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プロレス多事争論「猪木の居場所」
今年はアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦が実現してから40年ということで"世界格闘の日"が制定された、試合後に世起の凡戦と評された猪木vsアリ戦が後年評価された証でもあったが、その一方で2016年のIGFは"混迷”の1年だった。
"混迷”の理由は今年に入ってからIGFは経費削減による減量経営を強いられたからだった、総帥だったアントニオ猪木がIGFの経営から撤退し、猪木のスポンサーだった湯川剛氏が新オーナーとなった、湯川氏はおそらくだがIGFの経営体質にメスを入れ、日本のIGF道場の閉鎖や選手契約の見直しをすることによって無駄なものを切り捨てていった、だが興行回数は減り、猪木vsアリ40周年と銘打たれた興行は9月にTDCホールで開催されたのみで、6月や12月に開催される予定だったマカオ大会が中止にとなり、来年10周年を迎えるIGFは来年4月旗揚げされる新ブランド「NEW」が開催されるまで開店休業状態となった。IGFとは何だったのか?猪木の威厳を示すために設立され、IGFを支持しまた集まってきた人間たちは”まだ猪木がプロレス・格闘技の中心”という時代錯誤に囚われた人たちが中心となって猪木を突き動かしていたと思う。だが結果的には猪木の威厳を示せば示すほど、猪木は現在のプロレス界から敬遠されてしまい、現在のマット界から真逆の方向を取らざる得なかったことで、IGFは猪木のプロレス・格闘技での唯一の居場所となった。
その猪木もプロレスから政治へと居場所を求めたが、IGFですら猪木の居場所ではなくなってしまったことが本当の理由なのではないだろうか?
周囲は猪木にプロレス・格闘技で威厳を示し、まだまだマット界の中心的存在になって欲しいという期待をかけている人間はまだいると思う。だが猪木も来年で74歳、その猪木ですら齢や時の流れに逆らえなくなってきている…
年末恒例アンケート
アントニオ猪木はまだプロレス界の主役と思いますか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2016年12月25日PR -
YAMATOが土井の足を封殺してドリーム王座防衛も、謎の男達が土井を拉致…
12月25日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE」福岡国際センター 7600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイル、DRAGON GATE公式より>
◇第1試合◇
▼30分1本
ジミー・クネス.J.K.S "ハリウッド"ストーカー市川 ○ヨースケ・サンタマリア(6分11秒 狙い撃ち)Gamma ×パンチ富永 しゃちほこBOY◇第2試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○Kzy(10分57秒 片エビ固め)ジミー・ススム ×ビックR清水
※エルボースマッシュ◇第3試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ドン・フジイ(12分3秒 HIMEI)×山村武寛 石田凱士◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第30代選手権者]○Eita(11分34秒 サラマンダー)[挑戦者]×ジミー・カゲトラ
☆Eitaが4度目の王座防衛に成功【Eitaの話】「カゲトラ、オレが勝ったぞ。今日の福岡国際センター、オレにとってあんまりいい会場じゃなかった。でも、今日闘ってわかったよ。この会場はオレのための会場だ。チャンピオンの状態で2017年、いい年を迎えます」
【カゲトラの話】「9度のブレイブゲート、ぜひとも取りたかったんですが…。でも、両ヒザを手術して、このリングに戻ってきて、今よかったと思ってます。ボクは幸せです。今現時点でのEitaと闘えたこともすごくこれからのキャリアの足しになる。これからもチャンスがあれば、どん欲にブレイブゲートを取りに行きたいと思います。今日はオレの完敗です。Eita、ありがとう」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定3WAYマッチ/60分1本
○ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田(25分23秒 ジャンボの勝ち!固め)吉野正人 ×Kotoka Ben-K
☆ジミーズが第57代王者となる①○ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田(19分20秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×サイバー・コング 問題龍 エル・リンダマン
【ススム、斎了、神田の話】
ススム「キツかった。キツかったからこそのこの充実感」斎了「あるよね」
ススム「取り返したというか、堀口の無念の欠場からの返上によってこういう事態になりましたけど、またこれもなんかいい思い出ですね」
斎了「まあね、のちのち笑ってしゃべれるように」
ススム「でもキツかった」
斎了「まあでもジミーズはどの組み合わせでもこのベルトを取れるっていうのを証明できたし」
ススム「たまたま今日はオレが入ってベルトを取りましたけど、このトライアングルはオレら全体のベルトだと思ってるんで。このベルトはユニットの象徴ですから。とにかく今回ちゃんと戻したんで。解説席で見てくれたと思うんで」
斎了「また完璧なジミーズで来年飛躍しましょう」
ススム「まだまだいきますよ。がんばります」
神田「がんばります」
【吉野、Kotoka、Ben-Kの話】
吉野「最後は負けてしまったけど、KotokaもBen-Kもオレから言わせたら素晴らしかったな。このチームはね、特に本当にチームと言えるようなものはほかにくらべたら何もなかったけど、逆にそれがこのチームの魅力の一つでもあり、何もないからこそ今ある、現在あるユニットをかき乱せるかなと思って。Kotokaはキャリア7年、オレは16年やってるけど、Ben-Kにいたってはたった8カ月ですよ。8カ月の選手があのメンバーの中に入ってビッグマッチでタイトルマッチを堂々とやったんや。初めてBen-Kを見た人もいっぱいいたやろう。誰もがデビュー8カ月のこのBen-Kの体とパワー、動きに驚いたはずや。少し挑戦は早いかなと正直なところ思ったけど、強引にでも挑戦させてよかったなと。ひとつ言うならばこのBen-K、来年はオレがじっくりと育てたいなと今日組んでみて、一緒に試合してみてそう感じましたね」Ben-K「今日は負けたけど、まあオレは逃げも隠れも倒れもしないんで、次どんな試合カードが組まれても全力で相手を潰しに行くんで全員覚悟しといてください。オレがBen-Kじゃ!!」
Kotoka「今日は負けてしまったけど、オレは顔のケガがあって、4カ月間、2016年は休んだけど、2017年はもちろん絶好調なKotokaを見せて、今日借りを返せなかったヴェルセルクに必ず借りを返すからな。2017年、楽しみにしといてくれ」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第40代選手権者組]○CIMA ドラゴン・キッド(26分41秒 エビ固め)[挑戦者組]鷹木信悟 ×T-Hawk
※メテオラ
☆CIMA&キッドが初防衛に成功(試合終了後)
CIMA「勝ったぞ! (鷹木&T-Hawkに)もう1試合延長やるぞっていう元気はないから早く帰ってくれ。福岡のみなさんのおかげ、クリスマスの中駆けつけてくれたちびっ子ファンのおかげでCIMA&ドラゴン・キッド、勝つことができました。ありがとうございました。サンタクロースが来た人、来なかった人がいると思いますけど、キッドは緑。CIMAが赤く染まってある意味でCIMAサンタになることができました。完全に人生のカラーはブルーだと思ってたんですけど、やっぱり血は赤かった。赤いCIMAもみんなに見てもらおうかなと。できるだけ流したくないけど、このDRAGON GATEのリングで夢と希望をちびっ子たちが持ってくれるなら、いつでも喜んでオレの血を捧げますよ。キッドも同じ気持ちです。ブレイブゲート、トライアングルゲート、ツインゲート、そのほかいろいろありましたけど、2016年ビッグマッチクリスマス決戦の締めはドリームゲート。YAMATOvs土井です。今からがファイナルゲート。最高のテンションでドリームゲートにつなげたいと思います。みなさんDRAGON GATE、最高に楽しんでください!」【CIMA、キッドの話】
CIMA「長年やってて認定書を血で染めたのは初めてですわ」キッド「CK-1、これでいいのかと思われてるだろうけど、これもCK-1。これが今日の試合の内容」
CIMA「ボクらお互いに19歳、20歳の頃から一緒にやってきて、もう39歳、40歳。華やかさ
ばかり昔からクローズアップされてる。確かに信悟&T-Hawk、超強敵、破壊力抜群や。この血がすべて物語ってる。キッドのダメージがすべて物語ってる。この認定書見てください。DRAGON GATEはリアルとファンタジーが入り混じった世界や。これも現実。リング上の3カウントもリアル。キッドが飛び回るのも現実。オレらが3カウントを取ったのもリアル。リアルとファンタジーが入り混じったDRAGON GATE。ドリームゲートもあるけど、ツインゲートはオレらが責任もって、あれだけの試合をやってきたジミーズの分も価値を高めていきましょう」キッド「まだまださらに価値の高まったツインゲートでこれからも盛り上がれ!」
【鷹木の話】「おい、DRAGON GATE、おかしくないか。ミスター中川レフェリーか、どこ見てるんだ。最後、CIMA&ドラゴン・キッド、イスを使ってんじゃないか。DRAGON GATE、何でもありか。何でもありだったら、オレらもとことんやってやってやろうぜ。ヴェルセルク、2016年、ベルトなしで年越しするけど、来年見ておけ。今の試合で頭来たぞ。デンジャラスゲートってベルトを作ってくれよ。ヴェルセルク中心でやってやるからよ。2017年は何でもありでやってやる。憶えておけ」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第25代選手権者]○YAMATO(34分35秒 エビ固め)[挑戦者]×土井成樹
※ギャラリア
☆YAMATOが2度目の防衛に成功(試合終了後)
YAMATO「土井、土井成樹、いやいや土井さん、今日はありがとうございました。2016年の頭、土井YAMATOのタッグは史上最強のツインゲート王者としてこのリングの上に君臨していた。あんたにヴェルセルクを追放されるまではな。だが、運命の歯車が狂ったのか、それとも噛み合ったのか、今オレはドリームゲートチャンピオンとしてこのリングに立っている。オレはあんたにヴェルセルクを追放されたこと、まだ許しちゃいない。だけどな、アンタとタッグを組んだあの1年間がプロレスラーYAMATOを大きく成長させてくれたのは事実だ。裏を返せば、アンタに追放されたおかげでこのドリームゲートのベルトを手に入れられたとも言える。何度も言うけどな、オレはあんたを許したわけじゃない。だけど、プロレスラーっていうもんは、肌と肌を合わせれば相手が何を考えているかだいたいわかるもんだ。土井さん、オレは今日あんたとの試合で今までのわだかまりは一切捨てる。器の小さいオレだが、今までのわだかまりは一切捨てる。まあお互いツインゲート最多防衛記録保持者だ。2016年はシェイクハンド。握手で締めようじゃないか。シェイクハンド。ユーノー? シェイクハンド。(土井は考えた末に拒して退場。入場ゲートのところで謎の2人が肩を貸して退場。これにはYAMATOもビックリ)2016年、なんかスッキリしない終わりかたで終わりましたね。誰なんでしょう。でも一個だけヒントみつけた。草履はいてた。この季節に草履をはくのはドン・フジイしかいない。あっ、そこにいた。あらためて2016年、最後のビッグマッチ、ドリームゲートチャンピオンYAMATOが勝ちました。土井成樹、さっき言った通り、1年間隣にいた自分が誰よりも分かってる。本当に紙一重の差で勝ちましたけど、このオレがドリームゲート、そしてドラゴンゲートを引っ張る。その責任感がオレを勝たせてくれました。2016年ドラゴンゲート、そしてYAMATOは全力で駆け抜けてきました。2017年ドラゴンゲートはさらにさらに飛躍します。そろそろドラゴンゲート、爆発してもいいんじゃないですか。ありがとうございます。来年2月にまたこの博多に帰ってきますが、その時もドリームゲートチャンピオンとして帰ってきますので、今日以上の温かい声援よろしくお願いします。2016年ドラゴンゲート最後になってしまいましたけど、最後は恒例のアレで締めたいと思います。おい博多、2016年のオレも、いや、2016年のドラゴンゲートも、はぁ、最高にカッコよかっただろ。今日はどうもありがとうございました」【YAMATOの話】YAMATO「土井成樹、彼の実力、1年間ツインゲートのベルトを2人で保持した。ツインゲート歴代最多防衛記録保持者のこのオレ、このオレが一番分かってるつもりです。まあね、ヴェルセルクを追放されて決裂しましたけど、いつの間にか彼もヴェルセルクを追放されて、すごいわだかまりのある中、今日のリングに辿り着いたわけだけど、拳と拳、肌と肌を合わせて、なんだかんだでそこら辺のわだかまりはなくなったのかなと。最後の彼の握手拒否は今後もリングの上ではぶつかっていくわけだから、こんなところで握手してる場合じゃないと、オレは負けを認めてねえぞと、そんなふうなんじゃないのかなと私は解釈しますけどね。
とりあえず2016年、振り返ってみればヴェルセルクを追放されて、キング・オブ・ゲート優勝、その前にトライブ・ヴァンガードを結成して、7月のワールドでこのベルトを巻いて今日が2度目の防衛。最高の形で2016年締めくくれたんじゃないかなと。そしてYAMATOの勢いとともにドラゴンゲートも、ホップステップの時期は今年で終わったのかなと。来年2017年はホップステップジャンプの年だと思う。それだけドラゴンゲートはまだまだこれで終わるような団体じゃない。ボクはそう胸を張っていいます。そして来年もそのドラゴンゲートを引っ張るのは、このドリームゲートチャンピオンYAMATOだ。2017年もよろしくお願いします」DRAGON GATE2016年最後のビックマッチのメインはYAMATOvs土井のドリームゲート選手権、二人の対戦は2010年3月の両国大会以来でこのときは土井が王者でYAMATOが挑戦したが、YAMATOのマスキュラーボムを食いながらもギャラリアで3カウントを奪い王座を奪取して土井の長期政権に終止符を打った。
また二人は2014年からタッグを結成しツインゲート王座9度防衛という金字塔を打ち立ててるも、王座転落後の5月の愛知で土井がYAMATOを裏切ってVerserKから追放、だがその土井もVerserKから追放され一匹狼となってYAMATOに挑戦、二人の対戦は事実上の決着戦となった。序盤は両者共グラウンド中心で慎重な立ち上がりとなったが、腕を狙うYAMATOに土井がネックブリーカードロップを決めると、YAMATOが首を押さえたところを土井が逃さず、足を延髄のところで固定しながらキャメルクラッチの拷問技や、コーナーの金具を利用してのネックブリーカーと首攻めを展開する。
土井はセカンドロープに乗るも、YAMATOは雪崩式ドラゴンスクリューで叩き落し、レッグロックや右脚へのニー、土井の右膝に何度もストンピングを落とすなどして右膝攻めを展開して形成を逆転、土井も片足ドロップキックからタイガードライバーを決めるが、バックの奪い合いを制したYAMATOがアンクルホールドで捕獲、土井もアンクルホールドで切り返すが、YAMATOは低空ドロップキックから足四の字固めで捕らえ、更に逆回転のドラゴンスクリューも決めて土井の脚を封じる。
土井はリバースDDTからピンプシューズで突き刺し、土井はコーナーへと昇るがYAMATOがgo 2 Hospital1で動きを止めてから雪崩式を狙うと、回り込んだ土井が雪崩式パワーボムを敢行してから大暴走を浴びせ、スパインボムを決める。
土井のエルボーに対しYAMATOはローリングエルボーで応戦するが、土井のバカタレスライディングキックをキャッチしたYAMATOはアンクルホールドで捕獲、胴絞めスリーパーへと移行すると、土井は起き上がってセカンドロープへ昇ってから浴びせ倒し、ダイビングエルボーを3連発、だがDOI555は阻止されるとYAMATOはgo 2 Hospital2を連発、エクスプロイダーからアンクルホールド、足四の字へと移行して土井を追い詰める。
両者はエルボー合戦も土井がDOI555から熨斗紙を決め、バカタレスライディングキックを炸裂させるとマスキュラーボムを狙うが、YAMATOはアンクルホールドで切り返し、土井は首固めで丸め込むも、バカタレスライディングキック狙いはYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーから旋回式ギャラリアを決める。
YAMATOはギャラリアを狙うが、土井が掟破りのギャラリアを敢行、串刺し式のバカタレスライディングキックから雪崩式DOI555を決め、後頭部のバカタレスライディングキックからマスキュラーボムを狙う。
しかし土井の右脚の痛みのせいか上がらず未遂に終わると、土井がエルボー合戦に競り勝つが、背中を見せたところでYAMATOはスリーパーで捕獲しジャーマンで投げ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、
YAMATOはgo 2 Hospital1を連発してからファイヤーマンズキャリー式ギャラリアを決め、最後はギャラリアで3カウント、30分を越える激闘を制して王座を防衛した。試合後にYAMATOが土井に今までのわだかまりを捨てるとして和解を促し手を差し伸べるが、土井は拒否して一人退場、ステージで土井は倒れこむと、頭からタオルを被った二人の男が現れ、土井を連れ去ってしまった…
内容的には足を封じられた時点で土井が負けていたということ、バカタレスライディングキックを放ったが結果的には痛めた膝に余計な負担をかけ、マスキュラーボムにも大きな影響を与えてしまった、土井にしても完敗だった。
試合後はYAMATOが和解を促したが、TRIBE VANGUARDに土井を取り込んで土井YAMAタッグの再結成ということも頭に入れていたと思う、だが答えを出さなかった土井に謎の男達が連れ去った、、誰が土井を勧誘しようとしているのか、確かに土井の旧パートナーである吉野、清水やKotokaなどは現在無所属だが…?セミのツインゲート選手権が連係で王者のCIMA組が攻め込むが挑戦者組の鷹木組がパワーで押し込み、主導権を握れない展開が続く。
それでもCIMA組は連係を駆使して押し返そうとするが、鷹木組もキッドを捕らえてデスバレーボム、合体アギラ、鷹木がバンピングボンバー、T-Hawkがウラジゴク、鷹木がMIDE IN JAPANと怒涛の猛ラッシュで追い詰めにかかる。
鷹木はバンピングボンバーを狙うが、CIMAがカットに入ってウルトラウラカンラナを決めると、CIMAがメテオラを投下するがかわされてしまったところで、セコンドのサイバーのボックス攻撃がCIMAの頭部を直撃、大流血となってしまう。
鷹木はイス盛りの上でのパワーボムを決め、CIMAもイス盛りの上でのシュバインで返すが、T-Hawkもイス盛りの上へのナイトライドでCIMAにダメージを与える。
T-Hawkは雪崩式ナイトライドを狙うがCIMAがカットすると、鷹木をイス盛りの上へのクロスファイヤーで突き刺し、キッドがT-Hawkにコーナー最上段からの雪崩式フランケンシュタイナーからCIMAのメテオラの連続攻撃で3カウントを奪い、大逆転で王座を死守したが、CIMAの頭部からの出血は止まらず、救急車で搬送された。トライアングル選手権は場外戦でVerserKが優勢に立ち、Ben-Kもサイバー相手にパワーで渡り合う。VerserKは既に1試合をこなしスタミナに不安が残るススムを捕らえ、問題龍の問題塩を浴びるも、ススムに堀口の髪が宿ってサイバーをバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪いVerserKが退場。
ジミーズは残る吉野組を攻めるが、Ben-Kがかんだのジョン・ウーを受け流すなどして奮戦、Kotokaのカルデラの援護を受けてからBen-Kボムを決めるもカットされてしまい決め手にならない、吉野がススムをトルベジーノからソル・ナシエンテ改で捕獲しススムを追い詰めるが、斎了が斎了ロケットでカットに入り、Kotokaがススムにハイキックを浴びせて健闘するが、ススムはジャンボの勝ちを連発して3カウントを奪いジミーズが王座奪取、試合後は欠場中の堀口も祝福する。ブレイブ選手権はカゲトラのフライングラリアットをEitaが脇固めで切り返してから腕攻めを展開、しかしカゲトラもデスバレーボムの要領で足横須賀を決めてから足攻めで反撃する。
カゲトラはジャンピングハイキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、Eitaも反撃して場外のカゲトラにパスタを発射、ゲトラを場外へ追いやりパスタを発射、リングに戻ってからEitaはその場飛びムーンサルトはかわされるも、トルネードDDTと見せかけてジャベとカゲトラを攻め込む。
カゲトラもフライングラリアット、水面蹴りからシャイニングウィザードと攻勢に出て、変形のみちのくドライバーで突き刺すも、EitaのNumero Unoも回転して脱出し車懸を決める。
カゲトラは突進するが迎撃したEitaがサラマンダーを決め3カウントを奪い王座を防衛した。DRAGON GATEは27日の神戸サンボー大会で2016年を終える、果たして土井を連れ去った男達の正体は?神戸サンボーで全ての答えが出るのか?
ホスピタルなう先生がDGファンでありがたい治療 今日は流血してしまい申し訳ない。 #DRAGONGATE メインが気になるね。The FINAL GATE2016
— dragongatecima (@supercima1115) 2016年12月25日八木本部長!
それから、社長、専務!
タイトル戦で王者組の凶器攻撃が認められるなら、来年からは更に俺も自由にやらせてもらうんで!
そこんとこ宜しく。
デンジャラスゲートのベルトでも早く新設してくれよ〜
2017年、改めてDGに宣戦布告する…#dragongate pic.twitter.com/kAfobcFNHY
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年12月25日コレ喰らった時、全身が痺れたわ〜
おいおい、レフェリーの中川もしっかり凶器攻撃見てないか?笑
公平忠実でなきゃいけないレフェリーがまさか感情移入して依怙贔屓か?
いつでも再戦してやるぞコノヤロー!
まあ、腹いせに中川はリング下で喰らわしたけどな…( ͡° ͜ʖ ͡°) pic.twitter.com/qx7wJnphX7
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年12月25日#福岡国際センター 終了!#完売御礼\(^o^)/#福岡 のファンの皆様、今年も多大なるご声援誠に有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。#DragonGate #ProWrestling#TheFinalGate2016 pic.twitter.com/JMOsFKw8m8
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年12月25日DRAGON GATE 福岡国際センター大会、終了!
こちらは解説トップのドラゴン・キッド選手です。しかしまた来年・いや、27日の神戸からも目がはなせなくなりましたな!会場&PPV、ニコ生ご視聴の皆様、ありがとうございました‼#DragonGate pic.twitter.com/gsXDRZKRMc
— 市川勝也 (@katsupistols) 2016年12月25日 -
HARASHIMAが入江との激戦を制してKO-D王座を防衛!無冠となったDAMATIONは佐々木の結婚で解散!?
12月25日 DDT「NEVER MIND2016」後楽園ホール 2016人超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼ドラマティック・クリスマス・カーニバル/30分1本
男色ディーノ ○石井慧介 黒潮"イケメン"二郎(9分53秒 片エビ固め)高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
※ダブルアームDDT◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○勝俣瞬馬 MAO(7分24秒 カサドーラ)アントーニオ本多 ×ワンチューロ
※もう1チームは高尾蒼馬&渡瀬瑞基◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョーイ・ライアン ローラ・ジェームス(5分50秒 エビ固め)×大石真翔 赤井沙希
※スーパーキック◇第4試合◇
▼30分1本
高山善廣 ○樋口和貞 岩崎孝樹(11分13秒 エビ固め)彰人 ヤス・ウラノ ×松永智充
※ドクターボム◇第5試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介(11分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×マッド・ポーリー◇第6試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第27代王者組]KUDO 坂口征夫 高梨将弘(15分37秒 バッカス)[挑戦者]×佐々木大輔 石川修司 遠藤哲哉
☆KUDO&坂口&高梨が初防衛に成功(試合終了後、高梨が大の字のままマイク)
高梨「本当に俺が勝ったのか? 一番好きな6人タッグのベルトが戻ってきたことは俺が勝ったんだよな? DAMNATIONに佐々木に勝ったって信じられない。アイツら強すぎるし、俺がチャンピオンでいいのか? 複雑なこの今の俺の気持ちは…最高に晴れ晴れしてます! あの佐々木の負けた時のマヌケ面が見れて最高に嬉しいぜ! 俺が音頭とってもいいかな? 佐々木、テメエはキャンディスにトドメを刺されるんだな。いいか、オメエら酒盛りだー!」【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「やったね! 勝ってコメント出すなんて久しぶりなんじゃねえ。しかも獲ったのはDAMNATION、いや一番憎らしいあの佐々木から獲れたのが最高だよ! なんだアイツ、群れない? 媚びない? 結婚しない? んなこと言ってるかもしれないけど、俺のパートナーはちゃんと結婚した、ちゃんとした二人なんだよ。守るものがある奴はやっぱつえーよ。なあ兄貴!」KUDO「お前どうするんだよ?」
高梨「俺はまあいいや(苦笑)。俺に振るんじゃねぇよ! 強いってところを言ってやってくれよ!」
KUDO「俺は子供生まれて、(DDTフーズの)社長になって、負けられねぇんだよ! 来年もこのベルト防衛していくんで見ててください。」
高梨「このベルトだけじゃなくて、坂口も行くんだろ?」
坂口「そうですね。1・9、タッグのベルト獲りに行くんで。このまま弾みつけて獲りに行きます!」
高梨「そうだな、俺個人の目標はとくにないけど、1月3日に佐々木がキャンディスに負けて、泣いて情けないツラを晒すのだけを楽しみに! それだけを楽しみにしてるよ。俺からは以上だ。何かある?」
ーー6人タッグの次の防衛戦の相手として、面白そうなチームとかやってみたいチームはありますか?
高梨「なんだっけ、NωAが欲しいとか言ってたかもしれないけど、ハッキリ言ってやる理由ねえよな。何かそれなりに、やってもいいんじゃねえのっていうのを見せてほしいよ。勢いだけで言ったんだったら、俺はこのベルトを獲るのにすげー時間がかかってんだよ。何回も獲ってるかもしれないけど、これ巻くの1年ぶりくらいか?」坂口「そうっすね。」
高梨「ようやくここに辿り着いたんだ。(NωAには)すぐにはここに辿り着かせねぇよ。まあそれでもやりたいっていうチームがあるんだったら、どこでもやるよ。」
【佐々木、石川、遠藤、ポーリーの話】
ーー6人タッグ王座のリターンマッチに挑んだものの、敗れてしまいました。この先、来年に向けてDAMNATIONはどうなっていくのでしょうか。
佐々木「どうなっていくお前、いま(エンドアナウンスで)解散しないって言ってきたところだよ。」ーー来年は1月3日にキャンディスとのシングルが決まりましたが。
佐々木「(思わず笑みがこぼれる)ハハハハ、そうだな。とりあえず1月3日、俺の元カノ! キャンディス・レラエとシングルマッチ。この大一番、ここで俺が結婚出来るかどうか、これが来年のDAMNATIONの方向を決めると思います。」ーーDAMNATIONは群れない・媚びない・結婚しないでは?
佐々木「結婚するんだよ、来年は!」ーーそれについてほかのメンバーは納得しているんですか?
石川・遠藤・ポーリー「 ……。」佐々木「納得してるよ!」
ーーDAMNATIONは一枚岩ということで大丈夫ですね。
佐々木「ああ。結婚したらな、解散だ!」ーーえっ?
佐々木「結婚したら解散。」ーーほかのメンバーもそれでよろしいんですね?
石川・遠藤・ポーリー「……。」ーーでは1月3日に解散してしまうかもしれないDAMNATIONですが、来年の抱負を。
佐々木「来年は結婚する! 以上。」ーー結婚が目標ってことは解散前提になってしまいますが。
佐々木「それはもう仕方がない。メンバーも納得しているし、キャンディスも納得してるし。」石川「キャンディスは納得してないでしょ(苦笑)。」
佐々木「納得してるよ!」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○HARASHIMA(23分53秒 体固め)[挑戦者]×入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが初防衛に成功。(試合終了後、試合後、悔しがる入江。HARASHIMAの呼び掛けで握手をかわし、HARASHIMAが親指を上に向けてみせると、入江も下に向けることなく上に向けて引き揚げた。場内は大「イリエ」コール。)
HARASHIMA「みんな見ててわかると思うけど、入江はメチャクチャ強い。紙一重の差です。最後の声援が全て。入江、つええよ。また何度でもやろう。ありがとう!(亜門GMは1・3後楽園でのベイリーとのタイトルマッチをアナウンス)大変だけどプロレスラー、チャンピオンである以上、年末年始お正月関係ない。誰とでもガッチリやってやるよ!」(亜門GMの呼び掛けで選手がリングイン。サンタに扮した高木とササダンゴがクリスマスプレゼントのお菓子を持ってきて、選手がお菓子をファンにプレゼント。亜門GMが選手に感想を求める。)
竹下「2017年もKO-D無差別のベルトを獲れるように頑張ります」坂口「来年も目の前に立つやつを全員ぶっ殺してやります」
KUDO「今年は赤ちゃんが生まれましてケガも順調に回復してます。1月3日から強いKUDOをお見せします」
高山「DDTにもだいぶ慣れてきたので来年あたりは腰に何かが欲しい」
ディーノ「2017年はダイエットします」
石井「今が全盛期な気がしているので、もっと中心にいけるように頑張ります」
赤井「2017年も私らしくDDTを世間に広めていきたい」
樋口「自分の今年はまだ終わってない。年末の年越しタッグトーナメント優勝目指して頑張ります」
勝俣「NωAはワンマン、アルバム発売、新曲もっと増やす、6人タッグのベルトを巻けるように頑張ります。新メンバーもいいです」
ササダンゴ「来年は必ずリングに復帰して元気にバカバカしく生きていきたい」
高木「メリークリスマス! 2016年ありがとうございました。2017年は20周年ということでさいたまスーパーアリーナに進出します! 1月からがDDT UNIVERSEも始まりますので、DDTを全世界に発信していきます。2017年もよろしくお願いしまーす!」
(最後にHARASHIMAが三本締め。恒例のエンドロールVは今日のメインまできっちり収められたものが流された。その後、エンドアナウンスが流れたが、務めたのは石川。)
石川「応援ありがとうございましたー!(と締めくくろうとすると「ウアーッ!」との声。表に石川が出てくると佐々木が何度も蹴り。)」佐々木「俺たちDAMNATIONは群れない・媚びない・エンドアナウンスしない!」
石川「そんなことよりDAMNATIONは解散しちゃうんですか?」
佐々木「そうだな。俺たちDAMNATIONは今日で解散…するわけねーだろ!(蹴り)解散したら俺たち一人ぼっちになっちゃうだろ! 今日はクリスマスだ! 4人でクリスマスパーティーだ。なあ、ポーリー?」
ポーリー「メリークリスマス」
佐々木「そんなことより1月3日、キャンディスが来るぞー! キャンディスとシングルマッチだ! アイ・ラブ・ユー、キャンディス―! 来年のDAMNATIONは群れない・媚びない・結婚するぞー! キャンディスと結婚するぞー!」
石川「来年もDAMNATIONの応援よろしくお願いしまーす!」
ポーリー「ハッピーニューイヤー!」
【HARASHIMAの話】
ーー入江選手、アメリカから帰ってきて明らかに変わっていましたが、実際にやってみていかがだったでしょうか。
HARASHIMA「はい。もう見ての通りの通りですよ。本当に僕が勝てたのが……結果、僕が強いから勝てたんですけど、っていう余裕を言えないぐらい。今日は本当にたまたま僕が勝てたのかなっていうぐらいの強さを感じましたね。最後の入江コールがすべてじゃないですか。」ーーとくにエプロンでのパイルドライバーとかパワーボムとか、いままでの入江選手では見られなかった厳しい攻撃がありましたが。
HARASHIMA「そうですね。いやぁキツかったですね。」ーー次の相手が1月3日、マイク・ベイリー選手に決まってるわけですが。
HARASHIMA「そうですね、はい。まあ勝ったほうがやるって決まっていたんで、まあ一応ね。目の前のことだけで、先のことは考えないようにしていたんですけど、もうやるだけですね。」ーーベイリー選手はタッグ王者にもなりましたし、だいぶDDTのリングにも馴れてきた感じがしますが。
HARASHIMA「そうですね。6人タッグかタッグかな? まあちょっとしか絡んだことないんですけど、小柄だけどそれを感じさせない素早い蹴りとジャンプ力と、すごいレスリングテクニックを持っている。やっぱりDNAのトーナメントで優勝するくらい、本当に強い選手って分かっているので、楽しみであると共に非常に警戒していますね。」ーー今年一年を振り返って、HARASHIMA選手にとって2016年はどういう年でしたか。
HARASHIMA「いろんなことがあってアレですけど(苦笑)、楽しい一年でした。最後にこう(KO-D無差別の)ベルトを巻いて年を越せるので素晴らしい一年でした。」ーー来年の3月にはさいたまスーパーアリーナで20周年記念大会がありますが、来年の抱負は?
HARASHIMA「もっと今年以上にDDTをもっともっと盛り上げていきたいですね。で、みんなが「プロレス楽しいな」「DDT観に来てよかったな」って思えるように、プロレスの楽しい・素晴らしいところを伝えていければなと思っています。」ーー20周年イヤーをチャンピオン、エースとして迎えられるわけですが。
HARASHIMA「20周年イヤー…そうですね、とりあえずDDTの中心に立って、まだまだDDTの中心に立ち続けていきたいと思います。」ーーベルト獲った石川戦からどんどん厳しい闘いになって、ハードルも上がっていっていると思うんですけど。
HARASHIMA「でもチャンピオンはそういう闘いを……厳しい闘いというか、それはチャンピオンとして当然のことなので。別に当たり前のことです。」ーー周りの選手にとってこの2試合(石川戦と入江戦)が高いハードルになっていると思うが、周りの選手に刺激やプレッシャーを与えていると思いますが。
HARASHIMA「なら、よかったです。」ーー全体的にレベルアップし
HARASHIMA「そうですね。」【高木大社長の2016年総括】
高木 「年一年は本当に頭からいろいろありましたよね! 飯伏はね、飯伏プロレス研究所を作ってDDTを卒業という形で出て行きましたけど、それで竹下幸之介だったり、遠藤哲哉だったり、佐々木大輔といった面々が台頭していったのかなと思っていますね。誰かが出ると、また誰かが上がるといったような部分では、いつの間にかこんなに層の厚い団体になってしまったんだろうっていうところはあるんですけど。でもやっぱり2016年、頭からいろいろあったんですけど、プロレスという部分においては毎年そうなんですけど、いつになく充実した年なんじゃないかなとは思っていますね。やっぱり内部! 内部の充実。DNAも新たにエス・ピー広告さんが運営委託という形ですけど、ちょっとDDTとは違った色を。ももいろクローバーZのステージ演出をされている佐々木敦規さんが、DNAの演出も担当されるということで、昨日早速『ももクリ』のイベント内でDNAの選手が出るという、わたくしも聞いていなかった事態が起きて(苦笑)。まあ早速いろんなことが動いているんだなっていうふうに思っていますね。何かそういう意味ではさらに充実した1年で、DDTとしてはここからいかに世間及び世界に広げていくのかっていうことを考えていかなくちゃいけないなと思っています。1月23日から『DDT UNIVERSE』という動画配信サービスが始まるわけであって。これもDDTは世間だったり、世界だったりに広めていくという役割を担っているわけですよね。そういう意味ではどんどんどんどん広げていく作業をやっていかないといけないのかなと、僕は思っています。」ーーKO-D無差別級はエースのHARASHIMA選手がベルトを持って年を越しますが、来年は3月にさいたまスーパーアリーナで20周年記念大会があります。来年に向けた抱負を。
高木「やっぱりそういう世界に向けた中で、1月3日にマイク・ベイリーとHARASHIMA選手が闘うのも何かひとつの運命なのかもしれないなと思っているんですけど。やるからにはHARASHIMAにはどんどんどんどんDDTを引っ張っていく存在になってもらいたいし、それ以外にもいま名前を挙げた選手たち含めて、竹下だったり、遠藤だったり、佐々木だったり、もちろん坂口もいるし、KUDOもいるし、男色ディーノだっているかもしれない。石川修司だってまだいるだろうし、そういった面々がどんどん名乗りをあげていって。いまの段階ではさいたまスーパーアリーナのメインが見当も付かないんですけど、ひょっとしたら思わぬガイジンが名乗りをあげてくるかもしれないですし。そういう意味ではもっともっとグローバルに見ていきたいなとは思っていますね。さいたまはDDTの20周年ということで、今回もふたつカードを発表して。男色ディーノの相手は男色ディーノが見付けてくれると思うのでアレなんですけど、東京女子が開国と思われちゃうとちょっとアレなんですけど。開国かもしれないし、でもひょっとしたら20周年の記念ということでの、ひとつの出来事なのかもしれないし。それはもう彼女たちが理解してくれればいいのかなと思っています。里村、アジャ・コング、そしてチェリー、赤井沙希、山下実優、中島と、これがどう出るのかっていうのは自分でも分からないんですけど、とにかく20周年の記念の興行なので、どんどんどんそういういろんなカードを出していけたらと思っています。年明けからもまたいくつかどんどん出していきます。いろいろな企業さんとコラボしていくこともあると思います。台湾でやったニトリさんとのコラボとかもありましたし、そういう意味ではいろいろな大手の企業さんとコラボしていく機会ってなかなかないので、そういうこともどんどん進めていければなと思っています。わたくしは常に世間と世界しか見ていません! 来年はより一層グローバルに! そしてより一層お茶の間に向けてDDTは進んでいきたいと思っていますので、よろしくお願いします。」DDT今年最後の後楽園大会のメインは12・4大阪で王者に返り咲いたHARASHIMAがアメリカ長期武者修行から一時帰国した入江の挑戦を受け、試合は入江がショルダータックル、顔面踏み付け、頭突き、隕石、フェースロックと先手を奪うが、HARASHIMAもジョン・ウーで反撃してフットスタンプで踏みつけるてから腹部攻めで入江のスタミナを奪いにかかる。
HARASHIMAはミドルキックの連打からファルコンアローを狙うが、入江が堪えるとバックエルボーから交通事故タックルを浴びせ、串刺しビーストボンバーからティディベアを投下、パイルドライバーはリバースされるもブラックホールスラムで投げ捨て、フライングソーセージを狙ってコーナーへ昇る。
しかしHARASHIMAは前蹴りで場外へ落とすとプランチャを発射、そして入江をリングに戻すが、起き上がった入江が重爆トペを発射、更にエプロンでの攻防を制してエプロン上でのパイルドライバーを敢行、起き上がったHARASHIMAもバスソーキックで応戦し場外へ転落、だが入江はエプロンの角めがけてのパワーボムを敢行してHARASHIMAに大ダメージを与える。
リングに戻った入江は勝負と見てフライングソーセージを投下、しかし山折りで迎撃したHARASHIMAはスワンダイブ式フットスタンプを投下してから雪崩式ブレーンバスターで投げ、倒立ダブルニーを決めてから山折りを狙うも、踏ん張った入江は頭突きを浴びせる。
入江はファイヤーサンダーを狙うが、着地したHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀を浴びせ、蒼魔刀を狙うと、キャッチした入江はツームストーンパイルドライバーで突き刺し、大暴走の連発からタズミッションで捕獲し、更にブレーンバスター式タズミッションを狙う。
HARASHIMAは入江を頭部から落として阻止しハーフダウンになってからエルボー合戦の打撃戦へ、HARASHIMAは押されそうになるがミドルキックを連発、だがキャッチした入江はビーストボンバーから自分が垂直落下式バックフリップを狙うも、阻止したHARASHIMAがジャンピングハイキックを連発してからスタンド式蒼魔刀を発射、入江もビーストボンバーで返すがHARASHIMAはは顔面蹴りから蒼魔刀を浴びせ、エルボーで抵抗する入江に蒼魔刀からその場飛び蒼魔刀、蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。またセミの6人タッグ選手権は12月11日博多で酒呑童子に敗れ王座から転落したDAMATIONは王座奪還を狙ってパートナーに石川を起用して挑戦した。
試合はDAMATIONは高梨を捕らえて試合の主導権を握り、坂口やKUDOに交代してもDAMATIONの連係の前に酒呑童子は主導権を握れない。
再び高梨を捕らえたDAMATIONは石川と佐々木がダブルインパクトを狙うと、高梨は寸前でかわし、焦った石川がラリアットも佐々木に誤爆してしまう。坂口がKUDOとのサンドウィッチキック、KUDOが遠藤と佐々木にまとめて地獄の断頭台を投下、高梨が佐々木にタカタニックを狙うが、カットに入った石川がファイヤーサンダーで突き刺し、遠藤のスワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュからダブルインパクトを決め高梨を追い詰める、
勝負と見た佐々木がベトナムドライバーⅡを狙うが、高梨がバッカスで逆転3カウントを奪い酒呑童子が王座奪取、DAMATIONはタイトル戦線から大幅に交代し無冠で年越しとなった試合後には入江と握手をかわし、サンタに扮した高木大社長と欠場中のスーパー・ササダンゴ・マシンが登場し、最後にDAMATIONを除く全選手が揃って年内最後の大会を締めくくったかと思ったら、エンドロールのアナウンスを石川が務めると、DAMATIONがバックステージでのドタバタで2016年のDDTを締めくくった。
2016年のDDTは飯伏幸太の退団、新日本プロレスとの関係も解消するなどマイナス面はあったが、挑戦する姿勢は崩さず、年2度に渡っての両国大会を成功させるなど、DDTの勢いはまだまだ衰えていないことを見せつけた。
来年はいよいよさいたまスーパーアリーナの大ホールに挑戦する、挑戦する姿勢を崩さない限りDDTの勢いは止まらない。
無事防衛!応援ありがとうございました!…メリークリスマス☆ pic.twitter.com/yyMFN9F9fb
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年12月25日兄弟の頑張りで防衛、ベルト持ったまま年越し。
2016年 DDT、酒呑童子を応援してくださり、ありがとうございました。
来年も最前線で闘っていけるよう精進していきます!
年内、自分の残すとこは年越しプロレス。
パートナーが気に入らないんで、1人で闘います!#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年12月25日DDT年内最終戦後楽園ホールでした!2016年ありがとうございました!来年から動画配信サービスDDT UNIVERSEがはじまります。3.20さいたまSA大会もやります!2017年よりグローバルに、よりお茶の間にDDTを届けていきます!来年もよろしくお願いします!#ddtpro pic.twitter.com/Ivandiv06H
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年12月25日 -
今年最後の観戦…大日本プロレス的クリスマスイブ
12月24日 大日本プロレス「大阪サプライズ29〜感謝祭2016〜」大阪市コミュニティプラザ平野 365人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
○中之上靖文 菊田一美(9分12秒 片エビ固め)宇藤純久 X佐久田俊行
※ナックアウェイ◇第2試合◇
▼30分1本
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀 野村卓矢(9分19秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X吉野達彦
※ツキノイシ◇第3試合◇
▼「大日本X道頓堀〜大阪師走の陣」/30分1本
○“黒天使"沼澤邪鬼(6分30秒 横入り式エビ固め)X菅沼修◇第4試合◇
▼特別試合〜ノータッチルール 大阪PREMIUM〜/30分1本
○ZERO 丸山敦 政宗 三原一晃(14分05秒 片エビ固め)GAINA ビリーケン・キッド タダスケ Xアルティメット・スパイダーJr.
※猛毒波布空爆◇第5試合◇
▼凶器持ち込みタッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 竹田誠志(11分56秒 片エビ固め)伊東竜二 X高橋匡哉
※ダイビング・セントーン◇第6試合◇
▼有刺鉄線ボードデスマッチ/30分1本
○アブドーラ・小林(10分13秒 逆エビ固めwith有刺鉄線ボード)X植木嵩行◇第7試合◇
▼30分1本
○木高イサミ “brother"YASSHI 橋本和樹 藤田峰雄(12分24秒 ヨーロピアンクラッチ)橋本大地 谷嵜なおき 鈴木鼓太郎 X塚本拓海
◇第8試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 ボディガー(14分20秒 片エビ固め)浜亮太 河上隆一 X神谷英慶
※ラリアット
今日はクリスマスイブだというのに大日本プロレス平野区民センター大会を観戦、会場のある場所である出戸は自分にとっても懐かしい場所、昔大阪の八尾に住んでいた頃は出戸にあったダイエーでよく買い物するために通うなどしていたが、ダイエーもなくなってイオンへと変わってしまっていた、しかし八尾の近くでプロレスを開催する会場があったとは、もし八尾に留まっていたら頻繁に通っていたのかもしれない。第1試合は中之上と佐久田が手四つからの力比べを狙うが、佐久田の背が低いせいか届かない、それでも力比べを成立させるが、佐久田が捕まって中之上組ペースで試合が進み、やっと交代を受けた宇藤がジャンピングニーからのオー!ポーズとジャンボ鶴田ムーブで盛り返す。蘇生した佐久田もエルボーから逆さ押さえ込みと攻め込んだが、中之上がエルボーで動きを止めると、ナックアウェイで3カウントを奪い勝利を収める。
第2試合は来年から正式に大日本の所属になる吉野が弾けまくり、野村もこの組み合わせで放り込まれて大丈夫なのかと思ったが、吉野と一緒に子供ファンを追い掛け回すなど弾けまくっていた。
試合は例のごとくブランド品をかっさらった千賀がバラモンの水噴射をブロックして「千賀●ね!」コールが巻き起こり、野村も逆さ吊りにされて吉野から股間に水、バラモン兄弟からボウリング攻撃の洗礼を浴びてしまう。
オースギがロープへ走るとバラモンの徐行攻撃を浴びてしまい、バラモンがオースギを捕らえて吉野に攻撃を促すが、自撮り棒で記念撮影している間に反撃を許してしまう。そこで野村がバケツの水をかけようとするが、自爆してしまう。
そこでオースギが吉野を攻めようとするが、吉野が命乞いをすると騙まし討ちにしてオースギを捕らえる、だがバラモンのボード攻撃が例のごとく誤爆すると、オースギのツキノイシで3カウントとなり、野村はバラモンから「水のかけ方を教えてやる」と突っ込まれてしまう。第3試合の沼澤vs菅沼は、沼澤が道頓堀プロレスのタッグベルトであるWDWタッグベルトを放り投げて挑発すると、激怒した沼澤がラリアットで奇襲をかけるが、場外戦となると沼澤がスパナや工具などで菅沼を流血に追い込み、リングに戻ってもオサムコールを煽るなど余裕ぶりを見せる。
菅沼はパワースラムからランニングネックブリーカー、リバーススプラッシュ、ロックボトムと反撃するが、串刺しのアックスボンバー狙いを沼澤がかわしえコーナーに設置したイスに直撃させると丸め込んで3カウントを奪い完勝を収める。第4試合の元大阪プロレス勢同士の8人タッグはHUBは今回はZEROとして出場、試合もめまぐるしい攻防を展開するが、GAINAがZEROにラストライドから、タダスケとスパイダーをおんぶしてから圧殺するも、政宗とビリーが盛り返し、最後はZEROがスパイダーをジャックハマーからペティグリーを決め、猛毒波布空爆で勝利を収める。
第5試合では凶器持ち込みデスマッチということで高橋は有刺鉄線ハンマー、伊東が竹刀、星野と竹田は蛍光灯束を持参して登場、試合は伊東が竹刀を振り回し、星野がイスをヘルメット代わりにして防ぐが小手が入り、場外戦で星野が流血、伊東は星野をイスで殴打して曲げてから、その上へのボディースラムでイスを元に戻すなど星野を痛めつけ、高橋のアイテムであるハンマーを振り回し、高橋もコーナーから星野にハンマーを落とすなど地味に痛い攻撃を展開。
高橋は蛍光灯束を持ち出すが星野がミドルキックでクラッシュさせると、竹田も高橋をコーナーに逆さ吊りにしてから、顔の前にイスを並べてドミノ倒しでクラッシュさせると、バットとイスを使った顔面整形クリスマスバージョン攻撃で痛めつけ、伊東もムーンサルトプレスクリスマスバージョンを投下する。
高橋も星野に反撃してハンマーを投げるが、キャッチした星野が突進し、竹田と共に攻めたて、蛍光灯束の上へのチョークスラムからダイビングセントーンで3カウントを奪い勝利を収める。休憩後の第6試合ではリングインするアブ小を植木が奇襲をかけ、ベルトを首かけたままのアブ小を有刺鉄線ボードに叩きつけ、更にベルトを奪って殴打してから、もう一つのボードにも被弾させる。
場外戦へと雪崩れ込み、植木はボードの破片やイス攻撃で攻め込むが、アブ小は頭突きで反撃して噛み付き、リングに戻っても植木が立てかけたボードめがけて逆に叩きつけ、植木は頭から突っ込んでしまう。
アブ小はスリーパーで絞めあげるが、植木は敬礼アタックで反撃し猛攻をかけるも、敬礼式ダイビングヘッドバットが自爆となると、アブ小がたぎってからのカモイェを炸裂させ、最後はボディースラムの連発からの逆エビ固めで完勝、試合後も植木が襲いかかろうとするが、アブ小はキックで返り討ちにする。第7試合の8人タッグ戦は鼓太郎、DRAGON GATEの谷嵜、YASSHI、イサミと豪華なメンバーが揃うも、大日本のリングとはいえ鼓太郎、谷嵜、YASSHIの試合を生で見るのもいつ以来か、試合は峰雄が再三塚本の股間を狙うなど館内を沸かせ。また鼓太郎と谷嵜もそれぞれの地獄の断頭台の競演や連係も披露する。
最後はイサミがパートナーである塚本にも容赦ない攻めを見せ、絶槍から勇脚を狙うも塚本がかわしたところでヨーロピアンクラッチで丸め込んで勝利。
試合後はイサミと谷嵜が乱闘となり挑発合戦となるが、イサミは鼓太郎を呼び込んで、鼓太郎が24日でデビュー15周年を迎えたことを発表、鼓太郎もイサミとのシングルを熱望した。
鼓太郎がNOAHからデビューして15周年になるとは時の流れを感じるものの、イサミがアピールしなければ15周年を迎えたことすら気づかなかった。派手なセレモニーもなかったが鼓太郎の師匠である三沢光晴もこういったセレモニーがあったとしても花束を受け取るだけだっただけに、ある意味鼓太郎らしさなのかもしれない。メインの6人タッグ戦は浜の巨体に関本組が苦しみ、ボディガーも浜を持ち上げようとするが持ち上げることが出来ない、終盤も関本が捕まるが岡林とボディガーがカットし、浜と河上を排除すると、関本が神谷に垂直落下式ブレーンバスターからラリアットで勝利、試合後は関本が締めくくって本興行が終了、2度目の休憩の後で感謝祭が行われる。
感謝祭ではこの日2度目の試合となる大日本の若手たちが大阪をホームとする団体ジャパンプロレス2000と対抗戦を行い、セコンドの和樹の指示通り大日本勢はジャパン2000勢を叩き潰しにかかり、ジャパン2000勢も健闘するが野村の腕十字で完勝を収める。
試合後は登坂代表とストロング王者の関本とデスマッチ王者のアブ小とのトークイベントが行われ、その後で丸山と佐久田司会の大抽選会が行われる。
感謝祭最後は所属全選手によるバトルロイヤル、まず大地のキックに河上が異常に痛がると、大橋レフェリーがボディーチェックを行い、大地のシューズの中からフォークが出たため失格、大橋レフェリーは河上もチェックするが、1本どころか無数のフォークやスプーンがタイツの中から出たため失格、失格となった大地は河上と共にリングに残っている選手らにフォークで刺し遊びまくる。
次に植木が大阪名物と称して一発ギャグを連発しすべりまくって観客からヒンシュクを買い、大橋レフェリーがピコ太郎のモノマネを披露すれば、最後に先だって死去した島木譲二のパチパチパンチも披露するが迫力がない、代わりに大阪出身の関本が手本を示してから植木をチョップで一撃し全員がカバーして植木が退場となる。
アブ小も退場するが、大地らからフォークを奪うと念でフォークを曲げてしまう。その中次々と選手が退場し岡林、星野、吉野だけとなり、星野と吉野が攻める岡林に命乞いをして騙まし討ちにするも、岡林はランニングボディープレスで二人まとめて圧殺し優勝。最後は岡林が「ビッサリ!」で感謝祭は締めくくられたが、平成極道コンビを解散する星野は吉野と新コンビを結成するか?今年最後の観戦も終了、来年はまた観戦回数を増やしたいかな…
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中嶋が北宮を降しGHCヘビー級王座防衛も"一匹狼"杉浦が挑戦表明!ジュニア二冠に返り咲いた小峠が拳王に続いてヘビー級転向へ!
12月24日 NOAH「Winter Navig. 2016」後楽園ホール 1128人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/30分1本
○拳王 大原はじめ(10分18秒 片エビ固め)石森太二 X熊野準
※蹴暴(試合終了後、場外の石森と大原はにらみ合いを展開。そして拳王が去りゆく大原めがけてマイクを握る。)
拳王「おい、大原。今までの拳王〜拳王〜ってどうしたんだよ? まぁいいよ。テメーとは今日で終わりなんだよ。ま、少しばかり頑張ってください。そして来年! 俺はこのノアの顔になる。俺はよ、ヘビー級に行くんだよ。この新生ノアをさらに盛り上げるからな。テメーら後楽園ホールのクソヤローども、これからも拳王から目を離すなよ」【試合後の拳王】
――来年に向けての展望を語ったが?拳王「俺はよ、これからの拳王、これからのノアを見てんだよ! これからのノア、さらにもっともっと大きくしなくちゃよ。そのために何が必要だ? 俺だろ!? プロレスリング・ノアの拳王が必要だろ!? 俺がこのノアの顔になる。そして、このノア、さらなる進化を遂げるからな」
――来年早々に動く?
拳王「年明け? 今から動いてやるよ。俺は心に誓ったんだよ。険しい道かもしれねえ。俺がプロレスリング・ノアをプロレス界で一番の団体にしてやる」
【大原の話】「まあ、拳王は拳王で自分の道があるみたいなんで、勝手に行ってください。俺は俺の道があるんで。このシリーズ、最初から言ったはずだよ。ケンオーハラの大原はじめじゃない大原はじめを作っていくって。俺は最初から動いているつもりだよ。前も言った、小川良成とか、石森太二とか、そういう人間と俺はやらないといけないって思ってるから。2016年はこれで終わりだ。2017年はジュニアのシングルのベルトを取るし、ジュニアだろうが何だろうが、俺はヘビーともやってやるからな。無差別級で行ってやるよ。どいつもこいつもぶっ倒してやるよ、来年は。シングルの大原はじめ、スタートだ。とういうわけで、今日もムイビエン」
【石森の話】「(いろんな動きが起きているが?)まあね、大原は俺とやりたいみたいだけど、俺はそんなに興味ないんだよ。お前に付き合っている暇はないし。本当にやりてえならやってやるけど…結果は見えてるよ。大原はアウト・オブ・眼中だよ!」◇第2試合◇
▼30分1本
○アレハンドロ・サエス(10分28秒 片エビ固め)X清宮海斗
※スパイラルタップ◇第3試合◇
▼30分1本
○潮崎豪 マイバッハ谷口(13分09秒 体固め)モハメド ヨネ X齋藤彰俊
※ショートレンジ豪腕ラリアット◇第4試合◇
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○小峠篤司 原田大輔(27分45秒 片エビ固め)[第28代選手権者]X邪道 外道
※キルスイッチ
☆邪道&外道組が2度目の防衛に失敗。小峠&原田組が第29代王者となる(試合終了後、原田が先に引き上げ、小峠がリングに残る)
小峠「今年1年も前向きに突っ走ることができました。それも…鈴木軍、邪道外道、強いライバルたち、大阪時代からの最高のパートナーとノアで組めたから。そして、どんな状況でも、次を見るのはつらいなと思わしても、来てくれるノアファンに前向きにさせてもらいました。ありがとうございます。しっかり来年からは、自分から前向きにやっていきます。1つ…来年から『顔じゃねえ』と言われるかもしれねえ。まだまだ体がしょっぺえと言われるかもいしれねえ。でも、俺は来年からでっけえやつらとやりてえ。でっけえやつらと、ヘビー級のヤツらに挑戦していくつもりや!全部否定的な意見も受け止めて、来年から荒れていきます」【試合後の原田】
※小峠を残して先に退場してひとりでコメント――試合を振り返って?
原田「取り返せて良かったですし、何よりお客さんの歓声がうれしかったですね」
――邪道&外道は“1+1を2にさせないプロレス"がモットー、“2になるプロレス"ができた?
原田「最後の最後に2にさせてもらえましたね」
――すべてのベルトをノアに取り戻したが?
原田「お待たせしました…ってカンジですね。来年からノアジュニア、もっともっと盛り上げていきます」
――2017年はチャンピオンとして迎えることになるが?
原田「チャンピオンとしてっていう前に、(※リング上で語り始めた小峠の)あのマイク全部聞いてみてください。ありがとうございました」
【試合後の小峠】
――試合後に『でっけえヤツとやりたい』と話したが?
小峠「僕の思いを最終戦ってことで、ベルトも取り返せたし、勝手ながら伝えさせてもらったまでです。分からないですよ。会社が受け入れるかどうかは。ファンが受け入れるか。でも僕自身は、こういう状況でなんか知らんけど会社のためになる行動がしたい。それだけの思いです。全力っすね。いかなる時も。痛い思いしたっていいよ、捨て駒でもいい。全力でいくよ」
――ヘビー挑戦となると、ベルトの処遇はどうする?
小峠「まぁそれも踏まえてじゃないですか? まだ、思いきったことを言っただけなんで。相方もいることですし。一人では決められへんこと」
――これから原田と話し合う?
小峠「そうですね。でも腹くくってますよ。覚悟はできてます。覚悟が無かったらこんなこと言ってないですから」
――邪道&外道戦について?
小峠「僕らがやってきた短いプロレス人生かもしれないですけど、その中で最強のタッグチームやったなと。獲り返せたことが奇跡に近い。それくらいのチームでした」
――試合後にも認められたが?
小峠「認められるような器じゃないと思ってます。でもそういう気持ちになっていただけたのなら嬉しいです」
【試合後の邪道&外道】
外道「試合が終わったあとよ、小峠が言ってたよ。『またやりましょう』ってな。おい、おい、邪道&外道はいつでも戻ってくるぞ、コノヤロー」邪道「今のこの世の中、一寸先は闇って言うだろ? 来年のことを言ったら鬼が笑うけど、来年どうなるかわからねえぞ」
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○杉浦貴(20分55秒 片エビ固め)X丸藤正道
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――丸藤の気持ちもこもった試合だったが?▼杉浦「(※日テレアナウンサーに)あ? いつも気持ち込めてやってんだよ。今日だけじゃねえだろ。いつもやってんだよ、こっちは」
――『動け』と言ったが、この試合をみて間違いなく動く選手が出てくるはずだが?
▼杉浦「知らねーよ! 動いてから聞け。まだ動いてねえだろ」
――これから狙うものは?
▼杉浦「決まってんだろ。テッペンだろ。ノアを良くしたいとか、面白くしたいとか言ってるヤツらもいるみたいだけどな、テッペン目指さなきゃ意味ねえんだよ。レスラーは。ベルト目指していくんだよ。そうすりゃ自然に面白くなるんだよ。分かったか」
【丸藤の話】「負けた人間は言うことねえよ…」
◇第6試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○中嶋勝彦(26分28秒 片エビ固め)[挑戦者]Xマサ北宮
※バーティカル・スパイク
☆中嶋が2度目の防衛に成功(試合終了後、倒れる北宮の前に立ち、握手を求める。北宮もそれに応じると、場内は大きな拍手に包まれた。北宮はセコンドの肩を借りてそのまま去っていく。その北宮と入れ代わるように杉浦が登場する)
杉浦「防衛おめでとう。おい、俺が出てきたのはわかってんだろうな? 俺はノアにケンカ売ってんだよ。お前、チャンピオンだろ? 来年の後楽園、一発でお前のベルトをもらいにいく。おい、時代をまた戻してやるよ、俺に。わかったな?」中嶋「あんたが今、何を考えてるのかさっぱりわからないけど…やってやるよ。ただな、時代は渡さない(目の前の杉浦にベルトを高々と掲げてみせつける。杉浦は挑発しながらリングをあとに。)今日は皆さん、お忙しい中、こんなにも来ていただいてありがとうございます。杉浦が来たけど、絶対に時代は戻さない。そして、アイツにベルトも時代も渡さない! なぜなら…俺は止まらねえ!!」
【中嶋の話】「(コメントブースに現れると、左ヒザを押さえて座り込む)ああ、痛え! クソ。マサ北宮! 勝ってよかった…。守れてよかったよ。マサ北宮、今日の奪い合いは俺の勝ちだ。なぜなら俺は止まらねえんだ!! そして今日、こんなクソ忙しいクリスマスイブに来てくださったファンの皆さん。そのおかげで防衛することができました。でも、防衛するたびに、まだ2回目ですけど、このベルトの重さ、凄さを実感してます。そして今、ノアの選手1人1人が少しずつ変わろうとしている。どういう風に来年なっていくのかわかんないけど、ただ一つだけ言えることは…俺が来年も光を照らしていきます。今日はありがとうございました。以上だ」
【北宮の話】「まだだ! やられっ放しでは終わらない! 2017年は、今年2016年と一緒…逆襲からの始まりだ! 見といてくれ!」
NOAHクリスマスイブ決戦を迎えた後楽園大会、セミでは鈴木軍を離脱し一匹狼宣言をした杉浦と丸藤が対戦、序盤からターンバックルへのジャーマンを狙う杉浦に阻止した丸藤がカンガルーキック、側頭部へのスライディングキックと繰り出していくが、エプロンでの攻防で杉浦が断崖式中年ズリフトを敢行し丸藤に大ダメージを与え、ボディーシザースや逆エビ固めなどで腰攻めを展開する。
杉浦は丸藤をトップロープ上に設置しフロントハイキックを狙うが、かわした丸藤が三角飛び式ムーンサルトアタックを発射、串刺し式背面エルボー、回し蹴り式トラースキックと反撃してから不知火を狙うも、阻止した杉浦がスピアー、往復式で串刺しビックブーツ、膝アッパー、滞空時間の長いブレーンバスターと攻め込む。
丸藤は杉浦のランニングニーをかわしてトラースキックからチョココロネ、側転からのドロップキックと放つが、杉浦もキチンシンクで譲らず、丸藤は突進する杉浦をドロップキックでエプロンに出してから断崖式回転エビ固めを敢行、杉浦がリングに戻ったところでフロム・コーナー・トゥ・コーナーで強襲してから不知火で一気に勝負に出る。
しかし杉浦は丸藤をコーナーに逆さ吊りにしてから、腹部へ串刺しニーを打ち込むが、もう一発をかわした丸藤が串刺し式虎王を炸裂させ、ブレーンバスターの体勢から前へ不時着させてのトラースキック、不知火と畳み掛ける。
丸藤は虎王を狙うが、かわした杉浦がジャーマン、ドラゴンスープレックスと投げるも、丸藤は全て着地、だが杉浦がラリアットを放ってからジャーマンで投げると、後頭部、正面へと鬼エルボーを乱打してからオリンピック予選スラムを決め、杉浦はカバーに入らずそのまま腕を掴んだままで再びエルボーを乱打、手錠で拘束されたかのように動けなくなった丸藤はあえて正面から受け、虎王を炸裂、杉浦はエルボー、丸藤は逆水平を放つが丸藤の逆水平は威力が落ちていく。それでも丸藤は虎王を炸裂させるが、杉浦はエルボーで迎撃しランニングニーを連発してからオリンピック予選スラムを決め3カウントで丸藤は完敗を喫する。メインのGHCヘビー級選手権は中嶋が執拗なヘッドロックで先手を奪い、コーナーに北宮を設置してからR-15で場外へ出し、エプロンダッシュのランニングローキックを放つも、リングに戻ってからも中嶋がサッカーボールキックを連発するが、北宮がボディースラムを連発すると中嶋の痛めている左膝をマットに叩きつけ、中嶋が場外に逃れても場外マットに中嶋の左膝を叩きつけてから鉄柵へのニークラッシャーを敢行、リングに戻ってからも中嶋の左膝に何度もエルボーを落としレッグロックを極めるなど中嶋の左膝攻めを展開する。
中嶋もフロントキックを狙う北宮の右膝にドラゴンスクリューを決め、ショルダータックル狙いも低空ドロップキックで迎撃し、延髄斬りを放ってから串刺しフロントハイキック、ミドルキック、ミサイルキックと畳み掛ける。
中嶋はバックドロップを狙うが、阻止した北宮がバックフリップから監獄固めを狙うと、中嶋は警戒してかロープに逃れ、北宮もフライングショルダーから再度監獄固めを狙うが、中嶋は首固めで丸め込んでから、カニバサミで倒してからターンバックルごと北宮の顔面を蹴り上げ、ラリアットを狙う北宮の右腕にカマイタチ式ハイキックで何度も射抜く、だが北宮もスピアーで迎撃してからランセルセでコーナーへと押し込み、串刺し攻撃を狙うも、かわした中嶋はトラースキックを連発してからバーティカルスパイクで突き刺して勝負に出る。
しかし北宮がカウント2でクリアすると、座り込んだ北宮に前後からトラースキックを放ってからランニングローキックで突っ込むも、キャッチした北宮が再び左膝にエルボーを落としてからエルボー合戦、中嶋のミドル狙いをキャッチしてからドラゴンスクリューを連発する。
北宮は監獄固めで捕獲、中嶋は下からのエルボーで抵抗するが、腰を落として絞めあげる北宮は上からのエルボーで鎮圧するも、中嶋はロープに逃れ、ならばと北宮はサイトースープレックスを狙うが、逃れた中嶋はラリアットを炸裂させ、北宮もハイキックを狙う中嶋の胸板に頭突きを浴びせるも、突進したところで中嶋はビューティフルドロップキックで迎撃する。
中嶋は左膝でのランニングローキック、顔面へのトラースキック、ハイキックと北宮に浴びせた後でバーティカルスパイクで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は両者共ノーサイドで握手した後で、セミで丸藤を降した杉浦が現れ前王者の権利として中嶋に挑戦表明、中嶋の受けて立つ構えを見せた。鈴木軍が抜けたらNOAHも面白くなくなるのではという懸念もあったが、メインとセミもそれをかき消すような好試合、ややメインがセミの試合に食われたかなという印象も受けたが、内容的にも合格点だった。
また第4試合のGHCジュニアタッグ選手権は序盤から小峠が外道にマグザムを決めてから桃の青春が連係で先手を奪ったが、場外戦で邪道外道がイス攻撃などラフで形成逆転し、リングに戻っても小峠が邪道外道の前に長時間捕まってしまう。
窮地の連続の小峠はやっと反撃して原田に交代、原田のスープレックスの連打で流れを変え、4選手が入り乱れる乱戦となるが、その中でも冷静だった邪道外道は邪道が突進する小峠にラリアットを放ってからグリーンキラーで突き刺し、クロスフェース・オブ・JADOで追い詰め、外道がレフェリーと原田を交錯させてから無法地帯を作って小峠、原田と急所打ちを決めるなどインサイドワークで翻弄する。
邪道は小峠に再度クロスフェース・オブ・JADOで絞めあげてから、外道が入ってスーパーパワーボムを狙うが、阻止した小峠が外道にブレーンバスターで投げると、ダイブした邪道には原田がニーアッパーで撃墜、外道が場外でダウンしている間に桃の青春が連係で邪道を捕らえ、原田の片山ジャーマンから小峠がキルスイッチで3カウントを奪い王座奪還。
試合後には両軍共ノーサイドも、小峠がヘビー級転向を宣言した。第1試合では正式に大原とのタッグを解消した拳王が先にヘビー級へ転向したが、続いて小峠もヘビー級へ転向するとは思っても見なかった、小峠はNOAHのためとしているが、ジュニア二冠になったことでジュニアではやり尽くしたというのもあり、また原田より一歩先へ進みたいという気持ちもある。ただヘビー級転向するなら王座は返上なのか?桃の青春タッグも継続なのか・・・
またメイン、セミの結果次第では杉浦に追随する選手が出ると思っていたが、杉浦がGHCヘビー級王座に挑戦を表明するだけで拳王、大原、熊野も動かず来年へと先送りとなった。鈴木軍が去り、新日本プロレスとの関係も解消し純血路線へ転換して2016年を終えたNOAH、果たして2017年はどんな年となるのか・・・
【NOAH】北宮返り討ち!中嶋V2 杉浦表明受諾で「時代もベルトも戻さない!」▼邪道外道も認めた!桃の青春がJrタッグ奪回 小峠がヘビー級挑戦の意向を電撃表明▼杉浦が丸藤突破▼ケンオーハラ完全決別…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/kf29Ma3IBt
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年12月24日今年、最終戦の #タイトルマッチ
応援 #ありがとう
お陰様で防衛出来ました。
そして#マサ北宮… https://t.co/5aBb4xnuO3
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年12月24日今日で今年最後の試合。
丸藤と最後にやったのは必然だったのかな。
来年も刮目せよ。
ありがとう。 pic.twitter.com/CRF0uIDieZ
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2016年12月24日完敗だ。負けて言うのも何だけど来年もノアの先頭に立って突っ走る。
それが丸藤スタイル。#noah_ghc #丸藤スタイル #メリークリスマス
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年12月24日127試合もしたのか。来年もみんなで頑張ろう! https://t.co/JAv6edzpuR
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年12月24日後楽園大会ありがとうございました。#noah_ghc pic.twitter.com/BSSc3X9m4H
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年12月24日またいつかリング上で対角線に立つかもしれないし、もう二度と戦わないかもしれない。でもこの世界どうなるかわからないし。これで一勝一敗の五分。いつか決着戦を。。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年12月24日後楽園大会にご来場いただいた方、そしてG+生中継をご覧いただいた方、ご声援ありがとうございました!
荒波の中を航海し続けたノアでしたが、
“心に残るプロレス”というクリスマスプレゼントは届きましたか?
素敵なクリスマスイヴになりますように
Merry Xmas#noah_ghc
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2016年12月24日プロレスリングNOAH後楽園大会、ひとつひとつの勝ちにも負けにも、出会いにもお別れにも意味があって、心にしみました。Season's greetings.
— sayoko mita (@345m) 2016年12月24日 -
2018年にNOAHの聖地・ディファ有明が閉鎖へ…ヘビー級転向を目指す拳王が大原と仲間割れ!
12月23日 NOAH「Winter Navig. 2016」ディファ有明 539人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
【公開調印式の模様】
――明日に向けて意気込みを北宮「9月に杉浦貴に負け、先月のグローバルリーグはあと1勝のところで鈴木みのるに負け、もう悔しい思いはしつくしてきたつもりだ。これ以上はもう悔しい思いはしたくない。明日のノア年内最終興行で、俺が勝って、ノアの新しい風景を見せたいと思う。『Go for broke』だ。俺が時代をぶち壊す。そして、中嶋勝彦という壁をぶち壊す。以上」
――北宮選手のコメントを受けて、中嶋選手の意気込みは?
中嶋「明日はいよいよタイトルマッチ。マサ北宮の今の勢いは本物だと思います。でも、俺にも譲れないものはあるんで。しっかり明日は俺が防衛します。当たって砕けるのはマサ北宮…お前だ。なぜなら俺は止まらねえ!」
◇第1試合◇
▼ディファ有明大会オープニングマッチ/20分1本
○石森太二(9分33秒 片エビ固め)X熊野準
※450°スプラッシュ
【石森の話】「態度だけは荒々しくなっているけど、結果がついてこないよね。大きく変わったかと言ったら、そんな変わってないと思うし。全部ひっくり返すと言うなら、それなりのことを試合で見せてもらわないと。ハッキリ言って、今のアイツは俺にとって眼中にない。アウト・オブ・眼中だよ! バカヤロー」【熊野の話】「(盛岡で乱闘を仕掛けた石森に敗れたが?)結果負けてちゃ意味がない…。まだまだ…まだまだ…」
◇第2試合◇
▼「NOAH vs K-DOJO」/30分1本
小峠篤司 ○原田大輔(10分35秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)稲松三郎 X柏大五郎◇第3試合◇
▼30分1本
○潮崎豪(12分52秒 片エビ固め)X齋藤彰俊
※豪腕ラリアット◇第4試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ(11分2秒 片エビ固め)Xマイバッハ谷口
※キン肉バスター◇第5試合◇
▼宮脇純太・東京プレデビュー・12名参加バトルロイヤル/30分1本
○熊野準(10分4秒 同時に押さえ込む)X小峠篤司 X石森太二
☆熊野が優勝
【退場順】[1]宮脇純太[2]モハメド ヨネ[3]齋藤彰俊[4]潮崎豪[4]原田大輔[4]マイバッハ谷口[7]柏大五郎[8]稲松三郎[9]小川良成[10]石森太二[10]小峠篤司
【熊野の話】「プレデビューからやってきたバトルで今日こうして初めて優勝できたんで。今日の石森太二戦は負けましたけど、仮にもシングルのチャンピオン(小峠)から勝ったんで。次は(ジュニア王者)本人から取って、シングルのベルトに迫っていきたいと思います。僕だけ置いていかれるのは絶対にイヤなので。絶対に追いついて、追い越して、すべてを覆します」◇第6試合◇
▼30分1本
○杉浦貴 アレハンドロ・サエス(15分35秒 体固め)拳王 X大原はじめ
※オリンピック予選スラム【拳王の話】「なんだよアイツ。アイツは少し俺が種まくと何でも食いつくな。もうあんな雑食野郎、どうでもいいんだよ。どうした? 今までの『拳王〜拳王〜』っていうのはどうしたんだ? 『拳王ラブ』『拳王大好き』って気持ちわりぃ! 2年間組んできたけど、お前なんてただの“ビジネスパートナー"だよ。むちゃくちゃ大好き、公私混同でも大好き…とか言いやがって。まぁよ、今日で終わりだ。明日もあるのか? だったら明日で最後にしてやるよ。ノアのクソ会社! 俺はヘビー級に行くんだよ。早くヘビー級のカード組め!」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
○マサ北宮 丸藤正道(20分22秒 監獄固め)中嶋勝彦 X清宮海斗(試合終了後)
北宮「いつだってそうだ。中嶋勝彦は俺のプロレスキャリアで常に俺の目の前を走り、俺の視界を邪魔してきた。明日、ノアの(年内)最終戦で、初めて俺がテメエの前に立つ。2016年のプロレスリング・ノアの締めくくりは、この俺、マサ北宮だ。『Go for broke』、俺が時代を、そして中嶋勝彦の壁をぶち壊す。以上」【北宮の話】「泣いても笑っても明日は後楽園だ。そこで全てが決まる。何度上に噛みつき、何度つらい悔しい思いをしてきたか。もうあんな思いはしたくない。あとは上がるだけでいい。もう落ちようのないところまで落ちてんだ。しっかり見といてくれ。以上!」
【中嶋の話】「(最後に北宮へのメッセージがあれば)メッセージ? 明日勝って、すべてを言うよ」
(ディファ有明公式HPより)
株式会社ディファ有明謹啓、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃ご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、弊社は、会場建物を賃借して2000年7月からイベント会場業を営んで参りましたが、現在の建物定期賃貸借契約は、2018年6月末日に期間が満了します。
そこで弊社は、貸主様に期間満了後の再契約をお願いいたしておりました。しかし、貸主様によれば、会場建物は老朽化が進んでいるため期間満了後解体し、再契約は予定していないとのことでした。
弊社は、営業継続の方策を検討いたしましたが、他に会場建物と同等の物件を確保することは困難であるため、2018年6月末日をもって営業を終了せざるを得ないとの結論に至りました。
皆様には18年の長きにわたりご愛顧を賜り厚くお礼申し上げるとともに、営業終了までは、社員一同皆様ご満足いただけるよう努力する所存でございますので何卒ご了承の程お願い申し上げます。
末筆ながら、皆様の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
敬具
NOAHの聖地として親しまれてきたディファ有明が2018年をもって閉鎖することが発表され、その中に入っていたNOAHの事務所、道場などが移転することになった。
理由は賃貸契約の満了と建物の老朽化、ディファが2000年7月にオープンしたが、最初に使用したのは三沢光晴退団後の全日本プロレス、当初は三沢体制の全日本が使用する予定だったが、三沢が退団したため、そのまま全日本が使用することになったからだった、8月にNOAHが旗揚げで使用し事務所や道場もディファ内に入ったことで、NOAHの聖地として扱われるも、NOAHだけでなく新日本、全日本も会場を使用していた。
だがここ数年は新宿FACEや新木場1stRINGも建設されたことで、ディファが使用されることが減り、NOAHでさえも最近は新宿FACEを使用することが多くなっていた。
ディファに関しては故・仲田龍氏が大きく関わっていたが、仲田氏が死去したことでNOAHの聖地としてのディファの役目は終わっていたのかもしれない。ディファ大会のセミは杉浦組とケンオーハラが対戦も、試合前から拳王が大原を排除して強引に先発で出るなど、開始前からケンオーハラの足並みが揃わない、開始から杉浦と拳王はグラウンドの攻防を展開、大原も負けじと杉浦のエルボーを耐え切ってレッグラリアットを浴びせるが、中盤からは杉浦組が大原を捕らえて試合の主導権を握る。
サエスは大原にその場飛びスパニッシュフライからムーンサルトプレスと追い詰めにかかるが、大原は剣山で迎撃し、交代を受けた杉浦と拳王がエルボーやミドルキックなどで打撃戦を展開、拳王はスピンキックからダイビングフットスタンプを投下し、蹴暴を狙うが杉浦はかわすも、拳王はオーバーヘッドキックを浴びせる。
交代した大原もジョン・ウーで続くとバッククラッカーからムイビエンで捕獲するが、サエスがカットに入ると、杉浦がスピアーで反撃してオリンピック予選スラムを狙う。だが大原は背後に着地し杉浦とレフェリーと交錯させて無法地帯を作り上げ、そこで拳王が竹刀を持ち出すと大原に杉浦を羽交い絞めにするように指示するが、大原が拒否すると拳王に襲い掛かって排除してしまう。
孤立した大原は一人で杉浦とサエスに向かっていったが、顔面への膝アッパーで鎮圧されると、杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントとなり、拳王は大原に詰め寄るが、大原は睨み返すだけで、拳王は一人リングを去ってしまう。
週刊プロレス誌上でヘビー級転向を図っていることを明かすだけでなく、大原とのタッグ解消を示唆した拳王だったが、ヘビー級転向を図っていて時点で大原ともタッグもこの辺で潮時と考えていたのかもしれない、ただ別れるとなると二人はどうなるのか、どちらかが杉浦と組むことになるのか・・?またメインのGHCヘビー級選手権前哨戦は中嶋のフロントハイキックに対し、北宮がダイビングショルダーで応戦するなど肉弾戦を展開。だが試合は丸藤の鞭のようにしなる逆水平から清宮を捕らえ、北宮もセントーンからコブラツイストと攻め込む。
再度中嶋と対峙した北宮はショルダータックルからバックフリップを狙うが、切り抜けた中嶋はミドルキック、前後からのサッカーボールキックを連鎖、ブレーンバスター狙いは北宮が投げ返すと、カットに入った清宮もボディースラムで返り討ちにする。
終盤でも中嶋と北宮は激しいエルボー合戦を展開するが、中嶋の左ミドルを北宮がブロックしエルボーを何度も落として足攻めをするも、中嶋はトラースキックの連打からジャーマンで投げ、起き上がった北宮もスピアーで応戦する。
交代を受けた清宮が北宮のジャーマン狙いを着地してから丸め込み技を連発するも、北宮はラリアットでなぎ倒してから監獄固めで捕獲、清宮もエルボーで抵抗するが、北宮は動じず絞めながらエルボーを連打し清宮は無念のギブアップ、北宮が前哨戦を制した。
第1試合では今シリーズで杉浦との共闘を志願し石森や大原と乱闘と展開した熊野が石森と対戦、熊野はトペを狙う石森が逆回転式フェイントで牽制しようとしたところで場外へと引きずり込み、鉄柵や鉄柱へと叩きつけ、リングに戻っても腰攻めを展開して先手を奪う。
しかしスワンダイブ式ミサイルキックで活路を見出した石森はリバーススプラッシュ式フットスタンプ、ダイブ式片足コードブレイカーで流れを変え、熊野もエルボーの連打からフィッシャーマンズスープレックスで反撃するが石森もハンドスプリング式レッグラリアットで応戦して譲らない。
熊野は逆さ押さえ込みからスクールボーイと丸め込み技を連発するが、フラッシュパッケージ狙いは石森が逆に丸め込み、トラースキックから串刺しダブルニー、450°スプラッシュと畳み掛けて3カウントを奪い勝利を収め、バックステージでも石森は「アウト・オブ・眼中だよ! 」と熊野を斬って捨てる。
だが第5試合のバトルロイヤルでは熊野は石森、小峠と残り、小峠は石森に逆さ押さえ込みを狙ったところで小峠の足を蹴り飛ばして二人とも座らせると熊野は横に回転させて二人まとめて3カウントを奪い優勝した。
シングルでは石森に敗れてトーンダウンしたかに見えたが、バトルロイヤルでは石森だけでなく小峠までもフォールを奪った、熊野も後輩である清宮の台頭もあり厳しい立場に立たされ始めている。杉浦との共闘で今後の方向性を示したいところだが、肝心の杉浦は熊野と組む気があるのだろうか・・・いよいよ明日。もう悔しい思いはしたくない。
これまでの無念を晴らす。明日でまとめて清算して年を越そう。
どうか皆さん応援宜しくお願いします。#noah_ghc pic.twitter.com/BdmS24ewHl
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2016年12月23日ディファ大会ありがとうございました。
ギブアップが何より悔しい...
明日は今年最後試合。
サエスはGLで負けてからタッグでリベンジを果たした相手。
反体制でフラフラしてるんだろ! シングルで白黒はっきりつけてやるぜ!!
ご来場お待ちしてます!!#noah_ghc
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2016年12月23日NOAHディファ有明大会が無事に終了。試合の方は残年ながら敗北しましたが、我々の持ち味は発揮できたのではないかと。しかし負けは負けなので、試合後は夜空の下での反省会です。 #noah_ghc #kdojo pic.twitter.com/W1Pz5EUQrj
— 稲松三郎 (@kaientai369) 2016年12月23日行動したが、結果も伴わないと意味がない。アウト・オブ・眼中…それでも結構。必ず、”石森太二”を越える。
そして、バトルロイヤル初優勝。
”小峠篤司”から3カウントとったんだ次は直接とって挑戦にこぎ着ける。
前に向かって進み始めたんだ、とことんやってやる。#noah_ghc
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2016年12月23日 -
神取が負傷欠場、堀田が代役出陣!欠場選手続出でドタバタのRIZIN
(東スポWebより)
大みそかの「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2016」(さいたまスーパーアリーナ)でギャビ・ガルシア(31=ブラジル)と対戦予定だった神取忍(52=LLPW―X)が22日に会見を行い、無念の欠場を発表した。大みそか決戦目玉の一つだった「ミスター女子プロレスVS猛女」が消滅した。発表によると神取は16日の練習中に胸を強打。2本の肋骨骨折が判明し、最低でも1か月の安静が必要と診断された。神取は強行出場を訴えたが、無念のドクターストップがかかり欠場という苦渋の選択を受け入れた。代役には神取の練習パートナーを務めていた女子プロレスラーの堀田祐美子(49)が名乗りを上げ、ギャビとの対戦が決定した。
注目を集めたギャビとの異色対決が直前でかなわなかった神取は「悔しいです。今回こういう形になってしまったんですけど、本気で向かっていく以上、このような状況では失礼にあたる。関係者の方々に本当に申し訳なく思ってます」と涙ながらに謝罪。「今回で終わるわけにはいかないです。必ず直して、万全の状態で必ず挑戦したい。気持ちは決して負けてはいません。体を治して、必ず挑戦したいと思います」と、来年のRIZIN参戦を誓った。
一方でRIZINにとっては29、31日で行われる無差別級トーナメント参戦予定だったヴァンダレイ・シウバ(40=ブラジル)、シェイン・カーウィン(41=米国)に続いて神取までもが欠場という緊急事態に見舞われた。榊原信行実行委員長(53)は「この先、年末まで選手、スタッフ、関係各位の変更がないよう最善の対応をしたい」と危機感を強めていた。
RIZINが会見を開き、31日にギャビ・ガルシアと対戦する予定だった神取忍が練習中に肋骨を骨折、ドクターストップがかかって欠場することになり、代役として練習パートナーを務めていた堀田祐美子がガルシアと対戦することになった。
堀田は2012年にDEEPでアマンダ・ルーカスと対戦するなどMMA経験も神取よりは豊富でブランク的にも短い、ただ不安点があるとすれば年齢と準備期間が少ないこと、神取とスパーリングはやっていたとはいえどこまで準備期間不足を補えるか・・・
またRIZINも29日にミルコ・クロコップと対戦予定だったヴァンアレイ・シウバが交通事故の後遺症、シェイン・カーウィンも私生活の問題で出場をキャンセルするなどドタバタ続きのところで、今度は視聴率の目玉の一つである神取の欠場は手痛すぎる。
果たして去年より視聴率を上回ることが出来るか・・・?
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土井ダーツ12人タッグ戦でYAMATOが伏兵ススムにまさかのフォール負け!
12月20日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2016」後楽園ホール 1850人超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ビッグR清水 "ハリウッド"ストーカー市川(11分18秒 エビ固め)B×Bハルク Kzy ×しゃちほこBOY
※砲丸投げスラム◇第2試合◇
▼30分1本
○サイバーコング(7分31秒 エビ固め)×Kotoka
※サイバーボム(試合終了後)
サイバー「Kotoka、オマエな、オレたちヴェルセルクに逆襲するとか言ってたよな? オマエなんかな、眼中にないんじゃオラ。アウト・オブ・眼中なんや! それよりジミーズ、トライアングルチャンピオンチームの堀口元気が、あんなBen-Kとかいうヤツにアバラ骨、へし折られたらしいな。年内欠場やと? ふざけんな! オレたちはな、25日、福岡国際でトライアングルゲートのベルトに挑戦するはずやったんや。ジミーズどうしてくれんのや! 出てこいや!」(ジミーズが登場。)
サイバー「おいジミーズ、トライアングルゲートチャンピオン、一人足らんよな。おい、どこいった? いまごろ病院のベッドで寝てるんか。ふざけんな。オマエらよ、タイトルマッチ決まってんねん。ケガするなんてプロ失格やぞオマエら! 福岡国際のトライアングルゲート、3WAYマッチを2対3対3のハンディキャップにするか? それともいますぐそのベルトを返上するか。オマエらが決めるのは、このどっちかや。いますぐ答え出してもらおうか」
斎了「先に言うけどな、堀口さんはケガしたくてしたわけじゃねえんだよ。たしかに堀口さんはもう年内は復帰は無理。このトライアングルのベルトは、3人いてこそ。悔しいけど、このベルトは返上させてもらいます」
サイバー「オッケーオッケー、返上返上返上。オッケー。返上ということはや、オマエらもうなんでもない、ただのクズや。ベルトのないジミーズなんか、ただのカスやろ。次のトライアングルゲート戦は、オレたちヴェルセルクと吉野組でやらせてもらうからな。文句ないよな?」
斎了「待て待て待て。それはおかしいだろ。堀口さんは無理でも、オレと神田さんはいける。オマエら勝手に話決めるな」
サイバー「カスは何人集まってもカスなんじゃコラ」
斎了「堀口さんのぶんはな、ジミーズでカバーする」
サイバー「おもろいやないか。オマエら、だれか知らんけどほかのカスを用意するって話やな?」
斎了「ジミーズはな、苦しい仲間がいたらほかのメンバーがカバーする。そうやって5年間やってきました。こういう苦しい状況だからこそ、そういうときこそジミーズの力、絆、発揮するよ。もうオレらの中ではな、話はまとまってるんだ」
ススム「(リングに入り)堀口の代わりは自分がやります!」
サイバー「ちょっと待て! オマエはたしか、ほかの試合にエントリーされてたよな?」
ススム「たしかに自分はビッグR清水と組んでハルク、Kzy組とタッグマッチがあります。もちろん、その試合もやります。その試合をやった上でこのトライアングルの試合にも自分が入って、八木さん、オレ、その日2試合いきますよ。それだったら文句ないでしょ!? どうですかお客さん!?(拍手)」
サイバー「オマエらタイトルマッチなめんのもいい加減にしろよ! 八木、どないやねん!?」
八木本部長「本当に2試合やるんだな? タイトルマッチだぞ、いいんだな? よーしいいだろう。それじゃあ12月25日、福岡国際のトライアングルは、新王者決定戦に変更して3WAYマッチ、決定します」
リンダ「正式に決定したからにはやるしかねえけどよ、おいシミーズ、オマエら…(ざわめく会場に)なんだよ! オマエらな、チャンピオンチームがころころメンバー替えやがって、チャンピオンの威厳もあったもんじゃねえな。国際センターではオレたちヴェルセルクが大暴れして、最終的にオレたちが全部このベルトいただいてやるからな。よく覚えとけ!」
斎了「おいリンダ、勘違いするな、オレらはまだチャンピオンチームじゃない。決定戦だ。堀口さんのぶんまでジミーズの絆見せてやりますよ。トライアングルの防衛戦、試合する前に返上するのはホント悔しいですけど、一番悔しい思いしてるのは堀口さんだと思います。堀口さんのぶんまでしっかりやってやります!」
ススム「まあこのままベルトを返上して、そしてベルトを取られたら、ボクらジミーズの存在意義も問われてしまうので、ボクがしっかり堀口のぶんも頑張って、必ずジミーズのもとにベルトを戻しますので、安心してください」
【Kotokaの話】「今日はヴェルセルクのサイバー・コングに負けてしまったけど、オレの本番は12月25日、福岡でのトライアングルゲートだ。今日、新チャピオンの決定戦になったけど、そんなの関係ない。最初からトライアングルゲートを取る意気込みが違うんだ! 25日、今日取られたヴェルセルクのサイバー・コングからオレが3カウント取ってやるから。オレはもう、ベルト取る気しかねえぞ! ヴェ~!」
【サイバー、問題龍、リンダの話】
サイバー「おいおいおいおい、問ちゃん、リンダ。おいアイツら笑わせるな」リンダ「笑わせてくれるよ」
問題龍「チャンピオンチーム、ナメてんだろ」
サイバー「試合前にメンバーを入れ替えるやと? ふざけんな。アイツらには絶対にベルトは取られへん。そんな生半可な気持ちじゃ絶対取られへん。タイトルマッチ甘くみるなよ。覚えとけ」
リンダ「覚えとけよ」
◇第3試合◇
▼30分1本
○Ben-K シュン・スカイウォーカー(11分43秒 エビ固め)×山村武寛 石田凱士
※Ben-Kボム【山村、石田の話】
山村「後輩から取られました。くそ」石田「くっそー」
山村「あー、くそ」
石田「後輩がどんどん自分たちより先行ってるシチュエーションになってるかもしれないですけど、来年は絶対そんなことないように、自分と山村の2人で、アイツら5人全員、自分ら2人で倒してみせます」
山村「今日は負けましたけど、来年は自分、山村にも応援よろしくお願いします」
【Ben-K、シュンの話】
Ben-K「石田、山村! 今日はオレらの勝ちだ。何回でもやってやるよ。覚悟しとけ。オレがBen-Kじゃ!」シュン「今日はもうBen-Kが、同期のBen-Kがよくやってくれました。悔しいですけど、トライアングルゲートに挑戦するのは今日勝ったBen-Kなので応援していきたいと思います。ありがとうございました」
Ben-K「(トライアングルゲート戦のカードが少し変わったが)対戦相手が変わっても目の前の相手を叩き潰すだけです。以上です」
◇第4試合◇
▼30分1本
○斎藤"ジミー"了 ジミー・神田(11分38秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×吉野正人 Eita(試合終了後)
斎了「神が、いや、堀口さんが宿ったぞー! 吉野、オマエがトライアングルのメンバーに選んだそこにいる新人Ben-Kにな、アイツのベアハッグで堀口さんのアバラ3本折れたぞ。仲間がケガさせられて、新人だろうがなんだろうが、黙ってるわけにはいかねえんだよ。オマエコラBen-K、オマエな、デビューして間もないだろ。オマエみたいなヤツが、このリングで生き抜けるほどこのリングは甘くねえ。トライアングルのベルトも、オマエみたいな新人に取れるわけねえ。オマエのプロレスのすごさ、オレらジミーズがこのゴツイ体にたたきこんでやるよコラ」(斎了が突き飛ばすとBen-Kがやり返す。)
Ben-K「ジミーズの皆さん、やれるもんなら、やってみてください。まあまた、潰されないように、頑張ってください」
斎了「クソガキ、コラ」
吉野「Ben-K、とりあえず落ち着け。Ben-K、オレらの敵はジミーズだけやない。ヴェルセルクもいてるんや。おい斎了、たしかに堀口がタイトルマッチ前にケガしたのは気の毒やけどな、でもな、このBen-Kのパワーがすごすぎるから、そういうことにもなるんや。ベアハッグで3本折れんねんぞ。オマエが今日Ben-Kの使ったパワーボムを食らえば、どうなるかオマエも想像がつくやろ。たしかにオマエらジミーズは絆もある、歴史もある、キャリアも年齢も近い。みんな同じ世代やな。オレらは、オレはキャリア16年、Kotokaは7年、Ben-Kに至っては8カ月や。このトリオがな、絆を崩したるから。福岡、オレたち3人がベルトを巻く。Ben-Kには気をつけろよ」
【Eitaの話】「本番の12月25日福岡は、カゲトラ、1対1だからな。研究でもなんでもしろ。カゲトラ、今のエイタから目を離すんじゃねえぞ」
【吉野、Kotoka、Ben-Kの話】
吉野「試合に関してはまさかまさかやな。逆さ押さえ込み? 最後、だてにキャリア積んでないな。逆さが来るとはさすがに思わんかったぞ。まあでも、今日の負けでオレも火がついたぞ。それに、Ben-Kのあのパワー見せられたら、下向いてるひまなんかないやろ。Ben-Kだけやない。ヴェルセルクに闘志むき出しのKotokaもいてるんや。まあたしかにジミーズはキャリアもあるユニットとしての歴史もある、いわばベテランに近いようなもんやろ。まあサイバーと問題もそのへんも同じキャリアやろ。まあリンダは一人若いかもしれへんけど。こっちはたしかにトリオで組むのはトライアングル戦が初めてになるよな。でもな、そのへんはオレもだてにキャリア積んでないんや。キャリア16年、36歳や。そのへんはオレがカバーするから、KotokaとBen-Kは好きなように暴れたらいいんや。Kotokaも一言いったれ」Kotoka「今日はサイバー・コングに負けたけど、本番は12月25日の福岡のトライアングル、新チャンピオン決定戦、今日取られたサイバー・コングからヴェルセルクに怒りむき出しのこのオレが3カウント取ってやるからな。25日、楽しみにしとけよ! Ben-Kも一言いってやれ!」
Ben-K「いまの勢いは対戦相手のだれよりもBen-Kがぶっちぎってます。覚悟しとけ。オレが、Ben-Kじゃ!」
【斎了、カゲトラの話】
斎了「堀口さんが宿りましたよ。堀口さん、見てましたか? こうなってしまった以上、しょうがないですけど、今まで何回も苦しいことはいっぱいあって何回も乗り越えてきた強さがジミーズにはありますから。堀口さんにはしっかり治してもらって。いろいろ文句言いたいヤツはたくさんいますけど、最後にベルトを取れば収まる話ですから。最後はベルト、ススムさんを入れた3人で新たにチャンピオンになって堀口さんにいい報告をしたいと思います。カゲもブレイブ取ってね」カゲトラ「年始からも盛り上げていきましょう」
斎了「ベルト持って堀口さんち行こうぜ。堀口さん待っててよ。2017年は絶対にジミーズの年にします」
◇第5試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 ○T-Hawk エル・リンダマン(19分58秒 エビ固め)CIMA ドラゴン・キッド ×Gamma
※ナイトライド◇第6試合◇
▼土井ダーツスペシャル12人タッグマッチ/時間無制限1本
"brother"YASSHI ○ジミー・ススム ジミー・クネスJ.K.S ヨースケ・サンタマリア 吉岡有紀 土井成樹(33分6秒 エビ固め)ワタナベヒョウ 問題龍 ドン・フジイ パンチ富永 ジミー・神田 ×YAMATO(試合終了後)
土井「ドリームゲートチャンピオンYAMATO、なに負けてんじゃオマエこら! 日曜日、福岡でオレとドリームゲートのタイトル戦やぞ! なにをこんなヤツに負けてんのや? オマエだれや? ススムか。オマエな、助けろなんか一言も言うてへんぞ。オレは自力で今日、コイツから取れたんや。邪魔すんな! YAMATO、タイトルマッチは1対1やぞ。オレがオマエから取って、最後の最後で、2016年最後で、大どんでん返しや! オレがDRAGON GATEの主役の座を奪うからな。日曜日、覚悟しとけよ!」YAMATO「思わぬ伏兵が現れちまったようだな。土井、オマエの言った通りだ。タイトルマッチは1対1だ。だったらよ、今の試合はコイツの邪魔さえなければ、オレの全知全能のフランケンシュタイナーで1、2、3、入ってたんじゃねえのか!?」
土井「オレは2で返したわ! オレはな、コイツの助けなんかいらんわ! 自力で返せるんじゃコラ!」
YAMATO「(ススムに)テメエもなに余計なことしてんだコノヤロー!」
(ススムコール。)
ススム「おい…」
YAMATO「(さえぎって)今回は黙っとけ。今日は2016年最後の後楽園ホールだ。このオレ、ドリームゲートチャンピオンのYAMATOに赤っ恥かかせてくれたな。言っとくけどな、オレは…小っちゃいぞ。オレは顔に似合わず小っちゃいぞ! めちゃくちゃ根に持つぞコノヤロー! 25日、土井成樹オマエを仕留めたあとには、ススム、オマエにもそっくりこの借り返してやるからな! 負けて言うのもなんだけどな」
ススム「チャンピオン、そしてチャレンジャー、オマエら…ちっさいよ。まあ、ドリームゲート、オマエら盛り上がってるかもしれないけどな、DRAGON GATEはドリームゲートだけがすべてじゃない。いままで歩んできた歴史がすべて大事なんですよ。おい、ジミーズもな、完全にスイッチ入ってんだよ。なんだったら取れるもんはな、全部取ってやるからな。だてに5年っもやってねえよ! なめんなよオマエこら! それから……すいません、頭打って、ダメージで。……とにかく、オレらはまだ終わんねえからな。ジミーズの意地、見ててください」
YAMATO「まあいい、オマエらの言いたいことはよくわかったよ。すいません、後楽園の皆さん、先ほどは取り乱しました。まあね、まあ、試合はこんな形でわたくしが負けてしまいましたけども、今日は2016年、年間、最後の後楽園ホールです。負けたわたくしが言うのもなんですが、ドリームゲートチャンピオンのYAMATOが締めさせていただいてよろしいでしょうか? そういうことで、控室にいる全選手、このリングに上がって来てくれ!(なかなか出てこない)だれも言うこと聞いてくれないの!? 負けたらこんなもんなの!?」
(選手たちがぞくぞくと出てくる。「チンタラせずにさっさとリングに上がりましょう」と急かしたYAMATO。)
YAMATO「2016年、後楽園、東京の皆さん、ホントに、こんなにたくさんおまつ、おあつなまりいただきましてホントに…頭打ってるから! お集りいただき本当にありがとうございます! 今から全選手に感謝の言葉を一言ずついただきたいと思います」
ヒョウ「本日はありがとうございました! 今年は自分がデビューさっせていただいて、これからこの後楽園で毎回試合に出られるように努力していきますので、応援よろしくお願いします」
パンチ「またパンチかけ直して、来年1月はパンチ富永で帰って来たいと思います! 今年1年、ありがとうございました!」
Kzy「ヘイヨー後楽園! 今年ももうすぐ完走、来年もたくさんの感情、ここにぶつけにこいよ! 間違いねえぜ、ここは楽園、後楽園! イエー、来年も盛り上がろうぜ! イッツ、KZ.time!」
ハルク「ヨーヨーヨーヨー後楽園! ね、今年は肩のケガから復帰してやってきましたけど、来年もどんどんギア上げていきますので皆さん楽しみにしててください!」
シュン「今年1年間ありがとうございました。来年はシュン・スカイウォーカー飛躍の年にしたいと思いますので応援よろしくお願いします!」
Ben-K「2017年も突っ走っていきます。オレは、Ben-Kじゃー!」
Kotoka「ヴェ~」
スト市「ウェ~」
フジイ「高いところから失礼します。(全員こける)ご協力ありがとうございました」
Gamma「わたくしごとながら、今年はデビュー20周年を迎えることができました。ありがとうございます。これからも精進して、もっともっとドリャ、ドリャ…DRAGON GATE盛り上げたいと思います! 来年もよろしくお願いします! ウー!」
Eita「今年1年間ありがとうございました! 2017年もこのオレEitaから目を離すんじゃねえぞ!」
キッド「2016年ホントにありがとうございました。2017年も、DRAGON GATEで盛り上がれー!」
石田「今年1年間ありがとうございました。来年もオーバージェネレーション、そしてDRAGON GATEの応援よろしくお願いします!」
吉岡「今回の試合はチームは勝ちましたけど自分の力では勝ててません。来年は自分の力で勝てるように頑張りたいと思います!」
吉野「みなさんありがとうございました。わたくしごとなんですが、髪の毛がだいぶ伸びてきたんでね、来年皆さんの前に現れるときは髪型を変えて出てきたいと思いますので。そこらへんもちょこっとだけ期待しといてください。ありがとうございました!」
望月「東京人のわたくしから一言だけ。来年の後楽園ホール大会もすべて超満員札止めで。みなさん帰りにチケット忘れないように買っていってください!」
土井「(歓声に)やかましいわ!(収まらず)やかましい言うてるやろ! 2016年を振り蹴るのはちょっとまだ早いぞ。日曜日、タイトルマッチがあるからな。いまんとこええとこまったくないわ。ヴェルセルク追放されて、ヴェルセルク追放されて、ヴェルセルク追放されて。でも1個いいことあったぞ。結婚したわオマエコラ。(歓声)2017年はミスタードリームゲートで帰って来るからな! 楽しみにしとけよ!」
山村「2016年ありがとうございました。今日後輩に負けまして、何も失うものはありません。2017年、山村武寛、大爆発したいと思いますので応援よろしくお願いします!」
しゃち「2016年ホントありがとうございました。今年はユニットなくなってしまいましたけど、2017年も、声出していこー!」
クネス「今年はGamma同様オレも20周年の年でした。来年は21年目、これからもジミーズ、応援よろしくお願いします!」
神田「今年1年ありがとうございました。また来年も土井ダーツがあれば当たりたいなと思ってます。よろしくお願いします!」
斎了「先ほど堀口さんに電話しまして、後楽園ホールの皆さんに(マイクが切れ)あれ? オイ!(マイクが直り)堀口さんに電話しまして、後楽園ホールの皆さんに何か一言お礼を言ってくださいって言ったら『ありがとうございましたって伝えて』ってめっちゃテンション低かったです。1年間ありがとうございました!」
YAMATO「2017年のDRAGON GATEは、今年以上に大爆発します」
ススム「今年は自分的には10年ぶりにドリームゲートを取りました。そしてツインゲートも取りました。そして最後にトライアングルもジミーズで取り返していい年で終わりたいと思います。そして今日、後楽園で最後に勝ててうれしかったです。ありがとうございました」
カゲトラ「2016年ありがとうございました。いま自分がここに立っていられるホントに皆さんのおかげだと思っています。2017年もよろしくお願いします!」
清水「今年1年間ありがとうございました!もう一回言わせてください。2017年、DRAGON GATEの主役に立つのこのオレ、そう! ビッグ、R、清水だー!」
マリア「よーし、クリスマスも近いってことで、みんなラブリーになるように、3、2、1、ラブリ~!」
CIMA「ホントにありがとうございました。ボクも19歳でこの業界に入って11月で39歳になりました。新しい2017年は、もうね、いままですごい気持ちいい空間で後楽園ホール試合させてもらってますんで、39歳ということで、すべてのものに感謝しつつ2017年過ごしていきたいと思いますので、どうかね、東京、また次は1月のいつですか? 18日に後楽園ホールあるらしいんで、みなさんね、気持ちのいい顔を見せてください。また来年も会いましょう。最後はまたYAMATOにつなぎます」
YAMATO「負けた自分が締めるのもあれなんですが、2016年、まだ12月25日の福岡国際センターが残ってます。12月25日福岡国際センター、必ずドリームゲートのベルトを防衛してこの後楽園ホールに帰って来たいと思います。これだけDRAGON GATE、若い芽が育って、2017年、ワクワクが止まりません。みなさんもそうじゃないですか!? 2017年のDRAGON GATEは、今年以上に大爆発します。みなさん今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします!」
今年最後のDRAGON GATE後楽園大会のメインは1日の土井ダーツによって選抜された12人によるタッグマッチが行われ、YAMATO組が奇襲から始まり、12人タッグ恒例のフジイを円で囲んでからの11人同時のドロップキック、更に首四の字の数珠繋ぎから円となり、その中心でYAMATOがマリアに回転エビ固めを決めるが、堪えたマリアにポンパスを喰らう、そして場外戦でバルコニーで険悪な関係であるフジイとYAMATOが張り手合戦を展開して仲間割れかと思いきや、二人肩を組んで和解し仲良くリングへと戻る。
そしてYAMATOのナルシストポーズからマリア、問題、ススム、神田、YASSHI、フジイと次々とナルシストポーズを決めるも、土井の番となって拒否しブーイングを浴びるなど見せ場を作る。
終盤にはYAMATOが土井にギャラリアを狙うと、土井が掟破りのスリーパーで捕獲し、後頭部へのバカタレスライディングキックからのマスキュラーボムは阻止されるが熨斗紙を決める。
しかしバカタレスライディングキックを狙ったところで、YAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーを決めるが、ススムがカットに入ってからすぐジャンボの勝ち!を炸裂させると、受身に失敗したのか後頭部を痛打したYAMATOはダウンしてしまう。
それでもYAMATOはフラフラになりながらも立ち上がり、ススムに旋回式ギャラリアを決めるも、ススムが掟破りのギャラリアからジャンボの勝ち!で3カウントを奪い、12月25日福岡の前哨戦をかねた土井ダーツ12人タッグはススムがYAMATOからの直接フォールというまさかの結果に終わった。
試合後は土井も獲物をススムに獲られたことに納得できず、YAMATOもススムに敗れ、双方ともススムに八つ当たり気味に挑発するなど大荒れ、確かにジャンボの勝ちを喰らったことでまさかYAMATOが意識を飛ばすとは思わなかったが、土井しか眼中になかったYAMATOにしても思わぬ伏兵に足元をすくわれてしまった。これで福岡のドリーム選手権はススムを加えた3WAYになるかとうと、第2試合でサイバーがKotokaにサイバーボムで完勝を収めた後で、トライアングル王者のジミーズを呼び出す、トライアングル王者は斎了、神田そして堀口元気H.A.Gee.Mee!!が保持しているが、堀口が18日の名古屋大会でBen-Kのベアバックで絞めつけられた際にアバラ三本を骨折、福岡の選手権どころか年内の復帰も絶望となったため、斎了と神田がリング上で王座を返上、福岡で行われるトライアングル選手権は3WAYによる王座決定戦へと変更となり、前王者のジミーズからはススムが出場に名乗りを挙げ、斎了&神田&ススムで王座決定戦に臨むことになるも、発表はされてないもののススムは既にもう1試合組まれており、福岡大会では1日2試合をやることになった。
福岡でドリーム選手権に挑戦となると1日3試合、そのうち2試合は3WAYによるタイトル戦になることからススムにとって厳しいものになることからドリーム選手権は先送りなるか、それとも発表前の試合を削ってタイトル戦2試合のみとするか、どちらにしろススムにしてみればハードなものになることには変わりない。また堀口を負傷させたBen-Kはシュンと組み先輩格である山村、石田組と対戦。山村組はシュンを捕らえて試合の主導権を握るが、コーナーに控えるBen-Kには強襲をかけ手厳しい攻撃を加える。
山村組はシュンを捕らえるが、カットに入ったBen-Kが山村を捕らえてバックドロップを決めると、シュンのムーンサルトプレスの援護を得たBen-KがドクターボムことBen-Kボムで勝利、早くも先輩越えを達成した。第4試合では斎了が堀口の髪の宿ったバックスライド・フロム・ヘブンで吉野を降すも、吉野とKotokaと組んでトライアングル王座決定戦に出場するBen-Kに対して制裁を宣言、 堀口を負傷させただけでなく、先輩である山村まで越えてしまったBen-Kは末恐ろしい選手になりつつあるが、それと共に先輩たちに付け狙われる存在になりつつある…
今年最後の後楽園終了。
兄貴、ありがとうございます。#dragongate#njpw pic.twitter.com/mKPgZWM0wm
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2016年12月20日後楽園大会終了!
ドラゴンゲート最狂ユニットとして、25日福岡大会では必ずベルトを強奪する。
年明け早々、ツインゲート&トライアングルゲート5本のベルトを並べてやるからな…#ヴェルセルク#dragongate pic.twitter.com/RGImA649eZ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年12月20日2016年の東京全大会終了。オールナイトから穴八幡宮寄って始発新幹線で帰ってMAX!東京また2017年ねぇ、ホンマありがとう(^-^)素晴らしい環境で試合させてもらって感謝MAXです。 #DRAGONGATE pic.twitter.com/tupywZUol5
— dragongatecima (@supercima1115) 2016年12月20日2016年最後の後楽園ホールに、沢山のご来場ありがとう!
今年は怪我で4カ月休んだけど、来年の後楽園大会は絶対にフル出場することが目標!
入場曲が流れたら、いつも目の周りに黒いのが浮き出てくるんだけど、今日は白が混じってた。
おやすみヴェッ pic.twitter.com/CYbZj2OpO3
— Kotoka(琴香) (@Kotoka0108) 2016年12月20日DRAGON GATE 後楽園大会終了。
こちらYAMATO選手、番組最初のゲストでしたが…土井ダーツは衝撃の結末に!生中継御覧いただいた皆様、ありがとうございました‼#DragonGate #土井ダーツ #ニコ生 #GAORA pic.twitter.com/pi7jNoJsWd
— 市川勝也 (@katsupistols) 2016年12月20日#後楽園ホール 終了!#完売御礼!#東京 のファンの皆様、今年も多大なるご声援、誠に有難うございました。
年明け最初の後楽園ホールは、1/18です。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。#DragonGate #ProWrestling#FantasticGate2016 pic.twitter.com/c5XKW25rCn
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年12月20日 -
プロレス多事争論「巻き返しと強気、攻め」
今年の全日本プロレスは「巻き返し」の1年だった。
2014年に白石伸生オーナーから独立した秋山全日本だったが、観客動員も頭打ちで経営も苦しくなり、昨年は曙だけでなく潮﨑豪、金丸義信、鈴木鼓太郎らが全日本を去るだけでなく、馬場元子さんは曙に「王道」の錦の御旗を手渡してしまった。
2016年になるも負の連鎖が続き、エースである諏訪魔がアキレス腱断裂で長期欠場を余儀なくされたが、秋山は強気の姿勢を崩さなかった。
秋山はジャイアント馬場さんからの王道を受け継ぎつつも「強気、攻め」の姿勢を見せてきた、NOAHでも守りに入らず、攻めの姿勢を見せたことでNOAHを活性化させ新日本プロレスとの扉を開けてきたことで交流がスタートした。
11月27日に全日本が両国大会を開催すると発表したときは、全日本の現状で大丈夫なのかという不安もあったが、それと同時に秋山の「弱気は禁物」と強気の姿勢を感じさせ、全日本のリングも秋山の強気の姿勢が現れ始めたのか、負の連鎖というものを感じさせなくなっていた。
秋山の攻めの姿勢は“外交”にも現れていた、大日本プロレスと積極的に交流するだけでなく、分裂から関係が途絶えていたWRESTE-1との交流がスタートしたことで、全日本も話題性が増し活性化してきた、リング内でも諏訪魔不在の中で宮原健斗が台頭、三冠王者として長期政権を築いたことで全日本のトップレスラーへと成長した。
秋山体制スタート時は“馬場さんの王道”に囚われすぎて守りに入りすぎていたのかもしれない、しかし王道の錦の御旗がなくなったことで、全日本は秋山カラーを前面に押し出した団体へと生まれ変わった。
秋山全日本の課題は外交面は充実しているものの、内部は人材の面で課題が多い、野村直矢や青柳優馬、ジェイク・リーなどは成長はしているものの、まだまだと思わせる部分がある。
秋山全日本の課題は外交である攻めと内部の充実という受けのバランス、それが最大の課題なのかもしれない。
年末恒例アンケート
全日本プロレスは去年より巻き返しが出来たと思いますか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2016年12月18日 -
GET WILDがNEXTREAMを粉砕!世界最強タッグ全勝優勝の偉業を達成!
12月18日 全日本プロレス「2016世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール 1244人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○ブラック・タイガーVII シン・ブラック・タイガー(6分41秒 超高校級ラ・マヒストラル)×中島洋平 SUSHI◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
野村直矢 ○青柳優馬 土方隆司(9分20秒 フィッシャーマンスープレックスホールド)土肥孝司 熊ゴロー ×阿部史典◇第3試合◇
▼2016世界最強タッグ決定リーグ戦スペシャルリマッチ/30分1本
○西村修 吉江豊(9分2秒 グラウンドコブラツイスト)崔領二 ×不動力也◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○渕正信 ウルティモ・ドラゴン(11分13秒 首固め)長井満也 ×南野タケシ◇第5試合◇
▼2016世界最強タッグ決定リーグ戦スペシャルタッグマッチ AvsB/30分1本
○ゼウス ボディガー(11分5秒 片エビ固め)真霜拳號 ×タンク永井
※ジャックハマー◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 青木篤志 佐藤光留 スーパー・タイガー(14分47秒 体固め)秋山準 ケンドー・カシン 井上雅央 ×岩本煌史
※ラストライド◇第7試合◇
▼「2016世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○大森隆男 征矢学(21分7秒 片エビ固め)[Aブロック1位]×宮原健斗 ジェイク・リー
※アックスボンバー
☆GETWILDが4年ぶり2度目の優勝 全勝優勝を達成(試合終了後、大森と征矢に優勝トロフィーが授与。)
征矢「2016年最強タッグ、GET WILDで優勝したぞ!」(そこへ世界タッグ王者・ゼウスがやってきて征矢からマイクを奪う)
ゼウス「おいコラ! ええ加減にしとけ。ここどこのリングじゃ? 全日本やろ!? お前一回全日本出ていったんちゃうんか!? 正月ボコボコにしたるからな!(と通告してリングを降り、階段を蹴飛ばした。)」
征矢「マイクと階段は粗末にするんじゃねぇよ、確かに俺がここに上がってるのをいいと思ってる人はいないと思います。あぁ、そうでしょうね。わかってます。だけど、こうして全日本プロレスさんのリングに上げてくれたこと、GET WILDを応援してくれる方がいるのなら、本当にありがとうございました。それとこんな俺とタッグをもう一度組んでくれて、ありがとう大森さん。いや、ありがとうございました!」大森「全日本プロレスをずーっと応援してきてる人たちは、僕たちの経緯はよくわかってると思います。僕も彼と再びタッグを組む時ははっきり言って悩みました。だけどここにトロフィーがある。これは俺たちがタッグ組んだことが間違いじゃなかった証明なんだ!俺たちGET WILDはまだまだ突き進むぞ! 今日は皆さん、ありがとうございました!」
【今日のワイルド劇場】
大森「やったぜ」征矢「やったぞ。GET WILD、3年半ぶりにタッグを組んで、こうして結果が出たことを本当にもう一度再結成してよかったと心から思います」
大森「結果がついてきたんじゃねぇよ。結果を俺たちが作り出したんだ。正しかろうが間違っていようが、そんなのどうだっていいよ。自分たちで決めたことに対して、自分たちで結果を出す。これが俺たちのやり方だ。グダグダ言う奴はいつまでたってもグダグダ言うんだ。そんなの関係ねぇ」
征矢「過去のことはいろいろあると思う。でもこうしてもう一度、全日本プロレスさんのリングに上がらせてもらって、こういうチャンスをもらった。世界最強タッグ優勝した次は何があるんだ?」
大森「全てのベルトを狙っていこうぜ」
征矢「部外者の俺が言うのも何だけど、これを獲ったってことは言う権利はあるだろ」
大森「片っ端から狙っていくぞ。世界タッグ、三冠、何だって狙っていく。そして俺たち結果を出して、俺たちの選択が間違いじゃなかったってことをこうやって証拠を出してみせてやるんだ。それが俺たちワイルドのやり方だ」
征矢「以上だぁ!」
――4年ぶり2度目の優勝で、3組目の全勝優勝を達成したが?
征矢「正直、我々、過去にはとらわれてないんだ。その先をみてるんだ。確かに歴代の素晴らしいチャンピオンたちがそういう結果を残してきたと思うが、そろそろ私には時間がない!」
大森「気をつけて行ってくれよ」
征矢「大変申し訳ないが、あともう1試合しなきゃいけないんだ」
大森「もう1試合あるのか?」
征矢「もう1試合あるんだ(この日、征矢はWRESTLE-1山武大会とのダブルヘッダー※15時開始)」
大森「本当にワイルドな奴だな、お前は」
征矢「時間、場所、そういうものは一切選ばないんだ」
大森「凄ぇな」
征矢「何でサムライTVでなかったんだ。時間と場所は選ばないのじゃないのか、大森さんよ? 電話でどうのこうのって言ってたよな。電話にすら出なかったじゃないか
大森「急げ」
征矢「言われなくても行きますよ(と控室へ)」
大森「千葉のお客さんがかっこいいワイルドを待ってるぜ」
――片っ端から獲りに行くと言っていたが、三冠王者の宮原から獲ったのは大きいのでは?
大森「結果の末、そういうことだ。自分の限界は自分が決めるのよ。俺の限界は俺が決める。獲りにいける可能性のあるやつは片っ端から獲りにいくぜ。それは世界タッグだろうが、三冠だろうが、最強タッグだろうが、チャンピオン・カーニバルだろうが、くたばるまで獲りにいく」
いよいよ優勝決定戦を迎えた世界最強タッグ、優勝決定戦に進出したのはNEXTREAMとBブロック全勝で突破したGET WILD、宮原は全日本入団後初めて征矢と遭遇する。
試合の先手を奪ったのはNEXTREAM、宮原が場外戦で大森の捕らえるとリングに戻ってからスリーパーで執拗に絞めあげる。
そこで征矢がカットに入るとジェイクも入り、エプロンでのバックドロップを狙うが、今度は大森がカットに入り、逆にGET WILDが場外でのハイジャックパイルドライバーを敢行して大ダメージを負わせる。
形勢逆転に成功したGET WILDはジェイクの首攻めを展開し連係でも蹂躙するが、ジェイクは大森に河津落としで反撃してから交代を受けた宮原がバイシクルキックを発射、低空ドロップキック、顔面ドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛けてから、ジェイクもフロントハイキックで続いてバックドロップを狙う。
しかし大森はフロントハイキックで反撃すると、交代した征矢もフライングワイルドボンバーで続き、串刺しバックエルボー、ブルドッギングヘッドロックの連続攻撃から。ショルダーネックブリーカードロップと畳み掛ける。
征矢はデスバレーボムを狙うが、ジェイクが阻止してニーリフトからレッグラリアットを狙うが、征矢はスピアーで迎撃し串刺しのワイルドボンバー、デスバレーボムから勝負を狙って、後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーを狙う。
しかしジェイクがフロントハイキックで阻止すると、エルボー合戦から追尾式ジャンピングエルボーを決め、征矢も追尾式バックエルボーで応戦してからスピアーを狙うも、キャッチしたジェイクはブレーンバスター狙い、しかし征矢が投げ返すと、起き上がったジェイクをニーリフトを浴びせる。
共に交代し宮原と大森が打撃戦から大森がエルボースマッシュ、ニーリフトと畳み掛け、フルネルソンバスターからアックスギロチンドライバーを狙うが、宮原がスネークリミットで捕獲、大森がロープに逃れたところで宮原が串刺しブラックアウトで追撃し、雪崩式ブレーンバスターを決める。
大森もトラースキックで応戦、ジェイクがカットに入り、同じくカットに入った征矢を排除すると、大森は宮原の後頭部にアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けてからスライディングアックスボンバーを狙う、しかしかわした宮原が大森の後頭部にブラックアウトを炸裂させるとジェイクが入って宮原のブラックアウトとリーのランニングローキックの合体攻撃が決まり、ジェイクが征矢を排除してから宮原がブラックアウトから二段式ジャーマンを決める。
しかし大森はカウント2でキックアウトすると、宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、ジェイクを振り切った征矢がワイルドボンバーの連打でカット、ジェイクにもワイルドボンバーを決めるが、ジェイクもバックドロップで応戦する。
宮原は大森にブラックアウトを炸裂させ、もう一発を狙うが、キャッチした大森がアックスギロチンドライバーで突き刺し、起き上がった宮原のフロントハイキック狙いをかわした大森がアックスボンバーを炸裂させて3カウントを奪い、GET WILDが4年ぶり2度目、また史上3チーム目(1989年に天龍源一郎&スタン・ハンセン、2005年にババ・レイ&ディーボンのチーム3D)である全勝優勝の偉業を達成した。4年ぶりの再結成で全勝優勝の偉業、二人はワイルド劇場では口論となっているものの、決して仲たがいしてチームを解散させたわけでなく、当時の事情も重なって二人は別々の道を歩まざる得なかったが、二人の入場テーマ曲である「GET WILD」は使用し続けた。そして別々となっていた道が重なって再結成へとつながり、最強タッグ全勝優勝という偉業を達成させた。
ゼウスがアピールの際に「お前一回全日本出ていったんちゃうんか!?」と言い放ち征矢も「確かに俺がここに上がってるのをいいと思ってる人はいないと思います。」と返答したが、ゼウスだけでなく、WRESTE-1とは絡みが未だない諏訪魔も征矢が全日本のリングに上がっていることを面白く思っていないのも事実だと思うが、すっかり全日本に溶け込んでタッグリーグの主役を奪ったのも事実、最強タッグはまさしくGET WILDが主役のシリーズだった。
また1月2日の後楽園大会から脳腫瘍の治療のため長期欠場を強いられていたジョー・ドーリングが復帰することが発表された、正直言って再起不能なのではと思っていたがここまでよく復帰に漕ぎ着けたと思う。
三冠選手権も1月15日の博多に決定した、おそらく挑戦者は大森が濃厚となるだろうが、征矢が全日本に上がり続けているうちはWRESTE-1からのも挑戦者が出てくる可能性も否定できない、王者のままで年越しとなる宮原の試練はまだ続きそうだ。
本日は後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!2016 世界最強タッグ決定リーグ戦は、GET WILD が全勝優勝を達成致しました!12/20(火) 新木場大会、12/24(土) 川越大会ファン感謝デー にも是非ご来場下さい! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/aGd4EpeBre
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年12月18日【全日本】史上3組目 GET WILDが最強タッグ全勝優勝を達成▼DNM軍狩りへEvolution快勝、グレートはS・タイガーを勧誘?▼野村&青柳一矢も W-1マットでの土肥&熊ゴロー狩り誓う…後楽園大会https://t.co/vuGwN7Ba9E#ajpw #W_1 pic.twitter.com/CdHdjZ6fvb
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年12月18日本日、全日本プロレスさん世界最強タッグ優勝する事が出来ました。大森さんと優勝出来たこと本当に嬉しく思います!
そして、W-1千葉大会。ダブルヘッダーでしたが大変盛り上がりました。そしてx2 プロレス界の実績つくったからw-1の無差別のベルトに挑戦する!#ajpw#w_1
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年12月18日本日行われた決勝戦、準優勝に終わってしまった。けれど、今回のシリーズでまた一つ、二つ・・・いや、もっと成長できた、そして、気付くことが出来た。
私は諦めない!I can do it!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2016年12月18日 -
関本が小橋建太の伝説の技を解禁!アブ小は粘る星野の心を折った!
12月18日 大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」神奈川・横浜文化体育館 2481人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼オープニングタッグマッチ/20分1本
○岡林裕二 中之上靖文(8分52秒 アルゼンチンバックブリーカー)宇藤純久 ×菊田一美◇第2試合◇
▼8人タッグマッチ/30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 丸山敦 ○忍(10分55秒 エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ “黒天使”沼澤邪鬼 ×吉野達彦
※SEXボンバー◇第3試合◇
▼テーブルクラッシュマッチ/30分1本
○植木嵩行 高橋匡哉(8分37秒 テーブルクラッシュ)竹田誠志 ×塚本拓海◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○河上隆一 橋本和樹(13分10秒 片エビ固め)浜亮太 ×橋本大地
※ハリケーンドライバー◇第5試合◇
▼鉄檻蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(13分15秒 片エビ固め)伊東竜二 ×佐久田俊行
※鉄檻の上からのムーンサルトプレス◇第6試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○佐藤耕平 石川修司(13分35秒 片エビ固め)鈴木秀樹 ×野村卓矢
※パイルドライバー◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負
[挑戦者]○関本大介(15分34秒 片エビ固め)[第8代王者]×神谷英慶
※バーニングハンマー
☆神谷が3度目の防衛に失敗、関本が第9代目王者となる
【関本の話】「獲ったぞ、オラ。危なかったですね。本当にバックドロップだけは食らわないようにって細心の注意を払って、何とか獲りました。(神谷選手の強さは感じた?)入門して一番最初に来た時とは別人ですね。別人だよ、あれは。恐ろしいよ。またチャンスがあれば、神谷とやりたいです。(最後のフィニッシュホールドは?)僕はね、小橋さんが大好きなんで。小橋さんの試合をずっと見てたんで。あそこに辿り着きました」
【神谷の話】「ハッキリ言って今日は完敗です。僕にはまだまだ全然一番上でやっていけるような実力はなかったかもしれない。でも、僕は絶対ここで諦めないですから。諦めませんから。また立ち上がって、また今日みたいな強い関本さんと戦えるようなチャンスが来たら、絶対今より強くなって、次は最後まで自分がリングに立ってます。そして、自分がバックドロップで関本大介に勝ちます」◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯ダブルGショックデスマッチ 30分1本
[挑戦者]○アブドーラ・小林(18分49秒 逆エビ固め)[第33代王者]×星野勘九郎
☆星野が4度目の防衛に失敗、アブ小が第34代目王者となる(試合終了後、また会議のように2人はイスを出して座る。)
アブ小「もう立ってられません…星野さん、どうぞ(とイス)。まずは星野勘九郎、俺の勝ちだよ。みなさんありがとう! この2カ月ぐらいか、俺たちもいろいろあったな。褒め殺しとかわけわかんないことやってごめんね。星野は何年目でベルト取ったんだ、プロ入り後?」星野「…ターザン後藤一派の時から数えると、13年です」
アブ小「13年か。苦労人だな。俺もデスマッチヘビーまで11年かかったんだ。けど、ちょっと待てくれ、(体が)きついな、星野やっぱオマエは。苦労できてるぶんだけ打たれ強いよ。それで13年目の初栄冠。俺は11年目だったんだ、これ取ったの。その時1回も防衛できなかったんだよ。けど星野勘九郎、3回防衛したんだな。今回4回目。褒め殺しじゃなくて、普通にオマエって素晴らしいと思うよ。普通に素晴らしい。両国のメインまでいった男なんだよ、両国のメインで勝った男。けどこの何か月か、俺もバカにし過ぎた。オマエは素晴らしい。これからも胸張って生きていこう。けどな、それで絶対おごっちゃいけねえぞ! 謙虚でいこう。謙虚に謙虚にいって、最終的にはもっと上を目指そう。大日本プロレスの“大”。大きいんだよ。たとえば、新日本ってあるな。何が新だよ! 40年の老舗企業だろ。俺たちは大なんだよ、大! 星野、俺たちはな、もっともっと大日本、大きくなって、プロレス界もっともっと引っ搔き回そう! たぶんこれから面談あまりやることないから、何か言おう、オマエも」
星野「まず最初に…マサ(稲葉)、ごめんな。小林さん、俺は小林さんとこうやってリングで、この交えたこの敗戦を糧にして、もう一回あなたに挑戦します。小林さん、ありきたりですけど、その時まで必ずベルト守ってくださいね! 必ず俺はもう一回あなたの前に現れるので、絶対防衛し続けてください!」
アブ小「ああ、星野の挨拶は相変わらずつまんねえな、コノヤロー。そうだな、俺がせっかくチャンピオンになったんだ! このベルトを守るだけじゃねえぞ、どうせならどんどん攻めたい! 今度はね、どんどん攻めて、大日本プロレスをもっともっと大きくしたいと思います! そしてみなさんにもっともっと、夢の世界を見せることを、お約束いたします! まあ夢というか愛の世界だな。俺のやりたいことわかる人、スタンド・アップ・プリーズ!ドームは棚橋、文体は小林! 大日本プロレスはこれからもっと大きくなっていきます! 大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」
【試合後のアブ小】
アブ小「(缶ビールを飲み干すと)ああ、しみますね。でも疲れますね。星野勘九郎のGショックボディは。前哨戦で何回か当たってて、逆エビ固めが結構効いてるなと思ってたんで。もしエルボーを何回も返してくるようだったら、最後は逆エビをやろうかなと。まあ、キャリアですね。手数の多さで何とかなりましたけど、星野はいいチャンピオンでした。でも、結果はこっちですから。最後、小鹿会長がベルトを持ってきて、『小林、なにかデカいことを言ってやれ』って。だから、新日本なんて名前を出しちゃったけど。上は上で素晴らしいと思いますけど、僕らはもっとひっかき回しますから。俺がベルトを守ったら、星野がまたやりたいようなことを言ってたけど、僕が獲った以上、守りのベルトじゃないですから。攻めのベルトですから。ただ守って巻いているだけなら、ベルトって俺の腰に巻けないですからね。ベルトはただの飾りじゃないですから。ふんぞり返ってたら楽しいかもしれないけど、ベルトがある上でどんな攻撃ができるか。ちょっといろいろ考えたいけど…年内はちょっとゆっくりしたいです。あっ、BASARAでタイトルマッチがあったな! まあ、逸材と高橋がいるんで、年内はゆっくりとした試合を…まあ、できないと思いますけど、今日ぐらいはゆっくりしたいと思います」――攻めていくということだが、具体的に考えていることは?
アブ小「ありません(笑) 試合をやればベルトほしいと思いますけど、いざチャンピオンになって、ベルトを持って攻めたいという気持ちになりましたけど、具体的にどうなるかはまったく考えてないですね。けど、ただの飾り物にはしたくないというのはありますね。なんて言ったって、最多防衛記録は私が持っているんですから。7回でしたっけ。それも、1年で7回やったということはかなり攻めて防衛してたと思うので。まあ、攻めるにもいろんな攻め方があると思うので、攻めのベルトにしたいですね」
――来年は一騎当千もデスマッチの順番となるし、両国大会もある。それに向けては?
アブ小「一騎当千は前回の優勝者なんでね。前回の優勝者がベルトを持っているということは、出なくていいでしょ?(笑) 僕が出る必要があるのかって正直思いますね。現時点でデスマッチ最強の男なんですから、僕は。正直、今現在の気持ちは出たくないというのがありますね。出たところで全員にターゲットにされちゃうんでしょ? こっちは攻められないよ(笑) 攻めのベルトって俺は言ったんだから。全員にターゲットにされたら、俺の体がもたないですから。星野みたいに俺はカッコつけません」
――4度目の戴冠となるが、前回までとの気持ちの違いは?
アブ小「純粋に嬉しいですね。違いはないです。けど、今まで獲った時は『これからどうしよう』という焦りがあったと思いますけど、その焦りはないですね。攻めるって言ったけど、このベルトでどう料理してやろうかという気持ちが出てきますね。せっかく獲ったんですから、このベルトをどう活かしていくのか。おぼろげながら考えてます。みんなリングサイドに来てくれると嬉しいですね。やっぱりドームは棚橋、文体は小林ですよ。横浜で、俺はかなり人気あるような気がします。ツイッターに書いたんですけど、昨日昼飯食べたら、食後のコーヒーはサービスだったし、今日も朝起きたらヒザが痛かったんで、タクシー乗ったんですよ。そうしたら、端数カットですよ? 俺、横浜で人気があるなって。スターなんでね。今夜も朝まで飲もうと思います」
――今日はついていたと?
アブ小「ここ何日かついてます。勝負っていうのは多少の運も必要ですから。実力プラス運も必要ですから」
【星野の話】「悔しいですね。正直、最後の方は意識もなくて…。もう本当に苦しくて、呼吸もできませんでした。試合後、ジワジワと意識が戻ってきて、自分が負けたんだなと実感しました。ここまで本当に穴だらけでさ。不器用でさ。こんなチャンピオンいなかったと思うんです。でもさ、己の信じた道を信じて、不器用だけど、自分らしく行けば必ず結果が出ると思って、ここまで3戦防衛してきたけど。でも、今日改めてデスマッチヘビーのベルトの凄さを知りました。今日は勝って、1月4日の極道解散まで繋げたかったんですけど。マサ、ごめん…。悔しいね。でも、ここからだよな。俺たち今まで雑草魂でやってきて、ここでくじけちゃ。ここからです。これを見ている人や誌面を通して感謝したいのは、やっぱりここまで半年間、この不器用でしょうがない星野勘九郎に、『チャンピオン! チャンピオン!』って熱い声援をくれたファンの皆様。その熱い声援は自分の大きな、たった1度の人生の大きな財産になりました。本当にありがとうございました。でも、ここからなんで。また這い上がります。下を向いてたってしょうがないからな。ここから歩んでいくプロレス人生、お前(稲葉)のリングを降りてからの人生の大きな力になれたかな? 本当に頑張れよ。俺はこんなことしかできないけど、こんな戦いしか見せられなかったかもしれないけど、これが俺の気持ちだから。(稲葉は涙を流しながら、『墨落としをやった時に気持ちが伝わって来たんで…。自分は嬉しかったです』とこぼすと)ごめん。よし! 一緒に押し売り行こうか!」
20周年を迎えた大日本今年最後のビックマッチが開催され、ストロングとデスマッチ2大選手権がラインナップされた。
まずセミで行われたストロング選手権に王者・神谷の指名で関本が挑戦、序盤からマッチアップで一歩も引かずも、神谷がぶちかましで関本を場外に追いやると、リング下から関本が神谷の足をすくって場外へと引きずり込も、神谷の腰を鉄柱に打ちつけ、リングに戻ってからボディースラム、腰へのダブルハンマー、エルボードロップシュミット流バックブリーカー、逆エビ固めと徹底した腰攻めで試合の主導権を握る。
劣勢の神谷だったが堪える関本を強引にボディースラムで叩きつけてからダイビングエルボードロップを投下して流れを変え、WARスペシャルからストレッチプラムへ移行して絞り上げる。
だが関本もアトミックドロップを決めるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、フロッグスプラッシュを狙いにコーナーへと昇るが、追いかけた神谷が競り合いの末に雪崩式ブレーンバスターで投げ、関本の左右のエルボーから延髄斬りをラリアットで迎撃した神谷は左のラリアットを炸裂させ、後頭部ラリアットからバックドロップを狙う。
しかし関本は浴びせ倒して阻止し、再度のバックドロップ狙いをブルドッキングヘッドロックで叩きつけると、高角度のぶっこ抜きジャーマンからラリアット、そしてアルゼンチンバックブリーカーと思いきや小橋建太の最大の必殺技であるバーニングハンマーを決め3カウントを奪い王座奪取に成功した。
序盤から関本が先手を奪い、中盤では神谷が盛り返したものの、最後は関本がねじ伏せたという試合だったが、最後に使った技はバーニングハンマーとは驚かされたとしかいいようがなかった。しかし小橋も関本を最も高く評価していただけに、バーニングハンマーを関本が受け継ぐのも悪くないし異論もない。メインのデスマッチ選手権は早くも両者がロープに吊るされた蛍光灯に互いに被弾させ、互いにブロックを持ってチャンバラを展開もブロックの使い方では星野が上か競り勝ち、蛍光灯で一撃してから切っ先でアブ小の額を切り刻む。
星野はアブ小をロープに吊るされた蛍光灯に直撃させてからブロックの上へのボディースラム、そしてアブ小の背中にブロックを置いてからもう一つのブロックを投下、もう1度やってから背中に蛍光灯束を置いてブロックを投下するが、蛍光灯束での殴打はアブ小がミドルキックで蛍光灯束こと射抜く。
アブ小は頭突きwith蛍光灯を連発して、ロープの蛍光灯に叩きつけてから蛍光灯束での袈裟きりチョップ、ブロックを二つ並べて蛍光灯を置いてからのDDTで突き刺してから“愛してま~す”チョップを狙うが、起き上がった星野が雪崩式ブレーンバスターで投げるも、星野が落ちたところがブロックだったため自身もダメージを負ってしまう。
両者は頭突き合戦、蛍光灯で互いに殴打してからの打撃戦を制した星野が勘九郎カッターからセントーンを連発、そして鉄階段の上に蛍光灯櫓を作り、その上でのコンプリートショットことリバース勘九郎カッターを敢行、更に倒れるアブ小を鉄階段のサンドウィッチにしてからのダイビングセントーンを投下するも、星野自身も大ダメージを負ってしまったためカバーに遅れてしまう。
星野はリング内の蛍光灯だけでなく、ボックスの中にあった予備の蛍光灯まで何度もアブ小に投げつけるが、アブ小は敢えて背中だけでなく正面からも受けきると浴びせ蹴りを敢行、今度は互いにイスの投げあいとなるが、ブロックを投げて競り勝ったアブ小が山嵐を決める。
勝負に出たアブ小はダイビングバカチンガーエルボーを決めるもカウントは2、粘る星野に無数の蛍光灯を投げつけ、ブラットレインメーカーポーズを決めるが、星野は墨落としで切り返すも、クリアしたアブ小はヘビーローテーションを連発してからカモイェを炸裂させ、鉄階段を2つ並べてからの投げ放しジャーマンを敢行する。
アブ小は再度ダイビングバカチンガーエルボーを投下するが星野はカウント2でクリアすると、アブ小は粘る星野の腰にバカチンガーエルボーを投下してから低空ドロップキック、奥の手である逆エビ固めで捕獲して星野は無念のギブアップ、アブ小が王座を奪取した。
中盤から粘るアブ小に星野が介錯するような試合だったが、いつに間にか逆転して粘る星野の心をアブ小が折った…まさしく大日本のデスマッチらしい試合でもあった。また両国の主役を飾った星野、神谷の両者が共に王座から転落するという結果にもなった、二人にとっても団体を背負って立つということを簡単ではないということを思い知らされたのではないだろうか?だが関本は小橋からバーニングハンマーを受け継ぎ、アブ小も執念では星野には負けなかった、二人が進化していくうちは大日本もまた進化していく。
また大日本も第6試合ではツインタワーズに野村が、第5試合ではヤンキー二丁拳銃が佐久田を徹底的にかわいがるも、二人は懸命に食い下がった、こういった選手たちが台頭する限り大日本の歴史はまだ続く…。
【大日本】2大タイトル移動! 小林が1年5ヵ月ぶりにデスマッチ王座返り咲き ▼神谷をバーニングハンマー葬 関本が3度目のストロング王座戴冠▼タッグ王者ツインタワーズが12・30後楽園で血みどろブラザーズ迎撃へ…横浜大会https://t.co/vuGwN7Ba9E#bjw pic.twitter.com/KXK4DRraoE
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年12月18日勝ちました。
デスマッチ34代王者です #bjw pic.twitter.com/0cvWrJm7tR
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2016年12月18日本日は横浜文化体育館大会にたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
二大王座は双方とも移動。
新チャンピオンは休む間も無くサイン会に参加いたしました。感服いたします。#bjw pic.twitter.com/5xMqcPQY9h
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2016年12月18日前チャンピオンも最後まで押し売り。写真にはありませんがストロング選手権の両者も売店に登場していました。これぞ大日本プロレス。選手の皆さんにはほんと頭が上がりません。
この平成極道コンビも1月4日で解散です。お見逃しなく!https://t.co/RZvLgIfEK4#bjw pic.twitter.com/lykxI8bPFN
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2016年12月18日大日本横浜文体大会でした。
試合は鈴木秀樹、野村組と対戦。野村選手に粘られましたが勝利。何回バチバチ挑んできてもツインタワーズはそれ以上でお返しします。#bjw pic.twitter.com/VHLI74pSel
— 石川修司 (@g0925union) 2016年12月18日今日は大日本プロレス横浜文化体育館大会でした。
まあ野村君の勢いだけでは如何ともしがたい差がありました。
野村君も1からやり直すと言っていましたので期待します。
年内のホール、年明けのホールでしっかり仕切り直して挑戦や!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年12月18日大日本御プロレス横浜文体大会終了。デスマッチもストロングもキャリアで勝る元王者が返り咲いたが、だからといって単純に時計の針が戻ったかと言えば、これが単純にそういうものではないというのが、プロレスの面白いところであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2016年12月18日 -
バットエンドなクリスマスプレゼント!ケニーがオカダをテーブル貫通葬でKO!
12月17日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」12月17日 後楽園ホール 1744人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 ヨシタツ(8分31秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー ×ヘナーレ
※とどん◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○石井智宏(7分34秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×BONE SOLDIER
※垂直落下式ブレーンバスター【矢野、石井の話】
石井「ありがとうございました(※矢野とガッチリ握手をかわし、コメントブースを去った)」矢野「よく聞け! 俺の指示に従えばいいんだ! とっとと、俺と石井で、IWGPタッグチャンピオンシップ入れろ、バカヤロー! オイ、俺たちも混ぜろ! 楽しそうだな!」
◇第3試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 本間朋晃 ジュース・ロビンソン(9分47秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ
※キングコングニードロップ【真壁、本間、ジュースの話】
ジュース「今日は、2016年最後の試合だった。次、俺をリングで見るのは、『WRESTLE KINGDOM 11』だ。そのために、たくさんトレーニングをして、Codyを叩きのめす。そして、俺は新日本プロレスで、一旗揚げる。」真壁「オイ! どういうことだ! テメェ、俺たちが試合終わる寸前に来やがったな、コノヤロー! なんなんだ、アイツらは。そんなことやって、認められるかっつうんだ、コノヤロー。認めるか? 認めねぇか? オイ、バカヤロー! 認めるわけねぇだろ、コノヤロー! ふざけやがって。なんでもありだったら、何でもやってやるよ、コノヤロー! いつでもやってやんぞ、テメェ」
本間「あぁ、クッソ。あぁ、感じ悪い。凄い胸クソ悪いよ。勝つには勝ったけど、こんなスッキリしない勝ち、俺と真壁がスッキリしなかったら、なんもねぇだろ。俺と真壁って言ったら、スッキリだろ。それをさ、矢野。お前、冗談は顔だけにしろよ! そんなやりたいんだったらよ、『やってやる』って言いたけど、そう簡単に挑戦なんかできるベルトじゃねぇんだよ。矢野と石井、来るんだったら来い。ぶっ潰してやる」
【トンガ、オーエンズの話】
オーエンズ「俺をカメラで映すな! 出てけ!(※カメラを倒し、控室に戻った)」トンガ「ベルト、ドコデスカ! ヤノ、イシイ。オマエらは相棒を見つけた。だが、俺たちにとっては何も問題ない。オマエらも絶対に倒す」
ト【矢野の話】「(※IWGPタッグベルトを、両肩にかけ、コメントブースに登場)オイ! 正当な場所に、ベルトが! ベルトが! 戻ってきたぞ!」
◇第4試合◇
▼20分1本
○永田裕志(13分33秒 片エビ固め)×中西学
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス【永田の話】「ハァハァ、いやぁ、重い。とにかく久しぶりに、このヘビー級の重みというかね、一つ一つの技の重さを感じたね。中西学が、なぜか『自分たちのヘビー級の闘いを』みたいなことを言ってましたけどね、それを体感しましたよ。それが、お客さんに通じて、そしてこれだけの熱を生み出したていうのは、俺たちが闘ってきた、生きてきた証っていうのは、間違ってなかったし。どこか、スマートになりつつある、今の新日本プロレスヘビー級戦線において、一つ大きな石というか、そういうものを投げかけた実感はありますね。当初、『こんな時に中西学とシングルマッチやって、一体何が残るんだよ』って正直思ったよ。ドームに俺ら出れるわけでもないし。この年末の後楽園で、前哨戦でもなく、ただ唐突に組まれたこのカード、『どうすりゃいいんだ』っていう、ちょっと捻くれた思いもありましたけどね。もし、今日俺たちの闘いが、何にもない年内最後の後楽園で、これだけのお客さんを揺るがして、何かを残すことができたっていう部分でね、何かを残せたならば、これは必ず、あとから新日本プロレスヘビー級戦線の闘いというものが、何か変わってくるかなと。変わらないかもしれないなぁ。でも、間違いなく一石は投じたと思いましたよ。ここにきて、いきなりシングルマッチを要求されたから、『まさか中西学、これを最後に引退なんかしないだろうな』と、ちょっと思いましたけど、最後にリングに戻して、言葉かけたら『もう一回』って、本人一本指を立てて、俺に言ってきたから。本人にとっても、負けたけどね、身になる大きな自信につながる試合だったんじゃないかなと思いましたね。いやぁ、ブレーンバスター上から投げられて、リバウンドしたのは、初めて喰らいましたね。たかが消化試合。されど、充実感いっぱいの中西学とのシングルマッチでしたよ。(※カメラマンに向かって)お前にわかるか? 今の俺の気持ちが。この疲れたけど、痛かったけど、この爽快な気分ってのは、君らにはわかんないだろうな」
【中西の話】「(※川人の肩を借りて、コメントブースに戻ってくる)クソ……クソ……クソ……。腹立つ……クソ……クソ……これでもか、っていうくらい、やってもまた返されて……まだまだ闘いは続くよ。どんどんやっていくよ。これで中西学、終わったんちゃうから。まだまだいく、まだまだやるぞ、オイ」
◇第5試合◇
▼20分1本
○柴田勝頼 タイガーマスク(11分5秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×邪道
※PK◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○小島聡 KUSHIDA デビット・フィンレー(11分2秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL 高橋ヒロム ×BUSHI
※ラリアット【天山、小島、フィンレーの話】
天山「今日、2016年の最後の興行ということで、もうちょっと暴れ足りないというかね。まぁでも、今年一年いろいろありましたけど、こうやって無事に終わることができて、次の2017年、来年に向けて、しっかりと天山広吉いきたいと思いますんで、またよろしくお願いします。ありがとうございます」小島「そうか。BUSHI、毒霧が出せなかったから、勝てなかったのか? そういうことか。それだったらいいよ。しょうがない。お前には、毒霧が必要だったら、ハンデやってもいいぞ。毒霧好きなだけ吐けよ。もう吐いたって、関係ねぇぞ。今日みたいに、また同じように、同じ目にあわしてやるから。なぁ、デビッド。We are very very strong」
フィンレー「ここにリコシェはいないが、リコシェもここにいれば、同じことを言っていただろう。そして、来月のトウキョウドーム、俺にとっては初めての経験となるが、コジマサンは『WRESTLE KINGDOM』を何度も経験している。ガントレットマッチで、俺らは最初に出るのか、2番目に出るのか、それはわからないが、そんなの関係ない。勝つのは、俺たちだ。(※NEVER無差別級6人タッグのベルトを見せつけ)俺たちは、このベルトを必ず防衛する!」
小島「俺とデビッドは、21年前にもう知り合ってるんだ。アイツが、赤ちゃんの時から、俺とアイツは友達なんだ。負けるわけないだろ!」
【KUSHIDAの話】「効いてねぇよ。何にも効いちゃいねぇよ。3カウント奪われた? 確かにそうだ。テメェの技、何一つ効かねぇよ。海外で、身に着けてきた武器は、それで全部か? それで全部か? 全部受け止めて、その上で叩き潰す! 殺せるもんなら、殺してみろ! いいぞ、東京ドーム、全力で叩き潰します」
【棚橋の話】「“HIGH ENERGY”(入場テーマ曲)がさっきで、試合で使うのは、ラストでしたね。一つの時代が終わって、また新たなステージに進むという気持ちなんでね、新しい入場曲、そして新しい2017年の棚橋は、大いに期待してください。いよいよ、1.4東京ドーム、トランキーロの下に隠された、内藤哲也を引き出して、倒して、俺がチャンピオンになります」
【ヒロムの話】「KUSHIDA! 面白ぇじゃねぇか。なぁ、KUSHIDA。それでいい。それでいいんだよ。もっと、まだだ、まだ足りねぇ。1月4日まで、時間があるぞ、オイ。もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっとーーーー!!!!!!! 俺を興奮させてみろ」
【内藤の話】「まぁこれで、やっと次は、東京ドームかな。しっかり東京ドームに目線を合わせてるぜ。俺は棚橋を追いかけてきたよ。ずっと、棚橋の背中を見てきたよ。あの、輝いている棚橋に憧れ、『彼をいつか超えたい』と思ってたよ。でもさ、いつの間にか、輝きを失い、そして、いつの間にか、俺より後ろの存在になってしまった棚橋だけどさ。まぁ、最後の晴れ舞台だよ。東京ドーム。今流れてる『HIGH ENERGY』、今日で最後なんでしょ? やっぱり、輝いてた時の棚橋、イコール、この『HIGH ENERGY』がイメージであるからね。この『HIGH ENERGY』の終了とともに、棚橋時代も完全に終わりでしょ。きっと彼も望んでるはずだよ。最後のとどめを、俺がきっちり刺してやるぜ。東京ドームまで、トランキーロ! あっせんなよ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ(21分49秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOSHI-HASHI
※片翼の天使(試合終了後、ここでオカダがマイクアピールを行ない、1・4ドームでケニーに勝利することを宣言。)
ケニー「このコウラクエンの前哨戦2試合で、お前らはメインイベントの準備ができたと思ったか? だが、それは無理な話だ。今日は、トウキョウドームのサンプルだ。そして、そろそろクリスマスだ。今日が、今年最後の大会だ。オカダ、お前にプレゼントをやりたい。みんな集まれ。プレゼントの準備だ。( その直後、ファレがオカダを襲撃し、BULLET CLUBメンバーが場外にテーブルを設置。そして、ケニーがエプロンサイドから断崖式の片翼の天使を敢行し、オカダを完全KOする)新日本プロレスファンの皆さん、メリークリスマス! GOOD-BYE&GOOD-NIGHT」(恒例の人工雪がリングに降り注ぐ中で鼻歌を歌うと、IWGPヘビーベルトを掲げてファンを挑発。そして、そのベルトをオカダの体に乗せ、不敵な笑みを浮かべて退場した。)
一方、オカダのダメージは大きく、タンカで医務室に緊急搬送された。
【ケニー、ファレの話】
ファレ「なんでリング上に雪が降ったんだ? 東京ドームでも降らせてやる」ケニー「3ヵ月間、オカダ、オマエと闘ってきた。が、めちゃくちゃつまらなかった。つまらないから、今日リングの下に机を隠しておいた。全部、オマエへのメッセージだ。この闘いは、おじいさんと若い選手の闘いじゃないし、ずっと勝ってきた王者と、今年急に駆け上がってきた選手との闘いでもない。これは、日本で1番強い選手と、世界で1番強い選手の闘いなんだ。俺はフェアプレイで勝てる。G1はフェアプレイで勝っただろ? オカダのファンは、オカダを1番強いと思ってるし、オカダのことをとても応援する。それが俺はイライラする。オマエらは何でオカダを応援するんだ? 実は俺が勝つと思ってるから、オカダに同情してるんだろ? オカダが、俺よりもっと強いと思うか? 俺はそんなこと知らない。オカダ、オマエが見てきた俺は、まだ半分の力も出してない。見えるだろ? Tシャツは脱いだ。俺の体を見ろ。俺はすごくトレーニングもして、準備をした。鏡を見れば分かるだろ? オマエのベルトは、俺のものだ。オマエのベルトは、俺が絶対に手に入れる。GOOD-BYE&GOOD-NIGHT」
2016年度の新日本プロレスのメインは1月4日の東京ドームで行われるIWGPヘビー級選手権、オカダvsケニーの前哨戦、試合はオカダとケニーでスタートし、オカダがコーナーのケニーに下からのドロップキックを狙うと、阻止したケニーが片翼の天使、Vトリガーを狙うと、オカダも阻止してレインメーカーを狙うと、ケニーが阻止するなど互いに牽制し合う。
だがBULLET CLUBは場外戦からYOSHI-HASHIを捕らえて試合の主導権を奪い、YOSHI-HASHIの腰に照準を定めて徹底的に痛めつけ、YOSHI-HASHIも反撃はするがオカダへの交代は徹底的に阻止するなどBULLET CLUBペースで試合が進む。
やっと交代を受けたオカダはケニーにエルボースマッシュ、スピードで霍乱するケニーを捕らえてリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップを投下してレインメーカーを狙うが、かわしたケニーはフランケンシュタイナー、カミカゼからのムーンサルトプレスの連続技と応戦する。
オカダはYOSHI-HASHIと共にケニーを捕らえにかかるが、逆にYOSHI-HASHIが捕まってしまうも、オカダはドロップキックなどで懸命にフォロー、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットからスワントーンボムを投下しカルマを狙う、しかしケニーが阻止したところでファレが串刺しスプラッシュでYOSHI-HASHIを圧殺するとケニーがVトリガーを炸裂させる。
オカダがカットに入るがドロップキックが自爆したところでファレのフライングソーセージで圧殺されると、最後はケニーがYOSHI-HASHIにVトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い前哨戦を制した。
試合後はオカダとケニーが挑発合戦を展開すると、背後からファレが強襲し、裕二郎らがリング下にテーブルを設置してから、ケニーがテーブル貫通片翼の天使で突き刺してオカダをKO、担架送りにした。
内容的にはケニーに2度もフォール負けを喫していることから、せめて一矢報いるためにケニーを狙ったものの、深追いしすぎてしまい、試合には敗れるどころかケニーにKOされるという結果になった。
ケニーが前哨戦でも2度に渡ってオカダからフォールを奪ったことで精神的優位なのかもしれない、テーブル貫通の片翼の天使に関してはTV解説を務めていたライガーや山崎一夫氏は暴挙と非難するも、ドームのメインという観点でいくとメインを任されているケニーしてみれば、ドームに向けて大きなインパクトを残さなければいけない、それを考えると笑ってはいるもののケニーには自分らには見えない大きなプレッシャーがのしかかっているのかもしれない。セミのIWGPインターコンチ、ジュニア、NEVER6人タッグの前哨戦はロスインゴの息の合った連係に振り回されるが、BUSHIが小島にMXを狙うと、かわされたところでKUSHIDAがミサイルキックを放ち、カットに入ったヒロムにはホバーボードロック、棚橋は内藤にテキサスクローバーホールドで捕らえ、その間に天コジがBUSHIに天コジカッターを決めてから小島のラリアットが炸裂して3カウントとなるも、試合後もKUSHIDAとヒロムが客席で乱闘を展開してKUSHIDAがアームロックで捕らえる、一旦離されるが今まで不適な笑みを浮かべていたヒロムが一転して感情的になってKUSHIDAにつかみかかりセコンド勢らが懸命に分けた。
今回のヒロムは場外の棚橋、KUSHIDAにコーナー最上段からセントーンアタックを決めるなど新しい引き出しは見せたが、KUSHIDAの執拗な腕攻めにはさすがにキレたのか、それともKUSHIDAに対する面白くない部分が爆発したのか・・・第4試合では永田vs中西が実現、序盤は腕の取り合いを展開するも永田が中西の足にローキックを連発、中西もパワーで反撃しスピアー、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスター、場外に逃れた永田にプランチャ、ミサイルキック、張り手の連打から人ラリアット!アルゼンチンバックブリーカーからヘラクレスカッターと猛ラッシュをかける。
中西は本家大中西ジャーマンを狙うが、永田は白目式腕固めで切り返し、腕折りから久しぶりの雪崩式エクスプロイダー、中西はジャーマンで投げるも、永田は永田が浴びせ蹴りからサンダーデスドライバー、そしてエクスプロイダー・オブ・ジャスティスで3カウントを奪い勝利を収めた。
仙台大会で突如中西が永田との一騎打ちを迫り決定したときは、中西も来月で50歳を迎えることから引退を決意して臨むのではと思っていた、しかし永田が中西を正面から受け止めたことで中西はまだやれるということを示したのではないだろうか、バックステージでも中西は悔しさを露わにしたが、その悔しさがあるうちは中西学はまだまだレスラーであるということだと思う。最後に第3試合のIWGPタッグ前哨戦でオーエンズを捕らえたGBHが本間のこけしから真壁がキングコングニーを投下しようとしたところで、第2試合を終えたばかりの矢野がまたゴングを鳴rす、試合は真壁が構わずキングコングニーを投下して3カウントを奪ったが、同じく第2試合を終えた石井が乱入してGBHを襲撃すると、矢野はGODをまとめて急所打ちで悶絶させてから、IWGPタッグベルトを奪い去る暴挙を働いた。
矢野がXの存在を示唆したときは石井はダミーで本命は鈴木みのるではと思っていたが、そのまんま石井で来るとは思ってもみなかった(鈴木はパイルドライバーで店番をしていたという)矢野と石井はGBH結成前からタッグを組んでいた仲で気心は知れているのだろうが、ただ問題なのは矢野&石井が加わって3WAYでのタッグ選手権になるのか、また石井が挑戦するはずだった6人タッグ選手権の枠には誰が入るのか・・・?はいお風呂入ろー!ブログを更新しました。『イツモ一緒』【画像3枚】#棚橋弘至 #ありがとう #HIGHENERGY #アメブロ
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— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2016年12月17日今年最後の後楽園大会が終了。
本隊VSロスインゴの試合で勝利しました‼
今年もこれが最後かと思うと1年ってホンマにあっという間に感じる……
沢山のお客様に応援して頂いて、本当に感謝致します‼
2017年もガッチリと頑張りますので皆様引き続き応援の程、よろしくお願い致します
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年12月17日年内最後の後楽園大会、終了。
《正規軍vsロスインゴ》の5vs5。
試合には勝ったけど、色々と思う所がありました。
後日、ブログに書きます。
一つ言えるのは、ロスインゴの勢いが凄すぎる!
2016年、観戦して頂いた皆様、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年12月17日本日年内最終試合後楽園大会では中西さんとシングルで戦いましたゼァ。中西学とは一発一発目一杯ぶつけ合いました。我々が信じるヘビー級の戦いだったかな。お互い東京ドームに出れない者同士何も繋がらない試合の筈が、何か今後に繋がりを残せた試合だったかもしれないかな(笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月17日後楽園ホール年内最終戦超満員大興奮大盛況で終了。次回の後楽園も元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみしてます。来年1月3日のディファ有明大会にも、是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。永田戦皆様の応援に心から感謝致します又頑張ります。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2016年12月17日【後楽園ホール大会終了】年内最終戦となる後楽園ホール大会も、沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」へのご来場をお待ちしております。 https://t.co/KukRpnUO2j #njwk11 pic.twitter.com/rpCflUZpCf
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年12月17日新日本プロレス本隊の皆さん、今年一年ありがとうございましたゼァ。来年もまたよろしくお願いします。 pic.twitter.com/Pq7FUnHb2Q
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月17日 -
ヒロムがKUSHIDAを降し堂々の凱旋!突如出現した矢野通が東京ドームに殴りこみ参戦へ!
12月16日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1730人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○田口隆祐 ヨシタツ(7分56秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)中西学 タイガーマスク ×ヘナーレ(試合終了後、中西が永田に襲い掛かる)
中西「永田、お前の首、明日取りに行くぞ。待っとけ!」
(悔しそうな表情の永田は、サードロープを蹴ってから退場。 そして、永田たちが退場したあと、田口が久々のタグダンスで場内を和ませた。)【永田の話】「何が、『永田の首獲ってやるだ』コノヤロー。今更、俺の首獲ったって、一文の得にもなりゃしない。ハッキリ、腹の底から言えばいいんだよ、自分の本心を。自分をすべて、ぶつけたいんだろ、俺に? 中西学を受け止められるのは、俺だけってことなんだろ? だから、俺を指名したんだろうが。最初から、そう言いやがれ。俺の首を獲ったって、何にも残りゃしないよ。ひっさしぶりに、カッときたね、俺も。熱くなったね。楽しみにしてますよ、明日。吐いたツバ、飲み込むなよ!」
【田口の話】「2016年、あと1試合。この試合は、今日と明日はね、昔で言うと、『夢☆勝ちます』興行の時期なんで、特別な2連戦ということで、勝って気持ちも良かったんで、久々にね。知らない方も、最近のファンの方もいらっしゃるかもしれないですけど、“タグダンス”ということで、やらせてもらいました。明日はね、久々のヨシタツと、“同期”水入らずのタッグですから。この14年やってきたものをね、我々2002年入門組が、14年経って、どんなことができるかわからないですけど、2016年を締めくくるオープニングマッチを、しっかり飾りたいと思います。明日も勝ったら、皆さん、一緒に踊りましょう!」
【中西の話】「明日、大爆発してやるからな!見とけよ!」
◇第2試合◇
▼20分1本
○石井智宏(8分25秒 片エビ固め)×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○EVIL BUSHI(8分31秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×デビット・フィンレー
※EVIL◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 本間朋晃 ○ジュース・ロビンソン(11分26秒 片エビ固め)×タマ・トンガ タンガ・ロア BONE SOLDIER
※パルプフリクション(試合終了後、真壁&本間&ジュースが勝ち名乗りを受ける。 ところが、矢野が背後から忍び寄って真壁&本間に634。さらに、ジュースにも急所攻撃、タンガ&SOLDIERにも634を食らわせる。)
矢野「オ~イ!! お前ら~~! ザマねぇな~、オイ!! お前らよ、俺様のいねぇトコで、タイトルマッチ、勝手に決めるなバカヤロー!! お前らよく聞け、オイ! 2017年1月4日、矢野通様・恒例の“X”は! この! 俺だーーー!!」
(矢野はバックキックでタマにも急所攻撃を浴びせた)【真壁、本間の話】
真壁「なんだあのヤロー! 今更来て、なんだコノヤロー! クッソ、おいしいトコ全部持っていきやがったあのヤロー。アイツは、何が望みなんだ?」――IWGPタッグに、俺と石井も挑戦させろと。
真壁「バカ言ってんじゃねぇコノヤロー。今更、単に戻ってきて、タッグ選手権? ふざけんじゃねぇってバカヤロー。お前ら、何したんだコノヤロー。フ●ック・ユー」本間「俺と真壁が、どんな思いして、やっと挑戦を決めたと思ってんだよ。すぐにゲットできるわけねぇだろ!」
真壁「いいぜ。ファンが望むんなら、やってやるよコノヤロー。ファンが望んだらな。あのクソヤロー達、ふざけんなバカヤロー」
本間「でもよ、今日は俺と真壁の、『WORLD TAG』2連覇お披露の試合で、ジュースが勝って、万々歳だったのに、その晴れ舞台を潰すとは、矢野、お前絶対許さないからな。矢野と石井、挑戦だ? もし、お前らが挑戦したとしても、勝つのは俺と真壁だ。でも、矢野、人の試合をぶち壊すのは、勘弁しといてくれよ」
【ジュースの話】「コーディ・ローデス、お前は“配管工の孫”だ(※父・ダスティ・ローデスのかつての異名“配管工の息子”からきたものと思われる)。そして、“スターダスト”など、WWE時代から、お前のことをリスペクトしていた。お前は、WWEでチャンピオンになったほどの、凄い選手だ。お前の父“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスは、俺のトレーナーでもあった。WWEの時代、プロレスを、お前の父親に教わった。俺たちはWWEのリングに上がった者同士だ。そして、俺たちは新日本プロレスのリングで、闘うことになった。俺は、新日本プロレスで下積みを重ねて、今ここにいるが、それは自分の力でのし上がってきた。それが俺のやり方だ。だが、お前は何もせずに、トウキョウドームの舞台に上がる。トウキョウドームは、選手の憧れの舞台であって、そこに上がるために、みんな頑張っているのに、お前はその舞台に横入りした。そして、お前は、BULLET CLUBに入ったことで、イメージが下がった。俺はWWEのコーディに対しては、リスペクトを持っていた。だが、今の“アメリカン・ナイトメア”Codyに、リスペクトがあるかわからない。それは、試合で闘ってわかることだ。この試合、お前が負ければ、価値はグッと下がるぞ」
【トンガの話】「本当にダメだ……俺たちは、来月のトウキョウドームだけを見据えていた。ドームで、マカベ・ホンマを破壊してやろうと思っていた。でも、今日、ヤノが出てきた。俺たちにとっては喜ぶべきことだ。オマエもドームで一緒に破壊してやる」
【矢野の話】「オイ! リングで言った通りだ! 2017年1月4日、矢野通様、恒例の“X”は、わ!た!し!よく聞け! タッグのタイトルマッチに、俺と石井で挑戦する! 挑戦させろ! なんなら、明日の試合も、出ちゃって、俺と石井の実力をわからせてやる!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 邪道(10分42秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×獣神サンダー・ライガー
※GTR◇第6試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(11分54秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI ×外道
※ピンプシューズ◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(17分33秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×KUSHIDA
※TIME BOMB(試合終了後 LOS INGOBERNABLES de JAPONメンバーのSANADA、EVIL、BUSHIがリングに登場。)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、後楽園ホ~~ル!!(※大歓声) 新日本プロレスを、そして、
我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる後楽園ホールのお客様、“高橋ヒロム凱旋帰国試合”、彼の魅力、そして! 彼の可能性、皆様、感じていただけましたでしょうか?(※大拍手) 明日の、後楽園ホール大会、我々5人が作り出す世界、皆様、皆様方の目で、そして皆様方の耳で、明日しっかり確認して下さい(※大歓声)。明日の後楽園ホール大会まで! トランキーロ!! あっせんなよ(※『あっせんなよ』の大合唱&大拍手)。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大拍手)」
(その直後、L・I・Jの5人はそろってポーズを決めて記念撮影に収まり、リング中央で拳を合わせる。
そして内藤は、IWGP ICベルトを踏みにじり、さらにそれを蹴り飛ばして退場した…。)【内藤の話】「皆さま。彼(高橋ヒロム)の魅力、そして彼の可能性、感じました? 今日は、来年の東京ドーム大会に向けた、ダブル前哨戦? それは分かってるよ。でもさ、もっと大事なことがあるだろ? って。そう、今日は“髙橋ヒロム凱旋帰国試合”だよ。もう今日のテーマは、それ1本だろ? 彼の姿を見たら分かるだろ? 今日は、前哨戦じゃない。髙橋ヒロムの凱旋帰国試合だよ。だからさ、俺は別に言うことないよ。何も話すことないよ。東京ドームのことについて? オイオイ、ちょっと待てよ。明日の後楽園もあるわけだからさ。そこは、トランキーロだぜ、カブローン。あとは、今日、凱旋帰国試合を行った、髙橋ヒロムに、何か聞きたいことがあったらね、聞いてあげればいいんじゃない? 彼の声を聞きたいでしょ? 俺は一足先に帰るから。アスタマニャーナ(明日)。アディオス」
【ヒロムの話】「まぁさ、俺から言いたいのは、KUSHIDA。1月4日東京ドームで、凱旋試合で、IWGPジュニア組まれてるのにさ、今日こうして、オマエが『ドームの前に1回やってもいいんじゃない?』って言った言葉通り、俺は後楽園ホールで試合したんだよ。コスチュームなんて無いよ。1月4日用に作ってるんだからさ。その時のまんまだよ。俺は、1月4日で、新しいコスチューム着て入場したかったのにさ。後楽園で、まさか本当に組まれるなんて、思ってなかったよ。それにしてもさ、KUSHIDA。やっぱり大したことねぇな。IWGPジュニア王者のKUSHIDA。アレじゃダメだろ? 俺とやりたいんだったら、もっと、もっと、もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっとー!!!!! 楽しませてくれよ」
【棚橋の話】「ドームの直前になれば、自然に棚橋のコンディションも上がってくるだろうっていう、希望的な観測がダメだったね。今年、残りあと1試合。結局、調子上がらず。ただ、内藤は元気良いし、生き生きしてて、嬉しそうだけど、“棚橋にならなかった男”やっぱり、俺の代わりは、いないからさ」
2016年度最後の後楽園大会を迎えた新日本プロレス、メインは内藤がヒロムと組んで棚橋、KUSHIDA組と対戦、11月5日の大阪で時限爆弾として出現し10日の仙台大会でロスインゴ入りを表明したヒロムにとっては、1月4日の東京ドームの前哨戦なれど事実上の凱旋マッチとなる。
ヒロムはTシャツとGパン、そしてスニーカーと完全に私服スタイルで試合に臨み、先発で登場してKUSHIDAと対峙と思いきや、スカすように内藤に交代、KUSHIDAも棚橋に交代するが突然ヒロムが控えにまわったKUSHIDAを強襲、断崖式の回転エビ固めで場外へと叩き落して大ダメージを負わせ、棚橋を場外へ引きずり出して通路からダッシュしての鉄柵越えドロップキックで棚橋の後頭部を痛打させるなど破天荒さを見せる。
リングに戻ってからは内藤と共に棚橋の首ではなく膝に集中攻撃を浴びせるなどして、先輩である棚橋にも遠慮なく攻め立てるだけでなく、内藤とも息の合った連係を披露、徹底的に膝を攻められ、反撃も内藤に見切られるなど苦しい展開が続いた棚橋はヒロムにドラゴンスクリューを決めてやっとKUSHIDAに交代、KUSHIDAもアームホイップからの飛びつき腕十字などヒロムの腕を攻めるが、KUSHIDAの攻勢をハイアングルのスパインボムで断ち切ると、交代を受けた内藤もコーナーミサイル、雪崩式フランケンシュタイナー、コーナーに控える棚橋の膝に低空ドロップキックを決めてからKUSHIDAにコンプリートショットからのプルマブランカで捕獲するなどロスインゴペースで試合は続く。
後半はヒロムが焦ったのかKUSHIDAにTIME BOMBを再三狙うもKUSHIDAが阻止しホバーボードロックを狙うが、内藤がカットに入り、再びホバーボードロックを狙ったところでヒロムがジャーマンで投げ、棚橋をもジャーマンで投げると、最後はカミカゼで要領でKUSHIDAをコーナーに叩きつけてからTIME BOMBで3カウントを奪い、前哨戦&凱旋マッチを白星で飾った。
試合後は内藤がヒロムの勝利を称え、ロスインゴのメンバーと共にハイタッチし「デ・ハ・ハポン」で締めくくったが、今回は内藤が敢えて脇にまわってヒロムを引き立たせ、ヒロムもKUSHIDAだけでなく棚橋相手にも引けをとらない動きや姿勢を見せるなど、ファンに大きなインパクトを与えて凱旋マッチ的にも合格点だった。また第4試合のIWGPタッグ前哨戦はBULLET CLUBがジュースを捕らえにかかり、GODがゲリラ・ウォーエアーを狙うが、突然ゴングが鳴ってGODが何事かと驚くと、本部席に矢野通が出現する。矢野に気を取られたGODは真壁組の反撃を許し、本間のこけしロケットの援護を受けたジュースがトンガをパルプフリクションで3カウントを奪うが、試合終了後には矢野がリングに上がってBULLET CLUBだけでなく真壁組にも急所打ちを浴びせ、Xを引き連れて1月4日東京ドームへの殴りこみ参戦を予告した。
矢野は新日本がNOAHから撤退した煽りで後楽園2連戦や1月4日東京ドーム大会からもカードから外れていたが、ここでやっと動き出した。しかし気になるのはXの存在、矢野はバックステージでは石井の存在をほのめかしているものの、石井はドームでは6人タッグ王座への挑戦が決定している。Xは誰なのか?気になるのは新日本やNOAHで敵対していた“あの男”の存在、“あの男”と矢野が結託となれば厄介なチームになるかもしれない。第1試合では17日の後楽園大会で永田とのシングルが決定している中西が前哨戦で対戦、開始早々から中西は永田にヘラクレスカッターを決めるなどエンジンを全開、中盤では永田がミドルキックで中西を攻め込み、中西も野人ダンスからアルゼンチンバックブリーカーで担ぐなど激しい攻防を展開する。
試合は田口がオーマイ&ガーアンクルでヘナーレからギブアップを奪ったが、試合後に中西が永田を襲撃して「永田の首を獲ってやる!」とアピールしたが、なぜ中西が永田だったのか・・・ある決意を固めているのか・・・?【後楽園ホール2連戦・初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日12月17日(土)も18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/TtHgnKueOl #njpw #njwk11 pic.twitter.com/xWNzCRMcZ9
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年12月16日明日の試合で入場曲「HIGH ENERGY」がラスト。イッテンヨン東京ドーム大会 #njwk11 から新らしい入場曲になります!
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2016年12月16日今宵後楽園大会では田口、輿史達と組んで中西さん、タイガー、屁名亞例と戦ったゼァ。中西さんがいきなり私に突っかかってきた。ちょっと慌てているようだったがとてつもないパワーで殴られてヤバかった。首がちぎれそうなエルボーだった。明日は半端ない試合になりそうだ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月16日後楽園ホール大会年内最終2連戦初日超満員大興奮大盛況で終了。年内最終戦2日目の後楽園大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。明日の永田戦頑張りますので応援宜しくお願いします。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2016年12月16日 -
今年はシン・ゴジラ!?もマスターサスケは宇宙大戦争からギブアップ宣言!?
12月15日 みちのくプロレス「2016年最後の東京大会」後楽園ホール 1850人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○気仙沼二郎(5分7秒 エルヌド)×後藤恵介◇第2試合◇
▼20分1本
○農業ボーイ雷斗(7分8秒 体固め)×イーグルスマスク◇第3試合◇
▼20分1本
○ヤッペーマン3号 里歩(9分6秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)さくらえみ ×「ことり」◇第4試合◇
▼30分1本
○新崎人生 ウルティモ・ドラゴン(10分22秒 エビ片目)Ken45° ×拳剛
※念仏パワーボム◇第5試合◇
▼30分1本
○卍丸 フジタ"Jr"ハヤト 南野タケシ(15分39秒 エビ片目)×剣舞 日向寺塁 日高郁人
※卍落とし◇第6試合◇
▼宇宙大戦争11~FAKE~誰にも言わないで下さい。衝撃のメンイベント。好きな人と観に来てほしい。これは、ふたりの物語。
○ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマンロビン モスラ(36分31秒 体固め)キラー・クロック GAINA ハーレイ・クイン2号 デット・ショット1号 グンジ ×シン・ミニラ
※ダークナイトライジング(試合終了後)
サスケ「勝ちました! 今年も地球の平和を守りました! ミラーマンの石田さんもガンというインベーダーと闘って勝ったんですよ。シュウさんケイさん、ロビン、モスラ、うちらもね、これからも地球の平和を守っていこう。今年のこの宇宙大戦争の闘いを、佐村河内守さんに捧げます!森達也監督のドキュメンタリー映画『フェイク』ぜひみなさんもね、物事を片方からしか見るんじゃなくて、側面から、あるいは裏面からその物事を検証してみる。こういったことをぜひ心がけてください。そして、やはり、もうひとつ、いまの私が言わなければならない…(客席がどよめく、成宮コールが起こるとサスケも自ら「成宮」コール。サスケは芸能界引退を表明した成宮寛貴さんに対し、自身のブログで「その幕の引き方じゃぁ我々家族は逆に許しませんよ。10年程前に愚息があなたから受けたハラスメントが真実だったって認める事になっちゃうじゃないですか?」と意味深なコメントをしていた。)ひと言、成宮、出てこい!(そして成宮コール。)今日の東スポをご覧ください。私は、ね、突然やめたことに怒ってるんです。いいじゃないか、同性愛だって。冗談でも本気でもどっちでもいいよ。まあ時がたって時間が解決して、笑顔でえへへっていって戻ってくればいいじゃないか! 彼が戻ってくるまで私は待ちますよ。そしてね、リング上でハグしてあげますよ、私が。とにかく、私が言いたいのは、落ち着いてくれと。落ち着いてくれ。はやとちりするなと。人の話をよく聞いてくれと。ね。ちゃんと理解しようよと。ね。イジメたりするなよと。今年もみちのくプロレス2016年ありがとうございました。今日で終わりです。来年からわたくしマスターとしてはいままでイニシエーションといって皆さんにキャンディーをお配りしたり、いろいろお祈りをしてましたけど、来年からはやめます。(観客「えー!」バラモンもビックリ)そのイニシエーションが実は社会のためになんの役にも立ってないって、そこに気づいたんだ。だからこれからは私は救いを求める信者さんにハグをしてあげます。各会場一人です。とにかくムーの太陽、来年も頑張りましょう。みなさんが一人でもいる限り、みちのくプロレスは永遠に不滅だー!(ムーの太陽が退場しかけると、『俺の海』がかかり沼二郎が登場。リングサイドに戻ってきたサスケが曲を止めさせる。)おかしいでしょ!」
沼二郎「ドキュメント映画『ザ・グレート・サスケ』のエンディング曲ですよ」
サスケ「それが嫌なの!」
沼二郎「アジアンパシフィック映画祭の最優秀賞を受賞しました。今日のエンディングにふさわしいでしょ」
サスケ「ちょっと違うな」
(そこへカメラを構えたグンジが割って入る。)
グンジ「サスケさん、音楽したいでしょ? 音楽の才能にあふれてるはずだ!」(するとサスケが意を決した表情でリングにピアノを持ち込む。鍵盤に指を走らせると美しいメロディーが奏でられるが、明らかに自分で弾いていない。)
グンジ「サスケさん、これが撮りたかったんですよ。サスケさん、奥さんに愛を言ってますか? うなずいてるだけじゃなくて、ちゃんと言った方がいいですよ」
サスケ「愛してるって? はい、じゃあ、愛してます」
(微妙な雰囲気の中、グンジが退場。)
サスケ「なんなんですか?(苦笑)。愛っちゃあ、あれですね。せっかくなんで、グダグダで収集がつかないんで、去年に引き続き、最後歌を歌いましょう。せっかく愛ということで、東北への愛、ひいては日本への愛を歌った私自身の曲です。ありますよね、希望の力? じゃあ、聞いて下さい。『希望の力~Tomorrow』(サスケは席を離れる観客に「もう帰っちゃうんですか!?」と語りかけながら、ピアノを弾いたりしながら歌いだすが、人生コミッショナーがゴングを鳴らして途中で終わらせる。)」
サスケ「社長、なにやってんの!」
人生「会長、撤収時間となりました。これにて終了です」
サスケはガックリ。「まあ、シュウさんケイさん、じゃあどうぞ」と言い残して退場した。
【バラモンの話】
シュウかケイ「ちょっと待て、(コメントスペースに)誰もこねえじゃねえか!」シュウかケイ「オレたちだけじゃねえか!」
シュウかケイ「諸行無常だな、みんなの心の移り変わりが早いぜ!」
シュウかケイ「マスターはあんだけ話題振りまいてリング上でやりたいだけやって、すべて出し尽くしていなくなってよ、オレたちに託すってどういうことだよ!」
シュウかケイ「着地点がねえじゃねえかよ! 足元がねえぞ!」
シュウかケイ「まだまだでもオレたちの修行が足りねえってことだな。今日わかったよ。オレたちがマスターの域に達するにはまだまだだよ。全然足りねえよ。恐ろしい人だ、あの人は」
シュウかケイ「まあでも、今年も宇宙の平和は守られたよ。そして今日、12月15日っていうのはどういう日かオマエら知ってるか? 今日はよ、力道山先生の命日じゃねえか。そしてもうひとつ、オレたちのファーザーの命日でもあるんだよ。宇宙大戦争で戦死したファーザアーの命日だよ。こんな日に宇宙大戦争をやって、今日オレたち勝ったよな!? 今日も記念すべき日になったんじゃねえのかおい!? もう一つ歴史に刻まれる大事な日になったんじゃねえのか!? 誰もうなずいてねえぞ! っていうか誰もいねえのはどういうことなんだよ、モスラはどこいったんだよ!」
(そこへ着替えを済ませた忍が登場。)
忍「すごかったっす!」
シュウかケイ「なにオマエ着替え終わってんだよ!」
シュウかケイ「オマエなんで最後いねえんだよ!」
シュウかケイ「オマエ仕事のときケツ出てんのに、なんで今出てねえんだよ!」
忍「最高でした!」
シュウかケイ「ノドがかれててなにも聞こえねえよ!」
忍「ザ・ピーナッツです」
シュウかケイ「ピーナッツじゃねえよ!」
シュウかケイ「ピーナッツの面影ひとつもねえじゃねえかよ!」
忍「今後もよろしくお願いします」
シュウかケイ「ムーの信者としてこれからも我々でマスターについていこう」
シュウかケイ「オレたちもう一生信者だよ」
忍「ありがとうございました」
シュウかケイ「帰るのかよ!」
シュウかケイ「忍だけじゃねえかよ。虎龍鬼とかいただろ? ちくしょー。なんかあるかオマエら? 12月25日っていったら大体オレたちの子どものころは『三十四丁目の奇跡』とか」
シュウかケイ「『ロッキー4』もやってたよ」
シュウかケイ「『素晴らしきかな、人生』とか」
(そこへ虎龍鬼が来る。)
シュウかケイ「なにやってんだよ、オマエ! オマエ、カメラの前に立つな! オレたちが映らんだろ!」
シュウかケイ「オマエ、カメラ慣れしてねえだろ! 何か一言、言ってみろ」
虎龍鬼「どうもお疲れさまでーす」
シュウかケイ「オレたちがお疲れ様なんだよ! コイツら疲れてねえ、ひとつも!」
シュウかケイ「大体オレたちはな、コイツら地球人のために闘ってるんだぞ。なのに感謝の言葉、一つもない!」
シュウかケイ「一番最初に入場して、一番最後までいたのオレたちだからな! 人前に1時間以上もさらされたんだからな。明日家から出れねえよ」
シュウかケイ「ロイヤルランブルで最初から最後までいるよりつらいぞ」
虎龍鬼「お疲れ様です」
シュウかケイ「お疲れ様ですじゃねえバカヤロー!」
シュウかケイ「だから12月25日はいろんな映画があるけど、12月15日はグレート・サスケのドキュメンタリー映画をみんなで見ようじゃねえか」
シュウかケイ「オマエら、なんで喜ばねえんだよ、地球が守られたのに!? オマエらのうのうと生きてられるのはマスターのおかげだぞ!」
シュウかケイ「オレたちは命がけで闘ったんだぞ! マスターはもっと命がけで闘ったんだぞ! なにかないのかマスターに対して!?」
シュウかケイ「一人ずつ、助けてもらった地球人の声を聞こうじゃねえか。端っこから。(地球の平和は守られた?)守られたんだよ! 邪悪な宇宙人から。今回は宇宙大戦争じゃ一つもなかったけどな!」
シュウかケイ「ジョーカーを操ってたヤツが」
シュウかケイ「いるんだよ! 目に見えない、霊的な、魂と精神だけの超高等生物がいるんだよ」
シュウかケイ「操ってる途中でマスターの力によってなぜか森監督になっちゃったよ」
シュウかケイ「そう、いろんな地球人に憑りついていってるかもしれねえんだよ。(まだムーの太陽の闘いは続く?)続くよ」
シュウかケイ「マスターは愛を、ハグしていくって言ったよな? 来年からは愛をテーマに」
シュウかケイ「セッ●スばっかりが愛じゃねえんだよ。クリスマスにみんなセッ●スばっかりしやがって」
シュウかケイ「ほかにないのか? そこの人。(成宮さんに対して思うことは?)うるせー! 今日は一般マスコミは来てないんだ。だからマスターのリング上でのあれでおしまい! 終わり! ブレるから!」
シュウかケイ「オマエ、アイツもしかしたらホモだぞ。ホモか?」
シュウかケイ「ホモか?」
シュウかケイ「一応、オレは差別とかしないけど。カミングアウトするならいました方がいいぞ。宇宙が救われたんだから!」
シュウかケイ「エルトン・ジョン聞いてますとか、フレディー・マーキュリー好きとか」
シュウかケイ「いいよ、言って」
シュウかケイ「(大丈夫です)くっそー。いっつも聞くばっかりで、こっちから聞いたら答えやしねえ!」
シュウかケイ「もういいのか? ないのか?(来年もっと強い敵が来ても勝てる?)マスターがいたら勝てるだろ! 笑いごとじゃねえぞ、地球の存亡がかかってるんだからな!」
シュウかケイ「もうそろそろいい加減オマエら手伝ったらどうだ!?」
シュウかケイ「犠牲者だって出てるんだぞ! 犠牲者がかわいそうだ…。言葉だけが美しいんだ、いつも」
シュウかケイ「(今日は綱引きで地球人も手伝ったが)そうだよ、ああやってみんなで地球を守っていこうよ! なぜオマエは参加しなかったんだ!? オレたち負けてるじゃねえか綱引き! 危なかったぞ。もうちょっとで地球が2つに割れるとこだったぞ」
シュウかケイ「なんで手伝わなかったんだよ?(仕事があったので)仕事!? オマエふざけるな! 休めそんな仕事!」
シュウかケイ「どうせサムライの仕事だろ!」
シュウかケイ「オマエ、サムライと地球、どっちが大事なんだよ?(…地球)じゃあなんで助けなかったんだよ、オレたちのことを!? 死ぬとこだったぞ! オマエらも一緒に死ぬとこだったんだぞ」
シュウかケイ「もうないか? アイツだけ何も言ってねえんだよ」
シュウかケイ「いいよもう、帰ろう! 今日はこれぐらいで勘弁しといてやるよ。お、おぼえてやがれ!」
【サスケの話】「(今年も地球を防衛したが)ありがとうございました。ホントリング上で申したことと重なっちゃうんですけど、まずは地球の平和を無事に守ったということと、あとはインベーダーという共通項で言いますと、今日ミラーマンの石田さんがわざわざ激励に駆けつけてくださいまして、あの人もガンというインベーダーに打ち勝った人であり。またとにかくこの闘いは佐村河内守さんに捧げます。ならびに森達也監督に捧げます。森達也監督は週刊プロレスの愛読者らしいですよ。今回、私が佐村河内守さんのオマージュだということを全部知ってるみたいですよ。
あとはだから、知ってるか知らないかわからないけども、成宮さん、落ち着いたらね、いつでも戻ってきてくださいよと。リング上という場を提供してもいいですよ。私がハグしてあげますから。(ブログを見ると強い思いを感じたが、愛で包んであげたい?)みなさん深読みしすぎなんであって、よく見てくださいと。あのブログね。怒ってるのは、突然やめたことに怒ってるんです、ということですね。なので、ホントにね、冗談だったよーって笑って戻ってきてくださればね、そんな怒らないですよ、って意味ですからね。(来年からキャンディーのイニシエーションではなくハグと。成宮さんにも?)そうですね。ハグしてあげたいですね。ムーの太陽、進化します。ということですよ。
(11度目の宇宙大戦争だったが、来年に向けての意気込みは?)そうですね。もうホントに正直、体がもたないというのが大きいので、もうムリかと思います。(ムリなんですか!?)ムリだと思います。はい。さすがにもう。(ギブアップ宣言?)ある意味、ギブアップかな。もう体がもたいないと思います。あと向こう1年の中で何か私の魂に火をつけてくれるような出来事があればね、またそこから立ち上がれるかもしれないし。それはわからない。それこそ神のみぞ知るということですね。
まずは今日のダメージの治療に専念したいですね。夜が明けて明日の早朝あたりに痛みがガーッとくるはずですから。今はテンションが上がってるから平気ですけどね。(足を引きずっているが?)おそらくね、桶、樽のへりにぶつけちゃったみたいで。そういうことです。ホントに今日の東スポさんご覧いただければ誤解が解けますよ。みんなはやとちりしすぎなんですよ。落ち着けって話ですよね」今年も紅白歌合戦に匹敵する年末の風物詩『宇宙大戦争』が開催され、大戦争に至った経緯を振り返ると、10月の盛岡大会でバラモン兄弟の交通標識攻撃の誤爆が原因となってサスケは感音性聴覚障害となり、リハビリのためピアノを弾き始めたことで“サスケ河内”へと目覚めてしまう、その最中にヤッペーマンズがサスケ自身の著書にゴーストライターによって書かれたものであると糾弾、片目に眼帯をつけた科学者であるグンジが調査に乗り出すが、グンジの正体がバットマンの宿敵であるジョーカーであることが判明し、のはしたろうに怪しい薬を飲ませてシン・ミニラへと変貌させてしまう。そしてヤッペーマンズは1号がデット・ショット、2号がハーレイ・クイン、GAINAはキラークロックへと変身し、強力でない助っ人ロビンを加えたムーの太陽が解散をかけて迎え撃ち、バラモン兄弟は映画「妖星ゴラス」の挿入歌『俺ら宇宙のパイロットに乗って入場すれば、ミニマスターならのモスラがザ・ピーナッツの『モスラの歌』で神輿に搬入・・・いや担がれて登場、最後にダークナイトと化したサスケも登場するが、なぜかひな壇に設置されていたピアノを演奏、そしてバラモン兄弟のテーマを奏でると正座して演奏を聴いていたバラモン兄弟が客席で水を撒き散らし、サスケも謎の液体を口に含んで吐き出すなど試合前から観客をカオス状態へと陥れる。
開戦前には特撮テレビ番組『ミラーマン』で鏡京太郎役を演じた石田信之さんが激励に駆けつけ、自身の監督映画への出演権をサスケとロビンに手渡し、2号の開戦アピールで宇宙大戦争がスタート、ミニラとモスラが対峙し、ミニラが踏みつけるもモスラは転がるように場外へ逃れ、交代した1号が持参したピストルをシュウに構え、ニセモノだと思っていたシュウだったが、1号は発砲してシュウに命中、2号はバットでケイを殴打、ロビンはGAINAのパワーの前に圧倒されるなど、グンジ軍が先手を奪う。
だがシュウは観客から高級ブランド品のバックを奪い1号に投げつけるとキャッチした1号はシュウの水噴射をバックでブロックしたため、館内から「千賀●ね!」コールが飛び交うなか、ケイがイルカを持ち出してミニラと押し合いに発展し、次々と選手たちが押し合いに参加、サスケはモスラを抱えるが、うまく持ちあがらなかったため投げ捨て、イルカを奪って回転し正規軍を次々となぎ倒す。
場外戦へと雪崩れ込むとバラモン兄弟がゴーカードを持ち出し、リングサイドでサスケが乗りバラモン兄弟が押して突進も見事にかわされ、ロビンとミニラが怪獣映画で定番である東京タワーを設置するも、虫の息となったモスラが東京タワーめがけて白い糸を吐き出し、神輿を担いでいた男たちが東京ドームの傍で横たわるモスラに白い布を被せると、モスラが成虫へと変身し金粉攻撃でグンジ軍を蹴散らす。ミニラは小さいラダーを設置してタワーの上の人形を掴んで引きちぎり、そこでバラモンに担がれて空を飛んだモスラがラダーに乗っているミニラを叩き落とし、ミニラとロビンが対峙すると怪獣映画で定番シーンである東京タワーが倒壊、その倒壊したタワーでバラモン兄弟と1号、2号がやりあいタワーはへし折れ、サスケとロビンはイスの上で倒立してプッシュアップするも、ミニラに倒されてしまう。
また場外戦へと雪崩れ込み、南側客席へと向かうと両軍は通路でなぜか綱引きを始めてしまい、グンジ軍が勝利、リングに残ったサスケはその間にラダーと鉄棒を使ってオプジェを製作し逆上がりを狙うが、戻ってきたGAINAと2号がラダーごとサスケを倒してしまう。
そして宇宙大戦争名物である和桶がバラモン兄弟によってリングに持ち込まれ、サスケはラダーを2つ立ててから、その上にテーブルを置いて足場を作ると、和桶を被ったが、そこでミニラと1号がラダーを倒してしまい、和桶を被ったサスケはトップロープへとバウンドしてからリング内に転落してしまう。
バラモン兄弟は1号とグンジをコーナーに設置し、2号の尻に棒を突き刺してからボウリング攻撃でストライク、再びイルカを持ち出してイルカとロビン、モスラを抱えて空を飛ばせて激突させるが、サスケは2号、1号をパイルドライバーで突き刺すと桶を被ってコーナーからのダイブを狙うと、駆けつけたGAINAが桶ごとパワーボムでマットに置かれていたラダーに叩きつける。
GAINAはモスラを捕らえるが、サスケはまたラダーを2つ立てて、その上に棒を通してぶら下がり逆上がりを狙うと、GAINAが捕らえ、グンジによってコーナーに設置されたラダーめがけてパワーボムで叩きつける。
グンジ軍は大ダメージを負ったサスケを取り囲むと、謎のスーパーヒーローが駆けつけ、グンジ軍を蹴散らすとGAINAにペティグリーからダイビングセントーンを投下して去っていく、その間にムーの太陽がミニラを捕らえ、サスケがパワーボムで叩きつけるとイスやラダーを乗せてからイルカを抱いたまま背面ダイブで3カウントを奪い、今年も宇宙の平和を守った。試合終了後のサスケはサスケ自身が告発した元俳優の成宮寛貴さんへの思いをぶつけると、来年からイニジネーションを辞めると宣言、ムーの太陽が退場しようとすると沼二郎が登場して「俺の海」で締めくくろうとするが、サスケが曲を止めるとグンジの呼びかけによって再びオルガンにて演奏を始め、唄いだすが新崎人生が社長の立場として鐘を一つならして撤収作業の時間ということで強制終了となり、サスケは締めをバラモン兄弟に任せて引き上げてしまい、バラもん兄弟は「この状況はセーラーボーイズより辛いぞ!」といいつつも大会を締めくくった。
今年も東宝や成宮寛貴さん側の事務所が見てないことを祈ろうと思っていたら、バックステージではマスターサスケが体力の限界を理由に宇宙大戦争からギブアップをほのめかした。確かに年齢的にいうと宇宙大戦争は体力だけでなく精神的にもキツイのも事実、けどバラモン兄弟や宇宙大戦争やマスターの奇跡を願っている周囲が簡単にやめさせてくれるだろうか・・・
【試合結果詳報】11度目の宇宙大戦争を佐村河内守さんに捧げたザ・グレート・サスケが「もうムリ」と終戦宣言。そして「成宮、出てこーい!」…みちのく後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/KuVr0Ghcbh
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年12月15日今年の和桶芸はコーナーではなくラダー上で被って何かをやろうとしたところラダーを倒されトップロープ上へ。これが重さであり得ないぐらいビョーン!となり、その反動でキャンバスに叩きつけられながら中の人の生命は途絶えておらず。はい、奇跡 #michipro pic.twitter.com/QULBWEen92
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2016年12月15日後楽園ホールのど真ん中でサスケ河内氏が和桶の上に置いたキーボードを奏でるシーンをただただ見つめるお客さんというシュールなエンディング。サスケ河内氏いわく「物事は一方から見てはいけない。違う視野を持ってほしい」――みちのく分裂騒動の時にそうしてほしかった #michipro pic.twitter.com/1WTFlcU6D1
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2016年12月15日今年もみちのくプロレス宇宙大戦争を見届けることができて幸せでした…!
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年12月15日 -
ハーレー斉藤
ジャパン女子プロレス、LLPWで活躍したハーレー斉藤さん(本名・斉藤さよりさん)が死去した。享年48歳。(21日で49歳を迎えるはずだった)ハーレー斉藤さんの試合はLLPWで1回、全日本女子プロレスで2回生で観戦したが、一番の思い出だったのはダイナマイト・関西の引退のときに触れた全日本女子プロレス1994年8月24日の日本武道館大会、この日はちょうど水曜日、当時のハーレー斉藤は入場テーマ曲にドラゴンボールのオープニングテーマ曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を入場テーマ曲に使用していたが、ちょうど7時(当時ドラゴンボールの放送枠は水曜夜7:00)にハーレー斉藤が入場してきて、全女サイドもフジテレビを意識したのかなと思ってしまった。
ただレスラーとしてはLLPWvs全日本女子プロレスでは割りを食う役が多かった、自分が憶えているのは1993年1月のハーレー、イーグル沢井、半田美希vsラスカチョーラス・オリエンタル(北斗晶、下田美馬、三田英津子)で北斗の標的はあくまで神取で、ハーレーは眼中になかった、試合は北斗が半田にノーザンライトボムを決めると当時燻っていた下田にカバーさせて3カウントを奪わせ、ハーレーは北斗に食い下がったものの、北斗はハーレーを罵倒し神取を挑発、乱闘となったが、この試合で全女があくまで上でLLPWは下という印象をファンに大きく植え付けた。
北斗とハーレーの対決が実現したのは同じ年の5月ジャパングランプリの公式戦、右膝を痛めている北斗相手にハーレーは健闘したものの、北斗のドクターボムの前に敗れてしまった。
LLPWは常に神取がエースだったが、全女との対抗戦の中でも神取には負けたくないと大きかったのではないだろうか・・・11日にダイナマイト・関西が引退した直後でハーレー斉藤の訃報、全女やJWP、LLPW、FMW女子の対抗戦時代の昔になりつつある。
ご冥福をお祈りします。