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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鷹木が吉野を破り新ドリーム王者もモンスターエクスプレスは空中分解!マッドブランキーもまさかの解散でユニット再編の嵐!

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鷹木が吉野を破り新ドリーム王者もモンスターエクスプレスは空中分解!マッドブランキーもまさかの解散でユニット再編の嵐!

8月16日 DRAGON GATE「DANGEROUS GATE2015」東京大田区総合体育館 5000人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇エキシビジョンマッチ◇
山田武寛(0-0)石田凱士


◇第1試合◇
▼30分1本
しゃちほこBOY ○Kotoka ドラマスティック・ボーイ(6分45秒 首固め)Kzy ×U-T エル・リンダマン


◇第2試合◇
▼30分1本
新井健一郎 ○ヨースケ・サンタマリア(5分47秒 エビ固め)NOSAWA論外 דハリウッド”ストーカー市川
※ジャンピングヒップアタック


◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権3WAYマッチ/60分
[第27代王者]○戸澤陽(7分26秒 高速ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×パンチ富永


[第27代王者]○戸澤陽(12分1秒 パッケージ・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×スペル・シーサー
☆戸澤が6度目の防衛に成功。


◇第4試合◇
▼60分1本
○ドラゴン・キッド フラミータ(15分19秒 ウルトラ・ウラカンラナ)B×Bハルク ×望月成晃


◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権/60分1本
[第54代王者]CIMA ○ドン・フジイ Gamma(21分44秒 ナイスジャーマン)T-Hawk ×Eita ビッグR清水
☆CIMA、フジイ、Gamma組が2度目の防衛に成功。


【Eita、Kotokaの話】
Eita「オレはT-Hawkの引き立て役じゃねえんだ。あんなの、ごめんだよ。ミレニアルズはアイツのせいで終わった。ミレニアルズはアイツのものじゃないんだ。私物化したからおかしくなったんだ。なあ!?」


Kotoka「T-Hawk! オマエが上にいこうとしても、オレたちがありとあらゆる手を使ってオマエより上にいってやる! 覚悟しとけよ!」
フジイ「勝ったって感じ、全然せえへんな」


【CIMA、フジイの話】
CIMA「あれでスタートラインでしょ。仕掛けて仕掛けられて。頭一回、飛ばされたけど、あれでスタートラインだろ」


フジイ「清水のコスチュームはナメてるんか? わざとか?」


CIMA「まあ、何やっても中途半端なヤツらやな。解散したミレニアルズ、屈辱感を味わえ。レスラーはそれからや。第1試合でミレニアルズのコスチュームのまま上がってたヤツら、このリングに上がらんほうがええかもしれん。オレらは子どもが選んだダーツでマッド・ブランキーに入ることが決まったとき、2週間で新しいコスチューム作ったこともある。意識の差や。オレらが元気なうちにはい上がってこんヤツは蹴りつぶしてやるからな。きょうでスタートラインや。何回でも飛ばしてこい!」


◇第6試合◇
▼ジミーズvsMAD BLANKEY敗者ユニット解散サバイバルイリミネーションマッチ
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン(5-4)土井成樹 YAMATO K-ness サイバー・コング 問題龍


[1]○サイバー(14分40秒 片エビ固め)×堀口
※パイナップルボンバー
[2]○神田(15分42秒 体固め)×問題龍
※琉S
[3]○土井(16分53秒 エビ固め)×神田
※バカタレスライディングキック
[4]○堀口(18分10秒 バックスライド・タイムズ)×サイバー
[5]○ススム(18分10秒 エビ固め)×K-ness
[6]○YAMATO(20分10秒 片エビ固め)×堀口
※ギャラリア
[7]○土井(22分47秒 エビ固め)×斎了
※バカタレ・スライディングキック
[8]○ススム(24分35秒 ジャンボの勝ち!固め)×土井
[9]○ススム(29分21秒 エビ固め)×YAMATO


(試合後)
斎了「クネスさん、ジミーズ助けてくれてありがとうございましたー! 僕の知り合いの了八先生が言ってました。ノブヒコ3人は不良グループから見事、更正した。MAD BLANKEYだけは言うこときいてくれないと嘆いていましたよ。でも、ジミーズを助けてくれた。このことは僕から了八先生に伝えておきますから。僕らジミーズ、このメンバー+KAGEを入れてもう4年になります。これから5年目、新たなジミーズとして、クネスさん。ジミーズとして一緒にやっていきませんか。みなさんどうですか!?」


クネス「ちょっと待って。正直な、MAD BLANKEY楽しかったんだよ。MAD BLANKEY終わらせたくなかったんだ。でもな、それ以上に俺はジミーズを解散させたくなかったんだよ。だから先月の後楽園、お前をリングから遠ざけてジミーズの解散をふせいだんだ。(斎了「クネスさん!」と抱きつく)ちょっと待て。俺としてはMAD BLANKEYも残ったうえでジミーズも残ってもらいたかったけど、しょうがない。今日という解散マッチになって正直、最後の最後までどうするか悩んだんだ。でも、ススムが一人でやられてるのを見て、勝手にカラダが動いちまった。MAD BLANKEYを裏切った、こんな俺だけど、ジミーズ入れてくれるか?」


ススム「クネス! 最後、クネスが助けてくれたとき正直、ビックリしたよ。でも、それ以上に俺は本当に嬉しかった! 俺もジミーズ最初になったときは本当にイヤだったけど、いまはジミーズが大好きです。そこで、さらに大好きなお前が今度はジミーズに入る。でもな、クネス……一つ普通に真面目な話するぞ。ジミーズに入るのに、クネスでいいのか?」


斎了「クネスさん、クネスのどこが地味なんですか。ジミーズ入るに当たって、リングネーム変えていただきます。しかも先ほど言いました、ジミーズは4年経ちます。お客さんにも浸透しています。ジミー・クネス、クネス・ジミーとか安易な地味な付け方やめてください。斬新な新しい地味な名前、しっかり考えておいてくださいよ。それともう一つ、ジミーズにはメンバーそれぞれイメージカラーがあります。それもしっかりクネスさんのイメージカラー考えてください」


クネス「俺のイメージカラー青だから、いま黄色だけど青い戻すよ」


斎了「すみません、青はもういるんです(神田が前に出る)。青は使えません。すみません。別なのお願いします」


クネス「MAD BLANKEYなくなったし、黄色気に入ってるので、黄色で」


斎了「黄色気に入ってる、黄色はもともとMAD BLANKEYのイメージカラーですが、黄色のイメージカラー担当は堀口元気なんです」


クネス「えっ、この人レインボーじゃないの?」


斎了「人一倍派手ですけど、イメージカラーは黄色なんで」


クネス「黄色入ってないじゃん」


斎了「今日は入ってませんけど、Tシャツは全部黄色なので、黄色も使えません。なので紫、黄色、オレンジ、赤、青、そしてKAGEのグレーは使えませんので、他の色をしっかり来月の後楽園までリングネームとイメージカラー決めておいてくださいよ」


堀口「何はともあれジミーズ、勝ちました。そして今日、一人仲間増えましたけど、これからもジミーズ一生懸命……」


谷嵜「おい、ちょっと待ってくれ。さっきから聞いていたらサクサク進んでるけど、クネスのジミーズ入りだと? ここにいるお客さん、テレビの向こうのお客さん、ジミーズメンバー大賛成かもしれないけど、俺は今日、お前にボックス2発くらってサイバーに負けてんねんぞ。そういうのを黙ってみんなが喜んでいるからって『はい、そうですか』と丸く収められるほど大人になりきれてないからな。俺は認めんぞ。この馬鹿野郎どもが(そのまま退場)」


堀口「あー……、一難去って、また一難か。でも大丈夫です。みんなで必ず説得します。せっかく勝ったのでね、これからも新生ジミーズ、こつこつなりますけど、頑張っていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます」


【土井、YAMATOの話】
土井「終わったことをオレはとやかく言わんぞ。次行くぞ、次。リング上で言った通り、来月タッグリーグはオレとYAMATO、現ツインゲート王者チームでいく。解散のことは気にせん。この借りを返すだけや。裏切り者は制裁や。クネスカタッグが元チャンピオンかもしれない。オマエらが過去に素晴らしい誇り高き実績を持っていようが、オレらはそれ以上や。それはこの前の神戸ワールドで証明されている。優勝してタッグで頂点を極める」


YAMATO「このベルトが正義だ」


【ジミーズの話】
堀口「何はともあれ勝ちました。今日の勝因はこの人です」


K-ness.「こういうことになっちゃったけど、本当はマッド・ブランキーを存続させたかった。マッド・ブランキーとジミーズを天秤にかけてジミーズを取った。結果オーライ。新生ジミーズでやっていきましょう」


堀口「タッグリーグ始まるんで来月の後楽園で土井&YAMATOをやっちゃってくださいよ」


K-ness.「リングネームと色、厳しくない?」


堀口「期限は後楽園までってことで考えておいてください。あと谷やんがああいうことになったけど、ジミーズは解散マッチとかいろんな問題を乗り越えてきた。これからの新生ジミーズにみなさん、ご期待ください!」


◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権/60分1本
[挑戦者]○鷹木信悟(30分1秒 片エビ固め)[第21代王者]×吉野正人
※ラストファルコンリー 王者が2度目の防衛に失敗、鷹木が第22代目王者となる


(試合後)
鷹木「しゃち、ちんたらしてんじゃねーぞ、コノヤロー。おい、おい、お前が無能すぎるセコンドだから吉野がこんなザマなんだよ。おいしゃち、セコンドならセコンドらしく、無能なら無能らしくもっと頭使え、バカヤロー」


戸澤「おい、信悟コラ! いままでなお前に対して黙ってきたけどな、いまのは言い過ぎだろ。お前、何がしたんや。モンスターやめたいんか」


鷹木「何いってんだ、この野郎、いまの試合見たろ。勝ったのは俺だぞ。なぜ勝った俺がやめなきゃいけない。やめるならまず今日、負けた吉野とお荷物のしゃちの2人だろ。今日、見に来た会場のみんなも俺の大勝利を見たんだ誰も文句はねーよな(大ブーイング)」


戸澤「同じユニットのメンバーに対してよくそんなこと言えるな。仲間に対して、よくそんなこと言えるな。自分の都合の悪いヤツは仲間になれんのか、こら。最初にMONSTER EXPRESS立ち上げるときに言うたやろ。手と手を取り合って手を繋いで、みんなで仲良くやっていこうって言ったやないか。こんなんな、MONSTER EXPRESSでもなんでもないわ!」


鷹木「それは違うぞ。確かに俺たちはMONSTER EXPRESSをスタートしたときに手を繋いで幸せになろう、そう言ってたのは確かだ。だが、そういった仲良しクラブの甘い環境だから、こんなロクでもないお笑い三流レスラーがいるんだ。おい、しゃち、お前だ。一時はまぐれでベルト取ったかもしれないけど、落とした現在はどうなってんだよ。これが結果だよ。ほとんど試合も組まれない、二軍レスラーじゃねーか。おい、戸澤。お前なら、お前だけは俺の気持ちがわかってると信じてるぞ。戸澤、まあいろいろあるかもしれないけど、次のシリーズ・タッグリーグあるだろ。そこは心機一転、気持ち切り替えて2人でタッグ組もうぜ。よろしく!」


戸澤「(ビンタで返事すると)いまのいままでな、お前と組んで、同期のお前と組んで、この夏のタッグリーグ、絶対何がなんでも優勝してやろうと思ってたけどな、俺の気持ちは変わったぞ、信悟! 悪いけどな、今年は吉野さんと組んでタッグリーグ出してもらうぞ。そしてな、お前と試合して、お前と闘ってお前のその曲がった根性こらー! 叩き直してやるから覚悟しておけや、コラ!」


鷹木「わかったよ。好きにしろ、別に俺はお前と組まなくてもやっていける。適当にパートナー探す。ただしゃちだけは勘弁してくれ。ただの運動好きなあんちゃんがパートナーなら勝てる試合も勝てないからな。戸澤、最後の一発いたかったぞ。次は当たるときは倍返しじゃすまさないから覚悟しておけコノヤロー。どっかにいたなT-Hawk。どこかで試合見てただろ、出てこい(しゃち)しゃちの話は終わってんだよ。T-Hawk、お前を最近見てるといろいろあるようだな。ユニット解散して、仲間にも見放され、ひとりぼっちか。まあ俺もひとりぼっちみたいなもんだけどな。俺はお前に対して散々厳しいコメントしてきたが、それはお前に対する期待に裏返し。それはわかるだろ。T-Hawk、いいかいまお前は一人ぼっちだ。ユニットも何もない。だけど、お前どこにやられたんだ。MAD BLANKEYだろ。アイツら解散したらしいけどな。でも土井とYAMATOがアイツらベルト持ってるらしいぞ。俺はドリームだけじゃ物足りないんだよ。こんなん言ってもお前は信用してくれないかもしれないけど、こんな俺でよければお前のために協力してやるからやるきがあるなら、俺と組んでYAMATOと土井のベルト奪ってやろうぜ。やれるのか、外野の声は気にするな。お前の本心で答えろ!」


T-Hawk「鷹木信悟、確かにお前の言う通りチームは解散して、俺は仲間にも裏切られた。いまここでウカウカしてたらこのドラゴンゲートの早い流れにおいていかれるかもしれない。こんな俺でよければタッグ組みましょう」


鷹木「やるならとことんやるぞ! よーし!! T-Hawk、話は終わった。帰ってくれ。ということで、改めまして自己紹介させていただきます。いま言ったように改めて自己紹介する。初代、新ドリームゲート王者の鷹木信悟です。ベルトも新しくなったので初代ということでいいだろう。まあ見ての通り書泉、リングは弱肉強食、勝者が正義で、勝者が歴史を作る。今日勝ったのは紛れもなく俺だ。つまりは今後のドラゴンゲートの歴史は俺が作っていく。ミレニアルズもMAD BLANKEYも解散したんだろ? これからはユニットの力じゃないぞ。個人の力が中心になるからな。つまり仲良しクラブはもう終わりだ。これからはリアルな現実を見せていく。力のない者は去れ、力のある者だけ生き残る。そういった本当の闘いを見せていくからな。お前らそれだけはよく覚えておけ」


【吉野、戸澤、しゃちの話】
吉野「今日、オレがドリームゲート戦でアイツをきっちり弾き返していれば、試合後、こんな展開にならなかった。オレがこういう結果にしてしまったばっかりに戸澤としゃち、今日大田区に集まってくれたみなさんにもイヤな思いをさせてしまった。試合に負けたオレが言うのもアレだけど、最後の戸澤のマイク、めちゃくちゃ嬉しかったよ」


戸澤「正直、ショックですね。でも、今、モンスターで残ってる仲間が一番大事。仲間と一緒に手を取り合ってがんばっていきたいと思います」


吉野「アミーゴ、ビッグマッチでこれだけのお客さんの前であれだけのことを言われたんや」


しゃち「自分なりに一生懸命答えを求めてやってきたつもり。それをあんなふうに言われて、オレは悔しい。鷹木信悟に必ず仕返しをしてやろうと思います。必ずやってやろうと思います」


吉野「鷹木信悟が試合をする時にアミーゴがセコンドついたら、後輩で歳も下でキャリアも下の信悟に水やタオルを渡したりしてる。何回も言うけど、オレはアミーゴのことを悪く言うヤツは許さない。オレも戸澤もアミーゴも一緒や。来月のタッグリーグでやってやる。調子乗るのもたいだいにせいよ。ドリームを手放してしまったかもしれない。けど、次にアイツと当たる時は覚えてろよ」


【鷹木の話】「いやあ、これでいいでしょう。ベルトも新しくなった。もう俺色。ビールの味に染まっちゃったよ。新ドリームゲート。まあ会社が何て言うか知らないけど、ベルトを持っている者に権限があるんだろ? だったら俺は初代新ドリームゲート王者・鷹木信悟だ。今年に入っていろいろフラストレーション溜まってたんで。しょせん結局、弱肉強食ですよ。今日だって同じ日に両国で新日本プロレスがあった。G1クライマックスの決勝ですか。次の週にはDDTの両国もある。プロレス界も弱肉強食。食うか食われるかの時代に入った。だったらドラゴンゲートがいつまでも仲良しクラブをやっている場合じゃないでしょ。俺は常々そう言ってきた。だからこそ俺は他団体にも目を向けて、昨年からさまざまなリングに上がってきた。電流爆破もそう、靖国神社もそう。俺はもっともっといろんな刺激がほしかったから。確かにやり足りないけど、それはもちろんドラゴンゲートのリング上でやり足りない、不平不満があったからだ。だが、俺はしょせんドラゴンゲート所属の選手だ。ここのリングで結果を残さなければ誰も評価はしてくれない。
だから俺は同門対決に何の抵抗もない。吉野だろうが戸澤だろうが、ゴングが鳴れば対戦相手を叩き潰すプロレスをするだけだ。俺のその軸は何も変わらない。ドラゴンゲートらしさ、それも確かにあるかもしれない。俺からしたらそんなのクソ食らえだよ。ユニット? そんなの二の次三の次だよ。プロレスラーならやっぱり、一人のプロレスラーとしてトップを目指すのが当然。最終的にはユニットなんか1年か2年したらなくなるんだ。だから俺は常に個人闘争、それを胸に闘ってきた。
こうして新しいドリームゲートのベルトが俺の手元にあるんだからこれで誰も文句はないよな。ファンが勝手に俺のことを悪役に仕立ててブーブー言ってるが、アイツらも仲良しクラブが好きということがよくわかったよ。でも俺はそれを変えていきたい。俺は俺なりにドラゴンゲートに危機感を感じて行動を起こしていることだから。 今日が終わりじゃない。今日からスタート。2年前にCIMAから取って、ヘマこいてYAMATOにすぐ取られたようなミスをしたが、今回はそんなことはしねえからな。挑戦者は俺が選んでいくからな。勝手に会社、対戦相手には言わせねえぞ。それがこの新ドリームゲートの権限だ」


 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」両国大会の裏で開催されたDRAGON GATE大田区大会のメインは吉野の保持するドリーム王座に鷹木が挑戦、吉野と鷹木は同じユニット“モンスターエキスプレス”のメンバー同士だったが、互いに方向性を巡って対立、ユニットは分裂状態となるなかでの選手権が開催された。


 試合は吉野がジャベを駆使して首や腕攻めを展開するが、鷹木がエプロン上でのパイルドライバーで反撃、場外へ逃れた吉野を鷹木がイスで容赦なく殴打し、リングに戻ってもナックルで殴りつけ、制止に入るレフェリーをも突き飛ばす。
 パワーで圧倒する鷹木に吉野は鷹木をエプロンで固定してから花道ダッシュのスライディングキックを放ち、コーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
 吉野はスリングブレイドからフロム・ジャングルを狙うが、脱出した鷹木はスライディングラリアットを決め、バンピングボンバーをブロックした吉野はアナザースペース、フロム・ジャングルを決めるも、鷹木は持ち上げてデスバレーボムで叩きつける。
 吉野は雪崩式スリングブレイドを狙うが鷹木はパワーボムで返し、吉野のリバースパワースラムもバンピングボンバーで切り返すとパワーボムからMADE IN JAPANを狙うが、鷹木は腕吉野で切り返すもトルベジーノは鷹木が強引に叩きつけて阻止する。
 鷹木はダブルチョップを狙うも吉野はリバースパワースラムを決め、トルベジーノからのソル・ナシエンテと必勝パターンに持ち込むが鷹木はロープに逃れてバンピングボンバーを放ちSTAY DREAM、吉野もバックホームからトルベジーノを決めるももう一発は鷹木がキャッチしてMADE IN JAPANを決めると、最後はバンピングボンバーからのラストファルコンリーで3カウントを奪いドリーム王座を奪取した。


 試合後には鷹木は吉野のセコンドについたしゃちに対しても暴行を振るいバンピングボンバーからのパワーボムでKO、鷹木の振る舞いに戸澤も我慢できず詰め寄るも、態度を改めないため決別を宣言する。
 鷹木は新パートナーとしT-Hawkにタッグ結成を要請するとT-Hawkも快諾した。


 またセミで行われたジミーズvsマッドブランキーのユニット解散をかけたイリミネーションマッチはサイバーが谷嵜をパイナップルボンバーで降し退場させてマッドブランキーが先制するが、ジミーズも神田が琉Sで3カウントを奪いすぐタイに持ち込むも、土井がバカタレスライディングで神田を、堀口がサイバーを髪が宿ったバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪うなど五分の攻防が続く。
 ジミーズはススムがクネスを光の輪を切り返して3カウントを奪い逆転に成功すると、マッドブランキーもYAMATOが垂直落下式ブレーンバスターからのギャラリアですぐ追いつき、土井が斎了をバカタレ・スライディングキックで3カウントを奪い、マッドブランキーが再び逆転しジミーズはススムだけとなる。
 しかしススムは土井にジャンボの勝ちを決めると掟破りのV9クラッチで3カウントを奪いタイに持ち込むと、YAMATOはスリーパースープレックスから垂直落下式ブレーンバスターでススムを追い詰め、ススムがジャンボの勝ちを狙ってもリング下のクネスが脚をすくって妨害する。
 そしてクネスがパウダー攻撃を狙うが、クネスはYAMATOの顔を確認してからYAMATOにパウダーを投げつけると、ススムとクネスのクネスカがスカドラニーを決めてからススムがジャンボの勝ちを決め3カウントとなり、敗れたマッドブランキーはクネスのまさかの裏切りで解散となった。
 試合後はススムとクネスはクネスカの再結成を宣言してツインゲートへの挑戦を表明すると、斎了がクネスにジミーズ加入を勧め、クネスも快諾するが、試合中にクネスに何度もボックスで殴打された谷嵜だけは納得せず、一人だけ退場した。

 
 またトライアングルゲート選手権は試合中にEitaがCIMAに攻撃を加えた際に脳震盪を起こし意識を失うハプニングが発生、CIMAは蘇生するも激怒しEitaにイスや傘で殴打して大荒れとなる。
 それでも冷静さを取り戻したCIMAがGammaとの連係やフジイの活躍もあって主導権を握り、最後はフジイがナイすジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛した。
 だが試合後にKotokaが乱入してEitaと共にT-Hawkを襲撃し仲間割れとなった。


 ジミーズを解散に追いやるどころか逆にマッドブランキーが解散、ユニットを死守したジミーズはクネスが加わるも谷嵜は独自行動、EitaとKotokaも独自で動き出し、空中分解となったモンスターエキスプレスは鷹木とT-Hawkがタッグを結成するなど新しい展開を迎えた、ユニットの再編となったドラゲーの図式はどう変わるのか?

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