忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

変幻自在のデスティーノが破れた…石井が内藤を粉砕!YOSHI-HASHIを破った棚橋がAブロック単独トップに!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

変幻自在のデスティーノが破れた…石井が内藤を粉砕!YOSHI-HASHIを破った棚橋がAブロック単独トップに!

7月29日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」愛知県体育館 6327人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分14秒 Skull End)マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー


◇第2試合◇
▼20分1本
EVIL ○高橋ヒロム(5分9秒 逆エビ固め)×川人拓来 北村克哉


◇第3試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(5分24秒 体固め)鈴木みのる ×タイチ
※ピンプジュース


◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(7分25秒 エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※ラリアット


◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通 外道(8分25秒 横入り式エビ固め)ジュース・ロビンソン 田口隆祐 ×岡倫之


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○真壁刀義(10分45秒 片エビ固め)[0勝5敗=0点]×永田裕志
※キングコングニードロップ


【真壁の話】「これで一丁あがりだ。なにか聞きたいことあるか? なにもねぇだろ? なんべんでも言う、これが現実なんだ……と言いてぇところだけどよ、やっぱ、永田裕志、いいじゃねぇか。ああじゃなくっちゃな。なんだろな、最近、上の先輩たち見てると、考えさせられるものがある。引き際なのか、それともそうじゃねぇのか……いろんな考えがある。だけどよ、この超満員のお客の前で、どれだけ先輩として、今でなおかつ教えようとする。その態度っていいじゃねぇかよ。気に入ったよ。だからこそ天晴な散り際を用意した。それでこそ、長らくの先輩だと思うし、これが俺が野郎たちに送る最大限の賛辞だろう。ところがどっこい、この俺様、真壁刀義はよ、踏まれても踏まれてもよ、枯れねぇのがこの俺様の生きざまなんだよ。わかるか? でも場内がよ、今回初めてじゃないか、『永田』コールになったのはな? あれでこそプロレスラーだ。あれでこそ、“おお、先輩、さすがだな”って、タメ口きくぜ、俺はよ。だからこそ、気持ちいい、一つの試合として。いいじゃない、長らく新日本を引っ張ってきたんだから。これで野郎が引退するわけでも何でもない。この俺様が生意気なこと言えば前に立ちはだかるだろう。いち先輩としてな。その時は、また容赦なく叩き潰してやる、それだけだ。ただ今回のは、単なる通常の1試合じゃねぇな。リーグ戦の(決勝進出へ向けた)予選だからよ。落とせねぇ。だからこそ、2連敗からの3連勝だ。次も4連勝、5連勝、いってやろうか。それしか考えてねぇからよ。なんでかわかるか? 俺は現役のプロレスラーだ。ギラギラしてるから。わかるだろ? それぐらいよ、俺、バリバリだからよ。次の対戦相手(ザック)、その次の対戦相手(棚橋)、久々に楽しみだよ。そんなもんだな。とりあえずよ、今日の試合はある意味、感慨深いものもあったし、それとはまったく別の意味で、リーグの予選だからよ、俺も一つも落とせない。これはいちレスラー、競技者として譲れねぇものがある。それだけだよね」


【永田の話】「(※ゆっくりした足取りでインタビュースペースにやって来る。声のトーンも低い)いやあ、厳しいね。真壁は闘いわかってんな、あいつは。目を離さない。目が合った瞬間、ビリビリっていうものがあいつから返ってくる。今の新日本プロレス、真壁っていうのがいると、ある意味、安心ってとこだね。さあ……(※とだけ言い残して控室へ)」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○バットラック・ファレ(11分37秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×飯伏幸太
※バットラックフォール


【ファレの話】「脚の状態はどうだ、イブシ? ちゃんと手当てするんだな。また、同じようにしてやるけどな。次にやっても結果は同じさ。覚えとけ。さあ、次は誰だ? 誰であっても関係ないがな。このまま勝ち進むだけさ。落ち着いてな……」


【飯伏の話】「ああ……ああ……(※インタビュースペースにたどり着くと、フロアに座り込む。時折、右ヒザを押さえながらコメント)いやあ、正直、3敗目はやっぱり、どう考えてもきついですね。でも、まだ、まだわかんないんで。まだ全然あきらめないです。いやあ、(ファレの攻撃は)一発一発が重すぎましたね。ここに来てちょっと、巡業の不慣れというか、経験不足がちょっときたかなっていう部分はありますけど、まあ、自分なりに、自分ではやってきたつもりなんで。絶対まだまだ……むしろ、これから挽回しますよ。絶対に、絶対に、絶対に……(※自分に言いきかせるように言いながら、立ち上がって控室へ)」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○後藤洋央紀(10分10秒 エビ固め)[3勝2敗=4点]×ザック・セイバーJr.
※GTR


【後藤の話】「(※右ヒジを押さえながら)やっと(リーグ戦も)半分終わったわけだけども、体のダメージがね、ひでえしというか、(それに反して)どんどんテンションが上がってきて、気持ちだけはものすごく燃え上がってきてます。こっから仕切り直し。もう1度、冷静になって、次からの闘いに挑みたいと思います」


【ザックの話】「(※がっくりした表情で)ああ……クソッ。しっかりと作戦も練って、準備はしてたんだけど……。向こうの狙いにはまってしまった。もっともっとトレーニングしないといけないんだろうね。エルボーとエルボーの打ち合いでも負けないように……。次の2人が勝負だな。マカベ、ナガタ……今日の負けを反省して、しっかりと立ち向かうよ」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○棚橋弘至(13分34秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×YOSHI-HASHI
※ハイフライフロー


【棚橋の話】
棚橋「(※腰にベルトを巻いて)よし! 自分の中で感じるのは、シングルマッチが続いていくことによって、感覚が研ぎ澄まされてる。もっとわかりやすく言うと、調子が上がってきてる。シングルマッチっていうのは、レスラーを磨く最高の場所なんだなって、いまひしひしと感じてるし……。1回小さくなった筋肉が元の大きさまで戻るのが早いことを“マッスルメモリー”って言います。俺の中で、もういろんな経験が蘇ってきてる。ましてやこのYOSHI-HASHIを迎えるにあたっての頭脳のフル回転さには、自分でも驚いてる。“マッスルメモリー”ならぬ“レッスルメモリー”……これははやりそうにないんでやめときますけど……。調子あげてきてるのは確かです。これもね、ベテランの味だなあ……。


--次の功績戦の相手は飯伏選手ですが……。
棚橋「そうだ……。これで4連勝、止まるわけにはいかない。俺、最近見つけたね、これすごい感覚的な、ニュアンス的な言葉なんだけど、俺のはね、たぶんずっと昔から“長男プロレス”。飯伏はどう見ても“末っ子プロレス”。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、タイプ的にね。けど、大会を長い間、締め続ける、牽引するって、そこにいないといけないのは、やっぱり“長男プロレス”ですよ。すごい感覚的な話ですけど、マット界見渡しても、“長男プロレス”ができる選手っていうのは、非常に少ない。だから、棚橋にまだ、まだ頑張らないといけないっていう現状というか……。“長男プロレス”……感覚的にね。内藤もね、惜しい。あれは“次男プロレス”。」


--棚橋選手の場合、“長男”というより“家長”じゃないですか?
棚橋「そういう言い方は、僕の理論が水の泡になってしまうんでやめてください(苦笑)。長男でいさせてください。年の離れた長男で……」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=4点]○石井智宏(20分58秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×内藤哲也
※垂直落下式ブレーンバスター


【石井の話】「今日、負けんのと勝つんじゃ、えらい違いだからな。でもまだ5戦だ。まだ5戦……」


【内藤の話】「(※海野の方を借りてインタビュースペースにたどり着くと、ヒザを着いてコメントし始める)もう、別に何も言い訳するつもりはないよ。石井、覚えとけよ。しっかりインプットしとけよ。ロス(7・1ロングビーチ)と、そして名古屋の借り、必ず返してやるから。覚えとけよ」


 G1CLIMAXも東海2連戦で折り返しとなり、愛知大会ではAブロック公式戦が行われ、メインは1敗の内藤と2敗の石井が対戦。この二人の何度も対戦しているが7・1ロスでは石井が勝利していることから、内藤にしても連敗は避けたい相手。試合は場外戦から内藤が首攻めを展開して先手を奪うも、内藤にパワースラムから頭突き&エルボーのコンポ攻撃で反撃、しかしバックドロップを堪えた内藤はリバースコーナーミサイルを発射で応戦する。
 内藤のトルネードDDTを着地した石井はバックドロップを決め、内藤が唾を吐き捨てると石井の表情が変わっていエルボーから串刺しラリアットを浴びせ、雪崩式狙いは背後のまわった内藤がネックブリーカーからジャーマンで投げると、石井はノド笛チョップで返すが、内藤はジャンピングエルボーアタックからドラゴンスープレックスで投げる。
 内藤のグロリア狙いは石井が阻止し延髄ラリアットからジャーマンで投げると、頭突きから龍魂パワーボムを決めるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いは内藤が阻止してトルネードDDT、延髄斬りからジャーマンで投げ、デスティーノを狙うが石井がドラゴンスリーパーで捕獲、内藤がデスティーノで切り返す。
 石井はジャンピングハイキックから左のラリアットも、内藤は浴びせ蹴りで返し、石井のラリアットは内藤が変幻自在のデスティーノを決めたかに見えたが、石井がスタナーで切り返し、最後はスライディングラリアット、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、石井が3勝目を収めた。
 この二人は何度も渡り合っているが外れなしも、今回は内藤の変幻自在のデスティーノがこういう形で破られるとは…、最近の石井はど真ん中スタイルの中に閃きを織り交ぜてくるだけに、今回の勝利は"内藤キラー"石井の面目躍如といった試合だった。


 セミの棚橋vs地元・愛知出身のYOSHI-HASHIの初対決は、棚橋の余裕ぶりを切り崩そうとするが崩すことが出来ず、棚橋は足攻めで主導権を奪い、YOSHI-HASHIはヘッドハンター、エルボーから串刺し逆水平、バンカーバスターと流れを変えようとするが、棚橋はドラゴンスクリュー、低空ドロップキックからテキサスクローバーホールドとすぐ自身の流れに変えてしまう、
 棚橋はハイフライフローで勝負を狙うが、YOSHI-HASHIが逆水平から変型DDTで叩きつけ、スリングブレイド狙いをYOSHI-HASHIがキャッチしてリバースショルダーバスターからランニングダブルニーと畳みかけ、再度のスリングブレイド狙いもトラースキック、しゃちほこラリアットで迎撃してからパワージャックを決める。
 勝負に出たYOSHI-HASHIはスワントーンボムからカルマを狙うが、棚橋はドラゴンスリーパーで切り返す、しかしYOSHI-HASHIは丸め込み、スリングブレイドを狙う棚橋の髪を掴んでバッククラッカーを決めると、カルマ狙いは棚橋がツイストアンドシャウトで切り返す。
 棚橋のスリングブレイドをかわしたYOSHI-HASHIはダブルチョップも棚橋がスリングブレイドを決めるとらハイフライフローで3カウントとなり完勝、YOSHI-HASHIはバタフライロックを出せず仕舞いで完敗、棚橋もYOSHI-HASHIに何が足りないのかダメ出しをしたような試合だった。


 後藤vsザックは、後藤がショルダーの連打からサッカーボールキックと先手を奪ったが、デスペラードの介入からザックが絡み付き、様々な拷問技で後藤を苦しめる。
 後藤も村正からバックドロップで流れを変えようとするが、牛殺し狙いはザックが手首も固めるような卍固めで切り返すも、後藤が強引に担いで牛殺しを決める。
 後藤はローリングラリアットからGTR狙いは、ザックがノーザンライトスープレックスで切り返し腕十字で捕獲、後藤が逃れてもザックは腕へのオーバーヘッドキックからPKもを放つが、後藤がラリアットで応戦する。
 ザックはフロントネックロックで捕らえるとジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込み、続けてヨーロピアンクラッチと丸め込むが、ザックの突進を後藤が顔面への頭突きで迎撃すると、ラリアット、念を込めてからのミドルキック、GTRで3カウントとなり勝利、最後は後藤の強引さが優った試合だった。


 飯伏vsファレは、飯伏のキックをキャッチしたファレは膝めがけてパンチを浴びせ、ここから全体重を右膝に浴びせるなどして右膝攻めを展開、劣勢の飯伏はドロップキック、ファレハンマーもかわしてキックコンポ、その場飛びムーンサルトと流れを変え、ファレはショルダーで反撃するもグラネード狙いをバク転でかわした飯伏はジャーマンで投げる。
 場外戦になると飯伏のプランチャが自爆となり、ファレは飯伏を客席へと連行して叩きつけるが、飯伏は会場奥の壁にファレを叩きつけると、二階からのケブラータを発射、リングに戻ったファレに飯伏はスワンダイブ式ミサイルキック、突進はファレがラリアットで撃墜されるも、ファレのバットラックフォールを狙いを着地した飯伏は回転エビ固めから側頭部へのミドルキック、両腕を拘束してからの顔面ニーを浴びせる。
 しかし飯伏のシットダウン式ラストライド狙いは、ファレが担いでバックフリップで叩きつけると、グラネードからのバットラックフォールで3カウントとなって飯伏は完敗、二階からのケブラータで飯伏の流れになるかと思われたが、最後はファレのパワーの前に潰されてしまった。


 真壁vs永田は、場外戦から首攻めで真壁が先手を奪い、永田はミドルキックの連打、串刺しビックブーツからエクスプロイダーで反撃するも、真壁はパワースラムで反撃、ナックルから串刺しラリアット、コーナーナックル、串刺しラリアットからラリアットと攻め込んでいく。
 正面からの打ち合いも真壁が競り勝つが、真壁のラリアットをかわした永田は白目式腕固めで捕獲、永田は真壁の右腕にキック、アームブリーカー狙いは阻止されるが、ローキック、前後からのサッカーボールキック、マウントエルボーと猛反撃する。
 永田はサンダーデスドライバーからバックドロップも、大中西ジャーマンを逃れた真壁は永田の後頭部に袈裟斬りチョップからジャーマン、キングコングニー狙いは永田が阻止して雪崩式エクスプロイダー狙いも真壁が袈裟斬りの連打で落とし、キングコングニーアタックを浴びせ、最後はラリアットからのキングコングニーで真壁が勝利となった。


 これでAブロックは1敗の棚橋が頭一つ出て単独トップ、2敗で石井、内藤、後藤、ザック、ファレ、真壁が追いかける展開となったが、まだ混戦が続いている状態、後半戦からどういう展開となっていくのか・・・

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。