全日本プロレス
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秋山全日本がスタートも望むのは“新しい風”
7月12日 全日本プロレス「2014サマーアクション・シリーズ」大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場 837人 超満員
<コメント アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前 新生・全日本プロレス所属選手入場式◇
(KENSOを除く全所属選手がリングに登場)
秋山「ここ大阪から本当の新生・全日本プロレスが始まります。ファンの皆さんに喜んで頂けるプロレスを提供できるよう頑張ってまいります。昔も今もファンの皆さんがスポンサーです。これからもご声援よろしくお願いします」
(新選手会長・潮﨑の挨拶)
潮﨑「ファンの皆さんに最高の試合を提供できるよう、選手会一丸となって頑張ってまいります。私事ですが、8月16日、後楽園ホール大会で復帰します。新しく生まれ変わった全日本プロレスの中心に立ち、さらに盛り上げていきます」
◇第1試合◇
▼20分1本
○ゼウス The Bodyguard(13分51秒 片エビ固め)XSUSHI 土方隆司
※ジャックハマー
◇第2試合◇
▼20分1本
○西村修(15分52秒 首固め)X渕正信
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木鼓太郎(12分14秒 逆エビ固め)Xめんそ〜れ親父
◇第4試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアム6人タッグマッチ/30分1本
○青木篤志 ウルティモ・ドラゴン スペル・デルフィン(18分41秒 トラップオーバー)金丸義信 佐藤光留 Xビリーケン・キッド
◇第5試合◇
▼45分1本
○諏訪魔(16分52秒 体固め)X宮原健斗
※ラストライド
【諏訪魔の話】「相変わらず絶好調でいますよ。月末の三冠戦に備えて、いいウォーミングアップができた。宮原は生意気さだけじゃ上にいけないぞ。説得力ある動き、技…課題が山積みじゃねぇか。それは人に教わるものじゃないから。今日でまたいろいろ感じたんじゃねぇか。もっとびっくりさせてくれよ。気持ちはわかるよ。コスチューム変えて気合入って。それだけじゃ上にいけないし。俺のこと張り倒してぶっ殺すぐらいやってもらわないと。よし、次、戦うの楽しみにしてますよ。(専務取締役となったが気持ちの変化は?)去年、一年前と心境は全く違う。前回はマイナスからのスタート。今回はゼロからのスタートなんだよ。積み上げるのみで、失ったものを戻す、そこからじゃないから。ありがたい。大阪のみんながこうやって来てくれて。いいじゃないですか。みんなで感謝ですよ。(いい感触はつかめた?)地方で難題が待ち構えてるんでね。でも今はジョーに勝つことだけに集中したい。このベルトの価値を上げる。それだけでいいんじゃないの。当然、このベルトで三冠戦臨むよ」
【宮原の話】「負けは負けで、俺にとっての新生・全日本プロレスは負けからスタート。それは真摯に受け止める。ただ一つ譲れないのは、この新しい全日本プロレスでトップに突き抜けて顔になるのは俺。そういうモットーをもってこの全日本に所属としているから。二流、三流で終わるつもりはない。このシリーズで実績のある人たちと戦って勝ち星、印象を残して自分の目指す場所に行きたいと思います」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第67代王者組]秋山準 ○大森隆男(27分13秒 片エビ固め)[挑戦者組]KENSO X長井満也
※アックスボンバー
☆秋山&大森が初防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼秋山「まぁ、あんなもんじゃない。俺たちが勝って、あいつらが負けてるんだから。みたまんまだよ。厳しくやってきたら厳しくやるよ。当たり前だよ。やられたらやり返すし、黙ってない。社長になってもね。リング上は先輩後輩関係ない。社長でも俺に来ればいい。俺も返すよ。そこは社長じゃない。イチ選手の秋山準だよ。バチっといくよ。そこは別に社長もない。そこだけはファイターだよ」
――KENSO不要論も唱えていたが?
▼秋山「俺は別にあいつらのやり方が間違ってるとか思ってない。ただ、やっぱりファンの人にガッカリさせるようなことはダメ。それだけだよ。あいつがどういうスタイル使おうが、悪いことしようが、お客さんがどう思ってくれるか。ただ、いつもと違う気持ちは感じたよ」
▼大森「今回というか、今日のDK。セコンドが介入しない、二人だけの正々堂々のやる気が伝わった。でも試合が終わって結果が全てだと思う」
――鬼と化したがどのぐらいの割合でキレた?
▼秋山「6割ぐらいじゃないですか。全然切れてないですよ」
――秋山コールなど大歓声だったが?
▼秋山「大阪ってこともあるし、今日ここで新たな出発ということもあるんで、ありがたかったですね。それはご祝儀ということで」
――興行全体を振り返って?
▼秋山「お客さんが乗ってない部分もあったと思うし。それはいちいち俺が言うんじゃなく、本人が考えた方がいい。迷ったらこうだよって俺の経験で示すことはあるかもしれないけど、人に言われて分かるものでもないし。俺がいいと思っても100満足させるのは難しいから。自分で気づいたことは選手に言おうと思うし、自分でも悪いとこあったし」
――新体制の手応えはあった?
▼秋山「手応えなんて全然。俺も大森もそうだけど、俺ら最高の時の全日本がどっかにイメージあるから、これが凄いってなかなか。本当に凄い光景をみてるんで、これが凄いと言ってたら、これが全てになっちゃうんで。一番いい時の状況、なかなかそこまで到達するの難しいけど、それに近づけるようにみんな頑張っていかないと。それには試合のクオリティを一人ひとり上げていかないといけないし、お客さんと試合しながらも話しないといけない。それは渕さんとかボディスラムしかしないんだろうけど、渕さんはしっかりお客さんと語り合って試合してるから。そこは見ていくべきだし、俺もみんなが笑ってた悪役商会とファミリー軍団の語り合ってる試合をみてる。俺も見習ってやっていきたい。これだけの人がいて上がっていかないわけがないんで、必ずもう一度、いい状況にいけるように僕は体の続く限り頑張ります」
――社長レスラーとして負担も重くなるが?
▼秋山「負担はかかるでしょう。それはしょうがない。俺、やると決めたからには自分自身、俺がやらなきゃ誰がやると思ってますから」
――名刺交換会ではファンから温かい言葉を贈られたのでは?
▼秋山「温かい。ここに来てくださる方はね。今日もWWEがあって、他の団体があって、ここに来てくださってる時点で温かいんでね。そういう気持ちを大切にやっていきたい。試合ではブチキレます(笑)」
秋山新体制の初戦となった大阪大会をSAMURAIで視聴、大会前には欠場中の曙が登場したがKENSOを除く全選手が揃い、新社長となった秋山、新選手会長の潮﨑が所信表明、その際に潮﨑が8月16日後楽園大会からの復帰を発表した。
そしてメインは秋山、大森組の保持する世界タッグ王座にKENSO、長井のDK軍が挑戦、設立会見すら出席せず沈黙を保ってきたKENSOが溜めてきたものをどう吐き出すかに注目していた。
試合は意外にも慎重な立ち上がり、KENSOは何か仕掛けようとするが秋山がドヤ顔でプレッシャーをかけるなど揺るがず、秋山がグラウンドで有利にたってマウントを奪いナックルを仕掛ける仕草を見せるなど、開始早々からKENSOが秋山に飲まれてしまっていた。
DK軍はKENSOが大森を腰紐で場外へ引きずり出してから試合を動かそうとするが、テーブルを秋山に投げつけると秋山が怒りガンガンやり返してKENSOを痛めつけまるでどっちがヒールかわからなかった。DK軍は大森を捕らえて主導権を握っていたかに見えたが、試合全体を支配していたのは秋山だった。
後半からDK軍もヒールぶりを敢えて封印してガンガンやり返せば、王者組もやり返す、終盤ではDK軍が再び大森を捕らえて長井がストレッチプラムや陸牙、KENSOがダイビングエルボーと畳み掛けるが、長井のハイパーニー空牙狙いを大森がアックスボンバーで迎撃すると秋山の援護を受けてからアックスギロチンドライバー、アックスボンバーで3カウントを奪い王座を防衛、最初から最後まで秋山が試合全体を支配していた試合だった。
セミの諏訪魔vs宮原は、宮原が執拗にヘッドロックで絞めあげるが、諏訪魔はダブルチョップなどですぐペースを奪い主導権を握っていく、諏訪魔は勝負を狙ったのかラストライドを早くも狙っうとDDTで切り返す、宮原は右首筋を狙うようにトラースキックやバイシクルキックを繰り出しジャーマンを決めるが、クリアした諏訪魔が怒涛の猛ラッシュをかけ最後はローリングラリアット、バックドロップからラストライドで3カウントを奪い完勝を収めた。
新生全日本は秋山の地元である大阪ということで超満員とまずまずのスタート、ただリングの中を見ると秋山、諏訪魔を揺るがすものがない、世界タッグ戦にしろ勝者は大森なれど試合全体を支配していたのは秋山、宮原は健闘したものの相変われずそれ以上がなく諏訪魔の磐石さを崩すことが出来ない、DK軍や宮原にしろ新生全日本の舵を取るのはオレたちだというものに秋山は期待していたと思う。宮原も潮﨑の欠場中の間はXceedを引っ張るというものがあったのかというと充分にアピール出来ず、それが諏訪魔戦に出てしまったのではと思う。8月16日には潮﨑が復帰する、しかし秋山が望むのは新しい風なのかもしれない。
秋山全日本はまずまずのスタートを切ったが課題はまた一つ増えた、秋山らを揺るがす新しい風は誰が吹かすのか・・・PR -
馬場家の強力な後ろ盾を得た秋山・全日本プロレスがようやく始動!<プロレス格闘技DXより>
全日本の新体制発足発表会見が4日、都内・ザ・キャピトルホテル東急で行われ、新会社「オールジャパン・プロレスリング株式会社」の設立が発表された。社長・秋山準が「馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります」と所信表明。諏訪魔の専務取締役就任も発表され、故・ジャイアント馬場さん夫人の馬場元子さんも取締役相談役として名を連ね、秋山社長ら新体制の激励に駆けつけた。
◇
先月6日、秋山が会見し、新会社設立と自らの社長就任を発表。所属全選手、全社員が全日本プロレスリングシステムズを離れ、新会社に移行することになった。今月1日に会社登記を済ませ、この日の新体制発表の運びとなった。
会見には秋山社長を筆頭に、諏訪魔、曙、大森隆男、潮崎豪ら所属12選手(KENSOのみ欠席)が出席。新体制にかける意気込みを話した。
新会社の役員は秋山社長のほか、岩手ケーブルテレビジョン社長の笹原美喜夫氏が代表取締役副社長、ケーブルテレビ山形の社長でもある吉村和文氏が取締役会長にそれぞれ就任。また、諏訪魔の入閣も決まった。肩書きは専務取締役。デビュー10周年を前にプロレス人生初の“役員レスラー"となった。さらに全日本プロレス創業者であるジャイアント馬場さん夫人の元子さんが取締役相談役として名を連ねた。
気になる団体名も「全日本プロレス」を引き続き使用していくことになった。商標権の所有者である白石伸生氏と話し合いを重ねた結果、会見前日の3日夜にようやく使用許可が出た。今後は団体名、シリーズ名、チャンピオンベルトなども継続されることに。つまり会社が変わっても、これまでと何ら変わらない全日本として活動していくことになった
会見場となったキャピトルホテル東急は馬場さんがこよなく愛した施設。元子さんのはからいもあって新会社の船出をこの場所で切ることになった。秋山社長にとっても馬場さんと初めて会った思い出の場所で、「その同じ場所でこうやって社長として設立会見を開かせて頂く。何か運命的なものを感じます」と表情を引き締めた。
すでに社長として「全日本と心中覚悟」と悲壮な決意を口にしていた秋山の大目標は“新日本に追いつき追い越せ"だ。「22年前、僕が入った頃、全日本プロレスは2大メジャー団体といわれていました。ですが今はそう呼ばれることも少なくなっています。ただ、ここにいる選手たち、社員、もちろん僕もそうですが、みんなの力を信じています。必ずまた同じ位置にたどり着けるようしっかり頑張ってまいります」と誓い、「ここまででかい選手がいてリング上でぶつかってるのは日本だと全日本がナンバー1だと思いますし、一発一発の重みは負けてない。負けてないというか負けるはずがない」と確信。「馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります」と決意表明した。
専務取締役に就任した諏訪魔も1年前の分裂騒動の時、「全日本の看板を守る」と誓っていたが、今度は看板を背負う一人となった。「自分は全日本の現場、オフィスをできるだけ社長に負担がいかないように、しっかり回す。そこに重点を置きたい」と選手と会社のパイプ役を勤める構えで、1年前と同じく「信頼回復」をテーマに掲げた。
写真撮影の際には元子さんも登場。秋山社長、諏訪魔取締役らと握手を交わし、笑顔で談笑するなど新体制をスタートさせる五男坊らを激励していた。
ほかにもファンクラブ発足、練習生募集も発表された。
※関連記事は別項に掲載します
[会社概要]
▼社名
オールジャパン・プロレスリング株式会社
▼代表社名
代表取締役社長 秋山潤
▼住所
神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-52-9
▼資本金
1000万円
▼役員一覧
代表取締役社長 秋山潤
代表取締役副社長 笹原美喜夫
取締役専務 諏訪間幸平
取締役相談役 馬場元子
取締役会長 吉村和文
▼所属選手一覧
秋山準
諏訪魔
曙
大森隆男
金丸義信
潮崎豪
鈴木鼓太郎
宮原健斗
青木篤志
SUSHI
KENSO
渕正信
野村直矢
【会見の模様】
▼秋山社長「ここキャピトルホテルは僕が22年前、馬場さんと初めてお会いした場所です。その同じ場所でこうやって社長として設立会見を開かせて頂く。何か運命的なものを感じます。22年前、僕が入った頃、全日本プロレスは2大メジャー団体といわれていました。ですが今はそう呼ばれることも少なくなっています。ただ、ここにいる選手たち、社員、もちろん僕もそうですが、みんなの力を信じています。必ずまた同じ位置にたどり着けるようしっかり頑張ってまいります。馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を活かせる、そしてファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張ってまいります。どうぞご支援よろしくお願いします」
▼野村「全日本の一員として突っ走ってきます。よろしくお願いします」
▼SUSHI「てやんでぇ! オールジャパンプロレスリングのために全身全霊かけて戦います。秋山社長、これからも関係あるか!」
▼宮原「新生・全日本プロレスが始まる7月シリーズからトップ戦線に入り込み、突き抜けたいと思ってますので、ファンの皆さんは会場に応援きてください」
▼青木「今ここにいる選手、スタッフ、見てる方向は同じと思います。それぞれが全力を発揮すればいい方向に進むと信じてます。とにかく僕は全力でやっていきます」
▼鼓太郎「今、自分にできることを精一杯考えて、そこに全力を注げるように頑張ります」
▼金丸「今日からまた新たな気持ちでやっていきたいと思います。自分が知ってる全日本をお客さん、これから入ってくる後輩、いろんな人たちに伝えていきたいと思います」
▼潮崎「今、指の怪我で欠場していますが、復帰したら秋山社長が言った全日本プロレスを上に持ち上げる一員として頑張っていきたいと思います」
▼渕「秋山社長、諏訪魔専務を中心にレスラー、社員の皆さん、スタッフの皆さん、オールジャパンってありますけれども、全日本プロレスは全日本プロレスです。42年の歴史と伝統のある全日本プロレス、そのチーム力、団結力、その新生・全日本プロレスの底力をこれからファンの皆さん、マスコミの皆さん、ぜひ見てください」
▼大森「今まで以上に毎試合ベストなコンディションで試合できるように、ワイルドに日々、鍛錬していきたいと思います」
▼曙「早く体を治して皆さんと合流できるように。復帰した時は期待された以上に頑張りたいと思います。皆さんまた応援よろしくお願いします」
▼諏訪魔「専務取締役に就任させて頂いた諏訪魔です。思い返すと1年前、確か僕もこのような会見をさせていただきました。その時に全日本プロレス、信頼ある団体を構築していく。そういう言葉を言わせて頂いたのを今も記憶に強くあります。その気持ちは今も変わらず強く持ってます。今後、信頼関係…信頼ある全日本プロレスを構築するために、役員としてどう具体的に提案するか、ここにいるレスラーみんな、スタッフみんなと進めていきたいと思ってます。今後も一生懸命、頑張らせて頂きます。三冠のベルトを札幌で激しい試合の末に、ギリギリのところで巻くことができました。その三冠のベルトを目指して日々みんな切磋琢磨して戦ってる。その戦いをこれからもどんどんファンの皆さんにみせていく。そういう強い気持ちでいます。今後、三冠に限らず、タッグ、アジア、ジュニア、クオリティの高い激しい試合をみせていきたいと思ってます」
▼秋山「社長ではなく選手なので、僕もこの前、札幌で世界タッグ獲ることができました。なかなか社長としては今までのような発言がしづらくなるかもしれませんが、言うべきことはしっかり言っていきたいと思います。昔、僕が上層部の人を困らせたように、下の人間がどんどん僕を困らせるような発言、行動をしてくれることを待ってます。僕は何でも対応したいと思ってます。選手としてもまだまだ三冠を目指して頑張ります。ファンの皆さんには分裂からここまで助けてもらい、ここまでこれました。ファンの皆さんに喜んでもらえるように頑張ってまいります」
▼秋山社長「ファンの皆さんからファンクラブを立ち上げてもらいたいという要望があり、真っ先にファンクラブを立ち上げました。(ビジョンにサイトの画像が映し出され)僕があまり前に出なくても、もっと男前の潮崎が前に出てくれれば。これからどんどん前に出てくれると思います。1月、8月とどんどん練習生を募集していきたいと思います」
▼潮崎「選手会長に就任した潮崎です。全日本プロレスは練習生を募集します。新しくなった全日本を盛り上げていきたいという体力に自信のある方は募集してください」
【マスコミとの質疑応答】
――団体名は全日本プロレスで?
▼秋山「そうですね」
――白石氏から譲渡された経緯などは?
▼秋山「時期は本当に昨日ぐらいです。話し合いで。いろいろ話し合いを重ねさせて頂いて、ようやくOKということをいただきました。細かいことは差し控えさせて頂きます」
――全日本の看板を使っていくことになった気持ちは?
▼秋山「全日本プロレスの名前は大きいので、使える使えないじゃだいぶ違うと思うので、本当によかったです」
――全日本プロレスイノベーションという会社の拠点を山形に置いたが不安は?
▼秋山「ケーブルテレビ山形さんにご支援して頂くので、こちらの会長、吉村社長とは何度も何度もお話させていただいて、全日本プロレスに対する気持ちも熱い話を伺っていますので、横にいる諏訪魔選手も何度も伺って、全く不安はありません」
――相談役に馬場元子さんが名を連ねたが?
▼秋山社長「白石さんから離れる時、新しい団体、会社を作りたいと元子さんに相談させて頂きました。こうやって今、この新会社を設立することができましたので、これからも相談役として入っていただきたいとお願いしました。元子さんには『あなたは五男棒なんだから』と言われましたけど、正直、馬場さんのすねかじりまくってここまで来てるので、ここは元子さんにはそばで見守って頂くだけで。社長として全く経験がないので、当時、馬場さんがどうだったとか、今じゃないと分からないこともたくさんあるし、そういえば馬場さんはこうだったとか、そういう話を聞かせていただければそれでいいと思ってます。これからも僕に足りないものを、あの時、馬場さんはどうだったとかうかがっていきたいと思います」
――シリーズ名、ベルトなども移行される?
▼秋山社長「問題は全日本プロレスという名前だけだったので、あとは使わせてもらえるというか、使えるということです。サイトに関してはまだ、これはファンサイトなので。公式のホームページに関しては今、話をしている状況ですけど、基本使わせて頂けるということです」
――曙、潮崎両選手は復帰のめどは?
▼曙「できるだけ一日でも早く復帰したいんですが、まだ完全な状況じゃないので、お医者さんと新社長さんと相談しながら決めたいと思います」
▼潮崎「怪我の手術もしまして、治ってる経過もよいので、早いうちにいきたいと思ってます」
4日、都内・ザ・キャピトル東急ホテルで行われた新体制発表会見におけるか込み取材での秋山準社長、諏訪魔専務取締役の詳細コメント(その1)は以下の通り。
【会見後の秋山社長、諏訪魔専務】
――会見場をキャピトル東急に選んだ経緯は?
▼秋山「元子さんの方から『キャピトルでやれば?』という言葉をいただいて、元子さんが用意してくれました。7月なんですよ、僕が馬場さんに初めて会ったの。それは元子さんが分かっていてくれて取ってくれたのか偶然なのか分からないけど、運命的なものを感じます。まさか全日本に返ってきた時、自分が社長になるとは思ってなかったし、不思議な感じです。なかなか表に出てきくれないと思ってましたし、実際、ずっと名前とか表に出すのもちょっとと言ってたのに、こうして出てきてくれたんで、本当に感謝してます」
▼諏訪魔「自分は全日本の現場、オフィスをできるだけ社長に負担がいかないように、しっかり回す。そこに重点を置きたいなと思いますね。今まで社長みてますけど、外に対する活動も相当なものがあると思います。当然、中に関しては自分がしっかり見たいなと思います」
――取締役になるに際し、抵抗はなかった?
▼諏訪魔「そういう責任をしっかり持つという部分では覚悟決めてますからね。そこは大丈夫でした。リング上はリング上ですから。そこは激しく。もう10年は激しいプロレスやれると思うんでね。あとはリング上を充実させることも自分の使命なのかなと思ってます。まずはリング上で大暴れして充実させることを第一にやっていきたい」
――新会社設立に際し、全日本の新しいスローガンは?
▼秋山「それ作らないといけないですね。立ち上げることばっかりでそれを忘れてましたね。明るく楽しく激しくを継承して、だけど古いままじゃよくないと思うんで、新しいものもどんどん取り入れていきたいし、昔は選手の個性を大きく出せなかったというか出なかったと思う。選手の個性をどんどん出してもらいたいし、どんどんたてついてもらいたいと思うし。僕が若い頃、上層部を困らせたように。先が見える何やってんだだよ。KENSOみたいに何やってんだ、何でいないんだ。そういうんじゃなくて、先が見える何やってんだをやってほしい。だからどんどん個性を出してもらいたい」
――KENSOが欠席になった理由は?
▼秋山「知りません。欠席、来ないということで。(処分なりを)考えます
▼諏訪魔「ヒールのプライドじゃないですか」
▼秋山「中途半端だけどね。来ないというのはどういうことか本人も分かってるでしょうし、いろいろ考えます。社長なんで」
――ファンクラブもファンからの要望を受け入れる?
▼秋山「そういう箇所もあるんで、クリックしてもらって書き込んでもらって、どんどん意見を言ってもらいたいなと思います。ファンクラブがなかったんで、ファンの人からファンクラブを作ってほしい声が一番多かったんで、そこを立ち上げないといけない。そこは諏訪魔専務とも話して早急にということでした」
――9月以降の興行形態に変化はある?
▼秋山「たぶん今までみたいな感じの大雑把というかざっくりした感じじゃないと思うんで、しっかり数字を挙げてしっかり数字も管理していきたいなと思ってます。大都市中心になるかわからないけど、大雑把なことはなくなるんじゃないかと思います。悪かった時は何で悪かったのか検証して次につなげていけるようにします」
――スポンサーが山形のケーブルテレビということで、山形大会に力を入れやすくなるが?
▼秋山「山形でやりやすくなると思うけど、山形にだけ重点を置いてとかはないです」
――選手の意気込みを聞いて?
▼秋山社長「みんなやる気はあると思うし、やる気だけじゃなく実力も。今、新日本さんが独走状態ですけど、そこにも一切負けてると思わないし、そことも勝負できると思う。そこ一点を向いて、もう一度2大メジャーといわれる位置に戻したいと思います。ここまででかい選手がいてリング上でぶつかってるのは日本だと全日本がナンバー1だと思いますし、一発一発の重みは負けてない。負けてないというか負けるはずがない。それをどうファンの人に伝えるかという作業が必要になる。あとは選手が個性を出して、自分はこれなんだというのを出してもらいたい」
――三冠ベルトは現行もしくは3本のどちらを使うことになる?
▼秋山社長「そこですよね。僕はやっぱり3本で育ってるんで、3本だと思ってますけど、現状1本になったあのベルトには少ない期間ですけど、歴史はありますからね。そこはチャンピオンもいるんで、話しながら考えていきたい」
――3本に戻る可能性もある?
▼秋山社長「正直三冠ベルトと言って1本というのはどうかなと。僕は3本が当たり前できてるんで、そう思いますけど、ベルトも白石さんが作ってくれたベルトというのもありますから、専務とも話しながらどうしていくか考えていきたい」
――元子さんからも3本のベルト使用許可を得ている?
▼秋山社長「そのことに関して元子さんからは言われていません。任されているというか、アドバイスをくれるというか。僕が使わせて下さいと言えば使わせてくれると思います」
――来年は馬場さん十七回忌だが記念イベントを開催するつもりは?
▼秋山社長「それは考えないといけないですね。やっぱり全日本プロレスってジャイアント馬場なんですよ。武藤さんの時は馬場さんを消そうということをされてたと思うんですけど、どこにいってもやっぱり全日本プロレスは馬場さん。そこは消す必要もないと思うし、僕がここにいるということは今でも馬場さんが協力してくれてるということだと思う。元子さんにも言ったんですけど。『すいません、すねかじりで』と。最終的に元子さんに助けてもらって。元子さんに助けてもらってということは馬場さんに助けてもらってるということ。僕の中で馬場さんを消すことはできない。僕も一回、裏切ってるんで、出て行った時に初めて全日本プロレスという名前の凄さとかわかるんで。そういうことも元子さんといろいろお話させていただきました」
全日本の新体制発足会見が開かれ、秋山体制に追随する選手、スタッフ、社員らが全日本プロレスシステムを離れ新会社であるオールジャパンプロレス株式会社へ移り、また相談役に就任したジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんの紹介でケーブルテレビ山形がスポンサーとして出資、全日本プロレスの名称を含めた全権利もスポンサー側が獲得したことで晴れて全日本プロレスの名前で再出発することになった。
再出発にあたって一番の課題はスポンサーと前オーナーである白石伸生が握っている全日本プロレスの全権利取得だった。スポンサー探しも武藤敬司の轍は踏まないとかなり慎重だったと思う、今回は会長に就任した吉村氏と元子さんが知人だったこともあり秋山も元子さんの紹介ならということで吉村氏にお願いした。新体制は創始者である馬場家の後ろ盾がなければ始動出来なかった。
また全日本プロレスの全権利を譲り受けたのは前日というからかなりギリギリの状況だったのではと思う、白石氏は東京スポーツ誌上で無償譲渡としていたが、前日まで交渉となればスンナリと無償譲渡はされなかった見ていいだろう。秋山も白石氏には言いたいことは山ほどあっただろうが円満に事を運びたいため口には出さなかった。新体制発足までは秋山も相当苦労したと思う。
難産だったが秋山全日本はやっと始動、問題の一つだったTVもSAMURAI TVが秋山全日本の第一歩である12日の大阪大会を急遽生放送することが決定、GAORAも放送を継続することになった。しかし信頼回復を含めた諸問題を考えるとスタートとしてからの方が大変なのかもしれない。 -
ノーテレビの札幌で30分越えの死闘!諏訪魔が大森を降し三冠統一ヘビー級王座を奪還!
6月29日 全日本プロレス「2014ダイナマイト・シリーズ」 札幌テイセンホール 629人 満員
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○めんそ〜れ親父(9分27秒 エビ固め)
X井上雅央
◇第2試合◇
▼30分1本
○山本喧一(8分02秒 羽根折り固め)XSUSHI
◇第3試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 鈴木鼓太郎
(11分55秒 ジャーマンスープレックスホールド)吉江豊 X斗猛矢
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング(7分25秒 エビ固め)Xバンビ・キラー
※ラリアット
◇第5試合◇
▼30分1本
秋山準 ○ゼウス The Bodyguard(15分17秒 片エビ固め)KENSO 長井満也 X南野タケシ
※ジャックハマー
◇第6試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアムタッグマッチ/45分1本
金丸義信 ○佐藤光留
(16分23秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め)X青木篤志 ウルティモ・ドラゴン
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○諏訪魔(33分09秒 体固め)
[第48代王者]X大森隆男
※ラストライド
☆大森が初防衛に失敗。諏訪魔が第49代王者となる
(試合後は両者とも披露困ぱいでしばし倒れ込んだまま。ドーリングと佐藤が飛び込んで諏訪魔をねぎらう。ようやく立ち上がった諏訪魔に黄金の三冠ベルトが授与される。)
諏訪魔「皆さん、三冠ベルト獲りました! 次の…」
ドーリング「スワマ・コングラチュレーション!(諏訪魔おめでとう!) Evolutionがスタートした時の夢がトリプルクラウン。そして今、俺のドリームになった。俺がファーストチャレンジャーだ」
諏訪魔「ジョー、三冠かけてやろうじゃねぇか!俺たちEvolutionの夢である三冠かけて、ジョーと戦います!」
【試合後の諏訪魔】
▼諏訪魔「激しい一戦だった。身の削り合い。首はダメだし、鼓膜いかれて三半規管まできてる。大森隆男の意地っていうか、凄いよ、あの世代は。潔く三冠ベルト俺に渡せばいいんだ。結果はわかってんだから。勝って獲ったぞ。全部だ。5冠は俺のものだ。獲ってもまだまだやり足りない。こっからは次の、来月から新たなステップにいくわけだから、そこで何十試合もやって俺がチャンピオンだって分からせてやる」
――ドーリングが挑戦を表明してきたが?ジョー
▼諏訪魔「あいつが今回、PWFに相当怒ってるわけで、それもわかってた。あいつがすぐ三冠くるだろうなと獲った瞬間、感じてたよ。Evolution作った時、言ったことはジョーと三冠やると。その夢が次かなうんだ。日本一、いや世界一のぶつかり合いをみせて、俺が日本一、いや世界一頑丈なレスラーなんだって証明してやります」
――分裂から1年が経過し、三冠王者に返り咲いたが?
▼諏訪魔「不思議な巡り会わせだよね。1年前を思い出すと、ここの会場でいろいろ悩んで、そこの(会場内にある)喫茶店で悩んだよ。思い出した、物凄い大変だったって。でもこの一年、俺が支えたんだよ。それを今日、ここでいい形で証明できた。それがうれしい!
――まずはドーリングとのV1戦だが、その先に世界タッグも獲りにいくと?
▼諏訪魔「やっぱりEvolutionに全てのベルトがなければ全日本は盛り上がらないよ。強さの象徴だから。プロレスは強くなきゃいけない。それを札幌の人に見せられてよかった。それをこれから全国にどんどん広げていく。でかい奴が強くて凄ぇなと。それがプロレスだよ。(集まったファンから諏訪魔コールが起きて)俺が言いたいことは伝わったよ」
札幌二連戦の最後は三冠選手権、王者の大森に諏訪魔が挑戦、チャンピオンカーニバルでは大森に敗れ、世界タッグ王座をも失った諏訪魔は背水の陣で臨んだ。諏訪魔はグラウンドで先手を奪うも、大森はエプロン上でのパイルドライバーを敢行し、更にイスで後頭部を殴打、リングに戻ってパイルドライバーで突き刺すなど諏訪魔の首に集中砲火を浴びせる。しかし諏訪魔もターンバックルジャーマンで反撃すると何度もカバーに入るなどジワリと大森のスタミナを奪いにかかり、ダブルチョップやフロントスープレックスを繰り出してから勝負と見てラストライドを狙う。しかし大森がスルーするとニールキックやスイング式ネックブリーカーで返すと、諏訪魔もフライングショルダーやフロントスープレックス、ドロップキックで場外に大森を追いやってからトペ・スイシーダを炸裂させる。再び勝負を狙った諏訪魔はラリアット、バックドロップからラストライドを狙うも、大森はフランケンシュタイナーで切り返し、再度狙っても回転エビ固めで切り返した大森は再びラストライドを狙ったところでアックスギロチンドライバーで突き刺すと、後頭部へのアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けると、アックスボンバーを狙うが、炸裂する寸前で諏訪魔が倒れてしまう、間をずらされた大森は改めてアックスボンバーを狙うと諏訪魔はラリアットで迎撃しジャーマンで投げるが、大森もすぐ起き上がってアックスボンバーで応戦、エルボー合戦から大森はトラースキック、スライディング式アックスボンバーを狙うも諏訪魔は回避してバックドロップで叩きつけ、最後は踏ん張る大森を強引にラストライドで叩きつけて3カウントを奪い、三冠王座奪還に成功した。試合後は諏訪魔の盟友であるドーリングが挑戦表明し諏訪魔も受諾した。
札幌二連戦はノーテレビという悪条件となったが、その中での諏訪魔vs大森の30分越えの選手権は、苦しい状況でもまだ全日本プロレスは死んでいないということを見せつけた試合だったと思う。
テレビに関してはこれまで定期的に放送してきたGAORAやSAMURAIは今後放送するかどうか不明、GAORAも7月以降放送予定はない。秋山体制がどうなるか次第になるだろうが、ライブでこれだけの試合を見せてくれる限りは全日本プロレスは生きている。
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ノーテレビの札幌二連戦・・・青木が金丸越えを達成!大森が五冠王に!6月28日 全日本プロレス「2014ダイナマイト・シリーズ」札幌テイセンホール 583人
<アピール、コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○斗猛矢(7分16秒 片エビ固め)XSUSHI
※SOD
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤光留(7分15秒 腕ひしぎ逆十字固め)X山本喧一
◇第3試合◇
▼30分1本
○長井満也 南野タケシ(11分06秒 エビ固め)X井上雅央 吉江豊
※魔界ドライバー
◇第4試合◇
▼30分1本
○ゼウス The Bodyguard(10分38秒 片エビ固め)KENSO Xバンビ・キラー
※ジャックハマー
◇第5試合◇
▼30分1本
宮原健斗 ○鈴木鼓太郎(11分54秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン Xめんそ〜れ親父
※ブルーディスティニー
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本[第37代王者]○青木篤志
(18分24秒 トラップオーバー)[挑戦者]X金丸義信
☆青木が初防衛に成功
【試合後の青木、佐藤】
▼青木「予想通りっちゃあ予想通り。勝てたからよかったけど、やってる最中、うまいなとやられながら思ったしね。それを感じれたのは自分の中で余裕があって成長できたのかなと。(旭川で)何回もやられて技を食らってきたから、そういう意味ではラッキーだったかなと」
――初防衛戦で金丸を破ったのは大きいのでは?
▼青木「大きいし、そこでダメだったら終わり。これをクリアーして安心することもないし。とにかくこのベルトを巡ってジュニアヘビー級が盛り上がればいいなと。ジュニアヘビーの人間はみんなこのベルトを目指すべきだと思う」
――挑戦者が現れなかったが?
▼青木「いいんじゃない。すぐに来て、すぐに決められてもこっちも困る。こっちも仕掛けたいものがあるからね」
――やりたい相手はいる?
▼青木「別に。誰でもいい。俺が選ぶアレないから。やりたい、挑戦したい、その気持ちが一番だよ」
――7月シリーズもジュニアを盛り上げていくと?
▼青木「もちろん。今シリーズ終わったわけじゃないし、明日もあさってもあるから」
※佐藤がやってきて
▼佐藤「二人でやろうと言ったの、考えてくれました?」
▼青木「考えた」
▼佐藤「やりましょう二人で」
▼青木「そうだね、そうしよう」
▼佐藤「二人でやりましょう。やってくれるんですか?」
▼青木「やるよ。二人っきりで」
▼佐藤「やりましょう。タイトルマッチ!」
▼青木「分かってるよ。ひと晩考えて二人で試合やろうということだと思った」
▼佐藤「あと何が必要だかわかります?」
▼青木「今マスコミに言った。やる気がある奴なら誰でもいいと言っちゃった」
▼佐藤「二人きりじゃないじゃないですか!」
▼青木「複数じゃなくて、二人きりっていうのはそういうことだろ」
▼佐藤「じゃあ明日」
▼青木「明日? タイトルマッチ?」
▼佐藤「二人でやるんでしょ。そのあともう一軒ってめんどくさい話じゃないでしょうね?」
▼青木「大丈夫。俺だいぶ頭の思考能力が佐藤光留寄りになってるから」
▼佐藤「なるほどね、いい傾向だ。言ったね」
▼青木「めんどくさいといわれてるけど、俺の中でめんどくさいのなくなったから」
▼佐藤「じゃあ、もっとめんどくさくしてやる。タイツに合ってねぇよ(と立ち去る)」
▼青木「めんどくさいのがきちゃったね。別に俺はあれでもいいよ。あとは会社が決めてくれたら」
▼佐藤「(引き返してきて)言い忘れた! お前のジュニアを盛り上げたいというのに呼応したんじゃないからな。俺の考えで二人でやろうと言ったんだからな。佐藤が呼応したってなったらスネるからな。めんどくさくなるよ」
▼青木「わかった。そういうことね」
▼佐藤「絶対大丈夫だね!」
▼青木「もういい! まだまだ続くから」
【金丸の話】「ウルティモ・ドラゴンを破ってチャンピオンになっただけはある。8割ぐらい俺が責めてたけど、最後の最後でひっくり返された。負けは負けなんでね。チャンピオンとして臨むタイトルマッチはチャレンジャーとして臨むタイトルマッチと違うんでね。あいつはタッグでチャンピオンとしての経験があるけど、今日の経験でまたあいつが一段上にいくんじゃないですか」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○大森隆男 秋山準(26分58秒 片エビ固め)[第66代王者組]諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※スライディングアックスボンバー
☆Evolutionが5度目の防衛に失敗。大森&秋山が第67代王者となる
(試合後にKENSO率いるDKメンバーがリングに乱入。大森と秋山に集団暴行を浴びせる)
KENSOが「秋山! 大森! よく聞け! 次は俺たちDK。KENSOとミスター長井が世界タッグ挑戦する!」
(DKメンバーがリングを占拠し続けると、怒った和田京平レフェリーが「さっさと帰れ!」と怒声を上げて一喝。DKメンバーが去る)
【試合後の大森&秋山】
▼秋山「大森がうまく引きつけてくれて、俺が最初やられたけど、回復させてくれたし、反対に俺が回復してる間に大森がやられてくれた。それは俺らだけの呼吸だと思うし、向こうは強いけど、攻め疲れというのもあったと思う。作戦勝ちだよね。正直、力だけだったら、なかなかかなわないと思うから、そこはお互いの悪いところを補っていかないとしょうがない。今日はそれでよかったね」
▼大森「俺たちがよ、諏訪魔、ジョーのスキを突いたってことだよ。時計の針を逆戻り? そんなこと知ったこっちゃねぇ。全日本の時計は右回りじゃなく左回りかもしれないな。結果が全て。これが現実だ。俺が三冠獲って世界タッグも獲った。それが現実なんだ。諏訪魔、待っとけよ。このベルトは絶対に渡さない。今日の借りは2倍、3倍、10倍…いやワイルド倍にして返してやるよ」
――右腕を徹底的に狙われたが?
▼大森「狙いに来る前に諏訪魔を倒す。それしか防御策はない!」
――世代闘争の意味合いでも優位に立ったが?
▼秋山「俺らが勝ったから、そういうことだよ。まだまだ負けない。別に潮崎が帰ってこようが一緒。まだまだ負けないよ」
▼大森「断固として譲らねぇ!」
――5冠になった実感は?
▼大森「このベルトが重みが俺に凄く感じさせてくれる」
――DKが挑戦を要求してきたが?
▼秋山「あいつら、あんなのしかできないもんな」
▼大森「おいしいにおいするとこにはすぐ飛び込んできやがってよ」
▼秋山「ダイニングキッチンだろ。あいつらそんなもんだよ。何がダークキングダムだ。和田京平一人に全員帰っちゃったじゃねぇか」
全日本プロレスシステムズ体制の最後のシリーズも終盤の札幌二連戦を迎えたが、一日目は世界タッグ、世界ジュニア選手権、二日目は三冠選手権が組まれたにも関わらず両大会共ニコ生すら入らずノーテレビ、全日本のライブ力を試される二連戦になる。
世界ジュニア選手権は青木が元王者の金丸の挑戦を受け、腕攻めを展開する青木に対し、金丸はフェンス駆け上がり式ギロチンドロップから場外DDTと首攻めを展開して主導権を握る。金丸は雪崩式ブレーンバスターを狙う青木を雪崩式DDTで突き刺すと、垂直落下式ブレーンバスターから勝負に出るが、青木はラリアットで反撃するとフロッグスプラッシュからスパイラルポセイドンで猛追、金丸も再度垂直落下式ブレーンバスターからディープインパクトで勝負に出るがタッチアウトを青木が首固めで切り返すと、変型腕ひしぎ逆十字固めことトラップオーバーで捕獲し金丸はタップで王座防衛に成功、金丸越えを果たした。試合後には光留が挑戦に名乗りを挙げて青木も受諾、今シリーズでは光留が青木をEvolutionに勧誘したが青木は断り続けていた。二人が対戦することで一匹狼だった青木の方向性がしめされるか?
世界タッグ選手権は諏訪魔が29日の三冠戦を意識してか、大森を捕らえ右腕に集中砲火を浴びせてEvolutionが主導権を握るも、ドーリングのフライングボディアタックが諏訪魔に誤爆すると、ドーリングのレボリューションボムを大森がアックスギロチンドライバーで突き刺すと、秋山のリストクラッチ式エクスプロイダーから大森のスライディング式アックスボンバーが決まり3カウント、大森が五冠王となったが、試合後にKENSOと長井のDK軍が乱入して新王者組を襲撃、世界タッグ王座挑戦をアピールした。DK軍は長井が南野とのタッグでアジアタッグ王座に挑戦を表明したが、DK軍は長井を中心としてタッグ戦線の制圧を狙っているようだ。
30日はいよいよ三冠戦、五冠王となった大森だが五冠王は短命のジンクスがあることから、大森はジンクスを打ち破れるか?、諏訪魔が王座を奪還し三冠王者として新体制を迎えることが出来るか? -
苦節22年・・・大森隆男が三冠統一ヘビー級王座を奪取!
6月15日 全日本プロレス「2014ダイナマイト・シリーズ」後楽園ホール 1221人
<コメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○真霜拳號 長井満也(10分43秒 サソリ固め)宮原健斗 Xめんそ〜れ親父
◇第2試合◇
▼30分1本
○土方隆司(8分18秒 エビ固め)X井上雅央
◇第3試合◇
▼30分1本
○西村修 土肥孝司(9分02秒 逆さ押さえ込み)吉江豊 X柴田正人
◇第4試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアムタッグマッチ/30分1本
○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(12分02秒 逆さ押さえ込み)青木篤志 X渕正信
◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者組]○鈴木鼓太郎(17分44秒 エビ固め) [挑戦者]XSUSHI
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が初防衛に成功
◇第6試合◇
▼45分1本
KENSO ○鈴木秀樹(20分35秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※ダブルアームスープレックス
(試合後、鈴木はリング上から場外の諏訪魔を不敵な表情でにらみつける。)
鈴木「出る出ると言って2ヶ月ぐらい何もなくて、音沙汰がないと思ったら呼んだ人(ケンドーカシン)が出ないって言われて。今日もメールをもらいました。『バカ』と入っていました。全日本、今日だけじゃなくてまた出たいです。もちろん今日やった相手も強いけど、他にも全日本はでかくて強いヤツがいっぱいいると思うのでそれに挑戦します」
【鈴木の話】「(初参戦の感想は?)佐藤さんは前にやったことがあって。でも、その時よりもパワーアップしていて。凄かったです。速いし上手いし。諏訪魔さんは、たぶんもっと凄いと思うんですね。それを僕が出し切れなかったのかどうかわからないですけど、思いっきりシングルでやりたいですね。(継続参戦を熱望していたが?)もちろん一番の大きな目標というのは諏訪間幸平なんですけど。だけど、これからチャンピオンシップに出る先輩たちとか、とにかく全日本には大きい選手が多いというイメージがあるので。全員とやってみたいと思います。歴史があるリングだと思うので、もっとやりたいですね。(DK入りする可能性は?)ありません。これ以上、裏切り者と言われるのは控えます。(連絡の取れなかったK氏については?)さっき言った通り、『バカ』とメールが来ただけで。それで朝は起こされたんですけど。それを返しても連絡がないですし、電話したら話し中になってたんで。(今後はひとりで全日本に上がる?)元指導委託者が出てほしいなとは思います。最初に誘ったのはあの人なんで。それで出ないって言われてもちょっと…。まあ、全日本の中に誰かいい選手がいれば一緒にやっていきたいですし。とりあえずはシングルでいいかなと思います。タッグは自分でもあんまり得意じゃないと思うので。(今シリーズ中から参戦したい?)どうなんですかね? とりあえず今日の試合に来たんで。呼ばれたというか、元指導委託者から『出てください』という風に来たので、とりあえずそれだけですね。全日本は元指導委託者が全部やると思います」
【KENSOの話】「DKの総帥、ケンドー・カシンを連れてこい」
【諏訪魔の話】「いいエルボー持ってるな。意識飛ぶね、正直。佐藤も腰を痛めてるのに良くやったよ。でもムカつくな、あの鈴木ってヤツは。(※鈴木のマイクを聞きながら)生意気なこと言ってんじゃねえ! 確かにああいうデカいのがキャリアを積めば怖い。だから今のうちにEvolutionで潰しておかないとな。ムカつく野郎だし。(ジャーマンも強烈なのを浴びたが?)そうだね。ああいう高さあるジャーマンを食らったのは久々。あと佐藤にやったバックドロップも高さがあったね。(タイトルマッチが2つある札幌2連戦に向けたシリーズが始まったが?)スタートはしくじった。でも調子は悪くない。世界タッグ防衛して三冠獲って、しっかり五冠いただくよ。世代闘争も札幌で終わり。おっさん2人の時代は2日間限定だ。そこから新しい全日本プロレスが始まる、うん」
◇第7試合◇
▼第48代三冠ヘビー級王者決定戦/無制限1本
[2014チャンピオン・カーニバル優勝者]○大森隆男(23分20秒 片エビ固め)X秋山準
※スライディングアックスボンバー
☆大森が第48代王者となる
(試合後)
大森「皆さん、今日は最後までご声援ありがとうございました。今までも、そして今も、そしてこれからも全日本プロレスは誰のものでもない、全日本プロレスは選手だけのものではない。全日本プロレスはみんなのものだ。いろいろファンの人には申し訳ありません。ご心配をおかけしてます。でも何があっても応援してくれるみんなのために、俺はどこまでも戦います。これからも全日本プロレス、どうかよろしくお願いします。ありがとうございました」
【試合後の大森】
――初戴冠を果たした感想は?
▼大森「こじ開けたぞ、俺は。そこまで見えてて、どんな手を使っても何をやっても開かなかった扉を、俺はひとりでこじ開けた」
――ベルトの重みを感じる?
▼大森「重いですね。ベルトはとっても重い」
――相手が秋山だったことについては?
▼大森「自分の望んでいた相手なんで、感慨深いですね」
――一度団体を離れたこともあったが、キャリア20年を超えて三冠王座を巻いたことについては?
▼大森「僕が92年に入団する前の全日本プロレス。そして、僕が一度離れてしまった、知らない間の全日本プロレス。そして、僕が太陽ケアのパートナーに志願して、大阪のリングで久しぶりに全日本プロレスに上がりました。僕が上がってからの全日本プロレス。そして、去年に残念なことになって袂を分かった、それからの全日本プロレス。そして、今現在の全日本プロレス。まだ僕も知らないその先の全日本プロレス。全部全日本プロレス。俺がこうやってここでベルトを巻いたからには、俺の知っている全日本プロレス、俺の知らなかった全日本プロレス、そしてこれからの全日本プロレス、全てと戦う覚悟でいます」
――大型選手が全日本マットに集まってきており、その中でターゲットになると思うが?
▼大森「いいですね。世代闘争だっていい歳して何を言ってるんだと。そして、それを追いかける世代…諏訪魔世代。彼らは時代からしたら追いかけられる立場にいる。だけど、さっきも言ったように、これが今の全日本プロレスなんだよ。何も確証がない。これが全てをさらけ出した全日本プロレスなんだよ。そういうのも引っくるめて、全部お客さんにも見てもらう。そして、これから戦っていく7月からも、全日本プロレスも大森隆男も全て俺はさらけ出して戦っていきたい。まして、三冠チャンピオンとして、行動、言動、戦い、全てにおいて恥ずかしくないように、人から目標にされるチャンピオンになりたい」
――心配している全日本ファンへの思いは強い?
▼大森「当たり前ですよね。何も罪はないですよね、本当に。いろいろ騒がせたことは、ファンの人が悪くてこうなったわけでも何でもないんで。引っくるめて言えば、全てこっち側の事情じゃないですか」
――ファンにどんな全日本を見せていきたい?
▼大森「具体的に、それはリングの上で体現したのを見てもらうしかないと思っているけど、俺が常々言っているワイルドの道というのと同じだと思っている。どんなに険しくても、どんなに高くて重い壁が目の前にあっても、諦めたら終わりなんだから。当たり前だけど。絶対に逃げないで目の前の現実に立ち向かって、その重い扉をちょっとずつでも動かす」
――札幌2連戦で世界タッグ挑戦と三冠防衛戦が控えているが?
▼大森「いいですね。戦って戦って戦い抜きますよ。世界タッグ、三冠の防衛戦。こんなのを2日連続で、同じ土地でできるなんて、こんな幸せ者のレスラーがいるか。何が何でも世界タッグのベルトは当然巻くし、そして三冠のベルトは何があっても絶対に渡さねえ」秋山ら現場が白石伸生オーナーと決別、独立を宣言してからの初めてのシリーズが開幕、メインは曙の返上で空位となった三冠ヘビー級王座を巡って、チャンカン覇者の大森と準優勝の秋山が今度は王座決定戦という形で再び対戦した。
試合の先手を奪ったのは大森、フェースロックから秋山のウイークポイントである首攻めを展開するが、エプロン上でのパイルドライバーを秋山がリバースするとエプロンからのダイビングニーからアックスボンバー封じの右腕攻めを展開して流れを変える。リングに戻っても秋山の徹底とした右腕攻めは続き、大森はアックスギロチンドライバーで反撃を試みるも、秋山は反転してパイルドライバーで突き刺し、ランニングニー、フロントネックロックと畳み込んでいく。勝負と見た秋山は後頭部へのランニングニーからエクスプロイダーを繰り出すが、秋山のジャンピングニー狙いを大森はカウンターのアックスボンバーで迎撃し連発する。しかし秋山もエクスプロイダーを連発して応戦し生膝ランニングニーを狙うが大森は再びカウンターのアックスボンバーで迎撃すると、後頭部から正面とアックスボンバーを連発してからスライディングアックスボンバーを決め3カウント、大森は秋山を返り討ちにしてデビュー22年目でやっと三冠ヘビー級王座を奪取した。
大森の三冠挑戦は何度目だったのか、全日本を離れNOAHに移ってからWJやZERO1、新日本プロレスなど団体を転々し一時休業までしたことがあったが、遠回りした末にやっとライバルである秋山を倒し三冠王座を奪取した、遠回りした末での三冠王座奪取は大森にとっても喜びもひとしおだと思う。
そして敗れた秋山はノーコメント、秋山もシリーズに入る前は新体制準備に奔走し、あの白石オーナーと交渉していたことから満足するコンディションはおそらく作れなかったと思う、ダメージもあったがそれをを言い訳にはしたくはなかったという意味でのノーコメントなのではと受け止めたい。
セミでは鈴木秀樹が全日本初参戦を果たし、KENSOのDK軍と合体して諏訪魔、光留のエヴォリューションと対戦。試合は鈴木がダブルアームスープレックスで光留を降し、諏訪魔と睨みあいとなった。諏訪魔と鈴木、2011年8月27日に新日本、全日本、NOAHによるは「ALL TOGETHER 東日本大震災復興支援チャリティープロレス」が開催されたが同日にIGFも両国大会を開催。その際に諏訪魔がアントニオ猪木批判を展開してIGFサイドを激怒させ一触即発となったが、IGFの選手だった鈴木がこういったフリーとなって全日本に参戦し諏訪魔と対峙するとは、プロレスならではの因縁といったところか、鈴木は今後はDK軍として全日本に継続参戦の意志を示したが、きっかけを作ったケンドー・カシンからはKENSOと組んだのが気に食わなかったのか「バーカ」というメールが・・・しかし鈴木も試合数をこなしたいのであれば団体によってはヒールの役どころもやらなければならない。鈴木のキャリアアップはまだまだこれからだ。
今回の後楽園は久しぶりに日曜日開催ということもあって前回より倍増の1221人を動員、秋山体制への期待もあっての動員数なのではと思う、だが秋山体制はまだ誕生していないしまだまだ夜明け前の段階でまだどうなるかわからない、しかし秋山らの独立への流れは白石オーナーがどうあがこうが止められない。【全日本】秋山との熱戦制した 大森が悲願の三冠初戴冠▼鈴木が諏訪魔と刺激的初遭遇▼カッパのコタロウも応援、鼓太郎がGAORA初防衛▼金丸が挑戦表明、青木も受諾…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #ajpw pic.twitter.com/zyXEnxupop
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 6月 15「全日本プロレスは、みんなの物!」大森さん、良かった…。秋山さんも、凄かった! 土方議員にベルト巻いてもらう光景は、胸にくるものが(>_<) #ajpw pic.twitter.com/IxeFNoeFmY
— M26号 (@ma04kam24) 2014, 6月 15大森さん勝ったあヾ(^▽^)ノ 初の三冠や ワイルドー #ajpw
— まっつん。 (@kansaibito2222) 2014, 6月 15 -
秋山準と白石伸生オーナーの話し合いが難航するなか、金丸義信がギャラ未払いを告白
<BurningのFacebookより>
1月からみんなのやる気を促す為に給料をストップしたと発言したオーナー。もうみんなやる気マンマンなので大丈夫ですよ!
もう一度書きますね!
もう、みんなやる気 マ・ン・マ・ン なのでもう大丈夫ですよー!!!
カ・ネ・マ・ル(金丸義信)
俺もやる気マンマンマンマンなんだけどな!(笑)
もうストップしなくてもみんな大丈夫なんだけどな…どやねん!?(秋山準)
僕達をまだ信用できないみたいです。(金丸義信)
このままなら最終的には戦いかな(秋山準)BurningのFacebookで金丸義信、そして秋山準がコメントを更新。金丸が今年1月からギャラの支払いが滞っていることを明かした。
現在白石伸生オーナーから独立=新体制へ向けて話し合いがされているが話し合いは難航、秋山側も資金集めに苦慮しているとされているが、秋山側が未払いだったギャラの清算を白石オーナー側に求めているのも難航している理由になっているようだ。
秋山も言いたいことは全て飲んで、白石オーナーとクリーンな形で別れたいと臨んでいる、ギャラの清算もその一つだが、白石オーナーはおそらくだが拒否していると見ていいと思う。
白石オーナーが払わない理由はおそらく借入金のことだと思う、白石オーナーによると全日本プロレスシステムは白石側であるレッドウォールジャパンに借入金があり全日本の負債として残っているというのだ、しかし気になるのは借入金が何に使われたのかはっきりしないということ、一選手に過ぎない秋山たちは借入金のことは知らなかったと見ていいだろうが、前社長だった井上博太氏は人事異動ということで姿を消してしまっていることから、金の流れは永遠にわからない可能性が高い。
秋山は「最終的に戦いかな」と示唆しているが、もしデットラインである6月30日までに話し合いが終わらなければ裁判を起こす構えを見せているが、それは泥仕合を意味している。しかし白石オーナーは秋山が一歩譲っているのにも関わらず、この場に及んで自分の正当性をアピールするために泥仕合を臨んでいる・・・・ -
秋山準が新会社設立、社長就任も全日本プロレスが負債を抱えていたことを明かす
<プロレス格闘技DXより>
秋山準が6日、神奈川・横浜市内の全日本道場で会見し、新会社設立を正式発表した。全日本所属全13選手、レフェリー、リングスタッフ、フロントスタッフ16人追随することになり、秋山が社長に就任。「全日本と心中覚悟」と強い決意をあらわにし、「全日本プロレス史上、一番最悪の形の社長就任かもしれないけど、ピンチはチャンスだと思うし正直いろんなことも悩みましたけど、今はやると決めたんで、前向きな気持ちしかない」と新会社の発展に尽力することを誓った。
【会見における秋山】
▼秋山「東京スポーツに7月からの新体制ということで、いち早く発表になったんですけど、まだ詳しく何がというのはまだ言える部分といえない部分があるんですけど、選手、社員、全て一緒に頑張っていこう、一緒にやっていこうということで同意してもらってるんで、現状そのままでまた新たに全日本プロレスとしてやっていきたいと思っています。ただ、白石さん側にまだ全日本プロレスという名前、他、諸々持ってるものがあるんで、そこをスムーズにこちらに譲渡という形ではないんですけど、何の条件もなく頂ければと思ってます。白石さんは『選手はもちろん社員の人にも全て納得いく形で』とおっしゃってるんで、社員の人にも納得してもらう形で新体制に来てもらえるように、今ほとんど話はできてると思うんですけど、まだ完全にという方があと一人、二人いるんで、その方にちゃんとお話して、全員で一緒にやっていきたいと思ってます」
――新会社設立の一番のきっかけは?▼秋山「どこまで言っていいのかわからないけど、昨日、東京スポーツに白石さんの記事があって、選手の給料、ギャランティの遅配の問題とかもあって、白石さんは『選手にやる気を促すような形で一部止めた』ということもおっしゃって、それが今このような形になったのが僕たちにやる気を起こさせたのか、僕には分からないけど、お前たちでやっていくようなものをみんなで考えてくれともっていったのかわからないけど、結果的にこうやってみんなで、よし、やろうという形にはなったので、結果的に白石さんのおっしゃってることになったのかなと。一番の原因はそこかなと。全日本プロレスの歴史と伝統、そういうものをしっかり守っていきたいと思ったのもひとつ。全日本と若干違う方向に行きかけたこともあったんでね。全日本を選手、社員、ファンに戻していきたいこともあって今回こういう運びになりました」
――社長就任を決意した理由は?▼秋山「いろんな周りの人に背中を押してもらったのもあるし、今まで分裂から諏訪魔選手が一生懸命、先頭に立ってやってくれてたけど、諏訪魔選手にはまだ選手としてバリバリいい試合、いいパフォーマンスをしてもらいたい。社長となると選手だけでなく社長業もあって、僕もいろいろ歴代社長さんを見てきましたけど、なかなかリング上だけに専念するというのは難しいと思うので、そこは諏訪魔選手にはまだまだリング上に専念してもらいたい。もちろん協力してもらわなければいけないことはあるけど、リング上で頑張ってもらいたいのがあります。今の僕の立場なら、そこもいけるかなと。やらないといけない立場ですよね。じゃあ、よし、俺がやろうと。正直、全日本プロレス史上、一番最悪の形の社長就任かもしれないけど、ピンチはチャンスだと思うし、いろんな各先輩からチャレンジだぞといわれてるんじゃないかと思うし、正直いろんなことも悩みましたけど、今はやると決めたんで、前向きな気持ちしかないです」
――リング上の変化はない?▼秋山「変わらないですけど、変わったというのは見せていかないといけないし、それは今いる選手の中でどういうふうに見せられるのか、これは僕一人の力じゃできないんで、リング上で選手の力も必要。今いる所属もそうだし、参戦してくれてる選手もそうですし、そういう選手たちには信用というか、このプロレス界の中でもいい人材が揃ってると思うんで、必ずまた上に上にいけるんじゃないかと。楽観視はしてないけど、選手の力、社員の力を僕は信じてます」
――新体制は7月からスタートする?
▼秋山「7月のシリーズ、発表になってるのは8月までがシステムズで発表になっているものがあるので、それをこちらが主催するのか、発表されてるとこまで白石さんがやるのか。そこは話し合いをしているとこです。会場とか諸々いろいろ問題もあるんで、早めに決断を出さないといけないと思います」
――全日本と違うことがあったというのは?▼秋山「白石さんがリング上に上がったり。僕がいた頃の全日本と武藤さんがやってた全日本は違うと思うんで、全部一緒にするのは違うけど、僕が感じてる全日本はそのへんは違うかなと。ただ、王道全日本をまるっきり一緒に戻す気持ちはなく、今の状況というか、周りのものに合わせていかないといけない。昔は無骨で演出もなくやってましたけど、できればそういうのもやりたいと思ってます。そのためにはいろんなものが必要になってくる。資金力とか必要になってくるんで、現状は厳しいけど、新しいものを取り入れていきたい気持ちはあります。僕が見てきた中で一番底辺からの出発だと思います。僕が知ってる全日本プロレスの中でも一番底辺からのスタートだと思いますので、なかなかファンが思い描くきらびやかなものはできないかもしれないけど、選手のプロレスにかける気持ちであったり、パフォーマンスであったりはどこにも負けてないと思ってるんで、選手にどんどん出してもらいたい。みせるという部分であれば、そこは信頼してます」
――全日本プロレスという看板を使用していけそう?▼秋山「そこは白石さんの懐の大きさ次第」
――選手、社員も全日本プロレスとしてやっていきたい気持ちが強い?▼秋山「強いと思いますよ。全日本プロレスという名前は大きいですからね」
――他団体勢も継続参戦することになる?▼秋山「それはこちらからお願いしたいですね」
――新体制になって変わる部分は?▼秋山「シリーズ名とかももしかしたら変わるかもしれない。変わると思います。ただ、いい部分の全日本、もちろん名前もそうですし、必要なものは残したいです。残さなくてもいいものというか、変えないといけないこともあるんで、そこは変えていかないといけない。正直、資金力あれば変えていきたいのは確かですけどね」
――事務所は?
▼秋山「たぶん、ここ(道場)になると思います。改装してやると思います。社員も通勤に不便で申し訳ないけど、少しでも出る金を絞ってやっていきたい。合宿所の子にも使わない電気は消せといってあるし、必要最小限のもの以外は節約すると」
――役員の構想は?
▼秋山「まだはっきりアレですけど、諏訪魔選手には入ってもらいたいなと。入ってもらいたいというか、彼も分裂してから一生懸命やってくれた選手ですし、一番状況とかも分かってる。リングの中ではやり合わんといけない人間ですけど、リングを降りたらしっかり、ここはいいタッグパートナーとして一緒に全日本を支えていってもらいたいと思います。選手としてリング上でまだまだ頑張ってもらわないといけないので、あまり大きい負担がかかるとどうかなと思うんで、そこは考えてます」
――新会社の社長就任が決まった中、6・15後楽園大会で大森との三冠王座決定戦を控えるが?▼秋山「結構ファンの人から大丈夫ですか? 疲れてませんか?とか言われるけど、逆にテンションが上がってるのか何なのか元気ですし、そこはまだ実務は何も…立ち上げのものは動いてますけど、大きいものはないんで、練習も今日もしっかりやってますんで、そこは大丈夫です。社長としてベルト持ってできるように。全部占領します(笑)」
――看板の最終交渉のデッドラインは?▼秋山「6月末ですね。7月1日から新会社でと思ってるんで。会社名はそんなに問題はないんですけど、ここのリングの商標の問題ですね。興行、リング上のことを全日本プロレスを使わせてもらわないと。7月のシリーズがこちらが主催してやるとなった時はどうかってことですよね。白石さんがやるっていうなら全日本ですし、こっちがもらってやるとなったら全日本。実質は6月30日までですね。やってくれると思いますよ。あそこまで東スポで言ってるんですから、僕らも給料止めて、お前らの力を試すといわれてここまでやってきたんだから、力を試して今がある。俺らの力も分かってくれてると思うんで、白石さんもたぶん行けって言ってくれると思いますよ。1週間ぐらい前に白石さんと二人で話したこともあるんで、そこではいい話をもらえてたんで、こちらにくれると思います」
――6・15後楽園であいさつする予定は?▼秋山「まだないですね。6月30日までは全日本プロレスリングシステムズで契約してるので。そこはなるべく、皆さんにもこんな遠いところ(道場)まできてもらわないように」
――歴代社長を身近でみてきて目標とする社長像は?▼秋山「馬場さんがもちろん目標ですよ。僕は普通にあの時、若くていましたけど、今こうやって立場になって考えると凄いですよ。なんだかんだ文句じゃないか、飛び出してみて余計に凄いなってことも分かったし、社長ってこうしないといけないんだろうなと。下の人にわからない、こうやらなきゃいけないんだなというのが分かる。凄いと思いますよ。あそこまで社員も選手も全員しっかり面倒見てくれてたというのは凄いと思う。選手だけでなく家族もね。僕、ウチの娘が生まれたとき連れて行ったら馬場さんが抱っこしてくれて。『この子にずっと笑顔をさせとかないといかんよ』と。『俺もそうだけどな』と笑ってたんですよ。社長ってそうだと思うんで。選手、社員、その家族、子供にも笑顔をずっとさせてあげるような社長にならないといけない。ウチの娘を連れてった時、馬場さんにそう言われたなと思い出してるし、そうしないといけない。難しいですけどね、この時代は。目標はそこです」
――資金面は▼秋山「スポンサーはあるけど、基本、自力でやっていくのが大前提なんで。白石さんが言ってたけど、お金を出さなくてみんなに奮起を促すことはないです。給料が出てないのは社長失格だと思うんでね。俺は今まで一回もなかったから。諏訪魔選手は慣れっこで『半分でも』って言ってたけど、それを当たり前にしちゃいけない。できるというか、やらないといけない。今の選手なら最高のパフォーマンスを見せられると思うんでね。それに今までいろんなことがあっても応援し続けてくれたファンの人がいるんで、全日本が新日本に並び立つところまでもっていきたいですよ。全日本と心中覚悟です(苦笑) 家族会議でウチの嫁さんとやる、やらないでずいぶん話し合ったからね。最終的に俺の『やるしかねぇんだ』の一言で『じゃあやって下さい』と。ウチの娘も『今まで贅沢させてもらったからいいよ』と。それが一番のアレかもしれないですね。次は僕の娘だけじゃなく、選手、社員も小さい子供がいるんで、その子たちも笑顔でいられるように頑張らないといけないと思います」
<全日本プロレスオーナー白石伸生のブログより>
私が全日本を救済買収してから、1年半…
累計投資額3億…武藤時代に2億、新体制で1億使った。
親会社として、毎月の支援金額を今年1月から、半分にした結果、今回の秋山体制に繋がった。支援金額を赤字巡業に使うのか、選手報酬に使うのか、それは、システムズ社の経営判断だった…
フロントの中には、選手報酬を削減するので、白石体制で!という社員もいたが、秋山さんと話して、
自分達のやり方でやらせて欲しい、との要望を、最後は聞くことにした。今回の事は、敢えて言うなれば、選手とフロントが分裂しかねない事だったので、満場一致で!ということを唯一の条件にした。
秋山さんは、立派。
一人一人、分裂しないように話した結果、満場一致となったようだ。正式決定したようなので、秋山体制にも、スタート時は、応援資金を出そうと思う。
来月からは、ファンの皆さんと同じ、観客席から、全日本プロレスを応援します!!
皆さん、私も、全日本プロレスファンの一員に入れてくたざい♪
これからも、宜しくお願いします♪
秋山準が会見を開き全日本プロレスの名称を使った新会社設立と社長に就任し全日本の所属選手13人、スタッフ、フロントが追随することを発表した。会見の内容を見ても秋山は白石伸生オーナーに対する批判は多少皮肉チラリと言いながらも、スマートに事を運びたいため敢えて避けていた。白石オーナーもブログで見解を出したが、どこまで本当のことなのか、たとえウソだとしても秋山は事をスマートに運ぶために言いたいことは飲み込んで我慢している状態だと思う。
だが日刊スポーツの記事では
全日本プロレスの秋山準(44)が6日、横浜市内の全日本合宿所で会見し、新社長への決意を示した。秋山は7月1日に新会社を設立し、社長に就任予定。運営会社の全日本プロレスシステムズの現オーナー、白石伸生氏から商標登録などを引き継ぐ交渉を進めている。「団体の借金もあるし、全日本史上最悪の状態からのスタートになる。全日本を選手、社員、ファンの元へ取り戻したい」と社長となった理由を説明した。
当面は、事務所を借りる資金も節約し、合宿所を使用するという。目標は初代社長の故ジャイアント馬場さん。「娘が生まれたときに、抱っこしてくれて『お前、この子にずっと笑顔でいさせてやらないといかんよ』と言われた。今になって、それが社長の仕事だと分かった。そこが目標」と言う。
社長就任を巡っては家族会議も開き、妻からは猛反対にも遭った。それでも娘の「今までぜいたくさせてもらったから、いいよ」の言葉で決意を固めたという。「全社員一丸となって、新日本と並び立つところまでいきたい」とかつての栄光を取り戻すべく、大きな目標も口にした。
秋山が全日本プロレスが負債を抱えていることを明かした、一部噂にあった踏み倒しのことだろうが、全日本の金銭の流れもどうなっていたのかも怪しくなってくる・・・・わかるのは白石体制が継続していたら間違いなく全日本は潰れていたことと、明言していた今後の支援もあてにはしてない(秋山本人はわかっているだろうが)ということだ・・・ -
全日本プロレスの商標が無償譲渡へ・・・完遂された秋山準の無血クーデター
(東京スポーツより)
「秋山全日本」にGOサインが出された。全日本プロレスのオーナー・白石伸生氏(41)が4日、秋山準(44)を社長とする新会社の設立を条件付きで容認。全日本プロレスの商標権や3冠ヘビー級などの全ベルトを、新会社へ無償で譲渡する考えを明かした。本紙昨報通り、秋山は6月30日で全日プロとの選手契約を満了し、7月1日から新会社をスタートさせる方針だ。現在の親会社「レッドウォールジャパン」の社長でもある白石氏から“独立”するための最終交渉が進められている。
この日、白石氏は「基本的には『いいよ』と言ってる」と認めた上で「秋山さんは、古き良き伝統を維持しつつ新しいことも取り込む。筋を通して話をしてくれる。今回はいい話だと思っている」と前向きに話した。
ただ、秋山らが新会社設立へ動いた要因とされるファイトマネーの遅配については「カネはあるところにはある。甘えた体質が治らなかったので(親会社から全日プロに支給する額を)1月から絞った。良薬になったのでは?」と説明した。
それでも選手たちの意向を阻害するつもりはない。すでに秋山と諏訪魔(37)の選手契約に盛り込まれた「契約解除後の一定期間、一切のプロレス活動を停止する」という特約事項を削除。他の選手についても、今後の活動に支障をきたす契約事項を順次解除していく方針だ。
白石氏の本業は企業再生。自らが提示する2つの条件を満たせば、秋山らの行動を本格的に後押しするつもりだ。
「ひとつは、ちゃんとした事業計画(の提出)。小さいところでもいいから事務所はどこで、スタート時の資本金はいくらで、毎月の補てん金はいくらとか。2つ目は(新会社設立が)満場一致であること。選手だけじゃダメ。事務方もフロントも含めて」
これをクリアできれば、あとはスムーズに体制を移行する。白石氏は秋山の新会社が「全日本プロレス」を名乗るために必要な商標権についても「無償で譲渡? そうだね。(新会社から)50万、100万取ったってしょうがない。ベルトも無償で」と明言した。
白石氏は昨年に武藤敬司らの大量離脱騒動の引き金を引いてしまった。自身もプロレスファンだけに「2度目の分裂はいいよ。もう…」と泥仕合は避けたい意向。秋山による「新生全日本」誕生へ支障はなくなった。
白石伸生オーナーが東京スポーツのインタビューに答え、全日本プロレスの商標が条件付で無償で秋山側に譲渡されることが明らかになった。
条件とは上記の通りだが、満場一致といっても白石オーナーがほとんど決めているようなもの、おそらくだが無償で全日本プロレスの商標が渡されることは間違いないだろう。全日本の商標が無事渡されれば秋山ら現場側の無血クーデターは完遂される
なぜ無血クーデターなのか、昨年の分裂騒動は双方が一歩も譲らず事を荒立てることで共にダメージを負う結果となってしまった。武藤敬司の旗揚げしたWRESTLE-1も最初は順風なスタートかと思われたが武藤が一歩退き、真田聖也もTNAに長期遠征に出されたことで大苦戦を強いられている。
秋山らは白石オーナーに対しては「いろんな部分で新しく始めた方がいいのではという結論になった。所属選手のためにも、自分が社長としてやっていこうと決断しました。いろいろな声も上がりましたが、白石オーナーは全日本にとって力を尽くしてくれた貢献者だと思います」(東京スポーツより)としているが本音は違うと思う、この1年間は白石オーナーには散々振り回され、秋山が観客を集めようとPRしているのにも関われず、「ガチンコプロレスを批判するやつは見に来るな」と発言され、また今年に入ってから「関係者の話を総合すると、全日プロ所属選手に対するギャラの支払いが、今年に入ってから滞り始め「生活できない」という声が各選手から上がり始めたという。2月になると『新しく運営会社を作って全日プロを再生させた方がいいのでは』という意見も出てきた。」とギャラの未払いや遅配も出てきていたことから他の選手からも不満をぶつけられ、また秋山本人も不満は大いにあった。
全日本に残留した選手らもオーナーからギャラが提示され納得した上で契約したが、その白石オーナーが契約を果たそうとしないことから当然ながら抗議したはず、しかしオーナーはブログで「昨年までは、オーナーが無尽蔵に資金を出してくれる、と選手も、フロントも、甘えがあった。だから、毎月、支援金額を1月から固定化した。 団体経営を理解させるための治療薬だった。」とブログで発言したところを見ると選手達を納得させる答えを出さないどころか突き放してしまった。選手らもギャラもちゃんと約束通り支払われていたことから白石オーナーの暴走にはある程度は我慢してきた、しかし約束が反古にされ、信頼関係も崩壊すると今まで溜まっていた鬱憤が爆発してくる。それを考えると全日本プロレスは白石オーナーへの不満がきっかけに大爆発寸前、最悪の場合崩壊する寸前の状況だったのだ。
だから秋山は不満を敢えて押さえ感謝の意を込めることで白石オーナーの顔を立てて事を荒立てない作戦に出た、事を荒立ててしまえば全日本プロレスそのものがなくなってしまうからだ。そして白石オーナーの好きな“綺麗ごと”を並べればすぐ本人は気に昇ってしまう性格を利用して無償で全日本の権利を得ることが出来た。よく考えれば創始者であるジャイアント馬場さんも日本プロレスを退団する際には事を荒立てずに退団し全日本プロレスを旗揚げした、秋山の事を荒立てなかったスマートなやり方も馬場さん譲りなのかもしれない。
全日本プロレスの新体制に関しては近日中に会見が開かれる、秋山も新体制に向けて奔走中だという、このまま無事に迎えて欲しいと願いたいが・・ -
秋山準ら選手・スタッフが白石伸生から“円満”独立、新団体設立へ・・・秋山に定められた避けられない運命
<デイリースポーツより>
全日本プロレスの秋山準(44)、諏訪魔(37)、曙(45)ら所属選手が6月30日の契約満了をもって、2012年11月からオーナーを務めていたレッドウォールジャパンの白石伸生社長(41)のもとを離れ、“独立”することが4日、分かった。和田京平名誉レフェリー(59)らスタッフも追随し、7月から新会社を設立、秋山が社長を務める。企業の支援は見込んでいるものの、親会社は持たないという。新体制での初戦は7月12日の大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場大会となる。
昨年6月いっぱいで前オーナーの武藤敬司(51)、武藤に追随する選手と残留組に分裂した全日本が、1年後に再び新局面を迎えた。昨夏以降の新生・全日本は試合内容は充実していたものの、リングを離れた部分でトラブルもあった。選手サイドは今春には“独立”の考えで一致。白石オーナー側と話し合いを続け、円満な形で契約を終了することが決まった。
ファンが目にするリング上の光景に変化はない。世界タッグなどのベルト、横浜市内の道場は創設者の馬場家が管理しており、継続して使用予定。昨年10月からリニューアルされた3冠ヘビー級ベルトは、状況によって以前の3本(旧インターナショナル、PWF、UNヘビー)に戻る可能性があるという。ただ、「全日本」の看板は流動的で、関係者は「新たな団体名を名乗ることもある」とした。
“新体制”は秋山を諏訪魔、渕正信(60)らが支えていく形になるとみられる。親会社がなくなることから、これまで以上にファンに愛される団体を目指していく。なお、8・30名古屋(愛知県体育館)など、発表済みの大会はすべて行われる予定。
秋山準ら全選手、スタッフが全日本プロレスシステムズとの契約が終わる6月30日をもって退団し秋山を社長とした新団体を設立することが報じられた。秋山の新団体には創業者である馬場元子さんの支持も受けているという。
<東京スポーツより>
全日本プロレスの秋山準(44)が7月1日から新会社をスタートさせ、社長として団体を運営していくことが3日、明らかになった。所属全13選手も追従する模様で、現在は秋山が中心となり、全日プロを運営する全日本プロレスリングシステムズ株式会社・白石伸生オーナー(41)との最終交渉が続いている。その一方で全日プロの創設者である故ジャイアント馬場さんの元子夫人(74)は、「秋山社長」による新生全日本を全面支援する意向を明かした。
◇秋山社長新会社に参加する選手◇
秋山準、諏訪魔、曙、大森隆男、KENSO、潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志、宮原健斗、SUSHI、渕正信、野村直矢
全日本プロレスが傘下だったレッドウォールジャパンを離れ新会社として独立し、新会社の社長には秋山が就任することが報じられた。 白石オーナーがブログで現場側から新社長が誕生すると予告していたが秋山とは思っても見なかった。秋山はリーダーシップもあり人望があるが、あくまで一レスラーを貫きたいため体制側に入ることを拒んでいた。しかし全日本の親会社であるレッドウォールジャパンが不安定であることと、白石オーナーに対する不満が秋山を突き動かし決断させてしまった。元々秋山の師匠で全日本の創始者であるジャイアント馬場さんも親分肌で人望もあったが、団体を旗揚げする気はなく一レスラーとしての立場を貫きたかった、だが当時の日本プロレスの現状が馬場さんを全日本旗揚げへと突き動かしてしまった。三沢光晴も一レスラーとして貫きたいはずだったが馬場さんへの不満が溜まっていた周囲によって三沢も突き動かされNOAHを旗揚げした。秋山にとっても馬場さんと三沢の下にいて見て来たことで社長兼レスラーというものは避けたかったはず、しかし周囲は秋山をそうさせれくれなかった、これも秋山にとって運命だったのかもしれない
秋山が決断させた要因は白石オーナーであることは間違いない、秋山は馬場さんや三沢という二大カリスマの下にいたが秋山からしてみれば最も信頼できた人物であり、だからこそ安心して身を委ねてきた。だが二人に比べると白石伸生という人間は正反対、自己中心的で周囲の意見にも聴く耳もたず、約束事でも守らず自身の都合よくコロコロ変わるなど、秋山からしてみれば信じられないどころか驚くことの方が多かったと思う。
心配なのは秋山は円満独立としているが、このままスンナリといくかどうか、白石オーナーが早速ブログを更新し「秋山体制になった場合、私の立場は、大株主から、スポンサーに戻ります。 私なりに、今後も全日本プロレスをサポートしていく事には、変わりがないので、ファンの皆様も、御理解頂ければ、幸いです。」としているが、おそらくだが秋山側の返事はNO、理由は白石オーナーと完全に切れなければ独立ではないからだ、白石オーナーの見解は見方によればスポンサーとして外部から口出し、あくまで全日本を手放さないという姿勢を見せていることを意味している。白石オーナーは白石体制のままで秋山を社長に据え不満を抱いている選手・スタッフを押さえてもらおうとムシの良いことを考えていたが、秋山らが独立を考えていることは想定外だったのでは・、事実ならそれだけ現場とオーナーの間で距離があったということだ。
具体的なことに関しては秋山がFacebookにて見解を出し
「今日の東スポの記事についてファンのみなさんにはご心配をおかけしています。これからまだやるべき事はたくさんありますが、今はリング上の三冠戦に集中したいと思っています!
僕の知っている全日本プロレスはこんなもんじゃない!素晴らしい仲間、素晴らしいファンのみなさんがいる!
これからも全日本プロレスへのご声援宜しくお願い致します。」
としていることからシリーズが終わってから具体的なことが発表される、だが今までの傾向を考えると白石オーナーもブログを通じて秋山側を非難する可能性も高いため、スンナリいくとは思えない。
だが白石伸生が何を言おうが秋山らが離れる流れはどうしても止められない・・・ -
大森隆男vs秋山準で三冠王座決定戦・・・全日本に立ち込める暗雲をふり払え!
<プロレス格闘技DXより>
全日本は3日、都内事務所で会見し、6・15後楽園ホール大会で三冠ヘビー級王座決定戦「大森隆男vs秋山準」を行うと両者同席のもと発表した。両者は4・27大阪大会における『2014チャンピオン・カーニバル』優勝戦以来の再戦で、大森が「堅くて重い扉を何が何でもこじ開けてベルトを腰に巻きたい」と同期対決連勝による初戴冠を誓えば、秋山がと雪辱による1年10ヶ月ぶり2度目の戴冠の先に世代闘争を見据えた。◇
全日本の至宝・三冠王座は昨年10月の戴冠以来、無配の快進撃を続けてきた曙が第47代王者に君臨していたが、今年4月に肺炎のため欠場。一度は退院したものの、今度は不整脈を患って再入院し、復帰の見通しも立たないことから返上を決意した。これに伴い、全日本では6月シリーズでの三冠王座決定戦の開催を決定。6・15後楽園大会が舞台に決まった。PWF本部との協議の結果、空位の至宝ベルトを争うのはチャンピオン・カーニバル優勝者・大森と、同準優勝者で昨年の優勝者でもある秋山だ。第一優先権を持つ大森の意向も汲んでの決定だ。
両者は4・27大阪大会でのカーニバル優勝戦以来の再戦。三冠王座をかけて戦うのは第44代王者だった秋山2度目の防衛戦となった2012年2・3後楽園以来となる。
秋山にとっては雪辱戦となる。勝てば2012年8月、第44代王者から陥落以来、1年10ヶ月ぶり2度目の三冠王座戴冠となる。カーニバルで連覇を逸し、「一度は三冠から遠のいた」と考えていた秋山だが、曙の返上と大森の指名によって三冠戦線に復帰。「今回は三冠ベルトに呼ばれたと思ってる」と実感する秋山は、「チャンピオン・カーニバルと同じ状況にならないように、しっかり勝ってこのベルトを巻きたい」と誓った。
頂点返り咲きの先に見据えるのは世代闘争だ。「ここで俺たちをもう一度みせたい、みせつける」と大森との同期対決で健在を証明するつもりの秋山は、「どちらかがチャンピオンになっても下から追い上げてくるものがあると思う。これは僕らの下の世代への投げかけ。ベルトを巻いてからのメッセージと取ってもらってもいい」と逆下克上を宣言。さらに「今の現時点の状況は非常に厳しい状況。でも僕は厳しい状況の方が燃えられるんで、もっともっと三冠チャンピオンとして外にも発言、行動して、全日本というのをもっと表に出したい」と2度目の戴冠で積極的に動く構えをみせた。
対する大森は曙の復帰を待つ構えだったが、三冠戦への出撃態勢は万全。曙の返上と王座決定戦の開催決定を受け、「何が何でもチャンピオン・カーニバル優勝の実績を残した自分に出場する権利があると思いました。そして戦うべき相手、それはチャンピオン・カーニバル決勝を争った準優勝の秋山選手」と希望していたが、それがかなった形。「秋山選手が試合する相手として一番、絶対に負けたくない。そして一番燃えられる相手」との思いは今も変わらず、最高のシチュエーションに気合も入るばかりだ。
三冠王座挑戦は2004年7月、第32代王者・川田利明に挑んで以来、これが5度目の挑戦となる。過去4回の失敗を「自分自身、詰めの甘さというかスキがあったんでしょうね」と自己分析した大森は、「今まで三冠という堅くてとてつもなく重い扉の前には何度かたどり着いたことがあります。でもその堅くて重い扉を開けることができなかった」と追想しながらも、「チャンピオン・カーニバル優勝の実績を引っ提げ、何が何でもこじ開けてベルトを腰に巻きたい」と言い切り、悲願の初戴冠を誓った。
「今回、大森選手と僕で三冠戦をやることで、たくさんの人に今の全日本、僕らは今じゃないかもしれないけど、ここで大森選手と頂上を戦うのをたくさんの人に見てもらいたい」。そう秋山が自信満々に言い切ったように、ベテラン二人による至宝戦が全日本の真髄をみせつける。
【会見における大森、秋山、渕取締役】
▼渕取締役「曙選手が三冠王座を返上しましたので、早急に第48代王者決定戦をやろうという協議をPWF本部と全日本プロレスの方でした結果、さっそくですが、次期シリーズ開幕戦、6月15日、後楽園ホールにおいて三冠王座決定戦を行うことになりました。第48代三冠ヘビー級王座決定戦、時間無制限1本勝負です。大森隆男vs秋山準によって行います」
▼大森「今回の決定を持って、まず何が何でもチャンピオン・カーニバル優勝の実績を残した自分に出場する権利があると思いました。そして戦うべき相手、それはチャンピオン・カーニバル決勝を争った準優勝の秋山選手。ぜひ秋山選手と決定戦をやりたい希望がありました。今まで三冠という堅くてとてつもなく重い扉の前には何度かたどり着いたことがあります。でもその堅くて重い扉を開けることができなかった。チャンピオン・カーニバル優勝の実績を引っ提げ、何が何でもこじ開けてベルトを腰に巻きたい」
▼秋山「チャンピオン・カーニバルで負けて一度は三冠から遠のいたと思ってましたが、横綱の返上というあまりいいニュースではないんですが、それが自分にとってチャンスとなり、三冠に近づくことができました。チャンピオン・カーニバルと三冠ベルトをかけて戦うのはまた違う戦いだと思いますので、チャンピオン・カーニバルと同じ状況にならないように、しっかり勝ってこのベルトを巻きたいと思います」
――大森の希望を尊重しての決定?
▼渕取締役「大森に関してはチャンピオン・カーニバル優勝ということで、一番決定戦の権利を持ってる人間だからね。意見を尊重したというのはそうですね。あとはやはりPWF本部との協議もあり、決定しました」
――希望がかなって三冠初戴冠へ最高のシチュエーションが出来上がった?
▼大森「それは客観的にみてそうなのかもしれない。今まで何度か挑戦してきたことがあるんですけど、試合での結果を残しての挑戦とかあったけど、今回はチャンピオン・カーニバル優勝という確固たるものを残したと思ってますので、何が何でもそれは間違いなく獲ります」
――大森から指名を受けたが?
▼秋山「やっぱり大森選手も僕も世代闘争と言ってて、なかなか(下の世代が)反応を示せなかったのもあるし、ここで俺たちをもう一度みせたい、みせつけるというのもありますし、ベルトがかかった戦いとはまた違うんで、さっき大森選手が重い扉をこじ開けたいと言ってましたけど、なかなかそこは難しいと思うんで、僕がこじ開けて、今回は三冠ベルトに呼ばれたと思ってるんで巻きたいと思ってます」
――お互いに対する気持ちは若い頃とは変わった?
▼秋山「たぶん俺より大森選手の方が負けたくない気持ちが強いだろうし、俺も抜かせるかという気持ちがあった。今回チャンピオン・カーニバルで負けて上に行かれてるんで、この状況をもう一回、俺が上にいく。俺としてはまた上にいって逃げたいなと思ってます」▼大森「僕が一貫して秋山選手が試合する相手として一番、絶対に負けたくない。そして一番燃えられる相手というのは昔から変わらないもので、今回も全く変わるものはございません」
――過去4度の三冠挑戦で一番味わった壁は?
▼大森「それが自分で理解できていれば、もっと可能性はあったかもしれないし、まだ自分のことを客観的に冷静に見れない。自分も試合になったらカーッとなってしまう部分も当然ありますしね、そこで墓穴を掘ったのもあるかもしれないし、対戦相手に対する研究が甘かった。そして自分自身、詰めの甘さというかスキがあったんでしょうね」
――今、三冠を巻く意義は?
▼秋山「今の現時点の状況は非常に厳しい状況。でも僕は厳しい状況の方が燃えられるんで、もっともっと三冠チャンピオンとして外にも発言、行動して、全日本というのをもっと表に出したいなと思ってますし、なかなか出せる状況じゃないのもわかってるけど、そこを何とか表に表に。今回、大森選手と僕で三冠戦をやることで、たくさんの人に今の全日本、僕らは今じゃないかもしれないけど、ここで大森選手と頂上を戦うのをたくさんの人に見てもらいたい。その先にはどちらかがチャンピオンになっても下から追い上げてくるものがあると思う。これは僕らの下の世代への投げかけ。ベルトを巻いてからのメッセージと取ってもらってもいい。とにかくこれを巻くことで、世代闘争も全て動き出すと思います」
☆6/15(日)東京・後楽園ホール『2014ダイナマイト・シリーズ』開幕戦 12:00開始
▼第48代三冠ヘビー級王者決定戦
[2014チャンピオン・カーニバル優勝者]大森隆男(1/無)秋山準
※勝者が第48代王者となる
曙が返上した三冠ヘビー級王座は大森と秋山の間で王座決定戦が行われることになった。
2014チャンピオンカーニバル決勝戦の再戦となったが優勝の大森と準優勝の秋山は一部から不満があるだろが優勝と準優勝を考えると筋といえば筋である。
また秋山はその中で自身が提唱していた世代闘争も一気に動き出すと明かした、ジャイアント馬場さんから直接教えを乞うたレスラーは所属では秋山、大森、渕、金丸義信だけとなってしまった。諏訪魔と欠場中の潮﨑豪はまだまだ全日本の看板を背負って立つ器にはなりきれていない、次世代に全日本プロレスを託すことが出来るか?曙不在の間は世代闘争を軸にして全日本を動かすつもりのようだ。
なお白石伸生オーナーがブログで発表した社長交代劇については何もコメントはなく具体的な発表もなかった。現場の選手やスタッフにしてみれば白石オーナー側で何が起きているのか、薄々わかっている人間もいるだろうが困惑しているのが本音だと思う。しかし現場とすれば立ち込めようとする暗雲を払う、それが選手やスタッフの役目でもある -
井上博太社長が“失踪?”で社長辞任、全日本プロレスに何が起ころうとしているのか・・・
<全日本プロレスオーナー白石伸生のブログ『代表取締役決定! 』より>
「全日本プロレスも、遂に赤字脱却。
今月末で、代表も、交代します。
井上社長も、他のグループ会社に人事異動。全日本プロレスの新社長は、
あのレスラーです!」
全日本プロレスの白石伸生オーナーが井上博太社長が人事異動のために代表取締役社長を辞任し新社長にするとブログにて発表した。(相変わらずブログでの発表は事の重大さを認識していないということだろうが・・・)
井上社長に関しては先日ジミー鈴木氏がツイッターで全日本の社長である井上氏が消息不明という話が舞い込んできた。 言葉を変えれば「雲隠れ」だが、誰か真意の程知りませんか? 「全日本システムズなる会社は6月で終わり」などという噂…信じたくありません。
— Jimmy Suzuki (ジミー鈴木) (@JimmySuzuki1) 2014, 5月 31
消息不明となっていることを更新、今日の白石オーナーの発表はジミー氏の見解を否定したものだが、白石オーナーの置かれている状況(事業、訴訟問題)を考えると井上社長が消息不明になっているのは事実で、白石オーナーがそれを隠そうとしている意図も見え隠れする。
そういった状況の中、レスラー側から新社長を据えることになったが、今後のことを考えるとかなり厳しい舵取りを強いられるのではと思う・・・
またジミー氏が「全日本プロレスシステムズという会社が6月で終わり」と予告しているが、この予告もこの社長交代劇で見過ごせないものになっている、何を意味しているものなのか・・・・? -
青木篤志が世界ジュニア王座奪取でシングル初戴冠!カシンをも翻弄した菊地毅ワールド!5月29日 全日本プロレス「2014スーパーパワーシリーズ」後楽園ホール 689人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○めんそ〜れ親父(4分18秒 親っち)XSUSHI
◇第2試合◇
▼30分1本
○ゼウス The Bodyguard(9分45秒 体固め)長井満也 X南野タケシ
※チョークスラム
◇第3試合◇
▼30分1本
新井健一郎 ○K-ness.(8分10秒 片エビ固め)金丸義信 X土方隆司
※介錯
◇第4試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン(6分10秒 首固め)X佐藤光留
【カシンの話】「(川畑広報からギャラを受け取り)全日本プロレスがギャラ払ったぞ。社長は? 今月から来てない? (S氏は菊地だった?)あれは失敗だな。(菊地が追いかけてきて『そりゃないよ! 失敗じゃないよ!』と言うと無視して)し○○○○のS氏」
【菊地の話】「俺、自由人だから。ケンドー・カシンに呼ばれたわけ。確かにカシンの前で試合やらせろとリングインしようとしたけど、確かに俺が悪い。でも最後の扱いどうよ? また来るからよ。(チラシを手に)これみてよ。6月29日、25周年という大事なアレ。やってないんだよ。メモリアルってことで試合したいんで、これ宣伝して下さい。よろしくお願いします。カシン、これからも絡んでいくし、佐藤光留、自由人としてどんどん絡んでいく。どこにでも行くよ。どこにでも行くけど、仕事してるから限られるけどね。全日本さん、いつでも呼んでよ」
【佐藤の話】「何がSだ、あれは! Sでも何でもねえじゃねえか、あの野郎! ぶっ殺してやる!」
◇第5試合◇
▼30分1本
秋山準 ○大森隆男(10分51秒 片エビ固め)X鈴木鼓太郎 宮原健斗
※回転式アックスボンバー
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○青木篤志(17分55秒 変型腕ひしぎ逆十字固め)[第36代王者]Xウルティモ・ドラゴン
☆ウルティモが3度目の防衛に失敗。青木が第37代王者となる
青木「この世界ジュニアのベルトに照準を絞って、何とか自分の腰にあります」と喜びを表現。「ただ巻いて終わりにしたくない。全日本ジュニアがこのベルトを狙わないと面白くないんじゃないかな。金丸、佐藤光留、SUSHI、めんそ〜れ親父、この全日本に上がってるジュニアヘビー級がこのベルトを狙わないとおかしいだろ!このベルトを巻きたいと思ったら挑戦してこい。実績とか関係ない。どんな相手でも防衛戦をやる! やりたい奴は発信してこい!新しいジュニアを俺が作っていく必ず面白くしていきます」
【青木の話】「(バックステージに引き揚げてくるとカシンが待ち受けてビールを手渡す。青木も受け取ると乾杯し、『おめでとう。よくやった』と青木の頭にビールをかけてから去る)せっかく獲ったのに…。初めてなのでどうしてもシングルのベルトをほしい気持ちがあった。獲れたことは獲れたんで、ここからですよ。やっぱりさ、レスラーにとって団体にチャンピオンベルトがあったら一個の目標なわけじゃん。だったら狙わなきゃ。しかも全日本の世界ジュニアという歴史と伝統と権威のあるベルトだよ。狙わなきゃおかしいよ。俺は実績ないから狙わないじゃなく、挑戦したら自分が成長するし、お客さんの見る目も変わってくる。それはやらないとおかしいし、面白くないよ。いろんな人が巻いてきたから重いよ。今、全日本に上がってる人間がレベル低いと思いたくないんでね。中心になりたい、面白くしたいと思うなら挑戦してくればいい。ここに本流のベルトがあるわけだから、奪い合えば盛り上げるのに手っ取り早いでしょ。(ウルティモにシングル初勝利となったが?)何度もやってきたから、お互い読み合いになる。勝負どこをどこに散りばめてるかわからない。それは俺もそう。今日はたまたま俺が一枚上手で獲った。次やったらわからない。このベルト挑戦するまでマスクに手をかけたし、それは俺の手段の一つとして、向こうも認めてくれたのかもしれないね。(鼓太郎の名前が出てこないが?)ベルト盗まれたり忙しいんでしょ。興味ない。バカだよ。ヘビーの人間でもジュニアの人間でも挑戦できるベルト獲って盛り上げる? ジュニアはこれがあるんだよ! ヘビーには三冠があるし、世界タッグもある。それにアジアもある。これ以上引っかき回してどうする!? アホだ、アホ。文句あるなら言い返して来い。100倍にして返してやるから」
【ウルティモの話】「強いです。底力ですね。そう簡単に2回も勝てる相手ではないってことで。まあでも、このキャリアで、ここの連中とガンガンやれたというのは満足、納得してますよ」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第66代王者組]諏訪魔 ○ジョー・ドーリング(26分35秒 エビ固め)[挑戦者組]XKENSO 真霜拳號
※レボリューションボム
☆Evolutionが4度目の防衛に成功
【諏訪魔の話】「(右足を)痛めた。力入らない。一発の蹴りでここまで歩けなくなるダメージを負うとは思わなかった。改めて真霜のカミソリ的な危なさを感じたかな。今日も最高の形でメインを締めれた。ここからEvolutionの目標は防衛記録を更新する。7回が記録(第7代王者組・ジャンボ鶴田&谷津嘉章)らしいんでね。それを抜いて歴史に名前を残したい。今日はその思いだけでジョーにつないだ。つなげばジョーが決めてくれるんでね。ジョーに負担かけて悪いなと思うけど、最後ドロップキックやったり、一緒にぶん投げたりして、俺もまだまだやりたいし、まだまだ伸びるチームだと思ってるよ。(佐藤も好フォローを見せていたが?)今まで何回もそういう機会があったけど、最初は何をやっていいかわからず、戸惑ってた。今日は何も言わなくても動いてくれた。最高のパートナーだよ。(次の防衛戦の相手は秋山&大森も候補になりそうだが?)そこは三冠ができないから世界タッグと言われて、こっちもいい気持ちしないからね。逆に三冠というものに出ていきたい。俺もジョーも5冠を狙っていきたい。それがいい盛り上がりになると思います」
【ドーリングの話】「今日やったヤングボーイは誰だ? マシモ? 奴とやらせてくれ。ここはメジャーリーグ、オールジャパンだ。奴が立っていられるのはたったの5分だ。5分でぶちのめしてやる。奴にとっては5ミニッツ・チャレンジだ」
【KENSOの話】「まだ…まだ…まだ…まだ…。DKは止まらねえぞ」
【真霜の話】「言っただろ? 取りに行くって。勝てなくてもよ、また取りにいってやるよ。そして和田京平。おめえ、やっぱりむかつくな。お前のせいで負けたんだよ。クソ野郎!」
セミはウルティモの保持する世界ジュニア王座に青木が挑戦、今回も青木はウルティモのウイークポイントである左腕攻めを展開するが、ウルティモはヘッドスプリングで切り抜け、飛びつきアームホイップ、青木のテイクダウンからのレッグロックもウルティモも倒立式ヘッドシザースで切り返すなどリードを許さない。
青木のエルボードロップを自爆させたウルティモは ジャべを駆使して足攻めを展開するが、青木は左腕へのオーバーヘッドキックからの腕攻めで応戦する。
ウルティモはソバットのコンボ攻撃からジャイアントスイングを狙うも、左腕を押さえて中途半端に終わると、慌てたのかソバットコンボからのアサイDDTを狙うも、阻止した青木は雪崩式ブレーンバスターからのブロックスプラッシュは自爆、ウルティモは顔面へのソバットは青木が耐え抜いてラリアットを浴びせる。
青木は丸め込み合戦から再びラリアットを浴びせるとスパイラルポセイドンからアサルトポイントを狙うが、ウルティモが阻止すると青木は雪崩式バックドロップを決め、続いての雪崩式ブレーンバスターはウルティモが前へ落としてからラ・マヒストラルで丸め込むも、青木もローリング式腕十字、しかしウルティモは阻止しソバットからアサイDDTを狙う。だが青木は腕十字で切り返して捕獲し、ウルティモは脱出を図るも無念のギブアップ、青木が王座奪取に成功しシングル初戴冠となった。
メインはEvolutionの保持する世界タッグ王座にDK軍のKENSO、真霜が挑戦、DK軍のセコンドには長井、あらけん、南野が付いた。試合は諏訪魔と真霜が激しいぶつかり合いを展開するも、チームとしてのキャリアが長いEvolutionが真霜を捕らえ先手を奪うが、真霜が諏訪魔の足にロープ越しのドラコンスクリューを決めると、動きの止まった諏訪魔を場外へと引きずり込み「西」と刻まれた鉄看板に頭から叩きつけ、リングに戻ってもKENSOも加わって足攻めを展開するなどDK軍ペースへと傾き出すが、ドーリングに交代すると、パワー全開で攻めたてて流れを変えるど、諏訪魔も痛い足を引きずりながらも真霜をフロントスープレックスで強引にぶっこ抜く、Evolutionペースになったところでセコンドの長井らが試合に介入し諏訪魔にパウダーを浴びせると、孤立した諏訪魔に集中砲火を浴びせるが、KENSOの張り手をかわした諏訪魔が投げっぱなしジャーマンで投げると、ドーリングと光留が長井らを排除、真霜もイスを持ち出してカットを狙うが和田京平レフェリーが制止する。最後は粘るKENSOをドーリングがレポリューションボムで3カウントを奪い、Evolutionが王座を死守した。
また第4試合ではカシンが注目のS氏を引き連れ登場、S氏は噂された鈴木みのるや鈴木秀樹ではなく、仙台在住の菊地、カシンは光留と対戦するが、場外戦で菊地は光留ではなくカシンにエルボーを放つ、カシンは激怒して菊地を強制退場させるも、今度は観客席に菊地が現れカシンに野次を飛ばし、カシンが佐藤を場外に叩き落とし、菊地の下に連行しても菊地はあわてて逃走するなど、菊地ワールドにカシンは翻弄されてしまう。試合かカシンが光留を丸め込んで勝利となるが、カシンは光留と共に菊地を袋叩きも、今回ばかりはカシンも人選を誤ったとしかいいようがなかった。
今回の後楽園大会も689人と平日だったこともあり観客動員は低調、やっぱり曙の欠場で三冠統一ヘビー級選手権が組めないのが痛手の一つになっているのか、また曙の復帰に関しても欠場が長引くのか発表されなかった。 -
世界タッグ王座防衛のEvolutionにDK軍が侵攻を開始!客を集めたいと考える秋山に白石オーナーがコソコソと抵抗!?
5月16日 全日本プロレス「2014スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 638人
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SUSHI (6分28秒 TEKKAMAKI)X高尾蒼馬
◇第2試合◇
▼30分1本
○KENSO 真霜拳號 (8分18秒 片エビ固め)西村修 Xめんそ〜れ親父
※ラリアット
【KENSOの話】「ダークキングダム! 俺と真霜、ミスター長井、新井、南野、福田…全員だ。全員でベルトを獲る! 以上!」
◇第3試合◇
▼世界ジュニア王座次期挑戦者査定3WAYマッチ/30分1本
○青木篤志(9分17秒 アサルトポイント)X佐藤光留
※もう一人はウルティモ・ドラゴン
<試合後>
青木「文句ないだろ。世界ジュニア絶対俺が挑戦するから。会社が何と言おうとチャンピオン、お前が一言『青木とやる』といえばいいんだ。今ここで返事してくれ」
ウルティモ「文句はいろいろあるよ・・・だけどな、この次期挑戦者査定する試合にお前が勝った。次回の後楽園、このベルトかけて世界ジュニア戦おうじゃないか」
青木「あとはいつやるかだけだ。あとは会社が決めること。できるだけ早くやらせてくれ」
【青木の話】「(挑戦権を手にしたが?)挑戦権が欲しくてやってるワケじゃない。あくまでその先でベルトを獲ることが目的だから。無事、ひとつの通過点を過ぎただけ。今まで以上に気を引き締めていきたい。(試合を振り返って?)3人だからチャンピオンだけを見てられない部分もあったし、やる気という点では佐藤光留からのほうが感じたし。まぁ勝っても負けてもいずれウルティモ・ドラゴンは防衛戦をやるわけだから。だから今日は挑戦者査定試合というよりも、ウチらの実力自体を査定された感のほうが強いかな。(執念を実らせたが?)執念っていうより、当たり前でしょ。ベルトが欲しけりゃまたどうにかして挑戦する。今までもそうしてきたし、今回もそうしただけ。とにかくあとはやるだけだから。早く決めろって、ちゃんとお前からも会社に言っとけよ!」
【ウルティモの話】「(リング上で言った通り青木の挑戦を受けると?)いいですよ。会社が決めることだけど。会社が言って3WAY決定戦をやったんで、いいんじゃないですか。最初から3WAYって時点で自分はあくまでチャンピオン。1対1で俺に挑戦するのを決めればよかった。俺は立会人じゃないけど、本部席で座っててもよかったぐらい。二人の手の内は見れたんでよかったけど。(文句はあると言っていたが?)青木はちゃんとした形で俺に勝ってない。佐藤は勝ってる。まぁ、いいんじゃないですか」
◇第4試合◇
▼ジャンボ鶴田メモリアルマッチ特別試合/30分1本
○秋山準 金丸義信(12分12秒 エビ固め)渕正信 X井上雅央
【秋山の話】「(メモリアルマッチを終えて?)全日本の頃、雅央さんが付け人やってて、僕も少しだけやらせてもらいましたけど、何よりずっと鶴田さんのそばにいた渕さんが今日は一番喜んでくれてると思います。(鶴田さんとの思い出を改めて?)短い時間でしたけど、鶴田さんが買った車を生意気にも運転させていただいて、そこで色んな話をしたり、メシに連れていってもらいながら、いろんなことを教わりました。プロレスの技で教えてもらったのはジャンピングニーだけ。鶴田さんから学んだのはそれ以外の部分で、社会人としての心得とかね。(時代を超えても色あせない鶴田さんの教えをどう生かしていきたい?)プロレスに入門した時から、ずっとファンの人を大切にしなさいと教えられてきた。キミがいつかトップになっても、一般の人と対等に話せる心は残しておきなさいと。今住んでるところは鶴田さんが住んでた場所の近所なんですけど、近所のお店に行っても、必ず今でも鶴田さんのサインが飾ってある。それを見るたびに、あのジャンボ鶴田は色んな人と普通に接してきたんだな、と思える。だから自分もおごり高ぶらずに、全日本としてのプライドも持ってやっていきたいと思います」
【金丸の話】「(メモリアルマッチを終えて?)自分は鶴田さんに口をきいてもらって、全日本に入ることができました。地元の山梨で初めて鶴田さんに会った時の印象が強いですけど、とにかく強かった。プロレス界に入ったきっかけとなった方なんで、今日はこういう形で関われて良かったです」
【渕の話】「オーやったけど、バランスが最重要だね(笑) 途中で感慨深い気持ちになりましたね。いつも側で鶴田さんのオーをみてましたから。5月13日を3日過ぎてるけど、もう14年経つんだなと、そういう思いでいっぱいです。あの音楽を聴いて自然にああいうふうになりましたけど、やってていろいろ思い出しましたね。(一番の思い出は?)やっぱり最後の方によくタッグを組んだけど、入門した時はまぶしい存在だったね。キャリア2年ぐらいしか変わらないんだけど、俺がアメリカ遠征から帰ってきたらまぶしいスターだった。若さあふれる姿が若手時代にまぶしくて仕方なかった。当時はタッグ組んで試合できたらどんなにいいか、そういう目標でしたね。メモリアルマッチができて、会社、パートナー、対戦相手に感謝します。俺は体が動かなくてアレだったけど。(バックドロップは鶴田さんを意識した?)あれは無意識で。今考えればあまりきれいなバックドロップじゃなかったな。ダメ押しすればよかったと後悔してるけど、体力がなかったね。今日は秋山にしても井上にしても金丸にしても、鶴田さんにゆかりのある人間でメモリアルマッチできてよかった」
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第94代王者組]石井慧介 ○入江茂弘(13分30秒 片エビ固め)[挑戦者組]X鈴木鼓太郎 宮原健斗
※自分が垂直落下式バックフリップ
☆入江&石井が初防衛に成功
【試合後の入江&石井】
――試合を振り返って?
▼石井「予想以上に辛かったですけど、僕らは獲っただけで満足してるわけじゃないんで。防衛できてまた最高な気持ちです」
▼入江「ベルトを獲った時は石井さんが3カウントを獲って、今日は僕が鈴木鼓太郎さんから垂直落下式バックフリップで完っ璧な3カウントが獲れました! (鼓太郎は)戦前に俺を狙ってくるって言ってたんで、こっちも退かずに行って勝てて良かったです!」
――今後については?
▼石井「全日本プロレスの選手と全日本プロレスのリングでやりたい気持ちももちろんありますが、DDTプロレスリングのリングで、DDTプロレスリングの選手とやりたい気持ちもあります」
――具体的には?
▼石井「あるにはありますけど、控えさせてもらいます。僕らは名乗りを上げてくれたチームとやります」
▼入江「ただ、どこで誰とやろうが絶対僕らが防衛しますんで、覚悟しておいてください」
【宮原の話】「もう一回だ。もう一回やらせろよ。負け惜しみは言いたくない。でももう一回やらせろ。アジアタッグは全日本のベルト。俺らが巻かなきゃいけないんだよ。負けは負けで認めるよ。でももう一回組んでくれ。嫌、もう一回組んでください」
【鼓太郎の話】「今日は素直に負けを認める。今日は向こうに勝利の女神が微笑んだけど、差はない。俺らが槌つけた分は必ず返す。チャンピオン、もう一回やらせてくれ。いつでもいいよ」
◇第6試合◇
▼アフター・ザ・チャンピオンカーニバル スペシャルシングルマッチ/45分1本
○大森隆男(11分33秒 片エビ固め)X吉江豊
※スライディング式アックスボンバー
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第66代王者組]諏訪魔 ○ジョー・ドーリング(18分38秒 エビ固め)[挑戦者組]ゼウス XThe Bodyguard
※レボリューションボム
☆Evolutionが3度目の防衛に成功
(試合後に決着と同時にKENSOと真霜が登場)
KENSO「次はDKだ。KENSO&真霜が行く(3回繰り返し)」
諏訪魔「真霜、お前どうなんだよ。子分か!?」
真霜「今、このタイミングで出てきたってことはそういうことでしょ。わかるでしょ。今日のような相手じゃつまんねぇんだよ。俺たちがお前らのそのベルト獲ってやるっつってんだよ」
諏訪魔「わかった。最終戦でやってやるよ!。(KENSOと真霜が去り、佐藤も加えた3人でリングを占拠、光留に)お前も今日勝ったよな?」
光留「次、Evolutionして勝ちます」
諏訪魔「負けても這い上がる。そういうチームとしてやっていきます」
【諏訪魔の話】「あのチーム、ゼウスと対戦するのは初めてで、どんな試合になるかドキドキしてた。今後パワーをもっと磨くというか、どんなタイトルマッチをやるかで伸びていくチームかわかった。あんだけパワーあったら伸びるよ。何回もやるとめんどくさいな。(KENSO&真霜が挑戦を表明したが?)あの真霜だけむかつく。遠慮しやがって。気つかってたらおいしいとこもっていけないよ。俺は今度はあいつのホームタウン・千葉で好き勝手やってやる。ごっそり持っていく。そういうつもりで千葉をやってるからね。仲良しこよしは嫌いだからね。あいつのテリトリーを獲ってやる。最初は秋山&大森かなと思ったけど、やったことない奴とやるべきかなと。あんなオッサン世代と絡む必要なし。だから後楽園で真霜&KENSOとやる。以上」
【ゼウスの話】「(試合を振り返って?)悔しいっすね。この大事な試合をやらせてもらったんですけど……自分に悔しいですね。(負けたことではなく、思った試合ができなかった?)うん、まぁ……まだまだ自分の実力不足です」
【Bodyguardの話】「初めてやった相手だから、ちょっと様子みたところがあった。そこで畳み込まれて…。まだまだ全然100%出してないから。出す前に食らってもうたから。100%出したら、絶対勝てる。(まだまだ世界タッグ戦線に食らいつく?)絶対獲りにいく。絶対獲ったる! ローマは一日にして成らず、や! 何回でもチャレンジしたる。100%出したら絶対勝つチャンスある」
全日本プロレスの新シリーズが開幕、メインはEvolutionが世界タッグ王座をかけてゼウス、ボディガーのビッグガンズの挑戦を受け、序盤は両軍共肉弾戦を展開するが、ボディガーが諏訪魔をリフトアップスラムで投げるなてさどパワーを誇示し合体攻撃などで諏訪魔を捕らえEvolutionの分断を図る。しかしドーリングがフライングボディアタックで流れを変えると、交代した諏訪魔もアンクルホールド、ラリアット、ダブルチョップで続き、ゼウスを捕らえてビッグガンズを分断する。ビッグガンズは諏訪魔を捕らえてダブルチョークスラムからダブルインパクトを狙うが、ドーリングがカットに入り、諏訪魔が万力スリーパーで逆にボディガーを捕らえてから集中砲火を浴びせ、最後はドーリングがスピアーで突っ込んできたボディガーをキャッチしてからのレポリューションボムで3カウント、Evolutionが王座を防衛したが、試合後に第2試合で西村、親父組に完勝したKENSO、真霜のDK軍が挑戦表明し、諏訪魔が真霜の存在が気になったのか挑戦を受諾、最終戦の29日後楽園での選手権が決定となった。
第5試合のドリフvsXceedのアジアタッグ選手権は鼓太郎がブレーンバスターの状態で石井の腹をフェンスに痛打させてからXceedは石井のボディーに集中砲火を浴びせてスタミナを奪いにかかる、だが入江がテディベアから鼓太郎を捕らえるとドリフペースへと傾き、鼓太郎はエルボーを乱打して抵抗するも、三沢魂タイガードライバーがカットされると、ドリフはミサイルキックを放つダブルインパクト、go 2 入江 sleepと合体技を連発してから入江がファイヤーサンダーで突き刺し、最後は石井のニールキックの援護を受けた入江が自分が垂直落下式バックフリップで鼓太郎から3カウントを奪い王座を防衛した。
第4試合ではジャンボ鶴田メモリアルマッチが行われ、入場テーマ曲には鶴田の入場テーマ曲である「チャイニーズカンフー」「ローリングドリーマー」が使用され両チームが入場、試合も渕が鶴田の必殺技であるバックドロップを金丸に決めるも、最後は雅央が丸め込みを狙ったところで秋山が切り返して勝利、試合後は「J」のテーマが流れ、「オー」コールの大合唱、渕も鶴田ばりにコーナーに立って「オー」コールを連呼し亡き故人を偲んだ。
第3試合の世界ジュニア王座をかけた3WAY戦は青木と光留が腕十字の奪い合いを展開するが、青木がミドルキックを放つ光留を頭突きで鎮圧した後でフロッグスプラッシュを投下。ウルティモを排除した後で光留をアサルトポイントで3カウントを奪い世界ジュニア王座挑戦を決めた。Xceedから一匹狼となった青木はベルトを取ることで今後の方向性を示すことが出来るか?
今回の後楽園では白石伸生オーナーがリングに上がり挨拶と重大発表を行なう予定だったが、結局行なわれず、オーナーは大会後にブログで「今日は、ありがとうございました!!また、帰りのご挨拶、重大発表できずにすみません!!全ての条件が、整い次第、朗報発表です!ヒント…諏訪魔、秋山、曙選手の事です。」と謝罪したが、ブログで発表するなら大した発表ではないということか、観客動員は638人と平日の金曜日でジャンボ鶴田メモリアルが開催されたとはいえ大幅にダウンとなったが、空席が目立っていたのにもかかわらず立見席が売切れとされたという。白石オーナーは「ガチンコプロレスを批判するなら観に来るな!」と暴言を吐いたが、それに対して秋山はFacebookで「そんな全日本プロレスをたくさんの方に観戦して頂きたいと思っています。"観戦してほしくない人なんて1人もいません"たくさんの方に今の全日本プロレスを観て頂きたいです!」と異なる見解を出した、しかし白石オーナーは“自分は秋山と違ってガチンコプロレスを批判する客に媚びを売らない”という現れなのか現在の全日本に客を入れたくないようだ・・・
観客を入れたいと考える秋山にコソコソと抵抗する白石オーナー、そんな状態で全日本はまだ続く。佐藤… 負けちまったのかよ… (涙)
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2014, 5月 16弱すぎるぞ、相手が…つまらん!
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2014, 5月 16全日本プロレス後楽園ホール大会、アジアタッグ負けました。会場で声援を送ってくだった皆様すみませんでした。
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2014, 5月 16今日はジャンボ鶴田メモリアルのセレモニー終了後に渕選手が見せた涙が一番印象に残っている。これまでの色々な事が心によぎったんだろうな。。 こちらまでじんわりきてしまったよ。ありがとう、ジャンボ鶴田!!、ありがとう全日本プロレス!! #AJPW
— 宇宙狼 (@spacelonewolf) 2014, 5月 16DK挑戦表明…諏訪魔vs真霜はホント楽しみ! しかし、総帥の膝は大丈夫なのかな?? #ajpw
— M26号 (@ma04kam24) 2014, 5月 16エボリューションで記念撮影! ひかるんww #ajpw http://t.co/HE8KDKoClW
— としひこ (@toshi0603) 2014, 5月 16最後は淵正伸がコーナーに上がりオー、オー、オーをやったのだった……… pic.twitter.com/BdyAJNmDpF
— ターザン山本! (@tarzany) 2014, 5月 16ジャンボへ届け #ジャンボ鶴田追悼 #ajpw pic.twitter.com/eM1vhDuFab
— まっつん。 (@kansaibito2222) 2014, 5月 16 -
秋山、KENSOの批判に白石オーナーは何も出来ず・・・
(プロレス格闘技DXより)
DK(ダークキングダム)総帥・KENSOが13日、都内・全日本事務所で5月シリーズ『2014スーパーパワー・シリーズ』へ向けて会見。「全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか」とDKのカード編成に不満をあらわにし、シリーズ中にタイトル挑戦を組むよう全日本側に要求した。
◇
KENSO率いるDKはこの春、一気に勢力を拡大。すでにメンバーだった長井満也、南野タケシに加え、新たに真霜拳號、新井健一郎、ベアー福田も加入。総勢6人の大所帯となった。中でもK-DOJOのトップレスラーでもある真霜にかける期待は大きい。「自分が見た感じだと実力がかなりある」と評したKENSOは、「背中をポンと押す何かを僕ができれば、彼はあっという間にこの全日本プロレスのトップに上がっていく男」と全面バックアップを約束した。新生・DKの本格始動となるのが5月シリーズ『2014スーパーパワー・シリーズ』。すでに6大会の全カードが出揃ったが、KENSOには不満しかない。この日、会見を開き、「まず始めにDKとして言いたいことが一つ」と切り出すと、「全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか。そういうふうに思ってます。それは他のメンバーも同じ」と全日本側への怒りを口にした。
DKからの要求はただ一つ。「可能なベルト全てDKで挑戦したい」というものだ。至宝・三冠ヘビー級王座は王者・曙が欠場中とあって早期実現が難しいものの、「世界タッグならKENSO&真霜、アジアはミスター長井&南野もしくはベアー福田。ジュニアは新井健一郎は今回出てないけど、新井か南野。三冠はKENSOか真霜」とすでにKENSOの脳裏にはタイトル挑戦プランも出来上がっている。「全日本が恐れているのではないか。俺たちに勢いがつくのが怖いんじゃないか」。そう指摘したKENSOは5月シリーズ中にDKメンバーによるベルト挑戦を組むよう全日本側に要求した。
また、5・25千葉大会では新メンバー候補としてK-DOJO・タンク永井を査定する。同大会で永井は真霜と組んでEvolution・諏訪魔&佐藤光留と対戦する。真霜からのリクエストで組まれたカードで、KENSOは「千葉といえばハッキリ言えば俺のホームタウン、そこで査定しようじゃないか」と宣言。永井の戦いぶりいかんでDKメンバーとして迎え入れるつもりだ。
狙うはDKによるベルト総獲り。「俺たちの勢いは止まらない」と言い切ったKENSO率いるDKの猛威が春の全日マットを襲う。
【会見におけるKENSO】
▼KENSO「まず始めにDKとして言いたいことが一つ。DKに対する俺の熱情というのは全く一寸の曇りもなく、熱く燃えている。しかし全日本プロレスの対応には憤りを感じてしまう。少しおかしいんじゃないか。そういうふうに思ってます。それは他のメンバーも同じ。俺たちとしては可能なチャンピオンシップに挑戦したい。三冠は曙が今ああいう状況だから、それ以外で可能なベルト全てDKで挑戦したい。それがDKの代表としての意見です」
――5・25千葉で永井が真霜と組むが?
▼KENSO「これは基本的に真霜からのリクエストで、じゃあ査定をしようと。タンク永井を査定という形で千葉Blue Field。千葉といえばハッキリ言えば俺のホームタウン、そこで査定しようじゃないか。そういう感じです」
――全日本の対応に対する憤りとは?
▼KENSO「タイミングとしては俺たちが現在可能であるアジアタッグもそうだし、世界タッグもそうなんだけど、俺たちをなぜ出さないんだと。それは全日本が恐れているのではないか。俺たちに勢いがつくのが怖いんじゃないか。そういうことを考えると憤りを感じてしまいますね。チャンスは自分で作るものだと思ってます。どうかこの訴えを広めてほしい。俺たちの勢力を逆に恐れている証拠だよと。そういうことを言いたいですね。そして俺たちの勢いは止まらないよということです」
――ベルト獲りの具体的なプランは?
▼KENSO「世界タッグならKENSO&真霜、アジアはミスター長井&南野もしくはベアー福田。ジュニアは新井健一郎は今回出てないけど、新井か南野。三冠はKENSOか真霜」
――5月シリーズで最低でも一つはタイトルマッチをやりたい?
▼KENSO「そうですね。組まないのがおかしいんじゃないかなと思います」
――新メンバー・真霜に期待するところは?
▼KENSO「自分が見た感じだと実力がかなりある。ただ世に引き出す、背中をポンと押す何かを僕ができれば、彼はあっという間にこの全日本プロレスのトップに上がっていく男だと思います。その背中を押す何かをDKの長としてしたい。そしてそれがまた全日本プロレスのためでもあるし、プロレス界のためでもある。そう思ってます」
『2014スーパーパワー・シリーズ』のKENSO率いるDK軍のカードが発表された、DK軍は新井健一郎が不参加も代わりにK-DOJOの永井が参戦、だがすぐメンバーではなく査定試合が組まれた。DK軍は寄せ集めながらもメンバーが揃ったことで本格始動といったところだ。
またKENSOのツイッターでの
この度、全日本プロレスでは白石ブログの "ゴーストライター"を募集させて頂く事となりました。人気ブログの為、"幼稚"で"無教養"そして"支離滅裂"な文章を書く事ができる方に限ります。
— KENSO (@bichitto1) May 13, 2014季節ハズレの白石感。5月16日後楽園大会"センズリ白石くん"にテッシュペーパーのプレゼントを。By "DK" Kenso
— KENSO (@bichitto1) 2014, 5月 12この度、全日本プロレスでは白石ブログの "ゴーストライター"を募集させて頂く事となりました。人気ブログの為、"幼稚"で"無教養"そして"支離滅裂"な文章を書く事ができる方に限ります。
— KENSO (@bichitto1) 2014, 5月 13に関してはノーコメントだった。
会見の数日前には白石伸生オーナーがKENSOに対してとブログで制裁を予告していたが、分裂騒動ではKENSOは白石オーナーとは共犯とされ分裂の引き金を引いてしまった。その後はオーナーがリングデビューの際にはKENSOも絡み、大仁田との電流爆破マッチではKENSOを従えるなど飼い犬のように扱ってきたが、DK軍となってからは疎遠、なぜ共犯関係ではなくなったのか?またその中で秋山準が(白石伸生Facebook発言史より)「Facebookで僕はプロレスを金儲けの道具にはしていないと綺麗事を言いたいんだと思います。バッチリ稼いで欲しいのに…
て言うか全日本プロレスの事なんか全く知らないですからね。この前の渕さんの40周年記念試合の時に「あれっ!渕さん今日試合なの?」て言った人が全日本プロレス愛なんてあるか?全日本プロレスをずっと守ってきた渕さんですよ!渕さん!!熱くなり過ぎました…すみませんm(_ _)m。また、年末に仕掛けると書いてます…仕掛けるにはお金もいると解ってるのでしょうか!?」とオーナー批判と暴露を展開した。
生前ジャイアント馬場さんは「オレがバディ・ロジャースやアントニオ・ロッカなどとサーキットした頃には、客を入れたメインイベンターは下のレスラーから尊敬された、逆の場合はボロクソだよ、ギャラが違ってくるからだ」と答えていたが、トップレスラーと白石オーナーを置き換えてみるとどうだろうか・・・白石オーナーに雇われている秋山らからしてみれば客を入れるどころか客を遠ざける暴言を連発し、更には全日本には“身の丈”ぐらいにしか金を渡さない、雇われている側からしてみれば白石オーナーはボロクソ言われている存在ということなのだろうか・・・
オーナーを暴露し批判した秋山とKENSOに対して(全日本プロレスオーナー白石伸生のブログより)「白石オーナーは意見は、色々ぶつかるがか、最終目標は、一致している。それは、全日本プロレスが、最高のプロレス団体になること。人間、考え方が違えば、目標達成のルートも、解決策も違う。問題があれば、それを方程式で解く人間もいれば、微分積分で解く人間だっている。富士山に登るのに、様々なルートがあるという事だ。色々と読者に、誤解があるようなので、言って起きます。皆さんが、思われている以上に、現場とのコミュニケーションは、取れてますので御安心を。
取れてなければ、とっくに軍事介入してます( ^∀^)」「Twitter見た!!
少し、腹立たしいのですが…リベンジの方法を考えたい…1年前のチャンカンは良かった!!なんで中途半端な、ヒール軍団してるんだろう…
誰も場外乱闘なんて、期待してないのに。あの体格なら、十分ファイトで魅せられるはず。意地でも刺客を投入したくなった!おーい、ケンソー選手!!
プロレスは、子供たちに夢を与えるスポーツなんだから、汚い言葉は止めましょう!!」「大変、申し訳ありませんでした!会社としても、厳重注意を与えたい、と思います!!」とトーンダウン、結局オーナーは処分や制裁どころか何も出来やしないし、現場からもバカにされリスペクトもされない、それが全日本の実情なのかもしれない。
16日の後楽園で来場・挨拶そして報告することを予告している白石オーナー、何を言うかわからないが、嘘が暴露された時点で誰がオーナーの報告に耳を傾けるのであろうか・・・・また現場とオーナーの微妙な関係もいつまで続くのか、最低限の信頼関係(ギャラの支払い)が成り立っているうちは大丈夫だと思うが・・・ -
全日本プロレスもジャンボ鶴田メモリアルマッチを開催!
☆ 5月16日 全日本プロレス『2014スーパーパワー・シリーズ』開幕戦 後楽園ホール 19:00開始
▼ジャンボ鶴田メモリアルマッチ特別試合
秋山準 金丸義信vs渕正信 井上雅央
▼世界タッグ選手権試合
[第66代王者組]諏訪魔 ジョー・ドーリング(1/30)[挑戦者]ゼウス The Bodyguard
※Evolution3度目の防衛戦
▼アジアタッグ選手権試合
[第94代王者組]石井慧介 入江茂弘(1/60)[挑戦者]鈴木鼓太郎 宮原健斗
※入江&石井組初防衛戦
▼世界ジュニア王座次期挑戦者査定3WAYマッチ
ウルティモ・ドラゴンvs青木篤志vs佐藤光留
▼アフター・ザ・チャンピオンカーニバル スペシャルシングルマッチ
大森隆男vs吉江豊
▼シングルマッチ
SUSHIvs野村直矢
【会見における渕取締役】<プロレス格闘技DXより>
▼渕取締役「神戸大会で何年ぶりかで奥さんの保子さんとお会いしまして、もし今年中にそういうような追悼試合をやることがありましたら、ぜひ皆さんに協力してお願いしますという話をしました。こうやって鶴田さんの命日が5月13日。それをちょっとすぎた状況だけど16日の後楽園ホールで行えるのは、全日本プロレスとしてうれしく思います。今まで13回忌、7回忌、いろんな面でやりたかったんですが、いろんな事情でできなかった。こうしてできるのは僕としてはうれしいですね。井上、金丸、秋山、私の4人が上がって、鶴田さんのメモリアルマッチの試合を残すことができたらいいなという思いであります。その前に体調もよくしないといけないんだけど。こうやって発表できてよかったです」
――ノアが4月にメモリアル興行を開催していたが?
▼渕取締役「早い時期で決まってたから、やるなら5月ぐらいにやってくれと言われてたからね。井上雅央は両方出るんだな。こっちは命日にやろうというのがあったからね。向こうがやったのはこっちからみたらびっくりしたぐらいで」
――映像など鶴田さんにちなんだ企画は?
▼渕取締役「3人男の子いるんだけどね。元はアメリカのオレゴンで生活してるんだよね。こうやって顔みせてくれたらうれしいんだけどね」
――肝炎で長期欠場した年にデビューした秋山、大森が鶴田さんの亡くなった年に近い中、チャンピオン・カーニバル優勝戦を争ったが?
▼渕取締役「49歳で亡くなったんだよね。特に秋山の場合、92年に鶴田さんが肝炎で倒れて、本当は田上と組んで最強タッグに出るはずだった。秋ごろに無理だとドクターストップがかかってね。デビューしてまだ2ヶ月ぐらいしか経ってない秋山が大抜擢されて出たんだよね。本人たちも張り切るだろうね。俺の対戦相手か。パートナーに変えようかな。急に怖くなってきたな。大森にしてもチャンピオン・カーニバル優勝、この二人が争っていい試合できて、鶴田さんに対していい供養になると思うしね」
――鶴田さんゆかりの選手の来場予定は?
▼渕取締役「今のところないな。みんなそれぞれ自分の中で鶴田さんのことを思い出に残してるんじゃないかな。天龍さんにしても長州、大仁田にしてもね。逆に全日本で鶴田さんのことをできる俺たちは幸せだよな」
全日本プロレス5月16日後楽園大会で「ジャンボ鶴田メモリアルマッチ特別試合」が組まれることになった。4月13日にNOAHが鶴田の故郷である山梨で
「ジャンボ鶴田追悼記念大会」が開催された、本来なら鶴田が最後まで所属した全日本でやるべきことをNOAHがやったことで「なぜ全日本がやらないのか」と苦々しく思っていたが、メモリアルマッチという形でやっと開催することになった。
全日本もNOAHにも出場したフリーの井上雅央はともかく時代の流れなのか鶴田ゆかりの選手・スタッフも少なくなった。しかしジャンボ鶴田というレスラーがいたことは全日本プロレスの長い歴史の中にいつまでも残る。
また諏訪魔、ドーリングのEvolutionの保持する世界タッグ王座に大阪プロレスで大阪タッグ王者にもなったビッグガンズが挑戦、チームワークは互角かもしれないがキャリア的なことを考えるとEvolutionが有利か、またチャンピオンカーニバル覇者の大森は吉江とのシングルとなった、三冠王者・曙への挑戦は曙が欠場しているため先送り、大森は秋山とのタッグで世界タッグ王座挑戦をアピールしたがEvolutionが拒否、世界タッグ王座挑戦に関しては三冠に集中して欲しいのもあって自分的には乗り気でなかったから却って良かったかもしれない。だが曙の復帰は未定(一説では6月復帰説もあり)、王座返上に関しては防衛期限6ヶ月ルール(PWFルール)があるため、それまでに復帰できるかどうかだが、大森自身がそれまでテンションを保つことが出来るか・・・
最後に気になったのはKENSOらDK軍のカードが組まれてなかったこと、白石伸生オーナーが「シリーズに、私個人の刺客を、ケンソーに出したいと思いますが、皆さん、どう思いますか?ヒール転向しても、中途半端な気がします。
目を覚ますためにも、刺激的な@選手をぶつけたい、と思います。ファンの皆さんの反応がよければ、あの@選手を呼びます♪ 」「ヒント!!皆さんの期待を良い意味で裏切れる、凄い選手です!ケンソー選手を、ガチンコで5分以内に倒すでしょう!!」とブログで制裁?を予告しているが・・・またギャラ次第?で継続参戦を希望していたケンドー・カシンの名前もなかった・・・