全日本プロレス
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宮原の長期政権に終止符…石川修司が三冠王座を奪取し4団体制覇の偉業を達成!
5月21日 全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 1315人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合 バトルロイヤル(8名参加)
[第3代王者]○西村修(4分7秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)[挑戦者]X青柳優馬
☆西村が防衛に成功
【退場順】[1]X中島洋平[2]X吉江豊[3]X丸山敦&X岩本煌史[4]X岡田佑介[5]Xトランザム★ヒロシ◇第2試合◇
▼ジャンボ鶴田メモリアルマッチ/30分1本
○渕正信 ザ・グレート・カブキ(6分15秒 首固め)大森隆男 X井上雅央
◇第3試合◇
▼30分1本
片エビ固め
○ジェイク・リー 野村直矢(5分48秒 片エビ固め)Xジョー・ドーリング 青木篤志
※バックドロップ◇第4試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第15代王者]○秋山準(9分47秒 片エビ固め)[挑戦者]X長井満也
※リストクラッチ式エクスプロイダー
☆秋山が初防衛に成功(試合終了後、王座防衛を果たした秋山は、改めて「スイートナイトドリーム」のタオルを見せつけて改名を迫る。)
長井「秋山、俺も男だ。今日はその約束、きっちり守ってやろうじゃねえかよ(タオルを受け取ると、場内は長井コールに包まれる。肩にタオルを掛けた長井は秋山と握手を交わすが、その瞬間、いきなり奇襲。秋山を場外に投げ捨てる)おい、ハゲ社長。そんなこと守るわけねえだろ!」秋山「ハゲ、この野郎! おめえだよ、コノヤロー! お前、ハゲにハゲ言うんじゃねえ! おい、悔しかったら来い、バカヤロー!」
【試合後の秋山】
――初防衛に成功したが?秋山「汚いね。まあ、わかっていることとはいえ。あいつらはあれしかできないんで、正々堂々できないんで。まあ、案外でもかわいいヤツらで。スイートナイトドリーム、いい名前を付けてやったけど、ずっと悪い夢をまだ見たいんじゃないか。それはそれでいいや。悪い夢をずっと見とけ」
――GAORA王座の防衛ロードのスタートとしては?
秋山「勝ってるから、まあ、いいんじゃないですかね」
――タイトル戦線を面白くすると言ってきたが?
秋山「まあ、俺が言っても、見ている人に面白くないと言われりゃ…。俺は他のベルトとはちょっと違う風にやっていきたいなと。あんなバスタオルを一枚作ったら単価が高いんで(笑)」
――今後は特殊ルールなどを考えていく?
秋山「もちろん。相手がなんか案があるなら聞いてやるし。俺も何か条件出すこともあるだろうし。岡田でもいいんだよ。あいつも今日、!BANG!TVに挑戦したからね。岡田は1回も勝利がないのに挑戦者っていうのもまた珍しい話だから。まあ、それも可能にするのがこのベルトだから」
【長井の話】「おい、タケシ。せっかくセコンドについてくれたのに申し訳なかったな。秋山! 今日負けたのは仕方ない、認めてやるよ。(スイートナイトドリームと書かれたタオルを手にすると)なんだこれ? こんなもんに使う金と時間があるんだったら、もっとファンのために使えって言うんだよ、コノヤロー。こんなもんで俺は終わらねえ。次に俺がリングに当たる時、てめえにこれ以上の辱めを受けさせてやるからな」
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第43代王者]○佐藤光留(10分48秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)[挑戦者]Xブラック・タイガーVII
☆佐藤が初防衛に成功【試合後の佐藤】
――くせ者相手に完勝したが?佐藤「例え0点でも1万点でも、勝ちは勝ち、負けは負け。その価値観だけで今、全日本はいるんだよ。みんな付加価値を求めてやってくる。でも、みんなで勝ちを…10対0の戦いを何とか勝ち抜いて、必死になってる姿をみんな見ているだけなんだよ、全日本プロレスとその周りにいる人たちは。負けていい試合なんか何もない。勝って悪い試合なんか何もない。勝つことが大事。勝つこと、勝つ全日本。俺は全日本の人間じゃないけどさ、そこじゃねえだろ。気持ちだろ」
――試合後、中島選手が挑戦表明してきたが?
佐藤「それは明日ですね。今日はもういいでしょ。中島のことでなんか聞きたいことがあるんだったら、また機会があるから、その時に聞いてください。もう今、俺の体力はゼロですよ。プロレスラーとしてどうあるべきかを、入門して、頭丸めて、風呂なしのアパートに住んで、先輩にいろいろ教わりながらね、泣いて笑って生きてきた時に、『どんなに疲れてもテメエの足で立てって言われたこと』だけ。あとは何も残ってないですよ。これが俺の足跡だから」
【ブラックVIIの話】「ギブアップしてない…。いや、ギブアップしたな。まず奥田リングアナに謝りたい。クソ、奥田のために世界ジュニアを獲ろうと思ったけど、そもそもな、俺の挑戦自体、陰謀なんだよ。俺は一言も世界ジュニアに挑戦させてくれなんて言った覚えはない。全日本プロレスの陰謀が俺を挑戦者に差し向けて、このザマだよ、オイ。世界ジュニアのベルトなんていらない。次は佐藤光留、そのへんてこりんな髪の毛と俺のマスク…いや、長井の髪の毛を懸けてシングルマッチだ、コノヤロー。それとな、全日本プロレス、次は大仁田厚とケンドー・カシンと、NOSAWA…いや、違う、ブラック・タイガーVIIで来るからな。カード組めよ。そして、今日一番大事なことは、本当に奥田リングアナごめんよ。次はケンドー・カシンと俺が組んで、アジアタッグ挑戦だ。陰謀があるなら、アジアタッグを組め。それだけだ」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KAI ○真霜拳號(9分43秒 首固め)[第73代王者組]ゼウス Xボディガー
☆ゼウス&ボディガーが5度目の防衛に失敗。真霜&KAIが第74代王者組となる【試合後のKAI&真霜】
真霜「強えな、チャンピオン。強えけどよ、やっぱり最後は俺ひとりが…」KAI「真霜選手!」
真霜「なんだよ。全然役に立たねえな。一瞬じゃん」
KAI「いや、2人の力です」
真霜「最後だけで」
KAI「いや、その前、フィニッシュの前も」
真霜「なにをしたのよ?」
KAI「相手をかく乱しました」
真霜「かく乱?」
KAI「かく乱したよ。それで丸め込めたんじゃん」
真霜「避けただけでしょ?」
KAI「いや、かく乱でしょ」
真霜「何もダメージ与えてないよ」
KAI「いや、精神的ダメージとかでしょ」
真霜「精神的…?」
KAI「いや、2人の力で。ありがとうございます」
真霜「これはまぐれかもしれないけど…」
KAI「いや、勝ちは勝ちでしょ」
真霜「ああ…勝ちは勝ちだ、そうだ! おいおい、やっちまったよ、取っちまったよ。まあ、ありがとうございます」
※それでも握手は拒否し
真霜「握手はしねえよ。まだお前は信用できねえんだ、俺は」
【ボディガーの話】「クソ! おい、おい、俺は全然まだまだ今日の試合で燃え尽きてないぞ。そんなんでええんか? おい、KAI&真霜。お前らそんなんでええんか? そんなんでベルトを獲ったつもりでおるんか? 早急にリベンジマッチ組んでくれ。それだけや」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/2017チャンピオン・カーニバル優勝者]○石川修司(20分38秒 体固め)[第55代王者組]X宮原健斗
※ジャイアントスラム
☆宮原が9度目の防衛に失敗。石川が第56代王者となる(試合終了後)
石川「ジャンボ鶴田さんに憧れてプロレスを好きになって、ジャンボ鶴田さん統一したこの三冠ヘビーに挑戦して、巻くことができて、本当に嬉しいです。最高のチャンピオン・宮原選手から奪ったベルト、その鶴田さんから始まった歴史も含めて、凄い重いです。だから、応援してほしいとはいいません。けど、このベルトを懸けて、魂を懸けて戦っていきます。最後は『俺たちはデカい』で締めたいと思いますので、ご起立お願いします。僕も鶴田さんみたいになりたいと思って、やっとここまできました。皆さんもデカい夢を持って、これから毎日毎日頑張りましょう。みんなで頑張りましょう。今日はありがとうございました。いくぞ! 3、2、1、俺たちはデカい!」【試合後の石川】
――激闘の末の三冠王座戴冠となったが?
石川「本当に前哨戦で戦っている中で…いや、前哨戦の前から、チャンピオン・カーニバル中も、宮原選手の試合、試合後のお客さんを喜ばせて帰っている姿を見て、最高のチャンピオンだなって本当に思ってて。僕は鶴田さんに憧れてプロレスラーになりたいと思って、鶴田さんが最初に統一したこのベルトを巻いているという喜びもある一方で、前のチャンピオンの宮原選手や、その前の偉大なチャンピオンたちが、このベルトの価値を高めてきたと思うんでね。今はその夢の達成感と同時に、この重みというのを感じているんで。チャンピオン・カーニバル優勝の時も思ったんですけど、恥ずかしい試合はできないなと思っています」――全日本ファンも祝福ムードで、石川選手のことを認めているように感じたが?
石川「ユニオン時代から応援してくれている人も見てくれてて。やっぱり僕もレスラーなんで、夢を…目標を持って進んでいる姿をファンに見せないといけないと思うんで。こういった姿を見せれて、本当によかったなと。まあ、本当にきつかったですけど、きつい思いをして宮原選手に勝った甲斐があったなと思います」
――試合自体はどちらが勝ってもおかしくない内容だったが?
石川「向こうは僕より一回り以上若いんでね。そういった面で、終盤になったらきついかなと思って、畳みかけようと思ったんですけど、向こうも速いし、うまいんでね。本当に僅差でした。でも、彼は全日本プロレスの太陽みたいな人だと思うんで。一回沈んでも、また大きく輝いて、また来ると思うんで。その時はまたベルトを懸けて戦って。結果、その戦いで全日本プロレスが盛り上がればいいなと思っています」
――これから他の選手はみんな石川選手をターゲットにしてくるが?
石川「チャンピオン・カーニバルでも本当に凄い選手はたくさんいたんで。その凄い選手たちとまたこのベルトを懸けて…本当に魂を削ってこのベルトを懸けて戦っていきたいなと。それはプロレスラー冥利に尽きるなと思っています」
――フィニッシュ前に出したのが宮原殺し?
石川「そうですね。彼の唯一の弱点というか、彼のブラックアウトもジャーマンもやっぱり見てきたんでね。落とし方はファイヤーサンダーと変わらないんですけど、1個フェイントをつけることによって、向こうは見たことのないダメージを負うんで。あとは、大した技じゃなかったかもしれないですけど、宮原殺しというキーワードでね。私の…なんていうんですか、40歳の渋みを出したというか(笑) 動揺させたというね。動揺したかわからないですけど(笑) その作戦で。まともにやったらちょっとヤバいかなというのもあったんで」
――レスラーとして苦労した時期も多かったと思うが、ひとつ頂点まで来たという実感はある?
石川「来たなという実感もある一方で、本当にこのベルトの価値っていうのは重いんで。また責任感というのが達成感と同じぐらいあるんでね。この責任感をまっとうできるように、日々の生活をプロレスラーとして頑張っていきたいなと思います」
――いろんな団体を渡り歩いて、関わったレスラーもたくさんいるが、三冠奪取といういい報告ができそう?
石川「正直、僕がずっとライバルだと思っていた関本大介がこのベルトを懸けて負けた時に、やっぱり悔しいという思いもあったんで。じゃあ、自分がいきたいというのもあったんで。それが達成できて、嬉しいなというのがあります」
――今後の防衛戦については?
石川「全日本にはデカい選手がいっぱいいるんで。本当にベルトを懸けて俺と戦いたいという人がいたら、誰とでも僕はやりますし。魂を懸けて戦っていければ、全日本プロレスももっと盛り上がると思うんで、頑張りたいなと思います」
【ジェイクの話】「ずっと組んできた絶対王者だった健斗さんが取られて…。ハッキリ言って、気は収まらないよね。ずっと全日本プロレスは宮原健斗が三冠王者として盛り上げてきて。確かに(石川の)実力は認める。俺もこの前、(5・7)川口でやられたばっかりだよ。だからこそ、俺が今、いかなきゃいけないと思うんで。だから、俺にやらせてくれ。お願いします。そして、俺が取り戻す。全日本プロレスにまたベルトを取り戻す。俺らで盛り上げていく」
シリーズ最終戦を迎えた全日本プロレス後楽園大会のメインは三冠王者の宮原がチャンカン覇者である石川を迎え撃った。両者の対決は2015年の王道トーナメント以来で、このときは宮原が石川のスプラッシュマウンテンに敗れていることから、宮原にとってもリベンジを喫しての選手権となった
序盤は石川のショルダータックルに対し、宮原はフロントハイキック、ブラックアウト狙いは石川がしっかりガードしショルダータックルで弾くとランニングニーを狙うが、宮原は間一髪かわすなど、互いに出方を伺う。
エルボー合戦は石川が制するが宮原はフロントハイキックで場外へ追いやると、場外戦で石川が鉄柵ホイップで逆襲、しかし石川の突進をいなした宮原は鉄柵に直撃させ、頭突きを浴びせるが、逆に頭を押さえてしまい、エプロンダイブもキャッチされると、石川は鉄柱に宮原の腰を叩きつけてから、エプロンへのボディースラムを敢行、更に石川は鉄柵ホイップから宮原を客席へ連行、スタンドからフットスタンプを投下して宮原の腰に大ダメージを与える。
リングに戻った石川はサーフボードストレッチ、腰へのセカンドロープからのフットスタンプ、テキサスクローバーホールドと腰攻めを展開して、早くもスプラッシュマウンテンを狙うが、宮原は必死でリバースし、石川のラリアット狙いを低空ドロップキックで迎撃したあとバックドロップ、串刺しジャンピングエルボーを挟んでジャーマンを狙うが、石川の巨体と腰の痛みで上がらず、ならばとロープへ走るが、石川は追尾式キチンシンクで迎撃してエプロンに逃れた宮原に断崖式チョークスラムを狙う。
しかし必死に堪えた宮原はエルボー合戦からフロントハイキックを放つとブラックアウトを炸裂させ、リングに戻ってからもブラックアウトでを炸裂させるが、もう1発は石川がラリアットで迎撃し32文ミサイルキックを発射してから、再びコーナーへ昇ると宮原は雪崩式ブレーンバスターで投げる。
両者ダウンの後で先の立ち上がった宮原はブラックアウトを炸裂させると、シャットダウンスープレックスを狙うが、バックを奪った石川がリバースパワースラムからランニングニーを浴びせ、宮原も意地で起き上がった垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、両者ダウンの後でのエルボー合戦の後で、宮原がブラックアウトを狙うと、かわした石川が投げ放しドラゴンスープレックスからランニングンニーを浴びせ、勝負と見てファイヤーサンダーで突き刺す。
石川は大ダメージを負った宮原にスプラッシュマウンテンを狙うが、宮原がフランケンシュタイナーで切り返すと、後頭部から正面とブラックアウトを炸裂させ、二段式ジャーマンからシャットダウンスープレックスで勝負を狙うも、振り払った石川はニーアタック、ランニングニーと畳みかけ、スプラッシュマウンテンを決めるが、宮原は必死でキックアウトする。
石川は担ぎ上げると着地した宮原はブラックアウトを連発するが、もう一発をかわした石川がファイヤーマンズ式ファイヤーサンダーを初披露して突き刺すと、最後は奥の手であるジャイアントスラムで3カウントを奪い、三冠王座を奪取、宮原の長期政権に終止符を打つだけでなくユニオン、大日本(デスマッチ、ストロングを含む)、DDTに続いて4団体制覇の偉業を達成した。石川が全日本プロレスに初参戦したのは2015年1月3日の後楽園大会で、欠場したDDTの石井慧介の代役という形で出場したが、石川と対峙した秋山が石川に興味を抱き、全日本がオファーをかけるようになった。この頃は大日本やDDTがメインだったこともあってフルに参戦することはなかったが、ふとしたきっかけから全日本で頂点にのし上がった。正直言って運にも恵まれ、最後は実力で頂点を掴み、4団体制覇でプロレス界を代表するレスラーの一人にまでのし上がった。
新王者となった石川に、第4試合でタッグながらもジョーからフォール勝ちを奪ったジェイクが挑戦を表明した。世界タッグに続いて三冠に挑戦というわけだが、資格云々より宮原とのタッグを通じて力をつけているのは事実、今後の成長のことも考えてジェイクの挑戦もありなのかもしれない。セミの世界タッグ選手権はビッグガンズが開始から猛ラッシュをかけ、真霜を排除してからKAIに集中攻撃を浴びせるが、懸命に粘ったKAIは真霜に交代、真霜はボディガーの右脚を攻めて流れを変えようとするが、スパインバスターを喰らってしまうと、ボディガーがショートレンジのラリアット、バックドロップと畳みかけるが、キャッチした真霜は膝十字固めで捕獲、KAIがツープラトンを呼びかけ、真霜がボディガーを捕らえてKAIがトラースキックを狙うが、同士討ちとなってしまう。
ここで勝負と見たビッグガンズはKAIを排除した後で、真霜にカナディアンバックブリーカー&ダイビングハンマーパンチからダブルインパクトを狙うが、KAIが間一髪カットに入り、真霜がコーナーのゼウスに雪崩式ブレーンバスターからKAIがスプラッシュプランチャ、トレイン攻撃と畳みかける。
しかしビッグガンズはKAIと真霜の同士討ちをまた誘発すると、再び真霜を捕らえてダブルチョークスラムからダブルインパクトを炸裂させ、ボディガーはラリアットからのバウンズで勝負を狙う。ところがKAIがトラースキックで間一髪カットに入ると、ボディガーがならばとハイキックを狙うが、真霜がかわして丸め込んで3カウントとなり、KAI&真霜が大逆転で新王者となる。世界ジュニア選手権はブラックⅦが早くもドラゴンスクリューから論ザードを炸裂させ、佐藤が反撃してもセコンドの南野が介入して佐藤の急所を鉄柱に叩きつけから客席へ連行、イス攻撃からハサミを持ち出し佐藤の髪切りの暴挙に出る。
場外戦で佐藤を徹底的に痛めつけたブラックⅦはリングに戻ってからグラウンド卍固めで捕獲、クロスフェースで捕獲して絞めあげたあとでDDTで突き刺すが、串刺し狙いを佐藤がジャンピングハイキックで迎撃すると、ミドルキックで反撃し、水車落とし狙いはブラックⅦが回転エビ固めで切り返してドラゴンスクリューを狙うが、佐藤は腕十字で切り返す。
佐藤はランニング式サッカーボールキック、ジャーマン狙いはブラックⅦがバックを奪っても佐藤が腕へのオーバーヘッドキック、ハイキックと畳みかけてバスソーキックを狙うが、かわしたブラックⅦは超高校級ラ・マヒストラルを狙うも佐藤が阻止し、ラリアット狙いも佐藤がかわしフライングメイヤーからランニングローキックを浴びせる。
劣勢のブラックⅦは論ザードを狙うが、かわした佐藤がハイキックで迎撃し、もう一発を狙うも、ブラックⅦは急所打ちから丸め込み、超高校級ラ・マヒストラルを狙う。
しかし切り返した佐藤はバスソーキックを浴びせると、バックの奪い合いからブラックⅦがバックを奪ったところで膝十字で捕獲、それでも立ち上がるブラックⅦに延髄斬りを浴びせてからジャーマン、マウントからの腕十字から捕獲式へと移行してブラックⅦはギブアップ、佐藤が王座を防衛した。GAORA選手権は打撃戦から秋山が頭突きで競り勝つも、セコンドの南野が介入して場外戦へと突入、長井はチェーン攻撃、イス攻撃で変え、リングに戻ってもレフェリーの隙を突いて、コーナーで逆さ吊りとなった秋山を南野が警棒で絞めあげる。
しかし秋山は長井のブレーンバスターを投げ返し、ジャンピングニーパットからジャンボ鶴田ばりの「オー!」を叫び、ランニングニーからフロントネックロックで捕獲してからエクスプロイダーで投げる。
秋山は首相撲からのニーリフトからランニングニーを炸裂しカバーに入るも。レフェリーのカウントを南野が足を引っ張り阻止、これで長井が反撃してストレッチプラムで捕獲してカバーに入るも、秋山はキックアウトする。
長井がレフェリーに詰め寄るが、この隙を突いた秋山が逆襲し雪崩式ブレーンバスターで投げると、長井もキャプチュードで応戦、しかし秋山もエクスプロイダーで投げると、ランニングニーからリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後に秋山は長井に敗者の条件だったDARK NIGHTMAREからスイートナイトドリームにユニット名を変えることを突きつけるが、長井は応じるフリをして秋山を襲撃、ユニット名変更を拒否してあくまで秋山全日本に対して徹底抗戦の構えを見せた。そして最後に今大会で来場を予告しアジアタッグ挑戦を表明した鈴木秀樹と将軍岡本は結局姿を見せなかった。二人は夜に行われるZERO1後楽園大会に出場することから全日本に現れると思われていたが…
【全日本】宮原政権1年3ヶ月で幕 石川が悲願の三冠ベルト初戴冠▼真霜&KAIが初合体でまさかの世界タッグ奪取▼佐藤V1、中島が挑戦表明▼秋山がGAORA初防衛▼ジェイクがジョーから大金星、三冠奪還名乗り…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/Qtk1aiEKPM
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年5月21日本日は後楽園大会へ沢山のご来場誠にありがとうございました!次回は、5/28(日) 茅ヶ崎市体育館 17:00開始!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/irwBEMUZaJ
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年5月21日全日本後楽園大会でした。皆様の応援のお陰で、最高のチャンピオン宮原選手に勝つことが出来ました。ありがとうございました!!#ajpw pic.twitter.com/iuijZVamkz
— 石川修司 (@g0925union) 2017年5月21日少年の頃プロレスにたくさんの夢を抱いてた。
それは今も変わってません。
三冠ベルトにはたくさんの夢が詰まってます。
またあのベルトを巻けるように明日からさらに最高を目指します。
今日も皆さんのたくさんのエネルギーが背中を押してくれました。
本当にありがとう。#ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年5月21日今日の試合でうぬぼれることなく、更に先を目指す。
今が動く時だ。I can do it !!!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年5月21日獲ったぞ、世界タッグ!
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2017年5月21日帰宅。世界ジュニア初防衛に成功。「全日本所属じゃない全日本」として、苦しい時期をくぐり抜けてきた事が試合で出ました。次の挑戦者に関しては時間をかけて考えます。応援、ありがとうございました。 pic.twitter.com/Hd2ZW9xiOB
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年5月21日スパーパワーシリーズ最終戦後楽園大会にご来場頂きましたファンにみなさん、ありがとうございました!
ファンのみなさんの応援で最高の空間に出来ました。本当にありがとうございました!!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年5月21日負けたー!
これで終わりじゃない。
まだまだこれらだ‼️
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2017年5月21日外はこんなに暑いのに!試合で何回も鳥肌が立ちました。プロレスは感情を揺さぶりますねぇ。来て良かった! #ajpw
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年5月21日全日本プロレス後楽園ホールに行っていた知人から石川修司が宮原健斗選手に勝って三冠ヘビー級王者になったと連絡が!石川、おめでとう!#ajpw#unionpw#ddtpro pic.twitter.com/uHcYWGnDIf
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年5月21日PR -
ビッグガンズが大神を粉砕も、KAI&真霜が挑戦表明でシリーズ3度の防衛記録に挑む!
5月20日 全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ〜YOKOHAMA TWILIGHT BLUES vol.5〜」神奈川・横浜ラジアントホール 349人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼〜Young Generation BLUES〜/20分1本
○野村卓矢 青木優也(11分13秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)X岡田佑介 阿部史典◇第2試合◇
▼〜斧爆弾 BLUES〜/30分1本
秋山準 ○木高イサミ(13分55秒 片エビ固め)大森隆男 X風戸大智
※ダイビングダブルニードロップ◇第3試合◇
▼〜次世代進化論 BLUES〜/30分1本
○ジョー・ドーリング(7分15秒 エビ固め)X野村直矢
※レボリューションボム◇第4試合◇
▼〜Junior Heavy Weight Class BLUES〜/30分1本
○佐藤光留 青木篤志(10分36秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)中島洋平 ×丸山敦
◇第5試合◇
▼〜LEGEND 1983 KAI 聖誕祭 BLUES〜/30分1本
○KAI(10分50秒 片エビ固め)×岩本煌史
※メテオインパクト◇第6試合◇
▼〜ザ・横 BLUES〜三冠ヘビー級王座前哨戦/60分1本
石川修司 ○吉江豊 田中稔(18分24秒 体固め)宮原健斗 ジェイク・リー ×青柳優馬
※ジャンピングボディープレス◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(15分54秒 片エビ固め)[挑戦者組]×橋本大地 神谷英慶
※バウンズ
☆ゼウス&ボディガーが4度目の防衛に成功(試合終了後)
ボディガーは「今日は最後まで熱い声援ありがとうございました。まだまだ若い連中にやられるわけにいかん。もっともっと精進してもっともっと上を目指します。皆さん、応援よろしくお願いします」(KAIが登場)
ゼウス「おい、お前、冗談通じんぞ」(KAIが手にしたマイクのコードを引っ張って抜いてしまう。それでも奥田リングアナがマイクを修復しする)
KAI「まずはビッグガンズのお二人、防衛おめでとうございます。めでたいといえば今日、自分の34歳の誕生日なんです。誕生日なんでひとつだけお願い事があります。明日、真霜選手と組んであなたたちと戦います。ぜひ、今日の試合みたいにそのベルトをかけて熱い試合がしたいです! 世界タッグのタイトルマッチよろしくお願いします!」ボディガー「真霜選手と一緒にって、真霜選手おらんやないか。真霜選手はお前と組むの嫌がってるらしいやないか」
(この日、試合が組まれていなかった真霜拳號が現れる」)
真霜「何、勝手に言ってんだ? 勝手なことばっかしてんじゃねぇ!こいつと組むの?こいつのことは俺も気に入らねぇんだ。だけどだ、そのタッグベルト、俺も興味があるんだよな。今日、なぜ試合もないのにここに来たかっていうと、明日のカードをよ、そのベルトかけてもらおうと思ってよ、今日の試合を見てたんだよ。防衛したらよ、そのベルトをかけてもらおうと思ってよ。どうすんだ?」ボディガー「この49歳のオヤジに2日連続タイトルマッチやれっちゅうんか? めちゃめちゃしんどいねんぞ、タイトルマッチは。わかってんのか!?そやけどな、わかった。そこまでこのベルトに興味あるんやったら、明日のお前らとの試合、タイトルマッチにしてもらおうやないか」
ゼウス「皆さん、明日の後楽園ホールに来るよっていう人? その方、みんな手を下ろしてもらっていいですか? 明日タイトルマッチやるんやったらちょっと見に行ってみたいなって人は? 少ないなぁ。明日よ、俺とボディガーがこのKAIと真霜を後楽園ホールでボコボコにするのをみんな見たいやろ? このベルトかかったら俺ら負けるわけないやろ。明日、後楽園ホール見に来てくれる方、もう一回手挙げて。こんだけ挙がるんやったらボディガー、やったろうやないか(両軍がにらみ合い、真霜とKAIが去る)皆さんに約束します。明日、後楽園ホールであいつらをボコボコにしばき上げて、このベルトを必ず防衛しますので、皆さんどうか一人でも多くお客様をお待ちしております。人生は祭りやで! わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい!」
【試合後のゼウス&ボディガー】
ボディガー「まだまだ大日本の若造に負けるようなビッグガンズちゃんぞ。今日で思い知ったやろ。それよりも明日や。明日の二人はまあまあ曲者。そやけどゼウスが言ったみたいに後楽園ホールでボッコボコにしたるから。まぁ、みとけ」ゼウス「まぁ、そういうこっちゃ。明日はリング上でも入ったけど、KAIと真霜のお尻ペンペンしたるわ。みんな、楽しみにしといてや」
ボディガー「ペンペンや、ペンペン」
ゼウス「ええか? 人生は!」
ボディガー「祭りやで!」
ゼウス「そういうこっちゃ」
ボディガー「まぁ、そういうこっちゃ」
【試合後の真霜、KAI】
真霜「決定だろ、これで」KAI「真霜選手! 今日はありがとうございました、来ていただいて」
真霜「別にあなたのためじゃない。俺が自分の意思で、自分のために今日のタイトルマッチを見届けたんだよ」
KAI「じゃあ明日獲りましょう、世界タッグ」
真霜「獲りますよ。でも違うんだなぁ。何か違うなぁ。言うじゃん、敵の敵は味方って。ただそれだけ。わかる? 俺は周りが敵だらけでも関係ない。だから明日は俺が一人の力で、俺一人の力でタッグベルトを獲ってやるからな」
KAI「(真霜が去ると)ああ言ってますけど、ツンデレなんですよ、ツンデレ。でも決まったんで」
ビッグガンズの保持する世界タッグ王座に大地&神谷の大神が挑戦、序盤からビッグガンズがゼウスが神谷、ボディガーが神谷とリフトアップの競演を披露、神谷を捕らえてダブルタックルを浴びせるが、神谷もボディガーに追尾式タックルで反撃し大地もミドルキックを連発するなど、大神がボディガーを捕らえ、交代を受けたゼウスも大地のミドルキック、神谷のショルダータックルを浴びせるなどビッグガンズの分断を図る。
しかし神谷のゼウスへのバックドロップ狙いは阻止されると、ショルダータックル狙いの神谷をゼウスがキャッチしてフロントスープレックスで投げ、ボディガーも大地にラリアットの連打、バックドロップ、エルボードロップとビッグガンズが猛反撃で流れを変える。
しかしボディガーのバックフリップ狙いを着地した大地が延髄斬りを浴びせるが、神谷が入るとボディガーは両腕ラリアットで二人まとめてなぎ倒し、大地を捕らえてカナディアンバックブリーカー&ダイビングハンマーパンチの合体技からダブルインパクトを狙う。そこで神谷がカットに入りゼウスに雪崩式ブレーンバスターを決めると、大地が串刺しシャイニングウィザード、神谷が串刺しラリアットとトレイン攻撃、大地がサッカーボールキック、神谷がトラースキックの同時攻撃から谷がダイビングショルダーを放ち、大地はシャイニングウィザードの連続攻撃から、大地がライジングDDTを狙うもボディガーが間一髪カットに入ると、ゼウスがすかさずバイセップスエクスプロージョンを決め、ビッグガンズはダブルチョークスラムからのダブルインパクトの必勝コースから、ボディガーがラリアットからバウンズを決め3カウントを奪い、ビッグガンズが完勝で王座を防衛した。試合後には第5試合で岩本を降したKAIが現れ、真霜とのタッグで世界タッグ王座への挑戦を表明し、KAIとのタッグには乗り気になれなかった真霜も現れ、世界タッグ奪取ということで利害が一致、21日の後楽園での選手権が決定となった。
ビッグガンズは12日の守口ではジェイク&野村を降し、今回の横浜では大神を降して連続防衛も、急遽KAI&真霜の挑戦を受けることでシリーズ3度の防衛に挑むことになった。またKAIの世界タッグ王座挑戦は全日本在籍時も含めて初、三冠すら挑戦できないまま全日本を離脱したこともあって、KAIにしても世界タッグ王座挑戦は念願でもあり、真霜とのコンビは絶対取れるパートナーを選んだということか…そういったことを含めて、21日の全日本後楽園は注目である。
本日は横浜大会へ沢山のご来場、誠にありがとうございました!世界タッグはゼウス&ボディガー組が見事防衛!明日21日の後楽園大会は 12:00開始!当日券は10:00より!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/3nfFwyI8gb
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年5月20日本日は横浜大会に御来場、ありがとうございました。
そして誕生日をお祝いして下さった全ての方に感謝致します。
試合後に真霜選手も来てくれました。
そして世界タッグ王者は明日の対戦をタイトルマッチでやると挑戦を受諾。
あとはPWFの正式決定を待つのみ。
後楽園大会お待ちしております。 pic.twitter.com/eOQe7pRAnd
— KAI (@kai0222) 2017年5月20日 -
崔が頭部負傷~救急搬送という緊急事態の中で、世界タッグ挑戦のジェイク&野村が大奮戦!
5月12日 全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」大阪・守口市民体育館メインアリーナ 1438人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○南野タケシ(5分47秒 キャメルクラッチ)X岡田佑介◇第2試合◇
▼30分1本
ウルティモ・ドラゴン ビリーケン・キッド ○中島洋平(6分13秒 片エビ固め)丸山敦 アルティメット・スパイダーJr. Xタコヤキーダー
※跳後廻蹴◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男(4分44秒 片エビ固め)X不動力也
※アックスボンバー◇第4試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 青木篤志(1分38秒 TKO)X崔領二 岩本煌史
※レフェリーストップ◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ&世界ジュニアヘビー級王座ダブル前哨戦/30分1本
長井満也 ○ブラック・タイガーVII (10分16秒 超高校級ラ・マヒストラル)秋山準 X佐藤光留
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級王座前哨戦/30分1本
○石川修司 KAI(13分1秒 片エビ固め)宮原健斗 X青柳優馬
※ランニングニーリフト◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(22分50秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジェイク・リー X野村直矢
※バウンス
☆ゼウス&ボディガーが3度目の防衛に成功(試合終了後)
ボディガー「守口の皆さん、最後まで熱い応援ありがとうございました。もうこのベルトはずっと俺たちのもんです。何があっても守り抜いていこうと思っているので、応援よろしくお願いします。そして早くも橋本大地、神谷選手が挑戦表明をしてるそうですけど、ここではっきり宣言します。絶対にベルトは渡さん! 誰が来ても絶対に渡さんからな! 橋本、神谷いつでもええ。お前らの地元・関東やったら横浜もあるやろ。横浜でもどこでもええ。やったろうやないけ。全日本プロレス、カードをよろしくお願いします」
(最後にゼウスが恒例の「わっしょい」締めで会場が一体となり、守口大会の幕は下りた。)【試合後のビッグガンズ】
ゼウス「とりあえず若くて勢いある二人やったんでね。相手のペースに持っていかれそうになったんですけど、何とか巻き返して勝てたんじゃないかなと思います」――ジェイク&野村の勢いは感じた?
ゼウス「勢いは常日頃から感じてるんで、その勢いを出させてぶっ潰すのも僕らの強さやと思ってるんで」
――チャンピオン・カーニバルの借りはある程度返せた?
ゼウス「僕の中では全然返してないですけどね。シングルで負けたらシングルで返さなあかん。そういう気持ちがあるんで。今日僕がジェイクから獲ることがでたら少しは借りが返せたけど、またやる機会あったら絶対、僕がジェイクから獲らなあかんと思ってます」
――大地&神谷の挑戦を受けると?
ゼウス「そうですね。気合入れてその試合も必ず勝って防衛するんで、よろしくお願いします」
※ボディガーが遅れて戻ってきて
ボディガー「よっしゃ! 若い勢いのある二人やけど、俺たちも奴らの成長を黙ってみてるわけにはいかんので、まだまだ負けるわけにはいきません。次、さっそく神谷、大地が挑みたいと言ってきてるようなので、いつでも受けて立つ。いつでもええ。次、最短距離で日程組める日があれば、全日本さんよろしくお願いします」
――5・20横浜大会では大神との対戦が組まれているが?
ボディガー「もういいんじゃないですか。俺たちは全然。タイトルマッチでも全然受けて立つ」
ゼウス「ええか! 俺たちは毎日、人生は祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい!」
ボディガー「そういうこっちゃ」
ゼウス「そういうこっちゃ」
ボディガー「いつでもかかってこい」
【試合後のジェイク&野村】
――残念な結果に終わったが?ジェイク「あぁ、残念だね、ホントに。けど、これはチームだから。野村さんのせいでもないし、俺だけのせいでもないし、二人のチームワークより向こうの方が上回ってた。それは確実に試合の時間を重ねるごとに如実に現れて、そこに僕らがもがいてもがいて、でもそのもがいた隙間があまりにも小さすぎて、それを活かせなかった」
野村「今日、世界タッグに初めて挑戦したけど、やっぱりそんな甘くなかったっていうのが正直な感想です。でも俺はあきらめないし、まだまだ世界タッグのベルト必ず追いかけます」
――このタッグチームとしての手応えは?
ジェイク「初めてタイトルマッチ、野村さんと組んでやらせてもらって、もちろんまだまだ発展途上だから、これからっていう部分もいっぱいあるし、誰かとタッグを組んでっていうより、やっぱり何だろうな、どうしてもまだまだ個の力のなさを痛感しますよね。あとちょっとなんだけど、そのちょっとがどれだけ道のりが長いか。それを凄く感じるから、誰とタッグを組んでも素晴らしいタッグチームだと言えるように、そんなパフォーマンスをできるように目指さないとね。じゃないと三冠チャンピオンとずっと組んでたっていう俺の歴史が意味がなくなってしまう」
野村「今日、悔しい結果になってしまったけど、また僕らで機会があれば、もう一回挑戦して、同じチームで挑戦して、タイトルに挑みたいです。そして次は同じ結果にならない。それぐらい練習して気持ちを備えていきます」
全日本の新シリーズが開幕も、本題の前に第4試合で崔が頭部を出血し病院に搬送されるハプニングが発生した。崔は岩本と組んで諏訪魔、青木組と対戦したが、諏訪魔のラリアットを崔がかわし損ねて拳の部分が頭部を直撃してしまい、それでも崔は試合を続行しようとしたが倒れこんだため試合はストップ、崔は担架で運ばれ、救急車で病院へと搬送された。
崔の容態も心配だが、ただ選手側がいくらプロレスに危険はつきものであるとアピールしても、相変わらずマスコミからの厳しい声が後を立たない現状が続いている。その状況の中で今度は全日本でハプニングが起きてしまったが、今回は選手側も厳しい声を意識しすぎて失敗してしまったのか、そういった迷いもかえってケガに繋がるだけに、周囲の声に対して意識過ぎて欲しくないが…メインはジェイク&野村のNEXTREAMがビッグガンズの保持する世界タッグ王座に挑戦、ジェイクはゼウス、野村はボディガーをチャンピオンカーニバルの公式戦でそれぞれ破った実績を盾に挑戦に漕ぎ着けたが、野村は世界タッグ王座への挑戦だけでなく、挑戦者という形でメインに立ったのは初めてとなる。
序盤は野村がボディカーの足に低空ドロップキックからレッグロックと足攻めを狙うが、ジェイクとの連係はボディガーが両腕ラリアットで返り討ちにし、ゼウスも加勢して場外戦へと突入、ゼウスはジェイク、ボディガーは野村と場外で徹底的に痛めつける。
リングに戻ってもビックガンズは野村を捕らえ、カナディアンバックブリーカーとダイビングハンマーパンチの合体技を決めるなどして集中攻撃を加えるも、ゼウスのブレーンバスターを投げ返した野村はジェイクに交代し、ボディガーの右足をロープに引っかけ蹴り上げてからドラゴンスクリュー、ニーリフトで攻め込むが、ボディガーがスピアーを浴びせてすぐリードを奪い、ゼウスもフライング、串刺しとバイセップスエクスプロージョンを浴びせ、フロントスープレックスからイーグルネルソンで捕獲する。
ゼウスはバイセップスエクスプロージョンを狙うが、フロントハイキックで迎撃したジェイクはニーリフトを浴びせ、ジャンピングDDTで突き刺す。串刺しフロントハイキック、サイドスープレックスからランニングローキック、しかし勝負を狙ったバックドロップはゼウスが阻止するとチョークスラム、逆水平、バイセップスエクスプロージョンから再びイーグルネルソンで捕獲、だが野村がカットに入ると、コーナーに昇ったゼウスをジェイクがジャンピングハイキックを浴びせてから雪崩式ブレーンバスターも、起き上がったゼウスもチョークスラムで応戦する。
ボディガーと野村に交代し、両者とも真正面からぶつかり合うと、連打で押し込んだ野村がショルダータックルの連発、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックス、そのまま後方回転してアキレス腱固めへと移行し、ジェイクが入ってトレイン攻撃から野村がスピアー、山折りと畳みかけてからフロッグスプラッシュを投下するが、ボディガーは剣山で迎撃する。
ここで勝負と見たゼウスが入るとビッグガンスが連係で野村を捕らえ、バイセップスエクスプロージョンとスピアーの同時攻撃から、ダブルチョークスラムと畳みかけると、ダブルインパクトを狙うが、ジェイクがコーナーのゼウスにフロントハイキックを浴びせてカット、ボディガーにもフロントハイキックから、ジェイクがレッグラリアット、野村のスピアーの合体攻撃が決まり、ボディガーの左右ハンマーからのハイキックをキャッチした野村はエルボーから、チャンピオンカーニバルではフィニッシュとなったスピアーからのジャックナイフ式エビ固めを決めるが、二度同じ轍は踏まないとばかりにボディガーはカウント2でキックアウト。それでも野村はフロッグスプラッシュからテキーラサンライズを狙うが、阻止したボディガーはスピアーを狙う野村をハイキックで迎撃し、ゼウスが入ってダブルインパクトを決めると、最後はラリアットからのバウンズで3カウントを奪い、ビッグガンズが王座防衛、野村は奮戦はしたが力尽きてしまった。ジェイク&野村もタイトルマッチだけでなく、第4試合で起きたハプニング発生という微妙な空気の中でのメインを張り敗れはしたが、奮戦することで客を大いに沸かせた。二人にとっても貴重な経験でもあり、今後にも繋がってくる。
防衛した王者のビッグガンズは次期挑戦者には、挑戦に名乗りを挙げていた橋本大地、神谷英慶の大神を指名したが、大地は特に関本大介や岡林裕二には引けを取らなくなってはきたものの、結果を出せていない。大地は関本&岡林が巻いた世界タッグ王座取りで結果を狙う。果たしてビッグガンズは返り討ちとなるか?【全日本】ジェイク&野村奮戦及ばず ビッグガンズV3、大神迎撃を宣言▼石川「最高の内容」で三冠戴冠へ「もっともっとやり合いたい」▼全日本入団(?)ブラックVIIが佐藤をピン▼崔が頭部出血のアクシデント…守口大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/wWVLmk3YXo
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年5月12日スーパーパワーシリーズ開幕戦守口大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今日はいろいろあって疲れた…
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年5月12日 -
チャンピオンカーニバル組み合わせ発表!ニタが出現し諏訪魔に毒霧を噴射!
3月12日 全日本プロレス「夢力!2017ドリームパワー・シリーズ」後楽園ホール 1190人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼Opening Dream/20分1本
○吉江豊 ウルティモ・ドラゴン 阿部史典(8分9秒 体固め)中島洋平 西村修 X岡田佑介
※ランニングボディプレス◇第2試合◇
▼Over the Future/20分1本
○丸山敦(8分50秒 片エビ固め)X青柳優馬
※TAJIRI公認バスソーキック◇第3試合◇
▼創立45周年記念 世界ジュニアヘビー級王座30年! 歴代王者の祭典!! スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
[初代王者]ヒロ斉藤 [第37、39代王者]青木篤志 [第40代王者]○佐藤光留(14分3秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)[第3、6、10、12、15代王者]X渕正信 [第29代王者]田中稔 [第41代王者]高尾蒼馬◇第4試合◇
▼The Road to 2017Champion Carnival〜Resistance〜/30分1本
○諏訪魔 ジェイク・リー(10分40秒 体固め)崔領二 X野村直矢
※ラストライド(試合終了後、白い頭巾姿のニタはゆっくりとエプロンに上がると、「チキン諏訪魔殿」と書かれた書状を諏訪魔に手渡す。その内容を確認した諏訪魔はすぐに投げ捨てる)
諏訪魔「おい、ニタ。あんたがそんなに俺とやりたいんだったら、Evolution全員でお前らをぶっ潰してやるよ。それと、Evolution、茅ヶ崎、大仁田軍出てこいよ。何だったら今やってやるよ」
(エプロンのニタに詰め寄り、頭巾を剥ぎ取った。その瞬間、ニタは緑色の毒霧を噴射。直撃を受けてもんどり打って倒れた諏訪魔を見るや、鎌を持って襲いかかる。青木と佐藤が救出に駆けつけ、佐藤は邪道軍のセコンドに突進。青木は大仁田を引き離しにかかるが、大仁田は青木にも毒霧をお見舞い。不気味な雰囲気を漂わせながらリングを去って行った。)【試合後の諏訪魔&青木&佐藤】
諏訪魔「ああ、目が見えない…。ふざけんなよ! 大仁田、コノヤロー! なんだ、コノヤロー、ニタの野郎!」青木「何なの、あれ? 何がしたいのかわからないよ」
諏訪魔「なんだ、お前? 大仁田、ニタは全日本に必要ないんじゃないか! いいよ、リング上で言った通りだよ。Evolutionがやってやるよ。なんだこの手紙は? (その場に投げ捨てる)なにがチキン諏訪魔だ」
青木「ニタが持ってきたわりには、邪道・大仁田厚って書いてあるな。なんだ、これ? よくわかんねえや」
諏訪魔「クソ。好き勝手やってんじゃねえよ。Evolutionがやってやるよ」
青木「アジアタッグも何も関係ねえな」
佐藤「関係ねえよ」
青木「あいつが好きにやってるだけだろ? いいよ、別に。カタを付けてやるよ」
佐藤「大仁田厚の趣味じゃねえか、この手紙よ。俺たちに勇気があるかじゃねえんだ。要らないって言ってるんだよ、諏訪魔さんが。勇気がねえからやらねえわけじゃねえんだよ。勇気ならいつだってやるよ」
諏訪魔「何がしたいんだ? いいよ、全面的にやってやる。ニタも含めて。ニタ、大仁田、その取り巻き、全部叩き潰してやるから。十分だよ。全日本から排除してやる!」
【ニタの話】「(※パンディータが通訳)俺は大仁田の名代で来た。チキン諏訪魔はわけわからんヤツだ。本当のチキンかもしれない。全日本プロレスの選手諸君、電流爆破のリングに上がる勇気があるヤツは出てこい。誰でもいい。今こそ勇気のあるヤツは電流爆破のリングに出てこい。俺がリングを用意する。俺は今日、ケンカを売りに来たわけじゃない。紳士的に書面を私に来ただけだ。先に手を出したのは諏訪魔だ。自分のリングでは元気のいい諏訪魔だが、人のリングに上がる勇気はお前にないだろう。誰でもいい。全日本プロレスの諸君、俺がリングを用意するから。きたる4月の青森大会に」
◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ王座決定戦/60分1本
○秋山準(9分28秒 片エビ固め)XKENSO
※リストクラッチ式エクスプロイダー
☆秋山が第15代王者となる【試合後の秋山】
――これからGAORAのベルトを秋山選手なりに光らせていくことになるが?秋山「そうですね、ちょっといろいろ考えて。ファンの人にも喜んでもらえるようにしていこうかなと思っています」
――白GHCのベルトを巻いていた時期もあったが、ファンの想像を超えるような展開を考えていくと?
秋山「面白いようにできればなと。最近、社長になって、僕の頭もハチャメチャ感がなくなってきてるんで。このベルトの時はちょっとハチャメチャに。どうしても、型にはまってやることばっかり考えているんで、これの時はハチャメチャに。『なんだそれ?』っていうぐらいのハチャメチャ感でやりたいなと思いますけど。1回固まりかけたこの頭をもう1回解きほぐすのはなかなか難しいかもわからないですけど、そうやりたいなと思います」
――社長業のストレスをそれで発散する?
秋山「いやいや。ストレスはないです。みんないろいろと頑張ってくれますから」
――具体的なアイディアは?
秋山「試合をやる前にも言ったんですけど、認定書を読んでもらったり、認定書にそのまま両者がサインしてファンの人にプレゼントしたり。もしかしたら、ファンの人に『次のルールはなんだ?』って言うかもわからないし。僕と誰かがやる時に『ルールは何がいい?』って聞くかもわかんないし。もちろん相手の要望を聞くかもしれないし、もしかしたら僕が突っぱねて、ガチガチのルールになるかもわからないし。もしかしたらシングルだけど、4人でやって4WAYとか、タッグマッチでも押さえたヤツがチャンピオンとか、やることはやろうと思えばいろいろあるんで。とにかく他のベルトとは違うような形にしないと。どうしても被っちゃうんで。普通にPWFルールで、1、2、3で終わると言ったら他のベルトと一緒で被っちゃうんで。それと違うような形にしていければ。もしかしたら、年末にはミスター・クリスマスもこのベルトのために帰ってくるかもわからないし、マスクド・バーニングというのもいるんですよ。もしかしたら、そいつも出るかもわからないし。でも、そういうヤツが出ても、ニタの挑戦だけはNGです。それだけは頑なに。ニタはEvolutionがやると思うので、また違うなにかを見つけていきます」
――最後に握手をしていたが、KENSO選手はどうだった?
秋山「久しぶりに船橋から出てきてくれて。消防活動も忙しい中、よく来てくれたなと。あいつも上背があって、使いようによっては全然使える選手だと思うんで、そこはまたちょっと考えます。彼さえよければ、また船橋から出てきてもらって。今、元自衛官の青木、元警察官の岡田がいて。あいつは消防団員なら全員揃うっていうね。そうしたら、全部ができるっていう。あいつにはそれまでしっかり消防団員として活躍してもらいたいなと思います」
【KENSOの話】「非常に濃い、現代のプロレスとまったく正反対の、本当に不器用な…あれがプロレスだと思った。本当はこういうゴツゴツした戦いがおそらく今の全日本もそうだけど、次は世間の中心に立つのはこういうプロレスなんだろうなと思います。よかった。久しぶりにいいプロレスができたと思います。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第42代王者]○石井慧介(14分0秒 体固め)[挑戦者/Jr.BATTLE OF GLORY優勝者]X岩本煌史
※ニールキック
☆石井が3度目の防衛に成功(試合終了後、佐藤光留が登場)
佐藤「石井選手。今まで親しみを込めて石井ちゃんと呼んでましたが、今の試合を見て、敬意を込めて呼ばせていただきます。世界ジュニアチャンピオン・石井選手! ぜひ僕の挑戦を受けてください。紛れもなく、今の全日本プロレスのジュニアの象徴はあなたです。ですが、ずっとこの場所にいる我々も負けるつもりは一切ありません。それはリング上もそうですが、この挑戦内容もそうです。ただの挑戦表明じゃないですよ。全日本プロレスの全てのタイトルマッチの歴史を暗記している石井選手に、27年ぶりに行われる場所でタイトルマッチを要求します。1990年4月9日以来、僕の地元・岡山でそのベルトに挑戦させてください。次期シリーズ、2017年4月28日、オレンジホールで僕と世界ジュニアを懸けてタイトルマッチをしてください」石井「佐藤光留選手。自分は前からこのリングであなたとシングルマッチをやりたいと思ってました。だから、日にちとか場所とかどこでもいいですよ。岡山でやってやります」
【石井の話】「これで決着ついたんで、次期挑戦者・佐藤光留さんに決まりましたけど、自分はシングル一回やっていて、タッグも含めてあの人に勝ったことがないんでね。倒したいと思ってましたし、昔DDTでは凄く縁があったんで、その縁がある同士、全日本でも戦いたいと思ってたんで、世界ジュニアという舞台で当たれることは待ったかいがあったというか、凄くいいシチュエーションでできるかなと思いますね。(佐藤が要求していた岡山も含めて受けると?)僕は岡山の理由、試合直後で、全然何で岡山県なんだろうと思ったんですけど、僕は岡山県は岡山武道館もありますし、岡山の会場も好きなんで、そこでやろうと。岡山県も好きなんで。(岩本については?)凄く力つけてきてたし、払い腰とかヒザとか、あと一発一発重かったですね。頑丈だし。強かったけど、やっぱり僕はもうすぐキャリア9年。こういうのを意地っていうんでしょうね。負けてたまるかっていう。このベルト手放したくないんで。今、人生最高な…アジアタッグ獲った時もそうでしたけど、今、凄く充実してるというか、自信に満ちてるんで、そう簡単に負けないですよ」
【岩本の話】「悔しい…。悔しい…。クソ。向こうが強かっただけです。それ以上、何もないですよ。出直します」
◇第7試合◇
▼The Road to 2017Champion Carnival〜anthology〜/60分1本
○大森隆男 ゼウス ボディガー(10分16秒 エビ固め)宮原健斗 ×石川修司 KAI
※アックスボンバー(試合終了後)
大森「ご覧の通り今年のチャンピオン・カーニバルはこの俺がゲット、ワイルドしてやるぜ!」と宣言すると、「もうチャンピオン・カーニバルはすぐそこまできている、いや、もう始まっている。そして優勝するのはこの俺、大森隆男だ!今日は後楽園大会、最後までご観戦ありがとうございました。ワイルドに! いこうぜ!」【宮原の話】「もう始まってるね、チャンピオン・カーニバルが。敵も味方もないよ、こんな試合。まぁチャンピオン・カーニバルも2017年の主役を獲るためには、あの冠を獲らないとね。2017年も主役になりたいから、貪欲に三冠チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバル、開幕からトップギアでいきたいと思います。(KAIに宣戦布告された形だが?)まぁチャンピオンだから主役に関わりたい気持ちはわかるよ。主役に触れたいのもわかるよ。楽しみがひとつ増えたね。チャンピオン・カーニバル、優勝するのはこの俺、宮原健斗だ」
【石川の話】「まぁ3つ獲られたけど、まだ復帰2戦目で、やっぱり打撃に対する対抗力とか投げ技に対する受身とかが落ちてるんで。今日はいい糧なんでね。やっぱり大森隆男のアックスボンバー、食らっちゃいけない技だなと。それがわかっただけでも今日はいいです。来月のチャンピオン・カーニバル、初戦で諏訪魔戦でしょ。いきなりMAXみたいなもんだからね、そこで勝てば全勝で。チャンピオン・カーニバル全勝で制しますよ」
全日本の新シリーズが開幕、セミでは「Jr.BATTLE OF GLORY」を優勝した岩本が石井の保持する世界ジュニア王座に挑戦、石井vs岩本は2月18日千葉大会での公式戦で対戦し両者KOに終わっていることから、事実上の決着戦となる。
序盤はグラウンドで互いに出方を伺うも、場外戦で石井が鉄柵を挟んでのスリーパーで絞めあげ、ネックブリーカードロップの要領で岩本の後頭部を鉄柵に痛打させると、リングに戻ってから首攻めを展開して先手を奪い、岩本もコーナーからの攻撃を狙う石井を阻止しようとするが、コーナー上でのフロントスリーパーで捕らえた石井がエプロンから飛び降りてコーナーへ岩本の顔面を直撃させると、ミサイルキックからのフライングヘッドシザース、顔面へのフロントハイキックの連発と岩本の首を攻め立てる。
しかし3発目をキャッチした岩本はエルボーで反撃し、みちのくドライバー、バックエルボー、ニードロップと猛ラッシュをかけ、エルボー合戦を競り勝つが、石井もドロップキックからコーナーからのダイビングネックブリーカーを狙うと、阻止した岩本がエプロンでの大外刈りを敢行、リングに戻ってからブレーンバスターからネックスクリュー、だが石井もフロントハイキック、ジャーマンと譲らず、両者ダウンの後で石井のフライングヘッドシザース狙いを岩本はハリケーンドライバーで叩きつけてからニーアッパーで突き刺す。
岩本はラリアットからジャーマンを狙うが、石井は巻き投げで返すとフランケンシュタイナーを決めるが、キックアウトした岩本も孤高の芸術で応戦して肩固めで捕獲も、振りほどいた石井はニーリフトを浴びせ、ムーンサルトニードロップを投下する。
石井はエルボーを繰り出す岩本に野球チョップで応戦すると、延髄斬り、側頭部へのスライディングニーを炸裂させてからタイガースープレックスを決め、岩本は必死でキックアウトするも、最後は石井のニールキックが炸裂して3カウントとなり王座防衛となった。試合後には第3試合で渕を降した佐藤が登場し、石井に敬意を表しつつ4・9佐藤の地元である岡山での挑戦を表明し、石井も受諾した。石井と佐藤はDDTで対戦、また組み合った仲でもあるが、今度は佐藤がDDTではなく全日本の代表として石井に挑戦し、地元・岡山の挑戦と自ら背水の陣を敷く形で挑戦となった。
また第6試合ではWRESTE-1の黒潮"イケメン"二郎の王座返上により空位となったGAORA王座決定戦が行われ、秋山と元王者のKENSOが対戦。
序盤からKENSOはビックブーツから張り手、首固めとエンジン全開で攻め込むが、再度のビックブーツをかわした秋山は丸め込み、KENSOは場外戦を仕掛けイス盛りの上へのブレーンバスターを狙うが、秋山は投げ返しKENSOは大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ったKENSOはDDTから再度場外戦を仕掛けるとエル・アギラ・インペリアルを発射するが見事に自爆となってしまうと、リングに戻ってから秋山はランニングニー、足四の字で絞りあげ試合を有利に進めていく。
劣勢のKENSOは串刺しニーからジャーマンで投げるが、KENSOも意地で起き上がってジャーマンで投げ、応酬となるが、秋山がジャンピングニーを炸裂させるとエクスプロイダーで勝負に出ると、秋山はランニングニーを狙うがKENSOはラリアットで迎撃して葉隠れを炸裂させる。
KENSOはブレーンバスターを狙うが、秋山が投げ返すとランニングニー、エクスプロイダー、そしてリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い王座を奪取、試合後もKENSOを称えて握手でノーサイドとなった。
チャンピオンカーニバルから不参加を表明しGAORA王座になった秋山の狙いはかつて同王座をNOAHで制定した白GHC王座化することのようだ。秋山がGAORA王座を自身のカラーに染め上げるか注目である。また第4試合では諏訪魔が野村をラストライドで降すも、かねてから登場を予告していた大仁田厚の化身、グレート・ニタが登場し「チキン」呼ばわりされたことで激怒した諏訪魔が5月28日茅ヶ崎で開催されるEvolution興行に大仁田軍の参戦を要求すると、ニタに頭巾は剥ぎ取ったところで諏訪魔は毒霧の直撃を受けてしまった。ニタは4月19日の青森大会にも登場を予告したが、チャンピオンカーニバルの最中なだけに、ここで大仁田=ニタに構うどころではないのだが・・・
最後にチャンピオンカーニバルの組み合わせが発表された。
[出場選手]
▼Aブロック
・宮原健斗(4年連続4度目の出場/現三冠ヘビー級王者)
・関本大介(2年連続3度目の出場/2016年優勝/現BJW認定世界ストロングヘビー級王者)
・ゼウス(4年連続4度目の出場/2016年準優勝/現世界タッグ王者)
・ジョー・ドーリング(2年ぶり7度目の出場)
・ジェイク・リー(2年連続2度目の出場)
・崔領二(2年連続2度目の出場)
・KAI(4年ぶり2度目の出場/2013年準優勝)
▼Bブロック
・諏訪魔(2年ぶり12度目の出場/2008年優勝/2006、2012、2015年準優勝)
・大森隆男(7年連続14度目の出場/2014年優勝/2000年準優勝)
・野村直矢(2年連続2度目の出場)
・石川修司(初出場)
・真霜拳號(3年連続3度目の出場/現CHAMPION OF STRONGEST-K王者)
・ボディガー(3年連続3度目の出場/現世界タッグ王者)
・橋本大地(初出場)[公式戦日程]
☆4/16(日)東京・後楽園ホール 12:00開始
▼Aブロック
宮原vsジェイク
ジョーvs関本
ゼウスvsKAI
▼Bブロック
諏訪魔vs石川
ボディガーvs真霜
野村vs大地☆4/18(火)福島・ビッグパレットふくしま(郡山) 18:30開始
▼Aブロック
ゼウスvsジョー
崔vsKAI
▼Bブロック
大森vs真霜
ボディガーvs大地☆4/19(水)青森・八戸シーガルビューホテル体育館 18:30開始
▼Aブロック
関本vs崔
ジェイクvsKAI
▼Bブロック
大森vsボディガー
真霜vs大地☆4/20(木)宮城・夢メッセみやぎ 西館ホール(仙台) 18:30開始
▼Aブロック
関本vsジェイク
▼Bブロック
諏訪魔vs野村
ボディガーvs石川
大森vs大地☆4/22(土)東京・品川プリンスホテル ステラボール 18:00開始
▼Aブロック
宮原vsジョー
ゼウスvsジェイク
▼Bブロック
諏訪魔vs真霜
野村vs石川☆4/23(日)新潟・アオーレ長岡 17:00開始
▼Aブロック
宮原vsKAI
ゼウスvs崔
ジョーvsジェイク
▼Bブロック
諏訪魔vs大森☆4/25(火)愛知・名古屋国際会議場 18:30開始
▼Aブロック
宮原vs関本
ジェイクvs崔
▼Bブロック
石川vs大地
大森vs野村☆4/26(水)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場 18:30開始
▼Aブロック
宮原vsゼウス
関本vsKAI
▼Bブロック
諏訪魔vsボディガー
石川vs真霜☆4/28(金)岡山県卸センター オレンジホール 18:30開始
▼Aブロック
宮原vs崔
ジョーvsKAI
▼Bブロック
野村vsボディガー☆4/29(土・祝)広島・マリーナホップ 18:00開始
▼Aブロック
ジョーvs崔
ゼウスvs関本
▼Bブロック
大森vs石川
諏訪魔vs大地
野村vs真霜☆4/30(日)福岡・博多スターレーン 16:00開始
▼優勝決定戦
Aブロック1位vsBブロック1位今年は最終戦は優勝決定戦のみとなったが、注目カードは開幕戦の諏訪魔vs石川、大阪での石川vs真霜などチャンカンならではの組めないカードが目白押しとなった。
メインではチャンピオンカーニバル前哨戦が行われ、試合はファイヤーサンダーを狙う石川に背後に着地した大森がスライディングアックスボンバーからアックスボンバーで勝利、試合後は宮原はKAIと睨み合いとなり、大森が「ワイルドで行こうぜ!」と大会を締めくくった。なお宮原vsKAIは23日の長岡大会で組まれている。【全日本】岩本奪還ならず 石井が世界ジュニアV3、佐藤迎撃へ▼元王者KENSO撃破 秋山がGAORA王座初戴冠▼ニタ出現 諏訪魔がEvolution興行・茅ヶ崎大会への参戦を要求▼KAIが宮原に宣戦布告…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/50RMWeFbKI
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年3月12日後楽園ホール大会終えた。
敵も味方もないよね…
春の主役に向けて始まったな。
3月も各会場で会いましょうね。
ありがとう!後楽園!#ajpw #春 pic.twitter.com/lYvYH4CaGl
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年3月12日15th GTC pic.twitter.com/dm53vGLaPS
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年3月12日試合終了。今日も山ほどいろいろあったぜ全日本。それを引っくるめてパイルドライバー原宿でお店番どす。遊びに来て来てこいさんまん!!
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年3月12日全日本プロレス後楽園終了☆新日本時代以来に喰らったヒロ斎藤さんのセントーンは強烈だったぁ(>_<)世界ジュニア選手権を見届けて急いで練馬coconeriホールへ
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年3月12日全日本プロレスでヒロ斎藤さんのセントーンをくらった。
強烈でした。
でも一つ夢が叶いました。
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2017年3月12日 -
SUSHIが全日本ラストマッチもフリーとして継続参戦へ・・・諏訪魔がDNM軍を返り討ちもブラックⅦが近藤修司投入を予告!
1月28日 全日本プロレス「全日本プロレスまちおこしスペシャル チャリティー鳩山町大会〜鳩山町を進化させちゃうぞ!オイッ!!〜」埼玉・鳩山町中央公民館 455人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○青柳優馬(9分48秒 逆エビ固め)X岡田佑介◇第2試合◇
▼20分1本
○井上雅央(7分55秒 横入り式エビ固め)X不動力也◇第3試合◇
▼30分1本
大森隆男 ○田村和宏 風戸大智(10分50秒 体固め)×中島洋平 岩本煌史 土方隆司
※顔面蹴り◇第4試合◇
▼SUSHI壮行試合/30分1本
○秋山準(11分46秒 体固め)XSUSHI
※リストクラッチ式エクスプロイダー【秋山の話】「(退団するSUSHI選手の最後の相手となったが?)相変わらず、最後まで変わらず。技も転げ落ちるし、相変わらずですね。でも最後まで自分のスタイルを失敗したとはいえ変えずに、会場を明るくして、俺もそう思ってたし、よかったと思いますよ。別に全く上がらないというわけじゃないんでね。3月も決まってるし、その先もあいつとスケジュール調整して、彼が大丈夫な時はたぶん上がってもらうことになると思うし。本人もいろいろ外にも、芸能とか今しかできない動きを外の団体含めてやっていったほうがいいと思うから。気持ちは僕もわかるんでね。そんなしんみりするような、『笑顔をありがとう』とか、これそんなんでもないのになって感じですよ。本人もたぶんあれをみて引っ込みつかなくなったんじゃないですか。ここまでやってもらったら引退するしかないだろうって(笑) 今日で退団ということで、本人のこれからの成功を祈ってます。またアドバイスすることもあるでしょうし、頑張れと」
【試合後のSUSHI】
SUSHI「リング上でも言いましたけど、僕がフリーになるからって今日の試合で秋山さんからフリー厳しいぞ、こんなもんじゃないぞっていうのを攻撃を通して、頑張って来いというのをしていただいたように思います。今までやった秋山さんとのシングルのどれよりもきつい攻撃でした。受けたことないきつい攻撃でした。フリーになっても全日本プロレスには上がりたいと思いますし、僕は全日本プロレス、何があっても大好きです。それは変わらないです。秋山さんがいるし、諏訪魔もいるし、青木さん、健斗、若いのもいっぱいいるし、僕はそんな全日本プロレス大好きです。だから引退するわけでもないし、喧嘩別れでもないし。でも自分にも新しくやりたいことができたので、それも一緒に頑張っていきたいというだけの話なんで、これからもプロレスラーSUSHIとして頑張っていきたいと思います」――所属としての最後の試合を終えて気持ちの変化は?
SUSHI「あぁ、もうここの所属じゃないんだなと思って、自分から言い出したことなんですけど、寂しかったですね」
※ボンバー斉藤レフェリーが花束を手にやってきて
斉藤レフェリー「SUSHI選手、今までありがとうございました」
※斉藤レフェリーが花束を渡して去ると
SUSHI「引退するんちゃうからね。でもこうやってみんなから構ってもらうのも最後なんだなと思うと寂しいですね。いろんなちびっ子に夢与えたい…」
※秋山が通りかかり
SUSHI「ありがとうございました。今日は」
秋山「引退? 」
SUSHI「引退はしません」
秋山「ご苦労さん」
SUSHI「引退せぇへんわ!」
秋山「あんなの引退やろ完全に」
SUSHI「引退はせぇへん」
秋山「引退はせんのか?」
SUSHI「せぇへん」
秋山「じゃあ、またよろしくな」
SUSHI「こちらこそ、よろしくお願いします。ありがとうございました。こういうのもSUSHIっぽいやろ。試合でコケたんもそう。SUSHIっぽいやろ。最後の最後でこけるってどういうことや。これからもこのSUSHIらしさを出して、ちびっ子にも夢を与えて、いろんなところで頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ゼウス 崔領二(17分08秒 片エビ固め)ジェイク・リー X野村直矢
※ジャックハマー◇第6試合◇
▼30分1本
○宮原健斗(14分19秒 体固め)X吉江豊
※ブラックアウト◇第7試合◇
▼60分1本
○諏訪魔 青木篤志 スーパー・タイガー 佐藤光留(17分21秒 体固め)長井満也 ブラック・タイガーVII 高岩竜一 X南野タケシ
※ラストライド(試合終了後)
諏訪魔「本日は全日本プロレスまちおこしスペシャルチャリティー鳩山大会、多数ご来場ありがとうございます。2年ぶりにこの鳩山町に帰ってくることができました。ハートン(鳩山町のゆるキャラ)、今日は会えてうれしかったよ。本当に今回、帰ってこれて本当に俺、感無量です。本当にありがとうございます。また鳩山町、かえって来たいと思うんですが、皆さんどうですか?絶対帰って来たいと思います。それまで皆さん、応援よろしくお願いします。Evolution、鳩山町をもっともっと盛り上げるぞオイッ!」【試合後の諏訪魔、ブラックVII】
諏訪魔「長井のヤロー、ハートンに手を出しやがる。ふざけんんなって。ハートンに手を出すってことは町に手を出してんのと一緒だぞ。そのへんわかってねぇな。でも勝ってハートンを守れたんでね。それはうれしく思うし、2年ぶりに鳩山町に帰ってこれたのが凄くうれしいし、覚えていてくれたのがまたうれしい。やっぱりいいな。根付いてやるってのはいいことだな。まだまだますます鳩山町を進化させていきたいなと思います。それが率直な感想です」※ブラックVIIがやってきて
ブラックVII「諏訪魔、オイ。俺たちが今日負けたんだ。責任持って俺を全日本プロレスに入れろ。約束は守れよ。興味があるから来てんだ。強がってんだ。そういうことだ。絶対入れろよ、責任持って全日本に。約束守れよ」
諏訪魔「変な責任、押し付けんじゃねぇよ」
ブラックVII「お前が言ったんだろ」
諏訪魔「俺はそんなこと言った覚えない」
ブラックVII「じゃあ俺と一緒に組んでWRESTLE-1出て……諏訪魔、お前が出ないんだったらな、次は全日本プロレスに近藤修司連れてきてやるよ。全日本に腰すえてやれってことは、俺のことを引き抜いてるんだろ? だったらお前が責任持って入団の段取りをつけとけよ!(と去る)」
諏訪魔「そういうことは全く。今は全日本のリングに集中するのが俺の第一にやるべきことだと思うし、とにかく周りが騒がしい。今日はそういうあれじゃなくて、町を盛り上げるのが第一のテーマだし。どうせ今日の試合の条件、わがままばっかり言ってるよな。ブラック・タイガーVII。俺はそんな条件出した覚えないよ。やりたいならどんどん来ればいいよ。いくらでもケリつけるから。俺は戦うのみ」
すわまおこし鳩山大会のメインで諏訪魔率いるEvolutionがDARK NIGHTMARE軍と8人タッグで対戦、ブラックⅦは「Evolutionの誰かが負けた場合、諏訪魔、NOSAWA論外と一緒にWRESTLE-1出ようぜ」(なおブラックⅦはNOSAWA論外とはあくまで無関係)と要求したのに対し、諏訪魔は「俺らが鳩山で勝ったら、あいつの中身の人間がWRESTLE-1をやめて、DARK NIGHTMAREに集中した方がいい」と要求を突きつけ対戦となった。
試合はDNM軍が奇襲をかけて開始となり、場外戦へとなるが、リングに戻ると諏訪魔が長井にフライングショルダーを発射、Evolutionは青木と佐藤が南野を捕らえて先手を奪うも、再び場外戦になるとDNMが形勢を逆転して、リングに戻ってからはブラックⅦが佐藤を捕らえ、高岩が腕固め、南野が手に噛みつきから腕十字、長井のチェーン攻撃と蹂躙する。
DNM軍は佐藤に4人がかりでストンピングを落として、ブラックⅦがグランド卍からクロスフェースへと移行して佐藤を追い詰めにかかり、交代を受けた長井もニーリフトから魔界ドライバーで突き刺す。
しかし佐藤はブラックⅦのブレーンバスター狙いを投げ返すと、ジャンピングハイキックを浴びせてから青木へと交代、青木も串刺しラリアット、高速ブレーンバスター、低空ドロップキックと続き、バックドロップで投げる。
共に諏訪魔と長井に交代し、長井のニールキックに対して諏訪魔はキャプチュードで投げ、ラリアットからフロントスープレックスと畳み掛けてからラストライドを狙うも、長井が堪えて延髄斬りを放ったところでDNM軍が入ってトレイン攻撃から、南野がスワントーンボムを投下、しかし続けてのラリアットは高岩に誤爆すると、長井とブラックⅦにはダブルチョップを乱打してからショートレンジのラリアットで排除する。
勝負と見た諏訪魔は南野にローリングラリアットを浴びせると、バックドロップからラストライドで3カウントを奪い、Evolutionが勝利を収めた。
試合後はブラックⅦがマスクを取る仕草を見せるが取らずに退場、最後は諏訪魔「Evolution、鳩山町をもっともっと盛り上げるぞオイッ!」と勝どきを挙げて大会を締めくくった。DNM軍が敗れ諏訪魔のWRESTE-1参戦がなくなったと思いきや、バックステージではブラックⅦが全日本入団を要求し、諏訪魔が拒否すると今度はWRESTE-1の近藤修司を連れてくることを示唆した、諏訪魔と近藤は近藤の全日本在籍時にディストラクションとしてタッグを組んでいた仲、全日本分裂時にタッグは解消となったが、果たして近藤は全日本に現れるのか・・・?
第4試合では全日本退団を表明したSUSHIの壮行試合が行われ、SUSHIはドロップキックで秋山を場外へ追いやりトペを狙うもフェイントで牽制、リングに戻った秋山にチョップやエルボーで攻め込むが、秋山はジャンピングニーで反撃すると場外戦に持ち込み、DDT、ブレーンバスター、ボディースラムと容赦なく痛めつける。
リングに戻っても秋山は逆エビ固め、パイルドライバー、ニーリフトの連打で追い詰めにかかるが、SUSHIもブレーンバスター、地獄突きとクロスチョップの交互攻撃と猛反撃する。
しかしSUSHIはスワンダイブ式ミサイルキックを狙うとバランスを崩して転落し失敗、これを逃さなかった秋山はニーリフトを連打、だがラリアットをかわしたSUSHIはニールキックを浴びせ、ラリアット、高速ブレーンバスターと畳み掛けてからダイビングヘッドバットを投下する。
勝負に出たSUSHIはTEKKAMAKIを狙うが、秋山はカウンターのラリアットで迎撃しランニングニーを浴びせるが、「これで終わりか!?」とSUSHIに迫りエクスプロイダーを狙うも、堪えたSUSHIはラリアットで反撃しTEKKAMAKIを狙うが、秋山はニーで迎撃する。
秋山はニーリフトの連打からエクスプロイダーを決め、SUSHIはカウント2でキックアウトするも、秋山はむき出しニーからのリフトクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後に秋山はSUSHIが3月からもSUSHIがフリーとして参戦することを発表、SUSHIは秋山に感謝し深々と頭を下げた。秋山が慕う三沢光晴もNOAH社長時には高山善廣や池田大輔などが円満に退団していったが、以降フリーとしてNOAHに参戦させていた。それを考えると秋山は三沢らしくなっていくのかもしれない。【全日本】SUSHIが所属ラストマッチで鬼の秋山に完敗も3月からフリー参戦決定▼Evolutionが全面対決でDNM軍粉砕 諏訪魔が鳩山大会継続宣言▼ブラックVIIが諏訪魔に新たな要求「俺を全日本に入れろ」…鳩山大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/MIMBL1mqxA
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月28日鳩山大会終了。
鳩豆うどん、美味しかった! pic.twitter.com/JZaHrC7JNl
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年1月28日全日本・鳩山大会終了。試合の結果は有料サイトでご確認ください。良い引退試合でした。#SUSHIさんは辞めへんでぇ pic.twitter.com/qAdo7OuOMV
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年1月28日本日の全日本プロレス鳩山大会。
場外乱闘中に会場にいた鳩山町のゆるキャラマスコットのはーとんの大きな頭を一発どつく!
すると横にいたスーツを着た関係者らしき人が、「君は何て事をするんだ‼️怒」と私にマジ切れ‼️
なかなか良い怒りっぷりだった。笑
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2017年1月28日てやんでぇ‼︎
鳩山大会多数ご来場&ご声援ありがとうございました!所属ラストマッチ、秋山さんとのシングルマッチ。
おもいっきりぶつかったけどメチャメチャにやられました!秋山さん、めっちゃ強かったし、怖かった…。
秋山さん、シングルマッチしていただきありがとうございました‼︎
— Sushi (@worldwide_sushi) 2017年1月28日これからも、プロレスラーSUSHIとして、精一杯頑張っていきますので、皆様これからもよろしくお願い致します‼︎
てやんでぇ‼︎
— Sushi (@worldwide_sushi) 2017年1月28日全日本プロレス まちおこし鳩山町大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
スシのこれからの成功を祈念しリストクラッチ行きました!頑張れスシ!!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月28日鳩山大会終了。ご家族でBABYMETALの服やタオルを身にまとったお客様ファミリーがいて、目があって、メイトとしての仲間意識が生まれたよ。お話はできませんでしたが、また是非、全日本プロレスにお越し下さい!本日もご来場ありがとうございました。オイッ! #ajpw
— タイガー木原 (@tigerkihara) 2017年1月28日 -
邪道・大仁田退治に秋山、諏訪魔が名乗りも真の敵はカシン?
ただいま2016伊賀プロレス大賞投票受付中です 投票はこちら→ https://t.co/WJ3qCuAGPd 投票お待ちしています! #2016伊賀プロレス大賞 #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年1月13日<プロレス格闘技DXより>
大仁田厚が26日、東京・水道橋の闘道館で会見し、2・19甲府大会への参戦を宣言。全日本側に邪道軍vs全日本軍を要求し、「絶対条件」として秋山準、諏訪魔の参戦を突きつけた。
◇
この日、大仁田はFMW2・24新木場大会のカード発表会見に登場。風邪を引いて声が出ないため、異例の筆談による会見となったが、その途中、予期せぬ事態が起こった。会見場にワイルドセブンのマスクをかぶったケンドー・カシンに酷似した男と、懐かしいライオン丸のマスクをかぶり、全日本のTシャツを着用した小太りの男がいつの間にか乱入。カシン似の男が「襲え! 襲え!」と指令すると、ライオン丸がパンディータに向かってスプレーを噴霧。さらにカシン似の男もパンディータにパウダーを投げつけると、「これが秋山社長からの伝言だよ!」と言い放ってから脱兎のごとく去っていった。
せき込んだパンディータが「今の声、カシンですよ、あれ。絶対カシンですよ」と断定したように、声から判断するとワイルドセブンのマスクをかぶった男がカシンであることは間違いない。それにカシンは1・15博多大会で秋山に向かって「邪道軍と戦うしかないよ、これは。近々あいさつ行こう」と訴えていた。それを実際に行動に移したと判断してよさそうだ。
これを受けて大仁田は全日本に対して仰天要求を突きつけた。「電流爆破の返答もアジアタッグ選手権もなしのつぶて。全日本の誠意が全く感じられない。何が王道なのか疑問だ。王道とは人のまっすぐな道であり、人を馬鹿にしないのが王道の精神なのでは?」と非難した邪道は、2・19甲府大会への参戦を宣言。しかも邪道軍vs全日本軍を要求し、「秋山社長、諏訪魔選手の参戦が絶対条件である」と突きつけ、電流爆破マッチまで条件に付け加えた。
「全日本プロレスの顔であるレスラーたちを邪道のリングに上げるのが俺の仕事だ」というのが大仁田の考え。もし要求が受け入れられない場合は、「アジアタッグのベルトをもう一つ作り、FMWや他団体のリングでも戦い、アジアタッグに俺流の箔をつける」と宣言。「俺たちはマッチメークが組まれなくても2月19日の全日本プロレス山梨大会のリングに必ず上がる」と無法乱入を強行する構えをみせた。
一方、カシン似の男に襲撃されたパンディータも収まらない。「俺もレスラーのはしくれです。やりますよ。やられっ放しで納得いかないですよ」と怒りをあらわ。パンダ王国のベルトを持ち出すと、「このベルトをかけてカシンと全日本でシングルやらせてください。全日本に頼んで下さい。お願いします」と大仁田に訴えた。
ともあれ、大仁田の要求を受けて、全日本が早急に対処する必要に迫られたのは間違いない。
【会見の模様】
▼パンディータ「皆様、今日はFMWの会見にお越しいただき、ありがとうございます。大仁田選手はリング上での毎回の聖水の儀式で風邪を引いて声が出ないということで、この状況で大仁田選手に代わり、私パンダがマスコミさんの対応をさせていただきます。来たる2月24日、新木場大会のカードを発表させていただきます。さよなら大仁田第2弾としまして大仁田厚vsザ・グレート・サスケ。試合形式ですが、ランバージャックデスマッチ。セコンドはみちのく側の選手、FMW側の選手、当日3名ずつくじ引きで決めることにします」▼大仁田(パンディータが代読、以下同)「サスケ選手とは同じ歴史を歩いてきた同志である。これが最後のシングルの戦いになると思います。たまには大仁田もレスリングをしたいと思っております」
▼パンディータ「あとのマッチメークですが、先ほどお配りしたカードで決定しております」
※ワイルドセブンのマスクをかぶったカシン似の男と、小太りのライオン丸がいつの間にか会見場に乱入
▼カシン?「(ライオン丸に向かって)襲え! 襲え!」
※ライオン丸がパンディータにスプレーを噴霧し、カシン似のワイルドセブンはパウダーを投げつける
▼カシン?「これが秋山社長からの伝言だよ!」
※カシン似の男とライオン丸が去ると
▼パンディータ「何すか、あれ? 何でセブンのマスクかぶってるんですか? 今の声、カシンですよ、あれ。絶対カシンですよ。俺もレスラーのはしくれです。やりますよ。やられっ放しで納得いかないですよ。大仁田さん、このベルト、パンダ王国のチャンピオンです。このベルトをかけてカシンと全日本でシングルやらせてください。全日本に頼んで下さい。お願いします。大将お願いします。このパンダ王国のベルトをかけてカシンとシングルやりたいんです。全日本に頼んで下さい。お願いします。このままじゃ引き下がれないです」
▼大仁田「この場を借りまして、全日本プロレス関係のお話をさせていただきます。電流爆破の返答もアジアタッグ選手権もなしのつぶて。全日本の誠意が全く感じられない。何が王道なのか疑問だ。王道とは人のまっすぐな道であり、人を馬鹿にしないのが王道の精神なのでは? こうなったら俺たちの流儀でやらせてもらう。来たる2月19日、全日本プロレスのリング上に登場する。邪道軍vs全日本プロレス軍を要求する。そして秋山社長、諏訪魔選手の参戦が絶対条件である。邪道軍vs全日本プロレス軍のこの試合が行われない時には、アジアタッグのベルトをもう一つ作り、FMWや他団体のリングでも戦い、アジアタッグに俺流の箔をつける。また、アメリカでの防衛戦も行う覚悟である。全日本プロレスに対して、あくまで電流爆破マッチを要求する。俺たちはマッチメークが組まれなくても2月19日の全日本プロレス山梨大会のリングに必ず上がる。俺は現アジアタッグのチャンピオンなのだ。全日本の長い歴史の中でアジアタッグチャンピオンである以上、この要求は凄く自然な要求である。マスコミの方、ご質問のある方は?」
――カシンらしき人間が乱入してきたが?
▼大仁田「あの男のやり方は邪道。邪道といわれる男から見ても邪道。あいつはいつか電流爆破に投げ込んでやる所存である」
――秋山、諏訪魔の参戦を絶対条件とした理由は?
▼大仁田「全日本プロレスの顔であるレスラーたちを邪道のリングに上げるのが俺の仕事だ」
大仁田厚が会見を開き、当初は大仁田vsサスケのランバージャック戦の会見だったはずが、カシンが現れ、秋山からのメッセージを伝えると大仁田側が怒り、2月19日の全日本甲府大会への参戦と、邪道軍vs全日本軍を組み、全日本軍に秋山、諏訪魔が参戦させ、試合形式も電流爆破デスマッチにすることを要求した。
対する全日本側は
【秋山のコメント】「邪道軍とやってやるよ! 電流爆破はやらないからな!! 爆破なくても木端微塵にしてやるからな!」【諏訪魔のコメント】「大仁田厚 よく聞け! 貴様のリクエストに応えて山梨でやってやる。全日本プロレスは裸一貫でプロレスを見せていく団体だ。アジアのベルトの価値も上げないでリング上に余計な物を持ち込んでは次から次に好き勝手やり、リング降りれば言いたい放題なやり方はこの全日本プロレスには正直必要無し。誰が大仁田厚をここまで好き勝手やらせた? 最近、全日本で見る昔出て行った奴等は一体誰が呼んだ? 何でもありになった状況に正直 俺は 腹が立っている。生々しいプロレスやるならやってやる!! 大仁田厚も他の連中も、まとめてぶっ潰してやるぞ! オイッ!!」
と要求を受け入れ秋山と諏訪魔がカシン、井上と組んで大仁田、保阪、雷神矢口、パンディータを迎え撃つことになったが、電流爆破に関してはあくまで拒否する姿勢を貫いた。
邪道軍に対し全日本側は秋山、諏訪魔、カシンと加わるだけでに戦力的に有利だが、肝心のカシンが信用できるかどうかわからない、カシン次第では大仁田の仕掛けた罠に引っかかる可能性も否定できない。
全日本側が勝てば大仁田の電流爆破デスマッチの要求を突っぱねることが出来るが、負けるとなれば大仁田の要求を飲まざる得ない状況となる、見た目全日本が有利でも罠という危険性をはらんでいる。
全日本軍が勝つことで電流爆破デスマッチを拒絶することが出来るか?しかし大仁田より味方であるカシンの方が厄介なのかもしれない。
-
SUSHIが電撃退団!宮原が大森を降し王座防衛!そして秋山は改めて電流爆破マッチを拒否!
ただいま2016伊賀プロレス大賞投票受付中です 投票はこちら→ https://t.co/WJ3qCuAGPd 投票お待ちしています! #2016伊賀プロレス大賞 #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年1月13日1月15日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」 博多スターレーン 850人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○中島洋介(8分26秒 STF)×岡田佑介◇第2試合◇
▼30分1本
田中稔 ○ウルティモ・ドラゴン 石井慧介(13分43秒 ラ・マヒストラル)×SUSHI 吉江豊 新泉浩司◇第3試合◇
▼30分1本
○長井満也 南野タケシ(10分53秒 体固め)青木篤志 ×佐藤光留
※ROD◇第4試合◇
▼30分1本
野村直矢 ○ジェイク・リー 青柳優馬(14分11秒 片エビ固め)崔領二 ×不動力也 丸山敦
※バックドロップ◇第5試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(12分9秒 体固め)×岩本煌史
※ラストライド【諏訪魔の話】「試合は言うことないよ。そんなことよりさ、言いたいこと言わせてもらうよ。最近の全日本プロレス、昔、出て行った人間が多々、顔をみる。そんな状況を俺は静観してたよ。けどさ、いくら静かにしてたって状況は何も変わらない。それだったらよ、当然、出て行った人間もプライドを持ってこだわりがあってやってるんだろ。だったらそれを俺がリングの上で受けたい。そう思うよ。何も状況変わらないんだ。ただ、俺が受けて反響が何もなかったらそれまでだし、あるかないか、それは向こうの思いも俺の思うもスイングするかもしれないし、どうなるかわからない。そういう残った人間の気持ち、そういうものも汲み取ってさ、カードを組んでもらいたいね、全日本には。それが俺の意見だ。(諏訪魔選手の言う出て行った人間は征矢であり、2月参戦が決まっているKAIのことを指している?)それは全日本プロレスが決めればいいよ。こっちは覚悟決めていつでも待ってるんで」
◇第6試合◇
▼30分1本
ゼウス ○ボディガー(13分5秒 片エビ固め)秋山準 ×ケンドー・カシン
※バウンズ【試合後の秋山&カシン】
※秋山が肩を貸してカシンと引き揚げてきてカシン「救急車呼んで!」
秋山「救急車って言ってるぞ!」
カシン「頼みますよ」
秋山「頼みますよって…」
※カシンは控室へ
――カシンが「一度、大仁田のところに秋山さんと会いに行く」と発言していたが?
秋山「何で俺が会いにいかなきゃいけないんだ(苦笑) 俺は電流爆破やらないって。やらない。で、カシンと大仁田さんでやるって、どこにもウチの所属がいない…。(カシンが戻ってきて)大仁田さんとこに会いに行くって言ったんでしょ?」
カシン「生活のためだ、生活のため」
秋山「俺も生活のために全日本でそんなのやっちゃいけない」
カシン「じゃあ、どうするんだ?」
秋山「どうするって、ウチはやらない」
カシン「電流爆破やらない?」
秋山「自分でカシン興行やって電流爆破やれば」
カシン「それはちょっと。とにかく近々あいさつにいく」
秋山「いやいや」
カシン「邪道軍と戦うしかないよ、これは」
秋山「邪道軍って誰?」
カシン「大仁田、保坂、パンダ」
秋山「パンダ!?」」
カシン「近々あいさつ行こう」
秋山「いやいや、行こうじゃなくて。(カシンが花束を渡そうとすると)いらないから。(カシンが花束を投げつけると)オイッ! (カシンが去ると)試合から何から何までやることが全くわからない。世界タッグチャンピオンに俺一人で立ち向かってるようなもの。あれじゃダメだ。生活のためと言ったけど、ちょっといろいろ考えないといけないですね。とにかくウチに、全日本に電流爆破はいらない。何言われてもいらない。記事みたら(大仁田は)懐大きいところをみせて飲み込めって言ってたけど、飲み込んでいいものと悪いものがある。それはたぶん飲み込んじゃいけないものだ。今年45周年を迎えるこの全日本で、いくら過去はみない、未来しかみないといえども、やっぱり先人が築き上げてきたものがあるから。今トップを走ってる人間は未来をみていけばいいけど、俺はここの社長として先人の築いてきたものを大切にしないといけないと思うし、温故知新ですから」
――電流爆破は守らなければいけないものの一線を請えている?
秋山「超えてると思いますね俺は。王道だからといってやっていいことと悪いことがあると思うし、それを守り続けてきた。新日本もやってますよね。でもいくらそれをやって例えばお客さんが入るとなったとしても、そこはやらないと、ずっとやってきたことだから。もしそれをやったら、今まで体と体でぶつかり合うプロレスをみてきてくれたファンの方を裏切ることになると思うし。懐が大きくてもできることとできないことがありますよ」
秋山「(SUSHIについて自ら切り出し)別に何も悪いあれではなく、彼が全日本プロレスの名前が大きいと。芸能活動? いろいろ慰問したりパーティーしたりやるのはやりづらいと。だけど俺としては全日本の名前があった方がいいぞと。俺も全日本の名前がどれぐらい大きいかわからなくて出たことがある。出て初めて全日本の名前の大きさがわかると思うし。本人がそうやっていろいろ考えていくというのであれば、止めるあれもないし。今まではプロレスがあって、慰問とかそういうものがその間に入ってたんだけど、たぶん彼の中で逆転したんだよね。そういう子どもたちに夢を与えたり、催し物をしたりする方が中心にきてというふうになったんだと思う。それはそれで本人が決めることだし、たぶん今あの年ぐらいの奴が一番迷う年だと思うし」
――秋山社長としては「頑張れ」と?
秋山「もちろん頑張れ、それしかない。今、悪い時に出て行くんじゃなくて、いい時に出て行くからね。ファンの人も何で?ってなると思うけど、彼としては前向きなことなんで、たぶん出てから全日本の名前がどんなものかわかると思うし。わからなくて感じなくて成功してくれればそれは一番いいと思うし。(今後、全日本に)まったく出ないということじゃないんで。今までの人は出てないけど、彼の場合はスケジュールを調整して、出るところは出ると思うし。沖縄とかは出るかもしれない。だからまったく出ないじゃなく、考える中心が変わって彼の夢がそっちにできたんだと思うし。だからといってプロレスをおろそかにというか、試合出るからにはある程度、体もちゃんと作ってこないといけないし、それは本人もわかってるでしょうし。頑張れと。俺とやりたいということで、またギッタンギッタンに叩き潰して壮行試合やってあげようかなと」
【試合後のゼウス&ボディガー】
――連夜のバウンスで連夜の勝利を収めて好調そのものでは?ボディガー「そうだね。ニューバウンスがだんだん板についてきて、もう誰が相手でもこの技決めて沈める自信ができました」
――世界タッグのタイトルマッチは未決定だが、誰でも受けて立つ?
ゼウス「今年始めに言った通り、今年の目標の一つが世界タッグのベルトをボディガーと一年間守り続けて、この世界タッグのベルトを全盛期以上に高めていきたい。全日本プロレスのプライドを持って、いろいろ他団体の選手もいるだろうし、そうやって一戦一戦、大切に、ここぞという時はお客さんの期待に応えていくような試合をしたいと思います」
ボディガー「俺たちが過去の名だたる歴史のこの世界タッグベルトを巻いたタッグチームよりも、今までの歴代で一番凄いタッグチームやっていうのを今から証明します。この一年かけて。絶対守り抜くんで、まぁみててください
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(27分56秒 シャットダウンスープレックスホールド)[挑戦者]×大森隆男
☆宮原が7度目の防衛に成功(試合終了後)
宮原「帰ってきたぜ福岡!」(ボディガーが花道から登場)
ボディガー「チャンピオン、防衛おめでとうございます。この一年あんたがそのベルトをずっと守り続けてきたことを俺は素直にリスペクトする。しかし俺もまだそのベルトに興味がある。俺は今年で49になる。親父やけど、今ならまだあんたと互角…いや俺は日本中の親父の期待を背負ってリングに上がってるつもりや。まだまだ若いあんたに負けるわけにはいかん。あんたもこのベルトに興味があるやろ。それやったらこの俺と5冠を巡ってやり合ってもらえませんか? 俺の挑戦受けてください。まぁ、そういうこっちゃ!」宮原「一言な、ボディガー…さん。親父の意地というものをみせてもらおうか。いつでも受けてやるよ!(ボディガーが去る)」もう一回仕切り直します。帰ってきたぜ福岡!皆様のご声援のおかげで何とかV7達成しました。やっぱり2017年、ここ博多も最高マイクで締めくくりたいんですが、そのためには福岡の皆さんの健斗コールが必要だ(健斗コールの大合唱に包まれる)今の気分は最高です。そこで博多の皆さんに聞きたい! 全日本プロレス、最高ですか!?(ファン「最高!」の絶叫)聞こえないなぁ(とその場に倒れ込んでしまうと博多のファンがさらなる健斗コール叫ぶ)全日本プロレス、最高ですか!?(と2度問いファンは「最高!」で呼応。)ありがとう福岡!」
【試合後の宮原】
宮原「何か言葉がすぐ出てこないね。うれしいよね、素直に何か。V7ですか。今日勝ってV7できてよかった」――2017年最初の三冠戦でこれまでの防衛戦同様、苦しい戦いの末に勝利して喜びも大きいのでは?
宮原「苦しくて苦しくて、その先にこのうれしさがあるから、やめられないですね。V7できたから言えることだけど、やめられねぇな。こうやって試合終わっても手拍子してくれて、笑顔でハイタッチしてくれて、飾りなくうれしいよね。凄くパワーもらいました、また今日も。凄いパワーもらった、体に。2017年最初の三冠戦ということで、凄いナーバスになってたんですけどね。そのナーバスが皆さんの笑顔を見たら一瞬で弾けました。2017年は最多防衛記録、全日本プロレス、そしてプロレス界に名前を残す人間だから。その覚悟もあるし、決意もある。決意って何だか調べたら、どんな困難なことも受け入れる。それが決意だそうです。俺はそれを見た瞬間になんか自分の胸に突き刺さるものがあって、俺の決意は揺るがねぇ。プロレス界のナンバー1を目指してこの三冠ベルトを巻いてるんだ。今年、全日本プロレス最多防衛記録をとって歴史に名前を残す。とにかく今日は福岡ありがとう。一言に尽きる」
――歴史に名前を残す意味で、ボディガーが三冠挑戦表明と同時に世界タッグ戦を提案し、5冠争いとなりそうだが?
宮原「5冠だ。初めて5冠に気づいた。そうだよね。世界タッグ獲れば5冠だよね。そうすればまた2017年も俺、目立てるね。目立つの大好きだから。5冠いいね。5冠で最多防衛記録いいね。夢がまた増えました。ありがとう」
【SUSHIの退団会見】
SUSHI「本日は試合前のお忙しい時間にお集まりいただき、ありがとうございます。昨年から自分でずっと考えていたことがありまして、会社と昨年ずっと相談させていただいて決めたことがございまして、今度の1月31日付けをもちまして、私SUSHIは全日本プロレスを退団することになりました。理由といたしましては、自分が新しいことにチャレンジしていきたいという気持ちが昨年から強くなってきまして、芸能関係の仕事もそうなんですけど、あとはちびっ子に夢を…プロレスもそうなんですけど、プロレス以外のこともしながら自分が夢を与えていくような仕事をしたいと思うようになりまして、会社に相談させていただきました。芸能関係の仕事をしていくにあたりまして、全日本プロレスという名前が自分には大きすぎると思うようになりました。全日本プロレスという名前を外すことにしました。今度1月28日の鳩山大会で全日本プロレス所属としての試合が最期になりますが、そこで僕から一つだけお願いがあります。最後にやっぱり秋山社長とシングルで戦わせていただきたいと思います」――芸能関係も含め、具体的に今後決まっていることは?
SUSHI「昨年もやらせていただいたんですけど、ちびっ子が対象なんですけど、コンサートみたいな形で自分も踊ったりとかしながら子どもと触れ合うような形で施設であったりとか回っていく。また、老人ホームに行っておじいちゃん、おばあちゃんと触れ合いをさせていただいたりとか、そういうのが主になりますね」
――プロレス活動については?
SUSHI「まだ決まってはいないんですけど、退団してからフリーという形でやらせていただいて。プロレスと並行してそういう施設回りであったり幼稚園回りであったりを一緒にして、プロレスというジャンルを広めていきたいというのも自分にはあります」
――秋山社長からはどんな言葉をかけられた?
SUSHI「最初は引き止めていただいたというか、全日本プロレスの所属としてできるんじゃないかと言われたんですけど、自分の中で全日本という名前が…自分なんてまだ小さい芸能活動しかできないので、自分にとって全日本プロレスという名前が大きすぎて、名前についていけないというか、最初はまず一人でやっていきたいという気持ちが強くてご相談させていただいたら、最終的には頑張ってこいと言っていただきました」
――所属ラストマッチで秋山戦を希望する一番の理由は?
SUSHI「やっぱり今までの恩もありますし、これから頑張っていきますという決意を自分の体で伝えたい。自分の体で思い切りぶつかっていって、最後に自分の気持ちを伝えたいなと思いました」
まず本題の前にSUSHIが1月28日をもって退団することが発表された、SUSHIは武藤敬司体制から登場したが、分裂騒動に際しては同期の諏訪魔に追随する形で全日本に残留した。
GAORA王座は2度戴冠するものの、世界ジュニア王座には届かず、昨年は50連敗以上など不名誉な記録を残したが、WRESTE-1との対抗戦ではキャラとは違う一面を見せていた。
退団理由は「プロレス以外のこともしながら自分が夢を与えていくような仕事をしたい」としているが、「自分にとって全日本プロレスという名前が大きすぎて、名前についていけない」というのが一番の理由だったのではと思う、現在の全日本はどんどん若手が台頭しており、SUSHIのポジションとすれば厳しい立場に立たされていた。まして昨年は50連敗以上という不名誉な記録、キャラ的に救われていたのもあったが、レスラーSUSHIとすれば納得しがたいものがあったのではと思う。
秋山にしてみばレスラーSUSHIを引き止めるのは当然、勝敗抜きにして観客を沸かせてきたから秋山はそれなりに評価していた。しかしSUSHIにしてみれば中途半端な現状を考えると、全日本を去るしか選択肢がなかった、ここに来ての退団は残念としか言いようがない。博多大会のメインは宮原の保持する三冠王座に大森が挑戦、序盤からフロントハイキック合戦から場外戦となるも、宮原がエプロンからのカーフブランディングで大森の右腕を鉄柵に叩きつけて大ダメージを与え、リングに戻ってからアームロックなどで右腕攻めを展開する。
しかし串刺し攻撃狙いを大森がかわして鉄柱に直撃させると、場外へ逃れた宮原にパイルドライバーで突き刺すが宮原もロープ越しのショルダーアームブリーカーで応戦も、大森はエプロン上でのパイルドライバーで宮原を突き刺し首に大ダメージを与える。
リングに戻っても大森はパイルドライバーで突き刺し、アックスギロチンドライバーを狙うが、宮原はスネークリミットで切り返すも、大森は雪崩式ブレーンバスターからトラースキック、宮原もフロントハイキックで応戦して両者ダウンとなる。
先に起きた宮原は串刺しブラックアウトから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ジャーマンを狙うが、大森はバックを奪ってドラゴンスープレックスで投げ、両者ダウンの後で膝をついたままでエルボー合戦を展開、大森がチョップで制してからアックスボンバーを狙うも、宮原はブロック、しかし大森は後頭部にショートレンジの左腕でのアックスボンバーを炸裂させ、後頭部への串刺しアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛ける。
勝負と見た大森はスライディングアックスボンバーを狙うが、かわした宮原は大森の後頭部にブラックアウト、正面からブラックアウトで炸裂させ二段式ジャーマンからシャットダウンスープレックスを狙うも、堪えた大森はアックスギロチンドライバーで突き刺し、宮原のフロントハイキックをかわしてアックスボンバーを炸裂させる。
宮原はカウント2でキックアウトすると、大森はもう一度アックスボンバーを狙うが、かわした宮原がブラックアウトを連発、それでも大森はエルボーで応戦するも、宮原は頭突きを連発しノーモーション頭突きで大森を黙らせると、最後はブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。セミでは秋山&カシンがビッグガンズと対戦、秋山組が勝てば世界最強タッグでもビッグガンズを破っていることから世界タッグ王座への挑戦に王手がかかる。
序盤からビッグガンズがパワーで秋山を蹂躙するが、場外戦ではカシンがイス攻撃で救出に駆けつけてから流れが変わり、ボディガーを捕らえにかかる。
終盤ではカシンがビッグガンズの同士討ちを誘発して、秋山も入って分断にかかるが、カシンがボディガーをぶら下がり式首四の字で捕らえたところで、ボディガーが強引に肩車で担ぎ、秋山を排除したゼウスが入ってダブルインパクトを決めると、最後はボディガーがリフトアップスラムことバウンズで3カウントを奪い最強タッグのリベンジを果たした。メイン終了後にボディガーが三冠ヘビー級王座に挑戦に名乗りを挙げた、ボディガーはシングルでの実績は大阪プロレスでの天王山2013での準優勝(優勝はゼウス)のみでタッグでの実績がほとんどだが、昨年のチャンピオンカーニバルでは秋山を降しており、全日本に参戦するようになってから試合運びがうまくなったという評判も受けていることから、ここでシングルでの実績を狙っての挑戦か、また世界タッグ王座を含めた五冠の巡っての戦いも示唆していることから宮原&ジェイクのNEXTREAMがビッグガンズの世界タッグ王座に挑戦する可能性も出てきた。
セミ終了後のバックステージでは大仁田厚が全日本マットでの電流爆破マッチを要求したことに関して、カシンは秋山に呼びかけたが秋山はあくまで全日本マットでの電流爆破マッチを拒絶する姿勢を示し、カシンは不満をあらわにした。秋山の言い分はもっともでもあるが、カシンだけでなく大仁田もこのままスンナリ引き下がるとは思えない。
また第5試合では諏訪魔に岩本が挑み、腕攻めを狙う岩本に対して諏訪魔がパワーで圧倒、キャプチュードを決める諏訪魔に対して岩本は孤高の芸術を決め、ジャーマンを狙ったが、堪えた諏訪魔はドロップキックで吹き飛ばしてからラストライドで3カウントを奪い勝利を収め、試合後はWRESTE-1勢を含めた退団組を迎撃する構えを見せた。
WRESTE-1との交流を開始してから全日本にWRESTE-1勢だけでなく、WRESTE-1を去っていった全日本退団組(KAI、稔など)まで参戦するようになってからは諏訪魔は静観する立場を取ってきたが、諏訪魔にしても全日本に留まり守ってきた意地もあり、また征矢やKAI、稔などが上がるようになったことで面白くないという気持ちがあって当たり前でもある。それら対戦するときは容赦ない、それが諏訪魔の考えでもある。ドーリングが復帰したがSUSHIは全日本を去り、秋山にちらつく大仁田やカシンの存在、WRESTE-1やWRESTE-1退団組に対して含むところがある諏訪魔、宮原の長期政権の行方、2017年度の全日本マットも波乱含みだ。
【全日本】宮原が大森を激闘突破で三冠V7 ボディガー名乗りで5冠争いへ▼諏訪魔が岩本に完勝、退団組迎撃を宣言▼カシン発言を秋山拒絶、SUSHIの対戦要求は快諾▼青木&佐藤撃破 長井&南野がアジアタッグに照準…博多大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/ndbQ6dQzih
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月15日V7。ありがとう福岡。 pic.twitter.com/j6Dtnmfwvu
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年1月15日全日本プロレス ニューイヤーウォーズ博多大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
三冠戦、素晴らしい戦いでした!#ajpw #プロレス
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月15日諏訪魔さん強すぎでした。
とても今の僕では無力すぎでした。
ボロ雑巾のようにボコボコになってました。
まだまだ課題は山積みです。
いつかまた諏訪魔さんとシングルやれる時があれば成長したところを見せれるように努力していきます。#ajpw
— 岩本煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年1月15日【SUSHI選手退団のお知らせ】この度、弊社所属のSUSHI選手は2017年1月31日を持って、全日本プロレスを退団、2017年2月1日よりフリー選手として活動する事をお知らせさせて頂きます。 https://t.co/OOpNS7z2dV #ajpw pic.twitter.com/JnYG0UqpCo
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年1月15日てやんでぇ‼︎
本日、1月31日付での、全日本プロレス退団を発表させていただきました。
自分の新しい道にチャレンジする為に決断しました。
全日本プロレス大好きです‼︎それに変わりはありません!
皆様のメッセージ全て見させて頂いています。本当にありがとうございます‼︎
— Sushi (@worldwide_sushi) 2017年1月15日スシについて…僕としては本人が前を向いて行く事なので寂しさも悲しさもありません。頑張って欲しいだけです!
今後やることで成功はして欲しいが…もし、もしダメだったら帰ってこい!て感じです^_^
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月15日SUSHIさん退団は悲しいよ。
まさか博多で辞めること発表するなんてさ。無しにしろよ。
帰って来てくれ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年1月15日SUSHIさん・・・
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年1月15日博多大会終了。
自分の試合は不完全燃焼というか、なんともいえない感じ。
それよりも、SUSHI選手の退団は本当に悲しいし寂しい。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年1月15日博多大会にご来場の皆さま、ありがとうございました!今日の試合は #samuraitv にて放送されます。そして退団が発表されたSUSHIさん。本当に寂しい。けど同じ世界を生きている限り…。その時を楽しみにすることにします。 #ajpw pic.twitter.com/fB1nZwGlqm
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年1月15日 -
ビッグガンズがGET WILDの勢いを止めた!石川修司も三冠取りに名乗り!
1月3日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1061人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○野村直矢(8分15秒 エビ固め)X野村卓矢
※スピアー◇第2試合◇
▼30分1本
渕正信 ○中島洋平 SUSHI(11分36秒 片エビ固め)西村修 ウルティモ・ドラゴン X岩本煌史
※跳後廻蹴【中島の話】「2017年やっと勝ちましたよ。岩本煌史、今日は勝ちましたけど、彼の払い腰…孤高の芸術。あれもカットに入ってもらえなかったら、危なかったかもしれない。だけど、ここで負けたら、俺が全日本に先に入って、揉まれてきた意味がない。そして、もう1人。佐藤光留。昨日、コメントでああだこうだ言ってたみたいですけどね。アモーレ路線? 世界ジュニアの路線から目を背けてる? もう何だって言ってくれて結構だよ。だけどな、俺はアモーレと歩んできた2016年を決して間違っていたとは思えない。だからこそ、それが間違ってなかったと証明するために、ジュニアリーグは見とけよ
◇第3試合◇
▼30分1本
秋山準 ○ケンドー・カシン(6分24秒 エビ固め)木髙イサミ X田村和宏
※秋山のランニングニー(試合終了後、カシンが去っていくと、ウルティモが登場。昨年に続き、自身の30周年記念興行としてメキシコで行う『ドラゴマニア』に秋山の出場を要請、そして、ファンの観戦ツアー開催も宣言。)
ウルティモ「Facebookを見たんですけど、ツアーを一緒に来て、添乗員まで…。一応ツアーは『秋山準と行く』という形で。これは私が勝手にやりました。秋山準と行くメキシコシティ5泊6日の旅。どうですか?」と呼びかけると、秋山も承諾し、試合出場とツアー開催が正式に決定した。 と、ここで昨年も『ドラゴマニア』に出場した中島が参加に名乗り。ウルティモは「中島は去年も来てくれたんですけど、反応がイマイチだったんで…」と断ろうとするが、秋山が「なんとかコイツを…。僕と付き人兼ということで、一緒に連れてってもらえませんか?」と頼み込むと、ウルティモは「じゃあ、彼は現地集合ということで」と条件付きで認めた。すると、秋山は「ツアーの皆さんを現地でお迎えして、皆さんをしっかり楽しませるようにしなさい。お前は自腹で行け!」と通告。場内は「自腹」コールに包まれた。半ばやけくそ気味に、中島は「皆さん、メキシコでお待ちしています!」と絶叫した。
さらに、秋山はキューバ観光までウルティモに頼み込むと、ウルティモは究極のシガーを探しに行くハバナ3泊4日のミステリーツアー開催(限定8名)の開催を宣言。すると、秋山は「中島。お前はキューバまで自腹で来い」と容赦ない命令を出した。)【試合後の秋山&カシン&ウルティモ&中島】
※カシンが先に戻ってくると、リング上のやりとりを聞きながらカシン「社長はほら、ウルティモ・ドラゴンに接待を受けるんだ、接待を。ウルティモ・ドラゴンはいっつもやってんだ。『ドラゴマニア』に。その時の力を持っているヤツを接待して。何とか食い込もうとしてる。それよりも、今日はなんで雅央は来てない。俺が大仁田とやってやるよ、大仁田と。雅央と組んで、大仁田とやってやる」
※カシンが一旦姿を消すが、秋山が戻ってくると再び登場
カシン「社長、俺も連れてってくれよ、キューバに。騙されちゃいけない」
秋山「いや、騙されてないって」
カシン「タダほど高いものはないぜ。タダほど高いものはない」
秋山「わけがわからない」
※カシンが今度こそ去っていく
――カシン選手とのタッグもいいチームになってきたが?
秋山「いや、いいチームって。俺の動きがいいだけじゃないですか(笑)」
――最後はカシン選手にフォールを奪い取られたが?
秋山「まあまあ、そこまで押し込んでいるんだろうから。なんかやってくるけどね。まあ、勝ったからいいけど」
――今年もメキシコ遠征が決定したが?
秋山「メキシコとキューバのセットというリクエストに応えてもらって。今年も5月27日のドラゴマニアに…あ、校長」
※ウルティモが姿を現す
ウルティモ「そう思って来ました。今年は私にとって記念の大会で、去年も参戦してもらいましたけど、現地の感触も非常に良かったので、今年もぜひ来てもらいたいなと。キューバにも一緒に行って、いい旅ができればということで。実はですね、この後にもサプライズ参戦を徐々に発表していきますんで楽しみにしていてください。よろしくお願いします」
――2年連続で招聘するのは珍しい?
ウルティモ「そうですね。なかなかないことです。気が合うんで。どうせなら楽しい仲間と仕事をした方がいいじゃないですか。年なんで。楽しくやりたいなと」
※中島が顔をのぞかせると
秋山「お前、マジで現地集合だから。ギャラから天引きでもいいか?」
ウルティモ「俺は知らないよ」
中島「勢いって怖いですね。でも、光栄です」
秋山「そうだよ。ドラゴマニアだよ」
中島「はい。ありがとうございます」
ウルティモ「ルチャリブレをやりたいんだろ? 去年は社長と全日本プロレスのバチバチの王道の試合をやってたら、顔が曇ってたもんな」
中島「ボコボコにされましたから」
ウルティモ「今年もそうはいかないよ。厳しい道が待ってるよ」
中島「はい」
秋山「ツアーは何日からでしたっけ?」
ウルティモ「25日です。帰ってくるのは6月1日ですね。盛りだくさんでやりますから」
秋山「もちろんバーベキューも」
ウルティモ「バーベキューもやりましょうか」
秋山「お前(中島)はパスでいいから」
中島「いやいや」
ウルティモ「去年は実はプライベートでやったんですけど、いろんな変なことがたくさん起こったんで、今年はオフィシャルでやらないと。よろしくお願いします」
秋山「現地の選手も見れるんでね。去年もそうでしたけど、全日本プロレスにもプラスになることなんで。あと、何も言ってませんけど、僕も25周年なんで。ウルティモ・ドラゴン30周年、僕は25周年イヤーなんで。全日本が45周年。お前は?」
中島「僕は10周年です」
秋山「コイツもありました(笑) みんなね。でも、お前は自腹ね。ありがとうございました」
◇第4試合◇
▼30分1本
○石川修司 崔領二 田中稔(9分57秒 エビ固め)青木篤志 スーパー・タイガー X佐藤光留
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「久しぶりの全日本参戦なんで、今年は全日本でも何らかの形を残さないと上がる意味がないと思うんで。自分が出ててない時に全日本プロレス勢いが増したとか、ついたとかいわれて悔しい部分もあったんで、勢いついてる全日本プロレスの中にもう一回、身を投じて、今度は形を残したいなと思います。(現三冠王者の宮原に勝ったこともあるが?)チャンピオンは日々、進化してると言ってるんで、対象にはならないとは思いますけど、僕も年齢は上ですけど、日々、進化してると思ってるんで、もう一回、しかるべき場所で勝負したいなと僕は思ってます。いつでもやります」
【稔の話】「昨日、久々に3年半ぶりに出て、最後もミノルスペシャルがビシッと決まって、試合後、もし枠が空いてれば(ジュニアリーグ戦に)出たいと言ったけど、速攻で決まったんで。それぐらい全日本さんからも全日本ファンからも求められてると。うぬぼれですけどね。昨日も言いましたけど、全日本時代に出てて、新日本のスーパージュニアは何回も決勝とかいってるのに、全日本のリーグ戦は決勝すらいったことないんで。本当に魔物が棲みまくってる印象があるんで。いい機会なんで、それを克服して。克服したら間違いなく優勝だと思うんで。同じブロック誰がいる、向こうのブロック誰がいる関係なく打倒・魔物。俺は絶対優勝しますよ」
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第42代王者]○石井慧介(16分22秒 体固め)[挑戦者]X青柳優馬
※高角度ダブルアームDDT
☆石井が初防衛に成功【試合後の石井】
石井「いやあ、非常にきつかったですね。プロ格DXを見て調べたんですけど、ロックスターバスターでしたっけ。あれを食らったらやばいと思ってたんですけど、まさかジャーマンを使うというデータは自分になかったんで。しかも連続で来て。本当に意識が飛んで危なかったです。でも、説得力ある勝ち方ができたんじゃないかと思いますし、また1つ自信になりました」――チャンピオンとしてジュニアリーグに臨むことになったが?
石井「もちろんチャンピオンとして出るからには負けちゃいけないし、優勝しなきゃいけないんで。そして、僕がリーグ戦に出るのは2015年以来2度目になるんで。まだ優勝したことないんで、もちろん狙ってますね。さっきブロック分けを見たんですけど、ジュニアリーグも強敵揃い。岩本選手はシングルをやったことないし、田中稔さんも初めてですし。青木さんと竹田選手とはシングルをやって負けている時もあるんで。負けられないです。厳しいブロックだと思いますけど、これを越えなきゃチャンピオンとしてまた格は上がらないんじゃないかと」
――全日本のファンも石井選手を認めつつあるように見えるが?
石井「やっぱりファンに認めてもらわないと。今日は正月の全日本プロレス。過去は2年前に迷惑かけましたけど、今日の防衛戦で全日本プロレスファンに対するアピールができたんじゃないかと思ってます」
【青柳の話】「これだけもう1回言わせてもらいます。今日獲れなくても次。その次がダメでも、またその次。何度でもやって、負けようが、なにがどうなろうが、絶対に立ち上がって、あのベルトを掴む。それだけです!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー(14分58秒 片エビ固め)諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※ブラックアウト◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(19分46秒 片エビ固め)[挑戦者組/2016世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム]×大森隆男 征矢学
※リフトアップスラム
☆ゼウス&ボディガーが初防衛に成功(試合終了後)
ボディガー「新年明けましておめでとうございます。年明け早々、このハードな激闘を制することができて、本当によかったです。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。こんなことだけでまだまだ満足してたらいけないんで。今年はもっともっと上を目指していくんで。皆さん、今年のボディガー&ゼウスに期待しとってください。よろしくお願いします」ゼウス「今年もどうかこの全日本プロレス、そしてゼウス&ボディガーをよろしくお願いします。この後楽園で、メインで、ボディガーのおかげで勝利を飾り、初めてこの試合会場を"ゼウス締め"で…。後楽園の皆さん、今日の機会に覚えていってください。2017年を絶対に最高の年にします。2017年、ぶっ飛ばして行きます! 行くぞ!。人生は祭りやで。ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「今年1年が始まるということで、絶対2017年をぶっ飛ばす。そういう意味で、まず一発目のタイトルマッチ、何とか防衛できました。ありがとうございます」ボディガー「かなり厳しい激闘だったんですけど、本当に2017年、一発目ということで。これを落とすと、本当に調子が乱れちゃうんで。今日は勝てて本当に嬉しかったです」
――ボディガー選手が三冠挑戦者の大森選手から取ったのも大きい?
ゼウス「そうですね。僕は三冠に3回挑戦してるんですけどね。ぜひボディガーに世の中の49歳のアラフィフの方のために、夢を与えるために、機会があったらね」
ボディガー「今年は49。40代最後の年なんで、三冠なんか狙っていきたいなあ…なんて、今日の勝利でそんな気持ちがちょっと芽生えてきました」
――ゼウス選手に5冠を求める声もあったが?
ゼウス「僕は去年から掲げているんですけれども、5冠というものを目指して。まず世界タッグは必ずボディガーと今年守り抜くこと。それが1つの目標。そして、三冠に4度目の挑戦。4度目の挑戦の時は必ず三冠を獲ること。これがもう1つの僕の目標。何個か2017年、プロレスに対して目標を掲げさせていただいたんですけど、それを1つ1つクリアーすることができたら、5冠に自動的になるんじゃないかと思ってます」
ボディガー「本当に今日の勝利は次に繋がる…いろんな意味を含めて、次に繋がる試合になったと思うんで、この調子で今年もバンバンバンバン勝っていって、本当にベルトっていうベルトを全部手にしたい気持ちです」
――後楽園でゼウス締めを披露したが?
ゼウス「実は結構全国津々浦々でメインイベントで試合を組んでいただいて、メインで勝って、本当にいろいろな場所でゼウス締めをさせていただいたんですけれども、長きに渡って後楽園ホールっていうのは、デビュー10年以上経つにして、初めて締めさせていただきました。本当に気持ちいいですね。後楽園というのはプロレスのメッカとも言うべき場所なので、今日は改めて感じましたね」
ボディガー「後楽園で勝つというのはプロレスラーにとって一番嬉しいことだと思うので。年明け一発目、勝てて良かった、本当に。な? 本当によかった」
ゼウス「ありがとう!」
ボディガー「今年もいくで!」
ゼウス「2017、ぶっ飛ばすぞ! 人生は…」
2人「祭りやで! ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
ゼウス「ボディガーの人生は祭りや! ゼウスの人生も祭りや! みんなの人生も祭りや!」
ボディガー「まあ、そういうこっちゃ!」
ゼウス「ボディガー、今日は朝まで飲むでしょ?」
ボディガー「朝まで飲むよ」
【敗戦後のワイルド劇場】
大森「すまねえ」征矢「いや、死力を尽くしたよ。ただ、やっぱり…大森さん、ベルトをもう一度巻きたかった。大森さんと世界タッグのベルトをもう一度巻きたかった。それは偽りでもウソでも何でもない。これは征矢学の本当の気持ちだ。だから、俺も全力で取りにいこうと思ってました」
大森「試合を見れば、そんなのすぐわかるよ」
征矢「気持ちじゃ負けちゃいけないと思ってね。確かに向こうが圧倒的な日本人離れした体、そしてパワーがあるかもしれない。多少なりとも俺はパワーに自信があると思って今までやってきたけど、上には上がいる。だったらなんだよ? 相手を上回る何か。だったら、気持ちしかないんだよ。大森さん、気持ちしかねえんだよ! 俺たちは起用でもなんでもねえ。もしかしたら、プロレスの才能すらないかもしれないですよ、俺は。でも、負けない気持ち、絶対に勝ってやるという気持ちは負けない。絶対に負けない。いいか、2017年、まだ始まったばかりだ。これからだよ。大森さん! もう1つあるんだろ? 大森さんよ。俺もあるんだ。タッグはダメだろうが、もう1つあるんだろ、チャンスは」
大森「チャンスはまだある」
征矢「サンタさんからもらった挑戦権のプレゼント!」
大森「これで、今日負けたことで照準が絞れたってもんよ。負けても絶対相手が思うような弱気なコメントなんか俺は出さねえぞ。今、言った通りだ。負けて今日教わったよ。本当に勝ちたいって気持ちがあるかどうか。それは試合を見てればわかるだろ」
征矢「ちょっと大森さん…。照準が定まったって言ったけど、じゃあ、タッグ獲ったら、シングル負けてもいいやって気持ちだったのか? そういうことじゃないんですか?」
大森「いやいや、違う。そういうことじゃないんだ。前向きに考えると…」
征矢「俺は違いますよ! 俺はタッグを獲って、W-1のシングルのベルトも獲る。そのつもりでいたんです」
大森「俺もそのつもりでいたんだ」
征矢「その計画が丸潰れだ。大森さん、なんか話が違う!」
大森「違う! 今日負けたことによって、もう挑戦できるのは1個しか残ってないわけ。そうしたら、そこに照準を絞るしかないだろ」
征矢「でも、どっちかが獲れればいいって気持ちもあったと?」
大森「ない! 両方獲るつもりでいたもん」
征矢「まあまあ、残りシングルがありますから、狙っていきましょう。照準は1つに絞れましたから」
大森「W-1のベルトを獲って、俺が三冠獲ってさ。そうしたら、合わせて2つじゃん。そうしたら、タッグのベルトと一緒だよ」
征矢「それは会社に失礼じゃないのか? 大丈夫なのか?」
大森「そうしたら、それが世界タッグなんじゃないか?」
征矢「そういうことか。ということは、大森さんが三冠獲ったら、大森さんの三冠は俺のもの。で、W-1のシングルのベルトは俺のもの。それでいいですか?」
大森「そういうことだろ。両方ともお前のものっていうことで」
征矢「いいんですか、それで。大森さんのものはありませんよ」
大森「チームなんだから…。いや、ちょっと待て。なんかよくわからないけど、おかしくねえか。俺が獲ったら、それは俺のものだろ?」
征矢「でも、いいって言ったじゃん?」
大森「それはちょっと違うだろ?」
征矢「OKだって言っただろ!」
大森「試合が終わって、頭がぼーっとしてて、よくわからない…」
征矢「なんだよ、言い訳するんじゃねえよ」
※言い合いをしながら控え室へ消えていく
メインはビッグガンズの保持する世界タッグ王座に2016世界最強タッグを全勝優勝を果たしたGET WILDが挑戦。両軍は12月6日最強タッグの公式戦として青森大会で対戦するも大森がアックスボンバーでボディガーから3カウントを奪いGET WILDが勝利を収めていることから、ビッグガンズもベルトをかけてのリベンジマッチとなった。
序盤はゼウスがチョップ、征矢がダブルチョップと肉弾戦を展開すれば、ボディガーは大森のフロントハイキックに対してショルダータックルで応戦するなど互角の攻防を繰り広げる。
そして大森のエルボースマッシュから征矢も控えのゼウスを強襲、場外戦へと突入しGET WILDはボディガーに場外でのハイジャックパイルドライバーを敢行してボディガーの首にに大ダメージを与える。
リングに戻ったGET WILDはボディガーの首を中心に集中攻撃を浴びせて試合の主導権を握り、征矢も串刺しバックハンドエルボーからブルドッキングヘッドロック、ショルダーネックブリーカーと畳み掛けるが、ワイルドボンバー狙いをキャッチしたボディガーはバックフリップで投げ、ゼウスに交代する。
交代を受けたゼウスは征矢、大森に両腕フライングラリアットを浴びせ、征矢には串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタック、フロントスープレックスと攻め込み、チョークスラムを狙うが、切り抜けた征矢はエルボー合戦から頭突き、ブレーンバスターで投げるも、クラッチを離さなかったゼウスがブレーンバスターで投げ返すと、征矢もクラッチを離さず投げ返し、ゼウスも投げ返してからクラッチを離さず雪崩式ブレーンバスターを敢行、しかし征矢も起き上がりワイルドボンバーを放てば、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンと相打ちとなり、征矢が連打で競り勝つと交代した大森はロントハイキック、ニールキックからアックスギロチンドライバーを狙うが、堪えたゼウスはスパインバスターで返す。
ここでボディガーが入るとフライングメイヤーとフライングラリアットの合体技が決まり、ボディガーが大森に串刺しラリアットからバックドロップを狙うが、堪えた大森が後頭部へのアックスボンバーを連発、雪崩式バックドロップからアックスギロチンドライバーを狙う。
しかし堪えたボディガーは投げ放しのパワーボムを敢行して、ゼウスが入って合体チョークスラムを決めると、征矢も排除してからボディガーが大森をスピアーを放ち、串刺しラリアットを狙うも、征矢が戻ってワイルドボンバーでカットに入ると、同じくカットに入ったゼウスにはフライングワイルドボンバーで排除する。
勝負と見たGET WILDはボディガーにクロスボンバーを決めると、征矢がデスバレーボム、大森がアックスギロチンドライバーと畳み掛け、大森がアックスボンバーを狙うがボディガーがブロックし、大森はならばとショートレンジでのアックスボンバーを狙うが、今度はボディガーがハンマーでブロックしてからハイキックを浴びせ、最後はラリアットからリフトアップスラムで3カウントを奪い大逆転で王座を防衛した。試合後はビッグガンズが「ワッショイ!ワッショイ!」と勝どきを挙げて締めくくったが、ビッグガンズもストロングBJ(関本大介、岡林裕二)から世界タッグを奪取した後で世界最強タッグに臨むも、開幕戦での躓きが響いて早々にリーグ戦から脱落するなど散々な結果に終わり、そして全勝優勝を果たしたGET WILDを挑戦者に迎えたが、チーム力だけでなくキャリアのあるチームに苦戦を余儀なくされるも堂々の防衛を果たした。
第5試合の世界ジュニア選手権は、王座初挑戦となる青柳がエルボー合戦からDDTで突き刺すが、場外へ逃れた石井へのプランチャは自爆、石井はエプロンでのネックブリーカードロップから首攻めを展開し、青柳が場外へ逃れてもスタンド席を区切る鉄板へ叩きつけるなどして青柳の首を痛めつける。
リングに戻っても石井の首攻めが続き、石井が胴絞めスリーパーで絞めあげるが、串刺し攻撃をかわした青柳がミサイルキックで反撃し串刺しバックハンドエルボーからエルボー、ジャンピングエルボー、ダイビングボディーアタックと猛ラッシュをかける。
勢いに乗った青柳はエルボースマッシュから反転式のダイビングボディーアタックを発射するも、かわされて顔面から自爆してしまうと、石井はクロックヘッドシザースで捕獲し追い詰めにかかるが、ロープに逃れた青柳は突進する石井をエプロンへ出してからドロップキックで場外へ出し、トルニージョを炸裂させると、リングに戻してからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しドロップキックからフィッシャーマンズスープレックスと畳み掛ける。
しかし青柳のバックドロップ狙いを着地した石井はジャーマンで投げ、ランニングニーからニールキックを狙うも、ドロップキックで迎撃した青柳はエルボー合戦を競り勝ってからロコモーション式ジャーマンを決め、新技ロックスターバスターを狙うが堪えられてしまう。
石井はニーリフトからフランケンシュタイナーを決めるが、石井もジャパニーズ・レッグロールクラッチで返してから逆さ押さえ込みを決めるも、そのまま回転した石井はオーバーヘッドキックからタイガースープレックスを決める。
石井はダブルアーム式DDTで突き刺すと、腕のクラッチを離さずそのまま高角度のダブルアーム式DDTを決め3カウントを奪い王座を防衛した。また2月から開幕する「2017エキサイトシリーズ~Jr. BATTLE OF GLORY~」の出場選手が発表された
Aブロック 青木篤志 岩本煌史 竹田誠志 田中稔 石井慧介
Bブロック 中島洋平 青柳優馬 佐藤光留 田村和宏 丸山敦
今年は昨年度覇者の青木、準優勝の佐藤、世界ジュニア王者の石井、2年連続参戦の丸山を筆頭に、全日本からは中島や岩本、青柳、FREEDOMSを主戦場にする竹田、HEAT UPの田村、元WRESTE-1の稔がエントリー、昨年エントリーしていたSUSHIはGAORA王座への挑戦が決定しているためエントリーせず、代わりに中島がエントリーとなった。
優勝候補はIWGPジュニア、世界ジュニア、WRESTE-1クルーザーディヴィジョン、ZERO1の二冠ジュニア、FMWジュニアと数々のジュニア王座を奪取してきた稔が本命か?連覇を狙う青木にしても一番の強敵かもしれない。ヘビー級戦線でも第4試合では久々に石川が参戦しスプラッシュマウンテンで佐藤を降した後で本格的に三冠戦線に名乗りを挙げることを明かした、昨年の石川は全日本から一歩引きDDTや大日本を主戦場にしてきたが、三冠戦線に名乗りを挙げたとなるとKAI以上の強敵となるか?
第5試合でも秋山がカシンと組んでアックスボンバーズと対戦も、カシンはイサミのトペをセコンドのSUSHIに誤爆させるなど、相変わらず周囲を振り回すカシンワールドを展開、最後も秋山が田村にエクスプロイダーからランニングニーを炸裂させたところで、試合権利のあるカシンがカバーして3カウントという漁夫の利で勝利も、試合後にウルティモからメキシコで開催されるドラゴマニアへの参戦をオファーされ、秋山も受諾、ウルティモの弟子である中島も参戦に名乗りを挙げたが、自費での現地集合を条件に参戦が決定した。またカシンも自身が井上雅央と組んで大仁田厚&渕組の保持するアジアタッグ王座への挑戦に名乗りを挙げた。
本日も後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!次回は、1/9(月・祝) 横浜ラジアントホール 17:30開始!岡田佑介デビュー戦、アイスリボン提供試合も開催!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #iceribbon #bjw #プロレス pic.twitter.com/XhTKv6WQs4
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年1月3日世界タッグ奪取ならず。身体中痛いぜちくしょう❗ だけど参ってたまるか❗#ajpw #アルプロン #ミドルエッジ pic.twitter.com/dBJg82QnVE
— 大森 隆男 (@omoritakao) 2017年1月4日昨日は全日本プロレスとDDTプロレス両大会で応援してくれた皆様ありがとうございました。
全日本プロレスでは青柳選手相手に初防衛。また自信につながりました。2月のジュニアリーグも燃えてます。
防衛して良い気分でいたら、夜のDDTでは…新たな挑戦者が現れました。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年1月3日後楽園大会にご来場ありがとうございました。
世界ジュニアのベルトを取り戻すことができませんでした。
秋山さんには良く頑張ったと言っていただきましたが、僕が勝って秋山さんにベルトを取り戻しましたと言いたかった。
今日が終わりではない。まだまだ諦めません。#プロレス #ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年1月3日全日本プロレス ニューイヤーウォーズ後楽園大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
負けはしたが、青柳は良く頑張った!これを糧にますます頑張れ!!#ajpw #プロレス
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月3日後楽園大会にご来場の皆様、ありがとうございました!二月シリーズ『ジュニアバトルオブグローリー』の出場が決まりました。去年一年の僕を否定はさせない。そして5.27ドラゴマニアにも”自費”での同行が決定しました!是非現地で合流しましょう! #ajpw #mexco #jbog pic.twitter.com/HbSYeToV3o
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年1月3日本日も全日本プロレス後楽園ホール大会へ。お話しも伺えたので、明日更新の週プロモバイルコラムに書きますね! #全日本プロレス #ajpw #週刊プロレス https://t.co/bkFTigau5D pic.twitter.com/YAD4UqKqK5
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年1月3日 -
ジョー・ドーリングがエンジン全開で堂々の復帰!手負いの大仁田が秋山に洗礼!KAI、稔が古巣参戦!
1月2日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1301人 満員
<アピール、コンメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
<2017年始あいさつ>
秋山準社長「皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年、2017年は全日本プロレス設立45周年の記念イヤーとなっております。今年も全日本プロレスはリング上の戦いを中心に日々上昇していきたいと思っております。本年もご声援よろしくお願いします」(全選手退場後、KAIが登場)
KAIは「皆様、新年明けましておめでとうございます。フリーのKAIです。そして、全日本プロレスファンの皆様、お久しぶりです!また全日本プロレスのリングに2月より上がらせていただくことになりました。秋山社長、ありがとうございます。このリングでやり残したことがあります。それは三冠のベルトを巻くことです。その戦いに入っていけるように日々精進していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」◇第1試合◇
▼20分1本
○青木篤志(9分44秒 アサルトポイント)X岩本煌史【岩本の話】「(所属第1戦となったが?)やっぱり今までは他団体の選手として参戦させてもらっていた時と比べると、所属として全日本プロレスという看板を背負って戦うというのは、心の重圧がかかるもんだなって今、試合をして見て凄く痛感しました。やっぱり古くからあるこの全日本プロレスという大きなところに入ったからには、その名前を全日本プロレスの1人として守っていかないといけないし、もっと世間に名を広げていかなきゃいけないと思うし。『岩本煌史が全日本に入った、よかったね』で終わるだけじゃ僕は入った意味がないと思うんで。『岩本が入って変わってね』じゃなくて、『進化したね』って絶対言ってもらえるようになるまで、僕は結果も残すし、それを試合でお客さんに認めてもらえるように、これからも戦っていきます。(練習環境が大きく変わると思うが?)それで自分自身にプレッシャーをかけることもできるし、高いモチベーションというのを保てるものだと思うんで。それは僕にとって大変喜ばしいことだと思います。(環境によって特に違うことは?)やっていた場所も違えば、教えている人も違うんで、全部違うと言えば違いますけど、やっていることはプロレスという共通のことなので。プロレスというジャンルで共通しているだけで、練習はまた違うんで。今までやってきたことにプラスアルファになるだけなので、僕には得しかないです。(具体的な目標は?)自分はジュニアでやっていくという風に決めているんで。でも、もちろんヘビーにも負けないジュニアに。ジュニアだけで戦うジュニアじゃなくて、ヘビーとも十分戦えるジュニアでありたいし。2月にもジュニアリーグがあるし、世界ジュニアも今はDDTの石井選手に取られているわけなんで。明日、青柳選手が取るかどうかはわからないですけど。だから、ジュニアリーグも取りたいし、世界ジュニアも取りたいし、ヘビー相手にも通用するような戦いもしていきたいですね」
◇第2試合◇
▼30分1本
○青柳優馬 高尾蒼馬(9分56秒 片エビ固め)石井慧介 X阿部史典
※ロックスターバスター◇第3試合◇
▼30分1本
崔領二 不動力也 ○田中稔(9分54秒 ミノルスペシャル)ゼウス SUSHI X中島洋平【稔の話】「2013年の6月30日両国以来ですかね。3年半ぶりに古巣に帰ってきて。まあ、試合前にアップとかしてたら、メンバーも全然違うから懐かしいという感じもしないのかなと思ったんですよ、最初は。でも、いざリングに向かって、リングに上がって、あの全日本のマークが見えたら、なんか懐かしいなっていう。帰ってこないと思ったけど、よかったですね。まあ、いろんなメンバーがいるってさっき言いましたけど、ジュニアのメンバーが凄い充実してて。中島君もそうだし、どの選手ともやりたいんで。先がどうなるかわからないですけど、2月にジュニアリーグ戦とかあるんで、選んでもらえれば優勝をかっさらうと。でも、不思議と全日本時代にリーグ戦に4回出てるんですけど、どんなに調子いい時に出ても、決勝すら行ってないんです。魔物が住みまくっている印象があるんで。それを克服するためにも出たいなという気持ちはあります。お客さんからもブーイングじゃなくて、お帰りと言ってもらえたんで。なぜか洋平君からお帰りって言ってましたけどね。楽しかったです。1月ツアー全部出ますんで、よろしくお願いします」
◇第4試合◇
▼「新春大森祭り」スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○大森隆男 征矢学 田村和宏(6分42秒 片エビ固め)宮本裕向 木髙イサミ X風戸大智
※アックスボンバー(試合終了後、大森は征矢、田村とともに勝ち名乗りを受ける)
大森「2017年、新年早々、これ以上うれしいことはないぜ。このままの勢いで明日の世界タッグ、そして博多の三冠、全部まとめて獲りにいくからよ。よーくみといてくれよ!お前ら、今日はありがとう。これでまた俺たち一つになったんじゃないのか? じゃあ、いつものあれでいくか」征矢「いつものあれって何だ?」
征矢を除く5人「俺たち、アックスボンバーズ!」
【新春ワイルド劇場&田村の話】
大森「だから言ったじゃないか。俺はワイルドであり、そしてアックスボンバーズであり、ノー・フィアーであり、ワイルド・チャイルドで、それが俺なんだよ。よくわかっただろ?」征矢「さっきの2つだけわかりました。アックスボンバーズとGET WILDはわかりましたけど、例えばノー・フィアー、ワイルド・チャイルド。パートナーがあなたのことをパートナーだと思ってないかもしれない」
大森「いや、そんなことはない」
征矢「確認取れたのか? ちゃんと年賀状で出したのか? 出してないだろ?」
大森「気持ちは繋がっている。そういう問題じゃねえんじゃないか?」
征矢「高山さんと中西さんに年賀状出したか?」
大森「正月だからって、年賀状年賀状って時節柄で攻めやがってよ」
征矢「大森さん、よく考えてください。アックスボンバーズでしょ? 世界の使い手…」
大森「そんなことより、田村の髪の毛をどうしてくれるんだよ」
田村「ああ、せっかくセットしてきたのに」
大森「髪が流れちゃったじゃねえか。せっかく正月だっていうのに」
征矢「南の真ん中あたりに赤くなっているヤツがいたぞ。アイツは子供だぞ? いいのか?」
大森「いつもユーが頭に巻いているヘアバンドとは違います」
征矢「あれとは大きさが違うか」
大森「あれを貸してやって、髪の毛を結んでやったらいいんじゃないか」
征矢「そんなんでいいのか。そのうち、田村選手がヒョウ柄のパンツをはくことになるけど、それでもいいのか?」
大森「それはわかんないぞ。お前がHEAT UPのパンツをはいている可能性もあるからな」
征矢「破ったらごめんなさい」
田村「僕はフワフワがほしいです、大森さんの(コスチューム)」
征矢「アックスボンバーズの話に戻していいですか。そもそもアックスボンバーの世界の使い手と言ったら、誰ですか?」
大森「大森隆男だろ」
征矢「もっと有名なヤツいるだろ? アックスボンバーの使い手がいるだろ?」
――ハルク・ホーガン?
征矢「そうだよ! ハルク・ホーガンがアックスボンバーズに入らないのであれば…」
大森「(さえぎるように)いやあ、今日も快勝だね。明日の世界タッグ、そして博多もまとめていくぜ」
※大森が先に去っていく
征矢「おい、失礼だろうが! ハルク・ホーガン呼んでこい。それでいいのか? アックスボンバーズ名乗れるのか?」
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第100代王者組]○渕正信 大仁田厚(11分36秒 逆さ押さえ込み)[挑戦者組]秋山準 X井上雅央
☆渕&大仁田が初防衛戦に成功(試合終了後、大仁田は秋山と秋山とロープを挟んで視線を交錯さる)
大仁田「秋山さんよ、井上選手よ、よく聞け。プロレスは…プロレスは…プロレスは…何でもありじゃ!」
【試合後の渕&大仁田】
渕「やっぱり初防衛できたことは嬉しいね。大仁田厚選手と組んで。初防衛できなかったら本当のチャンピオンじゃないというのは昔から言われてたことだからね。それで凄くホッとしてるという。でも、きつかった。ちょっとあのチームを舐めてた部分があったけど、予想以上で」大仁田「ご迷惑をかけて申し訳ありませんね」
渕「いやいや」
大仁田「もうつくづく思いますね。プロレスは何でもありだねっていう。すいません。レフェリーも5カウント以内だったら、反則も自由ですからね。全日本プロレスには、シークもいれば、タイガー・ジェット・シンも来ましたし、ブッチャーもいましたし、あらゆる悪役のレスラーがいたんですけど、その末端の一番末席に座らせていただいたら、ありがたいなっていう。もうちょっとブーイングをくれるとありがたいんですけど。だけど、すいません、渕さんのお荷物になりますけど、もうちょっと防衛戦を重ねて、引退までこのベルトの価値を高めて、下げていこうかなっていう」
渕「今日はつくづく思ったよ。タイトルを獲った時も、そして今回の試合にしても、彼のスタイルを否定できないよな。テレビで見て初めてわかったんだけど、今日にしても何にしても、彼のヘルプがなかったら、ハッキリ言って負けてたしね。今の俺の実力じゃ。彼はお荷物どうのこうのって言ってるんだけど、前回といい今回といい、助けられたっていう思いがあるから、否定はできないよな」
大仁田「渕さん、お荷物って言ってるけど、お荷物もたまには利用したら、中からドラえもんもポケットみたいにいろいろなものが出てくるから」
渕「今回も肝心なところはそっちでもらってて。逆に言ったら、俺がみっともない姿をさらけ出しちゃって、心配させたんじゃないかって。とにかく彼は腰を痛めていながら、一生懸命ね。こういうことを言っちゃダメだけど、アジアタッグが気になるって言ってね。全日本のためにお客さんを呼ぼうという思いはヒシヒシと感じるんです。マスコミの前でこんなことを言うべきじゃないかもしれないけど、俺は彼と40年以上の付き合いだから。一生懸命、ある面でプロフェッショナルだなって感心するところがありますよ。アメリカでも、彼のエネルギッシュな面で助けられたところがあるから」
大仁田「まあ、全日本プロレスは何でもありじゃないですよ。WWEやWCWがハードコアの世界のECWを飲み込んだように、全日本プロレスも太っ腹で、ハードコアの世界を飲み込んでくれれば、僕もありがたいなって。最初に場外乱闘に行った時、渕さんと秋山さんがリングでつっ立っている姿がとても滑稽でね。もうちょっと動いてくれよと思ったんですが」
渕「今日は秋山が怖かったんだよ。怖い秋山を見たという感じがあって。ハッキリ言って、まともに殴る蹴るでも思いっきりやられて、今現在、まあ彼の本意じゃないにしても、腰と首あたりが痛いよ。なんと言っても、彼(大仁田)は今年還暦とか言ってるんだけど、こっちはもうすぐ63だからな。でも、防衛できてよかったよ。ありがとう」
大仁田「まあ、プロレス界は世代交代の波が来てるんだけど、こういう人たちもいたっていうことだけは歴史に残していきたいなと思っているんで。こういった試合もあったよと。あと、気になったのはルールのことなんだけど、(ファンは)『リングでやれ、リングでやれ』って。だから、エニウェアを採用しなかった秋山社長に問題あると思うんだけど。カシンもわけのわからない出方をしたし。俺は今度エニウェアを取り入れなければ、出場する気持ちはない。渕さんと組む意味がない。僕は僕。渕さんは渕さん。俺は渕さんを尊重しているし、渕さんをある種、尊敬しているし。ただ、エニウェアを取り入れなければ、今後出場を見合わせることだってありえる。チャンピオンに権利があるわけだから。相手を選ぶ」
渕「そのうち、パートナーを選ぶ権利だってそうでしょ?(笑)」
大仁田「それはない。それは決定戦をやらなきゃいけない」
渕「渕じゃダメだって、パートナーを選ぶようじゃ」
大仁田「だから、エニウェア・ストリートファイト・バンクハウスじゃないと、俺は受けるつもりがない」
――有刺鉄線を持ち込んだことは快挙だと思うが?
大仁田「徐々に持ち込んでいこうかなと俺は思っている。ファンから『リングで決着をつけろ』という声が出たから。エニウェアだったら、何も文句はねえだろと。エニウェア・バンクハウス・ストリートファイトデスマッチ。それで受ける」
渕「前回といい今回といい、俺に(勝ち星を)取らせようという。取ってくれと言うのに、取られたらね。今回もなにか知らないけど、俺を、年寄りを男にしてやろうという。ある意味、彼の口とは反対に温情をちょっと俺は感じるんだけど。それは甘いか。今、ここで言っちゃあれだけど、『全日本のリングは渕に取らせる』という。そういうのはヒシヒシと感じる部分があるからね。いろんな面で、こうやってお客さんも来てくれて。きつい防衛戦だったけど、やり甲斐があった試合でした。初防衛できてよかったです」
大仁田「今日、ステロイドを3本打ってきたんですけど、奇跡的に腰痛が出なかったものですから。ありがとうございました」
渕「ステロイドと言っても、変なステロイドじゃないからな(笑)」
大仁田「他の人たちには死ぬぞって言われたんですけど」
渕「まだまだ。還暦なんだからまだまだこれからですよ」
大仁田「渕さんに言われたね。ありがとうございました」
渕「どうもありがとう。俺も腰痛いわ(笑)」
◇第6試合◇
▼ジョー・ドーリング復帰戦 スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
諏訪魔 ○ジョー・ドーリング 佐藤光留(13分57秒 片エビ固め)宮原健斗 ジェイク・リー ×野村直矢
※フライングボディアタック[試合後の諏訪魔&ジョー&佐藤】
佐藤「今日はジョー1人でよかったんだよ。ジョー1人でも、あんなヤツらが3人まとめてかかってきても余裕だよ。何より俺もビックリしたし、諏訪魔さんもビックリした?」諏訪魔「したよ。吹っ飛ばされたけど」
ジョー「ここに帰ってくることができて凄く光栄だ。これ以上の喜びはないよ。なぜ俺が戻ってきたか、理由は全日本ファンのみんなにアイ・ラブ・ユーを伝えるためだ。ビールで祝杯だ。チアーズ(乾杯)!」
※ビールで乾杯すると、先にジョーだけ去っていく
――ここまで回復しているとは思わなかった?
諏訪魔「凄いね。パワーアップして帰ってきたんじゃないかな? それでも身体能力はキープしているというか、破壊力が半端じゃないな」
佐藤「英語だけじゃなくて、もう人の感情がないな。とにかく暴走暴走だ」
諏訪魔「心強いよね」
――最強タッグに出られたのではないかというコンディションだったが?
諏訪魔「あとちょっとなんだけど、早めれば変わったかもしれないし。でも、最強タッグは最強タッグで去年のことなんで。今年のことは新たに全員揃ったんでね。ちょっと考えていることがあるという」
佐藤「全然ワイルドでも、ジョーの方がワイルドだって。本物だよ。あいつらワイルドはイミテーション。ジョーのは本物だからね。今までハンデをあげてたんだよ。Evolutionは。ジョーがいないという。それでどっこいどっこいだったんだ。もうジョーが帰ってきたら知らないよ。諏訪魔さんの心強さも倍だよ、これで。愛しさも切なさもないよ。心強さしかないよ」
諏訪魔「よく喋るな」
佐藤「何もしてないもん。全部ジョーがやったからな、今日。ちょっと野村触ったら、ジョーが出せって。やばいよ」
諏訪魔「三冠戦をまたね、いつかやりたいと思うよ、ジョーと。ただ、ジョーが揃ったからには、アイツも一緒にずっとやってきてくれて。最近、全日本プロレスが妙に動きがあるというかね。残った人間からすると、ちょっと思うところがある」
佐藤「昨年の今日を思い出します。残った人間…いなくなったじゃないですか?」
諏訪魔「ちょうど1年前、アキレス腱を切った。それで、今日こうやってリングに立っているわけで、言いたいことも言えるというか。残った人間としてちょっと思うところがあるというか」
――ジュニアも稔選手が戻ってきた。佐藤選手にとってはライバルになるが?
佐藤「田中選手に僕は1回も勝ったことないですからね。自分の興行にも勝ったことないし。もう1人いるでしょ? 赤いベルトを持って、アモーレアモーレ言ってたアホが。アイツはいつまでジュニアから目を背けるんだよ? 明らかにジュニアじゃん。もう自分の範囲でしか戦ったことがない。飛び出そうとしない。そのぶん、まだ青柳とかの方がちゃんとしている。あの赤いベルトを持って、適当に前半戦で遊んでいるアホがいるでしょ? あれをまとめて引っぺがしてやる。もちろん田中稔もそうだ」
諏訪魔「メンバー全員が思うところあるわけで、それは納得いってないよ、そんなの。ただもう、戦力的に整ったわけで、どんどん気に食わねえ奴は排除していく。実力行使。それでいいんじゃない? そこを一番見たがっているだろうし、俺自身納得いかねえよ、こんな状況。2017年は勝負するよ。全て懸けてやる。そのぐらいの覚悟でやってやるよ。いずれわかるよ。今日はそれぐらいにしとく」
【宮原の話】「いや、厄介なのが戻って来ちゃったな。厄介なのが…」
◇第7試合◇
▼新春無差別級バトルロイヤル
○大森隆男(14分44秒 横入り式エビ固め)×征矢学(バトルロイヤル終了後)
大森「2017年、全日本プロレス初戦にご来場くださいまして、誠にありがとうございました。今のバトルロイヤルを見てもわかる通り、最初に真実を貫き通したものが、最後はこうやって賞金を手にするんですよ!でも、本当の俺にとってのお年玉は明日の世界タッグ、そして博多の三冠。これは絶対に手に入れます!今年も全日本プロレスを応援よろしくお願いします!」【大森の話】「バトルロイヤルを優勝して、こうやって賞金を手にして本当に縁起がいい。2017年、今年は秋山準、大森隆男は25周年、全日本プロレスは45周年。全日本プロレスにとってこの年は、後々語り継がれるそんな年になる…じゃなくて、俺たちがそういう風にする。今年は歴史に残るような年になります。全日本プロレスにとって。今後、応援よろしくお願いします。(世界タッグ戦を前に、征矢選手との関係に不安の残る試合となったが?)ちょっとなだめてね。なだめれば機嫌を直してくれると思います」
全日本プロレスの2017年度が開幕、秋山社長が新年の挨拶の後で昨年でWRESTE-1を退団しフリーとなったKAIが現れ、2月の「2017エキサイトシリーズ」から参戦を表明、三冠挑戦を視野に入れていることを明かした。
KAIは武藤敬司体制の全日本プロレスでデビュー、2013年度のチャンピオンカーニバルでは潮﨑豪を降して優勝決定戦へ進出するも秋山に敗れて準優勝に終わった、本来なら準優勝という実績を引っさげて三冠へ挑戦してもおかしくはなかったのだが、6月に分裂騒動が起きKAIは武藤に追随してWRESTE-1の旗揚げに参加した。KAIにしてみれば三冠挑戦は忘れていた宿題みたいなものなのかもしれない
第3試合では同じく元WRESTE-1で全日本にも属していた稔も3年半ぶりに全日本に参戦、ランニングローキックを打ち込んでくる中島にハイキックを浴びせ、最後はミノルスペシャルで勝利を奪い、2月シリーズに開催されるジュニアリーグ「Jr. BATTLE OF GLORY」に参戦を示唆した。
ただセミを終えた諏訪魔が間接的に稔、KAIが参戦することに不快感を示した、今までWRESTE-1に関しては諏訪魔は口を閉ざしてきたが、諏訪魔にしても残った自分らが全日本を守ってきた自負があるのも事実である、現時点では諏訪魔は征矢を含めた元全日本勢とは絡む機会がないが、絡むときは容赦なく痛めつけるという警告みたいな発言なのではと思う。第1試合では1月1日をもってスポルティーバエンターテイメントの岩本が全日本に正式に移籍、初戦で青木と対戦した。腰攻めを展開する青木に対し岩本はランニングエルボーで反撃、串刺しバックハンドエルボー、顔面への低空ドロップキック、ニードロップと攻め込むが、青木はレッグラリアットからミサイルキックと反撃を断ち切る。
岩本は払い腰こと孤高の芸術を決めてから肩固めで捕獲、青木はロープに逃れるとニーアッパーからラリアットを放ち、ジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した青木は顔面への低空ドロップキックを放ち、バックドロップ、ラリアットと畳み掛けてからアサルトポイントで3カウントとなり、移籍初戦を勝利で飾れなかった。第5試合のアジアタッグ選手権は秋山はカシンを従えて登場し、カシンがそのままセコンドに着くと、対する大仁田は邪道軍と共に登場し有刺鉄線バットやギターを持参、カシンは大仁田ののぼりをヘシ折って認定書を破り捨てて大仁田を挑発した。
開始となると大仁田は井上を場外へと引きずり込みで痛めつけるが、カシンは大仁田側のセコンドであるパンディータを襲撃してそのままバックステージへと引きずり込んでいく。
その間に大仁田がテーブルをリングに投入し井上にテーブル攻撃を狙うが秋山がカット、しかし渕が秋山を排除すると、大仁田は井上にテーブル貫通パイルドライバーを敢行して突き刺す。
そこで秋山がカットに入り、骨折してる腰に容赦なくストンピングやニードロップを落とし、大仁田も急所打ちで反撃して、コーナーに設置された有刺鉄線ボードに秋山を叩きつけようとするが、秋山は切り返して逆に大仁田を有刺鉄線ボードへと叩きつけるも、井上が串刺し式オリャーラリアットを狙って突進すると、大仁田がかわして有刺鉄線ボードへと直撃する。
交代を受けた渕は有刺鉄線の洗礼を浴びた井上にボディースラムを連発してからドロップキックを発射、秋山にも狙うが逆に投げられ、それでも渕は秋山にボディースラムを敢行、だが秋山も場外へと渕を出し場外ブレーンバスターを決める。
秋山はリングに戻ろうとすると、大仁田が机の破片で強襲、更にギターショットを狙うが、秋山がガードして奪い取ると大仁田の脳天にギターショットで一撃する。
秋山は孤立した渕のドロップキックをかわしてランニングニーを放つと、フロントネックロックで捕獲、そしてエクスプロイダーを決めるが渕は必死でキックアウト、秋山はもう一発を狙うと井上を振り切った大仁田が赤い毒霧を噴射してカットに入り、交代を受けた井上もオリャーラリアットからアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、阻止した渕はバックドロップを決め、大仁田が秋山を場外に引きずり出して痛めつけている間に、渕が井上に首固めの連発から逆さ押さえ込みで3カウントを奪って王座を防衛、試合後も大仁田は秋山に対してもマイクアピールをして試合を締めくくった。第6試合の1年半ぶりに復帰となるジョーの復帰戦が行われ、ジョーは毛皮のコートとテンガロンハットを着用して入場しコールの後でファンからのメッセージ入りEvolutionフラッグを掲げた。
先発は宮原と佐藤でスタートも、宮原は控えるジョーを挑発、交代を受けたジョーは宮原をショルダータックルで場外まで弾き飛ばし、フェンスに叩きつけ、ジェイクに対しても諏訪魔とのダブルタックルでなぎ倒し、諏訪魔とのトレイン攻撃やダブルフォールアウェイスラムを決めるなど好調ぶりをアピール。
終盤でもジョーは志願して佐藤から交代を受け野村を攻めたて、諏訪魔が野村を羽交い絞めにするとジョーはラリアットを浴びせて諏訪魔まで吹っ飛び、後頭部を強打してダウンしてしまうが、それでもジョーの勢いは止まらず、最後はフライングボディアタックで3カウントを奪い、復帰戦を堂々の白星で飾った。メインの新春恒例のバトルロイヤルには試合が組まれなかった西村修、ブラック・タイガーⅦ、DDTの入江茂弘が参戦し和田京平レフェリーや阿部レフェリーもロープ渡りに挑戦して場外へと転落し二人共オーバー・ザ・トップロープで退場という前代未聞の大波乱?が起き、ブラックⅦも「DDTは誰が作ったかわかるか」とDDT勢と共闘し、征矢とも「俺たちW-1だろ」と共闘を迫るなどバトルロイヤルを荒らしまわる。
最終的には大森、征矢、入江が残り、大森と征矢は結束して入江を攻めるかと見せかけて征矢があっさり裏切り大森を攻めるも、大森は二人を両腕アックスボンバーで制裁し入江をエプロンへと追いやる。
そこで征矢の指示で大森が入江にアックスボンバーを狙うが、入江がロープを下げて大森をエプロンへ出し、また征矢が裏切って二人まとめてワイルドボンバーで退場を狙う。しかし大森だけがかわし入江もロープに脚をかけた状態で粘り、征矢が入江を蹴落として退場へと追いやったところで大森が丸め込んで3カウントとなりバトルロイヤルは優勝するも、裏切りの連続をやらかしたGET WILDは世界タッグ王座奪取に向けて不安を残してしまった。
今年も様々な選手が参戦する全日本マット、果たしてどういう1年となるか…本日は後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!明日1/3(火)も後楽園ホールにて12:00開始!当日券は10:00より販売!また、本日の大日本プロレス後楽園大会にて、明日の前売券を販売させて頂きます!明日も皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/4Q87xGKngP
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年1月2日【全日本】ジョーが1年6ヶ月ぶり復帰戦で大暴れ 諏訪魔宣言「気に食わねぇ奴は排除」▼秋山組がカシン投入も 手負いの大仁田が渕とアジアタッグ初防衛▼稔が3年半ぶり参戦 Jr.リーグ出場に色気▼岩本が所属初戦…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/OCkSb4wvxH
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月2日ブログを更新しました。『2017年 初試合』#大森隆男 #アルプロン #アメブロ #ajpw #ミドルエッジ
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— 大森 隆男 (@omoritakao) 2017年1月2日全日本プロレス始めの日。
最高の盛り上がり!
ありがとうございました! pic.twitter.com/sBw9EiRhIQ
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年1月2日全日本プロレスニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
アジアタッグ負けた…毒霧で視界が塞がれた後、見える物が全て赤くなっていた。コンタクトが…#ajpw #プロレス pic.twitter.com/kPmdk6IqYI
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月2日全日本プロレス後楽園ホール。大森祭りでしたが、ニチョケン祭りでもありました。あいつらめ( `д´)バトルロイヤルでは憧れの稔さんがいたので飛び込んで行ったらハイキックからのミノルスペシャル。私の愛が届かなかったですぅ。#ヒートアップ#ajpw
— 田村和宏★1・19新百合ヶ丘 (@tamukaz) 2017年1月2日全日本プロレス3年半ぶりの参戦終了☆感想は………メッチャメチャ楽しかった!!出だしSushiと絡んで最後はミノル・スペシャルで中島くんからスパッと勝利!ポートレートばか売れ!カードセット完売!パートナーの崔くんと不動くんも頼もしいパートナーで助けられたわ☆さぁ明日も全日本後楽園!
— 田中 稔 (@minoru_official) 2017年1月2日後楽園大会にご来場の皆様、ありがとうございました!全日本プロレスにどんどん新しい風が吹いている。その風に流されないように…明日も後楽園のリングに立つ。1月3日も12時試合開始です!会場後にはコスチュームでのFC撮影会もありますので、是非ご参加下さい! #ajpw pic.twitter.com/CkIjeZoCvk
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年1月2日今日は全日本プロレス所属第1戦でした。
めちゃくちゃ緊張しました。
青木さんとの差を痛感しました。
青木さんから盗まなくちゃいけないものはたくさんある。
またシングルしたいけど、今のままじゃ結果は一緒。
これからの自分が変化、進化しなきゃいけない。
日々進化する!#ajpw
— 岩本煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年1月2日約3年半振りの場所はどこか懐かしくもあり、新しい匂いがしました。二月より全日本プロレスに参戦する事になりました!秋山社長にはただ感謝です。全日本ではやり残した事があります。それは三冠を巻く事です!!先ずは三冠の闘いに入っていける様、日々精進していきます!応援宜しくお願い致します。
— KAI (@kai0222) 2017年1月2日全日本プロレス2017ニューイヤーウォーズ!新春大森祭り、アジアタッグでの王道と邪道の危険な交わり、ジョー選手の復帰…今年の全日本も楽しみです! #ajpw #全日本プロレス #王… https://t.co/UrfRtayhtn pic.twitter.com/L3HgWTEX0V
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年1月2日 -
宮原が諏訪魔を降し三冠王座を防衛…5時間半のロングラン興行も両国大会は「最高!」で幕を閉じた
11月27日 全日本プロレス「New Explosion」東京・両国国技館 6522人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○野村卓矢(8分1秒 横入り式エビ固め)×野村直矢◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
梶トマト ○田村和宏 佐野直(7分39秒 ミノルスペシャル)×SUSHI 菊地毅 井上雅央◇第3試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○スーパー・タイガー 土方隆司 レイ・パロマ ディアブロ(9分50秒 タイガースープレックス・ホールド)長井満也 高岩竜一 南野タケシ ×ブラック・タイガーVII◇第4試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○ドリー・ファンク・ジュニア チャボ・ゲレロ ウルティモ・ドラゴン TAJIRI(12分9秒 首固め)ザ・グレート・カブキ ×西村修 吉江豊 木髙イサミ◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○崔領二 真霜拳號 竹下幸之介(11分5秒 片エビ固め)×ジェイク・リー 青柳優馬 岩本煌史
※那智の滝◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○秋山準 ケンドー・カシン(8分40秒 片エビ固め)×大森隆男 征矢学
※リストクラッチ式エクスプロイダー【試合後の秋山&カシン】
(先に秋山だけが戻ってくる)――さすがの秋山選手でも振り回されてしまったが?
秋山「ね。まあまあ、ある程度のことは予想してきたけども、ひっかき回されたり、助けたり、相変わらずよくわからない。まあ、よくわからないから面白さもあるし。面白いパートナーじゃないかなと」
――それを楽しんだところもある?
秋山「でも、最強タッグはガチッといかないと優勝はたぶん…。今日は一発で、あんなバカなチームなんで、1人で仕留められたけど、最強タッグはそうはいかないと思うんで。もうちょっとやっぱりコミュニケーションもガッチリ取らないとね」
(GET WILDのコメントを出す声が大きく、コメントブースまで聞こえてくると)
秋山「うるせえ、コノヤロー! オメエら!」
(征矢が「なんだ」と遠くで応じると)
秋山「うるせえ、コノヤロー。早く下がれ、コノヤロー」
(しばらく言い合いが終わると、そこでカシンが登場)
カシン「社長」
秋山「社長って…」
カシン「ありがとう」
秋山「ありがとうじゃなくて…」
(カシンは強引に握手を交わすと)
カシン「ありがとうありがとう。あれ(大怪獣モノとモグラ男)はなに?」
秋山「あれはなにって俺が聞きたいことですよ。あれはなに?」
カシン「飼ってるんじゃないの? 道場で」
秋山「飼ってない飼ってない」
カシン「モグラとかなんなの?」
秋山「モグラは知らない。そっちのヤツでしょ? もうちょっとバチッとやってもらわないと。最強タッグ、あれじゃ厳しいですから」
カシン「わかりました」
秋山「わかりましたって(笑)」
カシン「もうちょっと頑張ります。よろしく」
(カシンは強引に秋山の手を握ってカメラマンのフラッシュを浴びる)
カシン「最強タッグ、優勝しましょう。よし」
秋山「頼みますよ」
――優勝宣言が出たが?
秋山「もちろん出るからには優勝しないといけないです。でも、こんな感じでも勝ってるから。もうちょっと働いてくれれば、もっといいんじゃないかと。できるはずなんだから」
【試合後の大森&征矢】
征矢「なにやってんだ、大森さん。俺を騙したな」大森「ちょっと待て。俺じゃない」
征矢「ここにいる両国の皆さんが証人ですよ。たんこぶができただろ」
大森「誤解だ。俺じゃない」
征矢「なんで俺がカバーしているのに、イスで叩くんだ」
大森「俺には叩く必要がないだろ、だいたい」
征矢「わからないだろ。俺は後ろに目がないしさ。俺は目が2つしかないんですよ、大森さん。わかりますか? そうでしょ? 違うんですか?」
大森「俺じゃない…」
征矢「俺じゃないっていう証拠はあるんですか?」
大森「VTRを見ればいいじゃないか?」
征矢「じゃあ、今すぐ見せてくださいよ。データあるだろ?」
大森「相撲の判断員じゃないんだから。絶対俺はやってねえ」
征矢「逃げるのか? 神に誓うのか?」
大森「だいたいそうなんだよ、いっつもよ。やってねえって言ったらやってねえんだ」
征矢「どうしてキレるんですか?」
大森「俺じゃねえって言ったら俺じゃねえよ!」
征矢「そんなのおかしいじゃないですか。俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの。わかりました」
大森「俺の勝ちは俺の勝ち。お前の勝ちも俺の勝ち。タッグだったら当たり前じゃねえかよ」
征矢「なんだそれは。おかしいだろ。もうハッキリしてくれよ」
大森「お前の負けはお前のせいだろ?」
征矢「違うよ、大森さんのせいだよ」
大森「この負けはお前のせいだよ」
征矢「なんだ、それは」
大森「やってねえって言ってんだから、やってねえんだよ」
征矢「タッグリーグに出るんだぞ、コノヤロー。なんてことを言うんだ! 大森さん!」
(離れた場所でコメントを出していた秋山が「うるせえ、コノヤロー!」と絶叫する)
征矢「なんで怒ってんだ? なんなんだ? 3対1だろ!」
◇休憩前◇
(現在、脳腫瘍と闘病中のため戦線を離脱しているジョー。今回の両国大会に来場すべく25日に来日。1年4ヶ月ぶりに全日本のリングを踏み、元気な姿をファンの前に見せた。)リングサイドをグルッと回って観客の声援に応えたジョーに大声援が集まる。
ジョー「私はこの全日本のリングに再び立つことができました。この会場にいらっしゃっている皆様、テレビでご覧になっている皆様に一言。私がガンになりかけて戻って来れたのは、皆さんのおかげです。どの薬よりも、どの先生よりも、皆様の力が一番私の不安を直してくれました。ありがとうございました。(場内は「ジョー」コールを送ると、ジョーはテンガロンハットを脱ぐ。)来年1月…必ずこのリングに戻ってきますアイルビーバック! アイラブユー!」◇第7試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○黒潮“イケメン"二郎(9分44秒 イケメンクラッチ)[第13代王者]×中島洋平
☆中島が2度目の防衛に失敗。黒潮が第14代王者となる【黒潮の話】「やったー! 全日本プロレスが僕を中島選手の対戦相手として呼んでくれたことを非常に感謝しております。この興行に出られて僕は嬉しいです。さらにベルトもゲットして。次、WRESTLE-1のタイトルマッチがありますけど、自信になりますよ。やったー! (シングル王座が初戴冠となるが?)やっぱり重いですよね。初めてのベルトです。しかも、TVチャンピオンのベルト。俺に似合っていると思いませんか? 赤いし。たぶんこのベルトも俺に巻かれたがっていたはずです。(ベルトに対し)もう中島さんのことを振ったんだもんね。で、俺のところに来てくれたから。今日はこいつと一緒に寝ようと思います。俺は優しくないぞ! 覚悟しとけ! フィニッシュ!(今後、全日本から取り返しに来ると思うが?)倒します。このベルトを取り返しに来たら、取られないように倒します。守ります。(ベルトに対し)な!? 帰るか! 帰って寝よう! (ベルトにキスをしてカメラマンのフラッシュを浴びると)フィニッシュ!」
【中島の話】「悔しい…悔しい…。それしかねえよ。クソ…。なにがイケメンだ! ああ、クソ!」
◇第8試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井慧介(14分29秒 エビ固め)[第41代王者]×高尾蒼馬
※シューティングスタープレス
☆高尾が2度目の防衛に失敗。石井が第42代王者となる(試合終了後、青柳が登場)
青柳「その世界ジュニアヘビー級のベルト、全日本プロレスのベルトなんですよ。もういい加減、DDTにはやらせませんよ。僕に次に挑戦させてください」石井「今ちょっと夢の中にいたんですけど…今、挑戦者が現れたので、現実だと受け止めます。今、自信満々なんで、挑戦受けてやる!(青柳退場)自分は1990年の5歳の時から全日本プロレスを見てきて。その全日本のリングで、アジアタッグに続いて世界ジュニアも奪取して、本当に最高の人生です。でも、気を引き締めて、これからドンドン防衛していきたいと思いますんで、応援よろしくお願いします」
【試合後の石井】
――90年代全日本ファンの石井選手としては決意を持って挑戦した?石井「そうですね。5歳の時から見ていたベルトですし、ずっと欲しかった、夢だった、目標だったベルトで。世界ジュニアに行けるかもと思っていた時は全日本プロレスに参戦が遠のいて。もう巻くこととか、チャンスは回ってこないのかなと思う時期もありました。それで、巡り巡ってベルトを取れたっていうのはなんでしょうね…自分でも信じられない気持ちもあります」
――全日本の両国大会でDDT同士の対戦となったが?
石井「まあ、負けたらこんなこと言えなかったと思うんですけど、DDT同士、しかも高尾蒼馬とは昔から戦ってきたり、ライバルだったり、仲間だったりしたんで。その2人で両国の、全日本の、まして世界ジュニアのこのベルトを懸けて試合できたというのは、勝ったから言えることですけど、それも感慨深いことです」
――フィニッシュはシューティングスタープレスとなったが?
石井「通算でも2度目なんですけど。もちろんダブルアームDDTとか、ニールキックにも自信を持っているんですけど、ただ、それだけじゃ倒せないという時に。ずっと武器は常に作ってました」
――青柳選手が挑戦表明してきたが?
石井「ホントにまだ夢の中にいた最中で、挑戦アピールはわけわからなかったんですけど…なんでしょう、今は凄い自信に溢れているんで。挑戦を受けると」
――これから狙われる立場になるが?
石井「なおさら気を引き締めて、強くならなきゃいけないなと思います。まだまだ鍛錬して。今年は正直、DDTプロレスでも悔しい思いしかしてないんで。ドンドン流れに置いていかれた感じもあるんで。そういう悔しさも全部ぶつけて、これから巻き返していきたいと思います」
――過去の世界ジュニア王者の中で誰を目標にする?
石井「難しい質問ですね。僕は世界ジュニアのマニアでもありますんで。もちろん渕さん、菊地さん、小川さんも見てきたり。2000年代に入っても、カズ・ハヤシさんとか、近藤修司さんを見てきたんで。どの人っていうのは選べないです。すいません」
【高尾の話】「(DDT同士のタイトル戦となったが?)ようやく掴んだのに、この結果。本当に悔しいです。また全日本の選手じゃなくて、同じDDTの石井慧介君。悔しいです。でも、諦めずに、このリングであのベルトを狙っていきます」
◇第9試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○渕正信 大仁田厚(14分17秒 片エビ固め)[第99代王者]青木篤志 ×佐藤光留
※バックドロップ
☆青木&佐藤が5度目の防衛に失敗。渕&大仁田が第100代王者組となる(試合終了後、大仁田は倒れる佐藤の顔にペットボトルの水をかけると、リングサイドのカメラマンにもぶっかける。青木と佐藤がふらつきながらリングを後にする)
大仁田は「今日は…今日は…お邪魔しました。ありがとな!」渕「大仁田選手。いや、本当に2人でよくしぼられたなあ…昔。その甲斐あって、このベルトが巻けたよ。本当にありがとう」
(井上が登場)
井上「渕さん。自分も2人みたいに長くプロレスを続けたいんです。挑戦受けてください。お願いします」渕「1人で来たけど、パートナーは誰だよ」
井上「それは自分の中で考えてます。秋山社長!(秋山が姿を現す)秋山社長、お願いします(と頭を下げる)
秋山「いきましょう!(リングサイドで井上と肩を組み)渕さん! 雅央と2人で行きます…行くぞ!」
【試合後の渕&大仁田】
渕「どうもありがとう。大仁田選手のかけ声で生き返った感じがする」大仁田「いやいやいや。この時代の人は粘り強いなと僕は思いましたね。ほとんど渕さんがやってくれた」
渕「いや、あの声がなければ。本当にきつかったもん。昔、しごかれた後に叱咤激励でさ」
大仁田「道場で3人で、ラストのトレーニングで、3000回スクワットをやらされたもんな」
渕「毎日毎日100回ずつ増えてな」
大仁田「寝るところも一緒だし。六畳一間で3人で寝て。隣の部屋にジャンボ鶴田がいたよな」
渕「青春の、あの時の当時の声を思い出したりしたもん」
大仁田「これも因縁かもしれないけど、なんだろうなあ、29年前にビックリして。薗田一治が死んだって聞いて。俺、オッサン凄いなあと思うのは、渕さん凄いなと思うのは、どんな体制になっても全日本にずっと居続けて。武藤体制になっても、秋山体制になっても、ずっと全日本を守り通してきた。僕らは、申し訳ありません、タッグでタイトルマッチは海外でたくさんやりましたけど、日本では初めてなんです。このアジアタッグが初めてなんです。お互い40何年間やってきて。タッグを組んで、僕らは海外でいろんなタイトルを取りましたんで。だけど、今日は初めて。今日は出てくるなというオーラが出てきたもんですから」
渕「いろいろヘルプしてくれたおかげで。この40何年間、青春をともにして、お互いにいじめられながらもやってきたことを思い出してね。ついつい『ここでへばってたまるか』という気持ちを持って。今日はその重みがあって勝てたと思うんですよ。薗田一治の命日というのも。チャンピオンチームはかなりやりづらかったと思うよ。ある意味、同情的なことを言ったらなんだけど。普通ならとてもじゃないが勝てる相手じゃなかったというのは自分自身よくわかってます。いいところでいいヘルプをしてくれたし、ちゃんと昔の全日本スタイルで。彼はもともとそういう基礎はしっかり持ってるから。タッグを組んでて、安心感もあったよな。初タイトルに挑戦してね。日本でだよ。アメリカでは何回もベルトを巻いたことあるけど、日本で初めてタイトルに挑戦して」
大仁田「俺らはワールドタッグ3位まで行ってんだよ」
渕「昔はね。それはお互い20代の頃の話だけど。今、こうやって歳を言っちゃなんですけど、こんなにいい歳になって、ベルトを巻けましたけど」
大仁田「足していくつだったの?」
渕「121歳(苦笑) 今日はチャンピオンチームはかなり悔しいんじゃないか? 一番負けたくないチームだと思うよ」
――大仁田選手が持ち込んだ電流爆破バットを止めたが?
渕「これは彼のスタイルだと思ったんだけど、さっきも言ったんだけど、彼は全日本プロレスで一緒に鍛えた仲間ですから。2回ほど注意したんだけど、彼のスタイルを拒絶しているような感じなんで、ちょっと彼に対して申し訳ないけど、最初だけは全日本スタイルでやろうじゃないかと。ちょっと話したら、素直に聞いてくれてね。持ち上げるわけじゃないんだけど、あのダッシュ力は凄かったね。最初に場外に落とす時の。だから、サポーターとテープを巻いて、カカトを何か怪我したとか言うんだけど。本当に怪我してるの?」
大仁田「全治4週間」
渕「そういう風に見えないからさ。凄いダッシュ力というか。だから、相手がビックリしたんじゃないかな? そういう情報は入っていると思うからね」
大仁田「まだ(年内で)14試合残ってるから。だけど、申し訳ないですけど、渕さんが止めなかったらやってましたね」
渕「そうしたら、俺の出番はなかったかもしれない」
大仁田「僕は僕のスタイルで。これだけは渕さんに言っておきます。すいません。僕は僕のスタイルで試合をやらせていただきます。僕は僕を貫こうと思いますんで。今度は止めないでください」
渕「今度止めたら、逆にやられそうだもんな。その彼のスタイルを指示しているファンがたくさんいるからね。まあでも、こうやってベルトを取ったがいいが、1回でも2回でも防衛できたらいいなあ」
大仁田「いや、僕は…すいません。引退まで。来年の引退まで防衛しようと思ってます。だって、渕さんとはプエルトリコ、それからテキサス、テネシー、フロリダ、各地を転戦して、いいベルトを取ってたんですよ。AWA世界タッグも取ったし」
渕「それを知っている記者は何人かだけだね」
大仁田「いや、もういないよ。渕さん、俺、思うんですけど、ローリングストーンズのキース・リチャードが言ってたんだよ。ロックするのは簡単だけど、ロックンロールするのは大変なんだって。ロールして長生きするのは大変なんだって。すいません。121歳、伊達に生きておりません。皆さんも記憶にあると思いますよ。若さだけがウリじゃない。今日は渕さんの頑張り、一言です」
渕「いや、今日は試合をやっててわかったけど、また昔のテネシー時代を思い出すよ。2人の信頼関係っていうのはね。これは別にカッコ付けて言うんじゃないけど、信頼してた部分はあったからね。彼の声にハッパかけられた部分もあったから。タッグチームは信頼関係だね。つくづく40何年やって、62歳になってまた新たな勉強になりました」
(ここでドリーがコメントブースに姿を現し、2人を「グレートマッチ!」と祝福した。)
【試合後の佐藤&青木】
(佐藤はイスに倒れ込み、悔しさをあらわにする)青木「全日本の歴史? スゲエもん生んでんな、ここよ! でも、あれも原点ここなんだろ? 全日本のよ! ある意味、もう吹っ切れたよ、ここにはよ」
(佐藤は悔し涙を見せながら無言で去っていった)
◇第10試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ゼウス ボディガー(20分40秒 片エビ固め)[第72代王者]×関本大介 岡林裕二
※ジャックハマー
☆関本&岡林が5度目の防衛に失敗。ゼウス&ボディガーが第73代王者組となる【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「取り戻しました!」――関本&岡林組を倒した今の心境は?
ゼウス「気合いだけで勝ちました。気合いだけで。技術、力、もしかしたら全て劣っていたかもしれません。けど、根性だけは負けへん! そういう男でいたかったんで。気合いだけで頑張りました。ありがとうございます」
――チャンピオン・カーニバルや王道トーナメントでは惜しい戦いが続いていたが?
ゼウス「それがやっぱり関本選手、岡林選手、両方に負けているんで。今日っていうのは、自分にとって新しいプロレスの、そして人生の区切りになったんやないかなと思います」
ボディガー「関本&岡林にこのベルトを持って行かれたんで。その2人からベルトを取り戻せたということが一番嬉しいですね。それまで4回防衛してきたことに、この2人に感謝します」
――王者として最強タッグに臨むが?
ゼウス「絶対負けれないですよね。まあ、秋山さんとケンドー・カシン組、そして大森さんと征矢さん。この2つの試合は絶対負けられないですね。あとは勝てる組み合わせばっかりやから。この2つに集中して取り組んでいきたいなと思います。対策を練って。前の試合で、アルゼンチンバックブリーカーをされたまま眉山を投げられたんで。今日はどんな体勢であれ眉山に入られたら、ボディガーに絶対に後ろ行けと。回ってくれと。絶対僕が取り返して、それで2人で投げようぜと。1人で2人は無理かもしれない。1人で3人も無理かもしれない。けど、2人で2人を投げようぜと。そうやって力を合わせてやれたんで。それが今日の試合の1つ流れが変わったところじゃないかなと思います。あれが、もしくはフルネルソンで眉山を投げられてたら、もう完全に終わってたと思うんで」
ボディガー「いきなり12月からタッグリーグが始まるんで。このベルトに恥じないようなチャンピオンとして堂々とした試合をやっていきたいです
【試合後の岡林&関本】
岡林「大丈夫ですか?」関本「クソ…クソ…クソ…」
岡林「関本さん、これで終わりじゃないですよ。本当に悔しい。これで終わったわけじゃないんで。次は…。大丈夫ですか?」
関本「ゴメン…。チクショウ。悔しい。悔しいな」
岡林「負けたんで何も言いません。この悔しさをバネに、また明日から精進します」
関本「ボディガー強かったな。チクショウ。納得してねえよ。また挑みます。悔しいんで、このままじゃ終わらせない。絶対」
◇第11試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本勝負
[第55代王者]○宮原健斗(26分21秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者]×諏訪魔
☆宮原6度目の防衛戦(試合終了後)
宮原「全日本プロレスが両国国技館に帰ってきました!今の全日本プロレスの顔は、この俺、宮原健斗だ!ただ、諏訪魔との戦いは続いていきます。これから全日本プロレス、目を離さないで見といてくださいね…ていうか、俺から目を離さないで。今日は本当にありがとうございました(場内は「健斗」コールに包まれる)今の気分は最高です。そこで皆さんに聞きたい。全日本プロレス最高ですか?(観客の「最高」の声を)聞こえないなあ…全日本プロレス最高ですか?両国の外まで届けよう!(「最高!」の大合唱で終了)ありがとう両国」【試合後の宮原】
――両国という大舞台でキッチリと防衛を果たしたが?宮原「2016年2月にこのベルトを取ってね。自分に宿命だとか、言い聞かせてね。まあ、周りからすると、『宮原、過信だな』と思われたかもしれないけど、俺はそれを防衛するたびに自信に変えてきたから。自信に変えて、今日両国国技館で防衛できたというのは、おそらく宮原健斗にとってはデカい…デカいことだと思います」
――王道トーナメントで敗れた諏訪魔選手は大きな壁だとファンも見てたと思うが?
宮原「絶対的にそうでしょう。俺が言わなくても、全日本プロレスを守ってきた人だし、それを後押しするファンがいることもわかっているし。でもそこで、俺が指をくわえて『諏訪魔は全日本の象徴だな』って見ているつもりないんで。やっぱり俺は主役になるためにプロレスラーになったからね。2番手3番手には興味ないっす」
――一通りの選手相手に防衛して、改めて宮原時代を印象づけたが?
宮原「諏訪魔との一騎打ち、今日はデカいと思います。あまり対戦相手のことを語らない俺ですけど、諏訪魔と、この舞台…この両国国技館という2つをクリアーできたことはおそらく大きな自信になったと思います」
――5回目で諏訪魔選手に勝てた勝因は?
宮原「細かいことはわからないですね。ただ、俺の進化は止まらないから。今日がゴールでもないし。全日本プロレスにとっても今日はゴールでもないし、スタートでもないと俺は思っているんで。もう全日本プロレスは走っているからね。通過点という言葉は嫌いだけど、スタートでもゴールでもない。だから別に、『今日の両国大会はハッピーエンド』…そういうわけでは僕の中ではない。まだまだ進化中ですから。俺もそうだし、全日本プロレスもそうだし。全日本プロレスは確実に進化してる。俺はその進化に負けたくないんですよ。チャンピオンとしても、プロレスラーとしても。俺は別に全日本プロレスを引っ張るとか、そういうつもりはない。俺なんかいなくても全日本プロレスは絶対に引っ張られるし。ただ、俺はその全日本プロレス、進化する全日本プロレスで戦いたいんですよ」
――来年の両国大会も発表されたが、それに向けては?
宮原「さらに進化した全日本プロレスと宮原健斗で当日を迎えることは間違いないでしょうね。また今、現時点では想像できない全日本プロレスになっていると思います。ていうか、なります」
――次は世界最強タッグ決定リーグ戦が控えているが?
宮原「それは今日は考えてないです。また明日から、スイッチを入れ換えて。次のシリーズ、年末の風物詩を迎えたいですね」
【諏訪魔の話】「(久しぶりの両国大会でベルト奪取はできなかったが?)いやあ、悔しいね。非常に悔しい。押してたんだけどね。また両国、俺にとっていろいろ考えさせられるね。勝ち星では負けと。で、白黒ついたわけだけど…。試合内容で押してても、負けるには全然ダメだよ。正直、このままで終われないよ。また今日の両国からの課題というかな。下からの突き上げというのにちょっと俺も驚いたというか。いいよ、また一からやり直すよ。そういうことでしょ。まだまだこれで終わりじゃないんだからさ。ここからどう這い上がっていくかだよ。Evolutionもそうだし、佐藤と青木だってどん底だよ。ジョーだってここから這い上がろうとしている。俺もここからどうやって這い上がっていくか、真剣に考えますよ。こんなんで負けないよ。こんなんで終わらないよ。チクショウ」
全日本両国大会のメインは三冠王者の宮原に前王者の諏訪魔が挑戦、今年の1月に諏訪魔が秋山を降して三冠王者を奪取しながらもアキレス腱断裂という重傷を負い、防衛戦をこなすどころか負けないまま王者を明け渡し、ゼウスを降した宮原が空位となった三冠王座を奪取して長期政権を築くが、諏訪魔が復帰し王道トーナメントを制して挑戦に漕ぎ着けた、諏訪魔の挑戦は宮原に預けてあったベルトを取り戻すためでもあるが、宮原にとっては本当の意味で三冠王者になったかどうかを示す戦いでもあった。
試合は互いに出方を伺うも、場外戦で宮原が鉄柵攻撃から鉄柵めがけてのフェースクラッシャーを敢行、ここから首攻めを展開して先手を奪う、しかしビックブーツ狙いをキャッチした諏訪魔がキャプチュードで反撃しダブルチョップ、ボディースラム、エルボードロップ、顔面踏み付けやナックルと試合の流れを変え、レフェリーの隙を突いてのチョークスリーパーでラフを織り交ぜ、串刺しラリアット、DDT、フロントネックロックと圧倒、まるで宮原相手に格の違いを見せ付けるような試合展開だった。
宮原も串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスで流れを変えようとするが、ビックブーツをかわした諏訪魔がダイビングショルダーを浴びせ、ロープ越しのスリーパーで絞めあげると、リングに戻り崩れ落ちかける宮原にラリアットを浴びせる。
勝負と見た諏訪魔はラストライドを狙うが、宮原はDDTで切り返しやっと諏訪魔の攻勢を止めると、串刺しブラックアウトから垂直落下式ブレーンバスターと猛反撃、諏訪魔もスリーパーで絞めあげてから再度ラストライドを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、ジャーマンで投げるも、諏訪魔もジャーマンで投げて両者ダウンとなる。
起き上がった諏訪魔はダブルチョップの連発からローリングを狙うも、ビックブーツで迎撃した宮原がブラックアウトを炸裂させ、二段式ジャーマンからシャットダウンスープレックスを狙うが、払いのけた諏訪魔はパワースラム、左のラリアット、バックドロップで宮原を追い詰めにかかる。
しかし諏訪魔がラストライドを狙ったところで、宮原が回転エビ固めで切り返してからブラックアウトを炸裂させ、後頭部を挟んでから正面へのブラックアウトを狙うがキャッチした諏訪魔はラストライドで叩きつける、だが宮原の勢いは止まらずラリアットを狙う諏訪魔にブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い王座を死守した。
内容からいっても宮原が勝つには勝ったが諏訪魔を越えたとは言い難い試合、決戦前に暴走をチラつかせつつも、パワーだけでなくラフを織り交ぜてジワリジワリと宮原を痛ぶるなど、諏訪魔のしたたかさも見せつけた、そういった面では宮原も勉強すべき点もあり、まだまだ諏訪魔との戦いは続くと感じさせた。
今年のプロレス大賞選考には当然ながら新日本の内藤哲也が候補にあがるだろうが、自分は今年1年を通じ全日本を守るだけでなく、巻き返しの原動力にもなった宮原も候補に挙げるべきだと思う。セミの世界タッグ選手権は王者のストロングBJがゼウスを捕らえにかかり、ボディガーにやっと交代もマッチアップで岡林に弾かれるなどビッグガンズがなかなか自身の流れに持ってこれない展開が続く。
ストロングBJはゼウスにサンドウィッチラリアットからダブルアトミックドロップなど合体技で捕らえにかかるが、アルゼンチンバックブリーカーの競演をボディガーが阻止してから流れが変わりだし、ゼウスも新技イーグルネルソンで関本を捕らえるも、エプロンでの攻防で関本が断崖式ブレーンバスターを敢行、ゼウスにも大ダメージを与えるが、関本自身も大ダメージを負う。
ここで勝負に出たストロングBJは岡林の援護を受けた関本がゼウスにフロッグスプラッシュを投下、しかしぶっこ抜きジャーマンはゼウスが阻止し、ストロングBJの眉山狙いもビックガンズが変形のバックドロップで阻止する。
今度はビックガンズが関本を捕らえてダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがジャックハマーで3カウントを奪い王座を3度目の正直で王座奪還に成功、ストロングBJの流れになりかけたところでビッグガンズが懸命に堪えて勝ちに結びつけた試合だた。アジアタッグ選手権は大仁田がかねてから予告していた電流爆破バットを持参しスイッチを入れるも、渕に制止されたことで大仁田はスイッチを解除して爆破バット投入を断念、だが場外戦に持ち込んだ隙にパンディータ、ワイルドセブンの邪道軍がテーブルをリング内に設置、佐藤にテーブル貫通パイルドライバーで突き刺すなど邪道流のスタイルをあくまで貫く。
だが変態自衛隊は渕を捕らえて試合の主導権を握り、徹底的に痛めつけて渕のスタミナを奪いにかかって佐藤が腕十字でギブアップ寸前にまで追い詰めるが、渕は必死でロープに逃れる。
粘った渕は首固めで流れを変えると、大仁田が佐藤にレッドミストを噴射、これで渕は蘇生して佐藤にバックドロップを連発、大仁田から激を受けた渕は赤鬼と化し、菊地戦を彷彿させるようなバックドロップを連発して3カウントを奪い王座奪取、大仁田が渕の中に眠る赤鬼を呼び起こさせた。
試合後には井上が挑戦に名乗りを挙げ、パートナーに秋山を指名、秋山も困惑しつつも井上の指名を受けて挑戦することになった、井上はNOAH時代中堅で燻っていたが王座決定トーナメントを制したことで秋山の保持していたGHCヘビー級王座に武道館という大舞台で挑戦、場違いなのではといわれつつも、再三リングアウトを狙ってインサイドワークで秋山を翻弄しての雅央ワールドで館内を沸かせ、試合に敗れたものの井上雅央というレスラーの存在感をアピールした。今回の挑戦は自分を良く知る秋山だったらというものがあるのかもしれない。世界ジュニア選手権は高尾が徹底した首攻めを展開、ドリフ時代では石井が入江茂弘を含めた3人の仲ではリーダー格だったが、完全に立場を逆転させたというものを感じさせた。なかなかリードを奪えない展開が続いた石井は高尾のジントニック狙いをダブルアーム式DDTで切り返すと、ニールキックを浴びせてから奥の手であるシューティングスタープレスで3カウントを奪い王座奪取、試合後には高尾のパートナーである青柳が名乗りを挙げた。
GAORA選手権は中島が蹴りを中心にガンガン攻めるも、黒潮はマイペースぶりを崩さず、中島の蹴りに対して受身を取ってダメージを軽減させるなど、次第に空中戦を繰り出して黒潮ペースへと試合の流れを変えていってしまう。
中島はハイキックからジャーマンを決めるが、黒潮もイケメンラナで応戦、中島はミドルキックからコーナーも黒潮が阻止して飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーからトラースキック、ロケットキックと畳み掛け、黒潮はファルコンアローからイケメンサルトを連発しイケメンクラッチで3カウント王座奪取で完勝で王座を奪取、WRESTE-1で河野の保持するチャンピオンシップへの挑戦が決まっている黒潮だがWRESTE-1王座奪取に弾みをつけた。秋山&カシンvsGET WILDは、カシンが先発に出ると思ったら秋山にすぐ交代し、秋山が交代したくてもカシンがファンと交流、また征矢をイスで殴りながらも大森にイスを持たせて仲間割れを煽るなど、敵だけでなく味方までもカシンワールドで翻弄してしまい、最後も大森が秋山にアックスボンバーを狙ったところで、カシンが庇って命中してしまい、その間に秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで大森を降すなど、カシン一人でがGET WILDから試合の主役を奪ってしまった。
第4試合にはドリー、カブキ、チャボと全日本で活躍した往年のレジェンドが登場、その中でイサミが加わるのはミスマッチに見えたが、ドリーはイサミ相手にヘッドロックから素早くバックを奪ってリストロックで捕らえるなど翻弄、チャボ相手にも腕の取り合いを展開する。ドリーは西村相手に本家エルボースマッシュを放つが、カブキのアッパーブローを喰らってから失速、イサミもドリー相手に急所蹴りを放ちブーイングを浴びるも、構わず容赦なく攻める。しかし西村がスピニングトーホールドを決めたところでドリーが首固めで丸め込み勝利、試合後はイサミがドリーとの対戦をアピールしたが、イサミが生まれる前からプロレスをしていたドリーとチャボとの対戦は貴重な経験だったと思う。
休憩明けには脳腫瘍で闘病中だったジョー・ドーリングが挨拶、来年1月から復帰を約束した。
全日本両国大会は6522人満員と動員、開催決定時は厳しいと思われていたが全日本の上昇ムードに乗った影響もあって大成功に終わった、来年は8月27日に開催が決定、8月は新日本やDDTもおそらく両国で開催するが、これも秋山全日本の強気の姿勢の現れなのか、反省すべき点は5時間半に及ぶロングラン興行になったこと、試合数の多さやドリーの入退場の長さ、スポンサー絡みもあっただろうが、コンパクトにまとめあげられなかったことが反省すべき点でもあった。
本日は両国国技館大会への沢山のご来場ありがとうございました!次回、両国国技館大会が、2017年8月27日(日)に開催決定!今後とも皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/wmclhQzHFJ
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年11月27日【全日本】諏訪魔との激闘制して宮原が三冠V6▼渕&大仁田が故・ハル薗田さんに捧げるアジアタッグ戴冠▼ビッグガンズ奪還▼石井が世界ジュニア初戴冠▼黒潮がGAORA奪取▼GET WILD復活も秋山&カシンが快勝…両国大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/NpfKuRPADU
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年11月27日ありがとう! pic.twitter.com/sR8VGodEY5
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年11月27日古巣の全日本プロレスに…
邪道参上!
国内最古のアジアタッグ第100代王者になる…
渕さん、ハル薗田選手、ありがとう…
いい思い出がまた一つ増えました…
大仁田 厚
— 大仁田厚 (@onitafire123) 2016年11月27日昨日の両国大会。考えれば考えるほど悔しいものだった。
でも、自分の中でしっかり消化して次に進みます。
たくさんのご来場ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016年11月28日たくさんの応援、ありがとうございました。自分の人生で起きた事は、全て自分の責任だと思っています。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年11月27日ありがとうございます!たくさんの方のおかげで夢が叶いました! https://t.co/9GFwDTaOAG
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2016年11月27日世界ジュニア防衛戦負けてしまいました。
ようやく手に入れたこのベルト、本当に悔しい。
でも石井慧介とできてよかったよ。
負けたけど。
ありがとう。
でもこのベルトはまた巻きたいよ。
応援ありがとうございました。
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2016年11月27日昨日は全日本プロレス両国国技館大会、応援ありがとうございました!
チャンピオンになりました!
もっともっとレッスルワン、そしてイケメンを広げるべく、走り続けます!#w_1 #ajpw #GAORA pic.twitter.com/09MqbAb6NE
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年11月28日両国大会終了。ファンのみなさんのお陰でここまで来れました。ありがとうございました!
今日の反省点は多々ありますが今後の運営にいかしていきます。#ajpw #両国大会 #プロレス
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年11月27日昨日は全日本プロレスさんで両国大会。
たくさんの人と物凄い盛り上がりでした!
試合はゲットワイルド再出発ですが…
試合中にパートナーの大森隆男さんに椅子で背後から叩かれました。
意味が分かりません。
なので今日椅子で殴りに行こうと思います。#ajpw#w_1#ワイルド pic.twitter.com/nWib9J3NPA
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年11月28日DDT x KAIENTAI x LAND'S END
とても頼もしい
お二人 pic.twitter.com/xxxeCPIUsx
— サイリョウジ (崔領二) (@j9okhHS1N8QPv4S) 2016年11月27日両国大会ご来場ありがとうございました。
挑戦表明のときのマイクではかなり噛んでしまいましたが石井選手にはなんとか伝わりました。
世界ジュニアのベルトは僕が全日本プロレスに戻す‼︎#プロレス #ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2016年11月27日全日本プロレス両国大会たくさんの応援ありがとうございました!
どう見ても刺激的すぎる初遭遇。むふふふ。また闘いたい!プロレスを堪能した1日だったなぁ。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年11月27日同じ2012年デビューで世代もそんなに変わらない。
意識しないはずがないよ。
自分はベルトを巻いたりしてないし、これといって実績もない。
でも、今までやってきたことに間違いはないと思ってるしやってきたことに自信がある。
竹下選手へのジェラシーもある。
振り向かせたくなるでしょ。
— 岩本煌史 (@k_i_prowrestler) 2016年11月27日全日本プロレス両国大会は貴重な体験でした!元気よくドロップキックに向かいます!
— 木髙イサミ (@isami_777) 2016年11月27日おはようてやんでぇ‼︎
全日本プロレス両国大会への多数ご来場&ご声援、誠にありがとうございました!全日本プロレス3年ぶりの両国、やっぱりどうしても勝ちたかったけど、また連敗更新してしまった…。
でも、今日からまた、てやんでぇ‼︎しまくるでぇ!反省もして、また頑張るでぇ‼︎
— Sushi (@worldwide_sushi) 2016年11月28日全日本プロレス両国大会終わり
試合は田村さんがSUSHIさんから勝利!
大舞台でもっと試合したかった!もっともっと頑張る!
そして今回もスルースキルズの皆さんが一緒にトマトダンス踊ってくれました♪
ありがトマト #ajpw #kdojo pic.twitter.com/qejdXKkXtc
— 梶トマト (@kajitomato) 2016年11月27日本日は全日本プロレスさんの両国大会に参戦させて頂きました。
キャリアの短い自分を選んで頂き大変光栄でした!
全力で闘う事が出来ました‼
名古屋大会にご来場の皆様も有り難うございました! #bjw #ajpw
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2016年11月27日全日本プロレス両国国技館大会が終了しました。
全日本プロレスに勢いが出てきた。 pic.twitter.com/PUlxcyQsHJ
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年11月27日ドリー・ファンクJrさんと記念撮影‼️ pic.twitter.com/lh8eWEeW32
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年11月27日【全日本】ジョーが1年4ヶ月ぶり全日マット帰還、「来年1月ここに戻ってくる!」…両国大会速報中https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/23WkYiyL60
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年11月27日全日本プロレス両国大会、盛りだくさんでした!レジェンドレスラーから東京ではなかなか見られないレスラー、若手から大ベテランまで、プロレスの奥深さ幅広さを堪能しました。 #ajpw
— sayoko mita (@345m) 2016年11月27日 -
両国第二弾カード、最強タッグ出場チームが発表も、注目はGET WILDではなくカシン!?
全日本プロレス・11月27日の両国大会の第2弾カードが発表された。
☆11/27(日)東京・両国国技館『カーベルpresents 全日本プロレスin両国国技館〜New Explosion〜』13:30開場、15:00開始
▼6人タッグマッチ
SUSHI 菊地毅 井上雅央(1/30)梶トマト 田村和宏 佐野直▼スペシャル8人タッグマッチ
ドリー・ファンク・ジュニア チャボ・ゲレロ ウルティモ・ドラゴン TAJIRI(1/30)ザ・グレート・カブキ 西村修 吉江豊 木高イサミ▼GAORA TVチャンピオンシップ
[第13代王者]中島洋平(1/60)[挑戦者]黒潮“イケメン"二郎
※中島2度目の防衛戦▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[第41代王者]高尾蒼馬(1/60)[挑戦者]石井慧介
※高尾2度目の防衛戦▼アジアタッグ選手権試合
[第99代王者組]青木篤志 佐藤光留(1/60)[挑戦者組]渕正信 大仁田厚
※青木&佐藤5度目の防衛戦[既報カード]
▼世界タッグ選手権試合
[第72代王者組]関本大介 岡林裕二(1/60)[挑戦者組]ゼウス ボディガー
※関本&岡林5度目の防衛戦▼三冠ヘビー級選手権試合
[第55代王者]宮原健斗(1/60)[挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者]諏訪魔
※宮原6度目の防衛戦[参戦選手]
崔領二 真霜拳號 竹下幸之介 岩本煌史
※ジョー・ドーリング来場決定既に発表されている三冠、世界タッグ選手権を含めアジアタッグ、世界ジュニア、GAORA選手権も決定して5大タイトルマッチとなり、アジアタッグ選手権は王者組の変態自衛隊の要求通り、渕&大仁田が挑戦、世界ジュニア選手権はDDT同士の対戦となるも、GAORA選手権は全日本vsWRESTE-1の対抗戦の図式となった。
レジェンド枠にはPWF会長であるドリーを含め、カブキ、そして元インタージュニア王者として長らく全日本に参戦していたチャボ、全日本OBからは井上、菊地が参戦となった。そして脳腫瘍で闘病中であるドーリングが来日、ファンに姿を見せるという。ドーリングが日本に来るということはそれだけ回復したということか、試合は出来ないが元気な姿を見せるだけでも充分である。
そして同時に世界最強タッグの出場チームが発表された
☆『2016世界最強タッグ決定リーグ戦』
[出場チーム]
▼group A
宮原健斗&ジェイク・リー組
諏訪魔&青木篤志組
崔領ニ&不動力也組
真霜拳號&タンク永井組
西村修&吉江豊組
長井満也&ブラック・タイガー?組▼group B
秋山準&ミステリアスパートナー組
ゼウス&ボディガー組
大森隆男&征矢学組
野村直矢&青柳優馬組
スーパー・タイガー&佐藤光留組
土肥孝司&熊ゴロー組今年は2ブロック制で行われ12チームがエントリーとなった。昨年度覇者である宮原&諏訪魔は仲間割れで解散、NEXTREAMの宮原はリーと組み、Evolutionは諏訪魔が今年はSタイガーではなく青木をパートナーに指名してエントリーし同じAブロックとなった。また同じAブロックには崔&不動のランズエンド組、真霜&永井のK-DOJO・凶月組、西村&吉江の旧無我組、長井&BタイガーのDM軍がエントリーした。
吉江が西村をパートナーに指名するのは以外というか、無我ワールドでは同じ所属ながらも、西村が藤波辰爾と対立し、無我ワールドの名称と共に退団したことで吉江らから顰蹙を買ったが、時の経過と共に二人は和解、今回のエントリーとようだ。AブロックではNEXTREAMとEvolutionが優勝争いの軸となるか、しかしチーム力に優る凶月の存在も侮れない。Bブロックは復活を果たすGET WILD、昨年度準優勝のビッグガンズ、NEXTREAMから野村&青柳、EvolutionからはSタイガー&佐藤、WRESTE-1から土肥&熊ゴローがエントリーしたが、問題は秋山のパートナーはミステリアスパートナーで“X”とされている、秋山のパートナーに関しては橋本大地が大日本プロレスとの兼ね合いで断念となり、自らの売り込みでケンドー・カシンが急浮上しているものの、カシンが売り込んできたのにも係わらず、マスコミを通じて秋山がアピールしてきたことでカシンの態度が急変してヘソを曲げてしまい、その影響か両国大会のカードには秋山やGET WILDの名前が連ねていない。 秋山としても大地が起用できないとなると、カシンしか選択肢がなくなってしまうが、ヘソを曲げたカシンがどう仕掛けてくるのか・・・
Bブロックに関してはGET WILDが台風の目か、対抗馬にはビッグガンズ、秋山はパートナー次第といったところか・・・両国の第2弾カードも発表され、最強タッグの出場チームも発表されたが、注目は復活GET WILDに見えるも、秋山を振り回しているカシンなのかもしれない…
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GET WILDが再始動!全日本・両国、そして最強タッグに参戦を表明!
<プロレス格闘技DXより>
大森はWRESTLE-1の10・9後楽園大会に参戦し、征矢の復帰戦の相手を務めた。アックスボンバーで勝利した試合後、タッグ再結成を呼びかけ、征矢は「寝ずに1日考えさせてくれ」としていた。
だが、以降、征矢からの返事はないまま。気づけば1週間以上が過ぎ、しびれをきらした大森は「かつてワイルドに息詰まった時に彼といろいろ話し合った思い出の場所」でもある横浜市内のワイルドの森で征矢を待つことにした
【会見の模様】
▼大森「遅いな、征矢のアニキ。この間の(10・9)後楽園で試合終わって、『一晩寝ずに考える』って言ってから何晩経ってんだ。相変わらず返事が遅ぇ。返事が遅い奴はロクな奴がいねぇんだよな。だいたいワイルドとか言ってるけど、性根はどうかわかったもんじゃないし。どうですかね、あいつがどういう返事を持ってくるのか。試合終わって僕の方から『もう一度ワイルドの道を極めてみないか?』と歩み寄ったんですけど、あいつの返事がどういうものなのか……。微妙に体も小刻みに動かしてないと蚊に食われますからね。でもここはかつてワイルドに息詰まった時に彼といろいろ話し合った思い出の場所でもあるんですよ。なので俺が返事を待つといったら間違いなく征矢のアニキはここに来ると俺はそう思ってます」――征矢が来るまで待つと?
▼大森「はい、来るまで待ってますよ。立って待ってます。立って待っている間にも微妙にカーフのトレーニングをしてカカトを上げ下げ……。やっと過ごしやすい季節になってきたと思ったら、また蚊が出るなんて……。しかしどんだけ待たせりゃ気が済むんだ、あいつは。一晩どころか二晩、三晩、1週間ぐらい経ってるじゃないか。相変わらず返事が遅くてのらりくらりなヤローだよ。のらりくらりはリック・フレアーだけで十分なんだよな…」
▼征矢「(後ろからやってきて)こっちにいたか。大森さん(と肩に手をかける)」
▼大森「(征矢に気づかず)それで例のあの人も返事が遅くて大変だったんじゃねぇのか。(征矢に気づいて)おぉ、征矢のアニキ。遅ぇな、お前」
▼征矢「大森さん、約束の場所に来いって言ったじゃないですか。でもここじゃないんですよ。向こう。もうちょっと距離があるんですよ。入口向こうですからね」
▼大森「どうすんだよ?」
▼征矢「何がですか?」
▼大森「もう一回ワイルドの道を極めるのか、極めないのか?」
▼征矢「いや、言いましたよ」
▼大森「いつ?」
▼征矢「あの日にです」
▼大森「誰に?」
▼征矢「誰にって復帰戦やって、大森さんに返事をもらいました。そのあと全日本プロレスさんに上がって秋山さんと試合しまして、試合終わった時に組んでやる、やってやると」
▼大森「それはマスコミの皆さんにでしょ? 返事したの。俺に言ってないじゃない」
▼征矢「いやいや、一緒でしょ」
▼大森「違うよ。全然知らない。新聞とか雑誌とか見てないし」
▼征矢「一緒じゃないですか、大森さんに言おうが、ここにいる人に言おうが」
▼大森「一緒じゃない。俺に言わなきゃ。筋が違うよ、筋が。牛筋が違うだろ」
▼征矢「何で牛筋なんですか? 裏筋かもしれないじゃないですか」
▼大森「やめろ! どうすんだよ。俺たち、もう一回ワイルドの道を極めるのか、極めないのか」」
▼征矢「正直ですね、大森さんは寝ずに考えたわけじゃないですか。さすがに2試合したんで…」
▼大森「寝ちゃったか?」
▼征矢「いやいや、寝ようとはしなかったんですけど、目を閉じて真剣に考えたんですよ。そしたら朝になってました」
▼大森「じゃあ寝てたんだ」
▼征矢「いや、寝てはいないですよ。ただ今日は大森さん、誕生日近いでしょ?」
▼大森「もう終わったよ」
▼征矢「(無視して)お土産持ってきたんで」
▼大森「おお、花火玉か。立派な長野の花火玉だ」
▼征矢「開ける時、気をつけてくださいね。誕生日、今日でしょ」
▼大森「もう終わったけどな。開けていいの?」
▼征矢「気をつけてください、本当に」
▼大森「しかしよ、これもこれでうれしいんだけどさ、もう一回ワイルドの道を極めるのか、極めないのか、どっちなんだよ? 返事を聞かせてくれ」
▼征矢「大森さん、やってやりましょう。この間、秋山さんとシングルマッチやって、あそこまでボコボコにやられて引き下がれないでしょう」
▼大森「引き下がれねぇな」
▼征矢「こっちの肩もボコボコにやられようが必ずリベンジをしたい。そういう気持ちがあるんで、大森さん、ここはもう一度GET WILDやっちゃいましょうよ。どうですか? ユー、GET WILDやっちゃう?」
▼大森「じゃあ両国も最強タッグも出ちゃいなよ」
▼大森「(征矢からのプレゼントをあけるとカボチャが)何だこれは。立派なヘチマだな」
▼征矢「ヘチマじゃないですよ。ハロウィン近いからカボチャ買ったんですよ。煮たり焼いたりして食べ方は大森さんに任せますよ」
▼大森「それは今の自身にかけてるのか。煮るなり焼くなり好きにしてくれと。征矢学、この俺を全日本のマットで煮るなり焼くなり好きにしてくれって、そういうことか?」
▼征矢「俺じゃないですよ。大森さん、カボチャはナマで食べれるんですよ。今すぐ食ってください。大森さんがこれ食ったら組みますよ。大森さんが食ってくれたら組んでやってもいいぞ」
▼大森「どっちが上か下かわからないな」
▼征矢「上からでも下からでもかじってくれよ」
▼大森「これよくみると、この間やられた憎たらしい奴のツラに見えてこないか? 秋山準に見えてこないか、このカボチャが」
▼征矢「そういう言い方していいんですか? 髪形が一緒ってことですか?」
▼大森「秋山社長にそう言っとくわ。焚たきつけてやるぜ」
▼征矢「あんたスパイだな。そうやってあれでしょ。組んどいて、組む組む詐欺をやろうとしてるんでしょ? GET WILDやります詐欺。そうやって俺をはめようとしてるんじゃないですか?」
▼大森「いや、俺は一度腹を決めたらとことん地の果てまでいくぜ」
▼征矢「一人で行ってくれ。俺は天国にしか行かない」
▼大森「付き合ってくれよ。そしてまた二人がタッグを組む証を残そうや!」
▼征矢「大森さんがそこまで言うならやってやりましょう!」
▼大森「これは一晩水につけないといけないから、俺は先に帰るわ。ありがとうな、カボチャ(と去る)」
▼征矢「一晩水につけるってどういう意味ですか。今すぐそこで食べろ。おい、逃げるんじゃない。大森さんはGET WILDやるといってくれたんで、私も大森さんのその気持ちに応えて、必ずタッグリーグも……」
▼大森「(戻ってきて)それだけしゃべればノドも渇いただろ。最後はいつもの俺たちのアレで会見を締めようじゃないか。(ノーフィアーポーズで)GET WILD!」
▼征矢「新しいのですか? それノーフィアーじゃないですか。髪型はノーフィアーっぽいですけど」
▼大森「何かなかったっけ?」
▼征矢「最初からこれやりますって考えますか? 形にとらわれてるんですよ、大森さんは。形にとらわれないのが我々でしょ」
▼大森「そうか。危うく見失いかけてた」
▼征矢「大森さん、俺たちにこの先、何が待ってるかわからないけど、俺たちワイルドですから、ワイルドを極めるということはワイルドに生きていかなきゃいけない」
▼大森「全くその通りだ」
▼征矢「ということで今日からタッグ組むから、みんな見ててくれ。ワイルドに! いこうぜぇ!!」
▼大森「いこうぜ!」
▼征矢「誕生日、47歳おめでとう」
▼大森「40すぎたら年がわからなくなりました」
▼征矢「大森さん、47になった心境を。俺、帰りますから。お疲れ様です!」
▼大森「いろいろ今後、これからもまだまだ紆余曲折、ワイルドの道と同じように、征矢選手と組むことで、すでに道は平坦ではないですけど、必ず我々でタッグを組むことの結果を出します。ありがとうございました」
<東京スポーツより>
全日本プロレスがまたもや面倒な男に目をつけられた。“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)が17日、11月27日両国国技館大会で秋山準社長(47)との初コンビ結成を熱望したのだ。カシンは試合も組まれていないのに、秋山の誕生日である全日プロ9日の後楽園大会を表敬訪問。リング上で「はぐれ全日本軍団」のTシャツをプレゼントした。秋山は明らかに迷惑そうだったが、直後に鉄人・小橋建太(49)がゲスト登場したため、カシンの怪行動はすっかり関係者の記憶から消えうせていた。しかし悪魔仮面は自信満々だった。
「秋山社長も突然の贈り物を喜んでくれた。手応えありだ。会場では会う人会う人に嫌な顔をされ、罵詈雑言を浴び、花道で小橋さんにあいさつしたら『誰だ、お前?』という顔をされたが…。ぜひ両国で組ませていただきたい。相手はGET WILD(大森隆男、征矢学組)だ」
カシンは2004年に世界タッグ王者に君臨し、今年の王道トーナメントもベスト4まで進出。王道継承者を自称しているものの、実は「四天王」はもちろん秋山とは対戦経験がなく、今回が最後のチャンスと踏んでいる。
「同世代ですし、ぜひ大舞台で秋山社長と並びたいわけです、ハイ。東金祭り同様に声はかかっていないけどな。永田裕志は冷たい男だ。俺も魂とスリッパだけは東金に置いておく。しかし台湾とは…(以下略)」
対戦相手に指名されたGET WILDは、大森が再結成を呼び掛けるも征矢が回答を保留したまま。それでも実現すれば魅力的なカードとなる。全日本11・27両国決戦に向けては、16日に大仁田厚(58)が電流爆破バット持参認可を要求したばかり。難題続きの秋山社長は悪魔仮面の声をどう聞くのか。もっとも聞かなくたって何の罪にも問われないが…。
征矢と大森が会見を開き「GET WILD」再結成を宣言した、再結成に関しては10日のWRESTE-1後楽園大会で大森が再結成を呼びかけたものの、征矢はWRESTE-1王座奪取を優先したため返事は保留となっていた。だが同じ日の全日本後楽園大会で秋山にねじ伏せられるように敗れた征矢が再結成を決意したという。
再結成の舞台は11月27日の全日本両国大会となっているが、対戦相手にはカシンが秋山とのタッグで名乗りを挙げたが、秋山の承諾は得られていない。GET WILDは12月から開幕する「世界最強タッグ決定リーグ戦」にも参戦を表明、既に最強タッグに向けて諏訪魔はスーパー・タイガーではなく青木篤志をパートナーに抜擢して参戦を表明しているが、GET WILDの参戦となるとリーグ戦の目玉になることは必至、気になるのは秋山が橋本大地と組んでエントリーするのか?、大日本も最強タッグ最終戦が行われる後楽園大会の同日には横浜文体でビッグマッチを控えていることから参戦は厳しい可能性が高い、そうなると秋山はカシンと組まざる得ないのか・・・
11月27日の両国大会へ向けてカードを発表し動き出した全日本、12月から開幕する世界最強タッグに向けても動き出した。果たしてどのチームが参戦し優勝するのか・・・
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大仁田と渕がアジアタッグ挑戦へ・・・80年代に開催された全日本初のジュニアタッグリーグ
10月15日新潟・三条大会で丸山敦&竹田誠志組からアジアタッグ王座を防衛した青木篤志&佐藤光留組が次期挑戦者に大仁田厚&渕正信組を指名した。
大仁田と渕はハル薗田(故人)と共に若手三羽カラスと言われ、海外武者修行時代にもタッグを組んだ仲でもあるが、大仁田がインターナショナルジュニア王座を奪取して渕より先に帰国したのもあったが、共に日本へ帰国してからは本格的にタッグ組むことはなく、アジアタッグ王座にも縁がなかった。
昭和59年8月~9月にかけて全日本プロレスは初めてのジュニアタッグリーグ戦である世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦を開催した。
<出場チーム>
マイティ井上&グラン浜田
チャボ・ゲレロ&へクター・ゲレロ
フィッシュマン&ベビー・フェース
大仁田厚&渕正信
マジック・ドラゴン&ウルトラセブン大仁田は渕と組んでエントリーしたが、当時の大仁田は左膝蓋骨粉砕骨折したばかりでジュニア王者時代とは程遠い動きだった。
また当時の全日本は新日本プロレス興行の大塚直樹氏と業務提携を結んだばかりで、馬場さんと大塚氏の発案でメキシコ修行中だった三沢光晴を2代目タイガーマスクとしてデビューさせていた。
大塚氏と手を結んだ全日本は新日本を敵に回して大攻勢をかける直前であり、またUWFから撤退した新間寿氏も全日本に接近しつつあった。出場チームは当時インターナショナルジュニアヘビー級王者だった井上が浜田と異色タッグを結成、浜田もUWFに参加していたが新間氏の撤退と共に浜田もUWFから離脱、新間氏の斡旋で全日本に参戦していた、またUWAのフィッシュマンやフェースも新間氏のブッキングによるものだった。
また大仁田のライバルだったチャボは弟のヘクターと組み、マジックドラゴンに変身していた薗田はウルトラセブン(高杉政彦)のマスクマンコンビを結成して参戦した。優勝争いは井上組、ゲレロ兄弟が5点、大仁田組が4点と3チームで優勝争いとなったが、大仁田組は井上組との直接対決で無効試合の無得点試合をやってしまったことで脱落、井上組とゲレロ兄弟で優勝決定戦が行われ、井上がヘクターをジャーマンで降し優勝となった。
その後大仁田は左膝の状態が良くならず、二代目タイガーの台頭もあってジュニアの最前線から取り残されるようになり、引退をかけて井上の保持するインタージュニア王座に挑戦するも敗れ引退し全日本から去った。それを考えると左膝を骨折した時点でジュニアにおける大仁田の時代も終わりを告げていたのかもしれない。
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全日本、WRESTE-1の長い一日・・・全日本編 秋山が征矢の右腕を破壊!火花散らすWRESTE-1との対抗戦
10月9日 全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ」 後楽園ホール 1387人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○黒潮“イケメン"二郎 吉岡世起(13分0秒 イケメンラナ)×中島洋平 SUSHI【試合後の黒潮&吉岡】
黒潮「やった! やった! 勝った…。もしかしたら、俺のスタイルが一番通用する世界かもしれない。わからない、第一戦で、これでいつも調子に乗って、俺はやっちゃってますから。そこは反省して、さらに研究して、俺なりの王道を掴みたいと思います」吉岡「世界ジュニアのチャンピオンを引っ張り出してやろうと思ったら、ここにねえじゃねえか、ベルトは。どういうことだ? こんなもんじゃ済まさねえぞ。いつでもやってやるぞ、オラ」
黒潮「フィニッシュ!」
――GAORA王者からの勝利となったが?
黒潮「ああ、そうか! 夢が、希望がありますね。今、稲葉が河野さんからベルトを挑戦させろと言われてて、稲葉はその挑戦を飲んだんですけど、僕は正直、何の権限もないですけど、本当に誰よりもプロレスを愛してます。GAORAチャンピオンになるのは俺かもしれないし、わからない。フィニッシュ」
【試合後の中島&SUSHI】
中島「ああクソ!」SUSHI「強いな」
中島「すいません。SUSHIさん、すいません」
SUSHI「強いですよ」
中島「強いも何も、全日本を応援してくれているみんな、すいませんでした…。クソ! ふざけるなよ、クソ!」
SUSHI「ふざけやがって。来るな、お前ら。何しに来てん? 絡むのもイヤなんじゃ、ボケ! 何しに来てん? ふざけるな、ボケが」
◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
大森隆男 ○渕正信 ウルティモ・ドラゴン(11分56秒 片エビ固め)吉江豊 高岩竜一 ×5代目ブラック・タイガー
※バックドロップ◇第3試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
△野村直矢 青柳優馬(13分19秒 両軍リングアウト)土肥孝司 △熊ゴロー【土肥の話】「見ての通り。この抗争を続ける意味は何もわからないし。全日本プロレスにもW-1にも、もうこのカードは組んでもらいたくないし。無効試合? 見てみろよ。どっちが勝ったか、一目瞭然でしょ」
【熊ゴローの話】「見ての通り、俺たちの方が絶対に強いでしょ? 見ててどう思いました? 俺たちの方が当たりも強いし、体もデカいし、存在感ねえよ。もっと来いよ。よええよ。もっと来い、本気で。自分よりデカい人間とやってるんだからよ、いつもの3倍、4倍、5倍で来いよ。それだけだよ。存在感ねえよ」
【野村の話】「あいつら2人、今日の戦いでは不完全燃焼だよ。次、またあいつらとやりたい。両者リングアウトなんてお客さんが一番つまらない試合になってしまって。次は俺が3カウント取ります」
【青柳の話】「2人とも覚えておけ。絶対に逃がさないからな!」
◇第4試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○ゼウス ボディガー 岩本煌史(11分51秒 片エビ固め)崔領二 ×不動力也 土方隆司
※ジャックハマー◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合
[第99代王者組]○青木篤志 佐藤光留(16分24秒 高角度前方回転エビ固め)[挑戦者組]長井満也 ×南野タケシ
☆青木&佐藤が3度目の防衛に成功(試合終了後)
青木「今日もいろんなのたくさんあるけど、俺らは今、アジアタッグに集中するんで。次の三条で必ず防衛して、そのまま両国に向けて突っ走ります。必ず皆さん、両国大会に来てください。俺らはまだまだ…まだまだ…まだまだまだまだ負けるつもりはないんで。これからも光留さん、防衛戦をやっていきましょう」【試合後の青木&佐藤】
佐藤「勝ったの?」青木「勝ったよ」
佐藤「勝った? もしかして」
青木「何とか勝ったよ。やられると思ったよ、俺も」
佐藤「もうダメだと思ったよ。ひとごと言っておくよ。最近、俺おかしいんだよ。アジアタッグの試合をやるたびに、青木篤志! あんたを好きになっちまうんだよ」
青木「じゃあ、俺からもひとつ言っておくよ。あなたはもともと変なんだよ」
佐藤「関係あらへん」
青木「まあ、とりあえず今日防衛したってことは、イコール、次の防衛戦が決まっているということだから。そこに向けて、また明日からじゃなくて、もう今日から対策を練って行かなきゃダメだと思うから」
佐藤「今からね。何ができるかな? 2人で」
青木「2人じゃなくてもいいかな?」
佐藤「なんで? 好きだって言ったじゃん」
青木「いや、違う。片思いだから、別に。俺からの気持ちはまだ何にも伝えてないから。それはもうしょうがないんだよ」
佐藤「中年の片思い、一番意味がないよ」
青木「しょうがない、しょうがいない。実らぬ恋ほど悲しいものはないんだから。まあでも、どんな形であろうと、俺らは今、このアジアタッグのベルトを持っていて。俺らは99代」
佐藤「みんなで永遠に来ない100代目を求め続ければいいんだよ」
青木「99代でストップしたっていいんだよ。そっちの方が面白いしね」
佐藤「キリがいいしね」
青木「まあでも、次の防衛戦もしっかり防衛して。この先を見据えてね」
佐藤「二度と来ない100代…実らない恋だね。そこにかけたんだね?」
青木「まあ…」
佐藤「違うんかい!」
青木「まあ、いいや。とにかくまた次、頑張りましょう。ありがとうございました」
佐藤「恋って言ったら俺らだから。後悔しないよ。後悔しない」
【試合後の長井&南野】
南野「ふざけんなよ、バカ野郎」長井「おい、タケシ。最後どうなってんだ? お前が1、2、3なのか?」
南野「肩を上げたんだけどな。あの京平の野郎…違う、カッパの野郎が」
長井「おい、カッパの野郎がよ、俺たちを100代にしたくねえからってよ。テメエ、最後のカウントが速いんじゃねえのか。タケシだろ、この野郎。ふざけるなよ。俺とタケシ、高岩、ブラック・タイガー。俺たちDARK NIGHTMAREが全日本プロレスのリングを面白くしてやるよ。今日はあいさつ代わりだ、この野郎」
◇第6試合
▼60分1本
○秋山準(7分53秒 V1アームロック)×征矢学(試合終了後ケンドー・カシンが登場。例によって大怪獣モノの卵を持参したカシンは、リングに上がると、この日47歳となった秋山に「誕生日おめでとう」と闘魂タオル等をプレゼント。さらに「はぐれ全日本軍団」と書かれたTシャツも差し出した。カシンは「はぐれてるだろ?」と問いかけるカシンに、困惑するばかりの秋山だが、Tシャツを受け取って握手する。入れ替わるように小橋建太氏が花束を持ってサプライズ登場。「準、誕生日おめでとう」とお祝いする。)
秋山「いやあ、小橋さん。準と呼んでもらって、誕生日おめでとう…最高です。47歳ですよ、俺」小橋「まだまだ。今日見てたら、まだまだ青春してるよ」
秋山「小橋さん、誕生日プレゼント、花だけですか? カシンはタオルも持ってきてくれたからね。できれば両国あるんで、両国にぜひ誕生日プレゼントとして小橋建太、よろしくお願いします(と両国大会に小橋の来場を求め、秋山は「小橋! 両国!」コールを煽る)
小橋「わかった」と即答。「復帰はしないけど、両国に行く! 来いっていうことは、それ相応のことがあるのか?」
秋山「あると思います」
【試合後の秋山、小橋】
秋山「小橋さん、わざわざありがとうございました」――サプライズのお祝いがあったが?
秋山「2つもサプライズ…嫌なサプライズといいサプライズで、今の全日本を表してるような。みんな復帰って言ってましたよ?」
小橋「いや、復帰はない。復帰はないけど、両国は行くから。じゃあ」
秋山「バーニング復活で。久しぶりにスターネスからバーニングになります。ありがとうございました」
※小橋が先に去っていく
――秋山選手から要求する形で実現した征矢選手とのシングルだったが?
秋山「まあまあ、2試合やってね。復帰戦でできるとも思ってないし、万が一、俺が負けていたら、俺は引退しなきゃいけないから。それぐらいだからね。2試合目に負けたら。別に勝つようなこともないと思うけど、ちゃんと俺の前に立てるかどうか。それだけしっかり確認したかったけど、まあしっかり立ってきた。だから、大森も午前中にあのチームをもう一度って言ったのも聞いたし、お互いがやる気になって前を向くんであれば。俺は別に、前がどうのこうのって一切そんなことを考えてないし。俺も1回出ていったことのある人間で。俺が戻って来た時に、渕さんとか京平さんもそう、みんな普通に迎え入れてくれたと思うから。だから、俺は何かあった時はそこに関しては一切怒ったりはできないのね。できる身分というか、立場じゃなかったし。だから、アイツは俺がどういう気分だって思っているかわからないけど、俺はただ、大森の旦那とかそこは違うだろと。もともとワイルドでああいうのがあったとしても、久しぶりに大森の前に来て、大森にやってほしいって言うんであれば、『大森さん』と言ってやるのが筋だろうということだけです。ああやってテーピングを巻いて前に立った時に、それだけであとはなにもない。これからはイチレスラーとレスラーの戦いですよ。俺はあんまりウジウジしないからね」
――試合後のカシン選手の行動は?
秋山「毎回、わけがわからない。何をやっているのかわからないし、お客さんも。俺、はぐれてないと思うんだけどなあ。昔は確かにはぐれてたと思うんだけど。言ってたよ。『昔、はぐれてたでしょ?』って。確かに昔ははぐれてたけど、今は俺がはぐれちゃダメだもの。まあまあ、はぐれた方が俺にとっていいのかもわからないけど、昔から知っているから、俺のあれを知っているのかもわからない。どういう真意で来たのかわからないけど」
――Tシャツを受け取って握手を交わしたことで、カシン選手は喜んで帰っていったが?
秋山「まあ、どうだろうね? 俺も今はひとりだから。お互いちょっと…。今までは俺の指示を聞くヤツばっかりだけど、絶対に聞かなそうだから。やりづらくて、自分自身の挑戦というか。47歳を過ぎて、難題をふっかけられたような」
――前半戦に団体代抗戦があったが、その感想は?
秋山「今日はSUSHIが一番よかった。野村と青柳と熊ゴローと土肥の試合は、お互いダメだ。お互いにダメ。いきなり一発目から緊張感ないもん。あれはダメ。やっぱりキャリアがない者同士がやるとああなるね。今日は別に、青柳と野村だけが悪いわけじゃなくてね。俺が入ってるとだいぶ違うでしょ」
【征矢の話】「秋山さんは俺がここのリングに上がること、俺の行動をいいとは思ってないでしょう。そんなのね、この全日本プロレスに上がる前から覚悟はできてたんです。その覚悟はできて、全日本プロレスに来たんですよ。なんだって受けてやるぞ。来いよ。正直、復帰戦で大森さんと秋山さん、2人とのシングルマッチを続けてやるっていうことは大チャンスだと思ったんですけどね。ここまでやられたら、このまま引き下がるわけにはいかねえんだよ。このまま引き下がるわけにはいかねえんだ! お客さんがイヤかもしれねえ。選手のみんながいいとは思ってないかもしれない。でも、俺は全日本プロレスにまだ上がるぞ。まだやってやるぞ。ふざけるなよ。望むところだよ。こんなところで終わってたまるか、コラ!」
◇第7試合
▼タッグマッチ
○諏訪魔 スーパー・タイガー(22分1秒 体固め)宮原健斗 ×ジェイク・リー
※ラストライド【諏訪魔の話】「ジェイクも伸びているというか、そういうのは感じるし。そして、宮原。あのベルトをもう取り返しに行くんだ。預けてたんだ。どうしてもね、1月2日からの続きを俺はやりたい。なんだろうね? もう下にね、噛みついたりとかさ、そんなのはバカバカしいというかさ。もう本当に純粋に三冠のベルトを取り返しに行きたいっていう。そう思うよ。みんなあれだよね、スーパーにしてもそうなんだけどさ、相手のジェイクにしても、今日全体を見ても、やっぱし全日本プロレスに新しい流れができてるなっていうのは凄いヒシヒシと感じるんで。この流れ…若いヤツら見たってさ、もう一歩なところだってあるんだから、ここはまだ俺が振り回してやりてえなって思ってるよ。いや、あのベルトはどうしてもほしい。何にも作ってないからね。宮原だったら申し分ないよ」
【宮原の話】「まあもう、27日はカードも決定しているし。僕は決定しなかったのは、別に彼がイヤだとかじゃないです。俺の心の中では両国国技館、諏訪魔しかいねえだろって思ってたし。彼が返上したベルトを俺が2月に巻いて、リング上でこのベルトがあることは宿命だと言って。そしてこの両国で諏訪魔…彼と戦うことも俺の中では宿命だな、運命だなと思っています。ただ、俺が防衛しないとダメだっていう覚悟の方が勝っているんじゃないかな? とにかく、両国でどっちが全日本プロレスの顔か? 27日にハッキリさせてやる」
夜の全日本後楽園大会にはWRESTE-1から征矢、黒潮、吉岡、土肥、熊ゴローが参戦し対抗戦が3試合組まれた。
まず第1試合では黒潮&吉岡に中島&SUSHIが迎え撃ち、SUSHIが吉岡と打撃戦を展開すれば、中島も黒潮の華麗な動きを封じるかのように蹴り倒し、場外戦でも全日本側がWRESTE-1を圧倒、黒潮を捕らえて試合を有利に進める。
劣勢の黒潮はSUSHIにジャンピングハイキック、スワンダイブミサイルキックを放って反撃すると、交代を受けた吉岡は串刺しニー、ジャンピングハイキックで続き、全日本ファンを挑発しながらミドルキック、顔面ウォッシュ、顔面へのドロップキックを放てば、SUSHIも頭突きで応戦してソバット、膝蹴り、ニールキック、ぶちかまし、串刺しラリアットからフィッシャーマンズバスターと猛反撃する。
中島も黒潮にミドルキック、ジャンピングハイキックを放つが、黒潮はスタンガンで中島の攻勢を断ち切るとアラビアンプレスを投下、吉岡が入って連続ローキック、吉岡のランニングローキックの援護射撃から、黒潮がその場飛びムーンサルトを決める。
中島もバスソーキックで反撃して、丸め込みを連発する黒潮にハイキックからジャーマンを決めるが、跳後廻蹴を狙うと黒潮がウラカンラナで3カウントを奪い、WRESTE-1勢が逆転で先勝を奪う。第3試合では野村&青柳が土肥&熊ゴローを迎え撃ち、試合開始から両軍共意地の張り合いを展開して火花を散らし、熊ゴローとの打撃戦を制した野村が青柳と共に捕らえ先手を奪うも、熊ゴローは青柳にバックフリップを決め手から流れが変わり、場外に逃れた青柳を土肥が強襲、そこで野村が入り4選手で乱闘を展開するが、リングに戻ると青柳にエルボースマッシュを受け流した土肥がエルボーで圧倒、熊ゴローもブレーンバスターで投げ、青柳を捕らえにかかる。
やっと青柳から交代を受けた野村は土肥に串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックス、エルボー合戦を追尾式バックハンドエルボーで制してからスピアーを決め猛反撃が、土肥はハーフネルソンスープレックスで野村の攻勢を断ち切ると、交代を受けた熊ゴローが串刺しラリアット、ブレーンバスター、セントーンからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ野村を追い詰めにかかる。
しかし背後に着地した野村は青柳のミサイルキックの援護射撃から、Wブレーンバスター、Wバックドロップと合体技を連発すると、土肥が入って4選手が入り乱れ、土肥のラリアットで場外戦へと突入するが、4選手は場外で熊ゴローが野村にマウントエルボー、青柳は客席で土肥と乱闘となり、そのまま両軍リングアウトの引き分けとなるも、完全にエキサイトした4選手は乱闘を続け、青柳は引き上げようとする土肥を襲撃しようとするが、レフェリーに制止されてしまう。セミの秋山vs征矢は、秋山が征矢の古傷である右腕や首に集中攻撃を加え、劣勢の征矢のセコンドに大森が駆けつけるが、秋山はアームロックやアームバーで捕らえ征矢の動きを封じ込める。
秋山はランニングニーからブレーンバスターを狙うが、征矢が投げ返すと痛い右腕を庇いながら串刺しワイルドボンバーからブルドッキングヘッドロックの連続技、ネックブリーカーと猛反撃するが、フライングワイルドボンバーは秋山がジャンピングニーで撃墜すると、ランニングニーで突き刺し、チキンウイングアームロック、ニーリフトの連打、エクスプロイダーと畳み掛け、最後は征矢の顔面を膝で押し当てながらのV1アームロックで捕獲し征矢はたまらずギブアップ、試合後も征矢を追い払って退場しようとするが、そこでケンドー・カシンが現れ、誕生日を迎えた秋山に闘魂タオルと“はぐれ”全日本軍団Tシャツをプレゼントして「はぐれてるだろ?」と結成を促して退場すると、続いて小橋建太も登場して「準、誕生日おめでとう」と花束を贈呈、秋山は小橋コールを煽ると、小橋は11月27日の両国大会に来場することを約束した。そして11月27日両国大会の主要カードが発表された。
☆11/27(日)東京・両国国技館『カーベルpresents 全日本プロレスin両国国技館〜New Explosion〜』13:30開場、15:00開始▼GAORA TVチャンピオンシップ
※カード未定▼アジアタッグ選手権試合
※カード未定▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
※カード未定▼世界タッグ選手権試合
[第72代王者組]関本大介 岡林裕二(1/60)[挑戦者組]ゼウス ボディガー
※関本&岡林5度目の防衛戦▼三冠ヘビー級選手権試合
[第55代王者]宮原健斗(1/60)[挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者]諏訪魔
※宮原6度目の防衛戦メインは宮原vs諏訪魔の頂上対決、世界タッグ王者のストロングBJにはビッグガンズが挑戦、ビッグガンズはストロングBJに2連敗を喫していることから、背水の陣で挑む。
GAORA選手権は未定だが黒潮が中島から直接フォールを奪ったことから挑戦者に名乗りを挙げる可能性が高い。アジアタッグ王者の変態自衛隊は新結成されたDN軍(DARK NIGHTMARE)を迎え撃ち、DN軍のセコンドには高岩、五代目ブラックタイガーが着いて合流の意志を示し、DN軍が奇襲を仕掛けると高岩らも介入して青木を捕らえ試合の主導権を握る。
劣勢の青木はドロップキックで活路を見出すと、交代を受けた佐藤が長井にミドルキックを乱打、水車落としから腕十字で捕らえ、ブラックタイガーが介入を狙うが、長井と同士討ちを誘って延髄斬りからローキックを放つも、長井もハイキックから魔界ドライバーで突き刺してからストレッチプラムで捕らえる。
交代を受けた南野はパイルドライバーを狙うが、佐藤はリバーするすると、交代を受けた青木は串刺しランニングエルボー、ブレーンバスター、ミサイルキック、グーパンチと畳み掛けるが、長井の好フォローを得た南野は変形フェースバスターからデスバレーボムで勝負に出る。
しかし着地した青木はノーザンライトスープレックスからトラップオーバーで捕らえて追い詰めるが、高岩から警棒を受け取った南野は殴打して脱出しライガーボムからデスバレーボムを狙うと、青木は回転エビ固めで逆転3カウントを奪い王座を防衛、15日の三条大会では丸山&竹田を迎え撃つことになった。メインでは宮原vs諏訪魔の前哨戦が行われ、先発で買って出た両者は互いに出方を伺いつつも火花を散らすが、試合はリーを捕らえた諏訪魔組が試合を有利に進め、交代を受けた宮原も再び諏訪魔と対峙するが、ジャーマン狙いは逃れられてしまうと、フロントハイキックもキャッチされてアンクルホールドで追い詰められてしまう。しかし諏訪魔のラリアット狙いを宮原はスネークリミットで切り返し、腕十字で捕らえ、ブラックアウトを連発するが、また諏訪魔がキャッチし、突進する宮原を万力スリーパーで捕らえ、ラストライドを狙うと、フランケンシュタイナーで切り返した宮原はブラックアウトを炸裂させ、両者ダウンとなる。
終盤には宮原を排除した諏訪魔がリーを捕らえ、諏訪魔のダブルチョップとS・タイガーのミドルキックが交互にさく裂させてから、バックドロップ、カットに入る宮原を掟破りの二段式ジャーマンで再び排除すると、最後はリーのバックドロップ、ラリアットからラストライドで3カウントを奪い、宮原の眼前で貫禄の差を見せつけた。WRESTE-1との対抗戦に関しては秋山と大森以外のトップ(諏訪魔、宮原、ゼウス、青木)は自分のことで手一杯なのか我関せずの姿勢、征矢は“GET WILD”再結成にはまだ保留だが全日本には継続参戦の姿勢を見せるも、大森がセコンドについていることから流れ的にも再結成へと傾きつつある。
またカシンの不可解な行動も気になるが、秋山も世界最強タッグに向けてパートナーを物色する段階にきている、本来なら大日本の橋本大地だがダメとなるとカシンとのタッグか?、カシンも藤田和之の引退表明を受けて“はぐれ”IGFの活動休止を示唆していることから、秋山とのタッグ結成を狙っている可能性も否定できない。小橋来場も決まり、11月27日両国へ向けて動き出した全日本、果たしてどんなカードが揃うのか?
【全日本】秋山が非情腕攻めで征矢粉砕、カシンが謎の誕生日プレゼント、小橋氏の両国来場決定▼征矢が継続参戦熱望▼青木&佐藤V3で丸山&竹田迎撃へ▼諏訪魔が前哨戦先勝▼黒潮がGAORA王者・中島撃破…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #W_1 pic.twitter.com/rtwzEuTm3n
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年10月9日本日は後楽園大会へ沢山のご来場誠にありがとうございました!明日は、10/10(月・祝) 夢メッセみやぎ西館ホール 17:00開始!当日券は15:00より!特別RS7500円/リングサイド5500円/指定席4500円/小中高生1000円 明日も是非ご来場下さい! #ajpw pic.twitter.com/zx4bwqdJRP
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年10月9日ついに11・27両国大会での三冠戦が決定。
預けていた三冠ベルトをそろそろ返してもらおうと思う。
そして時代の波を押し返す為に
全てを賭けるよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016年10月9日全日本プロレス後楽園ホール大会最高の盛り上がりをありがとうございました☆
11月27日を"最高"の日にしよう。#ajpw pic.twitter.com/qGINwvisgo
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年10月9日試合終了。警棒で側頭部をぶっ叩かれたものの我らが青木隊長が勝って防衛。リング上で次の防衛戦の相手をわざわざ通達されました…が、誰でも来んかい言うたんは他でもないアタシです。苦難の道のり、エクストリームな防衛ロードが希望です。ご予約、お待ちしておりますで。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年10月9日次のアジアは新潟県の三条!遠征来たらええねん!ほんで駅で「ただいま三条」って心の中で呟いてから会場来たらええねん!待ってるで!
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年10月9日ご来場ありがとうございました。
あの2人とは必ずケリをつけます。
ただじゃ済まさない。#プロレス #ajpw https://t.co/Dusos4nYRe
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2016年10月9日W-1、全日本後楽園大会ご来場誠にありがとうございました!
イリミネーションは個人的には消化不良な感じで終わってしまった。まだ始まったばかり。
全日本プロレス無茶苦茶面白い!!!でももっと来てくんねーと。もちろんまた呼んでくれますよね。#w_1 #ajpw
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年10月9日W-1に全日本、昼夜後楽園が終了。
思わぬ大声援、ありがとうございました!
正直全日本プロレス、半端じゃなかった。
自分の試合うんぬんじゃなくて、全興業を見て純粋に1つのプロレスの興業を全力で楽しいと思ってしまった
これはW-1うかうかしてられないぞ。#ajpw #w_1 pic.twitter.com/l3IAzrpw7r
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年10月9日今日は、準の47回目の誕生日、サプライズで花を渡しに行ってきました。
満員の後楽園ホール…全日本プロレスは準が先頭に立って頑張っている事がカタチになって来た様に思います。
11.27両国国技館大会に行く事が決まりました。どんなカタチで参加するかはわかりませんが『いくぞー』‼️ pic.twitter.com/CKFiGzi1ZG
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年10月9日47歳か!
最初に会ったのが22歳の時だからもう四半世紀前(25年前)か!
もう周りでも”ジュン”と呼ぶ人は少なくなってきたと思う。
しかし60歳、70歳、80歳になっても生きている限り
”ジュン”と呼ぶだろう‼️ pic.twitter.com/jEMqrzbfWk
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年10月9日 -
秋山準が征矢学に激怒した理由…2年越しのケジメマッチが実現か?
秋山準が21日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、WRESTLE-1・征矢学について言及。9・19後楽園大会に来場し、大森隆男に対戦を直訴した征矢の態度に激怒。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立て」と10・9後楽園大会での一騎打ちを要求し、「プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやる」と制裁を予告した。
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9・19後楽園大会に征矢が来場し、大森に復帰戦(W-1 10・9後楽園)での対戦を直訴。大森も受けて立つ決断をし、GET WILD対決が決まった。大森の意思にゆだねた秋山だけに対戦に不満はないが、征矢に対しては怒りしかない。他団体のリングに直訴しに来ながら、征矢は普段通りの軽いノリを崩さず、前日にW-1が開いた「征矢vs大森」発表会見でも、かつてのGET WILD会見を再現するような軽妙なやり取りをみせた。これには秋山も激怒。「しっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるし。そういうところ俺、嫌いだから。筋通す時は通さないといけないし、大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いとかそういうの大嫌いだから」と嫌悪感をむき出しにした。
そこで秋山は征矢が復帰戦を行う同日開催となる10・9後楽園大会への出頭を要求。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立て」と一騎打ちを迫った。
早期返答を要求した秋山は「怖かったら来なくていい」と逃げ場も用意したが、もし征矢が対戦に合意することになれば容赦しない。征矢は「僕には僕のスタイルがある」と主張していたが、それも秋山の怒りに油を注いだ。「こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。こっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ」と正論を口にした秋山は、「それは彼らのスタイルかわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります」と制裁を予告した。
さらに秋山は「武藤(敬司)社長へのお願い」として、土肥孝司&熊ゴローの10・9後楽園参戦をW-1側に要請。「こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつらも一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのか見てみたい」と野村直矢&青柳優馬との再戦を組む意向を示した。
【会見における秋山】
▼秋山「お忙しいところありがとうございます。(9・19)後楽園大会に征矢君が来て、大森に対戦を直訴して、大森本人に対戦のことは任すと。本人はやるということで昨日の会見の内容も見たし、当日の征矢君の態度……俺はしっかりちゃんと筋を通して言葉もちゃんとしてくるのかなと思ったら…。何かあれが彼のスタイルなのか俺はわからないけど、俺はこいつはどうなのかな?と。ワイルドをどういうふうに追求するとか、そういうのか俺はわからないけど、10月9日はWRESTLE-1は僕らの前に試合してると思うんで、彼らのワイルドなところは彼が言うのはどういうものなのか。俺もわりとワイルドなので、リング上でしっかりタイツとシューズ持って俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立てと思ってます。だからこれは別にまだ何もないんで。怖かったら来なくてもいいから。『その時は僕は復帰戦なんで1試合にしてください』と言うなら別に来なくていい。早めに答えを出してもらいたい。それとW-1とは前にやってるんで、僕が(8・11)横浜文体に上がった時の若いの二人(土肥孝司&熊ゴロー)も。これは武藤社長にその二人もこっちにやってもらって、前回俺が怒った続きをこちらでやらせてもらえないかということは僕からの武藤さんに対するお願いです。こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつら(野村&青柳)も一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのかも見てみたい。これはW-1への僕からのお願いと征矢に対する答えを聞かせてほしいということです」――もし征矢が10・9後楽園にタイツとシューズを持ってやってきた場合は秋山選手が迎え撃つと?
▼秋山「タッグとかやるよりも1対1でやった方がわかりやすいと思うし。昨日の会見もみたけど、もうちょっと殺伐とするのかなと思ったら、普通に昔の。ワイルドもいいけど、昔と変わってないといいけないと思うな、俺は。でも昨日のをみてる感じだと昔のを普通にやってたからね。それって戦いじゃないだろうと。大森がどこにいこうと、それは彼らのスタイルかもわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。お前のワイルドはそんなものなのかというのもあるし、プロレス教えてやろうかなと。怖かったら来なくていい。こっちもカード決めないといけないから、俺のね。早めに答えもらわないと俺一人だけあぶれちゃって当日、せっかくの誕生日なのに休みになるから(苦笑)」
――過去に戦った経験もあるが征矢の印象は?
▼秋山「面白い、あんな感じしかないですね。戦いどうのこうの、あんまないし、今回もしっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるから。俺、嫌いなの、そういうの。筋通す時は通さないといけないし、それは別に大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いみたいになっちゃって、俺そういうの大嫌いだから」
――もし戦うことになれば容赦なく叩き潰す?
▼秋山「いきますよ。復帰戦だろうが何だろうが関係ないから。この前あいつが来て、俺が怒った通り。あの時『僕には僕のスタイルがある』と言ってたけど、こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。お願いするならこっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ。そこに行ったらそこのスタイル、形式でお願いするところをあいつはそうやって俺に言ったからね。じゃあ復帰の日だろうが何だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります。ホントに別に怖かったら早めに言ってくれ。カードを違うのにするから」
――征矢に対する気持ちは怒りだけ?
▼秋山「そうですよ。当日も最後あいつがリング降りて大森に『ダンナ』とか何とか言ったんですよ。こいつコノヤローと思って。『これが僕のスタイルなんですよ』って言うけど、こっちに来てて、お前のスタイルはないだろうと。こっちに合わせて礼を尽くすべきだろうと。自分で直訴してお願いしに来た人間が僕のスタイルです? そんなの話にならない。怒りしかないですよ」
――だから秋山社長自らやると?
▼秋山「俺が腹立ってるから俺が出て行くだけですよ。俺が腹立ってて、『お前いけよ』と言うのはおかしいでしょ。手っ取り早くていいでしょ。わかりやすくて。彼の復帰戦だから。肩かどっか悪いんでしょ。W-1側も秋山さんに肩壊されて嫌だと思うならノーにしてくれていいし」
全日本プロレスの秋山が会見を開き、10月9日後楽園大会でWRESTE-1の征矢に対して一騎打ちを要求した。
きっかけは19日の全日本後楽園大会に征矢が来場した際にバックステージでインタビューを受けている征矢に対して秋山が押しかけ「お前、頼みに来たんじゃないの?頼みに来てなんだよお前。大森になんだよ?お前頼みに来たんだろちゃんと来いや!あ?舐めたことすんじゃねぇこの野郎!お前!お前の理由なんか知るか、関係ねーよそんなの!お前のほうが今日頼みに来たんだろこの野郎、やり方あんだろ!」と怒りを爆発させてその場を去った。
秋山がなぜ征矢に激怒したのか、大森に対する礼儀だけでなく、全日本に対するケジメを忘れていないかというものを訴えたのではと思う。
征矢はワイルドのキャラなのかもしれない、しかしワイルドだからって何をしたって許されるものではない、相棒である大森に対してのケジメはあるだろうが、全日本に対するケジメはないのか、征矢の態度は秋山だけでなく征矢が去っていった後も全日本に留まった諏訪魔や青木篤志、SUSHIなども面白くなかったのではないだろうか…
秋山vs征矢が実現するとなれば制裁に近いケジメマッチになる可能性が高い、しかし全てが終えてから全てが始まる、それがどういう形で現れるのか・・・10月9日のWRESTE-1、全日本は注目である。
Weblioでwildを調べたら"だらしない"という意味もあった。そこだな!
ちなみにSternnessを調べたら"厳格"という意味の他に秋山準を中心としたプロレスラーユニットとあった(笑)
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年9月21日