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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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宮原が諏訪魔を降し三冠王座を防衛…5時間半のロングラン興行も両国大会は「最高!」で幕を閉じた

11月27日 全日本プロレス「New Explosion」東京・両国国技館 6522人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○野村卓矢(8分1秒 横入り式エビ固め)×野村直矢


◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
梶トマト ○田村和宏 佐野直(7分39秒 ミノルスペシャル)×SUSHI 菊地毅 井上雅央


◇第3試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○スーパー・タイガー 土方隆司 レイ・パロマ ディアブロ(9分50秒 タイガースープレックス・ホールド)長井満也 高岩竜一 南野タケシ ×ブラック・タイガーVII


◇第4試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○ドリー・ファンク・ジュニア チャボ・ゲレロ ウルティモ・ドラゴン TAJIRI(12分9秒 首固め)ザ・グレート・カブキ ×西村修 吉江豊 木髙イサミ


◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○崔領二 真霜拳號 竹下幸之介(11分5秒 片エビ固め)×ジェイク・リー 青柳優馬 岩本煌史
※那智の滝


◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○秋山準 ケンドー・カシン(8分40秒 片エビ固め)×大森隆男 征矢学
※リストクラッチ式エクスプロイダー 


【試合後の秋山&カシン】
(先に秋山だけが戻ってくる)


――さすがの秋山選手でも振り回されてしまったが?


秋山「ね。まあまあ、ある程度のことは予想してきたけども、ひっかき回されたり、助けたり、相変わらずよくわからない。まあ、よくわからないから面白さもあるし。面白いパートナーじゃないかなと」


――それを楽しんだところもある?


秋山「でも、最強タッグはガチッといかないと優勝はたぶん…。今日は一発で、あんなバカなチームなんで、1人で仕留められたけど、最強タッグはそうはいかないと思うんで。もうちょっとやっぱりコミュニケーションもガッチリ取らないとね」


(GET WILDのコメントを出す声が大きく、コメントブースまで聞こえてくると)


秋山「うるせえ、コノヤロー! オメエら!」


(征矢が「なんだ」と遠くで応じると)


秋山「うるせえ、コノヤロー。早く下がれ、コノヤロー」


(しばらく言い合いが終わると、そこでカシンが登場)


カシン「社長」


秋山「社長って…」


カシン「ありがとう」


秋山「ありがとうじゃなくて…」


(カシンは強引に握手を交わすと)


カシン「ありがとうありがとう。あれ(大怪獣モノとモグラ男)はなに?」


秋山「あれはなにって俺が聞きたいことですよ。あれはなに?」


カシン「飼ってるんじゃないの? 道場で」


秋山「飼ってない飼ってない」


カシン「モグラとかなんなの?」


秋山「モグラは知らない。そっちのヤツでしょ? もうちょっとバチッとやってもらわないと。最強タッグ、あれじゃ厳しいですから」


カシン「わかりました」


秋山「わかりましたって(笑)」


カシン「もうちょっと頑張ります。よろしく」


(カシンは強引に秋山の手を握ってカメラマンのフラッシュを浴びる)


カシン「最強タッグ、優勝しましょう。よし」


秋山「頼みますよ」


――優勝宣言が出たが?


秋山「もちろん出るからには優勝しないといけないです。でも、こんな感じでも勝ってるから。もうちょっと働いてくれれば、もっといいんじゃないかと。できるはずなんだから」


 【試合後の大森&征矢】
征矢「なにやってんだ、大森さん。俺を騙したな」


大森「ちょっと待て。俺じゃない」


征矢「ここにいる両国の皆さんが証人ですよ。たんこぶができただろ」


大森「誤解だ。俺じゃない」


征矢「なんで俺がカバーしているのに、イスで叩くんだ」


大森「俺には叩く必要がないだろ、だいたい」


征矢「わからないだろ。俺は後ろに目がないしさ。俺は目が2つしかないんですよ、大森さん。わかりますか? そうでしょ? 違うんですか?」


大森「俺じゃない…」


征矢「俺じゃないっていう証拠はあるんですか?」


大森「VTRを見ればいいじゃないか?」


征矢「じゃあ、今すぐ見せてくださいよ。データあるだろ?」


大森「相撲の判断員じゃないんだから。絶対俺はやってねえ」


征矢「逃げるのか? 神に誓うのか?」


大森「だいたいそうなんだよ、いっつもよ。やってねえって言ったらやってねえんだ」


征矢「どうしてキレるんですか?」


大森「俺じゃねえって言ったら俺じゃねえよ!」


征矢「そんなのおかしいじゃないですか。俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの。わかりました」


大森「俺の勝ちは俺の勝ち。お前の勝ちも俺の勝ち。タッグだったら当たり前じゃねえかよ」


征矢「なんだそれは。おかしいだろ。もうハッキリしてくれよ」


大森「お前の負けはお前のせいだろ?」


征矢「違うよ、大森さんのせいだよ」


大森「この負けはお前のせいだよ」


征矢「なんだ、それは」


大森「やってねえって言ってんだから、やってねえんだよ」


征矢「タッグリーグに出るんだぞ、コノヤロー。なんてことを言うんだ! 大森さん!」


(離れた場所でコメントを出していた秋山が「うるせえ、コノヤロー!」と絶叫する)


征矢「なんで怒ってんだ? なんなんだ? 3対1だろ!」


◇休憩前◇
(現在、脳腫瘍と闘病中のため戦線を離脱しているジョー。今回の両国大会に来場すべく25日に来日。1年4ヶ月ぶりに全日本のリングを踏み、元気な姿をファンの前に見せた。)


リングサイドをグルッと回って観客の声援に応えたジョーに大声援が集まる。
ジョー「私はこの全日本のリングに再び立つことができました。この会場にいらっしゃっている皆様、テレビでご覧になっている皆様に一言。私がガンになりかけて戻って来れたのは、皆さんのおかげです。どの薬よりも、どの先生よりも、皆様の力が一番私の不安を直してくれました。ありがとうございました。(場内は「ジョー」コールを送ると、ジョーはテンガロンハットを脱ぐ。)来年1月…必ずこのリングに戻ってきますアイルビーバック! アイラブユー!」


◇第7試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○黒潮“イケメン"二郎(9分44秒 イケメンクラッチ)[第13代王者]×中島洋平
☆中島が2度目の防衛に失敗。黒潮が第14代王者となる


【黒潮の話】「やったー! 全日本プロレスが僕を中島選手の対戦相手として呼んでくれたことを非常に感謝しております。この興行に出られて僕は嬉しいです。さらにベルトもゲットして。次、WRESTLE-1のタイトルマッチがありますけど、自信になりますよ。やったー! (シングル王座が初戴冠となるが?)やっぱり重いですよね。初めてのベルトです。しかも、TVチャンピオンのベルト。俺に似合っていると思いませんか? 赤いし。たぶんこのベルトも俺に巻かれたがっていたはずです。(ベルトに対し)もう中島さんのことを振ったんだもんね。で、俺のところに来てくれたから。今日はこいつと一緒に寝ようと思います。俺は優しくないぞ! 覚悟しとけ! フィニッシュ!(今後、全日本から取り返しに来ると思うが?)倒します。このベルトを取り返しに来たら、取られないように倒します。守ります。(ベルトに対し)な!? 帰るか! 帰って寝よう! (ベルトにキスをしてカメラマンのフラッシュを浴びると)フィニッシュ!」


 【中島の話】「悔しい…悔しい…。それしかねえよ。クソ…。なにがイケメンだ! ああ、クソ!」


◇第8試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井慧介(14分29秒 エビ固め)[第41代王者]×高尾蒼馬
※シューティングスタープレス
☆高尾が2度目の防衛に失敗。石井が第42代王者となる


(試合終了後、青柳が登場)
青柳「その世界ジュニアヘビー級のベルト、全日本プロレスのベルトなんですよ。もういい加減、DDTにはやらせませんよ。僕に次に挑戦させてください」


石井「今ちょっと夢の中にいたんですけど…今、挑戦者が現れたので、現実だと受け止めます。今、自信満々なんで、挑戦受けてやる!(青柳退場)自分は1990年の5歳の時から全日本プロレスを見てきて。その全日本のリングで、アジアタッグに続いて世界ジュニアも奪取して、本当に最高の人生です。でも、気を引き締めて、これからドンドン防衛していきたいと思いますんで、応援よろしくお願いします」


【試合後の石井】
――90年代全日本ファンの石井選手としては決意を持って挑戦した?


石井「そうですね。5歳の時から見ていたベルトですし、ずっと欲しかった、夢だった、目標だったベルトで。世界ジュニアに行けるかもと思っていた時は全日本プロレスに参戦が遠のいて。もう巻くこととか、チャンスは回ってこないのかなと思う時期もありました。それで、巡り巡ってベルトを取れたっていうのはなんでしょうね…自分でも信じられない気持ちもあります」


――全日本の両国大会でDDT同士の対戦となったが?


石井「まあ、負けたらこんなこと言えなかったと思うんですけど、DDT同士、しかも高尾蒼馬とは昔から戦ってきたり、ライバルだったり、仲間だったりしたんで。その2人で両国の、全日本の、まして世界ジュニアのこのベルトを懸けて試合できたというのは、勝ったから言えることですけど、それも感慨深いことです」


――フィニッシュはシューティングスタープレスとなったが?


石井「通算でも2度目なんですけど。もちろんダブルアームDDTとか、ニールキックにも自信を持っているんですけど、ただ、それだけじゃ倒せないという時に。ずっと武器は常に作ってました」


――青柳選手が挑戦表明してきたが?


石井「ホントにまだ夢の中にいた最中で、挑戦アピールはわけわからなかったんですけど…なんでしょう、今は凄い自信に溢れているんで。挑戦を受けると」


――これから狙われる立場になるが?


石井「なおさら気を引き締めて、強くならなきゃいけないなと思います。まだまだ鍛錬して。今年は正直、DDTプロレスでも悔しい思いしかしてないんで。ドンドン流れに置いていかれた感じもあるんで。そういう悔しさも全部ぶつけて、これから巻き返していきたいと思います」


――過去の世界ジュニア王者の中で誰を目標にする?


石井「難しい質問ですね。僕は世界ジュニアのマニアでもありますんで。もちろん渕さん、菊地さん、小川さんも見てきたり。2000年代に入っても、カズ・ハヤシさんとか、近藤修司さんを見てきたんで。どの人っていうのは選べないです。すいません」


【高尾の話】「(DDT同士のタイトル戦となったが?)ようやく掴んだのに、この結果。本当に悔しいです。また全日本の選手じゃなくて、同じDDTの石井慧介君。悔しいです。でも、諦めずに、このリングであのベルトを狙っていきます」


◇第9試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○渕正信 大仁田厚(14分17秒 片エビ固め)[第99代王者]青木篤志 ×佐藤光留
※バックドロップ
☆青木&佐藤が5度目の防衛に失敗。渕&大仁田が第100代王者組となる


(試合終了後、大仁田は倒れる佐藤の顔にペットボトルの水をかけると、リングサイドのカメラマンにもぶっかける。青木と佐藤がふらつきながらリングを後にする)
大仁田は「今日は…今日は…お邪魔しました。ありがとな!」


渕「大仁田選手。いや、本当に2人でよくしぼられたなあ…昔。その甲斐あって、このベルトが巻けたよ。本当にありがとう」


(井上が登場)
井上「渕さん。自分も2人みたいに長くプロレスを続けたいんです。挑戦受けてください。お願いします」


渕「1人で来たけど、パートナーは誰だよ」


井上「それは自分の中で考えてます。秋山社長!(秋山が姿を現す)秋山社長、お願いします(と頭を下げる)


秋山「いきましょう!(リングサイドで井上と肩を組み)渕さん! 雅央と2人で行きます…行くぞ!」


【試合後の渕&大仁田】
渕「どうもありがとう。大仁田選手のかけ声で生き返った感じがする」


大仁田「いやいやいや。この時代の人は粘り強いなと僕は思いましたね。ほとんど渕さんがやってくれた」


渕「いや、あの声がなければ。本当にきつかったもん。昔、しごかれた後に叱咤激励でさ」


大仁田「道場で3人で、ラストのトレーニングで、3000回スクワットをやらされたもんな」


渕「毎日毎日100回ずつ増えてな」


大仁田「寝るところも一緒だし。六畳一間で3人で寝て。隣の部屋にジャンボ鶴田がいたよな」


渕「青春の、あの時の当時の声を思い出したりしたもん」


大仁田「これも因縁かもしれないけど、なんだろうなあ、29年前にビックリして。薗田一治が死んだって聞いて。俺、オッサン凄いなあと思うのは、渕さん凄いなと思うのは、どんな体制になっても全日本にずっと居続けて。武藤体制になっても、秋山体制になっても、ずっと全日本を守り通してきた。僕らは、申し訳ありません、タッグでタイトルマッチは海外でたくさんやりましたけど、日本では初めてなんです。このアジアタッグが初めてなんです。お互い40何年間やってきて。タッグを組んで、僕らは海外でいろんなタイトルを取りましたんで。だけど、今日は初めて。今日は出てくるなというオーラが出てきたもんですから」


渕「いろいろヘルプしてくれたおかげで。この40何年間、青春をともにして、お互いにいじめられながらもやってきたことを思い出してね。ついつい『ここでへばってたまるか』という気持ちを持って。今日はその重みがあって勝てたと思うんですよ。薗田一治の命日というのも。チャンピオンチームはかなりやりづらかったと思うよ。ある意味、同情的なことを言ったらなんだけど。普通ならとてもじゃないが勝てる相手じゃなかったというのは自分自身よくわかってます。いいところでいいヘルプをしてくれたし、ちゃんと昔の全日本スタイルで。彼はもともとそういう基礎はしっかり持ってるから。タッグを組んでて、安心感もあったよな。初タイトルに挑戦してね。日本でだよ。アメリカでは何回もベルトを巻いたことあるけど、日本で初めてタイトルに挑戦して」


大仁田「俺らはワールドタッグ3位まで行ってんだよ」


渕「昔はね。それはお互い20代の頃の話だけど。今、こうやって歳を言っちゃなんですけど、こんなにいい歳になって、ベルトを巻けましたけど」


大仁田「足していくつだったの?」


渕「121歳(苦笑) 今日はチャンピオンチームはかなり悔しいんじゃないか? 一番負けたくないチームだと思うよ」


――大仁田選手が持ち込んだ電流爆破バットを止めたが?


渕「これは彼のスタイルだと思ったんだけど、さっきも言ったんだけど、彼は全日本プロレスで一緒に鍛えた仲間ですから。2回ほど注意したんだけど、彼のスタイルを拒絶しているような感じなんで、ちょっと彼に対して申し訳ないけど、最初だけは全日本スタイルでやろうじゃないかと。ちょっと話したら、素直に聞いてくれてね。持ち上げるわけじゃないんだけど、あのダッシュ力は凄かったね。最初に場外に落とす時の。だから、サポーターとテープを巻いて、カカトを何か怪我したとか言うんだけど。本当に怪我してるの?」


大仁田「全治4週間」


渕「そういう風に見えないからさ。凄いダッシュ力というか。だから、相手がビックリしたんじゃないかな? そういう情報は入っていると思うからね」


大仁田「まだ(年内で)14試合残ってるから。だけど、申し訳ないですけど、渕さんが止めなかったらやってましたね」


渕「そうしたら、俺の出番はなかったかもしれない」


大仁田「僕は僕のスタイルで。これだけは渕さんに言っておきます。すいません。僕は僕のスタイルで試合をやらせていただきます。僕は僕を貫こうと思いますんで。今度は止めないでください」


渕「今度止めたら、逆にやられそうだもんな。その彼のスタイルを指示しているファンがたくさんいるからね。まあでも、こうやってベルトを取ったがいいが、1回でも2回でも防衛できたらいいなあ」


大仁田「いや、僕は…すいません。引退まで。来年の引退まで防衛しようと思ってます。だって、渕さんとはプエルトリコ、それからテキサス、テネシー、フロリダ、各地を転戦して、いいベルトを取ってたんですよ。AWA世界タッグも取ったし」


渕「それを知っている記者は何人かだけだね」


大仁田「いや、もういないよ。渕さん、俺、思うんですけど、ローリングストーンズのキース・リチャードが言ってたんだよ。ロックするのは簡単だけど、ロックンロールするのは大変なんだって。ロールして長生きするのは大変なんだって。すいません。121歳、伊達に生きておりません。皆さんも記憶にあると思いますよ。若さだけがウリじゃない。今日は渕さんの頑張り、一言です」


渕「いや、今日は試合をやっててわかったけど、また昔のテネシー時代を思い出すよ。2人の信頼関係っていうのはね。これは別にカッコ付けて言うんじゃないけど、信頼してた部分はあったからね。彼の声にハッパかけられた部分もあったから。タッグチームは信頼関係だね。つくづく40何年やって、62歳になってまた新たな勉強になりました」


(ここでドリーがコメントブースに姿を現し、2人を「グレートマッチ!」と祝福した。)


 【試合後の佐藤&青木】
(佐藤はイスに倒れ込み、悔しさをあらわにする)


青木「全日本の歴史? スゲエもん生んでんな、ここよ! でも、あれも原点ここなんだろ? 全日本のよ! ある意味、もう吹っ切れたよ、ここにはよ」


(佐藤は悔し涙を見せながら無言で去っていった)
 
◇第10試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ゼウス ボディガー(20分40秒 片エビ固め)[第72代王者]×関本大介 岡林裕二
※ジャックハマー
☆関本&岡林が5度目の防衛に失敗。ゼウス&ボディガーが第73代王者組となる


【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「取り戻しました!」


――関本&岡林組を倒した今の心境は?


ゼウス「気合いだけで勝ちました。気合いだけで。技術、力、もしかしたら全て劣っていたかもしれません。けど、根性だけは負けへん! そういう男でいたかったんで。気合いだけで頑張りました。ありがとうございます」


――チャンピオン・カーニバルや王道トーナメントでは惜しい戦いが続いていたが?


ゼウス「それがやっぱり関本選手、岡林選手、両方に負けているんで。今日っていうのは、自分にとって新しいプロレスの、そして人生の区切りになったんやないかなと思います」


ボディガー「関本&岡林にこのベルトを持って行かれたんで。その2人からベルトを取り戻せたということが一番嬉しいですね。それまで4回防衛してきたことに、この2人に感謝します」


――王者として最強タッグに臨むが?


ゼウス「絶対負けれないですよね。まあ、秋山さんとケンドー・カシン組、そして大森さんと征矢さん。この2つの試合は絶対負けられないですね。あとは勝てる組み合わせばっかりやから。この2つに集中して取り組んでいきたいなと思います。対策を練って。前の試合で、アルゼンチンバックブリーカーをされたまま眉山を投げられたんで。今日はどんな体勢であれ眉山に入られたら、ボディガーに絶対に後ろ行けと。回ってくれと。絶対僕が取り返して、それで2人で投げようぜと。1人で2人は無理かもしれない。1人で3人も無理かもしれない。けど、2人で2人を投げようぜと。そうやって力を合わせてやれたんで。それが今日の試合の1つ流れが変わったところじゃないかなと思います。あれが、もしくはフルネルソンで眉山を投げられてたら、もう完全に終わってたと思うんで」


ボディガー「いきなり12月からタッグリーグが始まるんで。このベルトに恥じないようなチャンピオンとして堂々とした試合をやっていきたいです


【試合後の岡林&関本】
岡林「大丈夫ですか?」


関本「クソ…クソ…クソ…」


岡林「関本さん、これで終わりじゃないですよ。本当に悔しい。これで終わったわけじゃないんで。次は…。大丈夫ですか?」


関本「ゴメン…。チクショウ。悔しい。悔しいな」


岡林「負けたんで何も言いません。この悔しさをバネに、また明日から精進します」


関本「ボディガー強かったな。チクショウ。納得してねえよ。また挑みます。悔しいんで、このままじゃ終わらせない。絶対」


◇第11試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本勝負
[第55代王者]○宮原健斗(26分21秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者]×諏訪魔
☆宮原6度目の防衛戦


(試合終了後)
宮原「全日本プロレスが両国国技館に帰ってきました!今の全日本プロレスの顔は、この俺、宮原健斗だ!ただ、諏訪魔との戦いは続いていきます。これから全日本プロレス、目を離さないで見といてくださいね…ていうか、俺から目を離さないで。今日は本当にありがとうございました(場内は「健斗」コールに包まれる)今の気分は最高です。そこで皆さんに聞きたい。全日本プロレス最高ですか?(観客の「最高」の声を)聞こえないなあ…全日本プロレス最高ですか?両国の外まで届けよう!(「最高!」の大合唱で終了)ありがとう両国」


【試合後の宮原】
――両国という大舞台でキッチリと防衛を果たしたが?


宮原「2016年2月にこのベルトを取ってね。自分に宿命だとか、言い聞かせてね。まあ、周りからすると、『宮原、過信だな』と思われたかもしれないけど、俺はそれを防衛するたびに自信に変えてきたから。自信に変えて、今日両国国技館で防衛できたというのは、おそらく宮原健斗にとってはデカい…デカいことだと思います」


――王道トーナメントで敗れた諏訪魔選手は大きな壁だとファンも見てたと思うが?


宮原「絶対的にそうでしょう。俺が言わなくても、全日本プロレスを守ってきた人だし、それを後押しするファンがいることもわかっているし。でもそこで、俺が指をくわえて『諏訪魔は全日本の象徴だな』って見ているつもりないんで。やっぱり俺は主役になるためにプロレスラーになったからね。2番手3番手には興味ないっす」


――一通りの選手相手に防衛して、改めて宮原時代を印象づけたが?


宮原「諏訪魔との一騎打ち、今日はデカいと思います。あまり対戦相手のことを語らない俺ですけど、諏訪魔と、この舞台…この両国国技館という2つをクリアーできたことはおそらく大きな自信になったと思います」


――5回目で諏訪魔選手に勝てた勝因は?


宮原「細かいことはわからないですね。ただ、俺の進化は止まらないから。今日がゴールでもないし。全日本プロレスにとっても今日はゴールでもないし、スタートでもないと俺は思っているんで。もう全日本プロレスは走っているからね。通過点という言葉は嫌いだけど、スタートでもゴールでもない。だから別に、『今日の両国大会はハッピーエンド』…そういうわけでは僕の中ではない。まだまだ進化中ですから。俺もそうだし、全日本プロレスもそうだし。全日本プロレスは確実に進化してる。俺はその進化に負けたくないんですよ。チャンピオンとしても、プロレスラーとしても。俺は別に全日本プロレスを引っ張るとか、そういうつもりはない。俺なんかいなくても全日本プロレスは絶対に引っ張られるし。ただ、俺はその全日本プロレス、進化する全日本プロレスで戦いたいんですよ」


――来年の両国大会も発表されたが、それに向けては?


宮原「さらに進化した全日本プロレスと宮原健斗で当日を迎えることは間違いないでしょうね。また今、現時点では想像できない全日本プロレスになっていると思います。ていうか、なります」


――次は世界最強タッグ決定リーグ戦が控えているが?


宮原「それは今日は考えてないです。また明日から、スイッチを入れ換えて。次のシリーズ、年末の風物詩を迎えたいですね」


 【諏訪魔の話】「(久しぶりの両国大会でベルト奪取はできなかったが?)いやあ、悔しいね。非常に悔しい。押してたんだけどね。また両国、俺にとっていろいろ考えさせられるね。勝ち星では負けと。で、白黒ついたわけだけど…。試合内容で押してても、負けるには全然ダメだよ。正直、このままで終われないよ。また今日の両国からの課題というかな。下からの突き上げというのにちょっと俺も驚いたというか。いいよ、また一からやり直すよ。そういうことでしょ。まだまだこれで終わりじゃないんだからさ。ここからどう這い上がっていくかだよ。Evolutionもそうだし、佐藤と青木だってどん底だよ。ジョーだってここから這い上がろうとしている。俺もここからどうやって這い上がっていくか、真剣に考えますよ。こんなんで負けないよ。こんなんで終わらないよ。チクショウ」


 全日本両国大会のメインは三冠王者の宮原に前王者の諏訪魔が挑戦、今年の1月に諏訪魔が秋山を降して三冠王者を奪取しながらもアキレス腱断裂という重傷を負い、防衛戦をこなすどころか負けないまま王者を明け渡し、ゼウスを降した宮原が空位となった三冠王座を奪取して長期政権を築くが、諏訪魔が復帰し王道トーナメントを制して挑戦に漕ぎ着けた、諏訪魔の挑戦は宮原に預けてあったベルトを取り戻すためでもあるが、宮原にとっては本当の意味で三冠王者になったかどうかを示す戦いでもあった。


 試合は互いに出方を伺うも、場外戦で宮原が鉄柵攻撃から鉄柵めがけてのフェースクラッシャーを敢行、ここから首攻めを展開して先手を奪う、しかしビックブーツ狙いをキャッチした諏訪魔がキャプチュードで反撃しダブルチョップ、ボディースラム、エルボードロップ、顔面踏み付けやナックルと試合の流れを変え、レフェリーの隙を突いてのチョークスリーパーでラフを織り交ぜ、串刺しラリアット、DDT、フロントネックロックと圧倒、まるで宮原相手に格の違いを見せ付けるような試合展開だった。
 宮原も串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスで流れを変えようとするが、ビックブーツをかわした諏訪魔がダイビングショルダーを浴びせ、ロープ越しのスリーパーで絞めあげると、リングに戻り崩れ落ちかける宮原にラリアットを浴びせる。
 勝負と見た諏訪魔はラストライドを狙うが、宮原はDDTで切り返しやっと諏訪魔の攻勢を止めると、串刺しブラックアウトから垂直落下式ブレーンバスターと猛反撃、諏訪魔もスリーパーで絞めあげてから再度ラストライドを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、ジャーマンで投げるも、諏訪魔もジャーマンで投げて両者ダウンとなる。
 起き上がった諏訪魔はダブルチョップの連発からローリングを狙うも、ビックブーツで迎撃した宮原がブラックアウトを炸裂させ、二段式ジャーマンからシャットダウンスープレックスを狙うが、払いのけた諏訪魔はパワースラム、左のラリアット、バックドロップで宮原を追い詰めにかかる。
 しかし諏訪魔がラストライドを狙ったところで、宮原が回転エビ固めで切り返してからブラックアウトを炸裂させ、後頭部を挟んでから正面へのブラックアウトを狙うがキャッチした諏訪魔はラストライドで叩きつける、だが宮原の勢いは止まらずラリアットを狙う諏訪魔にブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い王座を死守した。
 内容からいっても宮原が勝つには勝ったが諏訪魔を越えたとは言い難い試合、決戦前に暴走をチラつかせつつも、パワーだけでなくラフを織り交ぜてジワリジワリと宮原を痛ぶるなど、諏訪魔のしたたかさも見せつけた、そういった面では宮原も勉強すべき点もあり、まだまだ諏訪魔との戦いは続くと感じさせた。
 今年のプロレス大賞選考には当然ながら新日本の内藤哲也が候補にあがるだろうが、自分は今年1年を通じ全日本を守るだけでなく、巻き返しの原動力にもなった宮原も候補に挙げるべきだと思う。


 セミの世界タッグ選手権は王者のストロングBJがゼウスを捕らえにかかり、ボディガーにやっと交代もマッチアップで岡林に弾かれるなどビッグガンズがなかなか自身の流れに持ってこれない展開が続く。
 ストロングBJはゼウスにサンドウィッチラリアットからダブルアトミックドロップなど合体技で捕らえにかかるが、アルゼンチンバックブリーカーの競演をボディガーが阻止してから流れが変わりだし、ゼウスも新技イーグルネルソンで関本を捕らえるも、エプロンでの攻防で関本が断崖式ブレーンバスターを敢行、ゼウスにも大ダメージを与えるが、関本自身も大ダメージを負う。
 ここで勝負に出たストロングBJは岡林の援護を受けた関本がゼウスにフロッグスプラッシュを投下、しかしぶっこ抜きジャーマンはゼウスが阻止し、ストロングBJの眉山狙いもビックガンズが変形のバックドロップで阻止する。
 今度はビックガンズが関本を捕らえてダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがジャックハマーで3カウントを奪い王座を3度目の正直で王座奪還に成功、ストロングBJの流れになりかけたところでビッグガンズが懸命に堪えて勝ちに結びつけた試合だた。


 アジアタッグ選手権は大仁田がかねてから予告していた電流爆破バットを持参しスイッチを入れるも、渕に制止されたことで大仁田はスイッチを解除して爆破バット投入を断念、だが場外戦に持ち込んだ隙にパンディータ、ワイルドセブンの邪道軍がテーブルをリング内に設置、佐藤にテーブル貫通パイルドライバーで突き刺すなど邪道流のスタイルをあくまで貫く。
 だが変態自衛隊は渕を捕らえて試合の主導権を握り、徹底的に痛めつけて渕のスタミナを奪いにかかって佐藤が腕十字でギブアップ寸前にまで追い詰めるが、渕は必死でロープに逃れる。
 粘った渕は首固めで流れを変えると、大仁田が佐藤にレッドミストを噴射、これで渕は蘇生して佐藤にバックドロップを連発、大仁田から激を受けた渕は赤鬼と化し、菊地戦を彷彿させるようなバックドロップを連発して3カウントを奪い王座奪取、大仁田が渕の中に眠る赤鬼を呼び起こさせた。
 試合後には井上が挑戦に名乗りを挙げ、パートナーに秋山を指名、秋山も困惑しつつも井上の指名を受けて挑戦することになった、井上はNOAH時代中堅で燻っていたが王座決定トーナメントを制したことで秋山の保持していたGHCヘビー級王座に武道館という大舞台で挑戦、場違いなのではといわれつつも、再三リングアウトを狙ってインサイドワークで秋山を翻弄しての雅央ワールドで館内を沸かせ、試合に敗れたものの井上雅央というレスラーの存在感をアピールした。今回の挑戦は自分を良く知る秋山だったらというものがあるのかもしれない。


 世界ジュニア選手権は高尾が徹底した首攻めを展開、ドリフ時代では石井が入江茂弘を含めた3人の仲ではリーダー格だったが、完全に立場を逆転させたというものを感じさせた。なかなかリードを奪えない展開が続いた石井は高尾のジントニック狙いをダブルアーム式DDTで切り返すと、ニールキックを浴びせてから奥の手であるシューティングスタープレスで3カウントを奪い王座奪取、試合後には高尾のパートナーである青柳が名乗りを挙げた。


 GAORA選手権は中島が蹴りを中心にガンガン攻めるも、黒潮はマイペースぶりを崩さず、中島の蹴りに対して受身を取ってダメージを軽減させるなど、次第に空中戦を繰り出して黒潮ペースへと試合の流れを変えていってしまう。
 中島はハイキックからジャーマンを決めるが、黒潮もイケメンラナで応戦、中島はミドルキックからコーナーも黒潮が阻止して飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーからトラースキック、ロケットキックと畳み掛け、黒潮はファルコンアローからイケメンサルトを連発しイケメンクラッチで3カウント王座奪取で完勝で王座を奪取、WRESTE-1で河野の保持するチャンピオンシップへの挑戦が決まっている黒潮だがWRESTE-1王座奪取に弾みをつけた。


 秋山&カシンvsGET WILDは、カシンが先発に出ると思ったら秋山にすぐ交代し、秋山が交代したくてもカシンがファンと交流、また征矢をイスで殴りながらも大森にイスを持たせて仲間割れを煽るなど、敵だけでなく味方までもカシンワールドで翻弄してしまい、最後も大森が秋山にアックスボンバーを狙ったところで、カシンが庇って命中してしまい、その間に秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで大森を降すなど、カシン一人でがGET WILDから試合の主役を奪ってしまった。


 第4試合にはドリー、カブキ、チャボと全日本で活躍した往年のレジェンドが登場、その中でイサミが加わるのはミスマッチに見えたが、ドリーはイサミ相手にヘッドロックから素早くバックを奪ってリストロックで捕らえるなど翻弄、チャボ相手にも腕の取り合いを展開する。ドリーは西村相手に本家エルボースマッシュを放つが、カブキのアッパーブローを喰らってから失速、イサミもドリー相手に急所蹴りを放ちブーイングを浴びるも、構わず容赦なく攻める。しかし西村がスピニングトーホールドを決めたところでドリーが首固めで丸め込み勝利、試合後はイサミがドリーとの対戦をアピールしたが、イサミが生まれる前からプロレスをしていたドリーとチャボとの対戦は貴重な経験だったと思う。


 休憩明けには脳腫瘍で闘病中だったジョー・ドーリングが挨拶、来年1月から復帰を約束した。


 全日本両国大会は6522人満員と動員、開催決定時は厳しいと思われていたが全日本の上昇ムードに乗った影響もあって大成功に終わった、来年は8月27日に開催が決定、8月は新日本やDDTもおそらく両国で開催するが、これも秋山全日本の強気の姿勢の現れなのか、反省すべき点は5時間半に及ぶロングラン興行になったこと、試合数の多さやドリーの入退場の長さ、スポンサー絡みもあっただろうが、コンパクトにまとめあげられなかったことが反省すべき点でもあった。

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