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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「気持ちが途切れた…」ストロング王者の石川晋也が引退を表明

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「気持ちが途切れた…」ストロング王者の石川晋也が引退を表明

(週刊プロレスモバイルより)
17日午後2時より神奈川・横浜市の大日本道場で会見がおこなわれ、肩鎖関節脱臼で欠場していた石川晋也が登坂栄児社長とともに出席。石川の電撃引退が発表された。

まず登坂社長は「大日本プロレス所属の石川晋也ですけども、9月23日をもって引退をさせていただくことにつきまして皆様にご報告させていただきます」と話し、石川が以下のコメント。

石川「9月23日をもちまして、プロレスを引退することになりました。その理由についてなんですけども、根本には家族のことがあります。結婚してからプロレスを続けていくうえで、家族からは本当にいろんなサポートを受けて、ここまで頑張ってくることができました。ですけど、家族の期待に応えられない部分も多々あり、迷惑をかけてしまうこともありました。いま一度、家庭を持つということについていろいろ考えて、会社のほうにも相談させてもらってたんですけども、先月肩をケガして欠場することになって、自分のなかで一つ張りつめていたものが切れてしまったというか。このタイミングでプロレスとは区切りをつけて、次のステップに進もうかなと思い、引退を決意しました。ストロングヘビーのチャンピオンとして防衛戦を延期にしたままで引退してしまうということについては本当に申し訳なく思っています。もう一つ、復帰を心待ちにして待っていただいたファンの皆様にも、このような形で引退という報告をすることになって、本当に申し訳なく思っております。ですけど、今年で30歳。ここを人生の一つの転換期と考えて、いままで大日本プロレスで学んできたこと、あとは応援していただいたファンの皆様への感謝の気持ちを忘れずに次のステージで頑張りたいなと思います」

以下は質疑応答。石川「(急にこういう形になってしまったことに悔いは?)自分のなかではその瞬間、その瞬間、最大限頑張ってきたと思ってますので、やめることに対して悔いはありません。(完全にプロレスとは離れる?)そうですね。(今後について話せることは?)今月頭から次の仕事を探してまして、ひとつ就職先といいますか、それが決まったので。今月の終わりからそっちの仕事に就く予定でいます」

登坂社長「(ベルトについては?)復帰を前提に延期とさせてもらったんですけど、その後の話し合いのなかで引退という文字も出てきましたので、これを機に9月23日に返上という形になるかと思います。タッグリーグ戦も始まってきますので、そこにシングルのベルトを挟みこんでいくのがいいのかどうか十分考慮しながら。(石川)修司君がコンテンダーとしては第一候補になり、その対戦相手も含めて年内には決定戦という形で試合をおこなえればいいかなと思ってます」

石川「(来年の両国も決まったなかで引退となったが、選手たちに伝えたいことは?)今年新しく3人デビューして、秋からもまた練習生が(来るのが)決まってますので、本当に後輩たちには頑張ってもらいたいなと。普段から頑張ってるのを見てきてるんですけど、だから何も心配することはないとは思ってます」

登坂社長「(9月23日はどのような形で発表を?)ケガのこともあるので試合は当然できないので、セレモニーという形でいいのかなと。石川のほうからメッセージが出せたらなと思います」

石川「(現役生活のなかで思い出深い試合は?)いつかの道場イベントで…石川&小林組VSマーキュリー1号&2号…(一同笑)」

登坂社長「まあ、岡林選手の復帰と入れ替わるような形となってしまいましたけど、僕個人としては岡林選手との試合もそうですし、義人選手とのタッグのチャンピオンシップもそうだし、関本選手に文体で勝った試合ですとか。団体としては損か得かでは話をしませんけど、痛手は痛手。ただ、期待しているのは山川選手もそうですけど、引退したあとの道をしっかり背中を見せてくれることが団体力につながると思うので、引退の話を聞いた時も誤解がなければ、強く引きとめるわけでもなく。彼も生活することをすごく真摯にとらえて、プロレス、それから家族を守ってたので、送り出せたらなと強く思っています。(石川に)しんどいことあった?」

石川「しんどいことですか?(と考え込む)」登坂社長「やってて楽しかったことは?」石川「(やはり考え込む)」登坂社長「…ないのかよ!(苦笑)」石川「いや、全部楽しかったという言い方もアレですけど、楽しいことのほうが圧倒的に多かったので」登坂社長「既存の価値観ですと、団体に残ってもらって…正直、ひとつ提案したのはレスラーとしてではなく、治療中は休業というか、そのままレスラーとしてではなくて、引退後も団体スタッフとしての青写真は僕個人としては描いてまして。新しい世代の息吹を感じていた選手なので、そういう部分では残念ですけど、団体にいて楽しかったというのはありがたい話だし、そういう気持ちをもって次のステップにいってもらうのはいいかなと。今回の件はいいきっかけとして、20年目を迎えるにあたっていい刺激を与えてもらったかなと。石川選手個人とか団体とかはともかく、まずファンの方に申し訳ない。あと、本人も口が足りないところもあったと思うけど(引退の理由は)ケガが原因ではない。あくまでケガをしたことが原因でやめるということではない、ということは強く伝えたいと思います」

石川「(今後はプロレス界とは絡まない?)そうですね」登坂社長「石川自身もいち成人として、いろいろ選択したなかでの判断だと思うので、大きく尊重して団体としてもバックアップしたいと思います」

最後は石川と登坂社長がガッチリと握手して会見は終了した


 大日本プロレスの世界ストロングヘビー級王者の石川晋也が引退を表明した。13日の後楽園大会で肩を負傷、肩鎖関節脱臼と診断され以降欠場となり、一騎当千覇者である石川修司とのストロング選手権は延期となっていたが、引退とは驚いたとしか言いようがない。


 理由は負傷が原因ではなく「気持ちが途切れたから」、石川は2010年に膝を負傷し長期欠場、同期の岡林裕二に遅れをとっていたが、パワーを前面にするストロングBJWの中でテクニっク台頭し、今年は関本大介、岡林、佐々木義人が立て続けに欠場する中、ストロング王者となり5月には関本を破り王座を防衛したが、2度目の負傷欠場が引退を決意する要因になったのか、


 石川修司との防衛戦、12月には岡林も復帰、来年7月には両国大会も控えているが、まだこれからというときでの引退は残念であり、自分の出した選択だから決して後悔しないで欲しい。

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