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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

SUSHIが電撃退団!宮原が大森を降し王座防衛!そして秋山は改めて電流爆破マッチを拒否!

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SUSHIが電撃退団!宮原が大森を降し王座防衛!そして秋山は改めて電流爆破マッチを拒否!

1月15日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」 博多スターレーン 850人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○中島洋介(8分26秒 STF)×岡田佑介


◇第2試合◇
▼30分1本
田中稔 ○ウルティモ・ドラゴン 石井慧介(13分43秒 ラ・マヒストラル)×SUSHI 吉江豊 新泉浩司


◇第3試合◇
▼30分1本
○長井満也 南野タケシ(10分53秒 体固め)青木篤志 ×佐藤光留
※ROD


◇第4試合◇
▼30分1本
野村直矢 ○ジェイク・リー 青柳優馬(14分11秒 片エビ固め)崔領二 ×不動力也 丸山敦
※バックドロップ


◇第5試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(12分9秒 体固め)×岩本煌史
※ラストライド


【諏訪魔の話】「試合は言うことないよ。そんなことよりさ、言いたいこと言わせてもらうよ。最近の全日本プロレス、昔、出て行った人間が多々、顔をみる。そんな状況を俺は静観してたよ。けどさ、いくら静かにしてたって状況は何も変わらない。それだったらよ、当然、出て行った人間もプライドを持ってこだわりがあってやってるんだろ。だったらそれを俺がリングの上で受けたい。そう思うよ。何も状況変わらないんだ。ただ、俺が受けて反響が何もなかったらそれまでだし、あるかないか、それは向こうの思いも俺の思うもスイングするかもしれないし、どうなるかわからない。そういう残った人間の気持ち、そういうものも汲み取ってさ、カードを組んでもらいたいね、全日本には。それが俺の意見だ。(諏訪魔選手の言う出て行った人間は征矢であり、2月参戦が決まっているKAIのことを指している?)それは全日本プロレスが決めればいいよ。こっちは覚悟決めていつでも待ってるんで」


◇第6試合◇
▼30分1本
ゼウス ○ボディガー(13分5秒 片エビ固め)秋山準 ×ケンドー・カシン
※バウンズ 


【試合後の秋山&カシン】
※秋山が肩を貸してカシンと引き揚げてきて


カシン「救急車呼んで!」


秋山「救急車って言ってるぞ!」


カシン「頼みますよ」


秋山「頼みますよって…」


※カシンは控室へ


――カシンが「一度、大仁田のところに秋山さんと会いに行く」と発言していたが?


秋山「何で俺が会いにいかなきゃいけないんだ(苦笑) 俺は電流爆破やらないって。やらない。で、カシンと大仁田さんでやるって、どこにもウチの所属がいない…。(カシンが戻ってきて)大仁田さんとこに会いに行くって言ったんでしょ?」


カシン「生活のためだ、生活のため」


秋山「俺も生活のために全日本でそんなのやっちゃいけない」


カシン「じゃあ、どうするんだ?」


秋山「どうするって、ウチはやらない」


カシン「電流爆破やらない?」


秋山「自分でカシン興行やって電流爆破やれば」


カシン「それはちょっと。とにかく近々あいさつにいく」


秋山「いやいや」


カシン「邪道軍と戦うしかないよ、これは」


秋山「邪道軍って誰?」


カシン「大仁田、保坂、パンダ」


秋山「パンダ!?」」


カシン「近々あいさつ行こう」


秋山「いやいや、行こうじゃなくて。(カシンが花束を渡そうとすると)いらないから。(カシンが花束を投げつけると)オイッ! (カシンが去ると)試合から何から何までやることが全くわからない。世界タッグチャンピオンに俺一人で立ち向かってるようなもの。あれじゃダメだ。生活のためと言ったけど、ちょっといろいろ考えないといけないですね。とにかくウチに、全日本に電流爆破はいらない。何言われてもいらない。記事みたら(大仁田は)懐大きいところをみせて飲み込めって言ってたけど、飲み込んでいいものと悪いものがある。それはたぶん飲み込んじゃいけないものだ。今年45周年を迎えるこの全日本で、いくら過去はみない、未来しかみないといえども、やっぱり先人が築き上げてきたものがあるから。今トップを走ってる人間は未来をみていけばいいけど、俺はここの社長として先人の築いてきたものを大切にしないといけないと思うし、温故知新ですから」


――電流爆破は守らなければいけないものの一線を請えている?


秋山「超えてると思いますね俺は。王道だからといってやっていいことと悪いことがあると思うし、それを守り続けてきた。新日本もやってますよね。でもいくらそれをやって例えばお客さんが入るとなったとしても、そこはやらないと、ずっとやってきたことだから。もしそれをやったら、今まで体と体でぶつかり合うプロレスをみてきてくれたファンの方を裏切ることになると思うし。懐が大きくてもできることとできないことがありますよ」


秋山「(SUSHIについて自ら切り出し)別に何も悪いあれではなく、彼が全日本プロレスの名前が大きいと。芸能活動? いろいろ慰問したりパーティーしたりやるのはやりづらいと。だけど俺としては全日本の名前があった方がいいぞと。俺も全日本の名前がどれぐらい大きいかわからなくて出たことがある。出て初めて全日本の名前の大きさがわかると思うし。本人がそうやっていろいろ考えていくというのであれば、止めるあれもないし。今まではプロレスがあって、慰問とかそういうものがその間に入ってたんだけど、たぶん彼の中で逆転したんだよね。そういう子どもたちに夢を与えたり、催し物をしたりする方が中心にきてというふうになったんだと思う。それはそれで本人が決めることだし、たぶん今あの年ぐらいの奴が一番迷う年だと思うし」


――秋山社長としては「頑張れ」と?


秋山「もちろん頑張れ、それしかない。今、悪い時に出て行くんじゃなくて、いい時に出て行くからね。ファンの人も何で?ってなると思うけど、彼としては前向きなことなんで、たぶん出てから全日本の名前がどんなものかわかると思うし。わからなくて感じなくて成功してくれればそれは一番いいと思うし。(今後、全日本に)まったく出ないということじゃないんで。今までの人は出てないけど、彼の場合はスケジュールを調整して、出るところは出ると思うし。沖縄とかは出るかもしれない。だからまったく出ないじゃなく、考える中心が変わって彼の夢がそっちにできたんだと思うし。だからといってプロレスをおろそかにというか、試合出るからにはある程度、体もちゃんと作ってこないといけないし、それは本人もわかってるでしょうし。頑張れと。俺とやりたいということで、またギッタンギッタンに叩き潰して壮行試合やってあげようかなと」


 【試合後のゼウス&ボディガー】
――連夜のバウンスで連夜の勝利を収めて好調そのものでは?


ボディガー「そうだね。ニューバウンスがだんだん板についてきて、もう誰が相手でもこの技決めて沈める自信ができました」


――世界タッグのタイトルマッチは未決定だが、誰でも受けて立つ?


ゼウス「今年始めに言った通り、今年の目標の一つが世界タッグのベルトをボディガーと一年間守り続けて、この世界タッグのベルトを全盛期以上に高めていきたい。全日本プロレスのプライドを持って、いろいろ他団体の選手もいるだろうし、そうやって一戦一戦、大切に、ここぞという時はお客さんの期待に応えていくような試合をしたいと思います」


ボディガー「俺たちが過去の名だたる歴史のこの世界タッグベルトを巻いたタッグチームよりも、今までの歴代で一番凄いタッグチームやっていうのを今から証明します。この一年かけて。絶対守り抜くんで、まぁみててください


◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(27分56秒 シャットダウンスープレックスホールド)[挑戦者]×大森隆男
☆宮原が7度目の防衛に成功


(試合終了後)
宮原「帰ってきたぜ福岡!」


(ボディガーが花道から登場)
ボディガー「チャンピオン、防衛おめでとうございます。この一年あんたがそのベルトをずっと守り続けてきたことを俺は素直にリスペクトする。しかし俺もまだそのベルトに興味がある。俺は今年で49になる。親父やけど、今ならまだあんたと互角…いや俺は日本中の親父の期待を背負ってリングに上がってるつもりや。まだまだ若いあんたに負けるわけにはいかん。あんたもこのベルトに興味があるやろ。それやったらこの俺と5冠を巡ってやり合ってもらえませんか? 俺の挑戦受けてください。まぁ、そういうこっちゃ!」


宮原「一言な、ボディガー…さん。親父の意地というものをみせてもらおうか。いつでも受けてやるよ!(ボディガーが去る)」もう一回仕切り直します。帰ってきたぜ福岡!皆様のご声援のおかげで何とかV7達成しました。やっぱり2017年、ここ博多も最高マイクで締めくくりたいんですが、そのためには福岡の皆さんの健斗コールが必要だ(健斗コールの大合唱に包まれる)今の気分は最高です。そこで博多の皆さんに聞きたい! 全日本プロレス、最高ですか!?(ファン「最高!」の絶叫)聞こえないなぁ(とその場に倒れ込んでしまうと博多のファンがさらなる健斗コール叫ぶ)全日本プロレス、最高ですか!?(と2度問いファンは「最高!」で呼応。)ありがとう福岡!」


【試合後の宮原】
宮原「何か言葉がすぐ出てこないね。うれしいよね、素直に何か。V7ですか。今日勝ってV7できてよかった」


――2017年最初の三冠戦でこれまでの防衛戦同様、苦しい戦いの末に勝利して喜びも大きいのでは?


宮原「苦しくて苦しくて、その先にこのうれしさがあるから、やめられないですね。V7できたから言えることだけど、やめられねぇな。こうやって試合終わっても手拍子してくれて、笑顔でハイタッチしてくれて、飾りなくうれしいよね。凄くパワーもらいました、また今日も。凄いパワーもらった、体に。2017年最初の三冠戦ということで、凄いナーバスになってたんですけどね。そのナーバスが皆さんの笑顔を見たら一瞬で弾けました。2017年は最多防衛記録、全日本プロレス、そしてプロレス界に名前を残す人間だから。その覚悟もあるし、決意もある。決意って何だか調べたら、どんな困難なことも受け入れる。それが決意だそうです。俺はそれを見た瞬間になんか自分の胸に突き刺さるものがあって、俺の決意は揺るがねぇ。プロレス界のナンバー1を目指してこの三冠ベルトを巻いてるんだ。今年、全日本プロレス最多防衛記録をとって歴史に名前を残す。とにかく今日は福岡ありがとう。一言に尽きる」


――歴史に名前を残す意味で、ボディガーが三冠挑戦表明と同時に世界タッグ戦を提案し、5冠争いとなりそうだが?


宮原「5冠だ。初めて5冠に気づいた。そうだよね。世界タッグ獲れば5冠だよね。そうすればまた2017年も俺、目立てるね。目立つの大好きだから。5冠いいね。5冠で最多防衛記録いいね。夢がまた増えました。ありがとう」


【SUSHIの退団会見】
SUSHI「本日は試合前のお忙しい時間にお集まりいただき、ありがとうございます。昨年から自分でずっと考えていたことがありまして、会社と昨年ずっと相談させていただいて決めたことがございまして、今度の1月31日付けをもちまして、私SUSHIは全日本プロレスを退団することになりました。理由といたしましては、自分が新しいことにチャレンジしていきたいという気持ちが昨年から強くなってきまして、芸能関係の仕事もそうなんですけど、あとはちびっ子に夢を…プロレスもそうなんですけど、プロレス以外のこともしながら自分が夢を与えていくような仕事をしたいと思うようになりまして、会社に相談させていただきました。芸能関係の仕事をしていくにあたりまして、全日本プロレスという名前が自分には大きすぎると思うようになりました。全日本プロレスという名前を外すことにしました。今度1月28日の鳩山大会で全日本プロレス所属としての試合が最期になりますが、そこで僕から一つだけお願いがあります。最後にやっぱり秋山社長とシングルで戦わせていただきたいと思います」


――芸能関係も含め、具体的に今後決まっていることは?


SUSHI「昨年もやらせていただいたんですけど、ちびっ子が対象なんですけど、コンサートみたいな形で自分も踊ったりとかしながら子どもと触れ合うような形で施設であったりとか回っていく。また、老人ホームに行っておじいちゃん、おばあちゃんと触れ合いをさせていただいたりとか、そういうのが主になりますね」


――プロレス活動については?


SUSHI「まだ決まってはいないんですけど、退団してからフリーという形でやらせていただいて。プロレスと並行してそういう施設回りであったり幼稚園回りであったりを一緒にして、プロレスというジャンルを広めていきたいというのも自分にはあります」


――秋山社長からはどんな言葉をかけられた?


SUSHI「最初は引き止めていただいたというか、全日本プロレスの所属としてできるんじゃないかと言われたんですけど、自分の中で全日本という名前が…自分なんてまだ小さい芸能活動しかできないので、自分にとって全日本プロレスという名前が大きすぎて、名前についていけないというか、最初はまず一人でやっていきたいという気持ちが強くてご相談させていただいたら、最終的には頑張ってこいと言っていただきました」


――所属ラストマッチで秋山戦を希望する一番の理由は?


SUSHI「やっぱり今までの恩もありますし、これから頑張っていきますという決意を自分の体で伝えたい。自分の体で思い切りぶつかっていって、最後に自分の気持ちを伝えたいなと思いました」


 まず本題の前にSUSHIが1月28日をもって退団することが発表された、SUSHIは武藤敬司体制から登場したが、分裂騒動に際しては同期の諏訪魔に追随する形で全日本に残留した。
 GAORA王座は2度戴冠するものの、世界ジュニア王座には届かず、昨年は50連敗以上など不名誉な記録を残したが、WRESTE-1との対抗戦ではキャラとは違う一面を見せていた。
 退団理由は「プロレス以外のこともしながら自分が夢を与えていくような仕事をしたい」としているが、「自分にとって全日本プロレスという名前が大きすぎて、名前についていけない」というのが一番の理由だったのではと思う、現在の全日本はどんどん若手が台頭しており、SUSHIのポジションとすれば厳しい立場に立たされていた。まして昨年は50連敗以上という不名誉な記録、キャラ的に救われていたのもあったが、レスラーSUSHIとすれば納得しがたいものがあったのではと思う。
 秋山にしてみばレスラーSUSHIを引き止めるのは当然、勝敗抜きにして観客を沸かせてきたから秋山はそれなりに評価していた。しかしSUSHIにしてみれば中途半端な現状を考えると、全日本を去るしか選択肢がなかった、ここに来ての退団は残念としか言いようがない。


 博多大会のメインは宮原の保持する三冠王座に大森が挑戦、序盤からフロントハイキック合戦から場外戦となるも、宮原がエプロンからのカーフブランディングで大森の右腕を鉄柵に叩きつけて大ダメージを与え、リングに戻ってからアームロックなどで右腕攻めを展開する。
 しかし串刺し攻撃狙いを大森がかわして鉄柱に直撃させると、場外へ逃れた宮原にパイルドライバーで突き刺すが宮原もロープ越しのショルダーアームブリーカーで応戦も、大森はエプロン上でのパイルドライバーで宮原を突き刺し首に大ダメージを与える。
 リングに戻っても大森はパイルドライバーで突き刺し、アックスギロチンドライバーを狙うが、宮原はスネークリミットで切り返すも、大森は雪崩式ブレーンバスターからトラースキック、宮原もフロントハイキックで応戦して両者ダウンとなる。
 先に起きた宮原は串刺しブラックアウトから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ジャーマンを狙うが、大森はバックを奪ってドラゴンスープレックスで投げ、両者ダウンの後で膝をついたままでエルボー合戦を展開、大森がチョップで制してからアックスボンバーを狙うも、宮原はブロック、しかし大森は後頭部にショートレンジの左腕でのアックスボンバーを炸裂させ、後頭部への串刺しアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛ける。
 勝負と見た大森はスライディングアックスボンバーを狙うが、かわした宮原は大森の後頭部にブラックアウト、正面からブラックアウトで炸裂させ二段式ジャーマンからシャットダウンスープレックスを狙うも、堪えた大森はアックスギロチンドライバーで突き刺し、宮原のフロントハイキックをかわしてアックスボンバーを炸裂させる。
 宮原はカウント2でキックアウトすると、大森はもう一度アックスボンバーを狙うが、かわした宮原がブラックアウトを連発、それでも大森はエルボーで応戦するも、宮原は頭突きを連発しノーモーション頭突きで大森を黙らせると、最後はブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。


 セミでは秋山&カシンがビッグガンズと対戦、秋山組が勝てば世界最強タッグでもビッグガンズを破っていることから世界タッグ王座への挑戦に王手がかかる。
 序盤からビッグガンズがパワーで秋山を蹂躙するが、場外戦ではカシンがイス攻撃で救出に駆けつけてから流れが変わり、ボディガーを捕らえにかかる。
 終盤ではカシンがビッグガンズの同士討ちを誘発して、秋山も入って分断にかかるが、カシンがボディガーをぶら下がり式首四の字で捕らえたところで、ボディガーが強引に肩車で担ぎ、秋山を排除したゼウスが入ってダブルインパクトを決めると、最後はボディガーがリフトアップスラムことバウンズで3カウントを奪い最強タッグのリベンジを果たした。 


 メイン終了後にボディガーが三冠ヘビー級王座に挑戦に名乗りを挙げた、ボディガーはシングルでの実績は大阪プロレスでの天王山2013での準優勝(優勝はゼウス)のみでタッグでの実績がほとんどだが、昨年のチャンピオンカーニバルでは秋山を降しており、全日本に参戦するようになってから試合運びがうまくなったという評判も受けていることから、ここでシングルでの実績を狙っての挑戦か、また世界タッグ王座を含めた五冠の巡っての戦いも示唆していることから宮原&ジェイクのNEXTREAMがビッグガンズの世界タッグ王座に挑戦する可能性も出てきた。


 セミ終了後のバックステージでは大仁田厚が全日本マットでの電流爆破マッチを要求したことに関して、カシンは秋山に呼びかけたが秋山はあくまで全日本マットでの電流爆破マッチを拒絶する姿勢を示し、カシンは不満をあらわにした。秋山の言い分はもっともでもあるが、カシンだけでなく大仁田もこのままスンナリ引き下がるとは思えない。


 また第5試合では諏訪魔に岩本が挑み、腕攻めを狙う岩本に対して諏訪魔がパワーで圧倒、キャプチュードを決める諏訪魔に対して岩本は孤高の芸術を決め、ジャーマンを狙ったが、堪えた諏訪魔はドロップキックで吹き飛ばしてからラストライドで3カウントを奪い勝利を収め、試合後はWRESTE-1勢を含めた退団組を迎撃する構えを見せた。
 WRESTE-1との交流を開始してから全日本にWRESTE-1勢だけでなく、WRESTE-1を去っていった全日本退団組(KAI、稔など)まで参戦するようになってからは諏訪魔は静観する立場を取ってきたが、諏訪魔にしても全日本に留まり守ってきた意地もあり、また征矢やKAI、稔などが上がるようになったことで面白くないという気持ちがあって当たり前でもある。それら対戦するときは容赦ない、それが諏訪魔の考えでもある。


 ドーリングが復帰したがSUSHIは全日本を去り、秋山にちらつく大仁田やカシンの存在、WRESTE-1やWRESTE-1退団組に対して含むところがある諏訪魔、宮原の長期政権の行方、2017年度の全日本マットも波乱含みだ。

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