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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

GET WILDがNEXTREAMを粉砕!世界最強タッグ全勝優勝の偉業を達成!

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GET WILDがNEXTREAMを粉砕!世界最強タッグ全勝優勝の偉業を達成!

12月18日 全日本プロレス「2016世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール 1244人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○ブラック・タイガーVII シン・ブラック・タイガー(6分41秒 超高校級ラ・マヒストラル)×中島洋平 SUSHI


◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
野村直矢 ○青柳優馬 土方隆司(9分20秒 フィッシャーマンスープレックスホールド)土肥孝司 熊ゴロー ×阿部史典


◇第3試合◇
▼2016世界最強タッグ決定リーグ戦スペシャルリマッチ/30分1本
○西村修 吉江豊(9分2秒 グラウンドコブラツイスト)崔領二 ×不動力也


◇第4試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○渕正信 ウルティモ・ドラゴン(11分13秒 首固め)長井満也 ×南野タケシ


◇第5試合◇
▼2016世界最強タッグ決定リーグ戦スペシャルタッグマッチ AvsB/30分1本
○ゼウス ボディガー(11分5秒 片エビ固め)真霜拳號 ×タンク永井
※ジャックハマー


◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 青木篤志 佐藤光留 スーパー・タイガー(14分47秒 体固め)秋山準 ケンドー・カシン 井上雅央 ×岩本煌史
※ラストライド


◇第7試合◇
▼「2016世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○大森隆男 征矢学(21分7秒 片エビ固め)[Aブロック1位]×宮原健斗 ジェイク・リー
※アックスボンバー
☆GETWILDが4年ぶり2度目の優勝 全勝優勝を達成


(試合終了後、大森と征矢に優勝トロフィーが授与。)
征矢「2016年最強タッグ、GET WILDで優勝したぞ!」


(そこへ世界タッグ王者・ゼウスがやってきて征矢からマイクを奪う)


ゼウス「おいコラ! ええ加減にしとけ。ここどこのリングじゃ? 全日本やろ!? お前一回全日本出ていったんちゃうんか!? 正月ボコボコにしたるからな!(と通告してリングを降り、階段を蹴飛ばした。)」
 
征矢「マイクと階段は粗末にするんじゃねぇよ、確かに俺がここに上がってるのをいいと思ってる人はいないと思います。あぁ、そうでしょうね。わかってます。だけど、こうして全日本プロレスさんのリングに上げてくれたこと、GET WILDを応援してくれる方がいるのなら、本当にありがとうございました。それとこんな俺とタッグをもう一度組んでくれて、ありがとう大森さん。いや、ありがとうございました!」


大森「全日本プロレスをずーっと応援してきてる人たちは、僕たちの経緯はよくわかってると思います。僕も彼と再びタッグを組む時ははっきり言って悩みました。だけどここにトロフィーがある。これは俺たちがタッグ組んだことが間違いじゃなかった証明なんだ!俺たちGET WILDはまだまだ突き進むぞ! 今日は皆さん、ありがとうございました!」


【今日のワイルド劇場】
大森「やったぜ」


征矢「やったぞ。GET WILD、3年半ぶりにタッグを組んで、こうして結果が出たことを本当にもう一度再結成してよかったと心から思います」


大森「結果がついてきたんじゃねぇよ。結果を俺たちが作り出したんだ。正しかろうが間違っていようが、そんなのどうだっていいよ。自分たちで決めたことに対して、自分たちで結果を出す。これが俺たちのやり方だ。グダグダ言う奴はいつまでたってもグダグダ言うんだ。そんなの関係ねぇ」


征矢「過去のことはいろいろあると思う。でもこうしてもう一度、全日本プロレスさんのリングに上がらせてもらって、こういうチャンスをもらった。世界最強タッグ優勝した次は何があるんだ?」


大森「全てのベルトを狙っていこうぜ」


征矢「部外者の俺が言うのも何だけど、これを獲ったってことは言う権利はあるだろ」


大森「片っ端から狙っていくぞ。世界タッグ、三冠、何だって狙っていく。そして俺たち結果を出して、俺たちの選択が間違いじゃなかったってことをこうやって証拠を出してみせてやるんだ。それが俺たちワイルドのやり方だ」


征矢「以上だぁ!」


――4年ぶり2度目の優勝で、3組目の全勝優勝を達成したが?


征矢「正直、我々、過去にはとらわれてないんだ。その先をみてるんだ。確かに歴代の素晴らしいチャンピオンたちがそういう結果を残してきたと思うが、そろそろ私には時間がない!」


大森「気をつけて行ってくれよ」


征矢「大変申し訳ないが、あともう1試合しなきゃいけないんだ」


大森「もう1試合あるのか?」


征矢「もう1試合あるんだ(この日、征矢はWRESTLE-1山武大会とのダブルヘッダー※15時開始)」


大森「本当にワイルドな奴だな、お前は」


征矢「時間、場所、そういうものは一切選ばないんだ」


大森「凄ぇな」


征矢「何でサムライTVでなかったんだ。時間と場所は選ばないのじゃないのか、大森さんよ? 電話でどうのこうのって言ってたよな。電話にすら出なかったじゃないか


大森「急げ」


征矢「言われなくても行きますよ(と控室へ)」


大森「千葉のお客さんがかっこいいワイルドを待ってるぜ」


――片っ端から獲りに行くと言っていたが、三冠王者の宮原から獲ったのは大きいのでは?


大森「結果の末、そういうことだ。自分の限界は自分が決めるのよ。俺の限界は俺が決める。獲りにいける可能性のあるやつは片っ端から獲りにいくぜ。それは世界タッグだろうが、三冠だろうが、最強タッグだろうが、チャンピオン・カーニバルだろうが、くたばるまで獲りにいく」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた世界最強タッグ、優勝決定戦に進出したのはNEXTREAMとBブロック全勝で突破したGET WILD、宮原は全日本入団後初めて征矢と遭遇する。
 試合の先手を奪ったのはNEXTREAM、宮原が場外戦で大森の捕らえるとリングに戻ってからスリーパーで執拗に絞めあげる。
 そこで征矢がカットに入るとジェイクも入り、エプロンでのバックドロップを狙うが、今度は大森がカットに入り、逆にGET WILDが場外でのハイジャックパイルドライバーを敢行して大ダメージを負わせる。
 形勢逆転に成功したGET WILDはジェイクの首攻めを展開し連係でも蹂躙するが、ジェイクは大森に河津落としで反撃してから交代を受けた宮原がバイシクルキックを発射、低空ドロップキック、顔面ドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛けてから、ジェイクもフロントハイキックで続いてバックドロップを狙う。
 しかし大森はフロントハイキックで反撃すると、交代した征矢もフライングワイルドボンバーで続き、串刺しバックエルボー、ブルドッギングヘッドロックの連続攻撃から。ショルダーネックブリーカードロップと畳み掛ける。
 征矢はデスバレーボムを狙うが、ジェイクが阻止してニーリフトからレッグラリアットを狙うが、征矢はスピアーで迎撃し串刺しのワイルドボンバー、デスバレーボムから勝負を狙って、後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーを狙う。
 しかしジェイクがフロントハイキックで阻止すると、エルボー合戦から追尾式ジャンピングエルボーを決め、征矢も追尾式バックエルボーで応戦してからスピアーを狙うも、キャッチしたジェイクはブレーンバスター狙い、しかし征矢が投げ返すと、起き上がったジェイクをニーリフトを浴びせる。
 共に交代し宮原と大森が打撃戦から大森がエルボースマッシュ、ニーリフトと畳み掛け、フルネルソンバスターからアックスギロチンドライバーを狙うが、宮原がスネークリミットで捕獲、大森がロープに逃れたところで宮原が串刺しブラックアウトで追撃し、雪崩式ブレーンバスターを決める。
 大森もトラースキックで応戦、ジェイクがカットに入り、同じくカットに入った征矢を排除すると、大森は宮原の後頭部にアックスボンバー、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けてからスライディングアックスボンバーを狙う、しかしかわした宮原が大森の後頭部にブラックアウトを炸裂させるとジェイクが入って宮原のブラックアウトとリーのランニングローキックの合体攻撃が決まり、ジェイクが征矢を排除してから宮原がブラックアウトから二段式ジャーマンを決める。
 しかし大森はカウント2でキックアウトすると、宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、ジェイクを振り切った征矢がワイルドボンバーの連打でカット、ジェイクにもワイルドボンバーを決めるが、ジェイクもバックドロップで応戦する。
 宮原は大森にブラックアウトを炸裂させ、もう一発を狙うが、キャッチした大森がアックスギロチンドライバーで突き刺し、起き上がった宮原のフロントハイキック狙いをかわした大森がアックスボンバーを炸裂させて3カウントを奪い、GET WILDが4年ぶり2度目、また史上3チーム目(1989年に天龍源一郎&スタン・ハンセン、2005年にババ・レイ&ディーボンのチーム3D)である全勝優勝の偉業を達成した。


 4年ぶりの再結成で全勝優勝の偉業、二人はワイルド劇場では口論となっているものの、決して仲たがいしてチームを解散させたわけでなく、当時の事情も重なって二人は別々の道を歩まざる得なかったが、二人の入場テーマ曲である「GET WILD」は使用し続けた。そして別々となっていた道が重なって再結成へとつながり、最強タッグ全勝優勝という偉業を達成させた。


 ゼウスがアピールの際に「お前一回全日本出ていったんちゃうんか!?」と言い放ち征矢も「確かに俺がここに上がってるのをいいと思ってる人はいないと思います。」と返答したが、ゼウスだけでなく、WRESTE-1とは絡みが未だない諏訪魔も征矢が全日本のリングに上がっていることを面白く思っていないのも事実だと思うが、すっかり全日本に溶け込んでタッグリーグの主役を奪ったのも事実、最強タッグはまさしくGET WILDが主役のシリーズだった。


 また1月2日の後楽園大会から脳腫瘍の治療のため長期欠場を強いられていたジョー・ドーリングが復帰することが発表された、正直言って再起不能なのではと思っていたがここまでよく復帰に漕ぎ着けたと思う。


 三冠選手権も1月15日の博多に決定した、おそらく挑戦者は大森が濃厚となるだろうが、征矢が全日本に上がり続けているうちはWRESTE-1からのも挑戦者が出てくる可能性も否定できない、王者のままで年越しとなる宮原の試練はまだ続きそうだ。

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