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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

プロレス多事争論「巻き返しと強気、攻め」

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プロレス多事争論「巻き返しと強気、攻め」

 今年の全日本プロレスは「巻き返し」の1年だった。


 2014年に白石伸生オーナーから独立した秋山全日本だったが、観客動員も頭打ちで経営も苦しくなり、昨年は曙だけでなく潮﨑豪、金丸義信、鈴木鼓太郎らが全日本を去るだけでなく、馬場元子さんは曙に「王道」の錦の御旗を手渡してしまった。


 2016年になるも負の連鎖が続き、エースである諏訪魔がアキレス腱断裂で長期欠場を余儀なくされたが、秋山は強気の姿勢を崩さなかった。


 秋山はジャイアント馬場さんからの王道を受け継ぎつつも「強気、攻め」の姿勢を見せてきた、NOAHでも守りに入らず、攻めの姿勢を見せたことでNOAHを活性化させ新日本プロレスとの扉を開けてきたことで交流がスタートした。


 11月27日に全日本が両国大会を開催すると発表したときは、全日本の現状で大丈夫なのかという不安もあったが、それと同時に秋山の「弱気は禁物」と強気の姿勢を感じさせ、全日本のリングも秋山の強気の姿勢が現れ始めたのか、負の連鎖というものを感じさせなくなっていた。


 秋山の攻めの姿勢は“外交”にも現れていた、大日本プロレスと積極的に交流するだけでなく、分裂から関係が途絶えていたWRESTE-1との交流がスタートしたことで、全日本も話題性が増し活性化してきた、リング内でも諏訪魔不在の中で宮原健斗が台頭、三冠王者として長期政権を築いたことで全日本のトップレスラーへと成長した。


 秋山体制スタート時は“馬場さんの王道”に囚われすぎて守りに入りすぎていたのかもしれない、しかし王道の錦の御旗がなくなったことで、全日本は秋山カラーを前面に押し出した団体へと生まれ変わった。


 秋山全日本の課題は外交面は充実しているものの、内部は人材の面で課題が多い、野村直矢や青柳優馬、ジェイク・リーなどは成長はしているものの、まだまだと思わせる部分がある。


 秋山全日本の課題は外交である攻めと内部の充実という受けのバランス、それが最大の課題なのかもしれない。

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