DRAGON GATE
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背負ってきた仲間たちの力を借りても時代は戻せず・・・鷹木がCIMAを粉砕でドリーム王座防衛!
12月27日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2015」福岡国際センター 7600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○エル・リンダマン 山村武寛 石田凱士(8分02秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)ドン・フジイ NOSAWA論外 Xヨースケ・サンタマリア
◇第2試合◇
▼30分1本
○ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S.(7分36秒 体固め)Kzy XU-T
※下克上ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼コロシアム2015 10分無制限ラウンド
○船木誠勝(0分54秒 腕ひしぎ逆十字固め)X“ハリウッド"ストーカー市川
---再試合---
○船木誠勝(6分22秒 TKO)X“ハリウッド"ストーカー市川
※セコンドのタオル投入
【船木の話】「(DRAGON GATEは初参戦だが?)楽しかったです。活気がありますね。選手一人ひとりの活気というか。ずっとどういうふうになってるか興味があったんですよ。すごくお客さんも入ってるって噂を聞くし。やっぱ選手の活気ですね。活気がすごい。メインでも世代交代をやってるじゃないです。なかなか超えさせないCIMA選手と、本気で超えようとする鷹木選手。そういう本当の闘いがあるのがいいですよね…取ってつけた闘いじゃなくて。鷹木選手は本気で超えようとしてますから。CIMA選手もまだまだ知名度だったらオレの方があるぞって気持ちで。ここで超えられるかどうかを自分で試そうとしている。今日は挑戦者ですけど、おそらく受けて立つ気持ち。本気の勝負があるのはいいですよね。(対戦相手については?)面白いですよ。やっぱあの音楽をこんな大きい会場で聞くと、ゾクゾクしますよね。ストーカー選手もこの一戦のために体を絞ってすごくトレーニングしたって聞きました。そこにも本気がある。楽しさを呼び込む試合でも本気で準備をする。その気持ちがいいですよね。そこはこの団体がプロだって証拠。(バックを取られる場面もあったが?)パンチが当たったんですけどね。当たったけど、そのまま食らいついてきた。すごいですよ。あそこはちょっと本気になりましたよ。(今後の参戦は?)オファーがあればやりたいです。12月にマスカラスと組んでCIMA選手とちょっこやったんで、その続きでもできればなって気持ちはあります。すごく明るい団体。選手の力が団体を動かしてる。謎が解けました。おそらくメインにいくに従って、お客さんも盛り上がっていく。2015年の最後にいい体験をさせてもらいました。(19年ぶりの国際センターだが?)自分の中では東京ドームクラスの緊張感でした。特に音楽が鳴った瞬間にゾクッとしました。懐かしかったです」
【スト市の話】「ヒクソンの呼吸法とかいろいろ練習したんですけど、3週間じゃ何ともならなかったです。すみません。船木さんはさすがです」
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第28代王者]○Kotoka (13分24秒 片エビ固め)[挑戦者]XEita
※カルデラ
☆Kotokaが初防衛に成功
【Kotokaの話】「見たら分かるだろ、余裕の防衛。2015年のドラゴンゲートは今日で終わりだが、俺はずっとこのベルトを防衛して2016年はどう締めくくろうかなって、そのことばかり考えてるからよ。次の挑戦者は誰だ? 今日のEitaみたいな挑戦者だったらU-Tとかさ、ヨースケ・サンタマリアとかでも大して変わりないんじゃないかな。実力不足だ。全然怖くもなんともなかったよ。これからもブレイブゲートのチャンピオンはこの俺Kotoka、お前ら2016年のブレイブゲート戦線も楽しみにしとけよ、ヴェ~ッ!!」◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第37代王者組]土井成樹 ○YAMATO (18分23秒 片エビ固め)[挑戦者組]Gamma Xパンチ富永
※ギャラリア
☆土井&YAMATOが8度目の防衛に成功
(試合終了後に土井がパンチのコスチュームを脱がす)
土井「見ての通り、8度目の防衛や! パンチ、オマエみたいなプロ意識のない選手はタイトルに挑戦するとか二度と口にするなよ。おい、福岡、この後、セミでトライアングル、メインでドリーム、ヴェルセルクがベルトを取って、信悟が防衛する。2015年はオレたちヴェルセルクがハッピーエンドで締めてやるから楽しみにしておけよ」
【土井、YAMATOの話】
YAMATO「当然の結果だ!」
土井「過去に7回防衛してるからいかにクオリティーを落とさず、ベルトの価値を落とさず、試合するかがテーマだった。リング上で言った通り、DRAGON GATE、甘くないぞ。ビッグマッチでタイトルマッチやるっていうのは生半可な気持ちは、それなりの責任感だとか与えられたチャンスがある。特に若手は。もうちょっと考えてやれ。今後一切、パンチ富永はタイトルに挑戦するとかふざけたことを口にするなよ」
YAMATO「ほかの若手もそうだ。肝に命じろ」
土井「今日、パンチ富永が挑戦するんだったら、もっと気合い入った勢いのいい若いヤツに枠を譲った方がええやろ。まぁ、これで無事、タイトル保持したまま年を越せる。Kotokaも防衛したし、あとはセミとメイン。今日、最後の最後でハッピーエンドでいける。来年、9度目の防衛戦、誰でもいい。もうひと通りやったから次、2周目やるのか? それなりに刺激のあるヤツ、来いよ」
【Gamma、パンチの話】
Gamma「完敗だな、パンチ」
パンチ「何もできなかった…クッソ」
Gamma「これで終わりじゃないからな。明日からまた追い込むトレーニングするからな、毎日。心も体もオーバージェネレーションに入って、生まれ変わったパンチ富永って言われるようにがんばるぞ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権 6人タッグ4WAYマッチ/60分
[第55代王者組]吉野正人 ○戸澤陽 T-Hawk(26分25秒 パッケージ・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者組]堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム X斎藤“ジミー"了
☆吉野&戸澤&T-Hawkが初防衛に成功
【退場順】
[1][挑戦者組]望月&キッド&X清水(19分45秒、ススムのジャンボの勝ち!固め)
[2][挑戦者組]サイバー&谷嵜&X問題龍(22分09秒、斎藤の斎了ロケット→片エビ固め)
【吉野、戸澤の話】
吉野「年内最終戦でトライアングル防衛したぞ!」
戸澤「これでチャンピオンとして年越せますね」
吉野「挑戦者が集まってきた時に戸澤君が1チームでも2チームでも3チームでも変わらないとか言ってましたけど、やっぱ変わるでしょ。メチャメチャきつかった。挑戦者が3チームいるから落とすリスクはかなり高い試合。何とか最後は勝ち残った。オレらもTが入って、モンスターが新たにスタートしてなかなか結果が出なくてようやく札幌でトライングルのトーナメントを勝ち上がって、初防衛戦だった。プレッシャーはあった。トライアングル4WAYは難しい。一人が孤立したら1対9にもなるルール。まぁでも、勝ったんですから。ベルトを守って、個人的にはお笑いゲートとの2冠チャンピオンとして年越し。お笑いゲートはどうしましょう。正直困ってます」
戸澤「早くストーカー市川に渡しておいた方がいいですよ」
吉野「市川さん取れますかね…勝っちゃうような気がします。まぁ、トライアングルも守ったということで、アミーゴを含め、2016年、モンスター・エキスプレスとしてこのベルトを守りつつ、上を目指していきたいと思います」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第22代王者]○鷹木信悟(28分00秒 片エビ固め)[挑戦者]XCIMA
※ラストファルコンリー
☆鷹木が3度目の防衛に成功
(試合終了後)
鷹木「見ての通り、誰も文句はねえな。鷹木信悟の完全勝利だ。CIMA、残念だったな。時代が戻ることはなかったな。10月にドン・フジイ、11月に望月成晃、そして12月にCIMAと3タテしたぞ。ということは、闘龍門から続いていた時代を作ってきた旧世代はほぼ全滅だ。いいじゃない、ちょうど年末だからドラゴンゲートの大掃除ってことでいいんじゃねえか。でもよ、俺たちはこんなんじゃ満足しねえぞ。俺自身もヴェルセルクもピークはこんなもんじゃねえからな。いいか、来年はもっと暴れ狂うからな。いってみたら今年はおよそ結成して3カ月、4カ月か。まあ来年に向けての予行練習、準備運動みたいなものだったけどよ、来年もヴェルセルクを中心にドラゴンゲートをおもしろくしていくからな。お前ら俺たちの活躍に期待しておくんだな。それだけはよく覚えとけ!」
(このあとツインゲートを防衛した土井&YAMATO、ブレイブゲートを防衛したKotokaを含めたヴェルセルク全メンバーでいつものポーズ。するといきなりススムが登場し、鷹木にジャンボの勝ち!を放つ。)
ススム「おい信悟、好き勝手言ってんじゃねえぞ。CIMA、モッチー、フジイさん、そしてGammaさんは途中からだけど、俺らが作ったレールがあるからお前らが今いるんだろ。違うか? 大掃除だ? CIMAもモッチーもフジイさんもゴミじゃねえよ。そしてもく誰もいない? 見ろ、俺がいるじゃねえか。今日はこれくらいにしてやるよ。近いうちに正式にお前に宣戦布告してやるよ。覚えとけ」
(VerserK退場)
ススム「CIMA、何負けてんだよ。俺、向こうで見てたよ、ジミーズのメンバーと。ドラゴンゲートの唯一の同級生CIMA。CIMAが今日もう一回、ドリームゲートチャンピオンになるところを俺は確認するために見てたんだよ。前回CIMAがドリームゲートを取った時に誰が一番最初に挑戦した? 俺だよね。今日もCIMAがドリームゲートチャンピオンになったら、今みたいな形じゃなくて、綺麗にリングに入って、そしてCIMAに挑戦表明しようとしたのに、CIMA負けちゃった。でも皆さん、CIMAまだ終わってないよね!? この会場に集まったお客さんにCIMAの声、聞かせてあげてくださいよ」
CIMA「待ってくれ。俺は試合前にあそこの舞台でメチャクチャ偉そうに、お前らをハッピーにする責任があるって言ってた。でも結果は言いたかないけど完敗や。俺は俺なりに今持ってる力をすべてをぶつけて、セコンドの力も借りて、御大、フジイさん、Gammaちゃんの技まで借りて、それからこれだけたくさん集まってくれたファンの皆さんの声援を背負いながらも負けたんや。そんな奴にハッピーを語る資格はない。俺はたぶん、俺の努力がまだ足らんかったんや。信悟が言うように年末の大掃除。CIMAというゴミは粗大ごみとしてこのドラゴンゲートのリングから捨てられるんやろうか。でもな、俺は腐ってもCIMAや。たとえ粗大ゴミで捨てられるとしよう。ゴミにはいろいろあるよな。燃えるごみ、燃えないごみ、プラスチック、粗大ごみ。CIMAのところにはこう注意書きが書いてある。『CIMA、捨てられないゴミ』。俺はゴミになってもまたこのリングに帰ってきますよ。あわよくば今日は勝ってススムの挑戦受けて、ちょっと遅いクリスマスプレゼントみたいなことを言って、2016年もお願いしますみたいなことを言って今日はハッピーに締めようと思ったけど、まあススムさんが入ってきてくれるんやったら、御大が散った、フジイさんも散った。Gammaちゃんも引き分けた。CIMAは負けた。俺はあなたと同級生やけど、あなたより少し先に38歳の扉を開けた。ススムはまだ37歳や。38歳の扉はいつ開けるんですか?」
ススム「2月18日です」CIMA「2月18日。次の博多大会はいつですか? 2月14日。あなたラストチャンスやで。東京で挑戦するのもいいけど、今日は僕はあんまりカッコいい締めなどできないんで、ススムさんが14日の博多スターレーンでドリームゲート挑戦すると言えば、ある程度ハッピーになると思いますんで。どうですか、皆さん?ススム「いいんですか、お客さん!? でもCIMAからこういう感じでバトンを受けましたので、僕は次、来年2月14日の博多大会でドリームゲートに挑戦します。そして、それまで再び自分を追い込んで最高のコンディションで、そしてドリームゲート、もう一回、今まで1回しか巻いたことがありません。もう一度、10年ぶりにドリームゲートチャンピオンになりたいと思います。博多のお客さん、楽しみにしててください。今日は最後まで本当にありがとうございました!」
CIMA「ちょっと今、そのまま締まっちゃうような雰囲気だったんですけど、僕も負けましたけど、この場を締める責任はありますので。何か地方大会の終わりみたいになりかけたんで。最後、負けてしまいましたけど、ドラゴンゲート2015年、本当に皆さんたくさん集まっていただきありがとうございました(CIMAコール)。ありがとう。俺ちょっと緊張してたから、ちょっとモニターでしか見れなかったけど、Eitaの試合の時、ヤングジェネレーションだけでセコンドついてたよ。あんな感じでEitaのこと盛り上げてたら結果が変わってたかもわからんから。その辺も来年は勉強していきましょう。でも望月成晃が挑戦するときもそうです。僕が挑戦するときもそうです。試合前のVTRですごいかっこいいの作ってもらって。ドラゴンゲートから始まる前の闘龍門からの歴史が、時代を作ってきた男とか、やれ3度ドリームゲートを巻いた男とか、ドラゴンゲートの象徴とかいろいろ言ってもらってますけど、結果は毎回負けてます。
これはね、やっぱり自分自身の力が足りないと思いますので。ドラゴンゲートはまだ始まって16年の新興団体です。僕もまだ38になったばかりです。でも二十歳の頃からCIMAを見てくれてるファン。ちょうど今の山村や石田が同世代の女の子にワーワー言われてますけど、俺も言われてたんや。でもな、俺を応援してくれてたファンはそのままCIMAと一緒に年を取って今全国いろんな会場に子どもを連れてきてくれます。子どもと一緒にドラゴンゲートを見に来てくれて、CIMAを応援しに来ました、ドラゴンゲート応援しに来ましたって言ってくれてます。お父さんお母さんはCIMAのチャンピオンベルトを巻いてる姿を見てても、その小さな子供たちはまだベルトを巻いてるCIMAを見たことがない。ただの明るいオジサンです。でも僕も5歳になる子供がいます。CIMAがドリームゲートチャンピオンになった時は、たぶん記憶にないでしょう。望月成晃もまだまだ進む。Gammaもドン・フジイもドラゴン・キッドもまだまだ進む。CIMAもまだまだ進んで必ずドラゴンゲートを頭から見てくれてた世代のその子供たちに夢を与えるために、もう一回、CIMAも必ずドリームゲートをつかんで、トビラをこじ開けますので、その時まで懲りずにドラゴンゲート、もっともっと進化していきますので、2016年もみんな元気な顔を見せてください。それではよい年を迎えてください。2015年ドラゴンゲート、ありがとうございました!」
【鷹木の話】「なんだススム、ドリームゲートのタイトルマッチの後に乱入か? オマエごときが、ススムごときが行動起こしてるんじゃねぇよ。見ろ、ベルトを落としたからカギが1個落ちたじゃねぇか。なかなか3つ目のカギをつけさせてくれねぇな。まぁ、これはただのハプニングだから後で会社からもらうわ。ススム、これの弁償は1個1万ぐらいするらしいからちゃんと会社じゃなくてオレに払え。ススムのことはどうでもいい。アイツがタイトル挑戦とか言ってるんじゃねぇぞ。オレはジミーズが一番気に食わないんだよ。上のCIMA、フジイ、望月…あと誰がいるか知らないけど、そいつらに頼って2期生、3期生、4期生か。馴れ合いのユニットジミーズ。いつまでも解散せずに便利屋みたいなことしやがって。オレは一番嫌いだよ。アイツらのユニットがDRAGON GATEをぬるま湯にしてんだよ。違うか? 何がススムだ。たまにしか本気出さないくせによ。どこでもやってやるよ。何がジャンボの勝ちだ。ジャンボの勝ちより、オレのパンピングボンバーの方が全然上だ。ススムのことはいい。CIMA、はっきり言っておく。2年半前に神戸ワールドで試合した。モチベーションとかそういうのはわからないけど、オレ的には今日の方がしんどかったかもしれない。2年半前はアイツの方が若干余裕があって、オレの方が崖っぷちだったけど、今日はそのシチュエーションが逆だった。オレがCIMAの底力を見た。さすがはCIMAと言ったところかもしれないけど、オレはその上をいった。この勝利はでかいぞ。いいか。闘龍門の頃からDRAGON GATEは16年続いて、時代を作ってきた男たち…CIMA、フジイ、望月を3タテした。あと誰がいるんだよ。このことははっきり言って、事件だからな。16年続いてきた歴史の中で確実に時代は移り変わってる。試合前のインタビューでも言ったけど、新しい時代を作るためには古い者は完全に破壊する。それがオレのやり方だ。リング上でも言った通り、年内は予行演習だよ。準備運動。来年はヴェルセルク、鷹木信悟、もっともっと荒れ狂うからな。選手も関係者も客もビビッてんじゃねぇぞ。オレらが制圧した先にはもっと面白いもんを見せてやろうじゃねぇか。(リング上では次期ドリームゲート王座戦が2・14博多でおこなわれる流れになったが?)勝手に決めんじゃねぇって。アイツらがそんなアマチュアの乗りで『やってやるぞ』『決定だ』なんて権限はない。まぁ、それでも試合後のアイツのラリアット、効いたよ。アゴに入った。この怒りを治めるんだったら、ススムの首を取ってやろうじゃねぇか。アイツは逆に入ってはいけない火の中に入ることになる。とんで火に入る夏の虫か。今、夏じゃないけど、ヴェルセルクという火の中にアイツを入れて、とことん燃やしてやるよ。アイツらなんか新世代でも旧世代でもない。何世代なんだ。カスは富永とかオーバージェネレーションの若手だから。ある意味、ジミーズは一番無能世代だ。明るく楽しいプロレスしかできねぇんだから。プロレスの本質を忘れてんじゃねぇ。そんな中まだ正統派なプロレスがまだちょこっとできるのがススム。いいよ。普段慣れ合いしてるススム、ここぞって時に本気出したって絶対に叶わない。オレらは毎回毎回、しのぎを削ってやってんだよ。ケガと隣合わせ。そういうシリアスの中で闘ってる。アイツらがたまに気合い入れて、本気になったってオレらは引かないからな」
DRAGON GATE今年最後のビッグマッチである福岡大会、メインは鷹木の保持するオープン・ザ・ドリーム王座にCIMAが挑戦、今までの戦いではCIMAが王者、鷹木が挑戦者という図式だったが、立場が入れ替わっての対戦は記憶が正しければ初、対戦も2013年7月の神戸ワールド以来だが、この時は鷹木が完勝を収めCIMAの長期政権に終止符を打ったが、ドラゲーを背負って立つという重いプレッシャーがかけられ、YAMATOとの初防衛戦で敗れ短期政権で終わった。どん底に落ちた鷹木はいろいろ模索した結果開き直り、ヒールターンするようになってからは本来持っている強さをフルに発揮しフジイ、望月のベテランを連破して防衛(Gammaとの防衛戦は無効試合のためカウントされず)、CIMAとの防衛戦を迎えたが、今回のCIMAは鷹木にとって試される一戦となった。
試合はロープワークの攻防からCIMAが低空ドロップキックを決め脚攻めを展開、執拗な脚攻めにさすがの鷹木も脚を引きずる仕草を見せるも、鷹木はバンピングボンバーで場外戦に持ち込むとステージへ連行、イス盛りを作ってパワーボムを狙うがCIMAはリバース、しかし鷹木はステージ上でのツームストーンパイルドライバーを敢行しCIMAの首に大ダメージを与える。
リングに戻ってからは鷹木は首攻めで主導権を握り、CIMAはなかなか主導権を握れない、しかしCIMAは二角蹴りから鷹木を場外へ追いやるとトペ・レペルサを発射、そして闘龍門時代のフィニッシュコースであるヴィーナスからアイコノ・プラズム、鷹木の反撃を振り切ってゴリコノプラズム、マッドスプラッシュは剣山で迎撃されるも、ここからCIMAは自分の全てをぶつけるような攻撃を展開、鷹木はCIMAをコーナーに固定し下からのバンピングボンバーで返すが、CIMAはジャガー式バックドロップホールド、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド、スワンダイブ式のメテオラと繰り出していくが、正面からのスワンダイブ式メテオラをかわした鷹木はMADE IN JAPAN、バンピングボンバーと畳みかけCIMAを追い詰めていく。
CIMAの劣勢にフジイ、望月、TV解説を務めていたGammaがセコンドに駆けつけCIMAに声援を贈る、CIMAはフジイの必殺技であるチョークスラム、望月の必殺技である三角蹴りを決めるが、メテオラはクリアされると生膝メテオラは阻止した鷹木がエメラルドフロウジョンを決め、最後はバンピングボンバーを連発してからラストファルコンリで3カウント、最後のフィニッシュは粘るCIMAを介錯するようなフィニッシュだった。
試合後は勝ち誇る鷹木にVerserKのメンバーが揃って勝どきを挙げたところに、CIMAとは同じ年齢であるススムが強襲をかけジャンボの勝ち!で鷹木をKOして挑戦を表明、VerserKは引き上げ、敗れたCIMAが大会を締めくくった。
正直言ってCIMAと鷹木の立場が逆転したというか、CIMAが全てを出すどころかフジイや望月の力を借りてまでも鷹木は倒せない、しかし待っていたのは背負ってきた仲間の力を借りても鷹木は倒せなかったという現実、ベテラン勢が総がかりでも鷹木は止められないことをCIMA自身が痛感させられたのではないだろうか・・・
ススムにKOされ締められない鷹木に代わりCIMAが大会を締めくくったが、大ダメージを負いながらも大会を締めたのはCIMAが今までDRAGON GATEを背負ってきた意地なのかもしれない、また意地を見せたCIMAにオーバージェネレーションの若手達はどう映ったのだろうか・・・また第5試合のツインゲート選手権はパンチは健闘するも王者組である土井&YAMATOのチーム力の高さを崩すまでには至らず、連係攻撃の前にすぐ主導権を握られてしまう。
Gammaの援護を受けたパンチはGammaとの合体PTキックを決めるが、YAMATOのスリーパースープレックスを喰らうと最後はギャラリアで3カウントとなり王座奪取ならず、土井&YAMATOは8度目の防衛と長期政権を築いているが、チーム力の高さは土井&吉野の土井吉を凌いでいる、プロレス大賞のタッグ部門は該当者なしとされたが土井&YAMATOがなぜ受賞されないのかという疑問すら出てくる。
セミのトライアングル選手権4WAYマッチは、まずススムが清水にジャンボの勝ちを連発して3カウントを奪いディアハーツが脱落、続いて連係に難があるサイバーと問題が案の定誤爆となり、その隙を突いた斎了が斎了ロケットで問題から3カウントを奪いっVerserKが脱落、ジミーズは戸澤を捕らえ斎了がドラゴンスープレックスを決めるが、戸澤がジャーマンで返した後でパッケージジャーマンで3カウントを奪い、モンスターエキスプレスがトライアングル王座を防衛。
ブレイブ選手権はKotokaのカルデラを阻止したEitaはトラースキックからエスペランサで捕獲してKotokaを追い詰めるも、サイバーが乱入してサイバーボムでEitaに大ダメージを与えるとKotokaがカルデラを連発して3カウントを奪い王座防衛、Eitaにとって納得できない敗戦となった。
そして今大会で船木が特別出場し相手はXとされたが、相手はやっぱりスト市もスト市は頭は触覚と耳をつけただけのスキンヘッド姿、白いスパッツに裸足とヒクソン・グレイシーになりきって登場、試合はスト市は船木からバックを奪う快挙を見せるもチョークスリーパー狙いは一本背負いで叩きつけられてしまい腕十字でたまらずギブアップで秒殺されるも、望月も一緒に泣きを入れて泣きの再試合となり、今度は一転してスト市のお馴染みの攻撃と望月の加勢、そして八木レフェリーのアンフェアレフェリングで船木を一応追い詰めたように見えたが、カンチョー攻撃は通用せず最後は船木がハイブリットブラスターが決まる前にタオルが投入され試合終了、船木が勝利も試合後は船木がスト市を健闘を称え、ディアハーツやNOSAWAと共に記念撮影となったが、今大会のツイン選手権ではK-1の創始者である正道会館の石井和義氏が特別立会人を務めるなど、所々で格闘技色があった大会だったかな・・・
最後に今年のドラゲーもミレニアルズが解散したものの、鷹木の覚醒は大きな収穫、ヒールとなったものの強さを全面的に出したヒールとなり、本来持っているものを出せるヒールとなった。若手に関してはT-Hawkや清水が伸び悩み、壁にぶつかっているという印象を受けた。
新日本とは差があるものの独自路線を突き進むドラゲー、果たしてどんな戦いを見せるのか・・・無事、3度目の防衛成功! 試合を通してCIMAの底力は感じた。 確かに強かったが、最後は俺の底力の方が勝ったかな。 来年は更に暴れ狂うぜ〜 初めてドリームを保持して年越しするな。 鬼門の国際センターはこれで2勝6敗か… pic.twitter.com/3GyCYRrhd1
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 12月 27色々ありましたが、CIMAは無事です! 博多では打ち上げ残念会中に #TNC でニアライブ放送始まりましたっ(^^) #DRAGONGATE #FINALGATE pic.twitter.com/kn3M0QsuDt
— dragongatecima (@supercima1115) 2015, 12月 278time of defense. #dragongate #twingate #verserk https://t.co/oCWNsM6U1J
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2015, 12月 27ファイナルゲート終了! 流石に疲れたぜ… 荷物を片付けるのが遅い俺は、ヴェルセルクで1番最後に会場を出る事に さて、中洲に出ますかあ〜 pic.twitter.com/zTin3eY9Mv
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 12月 27PR -
鷹木vsGammaのドリーム選手権は“ファン”が納得済みの無効試合に!
12月3日 DRAGON GATE 「 FANTASTIC GATE 2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎 ○ヨースケ・サンタマリア(5分37秒 ポンパス)דハリウッド”ストーカー市川 U-T
◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○斎藤“ジミー"了 ジミー・神田(6分48秒 エビ固め)Eita 山村武寛 ×石田凱士
※ダブルクロス
◇第2試合◇
▼20分1本
○エル・リンダマン(7分52秒 ロコモーション式タイガー・スープレックス・ホールド)×しゃちほこBOY
◇第3試合◇
▼30分1本
○ジミー・ススム ジミー・クネスJ.K.S.(12分11秒 体固め)サイバー・コング ×問題龍
※ジャンボの勝ち!
◇第4試合◇
▼30分1本
○ドラゴン・キッド Kzy ビッグR清水(14分10秒 ウルトラ・ウラカンラナ)×吉野正人 戸澤陽 T-Hawk◇第5試合◇
▼45分1本
CIMA 望月成晃 ドン・フジイ ○パンチ富永(17分29秒 エビ固め)土井成樹 YAMATO ×谷嵜なおき Kotoka
※PTキック
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第22代王者]▲鷹木信悟(17分7秒 両者リングアウト)[挑戦者]▲Gamma
(試合終了後、両者リングアウトの裁定にCIMAらオーバージェネレーションが猛抗議)
鷹木「オーイ!(もう一回コール)だまれ! 両者リングアウトということは、プロレスのルールにのっとって、チャンイオンの防衛、それでいいだろ!(ブーイング)」
土井「オマエら今聞いたよな!? チャンピオンが言った通り、鷹木信悟の防衛でいいよなぁ! オイ、オマエら言うとくぞ。プロレスのルールっていうのは3カウントとギブアップだけちゃうぞ! 両者リングアウトも正式なプロレスルール、そうやろ! これがメインの試合や、リアルな結果やろ! メインの結果っていうことは、これで今日の大会は終わりや! そうやろ! オマエら、また2週間後、16日の後楽園で待ってるぞオイ」
Kotoka「そうだそうだそうだ! もう一回言うぞ! 今日は鷹木信悟の防衛! そして、今日の後楽園はこれで…」
(そこで八木本部長がマイクを奪い、Kotokaを場外へ投げ出す)八木「こんな終わり方で、だれが納得するっつうんだよ! だいたい、いまのリングアウトだって、オマエらのセコンドが、寄ってたかってGammaが入るのを邪魔したからじゃねえか! こんな終わり、認めねえぞ。試合は続行だろ!」
鷹木「おいおい、何が続行だこの野郎! もう決着はついてんだろ! 両者リングアウト、鷹木信悟が3度目の防衛成功、それでいいだろ!(ブーイング)おい、八木、結果はもうついたんだ。オレの3度目の防衛成功。それが見ての通り現実じゃねえか。そうだろ!(ブーイング)オマエらが納得しないのはどうえでもいいけど、ベルトは防衛、っていうことで先に帰らせてもらうわ。どうもありがと~」
八木「まてコラ! 認めねえっつってんだろコラ! Gamma、まだやれるよな!? お客さんも、こんなんじゃ納得いかないですよね!?(大歓声)おい信悟、この声聞いてもまだやらねえっつうのか!? ドリームゲートのチャンピオンであるオマエが、そんな勝手言うんだったら、オレも本部長として勝手言わせてもらうぞ。オマエのその防衛、認めるかわりに、いまのタイトルマッチをけがしたオマエらのセコンド、土井、YAMATO、Kotoka、オマエらのベルトは返上だ。(大歓声)それからサイバー、問題龍、オマエらマスクぬげよ! オイ、谷嵜! オマエは髪の毛丸めろ。さらに、オマエらヴェルセルクにはユニット解散でもしてもらおうか。(土井らがエプロンに上がり抗議)嫌だよな!? それが嫌だったらさっさと試合、再開しろ!。ゴング鳴らせ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第22代王者]鷹木信悟(24分52秒 ノーコンテスト)[挑戦者]Gamma
☆無効試合のため王座の防衛は認められず
Gamma「まてまて! 最後の完全に、3カウント入ってたでしょ!?(Gammaコール)オイ、勝ってたよ、オイ! なんだよ、くそ! オレの勝ちじゃねえかよ! 違うのかよ! レフェリー! このやろう。え、なに? ノーコンテスト!? くそー! なんだよ! くそ…くそぉー!、でも、でも、お客さん、(大の字の鷹木を指して)いまのこのチャンピオンの鷹木とオレ、見たらどっちが勝ったかわかるよね!?(Gammaコール)ありがとう! おし! まあ、最初に両者リングアウト、で次、ノーコンテスト、引き分けか。悔しいけど、どっちが勝ったか、これ見たら一目瞭然でしょ! まあでも、そこはね、レフェリーの判断は絶対ですからね。ボクは、なんとも言えないけど、でも、試合前にオレは何回も言った。オレが試合前にリングの上で何回も鷹木に言ってた、鷹木信悟と刺し違えてでも必ずベルトを取る、ボクこれ言ってましたよね? ベルトは取れませんでしたけど、鷹木信悟に一泡吹かせて、恥をかかせることができたのは、満足してます! ありがとう! 今日見に来てくれたお客さんのおかげです! くそ。まあでも…」
Kotoka「おいガンマぁ~、ガンマぁ~! 寝言は寝てから言え。なぁにが刺し違えるだ。だいたいな、だいたい…」
(そこでGammaが竹刀で一撃。)
Gamma「オマエ、なんちゅう間で入ってくるんだ。このしみったれたアマチュアレスラーが! オレの話の途中だからな。最後まで言わせろ。下がれ下がれ、エプロンまで下がれコラ(と竹刀で威嚇して下がらせる)。じゃあ、さっきの続きです。くそー。まあ、鷹木信悟に恥をかかすことができました! ドリームゲートのベルトはでも取れませんでしたので、ドリームゲートのベルトは…(CIMAがリングに入る。CIMAコール。)CIMA! CIMAぁ! CIMA、CIMA、CIMA、CIMA! 任せたぞぉ!(CIMAコール)」
CIMA「(鷹木に)おい、無能なチャンピオン、これがDRAGON GATEや。今日はGamma…さん、今日はあえて言わせてもらおう。Gammaちゃんやない、Gammaさんの意地をしっかり見せてもらった。次は、オレが続こうやないか。おい信吾、次の挑戦者はオレや。CIMAで、CIMAで、CIMAで鷹木時代、強制終了や」
鷹木「おい、オマエらやりたい放題やりやがってこの野郎! ドリームゲートのタイトルマッチをなんだと思ってるんだ! Gammaの次は、CIMAか。オマエら、なんの権限で決めてんだコラ。一番の会社の権限を持ってるのはドリームゲート王者のこのオレだぞ」
CIMA「はっきりさせとこうやないか。オマエらの邪魔がなければオマエはリングアウトで1回負けて、スカイツイスターで2回も負けてるんや。2回も負けて地に落ちたドリームゲートチャンピオンに、断る権利なかあるか。次のチャレンジャーはCIMAや。鷹木信悟、オマエの答え、アンサーは、イエスか、ハイか、はたまた、お願いしますしかないんじゃコラ」
鷹木「ナメくさりやがってこの野郎! 頭きたぞ。今日はホント最悪だ、この野郎! いいよ、こんな恥はな、全部てめえらのせいだ。このフラストレーションは全部、CIMA、てめえにぶつけてやろうじゃねえか! ドリームの防衛戦、いつでもやってやるぞこの野郎!」
CIMA「次のチャレンジャー、オレに決まりや。年内にビッグマッチで最後、鷹木信悟の時代、終わらせたるからな。DRAGON GATEのヒストリーすべてを懸けて、オレがもう一回、DRAGON GATEやりなおしたるわ。振り出しに戻すぞ。いいか、バッドエンドは、オレが終わらす」
土井「おいおいおいおいおいおい、オマエらな、こんなんで勝ったと思うなよ! オレがその気になれば、オマエらオーバージェネレーションなんか一瞬にして終わらせたるからな! 楽しみにしとけよ」
(そこへパンチが土井にPTキックを叩き込む。)
Gamma「おい! パンチくん、グッドタイミング! ごちゃごちゃごちゃごちゃ、くだらんことしゃべってんちゃんぞ! さんざんパンチをバカにしやがってよ。土井、そしてちょうどいい、YAMATO、この2人、オマエらツインゲートのベルトもってたよな? なんだったらよ、このGammaさまとパンチくん、ガンマPTで挑戦してやってもいいんだぞ!」
土井「まてまて! オマエどんだけずうずうしいねん! いまドリームゲートの挑戦終わったばっかりで、次ツインに挑戦だと」
Gamma「オレは昔からそういうヤツだ」
土井「オマエ、たいがい性格悪いな。でもな、オレもYAMATOもここまで挑発されたら逃げるわけにはいかんからな。Gamma、パンチ、オマエらの挑戦、チャンピオンとして受けたるわ!」
Gamma「おぉ、決まった決まった決まった! 土井、YAMATO、土井、YAMATO」
土井「何回言うねん!」
Gamma「オレたちはな、オマエらと刺し違えてでも、必ずベルトを取るからな! 蹴り殺すぞコラ(と土井とYAMATOにツバ)」
Gamma「よしよし、ドリームゲートもツインゲートも決まって、(引き揚げようとする土井に)土井、まだ帰るな。まてまてまて。オマエにはまだ用があるんだ。忘れてないか? 12月はもう一回後楽園ホールがあるんだよ。今年最後の後楽園大会、12月16日の対戦カードを決めるのに、土井、アレもってこい、アレ。アレアレアレ。早く持って来い」
(ダーツコール。Gammaは「パジェロ」コール。)
土井「待て待て。アレってなんや? オレにはさっぱりわからんな~。(ブーイング)土井ダーツか? オマエら土井ダーツが見たいんか? 土井ダーツを今日見に来たんか? 土井ダーツに期待してんのかオイ? 言っとくぞ。オレは今日、土井ダーツをやるって一言も言ってへんからな! 今日は、土井ダーツは、なしや!(ブーイング)去年やって、おととしやったからって、今日やるとは限らんぞオマエコラ。なに期待しとんねん。16日のホールやろ。そんなもんな、会社が適当に組んだらええやろ」
(そこでテーマ曲が流れ、モンスターエクスプレスが登場。戸澤はバッグを持ってリングに入る)
戸澤「土井コラ! ダーツ用意しないってどういうことや!? オマエもう12月やぞ! 12月なのにダーツ用意してないの!? ドラゲーを見に来てるお客さんはな、12月に入ったらクリスマスとかじゃないねん、12月に入ったら土井ダーツやねん!」
土井「期待してるとこ悪いけど、今年はなしやぁ!」
戸澤「オイ、オマエな、職務怠慢やぞ」
土井「なに偉そうに言うてんねん! オマエが偉そうに言うなよ!」
戸澤「まあ、まあまあ土井、安心してくれ。オレはな、12月16日の対戦カードを決めるために、しっかり準備をしてあるんや。後楽園の皆さん、今から12月16日、5対5の対戦カード、決めようじゃないですか!」
土井「職務怠慢とか偉そうなこと言うてんちゃうぞ! なんやこのすっからかんのカバン持ってきて、なんも入ってへんやろ、こんなもん。5対5のスペシャル10人タッグ決めるいうのに、どうやって決めんねん!」
戸澤「どうやって決める? いい質問だ、うん。実にいい質問だ、うん。まあじつはね、試合前にみんなより一足先に会場入りして、準備をしておいた。下準備をしておいた。過去にオマエの土井ダーツ、吉野さんの吉野くじ、CIMAのCIMAロワイヤル、八木さんの八木版サバイバル、いろいろあったけどな、今回対戦カードを決める方法、名付けて、戸澤陽の宝探し。ミュージックスタート」
(インディー・ジョーンズのテーマが流れる中、戸澤がバッグからインディー・ジョーンズ風の帽子を取り出してかぶる。)
土井「ストップストップ! 全然意味わからんオマエ。なんのアトラクションしに来たんや。テレビゲームちゃうぞ。宝物なんかどこあんねん?」
戸澤「やかましい! しゃべるなコラ! まあええわ。オレと土井が2人で口論しててもしゃあない。対戦カードを決めなアカンねん。DRAGON GATE所属の全選手、このリングに集まれ!(選手たちがリングサイドに集合)早くしなさい。早くしなさい。よし、全員集まった。今から戸澤陽の宝探しのルールを説明します! まず、チビッ子10人、このリングに集まってもらいます。そしてあらかじめこのターンバックル、計12個の中にボクは封筒を貼りつけてます。そして赤コーナー、青コーナー、交互にチビッ子にターンバックルを開けてもらって、封筒を引きはがしてもらう。その封筒の中に選手の名前、全選手の入ってるからな、その紙、該当する選手は次の後楽園の戸澤陽の宝探しスペシャル10人タッグマッチに出る権利を得ることができる。みなさんどうですか。(拍手)この封筒は、まさに宝。その宝が入っているターンバックルは、まさに宝箱。宝箱をチビッ子たちがあける、これはまさに宝探し。そしてそして、年
間最後の後楽園のメインに出る権利を得ることができる、それはまさにわれわれレスラーにとっても宝探しなんではないでしょうか。皆さんいかがですか!?(拍手)そして最後に一番大事なこと言っときまう。戸澤陽の宝探しに、拒否権はありません! それではさっそく始めたいと思いますので、宝探しをしたいチビッ子、手を上げてください!(チビッ子10人がリングへ。バタつく進行にリングサイドからYAMATOがチャチャを入れる)うるせえ、だまってろ! オレも初めてやるんだから!(チビッ子が一人ずつターンバックルを選び、開ける。1つのバックルの中に3つの封筒があり、そのうちの一つをチビッ子が選び選手が決定していく。選ばれた選手はクリスマスカードにサインしてチビッ子にプレゼント。赤コーナーの最初の選手は新井健一郎、青コーナーの最初の選手はジミー・神田、赤コーナーの2人目は谷嵜なおき。谷嵜もリングに四つん這いになってカードにサインしてチビッ子にあげる。青コーナーの2人目は土井成樹。土井は「DRAGON GATEイチの宝物やろ!」と叫ぶ。赤コーナー3人目は戸澤陽、青コーナー3人目はエル・リンダマン、赤コーナーの4人目はしゃちほこBOY、青コーナーの4人目はメタルウォリアー、赤コーナー5人目は吉野正人で、モンスターエクスプレスは3人目。青コーナーの最後の一人はスペル・シーサー。会場がどよめく。)」
土井「なしなしなしなし!(笑)。やり直しやろオマエコラ! ちょっと待てオマエ! 戸澤陽の宝探し、大失敗やろ! 何ちゅうメンバーにしてくれてんねんコラ!」
戸澤「オマエそんなこと言うな! 菊池さん、対戦カード発表してください。(次回後楽園のメインイベントとして、ジミー神田&土井成樹&エル・リンダマン&メタルウォリアー&スペル・シーサーVS新井健一郎&谷嵜なおき&戸澤陽&しゃちほこBOY&吉野正人がアナウンスされる。)素晴らしいカードやないかオイ。これで、12月16日、後楽園大会のメインイベントが決定しました!」
(出場選手が記念撮影。なかなか入ろうとしない谷嵜に戸澤が「はよ入れよ! 拒否権ないからな」。撮影が始まると戸澤は「笑えよ。笑えよ。土井笑えよオマエ! オマエも笑え、谷嵜も」と笑顔を強要。)
戸澤「これで次回後楽園大会のメインベントが決定したんですけども、皆さん、ちょっとコーナー見てください。よーく見てください。(バックルが)2つ余ってますね。これ宝箱、開けないわけにいかないでしょ。みなさんどうですか!?(拍手)メインイベントが決定したということで、せっかくなんで、ダークマッチ、あと2人決めちゃいましょうよ。ダークマッチですよ。第0試合。第0試合。第0試合に選ばれた選手は、本戦で試合はできません! また新たにチビッ子2人お願いします」
(チビッ子2人がリングに上がり、宝探し。一人目に選ばれたのはGamma。Gammaはバンザイ。会場はGammaコール。Gammaは鷹木を指差す。鷹木もやる気。信悟コールの中、2人目に選ばれたのはT‐Hawk。会場は「え~」。2人が記念撮影。GammaとT‐Hawkが握手。)
戸澤「よし、これで12月16日後楽園大会、メインイベントとダークマッチ決定しましたけど、皆さん、戸澤陽の宝探し、いかがだったでしょうか?(拍手)お付き合いいただきありがとうございます。はい、選手解散」
土井「オイ、このメンバー見てみろ。オレはな、当日どうなっても責任とらんからな。あとメタルウォリアーって誰やオマエ? それだけ気になるな。宝探し言うても宝物ほとんどおらんやんけ!」
戸澤「おい、それ言い過ぎだろ!」
(土井はヴェルセルクと退場。その他の選手も散っていく。戸澤はオロオロしながらマイク。)
戸澤「お疲れ様でした!(リングサイドのGammaに)いやGammaさん、お疲れ様でした。リング来てくださいよ(笑)。(Gammaコール)2人で話しましょ」
Gamma「戸澤君、お疲れ様でした。素晴らしい12月16日のメインイベントが決まって、ダークマッチも決まりました。皆さん、12月16日は、6時20分には、師走で忙しいとは思いますけど」
戸澤「6時半になったらもう終わってますので」
Gamma「残業はほどほどにして、6時20分には…急に病気になってもいいと思いますので、早引けをしてください。よろしくお願いします。その中でダークマッチやりたいと思いますので」
戸澤「それにしてもGammaさん、タイトルマッチ挑む姿、ボクは陰ながら見てましたよ」
Gamma「星飛雄馬のお姉さんのような?」
戸澤「わからへん。世代が違います。男Gammaを見たような気がします」
Gamma「ありがとうございます。皆さん、今日は応援どうもありがとうございます。ドリームゲート取れなかったでうけど、なんとかチャンピオンの鷹木に恥ずかしい思いをさせられたかなと思いますし、来年でボク、DRAGON GATEに上がって10年たちます。で来年はボクもデビューして20年たちますんで。10年前のDRAGON GATE上がった頃はね、この後楽園ホール上がるたびに、ファンの方から物が飛び、罵声が飛び、暴動が起きるんじゃないかという、ドキドキしながら、後ろから殴られて、お客さんを殴ってしまったりして、いろいろありましたけど、今日ホントにこれだけ応援していただいて、ホントにうれしいです。ありがとうございます! 今日、8年ぶりにドリームゲート挑戦して、次の後楽園はダークマッチ、まあ、これもDRAGON GATEですかね。次のドリームゲート挑戦いつになるかわからないですけど、8年後だとボク50歳なんで、引退してると思うんで、なんとかもうちょっと早めに、もう一回、ここ後楽園で挑戦したいと思います! そのときはみんなの力が必要ですので、みなさん、またこの世界のローカル三流レスラー、Gammaを応援して下さい! そろそろ締めていいですか? 次回、12月16日後楽園ホールも、お待ちしております! 今日もありがとうございました!」
【鷹木、YAMATO、Kotokaの話】
鷹木「今日は最悪だよ、最悪。ひとつ最悪な日だけど、最高なことがあった。オレは2度負けたと思ったら、ヴェルセルクの仲間のおかげで、こうして試合後ドリームのベルトがここにあるんだ。このベルトさえ守れば何もオレはキズついていない。ただし今日の借りはでかいぞ。CIMA、Gamma、オーバージェネレーション、アイツらすぐにでも潰してやる。覚えておけよ」
YAMATO「パンチ富永、オレたちを誰だと思ってる? オレたちは史上最強のツインゲートチャンピオン。このベルトの価値を雲の上まで押し上げた。このツインの名前を軽々しく口にした。貴様をこのオレたちが八つ裂きにしてやる。覚悟しておけ」
Kotoka「そうだ、そうだ、そうだ、そうだ…おい、Eita、オマエにはこのブレイブゲートはまだ早いんだよ。12月27日の福岡までせいぜい練習しておくんだな。挑戦者に相応しいように精一杯努力するんだな。だがしかし、このオレがEita、オマエを地獄に叩き落としてやるからな。覚悟しておけよ。ヴェェェェ!」
【Gammaの話】「この1カ月間、タイトルマッチが決まってからやることはやって、走り込んで、自転車も何100キロも乗って体重を減らして、追い込んで追い込んで自分を追い込みましたけど、まあボク的には2回勝ってるんじゃないかなと思うんですけど、これは結果論でね、アイツに恥をかかせることはできたと思いますんで、次はドリームゲートタイトルマッチはCIMAに託しました。オレはパンチと組んで、土井&YAMATO、ツインゲート狙いますよ。土井とYAMATO、アイツらと刺し違えてでも必ずあのベルトを取りますよ。オレはそういう男ですからね。わかったか、土井&YAMATO、蹴り殺すぞ、コラッ!! うぅ~。鷹木、オマエも必ずオレがベルトを取るからな。その前に12月27日、CIMAがやってくれるでしょう。それも楽しみにしてます。以上です」
フジイ、望月と次々とベテラン勢を粉砕するドリーム王者の鷹木は後楽園大会でGammaの挑戦を受け、Gammaはロープワークや顔面への唾などで鷹木に揺さぶりをかけるも、場外戦に持ち込んだ鷹木はテーブル貫通パワーボムからGammaの口に水を含ませてからのチョップで噴射させ、リングに戻ってからは持ち前のパワーを駆使して試合の主導権を握る。
鷹木はグーパンチをGammaに浴びせつつ、倒れるGammaの股間にニーを落とすと、Gammaも急所蹴りで反撃して、鷹木とVerserKの同士討ちを誘発してから汚水攻撃、ブレーンバスターからアックスボンバーと猛反撃する。
Gammaはガンマスペシャルで勝負に出るが、奥の手のスカイツイスタープレスは鷹木が阻止してバンピングボンバーでコーナーから叩き落すと、ポップアップ式パワーボムからMIDE IN JAPANを狙いは、阻止したGammaはアックスボンバーで場外に鷹木を落としてからラ・ケブラータを発射、しかし鷹木もイス攻撃で逆襲して客席で雪崩れ込むが、Gammaもイス攻撃で逆襲してからイス盛りの上へのガンマスペシャルを敢行、そしてGammaがリングに戻ろうとするが、セコンドのサイバーが阻止しためリングに戻れず両者リングアウトとなってしまう。
まさかの両リン決着に館内はブーイングが起こり、鷹木は防衛として引き揚げようとするが、八木隆行本部長が強権を発動し延長戦として試合を再開する。
試合再開のゴングが鳴り、鷹木は速攻勝負を狙ってデスバレーボムからバンピングボンバーを連発しMIDE IN JAPANを決めるも、唾攻撃で反撃したGammaは丸め込み技を連発、鷹木はMIDE IN JAPANからイス盛りを作り雪崩式パワーボムを狙うが、Gammaは雪崩式フランケンシュタイナーで切り返してイス盛りに叩きつける。
しかし鷹木のバンピングボンバーが中川レフェリーに直撃してしまうと、無法地帯となったところで双方のセコンドが雪崩れ込んで大混乱になる、そしてKotokaのパウダー攻撃が鷹木に誤爆し、Gammaはスカイツイスタープレスを投下してサブとして入った八木レフェリーがカウントをたたくも、今度は谷嵜がボックスで八木レフェリーを一撃してKO、再び双方のセコンドが雪崩れ込んで大乱闘となり、蘇生した中川レフェリーが収拾不可能と判断して無効試合となり、Gammaの3カウントは幻となるも、館内のブーイングもまばら、正直言ってファンは納得したのか諦めたかのような感じだった。
それでGammaも納得したのか、現時点での再戦は行使せずCIMAに挑戦権を譲り渡し、27日の福岡大会での選手権が決定し、『戸澤の宝探し』で16日後楽園大会のカードが決められるなど無事に大会は終了したが、鷹木vsGammaの決着に関してはファンが納得したのかどうかわからない、ただ自分の意見とすれば27日の福岡大会までには日時があることから、無効試合となれば一旦王座はコミッションが預かり、16日の後楽園など他の大会で改めて決着戦を行うのが筋、今回は団体側の都合で決着を先送りにされたような感じがしてならない。
ファンが納得済みなら全て良しなのだろうが、鷹木vsGammaはいずれ決着をつけて欲しい。 -
一夜限りのユニット“スモーズ”がVerserKの猛威を止めた!
11月6日 DRAGON GATE「CROWN GATE 2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド Kzy(8分30秒 バイブル)U-T Xヨースケ・サンタマリア
◇第2試合◇
▼20分1本
○戸澤陽(8分36秒 高速ジャーマンスープレックスホールド)X石田凱士
◇第3試合◇
30分1本
望月成晃 ○ビッグR清水(13分37秒 エビ固め)Gamma X山村武寛
※砲丸投げスラム
◇第4試合◇
▼30分1本
CIMA Eita ○エル・リンダマン(14分39秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)吉野正人 T-Hawk XしゃちほこBOY
◇第5試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(1)/無制限1本
[スモーズ]○スモー・ハゲトラ(1分45秒 片エビ固め)[ヴェルセルク]X問題龍
※PTキック
◇第6試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(2)/無制限1本
[ヴェルセルク]○YAMATO Kotoka (11分0秒 片エビ固め)[スモーズ]スモー・ススム Xスモー・クネス S.K.S
※ギャラリア
◇第7試合◇
▼スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負(3)/無制限1本
[スモーズ]スモー・フジ ○斎藤“スモー"了 堀口元気S.U.M.O スモー・神田(21分14秒 片エビ固め)[ヴェルセルク]鷹木信悟 土井成樹 サイバー・コング 谷嵜なおき
※斎了ロケット
(試合終了後)
土井「こんなん納得いくわけないやろ! おかしやろ! なしや~! なしなしなし~! こんな勝ち、認められていいんか!」
鷹木「どう見ても最後、全員入ってるじゃねえか! 反則だろ!」
土井「オレたちの勝やろ!」
鷹木「なにがスモーズだ、この野郎。くだらねえな。オマエらもよ、こんなの見て喜んでるのか? マジでバカじゃねえのか。(ブーイング)フジイ、おっさん、オマエなに偉そうに試合してんだ。オマエはよ、望月成晃と一緒で、ドリーム戦でオレにたたきつぶされてんだろ。偉そうにメインイベントで試合してんじゃねえぞ。オマエなんかな、DRAGON GATEに必要ねえんだよ。帰れ! そういえば必要ないと言えば、DRAGON GATEにまたカスみたいなユニットができたな。なになに、CIMAとGammaが無能な若手と組んで、スタートしたみたいだけどよ、無能な若手と無能なベテランが組んでも、しょせん無能しか残らねえんだよ。オマエらもそう思うだろ? アイツらに何ができんだよ。(ブーイング)ブーじゃねえよ、この野郎。おい、オーバージェネレーションか、まあ無能だらけかもしんねえけど、特にとんでもねえヤツがいるだろ。Gammaだよ、Gamma。あんなのがプロレスラーか!? 情けねえな。アイツなんかよ、試合中常に、ツバ攻撃と汚水攻撃だろ? 普段は女装したり、ピエロみたいにペイントしたり、あんなのはな、お笑いレスラーじゃねえんだよ。ただのヨゴレだ。ヨゴレ。ヨゴレだ」
(そこへGammaが現れ鷹木に竹刀で襲い掛かる。Gammaコール)
Gamma「おい、鷹木信悟コラぁ! 人が黙って聞いてりゃさんざん馬鹿にしやがって。お笑いだ、汚れだ? なんだオマエ、オマエはオレのスタイルを否定すんのか? お笑いだろうがな、女装だろうが、ヨゴレだろうが、ピエロだろうが、なんだろうがよ、お客さんが楽しんでくれるんだったら、オレはなんだってやるんだこの野郎!(Gammaコール)おい、そういうオマエこそよ、鷹木信悟、ガッチガチのカチカチのプロレスしかできない、DRAGON GATEで一番の無能なレスラーじゃねえのかコラ!? 鷹木信悟、なんだったら、オマエの言うそのお笑いの、ヨゴレの、オレのスタイル、試してみるかこの野郎?」
鷹木「何を試すんだよ? なにが言いてえかわからねえな。ハッキリ言ってみろ!」
Gamma「なんだこの野郎。無能なレスラーは、これでも何が言いてえかわからんのか! オマエの持ってるドリームゲートのベルトに、オレが挑戦してやるっていってんだ! どうだ鷹木信悟!」
鷹木「おい、Gamma、オレはな、オマエみたいに、客にこびることしかできないレスラーが、この世で一番嫌いなんだよ。そんなオマエを排除できるんだったら、タイトルマッチでもなんだもやってやろうじゃねえか! 本部長、いまの流れ見てただろ。決めてくれ」
八木本部長「よしそれじゃあ、次回、12月3日後楽園ホールで、ドリームゲートタイトルマッチ、Gamma対鷹木、決定します!」
Gamma「よっしゃ~! よっしゃ~! よっしゃ、決まったぞ鷹木。でもな、オイ、お客さんの反応気にして、マイクばっかして、客にこび売ってるのはオメエの方だろ。まあいいや、鷹木信悟、こだけは言っとくぞ。コイツらいるだろ、この若いヤツら、彼らはな、無能なんかじゃ決してないぞ。コイツらは、DRAGON GATEの未来だ。コイツらのためにも、オレはオマエと刺し違えてでも、必ずドリームゲートのベルト、取ってやるよ。鷹木信悟、蹴り殺すぞコラ!」
(Gammaが鷹木にツバを吐きつけ、「ウー!」。)土井「ドリームゲートの話はそれぐらいにして、俺もちょっとしゃべらせてもらうで。ツインゲートや、ツインゲート。オレとYAMATOは大阪でこのタイトル、6度目の防衛に成功したんや! 拍手! この結果が、防衛最多タイ記録や。タイ記録っていうことは、オレとYAMATO以外にも6回防衛したチームがあるってことや。まあ、オマエらの記憶には誰も残ってへんよな。せっかくだから紹介したるわ。オレら以外に6回防衛したチーム、望月、フジイ、出てこいや。(すぐに望月が出てくる)おったんかいオマエ! 早すぎるわ。(フジイが土井にペットボトルを投げる)なんで水投げんねん。待て。オイ、望月、フジイ、オマエらがツインゲートのタイトルを持ってたことなんか、誰も覚えてへんのや。オマエらがな、6回防衛したなんか、誰も覚えてへんのや! オマエらな、誰に断って6回防衛してんねん。挨拶がないやろコラ!」
望月「オイ、防衛するのに誰の許可がいるんだ、この野郎」
土井「誰に断って6回防衛しとんねん! おかしいやろ!」
望月「言っとくけどな、オマエからも防衛してるぞ、この野郎」
土井「そんなん忘れた忘れた! 知らんわ!」
望月「確かにな、オレらの防衛記録、6回中2回は問題龍からだ」
土井「おかしいやろ! おかしいやろ、問ちゃん!」
望月「でもな、記録は記録だよ。6回は6回だ。いいか、言っとくぞ。オマエらはようやくオレらに追いついただけだ、この野郎」
土井「追い抜く直前まで迫ってるっていうことや」
望月「だったらよ、どうするっつうんだ?」
土井「とりあえずオレはな、6回防衛したっていう…オレが言いたかったんは、6回防衛した、最多タイ記録に並んだっていう報告だけじゃ。それ以外なんもないぞオイ! オレはオマエらに、6回防衛して並んだっていう、報告だけや。それ以上なんもないからな」
望月「待て待て待て」
土井「待て待て待て。なんで上がってくんねん。おかしいやろ。(フジイに)オイオイ、試合でやれよオマエ。なんやこの展開? どうなってんねん?」
望月「まさか報告だけのために呼び出したわけじゃねえだろうな?」
土井「それだけやんけ。なんにもないぞ」
望月「だったらよ、6回もん同士、ケリつけたらいいんじゃねえのか?」
土井「おかしいおかしい! オレはそんなこと言うために呼び出したんちゃんぞ」
望月「じゃあ、なんのために呼び出したんだよ?」
土井「報告だけや、報告!」
望月「報告だけなわけあるかこの野郎! だったらな、オレらがオマエらの新記録、阻止してやるよ、この野郎」
土井「まあ、ここまで言われたらYAMATO、オレらも逃げるわけにいかんよな。ここまで言われた受けへんわけにもいかんよな。ちゃんと報告もしたしな。じゃあオマエらと、ツインゲートのタイトル懸けてやったろやんけ。オレらが新記録作ったるからな」
望月「よーし、OKOK。でもな、オマエらな、ベテランのことどうこうバカにしすぎだぞ。まあ、今回、オレとフジで行くけども、オマエらぶっつぶすためなら、ユニット今違うけど、いつでもオレら組んでオマエら相手に意地見せてやるからな。たしかにオレとフジは、鷹木にはやられた。今日はGammaちゃんが動いた。ってことは、CIMA! CIMAも動かないのかオイ!? こうなったら、久々オレらと組んで、こいつらぶっつぶしたろうぜCIMA!」
土井「なに勝手に組もうとしとんねん! おかしいやろ! おかしいやろ!」
望月「ついでだ、ついで!」
土井「ついでやりすぎやろオマエこらオイ! CIMAはGammaと一緒に若手とユニット作ったけどな、オマエら一番上と一番下が組んで、機能すんのか? CIMA、Gamma、オマエらは若手と一緒に、共倒れじゃコラ」
CIMA「土井、話は進んでるんや。確かにオレもフジイさんと御大のドリームゲート戦を間近で見て、何も感じなかったわけじゃない。Gammaちゃんも飛び込んで行って、何も感じなかったわけじゃない。それから、もう来月は年末や。今年もあと2カ月切ってんのに、いつまでもオマエらヴェルセルクに好き勝させるわけにはいかんわな。ええやないか。モチフジと組んで、ヴェルセルク倒そうやないか。ただし、オレはオマエらの言うてる無能な若手か、コイツらをジャンプアップさせるのがオレとGammaちゃんの今の生きがいなんや。オレとモチフジと組んで、もう一人、オーバージェネレーションから…パンチ上がれ!
(パンチがリングに上がると、背中をモチフジがベチベチたたく。パンチが痛がる。 )CIMA「オマエらが一番くそみそにしてた、このパンチ富永を入れて、4人で組んでヴェルセルク、やったろうやないか」
土井「ホンマにPTでええねんな? じゃあ、こっちはな、オレと、YAMATOと(客席から「問ちゃん」の声)谷やんと…あと一人(問ちゃんコール)。本人も自分でわかってるやろ? ここ入ったらヤバい思ってるやんけ。4人目は…ヴェルセルク一の狂戦士、Kotokaやオイ! オレとYAMATOと谷やんとKotokaでいったるからな。今日はスモーズに負けたけど、次回の後楽園はオマエら、一回で終わらせたるからな。覚悟しとけよ」
CIMA「ドリームゲート、信悟対Gamma、それからヴェルセルクこの4人と、望月、CIMA、フジイ、パンチ、この4対4も来月の後楽園で決定やな。やったろうやないか」
(KotokaがCIMAら4人に一人ずつ目の前に立って「ヴェー」と叫ぶ。フジがペットボトルを投げつけて追い払う。ヴェルセルクが退場。)
CIMA「(Kotokaに)大体、オマエの半年先見えたわ。オイ、オマエ今がピークだから楽しんどけよ。まあ、アイツ、年内持つかな? まあいいや。オーバージェネレーションもいてるし、それからスモーズ、どすこい。せっかくやから一緒に締めようぜ。(スモーズがリングに上がるとタイツをまじまじと見て)だいぶ生々しいね。山村も石田もEitaもリンダマンも、よう見とけよ。フフ(笑)。まあ、これがDRAGON GATEやからな。オマエらも10年後がきたら、こういうときが来るかもわからへんからな。どすこい!(とスモーズに頭を下げる)。ボクら最先端ユニット、ディアハーツ一人入っちゃってますけど、(スモーズの方にいるパンチに)パンチ、オマエはこっちやから! でも今日は大活躍でしたパンチ!(パンチコール)でもね、一番古いユニットのジミーズ、それから一番新しいユニットのオーバージェネレーション、オレらはなんで、来月の4対4にパンチを入れたかと言うと、オーバージェネレーションというのはパンチ富永、すべてオマエにかかってるんや。オマエが上がるか下がるかで、オレらも上がるか下がるか、コイツらも全員、運命が決まってるんや。オレとGammaちゃんは、死ぬ気でオマエとここにいるメンバー全員を、DRAGON GATEの最前線に必ず連れていくからな。来月は、Gammaがドリームゲート戦、CIMAがヴェルセルクと、パンチも一緒にやるけど、オマエら、目ん玉かっぽじってオレらの生き様、よお見とけよ。本物のDRAGON GATEっていうものをしっかりオレたちが見せたるから。もう一回言うぞ。必ずオレとGammaはオマエら全員をこのDRAGON GATEのリングの最前線に、責任をもって連れていくからな」
斎了「若手のみんな、いまCIMAが言いました。オレたちをよう見とけと。オレたちも、少しは見といてください! ベテランでもこういうことやってるんです。これも、プロレスのスタイルの一つです! 恥ずかしがらずにお客さんに喜んでもらうことがプロレスラーです! 以上です。どすこい」
CIMA「まあね、格好はこうやけど、やってきたことはすごいから。ジミーズは何年目ですか?」
斎了「いま4年目ですね」
CIMA「DRAGON GATEでも一番、闘龍門時代から含めても一番長いユニットになりそうですね」
斎了「長いですね」
CIMA「オーバージェネレーションはまだ1カ月たってません。これからや。オレらは未来しかないから。ジミーズは過去にしがみつきつつ、オーバージェネレーションは未来を作っていくと。それとこれで切磋琢磨して。後楽園ホール、年内あと2回です。12月3日と、16日。泣いても笑っても東京にはDRAGON GATE、あと2回しか来ませんので、最高の年を越せるように、もうバッドエンドはこりごりや。ジミーズとオーバージェネレーションと、一人ディアハーツが、必ず素晴らしい2016年に皆さんを一緒に連れていきますので、また来月も元気な顔見せてください。今日はどうもありがとうございました!」
【VerserKの話】
土井「おいおい、あんな“お相撲さんごっこ”はもうこりごりや。来月なんかいろいろ決まってたけど、信悟もなんか決まってたな?」
鷹木「いいのかGammaなんかで? あんなのお笑いでもねえ。リング上でも言った通り、ただの汚れだ。汚れを潰せるんだったら、ドリームゲートでもなんでもやってやるよ。来月12月3日の後楽園、Gammaの晴れ舞台、最後だな」
土井「あと8人タッグ? CIMA、モチフジ、あと誰だっけ? PT? おいおい、おかしい、おかしい(笑)。あんなヤツでええのか。なんかKotoka、半年後は(どうなってるか)見えてるって? PTも見えてるやろ! 言うたれ、言うたれ」
Kotoka「PTもそうだけど、CIMA、フジイ、望月! ブレイブゲートのベルトを取った、ヴェ~ルセルクのKotokaの方がヴェ~だ!」
土井「これで決まったな。来月もこれで決まったな」
【スモーズの話】
斎了「親方ありがとうございました」
フジイ「ここ一発の結束力はなんなんだろう」
斎了「2対1で勝ちましたから、スモーズで」
ススム「すいませんね」
斎了「あれはしょうがない。反則だから」
ススム「3ついきたかったね」
フジイ「スモー・ハゲトラすごかったね」
堀口「今日は大助っ人でしたね、アイツ」
フジイ「あれで勢いつけてくれたよ」
斎了「フジイさんは今後もいろいろ…」
フジイ「今日で終わり?」
斎了「やることいっぱいあるでしょ、ツインゲートとか」
堀口「本当は一夜限りの予定だったのにあんなに反響が良かったらね」
斎了「また見たいって声がある。地方巡業でも。皆さんの見たいというご要望があれば地方場所もいきたいと思いますんで」
フジイ「だってせっかく(コスチュームを)作ったのに」
斎了「初めてこれ着てどうでした?」
堀口&神田&ススム&クネス「恥ずかしい!」
ススム「おしり嫌だ、おしり」
斎了「オレが初めて着た時ゲラゲラ笑ってたでしょ」
フジイ「堀口元気S.U.M.Aだね」
堀口「須磨じゃないですか」
斎了「恥ずかしいって言ってるけど、フジイさんはデビュー戦、これでしたからね」
フジイ「26でね」
斎了「そんな感じでまた声があったら帰ってきましょう」
全員「1、2、3、どすこい!」
DRAGON GATE後楽園大会ではフジイ&ジミーズによる一夜限りのユニット・スモーズとドラゲーで猛威を振るうVerserkによる全面対抗3番勝負が行われ、まずハゲトラとなったパンチ富永と問題龍が対戦、問題龍はモンニーから急所打ちと攻めたてるが、ハゲトラはフライングラリアットから一気に反撃してPTキックで秒殺勝利を収めスモーズが先制。
中堅戦のタッグマッチ、クネスカvsYAMATO KotokaはYAMATO組はクネスを捕らえて先手を奪うが、交代したススムがジャンボの勝ちを連発して流れを変え、Kotokaのヴェーも受け流して雪崩式エクスプロイダーを決める。
そしてクネスカが息の合った連係でYAMATOを捕らえ、クネスが光の輪を決めるが、そこで八木レフェリーのカウントを足を引っ張って阻止したKotokaがクネスにボックスで一撃を加えるとYAMATOがギャラリアを決め逆転3カウントを奪い、1-1のイーブンに持ち込む。
メインのフジイ、掘口、斎了、神田vs鷹木、土井、サイバー、谷嵜は斎了がサイバーと対峙した際、取り組み前の清めの塩を撒くと、怒ったサイバーが斎了だけでなくスモーズの面々を次々に掬い投げで投げるが、フジイは逆に下手投げで反撃すると、谷嵜を逆さにしては股間に電車道を浴びせる。
しかしジミーズ恒例のゴムパッチンのゆーとぴあ攻撃を阻止したVerserkは斎了を捕らえて反撃し、鷹木がバンピングボンバーを狙うが、斎了がフランケンシュタイナーで切り返し、スモーズは谷嵜を捕らえて斎了がサイクリングヤッホーを決める。
勢いに乗るスモーズは堀口に髪が宿って、鷹木にバックスライド・フロム・ヘブンで丸め込むが、土井がバカタレ・スライディングキックでカットすると、今度はサイバーがパイナップルボンバーを狙うと、また堀口に髪が宿ってバックスライド・フロム・ヘブンで丸め込み、Verserkが総出でカットに入ると、鷹木がMADE IN JAPANを決めるが、今度はスモーズが総出でカットに入る。
神田のジョン・ウーをかわした鷹木はVerserkによるトレイン攻撃を狙うも、最後のサイバーをかわしたところで、逆にスモーズがトレイン攻撃を浴びせ、最後はフジイのチョークスラムから堀口のムーサルトプレス、そして神田の下剋上・斎了式エルボーから斎了ロケットとスモーズの波状攻撃が決まって3カウント、対抗戦は2勝1敗でスモーズの勝利となった。
試合後はまさかの敗戦に納得しないVerserkがフジイ批判を展開するだけでなく、批判の矛先がCIMA、Gammaに向けられると、激怒したGammaが乱入して鷹木に襲いかかる。
Gammaのアピールを受け、鷹木はドリーム王座の次期挑戦者にGammaを指名し、12月3日後楽園大会での選手権が決定、また土井&YAMATOもツイン王座の次期挑戦者に望月&フジイのモチフジを指名した。
Verserkvsベテランが軸となったドラゲーマット、鷹木がベテランらを叩き潰して批判するも、結果的にベテラン達に火を点けている。それも鷹木の狙いなのか?、次期挑戦者にはGammaを指名したが、その先に見据えるのはCIMAなのか…?2ミリ! 刈り上げ過ぎ? 後楽園ではスモーズには負けちまったなあ。 気を取り直して、来月に集中しよう。 12.3後楽園ドリームゲート戦 鷹木信悟vsGamma ローカル三流レスラーだっけ? あはは、間違いない!笑 pic.twitter.com/QpmsfOHdlb
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 6 -
鷹木信悟、望月成晃を真正面から粉砕し堂々の防衛!大阪でも猛威を振るったVerserK!
11月1日 DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2015」エディオンアリーナ大阪 7150人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○スペル・シーサー しゃちほこBOY(6分36秒 ヨシタニック)XU-T ヨースケ・サンタマリア
◇第1試合◇
▼30分1本
Eita ○エル・リンダマン 石田凱士(6分11秒 ロコモーション式ジャーマンスープレックスホールド)XKzy ビッグR清水 ドラスティック・ボーイ
◇第2試合◇
▼30分1本
○サイバー・コング 問題龍(6分41秒 エビ固め)パンチ富永 X山村武寛
※サイバーボム
◇第3試合◇
▼30分1本
ドラゴン・キッド ○フラミータ(8分07秒 エビ固め)X堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田
※フラムフライ
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権3WAYマッチ/60分
[挑戦者]○Kotoka(18分05秒 モモ☆ラッチ)[第28代王者]×戸澤陽
☆戸澤が7度目の防衛に失敗。Kotokaが第28代王者となる
①[第28代王者]○戸澤陽(18分05秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×谷嵜なおき
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合/60分1本
[王者組]CIMA ドン・フジイ ○Gamma (17分55秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジミー・ススム X斎藤“ジミー"了 ジミー・クネスJ.K.S
※スカイツイスタープレス
☆CIMA&フジイ&Gammaが4度目の防衛に成功するも王座返上
(試合終了後)
CIMA「ひとつボクたちから言っておかないといけないことがあります。CIMA、Gamma、フジイ、この3人でベテラン軍の頃からダラダラやってきましたけど、僕とGammaさんの大阪06はオープニングで説明したように、若い世代とチームを組んで、オーバージェネレーションとして新しい活動の場を広げていきます。フジイさんも一日限定かもしれませんが、今日闘ったジミーズが全員相撲の格好して、スモーズとして組んでいくということで、お互い道ができたということで、このトライアングルのベルト、今日防衛しましたけど、いったんこのベルトを返上させてもらいたいと思います。これは前向きな返上ですから。リング下で見てる、石田、リンダマン、山村、Eita、それからパンチ。彼らのためにもボクら3人は今日負けるわけにはいきませんでした。今回はCIMA、フジイ、Gammaの3人でベルトを取って、防衛し続けてきたけど、お互い新しい道を模索していくということで、いったんこのベルトを返上して、次はジミーズ、オマエらメンバーいっぱいいてるやろ、チーム変えてもいいよ。それからほかのモンスター、ディアハーツ、ヴェルセルクありますけど、そして何よりもリング下にいてる君ら若い世代が3人代表して出て、オーバージェネレーション代表でトリオ組んで、次はこのベルト、トーナメントでもリーグ戦でもいい。このベルトを争ってほしいと思います。これもそれもあれも、ドラゴンゲートの明るい未来を作っていくためや。僕らは別にケンカするわけじゃないですけど、できるだけ僕らがニュージェネレーションたちを引っ張り上げますから。フジイさんから見て、彼らが物足りないことがあれば、石田、リンダマン、山村、Eita、そして何よりパンチがだらしないときはフジイさん、いつでも稽古つけてやってくだ歳よ。今までありがとうございました。またやっていきましょう。(スモーズを結成するフジイは斎了らとともに退場。CIMAは若いメンバーを全員リングに上げる)オーバージェネレーションの若い方のジェネレーション上がってくれ。返上したベルト、新しい時代の彼らが必ずベルト取りますよ。3人しか選ばれへんから3人選ばれたら2人残る。2人は僕らと一緒にやっていこう。まあでもドラゴンゲートの明るい未来を作るためにも頼むぞ。パンチ頼むぞ。オマエの覚醒にオーバージェネレーションはかかってるんや。これから皆さん、オーバージェネレーション、若い世代を温かくも厳しい目で見てあげてください」
【CIMAの話】「Gammaちゃん、今日は彼らのためにも負けるわけにいかなかったから。最後、スカイツイスターがばっちり決まった。あのベルトは返上したけど、まだ続いてるから。オーバージェネレーションのために。トーナメントかリーグ戦かわからないけど、まずはこの5人(パンチ、Eita、リンダマン、山村、石田)の中でバトルやってもらって3人代表者決めろ。続きがあるってことは君らが取らないといけないからな。今日は一発目でリンダマンが勝った。オーバージェネレーション初勝利。これから巻き返すから。最後、パンチ、かましてやれよ」パンチ「次、オレたちで新しい時代を作ってやるからな! 見ておけよ!!」
【フジイとジミーズの話】
フジイ「この一戦を終えた時点でひと区切り。CIMAがマイクで返上って言った時点でオレの心は斎藤了。君たちだから」
ジミーズ「親方!」フジイ「出稽古行こうか」
斎了「ちゃんこ食って、エビスコ決めて」
フジイ「夜は銀座に飲みに行って」
斎了「11月6日の後楽園ホールはスモーズがとんでもない盛り上がりを見せてあげますから」
フジイ「ビックリさせてやろう。度肝を抜かしてやろう」
一同「ワン、ツー、スリー、どすこい!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (21分48秒 エビ固め) [挑戦者組]X吉野正人 T-Hawk
※ギャラリア
☆土井&YAMATOが6度目の防衛に成功
【土井、YAMATOの話】
土井「これで最多タイだろ。6回、7回どころか、オレらは2ケタ狙ってるし。これで次、誰が来るんねん? ひと通り回ったんちゃうか? 次、2周目やるのか?」
YAMATO「見当たらないな」
土井「今までの防衛ロードを見てきたら、誰も挑戦したくないやろ」
YAMATO「恥かくだけだぞ」
土井「試合終わってから誰も来なかったし。このまま持ったまま年越せるんちゃう? 防衛戦なしで。もうちょい実績積んでから来い」
YAMATO「ベストタッグ、YAMATO&土井」
土井「これはシングルのベルトちゃうからな」
【吉野、T-Hawkの話】
T-Hawk「今日のツインゲートは、確かに負けたかもしれない。でも、新生モンスター・エキスプレスはまだまだ突っ走るしかない。ずっと上を向いてやっていくからな」
吉野「(しばらく呼吸を整えてから)わ、悪かった…。確かに土井&YAMATO、ツインゲート、あれだけ防衛してきたチームだ。オレとTは浅い。タッグとしては浅い。経験の差だけや。今日は取れなかったけど、オレとTも経験を重ねればどこにも負けないタッグチームになる。今日は戸澤も負けて、オレらもツインゲート取れなかったけど、まだまだ下向いてられない。オレとTと戸澤とアミーゴで絶対に巻き返していくから」
T-Hawk「まだまだ先はあんだよ」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第22代王者]○鷹木信悟(24分55秒 片エビ固め)[挑戦者]X望月成晃
※ラストファルコンリー
☆鷹木が2度目の防衛に成功
(試合終了後)
鷹木「これで文句はねえよな。鷹木信悟の大勝利だ。おい望月のオッサン、残念だったな。確かに45歳の割には元気良すぎだよ。何度か本当に意識飛びかけて危なかったけど勝ったのはこの俺だ。さて、ここからが本題だ。オマエがどんなに奮闘しようが負けは負け。敗戦の責任をそれなりにとってもらおうか。素直に引退へのカウントダウンに向けて走るっていうのもアリだけどな。それかパンチ富永がいねえから、俺の付き人としてイチから出直すのも手だぞ。とにかくこれから言うことは必ず守ってもらう。ドン・フジイの時も一緒だ。今後一切、ドリームゲート挑戦は口にするな。これはドリームゲートを持つ俺の命令だ。ベテランと言えば、CIMAもいるし、あとはGammaか。若手と組んで新ユニットを始めたらしいけど、ガラクタと無能な若手が組んで何になるんだ。俺からしたらお笑いだ。それより今日の大会を見てみろ。ツインゲートは土井&YAMATOが防衛。そしてドリームゲートは鷹木信悟の防衛。そして(×3)ブレイブゲートはヴェルセルクイチの強戦士Kotokaが初戴冠だ。俺たちヴェルセルクは結成して、半年…いや3カ月も経ってないんじゃないか。もはやドラゴンゲートを制圧したと言っても過言ではない。俺たちを中心におもしろくしていくからな。俺たちのやることを邪魔するヤツは徹底的に排除する(このあとヴェルセルク退場)」
望月「望月成晃、もうすぐ46歳、力の限り挑戦してこの日に臨みましたが負けました。でも、このあと続いてくれるだろう挑戦者に一つの道しるべは作れたんじゃないかなと思っています。このあと、次は誰かわかりませんが、必ず誰かが取り返してくれれば今日の挑戦は無駄にならなかったと思います。(ここで涙しながら)でも、やっぱり悔しいです。確かに俺は最年長でオッサンですけど、46になっても50になってもドリームゲート、夢見ちゃいけないでしょうか? また戻ってこられるかわかりませんが、必ずまた俺は戻ってきます。また応援よろしくお願いします。11月になって2015年もあと2カ月ですが、明後日から連戦も始まります。体はキツいですけど、俺は休みません。目いっぱい盛り上げますんで皆さんも最後までついてきてください。今日はどうもありがとうございました」
【鷹木の話】「まず感想。信じられないね。前回の2、3年ぐらい前より強烈。こんな45歳、ほかの団体にもいますか? 最初の一発から意識が飛んだけど、逆に最初に意識が半分飛んだから冷静になる自分がいた。いきなり後半にハイキックとか顔面にキック食らったら…今、自分でしゃべってても何をしゃべってるのかわからないけど。そのぐらい望月成晃、強烈。無能の若手とガラクタ同然のベテランを一緒にしたらいかんな。無能な若手は所詮、無能。ガラクタ、ポンコツでもベテランにはそれなりのキャリアがあるからな。それでも見ただろ。あれだけ顔面を散々蹴られた。意識も飛んだ。だけど、最後にベルトを持ってるのはオレだぞ。望月がオレに対する情けが何もなくボコボコに蹴ってくることはわかってた。試合前にマウスピースに塩を入れてたから。そのぐらい、何かをかみ締めてやらないと意識が飛んだら戻ってこなかった。それぐらいのリスクのある闘いだった。この防衛戦を終えて、自信を持ったぞ。DRAGON GATEにキックを使うヤツはいるけど、望月の上を行くヤツはいないだろう。面白い。博多スターレーンもそう、今日の望月成晃もそう、引退間際のロートルかもしれないけど、目の色を変えて必死にやってんじゃねぇか。それが相乗効果だ。あとはどうした!? 無能な若手は黙ってるだけか? モンスター、ジミーズ、あとどうした。ディアハーツはハルクがいなかったら、何もできねぇのか。情けねぇな、DRAGON GATE。ヴェルセルク、3カ月足らずでDRAGON GATEをほぼ制圧した。ドリームゲートの権威を使ってドンドン実行していく。年末の福岡まで後楽園もあるし、(神戸)サンボーもあるからな。オレらヴェルセルクがDRAGON GATEの中心で面白くしていく。情けねぇヤツは2軍なりNEXなり、辞めてもらって構わない。今日の試合を見てわかるように確実にDRAGON GATEは食うか食われるか。弱肉強食の世界だ。もちろん最後は強い者が勝つ。今日はそれを証明した。今後はベテランでも無能な若手でもいいから来い。オーバージェネレーション? あんなのは無能な若手とガラクタのベテランがくっついてキズのなめ合いをしてるだけ。オレからしたら、こっけいだ。お笑い同然だ」
【望月の話】「負けちゃいましたね。まあでもね、これがさっき試合前に10年前の俺対鷹木戦が流れてたけど、10年前より今の方が動きが良かったんじゃないかと。もちろんキャリアというものもプラスされてたと思うけど、10年前の方が体が重いなって。あの時は92、3キロあって、今より10キロくらい重かったのかな。今日のが走ってたっていうのが、あの10年前の映像を見せられて、何人かの人が気付いたかわからないけど、それを証明できた自負があるから。アイツにああ言われて、勝った人間が、俺も別に引退とかかけちゃいないけど、アイツがああいったからしばらくおとなしくしてなきゃいけないかなと。この群雄割拠の中、リベンジというのはなかなか回ってこないけど、これは鷹木とは今回10年ぶりで次、望月成晃対鷹木信悟というドリームゲート戦が、俺の引退までに巡ってくるのか巡ってこないのかわからないけど、それができたらまた最高かなと。明後日から巡業あるけど、正直キツイよ。でもカード発表されてる。俺は休めないんで。残念会になるけど、今日は1カ月ぶりのアルコールを堪能したいなと思います。あとはリング上で言ったけど、45歳の俺が、まあ毎日やれって話だけど、でも毎日プラスアルファでね、事を1、2カ月してきたつもりなんで。やっぱりドリームゲート戦を闘う者の道程は作ったという自負はあるんで、みんながんばってほしいなと思います」ドラゲーエディオンアリーナ大ホール大会のメインはベテラン排除を掲げる鷹木の保持するドリーム王座に、反発したベテランの望月が挑戦、試合は開始と同時に望月が先手必勝とばかりにフロントハイキックで奇襲をかけ、後頭部へのスピンキックから場外へ逃れた鷹木にラ・ケブラータを発射するなど先手を奪い、リングに戻っても望月は顔面ウォッシュ、キックのラッシュを浴びせて鷹木をダウンさせ、更にはバンピングボンバー封じに右腕を蹴り上げ、一本背負いから腕十字と右腕攻めで試合を有利に進める。
しかし鷹木は腕十字の体勢のままパワーボムで叩きつけると、後頭部へのバンピングボンバー、コーナー最上段の望月にバンピングボンバーで叩きつけ、更にはエプロン上でのデスバレーボムからイスを投げつけるなど一気に流れを変え、鷹木は望月のスタミナを奪うために腹部を何度も踏みつけると、左足へのドラゴンスクリューからイスでメッタ打ちにするなど左足攻めを展開する。
劣勢の望月はエプロン上で右足での水面蹴りで鷹木を場外へ追いやるとトペ・マサアキを発射、リングに戻っても鷹木の投げ放しジャーマンを着地してから背後からローキック、踵落とし、鷹木をコーナーに宙吊りにしての頭部へのローキックと猛反撃する。
望月は垂直落下式ブレーンバスターからスワンダイブミサイルキックを発射するが、鷹木は吹き飛ばされた反動を利用してバンピングボンバーを放ち、ガロンスローは望月はリバースしてから鷹木の右腕にキックを連発、鷹木は左腕でのバンピングボンバーからブラットフォール狙いは望月が着地して側頭部へのローキック、鷹木はショートレンジでのバンピングボンバーで応戦、望月はグーパンチで返すも鷹木はバンピングボンバーでなぎ倒す。
鷹木はバンピングボンバーからMADE IN JAPANを連発、チョップとグーパンチの天龍コンポから雪崩式ブレーンバスター狙いは望月が下から潜って脱出してコーナー上の鷹木に真・最強ハイキックから雪崩式ブレーンバスター、イリュージョン、真・最強ハイキック、ファーストフラッシュと猛ラッシュをかける。
しかし望月が突進したところで鷹木が左でのバンピングボンバーを浴びせると、正面からの打撃戦は望月がイリュージョンから真・最強ハイキックで制し、三角蹴りも決めるが、鷹木はすぐさまスライディング式バンピングボンバーで応戦し左右のエルボーからSTAY DREAM、望月は意地で立ち上がるが鷹木はバンピングボンバーの連発から左右のエルボーの連打、追走式バンピングボンバーからバンピングボンバー、そしてラストファルコンリーが決まり3カウント、望月は意地を見せつけるも力尽き、鷹木は強さを見せつけた防衛だった。
試合後は鷹木が望月にドリーム王座戦線からの撤退を要求して去り、大ダメージの望月がどうにか締めくくって大会の幕は下りた。
セミでは土井、YAMATOがツイン王座を防衛、第4試合ではKotokaが戸澤からブレイブ王座を奪取するなど、VerserKの勢いをそのまま大阪のファンに見せつけた大会だった、特に鷹木は介入もなく望月と真正面からぶつかった末に堂々の防衛、現在の鷹木に迷いはないし、鷹木の勢いがそのままVerserKの勢いになっていることを感じさせた。
また第6試合のトライアングル選手権はCIMA組がジミーズから防衛も、王者組がCIMA、GammaがEitaと新ユニット、“OVER GENERETION”を結成するためチームを解消し王座を返上、フジイはジミーズと結託しスモーズとして再出発することになった。望月のオッサンは本当、鉄人かもな 何回も意識飛びかけたし 流石に頭痛いわ… #DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/8kuJKlyHfG
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 1あ〜、身体中が痛い 本当、人の事をサウンドバックのように蹴りやがって… しかし、この痛みが 「俺はプロレスしてるんだなあ」と実感出来る時である。 マゾじゃないよ、俺痛いの嫌いだから。 昨日の大阪大会にずっと集中してたが、明日から怒涛の6連戦かよ! かかってきなさい!笑
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 11月 2本当に情けない。 今日はごめんなさい。 自分が許せません。 やられたらやり返す。
— Akira Tozawa ® (@TozawaAkira) 2015, 11月 1 -
谷嵜なおきがジミーズを裏切りVerserK入りも、CIMAがEitaと共に新ユニット結成へ!
10月8日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
ヨースケ・サンタマリア ○エル・リンダマン(6分44秒 ロコモーション式ジャーマンスープレックスホールド)Xスペル・シーサー しゃちほこBOY
◇第1試合◇
▼20分1本
吉野正人 戸澤陽 ○T-Hawk (14分22秒 片エビ固め)ドラゴン・キッド XKzy フラミータ
※ナイトライド
◇第2試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・神田(8分15秒 体固め)Eita Xドラスティック・ボーイ
※下克上エルボードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○ジミー・ススム 石田凱士(12分16秒 体固め)斎藤“ジミー"了 X山村武寛
※ジャンボの勝ち!
◇第4試合◇
▼30分1本
土井成樹 ○YAMATO 問題龍 (16分07秒 エビ固め)XBXBハルク 望月成晃 ビッグR清水
※ギャラリア
◇第5試合◇
▼特別試合/60分1本
○ジミー・クネス J.K.S (14分46秒 光の輪)XMr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン
(試合後)
堀口「谷、こんなシングルマッチ。心が痛くて見てらんねーよ。今日この後楽園のシングルで、すべてを水に流してくれないか。なあクネス、プロレスラーはリングの上で決着をつけるもの。素晴らしい試合でしたよね?」
(クネスが手を差し出すが、谷嵜は張り手。
谷嵜「なんやねん。みんな揃って大人ぶりやがって、クネスはススムのツレかなんか知らんけど、簡単にお前をジミーズに入れるなんて俺は認めないからな。あんたらもそう思うだろ? おい、クネス、俺はお前が目障りなんじゃ。お前がジミーズ出て行くか、俺がジミーズを……ここまで言わすんかい」
(欠場中のジミー・カゲトラが登場)
カゲ「みなさんお久しぶりです。ジミー・カゲトラです。たにやん、いつまでカリカリしてんだよ。クネスさんだってジミーズのために頑張ってくれてるじゃん。俺にはまだまだリハビリが必要だけど、もうこんなジミーズ見てらんないよ。こんなんじゃ俺、ジミーズに帰ってこれない。ジミーズはこんなんじゃなかったはず。そうですよね、お客さん。たにやん、俺は復帰までリハビリを頑張る。たにやんは今日クネスさんと仲直りして俺の大切なジミーズを守っていってください。お願いします」
谷嵜「カゲヤンそれ反則やろ。もうさ、俺の8月からの怒りも……その姿見たら一瞬でどっかいっちゃったよ。今日、カゲがこのジミーズのこの現状を憂いて松葉杖で、ヒゲぼうぼうで、誰かわからんくらいだけど、ここにやってきてくれた。怒った俺もバカみたいに、情けなくて、30半ばに差し掛かって、ああ……もうバカだよ。ジミーズのこと心配して応援してくれたみなさん、本当にすみませんでした。7人そろってジミーズ一致団結して楽しいプロレスやっていきましょう。クネスさんよろしくお願いします(と抱擁)」
堀口「あーよかった。斎了君。なんとかまとまりましたね。まとまったということは、後楽園で新生ジミーズ7人揃いましたよ! やることは一つ。後楽園のみなさん、新生ジミーズ7人が揃ったジミーズトレインみたいですか!×3 これからもいろんなことあると思いますが新生ジミーズ7人揃ってがんばりますんで応援よろしくお願いします!」
(しかし谷嵜がカゲトラにストンピング。Verserkが乱入する。)
土井「おいおい、見ての通りや。Verserk7人目の男が谷嵜なおきや。狂戦士Verserkの谷嵜なおきだ! 歓迎しろよ、拍手は! ジミーズなんかどうでもええよな。本来の谷嵜はこっちよりや」
YAMATO「ミスターはもはやこの世にはいない。ここにいるのは生まれ変わった、取扱注意・谷嵜なおきだ。Verserkの一員として好き勝手暴れ回るからな」
谷嵜「おい、いま土井ちゃんとYAMATOが言った通りだ。ミスターでもきゅーきゅーでも豊中でもドルフィンでもないぞ。Verserkの谷嵜なおきだ。ここは闘いのリングなんだ。トライアングルしっかり巻いてくれよ。頼むぞ」
Kotoka「そうだ×3。いよいよこのあとトライアングルのヴェルトがこの腰に巻かれる時がきた。チャンピオンチームのポンコツ、老いぼれCIMA&Gamma&フジイ。俺のためにこのリングに上がってこい」◇第6試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合/60分1本
[第54代王者組]CIMA ○ドン・フジイ Gamma(20分09秒 外道クラッチ)[挑戦者組]X鷹木信悟 サイバー・コング Kotoka
☆CIMA&Gamma&フジイ組が3度目の防衛に成功
(試合後)土井「おい付き人の分際で何しとんねん!」と富永がVerserKに袋叩きに。そこにEitaが乱入。イスでKotokaの脳天をブチ抜くと、山村、石田、リンダマンも次々、乱入。リンダマンはロコモーションジャーマン、スリーパーで問題龍を落としてみせた。
Eita「パンチさん大丈夫ですか? 俺はVerserKがぶっ潰したいんだよ。CIMAさん、Gammaさん、フジイさん自分たちと一緒に新しいチームつくりましょうよ」
CIMA「Eita、お前、本気か? リンダマンやるんか、パンチかっこよかったぞ。山村&石田、お前らも最前線に入ってやる覚悟はあるか? 若ければ若いほどええ。久しぶりにユニット作るか。Gammaちゃん、いこか、フジイさんいきますか」
フジイ「CIMA、Gammaちゃん、新弟子諸君。そんなことよりも、俺はドリームゲート、鷹木に敗れたばっかや。今日やっと一つ返しただけで、俺はなんも納得できへん。鷹木、お前のことは凄く怒っとんのや。しかしな、俺よりもっと怒ってるヤツがおるんや。そいつらとタッグ組んで、VerserK潰してやろうじゃねーか。カモン、ジミーズ!」
(ジミーズ登場)
フジイ「おい斎了、ジミーズ。お前ら、怒ってんのやろ。この谷嵜の行動に何か言わないと」
斎了「当たり前じゃないですか。フジイさん。ジミーズ抜けたことなんかどうでもいい。カゲに手を出したこと、俺らジミーズは絶対許さないからな」
フジイ「おい斎了、ジミーズ、覚悟はあるか。こおいつらと全面戦争しようや」
土井「待て待て待て。お前らだけで熱くなるな。フジイと組もうがお互い様。たいした戦力ならん。でも逃げるわけにはいかんから全面対抗戦やってやる」
フジイ「おい斎了、先場所のタッグリーグでタッグ組んでたじゃないか」
斎了「まさかフジイさん……」
フジイ「フジイ部屋、ここまで言ったらわかるだろ」
斎了「タッグリーグで一世を風靡したフジイ部屋ですか。タッグリーグで終わったらもったいないと思ってましたよ。あのコスチューム5回しか来てないからやってやりましょう。なんならここにいるジミーズをスモーズに変えてお前らとやってやる。どすこい」
土井「俺らが対戦受けなかったら、ないんやぞ。お前らスモーズ見たいんか?(ファンの反応を見ながら)そんなんじゃ受けられへんな」
斎了「見たいか!」
土井「(大歓声が沸き起こると)まあまあ聞こえたな。本部長、決めてくれ」
八木本部長「よーし面白くなってきたじゃねーか。後楽園ホールででVerserKvsスモーズ全面対抗戦、決定します」
土井「人数数えてみろ。一人たらんやろ? どうすんのや」
斎了「ちょっと待て。CIMAさん、Gammaさん! 若手と新ユニットつくるって、でも来月、1回だけ……パンチを僕らに貸してください。パンチ頼む」
本部長「よっしゃ7人ずつ出揃ったな。全面対抗戦3番勝負で1本目シングル、2本目タッグマッチ。そして3本目は4vs4の8人タッグマッチでやってもらおうぞ。次回、後楽園でVerserKvsスモーズ全面対抗3番勝負が決定します」
鷹木「くだらん×2。おいパンチおめーごときが行動おこしてんじゃねーよ。お前なんか誰もみとめてねーよ。さんざん付き人のとき見てやったのに、許さねーぞ。光ってる頭磨いておけ」
斎了「帰れ! お前ら、パンチ、頼むな。来月、俺らスモーズに力を貸してください。なぜ俺が声かけたわかるか? まず一個、信悟にこきつかわれて、恨みあるだろ。それを思う存分晴らしてください。まあその理由は俺のなかでは約2割。あとの8割は言いづらいんだけどさ、なんか思ってたんだけど、堀口さんと同じ臭いがするんだよね。おでこ一緒だよね? 来月スモーズやるときは1回だけでいいからリングネーム、ジミー・カゲトラ、ジミー・ハゲトラ、いやスモー・ハゲトラでお願いします(とパンチと握手)。よっしゃ、どすこいどすこい」
堀口「俺らジミーズ、何もきいてない。完全に勢いで言ってますよね。どすこいじゃねー」
斎了「パンチ君、俺はフジイさんの初代付き人でした。先月フジイ部屋やってました。手に負えません。なので、今日から来月まで付き人、お願いします」
フジイ「よしハゲトラこっちこい」
CIMA「俺らが新ユニット結成する件は……」
斎了「かっこよかったよ、リンダ」
CIMA「入ってきて、問題龍をおとしたらスモーズが……まあでもね、ジミーズよりも地味な結成になった。結成にむけてやっていきましょう。何もないところからはじまるのがカッコいいと思うのでなんならみんなでマントつくろう。石田&山村のぶんも俺とGammaちゃんが作ってあげるから」
堀口「はーい。最後どうします、ジミーズトレインが消化不良で。全員でジミーズトレインいかがでしょうか。2列でいきます?」
CIMA「思いついた。初の2段でいきましょう」
(そして13人でジミーズトレインで締めくくる)
【VerserKの話】
土井「ヴェルセルク7人目のメンバー谷嵜なおき! この7人で勝負してやる」
谷嵜「ジミーズのぬるま湯みたいなプロレスは俺が闘いと狂気に変えてやる」
土井「聞いたか? 何がスモーズや。なめんなよ! ヴェルセルクの7人目のメンバー、谷嵜なおき!! この7人で勝負してやるからな。なんか言ってやれ」谷嵜「ジミーズのクソども、ジミーズを応援してきたクソども。テメーらのぬるま湯みたいなちゃんちゃらしたプロレスはオレらが闘いと狂気に変えてやるからな」
Kotoka「そうだ、そうだ、そうだ…。ジミーズだか、スモーズだか知らんけど、オレたち谷嵜なおきを加えたヴェェェェルセルクが圧勝するに決まってるからな。来月、覚悟しておけよ」
鷹木「つまんねぇんだよ。何がスモーズだよ。つまらない。選手のレベルが低いからファンのレベルも低いんだよ。何がブーだ。ふざけんな。力こそすべて。まったくぬるい」
【スモーズの話】
斎了「どすこい! フジイ部屋が人数を増やしてスモーズがヴェルセルクと全面対抗戦やってやる。そして、ハゲトラ! オレたちに力を貸してくれ、どすこい」
パンチ「任せてくれ、どすこい」
斎了「いいか、みんな、今日から四股踏んでおけよ」
堀口「えっ、じゃあ、ウィーアージミーズの地味にサティスファクションはどうするの?」
斎了「スモーで撮り直しだ」
堀口「楽しみは広がるけど、そういうことで11月の後楽園はスモーズになりますんで、みなさん、ご期待ください! ウィーアースモーズ、どすこーい!!」
ススム「ホントに…」
DRAGON GATE後楽園大会のセミではクネスのジミーズ入りを巡って反抗していた谷嵜がクネスと直接対決し、試合は谷嵜がリバースインプラントを決めるも、クリアしたクネスは光の輪で3カウントを奪い勝利、試合後は堀口が谷嵜にクネスとの和解を求め、谷嵜は拒否するも、欠場中のカゲトラが現れ谷嵜を説得、谷嵜も折れて和解に応じ、雨降って地固まる…かと思いきや谷嵜はカゲトラを襲撃、そしてVerserkが乱入すると谷嵜はリングネームを谷嵜なおきに戻してVerserk入りを表明する。
そしてKotokaの呼びかけで王者組が登場しKotokaを襲撃してトライアングル選手権へと突入、開始早々両軍共激しい場外戦を展開、序盤は王者組がKotokaを捕らえて先手を奪うが、場外戦でフジイがハイジャック式パイルドライバーを喰らってしまうと流れはVerserKとなり、大ダメージを負ったフジイに集中攻撃を浴びせる。
やっとフジイはCIMAに交代、CIMAはGammaとの大阪06編隊飛行や、Gammaが鷹木に唾と猛反撃するも、今度はGammaがVerserKに捕まってしまい流れを変えることが出来ない。
王者組は再びKotokaを捕らえてフジイがノド輪落としを連発するが、サイバーが大阪06をダブルラリアットでまとめてなぎ倒し、VerserKが孤立したフジイに集中砲火、そして鷹木がバンピングボンバーを狙うが、富永が乱入しメリケンサックパンチで殴打すると大阪06とのトリプルPTキックからフジイが鷹木を外道クラッチで丸め込んで逆転3カウントを奪い王座を死守した。
試合後には思わぬ敗戦に納得しないVerserKが富永を袋叩きにするとVerserKを追放となったEitaがエル・リンダマンと共に登場して富永を救出、CIMAらベテラン勢に若手の石田、山村と共に新ユニット結成を呼びかけ、CIMAらは快諾する。
そしてフジイはジミーズを呼び出すと、一夜限りのユニット“スモーズ”の結成を呼びかけ、VerserKとの全面対抗戦を要求、フジイの呼びかけにジミーズも応じ八木隆行本部長も11・7後楽園での全面対抗戦を行うことを発表した。
VerserKは谷嵜が加わり戦力を拡大したが、いままで無所属扱いだったCIMAらベテラン勢はEita、リンダマン、富永、若手の石田と山村と新ユニット結成して対抗と新しい展開となった。
果たして新ユニットとスモーズが猛威を振るうVerserKに歯止めをかけるか?嵐の後楽園大会終了。今日もいろいろあったなー。久しぶりにユニットやるぞっ! #DRAGONGATE A lot of has happened tonight Korakuen show. We'll make new stable pic.twitter.com/1yxmYQZVhJ
— dragongatecima (@supercima1115) 2015, 10月 8後楽園大会終了 カスの富永に凶器で殴られた顎が痛くて食事がしづらい 畜生… 今日は相手の反則と富永の乱入で見事に負けちまった いや〜、くだらんくだらん スモーズとか言ってて、相撲協会からクレーム入ったら面白いな笑 pic.twitter.com/SZR84BC37V
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 10月 8 -
フジイ、クネスカを粉砕!・・・猛威を振るうVerserK
10月4日 DRAGON GATE「『THE GATE OF VICTORY 2015」福岡・博多スターレーン 1800人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○エル・リンダマン 石田凱士(8分00秒 ロコモーション・ジャーマンスープレックスホールド)しゃちほこBOY Xパンチ富永
◇第1試合◇
▼20分1本
問題龍 ○Kotoka(11分07秒 エビ固め)Gamma X山村武寛
※カルデラ
◇第2試合◇
▼20分1本
ドラゴン・キッド ○ビッグR清水 フラミータ(13分01秒 エビ固め)ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン Xドラスティック・ボーイ
※砲丸投げスラム
◇第3試合◇
▼30分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○斎藤“ジミー"了(15分21秒 片エビ固め)CIMA XEita
※斎了ロケット
◇第4試合◇
▼30分1本
吉野正人 戸澤陽 ○T-Hawk (15分53秒 片エビ固め)BXBハルク 望月成晃 XKzy
※ナイトライド
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (21分24秒 エビ固め)[挑戦者組]ジミー・ススム Xジミー・クネスJ.K.S
※ギャラリア
☆土井&YAMATOが4度目の防衛に成功
(試合後)
キッド「土井、YAMATO。試合は終わったんだよ。もうこれ以上する必要ねえだろ」
土井「キッドとフラミータ、バラバラの2人が何しに来たんじゃ?」
キッド「何がバラバラだ。ちゃんと見てなかったのか? 2試合目の前にフラミータは晴れてディアハーツ入りしたんだよ」
土井「今、初めて知ったやんけ」
キッド「ちゃんと人の試合も見ろ!」土井「そんな話はどうでもええわ。だいたいオマエらが今このタイミングできたってことは何言いたいかわかってるけど、一応聞いておこうか。オマエら一体何しにきたんや?」
キッド「俺はフラミータがディアハーツに入った時、ツインゲートに挑戦するって決めてたんだよ。まさかオマエらが防衛するとは思わなかったけどな、オマエら防衛したんだったら俺らの挑戦を受けろよ」
土井「キッド&フラミータの挑戦受けてええんか? 認めてええんか。キッド、オマエつい最近まで入場時のパフォーマンスでケガして休んでたやろ。そんな前宙でケガしたヤツが、病み上がりのオマエが取れるほどツインゲートのベルトは甘くないぞ」
フラミータ「ハカタダイスキ。ドイ、ヤマト、ベルト、トルケンネ」
土井「誰が教えてん。ベルト取るけんねって誰が教えたんや、この博多弁。絶対知らんはずやぞ。ここまで言われたらしょうがないな。俺らは逃げも隠れもせん。キッド&フラミータの挑戦受けたるわ」
土井「タッグリーグの公式戦でも負けてるし、借りはタイトルマッチで返すぞ」
【土井の話】「これで4度目。散々やり合ったクネスカとは2勝1敗で勝ち越し。次の順番が回ってくるまでとりあえず休憩しとけ。早速次の挑戦者も来たからな。確かにタッグリーグの公式戦、沖縄で負けてるから、ここも潰しておかなアカン相手や。どこでもいいからな。早いうちにタイトル戦組めよ。今までの歴代挑戦者、マット・サイダル&リコシェ、ススム&斎了、鷹木信悟&T-Hawk、そしてクネスカ。キッド、オマエ病み上がりで取れるほど甘くないぞ」
【YAMATOの話】「どれだけお前は面の皮があついんだ?」
【ススムの話】「残念な結果でしたけど、クネスも最後までがんばったんですけど、力及ばずと。チャンピオンチームの底力を見せられたなと。でも僕らもタッグリーグ優勝できたっていう事実はあるんで、再結成してここまでいけたっていう自信をもって、今日は負けましたけど、イチからクネスカはまたツインゲートいけるようにがんばっていきます。クネスもまだ死んでないと思うんで、またクネスカタッグで頂を目指します」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第22代王者]○鷹木信悟(24分39秒 体固め)[挑戦者]Xドン・フジイ
※パンピングボンバー
☆鷹木が初防衛に成功
(試合後)
鷹木「フジイ、残念だったな。オッサンのわりにはがんばったかもしれないが、試合後この状況、これが現実だ。オマエは戦前いろいろ言ってきたが、俺はドリームゲートというリスクを背負ってこのタイトル戦に挑んだ。オマエは何かないのか? ただ負けてそれで終わりなんてねえよな。そんな時のために俺はしっかり考えてきた。大口叩いて今日の試合負けたんだ。どんなにがんばろうがそんなのは関係ない。今後一切、二度とドリームゲートに挑戦は二度と口に出すな。それが一つ目だ。二つ目、この試合を機にフジイがもしかしたら本当に引退へのカウントダウンをスタートするかもしれない。俺らヴェルセルクも鬼ではない。オマエには昔、世話になったときもある。その引退ロー
ド、なんだったら俺らが花道を用意してもいいんだぞ。CIMA、Gamma、黙ってんじゃねえぞ。お前らにも関係ある話だからな。文句あるのか(Gammaが鷹木に突っかかるも返り討ちにされる。CIMAはブレーンバスターで投げ飛ばすが、ヴェルセルクメンバーが全員でCIMAにストンピング。するとそこへ望月が登場する)オマエ関係ねえだろ。何しに来たんだよ」
望月「おい鷹木、確かに俺は今ディアハーツでこの3人とはチームは違う。でもな、ベテランを否定するようなこと言ったら、ドラゴンゲートで一番のベテランはこの俺だ。ベテランをバカにされて黙ってられるか、この野郎」
鷹木「そういえばそうだったな。フジイが見た目があまりにもジジイだから最年長かと思ってたけど、ドラゴンゲートの一番のクソジジイはオマエか。邪魔するんだったら力尽くで排除するからな。わかってるのか」
望月「ベテランの歴史を否定することはドラゴンゲートの歴史を否定することだ。強いてはオマエ自身を否定するってことなんだよ。わかって言ってんのか」
鷹木「きれいごと言ってんじゃねえぞ。時代は移り変わってるんだ。今の現状を見てみろ。俺らヴェルセルクがドリームとツインを持ってるんだ。オマエがそこまで文句言うなら力尽くで潰すぞ、この野郎。覚悟できてんのか」
(望月がさらにキックを放つと、パンチがリングインし、鷹木にPTキックを見舞う)
パンチ「おい鷹木信悟、ひとのことを散々おもちゃのように扱いやがって。俺はもう我慢できない。俺は今日限りでオマエの付き人やめてやる。それからヴェルセルク! オマエらもだ。鷹木信悟の仲間のオマエらも俺は絶対に許さねえからな。わかったか、鷹木、コラッ! おぉ!?」
(鷹木がパンピングボンバーなどをパンチに見舞う)
鷹木「おいパンチ、これがオマエの出した答えだな。オマエなんか元々どうでもいいんだよ。いなくなっても痛くもかゆくもない。そんなことより、今日の大会見ただろ。セミで土井&YAMATOが防衛。ドリームは俺の防衛。ヴェルセルクは結成1カ月足らずですでにドラゴンゲートの天下を取ってるんじゃねえか。ほかのユニットはどうした? ディアハーツ、ジミーズ モンスター。だらしねえな。Kotoka、このまま俺たちが突っ走ってやろうぜ」Kotoka「そうだ(×3)。見ての通り、今日もヴェルセルクの全勝だ。そんなヴェルセルク博多全勝記念として今日は俺は博多限定の締めを用意してきた。最後に今日は特別にこの博多をその締めで終わらせてやろうか。今からその締めを説明する。オマエら一回しか言わねえからよく聞いとけよ。俺が1、2、3と言ったらヴェ~ッ!! こうやるんだ。一発勝負だからな。ミスるんじゃねえぞ。それじゃ行くぞ、1、2、3、ヴェ~ッ!!(望月が背後から顔面キックを見舞ってリングを降りた。そのままヴェルセルクも退場)」
CIMA「パンチ、オマエ、パンチ富永史上、一番カッコよかったやないか。最後やられてるのはオマエらしいけど、信悟の付き人をやめてヴェルセルクを敵に回して、オマエこれからどうすんねん」
パンチ「俺はもう鷹木信悟の付き人じゃない。これからはパンチ富永個人として、どんなつらい道でも歩いていって見せるよ。CIMA、Gamma、フジイ、邪魔したな。俺はそういうことで一人で帰るわ」(このあと望月、そしてディアハーツが再び登場。)
フジイ「高いところから失礼いたします。本当皆様いつも通りお約束通りのおコケ、ありがとうございます。お疲れの中すいません。今日は鷹木信悟に最初、挑戦するきっかけのしんどい思いをさせて今日はこの太い腰に巻きたかったんですけど、すいませんでした。もう一歩でした、すいません。もう一歩のところまでしか届かなかったです。だけど今日はこのあと終わって中州で望月さん、CIMA、Gammaちゃん、準祝勝会でお願いします(笑)。まあお酒飲みたいだけの会をよろしくお願いします(最後は代表してキッドがマイクで締めくくり、全員で撮影してリングを降りた。)」【鷹木の話】「結果がすべてだよ。ポンコツのわりにはがんばったんじゃないの? もっと舐めてたけど、予想以上に45歳だろうが、ガラクタだろうが意地はあったみたいで。普段から今日みたいに本気出せって。昨日も休みで普段も休みでタイトルマッチの時だけ本気出して。逆にスゲエよな。タイトルマッチの時だけ本気出してこれだけできるんだから。まあでも俺逆にすべてを受け止めて、その上で勝ちたかったから俺の作戦勝ちですよ。まあ、力こそすべてと言ってきたが、そう簡単にはいかねえと思うけど、パンチのこともそうだ。まあパンチなんかどうでもいいけどよ、今まで散々バカにした無能な若手と、こうしてガラクタ同然のベテランが目の色を変えてやってることは誰がどう見ても鷹木信悟効果じゃねえのか?とりあえず今後誰がケンカ売ってくるかわからねえけど、パンチはハッキリ言ってどうでもいいよ。あんなのもともとオモチャだし、別にいなくなっても痛くもかゆくもない。どうでもいい。はむかってきてビックリしたけど。フジイをはじめ、Gamma、CIMA、望月とああやってきたんで、だったらいいじゃない。まずはガラクタ同然のベテランを排除してやろうじゃねえか。第1号はフジイだ。次は誰だ? GammaかCIMAか望月か。誰でもかかってこいよ。ベルトはここにあるんだ。それとリング上で言ったようにヴェルセルクは結成1カ月経ってねえぞ。その状態でドリームもツインもあるんだ。ほかのユニットはだらしねえんじゃねえのか?何やってんだよ。ディアハーツなんか機能してるのか? モンスターもT-Hawkが入ってキャッキャ騒いでるだけだろ。相変わらず手をつないで幸せになろうなんて気持ち悪いこと言ってよ。ジミーズは相変わらずの空気だからどうでもいいけどよ。ヴェルセルクがドラゴンゲートの天下を取るからな。やりたいようにやるから。これはいつも言ってるようにベルトの権威があっての発言だからな。誰にも文句は言わせねえからな。まあフジイは予想以上にがんばってくれたんで。15分くらいで終わらせてやろうと思ったけど、予想以上にガラクタの意地は見れたんで、まあ三重県でアイツはドン・フジイ場所ってやってるけど、年に1回くらいやったらいいんじゃないの? それぐらいやらせてやったらいいんじゃない?ドン・フジイ場所を鷹木場所にしてしまったら、フジイが引退できる場がなくなってしまうからな。引退できるようにドン・フジイ場所に戻してやるよ。それが俺からの情けだ。その代わり潔く引退しろ」
9月23日の大阪大会でマッドブランキーからVerserKとヒールユニットを再編したDRAGON GATE、再編直後にT-Hawkと決別しヒールターンしていたEitaを追放を果たし、そして21日の津大会ではフジイが鷹木の保持するドリーム王座に挑戦を表明、またススム、クネスのクネスカは土井&YAMATOの保持するSummer Adventure Tag Leagueを制し、ツインゲート王座挑戦に漕ぎ着けた。
メインの鷹木vsフジイはフジイがチョップで先手を奪うも、場外戦で鷹木がテーブル貫通パイルドライバーを敢行してフジイに大ダメージを負わせ、さらにリングサイドにイス盛りを作って断崖式を狙うが、逆にフジイが断崖式ノド輪落としwithイス盛りを敢行し、更にエプロンからのプランチャを決め追撃する。
リングに戻ったフジイは回し蹴りも披露して攻め込むが、鷹木は掟破りのノド輪落としで反撃し、スライディング式バンピングボンバーを放つも、フジイもノド輪落としからラリアット連発と譲らず、DDTからナイスジャーマンで勝負に出るがカウント2、鷹木が反撃してもフジイの勢いは衰えずタイガースープレックスまで披露する。
フジイは雪崩式ノド輪落としを狙うが、阻止した鷹木は雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、串刺しバンピングボンバー、STAY DREAMと勝負に出るが、フジイもローリング式外道クラッチで丸め込む、しかしクリアした鷹木はすぐさまバンピングボンバーを炸裂させると、逆水平から再度バンピングボンバーを連発、フジイは意地で倒れずも鷹木は介錯するかのようにバンピングボンバーを炸裂させ3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には鷹木はフジイに対して引退を通告すると、鷹木の振る舞いに激怒したCIMA、Gammaの大阪06が襲い掛かるがVerserK勢に返り討ちにされてしまう、そこでフジイの相棒だった望月が駆けつけ鷹木を非難、またVerserKとなってから鷹木の付き人になっていた富永が再び鷹木に反発し襲い掛かるがバンピングボンバーで返り討ちにされてしまう。
鷹木はVerserKのメンバーと共に勝ちどきを挙げるが、望月が鷹木の顔面にハイキックを放ってVerserK勢をリングから追い出し、最後は敗れたフジイが王座を奪取できなかったことをファンにわび、駆けつけたディアハーツからキッドが大会を締めくくったが、バックステージでは鷹木がベテラン勢をガラクタ呼ばわりし改めてフジイに引退を通告した。
またセミのツインゲート選手権は王者のVerserKがクネスを捕らえて試合の主導権を握り、クネスカは交代したススムがジャンボの勝ちやエクスプロイダーを決め盛り返しクネスカニーまで決めるが、土井がバカタレスライディングキックで再び主導権を握ると、YAMATOがクネスをスリーパーで捕獲、土井のバカタレスライディングキックの援護からYAMATOがギャラリアを決め3カウントを奪い、完勝で王座を防衛、試合後はキッドがディアハーツ入りを果たしたフラミータとのコンビで挑戦を表明した
まずベテラン勢やディアハーツ狩りからテーマを定めたVerserK、猛威を誰が止めるのか?博多大会終了! フジイのオッサンは45歳の割には元気だな〜 まあポンコツには変わりないが…笑 仲間達にデビュー11周年と初防衛のお祝いをして貰ってます。 祝杯はまだまだ続くぜ〜 あぁそれと、付き人パンチ君は今日限りで絶縁で。 pic.twitter.com/KRYFxQvA4F
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 10月 4ククク 博多大会終了。ツインゲート防衛、からの土井ちゃん誕生日おめでとう(≧∇≦) ヒーヒッヒ #dragongate #土井成樹 #VERSERK pic.twitter.com/1Q132ybRKE
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2015, 10月 4 -
鷹木が掲げた個人闘争の正体・・・・土井、YAMATOと結託してヒールターン!
8月30日 DRAGON GATE「THE GATE OF GENERATION 2015」福岡・博多スターレーン 1800人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
吉野正人 ○戸澤陽 “ハリウッド"ストーカー市川(12分39秒高速ジャーマンスープレックスホールド)ドン・フジイ 問題龍Xパンチ富永
◇第2試合◇
○サイバー・コング(9分03秒 片エビ固め)Xヨースケ・サンタマリア
※パイナップルボンバー
◇第3試合◇
Eita ○Kotoka (10分32秒 首固め)Kzy XビッグR清水
◇第4試合◇
CIMA Gamma ○フラミータ(12分44秒 片エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー"了 Xジミー・神田
※フラムフライ
◇第5試合◇
BXBハルク ○望月成晃 ドラゴン・キッド(16分00秒 片エビ固め)ジミー・ススム Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン XK-ness.
※顔面への三角蹴り
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (19分13秒 片エビ固め)[挑戦者組]鷹木信悟 XT-Hawk
※ギャラリア
☆土井&YAMATO組が3度目の防衛に成功
(試合後)
土井「博多、見ての通りの答えや。もっと歓迎しろよ。これが俺たちの答えや。T-Hawk、オマエをこの先、ドラゴンゲートのトップ戦線に食い込めないように、俺とYAMATOと信悟は結託したんじゃ。もっと祝福しろ。T-Hawk、オマエはしょせん口だけなんや。ミレニアルズの時から口癖やったよな。死にものぐるいとか新世代をゴボウ抜きするとか。オマエは大した実力も無いクセに口だけ偉そうなんや。オマエな、そんな口だけのヤツが今日もタイトルマッチをメインに組まれて、コイツら(観客)がピーピーキャーキャー言うからな、オマエは勘違いするんじゃ。オマエはただの若手レスラーやろ。オマエはこの先、上に上がり目ないぞ。でもな、下にはまだまだいけるからな。今日試合前に言うたやろ。オマエをどん底に落とすってな。これからが始まりや。T-Hawk、コイツのこと気に入らんヤツまだいてるんちゃうんか。こいよ、こいこい! 誰でもいいぞ」
(ここで登場したのがEita&Kotoka。さらに鷹木はイスを持ち出し、T-Hawkの顔面を殴打。T-Hawkは大流血に見舞われ大の字となる。そこで吉野&戸澤&しゃちが救出に入る。)
戸澤「おいコラッ。信悟! オマエの出した答えはこれか。見損なったぞ。オマエみたいな裏切り者は絶対に許さへんからな」
鷹木「何言ってんだ、このヤロー。俺のどこか裏切り者なんだ。これは裏切りじゃないぞ。正義に基づいた革命だよ。革命を起こすためには仲間が必要だろ。そんな仲間にも入れないのが、そこにいる口だけ番長の若造だよ。そんなヤツ必要ねえんだよ」
戸澤「何が革命じゃ。オマエがコイツらと組むのは勝手や。でもT-Hawkは関係ないやろ。コイツは傷つけんでええ人間やろ。T-Hawk、オマエな、こんなんじゃ納得できへんやろ。こんなんじゃ博多から帰れへんやろ。オマエまだ出来るやろ。こっちは俺と吉野さん、しゃちがおるんや。オマエら、土井、信悟、YAMATO、もうひとり加えて4対4でどうや?」
T-Hawk「戸澤ちょっと待て。Eita、Kotoka、オマエいい加減調子乗ってんじゃねえぞ。オマエらも入れてまとめてかかってこい」
土井「オマエ、アホちゃうか? EitaとKotokaを入れたら5対4やぞ、オマエらひとり足らんやんか」
戸澤「こんなときこそアイツの出番や。俺らと一緒に大暴れしようやないか。出てこいや、コラーッ!」
(ここでCIMAのテーマ曲が鳴ってコスチューム姿のCIMAが登場。(
CIMA「おい、これは俺の知ってる、俺らが作ってきたドラゴンゲートとは違うな。オマエら、今からコイツら全員成敗するぞ!」
◇緊急決定試合◇
CIMA 吉野正人 戸澤陽 しゃちほこBOY ○T-Hawk (7分22秒 エビ固め)土井成樹 YAMATO 鷹木信悟 XEita Kotoka
※ナイトライド
(試合後も鷹木組のT-Hawkに対する攻撃はやまず、さらにはサイバーや問題龍もその輪に加わる。)
鷹木「おいおい待て待て、最後の。ふざけんな。レフェリー、ビッグR関係ねえじゃねえか。アイツら反則だろ。そうだろ、みんな!(客席からは大「帰れ」コールとブーイングがわき起こる)うるせえよ。うるせえぞ、オマエら。黙れ。帰れとか言ってるけどな、俺たちが主催者側なんだよ。帰りたいならオマエらが先に帰れ。なにがブーだよ。ビッグR、CIMA、相変わらず仲良しクラブ好きみたいだな。なんだよ、コイツ。見ての通り、勝ったかもしれねえけど、どっちが勝者かわからねえじゃねえか。今のドラゴンゲートのぬるま湯の状況を作ったのは特にモンスター、テメエらの責任だぞ。ツインゲートとドリームは俺たちのところにあるんだ。これからは現実を見せるだけだ。力なき者は必要ない。力のある者だけが生き残る。その現実を俺は、いや俺たちは見せていくだけだ。オマエらそれだけはよく覚えとけ!」
T-Hawk「何がなんだか正直わからないけど、CIMA、吉野、しゃち、戸澤、ビッグ、協力してくれてありがとう!」
戸澤「わかった。その前にビッグR、オマエ、ディアハーツなのになんでおんねん!」
清水「そんなの関係ないねん。俺はT-Hawkに散々助けてもらったんや、今まで。その恩返しをしただけや。それに、サマーアドベンチャータッグがあるらしいな。T-Hawk、オマエ、タッグパートナーおらんらしいやんか。それなら俺とタッグ組もうやないか。2人でガンガン暴れようやないかぁ!」
CIMA「オマエの魅力は十分伝わったよ。帰ろう。俺は今日必要かどうかわからんかったけど、ありがとう」
(CIMAと清水が退場。)
戸澤「モンスターとT-Hawk残っちゃいましたけど」
吉野「どうしようか。出てきたものの、ボクたちメインイベントに関係ないし、ただそこで試合見てただけですから」
戸澤「ただ鷹木信悟が許せなかった、それだけです」
吉野「俺たちも鷹木信悟に裏切られて、特にしゃちくんなんかボロクソ言われて、だいぶ腹立ってたでしょ」
BOY「腹立ってました!」
戸澤「T-Hawk、この2、3カ月、吉野さんとドリームゲートやって、チャンピオンになれると思いきや、そこで負けて、吉野さんと一夜限りのタッグを組んで、それを経てミレニアルズは解散し、解散して次、鷹木信悟とツインのベルト狙うと言われて一緒に組んで博多当日迎えて、今日裏切られて、オマエいろんなことがあったけど、ドラゴンゲートでプロレスしてたらいろんなことがあるよ」
吉野「確かにいろいろありますよね」
戸澤「それを乗り越えて今の俺らがいるんやで。俺もいろんなことあったんや」
吉野「メタボリック・ブラザースって100キロになったり、戸澤塾やったり、ボクもイタリア人になってYOSSINOとかやったり。そんな歴史があるから今があるんですよ。T-Hawk、この何カ月間でオマエもいろんなことがあったかもしれんけど、今日は特に大変な一日やった。でもオマエは最後までがんばったんや。この博多大会、オマエのマイクで締めろや」
T-Hawk「さっきも言いましたけど、ちょっといろんなことがありすぎて頭がこんがらがってます。だけど、今日一番、力になったのは博多のお客さんの声援です。ありがとうございます。チームがなくなってボクは見てのとおり一人です。チームがあったときはリーダーとして、大黒柱としてカッコつけようとしてた。変にリーダーぶろうとしてた。だけど違った。これからは一生懸命ドラゴンゲートのトップを目指して精進してまいりますのでこれからも熱いご声援、よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」
ミレニアルズとマッドブランキーの解散でユニット再編が加速するなかで、個人闘争を掲げた鷹木と賛同したT-Hawkがタッグを結成し土井、YAMATOの保持するツインゲート王座に挑戦した。
試合は土井、YAMATOがT-Hawkを捕らえて主導権を握るが、鷹木がバンピングボンバーからYAMATOを捕らえ、T-HawkはBTボムからナイトライドを狙うもYAMATOは阻止してスリーパーで捕獲すると、再び土井組がT-Hawkを捕らえる。
鷹木がカットに入ってトレイン攻撃を狙うが、T-Hawkが串刺し攻撃を狙うと突然鷹木がT-Hawkにバンピングボンバーを放ち、最後は土井がバカタレスライディングキックからYAMATOがギャラリアで3カウントを奪い王座防衛するも、館内はまさかの鷹木の裏切り劇に“帰れコール”が巻き起こるが、鷹木らは構わずEita、Kotokaも加わってT-Hawkを袋叩きにし、鷹木がT-Hawkの顔面にイスをフルスイングして流血に追い込む。
そこでモンスターエクスプレスが駆けつけT-Hawkを救出、CIMAも加わって10人タッグ戦へと突入し、試合はYAMATOとEitaのイス攻撃にT-Hawkが捕まるも清水が駆けつけT-Hawkを救出、清水がEitaに砲丸投げスラムからT-Hawkがナイトライドを決め3カウントを奪うも、鷹木らサイバー、問題龍も加えてT-Hawkを襲撃し、ブーイングを浴びせるファンも罵倒して退場していった。
清水はT-Hawkにタッグを結成してサマーアドベンチャータッグにエントリーを持ちかけて退場していった。
最初は鷹木が個人闘争を持ちかけたときは、ヒールユニットとは別の考えを持ち始めたかなと思い始めたが、結局はYAMATO、サイバーとよりを戻して土井と結託してヒールターン、鷹木の考えを支持していたファンもいたことを考えるといろんな意味で裏切られた気分だったと思う。
しかし鷹木らの新ユニットも最終的にはどうなるかわからず、また鷹木に含むところがある富永が加わっていなかったことも気がかりもあるが・・・・博多大会終了。 裏切り?反乱? 安っぽい言葉だなあ。 これは現状のぬるま湯に火を点ける為、正義に基づいた行動である。 革命には仲間達が必要だ。 無能な若手、ベテラン、仲良しクラブ、全員敵だ。 #dragongate pic.twitter.com/VflWItp4jS
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 8月 30 -
鷹木が吉野を破り新ドリーム王者もモンスターエクスプレスは空中分解!マッドブランキーもまさかの解散でユニット再編の嵐!
8月16日 DRAGON GATE「DANGEROUS GATE2015」東京大田区総合体育館 5000人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇エキシビジョンマッチ◇
山田武寛(0-0)石田凱士
◇第1試合◇
▼30分1本
しゃちほこBOY ○Kotoka ドラマスティック・ボーイ(6分45秒 首固め)Kzy ×U-T エル・リンダマン
◇第2試合◇
▼30分1本
新井健一郎 ○ヨースケ・サンタマリア(5分47秒 エビ固め)NOSAWA論外 דハリウッド”ストーカー市川
※ジャンピングヒップアタック
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権3WAYマッチ/60分
[第27代王者]○戸澤陽(7分26秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×パンチ富永
[第27代王者]○戸澤陽(12分1秒 パッケージ・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×スペル・シーサー
☆戸澤が6度目の防衛に成功。
◇第4試合◇
▼60分1本
○ドラゴン・キッド フラミータ(15分19秒 ウルトラ・ウラカンラナ)B×Bハルク ×望月成晃
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権/60分1本
[第54代王者]CIMA ○ドン・フジイ Gamma(21分44秒 ナイスジャーマン)T-Hawk ×Eita ビッグR清水
☆CIMA、フジイ、Gamma組が2度目の防衛に成功。
【Eita、Kotokaの話】
Eita「オレはT-Hawkの引き立て役じゃねえんだ。あんなの、ごめんだよ。ミレニアルズはアイツのせいで終わった。ミレニアルズはアイツのものじゃないんだ。私物化したからおかしくなったんだ。なあ!?」
Kotoka「T-Hawk! オマエが上にいこうとしても、オレたちがありとあらゆる手を使ってオマエより上にいってやる! 覚悟しとけよ!」
フジイ「勝ったって感じ、全然せえへんな」
【CIMA、フジイの話】
CIMA「あれでスタートラインでしょ。仕掛けて仕掛けられて。頭一回、飛ばされたけど、あれでスタートラインだろ」
フジイ「清水のコスチュームはナメてるんか? わざとか?」
CIMA「まあ、何やっても中途半端なヤツらやな。解散したミレニアルズ、屈辱感を味わえ。レスラーはそれからや。第1試合でミレニアルズのコスチュームのまま上がってたヤツら、このリングに上がらんほうがええかもしれん。オレらは子どもが選んだダーツでマッド・ブランキーに入ることが決まったとき、2週間で新しいコスチューム作ったこともある。意識の差や。オレらが元気なうちにはい上がってこんヤツは蹴りつぶしてやるからな。きょうでスタートラインや。何回でも飛ばしてこい!」
◇第6試合◇
▼ジミーズvsMAD BLANKEY敗者ユニット解散サバイバルイリミネーションマッチ
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン(5-4)土井成樹 YAMATO K-ness サイバー・コング 問題龍
[1]○サイバー(14分40秒 片エビ固め)×堀口
※パイナップルボンバー
[2]○神田(15分42秒 体固め)×問題龍
※琉S
[3]○土井(16分53秒 エビ固め)×神田
※バカタレスライディングキック
[4]○堀口(18分10秒 バックスライド・タイムズ)×サイバー
[5]○ススム(18分10秒 エビ固め)×K-ness
[6]○YAMATO(20分10秒 片エビ固め)×堀口
※ギャラリア
[7]○土井(22分47秒 エビ固め)×斎了
※バカタレ・スライディングキック
[8]○ススム(24分35秒 ジャンボの勝ち!固め)×土井
[9]○ススム(29分21秒 エビ固め)×YAMATO
(試合後)
斎了「クネスさん、ジミーズ助けてくれてありがとうございましたー! 僕の知り合いの了八先生が言ってました。ノブヒコ3人は不良グループから見事、更正した。MAD BLANKEYだけは言うこときいてくれないと嘆いていましたよ。でも、ジミーズを助けてくれた。このことは僕から了八先生に伝えておきますから。僕らジミーズ、このメンバー+KAGEを入れてもう4年になります。これから5年目、新たなジミーズとして、クネスさん。ジミーズとして一緒にやっていきませんか。みなさんどうですか!?」
クネス「ちょっと待って。正直な、MAD BLANKEY楽しかったんだよ。MAD BLANKEY終わらせたくなかったんだ。でもな、それ以上に俺はジミーズを解散させたくなかったんだよ。だから先月の後楽園、お前をリングから遠ざけてジミーズの解散をふせいだんだ。(斎了「クネスさん!」と抱きつく)ちょっと待て。俺としてはMAD BLANKEYも残ったうえでジミーズも残ってもらいたかったけど、しょうがない。今日という解散マッチになって正直、最後の最後までどうするか悩んだんだ。でも、ススムが一人でやられてるのを見て、勝手にカラダが動いちまった。MAD BLANKEYを裏切った、こんな俺だけど、ジミーズ入れてくれるか?」
ススム「クネス! 最後、クネスが助けてくれたとき正直、ビックリしたよ。でも、それ以上に俺は本当に嬉しかった! 俺もジミーズ最初になったときは本当にイヤだったけど、いまはジミーズが大好きです。そこで、さらに大好きなお前が今度はジミーズに入る。でもな、クネス……一つ普通に真面目な話するぞ。ジミーズに入るのに、クネスでいいのか?」
斎了「クネスさん、クネスのどこが地味なんですか。ジミーズ入るに当たって、リングネーム変えていただきます。しかも先ほど言いました、ジミーズは4年経ちます。お客さんにも浸透しています。ジミー・クネス、クネス・ジミーとか安易な地味な付け方やめてください。斬新な新しい地味な名前、しっかり考えておいてくださいよ。それともう一つ、ジミーズにはメンバーそれぞれイメージカラーがあります。それもしっかりクネスさんのイメージカラー考えてください」
クネス「俺のイメージカラー青だから、いま黄色だけど青い戻すよ」
斎了「すみません、青はもういるんです(神田が前に出る)。青は使えません。すみません。別なのお願いします」
クネス「MAD BLANKEYなくなったし、黄色気に入ってるので、黄色で」
斎了「黄色気に入ってる、黄色はもともとMAD BLANKEYのイメージカラーですが、黄色のイメージカラー担当は堀口元気なんです」
クネス「えっ、この人レインボーじゃないの?」
斎了「人一倍派手ですけど、イメージカラーは黄色なんで」
クネス「黄色入ってないじゃん」
斎了「今日は入ってませんけど、Tシャツは全部黄色なので、黄色も使えません。なので紫、黄色、オレンジ、赤、青、そしてKAGEのグレーは使えませんので、他の色をしっかり来月の後楽園までリングネームとイメージカラー決めておいてくださいよ」
堀口「何はともあれジミーズ、勝ちました。そして今日、一人仲間増えましたけど、これからもジミーズ一生懸命……」
谷嵜「おい、ちょっと待ってくれ。さっきから聞いていたらサクサク進んでるけど、クネスのジミーズ入りだと? ここにいるお客さん、テレビの向こうのお客さん、ジミーズメンバー大賛成かもしれないけど、俺は今日、お前にボックス2発くらってサイバーに負けてんねんぞ。そういうのを黙ってみんなが喜んでいるからって『はい、そうですか』と丸く収められるほど大人になりきれてないからな。俺は認めんぞ。この馬鹿野郎どもが(そのまま退場)」
堀口「あー……、一難去って、また一難か。でも大丈夫です。みんなで必ず説得します。せっかく勝ったのでね、これからも新生ジミーズ、こつこつなりますけど、頑張っていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」
【土井、YAMATOの話】
土井「終わったことをオレはとやかく言わんぞ。次行くぞ、次。リング上で言った通り、来月タッグリーグはオレとYAMATO、現ツインゲート王者チームでいく。解散のことは気にせん。この借りを返すだけや。裏切り者は制裁や。クネスカタッグが元チャンピオンかもしれない。オマエらが過去に素晴らしい誇り高き実績を持っていようが、オレらはそれ以上や。それはこの前の神戸ワールドで証明されている。優勝してタッグで頂点を極める」
YAMATO「このベルトが正義だ」
【ジミーズの話】
堀口「何はともあれ勝ちました。今日の勝因はこの人です」
K-ness.「こういうことになっちゃったけど、本当はマッド・ブランキーを存続させたかった。マッド・ブランキーとジミーズを天秤にかけてジミーズを取った。結果オーライ。新生ジミーズでやっていきましょう」
堀口「タッグリーグ始まるんで来月の後楽園で土井&YAMATOをやっちゃってくださいよ」
K-ness.「リングネームと色、厳しくない?」
堀口「期限は後楽園までってことで考えておいてください。あと谷やんがああいうことになったけど、ジミーズは解散マッチとかいろんな問題を乗り越えてきた。これからの新生ジミーズにみなさん、ご期待ください!」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権/60分1本
[挑戦者]○鷹木信悟(30分1秒 片エビ固め)[第21代王者]×吉野正人
※ラストファルコンリー 王者が2度目の防衛に失敗、鷹木が第22代目王者となる
(試合後)
鷹木「しゃち、ちんたらしてんじゃねーぞ、コノヤロー。おい、おい、お前が無能すぎるセコンドだから吉野がこんなザマなんだよ。おいしゃち、セコンドならセコンドらしく、無能なら無能らしくもっと頭使え、バカヤロー」
戸澤「おい、信悟コラ! いままでなお前に対して黙ってきたけどな、いまのは言い過ぎだろ。お前、何がしたんや。モンスターやめたいんか」
鷹木「何いってんだ、この野郎、いまの試合見たろ。勝ったのは俺だぞ。なぜ勝った俺がやめなきゃいけない。やめるならまず今日、負けた吉野とお荷物のしゃちの2人だろ。今日、見に来た会場のみんなも俺の大勝利を見たんだ誰も文句はねーよな(大ブーイング)」
戸澤「同じユニットのメンバーに対してよくそんなこと言えるな。仲間に対して、よくそんなこと言えるな。自分の都合の悪いヤツは仲間になれんのか、こら。最初にMONSTER EXPRESS立ち上げるときに言うたやろ。手と手を取り合って手を繋いで、みんなで仲良くやっていこうって言ったやないか。こんなんな、MONSTER EXPRESSでもなんでもないわ!」
鷹木「それは違うぞ。確かに俺たちはMONSTER EXPRESSをスタートしたときに手を繋いで幸せになろう、そう言ってたのは確かだ。だが、そういった仲良しクラブの甘い環境だから、こんなロクでもないお笑い三流レスラーがいるんだ。おい、しゃち、お前だ。一時はまぐれでベルト取ったかもしれないけど、落とした現在はどうなってんだよ。これが結果だよ。ほとんど試合も組まれない、二軍レスラーじゃねーか。おい、戸澤。お前なら、お前だけは俺の気持ちがわかってると信じてるぞ。戸澤、まあいろいろあるかもしれないけど、次のシリーズ・タッグリーグあるだろ。そこは心機一転、気持ち切り替えて2人でタッグ組もうぜ。よろしく!」
戸澤「(ビンタで返事すると)いまのいままでな、お前と組んで、同期のお前と組んで、この夏のタッグリーグ、絶対何がなんでも優勝してやろうと思ってたけどな、俺の気持ちは変わったぞ、信悟! 悪いけどな、今年は吉野さんと組んでタッグリーグ出してもらうぞ。そしてな、お前と試合して、お前と闘ってお前のその曲がった根性こらー! 叩き直してやるから覚悟しておけや、コラ!」
鷹木「わかったよ。好きにしろ、別に俺はお前と組まなくてもやっていける。適当にパートナー探す。ただしゃちだけは勘弁してくれ。ただの運動好きなあんちゃんがパートナーなら勝てる試合も勝てないからな。戸澤、最後の一発いたかったぞ。次は当たるときは倍返しじゃすまさないから覚悟しておけコノヤロー。どっかにいたなT-Hawk。どこかで試合見てただろ、出てこい(しゃち)しゃちの話は終わってんだよ。T-Hawk、お前を最近見てるといろいろあるようだな。ユニット解散して、仲間にも見放され、ひとりぼっちか。まあ俺もひとりぼっちみたいなもんだけどな。俺はお前に対して散々厳しいコメントしてきたが、それはお前に対する期待に裏返し。それはわかるだろ。T-Hawk、いいかいまお前は一人ぼっちだ。ユニットも何もない。だけど、お前どこにやられたんだ。MAD BLANKEYだろ。アイツら解散したらしいけどな。でも土井とYAMATOがアイツらベルト持ってるらしいぞ。俺はドリームだけじゃ物足りないんだよ。こんなん言ってもお前は信用してくれないかもしれないけど、こんな俺でよければお前のために協力してやるからやるきがあるなら、俺と組んでYAMATOと土井のベルト奪ってやろうぜ。やれるのか、外野の声は気にするな。お前の本心で答えろ!」
T-Hawk「鷹木信悟、確かにお前の言う通りチームは解散して、俺は仲間にも裏切られた。いまここでウカウカしてたらこのドラゴンゲートの早い流れにおいていかれるかもしれない。こんな俺でよければタッグ組みましょう」
鷹木「やるならとことんやるぞ! よーし!! T-Hawk、話は終わった。帰ってくれ。ということで、改めまして自己紹介させていただきます。いま言ったように改めて自己紹介する。初代、新ドリームゲート王者の鷹木信悟です。ベルトも新しくなったので初代ということでいいだろう。まあ見ての通り書泉、リングは弱肉強食、勝者が正義で、勝者が歴史を作る。今日勝ったのは紛れもなく俺だ。つまりは今後のドラゴンゲートの歴史は俺が作っていく。ミレニアルズもMAD BLANKEYも解散したんだろ? これからはユニットの力じゃないぞ。個人の力が中心になるからな。つまり仲良しクラブはもう終わりだ。これからはリアルな現実を見せていく。力のない者は去れ、力のある者だけ生き残る。そういった本当の闘いを見せていくからな。お前らそれだけはよく覚えておけ」
【吉野、戸澤、しゃちの話】
吉野「今日、オレがドリームゲート戦でアイツをきっちり弾き返していれば、試合後、こんな展開にならなかった。オレがこういう結果にしてしまったばっかりに戸澤としゃち、今日大田区に集まってくれたみなさんにもイヤな思いをさせてしまった。試合に負けたオレが言うのもアレだけど、最後の戸澤のマイク、めちゃくちゃ嬉しかったよ」
戸澤「正直、ショックですね。でも、今、モンスターで残ってる仲間が一番大事。仲間と一緒に手を取り合ってがんばっていきたいと思います」
吉野「アミーゴ、ビッグマッチでこれだけのお客さんの前であれだけのことを言われたんや」
しゃち「自分なりに一生懸命答えを求めてやってきたつもり。それをあんなふうに言われて、オレは悔しい。鷹木信悟に必ず仕返しをしてやろうと思います。必ずやってやろうと思います」
吉野「鷹木信悟が試合をする時にアミーゴがセコンドついたら、後輩で歳も下でキャリアも下の信悟に水やタオルを渡したりしてる。何回も言うけど、オレはアミーゴのことを悪く言うヤツは許さない。オレも戸澤もアミーゴも一緒や。来月のタッグリーグでやってやる。調子乗るのもたいだいにせいよ。ドリームを手放してしまったかもしれない。けど、次にアイツと当たる時は覚えてろよ」
【鷹木の話】「いやあ、これでいいでしょう。ベルトも新しくなった。もう俺色。ビールの味に染まっちゃったよ。新ドリームゲート。まあ会社が何て言うか知らないけど、ベルトを持っている者に権限があるんだろ? だったら俺は初代新ドリームゲート王者・鷹木信悟だ。今年に入っていろいろフラストレーション溜まってたんで。しょせん結局、弱肉強食ですよ。今日だって同じ日に両国で新日本プロレスがあった。G1クライマックスの決勝ですか。次の週にはDDTの両国もある。プロレス界も弱肉強食。食うか食われるかの時代に入った。だったらドラゴンゲートがいつまでも仲良しクラブをやっている場合じゃないでしょ。俺は常々そう言ってきた。だからこそ俺は他団体にも目を向けて、昨年からさまざまなリングに上がってきた。電流爆破もそう、靖国神社もそう。俺はもっともっといろんな刺激がほしかったから。確かにやり足りないけど、それはもちろんドラゴンゲートのリング上でやり足りない、不平不満があったからだ。だが、俺はしょせんドラゴンゲート所属の選手だ。ここのリングで結果を残さなければ誰も評価はしてくれない。
だから俺は同門対決に何の抵抗もない。吉野だろうが戸澤だろうが、ゴングが鳴れば対戦相手を叩き潰すプロレスをするだけだ。俺のその軸は何も変わらない。ドラゴンゲートらしさ、それも確かにあるかもしれない。俺からしたらそんなのクソ食らえだよ。ユニット? そんなの二の次三の次だよ。プロレスラーならやっぱり、一人のプロレスラーとしてトップを目指すのが当然。最終的にはユニットなんか1年か2年したらなくなるんだ。だから俺は常に個人闘争、それを胸に闘ってきた。
こうして新しいドリームゲートのベルトが俺の手元にあるんだからこれで誰も文句はないよな。ファンが勝手に俺のことを悪役に仕立ててブーブー言ってるが、アイツらも仲良しクラブが好きということがよくわかったよ。でも俺はそれを変えていきたい。俺は俺なりにドラゴンゲートに危機感を感じて行動を起こしていることだから。 今日が終わりじゃない。今日からスタート。2年前にCIMAから取って、ヘマこいてYAMATOにすぐ取られたようなミスをしたが、今回はそんなことはしねえからな。挑戦者は俺が選んでいくからな。勝手に会社、対戦相手には言わせねえぞ。それがこの新ドリームゲートの権限だ」
新日本プロレス「G1 CLIMAX25」両国大会の裏で開催されたDRAGON GATE大田区大会のメインは吉野の保持するドリーム王座に鷹木が挑戦、吉野と鷹木は同じユニット“モンスターエキスプレス”のメンバー同士だったが、互いに方向性を巡って対立、ユニットは分裂状態となるなかでの選手権が開催された。
試合は吉野がジャベを駆使して首や腕攻めを展開するが、鷹木がエプロン上でのパイルドライバーで反撃、場外へ逃れた吉野を鷹木がイスで容赦なく殴打し、リングに戻ってもナックルで殴りつけ、制止に入るレフェリーをも突き飛ばす。
パワーで圧倒する鷹木に吉野は鷹木をエプロンで固定してから花道ダッシュのスライディングキックを放ち、コーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
吉野はスリングブレイドからフロム・ジャングルを狙うが、脱出した鷹木はスライディングラリアットを決め、バンピングボンバーをブロックした吉野はアナザースペース、フロム・ジャングルを決めるも、鷹木は持ち上げてデスバレーボムで叩きつける。
吉野は雪崩式スリングブレイドを狙うが鷹木はパワーボムで返し、吉野のリバースパワースラムもバンピングボンバーで切り返すとパワーボムからMADE IN JAPANを狙うが、鷹木は腕吉野で切り返すもトルベジーノは鷹木が強引に叩きつけて阻止する。
鷹木はダブルチョップを狙うも吉野はリバースパワースラムを決め、トルベジーノからのソル・ナシエンテと必勝パターンに持ち込むが鷹木はロープに逃れてバンピングボンバーを放ちSTAY DREAM、吉野もバックホームからトルベジーノを決めるももう一発は鷹木がキャッチしてMADE IN JAPANを決めると、最後はバンピングボンバーからのラストファルコンリーで3カウントを奪いドリーム王座を奪取した。
試合後には鷹木は吉野のセコンドについたしゃちに対しても暴行を振るいバンピングボンバーからのパワーボムでKO、鷹木の振る舞いに戸澤も我慢できず詰め寄るも、態度を改めないため決別を宣言する。
鷹木は新パートナーとしT-Hawkにタッグ結成を要請するとT-Hawkも快諾した。
またセミで行われたジミーズvsマッドブランキーのユニット解散をかけたイリミネーションマッチはサイバーが谷嵜をパイナップルボンバーで降し退場させてマッドブランキーが先制するが、ジミーズも神田が琉Sで3カウントを奪いすぐタイに持ち込むも、土井がバカタレスライディングで神田を、堀口がサイバーを髪が宿ったバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪うなど五分の攻防が続く。
ジミーズはススムがクネスを光の輪を切り返して3カウントを奪い逆転に成功すると、マッドブランキーもYAMATOが垂直落下式ブレーンバスターからのギャラリアですぐ追いつき、土井が斎了をバカタレ・スライディングキックで3カウントを奪い、マッドブランキーが再び逆転しジミーズはススムだけとなる。
しかしススムは土井にジャンボの勝ちを決めると掟破りのV9クラッチで3カウントを奪いタイに持ち込むと、YAMATOはスリーパースープレックスから垂直落下式ブレーンバスターでススムを追い詰め、ススムがジャンボの勝ちを狙ってもリング下のクネスが脚をすくって妨害する。
そしてクネスがパウダー攻撃を狙うが、クネスはYAMATOの顔を確認してからYAMATOにパウダーを投げつけると、ススムとクネスのクネスカがスカドラニーを決めてからススムがジャンボの勝ちを決め3カウントとなり、敗れたマッドブランキーはクネスのまさかの裏切りで解散となった。
試合後はススムとクネスはクネスカの再結成を宣言してツインゲートへの挑戦を表明すると、斎了がクネスにジミーズ加入を勧め、クネスも快諾するが、試合中にクネスに何度もボックスで殴打された谷嵜だけは納得せず、一人だけ退場した。
またトライアングルゲート選手権は試合中にEitaがCIMAに攻撃を加えた際に脳震盪を起こし意識を失うハプニングが発生、CIMAは蘇生するも激怒しEitaにイスや傘で殴打して大荒れとなる。
それでも冷静さを取り戻したCIMAがGammaとの連係やフジイの活躍もあって主導権を握り、最後はフジイがナイすジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛した。
だが試合後にKotokaが乱入してEitaと共にT-Hawkを襲撃し仲間割れとなった。
ジミーズを解散に追いやるどころか逆にマッドブランキーが解散、ユニットを死守したジミーズはクネスが加わるも谷嵜は独自行動、EitaとKotokaも独自で動き出し、空中分解となったモンスターエキスプレスは鷹木とT-Hawkがタッグを結成するなど新しい展開を迎えた、ユニットの再編となったドラゲーの図式はどう変わるのか?大田区総合体育館大会終了。 結果、新しく作り直したドリームゲートのベルトを奪取する事に成功! 今日でまた敵を増やしたなあ。 周りは敵だらけ。 しかし、自分を追い込むには丁度良い。 今こそ、勝って兜の緒を締めたい。 お疲れ〜 pic.twitter.com/k3yCtwCAzc
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2015, 8月 16あまりリング上で殺伐とした雰囲気は見せたくない。 でも今日はどうしても我慢できなかった。 ごめんなさい。
— Akira Tozawa ® (@TozawaAkira) 2015, 8月 16 -
敗者ユニットマッチで解散させられたのはジミーズではなくミレニアルズ!暴走・鷹木が吉野に挑む!
8月6日 DRAGON GATE「SCANDAL GATE in TOKYO」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○K-ness. (3分35秒 光の輪)XU-T◇第1試合◇
▼20分1本
○戸澤陽 新井健一郎(9分51秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド )×ヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン
◇第2試合◇
▼20分1本
○Kotoka(7分14秒 首固め)×Kzy
※急所攻撃
◇第3試合◇
▼30分1本勝負
問題龍 ○パンチ富永(7分26秒 片エビ固め)ジミー・神田 ×Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
※PTキック
◇第4試合◇
▼30分1本勝負
○CIMA ドン・フジイ Gamma(15分39秒 シュバイン固め)望月成晃 ドラゴン・キッド ×ビッグR清水
(試合前)
CIMA「試合する前に、一つど~しても突っ込んでおかないかんな。このリング上に6人の選手がいて、一人だけおかしいのがいるやろ。ドラゴン・キッド、望月成晃、オマエらのパートナーは誰やったかなあ?(青のショートタイツ姿の清水に)ビッグR清水、オマエいつからブルーになったんや? しかもな、完全にオマエよ、練習着やないかそれ。(望月&キッドに)お前ら2人の管理が行き届いてへんのとちゃうか? 説明してもらおか」
望月「CIMA、どうやらごまかしようがないみたいだな」
CIMA「ごまかすもクソもないわ」
望月「まあ入場まではちょっといけるかなと思ったけど、上脱いだらこうなるわな。本人じゃ言いづらいから代弁してやるわ。1着しかないコスチューム、神戸に忘れてきたらしい」
(清水は無表情)。
CIMA「(望月に)オマエ、正面から言い過ぎやぞ。年上やったらちょっとかばったれや。しかもな、その忘れ方が斬新すぎるんや。なんで腕輪とニーパッドとリングシューズもってんのに、これ(タイツ)忘れてんのや! これやろが、大事なの! 一番忘れたらあかんの忘れやがって。お笑いはここまでや。フジイさん、Gammaちゃん、俺らはこれをビッグRの挑発と取りましょう。ビッグR、それなりの試合になるから腹決めてこいや」
(試合後)
CIMA「おいビッグR、オマエ、弱なったな。前やったらタックルでもパンチでもチョップでも、俺らのこと吹き飛ばしてたんちゃうか。モッチー、キッド、一応ことわっとくわ。今日はこれぐらいにしといたけど、2人が監督責任あるんやろ。先月、ビッグRはタイトル戦で鷹木信悟に敗れて、今月は俺らに負けた。その上コスチュームまで忘れる大ボケや。俺もDRAGON GATEがナメられんのが一番嫌いやからよ。たしかに、忘れたものはしょうがない。俺もよう忘れる。でもな、今日は絶対にアカンのや。モッチー、コイツも今が踏ん張りどころかもわからんけど、今日みたいに踏ん張り効かんかったら俺が容赦なく病院送りにさせてもらっていいか。オマエまだ22歳やろ。12年入っても俺よりまだ若いわ。5年でも10年でも入っとけ」
望月「オイCIMA、さんざん言ってくれたな。でもな、とことん潰したってくれよ! おいビッグ、たしかにな、コスチュームのことだけじゃねえよ。今日はオマエやられっぱなしだ。でもな、どうせオマエなんかな、カッコつけたってしょうがないんだよ! ブサイクでも小細工なしで、この3人、正々堂々ぶっ潰したれよ!」
清水「今日の試合はボコボコです。なにも変わってません」
CIMA「なに言うとんねんオマエこら! はっきりしゃべれ!」
(フジイが清水に張り手。)
清水「今日の試合は完全に僕の負けです。でも次勝つときは、砲丸投げスラムで3カウント取るのは、この俺、ビッグ、R、清水だ!」
CIMA「いいか清水、ビッグR、これが屈辱感や。でもな、俺らはまだまだ言いたいことあるからな。楽しみにしとけや」
【ディアハーツの話】
▼バックステージ
望月「つい何カ月前まではさ、この3人でトライアングルゲートのベルトを持っててさ、コイツに全部フィニッシュを任せて快進撃の時もあったけどさ、これが現実なんじゃねえか? いいよいいよ、とことん。今俺らは組んでるから直接行くわけにはいかないけど、CIMA、フジイ、Gammaになら、変な意味だけど、俺は託してもいいと思うよ。アイツらにつぶされるなら本望じゃねえの? まああとはお前の言葉でしゃべれ(と清水の肩を叩いて退席)」
キッド「コイツのこれからの言動、すべて目を離さないように、しっかり残してやってくれ」
清水「今日の試合は確実に負けです。今までやっぱり勢いしかなかったっていうのが丸わかりでした。やっぱりここからが自分の本当のスタートだと思うんで、今まではビッグRっていう名前だけでお客さんを認めさせてきましたけど、これからはビッグRだけじゃなくて、実力もつけて、ベテランはまったく歯が立たないということが今日で分かったので、がんばってアイツら…アイツらっていうのはどうかと思うんですけど、アイツら元ベテラン軍、ぶっ倒したいと思います」
【CIMAの話】「やるならとことんやる。遊ぶ時はとことん遊ぶ。どっちかや。フジイさんのチョークスラムで決まってたんちゃう? メテオラ行った時もシュバイン行った時も力が入ってなかった。まだまだ言いたいことあるよ。DRAGON GATE、世界のどこへ行っても空中技がすごい、技の組み立てがすごいと。それはそれで大いにけっこう。最前線でやってるヤツらがギャンギャン言わせてくれてるわ。オレらは違う意味で言わしていくから。ミレニアルズはT-Hawkだけや。フラミータも帰ってきたけど、ミレニアルズやってる時よりもメキシコに帰った時の方がハングリーさが出てるんちゃうか。清水もミレニアルズ入らなくなって、ディアハーツでどういうふうに化けるのかなって思ったら息切れるのは早過ぎだ。オレらも息切れるの早いけど、半分も生きてないだろ。体で受け止めな。今日、体で思い知っただろ。オレらも体で受けるから突破してみろ。ほかのヤツらと闘って這い上がってきても、この3人が崖から叩き落とすからな。まぁ、途中で勝負投げてたらあかんわ」◇第5試合◇
▼特別試合 3WAYマッチ 30分1本勝負
○鷹木信悟(14分38秒 片エビ固め)× B×Bハルク
※バンピングボンバー もう一人は吉野正人
(試合後)
鷹木「なんだこのざまは。情けねえな。こんなヤツがつい最近までドリームのベルトもってたのか。オマエがケガしようが欠場しようが俺には全く関係ねえけど、一つだけ言っとくわ。プロとして体調管理しっかりしとけコラ。帰れ! まあ管理と言えば、吉野、オマエにはもっと大事な話がある。俺はな、今年に入ってからずっと我慢してきた。戸澤がブレイブのベルトを持ち、そしてオマエはしゃちと組んでツインゲート、持ってた時期もあるな。リコシェが来日しても、なんだよマットと組んでツインゲート挑戦ってよ! そしてオマエは6月にドリームを取った。まあ俺からしてみたら、なんにも面白くねえんだよ、モンスター・エクスプレスなんてよ。だからこそ、珍しく新世代の若いヤツらが俺たちにケ
ンカ売ってきた。俺は正直、うれしかったよ。アイツらと、とことんやろうと思った。だけど、オマエがワールドのメイン後、あっさりT‐Hawkと握手して、一夜限りのタッグか。ホント笑わせるぜ。オマエら仲良しクラブが好きでよ。吉野、オマエが好き勝手するんだったら、俺も好き勝手やらせてもらうぞ。俺も一人のプロレスラーだ。レスラーである以上は、トップを目指す。そのトップとはもちろん、ドリームゲート王座だ。だがこっからが肝心だ。吉野、そのドリームゲートのベルト、どこにいった?今日巻いてたのは5年ぐらい前の旧ベルトだろ。聞くところによると、ワールドの試合後、その晩に、なんとドリームゲートのベルト、紛失しました。ありえねえよ。団体始まって史上最悪だよ、吉野。あのビッグマッチの後で、ベルトなくなるんだぜ。オマエの管理不足だっていなめねえだろ。そうだろみんな?」
戸澤「いやいや違う」
鷹木「待て戸澤。もし俺が吉野だったら、あれだけのビッグマッチで防衛したんだ。その晩ぐらいは枕元に置いて一緒に寝るぜ。オマエはドリームゲートに愛着がないからそういうことにが起こるんだ。このタイミングでベルトが離れたってことは、ベルトもオマエから離れたがってるんじゃねえのかオイ! 名前だけのチャンピオンなんかいらねえんだよ。俺が力づくで引きずり下ろしてやる」
吉野「おい、信悟オラ、てめえ、言いたいこといいやがってコラ。なんや、俺とT‐Hawkが組んだのが気に入らん? オマエ、自分のこと棚に上げて言うなよ。オマエもよ、あんだけ憎んでるB×Bハルクと一夜限りのタッグ言うて仲良しチームやってたんちゃうか。それにベルト巻いてないことがなんや、ひがむなよ。俺はシングルのトーナメント優勝して、自分の力で取ったんや。たしかにな、ベルトの件は理由はどうあれチャンピオンである以上、俺の不徳の致すところや。それは俺も、オマエに何言われてもしょうがない。責任も感じてる。でもな信吾、なんや、力づくでドリームゲート取るやと? オマエがそう来るなら、俺はきっちり弾き返すだけや。それからな、オマエ、ワールドが終わって京都、神戸、後楽園とよ、こんだけ言いたいこと言って、やりたい放題やってよ、オマエ、モンスターどうするんや、モンスター抜けるつもりなんか?」
鷹木「待て待て。それとこれとは話が別だ(観客「え~」)。黙れ、よく聞け。今までのモンスターはつまらんと言ったけどな、モンスター・エクスプレスは俺と戸澤が2人で始めたユニットだ。オマエは後から入ってきたんだ。やめるならオマエだ(え~)。おお、悪かったな。もっとやめなきゃいけないヤツがいたな、吉野。あの、お笑い三流レスラー、しゃちほこBOYだよ。オマエの同期か。あんなのがいるからモンスターのパワーバランスがおかしくなるんだ。違うか? あんなポンコツよ(ブーイング)聞け、俺は正論を言ってるんだ。あんな、ちょっと運動好きなあんちゃんがよ、リング上がってるからおかしくなるんだよ。今日だっていねえじゃねえか。どこいんだよ。オマエは同期として保護者として、モンスターをやめて、そうだな、チーム仲良しクラブでもやったらどうだ。戸澤、もちろんオマエは俺についてくるよなオイ?」
(戸澤は頭を抱える。)
吉野「オイコラ、オマエ調子のんのもたいがいにせえよ。俺のことはな、なんとでも言えや。でもな、しゃちのことバカにすんのは俺が許さんぞコラァ! オマエがそんなにドリームゲートにこだわるんやったら、ええやないか。信悟、ここは東京や。東京といえば8月16日、大田区があるよな。大田区のビッグマッチで吉野正人対鷹木信悟のドリームゲート、やったろうやないかオラ! 八木さん、どうですか」八木本部長「もうここまでこじれたらやるしかねえだろ。8月16日、大田区総合体育館で吉野対鷹木、ドリームゲートタイトルマッチ決定します!」
鷹木「吉野、ついに俺の望む流がきたな。今年に入ってからずっと俺はストレスがたまってるんだ。そのフラストレーションと怒りと憎しみ、すべてオマエにぶつけてやろうじゃねえか。それと、休憩前の試合見たら分かるように、しょせんリングは弱肉強食だ。強い者だけが生き残る。俺はそれを証明するだけだ。以上」
【吉野の話】「信悟、オマエ調子乗るのもいい加減にせえよ。たいがいにしとけよ。ここまで、京都から後楽園まで、俺もファンの前でここまでいられたら黙ってへんぞ。俺のことは何とでも言えや。なんぼでも聞いたるわ。でもな、しゃちほこBOYを後楽園のファンの前で、GAORAも入ってる、マスコミも入ってる、みんなが見てる前であんなにアミーゴのことをバカにしたんや。タダで済むと思うなよ。大田区でドリームゲートが決まって、アイツが今のどういう思いしてきたのか、アイツが言うた通りかもしれんけど、戸澤もしゃちも俺もみんな自分の力でベルトを取ったんや。そこをイチレスラーがどうこう言うなよ。俺がドリームを取ったのも、キング・オブ・ゲートで優勝して自分の力で1対1でハルクに勝ってベルトを取ったんや。アイツが行動を起こした以上、正直、モンスターがどうなるか俺はわからへんよ。もとに戻るのか分裂するのか、俺にはわからへんけど、8月16日の大田区でドリームが決まった以上は鷹木信悟、オマエをキッチリ吉野正人が弾き返したるからな」
【ハルクの話】「言いたい放題言いやがって。やりたい放題やりやがって。俺は絶対このままじゃ終わらねえぞ。これだけは言っとくぞ。俺は鷹木信悟が大嫌いだ!」
【鷹木の話】「リング上で言ったことがすべて。所詮、プロレスラーは自分の座るザブトンは自分で用意しなきゃダメってことですよ。黙って見てたらチャンスは回ってこない。1年間やってみて思った。のほほんと過ごしてたらチャンスなんて回ってこない。同門対決? 何の抵抗もないよ。ゴングが鳴れば吉野だろうが誰であろうが、とことん潰し合いするだけだ。オレは間違ったことを言ってない。オレの正論を言ってるだけ。吉野、このタイミングでベルトがオマエからなくなったってことは運命だ。これからのリング上は弱肉強食。強い者だけが生き残る」
◇第6試合◇
▼敗戦ユニット解散 サバイバルイリミネーション6人タッグ3WAYマッチ 時間無制限1本勝負
T-Hawk Eita フラミータvs堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 vs 土井成樹 YAMATO サイバー・コング
【退場順】
[1]Xサイバー(22分45秒、堀口のバックスライド・フロム・ヘブン)
[2]X堀口(23分10秒、YAMATOのギャラリア→片エビ固め)
[3]Xフラミータ(27分22秒、土井の首固め)
[4]XEita(29分58秒、ススムのジャンボの勝ち!→エビ固め)
[5]Xススム(32分16秒、土井のV9クラッチ)
[6]×T-Hawk(37分0秒 YAMATOのギャラリア→片エビ固め)
(試合後)
土井「ミレニアルズは今日を持って解散じゃ! ルールはルールや。YAMATOが完全な3カウント取ったやろ! しょせんオマエらクソガキども、オマエらチャラチャラしてカッコつけるだけのグリーンボーイや。髪の毛を派手にしてコスチュームを派手にしたところで、見た目と実力が釣り合ってないんじゃ。このDRAGON GATEのリングは甘くないぞ。オマエら、いま売店にミレニアルズグッズいっぱいあるやろ? オマエら全部買い取れ。当たり前やろ! 笑いごとちゃうわ。オマエらな、それぐらい責任感持ってやれよ! オマエらと俺らじゃユニットの背負ってる気持ちが違うんじゃ。オマエらは明日からミレニアルズカラー、一切使うなよ。ミレニアルズのコスチューム、一切使うなよ。全員黒髪に戻して、黒のショートパンツ一丁でやれ。オマエらに言うことはこれだけや。帰れ。オマエら解散や。よかったな。それはそうと、ジミーズ、なにオマエら余裕かましてんねん。解散まぬがれたからって余裕かましてんねん。特に斎藤了、試合の後半どこいってたんや? リング周り探したけどおらんかったよな。どこに隠れて
たんや? 試合放棄か? 試合放棄は負けに等しいぞ。今日の結果はミレニアルズ解散やったけどな、オマエラも試合放棄や。俺が何言いたいかわかるよな。ジミーズ、オマエラも今日解散しろ。そうやろ! なにがブーじゃ! オマエらな、ジミーズなんかもう見飽きたやろ。オマエらもうやりすぎじゃ。ジミーズはおなか一杯じゃ」
斎了「おい、てめえらいい加減なことばっか言ってんな。オマエらマッド・ブランキーのなかでどういう話ができてんのか俺はわからんけど、終盤、セコンドの誰かに足引っかけられてよ、気付いたらミレニアルズのグッズが置いてある売店の前だったよ」
土井「オマエ、それ試合放棄って言うんや」
斎了「放棄してねえよ! 文句あるんだったらてめえらのセコンドに文句言え! 俺は、これっぽっちも、いや俺もジミーズも逃げも隠れもしてなかったからな」
土井「俺たちマッド・ブランキーも、セコンドは一切手出してへんよなあ!?(ブーイング)オマエ言うたよな、逃げも隠れもせえへんって。じゃあ、しかるべき場所でもう一回決着戦といこうやないか。
斎了「はっきり言え。決着戦ってなんだよ?」
土井「完全決着戦や。今日みたいな3WAYじゃなくて、マッド・ブランキーとジミーズによる決着戦や」
斎了「負けた方がまた解散、解散マッチってことか?」
土井「そうや。逃げも隠れもせえへんって言うたよな!?」
斎了「ちょっと考えてるだけです。まあよ、ジミーズも4年間やってきた。いろんな山、でっかい山も乗り越えてきたよ。この山また、みんな、乗り越えられるよね。OK。オマエらとの全面対抗戦、ジミーズ受けてやるよ。その全面対抗戦はな、3対3とかじゃなくて、チーム全体、俺らジミーズ今いる5人でいかせてもらう。そして、オマエらマッド・ブランキーも5人用意しろ。その中に一人、必ず、問題龍入れろよ!」
土井「ちょちょちょ、ヘイヘイ! いったん下がれ。待て待て。なしなしなしなしなし!」
斎了「ありありあり、ありありありあり!」
土井「なしなしなし!」
斎了「ありありあり!」
土井「なしなしなしなし!」
斎了「ありや! 俺にはさんざん逃げてるって言って、オマエビビってんじゃねえのか?(会場はビビりコール)ここにいるみんな、ジミーズだからよ、俺の味方。そんなオマエにもう一個、思い知らせてやるよ。問題龍入ったこの5対5、イリミネーションなんかじゃねえよ。時間無制限の1本勝負だ!」
土井「待て、もう一回整理するぞ。モンちゃん入れて、時間無制限1本勝負やと? なしなしなし!」
斎了「ありありありあり、ありありありあり!」
土井「オマエラの魂胆はわかるぞ。モンちゃん一気に集中攻撃してワン、ツー、スリー、一瞬終わりやないか。ナメんなよ。さすがにそれは飲まれへん。待て待て。でもな、俺らも逃げはせえへん。5対5、やったるわ。パンチ君はブレイブに集中するとして、こっちの5人は俺、YAMATO、サイバー、プラス、K-ness.、それから…なしなしなし!」
斎了「ありありありあり!」
土井「俺、YAMATO、サイバー、K-ness.…モンちゃんでいったるわ! でもな、1本勝負はなしや。一瞬で終わるやろ。オマエらのモンちゃん入れる条件飲んだってんぞ。今日と同じサバイバルイリミネーションマッチでやるぞ。オマエらモンちゃん一人取ればいいってもんちゃうぞ」
斎了「このリング上、オマエが一番ビビリだってのがわかったよ。まあいいや。俺らの問題龍入れる条件、オマエら飲んでくれたから、しょうがなしだけどな、だから、オマエの言う1本勝負じゃなくイリミネーション、受けてやるよ! 5対5、イリミネーション解散マッチ、来月の後楽園でやってやるからな」
土井「待て待て待て。なんでそんな延ばさなアカンねん。ここ(幕を指差して)があるやろ。来月じゃなくて、来週や。来週の大田区。大田区と言えばこの俺、この俺と言えば大田区、俺はミスター大田区やぞ。ミスター大田区のこの俺が、オマエらの解散にふさわしい舞台、用意したろやんけ
斎了「おい、ちょっと一つ突っ込ませてもらってもいいか。ミスター大田区って自分で言うのもいいけどよ、大田区でなんか輝かしい結果残した? 俺の記憶では、大したことなかったぞ。過去、最近の大田区の結果、ちょと今バーッと言ってみ」
土井「去年はハルクに負けた。その前もCIMAに負けた。勝った記憶はない…ほっとけ! このままいったら解散するやんけ言ってる場合か!」
斎了「どこがミスター大田区だ!」
土井「俺はな、こう見えてもミスター大田区なんや。過去の成績なんかどうでもいいんじゃ! ここまで言うたら、俺も引かれへんやんけ。もう決定でいいよな」
斎了「やってやるよ!」
土井「本部長、決定出してくれよ」
八木本部長「よしそれじゃあ、やってもらおうか。8月16日、大田区総合体育館で、ジミーズ対マッドブランキー、5対5、敗者ユニット解散サバイバルイリミネーションマッチ、決定します!」
土井「モンちゃん気合入ってるぞ! オマエらな、解散が1週間延びただけやからな。大田区で待ってるからな」
斎了「そっくりそのまま、マッド・ブランキー、オマエらに言葉返してやる。オマエらもあと1週間、俺らだてに4年間もやってきてねえんだよ。4年間、ジミーズを応援してくれるファンの皆さんと一致団結、オマエらを解散に追い込んでやるからな」
(マッド・ブランキーとジミーズが退場すると、CIMA&Gamma&フジイが登場。)
CIMA「T‐Hawk、Eita、ミレニアルズ、悔しいか。悔しいかコラ(とT‐Hawkを蹴る)。いいか、今日のビッグR清水と同じく、これが屈辱感や。屈辱感を味わって這い上がって来たもんがこのDRAGON GATEの最前線を生き抜くんや。でもな、オマエら俺らからこれだけ言うといたるわ。去年、この後楽園でベテラン軍とミレニアルズやって、T‐Hawk、オマエに俺が負けてベテラン軍解散させられて、そのあと、子どもたちが選ぶダーツでマッド・ブランキーに入り、半年もしないうちに追放され、場外に飛べば相手がいない。コンクリートに顔面打ち付けて、鼻を折り、歯を折り、金網マッチではまたオマエに負け丸坊主にされた。でもな、いろいろあったけど、今このリングである意味一番エラそうにしてるのは俺ら3人やからな。これがレスラーのヒストリーや。でもな、オマエラの屈辱は、地獄は、まだこれでは終わらんからな。T‐Hawk、Eita、それから、今日けちょんけちょんにされたビッグR清水、オマエら超新世代か、オマエら3人で俺ら3人の持ってるトライアングルのベルトに挑戦してこいや。どうや?」
T‐Hawk「CIMA、俺とEitaは先日の神戸ワールドで、Eitaはブレイブ、そして俺は夢に見た神戸ワールドのメインでドリームのタイトルマッチやらせてもらったよ。その最高の舞台に立って、まだ1カ月もたってない。それで、2年間やってきたミレニアルズ、ここで解散するとは夢にも思ってなかった。清水だってそうだ。鷹木にはけちょんけちょんに言われ、俺たちは見ての通り解散だよ。でも! その、けちょんけちょんになった俺たちが、今、手を組んだら、もしかしたらまた違う未来が見えるかもしれない。オマエらの持ってるトライアングルのベルト、俺とEitaと清水に挑戦させろ!」
CIMA「今ビッグR清水がボコボコにされて、ミレニアルズが解散した。オマエら大ピンチや。大ピンチや、崖っぷちや。でも崖っぷちやからこそチャンスがあるんや。チャンピオンチームの俺らが言うのもなんやけどな、俺らが元気なうちにボコボコにやり返して、オマエらがこのベルト、奪い取って見ろよ。俺らは逃げも隠れもせんからな。でもな、一つだけ言うとくぞ。オマエ、清水と組んで、オマエら3人の先に明るい未来があるかもしれんやと? オマエラに待ってるのは、さらなる地獄や。特にT‐Hawk、オマエに言っとく。神戸ワールドのファイナリスト、メイン取ったオマエには言っとくぞ。オマエ一人が上に上がるか、みんな引き連れて上に上がるか、全員沈むか、答えは3つや。大田区、楽しみにしとくぞ」
(CIMAらは退場。)T‐Hawk「僕たちにとってはすべていい経験でした」
Eita「まあ今、CIMAに言われたけどよ、今日はミレニアルズ、解散してしまいましたが、最後の1秒までT‐Hawkの応援、いや、ミレニアルズの応援してくださったみなさん、ありがとうございました。今、先輩たちにボロクソ言われましたが、ミレニアルズは解散しても、まだ自分たち個人個人は潰れてませんから。どんだけ先輩に言われても、どんだけ潰されても、俺たちは必ず死にもの狂いで、またてっぺん目指して這い上がっていきます」
T‐Hawk「ミレニアルズ、中入ってくれ」(メンバーがリングへ。KotokaだけはミレニアルズTシャツを脱ぎ捨てて一人で退場。)
T‐Hawk「並んでくれ。並べ。後楽園ホールのみなさん、見ての通り今日、ミレニアルズは2年間の期間をもって解散します。今まで応援してくれた特に同世代のファンの方々、でもそれ以上にその上の世代のファンの方々には煙たい存在だったかもしれませんが、僕たちにとってはすべていい経験でした。ありがとうございます。僕たちは今まで一緒にやってきましたが、これからは、いや、明日からは、全員敵だ。だけど、DRAGON GATEにいるぞ。未来の舵は皆でともに取っていこう。大田区まで残りわずかですが、まだまだ俺たちは下を向いちゃいられない。DRAGON GATEの未来のためにも、これから全員で頑張っていきますので、これからもDRAGON GATE、そして若い世代に熱いご声援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」
DRAGON GATE後楽園大会のメインはミレニアルズ、ジミーズ、マッドブランキーの3ユニットがユニット解散をかけて3WAYマッチで対戦、まず先手を奪ったのはジミーズ、堀口に髪が宿りサイバーをバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪ったが、すぐさまYAMATOがギャラリアで堀口から3カウントを奪い、次に土井がフラミータをマスクを剥いでからの丸め込みで3カウント、続いてススムがEitaにジャンボの勝ちを決め3カウント、ミレニアルズはT-Hawkだけとなってしまう。ジミーズはススムが先に退場したサイバーのボックス攻撃を浴びるが、構わず土井に、ジャンボの勝ちを決め、もう一発を狙ったところで土井がV9クラッチで丸め込み3カウント、ジミーズも斎了だけとなる。
共に1人だけとなった斎了とT-Hawkは共闘して土井を捕らえるが、問題龍が斎了を場外へ出して、そのまま拉致してしまうと、土井とYAMATOが孤立したT-Hawkに集中攻撃を浴びせ、最後はT-Hawkのナイトライド狙いをYAMATOがスリーパーで捕獲してからのギャラリアで3カウントを奪いミレニアルズの解散が決定となった。
試合後にCIMA、フジイ、GammaらがT-Hawk、Eitaにコスチュームを忘れてしまうという失態をし、CIMAらに制裁された清水と組んでトライアングル王座への挑戦を持ちかけると、ミレニアルズが全員揃って挨拶となるはずが、第2試合でラフファイトでKzyを破ったKotokaだけは退場、仮に存続したとしてもKotokaはミレニアルズから離れるつもりだったのかもしれない。
ミレニアルズはメキシコ武者修行を終え2013年8月に華々しく凱旋するも、T-HawkやEita、フラミータは活躍したが、キャラで売り出したヨースケはともかくとして、U-Tや後から合流したKotokaやエル・リンダマンが伸び悩み、またツインゲートやトライアングル、ブレイブ王座は奪取しても頂点であるドリーム王座は奪取できなかったことを肝上げるとユニットとしては頭打ちの状態だったのでは思うし、今後のことを考えるとミレニアルズはこの辺で潮時だったのではと思う。
また運良く首の皮一枚繋がったジミーズは16日の大田区大会で解散をかけて、マッドブランキーと5vs5のイリミネーションマッチで再び対戦することになった。
またセミの吉野、ハルク、鷹木による3WAY戦は、鷹木がイスでハルクの腕を破壊し、掴みかかる吉野や宥める戸澤をも振り払うなどして大暴れし、最後も吉野をデスバレーボムで蹴散らしてから、ハルクをバンピングボンバー、パワーボムと畳み掛けてからバンピングボンバーでダメ押しして鷹木が勝利、試合後は吉野に対して三行半を突きつけてドリーム王座へ挑戦を表明し戸澤を連れて退場したが、鷹木の振る舞いに戸澤も戸惑いの色を隠せなかった。
モンスターエキスプレスは空中分解寸前となったが鷹木に試合振りを見ても、何かが吹っ切れた感じもするし、以前のような重圧というものも感じさせなくなった。完全に吹っ切れたの鷹木を侮ると吉野も大ヤケドするのではと思う。
16日両国では新日本プロレスがG1最終戦を迎えるが、対するドラゲーも吉野vs鷹木、マッドブランキーvsジミーズの敗者解散マッチ、ミレニアルズ残党の今後などテーマを掲げてきた。そういった意味では今回の後楽園はまだ嵐の前の静けさ、本番は大田区なのかもしれない。 -
神戸ワールドを終え新展開!荒れる鷹木に、またまた崖っぷちのジミーズ
8月2日 DRAGON GATE「SCANDAL GATE in KOBE」兵庫・神戸サンボーホール 1000人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
B×Bハルク ○望月成晃 Kzy(7分51秒 片エビ固め)サイバー・コング 問題龍 ×パンチ富永
※ハルクとのダブル・ファーストフラッシュ
◇第2試合◇
▼30分1本勝負
○Gamma(7分16秒 体固め)×ビッグR清水
※ガンマスペシャル
◇第3試合◇
▼30分1本勝負
ドラゴン・キッド ○スペル・シーサー(8分46秒 ヨシタニック)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・神田
◇第4試合◇
▼30分1本勝負
CIMA ○ドン・フジイ(16分46秒 HIMEI)×Eita Kotoka
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]○土井成樹 YAMATO(21分8秒 エビ固め)[挑戦者組]ジミー・ススム ×斎藤“ジミー”了
※バカタレ・スライディングキック
☆土井&YAMATOが2度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
戸澤陽 ○鷹木信悟(18分17秒 体固め)吉野正人 XT-Hawk
※パンピングボンバー
(試合後)
鷹木「よし、誰がどう見ても鷹木信悟の大勝利だ。こんな試合、スペシャルタッグマッチと言われてるかもしれないけど、こんなのただのタッグマッチだからな。ところで吉野、T-Hawkと組んで今日どうだったんだ? 楽しかったか? 仲良しクラブは堪能できたか? オマエは以前、T-Hawkに向かって出る杭は打つんじゃなくて、杭は出る前に打つと表現したな。だが、そこには大きな間違いがある。コイツにはそんな価値はねえよ。杭なんてもったいねえよ。見てみろ、コイツの髪の色。そうだな…爪楊枝がちょうどいいんじゃねえか。オマエのことだ、聞いてんのか? この負け犬が」
吉野「ちょっと待てよ。今まではな、同じユニットのメンバーと思って押さえてたけどな、これだけのファンの前でこんなこと言われて黙ってられると思うなよ。信悟、いい加減にせえ、コラッ! 調子に乗るのもたいがいにせえよ」
(ここでハルクが登場)
ハルク「おい鷹木、ムチャクチャなこと言いやがって。何がやりてえんだ。俺はオマエのそのジャイアンぶりにはうんざりなんだよ。この自己チュー野郎が!」
吉野「おいハルク、オマエどういうつもりや。今俺がコイツと話してるんや。下がってろ」
ハルク「黙れ、吉野。オマエがしっかりしてねえから、この自己チューの鷹木信悟がでかいツラしてるんだろうが。しっかりしろ!」
鷹木「おい自己チューで悪かったな。ジャイアンと俺を一緒にするな。オマエは何がしてえんだよ。オマエがいちばん何がしてえかわからねえんだよ。俺にケンカ売ってんのか? 吉野にケンカ売ってんのか? そこんところハッキリさせろ」
ハルク「ケンカを売るだと? もう一回言っとくぞ。俺はオマエが大嫌いなんだよ。それだけだ」
鷹木「おい、そんなことを言いにわざわざきたのか? 吉野にケンカ売りにきたのか? 俺か? そこんところハッキリさせろ」
ハルク「これだけは言っとくぞ。俺はオマエが大嫌いだ」
鷹木「コイツはターミネーターか? 同じことしか言わなくてよ。どうせオマエは誰にケンカを売っても、俺だろうが吉野だろうが、なあ吉野、オマエ得意の試合後に一夜限りのタッグを組もうって言うんだろ。そうはさせねえからな。オマエが誰にケンカを売りにきたかさっぱりわからねえが、とにかくヤル気はあるということだな。だったらシングルじゃねえ、どうせやるなら3WAYでやろうじゃねえか」吉野「オマエその前に今なんて言った? 一夜限り? オマエは昨日の京都で一夜限りはつまらんの何の言ってたな。オマエは過去に一夜限りと言ってここにいるハルクと何回組んだんや?」
鷹木「違う違う。それは誤解してるぜ。俺がコイツのことなんか信用するわけねえだろ。こんなヤローはただ利用しただけだ。ここの間に絆なんか1パーセントもねえんだよ」
ハルク「絆がないだと? それはこっちのセリフだよ。いいか、これだけは言っとくぞ。俺はオマエが大嫌いなんだよ。3WAYだろうがなんだろうがやってやるよ。いいか、鷹木、俺はオマエが大嫌いだ」
吉野「なんでハルクが入ってきたかようわからんけど、こうなった以上は引くに引けないからな。吉野正人vs鷹木信悟vsB×Bハルクの3WAYやったろうやないか」
鷹木「モンスターどうこうは関係ねえぞ。仲良しクラブはうんざりだ。これからはシリアスにいくから覚悟しとけ」(鷹木退場)
ハルク「鷹木信悟だろうが、吉野正人だろうが、3WAYだろうが、なんだってやってやるよ。これだけは言っとく。鷹木、俺はオマエが大嫌いだ。やるならとことんやってやるからな」(ハルク退場)
戸澤「吉野さん、ボクどうしたらいいですかね。すいません、ボクも帰らせていただきます。失礼します。俺は鷹木信悟が大好きや!」(戸澤退場)
吉野「元はと言えば俺がT-Hawkと2週間前の神戸ワールド記念ホールでドリームゲート戦を闘って、あれだけの試合をしたから俺がT-Hawkに一度タッグを組んでみないかと言って今日のタッグが実現したわけやけど、最後はあんな感じになってしまったけど、今日は組んでくれてありがとう」
T-Hawk「吉野さん、ワールド明けて今日一夜限りのタッグ、結果は負けました。でも、まだ自分たちは8月6日、後楽園ホール、ミレニアルズを懸けて解散マッチもまだ残ってる。ここは絶対に落とせない。まだまだ自分は上を向いてやっていきます。そして今日はタッグ結成ありがとうございました」
吉野「T-Hawk、今も散々リング上で一夜限りの話が出てたけど、俺とオマエが組むのは一夜限りや。俺はモンスター・エクスプレス、オマエにはミレニアルズがある。オマエが言ったように解散マッチもあるやろう。そこはハッキリ言うて俺が知ったことじゃない。そこはオマエらの闘いや。俺が入ることではない。一夜限りと言ってもまだ七時半や。日は変わってない。俺が一人で締めるのもなんやから、T-Hawk、オマエも一緒にこの締めやってくれや。それから皆さんご存じだと思いますけど、ベルトの件でお騒がせしてますけど、ドリームゲートのベルトがああいうことになって、チャンピオンとしてこのままベルトがないわけにもいかないし、タイトルマッチをやらないわけにもいかない。今会社の方では新しいベルトを作ってるみたいなんで、それまでの間、この5年前に封印したベルト、旧ドリームゲートのベルトを持って俺はリングに上がりたいと思います。2010年の7月のワールド記念ホールで俺が初めてドリームを巻いた時のベルトがこのベルトでした。でもその翌日にベルトをリニューアルするということで結局巻いたのはそのワールドで勝ったあとの1回のみでした。それ以来、巻くことなく5年間眠ってたベルトですけど、このベルトも出てきてくれたんで、皆さんにはいろいろご心配をおかけしましたけども、温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。それから昨日から新しい闘いが始まって大会名がスキャンダルゲート。昨日からいろんなことが各試合ごとに起きてますし、今日の試合後もああいう感じになってましたけど、T-Hawkも解散マッチもあるし、次、神戸でやるときは9月26日と27日のサンボーホール2連戦ですけど、そこでは状況が大きく変わってる可能性もありますけども、ドラゴンゲートはドラゴンゲートらしくやっていきたいと思います。せっかく2人で組んだんだから最後はサイン会も一緒にやろう。これからも新しい闘いが始まったドラゴンゲート、目を離さずにこれからもついてきてください。今日はありがとうございました」7・20神戸ワールド大会後にオープン・ザ・ドリームゲートベルトが紛失していたことが明らかになるなどトラブルがあり、また8・1京都大会では吉野とT-Hawkが一夜限りのタッグを結成することで鷹木が不満を爆発させるなど荒れるドラゲー、2日の神戸サンボー大会では吉野とT-Hawkのタッグが実現し、戸澤&鷹木組と対戦するも鷹木はイスや凶器を使って吉野を攻めるなど大荒れの展開となり、中盤は吉野とT-Hawkの連係も決まるが、最後はT-Hawkが捕まり鷹木がMADE IN] JAPANからのバンピングボンバーで勝利を収め、試合後も鷹木がT-Hawkを罵倒する。
鷹木の態度に吉野が怒り、ハルクも入って鷹木を非難、6日の後楽園では吉野vsハルクvs鷹木の3WAYマッチが行われることになり、戸澤も鷹木に追随する形で退場、また紛失したドリームゲート王座に関しては旧ベルトを代用することになった。
鷹木は昨年11月の大阪大会ではハルクが戸澤と一夜限りのタッグを持ちかけた際に、TV解説を務めた鷹木が「はっきり言って仲良しクラブみたいで虫唾が走るね、オレはこんなの見たくないね」と批判的な態度を取り、モンスターエキスプレス離脱かと思われたが、12月にハルクが鷹木を破ったことで、鷹木は抜きかけた刀を一旦矛に納めたが、敵対するミレニアルズのT-Hawkとタッグを組む吉野に対して、また鷹木が自論を掲げて不満を爆発させた。
またセミではマッドブランキーの土井、YAMATOが保持するツインゲート王座にジミーズのススム、斎了が急遽挑戦。試合はススムのジャンボの勝ちの援護を受けた斎了がYAMATOにダブルクロスを狙うも、脱出したYAMATOがスリーパーで捕獲してからギャラリアを喰らい、土井のバカタレ・スライディングキックの前に力尽きた。ジミーズも6日の後楽園ではマッドブランキー、ミレニアルズとユニット解散をかけた3WAY6人タッグ戦が控えている、ツインゲートを獲得して弾みをつけたかったが、奪取ならずでまたジミーズは崖っぷちに立たされる結果となった。
荒れる鷹木に3ユニットが解散をかけて後楽園で激突するが、全ての鍵は鷹木が握っている感じがする、鷹木次第では3ユニットの行方や16日大田区のカードも決まるのでは・・・ -
世代交代ならず・・・吉野がT-Hawkを降しドリーム王座を死守!
7月20日 DRAGON GATE「KOBEプロレスフェスティバル2015」神戸ワールド記念ホール 9650人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○スペル・シーサー しゃちほこBOY マイク・サイダル(6分55秒 ヨシタニック)U-T Kotoka Xエル・リンダマン
◇第2試合◇
▼30分1本
○“ハリウッド"ストーカー市川 ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン ヨースケ・サンタマリア(8分20秒 イナバウアージャーマンスープレックスホールド)K-ness. サイバー・コング 問題龍 Xパンチ富永
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本
[第27代王者]○戸澤陽(15分49秒 パッケージジャーマンスープレックスホールド) [挑戦者]XEita
☆戸澤が5度目の防衛に成功
【戸澤の話】5回目の防衛ができてよかった。ワールドで防衛できたことを光栄に思うよ。オレから逆指名したけど、ちょっともの足りないんとちゃうか。アイツら、口だkとちゃうか。オマエらの世代はもう飽きたわ。まだ元気なオッサンたちがおる。オレは永久王者や」
【Eitaの話】「負けは負け。まだ戸澤がチャンピオンのうちにもう一回挑戦して、次は必ず取ってやる」
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ 60分1本
○鷹木信悟 田中将斗(17分11秒 エビ固め)XBXBハルク ビッグR清水
※パンピングボンバー
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合・6人タッグ3WAYマッチ 60分勝ち残り戦
[第54代王者]○CIMA ドン・フジイ Gamma(28分18秒 エビ固め)[挑戦者組]望月成晃 ドラゴン・キッド XKzy
※メテオラ
☆CIMA&フジイ&Gammaが初防衛に成功
①[挑戦者組]望月成晃 ドラゴン・キッド Kzy(25分15秒 ウルトラウラカンラナ) [挑戦者組]堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー"了 ×ジミー・ススム(試合後)
CIMA「ドラゴンゲート名物のお祭りマッチ、楽しんでもらえましたか? ハチャメチャやけど、これもあれもドラゴンゲート。これで世界を回ってます。これからツインゲートは世界最高峰のハイフライヤー、メインのドリームゲートは吉野とT-Hawkの世代闘争。オレらの世代もまだまだ負けてないよな。あと2試合、最高に盛り上がっていこう」
【望月、Kzyの話】
望月「いい試合はできたと思う。Kzyのがんばり。一人20代で入ってさ。最後はがんばったよ。クロスファイア―食らって、メテオラ食らって。あんまりこういうことを言いたくないけど、さわやかな祭典に相応しい試合ができた。あとはKzyがしゃべってくれ」
Kzy「もうちょっと一泡吹かせてやりたかったけど、返していくのが精いっぱいだった。次はもっと一泡吹かせられるように自分の楽しんでDRAGON GATEのリングでがっつりアップしていくからよ。よろしくちゃーん」
【堀口、ススムの話】
堀口「今日のタイトルマッチはジミーズにとっても大切だったけど、頭の片隅に次の(8・6)後楽園の解散マッチがあったのは事実です。それで気が散ったというか、若干プレッシャーがあった。解散マッチは大事。気持ちを切り替えよう。まだメンバー決まってないけど、KAGEの戻ってくる場所をなくすわけにいかないんで」
ススム「あぁーくそー」
【CIMAの話】「途中で戦線離脱したけど、終わりよければすべてよし。やっと初防衛。年に一度の祭典で防衛できてよかった。トライアングルには歴史の詰まった、3WAYの名場面が出てきたけど、最後はきっちり決めた。次の(8・6)後楽園で解散マッチするユニットが3つあるけど、オレらはミレニアルズに解散させられて今は名前がない。けど、ある意味、ディアハーツよりもジミーズよりもまとまってるんじゃないかなって意見もメールできます。今はチャンス。若い世代、今バリバリの世代、ベテラン世代、外国でも誰も挑戦を受けましょう。今、3人、一番脂が乗ってるかもしれない。フジイさんも飛んでたし。これだけのお客さんに見てヤンヤ言ってもらって、オレたちが2回、3回と防衛していきま
しょう。防衛したあかつきにはひと文字ずつユニット名を発表していきます。市川さんも入れましょう。今日も勝ってるんで。ジミーズ、ディアハーツ、何回でもやろうやないか。オレらは3人しかいない。オレら3人が負けたら終わり。とりあえず祭典ではオレらの勝ちだ」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本
[第54代王者組]土井成樹 ○YAMATO (24分44秒 片エビ固め)[挑戦者組]Xリコシェ
マット・サイダル
※ギャラリア
☆土井&YAMATOが初防衛に成功【土井、YAMATOの話】
土井「見ての通りや。最高の相手やったな。世界最高のスーパースターのマット・サイダルと、世界でも通用するハイフライヤーのリコシェから取ったんや。初防衛の土井&YAMATOのいいスタートが切れたな。次の挑戦者はプレッシャーやぞ」
YAMATO「相手いないんじゃないか?」土井「マット・サイダルとリコシェを倒したんやぞ。そのあとや、それなりの試合をせなあかんもんな。来年の神戸ワールドで十何回目かの防衛戦やってやるぞ」
YAMATO「いいねえ」
土井「これでいい年越せるな」
YAMATO「いい年越せるってか、土井ちゃん!」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本
[第21代王者]○吉野正人(30分23秒 ソル・ナシエンテ改) [挑戦者]XT-Hawk
☆吉野が初防衛に成功
(試合後)
吉野「神戸、ドリームゲート防衛したぞ!(吉野コールに対して)ありがとうございます。いやあ、この神戸ワールドのメインイベントで若いT-Hawkとやりましたけども、正直メチャクチャ、キツかったです。T-Hawk、俺は(試合前の)ステージで、メインのインタビュー受けたとき、オマエは俺より10歳下、キャリアも10年下。ということはオマエ25歳で、キャリア5年や。T-Hawk、オマエとんでもないヤツやないか。闘う前はオマエのことをクールにやってるのかなんなのか知らんけど、ユニット作って若いヤツらでチャラチャラやって、ただカッコつけてるだけのヤツかと思ったけど、今日のオマエはチョップひとつにしても気持ちが入ってて、メチャクチャ効いた。オマエは素晴らしいレスラーや。でもな、世代の話になったらそれはまた別や。俺も今このベルトを持ってこのリングの中心に立ってる以上は、まだまだオマエに譲るわけにはいかんのや。確かに25歳で若いかもしれんけど、世間一般で言えば俺も35歳や、まだ若いやろ。俺まだ35ですよ。まだまだやれますよ。まだまだT-Hawk、オマエに譲るわけにはいかんけど、今日闘ってみてオマエにひとつ提案したいことがある。今日はこの神戸ワールド記念ホールのメイン、ファイナリストの2人としてドリームを懸けて試合したけど、今日T-Hawkとこれだけの試合をやって俺はひとつ思った。オマエは今ミレニアルズに所属してるやろ。俺はモンスター・エクスプレスに所属してる。でもな、ひとつユニットのことは置いといて、今日ドリームゲートのチャンピオンとドリームゲート挑戦者、一夜限りでもいい。俺とオマエでタッグを組んでみないか。どうですか、皆さん。T-Hawk、これは俺の気持ちや。オマエの気持ちを聞かせてくれや」
T-Hawk「まずはじめに吉野さん、今日はメインイベント、ドリームゲートタイトル戦、闘ってもらってありがとうございました。俺には見ての通り、ミレニアルズにいる。でもその大黒柱として、吉野さん、あなたと組んでもう一歩成長して、ミレニアルズの次のステージに上げれるなら、自分でよければよろしくお願いします」
吉野「T-Hawk、ありがとう。そういうことなら話は早いほうがええわな。ここはどこや。ここは神戸やな。次の神戸大会はいつや。8月2日やな。ここで吉野正人&T-Hawk組、皆さんどうですか。T-Hawk、神戸のお客さんがこれだけ温かい声援をくれた。ユニットのことは置いといて、一夜限りになるかもしれんけど、よろしく(と握手を交わす)。そして最後にT-Hawk、ありがとう。皆さん、T-Hawkに温かい握手をお願いします(T-Hawk退場)。神戸の皆さん、あらためましてありがとうございました。皆さんの応援のおかげでこのドリームゲート初防衛することができました。ありがとうございます。今年ちょっと個人的なことになりますけども、年明け、新年早々、ノドの病気で2カ月ほど欠場しまして。今年、デビュー15周年を迎えるんですが、その出だしがいきなり欠場から始まってどうなることかと思いましたが、復帰してからすぐにしゃちくんとツインゲートのベルト取って、シングルプレーヤーとしてはキング・オブ・ゲート、シングルのトーナメントで優勝して、先月はハルクからこのドリームゲートを取って、そして今日この神戸ワールドのメインのリングに立ってT-Hawkを相手に防衛することができました。今までこのドリームゲート、3回巻いてますけども、今までは俺と同じ世代の選手だとか、俺より上の世代の選手に挑戦する立場でしたけど、今日若いT-Hawkの挑戦を受けて、あらためて重みを感じました。吉野正人とT-Hawkでドリームゲート戦、神戸のメインでやって、もしかしたら不満がある選手がいてるかもしれへんけど、そういう選手がいればどんどんこのベルトを取りにくればいい。俺は見てのとおり体も小さいけど、このドリームゲートのベルトを3回取って、今このドラゴンゲートの中心に立ってます。体は小さくても俺はこのドラゴンゲートで不動のチャンピオンを目指します。」
【吉野の話】「T-Hawkは闘う前には、アイツの闘いには感情がないとか気持ちが入ってないというようなことを言ったけど、その発言がアイツに届いていたかどうかわからんけど、今日のアイツの一発一発にはすごく気持ちが入っていた。今までの、ただでさえアイツの痛いチョップが今日は何倍にも痛く感じたし、それだけアイツもこの神戸ワールドに懸けてた部分っていうのがありますけど、リング上で言った通り世代の話になったら別なので。俺はこのドリームゲートのチャンピオンとして。15年やってるんでね。まだまだそう簡単に時代は譲るわけにはいかない。それからひとつ提案したけど、T-Hawkが組んでくれるというので、8月2日の神戸サンボーホールで一夜限りのユニットを超えて吉野正人&T-Hawk組
をやらせてもらいます。今日を乗り越えたアイツとならいいものを見せれると思うんで、8月2日のサンボーを楽しみにしといてください。個人的になりますけど、今年でデビュー15年、9月2日には地元で迎えますけど、俺は確かに体は小さいですよ。でもこのドリームゲートを3回巻いたし、今ドラゴンゲートの頂点は吉野正人で間違いないでしょう。俺はこれからこの小さい体を武器にして不動のチャンピオンを目指します」
DRAGON GATE年に1度の本拠地・神戸ワールド大会のメインは吉野vsT-Hawkによる世代交代をかけたドリーム選手権、先手を奪ったのは吉野、コウモリからセカンドロープにT-Hawkを固定し場外ダッシュのドロップキックを放ち、更に鉄柱に左腕を叩きつけから腕攻めを展開、リングに戻ってからは右腕も攻めるなど両腕攻めでT-Hawkのパワーを封じにかかる。
先手を奪われたT-Hawkだったが右腕での逆水平を放つが両腕殺しが効いているせいか、自身にもダメージが、それでもジャベを駆使して吉野の首を攻めて流れを変えようとするが力が思ったように入らずロープへ逃げられてしまう、だがT-Hawkは突進する吉野をキャッチしてツームストーンパイルドライバーで突き刺すが、吉野が追撃を許さず、T-Hawkのリーブロックをドロップキックで迎撃した吉野がT-Hawkを場外へ追いやった後でコーナーからのケブラータを発射、リングに戻ってからはスリングブレイドと流れを変えるも、T-Hawkはアギラ、ウラジゴクと返して譲らない。
吉野は超滞空ミサイルキックからフロム・ジャングルへと捕獲するが、T-Hawkは強引に持ち上げて脱出しライガーボムで叩きつけるが、コーナーでの攻防を吉野が雪崩式スリングブレイドで制するとT-Hawkは一瞬だが視点が定まらず意識が飛ぶ、逆水平合戦を誘った吉野は腕吉野からソル・ナシエンテで捕獲し勝負に出るが、T-Hawkが強引に持ち上げてブレーンバスターで脱出、だが吉野はリバースパワースラムからのソル・ナシエンテで捕獲するも、またT-Hawkが強引に持ち上げて脱出しパワーボムで叩きつける。
T-HawkはアギラからBTボム、ナイトライドを連発するが吉野がクリアするとT-Hawkのベラクルス狙いを吉野が横十字固めで切り返してから丸め込み技を連発、そしてトルベジーノを連発してからソル・ナシエンテで捕獲するとT-Hawkは強引に脱出を図るが、吉野がソル・ナシエンテ改へ移行しT-Hawkは無念のギブアップ、吉野が王座を防衛した。
また第3試合ではEitaが戸澤の保持するブレイブ王座に挑戦し腕攻めで戸澤を苦しめるが戸澤がトペやダイビングセントーンなどダイナミックな技で流れを変える、戸澤はパッケージジャーマンで勝負に出るが、クリアしたEitaはNumero Unoを決めるも、完璧に決めることが出来ず、最後は戸澤がデットリフトジャーマン、パッケージジャーマンと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛した。
結果的にはミレニアルズが敗れ世代交代に失敗、勢いはあったが所々でキャリアの差を見せつけられていた。
試合後には吉野がT-Hawkの健闘を称え、T-Hawkも潔く敗戦を認めた上で吉野が一夜限りのタッグを要請し8月の神戸サンボー大会で実現が決定となったが、ミレニアルズの天下獲りはゼロからの出直しとなる。
またセミのツインゲート選手権は挑戦者組のリコシェ&マットが空中戦で翻弄し、土井&YAMATOを苦しめ、二人同時のシューティングスタープレスで勝負あったかに見えたが、セコンドのマットブランキーがカットに入りカウント3が入らない。
これで流れを変えた土井組はリコシェに集中攻撃を浴びせ、ペナドリラーを狙ったリコシェにYAMATOがスリーパースープレックスで投げてから、土井がバカタレスライディングキック、YAMATOがギャラリアを連発して3カウントを奪い王座を防衛。
トライアングル王座をかけた3WAY戦はまずキッドのウルトラウラカンラナがススムに決まって3カウントを奪いジミーズが脱落、ベテラン軍はKzyを捕らえ最後はフジイのノド輪落としの連発からCIMAがクロスファイヤー、メテオラで3カウントを奪い王座を防衛した。 -
吉野正人が新技でハルクを降しドリーム王座返り咲き!そして次期挑戦者にT-Hawkを指名!
6月15日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE in HAKATA2015」 福岡・博多スターレーン 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○土井成樹 YAMATO K-ness 問題龍(14分55秒 エビ固め)Eita ヨースケ・サンタマリア ×U-T エル・リンダマン
※バカタレ・スライディングキック
◇第2試合◇
▼20分1本
○ジミー・神田(6分29秒 体固め)×パンチ富永
※琉’s
◇第3試合◇
▼30分1本
○T-Hawk kotoka(14分20秒 エビ固め)望月成晃 ×ビックR清水
※ナイトライド
◇第4試合◇
▼45分1本
鷹木信悟 ○戸澤陽(14分26秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド)ドラゴン・キッド ×Kzy
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定戦 60分1本
○CIMA ドン・フジイ Gamma(23分0秒 エビ固め)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了
※メテオラ
☆CIMA、フジイ、Gammaが第54代目王者となる
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権 60分1本
[挑戦者/KING OF GATE2015優勝者]○吉野正人(29分25秒 15thANNIVERSARY)[第21代選手権者]×B×Bハルク
☆吉野が第22代目王者となる
(試合後)
ハルク「吉野さん、オレの8回目の防衛戦…今までこのDRAGON GATEのリングで7回防衛できたことを誇りに思います。このドリームゲートのベルトとともに成長できた。また無理やりにでもその夢の扉、オレが開いてやるからな。最後の相手がアナタでよかった」(と言い残して、大「ハルク」コールの中で退場。)
吉野「ドリームゲートのベルトを7回防衛したのはすごい。過去にドリームゲートを2度巻いたけど、7回防衛することはできなかった。ハルク、オマエは強い。でも、それ以上に吉野正人の方が強いんや(続いて、戸澤と以下のようなやり取り。)今回でドリームゲートのベルトを巻くのは3回目。何回巻いてもメチャクチャ重たくて、輝いていて、価値のある最高のベルトや! キング・オブ・ゲート優勝して、ハルクに挑戦権もらって、神戸ワールドまであと1カ月というところできっちりひっくり返した。戸澤がブレイブゲートを持ってる。神戸ワールドのメインにこのベルトを巻いて立つことが決まりました。次の挑戦者は誰やという話になりますね」
戸澤「昨日、挑戦者出て来いって言ったら、誰も出てこなかった。DRAGON GATEはヘタレばっか。でもね、オレは一人。逆指名したい選手がいる」
吉野「それは奇遇だな。オレも逆指名したい選手がいる。よく出る杭は打つって言うけど、このリングでは杭が出る前に打つ。オマエが逆指名する選手を聞かせてもらおうか」
戸澤「オレが逆指名する選手はEita!」
吉野「Eitaか。オレが逆指名するのはT-Hawk! 出て来いや!!」
(ミレニアルズのテーマ曲に乗って、T-HawkとEitaがリングに登場。)
戸澤「Eita、7月20日の神戸ワールドの挑戦者にオマエを逆指名する。勘違いするな。オマエと熱い試合をするとかいい試合するとかじゃない。復帰してからミレニアルズで一番調子に乗ってるオマエを叩き潰したいだけ。オマエみたいなチャラチャラしたヤツが大嫌いなんや。オマエはいてもおらんでも同じ。オレのブレイブのベルトに挑戦する勇気はあるのか。オレの逆指名受けるのかはっきりしろ」
Eita「おい、戸澤。オレはオマエよりも若さがある。そして、メキシコでサバイバルしてきた勇気もある。受けてやろうじゃないか」
戸澤「わかった。サバイバルしてきたのはオマエだけちゃうんや。いいか、7月20日、二度とオマエがオレに生意気な口を聞けないようにしてやる。覚悟しておけ」
吉野「これでブレイブの挑戦者はEitaに決まった。次はT-Hawk、オレと話しようか。ミレニアルズ、メキシコから帰ってきて、会社から期待されて、ファンに期待されて、チヤホヤされてるけど、勘違いするなよ。オマエはこのドリームゲートをオレが巻いてる限り、いや、吉野正人っていうレスラーがこのリングにいる限り、オマエらの思い通りにならん。オマエらがチヤホヤされるほどオレは燃えてくる。オマエに7月20日、神戸ワールドのファイナリストとして立つ覚悟があるなら、上がってこいや!」
T-Hawk「逆指名、ビックリしたよ。正直言って、初めて興奮で足が震えたよ。こんなに足が震えたのは高校生の甲子園球場以来だ。オマエにはオマエの意地がある。オレにはオレの意地がある。逆指名ありがたく受けさせてもらおうじゃないか」
吉野「オマエが立つ舞台は7月20日、神戸ワールドのメイン。それぐらいでガクガクしてるなら、本番はもっとガクガクするんちゃうか。さっきも言ったように杭は出る前に打つ。ドリームゲート王者の吉野正人が神戸ワールドという最高の舞台でオマエをきっちり弾き返してやるからな」
T-Hawk「吉野、オマエは出てる杭だ。出てる杭は打つんじゃない。引っこ抜く。Eitaがブレイブ、オレがドリームゲートのベルトを必ずオマエの腰から引っぺがしてやる。7月20日、楽しみにしてるぞ」
(T-HawkとEitaが退場)吉野
「これでワールドのカードが2つ決まったな。まだちょっと星が飛んでる。きつかった。何回、頭を蹴られたか。昨日のメインでツインゲート、今日もメインで正直、15年プロレスやってきて、こんなフラフラなのは初めて。足がガクガクしてる(笑)」。
ドラゲー博多2連戦の2日目でドリーム王者のハルクにKING OF GATE覇者の吉野が挑んだ。
試合の先手を奪ったのは吉野、ハルクの脚攻めを展開し蹴り技や空中戦を封じにかかるが、ハルクは吉野の腰へのキックから流れを変えコブラツイストなどで腰攻めを展開して反撃、吉野はロープワークを生かしてハルクにキックを浴びせて場外へ追いやると、ムーンサルトアタックを発射、リングに戻った吉野は超滞空ミサイルキックを狙うもハルクはかわしてセントーンを投下。今度は逆にミサイルキックを狙うも、吉野がハルクの左足へドロップキックを発射して迎撃する。
それでもキックを繰り出すハルクは勝負を焦ったのかフェニックススプラッシュを狙いにコーナーへ昇るが、吉野はランニングパワーボムで叩きつけると。超滞空ミサイルキックを発射してからライトニングスパイラルを狙う、だが耐えたハルクはマウスからエルボー、スピンキック、顔面蹴りを繰り出す。
ハルクは雪崩式EVOを狙うが、吉野が雪崩式変型ネックブリーカーを決めるとチョップ合戦からソル・ナシエンテを狙う、しかし切り返したハルクはF.T.XからE.V.Oを狙うも、今度は吉野が切り返してリバースパワースラム、トルベジーノからのソル・ナシエンテの必勝パターンに持ち込む。
しかし脱出したハルクは背後から踵落とし、張り手、キック、変型水車落としからE.V.O、雪崩式キャプチュードからファーストフラッシュはかわされるが、ハルクはすぐさまバーンアウトからファーストフラッシュを炸裂させるも、吉野はカウント2でクリアする。
ハルクはもう一発を狙うがキャッチした吉野はラリアットことバックホームを決めると、すぐ起き上がったハルクはE.V.O.Sで応戦、しかし吉野はキックを浴びせるハルクにライトニングスパイラルを連発するとトルベジーノの連発から脚を固めたまま腕を絞り上げる新技15th Anniversaryを決めハルクはギブアップ、吉野が王座を奪取した。
試合後は前夜の大会でK-nessからブレイブ王座を防衛した戸澤を呼び込むと、吉野はKING OF GATE準優勝者のT-Hawk、戸澤はEitaを挑戦者に指名し7月20日神戸ワールド記念ホール大会での選手権が決定となった。
T-Hawkは土井、YAMATO、吉野、ハルク、信悟、戸澤とごぼう抜き宣言をしてKING OF GATEに臨んだが準決勝でハルクを破ったものの、決勝で吉野に敗れKING OF GATE制覇に失敗してしまった、そこで新王者となった吉野から挑戦者に指名を受けリベンジのチャンスが巡ってきた、その舞台がドラゲーの本拠地でのビックマッチ神戸ワールド、果たしてT-Hawkはリベンジを果たし天下を取ることが出来るか!? -
KING OF GATE開幕!天下取りを目指すT-HawkがYAMATOを降す!
5月8日 DRAGON GATE「KING OF GATE2015」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎 ○Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン(7分2秒 エビ固め)ヨースケ・サンタマリア ×エル・リンダマン
※インプラント
◇第1試合◇
▼20分1本
ドン・フジイ ○Gamma K-ness(11分38秒 ガンマ助クラッチ)×サイバー・コング 問題龍 パンチ富永
◇第2試合◇
▼20分1本
ドラゴン・キッド ○ビッグR清水(9分42秒 エビ固め)フラミータ ×Kotoka
※砲丸投げスラム
◇第3試合◇
▼20分1本
○吉野正人 しゃちほこBOY(12分14秒 ソル・ナシエンテ)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・神田
◇第4試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦 30分1本
○土井成樹(10分3秒 エビ固め)×CIMA
※バカタレ・スライディングキック
(試合後、マッド・ブランキーががCIMAを袋叩きにしていると、ハンガーヌンチャクを持った斎了がやってきて、マッド・ブランキーを蹴散らす。ハンガーヌンチャクがくだける。)
斎了「はい、お前たち! 寄ってたかってノブヒコをいじめるのはよしなさい! いつまでもおまえたちがそうやってやるなら、先生、最近覚え始めたこのハンガーヌンチャクで痛い目見ますよ。ノブヒコ、歯と鼻、大丈夫ですか。タツキ、あとでノブヒコを保健室に連れて行きなさい。はい、そして後楽園中学の皆さん、ここにいるタツキ、ノブヒコ、そしてヨシヒト、この3人の生徒は先生の言うことを聞いて更生してくれました! それなのにK-ness.、(フジイがCIMAの鼻を触りCIMAが痛がる)タツキ! やさしくしなさい。それよりK-ness.。(またフジイがCIMAの鼻を触る)タツキ、うるさい! 先生今しゃべってる途中でしょうが。K-ness.、この際だから先生言います。マコト! マコト! 聞きなさい。たしかに先生ずっとタツキとノブヒコに気を取られて、オマエのこと全然気にしてなかった。だけどオマエもこっち側だろ、年齢的には。いい歳こいて悪いことはするもんじゃない!」
K-ness.「うるせえこの野郎!」
斎了「オマエもこの3人見習って更生しなさい!」
K-ness.「やかましいわ。俺はな、土井にもYAMATOにもメンバーにも、絶大な信頼を受けてんだ。お前に何がわかるんだ。こいつらと俺を一緒にするな。俺はな、ゾンビでも何でもねえ、マッド・ブランキーのK-ness.だ。なあパンチ君」
パンチ「おい、そうだ。K-ness.の言う通りだコラ。オイCIMAこらぁ! てめえは、俺と一緒のユニットになってから、トレーニングしろ、トレーニングしろってうるせえんだよコラ! 歯もない、髪もない、鼻も折れて曲がってるCIMAなんて、むかっちなんだよぉ! なんならな、もう一度、俺のメリケンパンチで、てめえの鼻折ってやってもいいんだぞ、おぉぉぉぉい!」
CIMA「今一度言うぞ。練習せえよオマエこら」
パンチ「うるせえんだよ!」
CIMA「寝てばっかりやないか! 俺はマッド・ブランキー4カ月おったからわかるけど、オマエYAMATOの3倍は寝とるやないか。まあな、俺は半年ぐらいしたらある程度、髪の毛伸びて来るけどな、オマエの前頭葉、伸びてけえへんやろ。ハウ・オールド・アーユー?」
パンチ「今年で29や、なんか文句あるかコラ! まだ20代だオラ!」
CIMA「そんなもんどうでもええわ。俺が言うたことに対してな、まともに答えんなコラ。了八さんよ、たしかに愛知県体育名でドン・フジイことタツキ、Gammaことヨシヒト、CIMAことノブヒコ、こっち側に来て更生しましたよ。よかった。よかった。ああ、よかった。手伝ってくれるんやな? よし、じゃあ俺たち後楽園中学3Bの生徒会の4人と、お前らマッド・ブランキーと全面対抗戦やろうやないか!」
土井「なしなしなし! なしなしなし! なしや。勝手に決めんなよ。何が全面対抗戦や。まあな、全面対抗戦いうてもな、俺抜きでやってもらうぞ。俺は今日、CIMAに勝ってんのや。俺に全面対抗戦のメンバーに入ってほしかったらな、もっと経験積んでこいや。もっと結果残してこいや。お前は髪もなければ、経験値もない。そうやろオイ!」
CIMA「オマエの言い分はわかった。土井のぞいたリングに残ってる4人。問題龍、パンチ、サイバー・コング、それからK-ness.、オマエがそっちを選択したこと後悔させてやるからな。結果残せばええんやろ。お前の寝込み襲ってでも丸坊主にしたるからな。次回、後楽園ホール、6月3日、後楽園ホールで俺たち後楽園中学3Bの生徒会と、マッド・ブランキー4人、もう一回言うぞ、6月3日、午後8時ごろや。金八やなくて水八やけどな、俺ら生徒会4人対オマエら全面対抗戦、決定やからな」
(マッドブランキーが退場。)
CIMA「了八さん」
斎了「はい!」
CIMA「了八さん、ほんとに先生よく来てくれましたよね。ありがとうございます」
斎了「全然大丈夫ですよ、先生はね。お前たちの姿も、やっぱりその方が先生はいい! 似合ってるよ。ブルーがまぶしい。お前はやぱりブルーだね」
CIMA「無理してタバコも吸ってたんですけど、やめていいですか?」
斎了「やめましょうね。お酒はほどほどにしなさい」
CIMA「(Gammaの)この髪型、校則大丈夫ですか?」
斎了「ヨシヒコはそれでいい。お前のそのほかの髪型、考えられない、先生は」
CIMA「いまね、ハンガーが壊れるほどのフルスイングで」
斎了「最近習い始めましたからね」
CIMA「先生、怒ったら怖いな。ハンガーってのは僕の世代でも覚えてないのに、俺より年下だから絶対わかってないはずなのに」
斎了「先生ね、ユーチューブで見ましたね」
CIMA「僕らも洗濯バサミとか、洗濯粉とか、洗濯板とか持ってきて、洗濯シリーズで、来月の生徒会、がんばっていきましょう。KOG、1回戦で負けてしまいましたけど、こんなCIMAですが、まだまだDRAGON GATEのリングでどんどん盛り上げていき明日ので、来月もよろしくお願いします。後半戦も最高の盛り上がり見せてくれよ。ありがとう!」
【土井、K-nessの話】
▼バックステージ
土井「ちょちょいのちょいや。次回の後楽園でやるって言ってたよな」
K-ness.「オレがマッド・ブランキーに加わってんだ。問題ねぇだろ」
土井「今、一番、すごい体してるやろ。誰よりも説得力あるんや。怖いもんなしや。ゾンビはいらん。あらためてYAMATOも入れて、もとのオリジナルのメンバー、プラス、クネスで仕切り直すからな」
K-ness.「ここからが新生マッド・ブランキーだ」
パンチ「先生が武器使っていいのか。斎了とフジイだけは許さねぇからな。覚えておけよ」
【CIMA、フジイ、Gamma、斎了の話】
CIMA「確かにK-ness.、金網の時に気付かなかったけど、間違いでしょ、あれ」
斎了「アイツのやってることは間違いですね。いますぐ更生しなさい」
CIMA「GammaちゃんもK-ness.と同期だからわかると思うけど」
Gamma「何があったんだ、いい歳こいて。6月3日で更生させましょう」
斎了「3Bの力を」
CIMA「生徒会の力を。学級委員長はタツキでいいですか?」
斎了「タツキでいいよね。おもいっきって暴れてください」
CIMA「書記はヨシヒトでいいですか?」
斎了「ヨシヒトでいいでしょ」
CIMA「じゃあオレ給食係します」
斎了「じゃああとはホームルームして今日は帰りましょう。学校終わりです、今日は」
CIMA「マジで鼻が痛いんで保健室いきます。まいったな」
フジイ「保健室の先生かわいいんだよね」
斎了「べっぴんさんです」
◇第5試合◇
▼30分1本
ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 ○ジミー・カゲトラ(15分22秒 エビ固め)B×Bハルク 望月成晃 ×Kzy
※車懸
◇第6試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦
○戸澤陽(13分38秒 戸澤の爪)×鷹木信悟
【鷹木の話】「そりゃないぜ戸澤! そこで来るか、鷹の爪か何か、似たような技かわからないけど、さすがはブレイブゲートチャンピオンってことだな。とにかくアイツ、タフだよ。タフだから攻め疲れちった。さすがだね。百戦錬磨だよ、戸澤陽。俺もね、いろいろありますよ。愛知県体育館で金網あって、なんとか脱出できたんで、まあ明後日には地元凱旋の山梨もあるし、その弾みをつけるために勝利したかったけど、さすがだね。ブレイブゲートチャンピオン、ビッグマッチで愛知県でドラゴン・キッドから防衛しただけあって、タフだし頭冴えてるな。モンスターにああいう男がいるってことは俺らにとって強みだよ。頼もしい仲間だね。とりあえず俺は、次は5月10日の山梨、今日は負けちまったけど、気持ち
を入れ替えて、打倒(右腕を指して)これだよ。世界一のラリアットを打つという小島聡、俺はたかが山梨一かもしれねえけど、山梨一のこの右腕を、オマエの首に入れてやるからな。覚悟しとけ!」
【戸澤の話】「ムチャクチャしよるぜ、アイツ。今日の1回戦はホンマにわからんかったです。信悟が勝ってもおかしくなかったし。本当に何回も心が折れそうになりました。いや、ホンマに信悟、恐ろしいヤツです。でもオレはブレイブのチャンピオンとして1回戦は負けれませんでした。1回戦、あれだけ強い鷹木信悟に勝ったんや。オレは優勝目指すぞ。オレは鷹木さんのぶんも背負ってるんじゃ。キング・オブ・ゲート2015、オレは絶対に優勝する
◇第7試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦 30分1本
○T-Hawk(24分38秒 体固め)×YAMATO
※ナイトライド
(試合後、土井らマッドブランキーが乱入してリングを占拠)。
土井「オイT‐Hawk! T‐Hawk、T‐Hawk。おいこら、YAMATOに偶然、いやまぐれで勝ったぐらいでいい気になってんちゃうぞオイ! お前らもそう思うやろ! まぐれや! T‐Hawk、次の2回戦は、この俺とやな。今日みたいにいかんからな。それとや、話は変わるけどな、5月5日、愛知県体育館のメインイベントの後、オマエなんかへんなこと言ってたな。DRAGON GATEの新世代と言われてる6人、俺とYAMATO、吉野、ハルク、信悟、戸澤、この6人をゴボウ抜きするやと? T‐Hawk、オマエごときのクソガキが、寝言は寝てから言え! お前なんか顔ちゃうんじゃコラ! 前らもそう思うやろ! なんか俺、間違ったこと言うたか!」
T‐Hawk「オイ土井、たしかに俺は先日の愛知県体育館で試合後、土井、吉野、ハルク、戸澤、鷹木、そしてYAMATO、新世代と言われている6人の名前を口に出し、一気にゴボウ抜きすると言った。見たところその6人の中で、一番簡単そうなのは土井オマエだな。オイ土井、それと、来週の大阪で土井、YAMATO、サイバー、そしてT‐Hawk、CIMA、俺の真のパートナー・Eitaが帰ってきて6人タッグ決まったよな。その減らず口、二度としゃべれないようにしてやろうか」
土井「まあ大阪で一回で終わらせたるわ。でもな、東京で大阪の話したら、こいつらすねるぞ。まあ俺はええけど。俺は東京大嫌いやらから、ハハハ! 何回でも言うたるわ。俺は東京が大嫌いや! お前らな、田舎モンばっかりやろ!(ブーイング)やかましいわ! はぁこら!」
T‐Hawk「おい、土井、東京で話したことは、東京で決めるのが筋ってもんじゃないか。次の大阪で帰ってくるEita、そしてこの俺T‐Hawk、そしてお前らは土井、さっき俺が勝ったYAMATO、T‐Hawk、Eita対土井、YAMATO、タッグマッチ、やろうじゃねえか!」
土井「ええやんけ。なかなか威勢ええやんけ。ここでやったらええんか、大阪でやったらええんか、神戸でやったらええんか? オイコラ」
T‐Hawk「もう一回言うぞ。東京で話したものは、東京で筋着けるのが男ってもんだろ。次回後楽園ホール、T‐Hawk、Eita対土井、YAMATOタッグマッチやってやろうじゃねえか!」
土井「オマエできんねんな。口で言うのはただやからナンボでも言わせたるけどな、試合になったら現実見せてやるからな。Eitaにもちゃんと伝えとけよ」
T‐Hawk「話は戻しますが、先日の愛知県体育館で自分は、いまDRAGON GATEの最前線にいる6人、その次の7人目にはなりたくない、そう宣言しました。なぜなら自分はこのDRAGON GATEが大好きだからです。大好きな場所を、今いる練習生、セコンド、こいつらにもつなげたい。DRAGON GATEの未来は自分が背負って立てるようなレスラーに精進してまいりますので、これからもDRAGON GATE、T‐Hawk、ミレニアルズに熱いご声援よろしくお願いします! 今日はどうもありがとうございました!」
【T-Hawkの話】「まずはKING OF GATE1回戦、YAMATO。最前線の一人の首は取った。まだこれから先どんどんアイツら6人狙っていって、7人目じゃなくて、真の一番テッペン、T-Hawkという存在を確固たるもんにしたい。以上です」
【マッドブランキーの話】
YAMATO「T-Hawk、今日のところは完敗だ。YAMATO33歳、T-Hawk24歳か。24歳と言えば、オレがデビューした年だ。オマエの若さがうらやましいぞ。だけどな、オレもまだまだ老け込む年じゃない。キング・オブ・ゲートは終わったが、このオレを舐めるなよ。ここから仕切り直しだ」
土井「まだまだまだまだ来月もあるからな。おいT-Hawk、何を偉そうに言うてんねん。寝言は寝てから言え。若いうちは口が達者やからな。まあしゃべるだけやったらタダやからなんとでも言うてくれよ。リング上がすべてや。現実を見せたるから。勝手に軽々しく新世代を口に出すな。来月の後楽園でEitaも含めてオレとYAMATOでオマエらを一回で終わらせてやるから覚悟しとけよ。それから来月、全面対抗戦も決まったな」
K-ness.「オレら4人と元マッド・ブランキー戦力外通告トリオか」
土井「Bチームか」
K-ness.「それプラス斎藤了か。YAMATOや土井ちゃんがいなくてもオレらで十分。戦力外通告トリオwith斎了か。一瞬で終わらせてやる」
土井「今日のクネスの体見ただろ。オマエら誰が敵うんじゃ。来月の後楽園覚悟しとけDRAGON GATEのシングルトーナメント「KING OF GATE」が開幕、開幕戦となった後楽園大会はCIMAvs土井、鷹木vs戸澤、T-HawkvsYAMATO、5月5日愛知大会の遺恨絡みのカードが2し組まれた。
CIMAvs土井はCIMAのトペを土井がイスでブロックすると、鼻骨骨折がまだ癒えてないCIMAは顔面からイスに直撃し一気に失速、土井はスパナ、イス攻撃でCIMAをいたぶる。
CIMAは急所打ちからフラップジャックで反撃し攻勢をかけたところでマッドブランキーが乱入してCIMAを襲撃する。
そこでフジイとGamma、クネスが救出に駆けつけ、クネスが土井のパウダー攻勢を阻止と見せかけてCIMAにパウダーを浴びせる。
最後はクネスが介錯から土井がバカタレスライディングキックで3カウントを奪い勝利、試合後はクネスはマッドブランキーに残留を宣言、次回後楽園では斎了を加えた後楽園中学がマッドブランキーを迎え打つことになった。
鷹木vs戸澤はバンピングボンバー、ガロンスローとバワーで攻める鷹木に対し、トペやジャーマンなどで戸澤が必死で食い下がる。
戸澤のパッケージジャーマンを防いだ鷹木はバンピングボンバーを連発し、ラストファルコンリーを狙うが、戸澤が背後に着地すると鷹木は鷹の爪を狙ったところで戸澤が掟破りの鷹の爪こと戸澤の爪で丸め込んで3カウント、戸澤が技ありで勝利を収める。
T-HawkvsYAMATOはYAMATOが執拗に右腕攻めを展開するが、T-Hawkは構わずチョップを乱打し試合の主導権を握る。
YAMATOの劣勢にマッドブランキーが介入すると、ミレニアムズも駆けつけ大乱闘となるも、T-Hawkがロープに走ったところで場外のサイバーの攻撃を喰らうとYAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーを決め、垂直落下式ブレーンバスターで追い詰めるがT-Hawkは必死でクリアする。
YAMATOはギャラリア、スリーパーを狙うがT-Hawkは必死で回避しナイトライドを狙うも、YAMATOは三角絞めで捕獲、しかしT-Hawkは持ち上げて叩きつけると、最後はナイトライドを連発して3カウントを奪い1回戦を突破した。
試合後のアピールでもあったとおり5月5日の愛知大会でT-Hawkが土井、YAMATO、吉野、ハルク、信悟、戸澤とごぼう抜き宣言をしたことで土井が反発したが、T-Hawkが帰国してから1年9ヶ月、タッグでの実績は残しているがそろそろシングルでの実績が欲しいところ、そのためにはKING OF GATEの制覇は不可欠、そしてハルクの保持するドリーム王座への挑戦、T-Hawkが天下取りなるか、今年のKING OF GATEの注目になると思う。 -
CIMA負け残りで丸坊主…マッドブランキーから追放もミレニアルズと共闘へ!
5月5日 DRAGON GATE「DEAD or ALIVE 2015」愛知県体育館 7000人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン ○スペル・シーサー(6分15秒 ヨシタニック)K-ness. 問題龍 パンチ富永
◇第2試合◇
▼30分1本
ヨースケ・サンタマリア ○エル・リンダマン(0分6秒 腕ひしぎ逆十字固め)新井健一郎 דハリウッド"ストーカー市川
――再試合――
○ヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン(6分10秒 ボンバス)新井健一郎 דハリウッド"ストーカー市川
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本
[第20代王者]○B×Bハルク(8分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×サイバー・コング
※ファーストフラッシュ
☆ハルク7度目の防衛に成功
【ハルクの話】「サイバーコング、あんなもんか! なんだよ、あの程度でドリームゲート超選手に名前をあげてんじゃねえよ! ナメんなよ。ドリームゲート、ナメんな。あの程度でドリームゲートの挑戦者!? フザケンナ!ドリームゲート、ナメんなよ!! いや、アイツに関してこれを言っとくよ。プロレスなめんな、このヤロー。そのくらいの覚悟なら、俺はリングに上げねえぞ」
【サイバーの話】「アーアー…クソー。10月の博多でハルクに挑戦してから、あれから俺は進化し続けた。でも、悔しいけど、あのチャンピオンも進化してたみたいやな」
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本
[第36代王者組]○吉野正人 しゃちほこBOY(10分48秒 ソル・ナシエンテ)[挑戦者組]×望月成晃 ビッグR清水
☆吉野&しゃちほこ2度目の防衛に成功。
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合6人タッグ3WAYマッチ
[第53代王者組] 堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(22分40秒 ジャンボの勝ち固め)[挑戦者組]×土井成樹 ドン・フジイ Gamma
[1][挑戦者組]○土井成樹 ドン・フジイ Gamma(18分37秒 エビ固め)[挑戦者組] フラミータ Kotoka ×U-T
※バカタレ・スライディングキック
☆堀口&ススム&カゲトラが2度目に成功
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[第27代王者]戸澤陽(22分25秒 パッケージ・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×ドラゴン・キッド
※戸澤が3度目の防衛
◇金網設営中◇
(金網が作り上げられている中、出場選手と指定選手が登場。それぞれが意気込みを語った)T-Hawk「今日のメインイベント、オレの指定選手は2人。なんの縁だか知らないけど、土井、そして吉野、久々の土井吉がオレの指定選手。土井、そして吉野、オマエらの髪の毛はもちろん、このオレ自慢の金髪も必ず守り切りますので、皆さん熱いご声援よろしくお願いします」
CIMA「おい愛知県、盛り上がってるか。いま金網の中に入る6人の中ではある意味、このCIMAがいちばんピンチかもわからん。オレは先週の博多の試合で鼻の骨と前歯を4本折った。でもCIMAがいまここにいる。それがすべてや。CIMAは不死身や。必ずフラミータのマスクを守って、CIMAが一番に金網からしっかり抜けて旗を取ってやるからな。今日すべてオレの周りで起こってることすべて、この金網で決着つけるからな。フラミータ、大丈夫。任せておけや」
鷹木「オレはKzyのとばっちりで金網に入ることになったんで、今日はそこにいるチャラチャラしたチャラ男の代表格のKzyにきっちりケジメをつけようと思います。それともう一つ、同じモンスターの仲間である戸澤、吉野がリスクを背負うのは正直、複雑ではありますが、最終的には自分の力を信じて、自分のこのこだわりにこだわった髪型と見事今日防衛を果たしたB×Bハルクの髪を守って金網から出たいと思います。以上!」
Kzy「調子はどうですか!? フォー! こんなふうかチャラ男ってのは。なんかとばっちりとか言ってるけど上等なんだよ。散々この指定選手の戸澤、鷹木、オレはバカにされてきたから、今日はしっかりこの金網の中でしっかりとこのKzyを見せつけてやりたいと思いますので、皆さんチェックしといてくださいよ。オレは前回、去年だ、ちょうど1年前、この場所で丸坊主になった。だから今回は必ずこの髪を守ってあのジャングルの中から抜け出して、オマエら全員見下ろしてやるよ。応援よろしくお願いします」
斎了「はい、愛知県立中学校の全校生徒の諸君、こんばんわ。はい、まもなく特別授業を開始します。先生は金網で必ずこの髪と先生の指定生徒キッドくんのマスクを全力で守りたいと思います。そしてすべてはタツキを更生させるため、タツキの心に響く闘いを、授業をしたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」
YAMATO「おい愛知県体育館、名古屋、調子はどうだ? 悪いがオレは絶好調だ。斎藤了、オマエはまだそんなふざけたセンコーごっこしてるのか。オマエのせいでドン・フジイが頭おかしくなっちまったじゃねえか。ちょっと更生しかけちゃってるぞ。オレはアイツのために金網に入った。これじゃオレが金網に入った意味ねえじゃねえか。まあいい。もうアイツはあてにならん。こうなったらオレはいの一番にあの旗を取って金網からエスケープしてやる。まあオレが逃げようとすれば、ほかの選手の指定人がオレを邪魔するだろうが、そのときのためにオレは秘密兵器を用意した。このコントローラーでオレのいのままに操れる人型空手ロボット、その名も「マサ」だ。ヘイ、カモン、マサ!(マサ登場)ディスイ
ズマサ! コイツは自分の髪の毛を守りたいがばっかりに悪魔に魂を売ったとんでもないヤツだ。いまからオレがいのままに動かしてやるからな。いくぞ、マサ。はい右手上げて左手上げて右手上げないで左手下げない。オッケー。まだ電池が入ってなかったようだな。まあいい。このマサを使ってオレは必ずあの金網からエスケープしてやるからオマエら楽しみにしとけよ」
◇第7試合◇
▼マスカラ・コントラ・カベジェラ金網サバイバル・ダブルリスク6WAYマッチ
○T-Hawk(38分41秒 エスケープ)×CIMA
[1]○CIMA(3分17秒 首固め)×Kzy
※フラミータの指定解除
[2]○Kzy(8分22秒 スカイデスクールボーイ)×鷹木信悟
※戸澤の指定解除
[3]○斎了(11分7秒 エビ固め)×YAMATO
※キッドの指定解除
Kzy(13分27秒 エスケープ)
[4]○鷹木(15分17秒 鷹の爪)×T-Hawk
※ハルクの指定解除
鷹木(17分22秒 エスケープ)
[5]○T-Hawk(19分47秒 ソル・ナシエンテ)×斎了
※吉野の指定解除
斎了(22分17秒 エスケープ)
[6]○YAMATO(23分57秒ギャラリア)×T-Hawk
※望月の指定が解除
YAMATO(31分31秒 エスケープ)
[7]○T-Hawk(34分24秒 ロボ)×CIMA
※土井の指定解除
(試合後に負け残ったCIMAに各自バリカンを入れるが斎了のみ躊躇してバリカンを入れず、CIMAは丸坊主に)
土井「終わった終わった。CIMA情けないな。オマエらもそう思うやろ。CIMA、なかなかいいツラしてるな。似合ってるぞ。CIMA、オマエは土井ダーツで拾ってもらった分際で、メインでこんな大恥かきやがって。情けないヤツやなあ。Gammaにも言うたけどな、今日がラストチャンスや。チャンスを生かせなかったヤツ…CIMA、Gamma、フジイ、オマエらは今日をもってマッド・ブランキー追放じゃ。CIMA、短い時間やったけど、おつかれさん。オマエとも今日で終わりじゃ!(と蹴りを入れる)」
T-Hawk「それがマッド・ブランキーのやり方か? CIMA、フジイ、Gammaを解雇だと? おいCIMA、オマエとはいままでいろいろあったけどな、オマエがもしその気ならオレと組んでマッド・ブランキーをぶっ潰そうぜ!」
土井「待て。オマエ自分で言ってることわかるか? いまのいままでオレはオマエのこと全力でサポートしたやろ。なんで次CIMAに行くねん。都合良すぎるやろ。オレがオマエの髪の毛守ってやってんぞ」
サイバー「まあまあ土井ちゃん、細かいことはどうでもええやないか。そんなことよりオレにもバリカンやらせてくれや(T-Hawkが突き飛ばす)」
CIMA「オマエらこれで満足か? おいドラゴンゲートで18年も試合してたらいろんな出来事が起こるわ。切り替えが大事やな。T-Hawk、やるか。元々オレ、Gamma、フジイはオマエのしょうもないダーツで入ったんや。オレは人生37年、生きてきて怒るということを少し忘れてたみたいやな。いまブチ切れとるぞ、コラッ! サイバー、YAMATO、それから土井、そっちはその3人やな。こっちはT-HawkがいるんやったらCIMA、T-Hawk、それからオマエにはもう一人日本人の真のパートナーがおったんちゃうんか」
T-Hawk「CIMA、確かにオレの真のパートナーEitaはいつでもこのリングに戻れる準備はできている。T-Hawk、CIMA、そしてオレの相棒Eitaで土井、YAMATO、サイバー、3対3でやってやろうじゃねえか!」
土井「なかなかおもしろいこと言うてくれるやないか。CIMAがT-Hawkと組もうが、T-HawkがCIMAと組もうが、Eitaが帰って来ようが、オレたちは元のマッド・ブランキーで、マッド・ブランキー最強メンバーで大暴走したるからな。オマエら、おいCIMA、覚悟しとけよ(マッド・ブランキーが退場)」
CIMA「土井、最後にこれだけ聞いとけ。CIMAがT-Hawkと組もうが、T-HawkがCIMAと組もうが、T-HawkがEitaと組もうがやと。オマエにその言葉、そっくり返してやろうやないか。土井がYAMATOと組もうが、土井がサイバーと組もうが、土井が問題龍と組もうが、土井がパンチ富永と組もうがオマエは所詮セカンドな男や。これがCIMAのマイクや」
T-Hawk「CIMA、今日の金網、ここまでにいろいろあったけど、マッド・ブランキー、アイツらを協力してぶっ潰そうぜ」
CIMA「オレはこの金網に入るにあたって正直先週、鼻の骨と歯を折ったとき、もうこのリングにはちょっとの間、ましてや1週間で金網になんて上がれるとは思わなかった。でもな、オレらは小さいけどドラゴンゲートのプロレスラーや。プロレスラーというのは常識の範囲では収まらんのや。このリングに魂込めて立つ以上はオマエがオレの鼻を攻撃したのも正解や。アイツらがオレを裏切ったのもある意味正解や。でもな、オレらはプロレスラーや。魂込めてなんぼなんや。いまモニター見たら、(頭が)ツルツルやないか…。ええっ? これ全国流れてますんか? はぁ…。全国生中継? …プロレスラーというのは悲壮感もすべてポジティブに変えるんや。いいか、いまオレは歯がない。鼻折れてる。髪もない。コレもCIMAや。よう覚えとけ。(このあと肝心なところでマイクの音が切れる)。こういうところでマイクが切れるのもCIMAや。T-Hawk、これを機に言うとくぞ。オマエはこんなところでくすぶってるんちゃうぞ。いまドリームゲートチャンピオンのB×Bハルク、鷹木信悟、YAMATO、ブレイブゲートチャンピオンの戸澤陽、それから土井成樹、吉野正人。この6人がドラゴンゲートの最前線や。オマエはT-Hawk、7番目の男でいいのか? そうやないやろ。オマエ以上にオマエを応援してるファン、それからドラゴンゲートのファンはT-Hawkが7番目の男ではなく、当たり前のようにあの6人の中に入ってオマエがゴボウ抜きする姿が見たいんや。T-Hawk、24歳。CIMA、37歳。CIMAは24歳の時に何回も神戸ワールドのメインにも立った。どこの大会でもメインに立った。オレみたいにこんな見ろよ。これができてオマエにできないわけないんや。今日はちょうどいい機会やないか。オレはすべてのことに決着をつけるつもりでここにきたんや。今日これだけの、入りきれんぐらいのファンが見に来てくれたんや。最高に魂のこもったマイクで、最高の気持ちにさせて、みんなを気持ちよく帰してやれや」
T-Hawk「CIMA…いや、大島さん。オレはいまのいままで大島さん、あなたと激しくやり合ってきたけど、オレは若手の頃からずっと、あなたはあこがれの存在でした。だけど、そのあこがれの背中、メキシコ遠征を機にあこがれじゃなくて、追い抜きたい背中に変わりました。あなたが言ったとおり、オレは絶対に7番目の男では終わらない。オレはこれから一生懸命ドラゴンゲートの未来を担う選手になってこのドラゴンゲートを引っ張っていきます。最後にここまでオレを引っ張ってくれた大島さん、ありがとうございます。そして今日こんなにたくさんのお客さん、足を運んでいただいてありがとうございます。このオレ、T-Hawkはこのドラゴンゲートの未来を担う選手になってまた一段と大きくなってこの愛知県体
育館に帰ってきますので、その時はまた熱いご声援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」
【CIMAの話】「メチャクチャ痛い思いしたけど、痛い思いも恥ずかしい思いもいろいろあったけどな。DEAD or
ALIVE。これ結果だけ見たらCIMAは死んだのかもしれんけど、ドラゴンゲートとして完全に100%生き残ったな。相当な思いしたけど、やっぱり時代は動いてるんや。それに抗うのもオレらやし、それに従うのもオレらや。抗って(×5)、最後T-Hawkにこういう形になったけど、アイツは7番目の男になってもしょうがないんや。そんなもんでドラゴンゲートは何も変わらへんのや。CIMAがもう一回、あの6人に入っていっても望月成晃が入っていってもドラゴン・キッドが入っていっても、それでは時代は変わらんのや。24歳のT-Hawkがやらないと意味がない。これでまた新しい時代ができたときにオレらはオレらでまた仕掛けに行くから。これで絶対オレらは死なんから。Gammaも死なん、ドン・フジイも死なん。今日負けたけどドラゴン・キッドも死なんやろ。オレらは必ず仕掛けにいくから。ドラゴンゲート、時代は動いてるけど、まだまだ動くで」
【T-Hawkの話】「オレが今日リング上で言ったことがすべてです。CIMAはずっとオレのあこがれの存在でした。だけど、そのあこがれの存在の背中、いつかは追い越さなきゃいけない。新世代と言われている6人、その中の次の7人目って言われているようじゃ、順番待ちをしているようじゃこれからのドラゴンゲート、未来はないと思ってる。オレが一気にアイツら6人、新世代ゴボウ抜きして、必ずこのドラゴンゲートの未来を担っていく選手になるからな」
【土井、YAMATOの話】
土井「アイツら何様や!? オマエらな、CIMA、Gamma、フジイ。オマエらひろっもらった身やろ。それなりの立場ってものがあんのや。わきまえろ。パンチ富永、問ちゃんよりも下やって言うたよな。マッド・ブランキーのBチームや。そのオマエらが今日のビッグマッチで結果を残さんかった。ラストチャンスに結果残さんかった。当然の結果やろ、おいCIMA。なかなか坊主似合ってるぞ。CIMAとT-Hawk、それにEitaが帰ってくる? そんなのどうでもええんや。最初だけやそんなもん。こっちは元からのマッド・ブランキー最強メンバー、俺とYAMATOとサイバー、モノが違うんや。ここで一発で終わらせてやる」
YAMATO「とりあえず髪を守ったし、マッド・ブランキーは元の形に戻った! イエーイ! ウィー・アー・マッド・ブランキー!」
今年のドラゲー愛知大会はメインに金網戦が組まれたのもあって、業界用語でいう「逆取り」となり、第3試合からドリーム選手権が組まれ、ハルクに同期のサイバーが挑戦した。
序盤からパワーで押すサイバー、豪快なデットリードライブからダイビングエルボーと猛ラッシュをかけつつも、ハルクの顔面をロープでこするラフを織り交ぜて先手を奪う。
先手を奪われたハルクはロープ越し のスピンキックからコーナー最上段からのニールキック、踵落としから水面蹴りのコンポ攻撃、その場飛びフェニックススプラッシュと反撃する。
パイナップルボンバーを放つサイバーに対しハルクはマウスで応戦するが、サイバーはファイヤーサンダーで突き刺すとコーナーからのダイブを狙う、しかしニールキックで阻止したハルクは雪崩式キャプチュードを決める。
ハルクは踵落としからファーストフラッシュを決めカバーに入るも、レフェリーのカウントをセコンドの富永が阻止、サイバーはショートレンジのパイナップルボンバーを乱打した後でサイバーボムを決めるもカウントは2となる。
サイバーはパイナップルボンバーを狙うがキャッチしたハルクは変型水車落としを決めてからファー ストフラッシュを決め3カウント、試合タイムは7分とドリーム誌上最短タイムでの決着となるも、試合後はハルクはもう一つ浮かぬ顔だった。
第5試合のトライアングル王座をかけての3WAY戦は土井がバカタレ・スライディングキックでU-Tを破りミレニアルズを退場させた後で、フジイとGammaの攻撃が連続して土井に誤爆する、今度は土井がススムを羽交い絞めにしてGammaに竹刀攻撃を促すも、ススムは脱出してGammaは誤爆かと思いきやしっかり土井を狙って殴打し、最後はススムがジャンボの勝ちを決めてジミーズが防衛も、フジイとGammaはセコンドの問題龍にも攻撃をくわえ、この時点でマッドブラン キーの分裂、金網戦も大きく左右することも必至となった。
メインは愛知大会名物となった「マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバル 6WAYマッチ」、今年は新ルールが設けられ
◦この試合に負け残った金網戦エントリー当該選手(T-Hawk、CIMA、鷹木、Kzy、YAMATO、斎藤)、そしてそれに付随する指定選手、その両者にマスク剥ぎもしくは髪切りの可能性があるダブルリスク制度と致します。
◦なお指定選手は、当該選手が金網戦において他の選手からフォール・ギブアップを奪えば、そのリスクが解除となる。ただし、フォール・ギブアップをとられた選手は失格とはならず、そのまま最後まで試合は続行される。
◦金網戦に出場する当該選手は、それぞれ指定選手のリスクを解除するまでは金網上の旗を獲ることが出来ない(※つまりエスケープすることが出来ない)
つまり最初にフォールかを奪った選手は指定選手のリスクが解除と共に 金網上の旗を獲ることが出来るルールとなり、CIMAの指定選手はフラミータ、鷹木はハルク、Kzyは戸澤、YAMATOは望月、斎藤了はキッド、T-Hawkは土井と吉野となり、指定選手が二人となったT-Hawkだけ1回ずつフォールかギブアップを奪わなければいけなくなった。
まず試合が大きく動いたのはCIMAが巻き投げからの丸め込みでKzyから3カウントを奪い、フラミータの指定が解除され、旗を奪いに行くがキッドが自分の美声?を録音したラジカセを大音量できかせ阻止する。
次は金網外の戸澤がKzyに攻撃を加えようとしたが鷹木に誤爆しKzyがスカイデスクールボーイ丸め込み、戸澤の指定が解除、次に斎藤がYAMATOの全知全能のフランケンシュタイナーから丸め込み合戦となって斎藤が制して3カウントを奪いキ ッドの指定が解除、その間にKzyが旗を奪いエスケープに成功する。
次は鷹木がナイトライド狙いのT-Hawkを鷹の爪で丸め込み3カウントでハルクの指定を解除、鷹木はそのまま金網へ昇り土井や富永の妨害を振り切って旗を奪いエスケープに成功する。
次はT-HawkがCIMAに土井ばりのバカタレ・スライディングキックからの吉野ばりのソル・ナシエンテでタップを奪い吉野の指定は解除されるも、もう1回勝たなければ土井の指定は取れない。
次は斎藤が旗を奪いにかかりYAMATOが阻止しようとすると、学ランを着たフジイが駆けつけ援護し斎藤が旗を奪いエスケープに成功、その間にYAMATOがT-Hawkにギャラリアを決め3カウントを奪い望月の指定が解除される。
そしてYAMATOが八木レフェリーと交錯してKOしてし まうと、金網の扉を開けた土井が介入してイスをリングに投げ入れロープを外すなどしてリングを破壊、YAMATOとCIMAが旗を奪いにかかり土井がCIMAの腕を布テープで固定して阻止しYAMATOが旗を奪ってエスケープする。
リング内はCIMAとT-Hawkだけとなり、外からGammaがパイを投げるなどしてアシストするもT-Hawkはアギラからのロボでギブアップを奪い土井の指定は解除され、CIMAは金網角の鉄棒に逆上がりしてのメテオラを連発するが、T-Hawkはイス盛りの上でのアンヘルからナイトライドを決めCIMAをKOし旗を奪取してエスケープ、結局CIMA一人が負け残りとなった。
試合後は斎藤は躊躇するも他の4選手が容赦なくバリカンでCIMAの髪を刈り上げ丸坊主にするだけでなく、土井はCIMA、フジイ、Gammaらに対してマッ ドブランキー追放を宣言も、T-HawkがCIMAらの共闘を持ち掛けミレニアルズとの連合軍でマッドブランキーとの抗争へと突入していった。
結果的にはマッドブランキーの分裂は予想通りといったところ、CIMAらを取り込んだものの人数が増えるとまとまりを欠けてしまう。
ミレニアルズも勢いが落ちていたがEitaも復帰が決定、共闘とはなったもののCIMAらの今後も未定だけに今後の動きに注目したい。#愛知県体育館 終了! #完売御礼 #感謝^_^ #nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ #DragonGate #ProWrestling #DeadOrAlive2015 pic.twitter.com/f4sXXUJjxU
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2015, 5月 5ククク 愛知県体育館大会は完売御礼・大成功で終了。 髪の毛は守ったが、金網の代償はデカいな。背中が痛い( ; ; ) 明日から、また新たな闘いが始まる! ヒーヒッヒ #dragongate pic.twitter.com/eyrMIA9rOB
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2015, 5月 5試合後の記念撮影。 吉野も戸澤も鷹木もなんとか髪の毛を守りました! 試合のダメージで安静にしてた、しゃちほこBOYもなんとか大丈夫! モンスターエクスプレス、一致団結これからも頑張ります。 明日は山梨でイベントだあ(°_°) pic.twitter.com/vtnnceeHDD
— 鷹木 信悟 (@Takagi__Shingo) 2015, 5月 5 -
しゃちがススムから大金星でツインゲート王座を死守!亀裂深まるマッドブランキー…
4月9日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎(7分1秒 体固め)×U-T
※雪崩式ブレーンバスター
◇第1試合◇
▼20分1本
Kotoka ヨースケ・サンタマリア ○フラミータ(10分44秒 片エビ固め )K-ness 問題龍 ×パ
ンチ富永
※フラムフライ
◇第2試合◇
▼2カウント&3エスケープマッチ 20分1本
○スペル・シーサー(5分56秒 エビ固め)×エル・リンダマン
◇第3試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ドラゴン・キッド(10分55秒 バイブル)サイバー・コング ×Gamma
◇第4試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○Kzy(13分8秒 スカイデ・スクールボーイ)×鷹木信悟 戸澤陽
(試合後、大の字のKzyはハルクと抱き合って喜ぶ。).
Kzy「後楽園! 今勝ったの誰だ! 満場一致で俺の勝ちだ鷹木信悟!(Kzyコール)おい、ジャイアン、今日は伸びたの勝ちだ! 金網はよ、てめえみたいによ、余裕をぶっかましてると、おんなじ目に合わせてやるからよ!」
鷹木「おい、このクソ野郎。まあな、誰がどう見てもまぐれでも、勝ってよかったなKzy。まあ今日は俺の負けかもしれない。でも勘違いするなよ。金網戦では今日のように丸め込んで勝っても、ペアの指定選手を助けるだけだ。いいか、俺は今日みたいに負けても試合は続行。なにが言いたいかわかるよな。俺を完全にノックアウトしない限り、オマエは絶対、何がなんでも金網から出さねえからな」
戸澤「その通り、その通りですよ! 鷹木さんの言うとおりですよ! 俺も指定選手の一人に入ってるんや! ひとごとじゃないぞこの話は! どうにか鷹木さんとペアにならなアカン。こればっかりは抽選やから誰の指定選手になるかわからんけど、いやでも俺は、鷹木さんとペアじゃないと不安で仕方ありませんよ」
鷹木「まあそれは6分の1だ。もちろん俺のペアはお前がベストだからな。まあ仮に俺以外の指定選手になっても、できるだけ配慮はするからよ」
戸澤「全力を尽くしてくれ! 全力を尽くしてくれ!」
Kzy「おい、ジャイアン、スネ夫に会話はバックステージでやってくれよ。焦ってんのか戸澤陽、B×Bハルクも指定選手だ。あんな堂々としてるじゃねえか。お前ちっちぇえな」
戸澤「違う、ただこいつはルールがわかってないだけだ」
Kzy「わかってるに決まってるだろうが。上等だよ、鷹木信悟。一本取ってそのあと旗取ればいいんだろうが。旗も取ってよ、俺が金網の上からてめえを見下ろしてやるよ。後楽園! ここは東京だけどよ、愛知県の金網、楽しみにしてくれよ」
【ハルク、Kzyの話】
Kzy「今日はよ、のび太の俺が勝ったぞオラ。鷹木、てめえもよ、上から目線ばっかしてっからよ、こういうことになるんだ、気をつけとけよ! 金網でもよ、俺が上からオマエ見下してやるよ、覚えとけ!」
ハルク「Kzyの言うとおりだ。これだけ言っとくぞ。俺はな、しっかりルールわかってるからな!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○T-Hawk(12分47秒 エビ固め)×ビッグR清水
※ナイトライド
◇第6試合◇
▼45分1本
◯堀口元気H.A.Gee.Mee!! 齋藤“ジミー”了 ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜な
おき”豊中ドルフィン(15分32秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×土井成樹 YAMATO CIMA ドン・フジイ
(試合前)
斎了「はい、後楽園中学校の皆さん、こんばんは! 元気がいいねえ。はい、タツキ(フジイ)! タツキに一つ話があります先生。タツキの友達の、マサト(YAMATO)! マサトに先生は2回ほど髪を切られ、5月5日の愛知県、金網に入ることになりましたぁ。でもすべてはタツキを更生させるため。先生が坊主になったら先生じゃない! 先生、髪を守るためにも一生懸命、金網上りますから、しっかり先生の姿、見ときなさいよ! ノブヒコ(CIMA)! 下がりなさいノブヒコ! 先生が話してる途中でしょうが! 土井も下がる、はい。ノブヒコ!」
土井「待て待て待て!」
斎了「下がりなさいノブヒコ!」
土井「待て待て待て!」
斎了「ノブヒコ!」
土井「先生! 先生!」
斎了「はい、土井も下がる。ノブヒコ、下がりなさい! マサトも下がりなさい。土井も下がって」
土井「おかしないか!? いままでさんざん名前で呼んできて、なんで俺だけ俺だけ名字やねん!」
斎了「先生の話をちゃんと聞きなさい。下がってなさい。はい、今日はタツキを更生させるために、ここにヤスシ(神田)とナオキ(谷嵜)とヒロマサ(堀口)が来てくれました。今日はこの全校生徒の前で、この4人で、ノブヒコ、マサト、タツキ、土井をね…」
土井「おかしいおかしいおかしい!」
斎了「なんですかぁ!」
土井「2回目! なんで俺だけ名字やねん。俺の名前知ってるやろ?」
斎了「知ってます! 先生は知ってます、それぐらい」
土井「ラストチャンスやぞ。もう一回やり直し」
斎了「わかりました。ヤスシ、ナオキ、ヒロマサ、マサト、ノブヒコ、タツキ、そして土井!」
土井「言うと思ったわ! 絶対言うと思ったわもう…」
斎了「黙っときなさい。タツキ! オマエにお前に何をされようが先生はあきらめません。タツキを更生させるまで先生はあきらめません。タツキも悩みがあったら、いつでも先生の胸に、飛び込んできなさい! はいゴングぅ!」
(試合後)
土井「待て待てCIMA! なに『やってしまった』みたいな顔してんねん。おかしやろ! 今の、明らかにわざとやろ! オマエしかおらんやろ! なにしてくれてんねん! お前やオマエ! オマエしかおらんやろ! 5月5日、愛知県体育館、金網マッチ、オマエは金網の中に入る。俺はその金網の指定選手や。まだ抽選やってへんから誰の指定選手になるわからんけどな、オマエの指定選手にならんかった場合は一切協力せえへんからな! それから来月の後楽園ホールでキング・オブ・ゲート1回戦でオマエとシングルマッチやるやろ。こんな状態が続いてたら、このままうまくいくとは思わんからな。よう考えとけよオマエ」
CIMA「おい、土井、大丈夫か?」
土井「大丈夫かちゃうやろオマエ!」
CIMA「どうしたんや?」
土井「どうしたんやちゃんわ!」
CIMA「ホンマに俺か?」
土井「あんたしかおらんやろ!」
CIMA「証拠あんのか、オマエコラ?」
土井「右手右手! 右手真っ白!」
CIMA「俺は一回な、堀口がよけだして止めたぞ。俺は止めたぞ。そっから先は俺はしらん」
土井「なんでやねん!」
CIMA「気ぃついたら白なっとたんやないか。まあでもな、あとでVTR見返しとくわ。そやけどな、これだけは言うとくぞ。粉、オマエかぶったな? 負けたな? 投げたやつも悪いかもわからんけどな、粉投げられたやつにもそれなりの責任あるんちゃうか!」
土井「なんや責任ってオマエコラ!」
CIMA「責任取れ!」
土井「なんでやねん!」
CIMA「責任取れオマエ!」
YAMATO「待て待て待て。おい、CIMA、土井ちゃん、2人とも金網前にこれ以上もめないでくれよ。来月の後楽園、キング・オブ・ゲート1回戦でぶつかるんだろ。そのとき白黒はっきるつければいいじゃねえか。そんなことより、キング・オブ・ゲートと言えば、おいT‐Hawk! どっかで聞いてんだろ、出てこいよ。(なかなか出てこない)出てこいよ!(T‐Hawkが出て来る)若造がもったいつけやがってオマエこの野郎。T‐Hawk、どうやら来月の後楽園でキング・オブ・ゲート1回戦、この俺の相手がオマエに決まったみたいだな。T‐Hawk、お前も大変だな。ミレニアルズ世代以外は全員敵だなんて言っておきながら、実際はチビどものお守りか。ご苦労なこったな。T‐Hawk、ミレニアルズイコールオマエだ。お前のクビを取れば、ミレニアルズは自動的にフィニッシュ。そしてオマエは5月5日、愛知県体育館の金網にエントリーしてることを忘れるなよ。来月の後楽園ホール、こいつは髪の毛を失い、俺の足元にひれ伏し、一番みっともない形でミレニアルズはフィニッシュするかもな。T‐Hawk、そして後楽園、この俺、YAMATOを見くびってもらっては困るぞ」
T‐Hawk「おいYAMATO、確かにオマエの言ってること、それはもしかしたら図星かもわからん。でもな、でもな、俺もミレニアルズを背負ってるんだ。背負ってるものの強さ、オマエに見せてやる。勝つのはこの俺、T‐Hawkだ」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権 60分1本
[第35代王者]吉野正人 ◯しゃちほこBOY(27分47秒 レッドエイティーン)[挑戦者]×ジミー・ススム ジミー・カゲトラ
※第35代王者組が初防衛に成功。
(試合後、倒れたままのしゃちに吉野が抱き着く。認定書が読み上げられる。しゃちがシャチコールの中立ち上がり受け取る。しゃちが倒れる。支えられてベルトを受け取る。鷹木がしゃちを肩車。)
しゃち「後楽園にお越しの皆さん、勝ちましたー!(しゃちコール)何度もあきらめそうになったんですけど、そこはモンスターのメンバー、そして皆さんがいたから勝ことができました、ありがとうございます。そしていつも僕をバックアップしてくれるアミーゴ、ありがとー!(吉野に握手し頭を下げる)ススムさん、カゲさん、ホントに熱い試合、ありがとうございした!(頭を下げて右手を出す。握手はススムが思い切り弾き返して拒否。ジミーズが退場)ススムぅ! カゲトラぁ! 負けるのは悔しいだろぉ! 今日は言わせてください。俺は今までさんざん負け続けて、正直、負けることに悔しさも感じなくなるときがありました。でも、アミーゴとタッグを組むことによって、勝ちにこだわる試合、勝ちにこだわる意味を持つことができました! だから! いままでさんざん俺をボコボコにしてきたやつらを、これから仕返ししてやろうと思います!」
(鷹木と戸澤が後ずさり。)
吉野「いいやないか。俺はしゃちの意見に賛同や。俺は、こんな気を強く持ったしゃちになるのをずっと待ってたんや。しゃち、どんなチーム、どんなタッグ、どんなチームの挑戦でも俺たちは受けようやないか!」
しゃち「アミーゴ、挑戦表明なんか待っていられねえんだよぉ! これから俺が動いて、近日中に挑戦者を逆指名してやるよ!」
吉野「おいしゃち、オマエどんだけノリノリやねん。お前がそこまで言うんやったら、逆指名でもなんでもして挑戦者決めたったらええやないか。どんどん行けよ」
しゃち「俺はいくぞー!」
吉野「アミーゴ、ツインゲートの件は近日中にアミーゴが逆指名するとして、まあね、このあと5月5日、愛知県体育館では金網戦ありますよ。信悟は金網の中入るし、戸澤は指定選手になった。まあまだ誰の指定選手になるかは今週の神戸サンボーホールで抽選があるのでそこまでわからないすけど、金網もありますし、今日はツインゲートのタイトルマッチでしたけど、来月の後楽園からはキング・オブ・ゲートも始まる。そこの1回戦、戸澤陽対鷹木信悟やないか」
鷹木「いろいろありすぎてね。指定選手とか金網もあるのに、キング・オブ・ゲートで当たるし」
戸澤「やばいよ」
鷹木「やばい?」
吉野「どんどん足引っ張り合ったらええんちゃうか?」
戸澤「もめさせてどないするんですか! ここめっちゃ仲いいっすからね…ホンマか? 仲ええか?」
鷹木「仲いいですよねえ。建前上は」
戸澤「やめろや!」
鷹木「バカヤロー、闘いはもう始まってんだよ。まあいろいろありますけど、俺も金網の中入るし」
戸澤「キング・オブ・ゲートの前に俺の髪の毛がなくなってしまったら、そんなの嫌やし」
鷹木「まあ俺も金網から出ること最優先だけど、戸澤の髪の毛を守らなきゃけない。その抽選は11日の神戸で決まるんでね。5月5日、5月8日後楽園もあるし、5月10日には地元凱旋山梨大会があるし」
吉野「オマエ、それが言いたかっただけやろ?」
鷹木「言わしてよぉ。まあいろいろありますけど、こんな熱い試合見たら、俺らもね、来月の後楽園、バッチンバッチンやろうやないの」
戸澤「この試合、超えてやりましょうよ」
吉野「いいじゃないですか。まあね、でも今日はメインイベント、勝ったのはしゃちほこBOYですから。しゃちにバシッと締めてもらおうじゃないですか!」
しゃち「(しゃちコール)ありがとうございました。来月はキング・オブ・ゲートも開催されます! 僕らDRAGON GATE、もっともっと熱い試合をして、もっともっと盛り上げますので、これからも応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」
【吉野、しゃちの話】
吉野「メチャクチャきつかったね。もう何回も、しゃちが取られるんじゃないかって思うくらい追い込まれたけど、ベルトを取ってからもそうですし、今回の初めてベルトを取る前の挑戦が決まった時からしゃちの打たれ強さというか粘り強さがついたんじゃないかと思いますね。最後、もうアカンと思いましたよ、何回か。でもそれでも自力で跳ね返してくれたんで。しゃちが試合後あれだけ強気な発言をしたっていうのも今まで聞いたことないんで。ねえ、アミーゴ」
しゃち「今日正直、何回かやられそうだったんですけど、そのたびにアミーゴが助けてくれたり、声援があってなんとか勝つことができました。僕はいままでやられ放題で、負けることに悔しさっていうのを感じてないときもありました。でもアミーゴとタッグを組むことで、勝利に対する執着というか、勝ちに対する姿勢、本当の意味がわかってきました。これからもやられた分は僕がこれから、今までやられてきた分をこれからツインゲートチャンピオンとしてやり返していきたいと思います」
吉野「アミーゴが逆指名するって言ってたんでね。やっぱりこんなにノリノリのアミーゴっていうのはいままでなかったと思うんで、逆指名するなら逆指名するで近日中で、あれオレの言葉やけど、近日中に言ったってくれよ」
しゃち「近日中に必ず逆指名します。誰が相手でも怖くない。アミーゴがいれば誰が相手でも怖くない。やってやりますよ」
吉野「5月5日は金網もあるし、その先にはKOGも発表されて、モンスターも4人エントリーされてるんで、次はシングルの闘いでキッチリ結果を残したいと思います」
【ススム、カゲトラの話】
ススム「カゲ、ごめんな。リング上で何を言ってるかあんまり聞き取れなかったけど、いい試合ができてありがとうございました? オレら、ジミーズ、これだけ長い間やって今、結果を出しに行ってんだよ。トライアングル取った。今日はツインまで一気に行って2冠になるつもりだった」
カゲ「ただ熱い試合すればいいんじゃねぇんだよ。しゃちほこ、何がありがとうございますだ。オレたちは勝ちに行ったんだよ」
ススム「終わった後、どっちがリング上に立ってた? オレらだろ。まだ終わってねぇ。今日3つ取られたのはアイツが少し成長したところ。次、トライアングルもある。和歌山で取られないようにしよう。トライアングルを防衛して次、機会あったらいこう」
カゲ「オレとススムさんはこれじゃ終わってねぇからな。次のチャンスを必ずものにしてやる
5月5日愛知県体育館大会で行われる金網6WAY戦「T-HawkvsCIMAvs鷹木信悟vsKzyvsYAMATOvs斎藤“ジミー"了」は”マスカラ・コントラ・カベジェラ金網サバイバル・ダブルリスク6WAYマッチ”として行うことに決定、昨年は金網に最後に残った選手の代理人がマスク剥ぎか丸坊主になるというルールだったが、今年は負け残った金網戦エントリー当該選手と、それに付随する指定選手がマスク剥ぎもしくは髪切りの可能性があるダブルリスク制となった。なお当該選手と指定選手の組み合わせは4・11神戸大会での公開抽選で決められる。
また5月8日から開幕する「KING OF GATE」の組み合わせも発表され、CIMAvs土井、鷹木vs戸澤のユニット内対決とYAMATOvsT-Hawkが組まれた。
鷹木と戸澤は第4試合でハルク、Kzy組と対戦、Kzyに対して「ディアハーツのお荷物」と言い放つ鷹木だったがバンピングボンバーを狙った際にKzyがスカイ・デ・スクールボーイで丸め込み逆転3カウントを奪う。
セミではジミーズがマッドブランキーと8人タッグで対戦、金八先生と化した斎了が説教するなか試合開始となるが、険悪な関係となりつつあるCIMAと土井が誤爆を連発、最後もCIMAのパウダー攻撃が土井に誤爆した隙に堀口に髪が宿りバックスライド・フロム・ヘブンで土井から3カウント、試合後はCIMAと土井が口論となり、YAMATOが仲裁するも、第3試合では冨永の一斗缶攻撃がGammaに誤爆し敗れた際にGammaが冨永を非難するなど、大勢力になったマッドブランキーだがまとまりを欠きつつある。
メインは吉野としゃちの保持するツイン王座にススム、カゲトラのリアル・ジミーズが挑戦。
序盤は王者組がススムを捕らえ右腕攻めを展開するが、挑戦者組はしゃちを捕らえ足攻めを展開して形勢を逆転させる。
王者組は吉野に代わるとスピードを生かした攻撃を展開すれば、しゃちも吉野の援護を受けて、その場飛びムーサルトなど空中技を展開、吉野としゃちはカゲトラに合体攻撃を決めるが、吉野のライトニングスパイラルはカゲトラが切り返し、ハイキックから垂直落下式ブレーンバスターを決め、ススムもジャンボの勝ちから雪崩式エクスプロイダー、ジャンボの勝ちと続く。
ススムは再度ジャンボの勝ちを決めるが、吉野もトルベジーノで応戦しソル・ナシエンテで捕獲、しかし交代したしゃちが捕まり挑戦者組は猛ラッシュをかける。
勝負と見たススムはしゃちにジャンボの勝ちを連発し、なお粘るしゃちに夢限を狙うが、しゃちはレッドエイティーンで切り返して逆転3カウント、しゃちがススムから大金星を奪った。
5月は金網戦にKING OF GATEと控えるが、結果次第ではユニットの今後も左右する、特に危ないのはまとまりを欠くマッドブランキーだが…