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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

真田が武藤マジックを完封目前も、武藤の懐の深さの前に敗れる!

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真田が武藤マジックを完封目前も、武藤の懐の深さの前に敗れる!

12月22日  WRESTLE-1 「GAORA presents WRESTLE-1 TOUR 2014 Final」後楽園ホール 1320人 超満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○大和ヒロシ アンディ・ウー エル・イホ・デル・パンテーラ(9分55秒 片エビ固め)田中稔 稲葉大樹 X村瀬広樹
※ノーザンライトボム


◇第2試合◇
▼WRESTLE-1vsNovus/30分1本
○浜亮太(3分04秒 体固め)X藤原ライオン
※オオキドプレス


◇第3試合◇
▼new Wild order vs 東京愚連隊/30分1本
○征矢学 AKIRA(6分14秒 片エビ固め)NOSAWA論外 XMAZADA
※ワイルドボンバー


◇第4試合◇
▼Novus vs DESPERADO/30分1本
崔領二 ○KAZMA SAKAMOTO (7分20秒 体固め)土肥孝司 X黒潮“イケメン"二郎
※みちのくドライバーII


(試合後)
KAZMA「おい、イケメン。これがお前の実力だ。これが現実だ。東スポ新人賞? デスペラードのせいにしやがって。てめえの実力不足じゃねえか。でもだ、デスペラードはイケメン、お前という人材が欲しいんだ。イケメン、船木とやってねえで、デスペラードに入りませんか? 好き勝手にできるぜ。楽しいぜ。いいオンナ抱けるぜ、たぶん」 


(しかし、そこで土肥がTシャツを奪い取ると、なんと黒潮にラリアットを発射。)
土肥「俺は…俺は! こいつらNovusじゃダメなんだ。常に休憩前の試合ばっか。俺は次のステージ、上にあがりたい。そのために俺はデスペラードに入れてくれ。俺はデスペラードでやっていく!」


KAZMA「土肥ちゃん、いいねいいね!今から河野に挨拶しに行かせてもらうよ。いいか、これが現実だ」

 

 【KAZMAの話】「今日から…いや、まだわからねえけど、とりあえず土肥孝司、今から河野にあいさつしに行くからよ。ボスは寛大だよ。たぶん大丈夫だ」

 【土肥の話】「おい、Novusよ。ひとりずつ言ってやろうか。まず児玉。俺はアイツのことをリーダーなんて1回も結成時から思ったことねえよ。デビューの時から先輩とも思ったことねえしよ。見たってあんなのは小物だろ? 全然リーダー感はねえんだよ。次は藤原。アイツは巡業でもカードに半分ぐらいしか組まれてねえだろ。とりあえずカードを組まれるところから頑張れ。最後に黒潮。W-1に来て、ちょっと人気が出て調子に乗ってるかもしれねえけど、アイツの魔法のジャケットがあるだろ。あれを脱がしたら終わりなんだよ。俺がアイツのメッキをガンガン剥がしてやるから。アイツの魔法のジャケットを引き裂いてやる。Novusでやってきたけど、結成時の目的は誰も覚えてねえよ。結成時の目的は、当時エースを名乗っていたKAIパイセンとシングルマッチをする。そういう目的で始めたんだ。誰がシングルマッチをしたんだ? タッグリーグでも散々な結果だった。俺はもう一個上のネクストステージ、さらに上を狙うからデスペラードに入ったんだ」


◇第5試合◇
▼WRESTLE-1vsNovus/30分1本
○中之上靖文(15分14秒 片エビ固め)X児玉裕輔
※ノックアウェイ


 【中之上の話】「勝ったぞ。3回目の正直で勝った。今日のシングルにどういう意味があるか。俺は児玉と若い選手でW-1の上に食い込んでいく。会社も食い込んでいけって意味のシングルマッチだと思う。児玉も俺も気持ちは一緒。やったということでしょう。2015年みといてください。(握手を交わしたがタッグを組んでいく?)これからですね。でも思ってたことは一緒やった。あその握手やと思います」


 【児玉の話】「完敗でした。このままの状態じゃ、このステージで終わってしまう。どんどん上のステージにいくために中之上さんとやらせてもらって、過去2回勝ってるけど、今までよりいいコンディションで100%出して負けたんで、すがすがしいというか糧になる負けだと思います。中之上さんも今まで悔しかったと思うんで。(握手を交わし、中之上は『気持ちは一緒』と言っていたが?)たぶん、そうですね。入ってから半年、ずっと若手でやってきたけど、ありとあらゆるチャンスをつかむために共闘じゃないけど、いがみ合ったりとか、そういうのなしでやっていこうという握手だと思います。(土肥がデスペラード入りを果たしたが?)試合前で集中してたんで事情がわからないけど、このままじゃダメってフラストレーションを前から感じてたみたい。デスペラードにはいってほしくなかったけど、しょうがないですね。黒潮も船木さんにくっついてトレーニングやってるし、Novusでくっつくんじゃなく、個々が上を目指していく形になるかもしれないですね」


◇第6試合◇
▼KASSENスペシャルタッグマッチ〜WRESTLE-1 vs ZERO1対抗戦〜/30分1本
田中将斗 ▲鈴木秀樹(11分50秒 両者リングアウト)▲船木誠勝 KAI


▼再試合/無制限1本
田中将斗 鈴木秀樹(2分11秒 無効試合)船木誠勝 KAI


(試合後)
鈴木「ここのヤツらが聞きたくねえことを言ってやる。みんなお前に気を遣ってんだよ。俺は気を遣わねえんだよ、バカヤロー」


【試合後の船木&KAI】
▼船木「なんで止めるんだよ!」


▼KAI「落ち着いてください!」


▼船木「関係ねえだろ! なんで止めるんだよ!」


▼KAI「ちゃんとプロレスをやりましょうよ」


▼船木「勝負だろうが! 田中とやっていつ勝つんだよ? 何回もやって。いつ勝つんだよ? だからエースになれねえんだよ。だからエースになれないの! わかってるか? いい加減に気づけ。邪魔するなよ。勝負だ、勝負(去って行く)」


▼KAI「船木さんの言うことに一理あるかもしれないですけど、ちゃんとルールの中で俺はプロレスをやりたいし、プロレスをやりましょうよ。俺の大好きなプロレスはこんなプロレスじゃない。胸いっぱいに正々堂々とリングの中で決着をつける。そういうプロレスが俺の考えるプロレスなんで。船木さんとは価値観が違うかもしれないですね。戦いなのは変わりないですけど、ルールの中でやらないといけないんで」


 【鈴木の話】「(船木と熱くやり合っていたが?)やりたかったのは向こうですからね。リングで言った通りですよ。みんな船木誠勝に気を遣ってるんでしょ? 特にW-1のやつらはみんな気を遣ってるんでしょ。腫れ物に触るようにやってるんでしょ? だから船木誠勝は飽きるんですよ。大丈夫だって。俺は気を遣わないから。(決着は付いてないが?)どっちでもいいですよ。基本的には船木誠勝が僕とやりたいということだから。呼ばれたら行くし。そもそも田中将斗と組まれたのも、明後日やるのにわけがわからないですからね。邪魔するなって。あと赤いのはもっと頑張らないと。エースになれないぞ。船木君がやりたいならいいんじゃないですか? 本人に聞いてみてください。羨ましいのかって。言っておいてください。俺は気を遣わないって。他の団体のどの人かわからないけど、みんな気を遣って腫れ物に触るように、船木誠勝がプロレスに復帰してから触れてるんでしょ。だから船木誠勝は俺とやったら面白いんでしょ? 片思いをしてるんだったら、片思いをしているらしくアプローチしてこないと。逃げちゃいますよ。本当に人気あるから。逆に聞きたいですよ。みんな船木誠勝に気を遣ってないですか? 答えられないでしょ。みんな気を遣ってるんですよ。辞めちまえって。ここの若いヤツらはそれならプロレス辞めちまえって。戦いに気なんて遣わないでしょ。俺はそうやって教わってきましたよ。前の団体で。船木誠勝もその人に教わったはずですよ」


◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[初代王者組]○カズ・ハヤシ 近藤修司(15分47秒 方エビ固め)[挑戦者組]河野真幸 XTAJIRI
※ラダーからのダイビングボディプレス
☆カズ&近藤組が2度目の防衛に成功


【試合後のカズ&近藤】
▼近藤「不仲を逆手にとって、誤爆を繰り返し、彼らはその術中にハマッて。しかも気づいてみれば、デスペラードよりもチーム246の味方の方が多かった。これが全てです」


▼カズ「あっちの土俵で勝ったよ。向こうの好きなようにやって。こっちに引き込めなかったというのはあるけど、あっちの土俵で勝ってやりました。これでデスペラードとは終わりだ。カタがついたでしょ。やられたらやり返してやった12月22日です」


▼近藤「児玉と中之上は見てないようでよく見てるなって。彼らは優しいから受けてくれるだろうと。はい、受けます。受けるけど、俺らとの試合はきついぞ。タイトルがかかったら、なおさらきつい試合だからな。頭と体をちゃんと磨いておけよ」


▼カズ「W-1で僕からの初めての主張かもしれない。彼らとのタイトルマッチをメインイベントで組んでくれ。俺らはやってやりますよ。あいつらにそれだけの度量があるか。今からせいぜい緊張という名の“ベルトの魔力"に捕らえられればいい。俺らはそれに打ち勝って、やつらを倒します」


 【河野の話】「反則だろ? あんな勝ち方は反則だろうって。ラダー、テーブル、イスを使った攻撃が許されるのかって。審判部はしっかりしろって。こんなのが許されるんだったら、W-1はグチャグチャになるぞ。一人新メンバーが入ったから、これからデスペラードをしっかり理解してもらうよ」


 【TAJIRIの話】「アイツらベビーフェイス気分なんだろ。なんで今日反則してるんだよ、あんなに…」

 
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第2代王者]○武藤敬司(21分24秒 足4の字固め)[挑戦者]X真田聖也
☆武藤が初防衛に成功


(試合後に征矢が登場)
征矢「武藤さん、いや、武藤敬司。次の挑戦者はこの俺だ!」


武藤「ちょっと保留で…保留! 考えておくから」


(サインボール投げの後で)
武藤「たぶんこのベルト中心に動くと思いますので、来年もひとつよろしくお願いします」


【武藤の話】「しんどいよなあ。明日は自分の誕生日、そしてクリスマスとあるけど、またしても自分で花を添えてしまったよ。(真田選手の印象は?)だいぶ工夫してましたね。だいぶ攻められました。俺自身もあと差は何なのかちょっとわからないよ。今日はしんどかったですね。やっぱり研究されてたというか。やっぱり背中を見られてるな。(王者のまま年を越すことになったが?)言ったものの、防衛すると次なる恐怖というか。なんて言うのかな、変な言葉で言ったら面倒くささというか。ただ、これも使命だと思って、まだ決まってないけど、次のタイトルマッチに向けて精進していきますよ。(試合後に征矢選手が出てきたが?)たぶんね、実は征矢が(自分にとって)一番やりたくない相手。今流というか…。今日も試合をやる前に、セミ前、セミと見ていて、若干昔を思い出したというかさ。よく東京ドームでみんなオールスターでセミやセミ前を汚されて、それをひとりで綺麗にしていったあの光景を十数年ぶりに思い出して。逆にバトルロイヤルみたいな試合があったからこそ火が点いたというかね。試合に向けて集中できたというか、『なにくそ!』っていう気持ちにさせてくれたというか。(次の防衛戦は?)保留。今日は首が痛かった。もともと首が悪いというのも真田は知ってるからな。見事に狙われてるんだけど。(今年を振り返ると?)今年は30年の節目の年だからね。いろんな部分でエネルギーが湧いてきたというか。その中で、年をまたいでもこれを持続させていかなきゃ。俺のプロレス原点は点から線。絶対にベルトを巻いている以上、いい形で線にして、ぶっとい線にしたいななんて思ってますよ。ただ反面、真田がベルトを巻いてアメリカに行ったとなったら、それもいい絵だなって思ったりもしてたんだけどね。そこはしょうがないよ。勝負としてね。(真田選手とは形を変えて何度も対戦してきたが?)毎回毎回成長しているというかね。今日やってて感じたけど、まだまだ伸びしろはたくさんあるなっていう感じにさせてくれました。ただ、その伸びしろを埋めることができるかどうかは本人次第だけどね。これからアイツはアメリカに行ったり、日本に戻ったり、いろんな経験をすると思うから。まだまだ発展途上ですよ。頑張ってほしいですよね」


 今年最後のWRESTLE-1のメインは武藤の保持するWRESTLE-1王座に後継者候補の最右翼である真田が挑戦、低空ドロップキックからの足4の字固めと得意のパターンで先手を奪おうとする武藤に真田は秘密兵器であるストラングルホールドで応戦、武藤は真田のその場飛びムーンサルトプレスをかわして再び足4の字固めに持ち込もうとするが、真田は再びストラングルホールドで切り返し武藤の得意のパターンを崩しにかかる。
 真田は今度はパイルドライバーから首攻めを展開し、劣勢の武藤は低空ドロップキックからドラゴンスクリューを狙うが、また真田がストラングルホールドで切り返し武藤に主導権を渡さない。
 真田はセカンドロープからミサイルキックを発射するが、武藤が真田の足へのドロップキックで迎撃すると、串刺し式シャイニングウィザードを連発、正調のシャイニングウィザードは真田はブロックしドロップキックを放つが、武藤はかわしてシャイニングウィザードを放つも、かわした真田はRKOを決める。
 真田は武藤の背中にスワンダイブミサイルキック、スワンダイブニールキック、THIS IS ITと畳み掛けると、タイガースープレックスからラウディングボディープレスと勝負に出るが、武藤はカウント2でクリアする。
 武藤のフランケンシュタイナーをパワーボムで叩きつけた真田はネックブリーカーから再度ラウディングボディープレスを投下するが、武藤がかわして自爆させると、膝を強打した真田に逆回転ドラゴンスクリューを連発し真田の膝に決定的な大ダメージを与える。
 勝負と見た武藤はシャイニングウィザードからムーンサルトプレスを決めるが、真田はカウント2でクリアすると、武藤は逆回転そして正調ドラゴンスクリューを決めてから足4の字固めで捕獲し、真田は抵抗するも無念のギブアップとなり、武藤が王座を死守した。

 真田も足攻めを狙う武藤に秘密兵器ストラングルホールドを披露し、またフランケンシュタイナーもパワーボムで阻止するなど、武藤マジックを封殺したかに見えたが、武藤が逆回転ドラゴンスクリューという新しい引き出しを出して、封じられていたはずの武藤マジックをこじ開けた、真田もよく攻めたが最後で武藤のキャリアの前にしてやられる結果となった。

 試合後には征矢が挑戦表明したが、武藤が「やりたくない相手」コメントした通り、何を考えているかわからない常識外れなタイプだけにに武藤にしてみればやりにくい相手、征矢の常識外れのワイルドが武藤を止めることが出来るか、注目だと思う。

 セミのタッグ選手権はデスペラードがセコンドを介入させるだけてなく、KAZMAも欠場中の吉岡世起を襲撃するなど大荒れの展開となるが、スピードとチームワークを駆使して246が主導権を握る。
 ところがTAJIRIのグリーンミストが神林レフェリーに直撃すると、デスペラード勢がテーブル、イス、ラダーをリングに持ち込み、河野がテーブル貫通チョークスラムでカズをKOすると、246の救出に駆けつけた征矢、AKIRAのワイルドネットワークも返り討ちにされてしまう。
 窮地の246だったが、蘇生したカズがTAJIRIをブレーンバスターでイス盛りの上に投げると、近藤とのダブルブレーンバスターで河野もイス盛りの上に投げ、近藤はキングコングラリアットを狙うが、河野が神林レフェリーを盾にすると近藤のラリアットが直撃となり、再び無法地帯となってしまう。
 しかし再びラダーを持ち出そうとしたTAJIRIに稲葉がドロップキックを放つと、近藤はランセルセで河野をテーブルに貫通させてKOしてから、最後はカズがTAJIRIにパワープラントからラダー上でのダイビングボディープレスで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には第5試合で対戦した中之上と児玉がタッグを結成し挑戦に名乗りを挙げる。
 敗れたデスペラードは第4試合で土肥がデスペラードを入りを表明した、デスペラードは当初黒潮を勧誘していたが、現状打破を狙う土肥が自ら志願してデスペラード入りを果たした。

 第6試合のZERO1との対抗戦は、船木と鈴木がヒートアップし、船木が場外でスリーパーで捕らえるも、そのまま両軍リングアウトとなり、納得しない両軍は延長戦となるが、完全にブチキレモードとなった船木と鈴木はイスで試合を無視して殴り合いを展開、KAIや田中だけでなく双方のセコンドが制止に入るが、船木と鈴木は味方までも手を出したため、レフェリーが収集不可能と判断して無効試合となるも、船木と鈴木の戦いは対抗戦の枠組みを越えた戦いになりそうだ。

 武藤が頂点のままで2014年を終えたWRESTLE-1、果たして誰が武藤を超えるのか、WRESTLE-1の最大の課題である。

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