棚橋が苦楽を共にした真壁、内藤が難敵ザックを降しAブロックトップを並走!
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棚橋が苦楽を共にした真壁、内藤が難敵ザックを降しAブロックトップを並走!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日
8月4日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」愛媛・アイテムえひめ 2130人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(6分23秒 体固め)岡倫之 ×北村克哉
※ピンプジュース
◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(5分52秒 体固め)マイケル・エルガン タイガーマスク ×川人拓来
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(7分15秒 体固め)SANADA ×BUSHI
※ラリアット
◇第4試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(6分19秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション
◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分21秒 エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○飯伏幸太(15分54秒 片エビ固め)[7敗=0点]×永田裕志
※カミゴエ
【飯伏の話】
飯伏「(※少しフラついた足取りで、インタビュースぺースにたどり着くなり座り込む)公式戦、4勝ですか? 4勝…いま、トップは?」
――2敗ですね。
飯伏「5勝2敗?」
――(2敗の選手が)今日勝てば、そうなります。
飯伏「結構ちょっと、(優勝が)見えてきたんじゃないかなという気がします。ただ、永田さんの体力とか打たれ強さ……たぶん打たれ強さとかじゃなくて、プロレスのやり方というか、素晴らしかったですね。今年だけって言うんじゃなく、来年も(『G1』に)出て、来年の『G1』でも闘いたいですね。何回でもやりたいです。ただ、だからこそですね、蹴りを使う選手はいたけど、永田さんにまだまだ教えてもらうことが(あります)。ほんとに今日、楽しかったですね。蹴り合いができて、殴り合いができて……。ダメージがちょっとたまってきたんで。ここからじゃないですか。ここから気が抜けないなと思います。確実に勝っていかないと。ほんとに一つひとつ、大事に、大切に」
――これで『G1』も3分の2を終えた形ですけど、以前出場した『G1』と今年の『G1』で、違いを感じてる部分はありますか?
飯伏「今年が多分、一番キツいんですけど、一番キツいんですけど、一番楽しいですね。それはもう、キャリア13年ですけど、その中でも、一番楽しい、充実したプロレス生活を送ってます。最高です。このまま落とさずにいきます、気持ちをね……」
【永田の話】「はあ、チキショー。飯伏は、予想がつかないね。すっげえ試合がのって、かみ合って、ノリにのってる時に、あんなことするとは……。負けたのはすっげえ悔しいけど、なんか15(歳)若返った気分だよ。まだ『G1』は終わってない。以上」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○バットラック・ファレ(11分58秒 体固め)[4勝3敗=8点]×石井智宏
※バットラックフォール
【ファレの話】「Hell、Yeah! Waoh Waoh Waoh、Relax。俺は今、パイクウェーを走っている。『G1』決勝に向かうパイクウェーをな。ほかの誰も決勝には行かせない。ほかの誰もな。(Bブロックから)誰が上がって来ようと関係ない」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○後藤洋央紀(11分26秒 片エビ固め)[2勝5敗敗=4点]×YOSHI-HASHI
※GTR
【後藤の話】「ま、今日は、最大のポイントになるかなと思ったんですけど、前々から。しっかり勝ててよかったです。YOSHI-HASHI、本当に強くなった。でもね、ここで負けるわけにはいかない。この『G1』、いろんな思いがあるんで……」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○内藤哲也(14分20秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×ザック・セイバーJr.
※デスティーノ
【内藤の話】「(※右からを押さえながら)ま、戦前から、ザック・セイバーJr.と対戦するの楽しみしてたから。もしかしたら、Aブロックの中で、一番俺を焦らせることができる相手がザック・セイバーJr.なのかなと思ってました。ま、焦りました。俺の想像以上には焦らなかったけど、でも、間違いなくほんの少しは焦ったね。ザック・セイバーJr.、楽しかったよ。ま、たださ、俺の中でAブロックでの一番のヤマ場、今日のザック・セイバーJr.、乗り越えてしまったからね。もう、誰も俺を止められる可能性のある選手、いないでしょ? あとは真壁、棚橋……いつの時代の人間ですか? いつの時代、活躍してた方々ですか? もう、あなた方は必要ないんだよ。あなた方の活躍を望んでるお客様なんか、もういないんだよ。ま、俺はもう、あとは8月13日の両国に照準を合わせるのみかな。Bブロックから、いったい誰が、俺の目の前に現れるのか、俺は楽しみに13日、両国大会、待ちますよ。では、皆様また明日、大阪でお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス」
【ザックの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込み、フロアを何回も叩いてからコメントする)ああっ!(※首の後ろを押さえながら)、負けてしまった。残念だけど……。これでもうダメなのか? この『G1』の中でベストを出した試合だった。タナハシとの試合もそうだった。あの時は勝てたんだけど、同じようにはいかなかったな……。でも、ここで止まってるわけにはいかない。(内藤は)天才レスラーって言われていい気になってるかと思ってたけど、そうじゃなかったね。とにかく残念。だけどボクは、勝つためにベストを出して闘うよ。どんな試合でもね。すべての試合で、最高のプロレスをお見せする。それまで見たことなほど素晴らしい試合をね。今日は向こうがラッキーだった。次はあのレジェンドレスラー(永田裕志)が相手か……。腕を折るつもりでいかないとダメだな。その次はイシイか。とにかく2人ともやっつけるまでだ……」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至(13分34秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×真壁刀義
※ハイフライフロー
(試合終了後)
棚橋「新日本プロレスが! 愛媛に! 帰ってきたぞ~~!(場内「棚橋」コール)。最後までご観戦、本当にありがとうございました。 「G1 CLIMAX」はまだまだ続きます。みなさん、注目して見ていてください。今日はありがとうございました!(ここで、帰ろうとする棚橋に場内は「ギター」コール。セコンドの成田がリング下で発見。ギターをエプロンに上がって逸材にパスする)。
えひめ~! えひめ~! えひめ~! えひめ~!(と四方向にさけびつつ、エアギターを披露した棚橋は、終わった後に大の字ダウン。しかし、場内は「アンコール」コール発生。これに応えた棚橋は、コーナーに駆け上がって再度のエアギター。最後はクラッシュしてしまったが、場内から「もう一回!」コール発生。ここで、今度はお客さんからエアギターをパス)。……ラスト、新曲いきます!(最後も縦横無尽に暴れまわって背面からギターを投げ捨てた逸材。場内は「GO ACE!」コール発生)。
……ナイス、『GO ACE!』。ということで、これだけは言っておきます……(場内に)シ~……。ちょっくら、優勝してきます!(場内・大歓声)。じゃあ、最後に、愛媛のみなさ~ん! 愛してま~す!(場内・「棚橋」コール)」
【真壁の話】「(※川人の肩を借りてインタビュースペースに入ると、脇腹を押さえて『クソッ』と漏らし、ガクッと両ヒザを着いて、何度も小さく首を横に振る)ああ、痛え……。クソッ、またまただな、チキショー。ああ、アノヤローにまた持っていかれたな。クソッ。(これで)4敗か? だがな、これだけは言っといてやるよ。あきらめるかっていうんだ、コノヤロー。だからこそ面白いだろ。やってやるよ、コノヤロー。なにが起きるかわかんねえ。だから『G1 CLIMAX』は面白いんだって。それだけ。クソッ、しかし今日は悔しいな……」
愛媛大会はAブロック公式戦が行われ、メインは2敗の棚橋と3敗の真壁が対戦、序盤は棚橋がヘッドロックで先手を奪い、場外の真壁にプランチャを浴びせるも、真壁は場外戦で流れを変え、突進する棚橋にラリアットを浴びせる。
リングに戻ると真壁がエルボー、パワースラム、フェースロック、ボディースラム、棚橋の太陽ブローも真壁がナックル返すなど攻め込むが、棚橋はドラゴンスクリューで反撃すると、棚橋はフォアアーム、セカンドロープからのローリングセントーン、串刺しクロスボディーと畳みかけるが、掟破りのコーナーナックルを放つと、体を入れ替えた真壁が串刺しラリアットからコーナーナックルで返し、ノーザンライトスープレックスで投げ、中指を立てて挑発する棚橋に真壁がナックルからショートレンジラリアットを炸裂させる。
棚橋は左膝への関節蹴りで真壁の動きを止めにかかるが、突進を真壁がラリアットで迎撃し、読み合いから左のラリアット、キングコングパワーボムを決めると、、キングコングニーを投下するが自爆、だが真壁が棚橋より先に起き上がり、デスバレーボム狙いを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトで切り返す。
棚橋は一気に勝負に出てスリングブレイドからハイフライフローを投下するが、真壁がかわして自爆させると、突進する棚橋にラリアットを炸裂させ、ドラゴンスクリュー狙いも袈裟斬りで阻止し、棚橋がジャーマンを決めれば、真壁もジャーマンで応戦する。
真壁は必勝パターンであるスパイダージャーマンを狙うが、逃れた棚橋がエプロンに逃れて逆上がりで戻ると背後から雪崩式ジャーマンを決め、ここで勝負と見てスリングブレイドからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い2敗を堅守、真壁は4敗目となった。
仙台大会で棚橋に敗れた後藤も同様、真壁も先輩でありながらも先を越された棚橋の背中を見てきた一人であり、棚橋と共に暗黒時代からユークス期~そしてブシロード体制と苦楽を共にしてきた一人でもある。真壁にしてもG1抜きにして棚橋にはどうしても勝ちたいという気持ちが試合に出ていたが、勝てなかった。
現在の新日本は暗黒時代からユークス期を支えてきた棚橋、真壁、後藤、そしてWWEへ行った中邑真輔の時代は過ぎ去ろうとしているが、彼らの試合は決して今でも色褪せるものではない。今回の棚橋vs真壁戦でしっかり示すことが出来たのではないだろうか・・・
セミの2敗同士の内藤vsザックは内藤がザックのスタイルに付き合わないど、ザックをイラつかせにかかるが、コーナーミサイル狙いをセコンドのデスペラードに気を取られたのかキャッチされると、ザックがネックツイストから複合関節技で内藤の首攻めを展開、内藤もサイドからのスライディングキック、コーナーミサイルと速攻技でやっと流れを変えたに見えたが、しかしジャーマン狙いはザックがフロントネックロックで切り返し、足を掴んで倒してからランニングローキックとすぐザックの世界に引きずり込む。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナー狙いも、ザックにコーナー上でアームロックで捕獲され、トルネードDDTもドラゴンスープレックスで切り返してから変型三角絞めで捕獲するなど、内藤の世界を封印しながら追い詰めにかかる。
内藤の延髄斬りをかわしたザックがジャパニーズレッグロールクラッチ、デスティーノも卍固めで切り返して十字架固めで丸め込み、内藤のジャックナイフ式エビ固めも逆に丸め込まれるが、ザックのPKをかわした内藤が延髄斬りからジャンピングエルボーアタックで活路を見出すと、最後はデスティーノで3カウントを奪い逆転勝利、内藤は攻め込まれながらも冷静さを崩さず、ワンチャンスをしっかり待っての勝利だった。
3敗の後藤vs4敗のYOSHI-HASHIは、後藤がサッカーボールキック、ストンピング、ブレーンバスター、フェースロックと後輩のYOSHI-HASHIをかわいがりにかかるが、逆水平で活路を見出した羽YOSHI-HASHIはヘッドハンターで流れを変え、トップロープに後藤を固定して背中にドロップキック、ダイビングヘッドハンターを決めるが、パワージャック狙いは後藤がリバースして迎撃を狙うYOSHI-HASHIに強引に村正を浴びせてからバックドロップを決めると、後藤のローリングラリアットとしゃちほこラリアットが相打ちとなって後藤が競り勝ったが、ロープワークからYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットからを炸裂させれるとパワージャックを決める。
YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、強引の立ち上がる後藤にYOSHI-HASHIがフロントネックロックから回転してバタフライロックで再度捕獲するが、後藤は強引に起き上がると、ラリアットを狙うYOSHI-HASHIの髪を掴んで変型牛殺し、後藤はスリーパーで捕獲し絞めあげてからPK、牛殺しからGTR狙いはYOSHI-HASHIがサムソンクラッチで切り返し、後藤はYOSHI-HASHIのラリアットをキャッチしてGTR狙いはYOSHI-HASHIが首固めで切り返す。
YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを炸裂させ、トラースキックからカルマ狙いは逃れた後藤がノーガード頭突き、裏GTR、GTRで3カウントとなり、後藤は3敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となる。
2敗の石井vs3敗のファレは、ファレのパワーに石井が苦しむも、石井は突進してジャンピングDDTで突き刺すと天龍コンポで反撃、串刺しラリアットからラリアットの連打も、もう一発はファレが担いでバックフリップで叩きつけ、ファレはボディースプラッシュからボディープレス、リバーススプラッシュは石井が両足を立てて迎撃する。
ファレはベアハックで捕らえるが、頭突きで逃れた石井はブレーンバスターで投げきり、何度もロープの反動を利用してのラリアットを炸裂させるが、スライディングラリアットはキャッチされ、ファレがグラネードを狙うと、石井が下からの腕十字で捕獲、しかしファレは持ち上げてランセルセで潰しリバーススプラッシュ、グラネードからバットラックフォールを狙う。
石井は着地してジャンピングハイキックの連打からシャイニングケンカキックを浴びせると、スライディングラリアットから腕十字で捕獲し、下からの三角絞めへ移行するが、持ち上げたファレがパワーボムで叩きつける。
石井の左右エルボーに対し、ファレはファレハンマーで応戦し、石井の突進をスピアーで迎撃したファレはバットラックフォールで3カウント、垂直落下式ブレーンバスターで決めるのは難しいと考えて、石井も更なる引き出しを見せるも、ファレのパワーの前に押し切られてしまった。
3敗の飯伏vs6戦全敗の永田は、永田が徹底した腕攻めで主導権を奪い、永田の張り手をかわした飯伏は掌打の連打、キック、その場飛びムーンサルトと反撃し、永田は串刺しビックブーツから突進も、飯伏はフランケンシュタイナーで永田を場外に追いやり、バミューダトライアングルを命中させる。
これで飯伏の流れに変わったかに見えたが、リングに戻ると永田がエクスプロイダーで反撃し、
ミドルキックからサッカーボールキックの連打、ストンピングの乱打、上からの張り手と攻め込むと、飯伏は掌打の連打で応戦し顔面キックの連打、永田の顔面を足蹴、サッカーボールキックをキャッチした永田はローキックを放てば、飯伏も打ち返す。
打撃戦も互いに譲らず、永田がキチンシンクから張り手を放つが、飯伏がオーバーヘッドキックからジャーマンを決めると、カミゴエ狙いは永田が白目式腕固めで切り返し、チンシンク、マウントエルボーの連打、サンダーデスドライバーで突き刺してから、スティーブ・ウイリアムスを彷彿させるような殺人バックドロップを決める。
永田はバックドロップホールドを狙うが、飯伏が堪え、大中西ジャーマンを着地した飯伏がハイキックからシットダウン式ラストライド、カミゴエで3カウントを奪い逆転勝利となったが、飯伏の狂気は垣間見えるも、永田の狂気性の方が上回っていた。
Aブロックは2敗で棚橋、内藤の2強がトップ。3敗で石井、後藤、ザック、ファレ、飯伏が追いかけ蹴る展開となった。棚橋と内藤は11日の両国で直接対決となるが、この2強のままで両国を迎えるのか…?
【松山大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日8月5日(土)は、大阪府立体育会館にて17:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/4dQUZjFTAn
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月4日
LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/5tve4uEjNa
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月4日
#G127 pic.twitter.com/7L59KjdmjL
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2017年8月4日
今夜は川人くんと焼肉ゼァ。 pic.twitter.com/bkdHzrry6N
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年8月4日
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