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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

革命成就!高橋が増量アブ小を投げきりデスマッチ王座を奪取!鈴木が岡林のパワーを完封でストロング王座防衛!

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革命成就!高橋が増量アブ小を投げきりデスマッチ王座を奪取!鈴木が岡林のパワーを完封でストロング王座防衛!

5月5日 大日本プロレス「~Endless Survivor~」神奈川・横浜文化体育館 1850人 満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○橋本和樹 吉野達彦 野村卓矢(11分54秒 グラウンド卍固め)忍 菊田一美 ×青木優也


◇第2試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/20分1本
グレート小鹿 ○藤田ミノル(10分56秒 腕決め卍固め)星野勘九郎 ×植木嵩行


◇第3試合◇
▼TLCデスマッチ/30分1本
宮本裕向 ○木髙イサミ(12分53秒 ヨーロピアンクラッチ)塚本拓海 ×関根龍一


◇第4試合◇
▼凶器持ち込みデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 "黒天使"沼澤邪鬼(14分17秒 体固め)吹本賢児 ×佐久田俊行
※ドラゴンスプラッシュ


◇第5試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 石川修司 ○宇藤純久(11分40秒 エビ固め)浜亮太 ×河上隆一 中之上靖文
※ラリアット


【耕平、石川、宇藤の話】
宇藤「この前のホールで突っかかってきたけど、今日はオレが勝ちました。極端なんでシングルでやって勝たないと意味がないと思うんで。シングルで倒したい。今日は6人タッグ。ツインタワーズの助けもあったんで、シングルで勝たないと意味がいないと思います」


耕平「今日は助けるとか意識してなかったんで。宇藤もこの前の後楽園で目標を見つけたみたいだから、あえて助けなかったし」


宇藤「そういう期待にも応えられたんで、次はシングルで」


石川「自分も久々に大日本のリング、やっぱり若い宇藤。若いヤツっていうのはこんな短期間で急成長するのかなって。またいい刺激をもらったんで。宇藤は宇藤でやる道がある。ボクはボクでやる道が決まってるんで、お互い切磋琢磨していきたい」


耕平「パートナーもチャンピオン・カーニバルで優勝して、次、三冠戦。いい刺激をもらったんで、オレも何か見つけていきたい」


【浜、河上、中之上の話】
浜「オレらは負けたんで。ボクらと中之上は25日にタイトルマッチが決まってるんで。中之上がつかんできたチャンス。オレらはタッグチームとかじゃない。絆でつながってるから。練習生の一番つらい時から寝食をともにしてきた。タッグを取るってチャンスはなかったから、このチャンスを必ずものにします」


中之上「今日は結果がついてこなかったけど、次の後楽園では絶対に勝ちますから。もう覚悟してますから。見ててください」


浜「オレら負けちゃったからグダグダしゃべりたくない。あとは河上に聞いてくれ」


河上「不覚を取ったというか、アイツもがんばって体を大きくして、最後のラリアット、正直効いたよ。だけど、まだまだ後輩の成長を喜ぶほどオレは歳を食っちゃいないし。オレはスロースターターだから。火がついたぞ。宇藤、憶えておけ。次やった時グチャグチャにしてやるからな。何がシングルだ。10年早いよ。いいよ、やってやるよ。引き出せよ。オレから引き出せよ。やってみろ」


◇第6試合◇
▼30分1本
橋本大地 ○神谷英慶(16分42秒 片エビ固め)×関本大介 田中将斗
※バックドロップ


【大地、神谷の話】
神谷「せっかく関本大介に、完ぺきな形で3カウント取ったので、好きなこと言わせてください。次の試合、ストロングのタイトルマッチで勝ったほうに僕が挑戦を表明します。そして、僕はそのタイトルマッチが決まったら絶対に勝って、7月の両国で闘いたい相手がいます。まだ、それを考えるのは早いかもしれないですけど、とにかく僕は次のチャンピオンシップに挑戦を表明します。(鈴木でも岡林でも)どっちでもいいです」


大地「俺から言えることは、このタッグチーム・大神が着々と来てるってことだよ。だってそうだろ、口で言うのは面倒くせえ。俺ら誰に勝ってきた? まだまだかもしれないけど、着々と来てる。この勢いは誰にも止められない、止めさせない。アイツが思ってること、全部通るように俺だってヘルプするし。アイツがチャンピオンになったら、俺ももちろんチャンピオンになりたい。アイツとやりたい。組むだけじゃ面白くないし、やりたいのもあるし。そのために大神はもっともっと上を目指すし、もっと高みを目指す。どちらかがヘビーのベルト、タッグの白いベルト必ず巻いてやる」


【関本、田中の話】
田中「カバーしきれなかったね。あんだけの一発持ってるから。やっぱ関本大介に勝ったというのは、まぐれでは勝てるもんじゃない。それは実力じゃないですかね」


関本「せっかく田中さんに来てもらったのに、すいませんでした…」


田中「(大神はどうだった?)タッグとして関本大介を倒すというぐらいなので、ホントに実力があるチームやと思ってるし。上から目線で言わせてもらえば、俺らのほうが力強いっちゃ力強い。でも、大地がこんだけ素晴らしい選手になってるってのは嬉しいですね。去年ちょこっと6人タッグで当たった時は、ホント大地の実力云々というのは自分に感じるものというのは、時間が短すぎてわからなかったけど、きょうやってみてレスリングも上達してるし、何においても上達してるし。ホントに後輩というイメージはまったくないし、ストロングBJのなかでの…素晴らしい選手が集まってるから、大ちゃんを叩き潰すようになってるかもわからんし。またいつか、タッグとかではなくシングルでやってみたいなって思いますね」


関本「すいませんでした、申し訳ないです。最後、ちょっとわからなくなりましたね、天と地が。すごい一撃でした」


田中「こっちが押していようがどういう状態であろうが、一発持ってる人間というのは強いよね。バックドロップを間近で見て、大ちゃんをあんだけきれいに投げれるぐらいなので。力がなきゃ投げれないので、一発の重みというのは自分が受けたわけじゃないけど、端から見てすげえもんを持ってるなと」


関本「ラリアットをかわされたのが痛かったと思います」


◇第7試合◇
▼BJW認定ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(19分35秒 TKO)[挑戦者]×岡林裕二
※新卍固め
☆鈴木が初防衛に成功。


【鈴木の話】「すごいパワーですね。その一言です。負けて当たり前ですけど、力では敵わなかったです。技を使わないと。すごいです。(左腕を攻めたが?)右しか選択肢がなくなってたはずなんで。ちょっと遅かったりするんですよ、コーナーに上るのとかが。だいぶきつかったですけど、クローズラインとか。(腰を攻められたが?)みんな腰を攻めるんですよ。たまには違う場所を…。(関本に続いて、岡林を倒したが?)誰もが認めるストロングBJのトップ2。どっちが一番か二番かはおいといて、その2人がトップ2なんで。そこに勝ったっていうのがすごく大きいです。(今後の展開は?)誰も出てこなかったですからね、また誰も。いいんですよ、ボクがチャンピオンなんだから。ほかのチャンピオンと違って。ボクは順番通り行きましたけど、順番飛ばしてきたって大丈夫です。
(神谷が挑戦を表明したが?)そんなに急にダメですよ。順番飛ばしちゃ。段階を踏めと。(関本に勝ったが?)彼がやりたいって言ったんですか? まぁ、ボク、1回負けてますしね。去年か。田中&関本組でしたっけ? そこに勝ったんでしたっけ? それはすごいですね。いいですよ。やりましょう。一番近いところで組んでもらって。登坂社長に伝えてください。ボクがやる気のあるうちに。すごいですね。(関本に)勝ったんだ。年功序列も変な格もいらないですから。やりたかったら、出てくるだけ。受け付けます。その代わり、ふざけてるヤツには挑戦させない。それはどうとらえてもらってもいい」


【岡林の話】「まだまだパワーが足りないですね。でも、オレは横から攻めるような攻撃はしないし、正面からすべて打ち砕けるように、もっともっとこれからパワーをつけていきたいと思います。今日の敗因はただオレのパワーが足りなかった。ただそれだけです。真のパワーファイターを目指す。オレはそうやってこれからも闘っていきます。あと大日本にベルトが戻ってこなかったんで、大日本の誰かに行ってほしいですね。オレももちろんあきらめてないですけど。所属の若い力、鈴木秀樹に挑戦してほしいです」


◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○高橋匡哉(19分26秒 片エビ固め)[第34代王者]×アブドーラ・小林
※ジャックハマー
☆アブ小が初防衛に失敗、高橋が第35代王者となる


(試合終了後)
高橋「小林さん、あなたは革命なんかできないって言いましたよね? 小林さん、でもこれが現実です。僕はあなたから3カウント取った。そして165キロのあなたを投げ切った! これでもできないって言いますか?」


アブ小「チキショー…こういう時はなんだ、次はやってやるって言わなきゃいかんか? 正直に言います。久々に真っ逆さまにされて、垂直に落とされて、やっぱデスマッチってすごいわ。デスマッチすごい。高橋、きょうはな、とりあえずの革命だ、とりあえずの革命。次は革命返し、倍返しだコノヤロー! もうしゃべれない…(と退場)」


高橋「小林さん、次は立場が違いますが、もう一回やりましょう。でも、小林さん。イチから這い上がってきてください。じゃないと僕、挑戦受けませんよ。これで革命が、僕の革命が終わったなんて思ってない。これが、始まりです! ここから若い世代がデスマッチをもっともっと盛り上げていきます。もっともっと、盛り上げます! 私事で申し訳ないですけど、近々結婚も決まってて…こんなところで、俺は止まってられないんだ! もっともっと、もっともっと、泥臭い試合して、ここにいるお客さんが満足して帰れるぐらいのチャンプになります! 必ず、みなさん僕についてきてください! きょうはありがとうございました!」


【高橋の話】「痛かった…取れたよ、やっとベルト取れたよ。やっとと言っても1年越しか。いてえな、五寸釘、いてえ、痛かった。すげえな、なんだかんだ言ってアブドーラ・小林はすごいよ。鉄人だよ。165キロという壁はホントに大きかった。この1カ月で15キロもね、普通増量できないよ! すごいよ。でも、不摂生の165キロより、規則正しい生活を送ったこの俺の勝利だよ。ここからが始まりです。第五世代、高橋匡哉、血みどろブラザーズ、ここから。始まりを迎えました。必ず、必ず、このベルトの価値を僕が、ちょっとずつかもしれないけど高めていって、必ずオンリーワンのチャンピオンになってみせます。期待して、みなさん僕についてきてください。(どういうデスマッチのチャンピオンになっていきたい?)やっぱり僕たちはきれいに飛んだりとか、華麗な技ができたりとか、そういうレスラーじゃないんですよ。ホントに昭和、平成始めにやってたホントに泥臭いプロレスしかできないんでね。これまでになかったチャンピオン像というのを、僕は一から作っていきたいと思ってます」


【アブ小の話】革命か。これが革命か。チクショー。こう言っちゃなんだけど、リング上でもポロッて言いそうになったけど、こんなオレを真っ逆さまにして垂直に落とされるなんて何年ぶりかって。一瞬、首は痛いですけど、痛さの前に気持ち良さがきましたね。ジェットコースターのシュッといくような。清々しいって言ったら失礼かな。革命か…。こうなったら革命返しだ。大貧民大富豪ってゲームあるよな。革命されたら、どうやって返すんだ。ジョーカーでいいや。大日本のエースはやっぱ関本や伊東なんだよ。オレはジョーカーでしょ。革命返しのジョーカーで行くから。22年間、表も裏も渡り歩いてきた男。こんな気持ちよく負けさせていただいたんだからね。ジョーカーの革命返しだ。一番下か。そんなわけねぇだろ。一番下からやり直すわけねぇだろ。増量作戦。165kg、失敗だな。メジャーリーガーで170km投げるヤツがいるんだろ。何とかチャップマンだっけ。オレはもっと上を目指さなきゃいけない。打倒・メジャー新日本だ。165kgなんてみみっちいこと言わない。170kgオーバー、チャップマンだ。チャップマン。170kgあればあのバカも持ち上げられないでしょ。こんなんで負けて、最近のアスリート流行の減量なんてしない。よりいっそうの増量。チャップマンの170kg。それで気持ちよく投げてみろ。そしたら革命を認めてやる。とりあえずの革命だ。オレがみみっちかったな。次は卵22個…もうやりたくないな。次は170kg。以上で!」


 横浜文体大会のメインではデスマッチ王者のアブ小に「一騎当千~DeathMatch Survivor~」で優勝を果たした高橋が挑戦。革命を掲げ、ジャックハマーでの勝利を宣言する高橋に対し、敢えてアブ小は増量して迎え撃った。
 試合はいきなりロープに吊るされた蛍光灯クラッシュとなり、場外戦になると高橋がアブ小にプランチャから蛍光灯で一撃、だがアブ小も蛍光灯の破片を片付けるバケツを投げつけ、頭突き合戦で両者は流血、リングに戻ってもアブ小の愛してま~すチョップをガードする高橋に対してフェイントからボディーブロー、蛍光灯束での頭突き、背中に蛍光灯束を差し込んでチョップ、五寸釘ボードへ背中から直撃させるなど、ジャックハマー封じを狙って腰攻めを展開する。
 アブ小が蛍光灯束櫓を作っている間に高橋が蘇生して櫓の上へのボディースラムを狙うが、腰攻めと増量作戦が効いているせいか上がらず、高橋のスピアーもキャッチしたアブ小は裏拳、そして突進するが高橋はショルダースルーで蛍光灯束櫓へと落とし、高橋は蛍光灯束で一撃、蛍光灯を置いてのサマーソルトドロップと試合の流れを変えようとする。
 高橋はコーナーの五寸釘ボードをマットに置くと、その上へのボディースラムを狙うが、増力作戦が効いて上がらず、逆にアブ小がボードの上へ投げてからヘビーローテーション、滾ってからのカモイェ、バカチンガーエルボーwith蛍光灯と畳みかけ、蛍光灯を投げつけようとするも、高橋はドロップキックで蛍光灯ごと射抜き、コーナーに座り込んだアブ小にキャノンボールを浴びせ、再度ジャックハマーを狙う。
 しかし高橋は上げることができず、アブ小が反撃してダイビングバカチンガーエルボーwith蛍光灯束から、無数の蛍光灯を投げつけ、五寸釘ボードの上に蛍光灯を置いてからパワーボムで叩きつけ、ボード上での逆エビ固めを狙うと、高橋が蛍光灯束での一撃で阻止し、張り手合戦、アブ小の地獄突きをかわしてから五寸釘ボードへの河津落とし、払い腰を敢行すると、最後は五寸釘ボードの上へのジャックハマーが決まり3カウント。アブ小もリスクを敢えて背負った増量作戦も、高橋のこだわりと執念の前に敗れてしまった。
 高橋は大日本所属でなくASUKA PROJECTだが、本来は大日本OBであるTAJIRIが主催するSMASHからデビューし、SMASHが封印後はWNCに属するも、WNCが実質上分裂となってからは、WRESTE-1には走らず、ASUKA PROJECTに籍を置きながら大日本へと参戦し続けデスマッチファイターで頭角を現した。昨年王者だった伊東に挑戦する際には前哨戦で負け続けたことから、挑戦者としての資質も問われたが、苦労人がこうやって「一騎当千~DeathMatch Survivor~」の優勝を経て、王座も奪取してデスマッチで頂点を極めたのだから、やっと報われたといっても過言ではない。


 セミのストロング選手権は力で押そうという岡林に対し、鈴木はアームロックなどテクニックで封じにかかり、執拗な左腕攻めで試合を有利に進める。
 なかなか自身のペースに持ち込めない岡林はブレーンバスターからキャメルクラッチで流れを変えようとするが、鈴木は下からの腕攻めで応戦し、逆水平に対してコブラツイストを決め、切り抜けた岡林もジャイアントスイングで回転するが、腕を痛めているせいか回転できず、アルゼンチンバックブリーカーもスリーパーからコブラクラッチ、パワースラムも腕固めで切り返されてしまう。
 岡林は鈴木に雪崩式KUBINAGEを決めるも、ラリアットはかわされると、鈴木はジャーマン、ドラゴンスープレックスと攻勢に出て、逆水平とエルボーのラリーから鈴木はジャーマン式ツームトーンパイルドライバーで突き刺す。
 勝負に出た鈴木はワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスを狙うが、岡林が堪えたところでショートレンジのラリアットを浴びせると、ゴーレムスプラッシュを投下、しかし剣山で迎撃した鈴木は腕固めから新卍固めで移行しレフェリーがストップ、岡林のパワーを封じきった鈴木が完封防衛を果たした。


 試合後には第6試合で関本から3カウントを奪った神谷がストロング王座への挑戦を表明したが、神谷は昨年の「一騎当千〜strong climb〜」ではリングアウトながらも鈴木を破っていることから、その実績を盾に挑戦となる。


 全体の感想を言うと第5試合ではこちらも「一騎当千〜strong climb〜」で鈴木を破っている宇藤が河上を破るなど、いつまでもストロングは関本&岡林、デスマッチは伊東&アブ小の時代ではなくなってきている。また7月の両国からBJWジュニアヘビー級王座も新設されるなど当たらしい流れも生まれてきている。全日本に参戦していた大地やNOAHに参戦していた野村、FREEDOMSから吹本が参戦するなど、層が厚くなっている大日本、これからますます楽しみである。

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