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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

船木誠勝も今月いっぱいで全日本プロレスを離脱表明・・・白石社長も武藤敬司の人望を侮っていた

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船木誠勝も今月いっぱいで全日本プロレスを離脱表明・・・白石社長も武藤敬司の人望を侮っていた

(スポーツナビまたデイリースポーツより)
 前3冠王者の船木誠勝(44)が全日本から離脱することが15日、決定的になった。退団表明した同期の武藤敬司(50)が設立に動く新団体へ合流するとみられる。当初から白石伸生社長(40)の改革路線に反発していた船木は、都内でのイベント後に取材に応じ「2月から気持ちは変わっていない。(武藤体制からの)方針が変わったらついていけない。多少話し合っても無理な部分ってあると思う。社長のフェイスブックも見ていた。ついていけないと思う」と明言した。

  総合格闘技路線や鎖国など、白石オーナー(当時)の考えが明らかになった2月の時点で真っ先に異を唱えたのが船木だった。考えが不変な場合、今年限りでの退団を示唆。発言によってのペナルティーも覚悟し、当時保持していた3冠ベルトをはく奪されても構わない考えだった。

  現時点で盟友・武藤からの“呼びかけ”はまったくないという。「おととい(13日)もプライベートで会ったけど、一言も誘わない。(新団体へ)来てくれとも言われないし、行きたいとも言わない。あうんの呼吸」と笑顔で明かした。「来てくれるものと思ってるんでは?」と問われると、「と思ってると思います。強制する人じゃないけど」と即答。「心の兄弟」という表現で、武藤への信頼を口にした。

  船木は、契約に関する話し合いを個人事務所と親会社のスピードパートナーズ側で行っているといい、代理人に自身の考えは伝えているとした。退団希望者は6月いっぱいで契約終了という、当初の通達は流動的となっている。

  新日本を皮切りにUWF、藤原組、パンクラスなどを経験したベテランは「(それぞれの)選手が残るか出るかは(30日の)両国の後、ハッキリすると思う」と予告した上で、「20歳をこえたら、誰について行くとかはないと思う。自分の考えで、一番輝ける場所を選んでいくでしょう。自分もそのつもり。自分の気持ちと合うところで試合をする」と決意を告白した。

  また、残留を表明した3冠王者の諏訪魔(36)からは連絡を受けたといい、「チャンピオンだし、(最悪)自分が1人いれば団体が成り立つという決断。(気持ちは)分かります。自分は育った新日本を出ちゃった人間なんで、タイプが違う選手だなと」と理解を示した。

 

 昨日の近藤修司に続いて船木誠勝も今月いっぱいで全日本プロレス離脱を表明し武藤に追随する構えを見せた。新シリーズを前にして今月いっぱいで離脱選手が続出するなど、まさに異常事態としかいいようがない。


 今週の週刊プロレスでは武藤に追随する選手は5~6人程度なのではと報じていたが、渕正信がブログで「『新団体』にはこれまでの流れで多数のレスラーが参戦するだろうな。」とコメントしていたとおり武藤派に流れていく選手は多数になる可能性が高くなってきた。


 こういった分裂騒ぎは人望がモノをいってしまう、天龍源一郎が全日本プロレスを離脱しSWSに移籍した際には冬木弘道、北原光騎、折原昌夫など天龍派の選手が天龍に追随し、それがきっかけになったのか全日本から次々と選手、スタッフがSWSに移籍。三沢光晴も全日本を離脱しNOAHを旗揚げした際には小橋建太、秋山準、田上明など主力級が追随したことで大多数の選手、スタッフが三沢に追随していった。


 白石社長は違約金のことを持ち出して選手を引き止めようとしていたのだろうが、それでも選手らは武藤に追随していく、白石社長も武藤の人望を侮っていたのかもしれない・・・

(追記)

6月16日 全日本プロレス 群馬・ニューサンビア高崎「CROSS OVER プロレスLOVE IN TAKASAKI 高崎市社会福祉チャリティ大会」 1500人 超満員札止め

◇第1試合◇
▼30分1本
○吉江豊(9分08秒 ベアハッグ)X渕正信


◇第2試合◇
▼30分1本
○SUSHI (9分46秒 KAPPAMAKI)XMAZADA


◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 大和ヒロシ(13分24秒 片エビ固め)河野真幸 X金本浩二
※アックスボンバー


◇第4試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 ○KAMIKAZE (14分36秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング X中之上靖文
※ムーンサルトプレス


◇第5試合◇
▼世界ジュニア前哨戦 STACK OF ARMSvsバーニング/30分1本
船木誠勝 ○田中稔(15分41秒 ミノルスペシャル)潮崎豪 X金丸義信


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/45分1本
○曙(5分40秒 片エビ固め)X浜亮太
※ランニングボディプレス


◇第7試合◇
▼三冠&アジアタッグ前哨戦 LAST REVOLUTIONvsバーニング/60分1本
諏訪魔 ○カズ・ハヤシ 近藤修司(21分14秒 片エビ固め)秋山準 鈴木鼓太郎 X青木篤志
※パワープラント

 

(プロレス格闘技DXより)
【武藤の話】「(今後について?)コメントできねぇんだよ。(諏訪魔が残留を宣言したが?)わかんねぇ。コメントできねぇ。それもしゃべれねぇよ。ノーコメントだよ。今日はプロモーターの義理があるから来ただけだから。進路が見極められるとこになったらしゃべれると思うけどな。(最近はどのように過ごしている?)忙しいよ。プロレスのことじゃなくて、いろんなとこから呼ばれたりしてるからね。(6・30両国もあるが?)知らない。わかんないよ。なんだかんだ話題になってるから、もしかしたら集客するかもな。それはお客さんが決めることだから。(選手に対しては?)こうしてリングが組まれてお客様がいるわけだから、プロとして失礼のない試合をしないとね。全力で頑張ってほしい。その中でケガもしないようにね」


【船木の話】「(退団を意思表示したとのことだが?)契約解除の旨を会社に伝えました。シリーズが始まる1週間前ぐらいですね。自分、会社を持ってるんですけど、会社と会社で契約してるんで、代理人を通してですね。ギリギリまで望みを残したかった。武藤さんに株を返してくれると望んでたんですけど、それがなくなった今、あの社長の方針にはついていけないです。FACEBOOKで世間を騒がせたのも全部みてましたし、その上でついていけない。(全日本に在籍するのは?)6月いっぱいの方向で考えてます。(6・30)両国までですね。いろいろあると思うんですけど、今までの全日本と違う。武藤さんが離れた以上、違う形になりますから。看板もあるけど、自分はスタイル。プロレスは武藤さん。武藤さんのスタイル以外考えられない。それで4年やってきたんで。どういう形になるか、ここ1週間、2週間であると思うけど、こちらの意志は伝えました」


【カズの話】「(全日本が分裂騒動に見舞われているが今後の去就をどのように考えている?)前から言ってるじゃん。あのオーナーにはついていけないって。プロレスに対する考え方、そこが一番かな。残れないし、一緒にやりたくないよね。言うこともコロコロ変わるし、それによって現場が不安になったりするからね。選手みんな不安になるし、何をしたいのかわからない。契約の話もそう。俺は(全日本を)抜けますよ。今後はわからない。両国が終わってから考えますよ。とにかく今はアジアタッグを全日本に戻す。(試合後、LOVEポーズを見せていたが?)したっけ? たぶんプロレスを愛してるってこと。みんなそうだよ。フリーの選手も所属もバーニングもそうだし、ファンもマスコミの人たちもそう。みんなに共通してること。プロレスを愛してる。それが自然に出たってことじゃないかな」


 【近藤の話】「やっぱりリング上は気持ちがいいね。やっぱりレスラーはリングに立ってナンボだよ。リング上ってのはレスラーにとって神聖なものだと改めて思った。それはこの試合をみてもらえばわかると思う。アジアはずっと言ってるから。アジアにいたる道よりも、獲ってからだ。(一部報道で退団を宣言していたが?)白石の下ではできない。いろんな考え方があると思うよ。100パーセント納得した結論なら公開しないだろうからね。っどっちにいこうが幸せになれればいいよね。俺的には今シリーズ始まったけど、契約解除通知が来てないからわからないけど、気持ちはすっきりしてるよ。レスラー、関係者、他団体、ファン、誰も得してない。選手は普通に仲いいのに割れるのは初めてじゃないの。誰がそうしたか、俺は絶対に忘れないよ。うまく回ってたはずなのに、1個の歯車が狂うだけでうまくいかなくなる。まぁ、いい勉強に放ったよ。いいとか悪いとかじゃなく、これでみんなが成長で着ればいいのかもしれない。これで業界の発展につながればね。今はこうだけど、将来的に業界が発展して、みんながよくなって、あの時、分裂したからだって振り替えられればね。苦労するのは個人的に悪いことじゃないと思う。お互い苦労するだろうし、これでどんなものを表現できるのか楽しみだし、もしかしたら俺はプロレスやってないかもしれない。転換期に来て、人生そのものを見つめ直す機会にはなったよ」

 

 カズ、近藤、船木の離脱表明の中で全日本の新シリーズが開幕、そして退団となっていた武藤が来場、なぜ来場したのかというとプロモーターとの約束で試合をする予定だったが、先月末で退団となっていたことから試合をすることが出来ず、プロモーターに義理を果たすということで来場、前説である阿部タイムでは欠場中のKAIとともに登場しオープニングを締めくくったが、今後に関しては一切ノーコメントで通し、30日の両国大会には来場するかどうかは不明、また白石伸生社長はマスコミの前には姿を見せなかったという。


 そしてリング内では熱戦が繰り広げられ、メインでも残留を決めた諏訪魔が三冠王座の防衛戦の相手である秋山と激戦を繰り広げファンを大いに沸かせたが、バックステージでは船木、メイン終了後にはカズ、近藤が退団を表明、三選手に関してはマスコミ報道で退団を表明していたが、今シリーズはおそらくだが武藤全日本にとっても最後シリーズになるだけに、試合より分裂騒動の方が話題が先行してしまうのも残念である。


 また近藤のコメントでもあるとおり選手間同士は仲が悪いというわけでもないのに武藤派と残留派に分かれることのなった。確かに武藤全日本は馬場全日本ほど経営的には楽ではなかったのも事実だが、しかし選手らは武藤全日本を守ろうとして懸命に頑張ってきたのも事実、一つのことがきっかけになって二つに分かれる・・・近藤にしてもやりきれない気持ちなのではと思う。


 6月30日で最後となる武藤全日本、どんなフィナーレが待っているのか?

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