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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

闘いサマーを制したのは内藤哲也!先に見据えたものは…そして柴田勝頼が現れた!

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闘いサマーを制したのは内藤哲也!先に見据えたものは…そして柴田勝頼が現れた!

8月13日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 10280人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(6分6秒 片エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ハイボールW


◇第2試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(7分40秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※エイプシット


◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(6分33秒 片エビ固め)真壁刀義 ×デビット・フィンレー
※カルマ


◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○ジュース・ロビンソン(7分18秒 片エビ固め)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション


◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]田口隆祐 ○リコシェ(15分13秒 片エビ固め)[第52代王者組]×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ファーストクラス・フライト
☆ヤングバックスが2度目の防衛に失敗、田口&リコシェが第53代王者となる


【田口&リコシェの話】
田口「このベルトがどこに来たいのか。インターコンチネンタル、IWGPジュニアヘビー、そしてこのIWGPジュニアタッグ。自然とベルトがタグチジャパンに集まってきてる」


リコシェ「すごくいい気分だ。またベルトが手に入ったというだけじゃなくて、親友でもあり、タグチジャパンのカントクでもある田口と一緒に獲れたということが…」


(※あべみほが現れる)
あべみほ「カントク〜! おめでとうございま〜す! 私、実はタグチジャパンが大好きでぇ、すごいうれしいです! 鈴木軍なんかやめて、タグチジャパンに入りたいんですけど、できますかぁ?」


田口「できます!」


あべみほ「やったぁ! ちょっと誓いを立てたいんですけど、目をつぶってもらっていいですか?」


リコシェ「ダメ、ダメ!」


田口「(※リコシェに)大丈夫! ではタグチジャパン入会の、誓いのキス!(※と、目を閉じる)」


あべみほ「緊張するぅ! 目を閉じて、開けちゃダメよ。(※キスすると見せかけて)そんなわけないじゃないですか!(※田口に平手打ち)」


(※タイチ、金丸が乱入し田口、リコシェに暴行)


タイチ「バカヤロウ、そんなわけねぇだろオイ! 何がカントクだ! オマエらなんてふざけたチームがこんなもの持ってんじゃねぇよ!(※あべみほが田口を踏みつける)(※田口に)どこ見てんだコノヤロウ! オイ変態だろ! このベルトは返してもらうぞ! 分かったかAVカントクよぉ!(※と、ひとしきり暴行して立ち去る)」


リコシェ「何なんだアイツらは…。これがほしいのか? タイトルに挑戦したいのか?」


田口「(※壁に寄りかかって恍惚の表情で)これで挑戦が決まるんですか? まだまだ、まだまだ踏みつけられ足りないんだよ! こんなんじゃ全然イケないんだよ! もっとイカしてくれ…。もっと踏みつけてくれ…。もっと踏みつけてほしいから、やってやるよ! もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてもらいたいから、挑戦させてやるよ。昇天させてくれ…昇天させてくれ…ということで、昇天このへんでお開き」


【マット&ニックの話】
ニック「やられた。やられたよ」


マット「2日に一回のペースで試合をしてて、疲労がないわけないじゃん。犬みたいに働かせやがって」


ニック「今日はベルトをひとつ獲られてしまった。でもオレたちには、一番大事なベルトが残っている。スーパーキックパーティーのベルトだ。これは誰にも奪うことが出来ない」


マット「誰もだ!!オレたちはこれからイギリスに行ってメインで試合をする。時差ボケだってあるけど、オレたちが最強に変わりはない」


ニック「その苦しみさえもオレたちの強さになる」


◇休憩前◇
(2018年の東京ドーム大会の開催発表後、柴田勝頼の入場曲が突如場内に流れる。すると、会場が大「柴田」コールに包まれる中、柴田が姿を現す。柴田は4.9両国のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後、硬膜下血腫で緊急手術を行ない、その後は欠場を続けていた。
 リングに上がった柴田は中央で大の字になると、続いてアグラをかき、笑みを浮かべる。
そして、大きな拍手、歓声を噛みしめるように場内を見渡してからマイクを握る。場内からは「お帰り!」「待ってたぞ!」と声援が飛び、柴田の目にはうっすら光るものも見える。


 場内が声を聞こうと静まると、柴田は「生きてます! 以上ッ!」と叫び、四方に礼をしてから、大歓声と拍手の中、リングをあとにした。)


【柴田の話】「え~っと……。(しばし考えて)。そうっすね。大丈夫か? と聞かれると、なんて答えていいかわかんないんすけど。あの~……。ま、生きてます。春の両国で、倒れてから、まだ控室に帰る途中で倒れてしまったんで。今日は、シッカリと自分の脚で控室に帰ろうかなと。まず、そこから。前を向いて、一歩一歩。時間はかかると思います、ハイ。ただ……、やれることを最善を尽くして、全力で、闘っていきたいと思います。いま、言えることはこのぐらいしかありませんが。また、シッカリしたかたちで会えるようにがんばります。以上ッ! ありがとうございました!」


◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第77代王者組]○レイモンド・ロウ ハンソン(16分19秒 エビ固め)[挑戦者組]Cody ×ハングマン・ペイジ
※フォールアウト
☆ロウ&ハンソンが初防衛に成功


【ハンソン&ロウの話】
ハンソン「GOD! ついに、初めて真正面から俺たちに戦いを挑んできたな! ならばリマッチ、受けてやるぞ! 真の男として受けてやろうじゃないか!」


ロウ「この挑戦、喜んで受けようじゃないか! だが! だが! だが! K.E.Sが!」


ハンソン「K.E.Sだ!」


ロウ「K.E.Sが! 襲ってきやがった! K.E.S! オマエらがキラーだというなら、俺たちがオマエらを殺してやる! K.E.SもGODもWAR MACHINEがぶっ潰してやる!WAR MACHINEが世界を支配する!」


【Cody、ハングマンの話】
Cody「ベルトまでもう少しだったのにな…」


ハングマン「オレのせいだ。ゴメン」


Cody「計算違いだったな。それが負けた理由だ。IWGPタッグのベルトは逃したが、今日の試合は恥ずかしい試合じゃない。相手はウォーマシンだし。この試合のためだけにタッグを組み、トレーニングした」


ハングマン「オレたちはソルジャーだ」


Cody「ROHのチャンピオンを連れてきておいて『G1』のメンバー入りさせないなんてな!!」


ハングマン「これはオレの『G1』2年目。タイトルマッチではあったが、『G1』ではない」


Cody「オレも『G1』のメンバーではない!ROHのチャンピオンとしては納得がいかないぞ!」


ハングマン「オレたちはウォーマシンには負けた。なんでもいいからベルトを持って来い!」


【アーチャー&スミスの話】
スミス「6か月ぶりの帰還だ!オレたちK.E.Sが戻って来たんだ!以前よりもパワーアップして戻ったぞ!IWGPタッグのベルトを獲るためにな!K.E.Sがベルトを獲るのは時間の問題だ!」


アーチャー「オレたちが戻ったのは、どういう意味か分かるか!?アイツらが持っているモノすべてを奪う!K.E.Sワールドだ!新日本ワールドじゃない!」


◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr. 飯塚高史(13分42秒 変型卍固め)×棚橋弘至 飯伏幸太 マイケル・エルガン


【ザックの話】「100パーセント、次のインターコンチネンタルのベルトに挑戦するのは、オレだ。タナハシを2回タップアウトさせてみせた。スズキグンは最強になる。『スズキグンイチバン』という言葉はキャッチフレーズではなく、真実だ。」


【鈴木の話】「オイ!かかって来いよ!ブタ野郎!『自称・過去の逸材』も『自称・過去の天才』もオレには用がないんだよ。テメェだよ!そこのブタ野郎!(※エルガンを遠くで見つけて挑発する)テメェ、ぶち殺されたいのか!(鈴木とエルガンの大乱闘が始まり、タイチとデスペラードが止めに入る。睨み合う鈴木とエルガン。)オレの邪魔をするな」


【飯伏の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)これが今年の『G1』の、本当に最後だったんですけど、ちょっとその…まぁ後味が悪いというか。いやでも、自分は変わらず、この『G1 CLIMAX27』に出られて幸せです。昨日も言ったと思うんですけど、自分の方向性を考えて。今日はそれ以上、何も言うことはないです。本当に感謝してます。ありがとうございました」


【棚橋の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)あーー。あー苦手だなあ、苦手!ああいうタイプすげぇ苦手。『G1』、決勝に出られなかった時点で切り替えて。ただ、今の新日本プロレスは、ベルトを巻いているだけでは中心に戻れない。プラスアルファ、そこで何を見せていくか。これからが超大事! 何度でも行こう。OVER AND OVER AGAIN!」


◇第8試合◇
▼30分1本
SANADA EVIL BUSHI ○高橋ヒロム(10分32秒 D)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ×外道


【ヒロムの話】「アハハハ…。このぉ~!!冷めあらん感情。そしてぇ~!!この興奮しきれない痛み。あ~アイツの痛みは、もっとすごいんだろうなぁ~。なぁそうだろ!?オレの人生の物語を崩してくれた、そう!!ウィル・オスプレイ!!!キサマとだぁ~!もう一度やらせろ!オスプレイ、オマエのこと考えてるとさぁ~、この数か月間、夜も眠れねぇんだよ!アハハハハハハ~!オスプレイどこ!?オスプレイどこ!?!?オレの頭の中にいる!!オレの前に出てきて、もっともっともっともっともっとぉぉぉぉ~!!楽しもうぜ」


【BUSHIの話】「久々にNEVER無差別級6人タッグのベルト巻いたよ。どうせ次のシリーズで組まれるんだろ?6人タッグの試合。なんてたってこのベルト、最多防衛記録『3』がかかってるんだ。次の挑戦者がどんなヤツが組まれるか、いまから楽しみにしてるぜ!エンセリオ!マ・ジ・デ」


【EVILの話】「今日も『超人オカダ』を葬り去ってやったぜぇ~。どうするんだチャンピオン。このオレ様のIGWP及び新日本の支配はもう始まっているぜぇ~。改めて言ってやるぜぇ~。オカダァ~、オレのほうがオマエより強いんだよぉ~。よく覚えとけぇ~。THIS IS E~VIL。Everything is E~VIL。すべては………EVILだ!」


【オカダの話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと座り込み、首を冷やしながら)前も言ったでしょう、プロレスラーは超人だってね。どんな技を食らっても立ち上がるし、最後まで諦めないのがプロレスラーだってな。まだまだ立ち上がるぞ俺は。何も諦めてねぇぞ。俺がリング上で言ったことをお、俺がやらないでどうするんだ。EVIL、こんなんで超人越え? ふざけんじゃねぇぞコノヤロウ! しっかりオマエには借りを返すから覚悟しとけよコノヤロウ!」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○内藤哲也(34分35秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×ケニー・オメガ
※デスティーノ
☆内藤が「G1」4年ぶり2度目の優勝


(メインイベント終了後、場内が大「内藤」コールに包まれる。そんな中、新日本プロレスの菅林直樹会長が優勝トロフィーを手渡すと、それを内藤が放り投げるフリをして観客を驚かせた。


 続いてテレビ朝日のスペシャル解説者である蝶野正洋もリングへ上がり、内藤に優勝旗を贈呈。そして、内藤が拳を掲げると、蝶野が自分の拳を合わせた。)


内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!(※大歓声) 我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる全国のお客様、世界中のお客様、そして! 今日、会場に足を運んでくれた両国の皆様(※大歓声)、今年の夏も、例年並みに、いや、例年以上に、『G1 CLIMAX』、そしてプロレスを、楽しんでいただけましたでしょうか? 優勝したのはLOS INGOBERNABLES de JAPON内藤で・す・が、この最高の空間を作って下さった会場のお客様に、お礼を言いたいと思います(※大歓声)。グラシアス・アミーゴス!(※大歓声&大『内藤』コール) 4年前に、俺はこの『G1 CLIMAX』 、頂点に立ったんですが、あのときは背伸びをしていて、正直なことを言えませんでした。ただし! いまの俺なら、自信を持って、言える(※大歓声)。この新日本プロレスの、主役は…俺だ(※大歓声)。最後に、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様、2017年夏のファイナル、思う存分、叫んで下さい(※大歓声)。(※以降、ファンが内藤と大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!( この直後、キャノンで放たれた大量のテープがリングへ降り注ぎ、またも大「内藤」コールが巻き起こる。そんな中、内藤は四方のコーナーを回り、EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、そして復活したダリルと拳を合わせる。


 続いて内藤はL・I・Jメンバーたちとリング中央で拳を合わせ、ニュートラルコーナーへのぼってファンにアピール。そして、キャップを観客席へ投げ込むフリをして、ファンを手玉に取る。


 その後、リングを降りた内藤は放送席を訪れ、再び蝶野と拳を合わせた。)」


【内藤の話】「(※会見場に着くと、用意されていた椅子をどかし、立ったまま話し始める)ロス・インゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いが、俺を変えたっすね。ま、まさにデスティーノ。運命ってことでしょう。思ってることはさぁ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから。皆様を楽しませたければ、周りの目を気にせず、まずは自分自身が楽しむこと。それを、メキシコに行って、ロス・インゴベルナブレスの仲間たちに教えてもらった。彼らには感謝しかないっすね。グラシアス・アミーゴス!って感じっすね。
まぁ、明日、一夜明け会見的なものがあるんでしょう? 言いたいことは明日言いますよ。俺さぁ、もう疲れたんだよ。カンサードなんだよ。早く、休ませてくれよ。じゃあ皆様、またお会いしましょう! アスタルエゴ、アディオス!」


【バックステージでのケニー】※ヤングバックスの2人に担がれながらバックヤードをゆっくり歩くケニー。道の途中で飯伏幸太が待っている。飯伏のところに行こうとするケニーをヤングバックスの2人が止めようとするが、ケニーはそれを振り払い、飯伏のもとに向かう。ケニーと飯伏が顔を近づけて小さな言葉で2、3会話を交わす。会話が終わると飯伏を振り払い、控室までの長い廊下の道をヤングバックスに担がれ歩いていく。飯伏はずっとその後ろ姿を見て控え室へ帰っていった。


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 27」進出したのはAブロックからはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤哲也、BブロックからはBULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガ、両者は昨年8・13両国でのBブロック公式戦で対戦し、この年のベストバウトに選ばれてもおかしくない激闘を繰り広げたが、ケニーが片翼の天使で内藤を降して優勝決定戦に進出、そのままケニーは優勝決定戦で後藤を破り優勝を果たした。今回は優勝決定戦の舞台で1年ぶりの再戦となった。
 序盤は内藤が組み合おうとするケニーを再三スカすなど、いつもの制御不能ぶりを見せるが、内藤が場外戦を仕掛ると、ケニーが鉄柵を使ってのケブラータを発射、鉄柵攻撃を連発し、リングに戻ってからコタロークラッシャーで先手を狙うが、エプロンにケニーを出して内藤がエプロン上のネックブリーカーから場外めがけてネックブリーカーの二段階攻撃でケニーの首にダメージを与えると、首筋へのエルボー、変型ネックブリーカー、首筋へのスライディングキックと首攻めを展開、場外のケニーにトペ・スイシーダを発射してから英語実況席に連行、テーブル貫通パイルドライバーを狙ったつもりが、バランスを崩したのかテーブルの角めがけてのパイルドライバーとなり、館内は騒然となるも、思わぬハプニングもあってケニーは頭部を押さえてうずくまる。
 リングに戻った内藤はドラゴンスープレックスからコーナーミサイルを発射するが、ケニーが両足を立てて迎撃するとランニング式ワンハンドバックブリーカーから腰攻めを展開、力いっぱいコーナーに内藤を叩きつけ、腰から落とすバックドロップと反撃していくが、ケニーはカミカゼからのムーンサルトは仕掛けが遅く間が空いてしまいと、これを逃さなかった内藤が雪崩式ジャンピングネックブリーカー、アームホイップからサイドからスライディングキック、コーナーミサイルと自身の流れに戻すも、ネックブリーカー狙いを逃れたケニーは突進する内藤をフランケンシュタイナーを決め、場外の内藤にノータッチトペコンを命中させる。
 リングに戻ったケニーは内藤の首筋めがけてミサイルキック、高速ドラゴン狙いは内藤が張り手で逃れるも。ケニーは強引にジャーマンで投げてから蒼い衝動、ピストルサインからVトリガーは内藤がかわしてジャーマン、だがケニーが着地してから突進も内藤はトルネードDDTで突き刺す。
 内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ケニーが下へスライディングすると内藤はコーナーの鉄柱に顔面を直撃、これを逃さなかったケニーは高速ドラゴンからVトリガーから垂直落下式リバースタイガードライバーを狙うが、内藤がDDTで切り返し、変形ネックブリーカーから延髄斬りからジャンピングエルボーアタックから垂直落下式グロリアじ初披露、デスティーノで勝負を狙うが、ケニーが飯伏幸太が見せた人でなしドライバーで突き刺し内藤の首に再び大ダメージを与え、ケニーがコーナーも内藤は追いかけるが、ケニーは鉄柱めがけてDDTを敢行、そしてコーナー最上段からの雪崩式パワーボム狙いは内藤がフランケンシュタイナーで切り返し、内藤は雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決める。
 内藤はロスインゴとなってから封印していたスターダストプレスを投下するが自爆、内藤のスターダストプレスは自爆率が高いが肝心なところで決まらないとは…、ケニーは旋回式垂直落下リバースタイガードライバーから至近距離からのVトリガーを連発、ガントレンチボムを挟んでVトリガーから、片翼の天使は内藤がリバースフランケンで切り返し、内藤はランニング式デスティーノからデスティーノを狙うが、ケニーはクロイツラスで切り返し、レインメーカー式VトリガーからVトリガー、そして片翼の天使を狙うが内藤が変幻自在のデスティーノで切り返し両者ダウンとなり、起き上がった両者は逆水平合戦、内藤のエルボーの連打に対しケニーがVトリガーの連打を浴びせる。ケニーは再度Vトリガーを狙うが、内藤が浴びせ蹴りで迎撃すると、ドラゴンスープレックス、旋回式デスティーノ、デスティーノで3カウントを奪い、内藤が4年ぶり2度目の優勝を果たした。


 試合終了後は内藤が"新日本の主役"を宣言したが、4年前の優勝時はファンから支持されないどころか、ファン投票で1・4東京ドームの主役にもなれず、オカダからIWGPヘビー級王座も奪取できず、ロスインゴとなってからも4年間、そのことをトラウマのように引きずり続けてきた。
 ロスインゴとなってようやくファンの支持を得て、一時はオカダを破りWIGPヘビー級王座を奪取し、昨年度はプロレス大賞MVP、インターコンチネンタル王座も奪取して棚橋の存在も打ち消し、雑誌でのプロレス総選挙でも1位にもなったが、オカダと打ち消したはずの棚橋、そしてG1で敗れたケニーの存在がいる限りは満足するものではなく、奪取したインターコンチ王座も、いくらIWGPヘビーと同等のベルトとしても、オカダがいる限りはIWGPの権威が上とされ、内藤からしてみればインターコンチ王座は中邑真輔のお下がりに過ぎなかった。
 棚橋を降し、ケニーにリベンジを果たした内藤の次なる狙いはオカダのIWGPヘビー級王座と、真の意味でもドームの主役、ファンの支持を得てG1を制した現在だからこそ内藤にとって最大のチャンスである。


 2017年の夏を制した内藤、2018年に開催が決定した1・4東京ドームでIWGPヘビー級王座を奪取し、真の意味でドームの主役となるのか?

 IWGPジュニアタッグ選手権試合はチームワークに優るヤングバックスが挑戦者組を分断、リコシェも足攻めにあって思うように動けず、田口も懸命に粘るがヤングバックスの連係に蹂躙され主導権の握れない展開が続く。
 リコシェを捕らえたヤングバックスはマットがシャープシューターで捕獲、ロープに逃れるリコシェにニックがスワントーンボムでダメ押しするなど、挑戦者組は大ピンチが続くが、モア・バング・フォー・ユア・バックを狙いをリコシェがニックを剣山、マットは寸前で着地し、リコシェにシャープシューターを狙うと、リコシェが首固めで丸め込み、ヤングバックスのインディーテーカーを田口がヒップアタックで阻止すると、このチャンスを逃さなかった挑戦者組がマットを捕らえ、田口がどどんズスロウンを決めると、リコシェがファーストクラス・フライトで3カウントを奪い逆転勝利で王座を奪取も、バックステージではあべみほの色気に負けた田口に金丸&タイチが挑戦表明する。


 IWGPタッグ選手権は挑戦者組がCodyの巧みなリードでペイジを動かし、ウォーマシンは大苦戦を強いられる。ウォーマシンはCodyを何とか排除してペイジを捕らえるが、Codyが戻るとディザスター・キックからペイジがジ・アダムス・アップルでロウを捕らえる。苦戦のウォーマシンはハンソンが入るとペイジにムーンサルトプレスを投下、Codyの急所蹴りもペイジに誤爆すると、最後はペイジにフォールアウトで3カウントを奪い王座防衛、試合後にはトンガ&ロアのGODが前王者の権利として再戦を要求したところで、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr,のKESが乱入、ウォーマシンを蹴散らした後で、トンガをキラーボムでKOし挑戦をアピールした。
 KESは2月11日の大阪大会で3WAYマッチでIWGPタッグ王座に挑戦する予定だったが、選手権直前でアーチャーが腰椎椎間板ヘルニアで欠場となり、スミスは飯塚をパートナーにして臨んだが王座奪取はならなかった。アーチャーの欠場でスミス自身も出番が少なかったが頼りになる相棒が戻ったことでスミス自身も再浮上、そして鈴木軍的にも12日から飯塚も復帰しフルメンバーが揃って巻き返しとなりそうだ。
 
 その鈴木軍は第7試合ではザックが棚橋から卍固めでギブアップを奪い勝利、試合後もザックがIWGPインターコンチ王座への挑戦も表明し、鈴木もエルガンと大乱闘を展開、これまで田口JAPANとすればロスインゴが相手になっていたが、抗争相手は鈴木軍にシフトチェンジになりそうだ。


 セミではヒロムが変型三角絞めことDを初披露して外道を絞め落としてロスインゴが勝利、試合後はEVILがリング上でイス盛りを作り、その上へのダークネスフォールズでオカダをKOした。8・5大阪でオカダを破ったEVILのIWGPヘビー級王座挑戦に待ったなしか、1・4東京ドームへ見据えたストーリーももう始まっている。


 最後に休憩前には4月の両国大会終了後に硬膜下血腫で倒れ入院、手術を受け長期欠場を強いられていた柴田登場、リングインするなり大の字になり胡坐をかくと笑みと涙を浮かべ、マイクを持った柴田は「生きてます!以上!」とアピールして去っていった。
 柴田は現在退院はしているものの、同名半盲(両眼の同じ側が見えなくなる症状)で、現在非常に強い電流を脳や目に流して治療に専念しているという。柴田が今回リングに上がりファンの前に現れたのは絶対にリング復帰を諦めてない、その一歩を示すために現れた。一歩を示したことでそれがいつまで続くかわからない、わかるのは柴田は絶対諦めてないこと、自分らは諦めない姿勢を崩さない柴田をしっかり見定めていく。

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