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天龍源一郎とUNヘビー級王座
天龍源一郎はIWGPや三冠統一ヘビー級王座など数々のベルトを巻いたが、意外と短期政権に終わっている。その天龍が最も長く巻いた王座は三冠王座の一つであるUNヘビー級王座だった。
天龍は第三の男として覚醒後するもリック・フレアーの保持していたNWA世界ヘビー級王座、ミル・マスカラスのIWA世界王座、ブルーザー・ブロディのインターヘビー級王座、ケリー・フォン・エリックのミズーリ州王座まで挑戦したがシングルの王座は奪取できなかった。
昭和58年にジャンボ鶴田がインター王座奪取専念を理由にそれまで保持していたUN王座を返上、ジャイアント馬場さんは天龍に王座奪取のチャンスを与えたが、この時の天龍は「ジャンボのお下がりか」と乗り気でなかったという。
王座決定戦も当初はテッド・デビアスとジェリー・ローラーの間で行われ、その勝者に天龍が挑戦する予定だったがローラーの来日が中止、ローラーの代わりに天龍とデビアスの間で王座決定戦が行われるも、天龍は敗れデビアスが新王者となり、ベルトは海外へ流出してしまった。
UN王座はデビアスからマイケル・ヘイズ、そしてデビット・フォン・エリックへと渡り、デビットに天龍が挑戦することになったが、来日したデビットは急死してしまい王座はまた返上、天龍とリッキー・スティンボードとの間で急遽王座決定戦が行われ、天龍はグラウンドコブラで3カウントを奪いやっとシングルのベルトを獲得した。
以降UNベルトは天龍の代名詞的なタイトルとなり、1度は返上するもスタン・ハンセンに敗れるまで2年2ヶ月に渡り計10度も王座を防衛して権威を高め、三冠ベルトの一つとして組む込まれた。PR -
8ヶ月ぶりの新日本プロレス観戦も活気力は健在!中邑真輔への次期挑戦者は潮﨑豪・・・ではなくAJスタイルズ!
11月7日 新日本プロレス「POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪 5128人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク 田口隆祐 マスカラ・ドラダ(7分46秒 エビ固め)小松洋平 田中翔 Xデビッド・フィンレー ジェイ・ホワイト
※雪崩式ダブルアームスープレックス
(試合終了後)
ライガー「タイガー、おまえのベルト、まだチャレンジャーがいないんだろ? 俺が挑戦してやるよ! 俺は明日からタイトルが終わるまで、オマエとは組まねえ。今日から俺が虎ハンター」
タイガー「ライガーさん、俺はベルトを獲ったときから、次の挑戦者はあなた、獣神サンダー・ライガーだと思ってるんだ! ぜひベルトを賭けてタイトルマッチ、お願いします!」
【ライガーの話】「今言ったように、俺が次のタイトル挑戦者。明日から俺はもう虎とはタッグを組まねぇ。俺は挑戦するんだ。そしてチャンピオンになるんだ。アイツと組んでる場合じゃない。俺が今日から“虎ハンター”だ。以上」
【タイガーの話】「まぁ今日リング上でね、ライガーさんがあのような発言をして、もう俺はリングでも言ったけど、この(NWA世界ジュニアヘビー級の)ベルトを獲った時から、俺は『次の挑戦者はライガーさんだ』とずっと思ってる。あとは会社がいつ決めてくれるか、そう思ってるし。まだ発表もされてないけども、いつ誰とやるかもわからない。だけど、このベルトの防衛期限もあるし、ライガーさんがあれだけ言ってんだ。俺はもう臨むところだ。あれだけ強い前チャンピオンのライガーさん、是非胸を貸してもらいたいし。大きく言えば、俺はチャンピオンであって、『胸を貸す』それぐらいの気持ちを持ってやってますんで。まぁライガーさんがリング上で言ったように、次のシリーズからは組まない。虎ハンターだと。俺とライガーさんには因縁なんかなにもないです。あるのはこのベルトだけ。このベルトを巡っての争いだけだ。別になんの遺恨もない。ただ、このベルトは絶対ライガーさんには渡さない。以上です」
◇第2試合◇
▼20分1本
ドク・ギャローズ ○タマ・トンガ コーディ・ホール(7分53秒 体固め)真壁刀義 Xキャプテン・ニュージャパン ジュース・ロビンソン
※ベレノ
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○後藤洋央紀(8分53秒 反則勝ち)X“キング・オブ・ダークネス"EVIL
※内藤哲也乱入
【内藤、EVILの話】
内藤「レグレスト・ア・ハボーン!日本に帰ってきたぜ!俺の“パレハ”EVILの試合ちゃんと見た?ちゃんと見た?ペルフェクトだろって。パーフェクトだろ?戦前、後藤が言ってたな。『中途半端なレスラーが、中途半端に帰って来て、中途半端なことをしても、なにも変わらないってことを、俺が教えてやる』って、後藤言ってたよな。いやいやいや、やけにさ、説得力があるよね。いや、俺ビックリしちゃったよ。別に俺は後藤が中途半端だなんて言ってないよ。でもさ、やけに説得力抜群な言葉を言ったなと。まぁ柴田も俺に対して、中途半端なんだって言ってたけどさ。もしかして、三重県で、いや桑名市で、“中途半端”って言葉、流行ってんの?オイオイ、笑っちまうぜ。まぁ今日はわざわざ大阪まで来たんでね、一つ宣言しよっかなぁって思ってんだけど。次のシリーズ、『WORLD TAG LEAGUE』、俺出場すっから。そして俺のパートナーは……ラ……ソ……ン……ブ……ラ……じゃなくて……ここにいるEVILが俺の“パレハ”だ。ありがたいことにさ、俺の耳たぶもキッチリ完治したんでね。メキシコの耳たぶの名医に感謝だな。なんか俺に聞きたいことありますか?」
――EVIL選手のコメントを伺うわけにはいかないですか?
内藤「え?いや、だから言ったじゃん。俺に対して質問あるって」
――EVIL選手は今、どう思ってるんですか?
内藤「EVILはどう思ってるか?EVILの言葉聞きたいの?しょうがねぇなぁ、EVILの言葉をしっかり聞いといてくれよ」
EVIL「……This is EVIL.Everything EVIL.すべては……EVILだ」
内藤「はい。以上。あとなんかある?なんか質問ある?いや、あったとしても、答えはトランキーロだぜ」
◇第4試合◇
▼Super Jr. Tag Tournament 2015」スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ ○KUSHIDA アレックス・シェリー (10分19秒 ホバーボードロック)ケニー・オメガ Xチェーズ・オーエンズ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
◇第5試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2015」決勝戦/無制限1本
リコシェ ○マット・サイダル(16分06秒 片エビ固め)ロッキー・ロメロXバレッタ
※エア・サイダル
☆リコシェ&サイダルが「Super Jr. Tag Tournament 2015」優勝
(試合終了後)
試合後、サイダルは「ヤッター! オーサカ、コンバンハ!」と日本語で雄叫びをあげ、「サイダル&リコシェ、もっとも危険なチームだ!」と英語でアピール。そして、リコシェがreDRagonへのタイトル挑戦を宣言した。すると、ロメロが「挑戦権利するのは後楽園でreDRagonに勝ってるオレたちだ!」と割って入り、ヤングバックスも「前王者の俺たちにも挑戦権利がある!」とアピール。当然、オライリー&フィッシュも黙っておらず、一気にジュニアタッグ戦線が混沌の様相を呈してきた。
【リコシェ、サイダルの話】
リコシェ「(※トロフィーに手を置いて)何回やっても結果は同じだ。俺たちは階級なんて関係なくベストな、世界全体を見渡してもベストなタッグチームなんだ。今日、それを証明した。ここにトロフィーがあることが、それを物語っている。誰も異論はないだろ?さあ、次は何をしようか……」
サイダル「リコシェと俺は、このトーナメントで1度も負けてない。俺はようやくベストパートナーを見つけた。俺たちは今夜ですべてのトップチームを打ち破った。そのためにずっと努力を続けてきたんだ。なかなか結果が出なくとも、決して心が折れることはなかった。そして、いつも最高の結果を求めてきた。それを満たす結果が出なくとも、決してあきらめることはなかった。そして、ようやく今夜、満足できる結果が得られた。この新しくデンジャラスなタッグチームで。さぁ次はタイトルマッチだ」
リコシェ「そうだ。だから俺はボビー・フィッシュとカイル・オライリー、reDRAGONを呼び込んだんだ。まぁロッキー・ロメロとバレッタのロッポンギ・ヴァイス、ヤングバックスも出て来たけどな。だけど、俺たちが挑戦するのに文句はないだろ?どういうことになろうとも、あのタイトルを狙っていく。このトロフィーとともに、あの輝かしいベルトは、この腰に巻かれるんだ」
サイダル「俺たちはこれで満足してるわけじゃない。まだまだ上を見ている。ファンのみんなも、それを望んでるだろ?俺たちはもっと高く飛ぶ。そしてそれが、もっと上へ行くことにつながるんだ。見ていてくれ。アリガトウゴザイマシタ」
――チーム名はあるんですか?
リコシェ「いや、特に名前は付けてない」
サイダル「サイダル&リコシェでいいよ。名前をつけることが目的じゃないから。ハイフライヤーズとか言われてるけど、その程度じゃ満足しないし。みんながもっといかした名前をつけてくれればいい。俺たちのハイフライテクニックに似つかわしい名前をね。素晴らしい名前をつけてくれ。今の俺たちにとって、名前をつけることより、IWGPジュニアヘビー級タッグチャンピオンになることが最優先なんだ」
リコシェ「そうそう、チャンピオンになることが先だ」
【ロッポンギバイスの話】
ロメロ「サイダル、リコシェ、おめでとう。今夜は……」
※ヤングバックスが乱入
マット「Su●k it!」
ロメロ「うるせぇぞ、お前ら」
※マットがバレッタにペットボトルを投げつけると、逃げるように控室に去った
ロメロ「なんだ、アイツらは!俺たちはロッポンギヴァイスだぞ!俺たちは、コウラクエンでレッドラゴンに勝ってるんだぞ!」
バレッタ「そうだ。簡単なことだ。6日前、俺たちはチャンピオンに勝ってるんだ。たくさんのチームがトーナメントに出場したが、俺たちがチャンピオンに勝ってるんだ!」
ロメロ「ノリノリダゼ!ロッポンギヴァイス!サイコー!」
バレッタ「フォーエバー、フォーエバー、フォーエバー、フォーエバー」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○AJスタイルズ バッドラック・ファレ(9分02秒 エビ固め)矢野通 XYOSHI-HASHI
※スタイルズクラッシュ
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第9代王者]○石井智宏(17分26秒 片エビ固め)[挑戦者]X本間朋晃
※垂直落下式ブレーンバスター
☆石井が初防衛に成功
【石井の話】
石井「本間の一勝、言った通りだろ。まぁアイツが自分自身でよ、『奇跡、奇跡』って言ってる時点で勝てねぇんだよ。自分に自信がねぇんだろ。そうじゃない?ハァハァ、また一つ、道を塞ぐものを蹴散らしただけ。それだけのことだろ。誰も来なかったな、今回は。ビビってんのか、俺の試合に。まぁ俺はそんなもんだな。別に今日の試合はそんなもんだ」
――これでチャンピオンとして東京ドーム大会に出ることがほぼ確定かと思いますが、ご希望の挑戦者はいますか?
石井「いないね、まだ。俺は一戦一戦しか見てないから。次、どうのこうのはまだ。ほんとは来てほしかったけどな。まぁあぁいう試合が出来ねぇんだろ」
【本間の話】「(※コメントスペースにたどり着くなり倒れ込んで)『よく頑張った』『お疲れさん』は、タイトルマッチになんねぇんだよ。石井、石井はやっぱり強いよ。でも俺は、また挑戦したい。期待してくれてる人が1人でもいる限り、俺はまた挑戦したい。そして、獲る。みんなのこけしで獲ってみせる。石井は強い。今回負けたけど、次、行きゃいいんだ。次、いつあるかわからないけど、それまで力蓄えて、力蓄えて、また挑戦する。今日、大阪、幸せにすることはできなかったですけど、また次回、また次回、みんなのこけしで、今度こそ幸せにしてみせます。ありがとうございました(※と言うと、ゆっくり立ち上がって控室に続く通路に消えていった)」
◇第8試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○柴田勝頼(15分33秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ X桜庭和志
※go 2 sleep
(試合終了後)
棚橋「チャンピオン!! 待てよ。チャンピオン! リングに上がって来いよ。いいこと教えてやるから、リングに上がって来いよ」
(これを受けてオカダがリングへ戻り、ようやく真正面から棚橋と向き合う。)
棚橋、「俺が、チャンピオンになる日はもうすぐだ。改めて言っといてやる。IWGPは、近いぞー!!」
(ところが、ここでオカダがIWGP挑戦権利証の入ったアタッシュケースを蹴り飛ばし、棚橋が大激怒! そのままオカダと大乱闘となる。ヤングライオンたちが総出で2人を引き離すも、棚橋はなおもオカダに襲い掛かる。するとオカダは、アタッシュケースで棚橋を殴打)
オカダ「棚橋!!!! テメーかかって来いよ、オラ!!!!」
(棚橋がオカダにジャンピングキックを見舞うと、オカダはカウンターフロントハイキックで報復。だが、次のツームストンパイルドライバーは不発となり、ようやくオカダは退場。棚橋はしばらく場外に座り込んでいたが、ようやく立ち上がると、走ってオカダを追いかける)
【オカダの話】「(※怒り口調で)G1チャンピオンだ、何年連続でメインだとか、そんなの関係ねぇんだよ!誰が一番強いか、誰が一番凄ぇレスラーか……」
(※ここまで口にしたところで、棚橋が殴りこんできて乱闘に。若手が両者を分けるが、棚橋は「来いよ!透かしてんじぇねぇよ!」と叫びながら突っかかっていこうとする。外道が「何だ、テメェ、ふざけんな、この野郎!」と叫びながら、オカダを控室に連れて行こうとする。棚橋は「ベルトは俺がもらった!」と叫び、オカダと外道が扉の向こうに姿を消すと、若手に対し「わかった、わかった」と言って、自信の興奮を鎮める)
【棚橋の話】「(権利書の入ったケースを抱き、床に倒れ込む)ハァハァ、熱いなぁ。俺、熱いなぁ。いつ以来だ?こんな気持ち。熱いよね。あんなの熱いよなぁ。そうだ、俺は挑戦者じゃん。挑戦者。チャンピオンと対等じゃねぇんだ。だから、向かってくんすよ!」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第12代王者]○中邑真輔(21分37秒 片エビ固め)[挑戦者]Xカール・アンダーソン
※ボマイェ
☆中邑が初防衛に成功
(試合終了後、AJが中邑の前に仁王立ち。両者は至近距離でにらみ合いを展開し、AJは指で銃のポーズを取り、中邑に向ける。すると、中邑は弾丸を掴み取るポーズで対抗。、AJは海野レフェリーからベルトを取り上げ、中邑に挑戦をアピールしながら手渡し、AJはBULLET CLUBらと共に退場する)
中邑、「待ってたぜ! AJスタイルズ! ホント、初めて触れるも当然。刺激的ですね~。東京ド~ム~、イヤァオ!」
【中邑の話】
※石井、矢野、外道、ロメロ、バレッタが拍手で中邑を出迎え、全員ビールを片手に
ロメロ「シンスケ、from LA道場to ケイオス。 防衛おめでとう。カンパーイ!」
中邑「ありがとうございます」
外道「おめでとう、真ちゃん」
※石井、矢野、外道、ロッキー、バレッタがコメントブースを去る
――今日の試合を振り返って、アンダーソン選手はいかがでしたか?
中邑「そうっすねぇ。まぁホントのこと言うと、ここ2週間ずっと緊張して。今まで緊張というモノを克服したと自分ではそう思っていましたが、まだまだちっちゃいっすね。なんだろうなぁ、何度もアンダーソンと闘ってきた中で、今日の感情に悔いはなかったかもですね。まぁロッキーがfrom LA道場、アンダーソンもそう。やっぱり(胸を叩き)自分の気持ちの中では、アイツは特別だから。試合に賭ける思いも、重たかったですよ」
――その特別な相手に勝利して、今年のインターコンチネンタル戦線は終わり、そして1.4東京ドーム大会もいよいよというところにもなってきましたが、とんでもない挑戦者が現れたんじゃないですか?
中邑「そうっすね。まぁ待ちに待ったというか、このインターコンチの闘いの中で、一度も、タッグですら触れてない、10年以上前に両国で触ったくらいですからね。まぁ自分の中でただ一つ触れてない刺激で言うなら、AJスタイルズでしょう」
――ファンもどんな闘いになるんだろうと楽しみに待ってると思いますが、AJ戦に向けて意気込みをお願いします。
中邑「さっきの今ですぐ意気込みもなにも、AJ、棚橋、オカダ、試合見てる。世界の試合に出かけた時に、必ずAJがいる。その凄さも間近で見て来た。アイツは自分に足りない、自分の持ってない何かを持ってるんでしょう。獲りに行きます、マジで」
――次期シリーズのことを考えると、下手すると、AJスタイルズにまったく触れずにドームを迎えることが考えられますが?
中邑「どうせなら、そっちの方が。東京ドームなら刺激的じゃないですか。(※記者からの質問が終わると)なければ以上。ありがとうございました。最後にチャド、I love you」
【アンダーソンの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込み、頭を抱え込む。そしてコメント)いつになく強く(打撃を)叩き込んできた。俺もいつも以上に強く返していった。だからこそ、あそこまでハードな闘いになった。そして俺は負けた。俺たちのこのプロフェッショナル・レスリングの闘いに、世界中の誰も文句は言わせない!シンスケ・ナカムラはベストなプロフェッショナルレスラーだ。だけどそんなこと関係ない。彼はベストフレンドだった。だけど今はそんなこと関係ない。今の俺たちはプロフェッショナル・レスリングにおける関係だけだ。今日は負けてしまった。完敗だ。しかし俺はまた、あのリングに戻る。彼とまた向かい合う。2012年のG1決勝のように、また大舞台で向かい合った。そして、この2015年、大舞台のメインイベントで闘えたこと。(※ここまで言ったところでAJスタイルズが歩み寄り、慰めるようにアンダーソンの頭を胸の中に抱き締める)次はここにいるAJスタイルズが、誰もが認めるベストレスラーである彼が、IWGPインターコンチネンタルのベルトを奪う。サンキュー、BULLET CLUBの兄弟たち」
【AJの話】「こういう結果になった限り、次は俺が行かなければならない」今回は新日本プロレス「POWER STRUGGLE」大阪大会を観戦するためにエディオンアリーナ大阪を訪れた、新日本観戦は3月の尼崎以来で8ヶ月ぶり、本来なら7月の大阪城を観戦する予定が観戦直前で胆嚢炎で倒れ緊急入院・・・(トラウマが甦ってしまいブルーな気分に)、今回は体調を万全に整えて観戦に臨んだ。
開場となるが南北側にひな段が設けられ、中央に入場ゲートが設置されながらも二階席も全部開放で5,128人で超満員、さすがに新日本の活気力はまだまだ健在と感じさせた。
第1試合ではライガー率いる新日本ジュニア軍vsヤングライオン軍の8人タッグ戦が行われ、試合はタイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスでフィンレーから勝利も、試合後はライガーがタイガーの保持するNWA世界ジュニアに挑戦を表明、3月の尼崎ではライガーが王者でタイガーが挑戦者となったが、今回は立場が入れ替わっての再戦となる。
第3試合では凱旋帰国した渡辺高章ことEVILが後藤と対戦、EVILは黒装束姿で巨大なカマを持ち入場するなど、怪奇派というかモンスターと化した印象を受けた。試合もEVILから奇襲をかけて開始となり、後藤が反撃してもすばやく場外へ逃れ、リング下に潜るなど、体に似合わぬ動きで後藤を翻弄。EVILは変形ネックブリーカー、セントーン、チョーク攻撃、そして吸血鬼のように首筋に噛み付くなどして怪奇派ぶりを存分にアピールする。
EIVILはニーを放つがあたりが中途半端に終わったのか、ここからEVILが失速して後藤が反撃すると、EIVILも両国大会で決めた変形大外刈りことEIVILを狙うが、さすがの後藤もしっかりマークしていたのか阻止してから、ローリングラリアット、牛殺し、昇天・改にはいかず昇龍結界でギブアップを狙う、そこで入場ゲートからシリーズを欠場しCMLLへ遠征に出ていた内藤が出現しタイガー服部レフェリーの眼前で堂々とデスティーノで後藤をKOしてEIVILの反則負け、試合後は激怒した柴田が駆けつけ内藤らを蹴散らしていった。
EIVILの感想は怪奇派ぶりは存分に発揮し成長は感じさせたが、まだ全てを出していない、もう少し見たかったというのが感想だった、次期シリーズの「WORLD TAG LEAGE」では内藤とのコンビで出場し、タッグリーグを通じて後藤&柴田との抗争になりそうだが内藤がどこまでEIVILの成長ぶりを引き出せるか?
「Super Jr. Tag Tournament 2015」決勝戦のリコシェ組vsロッポンギヴァイスは、バレッタが準決勝でのreDragon戦で痛めた膝がまだ癒えていないのか、脚を引きずっていると、これを逃さなかったのかリコシェ組はバレッタの脚攻めを展開するが、先手を奪われたロッポンギヴァイスはロメロが孤軍奮闘して試合を盛り返す。
しかしロメロを失速させたリコシェ組はしてその場飛びのムーンサルトプレスとシューティングスタープレスの共演からリコシェがコーナーに昇るも、ロメロがかわすとようやく脚が回復したバレッタが入って連係でリコシェを捕らえにかかる、リコシェ組もサイダルが入ってアクロバティックな動きで応戦。
ロッポンギヴァイスはサイダルを捕らえてストロングゼロを狙うが、飛んだロメロをリコシェがスワンダイブ式スピアーでカット、バレッタのディードバスターもリコシェが阻止し、ここからリコシェ組の流れになり、最後はサイダルがやや崩れたがバレッタにリバースフランケンを決めると、リコシェもロメロにペナドリラー2pointを決め、最後はリコシェのシューティングスタープレス、サイダルのエアーサイダルの同時空中弾が決まり3カウント、リコシェ組が優勝となり試合後にはreDragonの保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦を表明すると、ヤングバックスが前王者としての再戦の権利、ロッポンギヴァイスがreDragonとの決着戦の要求でタイトル挑戦を表明、おそらく東京ドーム大会でのタイトル戦=4WAY戦という流れになりそうだが、4WAYによるジュニアタッグ選手権もドーム大会の名物になりそうだ。
石井vs本間のNEVER選手権はロープブレイクは石井が本間に決めた逆片エビ固めだけで、あとはロープブレイクなしのど真ん中プロレスを展開、しかし試合全体のリードを奪ったのは本間で3度目の正直で小こけしが決まるとエプロンに立った石井にこけしロケットを炸裂させてから場外への大こけし、リングに戻ってもこけしロケットを乱打、本間は更に後頭部へのスライディング式やダイビング式のこけしロケットも披露して石井を追い詰める。
しかし本間のこけし落としことファイヤーサンダーが不発、こけしが自爆となってしまうと、石井はスライディングラリアットから反撃し、本間も久しぶりにターメリッククラッチを披露して粘るが、石井のラリアットの連打を浴びせてから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し3カウント、石井が辛くも王座を防衛したが本間の健闘も光留というか、あと一歩というところ、しかしあと一歩が突き破れない、それが本間の抱えているジレンマなのかもしれない。
セミの棚橋&柴田vsオカダ&桜庭は、オカダがロープへ押し込み、いつもの通りレインメーカーポーズを決めようとするが、棚橋はさせないといわんばかりにオカダの顔面に張り手、そのあとも棚橋はオカダの顔面に張り手をかますなどケンカ腰で挑み、オカダもカチンとなってのか感情的になるも、脱線する一歩手前で軌道修正するかのように桜庭に交代、冷静さを崩さない。
試合は桜庭が柴田にフットチョークを決めてから柴田が一気に失速しオカダ組のペース、MMAの技をプロレスにアレンジするなどさすがと思わせる。
棚橋とオカダが再び対峙し、ここでは互いの読み合いに終始するが、交代を受けた桜庭が棚橋のジャーマンを喰らってしまい、また柴田へのフロントネックロックもパワーボムで叩きつけられてしまい失速、桜庭は受身が得意でないのか首が悪いせいもあって一気に失速、最後は桜庭を捕らえた棚橋組が棚橋のハイフライフローから柴田がgo2Sleepを決め3カウントを奪い勝利となった。
試合後に柴田、桜庭が引き揚げると棚橋が下がろうとするオカダを呼び込み「IWGPは近いぞ!」とアピールすると、オカダは今まで押さえ込んでいた感情を一気に爆発させたのか、権利書の入ったケースを蹴飛ばし場外へ放り投げる暴挙に出る、これには棚橋も怒り襲い掛かるが、オカダはケースで殴るなどして返り討ちに、慌てて外道やレフェリー、若手などらが二人を分けたが、オカダが下がっても棚橋はバックステージへ殴りこみをかけるかのように突撃をかける、試合後の行為はオカダらしくもなかったが、棚橋も今回は顔面に何度も張り手を浴びせるなどケンカ腰に攻めていたことから、オカダも今まで押さえ込んでいた感情が一気に爆発したということか。
メインの中邑vsアンダーソンはアンダーソンはAJを含めたBULLET CLUBの面々を従えて入場、館内はまた介入があるのではと嫌な雰囲気となる。
試合はアンダーソンがクリーンファイトに徹し、中邑もBULLET CLUBの介入を警戒してか戸惑いを隠せなかったが、試合途中で案の定BULLET CLUBが介入して館内はブーイングとなるも、介入は1度だけでアンダーソンも反則なしのクリーンファイトに徹し、BULLET CLUBも空気を察してかそれ以降は介入はなかった。
アンダーソンペースで試合が進むも、中邑はジャンピングボマイェから一気に流れを変えるが、エルボー合戦を競り勝ったアンダーソンもリバースガンスタンからジャンピングパワーボムで応戦、中邑は胴絞めスリーパー、リバースパワースラムからボマイェを狙うが、アンダーソンは読んでスパインバスターで迎撃する。
アンダーソンはダイビングボマイエを狙う中邑に飛びつき式ガンスタンを決めると、更に雪崩式スピニングガンスタンを決め、ガンスタンを狙うが、中邑はランドスライドで応戦。
アンダーソンはラリアットを浴びせるとバーナードドライバーからガンスタンを狙うが、中邑は腕十字で切り返し、またガンスタンを狙うアンダーソンの後頭部にボマイェを炸裂させると、最後はカウンターでのボマイェを炸裂させて3カウント、中邑が王座防衛もアンダーソン自身はクリーンに徹するなど、改めてシングルプレーヤーとしてのレベルの高さを感じさせた。
試合後は中邑の次期挑戦者にAJが名乗りを挙げた、中邑の次期挑戦者には全日本プロレスを退団した潮﨑豪が濃厚視され、AJは東京ドームでROH選手権へ挑戦といわれていたが、これもまた大きく予想を外す結果に、しかし意外にも中邑とAJはシングルでは初顔合わせ、そういった意味では新鮮なカードでドーム向きなのかもしれない。
大会は中邑の「イヤォ!」で締めくくられたが、館内は熱気で暑いは全試合とも面白かったせいもあって体は疲れ気味、心地よい疲れなのかもしれないが、館内から退場時は混雑に耐える力もなく、ある程度空いてから会場を後にした。
8ヶ月ぶりの新日本はやっぱり凄いし活気があると改めて実感させたが、自宅に帰っても疲れが取れない、バタンキューだ。
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一夜限りのユニット“スモーズ”がVerserKの猛威を止めた!
11月6日 DRAGON GATE「CROWN GATE 2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド Kzy(8分30秒 バイブル)U-T Xヨースケ・サンタマリア
◇第2試合◇
▼20分1本
○戸澤陽(8分36秒 高速ジャーマンスープレックスホールド)X石田凱士
◇第3試合◇
30分1本
望月成晃 ○ビッグR清水(13分37秒 エビ固め)Gamma X山村武寛
※砲丸投げスラム
◇第4試合◇
▼30分1本
CIMA Eita ○エル・リンダマン(14分39秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)吉野正人 T-Hawk XしゃちほこBOY
◇第5試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(1)/無制限1本
[スモーズ]○スモー・ハゲトラ(1分45秒 片エビ固め)[ヴェルセルク]X問題龍
※PTキック
◇第6試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(2)/無制限1本
[ヴェルセルク]○YAMATO Kotoka (11分0秒 片エビ固め)[スモーズ]スモー・ススム Xスモー・クネス S.K.S
※ギャラリア
◇第7試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(3)/無制限1本
[スモーズ]スモー・フジ ○斎藤“スモー"了 堀口元気S.U.M.O スモー・神田(21分14秒 片エビ固め)[ヴェルセルク]鷹木信悟 土井成樹 サイバー・コング 谷嵜なおき
※斎了ロケット
(試合終了後)
土井「こんなん納得いくわけないやろ! おかしやろ! なしや~! なしなしなし~! こんな勝ち、認められていいんか!」
鷹木「どう見ても最後、全員入ってるじゃねえか! 反則だろ!」
土井「オレたちの勝やろ!」
鷹木「なにがスモーズだ、この野郎。くだらねえな。オマエらもよ、こんなの見て喜んでるのか? マジでバカじゃねえのか。(ブーイング)フジイ、おっさん、オマエなに偉そうに試合してんだ。オマエはよ、望月成晃と一緒で、ドリーム戦でオレにたたきつぶされてんだろ。偉そうにメインイベントで試合してんじゃねえぞ。オマエなんかな、DRAGON GATEに必要ねえんだよ。帰れ! そういえば必要ないと言えば、DRAGON GATEにまたカスみたいなユニットができたな。なになに、CIMAとGammaが無能な若手と組んで、スタートしたみたいだけどよ、無能な若手と無能なベテランが組んでも、しょせん無能しか残らねえんだよ。オマエらもそう思うだろ? アイツらに何ができんだよ。(ブーイング)ブーじゃねえよ、この野郎。おい、オーバージェネレーションか、まあ無能だらけかもしんねえけど、特にとんでもねえヤツがいるだろ。Gammaだよ、Gamma。あんなのがプロレスラーか!? 情けねえな。アイツなんかよ、試合中常に、ツバ攻撃と汚水攻撃だろ? 普段は女装したり、ピエロみたいにペイントしたり、あんなのはな、お笑いレスラーじゃねえんだよ。ただのヨゴレだ。ヨゴレ。ヨゴレだ」
(そこへGammaが現れ鷹木に竹刀で襲い掛かる。Gammaコール)
Gamma「おい、鷹木信悟コラぁ! 人が黙って聞いてりゃさんざん馬鹿にしやがって。お笑いだ、汚れだ? なんだオマエ、オマエはオレのスタイルを否定すんのか? お笑いだろうがな、女装だろうが、ヨゴレだろうが、ピエロだろうが、なんだろうがよ、お客さんが楽しんでくれるんだったら、オレはなんだってやるんだこの野郎!(Gammaコール)おい、そういうオマエこそよ、鷹木信悟、ガッチガチのカチカチのプロレスしかできない、DRAGON GATEで一番の無能なレスラーじゃねえのかコラ!? 鷹木信悟、なんだったら、オマエの言うそのお笑いの、ヨゴレの、オレのスタイル、試してみるかこの野郎?」
鷹木「何を試すんだよ? なにが言いてえかわからねえな。ハッキリ言ってみろ!」
Gamma「なんだこの野郎。無能なレスラーは、これでも何が言いてえかわからんのか! オマエの持ってるドリームゲートのベルトに、オレが挑戦してやるっていってんだ! どうだ鷹木信悟!」
鷹木「おい、Gamma、オレはな、オマエみたいに、客にこびることしかできないレスラーが、この世で一番嫌いなんだよ。そんなオマエを排除できるんだったら、タイトルマッチでもなんだもやってやろうじゃねえか! 本部長、いまの流れ見てただろ。決めてくれ」
八木本部長「よしそれじゃあ、次回、12月3日後楽園ホールで、ドリームゲートタイトルマッチ、Gamma対鷹木、決定します!」
Gamma「よっしゃ~! よっしゃ~! よっしゃ、決まったぞ鷹木。でもな、オイ、お客さんの反応気にして、マイクばっかして、客にこび売ってるのはオメエの方だろ。まあいいや、鷹木信悟、こだけは言っとくぞ。コイツらいるだろ、この若いヤツら、彼らはな、無能なんかじゃ決してないぞ。コイツらは、DRAGON GATEの未来だ。コイツらのためにも、オレはオマエと刺し違えてでも、必ずドリームゲートのベルト、取ってやるよ。鷹木信悟、蹴り殺すぞコラ!」
(Gammaが鷹木にツバを吐きつけ、「ウー!」。)土井「ドリームゲートの話はそれぐらいにして、俺もちょっとしゃべらせてもらうで。ツインゲートや、ツインゲート。オレとYAMATOは大阪でこのタイトル、6度目の防衛に成功したんや! 拍手! この結果が、防衛最多タイ記録や。タイ記録っていうことは、オレとYAMATO以外にも6回防衛したチームがあるってことや。まあ、オマエらの記憶には誰も残ってへんよな。せっかくだから紹介したるわ。オレら以外に6回防衛したチーム、望月、フジイ、出てこいや。(すぐに望月が出てくる)おったんかいオマエ! 早すぎるわ。(フジイが土井にペットボトルを投げる)なんで水投げんねん。待て。オイ、望月、フジイ、オマエらがツインゲートのタイトルを持ってたことなんか、誰も覚えてへんのや。オマエらがな、6回防衛したなんか、誰も覚えてへんのや! オマエらな、誰に断って6回防衛してんねん。挨拶がないやろコラ!」
望月「オイ、防衛するのに誰の許可がいるんだ、この野郎」
土井「誰に断って6回防衛しとんねん! おかしいやろ!」
望月「言っとくけどな、オマエからも防衛してるぞ、この野郎」
土井「そんなん忘れた忘れた! 知らんわ!」
望月「確かにな、オレらの防衛記録、6回中2回は問題龍からだ」
土井「おかしいやろ! おかしいやろ、問ちゃん!」
望月「でもな、記録は記録だよ。6回は6回だ。いいか、言っとくぞ。オマエらはようやくオレらに追いついただけだ、この野郎」
土井「追い抜く直前まで迫ってるっていうことや」
望月「だったらよ、どうするっつうんだ?」
土井「とりあえずオレはな、6回防衛したっていう…オレが言いたかったんは、6回防衛した、最多タイ記録に並んだっていう報告だけじゃ。それ以外なんもないぞオイ! オレはオマエらに、6回防衛して並んだっていう、報告だけや。それ以上なんもないからな」
望月「待て待て待て」
土井「待て待て待て。なんで上がってくんねん。おかしいやろ。(フジイに)オイオイ、試合でやれよオマエ。なんやこの展開? どうなってんねん?」
望月「まさか報告だけのために呼び出したわけじゃねえだろうな?」
土井「それだけやんけ。なんにもないぞ」
望月「だったらよ、6回もん同士、ケリつけたらいいんじゃねえのか?」
土井「おかしいおかしい! オレはそんなこと言うために呼び出したんちゃんぞ」
望月「じゃあ、なんのために呼び出したんだよ?」
土井「報告だけや、報告!」
望月「報告だけなわけあるかこの野郎! だったらな、オレらがオマエらの新記録、阻止してやるよ、この野郎」
土井「まあ、ここまで言われたらYAMATO、オレらも逃げるわけにいかんよな。ここまで言われた受けへんわけにもいかんよな。ちゃんと報告もしたしな。じゃあオマエらと、ツインゲートのタイトル懸けてやったろやんけ。オレらが新記録作ったるからな」
望月「よーし、OKOK。でもな、オマエらな、ベテランのことどうこうバカにしすぎだぞ。まあ、今回、オレとフジで行くけども、オマエらぶっつぶすためなら、ユニット今違うけど、いつでもオレら組んでオマエら相手に意地見せてやるからな。たしかにオレとフジは、鷹木にはやられた。今日はGammaちゃんが動いた。ってことは、CIMA! CIMAも動かないのかオイ!? こうなったら、久々オレらと組んで、こいつらぶっつぶしたろうぜCIMA!」
土井「なに勝手に組もうとしとんねん! おかしいやろ! おかしいやろ!」
望月「ついでだ、ついで!」
土井「ついでやりすぎやろオマエこらオイ! CIMAはGammaと一緒に若手とユニット作ったけどな、オマエら一番上と一番下が組んで、機能すんのか? CIMA、Gamma、オマエらは若手と一緒に、共倒れじゃコラ」
CIMA「土井、話は進んでるんや。確かにオレもフジイさんと御大のドリームゲート戦を間近で見て、何も感じなかったわけじゃない。Gammaちゃんも飛び込んで行って、何も感じなかったわけじゃない。それから、もう来月は年末や。今年もあと2カ月切ってんのに、いつまでもオマエらヴェルセルクに好き勝させるわけにはいかんわな。ええやないか。モチフジと組んで、ヴェルセルク倒そうやないか。ただし、オレはオマエらの言うてる無能な若手か、コイツらをジャンプアップさせるのがオレとGammaちゃんの今の生きがいなんや。オレとモチフジと組んで、もう一人、オーバージェネレーションから…パンチ上がれ!
(パンチがリングに上がると、背中をモチフジがベチベチたたく。パンチが痛がる。 )CIMA「オマエらが一番くそみそにしてた、このパンチ富永を入れて、4人で組んでヴェルセルク、やったろうやないか」
土井「ホンマにPTでええねんな? じゃあ、こっちはな、オレと、YAMATOと(客席から「問ちゃん」の声)谷やんと…あと一人(問ちゃんコール)。本人も自分でわかってるやろ? ここ入ったらヤバい思ってるやんけ。4人目は…ヴェルセルク一の狂戦士、Kotokaやオイ! オレとYAMATOと谷やんとKotokaでいったるからな。今日はスモーズに負けたけど、次回の後楽園はオマエら、一回で終わらせたるからな。覚悟しとけよ」
CIMA「ドリームゲート、信悟対Gamma、それからヴェルセルクこの4人と、望月、CIMA、フジイ、パンチ、この4対4も来月の後楽園で決定やな。やったろうやないか」
(KotokaがCIMAら4人に一人ずつ目の前に立って「ヴェー」と叫ぶ。フジがペットボトルを投げつけて追い払う。ヴェルセルクが退場。)
CIMA「(Kotokaに)大体、オマエの半年先見えたわ。オイ、オマエ今がピークだから楽しんどけよ。まあ、アイツ、年内持つかな? まあいいや。オーバージェネレーションもいてるし、それからスモーズ、どすこい。せっかくやから一緒に締めようぜ。(スモーズがリングに上がるとタイツをまじまじと見て)だいぶ生々しいね。山村も石田もEitaもリンダマンも、よう見とけよ。フフ(笑)。まあ、これがDRAGON GATEやからな。オマエらも10年後がきたら、こういうときが来るかもわからへんからな。どすこい!(とスモーズに頭を下げる)。ボクら最先端ユニット、ディアハーツ一人入っちゃってますけど、(スモーズの方にいるパンチに)パンチ、オマエはこっちやから! でも今日は大活躍でしたパンチ!(パンチコール)でもね、一番古いユニットのジミーズ、それから一番新しいユニットのオーバージェネレーション、オレらはなんで、来月の4対4にパンチを入れたかと言うと、オーバージェネレーションというのはパンチ富永、すべてオマエにかかってるんや。オマエが上がるか下がるかで、オレらも上がるか下がるか、コイツらも全員、運命が決まってるんや。オレとGammaちゃんは、死ぬ気でオマエとここにいるメンバー全員を、DRAGON GATEの最前線に必ず連れていくからな。来月は、Gammaがドリームゲート戦、CIMAがヴェルセルクと、パンチも一緒にやるけど、オマエら、目ん玉かっぽじってオレらの生き様、よお見とけよ。本物のDRAGON GATEっていうものをしっかりオレたちが見せたるから。もう一回言うぞ。必ずオレとGammaはオマエら全員をこのDRAGON GATEのリングの最前線に、責任をもって連れていくからな」
斎了「若手のみんな、いまCIMAが言いました。オレたちをよう見とけと。オレたちも、少しは見といてください! ベテランでもこういうことやってるんです。これも、プロレスのスタイルの一つです! 恥ずかしがらずにお客さんに喜んでもらうことがプロレスラーです! 以上です。どすこい」
CIMA「まあね、格好はこうやけど、やってきたことはすごいから。ジミーズは何年目ですか?」
斎了「いま4年目ですね」
CIMA「DRAGON GATEでも一番、闘龍門時代から含めても一番長いユニットになりそうですね」
斎了「長いですね」
CIMA「オーバージェネレーションはまだ1カ月たってません。これからや。オレらは未来しかないから。ジミーズは過去にしがみつきつつ、オーバージェネレーションは未来を作っていくと。それとこれで切磋琢磨して。後楽園ホール、年内あと2回です。12月3日と、16日。泣いても笑っても東京にはDRAGON GATE、あと2回しか来ませんので、最高の年を越せるように、もうバッドエンドはこりごりや。ジミーズとオーバージェネレーションと、一人ディアハーツが、必ず素晴らしい2016年に皆さんを一緒に連れていきますので、また来月も元気な顔見せてください。今日はどうもありがとうございました!」
【VerserKの話】
土井「おいおい、あんな“お相撲さんごっこ”はもうこりごりや。来月なんかいろいろ決まってたけど、信悟もなんか決まってたな?」
鷹木「いいのかGammaなんかで? あんなのお笑いでもねえ。リング上でも言った通り、ただの汚れだ。汚れを潰せるんだったら、ドリームゲートでもなんでもやってやるよ。来月12月3日の後楽園、Gammaの晴れ舞台、最後だな」
土井「あと8人タッグ? CIMA、モチフジ、あと誰だっけ? PT? おいおい、おかしい、おかしい(笑)。あんなヤツでええのか。なんかKotoka、半年後は(どうなってるか)見えてるって? PTも見えてるやろ! 言うたれ、言うたれ」
Kotoka「PTもそうだけど、CIMA、フジイ、望月! ブレイブゲートのベルトを取った、ヴェ~ルセルクのKotokaの方がヴェ~だ!」
土井「これで決まったな。来月もこれで決まったな」
【スモーズの話】
斎了「親方ありがとうございました」
フジイ「ここ一発の結束力はなんなんだろう」
斎了「2対1で勝ちましたから、スモーズで」
ススム「すいませんね」
斎了「あれはしょうがない。反則だから」
ススム「3ついきたかったね」
フジイ「スモー・ハゲトラすごかったね」
堀口「今日は大助っ人でしたね、アイツ」
フジイ「あれで勢いつけてくれたよ」
斎了「フジイさんは今後もいろいろ…」
フジイ「今日で終わり?」
斎了「やることいっぱいあるでしょ、ツインゲートとか」
堀口「本当は一夜限りの予定だったのにあんなに反響が良かったらね」
斎了「また見たいって声がある。地方巡業でも。皆さんの見たいというご要望があれば地方場所もいきたいと思いますんで」
フジイ「だってせっかく(コスチュームを)作ったのに」
斎了「初めてこれ着てどうでした?」
堀口&神田&ススム&クネス「恥ずかしい!」
ススム「おしり嫌だ、おしり」
斎了「オレが初めて着た時ゲラゲラ笑ってたでしょ」
フジイ「堀口元気S.U.M.Aだね」
堀口「須磨じゃないですか」
斎了「恥ずかしいって言ってるけど、フジイさんはデビュー戦、これでしたからね」
フジイ「26でね」
斎了「そんな感じでまた声があったら帰ってきましょう」
全員「1、2、3、どすこい!」
DRAGON GATE後楽園大会ではフジイ&ジミーズによる一夜限りのユニット・スモーズとドラゲーで猛威を振るうVerserkによる全面対抗3番勝負が行われ、まずハゲトラとなったパンチ富永と問題龍が対戦、問題龍はモンニーから急所打ちと攻めたてるが、ハゲトラはフライングラリアットから一気に反撃してPTキックで秒殺勝利を収めスモーズが先制。
中堅戦のタッグマッチ、クネスカvsYAMATO KotokaはYAMATO組はクネスを捕らえて先手を奪うが、交代したススムがジャンボの勝ちを連発して流れを変え、Kotokaのヴェーも受け流して雪崩式エクスプロイダーを決める。
そしてクネスカが息の合った連係でYAMATOを捕らえ、クネスが光の輪を決めるが、そこで八木レフェリーのカウントを足を引っ張って阻止したKotokaがクネスにボックスで一撃を加えるとYAMATOがギャラリアを決め逆転3カウントを奪い、1-1のイーブンに持ち込む。
メインのフジイ、掘口、斎了、神田vs鷹木、土井、サイバー、谷嵜は斎了がサイバーと対峙した際、取り組み前の清めの塩を撒くと、怒ったサイバーが斎了だけでなくスモーズの面々を次々に掬い投げで投げるが、フジイは逆に下手投げで反撃すると、谷嵜を逆さにしては股間に電車道を浴びせる。
しかしジミーズ恒例のゴムパッチンのゆーとぴあ攻撃を阻止したVerserkは斎了を捕らえて反撃し、鷹木がバンピングボンバーを狙うが、斎了がフランケンシュタイナーで切り返し、スモーズは谷嵜を捕らえて斎了がサイクリングヤッホーを決める。
勢いに乗るスモーズは堀口に髪が宿って、鷹木にバックスライド・フロム・ヘブンで丸め込むが、土井がバカタレ・スライディングキックでカットすると、今度はサイバーがパイナップルボンバーを狙うと、また堀口に髪が宿ってバックスライド・フロム・ヘブンで丸め込み、Verserkが総出でカットに入ると、鷹木がMADE IN JAPANを決めるが、今度はスモーズが総出でカットに入る。
神田のジョン・ウーをかわした鷹木はVerserkによるトレイン攻撃を狙うも、最後のサイバーをかわしたところで、逆にスモーズがトレイン攻撃を浴びせ、最後はフジイのチョークスラムから堀口のムーサルトプレス、そして神田の下剋上・斎了式エルボーから斎了ロケットとスモーズの波状攻撃が決まって3カウント、対抗戦は2勝1敗でスモーズの勝利となった。
試合後はまさかの敗戦に納得しないVerserkがフジイ批判を展開するだけでなく、批判の矛先がCIMA、Gammaに向けられると、激怒したGammaが乱入して鷹木に襲いかかる。
Gammaのアピールを受け、鷹木はドリーム王座の次期挑戦者にGammaを指名し、12月3日後楽園大会での選手権が決定、また土井&YAMATOもツイン王座の次期挑戦者に望月&フジイのモチフジを指名した。
Verserkvsベテランが軸となったドラゲーマット、鷹木がベテランらを叩き潰して批判するも、結果的にベテラン達に火を点けている。それも鷹木の狙いなのか?、次期挑戦者にはGammaを指名したが、その先に見据えるのはCIMAなのか…?2ミリ! 刈り上げ過ぎ? 後楽園ではスモーズには負けちまったなあ。 気を取り直して、来月に集中しよう。 12.3後楽園ドリームゲート戦 鷹木信悟vsGamma ローカル三流レスラーだっけ? あはは、間違いない!笑 pic.twitter.com/QpmsfOHdlb
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 6 -
鈴木みのるが“飼い犬”飯塚に噛まれてまさかの脱落、優勝決定戦は丸藤vsベンジャミンに!
11月6日 NOAH「グローバル・リーグ戦2015」新潟市産業振興センター 964人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼新潟大会オープニングマッチ
○原田大輔 小峠篤司 小川良成 スペル・クレイジー 熊野準(10分42秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)齋藤彰俊 拳王 大原はじめ 平柳玄藩 X友寄志郎
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○石森太二(4分51秒 エビ固め)×タイチ
※450°スプラッシュ もう一人はザック・セイバーJr.
◇第3試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦
[3勝4敗=6点]○モハメド ヨネ(9分02秒 片エビ固め)[1勝6敗=2点]X北宮光洋
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦
[4勝3敗=8点]○コルト“Boom Boom”カバナ(7分04秒 スーパーマン)[3勝4敗=6点]Xマイバッハ谷口
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦
[6勝1分=13点]○シェルトン・X・ベンジャミン(13分01秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X中嶋勝彦
※ペイダート
【ベンジャミンの話】「文句なしだろ! 俺はすべてをぶっ壊した。俺は負け知らずだ。いいか? 必ずグローバル・リーグ戦を優勝してやる! この俺、シェルトン“ザ・インベーダーX"ベンジャミンがな!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦
[5勝1分1両者リングアウト=11点]X鈴木みのる(7分17秒 両者リングアウト)[6敗1両者リングアウト=0点]X飯塚高史
☆ベンジャミンの優勝決定戦進出が決定
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦
[4勝3敗=8点]○小島聡(7分41秒 片エビ固め)[1勝6敗=2点]Xクワイエット・ストーム
※ラリアット
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦
[3勝4敗=4点]○ランス・アーチャー(10分16秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]X田中将斗
※ブラックアウト
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦
[3勝4敗=6点]○デイビーボーイ・スミスJr. (11分28秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X杉浦貴
※オクラホマスタンピード
◇第10試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦
[5勝2敗=10点]○丸藤正道(12分34秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]Xクリス・ヒーロー
※虎王
☆丸藤の優勝決定戦進出が決定
(試合終了後)
丸藤「本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました。俺にはこのリーグ戦、優勝しなきゃいけない理由がある。義務だ。決勝の相手、シェルトン・X・ベンジャミン…強いのは分かってる。でも、優勝するのはこの俺です」(そこへ特設花道奥からベンジャミンが登場。上着を脱ぎ捨てたベンジャミンは、ロープ越しに丸藤と顔面密着でにらみ合い、11・8後楽園大会の優勝決定戦へ視殺戦を展開した。)
【試合後の丸藤】
――まずヒーロー戦を振り返ると?
丸藤「デカいし、それだけで脅威だし…。何度もアゴが砕けそうになったけど…」
――最後声をかけられていたが?
丸藤「必ず優勝しろと。鈴木からベルトを獲り返せ、と」
――開幕から4連勝したが、その後2連敗。それでも最後は何とか決勝に上がることができたが?
丸藤「これで決勝で負けたら何の意味もない。何回勝とうが。全身全霊で後楽園に臨みたいと思います」
――優勝は義務と言っていたが?
丸藤「本来ならこのリーグ戦っていうのは“覇者"という称号を争うものだと思ってるけど、今回ばかりはちょっと形が変わってしまったし。でも、それを引き起こしたのはノアであり、俺であるんで。“義務"としてしっかり優勝します」
――改めてベンジャミンという相手については?
丸藤「強敵だし難敵だし。誰が見たってすべてにおいて俺を上回ってると思うし。でも…“たった一つのこと"で俺は負けられないから。それはこのノアを守るということ。それが使命」
――相手が鈴木ではないが?
丸藤「どうせ、行きつく先はアイツだし。このリーグ戦でランスを倒し、デイビーを倒し、そして決勝でベンジャミンを倒せば、アイツも何の文句も言えないと思うから。まずは後楽園の決勝。“サプライズ"じゃなくて誰しもが納得いく形で勝ちたいと思います」
いよいよ公式戦最終日を迎えたグローバルリーグ戦2015、まず鈴木とベンジャミンに絞られたBブロックはベンジャミンが中嶋と対戦し、垂直落下式ブレーンバスターを着地したベンジャミンに中嶋がドロップキックを浴びせ、ランニングローキックを狙うも、ベンジャミンはかわしてスーパーキックを連発すると、ベイダードを炸裂させ3カウントを奪い、鈴木の結果待ちとなる。
鈴木vs飯塚の同門対決は、飯塚が鈴木相手でも狂乱ファイトを仕掛け、鈴木もイスを持ち出してイスチャンバラを展開する。
飯塚のアイアンフィンガーをかわした鈴木はスリーパーで捕獲も、飯塚はそのまま場外へと引きずり込み、鈴木が飯塚を振り切ってリングに戻ろうとするが、飯塚は足を掴んで離さず、そのまま両者リングアウト、無得点で脱落となりベンジャミンが優勝戦に進出。
飼い犬の飯塚に手を噛まれる結果となった鈴木はレフェリーやリングアナに当たり散らして大荒れとなった。
2敗の丸藤、杉浦、田中、ヒーロー、3敗の小島に絞られたAブロックは、小島がストームと対戦し、ストームの50cmウデラリアットをクリアした小島がラリアットを決め3カウントを奪い、残りの公式戦の結果待ちとなる。
田中はアーチャーと対戦し、田中のスライディングDをビッグブーツで迎撃したアーチャーが、チョークスラムからブラックアウトで3カウントを奪い田中は脱落。
杉浦はスミスと対戦し、杉浦は鬼エルボーの乱打からオリンピック予選スラムを狙うが、着地したスミスがラリアットを浴びせ、最後はスミスがブルドッグボムからオクラホマスタンピートで3カウントを奪い、杉浦も脱落し弾丸ヤンキースは揃ってKESに敗れてしまう。
丸藤vsヒーローは丸藤の不知火をツームストーンパイルドライバーで切り返すと、ローリングエルボーで勝負に出るが、丸藤は逆さ押さえ込みで切り返し、ヒーローのビックブーツも虎王で迎撃する。ヒーローは後頭部へのフライングエルボーからキングコブラエルボーを狙うが、丸藤はまた虎王で迎撃し、不知火から虎王で3カウント。丸藤が優勝戦に進出する。
優勝戦は丸藤vsベンジャミンとなったが、二人は2012年の新日本プロレスで開催されたG1 CLIMAXで対戦しており、この時はベンジャミンがベイダードで勝利を収めている。また中邑真輔をも破り、中邑も苦手視していたことから丸藤にとって厄介な相手でもある。しかし鈴木と引き分けたベンジャミンを破らなければ、NOAHを守るどころか鈴木へと先に進めない。丸藤がベンジャミン越えを果たし優勝、そしてNOAHを守り鈴木へと駒を進めるのか?それともベンジャミンが優勝してNOAH解散となるのか…?
【NOAH】GL決勝は丸藤vsベンジャミン!ヒーロー振り切り丸藤突破▼ベンジャミン中嶋連破▼飯塚心中で鈴木決勝逃す▼KESが弾丸Y粉砕▼石森決定戦視野に…新潟大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/aTlXpLKDKL
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 11月 6クリスヒーローのエルボーやビッグブーツで何度も顎がいかれそうになった。 初めての決勝進出。 vsシェルトン・ベンジャミン あいつと極上のプロレスをした上で勝つ。 #noah_ghc #GL2015 #決勝11.8
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 11月 6After 3 weeks of hard knocks I emerge your undefeated finalist in the @noah_ghc 2015 Global League Tournament!
— Shelton J. Benjamin (@Sheltyb803) 2015, 11月 61度も負けてないけど予選落ち…複雑…ふぃ〜〜…
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 11月 6たった今、メインイベントで丸藤選手が勝利し、決勝行きが決定。 私に奇跡は起きませんでした。 でも、まだ明後日の最終日が残ってるから、それまで気を抜かずに頑張ります。 グローバルリーグ戦、充実してました。 ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 11月 6 -
“外敵”長州力を迎え撃った天龍源一郎
昭和60年に新日本プロレスを離脱、ジャパンプロレスへと移籍した長州力が全日本とジャパンとの業務提携で全日本プロレスへと参戦、今まで日本人vs外国人が主だった全日本に日本人抗争に波が押し寄せてきた。
その長州を先陣を切って迎え撃ったのは天龍源一郎、長州にいきなりジャンボ鶴田をぶつけなかったのは、「鶴田と長州を一緒にしてもらいたくない」というジャイアント馬場さんなりの考えがあったからかもしれない。
長州と天龍が初めてシングルで対戦したのは昭和60年2月20日の大阪城ホールでのジャパン主催興行、天龍はこの試合でパワーボムを初披露するが決め手にはならず、場外でのリキラリアットを喰らうと、エプロン際でバックドロップを喰らってしまいリングアウト負け、2度目は6月21日日本武道館で対戦するも反則勝ちとなって1勝1敗、しかし長州が次第に鶴田戦や天下獲りへの野望へとシフトしていったため、長州との抗争は一旦中断、天龍は谷津嘉章との抗争でお茶を濁すようになる。
全日本マットで最後に対決したのは1年後の昭和61年9月3日の大阪城ホール、試合は天龍の反則勝ちだったが、この時天龍は長州が新日本に戻るのではと予感していたという。
天龍の予感が当たったのか昭和62年にジャパンプロレスが分裂し長州は新日本へUターンしてしまい、天龍と長州が再びシングルで対戦するのは平成5年1月4日新日本プロレスのリングだった。 -
藤田和之の正論・・・全日本プロレスが馬場カラーから脱するとき
<THE BIG FIGHT GK金沢克彦コラム『激する藤田和之』より>
藤田和之「あいつは暴走専務だっけ!? 暴走以前に行動さえも起こさないのか? もうジャイアント馬場の王道はないんだよ。いつまでそこにすがり付いているのか? 馬場さんはいないんだから。自分たちの王道を作って掲げてみせろよ。それが諏訪魔のやるべきことだろ! 自分の肩で全日本を背負ってみろよ。そうじゃないと、全日本は終わりだろ。新日本プロレスを見てみたらいい。アントニオ猪木の闘魂はもうどこにもないよ。そこは賛否両論あるのかもしれないし、いろいろ言ってるOBがいるらしいけど、過去に関わっていた俺にはわかるよ。もう猪木さんはいないんだよ。そこに彼らは自分たちで新しい闘魂を作り出した。それはイコール、ストロングスタイルなのかもしれないし。新しい闘魂で新日本を盛り上げて隆盛させているじゃない? いつまでも王道、王道って言ってるけど、それは馬場さんの王道だろ? 諏訪魔は自分の王道で全日本プロレスを引っ張ってみろって!」
金沢GK克彦氏がメールにて藤田と会話し、1日の全日本プロレス青森大会で諏訪魔と遭遇したことが話題になると、上記の発言となった。
藤田の主張は諏訪魔だけでなく全日本関係者にとっても胸にグサリとささるぐらいの正論、自分も現在の全日本とジャイアント馬場さんとどこまで向き合うのかを思っていた。
全日本プロレスという団体は創始者であるジャイアント馬場さんのカラーが濃い団体、これまで三沢光晴、武藤敬司が馬場カラーを一掃し自身のカラーへと染め上げようとしたが、三沢は全日本いるうちは馬場カラーを染め上げることは出来ないと判断し、全日本を出てNOAHを旗揚げすることで自身のカラーを出し、武藤も馬場さんの側近だった和田京平さんと渕正信を遠ざけることで全日本の自身のカラーへと染め上げようとしたが、前オーナーである白石伸生氏が武藤を追い出すために馬場さんの存在を担ぎ出したため、武藤も全日本を出てWRESTLE-1を旗揚げし、全日本は結局馬場カラーへと戻ってしまった。
現在の全日本は経営状態も含めてかなり厳しい状態、それをチャンスに変える方法とすれば王道をベースにしながらも馬場カラーから秋山準、諏訪魔カラーに染め上げること、藤田の言うには新日本プロレスも創始者であるアントニオ猪木のカラーが色濃く、ユークス体制になってからも猪木の存在に苦しんできた、結果的に猪木の方から新日本を離れ、新日本は新しい闘魂を築き始め、ブシロード体制となって一気に現在のカラーに染め上げた、NOAHも賛否を呼びながらも新日本からのテコ入れや鈴木軍の参戦で三沢カラーから新しいNOAHのカラーを染め上げることを模索し始めた。
諏訪魔vs藤田が今後どう発展するかわからない、全日本が馬場さんカラーから新しいカラーに染め上げる今がラストチャンスなのではと思う。それがどういう形で現れるか・・・ -
天龍源一郎の全日本プロレスでの“ライバル”ジャンボ鶴田”
11月のプロレスクラシックでは天龍引退を記念してジャンボ鶴田との鶴龍対決が特集されたが、鶴田との対戦は天龍がデビューして6年目の昭和57年に「第10回チャンピオンカーニバル」で実現、試合は30分フルタイムドローだった、当時の天龍はまだ売り出したばかりで鶴田との差があるのではと思われていたが鶴田相手に引き分けたことで天龍は「プロとして飯を食っていける」と実感したという。
二人が再戦したのは翌年4月20日の東京体育館でリーグ戦の公式戦ではなく単なるシングルマッチとして唐突に組まれ、この試合も30分フルタイムドローとなるもザ・ファンクスvsスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディがメインたったこともあって注目される試合ではなかった、二人の対決は全日本ではリーグ戦が行われなかったこともあり、鶴龍コンビを結成したのもあって対戦することはなかったが、本格的に対戦するようになったのは、天龍が天龍革命を起こしてからだった。
二人の対戦成績は4勝3敗2分で鶴田の勝ち越し、鶴田が2度フォールを奪ったのに対し天龍は1度しかシングルでフォール勝ちを奪えなかったが、天龍が始めて鶴田からシングルでフォール勝ちを奪った1989年6月9日の武道館での三冠戦は一番のベストバウトで天龍にとって重みのある試合だったと思う。 -
曙退団、最強タッグ出場チーム発表も、暗い影が差し込んだ編成に・・・
<プロレス格闘技DXより>
全日本は5日、曙が11月2日付で全日本を退団し、取締役も辞任したと発表した。曙は2005年8月のプロレス転向以来、全日本を主戦場に活躍し、2013年9月に入団と同時に取締役にも就任。三冠ヘビー級王座2度の戴冠を筆頭に、世界タッグ王座、アジアタッグ王座もそれぞれ2度獲得するなど全日本のトップレスラーに君臨した。今後はフリーとして活動することになり、全日本にも継続参戦する予定。全日本からの発表は以下の通り。
☆曙選手についてこの度、弊社所属の曙選手は11月2日付で取締役を辞任、以後フリー選手として活動する事をお知らせさせて頂きます。
また曙選手は今後も全日本プロレスに参戦予定であることを併せてお知らせ致します。
今後も曙選手並びに全日本プロレスへの、変わらぬご声援の程よろしくお願い致します☆『2015世界最強タッグ決定リーグ戦』
[出場チーム]
秋山準&大森隆男組(前年度優勝チーム)
諏訪魔&宮原健斗組
ゼウス&ボディガー組
石川修司&星誕期組
西村修&KENSO組
吉江豊&入江茂弘組
野村直矢&青柳優馬組
[試合形式及び、得点方法]
2015世界最強タッグ決定リーグ戦は、参加全7チームが11月23日後楽園大会〜12月6日大阪大会まで総当りリーグ戦、全21戦で得点を争い、最多得点チームが優勝となる
同点チームが多数の場合は、12月6日大阪大会にて優勝決定戦を行う
公式リーグ戦は全て、PWFルールによるタッグマッチ30分1本勝負
勝ち=2点、負け=0点、時間切れ引分け=1点、両軍反則・両軍リングアウト・無効試合=0点
全日本プロレスが曙の退団、取締役辞任を正式に発表した、15日の八王子大会はフリーとして参戦し、年末の最強タッグには出場を辞退した。RIZIN参戦に関しては「そういう話はあるけど、何も決まっていない」としているが、話が出ている以上決定と見ていいだろう。
そして今年の最強タッグに出場チームが発表されたが、曙の不参加でパートナーが不在となった吉江はDDTの入江を新パートナーに、そして若手の野村と青柳が大抜擢されたが、潮﨑豪の退団、曙の不参加、そしてジョー・ドーリングの年内復帰の絶望が色濃く反映された編成となった。
優勝候補は前年度覇者のワイルドバーニングと諏訪魔&宮原組、それにビッグガンズがどこまで食い込めるかだが、目玉チームが見当たらないという点では物足りなさを感じる。
最強タッグ開幕まであと18日、その間に一つ追加で目玉チームを加えて欲しいが・・・ -
天龍源一郎のパワーボムはオリジナルホールド
天龍源一郎の必殺技といえばパワーボムが思い浮かぶ、パワーボムは元々“鉄人”ルー・テーズが元祖だが、今で言う投げっぱなしの形で使われ力道山や豊登を破ったものの、テーズはパワーボムをなぜか嫌っていたという、パワーボムをテーズがテリー・ゴーディに伝授、日本で始めて喰らったのは天龍だった。
昭和58年ごろの天龍は延髄斬りやDDT、テキサス・クローバーホールドを必殺技にしていたが、これぞ天龍という必殺技にはめぐり合っていなかった、8月にゴーディが来日を果たしタッグで天龍が迎え撃ち、天龍はゴーディのパワーボムを喰らってフォール負けを喫したが、天龍はダメージ以上に衝撃を受けたという。
天龍は早速パワーボムの会得しようとするが、ゴーディのパワーボムは肩膝をついて落とすスタンプ型では膝に負担がかかる、ゴーディもそのためか膝の手術を受けていた、天龍は相撲の股割を応用して両足の裏をつけたまま膝を曲げてしゃがみこみ、落下のダメージよりも体重を乗せてがっちりエビで固めることの方を重視した「ホールド型」に改良した。
以降天龍のパワーボムは天龍の代表的な必殺技になり、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田だけでなくアントニオ猪木や長州力まで破る代名詞的な技となった。
そして天龍がパワーボムを最後にフィニッシュに使ったのは2002年7月17日、全日本プロレス大阪大会での小島聡戦、腰を悪くした天龍はパワーボムを使わなくなり53歳やラリアットをフィニッシュにしていたが、小島が全てクリアしたため天龍は奥の手としてパワーボムを解禁し小島を降した。
天龍は引退試合でのオカダ・カズチカ戦でパワーボム解禁を予告した、天龍の代名詞と言われたパワーボムが果たしてオカダに決まるのか? -
終盤を迎えたグローバルリーグ戦…大荒れとなった大阪大会
11月3日 NOAH「グローバル・リーグ2015」エディオンアリーナ大阪第二競技場 640人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/30分1本
原田大輔 ○小峠篤司 小川良成 スペル・クレイジー 熊野準(10分51秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ 平柳玄藩 キャプテン・ノア ×友寄志郎
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 齋藤彰俊(6分47秒 片エビ固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※マイバッハプレス
◇第3試合◇
▼NOAHvs鈴木軍/30分1本
クリス・ヒーロー 石森太二 ○ザック・セイバーJr.(分 秒 ヨーロピアンクラッチ)デイビーボーイ・スミスJr. ×タイチ TAKAみちのく
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝5敗=2点]○北宮光洋(6分08秒 反則勝ち)[6敗=0点]×飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○コルト“Boom Boom"カバナ(10分31秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×中嶋勝彦
※シカゴスカイライン
【カバナの話】「ナカジマは、数ある世界のレスラーのなかでもボクのお気に入りのレスラーさ。とても尊敬してる。でも今夜勝ったのはボクさ。とても自信になった。このままベストを尽くしていく。リングの上ではジョークみたいなことをしてるけど、やる時はやるんだ」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○ランス・アーチャー(10分31秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×杉浦貴
※ブラックアウト
【アーチャーの話】「グローバル・リーグで大きな勝ちを手に入れたぞ! 知っての通り、スギウラは最も危険な男だ。でも勝ったのは俺だ。誰であろうが、俺は痛めつけて勝っていく。次はタナカか。お前は俺に勝てると思ってるかもしれないが、それはねえ! 俺はお前を痛めつけ、ぶっ壊し、そしてぶっ殺す。俺はアメリカンサイコ、俺を恐れろ! 失せやがれ!!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1分=11点]△鈴木みのる(1/30)[5勝1分=11点]△シェルトン・X・ベンジャミン
【鈴木、ベンジャミンの話】
ベンジャミン「これが鈴木軍の戦いだ。たとえ仲間であっても、向き合えば互いを壊しにかかる。グローバル・リーグを制するためには、誰であろうが払いのける。それがスズキ・ミノルであったとしてもな。スズキグン…イチバーン」
鈴木「ヘイブラザー。ユー、ストロング。鈴木軍にはザコは一人もいねえんだよ。みんな俺と同じくらい強いんだよ。ナメんなよ、お前ら。…ま、あと3秒あれば俺の勝ちだったけどな!」
――互いに首位を譲らない形となって最後の公式戦を迎えるが…
鈴木「ラストは誰だ? 飯塚か、俺は。シェルトンは誰だ?」
――中嶋だが
ベンジャミン「ナカジマ! 何回中嶋をブチのめしてきたと思ってる? 何度も俺がブチのめしてきただろ? 中嶋にチャンスはナッシングだ。お前にある未来は、死のみだ」
鈴木「俺は誰にも譲らねえぞ? 俺の突き進む道は、誰にも邪魔させねえ。俺の手でこのノアを終わらせるんだ。11月8日、後楽園。さあ、誰が来る? 決勝の舞台に上がって来い。さあカウントダウン、あと2つ…いや! カウントダウンは“1"だな」
――飯塚が相手だが、当然今日のように…
鈴木「全力で行くよ。イスで引っぱたいてやる。机で引っぱたいてやる。ロープで首絞めてやる。前回あいつと試合やったのはいつだ? 去年だな。あの時みたいに頭カチ割ってやろうか? 言っただろ。誰であろうと、俺の向こう側に立つヤツは、親であろうが女であろうがガキであろうが全部敵だ! たとえそれが仲間であってもな。全部ブチのめしてやる」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○小島聡(11分27 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×丸藤正道
※ラリアット
(試合終了後)
小島「ノアの大会ですが、せっかくのメインイベントなので私が締めさせていただきます。今、ノアのリングには外国人選手、鈴木軍、そして私のような他団体の選手も上がっています。すべての選手が素晴らしい選手だと思っています。せっかくノアのリングに上がってるんだから、たくさんのお客さんの前で試合がしたい。それは私だけじゃなく、ノアの選手、社員すべての人が望んでることだと思います! 私が言うのもおかしいと思う人もいるでしょう。確かにおかしいです。でも! 私がこのリングに上がってる以上、たくさんのお客さんに来てほしい。それだけです!…ということで、グローバル・リーグ。いっちゃうぞバカヤロー!」
【小島の話】「リングで言ったことがすべてだよ。お前が言うな? その通りだよ。ノアの熱狂的なファンからすれば『何でお前が言うんだ?』って。だけどな、俺だってこの足で、この身体で、緑のマットに上がってんだ。それだけだよ。ノアの一員とか、一員じゃないとか、丸藤とは敵対してるとかしてないとか、そんなことはどうだっていいんだ。同じ緑のマットに上がってる。それがノアだろ。今現在を盛り上げる。俺はグローバル・リーグに出てる以上、そういう気持ちを持って今日も明日もあさっても…ず〜っと!やっていく」
いよいよ終盤を迎えたグローバルリーグ、Aブロックは1敗の丸藤と杉浦に対し2敗の田中とヒーローが追いかける展開、Bブロックは鈴木軍の鈴木とベンジャミンが無敗で1敗の中嶋が追いかける外展開となり、大阪大会では鈴木とベンジャミンが直接対決、丸藤は小島、中嶋はカバナ 、杉浦はアーチャーと対戦となった
まず中嶋vsカバナは、序盤からカバナがコミカルな動きを見せつつ、隙あらば仕掛けるなど中嶋を翻弄、中嶋もドラゴンスクリューからフロントハイキックなどで流れを変えようとするが、カバナは不意打ち気味にライオンサルトを決めてからスーパーマン、そしてシカゴクラブを決めるなど主導権を渡さない。
中嶋のミドルキックに対しエルボースタンプで応戦するカバナに、中嶋はランニングローキックから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、カバナは首固めで丸め込み、中嶋はターンバックルに頼るカバナの顎を蹴り上げてからバックドロップ、そしてミサイルキックを狙うが追いかけてきたカバナが殴りかかるとシカゴスカイラインを決め3カウント、中嶋は2敗目で優勝戦進出から脱落してしまう。
杉浦vsアーチャーは場外戦でアーチャーがエプロン上へのチョークスラムの先制するが、リングに戻ると杉浦は串刺しフロントハイキック、串刺しニーで反撃、しかしアーチャーはF5で叩きつけ主導権を渡さない。
アーチャーのショルダータックルをかわした杉浦はジャーマンから鬼エルボーを乱打、アーチャーのネックハンギングボムをフランケンシュタイナーで切り返すと膝アッパーからオリンピック予選スラムを狙う。
しかしアーチャーは着地するとフルネルソンボムを決め、チョークスラムで叩きつけると、コーナー上の杉浦にビッグブーツからブラックアウトを決め3カウント、杉浦はまさかの2敗目を喫してしまう。
鈴木vsベンジャミンの無敗同士の対決は、序盤からグラウンドやエルボー合戦を繰り広げるも、ベンジャミンペースを嫌った鈴木がロープ越しのぶら下がり式腕十字を仕掛け、場外戦でもイスや木槌攻撃を展開して主導権を握る。
しかしベンジャミンも反撃して逆に場外戦を仕掛け、ジャイアントスイングの要領で鈴木を何度も叩きつけ、リングに戻ってもダブルアームスープレックスからエルボーの乱打、鈴木が起死回生のスリーパーを狙っても、一本背負いで投げるなど主導権を渡さない。
劣勢の鈴木もニーリフトで反撃しランニングローキックからチキンウイングアームロック、腕十字へと移行するが、ベンジャミンがアンクルホールドで切り返すと、鈴木も同じ技で切り返し、ベンジャミンも再び奪い返すと鈴木は腕十字で切り返して絞り上げる。
腕に大ダメージを負ったベンジャミンに鈴木はエルボー合戦から飛びつき腕十字で捕らえるが、ベンジャミンはアンクルホールドで切り返すと鈴木は慌ててロープに逃れようとするが、ベンジャミンは逃さず長時間にわたって決め追い詰める。
やっとロープに逃れた鈴木だったが足に大ダメージを負うと、ベンジャミンが再度アンクルホールドを狙いにいくが、鈴木は蹴り飛ばして脱出するとスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式ではパイルドライバーを狙うが足のダメージのせいか踏ん張りがきかず、ベンジャミンにリバースされると、ベンジャミンはジャックナイフ式エビ固めからベイダードを炸裂させるが、こちらもダメージのせいかすぐカバーに入れない。
両者はエルボー合戦からベンジャミンが押し込んでTボーンスープレックスを狙うが、鈴木はコーナー上でのスリーパーで阻止するも、リングに下りたベンジャミンはドラゴンウィップを炸裂させ、エルボー合戦から鈴木らスリーパーで捕獲し、胴締めに移行してから再度スリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーで突き刺すも30分時間切れのゴングが鳴り引き分け、試合後は両者はグータッチでエールをかわしノーサイドとなった。
メインの丸藤vs小島は小島から場外戦を仕掛け、ラリアットを狙うも鉄柱に誤爆、丸藤は右腕攻めで先手を奪い、いっちゃうぞエルボーも阻止した丸藤はいっちゃうぞ無重力顔面踏みつけを決め、死角からのトラースキックも放って小島を翻弄する。
丸藤はトラースキックコンボで攻めたてるが、小島は垂直落下式ブレーンバスターで反撃、ラリアットを狙うが、丸藤は虎王で迎撃、不知火から前方着地式トラースキック、虎王と畳み掛ける。
小島はラリアットを狙うが、丸藤は小島の右腕に虎王を炸裂させ、再度虎王を狙うがタイミングを読んだ小島がラリアットを炸裂させ3カウント、丸藤はまさかの逆転負けで2連敗を喫する。
Bブロックは鈴木とベンジャミンに絞られ、Aブロックは2敗に丸藤、杉浦、ヒーロー、田中、3敗に小島と鈴木の思惑通りに混戦となった。6日では新潟では丸藤はヒーローと直接対決、杉浦はスミス、田中はアーチャー、小島はストームと対戦し、鈴木は飯塚、ベンジャミンは中嶋と対戦する。
果たして鈴木の思惑通りに事が運んでNOAH解散となるか、それとも誰かが鈴木を止めるのか?
【NOAH】小島今年も丸藤撃破!Aブロック大混戦に▼鈴木-ベンジャミン壮絶ドロー、譲らず首位並走▼アーチャーが杉浦粉砕▼中嶋2敗目で脱落▼北宮屈辱の初白星…大阪大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/FMuDHvK22L
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 11月 3ノア・グローバルリーグ戦、大阪大会、終了。 丸藤選手に勝った私がマイクを握り、大会を締める。 「何でお前が締めるんだよ!?」という野次。 ノアのメインイベントのリングに上がり、最後に立ってたから締めただけだ。 私はノアの人間じゃないけど、ノアマットは素晴らしい場所だ。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 11月 3It was a honor to To do battle with @suzuki_D_minoru steel sharpens steel.
— Shelton J. Benjamin (@Sheltyb803) 2015, 11月 3大阪大会ご来場ありがとうございました。 今日は負けてしまった。 体格差を凄く感じた試合だった。 気持ちを切り換えて新潟でやるしかない! #noah_ghc #GL2015
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2015, 11月 3 -
三冠王座転落した曙がフリー=RIZIN参戦も全日本との関係は継続
【東京スポーツより】
全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権試合が1日、青森・弘前市の青森県武道館で行われ、挑戦者・秋山準(46)が王者・曙(46)を破り、第53代王者に輝いた。約5か月間死守した王座から陥落した曙は試合後、社長でもある秋山に格闘技マットへの再挑戦を申し入れた。曙の意向をくんで受理される模様で、全日本所属からフリーになることは確実。曙が参戦を狙うのは、年末のあの格闘技イベントなのか――。あと一歩及ばなかった。体格差で上回る曙は規格外のパワーを武器に秋山を追い詰めたが、10分過ぎに狙ったヨコヅナインパクト(パイルドライバー)を阻止されたことが、勝負の分かれ目となった。
試合後は「最後に取られるまでは攻めていたので、悔しいですよ。でもここで終わりじゃないから」と気丈に振る舞ったが、実は一方で、ある決意を固めていた。試合直後、超満員の歓声にかき消され言葉はハッキリ聞き取れなかったが、秋山に歩み寄ると、言葉を交わす。何かを真剣に訴える姿に、社長の秋山はポンと肩を叩いた。そしてこの日深夜に事態は動いた。関係者によると、曙は格闘技に挑戦するため、いったん所属を離れ、フリーになりたい意向を全日本側に伝えたという。
2013年9月に全日本の所属になってからは、中心選手として活躍してきた。だが迷いが出てきたのは今夏のことだった。3冠王座を2度戴冠し、目標だったプロレス界の“横綱”に上りつめることはできた。一方で心残りだったのが、志半ばで撤退していた格闘技のリングだった。大相撲引退直後の2003年大みそかのボブ・サップ戦で格闘技デビュー。その後は総合と立ち技のリングに挑戦したが、13戦1勝12敗と結果が残せなかった。プロレスに専念してからはその思いを封印していたが、ここにきて「リベンジしたい」気持ちが再燃したようだ。
しかし王者として団体をけん引する立場とあって“二刀流”は許されない。揺れ動く気持ちを隠すようにこの日のリングに立っていたが、王座陥落により気持ちが吹っ切れた様子だ。全日本所属のまま格闘技に挑戦することは、さまざまな問題も生じる。帝王・髙山善廣(49)も2000年8月のノア旗揚げメンバーに参加するも翌年、総合格闘技「PRIDE」に参戦するためフリーになった。テレビ局などの問題があったためで、当時の三沢光晴社長(故人)は快く総合マットに髙山を送り出し、その後もノア参戦は継続された。
全日本側も同様に曙の意思を最大限尊重し、認める方針だ。今後は15日の東京・八王子大会には出場するが、23日に後楽園ホールで開幕する暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」は欠場になる見込み。その後は格闘技との兼ね合いを考慮しながら、継続的に全日本に上がることになりそうだ。注目となる新たな戦いの場には新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」(12月29、31日、さいたまスーパーアリーナ)などが浮上する。曙は本紙に対して「格闘技に再挑戦? ハハハ。もう(ブランクがあって)できないですよ。いったい何を探っているんですか!?」とけむに巻いたが、9年ぶりの格闘技マット再上陸に向け準備は整った。
東京スポーツ誌上で秋山準に敗れ三冠ヘビー級王座を明け渡した曙が全日本プロレスを退団してフリーとなり、MMAへ再び挑戦することを報道した。
退団しても全日本プロレスとの関係は継続、KENSOみたいにフリーとして全日本には参戦し続けるものの、イベント名は明かさなかったものの大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN」に参戦するために、世界最強タッグ決定リーグ戦は不参加になるという。
榊原信行氏が「RIZIN」に大物プロレスラーが参戦すると予告していたが、大物レスラーとは曙のことだったということか、しかし最近になって「RIZIN」で曙vsボブ・サップの再戦が実現かという噂も出ていたことを考えると曙だったということだろう。
RIZINには高阪剛も復帰が決定し、次は曙とかなり平均年齢の高さも気になるが、曙にしても知名度の高さを考えるとまた視聴率要員か、本当にサップと再戦となると時代錯誤とも思ってしまう。
全日本青森大会で藤田和之が諏訪魔に「全員解雇」と発言したが、笑えないジョークだったとしても、曙の退団=フリーになったことを考えるとますます笑えないジョーク、曙のフリーになったことで全日本ファンもドキっとしただろうが、全日本との関係は継続なので一安心だ。 -
二団体同時契約、激闘のツケ…飯伏幸太が椎間板ヘルニアで無期限の欠場へ
<新日本プロレス公式HPより>
DDTの高木三四郎社長によると、飯伏選手は10月24日の深夜から高熱が続き、翌日の後楽園ホール大会を緊急欠場。以前から左半身のしびれを訴えていたところから精密検査を受けたところ、椎間板ヘルニアと診断されたという。
これにより、飯伏選手は無期限の長期欠場が決定。自身が保持していたKO-Dタッグ王座(※パートナーは佐々木大輔)は返上となり、出場が予定されていた新日本プロレスの11月7日(土)大阪大会も欠場することになった。
会見に出席した新日本プロレスの菅林直樹会長は、「今回の件で契約を終わるというのではなくて、復帰を待ちたいと思っております」とコメント。飯伏選手のDDT&新日本プロレス2団体所属の継続を明言した。
■高木社長の話
高木「今年の夏ごろから、飯伏幸太本人が『左半身にしびれがある』と言っておりまして。『1度、精密検査を受けたほうがいい』という話をしておったのですが、今回、頸椎椎間板ヘルニアということで診断が下されました。新日本プロレスさん、菅林会長ともご相談をさせていただき、両団体ともしばらく欠場させていただくことになりました。日常生活に支障をきたすといったものではないんですけど、なにぶん神経からきているしびれということですので、試合はお休みしたほうがいいだろうということになりました。そのへんに関してはご安心していただけると思うんですけども。本来であれば、この場に本人が同席の上、ご挨拶するべきところではあるのですが、10月25日の弊社の後楽園大会のメインイベントを、総選挙で選ばれてタイトルに挑戦する重要な試合に穴を空けてしまったということで、本人が非常に落ち込んでおりまして。皆さんの前に立てる状況ではないと判断しまして、本人不在の会見とさせていただきました。弊社としましても、飯伏幸太がケガを完全に治して、復帰することを待ちたいと思っています。皆さんには、ご心配をおかけしましたことをお詫びいたします」
■菅林会長の話
菅林「いま高木社長のほうから報告があったとおり、新日本プロレスとしましては、今回の件で契約を終わるというのではなくて、復帰を待ちたいと思っております」
■質疑応答
――復帰時期は未定ということですが、大まかな目安はありますか?
高木「やはり神経の部分ですので。本人のファイトスタイルが、かなりハードなスタイルでもあると思うので。やっぱり、かなり長期的な、年内、そして年明けも含めて、欠場するという方向だと思っております」
――手術はするのですか?
高木「いま現在、本人と話をしているのが、手術をしないで治療を続けていって、治していくという方向で話はしております」
新日本プロレスが菅林直樹会長、DDTが高木三四郎大社長と鶴見亜門GMが同席で会見を開き、飯伏幸太が椎間板ヘルニアで長期欠場することを発表した、飯伏は10月25日のDDT後楽園大会を急遽欠場、10月31日~11月1日の沖縄遠征も欠場し、本出版のイベントもキャンセルしていた。
今年に入ってからも1月に中邑真輔、2月にHARASHIMA、3月にNEW JAPAN CUP。4月にAJスタイルズ、7月にG1 CLIMAXと新日本とDDTを股にかけて激しい試合を展開していただけに、そのツケが一気に来たというのか。
新日本とDDTは二団体同時契約の継続することを明言しているが、復帰したとしてもスケジュール面で見直しは余儀なくされる、プロレス界を代表するスターに昇りつめた矢先だっただけに残念だが、ここはじっくり養生して欲しい。 -
鷹木信悟、望月成晃を真正面から粉砕し堂々の防衛!大阪でも猛威を振るったVerserK!
11月1日 DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2015」エディオンアリーナ大阪 7150人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○スペル・シーサー しゃちほこBOY(6分36秒 ヨシタニック)XU-T ヨースケ・サンタマリア
◇第1試合◇
▼30分1本
Eita ○エル・リンダマン 石田凱士(6分11秒 ロコモーション式ジャーマンスープレックスホールド)XKzy ビッグR清水 ドラスティック・ボーイ
◇第2試合◇
▼30分1本
○サイバー・コング 問題龍(6分41秒 エビ固め)パンチ富永 X山村武寛
※サイバーボム
◇第3試合◇
▼30分1本
ドラゴン・キッド ○フラミータ(8分07秒 エビ固め)X堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田
※フラムフライ
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権3WAYマッチ/60分
[挑戦者]○Kotoka(18分05秒 モモ☆ラッチ)[第28代王者]×戸澤陽
☆戸澤が7度目の防衛に失敗。Kotokaが第28代王者となる
①[第28代王者]○戸澤陽(18分05秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×谷嵜なおき
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合/60分1本
[王者組]CIMA ドン・フジイ ○Gamma (17分55秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジミー・ススム X斎藤“ジミー"了 ジミー・クネスJ.K.S
※スカイツイスタープレス
☆CIMA&フジイ&Gammaが4度目の防衛に成功するも王座返上
(試合終了後)
CIMA「ひとつボクたちから言っておかないといけないことがあります。CIMA、Gamma、フジイ、この3人でベテラン軍の頃からダラダラやってきましたけど、僕とGammaさんの大阪06はオープニングで説明したように、若い世代とチームを組んで、オーバージェネレーションとして新しい活動の場を広げていきます。フジイさんも一日限定かもしれませんが、今日闘ったジミーズが全員相撲の格好して、スモーズとして組んでいくということで、お互い道ができたということで、このトライアングルのベルト、今日防衛しましたけど、いったんこのベルトを返上させてもらいたいと思います。これは前向きな返上ですから。リング下で見てる、石田、リンダマン、山村、Eita、それからパンチ。彼らのためにもボクら3人は今日負けるわけにはいきませんでした。今回はCIMA、フジイ、Gammaの3人でベルトを取って、防衛し続けてきたけど、お互い新しい道を模索していくということで、いったんこのベルトを返上して、次はジミーズ、オマエらメンバーいっぱいいてるやろ、チーム変えてもいいよ。それからほかのモンスター、ディアハーツ、ヴェルセルクありますけど、そして何よりもリング下にいてる君ら若い世代が3人代表して出て、オーバージェネレーション代表でトリオ組んで、次はこのベルト、トーナメントでもリーグ戦でもいい。このベルトを争ってほしいと思います。これもそれもあれも、ドラゴンゲートの明るい未来を作っていくためや。僕らは別にケンカするわけじゃないですけど、できるだけ僕らがニュージェネレーションたちを引っ張り上げますから。フジイさんから見て、彼らが物足りないことがあれば、石田、リンダマン、山村、Eita、そして何よりパンチがだらしないときはフジイさん、いつでも稽古つけてやってくだ歳よ。今までありがとうございました。またやっていきましょう。(スモーズを結成するフジイは斎了らとともに退場。CIMAは若いメンバーを全員リングに上げる)オーバージェネレーションの若い方のジェネレーション上がってくれ。返上したベルト、新しい時代の彼らが必ずベルト取りますよ。3人しか選ばれへんから3人選ばれたら2人残る。2人は僕らと一緒にやっていこう。まあでもドラゴンゲートの明るい未来を作るためにも頼むぞ。パンチ頼むぞ。オマエの覚醒にオーバージェネレーションはかかってるんや。これから皆さん、オーバージェネレーション、若い世代を温かくも厳しい目で見てあげてください」
【CIMAの話】「Gammaちゃん、今日は彼らのためにも負けるわけにいかなかったから。最後、スカイツイスターがばっちり決まった。あのベルトは返上したけど、まだ続いてるから。オーバージェネレーションのために。トーナメントかリーグ戦かわからないけど、まずはこの5人(パンチ、Eita、リンダマン、山村、石田)の中でバトルやってもらって3人代表者決めろ。続きがあるってことは君らが取らないといけないからな。今日は一発目でリンダマンが勝った。オーバージェネレーション初勝利。これから巻き返すから。最後、パンチ、かましてやれよ」パンチ「次、オレたちで新しい時代を作ってやるからな! 見ておけよ!!」
【フジイとジミーズの話】
フジイ「この一戦を終えた時点でひと区切り。CIMAがマイクで返上って言った時点でオレの心は斎藤了。君たちだから」
ジミーズ「親方!」フジイ「出稽古行こうか」
斎了「ちゃんこ食って、エビスコ決めて」
フジイ「夜は銀座に飲みに行って」
斎了「11月6日の後楽園ホールはスモーズがとんでもない盛り上がりを見せてあげますから」
フジイ「ビックリさせてやろう。度肝を抜かしてやろう」
一同「ワン、ツー、スリー、どすこい!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (21分48秒 エビ固め) [挑戦者組]X吉野正人 T-Hawk
※ギャラリア
☆土井&YAMATOが6度目の防衛に成功
【土井、YAMATOの話】
土井「これで最多タイだろ。6回、7回どころか、オレらは2ケタ狙ってるし。これで次、誰が来るんねん? ひと通り回ったんちゃうか? 次、2周目やるのか?」
YAMATO「見当たらないな」
土井「今までの防衛ロードを見てきたら、誰も挑戦したくないやろ」
YAMATO「恥かくだけだぞ」
土井「試合終わってから誰も来なかったし。このまま持ったまま年越せるんちゃう? 防衛戦なしで。もうちょい実績積んでから来い」
YAMATO「ベストタッグ、YAMATO&土井」
土井「これはシングルのベルトちゃうからな」
【吉野、T-Hawkの話】
T-Hawk「今日のツインゲートは、確かに負けたかもしれない。でも、新生モンスター・エキスプレスはまだまだ突っ走るしかない。ずっと上を向いてやっていくからな」
吉野「(しばらく呼吸を整えてから)わ、悪かった…。確かに土井&YAMATO、ツインゲート、あれだけ防衛してきたチームだ。オレとTは浅い。タッグとしては浅い。経験の差だけや。今日は取れなかったけど、オレとTも経験を重ねればどこにも負けないタッグチームになる。今日は戸澤も負けて、オレらもツインゲート取れなかったけど、まだまだ下向いてられない。オレとTと戸澤とアミーゴで絶対に巻き返していくから」
T-Hawk「まだまだ先はあんだよ」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第22代王者]○鷹木信悟(24分55秒 片エビ固め)[挑戦者]X望月成晃
※ラストファルコンリー
☆鷹木が2度目の防衛に成功
(試合終了後)
鷹木「これで文句はねえよな。鷹木信悟の大勝利だ。おい望月のオッサン、残念だったな。確かに45歳の割には元気良すぎだよ。何度か本当に意識飛びかけて危なかったけど勝ったのはこの俺だ。さて、ここからが本題だ。オマエがどんなに奮闘しようが負けは負け。敗戦の責任をそれなりにとってもらおうか。素直に引退へのカウントダウンに向けて走るっていうのもアリだけどな。それかパンチ富永がいねえから、俺の付き人としてイチから出直すのも手だぞ。とにかくこれから言うことは必ず守ってもらう。ドン・フジイの時も一緒だ。今後一切、ドリームゲート挑戦は口にするな。これはドリームゲートを持つ俺の命令だ。ベテランと言えば、CIMAもいるし、あとはGammaか。若手と組んで新ユニットを始めたらしいけど、ガラクタと無能な若手が組んで何になるんだ。俺からしたらお笑いだ。それより今日の大会を見てみろ。ツインゲートは土井&YAMATOが防衛。そしてドリームゲートは鷹木信悟の防衛。そして(×3)ブレイブゲートはヴェルセルクイチの強戦士Kotokaが初戴冠だ。俺たちヴェルセルクは結成して、半年…いや3カ月も経ってないんじゃないか。もはやドラゴンゲートを制圧したと言っても過言ではない。俺たちを中心におもしろくしていくからな。俺たちのやることを邪魔するヤツは徹底的に排除する(このあとヴェルセルク退場)」
望月「望月成晃、もうすぐ46歳、力の限り挑戦してこの日に臨みましたが負けました。でも、このあと続いてくれるだろう挑戦者に一つの道しるべは作れたんじゃないかなと思っています。このあと、次は誰かわかりませんが、必ず誰かが取り返してくれれば今日の挑戦は無駄にならなかったと思います。(ここで涙しながら)でも、やっぱり悔しいです。確かに俺は最年長でオッサンですけど、46になっても50になってもドリームゲート、夢見ちゃいけないでしょうか? また戻ってこられるかわかりませんが、必ずまた俺は戻ってきます。また応援よろしくお願いします。11月になって2015年もあと2カ月ですが、明後日から連戦も始まります。体はキツいですけど、俺は休みません。目いっぱい盛り上げますんで皆さんも最後までついてきてください。今日はどうもありがとうございました」
【鷹木の話】「まず感想。信じられないね。前回の2、3年ぐらい前より強烈。こんな45歳、ほかの団体にもいますか? 最初の一発から意識が飛んだけど、逆に最初に意識が半分飛んだから冷静になる自分がいた。いきなり後半にハイキックとか顔面にキック食らったら…今、自分でしゃべってても何をしゃべってるのかわからないけど。そのぐらい望月成晃、強烈。無能の若手とガラクタ同然のベテランを一緒にしたらいかんな。無能な若手は所詮、無能。ガラクタ、ポンコツでもベテランにはそれなりのキャリアがあるからな。それでも見ただろ。あれだけ顔面を散々蹴られた。意識も飛んだ。だけど、最後にベルトを持ってるのはオレだぞ。望月がオレに対する情けが何もなくボコボコに蹴ってくることはわかってた。試合前にマウスピースに塩を入れてたから。そのぐらい、何かをかみ締めてやらないと意識が飛んだら戻ってこなかった。それぐらいのリスクのある闘いだった。この防衛戦を終えて、自信を持ったぞ。DRAGON GATEにキックを使うヤツはいるけど、望月の上を行くヤツはいないだろう。面白い。博多スターレーンもそう、今日の望月成晃もそう、引退間際のロートルかもしれないけど、目の色を変えて必死にやってんじゃねぇか。それが相乗効果だ。あとはどうした!? 無能な若手は黙ってるだけか? モンスター、ジミーズ、あとどうした。ディアハーツはハルクがいなかったら、何もできねぇのか。情けねぇな、DRAGON GATE。ヴェルセルク、3カ月足らずでDRAGON GATEをほぼ制圧した。ドリームゲートの権威を使ってドンドン実行していく。年末の福岡まで後楽園もあるし、(神戸)サンボーもあるからな。オレらヴェルセルクがDRAGON GATEの中心で面白くしていく。情けねぇヤツは2軍なりNEXなり、辞めてもらって構わない。今日の試合を見てわかるように確実にDRAGON GATEは食うか食われるか。弱肉強食の世界だ。もちろん最後は強い者が勝つ。今日はそれを証明した。今後はベテランでも無能な若手でもいいから来い。オーバージェネレーション? あんなのは無能な若手とガラクタのベテランがくっついてキズのなめ合いをしてるだけ。オレからしたら、こっけいだ。お笑い同然だ」
【望月の話】「負けちゃいましたね。まあでもね、これがさっき試合前に10年前の俺対鷹木戦が流れてたけど、10年前より今の方が動きが良かったんじゃないかと。もちろんキャリアというものもプラスされてたと思うけど、10年前の方が体が重いなって。あの時は92、3キロあって、今より10キロくらい重かったのかな。今日のが走ってたっていうのが、あの10年前の映像を見せられて、何人かの人が気付いたかわからないけど、それを証明できた自負があるから。アイツにああ言われて、勝った人間が、俺も別に引退とかかけちゃいないけど、アイツがああいったからしばらくおとなしくしてなきゃいけないかなと。この群雄割拠の中、リベンジというのはなかなか回ってこないけど、これは鷹木とは今回10年ぶりで次、望月成晃対鷹木信悟というドリームゲート戦が、俺の引退までに巡ってくるのか巡ってこないのかわからないけど、それができたらまた最高かなと。明後日から巡業あるけど、正直キツイよ。でもカード発表されてる。俺は休めないんで。残念会になるけど、今日は1カ月ぶりのアルコールを堪能したいなと思います。あとはリング上で言ったけど、45歳の俺が、まあ毎日やれって話だけど、でも毎日プラスアルファでね、事を1、2カ月してきたつもりなんで。やっぱりドリームゲート戦を闘う者の道程は作ったという自負はあるんで、みんながんばってほしいなと思います」ドラゲーエディオンアリーナ大ホール大会のメインはベテラン排除を掲げる鷹木の保持するドリーム王座に、反発したベテランの望月が挑戦、試合は開始と同時に望月が先手必勝とばかりにフロントハイキックで奇襲をかけ、後頭部へのスピンキックから場外へ逃れた鷹木にラ・ケブラータを発射するなど先手を奪い、リングに戻っても望月は顔面ウォッシュ、キックのラッシュを浴びせて鷹木をダウンさせ、更にはバンピングボンバー封じに右腕を蹴り上げ、一本背負いから腕十字と右腕攻めで試合を有利に進める。
しかし鷹木は腕十字の体勢のままパワーボムで叩きつけると、後頭部へのバンピングボンバー、コーナー最上段の望月にバンピングボンバーで叩きつけ、更にはエプロン上でのデスバレーボムからイスを投げつけるなど一気に流れを変え、鷹木は望月のスタミナを奪うために腹部を何度も踏みつけると、左足へのドラゴンスクリューからイスでメッタ打ちにするなど左足攻めを展開する。
劣勢の望月はエプロン上で右足での水面蹴りで鷹木を場外へ追いやるとトペ・マサアキを発射、リングに戻っても鷹木の投げ放しジャーマンを着地してから背後からローキック、踵落とし、鷹木をコーナーに宙吊りにしての頭部へのローキックと猛反撃する。
望月は垂直落下式ブレーンバスターからスワンダイブミサイルキックを発射するが、鷹木は吹き飛ばされた反動を利用してバンピングボンバーを放ち、ガロンスローは望月はリバースしてから鷹木の右腕にキックを連発、鷹木は左腕でのバンピングボンバーからブラットフォール狙いは望月が着地して側頭部へのローキック、鷹木はショートレンジでのバンピングボンバーで応戦、望月はグーパンチで返すも鷹木はバンピングボンバーでなぎ倒す。
鷹木はバンピングボンバーからMADE IN JAPANを連発、チョップとグーパンチの天龍コンポから雪崩式ブレーンバスター狙いは望月が下から潜って脱出してコーナー上の鷹木に真・最強ハイキックから雪崩式ブレーンバスター、イリュージョン、真・最強ハイキック、ファーストフラッシュと猛ラッシュをかける。
しかし望月が突進したところで鷹木が左でのバンピングボンバーを浴びせると、正面からの打撃戦は望月がイリュージョンから真・最強ハイキックで制し、三角蹴りも決めるが、鷹木はすぐさまスライディング式バンピングボンバーで応戦し左右のエルボーからSTAY DREAM、望月は意地で立ち上がるが鷹木はバンピングボンバーの連発から左右のエルボーの連打、追走式バンピングボンバーからバンピングボンバー、そしてラストファルコンリーが決まり3カウント、望月は意地を見せつけるも力尽き、鷹木は強さを見せつけた防衛だった。
試合後は鷹木が望月にドリーム王座戦線からの撤退を要求して去り、大ダメージの望月がどうにか締めくくって大会の幕は下りた。
セミでは土井、YAMATOがツイン王座を防衛、第4試合ではKotokaが戸澤からブレイブ王座を奪取するなど、VerserKの勢いをそのまま大阪のファンに見せつけた大会だった、特に鷹木は介入もなく望月と真正面からぶつかった末に堂々の防衛、現在の鷹木に迷いはないし、鷹木の勢いがそのままVerserKの勢いになっていることを感じさせた。
また第6試合のトライアングル選手権はCIMA組がジミーズから防衛も、王者組がCIMA、GammaがEitaと新ユニット、“OVER GENERETION”を結成するためチームを解消し王座を返上、フジイはジミーズと結託しスモーズとして再出発することになった。望月のオッサンは本当、鉄人かもな 何回も意識飛びかけたし 流石に頭痛いわ… #DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/8kuJKlyHfG
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 1あ〜、身体中が痛い 本当、人の事をサウンドバックのように蹴りやがって… しかし、この痛みが 「俺はプロレスしてるんだなあ」と実感出来る時である。 マゾじゃないよ、俺痛いの嫌いだから。 昨日の大阪大会にずっと集中してたが、明日から怒涛の6連戦かよ! かかってきなさい!笑
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 2本当に情けない。 今日はごめんなさい。 自分が許せません。 やられたらやり返す。
— Akira Tozawa ® (@TozawaAkira) 2015, 11月 1 -
DRAGON GATE対決を制したのはリコシェ組!ロッポンギヴァイスはreDragonにリベンジを果たし決勝に進出!
11月1日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」東京・後楽園ホール 1739人 超満員札止め
<アピール、コメントは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○小松洋平 田中翔(7分16秒 逆エビ固め)タイガーマスク ジェイ・ホワイト Xデビッド・フィンレー
◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼 マスカラ・ドラダ(8分33秒) 真壁刀義 キャプテン・ニュージャパン Xジュース・ロビンソン
※昇竜結界
◇第3試合◇
▼20分1本
KUSHIDA ○アレックス・シェリー(11分06秒 片エビ固め)ケニー・オメガ Xチェーズ・オーエンズ
※オートマティックミッドナイト
◇第4試合◇
▼20分1本
○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ バッドラック・ファレ タマ・トンガ(12分10秒 片エビ固め)中邑真輔 矢野通 桜庭和志 XYOSHI-HASHI
※ガンスタン
【アンダーソン、ギャローズの話】
ギャローズ「レディースアンドジェントルマン!彼こそ二冠王となる男、カール・アンダーソンだ!」
アンダーソン「シンチャ~ン、シンチャ~ン、シンチャン……シンチャ~ン!オーサカで必ずシンスケを破って、オレがIWGPの歴史で初めて、インターコンチとタッグの二冠王になる!そして、ドームでふたつのタイトルマッチをやってやる!ひとつがIWGPタッグ、そしてメインでインターコンチのタイトルマッチだ!そのためにもオーサカでシンスケ・ナカムラを必ず倒してやる!シンスケはオレにとって“シンチャン”、ヤングボーイみたいなもんだ!BULLET CLUBこそがイヤァオ!そして、リアルなんだ!!」
【中邑、矢野の話】
矢野「ハァ、ビックリした」
中邑「ハァハァ、今の一撃、忘れねぇぞ。後半戦、大阪まで、フルスロットル」
◇第5試合◇
▼20分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 外道(13分51秒 片エビ固め)棚橋弘至 本間朋晃 X田口隆祐
※レインメーカー
◇第6試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2015」準決勝/無制限1本
リコシェ ○マット・サイダル(12分05秒 片エビ固め)Xマット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※エアサイダル
☆リコシェ&サイダル組が決勝進出
【リコシェ、サイダルの話】
リコシェ「今日の相手、ヤングバックスは非常にグレートなタッグチームであった。しかし俺たちが“ベター”なチームであることを証明した。他のどんな相手が来ようと、俺たちが“ベター”であることを証明してやる」
サイダル「この強くて危険な2人。これが合体して最高のタッグチームが出来たんだ」
リコシェ「その通りだ。最高のタッグチームだ」
サイダル「我々1人1人は最高にスペシャルな存在。その2人が合体したんだ。強いチームであって間違いないんだ」
リコシェ「このタッグトーナメントのファイナルも必ず勝つ。ベストなパートナーを自分は迎えることができて、非常に嬉しい」
サイダル「そうだ。誰が相手でも、我々が負けることはない」
――このタッグでは、ヤングバックスと初めての対戦になりますか?
リコシェ「初めてではあったが、見ての通り我々が勝ち、強いことを証明できた」
【ヤングバックスの話】
ニック「あ~、なんてこった!」
マット「今日はクソだ!クソみたいな日だ!!」
ニック「ヤツらは急造チームにすぎない!ひとりひとりはそこそこの力はあるかもしれないが、タッグとしてはオレたちのほうが実績も実力も上なんだ!」
マット「こんなもんじゃ、オレたちは終わらない……必ずリベンジしてやる!そして、次に勝つのはオレたちだ!」
ニック&マット「S○CK IT!!」
◇第7試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2015」準決勝/無制限1本
○ロッキー・ロメロ バレッタ(20分06秒 片エビ固め)カイル・オライリー Xボビー・フィッシュ
※ストロングゼロ
☆六本木バイスが決勝進出
(試合終了後)
ロメロ「コウラクエン、コンバンハー!! シンニチJr.サイコウネ~! シンニチファンズ! サイコーネ!今夜、バレッタとロメロはチャンピオンを倒した。このあと、大阪でJr.タッグトーナメントを制し、新たなIWGP Jr.タッグチームチャンピオンになる!!(続いて、何かを言いたそうにしているバレッタを『チョットマッテ』と制止し、優勝決定戦の相手であるリコシェ&サイダルに対して)「イチ、ニィ、サン、ナカスゾ!!」イチ、ニィ、サン、シバクゾ!!ロッポンギヴァイス! サイコ~~!! ・・・サイコ~!! サイコ~!!・」
【ロッポンギヴァイスの話】
バレッタ「ロッキーが喋り過ぎて、俺は喋る気がなかなかなかった」
ロメロ「面白いことになっただろ?俺たちがリコシェ&サイダル組と闘うことになる」
バレッタ「今日、IWGPジュニアタッグ王者組を破った。これは素晴らしいことだ」
ロメロ「そうだ。その通りだ。IWGPジュニアタッグ王者組を破ったんだ。だから次にIWGPジュニアタッグに挑戦するのは、俺たちだ。俺たちこそがチャレンジャーになるべき存在だ。そしてそれだけではない。オーサカではこのタッグトーナメントを優勝し、IWGPジュニアタッグのベルトを獲り、2冠の王者になる。ドラゴンゲート、WWE、ルチャなどいろんなプロレス団体があるが、新日本こそが最高なんだ。ロッポンギヴァイス、フォーエバー」
バレッタ「フォーエバー、フォーエバー、フォーエバー」
【reDragonの話】
オライリー「今日はニュージャパンで闘うようになってから、最悪の日だ!この14カ月、オレたちはタッグとして負けることがなかった!六本木ヴァイス、今日に限っては、オマエたちがベターな結果になった。でも、次はそうはいかない!」
フィッシュ「六本木ヴァイス、オーサカはオマエたちが勝って、このトーナメントで優勝するんだ!そして、オレたちのタッグベルトに挑戦してこい!」
オライリー「そのときは今日とは違う結果が待ってるだろう。次は必ずオレたちが勝つ!」
「Super Jr. Tag Tournament 2015」は準決勝、ベスト4にはreDragon、ロッポンギヴァイス、ヤングバックス、リコシェ組の4チームが残った。トーナメントとはいえセミとメインは外国人選手が独占、ジュニアとはいえ新日本に参戦している外国人選手のレベルが上がっているということなのかもしれない。
準決勝第1試合ではまずリコシェ&サイダル組がヤングバックスと対戦、DRAGON GATE出身者同士の対決はヤングバックスのセコンドのゴーディ・ホールがリコシェ組に襲い掛かって試合開始となり、ヤングバックスは連係やゴーディの介入を駆使してリコシェ組を分断、試合を有利に進める。
ヤングバックスは合体攻撃の連打でリコシェを追い詰めるが、パワーボムホイップ&延髄斬りのサンドイッチ攻撃は同士討ちになると、リコシェはマットにノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技で反撃し、スワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュを投下してカバーに入るが、ニックがレッドシューズ海野レフェリーの足を引っ張ためカウントが入らない。
そこでゴーディがリングに上がりリコシェにローリングラリアットを浴びせると、ヤングバックスは合体攻撃の 連打を浴びせ、ゴーディが羽交い絞めにしてからダブルトラースキックを狙うが、ゴーディに誤爆してしまう。
リコシェ組はマットへトレイン攻撃で反撃し、リコシェはマットにニュートラルコーナー越えのトペコン、サイダルがニックにトペを浴びせると、リングに戻ったサイダルが変型パッケージドライバーで突き刺すが、マットがカットに入り変型のインディーテーカーを狙うも、サイダルがヘッドシザースホイップでマットを投げ飛ばし、頭部をニックの急所へ直撃させる。
サイダルはマットをリバースフランケンで叩きつかると、リコシェはニックをペナドリラーでKOし、最後はサイダルがマットへエアーサイダル、リコシェがニックへシューティングスタープレスと同時空中弾で3カウントを奪 い、リコシェ組が決勝に駒を進める。
メインの準決勝第2試合、reDragonvsロッポンギヴァイスはロッポンギヴァイスがオライリーを捕えようとするが、フィッシュがバレッタのリングインをカットし、動けないバレッタにオライリーがアキレス腱固めで捕獲、reDragonは足を痛めたバレッタに集中攻撃を浴びせ主導権を握る。
劣勢のロッポンギヴァイスだったが交代を受けたロメロが奮起しその場飛びスライスブレッドなどで盛り返すと、蘇生したバレッタも入って連係攻撃でオライリーを捕えるも、ロメロがコーナーに昇ったところでフィッシュが妨害すると、オライリーがバレッタにバックドロップホールドを決め、フィッシュが入って両国大会でフィニッシュになったダブルドラゴンからオライリ ーがシャープシューターを決めバレッタを追い詰める。
そしてreDragonはチェイジングドラゴンを狙うがロッキーが間一髪カットすると、バレッタはロープ際でオライリーにブレーンバスターを敢行し、そこからオライリーにプランチャ、フィッシュがコーナー越えのトペコンヒーロ、オライリーがエプロンから飛んでダイビングフットスタンプを敢行すると空中弾を連発する。
リングに戻ったフィッシュは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、バレッタが阻止してフィッシュの背中にダイビングフットスタンプを投下すると、ロメロが入ってストロングゼロを狙うがオライリーがカットしフィッシュがアキレス腱固めで捕獲するもバレッタは切り返して押さえ込む。
ロメロに交代してオライリーが水面蹴 りを狙うが、ジャンプして逃れたロメロがジャンピングニーアタック、フェイント式ニールキックを浴びせると、バレッタが入ってダブルのジャンピングニーからストロングゼロが決まり3カウントを奪い、ロッポンギヴァイスが決勝に進出した。
11月7日大阪で行われる決勝はロッポンギヴァイスvsリコシェ組となったが、チームワークやキャリアの差を考えると若干ながらロッポンギヴァイスが有利か・・・・
第3試合で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権の前哨戦はアンダーソンが中邑を挑発するように「イヤォ!」と叫ぶと桜庭にバイブレーションを決めると、中邑も負けじとアンダーソンにバイブレーションをやり返す。
しかしBULLET CLUBはYOSHI-HASHIを捕らえて試合を有利に進め、中邑がカットに入りアンダーソンにダイビングボマイェを狙うが、アンダーソンはカウンターでのガンスタンでKOし、最後もYOSHI-HASHIにガンスタンを決め3カウントを奪い前哨戦を収めた。
G1から首の負傷は引きずっている中邑にしてみれば、首にダメージがかかるアンダーソンのガンスタンは脅威、果たして打開策はあるのか・・・【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。明後日11月3日(火)は岐阜産業会館にて16:00試合開始!皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njpst pic.twitter.com/UWKue1qltS
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 11月 1 -
IGF大晦日大会に実現か!?藤田vs諏訪魔シングル対決実現に大きく前進!秋山が曙を降し三冠王座を奪取!
11月1日 全日本プロレス「特別興行 全日本プロレス チャリティー弘前大会」青森県武道館 2252人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中島洋平(7分45秒 逆エビ固め)X佐藤恵一
◇第2試合◇
▼20分1本
○野村直矢(9分02秒 片エビ固め)X青柳優馬
※スピアー
◇第3試合◇
▼SUSHI復帰戦スペシャルタッグマッチ/30分1本
渕正信 ○金丸義信(15分28秒 片エビ固め)SUSHI XSUSHI☆小僧
※タッチアウト
◇第4試合◇
▼45分1本
ゼウス ボディガー ○吉江豊(18分15秒 体固め)宮原健斗 大森隆男 Xジェイク・リー
※ジャンピングボディプレス
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第38代王者]○鈴木鼓太郎(18分55秒 エビ固め)[挑戦者]X青木篤志
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が6度目の防衛に成功
【鼓太郎の話】「今日はお客さんに背中押されたし、助けてもらいました。だからこそ、最後にその背中をみせたかった。その気持ちだけです。(9月の王道トーナメントで敗れた借りを返したが?)シングルでやられたらシングルで返さないとね。これで金丸義信倒して、ウルティモ・ドラゴン倒して、佐藤光留も倒した。青木篤志も倒した。どういうことですか? (全日本ジュニアの頂点に立ったと?)そうです。でも俺は休んでいられない。次アジアタッグが2週間後にあるんで、コンディション整えて臨まないといけない。いい意味でも悪い意味でも洋平、お前にかかってるよ。(中島も『必ず獲ります』と呼応)お前の個の力が勝敗を左右するキーになるから、しっかり頭に入れておけ」
◇第6試合◇
▼弘前大会記念スペシャルタッグマッチ/60分1本
○船木誠勝 ケンドー・カシン(15分45秒 体固め)諏訪魔 X佐藤光留
※ハイブリッドブラスター
(試合終了後)
諏訪魔「カシン、藤田連れてくるって言ったよな?」
カシン「連れてきたよ。今音楽かける」
(場内には渕のテーマ曲が流れた。誰もがあっけにとられる中、「炎のファイター・オーケストラバージョン」に曲が変わり藤田和之登場。花道から現れた藤田はエプロンに上がってリング上の諏訪魔と対峙。持参した袋の中からリングシューズを取り出した)
藤田は「シューズ持ってきてやったよ。やるか?」
諏訪魔「やってやるよ!」
(つかみかかろうとしたが、セコンド勢が両者を必死に制止。)それでも
藤田「やるよ。早くこいよ」
諏訪魔「こいよ、今すぐやってやるよ!」
藤田、諏訪魔「こいよ!」
(諏訪魔がつかみかかって藤田のシャツを引き裂いた。何とか両者が引き離される)
藤田「お前ら全員解雇だろ? なぁ。もう終わっちゃうんだろ。お前らに選択肢なんかないんだよ。リングがあって戦う相手がいたら戦うしかねぇんだよ。わかってんだったら戦え、このクソガキ! わかってるよな? 年末だ。覚えとけ!」
諏訪魔「藤田! ふざけたこと言ってんじゃねぇよ! 全日本プロレスは俺が守るんだ!」
【船木の話】「(2年4ヶ月ぶりの全日マット参戦となったが?)相変わらず(諏訪魔は)打たれ強いし、重いし、パワーあるなと思いましたよ。久しぶりだけど、久しぶりじゃない、この感覚だなと思いましたね。あとは若手がいいのいるなと思いましたね。うまく育てれば全日本も未来があると思います。カシンに関しては幻ですね。いたのかいなかったのかわからない感じです。今後、かかわりがあるのかないのかわからないけど、霧のように消えていきましたね。地元だし、声援があったんでやりやすかったです。(気になるのは今後だが?)これが線になるのか点で終わるのか、それは秋山社長の考え一つだと思います」
【諏訪魔の話】「ロクなこと言わねぇな、あいつは。変なマスコミの変な噂に何倍も話盛って。この業界の悪いとこだ。何言ってんだ、あいつは。腹立つな。どっちの体が頑丈か、それをただ競うだけなのに。なめたこと言ってんじゃねぇぞ。だから信用がねぇんだよ。リングの上だったら何でもありか?
ふざけてんな、あいつは。いいよ、俺が全日本守ってやる。ふざけてんな。腹立つよ。何が第3のリングだ。シングルやるなら殺し合いでいいじゃねぇか。まぁ、ああいうわけのわかんないことを言うのが向こうのやり方だろうし。だから信用できねぇって言うんだよ。まぁみてればわかるよ。昔、アントニオ猪木が『全日本プロレスは潰れる』って言ったのを聞いた覚えあるよ。それでも今やってんだよ。腹立つな。全日本プロレスに命かけてんだ。俺だけの問題ならいいよ。一生懸命やってる人間いるだろ。話題になればいいのか、それで? 誰も気分よくないぞ。まぁ、いいよ。何とでも言えよ。時間が経ちゃあわかるよ。とにかく11月15日、藤田を潰す。あの減らず口を叩き潰してやるよ」
【藤田の話】「いつだってやってやるよ。あのバカ大阪に来たとき、これ(私服)だっただろ。俺はちゃんとタイツとシューズ持って来たよ。何でみんなが止めるんだよ。やらせりゃいいじゃん。(11・15)両国あるよ両国。俺、本当はシングルだと思ってたんだよ。それでケリつけようと思ってた。タッグだろ。いいよ。とにかくシングルやらなきゃいけないんだ、あいつとは。シングルどこでやるんだよ? 俺はいつやるとか場所はいわねぇよ。わかってるよな。あそこでアレやるしかねぇんだよ。生半可な気持ちでやってるから全員解雇なんだろ。全日本潰れちまうよ。どうすんだよ? てめぇが腹くくったら済む話なんだよ。俺はそれ言いにきたんだ。それだけだ」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者/第3回王道トーナメント優勝者]○秋山準(13分16秒 片エビ固め)[第52代王者]×曙
※ランニングニー
☆曙3度目の防衛戦に失敗、秋山が第53代目王者となる
(試合終了後)
秋山「僕が全日本プロレス、そして全て引っ張ります。今日ここにお集まりいただいた皆さん、本当にありがとうございました。弘前のプロレスのチカラ実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。皆さんのおかげでこのたくさんの人が集まってくれました。これからも全日本プロレスをよろしくお願いします」
【試合後の秋山】
――2度目の三冠戴冠を果たしたが?
秋山「俺が行くって言って、ここ3ヶ月4ヶ月? ここまで来て、やっぱり気持ちで引っ張れるもんだと思ったし。みんなどういう動きをしててもいいけど、46歳の俺がもう一回、頂点に立ったのをどう思うか、それぞれ考えればいい。前チャンピオンの横綱が46。何だかんだ言ってここにある現実をわからないといけないな」
――リング上で言った通り引っ張る覚悟?
秋山「それしかないでしょう。いろんな引っ張り方があるし、試合を引っ張るのもあれば、団体全体を引っ張るのもそう。いろんな引っ張り方があると思うし、俺がチャンピオンになって何も言わないのかって。自分たちのことばかりで精一杯なら言えないだろうし、そうじゃなかったら言えるだろうし。こうやってこのベルトを巻いて、俺が三冠になったら3本のベルトをとか言ったけど、巻いてみて、過去は過去。俺が引っ張るというのであれば、このベルトを引っ張らないといけないと思うし。今から引っ張ると言って、じゃあもう一回過去と言うのもどうかと思う。このベルトに命も歴史も吹き込んでいかないといけない。俺だけじゃなく若い奴がどんどん出てきて、そいつらのためにもこのベルトの歴史も作っていかないといけない。オールドファンには申し訳ないけど。唯一、昔の三冠の凄い時代を知ってるのは俺が最後の人間かもしれない。その人間がまだメインで動けてるうちに、このベルトに命も息吹も吹き込んでいかないといけないと思ってるし、このベルトとともに頑張っていきます」
――大秋山コールだったが?
秋山「期待に応えられるようにやるだけだし、俺だけじゃなく全日本しっかり頑張ってくれということだと受け取って、俺だけじゃダメなんで全員で。今日、弘前も実行委員の皆さんが本当に頑張って入れてくれたけど、俺らの実力はそうじゃないと思ってる。正直、俺が23年いる中で今が一番底辺かもしれない。底辺なら底辺でそこから這い上がっていけばいいと思うし、ベルトを巻きましたけど、一切うれしさというより、責任感の方が感じてて、よしという気持ちになってるんでね。全員で上に上がっていきたいですね。俺だけじゃなく、選手もそうだし、社員、関係する人間が全て頑張らないといけないし。まだまだです」
【曙の話】「本物の秋山準が現れてきたんじゃない。今までの社長・秋山準じゃなくて。今日はプロレスラー・秋山準が出てきたっていう。1回目決められなくても2回目潰されても3回目もトライする、そういうとこじゃないですか。俺が悪いとかじゃないんですよ。俺も変な試合したつもりないし、スタミナも抜群だし、動きもよかったし、この通り獲られる前までは攻めてたんで。(今の気持ちは?)悔しいですよ。これで終わらないですよ。(タイミングを見て再び三冠を狙う?)もちろんそうですよ。(どう巻き返す?)やっぱり小さいところですね。最近、ヨコヅナインパクトも結構返されてるんで、そこに持っていくまで。前は河津掛けをやってからだったんで、そこに戻さないと。もう一つフィニッシュの前に大技を入れておかないと。経験の差ですね。秋山さんだって若い時から大きい人とだいぶやってるし、戦い方を知ってるんじゃないですか。(ベルトを巻いてきた5ヶ月間はどんなものだった?)ベルト自体より三冠っていうタイトルが物凄く意味があると思うし、重いし。横綱時代も綱も大事なんですけど、横綱っていうタイトルが一番大事なんで。本当、考えれば幸せな5ヶ月ですね。まだ終わってないですよ」セミでは諏訪魔が地元・青森出身の船木、カシン組と対戦。船木とは2年半ぶりの対戦となる。、試合は船木が佐藤をハイブリットブラスターで降しパンクラスの先輩としての面目を躍如するが、試合後にかねてからカシンが来場を予告していた藤田和之が現れエプロンで諏訪魔を挑発、怒った諏訪魔が藤田に襲いかかりシャツを破く暴挙を働く、両者は和田京平レフェリーやセコンドが分けたが、藤田はIGF大晦日大会での諏訪魔との一騎打ちを要求する。
諏訪魔vs藤田に関しては天龍引退興行でタッグながらも実現するが、シングルに関しては全日本とIGFが絶縁関係が継続していることから実現の可能性はかなり低かった。
しかしIGF大晦日大会はカードは2つ発表されているものの、これといって目玉カードはない、それを考えると藤田vs諏訪魔に頼らざる得なかったということか、藤田が自ら出向いたのはIGFとしては今更全日本に頭を下げるわけにはいかないという事情もあったのだろうが、藤田自ら出向いた以上全日本側も反対とは言えない。
諏訪魔vs藤田のシングル戦はアントニオ猪木などクリアすべき問題はあるが、実現へ向けて大きく前進した、あとは天龍引退興行でのタッグマッチでどうなるか次第だ。
メインは王道トーナメントを制した秋山が三冠王者の曙に挑み、秋山はショルダータックルを仕掛けても曙は弾き返し、ラリアットで場外へ吹き飛ばすと曙 はぶちかましを狙うが、秋山はかわして鉄柱に誤爆させエプロンからダイビングニー、場外DDT、エプロンに曙を固定してのギロチンニーと猛攻をかける。
秋山は串刺しニーからスリーパーで絞めあげるが、曙はチョップで反撃して場外に逃れた秋山を踏みつけ、ぶちかましで秋山と鉄柱のサンドウィッチにし、またリングに戻ろうとしてエプロンに立ったところでぶちかましで秋山を場外まで吹き飛ばす。
リングに戻った秋山はラリアットを連発するがエクスプロイダーは再三挑戦するが、全体重を浴びせられ失敗、曙は串刺しボディーアタックからエルボードロップと秋山を圧殺しチョークスラムを狙うが秋山はフロントネックロックで捕獲。しかし凌いだ曙っは張り手を浴びせ秋山はダウンする。
曙はチョークスラムからランニングボディープレスを投下しヨコヅナインパクトで勝負に出るが、秋山は必死でリバースしランニングニー、ダイビングニーと浴びせ、ランニングニーからエクスプロイダーで投げると、最後は生膝ニーリフトの連打からランニングニーを浴びせ3カウントを奪い三冠王座を奪取した。
世界ジュニアヘビー級選手権は青木がエルボー封じの腕攻めを狙うが、鼓太郎がなかなか許さないもロープ越しのアームブリーカーから左腕攻めを展開、左腕へのダイビングニーやチキンウイングアームロック、ミドルキックを繰り出していくが、鼓太郎もファンネルで反撃してブルーディスティニーを狙うも、着地した青木がドロップキック、ミサイルキックと応戦、ブレーンバスターで 持ち上げて鼓太郎をトップロープ上に載せてからのランニングニー、その体勢からブレーンバスター、フロッグスプラッシュから雪崩式ブレーンバスターを狙う。
しかし鼓太郎はディフェンサーで切り返すと場外へ逃れた青木に三沢魂エルボースイシーダ、リングに戻ってからダイビングエルボーから三沢魂タイガードライバーを狙うも青木が阻止して担ぎ上げ、鼓太郎が肩車で切り返すが、青木は前方回転して腕十字で切り返し、ショルダーアームブリーカーから雪崩式腕十字で捕獲し鼓太郎を追い詰める。
しかし鼓太郎が体を起こしてエンドレスワルツで丸め込むと、青木も頭突きかラリアット、バックドロップ、スパイラルポセイドンと畳み掛けてからアサルトポイントを狙うも鼓太郎は阻止しワン ツーエルボー、ローリングバックエルボー、ラリアットを狙う青木にボディーエルボーを打ち込んでからローリングエルボー、ランニングエルボーを打ち込む。
鼓太郎はブルーディスティニーを決めるとボディーエルボーからジャベリンを炸裂させ、最後は三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛した。