全日本プロレス
-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
暴走大巨人コンビがワイルドバーニングを粉砕し世界タッグ王座を奪取…現在の石川修司は"全盛期”!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/uMlkB38K76
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月2日1月3日 全日本プロレス「2018ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1438人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○中島洋平(5分16秒 逆エビ固め)×岡田佑介◇第1試合◇
▼30分1本
岩本煌史 ○ウルティモ・ドラゴン(11分29秒 ラ・マヒストラル)×渕正信 西村修◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分26秒 テキサスクローバーホールド)鈴木鼓太郎 ×佐藤恵一◇第3試合◇
▼30分1本
○KAI TAJIRI(3分32秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング ×ブラックタイガーⅦ
※スプラッシュプランチャ【試合後のKAI&TAJIRI】
KAI「持ち上げて俺のメテオインパクトがいけば、一発って獲れるって自信があるし。今日は来ている皆さんに見せたんで。あれさえできれば、もう間違いないでしょう。でも、今日はTAJIRIさんの助けもあったんで」TAJIRI「俺はね、このまま三冠獲ってもらってね。2018年、今年はKAIについていく年にするよ。一緒にやっててよかったなっていう」
KAI「ミケ推しですから。“KAI犬"ですね(笑)」
――休憩時間に三冠戦が正式発表されたようだが?
KAI「えっ、いつ?」
TAJIRI「よかったね」
KAI「情報早い! まあ、改めて気が引き締まりました。今日はTAJIRIさんの助けもあって勝てたようなものなんで。当日は自分1人で臨まなきゃいけないんで。まあ、それまでそれ相応の対策を練って臨まなきゃいけないですね。まあでも、強いですからね、ジョーも」
TAJIRI「顔が緑色になって、こっちにらんだ時に本当にブルったよ。あんなのとやるって大変だね。いやでも、何とかなるよ」
KAI「そういう敵だからこそやり甲斐があるし、倒し甲斐があるんじゃないですか。なんか弱い相手を倒すのは仕事じゃないというか」
TAJIRI「俺は思うんだけど、ジョーっていうのは2mもあるガイジンで、ナチュラルパワーが凄いわけよ。俺、KAIっていうのは日本人のレスラーの中で、ナチュラルパワーがたぶん2、3本の指に入るぐらい強いと思うんです。なんでそう思うかっていうと、いつも試合で20分以上になっても、どんな相手でもパワーボムで平気で持ち上げる体幹の持ち主なんですよ。物凄く強いんです、実は。あと、デッドリフトなんて、日本記録保持者ぐらいは上げるんですよ、実は」
KAI「おお(笑) 本当ですか、そんなに?」
TAJIRI「まあ、嘘くさいね(笑) 桑原先生と一緒にやって、そうやって言われてたから」
KAI「いやあ、こんなに褒められるとは思わなかったんで。これで調子に乗るんじゃなくて、ちゃんと地に足を付けて。正式発表はされたんで、2月3日は節分の日なんで。ジョーは鬼じゃないですけど、鬼ぐらい強い相手だと思うんで。自分が退治します。いや、退治って言っていいのかな? そんなこと言ったら、全日本プロレスファンの皆さんに怒られちゃう。いや、倒します」
TAJIRI「じゃあ、今日は連戦終わって、やっと新年会。酒を飲みに行きますか」
KAI「そうですね。いやあ、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」
◇第4試合◇
▼30分1本
○崔領二(16分29秒 片エビ固め)×野村直矢
※赤川鉄橋◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 青柳優馬(11分45秒 ジャーマンスープレックスホールド)ゼウス ザ・ボディガー ×丸山敦◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/2017世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム]諏訪魔 ○石川修司(20分38秒 体固め)[第78代王者組]×秋山準 大森隆男
※スプラッシュマウンテン
☆秋山&大森が初防衛に失敗、諏訪魔&石川が第79代王者となる【試合後の諏訪魔&石川】
石川「ありがとうございました。いやもう、今の勢いだったら、もうちょっと簡単だと思ったら、だいぶやられましたね(苦笑)諏訪魔「やられたよ。強えな」
石川「結構集中的にやられたんで。以前と変わらず、隣にいる諏訪魔選手に…。自分が耐えていれば、勝機が見えると思ったんで。これで2018年、暴走大巨人が突っ走れる何か印になったんで」
諏訪魔「そうだね。いいキッカケだよね。これは第一歩に過ぎないから。ここから何をやるかだと思うし」
石川「全日本はもちろんプロレス界にガッチリ絡んでいきたいんで。まだまだ行きましょう」
諏訪魔「行きましょう」
――去年のチャンピオンカーニバルから勲章を独占しているが、この勢いのままで?
石川「去年もそうですけど、結果がよくついてきたなと思いますけど、もちろん同じような結果がずっと続くわけじゃないんで。悪い時もあると思うんですけど、悪い時も後ろを向かずに。僕らは全盛期なんで」
諏訪魔「全盛期だよ」
石川「もし結果がでなくても全盛期なんでね。もし落としたとなっても、またすぐに取り返せるような状態で進みたいと思います」
諏訪魔「最後のヨシタツと宮原。生意気だよ、あいつら。この間、俺らに負けてんだろ? またやらせてくださいって頭下げろよ。土下座だよ、お前。ヨシタツは土下座しろ、俺に。じゃなきゃ…ムカつくなあ」
石川「PWFのルールで、土下座したら了承するようにしましょう」
諏訪魔「見えねえところから土下座しとけよ、お前。そのぐらい思うよ」
石川「あいつ、ワールドフェイマスなんでしょ? だったら、SNSで土下座写真をあげろって言っておいてください。土下座したら考えますよね?」
諏訪魔「そうだよ」
石川「うちら1回も負けてないですよね? ヨシタツに。何の権利があるんだ。宮原はいいけど、ヨシタツは何の権利があるんだ?」
諏訪魔「よくわからないな、あいつだけは」
石川「アメリカ人だからっすかね?」
諏訪魔「なんだ、あいつは? 若作りして。若えのに配慮して。おかしいだろ? 歳はこっちのほうが近いんだろ? 俺より上だ?」
石川「なんすか?」
諏訪魔「わからない(笑) 適当」
石川「まあ、そういうことで、ぶっ飛ばして2018年も行きましょう」
諏訪魔「行きましょう」
――初代チャンピオンの谷津さんが見えている前での挑戦は意識した部分がある?
諏訪魔「うわーと思ったよ。テレビで見てた人だっていうね。ビックリしました」
石川「谷津さんに、鶴田さんと同じ体格で、僕のほうが動きがデカいって言われて、ちょっと調子に乗りました(笑)」
諏訪魔「少しファンに戻っちゃった(笑)」
――石川選手は世界タッグ初戴冠となったが?
石川「リング上で言った通り、世界タッグのベルトはメチャメチャ重いですよ。秋山準というリスペクトするレスラーからフォール勝ちしたのもデカいんで。この重さっていうのをこれから自分のレスラー人生の責任感に変えて、もっともっと向上していきたいと思います」
【秋山の話】「負けだよ、負け。俺の負けだ、俺の負け」
【宮原の話】「宮原健斗とヨシタツで、証しを残したいんだよ、俺は。このタッグチームでそろそろ形がほしいんだ。2月3日? 任せるぜ。次は俺らにいかせろ」
【ヨシタツの話】「全日本プロレスのファンを一番ハッピーにできるのは、俺たちヨシケンです。絶対みんな、試合後に俺たちのヨシケン劇場、見たいでしょ? やっぱね、俺たちがベルトを持って、メインイベントを締めないと。2018年、俺たちヨシケン、突っ走ります」
後楽園2連戦のメインはワイルドバーニングの保持する世界タッグ王座に世界最強タッグ覇者の暴走大巨人コンビが挑戦、両チームは12・2大阪での最強タッグ公式戦で対戦しており、暴走大巨人組のチームワークの乱れをついたワイルドバーニングが勝利を収めている。しかし暴走代巨人コンビは新合体技ラストマウンテンを編み出してから優勝を果たし、絆を確かめ合った。今回は仕切りなおしの意味での挑戦、選手権試合の立会人には初代世界タッグ王者だった谷津嘉章が登場、選手権試合宣言を読み上げた。
試合は序盤から諏訪魔が大森を万力スリーパーで捕らえて胴絞め式へと持ち込むが、和田京平レフェリーはチョークと判断して諏訪魔を制止、一旦放すがグロッキー気味の大森を再度スリーパーで捕獲して、石川と共に捕らえにかかるが、秋山の激に大森が蘇生すると、32文ミサイルを狙ってコーナーに乗る石川にアックスボンバーを浴びせ、場外に落ちた石川に秋山が強襲、鉄柵に叩きつけてからニールふとを浴びせ、大森もリングも戻った石川をパイルドライバーで突き刺し、秋山も石川の首だけをエプロンに固定して後頭部にニードロップを投下、鉄柱を使ったネックロックと石川の首を徹底的に狙い撃ちにして集中攻撃を浴びせる。
劣勢の石川は秋山の串刺し攻撃を阻止してからの32文ミサイルキックで反撃して、やっと諏訪魔に交代、交代を受けた諏訪魔は秋山にフライングショルダーから早くもラストライドを狙うが、秋山が堪えたところで大森が入るも、諏訪魔はダブルチョップ、ショートレンジラリアットで返り討ちにし、秋山に串刺しラリアット、フロントスープレックスと畳みかけるが、秋山のジャンピングニーで応戦、交代した大森もフロントハイキックからニールキック、飛びつきネックブリーカーからアックスボンバーを狙うが、読んだ諏訪魔はコンプリートショットで切り返す。
交代した石川は大森をスリーパーで絞めあげるが、串刺し攻撃をかわした大森はバックドロップを決めて秋山に交代も、そのまま場外でダウンしてしまい。完全に孤立した秋山は石川にランニングニーを放つが、ガードした石川が串刺しラリアットを放ってからダイビングフットスタンプを投下、だが秋山もジャンピングニー、ランニングニーを連発してフロントネックロックで捕獲、石川の首に何度もニーリフトを浴びせるが、石川はラリアットの相打ちから追尾式ニーリフト、正調ニーリフトと攻め立て、諏訪魔が入って連係からサンドウィッチラリアットが決まり、秋山は窮地に立たされる。
ここで蘇生した大森がカットに入るが、暴走大巨人コンビのダブルショルダーを喰らってしまうと、勝負と見た暴走大巨人コンビが諏訪魔がラストライド、石川がスプラッシュマウンテンの競演を狙う。しかしワイルドバーニングはリバーすると、諏訪魔を排除してから連係攻撃で石川を捕らえ、大森のフロントハイキックの援護を受けた秋山はエクスプロイダーを決めるが、ブレーンバスター狙いは石川がファイヤーサンダーで切り返し、諏訪魔がカットに入った大森を排除すると、石川はランニングニーからスプラッシュマウンテンを狙うが、諏訪魔を振り切った大森が、秋山が不時着した瞬間にアックスボンバーを浴びせ、秋山はランニングニーから膝蹴り、そしてエクスプロイダーで投げるも、石川はカウント2でキックアウトする。
秋山は勝負と見てリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うが、諏訪魔がカットに入ってバックドロップで投げると、串刺しラリアットから石川が入りラストマウンテンが炸裂、そしてカットに入った大森を諏訪魔が排除すると、石川は重いエルボーやカミゴェを秋山に浴びせ、最後はスプラッシュマウンテンを決めて3カウントを奪い、暴走大巨人コンビが王座を奪取した。
試合後に12・12後楽園での公式戦で対戦した宮原&ヨシタツが挑戦を表明、2・3横浜文体での防衛戦が濃厚となった。12・12後楽園では敗れはしたもののヨシタツが暴走大巨人コンビに懸命に食い下がり、特に諏訪魔の怒涛の攻めを耐え抜いたことで、引けを取らないところを充分に見せつけた。石川はこれでチャンピオンカーニバル、三冠ヘビー級王座奪取、世界最強タッグ優勝、そして世界タッグ王座と本来ならグラウンドスラムなのだが、王道トーナメントを制していないことからグラウンドスラム達成とはいかなかったが、石川の言葉通り、現在の石川は"全盛期"なのかもしれない。第3試合では正式のジョーとの三冠戦が決定したKAIが前哨戦でジョーと対戦、奇襲をかけたTAJIRIが速攻勝負を狙い、レフェリーとジョーを交錯させて、お得意の無法地帯を作り上げると、KAIにレポリューションボムを狙うジョーにグリーンミストを噴射、そしてKAIはジョーをメテオインパクトでジョーをKOしてから、試合権利のあるブラックⅦをスプラッシュプランチャで3カウントを奪って前哨戦を制し、激怒したジョーは退場するKAIを追いかけていった。
1.3後楽園大会終了‼︎本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
次戦は1.6名古屋大会‼︎アジアタッグ選手権試合を開催します。皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #プロレス pic.twitter.com/mXDOEBKxVQ
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年1月3日【全日本】タッグ完全制覇! 諏訪魔&石川が世界タッグ奪取▼宮原&ヨシタツが挑戦表明▼三冠初挑戦へKAIが王者ジョーにメテオインパクト敢行▼初代世界タッグ王者・谷津嘉章さんが認定宣言…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/ytKWhI0meT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月3日全日本後楽園大会でした。
秋山・大森組から勝利!ベルトの重みと秋山選手からフォール勝ちした重み。その重みを力に変えて闘って行きます!応援ありがとうございました!#ajpw #俺たちは全盛期 pic.twitter.com/3a9vlUW7Zj
— 石川修司 (@g0925union) 2018年1月3日ニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
勝機はあったと思うのですが…諏訪魔・石川は強かったです。僕の負けです。切り替えて6日のアジアタッグに臨みます!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月3日後楽園ホール2days最高でした(≧∇≦) #ajpw pic.twitter.com/xX5sOYZGO7
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年1月3日ずっとずっと昔から全日本プロレスを見てきているオイラにとって今日いちばん興奮したのは、初代世界タッグチャンピオンで特別立会人の谷津さんが「♪エイエイエイエイエイエイ!」の曲で入ってきた瞬間だった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年1月3日PR -
全日本プロレスの2018年度が開幕!ジョーがゼウスとのパワー合戦を制し三冠王座を防衛!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月2日 全日本プロレス「2018ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1522人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐藤恵一(5分29秒 片エビ固め)×岡田佑介
※変型フィッシャーマンズバスター◇新年の挨拶◇
秋山準社長「皆さん、新年明けましておめでとうございます。昨年は皆さんのご声援のおかげもあり、また一歩全日本プロレスは前進することができました。ありがとうございます。今、全日本プロレスの未来は負けてしまいましたが…今年もその歩みを止めることなく、一歩一歩前進していきたいと思います。今年も皆様のご声援よろしくお願いいたします」(新入団選手として丸山敦が1月1日付で全日本所属となったことが発表された。)
丸山「全日本プロレスの名を汚さぬよう一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。自分に期待されるものはやはり強いプロレスだと思っていますので。これから自分の実力で、カッコいいプロレスをどんどんやっていきたいと思います。これまでの私は忘れてください!」秋山「今までの丸山は忘れて、変なことはやらずに、一生懸命頑張ってください」
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○ディック東郷 丸山敦(4分39秒 クロスフェース)×中島洋平 西村修 ウルティモ・ドラゴン【試合後の渕&東郷&丸山】
渕「(2人と握手を交わすと、丸山に)あれ、お前入団したんだ?」丸山「お願いします!」
渕「まったく知らなかったよ。知らない間に入団しちゃって」
丸山「内緒にしてましたけど…今日からお願いします」
東郷「どうもありがとうございました」
渕「遠くから来てくれて。あとは2人に任せるから」
※渕が去っていく
――東郷選手は久しぶりの全日本参戦となったが?
東郷「そうですね。本当に秋山さんの全日本になってからは初めてだと思うので。今年一発目、全日本さんに呼んでもらって、凄く感謝しています。本当に新年一発目で勝利を飾れて嬉しいですね」
――参戦が継続すると、TAJIRI選手との再戦など楽しみなカードが出てくるが?
東郷「1回ちょっと消化不良に終わっているんでね。それもゆくゆくあるんじゃないかなとは思いますけどね」
――丸山選手は入団発表の時にお客さんから笑いが起こっていたが?
丸山「今まで僕に対して舐めた態度を取っていた人たちにギャフンと言わしたい。全日本プロレスという後ろ盾ができたんで。これからは全日本プロレスが僕を入れてダメになるか? 僕に10円ハゲができるか? どっちか勝負ですよ」
東郷「誰も真面目に聞いてないよ(笑)」
丸山「自分も自分で何を言ってるのかわからないですよ(笑)」
――今まで参戦してきた団体に今後も上がる?
丸山「僕が参戦してた団体さんに聞いてください。僕はいつどこでも誰とでも、あれしますから…。(東郷に)すいません」
――全日本に入団した一番の決め手は?
丸山「真面目なことを言ってもいいですか? プロレスが一番詰まっているところなんで。僕はプロレスを上手くなりたいんで。もう40歳超えてますけど、ずっとプロレスが上手くなりたい。自分に必要なものを求めると、全日本さんが一番私の理想ということで。ここでプロレスを一から学ぶつもりでやってまいります」
――当然、世界ジュニア王座も狙っていく?
丸山「もちろんです。一番ほしいベルトは世界ジュニアです。次に!BANG!TVぐらいです」
――東郷選手から見た全日本の魅力は?
東郷「やっぱりプロレス界の老舗でもありますし、今はインディー団体がいろいろ増えて、やっぱり新しいプロレスのジャンルがドンドンできている中で、伝統的なプロレスをしているというのは凄い大事なことだなと思いましたね」
◇第2試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 青柳優馬(7分39秒 片エビ固め)崔領二 ザ・ボディガー KAI ×佐藤光留
※ブラックアウト◇第3試合◇
▼新春無差別バトルロイヤル
○KAI(10分48秒 片エビ固め)×丸山敦
※メテオインパクト
【退場順】[1]佐藤光留[2]渕正信[3]ボディガー[4]宮原健斗[5]野村直矢、青柳優馬[7]佐藤恵一[8]ヨシタツ、崔領二[10]西村修[11]岡田佑介[12]ブラック・タイガーVII[13]中島洋平、梶トマト[15]吉江豊[16]阿部史典◇第4試合◇
▼世界タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
諏訪魔 石川修司 ○青木篤志(8分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)秋山準 大森隆男 ×岩本煌史◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第46代王者]○TAJIRI(12分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×鈴木鼓太郎
※バスソーキック
☆TAJIRIが3度目の防衛に成功(試合後、青木が登場)
TAJIRI「とうとう現れたな。待ってたぞ。青木篤志!俺は全日本プロレスに…いや、皆さんにお聞きしたい。次のビッグマッチ…2月3日横浜! 余計な邪魔が入る前に、TAJIRI対青木篤志、決定でいいじゃないか!」青木「PWFの決定とか、そんなのはもういいと思います。改めて2月3日横浜文体で、ぜひその世界ジュニアに挑戦させてください。俺はもう今、ここにいるお客さんが証人になったと思います。それでいいですよね?(と観客に呼びかける)正々堂々とこの世界ジュニアを懸けて、世界の一番を決めましょう」
(2人は拳を突き合わせると、握手をしながらにらみ合う)【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「今日、実はですね、昨年末に左ヒザをやっちゃって。今日は鼓太郎との戦いというより、実は左ヒザとの戦いだった。で、なぜか鼓太郎は腹が効いたと思ったみたいで、腹に集中攻撃してくれたのが実は不幸中の幸いだった。足を攻められなくてよかったよ。けど、全然大丈夫だった。この12月に怪我してから、いろいろ考えたんですよ。全日本に上がって半年経ちましたけど、試合数が多くて、何となくただやっちゃっているような感じに気持ちがなってきたところがあって。そこをビシッて引き締められたんですよ、この怪我で。だから、いろんな意味で良かったんだなと思う。今日はラッキーでした」――相手の先を読み合うという部分で、鼓太郎選手とは同じタイプに見えたが?
TAJIRI「たぶん彼のほうが、そういった意味でかなり進化形にいってると思うんですよ。僕はもうオールドスクールだから。実はいろいろと『鼓太郎眼中にない』みたいなことを言ってきたんですけど、そんなことは本当に全然なかった。とんでもない。凄い選手だよ。終わったから言うけど。まあ、次にまた戦う時があったら、変なこと言い始めるかもしれないけど、本当は凄い選手だともちろん思ってるよ」
――2018年最初に防衛した。次の挑戦者も現れたが、王者像をしっかりと見せていく?
TAJIRI「いろいろざわめき始めたじゃないですか? みんながうごめき始めてチャンピオン像を見せるなんて余裕ぶっこいている場合じゃないような状況が。段々段々と今は新しい芽が出てきたなって感じがしてですね。ぶっ壊されないように、ベルトを守るとかじゃなく、俺を守らなきゃっていう。俺自身を守らなきゃっていう。じゃなきゃ、すぐに壊れちゃうんで。鼓太郎だって今日勝ったけど、もう1回明日やったらわからないもの」
――ベルトだけでなく、TAJIRI選手を倒すことも勲章になるが?
TAJIRI「俺なんてオッサンですからね。怪我もよくするようになったし、したら治らないし。ハッキリ言って、俺のことは眼中にないと思う。みんなベルトのことしか頭にないんじゃないですか。わからないけどね」
――ジュニアのリーグ戦も控えているが?
TAJIRI「正直ね、大変だ。この前の最強タッグも大変だったんですよ、実は。俺は一番ちっちゃいし。今回は一番オッサンで、いつも一番それが不利な何かがあって、ハンディキャップトーナメントばっかりじゃないかって。でも、出ると決まったからには、ちゃんとやらなきゃいけないわけで。願わくば、あんまり強豪のいないブロックに行きたい。こんな弱気なことばっかり言ってていいのかなと思われちゃうかもしれないけど、それぐらい下から来ている人たちの勢いは怖いよ。青木選手なんて、もう生命力で負けてるなって感じが向き合った瞬間した。今回、鼓太郎と戦うにあたって、鼓太郎の映像を結構見たんです。そういうことを僕はあんまりしなかったんですけど、するようになったっていうのは、もう何かが衰えてきているからなんだよ。そうしたら、たまたまWRESTLE-1でAKIRAさんとやった試合を見ちゃったんですよ。AKIRAさんが50歳で。そうしたら、今日同じような展開になっちゃったんで、頭の中でAKIRAさんがオーバーラップしたよ、自分に。AKIRAさんはあの時、『俺はもう50歳のオッサンだから』って言ってたしかやってたと思うんだけど、俺も同じになっているじゃないか、これって。だけど、プロレスっていうのは、オッサンにしか出せない旨み、渋み、わびさびってもんがあるから。そこで頑張っていくしかないよな」
――最終的にベルトが腰に戻ればと?
TAJIRI「メチャクチャ欲しかったんですよ、もちろんこのベルト。だけど、これに関して未練や執着はないです、ハッキリ言って。一番その時に輝いている、力のあるヤツが巻くべきだから。『俺が持ってなきゃイヤ』だなんてことはまったく俺は思わないです。往生際の悪いジジイっていうのは一番カッコ悪いからね。なんか負ける前提になっちゃってるけど、そうじゃダメなんだよ。今日、とりあえず山を越えたんで。実はですね、昨日の元旦に酒を飲んでません。この私が。明日終わったら行きますよ。エネルギーを酒でこっちは補充していかないと」
【鼓太郎の話】「クソ…クソ! こんだけ不利の状況の中、俺を応援してくれた人たちには本当に申し訳ない。応援しづらかっただろうにね。でも、必ず結果で返すから。青木にもリベンジするし、あのベルトも必ず…。俺は終わらない。まだだ。まだ終わらないよ」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第59代王者]○ジョー・ドーリング(20分9秒 エビ固め)[挑戦者]×ゼウス
※レボリューションボム
☆ジョーが2度目の防衛に成功(試合終了後、ゼウスが悔しそうにリングをあとにすると、ここでKAIが花道から登場する
KAI「ジョーさん。ハッピー・ニューイヤー!そして皆さん、新年明けましておめでとうございます。去年できなかったことを叶えに来ました。アイ・ウォント・トリプルクラウン、アイ・ウォント・チャレンジ・ユー(と英語で三冠王座に挑戦表明。ジョーが場所を問う)ヨコハマ・イン・マイ・ホームタウン!俺にそのベルトに挑戦する権利、ありますよね!?(と観客に確認。そして、ジョーに握手を求める。すると、ジョーも応じて承諾)「あとはPWFの決定を待ちたいと思います。本日は誠にご来場ありがとうございました!」【ジョーの話】「ゼウスはビッグスキルを持った男だが、俺を止めることはできなかった。誰も俺を止めることはできない。俺は止まらず走り続ける暴走機関車だ。KAI、次はお前だ。俺のパワーをとくと味わえ。三冠ヘビー級チャンピオンのな」
【ゼウスの話】「クソ! 単純に悔しい。もっとできた。ただそれだけ。次は必ず俺が勝つ。俺がジョー・ドーリングからベルトを獲ってみせるんで」
【KAIの話】
――挑戦表明したのは、試合を見て感じるものがあったから?KAI「今年のテーマは"攻撃は最大の防御"っていう。ある意味、去年は守りに入りすぎてたのかなっていうのがあるんで。姿勢です。積極的に行ってこそ、それが守りになるっていう。自分を守るってことになるっていうので、やっぱり行かないといけないんじゃないかと思って。今日のチャレンジャーのゼウス選手も、チャンピオン・カーニバルの話だけど、倒したし。ヨシタツ選手にもこの間、札幌で。1個前のチャレンジャーも倒しているわけで、挑戦する権利はあるんじゃないかなと。この流れ的に自分が。それでいてもたってもいられなくなって。あとね、次の全日本プロレスのビッグマッチは(2・3)横浜文体という。自分の地元。タイミング的にここじゃないと。そういう気持ちで行きました」
――自分が三冠王者になるなら、横浜という舞台が一番だと?
KAI「いやもう、最高でしょう」
――手強いチャンピオンだが勝算は?
KAI「重いからこそ、持ち上げて俺の技で落として。自分の体重が仇になるっていうね。それがメテオインパクトなんで。重ければ重いほど、持ち上げさえすれば、あとは落とすだけだから。そうすれば、それが決まれば勝てるでしょ。その自信がないといけないでしょ」
――最強タッグで何度か大きな相手を倒してきたのも自信に繋がっている?
KAI「舞い戻って1年になりますけど、全日本プロレスさんに上がらせてもらって、一歩ずつ実績を作ってきたんじゃないのかなと。なかなかだって、チャンスがあるけど、そこで逃しちゃったら、もう一生掴めないし。今じゃないかって思ったんで。2018年、戌年なんで」
――戌年?
KAI「違う(笑)」
――ジョー選手も握手したというのは、やってやるという意思表明だと?
KAI「僕もそういうふうに思ってます。あとはPWFの決定を待つしかないんじゃないですか」
全日本プロレスの2018年度が開幕し、大会前には全選手が揃って新年の挨拶が行われるが、新入団選手が発表され、これまでフリーとして参戦してきた丸山の入団が発表され、所属となった。丸山は2014年に大阪プロレスを退団後はフリーとなり、大日本プロレス、K-DOJOなど各団体に参戦してきた。自分もここにきて丸山の入団には驚かされたが、各団体のジュニアでも実績を誇っているだけに丸山の入団は全日本的にも大歓迎だ。
所属初戦となった丸山は渕、久々参戦の東郷と組んで、中島&西村&ウルティモと対戦。西村と対峙した丸山はエルボースマッシュからテキサスブロンコスープレックスで投げられてしまうが、串刺しを読みドロップキックを発射、試合は東郷が中島をクロスフェースで捕らえてギブアップを奪い、丸山は所属初戦を勝利で飾ったが、新春バトルロイヤルでは最後の二人まで残るも、KAIのメテオインパクトを喰らい、優勝を逃してしまう。また休憩明けには2月13日、後楽園大会から開幕する『Jr.BATTLE OF GLORY』の出場選手、ブロック分けが発表された。
[出場選手]
▼Aブロック
青木篤志 近藤修司 岡田佑介 丸山敦 高尾蒼馬 佐藤恵一▼Bブロック
岩本煌史(前年度優勝者)中島洋平 TAJIRI(現世界ジュニアヘビー級王者) 佐藤光留 鈴木鼓太郎 藤田峰雄全日本からは岡田、フリーから佐藤恵、藤田峰が初参戦も、驚いたのはWRESTLE-1からエントリーした近藤の存在、近藤は2度に渡って世界ジュニア王座を保持し、パワーもヘビー級クラスだけに、全日本勢だけでなく、WRESTLE-1で対戦してきたTAJIRIや鼓太郎にとっても一番厄介な存在なのかもしれない。
メインはジョーの保持する三冠王座にゼウスが挑戦、昨年のゼウスはシングルでは三冠戦線に割って入れず、世界最強タッグでは優勝候補の一角とされながらも、負け越しと不本意な成績となるなど、今回の三冠挑戦は起死回生をかけての挑戦となった。
序盤からゼウスが逆水平合戦からフライングバイセップスエクスプロージョンで先手を狙うが、ジョーもロープ際でのラリアットでエプロンへ追いやり、フライングショルダーでエプロンから叩き落すと、リングにゼウスを戻して首だけ場外に出た形で固定した状態でエルボーを乱打、バックハンドエルボーから逆エビ固めとジョーが先手を奪う。
先手を奪われたゼウスも逆水平の連打で反撃するが、ジョーは脇腹、後頭部とエルボーを落とし、串刺しはゼウスが迎撃して逆水平合戦を展開、互いに一歩も引かずも、ジョーがコーナーに押し込んで串刺しを狙うと、ゼウスはコーナーに飛び乗って反転式のダイビングバイセップスエクスプロージョンを発射、串刺しバイセップスエクスプロージョンからフロントスープレックス、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
ジョーはスリーパーで脱出すると、突進したゼウスにショルダータックルを浴びせ、後頭部へのバックハンドエルボー、ショルダータックルからショートレンジラリアット、ブレーンバスターで投げるが、クラッチは外さなかったゼウスも連続ブレーンバスターで投げ返し、雪崩式ブレーンバスターは阻止されるが、ジョーがエプロンに着地したところでロープ越しのブレーンバスターで投げる。
しかしジョー起き上がった瞬間にラリアットを炸裂させると、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンと相打ちとなるが、ジョーがロープへ振ったところで、ゼウスがフライングバイセップスエクスプロージョンで迎撃すると、エプロンに逃れたジョーにロープ越しでのバイセップスエクスプロージョンを叩き込んでから、プランチャを命中させる。
リングに戻ったゼウスはリフトアップスラムからダイビング式バイセップスエクスプロージョン、コーナーに昇ったところでジョーが追いかけるが、不時着したゼウスはパワーボムで叩きつけ、ジャックハマーで勝負に出る。しかしジョーが堪えると突進するゼウスにスパインバスターを決めて両者ダウンとなる。
立ち上がった両者はエルボー合戦、ジョーのラリアットを喰らってもゼウスは意地で倒れず、ジョーのラリアットをかわしたが、先読みしたジョーはフライングボディーアタックを命中させると、レボリューションボムで勝負に出るが、抱えたゼウスは秘密兵器CIMAのシュバインを決めるも、両者ダウンでカバーに入れない。二人はエルボー合戦の後で、ジョーが再度フライングボディアタックからレボリューションボムを狙うが、不時着したゼウスはボディガー譲りのハイキックから、バイセップスエクスプロージョン、そしてジャックハマーを決めるも、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされてしまう。
二人はラリアット合戦も、ジョーが打ち勝つと、パイルドライバーで突き刺し、最後はレボリューションボムで3カウントを奪い王座を防衛、ゼウスはまたしても王座奪取はならなかった。
試合後に第3試合のバトルロイヤルに優勝したKAIが挑戦を表明すると、ジョーが受諾して2・3横浜文体大会での防衛戦を指定した。
KAIの三冠王座への挑戦は初、本来ならもっと早くに挑戦すべき存在だったのだが、全日本の内紛、WRESTLE-1への移籍、フリーとして全日本に参戦も、挑戦にはなかなか漕ぎつけることは出来なかった。そのKAIが遠回りしながらもやっと三冠王座に王手をかけた。セミでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のTAJIRIに鼓太郎が挑戦。12・17さいたまで丸山を降し王座を防衛したTAJIRIに鼓太郎が挑戦表明も、鼓太郎が2015年に保持していた世界ジュニア王座を返上して全日本を退団した経緯を巡って全日本ジュニア勢だけでなくファンまでも猛反発されたこともあって、館内は鼓太郎に対するブーイングが飛び交った。
序盤はハンマーロックを狙うTAJIRIに、嫌った鼓太郎がスタンドでの勝負を狙うが、TAJIRIは巧みに左腕攻めを展開、鼓太郎もアクロバティックな動きで脱出、先読み合戦ではTAJIRIのハイキックを見切った鼓太郎がキチンシンクからストマックブロック、ボディーへのエルボーと脇腹攻めで先手を奪う。
執拗な脇腹攻めに苦しんだTAJIRIは鼓太郎のフロッグスプラッシュ狙いを、下からの蹴りで迎撃し、顔面へのドロップキックから、ナックルを打ち込めば、鼓太郎もエルボーで応戦、再び脇腹にエルボーを打ち込んでからピットを炸裂させるも、TAJIRIもハンドスプリングエルボーで応戦、エルボーと土手っ腹へのミドルキックが相打ちなって両者ダウンとなる。
TAJIRIの串刺しをかわした鼓太郎は、三沢魂ダイビングエルボーアタックを炸裂させるが、TAJIRIはパイルドライバーで返した後で、掟破りのタイガードライバーを狙うも、脇腹へのエルボーで阻止した鼓太郎はブルーディスティニーを狙う。しかし不時着したTAJIRIはレフェリーと鼓太郎を交錯させようとするが、阻止した鼓太郎はファンネルからエンドレスワルツとTAJIRIを追い詰める。
ワンツーエルボーから脇腹へローリングエルボーと叩き込んだ鼓太郎はマスドライバーを狙うが、帯を脱いで鼓太郎をすっぽ抜かせると、斉藤レフェリーと交錯させ、三沢魂タイガードライバー狙いもTAJIRIが切り返し、回転エビ固め狙いもグリーンミストを噴射して阻止、そして最後はバスソーキックを炸裂させて3カウントを奪い、インサイドワークの差でTAJIRIが王座を防衛した。
試合後には青木が現れ、TAJIRIのほうから2.3横浜文体での挑戦者に青木を指名、青木も受諾した。青木も佐藤光留との変態自衛隊でアジアタッグ戦線が中心となっていたが、いよいよジュニア王座獲りに本腰を入れ始めた。【全日本】ゼウス初戴冠ならず 年頭決戦でジョーが三冠V2、KAIが名乗り▼鼓太郎返り討ちでTAJIRIが世界ジュニアV3、ついに青木迎撃へ▼世界タッグ前哨戦 諏訪魔と大森が大乱闘▼恒例の新春バトル KAIが優勝…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/jWfNF8gkpZ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月2日【全日本】丸山が1月1日付で全日本に入団…2018年オープニング興行・後楽園大会速報中https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/lVeUZDoB62
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月2日本日は後楽園大会に御来場、誠にありがとうございました。お陰様で新春バトルロイヤルで優勝。そして…
今年は去年出来なかった事を叶えます!三冠が欲しい!自分の地元横浜で挑戦したい!王者のジョーには自分の意思を了承して貰ったと理解したので後はPWFの返答を待ちます。明日は後楽園大会2日目。 pic.twitter.com/7kJfrLS6xS
— KAI (@kai0222) 2018年1月2日世界Jr.薄氷ながら防衛成功。次は2月3日横浜文化体育館で、ついにvs青木篤志…これもう決定でいいんだよな?
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年1月2日後楽園ホール大会終了。
TAJIRI選手に挑戦表明をしてきました。これで違う人が挑戦者となった場合、ズッコケるどころでは済まされないので認めていただきたいですね。
タイトルマッチはもちろん観てました。色々含めて完全にTAJIRI選手の試合だったと思う。
さすが、世界Jr.王者TAJIRI選手。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2018年1月2日本日、全日本プロレス後楽園、応援しづらい中、応援してくれた皆さま、後援会のみんな、結果出せずすいません、でも必ず結果で応えてみせます!
まだだ、まだ終わらんよ!#鈴木鼓太郎#ajpw
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2018年1月2日わたしは今年から全日本プロレス所属選手としてやらせていただきます。
全日本プロレスの名に恥じぬよう、一生懸命頑張ります!#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2018年1月2日全日本プロレス後楽園大会終了。秋山さんの全日本になってからは初登場です。淵さんの老獪さと全日本所属になったATUSHIのフォローで2018年一発目の試合を勝利で飾ることが出来ました。ありがとうございました。滞在時間5時間でした。
— dicktogo (@boliviacuba) 2018年1月2日ニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今年も前進、前進!
明日の世界タッグも防衛して前進あるのみ!頑張ります!!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月2日丸山敦、全日本プロレス入団。彼の面白いプロレスが欲しいだけではなく、彼のプロレスセンスとプロレス頭を必要としての入団です。
今後は全日本プロレス所属としてそれらをフルに使ってもらおうと思います。
皆様、今後とも丸山敦をよろしくお願い申し上げます。
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月2日【超満員 御礼】
全日本の闘い初め、熱戦の1.2後楽園大会終了‼︎本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
明日の1.3後楽園大会は注目の世界タッグ選手権試合を開催。皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #プロレス pic.twitter.com/8tE6TwrRhf
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年1月2日全日本プロレス後楽園ホール大会。今年も新春バトルロイヤルを見届けられてお正月を感じました!丸山敦選手が全日本所属になり、ディック東郷選手の参戦があり、Jr. BATTLE OF GLORYには高尾蒼馬選手、藤田峰雄選手、近藤修司選手の参戦も!これからの王道マットがますます楽しみですね pic.twitter.com/Mn9LhUZcKZ
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2018年1月3日 -
秋山&大森がデビュー25周年で世界タッグ王座を奪取!ジョーが諏訪魔を破り三冠王座奪取も…
10月21日 全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ最終戦~秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~」1870人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○中島洋平 鈴木鼓太郎(6分19秒 片エビ固め)岩本煌史 ×岡田佑介
※跳後廻蹴◇第2試合◇
▼30分1本
竹田誠志 ○丸山敦(9分40秒 首固め)×渕正信 西村修◇第3試合◇
▼女子プロレス/30分1本
○安納サオリ 万喜なつみ(8分51秒 ポテリング)沙紀 ×加藤悠◇第4試合◇
▼30分1本
○吉江豊 ダニー・ジョーンズ 阿部史典(6分26秒 体固め)崔領二 ×不動力也 石切
※ボディープレス◇第5試合◇
▼30分1本
宮原健斗 ○ヨシタツ KAI(9分17秒 ヨシタツロックⅠ)石川修司 ×ゼウス ボディガー◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第103代王者組]野村直矢 ○青柳優馬(18分17秒 片エビ固め)[挑戦者組]青木篤志 ×佐藤光留
※ロックスターバスター
☆野村&青柳が2度目の防衛に成功【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました」野村「やっと勝つことができました」
青柳「でも、まだまだ。まだ2回だけ。防衛2回ですよ。俺らはこんなところで止まらないっしょ。もっと行くっしょ。ねえ、野村さん?」
野村「俺らはまだまだ防衛し続けます。必ずアジアタッグ王者の中に俺らの名前を刻んでいきますよ」
青柳「俺たちがこのベルトを守り続けて、歴史にもっともっと…」
※ここで崔が拍手しながら割り込む
崔「はい、おめでとう」
青柳「なんだなんだ?」
崔「俺はお前たちの試合をずっと見させてもらってるけど、凄い強いチャンピオン。でも、このベルトを懸けて、お前らはアジアっていうけど、アジアの選手とやったことあるか? ないな。このベルトを懸けてお前たちがやったのは日本人だけやろ? でも、このベルトはアジアのベルトって俺は聞いてんねん。ランズエンド・コリアの俺たちの仲間が、韓国からこのベルトにどうしても挑戦したいって言ってる」
青柳「おお」
崔「で、ここはフェアな団体って俺は聞いてる。このベルトもちゃんとした実力があったら、誰でも挑戦できるって聞いてる。だから、お前たちがこのベルトを持ってアジアの代表って言うんなら、俺たちのランズエンド・コリアの仲間の2人の挑戦を受けてくれ。俺の願いや。お前たちは立派なチャンピオン。だから、その願い、その挑戦から逃げないことを祈ってます」
※崔は去っていく
青柳「ランズエンド・コリア? 韓国人? いいじゃん。日本人だけで気に入らないんだったら、俺らがチャンピオンとしてしっかり受けてやりましょうよ」
野村「俺らは拒む理由はないんで」
青柳「そうですよ」
野村「このベルト欲しい人が現れたんだったら、拒む理由ないし。必ず俺らが勝って防衛することは変わりないし。その自信が今日戦って、改めてつきました」
青柳「ランズエンドの資格だろうが、誰だろうが、このベルトは俺たちが必ず守る。俺たちがこのベルトを持って、新しい全日本プロレスの明るい未来、そして、新し時代を築いていく。以上です」
◇第7試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○TAJIRI(9分44秒 片エビ固め)[第45代王者]×ウルティモ・ドラゴン
※バスソーキック
☆ウルティモ2度目の防衛戦【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「いやあ、今日は人体実験するとかデカいこと言ってたら、されちゃったね。あの人はさすがだね。凄いよ、ウルティモ・ドラゴンは。なにかご質問はございますか?」――ウルティモ選手からベルトを奪還したが、両国と今回と2試合戦って、ウルティモ選手と戦うことにどういう意味があった?
TAJIRI「前回はいろいろあったんですけど、もう別にないですわ。そんないつまでも同じことを…同じアメをベロベロベロベロ舐めても気持ち悪いから、ポイッと捨てて、新しいのを舐めますよ、僕は」
――だからこそ今回はグリーンミストが出た?
TAJIRI「ていうか、今回はウルティモ・ドラゴンに気合いが入ってたから、あれしかなかったですね。あれしかなかったと思う。なんかね、足とか凄い極められたなあ。あんまりああやって固められるってことはないんですよ。久しぶりに『ああ、こういうのをメキシコでやったよな』って。捕獲された感じ。人体実験されるところでした。危なかった、危なかった」
――試合後に中島選手が乱入して挑戦表明したが?
TAJIRI「ていうか、彼はそんなことを口にしてもいい男なんですか? だって、ジュニアタッグリーグ戦もエントリーされていないし、ここ最近、勝っているところを見たことないし、僕は。そして、そういう風にまだ思われてないんじゃないかな、誰からも。それでいいのかな? もし本当にやるってなれば、よっぽどなにかを見せないことには終わると思うよ、彼のプロレス人生。いいのかな、それで。もう一度考えたほうがいいんじゃない? いつでもいいですよ、やるんだったら。絶対に俺が負けると思えないから。ベルトをいくらでも懸けたっていいよ。絶対に俺は負けないと思ってるから」
――歴史を紡いできたジュニアのベルトが新調されて戻ってきたが?
TAJIRI「今まで日本で十何年やってますけど、ただのトリッキーなヤツだと思われてたと思うんですけど、最近あんまりそういう風に聞かなくなってきたんですよ。ちょっと皆さんが認識を新たにしてくれ始めたというのは、なんでかっていうと、この全日本プロレスで実績を積み上げていくと、全日本でできるんだから、実はちゃんとしてたんじゃないかって、たぶんみんなが思ってくれ始めたじゃないかなって。考えたら、今まで全日本だとか、新日本だとか、G1だとか、チャンピオン・カーニバルとか、妙なことばっかりやってたからね。で、ちょっと腰を落ち着けて、ちゃんとやってみたら、ちゃんとファンの人が認めてくれた。それは全日本プロレスという舞台があったからだと思って。それは凄く感謝しているんですよ。なんかやっと少しわかってもらえたのかなって、生意気なこと言っちゃうけど。それこそグリーンミストだって、全日本に上がり始めた当初は、いろいろ言った人がいたと思うんですよ。最近、あんまり言われなくなっているような感じがするんですよね。ただこれも、全日本という舞台があったから、伝統の舞台があったからだと思うんですよ。やっぱり凄いなって本当に思うんですよね。けどまあ、中島の挑戦は何でもいいですよ。実はここ最近、青木選手とタッグマッチで何回か当たる機会があって。彼は凄い選手だと思うんですよ。実はね、ベルトを今日獲ったら、そういうことを俺を勝手に言っちゃいたかったなと思ったけど、やられちゃいましたね。トンビの中島がザッとやってきちゃった感じだね、今日は。いつでもいいですよ。やりますよ」
【中島の話】「こんなとこじゃ終われねえんだ!!」
◇第8試合◇
▼世界タッグ王座決定戦/60分1本
○秋山準 大森隆男(18分43秒 片エビ固め)×関本大介 伊東竜二
※エクスプロイダー
☆秋山&大森が第78代王者組となる【試合後の秋山&大森】
――急きょ、対戦相手が代わって決定戦となったが、改めて関本&伊東組については?秋山「関本選手はいい選手だとわかっているし。関本&岡林組というのは、タッグチームの強い象徴…先輩の俺らから言っても、プロレス界でも強さの象徴みたいなところもあったから、やりたかったけども。そこで、代わりで伊東選手が。まあ、代わりって言ったら大きすぎる存在だけども、たぶん今日やった感じでは、初めてだから逆にやりづらさを感じてたのかなって思いますね」
大森「急きょ変更になった王座決定戦だったけど、別なエンジンがかかったという部分が非常にありました。伊東選手は初対決だったので。ベルト云々ももちろん、俺らの25周年というのはもちろん。で、伊東竜二という初対決の選手とやるっていうその心構えっていうのは」
――王者になって思うことは?
秋山「『やった!』というよりも責任感。やっぱりこれを巻いたという責任が。それはもうみんなに思ってもらいたいんですけど、歴代の王者がね。この前も(アジアタッグ王者の)青柳たちに言ったんだけど、歴代のチャンピオンを見ろって。それを見たら、どれだけそのベルトが凄いものかわかるかって言って。もちろんこのベルトも。嬉しいというのもあれば、それ以上にこのベルトをこの歳で巻いて。若いヤツらがいる中で、責任…まだまだ動かないといけないなと思いますし。これで何もなければ、このまま最強タッグにいきたいなとは思いますけどね」
――25周年記念大会で、川田さんや小橋さんが見ている中で、世界タッグ王座を取り戻す大役を成し遂げたが?
秋山「逆に力が入りましたね。変な試合ができないなというのもあったし。もちろん押されることもある。だけど、やられてばっかはいられないなって。だから、動くように動くように僕はしてました」
大森「試合前に、川田さん、小橋さん、あと諸先輩方にお花をいただいて。川田さんとここで試合をやったのを覚えているし、小橋さんとやったのも覚えてますよ。その思い出が凄く蘇ってきましたね」
秋山「裏切った小橋さんから花をもらって」
大森「そうです、そうです」
秋山「ここで裏切って、花をもらって。変な話だよ」
――最近は一歩引いた形だったが、世界タッグ王座を取り戻したことで、まだまだいけるという手応えを掴めた?
秋山「獲ったんでね。さっき、ゼウスが負けたけど、お前、負けて黙って帰ってくるなって。オッサンの48歳を迎えたやつが持ってるんだから、なんか言って帰れよって。普通にあいつは帰ってきてるけど。で、結局、ヨシタツと宮原がワーッてやって、なんか思わないかなと思って。俺だったら絶対に文句言ってるよ。それがあいつのなさ。いくら筋肉をバンバンつけて何をしたって、結局、ここ(胸を叩いて)がなかったら一緒なのよ。表面にガーッと筋肉つけたって、ここがなかったら。心に筋肉つけろよ、もっと。もっと言えよ。それは別にあいつだけじゃなくて、他のやつもみんな。もっと言えよ、もっと。俺は言わなきゃ余計に腹が立つ。言ったほうが俺は怒らない。こいつ(後ろにいた岡田)なんて失礼な話だよ。鈴木鼓太郎って呼び捨てにしてるからね。それでいいんだよ。もっともっといろんなところに発言して、皆さんを注目させて、自分の試合にもっと付加価値をつけて、責任を持って戦っていく。それが一番いいと思います。負けて帰ってくるなよ、ゼウスなんて。以上です」
【試合後の関本&伊東】
関本「クッソー! すいません伊東さん」伊東「岡林が欠場になって俺が入ったけど、せっかく大日本が持ってたベルトだけど、大介、次は全日本の最強タッグで返そう」
関本「はい」
伊東「それでリベンジだ」
関本「一緒に組みましょう」
※卓矢がやってきて
卓矢「待ってください。俺に出させてください! 関本さん、俺と組みましょう!」
関本「今、伊東さんと組んで…」
卓矢「本来ならストロングの人間がいくべきだと俺は思ってます」
伊東「確かに蛍光灯を使えないし、あの調子だったらイスも怒られるからな。野村、いけるか?」
卓矢「俺がいきます!」
伊東「じゃあ関本&野村で最強タッグ…」
※ここで大地&神谷が登場する
大地「ちょっとごめんなさい。今の試合を見させてもらったましたけど、野村、それは違うだろ?」
卓矢「いや、ストロングの人間が最強タッグに出るべきです」
大地「なるほどね。それにしたって、やっぱり俺らが今…」
関本「ちょっと待て。俺のエントリーは決まってんだよ。最強タッグへの俺のエントリーは決まってんだよ」
大地「いやいや、ちょっと待ってください。大日本プロレスを代表するタッグチームが出るべきじゃないですか。今、大日本プロレスを代表するタッグチームは僕たち大神なんで。僕たちが出るべきだと思うんです」
卓矢「今、今日でタッグパートナーを決めるのは早いと思うし、岡林さんはアクシデントで怪我しちゃって」
※なおも大神が詰め寄ると
関本「四の五のうるせえよ、お前。決めてやろうじゃねえか。これで俺と野村が組んで、最強タッグ出場者決定戦、やってやろうじゃないか。いいですよね、伊東さん?」
伊東「そうだね。大日本で一番強いと言っているんだったら、タッグチャンピオンの俺と小林が出るというのもあるんだろうけど、俺はさっきもう出ないと言ったので。2組で代表を決めて、全日本の最強タッグをひっかき回せば」
関本「やってやるよ、てめえらと。この前の借りを返してやる」
卓矢「キャリアは関係ねえから」
関本「イケイケだ、バカ! お前、イケイケだよな?」
卓矢「イケイケです」
神谷「そんなこと言ったら、こっちも…」
関本「イケイケノムちゃんだよ」
大地「イケイケノムちゃんはよくわからん」
卓矢「OKです。それで決まりです」
関本「もう舞台は整った。どこでもいいよ」
神谷「勝ったほうが大日本を代表するんだな」
関本「OK。やってやるよ。やってやるよな、ノムちゃん?」
卓矢「やりましょう」
――改めて伊東選手は全日本初参戦だったが?
伊東「初参戦で世界タッグ。聞くところによると、高山善廣さん以来、そういうのはないと。初参戦で世界タッグのベルトを獲れなかったのは凄い残念です。普段、デスマッチをやっている人間からしたら、物凄くいい経験になりましたし、大日本プロレスのデスマッチにまた新たな動きを加えれるのかなと。負けといてあれですけど、大変勉強になりました」
――秋山&大森組から吸収することはあった?
伊東「最近だと、大日本で自分より体がデカい選手が少ない中で、ああいった選手と当たれるというのは凄い勉強になりましたし、18年と言えども、25周年に比べたら、まだまだだなと」
――最初に蛍光灯を持って入場したが?
伊東「使えないことは重々わかってます。使った瞬間に反則負けになるのはわかっていたんですけど、やっぱり大日本プロレス、そしてデスマッチの代表として、このぐらいの気持ちはあるんだぞという見せるために」
◇第9試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジョー・ドーリング(20分10秒 エビ固め)[第58代王者]×諏訪魔
※レポリューションボム
☆諏訪魔が初防衛に失敗、ジョーが第59代王者となる(試合後は遺恨が続いた諏訪魔と握手を交わした。そんなジョーの前にヨシタツが姿を現す。ブーイングや罵声が飛ぶ)
ヨシタツ「ジョー。三冠チャンピオン、おめでとう。今、お前が獲った三冠タイトルに11月9日後楽園ホールでこのヨシタツが挑戦させてもらうぜ。これをあとで英訳してやる。9年前、俺たちはWWEで切磋琢磨してたよな。あれから9年、お互いにいろんなことがあったな。俺は首を粉砕骨折して、お前はガンになった。(客席からは「ジョー」コールが発生した)人生って甘くないよな。11月9日は、俺とお前、これまでどっちがより力強い人生を送ってきたか、証明しようぜ。スゲエ試合をしてやろうぜ( ジョーはヨシタツの目の前でベルトを高々と掲げると、首をカッ切るポーズで返答する)11月9日は平日です。でも皆さん、後楽園ホールに足を運んで、俺たちの試合を…(と喋り続けたが、ジョーはショルダータックルで吹き飛ばして黙らせ、大歓声を浴びる)サンキュー」【試合後のジョー】
※ベルトを持って姿を現すとジョー「このベルトが全てだ! 疲れたよ」
※イスに座ると、通訳のボンバー斉藤レフェリーと缶ビールで乾杯する
ジョー「まずはこれをガンで苦しんでいる人たちに捧げたい。今日が自分のカムバックのクライマックスだ。家族やファンだけでなく、会ったことのない知らないファンの人たちも応援してくれてありがとう。ガンで苦しんだけれど、今は最高の気分だ」
――どうしてカムバックすることができた?
ジョー「わからないな。カムバックするまで長い時間がかかった。こんな風にカムバックできると思ってなかった。家族や友達、自分をサポートしてくれる人たちがいなかったらできなかった。会ったことのないファンにも助けてもらったよ」
――諏訪魔選手は特別な相手だった?
ジョー「諏訪魔は凄いレスラーだ。リングじゃなくても凄い。同じ世代のライバルだ」
【諏訪魔の話】「負けた。一発一発がやっぱ重いよ。今まで横にいてわからなかったけど、ここまでタイトルマッチのジョーの技が首に響くとも思ってなかったし。今回は負けたけど、あいつには何回もチャレンジしたいし、これからライバルとして俺とあいつとの戦いは終わらないよ。諦めない。またもう1回頑張るよ。勝つまでやる」
【ヨシタツの話】「言いたいことは全部リング上で言ったから」
「秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~」が開催され、休憩前の記念セレモニーでは小橋建太、川田利明、そしてかつての秋山の付き人だった橋誠が登場、25周年を迎えた秋山と大森を激励、渕や和田京平レフェリーも加わり記念撮影となった。
秋山&大森のワイルドバーニングが関本&岡林のストロングBJの保持する世界タッグ王座に挑戦する予定だったが、15日大日本プロレス後楽園大会で岡林が試合中に右肩を負傷、右肩関節脱臼および肩鎖関節脱臼と診断され欠場となり、ストロングBJが王座を返上、そして関本のパートナーに"デスマッチ"ドラゴン"伊東が名乗りを挙げ、ワイルドバーニングとの間で王座決定戦が行われることになった。伊東の全日本参戦は初、デスマッチのエースと秋山と大森のとの遭遇にも注目が集まったが、伊東は蛍光灯束持参で入場、だが試合前に撤去されてしまった。
大森と関本で試合がスタートも、しばらくして秋山と伊東が対峙、ヘッドロックからグラウンドの攻防も、伊東は自軍に連行、交代を受けた関本が執拗にヘッドロックで絞めあげ、秋山がバックドロップで投げても絞めあげ、大森がカットに入るも、関本は両腕ラリアットで二人をなぎ倒し、場外に逃れた大森には伊東がプランチャで追撃、ステージに連行してブレーンバスター合戦も伊東が競り勝つ。
大日本組は孤立した秋山を捕らえ、秋山の古傷である腰に集中攻撃も、関本のブレーンバスター狙いを投げ返した秋山が大森にやっと交代、大森も関本にフロントハイキック、ニールキック、スイングネックブリーカードロップと猛反撃するが、アックスボンバー狙いは関本がかわしてラリアットを浴びせ、交代した伊東も踵落としからムーンサルトプレス、ドラゴンキッカーからドラゴンスプラッシュで勝負に出るも、剣山で迎撃した大森がアックスギロチンドライバーで突き刺し、交代した秋山も、同じく交代した関本にジャンピングニー、ランニングニーと浴びせてからフロントネックロックで捕獲する。
しかし伊東がドラゴンキッカーでカットすると、関本がアトミックドロップからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、カットに入った大森に秋山を投げつけると、秋山にラリアットからジャーマンを狙うが、堪えたところで大森がアックスボンバーでカットに入り、秋山もすかさずランニングニーからエクスプロイダーで投げる。
大森が伊東を排除するとワイルドバーニングが孤立した関本に集中攻撃を浴びせ、大森がフロントハイキックから秋山のジャンピングニー、大森が後頭部にアックスボンバーから秋山がエクスプロイダーと連係を決めると、最後は秋山が生膝ランニングニーからリフトクラッチ式エクスプロイダーを決め3カウントを奪い世界タッグ王座を奪取した。試合後のバックステージでは関本が岡林に代わり伊東とのタッグで世界最強タッグエントリーを表明したところで、セコンドとして帯同していた卓矢がパートナーに名乗りを挙げ、伊東も卓矢に譲ったところでエントリーかと思いきや、試合を観戦していた最侠タッグ優勝チームの橋本大地&神谷英慶が待ったをかけ、大日本のリングで出場者決定戦が行われることになった。大神も本来ならBJWタッグへの挑戦が優先なのだろうが、BJWタッグは沼澤邪鬼&吹本賢児が名乗りを上げ、また優勝決定戦ではタッグ王者組の伊東&アブドーラ・小林も破っていることから、更なる上へということで世界最強タッグに名乗りを挙げたということなのか…
秋山と大森がデビューしたのは1992年、全日本プロレスがジャンボ鶴田から三沢光晴ら四天王(三沢、川田利明、小橋建太、田上明)へ移り変わろうとしていた時期で、秋山はレスリングエリートとして注目を浴びたが、アメフトしか実績のない大森は雑草扱い、デビューから1年目で病気欠場の鶴田の代わりに世界最強タッグに出場した秋山と比べ、大森はデビューから前座として扱われた。秋山は三沢が率いる超世代軍、大森は川田&田上率いる聖鬼軍と分けられたが、二人はユニットの枠を越えてタッグを結成しアジアタッグ王座を奪取、12度に渡って防衛するなど長期に渡って保持してきたが、同時に秋山も三沢とのタッグで世界タッグ王座を奪取するなど常に先に走り、大森は遅れを取っていた。
その大森も秋山とのタッグ解消後は、高山善廣と「NO FEAR」を結成、三沢が提唱した三沢革命の影響もあって自己主張することにより、秋山との差を一気に縮めていたが、その矢先に三沢に追随する形でNOAH旗揚げに参加、しかしNOAH旗揚げ後は大森が再び低迷、秋山どころか高山との差も開いた。2002年大森はWJプロレスに引き抜かれNOAHを離脱、秋山と別々の道を歩んだ。大森がなぜ離脱したのか今でも明らかになっていないが、大森なりにNOAHに留まっても三沢どころか秋山の上に立てるわけではないというものもあったのかもしれない。
秋山はNOAHを牽引する存在となったが、大森はWJ離脱後はZERO1-MAX、新日本プロレスへと渡り歩き、一時はセミリタイアしていた時期もあった。二人は大森が離脱した際に三沢を激怒させていたことから交わることがないと思ったが、大森が先に全日本へ戻ると、NOAHを離脱した秋山も全日本に戻り、今では秋山が社長、大森が副社長で全日本を引っ張る立場、1992年にデビューした際もこうなる運命になるとは二人も予想出来なかったのかもしれない。
秋山と大森はこれからも全日本プロレスを支えつつも、レスラーとしても、まだまだ花を咲かせて欲しい。
秋山準選手、大森隆男選手、デビュー25周年おめでとうございます!
メインの三冠ヘビー級選手権試合はショルダー合戦を制したジョーがエプロンに逃れた諏訪魔にラリアットを炸裂させるが、ジョーは場外戦に持ち込まずリング内に諏訪魔を押入れ、ストンピング、エルボードロップ、ハンマーパンチと追撃も、フロントキックは諏訪魔がキャッチするとアンクルホールドの体勢から強引に投げるアンクルスープレックスで投げ、ジョーは右脚に大ダメージを負うが、諏訪魔は容赦なくストンピングを入れ足攻めを展開する。
諏訪魔はコンプリートショットからアンクルロックでジョーの動きを封じると、フロントスープレックスを狙うが、堪えたジョーはショルダータックルで反撃し串刺しショルダーからラリアット、エルボードロップ、ブレーンバスターと畳みかけるも、諏訪魔もフライグショルダーからフロントスープレックスと譲らない。
諏訪魔はラストライドで勝負に出るが、ジョーがリバースしたところで諏訪魔がラリアットも、倒れないジョーもラリアットで返し、何度も相打ちとなってから諏訪魔がジャーマンも、ジョーもラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボー合戦も、串刺しを狙うジョーに諏訪魔がここ一番で出すドロップキックを炸裂させると、串刺しラリアット、ジャーマン、ローリングラリアットと畳みかけ、ダブルチョップ、ちび膝蹴り、延髄斬りと放ったあとでラリアットを狙うが、ジョーはスパインバスターで迎撃、諏訪魔がエプロンに逃れてもジョーはリング内へパワーボムで投げ捨て、ダイビングボディーアタックからパイルドライバー、しかしデスバレーボム狙いは諏訪魔が背後に着地してバックドロップで投げると、ラリアットを狙うが、読んでいたジョーが先にラリアットを放ってからデスバレーボムで突き刺し、そのまま手首を掴んでラリアットを放つ。
ジョーはレポリューションボムで勝負を狙うが、諏訪魔が回転エビ固めで切り返すと、バックドロップからラストライドを狙う。しかしジョーが堪えると諏訪魔がラリアットを狙うと、ジョーはフライングボディーアタックで迎撃してからラリアット、レボリューションボムで3カウントを奪い勝利を収め、三冠王座を奪取した。
試合後にジョーと諏訪魔が握手となってノーサイドになったところで、第5試合でゼウスからギブアップを奪ったヨシタツが挑戦を表明した。ジョーとヨシタツはWWE時代から関係があり、二人はFCWで共にトレーニングをしてきた仲だったという。しかしジョーは1軍に上がることはなくWWEを解雇され、ヨシタツは1軍に昇格した。その二人が全日本で再会するというのも因縁めいたものがあるのかもしれない。
しかしヨシタツもWWEを去り、新日本にフリーとして戻るも首を骨折、欠場している間にポジションがなくなり、全日本に新天地を求めた。新日本時代とは違うというものを確かに出しているが、三冠の戦いはあくまで別物、これまで以上のものを求められる。ヨシタツにそれが出来るのか?今回は厳しい目で見られるのは必死だろう。
世界ジュニアヘビー級選手権は今回もTAJIRIがウルティモの左腕攻めを展開するが、ウルティモはラ・マヒストラルからキックのコンポ攻撃で反撃、変型卍固めからジャベてTAJIRIの動きを止めにかかる。
TAJIRIはハンドスプリングエルボーを狙うが、切り抜けたウルティモはラ・マヒストラルを狙うも、TAJIRIも同じ技で切り返しトラースキックからバスソーキックを狙う。しかしかわしたウルティモはソバットも、かわしたTAJIRIはボンバー斉藤レフェリーとウルティモを交錯させ、焦ったウルティモはアサイDDTを決めるがカウントが入らない。ウルティモはレフェリーを起こそうとするが、TAJIRIが毒霧を噴射してからバスソーキックで3カウントを奪い王座奪還、試合後にウルティモの愛弟子の一人である中島がTAJIRIを襲撃、挑戦を表明する。アジアタッグ選手権は腕攻めから青柳を捕らえた変態自衛隊が試合を有利に進め、交代した野村も光留の関節技、キックに苦しみ、王者組が主導権を奪えない展開が続く。
変態自衛隊は野村に照準を定めて分段にかかるが、青柳がカットに入ると、逆に光留を捕らえて青柳がジャパニーズレッグロールクラッチ、逆さ押さえ込み、首固めと丸め込みを連発、反転式のダイビングボディアタックからジャーマンと畳みかける。
変態自衛隊は光留が青柳をチキンウイングアームロック、青木も野村をアンクルホールドで捕らえて勝負に出て、ダブルチョップからサンドイッチジャンピングハイキックと連係で青柳を追い詰めるが、野村が青木をマキシマムで排除すると、孤立した光留に青柳と共にダブルドロップキックを放ち、光留のハイキックをガードした青柳がドロップキックの連発、ジャーマン、ロックスターバスターと畳みかけて3カウントを奪い、難敵である変態自衛隊から王座を防衛も、バックステージでは崔らランズエイド勢が挑戦を表明した。秋山準・大森隆男デビュー25周年記念横浜大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
最高の結果、時間を過ごせました! pic.twitter.com/u9LiFtDDd8
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年10月21日横浜文体三冠戦
ジョーの気持ちの入った1発1発重い攻撃に
俺の身体が耐え切ることが出来ず
正面衝突したけど
今回は負けて初防衛に失敗しました。
負けてこのままじゃ俺も悔しいし
次対戦する時は 絶対に勝ちたい。... https://t.co/cBfeu2ZudO
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年10月21日三冠戦
正面衝突したらジョーに負けた。
すごく悔しいが
あいつとはライバルとしてこれから何回も闘って行きたいと思う。
次は勝つ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年10月21日新旧、どちらの世界Jrベルトも手にできて光栄、我が人生。 pic.twitter.com/uNPrfylmgJ
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日世界jr.ウルティモ・ドラゴンより奪回な今宵。しかしさすがだった。こっちが人体実験されるギリギリだった。しかし、試合後襲撃してきた中島洋平。いいのか?アイツがあんな行動して?そんな実績あったけ?きょうやれなかった人体実験はアイツにやるか。確か、名古屋でシングル組まれてたよな。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日でさ、きょうウルティモに下から毒霧吹き付けたら顔に降ってきて、試合後オレの顔も緑に染まってたのよ。で、控え室に戻ったら京平さんが「きょうオマエが吹かれたのか!?」と。違いますよ、京平さん。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日あとやっぱり、ウルティモ・ドラゴンは一瞬一瞬を高貴にしていく能力というか、すべてを最高の絵にしていく、しかも相手も巻き込みながら、というか。たぶん、そういう概念がプロレスにあると一生知らずに引退していく数の方がはるかに多いと思うのよ。それを、やる。淡々と。当たり前に。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日けどやっぱり、もしオレがウルティモ・ドラゴン(の中身の人)に憧れレスラーになっていなかったら、きょうのこの一戦に至るまでのドラマもなかったと思うのだ。だから、中身の人に憧れレスラーになって、やっぱりオレはラッキーだったと思うのだ。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年10月21日必ず獲る。そして世界ジュニアチャンピオンになる。このままじゃ、終われない!!!!! #ajpw
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年10月21日横浜文化体育館大会終了。
勝てば嬉しい、負ければ悔しい。それは当たり前。
大切なのは、それを次に活かす事だと思う。
いろいろと吹っ切って、好きなようにやっていきます。
まずは、タッグリーグ戦に集中。そして、シングルも狙います。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年10月21日全日本プロレス横浜大会で橋が挨拶に来てくれた。久しぶりに会ったが元気そうで何より‼︎ pic.twitter.com/TzqkhZ69SN
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2017年10月21日 -
失ったものを取り返した・・・諏訪魔が宮原を降し6度目の三冠王座戴冠!
10月9日 全日本プロレス「2017旗揚げ記念シリーズ」後楽園ホール 1301人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○鈴木鼓太郎(8分43秒 エビ固め)×岩本煌史
※三沢魂タイガードライバー◇第2試合◇
▼30分1本
渕正信 ○太陽ケア 征矢学(8分50秒 片エビ固め)中島洋平 TAJIRI ×阿部史典
※TKO34th◇第3試合◇
▼アジアタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
野村直矢 青柳優馬 ○KAI(10分35秒 片エビ固め)青木篤志 佐藤光留 ×岡田佑介
※垂直落下式ブレーンバスター◇第4試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合/3分10R
[第3代王者]○西村修(3R0分34秒 後方回転エビ固め)[挑戦者]×ダニー・ジョーンズ
☆西村が4度目の防衛に成功◇第5試合◇
▼30分1本
秋山準 ○大森隆男(5分11秒 片エビ固め)ゼウス ×ボディガー
※スライディングアックスボンバー◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級王座次期挑戦者決定戦/60分1本
○ジョー・ドーリング(11分20秒 体固め)×石川修司
※ダイビングボディアタック◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/第5回王道トーナメント優勝者]諏訪魔(31分1秒 体固め)[第57代王者]×宮原健斗
※ラストライド
☆宮原が初防衛に失敗、諏訪魔が第58代王者となる(試合終了後、宮原がセコンドの肩を借りてリングをあとにすると、入れ代わるようにジョーがリングに上がる。諏訪魔はそんなジョーとにらみ合うと、目の前で手に入れたばかりのベルトを高々と掲げてみせ、ジョーが去ると、客席から大きな「諏訪魔」コールが巻き起こる)
諏訪魔「皆さん、熱い応援ありがとうございます。ホントにしんどかったけど、みんなの応援のおかげで何とかベルトを取ることができました。ありがとうございます。横浜ではジョーと三冠戦やります。ジョーにはスゲエむかつくんだけど、そういう気持ちは抜きにして、正々堂々ぶつかり合いたいと思います。この三冠ベルト、優勝カップ、そして全日本プロレス…。その名前の価値をまだ俺、上げたいです。まだまだ暴れていくんで、これからもよろしくお願いします」【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「いやぁ、獲ったぞ三冠。久々だよな。これアキレス腱切った以来なんだよね。だから凄ぇびびってる俺がいるよ。優勝カップと…今日だけは最高の気分で寝たいな。しんどかった。やっぱ宮原っていうのはあそこまで急成長してるというのを今日、凄ぇ感じたし、スタミナも無尽蔵なところがあるな。まだまだ恐ろしいよね。ただ、毎回言ってるように宮原1強、そんなの面白くない。俺がベルト獲って、また全日本どうなっちゃうんだって思わせなきゃいけないし。UNのベルトだってあるんだよ。俺のやるべきことはUNの精神をもって、どうなっちゃうんだろう全日本プロレス?と。いい方向にね。そういうふうに思わせたいね」――三冠ベルトと王道トーナメント優勝カップを同時に持った気持ちは?
諏訪魔「重いよ。本当に重い。この秋から何かこうやってね、タイトル手にできてるっていうのが春前半じゃ考えられなかったよ。どうなっちゃうんだろ、俺?っていうふうに思ったしさ。みんなもそう思ったかもしれないけど、結果としてここに落ち着いてるわけで。複雑だよね。うれしいけど、つらかったなって。前まではそういう思いなかったんだよね。なくてベルトを持ってたっていう。気持ちは凄く強かったんだけど、いざ、いろんなことをやってベルトを手にしたというのは感無量というかね。前半、苦労してよかったなって思ってますよ。まだまだこれからね。持ってからどんだけ苦労するかだよ。俺、苦労しかしてないんだよ。(右肩のベルトがずれて)こうやってベルトが俺の肩から外れようとしてる時点で何か起きようとしてるんだよ」
――史上最多6度目の戴冠を果たし、歴史に名前を残すことになったが?
諏訪魔「歴史に名前残すような人間じゃないっすよ」
――三沢、川田を抜いての記録だが?
諏訪魔「時代が違いますよ。たまたま俺がやり続けてるだけっていうだけで、誰も超えたなんて思ってないし。そこは記録持ったからって意識しない。積み重ねでみんなに泣いてもらえるような試合を重ねなきゃいけないって思いますね」
――10・21横浜でジョーと初防衛戦が決まったが?
諏訪魔「あいつには夏、凄ぇ嫌な思いさせられたし、試合に何回も乱入されたり、本当にむかついてるんだけど、今日あいつ肩にEvolutionのタオル(フラッグ)持ってたんだよね。あれ見た時点で俺はそういう思いをかき消す。いいよ、水に流す。ただ正々堂々と勝負したいと思うようになった。だから横浜は勝負します、あいつと。あいつは俺の両国の試合ぶっ壊してまでやりたかったんだから、やりますよ。正々堂々、勝負します」
【宮原の話】「また這い上がるから…」
全日本後楽園大会のメインは王道トーナメントを制した諏訪魔が宮原に挑戦、両者の対戦はイ年ぶりとなる。
序盤は牽制し合うが諏訪魔がショルダータックルで場外へ追いやるも、宮原が場外戦で頭突きを浴びせると、諏訪魔の顔面を鉄柵めがけてフェースクラッシャーで叩きつけ。鉄柱を使ってのヘッドロックとラフで先手を奪いにかかり、リングに戻っても諏訪魔もウイークポイントである首攻めを展開する。
劣勢の諏訪魔は宮原のビックブーツをキャッチすると、倒れ込みながら右足首を捻り上げる万力スープレックスで投げてから、宮原の足攻めを展開して形成を逆転させ、再度万力スープレックスで宮原の足に大ダメージを与える。
勢いに乗った諏訪魔はダブルチョップを乱打してからオクラホマスタンピート、宮原の低空ドロップキックもキャッチして逆片エビと徹底的に足を攻め、串刺しラリアット、フロントスープレックスと猛攻をかけるが、宮原は低空ドロップキックから側頭部へのドロップキックで活路を見出し、 串刺しブラックアウトからエルボー合戦、フロントハイキックを打ち込んだ宮原はブラックアウトを浴びせ、串刺しブラックアウトからブレーンバスターで投げるも、再度のブラックアウトは諏訪魔がキャッチしブードゥーロックで捕獲する。
諏訪魔はダブルチョップを乱打し、ラリアットからバックドロップ、そしてラストライドで勝負に出るが、宮原はDDTで切り返し、ブラックアウトからジャーマンも、振りほどいた諏訪魔はアバランシュホールドで叩きつけ、再度ラストライドを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返す。
両者はジャーマン合戦を展開し、宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンも、シャットダウン狙いは諏訪魔が必死で振りほどき、ここ一番で出るドロップキックを発射、串刺しラリアット、投げ捨てジャーマン、ローリングラリアットと畳みかける。
諏訪魔は再度ラストライドを狙うが、回転エビ固めで切り返した宮原はブラックアウトも両者ダウン。立ち上がった両者はエルボー合戦、宮原が頭突きを連発すれば、諏訪魔もダブルチョップで応戦、両者ダウンの後で宮原がブラックアウトを炸裂させるが、再度のシャットダウン狙いは諏訪魔は必死で逃れ、宮原のラリアット狙いをかんぬきスープレックスで投げ、バックドロップからラストライドで3カウントを奪い、王座を奪取、6度目の戴冠となった。諏訪魔にしてみれば、宮原への挑戦は失ったもの取り返すための戦い。しかしこんなに時間がかかるものとは思っても見ず、成長した宮原を相手に全てを出し切った。諏訪魔にしてみればここまで来るのは長かったと思う。
試合後に諏訪魔と袂を分かち、挑戦者決定戦ではダイビングボディーアタックで石川にリベンジを果たしたジョーが現れ挑戦をアピールした、10・24横浜での選手権となったが、ジョーを降して再び自分の時代を築くことが出来るか?また今年の世界最強タッグの出場チームが発表され
・秋山準&大森隆男組
・宮原健斗&ヨシタツ組
・諏訪魔&石川修司組
・ゼウス&ボディガー組
・野村直矢&青柳優馬組(現・アジアタッグ王者組)
・関本大介&岡林裕二組(現・世界タッグ王者組)
・TAJIRI&KAI組
・崔領二&将火怒組
・征矢学&ブラック・タイガーVII組
・ジョー・ドーリング&太陽ケア今年は10チームが参加し1ブロック制で行われる、世界タッグ王者のストロングBJ、ジョーはケアと組み、宮原はジェイクが欠場のためヨシタツと組む、ヨシタツも全日本に本腰を入れることから、宮原とのコンビはチャンスでもある。
【全日本】史上最多6度目の戴冠 諏訪魔が1年9ヶ月ぶり三冠返り咲き▼石川に雪辱 ジョーが復帰から9ヶ月で三冠挑戦権獲得▼48歳誕生日・秋山快勝、世界タッグへ「あとはもらうだけ」▼西村V4、丸山名乗り…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/O64XbUtkgk
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年10月9日本日は後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!三冠戦は諏訪魔が新王者に!次期三冠挑戦者はジョー・ドーリング!次回、10/11(水)松本大会も皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/ti7DD820k4
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年10月9日三冠戦は
しんどい試合で危なかったが
ギリギリ勝つことが出来ました。
まだもうちょっと意地張って
頑張ってみる。
応援ありがとうございます。 pic.twitter.com/brgEUkqIt0
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年10月10日またベルトに辿り着けるように…
今日もたくさんのご声援本当にありがとうございました。#ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年10月9日今日のメイン。以前の暴走する諏訪魔も良かったが、ギリギリで必死で戦う諏訪魔に感情移入した。これこそ三冠チャンピオン!
そして、その前に立つ宮原もまた素晴らしいチャンピオンだった。
誇らしい戦いだった。
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年10月9日全日本後楽園大会でした。メインは本当に大激戦。この闘いの中に加わっていたいし、負けたくないと思った。応援ありがとうございました。#ajpw
— 石川修司 (@g0925union) 2017年10月9日日本の #YoshiArmy のみなさん、こんばんは(^_^)。ついに全日本プロレス参戦と、最強タッグリーグのチームが発表されましたね。自分は三冠王者の宮原選手と組みます。チーム名は何にしようかな!?応援の方よろしくお願いします!#TheWorldSecondSeason
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年10月9日 -
全日本を守り通した秋山が鼓太郎に贈ったメッセージ
9月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/P0Emj06zX1 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年10月2日10月5日 全日本プロレス「2017旗揚げ記念シリーズ〜GROWIN' UP vol.7〜」新木場1stRING 292人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○佐藤恵一(分秒 ジャーマンスープレックスホールド)X岡田佑介◇第2試合◇
▼30分1本
○稲葉大樹 吉岡世起(分秒 極反り卍固め)X中島洋平 岩本煌史◇第3試合◇
▼30分1本
土肥孝司 ○熊ゴロー アンディ・ウー(分秒)大森隆男 丸山敦 X阿部史典
※ダイビングセントーン◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準(11分31秒 体固め)X鈴木鼓太郎
※リストクラッチ式エクスプロイダー【秋山の話】「(鼓太郎とシングルは久々だと思うが?)記憶にない。まぁ、いいフォーアーム(エルボー)やられたわ。あいつは知ってるからね。(このタイミングで鼓太郎と寝具すで戦った意味は?)それはあいつが考えればいい。何で俺がここで戦ったか。勝敗もあるだろうけど、勝敗以前にここで、ちっちゃなこの場所で俺がお前と一騎打ちしたという意味合いがどういうものか考えろ。あとは自分で答えを出すしかない。俺がリングでお前への問いかけ。2年ちょっと? 会ってない間にお前は何やってきたんだって俺も問いかけたつもりだし。(秋山選手にとって鼓太郎は特別な気持ちがある?)いやいや、それは鼓太郎だけじゃなくて、ウチの選手もそうだし、だけどあいつが忘れちゃいけないのは、俺の元から一回離れた。それは俺を信用してなかったから離れた。理由はどうあれ、それはそう。だけどここにいる選手たちは俺を信じてついてきてくれた。明確な違いがあるし。全日本に上がるんであれば、それをなかったものにできるのかどうかもあいつ次第だろうし。もちろん上がり続けたくなかったら、上がり続けなくていい。ただ、そこだけはハッキリ…当時いた諏訪魔も青木も大森も、苦しいながらも、もちろんあいつも苦しかったと思うけど、だけど、ここに残って全日本を守ろうとしてくれた。俺はそういう人間が一番大切だし、そこにまた戦いを挑んできた。それなりの覚悟があってあいつもきたんだと思うから、それをこれから一戦一戦、出せって。もっともっと自己主張しろって。お前が昔はリング上だけでよかった。今はそうじゃないから。ちゃんと言葉に出して、皆さんに表現して、自分はどういうものなのか、どうしたいのか、何がターゲットなのか、何をここで求めるのか、しっかり話せ。そうじゃないとお前の居場所はない。俺も置いておく意味もないし。今日がそれのスタートだし」
【鼓太郎の話】「(いろんな思いがあった中で秋山とシングルで戦ったが?)本当にヘビー級が強くてよかったなって思います。俺もね、コテコテのジュニアだけど、俺相手に容赦なくきてくれたし、それについては感謝してます。(秋山は『俺とシングルをやった意味を考えろ』と言っていたが?)言われなくてもわかってます。その気持ちも全部、体に乗せて伝えましたよ。でも今日の試合もそうだし、前の青木とのシングルもそうだけど、どちらとも負けたけどね。やっぱり俺はここでプロレスしたいなって改めて思いますよ。外に出てこんなボコボコになったことないからね。あとは何と言ってましたか? (『一戦一戦、覚悟を見せろ。主張しろ』と)俺の発言はしょっぱいからね。わかってますよ。その分、リングで見せようと俺は頑張ってきたから。でも主張はしますよ。まずは青木なり全日本ジュニアなりにね。やっぱり全日本ジュニア相手に、青木相手にしていくには、世界ジュニアを視野に入れないと意味がないし。今、全然、誰も絡んでないしね。ウルティモさんとTAJIRIさんでやり合ってるだけだから。俺がそこを獲ればね、青木だって黙ってないだろうし、それ以上に若い奴も黙ってないだろうし。一度置いていったベルトかもしれないけど、ここのど真ん中にいくにはベルトを獲らないと。青木にリベンジ果たさないとね。いやぁ気持ちいいぐらいにやられました。どこのヘビー級もそうでいてほしいよ。あと青木に空気になるって言われたけど、空気になるつもりもないし、絶対空気にならないけど、たとえ空気になったとしてもお前の首を獲りにいくよって。負けたままじゃ終われないよ」
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第103代王者組]野村直矢 ○青柳優馬(18分23秒 片エビ固め)[挑戦者組]征矢学 ×ブラック・タイガーVII
※ロックスターバスター
☆野村&青柳が初防衛に成功【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました。何とかこのアジアタッグのベルト防衛することができました。まだまだかっこいいチャンピオンには程遠いですけど、もっともっと僕らで防衛して、このベルトを輝かせたいと思ってます。まず獲ってから初防衛できたんで、まず第一歩、チャンピオンとしての務めを一歩クリアできたんじゃないかなと思ってます」野村「この前、チャンピオンになったばかりで早い防衛戦だったけど、それなりに準備してきたものがあったんで、そこがうまく結果につながったなと思います」
青柳「でもまだまだですね。このベルトかけて、やっぱり獲った時からずっと気持ちは変わってないですよ。このベルトをかけて戦いたい相手がいる。青木篤志、佐藤光留。あの二人を絶対に振り向かせて、このタイトルをかけてあの二人と絶対に戦います」
野村「まだあの二人には一度も勝ってないんで、僕らで必ず防衛戦実現させて、必ず僕らが防衛したら、僕ら自身が進化できるんじゃないかって、そう思います」
【試合後の征矢&ブラックVII】
ブラックVII「大森取締役、二度と青柳と当てないでくれ。寿司屋に行ってもアオヤギは食べない。それより全日本プロレスはやり方が汚いです。最強タッグに立候補する。大森取締役の力で我々二人を最強タッグにエントリーしてくれ。一番乗りだ、俺たちが」征矢「エントリーさせてもらうぞ」
ブラックVII「もう二度とアオヤギは食べない。完敗だよ」
征矢「二度と食べないといってるけど、もしかしたら三度目は食べるかもしれない。しかしブラックVIIさん、めちゃめち流暢な日本語使っとるやないか。どういうことだ? もしかしたら俺より日本語うまいかもしれない。俺よりブラックVIIさんの方が日本語うまいかもしれない。今日負けた敗因は俺がスペイン語を勉強しなかった。ただ、それだけだ。ただよ、本当にやり方汚いぞ。誰が取り締まってんだ、全日本プロレス?」
――大森取締役では?
征矢「その取締役にしっかり日本語とスペイン語の取り締まりもちゃんとやっといてくれって言っといてくれ」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
諏訪魔 石川修司 青木篤志 TAJIRI(21分39秒 体固め)宮原健斗 KAI ×佐藤光留 ダニー・ジョーンズ
※ラストライド(試合終了後、諏訪魔は王道トーナメントの優勝カップを手に、エプロンで三冠ベルトを掲げる宮原としばしにらみ合った。石川と握手を交わしてからマイクを持つ)
諏訪魔「今日は勝ったんで、次、後楽園。俺が王道トーナメントの優勝者として、あの三冠のベルト、右手に持ちますよ俺は!宮原の時代は今度の後楽園で終わらせます」【諏訪魔の話】「よし、絶対このトロフィーの反対側には三冠のベルト絶対に手にする。そして宮原の時代は終わり。もういいだろ。そう思うよ。どうなるかわかんないような全日本プロレスに一度、戻さなきゃいけない。どうなっちゃうんだろうって。それが俺の役目だと思うしさ。一人若いのが威勢よくたって面白くないでしょ。どんどんいろんなもの飛ばすよ。それが俺の使命だ。ベルト右手にほしいな。両手掲げたいよ。こういう名誉あるもの俺、大好きなんでね。そこはしっかり勝負しにいきます。(最後の前哨戦に勝利して手応えは?)そうだね。今までの中では一番いいんじゃないかなと思います。とにかくこの王道トーナメント優勝カップ、価値を上げていく。どんどん上げていく。三冠ベルトだって俺に任せろよって。わけわかんなくしてやるから(笑) それが一番だ」
【宮原の話】「きたね。あと4日。俺の時代は永遠に終わらないよ、俺がプロレスラーでいる限りは。10月9日、負けられないんだよね。俺はプロレスの神様からこの全日本プロレスをさらに高みにもっていってくれと宿題もらってるんでね。そのためにはこのベルトを手放すわけにいかない。誰にでもその使命を与えられるわけじゃないんだよね。プロレス界で最も最高の男しか与えられない、その使命を9日、防衛して、さらに高みにもっていく」
新木場大会の第4試合で秋山が鼓太郎と対戦、鼓太郎にとっても全日本退団後、フリー参戦してから初めて秋山とシングルとなる。
序盤から読み合いを展開も、秋山がリストロックから腕固めで先手を奪い、鼓太郎のエルボーを受けきって逆にエルボーで返し、花道に連行してDDTで突き刺すが、場外ブレーンバスター狙いは鼓太郎が投げ返すと、すかさず三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻ってもコーナーからのダイビングエルボーアタックから三沢魂タイガードライバーを狙う。
しかし秋山はリバースすると、ジャンピングニーからエクスプロイダーで投げるが、2発目狙いは鼓太郎がエンドレスワルツで切り返し、ボディエルボー、アッパー掌底、ワンツーエルボーから三沢魂ローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決める。だが秋山はカウント2でキックアウトすると、鼓太郎のローリングエルボーをジャンピングニーで迎撃し、エクスプロイダーで投げてから生膝ニーを何発と打ち込み、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い勝利を収めた。
秋山が試合後にコメントしたとおり、鼓太郎を始めとする退団した選手らは、全日本の経営危機に伴って契約形態を変えた秋山に不信感を抱いて去っていった。中には秋山を批判する者もおり、秋山は反論しなかったが、いろんな意味で悔しい思いがあったのも事実だった。全日本は秋山を支持するものだけで踏ん張り再建した。今回の秋山vs鼓太郎は秋山なりに抑えていたものをぶつけた試合だったのではないだろうか…。鼓太郎も秋山のメッセージを貰ったことでフリーながらも全日本のリングに上がり続けることを決意した。今回の試合で自分が半端な気持ちで捨てたはずの全日本のリングに上がったわけでないということを改めて示すことが出来たのではないだろうか。セミでは30日の群馬大会でブラックⅦ&TAKA組からアジアタッグ王座を奪取したばかり野村&青柳に、ブラックⅦがWRESTLE-1の征矢をパートナーに変えて挑戦、序盤は征矢がボディースラムで先手を狙うが、野村もボディースラムで応戦して譲らず、青柳との連係で捕らえにかかるも、征矢が両腕でのワイルドボンバーで反撃して、野村にDDT、青柳にショルダーネックブリーカードロップの同時攻撃から場外戦に持ち込み、ブラックⅦは鉄柱に青柳の左肩口を鉄柱に叩きつけてから脇固めと腕攻めを展開する。
窮地を脱したドロップキックで窮地を脱した青柳は野村に交代、征矢組は野村を捕らえようとするがドロップキックでまとめて返り討ちにすると、征矢に串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスで攻め込む。
しかし交代を受けたブラックⅦが野村の攻撃を断ち切ると、シャイニング論ザードから超高校級ラ・マヒストラルを狙うも、阻止した野村はスピアーを放ち、青柳との連係でブラックⅦを捕らえにかかるが、野村のスピアーが青柳に誤爆してしまうと、征矢がデスバレーボムで野村を排除してから、青柳にもワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦがカバーするも、野村が間一髪カットに入り、追尾式ジャンピングエルボーこと柴田惣一氏命名レッドアローで征矢を排除する。
野村はブラックⅦにフロッグスプラッシュを投下するが、ブラックⅦが剣山で迎撃し、征矢も青柳にワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦが青柳とのエルボー合戦から首固め、超高校級ラ・マヒストラルと丸め込み技を連発するも、またしても野村がカットに入り、ブラックⅦに山折りを決め、征矢も野村をワイルドボンバーで排除すると、青柳もミサイルキックで征矢を排除、最後は青柳がジャーマンからロックスターバスターで3カウントを奪い、難敵相手に防衛に成功した。
試合後の王者組は改めて青木&光留の迎撃をアピール、征矢相手にも一歩も引かず、難敵のNOSAいやブラックⅦ相手に2度も退けるなど、野村と青柳も立派に成長し若手の域から脱しつつある。また征矢は今年は大森とのGET WILDではなくブラックⅦとのコンビで出場を表明した。征矢はGET WILDとして昨年の最強タッグでは全勝優勝を果たしたが、現時点ではGET WILDとしてはやるべきことはなくなったということか・・・?10・9後楽園大会の前哨戦は諏訪魔組が宮原の首に照準を定めて集中攻撃を浴びせ、終盤でも諏訪魔が宮原のフロントハイキックをキャッチしてキャプチュードで投げ、ラストライド狙いはフランケンシュタイナーで切り返されたが、ジャーマンからのブラックアウト狙いは再びキャッチした諏訪魔がダブルチョップ、ローリングラリアットと浴びせ、光留のアンクルホールドもジャーマンで投げ捨てると、最後は宮原に見せ付けるかのように光留にラストライドを決め3カウントを奪い完勝、前哨戦を制した。
【全日本】諏訪魔が最後の前哨戦制す 「宮原の時代終わらせる」▼野村&青柳がアジアタッグ初防衛、改めて青木&佐藤迎撃宣言▼征矢&ブラックVIIは最強タッグ出場要求▼鼓太郎に完勝・秋山「一戦一戦、覚悟見せろ」…新木場大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/pQoxezCaRh
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年10月5日ありがとう新木場!
さぁー!
あと4日☆#ajpw pic.twitter.com/2FJ1T5U38s
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年10月5日全日本新木場大会でした。
諏訪魔選手との入場曲MIXテンション上がった!
次は後楽園、ジョー戦。突破します! pic.twitter.com/Ps9KH3rVhe
— 石川修司 (@g0925union) 2017年10月5日新木場大会、ご来場ありがとうございました。
皆さんの応援のおかげで初防衛することができました!
僕と野村さんで全日本プロレスの新しい景色を見せていきます!#ajpw pic.twitter.com/UfZC8zlAkG
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年10月5日pronto otra vez campeon deparejas de ASIA
siemple mi culpa
dondestas mi precioso...#ajpw pic.twitter.com/JoBu8d81sj
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2017年10月5日新木場大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
エルボーで首より鎖骨が痛い…
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年10月5日今日の試合の意味を考え、気持ちを体にのせて全てぶつけたけど、跳ね返された…
何年ぶりだろうかこんなにボコボコにされたのは…
これが本当のヘビー級なんだな。
一度出ていった俺だけど、秋山さん、
俺はここでプロレスがしたいです。#鈴木鼓太郎#ajpw
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2017年10月5日全日本プロレス新木場大会。メインは激しい三冠前哨戦になりました!明日の金曜バトルメンは全日本特集✨ゲストに三冠挑戦を控える諏訪魔選手をお迎えする予定です。 #samurainews #samuraitv #ajpw
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年10月5日 -
宮原健斗が石川修司を降し三冠王座を奪還…全日本は新たなるステップへ進みだした
8月27日 全日本プロレス「2017 SUMMER EXPLOSION最終戦 全日本プロレス45周年記念 両国大会~新たなる決意~」両国国技館 6500人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐藤恵一(3分4秒 ジャーマンスープレックスホールド)×岡田佑介◇第0試合◇
▼オープニングアクト〜アクトレスガールズ提供試合〜/10分1本
安納サオリ 万喜なつみ(6分28秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)本間多恵 ×高瀬みゆき◇第1試合◇
▼20分1本
○中島洋平 阿部史典(4分18秒 片エビ固め)野村卓矢 ×青木優也
※跳後廻蹴◇第2試合◇
▼ランズエンドvs多国籍同盟/20分1本
○崔領二 将火怒 石切(7分40秒 片エビ固め)サム・アドニス マッシモ ×ダニー・ジョーンズ
※那智の滝◇第3試合◇
▼大隅興業presents 全日本プロレス創立45周年記念タッグマッチ
ドリー・ファンク・ジュニア ヒロ斉藤(10分16秒 スピニングトーホールド)ザ・グレート・カブキ ×渕正信◇第4試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合バトルロイヤル
[第3代王者]○西村修(8分24秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]×グレート小鹿
☆西村が防衛に成功【退場順】[1]愛澤No.1[2]吉江豊[3]瀧澤晃頼[4]仲川翔大[5]佐野直[6]ダイナソー拓真&吉野コータロー[7]篠瀬三十七[8]田村和宏[9]レイパロマ[10]カーベル伊藤[11]丸山敦[12]アブドーラ小林&不動力也
◇第5試合◇
▼30分1本
○カリスティコ(8分25秒 ラ・ミスティカ)×エル・ディアマンテ◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ブラック・タイガーVII TAKAみちのく(10分35秒 超高校級ラ・マヒストラル)[第101代王者組]青木篤志 ×佐藤光留
☆青木&佐藤が3度目の防衛に失敗。TAKA&ブラックVIIが第102代王者組となる【試合後のブラックVII&TAKA】
ブラックVII「ごめん、獲っちゃった。どうしよう?」TAKA「みんなさ、俺たちが獲るわけないと思ってたよね。俺たちが即席チームだから、獲るわけないと思ってたよね。俺もそう思ってたよ。だけどよ、知ってる人は知ってんだよ。俺と相棒がどんだけ深い繋がりを持ってるか。俺たちを即席って言った時点で相手の負けだよ。どれだけのキャリアを世界中で積んできたことか。なあ、相棒?」
ブラックVII「そうね。どうしよう? これは予定が狂う」
TAKA「まさか獲るとは思わなかったな」
ブラックVII「俺はさ、2回目なんだよ。中身だよ。中身で獲ってるから」
TAKA「そういうのを言ってやっていいよ」
ブラックVII「でも、嬉しいベルトだよね、全日本プロレスの中で一番アジアタッグというのがさ。箔になるから」
TAKA「歴史に刻めたわけだ。世界最古のベルトでしょ? これを獲ったってことはさ、またこれを使って、いろいろ遊べるんじゃないの?」
ブラックVII「防衛戦はとりあえず小橋&菊地組。さっき小橋さんがいたからさ、『獲っちゃった。どうしよう?』と言ったら、ちょっとムッとしてたから、じゃあ、挑戦してこいって」
TAKA「取り返してくださいよ、先輩」
ブラックVII「そうだよ。小橋&菊地で来い。それがダメだったら、強いヤツらとはやらねえぞ」
TAKA「渕正信でもいいぞ。歴史と伝統があるんだろ? 過去のチャンピオン、来いよ」
ブラックVII「全日本プロレスは一番面倒臭い2人をこの全日本に残しちまったな。ただじゃ転ばねえぞ」
TAKA「誰も獲りに来なければ、俺たちは好き勝手にいろんなところでやっちゃうからな」
【青木の話】「悔しい。悔しい。いろんなことを考えさせられるタイトルマッチだな。勝てば何も考えなくて済んだかもしれないけど、負けたんでね。俺も俺なりにいろんなことを考えないといけない。今日はもうそれしか言えないね。負けて言えるのはそれだけ。悔しい。ただ、俺はこれでは終わらない」
◇第7試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/45分1本
○タイチ(13分19秒 エビ固め)×青柳優馬
※タイチ式ラストライド【タイチの話】「くだらなすぎる。くだらねえよ。だいたい何なんだよ、この団体はよ。俺は一言も出るって言ってねえぞ。出るって言ってねえのに勝手に決めて、勝手に発表しやがって。そんなやり方あるのかよ? しかも、前日会見だかなんだか知らねえけどよ、会見で俺が言ってもいねえ言葉を勝手に作りやがってよ。俺のコメントだって言って。馬鹿か、おめえら。あんなことを俺が言うかよ。てめえらに気の利いたコメントなんか出すかよ。くだらねえんだよ。馬鹿なんだよ。こんな団体、もう二度と出ねえ。くだらなすぎる。これでお終いだよ。あの若いのだってよ…まあいいよ、この馬鹿団体よりはちょっとぐらいいいんじゃねえか、あいつのほうが。2回目の対戦だかなんだか知らねえけど、記憶にねえよ。まあ、意味がなかったよ、この戦いは俺には。ひとつも意味がない。明日は大事な試合があるんだよ。邪魔するな。こことはもう終わりだよ。こんなところには二度と出ねえ。こんなところに所属しているヤツがいたら、所属していたヤツらがいたら、頭おかしいよ。なあ、マル?(金丸がいないことに気づくと)マルはどこだ? そういうことだよ、バカヤロー」
◇第8試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/30分1本
秋山準 ○大森隆男 田中稔 岩本煌史(6分13秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング ゼウス ×ボディガー 鈴木鼓太郎
※アックスボンバー【試合後の秋山&大森&稔&岩本】
秋山「みんなそれぞれ思いはあると思うんで。ジョーも何かの思いがあるだろうし、ゼウスもそうだし、岩本もそうだし、みんなそれぞれ思いが。それをリング上でぶつければ、また違う結果も出てくるだろうし。それを汲んで、ああやってみんなで暴れて良かったかなと。よくわからなくなりましたけど、よかったなと。リング上から見てて楽しかったです」
大森「勝利を飾ったのは飾ったけど、最後のグチャグチャで敵だったのか味方だったのか、パートナーだか敵だか、みんなわからなくなっちまったよ。秋山さんが言ったように、選手の自己主張っていうのが試合の中で見えてくると、ますます面白くなってくるんじゃない?」
――稔選手も鼓太郎選手と対戦したが?
稔「俺は足の裏を触っただけですから。45周年の記念試合に選んでいただいて光栄です」
――岩本選手は鼓太郎選手とやり合っていたが?
岩本「ハードヒットでタッグマッチでグラップリングでやっているんですけど、プロレスのリングでやって。全日本にいたとかいないとか、僕からしたらどうでもよくて。ただ単に気にくわないんで、ぶっ潰したいと思っているだけです」
大森「これから全日本はますます面白くなってくるから。まったく見えなかったものが、俺らの試合から見えてきたんじゃないかな。そんな気がする」
秋山「まあまあ、大森。行くか? 行こうか?」
※ここで丸山がコメントブースに登場する
秋山「お前は黙っとけ。今から世界タッグに行くんだよ。お前、関係ねえだろ? 今、大森と世界タッグに行こうかって話をしてんだよ」
丸山「世界タッグにはドンドン行ってください。僕も行きますよ」
秋山「お前、関係ねえだろ?」
大森「関係ねえよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ」
大森「だいたい!BANG!TVで優勝できなかったじゃねえか」
秋山「帰れよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ! 僕、!BANG!TVはやっぱり嫌です!」
秋山「お前、何を言ってんだ?」
丸山「やっぱ嫌です」
大森「俺だって生きてるんですとか、適当に言いやがって」
秋山「みんな早く試合を観に行きたいんだよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ! 僕、秋山さんの持つGAORAチャンピオンに挑戦…決まるから。(秋山たちが呆れて去っていこうとすると)ちょっと待って! ちょっと!」
稔「記者さんのリアクションも薄いじゃないですか」
丸山「(涙ながらに)決まるから! 決まるから! (稔の腕を掴みながら)ここでやったっていいよ。稔さん止めるな…止めてくださいよ! だって、シングルマッチが決まっているじゃないですか。決まっているんですよ。1対1の」
秋山「わかった、わかった。やる、やる、やる」
稔「世界ジュニアが見たい」
※秋山たちが去っていくと
丸山「こういうことや。おい、秋山準! 追い詰めたぞ。寝首をかかれんようにどうのこうのしとけよ。以上や!」
【鼓太郎の話】「あいつじゃねんだよ、俺がやりてえのは。余計なことすんなよ。出てきやがって。もっと来いって。来るならもっと来いよ。俺のことを気にくわねえんだろうけど、あいつは関係ないでしょ。俺とサシでやりてえのか? サシでやるんだったら、お前が来いよ。(鼓太郎選手を全日本ジュニアに入れさせないと言っていたが?)わかってねえな。俺が入ったほうが面白くなるんだよ。違うだろ? 全日本ジュニアに目を向けさせてるから。やってやるよ。あれだって、完全に俺とやりたい感じだもの。俺はサシでやってやるよ。受けるか受けないかは、あのガキ次第だ」
◇第9試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ウルティモ・ドラゴン(15分53秒 片エビ固め)[第44代王者]TAJIRI
※アサイDDT
☆TAJIRIが初防衛に失敗。ウルティモが第45代王者となる【試合後のTAJIRI】
――残念な結果になってしまったが?TAJIRI「今日はこういう結果になったけれども、戦う前は試合に乱入してさ、ウルティモ・ドラゴンに毒霧をぶっかけたりしたよ。だけど、やっぱ俺はあの人に憧れてレスラーになったから、そういうものはなにひとつ変わってない。あの人のドラゴンのマスクの中は実は変わってないけど、俺の仮面の中も実は変わってないんだ。そして、この気持ちが変わらない限り、俺とウルティモ・ドラゴンの物語というのは、まだまだ始まったばっかりだよ。だって、25年かかってるんだもん、今日まで。で、やっと日本で始まったんだよ。アメリカでもあったよ。メキシコでもあったよ。日本で一度もなかったんだよ。今日がスタートだよ。まあ、凄い伝統あるベルトだけど、それは今日新たにリニューアルして、俺とドラゴンの畑っていうのはたぶんもっとデカいと思うから。これからだよ。まだ始まったばっかりだよ。そして、向こうが50歳で、俺が46歳だよ。普通、これがよその団体だったら、もうベテランのジイさん対決だけど、なぜかこの全日本という土俵ではそういう見られ方をされなかったんだよ。それが俺の中で凄い衝撃だったのよ。何でかって言うと、伝統とか、歴史とかを積み重ねて、そういうのを重んじるリングなんだね。そういうステージなんだね、この全日本というのは。だから、俺もドラゴンも、こうやって活かしてもらうことができたんだよ。だから、全日本プロレスには45周年おめでとうございますと一緒に、秋山社長をはじめ、全日本の関係者の皆さんに、本当にお礼を言いたいです。おめでとうございます。俺は負けたけれども、45周年の両国でこんなにお客さんが入って、全日本プロレス、おめでとうございます」
――これ1回きりで終わるのはもったいないが?
TAJIRI「そう思います。まだ始まったばっかだよ。今日初めて始まったんだよ。これからじゃないの? 今日はお互いまだ触れたことのない、触れたらちょっと壊しちゃったなっていう部分があったんだよ。たぶんそういうのがピタピタッともっとあって、もっとよくなっていくんじゃないの? 正直ね、こんな長い時間、ドラゴンと触れ合ったのは初めてなんだよ。この全日本には、俺にとっての初対決がまだまだドラゴン以外にもいっぱい埋もれてるから。どんどん掘り起こしていきたいですね」
――以前はタイトルに一通り挑戦したいと言っていたが?
TAJIRI「まずは一番体重の軽いジュニアで、ドラゴンにやられちゃったから、まずはもう1回そこからだな。できたら、1個1個肩に集めていきたいね。全部獲って、集めていきたいんだよ」
◇第10試合◇
▼世界タッグ王座決定戦/60分1本
関本大介 岡林裕二(17分31秒 片エビ固め)×野村直矢 KAI
※ゴーレムスプラッシュ
☆関本&岡林が第77代王者組となる(試合終了後、KAI&野村組と入れ代わるように、秋山&大森組が登場。)
大森「新チャンピオン、ベルト奪取おめでとう。俺たち、そのベルトに凄い興味があるんだ。挑戦させてくれねえかな?」秋山「おい、今年48歳の男がお揃いのTシャツで来てんだ。受けてくれよ。やってくれよ」
岡林「全日本プロレスの社長だろうが副社長だろうが、挑戦受けちゃるわ。歳は関係ないよ。ぶっ潰すぞ、コラ」
秋山「歳なんか関係あるわけないだろ! 小橋さん、一言いってくれ!」
(となぜか実況席の小橋にマイクを渡す。する)
小橋「いい試合だった。準と大森との防衛戦も頑張ってな」秋山「ちょっと違うけど、まあ、こういうこっちゃ!」
【試合後の関本&岡林】
岡林「よっしゃ! ありがとうございました!」関本「ありがとうございました! よっしゃ! 獲ったぞ!」
岡林「気合いの勝利です、本当に。今日は気持ちで勝ちました、気持ちで。誰が来ようと、ずっと防衛し続けましょう」
関本「いや、正直(頭が)回ってるよ。でも、タッグを獲ったから。守っていこう」
岡林「本当の世界タッグチャンピオンですから。前回も獲りましたけど、2回獲ったら本物になっていくんで。これからずっと…もうずっと防衛し続けます」
関本「大日本に持ち帰って、ピッカピカに輝かせよう」
岡林「はい。やりましょう!」
◇第11試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/45分1本
○小島聡(11分15秒 片エビ固め)×諏訪魔
※ラリアット【小島の話】「こんな悲しい試合何年ぶりだ? こんなに胸が切なくなる試合なんか、なかなかないぞ。俺と諏訪魔の7年越しの戦いが、こんな短い時間で終わっていいのか? なあ? なんて切ないんだ。ジョー・ドーリングって…お前、10年以上、プロレスやってんだったら、入っていい時、入っちゃいけない時、やっていいこと、やっちゃいけないことぐらい空気読めよ。せっかくの7年越しの試合。こんな状況の中で迎える選手の気持ちを考えたことはあるのか。切なくて、切なくて、涙も出てこないぞ。もう1回やるとか、やらねえとか、そんなことは誰が決めるわけじゃねえよ。その時のタイミングが来れば、勝手にそういうことが起こるかもしれない。ただ…ただ! 普通は次なんて考えてやらねえぞ! 普通はこの1回限りしかやれないと思うだろ! なあ? ふざけるなよ。全日本プロレスの管理体制がどうとか、そういうのもよくわからないし、俺の中でただただ切ないだけだよ。切ない試合だよ。ただ…ただ…切ない中でもこれだけは言っといてやる。これだけは声を大にして言ってやるよ。諏訪魔は本当に強い男だぞ。アイツのポテンシャル、本当にスゲエから。アイツの言動、アイツのコスチューム、アイツの姿、アイツの試合スタイル、アイツの全てが全部ムカついて、全部嫌いだけど、アイツのことはプロレスラーとしてリスペクトしているから」
◇第12試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○宮原健斗(24分39秒 シャットダウンスープレックスホールド)[第56代王者]×石川修司
☆石川が3度目の防衛に失敗。宮原が第57代王者となる【試合後の宮原】
宮原「夏を…夏を…プロレス界の夏を宮原健斗が締めくくりました。プロレス界で最も最高の男が締めくくりました。プロレスの神様は宮原健斗に期待しているんでしょうね。まだまだこのベルトと一緒に、全日本プロレスは更なる高みに行かなきゃいけないんだ。行くんじゃなくて、行かなきゃいけないんだ。それが全日本プロレス。さらに全日本プロレスは攻めていきますんで。ただ、攻める中心はこの俺、宮原健斗だ」――石川選手の印象は?
宮原「本当にプロレス界で最強という言葉がピッタリなチャンピオンだったと思います。そんなチャンピオンだったから、僕の100%以上の力を使わないと、あの人からフォールを取ることはできない。過去一番今日が最高だったと思います、宮原健斗が」
――今後、やっていきたいことは?
宮原「今日発表されてわかる通り、わかりやすく言えば、全日本プロレスが大きな箱に挑戦していきます。でも、挑戦だけれども、全日本プロレスのあるべき姿だと思ってます。あるべき姿に行くだけですよ。まあ、絶対この下半期にかけて、さらに全日本プロレスは盛り上げるでしょう。だから、そんな全日本プロレスに埋もれたくないんで。今日チャンピオンになれて最高です」
――次の防衛戦については?
宮原「誰でも来るでしょう。今の全日本プロレスって本当に気を抜いたら、誰が来るかわからない。今日の試合のラインナップを見てわかる通り、誰でも来れるような立ち位置にいるので、気が抜けないですよ。誰でも来いやって感じです」
――かつて全日本で活躍していて、改めて古巣に参戦する選手が出てくるが、そういう選手たちに王者として何を見せる?
宮原「僕はチャンピオンですから。宮原健斗の対角に立ちたい人はいっぱいいるでしょう。ただ、宮原健斗の向こうに立つということは、それなりのものを見せてこないと。今の俺は、結構最高ですよ。それなりのものを見せてもらわないと、俺がどうこう言えるレベルじゃないです。とにかく全日本プロレス、さらに攻めます。その攻める中心はこの俺です」
秋山体制2度目の両国大会が開催され、メインは石川の保持する三冠ヘビー級王座に前王者の宮原が挑戦、宮原は5・21後楽園で石川に敗れて三冠王座を明け渡すだけでなく、vs石川もいまだ勝ち星なし、宮原にとっても背水の陣で石川に挑んだ。
序盤は宮原がビックブーツを駆使して先手を狙うが、場外戦でエプロンダッシを狙うと、石川がかわして鉄柵に直撃させ、鉄柵を使って首攻めやギロチンホイップ、リングに戻っても、首筋へのエルボーの連打からコーナーへ河津落とし、スリーパー、首四の字と首攻めを展開して先手を奪う。
劣勢の宮原は低空ドロップキックからサイドからのドロップキック、串刺しエルボーから串刺しブラックアウト、場外戦でもカニバサミで石川を鉄柵に直撃させた後でショートレンジのブラックアウトを炸裂させるが、エプロンでのジャーマンを狙いは石川は逃れ、宮原のブラックアウトもブロックした石川がエプロンでファイヤーサンダーを敢行、宮原の首に大ダメージを与える。
石川はリングに戻った宮原に32文ミサイルキックを発射、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターで投げ、宮原が意地で起きたところでキチンシンクを浴びせるも、耐えた宮原がブレーンバスターで投げ、エルボー合戦からジャーマン、ブラックアウトを炸裂させる。
宮原の串刺しブラックアウトを狙うが、石川がキャッチしてコーナーに顔面から叩きつけるとリバースパワースラムからジャイアントニーを炸裂させ、スプラッシュマウンテンは宮原がフランケンシュタイナーで切り返してジャーマンで投げるも、石川がドラゴンスープレックスで応戦、宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンで投げる。
宮原のシャットダウンスープレックスを狙うが、石川が振り払って飯伏と共同開発のしたカミゴエを炸裂させ、ファイヤーサンダーは着地されるも、石川がサイドからのニーからスライディングD、ファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンと畳みかける。石川が宮原殺しを狙うが、着地した宮原が後頭部へのブラックアウトを炸裂させ、石川が強烈なエルボーに対し宮原も打ち返し、、頭突きも石川が競り勝って宮原の頭を持ったままエルボーの連打、宮原は顎への頭突きも石川は宮原殺しからジャイアントニーを炸裂させ、石川はカミゴエを狙うが、宮原がブラックアウトを3連発で動きを止めると、最後はシャットダウンスープレックスで3カウントとなり王座奪還に成功した。
内容的にも石川の怒涛に攻めに宮原が耐え切った試合、宮原も諏訪魔やジョー、関本と渡り合っていくうちにドンドンタフネスさを増していった。石川戦は改めて宮原が成長し、全日本の堂々のエースとなったと感じさせた試合だった。セミで行われた諏訪魔vs小島は、諏訪魔が入場してリングインするなりジョーが襲撃し、パイルドライバーで諏訪魔の首に大ダメージを与える。異常事態に小島が駆けつけ、ジョーに怒りをあらわにするが、ジョーは小島には用がないと言わんばかりに退場、小島が諏訪魔に駆け寄ると、諏訪魔が振り払って試合開始となるが、首に大ダメージを負ったまま試合に望んだ諏訪魔は全くペースがつかめないままラリアットの前にあっさり敗れ。バックステージでもジョーの襲撃を受け、小島も満足しないどころかジョーの乱入を許した全日本に対して怒りをぶつけた。
試合全体としてもジョーの乱入で全てがぶち壊された印象が強く、また全日本を捨てた小島に対して全日本を引っ張ってきた意地を見せつけるはずが、敗れたことで全日本を支えてきたというプライドさえも失くしてしまった印象を受けてしまった。これまでの諏訪魔は全日本を守るために頑張ってきたが、全日本を守る立場は宮原に任せて、外へ打って出る時期に来たのかもしれない。諏訪魔は10月にDDT後楽園大会に参戦が決まっているが、外へ打って出ることで吹っ切れることが出来るだろうか?
またジョーにしても第8試合の6人タッグ戦で敵味方関係なく襲撃して試合途中で退場するなど、大暴走ぶりを見せつけたが、諏訪魔への度重なる襲撃もこれからに対するデモすとストレーションということなのか・・・世界タッグ選手権は野村&KAIがストロングBJW相手に引けを取らず、野村も岡林のショルダーを喰らってもキチンシンクなどで応戦、KAIも関本の突進をフランケンシュタイナーで場外に追いやり、野村との同時トペなどでストロングBJW相手に互角に渡り合うが、連係に優るストロングBJWは野村を捕らえて試合の主導権を握る。
ストロングBJWはKAIにサンドウィッチラリアットを狙うが、同士討ちさせたKAIは両腕ラリアット、KAIのトラースキックの援護を得て野村がスピアーからジャーマンを決め、山折りからKAIがスプラッシュプランチャ、野村がフロッグスプラッシュと波状攻撃で岡林を追い詰めるが、関本がぶっこ抜きジャーマンでカットする。
各選手が入り乱れて4選手ダウンし、岡林が野村に往復式串刺しラリアットで捕らえ、KAIがカットも眉山で排除されたが関本もダウンしてしまう。それでも岡林は野村が丸め込みを、強引にブレーンバスターから奥の手のパワーボムを狙うが、野村が回転エビ固めで切り返して、スピアーからジャックナイフ式エビ固めを決めるが、山折り狙いは岡林が着地してパワーボムを決め、最後はラリアット!ゴーレムスプラッシュで3カウントで王座を奪取に成功。野村やKAIも予想以上の善戦だったが、ストロングBJWの眉山のような決め手になる合体技がなく、ストロングBJWのチーム力の前に及ばなかった。
試合後には秋山&大森のワイルドバーニングが挑戦表明した、秋山&大森は10月に横浜文体でデビュー25周年大会を控えているが、挑戦するのは横浜文体大会か?世界ジュニアヘビー級選手権はTAJIRIがネックツイストから首攻めを展開し、執拗に丸め込みやカバーを何度もするなどしてウルティモのスタミナを奪いにかかり、TAJIRIにハンドスプリングエルボーをドロップキックで迎撃したウルティモも場外のTAJIRIにラ・ケブラータを狙うが、阻止され、執拗にスタミナを奪いにかかる。
TAJIRIは逆落としからクロスフェースで絞めあげ、TAJIRIはハイキックからバスソーキックはかわされるも、TAJIRIはアームドラックから丸め込むと、キックアウトしたところでウルティモはラ・マヒストラルからアサイDDTで逆転3カウントを奪い王座を奪取、試合内容も泥臭く、いかにも全日本らしい試合だったが、ほとんどTAJIRIペースも、ウルティモがワンチャンスを逃さなかった。タイチvs青柳は青柳が奇襲も、タイチがイスでメッタ打ちしてから木槌で殴打、サミング、サッカーボールキック、タイチペースになり、青柳を場外へ追いやると金丸とTAKAが襲撃する。よく考えれば鼓太郎と同様に金丸も危機となった全日本を見切って去っていった一人、こういう形で全日本の会場に現れるとは皮肉としかいいようがない、レフェリーが金丸とTAKAに退場を命じると青柳がドロップキック、フライングファアアーム、クロスボディーと猛反撃、タイチもアックスボンバー、ジャンピングハイキックからバスソーキックと返した後で、天翔十字鳳を狙うがかわした青柳はタイチのサミングを喰らっても怯まずも、突進したところでタイチがジャンピングハイキックを浴びせて川田利明モードに突入する。
タイチの天翔十字鳳をキャッチした青柳が連続ジャーマンからロックスターバスター狙いはタイチが堪えると、突進する青柳にトラースキックから急角度バックドロップで投げ、最後はジャンピングボレーハイキック、タイチ式ラストライドで勝利。タイチの幅の広さに敗れたが、引き出した青柳に成長を感じた試合だった。また第8試合終了後には岩本が鼓太郎と大乱闘となり、ゼウスも鼓太郎を罵るなど一触即発となった。第1試合でも岡田が佐藤をガンガン攻めながらも敗れたが、全日本を見切って去っていった鼓太郎、佐藤が全日本がこうやって復活したところでノコノコ参戦することで、面白くない選手がいて当然であるが、鼓太郎や佐藤にしても試合を見る限りでは半端な気持ちで全日本に参戦したわけでないことだけは示すことが出来た。
アジアタッグ選手権は青木のフロッグスプラッシュの援護を受けた光留がブラックⅦを捕獲式腕十字で捕らえるが、青木を振り切ったTAKAがカット、TAKAがスーパーKからブラックがラ・マヒストラル狙いは逃れた光留がバスソーキック、ハイキック、ジャンピングハイキックも、ブラックが急所蹴りから丸め込み、超高校級ラ・マヒストラルで逆転勝利で王座奪取となった。気になったのは変態自衛隊に関しても今後は明言せず、青木も「オレは俺なりに考えなければいけない」とコメントするに留まった。
全日本11月の最強タッグ開幕戦で武藤敬司が分裂後初参戦することが発表、9月シリーズのXも征矢学と発表された。
最後に全日本は2018年2月3日に横浜文体、3月25日さいたまスーパーアリーナコミュニティセンターに進出することが発表された。
全日本プロレスは2013年から何度もどん底に落ち、団体の信用すら失い、そして曙や潮﨑豪らが離脱することで経営危機にまで陥ったが、現在の全日本プロレスはV字回復するだけでなく、選手らと共に成長している団体であることを感じさせた。来年2月からのビックマッチラッシュはその表れかもしれない。社長である秋山は最終目標は武道館に戻ることとしているが、武道館に戻ったときこそ全日本は復活したという証でもある、その最終目標は案外近いのかもしれない。そう考えると今回の両国は秋山全日本が新たなるステップへ進めたことを示した大会でもあった。【全日本】宮原が3ヶ月ぶり三冠返り咲き、2年連続で両国「最高」締め▼ジョー暴挙…諏訪魔が小島に屈辱フォール負け▼関本&岡林が2度目の世界タッグ戴冠 秋山&大森名乗り▼ウルティモが世界ジュニア2度目の戴冠…両国大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/G620vrVmjs
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月27日全日本プロレス最高ですか?
ありがとう!#ajpw pic.twitter.com/wQ2h8NEAkX
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年8月27日全日本・両国大会、終了。
vs諏訪魔…最初から最後まで、冷たい空気が支配していたと思う。
こんな試合内容じゃ、プロ失格。
申し訳ありません。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月27日勝った試合で、こんなに悔しい思いをしたのは何年ぶりだろう。
改めて思う。プロレスとは、勝つこと=万々歳じゃない。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月27日両国大会
ジョーの暴挙だけは絶対に許せない。
なぜ、ジョーが あの試合を壊す必要があった?
試合後までボコりに来るとは。
俺に対して色々思うことある
ジョーとは 壮絶にやり合って
白黒つけるしかない。
マジで このままじゃ納得行かないよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年8月28日小島聡とは
7年ぶりの 対戦だったので
その間に味わったものを全て技に込めて ぶつけてみたかった。
残念だ。。。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年8月28日関本岡林❗️
世界タッグチャンピオンだ‼️ #bjw pic.twitter.com/q0svBENYIG
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年8月27日サマーエクスプロージョン最終戦 全日本プロレス45周年記念両国大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
僕の新たなる決意…世界タッグチャンピオン奪取に向けてまた走ります!応援宜しくお願いします
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年8月27日鈴木鼓太郎
気に入らない
やり足りない
俺が一番先頭に立って受けて立つ
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年8月27日全日本プロレス両国国技館大会終了☆新日本時代は当たり前のように年に何回も試合してた両国も3年ぶりの試合だった8人タッグで実質リングで闘った時間はメチャ短かったしプロとして色々考えさせられた1日だったがチョイ収穫もあった❗ちょっと休んだら9月2日は愛知シークレットイベント☆ pic.twitter.com/eOHeG8MUNs
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年8月27日全日本プロレスさん両国大会は凄まじい大会でした!わたしはといえば!BANG!TV王座は紙一重で敗れましたが、返す刀でガオラのベルトに挑戦を直訴!快諾してもらえたはずです。切り替えの早さでは誰にも負ける気がしませんね。常識に挑みます。#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2017年8月27日①今日の試合後マスコミさんに語ったのだが、オレ46歳、ウルティモ・ドラゴン50歳。こんな年齢同士の対戦、他のどこの団体でやっても「熟年対決」みたいな見方をされると思うのだ。しかし全日本のリングでは、ファンもマスコミもそういう見方をほぼしなかった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日②それっておそらく、やっぱり馬場さんがNWAと提携していたいにしえの時代からの全日本の伝統というか、「格式」や「伝統」をリスペクトし見てくれる、そういうファンの方々がいまだに全日本には多いのかな?と思うのだ。そんな皆様方に今宵は感謝、ありがとうございました。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日③で、オレがウルティモ・ドラゴンの中身の人に憧れプロレスラーを目指したのがおおよそ25年前。四半世紀の歴史、今宵の勝ち負けくらいではまだまだ終わらない…というか、いまやっと始まったのだ。四半世紀の時を経て。もしかしたら前世でも…そして来世でも続くんんじゃないか。この時空ロマンは。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日④あと、正直にもう一つだけ…試合後、息絶え絶えなウルティモ・ドラゴンが新ベルトを授与されたシーン。その光景をオレは対角の下方から、お客さんが見上げるような角度で眺めていた。その光景は、大学時代にアレナ・メヒコの客席で見た光景そのまんまで、密かに涙してしまった。正直に、それを言う。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日今日は暇潰しに両国!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年8月27日gracias nuevo campeon deparejas de ASIA#ajpw pic.twitter.com/TAZ0oXJb0X
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2017年8月27日両国大会終了。
悔しい。
自分の実力不足が本当に悔しい。
本日、御来場いただいた皆様。
そして、全日本プロレスを応援してくださっている皆様。
ありがとうございました!
今の自分を見つめ直して、また前進していきます。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年8月27日両国大会、ファンの皆様、本当に期待を裏切ってしまい、申し訳ございませんでした。
ホンマに自分が情けない。
結局口だけの人間と言われても仕方がありません。もし叶うのであればもっかいやらせてください。本当にすみませんでした。#ajpw
— 岡田 佑介 (@alljapan_okd) 2017年8月27日全日本プロレス45周年記念両国国技館大会!これから王道マットで誰が主役の座を奪おうとするのか、あのユニットはどうなってしまうのか、ますます楽しみになりました! #ajpw #AJPW45 pic.twitter.com/sGIHY2yaCd
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年8月27日 -
揺れるEvolution…光留が諏訪魔に決別のハイキックでジョーに続き離脱!
ただいま7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/70Q3OVkWyM 投票よろしくお願いします!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月2日8月3日 全日本プロレス「BS11 presents 全日本プロレス 新木場大会〜GROWIN' UP vol.5〜」新木場1stRING 362人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○マッシモ ダニー・ジョーンズ(10分37秒 エビ固め)X中島洋平 滝澤大志
※シットダウン式チョークスラム◇第2試合◇
▼女子プロレス/20分1本
○安納サオリ 夏すみれ(9分18秒 フィッシャーマンスープレックスホールド)沙紀 X高瀬みゆき◇第3試合◇
▼30分1本
○TAJIRI(8分17秒 エビ固め)×丸山敦
※バスソーキック◇休憩前◇
(全日本に怪文書を送りつけてきたブラックタイガーVIIが"親友"奥田リングアナからの呼びかけで登場)
ブラックⅦ「陰謀に渦巻く全日本プロレスを救うため、そして何より僕の大親友・奥田リングアナを大森取締役の派輪原から守るため、私、ブラックVIIが8月27日、両国国技館で佐藤&青木が持つアジアタッグに挑戦するってことで今日やってまいりました」(TAKAみちのく登場)
TAKA「私の親友、NOSAWA…ブラック・タイガーマスクVIIに声をかけてもらって、久しぶりにこの全日本マットに上がってみたいなと思いました。昔、全日本プロレスには結構お世話になって、聞くところによると今年45周年を迎えるということで、おめでとうございます。そして私事ながら、この秋にプロレスラーとなって25周年を迎えることになりました。25周年の証に何か勲章がほしいなと思っていたところ、ブラック・タイガーVIIに声をかけてもらって、8月27日、両国大会、TAKAみちのく&ブラック・タイガーVIIで挑戦したいと思います。やるからには一発で獲って、一回きりで終わらず。今日久しぶりに全日本プロレスの試合、雰囲気見せてもらいましたけど、お客さんいっぱい入ってるし、ノリもいいですけど、何か明るい部分、楽しい部分、ぶっ飛んだ部分が足りないんじゃないかなと」と続けるブラックVII「だったら昔、よく全日本プロレスのオープニングでやってたあの掛け声やってよ」
TAKA「ウィ・アー・ゼン・ニッ・ポン! マザァー!」
◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 岡田佑介(12分7秒 逆エビ固め)鈴木鼓太郎 ×佐藤恵一(試合終了後も岡田が鼓太郎に立ち向かったが、鼓太郎はエルボーで返り討ちに)
青木何しにきた? 散々ここが嫌でいなくなったんだろ? なんできた? 何か言いたいことがあるなら言ってくれ」鼓太郎「1年8ヶ月フリーになって、なぜここに戻ってきたか? 答えは一つ。お前とやるためだよ」
青木「俺とやるため? ずいぶん長かったな。まぁ、いいよ。せっかくそれで俺とやりたいんだろ? 俺、王道トーナメント1回戦、空いちゃったんだよ。シングルでせっかくやるなら意味のある試合やろうよ。その代わり俺が勝ったらよ、しっかり反省して、二度と全日本に上がらないでくれ(青木&岡田退場)
鼓太郎「負けるつもりなんてこれっぽっちも考えてねぇよ」
【青木の話】「(鼓太郎が『お前とやるためにきた』と言っていたが?)いいんじゃない別に。じゃあ何でやめたのって話。やめて物足りなくなったのかな。そこだけでしょ。いいよ、やりたいんだったらやりたいでさ。受けて立つよ。嫌いだけど。(鼓太郎に対していろんな感情があると思うが?)あるね。ただでさえ、あいつのこと嫌いだから。これはたぶん普通に試合見てる人はわからない。個人的な問題。もう深くは言わない。(王道トーナメントを指定していたが?)だってさ、対戦相手欠場でしょ? しょうがねぇじゃん。誰やるの? 勝手に会社が決めるの? 決めてもいいよ。でも、せっかくやりたいんだったらやってあげるよ。その方が面白いでしょ。あいつも負けると思ってない? 当たり前だと思うよ。負けること考える人いないんだからさ。その代わり、じゃあ本当に負けたら二度と上がらないでくれよって。俺らはさ、あの人とかあの時にやめていって、本当にどうなるんだろうって中で踏ん張ってきたんだよ。俺はその気持ちがあるし、選手だけじゃなくてスタッフも含めて、みんなで何とか盛り返そう、やってやろうって。何だったらやめてっちゃった人を見返してやろうって気持ちでやってきたつもりだから。誰か一人が頑張ったわけじゃないと思ってるし、ここに残った人みんながやってきて今の結果だと思ってるから。俺はそれを否定させないし、その気持ちも背負ってるつもりだから。辞めるのもいろいろ理由があるから否定はしないよ。だけどやめた人間がまたここに上がってきて、俺には俺の考えがある、向こうには向こうの考えがある。試合をしてどっちが勝ったから答えが正しいとも思わない。だけど本当に俺はこの全日本プロレスを守ろうとあの時、本気で思ったから。その気持ちだけは彼にぶつけますよ、しっかり。今日は別に感情も何も出なかったね。よくも悪くも普通だよ、あれ。何も変わってねぇよ。あんな変わってねぇ奴に負けるわけねぇだろ。悪いけど。自分で言った以上しっかり責任は取るんで、必ず勝って終わらせます」
◇第5試合◇
▼グラップリングルール/15分1本
○諏訪魔(7分53秒 万力肩固め)×佐藤光留(試合終了後、諏訪魔がへたり込んだままの佐藤に歩み寄る)
諏訪魔「佐藤、Evolutionやり直そう。もう一回やろうよ(と右手を差し出した。立ち上がった佐藤も握手に応じ、深々と頭を下げた。諏訪魔が佐藤の手を挙げて鼓舞したが、次の瞬間、佐藤はローリングソバットを諏訪魔にお見舞い。ジャンピングハイキックをぶち込んだ。)
光留「諏訪魔さん、諏訪魔さんと佐藤光留のEvolutionイズ・フィニッシュ、あんたも俺も一人のプロレスラーだよ。もう長らくあなたの横以外の全日本プロレスみてませんが、これからは正面で全日本プロレスをみにいきます。今までのお礼も込めてこのの言葉を送ります。諏訪魔さん、一生バイバイ」【光留の話】「(これが諏訪魔とレスリングで語り合って出た答え?)全部現実だよ。何か盛り上がるマイクしなきゃいけないの? 全部、リング上で今この瞬間、終わりが見えて次が見えなきゃいけないの? いつから諏訪魔全日本、そんなにゆっくり楽しんで見れるようになったんだよ? 俺たち混乱の中で立ち上がってきたんじゃないのかよ。それをあんたが一番知ってるだろ、諏訪魔さんよ? あんたに余裕があるうちは二度とこねぇんだよ、諏訪魔全日本なんか。こさせてたまるか、諏訪魔全日本なんか。これからどういう全日本プロレスになるかなんか、誰にもわかんねぇんだ。意味がわからない? 当たり前だよ。俺だって知らねぇよ。おめぇに次々教えなきゃいけないのかプロレスって? ねぇ? 次、あんたにこうなるよって予感させなきゃいけないのかプロレスって? その予感の上を俺たちは戦ってきたんだ。それが諏訪魔全日本だったはずだろ? クソ、気に入らねぇな」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
石川修司 秋山準 大森隆男 ○KAI(21分39秒 エビ固め)宮原健斗 野村直矢 青柳優馬 ×岩本煌史
※メテオインパクト(試合終了後、場外で石川と宮原が激しい乱闘を展開するなか、KAIがマイクを持ち、秋山と大森を押しのける)
KAI「野村選手! これで文句ないでしょう? 大森さんじゃなくて、秋山さんじゃなくて、俺と両国、世界タッグ挑戦しようじゃないですか?どうなんですか? 答えてください」野村「KAIさん、今日戦ってみて俺以上にKAIさんが世界タッグのベルトがほしいことがわかりました。いや、俺と同じぐらいです。俺はKAIさんと一緒に世界タッグ挑戦します。KAIさん、両国で俺と一緒に世界タッグ獲りにいきましょう!(KAIと握手)両国で必ず獲るんで、皆さん応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
【試合後の野村、KAI】
KAI「よっしゃ。これでもう正式に…いや正式じゃないか、まだ。あとはPWFの決定を待つしかないですね。会った時から何か初めてじゃない気がする、ナチュラルな大物感、懐かしい感じが凄くしてます。野村選手だったら俺、また世界タッグに返り咲くっていう自信があるから。だからぜひやりたいと思ったし」野村「今日、秋山さん、大森さん、KAIさんと戦ってみて、KAIさんが一番、獲りにいきたいって気持ちが僕の中で伝わってきたんで、僕はKAIさんと組んで世界タッグのベルト、また獲りにいきたいですね」
KAI「失ってるもんね、世界タッグ」
野村「お互いパートナーが…」
――だからこそお互い感じるものがある
野村「そうですね」
――相手の関本&岡林は強敵で、急造チームでは苦戦が予想されるが?
KAI「だからこそ、向こうはわからないんじゃないかな。何をしてくるのか、どういうタッグチームなのか。まだ組んだことないからね」
――関本&岡林を倒す可能性はあると?
KAI「もちろん勝つ気でいますから。ねぇ?」
野村「もちろんです。僕らが勝つ」
KAI「大きくなったね。身長も伸びた?」
野村「身長は変わらないです」
両国大会まであと1ヶ月を切ったが、世界タッグ王者のジェイク・リーが「左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷」を負い両国大会は欠場、野村と保持していた世界タッグ王座は返上を余儀なくされてしまった。よって王座は前王者組が次期挑戦者に指名していた大日本プロレスの関本大介&岡林裕二組と野村直矢&Xとの間で王座決定戦が両国大会で行われることになったが、ようやくビッグタイトルを取ってようやく成長を遂げたところでのジェイクの長期欠場は、欠場となったジェイクだけでなく野村にとっても手痛い。野村は新パートナーと共に王座決定戦に挑むことになるが、関本&岡林に対抗できるパートナーが見つかることが出来るか?
その野村はメインで宮原、青柳、岩本と組み石川、秋山、大森、KAI組と対戦。序盤は石川組が青柳を捕らえて、後半でも野村を捕らえて、試合全体を支配。それでも宮原組はKAIを捕らえてトレイン攻撃から野村がKAIにフロッグスプラッシュを投下するが、KAIは剣山で迎撃、交代を受けた岩本にもトラースキックを浴びせると、延髄斬りからジャーマンと畳みかけた後で、トラースキックからメテオインパクトで3カウントを奪い勝利。試合後にはKAIが野村に世界タッグ王座獲りへのパートナーに名乗りを挙げると、野村も快諾して決定となった。KAIも本来のパートナーであるK-DOJOの真霜拳號が長期欠場、互いにパートナー不在同士が組んで王座決定戦に臨むようだ。
セミではジョー・ドーリングの離脱、光留の世界ジュニア王座転落で揺れるEvolutionはセミで諏訪魔が光留とグラップリングルールで対戦、序盤は体格のある諏訪魔が上に乗ってリードを奪い、肩固めで捕らえ、ロープに逃れられても諏訪魔がテイクダウンを奪い、スリーパーで捕らえるが、光留もアキレス腱固めで捕らえて反撃、しかし諏訪魔はボディーシザースで捕らえるとラストライドの構えから腹固めで捕獲、最後はスリーパーから肩固めで光留がタップとなり、諏訪魔が勝利となった。
試合終了後に諏訪魔が光留との絆を確かめ合った上で握手をかわしたが、光留はソバットからハイキックを諏訪魔に浴びせ、Evolutionから離脱、諏訪魔と決別を宣言して去っていく。バックステージでも光留は方向性を見失った諏訪魔を批判したが、諏訪魔は全日本の中心を宮原、フリーの石川に明け渡してからは一歩引いてしまったような感じがしてならない。そういう諏訪魔の覇気のなさを見てジョーや光留は決別を決意してしまったのか、しかし諏訪魔にしてみればジョーに続いて光留の離脱は大ショック、両国での小島聡戦で影響が出なければいいのだが・・・
第4試合では青木&岡田が2015年に全日本を退団しフリーとなっていた鼓太郎&佐藤と対戦。先発を買って出た岡田が佐藤をロープに押し込んだ際に、控えの鼓太郎を強襲、佐藤とエルボー合戦となるが、隙あれば鼓太郎を襲撃、鼓太郎が登場して青木を呼び込み、青木が岡田に交代を促すも、拒否した岡田が鼓太郎に突進するが、鼓太郎のエルボーに返り討ちとなってしまう。
やっと青木が登場し、鼓太郎の出方を伺うも、鼓太郎のピットから一進一退となるも、青木のバックドロップを着地した鼓太郎がファンネルを浴びせ、青木の腕十字も鼓太郎がエンドレスワルツで丸め込むとワンツーエルボー、アッパー掌底と浴びせるが、青木はラリアットで応戦する。
交代を受けた岡田は佐藤にスピアーを浴びせると、互いにマウントを奪ってエルボーを打ち合う。そしてブレーンバスター合戦を制した岡田は青木に交代、青木がドロップキックからバックドロップ、逆エビ固めで捕獲して佐藤がギブアップ、青木組が残留組の意地を見せつけて勝利となった。
だが試合後に青木が鼓太郎を挑発すると、鼓太郎は青木に対して王道トーナメントで迎撃を宣言、ファンは鼓太郎にブーイングを浴びせるも、青木は受諾した。
鼓太郎が退団する際に真っ先に不快感を示していたのは、共にNOAHから移籍しアジアタッグ王座を保持していた青木だった。秋山率いるバーニングがNOAHから全日本に参戦したが、全日本が危機的状況になると、バーニングは残留、離脱の二つに分かれ、青木は秋山に追随する形で全日本に留まり、全日本を見限った鼓太郎フリーとしてZERO1やWRESTE-1を始め各団体に参戦し、潮﨑豪はNOAHに復帰、金丸義信はNOAHを経てフリーとして新日本へ参戦するなど、それぞれの道に分かれた。その全日本を見捨てたはずの鼓太郎の参戦は、全日本を守り抜いてきた青木にとっては当然面白くない。王道トーナメントには青木は1回戦でジェイクと対戦することになっていたが、ジェイクの欠場で枠が空き、その枠に鼓太郎が参戦するのは確実と見ていいだろう。果たしてこの二人が対決して何が起きるのか?休憩前にはアジアタッグ挑戦の怪文書を送りつけてきたブラックⅦが登場すると、ブラックⅦの呼びかけでK-DOJOの総帥であり鈴木軍の一員であるTAKAが登場、青木&光留の保持するアジアタッグ王座へ挑戦を表明した。
TAKAは武藤全日本時代にRO&Dの一員としても活躍し、世界ジュニア王座も長期にわたって保持してきた。そういった意味ではRO&DやTAKAの存在も全日本の歴史の一部であるだけに参戦には文句はないところ、鈴木軍との関連性はブラックⅦの正体であるN・Rも鈴木とのつながりがあるだけに否定は出来ないが、TAKAはあくまでかつて全日本に参戦した一人と言うことを強調していることから関連は薄そうだ。
しかし光留がEvolutionを離脱を表明したことで青木とのタッグにも影響を及ぼすことは必至、諏訪魔と青木の二人だけとなったEvolution、果たして青木はこのまま諏訪魔に追随するのだろうか・・・また光留の今後はどうなるのか?【全日本】グラップリング戦で完敗、佐藤が諏訪魔との決別を宣言▼KAI名乗り、野村も快諾で両国・世界タッグ決定戦へ▼鼓太郎参戦、青木が王道Tでの迎撃宣言▼ブラックVII&TAKAが両国アジアタッグ獲りへ…新木場大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/z01qsvPoc3
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月3日よっしゃ、野村選手から良い返答を貰えた!あとはPWFの正式決定を待つのみ。
— KAI (@kai0222) 2017年8月3日全日本新木場大会でした。メインもそうだし他の試合も熱が凄かった。その熱を高めていって両国で爆発させたい。#ajpw pic.twitter.com/2bOlX928ku
— 石川修司 (@g0925union) 2017年8月3日新木場最高!ありがとう!#ajpw pic.twitter.com/6flhyLJAgF
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年8月3日改めて思うのだが、マイクで万人に伝わるように今後の進路を説明する事が前提とされてるプロレスってのは少し怖い。想像力を奪う事になると思うよ。探して、推理して、予想して。それもプロレスの魅力のひとつ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年8月3日新木場大会終了。
鈴木鼓太郎は以前と何も変わらない鈴木鼓太郎でした。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年8月3日全日本プロレス新木場大会終了。
完璧に不完全燃焼。絶対に勝ちたかった。負けてへんのに何でこんな悔しいんや…今日は絶対に自分が勝たなアカン
かったから…考えれば考える程悔しい。
クソっ、何も出来んかった…
佐藤恵一、絶対に忘れへんからな。ファンの皆様今日はありがとうございました。
— 岡田 佑介 (@alljapan_okd) 2017年8月3日regreso pareja TAKA MICHINOKU
27 de agosto ryogoku
campeonato ASIA de parejas
VATOSLOCOS......
para mi paisano de OKUDA SAN pic.twitter.com/Mdn9EouoAQ
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2017年8月3日久しぶりに全日本プロレスの会場へ
7.8年ぶり?
すっかりメンバーや雰囲気は変わっていたけどお客さんの熱はスゴかった
TAKAみちのく25周年の勲章の一つとして日本最古のタイトル狙わせていただきます pic.twitter.com/jphK1L23CC
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年8月3日 -
5ヶ月ぶりの全日本も、光留が世界ジュニア王座転落にジョーの離脱…Evolution最悪の日
7月30日 全日本プロレス「2017 SUMMER ACTION SERIES」エディオンアリーナ大阪第二競技場 560人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○KAI 中島洋平(4分26秒 エビ固め)那須晃太郎 ×織部克巳
※メテオインパクト◇第2試合◇
▼20分1本
○田中稔 アルティメット・スパイダーJr. タコヤキーダー(11分22秒 タナカレッグバー)ウルティモ・ドラゴン 丸山敦 ×岡田佑介◇第3試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男(9分50秒 片エビ固め)×マッシモ 青木篤志
※エクスプロイダー◇第4試合◇
▼30分1本
野村直矢 ○青柳優馬(10分9秒 片エビ固め)岩本煌史 ×阿部史典
※ロックスターバスター◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○TAJIRI(13分24秒 片エビ固め)[第43代王者]×佐藤光留
※バスソーキック
☆佐藤が5度目の防衛に失敗。TAJIRIが第44代王者となる(試合終了後、ウルティモが登場)
ウルティモ「新チャンピオンおめでとう。さすがは世界のTAJIRIだ。俺とTAJIRIの間、ご存知の通り説明はいらないと思う。今日この大阪の会場に来てるお客さん、そして全日本プロレスが許可を出してくれれば、8月27日、全日本プロレス45周年記念・両国国技館、その世界ジュニアに挑戦させてくれ」(両者はしばしリングで向かい合ったが、TAJIRIは無言のままリングを降りた。)
【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「佐藤選手、凄い強敵だったけど、これでやっと全日本プロレス今日スタートしたな。しかし強かった。今までいろんなジュニアというか、クルーザーのいろんな選手とやってきたけど、ああいうタイプは初めてで、てこずりましたね。今まで誰とやったよりもたぶんエネルギー使った。心の緊張感というか、心のスタミナを使ってるよ今日は。いつ何がどんな角度で飛び道具なのか、何なのかわからないけど、何でも武器が出てくる感じで。怖いよ、あんな選手は」――その佐藤選手から獲ったことでより価値のあるベルトといえるのでは?
TAJIRI「これ日本の歴史でしょ。そういうベルトだから僕はほしかったし、全日本にきたからね。で、終わったあと、ウルティモ・ドラゴン校長が出てきて、あんな、こんなシチュエーションで、試合終わった時に急に現れて挑戦させてくれって言われて、マイクなんか言えるかってんだ、そんなもん。お客さんも何か返事しろって? するかってそんなもん。できるかバカヤローって。何でもかんでもいつもみてるようにいくと思ってんなって。できねぇよ、あんな状態で返事なんか。けど、向こうから戻ってきて冷静に考えて、凄いね、考えたら。両国なんですよね? 両国で俺がレスラーになったきっかけになったウルティモ・ドラゴンが俺のベルトに挑戦してきてくれるって、これは俺やりたい」
――このベルトを肩にかけている気持ちは?
TAJIRI「こうしてみると、非常に重みがありますね。いろんなベルト持ったけど、一番これがズシリと重みがくる。全日本プロレスのジュニアのベルトなんて俺、中学校の時からみてましたからね」
――これから全日本ジュニアの中心になるが?
TAJIRI「そうですね。そして俺、ほとんど日本の団体みないんですけど、雑誌で見る限りではやっぱり飛び技なんですよね。日本のジュニアは。それは言ってみれば静と動で言えば動の世界で、俺は静のジュニアのチャンピオン、そういうチャンピオン像を確立していきたい。何でも反対側でも道がある。世の中生きていくうえで役に立つ発想法みたいのを提示していく、それは非常に大事だと思うんで、俺はそういうことをしていくチャンピオンになりたいな。そういうことをいきなり突きつけられてうろたえる人は多いと思うよ。決まったいつものことじゃないとうろたえる人は多いんだろうけどさ、そういう奴に何言われても構わないから。俺は自分のやりたいようにやるよ。実はその一つがマイクやらなかったんだけど。言えるかよ、そんなもん。どんどんブーイング飛ばしてください。何しろ両国で相手はウルティモ・ドラゴン。超人気者ですからね。俺、嫌われてもいいよ」
◇第6試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念試合in大阪~The Road to RYOGOKU~/60分1本
○石川修司 ジョー・ドーリング ボディガー(18分24秒 エビ固め)×宮原健斗 諏訪魔 ゼウス
※スプラッシュマウンテン【ジョーの話】「諏訪魔、俺はお前と争いたくはなかった。俺は紳士的にお前と握手してから一人でやっていきたかった。だが、お前は俺を押しやがった。俺を押したんだ。これから俺にはチームメイトなどいらない。一人でやっていく。俺の夢である三冠に集中して獲りにいく。俺一人の力でだ」
【諏訪魔の話】「何だよ、これがあいつが考えた答えなのか? ずっとあいつが考え直すと俺は信じてたよ。それが最後、こういう形で手を出されるのは悲しいよ。あいつがそこまで俺と戦いたいんだったら…考えさせてくれよ、今日は」
【石川の話】「これで前哨戦2勝2敗。まぁこれでやっと五分なんで、まだ前哨戦いっぱいあるんで。前哨戦ではありますけど、ベストの戦いをして、各場所を盛り上げて、両国国技館のタイトルマッチにつなげたいと思います。挑戦者は申し分ないんで、あとはどっちの気合じゃないですか。どっちの気力が強いか、どっちが上回るかだと思います。でも最後に立ってるのは自分だと思います。(今日を迎えるまでは宮原が前哨戦をリードし、挑戦者の勢いを感じていたのでは?)そうですね。守る方が気合という面で弱いとよく言いますよね。でもせっかくこのベルト思い入れがあって今、巻いてるんで、そうそう手放したくないんで、その意地はファイトでみせていきたいと思います」
今回は全日本プロレス「2017 SUMMER ACTION SERIES」を観戦、全日本を訪れるのは5ヶ月ぶりで本当にご無沙汰だった。
両国国技館大会まであと1ヶ月と切ったが、28日に世界タッグ王座を奪取したばかりのジェイク・リーが負傷していた左膝を悪化させ欠場、ジェイクは5日の新木場大会から左膝を痛め、17日後楽園大会で行われた世界タッグ選手権には間に合わせて出場していたのだが、ここに来て無理が祟っていたのか、27日の両国までには時間があるだけに、どこまで回復できるのか?ジェイクの欠場のためカードが変更、急遽FREEDOMS鶴見緑地大会出場を終えた阿部が出場することになった。
セミでは光留の保持する世界ジュニア王座にWWE帰りで全日本にフル参戦を目指すTAJIRIが挑戦、序盤はローで牽制し合うが、グラウンドになるとTAJIRIがヘッドロックから首を集中的に攻め、マフラーホールドで足も狙うも、光留は腕十字で捕獲、だがロープに逃れたTAJIRIは場外へエスケープし一旦呼吸を整えてからリングに戻る。
リングに戻ってからは光留がローキックで攻めるも、光留がグラウンドを仕掛けると、TAJIRIはクルックヘッドシザースからフェースロックと再度首攻めを展開、また何度も丸め込んでカバーするなどして光留のスタミナを奪いにかかり、何度もキックアウトさせられた光留はスタミナをロスし、更にTAJIRIはクロスフェースで絞めあげ、光留はローキックで起死回生を狙うが、TAJIRIはスリーパーから鈴木みのるばりの逆落としを披露して、再度クロスフェースで絞めあげる。
なかなか流れを掴めない光留はジャンピングハイキックで活路を見出すとキックの連打、水車落としと猛反撃、TAJIRIのハンドスプリングエルボー狙いもキャッチして脇固めから腕固め、腕十字と攻め込み、TAJIRIはバスソーキックで応戦するが、もう一発をかわした光留は水車落としを狙うも、着地したTAJIRIはまた逆落としから絞めあげ、起き上がった光留もバックドロップで脱出する。
光留はデスバレーボムを決めるが、もう一発狙いはTAJIRIが着地してレフェリーと光留を交錯させると、レフェリーがダウンした隙を突いて毒霧を光留に噴射、最後はバスソーキックを一閃して3カウントとなり王座奪取に成功、試合後にはウルティモが登場して王座挑戦を表明した。
試合内容からいっても光留は前半でかなりスタミナをロスするなど、TAJIRIのインサイドワークが光っていた試合で、最後は毒霧絡みながらだったが、毒霧がなくてもTAJIRIが勝てていた試合で光留は完敗だった。
試合後にはウルティモが挑戦表明したが、二人はTAJIRIはWWE、ウルティモは旧WCWからWWEと国際派スター同士で競い合い、また闘龍門やSMASHでも縁がある二人、この二人が全日本のリングで再び交わるとは、因縁としか言いようがない。メインの45周年記念マッチは先発は宮原と石川だったが、諏訪魔に交代するとEvolution離脱発言で揺れるジョーを呼び出すが、ジョーは応じず、諏訪魔は仕方なくボディガーと対戦、諏訪魔はゼウスと交代し、ボディガーはビッグガンズ対決に張り切るも、ジョーが無理やり交代するなど、諏訪魔を避け、諏訪魔もジョーの行動に困惑し試合に絡もうとせずリング下で待機したままとなる。
試合はビッグガンズの二人が容赦なく逆水平合戦など激しくぶつかり合うが、やっと諏訪魔に交代してもジョーは避け続け、諏訪魔はボディガー相手に攻め込むが、今ひとつ覇気がない。
終盤には宮原が石川のファイヤーサンダー狙いを着地して、後頭部めがけてブラックアウトを炸裂させると、ブラックアウトから二段式ジャーマンで投げるが、シャットダウン狙いは石川が逃れると、顔面へのランニングニーの連打を浴びせ、最後はファイヤーサンダーからスプラッシュマウンテンで宮原から直接3カウントを奪い、28日の愛知大会の借りを返した。
しかし試合後に諏訪魔がジョーにEvolution離脱を思いとどまらせようとして呼び止めるが、ジョーは諏訪魔にラリアットを浴びせるだけでなく、青木にもラリアットを浴びせ「Evolution is finish!」と言い放って去り、館内は微妙な空気になるも、残った石川とボディガーが大会を締めくくった。5が月ぶりの全日本だったが、今回は光留の世界ジュニア王座転落とジョーの離脱でEvolutuon的には最悪の日、確かに試合前の記念撮影会から諏訪魔に元気がなかったのが気になっていたが、覇気のなさが27日の小島聡戦に影響が出なければいいのだがと思いつつ、大阪を後にした。
【全日本】佐藤陥落 TAJIRIが世界ジュニア奪取、ウルティモが両国での挑戦を表明▼諏訪魔に決別宣言 ジョーがEvolution脱退を意思表示▼石川が宮原ピン 三冠前哨戦はイーブンで8月へ…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/c93PTP7tnL
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年7月30日ジョーがEvolutionを辞めてしまい 今までのことを思い出して止まない。
何でこうなったんだろう。。
今は何も考えられない程 頭の中が真っ白になってしまっている。
今は何も言いたくないし
物凄くショックだよ。
はぁー。 pic.twitter.com/DFQrH3VNhs
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年7月30日全日本プロレスの伝統…佐藤光留選手を破り、第44代世界Jr.ヘビー級王座戴冠いたしました。ガラケーなので、写真がアップできなくて残念。このままいくと、試合後に挑戦アピールしてきたウルティモ校長を相手に8月27日両国国技館で防衛戦となりそうです。23年目、奇跡のシチュエーション。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年7月30日 -
ジェイク&野村がビッグガンズを返り討ち!次期挑戦者にストロングBJを指名!
7月28日 全日本プロレス「2017 SUMMER ACTION SERIES」愛知・名古屋市露橋スポーツセンター 620人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○青柳優馬 野村卓矢(6分9秒 逆さ押さえ込み)×中島洋平 KAI◇第2試合◇
▼20分1本
○ウルティモ・ドラゴン 田中稔(5分35秒 ラ・マヒストラル)那須晃太郎 ×影山道雄◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 岩本煌史(9分10秒 片エビ固め)TAJIRI ×マッシモ
※アックスボンバー◇第4試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第101代王者組]○青木篤志 佐藤光留(14分26秒 トラップオーバー)[挑戦者組]竹田誠志 ×丸山敦
☆青木&佐藤が2度目の防衛に成功【試合後の青木&佐藤】
――苦しいタイトルマッチだったが、二人にとって望んでいた戦いでもあったのでは?佐藤「想定外だったけどね。でもそれも想定内だから。それが青木篤志、佐藤光留、第101代アジアタッグ王者だ。超えてきて、でもその想定内だから」
青木「丸山敦の底力がまだあるな。もう途中で作戦変えたよ。腕狙って、見せかけて。でもこっちのダメージの方が多いから、関節でギブアップさせることができた。けど危なかったな、決まらなかったら」
佐藤「でも俺、ずっと信じてましたからね。青木さんがあれじゃやられないの」
青木「負けるつもりもさらさらないし、1対1になればこっちのもんだし。こっちは1対1になったら強いんだよ。2対1でやんなくても勝てる実力ある二人だから。2対1でやるのも作戦、1対1でやるのも作戦。向こうにはまだそこまでのアレはないかなと思うけど、強かったことは強かった」
佐藤「冷たさがないね、向こうには。仲いいから、友情があるから。俺たちはないから。あるのはこのベルトを守る、試合に勝つっていう共通項だけだから。タッグとしての完成度が違うんだよ」
――これで両国ダブルヘッダーもみえてきたのでは?
佐藤「近づいてきたんじゃないですか。30日越えたら、青木さん、そこ関係ないですからね。アジア両国で防衛したあと、俺とシングルしてもらいますから。うんって言わないけど、いいよ。絶対うんって言わないから。でもそれが俺たち佐藤光留、青木篤志、第101代アジアタッグ王者の望んでることだから。チャンピオンからの指名試合だ。絶対逃がさない」
青木「よし、やる気出てきた」
【竹田の話】「(泣き崩れる丸山に)丸山さん! 泣いてる場合じゃないですよ。なんべんでも青木&佐藤光留、この悔し涙の分な、あいつら泣かすぐらいまでなんべんでも挑戦してやる! ねぇ、丸山さん? (泣き続ける丸山に)泣くのやめてください。いい加減泣くのやめてください。丸山さん、次ですよ次! (丸山ははいずりながら控室へ)丸山さん! おーい! ちょっと待てコノヤロー、俺だって泣きてぇよコノヤロー。いいか、竹丸タッグ、ここからだから。即席タッグでも何でもねぇぞ。次みとけ。丸山さん!(と控室へ丸山を追う)
◇第5試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念試合in名古屋〜The Road to RYOGOKU〜/60分1本
宮原健斗 諏訪魔 秋山準(14分12秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)×石川修司 ジョー・ドーリング 岡林裕二【宮原の話】「OK、よっしゃ。何だよ。まさかの2連勝。乗ってる乗ってるとはいえ、ここまで乗ってたのっていつ以来よ? なんだ、これよ? 自分でもわかんねぇよ。その感触がこの手から離れねぇよ。あの石川修司から勝つ感触を昨日今日と、この手に感触が忘れられないんだよ。(両国でもつかみたい感触では?)それ以上でしょ。この感触を8月27日まで持ち続けるでしょう。そうでしょう。乗りに乗ってるでしょう。それが宮原健斗でしょう」
【試合前の諏訪魔】
――佐藤がグラップリングマッチを希望する理由として「レスリングで諏訪魔さんと会話したい」と言っていたが?諏訪魔「最近、佐藤がためているものっていうのは何となくわかったし、それが解消されるんであればね。レスリング、グラップリングマッチだっけ? それを通してわかり合えればいいなと。俺はそのルールで新木場大会、挑みたいと思いますね」
――佐藤はEvolutionの現状をどうにかするためにも諏訪魔選手と戦いたいようだが?
諏訪魔「あいつなりに考えてくれてるというのはありがたいことだしさ。当然、いい方向にいくようにしたいね。でもリングに上がったら、そこは勝負なんで、俺は真正面からいきますよ。相手が大きかろうが小さかろうが関係ない。あいつはグラップリングとか強いと思うしね。俺より全然経験あると思うし。そのへんはまた真剣にやんなきゃなと思います」
――佐藤はそう言いながら「勝ったら僕がボスだ」とも発言しているが?
諏訪魔「(苦笑) そこになるとまたどうかな?って素直に受け入れられない部分でもあるんだけど、そこはあいつの特徴でもあるのかなと思うし。条件は何でものもうかなと思います。ただ、じゃあ俺が勝ったら佐藤、どうすんだ?とみんな思うだろうしさ。俺が勝ったらもう一回、Evolutionのためにいろいろ力を尽くしてもらいたいなというのはあるよ。今、立て直しを図らないといけないからね。あと俺はあいつの条件を全て飲むわけだから、佐藤にはそれなりのケジメってものをつけてもらわないとな。それはてめぇで
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第76代王者組]ジェイク・リー ○野村直矢(15分36秒 片エビ固め)[挑戦者組]×ゼウス ザ・ボディガー
※マキシマム
☆ジェイク&野村が初防衛に成功。(試合終了後)
直矢「名古屋の皆さん、今日はありがとうございました。僕らはまだまだ若いチームです。でも今日のように勢いがあれば勝てます!僕らはどんなチームでもやって、勝って、必ずこのベルトを防衛し続けます」ジェイク「今日、声援を下さった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝し、「これで俺らはビッグガンズに2連勝した。もうマグレなんていわせねぇ!強いタッグチームはいっぱいある。その中でも俺は一番やりたい相手がいる。それは大日本プロレス・岡林裕二! 見てるなら出てきてください( 岡林コールの中、登場した岡林は王者組がいるリングに上がる)先日行われた館林大会、あんたと関本さんとやって俺たち負けてるんだよ。今度このベルトかけてあんたも不完全燃焼だっただろ? やらない?」
岡林「お前らの覚悟はようわかった。俺と関本さんでそのベルトに挑戦するぞ!館林の話したな。館林のようにはいかんぞ。魂と魂のぶつかり合いやぞ! わかったかオラ! やるぞコラ!(と呼応し、王者組とにらみ合った。)」
【ジェイクの話】「言った通りです。あとは会社に任せます。(ビッグガンズに2連勝して関本&岡林と勝負できる自信がついた?)僕はね、一回世界タッグであの二人に挑戦してるんですよ。で、ボコボコに負けてるんですよ。(6・13)館林でも岡林さんとバチバチやり合って、ここで引いたらダメでしょ。世界タッグチャンピオンという地位まで駆け上がったんだから、その地位を汚さないようにしなきゃいけないから。だからあの二人との戦いは必須なんだよ。で、勝利も必須なんだよ。俺と野村さんがこれから上に上がる上で。だから何度も言うけど、あとは会社に任せます」
【野村の話】「今日は僕ら結構やられてやられて、最後に勝って、こうしてまたベルトが僕らの元に戻ってきてます。これが現実だし、やられてやられても最後に勝てばいい話だし。ただ、僕らまだまだ発展途上なんで、必ずまだまだ成長して、このベルトを守り続けます。あと大日本の二人、今まで負けてる分、前の俺らとは違うし、俺ら早い段階で進化してるから。それをみせつけて、全日本プロレスここにありを僕らの力で見せます。(進化という意味ではゼウスから初めてフォールを獲ったのも大きいのでは?)そうですね。いってみれば最後二人でたたみかけたけど、最後あの怪物から獲れたんで、これは自信になりましたね」
全日本愛知大会のメインはジェイク&野村のNEXTREAMが保持する世界タッグ王座に前王者のビッグガンズが挑戦。7・17後楽園でジェイク&野村に敗戦を喫し世界タッグ王座を明け渡したビッグガンズは、前王者の権利を行使し愛知大会で再戦となった。
序盤はボディガーが野村をショルダータックル、ゼウスもジェイクのミドルキックをキャッチし延髄斬りを放ってから、胴締めスリーパーで絞めあげ、野村もカットに入るがゼウスが両腕でのフライングバイセップスエクスプロージョンで返り討ちするなどしてビッグガンズが先手を奪う。
勢いに乗ったゼウスは場外戦で野村をリフトアップスラムでテーブルに叩きつけ、リングに戻ってもボディガーが入り、ビッグガンズが連係で野村を蹂躙するも、ボディガーのブレーンバスター狙いを野村が投げ返すと、ボディガーのラリアットがカットに入ってゼウスに誤爆するなど、ビッグガンズの連係が乱れ、この隙を突いた野村がボディガーにスピアーからジェイクに交代、ジェイクも串刺しフロントハイキック、サイドスープレックス、ノーリフト、ミドルキックで続く。
しかし調子に乗りすぎたのかジェイクの延髄斬りがかわされると、ボディガーがマットの上へのニークラッシャーで足を攻め、串刺しショートレンジラリアットの連打からバックドロップ、エルボードロップ、ジェイクのニーリフトも受けきってスピアーを浴びせ、交代したゼウスも野村をバイセップスエクスプロージョンを炸裂させるも、もう1発をかわした野村はジャンピングエルボーから山折りで応戦、しかしスピアー狙いはゼウスがリーブロックでかわしてからチョークスラムを決めると、カットに入るジェイクもボディガーが入ってダブルチョークスラムで排除する。
勝負に出たビッグガンズは野村を捕らえ、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンとボディガーのスピアーの同時攻撃を決めると、ダブルインパクトが決まり、ゼウスがジャックハマーを狙うも、ジェイクがフロントハイキックでカットに入り、野村もジャーマンで続く。ジェイクはジャイアントキリングでボディガーを排除すると、孤立したゼウスは両腕バイセップスエクスプロージョンで懸命に粘ったが、ジェイクのバックドロップ、野村がフロッグスプラッシュと畳みかけると、最後は野村がマキシマムで3カウントを奪い、ビックガンズを返り討ちにして王座を防衛、試合後には王者組は次期挑戦者に関本大介&岡林のストロングBJを指名した。
17日の後楽園でビッグガンズを破って世界タッグ王座を奪取し、再戦でも返り討ちにしたジェイク&直矢、2015年12月に曙や潮﨑豪が退団した際には、ジェイクや野村、青柳が自己主張した際には、"この連中で大丈夫なのか?”と思わせたが、秋山から何度ダメ出しされても、立派に成長していることを感じさせた。次期挑戦者はストロングBJで両国という大舞台、若さでストロングBJとどこまで渡り合えるのか、注目したい。アジアタッグ選手権は丸山が場外の青木にプランチャを狙うと、佐藤がジャンピングハイキックで阻止し、ここから王者組が丸山を捕らえ左腕攻めで先手を奪う。
交代を受けた竹田も王者組の連係に捕まり、佐藤のアンクルホールドで捕獲されるが、ツープラトン狙いは竹田がスピアーで迎撃すると、丸山がドロップキックで続き、青木にトペコンヒーロを発射、リングに戻っても串刺しハイキックで青木に追撃し、前後からトラースキックを連発してからタイガースープレックスを狙う。
そこで青木がカットに入り、左腕へオーバーヘッドキック、カーフブランディングと丸山の左腕に集中砲火を浴びせてからチキンウイングアームロック、腕十字へと移行するも、丸山は丸め込み技で脱出してから顔面蹴り、竹田が入ってジャンピングハイキックと串刺しジャンピングニーのサンドイッチを決めると、丸山が高速ジャーマン、竹田がランニングニーから、丸山が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからタイガースープレックスを決める。
丸山はハイキックからスクールボーイで丸め込むが、青木は腕固めからトラップオーバーで切り返し、丸山はギブアップとなり、王座を防衛した。またセミの三冠選手権前哨戦は石川のスプラッシュマウンテン狙いを着地した宮原がブラックアウトを突き刺してからのシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い前哨戦を制し、試合後には諏訪魔が佐藤の要求していたグラップリングでの対戦を受諾した。
諏訪魔は三冠王座奪取に失敗してから、ジョーの反抗や、佐藤の自己主張でEvolitionが揺らぎ始めるなど求心力を失いつつある。全日本も宮原に任せられる状況になったことから、そろそろ全日本のためでなく、自分のためにプロレスをして欲しいが…本日は名古屋大会へ沢山のご来場、誠にありがとうございました!アジアタッグは王者組 青木&光留が見事防衛!世界タッグも王者組ジェイク&野村組が見事防衛!次回は30日大阪大会17:00試合開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/MU2TuCVsCu
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年7月28日初防衛成功することができました!応援してくれた皆さん、ありがとうございます!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年7月28日ありがとう名古屋☝️
試合前サイン会参加ありがとう( ^ω^ )#ajpw pic.twitter.com/NXWxMfouEe
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年7月28日名古屋大会終了。
人それぞれ考え方や、やり方は違うけど。ベルトを持ってる以上「とりあえず勝てば良いや」という試合だけはしたくない。
今日はそんな事を強く思った大会でした。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年7月28日サマーアクションシリーズ名古屋大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
次は最終戦、大阪大会です。皆様のご来場お待ちしております!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年7月28日本日は全日本プロレス名古屋大会御来場ありがとうございました。30日大阪大会も沢山の方の御来場お待ちしております!m(_ _)m… https://t.co/Nl9XePdDUp
— 新田 勝平 (@akb48yuko_love) 2017年7月28日 -
小島戦が決定も、目の前にしながら諏訪魔が石川に敗れ三冠王座奪取に失敗!
7月17日 全日本プロレス「2017サマーアクションシリーズ」後楽園ホール 1595人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
岩本煌史 ○青柳優馬 風戸大智 阿部史典(6分12秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)×渕正信 中島洋平 梶トマト 岡田佑介◇第2試合◇
▼エクスプロイダーズvsアックスボンバーズ/30分1本
○大森隆男 宮本裕向 田村和宏(6分5秒 片エビ固め)秋山準 木髙イサミ ×丸山敦
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼30分1本
○TAJIRI KAI マッシモ(6分41秒 回転十字固め)×青木篤志 西村修 崔領二◇第4試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第43代王者]○佐藤光留(13分18秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)[挑戦者]×田中稔
☆佐藤が4度目の防衛に成功【試合後の佐藤】
佐藤「誰だ? お前か? わかった、諏訪魔か? ああ、クソ。もう俺の王道トーナメントは始まってるし、その前に決まったんじゃない? これで、両国のダブルヘッダー。クソ、これは青木篤志だな。全日本プロレスがやっと自分の足で立って、今は走り始めてるからね。俺はその片足どころじゃない、俺が両足だ。団体の名前、看板、そんなものなんだっていいんだよ。俺が全日本プロレスの両足だ」――これは挑戦表明だと思うが?
佐藤「受けて立ちますよ、青木篤志の挑戦表明。違うんですか? メガネかけて、モジャモジャで、髭が生えてたら、青木篤志だろ? 毒霧使うし、青木篤志だろ? 明日、会見ですよ、青木篤志と。受けて立ちますよ、ダブルヘッダー。ダメだって言ったら、当日にドリーさんが来ることが決まったから、直談判ですよ。『お願いします』、『ユー・アー・チャンピオン? OK』、これで終わりですよ。このベルトをほしい人はみんな陰謀を持ってるんですよ。このベルトが陰謀の象徴だってことですよ、みんなから見たら。違う。これは全日ジュニアの、一番正直なジュニアのプロレスの象徴ですから」
【稔の話】「今回、全日本に戻ってきて半年経って、そろそろ行こうと思いまして、余裕で取っちまうぐらいに思ってたんで。取れなかったです。強かった…強かったです。ただ、負けっていうのは認めないと前に進めないんで。だからこそ、俺は今日の結果…負けたっていう結果をしっかり受け止めて、今日のチャンピオンよりも先に先に行きますから。俺は声を大にして言っておきますけど、今日の結果、負けたことがメチャクチャちっぽけに思えるぐらいの、俺は大逆転をしますから。こういシチュエーションはムチャクチャ燃えるんでね。いい刺激をもらった。強かったです」
◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]ジェイク・リー ○野村直矢(11分26秒 エビ固め)[第75代王者組]ゼウス ×ザ・ボディガー
※マキシマム
☆ゼウス&ボディガーが初防衛に失敗、ジェイク&野村が第76代王者組となる【野村の話】「今、ベルトがここにあります。これは僕らが上回ってる証だと思います。今は頭が飛びすぎて何言ってるかわからないけど、僕らでこの世界タッグをさらに輝かせて、地位を高めていきます」
【ジェイクの話】「この形になる世界タッグベルトを獲れたのは支えてくれたファンの人たち、こんな状態でも支えて一緒に戦ってくれるパートナーのおかげ。だから今日、はっきり言って感謝してる。本当に。ただ、俺らまだまだ超えなきゃいけない存在がたくさんある。その存在を超えながら、超えなきゃいけない存在に俺らがなる」
【ゼウスの話】「クソ…。まさかあいつらに負けるとは思ってなかった。あんなのまぐれや! あいつら、絶対叩きのめしたる! もう1回やらせろ!」
◇第6試合◇
▼特別試合/60分1本
○宮原健斗(8分28秒 シャットダウンスープレックスホールド)×ジョー・ドーリング◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○石川修司(19分37秒 片エビ固め)[挑戦者]×諏訪魔
※ジャイアントスラム
☆石川が2度目の防衛に成功(試合終了後)
石川「諏訪魔選手と、いや諏訪魔選手がこのベルトに挑戦してくれて、前哨戦からずっと戦い続けて、諏訪魔選手の強さ改めて知りました」と諏訪魔に敬意を表し、「諏訪魔選手がこのベルトをかけて戦ってくれたことで、また自分がもう一段階強くなれたと思います」(そこへ宮原が登場)
宮原「俺はこの全日本プロレスをもっともっと高みにもっていきたいんだよ。そのためにはその三冠ベルトが必要なんだよ。最強のチャンピオン・石川修司さん、そしてプロレス界で最も最高のチャレンジャー・宮原健斗、それに似つかわしい舞台、8月27日、両国国技館のメインイベントで俺の挑戦受けてくれませんか?」石川「両国で石川vs宮原、見たい人いますか?(観客が大歓声で支持する)じゃあ両国で最強vs最高・第2ラウンドやりますか!3、2、1、俺たちはでかい!」で締めた。
【石川の話】「一言で言うと、もう強いですよ。前哨戦で当たるたびにどんどん当たりが激しくなるのがわかってきて、これはもう正直、前哨戦で体は結構ボロボロになってましたよ。そのボロボロが気持ちよくて、体張ってるのがレスラーの生きがいなんで。その諏訪魔選手が本気でこのベルトを獲りにきてくれたんで、正面衝突できました。きついですね。強かったです。次は宮原選手。やっぱりベルト失っても地方大会で締める回数はチャンピオンの俺より多かったんで、もう一回やってどっちが上かっていうのをわからせないといけないなと思います。チャレンジャーとして不満はないです。両国国技館という舞台で、45周年という舞台でフリーの自分がチャンピオンとして最後に呼ばれるのはレスラー冥利に尽きるんで、27日まで最高のコンディションを作って臨みたいなと思います。(前回の宮原戦以上の試合をして勝つと?)もちろんそうですよ。向こうは最高って毎日言って、昨日の宮原より上って自分で言ってるみたいですけど、自分も座右の銘が明日が全盛期なんで、今日の自分より明日の自分の方が強くなってるんで。8月27日は史上最強の、過去史上最強の石川修司でリングに立ちたいなと思います。(右目が腫れているが?)戦いの中なんで。でも痛みはそんなないんで大丈夫と思います。打たれ強さはウリなんで。人ばっかり破壊するんで、たまにはダメージ負ってもいいんじゃないですか。(諏訪魔に前回との違いを感じた?)やっぱり本当に僕は遠慮せずガンガンいくんで、たぶん諏訪魔選手の中でもリミッター外してくれたんじゃないかというのを戦いの中で感じましたけど。それはたぶん見てるファンの人が思うことかもしれないけど、僕の中でそう思いました。リミッター外してきてくれたなと。それが体はしんどいですけど、うれしさでもあるんで、やりがいあると思います」
【諏訪魔の話】「クソ、負けたよ。三冠の重さに跳ね返された。悔しいよ。途中どうしても三冠巻きたかった。今日、俺が負けて、ジョーも負けた。エボリューションも何とかしないとダメだな。このままやってたらダメだと思うし、今は考えられないけど、あの三冠のベルト、みんなが目指すものだから、それに向かってもう一回考え直します。石川、三冠チャンピオンに負けました」
【宮原の話】「チャレンジャーだから謙虚に言ったけど、8月27日の全日本プロレスの両国国技館という舞台で俺以外いねぇだろ。俺がいかなきゃダメだろ。全日本プロレスをさらに高みにもっていく。そのためには三冠ベルトが必要なんだ。最強vs最高・第2ラウンド。絶対に最高が勝つ」
メインは石川の保持する三冠ヘビー級王座に諏訪魔が挑戦、休憩前には諏訪魔が「どうしても対戦したい相手がいる」としていた相手である、新日本プロレスの小島聡の参戦、そして諏訪魔との対戦が決まったことで、ベルトをかけての小島戦を狙う諏訪魔にしてみれば負けらない一戦となった。
序盤は両者共激しい肉弾戦となり、石川が競り勝って場外戦となるが、諏訪魔も鉄鎖ホイップからのラリアットで逆襲、イスを手にするが、殴らず放り投げる。
リングに戻ると諏訪魔がパンチで仕掛ければ、石川もエルボーで応戦、しかし諏訪魔がロープ越しのスリーパーで捕獲すると、石川の後頭部にニードロップ、フロントスリーパー、串刺しラリアット、フロントスープレックスと畳みかけ、ブレーンバスターを狙うが、石川が投げ返し、串刺しラリアットから32文ミサイルキックと反撃も、石川のラリアットをかわした諏訪魔はフライングショルダーで譲らず、串刺しラリアットからフロントスープレックスと再度畳みかける。
諏訪魔はショルダータックル合戦から延髄斬りを放ち、長く封印していたラストライドを狙うが、石川がリバースしてランニングニーを狙うも、キャッチした諏訪魔はキャプチュードを狙う、だが頭突きで阻止した石川だったが、諏訪魔はショートレンジのラリアット、しかし石川もニーリフトで応戦、諏訪魔がジャーマンで投げれば、石川もジャーマンで投げ、ランニングニーリフトを浴びせ、両者ダウンとなる。
起き上がった諏訪魔は万力スリーパーを狙うが、振りほどいた石川はニーリフトを浴びせ、膝をついた諏訪魔にスライディングDからファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテン狙いは諏訪魔が堪え、石川のラリアットも、諏訪魔も打ち返して相打ちとなるも、左のラリアットを炸裂させた諏訪魔はラリアットからドロップキックを放つ。
勝負に出た諏訪魔はバックドロップから万力スリーパーで絞めあげ、再度バックドロップを決めると、ラストライドを狙うが、石川は担いで変形デスバレーボムを決め、両者は膝立ちからエルボー合戦から、石川がニーリフトを浴びせる。
石川はジャイアントスラムを狙うが、諏訪魔はラリアットで抵抗するも、石川は宮原殺しで突き刺すと、ジャイアントスラムで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後に石川が諏訪魔に敬意を表すると、セミでジョーをシャットダウンスープレックスで降した前王者の宮原が現れ再戦を要求、石川も受諾して決定となった。
8・27両国で小島戦が決まった諏訪魔だったが、小島はかつての先輩なれどブードゥー・マーダーズに入りのきっかけを作り、また小島も同じくブードゥー・マーダーズに入り、諏訪魔とはタッグを結成したが、相容れる関係とはいかず、諏訪魔のベビーターンのきっかけを作った重要な人物、諏訪魔にしても「かつてのオレとは違う」と示すために三冠をもって迎え撃ちたかったが、手痛い敗戦となった。
その石川の相手は前王者の宮原が迎え撃つことになった。タイミング的にも早い感じもするが、両国国技館のビックマッチという観点でいうと、宮原しかいないということなのか、しかし宮原にしても敗れればゼウス、また秋山に挑戦が周ってくることから、再浮上を図るためには絶対負けられない一戦となる。世界タッグ選手権は王者のビッグガンズが復帰したばかりのジェイクの右膝に集中攻撃を与え先手を奪う。野村がやっと交代を受けるも、ビッグガンズは連係で蹂躙し、合体チョークスラムからダブルインパクトで勝負に出るが、野村がボディガーの背後に着地するとジャーマンで投げ、ジェイクもコーナーのゼウスを雪崩式ブレーンバスターで投げる。
野村はボディガーと打撃戦を展開するが、ボディガーのハイキックが炸裂するとバウンズを狙うが、ジェイクが間一髪カットし、セーブに入ったゼウスにばバックドロップを決めると、ボディガーにはジャイアントキリングを浴びせ、このチャンスを逃さなかった野村はファイヤーマンズキャリー式エメラルドフロウジョンの新技を決め3カウントを奪い世界タッグ王座を奪取した。世界ジュニアヘビー級選手権は挑戦者の稔が29代王者時代に着用した黒と赤のツートンカラーのロングタイツで登場、序盤はローキックからグラウンドと互い出方を伺うが、稔のソバットが炸裂すると、低空ドロップキックから佐藤の左足攻めを展開して先手を奪う。
劣勢の佐藤は稔の左腕をミドルキックで射抜くと左腕攻めで試合の流れを変え、水車落としから逆十字で稔を追い詰めていく。
稔はエプロンの佐藤をドロップキックで場外に追いやるとプランチャを発射、リングに戻ってもミサイルキックで追撃するが、稔のローキック狙いに対し脇固めで切り返し、稔のドラゴンスクリュー狙いも腕十字で切り返す。両者はジャーマンの応酬も、稔が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、投げ放しドラゴンスープレックス、雪崩式ハーフラッチと畳みかけ、ダイビングフットスタンプから膝十字で捕獲するが、佐藤も腕十字で切り返す。
両者は打撃戦から佐藤がデスバレーボムで叩きつけると、腕十字から捕獲式へと移行して稔はギブアップ。佐藤が王座を防衛し、稔とノーサイドの後でTAJIRIが現れ毒霧を佐藤に噴射、王座挑戦を表明した。いよいよ両国を迎える全日本プロレス、今年はどんな夏を迎えるのか?
最後に9月12日後楽園から開幕する王道トーナメントの出場選手と組み合わせが発表された
[出場選手]
▼諏訪魔(5年連続5度目の出場/第4回優勝)
▼宮原健斗(5年連続5度目の出場)
▼ゼウス(4年連続4度目の出場/現・世界タッグ王者)
▼青木篤志(5年連続5度目の出場/現・アジアタッグ王者)
▼ジェイク・リー(2年連続2度目の出場)
▼野村直矢(2年連続2度目の出場)
▼青柳優馬(2年連続2度目の出場)
▼岩本煌史(初出場)
▼ジョー・ドーリング(3年ぶり3度目の出場)
▼石川修司(2年ぶり2度目の出場/現・三冠ヘビー級王者)
▼ボディガー(4年連続4度目の出場/現・世界タッグ王者)
▼崔領ニ(2年連続2度目の出場)
▼佐藤光留(4年連続4度目の出場/現・世界ジュニアヘビー級王者/現・アジアタッグ王者)
▼TAJIRI(初出場)
▼KAI(初出場)
▼ヨシタツ(初出場)[試合形式]
1回戦から決勝戦まで、PWFルール使用の下、時間無制限シングルマッチ1本勝負で行う[1回戦]
▼9/12(火)後楽園
宮原vsKAI
ゼウスvs崔
石川vsボディガー
ヨシタツvsTAJIRI▼9/16(土)北本
諏訪魔vs野村
岩本vs青柳
青木vsジェイク
ジョーvs佐藤[2回戦]
▼9/18(月・祝)大阪
「宮原vsKAI」の勝者vs「TAJIRIvsヨシタツ」の勝者
「ゼウスvs崔」の勝者vs「石川vsボディガー」の勝者
▼9/19(火)名古屋
「諏訪魔vs野村」の勝者vs「岩本vs青柳」の勝者
「青木vsジェイク」の勝者vs「ジョーvs佐藤」の勝者[準決勝&決勝戦]
▼9/23(土・祝)仙台
9・18大阪の勝者同士、9・19名古屋の勝者同士が準決勝で対決今年はヨシタツがエントリーした、ヨシタツは新日本が主戦場なれど結果を出せないどころか出番がない状況が続いていることから、違う団体に出ることで変われるかどうか?
【全日本】石川が諏訪魔突破で三冠V2、宮原と「最強vs最高」第2ラウンドへ▼頂点返り咲きへ宮原がジョー撃破▼ジェイク&野村が世界タッグ初戴冠▼稔突破で佐藤V4もTAJIRIが毒霧噴射で挑戦表明…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/t7sJDWij6Z
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年7月17日本日は後楽園ホール大会へ超満員札止めのご来場誠にありがとうございました!2017 SUMMER ACTION SERIES 次戦は、7/19(水) 水戸市民体育館 18:30開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/NQijrliwA3
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年7月17日全日本後楽園大会でした。諏訪魔選手強かったですがなんとか防衛出来ました。次の相手は宮原選手!最強vs最高第二ラウンド!! pic.twitter.com/OW79tDUss8
— 石川修司 (@g0925union) 2017年7月17日石川三冠王者に正面衝突しに行って負けた。
次の三冠戦の時が来るまで
まだまだ暴れなきゃダメってことかな。
ワガママを言った2日間だったが
全日本には感謝。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年7月17日チケット完売のご来場本当にありがとうございました。
三冠ベルトに挑戦したい!#ajpw #噛み原健斗 pic.twitter.com/WObYlI3ecV
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年7月17日9/12 ALL JAPAN @ korakuen hall… TAJIRI vs YOSHITATSU
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年7月17日全日本プロレス後楽園大会終了☆とにかくパンッパンに入ってて凄まじい盛り上がりだったが世界ジュニア選手権負けた⤵6年前と同じコスチュームで挑んでシチュエーションは完璧だったんだけどなぁ➰でも試合後にも言ったが負けはしっかり認めないと先に進めないからな!オレは先に進む❗❗
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年7月17日サマーアクションシリーズ開幕戦 後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今年2度目の超満員札止め…ファンのみなさんのお陰です。本当にありがとうございました
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年7月17日全日本プロレスは今日もデカくて凄くて最高で最強でした!メインで3カウントが入った瞬間はどちらの選手を応援していたお客さんももう凄くて拍手しながら笑ってしまうほど。映像出しにちょっと手間取ったけど、休憩前に今後のカードや日程をガンガン紹介するのも楽しみが増えて良いです #ajpw
— sayoko mita (@345m) 2017年7月17日【全日本】TAJIRI、ヨシタツら4人が初出場 『第5回王道トーナメント』出場選手、組み合わせが決定https://t.co/Ogjwfh3FOR#ajpw #王道T pic.twitter.com/yNtxGwNRcH
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年7月17日 -
佐藤とのグラップリングでの対戦を拒否も、vs大仁田との電流爆破マッチで諏訪魔が用意したXは"魔界の住人"
7月9日 全日本プロレス「千葉EXTRA DREAM 16」千葉Blue Field 235人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼アジアタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
タンク永井 佐藤悠己 ○本田アユム(9分0秒 片エビ固め)青木篤志 X佐藤光留 岡田佑介
※ミサイルキック◇第2試合◇
▼千葉テレビKAYO絆トレンディpresents タッグマッチ/30分1本
○大森隆男 カーベル伊藤(18分12秒 エビ固め)原学 X大久保一樹
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼30分1本
秋山準 ○丸山敦(12分9秒 片エビ固め)X中島洋平 田村和宏
※エクスプロイダー◇第4試合◇
▼30分1本
KAI ○TAJIRI 田中稔(11分30秒 首固め)岩本煌史 梶トマト X阿部史典◇第5試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(7分58秒 万力スリーパー)Xマッシモ【試合後の諏訪魔、佐藤】
――佐藤が諏訪魔選手に一騎打ちを要求し、これからのEvolutionのための戦いと主張していたが?諏訪魔「何か今、耳に入ったんだけどさ、革ジャン着て、手紙みたいな見覚えあるやり方してきたらしいね。このタイミングでそういうことやるのはどうなのかなと思うし、大仁田厚に最近キスされてるからさ。昔惚れてた女を思い出してるみたいな、一人で勝手に青春してるんじゃないの。バカかって」
――8・3新木場大会でやりたいとのことだが?
諏訪魔「やり方がどうかと思うし、またルールとか言ってんでしょ。グラップリングどうのこうの。関係ねぇんだよ。全日本プロレスではそんな特別ルールとか安売りしねぇよ。全日本プロレスで一番厳しいルールはPWFルール。ちゃんとした純粋なプロレス、それが一番危ないし。全日本でやる限りはしっかりしたプロレスで勝負つけるんだったら俺は全然構わないよ」
――グラップリングルールは承諾できないと?
諏訪魔「言ってることが結局は大仁田厚と一緒だよな。電流爆破なのか、グラップリングなのかの違いで。全日本はPWFルールにのっとってやる団体だからね。今こういう時期にそういうことを言ってくるのはどうかと思うし、ファン感謝デーじゃねぇんだから。そういう時ならわかるよ。今こういう時期にそういうネタを持ってくるやり方はどうかと思う。ただ、大仁田厚の格好してくると。俺も電流爆破、16日が近づいてる。俺のパートナー、青木、Xになってるけど、Xをどうするかという問題がちょうど出始めてるのかな。ただ、俺の中に思い当たる、どうしてもあの男を呼び出したいというのがある。それは今日、試合終わったら魔界に連絡を取りたい」
――魔界に連絡を取る手段があると?
諏訪魔「そこが問題なんだよね。何で取ろうかっていう。どう取ればいいんだろうっていうのもあるし。魔界の電話番号みたいなの俺、知らないし。電話でいいのかもわからないし、どっかに入口があるのかもしれないし。岡田あたり知ってるのかなって。いないんだよ、もう。魔界に関連ある人材が。いなくなっちゃったんだよ、みんな。その頃、見てたの渕さんぐらいだけど、渕さん、そういうの興味ないだろうし」
――それだけ苦労してでもその男を呼びたい?
諏訪魔「魔界には何人もいるもんね。いるんだけど、ある男と俺はぜひ電流爆破のリングで一緒に戦いたいと思ってますよ」
◇第6試合◇
▼60分1本
○宮原健斗 野村直矢 青柳優馬(20分39秒 ジャーマンスープレックスホールド)石川修司 吉野コータロー Xダイナソー拓真(試合終了後、宮原がマイクを持った。が、野村がマイクを奪う)
野村「今日は応援ありがとうございました。ジェイクがケガして今日、試合ができなくて来れなかったんですけど、17日の世界タッグ戦は必ずベルトを獲ります。そしてまた千葉にベルトを持って帰ってきます」(野村が青柳とともに花道を下がろうとすると、宮原もあとを追う。場内は健斗コールの大合唱で「最高」マイクをリクエスト。宮原も花道まで戻ったが、リングに引き返してマイクを持つ)
宮原「千葉大会、最後まで熱い熱い声援ありがとうございました!7月17日、後楽園ホールでジョー・ドーリングと次期三冠挑戦者決定戦を僕はそう勝手に思い込んでおります。その勝手を宮原健斗は実現する男です。ということで、ありがとうございました」【宮原の話】「(7・17後楽園のジョー戦を控える中、三冠王者・石川と当たって気持ちも高まったのでは?)ですね。必然でしょ、これ。17日に向けて、あと上尾大会を残すのみとなった。それに向けて現三冠チャンピオン、それと当たることができて、これは必然だね。過去を振り返った時に今日は何かしらのスパイス、ポイントになるね。とにかく17日、俺は今、宮原健斗の体中、17日に向けてビンビンだ。ビンビンだ。17日、宮原健斗が勝って三冠挑戦する。ただ一つ、それは俺の勝手だけどね」
全日本千葉大会のセミで諏訪魔が新外国人選手マッシモと対戦、肉弾戦をマッシモが制すると場外戦でも攻め込み、リングに戻ってもラリアットやスライディングラリアットと先手を奪うが、諏訪魔はブレーンバスターから反撃を開始し、フロントスープレックスで投げてからスリーパーで捕獲する。
マッシモもラリアットを狙う諏訪魔の右腕をフロントハイキックで射抜くと、ネックブリーカードロップを決めるが、チョークスラム狙いは諏訪魔が逃れるとキャプチュード、ラリアット、ジャーマン、ショートレンジラリアットと怒涛のラッシュをかけ、最後はバックドロップから万力スリーパーでマッシモがギブアップを奪い勝利となった。まず大会前には佐藤が会見を開いた
【会見の模様】
佐藤「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。先日の新木場大会で一枚岩となりました諏訪魔選手を代表するEvolutionでございますが、この私が2冠王、今現在、防衛戦が二つ決まっている状態で、早くも8月の両国に向かってダブルヘッダー。アジア防衛したあとに、パートナーである青木篤志ともう1試合、ぶち上げておりますが、代表である諏訪魔選手はこれから三冠のベルトを獲りにいくという状態でございます。これは一枚岩になる、それはよかったんですけど、少しタイミング的にももう少し早かったかなと。両国を前に僕は諏訪魔選手にシングルマッチを挑みたい。同じEvolutionの人間同士でシングルマッチ、行う場所はウルティモ・ドラゴン何10周年、そんなところではできません。地方の体育館でやっても、『あれ、あの二人って仲間じゃなかったっけ?』ってなって終わりです。ここは全日本ファンの一番理解力の高い新木場大会で諏訪魔選手にシングルマッチをお願いしたい。ただ、僕がシングルマッチをやりたいと言っても諏訪魔選手、諏訪魔選手、諏訪魔選手! 嫌がるのはわかってる。だから俺は! だからワシは! グラップリングマッチを挑みたい。諏訪魔選手、諏訪魔選手! 今日は手紙を書いてきた」「諏訪ちゃんへ」と書かれた手紙を広げると
佐藤「貴殿がグラップリングマッチをまあまあ嫌がる理由わからず。ならばひとつ提案あり。エボリューションレスリング部の勇気ある選手諸君、リングは全日本が用意する。エボリューションの未来は諏訪魔の勇気にかかっている。変態 佐藤光留(と手紙を読み上げてから) ハードヒットでとは言いません。他の会場でやっても混乱を生むだけです。ここは8月の新木場大会で、新木場大会で、新木場大会で! 諏訪魔選手の勇気をみせてもらいたい。以上です」
――和解した今、対戦を要求する一番の理由は?
佐藤「これはいがみ合いじゃないんじゃ。これはいがみ合いじゃないんじゃ! より深くプロレスラーがわかり合おうとしたら、これは戦うしかないんじゃ!」
――絆を深めるために戦うということ?
佐藤「そういうことですね。締めのマイク聞いたらわかるように、諏訪魔さん、マイク得意じゃないんですよ。今みんな工夫をこらして、みんなで大合唱して興行を締めるのに、きょうびありがとうございましたで帰るわけですよ。ただ、そういうところが俺は好きなんですよ。マイクじゃない、諏訪魔さんが分裂した全日本プロレスをまとめてきたのは言葉じゃないですから。あくまでその試合と男気ですから。男気じゃ。ワシは諏訪魔の男気、勇気をみたいんじゃ。ワシとグラップリングルールで戦ってほしい」
――それはハードヒットでやっているグラップリングマッチと同じルールになる?
佐藤「そうですね、はい。一切の打撃を排除して。諏訪魔さん、レスリング強かったって言ってるし、一回やってみたいなって。これでEvolutionの方向が決まると思う。あくまで火種じゃなくて、これからのEvolutionのための、これからのEvolutionのための戦いじゃ!」
――革ジャン、手紙、口調といい、誰かに似ているような気がするが?
佐藤「僕、結構付き合った女の子によって変わってくるんですけど、最近チューした人の影響が体の中に残ってるのかなと」
――グラップリングマッチを要求する理由は?
佐藤「Evolutionって今のままじゃ面白レスリング部なんですよ。NEXTREAMいるじゃないですか。あの人たちは面白打楽器同好会ですからね。コーナーをバンバン叩くし、面白リズム同好会ですよ。オイオイ言ってるし。そこでEvolutionが違いをみせなきゃいけない。プロレスってプロレスリングじゃなくなってきてるじゃないですか。爆弾ついたバットで殴ったり。でもやっぱりオールジャパンプロレスリングですから。その中で覇権を獲るにはもう一度、正しい形で中心にいくにはレスリングだと思うんですよ。あくまでこれは仲たがい、挑戦状、そういうのじゃなくて、これからのEvolutionを作るための対戦要求ですから。絶対嫌がるんですよ。嫌がるのもわかってるんですよ。意外といいなと思ってても一回嫌がるんですよ。そういう人なんですよ。だから、それ前提で書いてきました。この諏訪魔選手の勇気、考えてきました、オリジナルで。今の気持ちを手紙にしたらこうなりました」
――結構、達筆だが?
佐藤「何か居酒屋みたいな…そんなこと関係ないんじゃ! 誰が居酒屋のメニューじゃ! これが諏訪魔選手への、諏訪魔選手への! 挑戦状じゃ!」
と8・3新木場大会でグラップリングルールで諏訪魔との対戦を要求したが、諏訪魔は試合後のバックステージインタビューで、グラップリングルールでの対戦は拒否し、あくまでPWFルール、プロレスルールでの対戦する姿勢を崩さなかった。
佐藤にしてみればEvolutuionの方向性だけでなく、諏訪魔もレスリング出身ということでグラップリングルールで違う一面を引き出したいという意図もあるのか?だが諏訪魔はグラップリングは格闘技というイメージがあり、あくまでプロレスにこだわる諏訪魔とすれば安易に踏み入れるスタイルではないのかもしれない。
また諏訪魔は大仁田との電流爆破マッチのXとして『魔界の住人』を呼び出したいという意向を示した。諏訪魔の用意する『魔界の住人』で思い当たるのは、かつての全日本プロレスの総帥で国際派スターであり、全日本プロレスの最終兵器と言われた"あの男"としか思いつかないが・・・メインの6人タッグ戦は石川組が青柳を捕らえ、交代を受けた宮原もダイソナーが変形アバランシュホールドからスパインバスターを狙う。しかし食い止めた宮原が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、最後は二段式ジャーマンで3カウントを奪い勝利、試合後に宮原がジョーとの挑戦者決定戦を制し三冠王座を奪還することをアピールした。
本日も千葉大会へ沢山のご来場頂きありがとうございました!次回は、7/15(土) イコス上尾 18:00開始!そして、7/17(月・祝) 後楽園ホール 12:00開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #kdojo #プロレス pic.twitter.com/CII4EW4Cdv
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年7月9日【全日本】大仁田との爆破マッチへ諏訪魔が告白 パートナーXは「魔界の住人」▼諏訪魔が佐藤の対戦要求受諾もグラップリング戦は拒否▼三冠再挑戦実現へ宮原が王者・石川と火花▼タンク&本田がアジアタッグ王者組撃破 …千葉大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/PvFPpxVm8F
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年7月9日千葉ありがとう。
今日タッグを組んだノムさん&ヤギさん!#ajpw pic.twitter.com/EmfWG0J8eT
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年7月9日千葉大会にご来場ありがとうございました。
次回、上尾大会では岩本さんとシングルマッチ。
3月以来のシングルマッチで楽しみにしています…が、できれば敵に回したくない方です。#ajpw https://t.co/zJK4TV67pP
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年7月9日全日本千葉大会でした!
今日の敗戦はコミュニケーションが取れないのが原因ですね。。。
— 石川修司 (@g0925union) 2017年7月9日千葉ブルーフィールド大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
伊藤社…ではなく、カーベル伊藤頑張ってました!しっかり練習もしているので、リングに上がってもらってます。カーベル伊藤、マジです!
お疲れ様でした‼️
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年7月9日 -
ワイルドバーニングがヤングライオンに激勝も、秋山が若手達に激怒!
6月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/54imP701ty 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年7月2日7月5日 全日本プロレス「BS11 presents 全日本プロレス新木場大会〜GROWIN' UP vol.4〜」新木場1stRING 352人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼全日本プロレスvs大日本プロレス〜青木X野村〜/20分1本
野村直矢 ○青木篤志(10分5秒 テキサスクローバーホールド)野村卓矢 ×青木優也◇第2試合◇
▼平日の新木場の夜、其の弐/30分1本
○青柳優馬 平日マスク(6分24秒 逆エビ固め)中島洋平 X岡田佑介
◇第3試合◇
▼全日本プロレスvs大日本プロレス〜FEVER POWERFUL〜/30分1本
○岡林裕二(11分37秒 アルゼンチンバックブリーカー)X岩本煌史◇第4試合◇
▼THE Miracle〜初遭遇〜/30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー(14分13秒 片エビ固め)KAI ×TAJIRI
※ブラックアウト【試合後のTAJIRI&KAI】
KAI「勘が鈍ってました」TAJIRI「ウチらも最近、私生活の練習不足だよ」
KAI「いやぁ、飲みにいってないですね。これ飲みにいかないとダメですね」
TAJIRI「俺たちの絆はこんなことでどうかなったりしないから」
――初めて触れた宮原の印象は?
TAJIRI「ジェイク・リーと宮原健斗。ジェイク・リーというのは思ったんですけど、海に潜ったら金色に光る太刀魚の長いのが泳いでて、捕まえてやろうと思って手を伸ばしたら本当の太刀だった、剣だった。そんな感じで。宮原健斗は正直、大福だと思ってたんですよ。あまーい、うまそうな大福。で、大福をかじってみたら中に、あれ、イチゴが入ってる、これしゃれてるなっていう。いい意味でおしゃれなというかですね、いい意味で予想外の、そういう選手だったような。イチゴ大福だな、あれ。そんな感じがしたな。でも日本に帰ってきて、今日で4戦目でまだ勘が戻ってなかったけど、今日でバッチシ戻ったね。何かね、あの二人に覚醒させられたよ。俺、偉そうに言っちゃうけど、素晴らしいと思った二人とも。(もっとあの二人と戦いたい?)毎日やったっていい感じだね。何かね、こんなオッチャンまで…あの頃の俺が通過してきたプロレス、俺が経験してきた若い頃のプロレスに触れたようなね。レスラーって人に何か心に影響力を与えるのが仕事だと思っていて、彼らは俺にやってくれましたね」
◇第5試合◇
▼OVER THE BORDER〜OVER THE GENERATION/30分1本
○秋山準 大森隆男(11分58秒 片エビ固め)岡倫之 ×北村克哉
※エクスプロイダー【秋山の話】「俺がさ、北村とか岡とか、あいつら、いい選手だけど、そこからさ、あいつらがいかないといけない。周りの奴らが。だからよ、俺らじゃないんだって。若い奴らで火つけろって! 今日はそういう意味だよ。感じ取れよ! 中島なんか10年? お前の10年なんか俺の1年と変わらないよ。やめちまえ、じゃあ! 言われたことしかできない、そんなんだったらやめろ。面白くねぇ全然! ここは何すべきか、あるんだよ、やっぱり。お前らだろ。俺じゃない。お前らがやんなきゃいけないんだって。それは向こうの北村、岡もそう。これから新日本、全日本、時代を作っていくのはお前らだ。お前らがやんなきゃいけないんだよ。(中島に向かって)おいお前、10年やってできないんだったらやめちまえコノヤロー! 言われたことしかできないんだったらやめろコノヤロー! アホが。わかんだろ!?」
【大森の話】「あいつら新日本の若いの。自分が本来もつべき戦いの意味において、物凄く刺激になった。なかなかいい根性してるな。あの二人が新日本プロレスを背負って全日本に上がってきた勇気は買う。だけど後悔するのはてめぇらだからな」
【岡の話】「確かに俺たちは天下の新日本プロレスでデビューして半年も経ってねぇような若造だ。でも新日本の誇りと魂を持って全日本に乗り込んだ。相手がベテランで強い。知ってるよ。けど悔しい。悔しい! でもこれで最後じゃない。向こうの若手も俺の他のヤングライオンもお互いがライバル視してて、まだまだこの戦いは続いていく。俺ももちろん、若手だけじゃない。次こそ全日本のトップを倒していきます。もっともっと新日本のリングで精進していきます。今日はありがとうございました」
【北村の話】「まず、このカードを組んでくださった方々に感謝したいです。この試合の経験を僕の財産として、最高の外敵としてまた来れるように精進していきます。もっともっと進化して、岡選手が言ったように、まだ始まったばかりで次があります。以上です」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合&世界ジュニアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦/60分1本
○諏訪魔 佐藤光留(24分15秒 体固め)×石川修司 田中稔
※バックドロップ(試合終了後、佐藤が諏訪魔に飛びついて抱きつき、二人はそのまま倒れ込んでしまう。それでも勝ち名乗りを受けると、諏訪魔コール)
諏訪魔「佐藤、俺たちいろいろあったけど、何か今日、一つになれた気がするよ。後楽園、俺はベルト獲るし、佐藤は防衛しよう」佐藤「やっぱり諏訪魔さんが全日本プロレスだよ。何度ダメになっても諏訪魔さんがあきらめなかったから、最後の最後で諏訪魔さんのこと嫌いになりません。これからもよろしくお願いします。僕の大好きな諏訪魔さんに大・諏訪魔コールをお願いします。(場内は諏訪魔コールの大合唱に。)」
諏訪魔「佐藤、恥ずかしいよ・・・後楽園、三冠を全日本に取り戻したいと思います」
【諏訪魔の話】「散々、問題になってた俺らの仲もこれで一つになったね。俺がちゃんと話を聞いてなかったのかなっていうふうにも思うしさ。リング上で戦うとわかり合うというかさ。ここでも言うけど、佐藤はチャンピオンで、俺はベルトないわけだから。でも三冠のベルトを今度、後楽園でしっかり取り戻したいなと思います。(これで前哨戦は2勝2敗のイーブンとなったが?)まだね、追いついただけだしさ。まだまだこれから厳しい戦いがあると思うんでね。後楽園までケガしないように気をつけます。一番今日、佐藤からタッチもらう時、思い切り叩かれて痛かったっていう(苦笑)。そういう感じですよ。頑張ります」
【佐藤の話】「完全に忘れてた。ケガを感じさせない怪物・諏訪魔ということで許してください、諏訪魔さん。これでEvolutionは一つだ。これでEvolutionは一つだ。ベルトは3つだ。俺は二つだ。Evolutionは一つだ」
全日本新木場大会に新日本からヤングライオンの岡&北村が参戦、秋山&大森のワイルドバーニングが迎え撃ち、新日本勢が新日本オープニングテーマ「ザ・スコアー」で入場すれば、秋山組は「日本テレビスポーツテーマ」を前奏にて、それぞれのテーマ曲で登場、新日本側はには川人拓来、海野翔太、八木哲太、成田蓮などヤングライオン勢が総出で付き、対抗戦のムードを出した。
大森と岡が先発しグラウンドからチョップ合戦を展開すれば、北村と対峙した秋山はテイクダウンからレッグロックを奪い、タックル合戦でも秋山が競り勝ち、ここからワイルドバーニングが北村を捕らえにかかって、大森が北村とのチョップ合戦に競り勝った後でパイルドライバーで突き刺すと、秋山が場外戦に持ち込んで鉄柱攻撃から通路でのDDTを敢行、北村が反撃しても岡への交代は許さず、ワイルドバーニングは徹底的に北村をかわいがる。
大森の串刺し攻撃をかわした北村はやっと岡に交代、岡はエルボースマッシュ、ショルダータックルで猛反撃するが、大森のフロントハイキック、ニールキックを喰らうと一気に失速し、秋山の串刺しジャンピングニー、ランニングニーと喰らってしまうが、岡がバックハンドエルボーで返してからフロントスープレックスで投げると、北村も串刺しエルボーからスピアーで続く。
北村はアルゼンチンバックブリーカーで秋山を担ぐが大森にカットされると、秋山がジャンピングニーからニーリフトの連打を浴びせ、最後はランニングニーからのエクスプロイダーで3カウントを奪い完勝を収め、試合後にはヤングライオン勢がエプロンに上がると、全日本の若手らもエプロンに上がって一触即発となり、岡も悔し涙を流しながら「まだ終わっていない」と食い下がり、秋山は中島を蹴飛ばして退場となった。
今回は新日本のヤングライオン勢が全日本マットに参戦となったが、岡&北村は秋山&大森のワイルドバーニングの前に返り討ち、キャリアの差を見せつけられる結果となるも、全日本の若手とヤングライオンが一触即発となるなど、これからは「LION'S GATE」「GROWIN' UP」という形で若手同士による交流が続きそうだ。
だがバックステージでは秋山が若手らに中島を始めとする若手らに激怒しダメ出しをした。秋山にしてみれば"オレたちではなくオマエらが熱くならなければだめだろう"というのもあり、中島に対しても"オマエが先陣切ってやらないといけないだろう”というのもあったと思う。野村、青柳、岩本も確かに成長はしているが、秋山はまだまだ足りないものがあるのかもしれない。第4試合ではWWE退団後に全日本本格参戦となったTAJIRIがKAIと組んで宮原&ジェイクと対戦し、TAJIRIは宮原と何度も組み合ってはスカすなど翻弄すれば、ジェイクを捕らえてKAIと共に右脚攻めを展開、終盤にはKAIのパワーボム狙いをリバースしたジェイクに、宮原が援護に入って連係攻撃でKAIを捕らえるが、TAJIRIもカットに入ってハンドスプリングエルボーで二人を蹴散らす。
TAJIRIは宮原にトラースキックからバスソーキックを狙うが、宮原がかわしたところでグリーンミストを噴射もKAIに誤爆、ここから宮原組が再度KAIを捕らえ、最後は宮原がブラッアウトで勝利となった。メインの三冠、世界ジュニア前哨戦は諏訪魔が稔のハイキックの援護射撃を喰らうと、石川のドラゴンスープレックス、ファイヤーサンダーを喰らって追い詰められるが、ランニングニー狙いを諏訪魔がキャッチすると、キャプチュードを決め、佐藤のジャンピングハイキックの援護を受けてから、ジャーマン、ローリングラリアット、バックドロップの連発と畳みかけ、最後は万力スリーパーで絞めあげてからバックドロップで3カウントを奪って前哨戦を制し、試合後も対立していた佐藤に和解を呼びかけ、佐藤も応じて和解となって握手をかわして大会を締めくくった。
諏訪魔は17日の後楽園で三冠王座に挑戦するが、前日の16日横浜ヨット協会横 特設会場では大仁田厚と電流爆破マッチで対戦することが決定し、前シリーズ中に佐藤が「プロレスラーはベルトの数で決まるんだ!」と反抗されるなど、故障箇所である右腕への不安だけでなく三冠挑戦へ集中しきれない状況が続いていたが、佐藤と和解したことで不安材料の一つは解消されたようだ。【全日本】諏訪魔が石川から2度目の直接勝利、佐藤とも和解▼初参戦・岡&北村が存在感も 秋山&大森完勝、秋山は全日若手勢に激怒▼TAJIRIが宮原&ジェイクと初遭遇で刺激「覚醒させられた」…新木場大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/DGj3F4AiVp
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年7月5日7月1発目となる新木場大会は
石川三冠王者と俺
田中稔 佐藤光留Jr.王者
の
三冠、Jr.タイトル
W前哨戦。
結果は
石川三冠王者に万力スリーパー〜バックドロップ
で勝つことが出来て
前哨戦2勝2敗のイーブン。
佐藤と... https://t.co/C4KMTfLFdU
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年7月5日全日本・新木場大会終了。なんでもかんでも観客大合唱で締めなければいけない風潮??の昨今、暴走モード完全封印の諏訪魔さんは誰よりも全日本だったぜ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年7月5日全日本新木場大会でした。三冠前哨戦、諏訪魔選手に敗れました。。やっぱり強いと改めて感じたけど、強い選手と闘いたいと思いながらやってきたから今の私がある。17日まで前哨戦が後二回あるので思い切りぶつかりあいたい。#ajpw pic.twitter.com/b3774UnWxV
— 石川修司 (@g0925union) 2017年7月5日試合後の控室で丸山くんがしきりに「今日の稔さんカッコよかったぁー!」を連呼してくれて最初は嬉しかったんだけど《今日の稔さん》を強調するから、聞いてるうちにだんだん“いつもの稔さんはカッコ悪いわぁー!“にしか聞こえなくなった。。 https://t.co/0Ny1xhrIhM
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年7月5日ありがとー!新木場!熱いぜっ!#ajpw pic.twitter.com/eWYOgfzkdF
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年7月5日今日の試合、徹底的に足攻められたな。けど、今日に限った話じゃないからなー、足が使えなくなったら、何を武器にするのか。今まで培ってきたグラップリング能力をもっと活用しないとね。
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年7月5日昨夜、宮原健斗選手と初めて対戦した印象…大福を齧ってみたら「おっ?これ、イチゴが入ってるじゃん!」みたいな、予想以上にハイカラな選手だったなあ、と。そんな宮原選手とは明後日土曜日、横浜ラジアントホールで再び対戦。その翌日は千葉Bluefieldです。プロレス三昧、よい人生。 pic.twitter.com/pehz6Qn6ql
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年7月5日BS11 presents 全日本プロレス 新木場大会 ~GROWIN’ UP vol.4~にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
若者達よ熱くなれ!!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年7月5日エプロンからリングに入り、俺より1歩前に出ればこれからの風景は違ってきたかもしれない。チャンスは一瞬。掴むか掴めないかは本人次第。
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年7月6日BS11 presents 新木場大会~GROWIN’ UP vol.4~ ご来場くださいました皆様どうもありがとうございました❗台風をしのいで佐世保から帰ってきたけど、本当の台風は新木場に・・・#ajpw #ミドルエッジ https://t.co/oKu3qV361D
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2017年7月5日 -
青木&佐藤がアジアタッグ王座奪還も大仁田とは相容れず
6月20日 全日本プロレス「2017ダイナマイトシリーズ」北海道帯広市総合体育館 703人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田中稔(4分37秒 HEATクラッチ)×中島洋平◇第2試合◇
▼30分1本
ゼウス ザ・ボディガー ○吉江豊(12分19秒 体固め)×秋山準 大森隆男 ウルティモ・ドラゴン
※ダイビングボディープレス◇第3試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー 野村直矢(9分10秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング ×岩本煌史
※バックドロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 青柳優馬(14分33秒 ジャーマンスープレックスホールド)石川修司 ×丸山敦◇第5試合◇
▼60分1本
○諏訪魔(11分11秒 体固め)×KAI
※バックドロップ◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○青木篤志 佐藤光留(13分3秒 腕固め)[第100代王者組]×渕正信 大仁田厚
☆渕&大仁田が2度目の防衛に失敗。青木&佐藤が第101代王者組となる(試合終了後、 二人に勝利者トロフィー、勝利者賞、そしてアジアのベルトが贈呈されると、大仁田は「持ってやるよ」と二人に呼びかけながら勝利者賞を奪いにかかる。二人が拒むと)
大仁田「青木、佐藤、おめでとう!僕が第100代で101代、その時パッと浮かんだのが101匹わんちゃんです。101代アジアタッグチャンピオンを祝ってやってください。今日はフェンスがありませんので、リングにお集まりくださーい!(と帯広のファンに呼びかけ、リングサイドに集まったファンに聖水噴射を浴びせた。)僕のふるさとは全日本プロレスです。全日本プロレスが永遠に続くように、青木、佐藤、お前ら頑張れよ。その代わり第102代は俺だからな。まだ5ヶ月あるから、青木、佐藤、頑張れ! ついでに大仁田厚も頑張れ! 1、2、3、ファイヤー!青木、佐藤、俺みたいな奴に付き合ってくれてありがとう(と握手を求めたが、二人は応じない)次、電流爆破に入るか入らないか、ゴタゴタ迷ってる諏訪魔選手を呼びたいと思います。皆さんで大・諏訪魔コールをよろしくお願いします!(帯広のファンも諏訪魔コールで応える)これで出てくるか出てこないかで男の器量が問われるな(と揺さぶったものの、諏訪魔は現れない)すいません。もったいぶってるか、もうホテルに帰りました。おめでとう」佐藤「長い!どうせ大仁田厚の引退、誰も信じてないんで、帯広の皆さん、安心してください。大仁田厚は何度引退しても、死ぬまで、いや死んでも必ず帰ってきますから。200代のベルトは俺たちが勝ち続けるからない。その代わり200回目の防衛は渕正信と大仁田厚だ。それまで生きてろよ。それまで先輩、さようなら(大仁田は「マイクくれよ!」と迫ったが、佐藤は渡さない。ならばと大仁田は佐藤にキスし、「どうもありがとう!」と地声で叫び、「帰るぞ、本当に帰るぞ佐藤。お前、俺のこと好きなんだろ?」と念を押しつつ問う)好きだから帰ってください(ようやく大仁田がリングを降りて去る)ご紹介にあずかりました、第101代アジアタッグ王者・佐藤光留、青木篤志です。我々には長年培ってきた締めのあいさつなんかありません。でも全日本プロレスのアジアタッグのベルトを取り返したってだけでもう十分でしょう!また必ずこのベルト、そして違うベルトもこの帯広でタイトルマッチをやる気満々なんで、みんな待ってろよ。いつになるかわかりませんが、帰ってくるのを帯広の皆さん、楽しみにしていてください!」
【青木の話】「(佐藤が売店直行のためパートナー不在で諏訪魔、ジョーとビールで乾杯後)やっと取り返した。やっと取り返した。いろんな選手権がポンポンポンと決まるのに、アジアだけ全然決まんなかったじゃん。俺、挑戦表明どんだけしたよ? チャンピオンが体調よくねぇ、何だかんだ言ってやっとだよ。何なんだ、この差は? 俺、悔しいね、いろんな意味で。どんだけこのベルトを取り返そうと思って必死だったか。FMWに上がって大仁田厚と試合して。タイトルマッチが決まるのは全然構わないよ。でも俺はずっとかけてきたからさ。そういう思いが詰まってるんだよ。ただこれが獲れてうれしいだけじゃないよ、今の気持ちは。これ獲るまで必死だよ。どんだけ今まで大仁田厚にイスで叩かれて、机で叩かれて、パイルドライバーされて、毒霧噴かれてやってきたかって。でもこれを獲れたからには新しいアジアタッグのベルトを巡っての戦いというのを展開していかなきゃいけないから、それは俺もしっかり考えるつもりだし、次、挑戦したいと思う人間がいるんだったら、そこも踏まえて挑戦してきてほしい。ただ、何かの記念だとか、地元でやるからとか、とりあえず一回勝ったからとか、とりあえず勢いがあるからとか、そんな理由だけでベルトに挑戦というのだけは俺はしたくない。このベルトがほしいなら、ホントにこのベルトがほしいんだったらどんだけほしいのか、いろんなところで証明してから挑戦してきてほしい。それ以外だったら俺は認めないし、それが認めらるようなら簡単に返上するからな。俺の気持ちは半端じゃないから。ベルトに対する気持ちっていうのは半端じゃないからね。簡単に挑戦できて簡単に獲れるもじゃないのは俺が一番よくわかってる。だから俺も実践していく」
【佐藤の話】「よし。1年ぶり。僕が全日本のベルトを獲ったのを全日本のファンが拍手してくれる。要はそこの若ぇのですよ。全日本所属で名前がついてるからそれっぽく聞こえてるだけで、全日本に出てる選手はみんな全日本のことが好きだから。一部を除き。そういう思いだと思いますよ。だから今、こんだけお客さんがいるんだと思うし。パートナーがいないよ。別に僕ら一緒に二人でいないと物事が進まないわけじゃないですから。(青木は挑戦者のハードルを上げる意向を示していたが?)いいんじゃないですか。僕は別にステータスにしてくれて構わないですよ。ちょうど今シリーズ、野村と青柳とかあるでしょ。聞きたいね、あいつらの気持ち。別にノンタイトルでも構わないし。あいつらの気持ちを聞きたいですね。どういう気持ちなのかっていうのを知りたいですね。別にタイトルマッチでもノンタイトルでもどっちでもいいですよ。だからどっからどんな沸き方してきたって、アジアは佐藤光留、青木篤志に挑戦するってことをステータスにしてあげればいいんですよ。(大仁田とはこれで終わり?)死んでも終わらない。死んだら何とかしてリングに出てくる人だから。大仁田厚に終わりってないんですよ。気づいた、俺。15歳の時にFMWの書類審査落ちて、もう二度と俺は大仁田厚と試合することないんだ、意志も継げないんだと思ったけど、生きてる限りチャンスあったじゃないですか。でも今日わかった。死んでもどうにかしてリングに上がってくる。何度目かの引退式、みんなで送り出しましょう。復帰戦、またみんなでやりましょう。(2度目のキスをされたが?)二度あることは三度あるんですよ。どっちかの魂が消えるまでやりましょう。有刺鉄線線香とか、電流爆破位牌マッチとか、どっちかの魂が消えるまでやりましょう」
【大仁田の話】「何かすっきりしねぇというか、何か渕さんの全日本に対する思いとか、後輩がどんどんこのアジアタッグを価値あるものにしなきゃいけないというのが試合の中でさ、あのバックドロップを青木選手と佐藤選手に立て続けに6発かな。6発やった時になんとなく思ったね。愛情みたいな。後輩に対する渕さんの愛情みたいのを凄く感じまして、たぶん渕さんはあの最後のフィニッシュでも、あの人のアマチュアレスリング経験からすれば、スイングして逃げられた可能性も無きにしも非ずだったんだけど、それをあそこまであえて耐えたのはやっぱり渕さんの優しさだなと。確かに敗因は敗因として認めますけど、僕は申し訳ないですけど、また新たなるタッグパートナーを見つけて、またアジアタッグ、102代に返り咲く気持ちは十分ありますので。しょせん全日本プロレスのファンからすれば俺は凄く邪魔な存在かもしれないけど、邪魔な者がいる方が面白いんだよ。おかげさまで全日本プロレスの会場でグッズが全部売れましたので。完売です。何もありません。最後にぼったくりみたいな、記念撮影で千円取りましたので。ほとんど女子プロ並みに(笑) だけど申し訳ありませんけど、僕の根底には全日本プロレスへの愛がありますので。青木選手と佐藤選手には価値ある101匹わんちゃんタッグを頑張ってもらいたいなと思います。102代目はまた大仁田厚が王者に返り咲くと。僕はあきらめませんから。しぶといというと嫌な言葉に聞こえるかもしれないけど、あきらめないって言葉はこの世の中に必要だと思いますから。僕はあきらめません。わかりませんよ。全日本プロレスに嘆願して、残りの全シリーズ出してくれってこともありうるかもしれない。まぁ今日は7月16日に諏訪魔選手が正々堂々と電流爆破のリングに上がってくることを願っております。(試合後、諏訪魔は出てこなかったが?)シャワー浴びてたんじゃない。ホテル帰ったかもしれない。有名な十勝の豚丼食ってるかもしれない」
全日本帯広大会のメインは渕&大仁田組の保持するアジアタッグ王座に前王者の青木&光留組が挑戦、試合はいきなり場外戦から始まり、大仁田が青木にイス攻撃からDDOを見舞えば、渕も佐藤にナックルからボディースラムで投げるが、ドロップキックが自爆となると、佐藤がランニングローキックで反撃して腕十字で捕獲、動きの止まった渕の左腕を青木と共に集中攻撃するも、その間に大仁田はリングにテーブルを設置してからカットに入り、青木をテーブル貫通パイルドライバーで突き刺す。
しかし挑戦者組は佐藤が入って大仁田をダブルの脇固めで捕獲すると、その間に蘇生した渕が青木にバックドロップを決め、大仁田の激でボディースラムを連発、だが青木は腕固めで切り返し、佐藤とのダブルブレーンバスターを決める。
青木はダイビングボディープレスを狙いにコーナーへ昇るが、大仁田が毒霧噴射で阻止すると、渕がデットリードライブからドロップキック、バックドロップ、大仁田とのダブルクローズラインからダブルバックドロップと畳みかける。
渕はすかさず首固めで丸め込んだが、青木が腕十字で切り返し、大仁田がカットに入ろうとするが佐藤はイス攻撃を喰らっても必死に離さず、青木も腕固めに移行して渕は無念のギブアップ、前王者組が王座奪還に成功した。
試合後は大仁田は新王者組を祝福して握手を求めるも、新王者組は拒否。大仁田が退場後は新王者組が大会を締めくくった。これでアジアタッグを巡ってのEvolutionと大仁田の抗争はひと段落も、新王者組は握手には応じず、大仁田ワールドも拒絶したことで大仁田との相容れない関係はまだ続くことのなった。
セミでは前シリーズで予定され、諏訪魔の欠場で先送りとなった諏訪魔vsKAIが今シリーズで実現し、試合はトペスイシーダで先制したKAIが諏訪魔の痛めている右腕を攻めるが、痛めている右腕でのラリアットで反撃した諏訪魔は串刺しラリアット、フロントスープレックスで猛反撃。しかし諏訪魔のフロントハイキックをかいくぐったKAIは延髄斬り、垂直落下式ブレーンバスター、真霜拳號ばりの無道で流れを変え、トラースキック、延髄斬り、ラリアットからメテオインパクトを狙うが、諏訪魔がジャーマンで投げ飛ばすと、左のラリアットからのバックドロップで3カウントを奪い勝利を収めた。
【全日本】渕&大仁田陥落 青木&佐藤が7ヶ月ぶり雪辱でアジアタッグ奪回▼ダブル前哨戦 吉江が秋山圧殺でGAORA王座戦へ追い風▼仕切り直し一騎打ち 諏訪魔がKAI粉砕…帯広大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/RgyAIMtAhs
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年6月20日アジアタッグ、取り戻す事が出来ました。
応援していただいた皆様ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年6月20日第43代世界ジュニア&第101代アジアタッグ王者・佐藤光留DEATH!! pic.twitter.com/PxrrbTJPWU
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年6月20日 -
石川が三冠初挑戦のジェイクを降し王座防衛!そして宮原を降した諏訪魔が挑戦へ
6月11日 全日本プロレス「2017ダイナマイトシリーズ」後楽園ホール 1312人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大森隆男 ○渕正信 崔領二 吉田綾斗(6分39秒 首固め)中島洋平 岩本煌史 岡田佑介 ×阿部史典◇第2試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第3代王者]○西村修(5分40秒 グラウンドコブラツイスト)[挑戦者]×不動力也
☆西村が2度目の防衛に成功◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング 青木篤志(4分38秒 エビ固め)野村直矢 ×青柳優馬
※レボリューションボム◇第4試合◇
▼30分1本
○TAJIRI 吉江豊 田中稔(10分12秒 片エビ固め)秋山準 ウルティモ・ドラゴン ×丸山敦
※バスソーキック【試合後のTAJIRI】
――久しぶりの全日本マット参戦となったが?TAJIRI「全日本マットというか、久しぶりのマットです。試合をするのは5ヵ月ぶりです。やっぱりプロレスをどこでやるとかは問題じゃなくて、プロレスをやれるってだけで凄い喜びであり、幸せであり、それを学べる半年間の欠場期間となりました。まだまだ知らないことだらけですんで」
――コーチ役に専念するのではなく、リングに上がることを選んだ気持ちは?
TAJIRI「結局、WWEを去ることになってまでも上がる宿命のあった全日本プロレスかなって。そういう気がしているんですね、今。実はアメリカに行く前、年末に何回か出させていただいて、その時に僕の中で凄いフィットしたんですよ。で、そういうことだったかと。アメリカで実はプロレス人生を成仏させるつもりだったんですけど、できなかった。で、逆に僕の中でアメリカが成仏しちゃった。成仏させることができたんですよ。ここ数年、KENTA選手とか、華名とか、中邑さんが向こうに行って、それを雑誌で見るようになって、もう1回アメリカの空気が見たいなっていう気持ちになって、向こうに行ってみたんですけど、やっぱり日本で成仏というか、やり遂げなきゃいけないんだと。逆に僕の中でここ数年、ここのところしばらく何か引っ掛かっていたアメリカを成仏させることができたんで、本当に今後の人生にとってよかったなと。普通、WWEなんて入ることが1回もできないのに、2回もできたんだから。この4ヵ月間は1人で。家族は来年行くつもりだったんで、呼んでなかったんです。1人で4ヵ月間いて、アメリカを満喫できたんで。プロレスの神様がくれた物凄いものですよね。本当にラッキーでした。で、また全日本に上がることができて、帰る国もあって、本当にラッキーだと思います」
――今後のプロレス人生において成仏という考え方が変わってくる?
TAJIRI「違いますね。さっきもドリーさんが映像に出て、向こうでも似たようなことがあったんですけど。あと、組長とか、カブキさんとか、ずっとやっているじゃないですか。成仏というのはたぶんないんじゃないかなと思い始めて、最近。死ぬまでやるのかなと。あの世に行っても、生まれ変わってもやりてえなと思いましたね」
――試合後には秋山選手に握手も求めていたが?
TAJIRI「たぶん僕みたいのは嫌いなんじゃないですか。非常に全日本プロレスはこってりしているというか。ラーメン二郎の中に、鶏ガララーメンが入ってきたみたいな、そういう違和感が逆に目立つんじゃないかなと思って」
――ジュニアヘビー級、ヘビー級どちらを考えている?
TAJIRI「僕は子供の頃に全日本ファンだったんですよ。アジアタッグと世界タッグが好きで見てて。で、いっぱいベルトがあるじゃないですか。体格的に世界ジュニアでしょ。GAORA TVですか。あと、西村さんのベルト、あれは興味ないです。あと、アジアタッグを1回巻いてみたい。世界タッグを巻いてみたい。実は三冠を一番巻いてみたい。だからね、全部取るなんてでかいことは言わないけど、全部にとりあえずチャレンジしたいね。皆さん、末永くよろしくお願いします。あ、あと、丸山選手がTAJIRI公認バズソーキックって使ってますけど、僕も同じリングに上がるようになったから、公認を取り消します。これからは非公認です。書いておいてください」
【吉江の話】「やっぱ何か意識が変わりますね。いつもと同じリングであっても。そういうものは自分で掴みにいかなきゃいけないのかもしれませんけど、こういう与えられたものっていうのは何かの縁だと思いますし、全日本プロレスは縁があって、こうやって今、戦場としてやっているわけですし、楽しいですよ。会見でも言いましたけど、ベルトじゃなくて、秋山準の持っているベルトっていうものに興味があって、秋山準に興味があるんで。今日も楽しんで、ワクワクしたんですけど、ちょっと気持ちのほうが先に行っちゃって。何を見せたのかわからないですけど、でも本番と言ったら常にリング上が本番ですけど、タイトルマッチはまだ先なんで。それまでに皆さんの期待と自分の期待、そして秋山さんの期待もドンドンドンドン上げるように、そういう試合、そういう意気込みを見せていきたいと思います。意識が変われば、人は変わるから。その瞬間がいつだかわからない。これを俺は今、変わるキッカケをいただいたんで、それをありがたく思っています。それを自分の力に、必ず形にしたいと思います」
【試合後の秋山&丸山】
秋山「完全にシュレックじゃないか」丸山「秋山さん、目が…。でも俺、悔しいですよ。自分悔しいです。目が! 目が! 秋山さん、悔しいですよ!」
秋山「俺が泣きたいよ」
丸山「絶対、あいつを倒してください」
秋山「お前が倒せよ」
丸山「秋山さんが倒した後に倒します」
秋山「じゃあ、お前がやったあとに俺がやる。普通、やられたほうが倒すんやろ。いける、いける」
丸山「1回、秋山さんがエクスプロイダーをしてもらったあとなら…」
秋山「そんなことない。いける。本気出したらいける」
丸山「いけますかね?」
秋山「絶対にいける」
丸山「いけるぞ、オラ! ふざけんな、オラ! ノーコメントだ、オラ! 秋山さん、見てろ、オラ!」
※丸山が去っていく
――TAJIRI選手とは触れる機会がなかったが?
秋山「全然触れなかったね。まあまあ、これからうちに上がれば触れる機会もあるでしょうし。彼をたぶん何度か俺は中に誘うようなことをしたんだけど、今日はそういう日じゃないんだろうと」
――全日本に上がり続けるという意思表示でもある?
秋山「そうだね。面白い存在ではあるんで、また上がってもらおうと思っているから。その間には必ずチャンスが来るだろうし」
――吉江選手の感触は?
秋山「あまり調子悪いとかいうのを感じない選手だから。体調がいいんだか悪いんだかわからないでしょ。いつもだいたい同じようなペースでいるから。俺も悪くないし。北海道は本州と違って梅雨はないし、湿気もないだろうし、いい戦いができるんじゃないかと思います」
◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ゼウス ザ・ボディガー(11分8秒 片エビ固め)[第74代王者組]×KAI 真霜拳號
※ジャックハマー
☆真霜&KAIが初防衛に失敗。ゼウス&ボディガーが第75代王者組となる【試合後のゼウス&ボディガー】
ボディガー「やっとあるところにこのベルトが収まったちゅうことや。今日、入場する時に俺たちにベルトがないってことに凄い違和感があったんで。やっぱりこのベルトは俺たちのところにずっとあるべきや。なぁ?」ゼウス「まぁ、そういうこっちゃ。ええか。人生は祭りやで!」
ゼウス&ボディガー「まぁ、そういうこっちゃ!」
【試合後の真霜&KAI】
※KAIが真霜に肩を貸してバックステージに戻ってくる。左ヒザをアイシングしながら真霜が倒れ込むと真霜「悪い悪い。俺のせいだ。今日は俺のせいだ。完全に俺のせいだ」
※KAIが再び肩を貸して立ち上がると
真霜「クソ!」
◇第6試合◇
▼特別試合/60分1本
○諏訪魔(14分45秒 バックドロップホールド)×宮原健斗【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「よし。勝ったんで、三冠戦の勝者に俺がいってもいいんじゃないかなと思いますね。いくよ。ここまで来たんだからね。今日だって青コーナーに立ってさ、なんか挑戦者って気持ちに返れるし、ドンドン挑戦していきたいなって。いろんなことに俺は今、挑戦してるから。その形っていうのも作っていきたいしさ。三冠、アピールをドンドンしていきたい。直訴しにいきたいね」――メインの試合後に行く?
諏訪魔「勝ったほうにいくよ。ちゃんと見ておく」
――右腕を攻められたがダメージは?
諏訪魔「ちょっと響いたね。治りが正直遅れている状況なんで、静かにしてなきゃいけない時に試合をやっているんでね。攻められているんで、回復が遅れているのが一番だけど。そんなの言ってられないじゃん、プロレスラーは。久々に三冠をやりたいな。それだけです」
【宮原の話】「諦めねえぞ…諦めねえぞ…」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○石川修司(16分53秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイク・リー
※ジャイアントスラム
☆石川が初防衛に成功(試合終了後、敗れたジェイクがセコンドの肩を借りてリングをあとにすると、入れ代わるように諏訪魔が登場する)
諏訪魔「あんたとの体と体とぶち当たる三冠戦やりたくなった。俺の挑戦を受けてくれ」石川「チャンピオン・カーニバル初戦で負けたけど、あんたと思いっきりぶつかったから、チャンピオン・カーニバルで優勝できたと俺は思ってるよ。でも、負けた借りは俺が返す。俺のベルトに挑戦してください(諏訪魔退場)今日はご来場ありがとうございました。ジェイクはね、年のわりに大人しいと思って怒らせようと思ったら、ひどい目にあいました。これから全日本プロレスはデカい北海道に行きます。僕もたくさん美味いものを食べて、全日本プロレスも僕もデカくなって帰ってきたいと思いますんで、また観に来てください。よろしくお願いします。3、2、1、俺たちはデカい!」
【試合後の石川】
石川「初防衛戦がジェイクってことで。まあ、ジェイクも初挑戦だけど、俺も初挑戦でベルトを獲ったから、そんな余裕を持ってるつもりはなくて。強敵だと思って、リングに立ちました。ちょっと中盤ね、あいつが結構大人しいんで、怒らそうとしたら、まあまあひどい目にあったんで。でもそれで、逆にいい勝負になったかなというのはあります。まあ、まだまだやる機会はあると思うんで。今日、悔しかったら、今までの倍練習して、また俺の前に立ってほしいなと。190cm超えたレスラー同士、なかなかないでしょ? そういう戦いを見せていくのが全日本プロレスにとっていいかなと思ってます」――ショートタイツに替えた理由は?
石川「デビューして1、2年以降、短パンはいたりして、パンタロンは10年近くはいてたんですけど、やっぱり王道のリングに来て、チャンピオンになったんで、ショートタイツでいこうと。体ひとつでやっていこうと思って。まあ、僕なりの決意の表れじゃないですけど」
――これから他団体でもはき続ける?
石川「そうですね。まあ、お客さんからの『似合わない』という声が、『似合っている』という声の倍以上にいかない限りは。もし倍に『似合ってない』という声が聞こえたら、すっと戻しているかもしれないですけど。僕の覚悟はそんなものかもしれない(笑)」
――凄い試合を見せ続けていければと?
石川「はい。本当に言った通り、三冠ベルトっていうのは自分にとって最高に重いベルトなんで。ジェイクも最後はたぶん悔しかったと思うし。もっともっとみんなが悔しい、このベルトがほしいという思いでぶつかり合っていけば、最高の戦いができると思うんで。次は諏訪魔選手ですか。リング上で言った通り、チャンピオン・カーニバルで…たぶんコメントでも言ってたと思うんですけど、諏訪魔選手と最初にぶつかって、もちろん勝ちたかったですけど、勝敗抜きにしても、やり応えというか、手応えを感じればいけると思って。負けちゃったんですけど、手応えを感じていけたんで。その諏訪魔選手が挑戦を表明してくれたんでね。次はいつかわからないですけど、楽しみですね。あとは手負いの状態で宮原選手を倒しちゃったんで、化け物だなと思いますけど、負けられないんで」
――両国までそのベルトを持ち続けたい?
石川「やっぱりビッグマッチのメインというのはレスラー冥利で最高だと思うんで。またそれに相応しい恥ずかしくない戦いをしていきたいですね」
――全日本ファンも石川選手をチャンピオンとして受け入れているが?
石川「本当にこのベルトは重いんで。恥ずかしくない戦いをしていきたいなと思っています」
【ジェイクの話】「自分が決めることじゃないけど、あの人…チャンピオンにまだ力がある。その時点でまだまだ足りないと僕は思う。負けたばっかりだけど、俺はこれが終わりじゃなくて、これを始まりにしたい」
メインは石川の保持する三冠ヘビー級王座にジェイクが初挑戦、王者の石川はショートタイツ姿で登場して観客を驚かせた。
序盤は互いにグラウンドで出方を伺うが、ショルダータックルからの肉弾戦でジェイクがフロントハイキックからDDTで突き刺すと、場外に逃れた石川にエプロンからのランニングローキックを狙うが、石川はキャッチしてパワーボムを狙う。ジェイクは着地してフロントハイキックを狙うが、かわした石川が場外でのジャーマンを敢行して大ダメージを与える。
リングに戻った石川はジェイクの側頭部にエルボー、ターンバックルへの河津落とし、フェースロックと首攻めを展開するが、キチンシンクで流れを変えたジェイクがブレーンバスターで投げ切り、串刺しフロントハイキック、サイドスープレックス、ミドルキックと畳みかけ、スリーパーで捕獲し胴絞めスリーパーへ移行、石川もそのままコーナーへ昇り浴びせ倒して脱出を図るが、ジェイクは逃さず、石川はたまらずエプロンへ逃れるも、石川を首だけ場外へ出すと、膝蹴りを浴びせ、エプロンダッシュのローキック、リングに戻ってネックブリーカードロップを決める。
これで調子に乗ったジェイクは首相撲からの膝蹴り、串刺し攻撃から雪崩式ブレーンバスターを狙うと、競り合いとなり石川が頭突きを浴びせて叩き落すと、32文ミサイルキックを発射、串刺しラリアットからダイビングフットスタンプと猛反撃し、ジェイクも、ローキック、ミドルキック、エルボーのコンビネーションから追尾合戦をジャイアントキリングで切り抜け、石川のジャーマンを喰らっても起き上がり、レッグラリアットを浴びせて両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となるが、石川がリバースパワースラムを決めるとランニングニーから張り手、顔面へのストンピングと攻勢をかけると、ジェイクは張り手からフロントハイキックで応戦、首や後頭部にストンピングを落とし、カウンターでのエルボーを浴びせて石川が崩れ落ちるように倒れると、膝蹴りを乱打、右腕を固めて逃げられないようにしてかあのミドルキックと畳み掛けている。
ジェイクはジャイアントキリングからバックドロップを決めるが、もう一発は石川が首固めから丸め込み、ランニングニーを浴びせれば、ジェイクもジャイアントキリング、生膝ジャイアントキリングを狙うも、かわした石川がドラゴンスープレックス、ランニングニー、ファイヤーサンダーと畳みかけ、ニー、頭突きと浴びせた石川がランニングエルボーからジャイアントスラムで3カウントを奪い王座防衛に成功した。セミの諏訪魔がエルボーからショルダータックルで先手を奪うが、払い腰からの袈裟固めを凌いだ宮原は脇固めから右腕攻めを展開、しかしブレーンバスター狙いは諏訪魔が投げ返すとエルボーの連打、フロントハイキック、フロントスープレックスと畳みかけ、スリーパーからDDT突き刺してラストライドを狙う。
しかし阻止した宮原は突進する諏訪魔をスネークリミットで捕獲、串刺しブラックアウト、垂直落下式ブレーンバスターからブラックアウトを狙うと諏訪魔はキャッチ、グーパンチで逃れた宮原は串刺しブラックアウトを狙うも、キャッチした諏訪魔はラストライド狙いも、宮原はブランケンシュタイナーで切り返し、すぐ起きた諏訪魔もラリアットを放てば、宮原もブラックアウトで応戦する。
宮原はジャーマンを狙うと、阻止した諏訪魔はドロップキック、ラリアット、ジャーマンと畳みかけるが、ローリングラリアット狙いは宮原がフロントハイキックで右腕を射抜き、ブラックアウトから二段式ジャーマンを見メルも、シャットダウン狙いは諏訪魔が必死で阻止する。
宮原は諏訪魔の右腕にフロントハイキックを連打するも、諏訪魔は左のラリアットからバックドロップ、そして奥の手であるバックドロップホールドで3カウントを奪い勝利を収める。
そしてメイン終了後に王座を防衛した石川の前に諏訪魔が現れ、三冠王座挑戦を表明、石川も受諾、7・17後楽園での選手権が決定となった。
諏訪魔の挑戦は8・27両国かと思っていたが、出し惜しみはしないと言わんばかりに7・17後楽園での挑戦決定、8・27両国ではタイチvs青柳が決定し、7・5新木場では秋山 大森vs岡倫之、北村克哉が決定するなど、ここに来て全日本は新日本プロレスと急接近しつつある。新日本もNOAHやDDTと提携関係解消後は、国内で提携している団体がほとんどないだけに、全日本と接近し始めたのか・・・世界タッグ選手権はKAIのトラースキックの誤爆から真霜が捕まり、ビッグガンズが先手を奪おい、真霜が反撃しても交代を求めるKAIに唾を吐きつけて拒否するなど、王者組のチームワークの悪さを露呈してしまう。
それでもビッグガンズの攻勢は治まらず、真霜は仕方なしにKAIに交代、KAIもゼウスの猛攻を受けきった後でラリアットを浴びせるが、メテオインパクトが不発となるとゼウスのアルゼンチンバックブリーカーに捕まり窮地に立たされる。
そこで真霜がカットに入り、KAIのラリアットが真霜に誤爆しかかるも、未遂に終わった王者組は一転してKAIのアシストから真霜がトラースキック、ダブルトラースキックと連係が決まり、二人は握手して雨降って地は固まり、王者組はトレイン攻撃、真霜のランニングローキックからKAIのスプラッシュプランチャとゼウスを捕らえるが、真霜が左足を押さえだし動きが鈍くなったところで、ボディガーが真霜の左足にハンマーパンチを浴びせ戦線離脱に追いやる。
ビッグガンズは孤立したKAIにダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがジャックハマーを決め3カウントを奪い王座奪還に成功した。
第4試合にはWWEを退団したTAJIRIが参戦し、TAJIRI公認バスソーキックを放つ丸山にグリーンミストを浴びせると、バスソーキックを浴びせて3カウントを奪い勝利、試合後はTAJIRIが秋山に握手を求めるも、秋山は警戒して拒否するが、TAJIRIは不敵な笑みを浮かべGAORA王座への挑戦を無言でアピールした。
全日本後楽園大会でした!なんとか防衛成功!黒のショートタイツでしたが、ショートタイツはいつ以来なんだろう。#ajpw pic.twitter.com/cOFn3OiK2o
— 石川修司 (@g0925union) 2017年6月11日三冠は、まだ遠い。俺は、まだ弱い。
ということは、まだまだ強くなれるということ。たくさんの紙テープありがとうございます。俺、もっと強くなります。諦めてたまるか!!
I can do it !!!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年6月11日なんとか宮原戦を突破出来たんで
次は三冠を狙います。
石川修司と正面衝突するぞ!オイッ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年6月11日もっともっと”最高”になりなさい…ってことだな。
最高のご声援ありがとうございました。#ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年6月11日昨日は後楽園大会に御来場ありがとうございました。
信じていて良かった。
やはり心で繋がっていた。
が、世界タッグのベルトを落としてしまった。
勝負は分からない。
悔しい。
それにしても真霜選手の左膝がとても心配。
試合後もずっとアイシングをしていたから。
大事に至らないと良いが。
— KAI (@kai0222) 2017年6月12日5ヵ月ぶりのプロレス。無事に終わりました。右膝、全く問題ナシ!!全日本プロレスには今後も継続参戦。7月は全戦参戦いたします。プロレスの神様、ありがとう。 pic.twitter.com/oVaJYRmuFN
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年6月11日応援大使、1年間ありがとう!みんなのお陰で力ももらえました‼️ pic.twitter.com/9BHXZdy3wZ
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年6月11日 -
諏訪魔が復帰戦を勝利も、最後に勝ったのは大仁田だった
5月28日 全日本プロレス「全日本プロレス チャリティー茅ヶ崎大会 Evolution3~出撃~」神奈川・茅ヶ崎市体育館 850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○野村直矢(7分47秒 逆エビ固め)X岡田佑介◇第2試合◇
▼20分1本
○田中稔(9分1秒 ミノルスペシャル)X青柳優馬◇第3試合◇
▼日本盛生原酒純米吟醸ボトル缶100本争奪シングルマッチ/20分1本
○茅ヶ崎仮面(分秒 茅ヶ崎レッグロールクラッチホールド)X丸山敦◇第4試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー(13分35秒 片エビ固め)X大森隆男
※バックドロップ◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗(11分51秒 ジャーマンスープレックスホールド)X岩本煌史◇第6試合◇
▼(株)ハートフルホーム杯 茅ヶ崎名産畳しらす21畳争奪スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○諏訪魔 佐藤光留 青木篤志(13分58秒 体固め)大仁田厚 ×保坂秀樹 雷神矢口
※バックドロップ(試合終了後、、大仁田はテーブルの破片で青木と佐藤を殴打。保坂と矢口が諏訪魔を押さえつけ、大仁田がリング上をジャックした。カシンに手を挙げられる。)
大仁田「諏訪魔君を応援してる皆さん、今日は本当にご来場ありがとうございます。僕ははっきりいって全日本プロレス弟子の第1号です。諏訪魔君は僕の後輩の後輩の後輩の後輩です。ということはブーイングをした人は間違いということなんです。青木君、冷静にしたまえ! 終わったんだ試合は。俺が勝ったんだ。カシン、そうだよな!?(カシンも大仁田の手を挙げて同意。「はぐれ邪道軍」と書かれたノボリを持ち出す)、今日、全日本プロレスではぐれ邪道軍を旗揚げしました!旗揚げおめでとう、1、2、3、ファイヤー(諏訪魔が大仁田に殺到。)諏訪魔君、ルールにのっとってやれよ」諏訪魔「おい、大仁田さん。あんたがそこまで俺とやりたいと言うなら、全日本以外のリングでやってやるよ」
大仁田「佐藤、青木、これほしいか?(とアジアのベルトをかざして挑発)」
佐藤「マイクは絶対に渡しませんからね(と言ったものの大仁田はキスで妨害。)あんたのそういうところに惚れて中学生時代、家の近くの工事現場の有刺鉄線に飛び込みました。そんなことはもうきれいさっぱり忘れました。早く帰れ!」
青木「大仁田さん、とりあえず6月20日、帯広でタイトルマッチ決まってます。そこで俺はアジアを取り返すことしか考えてません。なので必ずやっつけます。そして今日、ここに来てくれた大仁田さんに大きな拍手で最後、あいさつしましょう。ありがとうございました!(「帰れ」コールの中、大仁田はペットボトルで青木を殴打)、諏訪魔が場外に叩き落として追い返した。)
諏訪魔「今日、茅ヶ崎でEvolutionが勝てたのは皆さんの応援のおかげだと思ってます。ありがとうございます」
【諏訪魔の話】「相変わらずめちゃくちゃやってくれんじゃねぇか。そんなにやりてぇんだったら行ってやるよ。全日本でやる必要ねぇんだ大仁田厚とは。引退するんだろ。だったら引退を早めに行ってやるよ。何でもやってやるから。ただ全日本のリングでは求められてないんだよ。こんなの全日本のお客さんがみたいのかといったらそうじゃないと思うよ。あとは青木と佐藤にしっかりケリつけてもらいたいと思うし、俺自身は大仁田厚との戦いというのかな。そういうのをしっかりケリつけに行きたい。どんだけ茅ヶ崎に迷惑かければいいんだ、あいつは。そりゃ茅ヶ崎の青果市場も使えなくなるわ。ふざけんな。ケンドー・カシンは何しに来た? 向こうの味方なの? ケンドー・カシンは湘南台に住んでるから、チーム湘南台だから来てくれたんじゃないの? そう思うんだけど。近所だから来たんじゃないの? でも俺は信じてるよ。湘南台のためにケンドー・カシンが一緒に街を盛り上げてくれるって。いやぁ、腹立つな。(何でもというのは電流爆破も含まれると?)ここまでやられて。でも全日本では絶対必要ないんだ。俺は全日本から大仁田厚を排除したいがために出向きたいと思うよ。いいよ、やってやるよ。今の体張った全日本プロレスというものは崩しちゃダメだと思うしね。俺らがああいういらないものを除外できるようにやっていきたいなと思います。詳しくはまた明日話すよ。いろいろ仕掛けるよ」
【大仁田の話】「諏訪魔選手の地元だし、まぁ俺から花束贈呈したみたいなもんだから。本番はこれからだから。保坂も最近ちょっと奥さんとうまくいってないみたいだから、いまいち調子が悪いみたい。だからしょうがないからカシンを入れて、諏訪魔組を迎え撃つ。大仁田&カシン&矢口で6月8日、迎え撃ちます。申し訳ありません、全日本プロレスファンの皆さん。はぐれ邪道軍の旗揚げを全日本プロレスのリングでやれたということは僕にとって幸せなことだと思います。古巣でこうやって旗揚げできたのはある種、諏訪魔選手以下、全日本プロレスの皆様に非常に感謝しています。初めて聞いたな、佐藤選手が俺のファンだって。今日限りでやめるってよくわかんない。やめなくてもいいじゃん。俺の接吻の味を忘れないように。(諏訪魔が何でもやってやると発言していたが?)何でもやってやるって? お前も心変わりが早いな。チキン諏訪魔が全部完売したらしいじゃん。ネーミングをつけた僕のところにロイヤリティーがこない。何でだ? 普通3パックぐらい控室に置いておいて、『大仁田さんご苦労様です、ネーミングありがとうございました』。それが筋だろ。1個も残してませんってバカヤロー。お礼の一言もないよ。『大仁田さん』って言ってたら最後は『大仁田!』って言いやがって。俺は先輩の先輩の先輩だから。先輩には敬意を表すよな。俺ね、心広いんだよ。諏訪魔君に対してもう悪意もないし、何もない。指が3本折れたかどうかわからないけど、俺なんか去年4箇所骨折して、誰も信用してくれないという。諏訪魔選手はヒビが入ったぐらいでみんなで攻めてたら諏訪魔コールだよ。(諏訪魔が受けたということは爆破の舞台を用意する?)俺が用意します。電流爆破の用意は。ちょっと7月2日は期間が短いんで、もう一回検討して、場所も設定して、僕が用意しますんで。申し訳ないけど諏訪魔君、えぼし岩に打倒・大仁田を誓ったとかいって、俺から1、2、3を獲ってからが勝負だよ。保坂獲ったからって喜ぶなよ、コノヤロー。真っ赤な顔しやがって困ったもんだよ。何であんな真っ赤な顔してたんだ? レフェリー真っ赤になっちゃうしな。そしたらいつの間にかカシンが出てくるしよ。ある種、今日ははぐれ邪道軍が旗揚げできたのは喜ばしいことだし、これで全日本プロレスと電流爆破やるという。ほとんどの団体に電流爆破を上げた。願った夢は必ず叶う。大仁田厚、あと5ヶ月ですが、胸いっぱい一生懸命走っていきたいと思います」
前シリーズで右手を負傷し欠場していた諏訪魔が茅ヶ崎大会で行われたEvolution主催興行から復帰し、メインで大仁田率いる邪道軍と対戦、大仁田は再三にわたって諏訪魔との対戦を要求していたが、佐藤と青木は参戦しても諏訪魔は参戦せず、重い腰を上げようとしない諏訪魔に対してチキン呼ばわりして挑発し続けていた。
Evolutionが先入場も19日のFMWススキノ大会で大仁田と握手をかわしたケンドー・カシンが出現、急遽サブレフェリーを務めることになった。
大仁田が入場するなり、諏訪魔にチキン人形を投げつけてから奇襲で試合開始となり、場外戦へと突入。大仁田は諏訪魔に対してイスで何度も殴打し、赤い毒霧を噴射するが、諏訪魔がボンバー斎藤レフェリーを盾にしたため誤爆となり、斎藤レフェリーはレフェリング不能となって、代わりにサブのカシンが裁くことになる。
大仁田は佐藤にテーブル貫通パイルドライバー、青木にはイス攻撃、諏訪魔の痛めている右手には有刺鉄線バットで痛めつけ、邪道軍は諏訪魔に集中攻撃を浴びせる。
ところが保坂の有刺鉄線バット攻撃が矢口に誤爆すると、青木が矢口にミサイルキック、フライングラリアット、佐藤もジャンピングハイキックからランニングローキックで続くと、青木がフロッグスプラッシュ、佐藤とのダブル脇固めで矢口を捕らえる。
矢口の窮地に大仁田が駆けつけ有刺鉄線バットでの殴打でカットに入ると、諏訪魔はもう1本の有刺鉄線バットを右手に巻きつけて、保坂と矢口に有刺鉄線ラリアットを浴びせ、矢口にラストライドを狙うが、大仁田が赤い毒霧でカット、すかさず保坂が諏訪魔にラリアットを連発するが、諏訪魔はラリアットで迎撃しブレーンバスターから対角線からのドロップキックで吹き飛ばすと、最後はバックドロップを決め、カシンはスローカウントも3カウントとなって諏訪魔が復帰戦を勝利で飾った。だが試合後に大仁田がEvolutionの面々を排除すると邪道軍とカシンでリングジャック、全日本はぐれ軍の旗揚げを宣言して旗を掲げる。これに怒った諏訪魔らが大仁田に詰め寄り、大仁田がかねてから要求していたFMW6・8新宿大会へ佐藤や青木と共に殴りこみを宣言、佐藤と青木も大仁田排除のためにアジアタッグ奪還をアピールしてEvolution主催興行を締めくくった。
アントニオ猪木が大仁田のことを「あいつは負けても消えない。負けても勝った人間の上を行っちゃう毒を持っている。だからあいつには触っちゃいけない。」と評していたが、まさしくその言葉通りの展開、諏訪魔がいくら排除しようとしても排除しきれず、本来ならEvolutionが主役を張るべき興行なのに、敗れた大仁田に主役を奪われた。諏訪魔も完全にしてやられてしまう結果となった。
今度は諏訪魔が敢えて大仁田のホームへ飛び込むことになったが、果たして大仁田という存在を振り切れるのか・・・【全日本】諏訪魔復帰、大仁田との完全決着へ敵地出陣宣言「爆破でも何でもやってやる」▼大仁田はカシンと“はぐれ邪道軍”結成「爆破の舞台用意する」▼三冠戦へジェイクが元王者・大森撃破▼宮原が早期返り咲きに照準…茅ヶ崎大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/CPNAXaZUv2
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年5月28日本日は茅ヶ崎大会へ沢山のご来場誠にありがとうございました!次回は6/7(水) 新木場1stRING 19:00開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/aO9GKvTjB5
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年5月28日全日本・茅ヶ崎大会終了。久々に人前でチューしました様子は有料サイトでご確認ください。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年5月28日自分の頑張りが、価値観が。人と違ったって気にする事なんて何もない。悲観的にならなければいけないのは弱い事にだけ。どうせ自分の人生なんだから、自分の必要な事だけやればええねん。人のやる事を笑う奴に限りある人生の時間を使うのなんかアホやで。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年5月28日