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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

崔が頭部負傷~救急搬送という緊急事態の中で、世界タッグ挑戦のジェイク&野村が大奮戦!

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崔が頭部負傷~救急搬送という緊急事態の中で、世界タッグ挑戦のジェイク&野村が大奮戦!

5月12日 全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」大阪・守口市民体育館メインアリーナ 1438人 超満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○南野タケシ(5分47秒 キャメルクラッチ)X岡田佑介


◇第2試合◇
▼30分1本
ウルティモ・ドラゴン ビリーケン・キッド ○中島洋平(6分13秒 片エビ固め)丸山敦 アルティメット・スパイダーJr. Xタコヤキーダー
※跳後廻蹴


◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男(4分44秒 片エビ固め)X不動力也
※アックスボンバー


◇第4試合◇  
▼30分1本
○諏訪魔 青木篤志(1分38秒 TKO)X崔領二 岩本煌史
※レフェリーストップ


◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ&世界ジュニアヘビー級王座ダブル前哨戦/30分1本
長井満也 ○ブラック・タイガーVII (10分16秒 超高校級ラ・マヒストラル)秋山準 X佐藤光留
 


◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級王座前哨戦/30分1本
○石川修司 KAI(13分1秒 片エビ固め)宮原健斗 X青柳優馬
※ランニングニーリフト


◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(22分50秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジェイク・リー X野村直矢
※バウンス
☆ゼウス&ボディガーが3度目の防衛に成功


(試合終了後)
ボディガー「守口の皆さん、最後まで熱い応援ありがとうございました。もうこのベルトはずっと俺たちのもんです。何があっても守り抜いていこうと思っているので、応援よろしくお願いします。そして早くも橋本大地、神谷選手が挑戦表明をしてるそうですけど、ここではっきり宣言します。絶対にベルトは渡さん! 誰が来ても絶対に渡さんからな! 橋本、神谷いつでもええ。お前らの地元・関東やったら横浜もあるやろ。横浜でもどこでもええ。やったろうやないけ。全日本プロレス、カードをよろしくお願いします」
(最後にゼウスが恒例の「わっしょい」締めで会場が一体となり、守口大会の幕は下りた。)


【試合後のビッグガンズ】
ゼウス「とりあえず若くて勢いある二人やったんでね。相手のペースに持っていかれそうになったんですけど、何とか巻き返して勝てたんじゃないかなと思います」


――ジェイク&野村の勢いは感じた?


ゼウス「勢いは常日頃から感じてるんで、その勢いを出させてぶっ潰すのも僕らの強さやと思ってるんで」


――チャンピオン・カーニバルの借りはある程度返せた?


ゼウス「僕の中では全然返してないですけどね。シングルで負けたらシングルで返さなあかん。そういう気持ちがあるんで。今日僕がジェイクから獲ることがでたら少しは借りが返せたけど、またやる機会あったら絶対、僕がジェイクから獲らなあかんと思ってます」


――大地&神谷の挑戦を受けると?


ゼウス「そうですね。気合入れてその試合も必ず勝って防衛するんで、よろしくお願いします」


※ボディガーが遅れて戻ってきて


ボディガー「よっしゃ! 若い勢いのある二人やけど、俺たちも奴らの成長を黙ってみてるわけにはいかんので、まだまだ負けるわけにはいきません。次、さっそく神谷、大地が挑みたいと言ってきてるようなので、いつでも受けて立つ。いつでもええ。次、最短距離で日程組める日があれば、全日本さんよろしくお願いします」


――5・20横浜大会では大神との対戦が組まれているが?


ボディガー「もういいんじゃないですか。俺たちは全然。タイトルマッチでも全然受けて立つ」


ゼウス「ええか! 俺たちは毎日、人生は祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい!」


ボディガー「そういうこっちゃ」


ゼウス「そういうこっちゃ」


ボディガー「いつでもかかってこい」


 【試合後のジェイク&野村】
――残念な結果に終わったが?


ジェイク「あぁ、残念だね、ホントに。けど、これはチームだから。野村さんのせいでもないし、俺だけのせいでもないし、二人のチームワークより向こうの方が上回ってた。それは確実に試合の時間を重ねるごとに如実に現れて、そこに僕らがもがいてもがいて、でもそのもがいた隙間があまりにも小さすぎて、それを活かせなかった」


野村「今日、世界タッグに初めて挑戦したけど、やっぱりそんな甘くなかったっていうのが正直な感想です。でも俺はあきらめないし、まだまだ世界タッグのベルト必ず追いかけます」


――このタッグチームとしての手応えは?


ジェイク「初めてタイトルマッチ、野村さんと組んでやらせてもらって、もちろんまだまだ発展途上だから、これからっていう部分もいっぱいあるし、誰かとタッグを組んでっていうより、やっぱり何だろうな、どうしてもまだまだ個の力のなさを痛感しますよね。あとちょっとなんだけど、そのちょっとがどれだけ道のりが長いか。それを凄く感じるから、誰とタッグを組んでも素晴らしいタッグチームだと言えるように、そんなパフォーマンスをできるように目指さないとね。じゃないと三冠チャンピオンとずっと組んでたっていう俺の歴史が意味がなくなってしまう」


野村「今日、悔しい結果になってしまったけど、また僕らで機会があれば、もう一回挑戦して、同じチームで挑戦して、タイトルに挑みたいです。そして次は同じ結果にならない。それぐらい練習して気持ちを備えていきます」


 全日本の新シリーズが開幕も、本題の前に第4試合で崔が頭部を出血し病院に搬送されるハプニングが発生した。崔は岩本と組んで諏訪魔、青木組と対戦したが、諏訪魔のラリアットを崔がかわし損ねて拳の部分が頭部を直撃してしまい、それでも崔は試合を続行しようとしたが倒れこんだため試合はストップ、崔は担架で運ばれ、救急車で病院へと搬送された。
 崔の容態も心配だが、ただ選手側がいくらプロレスに危険はつきものであるとアピールしても、相変わらずマスコミからの厳しい声が後を立たない現状が続いている。その状況の中で今度は全日本でハプニングが起きてしまったが、今回は選手側も厳しい声を意識しすぎて失敗してしまったのか、そういった迷いもかえってケガに繋がるだけに、周囲の声に対して意識過ぎて欲しくないが…


 メインはジェイク&野村のNEXTREAMがビッグガンズの保持する世界タッグ王座に挑戦、ジェイクはゼウス、野村はボディガーをチャンピオンカーニバルの公式戦でそれぞれ破った実績を盾に挑戦に漕ぎ着けたが、野村は世界タッグ王座への挑戦だけでなく、挑戦者という形でメインに立ったのは初めてとなる。


 序盤は野村がボディカーの足に低空ドロップキックからレッグロックと足攻めを狙うが、ジェイクとの連係はボディガーが両腕ラリアットで返り討ちにし、ゼウスも加勢して場外戦へと突入、ゼウスはジェイク、ボディガーは野村と場外で徹底的に痛めつける。
 リングに戻ってもビックガンズは野村を捕らえ、カナディアンバックブリーカーとダイビングハンマーパンチの合体技を決めるなどして集中攻撃を加えるも、ゼウスのブレーンバスターを投げ返した野村はジェイクに交代し、ボディガーの右足をロープに引っかけ蹴り上げてからドラゴンスクリュー、ニーリフトで攻め込むが、ボディガーがスピアーを浴びせてすぐリードを奪い、ゼウスもフライング、串刺しとバイセップスエクスプロージョンを浴びせ、フロントスープレックスからイーグルネルソンで捕獲する。
 ゼウスはバイセップスエクスプロージョンを狙うが、フロントハイキックで迎撃したジェイクはニーリフトを浴びせ、ジャンピングDDTで突き刺す。串刺しフロントハイキック、サイドスープレックスからランニングローキック、しかし勝負を狙ったバックドロップはゼウスが阻止するとチョークスラム、逆水平、バイセップスエクスプロージョンから再びイーグルネルソンで捕獲、だが野村がカットに入ると、コーナーに昇ったゼウスをジェイクがジャンピングハイキックを浴びせてから雪崩式ブレーンバスターも、起き上がったゼウスもチョークスラムで応戦する。
 ボディガーと野村に交代し、両者とも真正面からぶつかり合うと、連打で押し込んだ野村がショルダータックルの連発、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックス、そのまま後方回転してアキレス腱固めへと移行し、ジェイクが入ってトレイン攻撃から野村がスピアー、山折りと畳みかけてからフロッグスプラッシュを投下するが、ボディガーは剣山で迎撃する。
 ここで勝負と見たゼウスが入るとビッグガンスが連係で野村を捕らえ、バイセップスエクスプロージョンとスピアーの同時攻撃から、ダブルチョークスラムと畳みかけると、ダブルインパクトを狙うが、ジェイクがコーナーのゼウスにフロントハイキックを浴びせてカット、ボディガーにもフロントハイキックから、ジェイクがレッグラリアット、野村のスピアーの合体攻撃が決まり、ボディガーの左右ハンマーからのハイキックをキャッチした野村はエルボーから、チャンピオンカーニバルではフィニッシュとなったスピアーからのジャックナイフ式エビ固めを決めるが、二度同じ轍は踏まないとばかりにボディガーはカウント2でキックアウト。それでも野村はフロッグスプラッシュからテキーラサンライズを狙うが、阻止したボディガーはスピアーを狙う野村をハイキックで迎撃し、ゼウスが入ってダブルインパクトを決めると、最後はラリアットからのバウンズで3カウントを奪い、ビッグガンズが王座防衛、野村は奮戦はしたが力尽きてしまった。


 ジェイク&野村もタイトルマッチだけでなく、第4試合で起きたハプニング発生という微妙な空気の中でのメインを張り敗れはしたが、奮戦することで客を大いに沸かせた。二人にとっても貴重な経験でもあり、今後にも繋がってくる。
 防衛した王者のビッグガンズは次期挑戦者には、挑戦に名乗りを挙げていた橋本大地、神谷英慶の大神を指名したが、大地は特に関本大介や岡林裕二には引けを取らなくなってはきたものの、結果を出せていない。大地は関本&岡林が巻いた世界タッグ王座取りで結果を狙う。果たしてビッグガンズは返り討ちとなるか?

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