大日本プロレス
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因縁も遺恨もないヤンキー二丁拳銃しか出来ないデスマッチ!石川が関本越えを達成してストロング王座を防衛!
5月5日 大日本プロレス「Endless Survivor」横浜文化体育館 2080人満員
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「大日本プロレス vs WNC」タッグマッチ/30分1本
○高橋匡哉 土肥孝司(9分19秒 逆エビ固め )神谷ヒデヨシ X植木嵩行
◇第2試合◇
▼30分1本
橋本和樹 ○スーパータイガー(10分57秒 片エビ固め)MEN'Sテイオー X忍
※スクリューキック
◇第3試合◇
▼30分1本
塚本拓海 旭志織 ○丸山敦 (12分30秒 デルフィンスペシャルII)HUB Xめんそ〜れ親父 円華
◇第4試合◇
▼Gokudoショックタッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二“黒天使"沼澤邪鬼(13分05秒 体固め)星野勘九郎 X稲葉雅人
※ドラゴンスプラッシュ
◇第5試合◇
▼30分1本
○石川修司 佐藤耕平(15分34秒 体固め)X河上隆一 征矢学
※スプラッシュマウンテン
【試合後の耕平&石川】
▼耕平「ワイルド、わからないなあ、まだ。ワイルドさが足りねえのかな?」
▼石川「わからないですね。まあでも、手応えはありました。やり甲斐はあった」
▼耕平「河上はいつもよりはっちゃけたよね」
▼石川「あれは良かったんじゃないかなと思いますけど。でも、こうやって言えるってことはうちらには余裕があるんで。まだまだ負けられないですよ」
▼耕平「このチームで組んでいれば負ける気はしないし、逆にこれに勝てるチームを用意してほしいね。負けないよ」
▼石川「今後はどこまで勝てばいいのかっていうのはありますけどね。強い相手をドンドン用意してもらって。自分たちもレベルアップしながら。耕平さんとのタッグは何より楽しんで。もっともっと自分たち自身が高みに向かいたいなって思います」
――あえて自分たちからベルト取りにはいかないということだが?
▼耕平「大日本の中で、ベルトっていうのは強い者の象徴だから。やっぱり強い者が巻くべきであって。ただ、このチームに関しては、別にベルトを求めなくても、向こうから巻くチャンスが来ると思うし。それまでは、ワイルドだろうが、河上でも和樹でも、いくらでもやってくればいいんじゃないの? 俺らは勝ち続けて、いずれ挑戦じゃなくて、ベルトの位置まで…ベルトは横にあるぐらいの試合をし続けて、勝ち続けるだけだから。このままやっていけば、求めなくても、向こうから来るしね」
▼石川「会社もそろそろファンの声を無視できないんじゃないですか。ベルトを巻くのは、最も強い者ですよね」
▼耕平「巻く人間でその価値はかわるから。二丁拳銃は凄くいいチームだけど、俺らとやって勝てるのかって」
▼石川「自分たちは最強って自負があるけど、二丁拳銃は最高のチームだと思うんです。最高と最強、どっちが上か、そろそろ決めたっていいんじゃないかって。あとは会社が決めることなんで」
▼耕平「そうだね。まあ、俺らはこのまま勝ち続けます」
【試合後の征矢&河上】
▼征矢「河上! これでタッグを組むのは最後でいいのか? 悔しくねえのかよ!」
▼河上「悔しいよ!」
▼征矢「悔しいだろ。タッグを組むと決めたのに、何にも形にしてない。いいか、何が何でも必ず、俺と河上でワイルドな形を作ってやるよ。おい、大日本。まだまだこれからだぞ。好き勝手にワイルドに暴れさせてもらうぞ。河上と2人でタッグ継続だ」
▼河上「やってやるよ。この2人でやってやる」
▼征矢「1回組んで終わり? そんなので楽しいのか? いいか。ワイルドはこれからだ。ワイルドっていうのは、20回やっても30回やってもワイルドなんだよ」
▼河上「よっしゃー! ワイルド!」
▼征矢「ワイルドに…」
▼2人「行こうぜ!」
◇第6試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第4代王者]○石川晋也(14分22秒 三脚巴)[挑戦者]X関本大介
☆石川が2度目の防衛に成功
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フォトギャラリー【石川の話】「2月にチャンピオンになって、3月に1回防衛戦はやってるけど、今日、本当の意味でやっと大日本のトップに立ったと思います。第4代チャンピオンとしての戦いはこれからだと思うので。でも、関本さんに勝てたので、今は誰にも負ける気がしないですね。次、やりたい人がいたら、誰でも挑戦を受けたいと思います」
【関本の話】「負けました。凄いよ。最後は立っているのがやっとでした。アイツがチャンピオンだ。現時点で石川晋也が関本大介より強い。そういう結果が出ました。だけど、また明日から俺は死に物狂いで練習して強くなって、1日1ミリずつ強くなる。そしていつか追い越してやる。そしてまた絶対王者として、俺が大日本プロレスに君臨する。それが自分の目標です。自分の人生、いつも負けから始まってます。みんなそうだと思います。それで、『一騎当千』。去年はデスマッチでシングルリーグがあったから、今年はストロングの方で『一騎当千』をやりますよね? 自分はそうお願いします。そこで俺はぶっちぎりで優勝して、またあのベルトに挑戦します。で、俺がまた最強の王者に君臨します。今、大日本プロレスには耕平選手、修司選手もいるし、丸山選手もいるし、円華選手、忍だっている。あと、河上、橋本にも勢いがある。石川がチャンピオン。その中でテッペンを決めて、石川のベルトに挑戦しようじゃないか。それが大日本プロレスに対する俺からの提案です。ストロングBJが活性化している中で、このリーグ戦をやって、俺が突き抜けて。絶対王者になって、ストロングBJを昇華させていく。(石川はどこが一番変わった?)ハードの問題だと思います。もちろん体もデカくなって、筋肉もデカくなって、ひとつひとつの技が重たくなった。それはもう、目に見えてわかりますけど、チャンピオンになって一番変わらなきゃいけないところはハートじゃないですかね。彼はハートが強い。(それは関本選手がいない間、王者として引っ張ってきたからこそ?)引っ張ってきた責任感が彼の気持ちを強くさせたと思います。石川選手も『俺が引っ張ってやる』と思っているんでしょうけど、俺だって『そうはいくか』と踏ん張ってやりますから」◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯300本 TLCデスマッチ/30分1本
[第28代王者]○木高イサミ(21分31秒 片エビ固め)[挑戦者]X宮本裕向
※勇脚・斬
☆木高が4度目の防衛に成功
(試合後)
イサミ「三十過ぎてさ、蛍光灯300本とテーブルとラダーとチェアーがあるところで殴り合う人たちってどうなんですか? 超面白くないですか?宮本裕向という友達に会えたことが、僕のプロレスラーとしての最高の収穫です」
宮本「自分も木高イサミと会えたのは運命だと思っています」と応じ、「これからもよろしくお願いします」
木高「デスマッチを始めて約8年、これでようやく肩を並べて、本当の意味で俺たちは強いと言えます」
二人「俺たちは強い!」
【試合後の木高&宮本】
▼木高「やっぱりいい友達ですよ」
▼宮本「誰よりもイサミの努力は僕が知ってますし、それでここまで上がってきたんじゃないかと思いますんで。今日はそれを肌で実感して。デスマッチを通じて分かち合えたんで、良かったですね」
▼木高「『相方ってこのぐらい凄いんですよ』ということの確認でした。技の一発一発から感じる強さの確認でした」
▼宮本「いがみ合っているわけではないんでね。こうやってタッグのベルトを持っているし。だけど、その確認はしたいと俺に言ってくれたんで、今日それができて、本当に良かったです」
▼木高「自分がいろんな選手といろんな戦いをしてきて、『強くなったかもしれない』って少しずつコメントで出すようになって、自分の中でも認識ができてきたんですけど、『果たして本当の強さって何なんだろう?』って思って。それで一番一緒にいる仲間と最近やってねえなと思って。これが一番いい確認になると思いました。ここで勝てたのはとてつもなく大きいです。本当は宮本さんに勝って、僕の中で自分の強さが完成しましたって言いたかったんですけど、まだまだですね。よく言ってるもんね。『挑戦を諦めたらダメだよ。そこで成長止まるよ』って。相方の口癖なんでね。マイクでも言いましたけど、試合中に目がキラキラしてるんですよ。『コイツ、楽しんでるなあ、クソ』と思って」
▼宮本「そのために組まれたカードなんじゃないの? 俺はそう思ってたよ」
▼木高「俺もそうだと思う。そういう意味合いがあって、宮本裕向とやりたいって言いましたね。もっと楽しまなきゃダメですね。あの目のキラキラには勝てないです」
――宮本選手には超えられた悔しさはある?
▼宮本「元々僕らはライバルなんで。二人ともそういう秘めたものがあってここまで来たんで。超える・超えないっていうよりも、僕は信頼関係で生まれたものだって思ってます。戦い以上のものを僕らは得てると思います」
▼木高「散々負けてきてるんで。デスマッチファイターみんなをこれで追い抜いたとは思ってないです。相方にも何回も負けてるし、またすぐにでもやりたいぐらい。本当に勝ったという実感を持つまではやりたいですね。そういうわけで、次はどうしましょうかね。近いうちに、まず一番初めに超えなければならない試練の伊東竜二を逆指名で。そして、僕の口から言うのもなんですが、もうやりたくないと言ったデスマッチ3本勝負でやりたいと思います。そこで今日以上に楽しんでやります。あとは伊東さんの返事次第。博多で1勝1敗。デスマッチ三本勝負で、キチンと去年の一騎当千の借りを返します」
▼宮本「でも、今日は効いたね」
▼木高「でも大丈夫ですよ。明日から試合があるし。血だらけのまま、K-DOJOに行きましょう。明日からタッグでまたやっていきましょう。なぜなら…」
▼2人「俺たちは強い!」
大日本プロレス横浜大会をSAMURAIのライブ中継で視聴、メインのイサミvs宮本のデスマッチヘビー級選手権は、イサミが思い入れのある宮本との一戦なのか、最初は手にする何本の蛍光灯を落としてしまうなど焦っていた感じだったが、宮本をロープに設置してある蛍光灯に被弾させてから切っ先で切り刻んでから落ち着きを取り戻す、イサミは何度も河津掛けを連発するが、場外に設置したテーブルめがけての河津掛けは宮本がファイヤーサンダーでテーブルに突き刺す、これは首に古傷のあるイサミには堪える。イサミが河津掛けなら宮本はファイヤーサンダーにこだわり、蛍光灯の上や勇脚をブロックしてからのファイヤーサンダーでイサミを追い詰め、蛍光灯束へのムーンサルトプレスから旋回式ファイヤーサンダーを狙うも、着地したイサミはヨーロピアンクラッチで切り返し、エルボー合戦からイサミが蛍光灯束ごとグーパンチ、勇脚・斬で3カウントを奪い、ヤンキー二丁拳銃にしか出来ない激闘を制した。
二人の戦いはパートナー同士で遺恨や因縁もない、純粋にぶつかり合ったもの同士の試合、タッグ王座を保持したままでだが最高の状態で横浜大会に臨んだ、互いにリスペクトし合っているからこそ、デスマッチながらも二人しか出来ない試合をやった。まさしく大日本プロレスのデスマッチに相応しい名勝負だった。
石川晋vs関本のストロング選手権は、石川晋が執拗にヘッドシザースで捕らえるも、脱出した関本は弓矢固めで応戦、パワーだけでなくテクニックでも渡り合える関本の懐の深さが見える、関本はしっかり首に巻きつくようなスリーパーで絞めあげてから主導権を奪い、弾丸のような串刺しラリアットで攻勢に出るが、石川晋やノーザンライトスープレックス、コブラツイストで食い下がる。関本はフロッグスプラッシュからラリアット、延髄斬りで勝負に出るとぶっこ抜きジャーマンを決めるが石川晋はカウント2、関本はもう一発を狙うも石川晋はロープにしっかりしがみついて逃れると卍固めを繰り出す、再びエルボー合戦になると関本が押し気味になるが、心が折れなかった石川晋がエルボーで打ち返し、延髄斬り、顔面への膝蹴り、ランニングエルボー、ドロップキックとラッシュをかけると最後は卍固めからの三脚巴で捕獲、石川晋の脚がしっかり関本の首を捉えていたため関本はタップ、石川晋にとっても正念場の試合だったが、関本の猛攻を見事に受け切っての勝利だった。
また第5試合のツインタワーズとワイルドネットワークはチームワークに優るツインタワーズが勝利、ワイルド組は合体技は繰り出したが初陣だったこともあって、まだチームとしては未完成でこれからといったところだ。またタワーズはBJWタッグ王座に照準を定めた、軽量のヤンキー二丁拳銃にとってはキツイ相手かもしれない。
関本が今年ストロング版「一騎当千」の開催を熱望したが、岡林裕二や佐々木義人を欠いているものの、王者の石川晋、耕平や修司、征矢や和樹、円華や忍、元タイガースマスクこと丸山、今日みちのくプロレスで東北ジュニア王者にもなったバラモンシュウを加えると豪華なメンバーになる、デスマッチ中心の大日本だったがストロングも活性することで大日本全体も活性化してきている、今後の大日本は楽しみだ。俺たちは強い!!
— 木高イサミ (@isami_777) 2014, 5月 5遺恨も何もない、どっちがつええんだ、どっちがすごいんだ、という闘い そして友情は続く、深まる #samuraitv #bjw
— イカくコ:彡スト ゲソ太郎 (@IkaWrstlrMusume) 2014, 5月 5宮本、イサミ、バカだ、いい意味でバカだ。素晴らしいよ。
— 神無月 (@kan7kan7) 2014, 5月 5にちょけんの10年をずっと追いかけて来られた私たちはとても幸せだってことですよ #bjw #samuraitv
— sayoko mita (@345m) 2014, 5月 5大日本横浜文体大会終了。後半3試合の盛り上がりはいつもと違う文体の雰囲気。メインのクオリティはさすが二丁拳銃といえる内容だった。 #bjw http://t.co/CkaZIYxvrg
— イガ (@igahardcore) 2014, 5月 5PR -
イサミが星野を降してデスマッチ王座防衛・・・そして盟友・宮本と決戦へ!
3月27日 大日本プロレス 後楽園ホール 1010人
◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ○ヘラクレス千賀 円華(8分55秒 エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X忍
※ヘラクレスボンバー
◇第2試合◇
▼30分1本
○橋本和樹 橋本大地(11分33秒 アンクルホールド)関根龍一 X植木嵩行
◇第3試合◇
▼30分1本
○石川晋也 河上隆一(14分19秒 エビ固め)征矢学 X神谷ヒデヨシ
※ドロップキック
◇第4試合◇
▼デスマッチ開花宣言 血桜満開6人タッグデスマッチ/30分1本
稲松三郎 ○稲葉雅人 高橋匡哉(14分18秒 エビ固め)葛西純 “黒天使"沼澤邪鬼 X塚本拓海
※変形フィッシャーマンバスター
◇第5試合◇
▼30分1本
○石川修司 佐藤耕平(14分03秒 体固め)X伊東竜二 宮本裕向
※スプラッシュマウンテン
◇第6試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合/人生耐久 蛍光灯・凶器奪取 後楽園番外地 バトルスフィア鎮魂歌/30分1本
[第28代王者]○木高イサミ(21分24秒 片エビ固め)[挑戦者]X星野勘九郎
※勇脚・斬
☆木高が3度目の防衛に成功
<試合後>
イサミ「一瞬バトルスフィアに戻ったな・・・お前は今日、俺にとって人生最悪の我慢比べをしたんだ。誇りを持って家に帰れ」
星野「自分今日負けました。でも、すいません。自分は諦めの悪い男です。人一倍練習します。人一倍精進しますんで、もういちど諦めないでベルトに挑戦していいですか?(館内は拍手)借りは必ず返す!」(星野退場)
イサミ、「バトルスフィアが教えてくれたのは、何があっても最後まで諦めないという気持ち。星野と今日バトルスフィアで戦って、とても楽しかったです。自分の過去と向き合った気がしました。次向き合うべきは…バトルスフィアから育ってきた男がここにも。宮本さん、そろそろ勝負じゃないですか?」
宮本登場
宮本「やりますか!」
イサミ「じゃあ、2人で殺し合いますか?」
イサミ、宮本「俺たちは強い!」
21日に伊東からデスマッチヘビー級王座を防衛したイサミは2日タッグマッチながらもフォール負けを喫したに星野の挑戦を受け、今回は二人はかつてバトルスフィアで凌ぎを削ってきたということで、ラダー、イス、ブロックなどリングに設置された。
試合はスクランブル形式でスタートとなりカウントダウンで試合はスタートするが先手を奪ったのはイサミ、すぐさまリングインして蛍光灯を奪って星野を殴打し流血に追い込む。星野も元キックボクサーということでミドルキックで反撃するも、イサミは蛍光灯を組み合わせたナックルやサッカーボールキックでリードする。星野はラダーへのボディースラムや蛍光灯への勘九郎カッターで反撃するが、イサミは蛍光灯上での河津落としを連発した後で3発目はブロックの上で敢行、だが星野はボクシンググローブを装着してパンチを連打する。 星野はラダーへのチョークスラムからイサミの上に鉄階段を設置してのセントーン、しかしダイビングセントーン狙いはイサミは雪崩式フランケンシュタイナーで落とし、ダブルニーwith蛍光灯で勝負に出る。イサミは勇脚を繰り出すが、星野は振り払うとパワーボム、ダイビングセントーンを投下し、鉄階段の上でのブレーンバスター、星野の上にブロックを置いてのダイビングダブルニーと猛ラッシュをかけるが膝にダメージを負ったためカバーできない、これを逃さなかった星野は外道クラッチ、蛍光灯束を持ってのショルダータックルを連発するが、3発目をナックルで迎撃したイサミが勇脚、勇脚・斬で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後にイサミが星野の健闘を称えると、次期挑戦者にヤンキー二丁拳銃の盟友である宮本を挑戦者に指名、5・5横浜での防衛戦が決定となった。二人が対戦するのは4年ぶりで昨年はタッグでBJWタッグ王座を連続防衛してきた、5月の対戦はヤンキー二丁拳銃の集大成のような試合になるのか・・・ -
イサミが“デスマッチの怪物”伊東越えを達成してデスマッチ王座を死守!
3月21日 大日本プロレス 博多スターレーン 680人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
○神谷ヒデヨシ めんたいキッド(10分48秒 片エビ固め)フランク篤 X植木嵩行
※バックドロップ
◇第2試合◇
▼30分1本
藤本つかさ 世羅りさ(10分48秒 片エビ固め)桜花由美 X夏すみれ
※ビーナスシュート
◇第3試合◇
▼テーブルデスマッチ/30分1本
○宮本裕向(11分22秒 テーブルクラッシュ)X塚本拓海
※ファイアーサンダー
◇第4試合◇
▼045邪猿気違's vs 平成極道コンビ デスマッチ慕情 博多番外地/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人(14分31秒 片エビ固め)葛西純 X“黒天使"沼澤邪鬼
※ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボード
◇第5試合◇
▼30分1本
○橋本和樹 橋本大地(14分07秒 片エビ固め)×河上隆一 佐藤耕平
※B、O、C
◇第6試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第4代王者]○石川晋也(18分36秒 サミークラッチ)[挑戦者]X旭志織
☆石川が初防衛に成功
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 ガラスボードデスマッチ/30分1本
[第28代王者]○木高イサミ(18分47秒 片エビ固め)[挑戦者]X伊東竜二
※勇脚・斬
☆木高が2度目の防衛に成功
(試合後 週刊プロレスモバイルより)
イサミ「きっついすねえ! 体中が痛くてどこが痛いんだかわからないですよ。背中見えないんだよ、自分じゃ! 伊東さん、やっぱ強いっすね。でも、勝ったのはこの僕。そして去年の一騎当千の決勝の借り、きっちり返させてもらいましたよ。ずっとね、わかってるんです。あなたが強いのも、大日本の選手がみんな強いのも、僕はわかってるんです。だけどね、もう悔しい思いしたくないんすよ! だからもっと俺が強くなります! きょうはこういう舞台でやれたことを誇りに思います。ありがとうございました」
伊東「イサミ、負けたよ。きょうは負けた。しかーし! オマエがさっき言ったように、去年の一騎当千の借りは返したようだな。つまり、まだまだ1勝1敗だ。オマエはもっともっと強くなると言った。俺ももっともっと強くなる。その時に、またやろう」伊東は退場。場内は伊東コール。
イサミ「伊東さんに向けて言いましたが、僕は大日本の所属じゃない。僕は所属じゃないかもしれないですけど、ここに持ってます、大日魂。この大日本プロレスには、前も言いましたけど磁場ってものが存在してて、そこに引き寄せられた人間は本当に強いです。それはデスマッチに限らない。もちろんストロングもそうだし、本当に強いです。だからこそ本当に楽しいです。でも、たまにやっぱ人間なんで、常に常に自信があるわけじゃありません。だから叫んでるんです。俺たちは強いって。きょうも言いますか。(宮本がリングへ)みんなあっち向きますか(と生中継しているサムライTVのカメラに向かう)いきますよ、なぜなら、俺たちは強い!」
(バックステージにて)
イサミ「これでV2。きっつ。やっぱね、ガラスボードに対する経験値の差が出たかなという感はちょっとありましたね。でも、楽しかったんですよ。どうですか? 楽しかったですか? でも伊東竜二に勝てたことが、本当に僕のレスラー人生の、デスマッチファイターとしての人生、もっと言えば人間としての人生のなかでものすごい大きい財産になりました。またね、修司の時もちょっとだけ、と言いましたけど、もうちょっとだけ、自分も強くなったんじゃないかなって自信を言えるようになりましたね。強いっすわ、きつ。(試合後に悔しい思いはもうしたくないと)再三再四、伊東さんもリングで言ってましたけど、去年の借りは返したけど、それでもまだまだ俺の方が勝ってるって。ホントその通りなんですよ。散々伊東竜二に悔しい思いを…伊東竜二だけじゃない。大日本の上の選手、もっと言えば下、同期も、相方にも悔しい思いをたくさんしてきたから。でも、いまこうやって新鮮なんですよ、風景が。僕がチャンピオンとして伊東竜二と対峙しているっていうのが。そんなのデビューする前とか、したあとも、もっと言えばデスマッチファイターになったあとも、もっと言えば去年、一昨年でも想像もしなかったですね。
博多のビッグマッチでやれたというのは大きな財産で経験だし。でもやっぱり悔しい思いをしたくないので、もっともっと強くなります。そのための“俺たちは強い”です。(次は27日後楽園の星野だが)星野勘九郎こそ、悔しい思いをずっとずっとしてきた人間だと思うので。その彼の苦労も、デビューする前からの苦労も全部…すべてがすべて同じ団体にいたわけじゃないので、もしかしたら知らない部分の苦労ももっとあるかもわからないですけど、僕の知りうる範囲はファンの人や関係者よりは大きいんじゃないかって気もするんで。そうすると、アイツは本当に悔しい思いをしてどん底から這い上がってきた人間で、もしかしたら僕よりもっともっと悔しい思いをし続けているのかもしれない。それこそ彼と一緒にバトルスフィアとかで練習している頃からの仲間だったし。彼がダークマッチとかで出ている時に僕とか宮本裕向、一緒に第1試合とかで試合してたんで。バトルスフィアはもうないので。形式は何と言ってましたっけ?(人生落とし前デスマッチと)だったら彼の人生の始まりの地であるバトルスフィアをイメージして。じゃあ形式は彼に全部投げます。ただし、タイトルのサブタイトルとして“バトルスフィア・レクイエム”を付けてください。やりたい形式をチャンピオンだから全部受けます。そこに“バトルスフィア・レクイエム”を付けてください」
今日は大日本プロレスの博多大会をSAMURAI TVの生放送で視聴、メインのイサミvs伊東のデスマッチ選手権は、互いに蛍光灯に被弾してから伊東がドロップキックで先手を奪うも、イサミが蛍光灯束で殴打してから自ら蛍光灯を噛み砕き、その切っ先で伊東の額を何度も切り刻んでえぐりまくる。伊東も焦ったのか踵落としからのムーンサルトプレスが自爆となるも、イサミのブレーンバスター狙いが逆に投げられてしまうと、伊東がイスでイサミの背中を殴打、だがイサミは自分の背中に蛍光灯を添えて殴るように要求すると伊東も容赦なく殴打する。伊東はここで勝負に出たのかガラスボードを設置するも逆に伊東がガラスボードに直撃も、イサミのクロスボディーは客の意識してしまったのか間を空けてしまい自爆となり、イサミは再びガラスボードを設置するも今度は伊東にガラスボードの上への雪崩式ブレーンバスターで投げられ、伊東のドラゴンスプラッシュwith蛍光灯狙いをイサミは剣山を狙うが、伊東が読んで逆に阻止し再びドラゴンスプラッシュを投下するなど、イサミのパターンを読みきった伊東が一気に攻勢に出る。だがイサミが蛍光灯を伊東に蛍光灯束を投げ渡すとイサミはボディーへのヘッドバットを打ち込んで怯ませると、最後はイサミが勇脚の連打から勇脚・斬で3カウントを奪い王座を死守、昨年の一騎当千の決勝戦では伊東の怪物ぶりが際立って勝利となったが、今回も伊東の怪物ぶりが際立つもイサミが懸命に喰らいついて勝利を呼び込んだ試合だった。
セミのストロングヘビー級選手権は静かなグラウンドの攻防からスタートするも、旭がTAKAみちのくばりのサミングから一気に流れを掴み、石川も主導権を奪いにかかるが旭もサミングなどラフを織り交ぜ一瞬の隙を突いて流れを変え主導権を渡さない、だが旭の方から勝負に出ると石川のペースへと傾き始め、終盤も石川の卍固め狙いをモダンタイムスで切り返すが、阿吽をかわされたところで石川がトケエスパルダスで丸め込んで逆転3カウントを奪い王座防衛、ストロング選手権は真正面からのぶつかり合いで観客が沸く試合が多いのだが、今回はテクニックの試合のせいか静かだったものの緊迫感があった、ぶつかりあいだけプロレスではない、こういったテクニックの攻防もプロレスであるということを見せつけた試合だった。
また他の試合では耕平、河上vs和樹、大地のタッグマッチでは。和樹はエルボーの打ち合いで河上に押されるも、ヘッドバットの連打から即頭部へのミドルキックで河上から勝利、9日の後楽園から勢いに乗る星野は045邪猿気違'sの手厳しい攻めを耐え抜いてダイビングセントーンで沼澤から3カウントを奪いデスマッチ王座挑戦に弾みをつけた。
今年最初から大日本は関本大介、岡林裕二の欠場で負のイメージが付きまとっていたが、デスマッチ部門が充実しストロングも他団体の参戦もあって負の部分を吹き飛ばすパワーがあるということを実感させた大会だった。 -
負の連鎖が続く中・・・石川晋也が新ストロング王者に!2月7日 大日本プロレス 後楽園ホール 912人
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
谷口裕一 ○神谷ヒデヨシ(9分11秒 片エビ固め)フランク篤 X植木嵩行
※バックドロップ
◇第2試合◇
▼30分1本
怨霊 ○HUB(7分55秒 片エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※バイパーストライク
◇第3試合◇
▼スクランブルバンクハウス6人タッグデスマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志 塚本拓海(12分18秒 片エビ固め)星野勘九郎
稲葉雅人 X稲松三郎
※有刺鉄線バット上へのUストライク
◇第4試合◇
▼大日本プロレスvsWRESTLE-1/30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司(12分29秒 片エビ固め)MEN'Sテイオー X忍
※キングコングラリアット
◇第5試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦 鉄檻蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
○木高イサミ 宮本裕向(13分39秒 片エビ固め)伊東竜二 X高橋匡哉
※鉄檻上からのダイビングニードロップ
◇第6試合◇
▼30分1本
石川修司 ○佐藤耕平
(14分25秒 ジャーマンスープレックスホールド)X橋本和樹 橋本大地
◇第7試合◇
▼第4代BJW認定世界ストロングヘビー級王座決定戦/30分1本
○石川晋也(18分03秒 三脚巴)X河上隆一
☆石川が第4代王者となる
(試合後)
石川「今日のメインイベント、いろいろ二転三転あったけどな、お前とこのベルトを懸けてタイトルマッチができてよかったよ。またいつでもやろう(と河上に呼びかける)そして、ファンに向けて「皆さんもご存知の通り、今、大日本プロレスのストロング部門は、関本大介も、佐々木義人も、岡林裕二もいません。でも、今このリングで戦っているメンバーで全力で試合をするので、これからも応援をよろしくお願いします」
(バックステージにて)
【石川の話】「対戦相手が二転三転してしまって申し訳ないと思いますけど、河上と試合ができて本当によかったと思います。まだお客さんの中には関本大介、佐々木義人、岡林裕二がいない状態でストロングのベルトを争うのはどうかという意見が絶対にあると思います。今日はチャンピオンになりましたけど、やっとスタートラインに立ったと思っているんで、これから一戦一戦防衛を重ねて、3人がいなくても面白いじゃないかと思わせられるように頑張ります。(ベルトの重みは感じる?)初代の佐々木義人さん、2代目の征矢学さん、3代目の関本大介さんみんなが守ってきたベルトなんで。それを思うと、今は重たいですね。(関本に巻いてもらったことに関しては?)巻いてもらったことよりも、今の試合を見届けてくれたことが凄く嬉しかったですね。あんまり他人に干渉するのが好きな人ではないので、こうやって自分たちの戦いを見てくれたのは凄くありがたいです。(次期防衛戦の相手については?)僕に挑戦者を選ぶ権利はないと思うので。来るものは拒まずで、このベルトに挑戦したいなら誰とでもやりたいですね。別に関本さん、義人さん、岡林が辞めちゃったわけではないので。いつかは戻ってくるので、それまで全力で戦うだけです。(どんな王者になりたい?)単純に言えば、強いチャンピオンになりたいですね。気持ちのこもった試合をして、強いチャンピオンになりたいです。(喜びよりも緊張感がある?)たぶんこのインタビューが終わってから、緊張が解けると思います。家に帰ってやっと一息付けるかなって」
【河上の話】「今日悔しかったことは…これは言い訳じゃない。俺の率直な話、負けたことが悔しいんじゃなくて、全力の河上隆一で、100%の河上で挑めなかったことが一番悔しい。怪我したからどうだこうだなんてレスラーとしては言いたくないけど、そんなの関係無しに、100%の河上隆一に戻ってからまたやりたい。見てもらったらわかると思うけど、勝負も紙一重だったと思うし、お客さんもどっちが勝つかわからなかったと思うし。まあ、俺はまだまだ終わってないですよ。この先何十回もベルトを懸けて王座戦をやるうちの、たったの1回に過ぎないから。絶対諦めない。絶対…絶対…」
関本大介が右膝を負傷、欠場のためストロングヘビー級王座を返上。空位となった王座を巡って石川と河上の間で王座決定戦が組まれた。試合は河上がリバースインディアンデスロックで先手を奪うも、河上のコブラツイスト狙いを石川がコブラツイストで返し、エルボーのラリーから膝蹴りでリードを奪う。河上はエクスプロイダー、ダブルアームスープレックスで攻勢に出ると、石川もノーザンライトスープレックスと返し一進一退となるが、河上はスカーレットフロウジョンを決めジャーマンでぶっこ抜くが、再度のスカーレットフロウジョンを阻止した石川が延髄斬りを連発した後で腕決め卍固めこと三脚巴で捕獲し河上はギブアップ、石川が新王者となった。
ストロングBJWも関本の負傷から始まり、ドイツ遠征に出ていた岡林裕二も肩を負傷し全治1年という重傷を負い、昨年から膝の負傷で欠場していた佐々木義人も再手術で復帰のメドが立たずと負の連鎖が続いている。その中で石川と河上が後楽園ホールのメインの重責を任された。両者共相当なプレッシャーがかかっていたと思う。石川が新王者となったが関本が4月頃に復帰する、石川と河上がストロングBJWを守り抜くだけでなく自分色に染めることができるか… -
今度は岡林裕二が全治1年の重傷で欠場へ・・・負の連鎖が続くストロングBJW
<プロレス格闘技DXより>
大日本は22日、神奈川・横浜市鴨居の道場で会見し、岡林裕二が左肩負傷により欠場すると発表した。今月18日のドイツ遠征での試合中に左肩を痛めた岡林は「左肩関節唇損傷、腱板損傷(全治1年)」と診断され、手術による長期欠場を余儀なくされることになった。
◇
関本大介の右ヒザ手術による欠場を発表したばかりの大日本を再び激震が襲った。ストロングBJの主軸である岡林が左肩を負傷し、長期欠場に入ることになったのだ。岡林は今月18日、ドイツに遠征。その試合中、ゴーレムスプラッシュを繰り出した際に飛距離を誤り、両足から相手の上に落下。リングマットがビニール製だったこともあり、両腕を伸ばした状態で体が反ってしまい、「バリバリ」という音とともに肩関節が外れてしまったという。
帰国後の21日と本日22日の2日間に渡り、診察を受けた結果、「左肩関節唇損傷、腱板損傷」で全治1年と診断された。数週間の安静である程度の回復は見込めるものの、「今後の選手生命を考えると手術をして治療をすることが望ましい」との主治医からの進言もあり、岡林は手術を受け、長期欠場に入ることを決意した。
池須ゆたか統括同席のもと会見した岡林は沈痛な表情で、「タイトルマッチが決まった矢先のことで、関係者、ファンの皆様、大変ご迷惑をおかけします。申し訳ございませんでした」と謝罪。2・7後楽園大会では王者・関本の欠場を受け、石川晋也とのBJW認定世界ストロングヘビー級王座決定戦も決まっていたが、岡林欠場に伴い、「石川vs河上隆一」に変更となった。「メインイベントということで、凄く責任は感じてました。その矢先のケガだったので、申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔しさをあらわにした岡林は、「自分が出れなかった分、激しい試合をしてほしい」とストロング王座を争う二人にエールを送った。
全治1年の診断結果が示すとおり、岡林は長期欠場を余儀なくされる。「最大で1年と言われたんですけど、できるだけ早く。でも完璧に治した状態で戻りたい」と早期復帰を熱望した岡林は、「復帰する頃には今以上の力強いファイトをしたい」と今から完全復活を誓うばかりだった。
【会見における岡林、池須統括】
▼池須統括「弊社、岡林裕二選手が1月18日、ドイツでの試合で負傷を負いまして、昨日と本日にかけまして病院の方で診断を受けた結果、左肩関節唇損傷、腱板損傷。軟骨の一部が傷ついているのと、関節をつなぐ薄い筋肉が骨とくっついているものがはがれてしまったと。プロレスラーでなければ数週間安静で治るとのことですが、『今後の選手生命を考えると手術をして治療をすることが望ましい』と主治医の先生のご助言もありまして、本人の意思もありまして、いったん手術をして養生する形となります。診断定は全治1年と出ております」▼岡林「ドイツでケガをしまして、実際自分は手術しなくても大丈夫だろうと思ったけど、医師から『あと5年6年やるなら手術をしなさい』と言われまして、手術することを決意しました。タイトルマッチが決まった矢先のことで、関係者、ファンの皆様、大変ご迷惑をおかけします。申し訳ございませんでした。これから手術をして、長期…半年以上欠場すると思いますが、復帰する頃には今以上の力強いファイトをしたいと思いますので、またその時は応援よろしくお願いします。ケガの状況はトップロープからスプラッシュ、ダイビングボディプレスという技を自分はするんですが、相手の体に体を浴びせるんですが、飛びすぎて足からいって、そのまま腕を伸ばした状態で体を反ってしまって、そのまま肩が外れてしまったと。バリバリって音がして脱臼した感じですね」
▼池須統括「日本のリングと海外のリングのコンディションが違うんですね。ウチのリングはキャンバスですが、ドイツのリングはビニールのマットで、滑った状態で反ってしまったと聞いております。内視鏡による手術。腱板というものがありまして、それを肩の骨にピンを打ち込みまして、その腱板と骨を縫いつけて、自然の定着を待つという手術と聞いてます。手術自体は内視鏡で行われる、それほど難しくない手術と聞いています。実際、欠場時間が長いのは、選手生命、今後を考えてその方法をとった方がいいと。通常の日常生活は送れるとのことですが、ストロングというハードな試合をするためには手術しないといけないと本人が決意しました。手術の日時? なるべく早急に。その分、早く復帰したいという本人の意思もあります」
――関本も再欠場となり、二人揃っての欠場に責任を感じる?
▼岡林「責任を感じるというか、もともと関本大介vs石川晋也というタイトルマッチが決まっていて、関本さんがケガをして、自分が代わりというか、自分と石川さんのタイトルマッチになって、それでメインイベントということで、凄く責任は感じてました。その矢先のケガだったので、申し訳ない気持ちでいっぱいですね」
▼池須統括「関本大介が明日手術なんですけど、ヒザ関節の負傷で欠場。時間をおかず、アクシデントなんですけど、岡林戦手が欠場。これに関しては応援して下さる大日本のファン、お客様に申し訳ないと会社の方で受け止めております。岡林戦手が欠場になった関係で、河上選手が石川選手と王座を争う形になりますが、選手、スタッフ一丸となって、十分に楽しんで頂ける激しい試合をおみせして、岡林選手が戻ってくるまでリングを守りたいと思います」
――復帰めどはどのぐらいに考えている?
▼岡林「最大で1年と言われたんですけど、できるだけ早く。でも完璧に治した状態で戻りたいので、それはどうなるかわからないですけど、早く戻りたいです」
――石川、河上に対しての思いは?
▼岡林「自分が出れなかった分、激しい試合をしてほしいですね。早く治して、二人とまた戦いたいです
【会見における石川、河上】
▼石川「ケガでいろいろ対戦カードが変わってしまったんですが、自分は昨年12月29日のタイトルマッチのあとに、来年一発目は自分とタイトルマッチやりましょうと言った時から、タイトルマッチに向けてトレーニングに励んできましたので、相手が誰であろうと、その気持ちを2月7日、思い切りぶつけるだけです。自分が名乗りを上げて、関本さんがケガをして、岡林が入って、河上は何で自分がという気持ちがあったと思うし、ちょうどいい。ストロングに恥じない試合をしたいと思います」▼河上「挑戦資格のある二人で決定戦をやると思っていますが、急に決まって不本意な決定戦です。でもこれも運命だと思って、関本、岡林がケガする運命だと。人の不幸はアレですけど、チャンスがコロっと舞い込んできた。それも後楽園のメインで石川選手とタイトルマッチをやるというのは素直にうれしいというか、それ以上に手の内を知り尽くした相手でもあるんで、このチャンスを拾って、この年を河上隆一の年にするために、何としてもこのベルトが必要なんで、絶対に獲ります」
――関本、岡林不在の中、ストロング王座を争うことで責任感もあると思うが?
▼石川「関本、岡林、それとは別で休んでる佐々木義人。その3人がいない中でタイトルマッチをやることに疑問を持ってる人もいると思いますけど、僕と河上だったら、みんなの思いを断ち切る凄い試合ができると思ってます。関本、岡林、佐々木義人がいなくても大日本のストロングは自分が引っ張っていく覚悟で試合をやりたい」
▼河上「不安とか後ろめたい気持ちとかないですね。自信しかないです。それだけです」
――昨年10・27博多大会での一騎打ちもメインだったが?
▼石川「河上との試合に特別な思いというのはないですけど、メインを任された以上は、河上はさっきも言いましたけど、お互い手の内がわかってる者同士、前回とはまた違った戦いができると思います」
関本大介に続いて岡林裕二が遠征先のドイツでの試合中に左肩を負傷、全治1年という重傷を負ってしまった。
なぜ負傷したのかというとマットの性質の違い、日本でもそうだが団体によってリングの性質も違う、今回の負傷はリングの性質の違いが原因のようだ。(そのために受身というものが重要視される。)
大日本はストロングBJW王座決定戦のカードを変更して石川vs河上に変更、河上にしても思わぬ形でチャンスが巡ってきたが、今までストロングBJWを支えてきた関本、岡林、まだ欠場中の佐々木義人の不在を二人はチャンスに変えられるかどうか、またNOAHも大変で関本の負傷でカードを変更したばかりなのに、またしても変更を余儀なくされてしまった。自分的には1月25日大阪大会でのKENTAvs岡林戦を注目していたのだが・・・ -
関本大介が右膝手術のため長期欠場へ・・・カード変更で大変なのはNOAH
関本大介選手 右膝の手術の為、欠場のお知らせ欠場に伴い、払い戻し実施のお知らせ。
本日記者会見を行い、関本大介選手が、「右膝半月板損傷による、半月板部分切除」の手術を行う為しばらくの間、欠場させて頂く事を発表させて頂きました。1月24日(木)に手術を行い、術後6週間を目処に復帰を予定しております。
復帰時期に関しては、決定次第報告させて頂きます。尚、2月7日(金)後楽園ホール大会で予定されていた「BJW認定世界ストロングヘビー級選手権」の防衛戦を行えない事により、同王座を返上する事も決定。岡林裕二選手と石川晋也選手との間で「第4代王者決定戦」を行なう事が決定致しました。
関本欠場に伴い、出場を予定していた各大会の対戦カードが変更となります。
関本選手の出場を楽しみにされていた皆様には、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
【会見における関本】<プロレス格闘技DXより>
▼関本「右ヒザの半月版を摘出する手術をすることになり、しばらく欠場することになりました。申し訳ありません。一刻も早くヒザを治して、またリングに立てればいいなと思います。今、自分が持ってるストロングヘビーのベルトなんですけど、しばらく試合ができないということなので、返上させていただきます。残念ですけど、タイトルマッチが決まってた中での欠場なので、返上せざるを得ないかなと思います」
――年明けの復帰後に悪化した?
▼関本「復帰した時点で万全の状態じゃなかったんで、もう一度しっかりヒザの方を治して、また中途半端なことをしてファンの人もそうだし、いろんな方に迷惑をかけてしまったんで、手術して今度こそしっかり治して、ヒザを100パーセントの状態に戻してファンの人の前に姿を出すべきだと思いましたので、手術をして100パーセントの状態でまたリングに立とうと思います」
――復帰のめどは?
▼関本「関東労災という大きな病院のスポーツ整形のヒザの専門の先生に診てもらって、内視鏡で半月板を摘出する手術をします。手術してだいたい6週間はできないだろうというお医者さんの判断です。術後の経過次第? そうですね。半月板ってヒザのクッションになる部分なんですけど、それが何らかの圧力によって壊れてしまって、切れてしまって、その破片がヒザの関節の間に入って、動きに制限、ロックがかかってるので、それを除去する手術ですね。半月板は100パーセントには戻せないかもしれないけど、スポーツ整形で腕のいい先生なので、いい状態に戻してくれると信じてます」
――10度の防衛してきてのストロング王座返上となったが?
▼関本「自分で考えてもふがいないというか、情けない気持ちでいっぱいです。本当に関係者の方には迷惑をかけましたし、ファンの人にも期待を裏切って迷惑をかけましたので、申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、チャンピオンとしてこのまま試合もせずにベルトを持ってるのはこれまた情けない話ですので、潔く返上して、また十分に動けるようなコンディションになったらベルトを狙いにいきたいと思います。今はとりあえず、そういう余計なことを考えないで、ヒザを戻すというか、コンディションをよくすることしか考えてません」
――ノアでのGHCタッグ挑戦も欠場を余儀なくされるが?
▼関本「せっかくもらったチャンスだったのに、これはパートナーの岡林にも申し訳ないですし、引き受けてくれたチャンピオンチームとか、ノアの関係者に申し訳ないです。、そんな簡単にGHCに挑戦できることはなかなかないことなので、非常に悔しい思いです。また手術をして、ゼロの状態に戻して、また一歩ずつ階段を上がっていけたらなと思います。本当に申し訳ないのと、情けない気持ちでいっぱいですね。ファンの人に一番申し訳ない気持ちがありますね」
――復帰の目標は?
▼関本「お医者さんが術後6週間をめどにといわれたんで、それが一つ頭の中にあるんで、手術は来週の木曜日なんで、そこから6週間。たぶん3月頭、中ごろにはできたらいいなと自分の中では思ってますけど、何があるかわかりませんので」
大日本プロレスの関本大介が右膝半月板損傷による、半月板部分切除の手術のため欠場が発表され、これに伴いBJWストロングヘビー級王座は返上、1月25日NOAH大阪大会で決定していたGHCタッグ選手権への挑戦もNOAH側からのアナウンスはまだないが白紙が確実となった。
関本は12月29日の大日本後楽園大会での佐藤耕平(ZERO1)との防衛戦の試合中で右膝に違和感を訴え、それでも試合は続行し王座は死守するも大事をとって大晦日の「年越しプロレス」は欠場、1月5日のNOAH後楽園大会で決定していたTMDK(シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルス)の保持するGHCタッグ王座は白紙となってしまった。1月11日の膝の具合は大丈夫だということで大阪大会から復帰、12日NOAH横浜大会で岡林とのタッグでTMDKを降し25日の大阪大会でGHCタッグ王座挑戦へと漕ぎ着けていた。
関本の膝の具合はおそらくだが今までのダメージが蓄積されたもの、大日本だけでなく他団体でもオファーがかかり1日2試合はこなすこともあったことから、タフネスさが売りの関本でもさすがに体中にダメージがあったということか・・・・
大日本はカード変更や代役を立てるなりして対応は出来たが、大変なのはNOAHの方、ユニットの再編などで予定されていたカードは変更したばかりで、GHCタッグ王座挑戦も大阪大会のカードを変更して決定したカード変更だった。おそらくだが先に挑戦を表明した森嶋猛、マイバッハ谷口組の繰上げ挑戦の可能性も高いと思うが・・・・ -
四日市オーストラリア記念館最終回 サヨナラはカラテ・バラモンで・・・
11月29日 大日本プロレス 「四日市オーストラリア記念館追悼興行&カラテバラモン復活ライブ~バラリンピック」 三重・四日市オーストラリア記念館 176人
◇第0試合◇
▼公開競技エキシビションマッチ/5分
谷口裕一vs植木嵩行
◇第1試合◇
▼レスリングvsレスリング/2分3R
○河上隆一[2勝1敗](3R、1分06秒 ジャーマンスープレックスホールド)X稲葉雅人[1勝2敗]◇第2試合◇
▼キックボクシングvs総合格闘技/30分1本
○竹田誠志(7分17秒 腕ひしぎ逆十字固め)X星野勘九郎
◇第3試合◇
▼渋谷シュウ四日市凱旋女子プロレス WAVE提供マッチ/30分1本
○渋谷シュウ(7分28秒 ウラカンラナ)X水波綾
◇第4試合◇
▼Heavy Metal vs SPEED/30分1本
ヘラクレス千賀 ○ツトム・オースギ(10分18秒 横入り式エビ固め)X石川晋也 円華
◇第5試合◇
▼野球&柔道vsウェイトリフティング&浜口/30分1本
○関本大介 塚本拓海(16分36秒 ジャーマンスープレックスホールド)岡林裕二 X橋本和樹
◇第6試合◇
▼エニウェアフォール3WAYバラリンピックデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 “黒天使"沼澤邪鬼(13分59秒 体固め)Xバラモンケイ バラモンシュウwithカラテバラモン
※ドラゴンスプラッシュ もう1チームは木高イサミ 宮本裕向
今回は前回更新したとおり11月29日をもって閉館となる四日市オーストラリア記念館を訪れた、その最後を飾るのは大日本プロレスで、四日市大会の主役であるバラモン兄弟とカラテ・バラモン、会場に別れを惜しみながらもどんな大会になるのか開場前からドキドキしていた。
そして開場となり売店には四日市限定の過去の四日市大会を映像に収めたDVDとカラテ・バラモンのCDが販売されたが、なんとDVDの方があっという間に用意されていた分が売れてしまい、自社製作のDVDだったこともありスタッフが慌ててPCでDVDをやくなど自転車操業状態となる。
パラリンピックが開会となり聖火ランナーであるカラテ・バラモンが聖火を持ちバラモン兄弟を従えて登場するが、なんと聖火が床に落ちてしまうハプニングが発生し、慌ててスタッフだけでなくファンも床に落ちた聖火を消したが早くも不吉さを漂わせる。結局聖火の代わりにカラテがロケット花火を口に加え着火して爆発、カラテは口ひげを若干焦がして開会となった。
次はカラテのライブとなったが今度はカラテがフーテンの寅さんに扮して啖呵売ネタを披露するも李日韓レフェリーのある秘密(ここではいえないネタ)を暴露したため日韓レフェリーにシバかれ、今度はエレキギターを持ってライブを行うが歌の内容は18禁の下ネタだらけで、まさしく亀有ブラザーズ状態。特別ゲストとして“世界のイケメン”アツシ・オーハシが登場してデュエットだけでなくパラリンピック音頭ではバックダンサーを務めるなどライブに花を添えた。
第0試合は谷口がデビュー戦を控える植木と5分のエキシビジョンマッチを行い、今回の谷口は笑いなど一切なくグラウンドでの試合に終始、植木にプロレスの厳しさを叩き込んでいく、谷口がキャメルクラッチを決め植木が懸命に耐え切ったところでタイムアップのゴング、エキシビジョンを終えたところで植木が12月15日の博多大会で正式デビューが発表され、館内はデビュー戦を控える植木に声援が贈られた。
第1試合はパラリンピックらしくレスリングvsレスリングの試合となり、ルールは2分3Rで3カウントフォールを奪って一本というルール、河上と稲葉は吊りパン着用で登場した。第1Rは稲葉が巻き投げから固めて1本を選手すれば、第2Rは河上がフィッシャーマンズスープレックスのように固めて1本を奪い返しタイスコアとなる。第3Rは稲葉の俵返しを押しつぶした河上がぶっこ抜きジャーマンを決めて3カウントで河上の勝利、試合後は11月29日は河上の誕生日ということでバースデーケーキを副賞でプレゼントされるが、ハッピーバースデーの後で背後から稲葉が河上の顔面をケーキに突っ込ませるというお約束でレスリングマッチは幕となった。
第2試合はキックボクシングvsMMAの異種格闘技マッチ、U-FILE CAMPの出身である竹田は『UWFのテーマ』で登場しリングインするなり師匠である田村潔司ばりに四方に礼をするなど、館内を大いに沸かせた。
試合はグラウンドでは竹田が有利に立つも、打撃となるとキック出身はダテではなかったのか勘九郎が圧倒、勘九郎はルール無視でロープワークを利用した技も繰り出すなど試合を有利に進める。竹田は桜庭和志ばりの炎のコマやモンゴリアンチョップを繰り出すが、打撃戦では勘九郎が有利に進め竹田を追い詰める。竹田は膝アッパーの連打で反撃すると打撃戦から国体一回戦スラム、そして飛びつき逆十字を決め勘九郎はタップ、キックvsMMAはMMAが勝利となる。
第3試合はWAVE提供マッチが行われ、地元・四日市出身の渋谷が水波と対戦するも、新土リングアナが四日市出身ではなく八日市出身と間違えてアナウンスしてしまったため選手だけでなく館内からもヒンシュクを買ってしまう。試合はパワーで水波が圧倒、渋谷が主導権を握れない展開が続いたがウラカンラナで逆転勝利となる。
第4試合のSOSvs石川、円華は特別レフェリーとして大橋“HELL YEAH”篤が裁くことになったが、HELL YEAHは試合前には石川組と親密な態度を取り、試合も石川組寄りのアンフェアレフェリングを展開しSOSを苦しめ、攻撃さえも妨害されたことでSOSも我慢の限界となってHELL YEAHをトップロープから逆さ吊り状態にする。ところが石川とHELL YEAHが交錯したのをきっかけに石川組とHELL YEAHの仲が険悪となると、HELL YEAHは一転してSOS寄りのレフェリングとなり、最後はオースギが石川が丸め込んだところでHELL YEAHが高速3カウントを叩いてSOSが勝利、試合後はHELL YEAHは石川組から袋叩きにされるがHELL YEAHはドロップキックで石川組を返り討ちにした。
セミファイナルは野球&柔道vsウエートリフティング&浜口ということで、関本には野球、塚本には柔道、岡林にはウエートリフティング、橋本には浜口ジムという声援が飛び交った。試合は岡林組が塚本を捕らえるも、関本組は橋本を捕らえて形勢を逆転させる。やっと交代を受けた岡林が関本相手にパワーで競り勝つが、関本もカウンターでのスピアーで応戦、普段は組むことの多い二人だが対戦してもド迫力の試合を展開する。終盤には橋本が鋭いハイキックを関本に炸裂させ、塚本にはファルコンアローを決めるも、塚本が柔道を意識して一本背負いを決めてから関本組が一気に勝負に出て、最後は関本がぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い勝利となった。
いよいよメインとなりパラリンピックにちなんだ物を各チームが持参となったがバラモン兄弟はいつものアイテムとサッカーボール、カラテは野菜や果物を持参して登場、対する伊東はなぜかハンマー、沼澤はテニスラケットとテニスボール、ヤンキー二丁拳銃はイサミは水泳帽とゴーグル、宮本は卓球のラケットとピンポン球を持参して登場した。
試合はリング上では宮本がうっかりイサミにヘッドロックを決めるなどハプニングがあったものの3チームがプロレスらしい攻防を展開するが場外戦となるとカオス状態、沼澤はゴルフクラブでカラテの股間にナイスショットを放てば、バラモン兄弟はオーストラリア記念館存続に尽力された四日市市議会議員の石川氏の頭にパウダーを被せ(本人の希望によるもの)、粉まみれになった石川議員に声援が贈られる。宮本はラケットでピンポン玉を野菜や果物まみれになったカラテ相手に乱れ打ちにすれば、伊東はバラモン兄弟のアイテムであるボーリングの球を奪って投げるなど大暴れし、沼澤はシュウの股間に掟破りのボウリング攻撃でストライク、他2チームがバラモン兄弟顔負けの暴れっぷりを見せる。
負けじとケイが宮本に墨汁ミストを噴射するが宮本は標識でブロック、今度は宮本が沼澤に墨汁ミストを狙い、沼澤はテニスラケットでブロックを狙うが案の定真っ黒となってしまった。二丁拳銃は沼澤に勝負をかけてイサミがコーナーから水泳ばりのダイブを敢行、リング下では宮本がロケット花火を投入、リングどころか客席にもロケット花火が打ち込まれてからは花火が飛び交い館内は無差別テロ状態と化してしまう。試合もやっと終盤となって二丁拳銃がバラモン兄弟を追い詰めるがカラテが好カット、しかし両腕ラリアットは通用せず、イサミも口に花火を加えてファイヤーを噴射するがケイがギターに着火してギターショットを狙うもシュウに誤爆すると、最後は花火をくわえた伊東がドラゴンスプラッシュで3カウントとなり、大混乱となった試合を締めくくった。
試合後はカラテが真面目になってオーストラリア記念館の歴史を振り返り、会場に感謝の気持ちを述べると追悼の10カウントから最後は外へ出て花火大会となり観客全員で「四日市オーストラリア記念館ありがとう」と叫んで大会は幕を閉じた。
自分も同会場に別れを惜しみつつ、今大会でやったことが消防署にバレ、また国際オリンピック連盟にもバレて2020年の東京オリンピックが中止にならないことを祈り、逃げるようにして会場を後にした・・・・ -
大日本プロレス初の鈴鹿大会は大盛況!
10月26日 大日本プロレス 三重・鈴鹿ハンター屋外弁天広場特設リング 132 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
○谷口裕一 めんそ〜れ親父(10分59秒 横入り式エビ固め)河上ペールワン X小仲ペールワン
◇第2試合◇
▼高橋匡哉デスマッチ裏7番勝負第3戦 有刺鉄線ボードデスマッチ
○星野勘九郎(11分29秒 体固め)X高橋匡哉
※ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボード
◇第3試合◇
▼ストロングBJ vs Team Heavy Metal/30分1本
○関本大介 岡林裕二 忍(16分04秒 ジャーマンスープレックスホールド )石川晋也 円華 XFUMA
◇第4試合◇
▼最侠タッグリーグAブロック公式戦/ハードコアルール/30分1本
[3勝2敗=6点]葛西純 ○“黒天使"沼澤邪鬼(14分11秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]X橋本和樹 小幡優作
※イス上への狂鬼乱舞
◇第5試合◇
▼蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
○石川修司 宮本裕向(13分04秒 体固め)X伊東竜二 竹田誠志
※蛍光灯上へのスプラッシュマウンテン
今日は大日本プロレス鈴鹿大会を観戦だが、鈴鹿でプロレスが開催されるのは三重県でのプロレス興行は桑名、四日市、津、松阪がほとんどだけにおそらくなく、8月の名古屋大会で鈴鹿大会が開催されることが発表されたときは驚いてしまった。また当日は野外での開催ということで台風の影響で中止の可能性もあったのだが、朝には雨が止んでおり大会は予定通りに開催された。
会場はショッピングモールの中にある屋根つきのワンスペース、12時ごろに会場へ到着したが選手らは朝早くから会場入りしており、青いシートを使って仕切りを作り、その中にリングやイスを、売店は会場外へ設置され、売店では欠場中のアブドーラ小林がのんびりとしていた。
そして開場前に対戦カードの変更が発表されたがメインに出場予定だった塚本拓海が傷口にばい菌が入ったことで蜂窩織炎(ほうかしきえん=進展性の化膿性炎症)の疑いが出たため急遽欠場、伊東のパートナーは第1試合に出場予定だった竹田に変更、第1試合にはカードから外れていた河上隆一が入った。
開場となったが会場はそんなに広くはなかったが用意されていたイスはほとんど埋まり満員となった。
第1試合には谷口とめんそーれ親父が組んで、小仲と河上のWペールワンと対戦。親父は初めて生で見たが、小仲ペールワンを見るのは2007年の愛プロレス博以来で約6年ぶり、顔を白塗りしてペールワン化した河上だったが舌を出して爬虫類化するなど、どこがペールワンかと思ったが、試合は大橋篤レフェリーを巻き込んでコミカルな展開となるも、最後は小仲の突進をかわしてコーナーにぶつけた谷口が丸め込んで勝利となる。
第2試合ではWNCから参戦している高橋が勘九郎と有刺鉄線マッチボードに挑み、試合は勘九郎が高橋を有刺鉄線に被弾させて先手を奪い、その後もボードやチェーンを装着しての突きの連打、急所打ちで勘九郎が有利に進める。高橋もボード上での払い腰で反撃し猛反撃するが、勘九郎もセントーンで断ち切り、高橋のムーンサルトが自爆すると、勘九郎がダイビングセントーンwith有刺鉄線ボードで勝利を収める。
第3試合では関本、岡林、忍が組んで石川、円華、FUMA組と対戦。試合のの先手を奪ったのは関本組で関本と岡林がFUMAを捕らえてボディースラムで交代で投げつけて大ダメージを負わせる、中盤には石川や円華が奮起して形勢を立て直し、蘇生したFUMAも打撃で忍を追い詰めるが、再び関本組に捕まると最後は関本のラリアットからのぶっこ抜きジャーマンで勝利となった。
セミの045邪猿気違'svs橋本、小幡は045邪猿気違'sが奇襲で試合開始となり、会場外へと飛び出してモールの前で乱闘を展開、沼澤は通りかかった忍のキャリーケースを奪い小幡にぶつけ、葛西は傍に置いてあった自転車に乗って橋本に突撃するなど大暴れ、リングに戻っても沼澤がイスを使って小幡の首と足を拘束するなどして集中砲火を浴びせるが、小幡がイスごと沼澤を射抜くドロップキックで反撃してから橋本も顔面ウォッシュを浴びせて続き猛反撃する。小幡は背中へのダイビングフットスタンプ、キャプチュードで勝負に出るも、葛西がイスで一撃を浴びせると045邪猿気違'sが連係で逆に勝負に出るが、葛西のパールハーバースプラッシュは小幡が剣山で迎撃する。橋本組は沼澤を捕らえ橋本がファルコンアローを決めるも、045邪猿気違'sが逆襲して最後は沼澤がイス上への狂鬼乱舞で勝利、タッグリーグは045邪猿気違'sが6点目を獲得して竹田、塚本組に並ぶも塚本の負傷具合次第では045邪猿気違'sが決勝トーナメントに進出する可能性も出てきた。
メインの蛍光灯タッグデスマッチは両軍場外乱闘で試合が開始となり、竹田も鉄柱に叩きつけられて早くも流血となる。試合は伊東組が宮本を捕らえるが、石川が登場すると竹田を蛍光灯で殴打、今回はリングと客席の間の間隔があまりないため、客席まで蛍光灯の破片が飛び散ってくる。竹田も負けじと蛍光灯を持った石川にスピアーで突進、伊東も石川の背中に蛍光灯を添えての踵落としを炸裂させる。伊東は石川の背中にイスで何度も殴打しイスが逆の方向へ曲がると、伊東はいつものパターンを狙って元に戻そうとしてイスの上に石川を投げようとするが、石川に逆に投げられてしまい伊東自身がイスを元に戻してしまう。ここから試合は石川組へと流れが傾き石川、宮本によるWファイヤーサンダーも炸裂すると最後は石川がスプラッシュマウンテンで伊東を仕留め勝利、試合後は欠場中のアブ小も呼び出して「愛してま~す!」で大日本初の鈴鹿大会は締めくくられた。
久しぶりの野外でのプロレス観戦となったが、大会が終わった頃は肌寒く、秋の気配を感じた・・・・ -
四日市オーストラリア記念館のフィナーレを飾るのはバラモン兄弟!
(週刊プロレスモバイルより)
急きょ11・29三重・四日市オーストラリア記念館大会「四日市オーストラリア記念館追悼興行&カラテバラモン復活ライブ~バラリンピック」(午後6時30分開始)が決まったことをアナウンス。これは、同会場が11月いっぱいで取り壊しになることを受け、急きょ大会を開催することになったもの。ここには久々にカラテバラモンが復活を遂げる場となる。
会見に出てきたカラテはさっそく下ネタを連発し「私はライブで世界各地を回っております。中国、そして北京、上海…世界各地の至る所でやっております」と近況を報告。すると、バラモン兄弟が出現。勝手に“バラリンピック”をおこなうとされたバカ兄弟はさんざんカラテをなじる。するとカラテは「やろうよ、やろうよ。いまから四日市まで走る」と“聖火”に点火しようとするが後楽園は火気厳禁。困り果てパニックに陥ったカラテはローソクをバリバリ食い始めた。あきれたバラモンは「芸が荒れてるな」とバッサリ。ここでバラモンは「四日市をなめんな。そんなんじゃ客入らねえぞ!」とカラテに“四日市のドブ川の水”を与えることをキッパリ言い放つ。さらにバラモンはそこに卵や納豆などを入れミキサーにかけ、カラテに飲ませる。異臭を放つ異様な色のドリンクを、意を決して飲み始めたカラテだがぶくぶくと吐き出してしまうなど、危険な状態に。一同が言葉を失うなか、会見は終わった。
大日本プロレスが11月29日に11月いっぱいで取り壊しが決まったオーストラリア記念館大会の急遽開催することを発表し、タイトルは「四日市オーストラリア記念館追悼興行&カラテバラモン復活ライブ~バラリンピック」と銘打たれた。
大日本プロレスのオーストラリア記念館大会といえば主役はバラモン兄弟、今まで同会場でバラモン兄弟は裏の桟橋の上で乱闘を展開して四日市湾に転落しシュウが半ケツになるわ、またミミズや虫などを会場中にバラ撒くわ、カラテ・バラモンは体中に花火を巻いて自爆するわでやりたい放題をしてきた。
11月いっぱいで取り壊される四日市オーストラリア記念館のフィナーレを飾るのはバラモン兄弟とカラテ・バラモンとは、いったいどういう大会になるのか?考えるだけでも怖ろしい・・・ -
ハプニングだらけの観戦・・・大日本初の名古屋でのビッグマッチで怪物が神を喰らった!
8月25日 大日本プロレス 愛知・名古屋国際会議場イベントホール「DEATH MANIA」 606人
◇第1試合◇
▼20分1本
○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(8分42秒 片エビ固め)MEN'Sテイオー X橋本和樹
※ツキノイシ
◇第2試合◇
▼有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 星野勘九郎 稲葉雅人(13分15秒 体固め)シャドウWX 佐々木貴 X高橋匡哉
※ドラゴンスプラッシュ
◇第3試合◇
▼ハードコアタッグマッチ/30分1本
○竹田誠志 ジ・ウインガー(8分47秒 片エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※Uクラッシュ on the chair
◇第4試合◇
▼ストロングBJ スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
河上隆一 天龍源一郎 ○嵐 (14分35秒 エビ固め)関本大介 X佐々木義人 岡林裕二
※パワーボム
◇第5試合◇
▼葛西純デビュー15周年記念試合 コンクリートブロック&蛍光灯デスマッチ/30分1本勝負
○葛西純(11分24秒 腕サソリ固め)XMASADA
◇第6試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合 ヤンキー二丁拳銃 vs Team Heavy Metal/30分1本勝負
[第38代王者組]宮本裕向 ○木高イサミ(19分00秒 腕固め)[挑戦者]X石川晋也 円華
☆木高&宮本が11度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 金網デスマッチ「Cage of DeathMatch All Stars」/30分1本勝負
[第27代王者]○石川修司(16分28秒 体固め)[挑戦者]X“黒天使"沼澤邪鬼
※スプラッシュマウンテン
☆石川が4度目の防衛に成功今日は大日本プロレスの観戦するために名古屋を訪れた、理由は大日本は何度も観戦しているがデスマッチヘビー級選手権は見たことがないためと天龍が参戦するということで、久しぶりに生で天龍を見たいということで名古屋国際会議場を訪れた。
だが今日の観戦はハプニングだらけ、昨夜は夜勤明けということで2時間程度しか寝られず、車で出発したものの事故渋滞に巻き込まれて遠回りをせざるえず、会場についたらデジタルカメラが充電し忘れ、アイフォンでの写真撮影となったが、用意していた充電器が故障してしまい、BJWタッグ選手権だけはアイフォンの充電切れで写真撮影が出来ず、タッグ選手権終了後は充電器を買いにコンビニへ走り、試合開始直前で戻るなどあわただしい観戦となった。注目のBJWデスマッチヘビー級選手権は金網デスマッチで行われたが、金網の中は沢山の蛍光灯に有刺鉄線ボード、バケツ盛りの画鋲にガラス板と大日本でおなじみのアイテムが設置されていた。
試合は先手を奪ったのは沼澤、開始早々蛍光灯で一撃を浴びせ、有刺鉄線ボードに叩きつけて、蛍光灯の破片で石川の額を切り刻みにかかるも、石川はヘッドバットの連打からかんぬきスープレックスで反撃し、沼澤の頭を金網で何度も叩きつける、金網デスマッチは金網もアイテムとして有効に使われる。
沼澤は石川の巨体をボディースラムで投げると攻勢をかけ、石川を金網の上に載せようとするが、ヘッドバットで防いだ石川が沼澤とトップロープを渡りながら頭突き合戦を展開、沼澤が打ち勝つが石川はバックドロップの連発から沼澤をコーナーに逆さ吊りにし蛍光灯を添えての低空ニーからスプラッシュマウンテンを決め一気に勝負に出る。
石川はイスの上にガラス板を設置して、その上でのパワーボムを狙うが沼澤が踏ん張ると、コーナーを利用してのラストライドで石川をガラスにクラッシュさせる。
勝負に出た沼澤は蛍光灯を投げつけて、バケツ盛りの画鋲を倒れている石川のバラ撒くと邪鬼夜行(セントーンボム)を投下するが、もう一発を狙ったところで石川が起き上がり雪崩式ドラゴンスープレックスを敢行、それでも起き上がった沼澤は「オレは神だ!」と叫んでヘッドバット合戦に挑み狂鬼蘭舞を決めるも、クリアした石川はファイヤーサンダーで突き刺し、最後はレインメーカー式ヘッドバットからのスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い石川が防衛、沼澤に神が宿ったが石川に棲んでいる怪物が神を喰らったような試合だった。
試合後には石川が挑戦者を募ったところセミでBJWタッグ王座を防衛したユニオンの同門であるイサミが挑戦を表明した、大日本内での挑戦者が不在となれば外から迎え撃つしかないのだが、石川と同じユニオンからの挑戦者とは・・・大日本からしてみれば複雑なところだと思う。
自分的注目の試合である天龍は嵐と河上と組んで関本、義人、岡林のストロングBJWビッグ3と対戦、天龍の試合を見るのはいつ以来だろうか、天龍は入場するが腰を手術した影響なのか鉄階段を登る仕草を見ても下半身の衰えを隠せなかった。しかしいざ試合となると関本や義人、岡林相手に真正面からチョップ合戦を展開、最終的には打ち負けてしまったが負けん気の強さだけは衰えていなかった、試合は河上や嵐が奮起し、河上のローリングエルボーの援護を受けた嵐が義人をパワーボムで仕留め勝利、試合後も岡林が天龍に襲い掛かるも天龍はグーパンチで一蹴、健在ぶりを見せつけた。
葛西vsMASADAの蛍光灯、コンクリートブロックデスマッチはMASADAが蛍光灯へのクラッシュで先手を奪い。コンクリートブロックの上へのブレーンバスターで葛西に大ダメージを負わせる、葛西は反撃するも竹串攻撃や竹串をコンクリートで研いでから葛西の額を刺すなどアイテムの使い方はMASADAの方が上か?しかし葛西はMASADAを毛蛍光灯の上へ投げてからコンクリートブロックを背中の上に投げつけ、最後はパールハーバースプラッシュからの最近フィニッシュに使っている腕サソリでタップを奪い勝利、15周年を勝利で飾った。
大日本は月に1回名古屋で興行を開催しているが、初の名古屋でのビッグマッチは観客動員的にはイマイチだったものの内容的には良く成功だったと思う。登坂社長によると来年の8月31日も同会場でビックマッチを開催することが決定、大日本の挑戦もまだまだ続く。
しかし凄い試合だった。凄い興行だった。名古屋でデスマッチヘビー級選手権が開かれたのは本当に幸せ。 #bjw http://t.co/z5f6qo7935
— ひろと@ひろたす (@qinghaodeng) August 25, 2013防衛しました! pic.twitter.com/SqDOjswrhn
— 石川修司 (@g0925union) August 25, 2013 -
アブドーラ小林がC型肝炎の疑いで欠場へ・・・・
大日本プロレスのアブドーラ小林がC型肝炎の疑いで欠場することになった。
C型肝炎とは=C型肝炎ウイルス (HCV) に感染することで発症するウイルス性肝炎の一つで感染すると慢性肝炎に移行しやすいという。
ウイルスに感染ではなく、あくまで疑いであるためシロの可能性もあるが心配な話でもある。
アブ小はデスマッチヘビー級王者として今年1月に石川修司に敗れるまで昨年の大日本プロレスのデスマッチ戦線を牽引し日本プロレス大賞の敢闘賞を受賞したが
、その中で五寸釘ボードの上で受身を取ったり、注射器で頬を貫通されるなど激しい試合もしてきた。
デスマッチで頑張ってきたツケがC型肝炎だったなんて思いたくないが、シロだと祈りつつファンに元気な姿を見せてほしい。 -
デスマッチの怪物同士のぶつかり合いは石川修司が制しデスマッチ王座を防衛!
大日本プロレス~Endless Survivor~ 5月5日 横浜文化体育館 1442人
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 高橋匡哉(9分12秒 フロントネックロック)X神谷英慶 小幡優作
◇第2試合◇
▼30分1本
○谷口裕一 松田慶三 ベアー福田(11分40秒 横入り式エビ固め)X石川晋也 忍 円華
◇第3試合◇
▼30分1本
○アブドーラ・小林 シャドウWX 佐々木貴(12分16秒 源之助クラッチ)X佐々木義人 河上隆一 岡林裕二
◇第4試合◇
▼Murderride Show ブリング・ザ・ウエポンズマッチ〜凶器持ち込みタッグデスマッチ ジャンキーvsカミソリ〜/30分1本
○葛西純 “黒天使"沼澤邪鬼(14分12秒 片エビ固め)X塚本拓海 竹田誠志
※十字架ボード上へのマーダーライドボム
◇第5試合◇
▼トリプルメインイベント/BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[第27代王者組]宮本裕向 ○木高イサミ(15分46秒 片エビ固め)[挑戦者組]X星野勘九郎 稲葉雅人
※鉄檻上からのダイビングダブルニードロップ
☆ヤンキー二丁拳銃が5度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼トリプルメインイベント/BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第3代王者] ○関本大介(14分02秒 ジャーマンスープレックスホールド) [挑戦者]X大森隆男
☆関本が3度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼トリプルメインイベント/BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯+ガラスボード+剣山611個デスマッチ/30分1本
[第27代王者]○石川修司 (20分54秒 エビ固め) [挑戦者/2013一騎当千優勝者]X伊東竜二
※クロスアーム式スプラッシュマウンテン
☆石川が2度目の防衛に成功今日は大日本プロレス「Endless Survivor」横浜文化体育館大会をSAMURAIでの生放送で視聴。
メインのデスマッチ選手権の石川vs伊東は今回は剣山611個が使われた、試合は場外戦で互いに蛍光灯で殴り合うも出血量は伊東の方が多く、更に耳からも出血しているということもあって出血が止まらなかったのか、かなりスタミナ的にはロスしていたと思う、ガラスボードも使われたが、メインはやっぱり611個集まった剣山、互いに頭の上に刺し合って叩き合うなど壮絶な試合と化していく、終盤には互いに剣山やガラスボード、蛍光灯を使った大技を炸裂させるが、伊東が青い鯉のぼりをイラストした蛍光灯束を投入するも、逆に奪った石川は伊東をコーナーに逆さ吊りにしてから蛍光灯束を設置してからのニーリフトが炸裂、出血が止まっていなかった伊東にしてみれば逆さ吊りは堪えたはず、最後は石川がヘッドバットの連打から剣山の上でのスプラッシュマウンテン、クロスアーム式スプラッシュマウンテンで3カウント、伊東も木高イサミとの一騎当千決勝戦での3本勝負のときは怪物化していると感じたが、石川もそれ以上の怪物と感じさせ、デスマッチのキャリアでは伊東の方があるのだが、その伊東をも越えてしまった、デスマッチの怪物王者となった石川はどこまで行くのだろうか・・・
ストロングヘビー級選手権の関本vs大森は関本が右肩を鉄柱に激突してから大森の右肩殺しでパワーが半減するなど苦しい展開となる、しかし大森が勝負を急いだのが幸いしたのか、関本もやっと活路を見出して、パワーが落ちた右腕でのチョップやラリアットでたたみかけ、最後はぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、なんとか強引に勝ったという印象が強い試合だった。
あと注目の試合は045邪猿気違'svs竹田、塚本で、045邪猿気違'sの得意アイテムであるカミソリを使うということで塚本がどこまで狂えるかに注目していた、試合は竹田組が奇襲で先に塚本が葛西の額をカミソリボードに擦り付けたが、アイテムを使い慣れている045邪猿気違'sにしてみれば想定内、その後は045邪猿気違'sからカミソリボードなど次々と洗礼を浴びせられていく。
それでも塚本は葛西の垂直落下式リバースタイガードライバーやパールハーバースプラッシュなど喰らってもクリアするなど懸命の粘りを見せるが、最後はカミソリ十字架の上でのマーダーライトボムを喰らって力尽きてしまった。
試合後は葛西が「オイ塚本、以前オマエと一騎打ちで闘ったとき、俺っちオマエに言ったよな? オマエの好きなようにやっていいんだぞって。伊東と組んでいようが、会社の方針であろうが、オイ、きょうの試合でオマエがカミソリ十字架ボードを持ち込んだ意味…それがオマエの本音だと思うよ。ただ単にきょうの試合を盛り上げるためにカミソリ持ち込んだわけじゃねえよな? オマエよ、俺らと一緒にやりてえんだろ!? オイ、登坂社長がここで聞いていようが、伊東が裏で聞いていようが関係ねえ! てめえの本音いま言ってみろ!」と問いかけたのに対し、塚本は「そうだよ、葛西さん。俺は次のステップに進むためには、アンタ方の力が必要なんです。自分が思うようにいかないっていうのは、自分が一番わかってるんです。それが悔しいんですよ! だから自分と一緒に組んでください。自分の覚悟だってあります! よろしくお願いします」と045邪猿気違's入りを決意、045邪猿気違'sにしてみれば勢力拡大となったが、塚本も045邪猿気違'sに入ったからには今まで以上に狂うことを求められるだけに、塚本が狂えることが出来るか?注目していきたいと思う。
今回の感想は昨年はアブドーラ小林が王者だったことで“愛”を訴えてきたが、今年は怪物に同士のぶつかり合いで改めてデスマッチの凄さというものを実感させられた大会だった。ただ今日はみちのくプロレスに出場していたのかバラモン兄弟が参戦しなかったのが残念だった・・・ -
葛西純vs沼澤邪鬼は狂気の世界だった・・・大仁田厚は葛西ワールドに飛び込むのか?
SAMURAI TVで昨夜、大日本プロレス3月1日後楽園大会が放送され、メイン後の特別試合として組まれた葛西純vs沼澤邪鬼を視聴した。試合はマットもシートも剥がしての板のリング、コーナーには設置されたカミソリ十字架、試合は互いにカミソリ十字架に叩きつけあって全身血まみれ、挙句の果てには板を剥がして空洞を作り、沼澤は黄金の雨こと画鋲を空洞の中に撒き散して、その中へ断崖式のシュバインこと狂鬼蘭舞を敢行、まさしくこの二人にしか出来ない“狂気”の世界だった。試合は沼澤のGOD式パイルドライバーを凌いだ葛西が奥の手であるマーダーライトボムで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は互いに傷つけあった二人が和解し045邪猿気違's復活で幕となった。
そして葛西の対戦要求を突きつけられていた大仁田厚が3月6日ZERO1後楽園大会の試合後に(週プロモバイルより)「なんか葛西とかいうヤツがいるらしいけど。デスマッチの王だとか、デスマッチのカリスマとか言われてるらしいけど。なんか俺のことを散々なこと言ってたらしいけど。俺は知らねえし。葛西なんて知らねえんだよ。なんだかんだ言うのは簡単だけど…俺も散々ひとのこと言ってきたけどよ、自分のこと言われると腹立つんだよ。そうだろ? 人間そういうもんだ。葛西、べつに俺はこだわりとかまったくないけど、俺の知らないヤツにガタガタ言われても…もうちょっと知られるようになってから言ってくれ。ひとの名前、出すのはかまわないけど×3、ハッキリ言ってオマエのデスマッチのカリスマと俺のデスマッチのやり方はまったく違うもんだ。まあ、合い交えないものがあると、俺は思ってる。知らないヤツとやってもしょうがねえだろ。(葛西は蛍光灯や画びょうを置いてなど大仁田とは違うデスマッチで支持を集めているが?)だったら4・12、大仁田興行(新宿)があるから、そこにあいさつに来い。後輩が先輩にあいさつするのは当たり前だろ? そうだろ? さっきもそうだろ。バレンタインもらったらホワイトデー返すだろ。男同士で気持ち悪いと思ったか!? 男同士だって愛情じゃなくて友情があるんだよ。葛西というヤツに伝えてくれ。4・12、来るのか来ないのか。返答待ってるぞ。あいさつ来い。だってそうだろ?先輩にあいさつするだろ!? あいさつから始まるんじゃねえかの。あいさつしてから来い! それからだ、話は。ひとのことグダグダ言うのはかまわんけどな。俺もたいがい人のこと宣伝材料に使ったからよけいなこと言わないけど…。宣伝材料で使うんなら使うで筋ってもん通せ! 俺はひとのことけなしたことないぞ。プロレスセンスとかやり方とかけなしたことないぞ。4・12、あいさつに来てから、それから始まるんだ。あいさつが最初だ!」
と返答を出した、大仁田にしても葛西がどこまで本気なのかを知るのもあるが、ファイヤーマッチは経験しても、蛍光灯や画鋲を使うスタイルは未経験だけに大仁田にとっても戸惑いもあるのも事実であり世界観が違う。一応大仁田興行が開催される4・12新宿で大仁田が葛西に出頭を要求しているだけに、そこで何が起きるのか・・・また大仁田は葛西の“狂気”の入り混じった世界に飛び込むのだろうか・・・ -
ありがとう・・・山川竜司!
今日の大日本プロレス・札幌大会をもって山川竜司が引退を迎える、自分にとっての山川竜司はデスマッチ路線の立役者の一人、大日本はケンドー・ナガサキ時代から2度見ているが、SAMURAI TVで大日本を見始めたときは、第二本は既に山川、シャドウWX、そしてフリーで活躍している本間朋晃による3人が中心となって大日本のデスマッチ路線を盛り立て、その中で一番活躍していたのは山川だった。
全盛期の山川はWX、本間と凌ぎを削るだけでなく、FMWに所属していた金村キンタローとWEWハードコア王座を巡る攻防を展開するなどして大日本を外へアピールしてきた、しかし山川は頭蓋骨骨折で長期欠場を余儀なくされ、復帰はするものの椎間板ヘルニアと負傷の後遺症に悩まされるなどして再度長期欠場という形で一線を退かざる得ない状況となってしまった、そしてデスマッチ路線も時代が変わり伊東竜二などが主軸となって盛り立てていくなか、山川は体が思うように動けず復帰と欠場を繰り返し、そして遂に引退・・・・一番悔しかったのは山川本人だったのかもしれない。
自分が最後に山川を見たのは今年4月の大日本四日市大会、山川は関本大介と組んで岡林裕二、石川晋也組と対戦したが、試合後に売店で山川に「今までありがとうございました」と言おうと思ったけど、興奮しすぎたのか自分でも何言っているかわからない、しかし山川は「本当にありがとう」と答えてくれた。恥ずかしい話だが、気持ちが伝わってくれてよかったと思う。
最後に山川竜司選手、ありがとうございました、あなたこそ最高のデスマッチファイターでした!