全日本プロレス
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秋山準がアイアンマン王座を奪取した理由・・・まだまだ諦めてない!
昨日DDTに出場した秋山準がアジアタッグ王座から転落しても、アイアンマン王座を奪取したときに思ったことは“痛快”だった。
創始者であるジャイアント馬場さんは生前「(レスラーに)オレがこの会場をフルハウス(超満員)するという気持ちが欲しい、それがレスラーにとって快感なんだよ」とコメントしたことがあったが、現在の秋山は少しでもいいから全日本に客を呼びたいという気持ちが強い。昨日開催されたDDT後楽園は祝日だったこともあって超満員札止め、現在の全日本にとっても羨ましいし悔しくもあるのではと思う。その中で白石伸生オーナーがブログで「ガチンコプロレスを批判するなら、観に来るな」とファンを突き放す発言をしてしまった。現場にとっても困った発言でもあり、ファンの信頼をまた損なう発言でもあることから、現場は腐ってしまうのではと懸念していた。
しかし秋山は腐ってなかった、アイアンマン王座を獲得した理由は「DDTのファンを全日本に少しでも呼びたい」という気持ちがあるからこそ、だから白石オーナーの最も嫌うエンタメプロレス団体へ自ら出向いた、そして白石オーナーがブログでガチンコプロレスをアピールしつつ「笑いを提供するエンタメプロレスも、時には大切。」と事実上エンタメプロレスを容認する発言をした、エンタメ嫌いの白石オーナーからしてみれば解雇通告をチラつかせたいぐらい腹ただしいことだと思うが、現在の全日本の中心は分かれているがバーニングの五人(秋山、金丸義信、潮﨑豪、鈴木鼓太郎、青木篤志)、彼らがいなくなれば全日本は成り立たなくなる、さすがの白石オーナーも秋山の行動を容認せざる得なかった。秋山にしてみればしてやったりだと思う。
現実的なことを言うと冷静に考えても全日本は厳しい状態だと思っている、しかし現場は諦めてないし、秋山準らバーニングは諦めてない・・・PR -
白石オーナーが暴言!!『ガチンコプロレスを批判するなら観に来るな!』<全日本プロレスオーナー白石伸生のブログ「観戦しないでください」より>
プロレスファンの方々へ。
昨夜のチャンカン決勝戦。
秋山選手、大森選手、死力を尽くして闘いました!
結果は、どうであれ、この二人を侮辱するコメントは、団体トップとして、許せません!!
新生全日本プロレスは、力と力、心と心、技と技をぶつけ合うガチンコプロレスです!
彼らのファイトは、拍手こそすれ、否定されるものではありません!!
私は、何を言われても構いません、しかし、レスラーを貶す方々は、プロレスファンとは言えません。
そのような方々は、全日本プロレスを観戦しないで下さい!
白石オーナーがブログでチャンカン決勝戦、秋山準vs大森隆男戦が批判を受けたことでファンに対する抗議文を更新したが、秋山vs大森がガチンコプロレスと位置づけていたことから、”ガチンコプロレスを批判するなら観に来るな”と言っているのと受け止められかねない発言だった。
何度も言うようだが白石オーナーの言うガチンコプロレスは中身のない空論に過ぎない、しかし秋山vs大森戦を利用して空論を振りかざす、まったく腹ただしいしファンを大事にしなければいけない時期に批判するなら観に来るなとは情けなく、積み重ねたものを壊されたようで悲しくなってしまう。
自分は白石オーナーに対して批判的であり、ガチンコプロレス論は否定的だが、全日本プロレスのリングの中は王道プロレスであるという観点で見ているしこれからも変わらない、それが白石オーナーに対する自分の意地である。 -
馬場さんの教えを乞うたもの同士の優勝決定戦・・・大森が秋山を降し悲願の初優勝!4月27日 全日本プロレス「2014チャンピオンカーニバル優勝決定戦~大阪!明るく、楽しく、激しく!!其の一」大阪・ボディメーカーコロシアム第一競技場 2817人
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SUSHI めんそ〜れ親父 ビリーケン・キッド(4分04秒 逆エビ固め)X野村直矢 冨宅飛駈 エイサー8
◇第2試合◇
▼特別試合/30分1本
○秋山準(2分02秒 片エビ固め)X柴田正人
※ランニングニー
◇第3試合◇
▼特別試合/30分1本
○諏訪魔(6分51秒 万力スリーパー)XThe Bodyguard
◇第4試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[3勝2分=8点○ジョー・ドーリング
(5分37秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]X吉江豊
※ラリアット
◇第5試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1不戦勝=8点]○大森隆男 (5分04秒 エビ固め)[2勝2敗1両者リングアウト=4点]Xケンドー・カシン
※腕ひしぎ逆十字固めを押し潰す
◇第6試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗1両者リングアウト=2点]○宮原健斗(8分47秒 レフェリーストップ)[5敗=0点]X西村修
◇第7試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗1分=3点]○ゼウス(8分02秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]XKENSO
※ラリアット
◇第8試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック優勝決定戦進出者決定戦/時間無制限1本
○秋山準(9分28秒 前方回転エビ固め)Xジョー・ドーリング
◇第9試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック優勝決定戦進出者決定戦/時間無制限1本
○大森隆男(9分55秒 片エビ固め)X諏訪魔
※アックスボンバー
◇第10試合◇
▼渕正信デビュー40周年記念特別試合in大阪/30分1本
○渕正信 金丸義信 井上雅央(11分12秒 首固め)石井慧介 入江茂弘
X高尾蒼馬
◇第11試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアムタッグマッチ/45分1本
○青木篤志 スペル・デルフィン(14分33秒 横入り式エビ固め)鈴木鼓太郎 Xウルティモ・ドラゴン
◇第12試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバル優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○大森隆男(17分14秒 片エビ固め)[Bブロック1位]X秋山準
※スライディングアックスボンバー
☆大森が初優勝
<試合後>
大森「本日はご来場、最後までご声援、ご観戦、誠にありがとうございました。正直かなり厳しかったけど、ワイルドの辞書にあきらめの言葉はない。あきらめたら終わりだ!これからも全日本プロレスはワイルドにいくぞ!」
【大森の話】「自分が全日本プロレスの新弟子の時からずっと憧れてみていた、このトロフィーと先輩方の勇姿。いつか絶対に俺も獲りたい、絶対獲るぞと思って今日まで頑張ってきた。今日はホント報われた気がします。そして決して若くない自分もいい年になってしまいましたけど、この年まで大きなケガもなく、途中、道を外れたこともあったけど、プロレスができる丈夫な体に生んでくれた両親にお礼を言いたい。(決勝の相手が秋山だったが?)決勝で当たるのは、向こう側のコーナーにいるのは絶対に秋山準だ。僕はそう思ってたんでね。最高のシチュエーションで最高の相手と戦えたと思いますね。秋山選手の攻撃はえげつないし、容赦ない。昔から本当にそう。あの人は容赦ねぇんだ。容赦なく叩き潰しにくるぞ。でも首根っこをグッと抑えつけられると俺は余計に燃えてくるんだ。(一日3試合となったが?)シングルで3試合やった記憶はないですね。(体力的に)きついに決まってるだろ。けれども俺はその先を見てるから。優勝のその先、今日も秋山選手に勝ったとき、ワイルドの頂点がちょっとみえたんだよ。でもまた目の前からスッといなくなってしまった。まだ究極のワイルド…俺は堂々とワイルドと名乗るところには手が届かない。誰か教えてほしい。どうしたらワイルドを極められるのか。俺はまだワイルドじゃない。ワイルドに憧れてるだけのちっぽけな男だ。いつか絶対極めてやる。(これで三冠挑戦権を得たも同然だが?)もちろんアピールします。名乗りを上げます。ただ、今シリーズから三冠チャンピオンの曙選手が欠場してしまっている。どうするか。横綱が出てくるのか、それとも別の手段があるのか、そこもまだわからない。けど真っ先に挑戦できる権利を俺は手に入れてるはずだ。(全日本で初のシングルタイトル獲得となったが?)ホントにプロレスやっててよかった。ホントに応援してくれたファンの皆さんに励まされたし、やっぱり勇気をもらいましたね。そして音響スタッフの木原さん、こうして僕の好きな曲(佐野元春の『サムデイ』)を流してくれてる。粋な計らいだ」
曙、潮崎の欠場と”負の連鎖”が忍び寄るチャンカンも最終戦を迎え、既に公式戦を終え首位となった秋山、諏訪魔をドーリングと大森が追う展開となり、ドーリングと大森が同点に追いつけばPWFルールにより優勝戦進出決定戦が行われ、場合によって優勝決定戦を含めて1日3試合を強いられる可能性も出てきた。
ドーリングvs吉江は1日3試合になることを想定してか速攻勝負に出て、ドーリングがラリアットで吉江を降し、大森vsカシンはカシンが両リンを狙うなどしてカシンワールドで翻弄するが、カシンが逆十字を狙ったところで丸め込み3カウントを奪い首位と並んで優勝戦進出決定戦に持ち込む。
秋山vsドーリングは、ドーリングが3試合目を想定してパワーで押し切ろうとするが、レボリューションボムを狙ったところで秋山が回転エビ固めで丸め込み逆転3カウントで2年連続で優勝戦に進出。諏訪魔vs大森は肉弾戦でスタートも、諏訪魔がラッシュをかけ万力スリーパーで捕獲、その後もパワーで押し切ろうとするが、勝負を狙ったラストライドを大森がフランケンシュタイナーで切り返すと、諏訪魔のラリアットをかわした大森がアックスボンバーを浴びせ3カウント、大森の優勝戦進出は14年振りだがリーグ戦形式では初進出、秋山vs大森の決勝戦は二人ともジャイアント馬場さんから教えを乞うたもの同士の決勝戦は、現在の全日本プロレスにとって“王道プロレス”とは何たるかを示すには相応しいカードでもある。
優勝決定戦となった秋山vs大森は、秋山が2000年のチャンカンを憶えていたのか開始と同時に秋山がエクスプロイダーを狙うも大森は阻止、だが秋山がグラウンドに引きずりこみ、低空ニーや首四の字で大森のスタミナを奪いにかかる。大森はフロントハイ、ニールキックで反撃するが、アックスギロチンドライバーを阻止した秋山はパイルドライバーで突き刺した後でエクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーで勝負に出るが、すぐ立ち上がった大森はアックスボンバーで応戦し譲らない。勝負と見た大森は秋山の後頭部にアックスボンバーを炸裂させると、動きの止まった秋山にアックスギロチンドライバーで突き刺すと、アックスボンバーからのスライディング式アックスボンバーで3カウントを奪い、過酷となった春の祭典の制覇を達成した。特に同期でありながらもデビューから先を走っていた秋山から大舞台での3カウントは大森にとっても感慨深い勝利だったと思う。
全日本危機説が飛び交う中で開催された大阪ボディーメーカーコロシアム大会は実数発表とはいえ2817人と1、2階とも空席が目立つ大苦戦、第二競技場で超満員を連発したことでの勢いで大ホールに進出したのだろうが、新日本プロレスの地盤である会場は簡単に攻略できるほど甘くなくなかったが大森の初優勝で華やかに締めくくることが出来た、だが8月30日には愛知県体育館大会も控えている、今後のことを考えると素直には喜べないし、危機説を拭えたわけでない。
最後に言いたいことがあるとすれば、王道プロレスとは何か?「馬場さんはスポーツとしてのプロレスを見せたかった、殺伐とした試合、ガチガチの試合は嫌いだった、キレイなプロレスをするのが全日本プロレスなんです、倒れて起き上がるにしてもダンスと同じでリズムとステップがあって、それがアメリカンプロレスの基礎であり、全日本の基礎なんですよ」とGスピリッツ誌で和田京平レフェリーが答えた、全ての動きでもリズムとステップがあり、それをファンに見せる、見せるプロレスへのこだわりが全日本の王道プロレスの真髄でもあり、その真逆でガチガチで殺伐としたなのがアントニオ猪木時代の新日本プロレスの真髄だった。白石オーナーの“ガチンコプロレス”は新日本寄りなのかというと、業界の用語だけを振りかざすだけで新日本寄りではなく用語の意味すらわかっていない、その人間が「馬場さんのお言葉、プロレスは、シュートを超える。しかし、その言葉の裏には、真剣勝負がしたいのに、負けなければならない、明日から(チャンカン開幕戦)から、その歴史が変わる。シュート(真剣勝負)が、プロレスを超える!」と王道プロレスを否定した、最初は腹正しかったが今思えば大笑いしてしまうし現場のスタッフ達が相手にしないのもよくわかる。
白石オーナーはエンタメプロレス否定論を振りかざしているが、見せ方はいろいろあるが、プロレスや格闘技は武道ではない、お客さんに見せ、金を取る限りはプロと名のつくスポーツは全てエンターテイメントである。白石オーナーが全てガチンコにしたければ客のないところで勝手にやればいいこと。おそらくだが白石オーナーはガチンコの意味すらわからないうちはブログで暴走し続けるだろうし、現場も相手にしない平行線は続く、だがリングの中の全日本プロレスは白石オーナーの言うガチンコプロレスではなく王道プロレスである。【全日本】前代未聞の大混戦…大森が悲願のCC初優勝▼秋山は準V▼カシン継続参戦は「ギャラ払われてから」▼諏訪魔6年ぶりV2ならず▼青木が手段選ばずウルティモに撃破…大阪大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #ajpw pic.twitter.com/FDBFCK7xhT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 4月 27大森隆男のチャンピオンカーニバル初優勝… 久しぶりに感慨深い気持ちになりました… もし全日本プロレスが分裂しなければ、 各団体をさまよってなければもっと早く報われていたはず!! でもさすらいをしたから、今の彼があるのかもしれないとも思う。おめでとうございます!! #ajpw
— ジャスト日本 (@sagou49) 2014, 4月 27正直秋山準に連覇してもらいたい気持ちも少しあった。でも大森さんなら仕方ないかなといった感じだ! #ajpw
— 愛媛ようすけ (@ehimeyousuke) 2014, 4月 27信じてよかった。 大森隆男を。 Get wildを。 #AJPW pic.twitter.com/xCas81osIa
— 宇宙狼 (@spacelonewolf) 2014, 4月 27公私ともに紆余曲折波瀾万丈の人生を歩みながら大森がチャンピオンカーニバルに優勝したっていうのは、ちょっと感慨深いものがあるよなあ・・・ つくづく、プロレスは長く見れば見るほど面白い #ajpw
— 草加おっくん1976 (@soka1976) 2014, 4月 27チャンピオンカーニバルは優勝を逃してしまった。。 エボリューションの怒りは、次のシリーズで爆発させる。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2014, 4月 27 -
チャンカンもいよいよクライマックスも、潮﨑が欠場、KENSOが負傷で忍び寄る“負の連鎖”
4月26日 全日本プロレス「2014チャンピオン・カーニバル」名古屋国際会議場 601人
<潮﨑豪欠場挨拶>
潮﨑「先日の後楽園大会で右手をケガしてしまい、今日の名古屋大会に欠場することになりました。楽しみにしてくれた皆さん、大切な試合に穴を開けてしまって申し訳ありません。このリングで潮崎豪のプロレスをみせることを目標に、一日も早く戻ってきます」
【潮崎の話】「(負傷した時の状況は?)たぶん最後のラリアットでぶつかった時、打ち所が悪かったみたいですね。自分の打ち方も悪かったんでしょうし。(その瞬間は痛みを感じた?)当たったなぐらいで、試合の時はやっちゃった感じはなかった。そんな大事のケガとは思ってなかった。ちょっとぶつけたぐらいで大したことないかなと思ってた。ただ、打撲したら動かなくなるから、しびれて手を握れなかった。それよりゼウス選手が血出してたんで大丈夫かなと思ってたぐらい。(次の日に痛みが出た?)自分ひとりで靴のヒモを結べなくて、ヒビかそのぐらいかなと思ってた。関節がズレたとか。夜、食事してたらどんどん腫れてきて、車のハンドルも握れなかった。ずっと氷で冷やしたけど、腫れが引かなくて、知り合いにお願いして救急外来に行ってレントゲンを撮ったら折れてた。一般的にはすぐ手術と言われて。チャンピオン・カーニバルも残り2試合あって、休むことはしたくなかった。(負傷箇所は?)親指の関節の近く。固定すればチャンピオン・カーニバルが終わって休みが2週間ちょっとあるんで、それまでに治療していこうと思ったけど、このまま放っておいたら骨がズレたり、変にくっついたり、てがにぎれなくなるとか、感覚が麻痺してしまうと言われた。関節の近くでなかなか芯が合わないから、ボルトで止めて手術するしかないですね。(全治殿ぐらいと診断された?)骨がくっつくまで2、3ヶ月かかると言われましたね。手だったらリハビリは必要ないんで、完治してすぐ復帰しないと。2ヶ月、3ヶ月とはいえ置いていかれる。本当は今日も出るつもりだったけど、渕さん、周りから休んで完璧に治せと言われたんで。自分としてはあと2試合だけだったんで、固定してやればと思ってたけどね。(手術はいつ頃を予定?)手術する気もなかったんで、日程が合えば早いうちにやりたいと思ってますね。(名古屋に)出発前は試合するつもりでコスチュームも積んできたけど、ストップがかかった。あいさつだけはした方がいいと思って来ましたけどね。最終戦は公式戦も組まれてたし、穴を開けるのは悔しいことだし、情けないこと。できることはやりたいと思います。(ボルトの除去手術もやる?)入れたままじゃないですか。アゴにボルト入れたまま試合してたし。こういう大切な大会に穴を開けてしまうことで、楽しみにしてくれたファンに申し訳ないし、期待を込めて試合を組んでくれた会社、スタッフにも申し訳ないですね。(Bブロック1位だっただけになおさら悔しいのでは?)どんな点数でも大事な大会を、大事な試合を穴開けてしまう。本当に大事な場所、タイミングで試合に出れないのは本当に悔しい。(開場前にはランニングやスクワットをやっていたが欠場中、練習は?)振動でしびれたり痛みがしたりするけど、試合休んでるのにただ突っ立ってるわけにいかないんでね。昔から大事な場面でケガすることが多かったから、ここでまたかという無念さがありますよ。一日でも早く治して、一日でも早く復帰しないと。欠場してる間に忘れ去られるかもしれないんでね。復帰する時は欠場がなかったことにするぐらいの勢いでいきたいですね。穴を開けることになってしまったんで、そこは完璧に治して復帰したいと思ってます。健斗もよくなってきてるし、あいつに負けていられないしね。俺が復帰する時は潮崎が必要だと思わせるようにもっていかないと。復帰戦でいきなりその分を取り返します。健斗にも追い抜かれないように、置いていかれないようにしっかり考えて、今以上の状況を作って戻りますよ。(手術は入院することになる?)救急外来で言われたのは、前日に入院して、手術して、次の日退院することになると言われましたね」
◇第1試合◇
▼20分1本
ビリーケン・キッド ○The Bodyguard (10分54秒 アルゼンチンバックブリーカー)X野村直矢 エイサー8
◇第2試合◇
▼30分1本
石井慧介 ○入江茂弘 高尾蒼馬(8分16秒 片エビ固め)SUSHI めんそ〜れ親父 X井上雅央
※ビーストボンバー
◇第3試合◇
▼30分1本
金丸義信 ○吉江豊(9分45秒 体固め)冨宅飛駈 X柴田正人
※ダイビングボディプレス
◇第4試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[2勝2分=6点]△ジョー・ドーリング(30分時間切れ引き分け)[3敗1分=1点]△ゼウス
【ドーリングの話】「奴はパワフルだった。曙も強いが、ゼウスの強さはウェイトで作ったパワー。曙はナチュラルパワーだ。今の俺はもちろん勝利がほしい。(優勝するには3試合勝たないといけなくなりそうだが?)3試合か…2つのドローで俺は今、疲れがたまっている。だが、俺にはファイティングスピリットがある。3試合だろうが勝ち進んでやる。そしてEvolutionファイナルだ。諏訪魔には悪いが、もちろん優勝するのは俺だ。なぜなら2014年はマイ・イヤーだからだ。チャンピオン・カーニバルに優勝したらトリプルクラウンもいただく」
◇第5試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗1不戦勝=6点]○大森隆男(12分08秒 片エビ固め)[4敗=0点]X西村修
※アックスボンバー
【大森の話】「曙が欠場した時に言っただろ。他力本願は求めてねぇ。何があってもチャンピオン・カーニバル自力で何としても頂点に駆け上がる。なぜかって? それは俺がワイルドを極めるからだ!」
◇第6試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○ウルティモ・ドラゴン(11分16秒 反則勝ち)X青木篤志 ケンドー・カシン
※マスク剥ぎ
◇第7試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1不戦勝=8点]○秋山準(9分45秒 足4の字固め) [1勝3敗=2点]XKENSO
【秋山の話】「一人ではあんなもんだろ。あいつ足痛めてるみたいだから無理だよ。足痛めて、仲間がいない。無理。(KENSOがギブアップ後も絞め続けたが?)サービスだよ。(勝ち点8であとはドーリングの結果待ちだが?)最後、本当は潮崎とやる予定だったからね。俺も楽しみにしてたから、体調整えたけど、怪我はしょうがないね。俺が楽させてもらうのはもうちょっとあとかなと。一線を退かせてくれるかと思ったら、お前が退いたじゃないか。お前じゃまだ早いってことだ。悔しかったら早く治してこい」
◇第8試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1不戦勝=8点]○諏訪魔(20分14秒 体固め)[3敗1両者リングアウト=0点]X宮原健斗
※ラストライド
【諏訪魔の話】「これで首位独走じゃねぇか。小生意気な宮原、成長なし(笑) 潮崎いなくなって、Xceedどうすんだ!? このまま解散したほうがいいんじゃねぇか!? こんなもんだ。あとは明日、大阪。(大森が明日勝利すれば8点で並ぶが?)一番多くて3試合やんの? ここは何回でも結果は同じ。今日もいい感じで体力温存してるしね。ジョーと決勝だな。(ドーリングは明日の吉江戦に勝てば秋山と進出決定戦になるが?)てっきり今日勝ってジョーが決めてんのかと思ったよ。最終日、盛り上がった方がいいだろ。俺の優勝という結末だな」
<得点状況>
◇Aブロック◇
[1]諏訪魔
┗8点(3勝1敗1不戦勝)[2]大森隆男
┗6点(2勝1敗1不戦勝)---以下脱落---
[2]曙
┗6点(3勝2不戦敗)※棄権[4]ケンドー・カシン
┗4点(2勝1敗1両者リングアウト)[5]宮原健斗
┗0点(3敗1両者リングアウト)[5]西村修
┗0点(4敗)
◇Bブロック◇
[1]秋山準
┗8点(3勝1敗1不戦勝)[3]ジョー・ドーリング
┗6点(2勝1敗2分)---以下脱落---
[4]KENSO
┗2点(1勝3敗)[4]吉江豊
┗2点(1勝3敗)[6]ゼウス
┗1点(3敗1分)[2]潮崎豪
┗7点(3勝1分)※棄権
まず名古屋大会前に曙の次に潮﨑が右手親指骨折のため欠場することになった、潮﨑はNOAH時代に指の骨折しても試合を強行出場したこともあったことから、なぜ欠場なのかと疑問に思ったが、後楽園大会でゼウスにラリアットを放った際に潮﨑の右拳がゼウスの左繭に直撃、つまりボクシングで言うバッティングのような形になり、潮﨑は親指と右手を繋ぐ関節付近を骨折し靴の紐も結べない状態だという。医師の診断の結果骨がくっつくまで2~3ヶ月とくだり、渕正信取締役相談役からも大事を取るようにとストップがかかり、潮﨑は欠場を決意、リーグ戦もBブロックではトップグループに食い込んでいたことから潮﨑にしても無念の欠場だが、曙に続いて潮﨑の欠場は全日本的にも痛い。
そしてこちらも終盤を迎えたチャンピオンカーニバルドーリングがゼウスと対戦したが、リーグ戦の疲れが見え始めたのかドーリングがゼウスにパワーで押し込まれ、場外戦で形勢を建て直すもドーリングがペースをつかめない展開が続き、ゼウスの腰攻めの前に粘るのが精一杯でフルタイムのドロー、勝てば首位だったが足踏みしてしまう。
秋山vsKENSOは今回DK軍のメンバーが自分らのスケジュール優先のため誰もセコンドにつかずKENSO一人、戦力を拡大したDK軍だが寄せ集めの連合軍という欠点を早くも露呈してしまう。おまけにKENSO自身も左足を負傷、そのため秋山は徹底とした足殺しを展開して試合を有利に進め、最後は足四の字で捕獲しKENSOはギブアップ、秋山は8点で全公式戦終了、決勝戦進出は最終戦のドーリングvs吉江の結果待ちとなったが、KENSOも左足を攻められてのギブアップということは試合が出来るか出来ないかのギリギリのコンディションだったということか、KENSOも地元での試合だけでなく曙や潮﨑が欠場し自身も欠場となれば“負の連鎖”という悪いイメージが付きまとうことから強行出場したのか・・・・
Aブロックは大森と西村が対戦し西村のグラウンドや足殺しの前に苦戦するも、共にドリー・ファンク・ジュニア譲りのエルボースマッシュ合戦を展開するとパワーで優る大森が打ち勝ってから形勢が逆転、西村もジャパニーズレッグロールクラッチを繰り出すも、クリアした大森がアックスボンバーを決め6点目を獲得、西村は勝ち点なしの4連敗となった。
メインの諏訪魔vs宮原は諏訪魔が先手を奪い万力スリーパーで絞めあげ、更にはパワーで圧倒し宮原にリードを許さない、低空ドロップキックでやっと活路を見出した宮原はノーザンライトスープレックスからスネークリミットで捕獲し二段式ジャーマンを決める、しかしダルマ式ジャーマンを阻止した諏訪魔がパワースラムから怒涛の猛ラッシュをかけ、最後はラリアットからバックドロップ、ラストライドで3カウントを奪い8点で全公式戦を終え、決勝進出は大森vsカシン戦の結果待ちとなった。
最終戦の大阪を迎えたチャンカン、ドーリングが吉江、大森がカシンに勝てば秋山、諏訪魔と同点で優勝戦進出決定戦になるが、大森は曲者のカシンが相手なだけに落とし穴にはまる怖れもある。秋山は大阪では柴田正人、諏訪魔はボディガーとのシングル戦が組まれているが場合によっては1日3試合を強いられる、果たして優勝は誰なのか?自分的には秋山の二連覇に期待したい、秋山は曙、潮﨑、諏訪魔を立てるために一歩引いているが、トップの三人のうち二人が欠場という事態となった以上、秋山の存在がまだまだ必要となる。そして忍び寄る“負の連鎖”を断ち切って欲しい。 -
ノーテレビとなった全日本後楽園大会に藤田和之、真霜拳號が登場!4月23日 全日本プロレス「2014チャンピオンカーニバル」後楽園ホール 1096人
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○青木篤志 SUSHI めんそ〜れ親父(3分14秒 テキサスクローバーホールド)X野村直矢 梶トマト タンク永井
◇第2試合◇
▼30分1本
石井慧介 ○入江茂弘 高尾蒼馬(7分08秒 体固め)新井健一郎 X南野タケシ ベアー福田
※フライングソーセージ
◇第3試合◇
▼渕正信デビュー40周年記念特別試合in東京/30分1本
○渕正信 秋山準 金丸義信(12分46秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン 西村修 X井上雅央
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼30分1本
○大森隆男(7分40秒 片エビ固め)X長井満也
※アックスボンバー
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング 佐藤光留(9分49秒 エビ固め)X鈴木鼓太郎 宮原健斗
※レボリューションボム
◇第6試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○KENSO(11分23秒 DKロック)[1勝3敗=2点]X吉江豊
(試合後にKENSOが新井、南野、福田、長井を呼び込んだ後で)
KENSO「そしてもう一人、真霜」
(真霜拳號が登場)
真霜「はじめまして…ですかね。お久しぶりですが正しいかな。全日本プロレスファンの皆様、俺が誰だか知ってるか!?(館内拍手)よーし、自己紹介は必要ねぇな。簡潔にいこう。真霜拳號が入ることによってDKは勢力拡大、そして本格始動。そういうことだ」
KENSO「お前らハッキリ言うぞ。気色が悪いんだよ。以上」
◇第7試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗1両者リングアウト=4点]○ケンドー・カシン(9分44秒 首固め)[2勝1敗1不戦勝=6点]X諏訪魔
【カシンの話】「(藤田が電撃登場したが?)S氏だよ、S氏。“しょっぱい小川とタッグを組んだ藤田和之"でS氏。(※一方で鈴木に)S氏、ありがとう。(なぜ藤田を?)サイモンだよ、サイモン。あの野郎、影でコソコソ動きやがって。(諏訪魔を破ったが?)うん、優勝狙います。(藤田はこの日限り?)そりゃそうだろ。契約してないんだから。白石オーナーに言っとけ。金さえ積めば、藤田は契約するぞ? それだけ金がある、金があるって言うなら、控室で藤田の目の前に現金積んでみろ。(諏訪魔については?)痛いね。うん。それよりもS氏っていうのは、しょっぱい小川とタッグを組んだ男だからS氏」
【諏訪魔の話】「ああ、チクショー。レフェリーだ。あれはIGFのレフェリーじゃないか? 試合にならないよ。反則は反則でちゃんと取らなきゃダメだよ。ペースが乱れる。ふざけやがって。(カシンはデビュー当時に手ほどきを受けた先輩だが、戦った印象は?)ちょっとね、想像を裏切られたというか。そこまで茶化す・いじる、そういうプロレスを俺はしたいわけじゃないし、そういう思想は今はいらないしね。あれは俺をこの世界に導いたひとりではあるんだよ、実は。覚えてるよ。俺がアマチュアの時に声を掛けてきてね。馳浩とケンドー・カシンは、そりゃもう親身になって考えてくれてたよ。それはあるけど、俺は言いたくなかった。こういういなすプロレスというか、スキャンダラスなことをするのは、それもプロレスかもしれないけど、俺が目指しているプロレスじゃないな。そういうドキドキするのが楽しいっていうのはわかるよ。ただ、喧嘩を売られたわけだからね。それは俺もしっかりと考えなきゃいけない。ただで済むと思われたら困るから。(セコンドに付いた藤田との顔合わせにはドキドキするものを感じたが?)それは周りがでしょ? 俺は今日リング上に集中したかった。まったく集中できなかったよ。(今後のリーグ戦については?)それは優勝を目指す。そこに照準を絞って。そこは変わってないんでね。まずはチャンピオン・カーニバル優勝というものに集中しようかなと。(次は宮原戦となるが?)ちょっと今は考えられないね。あまりにもこのいなし方というのは…。ここまで強くいなしてくるのはそうそうなかったんでね」
◇第8試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[3勝1分=7点]○潮崎豪(21分17秒 片エビ固め)[3敗=0点]Xゼウス
※豪腕ラリアット
【潮崎の話】「(試合を振り返って?)なんだアイツは…。これまでシングルで触れることが無かった選手だけど、シングルマッチでこれだけの力を持ってるとは…。外国人選手以上のパワーを持ってるんじゃない? ある意味でジョー以上というか。(残すは秋山戦のみとなったが?)今何点? 7点か。最高の状況で俺が優勝したいね。(引き分けでも決勝に上がれる状況だが?)引き分けなんて考えてないよ。勝つからこそ、あの人とシングルで戦う意味があるわけだから。(決勝で当たりたがっていた曙が欠場したが?)三冠チャンピオンとして、体調悪くても責任感持って上がり続けた結果だと思う。それは三冠チャンピオンとして当たり前のことだとも思うし。ただ、一人欠場しただけで、チャンピオンカーニバルが終わったわけじゃない。三冠チャンピオンがいないからこそ、より俺たちで見せ付けなきゃいけないと思ってます」
【ゼウスの話】「(凄まじい逆水平の打ち合いだったが?)前に一度大阪プロレスで潮崎選手とやってから、逆水平をぎょうさん練習したんですわ。絶対にいつか潮崎とやることがあったら、この逆水平を叩き込んだろうと思って。今日は念願叶ったから、なんて言うか…プロレスやってて僕は本当に幸せやなと思いますね。このプロレスが僕の青春ですわ。一生懸命頑張って…頑張って…頑張って…。人が寝ている間に走って。何のために頑張るか。お客さんに喜んでもらうために頑張ってるから、別に目が切れようが、骨が折れようが、それがプロレスラーで。お客さんが喜んでくれたら、それ以上のものはないですわ。楽しいですね、プロレスは。(潮崎のチョップやラリアットはどうだった?)言うまでもないでしょ。実際にチョップの打ち合いして、ラリアットを僕と打ち合いしてるから、何も言葉に表して言うことはないでしょ。(苦しい戦いが続いているが、今後の公式戦については?)今は大物になっている選手でも、初めて出たら連敗・勝ちなし、そんな選手ぎょうさんありますやん。僕は負けるためにこのチャンピオン・カーニバルに出てるんちゃうから。絶対に残り2つも勝ったろうと思って。毎回言うとるけどね。秋山選手に負けた後は全部勝ったる。吉江選手に負けた後も3試合勝ったる。で、また潮崎選手に負けた後も2試合勝ったる。そんなの、人生も一緒でしょ。勝とうと思って負けるやつがぎょうさんおる中、勝ちたないと思って勝てる選手はおらへんから。それは勝つためにプロレスやっているに決まっているじゃないですか。試合やっとるに決まっとるじゃないですか」
チャンカンも後半に差し掛かった後楽園大会、全日本の後楽園大会にも関わらずニコ生すら中継はなくノーテレビ、これまで全日本を中継してきたGAORAも現時点では5月以降中継の予定がなく打ち切りの噂も出ている、 白石伸生オーナーが公約として掲げた地上波獲得も地方UHF数局に留まり、アテにならないことも露呈するなど、今後に厳しさを感じらざる得なかった。
その中で現場では新しい流れが生まれた、KENSO率いるDK軍にK-DOJOの真霜が合流を果たした。真霜は3月16日の千葉大会でKENSOとタッグを結成したが、12日K-DOJO後楽園大会で稲松三郎に敗れS-K王座を明け渡し身軽になったことで、本格的にDK軍の一員として全日本に参戦するということなのか、DK軍もディーロ・ブラウン、バンビ・キラーの来日が途絶えてしまったが、代わりに真霜、フリーの長井、南野、福田、ドラゲーのアラケンが加わりリニューアルを果たした。
そしてセミの諏訪魔vsカシンに、カシンのセコンドとして藤田和之が登場、試合もカシンが急所蹴りからの腕十字などカシンワールドで諏訪魔を翻弄、最後も執拗に諏訪魔がアンクルホールドを狙ったところで、リングシューズを脱いで脱出したカシンが丸めこんで3カウント、藤田の登場で諏訪魔も動揺した隙をカシンに突かれてしまった。
試合後は白石オーナーに対して「金さえ積めば、藤田は契約するぞ? それだけ金がある、金があるって言うなら、控室で藤田の目の前に現金積んでみろ。」と挑発、白石オーナーも早速ブログで「どうしましょう?!個人的には、色々なドリームカードが見たいですが…闘魂 対 王道 ファンが望むなら、オファーしないと。後は、諏訪魔選手次第かな。。。」と反応を示した、藤田のコメントがないことから本気で参戦を考えているのか真意が読みかねる部分もあるが、カシンも経営危機ネタも絡めていることから白石オーナーをいじるためにに藤田を強引に連れてきたということなのか、白石オーナーも現実離れしおめでたい性格であることから案の定はしゃいだコメントを出している。藤田が全日本に参戦するのか?白石オーナーは最近全日本に対して「身の丈しか金を与えていない」と公言し、ギャラの遅配や支払いの滞納からくる経営危機説も拭えていないことから、白石オーナーが藤田のギャラを用意したら、それでまた問題になるのは必至なのではと思う。
メインの潮崎vsゼウスはチョップを中心とした肉弾戦となり、潮崎の技の豊富さが優り、最後は潮崎がラリアット合戦を制し勝利となった。
今回の後楽園は話題が豊富なれどノーテレビだったのが残念でならない。 -
春の祭典に暗雲・・・曙が体調悪化で緊急入院、欠場へ
(プロレス格闘技DXより)
全日本は22日、曙が『2014チャンピオン・カーニバル』残り3大会(4・23後楽園、4・26名古屋、4・27大阪)を欠場すると発表した。肺炎による欠場から復帰したばかりの曙はチャンピオン・カーニバル公式戦3試合を消化。ここまで3連勝中だったが、体調悪化のため都内病院に緊急入院。残り3大会を欠場することとなり、リーグ戦も辞退。残る公式戦2試合(vs大森隆男、vs諏訪魔)は不戦敗となった。
三冠ヘビー級王者の曙が体調悪化により緊急入院し欠場することが発表された。曙は前シリーズ途中から肺炎で欠場、充分に完治しないまま強行復帰したが、公式戦ではケンドー・カシン、宮原健斗、西村修を降し3連勝、明日の後楽園大会での大森隆男戦で決勝進出に王手をかけていた。
開幕戦当初から曙の体調不安の声が出ていたが、曙本人も三冠王者となって初めてチャンカンを迎えただけに王者としての責務として休むわけにはいかないということで出場したと思う、だが体調が悪化しての欠場は残念としかいいようがない。
全日本は曙抜きで再びシリーズをこなさなければならなくなった、宝島社から「点と線」が出版され、全日本危機説が報じられたが、こういうときこそ現場の選手がしっかりして欲しいし、秋山準や潮﨑豪、諏訪魔らの戦いに注目して欲しい。曙選手が体調悪化の為緊急入院致しました。その為明日の後楽園大会以降3試合を欠場させていただきます。チャンピオン・カーニバルの残り公式戦は辞退・不戦敗となります。曙選手の試合を楽しみにされていた皆様にお詫び申し上げます。https://t.co/virCGMtlQE #ajpw
— alljapan (@alljapan_pw) 2014, 4月 22 -
春の祭典チャンピオンカーニバル開幕!秋山はゼウスを絞殺!諏訪魔は大森との激戦を制して白星発進!
4月13日 全日本プロレス「2014チャンピオン・カーニバル」ベルサール渋谷ガーデン 611人超満員札止め
<試合後のコメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○土方隆司(8分51秒 脇固め)X野村直矢
◇第2試合◇
▼30分1本
○新井健一郎 K-ness.(11分25秒 首固め)金丸義信 XSUSHI
◇第3試合◇
▼30分1本
西村修 ○ウルティモ・ドラゴン(9分57秒 片エビ固め)長井満也 X南野タケシ
※アサイDDT◇第4試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○宮原健斗(10分41秒 横入り式エビ固め)X青木篤志 ケンドー・カシン
【カシンの話】「青木は何か迷ってる。彼には後ろ盾が必要だな。軍団抜けたんだろ。IGFかU-FILE
CAMPしかないよ。(青木に向かって)IGF行け!」
【青木の話】「ホントよくわからない。謎、謎っていうけど、完全にわけわからない。組んだ会社に文句言いたいよ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○曙 吉江豊(10分37秒 体固め)ジョー・ドーリング X佐藤光留
※ランニングボディプレス
◇第6試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○秋山準(15分27秒 レフェリーストップ)[1敗=0点]Xゼウス
※フロントネックロック
【秋山の話】「あいつ凄いな。凄いよ。(想像以上だった?)全然。体がつまってる感じ。ホワっとした感じがない。全部カチカチで中身がギッシリ詰まってる感じだね。力の使い方を覚えたら怖いよ。怖くなる前に倒して、早く引退しないと(笑) (秋山選手自身の仕上がり具合は?)仕上がってんだか仕上がってないんだかわからないけど、長くやってる経験で仕上がってなかったら変えていけるしね。今日知らないゴツイ奴に自分で描いた試合ができたから、いいとは思うけど、始まったばかりだからね。気を抜かないように、ケガをしないようにしたいね」
【ゼウスの話】「まだまだ…まだまだ。そやな、もっと強くならなあかん。ただそれだけやな。明日は勝つ。そして残り全試合勝つ。以上」
◇第7試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○潮崎豪(13分15秒 片エビ固め) [1敗=0点]XKENSO
※ショートレンジ豪腕ラリアット
【潮崎の話】「(なりふり構わずくる相手だったが?)それはわかりきっていたことだし。術中にはまる前にミスしてくれたから。(KENSOは珍しく逆水平チョップを打ち込んできたが?)俺ぐらいじゃないと打ち合いはできないでしょ。あの人もチョップを持ってるからね。まあ、まだこんなもんじゃないしね。KENSOもこんなもんじゃないだろうし。今回は外にいた長井と南野も動ききれてなかったんじゃないかな。逆にKENSOが気にしすぎてるんじゃないかな。持っているものは持っているんだから。やりあったらいいし。最近見ていると、前に比べて自由にやっている感はあるんで、そのままやってもらっていいんじゃないですか。残りの試合はわからないけど、DKは自分で作ったんだから、このチャンピオン・カーニバルは自分のやり方で通せと。俺はここで立ち止まることはできないから」
◇第8試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○諏訪魔(24分55秒 体固め)[1敗=0点]X大森隆男
※ラストライド
【諏訪魔の話】「初戦は厳しい…。強いな。もう最後はダメかと何度も思ったし。今年こそ俺が優勝しなきゃ意味がない。その意地だけ。相手が応戦されると、俺もパワーをもらう。大森コールのおかげだよ。俺の強さを(観客は)焼き付けて帰っている。いいんじゃないか。(スリーパーがチョークとして反則に取られたが?)あれが逆によかったんだよ。(フィニッシュとしては使いづらくなるが?)それはね、微々たる調整を行えばいいわけで。あの時点で実はチョークが正しかったかもしれない。どこを締めるか、極めるかは俺だって計算してるよ。(バックドロップを返されたのは意外だったが?)当然、大森隆男の意地。そういうものを感じたというか。逆にあそこで終わったら、こっちも面白くない。こっちは決勝で潮崎が待ってんだ。俺が上がることは決定だろう。今日の試合内容でね。スリーパーにも磨きがかかって。今日はスリーパーで終わってもよかったんだ。サービスだよ」
2014年度のチャンピオンカーニバルが開幕、リーグ初戦は秋山とゼウスが対戦。パワーで押そうとするゼウスに対し秋山は鉄柱を使っての膝攻めから足攻めを展開して主導権を握りキャリアの差を見せつける。ゼウスもフライングラリアットから反撃しチョークスラムを狙うも、秋山は低空ドロップキックで阻止してからランニングニーで攻勢に出るが、エクスプロイダーが決めたところで立ち上がったゼウスはラリアットを炸裂させるとチョークスラムを決めるが、パワーボムを狙ったところで秋山はフロントネックロックで捕獲、ゼウスは耐えたがレフェリーが試合を止め、秋山は二連覇へ向けて白星発進する。
潮﨑vsKENSOは、KENSOが張り手や長井、南野の介入を駆使して先手を奪い、潮﨑の反撃もKENSOが張り手一閃でねじ伏せる。潮﨑は逆水平で長井、南野を排除しKENSOのエル・アギラ・インペリアルを自爆させると逆水平から一気に攻勢に出るが、KENSOは変形大外刈りまで駆使して反撃、だが腰紐攻撃が失敗すると潮﨑がラリアットで3カウントを奪い白星発進に成功する。
諏訪魔vs大森は肉弾戦から諏訪魔が万力スリーパーで捕獲し左右に揺さぶりながら絞めあげると、大森が一旦落ちるハプニングが発生する。蘇生した大森に諏訪魔が猛ラッシュをかけるが、大森はニールキックで反撃し万力スリーパーを狙う諏訪魔をバックドロップで叩きつつける。大森はラストライドを狙う諏訪魔をアックスギロチンドライバーで突き刺し、雪崩式バックドロップからアックスギロチンドライバーを狙うが諏訪魔がパワーボムで叩きつけるとジャーマン、ラリアットと猛ラッシュ、アックスギロチンドライバーを決めた大森はアックスボンバーを狙うが、諏訪魔がローリングラリアットでねじ伏せるとバックドロップからのラストライドで3カウントを奪い白星発進に成功した。
リーグ戦以外の試合では前日の横浜大会でギクシャクしながらも秋山、金丸組を降したカシン、青木組は鼓太郎、宮原組と対戦。青木もカシンに付き合って急所蹴りを放つなどしたがギクシャクぶりは変わらず、最後は青木が捕まって敗戦、試合後も青木がカシンと組ませた会社側を批判するなど今後に不安が出る結果となった。
やっと春の祭典を迎えた全日本、誰が優勝するか・・・? -
チャンカン前夜祭から敵だけでなく味方までも翻弄するカシンワールドが全開!4月12日 全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル前夜祭」横浜ラジアントホール 265人 満員
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○土方隆司(7分49秒 顔面絞め)X野村直矢
◇第2試合◇
▼30分1本
○西村修 ウルティモ・ドラゴン(分秒 足4の字固め)XSUSHI めんそ~れ親父
◇第3試合◇
▼30分1本
○ゼウス 柴田正人(17分08秒 体固め)大森隆男 X井上雅央
※チョークスラム
◇第4試合◇
▼30分1本
○曙 吉江豊(11分34秒 体固め)KENSO X長井満也
※ランニングボディプレス
<試合後>
曙「心配かけました。どうもすいませんでした。「まだ絶好調ではないんですけど、チャンピオン・カーニバル、出る限りは優勝目指して頑張ります!」
【曙の話】「リングはやっぱりいいところですね。体は大丈夫ですけど、まだ全然ついていかない。休んだ分、それを早く取り戻して、今シリーズ大変だけど、実戦が大事なんで」
◇第5試合◇
▼30分1本
○秋山準 金丸義信(9分59秒 エビ固め)X青木篤志 ケンドー・カシン
※腕ひしぎ逆十字固めを押しつぶす
【カシンの話】「秋山逃げた。あのヤロー、何で逃げるんだ? (青木に向かって)イス弁償しとけ」」
【青木の話】「(去るカシンに向かって)何だよ、あのイス。お前がやったんだろ! (パートナーとしてカシンはどうだった?)パートナーとしても何も見たらわかるでしょ。意味わかんねぇ。好き放題にもほどがあるでしょ。(今シリーズ中、組む機会が多いが?)多いというか、俺しか組まないんじゃない。最初から思いやられますよ。わかんない。知らん。イスはカシンが弁償しろ」
◇第6試合◇
▼60分1本
潮崎豪 鈴木鼓太郎 ○宮原健斗(25分51秒 ジャーマンスープレックスホールド)諏訪魔 ジョー・ドーリング X佐藤光留
明日の渋谷大会から開幕するチャンピオンカーニバルの前夜祭が開催され、セミではフリーとして全日本に復帰したカシンが青木と組み秋山、金丸組と対戦、序盤から秋山組が連係で青木を捕らえるが、金丸がディープインパクトからカバーに入ったところでカシンがボンバー斎藤レフェリーにストンピングを入れカットするなどカシンワールドを展開して流れを変える。カシンは秋山をイスで殴打し青木に投げ渡して犯人に仕立てるなど味方まで翻弄、試合は秋山のエクスプロイダー狙いを青木が腕十字で切り返そうとしたところで秋山が丸め込んで3カウントを奪われて敗れるが、最後まで秋山をイスで殴ったのは青木であるとアピールするなど、カシンワールドを貫いた。
第4試合では肺炎で前シリーズを途中欠場した曙が復帰するも、試合開始早々からDK軍の奇襲を受けた曙はグロッキー状態に追いやられてしまう。試合は吉江が孤軍奮闘して盛り返し流れを変えると、交代した曙が吉江の援護を受け猛ラッシュをかけボディープレスて長井を圧殺し勝利を収め復帰をアピールした。
今年もどうにか春の祭典を迎えたが、最終戦のボディーメーカーコロシアムまでは不安要素を抱えたままだ… -
ドーリングが光留をやっと認め、雨降って字固まったEvolution3月29日 全日本プロレス「2014ドリームパワーシリーズ」 京都KBSホール 432人
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○土方隆司(7分03秒 体固め)X冨宅飛駈
※スーパーフィッシャーマンバスター
◇第2試合◇
▼30分1本
○井上雅央 レイ・パロマ(13分19秒 エビ固め)XSUSHI めんそ〜れ親父
※回転エビ固めを押し潰す
◇第3試合◇
▼45分1本
○大森隆男 SUSUMU(12分11秒 片エビ固め)吉江豊 X柴田正人
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志(8分39秒 反則勝ち)
XKENSO
※レフェリー暴行
◇第5試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 梶トマ(11分56秒 片エビ固め)スペル・デルフィン Xエイサー8
※アサイDDT
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第93代王者組]秋山準 ○金丸義信 (16分50秒 片エビ固め)[挑戦者組]長井満也 X南野タケシ
※タッチアウト
☆秋山&金丸が3度目の防衛に成功
【試合後の秋山&金丸】
▼秋山「今日はスターネスで行くって言ったからね。バーニングとスターネスは表裏一体だよ」
▼金丸「どんな態勢でも常にいけるから」
▼秋山「バーニングとスターネスがわかるのは金丸だけだよ。3対2で勝ったからな。これでSUSHIでも入れば俺らのマイナスになるけど」
――アジアタッグの挑戦者が他団体、フリー系が多い傾向となりつつあるが?
▼秋山「傾向というか、やりたい奴がやればいい。この間もSUSHIたちと長井チームがきたけど、SUSHIたちとはやったし、また違う奴が来たらやるよ。やる気があればね。SUSHIも今日くると思ったらこない。あれ、アホだ。継続が大事だから。負けようが、お客さんに何言われようがくるのがこれからにつながることだよ。あれ、バカだ。間抜けなTシャツ着てるけど。寝巻きみたいだよ」
◇第7試合◇
▼60分1本
○諏訪魔 ジョー・ドーリング 佐藤光留(25分11秒 体固め)潮崎豪 宮原健斗X鈴木鼓太郎
※ラストライド
(試合後)
諏訪魔「Evolution、3人で組んで初めて勝ちました」
光留「ジョー! トゥデイ・Evolution・ウィン! 今、俺の人生で一番長くしゃべった単語だ。あとはジャパニーズオンリーだ。勝ちました。凄く長かったけど、諏訪魔さんが勝って初勝利。これで満足するなら俺はEvolutionに入ってない。今Evolutionに必要なのは、世界ジュニアのベルト。それを獲ってみせる。青木篤志聞いてるか? 今の諏訪魔全日本への気持ちは負けない。お前だけ全日ジュニアみたいな顔してんじゃねぇ!」
(佐藤が右手を差し出すと、ドーリングも呼応して握手。)
諏訪魔「初めてまとまった。佐藤ありがとう!。これがスタート。Evolutionが全ベルト制覇して、全日本プロレスを盛り上げます」
【バックステージでのEvolution】
▼ドーリング「(佐藤に)今日はグッドハートを見せてくれたな」
▼佐藤「サンキュー。マイ・Evolution、OK!?」
▼ドーリング「OK!」
▼諏訪魔「リング上ではジョーと佐藤が一つになった。ハートがつながったというかね。それを感じたよ。佐藤も一生懸命頑張ったし、これからどん欲に勝ちに行く。ベルト獲りにいく。第一段階が佐藤の世界ジュニアだ。ジョーに見せると言ったからね」
▼佐藤「(ドーリングに向かって)アイ・ショー・世界ジュニア。よし! (ジョーが)うなずいた!!」
――自力勝利はならなかったが?
▼佐藤「我々は一つ。諏訪魔さんが勝ったら僕の勝ち。リーダーは寛大な気持ちで全日本を引っ張ってきたから」
▼諏訪魔「(Evolutionの旗をまとう佐藤に)それで汗拭くなよ! それ俺のだぞ。Evolutionがスタートして、ここまでまとまらないとは思わなかった。個性が強いからね。そこは押さえるんじゃなく、勝てばつながる。あとは勘違いしてるXceedを潰したい」
▼ドーリング「ビールで乾杯だ!」
▼佐藤「アイ・ライク・コーラ!」
▼ドーリング「ノー! ビールだ!!」
京都KBS大会のセミは、長井&南野のDK軍が秋山&金丸のバーニングが保持するアジアタッグ王座に挑戦。試合はDK軍が奇襲をかけるも、バーニングは返り討ちにし、長井がイスを持ち出しても、秋山が場外フェンスに叩きつけてからイスを元に戻すという余裕ぶりを見せる。劣勢のDK軍にKENSOが駆けつけると金丸に張り手を見舞うなど試合に介入、試合の流れを変えたDK軍は長井がニーリフトからテキサスクローバーホールドで金丸を追い詰めるも、耐えた金丸が反撃し交代した秋山もランニングニーを長井に浴びせ再びバーニングが試合の流れを変える。再び窮地となったDK軍に再びKENSOが介入、金丸を捕らえて集中砲火を浴びせるも、秋山が南野にランニングニーを浴びせると、金丸がディープインパクトからのタッチアウトで3カウントを奪い王座を防衛した。
メインの6人タッグは津大会の再戦となり、津大会同様ドーリングと光留は噛み合わないままXceedペースで試合が進み、Xceedは光留に集中砲火を浴びせる。だが潮崎のラリアットをガードした光留はハイキックを浴びせるが、交代したドーリングが宮原のスネークリミットに捕まり窮地に立たされる。脱出したドーリングに光留が交代を志願し交代、光留はキックやアンクルホールドで攻め込むが、再びXceedの集中砲火を浴び、鼓太郎が三沢魂タイガードライバーを狙うも諏訪魔、ドーリングがカットに入り、交代を受けた諏訪魔がドーリングと共に鼓太郎に集中砲火を浴びせると、最後は諏訪魔がラストライドで3カウント、試合後はドーリングが光留との勝ち名乗りを拒否するも、光留が苦手だった英語でドーリングに勝利を呼びかけつつ世界ジュニア王座への挑戦をアピールしたことで、ドーリングも打ち解け光留と握手、雨降って字固まりEvolutionは再び結束した。光留もEvolution入りしたもののドーリングが認めなかったことで今シリーズでは悪戦苦闘を余儀なくされたが、やっと報われた。あとは世界ジュニア王座を奪取して結果を出せるか… -
全日本プロレス・三重大会観戦 悪戦苦闘する佐藤光留・・・
3月28日全日本プロレス「2014ドリームパワー・シリーズ」 三重・メッセウイングみえ 249人
◇第1試合◇
▼30分1本
○金丸義信(9分32秒 逆さ押さえ込み)X南野タケシ
◇第2試合◇
▼30分1本
○吉江豊 柴田正人(12分22秒 体固め)X井上雅央 SUSUMU
※ジャンピングボディプレス
◇第3試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 梶トマト(11分07秒 片エビ固め)青木篤志 XHAYATA
※アサイDDT
◇第4試合◇
▼30分1本
○ゼウス The Bodyguard(7分55秒 体固め)XSUSHI めんそ~れ親父
※チョークスラム
◇第5試合◇
▼45分1本
○KENSO 長井満也 (13分33秒 片エビ固め)秋山準 X大森隆男
※葉隠れ
◇第6試合◇
▼60分1本
○潮崎豪 宮原健斗 鈴木鼓太郎(23分36秒 体固め)諏訪魔 ジョー・ドーリング X佐藤光留
※ゴーフラッシャー
今日は全日本プロレス・津大会を観戦するためにメッセウイングみえを訪れたが、この会場を訪れたのは2002年のNOAH以来で3度目、メッセは津市の郊外にあるせいか使用する団体はDRAGON GATEのみ、以前のプロレス常打ち会場だった津市体育館(前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアントのセメントマッチが行われた会場)も老朽化で使用される機会もなくなり、津市でプロレスが見られる機会がなくなりつつある。
そして今日は白石伸生オーナーが来場するということで、最初は場合によって蹴ってやろうか?と思っていたが、考え直してどんな人間か見定めつつ、どキツイ野次で留めておいてやろうと思った矢先に前日になってブログで仕事の都合とかでドタキャンを発表、最初から来る気があったのかと思いたくなった。
開場となるが空席が目立つというかほとんど、時間が経過してある程度は埋まったが5割ほど、大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場クラスでは超満員となり、後楽園ホールでは1000人台に観客が戻ってきているが、地方はまだまだ厳しい全日本の置かれている現状の厳しさを痛感させられた。
今大会は三冠王者である曙が肺炎で欠場、DDT勢も参戦せずだったが、ツアーに帯同中のウルティモ、親父、長井、南野、K-DOJOの梶、ゼウスとボディガーのビッグガンズ、道頓堀プロレスからHAYATA、フリーダムスのSUSUMUが参戦となった。
第1試合は金丸vs南野、29日京都大会で行われるアジアタッグ戦の前哨戦だが、26日の銚子大会で同じカードが組まれ長井の介入の影響で金丸が不覚を取ったということで再戦が組まれた。試合は金丸が先手を奪うがリングサイドに長井が現れると状況が一変、長井に気を取られたのか金丸がダイビングボディーアタックを自爆させると、場外に落ちた金丸を長井が強襲、試合は南野ペースへと傾く、だが金丸もヤッホーダイビングボディーアタックから再びペースを掴み空中戦で畳み掛ける。南野もジャンピングレッグラリアットやどどんで反撃するが、金丸も垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すとディープインパクトを狙うも長井が阻止、しかし長井と南野を同士討ちさせた金丸が逆さ押さえ込みで丸め込んで3カウントを奪い銚子大会のリベンジを果たす。
第2試合は吉江組が体格を生かして主導権を奪い、吉江も井上の腹を両足で踏みつけ、井上も咳き込んでしまう。柴田のフライングソーセージを自爆させたSUSUMUが井上に交代、こちらも交代した吉江にオリャーラリアットを炸裂させるもアルゼンチンバックブリーカーは持ち上がらず、吉江と柴田は重爆攻撃の連打で井上を追い詰めるが、サンドイッチボディアタックは同士討ちに、井上は吉江に回転エビ固めを狙うが、踏ん張る吉江にSUSUMUがドロップキックを放つと吉江の尻が井上を押しつぶす結果となり、最後は吉江がジャンピングボディープレスで井上を圧殺して勝利となった。
第3試合は一番先に入場した梶がトマトダンスを踊るとリング下の和田京平レフェリーも小躍り、試合はウルティモと青木でスタートもウルティモは倒立式ヘッドシザースからのクルックヘッドシザースの連発で青木を翻弄、青木はHAYATAと共に梶を捕らえるが、青木は集中攻撃の合間にコーナーに控えるウルティモに襲い掛かるなど、ウルティモにしか眼中に入っていない。それが原因となったのか試合の流れはウルティモ組に傾くと、青木のフロントハイキックがHAYATAに誤爆、最後はウルティモがソバットコンビネーションからアサイDDTで3カウントを奪い、試合後も青木とウルティモは睨みあいを展開する。
第4試合はビッグガンズが登場、寿司親父の攻めを受け流してパワーで圧倒、寿司親父も空中戦で反撃するが全くペースがつかめず、SUSHIがゼウスをTEKKAMAKIで丸め込もうとするが、ゼウスはそのままネックハンキングで持ち上げてターンバックルで叩きつけると、最後はゼウスがSUSHIをチョークスラムで叩きつけて圧勝を収める。
第5試合はアジアタッグ前哨戦ということで秋山組には金丸、DK軍には南野がセコンドに着くも、試合はDK軍の奇襲でスタートし4選手とも激しい場外戦を展開、秋山組はKENSOを捕らえるが長井のカットから再び場外戦へ、鉄柵ホイップで最前列の自分に鉄柵が直撃、さすがに痛かった。そしてKENSOと長井が二人がかりで秋山を何度も鉄柵に叩きつけ、長井がカメラを持っている自分に「しっかり秋山のやられる姿をしっかり撮れよ!」と睨みつけ、自分は思わずシャッターを押すもカメラはOFFになっていた(長井選手、ゴメンなさい)、試合は秋山は長井をエクスプロイダーで排除すると、秋山のランニングニーの援護を受けた大森はKENSOをアックスギロチンドライバーで突き刺すも、アックスボンバーはKENSOがかわしてレフェリーに交錯させると、KENSOは地獄の首絞めで捕獲し垂直落下式ブレーンバスターからの葉隠れで逆転勝利、試合後も長井のマイクで秋山が怒りを露にしていた。
メインの6人タッグ戦は試合前に諏訪魔とドーリングがロープワークのパフォーマンスを展開するも光留は入り込めず気負いが目立つ、試合も光留の気負いが出てドーリングが光留と一方的に交代するなどEvolutionにチームワークに乱れが生じる、結果を残したい光留は潮﨑と対峙し「全然痛くない!」と正面勝負を挑むもチョップ一発になぎ倒され、それでも「全然痛くない」と立ち上がるもまたチョップでなぎ倒され、光留も心が折れたかのように「痛い・・・」とこぼしてしまう。これがきっかけになったのかXceedは光留に集中砲火、渕正信ばりのボディースラムを連発し光留を徹底的にかわいがる。窮地を自力で脱した光留はドーリングにやっと交代、ドーリングと諏訪魔はパワーで猛反撃し形勢を五分に戻す。そして光留が再び登場もまたしてもXceedの集中砲火に遭いまたしても窮地に立たされる、たまりかねたドーリングがカットに入るとドーリングのアシストで光留が猛反撃、ドーリングが光留を認めなかったことでチームワークに乱れが生じていたEvolutionだがここでようやく噛み合いだしたかに見えたが、ドーリングと光留が同士討ちになると再び光留がXceedの集中砲火に遭い、最後は潮﨑のゴーフラッシャーの前に力尽き、試合後もドーリングは倒れこむ光留を抱き起こして「Xceedドーゾ!」と潮﨑らにプレゼントするなど突き放してしまう。光留は会場出口で観客の前で大ダメージのせいか倒れこんでしまい、しばらく歩いてまた倒れると待ち構えたドーリングが「ゲットアップ(起きろ!)光留!」と抱き起こして一緒に移動バスへ引き上げ、決してドーリングは光留を見捨てたわけでないことを周囲にアピールした。
大会の感想。最初は白石オーナーも現れないことでよかったかなと思ったが、観客が少なくとも選手達は懸命に盛り上げる姿やファンの盛り上がりなどはしっかり見るべきだったのではと思った、だがオーナーはブログではおめでたいことを更新、本当に仕事が忙しいのかと思いたくなる・・・ -
全日本プロレスが出した答え・・・ブードゥーマーダーズの参戦はNO!
(3月26日発売の週刊プロレスより)
諏訪魔「戸惑いはオレよりも周囲の方がじゃない?一般的に言ってNOでしょ。NOですよ。一貫してNOですよ(略)全日本にっていうのは分からなくないけど、スンナリとは(略)いまのDKの状況なんか見ていると(ヒールユニット)としてのクオリティーが高いと思うし、あれだけ憎たらしい存在がいても面白いと思うけど、別にそれはブードゥーでじゃなくてもいいんじゃない?(略)あとはファンが受け入れるかどうかだよね、ただその場合、全員がそういえば(受け入れるなら)いいよ、100人に聴いて100人がOKと言えば、それはそれでいいけと思うけど、そんなことは有り得ないだろうから(1人でもNOという人がいれば受け入れるわけにはいかない?)オレはそういう姿勢でいるから」
渕正信「いま急に言われて、すぐ“はいそうですか”って言うのは難しいだろ。個人的には、来たらおもしろいんじゃないかっていうところがなくはないけど、いま来たところで流れに入っていけないんじゃないかな(略)いま全日本に上がってそれだけのインパクトが残せるかって言ったら、オレの中ではもうユニットとしての全盛は過ぎたのかなった気がするしな、いま上がっても新鮮な感じもするかな?どうなんだろ?(略)(TARUの)覚悟はわかるけど、いまの全日本に入り込む余地は厳しいんじゃないかなと思うけど
井上博太社長「彼らの気持ちとして。もっと(活動範囲を広げたい)やりたいという前向きな気持ちだと思いますし、そういう発言をすることに関してはとやかく言うことも出来ないので。ただ過去の事件があったのは事実ですし、そこは慎重に判断していかないといけないと思います」
秋山準「他の団体に出ているってことは平井伸和さんの件はしっかり解決しているのだと思う、ただああいうことがあって団体をガタガタにしたというか困らせた。そこに対するファンの気持ちが絶対あるはずだし、賛否両論たくさんあると思う。それを考えて俺の考えを言わせてもらえば、今の全日本には必要ない(略)いまの全日本にどうなのということで、諏訪魔選手や潮﨑の闘いのなかには必要ないし、間違いないく入れない、もちろんヨコヅナ(曙)や俺の戦いにも入れないと思うし、彼らの居場所はない」
全日本にUターンをアピールしたブードゥー・マーダーズに対して現場側の諏訪魔、渕、井上社長、秋山の見解が週刊プロレスに掲載され、答えはNOだった。
理由は選手達は現在の全日本の流れにVMは必要ないし、入り込む余地がない、暴行事件、事件でのファンの反応。KENSO率いるDK軍の立場、白石伸生オーナーは「ファンに委ねる」という見解を出したが、現場やファンも含めてスンナリとVMの復帰とはいかないようだ。(ここでもオーナーと現場の温度差も感じたが・・・)
全日本側が一番怖れているのがファンの反応、全日本も後楽園大会ではやっと動員数が1000人に戻したが、ここでVMを戻してしまったら反発は免れず観客動員に響くと考えている、白石オーナーは「一度、ファン代表として、(TARUと)面談してみようと思う。そして、ファンに、審判を仰ぎたいと思う。」と見解を出しているが、白石オーナーだけがファンではない、オーナーが了承しても反発するファンも出てくる、その反発に全日本は対応できるのか?まだそこまでの力は現在の全日本では備わっていなし余裕もない、それが現場側の考えでもある。
ただ気になるのはVMが3月29日神戸で開催される「RING SOUL15周年アニバーサリーパーティー」で金本浩二、田中稔、近藤修司のWRESTLE-1勢と6人タッグで対戦することになっている。武藤敬司が以前「VMはオレが作った作品みたいなもの」とGスピリッツでコメントしたことがあった、全日本でダメならWRESTLE-1という選択肢がTARUの中にあってもおかしくはない・・・ -
朝からブチキレた理由!白石オーナーがNOAHに合併を呼びかけ、また利用された馬場さんの存在
(全日本プロレスオーナー白石伸生のブログ<『ノアと全日本』より)
元々の遺伝子は、ひとつ。
三沢さんが亡くなり、元子さんが隠居され、仲田さんまで亡くなられた…
もう、障害も、確執もない。
だとしたら、答えは、ひとつ。
ファンは、三沢さんは、そして、馬場さんは、期待しているのではないだろうか…
今こそ、握手することを。
ノーサイドを。。。
、白石オーナーがNOAHに対して合併を呼びかけた発言だったが、朝この発言を見てブチキレてしまった、三沢や元子さん、仲田氏を邪魔者扱いにするだけでなく、おまけに馬場さんや三沢の名前を利用したことに、だからツイッターでブチキレた発言をしてしまった。(不快だと思った方は申し訳ありません)
自分が白石伸生オーナーという人間が好きになれないのは馬場さんの存在を利用したこと、馬場さんの王道を否定したのにも関わらず、馬場さんの担ぎ出して武藤敬司を全日本プロレスから追い出した、今でもあのやり方に関して不快感を示している。
NOAHと全日本の確執、昨年の1月までは両団体は選手の貸し借りで関係はあったが秋山準、潮﨑豪らバーニング勢がNOAHを退団し全日本に参戦、後に所属になったことで関係は途絶となった。
関係が途絶した理由は秋山バーニング勢の全日本参戦、秋山らバーニング勢は分裂の際には全日本に留まった。秋山らは当時全日本の社長だった内田雅之氏の誘いで全日本に戦場を求めたが、その際に出た金は武藤、内田氏から出た金ではなく白石オーナーが出した金だったことから秋山らのNOAH離脱、全日本参戦には金を出したことで白石オーナーも事実上一枚噛んでいる、バーニング勢の移籍にに関与した人間から合併を持ち込まれたとしてもNOAH側も納得するわけがないし、内部であるバーニング勢も納得するわけがない、仮に強引に合併をしたとしても、どうして納得しない人間が出てきて新たなる離脱・分裂が出るだけである。
ツイッターのRTで“オーナーのブログを読まなければいいのでは”という意見もいただいたが、オーナーのブログも完全に全日本の公式見解となってしまっていることから無視するわけにもいかない。現在の全日本は二つの公式見解がある。全日本の公式から出る見解と、オーナーのブログから出る見解、白石オーナーはファンであり業界でも素人であるが、同時に団体のオーナーである。いくら一ファンや素人であってもオーナーでいる限りは好き勝手な発言は許されない、また白石オーナーの発言を野放しにする全日本側にも問題があるとしか言いようがない。
18日の後楽園大会では白石オーナーは裏方に徹し観戦した、試合を終え退席するファンに頭をたれるなどして贈り出していたが、この発言を見るといったいあれは何だったんだと思いたくなる・・・
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宮原が三冠初挑戦も曙が完封防衛!そしてケンドー・カシンが全日本マット登場!
3月18日 全日本プロレス「2014ドリームパワー・シリーズ」後楽園ホール 1153人
<試合後のアピール・コメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○井上雅央 新井健一郎(9分01秒 エビ固め)SUSHI Xめんそ〜れ親父
◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 田村和宏(9分14秒 片エビ固め)西村修 X那須晃太郎
※アックスボンバー
◇第3試合◇
▼30分1本
○長井満也 南野タケシ(6分13秒 片エビ固め)X吉江豊 入江茂弘
※ハイパーニー空牙
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング(5分51秒 反則勝ち)XKENSO
※長井、南野の乱入
【KENSOの話】「今日、DKから重大発表がある。以上」☆『2014チャンピオン・カーニバル』
[出場選手]
▼Aブロック
・曙(3年連続3度目の出場/現・三冠ヘビー級王者)
・諏訪魔(10年連続10度目の出場/2012年準優勝/08年優勝/現・世界タッグ王者)
・大森隆男(3年連続3度目の出場/2000年準優勝)
・宮原健斗(初出場)
・西村修(5年ぶり3度目の出場)
・ケンドー・カシン(初出場)
▼Bブロック
・秋山準(2年連続11度目の出場/昨年度優勝/98年準優勝/現・アジアタッグ王者)
・潮崎豪(2年連続2度目の出場)
・KENSO(4年連続4度目の出場)
・ジョー・ドーリング(2年連続5度目の出場/現・世界タッグ王者)
・吉江豊(2年ぶり3度目の出所)う
・ゼウス(初出場)
【カシンの話】「(どういう経緯で参戦が決まった?)白石オーナーに会ってくれと言われて。それと、IGFのMMAとプロレスを分けるこの路線に対してちょっと憤りを感じてる。そこで、今回は俺ひとりかもしれないけど、S氏をもしかしたら投入するかもしれない。(Tシャツにある言葉の通り、全日本を救いたい?)その通り。全日本を救うために来たんだから。ちなみに俺は誰とやるんですか? そしてね、最終的にはもう一度、俺は世界タッグのチャンピオンでもあるし、世界ジュニアのチャンピオンでもあるから。別に俺は負けてベルトを失ったわけじゃないんだ。できればもう一度世界タッグを狙っていきたい。その時のパートナーはもちろん…言わなくてもわかるな。彼はきっと来る。うん。何を言っても来てくれる。(分裂騒動があったが?)人づてには聞いてたね。でも今回は、IGFも全日本もきちんとした契約書を作ってるからね。そういうきちんとした対応をしてくれたのが今回の参戦の決め手になったね。(IGF側には問題ない?)問題ないだろう。別にIGFとケンカしているわけじゃないし。でも、SHOW大谷がな…。(白石オーナーとは会ってない?)これから会って。(何を話したい?)大学のことを。一緒に校歌を歌いたいよ。(白石オーナーの印象は?)一応、彼が全日本を救ったんだろ? オーナーとして悪く言うこと自体が間違ってるんだよ。(とりあえず出場するのはチャンピオン・カーニバルのみ?)そうそうそう、契約はチャンピオン・カーニバルのみ。(意気込みは?)それはもちろん言わなくてもわかるだろ。(今の全日本で興味のある選手は?)やっぱりあれだろ、秋山、諏訪魔、曙、ここら辺とは試合をしたことがないからね。後は元ノアの選手とか。あと白石オーナー。ここら辺に興味がある。(カシン選手が出ていた頃の全日本とイメージは違う?)だって、会社自体が違うんだろ? 今は全日本プロレスシステムズだろ? だって武藤さんが動いたんでしょ。まあ、久恵さんとはいろいろあったけどな」
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第93代王者組]秋山準 ○金丸義信(13分08秒 エビ固め)[挑戦者組]X石井慧介
高尾蒼馬
※タッチアウト
☆秋山&金丸が2度目の防衛に成功
(試合後に寿司親父が登場)
SUSHI「秋山、金丸、俺たち寿司親父にもう一回挑戦させろ」
秋山「入場曲があんなやる気のない歌じゃダメだよ」
(長井、南野が登場)
長井「ブーブーうるせえよ。このチャンピオンが防衛したからおめでとうをいいに来ただけ、こんなクソみたいな奴らとやって防衛回数を増やしてもしょうがない」
(秋山が観客の拍手により、次期挑戦者を決めることを提案、互角だったものの秋山の独断でDK軍の挑戦を受諾した)
【秋山の話】「(最後はSUSHIコールも起きたが、長井&南野組を選んだ理由は?)いやだって、この前に勝ったばっかりだし。あいつらのやりたいという気持ちはわかるけど…(声援は)半々ぐらいだからな。ブーイングもあったし。まあ、俺の個人的なことでいうと、やってない人間とやりたいなと。あいつらもいつもやっているようなしょうも無い試合ような試合をした、二度とやらせないぐらいの気持ちはあるし。まあ、チャンピオンには絶対にならさないで、俺たちが必ず防衛して。また防衛したら、SUSHIは来いって。その時にまた考えてやるよ。(石井&高尾組については?)いい選手だと思うよ。2人ともいい選手だと思うけど、まだ俺らを分断するまでのアイディアとか、そういうのが薄いのかな。金丸がやられている時は俺が元気だし…というか、俺がほとんど元気だから。45歳のオッサンが元気だったんだから。このオッサンに一番最初に息を上がらせないと。そうしたら、次にどうするか。また考えればいいし。ただ、あいつらがやりたいと言ってくれたことに関しては、凄く嬉しかったです。特に石井は俺たちにリスペクトの気持ちがあるから。ただ、その気持ちだけじゃ試合は勝てないんで。勝負というのをじっくり考えてこないと、何度やっても勝てないですよ。リスペクトだけではね。(チャンピオン・カーニバルにカシン選手の出場が決定したが?)まさにつかみ所のない選手だけど、何しでかすかわからないような人間は面白いからね」
【金丸の話】「(長井&南野組については?)いつもみたいな試合はもちろんさせないし、しっかりと正面からいって防衛したいと思います」
【高尾の話】「アジアタッグ…負けちまった。自分のはじめての挑戦…、一生に一回の挑戦、負けちまった。負けて…悔しい。悔しい。それしか出てこない。負けたけど、まだ、まだ…アジア。ずーっと、追ってくぞ。まだまだ諦めねえ」
【石井の話】「諦めないからな…!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 梶トマト(9分38秒 ラ・マヒストラル)青木篤志 X土方隆司
◇第7試合◇
▼Evolution vs Xceed/30分1本
潮崎豪 ○鈴木鼓太郎(14分51秒 エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※三沢魂タイガードライバー
◇第8試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○曙(9分24秒 体固め)[挑戦者]X宮原健斗
※ヨコヅナインパクト
☆曙が4度目の防衛に成功
【曙の話】「どうでしたか? やっぱ若さありました。技とか、どうでもいいっすね。ああやって気持ちで当たってくれる人が最高ですね。今までの三冠戦で一番短かったけど、一番しんどかったです。(かなり右腕を狙われていたが?)でもね、相手を考えさせるチャンピオンでいたいし、毎回毎回、同じことしかしないと見てるお客さんも面白くないし、やってる本人もやりがいがないですよ。ただね、もうちょっと、やる前に言わないほうがいいんじゃない? リング上がるまで。何回も言ってるけど、若手じゃないから、一回食らったらどんな威力かってわかるんですよ。今日もうまく逃げ道をつくったし、来るのがわかってて。若いですね。気持ちいいですね。(試合後、何か言葉をかけてたが?)『ありがとう』って言いました。『もう一度やらしてくれ』って言われたんで、『いつでもどうぞ』って。ずっと見てたのと違うんですよね。プレッシャーとか、自分も負けるつもりないですし、もっともっと強くなると思いますよ。(チャンピオン・カーニバルの出場選手が決まったが?)三冠チャンピオンとしては優勝したい。とりあえず今日の一番はなんとしても勝たなければならなかったので。最近はチャンピオン・カーニバルで三冠チャンピオンが勝ってないので。今日もね、誰も名乗りを挙げてこなかったのでびっくりしました。沖縄でも言いましたが、今、全日本のチャンピオンは曙です。今度、吉江さんと世界タッグを獲るぞ」【宮原の話】「(初めての三冠戦だったが?)これが三冠というものなんだって。今日の負けはもう、俺の心の一番奥で認めていることなんで。夢は遠いけど、夢は遠いけど、俺が全日本プロレスの人間になった理由は、ただ1つだ。三冠ベルトを絶対に巻く。未来なんかじゃない、未来なんかじゃない。俺は未来なんかじゃない。俺は今を生きているんだ。今を…絶対三冠を獲りにいきます」
全日本新シリーズが開幕、開幕戦のメインは曙の三冠王座に宮原が初挑戦、先手を奪ったのは曙、ぶちかましから巨体を生かした攻めで宮原を圧倒、宮原も腕攻めを狙うが、曙が串刺しボディーアタックと圧殺し主導権を渡さない。宮原は曙のエルボードロップを自爆させた後でスネークリミットで捕獲するが、腕攻めが充分でなかったせいか脱出されてしまうと、再び曙がボディープレスなどで圧殺していく。曙はヨコヅナインパクトを狙うが宮原は曙の巨体をスルーした後で再びスネークリミットで捕獲、しかし余力がある曙は強引に脱出すると、抵抗する宮原を張り手の連打で黙らせてからのヨコヅナインパクトで3カウント、内容的にも曙の完勝でまだ宮原には三冠は早すぎたのではと思わせた内容だった。
第5試合のアジアタッグ選手権は挑戦者のチームドリフが金丸を捕らえるも、秋山が入るとがらりと王者組のペースとなり、秋山は“かわいがり”モードでドリフの二人を痛めつける。終盤もドリフが金丸を捕らえるも秋山の前に阻まれ、最後は王者組が石井を捕らえて金丸がタッチアウトで3カウントを奪い完勝で王座を防衛、試合後は長井とDK軍入りした南野が挑戦表明、沖縄大会で挑戦した寿司親父も名乗りを挙げたが、秋山の独断でDK軍の挑戦が決定となった。
そして4月13日渋谷から開幕するチャンピオンカーニバルの出場選手が発表され、今年は大阪プロレス王者のゼウス、そしてカシンの参戦が発表された。驚いたのはカシンの全日本マット復帰、カシンは昨年まではIGFのリングに上がり選手のコーチ役も務めていたが、IGFが今年からプロレスよりMMA路線が主軸になることでカシンも煽りを受けた形で離脱したようだ(また鈴木秀樹もIGFを退団したことが明らかになった)、カシンは武藤敬司に追随する形で新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍するも、2004年に永田裕志と共に保持していた世界タッグ王座を封印して防衛戦を行わず、また無断欠場を繰り返したことで解雇された、カシンの起用はちょうどIGFとの関係が切れたのもあり、また全日本プロレス時代にトラブった武藤敬司に対する牽制の意味もあるのではと思う。
ブログで予告された白石伸生オーナーの重大発表もなし、オーナーはバルコニーで試合を観戦しつつ、売店や入り口などで接客に徹していたという、ブログなど更新せずに低姿勢でいれば、もっとファンに違った印象をもたれたのかもしれないが・・・また注目されたブードゥーマーダーズの登場はなし、登場するタイミングとすれば今大会しかなかったのだが、内部からの反発があったのか?観客動員もやっと1000人台を突破、白石オーナーがブログで何言おうが、あくまでリングの中が主役である。 -
ブードゥー・マーダーズが全日本プロレス再上陸を示唆・・・果たして受け入れられるのか?
、「復帰して、いろんなことを考えながらケンカ売ってきたけど、最終的に到達したいところは、あのリングしかないと思っているよ」
-あのリングとは
「俺らVMが誕生した全日本プロレスしかないと思っている」
「復帰してリングに戻るとなれば、最初に上がるのは全日本と思ってたからね、-(略)4月に大阪の府立第一って大きいところでやるみたいやけど、はっきり言うて俺は入らないと思う」
「事件(暴行事件)のことやなんやかんやでビビるかもしれんけど、現に復帰しているわけで、受け入れないと言うんやったらそれでええよ、俺の思い過ごしやったかなっていうだけやし、全日本はそんなに器の小さい団体やと思ってないから」今日発売の週刊プロレスでブードゥー・マーダーズ(以下VM)の総帥TARUが全日本プロレス再上陸を示唆した。
全日本プロレスとVM、ご存知のファンも多いだろうが武藤敬司体制時に誕生したヒールユニットで長年にわたり全日本マットを席巻してきたが、メンバーであるヘイトこと平井伸和さんに対して控室への暴行を振るい、また平井さんが直後に行われた自身の試合後に倒れたことで事件が公となり、TARU自身も暴行を認めたため、TARUは事実上全日本マットから追放となり、ブードゥー・マーダーズも全日本サイドによって強制解散となった。TARU自身も傷害で逮捕されたが、平井さんが倒れた原因が暴行によるものかがわからなかったため、起訴されたものの罰金刑で終わり、事件もウヤムヤのままで終わった。
そして2013年からVMは復活、DIAMOND RINGや天龍プロジェクト、ZERO1と股にかけて暴れ出したが、ここにきて全日本マットへの再上陸を示唆するとは思わなかった。全日本マットに復帰したい理由とすればTARU自身が平井さんとの話し合いが済んでいるのもあり、またVMだったらもっと全日本プロレスを盛り上げることが出来るという自信、VMの復活に関しては賛否を呼んだが結局受け入れられ、起用する団体側も仕事が出来るということで起用した、またVMは武藤敬司が「VMは俺の作品だから」とコメントしていたが、事件によって武藤から切り捨てられたことで、もう武藤とは関係ないのというのもあって全日本に復帰したいという希望を出したのでではと思う。
ただ全日本が簡単に受け入れるのかというと、現在の全日本は現場側と白石伸生オーナーが対立している状態、白石オーナーはブログで
「最近、あちこちから、TARU選手を再度全日本に上げてやってくれないか?と問い合わせが来る。私の答は、シンプルだ。
本人が過去の傷害事件を真摯に反省し、プロレスファンから、TARU選手にチャンスを上げてくれ、という声が高まれば、拒むものではないが、そういった声が無い以上、当面は難しい。私見であるが、頭を丸めて、ボランティアを1年間行い、被害者への慰謝料など、全て行い、全日本プロレス練習生からスタートする位の姿勢が必要だと思う。
全日本プロレスの井上社長も、過去の不祥事を真摯に反省し、子会社の平社員からスタートして、銭湯のトイレ掃除からスタートした。
TARU選手、頑張って社会復帰して欲しい。」
難しいとしながらも拒否の姿勢を示しているが、TARU及びVMを起用するかどうかは現場が判断することで、現場から締め出されている白石オーナーにはVMを起用するかどうかの権限はない。
またTARUが現在の全日本ではボディーメーカーコロシアムは満員にならないと言い切っているが、確かに自分も現在の全日本では大会場を満員にすることは難しいと見ている、大会場となると団体側も相当なパワーを要する、現在の全日本で大会場を一杯にさせるという力があるのか、いくら白石オーナーが反対といっても現場側は起爆剤が欲しいところであることから起用せざる得ないのではと思っている。
自分の意見とすればプロレスはファンから受け入れられることが全てである、VMも批判の上で復活したが、結局ファンから受け入れられた。全日本はVMを再び受け入れるのだろうか・・・・
<追記>
「TARU選手なりの、全日本プロレスへの想いは理解した。
ヒールは、ヒールなりに、お客様の事、プロレス界の事、考えているんだな、と意外な感じがした。
でも、純プロレス追求主義の全日本プロレスに、ヒールは要らないと個人的には、思う。
ファンが望むなら、別だが。
私の人生哲学は、誰にでも、過ちはある。
後は、ファンの判断ですね。。
プロレスラーは、根本的に、リングで暴れて生きるもの。
私に、会いたいようだが、今度の後楽園でファンに聞いてみようと思う。
その場で、結論が出るであろう。
全日本プロレスは、ファンのものなのだから。
しかしながら、ひとつだけ、TARU選手が立派なのは、事前相談なく、全日本プロレスの名前を出した事。
ある意味、協調主義のプロレス村にはまっていない数少ない勇気ある選手なのかも。
自分達が、全日本プロレスに必要とされているか、後楽園で決めましょう、皆さん♪ 」
白石伸生オーナーがブログで見解を出し、個人的にはVM起用は反対なれどファンが望むのであればOKということを示唆、つまり現場に判断を丸投げした形となった。相変わらず言葉には出さないけどガチンコプロレス推進をアピールしているが、VMの全日本復帰に関しては事実上クリアされた、後はVMがいつ再上陸するか・・・ -
沖縄初の三冠戦は曙が潮崎に完勝防衛!そして新技を披露した宮原が挑戦表明!2月23日 全日本プロレス 『〜エールクリエイトpresents〜2014 沖縄 IMPACT VOL.1』沖縄コンベンションセンター 2483人
(試合後のアピール、コメントなどはプロレス・格闘技DXより)
◇第1試合◇
▼30分1本
○青木篤志(10分27秒 片エビ固め)XRYUKYU-DOG ディンゴ
※スパイラルポセイドン
◇第2試合◇
▼30分1本
○グルクンマスク キャプテン・イーグル(13分04秒 片エビ固め)西村修 Xティーダ・ヒート
※ダイビングヘッドバット
◇第3試合◇
▼30分1本
○宮原健斗(12分10秒 レフェリーストップ)X大森隆男
※スネークリミット
◇第4試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(11分26秒 体固め)XKENSO
※ラストライド
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第93代王者組]○秋山準 金丸義信(17分44秒 体固め)[挑戦者組]XSUSHI めんそ〜れ親父
※ランニングニー
☆秋山&金丸が初防衛に成功
【試合後の秋山&金丸】
▼秋山「ちょっとガンガンいってもまだ足りなかったな。『SUSHI』って子供の声に押されたね。これ以上やったらかわいそう。俺もマルも父親だからね」
▼金丸「結果的には当然なんで、まだまだ物足りないと感じた」
▼秋山「そもそもリーグ戦に出てない奴と、リーグ戦でボコボコに負けた奴がアジア挑戦ってどうかなと思ったしね。それに今日は張らなかったな。あの時点であいつの負けだよ。頑張ってる気持ちはあるんだけど、現状をどうにかしたい気持ちはみんな持ってる。それ以上のものがないといけないし、この間、俺のことを張ったけど、今日は張れなかった。本番で張って初めてSUSHIが進化するんじゃないかな」」
――お揃いのマスクで入場したが?
▼秋山「相手がマスクマンってことで、ちょっとしたお楽しみでね。バーニング1号、2号、またいつかどこかで現れるよ」
――次の挑戦者は?
▼秋山「やる気のある人間であれば。SUSHIと親父も実績はないけど、やる気だけで受けた。やる気のある人間は受けるよ。SUSHIと親父もやる気がないことはない。あったとは思うけど、俺らを脅かすまではなかったね。俺らが計算してる以上のものをしてこないと勝てはしないよ」
――寿司親父は入場パフォーマンスで魅せたが?
▼秋山「入場の曲が悪いよ。あんな汚い声で。俺らにやる気なくさせる作戦かもしれないけど、やる気スイッチ入ったよ」
【試合後の寿司親父】
▼めんそ〜れ親父「クソ。まだまだでしたね。のまれてしまいました。自分がまだまだだって。もしかしたら少しだけ思い上がってたけど、いつかあのベルトを寿司親父で獲って巻きますよ」
▼SUSHI「認めたくないけど、何もかも上をいかれた。入場にしろ試合にしろ。でもあきらめん。俺たち寿司親父は絶対あきらめん。あきらめんかったからここまできたんや。アジアタッグに挑戦できたんや。絶対金丸&秋山、めちゃくちゃ強いけど、いつか追いついて追い越そう。寿司親父、これからもいくぞ!」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代王者]○ウルティモ・ドラゴン(18分10秒 エビ固め)[挑戦者/Jr. BATTLE OF GLORY優勝者]X鈴木鼓太郎
※アサイDDT
☆ウルティモが2度目の防衛に成功
【ウルティモの話】「(鼓太郎へのリベンジとなったが?)やっぱり最後(アサイ)DDTも2発出してしまって、金丸君の時もそうだったけど、一発だと返されるかなと思って2連発。彼らと戦いを重ねていけば、3連発、10連発必要になってくるかもしれない。今日は勝ててよかった。次誰来るのか。金丸、青木が来たけど、他にも佐藤光留とか強い選手いっぱいいますから。僕が唯一まさってるのがキャリア。勢いでは完全に彼らの方が一枚も二枚も上。(沖縄でのタイトルマッチとなったが?)メキシコで20何年も一緒に住んでた人が、日本に帰国して体調崩されたけど、今日みに来てくれた。こういう暑いところ、南国は非常にメキシコに似てる生活環境がある。時間が遅かったりとかね。全日本のジュニアチャンプとして戻ってこれて、防衛できて僕にとって意味のある一日になりましたね。(試合後、金丸と青木が入ってきたが?)いつでもいいよと。どっちがくるんだと。まぁ順序で言えば金丸かなと。青木も勢いあるしね。彼ら頼もしいのがどんな手を使ってもベルトを全日本に戻すという気迫。リングの上は戦いですから。(青木とはリーグ戦で引き分けているがその決着をつけたい気持ちは?)彼は一回やってるけど、何回やっても決着つかないと思いますよ。それは永遠に続く。何度でもやりたいし。金丸、鼓太郎、青木、みんないい選手ですよ。(今そんな気持ちにさせられた?)今ですか? 今は休みたい。こんな防衛戦続けてたら体が持たないですよ。巡業もあまり出てなかったし、疲れた。年取ったなと感じましたよ。昔と比べたら試合数が少ない。だから今の若い選手は逆に焦っちゃう。僕なんか毎日調整していく。どういうコンディションで上がるかが大事。やらないのはダメだけど、やりすぎもダメなんですよ」
【鼓太郎の話】「絶対取れる自信あったんですけど、何か今、比較して足りないと思うのはまだわかってないですね。でも警戒してたうまさにやられたのかなという部分も。あとは間の取り方ですね。効いてて動けないのか、スタミナ回復を図って動いてないのか、そこを見極められなかった俺の判断ミスですね。(前回とは違った?)前回はうまさを力でこじ開けて持っていったけど、今回は力で押し切ろうとしたけど、うまさでこじ開けられて仕留められた感じですね。それ全部含めてうまさなんでしょうけど、そのキャリアは伊達じゃないなと思いました。でも俺はこれで終わったわけじゃないし、世界ジュニア獲りにいきますよ。全日ジュニアの顔にならないといけないし、引っ張っていかなきゃいけない。その気持ちは変わってません」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○曙(15分25秒 体固め)[挑戦者]X潮崎豪
※ヨコヅナインパクト
☆曙が3度目の防衛に成功
(試合後)
宮原「単刀直入に言います。俺の夢である三冠ベルト挑戦させてください。お願いします!」
(平身低頭にアピール)
曙「わかったわ! いつでもどこでもこいや!」
【曙の話】「正直な感想? 疲れました。ホントに毎回のインタビューとかは言ってるんですけど、今まで祭り的な試合でしか沖縄に来てないけど、今回は真剣勝負。しかも愛してる三冠ベルトを防衛しなきゃいけない。正直、体もそうなんですけど、精神的にも疲れましたね。(潮崎は前回とは違った?)一回戦った時より今日は考えて、足を攻められて、たぶん大森戦を見たと思う。だんだんみんな弱点をわかっていたというか、自分の弱点だと思ってるところも結構強みなんで、耐えて耐えて、最後捕まえれば、パワーで物言わせられる。(沖縄での三冠戦だったが?)こんだけ盛り上がってくれると僕らもやりやすいし、やりがいがあるんですよ。もっともっと前に言ったように47都道府県で防衛戦をやりたい夢はある。普段みれないプロレス、しかも王道プロレスをみれない人たち、こんだけ盛り上がる。だったら僕が行くべきだし、今回も真剣勝負やって、こんだけお客さん盛り上がった。日本人とハーフのお客さんが多かったから、これだけ盛り上がる。僕はやるべきだと思います。東京とかやるとみんな目が肥えてるんで、こんな真剣で感じてくれるお客さんは結構久しぶりですね。(潮崎が再戦を要求し、宮原も挑戦をアピールしていたが?)どちらでもいいですよ。宮原選手がお願いします、やらせて下さいと礼儀正しい言葉言ってるけど、試合で何か感じさせないと。3月のシリーズ当たるんで、どこで当たるか全くわかってないんで、そうなったらそうなったで、三冠チャンピオンはどんなもんか教えてあげますよ。(今後どんな防衛戦を?)残りのバリバリ元気でやれるプロレス人生は短いんで、厚い壁になって、次なった人がそう簡単にコロコロとベルトが変わらないように押したいなとは思ってますね。(三冠を4ヶ月保持し、愛着も増している?)もちろんそうですね。今のところ自分が一番似合ってると思ってるし、一番持ってちゃいけない人だと思ってるし。初恋と同じ気持ち。そう簡単に他の男に渡せられないよ」
全日本沖縄大会をSAMURAI TVの生放送で視聴、 メインは三冠王者の曙がベルトをかけて潮崎を迎え撃った。試合の先手を奪ったのは曙、得意の肉弾攻撃で先手を奪うが潮崎は曙の左足にラリアットを浴びせてからの足攻めで一気に試合の流れを変えるも、調子に乗りすぎたのかブレーンバスター狙いを押しつぶされてから、再び曙に試合の流れが変わってしまう。曙はエルボードロップ、ボディープレスと重爆攻撃で勝負に出ると、潮崎はラリアットから開幕戦で披露した低空ゴーフラッシャーを狙う。しかし曙はバックフリップで返すとボディスプラッシュ、エルボードロップと畳み掛け、潮崎はチョップで抵抗するが、曙は張り手でねじ伏せるとヨコヅナインパクトで3カウントを奪い完勝で王座を防衛した。
試合後は第3試合で変型腕十字固めことスネークリミットを披露して大森を降した宮原が挑戦に名乗りを挙げ曙も受諾、次期シリーズでの選手権が決定したかと思いきや、実績不足ということで、次期シリーズに査定試合が組まれることになった。宮原は新技を披露したものの、試合内容では大森に押され気味、逆転での勝利だったことから、まだ自分のプロレスが充分に作りきれてない。また腕力のある曙に新技であるスネークリミットが通用するか、もっと重要なのは今まで以上なものをだせるか、選手権は決定したものの宮原にはまだまだ課題が多い。
セミの世界ジュニア選手権は鼓太郎もルチャを経験しているだけにハイレベルな攻防を展開、鼓太郎がウルティモのラ・マヒストラルを凌いだ後で鼓太郎がマヒストラルの進化系であるエンドレスワルツで勝負に出るとウルティモのアサイDDT狙いを旋回式ツームストンパイルドライバーで切り返し、ブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーを繰り出すがウルティモはウラカンラナで切り返す、鼓太郎のタイガードライバーはライガーボムに近いためウラカンラナを決めやすかったのか、最後はウルティモがアサイDDTの2連発で3カウントを奪い王座を防衛、試合後は前王者の金丸、次期挑戦者に名乗りを挙げていた青木がアピール、本来ならJr. BATTLE OF GLORYの準優勝である望月成晃が挑戦の権利があるが名乗りを挙げない以上、二人に権利があるということか。
アジアタッグ選手権は王者の秋山組が試合開始からSUSHIに集中砲火を浴びせて主導権を奪い、寿司親父も連係で金丸を捕らえが、金丸がSUSHIに垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してから王者組が一気に畳み掛け、最後は秋山がランニングニーで3カウントを奪い完勝で王座を防衛した。
全日本はユニット内抗争の流れになっているが、潮崎のXceedは三冠、世界ジュニア王座を取れず大きく後退となった。宮原が三冠を奪取して逆転となるか?最後にリング内の戦いも活性化しつつある、全日本に抱えている不安を吹き飛ばして欲しい。
全日本プロレス沖縄大会生中継無事に終了しました!青木選手の冷静で的確な解説。大森選手の実直な解説。大森選手はワイルドがクローズアップされてますが「プロレスラーたるもの紳士であれ」というメッセージを思い出ました。 #samuraiTV #ajpw
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 2月 23史上初となる沖縄での三冠戦。曙選手の眼光!潮﨑選手の気迫!そして大森選手の美声(解説)…!#samuraitv #ajpw
— 元井美貴 (@motoimiki) 2014, 2月 23