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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

10年目の決断・・・ユニオンプロレス解散へ

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10年目の決断・・・ユニオンプロレス解散へ

(週プロモバイルより)
17日午後2時から都内・テック事務所にてユニオンプロレスの会見がおこなわれた。出席したのは、ナオミ・スーザン代表、木高イサミ、石川修司の3名。まずはスーザン代表から「ユニオンプロレスは10月4日、後楽園大会の10周年記念興行をもちまして解散いたします」と衝撃的な発表があった。現在、予定されているユニオンの大会は、8・30新宿、9・15新木場、10・4後楽園の3大会となる。以下、解散に関するコメント。


イサミ「スーザンさんが代表をやめると言ったときに、選手みんなで新しい代表を立てるのか、今後ユニオンプロレスをどうしていくのか、みんなで話し合った結果なんですけど。いま現在のユニオンプロレスというのは、やっぱりスーザン代表が。初めは代表が代わることもよくあったんですけど、スーザンさんが代表になってからは、ホントにひとつになってここまで来たっていう部分が大きかったので。スーザンさんが引退されるということもあって、みんなで話して、今回の解散ということになりました」


スーザン代表「10月4日の大会以降のユニオン所属選手たちがどうするかは、いまの段階ではまだ未定の部分が多いんですけども、実はDDTプロレスの方で、新しくプロダクションを設立する話が持ち上がっていまして、そちらに所属する選手も出てくると思われます。まだだれがどこに所属するというのは決まっていないので、基本的にはみんな、選手の意思を尊重していきたいなと思っています。そちらも決まり次第、ご報告させていただきたいと思っています」


石川「みんなで話し合って、10月4日で解散ということで、自分のなかでユニオンプロレスのお陰で成長できた、ユニオンプロレスとともにやってきた。そのユニオンプロレスが解散ということで、10月4日以降はフリーとしてやっていこうと思ってます。自分の中では強いと言われている選手たちと闘っていきたいということで。自分は年齢も今年で40なので、残った現役生活はそういった人たちと、自分の力を試してみたいなと思い、決意いたしました」


イサミ「僕個人なんですけど、自分が行くべき道といいますか。ユニオンプロレスがなくなって、そのあとどうするのか。僕の中で決まってはいるんですけど、まだ現段階ではすべてが確定して、すべてがゴーサインが出ているわけではないので、この段階ではまだ言いづらいなというのがあります。ユニオンプロレスというのは、僕にとってもそうだし、石川修司にとってもそうだし。やっぱり、僕らの家だったので、それが一回、閉めるっていうことに関して、マイナスな意見というか、マイナスな、悲しい気分というか、なりますけど、せっかくだったら、10月4日に最高のものを見せられるっていうのが、いま僕が一番望んでるのは、自分の進退もそうですけど、それよりもまずは10月4日までに、残されたあ
と、8月30日、9月15日、10月4日の3大会。たったあと3大会なんですけど、どこまで面白いというか、すごいものをみせられるかなというのが、僕らに与えられた使命じゃないですけど、そういうものだと僕は思っているので。いまは10・4に向けて全力で走ろうと思っています」


以下、質疑応答。
イサミ「(話し合いのなかで反対意見もあったのでは?)僕が若干抵抗したんですけど、僕らはユニオンプロレスの一番最初から再旗揚げしたときからいるメンバーたちは悩んだんですよ。そこが一番つらくて。反対というよりも、さっきも言いましたけど家なんで。家がなくなるって、つらいじゃないですか。だから、どうしようというのは、そのメンバーたちが考えました」


石川「やっぱり最初からいたんで。ユニオンプロレスを大きくしていくことが、自分のやってきたなかで大きなものを占めていたので。こういう話になって、もちろん、そうじゃない道を探したつもりなんですけど、話しているうちに、やっぱり一回終わらせた方が、ホントに応援してくれているファンの方たちにはホントに申し訳ないんですが、いまの体制で一回閉じた方がいいんじゃないかという結論になりました」


イサミ「(新たな体制でユニオンを始めるという考えは?)もちろん、そういう話も出たんですけど、新しい代表を立てるとか。もしくは、代表という役職を立てずに、選手だけでやっていくという方法も考えたんですけど、でも、やっぱり、いまのユニオンプロレスは、僕らの中では、イコール、ナオミ・スーザンという部分が大きかったので。そこが一番ですね。そういう意味じゃ、われわれ選手、スーザン代表、ある種わがままで団体を閉じてしまうことに関しては、ファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」


石川「(DDT総選挙に出馬していないが、今回の話が関係している?)そうですね。解散という話が決まってきたなかで、自分がどうするかとなったときに、さっきも言った通り、年齢的なことも含めて闘ったことのない選手と闘いたいというのがあったので。ユニオン所属として入っている時期もあるんですけど、総選挙が開票されたときには、僕はフリーの立場なので、それはちょっと違うかなと。ユニオンの石川修司として投票してもらって、結果はどうなるかわからないですけど、フリーとして出るのも、また違うかなと。自分のなかでは葛藤もあったんですけど、総選挙の管理委員会には気持ちを伝えました」


スーザン代表「(いまユニオンが管理しているベルトがあるが、それは10・4以降はどうなる?)まだいまの段階で、次の防衛戦は決まっているんですけど、それ以降のことはなにも決まっていない状態です。ですので、そのときのチャンピオンとの話も、チャンピオンの意向も尊重して話す必要があるので。例えば、いま封印するつもりとか、団体側では言えない部分があります。もう少しちょっと、ギリギリにはなると思いますが、チャンピオンと話しつつ、決めたいと思います」


イサミ「(残り3大会、区切りが見えた中でどういう闘いを見せていく?)これが…なんて言うんですかね。ユニオンプロレスの最後が決まっているわけじゃないですか。じゃ、そこに向けてなにができるのか。ほかの選手たちとも話しましたけど、たぶん、だれかひとりでも、“どうせ終わるから”とか、“もういいや”とか、投げやりになる人がひとりでもいたら、一気に崩れるという気がします。まあ、それは話し合いの中で、そういう人はひとりもいなかったし。せっかくなんだから、最後にドデカい花火打ち上げましょうみたいな気分です」


石川「今回、こういうことになったので、ユニオンというか、プロレスファンの人に、ユニオンプロレスを、一丸となって3大会を記憶に残るような大会にしていきたいです」


スーザン代表「いま初めて発表して、解散って、さっきイサミが言ったようにさみしかったりとか、もちろん、応援して下さったファンの皆さん、悲しんだり、惜しんだりしてくださることに関しては、ひじょうに申し訳ないなと思っているんですけど。ホントにいろんなことを話したんです。そのなかで、ユニオンプロレスという団体自体は終わるけども、そこに所属しているみんなというのは、まだまだプロレスを続けていくと思う。そういう意味では、ひとつの区切りをつけることが、今後のみんなにとって、いいものにしていきたいと思っているんです。10月4日は10周年なんですけど、ユニオンとしては最後のそこまで、全力でできることをやって、なにかみんなで得ていくものがあって、その過程でいまま
で応援して下さった方々に、見せられるものがまだまだたくさんあると思うんですね。そこを考えて完全燃焼したいなと思ってます」


イサミ「完全燃焼しましょう! マイナスのことですけど、プラスに変えられるように。楽しく笑って最後までやりましょう!」


 ユニオンプロレスが会見を開き10月4日の後楽園大会をもって解散することが発表された。


 ユニオンは1994年から活動していたプロレス団体だったが1年後に活動停止、2005年にDDTがDDT内のブランドとして復活、2007年からナオミ・スーザン代表体制となってからは石川、イサミが中心となり、DDTの姉妹団体として扱われてきたが、2013年からはDDTから独立、独立してからもDDTとの関係は継続しつつも団体活動してきたが、先日にスーザン代表が勇退を発表、後継代表をめぐって話し合われていた矢先だった。


 いろいろ言われるだろうが、解散のきっかけはスーザン代表の勇退、イサミのコメント通りユニオンはスーザン代表あってのユニオンだったということ、それだけ選手らにしてもスーザン代表には勇退を留まって欲しかったが、スーザン代表の決意は固く、解散に至ってしまったと思う。


 今後に関しては石川はフリーとして活動、イサミは明言はせず、他の選手らもDDT内のプロダクションで面倒を見るという、自分も2度観戦したが復活して10年目の解散は残念としかいいようがない。

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