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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

チャンカンもいよいよクライマックスも、潮﨑が欠場、KENSOが負傷で忍び寄る“負の連鎖”

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チャンカンもいよいよクライマックスも、潮﨑が欠場、KENSOが負傷で忍び寄る“負の連鎖”

4月26日 全日本プロレス「2014チャンピオン・カーニバル」名古屋国際会議場 601人


<潮﨑豪欠場挨拶>
潮﨑「先日の後楽園大会で右手をケガしてしまい、今日の名古屋大会に欠場することになりました。楽しみにしてくれた皆さん、大切な試合に穴を開けてしまって申し訳ありません。このリングで潮崎豪のプロレスをみせることを目標に、一日も早く戻ってきます」


【潮崎の話】「(負傷した時の状況は?)たぶん最後のラリアットでぶつかった時、打ち所が悪かったみたいですね。自分の打ち方も悪かったんでしょうし。(その瞬間は痛みを感じた?)当たったなぐらいで、試合の時はやっちゃった感じはなかった。そんな大事のケガとは思ってなかった。ちょっとぶつけたぐらいで大したことないかなと思ってた。ただ、打撲したら動かなくなるから、しびれて手を握れなかった。それよりゼウス選手が血出してたんで大丈夫かなと思ってたぐらい。(次の日に痛みが出た?)自分ひとりで靴のヒモを結べなくて、ヒビかそのぐらいかなと思ってた。関節がズレたとか。夜、食事してたらどんどん腫れてきて、車のハンドルも握れなかった。ずっと氷で冷やしたけど、腫れが引かなくて、知り合いにお願いして救急外来に行ってレントゲンを撮ったら折れてた。一般的にはすぐ手術と言われて。チャンピオン・カーニバルも残り2試合あって、休むことはしたくなかった。(負傷箇所は?)親指の関節の近く。固定すればチャンピオン・カーニバルが終わって休みが2週間ちょっとあるんで、それまでに治療していこうと思ったけど、このまま放っておいたら骨がズレたり、変にくっついたり、てがにぎれなくなるとか、感覚が麻痺してしまうと言われた。関節の近くでなかなか芯が合わないから、ボルトで止めて手術するしかないですね。(全治殿ぐらいと診断された?)骨がくっつくまで2、3ヶ月かかると言われましたね。手だったらリハビリは必要ないんで、完治してすぐ復帰しないと。2ヶ月、3ヶ月とはいえ置いていかれる。本当は今日も出るつもりだったけど、渕さん、周りから休んで完璧に治せと言われたんで。自分としてはあと2試合だけだったんで、固定してやればと思ってたけどね。(手術はいつ頃を予定?)手術する気もなかったんで、日程が合えば早いうちにやりたいと思ってますね。(名古屋に)出発前は試合するつもりでコスチュームも積んできたけど、ストップがかかった。あいさつだけはした方がいいと思って来ましたけどね。最終戦は公式戦も組まれてたし、穴を開けるのは悔しいことだし、情けないこと。できることはやりたいと思います。(ボルトの除去手術もやる?)入れたままじゃないですか。アゴにボルト入れたまま試合してたし。こういう大切な大会に穴を開けてしまうことで、楽しみにしてくれたファンに申し訳ないし、期待を込めて試合を組んでくれた会社、スタッフにも申し訳ないですね。(Bブロック1位だっただけになおさら悔しいのでは?)どんな点数でも大事な大会を、大事な試合を穴開けてしまう。本当に大事な場所、タイミングで試合に出れないのは本当に悔しい。(開場前にはランニングやスクワットをやっていたが欠場中、練習は?)振動でしびれたり痛みがしたりするけど、試合休んでるのにただ突っ立ってるわけにいかないんでね。昔から大事な場面でケガすることが多かったから、ここでまたかという無念さがありますよ。一日でも早く治して、一日でも早く復帰しないと。欠場してる間に忘れ去られるかもしれないんでね。復帰する時は欠場がなかったことにするぐらいの勢いでいきたいですね。穴を開けることになってしまったんで、そこは完璧に治して復帰したいと思ってます。健斗もよくなってきてるし、あいつに負けていられないしね。俺が復帰する時は潮崎が必要だと思わせるようにもっていかないと。復帰戦でいきなりその分を取り返します。健斗にも追い抜かれないように、置いていかれないようにしっかり考えて、今以上の状況を作って戻りますよ。(手術は入院することになる?)救急外来で言われたのは、前日に入院して、手術して、次の日退院することになると言われましたね」


◇第1試合◇
▼20分1本
ビリーケン・キッド ○The Bodyguard (10分54秒 アルゼンチンバックブリーカー)X野村直矢 エイサー8


◇第2試合◇
▼30分1本
石井慧介 ○入江茂弘 高尾蒼馬(8分16秒 片エビ固め)SUSHI めんそ〜れ親父 X井上雅央
※ビーストボンバー


◇第3試合◇
▼30分1本
金丸義信 ○吉江豊(9分45秒 体固め)冨宅飛駈 X柴田正人
※ダイビングボディプレス


◇第4試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[2勝2分=6点]△ジョー・ドーリング(30分時間切れ引き分け)[3敗1分=1点]△ゼウス


【ドーリングの話】「奴はパワフルだった。曙も強いが、ゼウスの強さはウェイトで作ったパワー。曙はナチュラルパワーだ。今の俺はもちろん勝利がほしい。(優勝するには3試合勝たないといけなくなりそうだが?)3試合か…2つのドローで俺は今、疲れがたまっている。だが、俺にはファイティングスピリットがある。3試合だろうが勝ち進んでやる。そしてEvolutionファイナルだ。諏訪魔には悪いが、もちろん優勝するのは俺だ。なぜなら2014年はマイ・イヤーだからだ。チャンピオン・カーニバルに優勝したらトリプルクラウンもいただく」


◇第5試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗1不戦勝=6点]○大森隆男(12分08秒 片エビ固め)[4敗=0点]X西村修
※アックスボンバー


【大森の話】「曙が欠場した時に言っただろ。他力本願は求めてねぇ。何があってもチャンピオン・カーニバル自力で何としても頂点に駆け上がる。なぜかって? それは俺がワイルドを極めるからだ!」


◇第6試合◇
▼30分1本
鈴木鼓太郎 ○ウルティモ・ドラゴン(11分16秒 反則勝ち)X青木篤志 ケンドー・カシン
※マスク剥ぎ


◇第7試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1不戦勝=8点]○秋山準(9分45秒 足4の字固め) [1勝3敗=2点]XKENSO


【秋山の話】「一人ではあんなもんだろ。あいつ足痛めてるみたいだから無理だよ。足痛めて、仲間がいない。無理。(KENSOがギブアップ後も絞め続けたが?)サービスだよ。(勝ち点8であとはドーリングの結果待ちだが?)最後、本当は潮崎とやる予定だったからね。俺も楽しみにしてたから、体調整えたけど、怪我はしょうがないね。俺が楽させてもらうのはもうちょっとあとかなと。一線を退かせてくれるかと思ったら、お前が退いたじゃないか。お前じゃまだ早いってことだ。悔しかったら早く治してこい」


◇第8試合◇
▼2014チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1不戦勝=8点]○諏訪魔(20分14秒 体固め)[3敗1両者リングアウト=0点]X宮原健斗
※ラストライド


【諏訪魔の話】「これで首位独走じゃねぇか。小生意気な宮原、成長なし(笑) 潮崎いなくなって、Xceedどうすんだ!? このまま解散したほうがいいんじゃねぇか!? こんなもんだ。あとは明日、大阪。(大森が明日勝利すれば8点で並ぶが?)一番多くて3試合やんの? ここは何回でも結果は同じ。今日もいい感じで体力温存してるしね。ジョーと決勝だな。(ドーリングは明日の吉江戦に勝てば秋山と進出決定戦になるが?)てっきり今日勝ってジョーが決めてんのかと思ったよ。最終日、盛り上がった方がいいだろ。俺の優勝という結末だな」


<得点状況>
◇Aブロック◇
[1]諏訪魔
┗8点(3勝1敗1不戦勝)

 [2]大森隆男
┗6点(2勝1敗1不戦勝)

---以下脱落---

[2]曙
┗6点(3勝2不戦敗)※棄権

[4]ケンドー・カシン
┗4点(2勝1敗1両者リングアウト)

 [5]宮原健斗
┗0点(3敗1両者リングアウト)

 [5]西村修
┗0点(4敗)


◇Bブロック◇
[1]秋山準
┗8点(3勝1敗1不戦勝)

 [3]ジョー・ドーリング
┗6点(2勝1敗2分)

---以下脱落---

[4]KENSO
 ┗2点(1勝3敗)

 [4]吉江豊
┗2点(1勝3敗)

 [6]ゼウス
┗1点(3敗1分)

 [2]潮崎豪
┗7点(3勝1分)※棄権


 まず名古屋大会前に曙の次に潮﨑が右手親指骨折のため欠場することになった、潮﨑はNOAH時代に指の骨折しても試合を強行出場したこともあったことから、なぜ欠場なのかと疑問に思ったが、後楽園大会でゼウスにラリアットを放った際に潮﨑の右拳がゼウスの左繭に直撃、つまりボクシングで言うバッティングのような形になり、潮﨑は親指と右手を繋ぐ関節付近を骨折し靴の紐も結べない状態だという。医師の診断の結果骨がくっつくまで2~3ヶ月とくだり、渕正信取締役相談役からも大事を取るようにとストップがかかり、潮﨑は欠場を決意、リーグ戦もBブロックではトップグループに食い込んでいたことから潮﨑にしても無念の欠場だが、曙に続いて潮﨑の欠場は全日本的にも痛い。


 そしてこちらも終盤を迎えたチャンピオンカーニバルドーリングがゼウスと対戦したが、リーグ戦の疲れが見え始めたのかドーリングがゼウスにパワーで押し込まれ、場外戦で形勢を建て直すもドーリングがペースをつかめない展開が続き、ゼウスの腰攻めの前に粘るのが精一杯でフルタイムのドロー、勝てば首位だったが足踏みしてしまう。


 秋山vsKENSOは今回DK軍のメンバーが自分らのスケジュール優先のため誰もセコンドにつかずKENSO一人、戦力を拡大したDK軍だが寄せ集めの連合軍という欠点を早くも露呈してしまう。おまけにKENSO自身も左足を負傷、そのため秋山は徹底とした足殺しを展開して試合を有利に進め、最後は足四の字で捕獲しKENSOはギブアップ、秋山は8点で全公式戦終了、決勝戦進出は最終戦のドーリングvs吉江の結果待ちとなったが、KENSOも左足を攻められてのギブアップということは試合が出来るか出来ないかのギリギリのコンディションだったということか、KENSOも地元での試合だけでなく曙や潮﨑が欠場し自身も欠場となれば“負の連鎖”という悪いイメージが付きまとうことから強行出場したのか・・・・


 Aブロックは大森と西村が対戦し西村のグラウンドや足殺しの前に苦戦するも、共にドリー・ファンク・ジュニア譲りのエルボースマッシュ合戦を展開するとパワーで優る大森が打ち勝ってから形勢が逆転、西村もジャパニーズレッグロールクラッチを繰り出すも、クリアした大森がアックスボンバーを決め6点目を獲得、西村は勝ち点なしの4連敗となった。


 メインの諏訪魔vs宮原は諏訪魔が先手を奪い万力スリーパーで絞めあげ、更にはパワーで圧倒し宮原にリードを許さない、低空ドロップキックでやっと活路を見出した宮原はノーザンライトスープレックスからスネークリミットで捕獲し二段式ジャーマンを決める、しかしダルマ式ジャーマンを阻止した諏訪魔がパワースラムから怒涛の猛ラッシュをかけ、最後はラリアットからバックドロップ、ラストライドで3カウントを奪い8点で全公式戦を終え、決勝進出は大森vsカシン戦の結果待ちとなった。


 最終戦の大阪を迎えたチャンカン、ドーリングが吉江、大森がカシンに勝てば秋山、諏訪魔と同点で優勝戦進出決定戦になるが、大森は曲者のカシンが相手なだけに落とし穴にはまる怖れもある。秋山は大阪では柴田正人、諏訪魔はボディガーとのシングル戦が組まれているが場合によっては1日3試合を強いられる、果たして優勝は誰なのか?自分的には秋山の二連覇に期待したい、秋山は曙、潮﨑、諏訪魔を立てるために一歩引いているが、トップの三人のうち二人が欠場という事態となった以上、秋山の存在がまだまだ必要となる。そして忍び寄る“負の連鎖”を断ち切って欲しい。

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