですよ」
大地「頭真っ白だ」
神谷「このベルト持ってるのにぜんぜんまだまだで、きょうだってずっと組んできた大地とベルトも取ったことのある浜さんと組んだのに勝てなかった。でも、自分はここから這い上がって絶対、このベルトをもう一度輝かせます。そのためにも、闘いたい相手がいます。ボクは横浜文体で関本大介と、いや、関本さんとタイトルマッチがしたい! そしてボクはあの人を超えて、絶対、大日本プロレスの顔になってやりますよ! あの人を倒さないとボクは胸を張ってこのベルトを巻いて前に進むことができないと思うので、絶対、横浜文体で関本大介と闘いたい! 勝ってもう一度胸を張ってこのベルトを巻きます!」
大地「オマエ、本気か?」
神谷「この目を見ろよ。俺は本気だ!」
大地「オマエ、防衛してさ、それまでに絶対俺も両国行くからさ、それまで持っとけよ」
神谷「見ててください! 俺は絶対、関本大介を横浜文体で超えてみせます!」
大地「オマエのセコンドに俺と浜さんが絶対行くから、絶対に防衛しろよ」
神谷「ボクは文体で関本大介を超えます!」
【関本の話】「(神谷選手が関本選手と横浜文体で対戦したいと発言したが?)いや、願ったり叶ったりですよ。自分は常に狙ってますから。まあ、今は神谷選手がチャンピオンとして全国を回ってますけど、俺は12月の文体で神谷の腰からストロングヘビーのベルトを引っぺがします。(ベルトを巻いてから神谷選手の成長は感じている?)まずチャンピオンとしての風格というか、雰囲気はありますよね。それは一番自分が感じてます。だけどまだまだ自分はあのベルトを狙いに行きますよ。自分の力であいつの雰囲気と自信を叩き割ってやるよ。12月は俺が絶対ベルトを取ります。あいつの腰からあのベルトを引っぺがしてやる」
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合
蛍光灯200本Gショック+ギガラダーデスマッチ 30分1本勝負
[第33代選手権者]○星野勘九郎(21分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×木髙イサミ
※ダイビングセントーンwith鉄階段
☆星野が3度目の防衛に成功(試合終了後)
星野「みなさん、きょうはありがとうございました。イサミさん、本当正直に言います。ホントに、きょうを迎えるまで、ホントに…憂鬱でした!(場内笑)それはなんでかというと、イサミさんの頭の回転の速さによる、言葉の暴力の数々!(場内笑)そして、そして、頭の回転力が遅い自分は、何も返せず、新木場でボロボロになり、正直、次の日部屋にこもりました」イサミ「精神的苦痛を与えることには成功したんだけどね、君はさ、チャンピオンになって強くなったんだね。前哨戦からホントはけっこうヒヤヒヤの連続で、だから試合終わったあともマイクしたりして、まるで俺のほうが上だ、みたいな発言であるとか…本当はそう思ってるんだけど、なんというか、思ってるんだけど出しちゃいけない感情というか、そういうので葛藤してて。でも本当は、オマエのこと強いって思ってるのは嘘だけど、現段階で負けたことはしょうがないかと思うし…勘ちゃん、あんたさ…」
星野「はい!(その下からぶりに、客席はどよめき『チャンピオン!』的な空気になる)」
イサミ「こういうことじゃねえか、俺たちがやってきたのって? だからさ、そんなさ、きれいなチャンピオン像とかさ、俺とかオマエには無理だって。いいじゃん、もういい歳だろ? カッコつけるのやめようぜ! だから私は惜しげもなく、恥ずかしげもなく、12月25日夜のBASARAの宣伝をさせていただきたいと思います(大歓声)。クリスマスイブはみなさんに捧げますんで、クリスマス当日は私にください! きょうはどうもありがとうございます」
星野「イサミさん、一つだけ言わせてください。俺は、やっとデビューして11年経ちました。そして、やっと、イサミさん、あなたにやっと勝つことができました!」
イサミ「いやあ、あなたそんなね、自慢げにすることでもないよ」
星野「でも、ホントに昔から尊敬してたし、イサミさんにこの聖地後楽園ホールで1勝できたことは今後の糧になると思います! ありがとうございます!」
イサミ「星野、あんま後輩にカッコつけんなよ」
星野「はい。…それは言わないでください」
イサミ「オマエが…」
星野「いや、新木場で言われてグサッと来たのはそれなんですよ」
イサミ「じゃあオマエはきれいな魚か、オマエはカレイだろ、泥にまみれろよ。オマエが泥にまみれて、ベルトを守って守って守ったら、俺が、また帰ってくるよ(イサミは大量の蛍光灯をリングにセットしバンプを取って大歓声のなか退場。)」
星野「イサミさん、きょうはありがとうございました! あらためて、11月22日、後楽園ホールにお集まりのみなさん、熱いご声援、本当にありがとうございました! みなさまの温かいご声援のおかげで、私星野勘九郎は3度目の防衛に成功しました! そして、何よりも自分の夢でした、ここ聖地後楽園ホールにチャンピオンとして戻ってきて、防衛をして、みんなに笑顔を与える…それがきょうやっとできたと思います。いかがでしょうか! そしてもう一つ夢があります。みなさん、わたくし星野勘九郎はよく声が通ります。もうお分かりですか!? きょうの後楽園ホール大会をわたし星野勘九郎の地声で締めてもよろしいでしょうか!(ノーマイクで)それではいきまーす! わたくし星野勘九郎は、まだまだ精進していきますんで、これからも応援よろしくお願いします! みなさん本日は最後の最後の最後の最後の最後まで、熱いご声援ありがとうございました!」
【試合後の星野&稲葉】
星野「もう正直…本当に腹割って正直に言いますよ。木高イサミはもちろんスゲエ強いし、本当にプロレス強いし、挙げ句の果てに言葉の暴力まで強い。頭の回転も速い。父親として最低だったんですけど、家に帰ったら子供に心配されるぐらい落ち込んでしまって。悔しくて、部屋にふさぎ込んでしまって。本当なんだよ、マサ。嫁には怒られるしよ。それぐらい悔しくて、涙に暮れてました。この一戦を迎えるまで。今日リングに上がったら、木高イサミが凄いでかく見えました。でも、俺みたいな不器用な人間が何ができるかっていったら、今日まで精進しようと思って。今日ギリギリまで必死に精進して、それだけは木高イサミに負けないようにしようと思って、リングに上がりました。とにかく気持ちだけは負けまいと。その勝ちにこだわった気持ちがほんのちょっとだけ上回った結果だと。本当にギリギリの勝負だったと思います。本当に強かったです。でも、11年間勝てなかった木高イサミにやっと1勝できた。このベルトと一緒で、大きな大きなもう一本になったと思います。必ずもっともっと星野勘九郎の名前を、デスマッチファイター星野勘九郎の名前を世に知らしめたいと思います。本当にありがとうございました。マサもありがとう。力になりました」稲葉「いやいや、僕にとっては兄貴が木高イサミよりも大きく見えましたから。誰が何と言おうと。ベルトを取ってから、もっともっと自分が追いたくなりました」
星野「しばらく会わないうちに言葉が上手くなったね。お前もお世辞が言えるようになったな。嬉しいよ。でも、本当に皆さん、ありがとうございました。やっと3度目の防衛に成功しました。でも、まだまだです。まだまだこの先、長いチャンピオンロードがあると思うんで。もっと必死に精進して、前に突き進んでいきたいと思います。これ以上喋ると何を言うかわからないんで、これぐらいでよろしいでしょうか。何か質問があればお願いします」
――これで文体が見えてきたと思いますが、次の防衛戦は?
星野「頭を打っているんで、ポワーンとしてあれなんですけど、気の利いたことは言えないですけど、もちろん文体に誰が来ようとも、必ず乗り越えて防衛したいと思います。すいません、ありきたりで。じゃあ、最後にマサから一言」
稲葉「なんで自分が締めるんですか。一言…今からですか。でも、兄貴に文体でも防衛してもらって。僕が怪我が治るまでにベルトを持っててください。僕も精進するんで、兄貴も精進して防衛し続けてください」
星野「わかりました。ありがとう。本当に今日は1日ありがとうございました」
【イサミの話】「タイトルマッチをやるまでの星野勘九郎というのは、やっぱりどこかで独りよがりのカッコつけっていうんですかね? 自分さえカッコ良ければ、カッコ良く見えればいいやっていうのが、僕から見ててカッコ悪かったんですよ。カッコつけているのがカッコ悪いっていうんですか。そんな印象だったんですけど、本当に泥臭く泥臭く…。俺は自分の団体があるけど、ドカッと座って、そこから動かないみたいなつもりはないし、こうやってドンドンいろんなものに挑戦したい気持ちは未だにずっと持ち続けていて。僕とか宮本さんもそうなんですけど、僕らはずっと今までそういう風に歩いてきたから。その歩き方しか知らないっていうか。たぶん星野も同じ歩き方しかできないはずなんですけど、たぶんベルトを巻いて、ちょっと有頂天になっちゃったのかなっていう。結果に関しては負けたんで、どうこう文句は言わないですし、完敗だと思いますけど、なにか1つでもそういうのが。僕にも自分に言い聞かせている意味もあったし、星野にも伝えたかったし。本当に泥臭く、下から下から泥にまみれて。自分のところの後楽園もあるんで、そこを僕が満員にできるように、もっともっと泥臭く、もっともっとカッコ悪くやっていきたいなって思いました。(2年前は木高選手がチャンピオンの形で対戦したが、あの頃と比べて星野選手は変わった?)うーん、前より…場数なんでしょうね。受け身なのか、頑丈さなのかわからないけど、丈夫になってましたね。あと、気持ちは強いですよね。人一倍カッコつけたいんで。だって、勝った方が絶対カッコいいじゃないですか。そういう意味での、変な意味での、折れない心が凄い強くて。コイツはどんだけやっても諦めないなと思って。(言葉の戦いもあったが?)いや、言葉の暴力って言いますけど、リング上のマイクを言葉の暴力に捉えられるなら、僕はどこで星野に言ったらいいですかって話じゃないですか。あれは暴力じゃないです。あと、正論ですし。星野さんの味方は今日、稲葉さんしかいなかったですよ。でも、ホールのお客さんも僕の味方してくれて、応援してくれてたんで。そういうのも力になって、負けて言うのもおかしいかもしれないですけど、今日の後楽園ホールで僕が誰よりも楽しめた気がしました。(発車式クロスチョップを出した意味は?)大日本のパンフレットを見たら、今日から『発車』っていうTシャツが発売するというのを見て、これは使えるなと。ほら、バスの運転は星野と谷口さんにやってもらっているんで。谷口さんは星野の直属の上司に当たるんで、精神的なプレッシャーをかける意味で。精神的なダメージはかなり深くいったはずなんですけどね。おかしいなあ。まあ、それだけ彼も強くなってますよ。防衛続けていれば、また僕が行くタイミングもあるだろうし、また挑戦したいなって思います」大日本後楽園大会のメインは星野がデスマッチ王座をかけてイサミの挑戦、前哨戦でも星野はイサミに圧倒されるだけでなく、言葉で罵倒されるなど追い詰められた状況。試合形式は200本の蛍光灯と1コーナーに設置されたブロックを使用する蛍光灯200本Gショックで行われたが、イサミはラダーとギガラダーを持参すれば、星野は鉄階段を持参、セコンドには欠場中の稲葉雅人がついた。
試合は互いにロープに吊るされた蛍光灯に互いに被弾させるが、星野がロープ越しで蛍光灯ごとドラゴンスクリューでイサミの動きを止め、足にパンチから、イサミの胸板にブロックを設置してもう一つのブロックで破壊、更にイサミの足にイスを設置して、もう一つのイスで殴打する。
星野は蛍光灯束を持ち出すが、イサミはかわして膝蹴りで蛍光灯束を破壊すると、星野をカニバサミで倒してブロックに直撃させ、自らの頭で蛍光灯を割ると谷口裕一ばりの発車式クロスチョップを連発、蛍光灯サッカーボールキックや膝蹴り、更に鉄階段に流血した星野の額をこすり、星野の背中にブロックを設置し、もう一つのブロックで殴打する。
星野が逆水平、イサミがエルボーと打撃戦を展開すると、イサミのパンチをかわした星野が勘九郎カッターを決め、ブロックの上へのボディースラムから、ブロックを縦に並べて、その上へのボディースラムで投げ、セントーンを投下、そしてブロックの上へのパワーボムを狙うが、イサミがリバースして逆に星野がコンクリートに直撃する。
イサミはハイキックからブロックの上への雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、自らも大ダメージを負ってしまい、それでもイサミは蛍光灯の上へ河津落とし、ラダーの上へ蛍光灯を設置してからの河津落としを敢行して星野を痛めつける。
イサミはコーナー前にブロック、そしてその上に蛍光灯を設置すると再度河津落としを狙うが、星野が勘九郎カッターで切り返し、逆にイサミをブロックと蛍光灯に被弾させ、両者はエルボー合戦から互いに蛍光灯で殴打する。
イサミは絶槍を狙うが、キャッチした星野は突進もイサミはニーで迎撃、そして倒れる星野の上にブロックを置いてダイビングダブルニーを投下すると、天を突くラダーの上に昇るが、星野が追いかけ、ラダーの上での雪崩式ブレーンバスターでイサミに大ダメージを与える。
星野は勘九郎カッターからダイビングセントーンを投下し、鉄階段の上へのパワーボムを狙うが、リバースしたイサミは勇脚、鉄階段へのブレーンバスターを敢行し、星野の上に蛍光灯を設置してからダイビングダブルニー、ギガラダーブレイクと畳み掛ける。
それでもキックアウトする星野にイサミは後ろからの蹴り、膝蹴り、星野の極道クラッチも切り返すが、星野はカウンターのラリアットからチョークスラム、ラダーの上へのパワーボムと畳み掛けると、最後は鉄階段を乗せてのセントーンからダイビングセントーンで3カウントを奪い王座を防衛した。
前哨戦では言葉で罵倒されたことでイサミからプレッシャーを受けた星野だったが、プレッシャーを跳ね除けて王座を守りきった、さすがのイサミも星野の成長を認めざる得ない。
次期挑戦者は未定も12月18日横浜文体での防衛戦は内定、果たしてイサミを越えた星野に誰が挑戦するのか?またセミでは関本が神谷の眼前で大地をラリアットで降し、神谷の指名で12月18日横浜文体でのストロング王座への挑戦が決定した。神谷にとっては関本は岡林欠場にパートナーに抜擢させ自身を引き上げてくれた先輩なだけに必ず越えなければいけない存在、また大会前の会見では関本は2月から1ヶ月間完全休養することを発表しただけに休養する前に関本を越えたいところだ。
第4試合ではWRESTE-1からの因縁がある鈴木vs中之上が組まれ、中之上は強烈なエルボーを浴びせ、場外戦から執拗にストンピングで踏みつけるも、鈴木は足首を捕らえて絞めあげると中之上は悲鳴を浴びせて失速、中之上のエルボーを仁王立ちで受け流した鈴木はエルボースマッシュから脇固め、クロスフェースとグラウンドに引きずり込み、徹底的にかわいがる。
ネックロックで絞めあげグロッキー状態にした中之上に鈴木はネックブリーカーを決めると、ダブルアームスープレックスで勝負に出るが、堪えた中之上はラリアットで反撃して掟破りのダブルアームスープレックスを決めるも、鈴木はカウント1で余裕でキックアウト、それでも中之上はエルボーを打ち込むが、鈴木はエクスプロイダーで反撃を断ち切るとスリーパーで捕獲、だが中之上もコーナーを蹴って脱出してノックアウェイからバックドロップ、ダイビングエルボーで勝負に出る。
しかしかわした鈴木は脇固めで捕らえ、前転して抵抗する中之上をビル・ロビンソン直伝のダブル・リストロックに移行すると、中之上はギブアップ、鈴木が完勝も離そうとせず執拗に絞めあげた。鈴木のコメントでもあったとおり、中之上はWRESTE-1からの遺恨を鈴木にぶつけてきたが、その後はタッグで対戦するも組んでいた大日本の若手たちに試合の主役を奪われるなど空回りが続き、鈴木自身もこの試合は最後通牒の意味で中之上戦に臨んだが結果的に中之上は惨敗、「ゼロからやりなおせ」とダメ出しを受けてしまった。
大会前にはガッツワールドのエース格で大日本でセミ・レギュラーとして参戦してきた吉野が1月から円満移籍することを発表、吉野も最近は弾けたキャラが先行していたが本来なら実力のある選手、吉野が加わることでストロングBJWも競争が激しくなることが必至だろう、中之上もWRESTE-1を退団しフリー参戦して大日本に参戦しストロング王座にも挑戦したが、鈴木の言うとおりゼロからやり直さないと大日本から弾かれる可能性も否定できない。 -
シンゴジラならぬ、ポセイドンが大阪に上陸!
10月23日 大日本プロレス「BJ-STYLE#9~ポセイドンアドベンチャースプラッシュ2016~」クリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)」456人 超満員札止め
◇第1試合◇
▼20分1本
○塚本拓海(10分14秒 片エビ固め)×タコヤキーダー
※ずどん◇第2試合◇
▼30分1本
政宗 谷嵜なおき ○丸山敦(12分29秒 片エビ固め)中之上靖文 吉野達彦 ×佐久田俊行
※TAJIRI公認バスソーキック◇第3試合◇
▼30分1本
○橋本大地(11分21秒 STF)×織部克己◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/20分1本
“黒天使”沼澤邪鬼 ○竹田誠志(10分48秒 片エビ固め)星野勘九郎 ×高橋匡哉
※有刺鉄線ボードへのリバースUクラッシュ◇第5試合◇
▼30分1本
○浜亮太 アブドーラ・小林(5分38秒 体固め)宇藤純久 ×菊田一美
※オオキドプレス◇第6試合◇
▼30分1本
○神谷英慶 河上隆一 橋本和樹(11分3秒 片エビ固め)関本大介 木髙イサミ ×野村卓矢
※ラリアット◇第7試合◇
▼ポセイドンアドベンチャースプラッシュマッチ/時間無制限1本勝負
伊東竜二 ○岡林裕二 ツトムオースギ ヘラクレス千賀(25分34秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ 忍 ×植木嵩行
※ポセイドンスプラッシュ平成28年10月23日、大阪にポセイドンが現れるのではという一報を聞きつけ、大阪市住之江にある名村造船所跡地ことクリエイティブセンター大阪を訪れた、1932年(昭和7年)に造船所として稼動していたが、製造拠点が変わったことで複合イベントスペースへと生まれ変わり、建物のあるスペースではファッションショー、外のスペースで大日本プロレスが開催された。
ポセイドンアドベンチャースプラッシュマッチはメインの第7試合で行われるが、試合開始前にはリングにはブルーシートが敷かれ、館内には水対策として雨合羽着用や着替えのアナウンス、自分は何も準備しておらずタオルだけ、とりあえずスマホが水でダメにならないように注意するしかなかった。
先入場のバラモン兄弟はイルカのわんぱくフリッパーくん、忍は水泳スタイルで登場するが、対する伊東、岡林、SOSはバラモン兄弟にとってトラウマであるセーラーボーイズの「キープ・オン・ジャーニー」で入場、SOSと岡林は水鉄砲、伊東は竹刀型水噴射器持参で登場、リングインしたSOSはダンス、そして伊東と岡林と共にポーズを取ると、バラモン兄弟はペットボトルを何回も投げつけ、客から奪ったペットボトルのお茶を客にかけ、更には植木に八つ当たりするなど大荒れ、館内は早くも「千賀○ね!」コールが飛び交う。
試合は岡林と忍が格闘スタイルを展開すれば、植木は敵味方関係なく投げ、岡林は“ポセイドン”とお叫びを挙げて全員を吹き飛ばし、場外戦へと突入となるが、場外戦から水のぶっかけ合いとなり、選手だけでなく観客にも水がかけられ、館内は無差別テロ状態と化す。その中バラモン兄弟はボウリング攻撃、そして吉野を捕まえて墨汁鉄砲の餌食にして墨汁まみれにする。
戦いは会場外へと雪崩れ込み、なぜか設置されていたビニールプールでの攻防となり、忍と岡林は観客を巻き込みながら水をかけ合いを展開、そしてクーラーボックスから大量の氷が放り込まれ、なぜか巻き込まれた星野が植木に氷入りのプールへパワーボムを狙うが、植木がリバースして星野がプールへと投げ込まれ、伊東が冷たくなったプールの水を観客にぶっかけ、自分も顔面にダイレクトに直撃、岡林もプールをひっくり返して地面中水まみれにする。
戦いは遂に傍の大阪湾へと突入、伊東や岡林、オースギやバラモン兄弟、忍が浮かんでいた板上での攻防を展開するが、植木が岸につながれていた鎖を外し、板上は漂浪状態となって植木は“陸の王者”と勝ち誇るも、バラモン兄弟がオースギを捕らえて植木にダイビングヘッドバットを要求すると、植木は岸から板上への敬礼式ダイビングヘッドバットを敢行するが、やっぱり届かず海へと転落、泳げない植木に浮き輪が投げ込まれ、反対側では大日本関西支部の山本氏も海へと転落、陸に残っていた千賀はひしゃくで海水を客にかけまくる。
選手らはリングへと戻ろうとするが、バケツを持って待ち構えていたアブ小とイサミが水をぶっかけて出迎え(客も巻き込まれる)、忍は男色ディーノばりに尻を出してコーナーポストで待機、岡林を捕らえたバラモン兄弟は墨汁ミストを噴射するが、忍の尻に誤爆、しかしバラモン兄弟は忍の生尻を岡林に直撃させて顔中墨汁まみれにしてしまう。
しかしここで岡林が覚醒してポセイドンへと変身、拳銃を持ち出してホールドアップを要求する植木に対して拳銃を破壊、ラリアットの連打を浴びせてからポセイドンスプラッシュを浴びせて3カウントを奪うい、忍は尻を出したままでコーナーに放置され、千賀はタイツを脱ぎ捨ててキワドイアンダータイツ姿となって尻を出して館内を暴れまわっていた。
試合後ポセイドンは「(バラモンらに)オマエら! オマエらが大阪の海を汚す限り、俺はまた現れるぞ! いいか、オマエたち! クラゲには気をつけろよ、わかったか! あと、絶対風邪はひくな! わかったか! 言いたいことはただ一つ! 俺が、ポセイドンや~!!」と叫び、ポセイドンアドベンチャーは幕となったが、自分はズブ濡れになったトレーナーを見て準備不足を反省しつつ、人類はシンゴジラと共にポセイドンとも共存していなければいけないと考えさせられ、今日やったことは会場側や水をムダ使いしたことで水道局にバレないことを祈りつつ、風邪に気をつけながら逃げるように会場を後にした。
関西初の「大阪ポセイドン」が大盛況で幕を閉じました。
超満員の456人で賑わっていた会場も、撤収後はご覧の通り。
弾丸ツアー0泊3の旅が終わり、大日バスは横浜へ。
夜中2時には着くかな。
明日からまた日常業務が待ってます。
観戦された方々が風邪を引きませんように… pic.twitter.com/Y3ifZCDnuz
— 新土裕二(大日本プロレス所属) (@bjw_shindo) 2016年10月23日大阪ポセイドン大会終了❗
こやつら全員、濡れてました。
いえ、私が濡らしました。
本物の海を感じて、
ただいま横浜に向けバスでイッてます。#bjw #ポセイドン pic.twitter.com/VjlSVKnApq
— 植木 嵩行a.k.a.群馬は地元11.3 (@blackbu18515564) 2016年10月23日 -
星野がアブ小からデスマッチ、神谷が河上からストロングを防衛も好対照…
8月21日 大日本プロレス「Death ManiaIV」愛知・名古屋国際会議場 525人
◇第0試合◇
▼15分1本
関札晧太 菊田一美(8分11秒 逆片エビ固め)×野村卓矢 高井憲吾◇第1試合◇
▼オープニングタッグデスマッチ/20分1本
○植木嵩行 高橋匡哉(11分25秒 片エビ固め)伊東竜二 ×佐久田俊行
※有刺鉄線ボードへのデスバレーボム◇第2試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○中之上靖文(9分4秒 片エビ固め)×宮本裕向 木高イサミ
※ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼「HEAVY METAL vs BFJ」/30分1本
○竹田誠志 塚本拓海(12分4秒 ジャーマン・スープレックスホールド)ד黒天使"沼澤邪鬼 FUMA◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(13分5秒 サソリ固め0)×宇藤純久◇第5試合◇
▼助っ人投入・ハンディキャップマッチ/30分1本
○曙(11分36秒 体固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ カラテバラモン ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ヤッペーマン1号 ×ヤッペーマン2号
※ランニングボディープレス(試合終了後)
曙「新幹線乗って帰れじゃねえかよ! たわけ!」【曙の話】「いやあ、すげえな。まあ正直言うと、こういう試合をやるために大日本に出ているわけじゃないんですよ。こないだの両国、久しぶりに浜と組んでSMOPで挑戦したんだけど、まあ取られて。それで火がつきまして、これから9月に始まる大日本のタッグリーグ戦、もし浜がよければSMOPで出て、優勝して、もう一回大日本のタッグベルトを狙いたいと思ってます。きょうはきょうの試合でいいんですけど、もっと大きいタッグ、シングルのベルトを狙いたいんで。また、頑張ります。
(ストロング戦線のベルトを狙っていく?)そうですね。やっぱタッグになるとSMOPですね。いなきゃいけないタッグチームだと思ってるし、浜もいろんな経験して、自分でだんだん大きくなってるんで。たぶん2人力を合わせたら間違いないとは思ってます。浜、連絡待ってるんで。
(バラモン兄弟との遭遇は?)いやあ、もうね、一番緊張したような試合ですね。何をするのかわからないし、ああいう試合はあまり慣れてないんで。でも、昔よりはだいぶできるようになりましたけど。相手を見て、見て、攻めるところはビシッと攻めて終わらす。10年に一回でいいですよ、バラモン兄弟は(ニヤリ)」◇第6試合◇
▼名古屋サマースペシャルタッグマッチ/30分1本
○橋本大地 HARASHIMA(15分34秒 STF0)岡林裕二 ×丸山敦◇第7試合◇
▼ダブルメインイベント BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第8代王者]○神谷英慶(13分31秒 エビ固め)[挑戦者]×河上隆一
※バックドロップ
☆神谷が初防衛に成功【神谷の話】「クッソ、きょうはね、なんとか勝っただけですよ。全然ダメですよ。チャンピオンとしての試合もできてないですし。正直ね、対戦成績、細かいことかもしれないですけど、僕はこだわりますよ。きょうみたいな勝ちで何も満足できないですよ。もっともっと自分が強くなって、このベルトをこれから、これからの先、大日本プロレスで、僕がこのベルトを輝かせていくんで! こんなんじゃ全然納得しないですよ!」
【河上の話】「きょう取るつもりでいたんで。クッソ…。ちょっと詰めが甘かったですね。アイツのバックドロップ、食らったことなかったんで。ちょっと面喰っちゃいました。あんな強烈だとは思わなかったです。いろんな先輩をバックドロップで倒してるだけの威力はあるなと。クソ、いや、効いた。あれだけはね、食らわないようにしてたんですけどね。負けは負けです。
(最後はハリケーンドライバーを決めていれば?)まあだいぶこっちもダメージを与えられたと思うし、かなり攻め込んでたけど、あそこで…向こうも前哨戦を何回もやってるし、俺のハリケーンも読んでただろうし。ちゃんと出すとこを自分で考えてやったつもりなんですけどね。返されちゃいましたね。
(1年前は名古屋でタイトルマッチが組まれ欠場。それから1年、こうやって再びタイトル戦まで来たが)もう(神谷は)後輩じゃないですよ。大日本にいるヘビー級の一人のプロレスラー、神谷英慶ですよ。でも別にアイツがチャンピオンになったからって俺はおめでたいとか一言もいわねえし。やっぱ後輩に先取られてね、嫌だから。俺も目立ちたがり屋だから、後輩に先取られて面白くないから。僕はプロレス界一ワイルドで、プロレス界一ポジティブな人間なんでね。自画自賛じゃないけど、復帰1カ月でタイトルマッチまで来れたわけで。これが2カ月、3カ月、半年たっちゃったら、どうなっちゃうんだよ河上隆一と。どこまで突っ走っちゃうのかいと。このシングルのタイトルマッチまでいけたんだから、あと2、3カ月ぐらいしたら大変なことになっちゃうよ。征矢さんだって復活しちゃうよ。その前に9月とか10月にタッグリーグとかもあるだろうし。今回負けは負け。だから次の、シングルで狙うとしたら年末の文体ないしその前の後楽園ホールだと思ってるんで、ここは気持ちを切り替えて。ポジティブにね。そこに向けてまた自分の戦績を重ねていければいいんじゃないのかな」◇第8試合◇
▼ダブルメインイベントII BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合(デスマッチ形式未定)/30分1本
[第33代王者]○星野勘九郎(15分11秒 片エビか耐え)[挑戦者]×アブドーラ・小林
※ダイビングセントーンwith鉄階段
☆星野が初防衛に成功(試合終了後)
星野「小林さん、このタイトルマッチが決まり、自分たち2人は、さまざまな論争をしてきましたね。たしかにこれは2人の考え方の闘いでした。小林さんの『俺たちはプロレスラーだろ? 苦労を売り物にしてどうすんだ』って意見は、たしかに合ってます。でも、自分は自分のことをさらけ出すことによって、人々に勇気を与えることもできると思うんんですけども、みなさんいかがですか?(場内拍手)でも、そんなことはもういいです。自分はこの名古屋国際会議場のメインのリングで、大日本を生え抜きから支えてきた、デスマッチを支えてきた、アブドーラ・小林と初防衛戦をおこなえたことを、自分は誇りに思います! 小林さん、最後きっと言いたいこともあると思うんでマイクを
お渡しします」アブ小「この1カ月ぐらいさんざん挑発して…チキショー、カッコ悪いな…。(客席から『そんなことない!』の声)そんなことない? ありがとう、ありがとう。じゃあ、敗軍の将はベラベラしゃべりたくないですけど、一言だけ言わせてください。きょうお集まりのみなさん、愛してます。ありがとう(と退場)」
星野「小林さん、また自分と激しいデスマッチしてください! きょうはありがとうございました! それではきょう名古屋国際会議場にお集まりのみなさん、本日は熱いご声援本当にありがとうございました。自分はたしかに穴だらけのチャンピオンかもしれません。でも、自分はこの歴史あるデスマッチヘビー級のベルトを巻いたからには、やっぱりこの長く重い歴史のなかに、星野勘九郎をしっかり刻んでいきたいんです! なので、これからますます精進し、さらなる高みを目指します。そんなわたくし、星野勘九郎にこれからも熱いご声援、よろしくお願いします! それではみなさん、自分らしく締めたいと思います。自分は人と違って、声が通ります。なので、地声で締めたいと思います。よろしいですか!(場内歓声。地声で)みなさーん! また、この名古屋に、ベルトを巻いて、帰ってきますので、さらなるご声援、よろしくお願いします! みなさーん! 本日は最後の、最後の、最後の、最後まで、熱いご声援ありがとうございました!」
【星野の話】「なんとかベルトを防衛できました。でも、アブドーラ・小林強かったです。正直ここに来るまで、試合でも完敗。コメント、マイクでも完敗。本当にここ来るまで寝れない夜でしたけど、前にも言った通り、アブドーラ・小林が一つやってないことがあるって。自分の気持ちをしっかり折っていなかった。自分の心が折れてなかったんで、きょうはそれだけで…その一つでなんとか押し切った感じだと思います。でも、やっぱりアブドーラ・小林、きょうもマイク渡しましたけど、やっぱさすがです。ああいうところが、きょう勝ったぐらいじゃ全然アブドーラ・小林を越えてないと思います。なので、まだ精進して。やっぱりデスマッチは、ストロングに負けたくないんで。デスマッチのすごい試合を、デスマッチはすごいんだぞという試合をまたアブドーラ・小林と、きょうのような命の削り合いをまたやりたいと思います。それまで精進して自分も強くなるんで、また小林さん、自分と闘ってください。
(結果的に両国と同じく逆転打を打ったが)そうですね。ホントにもっと自分なりに…いつも思うんですけど、どうして真っ直ぐ歩けないかなと思うんですけど。いつもこうやって追い込まれてから…高校の野球の時もそうなんですけど、逆転打を放つ。
でもそれが自分らしいのかなとも思うんですけど。やっぱし、このベルトの歴史に名前を刻むには、やっぱりそこからも抜け出さなきゃいけないと思うので。たしかに自分らしさも大事なんですけど、やっぱりもっともっとこのデスマッチヘビーのベルトって、ホントに歴史の重いベルトなんです。やっぱ、これにみんなが万人が星野勘九郎が一番すごいチャンピオンだったって言ってもらえるようなチャンピオンになりたいんで、まだまだその第一歩です、きょうが。まだ1回目なんで。アブドーラ・小林も爪を研ぎ澄ませてまた来ると思うし。次々に挑戦者が現れると思うので、やっぱり気を引き締めて、さらなる精進をして、頂点にもっと向かって闘っていきたいです。【アブ小の話】「名将と言われた野村監督は、負けに不思議な負けはなしって言ったんですよね。負ける時は負けるべくして負けると思ってるんですよね。勝ちってのは自然に転がってくることがあるんですけど。敗因が見当たらない、正直言って。この1カ月、完璧に挑発してきたと思います。マイク合戦に関しては10-0で僕が勝ってたと思う、判定で。前哨戦当たってましたけど、極力触れない前哨戦ですね。そのなかで、蹴りがいい手応えがあったので、きょうもちょっと蹴りを出してみたんですけど。ホント、なんで負けたかわからないですね。正直、プロレスがわからなくなりますね。こんだけやってなんで負けるんだろう…。それが星野勘九郎の恐ろしさかもしれないですけどね。なんで負けたか正直わからないです。けど星野はどうせカッコつけてたんでしょ? 最後まで聞いてなかったけど。僕はリング上で言った通り、応援してくれるファンのみなさんを愛してますんで、わけわかんなくてもまた、明後日から、上野かな。心入れ替えて闘います。上野か…上野のほうが本領発揮できるかな(苦笑)。チキショー、ホントなんで負けたかわからない。いままで何回もタイトルマッチやってますけどね、やっぱ負ける時は負けるべくして負けたと思うんですよ。思い返すと。(今回は)現時点ではなんで負けたかわからないですね。なんで負けたんだ…。まあ勉強し直します。
(星野の不思議な力は感じた?)ホント不思議な力ですね。流れもよかったと思うんですけどね。なんで負けたんだろう。ホント不思議な力ですね。それがチャンピオンとしてアイツもアイツなりに神通力があるのかなと思いましたね。正直、勘九郎カッターからのセントーンは効きましたから。効いたところで、返せると思ったんだけどな。次やったら負けませんよ。月並みな言葉ですけど。きょう僕なりにゆっくり敗因を分析しようと思います。不思議な負けです。
(最初は“デッドボール”を狙ったと思うが、ブロックされた?)アイツなりに考えてたんだろうね。投げ返してきたから。そのへんもね、僕のなかでは考えてたことなんですよ。アイツもバカじゃないから、やり返してくるなと。その辺の対策もしていたつもりなんですけどね。最後もね、ありったけの蛍光灯を投げてエルボーうちゃあ、さすがに勝てんだろと思ったんですけど。やり直しですね。挑発の仕方から考え直します。心は折れてなかったかもしれねえな。アイツなりに…だんだん頭きたな。さらけ出すってなら、俺もさらけだしちゃうぞ、コノヤロー! 言えないこといっぱいあんぞ! とくにアイツはきれいごとばっか言うからな。きれいごと言うぐらいなら夢を語れってんだよ。現実ってのはもっと汚いものだと思ってますからね。俺はさらけ出していいのか? いろいろ言っちゃうぞ! 俺が言って迷惑こうむるヤツもいると思うぞ! さらけ出すことの恐ろしさを知らないな、アイツは。だんだん頭きたよ、締めのマイクといい。最後まで聞いてなかったけど。僕の怒りは収まってませんね、こんなもんじゃ。きょうは負けですからね。敗軍の将なんでこのへんにしといてやります。勝ったらまたペラペラしゃべります」大日本名古屋大会のメインは7月21日の両国大会でデスマッチ王座を奪取した星野が元王者のアブ小の挑戦を受け、蛍光灯Gショックデスマッチでの対戦となった。
試合はアブ小がいきなり蛍光灯を投げつけるが、ブロックした星野も逆に蛍光灯を投げつける、場外戦でも有利にたった星野はアブ小をロープにかざしている蛍光灯に叩きつけるが、アブ小も蛍光灯攻撃から破片で額を切り刻み、蛍光灯を食ったアブ小は蛍光灯頭突きの連打や蛍光灯チョップで星野の動きを止める。
アブ小は蛍光灯をブロックの上に設置してからボディースラムを狙うが、堪えた星野が逆にDDTで蛍光灯ごと突き刺し、アブ小の背中にブロックを設置してから、その上にブロックで投げつけ、今度はアブ小の背中に蛍光灯を設置してからブロックで投げつけるだけでなく、ブロックでグリグリするなどしてアブ小の背中に集中攻撃を与える。
星野はラダーを広げて縦に置き、その上にボディースラムで投げるが、蛍光灯攻撃をかわしたアブ小はヘビーローテーション、カモイエで猛反撃するも蛍光灯を持ってのバカチンガーエルボーは自爆となってしまう。
両者はブロックチャンバラを展開するとアブ小が頭突きの連打、回転頭突き、蛍光灯を投げつけ、蛍光灯チョップからダイビングバカチンガーエルボーを投下するが、カバーに遅れたため決め手にならず、アブ小はブロックを投げつけるも、星野はブロック上での勘九郎カッターで応戦する。
星野は鉄階段をアブ小の上に設置しての捨て身のセントーンから勘九郎カッターを連発、最後は鉄階段を再度設置してからのセントーンからダイビングセントーンで3カウントを奪い王座を防衛した。ストロング選手権は王者の神谷に河上が挑戦、序盤のマッチアップは神谷が制するも、河上はいきなり神谷より先にバックドロップを仕掛け、神谷はたまらず場外へ逃れるも河上は逆水平や鉄柱攻撃で先手を奪う。
リングに戻った河上は天龍源一郎ばりの逆水平、グーパンチ、そして逆水平&グーパンチの天龍コンポを繰り出すが、ぶちかましで反撃したボディースラム、串刺しショルダー、ブレーンバスターで攻勢に出るが、起き上がった河上もブレーンバスターで応戦する。
神谷はダイビングエルボーからストレッチプラムで捕獲し、じっくり絞めあげてからバックドロップを狙うも、堪えた河上はエルボー合戦に持ち込むも、神谷が頭突きで制しコーナーへ昇るが、起き上がった河上は雪崩式ブレーンバスターで投げると、起き上がった神谷はラリアットで応戦。
両者はぶちかまし合戦から神谷は延髄斬り、ジャンピングショルダーを繰り出すが、河上もエルボーからバスターニーで応戦、しかしハリケーンドライバー狙いは神谷が堪えて延髄ラリアットを放つと、ラリアットの連発からバックドロップ、殺人バックドロップと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛した。両国大会で新王者となった星野、河上だがコメントを聞くだけでも好対照、星野もまだ自身のプロレスを確立できていないが、少しずつ王者としての自信を深めるも、神谷は王者としての壁にぶち当たってしまっている感じがする。
また第5試合の曙vsバラモン兄弟、SOSの連合軍は連合軍は4人がかりで曙を攻めるも、まったく歯が立たないどころか、バラモンとSOSで乱闘を始めてしまい、シュウが曙に水噴射を狙うが、千賀は例のごとく客から奪ったブランド品でブロックする。
水攻撃でやっと曙を倒したバラモン兄弟はボウリング攻撃を敢行してからSOSに任せて場外へ逃げ、曙がSOSと対峙している隙を突いてケイが徐行攻撃を狙うも、曙に奪われてしまって逆に一撃を喰らい、シュウのスーツケース攻撃も逆に奪われて一撃を喰らってしまう。
劣勢の連合軍は助っ人を投入し現れたのはカラテバラモン、カラテはヌンチャクで曙を威嚇してからスイカでの一撃を狙うが、曙が奪って志村食いからカラテに吐き出し、バラモン兄弟が救出に駆けつけるが、曙にビビったカラテはバラモン兄弟を裏切り、逆に曙のボウリング攻撃をアシストするなど戦力にならないどころか戦力ダウンとなってしまう。
バラモン兄弟の苦戦にSOSも助っ人としてヤッペーマン1号、2号を投入し、4人同時の低空ドロップキックで抵抗したが、曙は4人まとめてコーナーで圧殺し、最後はケイと2号をランニングボディープレスでまとめて圧殺して勝利を収めた。 -
2年目を迎えた大日本両国大会…厳しさと感動、そして競争があった
7月24日 大日本プロレス「両極譚〜RYOGOKUTAN〜」東京・両国国技館 3293人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○橋本大地 丸山敦(9分43秒 三角絞め)菊田一美 X吉野達彦◇第2試合◇
▼チームメヒコvsSOS/30分1本
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀(8分20秒 前方回転エビ固め)ビリーケン・キッド Xツバサ
◇第3試合◇
▼ムースの惑星vsムーの太陽/30分1本
○ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ(9分29秒 体固め)グレート小鹿 忍 X佐久田俊行
※メシア降臨◇第4試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹 野村卓矢(9分30秒 ダブルアームスープレックスホールド)中之上靖文 X宇藤純久【試合後の鈴木&野村、宇藤】
※中之上がコメントしようとするところに鈴木と野村が現れる
▼鈴木「負けたヤツは帰れ! 負けたんだから帰れ!」
※中之上が去っていくと
▼鈴木「そこで帰るからダメなんだよ、お前は」
――因縁が続く中之上選手と対戦したが?
▼鈴木「いや、今日で最終回ですよ。打ち切り。民放のドラマである打ち切りですよ。突然終わるじゃないですか。突然終わりです」
――シングルでやりたいとは思わない?
▼鈴木「別に。シングルのためのタッグじゃないですから。前からずっと言ってますけど、前哨戦じゃないんです。全部が本番。1回限りの勝負だよ。今日も1回限りの勝負。彼(野村)にも話を聞いてあげてください。喋った方がいいよ」
▼野村「今日は鈴木さんと初の両国で第4試合で組ませていただいて、本当に光栄ですし、これからも鈴木さんとタッグを組んでいきたいですし、シングルでも戦っていきたいと思います」
▼鈴木「だそうです」
――試合後、宇藤選手に声をかけていたが?
▼鈴木「宇藤いいよ、来いよ」
※近くにいた宇藤を呼び寄せて、隣に座らせる
▼鈴木「宇藤も試合で当たるけど、またタッグを組みたいと言うし。どういう形でタッグを組むかは知らないですけどね。今日はダブルアームで投げたのは、意味を込めて投げました。彼はたぶんわかってくれたんです。野村君もわかってくれたんです」
▼宇藤「もういろんな人が出ていて、所属だからって甘くないんで。チャンスは活かしたいですし、こうやって野村みたいに後輩もメキメキ来てて。このままじゃダメだと思いました。鈴木さんとまた組んでいきたいです。最侠タッグも出たいですし、タッグのベルトにも挑戦して取りたいですし。もう本当にそれしかないです。戦っていても、全然底が見えないですし、もっと勉強して行きたいんで。僕は鈴木さんと組んでいきたいです」
――ユニットというわけではないが、3人で組んでいくと?
▼鈴木「いや、別にいいです。彼らは試合もしたいと言っているし、いろいろとやりたいですね。ドンドンいろいろとやっていきたい。別にいいと思いますよ。敵だの味方だのないですから。やりたかったらやるし、でもやったらああいうことになるよって。チームでもどっちでもいいし。ただ、これ(中之上との戦い)に関してはもう打ち切りです。最近視聴率が悪いんで、スポンサーの影響でね。通り魔って言われたりとか」
▼宇藤「向上心持った人間で行くんで、一戦一戦大事にしたいです。前哨戦とか関係なく。鈴木さんは僕のパートナーなんで組みたいです
◇第5試合◇
▼第8代・横浜ショッピングストリート6人タッグ王座決定戦 デスマッチアイアンメイデン〜run to the hell〜/30分1本
○アブドーラ・小林 植木嵩行 高橋匡哉(11分38秒 体固め)X“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 塚本拓海
※鉄檻からのダイビングバカチンガーエルボードロップ→
☆小林&植木&高橋が第8代王者組となる◇第6試合◇
▼河上隆一復帰戦/30分1本
○関本大介(11分18秒 ジャーマンスープレックスホールド)X河上隆一◇第7試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]佐藤光留 ○青木篤志(18分24秒 トラップオーバー)[第98代王者組]宮本裕向 X木高イサミ
☆木高&宮本が7度目の防衛に失敗。佐藤&青木が第99代王者組となる【試合後の佐藤&青木】
▼佐藤「俺たちが第99代のアジアタッグだ! 完全アウェーどんとこい。悔しかったら獲りにこいよ。全然グレートじゃないじいさんでもいいぜ。悔しかったら獲りにこいよ。別に変な条件つけねぇよ。勝ったらやるよ」▼青木「勝ったから言えるけど、負けるかと思った。やっぱり勝負所を見極めるのもうまいし、本当に一気に来る力も凄いと思うし。ただ今回、俺らが勝てた理由の1個はただ彼ら嫌いだけだったかもしれないし、でも強い相手とやって取り返したんだから、佐藤選手は誰とでもいい、名乗り上げてこいといったけど、俺は俺で面白い相手を見つけて指名してもいいかなと思ってる」
▼佐藤「めんどくさいよ、俺たちは。誰でもこいといってるけど、こっちはそうはいかないからね。めんどくせぇよ、ウチら。条件は俺らに勝ったらやるから」
▼青木「まぁ、俺は挑戦者みつけていかなきゃいけないし、名乗り上げてくるならそれはそれで楽しいし、別に誰とは言わないし、実績とかも問わない。とにかく面白い相手とやりたい。普通じゃつまんないから。せっかく俺らが獲ったんだから、今まで持ってた宮本、木高、あいつらより面白いベルトにしていくよ」
▼佐藤「俺たちは人気がほしいんじゃないんだよ! 声援がほしいんじゃないんだよ! うその拍手がいるんじゃないんだよ! 面白さがほしいんだよ! 気に入らないならブーイングしてこいよ。文句言いにこいよ。でも勝ったのは俺たちだ。誰でもこい」
◇第8試合◇
▼BJWタッグ選手権試合/30分1本
[第42代王者組]佐藤耕平 ○石川修司(12分37秒 片エビ固め)[挑戦者組]曙 X浜亮太
※ランニングニーリフト
☆耕平&石川が初防衛に成功【試合後の石川&耕平】
▼石川「いやぁ、しんどい」▼耕平「重い! なかなか自分らよりでかいの、重いのと当たるのはツインタワーズ組んで初めてだと思うんで。きつい」
▼石川「疲れた。今日でたぶん背筋が伸びて、身長が3センチぐらい伸びたと思います。これで巨人化、近づいたんじゃないですか(笑)
▼耕平「ホント何げない一発があれだけの体重があると、何食ってもフィニッシュになるから、きつい」
▼石川「自信持ってるチームとやってきつかったけど、最後何とか耕平さんのおかげで勝てたんで、チームの強さをみせたかなと思いますね」
▼耕平「ツインタワーズとして、大日本のタッグチャンピオンとして、もっともっとツインタワーズを高めていきたいなと思える試合になりました。これでとりあえず俺たちは重いってチームより、俺たちはでかいチームが勝ったんで、どんなチームが出てくるかわからないけど、次回もしっかり防衛していきたいと思います」
◇第9試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○神谷英慶(26分53秒 エビ固め)[第7代王者]X岡林裕二
※バックドロップ
☆岡林が4度目の防衛に失敗。神谷が第8代王者となる【神谷の話】「やったぞ! 僕は全然、才能もなくて、取り得も何にもないけれど、プロレスやっててよかった! 続けててよかった! そして! 生きててよかった!! 僕がこんなに強くなれたのは、今までの人生のおかげと、そして支えてくれた大日本プロレスのみんなのおかげと、応援してくれたみんなのおかげと、本当にたくさんの人のおかげで僕はここまでくることができました! だから僕はこれからみんなのために! そして自分自身のために! もっともっと大日本プロレスを、そしてプロレス界をもっと熱く盛り上げていくことを僕は今ここに誓います! 今日は応援ありがとうございました!!」
【岡林の話】「俺の言いたいことはただ一つです。神谷! 頑張れよ!!」
◇第10試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 スキャフォールドGショックデスマッチ/30分1本
[挑戦者]○星野勘九郎(20分31秒 片エビ固め)[第32代王者]X伊東竜二
※スキャフォールドからのダイビングセントーン
☆伊東が6度目の防衛に失敗。星野が第33代王者となる(試合終了後。欠場中の稲葉雅人が息子の遥斗(はると)君を抱えエプロンに。星野が駆け寄って抱き抱える。)
伊東「星野、デスマッチヘビーのチャンピオンだぞ、両国のメインだぞ? 最後きっちり締めるのがチャンピオンの仕事なんだよ。元チャンピオンとして、その手本を見せてやろう。伊東竜二、デスマッチファイターとして13年、6度巻いたベルトを落としてしまいました。しかし! それは7回目のベルトを巻くチャンスが訪れたんだと思います。またデスマッチベルトを腰に巻くためにゼロから頑張りますので、これからもよろしくお願いします」星野「(遥斗君はエプロンに)わかりました! しっかり締めさせていただきます! 全国の大日本プロレスファンの皆様、きょう出場していただいた選手の皆様、そして平成極道コンビ・マサ、ありがとう。皆様のおかげで、41歳にして、初めてデスマッチヘビー級チャンピオンになりました! そして、ちょっと早く登場してしまったんですけど、あと一人、御礼を言いたい人がいます。自分には3歳の息子・遥斗がいます! 自分の苦しい時を支えていただきました! 遥斗、お父ちゃんやったぞー! 遥斗、お父ちゃんのもとに生まれてきてくれて、本当にありがとう!
(出場選手がリングサイド、花道に集結)みなさま、本日は熱いご声援、本当にありがとうございました! 大日本プロレスはこれからも選手、スタッフ一丸となって、頑張っていきますので、これからも熱い応援、よろしくお願いします!」
(BJWのテーマが鳴ってエンディング。また、最後には来年2017年の両国大会が同年7月17日(月=祝)に決まったことがスクリーンでアナウンスされた。)
【星野の話】「何か正直、実感沸かないです。最後、無我夢中で飛んだんですけどね。3つ入った瞬間、あきらめないでよかったなと思いました。でもはっきり言って伊東竜二、強かったです。ホント強くて、正直、何度も試合中、心折れかけましたけど、やっぱり自分を支えてきてくれたセントーンを信じてやってきてよかったです。あれが最後、自分を救ってくれました。こうやって11年経って、やっと届きました。あとちょっと心残りがあるんですけど、稲葉雅人が『もしアニキが勝った時に』って前もって息子を連れてきてたんですけど、勝ってうれしくて呼び込みたかったんですよ。でもいるんですよね。ちょっと拍子抜けしたんですけど、どんな形であれ勝てて、チャンピオンで息子を抱っこできてうれしかったです。また防衛を重ねて、今度は正式に感動的に息子を呼びたいと思います。やっぱり自分を支えてくれたガロガ騎士'sの仲田社長が自分を取ってくれなかったら今の自分はないと思います。対戦相手の伊東竜二、強かったですけど自分を指名してくれたおかげでこうやってチャンピオンになれました。ありがとうございました。これから絶対に防衛します」
【伊東の話】「6回目の防衛に失敗して、今まで6度巻いたベルトを落としてしまいました。単純に星野の気持ちが強かったなと思います。今日の星野はあきらめない、そういう気持ちをみせてくれたのかなと思います。リング上で言った通り、7回目のベルトを巻くチャンスを得たと思ってるので、またゼロから始めていき、星野の言ってたあきらめない気持ちで取り返したいと思います。(前哨戦では『全部足りない』など厳しい言葉を言っていたが?)その全部が今日で埋まったのかわからないけど、何箇所が上回って、その勢いでもっていかれたのかなと思います。(形式については?)星野が自分に勝てる形式を考えて、あの形式だったわけで、その形式を星野がうまく活かしたのかなと。だから次、自分が挑戦する時、誰がチャンピオンかわからないけど、自分が勝てる形式を持ち込んで挑戦したいと思います。(スキャフォールドの上からフランケンを敢行したが、セミのストロングへの対抗意識もあった?)そういう気持ちはなくて、セミはセミで少し見させてもらいましたけど、素晴らしい試合だったと思います。どっちが凄い、どっちが頑張ったというのはお客さんが決めることであって、俺の方が凄いという気持ちは自分の中にはないです。ただ今日は神谷の気持ちが岡林を上回った。セミもメインもチャンピオンが陥落した形ですけど、自分も岡林もお互い切磋琢磨して、チャンピオンに返り咲けるようにやっていきたいと思います。(これからの星野への期待は?)今日、初めてこの大舞台のメインを締めたという感じなので、今後どうなっていくか、だとは思いますね。自分も過去、何度もベルトを巻いてメインを締めるというのをやってきて、そういう難しさはわかってます。ベルトを獲った時はみなさんの祝福があるけど、これからチャンピオン・星野として試されるのかなと思います」
今年も迎えた大日本両国大会、今年はデスマッチ選手権、ストロング選手権かどちらがメインを張るかファン投票に委ねられ、投票の結果ストロングがセミ、デスマッチがメインとなった。
まず岡林vs神谷のストロング選手権は神谷が張り手やエルボーの連打に対し、岡林はチョップ一発でなぎ倒し、まるでかわいがりのように神谷を痛めつけていく、岡林のパワーや厳しい攻めに対して神谷は劣勢に立たされるが、岡林の串刺し攻撃狙いをカウンターでのトラースキックで迎撃してからやっと反撃かと思ったが、岡林の怒涛の攻めは続き、心が折れる寸前になるまで何度も窮地に立たされる。
岡林のトップロープからの雪崩式ブレーンバスターからパワーボム狙いは、神谷は必死でリバースし、岡林のラリアットをかわしてノド輪落としからストレッチプラムで絞り上げ、岡林が逃れてもスリーパーで捕獲して絞めあげる。
神谷はラリアットからバックドロップで勝負に出るが、浴びせ倒した岡林は勝負に出てパワースラム、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスター、ゴーレムスプラッシュと畳み掛け、再びパワーボムを狙うが、神谷のばたつかせた脚が岡林の顔面に直撃すると、ノーガード式頭突き、岡林のパワーボム狙いは回転エビ固めで切り返しラリアットからバックドロップ、カウント1で返されたが、再びラリアットからバックドロップで3カウント奪い王座を奪取、岡林は神谷の心を折らんばかりに徹底的に痛めつけたが、折れなかった神谷が耐え切っての勝利だったが、これだけ凄い試合をさせられると締めのメインに相当なプレッシャーがかかる。メインのデスマッチ選手権はリングには工事現場用の足場、コンクリートブロックなどが設置されたスキャフォールドGショックデスマッチで行われたが、こちらも伊東が伊東はうつぶせの星野にブロックを落とし、更に背中にブロックを設置してからその上にブロックを落とし、更に場外戦で入場ゲート下に星野をテーブルに寝かせて、入場ゲートからのテーブル貫通ドラゴンスプラッシュとリードを奪う、星野は打たれ強さが武器なれどうまく生かすことが出来なかったが、伊東の上に有刺鉄線イスを設置してからのセントーンと捨て身の攻撃で流れを変え、ブロック攻撃もやり返すなど懸命に喰らいつく。
しかし足場での攻防を伊東が制すると、足場からの雪崩式フランケンシュタイナーからドラゴンスプラッシュを投下し、傷だらけの星野に塩をかけてから注射器を持ち込むも、奪った星野が逆に伊東の頬を貫通させて有刺鉄線階段を伊東の上に設置してセントーンを投下する。
伊東の足場からのドラゴンスプラッシュも自爆させ、有刺鉄線鉄階段の上への雪崩式ブレーンバスター狙いも、星野がパワーボムで叩きつけると、伊東の上に刺鉄線鉄階段を伊東の上に設置して足場からのセントーンを狙うが、伊東が起きてしまい、足場での攻防になるも星野が足場での勘九郎カッターから転落したところで足場上からのダイビングセントーンで3カウントを奪い王座奪取、こちらも心が折れなかったというか、何度も伊東のペースになりかけながらも必死で踏ん張ったという試合だった。メイン、セミの共通の感想は感動はあったけどメインという厳しさというものを感じた、岡林も神谷に厳しさを叩き込むだけでなく、メインに意識を置いていたと思うし、また後発のデスマッチも伊東が星野に厳しさを叩き込むことだけでなく、いかにストロングの試合より上回るというのを考えていたはず。
今回は両王座とも交代となったが、感動よりもメイン、セミの競争意識というものを感じさせた。そういった意味では両試合とも面白かったと思う。アジアタッグ選手権は挑戦者の佐藤&青木組は王者組の腕攻めを中心にして試合を組み立て、二丁拳銃得意の連係の流れに持ってこさせない。終盤で二丁拳銃が青木を捕らえたが、イサミの勇脚狙いをかわした青木が腕十字からトラップオーバーへと移行しイサミはギブアップ、挑戦者の佐藤&青木組が完勝でアジアタッグ王座を奪取し全日本の至宝を取り返す。
BJWタッグ選手権のツインタワーズvsSMOPは石川が自身より体格のある曙、浜に苦しむが、耕平が浜への脚攻めで活路を見出す、SMOPは連係で石川を追い詰めるが、サンドウィッチ攻撃は同士討ちを誘発させ、浜を捕らえて最後は石川がバックドロップからラリアット、ランニングニーで3カウントを奪い王座を防衛。
河上の復帰戦となった関本戦は河上が関本の逆水平の対して一歩も引かず、河上はチョップ、グーパンチからエクスプロイダーと懸命に喰らいつく、関本は延髄斬り、超滞空垂直落下式ブレーンバスター、ラリアット、ぶっこ抜きジャーマンは阻止し延髄斬りも河上はエルボーで阻止したが、最後は関本がロールスルージャーマンで3カウント、河上も欠場している間に大地や宇藤の台頭もあって上ばかりだけでなく下からの突き上げも出てきた、果たしてどう猛追していくのか…
第4試合の鈴木vs中之上のタッグマッチは、主役の一人である中之上が若干冷静だったのか、積極さに欠けてしまい、逆に宇藤が鈴木相手に積極的に攻めて、野村もガンガン攻めるなど試合の主役を奪ってしまう、試合は鈴木がワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスで勝利となったが中之上は一人退場、WRESTE-1を退団してフリーとなったからには大きなインパクトを残さなければいけないのだが、完全に宇藤や野村に食われるだけでなく、鈴木からもダメ出しを受ける結果となってしまった。
今回の両国大会の観客動員数は昨年より低めとなったが、同日に後楽園大会で開催された新日本プロレスの影響もあったのかもしれない、来年は7月17日に開催されるが、次回はどんな光景を見せてくれるのか・・・
泣き虫チャンピオン神谷、良かったナア、俺は本当にそう思う、昨夜の涙声のマイクからの感動な言葉、一回目の防衛戦を注目したい‼ pic.twitter.com/PP9fR3CXKE
— 小鹿 信也 (@bjwkojika) 2016年7月24日大日本両国大会終了!SMOPに大苦戦しましたが、最後はランニングニーで勝利!防衛に成功しました!!Tシャツも完売しました(^O^)/。追加発注しないと!
セミ、メインは同業者ながら感動しました。おめでとう!#大日本両国#bjw pic.twitter.com/E157zkUQMM
— 石川修司 (@g0925union) 2016年7月24日試合終了。
第40代・世界ジュニア王者
第99代・アジアタッグ王者
第5代・東京ICタッグ王者
佐藤光留であります。
応援してくれた皆様ありがとう。
そうじゃない人、残念賞。
まだまだ闘いは続く…。
じゃあまたね☆ pic.twitter.com/ySA5MdqMyO
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年7月24日アジア奪還ありがとう!そして、おめでとう!!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年7月24日今日は大日本プロレス両国国技館大会でした。
野村君のアシストのお陰で勝てました。
売店にも本当にたくさん来ていただけてありがとうございます。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年7月24日両国大会たくさんのご声援有り難うございました!
来年の両国ではひとまわり強くなって帰ってきたいと思います‼
お休みなさい。 #大日本両国 pic.twitter.com/r394fzCyjO
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2016年7月24日#両国ひめくり !
いつかは倒す!ナボナ大使、ストロングヘビー王者神谷さん!! pic.twitter.com/sNdfE05WgA
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2016年7月24日本日は両国大会でした
応援してくださった皆様ありがとうございました
至らない事やご迷惑をお掛けした事など
多々あったかと思います
この場を借りてお詫び申し上げます
また明日からはいつものツイートに戻りますが
まずは一言お礼申し上げます。
ありがとうございました#大日本両国
— 登坂栄児 (@tosakaeiji) 2016年7月24日大日本プロレス両国国技館大会。
コレを観て(特にセミ、メイン)オレも明日から頑張ろうと思わなきゃ嘘だ。男達のメロディーだった。 pic.twitter.com/SJ53cnJeJJ
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2016年7月24日ひとりひとりの人生が詰まった大日本両国大会でした #bjw
— sayoko mita (@345m) 2016年7月24日