G1 CLIMAX 27
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オカダがパワー全開のエルガンを振り切り2連勝!鈴木に敗れたSANADAが襲撃をかけ遺恨再燃!
7月22日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」後楽園ホール 1737人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
真壁刀義 飯伏幸太 ○デビット・フィンレー (7分6秒 片エビ固め)後藤洋央紀 石井智宏 ×外道
※Prima Nocta◇第2試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○エル・デスペラード(7分43秒 体固め)YOSHI-HASHI ×邪道
※ピンチェ・ロコ◇第3試合◇
▼20分1本
○永田裕志 岡倫之(8分58秒 バックドロップホールド)棚橋弘至 ×北村克哉◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 BUSHI 高橋ヒロム(7分33秒 ジャックナイフ式エビ固め)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○矢野通(9分12秒 横入り式エビ固め)[2敗=0点]×小島聡【矢野の話】「2017年7月22日。ご家族の皆様の応援のおかげで、勝つことができたよ! 家族のみんな、勝ったよ!私は、今日、勝つことを確信していました。なぜなら、この試合の激しい動きの中で、小島の何かが、ズレる、そう確信していたんです。激しい動きの中、小島はズレると。だから小島は動けない。そう確信しておりました。大きな闇でも何でも、ドンと来なさい! 勝って勝って、勝ち続けるわよ!!」
【小島の話】「これが『G1 CLIMAX』の洗礼なら、これが『G1 CLIMAX』を優勝する為の試練だとしたら甘んじて受け止める…ワケねぇだろ!でも負けたのも事実。アイツのスタイルは絶対に認めないけど、だったら勝てばいいだけだろ。自分のスタイルを守ろう」
【天山の話】「まぁ今日こそはね、コジに頑張ってもらおうと思ったけど、あの矢野の野郎、あんなトリッキーな、なんやなんや分からないうちにコジもダメージもらって丸め込まれて。敵ながらさすがと言うしかないですよね。でも本当に落ち込んでないと思うし、しっかりとまた次の公式戦やって欲しいと思います。オレはもうしっかりコジをバックアップしたい。それだけです」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○EVIL(11分46秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※EVIL【EVILの話】「ジュースよ、オマエは全てを出して俺に挑んで勝つと言ったな。残念ながら、全てはEVILなんだよコノヤロウ! よく覚えとけ! NEXT IS タマ・トンガ! バッドボーイらしくなぁ、俺に悪さでかかってこいよ! その上を行ってやるぜ! 熱くなるぜ〜! 『G1』を制し、IWGP並びに新日本プロレスを支配する、その男は…THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! 全ては…EVILだ!」
【ジュースの話】「勝つと言ったけども、今日のEVILのほうがタフだった。ヤツはマジでクソ野郎だった。でもうまく決められてしまった。でもまだ1敗。2点がまだあるし。次はスズキミノルとの対戦だ。『G1』はすごくハードな闘いだけど、オレはなんとか頑張るよ。応援してくれたみんなありがとう。今日は負けてゴメン…。また次があるよ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○鈴木みのる(11分21秒 体固め)[1勝1敗=2点]×SANADA
※ゴッチ式パイルドライバー昨日の後楽園ホール大会での試合後、SANADA @seiyasanada と鈴木みのる@suzuki_D_minoru が大乱闘…!2人は今日の公式戦で激突!
18:30~ #G127 生中継!▷https://t.co/mlGKMiczsl#njpwworld #njpw pic.twitter.com/uMKCDdQyef
— njpwworld (@njpwworld) 2017年7月22日【鈴木の話】
鈴木「なんだぁ?なんだぁ?お前らよぉ、裸の姉ちゃんに集まるオタクの小僧かよ。黙ってカメラ向けているだけかよ。おめでとうございます。素晴らしい試合でした。絶賛してみろよ。なんとか言ってみろ。この野郎!」※記者、カメラマン一人一人を睨みつける。
――素晴らしい試合でした。
鈴木「だからなんだ?だからなんだ!?勝つことがすべてだ。そう勝つことがすべてだ!なんだ?ロス・インゴブレナブレス。ハハハ…なにイキがってるんだよSANADA。おい!小僧よ…あっせんなよ!!」【SANADAの話】「そもそも、俺はこの『G1』、勝とうが負けようがどっちでもいいと思ってるんだ。一つだけ見つけたのは、新しいSANADAだけかな」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ケニー・オメガ(11分41秒 片エビ固め)[1勝1敗=0点]×タマ・トンガ
※片翼の天使【ケニーの話】「見たか。バレットクラブの同門対決。『G1』だから同門対決もまぁありえる。タマ、今日のオレはお前にとって橋渡しみたいな存在だったかもしれないな。ただバレットクラブは最強の軍団だ。そして『G1』に関してはケニー・オメガが特別に強い存在として君臨する。実際にオレは2戦して4点を獲得している。また会おうぜ。グッバイ アンド グッドナイト。(※一人一人記者に向かって)バンバンバンバンバン」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○オカダ・カズチカ(25分49秒 片エビ固め)[2敗=0点]×マイケル・エルガン
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ、「三つ、言わせてください! 一つ! エルガン、エルガンサマー、強すぎんだよ。、コノヤロー。タイトルマッチじゃねえんだ、公式戦なんだよ、コノヤロー。まあ、あんだけがんばっても、勝てないのが俺だ。二つ! 『G1 CLIMAX』、満足ですか? まだまだこれからでしょう! こんなんで満足してもらっちゃ困るんだよ、コノヤロー! 三つ! とくにありません。ということであとは、外道さんにしゃべってもらいます!」外道「この『G1』でよ、IWGPヘビー級チャンピオンの実力ってもんをよ、十分に見せてやるぞ、コノヤロー。もう、二度と誰ひとり、レインメーカーを止めることはできねえ。なんでかわかるか、オイ? レエェェヴェルが違うんだよ、コノヤロー! レインメーカーはまた後楽園ホールに『G1 CLIMAX 27』全勝優勝で帰ってくる。そのときはよ、またこの後楽園ホールにカネの雨が降るぞ!」
【オカダの話】
オカダ「25分49秒…。まぁやっぱり、俺の悪いクセではある。そんなに時間かかって。別にエルガンが頑張ったから25分いったわけじゃないぞ。俺がなぁ、まだまだ甘いんだよ。公式戦、そういうのをしっかりなくして、もっと万全の状態で、軽く優勝してやるからな、コノヤロウ。まぁ、エルガンとの力勝負は引き分けということで。何かあれば」――初戦は矢野通、次がエルガン戦と、いろんなタイプのレスラーと、相手の土俵で戦う、相手を受けて戦うというあたり、どうでしょう?
オカダ「別に僕が受けてるというつもりもなく、ただ自然と、みんなが息をするように、自然と相手の良さを出してしまうレスラーなんじゃないかなと思います。まぁ、しっかり出した上で、その上を行くっていう、まさにチャンピオンのプロレスなんじゃないかなと思います」――ここまでは2連勝、当然目標は全勝優勝、その先もIWGP王者としての戦いは続いていくと思いますが、このあたりに向けては?
オカダ「別にそんなことを目標にしてやってるわけじゃないですからね。そんな小さな目標はどうでもいいっすよ。別に、全勝してやる、IWGPチャンピオンのまま優勝してやる、俺はそんなことよりも、先を見てるから。そんな小さなことで質問はしないでもらいたいな」――その先とは?
オカダ「それを見せていくのがチャンピオンじゃん! ま、しっかり注目して、見ててください」――今日みたいに、チャンピオンだから相手の目の色も変わってくるというか、狙われますけど、それは望むところ?
オカダ「そうっすね、チャンピオンですから。そんなこと百も承知で戦ってますし、何ならチャンピオンの時点でそんな戦いは当たり前のことですから。ベルトを巻いてるっていうのはそういうことだと思いますんでね。目の色変えるだけじゃダメなのは、この2戦で分かったでしょうと。目の色だけじゃなく、気持ちも身体も、心身ともに変えてきてもらいたいですね」――G1はここからロードが始まり、厳しい転戦の中、難敵も続いてきますが。
オカダ「まぁそれは、現時点では難敵らしい難敵は見えてないですから、戦ってみて、やっと『難敵だったんじゃないかな』と思うと思います。ありがとうございました」
※外道が拍手する中を退場。【エルガンの話】「2年前の2015年。オレは幸運にもこの新日本プロレスのリングに上がることが出来た。そして今年2017年。このリングに上がることはもうハッピーじゃない。オレはこのリングの上で勝ちに来たんだ。IWGPヘビー級チャンピオンから3カウントを獲りたかった。次に闘う時は今度こそ、より強くなってオカダを必ず倒す。『G1』に出場している選手をみんな倒してやる。次こそオレが勝ってやる」
後楽園3連戦の最終日はBブロック公式戦が行われ、メインは矢野を降し白星発進したオカダがトンガに敗れ黒星発進となったエルガンと対戦。エルガンはオカダが押し込んでレインメーカーポーズを狙った際にエルボーで強襲すると、場外戦に持ち込み、オカダはエルガンを鉄柵外へ出して、鉄柵越えのランニングボディーアタックを発射も、キャッチしたエルガンがボディースラムで投げる。リングに戻ったオカダもエルガンのロープ越しのボディープレスをかわし、サイドからのスライディングキックを浴びせるが、オカダの串刺しエルボーをキャッチしたエルガンはジャーマンで投げ、往復式串刺しラリアット、連続ジャーマンからパッケージジャーマンを初披露し、バイシクルキックを浴びせ、オカダもフラップジャック、串刺しエルボーからDDT、ランニングエルボースマッシュと得意のパターンに持ち込むが、リバースネックブリーカーを狙いはエルガンが回転エビ固め、パワースラム。鋭いエルボーを浴びせ、オカダもリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップ、エルガンをコーナーに据えて下からのドロップキック、リングに戻ったところで背中めがけてミサイルキックを発射も、キャッチしたエルガンはシットダウン式パワーボムで叩きつける。
エルガンが延髄斬りも、かわしたオカダがジャーマンからのレインメーカーを狙うが、エルガンが阻止も、オカダが背後からドロップキックを発射、ドロップキックからレインメーカーを狙うが、先にエルガンのラリアットが炸裂し、スタン・ハンセンを彷彿させるような豪快なラリアットからスプラッシュマウンテンを決めるも、カウント2でキックアウトされてしまう。
エルガンはエルガンボムを狙うが、オカダは阻止してもエルガンはローリングエルボーから雪崩式ファルコンアローを狙う、しかしオカダは背後に着地するとエルガンはダイブ、だがオカダはドロップキックで撃墜し、エルボー合戦はエルガンが制してトップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターで投げると、再びエルガンボムを狙うがオカダが着地、スパインボムからバーニングハンマーが着地してショートレンジのレインメーカー、手を離さなかったオカダはレインメーカーを炸裂させる。
オカダは再度レインメーカーを狙うが、エルガンはアッパー気味のエルボーで迎撃、だがオカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、レインメーカーの連発で3カウントとなり、公式戦2連勝となった。
エルガンもケニーの外国人トップになったことで影の薄い存在となり、結果を出せていない状況が続いていたことでオカダ戦はG1抜きにして再浮上をかけていた。しかしオカダの懐の深さの前に振り切られてしまった。
試合後も外道がオカダの全勝優勝を予告したが、オカダはどこまで懐が深くなり、独走し続けるのだろうか…セミのBULLET CLUB対決は後入場のケニーをトンガが奇襲をかけ、鉄柵攻撃。ボディーブロー、ラリアット、エプロンへのスタンガン攻撃の後で、リングに戻ったトンガがマイクを持ってケニーに対して宣戦布告、右膝に関節蹴り、リバースガンスタン、右脚を掴んでDDTと同門対決とは思えないシリアスな展開となっていく。
ケニーはスレッジハンマー、コタロークラッシャーで流れを変え、フランケンシュタイナーの応酬の後で、場外のトンガにトペコンを狙う、そこでBULLET CLUBのメンバーがケニーを制止しようとするが、ケニーは構わずトペコンを発射する。
リングに戻ったケニーはドクターボムからVトリガーを狙うが、トンガがスピアーで迎撃すると、エルボー合戦、ケニーのドラゴンスープレックス狙いをトンガがオーバーヘッドキックで迎撃し、ケニーはVトリガーから蒼い衝動、Vトリガーから片翼の天使を狙うが、背後に着地したトンガはトンガンツイストを決め、ガンスタンを狙う。しかし堪えたケニーはVトリガーの連打を浴びせると、片翼の天使で3カウントとなり公式戦2連勝。
試合後に倒れるトンガをケニーが足蹴にしたことで不穏な空気となったが、全員でウルフポーズを取ると、トンガも合わせて雨降って地固まるも、トンガは悔しそうな表情は崩さなかった。
新日本育ちでもあり初期メンバーでもあるトンガにしても、DDTから移籍してきたケニーがBULLET CLUBのリーダーに座っていることに関しては面白くないものがあったのも事実だったと思う。今回の試合ではケニーが実力で自分こそがリーダーであることは示したものの、トンガが含む態度を取ったことで内部でケニーに対する面白くない感情があることも露呈してしまったようだ。SANADAvs鈴木は軽く張り手を仕掛けてくる鈴木に対しSANADAは感情のこもったかのようにエルボーの連打を浴びせ、スワンダイブを狙うも、突進して阻止した鈴木はロープ越しの腕十字、場外戦でエプロンからランニングローキック、鉄柵攻撃と攻勢に出て、客席でもイスで殴打する鈴木に対してSANADAは怯まずエルボーの連打を浴びせるも、デスペラードが介入してイスで攻撃、リングに戻ったSANADAに鈴木はビックブーツ、場外戦から鉄柵攻撃、倒れるSANADAに張り手の連打、罵ってからナックルの連打を浴びせる。
SANADAが張り手の連打で返せば、鈴木が殴りつけるようなエルボー、SANADAが低空ドロップキックの連打を放ち、デスペラードが乱入もSANADAがドロップキックで排除してから、鈴木にはスワンダイブ式ミサイルキックを発射、パラダイスロック狙いは鈴木が腕十字で切り返すも、SANADAは武藤敬司譲りのドラゴンスクリューからパラダイスロックで捕らえて、低空ドロップキックを放つ。
SANADAはエプロンに首を出した鈴木に通路ダッシュのドロップキックを放つが当たりが浅く、TKOもスリーパーで切り返されてしまうと、SANADAはSkull Endで切り返し、スリーパーで切り返した鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うも、SANADAはリバースする。
鈴木はスリーパーで捕らえるが、SANADAがバックドロップで投げてからTKOを決めるも、下からすり抜けた鈴木はスリーパーで捕獲、SANADAはSkull Endを狙うが、再びスリーパーで捕獲した鈴木が速攻でゴッチ式パイルドライバーを決め3カウントを奪い勝利。だがバックステージではSANADAが鈴木を襲撃して大乱闘となった。
二人は6年前に全日本プロレスのリングで対戦し真田聖也となっていたSANADAがドラゴンスープレックスで鈴木を降し、当時若手だったSANADAが飛躍するきっかけを作ったが、鈴木が6年越しでリベンジを達成も、SANADAも鈴木に襲撃をかけるなど、G1や鈴木みのるという存在を通じてSANADAは大きくアピールしてきたようだ。ジュースvsEVILは開始早々ジュースがジョンウーからキャノンボールで先制も、場外戦でEVILが突進するジュースをカニバサミで鉄柵へ直撃させると、首攻めで先手を奪う。ジュースはスピンキック、ジャブの連打、ジュース・イズ・ルーズ、コーナーで流れを変え、EVILの対角線のラリアットもマンハッタンドロップで迎撃してからこけしを投下、EVILはコーナーめがけてブレーンバスターで投げると、ジュースの足をレフェリーに乗せたEVILは急所蹴りから突進も、ジュースはラリアットで迎撃する。
ジュースはパワーボムからパルプフリクションを狙うが、EVILがバックを奪って高角度ジャーマン、ラリアットが相打ちからEVILが頭突き、再度の頭突き狙いはEVILがジャブで迎撃し、ジュースのパルプフリクションとEVILを狙うEVILがはバックの奪い合いを展開、だがEVILがハーフネルソンスープレックスで投げると、EVILを決め3カウントとなった。小島vs矢野は、開始早々から矢野が小島に水鉄砲を噴射してから丸め込むなどYTRワールドに引きずり込み、小島が崇コーナー攻撃からマシンガンチョップで流れを変え、いっちゃうぞエルボー狙いは、矢野が反対側のコーナーへゴロゴロ転がるなど小島のペースを狂わせにかかる。
小島は場外DDTからリングに戻っていっちゃうぞエルボー、コジコジカッター、矢野は髪掴み倒しからYTRも小島が背後からラリアットを炸裂させ、ラリアットを狙うが、レフェリーを盾にした矢野が急所打ちから丸め込み3カウントなり、矢野が公式戦初勝利となった。【後楽園ホール3連戦終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。明日7月23日(日)は東京・町田市立総合体育館にて18:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております! https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/qvbtVZWb6a
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年7月22日メインイベント、オカダ・カズチカ vs マイケル・エルガン。ただ、ただ凄ぇー! #G127
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年7月22日G14戦目…後楽園大会、終了。
公式戦、矢野通に敗れる。
矢野のスタイルは好きじゃないけど…悪いとは思わない。
そのスタイルに順応し、勝利を狙えばいいだけ。
だけど勝てなかった。
つまり、自分の責任でしかない。
また頑張ります。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年7月22日ダリルの内臓が哲也選手の上に… pic.twitter.com/UelhTmmcPT
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年7月22日ありがとうございました、明日の町田大会もよろしくお願いします! https://t.co/d8OXgio7lM
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2017年7月22日PR -
YOSHI-HASHIのカルマを封じた内藤が変幻自在のデスティーノで2連勝!ザックの拷問技に飯伏が大ピンチの連続!
7月21日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」後楽園ホール 1728人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○EVIL 高橋ヒロム(7分13秒 Banshee Muzzle)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる ○タイチ(8分13秒 タイチ式外道クラッチ)SANADA ×BUSHI◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(7分45秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×チェーズ・オーエンズ
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
マイケル・エルガン ○天山広吉 小島聡(8分12秒 アナコンダバイス)オカダ・カズチカ 矢野通 ×外道◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○後藤洋央紀(15分2秒 片エビ固め)[2敗=0点]×永田裕志
※GTR【後藤の話】「外から来た人間がよく、新日本はどうだとか、新日本はこうだとか言うけど、新日本を語れるのは、最初から新日本でデビューして、ずっと新日本に命を捧げてきたヤツだけだ。そう、あの永田裕志のようにね。俺は今でも追い続けてますよ、ストロングスタイルを。以上です」
【永田の話】
永田「チクショー…クソッ……。後藤は強いよ。今日みたいなストロングスタイル貫けよ後藤。目先のご満悦テクニックなんてやろうとせず。そういうスタイルアイツには似合わないですよ。あの頑丈な体でしっかり相手を叩きのめす。それが後藤の持ち味だとオレは思う。今日の後藤はオレに真っ向からぶつかってきたと思います。コイツがこのスタイルを貫いて新日本マットでやっていけば、新日本ヘビー級はまた違った、すさまじいカラーになるだろう。オレはこの『G1』でいなくなるけど、そのカラーは後藤が残していけばいいんだよ。『G1』は去るけど、もしそのカラーがなくなりつつあるならば、またオレが戻ってくる。後藤が中心になっていかなければいけない人間のはずだから。ちょっとだけ目先を変えてみたら化ける選手だとオレは思う。悔しいけど…今日の後藤はアッパレだよ。」――試合後の大永田コールにはどう感じましたか?
永田「永田裕志の最後の『G1』に対するコールなのか、それとも『G1』から去る永田裕志を留めようとするコールなのかオレには分からない。ただひとつ言えるのは永田裕志は新日本マットに必要だってことですよね。オレは勝手にそう解釈しました。以上です」◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○石井智宏(15分51秒 片エビ固め)[2敗=0点]×真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「ダメだ、全然ダメだ! クソみてぇな試合だ! あぁ、クソーッ!(※と言いながらインタビュースペースの横を通過して控室へ)」
【真壁の話】
※ヤングライオンに担がられながら真壁がコメントブースに登場。
真壁「バカ野郎!!こんなんで諦めてたまるか…まだだっ!!」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○飯伏幸太(15分51秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]×ザック・セイバーJr.
※シットダウン式ラストライド【飯伏の話】
――リーグ戦初勝利おめでとうございます。
飯伏「いやー……やっぱり初勝利は嬉しいですね。ザックとは本当に初対決だったんですけど。ザックが日本に来ている時もプリンス・デイヴィットに…今のフィン・ベイラーに紹介してもらったり、昔からすごく仲良くしてるんだけど、対戦はしたことなくて。でも同じ大会には結構出てて。初対決自分なりには納得がいく内容で勝つことが出来ました。でもやっぱり首と肘。一発で折れそうなレベルの一発なので…正直いきなり終わりそうな感じがして、ちょっと焦りましたけど全力でいくしかないので。自分のやってきたことっていうのは、やっぱり月1ペースの試合だったので一発、一発を全力でやってきたので。それは『G1』でも変わらず、一発、一発。一試合、一試合全力でぶつかっていきたいと思います。それで負けたら負けだし。とりあえず自分が出来るのは、全力で出し切る事。あとはいろいろ申し訳ない事したなと、この2年間。もうそれ以上は……なにかありますか?」――明日からスケジュールが厳しくなってくると思いますが不安はありますか?
飯伏「そうですね。不安は常にあるんですけど、ここまで来たら…まだ3大会ですけど、それでも関係なくバッチリいきたいと思います。ありがとうございました」【ザックの話】「言い訳はしない。もっとスマートに戦えばよかったし、もっとイブシの技を我慢できればよかったし、もっとタフだったらよかった。イブシは本当にタフだった。明日以降もたくさんのタフガイが待っているだろうし、タフな戦いが続くだろうということは分かってる。でもそれを言い訳にはしない。まだまだリーグ戦は残っているから、これからも勝っていきたい」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○棚橋弘至(11分5秒 リングアウト)[1勝1敗=2点]×バットラック・ファレ【棚橋の話】「今のオレで、どうやってファレを倒すか…そればっかり考えてた。勝ちへのアプローチはひとつじゃないから。そう…枯れた技術の水平思考。いくらでも勝ち方はある。それはオレがヤングライオンの頃に目指してた姿でした」
【ファレの話】「ウォウウォウウォウ(と言いながらインタビュースペースに登場)。クソッタレ! でもまぁいい。棚橋はラッキーだったってことだ。関係ねぇ。俺はもう次に目を向けてるんだ。次はこうはいかねぇ。次は勝つ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○内藤哲也(22分19秒 片エビ固め)[1勝1敗=0点]×YOSHI-HASHI
※デスティーノ(試合終了後、LOS INGOBERNABLES de JAPONメンバーのSANADA&EVIL&BUSHI&ヒロムが登場。
そこから内藤はL・I・Jキャップを被り、ダウンしたままのYOSHI-HASHIを足蹴にする。)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、コ~ラクエ~~~~~ン!(※大歓声) 新日本プロレスを、いや、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる後楽園ホールのお客様、今日で『G1 CLIMAX』、3日目が終了しました。皆様ご存知だとは思いますが、いま現在、俺は、開幕2連勝でございます(※大歓声&大拍手)。この『G1 CLIMAX』、“開幕から連勝した選手は優勝できない”なんていう噂話がありますが、俺にはそんなもの通用しない。我々LOS INGOBERNABLES de JAPON、そして! 内藤哲也が、この『G1 CLIMAX』、頂点に行かしていただきます(※大歓声)。優勝決定戦は、いつかご存じですか? 皆様、ご存知ですか? そう…。8月13日、両国大会まで! トランキーロ!! あっせんなよ(※『あっせんなよ』の大合唱&大拍手)。それでは、会場のお客様、アスタルエゴ、またお会いしましょう。最後は、もちろん! EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声&大『内藤』コール)」【内藤の話】「開幕2連勝。まぁ順当な結果でしょ? だってよく考えてよ。初戦、札幌の相手はほとんど試合をしていない、言ってみれば復帰戦みたいな相手だったからね。そして、今日の第2戦。申し訳ないけど、これは『夢☆勝ちます』みたいな試合だよ。『夢☆勝ちます』、分かります? 最近ファンになった方、分からなければ、ぜひスマートフォンで検索してみてください。今日は『夢☆勝ちます』みたいな試合だよ。
というわけでさぁ、俺が2連勝するなんて、当然の結果でしょう。そりゃ番狂わせは起きないよ。まぁリング上でも言った通り、俺の優勝は固いでしょう。今一番興味があることは、優勝決定戦、俺の目の前には一体誰が立つのか。オカダなのか、ケニー・オメガなのか、それともEVILなのかSANADAなのか。まぁ、俺はゆっくり相手ブロックの試合を見ながら楽しませていただくよ。そして、8月13日、両国国技館のメインイベントのリングで待ってますよ。
さぁ! そういうわけで、皆さん(報道陣)も疲れてるでしょう? 明日も後楽園ホール大会あるからね。皆さん、また明日、後楽園ホールでお会いしまっしょう! アスタマニャーナ! アディオス!」【YOSHI-HASHIの話】「ハァハァ…クソ…。ディスティーノの返しがくると思わなかったから…オレが甘かったよ。スゲー効いた。でも色んなことを思い出した…やっぱり思った通りにならないね。でも負けた…負けた。でも去年の『G1』より確実に…まだ差は全然あるけど近くにいけた気がした。クソッ。必ず内藤にはシングルで借りを絶対返す。アイツはオレのデビュー戦の相手だからね。アイツをシングルで倒すまでは絶対引けない。クソッ…」
後楽園3連戦の2日目はAブロック公式戦が行われ、メインは共に白星発進した内藤とYOSHI-HASHIが対戦、序盤から内藤がロックアップを狙うYOSHI-HASHIをかわしてバックを奪って、そのまま押し込んだ際にガットショットを放ち、YOSHI-HASHIの低空ドロップキックもかわして横から側頭部へスライディングキックを放つなどYOSHI-HASHIのペースに付き合わず、セカンドロープにYOSHI-HASHIを固定して後頭部を膝に当て、内藤がストンピング、首筋にバックエルボーの連打、ネックブリーカーと首攻めを展開する。
劣勢のYOSHI-HASHIはヘッドハンターでやっと反撃すると逆水平の連打、ロープに内藤を貼り付けて背中へのドロップキックと攻め込み、内藤も背中へのコーナーミサイルで応戦するが、トルネードDDT狙いはYOSHI-HASHIが堪え、内藤の延髄斬りもかわして腰へのフットスタンプを投下する。
YOSHI-HASHIはツームストーン式ショルダーバスターからパワージャックを決めるが、内藤はマンハッタンドロップから延髄斬り、ジャーマンと反撃し、グロリア狙いはYOSHI-HASHIが阻止すると足掛け式バックスピンキック、バンカーバスターを決め、スワントーンボムを狙うが、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーで阻止すると、グロリアからデスティーノ狙いはYOSHI-HASHIが旋回式フェースバスターで切り返し、エルボー合戦からYOSHI-HASHIがミドルキックを内藤の顎に炸裂させ、内藤のジャンピングエルボーもコードブレーカーで阻止したYOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、一旦逃れられるが、YOSHI-HASHIはバックスタパーからスワントーンボムを挟んで再度バタフライロックで捕獲、長時間にわたって絞めあげる。
YOSHI-HASHIは後頭部に低空ニーからカルマ狙いは内藤が堪えて浴びせ蹴りで返すも、YOSHI-HASHIもしゃちほこラリアットで応戦してカルマを狙うが、内藤がデスティーノで切り返すと、再度デスティーノで切り返して3カウントを奪い公式戦2連勝となった。
前半は内藤ペースも、YOSHI-HASHIがバタフライロックで一旦逆転したかに見えたが、最後は直球的な技であるカルマに対し、変幻自在の技であるデスティーノの差が出て、内藤に振り切られてしまった。セミの棚橋vsファレは、棚橋が開始早々いきなりサムソンクラッチで丸め込み、サミングなど繰り出すなどしてゲリラ戦でファレを翻弄するも、ファレは突進する棚橋の右腕をロープ越しのアームブリーカーで捕らえると棚橋は一気に失速、右腕攻めでファレが形勢逆転に成功する。
ファレのグラネード狙いを棚橋はツイストアンドシャウトで切り返すが、スリングブレイド狙いはファレがスピアーで迎撃すると、バットラックフォールを狙う。しかし棚橋はスリングブレイドで切り返し、場外に逃れたファレにハイフライアタックからエプロン上での攻防でスリングブレイドを決め、場外カウントが進んだところでリングに滑り込んでリングアウト勝ち、最後は捨て身で棚橋が制した。飯伏vsザックはザックがグラウンドで絡みついて飯伏の動きを封じ、飯伏も右ストレートを炸裂させるが、ザックが徹底的にグラウンドで絡みつき、飯伏をアリ地獄へと引きずり込んでいく。
劣勢の飯伏はミドルキックで活路を見出し、ソバットコンポからミドルキックを決めるが、その場飛びムーンサルトはザックが腕十字で捕獲、ザックのエルボースマッシュは飯伏がかわしてジャーマンを決めるも、ドラゴンスープレックス狙いはザックが腕へのオーバーヘッドキック、ザックの突進を飯伏がリーブロックでかわすが、ザックは足を取って倒すとヨーロピアンクラッチで丸め込みなどして、飯伏に主導権を渡さない。
ザックは卍固めで捕獲するが、回転エビ固め狙いは飯伏がフットスタンプで潰し、ミドルキックも、ザックはショートレンジのPKで応戦、そして飯伏のオーバーヘッドキックをキャッチしたザックが変型STFで捕獲、ドラゴンスープレックスで飯伏を追い詰める。
ザックはPKを狙うが、かわした飯伏はラリアット、逆さ押さえ込みから両腕を離さない状況で顔面ニーを浴びせると、シットダウンラストライドを狙うが、ザックは中邑真輔の初期の技であるシャイニングトライアングルで捕獲、ところが飯伏が強引に持ち上げるとシットダウンラストライドで叩きつけ、強引に押さえ込んで3カウントとなり逆転勝利となった。真壁vs石井は石井が押し込んでブレークも、ブレークはこれだけで何度もぶつかり合う"ど真ん中プロレス"を展開、だが場外戦で石井が真壁を正面から何度も鉄柵へ叩きつけると、失速した真壁に石井が攻め込むが真壁はナックルで応戦も、石井もノド笛チョップで真壁を下がらせる。
真壁のジャーマン狙いを堪えた石井はエルボーからジャーマンで返し、雪崩式ブレーンバスターを決めるも、真壁はキングコングハンマー、ラリアットと譲らず、ラリアット合戦を左のラリアットで制した真壁はキングコングパワーボムからラリアットの連打、スパイダー式フロントスープレックスからキングコングニーを投下も自爆してしまう。
再度のラリアットの相打ちは真壁が競り勝つも、真壁の突進を石井がラリアットで迎撃し、スライディングラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターを阻止した真壁はラリアット、袈裟斬りチョップ、ジャーマン、裏拳、ナックル、ラリアットと畳み掛けるが、石井がナックルからラリアットで返し、豪快なラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントのなり石井の勝利となった。永田vs後藤は場外戦を制した後藤がチンロックで捕獲した際に、永田の頭を叩き、キチンシンク、サッカーボールキックの連打と浴びせていくが、表情が変わった永田はエルボー合戦を鋭さで競り勝ちミドルキック、串刺しビックブーツからエクスプロイダーを決めれば、後藤も村正からバックドロップで応戦、牛殺しで永田に大ダメージを与える。
それでも永田は白目式腕固めで捕獲し、ミドルキックからアームブリーカー、タイナー、マジックスクリュー、サンダーデスドライバーまで解禁して後藤を追い詰める。
永田が延髄斬りからバックドロップで投げるも、バックドロップホールド狙いは後藤が堪えてブルドッキングヘッドロック、エルボー合戦を競り勝ってラリアット、永田は倒れずミドルキックを浴びせるが、後藤はローリングラリアットを炸裂させ、念を込めてのミドルキックも、キャッチした永田は大車輪キックを浴びせる。
永田は再度バックドロップホールドを狙うが、後藤が逃れてスリーパーで捕獲、頭突きからGTRを決めて3カウントとなって後藤が勝利。この日ばかりは後藤の前に立ちはだかった頃の永田に戻ったが現実は甘く、見ていた自分も自然と悔しさがこみ上げてきた試合だった。Aブロックは札幌大会同様メインを張った内藤、昨年度準優勝の後藤が好調な滑り出しとなったが棚橋と飯伏、石井とYOSHI-HASHI、ザックの1敗グループが巻き返しなるか?
今宵G1公式戦後楽園ホール大会では誤糖と戦ったゼァ。誤糖と真っ向勝負の末に敗戦した。残念無念。でも、不思議と気持ちは晴れている。何でだろう?皆様本当にありがとうございました。また頑張ります。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年7月21日 -
BULLET CLUBvs鈴木軍の頂上対決を制したのは、3年間をしっかり示したケニー!
7月19日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」後楽園ホール 1714人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○エル・デスペラード(10分20秒 体固め)飯伏幸太 ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 永田裕志 ○タイガーマスク(8分51秒 飛びつき回転十字架固め)後藤洋央紀 石井智宏 ×外道◇第3試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ チェーズ・オーエンズ(8分29秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○BUSHI(8分34秒 エビ固め)YOSHI-HASHI ×邪道◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ジュース・ロビンソン(11分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×小島聡
※パルプフリクション【ジュースの話】「ここまで自分は、コジマさんに言われたことをやってきた。ドージョーに入ったその日から、コジマさんが自分の指導者として、ずっと指導してくれた。だから、自分はまだコジマさんの翼の下にいると思ってるが、今日はギリギリのところで勝つことができた。これまでにない相手だった。でも、コジマさん、まだ寝ちゃいけない。倒れちゃいけない。AブロックもBブロックも、強豪がひしめいているが、まだまだこれからだ。自分は今日1勝をあげたが、まだまだこの闘いは続く。『なんとも大変なトーナメントに出ているんだな』と改めて実感した」
【小島の話】「あまりにも過酷なリーグ戦がスタートした。去年『G1』出てなかった男が、今回15回目の『G1』。ただの負け惜しみかもしれないけどさ、オレまだ全然元気だから。どういうふうに思われてもいいよ。オレはまだまだ元気いっぱいだぞ。このままもう1試合続けてやろうと思ったて出来る。それだけの体力と、それだけの忍耐力と、それだけの総合的な力を新日本プロレスと全日本プロレスと、もう一回新日本プロレスで培ってきたんだ。まだ1回終わっただけじゃないか。これから面白くしていこう」
【天山の話】「すごいね。いい試合で最後にコジが獲ってくれると思って応援していたんですけど。ジュースも今回初めて『G1』出て勢いあるし、いい勝負だったんですけどね。まだ始まったばかりなんで、コジには去年オレが代わりに出場して出れなかった借りを最後の最後までコジを応援しようと思っています。コジになんとしてでもこの『G1』で優勝出来るように全力でサポートしていこうと思います」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○タマ・トンガ(13分46秒 片エビ固め)[1敗=0点]×マイケル・エルガン
※ガンスタン【トンガの話】「『勝つ』と言っただろ。できるものなら、俺の上をいく闘いを見せてみろ。俺はいま疲れているんだ。やれるものならやってみろ」
【エルガンの話】「3年連続『G1』黒星スタートになってしまった。今日タマ・トンガはただのタッグチームの一人ではなく、シングルのタマ・トンガを魅せた試合だ。だから自分も明日以降の試合で力を魅せつけなくてはいけない」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=0点]○SANADA(15分48秒 体固め)[1敗=0点]×EVIL
※ラウディングボディープレス【SANADAの話】「EVIL最高だったよ。ひとつ……EVILまたリング上で会おうぜ」
【EVILの話】「(※川人に肩をかりコメントブースに現れると、床に倒れ込む)……SANADAとの闘いは、まだまだ続く……今日は俺の負けでも、次はこの俺が勝ってやる……『G1 CLIMAX』を制するのは、この俺だ!」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=0点]○オカダ・カズチカ(10分31秒 レッドインク)[1敗=0点]矢野通【オカダの話】「ハァハァ……急所の雨が降りましたね。ハァハァ…キツイ闘いでした。もしかしたら『DOMINION』のケニー・オメガ戦よりもキツかったかもしれないな。ただ矢野さんありがとう。オレをしっかり勢いづかせてくれて。しっかり次は誰だ?誰でもいい。その時にオマエを倒してやるからな」
【矢野の話】「(※コメントブースに登場すると、椅子に倒れ込み、カメラに向かって)縦でお願いします、縦で。ご観戦の皆さん、私は、嘘をついてないはずなのに、負けてしまった。なんでだ? 大変なことが起きる。矢野通がオカダに勝つはずだったのに……こんなはずではない。私は立ち続けます。どんな大きな闇が来ようとも、私は立ち続けます。なぜならば、2017年7月20日、私は一切の嘘をついていないからです」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ケニー・オメガ(21分24秒 片エビ固め)[1敗=0点]×鈴木みのる
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「紳士、淑女の皆様、俺は生き抜いた。BULLET CLUBも同じ、The Eliteもここまで生き抜いてみせた。まず、初めの2ポイントを獲得した。皆さん、『G1』へようこそ。俺たちの道のりは、まだまだ終わらない。ただ、ここで一言『お疲れ様』と言っておこう。(※大歓声が沸き起こると)黙れ。ここは俺の時間だ。ショーは終わり。メインイベントが俺ということだが、このメインがベストバウトだったと思う。次回、また会おう。GOOD BYE&GOOD NIGHT BANG!」【ケニーの話】「スズキミノルめ、なんとも無慈悲な攻撃を仕掛けてきやがって。ただ、この初戦を勝つことというのが、自分にとっては凄い大事だった。なぜなら、去年は黒星スタートだったからだ。それは油断していたからだ。去年の失敗から学んで、今年は初戦から100パーセントでいくと決めていた。だから、スズキに対して全力で攻撃していったし、ヤツが俺を強く殴れば殴るほど、それ以上のパワーで俺も殴り返した。まだ始まりだが、『G1』2連覇のために、このトーナメントはあると思っている。これはすべて俺のためだ。グッバイ&グッナイ。(※各カメラに向かって)バン、バン、バン」
※鈴木はコメントブースにあるイスを報道陣に投げ控室に帰って行った
後楽園大会からBブロックも開幕、メインは鈴木vsケニーによる鈴木軍vsBULLET CLUBの頂上対決が実現した。
序盤は睨み合いとなるが鈴木が自分の方が格上だと言わんばかりに軽く突いてから、ケニーがエルボーからチョップ、鈴木がボディーブローと打撃戦を展開するも、突進する鈴木をケニーがフランケンシュタイナーで場外へ追いやると、ケニーがトペを狙いにダッシュしたところで、鈴木が素早くリングに戻ってフロントハイキックで迎撃、そしてエプロン越しのエルボー合戦から鈴木はロープ越しの腕十字で捕らえてから場外戦に持ち込み、鉄柵を使ったケブラータを狙うケニーを阻止して鉄柵を使ってのアンクルホールド、客席へケニーを連行して右足めがけてイスで殴打する。
リングに戻るとイス攻撃を狙う鈴木にケニーがスレッジハンマーの連打を浴びせ、カミカゼからの片足だけでのムーンサルトを投下も、鈴木は足への関節蹴り、ケニーが逆水平も鈴木がボディーブローで返し、ケニーがスピードで翻弄も鈴木がスリーパーで捕獲、だが逃れたケニーは蒼い衝動を決める。
ケニーは勝負を急いだかVトリガーを狙ったが、鈴木がレッドシューズ海野レフェリーを盾にして直撃させると、ケニーは鈴木に慌ててVトリガーを浴びせたところで、タイチ、デスペラード、TAKAみちのくの鈴木軍ジュニアが乱入、ケニーを袋叩きにし、救出に駆けつけたオーエンズも蹴散らしてしまう。
そこでファレが駆けつけて鈴木軍をリングから排除、オーエンズも加勢して鈴木軍ジュニアと鉄柵外で乱闘となると、ケニーが鉄柵越えでのプランチャで鈴木軍ジュニアを排除するも、その間に蘇生した鈴木がミサイルキックを狙うケニーをかわしてアキレス腱固めで捕獲し、ヒールホールド、クロスヒールホールドへ移行、逃れたケニーに鈴木がミドルキックもケニーは逆水平で返すが、鈴木が張り手からスリーパーで捕獲もケニーがバックドロップ、だが起き上がった鈴木はフロントキックを浴びせ、右膝にランニング関節蹴りも、ケニーが張り手から唾、一歩も引かない構えを見せる。
これでムキになったのか鈴木が張り手のラッシュも、かわしたケニーがカウンターでのVトリガーを炸裂させてから高速ドラゴンスープレックス、そして片翼の天使を狙うが、前転した鈴木が膝十字固め、裏アキレス腱固めからスリーパーで捕獲も、ケニーが担いで浴びせ倒し、一旦は解かれたが、少し間が空いた隙を逃さなかった鈴木は胴絞めスリーパーで捕獲。絞めあげてからゴッチ式パイルドライバーを狙う、ケニーが堪え、鈴木が突進したとこっでケニーがVトリガーを炸裂させる。
ケニーは再度Vトリガーを狙うが、鈴木はここ一番で出すドロップキックを放ち、勝利を確信した鈴木が足を掴んだところでケニーが延髄斬りを浴びせると、すぐさまリバースフランケンシュタイナーからVトリガーの連打、そして片翼の天使で3カウントを奪い、2連覇に向けて白星発進となった。
鈴木がNOAH出向中にケニーがBULLET CLUBのリーダーとして伸し上ってきたが、鈴木自身も3年前のケニーとして見てなかったのか、最後の最後でケニーを侮っていたことで墓穴を掘ってしまったようだ。またケニーとしても鈴木軍のボスを下したところでBULLET CLUBのリーダーとして面目は保つも、鈴木に散々痛めつけられた右膝が不安材料になる可能性が出てきた。第7試合ではSANADAvsEVILによるロスインゴ同門対決が実現、両者はイス攻撃からEVILがSANADAの首にイスをかざしてのEVILホームランで先手を奪うが、SANADAは連続リーブロックからからドロップキック、パラダイスロックで流れを変える。
EVILはレフェリーを使ってトラースキック、ローリングラリアットからフィッシャーマンズバスター、ダークネスフォールズ狙いは阻止もEVILはスタンガン、そして場外に逃れたSANADAにコーナーからダイブも、SANADAは断崖式RKOで迎撃する。
リングに戻るとEVILも肘のサポーターを外して生肘でのエルボー合戦を展開、EVILのジャーマンを着地したSANADAは不知火のように後方回転したてSkull Endで捕獲、だがEVILはコーナーめがけてのフィッシャーマンズバスターからダークネスフィールズを決め、Banshee Muzzleで捕獲も、逃れたSANADAはスワンダイブ式ドロップキックからTKO、そして武藤敬司直伝のラウディングボディープレスを投下するが、かわしてEVILはBanshee Muzzleで捕獲するも、ロープが近かったため逃れられてしまう。
EVILはEVILを狙うが、逃れたSANADAが真田聖也の技であるタイガースープレックスを決めると、Skull Endで捕らえるが、EVILは掟破りのSkull Endで切り返しローリングエルボーからEVIL狙いが、SANADAが一回転してSkull Endで捕獲し、SANADAが再度武藤敬司直伝のラウディングボディープレスが決まり3カウント、同門対決を制した。
同門対決ながらも好勝負となったが、真田聖也だけでなく武藤敬司という引き出しを出したSANADAはBブロックで台風の目になるかもしれない。セミのオカダvs矢野のCHAOS同門対決はオカダのセコンドである外道に対し、矢野は邪道を従えて登場しロープにしがみついてのブレーク連呼や、崇コーナー作りでオカダを翻弄、館内も矢野コールで後押しする。
完全にペースが狂ったオカダだったがリバースネックブリーカーを決めるが、場外戦となると矢野はオカダとなぜか邪道もろとも急所打ちを浴びせるも、外道が矢野に急所打ちを浴びせ悶絶させる。
リングに戻るとドロップキックを放つオカダが丸め込み技の連打で、オカダを慌てさせるも、急所打ちを阻止したオカダがレッドインクで捕獲して矢野はたまらずギブアップ、試合後もノーサイドとなって健闘を称えた。エルガンvsトンガはパワーで押し切ろうとするエルガンに対しトンガはスピードで翻弄、しかし一発の重みでエルガンが押し切り、ファルコンアロー、連続ジャーマン、延髄斬り、アバランシュホールド、前後へのショートレンジのラリアットと畳みかける。トンガが頭突きからヴェレノで突き刺し、再度スピードで翻弄を狙うトンガにエルガンがラリアットを浴びせるが、エプロンからのダイブはトンガがガンスタンで迎撃する。
トンガがスーパーフライ狙うが追いかけたエルガンが雪崩式ファルコンアローを狙うと、トンガがガンスタンで切り返して3カウントとなり逆転勝利、エルガンは力づくが仇となった。小島vsジュースは中盤からジュースがスパインバスター、キャノンボール、ダイビングボディーアタックと攻勢に出るも、パワーボム狙いは小島が阻止してコジコジカッター、雪崩式狙いはジュースが頭突きで落とすがコーナーからの攻撃狙いは小島が足刈りラリアットから雪崩式コジコジカッターを決め、ジュースのパルプフリクションを阻止した小島は後頭部ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターもラリアット狙いはジュースがカマイタチで迎撃する。
そこでジュースが突進も、左のラリアットで迎撃した小島はラリアッも。かわしたジュースはグーパンチからパルプフリクションで3カウントを奪い、G1初勝利となった。【後楽園ホール3連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。明日7月21日(金)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/VtbFwIEUe3
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年7月20日あー腹減ったなー…でもな…とりあえずラテ飲みたいな…この時間どっかやってないかな…やってないか…
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年7月20日あのさぁ〜。何で矢野からセコンド付いて下さいって言われて付いてやったのに矢野から急所攻撃受けなきゃいけないの? #G127
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年7月20日すいません・クセがすごくて・すいません
— 矢野 通 (@YTR_CHAOS) 2017年7月20日I'll never forget this night. #g127 #njpw @ Korakuen Hall https://t.co/utaTjRhdzT
— Juice Robinson (@_juicerobinson_) 2017年7月20日G12戦目…後楽園大会、終了。
ジュースに敗戦。
公式戦が一つ終わっただけなのに、身体中が痛い。
でも、気持ちが良い。
変な言い方だけど、プロレスラーとして生きられてる充実感が半端じゃない。
ただただ、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年7月20日初G1最高の気分でした❗❗
実況されている、清野さんにオススメしていただいた後楽園ホールのレモンサワーとチキンも初
8.29に来てくださるみなさまもぜひ
今日は、初めての立ち見❗❗
さらに、初めて飯伏選手を生で見ることができ初めてづくしでした✨
ありがとうプロレス pic.twitter.com/j1FEc8u7wV
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2017年7月20日 -
今年も世界で一番熱い夏、G1が開幕!内藤が飯伏を振り切り!棚橋がザックに敗れる波乱!
7月17日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」北海道立総合体育センター 北海きたえーる 6189人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 獣神サンダー・ライガー(7分48秒 片エビ固め)マイケル・エルガン ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる タイチ エル・デスペラード(7分4秒 体固め)ケニー・オメガ タマ・トンガ ×チェーズ・オーエンズ
※ゴッチ式パイルドライバー◇第3試合◇
▼20分1本
○EVIL 高橋ヒロム(6分52秒 Banshee Muzzle)SANADA ×BUSHI◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 邪道(7分49秒 横入り式エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○YOSHI-HASHI(16分29秒 片エビ固め)[1敗=0点]×永田裕志
※カルマ【YOSHI-HASHIの話】「個人的には、凄い大きな1勝を掴んだから。去年、長野でやった時、俺は負けてっから。『その借り、絶対返してやろう』ってずっと思ってて。攻撃とか、メチャクチャきつかったけど、次のこと考えないで『最後いってやる』って思ってたからね。最後、ガッチリ決まったから。このままペースを落とさないで勝ち続けて、去年以上にもっともっと上にいくよ。俺の立ち位置、さらにさらに変えてやるからな。見とけよ」
【永田の話】
永田「チキショー、うまくいかないな……あぁ、チキショー。なんの……俺の周り、うまくいかないことばっかりだよ。でも、止まってられない。初戦負けても、2戦目、3戦目、勝ち続けて。最初に言った通り、最後に栄冠取って、勝ち上がるよ。今日は負けだ……」
――敗れはしましたけども、並々ならぬ気迫を……
永田「(※質問を遮って)いつもの通りだよ。いつもの通り、あんな感じで闘って、相手が誰であろうと……YOSHI-HASHIもタフになったな。あれだけ攻撃を受けても、最後、立ち上がれんだもんな。10年経てば、人も変わるよ。俺もまだまだ成長していくよ……」◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○バットラック・ファレ(9分25秒 片エビ固め)[1敗=0点]×真壁刀義
※グラネード【ファレの話】「まぁ、落ち着け、落ち着け。一ついただいた。この『G1』、まず一ついただいた。別に気にすることはない。当然のことだ。まだ1試合終わっただけだぞ。まだまだ試合は残ってるんだからな。1人ずつ、今日と同じように1人ずつ片付けていく。今日と同じ結果が続くだけだ。なにも気にすることはないから。同じ結果を見るだけさ。日本人は何をどう思ってるんだ? 別に驚くことじゃない。1人ずつ片付けていけば、どうなるかわかるだろ? な? なにも慌てることはない」
【真壁の話】
※真壁が若手に肩を借り、コメントブースに登場し、床に倒れ込む
真壁「俺のケンカを買っただけのことはあるじゃないか。クソッ……オイ、言っといてやる。たかが1試合だ。次の試合、その次の試合も、獲ればいんだろ? それでよ、“本物のぶつかり合いのプロレス”を見せてやる。それだけだ。言っとくぞ。悔いも何もねぇ。気持ち良かったぜ。最高のいい女を抱いた晩みてぇだ。いいぜ、やってやるぜ、コノヤロー。ますます火ついてきた。いいじゃねぇか、アッパレだ。それだけだ」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○後藤洋央紀(13分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]×石井智宏
※GTR【後藤の話】「これだよ。これが『G1』だ。俺が去年決勝で負けた時から、ここを目指して闘ってきたんだ。相手が石井さんで良かったと思いますよ。これで一気に、勢いは俺に味方した」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]ザック・セイバーJr.(17分18秒 ジム・ブレイクス・アーム・バー)[1敗=0点]×棚橋弘至【ザックの話】「ボクにとっては、別に厄介な相手ではなかった。IWGPインターコンチネンタルチャンピオンを軽~く、手玉に取ってやったよ。思い描いてた通りの勝利さ。今日の試合はチャンピオンシップじゃないけど、これで挑戦する資格を手にしたんじゃないかな。でも、チャンピオンとはいえ、これで怖気づいたかもしれないけどね。ほかのタイトルも狙っていくよ。たくさんのチャンピオンがいるからね。タナハシは素晴らしいレスラーだけど、『G1』初戦の相手でよかった。これで終わらせられたんじゃないか。これはヘビー級のトーナメント(リーグ戦)。軽量だからって甘く見てもらっては困る。ヘビー級に負けないだけのテクニックを持っているんだからね。それに、周りがヘビー級ばかりの中で16年もやってきてるんだから、対策はもう十分さ。別に驚くことじゃないよ。ファレであっても、10秒あれば十分だ。このヘビー級トーナメントを制してやるよ」
※セコンドについていたデスペラードはザックとコメントブースを引き上げる際、
デスペラード「ヘビーもジュニアも、チャンピオンってヤツは負けてばっかりだな。おかしいなぁ?」【棚橋の話】「(※右腕をおさえ)大丈夫! 俺は『G1 CLIMAX』16年やってきてるから。こういうこともある」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○内藤哲也(24分41秒 片エビ固め)[1敗=0点]×飯伏幸太
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、サッポロ~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、いや、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる札幌、そして! 北海道のお客様(※大歓声)、今年2回目の札幌大会、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの世界、そして! 内藤哲也のプロレス、皆様、存分に堪能していただけましたでしょうか?(※大歓声&大拍手) 今日開幕し、8月13日両国(国技館)大会で幕を閉じる今年の『G1 CLIMAX』、Aブロック、Bブロック、誰が勝ち上がり、そして、誰が優勝するのか? 皆様で予想して、楽しんで下さい(※大歓声)。答えは…もちろん! トランキーロ! あっせんなよ(※『あっせんなよ』の大合唱&大拍手)。北海道では初めてになりますが、締めのフレーズ、わかりますよね?(※大歓声&大拍手) 我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる札幌、そして! 北海道のお客様、思う存分叫んで下さい(※大歓声&大拍手)。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声)」【内藤の話】「初戦に勝った。だから、なに? 飯伏に勝った。だから、なんだよ。俺は『G1 CLIMAX』に優勝したくてエントリーしてんだよ。別に、飯伏に勝ちたいから、この『G1 CLIMAX』にエントリーしてるわけじゃないしね。それに言ったでしょ?『今年のG1 CLIMAXで“一番の消化試合”は飯伏戦だ』って。さぁ、次の公式戦は21日後楽園ホール。メインイベントでのYOSHI-HASHI戦。ってことは、つまり次の大合唱は21日の後楽園ホールってことっすかね。21日の後楽園ホール大会、ご来場予定の皆様、楽しみに待っててください。思いっ切り大合唱しましょう。ではでは皆様、またお会いしましょう。アスタルエゴ、アディオス」
【飯伏の話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込む。しばらく言葉が出ない様子。カメラのシャッター音だけが鳴り響き、長い沈黙の後に口を開き)……すいませんでした。(※一言だけ絞り出すと、またもしばらくの沈黙)……ありがとうございました(※と言いながら、土下座するように頭を下げる。それだけ言うと立ち上がり、ふらふらした足取りで控室へ戻っていった)」
いよいよ今年の「G1 CLIMAX」が開幕、開幕戦ではAブロック公式戦が行われ、メインは内藤vs飯伏が実現、両者の対戦は2015年のNEW JAPAN CUP準決勝以来で、このときは飯伏がフェニックススプラッシュで勝利を収めている。しかしこの2年間の間は飯伏がDDTを離れたことで新日本からも離れ、内藤はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーとして一大カリスマにのし上がった。
序盤は内藤が意外にもロックアップから組み合うも、押し込んだ際に唾、場外へ出した際にフェイントからの寝そべりポーズ、ロックアップと見せかけていなすなど、いつもの制御不能ぶりを見せるが、飯伏が背後からエルボーで強襲し、低空ドロップキックを狙う内藤をフットスタンプで潰すと、内藤はロープに飯伏を固定してのハングマンGTRを披露してから徹底的に首攻めを展開、試合の主導権を握り、飯伏も打点の高いドロップキックで内藤を場外に追いやってからバミューダトライアングルを発射も、リングに戻ってからのスワンダイブ式ミサイルキックがかわされ、自身のペースに持ち込めない。
飯伏は内藤のコーナーミサイルは阻止も、スワンダイブ式ジャーマン狙いは内藤が阻止すると、飯伏の突進をかわした内藤は背後からのコーナーミサイルから雪崩式ネックブリーカー、高角度ジャーマンと徹底的に首を攻め、自身のペースを崩さない。
内藤はグロリアを狙うが、着地した飯伏が延髄斬り、フライングエルボーアタックもキャッチしてジャーマン、ミドルキックの連打、キチンシンク、ラリアットと畳みかけるが、再度のラリアットをかわした内藤がジャーマンからグロリア、雪崩式リバースフランケンと首攻めだけでなく、飯伏より上回るえげつなさで攻め立てる。
勝負に出た内藤はデスティーノを狙うが、回転途中で着地した飯伏がコーナーへの槍投げを敢行すると、内藤は一気に失速、スワンダイブ式ジャーマンを決めるが、シットダウン式ラストライドは内藤が着地してトルネードDDTで突き刺し、雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、下から逃れた飯伏はオーバーヘッドキックから、雪崩式パイルドライバーを敢行し内藤に大ダメージを与える。
飯伏はタイガードライバーを狙うが、内藤が堪えて突進する飯伏に浴びせ蹴りを炸裂させると、飯伏も掌打の連打で応戦、しかしハイキックをかわされたところで内藤がデスティーノを決めると、最後は脳天から突き刺すかのようにデスティーノを決め3カウントを奪い白星発進に成功した。
序盤から後半にかけては内藤が自身のペースを崩さないどころか、飯伏を上回るかのようにえげつなさを見せるも、槍投げから飯伏らしさが発揮し雪崩式パイルドライバーなどヒヤリとさせる技も出したが、最後の最後で内藤が振り切ったが、試合後のコメントとは裏腹にダメージの大きさが出ていた。棚橋vsザックは、序盤はザックが棚橋の痛めている右腕を狙うかと思えば、ノーガードだった左腕や足を攻め、棚橋は油断したのか右腕での青天井エルボーで流れを変えようとしたが、これを待っていたのか腕十字で捕獲、本命の右腕攻めを展開して試合をリードする。
劣勢の棚橋はザックの左足への関節蹴りから左足攻めで流れを変え、グラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕らえるも、ザックが下から腕を狙うために崩れ、ザックが棚橋を右腕を攻めれば、棚橋もザックの左足を攻める消耗戦となっていく。
棚橋は腕へのオーバーヘッドキックを狙うザックの足にリバースグラウンドドラゴンスクリューを決めると、スリングブレイド狙いはザックがフロントネックロックで捕らえるが、棚橋はツイストアンドシャウトで返し、スリングブレイドからハイフライアタック、そしてハイフライフローを狙うが、エプロンにデスペラードが上がると棚橋は蹴散らし、ハイフライフローを投下するも、ザックが剣山で迎撃してからジム・ブレイク・アームバーで捕獲、ザックは棚橋の右腕のサポーターだけでなくテーピングも剥がしてガッチリ捕らえ、棚橋は無念のギブアップ。棚橋が初戦で敗れる波乱となるが、ザックにしても大きな勝利となり、インターコンチ王座への挑戦を表明する。石井vs後藤はCHAOS同士の対戦なれど、真っ向からぶつかり合い、激しいど真ん中プロレスを展開する。互いに頭突き、張り手、エルボーを真っ向から打ち合い、後藤が心を折れかけるも、ラリアットからローリングラリアット、石井の顔面に頭突きを浴びせてから念を込めてミドルキック、裏GTRからGTRで後藤が勝利で白星発進する。
真壁vsファレは場外乱闘からファレがパワーで押しまくり、真壁が圧倒されるもバットラックフォールを逃れてからラリアットの連打でやっと流れを変え、再度のバットラックフォールを逃れた真壁は左のラリアットからキングコングニーアタック、そしてキングコングニーを狙うが、距離がありすぎて届かず、これをキャッチしたファレがグラネードを決め3カウントとなり、真壁は完敗を喫する。
今年最後のG1となった永田はYOSHI-HASHIと対戦し、YOSHI-HASHIの逆水平に対して永田はキックの連打で応戦、だがYOSHI-HASHIが張り手を浴びせると永田の表情が一変、キチンシンク。ミドルキック、サッカーボールキックの連打、上から張り手と猛ラッシュをかけ、YOSHI-HASHIも張り手で応酬するなど互いに譲らない。
永田は強烈なミドルキック、串刺しビックブーツ、張り手、マジックスクリュー、垂直落下式エクスプロイダーと畳みかけ、永田のビックブーツをかわしたYOSHI-HASHIはヘッドハンターで応戦し、永田の雪崩式エクスプロイダー狙いを下から潜ったYOSHI-HASHIはパワージャックからスワントーンボムと畳みかけて、バタフライロックで絞めあげる。
しかし永田は白目式腕固めで捕らえると、アームブリーカー、延髄斬り、タイナーからバックドロップで投げ捨てるが、バックドロップホールドをYOSHI-HASHIが首固めで切り返すと、リバーススピンキック、しゃちほこラリアット、永田も大車輪キックを決めるが、串刺ししゃちほこラリアットを決めたYOSHI-HASHIは雪崩式ニーアッパーを披露すると、バッククラッカーからのカルマを決め3カウントを奪い、念願だった永田越えを達成した。本日G1開幕戦札幌大会では公式戦佳仕派仕と戦ったゼァ。いきなり敗戦だった。コンディションと戦略をしっかり仕上げてきたのに悔しいな。世の中中々上手くいかない。次頑張りますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年7月17日G1開幕!第1試合からメインまで熱量が凄かった!初戦の勢いを目の当たりにして、改めてシリーズの過酷さを実感しています…。夏ですね! #njpw #g127 #北海きたえーる https://t.co/6LFc81cOiO pic.twitter.com/aDs5RZdMz0
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年7月17日