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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

4ヶ月ぶりの全日本…宮原が崔を降し三冠防衛!世界タッグ防衛の岡林と諏訪魔に遺恨勃発!

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4ヶ月ぶりの全日本…宮原が崔を降し三冠防衛!世界タッグ防衛の岡林と諏訪魔に遺恨勃発!

8月27日 全日本プロレス「2016サマーエクスプロージョン最終戦~もっと名古屋を~」愛知・名古屋国際会議場 710人 満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
△ジェイク・リー(15分時間切れ引き分け)△野村直矢


◇第2試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 奥田啓介(ラ・マヒストラル)中島洋平 ×SUSHI


◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○佐藤光留 青木篤志 ディアブロ(9分55秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め)青柳優馬 ×高尾蒼馬 岩本煌史


【佐藤の話】「絶好調! 中畑清です。びっくりした! こういうの挑戦者が獲ってベルト獲るって言うんじゃねぇのか!? DDTにいたわりにはそういうのないんじゃない。あっ! 実力が足りなかったか! 忘れてたよ。高尾君。でも君がDDTでドリフやってる間、俺は全日本で毎日毎日! 毎日毎日! 打たれて、打ち合いして、自分の体を鍛えてきたんだよ。頑張ってるのは君だけじゃない。世の中の全員が頑張ってんだ。だからその平等の中でこのベルト獲り合おうじゃないか。あぁ絶好調。隊長、出番なかったですね。何でかって俺、絶好調、中畑清ですから。(高尾はベルトを獲ったらDDTの選手とDDTで防衛戦をやりたいと秋山社長に訴えたそうだが?)第2回DDT総選挙1位の俺が言ってやるよ。1位になれない奴って、僕が1位になったらって必ず言うんだよ。取れないやつほど、こういう青写真を描いてるって言うんだよ。何もわかってねぇ。人間の体の仕組みの一つでも覚えてこい。いいよ、俺が勝ったらDDTの奴と防衛戦できるんだろ。そういうことだな。DDT金持ってるんだろ。高木三四郎さん、いや高木三四郎大社長! 金持ってんでしょ。防衛戦、DDTの奴らたくさんいるから金くれよ」


◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○ゼウス ボディガー(12分5秒 片エビ固め)大森隆男 ×田村和宏
※ジャックハマー


◇第5試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○吉江豊 竹田誠志(11分18秒 体固め)秋山準 ×橋本大地
※ダイビングボディープレス


◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]岡林裕二 ○関本大介(22分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者組]諏訪魔 ×スーパー・タイガー
☆関本&岡林が3度目の防衛に成功


【試合後の諏訪魔、関本&岡林】
諏訪魔「今日はスーパーにとっていい収穫だよ。ここでいきなり獲ったってあいつのためになんねぇんだ。わかったと思うよ。凄いもの得たんじゃないの。いいじゃない。どんどん暴れりゃいいんだよ。それにしても岡林のタコ坊主、生意気だな、あいつ。調子乗ってんな。ただ、俺なりに王道トーナメントに向けて試合勘つかめた、今日で。それが収穫だよ。いいんだよ、勝ち負けは。俺は世界タッグ何回も逃してんだ。一回逃したぐらいどうってことねぇよ。岡林帰ってこいよ(と二人が戻ってくるのを待つ)」


※関本&岡林が引き揚げてきて


諏訪魔「(仁王立ちで)岡林こいよオラ!」


岡林「オイコラ! 試合終わってんだ!」


岡林「何べんでもやってやるぞコノヤロー!」


関本「終わってんだろ、コラ!」


※諏訪魔と岡林が一触即発。関本が岡林を、ボンバー斉藤レフェリーが諏訪魔をそれぞれ止め、諏訪魔は控室へ


関本「次は誰ですかね? 次は」


岡林「誰でもこいよコノヤロー。ぶっ潰してやるよ。全員ぶっ潰して、大日本色に染めてやるよ。かかってこい!」


関本「かかってこいオラ! 試合終わってから来るの遅いんだよ」


岡林「何がしたいんだ。かかってこい!」


関本「リング上がナンボだろ! 今日はありがとうございました」


岡林「ありがとうございました」


関本「しんどいですね」


――今シリーズ3回タイトルマッチやっただけに…


関本「3回? 知らなかった。これで防衛4回目? 記録何回ですか? 2ケタはいってない? 記録塗り替えてやるから。俺と岡林が記録塗り替えてやる」


岡林「世界タッグの名だたるチャンピオンいっぱいいますけど、その上に立ちます。やりましょう!」


関本「やりましょう!」


◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(22分16秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×崔領二
☆宮原が5度目の防衛に成功


【宮原の話】「V5ですよ。約半年、たった半年、たかが半年。でも俺はこの半年で進化して、今日も5回目防衛して進化した。(最高のV5になったのでは?)そうですね。とにかく名古屋で三冠戦なんておそらく今日来てる人の記憶にほとんどないでしょう。だからこそ、これから全日本プロレス各大会、大きな大会あるでしょう。俺はそれが全て一発目だと思うんで、気持ち的には。今日も5回のうちの1回に過ぎないかもしれない。でも今日、名古屋に来た人はチャンピオンになった宮原健斗どんなもんか、そう思ってた部分もあるだろうし、それを全力で俺はみせたいと思う。全力ですよ。小さなことかもしれない。全力、一生懸命、それが見てる人に届けばと思っていつもやってる。それがV5につながってると思います。(5度の防衛を積み重ねてきたが手応えもあるのでは?)僕、この世界に入って満足したことは一回もないんで。それは第三者が評価することで、俺は一度たりとも満足したことはない。俺の満足じゃなくて、お客さんの満足につながればと思って一生懸命やってるから。それは飾った言葉でも何でもないですよ。それが今の俺の強さにつながってると思ってるんで。(三冠王者として王道トーナメントに出場することになるが?)もう優勝しかないでしょ。今日もこうやって名古屋の皆さんに『新時代、任せたよ』って声いっぱいもらった。そういう声を聞いてまた俺もパワーをもらって今このイスに座ってるし。そういう気持ちですよ。(三冠王者として優勝すれば史上初となるが?)最年少、史上初、そういう初もの好きですから。過去のデータは俺には通用しない。過去は過去。俺はこれからを作る人間として今を作ってる人間だから。過去は当てはまらない。それがチャンピオンとして今日はV5できてホッとしてます。明日からスイッチ入れ替えて、今日はこのV5に浸って、名古屋の皆さんの笑顔に浸りたいと思います。(崔は挑戦者としてどうだった?)俺が言うことないでしょう。三冠に挑戦するって時点で俺はどうこう言うつもりないし、人のことを評価すること好きじゃないんで。レスラーである以上、みんなライバルだから。俺はそれはリングを降りてから評価しますよ。リング上に立ってる限りは他のレスラーをどうこう言うつもりないし、あんまり実際のところ興味ないですよ。俺のことしか。俺とファンの皆さんのことしか興味ないから」


  全日本プロレス 名古屋大会 今回は全日本プロレス名古屋大会を観戦するため、1年ぶりに名古屋国際会議場を訪れた、例年なら大日本プロレス名古屋大会を観戦するが、今年は都合のため観戦することが出来ず、今年は全日本となった。
 全日本を観戦するのも4月のチャンピオンカーニバル大阪大会以来で4ヶ月ぶりで、三冠選手権を見るのも3年ぶり(2014年8月30日愛知県体育館大会、ジョー・ドーリングvs曙)となるが、4ヶ月の間に全日本は欠場していた諏訪魔が復帰、今年から大日本からフリーのレフェリーとなっていた李日韓さんが全日本のリングで裁き、IGFの所属だった奥田、HEAT UPの田村、スポルティーバの岩本が参戦するようになっていたが、重鎮だった渕正信は参戦しないなど、観戦しなかった4ヶ月の間にも全日本の光景は変わりつつあった。


 名古屋大会のセミは世界タッグ選手権、王者の岡林&関本組に諏訪魔とSタイガーのEvolutionが挑戦、先発は岡林と諏訪魔でスタート、序盤はロックアップから差しあいとなるが、諏訪魔がタックルからグラウンドを仕掛けようとするも、岡林は動じず、今度は手四つからの力比べとなるが、岡林が押し込むと、五分に押し返した諏訪魔がガントショットからダブルリストアームサルトで投げるも、パワーでは完全に岡林が上回った印象を受けた。
 試合はEvolutionがSタイガーのキチンシンクから関本の脇腹に集中攻撃を与えるも、諏訪魔は意識してかコーナーに控える岡林を強襲、Evolutionが王者組を分断して試合の主導権を握る。
 劣勢の関本は諏訪魔のラストライド狙いをリバースし、ドロップキックを放ってから岡林に交代も、関本は場外で倒れてうずくまり、岡林が孤軍奮闘するも、Evolutionの連係につかまって窮地に立たされる。
 諏訪魔は岡林にバックドロップからSタイガーがタイガースープレックスホールドを決めて勝負に出るが、蘇生した関本が間一髪カットに入り、岡林がSタイガー、関本が諏訪魔にアルゼンチンの競演、関本がSタイガーをサソリ固めで捕らえ、サンドウィッチラリアット、ダブルブレーンバスターと連係攻撃で猛反撃。
 岡林が諏訪魔をラリアットで蹴散らすと、Sタイガーはラリアットを狙う関本の右腕にハイキックを浴びせて抵抗するが、関本がラリアットでねじ伏せた後でジャーマンでぶっこ抜いて3カウントとなり王座防衛、試合後は諏訪魔が岡林を挑発して睨み合いになり、バックステージでも岡林に諏訪魔が詰め寄るなど一触即発となった。
 諏訪魔がなぜ岡林に力負けしたのか、まだ諏訪魔の足に踏ん張りがきかないのか、それとも諏訪魔が欠場している間に岡林がとんでもない怪物になってしまったのか、思い出すのは昨年11月の天龍源一郎引退興行で諏訪魔が岡林と組んで藤田和之、関本と対戦した際に、諏訪魔は藤田相手に空回りしたのに対し、岡林は藤田と互角以上の戦いを展開して大日本勢が試合の主役を奪った、あの試合で諏訪魔は岡林をどう見たのかわからない、わかるのは諏訪魔にとって格好に獲物が現れたということなのか、また岡林もストロング王座を神谷英慶に明け渡し身軽になったことで、そろそろシングルプレーヤーとして他団体相手に存在を発揮する時期に来たのかもしれない。
岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー 岡林裕二 関本大介vs諏訪魔 スーパー・タイガー


 メインは三冠選手権は崔がPK、宮原がブラックアウトを仕掛けて回避しあうなど牽制するが、場外戦となると、宮原がファイヤーマンズキャリーから鉄柵へのギロチンホイップで崔の首を鉄柵に直撃させてから首攻めを展開すれば、再度の場外戦ではセカンドロープからの攻撃を狙う宮原を場外へと蹴落とし、脇腹を痛めた宮原に鉄柵攻撃や客席に叩きつけるなどして反撃、よく考えれば二人ともTARUと組んでヒール修行を積んだ経験もあるだけにラフも織り交ぜてくる。
 脇腹攻めで失速した宮原に対し崔は徹底的に腹部攻めを展開、キチンシンク、山折りと攻め込むが、崔のジャーマンに対し宮原も投げ返すと、フロントハイキック合戦から宮原が串刺しブラックアウト、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けるも、ブラックアウトをキャッチした崔はスリーパーで絞めあげてからシドマス、しかしクリアした宮原もフロントハイキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
 両者はエルボー合戦から崔がミドルキックからジャーマンで投げ、ランニングニーから雪崩式ブレーンバスターで畳み掛けてから那智の滝を投下も、かわした宮原は着地した崔に隙を突いて後頭部へのブラックアウトを炸裂させる。
 ここで勝負と見た宮原はブラックアウトから二段式ジャーマン、ニーリフトで抵抗する崔に再度ブラックアウトからシャットダウンスープレックスで王座を防衛、試合後は宮原の「全日本プロレスは最高ですか!」で締めくくった。
宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二 宮原健斗vs崔領二


 宮原の王者ぶりも初めて見たが、戴冠時は不安を感じたものの防衛戦をこなす度に成長してしているというものを感じ、試合後のアピールも棚橋弘至を見ているようで板についてきている。


 他の試合は第1試合では野村がリーと対戦し野村は執拗にヘッドロックなどでリーのスタミナを奪いにかかるが、リーはミドルキックからの打撃で反撃、今までキックだけの印象を受けたリーだったが、鋭いエルボーを繰り出すようになるなど上半身の動きも見せるようになった。
 リーはサイドスープレックスから逆エビと野村を追いつめるも、野村も丸め込み技の連打からスピアーと応戦、終盤でも野村はスピアーを決めるも、リーも掌打で応戦してタイムアップの引き分け、リーも成長を感じたが野村は粘りだけでなく激しさももう少し欲しいところだ。
野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー 野村直矢vsジェイク・リー


 第3試合の世界ジュニア前哨戦は高尾がローリングエルボー、トラースキックと攻め込む、ハイキックで動きを止めた佐藤が足取り腕十字で高尾から直接ギブアップを奪い勝利、青柳や岩本のフォローが足りなかったのもあったが、王座奪取を狙う高尾にとっては厳しい結果となった。
佐藤光留 青木篤志 ディアブvs高尾蒼馬 青柳優馬 岩本煌史 佐藤光留 青木篤志 ディアブvs高尾蒼馬 青柳優馬 岩本煌史 佐藤光留 青木篤志 ディアブvs高尾蒼馬 青柳優馬 岩本煌史 佐藤光留 青木篤志 ディアブvs高尾蒼馬 青柳優馬 岩本煌史 佐藤光留 青木篤志 ディアブvs高尾蒼馬 青柳優馬 岩本煌史


 第5試合はキックを繰り出す大地に対し、吉江は重爆攻撃、竹田はグラウンドで大地を攻め、秋山も吉江にエクスプロイダーを再三狙うが阻止されてしまう。
 吉江はライジングDDTを狙う大地を浴びせ倒して潰すと、竹田と共に猛攻をかけ、最後は吉江がダイビングボディープレスで大地を圧殺して3カウント、久々に生で見る大地に注目していたが吉江の好調ぶりが一番目立ってしまった。
吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地 吉江豊 竹田誠志vs秋山準 橋本大地


 久しぶりの全日本の感想はジワジワと面白くなってきているのに、ファンはもっと見て欲しいというのを感じ、いろんな可能性をまだ秘めていることを感じさせた。今度は全日本をいつ観戦となるのか・・・

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