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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大荒れの大阪!オカダがEVILに敗れ鬼門破れず、ケニーはジュースにまさかの逆転負け!

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大荒れの大阪!オカダがEVILに敗れ鬼門破れず、ケニーはジュースにまさかの逆転負け!

8月5日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」エディオンアリーナ大阪 5490人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ(4分57秒 片エビ固め)×北村克哉
※パッケージドライバー


◇第2試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. タイチ ○エル・デスペラード(7分1秒 ヌメロ・ドス)永田裕志 ×海野翔太 八木哲大


◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(7分41秒 片エビ固め)天山広吉 ×岡倫之
※ピンプジュース


◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○BUSHI 高橋ヒロム(7分3秒 逆エビ固め)真壁刀義 タイガーマスク ×川人拓来


◇第5試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(7分15秒 片エビ固め)棚橋弘至 飯伏幸太 ×デビット・フィンレー
※GTR


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点点]○矢野通(3分15秒 横入り式エビ固め)[2勝5敗=4点]タマ・トンガ


【矢野の話】「怖い…怖い…怖い…怖い…怖い…。とっても1輪の台車じゃ運べるような荷物じゃなかった…。でも…悪は滅びる。闇は潰える。勝ったのは私…。(※笑顔で)家族のみんな! 勝ったよ! 今日の宿も大丈夫! 見知らぬホテルに行って、やさしいフロントのお姉さんが……鍵くれるはずだから!!」


【トンガの話】「(※股間を押さえて)ああ、なんてこった。俺たちには新しいレフェリーが必要だ。あんなレフェリーじゃ、やってられない。いつも(矢野の反則を)見逃してばっかりだ。誰であってもいいから、別のレフェリーを用意してくれ。でないと、やってられない。ああ、あんなに大きかったのに、やられて小さくなってしまった。(※カメラクルーに向かって)ほら、ここをちゃんと映しといてくれ」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○小島聡(12分9秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]SANADA
※ラリアット


【小島の話】「どうして、どうして俺が勝てたか、わかりますか? どうして、ずっと6連敗してる俺が、勝てたかわかりますか? それは、SANADAにだけは死んでも負けたくないって思ってた。たぶん全世界のプロレスラーの中で、俺が一番、SANADAに負けたくないって思ってるプロレスラーだからだ。だから、負けないで頑張ってきた。だから頑張って、負けないで、勝つことができた。それはたぶん俺の心の中で、絶対にSANADAに対しての思いは、ほかのどのレスラーにも譲れないという強いものがあったからだ。SANADAはたぶん、なんとも思ってないよ。きっと、(小島は)もう、ロートルの、新日本プロレスの、もうそろそろ行き場のなくしてるプロレスラーだと思ってるかもしれない。でも、俺はどう思われても構わないから。俺はいろんな人のために闘う。自分のため、応援してくれるファンのため、そしてそばにいる天山のため。いろんなものを背負って、今日も闘ってきた。1回もあきらめないで、ずっと負けてきたけど、ずっとあきらめないで闘ってきた。だから今日、勝つことができたんだ。ありがとうございました」


【天山の話】
天山「いやあ、ホントに、やっとコジの剛腕が火を噴いて、勝ってくれて……。すごい、あの、ずっと連敗が続いてて。でも、コジの力っていうのはこんなもんじゃないって思ってたし、最後の最後まであきらめないでほしいですね。しっかり、今日なんかも、やっぱり自分もセコンドに付いて、なんとか力になりたいって思って付いてましたけど、最後ガッチリと押さえ込んでね、スリー(カウント)入ったときは最高にうれしかったです。やっと1勝目ですけども、この1勝、大きいですよ。コジにとったら、連敗してるかもしれないですけども、やっと(勝利を)獲れて、それも一番負けたくないSANADAって相手に勝って、しっかり『G1』で生きてるんや、コジは『G1』を闘ってるんやっていうのを実感してると思うし、それをやっぱり全面的にバックアップして、いつでも俺は全力で応援してるし、(リーグ戦は)まだまだあとふたつですかね? あとふたつ、(残りの相手は)一筋縄ではいかないですけど、しっかりとコジのこれまでのキャリア、経験、いろんなもの全部、この2戦にしっかりと相手にぶつけてもらって、最後の最後まで自分もしっかりと、コジを全身全霊込めて応援したいなと思います。ああもう、やっと勝ってくれて、もう、すごく最高ですね。お客さんもコジの連敗が続いてる、その中ですごく期待する感じありましたから。すごくヒシヒシ感じたしね。なんとしても今日は勝ってほしかった。最高の勝利です。まだまだ、まだまだ終わんないから。あとふたつ勝つ。ガッチリ勝ってほしいですね」


――やっと試合後に小島選手の手を挙げられましたね。
天山「そうですね、それがね、もう、試合の最後に“勝どき”をあげて、コジの腕を上げることができて、最高ですよ。連敗はコジにとって、精神的にも結構、落ち込んでるっていうのを、結構、普段の生活であんまり見せないタイプなんですけど、近くにいるとこう、感じる時あったし、なんとしてでも吹っ切ってほしいっていうかね、ひとつでもふたつでも勝ってほしい、勝ってリズムっていうか、勢いをつけていってほしいなって思ってましたから。これで勝って、残り2戦ですけども、しっかりとコジをヘルプしたいなと思います」


【SANADAの話】「小島聡戦に関して言えば、小島聡も、俺も、2人にしかわからない“何か”があったんだと思います。たぶんお互い、この一戦は特別な思い入れがあったんじゃないかな?と。ま、それだけですね…」 


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗敗=6点]○マイケル・エルガン(11分13秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×鈴木みのる
※エルガンボム


【エルガンの話】「(今回の『G1』で)俺が狙っていたのは3人。オカダ、ケニー・オメガ、そして今夜のスズキ。オメガは倒した。スズキも倒した。オカダには負けたけど、あと少しのところだった。誰も倒せないお前に、あと一歩のところまで肉薄した。もう1度、俺にチャンスをくれ。その時はオカダ、お前が負けるんだ。今、俺はこの会社に問いかけたい。(オカダとの)チャンピオンシップを組んでくれないか?」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○ジュース・ロビンソン(15分36秒 エビ固め)[5勝2敗=10点]×ケニー・オメガ 


【ジュースの話】「本当なのか? なあ、さっき起こったことは確かなのか? Holly Shit。天にも上った気持ちだ。『G1』でこんなことが待っているなんて……。4週間って長いよね。ほかに19人の世界最高のレスラーが集まってるなかで、10人ずつに分かれて闘う。誰が誰に勝ってもおかしくない。その日その日で勝負が繰り広げられる。だけど、みんなケニーに視線を集中してたはずだ。オカダが世界最高のレスラーだ。そしてケニーもそれと並ぶだけの世界最高のレスラーだ。どちらが素晴らしいか、甲乙つけがたいほどにね。2人とも、俺なんて相手にしてないだろう。だけど、なにが起こるかわからないな。俺はオカダを追い込んだけど、60分の試合をしたわけじゃない。あの2人はまたリョーゴクで闘う。今度は30分という時間の中でね。2人の世界最高のレスラーの闘いを、みんな楽しみにしているだろ? そんな中で、俺が(ケニーに)勝ったんだ。ラッキーでしかない。ジュース・ロビンソンが勝ったなんて、これ以上ないラッキーだ。ここオーサカで、すべての運が俺に味方した。2度と起こらないほどの、いや1度あるかないかのラッキーだ。これだけのレスラーが集まってるんだから、たまにはチャンピオンが負けることがあっても不思議じゃない。だからって、俺に負けるなんてね……。次はヤノか。ケニー・オメガに勝ったからって、簡単にはいかないよな。でも、ケニーはUS王座を持ってるだろ? オカダには負けたけど、そっちのベルトを狙ってもいいんじゃないかな? ケニーがどうするかはわからない。今はケニーの腰に(USヘビー級)ベルトが巻かれているけど、俺の未来のことなんてお前にはわからない。確かに特別な勝利だ。でも、さらに運が俺を味方するかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。次はお前が簡単に勝つかもしれないしね。だけど2人が闘えば、どちらかが勝ち、どちらかが負けるんだ。今、連勝するチャンスは俺にある。ラッキーであろうとなんであろうとね。世界最高のレスラーをやっつけたんだ。これまでお前と直接、話したことはない。世界最高のレスラーがなんて言うかなんてわからない。俺はちょっといいというぐらいのレスラーだ。だけど、素晴らしい夜が与えられた。ケニー、お前は確かに最高のレスラーだ。負けたからって、その評価は変わらないよ。今夜もそれを見せつけてくれたしね。(手を抜かずに闘ってくれたことに対して)サンキュー・ベリーマッチと言うよ。(公式戦の)77%が終わった。いや、77.7%だな。でも、この『G1』、まだ2試合残っている。Aブロックを見ていて、誰が勝ち残るかわからない。そんなことより、とにかく俺はその数字以上の2点を獲得した。このまま負け続けて2点で終わっていたなら恥ずかしい思いをしなくちゃいけなかったけど、これで恥ずかしい思いをしなくていいよ。(『G1』を終えて)シカゴに戻って、父親にどう報告していいか?って思ってたけど、その心配ももういらない。(公式戦)9試合で1勝だけでは終わらなかったからね。9戦全敗かもしれないって思ってスタートしたけど、シングルで2勝した。そのひとつはケニー・オメガから最高の勝利。なんなら、もう1回だ!」


【ケニーの話】「チクショー! あっさり勝つはずだったのに、チクショー! ジーザス! ああ、ジーザス! クソッ! お前は危険だ。危ないヤツだって勧告しておく。誰にも渡すはずのない2点が……。今夜はここまでだ。まあ、気にしないでおく。こんなにハッピーじゃない夜はない。ああ! だけどまだ俺は進んでいく。俺の思った道を進む。オカダ……お前が思わぬヤツに足をすくわれるしかないのか? ああ……。もう、そんなことどうでもいい。ブッ潰す!」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○EVIL(22分47秒 片エビ固め)[6勝1敗=12点]×オカダ・カズチカ
※EVIL


(試合後、EVILはオカダを踏みつけて堂々の勝ち名乗りで、場内にアピール。そして、オカダが退場している最中にマイクを握る)。 


EVIL「宣・言どおり、“超人”オカダ・カズチカをたおしてやったぜ!(場内・大歓声)オイ、オカダ! 聞こえるかな? ……ウェルカム・トウ・ザ・ダークネスワールド。俺のほうが、おまえより、強ええんだよ?(場内・大歓声。「EVIL」コール)「G1 CLIMAX」を制し、IWGPおよび新日本を支配していくのは、この、俺だ。よく・覚えとけ!(場内・大歓声)This is EVIL! E~verything is EVIL! すべては……(場内を見回したあとで)EVILだ!」


【EVILの話】「リング上で言ったことが、すべてだ。オカダ、俺の方がお前より、強えんだよ。よく覚えとけ。This is Evil。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」


 大阪大会ではBブロック公式戦が行われたが、今回は自ら会場へ乗り込み観戦となった。12時頃に会場へ到着となったが、既に会場前グッズ売り場には長蛇の列が、目的は飯伏のサイン会で、飯伏のグッズ欲しさに多くの人数が並んでいたのだ。昼食などで一旦会場を離れ、2時に再び会場へ赴くと、まだひっきりなしで並んでおり、他の新日本グッズ売り場はガラガラ、自分は今のうちだと思ってパンフだけを買い、飯伏のサイン会の整理券配布が締め切りとなると、整理券を獲得できなかったファンはやっと他のグッズ売り場へ向かうなど、改めて飯伏の人気の凄さを感じつつも、多くの人数のサインを書かなければいけない飯伏は大変だと思わざる得なかった。


 そして会場外は大阪の気温が35°ということで蒸し風呂状態で汗だくとなるも、開場となると冷房が効いてやっと落ち着いた。試合開始間際になると前売り券の時点で全席完売という言葉に嘘はなく、ぎっしり入って超満員札止め、先週は全日本プロレスの大阪大会を観戦したばかりだったが、新日本の活気力をまざまざと見せつけられてしまった。


 メインは無敗独走のオカダに2敗のEVILが挑んだ。二人はシングル初対決だが、オカダには8月の大阪では勝率が悪いというジンクスがあり、2012年に中邑、2013年に真壁、2014年に裕二郎には勝っているものの、2015年には後藤、2016年には石井と1勝4敗と分が悪く、オカダにとって8月の大阪は鬼門でもあることからEVILにとっても勝つチャンスは充分にあると思っていた。
 序盤から首攻めでオカダが先手を奪ったが、ロープ越しのアトミコ狙いをEVILがラリアットで強襲、場外戦に持ち込み、オカダの首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させ、これで形成を買えたEVILはリングに戻ってからマウントエルボーやサーフボードの体勢からオカダの後頭部めがけて蹴り倒すEVILスタンプ(自分が命名)と攻め込むが、ダブルチョップからのセントーンは自爆となると、オカダは低空のヨーロピアンアッパーカット、串刺しエルボーからのDDTとお馴染みの攻撃ですぐ軌道修正し、EVILがネックブリーカーやサイドバスターで応戦しても、オカダはフラップジャック、リバースネックブリーカーと返し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取る。しかしEVILはオカダの足を掴んでレフェリーに渡してからトラースキックを浴びせると、コーナーへと昇るが、オカダは下からのドロップキックを発射、場外に転落したEVILを鉄柵外へ蹴りだしたオカダは、鉄柵越えのボディーアタックを狙うと、EVILは府立体育館のイスを投げつけ、オカダの顔面に直撃、更に無数のパイプイスを通路に設置してオカダを連行すると、イス盛りの上でのダークネスフォールズを決め、オカダに大ダメージを与える。
 EVILはリングに戻り、オカダは通路でダウンも、オカダを休ませないためにEVILがリングに連れ戻し、EVILはフィッシャーマンズバスター、ダークネスフィールズと畳みかけ、EVILを狙うが、オカダが阻止するも、EVILはローリングラリアットから雪崩式フィッシャーマンズバスターを狙う。しかしオカダがエルボーで落とすとミサイルキックを発射、ツームストーンパイルドライバーを狙うも、堪えたEVILがハーフネルソンスープレックスで切り返そうとするが堪えられ、ローリングラリアットを狙ったところで、かわしたオカダが背中へのドロップキック、ドロップキックと畳みかける。
 オカダはレインメーカーで勝負に出るが、阻止したEVILが突進するオカダにラリアットを炸裂させ、ハーフネルソンスープレックスから、勝ちあげ式ラリアットと畳みかけ、再度EVILを狙うが、オカダはレインメーカーを炸裂させ、手を離さないオカダは再度レインメーカーを炸裂させる。
 オカダはもう一発レインメーカーを狙うが、両腕でブロックしたEVILが頭突きを浴びせ、再度EVILを狙うと、かわしたオカダがジャーマンからレインメーカーの必勝パターンを狙う、しかしこのチャンスを待っていたEVILが先にEVILを炸裂させて3カウントを奪い、リーグ戦無敗の快進撃を続けてきたオカダが敗れたことで館内は大興奮となった。
 試合後には敗れたオカダにEVILが勝ち誇り、大会を締めくくったが、オカダからの勝利はG1を優勝せずもIWGPヘビー級王座挑戦への切符を手に入れたようなもので、シングルプレーヤーとして更なるステップアップを狙うEVILにしてみれば貴重で大きな勝利だった。
 一方オカダは8月の大阪という鬼門を打ち破れないどころか、鈴木、ケニーを残す状況で手痛い1敗を喫した。


 セミの1敗のケニーvs5敗で既に脱落しているジュースは、ジュースが場外戦で鉄柵めがけてのギロチンホイップや、リングに戻ってからダイビングボディープレスと攻め込むが、ケニーが場外めがけてのブレーンバスターを敢行すると、足から落ちたジュースは痛めている左膝を押さえてうずくまり、これを逃さなかったケニーが鉄柱を使っての足四の字や、テーブル貫通ニークラッシャーと徹底した足攻めで試合の主導権を握る。
 劣勢のジュースはリバースDDTからジャブと逆水平のコンポ攻撃で反撃し、フルネルソンバスターを決めるが、ケニーはジュースの足に低空ドロップキックを放つと、カミカゼからのムーンサルトプレスを投下するが、ジュースは剣山で迎撃する。
 ジュースはキャノンボール、ラリアット、パワーボムで反撃すると、パルプフリクションで勝負を狙うが、ケニーは蒼い衝動式牛殺しで返すと、再度パルプフリクション狙いも阻止したケニーがVトリガーを浴びせ、再度のVトリガーはジュースがかわしてジャーマンで投げ、ケニーが着地するも、ジュースはナックルを浴びせてから、再度パルプフリクションを狙う。
 しかし切り抜けたケニーは片翼の天使を狙うが、また切り抜けたジュースはパルプフリクションを狙うと、ケニーはリバースフランケンシュタイナーからVトリガーを浴びせ、再度片翼の天使を狙うと、ジュースがエビ固めで丸め込んで3カウントとなり大逆転勝利となり、ジュースはヤングライオンらから祝福を受けるも、ケニーはレフェリーに抗議したがまさかの敗戦に呆然となった。試合内容からしてみてもケニーがリードし、ジュースが食い下がっていったが、勝てる内容とは思えなかった。ケニーのまさかの敗戦は余裕を持ちすぎたことで墓穴を掘る結果となったのか…


 2敗の鈴木vs4敗のエルガンは、場外戦でタイチ、デスペラードに気を取られたエルガンに鈴木がロープ越しの腕十字を決め、更にイスでエルガンの腕を殴打し絡めてから腕を締め付けるなどして徹底した右腕攻めを展開する
 劣勢のエルガンはパワースラムで反撃すると、ロープ越しのボディープレスから串刺しラリアット、担いだところで鈴木がスリーパーで捕獲も、逃れたエルガンはローリングエルボーを炸裂させる。
 エルガンはラリアットを狙うが、鈴木は脇固めで捕獲して腕十字へと移行、場外へ逃れてもタイチ、デスペラードの攻撃を受け、リングに戻っても鈴木が腕十字から三角絞めで捕らえるなどして追い詰めにかかるが、強引に持ち上げたエルガンはパワーボムで投げ捨てる。
 鈴木はフロントスリーパーで捕らえるが、エルガンはファルコンアローを決めると、エルガンボムを狙いにコーナーへ叩きつけると、鈴木がレフェリーと交錯し、この隙にタイチ、デスペラードが再び介入も、エルガンは二人まとめてバックフリップで排除、だが鈴木はスリーパーで捕らえる。しかしエルガンはバックブローで逃れるとエルガンボムを決め3カウントとなり、鈴木もリードを奪っていたはずが、エルガンのパワーを封じ込めるまでには至らず、策に溺れて敗戦となる。


 2敗のSANADAvs6戦全敗の小島は、SANADAがドラゴンスクリューを決めれば、小島も同じ技で返してからシャイニングウィザードを狙うなど、まるで武藤敬司体勢の全日本プロレスを彷彿させるような攻防を展開。しかしSANADAはその思いを打つ破るかのようにパラダイスロックから低空ドロップキックを決め、掟破りのマシンガンチョップを放てば、小島もマシンガンチョップで応戦、だがいっちゃうぞエルボー狙いは、小島がロープに跨いだところでSANADAがロープを蹴り上げて阻止し、小島もマンハッタンドロップで返して互いに股間を押さえてうずくまる。
 小島のコジコジカッターを切り返したSANADAはスワンダイブ式ミサイルキックを発射し、ソバットからのラリアット狙いは小島がカマイタチで迎撃、コジコジカッターから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、ラリアットで勝負に出るが、かわしたSANADAはSkull Endで捕獲する。
 SANADAはRKOから再度Skull Endで絞めあげて、ラウディングボディープレスを投下も、小島がかわして再度ラリアットを狙うが、SANADAはフランケンシュタイナーで切り返し、ラウディングボディープレスも、また小島がかわすと、着地したSANADAにラリアットは、SANADAがかわしたところで、小島が後頭部めがけて左のラリアットを炸裂させる。
 小島は再度ラリアットを狙うが、SANADAはドロップキックで迎撃し、再度のラリアット狙いも、SANADAがSkull Endで捕獲、だが小島はオカダ戦では未遂に終わったCCDを解禁して炸裂させ、左のラリアットからラリアットで3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
 二人は元々T28と名乗っていたBUSHIと共にAJF(オールジャパン・フューチャー)というユニットを結成する予定だったが、小島がブードゥー・マーダーズに走ったことでSANADAを裏切っていた。SANADAの言う「2人にしかわからない“何か”」はこのことだったのだろうか…しかし二人の共通点は武藤全日本、そのことはしっかりぶつけ合ったと思う。


 共に脱落が決定している矢野vsトンガは、トンガは入場するなり、素早く通路へ走り、後入場の矢野に背後から忍び寄ろうとしたが、気づいた矢野は逃げ、トンガが追い掛け回し、リング下に潜って追いついたトンガはテーピングを奪って矢野を鉄柵に拘束、そのままリングアウト勝ちを狙うも、ハサミを手に入れた矢野は脱出してリングに戻る。
 矢野はロープにしがみついてブレイクを連呼すれば、トンガもマネしてブレイクを連呼、崇コーナー外しもマネしようとしたが、トンガは外すことが出来ず、諦めると矢野がコーナーポストでフルスイングする。
 場外戦で矢野が木槌を持ち出すと、トンガと奪い合いになり、矢野が制してレフェリーからチェックを受け、レフェリーが背を向けると、突進するトンガに急所打ちを浴びせてから3カウントを奪い勝利となった。


 これでBブロックはオカダが初黒星、ケニーとEVILが2敗、鈴木とSANADAが3敗で追いかける展開となった。

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