大日本プロレス
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関本が石川を降しストロング王座を奪還も神谷が挑戦表明!イサミがリーグ戦突破、決勝トーナメント1番乗り!
3月31日 大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」1303人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイル、プロレス格闘技DX、スポナビより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○関札皓太 大下敢(10分15秒 逆片エビ固め)X大森達男 宇藤純久
◇第1試合◇
▼20分1本
宮本裕向 ○アブドーラ・小林 “黒天使"沼澤邪鬼(8分48秒 逆エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X佐久田俊行
◇第2試合◇
▼30分1本
○稲葉雅人 橋本和樹 高橋匡哉(6分43秒 エビ固め)ツトムオースギ ヘラクレス千賀 Xエディ・フレンチ
※墨落とし
◇第3試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 有刺鉄線ボード+有刺鉄線凶器デスマッチ/30分1本
[3勝1敗=6点]○星野勘九郎(11分35秒 体固め)[1勝3敗=2点]X関根龍一
※ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボード
【試合後の星野&稲葉】
▼星野「よーし、3勝目。誰が予想した? 俺たち馬鹿にされたり、ふざけたことを言われたりしてきたけど、それをバネにして戦ってきたんだ。決勝だ!」
▼稲葉「アニキのおかげで次のイサミ戦、自信ついたよ」
▼星野「いったれ!(と稲葉の胸板にチョップ) 極道で決勝だ!」
【関根の話】「チクショー! 気づいたら3敗ですよ。公式戦あと1戦残ってるあと1勝獲りますから。負けて悔しいけど、まだまだだってとこをみせたい。まだまだ。ここから這い上がっていく!」
◇第4試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 蛍光灯タワーデスマッチ/30分1本
[3勝1敗=6点]○竹田誠志(12分14秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]X伊東竜二
※リバースUクラッシュ
【竹田の話】「はいはいはい、見たか? 最後肩ついて1、2、3取られたのは誰だ。いやぁ気持ちいいね。今まで星野、高橋、関根とやってきたけど、一つ負けちまったけど消化試合だったよ。正直。でも今日はメイン食う気持ちでやってやったよ。大日本よ、もう俺を下で使うなバカ野郎。大日本のトップいってるのは誰だよ? 今日証明してやったよ。あー気持ちいい。でもここがゴールじゃない。ここがスタートだよ。もう大日本に憧れて業界入ってチャレンジしてます、デスマッチの新星ですね……もうそんなの飽きたんだよ。こっちは命がけで毎日やってるんだよ。とりあえず今日は気持ちいいね。ああいうデスマッチ、俺が求めてるもの。今日はちょっと伊東竜二をそういう世界にちょっと引き込めたかもしれないけど、まだまだアイツには借りがあるから。何回でもシングルやって毎回俺が勝って立場逆転させてやる。次は沼澤さんか。沼さんとはBFJっていう同じ畑でやってるけど、楽しい試合をするよ。俺のほうがトンパチなところを見せて俺が決勝のリングに行ってやるから。反対ブロックは誰でもいいよ。ガリのイサミでもデブの小林でもいい。誰でもいいよ、相手してやる。今日はとりあえずメッチャ気持ち良くなれたから。それだけでギャラなんていらねえよ」
【伊東の話】「落としちゃいけないところで落としちゃいました。これで2勝2敗。(※現在の得点状況を聞いてから)星野も6点か…。あんまり他力本願は良くないですけど、直接対決で勝ってる星野がコケること祈るしかないですね。次は取りこぼしなく勝って、最後の星野の“運"に賭けたいと思います」
◇第5試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Bブロック公式戦 天地を喰らうリターンズ/30分1本
[3勝1不戦勝=8点]○木高イサミ(15分45秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]X塚本拓海
※ギガラダーブレイク
【木高の話】「しんどい、きつい。不戦勝が一つあったとはいえ4連勝。進出決定? OK。1位でも2位でも向こうのブロックの1位か2位とやって、決勝勝って、文体ですね。とことん勝つ。誰が相手でも油断しない。延期になった新木場の植木ともリマッチ。できるだけ早く。(5・5横浜文体の)宮本裕向まで稲葉入れてあと4つ。全部勝ちます」
◇第6試合◇
▼30分1本
丸山敦 河上隆一 ○神谷ヒデヨシ(12分26秒 片エビ固め)岡林裕二 火野裕士 X忍
※バックドロップ
◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○関本大介(21分51秒 ジャーマンスープレックスホールド)[第5代王者]X石川修司
☆石川が2度目の防衛に失敗。関本が第6代王者となる(試合後)
関本「ありがとう、みんな! ありがとうございました。最後まで熱い声援、ありがとうございました。修司、アンタは強いよ。強すぎる。ただ、今日はオレの方が強かった」
石川「オレは負けたけど、おまえはもっとそのベルトの価値を高めていけ。今日のオレは負けたけど、明日のオレは勝つからな」
関本「ツインタワーズ、ベルト持ってるだろ」
(神谷をリングに上げる)
神谷「修司さん、次、僕と関本さんが組んで、ツインタワーズのベルト、僕と関本さんが勝って奪い取ります!」
(石川も両手で「○」を作って受諾を意思表示してから控室に下がっていった)
神谷「一つだけお願いがあります。関本さん、僕の挑戦受けてください!」
関本「いいよ。OK、やろうぜ」
神谷「まだ僕じゃ早いって人がいるかもしれないですけど、僕はこの体が砕けてもいいんで関本さんに挑戦します!」
関本「お前の気持ちはわかった。その代わり全力でぶつかってこい! 全力じゃないとわかった時点で、粉々にしますからね」
【関本の話】「大日本プロレスが20年経ってやっと両国までたどり着いたんですから、ボクがこのベルトを持って両国に行きたい」
関本「見ての通りです。修司選手、メチャクチャ強かった、強かった。打っても打っても倒れない。怪物ですね。ただ、きょうは俺のほうが強かった。それだけです。闘う前に大日本プロレスの20周年イヤーだから大日本の関本がこのベルトを絶対奪い返すって気持ちで臨んだんですけど、試合中は百万回くらい心が折れそうになりました。でも、最後は修司選手の心を折りました。リング上でも言わせてもらったんですけど、いま神谷選手と組ませてもらってるんで、ツインタワーズの持つ大日本のタッグのベルトも20周年イヤーなんで、大日本に取り返したいと思います。ただ、いきなりタッグに挑戦させろと神谷選手が言ってもみんなが納得するわけないんで、ボクと神谷選手でこのベルトを懸けて闘って、その
結果しだいですね。きょうはああやって言いましたけど、神谷の挑戦を受けます。神谷選手もああやって意を決してマイクで言ってたんで、応えてくれると思います。
こんな神谷いままで見たことなかったんで、ちょっとビックリしました。すごく心強かったです。(両国にはチャンピオンとして臨みたいと思うが)それはもちろんです。大日本プロレスが20年経ってやっと両国までたどり着いたんですから、ボクがこのベルトを持って両国に行きたいと思ってます。(前回の王者時代は負傷で返上になったが)あのときも一生懸命やってのケガだったんで、今回は一生懸命以上に一生懸命いかないと、またケガして返上になったら自分の心も打ち破られますから、それだけは絶対にしないようにしたいと思います。とにかく一生懸命以上に一生懸命頑張ります」
【石川の話】「去年の年末に河上と決定戦やって勝って、岡林とこないだやって、そしてきょう関本とやって、結果は1回しか防衛してないけど、俺なりにこのベルトの価値を上げたと思ってる。強い男が巻けるベルトになったと思いますよ。だからリング上でも言った通り、俺はもっと強くなって、もう1回、そのときは関本だと思うけど、もしかしたら違う選手かもしれないけど、そいつが持ってるストロングのベルトに挑戦します。きょうの俺は負けです。(新王者に何を期待する?)関本大介はミスタープロレスなんで、彼こそホントのプロレスラーだと思うんですよ。彼は強さもそうだし、名前もそうだし、名実ともにもっとすごい選手になってほしい。そのすごい選手になった関本をもう1回超えることが自分の
目標になるんで。彼は普段は完璧なんで。完璧だけどもっと上に行ってほしい。(タッグのほうは)神谷、勢いに乗ってるっていうのは、体もあんまり変わらない後輩が出てきて焦り、そこからもしかして変わろうとしてるかもしれないんで。その変わろうっていう踏み台にされるほどツインタワーは弱くないんで、もう1回、一からやり直すくらいの試合見せてボコボコにしたいと思います」
大日本プロレス後楽園大会のメインでBJWストロングヘビー級王者の石川修司に関本大介が挑戦、序盤の肉弾戦では体格に優る石川が先手を奪うも、関本はドロップキックから石川を場外へ追いやりトペ・スイシーダを放つ、しかし石川は場外でのファルコンアロー、DDTを決め関本に大ダメージを負わせる。
リングに戻っても石川はフルネルソンから後頭部頭突き、キャメルクラッチと攻勢をかけるが。フロントスリーパーをリバースした関本はスピアー、串刺しラリアット、サソリ固めと猛反撃するも、石川もミサイルキックで主導権を渡さない。
石川はラリアット、ダイビングフットスタンプからニーリフト、DDT、エルボーや逆水平合戦をも制した後でかんぬき頭突きから大外刈り、アナコンダバイスで絞めあげ、ツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
石川は勝負と見てランニングニーを狙うが、関本はカウンターのラリアットで迎撃しフロッグスプラッシュを投下、石川もバックドロップで返すが関本もジャーマンで応戦する。
関本は袈裟斬りを乱打した後で延髄斬り、ラリアットと畳みかけ、ぶっこ抜きジャーマンを決めるがカウント2、ならばもう一発を狙うが石川は後頭部頭突きで阻止して、ノーモーション頭突きからランニングニーを決めるもカウント2も、石川の勢いは止まらずレインメーカー式頭突きの連発からファイヤーサンダー、ランニングニー、ライガーボムと畳み掛けた後でスプラッシュマウンテンを狙う。
関本は必死でリバースすると、ラリアット、張り手合戦では押し込まれるがグーパンチを炸裂させ、石川の頭突きもラリアットの連打で返した後で再度ぶっこ抜きジャーマンをきめ3カウント、関本が1年2ヶ月ぶりに王座を奪還した。
試合後には関本が神谷ともコンビで石川、佐藤耕平のツインタワーズの保持するBJWタッグ王座に挑戦を表明したが、神谷はストロング王座に挑戦を表明、関本も受諾した。
神谷は2011年デビューだが昨年関本のバートナーに抜擢され大日本最侠タッグリーグ戦では決勝トーナメントに進出するなど大活躍、ショルダータックル一発だけでフォールを奪えるだけでなく、バックドロップはジャンボ鶴田を彷彿させるだけに、この挑戦は面白いと思う。
また「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」は星野が関根と有刺鉄線ボード+有刺鉄線凶器で対戦し、ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボードで勝利を収め3勝目、竹田は伊東と蛍光灯タワーデスマッチで対戦しリバースUクラッシュで3カウントを奪いリーグ戦突破に王手をかけ、イサミは塚本とラダーと巨大ハンマーがアイテムとなる“天地を喰らう"マッチで対戦しラダー上からのダイビングダブルニーことギガラダーブレイクで3カウントを奪い、リーグ戦突破1番乗りを果たした。
Aブロックは前回覇者の伊東が開幕戦での躓きが響いたのかリーグ戦突破に一歩後退、星野と竹田が残り1試合を残してトップとなったが、竹田は沼澤、星野は高橋を残していることを考えると星野が有利か、しかし高橋もまだリーグ戦は1試合しかこなしていないことから、高橋次第ではまた荒れる可能性もある。
Bブロックはイサミが決勝トーナメントに進出、残り1枠を稲葉、塚本が争う。しかしアブ小も2点ながらまだ公式戦は2試合しかこなしていないことから、まだわからないといったところだ。PR -
デスマッチ版一騎当千開幕!伊東が関根にまさかの逆転負けで黒星!宮本は沼澤との針地獄を栗とウニで制して王座死守!
3月1日 大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」1657人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼20分1本
○丸山敦 大下敢(7分36秒 片エビ固め)関札皓太 X佐久田俊行
※ダブルニードロップ
◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(13分15秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※S.E.X.
◇第2試合◇
稲葉雅人 ○高橋匡哉 エディ・フレンチ(7分52秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 稲松三郎 X塚本拓海
※チェア上へのジャックハマー
◇第3試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 Gショックデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○星野勘九郎(13分22秒 極道クラッチ)[1敗=0点]X竹田誠志
【星野の話】「よっしゃ! 1勝、1勝! 極道クラッチで決めれたのがホントうれしい。誰も俺が勝つと思ってねぇだろ。これが意地だ。40の意地! 今年10周年。だから一騎当千やってやるからな。幸先いいな。俺とマサ(稲葉)で決勝やるからよ。みとけ」
【竹田の話】「これはいかんぞ。ちょっとみくびってたじゃないけど、今日は余裕だと思ってた。負ける気ゼロ。100対0の試合だと考えてたけど、恥かかせてくれるね。こういうのあるからプロレスは楽しい。楽しいけど悔しい。唖然としてるよ。でも、こういうリーグ戦は優勝候補が先に負けて、あとからズドーンと勝つ。あと4試合、常に俺は全力だしな。今日みたいなああいう初歩的なミスはなしにして、残り一戦一戦、楽しんで、こいつの試合が一番面白かったって興行通して言われるように、はしゃいで楽しんで暴れていくから。伊東竜二とのシングルマッチ、ガッチリ勝って決勝! BJWを制覇してやる」
◇第4試合◇
▼一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜Aブロック公式戦 蛍光灯デスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○関根龍一(12分08秒 エビ固め)[1敗=0点]X伊東竜二
※龍切
【関根の話】「よっしゃー! 1勝、1勝、1勝、1勝ですよ! でも、運でも何でもない。やり返して、ボボボボンって攻めただけです。ここから! もう並みじゃないですよ。このまんま俺、突っ走るんで。皆さんよろしくお願いします! あと、Bブロックは総長(稲松)がいるんで、2人でK-DOJOを見せてやりますよ」
【伊東の話】「クソ! 初戦からやらかしてしまいました。必ず勝てると思っていた相手だけに悔しいですね。今日の失点は本当にデカい。残りは全勝して、必ず決勝トーナメントに進んでて、優勝して、5月5日はベルトを獲りたいと思います。(危ない場面はなかったが?)そうですね。だからこそ、完全に『何とかひっくり返してやろう』というアイツの気持ちに負けて。今の自分に足りない気持ちだと思うんで、今日の負けで気を引き締めて。残りは何が何でも勝ってやろうと。少しでも隙があればそこを突いてやろうと思っています。16年目にして新たな転機が来たと思います。(蛍光灯の束を持ち上げられたのは想定外だった?)ほぼほぼ一方的な展開だと思っていたので。上手いこと持って行かれましたね。残りの試合、頑張ります」
◇第5試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 神谷ヒデヨシ(13分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)佐藤耕平 河上隆一 X橋本和樹
◇第6試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 針地獄デスマッチ/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(18分26秒 体固め)[挑戦者]X“黒天使"沼澤邪鬼
※ムーンサルトプレス
☆宮本が5度目の防衛に成功
(試合後)
宮本「みなさんに、この痛みは伝わりますか!? 画鋲踏んだことありますか!? 剣山に間違って手を当てたことありますか? 栗を、手で拾おうとしたことありますか? そんな痛みを、伝える形式だったと僕は思います。いろんなデスマッチありますけど、こういうのも立派なデスマッチだと思うので、画鋲5万個以上、みなさんの手で持ってきてもらって、本当にありがとうございました。おかげで、メッチャ痛かったです! でも、きょう僕は沼澤邪鬼から防衛したんで、5月5日、大日本横浜文体、チャンピオンとして一騎当千の優勝者と闘いたいと思います! まだね、一騎当千も始まったばかりなんで、何が起こるかわかんないのが一騎当千なんで、みなさん一騎当千も最後まで応援よろ
しくお願いします! きょうはどうもありがとうございました!」
【宮本の話】「お客さんの力を借りると、画鋲だって5万個以上集まるんですよ。ハッキリ言って、1個2個じゃ全然歯が立たないぐらいの壮絶な痛みを感じました。でも、それを集めたからにはその画鋲で戦うのが僕たちの仕事、僕たちのプロレスなんで。今日はそれで戦い抜いたと思います。勝負なんて時の運なんで、何とか5度目の防衛を果たしましたが、一騎当千が始まったんで。自分はあの激しいデスマッチを勝ち抜いたヤツの挑戦を受けたいと思います。一騎当千を見てやってください。(5月までしばらく時間が空くが?)でも、デスマッチチャンピオンなんで、もちろんデスマッチが組まれると思いますし、何だったらその期間にストロングに殴り込みに行ってもいいかなとも思ってます。ストロングのベルトにだって、デスマッチの人間が挑戦しないこともないと思うんで。自分もそういうチャンスがあれば殴り込んでいきたいなと思います。(改めて針地獄については?)ホントにいろんな針があるなと。人間界の作り物のみならず、自然界にも針が存在するというのを見せれたんじゃないかなと思いますね。今日1個目に出したのは栗だし。この季節に栗とかウニを持ってくるのは、かなりの努力が必要なので。季節外れだけど、ちゃんとした本物を持ってきたんで。『他の針を用意してやる』と言ったからにはやってやろうと思っていたんでね」
【沼澤の話】「結果、今日は負けました。アイツに地獄を見せられたかと言ったら、それもできなかった。でも、いいじゃないですか。これに負けたら、一騎当千に自然とエントリーされるんでしょ? 一騎当千で優勝すれば、また5月5日にまた宮本に挑戦できる。素晴らしいストーリーじゃないですか。月9ドラマ並みですよ。今日が沼澤邪鬼15周年連続ドラマの第1話です。今日は負けました。トン底に落ちたかもしれない。でも、一騎当千で優勝してベルトを獲れば、最終回はハッピーエンドじゃないですか。やってやりますよ。ヌマノミクスは冗談めいた名前だけど、言っていることは本気ですから。(宮本はウニや栗を投入したが?)言ったからには準備したんでしょうけど、そこまで想像できなかったです。季節の物じゃないし。自然界も痛い。人間がどんなに頑張ろうとも、自然には逆らえないよ。ただ、それに逆らえるとしたら神様だけでしょ。ヌマノミクスで全国を変えていきますから。やると言ったからには本当にやります」
「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」が開幕、リーグ初戦は第3試合の星野vs竹田によるコンクリートブロック、ラダー、チェアによるGショックデスマッチ。
試合の先手を奪ったのは星野、タックル合戦を制して場外戦で竹田を流血に追い込むが、竹田もエプロン上での攻防を制して断崖式ブレーンバスターで反撃、リングに戻ってからイスで脳天を殴打し、星野の背中にコンクリートブロックを乗せ、もう一つのブロックを投げつけるてから、割れたブロック上にボディスラムで投げ、なおブロックの破片で星野の額をえぐり、ラダーを投げつけてから、ボディースラムでラダーの上に叩きつける。
主導権を握られた星野はラダー上へのボディースラムから、ラダー上への勘九郎カッター、竹田の上にラダーを乗せてのセントーンで猛反撃、竹田も反撃するが星野はラリアットから鉄階段へのブレーンバスター、そしてラダーと鉄階段を竹田の上に乗せてダイビングセントーンを投下するが自爆してしまう。
勝負と見た竹田はラダー上へのジャーマン、ランニングニー、複数のブロックの上に国体一回戦スラムを狙うが、踏ん張った竹田が勘九郎カッターで逆に叩きつけると、最後は極道クラッチで丸め込んで3カウントを奪い、白星発進に成功する。
前回覇者の伊東は初参加のK-DOJOの関根と蛍光灯デスマッチで対戦、試合はルールに長ける伊東が関根に蛍光灯をフルスイングして流血に追い込み序盤から圧倒、背中を痛打してパイプイスが曲がる→ボディスラムで投げつけてその曲がりを直すというおなじみの攻撃も見せる。
伊東は蛍光灯束のフルスイングを狙うが、かわした関根は蛍光灯束ごと膝蹴りでなぎ倒し、串刺しニーから座れる状態にしたイスへのカミカゼを狙うも、伊東は切り返して、今度はボディースラムでイスへ投げつけて曲げ、今度はボディースラムで曲げなおす。
勝負と見た伊東はムーンサルトプレスを投下するがクリアした関根はバックドロップで反撃し、蛍光灯束めがけてのカミカゼを敢行、しかしランニングニーはキャッチされ、バックを奪った伊東はジャーマンで投げ、開いたイスを横向きにしてから雪崩式ブレーンバスターを敢行して関根の腰に大ダメージを与える。
伊東は関根にイスを投げつけてからのドラゴンキッカーから、大量の蛍光灯束を投入しドラゴンスプラッシュwith蛍光灯束を狙うが、関根は剣山with蛍光灯束で迎撃すると、この隙を逃さずにバスソーキックから龍切で3カウントで逆転3カウントを奪い大金星を挙げ、伊東はまさかの黒星発進となってしまう。
メインはデスマッチヘビー級選手権、王者の宮本が沼澤の挑戦を受け、サブタイトルの針地獄と銘打たれたとおり、リング上には木枠盛りの画鋲が53285個、バケツ盛りの剣山が321個設置された。
先手を奪ったのは宮本、突っ込んでくる沼澤をカニバサミで倒すと沼澤は顔面から画鋲に直撃、宮本は沼澤の足を持って画鋲の上に逆さ吊りの倒立状態にすると、今度は剣山のバケツを頭から押し付けて、また逆さ吊りにする。
先手を奪われた沼澤は画鋲の上へボディースラムを狙う宮本を逆に投げ、画鋲まみれになった宮本の背中を踏み、前頭部に剣山をすりつけて反撃し、倒れた宮本に画鋲を振りかけてから、足を滑らせたがフットスタンプを投下する。
宮本はトペコンヒーロで反撃し、リング下に用意してあった籠盛りの栗を投入、“愛してます”ダイビングチョップから、マットに栗をバラ撒いてから、その上にボディースラムを敢行する。
宮本は串刺しニーやラリアットで攻勢に出るが、沼澤はブルドッキングヘッドロックやドロップキックで応戦し、宮本をコーナーに担ぎ上げると大量の画鋲を投げつけ、リング内に剣山をばら撒くと雪崩式パワーボムを狙う。
しかし宮本はフランケンシュタイナーで切り返すと、今度はウニを投入しジャーマンで投げ、ムーンサルトプレスで勝負に出るが沼澤は剣山で迎撃し、神が降臨して神威を決めるもカウント2でクリアされてしまう。
沼澤は木枠盛りの画鋲の上でGOD式パイルドライバーを決めるが、自分の尻にも画鋲が刺さるも、構わず宮本の口に剣山を入れてからチンクラッシャーを決め、木枠盛りの画鋲をマットにブチまける。
沼澤は画鋲の上に自らの額を打ちつけて気合を入れてから絶体絶命式DDTを狙うが、阻止した宮本がファイヤーサンダーで突き刺し、ラリアットの相打ちの後で再度ファイヤーサンダーを決め、最後はバルキリースプラッシュからのムーンサルトプレスで3カウントを奪い、王座を死守した。
次期挑戦者は一騎当千の覇者と5月5日横浜で対戦する、果たして挑戦者は?自分的にはアブ小の再起に期待したい。 -
石川が岡林を降しストロング王座を防衛!関本と両国決戦へ!2月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1122人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 佐久田俊行(8分13秒 アンクルホールド)X大下敢 丸山敦
◇第2試合◇
▼30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(9分30秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※SEXボンバー
◇第3試合◇
▼30分1本
関本大介 ○神谷ヒデヨシ(13分18秒 片エビ固め)河上隆一 X関札晧太
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼スクランブルバンクハウスタッグデスマッチ/30分1本
稲松三郎 ○関根龍一(8分50秒 片エビ固め)X星野勘九郎 稲葉雅人
※龍切
◇第5試合◇
▼蛍光灯プリズンタッグデスマッチ(4コーナータワー+蛍光灯200本を使用)/30分1本
アブドーラ・小林 ○“黒天使"沼澤邪鬼(16分00秒 エビ固め)X宮本裕向 木高イサミ
※真神威
【ヤンキー二丁拳銃の話】
イサミ「途中から覚えてない」
宮本「やられましたね。形式、決めました。沼澤、まだいつになるか決まってないけど、でもアイツとは針地獄デスマッチやってやるわ。めっちゃアイツの得意とする、メチャクチャ痛いいろんな針を持ってきて、てめえと我慢比べしてやるよ」
イサミ「あの針千本デスマッチですか」
宮本「そうね」
イサミ「でもあの時も絶対勝てないと言ってた伊東&MASADAに勝ってるんだよね」
宮本「針千本じゃなくて針地獄ね。どうせ画鋲持ってくるだろ。剣山も。ほかにもとげとげしいものを俺が用意してやるよ」
イサミ「うちにもなんかあったら持ってくるよ」
宮本「お願いします」
イサミ「でもきょうの負けは痛いな。前哨戦だけど二丁拳銃の試合だから。もうちょっとしっかり考えて、勝って、もっともっと面白い試合できるように、もっともっと頑張ります。きょうの負けも勉強でしょう」
宮本「そうね」
イサミ「反省会しましょう! そしてつぎ勝ちましょう」
宮本「そうしましょう。なぜなら…」
イサミ&宮本「俺たちは強い!」
【アブ小、沼澤の話】
アブ小「痛い、痛い(沼澤は腕を組んで達観したポーズ。)予言の人でも降りたか? 大丈夫か?」
沼澤「神様だから。こないだの大阪で宮本はタイトルマッチ認めましたよね。やるって。いつですか? 次の後楽園(3・1)でやりましょうか。さっそくなんで。形式のこと言ってました?(針地獄と)いいじゃなですか。とことんいろんな針を集めて、画鋲でもせっかくだから画鋲を5万9400個…黒天使なんで。5万9400個もっていきましょう。ほかに変なもの用意するんですか? なんでもいいですよ。スプラッシュマウンテン級の、ディズニーシーでいえばタワー・オブ・テラー級の度肝をぬいたデスマッチをやります。(形式はそれで文句はない?)ないです。受けてもらった時点で宮本選手には感謝してます。あとは私がベルトを取るだけなんです。(きょうは王者から勝利)最近やってる神威のあれだけなんですけど、出してないことはいっぱいあるんで。少しずつ、いまは丸め込みとかで気を抜いてると思ってるんで。そうだけじゃないところを出したい」
アブ小「コーナーの蛍光灯タワーを思いっきり食らったが)きょうのLEDだね、LED固かったね。LED初被弾だよ」
沼澤「あれはLEDじゃない、ただの長い蛍光灯」
アブ小「LEDだろ! 一瞬意識くらっときたぞ」
沼澤「毛がないから。守るものがないから」
アブ小「一瞬血が出て意識がくらっと来たぞ」
沼澤「流血マシンだから」
アブ小「血圧さがってちょっとビビったよ」
沼澤「プーさんがはちみつ持ってるでしょ、熊だとわかるから。一緒ですよ」
アブ小「そんなことより真神威」
沼澤「まだまだ出してない技いっぱいあるんで。48手裏表あるんで。(ヌマノミクスは)一番最初はデスマッチの普及、その後はアミューズメント化。大日本、いろんな選手がいます。ただ、もうひとつ何か選手にははじけてないところがあったり、変にはじけてしまったり。まあ植木しかり。そういう人もいると思うんですけど、やっぱりでディズニーにもキャラクターがいっぱいいるじゃないですか。自分たちも選手の独り立ちか。それは自分自身が考えることですから。じっさい何も言われなくたって流血マシンとかやってるじゃないですか。あと、ブラッドレインメーカー。関本大介選手はもう関本大介選手。いろんな人をそういうふうにしていけたら。まだ48個あるうちの3つですか。針地獄…剣山、画鋲、宮本が何を考えてるかわからないけど、いままで以上の数でやりましょう」
◇第6試合◇
▼ボブワイヤーボードタッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 高橋匡哉(10分52秒 体固め)竹田誠志 X塚本拓海
※ドラゴンスプラッシュ
◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第5代王者]○石川修司(22分42秒 片エビ固め)
[挑戦者]X岡林裕二
※ランニングニー
☆石川が初防衛に成功
(試合後)
石川「耳がキーンとして聞こえねえけど、岡林! 最高に痛くて、最高に楽しかったよ。おめえが俺を上回ってるところなんていっぱいあるよ。でも俺は、負けられねえ! 何回でもやろう! 強くなったら、また俺も強くなって、オマエと試合するよ。ありがとう」
岡林「石川修司、いや、石川修司さん。きょうは完敗です。また、そのベルトに挑戦させてください。(岡林は石川に頭を下げてガッチリと握手をかわし、拍手のなか退場。)」
石川「河上とベルト争奪戦勝って、きょう岡林に勝って、もう俺の前に立つのは関本大介しかいねえだろ! 出てこい!」
(関本登場)
関本「オイ、次は俺がそのベルトに挑戦してやる。やってやる、コノヤロー!」
(関本は退場。)
石川「関本! 俺はおめえがすげえレスラーってもちろんわかってるよ。でも俺は、プロレスでも相撲でもオマエに負けないからな! 12月にベルトを取って、また新しい歴史が始まった、このストロングヘビーのベルトですけど、自分らしい闘いでこのベルトの価値を上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。きょうは耕平さんがいないんですけど、最後は『俺たちはデカイ!』で締めたいと思います。僕はデカイんですけど、お客さんの中には持っている家がデカイ人、心が、器がデカイ人、デカイ夢を持っている人、いると思いますんで、それを掲げる意味で『俺たちはデカイ!』で締めたいと思います。これからも大日本プロレス、応援よろしくお願いします。いくぞー! 俺たちはデカイ!!」
【石川の話】「前々から強敵ってわかってましたし、1月2日フォール取られてるんで。ほとんど差はないと思ってて。きょう闘う時に決めてたのは、序盤ちょっと腕攻めたんですけど、ちょっとでもアイツの破壊力を落として、最後まで耐えられれば勝てるんじゃないかというところでやりましたけど。ハンパないですね。純粋な力だったら勝てない、アイツのほうが上だと思ってるけど。ただ、その力=破壊力じゃないんで。その破壊力は自分のほうがまだ上だと思うんで。自分なりの闘い方でアイツから3つ取ることできてよかったですね。最後、関本大介指名したのは、去年一騎当千勝ってますけど、やっぱりベルトの決定戦で河上に勝って、岡林に勝って。もう関本しかいないと思うんでね。関本に勝ったら大日本の初めての両国、見えてくるんじゃないですか。きょうの試合でお客さんも石川修司がいくんじゃねえかって思った人もいると思うんで。いつになるわからないですけど、その時に関本大介から3つ取って自分がチャンピオンとして上りたいなと思います。
ーー岡林の浴びせ蹴りや予期せぬ攻撃もあったが
石川「そうですね。エプロン走って何してくるのかな、距離を取って何をしてくるのかなと思って。ちょっと意外な攻撃が多かったんで危なかったですね。正直最後の張り手で両耳キーンとしてて、あんまり聞こえないですけど、アイツのパワーとひらめきですか。プロレスに大事な、ひらめき。なんかアイツもやっぱ一皮むけたというか、ラリアット、アルゼンチン、パワーボムとか、そういう力ある選手がやってる技やればいいというだけじゃなくて、プラスアルファ身につけようとしてるのがすごいわかったんで。そういう意味では危なかったですね。でも言った通り、最高にきつかったですけど、最高に楽しかったんで。きょうの闘いが自分なりの大日本のストロングのベルトの闘い方だと思ってるんで。俺のこの闘い方から逃げない選手が俺の前に来てほしいなと思います。関本はもちろんできると思うんで。でも関本に負けるつもりは毛頭ない。言った通り、プロレスでも相撲でも勝ちます。
ーー紙一重だったと思うが、何が勝敗を?
単純ですよね。負けたくないという気持ちだけで。あきらめたら、僕もそんな若くないんで。あきらめたらあとは落ちるだけなんで。やっぱりまだまだ負けたくない。いや、あれですね。『岡林裕二の夜明けは近いぜよ』。岡林が勝っちゃったら明けちゃいますからね。このセリフを今年のプロレス界の流行語大賞にしたいと思ってるんで。あとは俺がチャンピオンでいるうちは、そのセリフをずっと言わせたいなと思います。
ーー今後も叫んでくれと
石川「そうですね。俺の前で叫んで、またベルト懸けて闘って、また負けて、あのセリフを吐いてほしいなと思います」
【岡林の話】ホントに悔しい、ホントに悔しい。ホントに悔しい!!(と叫ぶ)きょうは絶対気持ちで負けたくないと思った。気持ちで負けてないと思った。全然ダメでした。もうホントに。死ぬ気でいかないといけない。ホントに悔しい、ホントに悔しい。この悔しさをバネにして、次は必ずやってやります。絶対負けないぞ、絶対負けない。(王者が次は関本だと指名したが、もう一回石川とやりたい?)もう一回やりたい、ホントにやりたい。これはストロングのベルト懸けても抜きにしても、石川修司ともう一回やりたい。ホントに悔しい。悔しさしか残らなかったです。あのバケモノを倒したい、それだけです」
大日本後楽園大会のメインでストロング王者の石川に岡林が挑戦、序盤から両者が肉弾戦を展開するも、場外戦で岡林がウルトラタイガードロップを炸裂させ主導権を握ったかに見えたが、調子に乗り過ぎたのか追撃のラリアットは鉄柱に誤爆、ここから石川はグラウンドに引きずり込み脇固めなどで左腕攻めを展開する。
先手を奪われた岡林だったがブレーンバスターから逆エビ固めと腰攻めで反撃、しかし石川はセカンドロープからの32文人間ロケット砲、ダイビングフットスタンプで主導権を渡さない。
石川はツームストーンパイルドライバーからランニングニーを狙うが、キャッチした岡林はアルゼンチンバックブリーカーで担ぐも、石川はスリーパーで捕らえて着地する。
両者はラリアット、エルボー、逆水平と打撃戦から、石川の頭突き狙いを岡林はラリアットで迎撃するが、ゴーレムスプラッシュ狙いは石川が雪崩式ブレーンバスターで叩き落し、コーナーパンチを繰り出す石川に岡林はパワーボムを狙うが、石川はフランケンシュタイナーで切り返す。
石川は後頭部への頭突きからフルネルソンスープレックスで投げると、ランニングニー、ファイヤーサンダー、ライガーボムと畳み掛け、レインメーカー式頭突きを連発するが、もう一発は岡林が浴びせ蹴りで迎撃、勝負と見た岡林はゴーレムスプラッシュを投下するがカウント2、石川は頭突きからスライディングDを放つと岡林は流血、そして張り手合戦となり石川が制すると、頭突きからランニングニーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は石川が次期挑戦者に関本を指名、7月に開催される両国での選手権が濃厚となった、もしメインとなれば両国という大会場で大日本らしさをアピールするには石川vs関本は良いカードなのかもしれない。
またデスマッチ戦線はかねてから挑戦表明していた沼澤が第5試合でヤンキー二丁拳銃と蛍光灯プリズンマッチで対戦し、神が宿った沼澤が真神威で3カウントを奪い勝利、沼澤は勝者の権限として、タイトルマッチの日時を3月2日後楽園に指定、内容も画鋲を含めた針地獄デスマッチとした。
画鋲は沼澤が得意としているアイテムだけに宮本も苦戦が必至か、神が宿り狂う沼澤は王座奪取なるか?
また今年の一騎当千はデスマッチ中心に行うことも発表した、7月の両国に向けて大日本は全力で走り出す。
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20年目を迎えた大日本プロレス、両国大会へ向けて上々のスタート!
1月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1221人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
(2015年最初の大会開始に先立ち、入場式が行われ、代表して今年でデビュー15周年を迎える沼澤があいさつ)
沼澤「新年明けましておめでとうございます。高いところから失礼します。大日本プロレスは今年20周年、そして私は15周年を迎えます。15年やってこれたのも皆さんの応援のおかげです。今年1年は皆さんに応援に応えるべく、皆さんにお返しすべく、感謝の年として頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」
アブ小、「大日本プロレスの20周年イヤーが今日から始まります。今日からより一層熱い戦いをしていきます。後楽園にお集まりの皆さん…(愛してま~すを必死でこらえる)今度はベルトを巻いた時にやります。20周年と言えば立派な大人ですけど、僕はまだまだはっちゃけたファイトをやりますので、今年1年よろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○関札皓太(9分30秒 後方回転エビ固め)神谷ヒデヨシ 佐久田俊行 X大下敢
◇第2試合◇
▼30分1本
○バラモンシュウ バラモンケイ 忍(10分11秒 エビ固め)丸山敦 稲葉雅人 Xダイナ御堂
※ゾンビキング
◇第3試合◇
▼30分1本
○河上隆一(10分01秒 片エビ固め)X橋本和樹
※スカーレットフロウジョン
◇第4試合◇
▼ボブワイヤーボードタッグデスマッチ/30分1本
○稲松三郎 関根龍一(10分24秒 エビ固め)高橋匡哉 X植木嵩行
※ボブワイヤーボード上へのサンダーファイヤーパワーボム
◇第5試合◇
▼蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 アブドーラ・小林 ○木高イサミ(13分13秒 片エビ固め)“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ファイヤーサンダー
◇休憩時間明け◇
(グレート小鹿登場)
小鹿「皆さん、あけましておめでとうございます。今年は特別な記念すべき年になりますんで、皆様と今一度手を繋いで、両国国技館に行けるようにスタッフ・レスラー頑張りますので、皆さんよろしくお願いします。函館の田舎から出てきて52〜53年。国技館の土俵ではたくさんの汗を流し、涙を流したんですが、このプロレスのリングの上では失敗しても何をしても拍手をくれる。こんなありがたい世界はないと思います」と感慨深げに語ると,「20年という年に来るまでは、ヨレヨレのまま坂を上りながら降りながら、デコボコ道を歩いてきましたが、ようやく(20周年に)たどり着きました。スタッフ・レスラーだけでなく、皆さんのお力添えがなかったら、ここまでたどり着けなかったと思います。本当に感謝しております。月20日、両国国技館まで皆さんの応援をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか?」
(館内はダイニッポンコール)
小鹿「頑張ろう! オー!(拳を突き上げる)」
◇第6試合◇
▼30分1本
関本大介 ○岡林裕二(14分40秒 片エビ固め)X石川修司 佐藤耕平
※ゴーレムスプラッシュ
【試合後の関本&岡林】
▼岡林「よっしゃ! 石川修司からこの手で3カウント奪いました。本当にでかくて強い。復帰戦の時はコテンパンにやられたけど、そうはいきませんよ。次、ストロングヘビー、絶対に組んでもらいます。あのベルトを取り返すのはこの俺です」
▼関本「きつかったね。凄ぇよ」
▼岡林「あとタッグのベルトも取り返さないと。関本さん、タッグのベルトも獲り返しましょう」
▼関本「これから実績を積み重ねないとな。今日チャンピオンから3つ獲って、ストロングいけるよ。頑張れ」
▼岡林「いきます!」
【試合後の耕平&石川】
▼石川「言い訳ないわ。やられたね」
▼耕平「高知で復帰した時、調子が出るまで時間がかかると思ってたけど、1年欠場したフラストレーションを爆発したね。関本と岡林が組んだらツインタワーズにとって強敵になると思ったけどね。岡林は関本の下って感覚ないね。勢いあるよ。今日はタッグだし、関本&岡林はタッグとして脅威ですけど、(石川を)調子づかせれば岡林を止められると思う」
▼石川「今日やってわかったことは、俺が(岡林に)思い切りやっても大丈夫ってこと。来月の後楽園、向こうも思い切り来てもらって、俺も思い切りやって、どっちが強いかはっきりしたいね」
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合〜バトルスフィア鎮魂歌II〜/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(15分42秒 片エビ固め)[挑戦者]X星野勘九郎
※鉄階段上へのファイヤーサンダー
☆宮本が4度目の防衛に成功
(試合後)
宮本「星野に、一言いう前に、きょうこの会場のどこかに来ている(バトルスフィアの)中田社長、中田社長いますか!(南側にいた中田社長)中田社長、上がってください。(中田社長がリングへ)すいません、社長、勝手なことして。僕たち、星野もそう、イサミ君もそう、僕たちに闘える場をくれて、本当にありがとうございました。きょうわざわざ来てくれてありがとうございます。またナイトメアやってください。(中田社長は拍手のなか去る)星野、思い出話はもう終わりだ。バトルスフィア・レクイエムⅡ、もうバトルスフィア・レクイエムは、もうこれで終わりです! 俺も座右の銘を教えてやる。思い出はな、優しいんだよ。だからな、甘えちゃダメなんだよ。思い出っていうのは、俺たちがお客さんに作っていくものじゃないのか? 俺たちがいつまでもクヨクヨしてても、それはここに来ているお客さんのためにならねえ。俺たちはお客さんのための思い出を、この後楽園ホールでも、この大日本プロレスで作っていけばいいんだよ。そうだろ!(場内宮本コール)」
星野「オイ、俺はよ、思い出に甘えるつもりはねえよ。だけどみんな聞いてくれよ、この悔しい思いだけは、忘れちゃいけねえんじゃねえのか! 俺は諦め悪いわ! もう一回やり直していいですか!! ぜってえ借りは返すからな」
(星野退場)
宮本「その悔しい思いを忘れるんじゃねえぞ。2015年初の大日本プロレス、ご来場ありがとうございます。今年は大日本プロレス20周年、とても記念すべき年なんで。皆さん今年も大日本プロレスについてきてください。僕たちもそれに応える思い出を皆さんにいっぱい作っていきますんで。今年もよろしくお願いします」
【宮本の話】「4度目の防衛戦、何とかアイツの得意なGショックデスマッチで勝ちました。僕らは本当にバトルスフィアには思い出がいっぱいあるんです。自分たちが試合できない時にさせてくれたのもバトルスフィアでした。でも、いつまでも思い出にすがるのはダメだと思うんです。俺たちがお客さんに思い出を作っていかないと。『あの時の試合は凄い楽しかったよ』って自分たちが見せないと。俺たちがクヨクヨしてもしょうがないんで。自分たちが思い出を作ってあげないと、プロレスを観に来るお客さんの立場はないんじゃないですかね。思い出が優しいからって甘えちゃダメなんですよ。思い出は俺たちが作っていくものだと思います。防衛4回。まだまだ防衛して、(7・20)両国国技館に必ずこのベルトを持っていきますんで。今年も大日本プロレスをよろしくお願いします。(星野の戦い方はどうだった?)今日はセコンドにもとんとん丸とか唯我とか、当時の選手がいて。会場に中田社長も来てくれて。これ以上ないぐらいに気合いが入ってましたね。悔しさは忘れないとアイツは言ってたんで。それを絶対に忘れるなと思いますね。(もうバトルスフィ鎮魂歌は最後にする?)たぶんもうないんじゃないですか。いつまでも昔の気持ちじゃないんで。僕らはそれから何回も何十回もいろんな壁を乗り越えてきてるんで。懐かしい思い出は今日で終わりです。前に進んでいくだけです。(次の防衛戦については?)悔しさを忘れないんだったら星野でもいいし、誰とでもやりたいと僕は思っています。後楽園で防衛戦をやったのも初めてだし、次はどこでやるのかわからないですけど、どこでも戦いたいと思います。(2015年はどういう年にしたい?)おみくじは引いたんですけど、『人の話を聞け』ぐらいの感じだったので。去年はいっぱい試合もしたし、ベルトも取ったし。今年は自分の年というよりも、大日本プロレス20周年の記念になる年なんで。大日本プロレスを盛り上げてきている気持ちを、両国国技館で結果として残したいなと思います。もう10年ぐらい大日本プロレスで戦ってますし。10年間戦ってきた成果を見せたいなと思いますね。そのためのベルトの防衛でもありますし」
【試合後の星野&稲葉】
▼星野「マサ、すまない。札幌でのお前の借りを返せなかった。俺たちはよ、年越しもそうだけど、マヌケだし、不器用だし、本当にどれだけ踏みつぶされれば気が済むんだろうな。でも、俺たちには他のヤツらにはないものがあるんじゃないか。ずっと俺たちはバカにされても耐えて来ただろ? 俺たちには雑草魂があるんじゃないか?」
▼稲葉「そうですね。前を向きましょう。僕らは下を向いてたらダメです」
▼星野「悔しくて涙が出てきたけど、お前がいたらやり直せる。この前、ZERO1に出たけど、『お前らなんだ?』って言われたよな。でも、俺たちは勝つまでやればいいんだって言ってきたよな。俺たちはそれだよな」
▼稲葉「今年の目標はリベンジですね」
▼星野「俺たちには失うものはないから。さっそくリベンジの機会があるじゃないか。1月4日にヤンキー二丁拳銃とやるじゃないか。屁みたいなもんだよな。やり返せばいい」
▼稲葉「あいつらは大みそ日のトーナメントで優勝して勢いに乗ってますけど、それを僕らが食ったら、またタッグのタイトルマッチが来るんじゃないですか。ツインタワーズに挑戦できるんじゃないですか」
▼星野「ツインタワーズなんてチョチョイのチョイだな」
▼稲葉「もうお客さんも極道が取った方がいいってたぶん思ってるんで」
▼星野「俺たちがその期待に応えられないだけだよな。精進が足りないだけだな。よし、やるしかないな。今日はバトルスフィア鎮魂歌。中田さん、来てくれたのに勝てなくてすいません。でも、30歳でどこにも行くところがない俺を取ってくれた感謝の気持ちは忘れずに、絶対にリベンジしますよ。絶対にベルトを巻いて中田さんのもとに帰ります」
旗揚げ20周年を迎えた大日本の2015年度が開幕し、メインは宮本の保持するデスマッチ王座に星野が挑戦、宮本と星野が凌ぎを削りあった会場名からとった『バトルスフィア鎮魂歌』と銘打たれたデスマッチはリング内にはイス、ラダー、コンクリートブロック、バーベルの重り、2コーナーにはバトルスフィアの旗が設置された。試合は星野がショルダータックルからセントーンで先手を奪うが、宮本が場外へ逃れると追いかけた星野を鉄柱に叩きつけ、宮本はラダーへ星野をぶつけ、背中へのイス攻撃、腕をラダーに挟んでプレスするなどして主導権を握る。
しかし宮本のブロック攻撃狙いを星野が逆に叩きつけると宮本は流血、星野は宮本の背中にブロックをセットして、もう一個で破壊するとラダーへのブレーンバスターで叩きつける。
星野はミドルキックを繰り出すが、宮本は重りでブロックして殴り倒すと、鉄階段を投入するも、星野が反撃して鉄階段の上での垂直落下式ブレーンバスター、ブロックの上にボディースラムで叩きつけ宮本に大ダメージを与える。
星野はブロックの上に倒れる宮本にセントーンを投下するも自爆、宮本はハンドスプリングエルボーから、重りの上にサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけると、星野の上に鉄階段を乗せてバルキリースプラッシュを投下するもカウントは2。
劣勢の星野は突進する宮本を勘九郎カッターを決めると、ラダーへのボディースラムから宮本の上に鉄階段を置き、捨て身のダイビングセントーンを投下するが自身もダメージを負ってしまいカバーに入れない。
両者はスタンディングでエルボー合戦、宮本がラ・マヒストラル、星野が極道クラッチと丸め込み合戦を展開するが、星野のパワーボムを着地した宮本がラリアットを浴びせると、ファイヤーサンダー、鉄階段の上へのファイヤーサンダーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はバトルスフィアの社長だった中田社長を呼び込み、感謝の意を述べ、宮本が締めくくった。
セミでは関本、岡林がBJWタッグ王者のツイン・タワーズと対戦し、関本組は石川を狙うも、岡林のゴーレムスプラッシュは、石川が雪崩式ブレーンバスターで投っげ、ツインタワーズが逆にダブルニーリフト、サンドウィッチエルボーで岡林に集中砲火を浴びせてから、石川がファイヤーサンダーで突き刺す。
石川はランニングニーを狙うが、関本がジャーマンでカットすると、岡林が石川にパワーボム、ラリアットと畳み掛けてからゴーレムスプラッシュを投下して3カウントを奪い、試合後は岡林が石川の保持するストロング王座への挑戦を表明した。
20年目を迎えた大日本の最初の後楽園大会は昼に開催された全日本より観客を動員するという盛況ぶり、7月に開催する両国大会へ向けて弾みをつけた。今年の大日本は飛躍の年となるか? -
愛が執念に敗れた…宮本がアブ小を破りデスマッチ王座を死守!
12月21日 大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」神奈川・横浜文化体育館 1648人
<アピール、コメントは週刊プロレスモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○大下敢 佐久田俊行(10分34秒 逆エビ固め)谷口裕一X関札皓太
◇第1試合◇
▼30分1本
○忍 ヘラクレス千賀 ツトムオースキ(10分35秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※S.E.X
◇第2試合◇
▼T3P6人タッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人 高橋匡哉(11分58秒 体固め)“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ダイビングセントーン with 鉄階段
◇第3試合◇
▼30分1本
○橋本和樹 金本浩二(14分18秒 片エビ固め)高岩竜一 X丸山敦
※ノーザンライトボム
◇第4試合◇
▼蛍光灯200本タッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 木高イサミ(12分07秒 体固め)稲松三郎 X関根龍一
※ドラゴンスプラッシュ
◇第5試合◇
▼第5代・BJW認定世界ストロングヘビー級王座決定戦/30分1本
○石川修司(16分06秒 体固め)X河上隆一
※スプラッシュマウンテン
☆石川が第5代王者となる
【石川の話】「8月から流れていたタイトルマッチがようやく実現して、やっとベルトを巻けてよかったです。試合前のインタビューで河上が言った通り、このベルトは色々あったかもしれないけど、俺と河上で新しい歴史の一歩を作りましたから。俺がチャンピオンとして、新しいベルトの歴史を作っていきます。河上はやっぱり強いですよ。前のチャンピオンだった石川晋也がいなくなった分、アイツが一番開いた穴を埋めようとして頑張っていたと思うんで。それはリングで戦っているひとりとして俺もわかっているんで。その河上と戦えて良かったです。岡林も復帰したし、関本もいると思うんで、いろんな選手とこのベルトを懸けて戦いたいなと思います。(グラウンドスラムを達成したが?)別にデスマッチもストロングもタッグのベルトも、一個一個を狙ってて、最初からグラウンドスラムを目指してはいなくて。このチャンピオン、この男と戦いたいと言ってきた結果がこれなんで。別に3つ取ったことがあるからと言っても終わりじゃないんで。大日本プロレスには素晴らしい選手、凄い選手がいっぱいいるんで、また切磋琢磨して頑張っていきたいなと思います」
【河上の話】「クソ! もうちょっとだった…。俺の体は壊れてねえ。まだできるぞ。もう1回やらせろよ。今日は負けた。もう明日になったら忘れる。負けたからなんだって言うんだ。俺はまだ若くてピンピンしてる。また挑戦すればいい。ただ、年内にベルトを取ることができなかった。いつまでも調子に乗ってんなよ。負けたんだから、もう言うことはねえよ」
◇第6試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 佐藤耕平(14分41秒 片エビ固め)関本大介 X神谷ヒデヨシ
※ゴーレムスプラッシュ
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合〜The Longest Day Battle Position Death Match〜愛してます・コントラ・愛してますデスマッチ/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(23分51秒 片エビ固め)[挑戦者]Xアブドーラ・小林
※ムーンサルトプレス
☆宮本が3度目の防衛に成功
(試合後)
宮本「小林さん、2つだけ言わせてくれ。オマエと俺では致命的な違いがある。それはな! 執念だ。オマエには執念がない。ベルトに対してもそう。愛に対してもそうなんだよ! 一人の奥さんも大事にできないヤツに、愛を語る資格なんかねえ! それと、あと一つ。オマエはもう、死んでいる」
アブ小「ベルトへの執念、足りなかったかな。チクショー、まだまだだ。愛してますチョップ、封印? 封印…。俺はもう愛してますを言っちゃいけないのか!? 多数決を取ります(場内どよめく)。アブドーラ・小林に、まだまだ愛を叫んでほしい人!(歓声と手があがると)満場一致です!!(キッパリ)宮本、これが俺の愛への執念だ、コノヤロー。約束は守る。愛してますチョップ、封印します。しかしこれから使うのは、新・愛してますチョップだ! 俺はな、大日本20周年に向けまだまだ前へ進むぞ。こんなんでしょぼくれねえぞ! これが俺のベルトに対する執念なんだ!」
宮本「もうなんでもいいよ。アブドーラ・小林の執念は伝わったよ。でも、愛してますチョップは禁止だからな。チョップは禁止だぞ、チョップは禁止だぞ。チョップの時絶対愛してますって言うなよ!」
アブ小「勝って言えばいいんだ!」
宮本「そうだ、勝っていえばいいんだ。じゃあきょうここでみんなの前で叫ぼうぜ。イサミさんも。イサミさんも関係してるんで。(アブ小に)チョップは禁止だからな! 今年最後の大日本プロレスビッグマッチ、なんとか無事、この大人数のお客さんのなかで終えることができました。ありがとうございました! 来年は大日本プロレス20周年、もっともっと僕たちは突っ走っていきますんで、みなさん応援よろしくお願いします。大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」
【宮本の話】「勝ちました! 3度目の防衛成功。今日は何か『北斗の拳』みたいだったな。愛を奪い取ることに成功しました。アブドーラ小林はマイクで執念を見せてくれたけど、次はその体で、その実力で、そのプロレスで執念を見せてくれ。俺はそう言いたいです。次は1月2日、星野勘九郎との防衛戦が決まっているんで。星野とやるんだったら、前にイサミとやったように、『バトルスフィア・レクイエム2』をやりたいと思います。とんとん丸とか、唯我とか用意してやりますよ。みんな知らないかもしれないけど、バトルスフィアと言えばナイトメアのあの団体。僕たちがプロレスを始めた頃にずっと下積みを重ねてきた時にお世話になったバトルスフィア。星野勘九郎が育ったガロガ、ガロガ騎士's。その団体、そのバトルスフィアのレクイエムを後楽園でやりたいと思います。でも、小林の愛に対する執念は凄いところがありましたね。まさかあの直江兼続の兜を被ってくるとは思いませんでした。たぶん自分で買ったんでしょうし、安物なんでしょうけど、そこにも執念を感じました。(これからも愛してますチョップを使い続ける?)もちろん。僕は愛してますチョップ封印デスマッチに勝ったんで、僕が使います。『新・愛してますチョップ』とか、わけのわからないことを言ってましたけど、それは絶対に僕が許しません。(試合形式はどうだった?)デスマッチでプロレスルールという思い切ったことをやったんですけど、ありなのかなと。デスマッチにまた違う風を吹かせることができるのかなって思いました。まだ完成形ではないんで。でも、自分が見せたいものは少しでも見せられたのかなと思います」
【小林の話】「勝利への執念とプロレスに対する執念は宮本の方が強くて。執念では負けてないつもりだったんですけどね。試合が終わっても意識があったんで、俺も調子に乗っちゃって。多数決なんて初めてやったよ。満場一致でしたよね? 7〜8割が手を挙げてましたけど、安倍内閣の支持率以上に高いと思ったんで。でも、宮本さんとの男と男の約束なんで、愛してますチョップは使いませんね。チョップは封印ですかね。でも、『愛してます』までは封印されてないから。試合に勝って、支持率100パーセントの状態で、今度はリング上でこん身の愛を叫びますよ。宮本は強くなりましたね。8月に復帰してからの4ヵ月はかなり働いた気がします。でもまだまだ。来年は20周年イヤーでしょ。まだまだ諦めの悪さで行きますよ。なんて言ったってグレート小鹿の弟子ですから。新日本に噛みついて生き残っているのはうちだけなんでしょ。執念深さは負けないから。試合で負けても、まだ売店があるんで。売店の売り上げでは絶対に負けないから。そういうことを言うからダメなのかな(苦笑) プロレスに技は無限にありますから、無限にパクッてやりますよ。20周年に向けて、パクリのデパートの本領を発揮しますよ。(試合形式については?)エスケープや場外カウントがあると、緊張感が出るような気がしますね。こういうのもありかなと。プロレスは常に進化していかないと未来が無いわけだから、より一層の進化を。両国のメインもデスマッチの可能性はあると思っていますんで。やってて見えつつあるかなと思います。体を張るのは当たり前で、頭を使わないと上に行けない。宮本は向上心があると思いますから。僕も下から上がってきた人間なんで、もっと上の舞台を目指すには、体を張るだけじゃなくて、頭も張りたいですね。大日本は今年いろいろあったけど、俺も帰ってきたし、岡林は今日上から初めて飛んだんでしょ。このままじゃないですよ。大日本プロレスも僕も」
大日本プロレスのビッグマッチ、横浜文体大会をSAMURAIで視聴、今回のメインのデスマッチ選手権はルールは通常のプロレスルールに自身がセルフプロデュース以外の凶器を使用すると反則カウントが取られ、敗れたら互いに使用していた“愛してますチョップ”も課せられ、アブ小はロープ2方向に蛍光灯(残り2面は有刺鉄線)、宮本は縦に積み上げたコンクリートブロックが設置された。
試合は先に仕掛けたのは宮本、アブ小が縦に積み上げられたブロックに宮本を叩きつけようとするが、互いに叩きつけようとすると同体のような形でブロックに直撃し、宮本の後頭部に上からブロックが落ちてしてしまう。
たまらず宮本は場外へと逃れ、アブ小も追いかけるが、宮本はアブ小を鉄柱に叩きつけて流血に追い込めば、アブ小もブロックで殴打して応戦、先に“愛してますチョップ”を狙うが宮本に阻止されてしまい有刺鉄線や蛍光灯に投げつけられてしまいイスで殴打する
宮本は蛍光灯を添えてのローキックから足四の字固めで足攻めを展開するも、アブ小は蛍光灯上でのボディースラムで反撃し、宮本の額に蛍光灯を添えてのヘッドバットを連発する。
アブ小は宮本の腰にコンクリートブロックを添えると、その上にブロックを叩きつけてダメージを与えると、キャメルクラッチ、蛍光灯を添えての手刀を落として腰攻めを展開するが、アブ小が蛍光灯タワーをリングに置くも宮本はその上での河津落としで反撃するも、アブ小は場外戦で再び自身に流れを変えてしまう。
宮本はハンドスプリングエルボーで反撃すると蛍光灯を添えてのランニングニー、そして宮本から“愛してますチョップ”を狙うが、アブ小は阻止するとヘビーローテーション、“ギャオ”とたぎってからのシャイニングウィザードを放つが、バカチンガーエルボーwith蛍光灯は自爆してしまう。
宮本はコンクリートブロックを敷き詰めようとするが、アブ小が奪って代わりに敷き詰めるも、宮本はブロックでアブ小を殴打してからブロックの上にアブ小を投げ、バルキリースプラッシュを投下するも、アブ小はかわし宮本はブロックに直撃となってしまう。
アブ小は雪崩式山嵐から“愛してますチョップ”を投下するとダイビングバカチンガーエルボーを連発しカバーに入るも、レフェリーのカウントは宮本が怨霊ばりのマッドハンドで3カウントを阻止する。
アブ小は敷き詰められたブロックの上に多量の蛍光灯の破片をバラ撒くも、パワーボム狙いは宮本がスルーしアブ小は破片入りのブロックの上に転落。
勝負と見た宮本は“愛してますチョップ”からファイヤーサンダーで突き刺すと、最後はムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
自分はアブ小の大復活に期待したが、復帰してから4ヶ月での王座奪還は甘かったのか・・・、宮本はマイクアピールで執念を勝因に挙げたが、バルキリースプラッシュは自爆してブロックに直撃し、アブ小がダイビングバカチンガーエルボーの連発で勝負あったに見えたが、宮本が出したのは所属する666の先輩である怨霊のマッドハンド(自分がフォールされたときにカウントを叩くレフェリーの手を止めてしまう)を出したのは宮本が執念を見せた証だった。
“愛してますチョップ”は封印となったが、アブ小はファンの支持を受け身勝手ながらまだまだ愛を叫び続けることになった。確かに身勝手かもしれないが宮本の執念に対するアブ小なりの意地でもあり、それもアブ小なりの愛なのかもしれない。
そして石川晋也の引退で空位となったストロングヘビー級王座決定戦は河上が角度のいいバックドロップで先手を奪うが、石川は膝蹴りで形勢逆転し河上の腹部を中心に攻めてスタミナを奪いにかかるも、河上は首筋にエルボーを乱打しての首攻めで応戦するが、体格の優る石川の前に主導権を奪い返すまでには至らない。
膝蹴りの連打を浴びせた石川はスプラッシュマウンテンを狙うも、スルーした河上はエクスプロイダーで反撃し、天龍プロジェクトに参戦していた成果かエルボー&チョップの天龍コンポを繰り出し、石川の巨体をブレーンバスターで投げきる。
河上は卍固めを決めるが、石川は脱出すると突進する河上に空中胴絞め落とし、ツームストーンパイルドライバー、ダイビングフットスタンプもスプラッシュマウンテン狙いを背後に着地した河上はジャーマンで応戦する。
河上は突進する石川にハリケーンドライバーで突き刺すとバックスピンエルボー、ランニングエルボーと畳みかけ、最後はスカーレットフロウジョンを狙うが、石川は投げ放しドラゴン、ジャーマン、ランニングニーで応戦しファイヤーサンダーで突き刺す。
石川はレインメーカー式ヘッドバットからランニングニー、スプラッシュマウンテンで3カウントを奪いストロング王座を奪取した。
今年の大日本はアブ小の復帰でデスマッチ戦線は活気づくも、ストロング戦線は関本大介や岡林裕二の欠場をきっかけに負傷欠場が続出、関本はすぐに復帰するも、今度はストロング王者の石川晋也が突然引退し佐々木義人も自由契約扱いになるなど苦しい1年となったが、その代わりに河上、橋本、神谷が台頭し、岡林が12月に復帰した。ストロング戦線の中心は石川修司となったがストロング部門の巻き返しにも期待したい。 -
ヤンキー二丁拳銃が最狭タッグ三連覇で「俺たちは強い!」
11月21日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ準決勝&決勝戦」 後楽園ホール 1211人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○フランク篤(6分49秒 オースイスープレックスホールド)X佐久田俊行
◇第1試合◇
▼最侠タッグリーグ準決勝 ハードコアタッグマッチ/30分1本
[デスマッチブロック2位]宮本裕向 ○イサミイサミ(16分09秒 片エビ固め)[ストロングブロック1位]X橋本和樹 金本浩二
※勇脚・斬
☆宮本&イサミ組が優勝決定戦進出
【ヤンキー二丁拳銃の話】
▼宮本「来ました、3連覇まであと一個。いや、助かったよ。ありがとう。これがタッグですね。持ちつ持たれつでこうやって助け合って。助け合いの精神で、最後は絶対に勝ちたいと思います。勝って3連覇に行きましょう」
▼イサミ「あの2人ともう1回やろう。やられっぱなしで、無理矢理勝っただけだよ。あんなの納得いかないから。たぶん、橋本と金本浩二もこれで納得いってないでしょ? 同じメンバーでもう1回だよ。金本さんとこれで終わりじゃないでしょ?」
▼宮本「もちろん。これが始まりだと思うから」
▼イサミ「13年経っての始まりですよ」
▼宮本「やっぱり楽しいね。憧れてた人は凄いよ」
▼イサミ「その人たちに勝ったんだから、あと一個も勝たないと。なぜなら…」
▼2人「俺たちは強い!」
【金本&和樹の話】
▼金本「俺らのチームをまかしたんだから、あいつらが優勝しないと意味がない。俺らが負けた意味がないわ。俺はそう願ってる。みんなから見たら、50前の俺が出る幕じゃない。宮本やイサミの時代だと思うかもわからんけど、関係あるかい。俺が楽しむんや。俺はプロレスが好きなんや。お前らにとやかく言われる筋合いはない。俺はそれでいいんや。見とけ、これからも50歳になろうが、60歳になろうが、バリバリのオッサン、スーパーオッサンで行くからな」
▼和樹「ここ最近で一番悔しい。試合終わって清々しい気持ちはあるし、凄い楽しかった。でも、凄い悔しい。兄貴とここまで来れたのに。本当に悔しい。だけど、これを糧にして、俺はもう一伸びも二伸びもする。50歳、60歳の兄貴が踏ん張ってるのに、これから30歳を迎える俺がこんなところで足踏みしちゃいけない。それに、この大会前に言ったはず。記念作りのタッグじゃねえんだ。俺もいつか兄貴の年齢にもなる。なかなか追いつけない。だけど、理想のレスラー・金本浩二を追い続けて。隣、そして対角線で俺はずっと金本浩二と向き合い続ける。兄貴、これからもよろしくお願いします」
▼金本「60歳、70歳になったら、ヨボヨボでムーンサルトをやるにも2?3分かかるかもわからんぞ? でも、プロレスっていうのはそれやねん。究極のドM大会みたいなもんやからな。受けが商売の仕事やからな」
▼和樹「本当に記念作りのタッグじゃないですから。これからまだまだ大日本でやっていきましょう」
▼金本「今度、俺はムーンサルトをやるのに10分かけるからよ」
▼和樹「10分間、僕が守ります。兄貴といつも話をすると、悲しい気持ちじゃなくて、なんで楽しい気持ちになるんだろう。こういう人は初めてです。まだまだこのタッグは行くぞ!」
◇第2試合◇
▼最侠タッグリーグ準決勝 ハードコアタッグマッチ/30分1本
[デスマッチブロック1位]伊東竜二 ○アブドーラ・小林(13分01秒 体固め)[ストロングブロック2位]関本大介 X神谷ヒデヨシ
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ
☆伊東&小林組が優勝決定戦進出
【試合後の伊東&小林】
▼小林「攻撃が重いね」
▼伊東「ストロングブロックで勝ち上がってきているだけあって、強かったですね」
▼小林「当たりが強いからヒザには来るし、打撃もいいのが入るから、ラリアットとかで首が揺れて、コンタクトはズレるし。ジャーマンをズバッと決めたかったのになあ。イサミがジャーマンをやってたから、俺も久々にやりたくなっちゃったよ。レスリングに付き合いすぎたから」
▼伊東「第1試合で二丁拳銃が勝ったので、ここもデスマッチ部門がしっかり決めておかないと。ブロック2位の二丁拳銃が抜けて、1位のうちらが抜けれないというわけにはいかないですからね。そこら辺でもデスマッチ軍団の意地を見せました。メインでは年配チームの意地を見せたいと思います」
▼小林「『蛍光灯デスマッチ、ここにあり』を見せないとね。宮本が『蛍光灯に頼らないプロレス』とか言ってるんでしょ? 蛍光灯に頼っているんじゃないんだよ。蛍光灯=大日本なんだから。頼っているわけじゃないからな」
▼伊東「蛍光灯を輝かせているのがうちらだから」
▼小林「今日のメインでそこら辺をわからせてやる」
【関本の話】「負けちゃったね。ごめんね、助けに行けなくて…。悔しいなんてもんじゃない。また練習して頑張ろう。練習してれば、いつか笑える日が来る。それを信じて頑張りましょう」
【神谷の話】「悔しいですね。やられた伊東さん、小林さんはどっちも大日本プロレスの先輩なんで。すぐにでもやり返すチャンスはあると思うんで、もっともっと練習して強くなって、やり返したいと思います」
◇第3試合◇
▼ハンディキャップマッチ/30分1本
○MEN'Sテイオー 旭志織 ツトムオースギ (5分11秒 エビ固め)Xヘラクレス千賀
※ミラクルエクスタシー
◇第4試合◇
▼30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人 丸山敦(12分44秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※ダイビングセントーン
◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
○稲松三郎 関根龍一 高橋匡哉(14分29秒 エビ固め)"黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ボード上へのサンダーファイヤーパワーボム
◇第6試合◇
▼30分1本
○石川修司 佐藤耕平 忍 エディ・フレンチ(8分00秒 片エビ固め)征矢学 河上隆一 大下敢 X関札皓太
※ランニングニー
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ優勝決定戦 蛍光灯200本デスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木高イサミ(18分44秒 片エビ固め)伊東竜二 Xアブドーラ小林
※ファイヤーサンダー
☆宮本&木高が「最侠タッグリーグ2014」優勝
(試合後)
宮本「3連覇、達成できました! イサミさん、きょうがいままでで一番きつかったです。なんでですかね? もう、僕たちも歳とっちゃったんじゃないですかね」
イサミ「いやいやいや、歳のせいにしたくないよ、そんなの。みんなが強いから。それだけですよ。みんながどんどんどんどん強くなってくるから…楽しいっすわ~。老いなんかしないよ、まだまだだよ」
宮本「そう。いま何歳だっけ?」
イサミ「33」
宮本「俺32。まだまだですね!」
イサミ「これからですよ!! 正直やっぱり迷いがあったなかでのね。本当に俺たちは今年勝てるのかっていう迷いがあったなかでの最侠タッグでしたけど、いやあ、3連覇は気持ちがいい! 迷ってた自分がバカみたいです」
宮本「そっか。(南側かからの声に)何!?」
(アブ小が通路からノーマイクで叫んでいる。)
アブ小「宮本! 次は文体だぞコノヤロー!」
宮本「小林か! コノヤロー。文体で本当の決着つけましょう」
イサミ「オイ、小林! それで(おいしいところを)もっていったつもりなのか! 宮本さんもそうだ。本当の決着? 最侠タッグは本当の決着じゃないとでも言うんですか。とりあえず負けたじゃねえんだよ、優勝したのは俺たちだって言ってんだろ! ひっこめオラ!」
(アブ小はすごすごと引っ込む。)
イサミ「今年もやりましょうよ、俺たちはってやつ」
宮本「やりましょう。せっかくこうやって3連覇できたんですし、みんなで一緒にやりたいですね。みなさん立ってもらっていいですか」
イサミ「いきますか。3連覇できました。みなさんの応援です、ありがとうございます。さて、次は4連覇いきますよ! なぜなら!!」
二人「俺たちは、強い!」
【ヤンキー二丁拳銃の話】
▼宮本「大日本の歴史にない最侠タッグリーグ3連覇。やりましたね」
▼木高「やったね。いやー、きつかった。今年一番きつかったね。例年どんどんレベルが上がっているんですよ。一筋縄ではいかなくなっている。だからこそ我々ももっともっと強くなっていこうって。そう思える大会でしたね」
▼宮本「でも、楽しかったな。なんか気持ちよかった。俺らが楽しいくらいだから、絶対お客さんも楽しんでいるから。最侠タッグにはそういう面がありますよね」
▼木高「2連覇してるから、どこのチームからもマークされてたし、研究もされてたし。でも、その上の、ですからね」
▼宮本「俺も足を負傷して、イサミ君にずっと助けてもらってきた部分があったんですけど、去年はイサミ君が怪我をしてて。やっぱり万全の状態で出られるのが一番いいんですけど、試合も多いし、プロレスをやってたらどこかしら痛いというのは絶対あるんで。その中でどれだけ相手と助け合ってリーグ戦に臨めるのか。それが一番大事なことでした」
▼木高「足りない部分を補って。相方が走れなかったら僕が走ればいいんです。ただそれだけの話ですよ」
▼宮本「助け合ってこそのタッグリーグ優勝じゃないですか」
▼木高「それがタッグだし、それが友達ですから。何度も何度もしつこいですけど、タッグチームの前に友達なのが勝因だと思います」
▼宮本「イサミ君が言ってない秘密はいっぱい知ってるしなあ」
▼木高「お互い核兵器を持ち合っていて、そっちが打ったらこっちも打つぞという冷戦状態。それじゃ、全然仲良くねえじゃん(笑)」
――デスマッチブロック同士の決勝になったが?
▼木高「『デスマッチでしたけど』と言う部分もあんまりないんですよね。デスマッチであろうと、通常のプロレスルールであろうと、強い者は強いし、しんどい興行はどの興行でもしんどいで。それは蛍光灯を投げつけられるのも痛いですけど、金本浩二のアンクルホールドだって痛いし、橋本和樹の蹴りだって痛いんですよ。蛍光灯から逃げるっていうのは、僕らからすると金本さんや橋本のサブミッションやキックから逃げているのと一緒なんで。蛍光灯から逃げないなら、どんなプロレスでもできるはずだろうと。僕らはそういう考えなんで」
――デスマッチ王座戦に向けて、小林選手からピンフォール勝ちを果たしたが?
▼宮本「今日はタッグリーグですから。小林は変に目立とうとしていたのかもしれないけど。最初はお客さんかなと思ったら」
▼木高「完全に誘い水に乗ってたよ。本当の決着は今ついたんだから。で、この後にデスマッチヘビー級の戦いが始まるわけですよ」
▼宮本「それよりも今日は今日ですね。最侠タッグリーグで3連覇できたのは凄い嬉しかったです。最高だね」
▼木高「最高だね。今日飲む酒は美味いだろうなあ。飲む元気はないかもしれないけど」
――ツインタワーズが保持するベルトも見えてきたが?
▼宮本「一度負けてますからね。でも、申し分ない挑戦者だと思いますよ」
▼木高「文句はないでしょ。逆に準決勝に上がってきたツインタワーズに勝っている関本&神谷ともやってみたいし。ある意味じゃノーマークだったんで。準決勝の試合も見てたんですけど凄かったんで、そこともやってみたいです。タッグリーグはこれで終わって一区切りという形ですけど、今回あったタッグチームを点で終わらしたくないなって。そこで伸びてきた神谷とかもいるんで、試合をしてみたいですよね」
▼宮本「もちろん橋本もね。大日本で今年一番活躍してたんじゃない? いろんなメッセージを残してきているし、アイツが一番好き勝手にやってたから。それは伝わってますよ」
▼木高「アイツが言う言葉には惹かれるものがあるよね」
▼宮本「アイツは後楽園で神って呼ばれてますからね。片付けが早いから、橋本がいれば大丈夫だって。それぐらいカリスマ性があるんで」
▼木高「それは違うだろ?(笑) 仕事ができるというだけの話で。でも、頭もいいしね」
準決勝、また優勝決定戦を迎えた大日本プロレスの最峡タッグリーグ、デスマッチブロックからは二年連続覇者であるヤンキー二丁拳銃と伊東&アブ小組、ストロングブロックは関本&神谷、和樹&金本組が勝ち上がった。
まず準決勝第一試合は二丁拳銃と和樹組、ルールはハードコアマッチだったが試合は純プロレスが展開された。
和樹組が金本のグラウンドと打撃で先手を奪い、和樹との同時顔面ウォッシュも敢行する。
勝負と見た金本はイサミにアンクルホールドを決め、和樹も宮本にアンクルホールドを決め共演を果たし、イサミがロープに逃れても、金本は場外に逃れていた宮本にトペ、その隙に和樹がイサミにランニングローキックを浴びせ、二丁拳銃のお株を奪うリング内&場外入れ替わり戦法を成功させる。
二丁拳銃の反撃を断ち切った金本は宮本に再びアンクルホールドを決めると、ムーンサルトプレスを投下するが、宮本もハンドスプリングで反撃してムーンサルトプレスを投下、張り手を繰り出す金本に宮本はニールキックを浴びせと、イサミとの合体フェースクラッシャーを決め、交代した和樹にはイサミがダブルニーを投下も、和樹はアンクルホールドで捕獲する。
和樹は金本とのサンドイッチミドルキックからバスソーキックでイサミを追い詰めるが、イサミは頭突きで応戦してジャーマンから勇脚斬を決め逆転3カウント、二丁拳銃が優勝決定戦へ進出し三連覇に王手をかける。
準決勝第二試合は伊東組と関本組もハードコアマッチで行われ、伊東組が奇襲を仕掛けて神谷を捕らえると、二人が代わる代わる神谷をイスで殴打しハードコアの洗礼を浴びせる。
先手を奪われた神谷は得意のショルダータックルで反撃し、交代した関本もラリアットで続く。
ミドルキックを繰り出す伊東に関本はラリアットで黙らせると、神谷もショルダータックルやダイビングショルダーで続き、交代したアブ小も捕らえて関本のジャーマン、神谷のショルダータックルの連続技やラリアット、ショルダータックル連続技で蹂躙する。
関本組はサンドイッチ攻撃を狙うが、かわしたアブ小は”たぎって”ヘビーローテーションからシャイニングウィザードを決め、レインメーカー式バックハンドブロー、バカチンガーエルボー、ジャーマンスープレックスホールドと神谷に猛ラッシュをかける。
勝負と見た伊東組は関本を排除すると、伊東のドラゴンスプラッシュ、アブ小のダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃が神谷に決まり3カウント、伊東組が優勝決定戦に進出し、優勝決定戦はアブ小の要求で蛍光灯200本デスマッチで行われることになった。
優勝決定戦は4選手が蛍光灯を持ち、叩き合って試合がスタート、そのまま場外戦へと突入して4選手共流血となる。伊東組は宮本を捕らえ、伊東が「背中に振り下ろしてパイプイスを曲げる→反対側から振り下ろして曲がりを直す」攻撃を決めれば、小林も蛍光灯の束を使った袈裟斬りチョップを繰り出し、「愛してま~す」脳天チョップで反撃を狙う宮本をデッドリードライブで落としたアブ小は同じ技を狙うが、宮本がイスを投げつけ手間阻止して、雪崩式ブレーンバスターを決める。
交代したイサミは破片の上での河津落としを連発するが、伊東組は入れ代わり立ち代わりでイサミを痛めつけ、伊東は踵落としwith蛍光灯から、ドラゴンスプラッシュwith蛍光灯束を狙うも、イサミは剣山で迎撃する。
両軍共交代し、アブ小が「愛してま~す」脳天チョップ、シャイニングウィザードを決めるが、バカチンガーエルボーは自爆、ここでイサミが入って合体技を決め、宮本がムーンサルトプレス投下するも、伊東がドラゴンキッカーでカットに入ると、アブ小はバカチンガーエルボーwith蛍光灯で続き、伊東のドラゴンスプラッシュ、アブ小のダイビングバカチンガーエルボーの波状攻撃を決める。
宮本の窮地にイサミがダイビングダブルニーでカットに入ると、ロープに走ると見せかけて場外の伊東にトペを浴びせ、宮本もハンドスプリング式オーバーヘッドキックをアブ小に浴びせる。
アブ小は源之助クラッチで丸め込むが、クリアした宮本はカニバサミで蛍光灯の束に顔面から激突させると、ラ・マヒストラルは押し潰されるが、頭突きの相打ちからバルキリースプラッシュ、ムーンサルトプレス、ファイヤーサンダーと畳み掛けて3カウントを奪い、ヤンキー二丁拳銃が前人未踏の三連覇を達成した。
昨年は大活躍の二丁拳銃は現在は無冠、今年はシングルでの活躍が主となるも、最峡タッグ三連覇という偉業を達成して二丁拳銃の存在を大きくアピール出来た、次なる目標はBJWタッグ王座奪還といきたいが、大日本の次なるビッグマッチは12月21日横浜は宮本vsアブ小のデスマッチ選手権、そして空位となっているストロング王座決定戦として修司vs河上も決定したことから未定、年内に決定となるか?
またNOAH参戦にも箔をつけてことが出来た、活躍の場を広げる二丁拳銃、来年もますます飛躍となるか? -
大日本プロレスは雨にも負けず、ハロウィンにも負けず、アイドルにも負けず
11月1日 大日本プロレス 三重・鈴鹿ハンター屋外弁天広場特設リング 90人
◇第1試合◇
▼20分1本
○大下敢(6分38秒 逆エビ固め)×佐久田俊行◇第2試合◇
▼30分1本
○谷口裕一(11分40秒 横入り式エビ固め)×三尾祥久◇第3試合◇
▼30分1本
○橋本和樹(9分28秒 片エビ固め)×関札皓太
※PK◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人(15分12秒 片エビ固め)伊東竜二 ×植木嵩行
※ダイビング・セントーンwith有刺鉄線ボード◇第5試合◇
▼神谷ヒデヨシ・三重凱旋試合/30分1本
関本大介 ○神谷ヒデヨシ(13分11秒 片エビ固め)河上隆一 ×高橋匡哉
※バックドロップ◇第6試合◇
▼蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
木高イサミ アブドーラ小林(16分32秒 体固め)×沼澤邪鬼 竹田誠志
*ダイビング・バカチンガーエルボードロップ今日は大日本プロレスを観戦するために鈴鹿ハンターへ、大日本も観戦するのも1年ぶりだが、同会場を訪れたのも1年ぶり、今大会は三重県松阪市出身である神谷の凱旋興行として行われたが、今日はあいにくの雨、自分も昼までには止むのではと思ったが止む気配はない。おまけに会場傍の弁天広場と公園はハロウィンのイベントを開催しているため、周囲は仮装している人が多かった。
当初予定していたカードはごらんの通りだが、フレンチが欠場となってシークレットベースから三尾が参戦となった。
第1試合の大下vs佐久田は大下が腰攻めで先手を奪うが、佐久田もスピアーで反撃する。だが大下が山折りを決めるとドロップキックからの逆エビ固めでギブアップを奪い勝利を収める。
第2試合の谷口vs三尾は谷口はフランク篤レフェリーをいじり、階段から除くタダ見客をいじるなど余裕の試合運びを展開、三尾も綺麗なブリッジからの鎌固めを披露するが谷口の余裕は崩せず、谷口は雨でロープが滑るなかロープ渡りも披露、最後は丸め込みで勝利を収める。
第3試合の橋本vs関札は、序盤こそは橋本が先手を奪うも正面からのシバき合いは互角、橋本は逆片エビで追い詰めるが関札も食い下がる。橋本の逆エビを耐えた関札はフィッシャーマンズバスターで反撃するが、最後は橋本のPKの前に敗れてしまう。
第4試合は伊東が植木と組んで平成極道コンビと有刺鉄線ボードマッチで対戦。奇襲から試合はスタートとなるがデスマッチ2戦目の植木が捕まり、有刺鉄線の餌食に遭う。植木が懸命に反撃して伊東に交代、伊東は猛反撃して試合の流れを変え、今回は星野ではなく稲葉の背中をイスで殴打しイスは曲がってしまう、そして元に戻そうとするが植木が強引に交代を求め、伊東も仕方なしに交代し植木が殴打しようとするが、逆に奪われてイスの上に植木が叩きつけられ、イスは元に戻るどころか壊れてしまう。伊東の援護を受けた植木は猛反撃するも、平成極道の連係に捕まり、最後はダブルチョークスラムから星野のセントーン、ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボードを食らい3カウントも敗れた植木も全身傷だらけ、デスマッチファイターらしくなってきた。
セミは前日の後楽園大会でBJWタッグ王者の佐藤耕平、石川修司組を降して最侠タッグリーグの決勝トーナメントに進出した関本、神谷組が河上、高橋組と対戦。
序盤こそは河上組が三重出身の神谷に活躍させまいとして関本組を分断、神谷が集中砲火を浴びるが神谷はミサイルキックで反撃、交代を受けた関本がラリアット、サソリ固めで試合の流れを変える。
河上組の反撃を受けた関本組だったが、関本が両腕ラリアット、神谷がショルダータックルの連打で再び流れを変えると、最後は神谷がショルダータックルからのバックドロップで3カウントを奪い、故郷に錦を飾る。
メインはアブ小、イサミvs沼澤、竹田による蛍光灯デスマッチ。沼澤組の奇襲で試合開始となり、気がつけばアブ小は流血となる。
4選手は会場外へ飛び出しハロウィンイベントで出店している露店へと突入、4選手は露店の前で大乱闘を展開する。そして乱闘の渦は広場のステージへと広がり、ステージではアイドルグループのanirisがAKB48の唄を雨天の中で熱唱中、しかし4選手は一旦闘いを止め、アブ小とイサミは踊り出してしまう。
そして4選手は会場へと戻り試合を再開、会場外ではステージからAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が流れると、アブ小と沼澤は「フォーチュンクッキー!」と叫びながら頭突き合戦を展開しアブ小が打ち勝つも、沼澤に蛍光灯で一撃を喰らってから失速し集中砲火を浴びる。
交代を受けたイサミが二人まとめてドラゴンスクリューなどで試合の流れを変え、アブ小もヘビーローテーション、たぎって“ギャオ”と叫んでからのシャイニングウィザードを沼澤に浴びせる。
アブ小は二人に地獄突きを浴びせ、沼澤に蛍光灯を投げつけると、最後はダイビングバカチンガーエルボーで3カウントとなり、試合後はアブ小が「愛してま~す!」で大会を締めくくった。
気がつけば外は暗く雨も止んでいた。もう秋が深まったんだなと感じ会場を後にした。 -
「プロレスを裏切るような不倫はしない!!」…アブドーラ小林が再びプロレス愛を叫んだ
9月23日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ」後楽園ホール 1061人
(アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより)◇大会前◇
。登坂社長「大日本プロレスのストロングヘビー級のチャンピオンでもあります石川晋也ですが、先日会見にて自身の引退を発表させていただきました。まずはみなさんに応援していただいたこと、そういったことも含めまして本日は石川晋也自身がこちらでご挨拶をさせていただきたいということで、セレモニーを予定していました。しかし、残念ながら本人のほうから記者会見の翌日に申し入れがありまして、みなさまの前でセレモニー、もしくは自身の引退についてお話することを差し控えたいという申し入れがありました。引退自体を了承したのも私でございますし、セレモニーを一度発表させていただきましたが、辞退させていただくこともやむなしと了承させていただいたのは私です。自身は家庭をもって子供をもってこれから自分自身が家族というものを大事にしていきたいということを強く願っておりました。そのことに関しましては会社としましては、強くバックアップしたいと考えておりましたので、引退も誤解がなければ強く引き止めませんでした。しかし、少し残念だったのは、きょうみなさまの前でお話する機会を失ってしまったことが、ひじょうに残念です。誤解がなければ…という言葉ばかりを続けますけど、たぶん石川選手、強い王者でありましたけども、みなさまの前に出るのがもしかしたら少し怖かったのかもしれません。僕自身もその電話を…記者会見の翌日、北海道に出張に行きましたので、その電話を聞いたのは出張に行く途中でした。その話をきいてセレモニーの辞退を了承して、その内容、了承した意味をみなさまにお伝えするといった時に、不安になったのも事実です。たぶん石川選手も同じような気持ち…それの何十倍も不安だったんだと思います。彼を擁護するつもりはありませんが、本当に残念だったのは、みなさまと築き上げている、そして皆様と築き上げていた形の見えない何か。形にしてしまえば簡単なことかもしれません。ただ、信用とか、信頼とか、友情とか、愛情とか、そういういわゆる形のない何かが、いまたぶん石川選手が見えなくなってる時期だと思います。
本来であれば、強くそしてたくましく、みなさまに誇れるチャンピオンとして、このリングに上がりたかったんだとは思いますが、いま彼自身がそういったところでもがき苦しみながら、何度も繰り返しますけども、形の見えない何かに不安になってしまったんだと思います。その気持ちをどうか、御察知いただきまして、本来であれば家族であり、身近な仲間である皆様の前に堂々とご報告するのが筋かと思いますけども、石川晋也が選んだ選択、そして石川晋也がこれから歩み続ける未来、そして大日本プロレスがみなさまとこれからも作り続けていく新しい未来を、ご声援いただきましてご了承いただければと思います。どうも申し訳ございませんでした」
◇第1試合◇
▼20分1本
○谷口裕一(6分46秒 横入り式エビ固め)X植木嵩行
◇第2試合◇
▼30分1本
○MEN'Sテイオー 吉野達彦(10分51秒 コブラツイスト)大下敢 X佐久田俊行
◇第3試合◇
▼30分1本
○石川修司 高橋匡哉(10分13秒 片エビ固め)河上隆一 X関札皓太
※ランニングニー
◇第4試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチブロック公式戦 有刺鉄線ボード・ストリートファイト・エニウェアフォールタッグデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]星野勘九郎 ○稲葉雅人(15分39秒 エビ固め)[2敗=0点]X“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志
※垂直落下式墨落とし
◇第5試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロングブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]橋本和樹 ○金本浩二(12分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]旭志織 X忍
※ムーンサルトプレス
◇第6試合◇
▼最侠タッグリーグ・ストロングブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]関本大介 ○神谷ヒデヨシ(15分06秒 エビ固め)[1敗=0点]ツトムオースギ Xヘラクレス千賀
※ショルダータックル
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ・デスマッチブロック公式戦 鉄檻蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]伊東竜二 ○アブドーラ・小林(17分13秒 源之助クラッチ)[1勝1敗=2点]木高イサミ X宮本裕向
(試合後)
アブ小「公式戦1勝です! けど、ここ数日間、なんかみんなモヤモヤしてると思う! いまやネットの時代だ。その言葉を検索すれば、みんなわかってるはずだな。みんなモヤモヤしてんだろ! とりあえず言いたい。…バカヤロー!!(場内小林コール)バカヤロー言ってだいぶスッキリしました。そうだ、俺はプロレスを愛している! 愛の伝道師…だから、プロレスを裏切るような不倫はしない!!(伊東に)オマエも不倫はするなよ。オマエの奥さんみんな知ってんだからな。まあ、そういうことだ。たぶんここにいるみんな、大日本プロレスを愛していると思います。きょう上がったレスラー、みなさんの愛を、決して裏切らないよう精進しようと思います!
いまは最侠タッグ、年末は横浜文体、来年は両国スモウアリーナでの試合がある! まだまだ大日本は止まれねえぞコノヤロー!(場内ダイニッポンコール)なかなかいい空気になってきたな。伊東は口下手だからあえて俺が言う。15周年以降、この道を一緒に歩いていこうって言ったな。一緒に歩いてってやるよ! そしてプロレスに対して不倫はしない! 俺はプロレスに対して正直に生きる! そして愛を叫びたい! だからみなさんスタンドアップ! 伊東、何かしゃべりたいか? 完璧だろ!」
伊東「とくにありません」
アブ小「まあ、レベルが違うな、俺はな。レベルが違うマイクだ、大日本は。これからも大日本はばく進します! 一緒に愛を叫びましょう!! 大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!!」
【アブ小、伊東の話】
アブ小「とりあえず1勝」伊東「ただ1勝チームが自分らだけじゃない。宮本チームと極道チームがすでに1勝。宮本チームは1敗なのでうちらと極道チームが並んでる感じですね」
アブ小「1戦1勝勝率10割」
伊東「極道チームにはこの前小林が負けてますからね」
アブ小「対策は練ってる」
伊東「そう言った次もまた負けてますからね」
アブ小「まあね、伊東は3年ぐらい(最侠タッグを)完走してないんでしょ? とりあえず完走が目標だね。完走すればおのずと結果がついてくる。伊東も15年、俺も19年やってるんだから完走すればおのずと結果は」
伊東「出てるチームのなかでは一番キャリアが長い」
アブ小「キャリアと体重じゃ負けてねえからな。(プロレスに対して不倫はしないと)普通にそう思いました。思ったことを口に出しただけです。真実はリングにあります」伊東「もやもやしたら大日本を見にくればいい。そういうことです」
アブ小「あんまり余計なことは言わない! リング上が真実です。バカヤローだね。石川に対してだけじゃない。いろんなことに対してバカヤローですね。ネット社会に対するバカヤローもあります。まあきょう勝っておいしいとこ取りの面目躍如ですね」
伊東「ストロングチームと当たるのは11月の決勝トーナメントに出た時にしか当たることはないと思うので、とはいえ試合内容で負けないように。そうしているうちに決勝トーナメント、そしてメインイベント、決勝戦に出れるんじゃないかなと思っております」
アブ小「前回優勝者を破ってるわけだから。星取り的にもうちの会社の流れ的にも、きょうの一勝は大きな一勝だと思いますよ。(デスマッチ王者からの勝利でもあるが)宮本、シングル王者か。なかなか愛を叫ばせてもらえなかったですけど、あれだけ高いところに上がればね。さすがの宮本も止められなかったね。俺もヒザが震えたけど。もう壊そうよ、あれ。揺れすぎだよ」
伊東「この体重の男があの高さから飛ぶという、その恐ろしさ」
アブ小「すごいクリーンヒットした。肩こりが治るくらいクリーンヒット」
伊東「あれがきょうの勝敗を(分けた)」
アブ小「愛してますチョップはすごいんだよ。みなさんの愛の衝撃ですよ。俺の肩こりが治りましたよ」伊東「ということで、リーグ戦頑張ります!」
【ヤンキー二丁拳銃の話】
イサミ「2戦目から…」
宮本「なんだよ小林、人の愛してますチョップを邪魔しやがって」
イサミ「君も邪魔してたじゃん」
宮本「そりゃそうだよ。俺が1年2カ月使い続けてきたものなんだから」
イサミ「もう宮本裕向のものなんでしょ?」
宮本「大日本のリングに愛してますチョップは2ついらないんだよ。きょうは小林にやられたけど、いつか小林から愛してますを言えないようにしますんで。なんならそういう形式で闘ってもいいですよ」
イサミ「愛してますコントラ愛してます」
宮本「そうそう。愛してますチョップ禁止。アイツが叫ぶのはいいよ。みんなの前で。ただチョップは禁止」
イサミ「(きょうのは)スーパー愛してますチョップだったね」宮本「めっちゃ痛かったよ」イサミ「クッソ、でも2戦目だからな。もう落とせないですよ」
宮本「一筋縄ではいかないですね」
イサミ「SOSもきょう負けてるんだよ。去年の1位、2位が…」
宮本「負けてますね。もうすでに荒れてるよ」
イサミ「荒れるけど、まあ最後には勝ちましょう」(ここでアブ小が通りかかる)
宮本「おい小林! 大日本のリングに愛してますチョップは2つはいらねえんだよ!」
アブ小「きょうで証明できただろ。俺の愛のほうが上だよ! 俺だよ! 俺の愛は不倫もしないし、プロレス一筋だよ! オマエみたいな不純な愛じゃねえからな!」宮本「不倫はしないって言っていいのかよ!」
アブ小「不倫はしないんだよ! それがホントの愛だよ!」
宮本「不倫できねえんだろ!」アブ小「余計なこと言うな! とりあえず1勝だからな。きょうの1勝はでかいぞ!(と去る)」
イサミ「まあまあ。不倫の話はいいでしょう。とりあえず優勝するしかない。あとは全勝するしかない。考えましょう、仕切り直し!」
宮本「最初から試合多いね」
イサミ「もう優勝まで1敗もせずにいくしかない。あきらめずにいきましょう。なぜなら」
宮本&イサミ「俺たちは強い!」
大日本後楽園大会前に登坂社長がリングに上がり、引退式を辞退しリングを去った石川晋也に関して謝罪、辞退した経緯をファンに報告した。
メインではタッグリーグ公式戦でアブ小がデスマッチ王者である宮本から3カウントを奪いリーグ戦を白星でスタートを切ったが、試合後にアブ小が俺はプロレスを愛している! 愛の伝道師…だから、プロレスを裏切るような不倫はしない!!」と叫んだ。今回の騒動で一番傷ついたのはファンだけでなく選手達も傷ついた、だからアブ小は「俺達はプロレスを裏切るようなことはしない」とファンに叫んだ・・・いやこの言葉は石川に言ってやりたいのかもしれない。
大日本も旗揚げ20周年を迎えるが、ここまで順調に来たわけではない、いろんな騒動もあり、ファンの信用も損なうこともあった。だが20年も続けてきたのは他団体に負けないほどプロレス愛があったから続けてこれた。石川は去ったが大日本プロレスという物語はプロレス愛がある限りまだまだ続く。 -
明かされた引退の真相・・・・家族を守るために石川晋也は静かにリングを去る
<プロレス格闘技DXより>
大日本は19日、9・23後楽園大会で行われる予定だった石川晋也引退セレモニーを中止すると発表した。本人の申し入れによるもので、当日はセレモニー、本人の来場が中止となった。大日本からの発表は以下の通り。☆石川晋也選手 引退セレモニー中止のお詫び
平素は、大日本プロレスを応援して頂き、誠にありがとうございます。
9月23日(火祝)に行う予定でした石川選手の引退セレモニーですが、石川選手の申し入れにより今回の引退セレモニー及び、来場を中止とさせて頂く事になりました。
ご来場を予定された皆様、及び関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。
<石川晋也オフィシャルブログ「Always Peckish!!!」より>
先日記者会見で発表させていただきましたが、今月で引退することになりました。理由につきまして、会見では「家族を守るため」、「人生の区切り」という言い方をしましたが、本当の理由は違います。
昨年結婚し、本来であれば家族のことを考えて行動すべきだったのですが、家事や育児のすべてを妻に任せ切りにしたにも関わらず、私自身が妻を騙し続けました。
さらに、結婚が決まる前からずっと欲しくて産んだ子供に対しても無関心でした。もう一つ、妻が一部の心ないファンから嫌がらせと誹謗中傷を受け続け、そのうち何人かは自分のよく知る女性であったにも関わらず、妻を守る行為をしてきませんでした。
長きに渡るこれらの行為によって妻の心に深い傷を残してしまい、信頼を失ってしまいました。
上記のことを深く反省し、家族を取り戻すために、これまでの人生と決別し、新しい生活を送りたいと考えた結果、引退を選んだというのが理由です。
会見で事実を述べず、このような形で報告することになってしまい、誠に申し訳ございません。また、セレモニーに関しまして、私自身リングに上がり皆様の前に立つに相応しくないと考え、勝手ながら辞退をさせていただきました。
会社に対しても非常識なわがままを通してしまい、迷惑をかけたことをお詫びいたします。
最後になりますが、2007年3月に大日本プロレスに入団してから、諸先輩方々、関係者の皆様、そして何より、応援していただいたファンの皆様には大変お世話になりました。この7年半で学んだことや感謝の気持ちは忘れません。
これからも大日本プロレスに変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
17日に引退を表明した石川晋也の23日後楽園大会でに行われるはずだった引退式が中止になったことが発表され、石川自身が公式ブログにて真相を明かした。石川が真相を明かしたのは引退式が中止になったことでいろんな憶測が飛び交うのを懸念したからではと思うし、大日本側もデリケートな問題だから敢えて会見では明かさなかったのではと思う。
実は8月8日の更新分で
今回の上野大会に、妻と娘を呼びました。娘もだいぶ大きくなり、外出も慣れてきたので、やっと連れてくることが出来ました。
妻も娘も試合を楽しんでくれてよかったのですが、一部心ない人からの嫌がらせを受けたようです。
娘が生まれる前にも、妻はネット上だけでなく会場で直接嫌がらせを受けていたため、試合を見に来るのをためらっていました。約1年ぶりに会場に来て、また同じようなことをされたのは非常に残念であり、悲しい気持ちになりました。
選手、関係者、お客さん、誰一人嫌な思いをせず楽しめることを願います。
と観戦していた妻や娘が嫌がらせを受けたことを明かしていた。
自分も会見直後に知ったのだが、これが引退に繋がるとは思いたくなかった。ファンの心もとない行為で一人の選手が引退を決意する。自分もプロレスファンの一人として腹正しいし悔しいし情けない気持ちである。自分はプロレスファンがこんなに情けない人間ばかりとは思いたくない・・・
(追記)
その後、石川自身がブログのコメント欄にて「不倫は事実です。良心に欠けた行動を取り、皆さんにご迷惑をおかけしました」と更新していたこと明らかになった。
おそらくだが家族への嫌がらせも石川自身が発端になったものと思われる。プライベートな問題に関しては石川自身が決着つける問題であり、自分はこれ以上タッチするつもりはない。
ただ現役引退に関しては別問題なんじゃないかなとも思う、石川自身はこんな形で去っていいのか、悔いはないのかを問いたい
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「気持ちが途切れた…」ストロング王者の石川晋也が引退を表明
(週刊プロレスモバイルより)
17日午後2時より神奈川・横浜市の大日本道場で会見がおこなわれ、肩鎖関節脱臼で欠場していた石川晋也が登坂栄児社長とともに出席。石川の電撃引退が発表された。まず登坂社長は「大日本プロレス所属の石川晋也ですけども、9月23日をもって引退をさせていただくことにつきまして皆様にご報告させていただきます」と話し、石川が以下のコメント。
石川「9月23日をもちまして、プロレスを引退することになりました。その理由についてなんですけども、根本には家族のことがあります。結婚してからプロレスを続けていくうえで、家族からは本当にいろんなサポートを受けて、ここまで頑張ってくることができました。ですけど、家族の期待に応えられない部分も多々あり、迷惑をかけてしまうこともありました。いま一度、家庭を持つということについていろいろ考えて、会社のほうにも相談させてもらってたんですけども、先月肩をケガして欠場することになって、自分のなかで一つ張りつめていたものが切れてしまったというか。このタイミングでプロレスとは区切りをつけて、次のステップに進もうかなと思い、引退を決意しました。ストロングヘビーのチャンピオンとして防衛戦を延期にしたままで引退してしまうということについては本当に申し訳なく思っています。もう一つ、復帰を心待ちにして待っていただいたファンの皆様にも、このような形で引退という報告をすることになって、本当に申し訳なく思っております。ですけど、今年で30歳。ここを人生の一つの転換期と考えて、いままで大日本プロレスで学んできたこと、あとは応援していただいたファンの皆様への感謝の気持ちを忘れずに次のステージで頑張りたいなと思います」
以下は質疑応答。石川「(急にこういう形になってしまったことに悔いは?)自分のなかではその瞬間、その瞬間、最大限頑張ってきたと思ってますので、やめることに対して悔いはありません。(完全にプロレスとは離れる?)そうですね。(今後について話せることは?)今月頭から次の仕事を探してまして、ひとつ就職先といいますか、それが決まったので。今月の終わりからそっちの仕事に就く予定でいます」
登坂社長「(ベルトについては?)復帰を前提に延期とさせてもらったんですけど、その後の話し合いのなかで引退という文字も出てきましたので、これを機に9月23日に返上という形になるかと思います。タッグリーグ戦も始まってきますので、そこにシングルのベルトを挟みこんでいくのがいいのかどうか十分考慮しながら。(石川)修司君がコンテンダーとしては第一候補になり、その対戦相手も含めて年内には決定戦という形で試合をおこなえればいいかなと思ってます」
石川「(来年の両国も決まったなかで引退となったが、選手たちに伝えたいことは?)今年新しく3人デビューして、秋からもまた練習生が(来るのが)決まってますので、本当に後輩たちには頑張ってもらいたいなと。普段から頑張ってるのを見てきてるんですけど、だから何も心配することはないとは思ってます」
登坂社長「(9月23日はどのような形で発表を?)ケガのこともあるので試合は当然できないので、セレモニーという形でいいのかなと。石川のほうからメッセージが出せたらなと思います」
石川「(現役生活のなかで思い出深い試合は?)いつかの道場イベントで…石川&小林組VSマーキュリー1号&2号…(一同笑)」
登坂社長「まあ、岡林選手の復帰と入れ替わるような形となってしまいましたけど、僕個人としては岡林選手との試合もそうですし、義人選手とのタッグのチャンピオンシップもそうだし、関本選手に文体で勝った試合ですとか。団体としては損か得かでは話をしませんけど、痛手は痛手。ただ、期待しているのは山川選手もそうですけど、引退したあとの道をしっかり背中を見せてくれることが団体力につながると思うので、引退の話を聞いた時も誤解がなければ、強く引きとめるわけでもなく。彼も生活することをすごく真摯にとらえて、プロレス、それから家族を守ってたので、送り出せたらなと強く思っています。(石川に)しんどいことあった?」
石川「しんどいことですか?(と考え込む)」登坂社長「やってて楽しかったことは?」石川「(やはり考え込む)」登坂社長「…ないのかよ!(苦笑)」石川「いや、全部楽しかったという言い方もアレですけど、楽しいことのほうが圧倒的に多かったので」登坂社長「既存の価値観ですと、団体に残ってもらって…正直、ひとつ提案したのはレスラーとしてではなく、治療中は休業というか、そのままレスラーとしてではなくて、引退後も団体スタッフとしての青写真は僕個人としては描いてまして。新しい世代の息吹を感じていた選手なので、そういう部分では残念ですけど、団体にいて楽しかったというのはありがたい話だし、そういう気持ちをもって次のステップにいってもらうのはいいかなと。今回の件はいいきっかけとして、20年目を迎えるにあたっていい刺激を与えてもらったかなと。石川選手個人とか団体とかはともかく、まずファンの方に申し訳ない。あと、本人も口が足りないところもあったと思うけど(引退の理由は)ケガが原因ではない。あくまでケガをしたことが原因でやめるということではない、ということは強く伝えたいと思います」
石川「(今後はプロレス界とは絡まない?)そうですね」登坂社長「石川自身もいち成人として、いろいろ選択したなかでの判断だと思うので、大きく尊重して団体としてもバックアップしたいと思います」
最後は石川と登坂社長がガッチリと握手して会見は終了した。
大日本プロレスの世界ストロングヘビー級王者の石川晋也が引退を表明した。13日の後楽園大会で肩を負傷、肩鎖関節脱臼と診断され以降欠場となり、一騎当千覇者である石川修司とのストロング選手権は延期となっていたが、引退とは驚いたとしか言いようがない。
理由は負傷が原因ではなく「気持ちが途切れたから」、石川は2010年に膝を負傷し長期欠場、同期の岡林裕二に遅れをとっていたが、パワーを前面にするストロングBJWの中でテクニっク台頭し、今年は関本大介、岡林、佐々木義人が立て続けに欠場する中、ストロング王者となり5月には関本を破り王座を防衛したが、2度目の負傷欠場が引退を決意する要因になったのか、
石川修司との防衛戦、12月には岡林も復帰、来年7月には両国大会も控えているが、まだこれからというときでの引退は残念であり、自分の出した選択だから決して後悔しないで欲しい。 -
タイトルは「両極譚~RYOGOKUTAN~」…大日本プロレスが7月20日に両国国技館に進出!
(週刊プロレスモバイルより)
登坂社長が2015年7月20日(月=祝)に初の両国大会開催を発表すると、会場はどよめき。欠場選手たちをのぞく各選手がやってきて、まずは伊東竜二、関本大介がコメント。伊東「来年20周年で両国国技館という大きなところでやれるということで。あくまでも通過点だと思ってますので、両国国技館をゴールにしないようにみんなで一丸となっていきたいと思います」
関本「来年、7月? 20日に両国をやることが決まったらしいです(一同笑)。バックステージで『頑張りますというコメントはやめてくれ』と言われたんですけど、僕は頑張ります」
登坂社長「大日本はデスマッチ、ストロングの大きな二本柱で大会をおこなっております。実は両国大会開催に関しましては、企画立案したことがあったんですけど、普段お相撲をやられていることも含めて会場の規約のなかで自由度が狭いということで取りやめた経緯がありました。しかし、関本選手を中心に12月に復帰する岡林選手、河上選手、橋本選手と来ておりますけども、いわゆるデスマッチをしない選手たちの力、エネルギーというのをたくさん感じております。それを表現する場所として両国国技館という場所を設定させていただきました。会長、7月20日ということで20(周年)にかけてるわけですけど、ご察知いただけましたでしょうか?」
小鹿「やはり登坂社長の頭のなかで計算した結果だろうと思います。前々から両国国技館もしくは蔵前国技館で、大きなところでやりたいという希望はありましたけど(一同ざわめき登坂社長が仕切り直し)僕が言ったのは、蔵前国技館の頃からそういうことをやりたいと希望がありましたけど、いまは両国国技館になりましたと。そんな格好で、いろいろ大きな会場というのは憧れの一つですから、目標ですから、やはり目標にたどり着く。ゴールでなく途中経過の一つですから、まだまだこれから大きな会場へチャレンジするよう努力して目指します」
登坂社長「スポットライトのなかの選手たちが光り輝いて見えるかもしれませんけども、国技館で光り輝くというのはみなさまと一緒に光り輝きたいという気持ちを持っています。常日頃から大日本を応援してくれて、時には悔しい思いをしたり、時には寂しい思いをしたり悲しい思いをさせてしまったこともあるかと思いますが、家族というのはつらいことも厳しいことも嫌なことも言い合えるのが家族だと思ってます。家族的なメンバーで、72歳のおじいちゃんから19歳の関札君まで、一緒にやらせていただいてるチームですので、みなさんとともに両国、そして20周年イヤーをぜひ成功させたいと思います」
ここで登坂社長は大会タイトルを「両極譚~RYOGOKUTAN~」に決まったことを発表。登坂社長「譚という言葉は要は物語だったり、話だったり、壮大なお話だったりということです。永井荷風の『墨東(ぼくとう)綺譚』という本があるかと思いますが、同じ墨田区の話で両国でおこなう“両極譚”。そして、両極端ではないんですけども、ストロング、そしてデスマッチと突き詰めた闘いをこれからいままで以上にしていきたいということで。両国の言葉に両極という言葉も踏まえさせていただきました。この両国を記念大会とはせずに、いま小鹿が申しました通り、スタートの一歩としておこないたいと思っています。大日本プロレス両国大会、両極譚。ぜひご期待くださいますようよろしくお願いいたします」
最後に各選手がコメント。
佐久田俊行「両国という大きな舞台で闘えて光栄であり楽しみです。両国に向けて1年ぐらいあるんですけど、両国の時にはもっと成長している姿でリングに立ちたいと思います」
関札皓太「来年は大日本プロレスが20周年になります。そして自分も20歳になる年。なので成人の年を飛躍の年にできるように精一杯頑張りたいと思います」
大下敢「両国という大きな会場でやるのは目標の一つだったので、いまから大きな会場でも伝わる試合ができるように頑張っていきたいと思います」
植木嵩行「わたくし今年は新人賞を狙いたいと思いますので、植木嵩行をこの東京スカイツリーから発信していきたいと思います」
神谷ヒデヨシ「(いきなり前面に出て)わたくし神谷ヒデヨシは正直、難しいことを考えたり、ここでグチャグチャ細かいことを言えないです。なので、猪突猛進!! 細かいことを気にせず、前へ出て突っ走りたいと思います」
星野勘九郎「両国大会では会場広いですけど、所せましと押し売りしに行きたい。でっかいこと言います。両国国技館大会、両国だけでグッズの売り上げ自分たちだけで100万目指します」
橋本和樹「若手3人がまともなことを言い、上の先輩がわけわからないことを言い、レスラーがグッズの売り上げを言う…メチャメチャな会見でございます。じつは僕も5年前、浅草で浜口道場に通いまして、そこから大日本に入団してプロレスラーになりました。両国という大きな会場でできるのは自分のなかでも夢であり、楽しみなことの一つです。当日は両国の屋根がぶっ飛ぶぐらいの激しいバチバチファイトを見せて、顔面血だらけでヘッドバットをブチ込みたいと思います」
河上「(突然)ワイルドッ!! …えー、大日本の河上隆一です。両国国技館を楽しみにしております。目標はチャンピオン、そしていま2大エースと言われてますけど3本目の柱として河上隆一がエースとして君臨できるよう、そしてこの7月20日の両国のメインに立ちたいと思っています」
岡林裕二「正直、どこの団体にも負けたくありません! 大日本プロレスが両国国技館大会一番と言われるように頑張りたいと思います」谷口「(谷口君!の声に)はい!…大日本プロレスが両国でやるというのもビックリなんですけど、両国のリングの上で『はい!』と言いたいので、みなさんのご協力をお願いします」
フランク篤「大日本のなんでも屋、マルチプレーヤー、フランク篤と申します。7月20日、私はマルチプレーヤーなので当日両国国技館ということで、壮大なちゃんこを作って、それを選手のケータリングとして、まかないとして、食べてもらって。私は大会をもう、内側から盛り上げたいと思うんで、みんな協力してください。売れるなら売りたいです」
李日韓レフェリー「私も沼澤さんと同じで来年15周年になります。ここにいるみんなとあのリングの上でみなさんの顔が見れるのを楽しみにしています。ぜひマックと頑張りますのでよろしくお願いします!」
沼澤邪鬼「自分自身も15周年ですが、大日本はまだまだ横浜のマリンタワーぐらい。来年を機にプロレス界のスカイツリーを目指したいと思います」
アブ小「どんな舞台であれ“アブドーラ・小林”をやり切ります。たとえば両国、規制があるの? もしそのルールがアブドーラ・小林を表現するにあたり、妨げになるようであればストリートでもなんでもやります。力士用のお風呂とか入ってみたいし。僕は両国全体を使うような試合をやってみたい」
関本「(ストロング中心とのことだが、メインに立ちたい?)自分は自分の道をしっかり一歩ずつ歩いていけばおのずと道は開けてくると思いますので。まずきょう一日を一生懸命生きていけば、来年の7月20日、両国のメインに立てるように日一日ベストを尽くしていきたいと思います」
伊東「(もちろんメインに立ちたいと思うが)蛍光灯とかそういったデスマッチがだいぶ規制されると思うのですが、TLCとか、そういったことはできる。20周年ということもあってテーブル、ラダー、チェア、それぞれ20個用意した試合とか、バカげた試合で大暴れしたい」
最後は小鹿が「この5年10年、地方にあまり出る機会がないもので、大阪、福岡、札幌など大きな都市で、もし元気だったら“んんんん~”(おそらく試合)をしたいです」と締め、会見は終了した。
大日本プロレスが会見を開き、2015年7月20日に両国国技館に進出することが発表された。大日本が都内の大会場でビッグマッチを開催するのはおそらく初めて、2001年12月に横浜アリーナ大会を開催したが、これ以降は関東でのビッグマッチは横浜文化体育館を主に使用してきた。
登坂代表によるとデスマッチではなくストロング中心の大会になるのこと、国技館は制約が厳しいため蛍光灯などのアイテムを使ったデスマッチが難しいため断念したという。しかし12月に岡林裕二も復帰することからストロングも欠場中の佐々木義人を除いて選手がほぼ出揃う、伊東もアブ小もストロングに合わせられる技量を持っている、おそらくだが交流しているNOAHやZERO1、WRESTLE-1からも選手が貸し出されるだろう。だからストロング中心での両国大会開催に踏み切ったのだ。
両国大会まであと約10ヶ月、大日本がどこまで力を蓄え両国で爆発するか・・・楽しみである -
関本大介が杉浦貴を降しGHCヘビー級王座に挑戦を表明!
8月31日 大日本プロレス「DEATH MANIA」名古屋国際会議場 632人
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○神谷ヒデヨシ 佐久田俊行 大下敢(8分03秒 抱え込み式逆エビ固め)谷口裕一
植木嵩行 X関札皓太
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 忍(9分57秒 片エビ固め)X橋本和樹 小幡優作
※パイルドライバー
◇第3試合◇
▼TLCデスマッチ/30分1本
○“黒天使"沼澤邪鬼(11分15秒 横入り式エビ固め)X高橋匡哉
◇第4試合◇
▼30分1本
○河上隆一(10分18秒 片エビ固め)X丸山敦
※スカーレットフロウジョン
◇第5試合◇
▼30分1本
○アブドーラ・小林 GAINA(10分01秒 体固め)星野勘九郎 X稲葉雅人
◇第6試合◇
▼伊東竜二デビュー15周年記念試合スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○ザ・グレートサスケ バラモンシュウ バラモンケイ(11分04秒 メシア降臨)伊東竜二 ツトムオースギ Xヘラクレス千賀
◇第7試合◇
▼関本大介デビュー15周年記念試合スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(18分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)X杉浦貴
【関本の話】「勝ったぞオラ! 杉浦貴に勝ったぞ! 化けもんか、あいつは!? ノアさんよ、GHCにそろそろ挑戦させてくれてもいいんじゃねぇか!? 杉浦貴の首を手土産に挑戦させてもらう。ノアさん、お願いしますよ。俺が挑戦してやる。今日は本当に熱い応援があったから、強烈なエルボーにも立ってられたと思ってます。効いてる。効きすぎた。凄ぇな。杉浦の首獲ってGHC挑戦させろって言ったからね。その気合が今日出たと思います。(杉浦は)凄いね。何度でも戦いたい相手です。(ノア9・23新潟大会で丸藤vsマイバッハのGHC戦が決まっているがその勝者に挑戦すると?)決まっちゃってますからね。マイバッハには借りがあるし、完全に返したわけじゃない。丸藤さんもこの前、俺の15周年に参戦してもらって同じコーナーにいて、この人と戦いたいと思った。俺はノアのリングに乗り込んで、ノアの冠を大日本に持ち帰ります」
◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 夏の終わり 尾張名古屋・ガラスボード&剣山デスマッチ/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(12分06秒 片エビ固め)[挑戦者]X竹田誠志
※ランニングファイアーサンダー
☆宮本が初防衛に成功
<試合後>
宮本「竹田、楽しかったか!? まだ物足りねえんじゃねえのか?」竹田「全然さ、気持ちいいよ! 気持ちいいけど、全然足りねえんだよ!! 結果的に3カウント奪われたけど、俺はきょうはこういう試合になると思ってた。お互い技の読み合い。お互いまだ若いし、動ける。これがデスマッチ・レスリングなんじゃねえの!? でも俺は、負けは負けだ。これで何回、こんなマイクをしてるんだろう。俺はバカか!? そうだ、バカなんだ!!(と破片のリングで受け身)」宮本「竹田のバカをもっと引き出すのも自分の使命だと思ってます。だから、まだまだ竹田とは決着がついていません。俺たちはいつまでも闘い続けます。まだまだ竹田もこんなもんじゃないんで。とりあえず僕は、僕自身防衛1勝目を挙げたのは、すごい嬉しいです。名古屋で竹田に負けた借りを返すことができました! 大日本プロレス、名古屋国際会議場どうでしたか!? 来年も必ずこの国際会議場に帰ってきたいと思いますので、みなさんこれからも大日本プロレス応援よろしくお願いします!」
【宮本の話】「とりあえず第一関門は何とかクリアーできたんじゃないかなと思います。でもやっぱり竹田らしい試合をさせなかったのは、ちょっと自分としても計算ミスだったのかなと思いますね。あいつのいいところはお客さんもみたいだろうし、その中で自分もそれを打ち破る強さがないといけない。まだまだ納得のいく勝ち方じゃなかったと思います。(竹田のよさを消そうとした?)消そうとしたわけじゃないんですけど、それを受けれなかったのかなと。何か説明しづらいですけどね。もっといい部分があったんじゃないかなと。あいつはデスマッチファイターで他の選手よりずば抜けてる。そこをもっと引き出したかったなと思いますね。勝ったんだけど何か悔しいな。プロレスって難しいですね。でもとりあえず防衛は防衛でうれしいことなんで、そこだけは素直に喜びたい。(今後の挑戦者については?)その前にタッグリーグあるんで、木高イサミと突っ走って3連覇狙いたい。その後、誰が名前出すか分からないし、途中で名乗り出てくる奴が出てくるかもしれない。自分も(デスマッチ王座戴冠が)2回目。昔とは違うというのをもっとみせていきたいですね。子供じゃないで32歳。青年ぐらいにはなったかもしれないんで、ちょっと味の効いた、パンチの効いた試合をしていきたい。いろんな意味でプロレスありきのデスマッチを自分は伝えていきたい。デスマッチありきのプロレスじゃなくプロレスの中にデスマッチがあるというかたちですね。(竹田との再戦をいつか実現させたい?)竹田は本当に狂ってるんで、あいつにもっと付き合いたかった。この悔しさを再戦まで持っていきたいです、絶対に」
【竹田の話】「俺はバカなんだ。そうだよ、バカだよ。バカで巣、バカです、バカです。このデスマッチヘビー、今回で何回目だよ? 宮本裕向に始まり、今日も宮本裕向に負けた。5回目か6回目か? それで獲られる? バカだよ。何回客の期待裏切ってんだよ。でも前も言ったけど、開き直ってるわけじゃないけど、デスマッチの神様がお前にはまだベルトは早いって言ってるだけだ。神様なんていねぇかもしれないけど、言い訳になっちまうけどな。今日は勝てなかった試合じゃない。必ず勝てる相手。歯が立たない相手じゃない。それでも負けた。バカでめちゃくちゃ悔しい。もうね、ベルトうんぬん言ってきたけど、ケガしてすぐ獲れる舞台じゃねぇってことが分かった。だからと言ってあきらめるわけじゃないから。何度でもやってやる。今すぐにでもやってやるよ。まだピンピンしてんだ。俺と宮本の試合、一進一退、ああいうのがレスリングができてデスマッチもできる人間の試合じゃないの。俺が言いたいのはそれだけ。言い訳はしたくない。俺はバカでいくよ。これからずっとバカでいく。俺はバカでいいよ。アホじゃない、バカだよ」
大日本プロレスの年に1回の名古屋でのビッグマッチが開催され、セミでは関本が15周年記念試合スペシャルシングルマッチとしてNOAHの杉浦と対戦、試合は杉浦が打撃からフェースロックで先手を奪い、関本も串刺しラリアットの連打やアルゼンチンバックブリーカーで反撃するが、杉浦は膝アッパーからフロントハイキック、中年ズリフト、エルボーの乱打で主導権を渡さない。杉浦はランニングニーを狙うが関本はキャッチして袈裟斬りチョップを乱打し延髄斬りを放つが。杉浦はターンバックルジャーマンから鬼エルボー、膝アッパー、ジャーマン、エルボーの乱打で勝負に出る。しかし関本はジャーマンで返すとショートレンジのラリアットを決め、再び打撃戦も関本が追い越しラリアット、垂直落下式ブレーンバスター、フロッグスプラッシュ、ラリアット、頭突きと畳みかけ、最後はラリアットからのぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い、試合後にはGHCヘビー級王座への挑戦を表明した、GHCヘビー級王座最多防衛記録を持つ杉浦からの勝利は大きく挑戦者の資格としても充分、おそらくだが9月23日の新潟で行われる丸藤vsマイバッハ谷口の勝者に関本が挑戦し、会場は大日本にとってホームである10月12日の横浜文化体育館大会が濃厚か?
メインは宮本の保持するデスマッチ王座に竹田が挑戦、ロープ二面にガラスボードが設置された。試合は竹田がマットに剣山を巻いてその上ボディースラムで先手を奪い、宮本の額に剣山を突き刺す。竹田は宮本の脳天に剣山を設置してイスで殴打を狙うが、宮本は阻止して逆に竹田の額に設置してパンチで殴り、ここから宮本は“愛してます”チョップ、串刺しダブルニー、低空ドロップキック、ラリアットと畳み掛けるが、ガラスボードへのパワーボムは竹田が阻止し逆にジャーマンで宮本を被弾させる。竹田は宮本の背中に蛍光灯を添えてのイス攻撃、リバースDDTと攻勢に出るが、宮本はハンドスプリングエルボーで竹田を場外へ落としてからトペコン、竹田の上にガラスボードを設置してのムーンサルトプレス、しかし剣山をバラ撒いたところで竹田が国体一回戦スラムで叩きつける。竹田は膝アッパー、U-クラッシュ、宮本のファイヤーサンダーを阻止してナックルパンチ、ニーリフトを浴びせるが、再度のニーリフトを宮本がファイヤーサンダーで突き刺すと、最後はランニングファイヤーサンダーで3カウントを奪い王座を防衛した。 -
デスマッチ復帰…たぎって金の雨が降ったアブドーラ小林はまだ夢の途中
8月15日 大日本プロレス「伊東竜二デビュー15周年記念大会〜ビックサマー・デスマッチドラゴン・フェスティバル〜」後楽園ホール 1208人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
佐久田俊行 ○関札皓太(9分56秒 逆片エビ固め)谷口裕一 X大下敢
◇第2試合◇
▼30分1本
フランク篤 ○神谷ヒデヨシ(10分05秒 片エビ固め)高橋匡哉 X植木嵩行
※ダイビングショルダータックル
◇第3試合◇
▼30分1本
○関本大介 MENS'テイオー(12分08秒 片エビ固め)GENTARO X忍
※ファイト一発
◇第4試合◇
▼ETCタッグデスマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志(10分25秒 片エビ固め)X星野勘九郎 稲葉雅人
※有刺鉄線ボード上への国体一回戦スラム
◇第5試合◇
▼蛍光灯ボード&有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
木高イサミ ○宮本裕向(14分58秒 片エビ固め)MASADA Xダニー・ハボック
※ファイアーサンダー
◇第6試合◇
▼30分1本
石川修司 ○佐藤耕平(15分06秒 ジャーマンスープレックスホールド)河上隆一X橋本和樹
◇第7試合◇
▼伊東竜二デビュー15周年記念試合&アブドーラ・小林デスマッチ復帰戦 蛍光灯300本デスマッチ/30分1本
○伊東竜二(12分44秒 体固め)Xアブドーラ・小林
※ドラゴンスプラッシュ
(試合後)
伊東「1年2ヶ月ぶりのデスマッチは楽しかったか? デスマッチへの復帰本当におめでとう、しかし! 勝てなかっただろ。なぜかわかるか。ルェェベルが違うんだよ!パクリネタはこのぐらいにしておいて…何か言うことはあるか?」
アブ小「長野で復帰して、一昨日は逸材・植木と絡んで、今日はエース・伊東と絡める。プロレス界はやっぱり夢の世界です」と感慨深げに宣言。「俺には夢の続きがある。まだまだプロレス大賞のMVPを取ってないし…。引退なんかしねえからな。週プロの表紙、東スポの一面、あと…女子アナとの合コン! そういうのを全部やるまで、まだまだプロレスを辞められねえよ」
伊東「15周年はあくまでも通過点です。20周年…30周年…グレート小鹿のように50周年! そこまで行けるように頑張りたいと思います。そしてその道を…小林、一緒に歩いて行こう」
【伊東の話】「15周年を迎えられて良かったなと。あくまでも通過点だと思っているので、20周年…30周年…グレート小鹿の50周年に追いつけるように頑張っていきたいと思います。(デスマッチ復帰戦の相手はかなり難しい面もあった?)15周年の記念試合をやるにあたって、自分の先輩であって、自分が大日本に入った時からデスマッチをやっているアブドーラ小林とぜひとも戦いたいと思っていたので、指名させていただいて。無事に小林が復帰できて、戦えたのはよかったと思います。(久しぶりに戦った印象は?)1年2ヶ月休んでいて、普通だったら痩せるところなんですけど、だいぶ大きくなっていて。143kgって言ってましたからね。まさか大きくなって返ってくるとは思いませんでした。そういった点でも、今後が楽しみな人間だと思うので。小林と一緒にデスマッチを引っかき回したいと思います。(マイクではお株を奪う形となったが?)復帰してあれこれやりたい放題やっていたので、何とかひっくり返してやろうと。ただ、あくまでも自分はあの場限りで、今後やることはないです。あくまでもお祭り的な気持ちで。(小林の復帰戦に注目が集まったが?)15周年だからと言って自分が主役というわけではなく、みんなの支えがあってのものだと思っているので。小林に対してもおめでとうという気持ちもありましたし。(ガウンも新しくなったが?)15周年ということで、いろんな人からの応援のひとつで、『ガウンをぜひ』という声をいただきまして、作らせてもらいました。(これまでやってこられた理由は?)15年大日本プロレスが潰れなかったというのが要因です。それは、大日本を支えてくれるファンの皆様のおかげだと思っているので。自分の力というよりは、大日本プロレス、それを支えてくれるファンのおかげだと思っています」【小林の話】「試合が終わって、売店でみんなとイチャイチャできたんで。ノーダメージです。売店でイチャイチャする余裕があったから。でも、この1週間は疲れました。日曜日、佐久で復帰して、後楽園の前半2日はアンダーカードでしたけど、1週間で十数年分のいろんな風景が見えましたね。佐久大会も地方大会の感じでしたから、大日本19年分のいろんな体験をこの1週間でやってきた気がします。(久しぶりの蛍光灯は?)痛いですね、やっぱり。伊東も遠慮なしに来てくれて。昨日・一昨日と若手と当たったけど、彼らも伸びているし、ウカウカしてられないというか、まだまだ僕も上を目指したいですね。再デビュー戦の1週間でした。夢のような時間です。復帰までの1年2ヶ月は、1日が長かったけど。谷口さんが試合後に『お帰り』とか、『やっと帰ってきたね』とか言うんですよ。そんなんじゃ泣かないです。リング上で泣いたら終わりですから。僕の仕事は皆さんを明るくするのが仕事。今日は宮本とイサミが完全にコピーするとか張り切ってて。皆さんの協力もあって、またリングに戻って来れたんで、これを愛でお返しします。これからね。(試合後のマイクでは逆手に取られたが?)勝ったら『ルェェベルが違う』って言おうと思ってたのに。勝ったらやるって宮本やイサミと打ち合わせをしてたのに。『特にいっぱいあります』って、延々と10分ぐらいマイクアピールしようと思ったのに。伊東もなかなかやりますよね。当たっていない間に攻撃が重くなってて、みんな成長してるなって。俺もこの1年で精神的に打たれ強くなった思うから。巻き返しをしたいですね」
大日本プロレス初の後楽園大会、最終日のメインはデビュー15周年を迎えた伊東とC型肝炎で長期欠場し10日の佐久大会から復帰したアブ小による蛍光灯300本デスマッチ、アブ小は通常ルールでの試合はこなしているが、伊東戦からデスマッチ復帰となる。
アブ小は入場するなり天井かられいんめーかー・オカダカズチカを意識してアブ小ドルが降り注ぐなか入場、試合は四方のロープだけでなくマット上まで蛍光灯が敷き詰めている中、グラウンドの攻防でスタートし、挨拶代わりに互いに蛍光灯を殴打しあう、だが伊東が競り勝つとサッカーボールwith蛍光灯からムーンサルトプレスと先手を奪う。早くも全身血まみれになったアブ小だがアブ小火山が噴火しに吊された蛍光灯を客席に向けて破壊してから「愛してま~す」と袈裟斬りチョップを炸裂させ、また蛍光灯ごと頭突き、ヘビーローテーション。そして中邑真輔ばりに背中を反ってたぎらせてからのシャイニング・ウィザード、バカチンガーエルボー、レインメーカーポーズからのレインメーカー、ダイビングバカチンガーエルボーと猛ラッシュをかけ、蛍光灯の破片が入ったバケツの中身を伊東に振りかけると、これでもかと蛍光灯で殴打する。しかしこれで伊東も覚醒すると残る蛍光灯を次々と小林に叩きつけてからドラゴンキッカーで射貫き、蛍光灯の束を設置してからのドラゴンスプラッシュを投下するがカウントは2、アブ小はチョップを乱打するが、伊東はグーパンチで黙らせると蛍光灯束を設置してからのドラゴンスプラッシュで3カウントを奪い、アブ小はデスマッチ復帰戦を勝利で飾れなかった。
試合後にアブ小は「俺には夢の続きがある。まだまだプロレス大賞のMVPを取ってないし…。引退なんかしねえからな。週プロの表紙、東スポの一面、あと…女子アナとの合コン! そういうのを全部やるまで、まだまだプロレスを辞められねえよ」と想いをぶちまけた。
大日本初後楽園3連戦は初日である13日にストロング王者の石川晋也が試合中に負傷、左肩鎖関節脱臼で欠場となり一騎当千覇者である石川修司を迎え撃っての15日にストロング選手権が延期になるというハプニングが発生したが、敗れはしたがアブ小がデビュー15周年を迎えた伊東の主役を奪い取って見事に締めくくることが出来た、復帰までに時間がかかってしまったがアブ小の夢はまだまだ途中、まず…復帰おめでとうございます! -
石川修司が一騎当千を全勝で制覇!デスマッチに続いてストロングも制覇なるか?
7月26日 大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜最終戦」後楽園ホール 1098人
〈アピール、コメントなどは週プロモバイルより〉
◇大会前◇
オープニングで登坂社長がアブ小を呼び込む。
アブ小「大日本プロレスを愛しているみなさん、大変ご心配おかけしました! 宮本さん、イサミさん、俺のことを忘れないように、いつも愛を叫んでくださって、ありがとうございます! みなさんの愛のおかげで肝炎治療、昨日をもって終了いたしました!(大歓声&大小林コール)ありがとうございます。復帰戦は信州信濃の流血マシンらしく、長野県佐久市の大会でおこないます。そして伊東竜二! 8月15日…やります! 夏のプロレスは埼玉ドームだけじゃねえぞ! 両国だけじゃねえぞ! 俺が戻ってきた大日本、もっともっとプロレス界をひっかきまわします!」
登坂社長「埼玉ドームじゃないんですけどね」(とツッコミ、アブ小の治療について回顧。肝炎治癒により、アブ小の復帰が正式に決定。8・10佐久が復帰戦、8・15後楽園の伊東戦がデスマッチ復帰戦となる。また、8・13&14後楽園にもアブ小は出場する。アブ小の「愛してまーす!」でオープニングとなり、カード発表。その途中、アブ小はコーナーに上がりレインメーカーポーズや棚橋のポーズを決めまくった。)
◇第1試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第1試合/30分1本
[Bブロック1位]
○関本大介
(13分36秒 ジャーマンスープレックスホールド)[Aブロック2位]X宮本裕向
◇第2試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第2試合/30分1本
[Aブロック1位]○石川修司(11分21秒 片エビ固め)[Bブロック2位]X征矢学
※ランニング・ニー
◇第3試合◇
▼30分1本
○塚本拓海 忍 丸山敦(10分05秒 横入り式エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
◇第4試合◇
▼UWA世界タッグ選手権試合/30分1本
[第21代王者組]○MEN'Sテイオー 福田洋
(16分53秒 スピニング・トーホールド)[挑戦者組]ツトムオースXヘラクレス千賀
☆テイオー&福田組が2度目の防衛に成功
◇第5試合◇
▼蛍光灯&凶器持ち込み6人タッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 “黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志(13分25秒 体固め)木高イサミ 星野勘九郎 X高橋匡哉
※ドラゴンスプラッシュ
◇第6試合◇
▼ストロングクライム スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
橋本和樹 ○河上隆一 稲葉雅人(14分38秒 片エビ固め)石川晋也 旭志織 X神谷ヒデヨシ
※ランニング・エルボーバット
◇第7試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜優勝決定戦/30分1本
○石川修司(13分11秒 エビ固め)X関本大介
※垂直落下式スプラッシュマウンテン
(試合後、岡林が石川に優勝パネルを贈呈。(岡林「石川修司選手、優勝おめでとうございます。僕が復帰する頃、首洗って待っててください。必ず、ぶっ倒します」
石川「関本大介、デビューして11年経って初めてシングルで勝ちました。後楽園ホールという舞台で関本大介という尊敬するレスラーと闘えて最高です。ありがとうございました。これで一騎当千優勝してストロングベルト挑戦、俺、権利あるでしょ!? オイ、ストロングチャンピオンのもう一人の石川、見てんだろ? 上がってこいよ。(晋也がリングに)このリーグ戦、俺が優勝したぞ。そのベルト、俺が取って、俺が大日本初の3つのベルトを取った男になるよ。こんな熱いんだ、大日本も来月3連戦あるだろ? 3連戦の最終日でオマエとやって、どっちがベストでスーパーな石川か、ベルトも含めて闘おうじゃねえか」
晋也「修司さん、自分はこの一騎当千が始まる前に、自分が決勝まで行って、決勝戦をタイトルマッチにしてやると言いました。だけど、決勝トーナメントにも残れなかったです。いま、すごい悔しいです。2人の試合見て、いま自分すごい悔しいです。いま8月の連戦最終日、タイトルマッチやろうって修司さんの口から言ってもらいました。自分はその日が、この悔しさを晴らす場所だと思います。だから8月15日、修司さん、こちらこそよろしくお願いします」晋也は退場。
石川「一騎当千、たくさんのいろんなレスラーと闘えて個人的にもすげえ楽しかったです。みなさんどうでしたか?(修司コール)いま、すごい外は暑いですけど、大日本のリングもそれに負けない、それ以上の熱い試合するんで、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました!」
(バックステージ)
修司「リング上でも言ったんですけど、関本大介は俺にとってミスター・プロレスというか。本当に尊敬すべき選手なので、その選手から3つ取れたということは、こういう後楽園の一騎当千の決勝という最高の舞台で関本選手と闘えて勝てたというのは、本当に最高です。でも、本当は一騎当千に出たいろんな選手いて、本当に自分にとっても充実していたし、すごい実りのあるリーグ戦だったと思いますよ。もう石川晋也、断る理由もないでしょう。デスマッチヘビー、いま持っているタッグ、ストロングのベルト。自分が3つ、初めて巻いた男になります。それができるのは俺しかいないと思っているので。8月15日、石川晋也もそれでいいと言ったので決定でいいでしょう。それまでに最高のコンディションを作って、最高の試合をして自分があのベルト巻きます。(決勝も準決勝も相当ゴツゴツした試合になったが)いろんな選手います。リーグ戦やって旭選手とか丸山選手みたいにうまい選手もいて、あらためて自分は何かと言ったら、やっぱり真っ直ぐ行くしかないなと思って。
だからいつも以上にゴツゴツ真正面から粉砕しようと思って。準決勝も決勝も真正面から動かそうと思って闘いました。(全勝優勝を果たしたが)ベルト挑戦ですけど、一騎当千、この誇らしいメンバーと闘って優勝できたので、一騎当千のチャンピオンとして恥ずかしくない試合をしたい。(大日本に上がってデスマッチとストロングで気持ちの変化は?)簡単にデスマッチとストロング、両方取って交互に防衛しますみたいなことを言ってたんですけど、じっさいデスマッチはデスマッチで高い頂だし、ストロングはストロングで今回やってみてあらためて感じましたけど、高い頂なので。他団体の人間ですけど、本当にやりがいのある団体だなと思いますね。だからこそ結果を残したいし、もちろん内容も残したいし、石川修司ここにありというのを見せられる団体だと思います。
(手は?)張り手すぎました(苦笑)。途中で力が入らなくなってしまいました。関本大介、カラダ見てわかる通り完成されてるんで、弱点は頭しかないなと思って。頭だけ狙って張り手も頭突きもしこたまやってやりました。あの分厚いカラダじゃ僕のヒザもなかなか届かないと思うので、勝つなら彼に勝ってる大きい頭と大きい手かなと思ったので。だからしこたまやりました」
関本「何も言うことないです。あれだけやられたら何もしゃべれないです、ホントに。石川修司は強いです。それだけです、ホントにそれだけです。でもまたね、巨人を倒すために練習頑張ります。それだけです」
晋也「(修司の挑戦を受諾したが)受諾したというか、僕はリーグ戦で負けてるんで、断る権利はないので。むしろこっちから挑戦させてくださいという感じですね。一騎当千優勝者に。(きょうの修司の闘いは?)いまの大日本のストロング最強だと思います。(タイトルマッチに向けては)いまはとくに考えてないです。秘策というのがあるかどうかもわからないので。とにかくチャンピオンとして、とかじゃなくて初心に戻ってガムシャラに挑みたい。(王者としてリーグ戦全体は)大日本はデスマッチだけじゃないというのは自分たちも常日頃言っているし、お客さんだったりもみんな言ってくれるんですけど、今回のリーグ戦で改めてデスマッチだけじゃないぞと感じた部分と、やっぱり他団体からリーグ戦に出てた選手に大日所属が押されてたかなというのもあった。自分含めそういう部分もあったので、いろいろと課題の見つかる大会だったと思います」
登坂社長の総括「(修司が全勝優勝を果たしたが)団体側としては8月31日に名古屋国際会議場があったので、そこにタイトルマッチをもっていけたらなともうすうす考えてたんですけど、本人たちがリング上でのやり取りがあってお客さんの支持もあったようなので、後楽園で見せたこのシーンを来月、後楽園で見せれればいいんじゃないかと思いま8・15という日程でタイトルマッチというふうにしたいと思います。(タイトル戦は)メインイベントでおこなってましたけど、伊東VS小林戦が特別にありますので、伊東の15周年ということもありますから、この日はダブルメインなり、セミファイナルという位置づけでできればと思います。(今年のリーグ戦を振り返って)神谷選手が少しケガをしてしまいましたけど、大事には至らなかったんですけど、一番最初にも伝えた通り、リーグ戦を通してやることの難しさをいつも感じながらやっているので。神谷選手はかなり若い選手だと思いますので、ひとつのステップになればいいなというふうに思いました。
ストロングだけで12名出たのは喜ばしいと思いますけど(来年はデスマッチの年のため)次はまた2年後に見せてくれるんじゃないかと。全勝を許してしまったほかの選手がいいのかどうかは別として。ただ、ほかが手ぬるかったということではなかったと思います。(アブ小もかなり活躍していたが)最近の若い人のマイクアピールや記者会見が長すぎると思ってたんですけど、小林選手は20年選手ですけど長かったですね。出たいんでしょうね(苦笑)。よくしゃべるなと思いましてね。マイクアピールはうちでは伊東、小林が双璧だと思ってたんですけど、小林さんのあの自己主張の多さというのは1年間のうっ憤とかいろんなものが入り混じって外に出てるんじゃないかなと思いますね。デスマッチ戦線、ケガ人とか多いですけど小林選手の加入で厚みも出てきましたし。(8・17)仙台でMASADAの相手のコンクリートブロック&蛍光灯デスマッチは、あそこに小林さんをはめてコテンパンにやられてもらいたいなと思っとります。巡業いってもアブドーラがいたらなと思って利尻や礼文も行ってたので、またそこに来て、また新しく大日本の色を塗ってくれると思います」
大会前に大会前にアブ小が肝炎治療を終えたことを報告、8月15日の伊東戦はデスマッチとなることが正式に決定となった。1年あまりも欠場してきただけに8月15日は一気に噴火といきたいところだ。
最終戦を迎えたストロング版一騎当千、決勝トーナメントには修司、デスマッチ王者の宮本、関本、征矢が進出。関本は宮本のラリアットを狙いをラリアットで弾き返しロールスルー式ジャーマンで3カウントを奪い決勝に進出、修司は征矢のワイルドボンバー狙いをフロントハイキックの連打で迎撃した後でランニングニーの連打を浴びせ3カウントを奪い決勝に進出、決勝は関本vs修司となる。
決勝戦は両者がマッチアップから関本がラリアットで修司を場外へ出すとトペを発射し先手を狙うが、修司は場外ツームストーンパイルドライバーで反撃、リングに戻るとエルボーやニーリフトなど体格を生かした攻めで主導権を握る。関本はセカンドロープからのミサイルキックからアルゼンチンバックブリーカー、着地してスリーパーを狙う修司をバックドロップで反撃するが、ラリアット狙いは修司がブロックしてかんぬきから頭突き、かんぬきスープレックスで投げるとファイヤーサンダーで突き刺す。修司は突進する関本を投げ放しドラゴンスープレックス、ニーリフトと攻勢にでると関本も延髄斬り、ラリアット、ジャーマンと応戦、関本は再びジャーマンを狙うが修司は後頭部頭突きで阻止し、ランニングニーで吹き飛ばすも両者はダウンとなる。二人は張り手合戦となるが、修司がレンメーカー式頭突きを三連発、ランニングニー、ライガーボムと畳みかけ、最後はランニングニーから垂直落下式スプラッシュマウンテンで3カウントを奪い、修司が一騎当千を全勝で優勝となった。
試合後は修司がストロング王者の晋也に挑戦を表明し後楽園3連戦の最終日に選手権が組まれることが濃厚となった、大日本ではデスマッチ王者となった修司、今度はストロング王座にまで奪取し両部門制覇を狙っている。果たした晋也は修司の野望を食い止めることが出来るだろうか・・・ -
1年3ヶ月ぶりにアブドーラ小林が帰ってくる!
<プロレス格闘技DXより>
大日本は15日、8・10佐久大会の全カードを発表。アブドーラ・小林の1年3ヶ月ぶりとなる復帰戦が決まった。小林は昨年5月からC型肝炎の疑いで戦線離脱。長期欠場を余儀なくされてきたが、1年3ヶ月ぶりとなる復帰が決まった。長野・千曲市出身の小林は佐久市出身の大鷲透と“長野タッグ"を結成し、征矢学&河上隆一と対戦する。
C型肝炎の疑いで長期欠場していたアブドーラ小林が8月10日に地元佐久大会から復帰することが決定した。6月30日後楽園大会での経過報告の際にはウイルス0をキープしていることを報告していて最終検査待ちだったがGOサインが出たようだ。
これで先に決定していた8月15日後楽園での伊東竜二戦も予定通りか?、2012年の大日本プロレスのデスマッチ戦線を支えてきたアブ小がやっと戻ってくる、とりあえず復帰戦が決定しておめでとうと言いたい。