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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大阪城の悪夢を振り切った内藤が棚橋を降し優勝決定戦に進出!

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大阪城の悪夢を振り切った内藤が棚橋を降し優勝決定戦に進出!

8月11日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 7495人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(6分18秒 体固め)×川人拓来 岡倫之 北村克哉
※ピンチェ・ロコ


◇第2試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(5分22秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※ガンスタン


◇第3試合◇
▼20分1本
小島聡 ○ジュース・ロビンソン(5分14秒 片エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム
※パルプフリクション


◇第4試合◇
▼20分1本
レイモンド・ロウ ハンソン ○マイケル・エルガン 田口隆祐 リコシェ(11分22秒 エビ固め)Cody ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※エルガンボム


◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分54秒 横入り式エビ固め)ケニー・オメガ ×高橋裕二郎


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○バットラック・ファレ(11分56秒 体固め)[1勝8敗=2点]×永田裕志
※バットラックフォール


【ファレの話】「ナガタ、どういう気持ちだったか?こんな負け方がオマエの最後の『G1』でいいのか?オマエの決断は尊重するけど、今日の敗戦が来年に向けての考え方が変わるならいいけどな」


【永田の話】
永田「まずは19回目、最後の『G1 CLIMAX』公式戦が終わりました。本当にどうもありがとうございました(※深々と頭を下げる)。最後の『G1、完全制覇して終わる』って言ってましたけどね、現実は厳しかった…。みんな強かったです。しっかり備えて、1勝8敗。こんな成績、初めてです。カッチョ悪いなぁ〜っていうのが事実です、結果だけ見れば。『G1』出場は今年で終わりますが、永田の挑戦は終わらないです。この結果が自分にとって、悔しさとかエネルギーになるはずです。倒れても、そこから立ち上がるのが本当の強さですから。プロレスを25年やって、ここからが本当の真価が問われると思います」


--野上アナ「永田さん、両国の観客からの大・永田コール。みんな『永田さん、まだやれるぜ』っていう思いで送ったコールだったと思いますが」
永田「久しぶりの永田ボード、うれしかったですね。入場した時、アレ見てちょっとヤバかった。平常心で向かうつもりがやっぱり、ファンの暖かさにやられたなっていうかね。心配すんな、野上。こっから立ち上がるからさ、な。これから本当の意地を見せてやるからさ。1勝8敗、クソ食らえだよ。こんな結果、初出場の時だって取ったことない。全選手に正面からぶつかって、誰一人スカすことなく僕を叩き潰してくれました。それに感謝です。でも、このお返しは必ずしますから。今の世代のヤツらに、そして新日本プロレスに必ずお返しします。それを糧に、また頑張っていきます。19年間、どうもありがとうございました」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○真壁刀義(11分28秒 片エビ固め)[2勝7敗=4点]×YOSHI-HASHI
※キングコングニードロップ


【真壁の話】「おぅ、最終戦、勝ちが取れてまずはよかったよ。何だろうな、決勝戦、やっぱ行きたかったな。でも今回手合わせして『お、コイツやるじゃねぇか』って。俺は自分にも厳しいけど他人にも厳しいからよ~。この俺様を納得させた選手が何人かいる。だからこそプロレスは面白ぇんだよ。何でさじ加減するのがオマエなんだって⁉︎ バカヤロウ、そんなの俺様がスーパースターだからに決まってんだろうがバカヤロ~が! でも新日本プロレスは面白くなってきたよ。今なんかYOSHI-HASHIのクソ野郎だぞ。数年前まで俺の草履持ってたヤツがオマエ、何だよオイ、今日俺はギリギリだったよ! だからこそプロレスは面白え~。旅に出しゃあ強くなるんだからよ。だから面白え~。だからこれからはよ~、許すか許さねぇかは俺のさじ加減だ。会社なんか関係ね~。内藤にしても、あのザック・セイバーJrにしても。あんなヘナチョコ、あんなの二日酔いでも勝てると思ってたら、見事に足取られたからな俺。そのへんの怒りを返さなきゃよ~、俺はもうグッスリ寝れねぇからよ~。棚橋だってそうだ。去年いってんのに、今年いかれたろう。石井もそうだ。誰が何と言おうとよ~、俺は復讐するからよ、リベンジするからよ~。そうじゃなきゃプロレスは面白かねぇや。それだけだ。まぁとにかく、最後獲れてよかったわ。次、来年は全部獲ってやるからよ!」


【YOSHI-HASHIの話】「全然思うようにいかなかった。でも、この最悪な状況は越えていかないといけないから。もう次の闘いは始まっているから。最悪の時も、最高の時も、必ずオレは最高を引き寄せて、上の段階に行くから」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○ザック・セイバーJr.(15分22秒 レフェリーストップ)[4勝5敗=8点]×石井智宏
※フォー・エンド・ワン


【ザックの話】「本来ならオレが『G1』の優勝決定戦に行くはずだったのに、残念ながらいくつかのミスがあって叶わず。でも今日の結果には満足している。オレが将来世界のトップファイターになる。今日のフィニッシュホールドの『フォー・エンド・ワン』が決まればガッチリ勝てるんだ。オレがヘビーかジュニアのどちらの階級に属するか聞いてくるヤツがいたら『アホか』と言ってやりたい。もちろんジュニアヘビー級も尊敬しているが、オレはヘビー級で挑戦していきたい。だからまた日本に来たかヘビー級で試合がしたいし、タナハシとタイトルマッチがしたい」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○後藤洋央紀()[5勝4敗=10点]×飯伏幸太
※GTR


【後藤の話】「今回、決勝にはいけないかもしれないけど、終わってみれば充実した『G1』でした。最後の公式戦勝利で終われてよかったです。決勝にはいけなかったけども、今後に繋がるオレにとっては最高の『G1』だったんじゃないかと。今日の結果はまた来年必ず活きると思いますので。もう来年を見越して明日からやっていきます。ありがとうございました」


【飯伏の話】
※飯伏はインタビュースペースに着くなり座り込む。
――久しぶりの『G1』参戦で、今までとは違ったものになったのでは?
飯伏「そうですね。決勝に行く可能性はものすごく低かったんですけど、最後まで諦めず、『まだこれ勝てばどうにかなるかな』っていう…ならないのかもしれないけど、本当にゼロではないと思ったんで。まぁ最後、自分に出来る限りの力は出せたんじゃないかと思います」


――リーグ戦では棚橋選手への勝利が大きかったのでは。
飯伏「状況としても、自分の地元の鹿児島で棚橋さんとやって、『G1』リーグ戦ながら勝つことができて、ホントにいい経験をさせてもらったなと思います」


――開幕前に大爆発すると言ってましたが?
飯伏「自分がやれることはやったつもりなんで、自分は大爆発したつもりです。それはもう、自分は大爆発したつもりなんですけど、ファンの方がどう思うかは分からないです」


――久々のシリーズで、厳しかったとかキツかったとかは?
飯伏「キツかったし、いろいろプロレスの勘だったり新日本プロレスのプロレスというのがまた新しくなってる感じがしたんで、自分がいた2年前とは全然違ってて、また新しいところでやった感覚ですね。でも、思ったよりも疲れとかはないですね。むしろ、もっと経験したいというか、もっと戦いたい。そう思いました。ホンットに楽しかったです」


――今後の新日本プロレス参戦については?
飯伏「ファンの皆さんがどう思うかは分からないですけど、もう一回チャンスがあればまた出たいです。自分の中ではチャンスは切り開いたつもりなんで」


――最後、四方のお客さんに挨拶していましたが。
飯伏「長い『G1』、本当にありがとうございましたと。自分に声援してくれる人たちに、本当にありがとうという気持ちを伝えたいですね」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]内藤哲也(26分41秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]×棚橋弘至
※デスティーノ


(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、そして、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様(※大歓声)。今年の『G1 CLIMAX』、まあ、皆様の予想どおりだとは思いますが、内藤哲也、今日の勝利で、優勝決定戦進出が決まりました(※大歓声)。優勝決定戦の相手が、オカダなのか? それともケニー・オメガなのか? まあ、どちらでもいいですが、LOS INGOBERNABLES de JAPONがこの『G1 CLIMAX』を制覇する、そのときを! 13日、皆様の目で、皆様の耳で、確認して下さい(※大歓声)。明後日の、優勝決定戦まで! トランキーロ!! あっせんなよ(『あっせんなよ』の大合唱&大歓声)。じゃあ皆様、また明日、ここ両国でお会いしましょう。最後はもちろん! EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声&『内藤』コール)」


【内藤の話】「リング上でも言いましたけど、皆様の予想通りの結果でしょ?Aブロックは内藤だって、皆様予想してたでしょ?他の選手には悪いけど皆様の予想通りになっちゃったね。一位通過になった。だからなんだよ。みんな優勝する為に出てるんだよ。結局ね今日両国勝ったけど、他のリーグ戦の一勝と変わらないよ。相手が棚橋だ?だからなんだよ。オレにとってはただの一勝。それ以外なにものでもないよ。今日会場見渡せば分かるでしょ。会場のお客様がオレの優勝を待ち望んでるよ。オレとの大合唱を待ち望んでんだよ。13日両国、優勝決定戦。この夏最大の、いや、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン創設以来、最高の大合唱が起こるかもしれないね。どれくらいの大音量の大合唱なのか、いまから楽しみだよ。まあ明日も試合があるわけだからね。ケニーなのかオカダなのか知らないけど、ゆっくり見させてもらいますよ。決勝の舞台で、オカダかケニーどちらでもいいよ。お待ちしています。では皆様明日、ここ両国でお会いしましょう。アスタマニア―ナ。アディオス」


【棚橋の話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと崩れ落ちて床に横たわり、内藤のマイクアピールが聞こえてくると耳を塞ぐ。終わると壁に寄りかかって座ったままで)去年の『G1』でも言った。『終わりは始まりだ』って。また出直すか…。繰り返し、繰り返し…同じことの連続だって繰り返し、繰り返していく中で磨かれていくものがあるから。娘と中学英語の勉強で、カッコいい熟語を見つけたから、それを胸に刻んでいく。OVER AND OVER AGAIN!」


 いよいよラストスパートの両国3連戦を迎えた「G1 CLIMAX27」1日目はAブロック最終公式戦が行われ、12点トップ同士の棚橋と内藤が優勝決定戦進出をかけて対戦。
 序盤は棚橋がロープに押し込んで張り手の連打を浴びせると、内藤も反撃して棚橋を場外へ追いやりトペフェイントから寝そべりポーズも、素早くリングに戻った棚橋がストンピングで強襲、だが旋回式クロスボディーは内藤が右腕へのドロップキックで迎撃すると、右腕へのスライディングキックから腕十字、脇固めと右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
 内藤はネックブリーカーを狙うが、ひっくり返した棚橋が逆にネックブリーカーを決め、フォアアーム、青天井エルボーからサマーソルトドロップと自身のペースに持ち込むが、セカンドロープからのサマーソルトドロップが自爆すると、内藤は右肩へのスライディングキックを放ち、コーナーミサイルを狙うが、キャッチした棚橋はドラゴンスクリューを決めると、場外へ逃れた内藤に棚橋がコーナーからのハイフライアタック、リングに戻ってロープ越しのドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドは内藤は逃れ、棚橋のロープ越しのドラゴンスクリューも、阻止した内藤がロープ越しのアームブリーカーからロープ越えのミサイル、変型ネックブリーカー、延髄斬り、ジャンピングエルボーアタックからグロリアと畳みかけた後でデスティーノを狙うが、逃れた棚橋がダルマ式ジャーマンを決める。
 内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、棚橋はエビ固めで切り返してからグラウンド式ドラゴンスクリューを決め、エルボー合戦は棚橋が右腕を押さえ左で応戦しエルボースマッシュも内藤が唾を吐きかけ、張り手合戦は内藤が制してジャーマンで投げ、ジャンピングエルボーアタックを狙うと、横へ逃れた棚橋がスリングブレイドからショートレンジのスリングブレイドを決め、ハイフライアタックからハイフライフローで勝負を狙うがは自爆となってしまう。
 棚橋が突進をかわした内藤はコーナーでうつ伏せの棚橋にバトンキックから、トップロープに据えてからのネックブリーカーを決め、内藤は雪崩式デスティーノを狙うが、棚橋が雪崩式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕獲、ステップオーバーでしていてきつい角度で極められるも大阪城の悪夢を振り払うように必死でロープに逃れる。
 棚橋はドラゴンスクリューを狙うが、逃れた内藤は突進する棚橋にトルネードDDT、雪崩式スイングデスティーノを決めるが、デスティーノは棚橋がツイストアンドシャウトを3連発で切り返す、しかしスリングブレイドを狙うと内藤が変幻自在デスティーノで切り返し、最後はデスティーノで3カウント優勝決定戦に進出した。
 勝負を狙ったハイフライフローもテキサスクローバーも決め手にはならず、最後はデスティーノをツイストアンドシャウトを3連発で切り返したあと、スリングブレイドからのハイフライフローで再度勝負を狙ったのだろうが、切り札であるデスティーノを最後まで温存していた内藤が勝利だった。
 また内藤にしても大阪城ホールでのリベンジを果たしただけでなく、自分がインターコンチ王座の枠に収まらず、また棚橋弘至の時代ではないということを改めて示すことが出来た、内藤が狙うのはG1優勝、そしてそのに見据えたものなのか・・・


 他の公式戦はセミの後藤vs飯伏は、首攻めを狙う後藤に飯伏がソバットコンポからしなるようなミドルキック、その場飛びムーンサルトで流れを変え、ローリングラリアットや追走式ラリアットをかわした飯伏はジャーマンも、すぐ起き上がった後藤はラリアットで村正から雪崩式牛殺し狙いは阻止した飯伏がオーバーヘッドキック、雪崩式狙いは後藤が頭突きで阻止も、飯伏が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦する。
 ラリアットは相打ち、飯伏の突進をキャッチした後藤は牛殺しを決め、GTR狙いは飯伏が一回転で逃れるが、後藤はスリーパーで捕獲してから柴田魂のPK、牛殺し狙いは飯伏が回転エビ固めから、飯伏が頭部へミドルキック、カミゴエ狙いは後藤が頭突きで迎撃した裏GTRからGTRで勝利を収める。


 石井vsザックは、ザックのドラゴンスリーパーから腕十字、ジムブレイクアームバーと腕へのキックと攻めるが、石井は受ける。石井はエルボーで返すも、ザックは膝への低空ドロップキックを放つ。
 ザックは絡みついたが石井がブレーンバスターで放り投げ、雪崩式ブレーンバスタで反撃し、、ザックは絡み付いてフロントネックロック、ラリアットをかわして卍固めもコーナーへ放り投げた石井はジャーマンも、龍魂パワーボムはザックが下からの三角絞め、それでも石井は持ち上げて左のラリアット、ラリアットをキャッチしたザックはハーフラッチからPK、ヒールホールドへで捕獲する。
 ザックはローキック、関節蹴り、後ろからも関節蹴りと狙いを右膝に変え、石井が気合を入れ、ザックのローキックを受け切ってラリアット、左右エルボーと繰り出すが、ザックはヨーロピアンクラッチからアンクルホールドで切り返し、スタンディングへ移行したが、石井がアンクルホールドで切り返す。
 石井はザックのキックはラリアットで迎撃し、ジャンピングハイキックからスライディングラリアット狙いはザックが自らの手足で石井の手足を捕獲する拷問技フォー・エンド・ワンを披露、石井は懸命に耐えたがレフェリーが危険と判断したため試合はストップ、ザックが勝利を収める。


 真壁vsYOSHI-HASHIは、正面からの攻めで真壁がリードを奪うも、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックからヘッドハンターで流れを変え、トップロープに真壁を宙吊りにしての背中へのドロップキック、コーナーからのヘッドハンターと攻め込むが、真壁はパワースラムで反撃、串刺しラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスと自身の流れに戻す。
 再度のコーナーナックルはYOSHI-HASHIがパワーボムで叩き落し、しゃちほこラリアットはブロックされると真壁はキングコングハンマーからパワーボムと畳みかけ、キングコングニーで勝負に出るが自爆となってしまう。
 YOSHI-HASHIは真壁の後頭部にニー、しゃちほこラリアットからバタフライロックで捕獲、YOSHI-HASHIはスリーパーからバッククラッカー、カルマ狙いは真壁が堪えるが、YOSHI-HASHIの張り手で真壁がダウンするが、攻めあぐねると隙を突いた真壁が後頭部へ串刺しラリアット、スパイダージャーマンからの真壁がキングコングニーで勝利、YOSHI-HASHIは内容を残したが結果にはつなげることが出来ず、カルマなどのつなぎも含めて課題が残ったG1となった。


 今年でG1最後となる永田はファレと対戦、永田がフロントハイキックで奇襲をかけファレもエルボーで応戦、エプロンのファレにビックブーツ、場外戦でエルボーも、ファレが鉄柵攻撃、ボディーブローで返し、リングに戻るとファレが全体重踏みつける。
 ファレのパワーに苦しむ永田はローキック、フェイントから低空ドロップキックと足攻めで流れを変え、ヒールホールドやローキックで攻め込むが、ファレがタックルからボディープレスで反撃、それでもバックフリップを阻止した永田は執拗なローキックからエクスプロイダー、前後からのミドルキック、永田が『来い!』ファレと挑発するとファレが重たいエルボーを浴びせる。
 永田も打ち返すがファレが一撃からハンマーを連打、グラネード狙いは永田が白目式腕固めで捕獲し、腕十字からアンクルホールド、敬礼ポーズからナガタロックへ移行、永田は延髄斬り、タイナーかあ豪快なバックドロップで投げ、エクスプロイダー・オブ・ジャスティス狙うがファレは必死で阻止する。
 永田はキックの連打から突進したところで、ファレがスピアーで迎撃しバックフリップで投げ、グラネード狙いは永田が大車輪キックで逃れたが、突進したところでファレがカウンターのグラネードを決めると、最後はバットラックフォールで3カウントとなり、永田にとって最後のG1は終わった。
 試合後にファレがウルフポーズを取ると永田は敬礼、そしてファレは一礼して去っていったが、この試合だけ永田とファレは青義軍の関係に戻っていた。
 青義軍は井上亘が引退し、スーパー・ストロング・マシンもセミリタイア、平澤光秀も去り、ファレはBULLET CLUBで永田と敵対関係になった、この試合を通じてファレはG1最後となる永田を介錯する役目でもあり、見事役目を果たしたファレは青義軍から正式に卒業になった。試合後に永田は涙目になっていたが最後のG1最後の相手になってくれたファレに感謝だったと思う。
 G1での永田裕志は終わるが、プロレスラー永田裕志はまだまだ続く、これからも新日本プロレスのミスタープロレスとして新日本を支えて欲しい。


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