全日本プロレス
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世界タッグ王座挑戦を控えた浜亮太も全日本プロレス離脱を表明
6月19日 全日本プロレス 北海道・釧路青雲台体育館「CROSS OVER 2013」800人超満員
◇第1試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ(9分28秒 片エビ固め)XSUSHI
※ファイナルカット
◇第2試合◇
▼世界ジュニア前哨戦 STACK OF ARMSvsバーニング/30分1本
○田中稔 金本浩二(14分21秒 HEATクラッチ)X金丸義信 鈴木鼓太郎
◇第3試合◇
▼30分1本
○浜亮太(10分56秒 体固め)XMAZADA
※雷電ドロップ
◇第4試合◇
▼30分1本
○曙(7分35秒 体固め)X近藤修司
※ジャンピングボディプレス
◇第5試合◇
▼30分1本
○船木誠勝 河野真幸(14分52秒 体固め)大森隆男 X大和ヒロシ
※ハイブリッドブラスター
◇第6試合◇
▼三冠前哨戦 LAST REVOLUTIONvsバーニング/60分1本
秋山準 ○潮崎豪 青木篤志(24分20秒 片エビ固め )諏訪魔 ジョー・ドーリング X中之上靖文
※豪腕ラリアット
(プロレス格闘技DXより)
【浜の話】「(6・2後楽園でLOVEポーズからのシャイニングウィザードを見せていたが去就についてすでに決断している?)アレが俺の答えだよ。俺は口下手だから。6月2日、後楽園のリング上でLOVEポーズからのシャイニングで決めたのが全て。誰よりも早く結論出してるつもりだよ。ファンは誰一人として俺が残ると思ってないんじゃないかな。やっぱり5年間、道場で修行を積んできて、武藤さん夫妻、内田さん、カズさんにお世話になりましたからね。看板の重みも大事だと思うけど、相撲界は義理人情で生きてる世界だから、俺は義理を通す。ましてや和田京平さんの紹介でこの世界に入れてもらったから、電話だけどあいさつさせてもらったんですよ。京平さんも『よく電話してきてくれたな。これから大変だと思うけど、お前らしく頑張れよ』と言ってくれて、凄くうれしかった。今の自分が何であるか考えれば自ずと出る答え。俺は京平さんに入れてもらって、武藤さん、内田さん、カズさんにレスラーとして育ててもらった。その恩は一生忘れちゃダメだと思うからね。(曙選手には相談した?)横綱はフリーだから、横綱は横綱らしく、必要とされるところで頑張っていただければ。それは俺がとやかく言うことじゃない。横綱が決めることだからね。俺もいつまでも横綱がいるからどうとか甘えててもダメだし、自分の去就は自分で決めたいんでね。そこまで横綱に迷惑かけたくないし。(そんな状況下、6・23札幌で世界タッグ挑戦も控えるがどんな心境で臨む?)全日本に世界タッグを取り戻すとか、そういう気持ちは一切ない。自分のために戦う。それだけ。相手に不足ないし、会見で言った通り、規格外の内容で規格外の勝ち方をするのが僕らのポリシーだから。(白石社長に対する気持ちは?)選手のことをそのへんの道具扱いにしてるとこがあるからね。俺が面談を断ったとか勝手に言われてるけど、帝国ホテルに呼び出されて5時間話して、もう話すことはないよ。親に知らない人についていくな、嘘つく奴は信用するなと言われてるんでね。ついていかないし、信用してないよ。ただ、諏訪魔さん、SUSHIさんはお世話になった先輩だから、本人が出した結論だけど、正直、気持ちは寂しい。あとはリング屋の黒木(信吉)さんとか別れるのは寂しいけど、お互い仲悪くなって別れるわけじゃないからって励ましてもらった。お互い新天地で自分らしく頑張っていければと思いますね」【秋山の話】「(全日本への継続参戦を決めたとのことだが、バーニングのメンバーで相当話し合ったのでは?)結構みんなで話しましたよ。デニーズ会議。外が明るくなるまで、でかい男5人がドリンクだけで粘って、デニーズのお姉さんが困ってたね(苦笑) 『青木、お前だけでも食え』って注文したけど。(いろんな意見が飛び交った?)そんななかったね。当初はここで頑張ろうってみんなで来て、こういう形でまた移るってことはできなかったですね。俺にしても全日本に帰ってきて、まだ何もやってないし、白石さんの言ってることについて思うことは他の選手と同じで、何言ってんだと選手が怒る気持ちもわかる。でもやれるとこまでやって、プロレスはこういうもんだってわかってもらうしかないかなと。わかってもらえないならしょうがないけど、白石さんに対してまだやってないし、みせてない。あの人がリングに上がるって言ってるときに限って、俺らがメインだったけど、上がらなかったからね。俺の中でわかってくれてるんじゃないかというのがあるし、いけるんじゃないかなというのもある。やっていくうちに無理だと思ったらしょうがないけどね。正反対の考えの人間を俺らの考えに近づけるのは簡単じゃないし、なおかつオーナーだからね。そういう人にプロレスとはこういうもんですよとわかってもらうには時間がかかる。やってみてダメならともかく、俺らやってみてもいないから。(バーニング全員がベルトを持っているのも大きいのでは?)それが一番大きいと言えば大きいよね。残るメンバーの人数が少なくなったとしたら、世界タッグなんか封印してもいいかもしれない。ベルトを放っぽり出すんじゃなくて、今の状況だとベルトに失礼だから。少ないチームで争ってもしょうがないから、チームが増えたらまた解禁すればいいし。(6・30両国の三冠戦も秋山選手にとって大きい?)まだどっちかわからないフワフワしてる状態で、俺が全日本を守ると言ってる人間の前に立っていいのかなというのもあったし、バーニングとしてしっかり考えを出した方がいいと思ったね。(6・16高崎で諏訪魔と拳を合わせたのが2011年8月のALL TOGETHERと同じで印象的だったが?)やろうぜった感じだよ。同じだったら、また俺が勝つってことだね。白石さんにわかってもらうのもあるけど、一番はお客さん。なんだかんだいって、この状況で全日本のファンに申し訳ないよ。この状況になった人間全員が考えないといけないことだと思うね。だからしっかりとしたいい試合をみせなきゃいけないよ。離れる人、またかと思う人もいだろうし、その中でも来てくれる人もいる。その人たちを裏切らない戦いをみせたいね。白石さんはよく顧客満足度って言うけど、全日本に来てるお客さんの満足度は何ですか? 白石さんが考えてるものとお客さんが求めてるものは違うと思うよ。自分の考えがファンの考えと思ってる。そういう考えの人もいるのかもしれないけどね。そこは一番大きく書いておいてほしいぐらいだよ。とにかく全日本をバックアップしてるのも確か。ファンの人が一番のスポンサーって馬場さんがよく言ってた通り、お客さんがいなかったら俺らは何なのかってなるわけだから。白石さんと一回会って、そういうことも離したし、言いたいことも言わせてもらった。その時にわかってくれた気がしたんだよ。だからバーニングは残ろうと決断した。僕らの気持ち、ファンの思いを裏切らないでもらいたい。プロレスに嫌気がさしたファンが離れるのが一番いや。そういうことがないようにしたいよね。ノアを飛び出した俺が言うのも何だけど(苦笑)」
19日の釧路大会で浜がMAZADAと対戦、試合後に今月限りで全日本プロレスを離脱し武藤敬司に追随することを表明した。
浜は2月の後楽園大会でシャイニングウィザードを放ってプロレスLOVEポーズを取っていたことで既に意思表示を示していたが、白石伸生社長とも会談し5時間に渡って慰留にされたものの「信用出来ない」ということで離脱を決意したという。
ただ残念なのは離脱表明をしたのは23日の札幌大会の前だったということ、札幌大会では曙とのSMOPで秋山、潮崎組の保持する世界タッグ王座への挑戦が決定している。コメントを聞く限りでは世界タッグ王座を奪取する意志はないことから、試合を楽しみにしてきたファンにしてみれば残念な話なのではと思うし、せめて札幌大会を終えてから離脱表明しても遅くはなかったのではと思う。
またこれで浜も武藤に追随することを示したことで、離脱を確定した選手は5人、候補に挙がっているKAIらを含めるとなると8人、未定の選手を含めると10人以上になる可能性が出てきた。
秋山も試合後のコメントで白石社長との会談の経緯を説明したが、残留組も決して白石社長を信用していない、秋山の苦言を白石社長が理解してくれれば良いのだが・・・
<残留組>(確定)諏訪魔、KENSO(復帰)太陽ケア(候補)SUSHI (バーニング)秋山準、潮崎豪 金丸義信 鈴木鼓太郎 青木篤志
<武藤派>(確定)カズ・ハヤシ 近藤修司 船木誠勝、浜亮太(候補)KAI、大和ヒロシ 田中稔 金本浩二
<未定>真田聖也 河野真幸 征矢学 大森隆男 アンディ・ウー、中之上靖文
<中立>曙 渕正信 MAZADAPR -
秋山準、潮崎豪らバーニングは全日本プロレスの看板を守るために残留へ
東京スポーツで秋山準らバーニング(潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志)が全日本プロレスにフリーとして残留する意志を固めたことを報じた。秋山は白石伸生社長に対しては不信の態度を示し、また今月中で契約が切れること去就が注目されていたが、今後の方向性に関しては明確にしていなかった。
残留する理由は東スポでは「13年前、俺らが出て(ノアを旗揚げして)全日本は危機を迎えた。正直、今の方が危機かもしれない。バーニングのメンバーと話し合って、今の全日本で戦っていくと決めた。一度、離れた人間が看板を守るというのは失礼かもしれないけど、守っていくよ。俺らは今、全員がチャンピオン。俺は3冠戦と世界タッグの防衛戦も決まっている。それをフワフワした状態でいるのは失礼。
(諏訪魔の残留)それは大きかったね。3冠を争う諏訪魔が残るんだから。(潮崎)豪にしたって諏訪魔という今一番の好敵手を見つけた。
(全日所属になるのか)頭にはないね。いろいろやっていく状況を見て、もちろん白石さんの状況も見ながら。白石さんには経営をしっかりやってもらいたい。
(参戦のきっかけとなった武藤敬司前会長や内田雅之前社長に対して)感謝しかない」
また秋山は昨日更新のFBでも「全日本プロレス高崎大会をご観戦頂いたファンのみなさん、ありがとうございました!このオフにいろいろありましたが、僕には世界タッグ、三冠があります。今はそこに集中したいと思います! 会場から帰る時にファンの方から『全日本を宜しくお願いします!』と言われました。フリーで参戦している僕にその言葉を・・
ファンのみなさんも全日本の事が本当に心配だと思います。バーニングは全員チャンピオンとして、その責任はしっかり果たします!」
と更新していることから、現在の路線である全日本vsバーニングの流れを止めたくるわけにはいかず、世界タッグ、世界ジュニア王座を保持していることから王者として団体を守る責任、そして1度捨てた全日本を2度も捨てるわけにもいかない気持ち・・・様々な要因が重なっての残留だと思う。ただ所属にはなる気はなくあくまでフリーとしての残留することから、白石社長の態度次第ではといったところだろう。
また白石社長との内通疑惑が取り沙汰されているKENSOも昨日更新のツイッターで
離脱が流行ってきた。しかし離脱なんか簡単な事である。大変なのは離脱した団体に帰らないで生きて行く事。僕も新日本を出て11年、この11年で新日本を辞めて新日本に帰ってない選手は僕だけ。それは僕の信念でもある。それぐらいの覚悟で離脱を考えてほしい。
— KENSO (@bichitto1) June 15, 2013
正式に残留する意志を表明し、SUSHIも残留する構えを見せ、一方の武藤側はKAI、大和ヒロシ、田中稔の3選手が追随の方向であることから、双方共ある程度の人数が揃ったところだ。
白石・全日本も諏訪魔や秋山・潮崎率いるバーニングの残留は大きいが、肝心の白石社長がそれを生かせるかどうか、選手達も白石社長を完全に信用したわけでなく、あくまで全日本の看板を守るために残ったことから、カンパニーという大きな夢よりも、まず全日本の看板を守ることを重視して欲しいが・・・
<残留組>(確定)諏訪魔、KENSO(復帰)太陽ケア(候補)SUSHI (バーニング)秋山準、潮崎豪 金丸義信 鈴木鼓太郎 青木篤志
<武藤派>(確定)カズ・ハヤシ 近藤修司 船木誠勝(候補)KAI、大和ヒロシ 田中稔 金本浩二 浜亮太
<未定>真田聖也 河野真幸 征矢学 大森隆男 アンディ・ウー、中之上靖文
<中立>曙 渕正信 MAZADA
(スポーツナビまたデイリースポーツより) 分裂騒動で揺れる全日本に参戦中の秋山準率いるバーニングの5選手(潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志)が、今後もフリーとして王道マットを主戦場にしていくことが17日、明らかになった。
秋山は「フリーとして全日本でやっていく。5人全員で納得して決めた。それぞれベルトを持ってるし、責任をもってやらないと」と決意を明かした。すでに3冠王者・諏訪魔の残留、前3冠王者・船木誠勝らの離脱が判明している。
全日本に大きな戦力がとどまることになった。秋山と金丸は全日本でデビュー。00年のノア設立時に離脱しており、秋山は「(今度は)今の危機的状況を助けたい。全日本という名前を守りたいっていうのがあった。諏訪魔1人でといってもどうしようもない」と話した。諏訪魔残留の影響を「大きい。僕以上に、潮崎(豪)にとって大きい。(今後も)戦うべき相手」と認めた。退団表明し、新団体設立を目指す武藤敬司には内田雅之前社長を通じて気持ちを伝えたという。
白石伸生社長とも会談し、最終決断した。白石社長に対しては、「ファンの方が迷うような発言や行動はやめていただきたい」とクギを刺したという。決断は盟友の小橋建太氏にも伝えた。「“全日本で頑張ります。いけるとこまでいきます”と話した。小橋さんからは“お前らが決めたことなんで頑張ってくれ”と言われた」と明かした。
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船木誠勝も今月いっぱいで全日本プロレスを離脱表明・・・白石社長も武藤敬司の人望を侮っていた
(スポーツナビまたデイリースポーツより)
前3冠王者の船木誠勝(44)が全日本から離脱することが15日、決定的になった。退団表明した同期の武藤敬司(50)が設立に動く新団体へ合流するとみられる。当初から白石伸生社長(40)の改革路線に反発していた船木は、都内でのイベント後に取材に応じ「2月から気持ちは変わっていない。(武藤体制からの)方針が変わったらついていけない。多少話し合っても無理な部分ってあると思う。社長のフェイスブックも見ていた。ついていけないと思う」と明言した。総合格闘技路線や鎖国など、白石オーナー(当時)の考えが明らかになった2月の時点で真っ先に異を唱えたのが船木だった。考えが不変な場合、今年限りでの退団を示唆。発言によってのペナルティーも覚悟し、当時保持していた3冠ベルトをはく奪されても構わない考えだった。
現時点で盟友・武藤からの“呼びかけ”はまったくないという。「おととい(13日)もプライベートで会ったけど、一言も誘わない。(新団体へ)来てくれとも言われないし、行きたいとも言わない。あうんの呼吸」と笑顔で明かした。「来てくれるものと思ってるんでは?」と問われると、「と思ってると思います。強制する人じゃないけど」と即答。「心の兄弟」という表現で、武藤への信頼を口にした。
船木は、契約に関する話し合いを個人事務所と親会社のスピードパートナーズ側で行っているといい、代理人に自身の考えは伝えているとした。退団希望者は6月いっぱいで契約終了という、当初の通達は流動的となっている。
新日本を皮切りにUWF、藤原組、パンクラスなどを経験したベテランは「(それぞれの)選手が残るか出るかは(30日の)両国の後、ハッキリすると思う」と予告した上で、「20歳をこえたら、誰について行くとかはないと思う。自分の考えで、一番輝ける場所を選んでいくでしょう。自分もそのつもり。自分の気持ちと合うところで試合をする」と決意を告白した。
また、残留を表明した3冠王者の諏訪魔(36)からは連絡を受けたといい、「チャンピオンだし、(最悪)自分が1人いれば団体が成り立つという決断。(気持ちは)分かります。自分は育った新日本を出ちゃった人間なんで、タイプが違う選手だなと」と理解を示した。
昨日の近藤修司に続いて船木誠勝も今月いっぱいで全日本プロレス離脱を表明し武藤に追随する構えを見せた。新シリーズを前にして今月いっぱいで離脱選手が続出するなど、まさに異常事態としかいいようがない。
今週の週刊プロレスでは武藤に追随する選手は5~6人程度なのではと報じていたが、渕正信がブログで「『新団体』にはこれまでの流れで多数のレスラーが参戦するだろうな。」とコメントしていたとおり武藤派に流れていく選手は多数になる可能性が高くなってきた。
こういった分裂騒ぎは人望がモノをいってしまう、天龍源一郎が全日本プロレスを離脱しSWSに移籍した際には冬木弘道、北原光騎、折原昌夫など天龍派の選手が天龍に追随し、それがきっかけになったのか全日本から次々と選手、スタッフがSWSに移籍。三沢光晴も全日本を離脱しNOAHを旗揚げした際には小橋建太、秋山準、田上明など主力級が追随したことで大多数の選手、スタッフが三沢に追随していった。
白石社長は違約金のことを持ち出して選手を引き止めようとしていたのだろうが、それでも選手らは武藤に追随していく、白石社長も武藤の人望を侮っていたのかもしれない・・・
(追記)6月16日 全日本プロレス 群馬・ニューサンビア高崎「CROSS OVER プロレスLOVE IN TAKASAKI 高崎市社会福祉チャリティ大会」 1500人 超満員札止め
◇第1試合◇
▼30分1本
○吉江豊(9分08秒 ベアハッグ)X渕正信
◇第2試合◇
▼30分1本
○SUSHI (9分46秒 KAPPAMAKI)XMAZADA
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 大和ヒロシ(13分24秒 片エビ固め)河野真幸 X金本浩二
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 ○KAMIKAZE (14分36秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング X中之上靖文
※ムーンサルトプレス
◇第5試合◇
▼世界ジュニア前哨戦 STACK OF ARMSvsバーニング/30分1本
船木誠勝 ○田中稔(15分41秒 ミノルスペシャル)潮崎豪 X金丸義信
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/45分1本
○曙(5分40秒 片エビ固め)X浜亮太
※ランニングボディプレス
◇第7試合◇
▼三冠&アジアタッグ前哨戦 LAST REVOLUTIONvsバーニング/60分1本
諏訪魔 ○カズ・ハヤシ 近藤修司(21分14秒 片エビ固め)秋山準 鈴木鼓太郎 X青木篤志
※パワープラント
(プロレス格闘技DXより)
【武藤の話】「(今後について?)コメントできねぇんだよ。(諏訪魔が残留を宣言したが?)わかんねぇ。コメントできねぇ。それもしゃべれねぇよ。ノーコメントだよ。今日はプロモーターの義理があるから来ただけだから。進路が見極められるとこになったらしゃべれると思うけどな。(最近はどのように過ごしている?)忙しいよ。プロレスのことじゃなくて、いろんなとこから呼ばれたりしてるからね。(6・30両国もあるが?)知らない。わかんないよ。なんだかんだ話題になってるから、もしかしたら集客するかもな。それはお客さんが決めることだから。(選手に対しては?)こうしてリングが組まれてお客様がいるわけだから、プロとして失礼のない試合をしないとね。全力で頑張ってほしい。その中でケガもしないようにね」
【船木の話】「(退団を意思表示したとのことだが?)契約解除の旨を会社に伝えました。シリーズが始まる1週間前ぐらいですね。自分、会社を持ってるんですけど、会社と会社で契約してるんで、代理人を通してですね。ギリギリまで望みを残したかった。武藤さんに株を返してくれると望んでたんですけど、それがなくなった今、あの社長の方針にはついていけないです。FACEBOOKで世間を騒がせたのも全部みてましたし、その上でついていけない。(全日本に在籍するのは?)6月いっぱいの方向で考えてます。(6・30)両国までですね。いろいろあると思うんですけど、今までの全日本と違う。武藤さんが離れた以上、違う形になりますから。看板もあるけど、自分はスタイル。プロレスは武藤さん。武藤さんのスタイル以外考えられない。それで4年やってきたんで。どういう形になるか、ここ1週間、2週間であると思うけど、こちらの意志は伝えました」
【カズの話】「(全日本が分裂騒動に見舞われているが今後の去就をどのように考えている?)前から言ってるじゃん。あのオーナーにはついていけないって。プロレスに対する考え方、そこが一番かな。残れないし、一緒にやりたくないよね。言うこともコロコロ変わるし、それによって現場が不安になったりするからね。選手みんな不安になるし、何をしたいのかわからない。契約の話もそう。俺は(全日本を)抜けますよ。今後はわからない。両国が終わってから考えますよ。とにかく今はアジアタッグを全日本に戻す。(試合後、LOVEポーズを見せていたが?)したっけ? たぶんプロレスを愛してるってこと。みんなそうだよ。フリーの選手も所属もバーニングもそうだし、ファンもマスコミの人たちもそう。みんなに共通してること。プロレスを愛してる。それが自然に出たってことじゃないかな」
【近藤の話】「やっぱりリング上は気持ちがいいね。やっぱりレスラーはリングに立ってナンボだよ。リング上ってのはレスラーにとって神聖なものだと改めて思った。それはこの試合をみてもらえばわかると思う。アジアはずっと言ってるから。アジアにいたる道よりも、獲ってからだ。(一部報道で退団を宣言していたが?)白石の下ではできない。いろんな考え方があると思うよ。100パーセント納得した結論なら公開しないだろうからね。っどっちにいこうが幸せになれればいいよね。俺的には今シリーズ始まったけど、契約解除通知が来てないからわからないけど、気持ちはすっきりしてるよ。レスラー、関係者、他団体、ファン、誰も得してない。選手は普通に仲いいのに割れるのは初めてじゃないの。誰がそうしたか、俺は絶対に忘れないよ。うまく回ってたはずなのに、1個の歯車が狂うだけでうまくいかなくなる。まぁ、いい勉強に放ったよ。いいとか悪いとかじゃなく、これでみんなが成長で着ればいいのかもしれない。これで業界の発展につながればね。今はこうだけど、将来的に業界が発展して、みんながよくなって、あの時、分裂したからだって振り替えられればね。苦労するのは個人的に悪いことじゃないと思う。お互い苦労するだろうし、これでどんなものを表現できるのか楽しみだし、もしかしたら俺はプロレスやってないかもしれない。転換期に来て、人生そのものを見つめ直す機会にはなったよ」カズ、近藤、船木の離脱表明の中で全日本の新シリーズが開幕、そして退団となっていた武藤が来場、なぜ来場したのかというとプロモーターとの約束で試合をする予定だったが、先月末で退団となっていたことから試合をすることが出来ず、プロモーターに義理を果たすということで来場、前説である阿部タイムでは欠場中のKAIとともに登場しオープニングを締めくくったが、今後に関しては一切ノーコメントで通し、30日の両国大会には来場するかどうかは不明、また白石伸生社長はマスコミの前には姿を見せなかったという。
そしてリング内では熱戦が繰り広げられ、メインでも残留を決めた諏訪魔が三冠王座の防衛戦の相手である秋山と激戦を繰り広げファンを大いに沸かせたが、バックステージでは船木、メイン終了後にはカズ、近藤が退団を表明、三選手に関してはマスコミ報道で退団を表明していたが、今シリーズはおそらくだが武藤全日本にとっても最後シリーズになるだけに、試合より分裂騒動の方が話題が先行してしまうのも残念である。
また近藤のコメントでもあるとおり選手間同士は仲が悪いというわけでもないのに武藤派と残留派に分かれることのなった。確かに武藤全日本は馬場全日本ほど経営的には楽ではなかったのも事実だが、しかし選手らは武藤全日本を守ろうとして懸命に頑張ってきたのも事実、一つのことがきっかけになって二つに分かれる・・・近藤にしてもやりきれない気持ちなのではと思う。
6月30日で最後となる武藤全日本、どんなフィナーレが待っているのか? -
近藤修司がギャラ未払いを告発・・・ますます価値が落ちていく全日本プロレスの看板
(東京スポーツより)
分裂不可避となった全日本プロレスの暴走キングコングこと近藤修司(35)が14日、30日両国国技館大会を最後に同団体を離脱することを宣言した。
両国決戦で近藤はカズ・ハヤシと組んでアジアタッグ王者の鈴木鼓太郎、青木篤志組に挑む。ただ、盟友のカズは「6月までと思ってる」と早々に白石伸生新社長率いる全日プロに反目。近藤も「7月以降は全日本に出ない。つーか、白石の下でなんか出たくねえよ」と吐き捨てた。
アジアタッグを奪取した場合は「ベルトを取ったら、白石が寛大なところをみせて(フリーとして)他団体で防衛戦を組めんのか、白石が奪う(王座を剥奪する)のか。どっちにしてもこっちから返上する気は全くない。奪うなら奪え。それを決めるのは白石次第だろ」と話した。
ただ、白石社長は選手契約に関して合意解除でない限りは違約金が生じることを明言。これに対し、近藤は「話はするよ」とした上で「でもさ、最初からカネの話をしてる時点でおかしい。カネにしか興味ねえんだよ」と守銭奴扱いだ。
近藤と白石社長との関係修復はもはや不可能。近藤は最後に「レスラーを働くロボットとしか思ってねえんだよ。そういや6月の給料、1日に払われるはずだけど1週間ぐらい遅れたぞ。どうなってんだ?」と徹底批判した。カズが6月いっぱいで共に全日本プロレス離脱を表明していたことで、共に離脱をチラつかせていた近藤も正式に6月いっぱいで離脱を表明、その中で近藤がギャラの未払いを告発した。
気になるのは白石社長が昨日発売の宝島社の本や武藤敬司との話し合いでもJリーグ進出して企業グループにすると発言していたことから、金は少なくとも持っているはず、だが近藤がギャラを未払いを告発している、まさかと思うが反抗する選手にはワザと支払っていないのでは・・・
白石社長は削除したFBで「王道スタンスここは、全日本プロレスなのだから、歴史と伝統があるのだから、焦らずどっしりと構えて、選手の全日本に対する想いに賭けよう。
離脱者は、出ても相当少ない。週刊プロレスさんの読みは、ハズレ。
我々は、プロレスラーではないが、交渉のプロ。様々な引き出しを用意してますから。週刊プロレスさん、残念でした。
離脱者ゼロに向けて、交渉頑張ります!しかし、改めて、馬場さん、四天王の築いたブランド力の凄さを思い知る。 」と更新し創始者であるジャイアント馬場さんの全日本の凄さを称えていたが、武藤敬司体制では遅配があったものの、馬場体制の全日本はギャラは期日、また契約通りに支払っていた、約束を守ることでレスラーや関係者との信頼関係を築いていった。
だがこうやって武藤体制でもなかったギャラ未払いの話がこうやって表沙汰になった、白石社長は新体制での契約云々を言い訳にするのだろうが、白石社長は全日本プロレスの看板に泥を塗ったのには変わりない・・・・
生前ジャイアント馬場さんが天龍源一郎が全日本を退団してSWSへ移籍する際に「袋に空気を一杯いれて、パーンと叩いたら袋が破れちゃうだろ?でも袋に小さい穴を開けたておいたら破れること はない、京平、オレは天龍に対して袋を破らないように心がけたん だよ」と側近だった和田京平レフェリーに漏らしたことがあった、それは天龍を追い詰めたとしても得はないし、追い詰めすぎると逆に自分がとばっちりを喰って大ヤケドしてしまうという考えでもあったが、今回の近藤の告発は白石社長が退団する選手に対して[一方的な解除であればペナルティーとして年俸の2倍の違約金が出る。武藤さんは2倍×3年なので年俸の6倍。」と言い放ったことで、力づくで選手を押さえつけようとして逆襲を受けたということなのか、全日本を去って武藤敬司に追随したければ、後腐れなく清算すべきところはキチンと清算すべきなのではと思うが、白石社長はどうしても自分の主張を押し通したいようだ・・・ -
武藤も白石も全日本の看板を継ぐ資格なし・・・最古参の渕正信は分裂騒動に背を向けた
(渕正信のブログ酔々ブルースより http://pure-city.jp/fuchi/2013/06/post_1257.html)
結局は全日本は元には戻らなかったってことだな。残念だがな。全日本プロレスの看板の偉大さを武藤も内田も白石もわかっていない!そう思わざるを得ない。大意のため小意を切り捨てることをどうしてできなかったのか。互いの小さな意地のため全日本プロレスは分裂しようとしている。
私は巡業先での選手との語らいで全ての選手が全日本に対する愛情愛着の高さを感じた。彼らは本当に全日本プロレスを愛している。実際、地方でも他団体に決して負けない素晴らしい試合内容を見せている。現場の雰囲気もすごくいい。
だが、これから残る選手去る選手でギクシャクするのはやむを得まい。寂しいことだが…。もう話し合いの余地は残ってないのだろうか?諏訪魔が残ったことに白石氏は感謝すべきだろう。諏訪魔は現三冠チャンピオンとして全日本プロレスの歴史と看板の重みを重視したに違いない。
ただ今後諏訪魔と白石氏の間がうまくいくかどうか?プロレスという特殊な職場に関して白石氏はまだ若く、私から見ればド素人だ。ここはひとつ諏訪魔の意見に耳を傾ける謙虚さが必要だろう。
武藤、内田ラインのいわゆる「新団体」にはこれまでの流れで多数のレスラーが参戦するだろうな。だが全日本の看板は使えない。これは大変ことなんだよ。今後の日程もまだ決まってないんだろ?私自身40年間「全日本プロレス」という看板の庇護のもとプロレスラーとしてやってきた。他団体の暮らしは知らない。
3年前に解雇された後もフリーとして全日本のリングに上がり続けた。これ自体我ながら幸運だったと感謝している。さてしかし、これから私はどうするかな?先ずは静観だな。
今現在諏訪魔、白石ラインにも武藤、内田ラインにも就く予定はない。今月30日の両国大会が我が試合スケジュールの最終日。試合以外だと今でも相変わらず飲み会のスケジュールが詰まっている(笑)。結構そっち方面で忙しい(笑)。
どっちみち、こんな還暦間近のロートルレスラー、両ラインとも欲しくはないだろう(笑)。となると、7月以降の真っ白な我がスケジュール、飲み会で埋める作業をしなきゃ!先シリーズのギャラでどうにか8月いっぱいはこの都心のマンションに住めそうだ(笑)。それ以降はこのままフェードアウトの可能性も…。なんだかなぁ(笑)。
まあともかく、こんな全日本プロレスの状況を一番悲しんでいるのは長年の全日本ファンとレスラーだということだ!
いや、やっぱり馬場さんかなぁ…。
全日本プロレスの最古参レスラーである渕正信が全日本プロレスの状況をブログに更新したが、内容は白石伸生社長だけでなく武藤敬司、内田雅之氏に対する怒りだった。
今週の週刊プロレスの報道では武藤敬司側につくレスラーは5~6人程度(カズ・ハヤシ、近藤修司は決定的)、村山大値レフェリーや神林大介レフェリー、阿部誠リングアナは武藤に追随し辞表を提出する構えを見せているという。
渕さんの希望は泥仕合をどうにか終息させ、三者が手を合わせて全日本を建て直して欲しいというもの、しかし渕さんの希望に反して武藤派、白石派と全日本は分かれようとしている。
渕さんはどうなるのか?武藤や白石社長に全日本の看板を継ぐ資格なしと見て、どちらにもつかない態度を示した。
自分も渕さんの意見に賛成している、武藤は確かに13年間全日本を引っ張ってきたが、今では完全に全日本という看板には未練はない、白石社長は全日本プロレスの看板を守ると掲げて諏訪魔や太陽ケア、和田京平レフェリーを抱きこんだが、肝心の白石社長が馬場さんの王道プロレスを理解しているとは思えない。
前にも書いたが全日本プロレスの看板は創始者であるジャイアント馬場さんに返上して欲しい、それが今の自分の気持ちである。
分裂騒動に背を向けた渕さんは現役を続けるか引退するか、今後どうなるかわからない。自分としてはまだ現役を続けて欲しいが・・・ -
白石社長が武藤敬司批判・・・・カズ・ハヤシと近藤修司は6月いっぱいで離脱へ
(スポーツナビより)
分裂騒動に揺れる全日本プロレスが11日、都内・事務所で株式譲渡に関する記者会見を行い、白石伸生新社長が途中経過を報告した。
白石社長は武藤敬司前会長との株式譲渡に関する交渉が継続中であると語ったものの、武藤前会長に一部報じられた新団体設立の動きがあることを「物には順序がある。交渉期間中に派手なアクションをされるのはいかがなものか」と遺憾を表明。その上で「このまま行くと交渉を打ち切り、違約条項の契約が残っているので、それをどう円満に解除していくかという話し合いにシフトしていかざるをえない」と話し、「このままでは今週いっぱいぐらいで交渉を打ち切らざるをえない」と、今後の方向性が近々定まることを示した。また、「6月30日の両国大会にはどの選手が残って全日本プロレスを守っていくというのは発表できると思います」と語った。
会見では白石社長が退席した後、諏訪魔が登壇し全日本プロレス残留を表明。「全日本プロレスに残る決断をしました。ここまで育ててくれた武藤さん、内田さんには感謝の言葉しかありません。でも僕は全日本プロレスが好きで入団したので、全日本プロレスを裏切ることはできない。全日本プロレス残留を決めました」と語り、自身の全日本への愛と恩人への思いで揺れたのか、目に涙をたたえた場面もあった。全日本プロレスの白石伸生社長が会見を行い、東京スポーツで報じた武藤側との株譲渡交渉を一方的に打ち切ったことに関しては全面否定し継続中としながらも、同時に新団体設立へ動いている武藤敬司を非難した。信頼関係のないもの同士が交渉し合うのだから妥協点が見出せない限り決裂は目に見えていていた。
(デイリースポーツより)
大学で経営学を学ぶため、1月3日の後楽園ホール大会を最後にプロレスを休業していた太陽ケア(37)が、全日本に復帰することが10日、分かった。11日にも発表される。会長を辞任した武藤敬司の退団表明などで揺れる古巣の一大事に決意したという。94年に全日本でデビューしたケアは、00年に故三沢光晴さんらが大量離脱した際も王道マットに残留した。1月3日にはファンに感謝しながら、「全日本のスピリッツはフォーエバー」とコメントしていた。また、かねて全日本への強い愛着を語っていた3冠王者・諏訪魔が残留することが決まった。
なお、武藤と白石伸生社長との株式譲渡をめぐる交渉は、この日までに決裂が決定的になった。11日に白石社長が都内で会見し、発表する。武藤は、追随する選手らとともに新団体を設立することが有力だ。
そして諏訪魔に続いて経営学を学ぶためにレスラーを休業していた太陽ケアが全日本プロレスに復帰することになったが他に残留する選手は明確にせず、6月30日まで待つことになりそうだ。
また東京スポーツではカズ・ハヤシと近藤修司が今月いっぱいで全日本を離脱することを表明した、カズは白石社長から「今月で契約を切り、残留者だけが7月から新契約を結ぶ」と意向を伝えられ、全選手に伝えたが2日後になって白石社長退団希望者も9月いっぱいまで大会に参加させる新たな方針を発表したことで、契約内容が口頭で二転三転と変わり、選手らには何の通達されないなど白石社長への不満を露にした。
カズは「選手の精神的にもよくない。はっきりさせるべき、ボクは6月までと思っている」と6月いっぱいで全日本を離脱を表明、同席していた近藤も「あの人(白石社長)の下ではやれないよ」と共に離脱することを表明した。
これで完全に分裂は避けられない状況となったが、残念なのは16日から始まる新シリーズの前に分裂が明確化したこと、今回の分裂は2000年の三沢光晴の離脱と同じなのではと言われるが、三沢のときは4月の時点で分裂のウワサが出ても全面否定し、6月の武道館を終えてから事を公にするなどファンや関係者に迷惑をかけないように配慮したことで円満に全日本を去っていった。
武藤と白石社長も言い分はあるだろうが、見ている側の配慮がないのが残念な部分でもある。 -
全日本プロレスという看板に拘った末の決断・・・諏訪魔が全日本に残留、武藤と決別へ
三冠統一ヘビー級王者の諏訪魔が退団した武藤敬司に追随せず、全日本プロレスに残留することを明らかにしたことを東京スポーツが報じた。
諏訪魔は武藤から『新団体へ揃っていこうしよう』と誘われたが、諏訪魔はかねがね全日本プロレスという看板に拘っていたことから武藤の誘いを断り、白石社長と話し合い「全日本プロレスという看板を守る」ということで意見が一致、残留する決意を固めたという。
諏訪魔は武藤チルドレン世代からしてみれば長男格でもあるが、独自で自分のスタイルを作り上げただけでなく、天龍源一郎から全日本の王道スタイルというものを学んでいることから武藤カラーには染まってない選手でもあり、以前から全日本プロレスというものに拘っていたことから、全日本に未練がない武藤と決別は必然的なものだったのかもしれない。
そして諏訪魔の要請により6月30日の両国大会には和田京平レフェリーが名誉レフェリーとして登場し三冠統一ヘビー級選手権を裁くことになった。京平さんに関しては白石社長がFBで京平レフェリーの復帰をマニュフェストに掲げていたが、京平レフェリーは自身のブログで全面否定していた、今回の全日本復帰は全日本を去ってからも交流をしていた諏訪魔からの要請で引き受けたもので全日本の看板をなくしてはいけないということで全日本に復帰の決意を固めたという。
また東京スポーツの取材で白石社長が武藤側との株譲渡の話し合いを打ち切ったことを明らかにし、武藤は新団体設立は確実となったというのだ。
武藤が要求しているのは株100%と商標権の買戻しに対し、白石社長は武藤の慰留には務めるが株50%を譲るも、白石社長の考えるフロント主導による合議制でのマッチマークと鎖国は譲る気は全くないため、決裂も必然といったところ。武藤も決裂すると想定していただけにこれで新団体設立へ集中できるといったところだろう。
今後選手らはどうなるかというと武藤側は武藤の影響力と人望を考えると武藤の育てた選手の大半は追随することは間違いない、白石社長は諏訪魔を獲得したことで諏訪魔に追随する選手もいるのではと考えているだろうが、影響力や人望に関しては武藤と内田社長には適わないし、武藤の影響力の下でいたせいもあって諏訪魔もそこまでには達していない。諏訪魔のユニットであるラストレボリューションにしても、カズ・ハヤシは武藤に追随を決めておりやジョー・ドーリング、中之上靖文は武藤やカズが育てた選手でもあり、近藤修司にいたっては白石社長には不信感を抱いているだけに、メンバーは諏訪魔には追随しないのではと思う。
また東京スポーツでは内田雅之氏が新日本プロレス6月8日後楽園大会に訪れていたことを報じ「あまりに突然のことだったので…。6月いっぱいは何もしません。選手からは相談を受けたりもしますよ。二、三考えていることはある」と意味深な発言を残した、内田氏はツイッターで秋山準らバーニング勢や永田裕志などと連絡取り合っていることから、武藤側のエージェントとして動いているのか、またこれも気になる話でもある。
諏訪魔が全日本に残り、武藤が全日本を去ることが決まったことで全日本プロレスは分裂することは確実となったが、分裂しても全日本の看板は残る、馬場さんが持って去りたかった全日本の看板はどこへ行くのだろうか・・・ -
秋山準は武藤敬司体制を支持・・・バーニングはどうなる!?
東京スポーツより
激動の全日本プロレスに“外敵”として参戦中のバーニング総帥・秋山準(43)が、揺れる胸中を赤裸々に明かした。全日プロとフリー契約を結ぶ秋山ら5選手は6月いっぱいでの契約満了を告白。全日OBでもある秋山は新社長に就任した全日プロのオーナー会社「スピードパートナーズ(以下SP社)」社長の白石伸生氏(40)に対し、武藤敬司前会長(50)に全日プロの株式100%を返還するように強く要請した。
――2月から本格参戦した古巣のお家騒動をどう思う
秋山:しょうがない。しょうがないとしか言いようがない。
――参戦の決め手は前社長の内田雅之氏(51)の呼び掛けだった
秋山:最終的に俺らが判断したこと。ノアを辞めた俺らを引っ張ってくれた内田さんと武藤さんには感謝しかないですよ。内田さんは辞める時に「すみません」と言ってくれたし。武藤さんだって、(プロレス界の)先輩として「いい試合だったよ、ありがとう」と言ってくれる。武藤さんから言われたら、誰だってうれしいと思う。
――恩義を感じている
秋山:内田さんと5月に交わした契約は6月いっぱいで切れる。4月から1か月ごとに契約書を作ってくれた。俺らが動きやすいようにしてくれたんだと思う。この先は分からない。ただ、5人で固まって行動するのは変わらない。
――潮﨑豪(31)とは世界タッグ王者。契約が切れてもベルトを持っていた場合は
秋山:フリー参戦という形になるのかな…。でも、みんな辞めちゃったり、俺らしかいなかったら返上するしかない。フロントだけじゃどうにもならない。戦うべき相手がいるから戦うわけで。
――理想的な着地点は
秋山:本当に株を全部返してほしい。武藤さんに。全日本という名前は俺が生まれた場所で、すごく思い入れもある。取り戻そうとしてくれている武藤さんの頑張りに期待するしかない。
――白石氏をどう思っているのか
秋山:企業家としてはすごいのかとは思うよ。社長になったら全て思い通りに回ると思ってるんじゃないかな。よく白石さんが「プロレス村」がどうのと言うけれど、そんなにプロレスだけが特殊なの? 俺らはプロレスの職人だし、武藤さんとかに「いい試合だった」と言われれば意気に感じるし、また頑張ろうと思う。俺から言わせたら白石さんの方が特殊だと思うよ。「1日付で社長になりました」と言われても社員だって知らないし。血が通ってない。
――不信感は根強い
秋山:そば屋にすごい洋食チェーン店が入ってきて成り立つと思う? 料理人もいなくなって、ヘタしたら全く違う料理が出てくる。お客さんがかわいそうだよ。
――白石氏は残留者は7月から新契約。離脱希望者は9月いっぱいで契約解除の方針を示した
秋山:残る人間と残らない人間で、うまくいくワケがないでしょ!? 俺らはどこのリングに上がるのか分からなくなるけど、いいパフォーマンスをするのが信念。お客さんを引っ張るいい試合をしていくよ。
分裂か否かでゆれる全日本プロレスに参戦しているバーニングの秋山準が東京スポーツのインタビューに答え、バーニングは6月で全日本との契約が切れることを明かし、一部でバーニングの面々は白石伸生氏が引き抜いたのではという声があったが秋山は全面否定し内田雅之氏のオファーを受けて参戦していることも明かした。
6月までは内田氏との契約だったが来月からは白石社長との契約に切り替わる、秋山は白石氏の撤退と武藤、内田体制の復活を望んでいるが、白石氏は相変わらずFBで虚勢を張り続けていることから、分裂は避けられない状況。そうなると秋山らのバーニングも全日本に残留するかどうかはわからなくなっている。
FBでは相変わらず虚勢を張り続ける白石社長・・・本当のところ事態をどう受け止めているのか、泥仕合ははっきり言って戦争みたいなもの、そういった戦争状態だからこそ楽観は禁物なのだが・・・ -
交渉は継続しつつも新団体設立を前提に動き始めた・・・全日本分裂は必至!
今週発売の週刊プロレスに掲載された武藤敬司のインタビューを読んだが、株の買い戻しの交渉はしつつも、新団体設立を前提にして動き出しているというのがわかったインタビューだった。
現在の武藤の現状は取締役を辞任しただけでなく選手としても辞任・・・契約を解除し退団したためフリーの状態(白石伸生社長は選手契約は残っているとFBで主張)、6月2日後楽園に姿を現さなかったのはカードも組まれておらず、選手としてのオファーがかからなかったからだだったのだ。
そして武藤は新団体旗揚げの準備をしている、といっても株の買い戻しの交渉は武藤の代理人(弁護士)を通じて継続しているが、おそらく武藤は決裂すると見ている。武藤が要求しているのは株100%と商標権の買戻し、しかし白石社長は武藤の慰留には務めるが株50%を譲る共同経営案も出しているが、白石社長の考えるフロント主導による合議制でのマッチマークと鎖国は譲る気はなく、妥協点は見出せていない。
全日本の最古参となった渕正信が自身のブログで(http://pure-city.jp/fuchi/2013/06/post_1251.html)白石社長に苦言を呈しているが、武藤も理想とすればブシロードと新日本プロレスの関係のように、現場は武藤と内田氏に任せ、白石氏はオーナーとしてバックアップするというものを理想に描き、そのために興行部門を担当する全日本プロレス・システムズと選手を管理する従来の全日本プロレスと分けていたはず、だが現場に自分の意向をどうしても通したい白石氏は“武藤と内田には任せられない”としてFacebookを通じて自己主張を始めてしまい、武藤と内田氏を失脚させ全日本全体を牛耳ることで最初の取り決めを一方的に反故してしまった。
武藤は選手に呼びかけると宣言したが、カズ・ハヤシや浜亮太、欠場となったKAIなど武藤が育てた武藤チルドレン世代と途中入団組である近藤修司、田中稔も武藤に追随する構えを見せ、諏訪魔や船木誠勝も白石社長次第ではどうなるかわからないことから、白石社長の想定以上に離脱組が出るのは必至、またスタッフ数名も全日本を退社し武藤に追随しているという。
武藤は白石社長を「プロレスは一人じゃできない、あの人はプロレスが一人で出来ると思ってるんだ。」とコメントしていたが、6・2後楽園大会の謝罪はやっぱり一人では何も出来なかったという意味だったのか、だが白石社長は武藤と内田とは絶対とは組んでやれない、自分ひとりでやれるという姿勢は今でも崩していないが一連の騒動で白石社長はFBで虚勢は張っていてもイザとなれば何も役に立たないし一人では何も出来ないことは既に露呈してしまっている。
本当の理想とすれば白石社長が武藤や内田氏に「自分を手助けして欲しい」と頭を下げ協力を仰ぎ、三者で共に手を携えて白石社長が理想とする武藤カンパニーを作り上げることだが、武藤は決別を半ば決意し新団体へと舵を取ってしまった。白石社長が頭を下げたとしてももう遅いのかもしれない。 -
武藤敬司に株買戻しに勝ち目あり!?・・・・白石伸生社長が態度を急変させた理由
今日発売の東京スポーツの一面に武藤敬司が新団体設立ではなく株の買い戻す方向で動いており代理人を通じて交渉中であることを報じた。
最初に読んだ時は本当に武藤が株を買い戻せるのかという疑問があった、5月から内田雅之前社長が武藤に株を戻すように交渉しているのにも関わらず、白石伸生新社長はFacebook上で頑強に抵抗し、策(クーデター)を講じて武藤から経営権を奪い取った経緯を考えると難しいのではと思った。
しかし東スポによると「一連の全日買収騒動によって企業イメージ(スピードパートナーズ)が低下し、『本業』である他の企業再生業に悪影響を及ぼしかねない」とSP社内から反対があるという。
確かに白石社長の急変ぶりは疑問に思っていたが白石側の内部からの反発があったのなら納得がいく、FBでのコロコロ変わる発言ぶりはSPの経営者としてはどうかと思われるし、内部からの反発が起きてもおかしくない。白石氏はそういったSPの悪影響に関しては“全日本プロレスが悪い”だとしてきたがSPはそう受け止めてなかったようだ。
問題なのは武藤が100%と商標権の奪還に対し白石社長は「株50%」と共同経営案を出していること、しかし武藤にしてみれば白石社長は信用できないだけに100%は譲らず、決裂した場合は新団体設立というカードを切る、新団体設立はあくまで最後の切り札としてとっておきたいようだ。
武藤は交渉を今月いっぱいをメドにしているが、30日の両国までに“分裂騒動終息”という吉報をファンにもたらすことが出来るのだろうか? -
武藤敬司が新団体設立へ動く!?・・・分裂は回避出来ず
全日本プロレスの白石伸生新社長がバックステージでもインタビューに答え、
「私が新会社に関わってから、幸か不幸か結局注目を浴びてしまったんですけど、ファンの方々も少しずつですけれど、私の考え方だとか(を理解してきてもらっている)。全日本プロレスについていく選手なのか、武藤敬司という選手についていく選手なのか。今はいろいろと分裂の話が出ていますが、ただファンの方々には正直でありたいというのが信念ですので。ファンの方々と向き合って、それからレスラーの人たち1人1人と明日以降に話をして、私の考え方をしっかりと伝えた上で、残る・残らないを決めてもらいたいなと。私と武藤さんが揉めているのは、武藤さんが今までやってきたやり方を、10年間で一息ついて、新しい形でやっていくのか? 今までと変わらない体制でやっていって、また将来的に破綻を起こすのか? その差だと僕は思っています。まあ、武藤さんにはしっかりと話した上で、別の鞘にちゃんと戻るのか。別れるのかは決めたいなと。ただ、仮に2つに別れたとしても、全日本プロレスという40年の看板の重みというのは。やはり日本プロレスから引き継いでいるものですよね。それをもっと大切に育んで、新しいものを目標にしながら、しっかりと全国に伝えていきたいなと思います。
(株に関しては?)武藤さんについては代理人とウチの現場の事務レベルでいろんな話し合いが進行しています。ただ、僕はもともとプロレスに恩義を感じてこの世界に入ったもんですから、あまりお金の面でどうのこうの言うよりかは、選手なりスタッフなりの生活の保証がちゃんとできるのかどうか。その保証の証明書ができれば、いつでも僕個人は引いてもいいと思っています。今は実務レベルで話をしていますけど、僕が武藤さんに言っているのは50%の株式だったらタダであげてもいい。その代わり、武藤商店からカンパニーへとちゃんと集団を変えてという話をした上で、会社の運営をやっていきましょうと。それが武藤商店からカンパニーへと変わることで。ただ、それがどうしても武藤商店にこだわって、新団体というのであれば、それはそれで彼の生き方だと思います。彼についていく選手のサポートを僕は陰ながらしてあげたいと思っているので。どちらの団体に資金サポートの話も出ていますけど、それはそれで必要ならばしていいかなと僕は思います。
(契約は両国まで?)両国までという意見もあるんですけど、今は7月8月に巡業で決まっていることもあるものですから、そこに迷惑がかからないように。今月に明日以降で話をしまして、残る選手については今月いっぱいで契約をいったん解除して、新しい契約を結ぶと。出て行かれる選手については、9月上旬あたりか9月いっぱいあたりまでで、円満に契約解除をして、10月1日からはどうぞご自由にというスタンスで話をしようかなと思ってます。僕はスタッフたちに気持ちよく仕事をしてもらいたいので。残る選手も出ていく選手も。そういった意味で、全選手6月いっぱいでいいかなと思っています。いろんな絡みが見れるのは、7月8月ぐらいのままで。で、残る選手は今月いっぱいで契約解除。7月から新契約。出て行かれる選手については9月いっぱいで契約解除という形で、最後は円満に離脱をしたいなと。仮に新団体を作るとしても、道場がないとかそういう問題が出てきますので。それまで道場は無料で使ってもらっていいと思っています。まあ、昔の全日本プロレスからノアという新団体ができた時のような、殺伐というか、揉めた形で出るお互い気持ちよくないですし、もし送り出すのであれば、気持ちよく…極端な話、最後の2、3試合は“ありがとう武藤敬司”“さよなら武藤敬司”と発表できるような形で、武藤さんと握手して僕は終わりたいです。まあ、そういう風に別れないように、6月いっぱいは最大限の交渉はしたいです。
(新日本への謝罪については?今後につながる?)そういうことではないです。私は基本的に鎖国をするべきだと思っているので。今のままでは、新日本さんとは層の厚さが違うので。それよりも、私のコメントで不愉快な思いをされた社員の方々、レスラーの方々、ファンの方がいますので。それについてきちっとした謝罪がしたいと思っています。フェイスブックは従来通りやっていきたいと思います。」
武藤側には慰留には務めるとしながらも、それでも退団するなら9月いっぱいで契約満了で退団してもらうという見解を出した。
そして今日のスポーツナビではカズ・ハヤシだけでなく浜亮太まで武藤に追随する構えを見せたことから、「全日分裂へ!退団の武藤派新団体結成が有力に…9月末で契約を終了」という見出しが出た。
昨日の後楽園大会では武藤は姿を見せなかったが、もう全日本には未練はなく新団体また新組織への設立に動いているということなのか、現在の全日本は真田聖也、KAI、欠場中の征矢学、浜、大和ヒロシ、中之上靖文、アンディ・ウーなど武藤が育てた選手が主に、またフリーだがかつて武藤の付き人だった金本浩二、武藤によってレスラーとして再生した船木や曙も武藤に追随また協力という形になる可能性もあることから分裂、そして大量離脱は必至と見ていいと思う。
全日本プロレスの6月は激動だが、分裂へのデットラインは6~9月ということなのか、全日本の創始者であるジャイアント馬場さんは「プロレス界は10年に1度、大きな事件が起きるものだよ」とジンクスを遺した、そしてジンクス通りに10年目を迎えた全日本に大きな事件が起き、これまで全日本が支えてきた武藤が去ろうとして分裂の迎えようとしている。 -
白石伸生社長が後楽園ホールに登場も全面謝罪・・・しかしそれだけでは済まされない
6月2日 全日本プロレス 後楽園ホール「RISE UP TOUR 2013」1800人
◇第1試合◇
▼30分1本
○大森隆男(8分38秒 体固め)XSUSHI
※アックスボンバー
◇第2試合◇
▼30分1本
○田中稔 金本浩二(11分08秒 ミノルスペシャル)HUB Xめんそ〜れ親父
◇第3試合◇
▼30分1本
船木誠勝 曙 ○浜亮太(9分47秒 体固め)XMAZADA バンビ・キラー ドラガン・オケッチ
※シャイニングウィザード
◇第4試合◇
▼アジアタッグ前哨戦/30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司 中之上靖文(13分14秒 エビ固め)X鈴木鼓太郎 青木篤志
渕正信
※キングコングラリアット
◇第5試合◇
▼チャンピオン・カーニバル AFTER THAT/30分1本
○河野真幸 (9分24秒 レフェリーストップ)XKAI
*KAIが試合中に左肘を脱臼したため
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第35代王者] ○金丸義信(14分20秒 片エビ固め)X大和ヒロシ[挑戦者]
※タッチアウト
☆金丸が3度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第65代王者組] 秋山準 ○潮崎豪(28分06秒 片エビ固め)X諏訪魔 ジョー・ドーリング[挑戦者組]
※ムーンサルトプレス
☆秋山&潮崎が初防衛に成功
白石伸生新体制となって初めての後楽園大会が行われ、大会前には白石新社長がリングに上がり挨拶を行ったが
「私は1972年10月に生まれまして、全日本プロレスも1972年10月に誕生したと聞いております。私自身、武藤さんの大ファンでした。武藤さんと知り合って10何年間、新日本プロレスを含めて、個人的にもいろいろと武藤さんに関わってきましたけれども、それが縁で、全日本プロレスシステムズという形で再出発する時に、陰ながらサポートすることになりました」とこれまでの武藤との関係を明かすと、「しかし、私が求めているものと武藤さんが求めてきたものとの乖離がいろいろありまして。分裂騒動になってしまって、ファンの皆さんにはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
私の場合はプロレスラーではなく一般人なので、まず皆さんにちゃんとしたご報告と謝罪から今日スタートを切りたいと思っております」と宣言すると、「行きすぎたコメント、行きすぎた意見、それによってライバル団体でもある新日本プロレスさんにも多大なご迷惑をかけましたので、明日以降に木谷オーナーと菅林社長にアポイントを取って、きちっと謝罪をしに行きたいと思っています。
まだまだ未熟者ですので、これから社長としてこの会社をどういう風にサポートするのかは、皆さんの意見を幅広く聞きながら。一番問題になっているマッチメイクについても、合議制で、フロントの意見や営業の意見や企画の意見やファンの皆様の意見、それからレスラーの皆さんの意見。それをとりまとめた上で、もっと盛り上げて、新しいプロレスの形態というものを、進化を遂げて追求していきたいと思っています。
僕はプロレスに憧れて、プロレスラーになることは当然できませんでしたけども、生きていく中で、勇気だとか、元気だとか、そういったものをいっぱいもらってきたので、今は事業家としてそれなりに食って行けています。僕も1年前まではこちらの観客席に座っていました。プロレスの業界に入って、正直、見たくないものも色々と見てしまいました。
その結果がこうなってしまって、本当に皆さんに申し訳なかったと思っています。ただ、もしプロレス村という部分があるとしたら、それを改革したいというのが僕の信念であります。皆さんのいろんな意見を聞きながら、もっと全日本プロレスを明るく、楽しく、そして激しく、よりハードに発展させていきたいと思っていますので、ぜひこれからも皆様に多大なるご支援とご指導を賜りたいと思っているので、よろしくお願いします」
と改革を断行することをアピールしつつ、Facebookでの一連の発言を謝罪し何度も頭を下げ、演劇プロレスと批判した新日本プロレスに対しても木谷高明会長や菅林直樹社長にアポイントを取り次第謝罪に出向くという。
これを聴いた感想は呆れたの一言、あれだけボロカスに新日本だけでなくマット界全体を批判し、創始者であるジャイアント馬場さんの王道をも批判した。そして川田利明を復帰させ、和田京平レフェリーを全日本に戻すなどマニュフェストを掲げといて、今更謝罪なんて呆れるとしか言いようがないし、FBなんか辞めちまえと言いたい。
武藤敬司らの去就に関しては「武藤会長とも引き続きいろんな話し合いを進めております」「しないように最大限努力しますので、しばし時間をください」、「最大限、皆さんの信頼を勝ち取れるように、選手とフロントスタッフと私も一丸となって頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。本日も試合の方をしっかりとお楽しみください」と慰留に務めるそうだが、武藤らにしても謝罪をしたとしてもハイそうですかと受け入れられないし、謝罪そのものを信用していいものかどうかわからない。
これで選手やスタッフ、ファンも白石新社長のFBに神経を尖らせる必要もなくなり影響力もなくなった。しかし一連に発言のツケは大きすぎる、武藤への慰留だけでなく、内通者となって孤立してしまったKENSOへの配慮・・・後始末が大変であり、後始末の結果次第ではまた分裂騒ぎが再燃する可能性もある。30日の両国が終わるまではまだ予断は許されないし、白石社長が謝罪をしたとしてもまだ全てが終わったわけでないのだ。 -
白石新社長がリングで挨拶もカズ・ハヤシらは不快感、だが選手側にも温度差が・・・
6月1日 全日本プロレス 三重県四日市オーストラリア記念館「RISE UP TOUR 2013」650人満員
◇第1試合◇
▼30分1本
○渕正信 (6分36秒)XSUSHI
※首固め
◇第2試合◇
▼世界ジュニア前哨戦/30分1本
○金丸義信vsX大和ヒロシvs 田中稔
※11分02秒、ディープインパクト→片エビ固め
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 曙 浜亮太 (12分17秒 片エビ固め)XMAZADA バンビ・キラー ドラガン・オケッチ
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼30分1本
○船木誠勝 金本浩二(13分22秒 体固め)KAI XHUB
※ハイブリッドブラスター
◇第5試合◇
▼チャンピオン・カーニバル AFTER THAT/30分1本
○ジョー・ドーリング(4分30秒 エビ固め)X河野真幸
※レボリューションボム
◇第6試合◇
▼三冠&世界タッグ&アジアタッグ前哨戦 LAST REVOLUTIONvsバーニング8人タッグマッチ/60分1本
○秋山準 潮崎豪 鈴木鼓太郎 青木篤志(24分38秒 片エビ固め)諏訪魔 カズ・ハヤシ 近藤修司 X中之上靖文
※リストクラッチ式エクスプロイダー
試合後、新社長氏、挨拶。「影ながら後方支援したいと思いますので、よろしくお願いします。」 #ajpw #prowrestling twitpic.com/cuozzt
— [ひ]さん (@ja_neesan) 2013年6月1日Facebookで予告してた通り全日本プロレスの新社長となった白石伸生氏が四日市大会に登場、リングに上がり挨拶したが、控えめな挨拶で多少の野次はあったが地方大会ということで事情を知らない観客もいたらしく、拍手している人が多かったという。
一方今まで騒動に触れなかった選手達はマスコミの質問に答えた
プロレス格闘技DXより
諏訪魔「(白石オーナーが新社長となったが?)これから見極めるって感じかな。今日来て何を説明するのか。全体的にあるのか、個人的にあるのかわからない。俺もチャンピオンだし、全日本プロレスが好きだからね。こっちからもどういう考えで全日本プロレスを運営していくのか、確認していきますよ。そこを理解できるかわからないけど、どんどん把握していって、リング上の内容でファンに信頼してもらうしかない。全日本プロレス大丈夫ですという形に持っていければなと思ってますよ」
船木誠勝「(白石オーナーが新社長となったが?)寝耳に水。全く知りませんでした。この先のことは全く考えてないですけど、方針が変わるとかになれば、その時に考えます」
KAI「(白石オーナーが新社長となったが?)ピンと来ないのが正直なところですね。(白石新社長から説明などはあった?)今のところないですね。みんな困惑してますよ。ただ、僕が全日本に入ったのは武藤さんがいたからだし、今までずっと会社を代表として支えてきたのは内田さん。そのお二人が上にいたからこその全日本プロレスだと思うんですよ。この先のことはわからないですけど、武藤さんと内田さんが上にいない全日本プロレスという状況は考えられないですね」
カズ・ハヤシ「(白石オーナーが新社長となったが?)本心として、あの社長にはついていけないし、今後、契約がどうなるとか関係なしに言わせてもらうけど、武藤さんがいるからついてきたところがあるんでね。武藤さんが抜けて白石さんが社長になると言われても、『はい、そうですか』とは言えないですよ」
近藤修司「(白石オーナーが新社長となったが?)ホームページでオーナーが言ったんならそうなんじゃないの。俺は本人から聞いてないけど。ただ、俺の大好きだった全日本プロレスは俺の好きなプロレスじゃなくなる。白石が自分の理念を貫くとしたら、俺も自分の理念を貫く。あとは読んだ人が判断してください」
諏訪魔はオーナー次第では残留に前向き。船木は明確にせず。KAI、カズ、近藤は新社長に反発と三つに分かれたが、残留に前向きとなった諏訪魔は明確にしなかった船木はオーナー次第ではどう変わるかわからないし、態度をコロコロ変える白石新社長を信用していいものかどうか見定めているといったところか。
いよいよ明日後楽園大会を迎えるが、現在の全日本は何が起きても不思議ではない、武藤の去就だけでない、白石新社長の内通者となっていたKENSO、秋山らバーニング勢の動向・・・30日の両国まで激動は続く・・・
<追記>朝の3時ごろに白石新社長がFBで声明を発表した
「破壊者
私は、武藤敬司が好きだったから、プロレスを好きだったから、日本を代表するブランドである全日本プロレスを破綻させてはならない、と思った。そのために全日本プロレスを買収したのに、今、そのプロレスを、全日本プロレスを改革の犠牲として、破壊無くして創造無し、という旗印の下、壊しかけている。
私は、単純に、プロレスファンの下に全日本プロレスを取り戻し、レスラーもフロントも、やる気を持って再生して欲しいだけだった。。。
しかしながら、プロレスファンの心理は、私と同じだと思い込み、暴走し、不愉快な思いをたくさんの方々にさせてしまった。。。
神戸、四日市と地方のファンの声、支えてくれている取引先の方々、自分の未熟さを痛感させて頂きました。。。
本当に、ありがとうございました。
そして、全てのプロレスファン、また、関係者の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。
自分と武藤選手の対立点は、マッチメイクでした。
ファンが望むカードを幅広く聞き、営業部門や、企画部門も交えて、レスラー全員の声を聞いて集団合議制で決めるのか、過去の旧全日本が行ってきた武藤選手を中心とする数名の選手で決めるやり方を、新会社でも続けるのか、の衝突でした。。。なぜなら、そのやり方で10年間やり、結果上手くいかなかったので、同じ失敗を繰り返してはならない、と思ったからです。
しかし、私の案は却下でした。
以前の私ならば、面倒は嫌なので、武藤選手に会社を売却していたでしょう。
しかしながら、私は、改革を求めているファン、レスラー、フロントの社員を見捨てて、自分だけいちぬけすることは、出来ませんでした。。。。縁の下の力持ちで全日本を支えてくれている裏方の社員の皆さんや、全日本プロレスの伝統を守るチャンスだと考えるレスラー達は、今こそ会社が、風通しよくなり、表面上だけでなく、心の底から、ファンに感動を与えられる会社になろう、と頑張っています。
私は、そんな人達と、仕事が出来て、本当に幸せです。
残念ながら、武藤選手が離脱すれば、彼について行く選手もいるでしょう。
私は、全日本プロレスには、全日本プロレスラブなレスラーが残って欲しい、と思っています。
こんな未熟者の経営者でも、全日本プロレスのために、残って支える、というレスラーもたくさんいます。
そして、全日本プロレスの発展のために、合流したいというレスラーも、たくさんオファーが来ています。
これからも、武藤選手と交渉は続けて、分裂回避に最大限努力しますが、数人選手が入れ替わる事も覚悟しなければなりません。
全ては、未熟者の私の責任です。
御心配ばかりおかけし、ファンの皆さん、本当にすみませんでした。。
明日の後楽園、自分の本音で、これからの新生全日本プロレスの方針をお話させて頂きます。
宜しくお願いします。」
武藤との対立の経緯を説明、武藤らに去る者は追わずの姿勢から慰留に努めると今までとは一転し低姿勢の構えを魅せた。正直なところ白石社長の今までの態度を見るとまだ信用できないといったところ、武藤にしても白石社長が「武藤に代わる大物スターを二人入れますから」と発言された以上、武藤の代わりはいくらでもいると言われているのと同じで、いくら態度を一変させたとしても、すぐ変わる可能性が高いため簡単には信用できないだろう。
今日の後楽園で白石社長が登場するが、今度は情報が伝わっている都内だけにブーイングは必至、今までファンからのブーイングを嫌がっていた新社長は正面からブーイングを受け止め、自分の意志を伝えることが出来るのだろうか・・・
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白石伸生体制正式発足で分裂は不回避!?全日本プロレスの6月は“激動”
「武藤 敬司
やはり、武藤選手は、ワガママで放任主義で、宇宙人のような所があるが、誰よりも全日本プロレスを愛し、誰よりも後輩レスラーを思う立派な大将だった。。。
彼なりの提案書。
しっかりと吟味した上で、これからの未来の全日本を作っていきたいと思う。私も言い過ぎた点を、素直に彼には謝罪したいと思う。
武藤会長、すみませんでした。これからの全日本プロレス、経営面は私が、リング上は、レスラーがしっかりとまとめていきます。
近々、武藤会長と差しで会談しようと思う。 」
「本日付けで、武藤会長から取締役辞任届が届いた。あとは、選手契約のみ。彼の提案との落としどころを、私がどう判断するか。。。悩む。。。」
全日本プロレスの新社長となった白石伸生がFacebookで会長の武藤敬司が取締役辞任届を送付したと更新、そして今日の6月1日に全日本プロレスの公式HPで6月1日より下記のとおり新体制となります。
【全日本プロレスリングシステムズ新役員体制】
代表取締役 白石 伸生
取締役 三阪 輝
取締役 佐藤 智彦
取締役 井上 博太
宜しくお願い申し上げます。
新体制が発表され、これにより武藤は5月31日付けで取締役は辞任、内田雅之氏は正式に社長解任、新体制もSPが全日本プロレスの全権が握り、事実上白石氏側のクーデターは成就となったが、おそらくだがFBが更新された時点で白石社長は武藤の辞任届を受理していた見ていいだろう。
当初は武藤が株を買い戻した上で内田氏が社長を辞任となるはすだったが、株は武藤に戻らず、内田氏は辞任ではなく解任、おまけにカナダへ出向いている間に白石氏が逆クーデターを起こして実権を握りクーデターは成就、口だけのガチである白石氏らしいやり方でもあるが、武藤も大事な時期に現場を離れるとは考えが甘かったと思う。
武藤は今後どうなるか、白石社長は選手契約のことは触れているものの、武藤としては信用の出来ない白石社長の下ではやれないことから全日本を去るしか選択しかない、当然武藤もレスラーとしても影響力が強いだけに追随する人間が出ると思わなければいけない。
白石社長は「新しい全日本プロレスについていける人のみ契約する。私の方針に従わない選手は契約解除です」と去るものはたとえ武藤でも追わずと厳しい態度を示したが、今週発売の週刊プロレスを読んでからは「私は、全選手と契約するつもりですが、、」と若干軟化の姿勢に、だが白石社長の発言はコロコロ変わるだけに額面通りには受け止められない。おそらくだが対戦カードが決まっている2日の後楽園から30日の両国にかけて大きな動きがあると見ていいと思う。
果たして全日本プロレスはどうなってしまうのか?全日本にとって6月は激動の月になる・・・・ -
KENSOの裏切りが発覚!全日本プロレス分裂の引き金は引かれた・・・
週刊プロレス 6月12日号より
「水面下で両者(白石オーナーとKENSO)は接触。KENSOはチャンピオンカーニバル開催中の4月、いわゆる武藤派の切り崩し工作に着手。反白石派で固まっていた所属選手に、オーナーとの話し合いの場を持つように次々と働きかけた。
・ 話し合いは実現しなかったばかりか、誘われた選手を通してKENSOの“スタンドプレー”は武藤敬司会長、内田雅之社長(当時)らに筒抜け。KENSOは全日本内で一気に孤立を深めていく。
・ 5月18日(後楽園ホール大会)には白石オーナーと一緒にリングに上がって大演説を敢行するとみられていた。計画が未遂に終わったのは武藤がKENSOに「リングに上がるな」とクギを刺したためとされ、白石オーナーも一人では心細かったのか、とうとう最後までリングには上がらなかった。
・ (武藤らがカナダ遠征で不在、白石オーナーが来場した)5・26神戸でもアクションは起こらなかった。白石オーナーは、武藤への全日本株の譲渡に関しては「交渉中」としながら、6月1日付での自身の社長就任、同日に新役員の発表をおこなう予定であることを明かした。
・ 白石氏「過保護な体制を改めていきます。選手の入れ替えは8月くらいからじゃないですかね。常に(参戦させたい)20~30人の選手はリストアップしているので。1日以降、イチから契約の話し合い。9月ぐらいに武藤選手に代わる大物スターを2人ぐらい入れますから」
・ 武藤による株の買い戻しの可能性は極めて低くなった。武藤が所属選手を率いて全日本から独立、場合によっては新団体を旗揚げするだけの覚悟があるかどうか。
・ 2001年暮れ、武藤は小島聡とフロント数名を率いて新日本プロレス離脱を決意。翌年1月に全日本への移籍を成し遂げた。2000年に三沢光晴がほぼすべての所属選手を率いて全日本を大量離脱、NOAHを旗揚げした再現がここでみられる可能性を100%排除することはできない。
・ もちろん、武藤が組織を背負うことに疲れ果て、一人のフリー選手として生きていくという選択肢も考えられる。」
今週発売の週刊プロレスがKENSOが白石伸生“一応”社長と共犯になっていたことが掲載された。実は東京スポーツでも
「記者:実はチャンピオン・カーニバル決勝(4・29後楽園)後の控室で、選手をほぼ全員集めたミーティングがあったんです。「白石氏と武藤敬司会長(50)のどちらに付いていくのか?」と。その中で、KENSOだけが白石氏に付いていくとハッキリ意思表示したんですよ。
デスク:あれ? KENSOと白石オーナーって敵対してたんじゃないの? リング上でも白石オーナーに殴られていたよな(3・17両国)。拳を通じて2人に信頼関係が芽生え、KENSOがオーナー派に転じたのか、そもそもリング上のアレこそが2人による“出来レース”だったとか…。で」
と報じ、白石氏自身のFBでも
「控え室で私と武藤会長がやり合っている時に、武藤会長が言った。
「白石さんのやり方だったら、誰も試合する気にはならないよ!なぁ、みんな!」
選手の大半は、「はい。。」と答えていた。1人だけ、「オーナーのやり方でも、俺はやります!」と言ったレスラーがいた。
意外な事に、KENSOだった!!
俺を嫌っているはずなのに、今までの全日本のやり方では、ダメだと思ったのだろう。。。
選手全員を敵に回して、会社の現状を憂いての1人決起だった!
少し、感動した。 」と更新されていたことから、週プロや東スポの報道はほぼ間違いないと見ていいと思う。
最初このニュースを聴いたときは裏切られた気分だった、3月20日の両国大会での殴打事件は白石氏とKENSOによる猿芝居だったとは・・・おそらくだが武藤敬司、内田雅之前社長の失脚もチャンカンからではなく、両国大会前から画策していたということになる。
武藤にとっても白石氏がかなり前から失脚を画策していた以上、完全に信用できないし株も戻らないと思わなければならない、武藤は27日にカナダから帰国していることから、対応策はこれからというなるだろうが、武藤や内田氏もここまでされた以上決別する道しかないのではと思う。
そして選手達はどうなるのか・・・残るか新団体を設立するかフリーになるかで三者択一を迫られる、しかし残ったとしても白石氏はKENSOを現場責任者に据えることを示していることから、残るとなればKENSOの下で働くということになる。正直言ってKENSOは人気はあるがレスラーとしては一匹狼タイプで団体を仕切れる器とは思えない、また白石氏も信用のおけない人物であることから、残ったとしてもいばらの道であり、団体設立も全日本の看板を捨てゼロからのスタートを意味し、フリーでも一レスラーとしての勝負となることから、どの道を選択しても茨の道であることには変わりはない。
なぜKENSOが白石氏の共犯になったことはわからない、白石氏の言葉を借りれば「扱いに対する不満」なのだろうがただわかるのはKENSOが現場側の切り崩し工作したことによって、全日本プロレスは分裂の引き金が引かれてしまったということ、そして白石氏は「私のやり方に、アングルだの、事前ストーリーなど必要ない。」と言っておきながら事前にストーリーを組んで謀をしていた時点で“ガチ”ではないということだ。