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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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SUPER J-CUPの優勝決定戦はIWGPvsGHC王者対決!

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SUPER J-CUPの優勝決定戦はIWGPvsGHC王者対決!

8月21日 SUPER J-CUP 2016 東京・有明コロシアム 3041人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○BUSHI 梶トマト グルクンマスク(7分56秒 片エビ固め)×デビッド・フィンレー 青柳優馬 Eita
※MX


◇第2試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○タイチ(3分1秒 リングアウト)×獣神サンダー・ライガー


【タイチの話】「かわいそうに、このマイク曲がっちまった。まっすぐでビンビンだったのに、曲がっちまったよ。物に当たるのはよくねぇな、自分が負けたからってよ。コイツにばっかり、触りたくて、触りたくて、気ぃ取られちゃってアレだよ。終わってから怒ったってしょうがねぇんだよ。物に当たって、かわいそうに、俺のマイク。ズラ引っぺがすまでもなかったな。何分だ?2分か3分か4分か。3分? 全然疲れてないよ。ヤバいんじゃないか、他のヤツら。早く試合終わらせて上に上がんないと。俺は全然体力消耗してないぞ。ズライガーが弱すぎた。次誰だ? これからか。次が1試合目みたいなもんだよ。全然こたえてねえ。最後に広がる旗は鈴木軍だぜ。(マネージャーに)次行くよ。控室行って休憩しよ」 


【ライガーの話】「(通路で)タイチはどこだ!タイチの野郎を探してんだ!タイチはどこだって聞いてんだ!これが『J-CUP』なのか?『J-CUP』はこういうもんなのか?今の『J-CUP』はこういうもんなのか! タイチはどこだ! あのクソマネージャーはどこだ! こんな茶番だったら外出やってやるよ!何が『J-CUP』なんだ!『J-CUP』の趣旨が分からないヤツは『J-CUP』に出るな!こんなことするために『J-CUP』始めたんじゃないぞ俺は! 何が『J-CUPの象徴だから出てください』だ! こんな闘いに俺を出させてどうするんだ! 何が象徴だ、口ばっかりじゃねえか! あのクソマネージャーどこ行ったんだ! レスラーに手出して済むと思うなよ! 同じだからって容赦しねえぞ! アイツらの控室どこなんだ! (若手に)おい、どこなんだ控室は!(通路を入っていく)タイチどこだ!(怒号)」


◇第3試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○KUSHIDA(10分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)×拳王


【KUSHIDAの話】「刺激的ですね。一発一発効きましたよ。蹴り、ヤバい。急所を外す術を分かってなかったらいかれてた。あと2つ」 


【拳王の話】「IWGP(ジュニア)王者。美味しい獲物だ。俺がよ、アイツを倒して頂点行くとか、何だかんだ言ってたけどよ、この結果だぞ、オイ。こんなんじゃ、俺、満足できねぇよ。俺がよ、このジュニアの中で1番強い存在にならなきゃいけないんだろ?そうしないと、ジュニア盛り上がんねぇよ。ノアのジュニア、もっと盛り上がんねぇよ。俺はよ、今日はよ、アイツに負けて決心したよ。さらに、さらに努力して、このジュニア、日本のジュニア界、世界のジュニアのトップにいくからよ。テメェら、よく覚えとけよ」 
 
◇第4試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○金丸義信(9分27秒 片エビ固め)×田口隆祐
※タッチアウト


【金丸の話】「まぁ当然の結果だよ。相手が何してこようと関係ねぇよ。勝ちに行くからな。どんな手を使ってでも勝ちに行く。それだけだ」
 
【田口の話】「(※座り込む)けっこう深い読み合いの試合ができたと思います。ただ、二つスタイルが選択できる中で、真面目な方にしようか、ふざけた方にしようか、中途半端でしたね。迷いがありました。昨日の会見では『近年稀に見る真面目さで』と申しましたが、近年稀に見るアホさで行くべきだったと後悔しています。最後は完全に力負けで、一気に持っていかれました。まだまだです。後悔は先に立たないですけど、アッチの方はまだまだ勃つんで、皆さん待っててください。地方の奥様、待っててください。ということで、これからは不真面目で行きます。不真面目こそ田口ということがよく分かりました。J-CUPは獲れなかったですけど、地方のEカップ、Dカップ、Cカップ、Bカップ、Aカップ…待っててください。僕が獲りに行きます。Fカップもお願いします。Jカップだと持て余すんで」


◇第5試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦/時間無制限1本
○マット・サイダル(12分45秒 片エビ固め)×ウィル・オスプレイ
※エアサイダル


【サイダルの話】「俺は、“リボーン”マット・サイダル。地球上で、1番のジュニア選手だ。俺は、自分のキャリアの中で、常にベストを尽くしている。絶対に諦めないし、そして必ず戻ってきている。言うなれば、文章の中の『!』マークだ。今、詳しくは語らないけどね。なぜなら、俺はまだ2回、コメントブースに来て話すことになるからね。今はこの辺でやめとこう。ナマステ」 


【オスプレイの話】「正直ガッカリした。自分に自信を持ちすぎたんだ。昨日の記者会見で、自信があるのは見せたけど、『BEST OF THE SUPER Jr.』で初めてのイギリス人として、さらに最年少として優勝したけれど、でも、今回は、俺は自分の力を過信しすぎた。サイダルは、世界の色んな試合で、何回も倒したことがある。だけど、今回は勝手が違った。俺は戻ってくる。2017年の『SUPER J-CUP』は、俺の『SUPER J-CUP』だ」


◇第6試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○ボラドール・ジュニア カリスティコ ティタン(5分21秒 片エビ固め)ウルティモ・ゲレーロ エウフォリア ×グラン・ゲレーロ
※スパニッシュフライ


◇第7試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝/時間無制限1本
○KUSHIDA(9分52秒 首固め)×タイチ


【タイチの話】
――腕、痛くないんですか?
タイチ「痛くねぇよ。テメェ、俺の方が元気じゃねぇか!くだらないこと聞くな、バカ」


◇第8試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝
○金丸義信(9分52秒 片エビ固め)×マット・サイダル
※タッチアウト


【サイダルの話】「まず一つ言えるのは、いいパフォーマンスができたということだ。今回初めてJ-CUPに出たが、この意味は非常に大きい。優勝する選手には、今からおめでとうと言っておきたい。だが、来年のベスト・オブ・ザ・スーパーJrとSUPER J-CUPを制するのは、生まれ変わったマット・サイダルだ。ナマステ」


◇第9試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔 小峠篤司(12分27秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者/第10回日テレG+杯Jr.タッグリーグ戦優勝チーム]×石森太二 ACH
☆原田&小峠組4度目の防衛に成功


(試合終了後)
小峠「皆様、有明コロシアムに、ご来場ありがとうございます。まぁせっかくいろんな団体の選手が、こうやってリングに上がってる、このチャンスを、俺たち“桃の青春タッグ”は、どんどん活かしていきたいと思います。そのために、このいろんな団体がいる中、俺たち今日防衛したんで、あるチームを逆指名したいと思います。今日どっかで見てるんやろ!邪道!外道!」


(邪道、外道登場)
邪道は「随分、鼻息荒ぇじゃねぇかよ。GHCジュニアタッグチャンピオン、お前ら、人を呼びつけておいて、『タイトルに挑戦して来いだ?』顔じゃねぇんだよコノヤロー!邪道、外道はな、いつでもどこでも、anytime、anywhere、お前らの挑戦待ってるからよ」
 


外道「今よ、試合見せてもらったけどよ、まぁまぁだな。確かに、俺たちはよ、個人的な力は落ちてる。それは認める。だがよ、タッグならよ、話は別だ。小峠、原田、オメェらは、絶対に、邪道、外道を倒すことはできねぇ。なんでかわかるか、オイ?レベェェェルが違うんだよコノヤロー!」


小峠「決定ってことでいいんですね。オイ、決定したぞ!“桃の青春”小峠篤司&原田大輔対、“チャレンジャー”邪道&外道!もう2人とも、過去の人間なんで、乗り越えさせていただきます」


【原田、小峠の話】
――タイトル防衛おめでとうございます。
 小峠「ありがとうございます」


――この大舞台で、IWGPジュニアタッグのベルトとも比較される中での闘いだったと思いますが?
 原田「そこは、見てるお客さんが判断することであって、俺たちは、もう全力で、ノアの素晴らしさを届けたつもりです」


 小峠「そうですね。チャレンジャーも、『SUPER J-CUP』と関係なく、世界中どこでもできるようなポテンシャルを持ったレスラーなので。意識していないと言ったら嘘になるんですけど、まぁ僕らのプロレスは見せられたかなと思います」


――試合後には、邪道選手・外道選手への指名もありましたが?
 原田「僕ら、このベルト懸けて1回闘って、その時は3WAYで、勝ちも負けもせず終わったので、今度こそは正式なタッグマッチで、あの2人を乗り越えてやろうと思ってます」


 小峠「やっぱり、あんなリビングレジェンドを呼び出すのは、緊張しますね。まぁでも、今日は美味しい大会なので、団体内では一通り防衛しきったかな?という感じもあるので、このチャンスを活かして、どんどんタッグでは『桃の青春』っていうのを広げていく、良い踏み台になってもらいましょう」


【ACHの話】 「石森選手がコメントブースに来られないので、俺が1人でインタビュー受ける。今日は『ラーニングエクスペリエンス』、まだまだ学ぶ段階、成長過程だったと思う。トップに行けなかったのは残念だが、石森選手と2人で組めば、1+1が2、いや3にでもなるチームだと思う。いつか必ず、ACH、石森組でベルトを腰に巻いてやる」


◇第10試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(15分56秒 片エビ固め)[挑戦者]×クリス・セイビン アレックス・シェリー
※メルツァードライバー
☆マット&ニックが初防衛に成功初防衛戦


(試合終了後)
マット「俺たちが、世界一の“ベスト・タッグチーム”だ!俺たちは、5度もIWGPジュニアタッグ王者になった。そして、次は世界一のヘビー級ベルトに挑戦する!ブリスコブラザース!俺たちは、いつでも、どこでも構わない。挑戦させろ!スーパーキック、バンザーイ!」


【ヤングバックスの話】「10年間ずっと強いままで君臨できるタッグチームがあるか?俺たちはそれを可能にしてきた。俺たちは一つの階級じゃ足りないんだ。このベルトを見ろ。何て書いてある?『ジュニアタッグ・チャンピオン』だ。なぜ階級を分ける?俺たちには階級はいらない。ヘビー級のタッグ王座が欲しい。俺たちは今ベルトを持ってるブリスコ兄弟より強いし、Tシャツの売り上げもヤツらより上だ。チャンピオンvsチャンピオンでやればいいじゃないか。9月の終わりにもビッグマッチがあるだろ? そこにも来るから、そこでチャンピオンvsチャンピオンを組めよ。そしたら会社も金儲けできてトゥースイートだろ?」


【セイビン、シェリーの話】
セイビン「確かに試合では負けたが、気持ちの上では勝ったと思っている。10年前にモーターシティ・マシンガンズが結成されて、一時ブランクはあったが、こうしてまた日本で再結成することができて、それを日本のファンがリスペクトの気持ちをもって迎えてくれたことがとてもうれしかった」


シェリー「10年前、ここ日本の後楽園ホールでモーターシティ・マシンガンズが結成されて、7年前に両国でApollo55と闘った。その後、アメリカのPWGでヤングバックスと毎晩のように闘って、すごく高いポテンシャルを持った兄弟だと認識していた。3年前にはTNAにヤングバックスが来て、そこでも毎晩のように闘っていた。日本に来て、KUSHIDAとタイムスプリッターズを結成したら、今度はヤングバックスも日本に来たので、彼らとは常に競い合っている。またこうしてモーターシティ・マシンガンズとして対戦したわけだが、どちらかというと俺たちが兄貴分、ヤングバックスが弟分のような関係である時は兄が勝ち、またある時は弟が勝つという風に競い続けて、タッグの闘いに革命を起こしてきた」


――タイムスプリッターズはどうするのか?
シェリー「今の新日本にはたくさんのタイトルがある。これはKUSHIDAにも聞いてみなければいけないが、俺とクリス、それにKUSHIDAの3人で“タイムマシン”というチームを組んで6人タッグ王座を狙うのもアリかもしれない」


◇第11試合◇
▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント決勝戦
○KUSHIDA(19分50秒 ホバーボードロック)×金丸義信
☆KUSHIDAが「SUPER J-CUP 2016」に初優勝


(試合終了後、シェリーがリングに上がると、シェリーがKUSHIDAに、『SUPER J-CUP 2016』優勝のガウンを着させると、2人は抱き合った。さらに、2人はリング中央に座り、言葉を交わす。
KUSHIDA「もう1回だけ、言わせてください。ジュニアヘビー級、KUSHIDAが明るい未来にお連れします!自分のためだけに生きてるのは、長過ぎるので、ジュニアヘビー級に、私KUSHIDA、骨をうずめます。『SUPER J-CUP 2016』ご来場、本当にありがとうございました!」


(そして、『SUPER J-CUP 2016』に参戦した選手もリングに上がり、KUSHIDAは各選手一人一人と握手をかわした。セレモニー終了後、場内に自身のテーマ曲が流れる中、KUSHIDAはアリーナを一周してファンと喜びを分かち合った。
 解説席まで来たKUSHIDA、ミラノコレクションA.T.は握手を交わしたが、丸藤正道は握手を拒否した。)


【KUSHIDAの話】
※KUSHIDAがコメントブースに現れると、続いてBUSHIも現れる。
BUSHI「オイ、オイ、オイ、オイ、オイ。まさかオマエが、優勝するとはな。俺にとって好都合だよ。オマエは、俺に負けてるだろ。悔しいか?悔しくないか?俺を次期挑戦者に指名しろよ。次のIWGPジュニア、次期挑戦者に指名しろ」
※BUSHIがコメントブースを去る


――優勝おめでとうございます
KUSHIDA「ありがとうございます」


――IWGPジュニア王者としての優勝になりましたが?
KUSHIDA「厳しかったですね、3試合。とにかく厳しかったです、3試合。直前にメキシコ遠征が3週間もあった。その中で、自分がデビューした土地でもある、身長体重は全然なくて、一般人と変わらない体格でも、メキシコという国は、僕をプロレスラーにしてくれた。そして、今、こうやって、新日本プロレスのレスラーとして闘える、世界中から呼んでもらえる。これ以上、望むものはないと言っても過言ではないくらい、今日の勝利は、感無量です」


――決勝は、GHCジュニア王者とIWGPジュニア王者の対決になりました。
KUSHIDA「1回戦、石森太二から始まって、フタを開けてみれば、4人ともノア勢ですよ。『SUPER J-CUP』と言いながら、俺の目の前に立っていたのは、今、ノアで活躍している、ノアを主戦場としている選手たちだった。チャンピオンとして、より、気が引き締まりましたね。まぁ、7年振りですか。その頃は僕、カナダで、全然お金、プロレスで稼げてなくて、YouTubeなんかで、指加えて見てて。羨ましいなぁって思ってた『SUPER J-CUP』。最初は、第1回は、両国国技館の1番後ろで見てましたから、その頃の『SUPER J-CUP』と違うのは、当然だと思います。でも、本音を言えば、沖縄、グルクンさんですか。あと、ドラゲーのEita選手だったり、そういう選手とやってみたかったなぁ、っていうのは正直なところですね。ただ、でも、石森選手も、拳王選手も初めてやったんで、スゲェ刺激的でした。タイチ、どうでもいいですけど。拳王選手、Eita選手も、きっと、僕が言うのもおこがましいけど、新日本プロレスっぽいな、っていうのは感じました。やっててゾクゾクしましたね。改めて、もう1回やりたいです」


――さっそくBUSHI選手がやってきましたが?
KUSHIDA「ちょっとよく聞き取れなかったですけど、チャンピオンなんで、対戦相手を光らせて、団体も光らせて、上げていくのが、理想のチャンピオンですからね。CMLL、ROHでやってきた自負が僕にはありますから。この後、今週にはROH行って、いつも(タイガー)服部さんから、『ユー、海外決まったから』って言われるのは、もう1ヵ月とか、何週間前とか、それくらいなんですけど、オファー頂ければ、IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、KUSHIDAは、世界中、日本中、どこの団体でも行きます。元々それが、世界中飛び回る、世界で通用するレスラーになりたい、っていうのが、僕のレスラーとしての夢なので。新日本プロレスジュニアだけじゃなくて、ヘビー級、ジュニアヘビー級、すべて明るい未来にお連れします」


――今日、シェリー選手と久々の再会でした。KUSHIDA選手、シェリー選手、セイビン選手の3人で、“タイム・マシンガンズ”を組んでもいいかも、という話がシェリー選手からありましたが?
KUSHIDA「新日本プロレスには、6人タッグのベルトもあるし、色んな夢が詰ってましたね。『SUPER J-CUP』には。今年、あと1つ、『G1 CLIMAX』に出ると言って。これは目標じゃなくて、ジュニアヘビー級を上げる手段として考えていたんですけど、その後に、この『SUPER J-CUP』が決まったので、見送り、叶わなかったですけど。ぜひとも、来年の『G1 CLIMAX』には、ジュニアヘビー級を代表して、『G1 CLIMAX』にケンカ売りたいですね。大丈夫ですか?」


※と言って、ビールを持って立ち上がる。
KUSHIDA「アレックス・シェリーとも、今来たBUSHIとも、あとは、メキシコで負けっぱなしのボラドール、カリスティコ。あと、カイル・オライリー。『BEST OF THE SUPER Jr.』で負けてますんで。次のシリーズでも、アメリカでも、どこでもやります。自分でビールかぶります」


※ビールを2缶開けて、自分の頭にかける
KUSHIDA「ハァー、美味い。ハイボールが良かったですけどね、本当は。痛風を患ったんで」


※記者一同笑い
KUSHIDA「次はハイボールでお願いします。マスコミの皆さんも、『G1』の後にありがとうございました。これからも、ジュニア、よろしくお願いします」


【金丸、タイチの話】
※金丸はセコンドについていたタイチと共に、コメントブースに現れる


タイチ「汚ねぇよ、アイツら。汚ねぇよ」


金丸「オイ、なんだよ、アレ。このままじゃ終わらせねぇからな」


タイチ「汚ねぇぞ、コラ」


金丸「KUSHIDA。田口。ライガーもいたな。このままじゃ終わらねぇからな。追いかけてやるよ」
タイチ「俺ら2人に恥かかせやがってよ。KUSHIDA。田口。ライガー。テメェら、終わると思うなよ。鈴木軍ジュニアが、このまま黙ってると思うなよ」


金丸「見とけよ、コノヤロー」


タイチ「オイ、こうなっちまったの、どうしてくれんだよ。何でか分かるか?今日、賞金出たのか?出てねぇんじゃねぇか?賞金なかっただろ。さっきそれ聞かされて、だから、こんなんなっちまっただろ。ノブ、やる気なくなっただろ。賞金ねぇから。賞金ねぇから負けたんだよ。それだけだ」


金丸「次は、金持ってこい!」


タイチ「金ねぇと、こんなもんだよ、ノブはよ。終わったと思うなよ、新日本!」


 SUPER J-CUPの2回戦から決勝戦が行われ、2回戦第1試合では戦前からディーバ・あべみほさんをめぐり舌戦を展開していたライガーとタイチが対戦するが、開始直前でエル・デスペラードが乱入してライガーを襲撃、タイチは場外戦に持ち込むとあべみほさんがライガーにビンタを放つと、ライガーは怒るが相手は素人の女性ということで手を出すわけにはいかず、代わりにデスペラードに八つ当たりする。
 リングに戻ったライガーはデスペラードはパワーボム、タイチには風車式バックブリーカーを決めるが、ライガーが場外戦に持ち込むとデスペラードに場外での垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、タイチがトラースキックでカットしデスペラードが倒れたライガーにしがみつき、タイチはリングに戻ってカウント20となりリングアウト勝ちをせしめ、勝ったタイチは高笑いもアイガーはイスやタイチのマイクスタンドを投げつけるなど大荒れとなった。
 


 KUSHIDAvs拳王は拳王がミドルキックで先手を奪ったかに見えたが、KUSHIDAは拳王の左腕をバトンキックで蹴り上げてから腕攻めを展開、しかし拳王は腕を極めたKUSHIDAを強引にノーザンライトボムで叩きつけると、KUSHIDAの背中にダイビングフットスタンプ、ランニングダブルニーからアンクルホールドと猛反撃する。
 しかしKUSHIDAがコーナーに乗り、拳王が追いかけて競り合いとなるとKUSHIDAは雪崩式ジャンピングアームブリーカーを敢行、飛びつき逆十字を極めるが、拳王はアンクルホールドで切り返す。
 拳王はKUSHIDAのマサヒロ・タナカをかわすとドラゴンスープレックスからダイビングフットスタンプ、蹴暴から羅喉を狙うと、KUSHIDAはホバーボードロックで切り返しを狙い、拳王は一旦逃れるも、KUSHIDAはホバーボードロックの体勢から腕十字で捕らえて拳王はギブアップ、KUSHIDAが準決勝に進出する。


 田口vs金丸は田口が中邑真輔ばりの脱力ポーズで牽制してからエルボー合戦を展開し、ヒップアタックを狙うが、金丸はドロップキックで迎撃し場外戦に持ち込むも、鉄柱攻撃を逃れた田口はオーマイ&ガーファンクルポーズで牽制、しかし金丸はかまわず場外へ引きずり込み場外DDTで大ダメージを負わせる。
 リングに戻った金丸は田口の尻を何度も蹴りつけ主導権を握っていくも、田口はヒップアタックで反撃して、腿パットからヒップアタックを連発、そしてギタってからスライディングヒップアタックを決めるが、勝負を狙ったどどんは金丸がDDTで切り返す。
 エルボー合戦から田口がヒップアタック、どどんを決めるも、クリアした金丸が急所蹴りで応戦し、延髄斬りで応戦した田口が抱えあげたところでリバースDDTで切り返す。
 勝負に出た金丸はディープインパクトを決めると、タッチアウトで3カウントとなり準決勝に進出する。


 サイダルvsオスプレイは、その場飛び合戦から両者は空中戦を展開、サイダルのヘッドシザースホイップを着地したオスプレイは卍固めで捕らえるが、脱出したサイダルはニールキックで応戦、串刺し攻撃から鎌固めで捕らえる。
 オスプレイはスワンダイブ式フライングフォアアームからサイダルを場外へ追いやると、コークスクリュー式ケブラータを発射し、リングに戻ってからレインメーカーを狙うが、サイダルはアフターショックで切り返す。
 オスプレイはフランケンシュタイナーを決めるが、ハイキックはサイダルがキャッチすると、逆にハイキックを浴びせてからジャンピングニーを放ち、ラリアットを狙うも、空中で回転したオスプレイはコークスクリューキックを浴びせる。
 勝負と見たオスプレイはコーナーへ昇るも、サイダルは雪崩式リバースフランケンシュタイナーで突き刺すと、最後はエア・サイダルを決め3カウントを奪い準決勝に進出する。


 準決勝第1試合のKUSHIDAvsタイチは、先入場のタイチが後入場のKUSHIDAを襲撃し、KUSHIDAのジャケットを奪ってチョーク攻撃を展開する。
 KUSHIDAも低空ドロップキックから、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションと反撃し、ハンドスプリングエルボーでタイチを場外へ追いやるが、コーナーからのトペコンはタイチがあべみほさんを盾にして阻止すると、背後からデスペラードが襲撃し実況席にKUSHIDAを叩きつける。
 リングに戻ってもタイチはラフでKUSHIDAを痛めつけるが、KUSHIDAはスワンダイブ式ミサイルキックで再びタイチを場外へ追いやると、デスペラードもろともトペコンで倒し、リングに戻ってからタイチの左腕をバトンキックで蹴り上げるとホバーボードロックで捕らえ、タイチがギブアップと思いきや、レフェリーはデスペラードに気を取られてしまい、ギブアップは無効となってしまう。
 KUSHIDAはデスペラードに向かっていくが、その間にあべみほさんからイスを手渡されたタイチはKUSHIDAに一撃を浴びせ、タイチ式外道クラッチ、タイチ式ライガーボムでKUSHIDAを追い詰める。
 クリアしたKUSHIDAはマサヒロ・タナカを炸裂させると、ホバーボードロックを狙うが、タイチが堪えようとすると、KUSHIDAは首固めで丸め込んで3カウントを奪い決勝に進出する。


 金丸vsサイダルはサイダルが人口衛星ヘッドシザース、ウラカンラナと金丸を翻弄するも、金丸は場外へのショルダースルーで流れを変え、サイダルの顔を踏みつけながらの逆エビ固めから腰攻めで動きを止めにかかる。
 劣勢のサイダルはニールキックからローキック、ローリングソバットを放っていくと、コーナーからのダブルニーからエアーサイダルを投下するが、金丸は剣山で迎撃する。
 それでもサイダルは串刺しニーから飛びつきフランケンシュタイナーを狙うが失敗してしまうと、これを逃さなかった金丸がディープインパクトで突き刺し、タッチアウト狙いはサイダルは逃れるも、金丸はラリアットから改めてタッチアウトを決め3カウントを奪い決勝する。


 IWGP、GHCのジュニア王者対決となった決勝戦は、KUSHIDAのハンドスプリングエルボー狙いをキャッチした金丸がバックドロップで投げてから、タイチ戦で痛めたのかKUSHIDAの痛めている首攻めを展開。断崖式DDTからDDTを連発し首四の字を締め上げるなどして痛めつけていくが、シェルショックで流れを変えたKUSHIDAは倒立式ニールキックで金丸を場外へ追いやってからトペコンヒーロを炸裂させる。
 リングに戻ったKUSHIDAはムーンサルトプレスを投下するが、金丸がかわすとKUSHIDAは着地し、金丸のディープインパクト狙いを腕十字で切り返す。
 KUSHIDAはアームブリーカーからホバーボードロックを狙うが、金丸は首固めで切り返し、急所攻撃からラリアットを放ってからムーンサルトプレスを投下するも、KUSHIDAはかわして自爆させるとドラゴンスープレックスからハンドスプリングエルボー、久々にミッドナイトエクスプレスを投下してカバーするが、セコンドのデスペラードがレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止する。
 これに激怒したライガーがTAKAとデスペラードをバックステージへ連行するが、今度はタイチが乱入してブラックメフィストを決めると、金丸がディープインパクトからエプロンでの垂直落下式ブレーンバスター、そしてディープインパクトとKUSHIDAの首に大ダメージを与える。
 勝負と見た金丸はタッチアウトを狙うが、着地したKUSHIDAがマサヒロ・タナカを炸裂させてから、介入するタイチを蹴り上げながらホバーボードロックで捕獲、再度タイチが乱入を試みたが田口がヒップアタックで阻止すると、金丸はギブアップしSUPER J-CUPを制した。


 
 試合後はシェリーが駆けつけてKUSHIDAの優勝を祝福、KUSHIDAも歓喜のアピールをしてJ-CUPの幕を閉じたが、アリーナを一周した際に実況席で解説をしていた丸藤正道と握手を交わそうとしたが、丸藤はにらみつけるだけで握手を拒否した。


 J-CUPの感想は現在の新日本の勢いがそのままJ-CUPに現れたような感じで、決勝戦も新日本vsNOAHのジュニア頂上対決となったが結果的に新日本の勝利、試合内容は悪くはなかったものの物足りなささというものがなぜか残ってしまった。自分的には急遽IWGP、GHCのダブルタイトル戦というサプライズもあっても良かったのではとも思ってしまう。
 またかつての「NOAHのジュニアは最強です」というものが過去のものになってしまったということ、NOAHジュニアの最強は丸藤やKENTA(イタミ・ヒデオ)などがいて成り立っていたが、鈴木軍に属しているものの、その中の重鎮だった金丸が敗れてしまったのは、最強伝説を誇っていたNOAHジュニアも時代の波に飲まれたのかという印象も受けた。


 またGHCジュニアタッグ選手権は挑戦者組が開始早々桃の青春に同時トペを放てば、石森もコーナーから場外へのムーンサルトアタックとエンジンを全開させ、原田を捕らえて試合の主導権を握り、交代した小峠もACHに攻撃を見切られてしまうなどしてペースを奪えない。
 しかし挑戦者組は勝負を狙った630°スプラッシュの同時投下を桃の青春が剣山で迎撃すると、桃の青春が石森を捕らえて猛反撃し、原田がローリングエルボー、小峠がトラースキックの同時攻撃から小峠がキルスイッチ、原田が片山ジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、試合後は桃の青春が挑戦者に邪道、外道を指名する。


 IWGPジュニアタッグ選手権はヤングバックスが久々に再結成されたモーター・シティー・マシンガンズを分断、シェリーを捕らえて試合の主導権を握る。
 劣勢のMCMだったがシェリーがシェルショックとDDTの同時攻撃からやっと流れを掴むと、ヤングバックスを場外に落としてフェイントをはさんでからシェリーがジャンピングニー、セイビンがトペコンを放つ。
 しかしMCMの誤爆を誘発したヤングバックスはセイビンを捕らえ、モア・バング・フォー・ユア・バックを狙うが、セイビンがかわして自爆となり、今度はMCMが合体攻撃でマットを捕らえ、ASCSラッシュからメイドイン・デトロイトを決めるが、ダブルインパクト式ミサイルキックはマットが着地しニックが入ってダブルトラースキックを炸裂させる。
 ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックを炸裂させ、更にシェリーを場外でのインディーテーカーでKOすると、最後は孤立したセイビンにメルツァードライバーを決め3カウントを奪い王座防衛。
 試合後にはヤングバックスはヘビー級進出を宣言しブリスコブラザーズの保持するIWGPタッグ王座への挑戦をアピールした。
 

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