G1 CLIMAX 27
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闘いサマーを制したのは内藤哲也!先に見据えたものは…そして柴田勝頼が現れた!
8月13日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 10280人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(6分6秒 片エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ハイボールW◇第2試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(7分40秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※エイプシット◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(6分33秒 片エビ固め)真壁刀義 ×デビット・フィンレー
※カルマ◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○ジュース・ロビンソン(7分18秒 片エビ固め)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]田口隆祐 ○リコシェ(15分13秒 片エビ固め)[第52代王者組]×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ファーストクラス・フライト
☆ヤングバックスが2度目の防衛に失敗、田口&リコシェが第53代王者となる【田口&リコシェの話】
田口「このベルトがどこに来たいのか。インターコンチネンタル、IWGPジュニアヘビー、そしてこのIWGPジュニアタッグ。自然とベルトがタグチジャパンに集まってきてる」リコシェ「すごくいい気分だ。またベルトが手に入ったというだけじゃなくて、親友でもあり、タグチジャパンのカントクでもある田口と一緒に獲れたということが…」
(※あべみほが現れる)
あべみほ「カントク〜! おめでとうございま〜す! 私、実はタグチジャパンが大好きでぇ、すごいうれしいです! 鈴木軍なんかやめて、タグチジャパンに入りたいんですけど、できますかぁ?」田口「できます!」
あべみほ「やったぁ! ちょっと誓いを立てたいんですけど、目をつぶってもらっていいですか?」
リコシェ「ダメ、ダメ!」
田口「(※リコシェに)大丈夫! ではタグチジャパン入会の、誓いのキス!(※と、目を閉じる)」
あべみほ「緊張するぅ! 目を閉じて、開けちゃダメよ。(※キスすると見せかけて)そんなわけないじゃないですか!(※田口に平手打ち)」
(※タイチ、金丸が乱入し田口、リコシェに暴行)
タイチ「バカヤロウ、そんなわけねぇだろオイ! 何がカントクだ! オマエらなんてふざけたチームがこんなもの持ってんじゃねぇよ!(※あべみほが田口を踏みつける)(※田口に)どこ見てんだコノヤロウ! オイ変態だろ! このベルトは返してもらうぞ! 分かったかAVカントクよぉ!(※と、ひとしきり暴行して立ち去る)」
リコシェ「何なんだアイツらは…。これがほしいのか? タイトルに挑戦したいのか?」
田口「(※壁に寄りかかって恍惚の表情で)これで挑戦が決まるんですか? まだまだ、まだまだ踏みつけられ足りないんだよ! こんなんじゃ全然イケないんだよ! もっとイカしてくれ…。もっと踏みつけてくれ…。もっと踏みつけてほしいから、やってやるよ! もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてもらいたいから、挑戦させてやるよ。昇天させてくれ…昇天させてくれ…ということで、昇天このへんでお開き」
【マット&ニックの話】
ニック「やられた。やられたよ」マット「2日に一回のペースで試合をしてて、疲労がないわけないじゃん。犬みたいに働かせやがって」
ニック「今日はベルトをひとつ獲られてしまった。でもオレたちには、一番大事なベルトが残っている。スーパーキックパーティーのベルトだ。これは誰にも奪うことが出来ない」
マット「誰もだ!!オレたちはこれからイギリスに行ってメインで試合をする。時差ボケだってあるけど、オレたちが最強に変わりはない」
ニック「その苦しみさえもオレたちの強さになる」
◇休憩前◇
(2018年の東京ドーム大会の開催発表後、柴田勝頼の入場曲が突如場内に流れる。すると、会場が大「柴田」コールに包まれる中、柴田が姿を現す。柴田は4.9両国のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後、硬膜下血腫で緊急手術を行ない、その後は欠場を続けていた。
リングに上がった柴田は中央で大の字になると、続いてアグラをかき、笑みを浮かべる。
そして、大きな拍手、歓声を噛みしめるように場内を見渡してからマイクを握る。場内からは「お帰り!」「待ってたぞ!」と声援が飛び、柴田の目にはうっすら光るものも見える。場内が声を聞こうと静まると、柴田は「生きてます! 以上ッ!」と叫び、四方に礼をしてから、大歓声と拍手の中、リングをあとにした。)
【柴田の話】「え~っと……。(しばし考えて)。そうっすね。大丈夫か? と聞かれると、なんて答えていいかわかんないんすけど。あの~……。ま、生きてます。春の両国で、倒れてから、まだ控室に帰る途中で倒れてしまったんで。今日は、シッカリと自分の脚で控室に帰ろうかなと。まず、そこから。前を向いて、一歩一歩。時間はかかると思います、ハイ。ただ……、やれることを最善を尽くして、全力で、闘っていきたいと思います。いま、言えることはこのぐらいしかありませんが。また、シッカリしたかたちで会えるようにがんばります。以上ッ! ありがとうございました!」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第77代王者組]○レイモンド・ロウ ハンソン(16分19秒 エビ固め)[挑戦者組]Cody ×ハングマン・ペイジ
※フォールアウト
☆ロウ&ハンソンが初防衛に成功【ハンソン&ロウの話】
ハンソン「GOD! ついに、初めて真正面から俺たちに戦いを挑んできたな! ならばリマッチ、受けてやるぞ! 真の男として受けてやろうじゃないか!」ロウ「この挑戦、喜んで受けようじゃないか! だが! だが! だが! K.E.Sが!」
ハンソン「K.E.Sだ!」
ロウ「K.E.Sが! 襲ってきやがった! K.E.S! オマエらがキラーだというなら、俺たちがオマエらを殺してやる! K.E.SもGODもWAR MACHINEがぶっ潰してやる!WAR MACHINEが世界を支配する!」
【Cody、ハングマンの話】
Cody「ベルトまでもう少しだったのにな…」ハングマン「オレのせいだ。ゴメン」
Cody「計算違いだったな。それが負けた理由だ。IWGPタッグのベルトは逃したが、今日の試合は恥ずかしい試合じゃない。相手はウォーマシンだし。この試合のためだけにタッグを組み、トレーニングした」
ハングマン「オレたちはソルジャーだ」
Cody「ROHのチャンピオンを連れてきておいて『G1』のメンバー入りさせないなんてな!!」
ハングマン「これはオレの『G1』2年目。タイトルマッチではあったが、『G1』ではない」
Cody「オレも『G1』のメンバーではない!ROHのチャンピオンとしては納得がいかないぞ!」
ハングマン「オレたちはウォーマシンには負けた。なんでもいいからベルトを持って来い!」
【アーチャー&スミスの話】
スミス「6か月ぶりの帰還だ!オレたちK.E.Sが戻って来たんだ!以前よりもパワーアップして戻ったぞ!IWGPタッグのベルトを獲るためにな!K.E.Sがベルトを獲るのは時間の問題だ!」アーチャー「オレたちが戻ったのは、どういう意味か分かるか!?アイツらが持っているモノすべてを奪う!K.E.Sワールドだ!新日本ワールドじゃない!」
◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr. 飯塚高史(13分42秒 変型卍固め)×棚橋弘至 飯伏幸太 マイケル・エルガン【ザックの話】「100パーセント、次のインターコンチネンタルのベルトに挑戦するのは、オレだ。タナハシを2回タップアウトさせてみせた。スズキグンは最強になる。『スズキグンイチバン』という言葉はキャッチフレーズではなく、真実だ。」
【鈴木の話】「オイ!かかって来いよ!ブタ野郎!『自称・過去の逸材』も『自称・過去の天才』もオレには用がないんだよ。テメェだよ!そこのブタ野郎!(※エルガンを遠くで見つけて挑発する)テメェ、ぶち殺されたいのか!(鈴木とエルガンの大乱闘が始まり、タイチとデスペラードが止めに入る。睨み合う鈴木とエルガン。)オレの邪魔をするな」
【飯伏の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)これが今年の『G1』の、本当に最後だったんですけど、ちょっとその…まぁ後味が悪いというか。いやでも、自分は変わらず、この『G1 CLIMAX27』に出られて幸せです。昨日も言ったと思うんですけど、自分の方向性を考えて。今日はそれ以上、何も言うことはないです。本当に感謝してます。ありがとうございました」
【棚橋の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)あーー。あー苦手だなあ、苦手!ああいうタイプすげぇ苦手。『G1』、決勝に出られなかった時点で切り替えて。ただ、今の新日本プロレスは、ベルトを巻いているだけでは中心に戻れない。プラスアルファ、そこで何を見せていくか。これからが超大事! 何度でも行こう。OVER AND OVER AGAIN!」
◇第8試合◇
▼30分1本
SANADA EVIL BUSHI ○高橋ヒロム(10分32秒 D)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ×外道【ヒロムの話】「アハハハ…。このぉ~!!冷めあらん感情。そしてぇ~!!この興奮しきれない痛み。あ~アイツの痛みは、もっとすごいんだろうなぁ~。なぁそうだろ!?オレの人生の物語を崩してくれた、そう!!ウィル・オスプレイ!!!キサマとだぁ~!もう一度やらせろ!オスプレイ、オマエのこと考えてるとさぁ~、この数か月間、夜も眠れねぇんだよ!アハハハハハハ~!オスプレイどこ!?オスプレイどこ!?!?オレの頭の中にいる!!オレの前に出てきて、もっともっともっともっともっとぉぉぉぉ~!!楽しもうぜ」
【BUSHIの話】「久々にNEVER無差別級6人タッグのベルト巻いたよ。どうせ次のシリーズで組まれるんだろ?6人タッグの試合。なんてたってこのベルト、最多防衛記録『3』がかかってるんだ。次の挑戦者がどんなヤツが組まれるか、いまから楽しみにしてるぜ!エンセリオ!マ・ジ・デ」
【EVILの話】「今日も『超人オカダ』を葬り去ってやったぜぇ~。どうするんだチャンピオン。このオレ様のIGWP及び新日本の支配はもう始まっているぜぇ~。改めて言ってやるぜぇ~。オカダァ~、オレのほうがオマエより強いんだよぉ~。よく覚えとけぇ~。THIS IS E~VIL。Everything is E~VIL。すべては………EVILだ!」
【オカダの話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと座り込み、首を冷やしながら)前も言ったでしょう、プロレスラーは超人だってね。どんな技を食らっても立ち上がるし、最後まで諦めないのがプロレスラーだってな。まだまだ立ち上がるぞ俺は。何も諦めてねぇぞ。俺がリング上で言ったことをお、俺がやらないでどうするんだ。EVIL、こんなんで超人越え? ふざけんじゃねぇぞコノヤロウ! しっかりオマエには借りを返すから覚悟しとけよコノヤロウ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○内藤哲也(34分35秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×ケニー・オメガ
※デスティーノ
☆内藤が「G1」4年ぶり2度目の優勝(メインイベント終了後、場内が大「内藤」コールに包まれる。そんな中、新日本プロレスの菅林直樹会長が優勝トロフィーを手渡すと、それを内藤が放り投げるフリをして観客を驚かせた。
続いてテレビ朝日のスペシャル解説者である蝶野正洋もリングへ上がり、内藤に優勝旗を贈呈。そして、内藤が拳を掲げると、蝶野が自分の拳を合わせた。)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!(※大歓声) 我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる全国のお客様、世界中のお客様、そして! 今日、会場に足を運んでくれた両国の皆様(※大歓声)、今年の夏も、例年並みに、いや、例年以上に、『G1 CLIMAX』、そしてプロレスを、楽しんでいただけましたでしょうか? 優勝したのはLOS INGOBERNABLES de JAPON内藤で・す・が、この最高の空間を作って下さった会場のお客様に、お礼を言いたいと思います(※大歓声)。グラシアス・アミーゴス!(※大歓声&大『内藤』コール) 4年前に、俺はこの『G1 CLIMAX』 、頂点に立ったんですが、あのときは背伸びをしていて、正直なことを言えませんでした。ただし! いまの俺なら、自信を持って、言える(※大歓声)。この新日本プロレスの、主役は…俺だ(※大歓声)。最後に、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様、2017年夏のファイナル、思う存分、叫んで下さい(※大歓声)。(※以降、ファンが内藤と大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!( この直後、キャノンで放たれた大量のテープがリングへ降り注ぎ、またも大「内藤」コールが巻き起こる。そんな中、内藤は四方のコーナーを回り、EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、そして復活したダリルと拳を合わせる。
続いて内藤はL・I・Jメンバーたちとリング中央で拳を合わせ、ニュートラルコーナーへのぼってファンにアピール。そして、キャップを観客席へ投げ込むフリをして、ファンを手玉に取る。
その後、リングを降りた内藤は放送席を訪れ、再び蝶野と拳を合わせた。)」
【内藤の話】「(※会見場に着くと、用意されていた椅子をどかし、立ったまま話し始める)ロス・インゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いが、俺を変えたっすね。ま、まさにデスティーノ。運命ってことでしょう。思ってることはさぁ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから。皆様を楽しませたければ、周りの目を気にせず、まずは自分自身が楽しむこと。それを、メキシコに行って、ロス・インゴベルナブレスの仲間たちに教えてもらった。彼らには感謝しかないっすね。グラシアス・アミーゴス!って感じっすね。
まぁ、明日、一夜明け会見的なものがあるんでしょう? 言いたいことは明日言いますよ。俺さぁ、もう疲れたんだよ。カンサードなんだよ。早く、休ませてくれよ。じゃあ皆様、またお会いしましょう! アスタルエゴ、アディオス!」【バックステージでのケニー】※ヤングバックスの2人に担がれながらバックヤードをゆっくり歩くケニー。道の途中で飯伏幸太が待っている。飯伏のところに行こうとするケニーをヤングバックスの2人が止めようとするが、ケニーはそれを振り払い、飯伏のもとに向かう。ケニーと飯伏が顔を近づけて小さな言葉で2、3会話を交わす。会話が終わると飯伏を振り払い、控室までの長い廊下の道をヤングバックスに担がれ歩いていく。飯伏はずっとその後ろ姿を見て控え室へ帰っていった。
いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 27」進出したのはAブロックからはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤哲也、BブロックからはBULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガ、両者は昨年8・13両国でのBブロック公式戦で対戦し、この年のベストバウトに選ばれてもおかしくない激闘を繰り広げたが、ケニーが片翼の天使で内藤を降して優勝決定戦に進出、そのままケニーは優勝決定戦で後藤を破り優勝を果たした。今回は優勝決定戦の舞台で1年ぶりの再戦となった。
序盤は内藤が組み合おうとするケニーを再三スカすなど、いつもの制御不能ぶりを見せるが、内藤が場外戦を仕掛ると、ケニーが鉄柵を使ってのケブラータを発射、鉄柵攻撃を連発し、リングに戻ってからコタロークラッシャーで先手を狙うが、エプロンにケニーを出して内藤がエプロン上のネックブリーカーから場外めがけてネックブリーカーの二段階攻撃でケニーの首にダメージを与えると、首筋へのエルボー、変型ネックブリーカー、首筋へのスライディングキックと首攻めを展開、場外のケニーにトペ・スイシーダを発射してから英語実況席に連行、テーブル貫通パイルドライバーを狙ったつもりが、バランスを崩したのかテーブルの角めがけてのパイルドライバーとなり、館内は騒然となるも、思わぬハプニングもあってケニーは頭部を押さえてうずくまる。
リングに戻った内藤はドラゴンスープレックスからコーナーミサイルを発射するが、ケニーが両足を立てて迎撃するとランニング式ワンハンドバックブリーカーから腰攻めを展開、力いっぱいコーナーに内藤を叩きつけ、腰から落とすバックドロップと反撃していくが、ケニーはカミカゼからのムーンサルトは仕掛けが遅く間が空いてしまいと、これを逃さなかった内藤が雪崩式ジャンピングネックブリーカー、アームホイップからサイドからスライディングキック、コーナーミサイルと自身の流れに戻すも、ネックブリーカー狙いを逃れたケニーは突進する内藤をフランケンシュタイナーを決め、場外の内藤にノータッチトペコンを命中させる。
リングに戻ったケニーは内藤の首筋めがけてミサイルキック、高速ドラゴン狙いは内藤が張り手で逃れるも。ケニーは強引にジャーマンで投げてから蒼い衝動、ピストルサインからVトリガーは内藤がかわしてジャーマン、だがケニーが着地してから突進も内藤はトルネードDDTで突き刺す。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ケニーが下へスライディングすると内藤はコーナーの鉄柱に顔面を直撃、これを逃さなかったケニーは高速ドラゴンからVトリガーから垂直落下式リバースタイガードライバーを狙うが、内藤がDDTで切り返し、変形ネックブリーカーから延髄斬りからジャンピングエルボーアタックから垂直落下式グロリアじ初披露、デスティーノで勝負を狙うが、ケニーが飯伏幸太が見せた人でなしドライバーで突き刺し内藤の首に再び大ダメージを与え、ケニーがコーナーも内藤は追いかけるが、ケニーは鉄柱めがけてDDTを敢行、そしてコーナー最上段からの雪崩式パワーボム狙いは内藤がフランケンシュタイナーで切り返し、内藤は雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決める。
内藤はロスインゴとなってから封印していたスターダストプレスを投下するが自爆、内藤のスターダストプレスは自爆率が高いが肝心なところで決まらないとは…、ケニーは旋回式垂直落下リバースタイガードライバーから至近距離からのVトリガーを連発、ガントレンチボムを挟んでVトリガーから、片翼の天使は内藤がリバースフランケンで切り返し、内藤はランニング式デスティーノからデスティーノを狙うが、ケニーはクロイツラスで切り返し、レインメーカー式VトリガーからVトリガー、そして片翼の天使を狙うが内藤が変幻自在のデスティーノで切り返し両者ダウンとなり、起き上がった両者は逆水平合戦、内藤のエルボーの連打に対しケニーがVトリガーの連打を浴びせる。ケニーは再度Vトリガーを狙うが、内藤が浴びせ蹴りで迎撃すると、ドラゴンスープレックス、旋回式デスティーノ、デスティーノで3カウントを奪い、内藤が4年ぶり2度目の優勝を果たした。試合終了後は内藤が"新日本の主役"を宣言したが、4年前の優勝時はファンから支持されないどころか、ファン投票で1・4東京ドームの主役にもなれず、オカダからIWGPヘビー級王座も奪取できず、ロスインゴとなってからも4年間、そのことをトラウマのように引きずり続けてきた。
ロスインゴとなってようやくファンの支持を得て、一時はオカダを破りWIGPヘビー級王座を奪取し、昨年度はプロレス大賞MVP、インターコンチネンタル王座も奪取して棚橋の存在も打ち消し、雑誌でのプロレス総選挙でも1位にもなったが、オカダと打ち消したはずの棚橋、そしてG1で敗れたケニーの存在がいる限りは満足するものではなく、奪取したインターコンチ王座も、いくらIWGPヘビーと同等のベルトとしても、オカダがいる限りはIWGPの権威が上とされ、内藤からしてみればインターコンチ王座は中邑真輔のお下がりに過ぎなかった。
棚橋を降し、ケニーにリベンジを果たした内藤の次なる狙いはオカダのIWGPヘビー級王座と、真の意味でもドームの主役、ファンの支持を得てG1を制した現在だからこそ内藤にとって最大のチャンスである。2017年の夏を制した内藤、2018年に開催が決定した1・4東京ドームでIWGPヘビー級王座を奪取し、真の意味でドームの主役となるのか?
IWGPジュニアタッグ選手権試合はチームワークに優るヤングバックスが挑戦者組を分断、リコシェも足攻めにあって思うように動けず、田口も懸命に粘るがヤングバックスの連係に蹂躙され主導権の握れない展開が続く。
リコシェを捕らえたヤングバックスはマットがシャープシューターで捕獲、ロープに逃れるリコシェにニックがスワントーンボムでダメ押しするなど、挑戦者組は大ピンチが続くが、モア・バング・フォー・ユア・バックを狙いをリコシェがニックを剣山、マットは寸前で着地し、リコシェにシャープシューターを狙うと、リコシェが首固めで丸め込み、ヤングバックスのインディーテーカーを田口がヒップアタックで阻止すると、このチャンスを逃さなかった挑戦者組がマットを捕らえ、田口がどどんズスロウンを決めると、リコシェがファーストクラス・フライトで3カウントを奪い逆転勝利で王座を奪取も、バックステージではあべみほの色気に負けた田口に金丸&タイチが挑戦表明する。IWGPタッグ選手権は挑戦者組がCodyの巧みなリードでペイジを動かし、ウォーマシンは大苦戦を強いられる。ウォーマシンはCodyを何とか排除してペイジを捕らえるが、Codyが戻るとディザスター・キックからペイジがジ・アダムス・アップルでロウを捕らえる。苦戦のウォーマシンはハンソンが入るとペイジにムーンサルトプレスを投下、Codyの急所蹴りもペイジに誤爆すると、最後はペイジにフォールアウトで3カウントを奪い王座防衛、試合後にはトンガ&ロアのGODが前王者の権利として再戦を要求したところで、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr,のKESが乱入、ウォーマシンを蹴散らした後で、トンガをキラーボムでKOし挑戦をアピールした。
KESは2月11日の大阪大会で3WAYマッチでIWGPタッグ王座に挑戦する予定だったが、選手権直前でアーチャーが腰椎椎間板ヘルニアで欠場となり、スミスは飯塚をパートナーにして臨んだが王座奪取はならなかった。アーチャーの欠場でスミス自身も出番が少なかったが頼りになる相棒が戻ったことでスミス自身も再浮上、そして鈴木軍的にも12日から飯塚も復帰しフルメンバーが揃って巻き返しとなりそうだ。
その鈴木軍は第7試合ではザックが棚橋から卍固めでギブアップを奪い勝利、試合後もザックがIWGPインターコンチ王座への挑戦も表明し、鈴木もエルガンと大乱闘を展開、これまで田口JAPANとすればロスインゴが相手になっていたが、抗争相手は鈴木軍にシフトチェンジになりそうだ。セミではヒロムが変型三角絞めことDを初披露して外道を絞め落としてロスインゴが勝利、試合後はEVILがリング上でイス盛りを作り、その上へのダークネスフォールズでオカダをKOした。8・5大阪でオカダを破ったEVILのIWGPヘビー級王座挑戦に待ったなしか、1・4東京ドームへ見据えたストーリーももう始まっている。
最後に休憩前には4月の両国大会終了後に硬膜下血腫で倒れ入院、手術を受け長期欠場を強いられていた柴田登場、リングインするなり大の字になり胡坐をかくと笑みと涙を浮かべ、マイクを持った柴田は「生きてます!以上!」とアピールして去っていった。
柴田は現在退院はしているものの、同名半盲(両眼の同じ側が見えなくなる症状)で、現在非常に強い電流を脳や目に流して治療に専念しているという。柴田が今回リングに上がりファンの前に現れたのは絶対にリング復帰を諦めてない、その一歩を示すために現れた。一歩を示したことでそれがいつまで続くかわからない、わかるのは柴田は絶対諦めてないこと、自分らは諦めない姿勢を崩さない柴田をしっかり見定めていく。【「G1 CLIMAX 27」終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。次期シリーズ「Road to DESTRUCTION」は9月5日(火)愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #g127 pic.twitter.com/hqDtQwcerM
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月13日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/mLP7gOW8cs
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月14日❤️
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年8月13日天使がコロッケを運んできたよ♪ #オカジョ pic.twitter.com/1x5ODvdvAN
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年8月13日If you watched the G1 this past month, there is no way you can say @njpw1972 @njpwglobal isn't the best wrestling in the world
— BigMike (@MichaelElgin25) 2017年8月13日柴田勝頼選手がリングに立った。
来場している事、選手間でも知らない者がほとんどだったと思う。
当然、私も知らなかった。
こんなに嬉しい事ってあるか?
おかえり。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月13日本間はメルアド等を知ってるから、いつでも連絡が取れたけど、柴田君は連絡先を知らなかった。
だから、本当に超サプライズだった。
少し痩せていたけど“あの頃の柴田”に会えた。
超嬉しかった。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月13日Welcome back !
おかえりブラザー pic.twitter.com/2DqbuP1tEE
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月13日We said you wouldn't be ready @njpw1972 !!! #KES #NJPW #G127 pic.twitter.com/VxW3hVqkxy
— KES (@kelitesquad) 2017年8月13日Jacked and loving it! Hmmmn somebody has been taking their protein pic.twitter.com/oqlMV3yUAe
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年8月13日Nothing but respect for the OG triple on his last G1. #YujiNagata @nagata769 pic.twitter.com/pIdOb14E9v
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2017年8月13日1人G1優勝
おめでとうございます
来年のG1本線でのご活躍を期待しております☆
尚、タグチジャパンへの招集は考えておりません。 https://t.co/umOTBtpMXX
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年8月13日悪く言えば汚い
よく言えば味がある
君たちのタッグも見方を変えればいいところがあるのだろう
あべみほたんはどこから見てもいいところしかない
ベルトに挑戦してきなさい
リコシェが相手してくれよう☆ https://t.co/TFZBR5RzSU
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年8月13日もう1人のG1優勝者
忘れてくれるなよ
ぺ
全勝優勝おめでとう
金の玉杯獲得良かったな
大事にしろよ
しかし字汚ねぇな pic.twitter.com/qlufXOfGw9
— タイチ (@taichi0319) 2017年8月13日Oh just go ahead & give us Tag Team of The Year again already. Lord.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年8月13日うううぅぅーっ❗️
セクハライガーめ
怒りの獣神だかなんだか知らないけど、わたしが怒ってるよ❗️❗️
こんなのでトレンド入りしたって、全然嬉しくないからね❗️❗️❗️https://t.co/8699uTLqWL#njpw #G127 #G1 pic.twitter.com/ac7zkxeyWK
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年8月13日涙涙涙の3日間でした❗❗
毎日のように感動することがあるなんて幸せすぎます✨
SKE48として、たくさんの方に感動をお届けできるようにこれからも全力で活動していきたいと思います❗❗
8.29後楽園ホールさらに燃えてきました
ミラノさんトレーニングお願いします❗❗#G127 pic.twitter.com/IdalrH6Wwz
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2017年8月13日両国全部見たんだ(^^)
いやぁ、次は8.29後楽園。
頼んまっせ! pic.twitter.com/AWQhl7y1Eu
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年8月13日新日本プロレスG1決勝戦凄かった。今日は素直に言います。内藤選手優勝おめでとうございます。ケニー選手凄い試合ありがとう。応援して頂いたお客様、ありがとうございます。新日本最高!!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年8月13日決勝戦は素晴らしい試合でした、全選手&スタッフの皆さん&会場やテレビでご観戦頂きましたファンの皆様お疲れさまでした!
最後に、まだまだ道のりは長いかも知れませんが、きっと今日の大声援が柴田選手の力になったはずです!
今日はあの姿を見れただけで本当に嬉しい。#njpw #g127
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年8月13日PR -
非情!ケニーがオカダの首を破壊し優勝決定戦に進出!優勝決定戦はロスインゴvsBULLET CLUBの頂上対決に!
8月12日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 7591人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
金丸義信 タイチ ○エル・デスペラード TAKAみちのく(7分4秒 体固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(7分20秒 片エビ固め)タンガ・ロア 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※GTR◇第3試合◇
▼20分1本
○ザック・セイバーJr. 飯塚高史(6分16秒 片エビ固め)真壁刀義 ×永田裕志
※PK◇第4試合◇
▼20分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ バットラック・ファレ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(8分14秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン 田口隆祐 リコシェ ×北村克哉
※ライト・オブ・パッセージ◇第5試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○飯伏幸太 デビット・フィンレー(6分57秒 片エビ固め)内藤哲也 ×BUSHI 高橋ヒロム
※カミゴェ◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○ジュース・ロビンソン(11分48秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]×マイケル・エルガン
※パルプフリクション【ジュースの話】「長いスピーチになると思うよ。インターコンチネンタルチャンピオンのマイケル・エルガンから1勝することが出来た。マイケル・エルガンという男は、『G1』『NEW JAPAN CUP』などなど様々なトーナメントで優勝候補として挙げられる一人だ。その相手から2点取れたのは大きいと思う。もしかしたら来年、それ以降の『G1』では負けるかもしれないけど、この1勝は大きかった。いま『来年』と言った意味はみんな分かると思う。オレは初戦、サッポロ大会で大先輩であるコジマサンに勝った。これも神のおかげだと思うけど、それからの2週間は足をケガしてしまい、言い訳はしたくないけど、キツイ『G1』になってしまった。もしケガなく試合を続けることが出来ならと思っていたけど、イエス・キリストなのかマリア様の救いがありオオサカでケニー・オメガに勝つことが出来た。そこから連勝が始まり、最終戦でエルガンに勝って『G1』を終えることが出来たっていうことは来年の『G1』のメンバー候補入りするいいネタになったはずだ。エルガンに脳みそやられてしまったかもしれない。この後はサッポロビールを飲みながらエンジョイしたいと思うよ」
【エルガンの話】「やられたよ。まぁ、何はともあれ新日本プロレスは地球上で最高の団体だ。いつ誰が勝ってもおかしくない。それこそがプロレスの美しさだ。今日はジュースが勝った。でも、今後また対戦するとして、同じ結果が出ると思うかい?」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(11分59秒 エビ固め)[4勝5敗=8点]×SANADA
※ガンスタン【トンガの話】「レディース・アンド・ジェントルメン! お陰様でタマ・トンガの公式戦が全て終了いたしました! ありがとうございます! ありがとうございます! 棚橋選手をはじめ、対戦していただいた全ての選手に厚く御礼申し上げます!
(※通常の口調に戻って)俺は今、偉大な自分への扉を開けたところだ。この『G1』で、今の自分が何者かというのを少しでも見せられたと思う。だが、まだまだこんなもんじゃない。来年の『G1』まで1年もある。その間に、対戦する全ての相手をコテンパンに叩き潰して、次の『G1』につなげたい。来年の『G1』ではタマ・トンガの相手になる選手はいないだろう。いい風が吹いてきたぜ」【SANADAの話】「今年の『G1』も完敗だったよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○矢野通(6分56秒 横入り式エビ固め)[4勝4敗1分=9点]×鈴木みのる【矢野の話】「俺も39歳。一輪台車で荷物を運ぶのはとても疲れます! だから梱包しました! それまでです!」
【鈴木の話】「矢野~!!どこ行きやがった!矢野!!矢野コノヤロー!(記者一人一人をぶっ倒していく。)テメェーか!!触るな!来いよ、コラァ!!
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○EVIL(14分23秒 片エビ固め)[1勝8敗=2点]×小島聡
※EVIL【EVILの話】「小島~。テメェの元気なんてな~、このオレ様には通用しないんだよぉ。よく覚えとけぇ~。このオレ様はIWGP及び、新日本を支配していくんだ。テメェにかまっているヒマはねぇ~。This is E~VIL 。E~verything is EVIL。すべては………EVILだ!」
【小島、天山の話】
小島「(※天山に握手を求め)ありがとうございました。1年間、本当に早いですね。去年の今頃のことを思い出して、ずっと試合してました。本当にありがとうございました」天山「いやホンマにね、コジも言った通り、1年前のちょうどこの時期、コジのおかげで『G1』に出場することができて。今年はもちろんコジが出場して、去年出られなかった分、俺が後ろからカバーする、全面的にバックアップして応援するっていうことでやりました。今年の夏はこれで終わりましたけど、俺にとってはホンマにね、勝とうが負けようが全力で一生懸命、この『G1』駆け抜けてほしいなって思ってました。もちろん勝つに越したことないけども、それ以上の何かをね、この『G1』で、コジは勝敗関係なく得ることができたと思うし、俺も後ろから応援しててね、リング下で応援することしかできなかったけども、でもやっぱりコジの生き様っていうものを見してもらったし。こんな、最後の最後までどっちが勝つか分からん試合を毎試合やってくれて、最後はもう、あと一歩というところで勝てなかったですけども、でも諦めない、そういうコジの気持ち、姿勢っていうのはね、最初から最後までコジに全部見せてもらいました。コジに感謝です」
小島「ありがとうございました!(※再び握手)」
天山「お疲れさん、ありがとうね」
小島「いえ、こちらこそ。また頑張ります」
天山「また来年!」
小島「よろしくお願いします!」(※天山は控室へ)
小島「今回の成績を受けて、私は『G1』に出場する資格がない選手だとハッキリ分かりました。しかし、それはあくまでも現時点での話です。現時点で出場する資格がなくても、もしかしたら来年、来年の『G1 CLIMAX』までに頑張って努力して、もっと強くなれば、もしかしたらまた出場する資格が得られるかもしれない。そう思って、頑張りたいと思います。ずっとこの『G1』で付いてくれた天山にも感謝してますし、応援してくれたファンの皆様にも、本当に感謝してます。いろんな人に感謝して、もっと頑張れば、もしかしたらまた来年、俺は『G1』に出られるかもしれない。そう思ったら明るく元気で、笑顔でまだまだ頑張りたいと思います! ありがとうございました!」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○ケニー・オメガ(24分40秒 片エビ固め)[6勝2敗1分=13点]×オカダ・カズチカ
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「(※日本語で)まずはね、オカダ、お前の英語はヘタクソなので、日本語でひとつ言っとくね。これは終わっていない。なんにも終わっていない。でも、いまの道で続ける。だから明日、ナイトーさん。オ~イエ~。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのテツヤ・ナイトー。オ~イエ~。(※ここから英語で)昨年のリマッチだ。ハハハハ! ナイト―、オマエは強くてセクシーだけど、ひとつ問題がある。それはオレに劣るということだ。明日はジ・エリート、そしてカナダの国旗が会場内をはためくだろう。オレは必ず勝って、外国人選手として初めての『G1 CLIMAX』連覇を成し遂げてみせる」【ケニーの話】「オカダ、この試合はもっと楽にしてくれると思っていたのに、こんなにツライ30分はなかなかなかったと思うぞ。ただオレにはヤングバックスがいてくれて、ジ・エリートとして試合にも勝つことができた。次はファイナル。ファンのみんなは大きな試合を楽しみにしていると思うが、今日は疲れてしまったからここで失礼するね。グッドバイ&グッドナイト。(大勢の記者一人一人に向けて)バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」
両国3連戦の2日目はBブロック公式戦が行われ、優勝徹底戦進出をかけてオカダとケニーが対戦。オカダとケニーは1点差でオカダがリード、オカダは勝つか引き分けるかで優勝決定戦に進出、ケニーが進出するには勝つしかなく、過去2試合とも30分越えだったこともあってケニーにとっては不利な条件でもあった。
開始からケニーがフロントハイキックを放つと、オカダのドロップキックをかわして高速ドラゴンで投げ、早くも片翼の天使を狙うが、オカダはコーナーにケニーを据えてドロップキックで場外げ出し、フロントハイで鉄柵外に蹴り出した後でクロスボディーを発射するなど、序盤から両者共エンジンを全開させる。
リングに戻ったオカダダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、ケニーがオカダを場外へ出して阻止するとプランチャを発射、ケニーの体がオカダの首に直撃し、浴びせた押された際に鉄柵に首筋も直撃してしまう。これを逃さなかったケニーは首筋にミサイルキックからチンロック、そしてオカダのテーピングを剥がしワンハンドバックブリーカーからサッカーボールキック、スリーパー、オカダのセントーンはケニーが剣山するなどして、頚椎を中心にオカダを攻める。
劣勢のオカダはケニーにリバースネックブリーカーからエルボーの連打、エルボーアタック、串刺しエルボーからDDTも得意のヘッドスプリングが出来ず、それでも、ヨーロピアンアッパーカットからツームストーンパイルドライバーを狙うが狙いは首を痛みで上がらない、ケニーは延髄に逆水平の連打、カミカゼからのムーンサルトはオカダが剣山で迎撃、だが突進したところでケニーはフランケンシュタイナーを決め、オカダは場外へ逃れるも背中を見せてしまったところで、ケニーは首筋めがけてスライディングキックを発射、ノータッチトペコン狙いはオカダが素早くリングに戻ってフラップジャックで迎撃し、スワンダイブ狙いもオカダがドロップキックで迎撃する。
場外戦に持ち込んだオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、ケニーが場外でのリバースフランケンシュタイナーを喰らってしまい、首に大ダメージを負ったオカダに林リングドクターや三沢威トレーナーが入りチェックするも、ケニーはオカダを無理やりリングに戻して試合を続行させ、エプロンにオカダを連行してドラゴンスープレックスを敢行、再びリングに戻して蒼い衝動式牛殺しでダメ押しする。
勝負に出たケニーはトリガーを連発、オカダはエルボーで抵抗しケニーが逆水平で打ち返し、ケニーが首筋へのハンマーを落としてからVトリガー、そして片翼の天使を狙うが、着地したオカダがツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ケニーの雪崩式蒼い衝動狙いもオカダが突き飛ばしてミサイルジョンウーからジョンウーを発射、レインメーカー狙いはケニーが逃れてVトリガーを狙うもオカダはドロップキックで迎撃する。
オカダはレインメーカーで勝負に出るが、ケニーがVトリガーで迎撃、オカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、ケニーが力皇猛の無双で阻止してから片翼の天使は狙いは、オカダがレインメーカーで阻止、オカダがツームストーン狙いはケニーがエビ固めから逆さ押さえ込みも、オカダが強引にレインメーカーを炸裂させる。手を離さないオカダはレインメーカーも、再度のレインメーカーはケニーがかわして連続ジャーマンからリバースフランケンを決め、片翼の天使を狙いを読まれたケニーはクロイツラスに切り替え、Vトリガーを狙うも、オカダがドロップキックで迎撃し、レインメーカーを狙うが、ケニーがレインメーカー式Vトリガーで迎撃する。
ケニーは垂直落下式リバースタイガードライバーでオカダを突き刺すと、Vトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い、2年連続で優勝戦進出を決めた。
今回のオカダvsケニーはまさしく危険と隣り合わせの試合、ケニーの場外でのリバースフランケンを喰らいリングドクターやトレーナーが入った時点で試合は終わってもおかしくはなかった。しかしケニーがリングに戻したことで、オカダは勝敗抜きでこの試合だけはやり遂げる覚悟を固め、最後までやり遂げた。ケニーがリングに戻したのは"俺達の試合をこれで終わらせていいのか"という無言のメッセージが込められていたのかもしれない。オカダが敗れてしまったが首が最悪の状況の中で、自分の責任だけはしっかり果たした上での敗戦だった。そして優勝決定戦は内藤vsケニーとなったが、二人の対戦は昨年度のG1 CLIMAXでは今年のベストバウトに推されてもおかしくない激闘を展開したが、内藤が敗れて優勝決定戦進出を逃し、優勝までさらわれた。内藤が優勝またリベンジを狙う舞台には恰好の場でもあるが、ケニーもオカダに勝った以上、当然オカダへの再戦も狙うはず、またロスインゴとBULLET CLUBのリーダー同士の対決でもあり、双方の面子もあるため負けられない一戦でもある。
今回は立場的にヒール同士の優勝決定戦となったG1、果たしたどちらが夏を制するのか?
他の公式戦、エルガンvsジュースは、エルガンのパワーに苦しめられたジュースはジャブの連打、変型DDTで流れを変えるも、コーナーからのダイブを狙いを着地したジュースにエルガンが延髄斬りを放ち、ジュースもフルネルソンバスターからパワーボム狙いはエルガンが堪えてエルボーの連打から延髄斬り、串刺しラリアットもジュースも串刺しラリアットで応戦する。
両者のラリアットは相打ちとなり、ジュースのスピンキックをキャッチしたエルガンはパワーボムで叩きつけると、豪快なラリアットからのエルガンボム狙いは着地したジュースがリバースDDTで返すが、キャノンボール狙いはエルガンがトラースキックで迎撃も、、コーナーに昇ったところでジュースがパワーボムで叩きつけパルプフリクション狙いはエルガンが阻止も、ジュースが担いでプリンスズスロウンを決める。
ジュースはキャノンボールをキャッチしたエルガンはエルガンボムを狙うが、ジュースがジャックナイフ式エビ固めで切り返し、エルガンはバーニングハンマーを狙いを着地したジュースがナックルからパルプフリクションで3カウント、ジュースがエルガン相手に大きな勝利を得る。SANADAvsトンガが序盤から読み合いを展開、トンガがパラダイスロックを狙うが決めることが出来ず、逆にSANADAがトンガを通路に連行してパラダイスロックで拘束、そのままリングアウト勝ちを狙うが、裕二郎とロアが駆けつけてパラダイスロックは解かれ、ドンガも辛うじてリングアウトも免れる。
SANADAはスワンダイブ式ドロップキックで場外戦に持ち込み、トンガにプランチャを命中させてからSkull Endで捕らえるが、ロアがラリアットでカットに入り、SANADAもリングに戻ってからトンガにTKOを決め、裕二郎とロアを排除してからラウディングプレスを投下、だがトンガがかわしSANADAが着地したところでガンスタンを狙うが、SANADAがSkull Endで捕獲。バックの奪い合いからSANADAを決める。
SANADAはSkull Endで勝負に出るが、トンガがバックを奪ってトンガンツイストで切り返すと、SANADAが逆さ押さえ込みをキックアウトしたトンガがガンスタンで3カウントを収める。
鈴木vs矢野の遺恨マッチは鈴木がタイチを加勢させてまでして矢野ワールドを封殺にかかり、張り手の連打からスリーパーで捕獲、そし速攻勝負狙いでゴッチ式パイルドライバーを狙うが矢野がレフェリーを掴んで阻止し、場外戦となるが、リング下から矢野がテーピングを持ち出して鈴木の両足を拘束しようとする。だが鈴木は蹴って逃れるが浅見レフェリーが巻き込まれ、逆に鈴木が矢野の両足をテーピングで拘束し、動けなくなったところで矢野に猛ラッシュ、ランニングローキックからスリーパーで捕獲も、浅見レフェリーが矢野のテーピングを解こうとして制止されてしまう。そこでタイチが乱入すると、英語実況席で解説していたロッキー・ロメロが駆けつけティヘラで排除し、鈴木もロメロに気を取られると矢野がイスで殴打してから、上半身をテーピングで梱包して丸め込み3カウント、矢野が今回も鈴木を手玉に取り、またしても矢野の仕掛けた落とし穴にハマった鈴木はヤングライオンに八つ当たりするなど大荒れとなる。小島vsEVILはEVILが場外戦でEVILホームラン、リングに戻ってからEVILスタンプと先手を奪うが、小島もエルボーからモンゴリアンチョップの連打で反撃、マシンガンチョップからいっちゃうぞエルボーで流れを変える。だがローリングエルボー狙いはEVILがサミングで迎撃すると、レフェリーに足を持たせてトラースキックを決めるが、斜めからのラリアット狙いは小島がカマイタチで迎撃しコジコジカッターを決める。
エプロンでの攻防で小島がエプロン角めがけてDDTで突き刺し、EVILの首に大ダメージを与えると、小島はエルボーの連打から雪崩式コジコジカッターを決めるが、ラリアット狙いはEVILがバックを奪ってジャーマンで投げ、串刺しローリングラリアットからフィッシャーマンズバスター、ダークネスフォールズと猛反撃する。
EVILはEVILを狙うが堪えた小島にラリアットを連発、再度のラリアットは、小島もラリアットで返し、垂直落下式ブレーンバスターからラリアット狙いは、EVILがEVILで迎撃を狙うも、小島が後頭部に左のラリアットを炸裂させるからラリアットを狙う。しかし頭突きで迎撃したEVILがEVILで3カウントを奪い勝利。
オカダを破ったことでシングルプレーヤーとして飛躍したEVILにとっては得るものが多いG1だった。一方小島は永田同様1勝のみに終わった、小島はG1撤退は表明していないが、バックステージインタビューを見ただけでも、来年の出場に関しても消極的になっている感じもする。この成績を見て新日本がどう判断するのか…【両国3連戦・2日目終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。いよいよ明日8月13日(日)は優勝決定戦!15:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/PUbUwxEgfC
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月12日寝れない。
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年8月12日G118戦目…両国大会、終了。
EVILに散る。
公式戦の全成績…1勝8敗。
来年のG1?この成績じゃ出場資格はないでしょう。
でもそれは、今現在の話。
未来は自分の努力で変えられると信じ、また頑張ります。
ご声援、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月12日夜空を見ながら缶ビールをあけた。。。カンパイ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月12日LOS INGOBERNABLES de JAPONhttps://t.co/1mOB0Mpmwm
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月12日大阪からの3人組の施術をし、自分ではなぜか恥ずかしくて注文出来ないミラノサンドを差し入れで頂き食べ、両国。
今日は解説ではありませんが、abemaTVさんのロケです。
プロレスTシャツを着て客席から観戦なんて20年ぶり… pic.twitter.com/eG7vwWZnAY
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年8月12日G1クライマックス両国二日目!ビジョンで日本中を廻ってきた灼熱のシリーズの、お客さん目線からの振り返りVTRが流れていますがこれがとても良いです。ファンも一緒にこのG1を、この夏を走ってきたんだなあという感慨と、みんなのキラッキラした瞳に満ちている #G127
— sayoko mita (@345m) 2017年8月12日 -
大阪城の悪夢を振り切った内藤が棚橋を降し優勝決定戦に進出!
8月11日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 7495人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(6分18秒 体固め)×川人拓来 岡倫之 北村克哉
※ピンチェ・ロコ◇第2試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(5分22秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
小島聡 ○ジュース・ロビンソン(5分14秒 片エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム
※パルプフリクション◇第4試合◇
▼20分1本
レイモンド・ロウ ハンソン ○マイケル・エルガン 田口隆祐 リコシェ(11分22秒 エビ固め)Cody ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※エルガンボム◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分54秒 横入り式エビ固め)ケニー・オメガ ×高橋裕二郎◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○バットラック・ファレ(11分56秒 体固め)[1勝8敗=2点]×永田裕志
※バットラックフォール【ファレの話】「ナガタ、どういう気持ちだったか?こんな負け方がオマエの最後の『G1』でいいのか?オマエの決断は尊重するけど、今日の敗戦が来年に向けての考え方が変わるならいいけどな」
【永田の話】
永田「まずは19回目、最後の『G1 CLIMAX』公式戦が終わりました。本当にどうもありがとうございました(※深々と頭を下げる)。最後の『G1、完全制覇して終わる』って言ってましたけどね、現実は厳しかった…。みんな強かったです。しっかり備えて、1勝8敗。こんな成績、初めてです。カッチョ悪いなぁ〜っていうのが事実です、結果だけ見れば。『G1』出場は今年で終わりますが、永田の挑戦は終わらないです。この結果が自分にとって、悔しさとかエネルギーになるはずです。倒れても、そこから立ち上がるのが本当の強さですから。プロレスを25年やって、ここからが本当の真価が問われると思います」--野上アナ「永田さん、両国の観客からの大・永田コール。みんな『永田さん、まだやれるぜ』っていう思いで送ったコールだったと思いますが」
永田「久しぶりの永田ボード、うれしかったですね。入場した時、アレ見てちょっとヤバかった。平常心で向かうつもりがやっぱり、ファンの暖かさにやられたなっていうかね。心配すんな、野上。こっから立ち上がるからさ、な。これから本当の意地を見せてやるからさ。1勝8敗、クソ食らえだよ。こんな結果、初出場の時だって取ったことない。全選手に正面からぶつかって、誰一人スカすことなく僕を叩き潰してくれました。それに感謝です。でも、このお返しは必ずしますから。今の世代のヤツらに、そして新日本プロレスに必ずお返しします。それを糧に、また頑張っていきます。19年間、どうもありがとうございました」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○真壁刀義(11分28秒 片エビ固め)[2勝7敗=4点]×YOSHI-HASHI
※キングコングニードロップ【真壁の話】「おぅ、最終戦、勝ちが取れてまずはよかったよ。何だろうな、決勝戦、やっぱ行きたかったな。でも今回手合わせして『お、コイツやるじゃねぇか』って。俺は自分にも厳しいけど他人にも厳しいからよ~。この俺様を納得させた選手が何人かいる。だからこそプロレスは面白ぇんだよ。何でさじ加減するのがオマエなんだって⁉︎ バカヤロウ、そんなの俺様がスーパースターだからに決まってんだろうがバカヤロ~が! でも新日本プロレスは面白くなってきたよ。今なんかYOSHI-HASHIのクソ野郎だぞ。数年前まで俺の草履持ってたヤツがオマエ、何だよオイ、今日俺はギリギリだったよ! だからこそプロレスは面白え~。旅に出しゃあ強くなるんだからよ。だから面白え~。だからこれからはよ~、許すか許さねぇかは俺のさじ加減だ。会社なんか関係ね~。内藤にしても、あのザック・セイバーJrにしても。あんなヘナチョコ、あんなの二日酔いでも勝てると思ってたら、見事に足取られたからな俺。そのへんの怒りを返さなきゃよ~、俺はもうグッスリ寝れねぇからよ~。棚橋だってそうだ。去年いってんのに、今年いかれたろう。石井もそうだ。誰が何と言おうとよ~、俺は復讐するからよ、リベンジするからよ~。そうじゃなきゃプロレスは面白かねぇや。それだけだ。まぁとにかく、最後獲れてよかったわ。次、来年は全部獲ってやるからよ!」
【YOSHI-HASHIの話】「全然思うようにいかなかった。でも、この最悪な状況は越えていかないといけないから。もう次の闘いは始まっているから。最悪の時も、最高の時も、必ずオレは最高を引き寄せて、上の段階に行くから」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○ザック・セイバーJr.(15分22秒 レフェリーストップ)[4勝5敗=8点]×石井智宏
※フォー・エンド・ワン【ザックの話】「本来ならオレが『G1』の優勝決定戦に行くはずだったのに、残念ながらいくつかのミスがあって叶わず。でも今日の結果には満足している。オレが将来世界のトップファイターになる。今日のフィニッシュホールドの『フォー・エンド・ワン』が決まればガッチリ勝てるんだ。オレがヘビーかジュニアのどちらの階級に属するか聞いてくるヤツがいたら『アホか』と言ってやりたい。もちろんジュニアヘビー級も尊敬しているが、オレはヘビー級で挑戦していきたい。だからまた日本に来たかヘビー級で試合がしたいし、タナハシとタイトルマッチがしたい」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○後藤洋央紀()[5勝4敗=10点]×飯伏幸太
※GTR【後藤の話】「今回、決勝にはいけないかもしれないけど、終わってみれば充実した『G1』でした。最後の公式戦勝利で終われてよかったです。決勝にはいけなかったけども、今後に繋がるオレにとっては最高の『G1』だったんじゃないかと。今日の結果はまた来年必ず活きると思いますので。もう来年を見越して明日からやっていきます。ありがとうございました」
【飯伏の話】
※飯伏はインタビュースペースに着くなり座り込む。
――久しぶりの『G1』参戦で、今までとは違ったものになったのでは?
飯伏「そうですね。決勝に行く可能性はものすごく低かったんですけど、最後まで諦めず、『まだこれ勝てばどうにかなるかな』っていう…ならないのかもしれないけど、本当にゼロではないと思ったんで。まぁ最後、自分に出来る限りの力は出せたんじゃないかと思います」――リーグ戦では棚橋選手への勝利が大きかったのでは。
飯伏「状況としても、自分の地元の鹿児島で棚橋さんとやって、『G1』リーグ戦ながら勝つことができて、ホントにいい経験をさせてもらったなと思います」――開幕前に大爆発すると言ってましたが?
飯伏「自分がやれることはやったつもりなんで、自分は大爆発したつもりです。それはもう、自分は大爆発したつもりなんですけど、ファンの方がどう思うかは分からないです」――久々のシリーズで、厳しかったとかキツかったとかは?
飯伏「キツかったし、いろいろプロレスの勘だったり新日本プロレスのプロレスというのがまた新しくなってる感じがしたんで、自分がいた2年前とは全然違ってて、また新しいところでやった感覚ですね。でも、思ったよりも疲れとかはないですね。むしろ、もっと経験したいというか、もっと戦いたい。そう思いました。ホンットに楽しかったです」――今後の新日本プロレス参戦については?
飯伏「ファンの皆さんがどう思うかは分からないですけど、もう一回チャンスがあればまた出たいです。自分の中ではチャンスは切り開いたつもりなんで」――最後、四方のお客さんに挨拶していましたが。
飯伏「長い『G1』、本当にありがとうございましたと。自分に声援してくれる人たちに、本当にありがとうという気持ちを伝えたいですね」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]内藤哲也(26分41秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]×棚橋弘至
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、そして、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様(※大歓声)。今年の『G1 CLIMAX』、まあ、皆様の予想どおりだとは思いますが、内藤哲也、今日の勝利で、優勝決定戦進出が決まりました(※大歓声)。優勝決定戦の相手が、オカダなのか? それともケニー・オメガなのか? まあ、どちらでもいいですが、LOS INGOBERNABLES de JAPONがこの『G1 CLIMAX』を制覇する、そのときを! 13日、皆様の目で、皆様の耳で、確認して下さい(※大歓声)。明後日の、優勝決定戦まで! トランキーロ!! あっせんなよ(『あっせんなよ』の大合唱&大歓声)。じゃあ皆様、また明日、ここ両国でお会いしましょう。最後はもちろん! EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声&『内藤』コール)」【内藤の話】「リング上でも言いましたけど、皆様の予想通りの結果でしょ?Aブロックは内藤だって、皆様予想してたでしょ?他の選手には悪いけど皆様の予想通りになっちゃったね。一位通過になった。だからなんだよ。みんな優勝する為に出てるんだよ。結局ね今日両国勝ったけど、他のリーグ戦の一勝と変わらないよ。相手が棚橋だ?だからなんだよ。オレにとってはただの一勝。それ以外なにものでもないよ。今日会場見渡せば分かるでしょ。会場のお客様がオレの優勝を待ち望んでるよ。オレとの大合唱を待ち望んでんだよ。13日両国、優勝決定戦。この夏最大の、いや、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン創設以来、最高の大合唱が起こるかもしれないね。どれくらいの大音量の大合唱なのか、いまから楽しみだよ。まあ明日も試合があるわけだからね。ケニーなのかオカダなのか知らないけど、ゆっくり見させてもらいますよ。決勝の舞台で、オカダかケニーどちらでもいいよ。お待ちしています。では皆様明日、ここ両国でお会いしましょう。アスタマニア―ナ。アディオス」
【棚橋の話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと崩れ落ちて床に横たわり、内藤のマイクアピールが聞こえてくると耳を塞ぐ。終わると壁に寄りかかって座ったままで)去年の『G1』でも言った。『終わりは始まりだ』って。また出直すか…。繰り返し、繰り返し…同じことの連続だって繰り返し、繰り返していく中で磨かれていくものがあるから。娘と中学英語の勉強で、カッコいい熟語を見つけたから、それを胸に刻んでいく。OVER AND OVER AGAIN!」
いよいよラストスパートの両国3連戦を迎えた「G1 CLIMAX27」1日目はAブロック最終公式戦が行われ、12点トップ同士の棚橋と内藤が優勝決定戦進出をかけて対戦。
序盤は棚橋がロープに押し込んで張り手の連打を浴びせると、内藤も反撃して棚橋を場外へ追いやりトペフェイントから寝そべりポーズも、素早くリングに戻った棚橋がストンピングで強襲、だが旋回式クロスボディーは内藤が右腕へのドロップキックで迎撃すると、右腕へのスライディングキックから腕十字、脇固めと右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
内藤はネックブリーカーを狙うが、ひっくり返した棚橋が逆にネックブリーカーを決め、フォアアーム、青天井エルボーからサマーソルトドロップと自身のペースに持ち込むが、セカンドロープからのサマーソルトドロップが自爆すると、内藤は右肩へのスライディングキックを放ち、コーナーミサイルを狙うが、キャッチした棚橋はドラゴンスクリューを決めると、場外へ逃れた内藤に棚橋がコーナーからのハイフライアタック、リングに戻ってロープ越しのドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドは内藤は逃れ、棚橋のロープ越しのドラゴンスクリューも、阻止した内藤がロープ越しのアームブリーカーからロープ越えのミサイル、変型ネックブリーカー、延髄斬り、ジャンピングエルボーアタックからグロリアと畳みかけた後でデスティーノを狙うが、逃れた棚橋がダルマ式ジャーマンを決める。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、棚橋はエビ固めで切り返してからグラウンド式ドラゴンスクリューを決め、エルボー合戦は棚橋が右腕を押さえ左で応戦しエルボースマッシュも内藤が唾を吐きかけ、張り手合戦は内藤が制してジャーマンで投げ、ジャンピングエルボーアタックを狙うと、横へ逃れた棚橋がスリングブレイドからショートレンジのスリングブレイドを決め、ハイフライアタックからハイフライフローで勝負を狙うがは自爆となってしまう。
棚橋が突進をかわした内藤はコーナーでうつ伏せの棚橋にバトンキックから、トップロープに据えてからのネックブリーカーを決め、内藤は雪崩式デスティーノを狙うが、棚橋が雪崩式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕獲、ステップオーバーでしていてきつい角度で極められるも大阪城の悪夢を振り払うように必死でロープに逃れる。
棚橋はドラゴンスクリューを狙うが、逃れた内藤は突進する棚橋にトルネードDDT、雪崩式スイングデスティーノを決めるが、デスティーノは棚橋がツイストアンドシャウトを3連発で切り返す、しかしスリングブレイドを狙うと内藤が変幻自在デスティーノで切り返し、最後はデスティーノで3カウント優勝決定戦に進出した。
勝負を狙ったハイフライフローもテキサスクローバーも決め手にはならず、最後はデスティーノをツイストアンドシャウトを3連発で切り返したあと、スリングブレイドからのハイフライフローで再度勝負を狙ったのだろうが、切り札であるデスティーノを最後まで温存していた内藤が勝利だった。
また内藤にしても大阪城ホールでのリベンジを果たしただけでなく、自分がインターコンチ王座の枠に収まらず、また棚橋弘至の時代ではないということを改めて示すことが出来た、内藤が狙うのはG1優勝、そしてそのに見据えたものなのか・・・他の公式戦はセミの後藤vs飯伏は、首攻めを狙う後藤に飯伏がソバットコンポからしなるようなミドルキック、その場飛びムーンサルトで流れを変え、ローリングラリアットや追走式ラリアットをかわした飯伏はジャーマンも、すぐ起き上がった後藤はラリアットで村正から雪崩式牛殺し狙いは阻止した飯伏がオーバーヘッドキック、雪崩式狙いは後藤が頭突きで阻止も、飯伏が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦する。
ラリアットは相打ち、飯伏の突進をキャッチした後藤は牛殺しを決め、GTR狙いは飯伏が一回転で逃れるが、後藤はスリーパーで捕獲してから柴田魂のPK、牛殺し狙いは飯伏が回転エビ固めから、飯伏が頭部へミドルキック、カミゴエ狙いは後藤が頭突きで迎撃した裏GTRからGTRで勝利を収める。石井vsザックは、ザックのドラゴンスリーパーから腕十字、ジムブレイクアームバーと腕へのキックと攻めるが、石井は受ける。石井はエルボーで返すも、ザックは膝への低空ドロップキックを放つ。
ザックは絡みついたが石井がブレーンバスターで放り投げ、雪崩式ブレーンバスタで反撃し、、ザックは絡み付いてフロントネックロック、ラリアットをかわして卍固めもコーナーへ放り投げた石井はジャーマンも、龍魂パワーボムはザックが下からの三角絞め、それでも石井は持ち上げて左のラリアット、ラリアットをキャッチしたザックはハーフラッチからPK、ヒールホールドへで捕獲する。
ザックはローキック、関節蹴り、後ろからも関節蹴りと狙いを右膝に変え、石井が気合を入れ、ザックのローキックを受け切ってラリアット、左右エルボーと繰り出すが、ザックはヨーロピアンクラッチからアンクルホールドで切り返し、スタンディングへ移行したが、石井がアンクルホールドで切り返す。
石井はザックのキックはラリアットで迎撃し、ジャンピングハイキックからスライディングラリアット狙いはザックが自らの手足で石井の手足を捕獲する拷問技フォー・エンド・ワンを披露、石井は懸命に耐えたがレフェリーが危険と判断したため試合はストップ、ザックが勝利を収める。真壁vsYOSHI-HASHIは、正面からの攻めで真壁がリードを奪うも、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックからヘッドハンターで流れを変え、トップロープに真壁を宙吊りにしての背中へのドロップキック、コーナーからのヘッドハンターと攻め込むが、真壁はパワースラムで反撃、串刺しラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスと自身の流れに戻す。
再度のコーナーナックルはYOSHI-HASHIがパワーボムで叩き落し、しゃちほこラリアットはブロックされると真壁はキングコングハンマーからパワーボムと畳みかけ、キングコングニーで勝負に出るが自爆となってしまう。
YOSHI-HASHIは真壁の後頭部にニー、しゃちほこラリアットからバタフライロックで捕獲、YOSHI-HASHIはスリーパーからバッククラッカー、カルマ狙いは真壁が堪えるが、YOSHI-HASHIの張り手で真壁がダウンするが、攻めあぐねると隙を突いた真壁が後頭部へ串刺しラリアット、スパイダージャーマンからの真壁がキングコングニーで勝利、YOSHI-HASHIは内容を残したが結果にはつなげることが出来ず、カルマなどのつなぎも含めて課題が残ったG1となった。今年でG1最後となる永田はファレと対戦、永田がフロントハイキックで奇襲をかけファレもエルボーで応戦、エプロンのファレにビックブーツ、場外戦でエルボーも、ファレが鉄柵攻撃、ボディーブローで返し、リングに戻るとファレが全体重踏みつける。
ファレのパワーに苦しむ永田はローキック、フェイントから低空ドロップキックと足攻めで流れを変え、ヒールホールドやローキックで攻め込むが、ファレがタックルからボディープレスで反撃、それでもバックフリップを阻止した永田は執拗なローキックからエクスプロイダー、前後からのミドルキック、永田が『来い!』ファレと挑発するとファレが重たいエルボーを浴びせる。
永田も打ち返すがファレが一撃からハンマーを連打、グラネード狙いは永田が白目式腕固めで捕獲し、腕十字からアンクルホールド、敬礼ポーズからナガタロックへ移行、永田は延髄斬り、タイナーかあ豪快なバックドロップで投げ、エクスプロイダー・オブ・ジャスティス狙うがファレは必死で阻止する。
永田はキックの連打から突進したところで、ファレがスピアーで迎撃しバックフリップで投げ、グラネード狙いは永田が大車輪キックで逃れたが、突進したところでファレがカウンターのグラネードを決めると、最後はバットラックフォールで3カウントとなり、永田にとって最後のG1は終わった。
試合後にファレがウルフポーズを取ると永田は敬礼、そしてファレは一礼して去っていったが、この試合だけ永田とファレは青義軍の関係に戻っていた。
青義軍は井上亘が引退し、スーパー・ストロング・マシンもセミリタイア、平澤光秀も去り、ファレはBULLET CLUBで永田と敵対関係になった、この試合を通じてファレはG1最後となる永田を介錯する役目でもあり、見事役目を果たしたファレは青義軍から正式に卒業になった。試合後に永田は涙目になっていたが最後のG1最後の相手になってくれたファレに感謝だったと思う。
G1での永田裕志は終わるが、プロレスラー永田裕志はまだまだ続く、これからも新日本プロレスのミスタープロレスとして新日本を支えて欲しい。【両国3連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日8月12日(土)も18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/8t3850xy0X
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月11日一緒ニ駆ケ抜ケテクレテアリガトウ。 #g127
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年8月11日最善を尽くした。胸を張るよ
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2017年8月11日10 points. #G127
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2017年8月11日おぅ‼今日は「おんな城主 直虎」に出演中の六左衛門『田中美央』チャン(右手前)が応援に来てくれた‼嬉しいモンだぜぃッイシオが見当たらなかったけど。試合じゃ、猿(吉橋)も打たれ強くなってて驚いたわ‼ pic.twitter.com/pdU94LY48u
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年8月11日Nothing but respect for @nagata769 pic.twitter.com/bF3TXFk5oz
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年8月11日マス席にいたらこんなものを配る人がいた。 pic.twitter.com/nm8KlsEG91
— ターザン山本! (@tarzany) 2017年8月11日 -
激闘30分フルタイムドロー!鈴木はオカダに負けずも勝てず、心も折れず…
ただいま7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/70Q3OVkWyM 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日8月8日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」神奈川・横浜文化体育館 4761人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ(5分36秒 片エビ固め)×岡倫之
※パッケージドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○エル・デスペラード(5分30秒 ヌメロ・ドス)天山広吉 ×海野翔太◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(6分48秒 体固め)永田裕志 ×北村克哉
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○石井智宏 YOSHI-HASHI(7分35秒 逆エビ固め)真壁刀義 飯伏幸太 ×川人拓来◇第5試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○田口隆祐 デビット・フィンレー(6分)内藤哲也 BUSHI 高橋ヒロム◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○タマ・トンガ(10分43秒 エビ固め)[1勝7敗=2点]×小島聡
※ガンスタン◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○ジュース・ロビンソン(4分25秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×矢野通
※パルプフリクション◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○マイケル・エルガン(11分7秒 エビ固め)[5勝3敗=10点]×EVIL
※エルガンボム【エルガンの話】「7月から始まった『G1 CLIMAX』だが、このBブロックにはUSチャンピオンのケニーがいる。NEVER無差別級チャンピオンの鈴木もいる。その鈴木を倒したEVILに、今日俺は勝った。あと一つだ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○ケニー・オメガ(15分3秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×SANADA
※片翼の天使【ケニーの話】「SANADAよく聞け。ファンのみんなもよく聞いてくれ。オレはオマエを悪い選手だと言ってことは一度もない。オマエはグレートな選手だ。新日本のなかでもナチュラルなファイターだと思っている。オマエには覚えておいてほしい。オレはこのリーグ戦でいろんな選手を倒してきた。スズキミノルも倒したし、ヤノも倒した。SANADAを含めていろんな選手を倒したよ。オマエとの試合はアスリート同士の闘いで勝ったと思っている。オマエの未来は明るいぞ。だけどオマエにはカリスマ性が足りない。ハートが足りない。感情が欠けていると思う。オレはそういう部分でベストになるための欲がある。だからオレはベストに登りつめたんだ。Aブロックではイブシはもう決勝は無理なようだな。オレにはまだ使命がある。それはオレがプロレス史上最高のレスラーになることだ。そのために次の標的はオカダだ。グッドバイ&グッドナイト。(※記者一人一人に向かって)バンバンバン」
【SANADAの話】「いまケニーが上なら、オレはもっと上にいってやるよ」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝1敗1分=13点]△オカダ・カズチカ(30分時間切れ引き分け)[4勝3敗1分=9点]△鈴木みのる【オカダの話】「(※肩を借りてインタビュースペースに現れ、座り込んで)『全勝だ』と言ってEVILに負け、『このベルトが一番だと見せつける』と言ってNEVERチャンピオンと引き分けて、それ以下何がある? さんざん、この『G1』で、伸びてた鼻、折ってもらったよ。ただな、こんなんで調子乗ってるのをやめることはできないから。あとはオメガに勝って決勝(に行って)優勝して、改めてオカダの素晴らしさを見せつけてやるコノヤロウ!」
【鈴木の話】「アーーーーッ!(※絶叫しながらそのまま控室へ)」
横浜大会はBブロック公式戦が行われたが、経過を改めて振り返ると1敗のオカダがトップで2敗のケニーとEVILが追いかけ、3敗のSANADAと鈴木は厳しい状況になった。
まず第8試合の2敗のEVILvs4敗のエルガンは、エルガンがロープ越しのボディープレスで先手を奪うが、場外戦でEVILが鉄柵攻撃からイスを首にかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってからEVILスタンプ、セントーンと反撃、だが突進をエルガンがエルボーで迎撃し、パワースラム、串刺しラリアット、延髄斬りからコーナーへのジャーマン、ラリアット、後頭部からのラリアットと猛ラッシュをかける。
エルガンのハンマーをキャッチしたEVILはレフェリーに足を持たせてからのトラースキック、串刺しラリアットから、コーナーへ昇りダイビングラリアットを狙うも、キャッチしたエルガンがファルコンアロー、エルガンボム狙いはEVILが阻止してフィッシャーマンズバスター、ラリアットの相打ち、エルガンが競り勝つも、再度のラリアット狙いはEVILがジャーマンからラリアット、ダークネスフォールズを決める。
EVILはEVILを狙うが阻止したエルガンがジャーマン、往復式串刺しラリアット、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターと畳みかけ、エルガンボム狙いはEVILが頭突きで阻止してEVIL狙いはエルガンがジャンピングハイキックで連打からスプラッシュマウンテンで叩きつけ、最後はエルガンがラリアットの連打からエルガンボムで3カウントを奪い、EVILは3敗目で大阪大会とは一転して厳しい立場に立たされる。セミの2敗のケニーvs3敗のSANADA、この試合でSANADAが負ければ自身だけでなく、ケニーとの直接対決に敗れているEVILも脱落する。
序盤はケニーが片翼の天使、SANADAがSkull End、ラウディングボディープレスを狙い合うなどして牽制するが、SANADAがドラゴンスクリューを決めると、場外戦へと持ち込むがケニーが鉄柵を使ってのムーンサルトアタックを崩れながらも決め、リングに戻してから、うつ伏せのSANADAの脇腹にニー、キャメルクラッチ、ランニング式ワンハンドバックブリーカー、SANADAのTシャツを脱がしてチョーク攻撃、SANADAのスワンダイブもキャッチしてカミカゼからムーンサルトプレスの技と先手を奪う。
劣勢のSANADAはブレーンバスターで反撃し、ケニーはサミングも突進はSANADAが連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやりプランチャを発射、リングに戻ったSANADAはパラダイスロックから低空ドロップキック、バックドロップ狙いはケニーが着地しコタロークラッシャーを決めるも、ドラゴンスープレックス狙いはSANADAが阻止、エルボーからのその場飛びムーンサルトは自爆してしまう。
ケニーは蒼い衝動式牛殺し、Vトリガーから片翼の天使はSANADAがフランケンシュタイナーで切り返すとTKOを決め、ラウディングボディープレスはかわされ着地も、SANADAはムーンサルトアタックからのSkull Endで捕獲、そして再度ラウディングボディープレスを投下するが自爆、ケニーは高速ドラゴンからVトリガー、チョップ、エルボー合戦から、ケニーが逆さ押さえ込みからのVトリガーを炸裂させ、再度のVトリガーをかわしたSANADAはSkull Endもケニーが逃れ、SANADAがアサイDDT式Skull Endを狙うと、このまま担いだケニーが片翼の天使で3カウントとなり、SANADAだけでなくEVILの脱落も決定してしまう。メインの1敗のオカダvs3敗の鈴木は、vsオカダ戦3連敗を喫している鈴木にオカダはフロントハイキックからサイドへのスライディングキック、鈴木のロープ越しの腕十字狙いはオカダがフロントハイキックで阻止と先手を狙うが、鉄柵越えのプランチャ狙いはタイチとデスペラードが襲撃して阻止するが、レッドシューズ海野レフェリーの判断でヤングライオンによってタイチとデスペラードが排除され、事実上の1vs1の勝負となる。
リングに戻ったオカダはエルボーの連打に対し、鈴木も殴りつけるようなエルボーで応戦、首筋へのエルボーの連打からオカダのテーピングを剥ぎ、鈴木はエプロンでうつ伏せになっているオカダに場外からニーを浴びせ、、鉄柵を使ってスリーパー、ニー連打から鉄柵攻撃と首攻めを転移介するが、、パイプイスで殴打は海野レフェリーが阻止される。
リングに戻った鈴木は座り込むオカダにローキックの連打からエルボーも、オカダもエルボーの連打で返し、フロントハイキック、ネックブリーカーと反撃するが首の痛みで追撃出来ず、それでもオカダはバックエルボーからDDT、ヨーロピアンアッパーカットとお馴染みの攻撃も、ダイビングエルボー狙いはオカダが首を押さえると、これを逃さなかった鈴木はエルボーの連打から串刺しフロントハイ、だがランニングローキック狙いはキャッチしたオカダがエルボー合戦に持ち込み、エルボースマッシュでオカダが競り勝つ。
オカダはヘビーレイン、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップ、レインメーカーポーズからレインメーカーは鈴木が絡み付いてフロントネックロックで捕獲、オカダは持ち替えてツームストーンパイルドライバーを狙うが、鈴木が堪え、オカダの突進をドロップキックで迎撃する。鈴木はスリーパーで捕獲して絞めるが、オカダがバックを奪ってドロップキックを炸裂させ、ゴッチ式ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからレインメーカーを狙うがかわされてしまう。
オカダはエルボースマッシュからツームストーン狙いは鈴木がリバースして逆に突き刺し、オカダの痛めている首に大ダメージを与えると、鈴木は首筋へのエルボー、首筋へのドロップキックから三沢光晴式のフェースロック、そしてクロスフェースへ移行し、藤原喜明直伝の腹固め、クルックヘッドシザースと絞めあげ、首筋へエルボー!首投げからサッカーボールキック、背後からランニングローキック、そしてオカダのドロップキックをかわした鈴木はアントニオ猪木を彷彿させるような延髄斬りから卍固めで捕獲し、オカダを追い詰める。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うがオカダが必死で堪え、鈴木がキチンシンクから突進も、オカダがドロップキックで迎撃し、オカダはミサイル式ジョンウー、そしてジャーマンからのレインメーカーで勝負に出るが、鈴木はスリーパーで捕獲してから逆落としで投げ、再びスリーパーで絞めあげるも、オカダの長い足がロープにかかり逃れられてしまう。
鈴木は張り手のラッシュでオカダは崩れるも、鈴木は容赦なく張り手の連打を顔面に浴びせ、鈴木は崩れたオカダを起こそうとすると、オカダがレインメーカーを炸裂させ、まさかの一撃を喰らった鈴木は倒れ、オカダは手を離さなかったオカダはまたレインメーカーを炸裂させるもカバーが遅れカウント2でキックアウトされてしまう。
オカダが叫んでレインメーカーを狙うが、鈴木が張り手で迎撃し、心を折るかのように連打を浴びせ、オカダが崩れるも、鈴木がノーガードの構えを見せると、オカダも張り手の連打を浴びせ、鈴木がスリーパーを狙ったところでオカダがレインメーカーを炸裂させるが、カバーできず時間切れ引き分けとなった。オカダvs鈴木戦はかつて同じ横浜文体で対戦した猪木vs藤波辰己の再現ではという声もあるが、二人共それを意識していたのかわからない。わかるのは鈴木は負けなかったが、またしてもオカダの心を折ることが出来ず、勝てなかったということ、鈴木はvsオカダは最初の1戦だけ勝っただけで3連敗、鈴木にとってもG1以上にどうしても負けられない一戦だった。鈴木もこれまで出さない技も繰り出して全て以上のものを出した。確かに負けなかったが勝てなかった、その事実と現実だけが残った。鈴木にとっては悔しい一戦だったのではないだろうか…
これでBブロックの経過を見ると、鈴木は引き分けで脱落、オカダとケニーの二人に絞られた。Aブロックは内藤と棚橋、Bブロックはオカダとケニー、まるで東京ドームと大阪城の再現を見るようだが、状況が少し違うのは内藤と棚橋は同点だが、オカダとケニーは1点差でオカダがリードし、ケニーが2連覇を狙うなら勝つことが絶対条件となったこと、オカダvsケニーは過去2戦30分越えだっただけに、30分の枠内でオカダを仕留めることが出来るか?ケニーとっては厳しい状況でもある。
いよいよG1もラストスパートである両国3連戦を迎える、果たして鈴木が想定している以上にますます懐が深くなっていくオカダがG1を制するのか…
【横浜大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。いよいよ8月11日(金)より両国国技館3連戦です! https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/kJRbjL5G5j
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月8日思い返すと悔しい。練習が足りないということだな。。。また明日。前に。 pic.twitter.com/KflBvZzbwp
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月8日ボスの強さを改めて感じた
あれを耐えたオカダカズチカも凄いけど
ボスと試合した時に二度とやりたくないって思ったけど今日の見てさらに強くそう思えた
強すぎる
さて
そんなボスの対戦相手誰にしようかな
レスラーなら経験すべき戦い
最高の経験値アップになるはずだから pic.twitter.com/XTzVsUpv8F
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年8月8日 -
棚橋が石井との死闘を制し、内藤は真壁に完勝…優勝戦進出は2人に絞られた!
ただいま7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/70Q3OVkWyM 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日8月6日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」静岡・アクトシティ浜松 3567人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(5分27秒 エビ固め)×岡倫之 北村克哉
※Prima Nocta◇第2試合◇
▼20分1本
EVIL ○高橋ヒロム(4分55秒 逆エビ固め)EVIL ×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ 高橋裕二郎(8分34秒 片エビ固め)×天山広吉 小島聡◇第4試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分6秒 Skull End)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通 外道(6分22秒 裏霞)鈴木みのる ×タイチ エル・デスペラード◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝7敗=2点]○永田裕志(15分5秒 バックドロップホールド)[4勝4敗=8点]×ザック・セイバーJr.【永田の話】
永田「やっと笑顔で、試合が終わって『ゼアッ!』ってできましたね。この一つの勝利の喜びを、全国のファンの皆さんに届けられたかなと。敗戦が続いてつらかったファンの皆さんには、どうもありがとうございました(と伝えたい)」--昨夜、同じ第三世代の小島選手が今回の『G1』初勝利を挙げたことが刺激になった部分はありましたか?
永田「あんまり人のことは……それより、どういう試合ができたか。で、どこが敗因かってことばっかり考えてたんで。勝てない試合じゃないんですよ、どれも。勝てる試合だったんです。相手が1枚上なのか、俺の作戦が失敗したのか、それがわからない。ただ、今日まで全部負けてきてる。どれも負ける相手じゃないっていうのは理解してるんだけど。いつ勝ってもおかしくないって。そういう事実があるんで、現実に目の前で勝ちを取るってことがあるかないかで全然違うっていうのを、今日勝って感じましたね。ここまで来ちゃったけど、やっぱり俺を応援してくださってるファンの皆さんに、最後まできっちり勝って、『G1』終わらせたいなと思います」【ザックの話】
ザック「(※インタビュースペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアにへたり込む)これで優勝の望みはなくなったのか?」
--おそらく……
ザック「(※首を何度も横に振って)ああ……何度もユージ・ナガタサンを追い込んだんだけど……今回の『G1』で最高の闘いだったのに。ああ……この負けで望みが断たれたか……そうなるとは思ってなかったんで、そう言われて、そうなのかと納得させてるよ。彼はずっと負け続けてたから、自分も勝てると思ってた。ここで勝って、決勝までいくつもりだったのに……まだ試合は残ってるから、最後まで闘い抜くよ」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○飯伏幸太(14分28秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×YOSHI-HASHI
※カミゴェ【飯伏の話】
飯伏「(※インタビュースぺースに座り込んで)いやぁ……初対決。で、今日は負けられなかったんで。まぁ、まずは勝ててホントにうれしい。勝ててホントにうれしい。俺は今、どうなってますか? 5勝でしょ? 今、トップは何点ですか?」--10点です。
飯伏「10点?」--(決勝進出は)棚橋選手、内藤選手の結果を見ながらになりますね。
飯伏「それ次第では、まだまだ可能性はある? まだあきらめないです。絶対あきらめないです、絶対。決勝いきたいと思います。あきらめないですよ。(※自分に言いきかせるように)あきらめない……」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○バットラック・ファレ(9分34秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×後藤洋央紀
※グラネード【ファレの話】「Woh Woh Woh Woh、見た通り、誰も俺にはかなわないんだ。このまま突き進む。トップまで上り詰めてやる。最後にリングに立っているのは、この俺だ。決勝のリングにな」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○内藤哲也(11分31秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×真壁刀義
※デスティーノ【内藤の話】
内藤「真壁選手、昨日も大阪で感じたけどね、やっぱ対戦相手が俺だからですか? ギラギラした熱いものを感じたよ。なんか、知名度にあぐらをかいてるのか知らないけどさ、なんか最近、プロレスに力が抜けてたのかなぁって思ったからね。なんか元気な姿を見れて、ホッとしたよ。でも、こうやってホッとできてしまうぐらい、残念ながら今の俺には余裕があるからさ。次は11日の両国ですか? 残念ながらさ、俺の視界にはさ、11日の両国国技館大会、棚橋戦は入ってないから。俺の視線の先は、すでに13日の両国、優勝決定戦に向かってるからさ。まぁ、明後日の横浜が棚橋との前哨戦ですか? ま、その時得点状況がどうなってるか知らないけど、俺を振り向かせてくれよ。残念ながら今現在、俺の眼中に棚橋弘至は入ってないから。ま、それを期待しながら、俺は横浜文化体育館、会場に行きますよ。じゃあ、皆様、また明後日、横浜でお会いしましょう。アスタルエゴ、アディオス」--Bブロックの結果次第では、EVIL選手相手に優勝を争うことになりますが……
内藤「皆様の予想的には、ケニー・オメガかオカダでしょ? でもやはり、俺の希望としては、EVILでありSANADAでありロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同士の決勝戦をやりたいと思ってますから。大阪でEVILが凄まじいインパクトを残したからね。少なからず俺にも、火がついてますよ。『EVILと決勝やりたいな』って、俺は思ってますよ。EVILが俺の目の前に現れてくることを楽しみに待ってます」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○棚橋弘至(23分30秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×石井智宏
※ハイフライフロー(試合終了後、棚橋は岡の肩を借り、なんとか立ち上がる
棚橋「今日は、最後までありがとうございました。じゃあ、最後に静岡の皆さん、愛してま~す!(そのままリング中央に倒れる。」【棚橋の話】「(※岡の肩を借りてインタビュースペースにやって来ると、フロアに大の字になり、腰にベルトを置いて)あぁ、無念だ。あぁ、エアギター、できんかった。あぁ、無念……石井を倒した……俺が、新日本プロレスの、中心に、戻るんだ(※と言って起き上がろうとするも上半身を起こすのが精いっぱい。岡に抱き起されて控室へ)」
いよいよラストスパート一歩手前となった『G1 CLIMAX』、浜松大会ではAブロック公式戦が行われ、まず第6試合では3敗のザックと勝ち星なし7連敗の永田と対戦。デスペラードの介入に怒った永田はフェイントからの低空ドロップキック、サッカーボールキックと攻め込むが、ザックは永田の左腕を挟んで蹴り上げてから左腕攻めを展開する。
永田がキチンシンクからミドルキックの連打で反撃、串刺しビックブーツからエクスプロイダーで投げるも、サンダーデスドライバー狙いはザックが腕へのオーバーヘッドキックで逃れて左腕へPK、ザックが左腕への頭突きと執拗に左腕を攻める。
エルボー合戦から、ザックがフルネルソンで捕らえるが、永田がスリーパーで逃れてナガタロックⅡへ移行、そして久しぶりにナガタロックⅢに移行してリバースナガタロックで丸め込む。
永田はは前後からのサッカーボールキック、エクスプロイダー狙いはザックがフロントネックロックで絡みつき、ジムブレイクアームバーで移行、しかし体格差で決めきれず、永田がロープへ逃れるも、ザックが左腕へのミドルキックを永田がキャッチしたところで、ザックが腕十字から下からの三角絞めで捕獲も、永田は白目式腕固めで切り返し、永田はアームブリーカー、ミドルキックと攻勢に出て、キックで打ち返すザックに大車輪キックを浴びせる。
永田はバックドロップ狙うが、ザックが卍固めで切り返すも体格差で捕らえきれず、永田はキチンシンクからサンダーデスドライバーから延髄斬りは、かわしたザックがジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むも、ザックがキックの連打を放って間が空くと、この隙を突いた永田がバックドロップで投げ、タイナーからのバックドロップホールドでカウント3カウントを奪い公式戦初勝利、体格差で泣いたザックは4敗目で脱落となる。3敗の飯伏vs5敗のYOSHI-HASHIは、飯伏がロープへ走った際にスライディングして足を掴んだYOSHI-HASHIが場外戦を仕掛け、鉄柵攻撃からの逆水平を連発、リングに戻ってブレーンバスター、フェースロック。飯伏のエルボーに対してYOSHI-HASHIは逆水平、串刺し逆水平と攻め込んでいくが、YOSHI-HASHIが突進したところで飯伏がドロップキックで反撃すると、YOSHI-HASHIの張り手をかわして打撃のコンポからその場飛びムーンサルトを投下、しかしバックの奪い合いはロープへ走ったYOSHI-HASHIはヘッドハンターを決め、パワージャック狙いは飯伏がフランケンシュタイナーで切り返し、場外のYOSHI-HASHIにバミューダトライアングルを発射する。
リングに戻ってから飯伏がミサイルキック、ソバットも、突進したところでYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで迎撃し、スワントーンボムからバタフライロックで捕獲、飯伏はロープの逃れようとするが、寸前でYOSHI-HASHIがフロントネックロックに切り替えて捕獲、だが飯伏はYOSHI-HASHIの両腕を拘束するとカミゴエを狙うが、YOSHI-HASHIが頭突きの連打で迎撃、、だが飯伏は拘束したままYOSHI-HASHIを倒すとストンピングで何度も踏みつけてからカミゴエを狙うが、YOSHI-HASHIがキャッチしてイグチボムで叩きつける。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、逃れた飯伏はエルボー、YOSHI-HASHIも打ち返し、飯伏がミドルキックに対し、YOSHI-HASHIはスピンキックで応戦、ランニングローキックをキャッチしたYOSHI-HASHIはトラースキック、バッククラッカーから顔面へのランニングダブルニーアタックからカルマを狙うが、回転して逃れた飯伏がハイキックを浴びせると、シットダウン式ラストライドからカミゴエで3カウントとなり、飯伏は3敗を堅守する。3敗同士の後藤vsファレは、後藤のキックをファレがキャッチして膝めがけてエルボーを落としてから、ファレが場外戦では鉄柵を利用、リングに戻って全体重を浴びせるなどして左膝攻めを展開、早くもバットラックフォールを狙うが後藤は堪え、ファレのボディープレスも自爆させた後藤は串刺しラリアット、ラリアットの連打、追走式ラリアット、村正と猛反撃し、ミドルキックから牛殺しを狙うが担ぎ上げることが出来ず、後藤の串刺し狙いをショルダータックルで迎撃したファレは串刺しスプラッシュを浴びせるが、ボディープレスは自爆となってしまう。
後藤は念を込めてのミドルキックからバックドロックで投げるも、GTR狙いはファレがハンマーで抵抗し、グラネードは後藤が逃れてGTRもファレは逃れる。ラリアット合戦は相打ちも後藤は顎への頭突きから突進するが、ファレがラリアットで迎撃し、ボディープレスからんpバットラックフォールは後藤が着地したが、すぐさまファレがグラネードで3カウントを奪い、ファレは3敗を堅守、後藤がリーグ戦脱落となったが、バットラックフォールが不発になってもすぐ次の一手を打てるようになったファレの成長を感じた試合だった。2敗の内藤vs4敗の真壁は、前夜の大阪大会で内藤と乱闘となった真壁が内藤を強襲して試合開始となり、場外戦で真壁は鉄柵攻撃、通路へ連行して会場奥の壁に内藤を叩きつけるも、内藤もやり返し、客席へも叩きつける、リング下に戻り内藤が鉄柵攻撃とリードを奪う。
リングに戻っても内藤はネックブリーカー、ストンピング、唾吐き、足蹴と、真壁に対して攻めつつ完全にナメきった態度を取り、これに奮起した真壁は内藤はエルボーを受けても起き上がり真壁はナックルを浴びせるが、内藤はサミングで応戦、、真壁はパワースラム、串刺しラリアットからコーナーナックルの得意のパターンを狙うが、ノーザンライトスープレックスは阻止され、真壁の首を膝へ当てる変型ネックブリーカーから、後頭部めがけての低空ドロップキック、コーナーミサイルと首攻めを展開、真壁もトルネードDDTを阻止してラリアット、キングコングパワーボムを決めるも、ラリアットをかわした内藤はコーナーを利用しての首筋への変型ネックブリーカーから、雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
なかなかリードを奪えない真壁は袈裟斬りからダブルハンマーで反撃し、後頭部ラリアット、ジャンピングエルボーアタックもキャッチしてジャーマンで投げ、何度も鉄柱に叩きつけてからスパイダージャーマンで投げるとキングコングニーを投下するが自爆となり、必勝パターンが崩れてしまう。
内藤は浴びせ蹴りからジャンピングエルボーアタック、延髄斬りと畳みかけるが、真壁はラリアットで応戦し、デスバレーボム狙うが、内藤が変幻自在のデスティーノで切り返すと、最後はデスティーノで3カウントを奪い完勝。これで真壁だけでなく内藤との直接対決に敗れている飯伏の脱落も決定してしまう。メインは2敗の棚橋が3敗の石井が対戦、棚橋が勝てばファレも脱落し、優勝決定戦進出は棚橋と内藤に絞られ、石井が勝てば石井だけでなくファレが残る、両者だけでなくファレの命運も決める一戦となった。
序盤は石井の突進を棚橋がアームホイップの連発するが、3回目は石井がショルダーから逆水平で返し、棚橋は旋回式クロスボディーを浴びせるも、串刺しをかわした石井はエプロンの棚橋にラリアットを炸裂させる。
石井は頭突きの連打に対し、棚橋は太陽ブローの連打、石井が逆水平から豪快なブレーンバスターで投げると、後頭部を足蹴にしてから逆水平、棚橋はフライングフォアアームで返し、セカンドロープからのサマーソルトドロップを投下すると、棚橋から天龍コンポを仕掛け、これに怒った石井も天龍コンポでやり返す。しかし石井が串刺しを狙いを、棚橋が低空ドロップキックで迎撃すると、右膝への関節蹴りから突進は石井はパワースラムで迎撃し、バックドロップから串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター狙いは棚橋が前転して雪崩式ドラゴンスクリューを決める。
エルボー合戦も足を痛めている石井に棚橋が競り勝つが、それでも石井は受けながら前進し重いエルボーを一閃、張り手をかわした石井はジャーマンで投げ、龍魂パワーボムからリキラリアットも、かわした棚橋はジャーマン、しかし石井はドラゴンスープレックスで応戦し石井がリキラリアットを狙うが、棚橋がロープワークでサイドへ逃れスリングブレイドで迎撃する。
棚橋がエルボースマッシュも石井が左右エルボーからリキラリアットを炸裂させるが、棚橋は倒れない、リキラリアットをかわした棚橋はダルマ式ジャーマンからハイフライローで勝負に出るが自爆、石井はスライディングラリアットはかわした棚橋が十字固めで丸め込んでからグラウンドスクリューを連発するとテキサスクローバーホールドで捕獲、棚橋は勝利を確信した棚橋はロープにしがみついている石井にドラゴンスクリューを決めるが、もう一発は石井が延髄斬りからドラゴンスクリューで返し、レッグブリーカーからアンクルホールド、逆片エビで捕獲し棚橋を追い詰め、ロープに逃れられても石井はグラウンドドラゴンスクリューを決める。
石井はニークラッシャー狙うが、棚橋がスリングブレイドで切り返すと、スリングブレイド狙いは石井がラリアットで迎撃して、棚橋の膝をしっかり腕フックしての長州力直伝・元祖サソリ固めで捕獲、ステップオーバーして再び棚橋を追い詰めるが、棚橋が必死でロープに逃れる。
石井はロープ越しのブレーンバスターを狙うが、棚橋もロープ越しのドラゴンスクリューで阻止、棚橋がハイフライフローを狙うが、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると、石井はスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスター狙うが、棚橋が連続ツイストアンドシャウトで切り返して、奥の手のドラゴンスープレックスを決めるも、石井はカウント2でキックアウト、石井は棚橋のスリングブレイドを頭突きで迎撃、石井の突進を棚橋がスリングブレイドに対し石井が起き上がってラリアットで返すが、棚橋がスリングブレイドを決めるとハイフライアタックからのハイフライフローで3カウントを奪い、石井が脱落したことでファレも脱落、優勝戦進出は棚橋と内藤に絞られた。
試合後の棚橋は「愛してま~す!」を叫ぶだけでエアギターパフォーマンスはなく、死闘を物語るようにように退場していった。Aブロックは混戦だったが、終盤で棚橋と内藤のマッチレースとなった。インターコンチ王座陥落後、無冠となりベルト戦線から遠ざかった内藤が一歩先を見据え、インターコンチ王者に未練はないとなれば、棚橋は絶対破らなければいけない相手、11日の両国では内藤が勝って、見据えた先に一歩進めるか、それとも棚橋が再び太陽を浮上させるのか?
3人でマグロ丼食べて回復。 #北村系女子 #オカジョ #ヤングウサギ と #シニアウサギ pic.twitter.com/0SiIk7q7Z2
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年8月6日NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』高速道路パーキングで見てるなう。 pic.twitter.com/54BVa0qkVG
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年8月6日それでも諦めない!!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2017年8月6日@Tama_Tonga was telling the truth. @YujiroTakahashi has huge......#AskTheTokyoPimp @muffin030ass pic.twitter.com/vAqrPj30ek
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年8月6日本日浜松大会G1公式戦では雑狗星馬亜樹荷亞と戦ったゼァ。彼はレスリング技術が凄く上手くてレスリングをやってみて時間が経つのが早く感じた。苦戦したけど勝利出来て良かった。ここまで長かった。やっぱり勝つと嬉しい。ありがとうございました。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年8月6日新日本プロレス・浜松大会、サムライTVで生放送中です。
会場にはイビ男、イビジョがいます。
ゲストは◯△◼️✖️※、。!?です。 pic.twitter.com/tjqoLYCaYd
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年8月6日 -
大荒れの大阪!オカダがEVILに敗れ鬼門破れず、ケニーはジュースにまさかの逆転負け!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日8月5日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」エディオンアリーナ大阪 5490人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ(4分57秒 片エビ固め)×北村克哉
※パッケージドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. タイチ ○エル・デスペラード(7分1秒 ヌメロ・ドス)永田裕志 ×海野翔太 八木哲大◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(7分41秒 片エビ固め)天山広吉 ×岡倫之
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○BUSHI 高橋ヒロム(7分3秒 逆エビ固め)真壁刀義 タイガーマスク ×川人拓来◇第5試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(7分15秒 片エビ固め)棚橋弘至 飯伏幸太 ×デビット・フィンレー
※GTR◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点点]○矢野通(3分15秒 横入り式エビ固め)[2勝5敗=4点]タマ・トンガ【矢野の話】「怖い…怖い…怖い…怖い…怖い…。とっても1輪の台車じゃ運べるような荷物じゃなかった…。でも…悪は滅びる。闇は潰える。勝ったのは私…。(※笑顔で)家族のみんな! 勝ったよ! 今日の宿も大丈夫! 見知らぬホテルに行って、やさしいフロントのお姉さんが……鍵くれるはずだから!!」
【トンガの話】「(※股間を押さえて)ああ、なんてこった。俺たちには新しいレフェリーが必要だ。あんなレフェリーじゃ、やってられない。いつも(矢野の反則を)見逃してばっかりだ。誰であってもいいから、別のレフェリーを用意してくれ。でないと、やってられない。ああ、あんなに大きかったのに、やられて小さくなってしまった。(※カメラクルーに向かって)ほら、ここをちゃんと映しといてくれ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○小島聡(12分9秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]SANADA
※ラリアット【小島の話】「どうして、どうして俺が勝てたか、わかりますか? どうして、ずっと6連敗してる俺が、勝てたかわかりますか? それは、SANADAにだけは死んでも負けたくないって思ってた。たぶん全世界のプロレスラーの中で、俺が一番、SANADAに負けたくないって思ってるプロレスラーだからだ。だから、負けないで頑張ってきた。だから頑張って、負けないで、勝つことができた。それはたぶん俺の心の中で、絶対にSANADAに対しての思いは、ほかのどのレスラーにも譲れないという強いものがあったからだ。SANADAはたぶん、なんとも思ってないよ。きっと、(小島は)もう、ロートルの、新日本プロレスの、もうそろそろ行き場のなくしてるプロレスラーだと思ってるかもしれない。でも、俺はどう思われても構わないから。俺はいろんな人のために闘う。自分のため、応援してくれるファンのため、そしてそばにいる天山のため。いろんなものを背負って、今日も闘ってきた。1回もあきらめないで、ずっと負けてきたけど、ずっとあきらめないで闘ってきた。だから今日、勝つことができたんだ。ありがとうございました」
【天山の話】
天山「いやあ、ホントに、やっとコジの剛腕が火を噴いて、勝ってくれて……。すごい、あの、ずっと連敗が続いてて。でも、コジの力っていうのはこんなもんじゃないって思ってたし、最後の最後まであきらめないでほしいですね。しっかり、今日なんかも、やっぱり自分もセコンドに付いて、なんとか力になりたいって思って付いてましたけど、最後ガッチリと押さえ込んでね、スリー(カウント)入ったときは最高にうれしかったです。やっと1勝目ですけども、この1勝、大きいですよ。コジにとったら、連敗してるかもしれないですけども、やっと(勝利を)獲れて、それも一番負けたくないSANADAって相手に勝って、しっかり『G1』で生きてるんや、コジは『G1』を闘ってるんやっていうのを実感してると思うし、それをやっぱり全面的にバックアップして、いつでも俺は全力で応援してるし、(リーグ戦は)まだまだあとふたつですかね? あとふたつ、(残りの相手は)一筋縄ではいかないですけど、しっかりとコジのこれまでのキャリア、経験、いろんなもの全部、この2戦にしっかりと相手にぶつけてもらって、最後の最後まで自分もしっかりと、コジを全身全霊込めて応援したいなと思います。ああもう、やっと勝ってくれて、もう、すごく最高ですね。お客さんもコジの連敗が続いてる、その中ですごく期待する感じありましたから。すごくヒシヒシ感じたしね。なんとしても今日は勝ってほしかった。最高の勝利です。まだまだ、まだまだ終わんないから。あとふたつ勝つ。ガッチリ勝ってほしいですね」――やっと試合後に小島選手の手を挙げられましたね。
天山「そうですね、それがね、もう、試合の最後に“勝どき”をあげて、コジの腕を上げることができて、最高ですよ。連敗はコジにとって、精神的にも結構、落ち込んでるっていうのを、結構、普段の生活であんまり見せないタイプなんですけど、近くにいるとこう、感じる時あったし、なんとしてでも吹っ切ってほしいっていうかね、ひとつでもふたつでも勝ってほしい、勝ってリズムっていうか、勢いをつけていってほしいなって思ってましたから。これで勝って、残り2戦ですけども、しっかりとコジをヘルプしたいなと思います」【SANADAの話】「小島聡戦に関して言えば、小島聡も、俺も、2人にしかわからない“何か”があったんだと思います。たぶんお互い、この一戦は特別な思い入れがあったんじゃないかな?と。ま、それだけですね…」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗敗=6点]○マイケル・エルガン(11分13秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×鈴木みのる
※エルガンボム【エルガンの話】「(今回の『G1』で)俺が狙っていたのは3人。オカダ、ケニー・オメガ、そして今夜のスズキ。オメガは倒した。スズキも倒した。オカダには負けたけど、あと少しのところだった。誰も倒せないお前に、あと一歩のところまで肉薄した。もう1度、俺にチャンスをくれ。その時はオカダ、お前が負けるんだ。今、俺はこの会社に問いかけたい。(オカダとの)チャンピオンシップを組んでくれないか?」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○ジュース・ロビンソン(15分36秒 エビ固め)[5勝2敗=10点]×ケニー・オメガ【ジュースの話】「本当なのか? なあ、さっき起こったことは確かなのか? Holly Shit。天にも上った気持ちだ。『G1』でこんなことが待っているなんて……。4週間って長いよね。ほかに19人の世界最高のレスラーが集まってるなかで、10人ずつに分かれて闘う。誰が誰に勝ってもおかしくない。その日その日で勝負が繰り広げられる。だけど、みんなケニーに視線を集中してたはずだ。オカダが世界最高のレスラーだ。そしてケニーもそれと並ぶだけの世界最高のレスラーだ。どちらが素晴らしいか、甲乙つけがたいほどにね。2人とも、俺なんて相手にしてないだろう。だけど、なにが起こるかわからないな。俺はオカダを追い込んだけど、60分の試合をしたわけじゃない。あの2人はまたリョーゴクで闘う。今度は30分という時間の中でね。2人の世界最高のレスラーの闘いを、みんな楽しみにしているだろ? そんな中で、俺が(ケニーに)勝ったんだ。ラッキーでしかない。ジュース・ロビンソンが勝ったなんて、これ以上ないラッキーだ。ここオーサカで、すべての運が俺に味方した。2度と起こらないほどの、いや1度あるかないかのラッキーだ。これだけのレスラーが集まってるんだから、たまにはチャンピオンが負けることがあっても不思議じゃない。だからって、俺に負けるなんてね……。次はヤノか。ケニー・オメガに勝ったからって、簡単にはいかないよな。でも、ケニーはUS王座を持ってるだろ? オカダには負けたけど、そっちのベルトを狙ってもいいんじゃないかな? ケニーがどうするかはわからない。今はケニーの腰に(USヘビー級)ベルトが巻かれているけど、俺の未来のことなんてお前にはわからない。確かに特別な勝利だ。でも、さらに運が俺を味方するかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。次はお前が簡単に勝つかもしれないしね。だけど2人が闘えば、どちらかが勝ち、どちらかが負けるんだ。今、連勝するチャンスは俺にある。ラッキーであろうとなんであろうとね。世界最高のレスラーをやっつけたんだ。これまでお前と直接、話したことはない。世界最高のレスラーがなんて言うかなんてわからない。俺はちょっといいというぐらいのレスラーだ。だけど、素晴らしい夜が与えられた。ケニー、お前は確かに最高のレスラーだ。負けたからって、その評価は変わらないよ。今夜もそれを見せつけてくれたしね。(手を抜かずに闘ってくれたことに対して)サンキュー・ベリーマッチと言うよ。(公式戦の)77%が終わった。いや、77.7%だな。でも、この『G1』、まだ2試合残っている。Aブロックを見ていて、誰が勝ち残るかわからない。そんなことより、とにかく俺はその数字以上の2点を獲得した。このまま負け続けて2点で終わっていたなら恥ずかしい思いをしなくちゃいけなかったけど、これで恥ずかしい思いをしなくていいよ。(『G1』を終えて)シカゴに戻って、父親にどう報告していいか?って思ってたけど、その心配ももういらない。(公式戦)9試合で1勝だけでは終わらなかったからね。9戦全敗かもしれないって思ってスタートしたけど、シングルで2勝した。そのひとつはケニー・オメガから最高の勝利。なんなら、もう1回だ!」
【ケニーの話】「チクショー! あっさり勝つはずだったのに、チクショー! ジーザス! ああ、ジーザス! クソッ! お前は危険だ。危ないヤツだって勧告しておく。誰にも渡すはずのない2点が……。今夜はここまでだ。まあ、気にしないでおく。こんなにハッピーじゃない夜はない。ああ! だけどまだ俺は進んでいく。俺の思った道を進む。オカダ……お前が思わぬヤツに足をすくわれるしかないのか? ああ……。もう、そんなことどうでもいい。ブッ潰す!」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○EVIL(22分47秒 片エビ固め)[6勝1敗=12点]×オカダ・カズチカ
※EVIL(試合後、EVILはオカダを踏みつけて堂々の勝ち名乗りで、場内にアピール。そして、オカダが退場している最中にマイクを握る)。
EVIL「宣・言どおり、“超人”オカダ・カズチカをたおしてやったぜ!(場内・大歓声)オイ、オカダ! 聞こえるかな? ……ウェルカム・トウ・ザ・ダークネスワールド。俺のほうが、おまえより、強ええんだよ?(場内・大歓声。「EVIL」コール)「G1 CLIMAX」を制し、IWGPおよび新日本を支配していくのは、この、俺だ。よく・覚えとけ!(場内・大歓声)This is EVIL! E~verything is EVIL! すべては……(場内を見回したあとで)EVILだ!」
【EVILの話】「リング上で言ったことが、すべてだ。オカダ、俺の方がお前より、強えんだよ。よく覚えとけ。This is Evil。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」
大阪大会ではBブロック公式戦が行われたが、今回は自ら会場へ乗り込み観戦となった。12時頃に会場へ到着となったが、既に会場前グッズ売り場には長蛇の列が、目的は飯伏のサイン会で、飯伏のグッズ欲しさに多くの人数が並んでいたのだ。昼食などで一旦会場を離れ、2時に再び会場へ赴くと、まだひっきりなしで並んでおり、他の新日本グッズ売り場はガラガラ、自分は今のうちだと思ってパンフだけを買い、飯伏のサイン会の整理券配布が締め切りとなると、整理券を獲得できなかったファンはやっと他のグッズ売り場へ向かうなど、改めて飯伏の人気の凄さを感じつつも、多くの人数のサインを書かなければいけない飯伏は大変だと思わざる得なかった。
そして会場外は大阪の気温が35°ということで蒸し風呂状態で汗だくとなるも、開場となると冷房が効いてやっと落ち着いた。試合開始間際になると前売り券の時点で全席完売という言葉に嘘はなく、ぎっしり入って超満員札止め、先週は全日本プロレスの大阪大会を観戦したばかりだったが、新日本の活気力をまざまざと見せつけられてしまった。
メインは無敗独走のオカダに2敗のEVILが挑んだ。二人はシングル初対決だが、オカダには8月の大阪では勝率が悪いというジンクスがあり、2012年に中邑、2013年に真壁、2014年に裕二郎には勝っているものの、2015年には後藤、2016年には石井と1勝4敗と分が悪く、オカダにとって8月の大阪は鬼門でもあることからEVILにとっても勝つチャンスは充分にあると思っていた。
序盤から首攻めでオカダが先手を奪ったが、ロープ越しのアトミコ狙いをEVILがラリアットで強襲、場外戦に持ち込み、オカダの首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させ、これで形成を買えたEVILはリングに戻ってからマウントエルボーやサーフボードの体勢からオカダの後頭部めがけて蹴り倒すEVILスタンプ(自分が命名)と攻め込むが、ダブルチョップからのセントーンは自爆となると、オカダは低空のヨーロピアンアッパーカット、串刺しエルボーからのDDTとお馴染みの攻撃ですぐ軌道修正し、EVILがネックブリーカーやサイドバスターで応戦しても、オカダはフラップジャック、リバースネックブリーカーと返し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取る。しかしEVILはオカダの足を掴んでレフェリーに渡してからトラースキックを浴びせると、コーナーへと昇るが、オカダは下からのドロップキックを発射、場外に転落したEVILを鉄柵外へ蹴りだしたオカダは、鉄柵越えのボディーアタックを狙うと、EVILは府立体育館のイスを投げつけ、オカダの顔面に直撃、更に無数のパイプイスを通路に設置してオカダを連行すると、イス盛りの上でのダークネスフォールズを決め、オカダに大ダメージを与える。
EVILはリングに戻り、オカダは通路でダウンも、オカダを休ませないためにEVILがリングに連れ戻し、EVILはフィッシャーマンズバスター、ダークネスフィールズと畳みかけ、EVILを狙うが、オカダが阻止するも、EVILはローリングラリアットから雪崩式フィッシャーマンズバスターを狙う。しかしオカダがエルボーで落とすとミサイルキックを発射、ツームストーンパイルドライバーを狙うも、堪えたEVILがハーフネルソンスープレックスで切り返そうとするが堪えられ、ローリングラリアットを狙ったところで、かわしたオカダが背中へのドロップキック、ドロップキックと畳みかける。
オカダはレインメーカーで勝負に出るが、阻止したEVILが突進するオカダにラリアットを炸裂させ、ハーフネルソンスープレックスから、勝ちあげ式ラリアットと畳みかけ、再度EVILを狙うが、オカダはレインメーカーを炸裂させ、手を離さないオカダは再度レインメーカーを炸裂させる。
オカダはもう一発レインメーカーを狙うが、両腕でブロックしたEVILが頭突きを浴びせ、再度EVILを狙うと、かわしたオカダがジャーマンからレインメーカーの必勝パターンを狙う、しかしこのチャンスを待っていたEVILが先にEVILを炸裂させて3カウントを奪い、リーグ戦無敗の快進撃を続けてきたオカダが敗れたことで館内は大興奮となった。
試合後には敗れたオカダにEVILが勝ち誇り、大会を締めくくったが、オカダからの勝利はG1を優勝せずもIWGPヘビー級王座挑戦への切符を手に入れたようなもので、シングルプレーヤーとして更なるステップアップを狙うEVILにしてみれば貴重で大きな勝利だった。
一方オカダは8月の大阪という鬼門を打ち破れないどころか、鈴木、ケニーを残す状況で手痛い1敗を喫した。セミの1敗のケニーvs5敗で既に脱落しているジュースは、ジュースが場外戦で鉄柵めがけてのギロチンホイップや、リングに戻ってからダイビングボディープレスと攻め込むが、ケニーが場外めがけてのブレーンバスターを敢行すると、足から落ちたジュースは痛めている左膝を押さえてうずくまり、これを逃さなかったケニーが鉄柱を使っての足四の字や、テーブル貫通ニークラッシャーと徹底した足攻めで試合の主導権を握る。
劣勢のジュースはリバースDDTからジャブと逆水平のコンポ攻撃で反撃し、フルネルソンバスターを決めるが、ケニーはジュースの足に低空ドロップキックを放つと、カミカゼからのムーンサルトプレスを投下するが、ジュースは剣山で迎撃する。
ジュースはキャノンボール、ラリアット、パワーボムで反撃すると、パルプフリクションで勝負を狙うが、ケニーは蒼い衝動式牛殺しで返すと、再度パルプフリクション狙いも阻止したケニーがVトリガーを浴びせ、再度のVトリガーはジュースがかわしてジャーマンで投げ、ケニーが着地するも、ジュースはナックルを浴びせてから、再度パルプフリクションを狙う。
しかし切り抜けたケニーは片翼の天使を狙うが、また切り抜けたジュースはパルプフリクションを狙うと、ケニーはリバースフランケンシュタイナーからVトリガーを浴びせ、再度片翼の天使を狙うと、ジュースがエビ固めで丸め込んで3カウントとなり大逆転勝利となり、ジュースはヤングライオンらから祝福を受けるも、ケニーはレフェリーに抗議したがまさかの敗戦に呆然となった。試合内容からしてみてもケニーがリードし、ジュースが食い下がっていったが、勝てる内容とは思えなかった。ケニーのまさかの敗戦は余裕を持ちすぎたことで墓穴を掘る結果となったのか…2敗の鈴木vs4敗のエルガンは、場外戦でタイチ、デスペラードに気を取られたエルガンに鈴木がロープ越しの腕十字を決め、更にイスでエルガンの腕を殴打し絡めてから腕を締め付けるなどして徹底した右腕攻めを展開する
劣勢のエルガンはパワースラムで反撃すると、ロープ越しのボディープレスから串刺しラリアット、担いだところで鈴木がスリーパーで捕獲も、逃れたエルガンはローリングエルボーを炸裂させる。
エルガンはラリアットを狙うが、鈴木は脇固めで捕獲して腕十字へと移行、場外へ逃れてもタイチ、デスペラードの攻撃を受け、リングに戻っても鈴木が腕十字から三角絞めで捕らえるなどして追い詰めにかかるが、強引に持ち上げたエルガンはパワーボムで投げ捨てる。
鈴木はフロントスリーパーで捕らえるが、エルガンはファルコンアローを決めると、エルガンボムを狙いにコーナーへ叩きつけると、鈴木がレフェリーと交錯し、この隙にタイチ、デスペラードが再び介入も、エルガンは二人まとめてバックフリップで排除、だが鈴木はスリーパーで捕らえる。しかしエルガンはバックブローで逃れるとエルガンボムを決め3カウントとなり、鈴木もリードを奪っていたはずが、エルガンのパワーを封じ込めるまでには至らず、策に溺れて敗戦となる。2敗のSANADAvs6戦全敗の小島は、SANADAがドラゴンスクリューを決めれば、小島も同じ技で返してからシャイニングウィザードを狙うなど、まるで武藤敬司体勢の全日本プロレスを彷彿させるような攻防を展開。しかしSANADAはその思いを打つ破るかのようにパラダイスロックから低空ドロップキックを決め、掟破りのマシンガンチョップを放てば、小島もマシンガンチョップで応戦、だがいっちゃうぞエルボー狙いは、小島がロープに跨いだところでSANADAがロープを蹴り上げて阻止し、小島もマンハッタンドロップで返して互いに股間を押さえてうずくまる。
小島のコジコジカッターを切り返したSANADAはスワンダイブ式ミサイルキックを発射し、ソバットからのラリアット狙いは小島がカマイタチで迎撃、コジコジカッターから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、ラリアットで勝負に出るが、かわしたSANADAはSkull Endで捕獲する。
SANADAはRKOから再度Skull Endで絞めあげて、ラウディングボディープレスを投下も、小島がかわして再度ラリアットを狙うが、SANADAはフランケンシュタイナーで切り返し、ラウディングボディープレスも、また小島がかわすと、着地したSANADAにラリアットは、SANADAがかわしたところで、小島が後頭部めがけて左のラリアットを炸裂させる。
小島は再度ラリアットを狙うが、SANADAはドロップキックで迎撃し、再度のラリアット狙いも、SANADAがSkull Endで捕獲、だが小島はオカダ戦では未遂に終わったCCDを解禁して炸裂させ、左のラリアットからラリアットで3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
二人は元々T28と名乗っていたBUSHIと共にAJF(オールジャパン・フューチャー)というユニットを結成する予定だったが、小島がブードゥー・マーダーズに走ったことでSANADAを裏切っていた。SANADAの言う「2人にしかわからない“何か”」はこのことだったのだろうか…しかし二人の共通点は武藤全日本、そのことはしっかりぶつけ合ったと思う。共に脱落が決定している矢野vsトンガは、トンガは入場するなり、素早く通路へ走り、後入場の矢野に背後から忍び寄ろうとしたが、気づいた矢野は逃げ、トンガが追い掛け回し、リング下に潜って追いついたトンガはテーピングを奪って矢野を鉄柵に拘束、そのままリングアウト勝ちを狙うも、ハサミを手に入れた矢野は脱出してリングに戻る。
矢野はロープにしがみついてブレイクを連呼すれば、トンガもマネしてブレイクを連呼、崇コーナー外しもマネしようとしたが、トンガは外すことが出来ず、諦めると矢野がコーナーポストでフルスイングする。
場外戦で矢野が木槌を持ち出すと、トンガと奪い合いになり、矢野が制してレフェリーからチェックを受け、レフェリーが背を向けると、突進するトンガに急所打ちを浴びせてから3カウントを奪い勝利となった。これでBブロックはオカダが初黒星、ケニーとEVILが2敗、鈴木とSANADAが3敗で追いかける展開となった。
本日の大阪大会は超満員札止め‼︎#njpw #g127 pic.twitter.com/NC9On2Lidg
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年8月5日楽しくなってきたぜサマー!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年8月5日Thanks Evil, I owe ya. #stillalive #g127
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年8月5日G114戦目…大阪大会、終了。
SANADAに勝利。
G1公式戦の中の、ただの1勝…ではない。
SANADAという相手は、やはり私にとって特別だった。
もうずっと会話とかもしてないけど、この場を借りて「ありがとう」と言いたい。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月5日 -
棚橋が苦楽を共にした真壁、内藤が難敵ザックを降しAブロックトップを並走!
ただいま7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/70Q3OVkWyM 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日8月4日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」愛媛・アイテムえひめ 2130人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(6分23秒 体固め)岡倫之 ×北村克哉
※ピンプジュース◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(5分52秒 体固め)マイケル・エルガン タイガーマスク ×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(7分15秒 体固め)SANADA ×BUSHI
※ラリアット◇第4試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(6分19秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分21秒 エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○飯伏幸太(15分54秒 片エビ固め)[7敗=0点]×永田裕志
※カミゴエ【飯伏の話】
飯伏「(※少しフラついた足取りで、インタビュースぺースにたどり着くなり座り込む)公式戦、4勝ですか? 4勝…いま、トップは?」――2敗ですね。
飯伏「5勝2敗?」――(2敗の選手が)今日勝てば、そうなります。
飯伏「結構ちょっと、(優勝が)見えてきたんじゃないかなという気がします。ただ、永田さんの体力とか打たれ強さ……たぶん打たれ強さとかじゃなくて、プロレスのやり方というか、素晴らしかったですね。今年だけって言うんじゃなく、来年も(『G1』に)出て、来年の『G1』でも闘いたいですね。何回でもやりたいです。ただ、だからこそですね、蹴りを使う選手はいたけど、永田さんにまだまだ教えてもらうことが(あります)。ほんとに今日、楽しかったですね。蹴り合いができて、殴り合いができて……。ダメージがちょっとたまってきたんで。ここからじゃないですか。ここから気が抜けないなと思います。確実に勝っていかないと。ほんとに一つひとつ、大事に、大切に」――これで『G1』も3分の2を終えた形ですけど、以前出場した『G1』と今年の『G1』で、違いを感じてる部分はありますか?
飯伏「今年が多分、一番キツいんですけど、一番キツいんですけど、一番楽しいですね。それはもう、キャリア13年ですけど、その中でも、一番楽しい、充実したプロレス生活を送ってます。最高です。このまま落とさずにいきます、気持ちをね……」
【永田の話】「はあ、チキショー。飯伏は、予想がつかないね。すっげえ試合がのって、かみ合って、ノリにのってる時に、あんなことするとは……。負けたのはすっげえ悔しいけど、なんか15(歳)若返った気分だよ。まだ『G1』は終わってない。以上」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○バットラック・ファレ(11分58秒 体固め)[4勝3敗=8点]×石井智宏
※バットラックフォール【ファレの話】「Hell、Yeah! Waoh Waoh Waoh、Relax。俺は今、パイクウェーを走っている。『G1』決勝に向かうパイクウェーをな。ほかの誰も決勝には行かせない。ほかの誰もな。(Bブロックから)誰が上がって来ようと関係ない」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○後藤洋央紀(11分26秒 片エビ固め)[2勝5敗敗=4点]×YOSHI-HASHI
※GTR【後藤の話】「ま、今日は、最大のポイントになるかなと思ったんですけど、前々から。しっかり勝ててよかったです。YOSHI-HASHI、本当に強くなった。でもね、ここで負けるわけにはいかない。この『G1』、いろんな思いがあるんで……」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○内藤哲也(14分20秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×ザック・セイバーJr.
※デスティーノ【内藤の話】「(※右からを押さえながら)ま、戦前から、ザック・セイバーJr.と対戦するの楽しみしてたから。もしかしたら、Aブロックの中で、一番俺を焦らせることができる相手がザック・セイバーJr.なのかなと思ってました。ま、焦りました。俺の想像以上には焦らなかったけど、でも、間違いなくほんの少しは焦ったね。ザック・セイバーJr.、楽しかったよ。ま、たださ、俺の中でAブロックでの一番のヤマ場、今日のザック・セイバーJr.、乗り越えてしまったからね。もう、誰も俺を止められる可能性のある選手、いないでしょ? あとは真壁、棚橋……いつの時代の人間ですか? いつの時代、活躍してた方々ですか? もう、あなた方は必要ないんだよ。あなた方の活躍を望んでるお客様なんか、もういないんだよ。ま、俺はもう、あとは8月13日の両国に照準を合わせるのみかな。Bブロックから、いったい誰が、俺の目の前に現れるのか、俺は楽しみに13日、両国大会、待ちますよ。では、皆様また明日、大阪でお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス」
【ザックの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込み、フロアを何回も叩いてからコメントする)ああっ!(※首の後ろを押さえながら)、負けてしまった。残念だけど……。これでもうダメなのか? この『G1』の中でベストを出した試合だった。タナハシとの試合もそうだった。あの時は勝てたんだけど、同じようにはいかなかったな……。でも、ここで止まってるわけにはいかない。(内藤は)天才レスラーって言われていい気になってるかと思ってたけど、そうじゃなかったね。とにかく残念。だけどボクは、勝つためにベストを出して闘うよ。どんな試合でもね。すべての試合で、最高のプロレスをお見せする。それまで見たことなほど素晴らしい試合をね。今日は向こうがラッキーだった。次はあのレジェンドレスラー(永田裕志)が相手か……。腕を折るつもりでいかないとダメだな。その次はイシイか。とにかく2人ともやっつけるまでだ……」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至(13分34秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×真壁刀義
※ハイフライフロー(試合終了後)
棚橋「新日本プロレスが! 愛媛に! 帰ってきたぞ~~!(場内「棚橋」コール)。最後までご観戦、本当にありがとうございました。 「G1 CLIMAX」はまだまだ続きます。みなさん、注目して見ていてください。今日はありがとうございました!(ここで、帰ろうとする棚橋に場内は「ギター」コール。セコンドの成田がリング下で発見。ギターをエプロンに上がって逸材にパスする)。えひめ~! えひめ~! えひめ~! えひめ~!(と四方向にさけびつつ、エアギターを披露した棚橋は、終わった後に大の字ダウン。しかし、場内は「アンコール」コール発生。これに応えた棚橋は、コーナーに駆け上がって再度のエアギター。最後はクラッシュしてしまったが、場内から「もう一回!」コール発生。ここで、今度はお客さんからエアギターをパス)。……ラスト、新曲いきます!(最後も縦横無尽に暴れまわって背面からギターを投げ捨てた逸材。場内は「GO ACE!」コール発生)。
……ナイス、『GO ACE!』。ということで、これだけは言っておきます……(場内に)シ~……。ちょっくら、優勝してきます!(場内・大歓声)。じゃあ、最後に、愛媛のみなさ~ん! 愛してま~す!(場内・「棚橋」コール)」
【真壁の話】「(※川人の肩を借りてインタビュースペースに入ると、脇腹を押さえて『クソッ』と漏らし、ガクッと両ヒザを着いて、何度も小さく首を横に振る)ああ、痛え……。クソッ、またまただな、チキショー。ああ、アノヤローにまた持っていかれたな。クソッ。(これで)4敗か? だがな、これだけは言っといてやるよ。あきらめるかっていうんだ、コノヤロー。だからこそ面白いだろ。やってやるよ、コノヤロー。なにが起きるかわかんねえ。だから『G1 CLIMAX』は面白いんだって。それだけ。クソッ、しかし今日は悔しいな……」
愛媛大会はAブロック公式戦が行われ、メインは2敗の棚橋と3敗の真壁が対戦、序盤は棚橋がヘッドロックで先手を奪い、場外の真壁にプランチャを浴びせるも、真壁は場外戦で流れを変え、突進する棚橋にラリアットを浴びせる。
リングに戻ると真壁がエルボー、パワースラム、フェースロック、ボディースラム、棚橋の太陽ブローも真壁がナックル返すなど攻め込むが、棚橋はドラゴンスクリューで反撃すると、棚橋はフォアアーム、セカンドロープからのローリングセントーン、串刺しクロスボディーと畳みかけるが、掟破りのコーナーナックルを放つと、体を入れ替えた真壁が串刺しラリアットからコーナーナックルで返し、ノーザンライトスープレックスで投げ、中指を立てて挑発する棚橋に真壁がナックルからショートレンジラリアットを炸裂させる。
棚橋は左膝への関節蹴りで真壁の動きを止めにかかるが、突進を真壁がラリアットで迎撃し、読み合いから左のラリアット、キングコングパワーボムを決めると、、キングコングニーを投下するが自爆、だが真壁が棚橋より先に起き上がり、デスバレーボム狙いを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトで切り返す。
棚橋は一気に勝負に出てスリングブレイドからハイフライフローを投下するが、真壁がかわして自爆させると、突進する棚橋にラリアットを炸裂させ、ドラゴンスクリュー狙いも袈裟斬りで阻止し、棚橋がジャーマンを決めれば、真壁もジャーマンで応戦する。
真壁は必勝パターンであるスパイダージャーマンを狙うが、逃れた棚橋がエプロンに逃れて逆上がりで戻ると背後から雪崩式ジャーマンを決め、ここで勝負と見てスリングブレイドからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い2敗を堅守、真壁は4敗目となった。
仙台大会で棚橋に敗れた後藤も同様、真壁も先輩でありながらも先を越された棚橋の背中を見てきた一人であり、棚橋と共に暗黒時代からユークス期~そしてブシロード体制と苦楽を共にしてきた一人でもある。真壁にしてもG1抜きにして棚橋にはどうしても勝ちたいという気持ちが試合に出ていたが、勝てなかった。
現在の新日本は暗黒時代からユークス期を支えてきた棚橋、真壁、後藤、そしてWWEへ行った中邑真輔の時代は過ぎ去ろうとしているが、彼らの試合は決して今でも色褪せるものではない。今回の棚橋vs真壁戦でしっかり示すことが出来たのではないだろうか・・・セミの2敗同士の内藤vsザックは内藤がザックのスタイルに付き合わないど、ザックをイラつかせにかかるが、コーナーミサイル狙いをセコンドのデスペラードに気を取られたのかキャッチされると、ザックがネックツイストから複合関節技で内藤の首攻めを展開、内藤もサイドからのスライディングキック、コーナーミサイルと速攻技でやっと流れを変えたに見えたが、しかしジャーマン狙いはザックがフロントネックロックで切り返し、足を掴んで倒してからランニングローキックとすぐザックの世界に引きずり込む。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナー狙いも、ザックにコーナー上でアームロックで捕獲され、トルネードDDTもドラゴンスープレックスで切り返してから変型三角絞めで捕獲するなど、内藤の世界を封印しながら追い詰めにかかる。
内藤の延髄斬りをかわしたザックがジャパニーズレッグロールクラッチ、デスティーノも卍固めで切り返して十字架固めで丸め込み、内藤のジャックナイフ式エビ固めも逆に丸め込まれるが、ザックのPKをかわした内藤が延髄斬りからジャンピングエルボーアタックで活路を見出すと、最後はデスティーノで3カウントを奪い逆転勝利、内藤は攻め込まれながらも冷静さを崩さず、ワンチャンスをしっかり待っての勝利だった。3敗の後藤vs4敗のYOSHI-HASHIは、後藤がサッカーボールキック、ストンピング、ブレーンバスター、フェースロックと後輩のYOSHI-HASHIをかわいがりにかかるが、逆水平で活路を見出した羽YOSHI-HASHIはヘッドハンターで流れを変え、トップロープに後藤を固定して背中にドロップキック、ダイビングヘッドハンターを決めるが、パワージャック狙いは後藤がリバースして迎撃を狙うYOSHI-HASHIに強引に村正を浴びせてからバックドロップを決めると、後藤のローリングラリアットとしゃちほこラリアットが相打ちとなって後藤が競り勝ったが、ロープワークからYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットからを炸裂させれるとパワージャックを決める。
YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、強引の立ち上がる後藤にYOSHI-HASHIがフロントネックロックから回転してバタフライロックで再度捕獲するが、後藤は強引に起き上がると、ラリアットを狙うYOSHI-HASHIの髪を掴んで変型牛殺し、後藤はスリーパーで捕獲し絞めあげてからPK、牛殺しからGTR狙いはYOSHI-HASHIがサムソンクラッチで切り返し、後藤はYOSHI-HASHIのラリアットをキャッチしてGTR狙いはYOSHI-HASHIが首固めで切り返す。
YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを炸裂させ、トラースキックからカルマ狙いは逃れた後藤がノーガード頭突き、裏GTR、GTRで3カウントとなり、後藤は3敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となる。2敗の石井vs3敗のファレは、ファレのパワーに石井が苦しむも、石井は突進してジャンピングDDTで突き刺すと天龍コンポで反撃、串刺しラリアットからラリアットの連打も、もう一発はファレが担いでバックフリップで叩きつけ、ファレはボディースプラッシュからボディープレス、リバーススプラッシュは石井が両足を立てて迎撃する。
ファレはベアハックで捕らえるが、頭突きで逃れた石井はブレーンバスターで投げきり、何度もロープの反動を利用してのラリアットを炸裂させるが、スライディングラリアットはキャッチされ、ファレがグラネードを狙うと、石井が下からの腕十字で捕獲、しかしファレは持ち上げてランセルセで潰しリバーススプラッシュ、グラネードからバットラックフォールを狙う。
石井は着地してジャンピングハイキックの連打からシャイニングケンカキックを浴びせると、スライディングラリアットから腕十字で捕獲し、下からの三角絞めへ移行するが、持ち上げたファレがパワーボムで叩きつける。
石井の左右エルボーに対し、ファレはファレハンマーで応戦し、石井の突進をスピアーで迎撃したファレはバットラックフォールで3カウント、垂直落下式ブレーンバスターで決めるのは難しいと考えて、石井も更なる引き出しを見せるも、ファレのパワーの前に押し切られてしまった。3敗の飯伏vs6戦全敗の永田は、永田が徹底した腕攻めで主導権を奪い、永田の張り手をかわした飯伏は掌打の連打、キック、その場飛びムーンサルトと反撃し、永田は串刺しビックブーツから突進も、飯伏はフランケンシュタイナーで永田を場外に追いやり、バミューダトライアングルを命中させる。
これで飯伏の流れに変わったかに見えたが、リングに戻ると永田がエクスプロイダーで反撃し、
ミドルキックからサッカーボールキックの連打、ストンピングの乱打、上からの張り手と攻め込むと、飯伏は掌打の連打で応戦し顔面キックの連打、永田の顔面を足蹴、サッカーボールキックをキャッチした永田はローキックを放てば、飯伏も打ち返す。
打撃戦も互いに譲らず、永田がキチンシンクから張り手を放つが、飯伏がオーバーヘッドキックからジャーマンを決めると、カミゴエ狙いは永田が白目式腕固めで切り返し、チンシンク、マウントエルボーの連打、サンダーデスドライバーで突き刺してから、スティーブ・ウイリアムスを彷彿させるような殺人バックドロップを決める。
永田はバックドロップホールドを狙うが、飯伏が堪え、大中西ジャーマンを着地した飯伏がハイキックからシットダウン式ラストライド、カミゴエで3カウントを奪い逆転勝利となったが、飯伏の狂気は垣間見えるも、永田の狂気性の方が上回っていた。
Aブロックは2敗で棚橋、内藤の2強がトップ。3敗で石井、後藤、ザック、ファレ、飯伏が追いかけ蹴る展開となった。棚橋と内藤は11日の両国で直接対決となるが、この2強のままで両国を迎えるのか…?【松山大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日8月5日(土)は、大阪府立体育会館にて17:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/4dQUZjFTAn
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/5tve4uEjNa
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月4日#G127 pic.twitter.com/7L59KjdmjL
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2017年8月4日今夜は川人くんと焼肉ゼァ。 pic.twitter.com/bkdHzrry6N
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年8月4日 -
ケニーのVトリガーの前にEVILが散った…オカダがBブロック単独トップ!
8月1日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」福岡・福岡市民体育館 3184人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○岡倫之 海野翔太(5分33秒 逆エビ固め)北村克哉 ×成田蓮◇第2試合◇
▼20分1本
飯伏幸太 ○タイガーマスク(7分49秒 雪崩式ダブルアームスープレックス)永田裕志 ×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 石井智宏 ○YOSHI-HASHI(7分44秒 バタフライロック)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ◇第4試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○タイチ エル・デスペラード(6分10秒 タイチ式外道クラッチ)内藤哲也 ×BUSHI 高橋ヒロム◇第5試合◇
▼20分1本
○棚橋弘至 獣神サンダー・ライガー(6分36秒 片エビ固め)真壁刀義 ×デビット・フィンレー
※デビット・フィンレー◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○SANADA(13分48秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※ラウディングボディープレス【SANADAの話】「いい感じ、いい感じに結果残してきたよ。あと、もうちょっとだな。あと、もうちょういで(言いたいこと)言います」
【ジュースの話】「(※川人の肩を借りて引き揚げてきた。インタビュースペースまで運んでもらうと)サンキュー、カワト。(※そばにいた海野にアイスパックを渡してもらい、左ヒザのサポーターの中に押し込んだ)ああ、チクショー。カワトの助けがあって、やっとここまで戻って来れた。ああ……クソアツイね。ヒザはもう限界かな?(7.30岐阜でIWGPヘビー級)チャンピオンと20分以上闘えたから、いけるかなと思ってたんだけど……タップしないだけで精いっぱいだった。さすがムタ(武藤敬司)の弟子だっただけのことはあるよ。あそこまで非情に攻めてくるとは……負けたのは残念。あれだけ弱点を非情に攻められるなら、将来、彼はトップに駆け上がっていくはずだ。俺はもっともっと筋肉をつけないといけないかな。80年代のハルク・ホーガンや“マッチョマン”ランディ・サベージぐらいにね。どんな攻撃をされてもビクともしないだけの筋肉を……なんか愚痴ばっかりになるな。残り3試合か。プラスできるのはあと6点。初戦でコジマに勝っただけ。ラッキーだったと思ってるんだろ? そのあと5連敗だからね。世界最高のレスラーであるIWGPヘビー級チャンピオン、カズチカ・オカダと闘えたのはよかったけど、ダメだったし。次は誰だ? ケニー・オメガか。ここに来てケニー・オメガとは……ケニーは俺のはるか先を行ってる。何とかできればいいけど。これ以上、ダメージを受けるわけにはいかない。とにかく俺の作戦としては、パルプフリクションを決めるしかない。狙ってるんだけど、なかなか決められない。インターコンチネンタルチャンピオンだった時のテツヤ・ナイトーに、これ以上はないっていうぐらいに決められた1回だけだ。あそこで決めちゃったから、それからは警戒されてばっかりだ。だからといって、他の手はないしね。ああ、厳しいな……何とか決められるように持っていくしかないんだ。とにかく、ケニーにも狙っていくよ。パルプフリクションの威力を信じるしかないし、完璧に決められるように狙っていくしかない。決められさえすれば、勝利を奪い取ることができるはずだ。あと、警戒しないといけないのは彼のニーだな。ケニーはオカダとほぼ同じレベルにいる。ほんの少しだけケニーが下かもしれないけど、ほとんど差はない。彼の勝利は堅いって思ってるファンは多いだろう。その見方を変えてみせるよ。思うように結果が残せず、俺を応援してくれてるファンには申し訳ない。だけど、それでも応援してくれるファンをこれ以上、ガッカリさせるわけにはいかない。今、ジュース・ロビンソンが言えるのは、それだけかな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○矢野通(2分58秒 反則勝ち)[2勝4敗=4点]×マイケル・エルガン【矢野の話】「ああああ、皆さん、ご存知の通り、証拠がすべてです。証拠がすべて。みんなで証拠かき集めて、幸せになりましょうね」
【エルガンの話】「(※インタビュースペースに着くや、しばらく天井を見つめ、ようやく言葉を振り絞る)レフェリーにやられた……」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○鈴木みのる(10分13秒 体固め)[6敗=0点]×小島聡
※ゴッチ式パイルドライバー【鈴木の話】「(※小島が先にインタビュースペースに運び込まれ、フロアに座り込んでコメントしようとしているところに殴り込んでくる。そのまま乱闘となり、小島と天山は、タイチとデスペラードの手によって控室に連れ去られる。鈴木が1人残ってコメント)敗者は語る資格なし。(※不敵な笑みを浮かべながら)小島よ、お前はいったい、どこを見てる? 誰を見てる? お前はいったい、どこに向かってる? お前が見てるのは、昨日の栄光の自分の姿だ。お前がいこうとしてるのは、過去の美しかった思い出のところだ。こんなことしててもな、1日、毎日、1分1秒、どんどん進んでんだよ。テメェは淘汰され、置いていかれる。そう、ただの脱落者だ。触ってもらっただけ、ありがたいと思え。毎日、俺のことを触ることすら許されない前座野郎、2度と俺の前にツラ出すんじゃねぇ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝=12点]○オカダ・カズチカ(11分22秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×タマ・トンガ
※レインメーカー【オカダの話】「ま、完勝でしょう。でもな、タマ・トンガ、(※左の親指と人差し指を1cmほど開いて)こんぐらいは、ほんの少~しだけは、お前の、なにかわからねぇよ、不満なのか怒りなのか、俺に勝とうという気持ちなのか、わからないよ、それが伝わったよ。(新日本にやって来て)7年で、そんなもんじゃねぇだろ? もっと大暴れして、みんなが目指すのが(※右肩にかけていたベルトを指して)これだ。『G1』もあるけどな、これを目指せよ」
【トンガの話】「ああ……ダメだった。ああ……どうしてほしい? あきらめの言葉しか出ないな……まぁ、見とけ……」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○ケニー・オメガ(23分33秒 体固め)[4勝2敗=8点]×EVIL
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「この満員の会場を見渡してるけど、LOS INGOBERNABLESのTシャツは見かけないな。それに比べて、『GOOD BYE & GOOD NIGHT』と染められたヤツや、BULLET CLUBやケニー・オメガのTシャツ、オッ、あそこではカナダの国旗を振ってるし、俺のテディベアは至るところに見える。これは『G1(CLIMAX)27』。ガイジンで2連覇はもちろん、2度の優勝を果たした者すらいない。ぜひとも、その瞬間を待っていてくれ。それも、メインイベントでの最高のパフォーマンスをしたうえでの瞬間を楽しみにしていてくれ。そして、ベストバウトについて、大いに語り明かしてくれ。悪いけど、そのために俺は家に帰って寝なければならない。ということで、グッバイ&グッナイ。Bang!」【ケニーの話】「俺はいつも、出し惜しみなんかせず全力さ。だから、その威力を見て、周りには俺の技を盗むヤツもいる。簡単に俺以上の使い手になれるとでも思ってるのか? ヒザ蹴りにしても、使い手はほかにもいるけど、世界最高のレスラーの使う技とは比べ物にならない程度さ。俺の使う技をどう見てる? 同じ技でも攻撃力は段違いさ。だからこそ、俺は最高と言われるんだ。まぁ、EVILも素晴らしいレスラーだ。だけど、それだけだ。俺はすべてにおいて最高なんだからな。今夜、EVILは危険な香りがした。だけど、俺を暗闇に落とすことはできなかった。そしてEVILは2点を失った。これでお前は優勝の芽を摘まれたんだ。だけど、俺は生き残った。オカダ、待ってろよ。グッバイ&グッナイ。Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang!」
Bブロックも後半戦へ突入、メインは無敗でオカダを追いかける1敗同士のケニーとEVILが対戦。EVILは組み合わずガットショット、ケニーのロープワークに対し対角線からのショルダータックルで先手を奪い、場外戦でもマイクケーブルでチョーク攻撃から、マットを剥がして固い床の上へのボディースラムを狙うが、マットを剥がすのに手間取ったせいもあって、ケニーに反撃する隙を与えてしまい、着地したケニーは逆にボディースラムで固い床へ叩きつけ、更に本部席の上に投げつけ、リングに戻ってもミカゼからムーンサルトプレスの連続技、腰への膝蹴り、腰へのエルボーの連打と腰攻めを展開、EVILも反撃するがセントーンは剣山で迎撃されるなど腰に更なるダメージを負ってしまう。
劣勢のEVILは串刺しローリングラリアット、ケニーの足をレフェリーに持たせてトラースキックと流れを変えようとするが、場外戦でイスを持ち出すとケニーはエプロンダッシュのドロップキックで強襲、しかしEVILはブレーンバスターで投げ、鉄柵越えのスワンダイブを狙うケニーをイスで迎撃し、ケニーの首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させるも、リングに戻ってからのBanshee Muzzle狙いはケニーがサミングで阻止し、EVILにペースを握らせない。
ケニーはフランケンシュタイナーでEVILを場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射、エプロンの角めがけてボディースラム、テーブルを被せてからエプロンダッシュのダイビングフットスタンプと攻め込むが、リング下にテーブルをセットしてからエプロンで断崖式の攻防となると、EVILは断崖式テーブル貫通EVILを敢行してケニーに大ダメージを与える。
これで流れを掴んでEVILはリングに戻ってダイビングセントーンを投下、ダークネスフォールズからEVILで勝負に出るが、ケニーは堪え、EVILのローリングラリアット狙いをVトリガーで迎撃し蒼い牛殺しを決め、再度のVトリガーはEVILはエルボーで迎撃も、ケニーはドラゴンスープレックスからVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使で勝負を狙うが、EVILが逃れて大中西ジャーマンで投げ、Vトリガーもブロックしてラリアットを炸裂させてからBanshee Muzzleで捕獲、そして再度EVILを狙うが、ケニーが逃れるとVトリガーからリバースフランケンシュタイナーを決めると、サイドからのVトリガーを炸裂させ、EVILは完全に意識を飛ばすも、カバーを無意識でロープで逃れ、ケニーは無意識ながらも粘るEVILを介錯をするかのように片翼の天使を決めて3カウントを奪い1敗をキープ、EVILは2敗で1歩交代となった。
内容的にもケニーが支配していた試合、EVILは断崖式テーブル貫通EVILで起死回生かと思われたが、前半でのダメージが尾が引いて思うように追撃できず、Vトリガーのような畳みかけの技がないのが惜しいところでもあった。ケニーのVトリガーを喰らって意識を飛ばしながらも懸命に粘ったEVILだが、この試合では完全燃焼はしたものの、G1の公式戦はまだ続き、5日の大阪ではオカダ戦を控えている。まだ優勝圏内に残っているが、シングルプレーヤーとして更なるステップアップを狙うEVILにしてみれば、オカダ相手に一泡吹かせたいところだが・・・セミの無敗のオカダvs3敗のトンガは、入場したオカダがコーナーでレインメーカーポーズを取った際にトンガが奇襲をかけ、オカダはサイドからのスライディングキックで応戦するも、場外戦でトンガがエプロンへゴーストフェースを敢行、リングに戻ってから首攻めを展開するが、串刺しボディーアタックをかわしたオカダはショルダーネックブリーカー、ランニングエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDT、ヨーロピアンアッパーカットと一気に自身のペースへと軌道修正する。
一気に勝負を狙ったオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、トンガはゴーストフェースで切り返し、串刺しボディースプラッシュとリードを奪いにかかるが、オカダはフラップジャック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーで勝負に出るも、かわしたトンガは変幻自在のロープワークは迎撃されても、スピアーからヴェレノで突き刺す。
トンガはガンスタンを狙うが、逃れたオカダはドロップキックを決め、今度はオカダがレインメーカーを狙うが、トンガがガンスタンを狙うも、オカダは堪え、オカダのドロップキックは自爆させ、のジャーマン狙いを阻止したトンガがオーバーヘッドキックも、ガンスタン狙いはオカダは強引にジャーマンで投げるとレインメーカーを決め3カウントを奪い無敗を堅守。シングルプレーヤーへの脱皮を図るトンガはオカダ相手に内容や結果を残したかったが、確かに終盤ではオカダを慌てさせたものの、ガンスタンはしっかりマークしていたオカダの前に敗れてしまった。2敗の鈴木vs全敗の小島は、鈴木が奇襲から場外戦を仕掛け、タイチやデスペラードの介入も利用して主導権を握り、リングに戻っても小島がマシンガンチョップで流れを変えようとするとするが、いっちゃうぞエルボー狙いは、鈴木がコーナー上での卍固めで捕らえ、小島の起死回生のラリアット狙いも脇固めで捕らえられるなど小島に主導権を渡さない。
小島はやっとラリアットを炸裂させるが、レフェリーを場外へ引きずり出したタイチとデスペラードが乱入して小島を襲撃、天山も駆けつけて二人を排除するも、小島が鈴木に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットを狙うが、鈴木がドロップキックで迎撃し張り手からスリーパー、そしてナックルを挟んでからゴッチ式パイルドライバーで3カウントで完勝。3敗で後のないエルガンvs4敗でリーグ戦脱落が決まっている矢野は、矢野はコーナーポストでの殴打や崇コーナー攻撃もエルガンには通用せず、ブレーンバスター狙いも投げ返されてしまう。
急所打ちも読まれた矢野にエルガンが逆に狙うが、レフェリーが制止にされると、矢野が股間を押さえてうずくまり、マーティ浅見レフェリーはエルガンが急所打ちを放ったと判断して反則負けとなり、エルガンは矢野に道連れにされた形でリーグ戦から脱落となってしまう。2敗のSANADAvs5敗のジュースは、SANADAが場外戦からジュースの足攻めを展開、ジュースも反撃してキャノンボールを狙うが、SANADAが低空ドロップキックで迎撃すると足四の字固めで捕獲する。
SANADAはスワンダイブを狙うが、ジュースがかわしてからスパインバスターで返し、パワーボムからパルプフリクション狙い、SANADAが逃れてスワンダイブ式ミサイルキック、バックドロップからSkull Endで捕獲もジュースが首投げからパルプフリクションを狙うが、SANADAが堪える。
そこでジュースはラリアットからパルプフリクションを狙うがm叩きつけたて逃れらSANADAがSkull Endで捕獲、しかし逃れたジュースはSANADAの振り向き様にジャブからパルプフリクションも逃れたSANADAは膝裏へのマッケンローからからSkull Endで絞めあげラウディングボディープレスで3カウントを奪い勝利となる。Bブロックは4敗のエルガン、トンガ、矢野が脱落、無敗のオカダがトップ、1敗のケニー、2敗のEVIL、SANADA、鈴木が追いかける展開となった。果たして最終戦の13日 両国に勝ち残るのは誰だ?
Why me...? https://t.co/oU6vmsWkT5
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年8月2日I guess it wasn't my year :( maybe no main event of TD, but I beat Omega and still have the chance to beat Suzuki
— BigMike (@MichaelElgin25) 2017年8月2日 -
飯伏が"カミゴエ”で棚橋を粉砕!Aブロックは5選手がトップで大混戦!
8月1日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」鹿児島アリーナ 3418人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○マイケル・エルガン 獣神サンダー・ライガー(7分8秒 エビ固め)×北村克哉 海野翔太
※もちつきパワーボム◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(6分53秒 体固め)天山広吉 小島聡 ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(4分35秒 Skull End)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー◇第4試合◇
▼20分1本
○EVIL 高橋ヒロム(5分20秒 エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※EVIL◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通 (6分47秒 横入り式エビ固め)タマ・トンガ ×高橋裕二郎◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○YOSHI-HASHI(10分21秒 首固め)[3勝3敗=6点]×バットラック・ファレ【YOSHI-HASHIの話】「愛知県(体育館)での、棚橋弘至とのシングル(マッチ)、やって、迷ってる部分っていうか、俺の一番大事な部分が欠落してたっていうのが、すごいあの一戦で思い出したし、愛知県体育館のあの試合後、対角線上に立った光景、あいつが立った光景、一生忘れないからな。いつまでも、ずっと上でいられると思うなよ。必ずな、愛知県体育館のあの光景、逆転さしてやるからな。覚えとけ」
【ファレの話】「なんだなんだ、チクショー! クソッ。ズルイ手を使いやがって。たった一瞬だけじゃないか。クソッ。このままじゃ済まさない。仕返しの方法を考えておくからな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ザック・セイバーJr.(9分30秒 変型膝固め)[3勝3敗=6点]×真壁刀義【ザックの話】「うまくはまってくれたよ。マカベも僕も、今日は生き残りがかかっていた。そして、その気持ちが強い分だけ、僕が勝利を得た。マカベは強いしパワフル、ハートも強い。しかし、頭が弱いね。僕も時々、エキサイトすることがあるけど、今日はそうならなかった。この『G1』はとても優れたヘビー級のレスラーばかり集まっているけど、誰もサブミッション(関節技)を使う者はいないよね。たとえ使ってきたとしても、僕より優れた使い手はいないよ。僕は身体が勝手に動いて出せるからね。僕は1000以上のサブミッションを身につけている。今日はそのうちの一つを出しただけにすぎないんだよ。それで勝てたんだからね。なにも難しいことじゃない。まだまだ新しいテクニックを身につけようとしているし、チャンスがあるなら、どんどん披露していきたいね。(サブミッションで)みんなを驚かせるのは楽しいよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○石井智宏(13分51秒 片エビ固め)[6敗=0点]×永田裕志
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「もうトップが何敗だとか、そんなこと知らねえ。俺が負けなきゃいいだけだ。このまま突っ走っから」
【永田の話】「はあ、強えな……。クソー……。小よく大を制す、それを体現してんのが石井だな。俺が特に言うことはねえ。なんか、ルーツがちょっとだけ似てるものを、闘いながら感じるよね……。ああ、つまずいた。そっから立ち上がる。それが本当の強い人間の証ですよ。見てろよ……」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○内藤哲也(13分30秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×後藤洋央紀
※デスティーノ【内藤の話】「彼は、俺が提案したキャプテン・クワナを蹴って、CHAOSに入ったわけでしょ? CHAOSに入って約1年半、彼はいったい、なにが変わったんだろうね? ま、いまだにさ、キャプテン・クワナの席は空いてるよ。滝でも打たれながら、キャプテン・クワナへの変身を、そろそろ真剣に考えた方がいいんじゃないの、後藤さん? はあ……ま、『G1 CLIMAX』も後半戦、皆様、この夏を、『G1 CLIMAX』で、LOS INGOBERNABLES de JAPONで、そして内藤哲也で、皆様、存分に楽しんでください。では皆様、アスタ・マニャーナ、アディオス」
【後藤の話】「(※腰を押さえながら)悔しいけど、ほんとに認めたくないけど、あいつの今の勢いはすげえな。『G1 CLIMAX』、俺はまだ決してあきらめない。なんでかわかるか? 『G1』の“G”は後藤の“G”だからだ」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○飯伏幸太(20分40秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×棚橋弘至
※カミゴエ(試合終了後)
飯伏「鹿児島、サイコーー!(場内・大歓声)。こんなにも! こんなにも!プロレスが、好きに、なったことはありませんでした…!(大・飯伏コール)これから! 挽回して、『G1』、優勝するぞおーー!」【飯伏の話】
飯伏「(※インタビュースペースにたどり着くなり座り込む)ああ……はあ……きつかったですね。いや、でも、まだ、まだ、勝ったと思ってないです。棚橋さんには、まだ勝ったと思ってないです。あくまでも『G1』の一つなんで。これが一つのシングルマッチだったら、超えたと思っていいと思いますけど、まだ、棚橋さんのプロレスは奥が深すぎるんで、まだまだちょっと、深いとこまで味わいたいと思います」--地元で勝利という結果を出せたことに関しては?
飯伏「そうですね、結果は『G1』なんで勝たないと意味がない。結果としてはいい結果だったんですけど、棚橋さんは深すぎますね、プロレスが。だからほんとに“棚橋プロレス”の一部分でしか今日は超えられなかったのかなと思います。ただ、地元で棚橋弘至とメインイベントできたことが、自分の中では最高のシチュエーション。その中で勝つことができたのが、ほんとに、ほんとに最高だと思います」--試合後、棚橋選手と声をかけているように見えたんですけど、なにを?
飯伏「自分は『ありがとうございました』と。それ以外、なにもないです。今日できる限りの,MAXを出したんで」--鹿児島のファンの声援はいかがでした?
飯伏「正直、わからない部分があったんです、鹿児島アリーナっていうのは。ほんとに初めてだったんで。23年ぐらい前ですか、プロレスを見に来たことはあったんですけど、その時とはもう、まったく違うというか、記憶にもほとんどないですし……。でも鹿児島でプロレスができるっていうのは、もう最高でした。それが新日本プロレスのリングで、棚橋さんと(試合を)できて勝つことができたってのは最高です。ただ、まだあきらめてないんで。まだまだ残り半分近くですか、残ってるんで、それも乗り越えて、こっから巻き返したいと思います。(※立ち上がりながら)必ず優勝します」【棚橋の話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、フロアに大の字になる)はあ、挑発が裏目に出たか……。プロレスラーっていうのは、毎日、大爆発が求められる。その気持ちをまず、飯伏は理解しないといけない。まだ、まだまだ2敗。いける。神、飯伏に神って言われて、いい気になってた。神はもう返上だ。ただの逸材に戻るから……」
いよいよG1も鹿児島大会から後半戦へと突入、鹿児島大会ではAブロック公式戦が行われ、メインは1敗で単独トップの棚橋と3敗の飯伏が対戦。
鹿児島は飯伏の地元ということもあって飯伏には声援、棚橋にはブーイングが飛び交うも、棚橋はアウウェイを意識して、ロープに押し込んだ際に張り手、エアギターでブーイングを煽るなど"狂乱の貴公子"モードで挑み、飯伏のキックをキャッチしてエルボーを落とし、膝裏へのバックタックルなど右脚攻めを展開、飯伏はロープに逃れるも棚橋は放さず、エアギターでブーイングを煽る。
先手を奪われた飯伏は突進する棚橋をドロップキックで迎撃すると、ミドルキックの連打からソバットコンポ、その場飛びムーンサルトと流れを変え、フランケンシュタイナーで場外へ追いやると、G1初のバミューダトライアングルを発射。しかしエプロンでの攻防で飯伏はスワンダイブ式ジャーマンを狙うと、逃れた棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューを決め、場外に逃れた飯伏にコーナーからハイフライアタックを発射、リングに戻ってもロープ越しのドラゴンスクリューを連発するなど徹底的に足攻めを展開してからテキサスクローバーホールドで捕獲する。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、背後にまわった飯伏がジャーマンで投げれば、棚橋も同じ技で返し、棚橋が低空ドロップキックを飯伏がフットスタンプで潰すと、エルボー合戦を競り勝った後でミドルキックから槍投げを狙うも、棚橋はスリングブレイドで切り返す。
勝負と見た棚橋はハイフライフローを狙うが、飯伏がオーバーヘッドキックで動きを止めると、槍投げからスワンダイブジャーマンを決めるが、シットダウン式ラストライド狙いは棚橋がツイストアンドシャウトで切り返すと、ダルマ式ジャーマン、スリングブレイド、ハイフライアタックからハイフライフローを投下も、飯伏は剣山で迎撃する。
飯伏はハイキックで棚橋をダウンさせると、シットダウン式ラストライドを決めるが棚橋がカウント2でキックアウトすると、飯伏は棚橋の両腕を拘束してからの膝蹴りこと"カミゴエ"で3カウントを奪い、優勝圏内に踏みとどまった。
序盤は棚橋がアウウェイをいいことに、どんどん厳しい攻めを見せたが、次第に飯伏にワールドに引き込まれるも、槍投げやスワンダイブ式ジャーマンは1度喰らっただけに、ある程度ダメージは抑えることが出来ていたが、勝負に出たハイフライフローが迎撃されてから一気に流れてしまった。
最後のフィニッシュは今までの飯伏と比べると派手さないが、両腕を拘束している分、逃げ場も少なくピンポイントで顔面に当てられる。また今までのフィニッシュであるフェニックススプラッシュは自爆するリスクもあり、フェニックスブレックスも決まるまでに時間があることから、"カミゴエ"は使い方によっては丸藤正道の虎王のように一撃必殺技にもなり、確実にフォールを奪える技にもなる。セミの2敗同士の内藤vs後藤は、内藤の方から奇襲を仕掛け、唾の連打を浴びせてからコーナーの後藤にラリアットを浴びせて場外へ落とすと、後頭部から落ちた後藤の首攻めを展開、後藤は村正からのバックドロップで流れを変えるが、牛殺し狙いは逃れられるとサイドからのスライディングキック、コーナーミサイルと主導権を渡さない。
後藤は追い越しラリアットから再度牛殺しを狙うが、内藤はDDTで切り返すと、雪崩式フランケンシュタイナーからデスティーノで勝負に出るが、堪えた後藤は変型牛殺しを決めると、スリーパーで捕獲し顔面への頭突き、裏GTRからGTRで勝負に出るが、内藤に逃れられてしまう。。
後藤は念を込めてからミドルキックを放つと、内藤は延髄斬り、浴びせ蹴り、ジャンピングエルボーアタックと猛反撃し、デスティーノを狙うが後藤は牛殺しで切り返しもGTR狙いは内藤が逃れるとランニング式デスティーノ、デスティーノで3カウントを奪い、内藤は2敗を堅守。後藤は勢いで盛り返そうとしたが、内藤の世界から脱することが出来ず完敗、後藤も内藤に積年の恨みがあるのだが・・・2敗の石井vs永田は序盤から激しい打撃戦となるも、石井が頭突きから攻勢に出て、石井のエルボーを喰らった永田はダウンする。しかし永田は突進する石井にキチンシンク、前後からサッカーボールキックの連打、ダウンする石井に張り手、石井が起き上がっても永田がミドルキック、串刺しビックブーツからエクスプロイダーと猛反撃するが、石井はブレーンバスターで返して前後からのサッカーボールキックで返し、石井はパワースラム、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターと再び石井ペースとなる。
石井はラリアットを狙うが、かわした永田が白目式腕固めで捕獲、アームブリーカーは石井が頭突きで逃れるもエルボーの連打に対し、、永田の鋭いエルボーを浴びせ、ダウンした石井にマウントエルボーの連打を浴びせる。
永田はミドルキックから雪崩式エクスプロイダーを決めるが、ハイキックをかわした石井はジャーマンで投げれば、永田はエクスプロイダー応戦、石井はラリアット、永田が大車輪キックと返した後でタイナーを狙うが、キャッチした石井は龍魂パワーボムで叩きつけ、ラリアット、頭突き、ラリアットと畳みかける。
勝負に出た石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、永田がサンダーデスドライバーで投げ返すとバックドロップ狙いは、石井が頭突きが逃れ、永田が延髄斬りを放つも、永田が立ち上がろうとした隙を突いた石井がすぐさまスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い2敗を堅守、永田は内容は残しているものの結果に繋がらない。2敗同士の真壁vsザックは場外戦でザックが左足への低空ドロップキックから足攻めを展開、動きを止められた真壁はコーナーナックルやラリアットで流れを変えようとするが、かわしたザックが卍固めで捕獲、再び左攻めを展開するザックに真壁がラリアットからキングコングニーを投下も勝負を焦ったのか自爆となると、最後はザックが変型膝固めで捕らえ、真壁がギブアップ。ザックが2敗を堅守し真壁は3敗で後退となる。
2敗のファレvs4敗のYOSHI-HASHIは、YOSHI-HASHIがファレのパワーに苦しめられるも、コーナーからのヘッドハンターで流れを変えるとバタフライロックで捕獲、一度は逃れられるがYOSHI-HASHIはグラネード狙いを逃れてからしゃちほこラリアットを浴びせると、再度バタフライロックで捕獲、しかしファレは持ち上げ、コーナーに叩きつけてから、串刺しボディーアタックからボディープレスと圧殺、勝負に出てバットラックフォールを狙うが、体を入れ替えたYOSHI-HASHIがスリーパーで捕獲し、後頭部にランニングニーから正面へのダブルニーアタック、そしてバタフライロックで捕獲、ファレは持ち上げるもYOSHI-HASHIはフロントネックロックから首固めで3カウントで勝利、体格のあるファレ相手に使える技が限られる中、YOSHI-HASHIはしっかり頭を働かせての勝利となった。Aブロックは棚橋、飯伏、石井、ザック、内藤の5選手がトップで並走、3敗の真壁、後藤、ファレが追いかける展開となった。
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オカダがジュースを粉砕!無傷の単独トップで折り返しを通過 G1 岐阜大会公式戦結果
7月30日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」岐阜産業会館 2452人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式より>
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○EVIL(1分33秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×矢野通
※EVIL【EVILの話】「“ヤノ・ワールド”だと思ったか? “ヤノ・トール・ワールド”だと、全員、思ったか? 勝ちゃすべてが“ダークネス・ワールド”なんだよ。よく、覚えとけ。そして次は、ケニー・オメガ。勢いがあろうが、関係ねえんだよ。この俺様の方が勢いを増しに増しまくってんだよ。よく、覚えとけよ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ」
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○鈴木みのる(10分29秒 体固め)[2勝3敗=4点]×タマ・トンガ
※ゴッチ式パイルドライバー【鈴木の話】「オイ、タマ・トンガよ、そしてBULLET CLUBよ。テメエ、誰にケンカ売ってんだ? 誰にケンカ売ってんだ。この野郎? 前に立つヤツ、すべてぶち殺すぞ。テメエも、テメエも、テメエも! 俺が歩くこの道、俺の前に立つんじゃねえ。例えそれが、BULLET CLUBであろうと、LOS INGOBERNABLESであろうと、そして福岡で当たる小島聡であろうと、俺の前に立つヤツは片っ端からブチ殺してやる。勝った者が正しい。勝った者が正義だ。テメエら、忘れんなよ」
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○SANADA(15分6秒 体固め)[2勝3敗=4点]×マイケル・エルガン
※ライディングボディープレス【エルガンの話】「自分で自分を嘘つきにしてしまったようだ。数日前(7.27長岡)にリングの中央で言ったことが、この『G1』に優勝すると言ったのに……。この負けは、本当に痛い。なかなか思うようにいかないな……。みんなタフだ。なんか俺は病気にでもかかってるような気分だ。それでも『G1 CLIMAX』を制することをあきらめたわけじゃない。どんな状態でも最後まであきらめない。とにかくベストを尽くすとだけ言わせてもらう。ベストを尽くしていけば、ベストな結果がもたらされると信じて。また、ここからスタートだ」
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○ケニー・オメガ(16分42秒 片エビ固め)[5敗=0点]×小島聡
※片翼の天使【ケニーの話】「こんなもんさ。言った通りの結果だったろ? このオリンピック級のボディーにはかなわないんだよ。この生まれ持った素晴らしい体には、誰もね。それに、今夜はハウスショーで身に着けるロングタイツだ。コジマよ、俺の思い描いていた作戦通りでしかなかったよ。番狂わせなんて起こり得ないんだ。お前のことはリスペクトしている。でも、それだけだ。お前は俺を倒せると思っていたんだろうけど、どうやったら勝てるか、どうすれば2点プラスできるかってお前が考えていたことは現実味なんてさらさらなかったんだ。ただ、お前のキャリアと闘争心は、レジェンドと呼ばれるにふさわしいものだった。だけど、それだけで勝ち残れるほど、このトーナメント(リーグ戦)は甘くないんだ。コジマ、そのへんがお前の愚かなところだ。だから俺が勝った。俺がお前に勝ちを譲るなんてことをするはずがない。あと少し(で勝てた)って思ってるのはお前だけさ。まだまだ(『G1』は)続く。じゃあ、みんな、また会おうぜ。グッバイ&、Bang Bang Bang Bang Bang……グッナイト」
【小島の話】「とても厳しい、とても厳しい現地を突きつけられてる今、46歳にして、ほんとうにギリギリ、プロレス界で生きていけるかどうかの瀬戸際になるぐらい負けがこんで追い込まれている。でも、すごく悔しくて、すごく残念だけど、ただ、俺の体はそうは言ってないよ。俺の気持ち、俺の脳みそはすごく悔しくて残念だけど、俺の体は喜んでると思う。こんなすごい連中と、連日にわたって試合できて、シングルマッチでこれだけの舞台で正々堂々とぶつかり合えるっていうのは、ほんとにもう『G1』の舞台だけだと、改めて思いました。俺の体が悔しくなくても、俺の頭の中はすげえ悔しいままだから、このまままだ、この対戦を続けて、必ずや勝利……優勝だとか、優勝じゃないとか、ここまできたら、そこを飛び越えたところに俺はいると思ってる。ただ、悪いけど俺は、また明日から元気よく立ち上がるから。俺は絶対に明日からまた、一晩寝て、一晩落ち込んで、明日になったらまた、いつも通り笑って朝飯食ってやるから」
【天山の話】「いやあ、もうね、凄い勝負を見せてもらったっていう……。勝負だからまあ、勝つのも負けるのも、やっぱりどっちか倒れるまでやるっていう、今日もね、もう最高に、試合的には抜群なんですけど、結果が……。やっぱりコジがね、あれだけの力量持ってんねんやけども、最後の最後にしっかり決めれないっていうのは、もう応援してても“もうちょっとや”“もう一息”っていうところがあってね。いやあ、厳しい闘いですよね。『G1』、やっぱり1敗、2敗でも許されないっていう状況ですけど、こうなったら最後、勝ち負け度外視っていうか、コジの最後の最後までやっぱ、見届ける意地しかないですよね。自分自身やっぱ、コジが納得いく闘いをやってほしいし……。いやあ、もう最高レベルの闘いでしたよね。あんな強いケニー・オメガと……その前もオカダ・カズチカ、チャンピオンクラスの2人と、こうやって連戦で。コジの試合内容見てると素晴らしいんですけど、もうひとつ最後にラリアット決まったって思ったですけどね……。ほんとに残念です。でも、まだまだ公式戦残ってるし、しっかりとコジを応援しますんで……」
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝=10点]○オカダ・カズチカ(20分29秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「3つ、言わせてください! 一つ! ジュース……なかなかやるね?(場内、大拍手) あえて、おまえに言ってやる。IWGPは遠いぞ!(場内・大歓声) 2つ! 申し訳ない……ホントに……。強すぎて、ごめんなさあ~~い!(場内・大歓声)。誰か、可能なら。この俺を止めてください。3つ! ……とくにありません(場内・大歓声)。というわけで! 最後に! 岐阜のみなさ~~ん!(と、この日の大会が地元である棚橋選手の「愛してます」ポーズをする寸前でストップして)。……あとは外道さんにしゃべってもらいます!(場内・大歓声)」外道「『G1 CLIMAX』、まだ、まだ5勝目だよ? この言葉の意味がわかるか? (場内のファンの声を聞いて)、そのとおりだ! 全部勝つってんだよコノヤローー!(場内・大歓声)。もう! 2度と! 誰一人、レインメーカーを止めることはできねえ。なんでかわかるか?(場内・大歓声)。レエエエベルが違うんだコノヤロー!(場内・大歓声)。レインメーカーはまた、この岐阜に、『G1 CLIMAX 27』を全勝優勝して帰ってくる。そんときはよ、またこの岐阜に! ……カネの雨が降るぞ…!!」
【オカダの話】「(※外道が拍手でオカダをインタビュースペースに送り込み、左手で5勝、右手で0敗を示す)これで5勝目。リーグ戦あと4つ、そして優勝決定戦1つ、ちょうど半分が終わったところです。皆さん、想像できますか? 前半5試合見て、この俺が負けるところを、誰かが俺を倒すところを、想像できますか? できるなら、言ってください。俺の目の前で、『俺がお前を沈めてやる』としっかり言ってくださいよ。じゃないとな、オカダのための、オカダによる、オカダのためだけの、『G1』になっちゃうぞ、この野郎。優勝してやるぞ、この野郎」
【ジュースの話】「クソッ……。昨日も含めて楽しみだったカード、(左ヒザの)ダメージがなければなあと思うけど、壊せるものなら壊してみろという気持ちでリングに上がった。結局、今夜も2点は奪えなかった。世界最高のレスラーであるカズチカ・オカダと闘えたことは、自分の中でも最大の経験だ。彼とのシングルマッチで、自分の力を見せつけられたと思う。俺にとってはプロレス人生最大のチャンスだった。これほどまでに大きなチャンスは初めてだし、ジュースがその位置まで上って来れたんだという思いにもなった。負けてしまったけどね。でも、世界最高のレスラーがどんなものかということがわかった。この『G1』に出場できたことで、世界のレベルを知ることができた。負けたのは残念だけどね。2017年のジュース・ロビンソンはここにいる。勝ったり負けたりしながらね。悔しいけど、それが現実だ。だけどこれからもっともっと上っていく。ニュージャパン・プロレスリングで経験、キャリア積みながら、まだまだ成長していくから。いつか必ずあのタイトルに挑戦する。今はまだ、『G1 CLIMAX』で2点しか挙げられないけどね。今年はそこまででも、来年はそうじゃない。見ていてくれ。それと、応援してくれたファンにはお礼を言いたい。日本人がこの俺に声援を送ってくれるんだ。俺が勝つと信じて、声を枯らして応援してくれてありがとう。彼らのためにも俺はここで止まってなんかいられない。必ず満足する結果を見せてあげるよ。それが俺と俺を応援してくれるファンとの信頼関係っていうものだ。それはスクラッチで大当たりをつかむという確率の低いものじゃない。俺には応援してくれるみんなが必要なんだ。それはギフだけじゃない、コーラクエンホールだけじゃない。日本中、どこであっても変わらない。いつか必ずね。その日が少しでも近い日にやって来ることを願って、俺はまだまだ闘っていく。それを俺があしているみんなに、そして俺を愛して止まないみんなに約束する。今日の結果は残念だ。でも、応援してくれたことには感謝する。最後に世界最高のレスラーであるIWGPヘビー級チャンピオンであるカズチカ・オカダサン、最高の夜を過ごさせてくれてありがとう。最大のリスペクトをしているよ。それはCHAOSにではない。オカダ個人に対してだ。ありがとう」
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変幻自在のデスティーノが破れた…石井が内藤を粉砕!YOSHI-HASHIを破った棚橋がAブロック単独トップに!
7月29日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」愛知県体育館 6327人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分14秒 Skull End)マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
EVIL ○高橋ヒロム(5分9秒 逆エビ固め)×川人拓来 北村克哉◇第3試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(5分24秒 体固め)鈴木みのる ×タイチ
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(7分25秒 エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※ラリアット◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通 外道(8分25秒 横入り式エビ固め)ジュース・ロビンソン 田口隆祐 ×岡倫之◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○真壁刀義(10分45秒 片エビ固め)[0勝5敗=0点]×永田裕志
※キングコングニードロップ【真壁の話】「これで一丁あがりだ。なにか聞きたいことあるか? なにもねぇだろ? なんべんでも言う、これが現実なんだ……と言いてぇところだけどよ、やっぱ、永田裕志、いいじゃねぇか。ああじゃなくっちゃな。なんだろな、最近、上の先輩たち見てると、考えさせられるものがある。引き際なのか、それともそうじゃねぇのか……いろんな考えがある。だけどよ、この超満員のお客の前で、どれだけ先輩として、今でなおかつ教えようとする。その態度っていいじゃねぇかよ。気に入ったよ。だからこそ天晴な散り際を用意した。それでこそ、長らくの先輩だと思うし、これが俺が野郎たちに送る最大限の賛辞だろう。ところがどっこい、この俺様、真壁刀義はよ、踏まれても踏まれてもよ、枯れねぇのがこの俺様の生きざまなんだよ。わかるか? でも場内がよ、今回初めてじゃないか、『永田』コールになったのはな? あれでこそプロレスラーだ。あれでこそ、“おお、先輩、さすがだな”って、タメ口きくぜ、俺はよ。だからこそ、気持ちいい、一つの試合として。いいじゃない、長らく新日本を引っ張ってきたんだから。これで野郎が引退するわけでも何でもない。この俺様が生意気なこと言えば前に立ちはだかるだろう。いち先輩としてな。その時は、また容赦なく叩き潰してやる、それだけだ。ただ今回のは、単なる通常の1試合じゃねぇな。リーグ戦の(決勝進出へ向けた)予選だからよ。落とせねぇ。だからこそ、2連敗からの3連勝だ。次も4連勝、5連勝、いってやろうか。それしか考えてねぇからよ。なんでかわかるか? 俺は現役のプロレスラーだ。ギラギラしてるから。わかるだろ? それぐらいよ、俺、バリバリだからよ。次の対戦相手(ザック)、その次の対戦相手(棚橋)、久々に楽しみだよ。そんなもんだな。とりあえずよ、今日の試合はある意味、感慨深いものもあったし、それとはまったく別の意味で、リーグの予選だからよ、俺も一つも落とせない。これはいちレスラー、競技者として譲れねぇものがある。それだけだよね」
【永田の話】「(※ゆっくりした足取りでインタビュースペースにやって来る。声のトーンも低い)いやあ、厳しいね。真壁は闘いわかってんな、あいつは。目を離さない。目が合った瞬間、ビリビリっていうものがあいつから返ってくる。今の新日本プロレス、真壁っていうのがいると、ある意味、安心ってとこだね。さあ……(※とだけ言い残して控室へ)」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○バットラック・ファレ(11分37秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×飯伏幸太
※バットラックフォール【ファレの話】「脚の状態はどうだ、イブシ? ちゃんと手当てするんだな。また、同じようにしてやるけどな。次にやっても結果は同じさ。覚えとけ。さあ、次は誰だ? 誰であっても関係ないがな。このまま勝ち進むだけさ。落ち着いてな……」
【飯伏の話】「ああ……ああ……(※インタビュースペースにたどり着くと、フロアに座り込む。時折、右ヒザを押さえながらコメント)いやあ、正直、3敗目はやっぱり、どう考えてもきついですね。でも、まだ、まだわかんないんで。まだ全然あきらめないです。いやあ、(ファレの攻撃は)一発一発が重すぎましたね。ここに来てちょっと、巡業の不慣れというか、経験不足がちょっときたかなっていう部分はありますけど、まあ、自分なりに、自分ではやってきたつもりなんで。絶対まだまだ……むしろ、これから挽回しますよ。絶対に、絶対に、絶対に……(※自分に言いきかせるように言いながら、立ち上がって控室へ)」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○後藤洋央紀(10分10秒 エビ固め)[3勝2敗=4点]×ザック・セイバーJr.
※GTR【後藤の話】「(※右ヒジを押さえながら)やっと(リーグ戦も)半分終わったわけだけども、体のダメージがね、ひでえしというか、(それに反して)どんどんテンションが上がってきて、気持ちだけはものすごく燃え上がってきてます。こっから仕切り直し。もう1度、冷静になって、次からの闘いに挑みたいと思います」
【ザックの話】「(※がっくりした表情で)ああ……クソッ。しっかりと作戦も練って、準備はしてたんだけど……。向こうの狙いにはまってしまった。もっともっとトレーニングしないといけないんだろうね。エルボーとエルボーの打ち合いでも負けないように……。次の2人が勝負だな。マカベ、ナガタ……今日の負けを反省して、しっかりと立ち向かうよ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○棚橋弘至(13分34秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×YOSHI-HASHI
※ハイフライフロー【棚橋の話】
棚橋「(※腰にベルトを巻いて)よし! 自分の中で感じるのは、シングルマッチが続いていくことによって、感覚が研ぎ澄まされてる。もっとわかりやすく言うと、調子が上がってきてる。シングルマッチっていうのは、レスラーを磨く最高の場所なんだなって、いまひしひしと感じてるし……。1回小さくなった筋肉が元の大きさまで戻るのが早いことを“マッスルメモリー”って言います。俺の中で、もういろんな経験が蘇ってきてる。ましてやこのYOSHI-HASHIを迎えるにあたっての頭脳のフル回転さには、自分でも驚いてる。“マッスルメモリー”ならぬ“レッスルメモリー”……これははやりそうにないんでやめときますけど……。調子あげてきてるのは確かです。これもね、ベテランの味だなあ……。--次の功績戦の相手は飯伏選手ですが……。
棚橋「そうだ……。これで4連勝、止まるわけにはいかない。俺、最近見つけたね、これすごい感覚的な、ニュアンス的な言葉なんだけど、俺のはね、たぶんずっと昔から“長男プロレス”。飯伏はどう見ても“末っ子プロレス”。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、タイプ的にね。けど、大会を長い間、締め続ける、牽引するって、そこにいないといけないのは、やっぱり“長男プロレス”ですよ。すごい感覚的な話ですけど、マット界見渡しても、“長男プロレス”ができる選手っていうのは、非常に少ない。だから、棚橋にまだ、まだ頑張らないといけないっていう現状というか……。“長男プロレス”……感覚的にね。内藤もね、惜しい。あれは“次男プロレス”。」--棚橋選手の場合、“長男”というより“家長”じゃないですか?
棚橋「そういう言い方は、僕の理論が水の泡になってしまうんでやめてください(苦笑)。長男でいさせてください。年の離れた長男で……」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=4点]○石井智宏(20分58秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×内藤哲也
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「今日、負けんのと勝つんじゃ、えらい違いだからな。でもまだ5戦だ。まだ5戦……」
【内藤の話】「(※海野の方を借りてインタビュースペースにたどり着くと、ヒザを着いてコメントし始める)もう、別に何も言い訳するつもりはないよ。石井、覚えとけよ。しっかりインプットしとけよ。ロス(7・1ロングビーチ)と、そして名古屋の借り、必ず返してやるから。覚えとけよ」
G1CLIMAXも東海2連戦で折り返しとなり、愛知大会ではAブロック公式戦が行われ、メインは1敗の内藤と2敗の石井が対戦。この二人の何度も対戦しているが7・1ロスでは石井が勝利していることから、内藤にしても連敗は避けたい相手。試合は場外戦から内藤が首攻めを展開して先手を奪うも、内藤にパワースラムから頭突き&エルボーのコンポ攻撃で反撃、しかしバックドロップを堪えた内藤はリバースコーナーミサイルを発射で応戦する。
内藤のトルネードDDTを着地した石井はバックドロップを決め、内藤が唾を吐き捨てると石井の表情が変わっていエルボーから串刺しラリアットを浴びせ、雪崩式狙いは背後のまわった内藤がネックブリーカーからジャーマンで投げると、石井はノド笛チョップで返すが、内藤はジャンピングエルボーアタックからドラゴンスープレックスで投げる。
内藤のグロリア狙いは石井が阻止し延髄ラリアットからジャーマンで投げると、頭突きから龍魂パワーボムを決めるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いは内藤が阻止してトルネードDDT、延髄斬りからジャーマンで投げ、デスティーノを狙うが石井がドラゴンスリーパーで捕獲、内藤がデスティーノで切り返す。
石井はジャンピングハイキックから左のラリアットも、内藤は浴びせ蹴りで返し、石井のラリアットは内藤が変幻自在のデスティーノを決めたかに見えたが、石井がスタナーで切り返し、最後はスライディングラリアット、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、石井が3勝目を収めた。
この二人は何度も渡り合っているが外れなしも、今回は内藤の変幻自在のデスティーノがこういう形で破られるとは…、最近の石井はど真ん中スタイルの中に閃きを織り交ぜてくるだけに、今回の勝利は"内藤キラー"石井の面目躍如といった試合だった。セミの棚橋vs地元・愛知出身のYOSHI-HASHIの初対決は、棚橋の余裕ぶりを切り崩そうとするが崩すことが出来ず、棚橋は足攻めで主導権を奪い、YOSHI-HASHIはヘッドハンター、エルボーから串刺し逆水平、バンカーバスターと流れを変えようとするが、棚橋はドラゴンスクリュー、低空ドロップキックからテキサスクローバーホールドとすぐ自身の流れに変えてしまう、
棚橋はハイフライフローで勝負を狙うが、YOSHI-HASHIが逆水平から変型DDTで叩きつけ、スリングブレイド狙いをYOSHI-HASHIがキャッチしてリバースショルダーバスターからランニングダブルニーと畳みかけ、再度のスリングブレイド狙いもトラースキック、しゃちほこラリアットで迎撃してからパワージャックを決める。
勝負に出たYOSHI-HASHIはスワントーンボムからカルマを狙うが、棚橋はドラゴンスリーパーで切り返す、しかしYOSHI-HASHIは丸め込み、スリングブレイドを狙う棚橋の髪を掴んでバッククラッカーを決めると、カルマ狙いは棚橋がツイストアンドシャウトで切り返す。
棚橋のスリングブレイドをかわしたYOSHI-HASHIはダブルチョップも棚橋がスリングブレイドを決めるとらハイフライフローで3カウントとなり完勝、YOSHI-HASHIはバタフライロックを出せず仕舞いで完敗、棚橋もYOSHI-HASHIに何が足りないのかダメ出しをしたような試合だった。後藤vsザックは、後藤がショルダーの連打からサッカーボールキックと先手を奪ったが、デスペラードの介入からザックが絡み付き、様々な拷問技で後藤を苦しめる。
後藤も村正からバックドロップで流れを変えようとするが、牛殺し狙いはザックが手首も固めるような卍固めで切り返すも、後藤が強引に担いで牛殺しを決める。
後藤はローリングラリアットからGTR狙いは、ザックがノーザンライトスープレックスで切り返し腕十字で捕獲、後藤が逃れてもザックは腕へのオーバーヘッドキックからPKもを放つが、後藤がラリアットで応戦する。
ザックはフロントネックロックで捕らえるとジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込み、続けてヨーロピアンクラッチと丸め込むが、ザックの突進を後藤が顔面への頭突きで迎撃すると、ラリアット、念を込めてからのミドルキック、GTRで3カウントとなり勝利、最後は後藤の強引さが優った試合だった。飯伏vsファレは、飯伏のキックをキャッチしたファレは膝めがけてパンチを浴びせ、ここから全体重を右膝に浴びせるなどして右膝攻めを展開、劣勢の飯伏はドロップキック、ファレハンマーもかわしてキックコンポ、その場飛びムーンサルトと流れを変え、ファレはショルダーで反撃するもグラネード狙いをバク転でかわした飯伏はジャーマンで投げる。
場外戦になると飯伏のプランチャが自爆となり、ファレは飯伏を客席へと連行して叩きつけるが、飯伏は会場奥の壁にファレを叩きつけると、二階からのケブラータを発射、リングに戻ったファレに飯伏はスワンダイブ式ミサイルキック、突進はファレがラリアットで撃墜されるも、ファレのバットラックフォールを狙いを着地した飯伏は回転エビ固めから側頭部へのミドルキック、両腕を拘束してからの顔面ニーを浴びせる。
しかし飯伏のシットダウン式ラストライド狙いは、ファレが担いでバックフリップで叩きつけると、グラネードからのバットラックフォールで3カウントとなって飯伏は完敗、二階からのケブラータで飯伏の流れになるかと思われたが、最後はファレのパワーの前に潰されてしまった。真壁vs永田は、場外戦から首攻めで真壁が先手を奪い、永田はミドルキックの連打、串刺しビックブーツからエクスプロイダーで反撃するも、真壁はパワースラムで反撃、ナックルから串刺しラリアット、コーナーナックル、串刺しラリアットからラリアットと攻め込んでいく。
正面からの打ち合いも真壁が競り勝つが、真壁のラリアットをかわした永田は白目式腕固めで捕獲、永田は真壁の右腕にキック、アームブリーカー狙いは阻止されるが、ローキック、前後からのサッカーボールキック、マウントエルボーと猛反撃する。
永田はサンダーデスドライバーからバックドロップも、大中西ジャーマンを逃れた真壁は永田の後頭部に袈裟斬りチョップからジャーマン、キングコングニー狙いは永田が阻止して雪崩式エクスプロイダー狙いも真壁が袈裟斬りの連打で落とし、キングコングニーアタックを浴びせ、最後はラリアットからのキングコングニーで真壁が勝利となった。これでAブロックは1敗の棚橋が頭一つ出て単独トップ、2敗で石井、内藤、後藤、ザック、ファレ、真壁が追いかける展開となったが、まだ混戦が続いている状態、後半戦からどういう展開となっていくのか・・・
今宵G1公式戦名古屋大会では真壁と戦ったゼァ。真壁は闘うって事をしっかり理解している選手。改めて闘ってみてそう感じました。なかなか勝ち星はゲット出来ない現実だが、しっかり前を向いて立ち上がらなければ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年7月29日 -
エルガンが新たなる引き出しでケニーを粉砕も、オカダが小島を破って独走!EVILが鈴木を破る!
7月27日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」新潟・アオーレ長岡 2821人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○エル・デスペラード(6分11秒 ヌメロ・ドス)海野翔太 ×成田蓮◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○田口隆祐(6分51秒 オーマイ&ガーアンクル)永田裕志 ×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ○チェーズ・オーエンズ(7分14秒 片エビ固め)飯伏幸太 ×岡倫之 北村克哉
※パッケージドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○BUSHI(6分22秒 エビ固め)石井智宏 ×外道
外道クラッチを切り返す◇第5試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(7分18秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×デビット・フィンレー
※GTR◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○タマ・トンガ(10分36秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※ガンスタン【トンガの話】「ヘヘヘへ、得点したぞ。2点いただいたぜ。この調子でいくぞ。これからはみんなに残念な思いを与えてやる。最終日、勝ち残っているのは俺さ。俺が言ってるのは、今日のことじゃないぞ」
【ジュースの話】「(※左足を引きずりながらコメントスペースにやって来る)勝った後なら気分良くしゃべれるんだけどな……。ああ、またまた残念な結果になってしまった。目の前にいる敵をやっつけることだけ考えてるんだけどなあ……。負けようなんて思ってない。でも、もっともっと厳しくいかないと勝てないってことか……。これはジュース・ロビンソンが望んでるストーリーではない。だけど、これが現実だ。ニュージャパンにやって来て初めての『G1』、最初にコジマをやっつけた。(公式戦)初戦でな。だけど、その後、3連敗だ。EVILに負けた。勝つはずだったんだけど。その次はスズキ。勝てるチャンスはあったけど、まんまとやられてしまった。しかも、ヒザをつけ狙われて、壊された。その状態でタマ・トンガを相対した。タマ・トンガは2度も3度もIWGPタッグチャンピオンになっているけど、とんでもなく腐ったヤツだ。悪いことばかりするヤツだ。バッドボーイって名乗ってるだけのことはある。ごめん、ちょっと興奮してしまった。落ち着かないとね。タマ・トンガは勝てる相手だ。両足がなんともなければな。次はカズチカ・オカダ。この団体最大のビッグスターが相手だ。ギフで、しかもメインイベントで、IWGPヘビー級チャンピオンとの闘いが組まれた。俺は、誰が相手であっても勝てるんだ。彼の闘いの歴史に、俺の名前をしっかりと刻み込むよ。彼を倒してね。すべての時代を通しても最高のIWGPヘビー級チャンピオンを倒してね。彼をリングに大の字にする。ナンバーワンを倒せば、俺にとってもこれまでにないほど大きなステップになるし、ニュージャパン・プロレスリングにとっても新しい時代が開かれる。そのために俺は闘ってるんだ。プロレス界に足を踏み入れたんだ。そのためにも俺は、全力を尽くして闘う。俺が代わって、世界最高のレスラーになってやる。俺にベストレスラーになるチャンスが訪れたんだ。俺の周りにいるすべてのレスラーを追い抜いてやる。俺の名前を忘れるな。今からしっかり刻み込んでおいてくれ。1人でも多くのファンに俺の名前が刻まれることを願ってる。ほかの誰でもない、俺の名前をな。俺の名前を刻み込んで恥ずかしくないように約束する。今日、俺を応援してくれたみんなには感謝する」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○SANADA(4分33秒 リングアウト)[1勝3敗=2点]×矢野通【SANADAの話】「矢野……矢野はここ(※と言って、右手を自身の肩のレベルに置く)、俺はここ(※と言って、左手を自身の頭の位置に置く)なんだよ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○EVIL(8分38秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×鈴木みのる
※EVIL【EVILの話】「いいか、鈴木よ、よく聞け。俺がプロレス界のキングだ! 俺が“KING of DARKNESS”EVILだ。よ~く、覚えとけ! This is EVIL。E~vrything is EVIL。すべては………………EVILだ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝=8点]○オカダ・カズチカ(15分26秒 エビ固め)[4敗=0点]×小島聡
※レインメーカー【オカダの話】「(※外道の拍手に迎えられて)小島聡、正直、強かった……とでも言うと思ったか、この野郎。余裕なんだよ。お前らみたいにな、夏だけ頑張ればいいのと違うんだよ。このベルト持ってるってことはな、365日、毎日、1分1秒、闘いの連続なんだよ、負けられない。お疲れサマーでした、小島さん……」
【天山、小島の話】
天山「(※コメントスペースにたどり着くなり倒れ込んだ小島を見て)コジ、大丈夫か? こんなにコジの試合見て、応援したことないっていうぐらい応援したんやけど、結果は見ての通りですけど、でもね、こんなに熱い試合、こんなにコジが頑張ってる試合見たら、ホンマ、俺もなんて言うのかな、コジのために応援してやってきたけど、残念な結果、しょうがないですよ。でも、まだまだこんな、自分とか抜きにして、こんな闘い見せられたら、凄いですよ……。コジ、大丈夫か?(※と言って、倒れたままのコジの腕を引っ張って上半身を起こし、抱き起こす)。4連敗かもしれんけど、そんなの関係ない。もうコジが、あんなに最後まであきらめないで闘ってくれるのを見たら、それで最高やって(※と言って先に控室へ)」小島「(※立ち上がって)今日の、今日の敗退は、たぶん一生忘れられないぐらい落ち込むと思う。今日の敗戦はずっと、プロレスラー人生の中で一生消えないぐらい悔しいものになると思う。だけど、今日寝たら、明日起きたら、俺はいつも通り、また闘おう(と思う)。1日たったら忘れてしまう。そういうプロレス人生を送ってきた。どんなショックなことがあったって、1日寝たら元気になる。だから俺は26年間、プロレスラーやってこれてるんだ。だから俺は、いろんな人に支えてもらって、いろんな人から応援してもらって、こうやってプロレスラーとして生きることができるんだ。落ち込むことは誰にだってできるよ。だけどプロレスラーは、ずっ~と落ち込んじゃいけないだろ? 俺が先輩たちから学んできたプロレス人生は、そういうことです。頑張ります」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○マイケル・エルガン(24分39秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×ケニー・オメガ
※バーニングハンマー(試合終了後)
エルガン「30歳を迎えるまで、数えてみれば残り半年を切ってしまった。どこの試合であっても、どんなトーナメントでも、どのタイトルマッチでも関係なく、意味のあるものだ。だけどその中でも『G1』は、世界中を見渡してもこれ以上ない特別な大会だ。『G1』というのは、そこにエントリーされたものには分け隔てなくチャンスが与えられるし、その結果次第ではドン底に突き落とされてしまう。そのランク付けをするための試合が組まれる。俺はすでに2敗してしまってるけど、俺は誰ひとりとしていい加減な目で見るようなことはしない。マイケル・エルガンはますます危険にならねばならない。なぜなら2017年、“ビッグ・マイク”が『G1 CLIMAX』を制するためにな」【エルガンの話】「ケニー、いつも見たとおりだ。俺たちは闘えば、どちらかが勝つ。その時点で素晴らしかった方に勝利が微笑む。ケニーよ、今夜は俺がお前をやっつけた。でも、前に闘った時は、お前に叩きのめされた。去年の『G1』では俺が叩きのめしてやったし、俺にとって初めての(IWGP)インターコンチネンタル・タイトルマッチではお前にやられたし、その次のラダーマッチでは、俺がお前をやっつけた。これで俺の方が一つ勝ち越したことになる。だけど、『G1』ではお前の方が先を走ってる。お前とは、また少ししたら闘うことになるだろう。ファンが望むのならな。残りはSANADA、EVIL、スズキ、ジュース・ロビンソン、(矢野)だな。待ってろよ、待ってろ。次はお前らだ」
【ケニーの話】「(※川人と八木に両肩を支えられたままでコメント。言葉を吐き出す前に血の混じったツバを2度吐く)前からだけどエルガン、お前とはライバル関係にあると認めないといけないな。これでお前の3勝2敗か。まあ、いいさ。今日はお前の勝ちだ。だけどこのトーナメント(リーグ戦)を制するのは俺だ。それは譲らないぞ。それだけはな……」
G1長岡大会はBブロック公式戦が行われ、メインは4点のケニーと2点のエルガンが対戦。序盤はスピードで撹乱を狙うケニーにエルガンが場外戦で、鉄柵越えを狙うケニーをエルガンがキャッチしてフロントスープレックスで投げるも、リングに戻るとケニーはパワーボムを狙うエルガンから逃れてコタロークラッシャー、サイドポジションから膝蹴りと攻め込み、エルガンのロープ越しのボディープレスを自爆させたケニーはカミカゼからのムーンサルトプレスを狙うが、今度はエルガンがかわして自爆させると、エルガンは後頭部ラリアット、バックハンドエルボーから突進もエルガンは逆水平、パワースラム、逆水平の連打、重いエルボーからジャーマン、往復式串刺しラリアットと猛ラッシュ、ケニーもフックからダイビングボディーアタックで反撃を狙うが、エルガンがキャッチしてエルガンは旋回式サイドバスターで叩きつけ、後頭部ラリアットからジャンピングハイキックと畳みかける。
劣勢のケニーは突進するエルガンをフランケンシュタイナーで場外へ追いやり、ノータッチトペコンを狙うが、素早く戻ったエルガンは突進も、ケニーはVトリガーで迎撃、高速ドラゴンで再度場外へ追いやってノータッチトペコンを命中させる。
リングにエルガンを戻したケニーは後頭部にミサイルキック、Vトリガーを狙うがエルガンが左右エルボーで迎撃も、ローリングエルボーはケニーがVトリガーで迎撃して、蒼い衝動から顔面にVトリガーも、エルガンもラリアットで強襲、両者はエルボー合戦、逆水平の応酬、エルボーの応酬もエルガンが燕返しからラリアットからエルガンボムを狙うが、背後に着地したケニーが片翼の天使を狙うと、エルガンがリバースフランケンで切り返し、スプラッシュマウンテンで叩きつける。
エプロンに逃れたケニーにエルガンがジャーマンを狙うが、ケニーがVトリガー阻止すると、場外マットを剥がしてから、断崖式フランケンシュタイナーを狙うが、堪えたエルガンがエプロンでシットダウン式パワーボムを敢行、リングに戻ったエルガンはダイハード関西を狙うが、ケニーが雪崩式フランケンで切り返すと、後頭部から正面へのVトリガーから、垂直落下式リバースタイガードライバーを決め、Vトリガーの連打もキャッチしたエルガンがエルボーも。ケニーはVトリガーからリバースフランケンで叩きつける。
ケニーはVトリガーを狙うが、キャッチしたエルガンはエルガンボムはカウント2。しかしエルガンの勢いは止まらずバーニングハンマーを狙うと着地したケニーに、エルガンが殺人バックドロップを連発しスティーブ・ウイリアムスのように脳天から突き刺すと、最後はバーニングハンマーでカウント3となり、エルガンが勝利となった。
ケニーがエルガンボムをキックアウトしたことで、再びケニーの流れになるかと思ったが、まだ引き出しを開いて、殺人バックドロップまで披露、力だけでなく懐の差の前にケニーは敗れてしまった。外国人トップとなったケニーだがエルガンは一番の天敵なのかもしれない・セミの6点のオカダvs4戦勝ちなしの小島は、最初から小島は眼中になしと挑発していたオカダが強襲をかけ、肉弾戦からオカダが小島をコーナーに据え下からのドロップキックで場外へ出し、鉄柵越しでのハングマンDDTで突き刺すだけでなく、セコンドの天山広吉まで襲撃、天山は怒るもオカダはブーイングを煽るなど、本来の姿であるヒールモードを全開させる。
オカダは徹底的に小島を痛めつけて余裕ぶりを見せるだけでなく、再び天山を挑発すると、小島がモンゴリアンチョップで反撃しDDTで突き刺すも、コジコジカッターは堪えられ、突進したところでリバースネックブリーカーを喰らうなど反撃も単発、余裕を崩さないオカダはダイビングエルボーからレインメーカーは小島が阻止すると、コーナーにオカダを乗せた小島がラリアットが炸裂しオカダは場外へ転落するも、リングに戻ったオカダはフロントハイの連打、ヨーロピアンアッパーカットと譲らない。
小島もエルボーの連打からマシンガンチョップも、いっちゃうぞエルボー狙いは、ダメージのせいで仕掛けが遅れ、オカダが雪崩式を狙うも、小島が雪崩式コジコジカッターで返し、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
ここで勝負と見た小島はラリアットを狙うが、かわしたオカダがジャーマンからのレインメーカーを狙うも、小島が延髄ラリアットを浴びせると、小島のラリアットをかわしたオカダはレインメーカーも小島は左のラリアットで迎撃、再度のラリアットはオカダがかわしてドロップキックもレインメーカーは小島がかわしてローリングエルボーを炸裂させる。
そして小島はCCD解禁を狙うが、オカダがツームストーンパイルドライバーで切り返すとレインメーカーで3カウントを奪い勝利。小島は新日本復帰からあまり使わなかったCCDを解禁を狙ったが、まさかオカダに読まれていたとは、小島の引き出しも開きまくったオカダはどこまで懐が深くなっていくのか…鈴木vsEVILは、いきなりEVILが奇襲を仕掛けた場外戦を仕掛けるも、鈴木はイス攻撃で逆襲、水の入ったペットボトルで殴打し。リングに戻ってからボールペンでEVILの額を突き刺すなど、EVIL顔負けのヒールぶりを展開する。
EVILはサミングで反撃して串刺しラリアットを浴びせ、デスペラードも排除したEVILは鈴木の首にイスをかざしてEVILホームランを放つが、リングに戻った鈴木は指を極めにかかってから、脇固めで捕獲も、鈴木の足をレフェリーの乗せたEVILはトラースキック。だが突進は海野レフェリーと交錯させるとデスペラードが乱入すると、BUSHIが駆けつけて高速トペでデスペラードを排除、、今度はタイチが乱入してイス攻撃もヒロムも駆けつけてティヘラで排除する。
ヒロムとBUSHIが鈴木軍をバックステージへ連行するが、鈴木がイスでEVILを殴打、レフェリーが制止に入った隙を突いたEVILはラリアットも、EVIL狙いは鈴木がスリーパーで切り返して、頭突きで抵抗するEVILに再度ゴッチ式パイルドライバーを狙ったところでEVILが決まって逆転3カウントとなり鈴木から勝利を収める。
G1を通じてシングルでのポジションを高めることを狙うEVILだが鈴木相手の勝利は大きい。敗れた鈴木はEVILも鈴木が不在だった3年間の間に台頭してきただけに、鈴木にとってG1は空白の3年間との戦いになるのか…矢野vsSANADAは、SANADAのTシャツを頭に被せた矢野が丸め込み、崇コーナー作りもSANADAがコーバーポストで殴打して、ペットボトルの水をかけるも、矢野はパウダーから丸め込み、リーブロックに対し矢野はブレークの連呼するなどYTRワールドでSANADAを揺さぶる。
SANADAはリーブロックからドロップキックも、ラウディングボディープレスはかわされると、矢野は崇コーナー攻撃からYTRポーズ狙いは、SANADAが背後からSkull Endで捕獲する。
矢野は場外に逃れるとテーピングを持ち出し、SANADAの足を拘束しようとするがSANADAは逃れてプランチャを命中させると、通路に矢野を連行してテープ拘束式パラダイスロックで捕獲してリングに戻り、矢野は戻れず、そのままリングアウト負けとなってしまい、矢野はケニー戦同様策に溺れてしまう。ジュースvsトンガはトンガがジュースの痛めている膝にショルダーニーブリーカーから、首筋のエルボー、頭突き、ボディーブロー、串刺しボディーアタックと攻め込むも、串刺しボディーアタックをキャッチしたジュースはフルネルソンバスターを決め、ジャブ&逆水平のコンポから倒れこみ式リバースDDT、サージェント・パッパース・ロンリー・ハーツ・クラッチで絞めあげる。
トンガのヴェレノ狙いは堪えてブレーンバスター狙いは、着地したトンガが膝裏へタックル、コーナーに逆さ吊りにしてジュースの膝のサポーターを剥がしてから、膝めがけて串刺しボディーアタックを連発、トンガはトンガンツイストからガンスタン狙いはジュースがラリアットで迎撃すると、パワーボム狙いはトンガが阻止してガンスタンを狙う、ジュースは堪えてパルプフリクションを狙うが、ローキックで阻止したトンガがヴェレノで突き刺し、ジュースの丸め込みをキックアウトしたトンガがガンスタンで3カウントとなり勝利となった。ここまでの星取表を振り返ると、まずAブロックは6点の棚橋、ザック、内藤がトップグループで4点の真壁、飯伏、後藤、石井、ファレが2位グループで追いかける混戦。Bブロックはオカダが8点で単独トップで2位のケニーとEVILが追いかける展開となった。東北3連戦を終え、折り返し地点の東海2連戦を迎える。果たして過酷なG1を誰が制するのか・・・?
G18戦目…長岡大会、終了。
オカダは強かった。
泥沼の4連敗?大丈夫です、まだ生きてるから。
生きていれば、いくらだって挽回できる。
それを見せるのも、プロレスラーの使命だと思ってます。
ただ、応援してくれた方々へ…すみませんでした。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年7月27日今日の試合で、自分の生き方は見せられたのだろうか。
試合中、虚ろな意識の中で何度も聞こえた『コジマ』コールが本当に嬉しかった。
声援や応援の持つパワーって絶対にある。
また明日から元気に生きます。
ありがとう。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年7月27日 -
棚橋が後藤に感涙の勝利!真壁は飯伏をキングコングニーで粉砕!
7月26日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」宮城・仙台プラザホール 2593人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇大会前◇
(欠場中の本間朋晃登場)
本間「皆さん、こんばんは!(※大拍手)。やっぱり、リングって、最高ッスね(※大拍手)。まだ、ちょっと首から下が痺れてる状態なんですけれども、俺は1日も早くこのリングに戻れるように、リハビリ頑張ってます!(※大拍手) 絶対、絶対、戻って来ます(※大歓声&大拍手)。今日はですね、しっかり解説したいと思います。皆さん、最後まで盛り上がって行きましょう!(※大歓声)&(※大拍手)」◇第1試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(5分55秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※ピンプジュース◇第2試合◇
▼20分1本
○矢野通 邪道(0分45秒 横入り式エビ固め)SANADA ×BUSHI◇第3試合◇
▼20分1本
EVIL ○高橋ヒロム(7分28秒 外道クラッチ風ヒロムクラッチ)鈴木みのる ×タイチ◇第4試合◇
▼20分1本
○マイケル・エルガン 田口隆祐(7分20秒 エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※エルガンボム◇第5試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(5分21秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ラリアット◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○石井智宏(15分43秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×YOSHI-HASHI
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「これでイーブンだ。2敗だよ、もう負けられねぇ。今日はよ、4試合目の中の1つの試合、それだけだ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○ザック・セイバーJr.(9分2秒 ヨーロピアンクラッチ)[2勝2敗=4点]×バットラック・ファレ【ザックの話】「(※腰を押さえて)ああ……ファレほどの大きなヤツは、この世には存在しないんじゃないか。あんなのとても人間とは思えない。人間の域を超えたほどの大きさだったんで、思ってたようには攻略できなかった。体は大きいけど、頭脳は小さい。あの中には、ピーナッツほどの脳みそしか入ってないんじゃないか。それに比べて、俺は体は小さいけど頭はキレる。ひらめきにうまくはまってくれたよ。チャンスを見逃さなかったしね。1分でやっつけるって言ってたけど、その通りいかなかったね。だけど勝利はものにした。ま、次にファレと闘う時には1分でやっつけるよ。誰もこのザック・セイバー・ジュニアがヘビー級のトーナメントに勝ち残るとは思ってないだろうね。だけど、みんな見落としてるものがあるんじゃないか? それは精神力さ。このシングルマッチが続くトーナメント(リーグ戦)を勝ち抜くには、数少ないチャンスを逃さないこと、そしてそれを引き寄せるだけの精神力が重要なんだ。まあ、何を言っても信じてもらえないかな? だったら、トーナメントを勝ち上がって見せてやるまでさ。必ず大きな結果にたどり着いてみせるよ。英国人の誇りにかけてもね。『G1』? 何も問題ないよ」
【ファレの話】「ガッデム……あそこで叩きつければ終わりだった。あっさり勝つはずだったのに……あそこであんなズルいことしてくるとは……クソッ! まぁ、もういい。こんなところでつまずいてられるか。まだトーナメント(リーグ戦)は続いてるんだからな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○真壁刀義(13分20秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×飯伏幸太
※キングコングニードロップ【真壁の話】
真壁「一言だけ言っといてやる、一言だけ。強くなったな、小僧。それだけだ、この野郎。俺、なんべんも言ってるだろ? 先輩としての強さを誇示する、自負するって。見せつけてやったろ? でもあいつ、伸び盛りだよな。ついこないだやったときと全然、違う。ビッグマッチになればなるほど、あの野郎も燃えてくんだろ? だけどよ、だけど、この俺様はよ、もっと燃えてくんだよ。オイ、そのへんの一レスラーといっしょにしてくれんなよ、この野郎。俺はよ、新日本の道場でも、プロレス界でも、どこでも幅きかせてっからよ。いいか、オイ? 逆らうものは全員だ。全員、ねじ伏せてやる。この気持ちがなきゃよ、プロレスラーやってられねえだろ? それは飯伏だって同じことだ。でもいいね。本音を言えば、いいもんだ。こんだけのビッグマッチで、あの飯伏の野郎も無鉄砲に来やがる。ほかの後輩もみんなそうだ。だから面白えじゃねぇかよ。ただ俺にはまだやらなきゃいけねぇことが、いくらでもあんだ。そのあとにオメェらの相手、散々してやるから。覚悟しとけ、この野郎、それだけだ。あとはよ、『G1 CLIMAX』の勝敗だ。これで五分に戻したな。このまま3勝、4勝、5勝……目にもの見せてやる、それだけだ」--今日、解説席の本間選手の姿も目に入ったと思うんですけど、当然、本間選手の前で負けるわけにはいかないと……
真壁「目に入ってねぇよ。あんなガサガサ声、目に入るわけねぇだろ。あんな耳障りな声。ただ、リング上で、誰が見てようが見てまいが、俺のスタイルは変わらねえ。俺のファイトも気持ちも変わらねえ。ただ、あの野郎が来てることは知ってる。だからこそ、あいつの目の前で勝利取らなきゃいけねえだろ? 勝ち取らなきゃいけねぇだろ? だから見せつけなきゃいけねえんだ。こけしの野郎に。焦るこたぁねぇ。地道によ、リハビリこなしてこなしてこなして。どれぐらい先になるかはわからねぇ。体が万全で出てきてみろ、この俺様、“スーパースター”真壁刀義みてぇによ、このリング勝ち星挙げれば、こんなにスポットライト浴びんだ、当たるんだ。わかるだろ? それを餌によ、本間の野郎を刺激したまでだ。俺って後輩思いだなあ……いい先輩だなあ……まぁ、気持ちいよな。これで(戦績を)五分に戻したからな。あとはまだ、テッペン取るまでだ。それだけ」【飯伏の話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり座り込んで)悔しいです……でもそれ以上に、真壁さんと新日本のリング、仙台大会でできることが非常にうれしいです。結果的にはやっぱり、負けなんで、その悔しさと嬉しさが混ざってるようなですね……いやぁ、完敗です。いや、悔しい……次は頑張ります、次、次……(※と立ち上がって控室へ)」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○内藤哲也(15分16秒 片エビ固め)[4敗=0点]×永田裕志
※デスティーノ【内藤の話】「永田にとっては、思い出作りの『G1 CLIMAX』。仙台大会で内藤哲也とシングルマッチができて、いい思い出になっただろ? でもさ、素直に凄いと思うよ。俺より14歳も年上なわけでね。じゃあ、俺が14年後、『G1 CLIMAX』に出れるかわからないし、今の永田と同じぐらいのコンディションを、14年後も保てるかもちょっと自信ないかな。そういう意味では、永田のコンディション作りは、ほんとに素晴らしいと思うよ。でも、でもさ、この『G1 CLIMAX』は、そういうのを競う大会じゃないから。開幕前も言ったけど、やっぱり俺はね、彼が今年の『G1 CLIMAX』に出場すること、俺は今でも疑問でしかないよね。ま、とはいえ、もう出場が決まって、こうやってリーグ戦が始まってしまってるわけだからね、まぁ、永田には最後の夏の思い出として、最終戦まで完走してほしいなと、俺も心の底から祈ってますよ。ではでは皆様、また明日、長岡でお会いしましょう、アスタ・マニャーナ。アディオス」
【永田の話】「(※手首に巻いてるテーピングをほどきながら)ハァ……仙台のファンは厳しね。俺には『老兵は去れ』って言われてるってことだよ。いいよ、それで。ほんとのことだから。内藤は、試合して思ったけど、やっぱりわかってるよね……内藤はよくわかってるよね、俺の戦法を。もしわかってなかったら、俺は今日の試合で命落としたかもしれない。そう思えた。この命懸けでやってるのを、いい形で仕留めてもらったかな。こうやって歩いて帰って来れたしね。内藤はこれで(俺が)言ったことをよくわかったですよ。そうじゃなかったら、俺は1人で歩いて帰って来れなかった。まさに……」
--それはどの場面ですか?
永田「自分で考えろ。見りゃ、わかるだろ?」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○棚橋弘至(17分22秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×後藤洋央紀
※ハイフライフロー(試合終了後)
棚橋「仙台に、新日本プロレスが、帰って来たぜ~!(※会場から大歓声)そして、そして、チャンピオンベルトも一緒に帰って来た。次はもっとデカい勲章を持って、仙台に帰って来ます。今日は、ありがとうございました(※棚橋コールが沸き起こると、川人はリングの下からエアギターを棚橋に渡す)一個だけ、今日、上手く弾けないと思うので、いつもみたいに手拍子をお願いします。盛り上がっていこうぜ!(と、右腕の痛みをおしてエアギターを披露。これには、場内からもアンコールが沸き起こり、「ラスト!」と2曲目も披露。さらに、場内から「もう一回!」とコールがかかると、これにはたまらず棚橋も「ちゃんと考えてあるから。なんと、今日発売の棚橋の入場曲CDのカップリングで入ってる新曲いきます!」と、リング中央で激しく身体をゆらし、新局を奏でる。すると、会場のファンから「GO!ACE!」と声援が飛ぶ。)ちょっと話があるから聞いてくれ。2011年、初めてIWGPをここで防衛して、6年が経ちました。(※棚橋は涙をこらえ声をつまらせながら)いろいろと苦しい時期があったけど、自分のことを大切に思ってくれる誰かが一人でもいる限り、今日まで全力で走って来れました!ホントに、ありがとうございました!(場内から、「棚橋、最高!」とコールが沸き起こる)ありがとう。ハァハァ……(※呼吸を整えて)まだまだ『G1』長いですけど、ちょっくら優勝してきます。じゃあ、最後に、仙台、そして東北の皆さん、愛してま~す」【棚橋の話】「(※自分に言いきかせるように)よし。まぁ、いろいろ言ったけど、2011年の初防衛の時は忘れられない日になって、今日はまた自分に誓った、自分で忘れられない日にしました。とにかく、強くなりたいとか、有名になりたいっていうのはもちろんあったんだけど、プロレスを盛り上げて、こういう会場にしたいって目標があったから頑張ってこれたっていうのがあって。まだ『G1』の途中だけど、元気もらったッスよね。永田戦にしろ、後藤戦にしろ、リーグ戦の1試合かもしれない。ただ、どこに重きを置くか。過去を清算するのか、未来に向かうのか。潰すのか、潰されるのか。どういった気持で、どういった感情で、試合に臨むのかっていうのは、今年の『G1』で痛感してます。今日はいつもより饒舌なのは、勝ったからだと思ってください。あと、『G1 CLIMAX』、公式戦最多勝、おめでとうございます、ありがとうございます」
G1仙台大会はAブロック公式戦が行われ、メインは4点同士の棚橋と後藤が対戦。2013年8月のG1公式戦で二人が対戦し棚橋の張り手で後藤の顎は骨折、後藤は欠場に追いやられた。そして二人の対戦は後藤が顎を折られた同じ仙台で組まれた。
棚橋はロープへのギロチンドロップ、サードロープめがけてのシーソーホイップと明らかに後藤の顎を狙いにかかり、4年前のトラウマを呼び起こすようにプレッシャーをかける。先手を奪われた後藤はコーナーに昇った棚橋をラリアットで場外へ叩き落し、棚橋の痛めている右腕を鉄柵を使って痛めつけ、リングに戻ってからキーロックで捕獲、、後藤は首投げからサッカーボールキック、久々に昇龍結界を繰り出して右腕攻めを展開する。
後藤は村正からバックドロップを狙うが、阻止した棚橋が後藤のミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリュー、左のボディーブロー、右腕でのフライングフォアアームと反撃、棚橋はセカンドロープからのサマーソルトドロップから後藤の顎めがけて張り手一閃で後藤は顎を押さえてダウンとなる。
棚橋は串刺しボディーアタック、低空ドロップキックからジャーマンも後藤はバックドロップで応戦、エルボー合戦も棚橋が後藤の顎に確実に当てると、スリングブレイドを狙うが、キャッチした後藤は牛殺し、だがスリングブレイドで切り返した棚橋はハイフライフローを投下も、勝負を焦ったか自爆となってしまう。
後藤はラリアット、念を込めてからミドルキック、スリーパーから柴田勝頼の必殺技であるPKを炸裂させ、後藤が顔面への頭突きから裏GTR、しかしGTR狙いは後藤のアピールの隙を突いた棚橋がツイストアンドシャウトで切り返し、後藤はキチンシンクからハンマーの連打、そして昇天・改を狙うが、今度は棚橋がツイストアンドシャウトの連発で切り返す。
棚橋はハーフラッチ!スリングブレイド、ハイフライアタックからハイフライフローを顎に命中させて3カウントを奪い、3勝目を飾った。
後藤が棚橋を追いかけて何年目なのだろうか・・・2007年11月の両国国技館、新日本はどん底の状況で国技館も最低の動員数を記録、そんなどん底の中で棚橋と後藤は命を削るような激闘を展開、棚橋が勝ち、新日本のV字回復のきっかけを掴んだ。しかしそこから後藤が棚橋が越えることが出来ないという現実が続いてきた。
試合後には棚橋が涙を流しながらエアギター、そして「愛してま~す」で締めくくったが、この光景を見ると後藤が"なぜ棚橋を越えられない"という悔しさが伝わってくるような感じがした。10年前の激闘を見ていることからなおさら伝わってしまう。棚橋の涙もあれば、後藤の悔し涙もある。G1の公式戦は続くが、熱い試合の中でいろんな涙がこもっている試合でもあった。セミの4点の内藤はいまだ勝ち星なしの0点の永田は、内藤が制御不能ぶりで永田を揺さぶり、内藤がクルックヘッドシザースで捕獲、ネックブリーカー、首筋にバックハンドエルボーも永田がエルボーで打ち返すが内藤は揺るがず、永田に対して頭を叩き何度も蹴りつけるなど、まるで格下を扱うかのように攻め立てる。
これに表情が変わった永田は藤にキチンシンク、ミドルキックの連打、串刺しビックブーツからエクスプロイダーと猛反撃も、内藤はマンハッタンドロップからコーナーミサイル、延髄斬り、トルネードDDTと応戦、内藤はストンピングの連打から唾を浴びせるも、永田は怒りを爆発させたかのようにエルボーの連打からローキックの連打、前後からのサッカーボールキック!内藤も張り手も永田が連打、キチンシンク、顎へのミドルキック、マウントエルボーと内藤をグロッキー状態にする。
内藤のジャンピングエルボーアタックをキャッチした永田が大中西ジャーマンから豪快なバックドロップで投げ、バックドロップホールドは内藤が阻止も永田は顔面へのニーから突進も、内藤が浴びせ蹴りで迎撃してジャーマンで返し、張り手合戦となって永田が競り勝つも、スロイダー狙いは内藤がジャンピングエルボーアタックからデスティーノで勝負に出るが、だが永田は白目式腕固めで捕獲する。
永田のバックドロップ狙いは内藤がトルネードDDTも。堪えた永田がサンダーデスドライバーを狙う、ところが内藤はデスティーノで切り返すと、デスティーノで3カウントを奪い3勝目となった。張り手合戦は内藤の壁となっていた永田が甦ったようだったが、最後は変幻自在のデスティーノの前に敗れ、現実は甘くないことを見せつけられた。2勝同士の真壁vs飯伏は正面からのエルボー、張り手合戦はパワーに優る真壁が競り勝つも、飯伏はドロップキックで真壁を場外に追いやってからプランチャを発射、鉄柵へ叩きつけるも、真壁も鉄柱攻撃で返し、リングに戻ってからエルボー合戦、飯伏のミドルキック、真壁のナックルと打撃戦を展開、飯伏がミドルキックからその場飛びムーンサルト、ミサイルキックと繰り出せば、真壁、串刺しラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックス、ラリアットと倍返しする。
ところが真壁のデスバレーボム狙いは飯伏が着地してハイキックを浴びせると真壁がダウン、ラリアットの相打ちも真壁が競り勝ったかに見えたが、突進したところで飯伏がラリアットで迎撃し、コーナー下からいきなり飛びついての雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
飯伏はミドルキックの連打を浴びせるが、真壁は大ダメージを負いながらも真正面から受けて立ち、袈裟斬りで飯伏のハイキックで迎撃してから左のラリアットを浴びせる。
ラリアットをかわした飯伏はキックのコンポから高速ジャーマンを決めると、トップロープからの雪崩式パイルドライバーを狙うが、真壁が堪えて袈裟切りで阻止も、飯伏はオーバーヘッドキック、ところが起き上がろうとした飯伏に真壁のキングコングニーアタックが顔面に炸裂させると、最後はキングコングパワーボムからのキンゴングニーで3カウントとなり、真壁は4点目を獲得。ザックvsファレは関節技を狙って絡み付いてくるザックに対してファレはパワーで圧倒、介入を狙ったデスペラードも返り討ちにしてしまう。
ファレの巨体に苦しんだザックはザックは回転エビ固めを仕掛けファレがヒップドロップを投下も、かわしたザックはPKを浴びせるなど頭脳戦で応戦する。
ザックはファレの突進をかわして卍固め、そのまま手首を固めようとするがファレが力づくで脱出、ザックはスリーパーもファレが押し潰してから串刺しボディーアタックからボディープレスと圧殺してからバットラックフォールを狙うも、着地したザックは膝十字固めからヒールホールド、ダブルヒールホールドへ移行し両足同時に捕獲する
ザックは突進もファレがラリアットを浴びせ、グラネード狙いはザックがシャイニングトライアングルで切り返し、最後は力づくで逃れようとするファレにサミングからヨーロピアンクラッチで3カウントとなり技ありでザックが勝利となる。石井vsYOSHI-HASHIのCHAOS対決は、YOSHI-HASHIが石井のフィールドである"ど真ん中プロレス"に踏み込むも、頑丈でパワーのある石井の重い一撃の前に苦しむ。
それでもYOSHI-HASHIはOSHI-HASHIもエルボーやチョップで打ちしす、トラースキック、ヘッドハンター、エルボー、串刺し逆水平、ロープへ宙吊りにしてから背中へドロップキック、顔面へステップキックと反撃、石井も重いエルボー、コーナーに押し込んでエルボーの連打と返すが、YOSHI-HASHIもノド笛チョップで応戦して石井が怯むも、怒った石井はノド笛チョップの連打から串刺しラリアットを浴びせる。
YOSHI-HASHIはミドルキックから旋回式DDTを決めれば、石井はバックドロップ、雪崩式ブレーンバスターで返し、石井はジャーマンからラリアットはYOSHI-HASHIがかわしてスピンキック、しゃちほこラリアットと返した後でスワントーンボムが命中し。バタフライロックで捕獲、石井は口から泡が吹いているもロープへ逃れる。
YOSHI-HASHIは後頭部へのスライディング式ゼロ戦キックを浴びせると、バッククラッカーから正面へのダブルニーアタック、カルマ狙いは石井がDDTで切り返さえられてしまう。
YOSHI-HASHIはトラースキックも石井はラリアットで応戦するが、龍魂パワーボムからスライディングラリアットはYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで迎撃、石井は左右エルボー、YOSHI-HASHIは掌打の連打、石井が頭突き、打撃戦となるが、石井が競り勝つとスライディングラリアット!垂直落下式ブレーンバスターで勝利、石井はど真ん中もあるが、その中にひらめきを見せるなど幅の広さが優った。最後に中心性頚髄損傷で長期欠場中の本間が登場して挨拶し、リング復帰することをファンに約束、そのままSAMURAI TVの放送席に座り解説を務めた。本間がこうやってファンの前に姿を見せてくれたのは嬉しいところ、真壁のコメントでもあったとおり焦らずゆっくりリハビリの励んで欲しい。
【仙台大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました!
明日7月27日(木)は、新潟・アオーレ長岡にて18:30試合開始です。
日本全国闘いサマー!!皆様のご来場をお待ちしております。https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/tsTnOR7XS9
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年7月26日大丈夫!! 折れてない。
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2017年7月26日今宵仙台大会G1公式戦では内藤と戦ったゼァ。内藤とは自分自身意地になって殴りにいった。彼もそれをストレートに返してきた。最後は完敗。彼のプロレスは間違っていなかった。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年7月26日獲ったどぉーッ✴⤴⤴
2勝目を獲ったどぉーッ✴‼
つーコトで更に価値ある『勝ち』を獲りまくるからょおーッ‼しっかし、今日もヤバかったッ(笑)✴ pic.twitter.com/Tffx40HGJT
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年7月26日欠場中の本間朋晃があいさつ「絶対戻ります」とファンに約束(東スポWeb) - Yahoo!ニュース https://t.co/kkGyvXA8jC @YahooNewsTopics
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年7月26日 -
Skull End地獄をもぶち破ったオカダがSANADAをも破り3連勝!ケニーvs矢野がG1史上初?のガムテープマッチに!
7月22日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」福島・ビッグパレットふくしま 2500人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○田口隆祐(7分31秒 オーマイ&ガーアンクル)飯伏幸太 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(7分58秒 バタフライロック)岡倫之 ×北村克哉◇第3試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(8分17秒 逆エビ固め)永田裕志 ×川人拓来◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(5分37秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×タイチ エル・デスペラード
※ピンプシューズ◇第5試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○デビット・フィンレー(7分9秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×邪道
※Prima Nocta◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○マイケル・エルガン(13分9秒 エビ固め)[3敗=0点]×小島聡
※エルガンボム【エルガンの話】「今日の試合で終わったわけじゃない。まだまだ続く。やっと2点を挙げたけど、『WRESTLING KINGDOM』のメインイベントに立つチャンスを渡す気はさらさらない。この2点で止まるわけにはいかないんだ。コジマとは2年前、俺にとって初めての『G1』で闘って敗れた。その時のことは忘れてない。俺が17歳の時、ボストンやニューヨークで闘い始めた頃、コジマの試合をアメリカから見ていた。その時に抱いた憧れの気持ちに、ようやく今日、一つの答えをもたらした。でも、それで満足なんてしていない。今年こそ俺は、IWGPヘビー級への挑戦を実現させる」
【小島の話】「まだ3敗なのか、もう3敗なのか、そんなことはどうだっていいんだ。どうしてかわかるか? 俺は、まだ優勝を狙ってるからだ。何敗しようが関係ねえんだ。優勝だけは、どんなことがあったって、あきらめない。それが『G1 CLIMAX』に出場した選手の礼儀だ」
【天山の話】「今日コジはね、コジに初勝利飾ってほしかった。ほんとに、今日(勝利を)取らないときついなと思ってましたし、しっかりと勝利を飾ってほしい……ちょっと残念ですね。マイケル・エルガン、あいつも力強いし、ラリアット決まってね、カバーいって、ガッチリいけばよかったけど……。まあ、しょうがないです。コジはどんなことがあろうと、まだまだこれからね、まだ3敗しただけやから、こっからもっかい巻き戻していって、しっかりとこの『G1』、彼の納得いく闘いをしてほしいと思います。俺はもう、最後までコジを応援していくと思いますんで、頑張ってほしいですね」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○EVIL(10分27秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×タマ・トンガ
※EVIL【EVILの話】「バッドボーイよ、俺の方が、お前より悪くて強い。よく覚えとけ、そして次は鈴木軍のボス。俺がお前を粉砕してやる、よ~く覚えとけ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ!」
【トンガの話】「俺にどうしろっていうんだ? お前らは負けたのに追いかけて来て、俺にどうしろっていうんだ? この前はケニーに負けた。その時もそうだった。これで終わるバッドボーイじゃない。本当のバッドボーイになっていいのか? 俺に何を求めてるんだ? 俺にどうしろっていうんだ? その気になったら、やってしまうのは簡単だ。それじゃ、勝った負けたのレベルじゃなくなってしまう。それをしろっていうのか? そうしていいのか? どうなっても知らないぞ。これ以上、とんでもない悪になってしまえっていうのか? 誰を餌食にしてほしいんだ? だけどそれは、俺に殺人鬼になれっていうのと同じだぞ。それでもいいのか? 俺を監獄に放り込みたいのか? そこまでしてもいいっていうのか? だけど、そんなことしたからといって、戦争は終わりはしない。誰かがまた仕返しに来て、ますます戦禍が広がるだけだ。どっちかが勝て、どっちかが負ける。そうなるのは仕方ないが、それでとどめておいた方がいいぞ。なにかが起こってからじゃ、遅いんだからな。俺にとっては、BULLET CLUBこそがリアルなんだ。そう、これ以上ないほどリアルなんだ。いまなら、まだまだやり直せる。だけど、誰が一番かを議論してるのは無駄だ。俺こそがトップなんだからな。このポジションにいることは、もう飽き飽きだ。俺は約束する。これまで誰も見たことがなかった俺を見せてやる。俺のすべてを懸けてな。これから今まで誰も見たことがなかったことが、現実に起こるぞ……」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○鈴木みのる(11分23秒 体固め)[1勝2敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※ゴッチ式パイルドライバー【鈴木の話】「誰にケンカ売ってんだ、この野郎。足が痛かったら家帰って、お母ちゃんに“いい子いい子”してもらえばいいんだ。お前は端から、俺の前に立つ資格すらねえんだ。わかったか、ヤングライオン? 王の前に立つことが許されたヤツはな、よその国の王だけだ。それ以外のヤツは、片っ端から消し去る。何もかもだ。そう、お前みたいにな!(※と叫ぶと同時に、記者に襲い掛かる)。さあ、この先、楽しもうじゃないか。まだいるだろ? オカダ、そしてAという国の王様が。それからケニー・オメガ、終わったわけじゃないぞ。あんなんで終わったと思うなよ。今すぐ行って、ぶち壊したっていいんだぞ。俺たち鈴木軍には、テメエらの常識なんて通用しねえんだよ。俺たちが持つ常識は、俺たちが持つ法律は、すべて俺が作るんだ。わかったかよ、コラ!(※と叫んで、先ほど襲撃して、まだ倒れたままの記者に押しかかる)。鈴木軍、イチバン(※と静かに口にした後で)、わかったか、コラ!(※と叫んで、3たび先ほどから倒れたまま記者に襲いかかる)」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ケニー・オメガ(11分31秒 リングアウト)[1勝2敗=2点]×矢野通【ケニーの話】「手こずったけど、トール・ヤノも片づけた。サプライズが起こるでも思ってたか? 予想通りの結果に終わって残念だったな。まぁ、いろいろ仕掛けてきて、なんとかしようと考えてたのは大したものだ。でも、残念なことに俺には通用せず、どれも成功しなかったな。俺をそう簡単に止められるとでも思ってたのか? そんなことより、次のオカダとSANADAの試合を見ろ。オカダより先に俺が得点を6点に伸ばしたぞ。しっかりと追いついて来いよ。それが何を意味してるか分かるよな?(公式戦の)最後まで興味を引き延ばすためだ。俺のことは心配するな。俺が前を走っていくから。さあ、次の(公式戦の)相手はビッグ・マイク(マイケル・エルガン)か。相手に不足はないね。巨大で、強い相手だからな。まぁ、誰が相手でも、俺には関係ない。1試合1試合、片付けていくまでさ。俺と闘う相手には、ケニー・オメガの神髄をしっかりとたたき込んでやるよ。オカダの正面に立つのは、どんな男かというのをな。いいか? 次のケニー・オメガvsビッグ・マイクだけど、すでにロサンゼルス(7.1ロングビーチ)で彼をやっつけている。それにコーラクエンホールでオカダにもやられてる相手に、負けるはずがない。2点プラスするのは確実だ。あいつがどんなにハングリーであっても、(7.1ロングビーチと)違う結果を見せることなんかできるわけない。(メインで行われるが)ビッグ・マイクがショーを締めることなんてあり得ないさ。まあ、俺が相手だからメインイベントに出られることをありがたく思っておくんだな。誰が相手だろうと、俺が勝つ。つまらないかもしれないけど、みんなには同じ結果を見せることになってしまう。そう、ロサンゼルスと同じ結果を見せるまで。俺にラダーマッチで勝ったことがあるからって、そんなこと俺はもう忘れてしまった。さて、そろそろシャワーを浴びさせてくれよ。ほら、こんなに汚くされてしまったんだから、さっぱりしないと。こんな汚い顔を見られたら、何て言われるかわからない。そんな恥ずかしい目には遭いたくないからね。ということで、次に2点をいただくメインイベントの時が来るまで、グッバイ&……(※銃を撃つポーズをして)Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang……グッナイト」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○オカダ・カズチカ(20分49秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×SANADA
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「3つ、言わせてください。1つ、みんなに謝りたい。強くて、ごめんなさい。2つ、毎回チャンピオン狙われて、狙われて、辛いよ。でもな、最高に楽しい『G1』なんだよ、コノヤロー!まだまだ、まだまだ、俺を楽しませろ、『G1』。3つ!特にありません。あとは、外道さんに喋ってもらいます」外道「『G1 CLIMAX』まだまだ3勝目だぞ。この意味がわかるか、オイ。全部勝つってことだよ、コノヤロー!もう2度と誰一人、レインメーカーを止めることはできねぇ。なんでかわかるか、オイ。レェェェヴェルが違うんだよ、コノヤロー。レインメーカーはまた郡山に、『G1 CLIMAX 27』を全勝優勝して帰ってくる。そん時はよ、またこの郡山に、カネの雨が降るぞ」
【オカダの話】
オカダ「(※外道の拍手に迎えられてコメントスペースへ)いや、本当に申し訳ない、強くて。ま、それがチャンピオンでしょう。今日(の試合時間)は何分ですか?」--20分49秒……。
オカダ「20分49秒? ま、だいぶ、そういう調整能力もレベルが違うということで。次(のリーグ戦の相手)は誰ですか?」外道「小島……」
オカダ「小島さん? 5分で……。ま、しっかり痛めつけて、お前には(『G1』に)出る資格がないってことを、しっかり教えてやるよ。ま、あとは調整をしっかり整えて、決勝も、その前も、しっかり目指してやっていくだけです。本当に強くてすいません……」
SANADA「(※片ヒザを着いてコメントし始める)さすがにオカダに3連敗したら、信用なくしちゃいますよ。でも絶対、俺は信用を取り戻してみせます」
G1福島大会はBブロック公式戦が行われ、メインは2連勝のオカダが1敗のSANADAが対戦。序盤はSANADAの連続リーブロックを読んで先にキックを放ったオカダだったが、SANADAのコーナーからのダイブがオカダがかわすと着地したSANADAが膝を押さえる。負傷かと思われたが隙を突いたSANADAはオカダを強襲、場外に追いやってプランチャ、鉄柵攻撃、リングに戻るとTシャツでのチョーク攻撃、串刺しバックハンドエルボー、チンロック、サミングと攻め込むが、突進はオカダが迎撃し、SANADAのその場飛びムーンサルトをかわしたオカダはネックブリーカー、エルボーの連打、ランニングエルボー、串刺しエルボーからDDT、ヨーロピアンアッパーカットとすぐ自身の流れへと戻す。
SANADAは再度場外戦を仕掛け、突進するSANADAをオカダがショルダースルーで鉄柵外へ出すと、プランチャを放つが、オカダは床に膝を強打したのか押さえ立ち上がれず、先にSANADAがリングに戻り、オカダが追いかけてロープを跨ぐと、SANADAはロープを蹴り上げて、ロープを股間に直撃させ、SANADAはフランケンシュタイナーからパラダイスロック、低空ドロップキック、と攻め込むがオカダはフラップジャックで反撃、エルボー合戦、SANADAのスワンダイブはキャッチしたオカダがリバースネックブリーカーを決める。オカダが足を痛めたのにSANADAが気がつかなかったのか?、オカダにとっては大助かりだったと思う。
オカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーはSANADAが担いで阻止、SANADAはスワンダイブ式ミサイルキック、高角度でのバックドロップ、タイガースープレックス狙いはオカダが堪えるも、SANADAはムーンサルトアタックからのSkull End、オカダのドロップキックをかわしたSANADAはSkull End、連続リーブロックからTKO。ラウディングボディープレスはオカダがかわしてSANADAが着地しオカダはツームストーンパイルドライバー狙いはSANADAがSkull Endで切り返そうとするも、、モヒカンを掴んだオカダは強引にツームストーンパイルドライバー、後頭部へのドロップキックからドロップキック、そしてレインメーカーを狙うがSANADAがかわしてSkull Endで捕獲する。
オカダはツームストーンパイルドライバーで切り返そうとするが、SANADAがリバースして逆に突き刺してからSkull Endで捕獲し胴絞めに移行、絞めあげるがロープに逃れられてしまう。SANADAは再度ラウディングボディープレスからSkull Endで捕獲するも、後転して逃れたオカダがレインメーカーを炸裂させ、手を離さなかったオカダはレインメーカーを狙うも、かわしたSANADAはアサイDDT式Skull Endを狙う。しかし堪えたオカダはジャーマンで投げるとすぐさまレインメーカーを決め3カウントとなり、公式戦3連勝となった。
試合途中で足を痛めたオカダだったが、SANADAはSkull Endにこだわったことで敢えて攻めなかったのか?オカダにとっては大助かりでもあった。SANADAがラウディングボディープレスが決まったときは勝負あったかに見えたが、SANADAは武藤敬司の技でなく自身の技での勝利にこだわった、そのこだわりが却ってオカダに付け入る隙を与えたのかもしれない。
また勝ったオカダはますます底が見えないぐらい、懐も深くなっていく、27日の長岡は小島戦だが、『出る資格がないってことを、しっかり教えてやるよ。』と挑発された小島は意地を見せることが出来るか?セミのケニーvs矢野が自身がプロデュースするDVDをケニーに無理やりプレゼントし、中身を開くように指示してケニーが開くと、矢野はパウダーで強襲して丸め込み、視界を失ったケニーは間違って海野レフェリーに片翼の天使を狙おうとすると矢野は急所打ちを浴びせてから、四面コーナー全て崇コーナー状態にしてしまう。
二人は髪をつかみ合って毟り合いを展開、あきれた海野レフェリーは毟り合いをカットしてしまい、互いに髪を毟り取ってしまい、ケニーは矢野を崇コーナーに直撃させてからVトリガーを狙うが、矢野が素早く場外へ逃れると、ケニーも追いかけ、場外で追いかけっこを展開、矢野がリング下に潜り、引きずり出そうとするケニーをバケツで一撃すると、ガムテープでケニーの両足を拘束。しかしケニーも矢野を捕まえて同じようにガムテープで両足を拘束してしまい、G1史上初のガムテープマッチへと突入する。
互いに両足を拘束された二人はぴょんぴょん飛びながら殴り合いロープワークを展開も、ケニーがタックルからフットスタンプを投下し、ドラゴンスープレックスを決めるとセコンドのオーエンズが駆けつけ、ケニーにハサミを手渡し両足のガムテープを切って脱出する。
矢野もケニーにサミングからハサミを奪うも、この隙を突いたケニーがVトリガーを浴びせ、最後はエプロンの矢野にVトリガーで場外で出すと、両足を拘束されたままの矢野はリングに戻れず、そのままリングアウト負け、DDTで様々な試合形式を経験しているケニーが優り、矢野は策に溺れる結果となった。鈴木vsジュースは鈴木が奇襲を仕掛けて試合開始となり、22日のEVIL戦で痛めたジュースの左膝をロープ越しのアキレス腱固め、場外戦、デスペラードの介入で徹底的に痛めつける。
鈴木が張り手の連打に対し、ジュースが連打からジャブ、スパインバスターで反撃、キャノンボールからバックドロップを決めるも、ブレーンバスター狙いを鈴木が膝への関節蹴りから膝十字固め、アンクルホールド、ローキックと左膝を狙い撃ちにする。
ジュースがラリアットからパルプフリクションを狙うが、鈴木がスリーパーで切り返して捕獲、ジュースはジャブ、鈴木はナックルで返してから再度スリーパーで捕獲すると、最後はしっかり滞空時間をとってのゴッチ式パイルドライバーで3カウント、さすがにジュースに勝てる要素がないといわんばかりの完勝だった。EVILvsトンガは二人はいきなり場外から客席奥と乱闘を展開、トンガがシャッターて叩きつける鉄製のポールで殴打するだけでなく、浅見レフェリーまで突き飛ばすなど大荒れ、リングに戻っても持ち前のスピードでEVILを翻弄する。
しかし再度の場外戦ではEVILがEVILホームランを炸裂させると、リングに戻ってからフィッシャーマンズバスター、トラースキックと攻め込む。
トンガは突進するEVILをキャッチしてパワーボムで叩きつけると、ヴェレノを狙うが、阻止したEVILがラリアットを炸裂させ、ダークネスフォールズからEVIL狙うが阻止したトンガがスーパーマンパンチからヴェレノで突き刺す、だがガンスタン狙いは阻止したEVILはEVILで3カウントを奪い勝利を収めた。バックステージではトンガが「このポジションにいることは、もう飽き飽きだ。これまで誰も見たことがなかった俺を見せてやる。」とコメントしたが、SANADAやEVILだけでなくトンガもタッグ戦線にいつまでも収まりたくないという気持ちを持ってG1に臨んで来ている。小島vsエルガンは小島がエプロンでのDDTを敢行してエルガンを場外に追いやるが、追撃を狙ったプランチャは自爆してしまうと、エルガンはエプロンめがけてパワーボムを敢行し小島に大ダメージを与える。
エルガンはファルコンアロー、前後からラリアットと畳みかけた後で、正面からのラリアットを狙うが、小島がカマイタチで迎撃し、左のラリアットから垂直落下式ブレーンバスターと反撃する。
小島は後頭部ラリアットもエルガンがラリアットの連発で応戦、エルガンは延髄斬りからラリアット狙いは小島がかわしてコジコジカッターを決め、フライングショルダーも小島は左のラリアットで迎撃する。
小島のラリアット狙いをキャッチしたエルガンがパワーボムで叩きつけ、エルガンボムを狙うが、、小島が着地したラリアットが炸裂し、コーナーのエルガンにラリアットを炸裂させる。ところが雪崩式ブレーンバスター狙いはエルガンが雪崩式回天で叩きつけると、エルガンボムで3カウントで公式戦初勝利となった。G16戦目…福島大会、終了。
エルガンに敗退。
身も心もボロボロだ………?
いや、身はボロボロだけど心は折れていない。
俺は凄いプロレスラーじゃないけど、途中で勝利や優勝を諦めた事だけはない。
自分を信じよう。応援してくれる方がいる限り。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年7月25日Nope, I am just a small, tiny weeny, pecker wood doggy. https://t.co/EKw8nNBTlL
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2017年7月25日 -
ダリルの敵を討てず…内藤がファレに敗れ公式戦初黒星!G1 CLIMAX 27 町田大会公式戦結果
7月23日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」東京・町田市立総合体育館 4598人超満員札止め
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ザック・セイバーJr.(11分48秒 変型卍固め)[1勝2敗=2点]×YOSHI-HASHI【ザックの話】「やっぱりこのリーグ戦にエントリーしてるのは、世界でも最高のレスラーばかりだ。今日のYOSHI-HASHIとの試合も、もっと簡単にタップさせられると思ってたけど、予想してたよりも大変な戦いになった。次はバッドラック・ファレ? あんなの、デカいだけのヤツだろう? 1分以内にタップアウトさせてやるよ」
【YOSHI-HASHIの話】「(※腕を押さえながらインタビュースペースに現れ)これで2敗目だから、次はもう、絶対に負けられない。このまま終わっても何も残んないから、かならずもっとデカい爪痕を残してやるから」
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○棚橋弘至(14分47秒 片エビ固め)[3敗=0点]×永田裕志
※ハイフライフロー【棚橋の話】
棚橋「『永田裕志最後のG1』オレの中で1割だけ感傷的な気持ちもあったけど、そんなものまったく必要ないね。他の選手の気持ち。他の選手にとっての永田裕志とオレにとっての永田裕志はやっぱり違うっていうのを今日再確認しました」――以前「永田選手と対峙すると、チャレンジャーの気持ちになる」と言っていましたが今日はどうでしたか?
棚橋「そう!そう…。永田裕志が上位で、オレがチャレンジャーだった。そんな現状を今日ひっくり返すチャンスかと思ったけど…このままでいいや。永田裕志はずっと元気なままの永田裕志でいてください」――今日の勝利で『G1』の通算勝利数が天山選手に並んで1位タイになりました。
棚橋「記録という記録は全部獲るよ。ヨシッ!今度のテーマはそれにしよう」【永田の話】「ハア~…負けた…。でも40(歳)の棚橋もすごい興味深かったね。30はイケイケで、40になると自分はそうでなくても周りの見方が変わる。シンドイ域にとうとう私も入ってきたなと。すごい興味深かったです。40になると周りの見方が変わる。自分の立ち位置も変わる。会社からの見方も変わってくるしね。でもね微妙な立場だけどね、40になるとそれまでにない強さを手に入れることが出来るんですよ。環境の変化。自分の気持ちの変化。棚橋にもちょっと見えましたね。棚橋に殴り倒された。足がふらつくくらい殴り倒された。30代の棚橋に一度もやられたことなかったのに。40に両足を突っ込んだ棚橋の力に足が覚束なかった。以上です」
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○バットラック・ファレ(14分47秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×内藤哲也
※バットラックフォール【ファレの話】「見たか、内藤! 勝ったぞ! 昨日のダリルと同じように、バラバラにしてやったぜ! レスト・イン・ピース、内藤。内藤、バラバラなまま、安らかに眠れ」
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○飯伏幸太(17分14秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×石井智宏
※シットダウン式ラストライド【飯伏の話】
※コメントスペースに着いた瞬間座り込み、疲労からか言葉が出ない。
飯伏「ハァハァ…ハァハァ……」――石井選手との対戦どうでしたか?
飯伏「3年前の『G1』と変わらずゴツゴツとした展開というか、自分も全力でぶつかれたので…。たまたまリーグ戦だから勝てたようなものですけど、これがタイトルマッチだとしたら、自分が全然まだまだだなと思いました。でも今日は全力出し切れたと思います。その結果勝っても負けても、自分はとりあえず全力を出し切って勝つ。それが出来たからよかったかなと」――今日の勝利で2勝目おめでとうございます。
飯伏「このままいけばもしかしたら…というのをちょっとだけ感じることが出来たというか…。少しですけど、今第一線の新日本プロレスの選手に少し通用したんじゃないかと。内藤さんの時も少し感じたんですけど、まだまだすべて感じれなかった。この一戦で少し感じました。ザック戦もそうですけど、少し自分が慣れてきた。新日本プロレスでの勘は、少し取り戻しつつあります」――前回の『G1』と違いとかありますか?
飯伏「気持ち的にまったく違います。前回は記憶があまりないので。今回はすごくハッキリしています。今の自分の全開を出せる状態ではあるので。ありがとうございました」▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○真壁刀義(16分55秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×後藤洋央紀
※キングコングニードロップ(試合終了後)
真壁「オイ、町田ーー!!(※大歓声) オイ! 何べんも言ってやるよ。これが本物のプロレスだよ、コノヤロー!(※大歓声) オイ、去年はよ、連勝からの連敗。だけどもだけどだ。今年はよ、連敗からの連勝だ!(※大歓声) いいか? トップ目指すからよ。テメェら、新日本プロレスも、真壁刀義も! 見逃すんじゃねぇぞーー!(※大歓声) オーケー、サンキュー!(※大歓声)」【真壁の話】「オイ、オイ見たかい? 町田のヒーローだよ! 町田のヒーロー⁉︎ 町田限定じゃねぇぞコノヤロウ! リング上のマイクアピールと同じ、去年は連勝からの連敗。今年は頭から連敗でよぉ、そして今日、伸び盛りか伸び悩んでるか分かんねぇ後藤洋央紀、下して、連勝街道行ってやるぜ。なめんじゃねぇぞコノヤロウ! この真壁刀義、自慢じゃねぇが、何も保証のねぇ中でよぉ、ここまでのし上がってきたんだ。いいか、この俺だってできるんだ。テメェらだってできるだろう。それをよぉ、この『G1 CLIMAX』で、証明してやるから。
脂が乗りすぎてる⁉︎ 冗談じゃねぇよバカヤロウ! 44歳ナメてもらっちゃ困るんだ。何でか分かるか⁉︎
やっとこれでエンジンかかってきたよ。こうでなくちゃリーグ戦はつまんねぇよ。油断なんかしてくれるなよ? このリーグ戦、連勝して現実を見せてやるから。(報道陣に)何かあるかい⁉︎
ねぇのかよ! ねぇの? 去年と同じく⁉︎ ホームの町田なのに⁉︎ そしてキャバ嬢の話したら、後日呼び出しで怒られたって、俺が⁉︎ バカヤロウ、俺は去年怒られたんだからな、菅林と木谷によぉ、バカヤロウ! でも今回も言っとけ! この試合が終わった後キャバクラに行くに決まってんだろバカヤロウ! 後藤のラリアットでもフラつかないこの足がよぉ、どれだけフラつくか楽しみだよ! 言いてぇことはそれだけだ!」獲ったどぉー✴‼ついに白星獲ったわぃ❗たった一つの白星なんだがコレもまた切っ掛けだ。去年は連勝からの連敗。今年は連敗からの連勝といかねぇとょ‼G1も俺様も一瞬たりとも見逃すんじゃねぇぞ(*^^*)✨‼日テレ青木源太アナとなッ(笑)✴⤴⤴ pic.twitter.com/Ox8zdrMcXH
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年7月23日今宵町田大会ではG1公式戦で棚橋と戦ったゼァ。私はストロングスタイルで全身全霊ストレートに真っ向勝負してそれをしっかり正面から棚橋は受け止めてくれました。そんな棚橋に心から感謝します。しかし、本日も敗戦。厳しい現実だな(苦笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年7月23日