忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

愛が執念に敗れた…宮本がアブ小を破りデスマッチ王座を死守!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

愛が執念に敗れた…宮本がアブ小を破りデスマッチ王座を死守!

12月21日 大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」神奈川・横浜文化体育館 1648人

<アピール、コメントは週刊プロレスモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇

▼10分1本
○大下敢 佐久田俊行(10分34秒 逆エビ固め)谷口裕一X関札皓太

◇第1試合◇
▼30分1本
○忍 ヘラクレス千賀 ツトムオースキ(10分35秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※S.E.X

◇第2試合◇
▼T3P6人タッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人 高橋匡哉(11分58秒 体固め)“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ダイビングセントーン with 鉄階段

◇第3試合◇
▼30分1本
○橋本和樹 金本浩二(14分18秒 片エビ固め)高岩竜一 X丸山敦
※ノーザンライトボム

◇第4試合◇
▼蛍光灯200本タッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 木高イサミ(12分07秒 体固め)稲松三郎 X関根龍一
※ドラゴンスプラッシュ

◇第5試合◇
▼第5代・BJW認定世界ストロングヘビー級王座決定戦/30分1本
○石川修司(16分06秒 体固め)X河上隆一
※スプラッシュマウンテン
☆石川が第5代王者となる

【石川の話】「8月から流れていたタイトルマッチがようやく実現して、やっとベルトを巻けてよかったです。試合前のインタビューで河上が言った通り、このベルトは色々あったかもしれないけど、俺と河上で新しい歴史の一歩を作りましたから。俺がチャンピオンとして、新しいベルトの歴史を作っていきます。河上はやっぱり強いですよ。前のチャンピオンだった石川晋也がいなくなった分、アイツが一番開いた穴を埋めようとして頑張っていたと思うんで。それはリングで戦っているひとりとして俺もわかっているんで。その河上と戦えて良かったです。岡林も復帰したし、関本もいると思うんで、いろんな選手とこのベルトを懸けて戦いたいなと思います。(グラウンドスラムを達成したが?)別にデスマッチもストロングもタッグのベルトも、一個一個を狙ってて、最初からグラウンドスラムを目指してはいなくて。このチャンピオン、この男と戦いたいと言ってきた結果がこれなんで。別に3つ取ったことがあるからと言っても終わりじゃないんで。大日本プロレスには素晴らしい選手、凄い選手がいっぱいいるんで、また切磋琢磨して頑張っていきたいなと思います」

【河上の話】「クソ! もうちょっとだった…。俺の体は壊れてねえ。まだできるぞ。もう1回やらせろよ。今日は負けた。もう明日になったら忘れる。負けたからなんだって言うんだ。俺はまだ若くてピンピンしてる。また挑戦すればいい。ただ、年内にベルトを取ることができなかった。いつまでも調子に乗ってんなよ。負けたんだから、もう言うことはねえよ」

◇第6試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 佐藤耕平(14分41秒 片エビ固め)関本大介 X神谷ヒデヨシ
※ゴーレムスプラッシュ

◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合〜The Longest Day Battle Position Death Match〜愛してます・コントラ・愛してますデスマッチ/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(23分51秒 片エビ固め)[挑戦者]Xアブドーラ・小林
※ムーンサルトプレス
☆宮本が3度目の防衛に成功

(試合後)
宮本「小林さん、2つだけ言わせてくれ。オマエと俺では致命的な違いがある。それはな! 執念だ。オマエには執念がない。ベルトに対してもそう。愛に対してもそうなんだよ! 一人の奥さんも大事にできないヤツに、愛を語る資格なんかねえ! それと、あと一つ。オマエはもう、死んでいる」

アブ小「ベルトへの執念、足りなかったかな。チクショー、まだまだだ。愛してますチョップ、封印? 封印…。俺はもう愛してますを言っちゃいけないのか!? 多数決を取ります(場内どよめく)。アブドーラ・小林に、まだまだ愛を叫んでほしい人!(歓声と手があがると)満場一致です!!(キッパリ)宮本、これが俺の愛への執念だ、コノヤロー。約束は守る。愛してますチョップ、封印します。しかしこれから使うのは、新・愛してますチョップだ! 俺はな、大日本20周年に向けまだまだ前へ進むぞ。こんなんでしょぼくれねえぞ! これが俺のベルトに対する執念なんだ!」
宮本「もうなんでもいいよ。アブドーラ・小林の執念は伝わったよ。でも、愛してますチョップは禁止だからな。チョップは禁止だぞ、チョップは禁止だぞ。チョップの時絶対愛してますって言うなよ!」

アブ小「勝って言えばいいんだ!」

宮本「そうだ、勝っていえばいいんだ。じゃあきょうここでみんなの前で叫ぼうぜ。イサミさんも。イサミさんも関係してるんで。(アブ小に)チョップは禁止だからな! 今年最後の大日本プロレスビッグマッチ、なんとか無事、この大人数のお客さんのなかで終えることができました。ありがとうございました! 来年は大日本プロレス20周年、もっともっと僕たちは突っ走っていきますんで、みなさん応援よろしくお願いします。大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」

【宮本の話】「勝ちました! 3度目の防衛成功。今日は何か『北斗の拳』みたいだったな。愛を奪い取ることに成功しました。アブドーラ小林はマイクで執念を見せてくれたけど、次はその体で、その実力で、そのプロレスで執念を見せてくれ。俺はそう言いたいです。次は1月2日、星野勘九郎との防衛戦が決まっているんで。星野とやるんだったら、前にイサミとやったように、『バトルスフィア・レクイエム2』をやりたいと思います。とんとん丸とか、唯我とか用意してやりますよ。みんな知らないかもしれないけど、バトルスフィアと言えばナイトメアのあの団体。僕たちがプロレスを始めた頃にずっと下積みを重ねてきた時にお世話になったバトルスフィア。星野勘九郎が育ったガロガ、ガロガ騎士's。その団体、そのバトルスフィアのレクイエムを後楽園でやりたいと思います。でも、小林の愛に対する執念は凄いところがありましたね。まさかあの直江兼続の兜を被ってくるとは思いませんでした。たぶん自分で買ったんでしょうし、安物なんでしょうけど、そこにも執念を感じました。(これからも愛してますチョップを使い続ける?)もちろん。僕は愛してますチョップ封印デスマッチに勝ったんで、僕が使います。『新・愛してますチョップ』とか、わけのわからないことを言ってましたけど、それは絶対に僕が許しません。(試合形式はどうだった?)デスマッチでプロレスルールという思い切ったことをやったんですけど、ありなのかなと。デスマッチにまた違う風を吹かせることができるのかなって思いました。まだ完成形ではないんで。でも、自分が見せたいものは少しでも見せられたのかなと思います」

【小林の話】「勝利への執念とプロレスに対する執念は宮本の方が強くて。執念では負けてないつもりだったんですけどね。試合が終わっても意識があったんで、俺も調子に乗っちゃって。多数決なんて初めてやったよ。満場一致でしたよね? 7〜8割が手を挙げてましたけど、安倍内閣の支持率以上に高いと思ったんで。でも、宮本さんとの男と男の約束なんで、愛してますチョップは使いませんね。チョップは封印ですかね。でも、『愛してます』までは封印されてないから。試合に勝って、支持率100パーセントの状態で、今度はリング上でこん身の愛を叫びますよ。宮本は強くなりましたね。8月に復帰してからの4ヵ月はかなり働いた気がします。でもまだまだ。来年は20周年イヤーでしょ。まだまだ諦めの悪さで行きますよ。なんて言ったってグレート小鹿の弟子ですから。新日本に噛みついて生き残っているのはうちだけなんでしょ。執念深さは負けないから。試合で負けても、まだ売店があるんで。売店の売り上げでは絶対に負けないから。そういうことを言うからダメなのかな(苦笑) プロレスに技は無限にありますから、無限にパクッてやりますよ。20周年に向けて、パクリのデパートの本領を発揮しますよ。(試合形式については?)エスケープや場外カウントがあると、緊張感が出るような気がしますね。こういうのもありかなと。プロレスは常に進化していかないと未来が無いわけだから、より一層の進化を。両国のメインもデスマッチの可能性はあると思っていますんで。やってて見えつつあるかなと思います。体を張るのは当たり前で、頭を使わないと上に行けない。宮本は向上心があると思いますから。僕も下から上がってきた人間なんで、もっと上の舞台を目指すには、体を張るだけじゃなくて、頭も張りたいですね。大日本は今年いろいろあったけど、俺も帰ってきたし、岡林は今日上から初めて飛んだんでしょ。このままじゃないですよ。大日本プロレスも僕も」

 大日本プロレスのビッグマッチ、横浜文体大会をSAMURAIで視聴、今回のメインのデスマッチ選手権はルールは通常のプロレスルールに自身がセルフプロデュース以外の凶器を使用すると反則カウントが取られ、敗れたら互いに使用していた“愛してますチョップ”も課せられ、アブ小はロープ2方向に蛍光灯(残り2面は有刺鉄線)、宮本は縦に積み上げたコンクリートブロックが設置された。

 試合は先に仕掛けたのは宮本、アブ小が縦に積み上げられたブロックに宮本を叩きつけようとするが、互いに叩きつけようとすると同体のような形でブロックに直撃し、宮本の後頭部に上からブロックが落ちてしてしまう。
 たまらず宮本は場外へと逃れ、アブ小も追いかけるが、宮本はアブ小を鉄柱に叩きつけて流血に追い込めば、アブ小もブロックで殴打して応戦、先に“愛してますチョップ”を狙うが宮本に阻止されてしまい有刺鉄線や蛍光灯に投げつけられてしまいイスで殴打する
 宮本は蛍光灯を添えてのローキックから足四の字固めで足攻めを展開するも、アブ小は蛍光灯上でのボディースラムで反撃し、宮本の額に蛍光灯を添えてのヘッドバットを連発する。
 アブ小は宮本の腰にコンクリートブロックを添えると、その上にブロックを叩きつけてダメージを与えると、キャメルクラッチ、蛍光灯を添えての手刀を落として腰攻めを展開するが、アブ小が蛍光灯タワーをリングに置くも宮本はその上での河津落としで反撃するも、アブ小は場外戦で再び自身に流れを変えてしまう。
 宮本はハンドスプリングエルボーで反撃すると蛍光灯を添えてのランニングニー、そして宮本から“愛してますチョップ”を狙うが、アブ小は阻止するとヘビーローテーション、“ギャオ”とたぎってからのシャイニングウィザードを放つが、バカチンガーエルボーwith蛍光灯は自爆してしまう。
 宮本はコンクリートブロックを敷き詰めようとするが、アブ小が奪って代わりに敷き詰めるも、宮本はブロックでアブ小を殴打してからブロックの上にアブ小を投げ、バルキリースプラッシュを投下するも、アブ小はかわし宮本はブロックに直撃となってしまう。
 アブ小は雪崩式山嵐から“愛してますチョップ”を投下するとダイビングバカチンガーエルボーを連発しカバーに入るも、レフェリーのカウントは宮本が怨霊ばりのマッドハンドで3カウントを阻止する。
 アブ小は敷き詰められたブロックの上に多量の蛍光灯の破片をバラ撒くも、パワーボム狙いは宮本がスルーしアブ小は破片入りのブロックの上に転落。
 勝負と見た宮本は“愛してますチョップ”からファイヤーサンダーで突き刺すと、最後はムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。

 自分はアブ小の大復活に期待したが、復帰してから4ヶ月での王座奪還は甘かったのか・・・、宮本はマイクアピールで執念を勝因に挙げたが、バルキリースプラッシュは自爆してブロックに直撃し、アブ小がダイビングバカチンガーエルボーの連発で勝負あったに見えたが、宮本が出したのは所属する666の先輩である怨霊のマッドハンド(自分がフォールされたときにカウントを叩くレフェリーの手を止めてしまう)を出したのは宮本が執念を見せた証だった。
 “愛してますチョップ”は封印となったが、アブ小はファンの支持を受け身勝手ながらまだまだ愛を叫び続けることになった。確かに身勝手かもしれないが宮本の執念に対するアブ小なりの意地でもあり、それもアブ小なりの愛なのかもしれない。

 そして石川晋也の引退で空位となったストロングヘビー級王座決定戦は河上が角度のいいバックドロップで先手を奪うが、石川は膝蹴りで形勢逆転し河上の腹部を中心に攻めてスタミナを奪いにかかるも、河上は首筋にエルボーを乱打しての首攻めで応戦するが、体格の優る石川の前に主導権を奪い返すまでには至らない。
 膝蹴りの連打を浴びせた石川はスプラッシュマウンテンを狙うも、スルーした河上はエクスプロイダーで反撃し、天龍プロジェクトに参戦していた成果かエルボー&チョップの天龍コンポを繰り出し、石川の巨体をブレーンバスターで投げきる。
 河上は卍固めを決めるが、石川は脱出すると突進する河上に空中胴絞め落とし、ツームストーンパイルドライバー、ダイビングフットスタンプもスプラッシュマウンテン狙いを背後に着地した河上はジャーマンで応戦する。
 河上は突進する石川にハリケーンドライバーで突き刺すとバックスピンエルボー、ランニングエルボーと畳みかけ、最後はスカーレットフロウジョンを狙うが、石川は投げ放しドラゴン、ジャーマン、ランニングニーで応戦しファイヤーサンダーで突き刺す。
 石川はレインメーカー式ヘッドバットからランニングニー、スプラッシュマウンテンで3カウントを奪いストロング王座を奪取した。

 今年の大日本はアブ小の復帰でデスマッチ戦線は活気づくも、ストロング戦線は関本大介や岡林裕二の欠場をきっかけに負傷欠場が続出、関本はすぐに復帰するも、今度はストロング王者の石川晋也が突然引退し佐々木義人も自由契約扱いになるなど苦しい1年となったが、その代わりに河上、橋本、神谷が台頭し、岡林が12月に復帰した。ストロング戦線の中心は石川修司となったがストロング部門の巻き返しにも期待したい。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。