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4ヶ月ぶりの全日本…宮原が崔を降し三冠防衛!世界タッグ防衛の岡林と諏訪魔に遺恨勃発!
8月27日 全日本プロレス「2016サマーエクスプロージョン最終戦~もっと名古屋を~」愛知・名古屋国際会議場 710人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
△ジェイク・リー(15分時間切れ引き分け)△野村直矢◇第2試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 奥田啓介(ラ・マヒストラル)中島洋平 ×SUSHI◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○佐藤光留 青木篤志 ディアブロ(9分55秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め)青柳優馬 ×高尾蒼馬 岩本煌史【佐藤の話】「絶好調! 中畑清です。びっくりした! こういうの挑戦者が獲ってベルト獲るって言うんじゃねぇのか!? DDTにいたわりにはそういうのないんじゃない。あっ! 実力が足りなかったか! 忘れてたよ。高尾君。でも君がDDTでドリフやってる間、俺は全日本で毎日毎日! 毎日毎日! 打たれて、打ち合いして、自分の体を鍛えてきたんだよ。頑張ってるのは君だけじゃない。世の中の全員が頑張ってんだ。だからその平等の中でこのベルト獲り合おうじゃないか。あぁ絶好調。隊長、出番なかったですね。何でかって俺、絶好調、中畑清ですから。(高尾はベルトを獲ったらDDTの選手とDDTで防衛戦をやりたいと秋山社長に訴えたそうだが?)第2回DDT総選挙1位の俺が言ってやるよ。1位になれない奴って、僕が1位になったらって必ず言うんだよ。取れないやつほど、こういう青写真を描いてるって言うんだよ。何もわかってねぇ。人間の体の仕組みの一つでも覚えてこい。いいよ、俺が勝ったらDDTの奴と防衛戦できるんだろ。そういうことだな。DDT金持ってるんだろ。高木三四郎さん、いや高木三四郎大社長! 金持ってんでしょ。防衛戦、DDTの奴らたくさんいるから金くれよ」
◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○ゼウス ボディガー(12分5秒 片エビ固め)大森隆男 ×田村和宏
※ジャックハマー◇第5試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○吉江豊 竹田誠志(11分18秒 体固め)秋山準 ×橋本大地
※ダイビングボディープレス◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]岡林裕二 ○関本大介(22分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者組]諏訪魔 ×スーパー・タイガー
☆関本&岡林が3度目の防衛に成功【試合後の諏訪魔、関本&岡林】
諏訪魔「今日はスーパーにとっていい収穫だよ。ここでいきなり獲ったってあいつのためになんねぇんだ。わかったと思うよ。凄いもの得たんじゃないの。いいじゃない。どんどん暴れりゃいいんだよ。それにしても岡林のタコ坊主、生意気だな、あいつ。調子乗ってんな。ただ、俺なりに王道トーナメントに向けて試合勘つかめた、今日で。それが収穫だよ。いいんだよ、勝ち負けは。俺は世界タッグ何回も逃してんだ。一回逃したぐらいどうってことねぇよ。岡林帰ってこいよ(と二人が戻ってくるのを待つ)」※関本&岡林が引き揚げてきて
諏訪魔「(仁王立ちで)岡林こいよオラ!」
岡林「オイコラ! 試合終わってんだ!」
岡林「何べんでもやってやるぞコノヤロー!」
関本「終わってんだろ、コラ!」
※諏訪魔と岡林が一触即発。関本が岡林を、ボンバー斉藤レフェリーが諏訪魔をそれぞれ止め、諏訪魔は控室へ
関本「次は誰ですかね? 次は」
岡林「誰でもこいよコノヤロー。ぶっ潰してやるよ。全員ぶっ潰して、大日本色に染めてやるよ。かかってこい!」
関本「かかってこいオラ! 試合終わってから来るの遅いんだよ」
岡林「何がしたいんだ。かかってこい!」
関本「リング上がナンボだろ! 今日はありがとうございました」
岡林「ありがとうございました」
関本「しんどいですね」
――今シリーズ3回タイトルマッチやっただけに…
関本「3回? 知らなかった。これで防衛4回目? 記録何回ですか? 2ケタはいってない? 記録塗り替えてやるから。俺と岡林が記録塗り替えてやる」
岡林「世界タッグの名だたるチャンピオンいっぱいいますけど、その上に立ちます。やりましょう!」
関本「やりましょう!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(22分16秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×崔領二
☆宮原が5度目の防衛に成功【宮原の話】「V5ですよ。約半年、たった半年、たかが半年。でも俺はこの半年で進化して、今日も5回目防衛して進化した。(最高のV5になったのでは?)そうですね。とにかく名古屋で三冠戦なんておそらく今日来てる人の記憶にほとんどないでしょう。だからこそ、これから全日本プロレス各大会、大きな大会あるでしょう。俺はそれが全て一発目だと思うんで、気持ち的には。今日も5回のうちの1回に過ぎないかもしれない。でも今日、名古屋に来た人はチャンピオンになった宮原健斗どんなもんか、そう思ってた部分もあるだろうし、それを全力で俺はみせたいと思う。全力ですよ。小さなことかもしれない。全力、一生懸命、それが見てる人に届けばと思っていつもやってる。それがV5につながってると思います。(5度の防衛を積み重ねてきたが手応えもあるのでは?)僕、この世界に入って満足したことは一回もないんで。それは第三者が評価することで、俺は一度たりとも満足したことはない。俺の満足じゃなくて、お客さんの満足につながればと思って一生懸命やってるから。それは飾った言葉でも何でもないですよ。それが今の俺の強さにつながってると思ってるんで。(三冠王者として王道トーナメントに出場することになるが?)もう優勝しかないでしょ。今日もこうやって名古屋の皆さんに『新時代、任せたよ』って声いっぱいもらった。そういう声を聞いてまた俺もパワーをもらって今このイスに座ってるし。そういう気持ちですよ。(三冠王者として優勝すれば史上初となるが?)最年少、史上初、そういう初もの好きですから。過去のデータは俺には通用しない。過去は過去。俺はこれからを作る人間として今を作ってる人間だから。過去は当てはまらない。それがチャンピオンとして今日はV5できてホッとしてます。明日からスイッチ入れ替えて、今日はこのV5に浸って、名古屋の皆さんの笑顔に浸りたいと思います。(崔は挑戦者としてどうだった?)俺が言うことないでしょう。三冠に挑戦するって時点で俺はどうこう言うつもりないし、人のことを評価すること好きじゃないんで。レスラーである以上、みんなライバルだから。俺はそれはリングを降りてから評価しますよ。リング上に立ってる限りは他のレスラーをどうこう言うつもりないし、あんまり実際のところ興味ないですよ。俺のことしか。俺とファンの皆さんのことしか興味ないから」
今回は全日本プロレス名古屋大会を観戦するため、1年ぶりに名古屋国際会議場を訪れた、例年なら大日本プロレス名古屋大会を観戦するが、今年は都合のため観戦することが出来ず、今年は全日本となった。
全日本を観戦するのも4月のチャンピオンカーニバル大阪大会以来で4ヶ月ぶりで、三冠選手権を見るのも3年ぶり(2014年8月30日愛知県体育館大会、ジョー・ドーリングvs曙)となるが、4ヶ月の間に全日本は欠場していた諏訪魔が復帰、今年から大日本からフリーのレフェリーとなっていた李日韓さんが全日本のリングで裁き、IGFの所属だった奥田、HEAT UPの田村、スポルティーバの岩本が参戦するようになっていたが、重鎮だった渕正信は参戦しないなど、観戦しなかった4ヶ月の間にも全日本の光景は変わりつつあった。名古屋大会のセミは世界タッグ選手権、王者の岡林&関本組に諏訪魔とSタイガーのEvolutionが挑戦、先発は岡林と諏訪魔でスタート、序盤はロックアップから差しあいとなるが、諏訪魔がタックルからグラウンドを仕掛けようとするも、岡林は動じず、今度は手四つからの力比べとなるが、岡林が押し込むと、五分に押し返した諏訪魔がガントショットからダブルリストアームサルトで投げるも、パワーでは完全に岡林が上回った印象を受けた。
試合はEvolutionがSタイガーのキチンシンクから関本の脇腹に集中攻撃を与えるも、諏訪魔は意識してかコーナーに控える岡林を強襲、Evolutionが王者組を分断して試合の主導権を握る。
劣勢の関本は諏訪魔のラストライド狙いをリバースし、ドロップキックを放ってから岡林に交代も、関本は場外で倒れてうずくまり、岡林が孤軍奮闘するも、Evolutionの連係につかまって窮地に立たされる。
諏訪魔は岡林にバックドロップからSタイガーがタイガースープレックスホールドを決めて勝負に出るが、蘇生した関本が間一髪カットに入り、岡林がSタイガー、関本が諏訪魔にアルゼンチンの競演、関本がSタイガーをサソリ固めで捕らえ、サンドウィッチラリアット、ダブルブレーンバスターと連係攻撃で猛反撃。
岡林が諏訪魔をラリアットで蹴散らすと、Sタイガーはラリアットを狙う関本の右腕にハイキックを浴びせて抵抗するが、関本がラリアットでねじ伏せた後でジャーマンでぶっこ抜いて3カウントとなり王座防衛、試合後は諏訪魔が岡林を挑発して睨み合いになり、バックステージでも岡林に諏訪魔が詰め寄るなど一触即発となった。
諏訪魔がなぜ岡林に力負けしたのか、まだ諏訪魔の足に踏ん張りがきかないのか、それとも諏訪魔が欠場している間に岡林がとんでもない怪物になってしまったのか、思い出すのは昨年11月の天龍源一郎引退興行で諏訪魔が岡林と組んで藤田和之、関本と対戦した際に、諏訪魔は藤田相手に空回りしたのに対し、岡林は藤田と互角以上の戦いを展開して大日本勢が試合の主役を奪った、あの試合で諏訪魔は岡林をどう見たのかわからない、わかるのは諏訪魔にとって格好に獲物が現れたということなのか、また岡林もストロング王座を神谷英慶に明け渡し身軽になったことで、そろそろシングルプレーヤーとして他団体相手に存在を発揮する時期に来たのかもしれない。メインは三冠選手権は崔がPK、宮原がブラックアウトを仕掛けて回避しあうなど牽制するが、場外戦となると、宮原がファイヤーマンズキャリーから鉄柵へのギロチンホイップで崔の首を鉄柵に直撃させてから首攻めを展開すれば、再度の場外戦ではセカンドロープからの攻撃を狙う宮原を場外へと蹴落とし、脇腹を痛めた宮原に鉄柵攻撃や客席に叩きつけるなどして反撃、よく考えれば二人ともTARUと組んでヒール修行を積んだ経験もあるだけにラフも織り交ぜてくる。
脇腹攻めで失速した宮原に対し崔は徹底的に腹部攻めを展開、キチンシンク、山折りと攻め込むが、崔のジャーマンに対し宮原も投げ返すと、フロントハイキック合戦から宮原が串刺しブラックアウト、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けるも、ブラックアウトをキャッチした崔はスリーパーで絞めあげてからシドマス、しかしクリアした宮原もフロントハイキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
両者はエルボー合戦から崔がミドルキックからジャーマンで投げ、ランニングニーから雪崩式ブレーンバスターで畳み掛けてから那智の滝を投下も、かわした宮原は着地した崔に隙を突いて後頭部へのブラックアウトを炸裂させる。
ここで勝負と見た宮原はブラックアウトから二段式ジャーマン、ニーリフトで抵抗する崔に再度ブラックアウトからシャットダウンスープレックスで王座を防衛、試合後は宮原の「全日本プロレスは最高ですか!」で締めくくった。宮原の王者ぶりも初めて見たが、戴冠時は不安を感じたものの防衛戦をこなす度に成長してしているというものを感じ、試合後のアピールも棚橋弘至を見ているようで板についてきている。
他の試合は第1試合では野村がリーと対戦し野村は執拗にヘッドロックなどでリーのスタミナを奪いにかかるが、リーはミドルキックからの打撃で反撃、今までキックだけの印象を受けたリーだったが、鋭いエルボーを繰り出すようになるなど上半身の動きも見せるようになった。
リーはサイドスープレックスから逆エビと野村を追いつめるも、野村も丸め込み技の連打からスピアーと応戦、終盤でも野村はスピアーを決めるも、リーも掌打で応戦してタイムアップの引き分け、リーも成長を感じたが野村は粘りだけでなく激しさももう少し欲しいところだ。第3試合の世界ジュニア前哨戦は高尾がローリングエルボー、トラースキックと攻め込む、ハイキックで動きを止めた佐藤が足取り腕十字で高尾から直接ギブアップを奪い勝利、青柳や岩本のフォローが足りなかったのもあったが、王座奪取を狙う高尾にとっては厳しい結果となった。
第5試合はキックを繰り出す大地に対し、吉江は重爆攻撃、竹田はグラウンドで大地を攻め、秋山も吉江にエクスプロイダーを再三狙うが阻止されてしまう。
吉江はライジングDDTを狙う大地を浴びせ倒して潰すと、竹田と共に猛攻をかけ、最後は吉江がダイビングボディープレスで大地を圧殺して3カウント、久々に生で見る大地に注目していたが吉江の好調ぶりが一番目立ってしまった。久しぶりの全日本の感想はジワジワと面白くなってきているのに、ファンはもっと見て欲しいというのを感じ、いろんな可能性をまだ秘めていることを感じさせた。今度は全日本をいつ観戦となるのか・・・
【全日本】崔を激闘突破 宮原が三冠V5、王道T制覇に照準▼Evolution返り討ち 関本&岡林V4、2ケタ防衛視野に▼佐藤が最後の前哨戦で高尾に直接勝利…名古屋大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/aVibjRU4PZ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年8月27日本日は名古屋大会へ沢山のご来場、ありがとうございました!世界タッグ&三冠ヘビー級選手権共に王者が防衛!8/31新木場大会後、いよいよ9/4品川にて王道トーナメント開幕!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/xk3qDe5Whb
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年8月27日V5☆
ありがとう名古屋☆#ajpw pic.twitter.com/Q5yh0K2Y8N
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年8月27日サマーエクスプロージョン最終戦 名古屋大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今大会はエクスプロージョン出来なかったので、王道Tでエクスプロージョン!#ajpw #プロレス
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月27日全日本・名古屋大会終了。絶好調、中畑清です。かかってこいよ高尾蒼馬。全力で来ても足りないよ。間違いなく今の僕は人生で一番強い。興奮している。バラバラになりそうなぐらいだ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年8月27日佐藤光留はDDTを去ったのではない。僕はまだ、夢のために旅に出たまんまだ。世界ジュニア王者としてDDT両国に帰ってくる。甘さなんかほとんどなかった。苦さばっかりだった。その中で掴んだ。佐藤光留のドラマチック・ドリーム、止めれるもんなら止めてみろ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年8月27日PR -
大仁田vsはぐれIGFが開戦!カシンワールドに翻弄されながらも大仁田軍が勝利!
8月27日 ファイヤープロレス旗揚げ戦 「はぐれ大仁田軍vsはぐれIGF軍」ディファ有明 1014人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼マスクマン 対 普通のレスラー/30分1本
佐野直 佐瀬昌宏 ○HASEGAWA (10分17秒 片エビ固め)ワイルドセブン 雷電 Xショッカー1号
※フィッシャーマンバスター◇第2試合◇
▼戦闘能力未知数対決!/30分1本
○がばいじいちゃん(10分45秒 朝のおつとめ式体固め)Xパンディータ
※がばいトーンボム◇第3試合◇
▼赤鬼&青鬼は意外と大卒!/30分1本
○雷神矢口 青鬼橋本(12分02秒 片エビ固め)Hi69 X円華
※ワールドカップスラム◇第4試合◇
▼アクトレスガールズ初の4WAYダンスマッチ/30分1本
○万喜なつみ(11分08秒 バッククラッシュ)X中野たむ
あと二人は堀田祐美子、安納サオリ◇第5試合◇
▼大仁田厚がチャボ・ゲレロと30年余りの時を経てタッグ結成!ノーロープ有刺鉄線&バリケードボードストリートファイトデスマッチ/無制限1本
大仁田厚 ○チャボ・ゲレロ 保坂秀樹 NOSAWA論外(11分05秒 ジャーマンスープレックスホールド)X黒覆面F ケンドー・カシン 鈴木秀樹 将軍岡本
(試合終了後)
大仁田「100万円のチケットを買った大バカを紹介します(とファンをリングにあげる)。ありがとう(ファンを真ん中に置き、チャボ&大仁田とで記念撮影)。これで会場費が払えます(さらに、大仁田は自身が着ていた革ジャンをプレゼント)。人それぞれ価値観があると思います。生き方や価値観があり、それぞれ思い出があると思います。だけど×3、オレは×6! こういうバカが大好きなんじゃーーー!!
回を追うごとに子供が増えます。こんな時間に寝てないといけないのに、お前ら何してるんだ! おいっ! 自分の好きなこと、胸一杯やれ!! 誰がなんと言おうと!
帰る人はいいんですけど、最後にね子供たちの夢を応援してやってください。それでは最後に子供たちの夢に1・2・3ファイヤー! よろしいですか×2!それではこの子たちの夢に、1・2・3・ダーッ!はダメよ、ダーッ!はダメよ。すみませんご起立お願いします。よく見ておけ。大人でも一緒にやらないヤツがいる。お母さん立ってやってください、子供たちのためですから。お母さん、何してるの、本当に。オイッ! ほらあのへん手を上げてないだろ? よーく顔、見ておけ! オイ!×2、ありがとう。オイ!×10、子供たちに夢を! 1・2・3ファイヤー!
(大仁田コールが沸き起こる)オイ×2、何が大仁田だよ、バカヤロ。何が大仁田だよ、お前。オイ! オレは本当に折れてないんだ。誰も信用してくれない。淋しいもんだぜ、お前。お前だけが信用してもしょうがないだろ。誰も信用してくれない。この現実はなんだろうと思うが、オイ、オイ! お前らさ、人生でたいがい歩いてきたんだから悲しいことあるだろ。な、だけどよ、楽しさもなければ、やってられるか。それではみなさん! 最後に×3、おい、がんばろうぜ! 1・2・3ファイヤー! ありがとよ!
すみません、大仁田厚、あと1年と2カ月! 胸一杯×3、頑張る!すみません×2、なんで(革ジャンに)『邪道』と書いてないか、今日の夜、書きます。それからまた大仁田厚、そしてアンタらの人生がはじまりだ!
オイ、オレも疲れるだろ? 人間だ。(ファンが「厚!」と叫ぶ)バカヤロ、厚ってお前のほうが年下だろ、バカヤロ。オレのほうが年、取ってんだ、バカヤロ。おい、すみません。一言いっておきます、(ダウンタウンの)松ちゃんがこないだ言ったように、大仁田厚は新幹線で直立に直角に座っています。なぜか! 後ろに人に迷惑をかけたくないからです。これで大仁田厚という人格をわかってください!! それでは×3、もう1回! いくぞー1! 自分自身に問いかけていくぞ-!こら高校生、座ってるのか。ホラっ、立て! その辺のオヤジとは違うんだ、コノヤロー、一緒にするな。オイッ×7、頑張ろう! 1・2・3ファイヤー!」
【大仁田の話】「わかりにくいとは思うんですけど、超花火も出てますし、FMWも出てるし、ファイヤープロレス旗揚げ。僕は自分勝手ですから、自分がやりたいことをやると。一生は一回ですから、自分のやりたいことをやると。セミファイナルに起用したアクトレスガールズなんですが、あの子たちも男子に負けないように頑張っていけば、大仁田厚の中から工藤めぐみが出たように、僕のファンを根こそぎ持っていってもらいたいと思ってるし、僕は女子だから男子だから関係ないと思ってるし、リングの中でいかに表現するかで変わってくると思うし。最初はセミ前だったんですけど、堀田選手がぜひセミファイナルでやらせてもらいたいと嘆願されたんで。あと1年2ヶ月ですけど、9月中に最終決戦の相手のところにいこうかなと思ってる。9月4日、大阪でミノワマンと対戦します。9・26FMW後楽園ホール、ミノワマンにぜひ来てもらいたい。先の話なんですけど、まだ来年の話なんですけど、1・9後楽園ホールで。僕は後楽園でデビューして、後楽園で引退して、後楽園でまた返り咲いて、僕の青春が全部、後楽園ホールに詰まってまして。来年の1月9日に『さよなら大仁田後楽園ホール』というのを開催いたしたい。それから10月21日に、ハロウィンということで、アクトレスガールズほか全選手、『モンスターカーニバル』というのを新木場でやろうかなと思ってます。いろんなこといわれるんですけど、ファイヤープロレスは自分がやりたいことを企画すると。9月26日はミノワマン来いと。大阪が9月4日ですから、ミノワマンと対戦するのが。(カシンが爆破マッチを要求していたが? )爆破を要求されても新木場でやれるのがあれぐらいのレベルなんで。会場探しもまだ難航してるので、今のところは未定ですね。今回はチャボ・ゲレロと30年ぶり。あのちっちゃいトロフィーが出てくるとは思いませんでした。30年したら憎しみも全部消えるもんですよ。30年したら友情しか残らないなって二人で話してました。(トロフィーで殴られた時、当時を思い出した?)ありましたね。あれが30年前ですからね」
【カシンの話】「有刺鉄線なんて中途半端だよ、中途半端。やるなら爆破だ、爆破。4面爆破。そのぐらい金かけろって。リベンジ? 負けてないから。(黒覆面Fは?)こっちで用意したんだろ。あんなの誰が呼んだんだ。SMOPか? 曙が呼んだんだろ。(トロフィーは)高田馬場で買ってきた。凶器として購入した。あの頃の純粋な気持ちを思い出せ」
大仁田、堀田の新団体「ファイヤー・プロレス」が旗揚げ、メインは大仁田が全日本プロレスのライバルだったチャボ、そして保坂、NOSAWAと組んではぐれIGFを迎え撃ったが、はぐれIGFは当初怪覆面Fには船木誠勝にオファーをかけていたが、船木が負傷したため欠場、カシンはFを1111111円で公募していたが、当日現れたFは藤田や船木ではなくまったくの別人だった。
試合は大仁田が革ジャンを投げつけ奇襲をかけて試合開始となるが、カシンは大仁田を有刺鉄線に投げつける。
しかし場外戦となると大仁田組が猛反撃、Fをテーブル貫通パイルドライバーで突き刺すと、今大会ではぐれIGFから離脱するとしている岡本には有刺鉄線の洗礼を浴びせてDDOで突き刺す。
はぐれIGFは鈴木と岡本が大仁田に有刺鉄線上でのブレーンバスターで叩きつけ、NOSAWAと保坂が鈴木に有刺鉄線の洗礼を浴びせようとするが、カシンがペンチで有刺鉄線を切ったため鈴木は難を逃れる。
大仁田は岡本に毒霧を噴射すると、机の破片ではぐれIGF軍を殴打、そして大仁田とチャボが合体攻撃を狙うが、大仁田がカシンを羽交い絞めにしたところでチャボがチョップも大仁田に誤爆してしまうだけでなく、カシンが34年前の再現を狙ってトロフィーを持ち出してチャボを殴打し、大仁田に投げ渡して罪をなすりつける。
大仁田とチャボは口論となりチャボがトロフィーで大仁田を殴打するも、NOSAWAがチャボを宥め、チャボはジャーマンでFから3カウントを奪い、大仁田軍は辛くも勝利を収めた。試合後は大仁田とチャボは和解し大仁田劇場で対価インを締めくくられたが、バックステージではミノワマンとの対戦を要求、カシンは爆破マッチでの対戦を要求した。
ミノワマンもIGFに参戦経験もあるから、はぐれIGFと合体させるつもりか?またはぐれIGFを離脱しSMOPへの移籍が取りざたされている岡本の去就も明言されなかった。
また大仁田も引退を口にし始めているが、大仁田の引退発言は病気みたいなもの、確かに50代となり古傷の膝の影響もあってサンダーファイヤーパワーボムも踏ん張りがきかなくなって投げ放しとなってきているが、自分はまた復帰すれば引退ではなく休養にすればいいのではないかとも思ってしまう・・・
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三沢の鬼が降臨した杉浦がマイバッハを完全KOで王座防衛も、潮崎を破った北宮が挑戦を迫る!
8月25日 NOAH「Summer Navig. 2016」ディファ有明 487人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼オープニングタッグマッチ/20分1本
齋藤彰俊 小川良成 ○大原はじめ(9分27秒 ムイビエン)熊野準 ×友寄志郎 清宮海斗◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○小峠篤司 原田大輔 石森太二(7分48秒 エビ固め)タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※キルスイッチ◇第3試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
モハメド ヨネ ○クワイエット・ストーム(11分57秒 片エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史
※ファンキーバスターボム【試合後のヨネ&ストーム】
ヨネ「勢いに乗ってる中嶋勝彦から取って、昨日も勝って、今日は鈴木軍から。もうこれはタッグ挑戦行かせてくれと言うしかないでしょ。前回の挑戦者が俺らから取られてるんだから、俺らにも挑戦権あるはずです!」ストーム「今日、2人の力合わせて、ファンキーバスターボム! これから止まらない! 50ファンキーパワーズ!」
――最後の技はファンキーバスターボム?
ヨネ「そうです! 今日からの新必殺技。やっぱりタッグチームは合体技がないといけないと思うんでね。ファンキーバスターボム、これで全員の首を狙っていきますよ」
ストーム「プロレスの中でバスターとボムが合体した技はない!」
ヨネ「名前は聞いたことないかもしれないけど、それがオリジナリティ。誰にもキックアウトさせない最強の技だと思ってます!」
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
中嶋勝彦 ○マサ北宮(16分51秒 エビ固め)丸藤正道 ×潮崎豪
※サイトースープレックス【試合後の中嶋&北宮】
中嶋「マサ、ありがとう! 見ただろ? これがジ・アグレッションの実力と勢いだ! そして何よりも、マサ北宮の力だ!」北宮「俺たちが組み始めて、散々挫折を味わってきた。その前だって俺は煮え湯を飲まされてやってきた。5年間だ! 時間は待ってくれない。テメェが動かねぇと状況は変わらねぇんだ。そう簡単に変わるもんじゃないだろ? この勢いを殺すことはできない。まだまだ行くぞ!」
中嶋「今日つかんだこのチャンス、どういう意味か分かるか? 俺たちジ・アグレッションは…止まらねぇんだ!」
北宮「以上だ!」
【潮崎の話】「クソ…でも、あいつ(北宮)はあれくらいの力を持ってる…ヨシッ!」
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○金丸義信(19分8秒 片エビ固め)[挑戦者]×拳王
※タッチアウト
☆金丸が4度目の防衛に成功(試合終了後)
金丸「おい、次は誰が挑戦してくる? 小峠出てこい」(小峠登場)
小峠「よーし、金丸義信、捕まえた。おい、次は俺が行くぞ。次のGHC次期ジュニアチャンピオン、そしてGHCジュニア2冠王になるのは小峠篤司や。金丸義信、覚悟しとけよ」金丸「てめえを含めてそうだ。ノアジュニア全員ぶっ潰す」
【金丸の話】「当然の防衛だよ。あんなやつごとき。まだまだだな。顔じゃねぇ。次は小峠だ。タッグでやられてるからな。あいつも含めて全員、ノアジュニアぶっ潰す。それだけだ」
◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合
[第27代選手権者]○杉浦貴(30分31秒 体固め)[挑戦者]×マイバッハ谷口
※エルボーバット
☆杉浦が初防衛に成功(試合終了後も杉浦は谷口にエルボーを突き刺す。と、ここで北宮が花道から登場。杉浦を突き飛ばして場外に追いやる)
北宮「この場に出てきたってことはどういうことかわかるだろ。杉浦貴、挑戦表明だ。決して思い上がりなんて思っちゃいない。テメエの順番が回ってくるまで、指をくわえて待っているわけにはいかねえんだよ!ゴー・フォー・ブロック。当たって砕けろだ…当たって砕けろじゃねえ。当たって…杉浦、テメエをぶっ殺す! 以上だ」(北宮と谷口が退場し鈴木軍が集結)
鈴木「お面被ろうが、コスチューム変えようが、イスを使おうが、テーブルを使おうが、若い力が来ようが、俺たちは負けねえんだよ。なんでかわかるか? そう、俺たちは正義の味方、俺たち鈴木軍イチバーン!」【試合後の鈴木&杉浦】
鈴木「おい、北宮? どのツラ下げてきてんだよ! (杉浦に向かって)あんなの来ちゃったぞ?(笑)」※杉浦は笑いながら手で振り払う仕草を見せる
鈴木「若さと勢い、それだけで俺たちに勝てると思うなよ? 何を持って来ようがな、俺たちの前には無意味なんだ。そう、お前達の全てを使っても、俺たちには勝てない。俺たち鈴木軍、イチバーン!」
【北宮の話】「リング上で言った通りだ! テメェの順番待っていてても時間は過ぎていくし、若さもどんどん消えていく! 俺たちがやっているのは止まらない、攻め続けることだ! ジ・アグレッションでも俺個人でもそれは変わらない。あとは会社に委ねる。テメェの順番待っていても老いていくだけだ! 攻め続けるよ! 以上だ!」
ディファ大会のメインで杉浦の保持するGHCヘビー級王座に谷口が挑戦、7月30日の後楽園大会、また調印式ではマスク姿のマイバッハで杉浦をKOし、8月18日の新宿大会では試合途中で谷口からマイバッハに変身し杉浦から直接フォールを奪ったが、今回は試合開始マスク姿のマイバッハで登場し刺又を持参して登場すれば、杉浦はパイプイス持参でタイチとデスペラードがセコンドに着いた。
マイバッハはコールと共に杉浦を襲撃して試合開始となり、マイバッハは場外戦に持ち込んでテーブル貫通マイバッハボムを狙うが、踏ん張った杉浦が逆にテーブル貫通オリンピック予選スラムで叩きつけ、マイバッハに大ダメージを与える。
リングの戻っても杉浦がうずくまるマイバッハにサッカーボールキック、チンロック、スリーパーなどで攻勢をかけ、マイバッハもエルボーで反撃するが、ダメージのためか力が入らず、杉浦は張り手、エルボーなどマイバッハを徹底的に痛めつける。
完全に動きに止まったマイバッハに杉浦は腹部からトップロープに落としてからのネックスクリューを決めると、場外に逃れたマイバッハにタイチとデスペラード襲い掛かり、デスペラードは花道下にテーブルを設置してから杉浦がテーブル貫通ブレーンバスターを狙うが、マイバッハはテーブル貫通パワーボムを決め、杉浦に大ダメージを与える。
蘇生したマイバッハはリングに戻ってから串刺しラリアット、ブレーンバスターと猛反撃するが、チョークスラム狙いは杉浦がエルボーで阻止するも、串刺しフロントハイキック狙いをマイバッハは追尾して串刺しラリアットを放つが、もう一発は杉浦がスピアーで迎撃、コーナーに押し込んでからエルボー、雪崩式ブレーンバスターと主導権を渡さない。
杉浦のランニングニー狙いをキャッチしたマイバッハはエルボー合戦に持ち込み、一旦は怯みかけるも連打で押し返し、フロントハイキック、杉浦のフロントハイをキャッチしての張り手を放つが、杉浦もフロントハイキックからラリアットを応戦して場外戦に持ち込む。
マイバッハは杉浦のブレーンバスター狙いを阻止し、杉浦の足をうまくエプロンに上げてから、掟破りのネックスクリューを敢行すると、西永レフェリーの制止を振り切ってイスで一撃を加えてからテーブルを設置するも、肝心のテーブルが折れてしまい未遂に終わってしまう。
しかしマイバッハは杉浦をリングに戻すとうつ伏せにしてからマイバッハプレスを連発、そして仰向けにしてからのマイバッハプレスを投下してカバーに入るも、西永レフェリーのフォールカウントをデスペラードが阻止する。
これに怒ったマイバッハがデスペラードに詰め寄るが、この隙を突いた杉浦がイスで頭からメッタ打ちにするも、マイバッハは仁王立ちで怯まず、タイチとデスペラードを排除してからイスで一撃を加え、ラリアットの連発から掟破りのオリンピック予選スラムを敢行し、チョークスラムからマイバッハプレスを投下するも、杉浦は剣山で迎撃する。
杉浦はラリアットを狙うマイバッハにフロントハイキックからターンバックルへのジャーマン、コーナーに座り込むマイバッハに鬼エルボーを乱打すると、マイバッハも起き上がってエルボーで応戦、マイバッハのラリアット狙いは杉浦はカマイタチ式エルボーで迎撃し、頭突き合戦からマイバッハのスピアー狙いを膝で迎撃してからオリンピック予選スラムを決めるが、マイバッハはカウント2でクリアする。
杉浦は後頭部に鬼エルボーを放つも、マイバッハは左右の張り手で応戦し、ノーモーション頭突き、ラリアットからマイバッハボムを狙うが、杉浦はフロントネックロックで切り返して捕獲、一気に絞めあげ、オリンピック予選スラムを決めるが、杉浦はカバーにいかずマウントを奪って鬼エルボーを乱打する。
完全に動けなくなったマイバッハを見てマウントエルボーを乱打する杉浦に西永レフェリーだけでなく山本、福田、中山レフェリーら他のレフェリー陣も制止に入るが杉浦は無視するだけでなくマイバッハのマスクを剥ぎ取って谷口の顔をさらし、、なおエルボーを乱打してから杉浦がカバーして3カウントとなり、杉浦が防衛となった。
終盤での杉浦の鬼ぶりは、“鬼”バージョンとなった三沢光晴を彷彿させた、三沢の鬼を杉浦が受け継いだが、鬼のエルボーだけでなく完全に三沢の中に棲んでいた鬼そのものを杉浦が受け継いだということなのか…試合後になおもダウンしている谷口にエルボーを落とす杉浦に、第4試合で潮崎からサイトースープレックス(捻りを加えたバックドロップ)で初フォールを奪った北宮が救出に駆けつけ、GHCヘビー級王座獲りに名乗りを挙げた。
潮崎からのフォール勝ちも中嶋の援護を受けてからのものだが、介入抜きでも杉浦との差が歴然としているだけに、中嶋とのコンビで急上昇している北宮が今まで以上のものを出せるか・・・?セミのGHCジュニアヘビー級選手権は挑戦者の拳王がフロントハイキックから場外戦を仕掛けるも、金丸のセコンドであるデスペラードが拳王を襲撃し、大原も救出に駆けつけるが返り討ちにされてしまう。
金丸は鉄柵踏み台式延髄ギロチンを投下した後で客席で痛めつけ、リングに戻ってもDDTから首四の字、首筋へのエルボースマッシュ、花道上でのDDTと首攻めを展開、再びリングに戻ってもキャメルクラッチで拳王を痛めつける。
劣勢の拳王はミドルキックからローキックと反撃し、中腰となった金丸の背中にダイビングフットスタンプを投下してから、後頭部へのダブルニー、ミドルキック、アンクルホールドと猛攻をかけ、金丸のフロントハイキックをキャッチしてからバックを奪いドラゴンスープレックスを狙うが、金丸は急所蹴りで阻止したあとでラリアットを浴びせる。
金丸はディープインパクトからタッチアウトで勝負に出るが、拳王はアンクルホールドで捕獲、金丸はロープへ逃れようとするが、手を離して倒立状態にしてから腹部にミドルキックを発射を浴びせると、再びアンクルホールドで捕獲する。
金丸のピンチにデスペラードやタイチが介入するが、大原が竹刀を振り回して阻止すると、大原から竹刀を手渡された拳王は金丸に一撃を浴びせてから蹴暴を浴びせるも、山本レフェリーはデスペラードによってKOされてしまいカウントが入らない。
拳王はダイビングフットスタンプから蹴暴を浴びせ、羅喉を狙うが、阻止した金丸は拳王のハイキックをかわして延髄斬りを浴びせ、ラリアットを狙うも、拳王はフェイント式ハイキックやオーバーヘッドキックで迎撃、変形のノーザンライトボムから再び羅喉を狙うが、金丸はリバースしてからエプロンへと連行して、エプロン上での垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
勝負に出た金丸はディープインパクトで突き刺すとタッチアウトで3カウントを奪い王座防衛。
試合後は小峠を挑戦者に指名した。また第3試合ではヨネ、ストームの50ファンキーパワーズが鈴木、飯塚の鈴木軍を新合体技ファンキーバスターボムで飯塚から3カウントを奪い、GHCタッグ王座挑戦に王手をかけた。
【NOAH】谷口を乱打KO…杉浦凄惨V1 潮崎超えの北宮名乗り▼拳王真っ向撃破 V4金丸が小峠指名でノアJr総ナメ宣言▼50FPタッグ挑戦へ鈴木軍狩り…有明大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/oj6CBSlOsn
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年8月25日今日の試合、勝ちたかったと言うよりは負けたくなかった。やっぱ北宮負けんのか、そんな文句は聞き飽きた。あの潮崎豪から3つ取れたサイトースープレックス、勿論自信はあったけど今日確信変わりました。兎に角応援ありがとうございました。感謝。#noah_ghc
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2016年8月25日今日も…(笑)
どんな試合をしても同じ!
次はどうするかなぁぁ(笑)
まぁこれから始めるか。。。 pic.twitter.com/5yuizV2k2v
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2016年8月25日負けたな...。
大口叩いときながらここ1週間で2回も大きなチャンスに負けるとは...。#noah_ghc
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2016年8月25日ディファ有明大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
今日の敗戦を財産にして、必ず立ち上がります。
ハイキック→スピア→Sスープレックス、効いたな。
ゾクゾクした闘いでした。#noah_ghc pic.twitter.com/etyFYUCHYJ
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年8月25日 -
中邑真輔がNXT王者、ベイラーがユニバーサル王者!新日本出身者がWWEを席巻した二日間のはずが・・・
20日アメリカ・ニューヨーク市ブルックリンで「NXTテイクオーバー:ブルックリンⅡ」が開催され、NXTマットで無敗の快進撃を続ける中邑真輔がNXT王者でNOAH、ZERO1、WRESTE-1など日本の団体に参戦経験があるサモア・ジョーに挑戦、序盤は中邑が得意の膝蹴りからのバイブレーションなどおなじみの動きで流れを作ったが、ジョーも反撃してストレッチプラムで捕らえるも、中邑はジャンピングカラテキック、ジョーのラリアットを巻き込み式腕十字で捕らえる。
ジョーはコキーナクラッチで絞めあげた後でマッスルバスターで勝負に出たが、カウント2でクリアした中邑はキンシャサを炸裂させ、後頭部へのキンシャサからのキンシャサで3カウントを奪い王座を奪取した。同日はアスカもベイリー相手に女子王座の防衛戦を行い、必殺のカナロックがクリアされるなど苦戦を強いられたがバスソーキックで3カウントを奪い王座を防衛、現在NXTは男子、女子とも日本人が王座を独占している状態、また中邑も1軍入りに王手をかけた。翌日のWWE「サマースラム」ではフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)がセス・ロリンズと対戦、クー・デ・グラで3カウントを奪い新設されたWWEユニバーサル王座を奪取した。
20、21日の2日間、WWEマットでは新日本プロレス出身の二人(中邑、ベイラー)が席巻したという2日間となった。果たして二人がどこまで上り詰めていくのか
しかしこれを更新したところでベイラーが肩の脱臼で欠場となり王座返上という一報が入ってしまった、ベイラーもプリンス・デヴィット時代ブレイクする前は怪我も多かったのだが、WWE入りしてからも怪我に祟られてしまうとは・・・
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星野がアブ小からデスマッチ、神谷が河上からストロングを防衛も好対照…
8月21日 大日本プロレス「Death ManiaIV」愛知・名古屋国際会議場 525人
◇第0試合◇
▼15分1本
関札晧太 菊田一美(8分11秒 逆片エビ固め)×野村卓矢 高井憲吾◇第1試合◇
▼オープニングタッグデスマッチ/20分1本
○植木嵩行 高橋匡哉(11分25秒 片エビ固め)伊東竜二 ×佐久田俊行
※有刺鉄線ボードへのデスバレーボム◇第2試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○中之上靖文(9分4秒 片エビ固め)×宮本裕向 木高イサミ
※ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼「HEAVY METAL vs BFJ」/30分1本
○竹田誠志 塚本拓海(12分4秒 ジャーマン・スープレックスホールド)ד黒天使"沼澤邪鬼 FUMA◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(13分5秒 サソリ固め0)×宇藤純久◇第5試合◇
▼助っ人投入・ハンディキャップマッチ/30分1本
○曙(11分36秒 体固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ カラテバラモン ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ヤッペーマン1号 ×ヤッペーマン2号
※ランニングボディープレス(試合終了後)
曙「新幹線乗って帰れじゃねえかよ! たわけ!」【曙の話】「いやあ、すげえな。まあ正直言うと、こういう試合をやるために大日本に出ているわけじゃないんですよ。こないだの両国、久しぶりに浜と組んでSMOPで挑戦したんだけど、まあ取られて。それで火がつきまして、これから9月に始まる大日本のタッグリーグ戦、もし浜がよければSMOPで出て、優勝して、もう一回大日本のタッグベルトを狙いたいと思ってます。きょうはきょうの試合でいいんですけど、もっと大きいタッグ、シングルのベルトを狙いたいんで。また、頑張ります。
(ストロング戦線のベルトを狙っていく?)そうですね。やっぱタッグになるとSMOPですね。いなきゃいけないタッグチームだと思ってるし、浜もいろんな経験して、自分でだんだん大きくなってるんで。たぶん2人力を合わせたら間違いないとは思ってます。浜、連絡待ってるんで。
(バラモン兄弟との遭遇は?)いやあ、もうね、一番緊張したような試合ですね。何をするのかわからないし、ああいう試合はあまり慣れてないんで。でも、昔よりはだいぶできるようになりましたけど。相手を見て、見て、攻めるところはビシッと攻めて終わらす。10年に一回でいいですよ、バラモン兄弟は(ニヤリ)」◇第6試合◇
▼名古屋サマースペシャルタッグマッチ/30分1本
○橋本大地 HARASHIMA(15分34秒 STF0)岡林裕二 ×丸山敦◇第7試合◇
▼ダブルメインイベント BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第8代王者]○神谷英慶(13分31秒 エビ固め)[挑戦者]×河上隆一
※バックドロップ
☆神谷が初防衛に成功【神谷の話】「クッソ、きょうはね、なんとか勝っただけですよ。全然ダメですよ。チャンピオンとしての試合もできてないですし。正直ね、対戦成績、細かいことかもしれないですけど、僕はこだわりますよ。きょうみたいな勝ちで何も満足できないですよ。もっともっと自分が強くなって、このベルトをこれから、これからの先、大日本プロレスで、僕がこのベルトを輝かせていくんで! こんなんじゃ全然納得しないですよ!」
【河上の話】「きょう取るつもりでいたんで。クッソ…。ちょっと詰めが甘かったですね。アイツのバックドロップ、食らったことなかったんで。ちょっと面喰っちゃいました。あんな強烈だとは思わなかったです。いろんな先輩をバックドロップで倒してるだけの威力はあるなと。クソ、いや、効いた。あれだけはね、食らわないようにしてたんですけどね。負けは負けです。
(最後はハリケーンドライバーを決めていれば?)まあだいぶこっちもダメージを与えられたと思うし、かなり攻め込んでたけど、あそこで…向こうも前哨戦を何回もやってるし、俺のハリケーンも読んでただろうし。ちゃんと出すとこを自分で考えてやったつもりなんですけどね。返されちゃいましたね。
(1年前は名古屋でタイトルマッチが組まれ欠場。それから1年、こうやって再びタイトル戦まで来たが)もう(神谷は)後輩じゃないですよ。大日本にいるヘビー級の一人のプロレスラー、神谷英慶ですよ。でも別にアイツがチャンピオンになったからって俺はおめでたいとか一言もいわねえし。やっぱ後輩に先取られてね、嫌だから。俺も目立ちたがり屋だから、後輩に先取られて面白くないから。僕はプロレス界一ワイルドで、プロレス界一ポジティブな人間なんでね。自画自賛じゃないけど、復帰1カ月でタイトルマッチまで来れたわけで。これが2カ月、3カ月、半年たっちゃったら、どうなっちゃうんだよ河上隆一と。どこまで突っ走っちゃうのかいと。このシングルのタイトルマッチまでいけたんだから、あと2、3カ月ぐらいしたら大変なことになっちゃうよ。征矢さんだって復活しちゃうよ。その前に9月とか10月にタッグリーグとかもあるだろうし。今回負けは負け。だから次の、シングルで狙うとしたら年末の文体ないしその前の後楽園ホールだと思ってるんで、ここは気持ちを切り替えて。ポジティブにね。そこに向けてまた自分の戦績を重ねていければいいんじゃないのかな」◇第8試合◇
▼ダブルメインイベントII BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合(デスマッチ形式未定)/30分1本
[第33代王者]○星野勘九郎(15分11秒 片エビか耐え)[挑戦者]×アブドーラ・小林
※ダイビングセントーンwith鉄階段
☆星野が初防衛に成功(試合終了後)
星野「小林さん、このタイトルマッチが決まり、自分たち2人は、さまざまな論争をしてきましたね。たしかにこれは2人の考え方の闘いでした。小林さんの『俺たちはプロレスラーだろ? 苦労を売り物にしてどうすんだ』って意見は、たしかに合ってます。でも、自分は自分のことをさらけ出すことによって、人々に勇気を与えることもできると思うんんですけども、みなさんいかがですか?(場内拍手)でも、そんなことはもういいです。自分はこの名古屋国際会議場のメインのリングで、大日本を生え抜きから支えてきた、デスマッチを支えてきた、アブドーラ・小林と初防衛戦をおこなえたことを、自分は誇りに思います! 小林さん、最後きっと言いたいこともあると思うんでマイクを
お渡しします」アブ小「この1カ月ぐらいさんざん挑発して…チキショー、カッコ悪いな…。(客席から『そんなことない!』の声)そんなことない? ありがとう、ありがとう。じゃあ、敗軍の将はベラベラしゃべりたくないですけど、一言だけ言わせてください。きょうお集まりのみなさん、愛してます。ありがとう(と退場)」
星野「小林さん、また自分と激しいデスマッチしてください! きょうはありがとうございました! それではきょう名古屋国際会議場にお集まりのみなさん、本日は熱いご声援本当にありがとうございました。自分はたしかに穴だらけのチャンピオンかもしれません。でも、自分はこの歴史あるデスマッチヘビー級のベルトを巻いたからには、やっぱりこの長く重い歴史のなかに、星野勘九郎をしっかり刻んでいきたいんです! なので、これからますます精進し、さらなる高みを目指します。そんなわたくし、星野勘九郎にこれからも熱いご声援、よろしくお願いします! それではみなさん、自分らしく締めたいと思います。自分は人と違って、声が通ります。なので、地声で締めたいと思います。よろしいですか!(場内歓声。地声で)みなさーん! また、この名古屋に、ベルトを巻いて、帰ってきますので、さらなるご声援、よろしくお願いします! みなさーん! 本日は最後の、最後の、最後の、最後まで、熱いご声援ありがとうございました!」
【星野の話】「なんとかベルトを防衛できました。でも、アブドーラ・小林強かったです。正直ここに来るまで、試合でも完敗。コメント、マイクでも完敗。本当にここ来るまで寝れない夜でしたけど、前にも言った通り、アブドーラ・小林が一つやってないことがあるって。自分の気持ちをしっかり折っていなかった。自分の心が折れてなかったんで、きょうはそれだけで…その一つでなんとか押し切った感じだと思います。でも、やっぱりアブドーラ・小林、きょうもマイク渡しましたけど、やっぱさすがです。ああいうところが、きょう勝ったぐらいじゃ全然アブドーラ・小林を越えてないと思います。なので、まだ精進して。やっぱりデスマッチは、ストロングに負けたくないんで。デスマッチのすごい試合を、デスマッチはすごいんだぞという試合をまたアブドーラ・小林と、きょうのような命の削り合いをまたやりたいと思います。それまで精進して自分も強くなるんで、また小林さん、自分と闘ってください。
(結果的に両国と同じく逆転打を打ったが)そうですね。ホントにもっと自分なりに…いつも思うんですけど、どうして真っ直ぐ歩けないかなと思うんですけど。いつもこうやって追い込まれてから…高校の野球の時もそうなんですけど、逆転打を放つ。
でもそれが自分らしいのかなとも思うんですけど。やっぱし、このベルトの歴史に名前を刻むには、やっぱりそこからも抜け出さなきゃいけないと思うので。たしかに自分らしさも大事なんですけど、やっぱりもっともっとこのデスマッチヘビーのベルトって、ホントに歴史の重いベルトなんです。やっぱ、これにみんなが万人が星野勘九郎が一番すごいチャンピオンだったって言ってもらえるようなチャンピオンになりたいんで、まだまだその第一歩です、きょうが。まだ1回目なんで。アブドーラ・小林も爪を研ぎ澄ませてまた来ると思うし。次々に挑戦者が現れると思うので、やっぱり気を引き締めて、さらなる精進をして、頂点にもっと向かって闘っていきたいです。【アブ小の話】「名将と言われた野村監督は、負けに不思議な負けはなしって言ったんですよね。負ける時は負けるべくして負けると思ってるんですよね。勝ちってのは自然に転がってくることがあるんですけど。敗因が見当たらない、正直言って。この1カ月、完璧に挑発してきたと思います。マイク合戦に関しては10-0で僕が勝ってたと思う、判定で。前哨戦当たってましたけど、極力触れない前哨戦ですね。そのなかで、蹴りがいい手応えがあったので、きょうもちょっと蹴りを出してみたんですけど。ホント、なんで負けたかわからないですね。正直、プロレスがわからなくなりますね。こんだけやってなんで負けるんだろう…。それが星野勘九郎の恐ろしさかもしれないですけどね。なんで負けたか正直わからないです。けど星野はどうせカッコつけてたんでしょ? 最後まで聞いてなかったけど。僕はリング上で言った通り、応援してくれるファンのみなさんを愛してますんで、わけわかんなくてもまた、明後日から、上野かな。心入れ替えて闘います。上野か…上野のほうが本領発揮できるかな(苦笑)。チキショー、ホントなんで負けたかわからない。いままで何回もタイトルマッチやってますけどね、やっぱ負ける時は負けるべくして負けたと思うんですよ。思い返すと。(今回は)現時点ではなんで負けたかわからないですね。なんで負けたんだ…。まあ勉強し直します。
(星野の不思議な力は感じた?)ホント不思議な力ですね。流れもよかったと思うんですけどね。なんで負けたんだろう。ホント不思議な力ですね。それがチャンピオンとしてアイツもアイツなりに神通力があるのかなと思いましたね。正直、勘九郎カッターからのセントーンは効きましたから。効いたところで、返せると思ったんだけどな。次やったら負けませんよ。月並みな言葉ですけど。きょう僕なりにゆっくり敗因を分析しようと思います。不思議な負けです。
(最初は“デッドボール”を狙ったと思うが、ブロックされた?)アイツなりに考えてたんだろうね。投げ返してきたから。そのへんもね、僕のなかでは考えてたことなんですよ。アイツもバカじゃないから、やり返してくるなと。その辺の対策もしていたつもりなんですけどね。最後もね、ありったけの蛍光灯を投げてエルボーうちゃあ、さすがに勝てんだろと思ったんですけど。やり直しですね。挑発の仕方から考え直します。心は折れてなかったかもしれねえな。アイツなりに…だんだん頭きたな。さらけ出すってなら、俺もさらけだしちゃうぞ、コノヤロー! 言えないこといっぱいあんぞ! とくにアイツはきれいごとばっか言うからな。きれいごと言うぐらいなら夢を語れってんだよ。現実ってのはもっと汚いものだと思ってますからね。俺はさらけ出していいのか? いろいろ言っちゃうぞ! 俺が言って迷惑こうむるヤツもいると思うぞ! さらけ出すことの恐ろしさを知らないな、アイツは。だんだん頭きたよ、締めのマイクといい。最後まで聞いてなかったけど。僕の怒りは収まってませんね、こんなもんじゃ。きょうは負けですからね。敗軍の将なんでこのへんにしといてやります。勝ったらまたペラペラしゃべります」大日本名古屋大会のメインは7月21日の両国大会でデスマッチ王座を奪取した星野が元王者のアブ小の挑戦を受け、蛍光灯Gショックデスマッチでの対戦となった。
試合はアブ小がいきなり蛍光灯を投げつけるが、ブロックした星野も逆に蛍光灯を投げつける、場外戦でも有利にたった星野はアブ小をロープにかざしている蛍光灯に叩きつけるが、アブ小も蛍光灯攻撃から破片で額を切り刻み、蛍光灯を食ったアブ小は蛍光灯頭突きの連打や蛍光灯チョップで星野の動きを止める。
アブ小は蛍光灯をブロックの上に設置してからボディースラムを狙うが、堪えた星野が逆にDDTで蛍光灯ごと突き刺し、アブ小の背中にブロックを設置してから、その上にブロックで投げつけ、今度はアブ小の背中に蛍光灯を設置してからブロックで投げつけるだけでなく、ブロックでグリグリするなどしてアブ小の背中に集中攻撃を与える。
星野はラダーを広げて縦に置き、その上にボディースラムで投げるが、蛍光灯攻撃をかわしたアブ小はヘビーローテーション、カモイエで猛反撃するも蛍光灯を持ってのバカチンガーエルボーは自爆となってしまう。
両者はブロックチャンバラを展開するとアブ小が頭突きの連打、回転頭突き、蛍光灯を投げつけ、蛍光灯チョップからダイビングバカチンガーエルボーを投下するが、カバーに遅れたため決め手にならず、アブ小はブロックを投げつけるも、星野はブロック上での勘九郎カッターで応戦する。
星野は鉄階段をアブ小の上に設置しての捨て身のセントーンから勘九郎カッターを連発、最後は鉄階段を再度設置してからのセントーンからダイビングセントーンで3カウントを奪い王座を防衛した。ストロング選手権は王者の神谷に河上が挑戦、序盤のマッチアップは神谷が制するも、河上はいきなり神谷より先にバックドロップを仕掛け、神谷はたまらず場外へ逃れるも河上は逆水平や鉄柱攻撃で先手を奪う。
リングに戻った河上は天龍源一郎ばりの逆水平、グーパンチ、そして逆水平&グーパンチの天龍コンポを繰り出すが、ぶちかましで反撃したボディースラム、串刺しショルダー、ブレーンバスターで攻勢に出るが、起き上がった河上もブレーンバスターで応戦する。
神谷はダイビングエルボーからストレッチプラムで捕獲し、じっくり絞めあげてからバックドロップを狙うも、堪えた河上はエルボー合戦に持ち込むも、神谷が頭突きで制しコーナーへ昇るが、起き上がった河上は雪崩式ブレーンバスターで投げると、起き上がった神谷はラリアットで応戦。
両者はぶちかまし合戦から神谷は延髄斬り、ジャンピングショルダーを繰り出すが、河上もエルボーからバスターニーで応戦、しかしハリケーンドライバー狙いは神谷が堪えて延髄ラリアットを放つと、ラリアットの連発からバックドロップ、殺人バックドロップと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛した。両国大会で新王者となった星野、河上だがコメントを聞くだけでも好対照、星野もまだ自身のプロレスを確立できていないが、少しずつ王者としての自信を深めるも、神谷は王者としての壁にぶち当たってしまっている感じがする。
また第5試合の曙vsバラモン兄弟、SOSの連合軍は連合軍は4人がかりで曙を攻めるも、まったく歯が立たないどころか、バラモンとSOSで乱闘を始めてしまい、シュウが曙に水噴射を狙うが、千賀は例のごとく客から奪ったブランド品でブロックする。
水攻撃でやっと曙を倒したバラモン兄弟はボウリング攻撃を敢行してからSOSに任せて場外へ逃げ、曙がSOSと対峙している隙を突いてケイが徐行攻撃を狙うも、曙に奪われてしまって逆に一撃を喰らい、シュウのスーツケース攻撃も逆に奪われて一撃を喰らってしまう。
劣勢の連合軍は助っ人を投入し現れたのはカラテバラモン、カラテはヌンチャクで曙を威嚇してからスイカでの一撃を狙うが、曙が奪って志村食いからカラテに吐き出し、バラモン兄弟が救出に駆けつけるが、曙にビビったカラテはバラモン兄弟を裏切り、逆に曙のボウリング攻撃をアシストするなど戦力にならないどころか戦力ダウンとなってしまう。
バラモン兄弟の苦戦にSOSも助っ人としてヤッペーマン1号、2号を投入し、4人同時の低空ドロップキックで抵抗したが、曙は4人まとめてコーナーで圧殺し、最後はケイと2号をランニングボディープレスでまとめて圧殺して勝利を収めた。 -
SUPER J-CUPの優勝決定戦はIWGPvsGHC王者対決!
8月21日 SUPER J-CUP 2016 東京・有明コロシアム 3041人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○BUSHI 梶トマト グルクンマスク(7分56秒 片エビ固め)×デビッド・フィンレー 青柳優馬 Eita
※MX◇第2試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○タイチ(3分1秒 リングアウト)×獣神サンダー・ライガー【タイチの話】「かわいそうに、このマイク曲がっちまった。まっすぐでビンビンだったのに、曲がっちまったよ。物に当たるのはよくねぇな、自分が負けたからってよ。コイツにばっかり、触りたくて、触りたくて、気ぃ取られちゃってアレだよ。終わってから怒ったってしょうがねぇんだよ。物に当たって、かわいそうに、俺のマイク。ズラ引っぺがすまでもなかったな。何分だ?2分か3分か4分か。3分? 全然疲れてないよ。ヤバいんじゃないか、他のヤツら。早く試合終わらせて上に上がんないと。俺は全然体力消耗してないぞ。ズライガーが弱すぎた。次誰だ? これからか。次が1試合目みたいなもんだよ。全然こたえてねえ。最後に広がる旗は鈴木軍だぜ。(マネージャーに)次行くよ。控室行って休憩しよ」
【ライガーの話】「(通路で)タイチはどこだ!タイチの野郎を探してんだ!タイチはどこだって聞いてんだ!これが『J-CUP』なのか?『J-CUP』はこういうもんなのか?今の『J-CUP』はこういうもんなのか! タイチはどこだ! あのクソマネージャーはどこだ! こんな茶番だったら外出やってやるよ!何が『J-CUP』なんだ!『J-CUP』の趣旨が分からないヤツは『J-CUP』に出るな!こんなことするために『J-CUP』始めたんじゃないぞ俺は! 何が『J-CUPの象徴だから出てください』だ! こんな闘いに俺を出させてどうするんだ! 何が象徴だ、口ばっかりじゃねえか! あのクソマネージャーどこ行ったんだ! レスラーに手出して済むと思うなよ! 同じだからって容赦しねえぞ! アイツらの控室どこなんだ! (若手に)おい、どこなんだ控室は!(通路を入っていく)タイチどこだ!(怒号)」
◇第3試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○KUSHIDA(10分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)×拳王【KUSHIDAの話】「刺激的ですね。一発一発効きましたよ。蹴り、ヤバい。急所を外す術を分かってなかったらいかれてた。あと2つ」
【拳王の話】「IWGP(ジュニア)王者。美味しい獲物だ。俺がよ、アイツを倒して頂点行くとか、何だかんだ言ってたけどよ、この結果だぞ、オイ。こんなんじゃ、俺、満足できねぇよ。俺がよ、このジュニアの中で1番強い存在にならなきゃいけないんだろ?そうしないと、ジュニア盛り上がんねぇよ。ノアのジュニア、もっと盛り上がんねぇよ。俺はよ、今日はよ、アイツに負けて決心したよ。さらに、さらに努力して、このジュニア、日本のジュニア界、世界のジュニアのトップにいくからよ。テメェら、よく覚えとけよ」
◇第4試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○金丸義信(9分27秒 片エビ固め)×田口隆祐
※タッチアウト【金丸の話】「まぁ当然の結果だよ。相手が何してこようと関係ねぇよ。勝ちに行くからな。どんな手を使ってでも勝ちに行く。それだけだ」
【田口の話】「(※座り込む)けっこう深い読み合いの試合ができたと思います。ただ、二つスタイルが選択できる中で、真面目な方にしようか、ふざけた方にしようか、中途半端でしたね。迷いがありました。昨日の会見では『近年稀に見る真面目さで』と申しましたが、近年稀に見るアホさで行くべきだったと後悔しています。最後は完全に力負けで、一気に持っていかれました。まだまだです。後悔は先に立たないですけど、アッチの方はまだまだ勃つんで、皆さん待っててください。地方の奥様、待っててください。ということで、これからは不真面目で行きます。不真面目こそ田口ということがよく分かりました。J-CUPは獲れなかったですけど、地方のEカップ、Dカップ、Cカップ、Bカップ、Aカップ…待っててください。僕が獲りに行きます。Fカップもお願いします。Jカップだと持て余すんで」◇第5試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○マット・サイダル(12分45秒 片エビ固め)×ウィル・オスプレイ
※エアサイダル【サイダルの話】「俺は、“リボーン”マット・サイダル。地球上で、1番のジュニア選手だ。俺は、自分のキャリアの中で、常にベストを尽くしている。絶対に諦めないし、そして必ず戻ってきている。言うなれば、文章の中の『!』マークだ。今、詳しくは語らないけどね。なぜなら、俺はまだ2回、コメントブースに来て話すことになるからね。今はこの辺でやめとこう。ナマステ」
【オスプレイの話】「正直ガッカリした。自分に自信を持ちすぎたんだ。昨日の記者会見で、自信があるのは見せたけど、『BEST OF THE SUPER Jr.』で初めてのイギリス人として、さらに最年少として優勝したけれど、でも、今回は、俺は自分の力を過信しすぎた。サイダルは、世界の色んな試合で、何回も倒したことがある。だけど、今回は勝手が違った。俺は戻ってくる。2017年の『SUPER J-CUP』は、俺の『SUPER J-CUP』だ」
◇第6試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○ボラドール・ジュニア カリスティコ ティタン(5分21秒 片エビ固め)ウルティモ・ゲレーロ エウフォリア ×グラン・ゲレーロ
※スパニッシュフライ◇第7試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝/時間無制限1本
○KUSHIDA(9分52秒 首固め)×タイチ【タイチの話】
――腕、痛くないんですか?
タイチ「痛くねぇよ。テメェ、俺の方が元気じゃねぇか!くだらないこと聞くな、バカ」◇第8試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝
○金丸義信(9分52秒 片エビ固め)×マット・サイダル
※タッチアウト【サイダルの話】「まず一つ言えるのは、いいパフォーマンスができたということだ。今回初めてJ-CUPに出たが、この意味は非常に大きい。優勝する選手には、今からおめでとうと言っておきたい。だが、来年のベスト・オブ・ザ・スーパーJrとSUPER J-CUPを制するのは、生まれ変わったマット・サイダルだ。ナマステ」
◇第9試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔 小峠篤司(12分27秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者/第10回日テレG+杯Jr.タッグリーグ戦優勝チーム]×石森太二 ACH
☆原田&小峠組4度目の防衛に成功(試合終了後)
小峠「皆様、有明コロシアムに、ご来場ありがとうございます。まぁせっかくいろんな団体の選手が、こうやってリングに上がってる、このチャンスを、俺たち“桃の青春タッグ”は、どんどん活かしていきたいと思います。そのために、このいろんな団体がいる中、俺たち今日防衛したんで、あるチームを逆指名したいと思います。今日どっかで見てるんやろ!邪道!外道!」(邪道、外道登場)
邪道は「随分、鼻息荒ぇじゃねぇかよ。GHCジュニアタッグチャンピオン、お前ら、人を呼びつけておいて、『タイトルに挑戦して来いだ?』顔じゃねぇんだよコノヤロー!邪道、外道はな、いつでもどこでも、anytime、anywhere、お前らの挑戦待ってるからよ」
外道「今よ、試合見せてもらったけどよ、まぁまぁだな。確かに、俺たちはよ、個人的な力は落ちてる。それは認める。だがよ、タッグならよ、話は別だ。小峠、原田、オメェらは、絶対に、邪道、外道を倒すことはできねぇ。なんでかわかるか、オイ?レベェェェルが違うんだよコノヤロー!」
小峠「決定ってことでいいんですね。オイ、決定したぞ!“桃の青春”小峠篤司&原田大輔対、“チャレンジャー”邪道&外道!もう2人とも、過去の人間なんで、乗り越えさせていただきます」
【原田、小峠の話】
――タイトル防衛おめでとうございます。
小峠「ありがとうございます」――この大舞台で、IWGPジュニアタッグのベルトとも比較される中での闘いだったと思いますが?
原田「そこは、見てるお客さんが判断することであって、俺たちは、もう全力で、ノアの素晴らしさを届けたつもりです」小峠「そうですね。チャレンジャーも、『SUPER J-CUP』と関係なく、世界中どこでもできるようなポテンシャルを持ったレスラーなので。意識していないと言ったら嘘になるんですけど、まぁ僕らのプロレスは見せられたかなと思います」
――試合後には、邪道選手・外道選手への指名もありましたが?
原田「僕ら、このベルト懸けて1回闘って、その時は3WAYで、勝ちも負けもせず終わったので、今度こそは正式なタッグマッチで、あの2人を乗り越えてやろうと思ってます」小峠「やっぱり、あんなリビングレジェンドを呼び出すのは、緊張しますね。まぁでも、今日は美味しい大会なので、団体内では一通り防衛しきったかな?という感じもあるので、このチャンスを活かして、どんどんタッグでは『桃の青春』っていうのを広げていく、良い踏み台になってもらいましょう」
【ACHの話】 「石森選手がコメントブースに来られないので、俺が1人でインタビュー受ける。今日は『ラーニングエクスペリエンス』、まだまだ学ぶ段階、成長過程だったと思う。トップに行けなかったのは残念だが、石森選手と2人で組めば、1+1が2、いや3にでもなるチームだと思う。いつか必ず、ACH、石森組でベルトを腰に巻いてやる」
◇第10試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(15分56秒 片エビ固め)[挑戦者]×クリス・セイビン アレックス・シェリー
※メルツァードライバー
☆マット&ニックが初防衛に成功初防衛戦(試合終了後)
マット「俺たちが、世界一の“ベスト・タッグチーム”だ!俺たちは、5度もIWGPジュニアタッグ王者になった。そして、次は世界一のヘビー級ベルトに挑戦する!ブリスコブラザース!俺たちは、いつでも、どこでも構わない。挑戦させろ!スーパーキック、バンザーイ!」【ヤングバックスの話】「10年間ずっと強いままで君臨できるタッグチームがあるか?俺たちはそれを可能にしてきた。俺たちは一つの階級じゃ足りないんだ。このベルトを見ろ。何て書いてある?『ジュニアタッグ・チャンピオン』だ。なぜ階級を分ける?俺たちには階級はいらない。ヘビー級のタッグ王座が欲しい。俺たちは今ベルトを持ってるブリスコ兄弟より強いし、Tシャツの売り上げもヤツらより上だ。チャンピオンvsチャンピオンでやればいいじゃないか。9月の終わりにもビッグマッチがあるだろ? そこにも来るから、そこでチャンピオンvsチャンピオンを組めよ。そしたら会社も金儲けできてトゥースイートだろ?」
【セイビン、シェリーの話】
セイビン「確かに試合では負けたが、気持ちの上では勝ったと思っている。10年前にモーターシティ・マシンガンズが結成されて、一時ブランクはあったが、こうしてまた日本で再結成することができて、それを日本のファンがリスペクトの気持ちをもって迎えてくれたことがとてもうれしかった」シェリー「10年前、ここ日本の後楽園ホールでモーターシティ・マシンガンズが結成されて、7年前に両国でApollo55と闘った。その後、アメリカのPWGでヤングバックスと毎晩のように闘って、すごく高いポテンシャルを持った兄弟だと認識していた。3年前にはTNAにヤングバックスが来て、そこでも毎晩のように闘っていた。日本に来て、KUSHIDAとタイムスプリッターズを結成したら、今度はヤングバックスも日本に来たので、彼らとは常に競い合っている。またこうしてモーターシティ・マシンガンズとして対戦したわけだが、どちらかというと俺たちが兄貴分、ヤングバックスが弟分のような関係である時は兄が勝ち、またある時は弟が勝つという風に競い続けて、タッグの闘いに革命を起こしてきた」
――タイムスプリッターズはどうするのか?
シェリー「今の新日本にはたくさんのタイトルがある。これはKUSHIDAにも聞いてみなければいけないが、俺とクリス、それにKUSHIDAの3人で“タイムマシン”というチームを組んで6人タッグ王座を狙うのもアリかもしれない」◇第11試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント決勝戦
○KUSHIDA(19分50秒 ホバーボードロック)×金丸義信
☆KUSHIDAが「SUPER J-CUP 2016」に初優勝(試合終了後、シェリーがリングに上がると、シェリーがKUSHIDAに、『SUPER J-CUP 2016』優勝のガウンを着させると、2人は抱き合った。さらに、2人はリング中央に座り、言葉を交わす。
KUSHIDA「もう1回だけ、言わせてください。ジュニアヘビー級、KUSHIDAが明るい未来にお連れします!自分のためだけに生きてるのは、長過ぎるので、ジュニアヘビー級に、私KUSHIDA、骨をうずめます。『SUPER J-CUP 2016』ご来場、本当にありがとうございました!」(そして、『SUPER J-CUP 2016』に参戦した選手もリングに上がり、KUSHIDAは各選手一人一人と握手をかわした。セレモニー終了後、場内に自身のテーマ曲が流れる中、KUSHIDAはアリーナを一周してファンと喜びを分かち合った。
解説席まで来たKUSHIDA、ミラノコレクションA.T.は握手を交わしたが、丸藤正道は握手を拒否した。)【KUSHIDAの話】
※KUSHIDAがコメントブースに現れると、続いてBUSHIも現れる。
BUSHI「オイ、オイ、オイ、オイ、オイ。まさかオマエが、優勝するとはな。俺にとって好都合だよ。オマエは、俺に負けてるだろ。悔しいか?悔しくないか?俺を次期挑戦者に指名しろよ。次のIWGPジュニア、次期挑戦者に指名しろ」
※BUSHIがコメントブースを去る――優勝おめでとうございます
KUSHIDA「ありがとうございます」――IWGPジュニア王者としての優勝になりましたが?
KUSHIDA「厳しかったですね、3試合。とにかく厳しかったです、3試合。直前にメキシコ遠征が3週間もあった。その中で、自分がデビューした土地でもある、身長体重は全然なくて、一般人と変わらない体格でも、メキシコという国は、僕をプロレスラーにしてくれた。そして、今、こうやって、新日本プロレスのレスラーとして闘える、世界中から呼んでもらえる。これ以上、望むものはないと言っても過言ではないくらい、今日の勝利は、感無量です」――決勝は、GHCジュニア王者とIWGPジュニア王者の対決になりました。
KUSHIDA「1回戦、石森太二から始まって、フタを開けてみれば、4人ともノア勢ですよ。『SUPER J-CUP』と言いながら、俺の目の前に立っていたのは、今、ノアで活躍している、ノアを主戦場としている選手たちだった。チャンピオンとして、より、気が引き締まりましたね。まぁ、7年振りですか。その頃は僕、カナダで、全然お金、プロレスで稼げてなくて、YouTubeなんかで、指加えて見てて。羨ましいなぁって思ってた『SUPER J-CUP』。最初は、第1回は、両国国技館の1番後ろで見てましたから、その頃の『SUPER J-CUP』と違うのは、当然だと思います。でも、本音を言えば、沖縄、グルクンさんですか。あと、ドラゲーのEita選手だったり、そういう選手とやってみたかったなぁ、っていうのは正直なところですね。ただ、でも、石森選手も、拳王選手も初めてやったんで、スゲェ刺激的でした。タイチ、どうでもいいですけど。拳王選手、Eita選手も、きっと、僕が言うのもおこがましいけど、新日本プロレスっぽいな、っていうのは感じました。やっててゾクゾクしましたね。改めて、もう1回やりたいです」――さっそくBUSHI選手がやってきましたが?
KUSHIDA「ちょっとよく聞き取れなかったですけど、チャンピオンなんで、対戦相手を光らせて、団体も光らせて、上げていくのが、理想のチャンピオンですからね。CMLL、ROHでやってきた自負が僕にはありますから。この後、今週にはROH行って、いつも(タイガー)服部さんから、『ユー、海外決まったから』って言われるのは、もう1ヵ月とか、何週間前とか、それくらいなんですけど、オファー頂ければ、IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、KUSHIDAは、世界中、日本中、どこの団体でも行きます。元々それが、世界中飛び回る、世界で通用するレスラーになりたい、っていうのが、僕のレスラーとしての夢なので。新日本プロレスジュニアだけじゃなくて、ヘビー級、ジュニアヘビー級、すべて明るい未来にお連れします」――今日、シェリー選手と久々の再会でした。KUSHIDA選手、シェリー選手、セイビン選手の3人で、“タイム・マシンガンズ”を組んでもいいかも、という話がシェリー選手からありましたが?
KUSHIDA「新日本プロレスには、6人タッグのベルトもあるし、色んな夢が詰ってましたね。『SUPER J-CUP』には。今年、あと1つ、『G1 CLIMAX』に出ると言って。これは目標じゃなくて、ジュニアヘビー級を上げる手段として考えていたんですけど、その後に、この『SUPER J-CUP』が決まったので、見送り、叶わなかったですけど。ぜひとも、来年の『G1 CLIMAX』には、ジュニアヘビー級を代表して、『G1 CLIMAX』にケンカ売りたいですね。大丈夫ですか?」※と言って、ビールを持って立ち上がる。
KUSHIDA「アレックス・シェリーとも、今来たBUSHIとも、あとは、メキシコで負けっぱなしのボラドール、カリスティコ。あと、カイル・オライリー。『BEST OF THE SUPER Jr.』で負けてますんで。次のシリーズでも、アメリカでも、どこでもやります。自分でビールかぶります」※ビールを2缶開けて、自分の頭にかける
KUSHIDA「ハァー、美味い。ハイボールが良かったですけどね、本当は。痛風を患ったんで」※記者一同笑い
KUSHIDA「次はハイボールでお願いします。マスコミの皆さんも、『G1』の後にありがとうございました。これからも、ジュニア、よろしくお願いします」【金丸、タイチの話】
※金丸はセコンドについていたタイチと共に、コメントブースに現れるタイチ「汚ねぇよ、アイツら。汚ねぇよ」
金丸「オイ、なんだよ、アレ。このままじゃ終わらせねぇからな」
タイチ「汚ねぇぞ、コラ」
金丸「KUSHIDA。田口。ライガーもいたな。このままじゃ終わらねぇからな。追いかけてやるよ」
タイチ「俺ら2人に恥かかせやがってよ。KUSHIDA。田口。ライガー。テメェら、終わると思うなよ。鈴木軍ジュニアが、このまま黙ってると思うなよ」金丸「見とけよ、コノヤロー」
タイチ「オイ、こうなっちまったの、どうしてくれんだよ。何でか分かるか?今日、賞金出たのか?出てねぇんじゃねぇか?賞金なかっただろ。さっきそれ聞かされて、だから、こんなんなっちまっただろ。ノブ、やる気なくなっただろ。賞金ねぇから。賞金ねぇから負けたんだよ。それだけだ」
金丸「次は、金持ってこい!」
タイチ「金ねぇと、こんなもんだよ、ノブはよ。終わったと思うなよ、新日本!」
SUPER J-CUPの2回戦から決勝戦が行われ、2回戦第1試合では戦前からディーバ・あべみほさんをめぐり舌戦を展開していたライガーとタイチが対戦するが、開始直前でエル・デスペラードが乱入してライガーを襲撃、タイチは場外戦に持ち込むとあべみほさんがライガーにビンタを放つと、ライガーは怒るが相手は素人の女性ということで手を出すわけにはいかず、代わりにデスペラードに八つ当たりする。
リングに戻ったライガーはデスペラードはパワーボム、タイチには風車式バックブリーカーを決めるが、ライガーが場外戦に持ち込むとデスペラードに場外での垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、タイチがトラースキックでカットしデスペラードが倒れたライガーにしがみつき、タイチはリングに戻ってカウント20となりリングアウト勝ちをせしめ、勝ったタイチは高笑いもアイガーはイスやタイチのマイクスタンドを投げつけるなど大荒れとなった。
KUSHIDAvs拳王は拳王がミドルキックで先手を奪ったかに見えたが、KUSHIDAは拳王の左腕をバトンキックで蹴り上げてから腕攻めを展開、しかし拳王は腕を極めたKUSHIDAを強引にノーザンライトボムで叩きつけると、KUSHIDAの背中にダイビングフットスタンプ、ランニングダブルニーからアンクルホールドと猛反撃する。
しかしKUSHIDAがコーナーに乗り、拳王が追いかけて競り合いとなるとKUSHIDAは雪崩式ジャンピングアームブリーカーを敢行、飛びつき逆十字を極めるが、拳王はアンクルホールドで切り返す。
拳王はKUSHIDAのマサヒロ・タナカをかわすとドラゴンスープレックスからダイビングフットスタンプ、蹴暴から羅喉を狙うと、KUSHIDAはホバーボードロックで切り返しを狙い、拳王は一旦逃れるも、KUSHIDAはホバーボードロックの体勢から腕十字で捕らえて拳王はギブアップ、KUSHIDAが準決勝に進出する。田口vs金丸は田口が中邑真輔ばりの脱力ポーズで牽制してからエルボー合戦を展開し、ヒップアタックを狙うが、金丸はドロップキックで迎撃し場外戦に持ち込むも、鉄柱攻撃を逃れた田口はオーマイ&ガーファンクルポーズで牽制、しかし金丸はかまわず場外へ引きずり込み場外DDTで大ダメージを負わせる。
リングに戻った金丸は田口の尻を何度も蹴りつけ主導権を握っていくも、田口はヒップアタックで反撃して、腿パットからヒップアタックを連発、そしてギタってからスライディングヒップアタックを決めるが、勝負を狙ったどどんは金丸がDDTで切り返す。
エルボー合戦から田口がヒップアタック、どどんを決めるも、クリアした金丸が急所蹴りで応戦し、延髄斬りで応戦した田口が抱えあげたところでリバースDDTで切り返す。
勝負に出た金丸はディープインパクトを決めると、タッチアウトで3カウントとなり準決勝に進出する。サイダルvsオスプレイは、その場飛び合戦から両者は空中戦を展開、サイダルのヘッドシザースホイップを着地したオスプレイは卍固めで捕らえるが、脱出したサイダルはニールキックで応戦、串刺し攻撃から鎌固めで捕らえる。
オスプレイはスワンダイブ式フライングフォアアームからサイダルを場外へ追いやると、コークスクリュー式ケブラータを発射し、リングに戻ってからレインメーカーを狙うが、サイダルはアフターショックで切り返す。
オスプレイはフランケンシュタイナーを決めるが、ハイキックはサイダルがキャッチすると、逆にハイキックを浴びせてからジャンピングニーを放ち、ラリアットを狙うも、空中で回転したオスプレイはコークスクリューキックを浴びせる。
勝負と見たオスプレイはコーナーへ昇るも、サイダルは雪崩式リバースフランケンシュタイナーで突き刺すと、最後はエア・サイダルを決め3カウントを奪い準決勝に進出する。準決勝第1試合のKUSHIDAvsタイチは、先入場のタイチが後入場のKUSHIDAを襲撃し、KUSHIDAのジャケットを奪ってチョーク攻撃を展開する。
KUSHIDAも低空ドロップキックから、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションと反撃し、ハンドスプリングエルボーでタイチを場外へ追いやるが、コーナーからのトペコンはタイチがあべみほさんを盾にして阻止すると、背後からデスペラードが襲撃し実況席にKUSHIDAを叩きつける。
リングに戻ってもタイチはラフでKUSHIDAを痛めつけるが、KUSHIDAはスワンダイブ式ミサイルキックで再びタイチを場外へ追いやると、デスペラードもろともトペコンで倒し、リングに戻ってからタイチの左腕をバトンキックで蹴り上げるとホバーボードロックで捕らえ、タイチがギブアップと思いきや、レフェリーはデスペラードに気を取られてしまい、ギブアップは無効となってしまう。
KUSHIDAはデスペラードに向かっていくが、その間にあべみほさんからイスを手渡されたタイチはKUSHIDAに一撃を浴びせ、タイチ式外道クラッチ、タイチ式ライガーボムでKUSHIDAを追い詰める。
クリアしたKUSHIDAはマサヒロ・タナカを炸裂させると、ホバーボードロックを狙うが、タイチが堪えようとすると、KUSHIDAは首固めで丸め込んで3カウントを奪い決勝に進出する。金丸vsサイダルはサイダルが人口衛星ヘッドシザース、ウラカンラナと金丸を翻弄するも、金丸は場外へのショルダースルーで流れを変え、サイダルの顔を踏みつけながらの逆エビ固めから腰攻めで動きを止めにかかる。
劣勢のサイダルはニールキックからローキック、ローリングソバットを放っていくと、コーナーからのダブルニーからエアーサイダルを投下するが、金丸は剣山で迎撃する。
それでもサイダルは串刺しニーから飛びつきフランケンシュタイナーを狙うが失敗してしまうと、これを逃さなかった金丸がディープインパクトで突き刺し、タッチアウト狙いはサイダルは逃れるも、金丸はラリアットから改めてタッチアウトを決め3カウントを奪い決勝する。IWGP、GHCのジュニア王者対決となった決勝戦は、KUSHIDAのハンドスプリングエルボー狙いをキャッチした金丸がバックドロップで投げてから、タイチ戦で痛めたのかKUSHIDAの痛めている首攻めを展開。断崖式DDTからDDTを連発し首四の字を締め上げるなどして痛めつけていくが、シェルショックで流れを変えたKUSHIDAは倒立式ニールキックで金丸を場外へ追いやってからトペコンヒーロを炸裂させる。
リングに戻ったKUSHIDAはムーンサルトプレスを投下するが、金丸がかわすとKUSHIDAは着地し、金丸のディープインパクト狙いを腕十字で切り返す。
KUSHIDAはアームブリーカーからホバーボードロックを狙うが、金丸は首固めで切り返し、急所攻撃からラリアットを放ってからムーンサルトプレスを投下するも、KUSHIDAはかわして自爆させるとドラゴンスープレックスからハンドスプリングエルボー、久々にミッドナイトエクスプレスを投下してカバーするが、セコンドのデスペラードがレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止する。
これに激怒したライガーがTAKAとデスペラードをバックステージへ連行するが、今度はタイチが乱入してブラックメフィストを決めると、金丸がディープインパクトからエプロンでの垂直落下式ブレーンバスター、そしてディープインパクトとKUSHIDAの首に大ダメージを与える。
勝負と見た金丸はタッチアウトを狙うが、着地したKUSHIDAがマサヒロ・タナカを炸裂させてから、介入するタイチを蹴り上げながらホバーボードロックで捕獲、再度タイチが乱入を試みたが田口がヒップアタックで阻止すると、金丸はギブアップしSUPER J-CUPを制した。
試合後はシェリーが駆けつけてKUSHIDAの優勝を祝福、KUSHIDAも歓喜のアピールをしてJ-CUPの幕を閉じたが、アリーナを一周した際に実況席で解説をしていた丸藤正道と握手を交わそうとしたが、丸藤はにらみつけるだけで握手を拒否した。J-CUPの感想は現在の新日本の勢いがそのままJ-CUPに現れたような感じで、決勝戦も新日本vsNOAHのジュニア頂上対決となったが結果的に新日本の勝利、試合内容は悪くはなかったものの物足りなささというものがなぜか残ってしまった。自分的には急遽IWGP、GHCのダブルタイトル戦というサプライズもあっても良かったのではとも思ってしまう。
またかつての「NOAHのジュニアは最強です」というものが過去のものになってしまったということ、NOAHジュニアの最強は丸藤やKENTA(イタミ・ヒデオ)などがいて成り立っていたが、鈴木軍に属しているものの、その中の重鎮だった金丸が敗れてしまったのは、最強伝説を誇っていたNOAHジュニアも時代の波に飲まれたのかという印象も受けた。またGHCジュニアタッグ選手権は挑戦者組が開始早々桃の青春に同時トペを放てば、石森もコーナーから場外へのムーンサルトアタックとエンジンを全開させ、原田を捕らえて試合の主導権を握り、交代した小峠もACHに攻撃を見切られてしまうなどしてペースを奪えない。
しかし挑戦者組は勝負を狙った630°スプラッシュの同時投下を桃の青春が剣山で迎撃すると、桃の青春が石森を捕らえて猛反撃し、原田がローリングエルボー、小峠がトラースキックの同時攻撃から小峠がキルスイッチ、原田が片山ジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、試合後は桃の青春が挑戦者に邪道、外道を指名する。IWGPジュニアタッグ選手権はヤングバックスが久々に再結成されたモーター・シティー・マシンガンズを分断、シェリーを捕らえて試合の主導権を握る。
劣勢のMCMだったがシェリーがシェルショックとDDTの同時攻撃からやっと流れを掴むと、ヤングバックスを場外に落としてフェイントをはさんでからシェリーがジャンピングニー、セイビンがトペコンを放つ。
しかしMCMの誤爆を誘発したヤングバックスはセイビンを捕らえ、モア・バング・フォー・ユア・バックを狙うが、セイビンがかわして自爆となり、今度はMCMが合体攻撃でマットを捕らえ、ASCSラッシュからメイドイン・デトロイトを決めるが、ダブルインパクト式ミサイルキックはマットが着地しニックが入ってダブルトラースキックを炸裂させる。
ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックを炸裂させ、更にシェリーを場外でのインディーテーカーでKOすると、最後は孤立したセイビンにメルツァードライバーを決め3カウントを奪い王座防衛。
試合後にはヤングバックスはヘビー級進出を宣言しブリスコブラザーズの保持するIWGPタッグ王座への挑戦をアピールした。
3試合、力振り絞りました。応援ありがとうございました。今後もジュニアへの応援宜しくお願いします! #sjcup pic.twitter.com/vZ2Z7MW5Aj
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年8月21日Congrats@KUSHIDA_0904 pic.twitter.com/VSng3aF0Bp
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2016年8月21日いやっ
俺とのぶはノア勢じゃないですけど?
頭おかしいんかクシダ
あんな連中と一緒にするな
今日イチ、ムカついた
誰か言ってこい
バカなんですか?って
— タイチ (@taichi0319) 2016年8月21日ま、そうやってくるならこっちも考えるよねと
次はこんなに簡単に行かないよ
"次"なんて待ってたら来ないけど、拾いに行けばいくらでも転がってるもんだ
自分が拾いに行くか、誰かに与えられる順番を待ってるか
たったそれだけの事
— El Desperado (@0_desperado) 2016年8月21日Thanks Tokyo, we're the best. pic.twitter.com/csmKivXNAA
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年8月21日G1 Finals ✅
ROH World Title ✅
IWGP JR Title Defense ✅
WWE Tag Titles
WWE Universal Championship#BulletClubTakeOver
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年8月21日スーパーJcup御来場ありがとうございました。
無事に防衛する事が出来ました。
次は邪道・外道
オレ達はどんどん攻めていく!#noah_ghc #sjcup pic.twitter.com/VsmG1aaFks
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年8月21日有明コロシアムご来場ありがとうございました!強いチャレンジャーでした。
次も邪道&外道相手に突き進むのみ!!
盛り上げようと変なもの作ってすみません(^_^;)#noah_ghc pic.twitter.com/a7u84LKgoP
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2016年8月21日GHC Jr. タッグチャンピオンの原田、小峠組が邪道、外道を次期チャレンジャーに指名してきやがった。人をリング上に呼び出して挑戦しろだって?顔じゃねーよ!本気で本気で本気で本気で獲りにいくから。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年8月21日ネットでSUPER-J CUP全試合視聴。結果は仕方ないが...気になったことが一つ。クシダが最後に出したグーパンチは反則だろ?鈴木軍の攻撃と何が違う?屁理屈言うな。偉そうに語るな。結局は同じ。お前たちにとって都合悪いから「悪」、都合のいいことは「善」それだけのことだ。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016年8月21日お前が思っているのは本当に「正」なのか?それ以外は本当に「悪」なのか?多数決で多い方を選んでそう思っているだけなんじゃないのか?つまるところ...「◯」も「X」も「正」も「悪」もない。自分に都合のイイモノが正しくて、そうでないモノを「悪」にしているだけなんじゃないの?
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016年8月21日勝利したモノが「善」を作り、敗退したモノは「悪」と呼ばれる。ただそれだけのコト。勝つためにすべてを使う...それがプロレス。TV実況も解説もライガーもみんな誤魔化して生きている。そうでなければ目を開けてちゃんと見てみろ。ホラ...同じだろ?
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016年8月21日こんなことがわからないなら...オマエら「甘い」んだよ。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016年8月21日施術→解説の流れで有明コロシアムへ。
サムライTV視聴頂いた方ありがとうございました〜 pic.twitter.com/Kbx92G1RpI
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016年8月21日 -
岡林&関本が世界タッグを連続防衛もEvolutionのVM化を宣言した諏訪魔が挑戦を表明!
8月20日 全日本プロレス「2016サマーエクスプロージョン」兵庫・神戸サンボーホール 551人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
青柳優馬 ○谷嵜なおき(9分46秒 体固め)野村直矢 ×HAYATA
※インプラント◇第2試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○ボディガー がばいじいちゃん(13分2秒 体固め)大森隆男 ×SUSHI
※ショートレンジラリアット◇第3試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○ビリーケン・キッド(11分58秒 片エビ固め)[第11代王者]×中島洋平
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆中島が初防衛に失敗。ビリーケンが第12代王者となる【ビリーケンの話】「1年越しで中島洋平とまたこのタイトルをかけて戦えるチャンスをいただいた全日本プロレスさんと中島洋平に心から感謝してます。この1年で中島洋平はチャンピオンとして非常に大きく成長したと思います。リングに上がって向かい合った時、1年前と今の中島洋平、雰囲気が違ってました。それはこのベルトの重み、それを彼が必死に守ってきたからかもしれません。このベルトをもっともっと重みのあるものにできると思います。今日、中島洋平に勝って僕は満足してません。1年前の僕と同じように中島洋平が満足してないなら、僕は何度でも中島洋平と戦う用意があります。僕も今日で中島洋平との戦いが終わったとは思ってません。このベルトが僕か中島洋平の腰にある限り、僕と彼の戦いは続くと思います。中島洋平はこのベルト、アモーレと言ってあっちこっちデートに連れていったみたいですが、今日はこのアモーレ、どうやら僕に惚れてしまったようなので、このあと神戸のアンパンマンミュージアムに連れて行きたいと思います。(GAORAベルトに向かって)いいよな。また俺が神戸、大阪の楽しいとこにどんどん連れていくから。もちろん防衛戦はどこでも構わない。北海道、沖縄、どこでも俺が楽しいとこに連れていく。(当然、関西でも防衛戦をやっていきたい?)もちろん。この関西で眠ってるレスラー、日の当たらないレスラーのために、防衛戦、その相手とやりたいと思ってます」
◇第4試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第99代王者組]佐藤光留 ○青木篤志(16分57秒 テキサスクローバーホールド)[挑戦者組]×レイパロマ 内田祥一
☆青木&佐藤が2度目の防衛に成功【試合後の青木&佐藤】
佐藤「二人で防衛したのに、何でビール3つあるんだよ? とりあえず2回目の防衛できたんで…」青木「乾杯!」
佐藤「ありがとうございました! 誰か止めてくれよ。びっくりするよ。止めてくれって。俺たちの防衛記録、止めてくれよ。文句ある奴いるんじゃないの? レイ・パロマ、内田祥一、ツイッターだぞ、俺たちに挑戦表明したの。あんな奴らの挑戦受けるんだったら俺の挑戦受けてくれって奴、山ほどいるんだろ。どんどんこいよ。格とか言ってる場合じゃないよ。全員ぶちのめしてやるよ。それが今の全日本プロレスのアジアタッグの格だ、コノヤロー」
青木「まったくだね。別に今回、俺らからみんなへの警告でもあるからね。よく言われたよ。挑戦者として資格はどうなんですか?って。資格なんて関係ないよ」
佐藤「どこにいったらもらえるんだよ、その資格がよ?」
青木「誰に勝ったらもらえるか明確にしてからにした方がいいと思うよ」
佐藤「そうだ、そうだ」
青木「チャンピオンに勝ったら挑戦します、それも口実の1個でしょ。ベルトがほしい、俺が100代目になりたい、それでいいんだよ。理由なんて何でもいいんだよ。ベルトがほしい、ベルトが獲りたい、それでいいんだよ。誰でもいいよ。いくらでもこいよ」
佐藤「プロレスラーになったんだろ。歴史に名前刻みてぇ奴いるんだろ。資格なんてないよ。俺たちに勝ったら100代目の資格がもらえるんだよ。誰でもこい」
青木「別にいいよ。あまりにひどいと拒否することはあるかもしれないけど、基本的に拒否するつもりないから」
佐藤「青柳と野村はないな」
青木「あいつらはない。もしあいつらが名乗り挙げてきて認可されたら、ドリーさん殴りにいくよ」
佐藤「テキサスいくよ」
青木「フロリダでしたっけ?」
佐藤「どこでもいいや」
青木「あと今日のレイ・パロマ、言ってきた口実がまずEvolutionだって思ってるところから始まってるけど、俺からしたら彼を否定してるつもりないし、別に彼をいらないよと言ってるわけじゃない。ただ、これからも彼は引き続きEvolution広島支部としてやっていってもらいたい」
佐藤「西日本とかじゃないの?」
青木「広島支部。西日本だと規模が大きいから、彼にかかる負担と彼に任せたリスクというものが生まれてきそうだから。今までどおり彼はEvolution広島支部長として彼はやっていってもらいたい」
佐藤「今までもそうだったのか。知らなかった。組んで長いのに知らないこと多いな」
青木「なのでレイ・パロマとは組むことがあれば、また戦うことがあるかもしれない」
佐藤「関係ないよ。Evolutionしていけば、それが答えだよ」
青木「進化すればいいんだよ。これからも俺たちはEvolutionしていきます」
【試合後のパロマ&内田】
パロマ「強ぇよ! 強ぇ! あんなもんな、勝てるわけねぇよ。だけどな、俺たちダブプロレスがメジャーへの挑戦の今日は第一歩だ。見てる人も俺たちが勝つなんて誰も思ってないだろうけど、俺たちは今日戦ったことによって、また次の目標ができたし、絶対にあきらめないって決めたよ。なぁ、ウッチー?」内田「確かに試合に負けたし、ベルトも獲れんかった。でもな、俺らの絆はもっと深まった!」
パロマ「一言言っとくよ。俺のEvolution問題、どうなってんだ? 俺は今日決めたよ。あいつらが俺をEvolutionに入れようが入れまいが、俺は一人Evolutionでこれからもやっていくから。あいつらが俺と遊びたかったらいつでも言ってくれ」
――青木は「広島支部としてやっていってほしい」と改めて言っていたが?
パロマ「それはちょっと気に入らないけどな。ローカル臭がプンプンするんだよ。俺はせっかく今日このメジャー団体に爪あと一本、二本残したのに、広島支部? そんなちっちゃいこと言うなよって言っといてくれ」
◇第5試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー 石川修司(15分45秒 片エビ固め)崔領二 高岩竜一 ×不動力也
※ブラックアウト◇第6試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(18分24秒 レフェリーストップ)×ゼウス
※万力スリーパー【諏訪魔の話】「(腰を攻められて苦戦したが?)場外のブレーンバスターで古傷っていうのを強打したんでね、ちょっと歩けなくなった。驚いたね。(今後に尾を引きそう?)早急に治療しないとさ。ああやってゼウスも俺が欠場して出てきた。雑草だ。草は今のうちに刈り取る必要がある。予想外に苦戦したというか、久々というかね。欠場してシングルやるのにまだちょっと勘がつかめてないね。体も重いし、試合勘がのらりくらりやってる感じがあるんでね。今日はゼウスだったからよかったけど、これが他の相手だったら考えていかないといけないと思う。(復帰後、上位からのシングル初勝利は大きいのでは?)勝ちは勝ちなんでね。これをいい形でこの先にベルト獲りにいったり、話題を振りまいていく、そういうことをやっていきたい。あとはこの土地は神戸だからね。神戸といったらブードゥー・マーダーズ、TARUのオジキのふるさとだからね。これからブードゥーらしさというのをEvolutionに入れていこうかな。相手を血祭りに上げるようなプロレス、ユニットに持って入っちゃおうかな。文句ある奴はこいよ。(レフェリーを突き飛ばしていたがVMの血が騒いだ?)途中から俺の腰が爆発したんで、そこでもっと詰めたことやりたいと思ったけど、復帰してからシングルマッチこれが初という感覚だよね。野村との試合(7・30千葉)なんかシングルに入らないよ。よし、ここからめちゃくちゃやっていくよ。(11・27両国へ向けては?)まだ何も考えてないんだよね。そこへ向けてペース上げていかないといけないと思うし、まだ名古屋もあるし。名古屋は俺もやりてぇなと思うし。大舞台でしょ。俺とスーパーが世界タッグいったっていいじゃない。世界タッグ、三冠、全方位いけるんじゃないの」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]○岡林裕二 関本大介(22分31秒 片エビ固め)[挑戦者組]秋山準 ×橋本大地
※ゴーレムスプラッシュ
☆関本&岡林が3度目の防衛に成功【試合後の関本&岡林】
岡林「秋山準はこの前、大日本で戦って知ってましたけど、なかなかホント手強い。あと橋本大地、十分気持ちがみえました今日は。でもまだまだ」関本「大地、あいつは目が凄いよ。秋山選手に関しては全て見透かされてるような、そういう感じを受けました。でも今日勝ったんでね、よかったです。ありがとうございました」
岡林「ありがとうございました」
※諏訪魔がやってきて
諏訪魔「俺のいない間に気取ってんじゃねぇぞ」岡林「何でバックステージ来るんだ? やるならリング上こいよ」
諏訪魔「うるせぇ! 鉄パイプでぶん殴るぞ!」
岡林「何でも来い!」
諏訪魔「名古屋でタッグ組まれてるよな。俺とスーパーで挑戦させろ!」
岡林「かかってこいよ」
関本「また欠場に追い込むぞ」
※諏訪魔が不敵な笑みを浮かべながら去ると
岡林「グダグダ言うんだったらリング上で言えって。あっちがそうくるならめちゃくちゃにしてやるよ、全日本のリング。やってやろうじゃねぇか」関本「やってやりましょう」
岡林「ベルトもリングも大日本色に染めてやるよ」
全日本神戸大会、メインでは岡林、関本のストロングBJWが保持する世界タッグ王座に、秋山は王者組と同じ大日本の大地を抜擢して挑戦した。
試合の先手を奪ったのは王者組、大地と対峙した岡林が大地のミドルキックを受け流して逆水平やボディースラムとパワーで圧倒、交代を受けた秋山が大地と共に岡林を捕らえにかかるが、逆に大地が捕まってしまい、岡林と関本が代わる代わるとボディースラムを連発してから関本が逆エビ固めで捕らえて腰攻めを展開する。
大地からやっと交代を受けた秋山は岡林にランニングニーの連発、ニーリフト、エクスプロイダーと盛り返し、関本が秋山を捕らえてサソリ固めを狙うも大地がカットに入り、秋山から交代を受けた大地も関本にミドルキック、串刺しニー、ミサイルキックと放っていく。
そこで秋山が入って合体攻撃を狙うが、交代した岡林が両腕ラリアットを放ち、打撃戦は大地が延髄斬りで競り勝つと、秋山の串刺しニー、エクスプロイダーの援護を受けた大地はランニングローキックから、父親譲りの飛びつきDDTで突き刺し三角絞めで捕らえる。
ところが岡林は強引に持ち上げてパワーボムで叩きつけると、パワースラムからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、秋山も関本が担いでアルゼンチンの競演を披露し、大地を捕らえた関本がエルボードロップ、岡林がジャンピングボディプレスを連続投下からパワーボムを狙うも大地が阻止してスピンキックで岡林をダウンさせると、関本が大地をラリアット、秋山がエクスプロイダー、岡林が秋山にラリアット、大地も岡林にニーキックと入り乱れて4選手がダウンとなる。
先に起き上がった大地は岡林にシャイニングウィザードからライジングDDTを狙うが、阻止した岡林が逆水平を連打、大地もミドルキック、追尾式ニーリフトを決めたが、岡林がラリアットで鎮圧すると、関本が入って秋山にサンドウィッチラリアット、ダブルバックドロップでKOしてから大地を串刺しラリアットの連打から関本のフロッグスプラッシュ、岡林のゴーレムスプラッシュの連続投下弾で3カウントとなり王者組が王座を防衛した。
セミでは諏訪魔がゼウスと対戦し序盤から激しい肉弾戦を展開し、ゼウスが串刺しバイセップスエクスプロージョン、フライングバイセップスエクスプロージョン、雪崩式ブレーンバスターからチョークスラムと畳み掛けてからジャックハマーを狙うも、阻止した諏訪魔がラリアット、ドロップキック、ラリアット、ジャーマン、ラリアットと畳み掛けてからバックドロップを連発、そして万力スリーパーで絞め落として勝利を収めたが、メイン終了後のバックステージでは勝利者インタビューを受ける岡林組の前に諏訪魔が鉄パイプ片手に現れ、スーパー・タイガーと組んで世界タッグ王座に挑戦を表明、27日名古屋での選手権が濃厚となった。
ゼウス戦を終えた諏訪魔はを「この土地は神戸だからね。神戸といったらブードゥー・マーダーズ、TARUのオジキのふるさとだからね。これからブードゥーらしさというのをEvolutionに入れていこうかな。」とEvolutionのヒールユニット化を示唆するなど不穏な動きを見せ始めている。諏訪魔は9月2日にTARUデビュー20周年記念大会出場し久しぶりにタッグを結成するが、諏訪魔の行動はTARUを巻き込んだものなのか?
王者組の岡林&関本も6日の新潟で宮原、リーのNEXTREAMを破り、今回の神戸では秋山、大地を破るなど1ヶ月に渡って2度の防衛、今度は3度目の防衛に挑戦となるが、チーム力では岡林と関本が上も諏訪魔の動きが不安材料といったところなのか・・・またアジアタッグ王者の佐藤&青木は広島のダブプロレスのパロマとフリーの内田の挑戦を受け、序盤は佐藤が打撃で圧倒も、挑戦者組は青木を捕らえてから王者組の分断を図る。
挑戦者組は場外戦で内田がトペ、パロマがケブラータと空中弾の連打で見せ場を作るが、パロマの腰クネ式逆さ押さえ込みをクリアした青木がラリアットで反撃するとワンハンドバックブリーカーから逆エビ固めで捕らえ、最後は変形バッククラッカーからのテキサスクローバーホールドでパロマがギブアップし王者組が防衛。6日の新潟大会で南野タケシからGAORA王座を奪還したばかりの中島はビリーの挑戦を受け、中島はハイキック、ダイビングフットスタンプ、トラースキック、ハイキックと繰り出して追い詰めていくが、跳後廻蹴はかわされてしまうと、ビリーはジャーマン、中島のジャーマンも着地してからラリアットとたたみかけ、最後はコウモリ吊り落としからファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い王座を奪取、中島は奪還したばかりの王座を短期間で手放してしまった。
【全日本】大地奮闘も関本&岡林V3、諏訪魔&S・タイガー迎撃へ▼パロマ組返り討ち 青木&佐藤が磐石のアジアV2▼ビリーケンが1年ぶり雪辱でGAORA王座戴冠 …神戸大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/DlwddK3lmt
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年8月20日全日本プロレス神戸大会終了。久々の関西で声かけてくださった方や差入れを暑い中持って来て下さいました方、本当にありがとうございました!世界タッグ王者は強かった。そしてカッコよかった!そして、神戸は熱かった(>_<)#ajpw pic.twitter.com/Tflnb80Br2
— nikkan.lee (@nikkanxct55) 2016年8月20日サマーエクスプロージョン神戸大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月20日試合終了。結果は金払って有料サイト見てる人もいるんで僕からは言いません。痛い思いをしても歴史に名前を残したい奴は誰でも来れば良い。それが今のアジア戦が持つ「格」。誰かがなんとかしてくれない、楽な思いは出来ない。そんな当たり前のベルト。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年8月20日変態自衛隊の勝ちパターンが出来てきた。今まで勝ちパターンが無かったのに勝ってきた変自に勝ちパターンが出来たって事は…。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年8月20日アジアタッグ獲れなかった
チャンピオンは本当に強かった
しかし私は生きてますので今日がメジャーへの第一歩です
応援ありがとうございました
あ、ベルト撮りました! pic.twitter.com/51qBOxiKiH
— レイパロマ (@nidojiro) 2016年8月20日第12代GAORATVチャンピオンになりました!皆様応援ありがとうございました!中島洋平が再戦を望むなら受けて立つ。そして関西のレスラーで挑戦に名乗りをあげる男がいたら喜んで受けて立つ!
— ビリーケン・キッド (@billykenkid1127) 2016年8月20日神戸大会をご観戦の皆さま、ありがとうございました!応援して頂いた皆さま、すみません。。でも、前を向いて!
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2016年8月20日 -
ビッグマッチ後のWRESTE-1は若手達の自己主張から始まった
8月20日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2016 FLASHING SUMMER」新宿FACE 203人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(4分15秒 逆エビ固め)×藤村康平(試合終了後、欠場中の征矢学からWRESTLE-1タッグ王座についての報告があるとのことで、征矢が右腕を吊った姿でリングに登場。)
征矢「本日はご来場誠にありがとうございます。このたび、わたくしがケガをしたので、これ以上はW-1の方にご迷惑を…そしていろいろとパートナーの葛西さんと話した結果、タッグのベルトを返上することにいたしました。(「えー」という声に)まあ、そういう気持ちもうれしいのですが、これ以上ちょっと迷惑をかけれないので。次、ボクが復帰したら必ず挑戦したいなと思っております。タッグも、そしてシングルも一日も早く復帰して挑戦できるようにがんばりたいと思います。すいません、皆様、今後とも応援よろしくお願いします」
(征矢は四方に頭を下げて退場。)
◇第2試合◇
▼30分1本
○児玉裕輔(7分19秒 片エビ固め)×大和ヒロシ
※サーヴィカル・ブレイク◇第3試合◇
▼黒潮“イケメン”二郎の七番勝負番外編/30分1本
○“brother”YASSHI(5分6秒 ナイスジャマイカ)×黒潮“イケメン”二郎(黒潮が入場)
黒潮「ちょっとすいません。(「歌え!」の声に)歌わないです。正直、この集客じゃ寂しいですね! でもオレがイケメンウエーブを起こすんで、まだ、待っててください。それと、ちょっと今日マイク多い気もするんですけど、すいません。試練の七番勝負、飯伏戦を終えて、次、船木さんというのを口に出してしまったんですけど、いったん終わって、ボクは得たものがございます。それは、大きな相手に練習せずに勝つっていう秘策を手に入れました。実際、七番勝負で1回も勝ってないですけど、終えた時点でボクはそれを取得しました。だからまずこの団体で、河野真幸にオレは絶対に負けないと…(「えー」という声に)えーじゃない、思いました。(「ムリ」という声に)ムリ? 珍しくボクがケンカを売ってます。河野さんにケンカを売ってます。絶対にオレは河野さんに勝てる。だからまずは“brother”YASSHIに勝って、河野さんを出します! 見ててください。フィニッシュ。やるぞー!」(試合終了後)
YASSHI「おい、カス野郎。黙って聞いてたら、オマエはプロレスをバカにしてんのか、カス野郎? なにもかも中途半端な半人前がよ! ちゃんと聞いとけカス野郎! オマエに何ができる、カス野郎! プロレスナメてるやろ!? きのうきょう決まった試合が、それが最後の試合になるって、そんな気持ちでよ、オマエ試合したことあんのか、カス野郎! きょうが最後の試合だったらどうする、カス野郎! カス野郎、だれにケンカ売るのもいいけどよ、ナメた口きいてたらこのオレが許さんぞ。オレに言われんのも嫌な話かもしれんけどなカス野郎、オマエにはな、こんなプロレスで何が伝えられるっていうんやカス野郎! 次は河野か? やるんはええやろ。ヒントだけやろうカス野郎。オマエに足りひんのは、下剋上と、カス野郎じゃカス野郎」◇第4試合◇
▼30分1本
火野裕士 KAZMA SAKAMOTO ○土肥孝司(8分59秒 片エビ固め)河野真幸 近藤修司 ×ジェイグ・オーメン
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
土肥「火野さん、KAZMAさん、今日でオレはリアル・デスペラードを抜けます。(詰め寄るKAZMAを手で制して)ちょっと待って、ちょっと待って。もうデスペラードにいてもよ、横浜文体みたいなよ、熱い試合できねえんだよ。オレは熊とやっていくんだよ。おい熊いるか、ちょっと出て来い、熊、熊」(それを聞きつけNOSAWA論外とMAZADAがリングへ。詰め寄るKAZMAを土肥が突き飛ばすと、論外とMAZADAが土肥を捕らえ、火野がラリアット。)
NOSAWA「(ダウンする土肥に)てめえ顔じゃねえんだバカヤロー。(熊ゴローが出てくるが、デスペラードが蹴散らす。それでも「やめろ!」と土肥におおいかぶさりかばう。)ぬるい対抗戦やってなにがやめるだ、バカヤロー。負けてんじゃねえかてめえら、バーカ! 負けてんだよ、対抗戦よ、勝った気でいるんじゃねえよ、バカヤロー(デスペラードは退場。)
熊ゴロー「土肥さん、一緒にやっていきましょう!」
(そこへ征矢が登場。)
征矢「オマエ、いまじゃねえだろうよ。今じゃねえだろぉ! おい、野上さんやめてよ、オレがケガして、じゃあワイルドだれがやっていくんだ? 所属のオマエしかいねえだろ。ちげえのか!?」熊ゴロー「たしかに、オレは今ワイルド守んなきゃいけないですよ。でも、W-1も引っ張っていかなきゃいけないんですよ、オレが。自分自身がステップアップして、W-1引っ張れるようにもっと強くなって、もっとがんばってこう…W-1引っ張っていきたいんですよ、オレは! だから、ワイルド、抜けさせてくれー! わかってくれー!」
征矢「オレはオマエを認めない! 絶対やめさせないぞ」
熊ゴロー「わかってくれ! オレの気持ちを!」
征矢「やめさせない。やめさせない。いまじゃないんだよ! オレの気持ちもわかってくれよ! オレの気持ちもわかれよ! おい! 野上さんにどうすんだ、じゃあオマエ! そんな気持ちでずっとワイルドやってたのか? オレは絶対認めないからな、オマエがやめるの。認めないからな!」
(引き揚げる征矢は「ふざけんなよ! 勝手なこといってんじゃねえよバカ!」とノーマイクで叫ぶ。)
土肥「オマエのとこのリーダーは認めないって。オレはよ、これで事実上追放だよ。ああなることはわかってたし。火野裕士、KAZMA SAKAMOTO、NOSAWA論外、MAZADA、全員とシングルやってもいいよ。そこはちゃんとオレのケジメとしてやっていくよ。熊、一緒にやっていくんだなオマエ? 一緒にやっていくんだな? よし」【土肥、熊ゴローの話】
土肥「リアル・デスペラード、事実上、追放だよ。リング上でも言った通りよ、オレのケジメとしてデスペラードの人間と(シングルを)やっていくっていうのは、オレのケジメ。それがオレが2年間、そしてデスペラードでやってきたことのケジメだよ。(熊ゴローに対して)オマエ、本当にワイルド抜けるのか?」熊ゴロー「はい。これからはオレらが引っ張って行かないといけないんですよ。確かにワイルドも守っていかないといけないけど、もっとW-1を引っ張って、もっとW-1を大きくしたいんですよ。だからワイルド抜けます。オレはアンタといっしょにやっていきたいです」
土肥「(先日の横浜文体での一戦が今回の行動を後押しした?)そうですね。オレもそろそろ個人の主張っていうかね。チームでバイプレーヤーをやってるのもいいけど、ほかに誰がいるってなったときに、W-1でヘビー級ったら、オレしかいない。(2人でどのような行動を?)まだわかんないです。オレも突発的に熊(ゴロー)の名前が出て来て。やっていって、2人でなにが生まれるか。(今後、ほかの若い選手をメンバーに増やすことは?)ボクのなかでもうユニット抗争は終わりにしたいので。タッグチームとしてやっていきます。(火野は「覚悟しておけ」と言っていたが?)望むところですね。一番やりたいのはもちろん火野裕士なんで」
熊ゴロー「(征矢は認めないと言っていたが?)確かにいま征矢さんがケガして、ワイルドを守っていかないといけないのかもしれないけど、でもW-1を引っ張っていかないといけない。ワイルドだけを守っていればいいのかって自問自答していたところもあって、こういう行動に出ました。(征矢には)断られてしまいましたけど、自分で決めたことなんで。オレがW-1を引っ張っていきます。(葛西には?)オレの熱い気持ちをいえば、そこは分かってもらえると思っています」
◇第5試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(7分30秒 エビ固め)NOSAWA論外 ×MAZADA
※三沢魂タイガードライバー◇第6試合◇
▼30分1本
○KAI 村瀬広樹(12分15秒 本家公認雁之助クラッチ)×稲葉大樹 熊ゴロー(試合終了後)
KAI「おい稲葉、なに負けてんだ? オマエ文体で『オレら若い世代が盛り上げる』って言っただろ!? 見ましたよね、お客さん! 今日、この試合盛り上げたのは、オレらじゃないですか!? どうですか、お客さん!(「そうでもない」という声に)そうでもない?(「盛り上げてたよ」の声に)ありがとう。稲葉、オレに文体で勝ったのはマグレだよな!? マグレって言えよ! マーグーレ! マーグーレ! マーグーレ!(何人かのファンが応じると)マグレらしいじゃねえか。マグレだったなら、もう一回オレと、マグレだったってことを証明するのか、しないのか、どっちなんだ! やるのか!?」稲葉「横浜文体で、オレたちが引っ張っていくって言って、まさか、KAIさんに取られるとは…。ホントに取られちゃいけない試合だったと思います。でも、KAIさんに、この前の文体はマグレじゃないって証明してやります。だから今度、後楽園でボクともう一回やりましょう!」
KAI「よっしゃー!」
稲葉「今度の後楽園で絶対、この前の文体の勝利はマグレじゃないってことを証明します。待っててください、後楽園まで」
KAI「稲葉、やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞ!」
稲葉「やりましょう!」
KAI「やるぞー!」
稲葉「やりましょう!」
(KAI退場。)
稲葉「今度の後楽園は、この前の文体がマグレだったというのを証明する試合じゃありません。マグレじゃなかったって証明する試合をします。もう一度、みなさん応援よろしくお願いします!」【稲葉の話】「このまえ文体で自分で大きいこと、自分がW-1を引っ張っていくって言って、今日はKAIさんからまぐれ、まぐれって言われて…。今度の後楽園、KAIさんの挑戦を受けるなら、それはまぐれだったと証明する闘いじゃないですよ。まぐれじゃなかったことを証明する闘いです。今度も勝って、きっちりオレたちの時代だってしていきます。リマッチ、組んでください」
【KAI、村瀬の話】
KAI「おい、ストイック、なんて呼べばいい、オマエのこと?」村瀬「任せますよ」
KAI「自由だな、オマエ。オレら調子いいんじゃないのか?」
村瀬「調子いい、確かに。自由なアナタの試合を見てて、ちょっとだけオレの自由とマッチするところがありましたよ」
KAI「しねえだろ」
村瀬「だから一つ、この団体に一個、ガラクタみたいな扱いをされてるベルトあるだろ? UWAだ。あのベルト、調子のいいオレらで…」
KAI「じゃあ、2人でいくか!」
村瀬「アンタ、自由すぎるな。取るには、3人必要だから。なんかもう一人いるでしょ? なんかちっこいのいるでしょ?」
KAI「翔太か!」
村瀬「そう。オレら2人いれば、あのベルト取れますよ」
KAI「じゃあ、翔太いらないだろ」
村瀬「いや、(挑戦の)権利として3人必要だから」
KAI「じゃあ、オマエがオファーしろ」
村瀬「オレ、アイツ知らないっすよ」
KAI「オレも知らねえよ。どうにかしろ」
村瀬「とにかくオレはちょっとおもしろい道を見つけましたよ。KAIさん、いきましょう、UWA」
KAI「その前にオレはW-1のチャンピオンシップ。オレはしつこいんだぞ」
村瀬「アンタのそのしつこさをちょっとお借りしますよ。UWA取りましょう」
KAI「おい、稲葉、まぐれだろ、まぐれ。盛り上げるって言ったろ? 盛り上がってるのか? どうなんだ? オレは安心したかったんだよ。でも、安心できねえよ! このままじゃ。負けたままで終われないねえしな。だからもう一回、証明してやる。証明して、証明して、もう一回、あのオレに巻かれたがってるベルトを腰に巻いて、自由にやってやる」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ挑戦者決定戦/30分1本
○吉岡世起(12分12秒 片エビ固め)×アンディ・ウー
※S・K(試合後、ダウンするアンディが拳を突き出すと、吉岡が応じて拳を合わせる。)
吉岡「アンディさん、きょうは熱い、気持ちいい試合してくれて、ありがとうございました。これでオレが9月18日、後楽園ホールでクルーザーのベルトに挑戦します。児玉裕輔!(現れた児玉に)あんた、海外から帰ってきたとき言ったよな。『W-1の新しい未来をボクが作る』って。それな、2年も前にとっくにオレが言ってんだよ、同じこと。人の決めゼリフ、取るんじゃねえよコノヤロー。次、クルーザー、オレが取って、今度こそ、W-1の未来を作るのは、オマエじゃねえ、オレだ」
児玉「吉岡さん、セリフをパクッたというのは、ごめんなさい。知らなかったです。それは知らなかったです。ごめんなさい。ただ、今日の試合も若い吉岡さんとアンディさん、ボクらの世代が、すごい熱い試合が繰り広げられたと思います。それに負けない、それ以上の、上の選手がビビるような、ビックリするようなタイトルマッチ、後楽園でやりましょう。勝つのはボクです」
(児玉が退場。)
吉岡「なんかメインで勝ったら最後、締めないといけないみたいなんですけど、さっきも言った通り、ボク、決めゼリフ児玉さんにパクられてるんで。どうしようかな。次、9月18日の後楽園ホールで、絶対、絶対、W-1のクルーザーのベルト取って、今度こそオレがW-1の未来を作ります。いま拍手したひと全員、後楽園、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました!」
【吉岡の話】「W-1の未来を作るって、2年以上前からオレが言ってんだ。結局、ケガとかいろいろあって結果を残せないで、なにも残せなかったけど、でもいま、いまやらなくちゃいけないんだ。一年間、海外行ってて、どんな思いしてきたか知らないけど、W-1にいなかった児玉さんじゃなくて、W-1で闘って、悔しい思いをしてきたボクがやらなくちゃいけないんです。18日、オレがベルトを取って、オレがW-1の未来を作ります」
横浜文体でのビッグマッチを終えたWRESTE-1新宿大会のメインは児玉の保持するクルーザーディビジョンの挑戦権をかけて吉岡とアンディが対戦、序盤から両者共リストの奪い合いやドロップキックの相打ちなど序盤から火花を散らす。
吉岡はアンディの膝めがけて低空ドロップキックを放って先手を狙うが、アンディはサイドバスターで反撃し、場外へ逃れた吉岡に三角飛びプランチャを発射、リングに戻っても低空ドロップキックやサッカーボールキックなどで逆に先手を奪う。
アンディは執拗にスリーパーで絞めあげ、ニードロップで追撃するが、突進したところで吉岡がゼロ戦キック、串刺しニー、ハイキックと反撃し、みちのくドライバーからコーナーへ昇るとアンディが追いかけ、コーナーでの競り合いを制して逆立ちしきヘッドシザースホイップで吉岡を落とし、コーナーからのカンフーキックを炸裂させる。
アンディは飛びつきスイングDDTからスリーパーで捕獲し、アンディはロープへ走るが吉岡がミドルキックで迎撃、アンディの風車式バックブリーカーを着地した吉岡はジャンピングキック、キックのコンポが炸裂するも、アンディもローリングハイキックで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボー合戦からアンディが裏拳からロープへ走ると、吉岡が時間差ロープワークからラ・ミスティカで捕らえてからラ・マヒストラルで丸め込み、アンディもラ・マヒストラルから丸め込みを連発するも、クリアした吉岡がトラースキックを連発してから、振り向きざまのハイキック、S・Kで3カウントを奪いクルーザー級王座への挑戦権を獲得、試合後は吉岡が王者の児玉を挑発して大会を締めくくった。セミでは新WRESTE-1王者となった稲葉と前王者のKAIがタッグで対戦。試合は終盤に熊ゴローの援護を受けた稲葉がフィッシャーマンズバスターを決めるが、KAIはトラースキックから延髄斬りで応戦、稲葉はKAIを卍固めで捕獲するが村瀬がカット、そしてバックの奪い合いで再び熊ゴローの援護を受けた稲葉がジャーマンを連発するが、スリーパーで捕らえたところでKAIが雁之助クラッチで3カウントを奪い勝利、試合後は稲葉をマグレ呼ばわりしたKAIが前王者の権利を行使して再戦を要求、稲葉も受諾し後楽園での選手権が決定となった。
またトリガーを離脱し今後の方向性を模索していた村瀬がKAIに共闘を持ちかけ、翔太と組んでUWA6人タッグ王座挑戦を提案したが、KAIは返事を保留した。
また第4試合のリアル・デスペラードvsトリガーが土肥がオーメンを垂直落下式ブレーンバスターで降したが、試合後に土肥がリアル・デスペラードからの離脱を表明し熊ゴローとの共闘を示唆すると、火野や東京愚連隊は怒り土肥を制裁、熊ゴローが駆けつけ村瀬を救出するが、今度は欠場中の征矢が猛反対し熊ゴローを引きとめるも、熊ゴローの意志は変わらず、弟分のまさかの反乱に征矢は怒りをあらわにした。
全日本との対抗戦で組んだ土肥と熊ゴローだったが、二人なりの自己主張ということなのか?しかしリアル・デスペラードはKAZMAが今大会をもって退団しユニットは火野、NOSAWA、MAZADAの三人だけ、ニューワイルドオーダーは征矢の長期欠場に伴い葛西と組んで保持していたタッグ王座を返上したばかりだったが、熊ゴローのユニット離脱でユニットは葛西一人だけの状態となった。
土肥と熊ゴローの決起はWRESTE-1のユニット再編につながっていくのか?第3試合では黒潮が7番勝負の番外編でYASSHIと対戦、序盤からラ・ケブラータやその場飛ぶムーンサルトと攻勢に出るが、ハリケーンドライバー狙いを着地したYASSHIは髪を掴んで倒し、垂直落下式ブレーンバスターで流れを変える。
黒潮はYASSHIのフライングビッグヘッドをかわしてミサイルキック、ハリケーンドライバー、バスソーキックと畳み掛けたあとでムーンサルトプレスを投下するが、YASSHIはかわしてラ・マヒストラルで丸め込み、最後は逆さ押さえ込みを狙う黒潮に頭突きを浴びせてからナイス・ジャマイカを連発して3カウント、試合後はYASSHIが黒潮に対して怒り爆発させた。
離脱者が続出するWRESTE-1だったが、それと同時に稲葉の王座奪取をきっかけに若手たちが次々と自己主張を始めた、これからのWRESTE-1を引っ張るのは自己主張し始めた若手たちかもしれない。【試合結果詳報】文体はマグレ?王者・稲葉大樹がKAIに敗れリターンマッチへ。土肥孝司&熊ゴローのユニット脱退宣言で波紋、吉岡クルーザー挑戦、カズ&鼓太郎結託…WRESTLE-1新宿詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/2f6kKVuryw
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年8月19日リアルデスペラード脱退しました。
今のレッスルワンの状況でユニット抗争なんてやってる場合じゃない!!!
これからは熊と組む機会が多くなりそうです。
熊!ワイルドで楽してたぶんこれからが大変だぞ!もちろん俺も!
カマすぞ!!!#w_1
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年8月19日自分がもっとステップアップして、W-1を引っ張らなきゃいけない。
W-1をもっと大きく、もっと世の中に広めたい。
ワイルドを守るだけじゃダメなんだと気づいたから。
だから征矢さんに直訴しました。
分かってくれるまで何度でも俺の気持ちを征矢さんにぶつけます。#w_1
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2016年8月19日何度だって認めない!
ワイルドを任せてくださいって言ってただろ https://t.co/Yy86MM5Mve
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年8月19日分かってください!
ワイルドだけじゃなく、W-1を引っ張っていかなきゃいけないんです。 https://t.co/8GCf8GHH4L
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2016年8月19日熊ゴローがワイルド脱退!?
4日前には、こんな頼もしい事言ってたのに・・・。
お前の言う『責任』って何なんだ!? https://t.co/2yKPztjJwj
— 葛西 純 (@crazymonkey0901) 2016年8月19日そして、もう一つ。
今日の新宿大会でw-1のタッグベルトを返上いたしました。
純ちゃんには本当に申し訳ない気持ちです。ただ、これ以上、会社に迷惑かけれないので返上いたします。
また0から頑張ります。#w_1#ワイルド pic.twitter.com/HGYdboUDR4
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年8月19日土肥くんがなぜかリアルデスペレートを辞めるみたいや。
まぁ辞める人につべこべ言いたくないしべつにええけど、理由もよくわからん。
一発本気で試合したろかな。
彼の今後の為にもな。
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年8月19日なんだかな〜?対抗戦で負けた2人が仲良しこよしのタッグ結成だってさ!あんまり怒らせるなよ知らないよ…通ってきた修羅場のレベルが違いすぎる…シングルで1人づつやる?意味がないです!仲良しこよしのタッグでかかって来なさい!MK5ですよ!土肥君に熊君!#w_1
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年8月19日あああああああああああああああああああああああああ!
やってしまった!
作戦失敗かなこれ#w_1
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日いろいろ冷静になって、今回の俺やり方は何人かのファンの敵を作るかもしれないです。
でも俺は言い続けます!
俺なら河野真幸に勝てる!
レッスルワンを盛り上げる為に必要なのは敵だと思ってます!
かかってこい河野!
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日とりあえずキッカケは仕掛けたから、あとは色々考えるとしよう。
んー。。。今大会を終えて、ヤッシーさんに言われた「下剋上とカス野郎」という言葉。これを理解できたときもっと強くなれてるのかな? さー俺はやるぞ!#w_1 pic.twitter.com/RcRg9L8nYO
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月19日 -
王者・耕平が火祭り覇者の小幡を破り世界王座を防衛!天下一ジュニアに大谷、鼓太郎が参戦!
8月18日 ZERO1「ZERO1 夏休みスペシャル」東京・新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○保坂秀樹(9分2秒 逆片エビ固め)×磐城利樹◇第2試合◇
▼ダブルデートタッグマッチ/30分1本
TARU ○ジュンコ(8分2秒 体固め)×横山佳和 キョウコ
※ダイビングギロチンドロップ◇第3試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE(9分29秒 逆さ押さえ込み)×ブッファ◇第4試合◇
▼30分1本
大谷晋二郎 ○菅原拓也 鈴木鼓太郎(10分41秒 エビ固め)日高郁人 高岩竜一 ×ショーン・ギネス
※十三不塔(試合後、笹崎副社長がリングに上がる。)
笹崎副社長「まずは鈴木鼓太郎選手、天下一ジュニアよろしくお願いいたします(と、あらためて鼓太郎にクリスタルボールを渡す)。それからもう一人、きょうこのなかから天下一にエントリーする選手を決めたいと思って試合を見てました。その選手を決めました。大谷選手!先日の火祭り、お疲れ様です。準優勝…優勝できなかったんで悔しい思いもあるでしょうけど、なんといっても大谷選手は現在のZERO1ジュニアのシングル2冠王。そのチャンピオンとして、天下一ジュニアよろしくお願いします。(菅原には)来月やるのは天下一ジュニアトーナメントです。菅原選手、ヘビー級でしょ?」。菅原「違うよ!」
笹崎副社長「ちゃんと体重落として、ジュニアの体重になってからエントリーを申し出てください(日高にも)前回の優勝者だって、無条件で出れるほど天下一は甘くないんですよ」
日高「ずいぶん厳しいな!」
笹崎副社長「きょうで5選手が決まりました。残りは5枠です。いまのところZERO1ジュニアで決まってるのは大谷選手だけですよ。あと5枠、そこに入れるかどうかは、お2人のこれからの努力次第です。とくに菅原選手、ちゃんと体重を落として、ジュニアになってからエントリーしてください。日高選手、コンディション(作り)とか減量とか得意でしょ? 教えてやってくださいよ、菅原選手に。一緒にトレーニングとかして、ちゃんとジュニアの体重に落としてから2人立候補してください。残り5選手は決まり次第発表します」
【日高、菅原の話】
日高「なんでオレが菅原のダイエットを手伝わなきゃならねえんだよ! おい、いるじゃねえか、そこに、ヘビー級」菅原「うるせえ、お前のアドバイスなんか聞くか」
日高「お前がこんな腹してるからオレまで巻き込まれるんだよ。撮ってやってよ、この腹。この腹だぜ。完全にヘビー級だよ」
菅原「オレはしょうがねえとして、じゃあなんでお前は選ばれねえんだよ」
日高「お前のせいだよ」
菅原「オレのせい?」
日高「お前のせいだよ」
菅原「なんで?」
日高「もらい事故みてえなもんだよ、今日の顔面ウォッシュみたいによ。走ってこいよ!」
菅原「言われなくても行くわ!」
日高「体重落としてこい、オラッ!」
【大谷の話】「このクリスタルボール、自分の手にきたってことは出場が決まったわけでしょ。ぶっちゃけ今日の試合でどうしてオレが選ばれたのかわからないけど、いろんなものを加味して考えたらオレが出なきゃ始まらないと思ってますから。確かに今日の試合で選ばれたことはちょっとオレも不思議に思ったけども、でも、大谷晋二郎が出なきゃ今年の天下一は始まらないと思ってましたから。出場決定ということで。あと出せ出せとガタガタ言ってるヤツもいたけど、どんな手を使ってもいいから、このボールを手に入れてみろよ。それぞれアピールの仕方はあると思いますけどね。だってオレ今日闘って高岩だって間違いなく狙っているはずだし、ショーンだって狙ってるだろうし。ただアイツらは、日高、菅原みたいにピーピーピーピー言うんじゃなくて、実力で示そうと思ってるんじゃないかな。ただ自分はもう出場が決まりましたので。今年の天下一は大谷晋二郎の天下一にしたいと思います。あと出場が誰になろうと、組み合わせがどうなろうと誰が相手だろうと最後に天下一を制するのは大谷晋二郎です」
◇第5試合◇
▼インターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[第32代王者組]田中将斗 ○ジェームス・ライディーン(17分49秒 エビ固め)[挑戦者組]曙 ×将軍岡本
※ジュラシックボム
☆田中&ライディーン組が初防衛に成功。【田中、ライディーンの話】
田中「曙&将軍岡本っていうのはもう実力っていうのはわかってるし、本当、この間、ライディーンが将軍岡本に取られてるし、火祭り中でもボクも岡本に取られたしね。個々の実力としても向こうすごいあるっていうのは分かってるし。新生SMOP? それを発足した中で、話題通りにベルトをと取られたらね、やっぱオレらが築き上げてきたものっていうのはそこで崩れてしまうわけやから。やっぱりその新しい話題にもっていかれるわけにはいかないんで。やっぱこう、ウチにしかないド迫力な肉弾戦っていうのが、そういうのもあったし、その中に入って自分は小さいけども、それなりにいろんなものに対処できるものは持ってるんで。もちろん最初から負ける気持ちっていうのもなかったし。今日は本当にライディーンがキッチリと将軍から3つ、完璧な形で取れたんで。まあ火祭り終わって、このタッグ防衛したんでね。あとは船木戦が消えたんで、そこにどう切り替えていかなきゃいけないかなっていうのもあるんで。それだけに目を向けていたらいろんなものっていうのは見えてこなくなっちゃうんで。二兎追う者は一兎も得ずじゃないけど、ボクは二兎追っても二兎を捕らえるだけのものはあると思うんで。このベルトもそうやし、船木戦が消えた中でそのベルトも狙うし、また世界ヘビーのベルトっていうのもまたそしたら視野に入って来るんで。3つ追う者は3つ取れる者。それはオレやから」ライディーン「今日はとてもハードな試合だった。曙さん、ショーグン、そして田中さんもありがとう。これからもオレらマッスルチームがベルトを防衛し続ける。自信があるヤツらはいつでも挑戦してこい!」
田中「トレーニングが好きでやっぱりそれがお互いのモチベーションにつながってるし、オレら以上の肉体を持ったり、練習が好きだっていうヤツがいればね、そいつらが来ればいいし。生半可な気持ちでプロレスをやってるヤツらにはオレらはベルトは絶対に取られへんから」
【曙、岡本の話】
曙「お疲れさん」岡本「すいませんでした」
曙「いやいや謝ることない」
岡本「あそこで決めていれば…」
曙「今日初めて組んだし、まあタッグで組んだし、相手もチャンピオンだし、そんなに甘いものじゃないし。またがんばろう。
(岡本選手の奮闘ぶりは?)だいぶ成長しましたし、これからも一緒に組んでいっぱい経験していって。たぶん浜と同様に、このチームはなかなか100%の力を出せばなかなか負けるチームではないので。今日はまだ第一歩、二歩として。そういうことです」岡本「チャンピオンチームだけあって2人の連係にやられたって感じですね。まだまだ初めてのSMOP入りだったんで、まだまだですね。それにしてもやっぱ挑戦者的に安定してなかったのもひとつあると思います。はぐれ軍団から脱退するとかって、なんのこっちゃわからないから軍団員の人に連絡を取っても全然連絡がつかないし、集中しきれてなかったのかなっていうのはありますよね。もうこれで連絡が取れなかったら8月26日のファイヤープロレスのリングの上まで顔を合わせないってことだから。その試合もあるかどうかも不安になってきました。ただ試合があると信じていきますけど、ちょっと精神的にもいっぱいいっぱいだった…。心情がもつれてるもつれてる…(つぶやきながら退席)」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第20代王者]○佐藤耕平(18分20秒 片エビ固め)[挑戦者]×小幡優作
※ランニング・エルボーバット
☆耕平が初防衛に成功。(試合終了後)
耕平「おい小幡、火祭り優勝したのはダテじゃねえな。こんなに強くなってると思わなかったよ。だけどな、まだ借りが2つあるから、またやろう。本日はご来場ありがとうございました。火祭りで小幡に、いくつか貸しを作ったのを、とりあえずきょう返すことができました。だけどアイツはたぶんこれでまた火がついて、火祭りのチャンピオンらしい熱い闘いをしていくと思うので、ZERO1ともども応援よろしくお願いします。来月は天下一ジュニア、そしてアイツ(沖田リングアナ)が勝手に決めたことなんですけど、11月6日に自分の15周年ということで。天下一も当然熱い試合が続くと思います。そして11月6日、自分の15周年に関しては自分がこの15年間で闘った選手、関わった選手、いろんな選手にいま交渉してます。いつものZERO1を見てる方も、昔から見てた方も、そして最近興味を覚えたという方も、絶対損をさせない大会になると思うので、ぜひ会場に足を運んでください。よろしくお願いします!3、2、1、ゼロワン!」【耕平の話】「(試合を終えて)リング上で言ったことがすべてです。やっぱり小幡の性格上、なかなか感情というか、口に出すことは少ないですけど、やっぱ火祭りに、あのキツイリーグ戦に優勝するだけあって、キツかったですね。でもやっていくうちに、やっぱり後輩が強くなって向かってくるって楽しいですね。
(いつになく厳しい攻撃も見られたが)だからこそですよ。ちょっと前の小幡だったら別にあそこまでいかない。アイツ、火祭りの時にもクルッといかれたり、自分なりに考えてアイツの引き出しというか、広がっていると思うんで。ヘタに気を抜くとやられちゃうんで、そこはもう。ましてや自分で一度返上したベルトを取り戻すっていう自分なりにプレッシャーをかけていたところもあったんで、そういう意味であそこまでやらなきゃ勝てないのかなと。
(久しぶりにベルトを巻いたわけですが)一度自分でベルトを返上したつもりではいたんですけど、あらためて戻ってきたんで、また火祭り刀とは違った価値を高めなきゃいけないかなと思います。
(今後、チャンピオンとしてゼロワンを引っ張っていく?)まあでも小幡が言うように、オレはもう何年も前からそういういろんなことを周りからとか会社でもね、そういのを言われながら、腰を上げるのが重かったのかわからないですけど、まあその間に小幡とかああやって自分で意識してやってくれる選手が出たんでね。一端を担ってくれると思うんで。
(これからは小幡選手を含めてどんどんゼロワンを盛り上げていく?)小幡みたいな寡黙なヤツがリング上でああやって感情だとか気持ちを露わにしていくと、きっとほかの若いヤツらにはオレたちがハッパかけるのとはまた違った意味で火がつくと思うんで。それがうちに上がっているフリーの選手であれ、他団体の選手であれ、ヘビーだろうがジュニアだろうが、そういうところに火がつくともっとおもしろくなるのかなと思います」メインは火祭りを制した小幡と前王者の耕平の間で世界ヘビー級王座決定戦が行われた、7月14日新木場大会で行われた火祭り公式戦で小幡に敗れた耕平は王座返上を示唆したが、結局認められず王者として小幡を迎え撃つことになっ。
序盤は小幡が膝へのドロップキックで先手を奪い、足四の字固めなどで足攻めを展開するが、耕平はエルボーの乱打で流れを変え、膝蹴りやサッカーボールキック、小幡は執拗に足攻めを狙うが耕平はサイドスープレックス、ボディースラムからエルボーバットを炸裂させると、小幡は崩れ落ちるようにダウンする。
起き上がった小幡はドロップキックを放ち、串刺しダブルニー、串刺し低空ドロップキック、コーナー二段目からのダブルニーと畳み掛けるが、耕平はエルボー、キック、ファルコンアローと反撃し二段式ジャーマンを狙うが、耐えた小幡は耕平の顔面にニーを浴びせるも、耕平はジャーマンで投げ、起き上がった小幡も耕平の背中にダブルニーアタックで返して両者ダウンとなる。
小幡は延髄斬り、変形みちのくドライバー、ダブルニーアタックと追い詰めるが、耕平は小幡のストマックにエルボーで動きを止めると、雪崩式ファルコンアローからランニングニーを投下しパイルドライバーを狙うが、小幡はアックスギロチンドライバーで返す。
しかし耕平が膝蹴りを浴びせ、パイルドライバーで突き刺し、ジャーマンスープレックスホールドで投げるも小幡はカウント2でクリアする、だが耕平はランニングエルボーを浴びせ3カウントを奪い王座を防衛した。今年の火祭りを制した小幡が、火祭りの優勝どころか王座返上まで追い詰められていた耕平の挑んでいったが、結果的には小幡の敗戦となったものの、耕平にしてみれば小幡がトップに並び立つ位置にまで来たことのほうが一番の収穫だったのかもしれない。
セミでは田中&ライディーンの保持するインターコンチネンタルタッグ王座に曙、そして“はぐれ”IGFからSMOP入りを果たした岡本が挑戦、序盤は曙組が突っ張りを駆使してライディーンを捕らえにかかるも、場外戦で田中がイス攻撃から岡本を捕らえにかかり、ライディーンと共に集中攻撃を浴びせる。
岡本はやっと曙に交代し、曙は田中にエルボードロップやぶちかまし、ライディーンにはノド輪落としを繰り出して盛り返し、岡本もライディーンにボディープレスからベシャワールで続くが勝負を狙ったバックドロップはライディーンが阻止する。
ここから王者組が猛ラッシュをかけ、田中のスーパーフライからライディーンがチョークスラムで続こうとするが曙が間一髪カット、しかし岡本のとのラリアット合戦を制したライディーンがジュラシックボムで3カウントを奪い王座を防衛した。
第4試合では当初大谷、菅原、XとされていたがX枠にはフリーの鼓太郎が登場、クリスタルボールが手渡されて鼓太郎の「天下一ジュニア」の出場が決定、出場が決定していなかった大谷の出場も正式に決定した。出場枠はあと5枠、ウエートが上がりジュニアではなくなった菅原の減量は間に合うのだろうか… -
G1を制したケニー・オメガの次なる標的は東京ドームの主役!
<新日本プロレス公式HPより>
西澤部長の通訳「皆さん、こんにちは。ここにいることができて、嬉しいと言いたいところだが……1ヶ月近い『G1』の闘いが終わった。そして、自分がMVP、優勝するという結果になった。非常にハードな闘いが続いた。疲れてしまった。人は、レジェンドになって、歴史を作ることが、どんな気持ちかを聞いてくる」
ケニー「(※日本語で)あ~、ベストバウトのこと忘れないで」
西澤部長の通訳「そして、ベストバウトを闘った。歴史を塗り替えた。気持ちだよ!しかし、自分はやはり人間なんだ。疲れていることはたしかだ。休みたいよ!だから、いまここに来ることはハッキリ言って望んでいなかった。しかし、新日本プロレスの社長が、『来い』と言ったから来たんだ」ケニー「(※日本語で)権利証!」
西澤部長の通訳「『クソ』と思うが、ここに来たんだ。本当はサッサとカナダに帰りたかった。今後のことについて呼ばれたから、わざわざここに来てやった。そういうわけだ」
――引き続きコメントはよろしいですか?
ケニー「(※英語で)いや。プレジデントが待っている。(※日本語で)社長、待ってる! (※スペイン語で)エル・プレジデンテ。(※日本語で)おねがーい!」
※ここで菅林直樹会長がIWGPヘビー挑戦権利証を持って登場。
ケニー「(※日本語で)ようやくだな(ニヤリ)。オッケー、オッケー、オッケー。カモン。カ~モン♪」
菅林「ケニーさん、この権利証は防衛戦がついてきますけど、よろしいですか?」
ケニー「(※以降、英語で)俺が防衛する必要があるの!?ハハハハハ! オーケー、オーケー。問題ない。俺挑戦者は、俺が選べるんなら、大丈夫だよ!さあ、早くそれをよこせ。(※権利証を受け取り)アンタは社長だから良いビジネスをしたがってるがわかっている。俺もビジネスメンだからよくわかっているよ。俺もこの会社が豊かになって欲しいよ!俺はこの会社のナンバー1でいたいよ。俺はあんたらの看板ガイジンだよ。しかし、俺のG1はパーフェクトのわけでもない!倒されたこともあった。何人かの選手に負けたことは事実だ。屈辱に思っている。じゃ、この権利書を守らないといけないならYOSHI-HASHIで始めようか!YOSHI-HASHIは、俺を倒したもんね。もしYOSHI-HASHIにチャンスを与えるべきかな?で、YOSHI-HASHIは東京ドームのメインイベントに出たらどう?ふざけるな!YOSHI-HASHIがメインイベントになるなんか、ありえないだろ!そしたら、チケットは一枚も売れないよ!だから、YOSHI-HASHIとの試合は、俺の個人的のためだけ!恥をかけられたからさ」
――ほかに言うことはありますか?
ケニー「YOSHI-HASHIは非常に大きなチャンスをもらったラッキーな選手だ。若手にして『G1』に出て、俺に屈辱を与えた。だからこそ、今回またチャンスを与えられているんだ。今度こそ俺が倒してやる。見ていただろう!? 俺が後藤、内藤を倒したことを? 今度はそれをYOSHI-HASHIに見せてやる。自分とYOSHI-HASHIではレベルが違う。そういう差を見せてやる。YOSHI-HASHIはファンに愛されているかもしれない。だが、新日本プロレスのスターと言えるかといえば、まだそこまでは来ていない。自分との差は大きいんだ。俺が必ずYOSHI-HASHIを叩きのめしてやる」■質疑応答
――改めて、昨日の後藤戦、『G1』の決勝戦を振り返っていかがですか?
ケニー「リョーゴクは、俺にとって特別な場所だ。しかし当日は、オープニングマッチが始まって、メインの試合に近づくにつれて、ナーバスになっていった。なぜなら、特別な場所だからだ。そういったところで、俺が『G1』を制する、これは非常に歴史に残るような出来事だと思う。かつて、両国はベストバストを獲った場所だ。そして今回、俺がレジェンドになった。そういう特別な場所だ」
――今回、ビッグバン・ベイダー選手、リック・ルード選手、AJスタイルズ選手でも成し遂げられなかった、『G1』を史上初の外国人レスラーとして制覇しましたが?
ケニー「ベイダー、AJスタイルズ、そういった選手はレジェンドだ。だが、自分にとっては、昔のイメージでいる。俺との違いは、レスラーとしての質、クオリティが違う。そう思っている。確かにベイダー選手は体格もいいし、モンスターと言える存在だったかもしれない。でも、彼の試合にベストバウトと呼ばれるものがあったか?AJスタイルズについて、彼の試合は非常にファンタスティックだ。でも、彼がベストバウトというものを示せたか?闘ったことがあるか?皆さんはそう思いますか?本当のベストバウト、それは俺が『G1』で闘った、そういう闘いだ。俺こそが、ベストバウトを生み出したマシーンだ。いうなれば、新日本プロレスのショーン・マイケルズだ」
――昨日の試合後、スタイルズクラッシュ、ブラッディサンデー、シットダウン式ラストライドなど出したことについては、ノーコメントでしたが、改めてその真意についてお聞かせいただけますか?
ケニー「スタイルズクラッシュ、ブラッディサンデーは、試合の展開の中で、自分がピンチになった時に、たまたま出した技だ。本当は自分の闘うスタイルの中で、クールな勝ち方、そういうことを考えているのだが、どうしても必死になった時、違う技を出してみようというシチュエーションになって、そういう技を使ったんだ。ただ今回のことは、一度だけのことだと思う。今後は、そのような技を使うことはないと思う。で、AJスタイルズ、プリンス・デヴィット、WHO?」
――飯伏幸太……
ケニー「WHO?ノーコメント」
――試合後、リング上のマイクアピールで、気になったのですが、日本のファンについてどのように思っていますか?
ケニー「皆さんの前で、一つ言及しておきたいことがある。極端な話、俺のファンは0人だ。誰もいなくてもいい、そう思っている。俺はヒールな選手。そして、そこから、レジェンドになった選手なんだ。ファンの立場からしたら、俺を応援してくれる、サインを求める、これは非常によくわかる。立場が変わって、もし自分がファンなら、そうするでしょう。だから、ファンとしてはそれでいいのかもしれない。しかし、俺はレスラーなんだ。ファンの目、ファンの応援、そういうものは気にしない」
――今回『G1』を優勝したことで、BULLET CLUBを拡大していくなど、野望はありますか?
ケニー「この『G1』で、AブロックBブロックに、それぞれ選手が分かれた。その中でも、BULLET CLUBのメンバーでもある、ファレ、タマ、非常に良い選手がそろった。そして、その選手を『G1』に送り込んだ。そして結果として、『G1』を制したのは、俺だ。BULLET CLUBが勝利を得たのだ。『G1』を制することで、BULLET CLUBの存在を、再び世に示すことができたのではないかと思っている。BULLET CLUBのTシャツにしても、その他商品にしても、非常によく売れている。今後とも、それらが売れることを狙っている。そして、俺はBULLET CLUBを愛しているし、よいユニットだと思ってる。BULLET CLUBは、一度世界を制した。そしてまた『もう一度、世界を制する』そう考えている」
――先ほど、権利証の挑戦者に、YOSHI-HASHI選手を指名し、レベルが違うというようなコメントもされていましたが、どれぐらい違うものですか?
ケニー「そうだな。『G1』の中で、俺がベストバウトをたくさん見せることができたし、MVPにふさわしいのは、俺だ。それは事実だ。他の選手で例をあげると、エルガン、マルフジ、イシイなど、そういった選手がいる。そのメンバーを順番に並べていくと、ヨシハシは、それらの選手の下にいる、そういう選手だ。ヨシハシは、あの俺との試合だけ、ハッピーな結果をとった。あの試合だけ、彼は自分の限界を超えて、俺にぶつかってきた。だから、たまたまあのような結果になっただけだ。だが、気持ちと才能の面では、俺と大きな差がある。ヨシハシは、才能の面で、非常に劣っていると思う。アイツは、俺との試合で学んでいるレベル。そういうレベルだと思っている。気持ちだけで、結果が出てくるものではない。例えば、オリンピックの試合を見ても、気持ちだけで勝てる、そんな選手はいない。俺との違いはそういうものだ。才能とハート、この2つが揃ってこそ、素晴らしい選手になれる。ヨシハシは、まだそういうレベルに達していない。みんな、ヨシハシのことをチヤホヤする、応援する。そういう人たちがいるかもしれない。俺との違い、それは大きなものです」
――この会見に、西澤さんは必要ですか?オメガ選手が日本語で話せば?
ケニー「昨日の試合後、日本語を少し喋るような状況になったのだが、それは“特別な日”だったからだ。昨日は、ハッピーな結果、そういう気分であった日。だから喋った。だが今日は、日本語を喋る気はまったくない。ニシザワについてどう思うか?アナタたちはどう思う?まぁアナタたち次第かもしれませんね」
――挑戦権利証を守り続ければ、来年の1.4東京ドームで、IWGPヘビー級のベルトに挑戦できますが、オメガ選手にとって、東京ドームのメインイベントとは、どういう舞台ですか?
ケニー「トウキョウドームのメイン。いつの日か、トウキョウドームのメインで試合をしたいと思っていた。それは確かだ。ただこれまで、トウキョウドームのメインを闘ってきた選手を見てきたが、それらは自分で取ったというより、与えられたポジション。そういう風に感じた。だが、俺は違う。俺は、自分自身を創り上げて、この状況を作ってきたんだ。俺は、誰よりもハードにトレーニングを積んできた。そして、そういうチャンスを得たんだ。『G1』は、ステップ1だと思っている。そして、次のステップが、トウキョウドーム。そこで、俺は必ずIWGPヘビーの王者になってみせる。“グレイテストな外国人レスラー”、そういう存在あることを見せる。そして最後は、“レスラーの神”になることだ」G1 CLIMAXを制覇したケニー・オメガの一夜明け会見を行われ、ケニーは権利書をかけてYOSHI-HASHIとの再戦、そして次なる目標は東京ドームのメインとIWGPヘビー級王座に定めた。
ケニーは盟友だった飯伏幸太、BULLET CLUBの初代リーダーであるプリンス・デヴィット、2代目リーダーであるAJスタイルズでも成しえなかったG1 CLIMAXを制覇したが、更なる高みを目指して東京ドーム大会の主役に照準を定めたようだ。
ケニーはAJスタイルズの後(追放)を受けてBULLET CLUBのリーダーとなったが、本来なら越えなければならない相手である中邑真輔にフラれたままで、棚橋弘至を破ってIWGPインターコンチ王座を奪取したが、ケニーにしてもIWGPインターコンチ王座を託されても、中邑を越えないままと染めきられたベルトを手渡されたという葛藤もあったと思う。
ベルトはエルガンに奪取されたが、インターコンチには未練はなく、自身の力でG1を制したことでBULLET CLUBだけでなく、IWGP王座を奪取して新日本全体を自身のカラーに染め上げるという野心が芽生えてきたのかもしれない。
またインターコンチ王座に関してはエルガンが内藤哲也を挑戦者に指名するという、エルガンが王者だがベルトはまだ中邑カラーに染め上げられたまま、しかし現在の内藤だったら中邑カラーを脱して自身のカラーにベルトを染め上げられるかも・・・ -
ケニー・オメガが外国人初のG1制覇の偉業達成!BULLET CLUBのリーダーと認められた夏
8月14日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 10204人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(5分15秒 片エビ固め)田口隆祐 ×デビット・フィンレー
※雪崩式ダブルアームスープレックス◇第2試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(5分39秒 クロス・フェイス・オブJADO)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(9分10秒 片エビ固め)真壁刀義 ×本間朋晃
※カルマ◇第4試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦 潮崎豪 マイバッハ谷口 マサ北宮(10分54秒 片エビ固め)柴田勝頼 天山広吉 永田裕志 ×中西学
※バーティカルスパイク【中嶋、潮崎、谷口、北宮の話】
――突如決まった8人タッグでしたが、良い対戦相手が見つかったのでは?
潮﨑「対戦相手?こっちが?」中嶋「誰が?」
――お互いにとって。ファンは熱狂してましたよ。
中嶋「まぁでも、その中で勝ったのは、俺らだから。プロレスリング・ノアだからね。まぁその意味をどう捉えてるかは分からないけど、色んな声援が今日はあったね。大半がホームの、新日本プロレスファンの皆さんの声援が多かったけど、でも、その中でも、俺らを応援してくれるノアファンが確実にいたことは、俺は忘れない」――中嶋選手は、『G1』で確かな爪痕を残したのでは?
中嶋「そうですね。でも、満足はいってないです。でも、勝ったことには意味があると思ってるんで。まぁそれは、おのずと想像できるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、これだけは言える。俺は、止まらねぇ!」――中嶋選手は柴田選手とかなり激しくやり合ってましたが?
中嶋「まぁ負けてるんで、当然じゃないですか。まだまだリーグ戦での敗北は忘れてないですよ。でも、『G1』初出場させてもらって、これは素直に光栄です。ただ、始まったばかりだ。これから、第2章の始まり、かもしれないね」――潮崎選手にとっては、久しぶりの新日本参戦でしたが?
潮崎「ここまでプロレス界で人気のある、もう今ダントツでいってるだろうし、この新日本のリングに上がらせてもらう。そこで、俺が、この超満員の会場で何かを掴む、という考えで来ましたけど、今日の相手。柴田。ああいう手で来る相手というのを、しっかりと刻ませてもらいましたよ。俺の胸に。もっともっと、あの4人とやりたいくらいの気持ちになりましたよ。そこは本当に、自分の中では、今日上がらせてもらった、新日本プロレスのリングに上がらせてもらった収穫ではあります。まだまだやり足りない。もっともっと、やり合いたいです」――北宮選手、谷口選手にとっても、対抗戦としての覚悟をもっての参戦だったと思いますが?
北宮「新日本プロレスに、唐突に組まれたカードだけど、こんなの第三世代に利用されてたまるかよ。アイツら、試合終わってるのに、しつこく来ただろ?実力行使で来るなら、俺たちもやるしかないよ。力には、力だ。それがレスリングの、プロレスの原点だろ?とことんやるよ。以上だ」
谷口「まぁ、しっかり勝つことができたんで、良かったと思います」
※4人で握手した後、コメントブースを去った。【柴田、永田、天山の話】
柴田「額から血を流しながら)なんもねぇよ」(そのまま控室に戻っていった)永田「ハハハ。冷静な永田裕志がいて良かったね、このチーム。俺がコントロールしてなかったら、大変なことになってたね。でもいいじゃん。この熱い思いを、ぶつけ合う試合ってのは」
――永田選手、冷静でいられましたか?
永田「だって、俺には来ないもん、誰も。2年前のノアの救世主だからよ。アイツらも、恩義感じたんじゃない?まぁ潮崎がいたのは、すげぇ違和感ありましたね。それが、なんだろうなぁ……新しい戦力としてなのか。それとも、ただの出戻りとして見えたのか、それはよくわかんなかったけど。まぁ潮崎があそこにいたっていうのは、なんか新鮮であり、違和感を感じたかな。いいじゃないですか。どんどんやればいいんですよ、あんなの」――ノアに対して、柴田選手があれだけ向かっていったことに関しては、どのようにご覧になってましたか?
永田「普通のことですよ。あれが柴田だと、当然のことですよ。まぁアイツら、俺に来なくてよかったよ。命拾いしたな。(※天山とガッチリ握手)元気っすね(※そのまま控室に戻っていった)」天山「いやいや、ほんまね、熱いね。真夏の暑さに、やっぱりこんな熱い闘いっていうのをね。今日は、なぜかノアが来て、柴田を筆頭に、俺、永田、中西、柴田熱いなぁ。やっててね、俺があの対角線にいたら、『なにコノヤロー!』って思うぐらいにね。あのヘッドバットも、ゴツンって凄い音したしね。自分の額がパックリ割れて、あれは凄いよ。まぁ中嶋、アイツらザコみたいなもんやからね、俺らからしたら。ノアなんか、クソ喰らえだと思ってるから。まぁほんとに、最後の最後に、熱い闘いができてね、体中が今燃えたぎってる感じですよ。ほんとに、今年の『G1』公式戦、昨日一昨日で終わったんですけども、まだまだ俺の中ではね、熱が冷めてないっていうか。最初は、コジに譲ってもらって、出ること決まって、この最終日まで迎えることができた。やっぱり自分にとっては、良い結果を出したかったけども、コジとの約束を守れなかったけども、それができなかった。今日はね、逆にコジがROHのベルトに挑戦するっていうのを、やっぱ今までこの『G1』をずっとヘルプしてもらって、バックアップしてもらった。コジのために、今度は逆に、俺が今日背中を押したいなって。しっかりとベルト獲ってくれるような、熱い闘いをしてほしいなって思ってます。今日の最終戦で、テンコジの『G1』、テンコジの夏がね、終わりかもしれないけども、でもやっぱり最後はビシッとコジが決めて、ベルトを獲ってもらって。まぁ自分にとっては、最後の『G1』って言ったけども、やっぱり最後の最後になんか熱くなってきたからね。このまま燃えたぎって、しばらく休みやけども、やっぱなんか面白いことやりたいと思ってますんで。『G1』いろいろあったけども、最後まで駆け抜けることができて、これはコジのおかげでもあるし、やっぱ応援してくれるお客さんのあったかい声が、ほんま自分のエネルギーのなってね、力になって、自分の体も、ほんま動かへんところが動くような、それぐらいのパワーもらったし。ほんとに、今回『G1』で、応援してくださった皆さんに、感謝します。ほんとに、ありがとうございました。(※深々を頭を下げる)またしっかりと、『G1』終わっても、まだまだ強い天山で、また戻りたいと思いますんで、よろしくお願いします。ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(15分21秒 片エビ固め)[挑戦者組]高橋裕二郎 ×ハングマン・ペイジ
※ドゥームデイ・デバイス
☆ブリスコ兄弟が初防衛に成功。【ブリスコ兄弟の話】
ジェイ「シンプルに言ってやる。俺らが、IWGPタッグのベルトを、長期間保持してやる!BULLET CLUBなんて、クソ喰らえだ!俺らは、宇宙一のベストタッグチームだ」
※マークは、ジェイのコメントに対して、首を縦に振りながら、相づちをうっていた【裕二郎、ハングマンの話】
裕二郎「(※英語で)コメントする?」ページ「彼女たちも一緒にコメントしようぜ。おいでおいで」
※高橋、ページ、女性4人でコメントブースに立つ。
裕二郎「(※英語で)俺たちは、さっき負けてしまった」ページ「今日、タイトル、手にいれられなかった。金曜日、俺はROHに戻って、ジェイ・ブリスコも一緒に戻る。マークのアホは別で、ジェイだけだ。だから、俺はROHで、ジェイのことを倒してやる」
裕二郎「(※英語で)ちゃんとボコボコにするか?」
ページ「してやるぜ」
裕二郎「(※英語で)おぉ、分かった」
ページ「(※隣の女性の頭を持って)首を折って……いや、キミの首じゃないよ」
裕二郎「(※英語で)ページ、オッパイもさわっちゃえよ」
ページ「誰の?誰のオッパイ?」
裕二郎「(※女性の胸を指差して)このオッパイ。いや、コッチのオッパイの方が大きいぞ」
ページ「大丈夫だ。俺はケツ派だから」
裕二郎「(※英語で)そうか。俺はこの2人だ(※隣の女性の肩に手を回す)」
ページ「じゃあ俺はこの2人(※隣の女性の肩に手を回す)」
裕二郎「(※英語で)今晩中、ずっと……これから遊ぼう」
ページ「じゃあこれから六本木だ」
裕二郎「トゥースイート」
◇第6試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[第23代王者]○ジェイ・リーサル(10分46秒 エビ固め)[挑戦者]×小島聡
※リーサル・インジェクション
☆リーサルが王座を防衛【リーサルの話】「オマエら見たか?俺は、俺が1番だということをちゃんと見せた。このベルトは守った。コジマは凄い。だけど、俺の方がもっと凄い。俺は次、アダム・コールとこのベルトを懸けて闘う。ラスベガスが俺の復讐の時だ。ジェイ・リーサルが、ナンバー1だ」
【小島、天山の話】
※小島は、コメントブースに登場すると、床に倒れ込む
天山「コジ、大丈夫か?」小島「ありがとうございました」
天山「大丈夫か?キツかったな」
小島「甘くないよ。甘くない。世界のベルトも、プロレスの世界も、甘くない。今回、天山があそこまで頑張ってくれて、その気持ち受け継いで、今日ベルト獲って、ハッピーエンドにしたかったけど、やっぱり甘くないんだ。でもそれが、俺が生きてきたプロレス界だから。25年もやってきて、こんなことばっかりだよ。こんなツラいことの方が多かった。でも俺は、胸を張って言えるよ。今回の『G1』が、俺が出場した『G1』の中で、一番印象に残って、一番尊い時間だったと言えます。今まで、何回も『G1』に出たけどさ、今回出れないことが、一番印象に残るなんて思わなかったよ。それもこれも、全部天山のおかげだよ。自分が出場しなくたって、関わりを持っていれば、こんなに印象深い、思い出深い『G1』になるんだって、改めて思い知らされた。今回のことは、死ぬまで一生忘れないと思います。ありがとうございました!(※天山とガッチリ握手)」
天山「コジ、ありがとう。最後、しっかりベルトを獲ってもらうって思ってたんですけど、結果は見ての通りです。でも、コジの諦めない気持ち、試合を通じて、凄いビンビンに伝わってきたし。俺たちは、夏は終わったけども、まだまだこの先も続いていくって、確信しました。『G1 CLIMAX』今日で終わりかもしれないですけども、これからもどんどん突っ走っていきたいと思います。ありがとうございました」
◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA ○EVIL BUSHI(11分32秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 棚橋弘至 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
※EVIL◇第8試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 矢野通 丸藤正道(9分10秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「ファレ! 1vs1でケリつけてやるから、逃げんじゃねえぞ、コノヤロー!あと、このベルトを賭けて戦いたい相手がもうひとり。丸藤さん、あなたですよ。次はしっかり、僕が上だってことを証明しますよ。このベルトを賭けてやりましょう」丸藤「オカダ選手、その言葉、待ってました。でも、ひとつだけ、今日この会場に来ている人に聞きたい。俺とオカダ選手のタイトルマッチが観たいか、声に出して教えてくれ!(場内が歓声に包まれる)オカダ選手、そういうことだ!」
(丸藤は右手を差し出す。すると、オカダはその握手に応えると見せかけて、スルー。そして、コーナーに上るとベルトを掲げ、場内に向けて自分が王者だとばかりにアピールした。)
【矢野、丸藤の話】
矢野「オッケー。すべては聞いてください(※そのまま控室に戻っていった)」丸藤「お客さんの声が、すべてだろ。たしかに今日は、新日本プロレス両国大会かもしれない。新日本プロレスファンの皆さん、そしてこの中には、ノアファンの皆さんも、たくさんいたはずだ。その全員が、あの声を聞かせてくれた。やってやる。勝つのは、俺だ」
――オカダ選手は、丸藤選手とファレ選手を指名されていましたが?
丸藤「まぁ自分事で申し訳ないけども、俺も俺の団体があるので、先にいかせてもらおうかな。これは勝手すぎるのかな?でも、俺はその気持ちでいるよ。気持ちが冷める前に、お客さんの気持ちが冷める前に、プロレス界の熱が熱いうちにやろう。以上(※コメントブースを去る)」【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ『G1』今日で終わりましたけども、IWGPの闘いというのは、いつまで経っても終わらない。『G1』とどっちが過酷かって言われたら、IWGPなんだよコノヤロー。まぁファレはファレで、しっかりケリをつける。そのあと、やっぱり今一番闘いたい相手、丸藤さん。丸藤さんを倒さなきゃ、東京ドーム失格でしょ。リングに立てないでしょ。しっかり倒して、胸張って、東京ドームのメインを張って、改めてまたこのIWGPの防衛ロードを進んでやるからな」外道「オイ、丸藤相手によ、証明してやるぞ。レインメーカーがよ、完全無欠だってことをな」
【ファレの話】「オカダ、1対1で俺に勝てると思ってるのか。呆れるぜ。次、俺と闘ったら、バッドラックフォールで、地面の下まで落っことしてやる。グッドラック」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○ケニー・オメガ(26分48秒 エビ固め)[Aブロック1位]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーがG1を制覇(試合終了後、BULLET CLUBメンバーがリングへ集結。そして、初出場で史上初の外国人『G1』覇者となったオメガに対し、中山雅史氏が優勝トロフィーと優勝旗を贈呈する。
ところが、オメガは優勝旗を投げ捨ててBULLET CLUBの旗を手に取り、マイクアピールを開始。途中、日本語も交えて大演説を敢行した。ケニー「『G1』が始まる前まで、人々は『BULLET CLUBは終わりだ』、『BULLET CLUBは、もう解散しろ』と言っていた。だが、BULLET CLUBに終わりはない。なぜなら、『BULLET CLUB is for life』だ。また、他の人々は、『エリートは終わりじゃないか』と思っている。ヤングバックスはここにいないが、エリートは終わっていない。エリートがいないと、レスリングはつまらない。あと、お前らに言いたいことがある。今日みたいな日は、人生に1度しかない。俺を信じて、夢を叶えて、高い目標を狙うことを恐れないで。しかし、夢を叶えそうになる時、俺のような人が、アナタの目の前から、奪っていくこともあるけどな。なぜなら、俺が1番。俺は1番才能がある。俺は1番調子がいい。俺は1番意志が強い。俺はお前らと違う。でも、アナタのために、レスリングをする。アナタは、俺のような人間がいることがラッキーだ。他の選手も、いま見てるだろ? お前らは運がいい。今日の俺の試合を見て、勉強できる機会ができたからな。お前らは、それで勉強して、俺を倒す夢を見続けろ。だが、敵わないけどな。オカダ、お前はIWGPヘビー級チャンピオンだ。俺は、お前を倒したことがない。俺らは、(シングルで)闘ったこともない。でも、今度闘う時は、お前を倒すであろう。だが、俺はわかっている。お前たちは意味がわからないんだろう。(※以降、日本語で)わからないんだろう(※場内笑)。だから、いまからですね、今回(※場内騒然)・・・今回だけ! ・・・俺が、日本語を話す(※大歓声)。ビックリしてるんだろう!?(ニヤリ) 悪いんですが、いまのところまで、俺がただ日本語を話したくなった。俺はヒール(悪)だからさ(ニヤリ)。(※大歓声に対し)黙れ。ヒールなのに、日本語話せるなのに、お前らの好きな選手が大嫌いですよね。だから、俺が許せない! だから、みんながケニー・オメガ、私のことを応援してくれないと・・・嫌いですね~!(※大拍手&『ケニー』コール)でも、嫌いかどうか、どっちにしても、日本は俺のホーム。新日本は俺のホーム。だから、“そっち”行かない(※大歓声)。グッバイ!! &グッドナイト(※ピストルポーズ)」
【ケニーの話】
ケニー「何万時間もトレーニングして、年を重ねて、レスリングをして、もう14年間経った。やっと夢が叶った。たったの14年間だけで、伝説になれたことは、非常に俺としてはラッキーなことだ。だって、ほとんどの人は、日本に行くチャンスはないし、残れる可能性もない。でも、俺はここにいる。俺だけじゃなくて、(※周りにBULLET CLUBのメンバーがいる中で)コイツらが日本にいるために、たくさん犠牲にしてここにいる。そう、お前らは、コイツらの振る舞いが好きじゃないか?でも、コイツらこそ、ちゃんと仕事ができている。俺たちは、今新日本プロレスの一番の売り上げじゃないかもしれないけど、世界一の売り上げは、誰だ?そう、俺たちだろ。そして、俺らはまた日本でも、売り上げ一番になれるか?今日、俺が優勝したんだから、間違いないだろ」――大ケニーコールがありましたが、それはどうでしたか?
ケニー「DDTにいる時を思い出した。DDTは俺の家族みたいなものだった。俺のことを息子のように扱ってくれた。しかし、その続きはどうでしょう?結局、裏切られて捨てられた。だから、今日ファンがケニーコールをした時に、最初の一瞬だけは気持ちよかった。心の中で、温かい気持ちができた。しかし、それから思い出した。愛され始める間もなく、次の新しい人気者のために、捨てられるものだ。だって、ロス・インゴベルナブレスを見ててもそうだ。お前ら、以前はBULLET CLUBを愛してただろ?でも、今はみんなロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのTシャツを着てるだろ。でも今は、俺がナンバーワンのレスラーだから、好きになってるだろ?それは、当たり前だろ。」――試合中、シットダウン式ラストライドなど、技を出していましたが?
ケニー「ノーコメント。次の質問」――初めて、外国人選手が『G1』を制しましたが?
ケニー「まぁ正直言うと、日本のレスラーは心が強い。絶対諦めない覚悟を持っている。俺は、この他の選手より、2倍の才能があるのに、みんな諦めない。死を覚悟して闘っている。でも、俺は違う。お金と名声を手にしたいだけだ。で、伝説になるのは大変でしたか?はい。そうだよ、大変だったよ。今日、他の男の心を壊す必要があった。魂を折る必要があった。生放送で、アイツを破るしかなかった。あぁ~、気持ちよかった」――今日闘った後藤選手については、いかがでしたか?
ケニー「実は、今日初めてゴトウと闘った。でも、お前らはわかってるだろ?俺が闘ってない選手は、まだほかにもいる。ゴトウは、その中の一人なだけだ。でも、俺はついていた。だって、ゴトウは前の試合で、マルフジと闘っていた。マルフジは誰かわかるよね?一応有名人だよね。マルフジは、俺と同じように膝を使って闘っている。まぁ俺の膝の方が強いけどね。人の顎を壊すまで、何回も膝をぶつける必要がある。だから、マルフジがゴトウを弱らせてくれたから、片翼の天使1発で、ゴトウを倒すことができた。だから、試合の前、俺は自信を持っていた。まぁ今日の試合は、短くてよかった。2日間の試合を合わせて、1時間くらい闘ってるからな。それはめんどくさかった。まぁでも、全部終わって、今日グッスリ眠れると思う。次に質問。今、BULLET CLUBの中で、お酒飲まないのは、俺だけ。俺はこの(※ビール)缶で乾杯するけど、これは飲まないで、あとでコーラを飲む。今日は、祝わないとね。BULLET CLUB for life!(※メンバーと乾杯)今日の勝利の祝いは、ここにいる選手だけじゃなくて、いないニックとマットのためにも祝う。そして、以前失った仲間のことも、忘れることはいけない。アイツらがいなければ、俺は今ここまで来られなかった。BULLET CLUBのおかげで、俺は初めて外国人選手で『G1』を制することができた。だから、これは俺の勝利じゃなくて、BULLET CLUBの勝利だ。BULLET CLUB乾杯!バンザイ!グッバイ・アンド・グッナイ」いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 26」、優勝決定戦に進出したのはオカダ、棚橋、丸藤を差し置いてAブロックを突破した後藤と、内藤を降しBブロックを突破したケニー、試合開始から互いに出方を伺うも、ケニーがフランケンシュタイナーから後藤を場外へ追いやり、トペを狙ったところで、素早くリングに戻った後藤はローキックで迎撃、館内は後藤に大ブーイングも後藤は構わず足四の字固め左足攻めを展開するが、再び場外戦となるとケニーはG1優勝トロフィーにキスしてから鉄柵を利用してのライオンサルトを敢行すると、エプロンの角めがけて後藤を投げ、エプロンの角へのパワーボムで後藤の首筋に大ダメージを与え、リングに戻ってから首攻めで試合の流れを変える。
後藤は牛殺しを狙うが、阻止したケニーは唾を吐き捨て、カミカゼからムーンサルトを発射、ラリアットをかわして高速ジャーマンで後藤を場外へ追いやってからノータッチトペコンを命中させ、リングに戻っても後藤の後頭部めがけてミサイルキックを発射する。
後藤は突進したケニーに牛殺しを決めると、エプロンに逃れたケニーにラリアットで強襲してから雪崩式牛殺しを決め、GTRで勝負を狙うが、ケニーは阻止して後藤のジャーマンを着地してからVトリガーを炸裂させ、リストクラッチ式のスティンブレーカーを決めてから後藤の後頭部にVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、後藤は逃れてスリーパーで捕らえるも、ケニーは後藤を担いだままコーナーへ昇り、トップロープから浴びせ倒すと後藤のローリングラリアット狙いをVトリガーで迎撃してから、飯伏幸太の技であるシットダウン式ラストライドを決め、フェニックススプラッシュを投下するがかわされて自爆してしまう。
後藤は念をこめてのミドルキックから久々の裏昇天、GTR狙いはケニーは膝で阻止しVトリガーを炸裂させ、高速ドラゴンからVトリガーも、後藤はキャッチ、ケニーが突進したところでラリアットからこれも久々である昇天・改を決める。
後藤はGTRを狙うが、阻止したケニーは初代BULLET CLUBのリーダーのプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)の必殺技であるブラディー・サンデー、2代目リーダーのAJスタイルズの必殺技であるスタイルズクラッシュを決めると、最後は自身の必殺技である片翼の天使で3カウントを奪い、ケニーが外国人選手初のG1制覇の偉業を達成した。試合終了後はBULLET CLUBのメンバーが駆けつけケニーを祝福したが、BULLET CLUBは本来ならヒールユニットなれど、今回のケニーは誰もセコンドを介入させず、BULLET CLUBの流儀ではなく、G1の熱い戦い方でG1を制した、そういった意味ではバットエンドならぬハッピーエンドで文句なしの優勝だった。
また後藤も昇天まで出して全てを出し切ろうとしていたが、ケニーは自身だけでなく飯伏幸太との戦いやBULLET CLUBの歴史まで全てを出し切った、ケニーはデヴィットのように新日本育ちではなく、またAJのようにアメリカでトップを張ったわけでなく、カナダのインディーから日本マットに流れ着き、DDTを経て新日本に参戦した成り上がり者、またDDTではライバルである飯伏と知り合うも、常に注目を浴びていたのは飯伏、ケニーは先代リーダーの二人と飯伏の存在に劣等感を感じ、また今年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが台頭しファンの支持を集めたためBULLET CLUBも立場的に大きく揺らいでいた。
G1制覇はデヴィットやAJ、また飯伏にも成しえなかった偉業でもあり、ケニーにとっても3人を越えた証でもあり、そして自身の力で新日本トップに食い込むことが出来た、そういった意味ではやっとBULLET CLUBの真のリーダーになれた夏だった。G1は最終戦を迎えたが新日本は新たなる展開を迎えている、セミではオカダがロアをレインメーカーで降した後で挑戦者にファレだけでなく丸藤をも指名した。オカダは昨年春にファレに苦しめられたが、G1でファレに敗れたことでまたオカダの前に立ちはだかった、またG1開幕戦では丸藤にも完膚なきまでに敗れた、当然IWGPがかけられるだろうが、オカダはリベンジロードに舵を切った。
第3試合ではNOAHから潮崎、谷口、北宮が参戦し新日本vsNOAHの対抗戦が実現、試合は柴田が潮崎の顔面に串刺し低空ドロップキックを浴びせれば、潮崎の手刀も正面から受けるなど強気な態度に出ると、潮崎は豪腕ラリアットを放って柴田をダウンさせる。
柴田を捕らえたNOAH軍だったが、柴田は中嶋に頭突きを浴びせて自らの額を割る、NOAH軍は中西を捕らえて中嶋が旋回式バーティカルスパイクで勝利を収めたものの、試合後は柴田と永田が中嶋、潮崎に掴みかかり乱闘となった。
現在のNOAHはvs鈴木軍が戦いの主軸だが、柴田と第三世代の新日本軍が割って入ろうというのか?リーサルのROH王座に小島が挑戦、小島は天山の魂が乗り移ったかのようにモンゴリアンチョップやアナコンダバイスも繰り出していったが、小島のラリアットをかわしたリーサルがレフェリーを死角を突いての急所蹴りからのリーサルインジェクションで3カウントを奪い王座防衛。
IWGPタッグ選手権は裕二郎組がブリスコ兄弟を分断して試合を有利に進め、合体東京ピンプスを決めるも、裕二郎とハングマンの分断に成功したブリスコ兄弟はワンチャンスを逃さず、ハングマンにドゥームズデイ・デバイスを決め3カウントを奪い王座防衛、裕二郎は新技ピンフジュースも出せずじまいで全てを出し切れないまま敗れた。
来年2017年1月4日も新日本プロレスは東京ドーム大会の開催を発表し動き出した。ただ気になるのは休憩明けにスクリーンに映し出された時限爆弾の存在、果たして正体は…?
全19大会を走り抜けた「G1 CLIMAX 26」!最終日は10,204人(超満員札止め)をマーク!ご来場ありがとうございました!
来週、8月21日(日)は「SUPER J-CUP」有明コロシアム大会です!#g126 #sjcup pic.twitter.com/g0m4BTk7Lw
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年8月14日I gave everything for this series. Thank you, true believers. "This is G1". #g126
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年8月14日Wish we were there to celebrate with @KennyOmegamanX on his huge G1 victory. Congrats my friend! The Elite The The Elite.
— The Young Bucks (@NickJacksonYB) 2016年8月14日Congratulations good brother @KennyOmegamanX #BulletClub pic.twitter.com/blBD6u0L8g
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2016年8月14日#KennyOmega- First Foreigner to win the #G1Climax. Congrats Cleaner! #BulletClub revolutionizing the industry pic.twitter.com/aJzbOSyzEJ
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年8月14日Congrats@KennyOmegamanX pic.twitter.com/bIbeSNyYvd
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2016年8月14日凄かった!おめでとう…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2016年8月14日ケニー!!!
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年8月14日ケニーおめでとう。ノーコメントとは言うけどあの人は見てたしきっと届いてるよ!
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2016年8月14日ケニーオメガG1 CLIMAX優勝!外国人で初めてだよ。ベイダーもノートンもリックルードも成し得なかった外国人初のG1優勝!素晴らしい、本当におめでとう!
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年8月14日#g1 最終戦。 特別な夏になった。
けどこのまま終わらせない。
たくさんの声援・ブーイング全てを糧に。#俺は止まらねー そして #ありがとう #njpw #noah… https://t.co/KeD54DgFMe
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年8月14日新日本プロレス両国大会、急遽参戦でしたが、応援ありがとうございました。
熱い両国で闘えたことに意味があり、熱い男やりあった。この炎をもっと燃え上がらせたい気持ちになりました。呼んでいただいたことに感謝します。
丸藤選手・中嶋選手、お疲れ様でした。#noah_ghc #g126
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年8月14日ケニー優勝!!良い試合だった。今年のG1も熱かった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年8月14日ありがとうございました!有明大会もよろしくお願いします!! https://t.co/WLkq5Wii3F
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2016年8月14日ケニーおめでとう。カナダから飯伏選手と戦いたくてひとりで新木場にやってきてから8年、自分の全てを日本のプロレスに捧げて、みんなに応援して欲しくて、いろんな出会いと決断と別れがあって、そして今日に繋がった。報われて、本当に良かった。We are proud of you,Kenny
— sayoko mita (@345m) 2016年8月14日 -
ケニー・オメガが内藤哲也を降し優勝進出…BULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い
8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 7477人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○天山広吉 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(6分23秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン 田口隆祐 デビット・フィンレー
※天山プレス◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○丸藤正道(7分56秒 片エビ固め)真壁刀義 ×ジュース・ロビンソン
※不知火◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○BUSHI ジェイ・リーサル(8分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 小島聡 ×KUSHIDA
※MX◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 ハングマン・ページ(6分31秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×外道 ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ
※ピンプシューズ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○本間朋晃(10分29秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]×永田裕志
※こけし【本間の話】
本間「(※脇腹を押さえながら)あー痛ぇよ。3勝。3勝6敗。胸を張って、3勝6敗。俺は、永田裕志に勝ちたくて、勝ちたくて仕方なかった。でも、たった1回勝っただけじゃ、永田に勝った気にはならない。何でかって?これは初めて言うけど、俺は、2006年頃、新日本プロレスの合同練習に、フリーのくせして何度か参加した。その中で、どこの馬の骨か分からない俺のことを、みんな、全選手、潰しにかかった。『オマエじゃ、こんな練習ついてこれないだろ?』って。でもよ、俺は、必死になってついていった。何でかって?それは、新日本プロレスのリングで試合がしたいから。新日本プロレスが大好きだから。その気持ち、その気持ちだけで、俺はずっと合同練習頑張ってきた。トライアウト、いつ試合ができるか分からない。練習だけかもしれない。そんな中で、永田裕志も、俺のことを潰しにかかった。でもよ、永田さんだけは、練習が終わってから、『お疲れ様。頑張ったな。試合はないかもしんねぇけど、その努力は、いつか報われるかもしれない』。そう言われて、俺は頑張れた。だから、新日本プロレスでの恩人は、真壁さんもそうだけど、永田さんも、密かに俺の心の中で思ってた。その永田さんに勝った。俺は強くなった。恩返しできると思う。でも、これ、1回だけで終われない。次も勝つし、その次も勝つし、永田、オマエには絶対負けねぇからな。あの時の、潰しにかかる練習。いやぁ、キツかったよ。でも、俺はここに、現に新日本プロレスのリングに立ってる。『G1 CLIMAX 26』。3勝。堂々と3勝6敗。最高ですよ。また、ダントツ最下位かもしれないけど、また誰よりも早く、誰よりも早く、来年、『G1 CLIMAX 27』の出場……出場なんだ?予告じゃない。なんだ?」――宣言ですね。
本間「出場宣言してやる。来年は、3勝、4勝、それだけじゃ終わらないぞ。出るからには優勝だ。まだ決まってねぇけど、出るからには優勝だ。俺は今年、3勝6敗。精一杯頑張りました。ありがとうございました」――ファンは、”勝つ”以上のものを感じたんじゃないかと思います。
本間「そうだったとしても、結局勝ち星ですから。そんなね、勝ち星以上の、『頑張ったな』っていう試合は、YOSHI-HASHIに任せておけばいいんだよ。俺は、勝ちに貪欲に、どんどん勝ちを狙っていくだけだから。最高の試合をして、勝つ。最高です。そうやっていきたいです。ありがとうございました。……ただ、脇腹は痛かったです。エルガンのパワーで折れちゃって。新日本、強敵だらけで。幸せです、僕は。もう39歳、今年40歳。プロ入りデビュー20年。まだまだやりたいことがいっぱいある。この業界でやりたいことがいっぱいある。俺は幸せですよ。まだまだやってやります」【永田の話】
――昨日の試合後、本間選手への厳しい言葉もありましたが、今日リング上で闘ってみていかがでしたか?
永田「まぁなかなか掴みどころのないヤツだったんで、腕一本、足一本、体一本取るのに、すげぇ苦労しちまったよ。ちょっとだけ、桜庭の気持ちがよくわかったよ。ただのしばき合いをしたのさ。しばき合いで、ちょっと墓穴掘ったかなってところで。あぁ、効いた。だからどうした?本間に言っといてやるよ。この勝利は重いぞ。俺様に勝ったことで、こえれから本間に、多大な期待がいくわけだから。それに応えた試合をした者が、どんどん上に登っていけるし。その期待に応えられねぇヤツらは、どんどん落ちていくんだよ。たかだか俺に勝っただけで、無駄な敗戦にさせんなよ、本間。それにしても、『G1』3勝6敗か……厳しいな。IWGPがますます、俺から遠ざかっていくよ。なんとか手繰り寄せようと思っても、どんどんどんどん遠くに行っちゃうみたいだから。本腰入れるしかねぇかもな。今日の敗戦がどうした?こんなことごときで、永田裕志の価値観が、地に落ちるわけがない。本間よ、これからプレッシャー大変だよ。以上」◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○矢野通(3分31秒 赤霧)[3勝6敗=6点]×YOSHI-HASHI【矢野の話】「YOSHI-HASHI、楽しかったよ。でもな!お楽しみは、これ!から!だ!」
【YOSHI-HASHIの話】「ずっと矢野さんと組んでばっかだから、いざ対戦すると、すごい色々考えてて、もうずっと読まれてる気がして、このスタイルではもう歯が立たないなって思っちゃったよ。最後勝って、気持ちよくこの『G1』終わりたかったけど、そんな甘くなかったね。これもいい経験だよ。次、必ず、また『G1』に帰ってきて、今回以上の結果を残して、もっともっと上にいってやるよ。以上」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○EVIL(9分42秒 体固め)[5勝4敗=10点]×柴田勝頼
※EVIL【EVILの話】「いいか、柴田、よく聞け。俺の方が、俺の方が強いんだ。このリングは、この俺が、支配してるんだ。いいか、よーく聞け。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては、EVILだ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○中嶋勝彦(16分50秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×マイケル・エルガン
※バーティカルスパイク【エルガンの話】「このリーガエリーテのベルトに、誇りを持っている。そして、このIWGPインターコンチネンタルのベルトも、誇りに感じるが、この『G1』は、IWGPヘビー級王座挑戦の唯一のチャンスだった。歴代のIWGPヘビー級王者を見たら、そのベルトの価値がわかる。だから、IWGPヘビー級のベルトが欲しかった。だが、今回は失敗した。だから、今後の俺のミッションは、IWGPインターコンチネンタルのベルトの価値を上げる。これから、俺の力で、このベルトを一番にする。これが、俺のミッションだ」
【中嶋の話】「ヨッシャー!最後の最後、見たか?新日本。俺が、中嶋勝彦だ!現(IWGPインターコンチネンタル)チャンピオンの、マイケル・エルガンから、最終日、アイツから獲ったってことは、どういうことか分かるか?オイ、どういう意味か分かるか?俺は、止まらねぇんだ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)[6勝3敗=12点]×内藤哲也
※片翼の天使
☆ケニーと内藤が「12点」で並ぶも、内藤に直接勝利したケニーが優勝決定戦に進出。(試合終了後)
ケニー「今日の試合で、いろいろな変化に気付いた。お前らが、俺のことをどう見ていたのか。俺が、お前らのことをどう感じているのかも、変わった。今日、ほんとはみんなの応援が欲しかった。だけど……『ナイトー、ナイトー』と、みんなコールした。ナイトウコールがたくさんあった、『ナイトー、ナイトー』と。だが、俺が勝った瞬間に、みんな『ケニー、ケニー』とコールをし始めた。ほんとに、俺は他のヤツらと同じように、アメリカに行ってしまってない理由は、俺は日本のことをホームだと思っているからだ。だが、(※皮肉を込めて)いいホームだ。みんなはナイトウコールばっかりだった。俺は、お前らに、すべてを与えた。心も、魂も、ヒザも、首も、この『G1』も、すべてを与えた。明日、俺はゴトウを倒す時に、お前らは、ゴトウのことを応援してあげてくれ。でも、ギャンブルする人間だったら、俺に賭けた方がいいよ。グッバイ、グッナイ。バ~ン!(※と言ってピストルポーズ)」【ケニーの話】「俺を見ろ。もうボロボロだ。めっちゃボロボロだ。だが、俺を倒すものがない。ほら見ろ。このパワー、このスピード、このセクシーな体。みんな、俺のことを欲しがっている。でも、俺は明日の試合をちゃんと優先する。今回の『G1』ファイナルの特別なところは、初めてBULLET CLUBのメンバーが、勝つ可能性がある。そして、外国人選手が、初めて『G1』を制する可能性がある。今回が、外国人選手が優勝する、最初で最後のチャンスかもしれない。俺は、それにふさわしい男だ。俺は、ナンバーワンの外国人選手だし、WWEにも所属しないし。だから、みんな俺のことを欲しがっている。だったら、みんな俺のTシャツを買って、俺のコールをしろ。俺に憧れて。明日から、新しいスタートだ。俺の新しい伝説が始まる。グッバイ、グッナイ」
いよいよBブロックも最終公式戦、2敗の内藤をトップにケニー、エルガン、柴田が追いかける展開のままラストスパートを迎えた。
まず柴田vsEVILは、柴田が試合開始からフロントハイキックからスリーパーでEVILを捕らえPKを狙うが、EVILがかわして場外戦に持ち込むと鉄柵やイスを使って柴田の痛めている右肩を攻め、更にイスでメッタ打ちにしてから、イスに右肩をはさんで鉄柱攻撃で大ダメージを与える。
リングに戻ってからEVILは柴田の右肩を徹底的に攻めるが、柴田は敢えて正面から受けフロントハイキック2連発、エルボー連打、トーキック連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイストと畳み掛けて猛反撃、EVILのEVIL狙いも武者返しで返す。
柴田はスリーパーで捕らえるが、柴田の右肩に力が入らないのかEVILが強引に脱出して大剛式バックドロップで投げ、柴田の右肩に何度も頭突きを浴びせてからハーフネルソンスープレックス、ラリアット、ダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けて3カウントを奪い、柴田が4敗目で脱落となる。エルガンvs中嶋はエルガンがパワーで圧倒するが、中嶋が場外戦に持ち込みエルガンの痛めている左肩めがけてエプロンダッシュのランニングキックから左肩攻めを展開も、エルガンはパワーで押し捲り中嶋に主導権を渡さず、中嶋はエルガンのラリアット狙いをビューティフルドロップキックで迎撃するとランニングキックからバーティカルスパイクを狙うが、エルガンは連続ブレーンバスターで返し、中嶋のコーナーからのフランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけると、ビックマイクフローを投下するが中嶋が間一髪かわして自爆となる。
エルガンは左右のエルボー、ハンマーから自ら左肩のバンテージを剥がし、ロープ越しのファルコンアローを決めるとエルガンボムを狙うが、中嶋は回転エビ固めで切り返し、エルガンもエルボー、裏拳で押し切ろうとするが、再度のエルガンボム狙いは中嶋が阻止すると、エルガンの右腕にカマイタチ式トラースキック、顔面へのトラースキックと浴びせると、強引にバーティカルスパイクで投げ3カウントを奪い、エルガンも4敗目で脱落となる。メインはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤vsBULLET CLUBのリーダーであるケニー、どちらかが勝てば優勝戦進出という一戦は、互いに組み合わず、唾を吐きあうなど牽制し合うも、内藤が低空ドロップキックからの足攻めで先手を奪い、セオリーどおりの足攻めでケニーの動きを止めにかかる。
しかし場外戦でケニーは内藤にスピアーを浴びせて鉄柵に叩きつけると、エプロンの角めがけて投げつけてから首攻めで反撃、しかしケニーも足へのダメージは大きく、内藤は再び低空ドロップキックから流れを変え、変型足四の字固めで再びケニーの動きを止めにかかる。
ケニーはコタロークラッシャーからエプロンの内藤にドロップキックを浴びせて場外へ落とすと、本部席めがけてパワーボムで投げ捨て、更に鉄柵越えのスワンダイブ式トペコンヒーロ、エプロン上でのドラゴンスープレックス、ドラゴンスープレックスと畳み掛ける。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーはケニーがエビ固めで丸め込む、内藤が低空ドロップキックから浴びせ蹴り、グロリア、デスティーノ狙いはケニーが阻止すると。ジャンピングエルボーをキャッチしし、内藤のジャーマンも着地したケニーに内藤が突進するが、ケニーがラリアットで迎撃した後でVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、内藤は膝固めで切り返し、再度片翼の天使を狙うが内藤はデスイティーノで切り返し、雪崩式リバースフランケンシュタイナーからデスティーノで勝負に出るが、ケニーはマスキュラーボムで切り返す。
両者は張り手合戦から内藤がジャンピングエルボーアタックを狙うと、ケニーはVトリガーで迎撃しクロイツラスを決めてからVトリガー、そして片翼の天使を決め3カウントを奪い、優勝戦進出を決めた。優勝戦は後藤vsケニーとなったが、後藤にとってG1は再浮上のチャンスならケニーとってのG1は盟友・飯伏幸太を越え、本当の意味でBULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い。
ケニーはAJスタイルズに代わってBULLET CLUBのリーダーとなったが、最初の標的だった中邑真輔にフラれたままでインターコンチネンタル王座を託され、エルガンに敗れて王座を明け渡し、内藤らロスインゴの台頭でBULLET CLUBだけでなくケニー自身の存在意義も問われていたと思う。
またBULLET CLUBのメンバーも新日本育ちでないケニーを認めているかどうか、初代リーダーであるプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、2代目リーダーであるAJスタイルズと比べてしまうというのが本音なのではと思うし、新日本を去っていった飯伏の存在も大きく圧し掛かっていったと思う。
ケニーは飯伏だけでなくデヴィットやAJでも成しえなかったG1の優勝戦に進出し優勝に王手をかけた、ケニーにとってG1はファンだけでなくBULLET CLUBにも認められるかの戦いでもある。
後藤vsケニーの予想・・・初対決だけに読みづらい部分もある、たが後藤にしてみれば内藤か柴田に来て欲しかったというのが本音でもあり、スタイル的に違うケニーには戸惑うのでは・・・そういった意味ではケニーが有利と行ったところだ。果たしてどちらかが夏男となり、IWGPへ挑戦するのか…
他の公式戦は永田vs本間はアバラを骨折している本間を永田は徹底的に痛めつけるが、こけしロケットで永田の動きを止めた本間がこけしで3カウントを奪い永田越えを達成。
矢野vsYOSHI-HASHIは矢野がクリーンファイトと見せかけての矢野ワールドでYOSHI-HASHIを翻弄し最後は急所打ちからの赤霧で3カウントを奪い勝利を収めた。 -
棚橋、オカダは30分フルタイムドローで共倒れ!丸藤を降した後藤が優勝戦へ進出!
8月12日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」東京・両国国技館 6598人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(3分7秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ダイビングエルボードロップ◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 中西学 ○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(4分40秒 グラウンドコブラツイスト)本間朋晃 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー◇第3試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○小島聡 KUSHIDA(8分28秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI 中嶋勝彦 ×小峠篤司
※ラリアット◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(7分40秒 体固め)内藤哲也 EVIL ×BUSHI ジェイ・リーサル
※ライト・オブ・パッセージ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○SANADA(12分12秒 Skull End )[2勝7敗=4点]×天山広吉【SANADAの話】
SANADA「ノーコメントと言いたいところなんですけども、まぁ今日の対戦相手の天山広吉、『最後のG1』って言われてたんですけど、そこは俺が勝って、“世代交代”っていう言葉は、あんま好きじゃないんですけども、まぁそういうのが見られたんじゃないかなと思います。あと今日で、『G1』終わっちゃうんすけども、もっともっと個人的に、上にいきたいし。ロスインゴでも、上にいきたいと思います。今後も期待しててください」――天山選手に引導を渡した形になりましたが、今のお気持ちは?
SANADA「別に、特には。元々、そういうのはなくても、俺は上目指してますし」――特に天山選手だからというのは?
SANADA「そういうのはないです。そろそろ新しいモノを、見せていかないといけないと思うんで、変えていきたいと思います、俺が。ロスインゴは、変えます」【天山、小島の話】
天山「あぁ……精根尽き果てた。なんだろう、なんか変なもん出てくるよ。自分が情けないのか。それとも、あそこまでいっときながら、勝てへん。ファンのお客さんの声が、めっちゃ聞こえて。めっちゃ聞こえて、力になってんのに。コジも、後ろから押してくれて、『やらなあかん』ってなって。もちろん勝ちたい。勝たな、結果がすべてですよ。今さら勝ったところで、なんやって言われるかもしれんけど、でも今日ぐらい勝ちたかったな。なんぼでも勝てるチャンスあったんやけど、いっぱいですよ。ほんまコジには申し訳ない。コジのおかげで、この『G1』出ることできて、コジがこうやって毎日ついてくれて、最初1試合2試合調子良かった。そのまま波に乗っていきたかったですよ。なんかね、コジに助けてもらって、いけると思って。この『G1』、俺だけの『G1』じゃない。テンコジの『G1』って、コジと一緒に突っ走ろうって思いましたよ。でも、最後の最後に、こうやって負けてもうてね。ほんまにごめん。最悪な結果を出して、結果も残せへんって、ほんまコジには申し訳ない。でも、良い夢見させてもらった、コジのおかげで」小島「(※涙を流しながら)まだプロレスラーですから。俺も、天山も、まだ2人ともプロレスラーですから。生きていれば、いろんなことありますよ。でも、俺たち今までも乗り越えてきたから、いろんなこと。今日も本当に素晴らしい生き様を、見させてもらいました。ほんとにありがとうございました」
天山「コジがそう言ってくれるから、俺は甘えてしまうんや。でもね、ほんま嬉しい。コジがこうやってね、誰一人として、俺の声を聞いてくれなかった。コジだけが、こんなことないよ、ほんまに。コジの気持ちに応えたかった。コジが『優勝して帰れ』って言ってくれた。俺、約束なんも果たしてない。でもこうやってね、俺のために言ってくれて、俺は最低やけど、最高のパートナー、コジですよ。ほんまにありがとうな」
小島「(※天山とガッチリ握手)これからも頑張りましょう。ありがとうございました」
天山「頑張ろう。オッケー。今、コジが励ましてくれた。これで終わりちゃう。いつまでも、コジがそばにいる限りは、まだまだ俺も命賭けて、このリングでもっと闘っていかなあかんって思います。足の一本、腕の一本、首が折れても、這いつくばってでも、まだまだ、しつこくいくから。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]石井智宏(12分33秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(8分39秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×バットラック・ファレ
※ガンスタン【ファレの話】「チキショー!タマ!(※トンガをコメントブースに呼び込むと、トンガと肩を組む)タマは、何にも簡単に許さないことを、今日示した。誰でも、チームメイトでも許してやらない。そのことに関しては、尊敬する(※ファレはトンガを残し、コメントブースを去る)」
【トンガの話】「(※ファレがコメントブースを去ったあと、ファレに向けて)愛してる。だからこそ、最初ピンフォールを受けられなかった。最初から、俺はファイターだった。だから、今日も闘った」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○後藤洋央紀(13分17秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×丸藤正道
※GTR【後藤の話】「よし!この『G1 CLIMAX』力の限り、闘いました。あとは、メインの結果次第。しっかり見させてもらいますよ」
【丸藤の話】「本当は、優勝してこなきゃ、ノアのファンのみんなに、面目立たないんだけども……でも、『G1』充実感もあったし、何か、このままじゃ終わらないんじゃないか?終わらせない。『G1』の公式戦じゃないかもしれないけど、明日、明後日もあるだろ。俺はまだ終わってねぇぞ」◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗1分=11点]棚橋弘至(30分時間切れ引き分け)[5勝3敗1分=11点]オカダ・カズチカ
※後藤が優勝戦進出【棚橋の話】
棚橋「(※川人に肩をかり、コメントブースに現れると、床に倒れ込み)すいません。ちょっとこのままで……」――2人には、30分は短すぎた結果となりましたが?
棚橋「そんなことないよ。そんなことないって。結果的に、棚橋の復調具合が仇になったから」――まさかの引き分けで、決勝戦進出を逃しましたが?
棚橋「ほんとはね、ほんとはだよ、ようやく怪我から、みんなの前に復帰したっていうね、喜びを噛みしめたいシリーズだったけど……あぁ!そうはやらしてくんねぇのが、新日本プロレス……2連覇の夢が……ただ、強がりだけ、最後に言っとく。終わりは、始まりだから」
【オカダの話】「『G1 CLIMAX 26』俺の『G1』は、今年はもう終わりだ。完敗じゃねぇぞ、完璧な引き分けだ、コノヤロー。でもな、『G1』は終わってもな、俺のIWGPの闘いは終わってない。借りを返す敵もできたし。次はまだ何も分からないけど……東京ドームだな。東京ドームで、改めて、覇者と、まぁ東京ドームじゃなくてもいい。とりあえず、終わりだ。俺の『G1』は。(※外道に肩を叩かれながら、コメントブースを後にした)」
【後藤の話】「まずはじめに、俺の決勝進出を予想してたヤツが何人いるかって話だよ。『ざまぁみろ!』って、そういう気持ちもあります。とにかく、全世界のプロレス業界が注目する、『G1 CLIMAX』決勝戦。後藤ワールド見せてやるよ。言葉じゃない。本当のストロングスタイルを見せてやるよ。以上です」――『G1のGは、後藤のG』とおっしゃっていましたが、今回もまた?
後藤「『G1のGは、後藤のG』。『GHCのGも、後藤のG』で。それで丸く収まった。あとは、決勝。期待してください」いよいよラストスパートを迎えたG1、両国3連戦1日目はAブロック最終公式戦が行われ、まず10点の真壁が石井と対戦し、両者はロープブレークなしの“ど真ん中”プロレスを展開、終盤には真壁が後頭部、正面とラリアットを放ち、ジャーマン、そしてスパイダージャーマンからのキングコングニーは自爆となると、ラリアットや頭突き合戦を制した石井がスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、真壁は脱落となる。
10点のファレはトンガと対戦し、BULLET CLUBの同門同士の対戦ということでファレはワザと負けるように迫り、トンガが寝てファレが踏みつけてカバーするもトンガはクリアし、再度カバーするもまたトンガはクリアする。
これに怒ったファレは場外の裕二郎らにトンガをバットラックフォールで投げつけると、パワー全開でトンガを攻め立てるが、リバースガンスタンで流れを変えたトンガは、ファレのファレハンマーを見切ってスピードで翻弄すると、グラネード狙いをヴェレノで切り返してからガンスタンで3カウントを奪い、ファレは脱落。試合後はファレも潔く敗戦を認めノーサイドとなる。10点同士の丸藤vs後藤は丸藤が場外戦で鉄柵めがけてのフェースクラッシャーから首攻めを展開し、鞭のようにしなる逆水平で試合の主導権を握る、後藤は村正で流れを変えるが、丸藤は側転からのドロップキック、プランチャ、後藤がリングに戻ったところでフロムtoフロムコーナーで強襲するが、追走式ロープワーク合戦は後藤が制すると変型牛殺し、丸藤は串刺し虎王から不知火を狙うが後藤が阻止し、虎王も後藤が頭突きで迎撃する。
丸藤は見えない角度からのトラースキックから不知火を狙うが、後藤はスリーパーで捕獲して絞めあげるとGTRで3カウントを奪い、丸藤は脱落し、この時点で後藤が12点でトップに立つ。メインは10点同士のオカダs棚橋、どちらかが勝てば共に後藤に勝っていることから優勝戦進出だが、引き分けの場合だとトップの後藤が優勝戦進出、棚橋vsオカダは30分越えも試合が多いことから両者は時間との戦いも強いられることになった。
試合は序盤からオカダがジャックナイフからのリバースネックブリーカーから一気に仕掛け、早くもレインメーカーを狙うが、棚橋が首固めで阻止する。
速攻勝負に失敗したオカダはジャベなどでスタミナを奪いにかかるが、オカダのフロントハイをキャッチした棚橋が軸足である左足めがけて低空ドロップキックを放つと、膝への関節蹴りを駆使して足攻めを展開、オカダもエルボーやコーナーに棚橋を据えてのドロップキックで流れを変えようとするが、棚橋は場外戦で鉄柵越しのドラゴンスクリュー、コーナーからのプランチャと攻め立てるが、リングに戻そうとした隙を突いたオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
棚橋はフロント式ドラゴンスクリュー、オカダのヘビーレインもスリングブレイドで切り返し、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローを投下するが自爆、しかしオカダのレインメーカー狙いを棚橋はレインメーカー式スリングブレイドで切り返し、オカダのフロントハイをキャッチしてショルダーレッグブリーカー、リング下からのドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、オカダのドロップキックをかわしてからリバーススリングブレイド、しかし勝負を狙ったハイフライフローはオカダが剣山で迎撃する。
棚橋のスリングブレイドをかわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわした棚橋がドラゴンスープレックスで投げるも、オカダはジャーマン式ツームストンパイルドライバーで突き刺し、互いにレインメーカーをかわし合った後で棚橋がスリングブレイドから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローを決めるがオカダがクリアしたところで時間切れ引き分けとなり、後藤が大逆転で優勝戦進出となった。Aブロックは勢いで棚橋か丸藤だと思っていたが、懸命にトップ戦線に喰らいついていた後藤が丸藤を破り、棚橋とオカダは引き分けで共倒れ、まして後藤は優勝候補にも入っておらず、横浜大会で久しぶりに「優勝するぞ! G1のGは、GOTOのG!」とアピールしても半信半疑のファンも多かったと思うが、ここ数年のG1は本命が優勝する傾向が多く、第1、2回を連覇した蝶野正洋もまったくのノーマークから優勝を果たした、それを考えると後藤の進出はありでもあるのだ。
しかし後藤も2月にオカダに敗れてIWGPヘビー級王座奪取に失敗し、内藤にも敗れてNEW JAPAN CUPの優勝を逃すだけでなく詰られてどん底に叩き落された、そしてオカダの軍門に降る形でCHAOS入りとなり、主役から外されていったかと思いきや、棚橋やオカダ、丸藤を差し置いてのG1優勝戦進出、後藤も“このままでは終わりたくない”という気持ちもあったと思う。
13日はBブロック最終公式戦が行われるが、後藤の相手は誰になるのか?リベンジを狙うなら内藤、ドラマスティックなら柴田といったところか、Bブロック公式戦も楽しみだが優勝戦も楽しみになってきた。最後に消化試合となったがSANADAvs天山はSANADAのSkull EndをTTDで切り返して天山は天山プレスを投下するも自爆、それでも勝負をあきらめない姿勢を貫き、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターで追い詰めるも、SANADAはSkull Endで捕獲し、ラウディングボディープレスから再度Skull Endで捕獲、天山は無念のギブアップとなり、天山は悔し涙を流した。
天山に大きな期待をかけていたファンのいたと思うし、天山もこんなはずではと思っているはず。しかし待っていたのは2勝7敗という厳しい現実、だが公式戦のところどころでかつての“夏男”だった天山の意地だけはしっかり見せつけ完走した、今年のG1が天山にとって最後の夏となるのかわからない、しかし天山の示した意地だけはG1の中でしっかり残り続ける…応援ありがとうございました。明日も全力で。
— 棚橋弘至 TANA (@tanahashi1_100) 2016年8月12日今日の後藤戦敗北によりG1公式戦が終わった。優勝を期待してくれていた人すいません。
勝った試合、負けた試合…みんな素晴らしい選手でした。
どのくらいの人達にノアが伝わったかな…
どのくらいの人… https://t.co/qO1meRNemw
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年8月12日両国大会、G1最後の公式戦。
サナダに負けました。
コジのおかげでG1に出れたにも関わらず、全然結果を出せなかった……
コジには毎日セコンドに付いてもらって応援してもらっていたのに最悪な結果になりました。
今日も、沢山の声援をもらえたのに皆様の期待に応えられずすみませんでした……
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年8月12日G1・両国大会(一日目)、終了。
テンザンのG1公式戦が、全て終わりました。
完走してくれて、ありがとう。
感動をくれて、ありがとう。
諦めずに頑張ってくれて、ありがとう。
毎試合、ラリアットを使ってくれて、ありがとう。
貴方は、最高のプロレスラーです。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年8月12日 -
新体制初のビッグマッチで起きたまさかの下克上…稲葉がKAIを降しWRESTE-1王座を奪取!全日本が対抗戦に勝利も秋山が若手に激怒!
8月11日 WRESTE-1「プロレスLOVE in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 1902人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼大和ヒロシ復帰戦/30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA KIKUZAWA(10分13秒 片エビ固め)×大和ヒロシ 立花誠吾 頓所隼
※正田落とし【大和、立花、頓所の話】
立花「人の数に圧倒されてしまいました。いつも出させてもらっている会場よりもものすごく人が多くて、入場したときにビビっちゃいました。でも、すごくいい経験になりました」頓所「これだけたくさんのお客さんの前で試合ができて、緊張して、慌てちゃったんですけど、でも楽しかったです」
大和「2人に関しては、ボクは逆にすごいなって思いますね。デビューしたばかりで、試合数も少ないなかで、まだ自分のやりたいことも出し切れてないかもしれないけど、それでもこうやって端から見たら、これだけの人のなかで堂々と闘って。末恐ろしいというか、期待しちゃいますね。これがまた新しい出発点。これで怖気つかずに、今日のことを忘れないで、どんな会場に行っても同じように試合ができるようにね。
(半年ぶりの復帰戦だったが?)この半年、自分なりにいろいろと動いていたんで。休んでいる間も自分のなかで、自分なりにW-1と向き合って、W-1にいま必要なことはなにかを考えてやってきました。欠場している自分にしかできないやり方で闘ってきたつもりなんで。半年も経ったんだなっていう感じですね。あっという間だったんですけど、実際にリング上で闘ってみると、あっという間ではなく、やっぱりちょっと長かったのかなって。自分のやりたいようにカラダが動いてくれないし、練習はしていたんですけど、やっぱり人の前は独特の重圧もありますし。自分が思ったようにできなかったところもありましたけど、思った以上のことをさせてくれるのもリングなので。リングの上が自分のいる場所として、誰かが応援してくれる場所、その応援があったから、こうして(復帰できた)。
本当に正直、3月にカラダが動かなかったときは引退も考えたんですけど、(今日の)結果は納得がいかないですけど、首から下が動かなくなっても、最後までギブアップせずに闘えたっていう。今日もリングの上に立って、たくさんの人が名前を呼んでくれて、心とカラダがついていかないとか、甘いこと言っちゃダメですよね。次にクルーザーのベルトを巻いたら、ずっと巻き続けて、自分がその頂点にいられるように、応援してくれる人の期待に応えられるようにやっていきます。それが自分が戻って来た理由ですね。自分のためだけじゃなくて、応援してくれる人のためにも。応援してくれて、自分が恩を返したいって本気で思える人たちのためにボクは戻って来ましたんで。一回拾った命ですけど、その拾った命をそのために全力で使いたいと思います。努力に勝る力なし!」◇第2試合◇
▼30分1本
○村瀬広樹 大家健 翔太 三富政行(9分22秒 首固め)高木三四郎 ×アンディ・ウー 吉岡世起 藤村康平◇第3試合◇
▼1ウェポンハードコアタッグ4WAYマッチ/30分1本
河野真幸 ○ジェイク・オーメン(10分17秒 片エビ固め)火野裕士 ×KAZMA SAKAMOTO
※イスの上へのチョークスラム あと2チームは葛西純&MIKAMI、田中稔&TAJIRIwith金村キンタロー◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
カズ・ハヤシ ザ・グレート・サスケ ○ディック東郷(15分13秒 片エビ固め)近藤修司 דbrother"YASSHI 大鷲透
※ダイビングセントーン【近藤、YASSHI、大鷲の話】
YASSHI「やりやがったな、カスヤロー。また1つ、オレ的に言わせてもらえば点ができたってことだ。カスヤロー。ただの負けじゃないって考えたら、点がまた次の点に飛び火して、もう1回覚えておけよ。カスヤロー。そして、カスヤローども楽しみにしておけ。またオレら、悪冠一色がそろう時が来るやろ。覚えておけ」近藤「長いね。ブランクが長過ぎるのかもしれない。でも、オレは点だと考えてないから。線として次の戦略を練るよ。オレは3人でもともと持ってたUWA(世界6人タッグ)を取り返したいんだよ。目標はそこだから」
大鷲「オレら3人組んだの何年ぶりだよ。今日はハンディキャップだ。今日はいきなりポッと組んでそんなにうまくいかない。オレだって3日前のダメージが残ってるんだ」
【カズ、サスケ、東郷の話】
東郷「みちのく初期のメンバーだったんで、あれからもう20数年ですか。ボクも一度引退してもう組む機会がないと思ってたんで、復帰して新たに組めて感無量です」カズ「オレはみちのくの初期にいないんで。ただ獅龍選手という人がいまして、その人がディック東郷さんが久しぶりに帰ってきまして、なんかやりたいことがあると言っていました」
サスケ「やっぱり獅龍じゃないんだよね。みんな獅龍って大前提でカズ・ハヤシって言ってるけど、違いますからね。別人ですからね。ただ懐かしい気持ちがしました。ありがとうございました。東郷おかえりなさいということで。私は地球の平和を守る。神のご加護を」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○児玉祐輔(16分52秒 エビ固め)[第4代王者]×鈴木鼓太郎
※サーヴィカル・ブレイク
☆鼓太郎が6度目の防衛に失敗、児玉が第5代目王者となる(試合終了後)
児玉「クルーザーのベルト、取りました! 海外の、アメリカ、カナダと1年間以上回ってきて、感じたことがあるんです。W-1は素晴らしいレスラーたちと素晴らしいファンたちに囲まれた、素晴らしい団体だということです! オレはこの団体でもっともっと上を目指していきます。ボクはW-1が大好きです。もっともっと、日本だけじゃなくて世界にもどんどんW-1というプロレス団体を広めていきたいと思ってます!」(そこへ吉岡とアンディが登場。)
吉岡「児玉さん、まずはベルト奪取おめでとうございます。ただ正直ね、1年、この1年児玉さんが海外で何をして何を持ってきたか、正直ボクはよく知らないですけど、そのベルトはW-1で闘い続けて悔しい思いをしてきたボクらが取り返さなきゃいけなかったんですよ! 児玉さんがそのベルトを取ったなら、オレは児玉さん、あんたを超えなきゃ前に進めないんですよ。そのベルトを懸けてオレの挑戦受けてください」
アンディ「ちょっと待ってくれ。オレはな、先月そのタイトルに挑戦して失敗したし、さっきはなんかわけわからんやつにマスクはがれて…。でも、オレはな、そのクルーザーのベルトを開けられるわけにはいかんねん。次、オレが挑戦させてもらう」
児玉「ちょっと待ってください。いま、ボク取ってちょっといい気持ちになってたんですけど、でも、すぐに来てくれたのが吉岡さんとアンディさんという若い選手2人っていうのがボクはすごいうれしいです。でも、3WAYというよりボク、シングルでじっくりやりたいんで、2人今度、新宿? 19日ですか。挑戦者決定戦してください。それで勝った方がボクとタイトルマッチやりましょう。いいですか? じゃあ8月19日、新宿FACEで2人が次期クルーザーベルト挑戦権を懸けて闘ってください。よろしくお願いします」
【鼓太郎の話】「(戦前、児玉が覚醒しなければ勝負にならないと言っていたが?)今日でようやく合格点すれすれじゃない? これから児玉裕輔の作るクルーザーの世界をしっかり見させてもらうけど、とてつもなくいばらの道だと思うよ。オレと比べられるんだからね。すべての面でオレを上回らないとお客さんは納得してくれないよ。じっくりと見させてもらうよ。まあ、オレはW-1でできることはこれまでかなっていう感じかな」
【児玉の話】「正直、鼓太郎さんの壁が厚くて、ちょっと何度もダメだと思ったんですけど、W-1をもっともっとおもしろくしていきたいし、それをボクが引っ張っていきたいし、そういう気持ちがあるし、その気持ちが最後、技に乗ったんじゃないかなって。自分が海外で経験してきたこと、身に付けてきたこと以上のものを…別に本人はそんなつもりはないと思いますけど、鼓太郎さんとやることによって引き出されたというか。挑戦者として挑む相手が鼓太郎さんで良かったです。ボクも王者として対戦相手の限界値を一つひとつ超えさせるようなチャンピオンになれたらなと。そうすればこのベルトの価値も上がって、もっとおもしろいものも見せていけると思うので。
(試合後、アンディ、吉岡が挑戦表明に来たが?)やっぱり同期なので、ボクが一年フラフラと海外に行って、フラッと戻って来たって思っているんでしょうけど、そんなことはなくて。ボクは海外で日本では経験できないさまざまなものを学んできたので。でも、一発目にオレに挑戦させろって言ってきたのが、同期の若い2人だったっていうのは、上から目線ですけど、嬉しかったっていうか。根っこの部分は同じというか、W-1をどんどん盛り上げて、クルーザーも負けないぞっていう、そういう気持ちできてくれたんだと思います。ボクはチャンピオンになって、これからW-1を盛り上げていくっていう大きな、大きな志があるので、その志では吉岡さん、アンディさんには負けません」◇第6試合◇
▼イケメン試練の七番勝負 第六戦/30分1本
○飯伏幸太(18分37秒 エビ固め)×黒潮“イケメン"二郎
※シットダウン式ラストライド(試合終了後)
黒潮「ちょっと…ありがとー! すいません。もう緊張でダメだったんですけど、今日の試合どうでしたか?(拍手)支えてくれてありがとうございます。ただ、今日6戦目なんですよ。でも、すいません。結構いろんなレスラーの方をお聞きするんですけど、ボクは最後の一人はもうボクの中で決まってます。これだけはボクの意見を聞いてほしいんです。高木さん、武藤さん、最後の相手はボクの去年の契約でやめた師匠、船木誠勝、しかいないと思ってます。いまW-1がケガ人多いとかそんなことで、でも、イナリンも土肥ちゃんも熊も、がんばろう!」【飯伏の話】「おもしろかったですね。楽しかったですよ。リング以外の部分も含めて楽しかったって言おうと思ったんですけど、リングの中だけでも楽しかったですね。またシングルマッチやりたいです。常に万全な状態ではあるんですけど、壊れた部分も少なからずあるんで、それが治ったらもっともっと楽しい試合ができると思う。それが楽しみですね。収穫がありました。(久々の日本での試合だったが?)日本のファンになかなか試合を見せることができなかったので、もっと見せていきたい…見せていきます。(イケメンから感じたことは?)僕が20代のころの感覚というか、体の能力を思い出しました。あのころのイメージがよみがえってきました。今出てるCWCでの試合も勝ちつつ、日本でも試合をしていきたいです。(今日の研究の成果は?)自分を思い出した。忘れてる部分をもっと思い出して、それを出していける気がしましたね」
【黒潮の話】「やっぱり強いですね…。ボクがこんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど。ボクなんかよりずっと先の先の展開を考えていますね。自分のことを天才だと思ってましたけど、ちょっと次元が違う…。でも、バカって何度言われてもいいから、そこにたどり着けると思っています。大和さんは努力に勝る天才なしって言いますけど、たぶんその通りです。努力で天才は磨けます。リング上で先走っちゃいました。船木さんって言っちゃいました。正直言って、W-1と船木さん、壁できちゃいましたけど、そんななかでボクも連絡を取らないようになって1年。さっきもテンション上がって言っちゃいましたけど、七番勝負、あと1年2年3年5年10年20年30年…いつになるかわからないけど、もうちょっと待ってもらっていいですか。この記事を通して船木さんに感じてほしいです。ハイブリッド・ブラスターも出したし、船木さんに勝てるようにイメージしてずーっと練習してたんです。でも、まだ勝てる想像がつかないんで。その想像がついたとき、ひょっとしたらボクはW-1のベルトを巻いてるかもしれません。そのとき、船木さんをチャレンジャーとして呼ぶ。そのつもりで何年後でもいいです、待ってください」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1vs全日本プロレス スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○秋山準 野村直矢 青柳優馬(21分51秒 片エビ固め)武藤敬司 ×土肥孝司 熊ゴロー
※エクスプロイダー【秋山の話】「(対抗戦勝利だが?)オレがやっただけじゃん。オマエら(野村&青柳)、何もしてねぇじゃん。なぁ、青柳。違い見せろって言っただろ。一緒じゃねぇか。何を教わってんだ? アホ! 声も出てねぇし、元気もねぇし。何だ、これ? 勝っただけ。オレが勝っただけよ。何しに来てんだ? オマエらはわざわざ…そんな感じ。(厳しい言葉だが?)厳しい以外ないでしょ。(報道陣に)何かあった? 青柳すごいなってところ、野村すごいなってところあった? ないでしょ? ないんだよ。何しに来てんだよ! 人のところまで。WRESTLE-1はオマエらなんかにいらないって言うよ。オレも来ないけど。
(全日本の分裂以来、武藤との対戦だったが?)最初から言ってるけど、オレと武藤敬司じゃないんだよ。コイツらがもっと自分らで…土肥君? アレもオレに来てたけど、オマエらの中で1回、物語を作ってみろよ、若いヤツらで。オレに来るのも簡単でしょ。オマエらが武藤敬司に行くのも簡単だよ。そんなのやめろ…まぁ、オマエらは今日いかなかったからいいや。でも、アイツらと何かやれよ。何か作れよ。何にもなかったよ。何もないよ、オマエら。オマエら、全然ダメだよ。こんなチャラチャラした格好してんなよ! コノヤロー! 特にオマエ(青柳)。ふざけんなよ。いいところばっかで使われてるけど、何も変わってねぇじゃねぇか!」【武藤、土肥、熊ゴローの話】
武藤「このようなシチュエーションで実はひそかにあの中でオレ自身が主演を狙ってたんだけどさ。成り行きの中で今日の主演はオマエ(土肥)だったな。試合は負けたけど、なかなかがんばってたよ。体力負けもしてないし」土肥「でも、悔しいですよ。全日本プロレス、面白いよ。面白いし、オレのことをクソみたいに思ってた秋山準も少しはオレの名前を覚えたんじゃねぇか。頭の中にしっかり覚えておけ。WRESTLE-1の土肥孝司だ。頭の中でしっかり覚えておけ。次はシングルでも何でもいいからやりたい。以上」
武藤「試合は負けたけど、オレと秋山じゃ正直のりしろっていうのはそんなに残ってねぇよな。コイツらはのりしろが無限大にあるからな。明日からの土肥に期待してますよ。オマエ(熊ゴロー)もよかったよ。(全日本の若い2人に対してはどんな印象を持った?)しっかり丁寧に育ててるなって印象。あといい意味で全日本らしくないというか、真面目そうな2人だったな。好印象、好青年でしたよ。(秋山は激怒していたが?)あっ、そうなの!? 正反対じゃん。オレがほめてるのにさ。これも一つの育て方の違いかな。オレはおだてておだてて伸ばす方だから。(この闘いは点から線につながる?)オレを抜かして、彼と彼(土肥&熊ゴロー)と若手とか、彼と秋山とか。それは秋山次第になってくると思うけどさ。そこはまだ。あの2人したって、このままじゃ終わったりしないでしょ。社長から怒られたりしてんだから。まぁ、TPOさえ合えば。今日、こうやって出てきてくれた全日本・秋山社長には敬意を表しますよ」
熊ゴロー「(全日本の若い選手は今後絡んでいきたい?)絡んでいきたいですよ。これで勝ったと思われたらしゃくなんで。全然印象にない。もっとガンガン来いって感じですね」
土肥「全日本プロレスの若手は基礎とかしっかりしてると思いますけど、あんなケンカもしたこともない人の顔を殴ったこともねぇような若造を対抗戦に出してくんじゃねぇよ」
熊ゴロー「当たりが弱い。もっとガンガン来いよ、対抗戦なんだから」
武藤「WRESTLE-1のリングで先輩から『ガンガン来い』っていつも言われてんのに、こういう時だと言ってんねぇ。そういうところで背中見てるんだな。いつも『ガンガン来い』って怒られてばかりだろ」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○稲葉大樹(21分59秒 極反り卍固め)[第8代王者]×KAI
☆KAがI2度目の防衛に失敗、稲葉が第9代目王者となる(試合終了後、W-1コンディショニングコーチの桑原氏から勝利者賞を受け取って記念撮影。ベルトをレフェリーから奪い取ったKAIが稲葉の腰に巻く。KAIが稲葉の手を上げると拍手が起こる。退場するKAIに稲葉は一礼。)
稲葉「(泣きながら)勝ちました! もともと、今日のカードはKAIさん対征矢さんで、征矢さんのケガによって急きょ決定戦に勝ったボクが文体のメインをすることになったんですけども、挑戦者決定戦に勝ってから、ずっと、プレッシャーと、征矢さんとKAIさんの試合を超える試合がボクにできるかって不安で、毎日きつかったんですが、今日を迎えて本当によかったです、ありがとうございます! まだまだ、W-1は始まって月日が短いかもしれませんが、オレたち残ったW-1の人間で、このW-1をもっともっとみなさんが楽しく見てくれるようなW-1に変えていきます! 今日はご来場、誠にありがとうございました!」(吉岡とアンディが稲葉を肩車。2人に支えられて花道を引き揚げた稲葉はステージでベルトを掲げてみせた。)
【KAIの話】「終わりじゃねえぞ! 終わらねえぞ、ここからだ。(傍らの大家に向かって)健さん! ここでオレら終わってられないですよね! KO-Dタッグの防衛戦、10月16日の保土ヶ谷でのオレの自主興行、それに向けて、その先に向けて、オレら止まらねえぞ! プロレスをメジャースポーツにするために、もっと自由の道を究めるぞ。W-1、稲葉も活躍してる、若手選手も活躍してる、嬉しいことじゃないか。オレは負けても、泥水をすすって立ち上がる」
【稲葉の話】「W-1、無差別級のベルト取りました。ボクが若手でW-1を変えていくって言って、UWAが取れて、形はすごい特殊な形かもしれませんが、W-1の年間一のビッグイベントでKAIさんからベルトを取ることができました。でも、これからだと思います。これからまだまだボクたちはやることがいっぱいあると思います。もっともっとファンの人たちに楽しんでもらえるように、また来たいって思ってもらえるように、ボクたちが変えていきます。(プレッシャーも大きかったと思うが?)本当に決定戦に勝って、征矢さんの代わりが務まるかなって思って、(涙声になって)本当にツラかったんですけど…メインに出て良かったと思ってます。結果を残せました。征矢さんの分も頑張れたかなと思います。ありがとうございました」
WRESTE-1横浜文体大会で高木CEO体制初のビッグマッチが開催されたが、当初メインでKAIの保持するWRESTE-1王座に挑戦するはずだった征矢学が、8月1日王道・青森大会に出場した際に右肩を負傷、医師の診断の結果「右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷」の診断を受け、試合が出来る状態でないため欠場することになった。
メインカードの消滅の危機の中、8月19日新宿大会で行われる予定だった次期挑戦者決定戦の近藤修司vs稲葉大樹が8月6日の小田原大会に急遽スライドされ行われたが、、稲葉が変型卍固めで近藤を破る金星を挙げ、そのままKAIへの挑戦者として横浜文体のビッグマッチのメインに抜擢されることになった。試合はバックの奪い合いからKAIが足を掛けてグラウンドを仕掛けるも、エルボー合戦からKAIのフロントハイキックをかわした稲葉はエルボーを浴びせ、ダイビングショルダーでKAIを場外へ追いやると、エプロンダッシュのプランチャを敢行して先手を奪う。
リングに戻った稲葉は倒れ込み式ヘッドバットを投下するが、KAIはフロントキックで逆襲しエプロンの稲葉を蹴り出すとトペを発射、稲葉を花道に連行してからDDTで突き刺し、花道ダッシュのラリアットを狙うが、稲葉は卍固めで捕獲、しかしアームドラックで脱出したKAIは花道上でのブレーンバスターで投げる。
リングに戻ったKAIはショルダースルーから逆エビ固めで腰攻めを展開、エルボー合戦も腰のダメージのせいか稲葉に力が入らずKAIが競り勝つと顔面ウォッシュからボディースラムで投げるが、稲葉はフライングショルダーで逆襲し、KAIの串刺し攻撃もエルボーで迎撃して逆に顔面ウォッシュを浴びせる。
稲葉はブレーンバスターから卍固めで捕らえようとするが、KAIはロープに逃れ、執拗に卍固めを狙う稲葉をコーナーにぶつけて脱出してから、串刺し攻撃を狙う稲葉にフロントハイキックで迎撃してから、コーナーに逆さ吊りにしてからの顔面への低空ドロップキック、逆エビ固めで捕らえる。
KAIはLATを狙うが、稲葉は張り手で阻止するも、KAIはトラースキックから延髄斬り、投げ放しジャーマンの連発から顔面へのトラースキックを浴びせ、サンダーファイヤーパワーボムを狙うと稲葉は抱え上げられてから頭突きの連打で阻止を狙うが、突進したところでKAIがキャッチしてファイヤーサンダーで突き刺す。
KAIは叫ぶとサンダーファイヤーパワーボムを決めるが、スプラッシュプランチャを狙うと稲葉は張り手と頭突きで阻止し、競り合いから雪崩式フィッシャーマンズバスターを決め、稲葉はラリアットを連発するも、KAIはラリアットの連発で応戦する。
KAIは垂直落下式ブレーンバスターからスプラッシュプランチャを投下するが、かわされて自爆となると稲葉はスリーパーで捕獲し、振りほどこうとするKAIを連続ジャーマンで投げる。
KAIは突進する稲葉をトラースキックで迎撃するが、ラリアット狙いは稲葉が卍固めで捕らえ、切り返し合いから近藤を下した極反り卍固めで捕獲するとKAIはギブアップ。稲葉が新王者となった。試合後はKAIも潔く敗戦を認め、稲葉の腰にベルトを巻いて退場すると、稲葉も喜びをアピールして大会を締めくくったが、征矢の代役ということで誰もが稲葉の王座奪取を期待しておらず、KAIがどれだけ良さを引き出すかにポイントを置いていたが、まさかの王座奪取は驚いたとしか言いようがなかったものの、ビッグマッチのメインとしては大きなインパクトを与えた。
しかしデビュー三年目で頂点は他の選手に大きな影響を与えるのは必至、先輩だけでなく同期、また後輩からも追われる立場となる、稲葉がこれからのWRESTE-1をどう引っ張っていくのか、今後に注目である。
セミで武藤、秋山がそれぞれの若手を引き連れ、WRESTE-1vs全日本の対抗戦を実現させ、武藤はリアルデスペラードの土肥とニューワイルドオーダーの熊ゴローを抜擢し、対する秋山全日本は野村、青柳を引き連れて参戦、レフェリーはかつて全日本のレフェリーだった村山大値レフェリーが起用された。
試合は武藤と秋山が先発で出陣しグラウンドで互いに出方を伺うが、熊ゴローvs野村はヘッドロックの攻防を展開するも、熊ゴローから交代を受けた土肥はコーナーに控える秋山を強襲、野村が割って入って逆水平合戦を展開するが、土肥は隙を伺って再び秋山を強襲も、交代を受けた青柳に土肥がエルボースマッシュ、ボディースラムと攻め込み、交代した武藤が青柳をブラッシングエルボーからSTFで捕らえ、カットに入る野村を土肥が返り討ちにする。
熊ゴローに攻め込まれた青柳は秋山の交代、秋山は熊ゴローにエルボーを放ってから、コーナーに控える土肥にツバを吐きつけ挑発、一旦青柳に代わり、青柳が土肥を自軍に連行すると交代した秋山が土肥の逆水平を受けた後でエルボー、頭突きで倍返しし、それでも向かってくる土肥に秋山はラリアットを浴びせて場外へ出し、野村が場外ボディースラムで投げた後でリングに戻し、秋山はパイルドライバーで追撃する。
全日本軍は動きの止まった土肥に集中攻撃を浴びせ、秋山が青柳の援護を得てランニングニーを炸裂させるも、ブレーンバスター狙いは土肥が逆に投げてやっと武藤に交代、武藤は野村、青柳をドラゴンスクリュー、秋山にもドラゴンスクリューから足四の字で捕獲するが秋山はフロントネックロックで切り返す。
秋山はランニングニーを狙うが、かわした武藤は低空ドロップキックからシェイニングウィザードも秋山はブロックしてエクスプロイダーを決めるが、武藤は起き上がってシャイニングウィザードを放って両者ダウンし熊ゴロー、青柳に交代。
熊ゴローは青柳、土肥は野村と攻防を繰り広げるが、野村のスピアーから交代を受けた秋山は土肥にニーを浴びせてからエクスプロイダーを狙うも、阻止した土肥は頭突きから突進してくる秋山にスパインバスターで叩きつけ、武藤が串刺しシャイニングウィザード、熊ゴローのラリアットと援護射撃から土肥はラリアットを炸裂させる。
土肥はコーナーへ昇ると野村が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げるが、すぐ起きた土肥は野村をショルダータックルで一蹴、青柳もエルボーで排除する。しかし秋山は膝の連打を浴びせるとランニングニーからエクスプロイダーを決め3カウントを奪い勝利も、土肥は秋山の膝にしがみつくと秋山は髪をつかんで健闘を称えて握手するも、すぐ場外へ放り出した。だが試合後のバックステージでは秋山に笑みはなく、逆に野村と青柳に激怒し一喝した。確かに展開から見ても本来のテーマは秋山と武藤は敢えて脇にまわって、若手4人を前面に出すつもりが、試合の主役だったのは秋山と土肥、土肥が秋山を狙うなら野村と青柳はその前に立ちはだかなければならないのに、二人は秋山を前面に出して脇にまわってしまった。勝つには勝ったけど本来のテーマに全日本からズレてしまったことで、秋山もダメ出ししたくなるのも無理はなく、野村と青柳の足りない部分でもあり、また大日本プロレスの若手に劣っている部分でもある。
今後に関してはWRESTE-1、全日本とも前向きな姿勢を見せており、また土肥も秋山とのシングルを熱望していることから継続の方向、これだけダメ出しを受けた野村、青柳は反応していくのか・・・また黒潮の7番勝負の相手は飯伏、開始早々空中戦を展開するが、エプロンでの攻防で飯伏が断崖式ジャーマンを狙うと、黒潮は断崖式ヘッドシザースホイップで落とし、スワンダイブのトペを放つも、乱闘が客席にまで雪崩れ込むと飯伏は1階の黒潮に2階からムーンサルトアタックを発射、これで主導権を奪った飯伏に黒潮は拳をジャケットで包んでのナックルで反撃し、ロープ越しのハイキックで場外へ追いやった後でムーンサルトアタックを炸裂させる。
リングに戻った黒潮はスペースローリングエルボー、フェースクラッシャー、その場飛びムーンサルトと畳み掛けた後で、コーナーからダイブするが飯伏はドロップキックで迎撃し、飯伏は打撃のコンポからその場飛びムーンサルトも、黒潮は剣山で迎撃する。
黒潮はトラースキックからラリアットも、かわした飯伏は掌底からジャーマンも、雪崩式狙いは黒潮が阻止し雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決める。
黒潮はタランチュラ、スワントーンボムから船木誠勝譲りのハイブリットブラスターを決め、ムーンサルトプレスを投下するが、飯伏は両足を立てて迎撃、飯伏のハイキックをかわした黒潮は飛びつき腕十字を決めるも、カサドーラ狙いは飯伏がキャッチして脳天から突き刺し、最後はシットダウン式ラストライドで3カウントで飯伏が勝利、試合後に黒潮は7番勝負最後の相手としてかつての師匠である船木を指名する。クルーザー・デヴィジョン選手権は鼓太郎のボディーへのエルボーに児玉が苦しんだが、ファンネル狙いをかわした児玉がドロップキックで反撃しトルネードDDTで突き刺すが、コーナーに飛び乗って振り向いてダイビングエルボーを放つサーヴィカルブレイクはかわされてしまうと。鼓太郎はファンネルからダイビングエルボー、エルボーのコンポで児玉を圧倒し、児玉は再度サーヴィカルブレイクを狙うが、鼓太郎はエルボーで迎撃してからツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
エルボーでグロッキーとなった児玉に、鼓太郎は三沢魂タイガードライバーを狙うが児玉はウラカンラナで切り返すと、リバースフランケンシュタイナーからトラースキック、鼓太郎の三沢魂ローリングエルボーもトラースキックで迎撃してから、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
児玉はリストクラッチ式変型サイドバスターから不知火・改、サーヴィカルブレイクで3カウントを奪い王座を奪取、試合後はアンディと吉岡が挑戦に名乗りを挙げ19日の新宿大会で挑戦者決定戦が行われることになった。第4試合のスペシャル6人タッグ戦は終盤でカズがトペを決めれば、サスケは久々にラ・ケブラータを近藤、大鷲の炸裂させ、最後は東郷がYASSHIにペティグリーからのダイビングセントーンで勝利も、試合後は敗れた近藤組はチームを継続させてUWA6人タッグ王座獲りをアピール。
第3試合の1ウェポンハードコアタッグ6人タッグ戦はTAJIRI組が人間凶器として今年引退を表明している金村キンタローを投入するが、火野は金村をゴミ箱へ詰め込みそのまま強制退場させる。
試合はトリガーの新メンバーであるオーメンがKAZMAをチョークスラムで仕留め勝利、またトリガーを追放された村瀬は第2試合でアンディのマスクを剥ぎ取ってからの首固めで勝利を収め、試合後はアンディのマスクを被ってポーズをとる村瀬にアンディが激怒し乱闘となった。
今大会から復帰となった大和は東京愚連隊相手に復帰戦を行うも、終盤に愚連隊が大和にスーパーパワーボムを決めると、KIKUZAWAがムーンサルトプレスを狙うが、仕掛けに手間取ってしまい自爆となるも、MAZADAは正田落としを決め3カウント、大和は復帰戦を勝利で飾ることは出来なかった。【試合結果詳報】稲葉大樹がKAIを破りキャリア3年で涙の初戴冠!W-1vs全日本対抗戦で秋山が野村&青柳に激怒、黒潮VS飯伏、児玉が鼓太郎からクルーザー奪還…WRESTLE-1横浜詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/hFc6PPgJh8
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年8月11日今日は横浜文体へのご来場ありがとうございました!
メインでいなびーがW-1無差別級王座戴冠!感動を呼ぶ男の勢いは留まることを知らない
感動したよ!
諦めない大切さを教えてくれた
ありがとういなびー!#w_1#横浜文体#いなびー pic.twitter.com/0pW7yLHFuQ
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2016年8月11日本日は横浜大会に多数ご来場頂き、有難うございました!!今日チャンピオンになった稲葉と児玉の二人と一緒に、打ち上げの真っ最中!!コイツらがチャンピオンとしてどこまで頑張れるか‥これからが勝負だ!! pic.twitter.com/pOyeQUVKrz
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年8月11日今日の試合で俺のパートナーになった土肥と熊ゴローも二次会で合流!!お疲れさん! pic.twitter.com/mBkYxiX1g8
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年8月11日いやぁ〜野村も青柳も強化練習だな。それも心の強化練習しないとな。
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月11日若手が向かっていって響く、響かせる選手が相手方にいるかどうかもありますからね。
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年8月11日本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/uW3QPwQaXq
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年8月11日東郷さんのパーフェクトセントーン!
獅龍から東郷さんに何かしらやりたい事があるらしい。 pic.twitter.com/3buNAyYKPD
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年8月11日大好きな金村キンタローさん
今日はすみませんでした。
1番危険そうやったので… pic.twitter.com/AkFZlcoEEf
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年8月11日そんなことよりも、、、
次の新宿大会で吉岡選手とクルーザー級次期挑戦者決定戦!!
先月、タイトル挑戦失敗したばっかりやけど、どうしてもベルトが欲しい!
楽しい夏になってきた!! pic.twitter.com/UYCmhK6HUg
— ANDY WU (@andywu_w1) 2016年8月11日横浜大会へご来場ありがとうございます!!
稲葉がやりました!!!!
俺はマスクを取られた、、、。
こんなことして何の意味があんねん!! pic.twitter.com/PGtq5GGK68
— ANDY WU (@andywu_w1) 2016年8月11日W-1横浜大会多数の御来場ありがとうございました。
俺なりのWRESTLE-1(プロレス)を邪魔しようとしたので☟してやりました。
タッグを組んだ3人はギャーギャー言ってたけど、これもまた俺なりの自由だから#俺なりのアンディ pic.twitter.com/WzKeAf5S9N
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年8月11日W-1横浜文体終了!
K-1武尊選手、そしてDDT旗揚げメンバーと!
メインも素晴らしい試合でした!刺激になりましたね。私ももっともっと頑張らねば。 pic.twitter.com/t5UmdT5OK0
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年8月11日久々に見た飯伏選手の試合はやっぱりキラキラしていて、そしてそれに負けず劣らずイケメン選手もキラキラしていて、その試合を見ているお客さんがみんな笑顔なのが本当に良かった。そして試合後に飯伏選手が清々しい表情で「自分の20代の頃を思い出しましたね」って言ってたのがまた良かったです。
— sayoko mita (@345m) 2016年8月11日 -
内藤がYOSHI-HASHIを降し2敗を堅守!柴田は永田を絞め落とす!G1もいよいよラストスパートの両国へ…
8月10日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」山形・山形市総合スポーツセンター 2183 人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(5分3秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※とどん◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(6分24秒 体固め)小島聡 中西学 ×ジュース・ロビンソン
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分41秒 Skull End)天山広吉 ×キャプテン・ニュージャパン
◇第4試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 石井智宏 ○後藤洋央紀 外道 丸藤正道(10分12秒 片エビ固め)棚橋弘至 真壁刀義 KUSHIDA ×獣神サンダー・ライガー タイガーマスク
※GTR◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=8点]ケニー・オメガ(10分29秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×中嶋勝彦
※片翼の天使【ケニーの話】「ナカジマ、俺は覚えてるよ。よ~く、覚えてるさ。ずっと前にROHで闘ったことを。あの時は18分かかった。今日と同じで、俺が勝った。今日よりも多くの技を使った。でも今日は、11分しかかからなかった。それだけ俺は、肉体的におまえよりも成長してるってことだ。だから、以前よりも短い時間で、お前を倒すことができた。ナカジマ、俺の勝ちだ。それ以上、何もいらないだろ。俺が勝って、お前の望みを絶ち切った。まあ、俺の計算通りだ。だけど、俺にはまだ予定があるんだ。俺にはまだチャンスが残ってる。優勝決定戦にコマを進めるチャンスがな。BULLET CLUBファンに、THE ELITEファンに、そしてケニー・オメガのファンに約束する。俺はまだまだ突き進んでいく。そして『G1』を勝ち抜くことをな。Good Bye & Good Night」
【中嶋の話】
中嶋「(※コメントスペースにたどり着くなりフロアに座り込む)負けた俺に、何が聞きたいですか? ところで、今回、負けたけど、俺の(優勝の)可能性はどれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか?」--ないです。ケニー・オメガ選手と内藤選手の直接対決が残っていて、どちらかが11点以上になるので。
中嶋「全然、ないんですか?」
--あとはみんながインフルエンザにかかるとかにならない限りは……。
中嶋「0.01%でも(可能性が)あるなら、俺はその望みに懸けます。まあ、言い訳かもしれないけど、負けても心が折れなければ、負けじゃないんだ。これっぽちも、負けなんて認めてねえ。何のためにここに来たのか? 何のために、NOAHを休んで、このリーグ戦に来たのか? まだ、まだ、俺の『G1』は終わらねえ。まだあんだろ、公式戦? 両国(8・13)であんだろ? 現チャンピオンだよな、マイケル・エルガン選手? 当たったことないけど、ベルト2個持ってるし、過去のチャンピオンより、大事なのは今なんだ。必ず、最後の最後に、俺の意地見せてやる。俺はまだまだ、まだまだ、止まらねえ!」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○EVIL(2分57秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×矢野通
※EVIL【EVILの話】「オイ、これは“Y・T・R WORLD”だって? 違う。勝てばすべて、“DARKNESS WORLD”だ。Next is SHIBATA。いいか、いいか、よ~く聞いておけよ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ!」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○内藤哲也(15分1秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×YOSHI-HASHI
※デスティーノ【内藤の話】「ま、この『G1 CLIMAX』で、何かインパクトを、何か爪痕を残さなきゃいけないっていうYOSHI-HASHIの気持ちは伝わったかな。でもさ、番狂わせっていうのは、たまに起こるから番狂わせなわけで、そんなしょっちゅう、起こるわけがないんだよ。結果に関して、ひっくり返るわけがないだろ。順当な勝利だよ。ま、Aブロックがちょっと混戦になってるようだけど、Bブロックに関しては難しく考える必要はないよ。俺が両国でケニーに勝てば、文句なく優勝決定戦に行けるんでしょ? Aブロックが混戦。じゃあBブロックは、すんなり優勝決定戦進出を、俺が決めようか。まあさ、もうこの夏のエンディングも思い描いてるよ。おそらくさ、その通りになることでしょう。その前の13日、両国国技館、精いっぱい俺を楽しませてくれよ、ケニー・オメガ。初対戦、俺も楽しみにしてるからさ。皆様もお楽しみにしといてください。ま、1日休んで、また金曜日、Viernes(ヴィエルネス)、両国国技館でお会いしましょう。Adios」
【YOSHI-HASHIの話】「今日で完全にもう、決勝の望みなくなっちゃったけど、でも、もうあと少しだよ。ぷっろえすのあと少しっていうのはすごい、すごいすごい、すごい先っていうのはほんとだけど、はるか先にいるあいつの、まったく見えなかった姿が、うっすら見えた気がするよ。俺はまだ闘えるし、この借りを必ず返すまでは終われないからね。次、両国、矢野さん。ま、同門かもしれないけど、俺だって勝ち星欲しいから。矢野さんだってそうだし。俺は絶対、手抜かない。それだけは矢野さんに言いたいよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○柴田勝頼(12分16秒 レフェリーストップ)[3勝5敗=6点]×永田裕志
※スリーパーホールド◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○マイケル・エルガン(18分43秒 エビ固め)[2勝6敗=4点]×本間朋晃
※エルガンボム【エルガンの話】「リング上でも言ったけど、俺はルチャ・リブレ・エリートの世界チャンピオン、そしてIWGPインターコンチネンタル・チャンピオンだ。数日後には『G1 CLIMAX 26』のチャンピオンになる。まあ、奇妙なことに、それでも俺はまだ天井を突き抜けるわけではない。天井を突き抜けるためには、ケニー・オメガともう1度闘って倒さなければならない。そしてナイトーも叩きのめさないといけない。ナカジマもだな。お前は(俺を決勝に進めないようにと)ニュージャパンの誰からも応援されることになるだろう。そして、この土曜日に闘うことになってるな。よし、素晴らしい闘いをしようじゃないか。このマイケル・エルガンと……」
【本間の話】「俺は、俺は、何回、何回、『G1 CLIMAX』で泣けばいいんだよ。普通、普通、地元って勝てるもんじゃないの? 甘くねえなあ……。どんなに山形の客さんに応援されても、俺、勝てねえ。悔しくて仕方ねえよ。山形の、地元のお客さんの声援に応えられないこの俺の情けなさ。それはもっともっとトレーニングして、もっともっと強くなるしかない。俺はあきらめない。絶対、山形で『こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ』って言ってやるから。そんな遠くはない、そんな遠くはない。俺は絶対、負けない。2勝6敗。まだ終わんねえ。まだあんだろ? まだいけるよ。『本間!』『こけし!』って1人でも言ってくれる限り、俺はあきらめない。俺は絶対、応えて見せる。ただただ、エルガンは強かったです。ありがとうございました」いよいよBブロックも終盤へと突入、まず3敗同士のケニーvs中嶋はケニーが手を差し出して握手と思いきや、ツバを吐いて中嶋を挑発すると、怒った中嶋はトラースキックからバックドロップで投げ、ケニーはたまらず場外へと逃れると、中嶋はスライディングキックからエプロンダッシュのPKで追撃するが、ケニーは場外でのドラゴンスープレックスを決め中嶋に大ダメージを与える。
リングに戻ったケニーは打撃で攻め込むと、カミカゼからのムーンサルトプレスと得意のパターンへ持ち込むが、中嶋は剣山で迎撃しドラゴンスクリュー、ミドルキック、ミサルキックと猛反撃するが、ケニーもコタロークラッシャーで応戦する。
ケニーはコーナーへと昇るが、中嶋はR-15で迎撃すると雪崩式ブレーンバスターで投げるが、ランニングキック狙いはケニーがかわしてドラゴンスープレックスで投げる。
ケニーはVトリガーを狙うが、中嶋はかわすとジャーマンで投げると、ケニーは着地してから高速ドラゴンスープレックスで投げ、Vトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、逃れた中嶋はコーナーに押し込んでトラースキックを連発、ビューティフルドロップキック、ランニングキックからバーディカルスパイクを狙う。
しかしケニーはリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、片翼の天使で3カウントを奪い3敗を堅守する。3敗の矢野は5敗でリーグ戦から脱落しているEVILと対戦するが、開始直前から矢野は早くもコーナーマットを剥がして崇コーナー作りをすると、EVILが襲撃して試合開始となるが、矢野が崇コーアーに直撃させてから丸め込み、更に髪を掴んで倒してから丸め込むなど丸め込みを連発する。
矢野は場外へと逃れると、EVILがイス攻撃で逆襲し、矢野の首にイスをかざして鉄柱に叩きつけるが、リングに戻ると矢野が崇コーナーへのモンキーフリップ、EVILの串刺し攻撃をかわし崇コーナーに直撃させてから丸め込むなど、矢野ワールドで翻弄する。
しかしEVILはジャンピングニーからラリアットで反撃、EVIL狙いは矢野は裏霞で抵抗し急所蹴りを狙うが、レフェリーの制止に遭うと、この隙を突いたEVILがEVILで3カウントを奪い、矢野は連勝ストップで4敗目となる。2敗トップの内藤は4敗で崖っぷちとなったYOSHI-HASHIと対戦、試合開始からYOSHI-HASHIはドロップキックで奇襲をかけ、ヘッドシザースホイップで内藤を場外へ追いやるが、YOSHI-HASHIは追撃のスライディングキックを狙うと、内藤がかわして素早くリングに戻ってから、リングに戻ってきたYOSHI-HASHIの顔面に低空ドロップキックを浴びせ、更にYOSHI-HASHIの痛めている左肩に照準を定め、テーピングを剥がしてからの鉄柱攻撃などで徹底的に痛めつける。
劣勢のYOSHI-HASHIだったがDDTからヘッドハンターで流れを変えると、内藤をトップロープに固定してから後頭部へのドロップキックを決めるが、内藤も水面蹴りからのコーナーミサイル、そしてトルネードDDTを狙うが、YOSHI-HASHIはバンカーバスターで切り返し、内藤のジャンピングエルボーアタックもコードブレイカーで迎撃する。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するが、内藤はかわすとミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳み掛け、デスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIは堪えると久々にチャクラムを決め、内藤は張り手から突進するもYOSHI-HASHIはかちあげ式ラリアットで迎撃する。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下してからカルマを狙うが、内藤は逃れるとYOSHI-HASHIはすぐさまバタフライロックで捕獲、しかし内藤もバックを奪うと内藤はジャーマンで投げ、YOSHI-HASHIは意地で起き上がるも、内藤は浴びせ蹴りで迎撃してからブリティッシュホールを決める。
内藤はデスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIはトラースキックで抵抗するも、内藤はジャンピングエルボーアタックで黙らせるとデスティーノを決め3カウントを奪い2敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となってしまう。3敗の柴田は4敗で崖っぷちとなった永田と対戦、序盤はローキックで互いに牽制しあうも、ロープ際で柴田が永田の頭を叩くと、怒った永田は膝蹴りを何度も浴びせ、場外でエルボー合戦を展開する。
しかし永田は柴田の痛めている右肩に照準を定め、キックを連発すると腕固め、アームブリーカー、アームロック、腕十字と右腕攻めを展開、しかし永田のミドルに対し柴田はローキックや膝蹴りで応戦し、顔面に串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーからサッカーボールキックを浴びせると、再び怒った永田はエルボー合戦からエクスプロイダーで投げ、柴田も起き上がってバックドロップで返し、フロントハイキックが相打ちとなって両者ダウンとなるなど意地を張り合う。
柴田はスリーパーで捕獲するが永田は白目式腕固めで捕獲、更にアームブリーカーでダメ押ししてから、タイナーを浴びせ、バックドロップで投げるも、バックドロップホールド狙いは柴田が阻止し、永田はロープへ走ると柴田はドロップキックで迎撃する。
柴田はダブルアームスープレックスからスリーパーで捕獲すると、永田はアームブリーカーで脱出してから左ハイキックを炸裂させるも、柴田は再びスリーパーで捕獲しそのまま胴絞めスリーパーへと移行して一気に絞めあげる、そして永田はそのまま落ちてしまうとレフェリーは試合をストップ、柴田が執念で3敗を堅守し、永田も5敗で脱落となってしまう。メインは地元出身でリーグ戦からは脱落している本間が3敗のエルガンと対戦、序盤はエルガンのパワーの前に本間は圧倒されてしまい、エルガンはアバランシュホールドからトップロープ越しのボディープレスと圧殺していく。
本間はエルガンのエルボーの連打を耐えてDDTで突き刺すと、ブレーンバスターの投げ合いも本間が競り勝ち、串刺しジャンピングエルボーからフェイスクラッシャー、小こけし、シャリマティーと畳み掛けていくが、エルガンは突進してくる本間をフロントスープレックスで投げるとファルコナローで突き刺し、エルガンボムを狙うが、本間はこけしロケットを炸裂させると、キャッチしたエルガンはジャーマンで投げ捨ててしまう。
劣勢の本間にエルガンはラリアットを狙うが、本間はエルガンの右腕にカマイタチ式こけしロケットを炸裂させると、エルボー合戦からこけしロケット、ダイビングこけしロケットと畳み掛け、こけしを狙うも、エルガンがコーナーから引きずり降ろしてエプロンでの攻防になると、エルガンは断崖式デスバレーボムで叩きつけ、更に鉄柱へのパワーボムで本間を叩きつけてからリングに戻り、雪崩式のファルコンアローからビッグマイクフローを投下する。
大ダメージを負った本間にターンバックルへのパワーボムで叩きつけるが、本間はすぐさまこけしロケットを炸裂させ、ラリアットからこけしロケットを連発し、こけしを投下するが自爆となってしまう。
エルガンはエルボー合戦から本間にラリアットを浴びせ、ターンバックルへのパワーボムからエルガンボムで3カウントを奪い、エルガンは3敗を堅守、本間は地元凱旋を勝利で飾れなかった。メイン終了時点で4敗の中嶋と矢野の脱落も確定し優勝戦進出争いは2敗の内藤、3敗のケニー、柴田、エルガンに絞られ、ラストスパートの両国を迎えることになった。
そして13日の両国では内藤vsケニー、柴田vsEVIL、エルガンvs中嶋が組まれている。状況的には2敗の内藤が有利だが、ケニーもBULLET CLUBのリーダーなだけに、ロスインゴのリーダーである内藤には負けられない、そうなると柴田が有利だがEVILが柴田を破って内藤を援護射撃するが、柴田とケニーを破っているエルガンの存在も侮れない。
果たしてBブロックは誰が制して優勝戦に駒を進めるのか、G1もいよいよラストスパートの両国3連戦へと突入する。【G1山形大会終了】本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
明後日8月12日(金)から、いよいよ両国3連戦です。皆さまのご来場をお待ちしております。 #g126 pic.twitter.com/L5mOy5HkFX
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年8月10日今宵山形大会では柴田と戦ったゼァ。激闘の末、気がついたら試合は終わっていた。完敗だった。柴田との戦いは他の試合と系統の違う試合だなというのを試合中にちょっとだけ感じたかな。これで今年のG1優勝は100%消えた。でも最後まで完走だけは絶対に成し遂げねば。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年8月10日