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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

全日本を守り通した秋山が鼓太郎に贈ったメッセージ

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全日本を守り通した秋山が鼓太郎に贈ったメッセージ

10月5日 全日本プロレス「2017旗揚げ記念シリーズ〜GROWIN' UP vol.7〜」新木場1stRING 292人 満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○佐藤恵一(分秒 ジャーマンスープレックスホールド)X岡田佑介


◇第2試合◇
▼30分1本
○稲葉大樹 吉岡世起(分秒 極反り卍固め)X中島洋平 岩本煌史


◇第3試合◇
▼30分1本
土肥孝司 ○熊ゴロー アンディ・ウー(分秒)大森隆男 丸山敦 X阿部史典
※ダイビングセントーン


◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準(11分31秒 体固め)X鈴木鼓太郎
※リストクラッチ式エクスプロイダー


【秋山の話】「(鼓太郎とシングルは久々だと思うが?)記憶にない。まぁ、いいフォーアーム(エルボー)やられたわ。あいつは知ってるからね。(このタイミングで鼓太郎と寝具すで戦った意味は?)それはあいつが考えればいい。何で俺がここで戦ったか。勝敗もあるだろうけど、勝敗以前にここで、ちっちゃなこの場所で俺がお前と一騎打ちしたという意味合いがどういうものか考えろ。あとは自分で答えを出すしかない。俺がリングでお前への問いかけ。2年ちょっと? 会ってない間にお前は何やってきたんだって俺も問いかけたつもりだし。(秋山選手にとって鼓太郎は特別な気持ちがある?)いやいや、それは鼓太郎だけじゃなくて、ウチの選手もそうだし、だけどあいつが忘れちゃいけないのは、俺の元から一回離れた。それは俺を信用してなかったから離れた。理由はどうあれ、それはそう。だけどここにいる選手たちは俺を信じてついてきてくれた。明確な違いがあるし。全日本に上がるんであれば、それをなかったものにできるのかどうかもあいつ次第だろうし。もちろん上がり続けたくなかったら、上がり続けなくていい。ただ、そこだけはハッキリ…当時いた諏訪魔も青木も大森も、苦しいながらも、もちろんあいつも苦しかったと思うけど、だけど、ここに残って全日本を守ろうとしてくれた。俺はそういう人間が一番大切だし、そこにまた戦いを挑んできた。それなりの覚悟があってあいつもきたんだと思うから、それをこれから一戦一戦、出せって。もっともっと自己主張しろって。お前が昔はリング上だけでよかった。今はそうじゃないから。ちゃんと言葉に出して、皆さんに表現して、自分はどういうものなのか、どうしたいのか、何がターゲットなのか、何をここで求めるのか、しっかり話せ。そうじゃないとお前の居場所はない。俺も置いておく意味もないし。今日がそれのスタートだし」


 【鼓太郎の話】「(いろんな思いがあった中で秋山とシングルで戦ったが?)本当にヘビー級が強くてよかったなって思います。俺もね、コテコテのジュニアだけど、俺相手に容赦なくきてくれたし、それについては感謝してます。(秋山は『俺とシングルをやった意味を考えろ』と言っていたが?)言われなくてもわかってます。その気持ちも全部、体に乗せて伝えましたよ。でも今日の試合もそうだし、前の青木とのシングルもそうだけど、どちらとも負けたけどね。やっぱり俺はここでプロレスしたいなって改めて思いますよ。外に出てこんなボコボコになったことないからね。あとは何と言ってましたか? (『一戦一戦、覚悟を見せろ。主張しろ』と)俺の発言はしょっぱいからね。わかってますよ。その分、リングで見せようと俺は頑張ってきたから。でも主張はしますよ。まずは青木なり全日本ジュニアなりにね。やっぱり全日本ジュニア相手に、青木相手にしていくには、世界ジュニアを視野に入れないと意味がないし。今、全然、誰も絡んでないしね。ウルティモさんとTAJIRIさんでやり合ってるだけだから。俺がそこを獲ればね、青木だって黙ってないだろうし、それ以上に若い奴も黙ってないだろうし。一度置いていったベルトかもしれないけど、ここのど真ん中にいくにはベルトを獲らないと。青木にリベンジ果たさないとね。いやぁ気持ちいいぐらいにやられました。どこのヘビー級もそうでいてほしいよ。あと青木に空気になるって言われたけど、空気になるつもりもないし、絶対空気にならないけど、たとえ空気になったとしてもお前の首を獲りにいくよって。負けたままじゃ終われないよ」


◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第103代王者組]野村直矢 ○青柳優馬(18分23秒 片エビ固め)[挑戦者組]征矢学 ×ブラック・タイガーVII
※ロックスターバスター
☆野村&青柳が初防衛に成功 


【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました。何とかこのアジアタッグのベルト防衛することができました。まだまだかっこいいチャンピオンには程遠いですけど、もっともっと僕らで防衛して、このベルトを輝かせたいと思ってます。まず獲ってから初防衛できたんで、まず第一歩、チャンピオンとしての務めを一歩クリアできたんじゃないかなと思ってます」


野村「この前、チャンピオンになったばかりで早い防衛戦だったけど、それなりに準備してきたものがあったんで、そこがうまく結果につながったなと思います」


青柳「でもまだまだですね。このベルトかけて、やっぱり獲った時からずっと気持ちは変わってないですよ。このベルトをかけて戦いたい相手がいる。青木篤志、佐藤光留。あの二人を絶対に振り向かせて、このタイトルをかけてあの二人と絶対に戦います」


野村「まだあの二人には一度も勝ってないんで、僕らで必ず防衛戦実現させて、必ず僕らが防衛したら、僕ら自身が進化できるんじゃないかって、そう思います」


 【試合後の征矢&ブラックVII】
ブラックVII「大森取締役、二度と青柳と当てないでくれ。寿司屋に行ってもアオヤギは食べない。それより全日本プロレスはやり方が汚いです。最強タッグに立候補する。大森取締役の力で我々二人を最強タッグにエントリーしてくれ。一番乗りだ、俺たちが」


征矢「エントリーさせてもらうぞ」


ブラックVII「もう二度とアオヤギは食べない。完敗だよ」


征矢「二度と食べないといってるけど、もしかしたら三度目は食べるかもしれない。しかしブラックVIIさん、めちゃめち流暢な日本語使っとるやないか。どういうことだ? もしかしたら俺より日本語うまいかもしれない。俺よりブラックVIIさんの方が日本語うまいかもしれない。今日負けた敗因は俺がスペイン語を勉強しなかった。ただ、それだけだ。ただよ、本当にやり方汚いぞ。誰が取り締まってんだ、全日本プロレス?」


――大森取締役では?


征矢「その取締役にしっかり日本語とスペイン語の取り締まりもちゃんとやっといてくれって言っといてくれ」


◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
諏訪魔 石川修司 青木篤志 TAJIRI(21分39秒 体固め)宮原健斗 KAI ×佐藤光留 ダニー・ジョーンズ
※ラストライド


(試合終了後、諏訪魔は王道トーナメントの優勝カップを手に、エプロンで三冠ベルトを掲げる宮原としばしにらみ合った。石川と握手を交わしてからマイクを持つ)
諏訪魔「今日は勝ったんで、次、後楽園。俺が王道トーナメントの優勝者として、あの三冠のベルト、右手に持ちますよ俺は!宮原の時代は今度の後楽園で終わらせます」


【諏訪魔の話】「よし、絶対このトロフィーの反対側には三冠のベルト絶対に手にする。そして宮原の時代は終わり。もういいだろ。そう思うよ。どうなるかわかんないような全日本プロレスに一度、戻さなきゃいけない。どうなっちゃうんだろうって。それが俺の役目だと思うしさ。一人若いのが威勢よくたって面白くないでしょ。どんどんいろんなもの飛ばすよ。それが俺の使命だ。ベルト右手にほしいな。両手掲げたいよ。こういう名誉あるもの俺、大好きなんでね。そこはしっかり勝負しにいきます。(最後の前哨戦に勝利して手応えは?)そうだね。今までの中では一番いいんじゃないかなと思います。とにかくこの王道トーナメント優勝カップ、価値を上げていく。どんどん上げていく。三冠ベルトだって俺に任せろよって。わけわかんなくしてやるから(笑) それが一番だ」


 【宮原の話】「きたね。あと4日。俺の時代は永遠に終わらないよ、俺がプロレスラーでいる限りは。10月9日、負けられないんだよね。俺はプロレスの神様からこの全日本プロレスをさらに高みにもっていってくれと宿題もらってるんでね。そのためにはこのベルトを手放すわけにいかない。誰にでもその使命を与えられるわけじゃないんだよね。プロレス界で最も最高の男しか与えられない、その使命を9日、防衛して、さらに高みにもっていく」


 新木場大会の第4試合で秋山が鼓太郎と対戦、鼓太郎にとっても全日本退団後、フリー参戦してから初めて秋山とシングルとなる。
 序盤から読み合いを展開も、秋山がリストロックから腕固めで先手を奪い、鼓太郎のエルボーを受けきって逆にエルボーで返し、花道に連行してDDTで突き刺すが、場外ブレーンバスター狙いは鼓太郎が投げ返すと、すかさず三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻ってもコーナーからのダイビングエルボーアタックから三沢魂タイガードライバーを狙う。
 しかし秋山はリバースすると、ジャンピングニーからエクスプロイダーで投げるが、2発目狙いは鼓太郎がエンドレスワルツで切り返し、ボディエルボー、アッパー掌底、ワンツーエルボーから三沢魂ローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決める。だが秋山はカウント2でキックアウトすると、鼓太郎のローリングエルボーをジャンピングニーで迎撃し、エクスプロイダーで投げてから生膝ニーを何発と打ち込み、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い勝利を収めた。
 秋山が試合後にコメントしたとおり、鼓太郎を始めとする退団した選手らは、全日本の経営危機に伴って契約形態を変えた秋山に不信感を抱いて去っていった。中には秋山を批判する者もおり、秋山は反論しなかったが、いろんな意味で悔しい思いがあったのも事実だった。全日本は秋山を支持するものだけで踏ん張り再建した。今回の秋山vs鼓太郎は秋山なりに抑えていたものをぶつけた試合だったのではないだろうか…。鼓太郎も秋山のメッセージを貰ったことでフリーながらも全日本のリングに上がり続けることを決意した。今回の試合で自分が半端な気持ちで捨てたはずの全日本のリングに上がったわけでないということを改めて示すことが出来たのではないだろうか。


 セミでは30日の群馬大会でブラックⅦ&TAKA組からアジアタッグ王座を奪取したばかり野村&青柳に、ブラックⅦがWRESTLE-1の征矢をパートナーに変えて挑戦、序盤は征矢がボディースラムで先手を狙うが、野村もボディースラムで応戦して譲らず、青柳との連係で捕らえにかかるも、征矢が両腕でのワイルドボンバーで反撃して、野村にDDT、青柳にショルダーネックブリーカードロップの同時攻撃から場外戦に持ち込み、ブラックⅦは鉄柱に青柳の左肩口を鉄柱に叩きつけてから脇固めと腕攻めを展開する。
 窮地を脱したドロップキックで窮地を脱した青柳は野村に交代、征矢組は野村を捕らえようとするがドロップキックでまとめて返り討ちにすると、征矢に串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスで攻め込む。
 しかし交代を受けたブラックⅦが野村の攻撃を断ち切ると、シャイニング論ザードから超高校級ラ・マヒストラルを狙うも、阻止した野村はスピアーを放ち、青柳との連係でブラックⅦを捕らえにかかるが、野村のスピアーが青柳に誤爆してしまうと、征矢がデスバレーボムで野村を排除してから、青柳にもワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦがカバーするも、野村が間一髪カットに入り、追尾式ジャンピングエルボーこと柴田惣一氏命名レッドアローで征矢を排除する。
 野村はブラックⅦにフロッグスプラッシュを投下するが、ブラックⅦが剣山で迎撃し、征矢も青柳にワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦが青柳とのエルボー合戦から首固め、超高校級ラ・マヒストラルと丸め込み技を連発するも、またしても野村がカットに入り、ブラックⅦに山折りを決め、征矢も野村をワイルドボンバーで排除すると、青柳もミサイルキックで征矢を排除、最後は青柳がジャーマンからロックスターバスターで3カウントを奪い、難敵相手に防衛に成功した。
 試合後の王者組は改めて青木&光留の迎撃をアピール、征矢相手にも一歩も引かず、難敵のNOSAいやブラックⅦ相手に2度も退けるなど、野村と青柳も立派に成長し若手の域から脱しつつある。また征矢は今年は大森とのGET WILDではなくブラックⅦとのコンビで出場を表明した。征矢はGET WILDとして昨年の最強タッグでは全勝優勝を果たしたが、現時点ではGET WILDとしてはやるべきことはなくなったということか・・・?


 10・9後楽園大会の前哨戦は諏訪魔組が宮原の首に照準を定めて集中攻撃を浴びせ、終盤でも諏訪魔が宮原のフロントハイキックをキャッチしてキャプチュードで投げ、ラストライド狙いはフランケンシュタイナーで切り返されたが、ジャーマンからのブラックアウト狙いは再びキャッチした諏訪魔がダブルチョップ、ローリングラリアットと浴びせ、光留のアンクルホールドもジャーマンで投げ捨てると、最後は宮原に見せ付けるかのように光留にラストライドを決め3カウントを奪い完勝、前哨戦を制した。

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