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高木三四郎がWRESTLE-1のCEOに就任!稔がカズとの激闘を制して初代クルーザー級王者に
5月5日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」後楽園ホール 1500人 超満員札止め
◇試合前◇
武藤は「W-1後楽園ホール大会、多数ご来場ありがとうございます。これからますます飛躍するために、ある人物を招き入れることになりました。これからW-1の最高経営責任者CEOに就任した人です」
(DDT・高木三四郎大社長がスーツ姿で登場)
高木「W-1ファンの皆様、はじめまして。高木三四郎でございます。5月より株式会社DDTの社長業と兼任という形ではありますが、CEOに就任しました」とあいさつ。「私は選手、そして登場人物としてこのリングに上がるわけではありません。あくまで裏方として、W-1の経営に携わっていきたいと思います日産とルノーのCEOであるカルロス・ゴーンさんのように2団体経営者として、このプロレス業界をファンの皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います」
【高木の話】「正式には5月より、DDTの社長業と兼任という形なんですが、W-1の最高経営責任者に就任することになりました。(どういう経緯で話があった?)3月末に武藤社長の方からお話がありまして。今までW-1の経営をやられていた方が諸事情により退陣されることになり、急きょW-1の舵を取る、陣頭指揮を執る人間が必要だということで、いろいろと探したみたいなんですが見当たらず、私のところに話が来たという経緯がございます。(すぐに決断できた?)最初に聞いた時は『そんな話があるの?』って思ったんですよね、正直。ビックリしました。僕もW-1がどういう団体なのか、試合を観たことがなかったので、4月1日の興行を陰で観させていただいた時に、お客さんの熱が凄かったんですよ。この熱のあるお客さんがいるのであれば、経営をやることができるんじゃないかと思ったんですね。いろんな数字の面も見させていただきました。その上で、いろいろとコストカットする部分も出てくるでしょうし、売り上げを上げていかなくちゃいけない。今、地方に関しては一旦撤退しているという話もあったんですけど、僕は地方にドンドン出て行こうと思います。もちろん採算を見直して、キチンと採算ベースにあう形で出て行きたいなと思っています。それと、興行とは別に新規事業のアイディアもありますので。経営することになって、この先、この団体がどこに向かうのかを考えた時に、正直大変だと思ってます。DDTの仕事も結構あるし、飲食業なんかもやっていますんで。上手く時間の有効活用をして、キチンとした組織作りをして、採算ベースに見合った興行をやっていき、地方にドンドン進出していき、ひとつの目標として大きな大会も視野に入れて考えていきたいと思います。やっぱり気持ち的にはカルロス・ゴーンですね。彼をお手本にして、DDTもW-1も両方経営してきたいと思います。(武藤からどんな話をされた?)『高木、頼むよ』と言われましたね。DDTの社風も基本は丸投げなんですけど、経営を丸投げされたのは初めてです。でも、その一言で十分だなって。僕は武藤敬司さんって日本を、いや世界を代表する立派なプロレスラーであり、スーパースターだと思っていますんで。その方を神輿に担いで、W-1の形を作るのがひとつの夢でもあるし。W-1を立ち上げて、どこか奥に行ってしまっていた部分もあると思うので。一番知名度があるのは武藤さんだし、武藤さんに集まってみんな来たわけだから。武藤社長のコンセプトを体現化していくのが一番いいと思います。今までDDTは業界の隙間を縫ってやってきたようなところがありますけど、こういう伝統的な団体を経営するというのは初めてのことなので。いろいろな部分で学ぶことは多々あるでしょうし、自分のスキルアップも頭に入れてやっていこうと思っています。(選手としては一切上がるつもりはない?)上がるつもりはまったくないですね。あと、よくある登場人物のような形で出ることもないです。そういうつもりで来たのではないので。DDTの人間を上げることは今の段階でまったく考えてないです。それをやっても一過性のものにしか過ぎないので。そんなことじゃなくて、今のW-1の現有戦力で盛り上げていくのがまず大事だと思います。(別団体としてやっていくと?)まったく別物ですね。たぶんリング上でご挨拶することはほとんどないと思います。本当に任されたのは経営なんです。数字を全部洗い出して、採算ベースに見合ったことをやっていくしかないと思います。(今までは見合ってなかった?)なかった部分もあったと聞いてます。でも、ちょっとしたことで抑えることができたりするんでね。僕らはどちらかというと、いかに安くやることが一番肝心な部分なので、そのノウハウを共有していければなと思っています。(W-1にとって最大の課題と伸びしろとして期待できる部分は?)課題は興行数を増やすこと。どう考えてもこの所帯を養っていくには、興行数が圧倒的に足りないので。それイコール露出も減ってくるので、露出を増やすために興行を増やす。売り上げを上げていくために興行を増やすところですね。希望は若くて素晴らしい選手が圧倒的に多いところですね。そこは全日本からついてきた選手もそうですし、WNCから来た選手もしかりで。正直、若い戦力という点では今のプロレス団体の中で、DDTも結構多い方なんですけど、全然負けてないと思います。(どれぐらいの期間を見据えている?)若い選手が多いので、やっぱり5年10年というスパンで見ていきたいと思います。それはDDTも同じです。僕の基本的な考え方は5年10年というスパンなので。こうやって記者の方に囲まれるだけでも、DDTとは違うなと思うんですよ。そのノウハウがあるはずなので、それを僕自身も見つけながら、お互いのいいところを組み合わせて、もっともっとプロレス界を盛り上げていきたいです。(W-1といい関係ではない団体との付き合いは?)私はこう見えて根回しが得意なので、一応きちんと主要な団体にはご挨拶をさせてもらいました。そこは今の時代なんで隠す部分でもないですし」
◇第1試合◇
▼30分1本
藤原ライオン ○パニッシャー・ビッグ・ブルート ジェイ・フレッディー(9分19秒 片エビ固め)村瀬広樹 X熊ゴロー 芦野祥太郎
※ラリアット
◇第2試合◇
▼「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント」準決勝/無制限1本
○田中稔(7分34秒 秘技・グラウンドコブラ)Xエル・イホ・デル・パンテーラ
◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント」準決勝/無制限1本
○カズ・ハヤシ(14分38秒 片エビ固め)X大和ヒロシ
※パワープラント
【カズの話】「見たろ? これがW-1のリングだ。今の現状を見ろ。田中稔が勝ち、そしてカズ・ハヤシが決勝戦に勝ち上がった。この2人のどちらかが…いや、俺がチャンプだ。これがW-1だよ。強い者が勝つんだ。当たり前のことをしてるんだ」
【大和の話】「(あと一歩のところで敗れてしまったが?)でも、結局は1個勝っただけですからね。このトーナメントに臨むにあたって、とにかく勝つことだけにこだわって。今日もですよ。今までなかなか開けなかった自分のある意味でルーツであるルチャという引き出しを開けて。で、今までずっと出稽古とかに行きながら身に付けてきたアンクルホールドとか、そういったものを使いながら。行けるんじゃないかと思ったんですけどね。確かに手応えはありましたよ。今のハヤシさんはタッグのベルトを持ってて、ずっと高いレベルで競い合ってて。たぶん今日やったハヤシさんと、以前僕が戦ったハヤシさんは全然違う選手だったと思います。でもね、そういったことを考えても、やっぱりリングの上の前に進むだけのスピードじゃ…。ハヤシさんと同じことをやっているつもりはないんですよ。ハヤシさん以上にいろんな練習をして、いろいろと追い込んで、毎日練習してますけど、それでもまだまだ追いつけない気がします。だから、もしかしたら今までやってきた大和ヒロシというものが…このクルーザー級のトーナメントに到達する前の大和ヒロシが本当は正解だったんじゃないかなって思い始めてますね。いろんなことをやってきて、いろんな方面から攻められるからこそ、誰よりも近い道を見つけられるんじゃないかなって。近道なんてないですけど、それがこのクルーザーのトーナメントに勝つためだけに出て、そして負けた結果の答えかもしれないですね」
◇第4試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
○近藤修司 吉岡世起 アンディ・ウー(6分07秒 反則勝ち)河野真幸 XKAZMA SAKAMOTO 土肥孝司
※急所攻撃
☆試合後にブルートがデスペラードに加入!
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ次期挑戦者決定戦 3WAYマッチ/無制限1本
○NOSAWA論外 MAZADA(9分14秒 超高校級ラ・マヒストラル)XAKIRA 征矢学
※もう1チームは船木誠勝&黒潮“イケメン"二郎
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
グレート・ムタ ○ザ・グレート・カブキ TAJIRI(10分48秒 体固め)KAI 中之上靖文 X児玉裕輔
※アッパーカット
◇第7試合◇
▼「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント」決勝戦/無制限1本
○田中稔(23分53秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ
※トルネードカッキーカッター
☆稔が初代王者となる
(試合後TAJIRI登場)
TAJIRI「いい意味でも悪い意味でも20代のあんちゃんみたいなやつが巻いてたら、そのベルトがかわいそうだと思うんだよ。だから、僕が挑戦してそのベルト奪ってあげるから感謝して」
稔「あんたよ、このトーナメント始まる前から、クルーザーディビジョン、レベルが低い、つまんない、さんざん言ってたよな。でも、それはあんたが決める問題じゃない。トーナメントに出てた8人が決める問題でもない。決められるのはよ、今日見てくれたお客さんだけなんだ。みんな、クルーザーディビジョントーナメント、おもしろかった?(大歓声&稔コール)だってさ。あんたでも、なんだかんだケチつけながら、このベルトめちゃくちゃほしいんだろ? ただ、TAJIRIさんさ、クルーザーディビジョンの体重制限、知ってる? 見たところ90キロ以上ありそうだな。よってこのベルトには挑戦させません。まあでも、俺も鬼じゃないからさ、挑戦させるとしたら…そうだ、ちょうどそのドイツのベルト(EWPインターコンチネンタル)がさ、防衛期限が近づいてて、早く防衛しなさいってドイツのEWPに詰め寄られちゃってるからさ、このベルトだったら挑戦させてあげるよ。しかも、しかも、ラウンド制で」
TAJIRI「ああ、つまりあたらしもん好きの君は取ったばっかのベルトは取られたくないけど、古いベルトなら構わない、そういうことだね。じゃあいいよ。とりあえずそのベルトに挑戦してしんぜよう。そして、それを取ったら次はこれ(クルーザー)だ。だけど、せっかくラウンド制でドイツのベルトを懸けて闘うなら、国際色豊かな試合をしたくないか。たとえば、ガイジンのレフェリー呼んでくるとか」
(TAJIRIは退場。)
稔「ガイジンのレフェリーってこないだ来たヒゲ面のやつだろ。まあいいや。夢の4冠王になっちゃいました。真面目な話、うち後楽園ホールいつも集客苦戦してたねどけ、今日はこれだけ多数の皆さんが集まってくれて、ものすごいうれしいです。6月18日、また来たいなと思ってもらえたら最高です。このクルーザーディビジョンでWRESTLE-1ガンガン盛り上げていくんで、W-1について来~い!」
【稔の話】「いやぁ、死ぬかと思った。昼間、ZERO1ジュニアの救世主って強がってるけど、日高が強いのは昔からわかってる。あいつと23分、ヒザをガンガン攻めてきて、首を準決勝のパンテーラにやられて、決勝は普通にやってもきついカズさん。今年43歳になる俺がこんなハードなシングル3試合やって自信になった。みんなベルトに対する思いを持ってて、結果、俺が獲った。俺が一番ベルトへの思いが強かったということ。いつも集客に苦しんでた後楽園が今日は満タン。聞いたら当日券買えなかった人もいたらしい。涙が出るほどうれしいね。夢の4冠になったんで、責任もってクルーザーディビジョンを盛り上げていきますよ。カズさんと紙一重。世紀君とも紙一重。みんなそう。競い愛がないと伸びない。競い合いがないとZERO1ジュニアみたいになるんでね。競い合ってこのベルトを高める。だから誰でもこい、このスットコドッコイ!」
【カズの話】「クルーザーディビジョンの第一歩を踏み出した。俺の夢は叶った。嬉しかねえよ。俺はなんでレスラーになったんだ? 夢を追いかけて、チャンピオンベルトを獲るためにレスラーになったんだ。それを田中稔に獲られた。今日の試合、誰がどれだけ支持してくれようと、俺はリベンジをする。田中稔、最初にお前に挑戦する。チャレンジャーはこの俺だ。今のプロレス界、今の俺たちの力を見せてやる」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○鈴木秀樹(9分26秒 片エビ固め)[挑戦者]X浜亮太
※エルボー
☆鈴木が初防衛に成功
(試合後試合後、ベルトを巻いた鈴木がセコンドにいた芦野を挑発。芦野がエプロンに上がり鈴木に張り手)
鈴木「W-1のチャンピオンでありエースの鈴木です。以前言ったとおり、前回の防衛戦の後出てきたのがこれ(浜)だけだったので、これでいいですね。防衛戦は終わりです。ベルトはもらって、もうここには来ません。いいですね。(にらみつける村山レフェリーに)言ってることが間違いだったら言い返したらどうですか!」
KAIが現れ「鈴木、俺に挑戦させろ!」
鈴木「(KAIに)オマエはないよ。なんでオマエ負けたときもう一回俺にかかってこなかったんだよ」近藤「(KAIに)オマエ、前回鈴木にあんな情けない負け方して、よく言えるな。帰れ」
(KAIが鈴木に詰め寄ると、近藤がKAIにショートレンジラリアット。征矢が現れる。)
近藤「おい、鈴木、俺は今タッグのチャンピオンなんだよ。この団体で一番俺が実績残してんだ。俺と闘え」
征矢「ちょっと待て。俺にはその資格がある! KAI、オマエは一度鈴木に負けてる、オマエにはチャンスはない」
(鈴木があきれたように花道へ。征矢は観客に「私にチャンスがあると思いますか!」と問い掛けるが微妙な反応。ワイルドコールをあおる。そこへ河野がデスペラードを引き連れて登場。鈴木は花道でイスに座って見守る。)
河野「うるさいですよ、みなさん。初めまして、W‐1チャンピオンシップ初代王者のデスペラードの河野です。ガタガタうるさいよオマエ。鈴木秀樹の言う通りじゃねえか。近藤さん、そのベルトはタッグのベルト、シングルの実績とは一切関係ない。だから挑戦資格はありません。そして征矢、オマエはとりあえずない。そしてKAI、オマエは前回負けてんだから挑戦資格すらないよ。オマエが負けたからこういうわけわかんねえ状態になってんだよ。ところで鈴木、そのベルト、俺のなんだよ。半年前に武藤敬司に貸してるベルトなんだよ。だからよ、デスペラードとして俺個人として、そのベルト必要なんだ。返せ」
(征矢が流れを無視して「鈴木、必ず俺がそのベルト取り返す!」と叫ぶ。鈴木がマイク。)
鈴木「で、どうすんの? またトーナメントとかやる? トーナメントで何回大会やるの? お客さんの負担が増えるから1回でやりたい。1回で全員まとめて。どうする? やる? やらない? じゃあいいや」
(鈴木は退場。コーナーでうずくまるKAIを残して、リング上の選手も退場。KAIがマイク。)
KAI「もとはと言えば俺がまいた種です。自分のケツは自分でふきます。必ず俺が鈴木からベルトを取り返します! 必ず取り返します! 本日はご来場誠にありがとうございました!」
【鈴木の話】「(攻め込まれる場面もあったが?)いいんじゃないですか、重たくて。(最後はエルボー一発で勝利したが?)それで負けるぐらいだから、弱かったんじゃないですか。(試合後、今回は4選手が出てきたが?)ダメですよね。もうお客さんに笑われちゃっているんで。よくあるパターンですよね。なんか見たことある。僕、タイトルをやるとは言ってないですからね。ただ、やるならそこで決めればと言っただけで。決めるんだったら、またトーナメントをやって、何大会も開いてお客さんに同じものを見せても困るんで。会社の内輪揉めをお金を払ってもらって見せてもしょうがないと思うんでね。やるんだったら1回でやったらどうですかというアドバイスですよ。(前回とは違って名乗りを挙げてきた部分については?)こっちが言ったからでしょ? 言ってからやっているんじゃプロレスは遅いんですよ。言わないでやらないとね。どっかみたいに『乱入します』と言って乱入したら、乱入じゃないですからね。そういうところもしょっぱいです。だから、KAI選手が言った時にブーイングになったんじゃないですか。その次の人はタッグだって言っているし、次の人は面白かっただけだし、最後もよくわからないし。これで挑戦を受ける方がおかしいと思うんですよ。受ける理由がないというか。あれはKAI選手が悪いというのをみんなの前で言い合っただけですよ。別に僕は関係ないですから。それをちゃんと終わらせてから話をした方がいいと思うんですね。(今日は満員のお客さんが集まったが?)それは嬉しかったです。僕が来ることでお客さんが入ってくれれば一番いいわけですし。それはW-1でお客さんが入っているわけじゃないですから。僕で入っているんですから。あとはまた数時間の協議をして決めてください。次は間違えないように」
【浜の話】「惜しかったですよね。勝負に対する執念はチャンピオンの方が凄かったかなと思います。コンディションも動きもよかったんで、相撲で勝って勝負で負けたという感じだね。でも、勝負では報われなかったんですけど、今日は大相撲の世界から関取衆や先輩後輩がみんな来てくれたし、僕が住んでいる群馬や埼玉の方からも100人ぐらいの応援団が来てくれたんで、それが凄い嬉しかったですね。勝負には負けたけど、人としては記念に残る最高の1日でした。感謝の気持ちでいっぱいです。今回は5年ぶりだったけど、また元気なうちにタイトルマッチに挑めるよう明日から一生懸命頑張りたいと思います」
【KAIの話】「俺が蒔いた種なんで。自分のケツは自分で拭かなきゃいけないんで。俺が必ず鈴木秀樹からあのベルトを獲り返します。(観客からは厳しい声が起きたが?)それは覚悟の上なんで。その上でも俺は獲り返す気持ちでいるんで。実際俺が外に流出させた張本人ですから」
【近藤の話】「リングに上がった4人の中では一番支持率があったんじゃないかなって。俺は旗揚げ当初から言っていた無差別級を実現するためにも、鈴木から俺がベルトを獲るのが一番いいんじゃないかなと。話が早いと思う。どっちにしろ、この団体のために俺があのベルトを獲った方がいいと思う。まあ、KAIと征矢は絶対にないよな。KAIはあんな情けない獲られ方をしておいて、もう1回挑戦なんてどこの口が言ってんだって感じだよ。征矢は論外ということで。何でもいいよ。チャンピオンが一番偉いから、チャンピオンに言われた通りに俺は残りの3人を倒す」
【征矢の話】「KAIがベルトを流出させた時点で、必然的に自分が行くのが相応しいんじゃないかと。過去を思い返せば、KAIがW-1のエースという発言をして。僕がマッチメイカーをやっていた時の話ですね。KAIが俺はエースだと言っていた時も僕はマッチメイカーとして責任があったので。KAIが獲られた時は、アイツのケツも拭いてあげなきゃいけないんで、自然と僕が次の挑戦者に相応しくなるんじゃないかなと。ああしてお客さんは『征矢が行け』と大賛成してくれたので、ぜひとも私は次の挑戦者として試合に臨みたいなと思います。(否定的な声が大多数だったが?)そんな言葉は僕の耳に入ってこなかったですね。お客さんからも『お前しかいない』という言葉が飛び交っていたので。僕はそれに応えるしかないですから」
【河野の話】「あのベルトはまだ俺のだからね。武藤敬司に貸している最中に向こうでチョロチョロやっているけど。そもそも両国で俺は負けてないから。VTRを見てくれたらわかるけど、俺が足4の字を食らっている時に武藤敬司のセコンドがリングの中に入っているんだよ。反則負けだと思うんだよね。ご祝儀でみんなは見て見ぬふりをしているけど、そういうところを含めて俺に権利はあると思うんだよね。まあ、デスペラードはちょっと準備に時間がかかっていたけど、これからまた前に行くよ。ゆくゆくはデスペラード興行や俺たちが舵取りするイベントも考えているから。そのためにはみんなベルトがあった方がいいと思うから。この世界、ベルトがないと発言権がないからね。だから、『返せ』と。鈴木選手は俺が貸したとか全然しらないのかもしれないけど」
WRESTLE-1後楽園大会前に武藤敬司が登場し、最高経営責任者として高木三四郎DDT大社長が就任することが発表された。
理由は大社長のコメントでもあったとおり、WRESTLE-1側の都合で経営のテコ入れが迫られたからだと言う。
NOAHが新日本プロレスからテコ入れを受けているが、NOAHも怪しい会社からテコ入れを受けるよりは新日本からテコ入れを受けた方がマシと判断したのと同じで、武藤も白石伸生で失敗したことを考えると、信頼のできる人物にテコ入れを受けた方がマシと考えた上での決断だったのではないだろうか…。
大社長はWRESTLE-1では表に出ず、あくまで裏方として活動するそうだが、大社長がWRESTLE-1をどうテコ入れしていくか、手腕も期待だがその分責任も重大だと思う。
本題であるクルーザービジョン初代王者決定戦トーナメントの準決勝は稔がパンデーラと対戦。TAJIRI、土肥のデスペラード勢の介入に稔は苦しむも、パンデーラが羽交い締めにしてのTAJIRIの突進が誤爆となると稔はグラウンドコブラで3カウントを奪い決勝に進出。
カズvs大和はカズが場外ボディースラムから大和の腰に集中攻撃を浴びせ、大和も脚攻めで反撃も、コーナーの攻防を制したカズが雪崩式ファイナルカットを決める。
カズはファイナルカットを狙うが大和は阻止し、ならばカズはハンドスプリング式レッグラリアットを狙うがキャッチした大和はアンクルホールドで捕獲し、雪崩式の曼陀羅捻りでダメ押しする。
大和は大☆中西ジャーマンからノーザンライトボムを狙うも、カズは阻止し読み合いを制してハンドスプリング式レッグラリアットを放つとトラースキック、ファイナルカット、リバース式ファイナルカットからパワープラントを決め3カウント、決勝へ進出する。
決勝のカズvs稔はカズが徹底した首攻めを展開して先手を奪うが、カズを場外へ出した稔はコーナー最上段からのムーンサルトアタックを炸裂させ、カズのライオンサルトを自爆させ、飛びつきヒザ十字固めを決める。
耐えたカズターンバックルへのコンプリートショットで反撃し、三角飛び式雪崩式フランケンから顔面蹴り、雪崩式ファイナルカットを決め、ツームストーンパイルドライバーからファイナルカットを決め追い詰めにかかると稔もグラウンドコブラ、投げっ放しタイガースープレックス、顔面蹴りで応戦、しかしトルネードカッキーカッターを阻止したカズはリバースブレーンバスター、リバースゴリースペシャルボムと畳み掛ける。
稔はハイキックからHEATクラッチを決めると低空ドロップキック、延髄斬りの波状攻撃に出て、雪崩式ハーフハッチ、ダイビングフットスタンプで急降下から最後はトルネードカッキーカッターを決め3カウントを奪い初代クルーザー級王者となりEWPインターコンチネンタル王座、ZERO1のジュニアに2冠も併せてシングル4冠王となった。
メインは鈴木に流出したWRESTLE-1王座に浜が挑戦、浜はぶちかましなど巨体を活かした攻めで先手を奪うが、攻め疲れが目立ち始めると鈴木はエルボースマッシュを乱打、浜もリョウタハンマーで打ち返し、投げっぱなしジャーマンからランニングボディプレス、リバーススプラッシュと圧殺する。
勝負と見た浜はリョウタハマーを狙うが、背後に着地した鈴木はスリーパーで捕獲、浜は後ろに浴びせ倒し脱出するが、鈴木は延髄斬りから再度スリーパーで捕獲し、上体を挙げた浜にエルボーを浴びせて3カウントで鈴木が王座防衛、試合後にWRESTLE-1での防衛戦を拒否した鈴木に対し前王者のKAI、近藤、征矢、河野が挑戦に名乗りを挙げ、挑戦者決定トーナメント開催が濃厚となった。
高木三四郎新体制となったWRESTLE-1、果たしてどう変わるのか?
株式会社DDTプロレスリング代表取締役社長 高木三四郎氏が兼任という形でWRESTLE-1 CEOに就任したことを報告させて頂きます。詳細→http://t.co/MjzuhIhTAw #w_1 pic.twitter.com/vf1VqW64Jy
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2015, 5月 5本日、WRESTLE-1のCEO就任を発表しました。今後はDDTの社長と兼務する形で、最高経営責任者としてWRESTLE-1の経営にも携わります。DDTともどもプロレス界を盛り上げていきます!応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/5Qd3f3dQxo
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 5月 5PR -
藤田和之が諏訪魔と接近遭遇!澤田がトーナメント優勝も暴走王は対戦を避けた・・・
5月5日 IGF「アントニオ猪木デビュー55周年ツアー GENOME33」大阪府立体育会館・第一競技場 5356人
<コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼「GENOME-1 2015 大阪」一回戦/無制限1本
○小川直也(7分21秒 片エビ固め)Xミノワマン
※STO
☆小川が膝負傷によるドクターストップのため、ミノワマンが敗者復活
◇第2試合◇
▼「GENOME-1 2015 大阪」一回戦/無制限1本
○澤田敦士(6分14秒 スリーパーホールド)Xモンターニャ・シウバ
◇第3試合◇
▼GENOMEルール/15分1本
▲中井光義(4分01秒 両者反則)▲奥田啓介
◇第4試合◇
▼GENOMEルール/20分1本
○エリック・ハマー(4分57秒 体固め)Xクラッシャー川口
※ハマースパイク
◇第5試合◇
▼GENOMEルール/20分1本
○ヌックス(7分28秒 片エビ固め)X橋本大地
※シスター・アビゲイル
◇第6試合◇
▼GENOMEルール/30分1本
○王彬(ワン・ビン) (6分44秒 反則勝ち)Xラジャ・シン
※レフェリー暴行
◇第7試合◇
▼GENOMEスペシャルタッグマッチ/30分1本
○鈴川真一 将軍岡本(8分51秒 片エビ固め)藤田和之 Xケンドー・カシン
※ラフォール
【藤田の話】「ふざけんな! 追い返せ! 現役だったらリングシューズとタイツ履いてこい! 何をかっこつけてんだ!? バカじゃねぇのか! この、イモって言っとけ! このイモ!!」
【諏訪魔、上井文彦氏、サイモン・ケリー氏の話】諏訪魔「(歩きながら)上井さん、サイモン呼んできて! イチレスラーとして、イチレスラーとして藤田和之と対戦したい。その気持ちだけで今日、このIGFの会場に来た。それだけです。いまサイモンが来ればいい。直接言ってやるよ。(藤田は「現役ならシューズとタイツでこい」と言っていたが?)フフ、何言われようがね、まずはこの試合を見る。そっからだね。(目の当たりにして、気持ちは高ぶったか?)初めてね、見たんでね。すごいやりたいと。その気持ちは強まりましたよ。面白そうだ。(ここまできたら後にはさがれないと思うが?)まったく俺は下がる気ないし。全日本プロレス、Evolutionの諏訪魔が一番強いんだって。今年はドンドン攻めると。攻めて、攻めて、攻めまくる
んだ!(交渉が難航していたなかで、諏訪魔選手が動いたことで事態は一気に動くと思われるが?)いままですごい難航してたよ。もうダメだと、そこまできてた。そこを上井さんがいい交渉人でついてくれて。とにかく攻めるしかないと。いつまでたっても、前に進まない。俺だってやりてぇんだよ。藤田和之とやらせろよ!って。(早くシングルでやりたい?)そりゃシングルやりたいよね。(鈴川、将軍も突っかかってきたが?)当然、外敵がくればそりゃいきり立つのが当たり前でしょう。ただ俺は藤田和之しか見てないんで。寄り道してるひまはないんだよ。みんなが見たいと思うことをドンドンやっていきたいし。絶対、諏訪魔対藤田和之ってみんなが見たいわけで。そこに一直線でいってくれよって。それはみんなが思ってると思いますよ。あとはまたこっからウチの上井さんがいろいろ動いてくれると思うから。そのまえに! いまはサイモンだ。いろいろ言いたいことがあるからな(ここでサイモン取締役が姿を見せる)言いたいことがありますよ。早く藤田和之と対戦させてくれ! 俺はその気持ちを言いに来たわけで。その返
事をもらいたい」
サイモン「わかりました、伝えておきます」
諏訪魔「明日の全日本の後楽園のチケット、用意してあるんで。藤田和之と一緒に来て、返事を聞かせてくれ。以上」
サイモン「…わかりました。伝えておきます。ただ会場のなかで、答えは出てると思います」
諏訪魔「そう思うなら早く進めてくれ(といって会場を去る。報道陣から「これで明日、IGFの姿が見えなかったら?)そりゃ向こうが逃げたってことだろうな」
上井「とにかく今日、(諏訪魔に)来てもらってるわけだから。諏訪魔さんの男気にIGFが応えるしかないんじゃないの。やるべきだと思うよ。俺はニュートラルの立場で、プロレスファンの喜ぶような闘いができればっていうことで死んだ人間が出てきたわけやから。それぐらいのことはしてもらいたいよね。1人で乗り込んできたんだから。敵地よ。面白くなるんじゃないの? ものすごい意気込みで来たわけだから。ようは明日ですよ。来るか来ないか。IGFは井の中の蛙かって言われるかもしれないし」
サイモン「全日本のチケット? 渡しましたけど、本人に言ったら『だったらその場でくれよって。無言で立ってるぐらいなら、なんでその場でくれないんだ』って言ってましたね。(明日来なかったら向こうが逃げたということだと言っていたが?)逃げるも何も、いまGWですよ(苦笑)。最終日に予定入れられても、明日のスケジュールは決まってますよ。新幹線のチケットだって取れないし。どうするの?って。藤田さんはやる気満々でしたよね。試合の途中でいっちゃうぐらいですから。試合放り投げて、あそこに行くぐらいですから。藤田さんの答えは出てますよね。(マスコミもファンも期待してしまうが?)気持ちはあるけど…。新幹線、帰れないよって(笑)。でも、どこかで。やらないといけないなとは思います。(猪木会長は?)終わったばかりで何のあれもないですけど、見てたとは思います。今日、会ってないので。(全日本に対して拒否反応があるとは思うが?)ありますよね。あると思います。(それがあっても選手の気持ちに応えたい?)選手はもちろんですけど、一番はファンですよね。(実現の舞台は?)次の名古屋か、両国なのか。藤田さんのことなんで、いつでもどこでもやると思いますけどね。あと将軍とか鈴川も試合終わったのにいきましたからね。若い彼らもブチ切れてる状況ですから。それはそうですよね。自分たちの試合をブチ壊されてるわ
けですから。明日、会場どこでしたっけ?(後楽園です)えぇ!? 後楽園なの? 両国とか大きいところだと思ってた。後楽園かぁ。う~ん。新幹線のチケットも午後の指定席押さえちゃってるし。まぁちょっとみんなで話し合って決めます」
◇第8試合◇
▼「GENOME-1 2015 大阪」王者決定戦/無制限1本
○澤田敦士(7分11秒 袖車)Xミノワマン
☆澤田が優勝。12・31両国でのGP大会出場権を獲得
IGF大阪大会が行われ、セミは藤田がカシンと組んで鈴川、岡本組と対戦するが、試合中に藤田が客席にいた全日本プロレスの諏訪魔に向かっていき挑発するも、 諏訪魔は無言、その間にカシンが鈴川組の集中攻撃を浴びせ勝利を収めるが、藤田は何も言い返さない諏訪魔に怒りバックステージに引き上げ、代わって鈴川と岡本が諏訪魔を挑発するも、諏訪魔はメインを見届けることなくサイモン・ケリー取締役に「藤田とやらせろ」とコメントし全日本プロレス5.6後楽園大会のチケットを手渡して帯同した上井氏と共に会場を後にする。
IGF大阪大会参戦は間に合わなかったためか見送られ、来場だけに留めた諏訪魔だったが、藤田が噛み付いてきた、全日本5.6後楽園大会は藤田始めIGF勢来来場は必至と見ていいだろう。
そしてGENOME-1トーナメントは暴走王がミノワマンと対戦、ローキックの連打で暴走王はミノワマンを倒すも、ミドルキックをキャッチしたミノワマンはアキレス腱固めを仕掛け、暴走王がロープに逃れてもミノワマンは中央に戻して執拗に決める。
やっとロープに逃れた暴走王はSTOからのSTOボンバーで強引に勝利を収めるが、膝を負傷したのか立ち上がることが出来ない。澤田はモンターニャと対戦し、バワーと膝蹴りに苦しめられるが、澤田は頭突きの連打から活路を見出し、払い腰からの袖車でレフェリーが試合をストップ、決勝戦へと進出するが暴走王は膝の負傷でドクターストップがかかり決勝戦を放棄、代わりにミノワマンと対戦することになった。
決勝戦は澤田が払い腰から腕を極めにかかるも、ミノワマンはパイルドライバーからヒールホールド、アキレス腱固めと脚攻めを狙う。
しかし澤田が頭突きで活路を見出してからSTO、袖車でタップを奪い勝利を収め、試合後は暴走王に対し「眼を覚ましてください」とアピールした。
暴走王vs澤田は負傷が理由とはいえ、暴走王が避けたことで実現せず、おそらくだが暴走王が避け続けて実現する可能性もかなり低くなったと見ていいだろう。
理由は暴走王が澤田と対戦し組んできたのは、自分には逆らわないだろうと澤田を信頼してきたからだったが、澤田は暴走王に反発したことで暴走王は澤田を信頼しなくなった、以前暴走王と組んでいた村上和成も暴走王の横柄な態度に反発し対戦を迫ったが、結局暴走王は村上を現在でも村上を避け続けていることから澤田には残念だが暴走王をいくら挑発しても、暴走王は避け続けるだろう。
しかし澤田にとっては本当の意味で暴走王から離れるいい機会だと思うが、一方の暴走王は居場所を失いつつある・・・全日本プロレス? 諏訪魔?? 誰も気付いてないね。 奴らは空気か??? 寂しい現実だね!!! 小川直也も一緒!!! 何はともあれ、俺は勝ったどー!!! その辺のプロレスラーってクソみたいなもんだね。 バーカ! #igf #澤田敦士
— 澤田敦士 (@baimeiou) 2015, 5月 5 -
アブドーラ小林がデスマッチ王座を奪還・・・どん底から『愛』を取り戻した!
5月5日 大日本プロレス「Endless Survivor」 神奈川・横浜文化体育館 1649人
◇第1試合◇
▼20分1本
吉野達彦 佐久田俊行 ○宇藤純久(10分12秒 逆片エビ固め)大下敢 大森達男 ×菊田一美
◇第2試合◇
▼30分1本
金本浩二 ○高岩竜一(7分42秒 片エビ固め)忍 ×橋本和樹
※デスバレーボム
◇第3試合◇
▼TLC&有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○竹田誠志 塚本拓海(14分13秒 エビ固め)伊東竜二 高橋匡哉 ×植木嵩行
※有刺鉄線ボードの上でのリバースUクラッシュ
◇第4試合◇
▼30分1本
グレート小鹿 ○星野勘九郎 稲葉雅人(11分18秒 片エビ固め)木高イサミ 稲松三郎 ×関根龍一
※ダイビング・セントーン
◇第5試合◇
▼世界ストロングヘビー級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○岡林裕二(16分8秒 アルゼンチンバックブリーカー)×河上隆一
◇第6試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[第39代王者]石川修司 ○佐藤耕平(19分35秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]関本大介 ×神谷ヒデヨシ
※
☆耕平&石川5度目の防衛戦
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 愛してますチョップ完全決着戦〜バトルボジションデスマッチ・アゲイン〜/30分1本
[挑戦者/一騎当千優勝者]○アブドーラ・小林(20分56秒 逆エビ固め)[第30代王者]宮本裕向
☆宮本が6度目の防衛に失敗、アブ小が第31代目王者となる。
(試合後)
アブ小「(マイクを持つも沈黙)…言葉が出ません。去年12月宮本さんに負けて愛が叫べない、一騎当千中、イサミさんに負けてバカチンガーが使えない…笑い事じゃない、辛かったです。(『オマエのせいだろ!』の声に)そうだよ、俺のせいなんだよ。だから! きょうこれですべてを取り返したぞ!! この半年間、キャリア20年にしてプロレスについて真剣に考えました。こんな逆エビ固め、素晴らしいです。いままでパクリばっかやってたけどね、こんな基本技が素晴らしいと気づかせてくれた、宮本さん、イサミさん、ありがとう。そして、いつも厳しい練習をしているオマエら!(若手に)オマエらだよ。オマエらの練習を見て逆エビひらめいたんだよ。おう、キャリア1年生からパクっちゃったよ(ニヤリ)。まだまだ俺の進化は止まらねえぞ! 宮本さん、ホントいろいろ勉強させていただきました。感謝してます」
宮本「小林さん…またパクッたのか! あれだけ煽りVでもうパクるの辞めろって言っただろうが! でも、俺は半年前、アブドーラ・小林戦であんたに執念が足りねえって言ったよな? その執念は、きょう感じることができたよ!! また自分は一からやり直して、そのチャンピオン目指して頑張ります」
(宮本は退場。)
アブ小「これからも闘いは続くんだね。そうだ、プロレスはゴールのないマラソンです。まだまだこんなの中継点だよ、コノヤロー! そうだ、今年は20周年。中継点の一つに、両国国技館もあるぞ! 今日の一戦でメインイベントは決まったんか? 関本岡林? それが大日本の未来か、コノヤロー! 俺はもう38だ。未来は見せれないかもしれない。けどデスマッチの進化は、まだまだ見せてやるぞコノヤロー! 大日本プロレスのデスマッチは、まだまだ止まらない! そして、俺の愛もまだまだ止まらねえぞ。ここからが本番だ、みんなスタンドアッププリーズ。みなさん、右手を握ってみてください。何か叫びたい言葉があるはずです。テレビの前のみんなもわかってますよね? 全国のプロレスファンに告げます。大日本プロレスは最高に愛のある団体だと…いきます、大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!!」
大日本プロレス横浜大会のメインは一騎当千の覇者であるアブ小が宮本の保持するデスマッチ王座に挑戦、また昨年12月に宮本に敗れた際に『愛してま~す』を封印されたことから『愛』を奪い返す戦いに挑み、コーナーには札幌大会同様コンクリートブロックと五寸釘ボードが設置された。
【アブ小の話】「ああ、ハア(と息を切らしながら)生中継の喜びを全国のプロレスファンのみなさんにつぶやきます。こないだもテイセンの時つぶやいて評判よかったから。(と、ツイッターでつぶやく)やっぱSNSを駆使しないとね。DDTに負けてらんないから。新日本の木谷オーナー、選手みんなにツイッターやるの推奨してるんでしょ? メジャーにもDDTにも負けねえからな。すごいね、ツイッターって(笑)。まあこのへんにして。最初声が出なかったですね。リング上で泣いちゃうところでしたよ。けど、プロレスについて考えさせられる、ひじょうにいろいろ考えた6カ月間でしたね。得意技2つ封じられたわけですからね。その上でリーグ戦も勝ちぬけて、エルボードロップも戻ってきて、リーグ戦中に逆エビ固めをひらめいて…長かったですね、長かった。過ぎてみたらあっという間と言うけどね、ホント長いですよ。だって一日24時間プロレスのことを考えているんだからね。24時間アブドーラ・小林でいたわけなんで、ホント長かったですね。緊張感のある6カ月でしたよ。(宮本は執念に負けたと)執念でしょう。プロレスのことしか考えてないですから。若手の練習もね。練習には参加したくないんで、リング下から見てて。若手がね、ショルダースルーって技にみんなけっこう苦戦するんですよ。
ショルダースルーって意外とリング上で見ないじゃないですか。なんでかっていうと、みんな頭下げたらね、食らいたくないから蹴り上げちゃう。けどショルダースルーは使い時だね。あそこまでいろんな技食らって油断してたら宮本もあそこでショルダースルーくると思わないでしょ。裏の裏の裏ですよ。けどつらかったですね。体がつらいわ。つらいしか出ないね(苦笑)。(逆エビでのフィニッシュは)僕の中ではこれがデスマッチの進化だと思ってます。よくプロレスだと頭から落とすのが進化だという時期もありましたけど、関本たちストロングBJの当たりの強いプロレスもプロレスのある部分、進化だと思いますけど、こういう一つ一つの技を大事にするというのもある意味プロレスの進化だと思いますよ。戻ってるようで新しいと思います。じっさい、誰もやってないでしょ? きょうで両国国技館のメインが決まったわけでしょ?
けどね、決まったんなら僕はデスマッチ代表として、デスマッチのチャンピオンとして、ストロングBJ勢をのさばらしておくわけにはいかない。それなりに引っ掻き回したいですね、ここまで来たら。(デスマッチがすごかったと言わせる?)僕の進化は止まりませんから。ホント疲れた(苦笑)。宮本もけっこう連戦だったんでしょ? そういう運もあるかもしれないですね。僕は2日間オフだったので、けっこうこの一戦に集中できたという。プロレス界全体の流れもあったと思いますね。けどきついね、きついしかでないわ。(愛してますチョップもバカチンガーも使えるようになったが、それでも逆エビは今後も?)いわゆるフィニッシュホールドが2つできたわけなんで。2つできたぶん、いろんな技を大事に使いたいなと思いますね。ファミコンプロレスはしたくない。Aボタンを押せばジャーマンが出るとか、Bボタンを押せばバックドロップが出るとか。プロレスはそんな簡単なものじゃないと思ってますので。きょう逆エビで勝てたのも、試合中にいろんな布石を打ってるわけだし。一騎当千中からいろいろ僕のなかで布石を打ってきたわけなんで、いままで勢いだけで突っ走ってきた部分もありますけど、より上のレベルを見せるために、頭脳派デスマッチファイターになろうかな。肉体あっての頭脳ですから。プロレスあってのデスマッチと一緒ですよ、肉体あっての頭脳。肉体は十分ありますから(と胸をピクピクさせる)。もうちょい分数の割り算とかできるようにね。計算ドリルからやり直そうと思いますよ。とりあえず奪取して、防衛戦の相手が誰も出てこなかったんでホッとしました(笑)。ちょっと周りの様子を見たいですね。デスマッチファイター勢とストロングBJ勢の。次の通過点ですね、両国国技館。それに向けていろいろ照準を絞っていきたい。(20周年イヤーで王者に返り咲き、リーダーシップも求められるのでは)リーダーシップ!? そんなのはないよ、俺に。よくプロレスラーは個人事業主って言うでしょ。リーダーシップ…まあ、ついて来れるなら付いて来い、ですね。この進化に。とりあえずインディーのトップのイサミ、宮本を撃破したわけだから。ぶっちゃけアイツらインディーのトップでしょ。飯伏、HARASHIMAは路線が違うからな。俺ら系(デスマッチ)ではトップでしょ? それを撃破したんだから。この頭脳と肉体についてこれるなら、いくらでも引っ張っていきますよ。俺に追いついてこいと」
試合は序盤からグラウンドの攻防を展開するも、アブ小はジョンウーで宮本をコンクリートブロックに直撃させるとコーナーの宮本に頭突きwith蛍光灯を浴びせ、自らも流血する。
アブ小は更にロープに張り巡らせた有刺鉄線に叩きつけるだけでなく、背中をこすりつけ、宮本の背中に蛍光灯を設置してから手刀を落とすなど宮本の背中に集中攻撃を浴びせる。
しかし宮本は首投げでアブ小自ら仕掛けた蛍光灯の上に投げると、ロープに張り巡らせた蛍光灯に叩きつけるだけでなく五寸釘ボードへと叩きつけ、アブ小の背中に五寸釘ボードを置き、フットスタンプを投下する。
宮本は蛍光灯をフルスイングした後で、割れた先でアブ小の額を切り刻み、コンクリートブロックで背中を殴打すると、再度蛍光灯でフルスイングを狙うがアブ小は袈裟蹴りで阻止し地獄突きからバカチンガーエルボーを背中に落とし、サイドバスターで叩きつける。
アブ小は逆エビ固めを狙うが、宮本は素早く返して五寸釘ボードへと直撃させると、愛してますチョップを狙うがアブ小が阻止してデットリードライブ、ヒムロックでたぎり「イヤオ!」と叫ぼうとするが宮本が阻止する。
アブ小のヘビーローテーションをかわした宮本は蛍光灯を持って串刺しダブルニーを決めると、串刺し低空ドロップキック、ラリアットからコンクリートブロックを並べてっからアブ小をその上にボディースラムで投げてからバルキリースプラッシュを投下するが、かわして自爆となり宮本の首がコンクリートブロックに直撃してしまう。
アブ小は再びヒムロックからたぎって右回し蹴りを決めるとヘビーローテーション、リバースレインメーカーからダイビングバカチンガーエルボーを宮本の背中に投下し逆エビ固めを決めるも、宮本はロープに逃れる。
宮本はロープワークの攻防から雁之助クラッチ、ラ・マヒストラルと丸め込み技を連発しヘッドバット合戦からファイヤーサンダーで突き刺すもカバーが遅れてカウントは2。
宮本はアブ小の上に五寸釘ボードを設置するとバルキリースプラッシュを投下し、更にボディースラムで投げようとするが、宮本はスルーしてアブ小は五寸釘ボードへと落とされてしまう。
宮本は突進するがアブ小はショルダースルーで投げると宮本は背中から五寸釘ボードへと直撃し、アブ小は五寸釘ボードの上で逆エビ固めを敢行し宮本はギブアップ、アブ小ガデスマッチ王座を奪還すると共に『愛』も奪還した。
アブ小の勝因はコメントでもあったとおりショルダースルー、最近は使われなくなったがプロレス技の中で基本中の基本でもあり、受身の基本でもあるが最近はショルダースルーの受身も下手な選手も増えてきているという。
試合後にアブ小が「愛してまーす」と叫んで大会の幕を閉じたが、C型肝炎の疑いで長期欠場し、復帰後は代名詞である「愛してますチョップ」まで封印され、一時は「バカチンガーエルボードロップ」まで封印されるなど、どん底にまで落ちたがデスマッチ王座だけでなく『愛』まで奪い返し全てを取り戻した。
『愛』を取り戻したアブ小はデスマッチのリングのど真ん中でまだまだ『愛』を叫び続ける。
」アブ小勝利。31代チャンピオンに!
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2015, 5月 5 -
5月5日はプロレスファンにとって長い一日…弾丸ヤンキースが前門の虎を粉砕し王座防衛!
5月5日 ZERO1「魂こがして」後楽園ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼板倉利樹デビュー戦/30分1本
○近藤修司(6分46秒 逆エビ固め)X板倉利樹
◇第2試合◇
▼ZERO1vsW-1 タッグマッチ/30分1本
○小幡優作 横山佳和(10分44秒 片エビ固め)黒潮“イケメン"二郎 X熊ゴロー
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼ジュニア・タッグマッチ/30分1本
○“brother"YASSHI 菅原拓也 (9分51秒 体固め)X藤田峰雄 ジェイソン・リー
※ツームストンパイルドライバー
◇第4試合◇
▼「ZERO1vsFREEDOMS」6人タッグマッチ/30分1本
葛西純 佐々木貴 マンモス佐々木(3分08秒 両軍リングアウト)将火怒 TARU 崔領二
---再試合---
○葛西純 佐々木貴 マンモス佐々木(12分41秒 体固め)×将火怒 TARU 崔領二
※パールハーバースプラッシュ
◇第5試合◇
▼NWA UNヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KAMIKAZE (13分39秒 逆さ押さえ込み)[第21代王者]X鈴木秀樹
☆鈴木が3度目の防衛に失敗。KAMIKAZEが第22代王者となる
【KAMIKAZEの話】「油断しちゃダメなんだよ。これがアイツの知らねえプロレスだよ。アイツがまだ知らねえプロレスだ。(ベルトを掲げて)結果、結果。でも、アイツは頭いいからな。この一発で懲りたろ。もう油断はしないと思う。アイツが一番知らねえプロレスが俺のプロレスだ。こういうプロレスもあるんだよ。勝てば何でもいいんだ。俺はアイツを気に入っている。アイツがさらに強くなるための試合だから。感謝してほしいね。アイツはさらに強くなるだろ。アイツはもっともっと強くなる。なぜならこのスタイルを覚えたから。もう油断しないだろ。もう食らわないだろ。みんなアイツのことを応援してるんだろ? この後も何かあるんだろ? なんだか知らねえけど、油断しねえでちゃんと持って帰ってこいよ。ただ、俺はもうアイツに用はねえ。コイツ(ベルト)さえ獲れれば、もうアイツに用事はねえ。遊びは終わりだ」
◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○田中稔(23分13秒 体固め)[挑戦者]X日高郁人
※FIRE BALLスプラッシュ
☆稔が2度目の防衛に成功
【日高の話】「みんないてくれ。みねぴょんも、ジェイソンも、菅原も。申し訳ない。この仲間とZERO1を応援してくれるファンに申し訳ない。今日は裏切ったかもしれないけど、俺は…俺たちは…いやいや、俺は絶対にアイツを倒すぞ、この野郎。絶対に逃がさねえ。他のみんな、次を認めてほしい。このままじゃ逃がさないよ。申し訳ない」
◇第7試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者]○田中将斗 杉浦貴(19分53秒 片エビ固め)[挑戦者]佐藤耕平 X大谷晋二郎
※スライディングD
☆田中&杉浦組が6度目の防衛に成功
(試合後)
田中「社長、耕平、今日はどうもありがとうございました。毎回毎回パートナー変えて臨んでくるけど、オマエやる身になって考えろ。でもそれがプロレスや。それでも立ち上がるのがプロレスや。またどうせパートナー変えてチャンレンジしてくるんだろ。それだったら勝つまで来い、耕平。でも俺は絶対負けへんからな。本日はゴールデンウイークの5月5日という日にプロレスがいろんなところである中でZERO1を選んでいただいてどうもありがとうございました。これからもウチを選んでいただいて損はなかった、満足したという試合を心がけてやっていきますので、これからもよろしくお願いします。で、ゴールデンウイーク、まだまだ明日も続きます。どうかお時間ある方はぜひ来てください。そして杉浦さん、今日、イベントあるんですよね。それなのにこっちに来てくれてありがとうございました。この後、僕ら2人横浜のイベントに向かいますので、お時間ある方はそちらにもぜひ来てください。
次は文体(NOAH5・10横浜文体)で僕らがチャンレンジしてベルトを取りますので、応援よろしくお願いします。それでは最後に気持ちよく、3、2、1、ZERO1で締めたいと思います。ご起立お願いします。いくぞー! 3、2、1、ZERO1!」
【試合後の田中&杉浦組】
田中「リング上でも言った通り、佐藤耕平はここまでパートナーを代えてくるんやったら、とことん付き合ってやろうかなと。耕平が次をまた選んでくるんやったら、それをそのまま強いことになると思うし。こっちは体がきついけど、それがプロレスやし、プロレスラーやしね。壊れるまでやりますよ」
杉浦「このベルトの防衛戦は本当に対戦相手に凄い恵まれていると思う。今日も社長と佐藤耕平。俺たちがやりたい、ぶつかり合うプロレスをしてきてくれて、本当に対戦相手に恵まれていると思いますよ。何度でも何度でもやりたいね」田中「また次がありますので、今日はこれぐらいで」
まずZERO1後楽園大会は昨日NOAHの「グローバルタッグリーグ戦」2連覇を達成した弾丸ヤンキースの保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に、世界王者の耕平は社長である大谷と組んで挑戦、耕平は鈴木や関本とパートナーを代えて挑戦したがいずれも敗れ、今回は社長であり田中の相棒だった大谷を起用して王座に挑戦した。序盤は大谷がエンジンを全開して杉浦とのエルボー合戦に競り勝てば、耕平も長身を生かして田中に頭突きを乱打、田中の腰に照準を絞って先手を奪い、杉浦に交代しても大谷が顔面ウォッシュを浴びせるなど試合の主導権を渡さない。
耕平は田中にミドルキックの連打を浴びせるとファルコンアローからダイビングニーを投下するが、田中はかわして自爆するとここから一気に弾丸ヤンキースが攻勢をかけ杉浦の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスーパーフライの波状攻撃、エルボーとランニングニーのサンドウィッチ攻撃と合体技が次々と耕平に炸裂していく。
田中は勝負と見てスライディングDを連続して狙うが、耕平はかわし杉浦もろともジャーマンで投げると、大谷は田中に雪崩式ドラゴンスープレックスを狙うも、杉浦が間一髪カット、それでも離さない大谷に田中は背後に着地してパワーボムで叩きつけ、スライディングラリアットからサンドバックタイムを敢行する。
だが大谷は引かずに張り手で応戦すると、耕平が入って二人同時ジャーマンを決め、挑戦者組は田中を捕らえ耕平がパイルドライバー、大谷がスワンダイブ式ミサイルキック、ドラゴンスープレックスを連発し追い詰めにかかる。
大谷は勝負と見てジャーマンからスパイラルボムを狙うが、杉浦がスピアーでカットに入ると、耕平をジャーマンで蹴散らしてから田中が大谷にスライディングD、サンドバックタイム、杉浦のオリンピック予選スラムからの田中のスライディングDのスラムDが決まり3カウント、弾丸ヤンキースが王座を防衛した。
弾丸ヤンキースはとりあえず前門の虎である耕平、大谷を粉砕、次は後門の狼であるKESをNOAH横浜文体大会で挑戦する、敗れた耕平はこの後大日本プロレス横浜文体大会で石川と組んでBJWタッグ王座の防衛戦を控えているが、この敗戦は耕平にとって痛い敗戦となるか・・・
またセミではWRESTLE-1の稔に流出しているジュニア二冠王座にZERO1ジュニア最後の砦である日高が挑戦、試合は日高が執拗に脚攻めを展開するが、打撃戦を制した稔が脇固めやナガタロックⅡで日高のスタミナを奪いにかかる。
しかし稔のフロントハイを浴び場外に落ちかけた日高はアイルビーバックで戻るとニールキックを浴びせ、ロープ越しのドラゴンスクリューから足四の字固め、スワンダイブ式低空ミサイルキックと再び脚攻めを展開してショーンキャプチャーを狙う。
しかし稔がキャッチしてジャーマンで投げるとナガタロックⅡで絞めあげ、エルボー合戦を制するが、日高もミスティフリップ、イグチボム、ソバット、ヒザ蹴り、リバースDDTと畳み掛ける。
だが稔はハイキックで日高の動きを止めるとジャーマン、ジャンピングハイキックからトルネードカッキーカッターを狙うと、日高はショーンキャプチャーで切り返すが、稔も日高の膝を決めて応戦し、ミノルスペシャルを狙うも日高はラ・マヒウトラルで切り返す。
日高は野良犬ハイキックを浴びせるが、稔はデスバレーボムで叩きつけると、ジャーマン、顔面蹴り、雪崩式フィッシャーマンバスターからFIREボールスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は菅原が食ってかかるも稔はスクワットをするなど余裕の態度、だが左足を引きずるなど、夜開催されるWRESTLE-1「クルーザーヴィジョン王座決定トーナメント」に大きな影響を及ぼす可能性が出てきた。
また夜WRESTLE-1後楽園大会でWRESTLE-1チャンピオンシップをかけて浜亮太と対戦することが決定している鈴木はKAMIKAZEと対戦し、KAMIKAZEがアイテムであるドリルを持ってこなかったとして鈴木はUN王座をかけることになり急遽タイトル戦となった。
試合はセコンドの崔やTARUなども介入せずKAMIKAZEはクリーンファイトに徹しムーンサルトプレスで鈴木を追い詰めるが、クリアした鈴木はバックドロップからジャーマン、ワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスと必勝パターンへと出る。
そこでVMが介入して鈴木を襲撃しTARUが鉄パイプで殴打してからKAMIKAZEが逆さ押さえ込みを決め3カウントを奪い王座奪取、鈴木は不本意な形で王座転落となった。
5月5日は子供の日だがプロレス各団体にとっては興行ラッシュの日となった、プロレスファンにとっての長い一日はまだ始まったばかりだ。後楽園ホールご来場ありがとうございました。 オレが弱いから負けました。仲間とZERO1ファンに申し訳ない。今日は期待を裏切ってしまったけど、オレは必ず田中稔を倒します。 応援ありがとうございました。 #zero1 #天下一ジュニア
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2015, 5月 5昼間の試合はセコンド介入はあったにせよ、それをコントロールできなかったから自分が悪い。 それよりKAMIKAZEさん、やっぱりできんじゃん。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2015, 5月 5 -
DOMINION7.5in大阪城ホールまであと2ヶ月・・・前田vs船木、夢と現実を見たUWF
大阪城ホールでの3度目の観戦は4年後の1990年10月25日、第二次UWFを観戦した。
、大阪城ホールは新日本は年に1回程度は使用していたが、大阪での動員力が弱かった全日本プロレスは使用しなくなり、1987年に改築工事を終えた大阪府立体育館は大阪府立体育会館としてリニューアルオープンしたこともあって大阪城ホールもプロレス興行で使用されることが少なくなっていた。
そしてUWFが大阪城ホールで初開催したが、当時のマット界は大きく揺れていた、UWFの大会スポンサーだったメガネスーパーがSWSを旗揚げ、新日本だけでなく全日本プロレスから天龍源一郎らを含めた選手が大量に離脱してSWSへ移籍、週刊プロレスがSWSを『金権プロレス』と批判しネガティブキャンペーンを起こし、また大仁田厚がFMWを旗揚げ、ターザン後藤とノーロープ電流爆破デスマッチを敢行し大きなインパクトを残した。
SWSの旗揚げはUWFにも大きな影響を及ぼしていた、メガネスーパーがUWFの大会スポンサーだったことで、フロントがSWSとの提携話を進め、話を聴かされていなかった選手らとの不協和音が生じ、またフロントの会社経理における不正疑惑が発覚したことで、選手とフロントの溝はますます深まっていったが、フロントと対立していた選手らも一枚岩ではなく、船木は1989年に新日本からUWFへと移籍したが、UWFの方向性を巡って高田延彦ら他の選手らとも対立し鈴木みのると共に孤立していた。
その状況の中で船木が山崎一夫、藤原喜明、高田延彦と得意の掌打で連破し前田日明戦となっていたが、そういった状況の中でセメントマッチになるのではと噂されていた。
試合は序盤から船木が得意としていた掌打、前田がキックと打撃戦を展開、船木が掌打を中心に攻め立てるが、前田が力でねじ伏せにかかる、そして前田が久しぶりにジャーマンスープレックスホールドをを決めるとミスター空中レフェリーがフォールカウント、UWFはKOかギブアップが中心だったがフォールという概念はまだ残っていた、船木は掌打やローキックで前田を追い詰めていったが、前田は体格を生かしてグラウンドでリードを奪い、終盤ではミドルキック、首相撲からの膝蹴り、キャプチュードと猛ラッシュをかけ、最後は前田がスリーパーで捕らえ船木はタップ、前田が勝利を収めた。
試合後には前田が船木と握手を交わした際に何か囁いた、そして自分は観戦していたターザン山本氏に声をかけたが、山本氏は「UWFは終わりだよ」とつぶやいていたが自分はその意味をわからないまま会場を後にするも、バックステージで事件が起きていた、前田がマスコミに対してのコメントで「船木のような選手をリング外でゴチャゴチャさせたくないんだよ。妨害やちょっかいをかけるヤツは容赦なく叩き潰す」と発言したことで、フロント側は体制批判と判断、後日前田に対して『会社への背任行為』として五ヶ月間の出場停止を通達するが、後になってわかったことだがフロント側は前田、高田、山崎をUWFから追放し船木をエースに据えるつもりだったという。
週刊プロレスや東京スポーツなどで事件を知った自分は愕然、UWFはどうなるのだろうかと思った、そして12月の長野大会で船木が試合後に前田を呼び出し、前田がリングに登場して選手らも全選手が揃って一致団結をアピール、船木をエースに据えようとしたフロント陣は船木が前田を支持したことによって総退陣、UWFもフロントを一新して再出発するはずだった。
ところが全選手を集めたミーティングで安生洋二と宮戸優光が今までの不満を前田にぶつけると、前田が反発と受け止め怒り解散を宣言、UWFはリングス、UWFインターナショナル、藤原組と三つに分裂した。
UWFは自分らにとって理想郷というか“馬場、猪木時代を変えてくれと”いう一つのムーブメントだった、しかし理想郷としたUWFに待ち受けていたのは現実だった・・・、今でもUWFと前田日明は青春の一ページである。 -
KESとの死闘を制した弾丸ヤンキースがグローバルタッグリーグ2連覇の偉業を達成!
5月4日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2015」後楽園ホール 1740人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝4敗=2点]○マイバッハ谷口 マイバッハ2号(7分18秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※マイバッハプレス
◇第2試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=6点]杉浦貴 ○田中将斗(11分30秒 エビ固め)[1勝4敗=2点]関本大介 X橋本和樹
※スライディングD
◇第3試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○鈴木みのる 飯塚高史(12分17秒 体固め)[3勝2敗=6点]丸藤正道 X中嶋勝彦
※ゴッチ式パイルドライバー
☆杉浦&田中組の優勝決定戦進出が決定
【鈴木の話】「仲良くやってんじゃねえよ。何がタッグリーグだ。タッグリーグはこの後のK.E.S.、シェルトン、ブレーカー、お前らに任せたぞ。あとはお前らが好きなように暴れられるように、好きなだけ破壊ができるようにしてやったぞ。さあ、まだまだ続くぞ、俺の仕掛けは。丸藤はどこを見てんだよ? よそ見するな。俺は最初から5月10日の横浜、てめえの首しか見てねえぞ。てめえの首だけだ。俺が興味あるのは、てめえの残ったロウソクの長さだけだ。あとはそれを踏みつぶして消すだけだ。お前ら不満なんだろ? 後楽園の、日本でわずかな、ほんの小さな、これだけしかいないノアファンたちは気に入らないんだろ? じゃあ、お前らが納得する形でやってやろうじゃないか。おい、田上明、小橋建太、てめえらの目の前でやってやる。お前ら、雁首揃えて丸藤とともにリングに上がれ。上がってこい。お前らが築いたんだろ? このノアがお前らの血と汗と涙の感動の結晶なんだろ? そんなもの踏み潰してやる。全て飲み込んでやる。全てを俺の手でひねり潰してやる。そのためには、最初からこれ(ベルト)が必要だった。これがある限りはな。これがずっとしたかったんだ。てめえら雁首揃えて上がってこい。いいな、田上。いいな、小橋。引退したとか言わせねえぞ。引退したなら口を挟むな。偉そうに権力を振りかざすな。リングの中で通用するのは力のみだ。権力なんか関係ねえ。強い者が正義だ。勝ったヤツだけが正義だ。だから今、俺が正義だ。俺が神だ。俺が王で俺が神だ。わかったか、クソ野郎ども。ちゃんと伝えろよ。いいな?」
◇第4試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○シェルトン・X・ベンジャミン ブライアン・ブレーカー(7分44秒 片エビ固め)[5敗=0点]スペル・クレイジー X北宮光洋
※ペイダート
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○齋藤彰俊 クワイエット・ストーム(9分33秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]クリス・ヒーロー Xコルト“Boom Boom"カバナ
※ランニング・スイクルデス
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]ランス・アーチャー ○デイビーボーイ・スミスJr. (1分42秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]モハメド ヨネ X池田大輔
※キラーボム
◇第7試合◇
▼NOAHジュニアスペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○原田大輔 石森太二 平柳玄藩 熊野準(11分23秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)拳王 大原はじめ キャプテン・ノア Xジャック・ギャンブル
◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級&ジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
小峠篤司 小川良成 ○ザック・セイバーJr. (12分11秒 腕ひしぎ逆十字固め)タイチ XTAKAみちのく エル・デスペラード
◇第9試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」優勝決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]○杉浦貴 田中将斗(19分55秒 片エビ固め)[Bブロック1位]Xランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が「グローバル・タッグリーグ戦2015」優勝
(試合後)
杉浦「まず相方の田中選手にありがとうと言いたいです。そして、ゴールデンウイークにいろんな予定がある中で、試合を観に来てくれた皆さんに感謝しています。ありがとう」
田中「やっと2連覇という偉業を皆さんの応援のおかげで取ることができました。ありがとう」
――杉浦は鈴木軍に対しては?
杉浦「負けられないし、内容でも負けたくない、俺らが勝って、結果を残したんだから、どういうことかわかるよね。ベルトに挑戦するから、この2人で必ずGHCタッグのベルトを巻くから。もう1回俺たちに懸けてくれ。ついて来てくれ」
田中「弾丸ヤンキースの試合が見たかったら、明日(ZERO1 5月5日後楽園)も観に来てください」
杉浦「明日もあるんだったね。喜びもここで終わりにして、明日に向けてやらないといけない。忘れてたよ」
【試合後の杉浦&田中】
――本命と目される中で、ハードルを越えての優勝となったが?田中「そのハードルというのを俺らはいくつもいくつも越えてきているから。そんなの別に何のプレッシャーでもないし。優勝するという前提で俺たちは出てきているわけやから。そんな小さいハードルは軽く越えたぐらいですね」
――対戦相手のK.E.S.もチャンピオンらしい戦いをして、その上で勝利したが?
杉浦「向こうも別にセコンドの介入はなしで、力と技でぶつかり合って。そして、俺らはあのチームに勝ったわけだから。また次に繋がると思うんで。もちろんベルトに挑戦させてもらうよ」
――対鈴木軍という意味を越えて、ナンバーワンであることを証明したが?
杉浦「結果もそうだけど、内容も俺たちは負けてないと思うんで」
田中「どこにも負けてへんと思うし。2014年にベストタッグを取って、そこから勢いを落とすわけにはいかへんし、今年も俺らがプロレス界のタッグを引っ張っていくから。杉浦さんの横にいるのは俺しかないし、杉浦さんの敵は俺の敵やし。ベルトを持っているのが鈴木軍なだけであって。ベルトは俺らに必要やから。俺らに巻かれたがっているし」
杉浦「大本命が横にいるんだから、俺は浮気もしないし、一生付き合っていくよ」
田中「なんか僕が浮気者みたいに聞こえますよ(笑)」
杉浦「いや、プライベートでは浮気しているかもしれないけど…。いや、僕がですよ(笑)。プロレスのタッグでは浮気しないんで」
田中「相思相愛です」
――2連覇については?
田中「誰も成し遂げてないことをやるのが弾丸ヤンキースだと思っているんで。2連覇というのは俺らが初でしょ? ここから来年のことを言ったら、3連覇が見えてくるからね」
杉浦「まだまだ高みを目指していくんで。今日はその第一歩ですね」――K.E.S.に二連勝するのは大変なことだが?
田中「いやいや、そんなことないよ」
杉浦「いろんなことを成し遂げてきたから。そんなもの、問題ないよ」
田中「挑戦が決まれば、必ずベルトは獲るし。俺らが中心になってタッグは回っていくから」
――当然、明日のインタータッグの防衛戦も負けられない?
田中「これで今日優勝したからって、明日負けるわけにはいかないからね。また気持ちが引き締まったね」
杉浦「忙しいですね、俺たち」
田中「忙しい(笑) でも、試合をしてたら、より元気になってくるからね。オッサンたちは試合をしてナンボだから」
杉浦「若い精気を吸い取って」
田中「吸い取って活力にします。これ以上、喋らせると書けないことをいっぱい言うので、もうそろそろいいですか」
――いつ頃、タイトルには挑戦したい?
▼杉浦「いつでもいいけど、ビッグマッチが控えているしね。そこでよければ」
いよいよ最終戦を迎えた「グローバルタッグリーグ戦2015」、改めてリーグ戦をおさらいするとAブロックは弾丸ヤンキース、丸藤組、TMDKの3チームに絞られ、BブロックはKES、モハメドボンバーズ、BIG IN USA、ベンジャミン組の4チームに絞られた。
まずAブロック第1試合ではTMDKがマイバッハ組と対戦、場外戦でマイバッハ組が有利に進めるも、ニコルスが南側入場ゲートからのダイブから反撃、リングに戻ってTMDKはマイバッハを捕らえタンクバスターからサンダーバレーを狙うが、2号が間一髪カットに入るとダブルエクスプロイダーからヘイストを捕らえ、2号のムーンサルトからマイバッハがマイバッハプレスで3カウント、TMDKはまさかの脱落となってしまう。
第2試合の弾丸ヤンキースvs大日本組は、既に脱落となっている大日本組がじっくりとした攻めで田中を捕らえ、和樹もキックなどの打撃でガンガン攻め込む、しかし関本のラリアットが和樹に誤爆すると、勝負と見た弾丸ヤンキースが杉浦の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスーパーフライの波状攻撃から田中がスライディングD、和樹はかわすも続けて杉浦がスライディングDを浴びせてからサンドバックタイム、田中がスライディングDを決め3カウントを奪い、優勝戦進出は丸藤組vs鈴木組の結果待ちとなる。
第3試合の丸藤組vs鈴木組はラフで鈴木組が試合の主導権を握るが、ゴッチ式パイルドライバーを阻止した丸藤組が鈴木にダブルトラースキックを浴びせ、中嶋がダイヤモンドボムを狙うと、セコンドのTAKAが介入して丸藤を捕らえレフェリーも気を取られてしまう。
そこで飯塚がアイアンフィンガーフロムヘルを中嶋に炸裂させると、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、これで弾丸ヤンキースが優勝戦進出を決める。
Bブロックは第4試合でベンジャミン組とクレイジー組が対戦、試合はベンジャミン組が終始クレイジー組を分断、クレイジーも南側客席の入場ゲートからムーンサルトを決めて奮戦するが、北宮がベンジャミンのトラースキックを浴びるとベイダードを喰らい3カウント、ベンジャミン組が辛うじて可能性を残す。
第5試合の彰俊組vsBIG IN USAはカバナのインサイドワークとヒーローの変幻自在の動きとローリングエルボーの前に先手を奪われるが、彰俊組もヒーローにアイアンクロースラムを決めて反撃も、ガバナはヒーローとのサンドイッチ式エルボーが彰俊に決め捕らえにかかる。
ここでBIG IN USAは合体技を狙うがKESが現れてヒーローを挑発すると、ヒーローが気を取られている間にカバナが彰俊組に捕まり、最後は彰俊がランニングスイクルデスで3カウント、BIG IN USAは不本意な形で脱落となってしまう。
第6試合のモハメドボンバーズvsKESはKESが奇襲を仕掛け、モハメドボンバーズも応戦して合体キン肉バスターをスミスに狙うと、アーチャーがカットに入り池田にキラーボムを決め3カウント、KESが102秒殺で勝利を収め優勝戦進出を決める。
優勝戦の弾丸ヤンキースvsKESは開始早々からKESが仕掛け田中にキラーボムを決め大ダメージを与えると、KESは孤軍奮闘する杉浦に集中攻撃を浴びせ、田中にやっと交代もKESの勢いの前に弾丸ヤンキースは流れを掴めない。
しかし弾丸ヤンキースはトレイン攻撃から流れを掴むと、スミスのブルドックボムを杉浦がフランケンシュタイナーで切り返し、アーチャーを捕らえてサンドバックタイムから田中がスライディングDも、アーチャーがキャッチしてチョークスラムで叩きつける。
KESは杉浦にキラーボムを狙うが阻止した杉浦がKESの同士打ちを誘発、アーチャーを再び捕らえて田中のスーパーフライ、杉浦のダイビングヘッドバットの波状攻撃を狙うも、田中のスーパーフライをアーチャーが剣山で迎撃する。
KESは再び杉浦を捕らえアーチャーはムーンサルトプレスを投下するも自爆となったところで、田中がすかさずスライディングDを浴びせ、最後は杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、弾丸ヤンキースがグローバルタッグリーグ2連覇を達成した。
弾丸ヤンキースを結成して1年、NOAHやZERO1を通じて様々な相手と渡り合ったが新日本でもIWGPタッグ王座を奪取し、現NWA世界タッグ王者でもあるKESは今までの中では最強の相手だったが、KESも弾丸ヤンキースの底なしのスタミナを侮ったのか、弾丸ヤンキースが最大の相手を打ち破った。
しかし弾丸ヤンキースに休息はない、5日のZERO1ではNWAインターコンチネンタルタッグ王座をかけて佐藤耕平、大谷晋二郎組との防衛戦があり、また190日の横浜ではGHCタッグ王座をかけてKESとの再戦も決定した。
果たして弾丸ヤンキースはゴールデンウイークの主役を奪い取ることが出来るか?本日は多数ご来場ありがとうございました。次回はいよいよ5月10日横浜文化体育館大会です。皆様のお越しをお待ちしております。 #noah_ghc #GTL
— 株式会社プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2015, 5月 4【NOAH】弾丸ヤンキースがGTL連覇!横浜でタッグ王座かけKESと再戦へ▼鈴木が丸藤組の突破阻止、横浜へ「田上、小橋出て来い」▼Jr挑戦者トリオ完勝…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/d3eqAmuJqY
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 4本日、後楽園ホールありがとうございました。 みなさんのお陰で良い大会になったと思います。 喜びは今日まで! 明日タイトルマッチ、相方と暴れます。 #noah_ghc
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2015, 5月 4皆さんの応援のおかげでグローバルタッグリーグ2連覇出来ました。 そして明日はインターコンチのタイトル戦、場所は今日と同じ後楽園ホール‼ 連戦となりますが、弾丸ヤンキースは疲れ知らずで、絶好調でリングにあがります。 (田中) pic.twitter.com/bS7iNO0vVd
— 弾丸ヤンキース (@D_yankies) 2015, 5月 4 -
中邑に追い詰められた後藤が大爆発!IWGPインターコンチネンタル王座を奪取!
5月3日 新日本プロレス「レスリングどんたく 2015」福岡国際センター 5180人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼8人タッグマッチ 20分1本
○永田裕志 獣神サンダーライガー タイガーマスク マスカラ・ドラダ(8分29秒 片エビ固め)中西学 ×キャプテン・ニュージャパン 田口隆祐 KUSHIDA
※リストクラッチ式エクスプロイダー
◇第2試合◇
▼20分1本
飯伏幸太 ○小松洋平(11分55秒 逆片エビ固め)内藤哲也 ×田中翔
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ 20分1本
天山広吉 小島聡 ○本間朋晃(8分57秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×ゴーディ・ホール
※こけし
◇第4試合◇
▼IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチ 60分1本
[挑戦者]マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(17分17秒 片エビ固め)[第41代王者] ロッキー・ロメロ ×バレッタ
モア・バング・フォー・ユア・バック もう1チームは[挑戦者]カイル・オライリー ボビー・フィッシュ
【ヤングバックスの話】
マット「これで3回目だ、3回目。IWGPジュニアタッグチャンピオンに、またなったぞ」
(※ここでマットが喜びのスピンルーニーを披露する)
ニック「これからまた、俺たちはもっともっと上り詰めていくんだ。それも激しいスピードでだぞ。まるでポップコーンがはじめるようにな」
マット「サバイバルゲーム(3WAY、4WAYマッチを意味する)は俺たちの得意とするところだ」
ニック「誰が来たって問題としない」
マット「勝つのは簡単。でも殺人は犯したくないな」
ニック「みんなくたばれ。やっつけてやる」
マット「もう、reDRagonも、ROPPONGI VICEも必要ない」
ニック「さあ、ケニー(・オメガ)の応援に行くぞ」
【ロッポンギヴァイスの話】
バレッタ「ロッキー、ごめん」
ロッキー「気にするな。ロッポンギバイス、俺たちは新日本プロレスのどのタッグチームよりも優れている。今夜は最強の3チームが闘った。そして俺たちこそがトップチームだ。ロッポンギバイスはさらに強くなって、必ず戻って来る」
バレッタ「そうだ。俺たちは必ずチャンピオンシップに帰ってくる。ヤングバックス待ってろ」
ロッキー「俺たちが必ずチャンピオンに返り咲く。ナカス」
◇第5試合◇
▼IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 60分1本
[第70代王者]○ケニー・オメガ(16分7秒 片エビ固め)[挑戦者]×アレックス・シェリー
※片翼の天使
(試合後)
ケニー「グハハハハハ! お前らはラッキーだったな。俺がシングルマッチをするときはすべて、お前らに素晴らしい試合を提供する。(※シェリーを見ながら)お前も、もう少しで最後のガイジンヒーローになれるところだったのにな。さあ、次は誰だ? ヒーローであるこの俺も、『SUPER Jr.』に加われと言うのか? そんなことはない。俺が自ら、ゴミどもの闘いに飛び込む必要なんてない。俺は今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』には加わらない。なぜなら、俺はチャンピオンだからだ。お前らで次に俺と闘う代表を決めればいいだ。みんな1人ひとりに『グッドラック』の言葉を贈る。そして『BEST OF THE SUPER “GARBAGE”(ゴミ)』の優勝者が、オーサカジョーで俺の前に立つことになるんだ。グハハハハハ!」
【試合後のケニーとヤングバックス】
(※先にバックステージに戻っていたヤングバックスが拍手で王者を迎え入れ、クイーンの『伝説のチャンピオン』を歌う)
オメガ「(※早口で一気にまくし立てる)誰も俺を止めることなんてできない。今日はアレックス・シェリーを片付けてやった。ほら、マット、倒れ込んでるゴミを早く掃き捨てるんだ」
(※マット・ジャクソンがほうきを手に掃く仕草をする)
オメガ「ショータイムは終わった。タグチも前に失敗してるしな。ほかのヤツは問題にすらならない。いろんなヤツらが手を出してきたけど、すべて片付けてやった。あいつらの作戦なんて成功しないんだ。俺の試合に文句は言わせないぞ。あれが俺のスタイルなんだ。リング上で起こったことがすべて。お前らが見たのは、シェリーが負けたという事実だけ。誰も俺に勝つ可能性なんて持ってないんだ。勝てると思ってるのはバカなヤツだ」
マット「どんなにたくさんジグソーパズルのピースがあろうとも。俺たちがそのすべてを埋めていくだけだ。俺たちもベルトを奪い返したし、俺たちがすべての勲章を奪い去るんだ」
ニック「俺たちのどちらかが『(BEST OF THE)SUPER Jr.』で優勝する。すべてのレスラーを掃き捨てていってな」
マット「ほかのヤツの話なんてしなくていい。俺たちのことをもっとしゃべれ。議論しろ」
(※ここでアンダーソンが割り込んできて祝福する)
アンダーソン「いいぞ、またIWGPジュニアのシングルとタッグのベルトが俺たちの下に揃った。次はマリアをいただくぞ」
オメガ「どんなヤツが来ようとも、俺たちは問題にしない。ラッキーなんてことはほかのヤツには起こらない。何度やってもな。このベルトを失うことなんてないんだ」
ニック「俺たちに楯突くヤツにはたった2つの言葉を贈ってやる」
マット&ニック「ほら、このTシャツにも描いてあるだろ。『サックイット(S○ck it)』だ。わかるか?」
◇第6試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
マット・ターバン マイケル・ベネット ○マリア・ケネリス(8分9秒 首固め)カール・アンダーソン ドグ・ギャローズ ×アンバー・ギャローズ
【ターバンの話】
(※ベネットがマリアを介抱しながら引き揚げてくる。何度も「大丈夫か? 大丈夫か?」と心配そうに言いながら寄り添っている)
ターバン「大勢が見ている前で、BULLET CLUBは何てことをしやがるんだ! かよわい女性に手を出しやがって! ベルトはまだここにある。このベルトがほしいからって、何をやってもいいわけじゃないぞ! ひどいことしやがって。クソッ!」
【アンダーソン、ギャローズの話】
ギャローズ「よく帰って来た」
アンダーソン「BULLET CLUBこそが最強だ。マリア・ケネリス、あんなヤツは最低な女だ。お前はファ○クだ。BULLET CLUBがすべて正しい。マリア、お前は最低な女だ」
ギャローズ「そうだ。BULLET CLUBこそが最強だ」
アンダーソン「一つ言いか? アンバー・ギャローズこそが美しい。マリア・ケネリス、お前は二度と日本に顔を出すな! Too sweet」
ギャローズ「キングダム、覚悟しておけ! IWGPタッグのベルトは俺たちがすぐに獲り返す!」
◇第7試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
真壁刀義 ○棚橋弘至 柴田勝頼(15分42秒 横入り式エビ固め)石井智宏 ×矢野通 桜庭和志【真壁、棚橋の話】
真壁「オイ、見たか、NEVER? オイ、これだよ。オイ、何年振りだ、福岡? あん時のよぉ、あん時のすげぇ感動をもう一度だぁ? 違うなぁ、オイ。新しく物語はスタートしてっからよぉ。この俺のNEVERのベルトだよ、オイ。見せてやるぜコノヤロー。それだけだ。見せまくってやるからよぉ、テメェら覚悟しとけコノヤロー」
棚橋「ようやく矢野の尻尾を掴んだ。ハイフライ(フロー)で勝つよりも、テキサス(クローバーホールド)で勝つよりも、やられた技で返した。これで向こうもちょっとはイラついたでしょ? これで向こうから打って出てくれば、俺の作戦通り。あの技名は“矢野ホイホイ”です」
【矢野の話】「おい、棚橋、これで勝ったと思うなよ。おめぇはな、俺の因縁でな、煮えたぎってんだよ、バカヤロー。覚えとけ、コラ!」
◇第8試合◇
▼30分1本
○AJスタイルズ 高橋裕二郎(13分20秒 エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOSHI-HASHI
※スタイルズクラッシュ
【AJの話】「(※ベルトを指し示すようにして)これを見ろ。俺こそがIWGPヘビー級のチャンピオンだ。俺こそが男の中の男だ。オカダ、このベルトこそが最高を意味するベルトだ。これを持っているものが、世界で最高なんだ。確かにお前(オカダ)は素晴らしい。だけどベストじゃない。あくまでベターなんだ。このベルトはベターなヤツが持つものじゃないんだ。そうであると言わせてやる。次の闘いでな」
【オカダ、外道の話】
オカダ「さすがIWGPチャンピオンなんじゃないかなと思いますね。両国からのボクの超凄い勢いを、こうやって軽く止めてしまう、超素晴らしいIWGPヘビー級チャンピオンなんじゃないかなと思います。ただな、その超素晴らしいチャンピオンってのはな、俺だけで十分なんだ。AJ、テメェのことなんか褒めてねぇんだよ。7月5日、しっかりな、お前からベルト奪って、超素晴らしいチャンピオン、俺がしっかりやってやるから、覚悟しとけコノヤロー」
外道「オイ、AJスタイルズ、オメェの命もよぉ、あとこれだけだ(親指と人差し指でわずかをアピール)。2ヶ月で、テメェは終わりだコノヤロー」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本
[挑戦者]○後藤洋央紀(20分53秒 片エビ固め)[第10代王者] 中邑真輔
※昇天・改
☆中邑が4度目の防衛に失敗、後藤が第11代目王者となる
(試合後)
後藤「(※『後藤』コール)ありがとうございましたーー!!(※大歓声&大拍手) 諦めなければ、結果はついてくると実感してます!(※大拍手) いままで俺にかかわったすべての人に! 感謝しまーす!!(※大拍手) このよろこびを、皆さんと共に分かち合いたい。過去最大で最高の“あれ”で締めたいと思います(※大拍手)。 ・・・万歳三唱ーー!! よろしいですかー!!(※大拍手) よろしいですかーー!!(※大拍手) よろしいですかーー!!(※大拍手) ご唱和願います! IWGPインターコンチ、奪還を祝してー!! バンザーイ!! バンザーイ!! バンザ~~イ!!」
【後藤の話】
後藤「インターコンチ、奪還に乾杯!」
(キャプテン、田口、本間、田中、小松からビールをかけられる)
――後藤選手、この勝利の美酒のお味はいかがですか?
後藤「見たかっていう。ざまぁみろコノヤロー」
――かなり試合前から、「透明人間」「存在が見えない」など挑発されていましたが、その中での今日の闘いぶりいかがでしたか?
後藤「ありがとうございます。今までのすべての人に感謝です。諦めなくて良かった。ありがたいね。諦めなかったら結果はついてくると、改めて思います」
――後藤選手がインターコンチネンタルを獲られた相手でもあり、同期でもある中邑選手との対戦ということで、後藤選手の中でもいろいろな思いがあったかと思いますが?
後藤「ほんと中邑だけには負けたくなかったっすよ。ここで同じレスリングを始めて、同じような感じできてるアイツに負けることが一番悔しいですよ」
――改めてインターコンチのベルトが腰に戻ってきましたが?
後藤「そうですね。中邑の上げたこのインターコンチのベルト、こうなるとIWGPとどっちが強いのか試したくなりますね。俺がベルトを持ったってことは、そこを狙ってくってことですよ」
――IWGPとどちらが強いのかということを狙っていく?
後藤「狙っていく。最初から言ってる。俺はIWGPを越すためだったら、なんでもするってことですよ。それができるのは俺だけでしょ? まぁ意味があるのも俺だけだと思いますよ。まぁIWGPもね、次挑戦者決まってるし、いつになるかわからないけど、俺の野望として、そこはしっかりとビジョンを持ってますから」
――ではこのインターコンチのベルトを持って、最終的にはIWGP王者との対戦をするということですか?
後藤「もちろん視野に入れてるよ。価値はもう上がってんだろ? 中邑と同じことをしたくねぇよ」
――改めてベルトを持ってこの先進む王者像をどう作り上げていきますか?
後藤「そうだね。まずこの白いベルト、まずは俺の色に染める。そっからだ」
――失った時は銅色のベルトだったのが、白色のベルトになって返ってきて、今どんなお気持ちですか?
後藤「そうっすね。『このベルト獲り返したら、また銅のベルトに戻すんですか?』ってよく聞かれるんですけど、そんなつもりはありません。中邑の造った過去に負けたくないからです。俺は中邑以上に、このベルトを持って上に持ってっていくってこと。そういうことですね」
――改めてインターコンチを手にしても、これはIWGPヘビーを獲るという最終目標までの過程ということですか?
後藤「もちろん。そう思ってもらっていいです。これがゴールじゃない」
【中邑の話】「(※バックステージに戻ってきて、コメントスペースのテーブルに顔をうずめるように倒れ込む)ないの? (質問)ないの、ないの? あまりにもチャンピオン、かわいそうじゃねえの? まぁこの状況(になったの)も、アイツの落ち度もある。それは認めるわ。後藤、お前、誰も期待してねぇぞ。見えたかなぁ? 見えてないかなぁ?(※声を張り上げて)どっしようかなぁ~! まだまだ、薄~く、このくらい(※と言って、親指と人差し指を少しだけ離して開く)。なぁ、もう一丁、ヘッヘッへッ(苦笑)」
新日本プロレス福岡大会を「新日本プロレスWORLD」で視聴、メインは中邑の保持するIWGPインターコンチネンタル王座に後藤が挑戦、前シリーズでは中邑から”存在感が薄い”と透明人間扱いされた後藤、4月5日の両国ではタッグながら中邑から直接フォールを奪ったことでやっとタイトル挑戦に漕ぎつけた。
試合は中邑が後藤への顔面キックから茶化す態度を取り、後藤は怒るも中邑は上手くいなし鉄柵攻撃から放送席に後藤を設置してからカチ上げニー、ギロチンニーを炸裂させ、リングに戻っても中邑ペースで試合が進み、後藤は追走式ラリアット、村正、リバース牛殺し、牛殺しで反撃するが、中邑は二段式ニールキック、コードブレイカー、リバースバワースラムですぐ後藤の流れを断ち切りリードを許さない。
中邑の手の平で躍らせれた状態が続いた後藤だったが、中邑がエプロンの後藤にロープ越しのリバースバワースラムを狙うが、後藤は阻止し中邑の足がトップロープに引っかかると、これを逃さなかった後藤はロープ越しのラリアットを炸裂させ、雪崩式回天を狙うが中邑はバックスープレックスで投げるとジャンピング式、スライディング式とボマイェを炸裂させ勝負に出る。
中邑はボマイェを狙うが、後藤はかわすも、かわすことを想定していた中邑はパンチ、しかし後藤も顔面へのヘッドバッドで打ち返し、中邑もヘッドバッドで返すも、後藤は特攻ラリアットで黙らせる。
後藤は雪崩式牛殺しを決めると最後は昇天・改で3カウントを奪い、3年ぶりに王座を奪還した。
今回の試合は中邑が散々後藤を透明人間扱いした上に追い詰めていったが、ギリギリのところまで追い詰めないと後藤は滾らない、中邑は後藤を滾らせた上で勝つつもりだったと思う、だが後藤の大爆発だけは中邑にとって想定外だったということか…
試合後に後藤は
IWGPヘビー級王座との統一戦を掲げたが、その前に後藤がすべきことは中邑カラーに染め上げられたインターコンチネンタルのベルトを自分カラーに染め上げることを掲げた、インターコンチネンタル王座は中邑の代名詞と言っても過言ではなく、すっかり中邑カラーに染め上げられたベルトとなってしまった。
これからも防衛戦が控えているだろうがインターコンチネンタル王座をいかに後藤自身のカラーに染め上げられるか、後藤にとっても大きな課題となり、また中邑も後藤がインターコンチネンタル王座に相応しくないと判断した時は必ず取り返しに来ると思わなければいけない、インターコンチネンタル王座を取り戻した後藤だったが、本当の勝負はこれからである。
他の試合を振り返るとセミのオカダvsAJのタッグマッチはオカダが試合中にスタイルズクラッシュ、試合後にはAJがレインメーカーを互いに掟破りを狙うなど激しい攻防となり、最後はセントーンボムを自爆したYOSHI-HASHIにAJがスタイルズクラッシュを決め勝利となったが、オカダやAJも互いに7月5日の大阪城決戦まで待てないといったようだ。
真壁組vs石井組の6人タッグ戦は矢野が再三棚橋を丸め込み技で苦しめるが、矢野がロープへ走ろうとすると棚橋が髪をつかんで丸め込み逆転勝利、3月の「NEW JAPAN CUP」から矢野に苦しめられ続けた棚橋だったが、やっと打開策が見えてきたようだ。
ROH組vsアンダーソン組の6人タッグ戦はギャローズがマリア対策に愛妻アンバーを投入も、アンダーソンが相変わらずマリアの色香に迷って試合に集中しない、それでもアンダーソンはターバン、ベネットをガンスタンでKOするが、マリアと対峙するとタジタジになってしまう。
そこでマリアがアンダーソンの股間を蹴り上げ、試合権利のあるアンバーを丸め込んで勝利となるが、試合後に恋に敗れた?アンダーソンがギャローズと共にマリアを捕えマジックキラーでKOする暴挙を働いた。
ケニーvsシェリーのジュニア選手権はキャリアに優るシェリーに対して、ケニーはヤングバックスの介入やスチール製のゴミ箱を駆使してハードコア戦に持ち込んで試合の主導権を握る、しかしケニーの場外パワーボムwithゴミ箱を狙うと阻止したシェリーはコンプリートショットで切り返し、エプロンのケニーにロープ越しの断崖DDTを敢行し場外マットで突き刺して大ダメージを負わせる。
シェリーはケニーのパワーボム狙いをDDTで切り返すとフライングボディープレスを投下するが、間が長かったせいか剣山で迎撃されるとケニーはドクターボム、シェリーも高速ドラゴンスープレックスで応戦するが、シェリーは延髄斬りからスーパーキック、オートマティックミッドナイトを決め るがレフェリーのカウントをマットが阻止し、これに怒ったKUSHIDAが駆けつけヤングバックスを蹴散らす。
シェリーはスライスブレッドを決めるがカウント2は入らず、ケニーはジャンピングニーからの片翼の天使で3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはケニーは王者の権限としてスーパージュニアには出場せず、優勝者と大阪城ホールで防衛戦をすることをアピールした
ジュニアタッグ選手権3WAY戦はレッドドラゴンがロッポンギヴァイスを攻め込んでいる間にしっかり休養したヤングバックスが反撃、しかしロメロの奮起でロッポンギヴァイスが盛り返すが、レッドドラゴンが再びロッポンギバイスを攻め込む。
バレッタがマットにコーナー最上段から場外へのブレーンバスターを敢行する と、リング下の4選手に直撃し全選手大ダメージを負うが、大混戦の中をヤングバックスがロメロを捕らえモア・バング・フォー・ユア・バックを狙うもロメロは剣山で阻止、今度はロッポンギヴァイスがストロングゼロを狙うがこれもまた阻止される。
ヤングバックスは場外でのインディーテーカーでオライリーをKOするとバレッタを捕らえモア・バング・フォー・ユア・バックで3カウント、ヤングバックスが王座奪還に成功した
次期シリーズは「BEST OF SUPER Jr」出場選手は近日中に発表されるだろうが、気になるのは前年度覇者であるリコシェがエントリーするかどうか、最近はDRAGON GATEへの参戦もないことから、このままエントリーしない可能性も否定できない。
新日本は次回のビッグマッチ7・5大阪城ホール、果たしてどんなカードが出揃うのか……後藤が怒涛の波状攻撃で中邑に劇的勝利! インターコンチネンタル王者に返り咲き! 5.3福岡大会をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占速報中! #njdontaku pic.twitter.com/UvOhhpf4fH
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 5月 3驚愕のベルト移動ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 5月 3新チャンピオンと祝勝会(^^)おめでとう!でも今日だけは「おめでとうございます」と言わせて頂きます(^^) pic.twitter.com/Rl27nRHaaU
— キャプテン・ニュージャパン (@herocaptainnjpw) 2015, 5月 3Goodbye Forever Maria.. https://t.co/XNMSQ5NJKj
— Karl Anderson (@Machinegunka) 2015, 5月 3昨日はベストバウトをとって嬉しいですよ。世界のジュニア選手の皆のインスピレーションになったなんて。。。心から感謝しますね。ムヮハッハッハーー!!!
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2015, 5月 3 -
諏訪魔がIGF用の交渉役として上井文彦氏と合体!
(東京スポーツより)
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)が1日、まさかの“参謀”をつけた。かつて新日本プロレスのフロントとして手腕を振るった上井文彦氏(61)と緊急合体を果たしたのだ。IGFとの対抗戦交渉が暗礁に乗り上げるなか、今後は上井氏を全日本側の交渉役とする方針。野獣・藤田和之(44)との一騎打ち実現に向け、新展開を迎えた。
諏訪魔はこの日、都内でスーツ姿の男と長時間の会談を持った。その相手が驚きだ。新日本プロレス時代にG1クライマックス両国7連戦や総合格闘技大会などを手がけ、その後はビッグマウス、上井ステーションをプロデュースした上井氏だった。同氏は2007年12月を最後に表舞台から姿を消していた。
会談後、諏訪魔は「IGFのことを上井さんに任せることにした」と説明。4月18日の全日本・大阪大会後に対面し、急接近するに至ったという。諏訪魔にとっては、最後の頼みの綱になる。今年に入り全日本とIGFは3回、交渉の席についた。だが「難航してる。正直、決裂寸前。俺は当たり前のことを言ってるんだけど、向こうはワガママを言うし…。最大のネック? 臆測だけど向こうのプライドじゃないかな。馬場、猪木という2大巨頭が交じり合わなかった歴史があったから」と明かすように、いまだ進展がない。有力視された5日のIGF大阪府立体育会館大会出場も絶望的だという。
それでも「一レスラーとして藤田和之と試合がしたい。1年前に(チャンピオン・カーニバルで)向き合って、俺も追求している強さがにじみ出ていたし、触れたい気持ちがあった。歴史を取っ払い、ファンが見たいものを実現すべき」という思いから、上井氏に託すことにした。
その上井氏は「久しぶりにケンカしているなと思った。俺はケンカが好きだから、これはやるべき。スタートラインにつかせたい」と引き受けた。新日プロではIGF総帥・アントニオ猪木氏の“参謀”役を務めたこともある。サイモン猪木IGF取締役とは以前からラインがあり、さっそく2日に直接会談する予定だ。“劇薬”の投入により、停滞ムードは打ち破られるのか
IGF参戦が取り沙汰されている諏訪魔が対IGFの交渉役として上井文彦氏と合体、今後は上井氏が全日本また諏訪魔の代理人としてIGF側との交渉を任されることになった。
諏訪魔と上井氏の組み合わせも意外と思われるが、上井氏のFacebookによるとFacebookで知り合った知人が諏訪魔を応援しており、知人が経営している店に上井氏が訪れた際に諏訪魔も来ていた、この時は少しだけ話をしたとしているが、これをきっかけに二人は意気投合、諏訪魔はIGFのことも含めて上井氏に相談したと思われる。
諏訪魔のIGF参戦に関してはIGF側がマスコミを通じて参戦を呼びかけるだけの一方通行の状態、交渉がこじれている理由はIGF側の一方的なの態度に諏訪魔側が不快感を示しているからと見ているが、全日本とIGFはジャイアント馬場さんとアントニオ猪木の因縁の関係だけでなく、諏訪魔とIGFとの遺恨も絡んでいることから難航するのは必至だった。
諏訪魔が外部の人間である上井氏に頼ったのは、I全日本も渉外を担当する有力なフロントがいないというのもあったと思う、今後上井氏と全日本がどういう風に関わっていくのかわからない、上井氏は渉外としてはうってつけの人材だが新日本OBも含めて敵も多い人物だけに、今後どう扱っていくのか・・・・
<上井文彦氏のFacebookより>
昨日発売の東京スポーツさんの記事の通り、ちょっとしたご縁を頂いた全日本プロレスの諏訪魔選手と、東京にてお会いし、長時間にわたり〜対藤田和之、対IGFについて諸般の事情などを聞かせてもらいました。その話をお聞きて、今回の東京スポーツさんの記事になったように、これから私が真剣にこの問題に取り組むにあたり、私の一言一句や軽率な行動で、全てが白紙に戻ったりする事もありますので、諏訪魔選手と藤田選手が何らかの形でリング上で対峙するまで、私のFacebookのこの記事を書く事を差し控えたいと思います。
...
本当にデリケートな問題なので、どうかご了承下さい!
先ずは、両団体そして両者のプライドを尊重して、IGFの関係者と向き合いたいと思います。
皆さん、この二人の熱い闘いが実現するよう応援して下さい!よろしくお願い致します。
尚、前の記事にこの問題に関するコメントを頂いた方には、このような事情もあり、返信は控えさせて戴きます。ご了承下さい!
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4月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!4月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
AJスタイルズ(BULLET CLUB 飯伏を降しIWGPヘビー級王座を防衛)
真壁刀義(新日本プロレス 石井を降しNEVER王座を奪還)
天山広吉(新日本プロレス ヤムヤムを降しNWA世界ヘビー級王座を防衛)
ケニー・オメガ(BULLET CLUB ドラダを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
曙(全日本プロレス 諏訪魔を降しチャンピオン・カーニバルを制覇)
タイチ(鈴木軍 石森を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
鈴木秀樹(KAIを降しWRESTLE-1チャンピオンシップを奪取、伊藤を降しUNヘビー級王座を防衛)
戸澤陽(DRAGON GATE Kotokaを降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を防衛)
HARASHIMA(DDT 飯伏を降しKO-D無差別級王座を奪還)
彰人(DDT 佐々木との60分アイアンマッチを制しDDT EXTREAM王座を防衛)
FUMA(ユニオン 石川を降しユニオンMAX王座を防衛)
木高イサミ(ユニオン Hi69を降しインディベンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座を奪取、坂口を降し王座防衛)
春山香代子(JWP 中島を降しJWP無差別級王座を奪取)
浜田文子(WAVE 里村を降しRegina di WAVE王座を防衛)
岩谷麻優(スターダム コグマを降しシンデレラトーナメントを制覇)
火野裕士(K-DOJO 真霜を降しCHAMPION OF STORONGEST-K王座を奪取)
アブドーラ小林(大日本プロレス イサミを降し一騎当千デスマッチサバイバーを制覇)
関本大介(大日本プロレス 神谷を降しBJWストロングヘビー級王座を防衛)
セス・ローリンズ(WWE オートンとの金網戦を制しWWE王座を防衛)
ジョン・シナ(WWE ルセフとのロシアンチェーンデスマッチを制しUS王座を防衛)
タッグMVP
マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス マット・ターバン(ROH アンダーソン&ギャローズを降しIWGPタッグ王座を奪取)
ロッキー・ロメロ バレッタ(CHAOS ヤングバックスを降しIWGPジュニアタッグ王座を奪取)
TAKAみちのく エル・デスペラード(鈴木軍 拳王&大原を降しGHCジュニアタッグ王座を防衛)
吉野正人 しゃちほこBOY(DRAGON GATE ススム&カゲトラを降しオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を防衛)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE ディアハーツを降しオープン・ザ・トライアングル王座を防衛)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(DDT 酒呑童子を降してKO-D6人タッグ王座を奪還)
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1 征矢&AKIRAを降しWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを防衛)
Leon Ray(十文字姉妹を下しJWPタッグ&デイリースポーツ女子タッグ王座を防衛)
大畠美咲 紫雷美央(WAVE 小林&藤本を降しWAVEタッグ王座を防衛)
ジャガー横田 Saree(ディアナ ボリショイ&瑛凜を降しWWWD世界タッグ王座を防衛)
梶トマト 旭志織(K-DOJO 永井&佐藤を降しSTORONG-K TAGを防衛)
稲松三郎 関根龍一(K-DOJO 5WAYイリミネーション戦を制してWEWハードコアタッグ王座を奪取)
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス 石井&入江を降しKO-Dタッグ王座を防衛)
進祐哉 バッファロー(高岩&Hi69組を降しKFCタッグ王座を防衛)ベストバウト候補
AJスタイルズvs飯伏幸太(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)
オカダ・カズチカvsバットラック・ファレ(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)
ケニー・オメガvsマスカラ・ドラダ(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)
ロッキー・ロメロ バレッタvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)
真壁刀義vs石井智宏(新日本プロレス 4月29日 グランメッセ熊本)
天山広吉vsビッグダディ・ヤムヤム(新日本プロレス 4月29日 グランメッセ熊本)
スティーブ・アンソニーvs獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス 4月29日 グランメッセ熊本)
大森隆男vs潮﨑豪(全日本プロレス 4月5日 沖縄コンベンションセンター)
諏訪魔vs吉江豊(全日本プロレス 4月5日 沖縄コンベンションセンター)
潮﨑豪vs諏訪魔(全日本プロレス 4月10日 後楽園ホール)
宮原健斗vs曙(全日本プロレス 4月10日 後楽園ホール)
曙vs秋山準(全日本プロレス 4月12日 山形ビッグウイング)
秋山準vsゼウス(全日本プロレス 4月18日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
潮﨑豪vs真霜拳號(全日本プロレス 4月19日 名古屋国際会議場)
曙vs諏訪魔(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)
潮﨑豪vs吉江豊(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)
宮原健斗vs秋山準(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)
タイチvs石森太二(NOAH 4月11日 新潟市体育館)
TAKAみちのく エル・デスペラードvs拳王 大原はじめ(NOAH 4月11日 新潟市体育館)
杉浦貴 田中将斗vsマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH 4月19日 後楽園ホール)
クリス・ヒーロー コルト・カバナvsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 4月19日 後楽園ホール)
マイキー・ニコルス シェイン・ヘイストvs丸藤正道 中嶋勝彦(NOAH 4月25日 札幌テイセンホール)
丸藤正道 中嶋勝彦vs杉浦貴 田中将斗(NOAH 4月26日 札幌テイセンホール)
ヘビー級vsジュニアヘビー級 5vs5綱引きマッチ(ZERO1 4月5日 新木場1stRING)
鈴木秀樹vs伊藤崇文(ZERO1 4月5日 新木場1stRING)
日高郁人vs“brother”YASSHI(ZERO1 4月14日 新木場1stRING)
田中将斗 杉浦貴vs大仁田厚 保坂秀樹(超花火 4月18日 高岡テクモドーム)
T-HawkvsビッグR清水(DRAGON GATE 4月9日 後楽園ホール)
吉野正人 しゃちほこBOYvsジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 4月9日 後楽園ホール)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム ジミー・カゲトラvs望月成晃 ドラゴン・キッド ビッグR清水(DRAGON GATE 4月19日 和歌山ビッグウェーブ)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬vsKUDO 坂口征夫 マサ高梨(DDT 4月11日 北九州パレス)
彰人vs佐々木大輔(DDT 4月19日 埼玉・春日部ふれあいキューブ)
HARASHIMAvs飯伏幸太(DDT 4月29日 後楽園ホール)
関本大介 岡林裕二vs石井慧介 入江茂弘(DDT 4月29日 後楽園ホール)
FUMAvs石川修司(ユニオン 4月29日 後楽園ホール)
木高イサミvs坂口征夫(ユニオン 4月29日 後楽園ホール)
佐藤光留 HARASHIMAvs川村亮 KEI山宮(ハードヒット 4月4日 横浜ラジアントホール)
長井満也vs冨宅飛駈(ハードヒット 4月4日 横浜ラジアントホール)
樋口和貞vs宮武俊(DNA 4月2日 東京北沢タウンホール)
鈴木秀樹vsKAI(WRESTLE-1 4月1日 後楽園ホール)
カズ・ハヤシ 近藤修司vs征矢学 AKIRA(WRESTLE-1 4月1日 後楽園ホール)
春山香代子vs中島亜里紗(JWP 4月5日 後楽園ホール)
Leon RayvsDASH・チサコ 仙台幸子(JWP 4月5日 後楽園ホール)
アジャ・コング 浜田文子vs里村明衣子 志田光(OZアカデミー 4月15日 後楽園ホール)
永島千佳世vs加藤園子(OZアカデミー 4月15日 後楽園ホール)
浜田文子vs里村明衣子(WAVE 4月19日 札幌テイセンホール)
大畠美咲 紫雷美央vs小林香萌 藤本つかさ(WAVE 4月19日 札幌テイセンホール)
岩谷麻優vsコグマ(スターダム 4月23日 後楽園ホール)
ジャガー横田 Sareevsコマンド・ボリショイ 瑛凜(ディアナ 4月5日 後楽園ホール)
井上京子 堀田祐美子vs伊藤薫 浜田文子(ディアナ 4月5日 後楽園ホール)
火野裕士vs真霜拳號(K-DOJO 4月12日 後楽園ホール)
梶トマト 旭志織vsタンク永井 佐藤悠巳(K-DOJO 4月12日 後楽園ホール)
木高イサミvsHi69(K-DOJO 4月12日 後楽園ホール)
アブドーラ小林vs竹田誠志(大日本プロレス 4月19日 札幌テイセンホール)
木高イサミvs伊東竜二(大日本プロレス 4月19日 札幌テイセンホール)
アブドーラ小林vs木高イサミ(大日本プロレス 4月19日 札幌テイセンホール)
関本大介vs神谷ヒデヨシ(大日本プロレス 4月28日 後楽園ホール)
進祐哉 バッファローvs高岩竜一 Hi69(FREEDOMS 4月16日 新木場1stRING)
天龍源一郎 越中詩郎vs高木三四郎 竹下幸之助(天龍プロジェクト 4月3日 新宿FACE)
天龍源一郎vs拳剛(天龍プロジェクト 4月30日 新木場1stRING)
大仁田厚 田中将斗 保坂秀樹vs村上和成 NOSAWA論外 スーパーシューター(FMW 4月27日 新宿FACE)
セス・ローリンズvsランディ・オートン(WWE 4月26日 イリノイ州シカゴ)
ジョン・シナvsルセフ(WWE 4月26日 イリノイ州シカゴ)
ローマン・レインズvsビッグショー(WWE 4月26日 イリノイ州シカゴ)
ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「INVASION ATTACK 2015」4月5日 両国国技館
新日本プロレス「レスリング火の国」4月29日 グランメッセ熊本
全日本プロレス「2015チャンピオン・カーニバル」4月5日 沖縄コンベンションセンター~25日 後楽園ホール
NOAH「方舟越後春嵐2015」4月11日 新潟市体育館
ZERO1「LONE SOMU RODER」4月5日 新木場1stRING
ZERO1ジュニア自主興行「神龍道~Enter the Shen Long~」4月14日 新木場1stRING
超花火「地方創生北陸超花火」4月18日 富山・高岡テクモドーム
DRAGON GATE「MEMORIAL GATE2015in和歌山」4月19日 和歌山ビッグウェーブ
DDT「伊豆ぐらんばる公園路上プロレス」4月15日 静岡・伊豆ぐらんばる公園
DDT「ニコニコ超プロレス」4月25日 幕張メッセ
DDT「MAX BUMP 2015」 4月29日 後楽園ホール
ユニオン「ゴールデンユニオン2015」4月29日 後楽園ホール
ハードヒット「ハードヒット~ Never Give UP」4月4日 横浜ラジアントホール
WRESTLE-1「Cherry Blossom」4月1日 後楽園ホール
JWP「MANIAX2015」4月5日 後楽園ホール
OZアカデミー「カルロス天野引退式 look back-and tomorrow」4月15日 後楽園ホール
WAVE「SAPPORO WAVE NA・MA・RA3~」4月19日 札幌テイセンホール
スターダム「Cinderella tournament2015~シンデレラ・トーナメント~」4月23日 後楽園ホール
ディアナ「ディアナ4周年記念大会」4月5日 後楽園ホール
K-DOJO「KAIENTAI-DOJO13周年記念大会 CLUB-K SUPER evolution13」4月12日 後楽園ホール
大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」3月1日後楽園ホール~4月19日 札幌テイセンホール
大日本プロレス 4月28日 後楽園ホール
天龍プロジェクト「Reevolution FINAL TOUR in SHINJUKU」4月3日 新宿FACE
FMW「FMW復活記念シリーズvol.1最終戦 再旗揚げ戦」4月27日 新宿FACE
WWE「エクストリームルールズ」4月26日 イリノイ州シカゴ
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とし、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください
投票受付開始は5月4日の午前0時から、締め切りは11日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています! -
いよいよクライマックスを迎えるグローバルタッグリーグ・・・果たしてどのチームが優勝するのか?5月1日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2015」大阪・ボディーメーカーコロシアム第二競技場 1200人超満員
<アピール、コメント、星取り表などはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ 15分1本
○原田大輔(5分41秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)×熊野準
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/20分1本
○大原はじめ(6分12秒 ムイビエン)×ジャック・ギャンブル
※もう1人は平柳玄藩
◇第3試合◇
▼「BRAVE vs 超危暴軍」30分1本
○モハメド ヨネ 石森太二 小峠篤司(7分22秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 ×マイバッハ2号 拳王
※ラリアット
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合前哨戦 30分1本
シェルトン・X・ベンジャミン ブライアン・ブレーカー タイチ TAKAみちのく ○エル・デスペラード(11分44秒 片エビ固め)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト 小川良成 ザック・セイバーJr. ×キャプテン・ノア
※ダイビングボディープレス
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(10分11秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]齋藤彰俊 ×クワイエット・ストーム
※キラーボム
【試合後のアーチャー&スミスJr.】
アーチャー「見たか! 誰がリングに上がって来ようが、殺りくと死を与えるだけだ。BIG IN USA! お前らも必ず報いを受ける時が来る。他のヤツらと同じようにな!」
スミスJr.「タッグリーグ! K.E.S.は誰がリングに上がって来ようがボムを浴びせて優勝する! タイトルマッチでも同じことだ!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=4点] クリス・ヒーロー ○コルト“Boom Boom"カバナ(10分45秒 シカゴクラブ)[4敗=0点] スペル・クレイジー 北宮光洋
【試合後のヒーロー&カバナ】
カバナ「ワーオ! BIG IN USAがどんどん勝ってるぜ!
このまま日本を、アメリカを、世界中を、そしてノアを駆け巡るぜ!」
ヒーロー「今週末のコーラクエンで残るサイトーのチームを倒して優勝する! そしてGHCタッグチームチャンピオンになるんだ。俺たちは勝利が欲しい、タイトルが欲しい! もう俺たちはK.E.S.に勝ってるんだ。次勝てばファイナルにも行ける」
カバナ「次のショーでは俺らがタッグリーグチャンピオンさ!」
ヒーロー「そして次のGHCタッグチームチャンピオンは俺たち“BIG IN USA"クリス・ヒーロー&コルト・カバナだ!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=6点]丸藤正道 ○中嶋勝彦(16分16秒 体固め)[1勝3敗=2点]関本大介 ×橋本和樹
※ダイヤモンドボム
【試合後の丸藤&中嶋】
――大日本コンビはどうだった?
丸藤「関本は分かってたけど…橋本! たまんねーな。いいじゃねーか。またやりてーな。いい選手だ」
中嶋「橋本選手の勢いは想像以上。俺の方が先輩なんですけど、意地張っちゃいましたね。蹴りに関しては。熱い男だったんで試合的には気持ち良かったし、もちろん結果につなげられたのが一番大きかったんで。個人的には、お客さん抜きになっちゃうかもしれませんけど、今の僕は内容よりも結果が欲しい。ラストの後楽園もしっかり結果をつなげて、このリーグ戦の“頂"からの景色をしっかり自分のモノにしたいなと」
――次の相手は鈴木&飯塚組だが?
丸藤「前新潟でも勝ってるし、問題ないよ」
中嶋「もう勝利の方程式はできてるんで」
丸藤「負けないでしょ〜!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗=4点]○杉浦貴 田中将斗(19分41秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点] 鈴木みのる 飯塚高史
※オリンピック予選スラム
(試合後)
田中「キツい試合でしたけど、大阪の皆さんの声援のおかげで勝つことができました! これで弾みつけて、後楽園では必ず優勝という…2連覇という偉業を成し遂げて、必ずここ大阪に帰ってきます」
杉浦「大阪ありがとう! 5月4日、俺たちが勝って、必ず弾丸ヤンキースが2連覇します。そしてチャンピオンになってまた大阪に帰ってきます! 今日はどうもありがとう!」
【試合後の杉浦&田中】
――試合を振り返って?
田中「いやぁホント、厳しい戦いではあったかもしれないけど、最後は強いほうのチームが勝つ。そこに2連覇するっていう気持ちも加わったんじゃないですかね?」
杉浦「5月4日、ファイナルは俺たちが必ず獲るから」
田中「2連覇、それしかない」
――次は関本&和樹組だが?
杉浦「相手にとって不足なし。今日みたいに変則じゃなくて、ガッツリ正面から当たれるんでね。当たって俺たちの力を出せば勝てるから」
田中「一度、大ちゃんと和樹のチームとはヤンキースでやってるんでね。その時はやってて楽しかったな、って。厳しい戦いやったけど、楽しかったっていうのはあったんで。またそういう戦いをノアさんの後楽園で見せれる楽しさ、喜び。そういうのを踏まえたうえで間違いなく勝って優勝するしかないでしょ!」
――これで鈴木軍同士の決勝対決の可能性をぐっと低くすることができたが?
杉浦「そうだね。それは最初からそのつもりだったから。後楽園、いい試合を見せられて、最後俺たちが立ってればノアのファンは喜ぶんじゃないかな? 俺たちでみんなのストレスを解消したいね」
――シングル王者としての鈴木をどう見た?
杉浦「いや…まだ、俺が認めないって言うのもおかしいけど、シングルのGHCのチャンピオンとしては、俺の中ではクエスチョンだよ。向こうがベルト持ってるのは事実だから。獲り返すしかない。何を言っても。あの戦い方がシングルチャンピオンとして誇れるかは、彼に聞いてくれよ」
いよいよ終盤を迎えた「グローバルタッグリーグ戦2015」。
AブロックはTMDKが6点でトップで弾丸ヤンキース、鈴木組、丸藤組が4点で追いかける展開となり、Bブロックはモハメドボンバーズが6点でトップでKES、Big in USA、ベンジャミン組が4点で追いかける展開となった。
まずBブロックはKESが彰俊組と対戦し彰俊組を終始分断したKESがキラーボムでストームを降し首位タイとなり、Big in USAもカバナが変型逆エビ固めことシカゴクラブで北宮からギブアップを奪い首位タイとなる。
Aブロックは丸藤組が大日本組と対戦し、和樹がアンクルホールドで中嶋の脚攻めを展開するも、丸藤組はダブルトラースキックで反撃してから猛ラッシュをかけ、最後は中嶋がPKからのダイヤモンドボムで勝利を収め首位タイとなる。
メインは弾丸ヤンキースが鈴木組と対戦し、鈴木組が杉浦の鬼エルボー封じの左腕攻めで主導権を握り、杉浦はやっと田中に交代するも場外でうずくまってしまう、
再度杉浦が登場するも、鈴木組は執拗に左腕攻めを展開し、カットに入る田中をレフェリーに交錯させて無法地帯を作ると、飯塚がアイアンフィンガー・フロム・ヘルを狙う。
しかし田中が間一髪カットに入ると鈴木を排除して、飯塚にサンドバッグタイムを敢行すると、最後は杉浦が鬼エルボーからオリンピック予選スラムを決め3カウントとなり、首位タイとなり、4点の鈴木組は厳しい状況となった。
これでAブロックはTMDK、弾丸ヤンキース、丸藤組の3チームが同点に、最終戦ではTMDKはマイバッハ組、弾丸ヤンキースは大日本組、丸藤組は鈴木組と対戦する、NOAHの場合は同点チームが複数でも直接対決での勝敗で優勝戦進出が決まるシステムとなっている、丸藤組は最終戦では鈴木組を残しているだけに鈴木組次第では脱落の可能性も否定出来ない、丸藤組が仮に脱落となるとTMDKとの直接対決を制している弾丸ヤンキースが有利か。
BブロックはモハメドボンバーズとKES、Big in USAの3チームが同点となり、最終戦ではモハメドボンバーズはKES、Big in USAは彰俊組と対戦、4点のベンジャミン組はクレイジー組と対戦するが勝利を収めたとしてもKESとBig in USAに敗れているため厳しい状況、モハメドボンバーズには期待したいがパワーとチーム力ではKESが上、Big in USAvs彰俊組は勢いでBig in USAか?同点となるとKESとの直接対決で制していることを考えるとBig in USAが有利となる。
4日の後楽園大会で最終戦を迎えるグローバルタッグリーグ戦、果たしてどのチームが優勝するか? -
グローバルタッグリーグ2015 名古屋大会 公式戦結果4月30日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2015」愛知・名古屋市千種文化小劇場 260人 超満員札止め
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点] ○シェルトン・X・ベンジャミン ブライアン・ブレーカー( 5分35秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点] モハメド ヨネ ×池田大輔
※ ベイダート
池田の大ちゃんボンバーをベンジャミンがベイダートで技あり勝利!
【試合後のベンジャミン&ブレーカー】
ベンジャミン「あぁ!? 何か聞きてえのか? それともブチのめして欲しいのか!? 違うんだったら良くカメラ持って撮っとけ。いいか!? 俺らはノアの誰が来ても、ブチのめしてぶっ壊すだけだ。俺たちはヤバいデストロイヤーだ」
ブレーカー「まだまだ殺りくの始まりに過ぎねえ。手始めにグローバル・タッグリーグを制してやる。今夜はその一例だ。誰がリングに上がってきても、今日と同じ結果になる」
ベンジャミン「そうさ。なぜだかもう分かるな? スズキグン……イチバーン!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○関本大介 橋本和樹(10分32秒 ジャーマンスープレックスホールド)[4敗=0点] マイバッハ谷口 ×マイバッハ2号
関本が2号を豪快にぶっこ抜き勝利!
【試合後の関本&和樹】
――3戦目にして初勝利となったが、試合を振り返って?
関本「試合振り返って? 反則だろ、あいつらオラ! 刺又ばっかり使いやがってよ! でも、まず1勝」
和樹「トーナメントじゃなくてリーグ戦だから、まず1勝。この後まだ2戦残ってる。1勝2敗? まだまだ行けるでしょ! これからでしょ! やってやりますよ! 関本さんと2人で。やっぱり大日本の中だけだと分からないことっていっぱいある。井の中の蛙(かわず)だったって率直に思います。大海っていうか、海に出たら、自分なんてこんなもんっすよ。でも、もっともっと背伸びして、もっともっと頑張って、この荒れ狂ってる海、なんとか渡り切ってみせます。関本さん、残り2本! よろしくお願いします!(※と言って関本と握手)」
――あすの大阪大会では丸藤&中嶋組と当たるが?
関本「明日が勝負でしょ!」
和樹「僕は以前、中嶋さんとはやったことあるんですけど、丸藤さんとは初めて。関本さん同様、熱く燃えたぎってるんで、関本さんが言った通り、明日が勝負。明日に集中して頑張りたいと思います」 -
激闘25分!真壁が“ど真ん中”プロレスで石井を降しNEVER王座を奪還!
4月29日 新日本プロレス「レスリング火の国」 グランメッセ熊本 2640人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼6人タッグマッチ 20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ 外道(8分1秒 エビ固め) 田中翔 小松洋平 ×ジェイ・ホワイト
※ストロング・ゼロ
◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 ゴーディ・ホール(8分7秒 片エビ固め)小島 聡 ×キャプテン・ニュージャパン
※東京ピンプス
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ 20分1本
中西学 田口隆祐 KUSHIDA(7分50秒 回転足折り固め)永田裕志 タイガーマスク ×マスカラ・ドラダ
◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本
[第119代王者]○スティーブ・アンソニー(12分35秒 片エビ固め)[挑戦者]×獣神サンダー・ライガー
※フォーリングスター
☆アンソニーが王座防衛に成功。
【アンソニーの話】「お前ら、見ただろ? この“エクスクラメーションポイント”スティーブ・アンソニーを。俺はこの日が来るのを、首を長くして待ちわびてた。 この日のためにプロフェッショナルレスリングをずっと長く続けてきた。見ただろ? これで俺は2度、ジューシン・サンダー・ライガーを倒した。ラスベガスとここでだ。これからも見てろ。この“エクスクラメーション・ポイント”スティーブ・アンソニーを。俺はまたここ、クマモトにやって来る。俺はここで日本の魂を感じたからだ。ライガー、お前が偉大なレスラーで、偉大なチャンピオンだ。ひとつ違うのは、お前はキングだったが、それはすでに過去のことだ。もうすでに俺のほうが、お前より少しだけだが素晴らしいレスラーになっているんだ」
【ライガーの話】
ライガー「情けない。手出すのはわかってんだ。わかってて負けるんだから、これは俺の責任だ。向こうが手を出すか? 出さないか? わからないならまだしも。ラスベガスのときもそうだった。(ロブ・)コンウェイが出て来て。サープが出て来て。今日、またサープだよ。いまNWAのテーマ曲(※NWAヘビー王者・天山の入場)が流れてるけど、これだけは言いたい。そのままじゃNWAのベルトの権威は落ちる一方だぞ!? この天山の試合でもサープが手を出すようなことがあれば。俺もそうだし、ファンもそうじゃないのかな!? 『ああいうことをするならもういいよ』となるんじゃないかな!? だが、俺はそうはいかない。2回も同じような手でやられてるんだ。額に受けたベルトは、あのベルトの痛みだと思う。サープが入って来ようが何しようが、コンウェイが入って来ても、何なら最初からサープがいたっていい。1対2でやってやる。獲るぞ、こうなったら本気で」
――アンソニー選手の実力をどう思いますか?
ライガー「パワーもあるし、柔軟性もあるし、空間を利用した技も使うし。あれはちょっとビックリしましたね。ラスベガスのときより、逆に今日のほうが生き生き動いていたんじゃないかと思う。チャンピオンとしての風格なのか? 自信なのか? それはわからん。逆に俺が何か精神的に追い詰められていたのかもしれない。『ここで負けたら』っていうね。でも、結果はこうなんだ。ファンに申し訳ないし、自分自身が情けない。何度も言うように同じ手でやられてるんだよ。悔しい。悔しい・・・」
――サープ抜きでアンソニーと1対1でやりたいですか?
ライガー「それはレスラーとして気持ちはあるよ。でも、NWAが許さないだろ? だからさっき言ったんだよ。『1対2でいいよ』と。向こうはサープを入れて“2対”、俺は1人で“1”。2対1でやったっていい。必ず獲ってやる! 必ず獲ってやる。もう1回だ。もう1回。もう1回・・・」
◇第5試合◇
▼NWA世界ヘビー級選手権試合 60分1本
[第127代王者] 天山広吉(10分57秒 アナコンダマックス)[挑戦者]×ビッグダディ・ヤムヤム
【天山の話】「オッケー。キツいなー!! なんかヤバかったッスよ。途中でホンマにやられるんちゃうかって(思った)。体があちこち痛いですよ。あんなにガッツリ来て。あのブルースが連れて来たヤムヤム、とんでもなかったね。見ただけでは、肌を合わせてみんとわからんかったね。こんなに強烈や思わんかった。最後ももう、あれ(アナコンダマックスが)外れたらどうしよう!?っていうぐらいキツかったですよ。最初から最後までやられっぱなしでね、最低やったけど。ホンマに命からがら逃げられたっていうか。いや~、ヤバかったよ、ホント。あんな、自分の体がすっ飛んで行くとは思わんかったですよ。ナメてたわけじゃないけど。今日の試合はタイトルマッチの防衛戦かもしれんけど、俺にとったらずっと今シリーズ前から体が言うこときかへんっていう。今日勝ったから言うってわけじゃないけど、『体がホンマこんな状況で、果たして今日、乗り越えられるか!?』って。それぐらいキツい。それぐらい試合前から覚悟してたんですけど。もう1発、2発ぐらい、いいのもらったらもう終わってたかもしれない。ホンマに相手から目離せんかったね、今日は。いや~、キツかった。ま、とりあえず、今シリーズ、もう山乗り越えたから。しっかりと、NWAな。まだまだこのベルト、しっかりと(防衛する)。次は誰か知らんけど、いつでも来いって。誰でも来いって。ま、ヤムヤムは強かった。ヤバかった。まあ、しっかり今シリーズ、このまま(行く)。体は満身創痍でも、ベルトを持っているチャンピオンとして、しっかりやりたいと思いますよ」
【ヤムヤム、ブルース・サーブ社長の話】
ヤムヤム「なんだなんだ、どういうことだ! (テンザンからベルトを奪って)コジマに借りを返そうと思っていたのに。またやってやる!」
サープ社長「ちょっと待て。テンザンめ、2度目も切り抜けやがったな。ビッグダディ・ヤムヤムはこれで終わったわけじゃない。また日本にやって来るぞ。お前がチャンピオンでいる限り、俺は何度でも保証してやる。ビッグダディ・ヤムヤムはもちろん、次から次と相手を日本に送り込んでやるからな!!」
ヤムヤム「負けたけど、何度もお前らと闘って、テンコジを追い込んでやるからな! 必ず戻って来るぞ。テンザンをやっつけるためにな」
サープ社長「ベルトを手にできずにUSAに帰るが、次はお前らが来てみろ! 病院送りにしてやるだけだがな!! ワカリマスカ!?」
◇第6試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
○カール・アンダーソン ドグ・ギャローズ ケニー・オメガ(12分50秒 片エビ固め)内藤哲也 ×本間朋晃 アレックス・シェリー
※マジックキラー
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(11分39秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ×タマ・トンガ
※レインメーカー
◇第8試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
中邑真輔 ○矢野通 桜庭和志(16分45秒 横入り式エビ固め)後藤洋央紀 ×棚橋弘至 柴田勝頼
◇第9試合◇
▼NEVER選手権試合
[挑戦者] ○真壁刀義(25分42秒 体固め )[第7代王者] ×石井智宏
※キングコングニードロップ
☆石井が初防衛に失敗、真壁が第8代目王者となる
(試合後)
真壁「オメーらよ、これがプロレスだろ?(場内・大歓声) このオレ様だって、石井だってそうだ。気が飛んだって根性で這い上がろうとしてるんだ。これがプロレスラーだ、それだけだ。最後に一言だけ、このベルト、一度は逃したよな? だけど、オレ様に戻ってきた。これが本物のプロレスだ!! とりあえず、お礼だけは言ってやるよ。…サンキューな!」。
【真壁の話】
真壁「熊本、熊本、いいじゃねぇかよ。いやあ、やっぱり怖ぇな。ちょっと(リングから)いなくなると、それなりに強ぇヤツがすぐに上がってくる。新日本プロレスって、スゲェな」
――真壁選手、おめでとうございます。「これがプロレスだ」という言葉に大歓声が起こりました。
真壁「なんだろうな。いろんなプロレスがあっていい。俺もそう思うんだ。テメェの色とよ、ほかのヤツらの色、それを別にうたう、そんな意識はねぇよ。だからといって、俺たちみたいな体のぶつけ合い、だからこそプロレスって面白ぇだろ? だから狂喜乱舞するだろ? だからよ、心の底に眠ってんだよ、そういう野獣性がさ。それを無視したってしょうがねぇだろ? プロレスのスゲェところ、それを俺と石井が見せたんじゃねぇの? もう途中から気が飛んでて、何がなんだかわからなくなってたよ。これもひとつの闘いだもんな。だから満足したよ、俺は」
――真正面から石井選手が来たからこそのプロレスだと?
真壁「だよね。かといって、俺以外の選手、本間がいたろ? あ、本間のクソヤローがいたろ? いや、本間のダメダメ人間がいたろ? あいつ、(石井と)スゲェ試合したろ?」
※ここで本間がインタビュースペースに現れて「おめでとうございます」と祝福。ビールの栓を抜いて乾杯する。
真壁「何で入ってくんだよ! まぁ、本間も(石井に)敗れたけど、本間の価値はグンと上がったろ、あれで? 誰がどんなヤツと対戦しようが何しようが、対抗する相手が上がる。そんだけスゲェもの見せてんだ。いやあ、キツイな。相変わらずキツイな。でもよ、満足感はある。なんだろうな、俺がチャンピオンになって、絵を描いた時にインフルエンザだろ? 風邪の菌にはかなわねぇって、昔はそれでも試合やってたんだよな。でも今はよ、世間的にそれを許さねぇじゃねぇか。しょうがねぇけどよ、それはもう時代だよな。まあ、それと時を同じくして、石井が(チャンスを)掴み取って、石井の価値はものすごく上がっただろ? それを黙って見てる俺様じゃねぇよな。いやあ、相変わらずチャンピオン(石井)は当たりが強ぇわ。それぐらいじゃないと、お面白くねぇからな」
――ホントに悔しい形で1度ベルトを失って、そしてまた(ベルトが)戻って来て、変化はありますか?
真壁「変化? なんだろうな? ベルトって大変だよ。何がって大変だよな。俺はさ、東京ドームっていう舞台で、相手をひねり潰そうと思っていったよな? そっからよ、インフルエンザってもので、闘ってもいないのに王座陥落したろ? そしたらよ、王座を手繰り寄せるまでに何ヶ月かかってる? そんだけさ、新日本のレスラーってさ、層が厚いんだよ。だからさ、負けてらんねぇしさ。まあでも、今日やっとわかったよな。チャンピオンはチャンピオンらしくて、強ぇよ。だからこそ、引きずり下ろしてやるって。よかったよ、俺、プロレスラーでよかったと思ってるよ。それは変わらない」
――そして、こういったビッグマッチで初めてNEVERのタイトルマッチがメインになって・・・。
真壁「普通だろ」
――そして真壁選手はこうしてベルトを奪い返して、さらにNEVERの価値が上がったと思います。
真壁「是が非でも、意地でも上げていってやるよ。俺の出るところは全部上げていってやるよ。そしたらよ、IWGPよりよ、ひょっとしたらNEVERの価値、上がるかもね。いや、上がるだろう。だってそりゃそうだろ、100人しかIWGPのベルト見てないかも知れねぇけど、俺がメディアに出たら1万人が見てる、10万人が見てるんだ。NEVERの方が有名になっちゃうよ」
――最後には熊本の大観衆に、真壁選手から一言がありましたが・・・。
真壁「やっぱりよ、俺、気づいたよ。1回さ、(IWGPヘビー級の)ベルトを獲った。IWGPを獲りたいっていう野望はある。もちろん今でもある。でも、ベルトってよ、価値はみな同じなんだよな。歴史がねぇだけなんだよな。NEVERでもインターコンチ(ネンタル)でも。持ってるヤツがすべてなんだよ。石井にしたってそうだろ? 棚橋と色が違う。今のチャンピオン、誰だっけ? あ、AJと色が違う。でも、客を沸かせる力を持ってる。それだけだよ。そいつが持って、どれだけ上がるかなんだよ。こいつ(NEVERのベルト)を持って、どんだけ上がるかだよ。俺がよ、うなぎのぼりに上げてやるよ。各テレビ、注目しろよ。俺が必ず(ベルトを)出して上げてやる。必ず出してなかったら、大人の事情だ」
――久しぶりに「サンキューな」の一言もありました。
真壁「それだけ今日は爽快だよ。うれしいよな。試合の途中、頭(意識)バンバン飛んでたからよ。いったい、どこにいんのかわからなかったからよ。でも、こんなこと言うのはおかしいけどよ、あっぱれだよな。俺、敵方を褒めないけどよ、あの上背で、あの体重で。NEVERって無差別(級)だろ? 定説を覆しただろ? それはあいつの功績だろ? 俺もよ、NEVERのベルトを持って、周りの人間が思ってること、全部なぎ倒していってやるからよ。テレビ見てるIWGP、並びにベルト保持者どもよ、よ~く聞けよ。お前ら、あぐらかいてんじゃねぇぞ、引きずり下ろしてやる。それだけだ」
――真壁選手が図らずもタイトルマッチをキャンセルしてしまったとき、石井選手が「すべてを受け止めてやる」とメッセージを発しました。男同士、意気に感じた部分があったと思うんですけど、どうですか?
真壁「何にしてもよ、俺はあの時、(腰から)ベルト外したよな。石井はそれ持ってたよな? 防衛したよな? 間違いなくチャンピオンだろ? あの時の実力は、間違いなく、俺より上だからな。それ考えると、その時、その瞬間、その技、すべて上だ。なぎ倒してやるっていう自信はあった。あと、自分に思いきかした。だけど、必ずしも勝てると思えないだろ。そういうもんだ。いやあ、でも、俺の腰にこれ(NEVERベルト)が戻ってきたからよ。次こそ、見せてやる」
――先ほど本間選手が乾杯しに来ましたけど、どう思いました?
真壁「どう思いました!? 別に。もう1回言おうか!? 別に。でも、本間は俺と2人でチーム組んで、G・B・Hでやってるだろ? 昔からのヒール軍団だけど、今は変わってるだろ? 俺の派閥にベルトが来たってことだよな。本間だって、これを狙ってるかもしれない。ああ、でも最高だよな。5連戦の中日にタイトルマッチって、おかしくねぇか?(苦笑) まあでも、そういう部分も超えてかならねぇんじゃねぇの、チャンピオンって」
――これで本隊側にやっとひとつベルトが返って来たことになります。
真壁「そうだな。やべぇな。でもよ、俺なんて正直って、派閥にベルトなんて考えてねぇんだ。だってよ、同じ正規軍のヤツら、仲間と思ってねぇから。強いて言うと、仲間って本間ぐれぇだろ? 強いて言えばタッグで組む棚橋と後藤ぐらいじゃねぇの? でも、要請があれば組まねぇわけじゃねぇし。まあ、基本的にムカつくヤツを叩き潰すだけだよな。俺、いつもそうだから。ムカつくものを出してきた、それだけだ」
――メディア露出が(新日本プロレスで)1番だということは、インフルエンザで欠場してベルト返上といった失敗も、多くの人に知れてしまうリスクもあります。そういうことを経て、変わったことってありますか?
真壁「でもよ、観客の前でノーパンでV字開脚するほど恥ずかしいもんじゃんぇだろ? 言ってみたらよ、レスラーとしての生きざまって、腹壊そうが、胃腸の調子が悪かろうが、それでもリングに上がるだろ? それで上がれなかったら、テメェの責任だよ。俺は(そんな状態でも)何回も出てるからね。かといってよ、あの時、俺は体休めて元気になったからね。それでこのチャンスが来たと思ってる。だってよ、石井は間違いなく(価値が)上がってるんだから。ベルト持ってよ。そういうの考えると、新日本プロレスってちょっとでも目を離すと、必ず誰かが上がってくんだよな」
――成功も失敗も、すべて含めて真壁刀義だと?
真壁「俺、昔からそうじゃん。アキレス腱切ったりよ、ヒザ壊したり、手術したり。恥ずかしいことが一番カッコいいってことをわからせてやるよ」
――それにしても真壁選手のレスラー人生って、七転び八起きどころじゃないですね?
真壁「七転びじゃねぇな。3回ぐらいしか起きてねぇし。20回以上転んでるよな。プロレスラーってよ、リングで闘って、見てる客に考えさせたり、こうやってバックステージでコメント出して考えさせたりよ、それが全部ストーリーになるじゃないの? 俺の人生、見てみろよ。エリートでもねぇしよ、カスみたいな人間でさ、街のゴロツキだぜ、おまえ。カスみたいなヤツが入門テストに受かって、ブッ殺してやろうと思って上がってきたんだ。石井もおんなじだろ? とりあえずよ、こっからが俺の戦争だよ」
【石井の話】
※石井はふらつきながらバックステージに戻って来る。
――コメントいただけますか?
石井「負けたのにあるかよ・・・(※と言い残して苦しそうに去る)」
新日本初の熊本でのビッグマッチのメインは石井vs真壁によるNEVER選手権、序盤から両者とも小細工なしのど真ん中プロレスを展開するもパワーや若干の体格差で真壁が試合を有利に進めていく、だが石井は真壁のエルボーの連打にも怯まず前進、天龍譲りのパワーボムからWARスペシャルで絞めあげ、投げ放しタイガースープレックス、スライディングラリアット、雪崩式ブレーンバスターで猛反撃する。
石井はラリアットを狙うが真壁はダブルハンマー、石井のラリアットに対し後頭部ラリアットを決めると、今度はど真ん中でのラリアット合戦となり真壁が制するとパワーボム、石井の張り手に対してハンマーや袈裟斬り、ジャーマンで試合を有利に進めていく。
真壁はスパイダージャーマンからキングコングニーで勝負に出るが、石井はかわして自爆となるとラリアットを狙う真壁にドロップキックを浴びせ、エルボー合戦から投げ放しジャーマン顔面蹴り、スライディングD、袈裟斬りを放っていけば、真壁もドラゴンスープレックスで返す、そしてラリアット合戦も互いに譲らずも、ダブルハンマーを連発して石井をなぎ倒し、真壁がキングコングニーを投下すると起き上がろうとした石井の首筋に直撃して3カウントとなり、真壁が王座を奪還。25分の激闘だったが今回もロープブレイクも場外戦もない、マットのど真ん中でやりあい、タフネスさで真壁が勝った試合だった。
試合後に真壁が久しぶりに「サンキューな!」とアピールしたが、石井相手にど真ん中プロレスで勝負して勝ち王座を奪取した、真壁にとって快心の勝利だったと思う。
真壁のシングル王座戴冠は5年ぶり、中邑を破ってIWGPヘビー級王座を奪取したが初防衛に成功しただけで小島に敗れ短期政権に終わってしまった。
真壁も初めて頂点にまで駆け上がったが、それと同時に追われる立場でのプレッシャーとの戦いとなり、真壁らしさも失いつつあった。
今回のNEVER王座の奪取は“ど真ん中”プロレスの象徴となったベルトだけにタフネスさでは引けを取らない真壁にとってふさわしいベルトかもしれないが、石井カラーで染めあげれたベルトをいかに真壁カラーに染め上げることが出来るか?東京スポーツ誌上では後藤がIWGPとインターコンチネンタル王座の統一戦を掲げたが、当然真壁のNEVERも統一の対象にも上がってくる。しかし新日本の現状を考えると統一にはまだ時期尚早だが、いずれは最大のテーマとして挙がってくるだろう。
また天山vsヤムヤムのNWA世界ヘビー級選手権は序盤からヤムヤムがパワーで圧倒、天山もモンゴリアンチョップなどで反撃するがブルース・サーブ会長の介入もあって流れを掴むことが出来ない。
劣勢の天山はモンゴリアンチョップで活路を見出すとマウンテンボムで叩きつけるが、ヤムヤムもダブルリスト式DDTで突き刺してからジャンピングニーと主導権を渡さない。
勝負と見たヤムヤムはムーンサルトプレスを投下するが天山はカウント2でクリアすると、突進するヤムヤムにニールキックを浴びせサーブ会長を蹴散らしてからダイビングヘッドバットを投下、そしてアナコンダバイスで捕獲しアナコンダバスター、そしてアナコンダマックスで捕獲してヤムヤムはタップ、天山が王座 を防衛した。
アンソニーvsライガーのNWA世界ジュニア選手権はライガーが試合を有利に進めるもサーブ会長の介入からアンソニーが反撃、しかしライガーはランニング掌打から雪崩式フランケンシュタイナー、ライガーボムと猛ラッシュをかけるも、フロッグスプラッシュを剣山で迎撃したアンソニーはダブル・アンダーフック・パイルドライバーで反撃、そしてライガーがアンソニーとレフェリーと交錯してダウンさせてしまうとライガーは垂直落下式ブレーンバスターを決めるがカウントは入らず、最後はアンソニーが変型スタナーことフォーリングスターを決め3カウントを奪い王座を防衛した。本日の熊本大会、無事にNWAベルトを防衛出来ました‼ 序盤から押されぎみの展開で、途中で場外に放り出された時は本当に死んだかと思いましたo(T□T)o とにかく、1発1発の破壊力がハンパない苦しい闘いでした‼ 応援してくれたファンの皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2015, 4月 29 -
グローバルタッグリーグ2015 長野大会 公式戦結果
NOAH「グローバルタッグリーグ戦2015」長野アークスセンター 390人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点] モハメド ヨネ 池田大輔(11分45秒 エビ固め)[2勝1敗=4点]クリス・ヒーロー ×コルト“Boom Boom"カバナ
※ラリアット
Big in USAのサンドウィッチ技を阻止したヨネがカバナにラリアットを浴びせ勝利!
【試合後のヨネ&池田】
――3連勝となったが?ヨネ「そうですね!」
池田「モハメド ヨネのおかげですね〜」
ヨネ「いやぁ、違いますね。池田さんのおかげです。3連勝気持ちいいですね。かなりやられましたけど、やっぱりリーグ戦は勝たないと意味ないですから。最後なんとかね。池田さんも止めてくれましたし、俺も誤爆誘って一発で決めたし。運も味方につけて、このまま突っ走りたいと思います。どうですか? 大ちゃん!」
池田「そこで大ちゃんはちょっと…(笑) ヨネの根性は大したもんだと思います。これが勝ち星につながって、また次も是非!勝ちたいと思います! ありがとうございました!」
――次はベンジャミン&ブレーカー戦だが?ヨネ「明日ですね。まだ出してない2人の“やっちゃう"ポーズをリング上で出したいですね。完勝しないと。ギリギリの勝ちだと“やっちゃう"はできないですよね」
池田「別に今日やってもいいんじゃなかったのかな、と思いますけどね…」
ヨネ「ちょっと…。ダメージもあるから…」
――唯一無敗をキープしているが?ヨネ「両リーグ通じて!? そうですか。だったら俺らは全勝優勝で。最終戦の後楽園の頃には『誰が止めんだ!? ストップ・ザ・モハメッドボンバーズ』って感じになるように持っていきたいと思います!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○丸藤正道 中嶋勝彦(16分37秒 片エビ固め)[3敗=0点]マイバッハ谷口 ×マイバッハ2号
※不知火
打撃で2号を捕えた丸藤が不知火で勝利!マイバッハ組は脱落
【試合後の丸藤&中嶋】
――マイバッハコンビはどうだった?丸藤「2号か。思ったより動くな、あれ。ビックリした。でも即席って言えば即席ではあるし。俺たちも負けられないし。今日も勝彦のヘルプがあったんで勝つことができました」
中嶋「完全にチーム力の差ですね。こんなところで俺たちは躓(つまづ)くわけにはいかないから。やっと4点。やっと2勝って感じなんで、ここからが正念場だと思うんで」
丸藤「そうだね。杉浦&田中にも勝ったし、今日もしっかり勝ったし。この後もしっかり勝つだけです」
――次は関本&和樹組だが?
中嶋「間違いなく熱い試合にはなると思うんで、その熱戦を大阪で制したいと思うし、それをしないと、その先が見えてこないと思うんで。照準をしっかりと関本に当てていきたいと思います」
丸藤「よし、残りも勝とう!」 -
HARASHIMAが奥の手解禁で飯伏からKO-D王座を奪還!
DDT「MAX BUMP 2015」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○樋口和貞 梅田公太(8分51秒 変型カナディアンバックブリーカー)中津良太 X岩崎孝樹
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合
[挑戦者]○樋口和貞(0分52秒 雲龍式体固め)[初代王者]X伊橋剛太
※轟天
☆伊橋が9度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(4分04秒 片エビ固め)X勝俣瞬馬
※煉獄
◇第2試合◇
▼BOYZ軍vs野郎Z軍 最終決着戦/30分1本
[野郎Z軍]○高木三四郎 大鷲透 ブラザートミー 植木嵩行(9分51秒 エビ固め)[BOYZ軍]大石真翔 彰人 高尾蒼馬 X平田一喜
※シッドダウンひまわりボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO マサ高梨 (10分50秒 片エビ固め)竹下幸之介 Xアントーニオ本多
※バスソーキック
◇第4試合◇
▼いつでもどこでも挑戦権争奪バトルロイヤル
○佐々木大輔(11分40秒 いつでもどこでも挑戦権獲得)男色人生 宮武俊
【退場順】
[1]X星誕期(3分59秒、MIKAMIのスク〜ルボ〜イ)
[2]Xヤス・ウラノ(5分12秒、佐々木の回転エビ固め
)[3]XMIKAMI(6分01秒、人生の念仏式男色ドライバー→拝み式漢固め)
[4]X赤井沙希(9分27秒、ニラの横入り式エビ固め)
[5]XDJニラ(9分49秒、自爆オーバー・ザ・トップロープ)
[6]X福田洋(10分49秒、オーバー・ザ・トップロープ)◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]○関本大介 岡林裕二(18分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]入江茂弘 X石井慧介
☆関本&岡林組が2度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HARASHIMA (25分54秒 体固め)[第49代王者]X飯伏幸太
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆飯伏が2度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第50代王者となる
(試合後)
HARA「勝ちましたー! 悔しい思いもしたけど、今日ベルトが巻けてメチャクチャうれしいです。飯伏―! 飯伏、最高だよ。強いよ、最高。また何度でも試合しましょう」
亜門GM「ベルト奪還おめでとうございます。ホントに素晴らしい試合でした。ありがとうございます。次のタイトルマッチなんですが、5・24札幌、その時点でいつでもどこでも挑戦権を守り切っていれば樋口和貞の挑戦を受けてもらうことになります」
放送席にいた樋口がリングへ。
樋口「HARASHIMAさん、そこで見てたんですけど、ホントにものすごい試合でした。でもその上で、札幌でそのベルトを取るのは俺です。そして、王者としてこの後楽園に帰ってきます」
HARA「樋口、君はすごい驚異の新人だってこと知ってるよ。強いよね、君。じゃあこのベルト、頑張って、試合頑張ってね。ただ、やるって言った以上、一切手抜かねえから覚悟しとけよ」
亜門GM「5・24札幌、KO-D無差別級選手権試合、王者・HARASHIMA対挑戦者・樋口和貞、どうぞご期待ください」
(KUDOが登場。)
KUDO「HARASHIMA、去年の5月オマエにベルト奪われて、俺の時計の針は止まったまんまなんだよ。来月、5月31日、ここ後楽園ホールでオマエに挑戦する。そして、必ずぶっ倒す」
樋口「待ってください、兄弟子。5月31日兄弟子の挑戦を受けるのはこの俺です!」亜門GM「まあたしかに樋口の言うとおり、5・31に挑戦するのは大丈夫なんですが、挑戦するのはHARASHIMA対樋口の勝者となりますのでご了承ください。1週間で2回のタイトルマッチになります。どうぞご期待ください」
(3人がリング上でにらみ合う。KUDOに続き、樋口が退場)
HARA「え~、1週間、2週続けてのタイトルマッチ? きつかな。でもそんな2週続けてタイトルマッチだって、やってやるさ~。(なんで~?)そして、もちろん両方勝ってやるさ~。(なんで~?)そして両国のメインに立ってやるさ~。(なんで~?)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【HARASHIMAの話】「ベルト、取り返しました。守ってたベルトをさいたまで飯伏幸太に取られて、取られたこと、自分のふがいなさが悔しかったんだけど、今回、無事取り返せて、いまメチャメチャ幸せです。しかも見てください。キレイになってるんですよ、ベルトが。自分が一回取られて磨きがかかって戻ってきたんだなと思って、ホントに輝いてるんで、うれしいですね。飯伏はやっぱりメチャメチャ強かったですね。いっぱいいっぱいでしたね、こっちも。でも気を付ける技は気を付けて、結果、勝つことができました。よかったです。次はね、このままスムーズにいけば札幌で樋口、もちろんそれ防衛して、次後楽園でKUDOって挑戦に名乗りを挙げてるんで。まあチャンピオンなんで休まることがな
いのは知ってるし、やっとね、自分の本来のペースに戻るんだなと思って、これからもガンガン防衛していって両国のメインに立ちたいと思います。(タイトルマッチで飯伏に2回敗れているが、それが3度目で生きた?)そうですね。悔しさと対策というか、そういう面では。だからこそ喜びがすごいですね。きてますよ。(飯伏が蒼魔刀を狙ったが?)前回もやられてるんで、もしチャンスがあったらあっちは狙ってくるだろうという頭があったんで、でもあれはとっさに。決まってよかったです。
(フェニックスプレックスの対策も?)そうですね。クラッチされちゃうとたぶん、力がすごい強いと思ったんで難しいと思ったんで、そこ行く前に防げれば。フェニックス(スプラッシュ)はよければいいんですけど、あれは固められちゃうとどうしようもないんで、一応そういうとこですね。あといい打撃をもらわないようにと気を付けて。途中でも結構いい打撃があって危なかったですけど」
【飯伏の話】「ハァ~。(結果に関してどう感じている?)結果に関してはホントに残念というか、負けてしまったので悔しいし、自分がKO-D巻いてるうちは、夢を実現させようと思ってたんですけど、それがまた、いいタイミングで、いいタイミングというか僕の中では悪いタイミングで打ち砕かれたというか。でもまた、実現するために取ればいいと思ってるんで。チャンスがあればまた狙いにいきますよ。(短い間でのHARASHIMAとの再戦だったが、HARASHIMAの変化は感じた?)一番は気持ちの変化というか。いやぁ、絶対負けないという気持ちですね。自分も結構あったつもりですけど、追う立場と追われる立場というのが違うのかなというのをちょっと感じたし、悔しいですね。あ~。ダメ
ージがやばいです。悔しい。悔しいです。
(DDTの中で新たな目標を?)目標は全然、いっぱいあるんで。変わらないですね、目標は。絶対プロレスを広めるっていうのは変わらないんで。頑張りますよ。いやあ、きつかったですね。(新日本でIWGPヘビーを取れず、KO-Dを落としてある意味スッキリした部分も?)そうですね。その点に関しては自由度が増したというか、正直少しずつ自分の格じゃないですけど、上がっていってるし、さらにベルトがない状態なので、ちょっとあとは、今からやりたい放題になるんじゃないですか。いやもう、やらしてもらいますよ。できる範囲で。(なにをやる?)いやあ、ナイショです。会社にもナイショです」
【KUDOの話】「飯伏、HARASHIMA、ホントにすげえ試合だったと思う。でもあの2人の試合に割って入れるのは、DDTの中で俺しかいないと思ってるから。去年負けて、ちょうど1年。1年間ためた気持ちをぶつけます。すごいプロレスラーとしてターニングポイントになる試合だと思うんで、すべて出し切って。この1年間俺ら絆深めてきたんで、酒呑童子みんなでKO-Dのベルトを取ります。(1年前と比べて変化は?)俺たちは勝ったり負けたりだよ。でもね、勝っても負けても、酒呑んで絆深めてんだよ。仲間の強さ、絆の強さをね、HARASHIMAにぶつけたいと思います。(札幌の結果次第では樋口に挑戦する可能性もあるが、樋口をどう評価している?)まあすごいなとは思います。当た
ったことないけど、試合見ててダイナミックだし、まだ負けてないし、可能性はあると思う。でも、HARASHIMA、飯伏、あの闘いにはまだついていけないと思います。あの闘いに割って入れるのは俺しかいないと思ってます」
【樋口の話】「(今日の試合を見て)すごいの一言だと思います。これがDDTの上の人たちの闘いなんだなという感じがしました。(地元の北海道で挑むことになるが)ここまで来たらやるしかないなという気持ちですね。(その前にDNAでの試合もあるが、負ける要素はない?)そんなことはないですけど、ここまで来たら負けられない立場だと思うので、目線の先にはKO-Dを見据えて1試合1試合、負けないように頑張ろうと思います。(KO-Dを取った場合はKUDO戦も控えているが)KUDO選手は怖い選手ですね。蹴りとか、殺気というか、怖さを感じる選手です。(HARASHIMAに対しては?)選手としても恐ろしい選手ですし、獣のような人です。おっかないです。(HARASHIMAに
かなうものがあるとしたら?)それは体格だったりパワーだったり、突進力とか、そこらへんですよね。あとはやっぱり勢いじゃないですかね。
(あらためて地元でのタイトル挑戦に向けて意気込みを)せっかく北海道でこうやって挑戦できるので、ホントに一介の新人とかそういうの関係なく、ホントにKO-D取ってやろうという気持ちで、北海道で全力でHARASHIMAさんにぶつかっていこうと思います。頑張ります。(勝つイメージはある?)そうですね。今自分が出している技の中では轟天っていうのがあるんですけど、それ、いまのところ決まったら全部取れてるんで、それさえ決まればというのがあります。(相撲時代から兄弟子たちの強い当たりを受けてきたと思うが、HARASHIMAの蒼魔刀も返せる?)返せる自信っていうのは…難しいですね。すごい強そうなんで。食らう前に、蒼魔刀を出す前に轟天を決めるという感じです」
DDT後楽園大会のメインは2月のたまアリ大会の再戦となった飯伏vsHARASHIMAのKO-D選手権、2月のたまアリ大会では飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座を奪取したが、3月の後楽園大会でHARASHIMAが「KO-D無差別級次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル」を制し挑戦権を獲得、今回の後楽園で再戦となった。
試合は後楽園を意識してかグラウンドの攻防からスタート、しかしグラウンドの攻防となるとHARASHIMAの方が上かジワリと飯伏のスタミナを奪いにかかると、ロープワークの攻防ではリーブロックでかわそうとする飯伏に対しHARASHIMAは飯伏の腹部に飛び蹴りを炸裂、これで飯伏の動きが止まりフットスタンプやコブラツイストなどで腹部に集中攻撃を浴びせる。
先手を奪われた飯伏はサイドバスターで反撃、これが思わぬ一撃だったのかHARASHIMAは腰を押さえると、飯伏は逆片エビ、キャメルクラッチ、極楽固めと腰攻めを展開、しかしHARASHIMAが飯伏の腹に蹴りを入れるとジョン・ウーからビックブーツ、雪崩式ブレーンバスターと攻勢をかけ、エプロンに逃れた飯伏にロープ越しのギロチンニーを投下、最初の1発目はかわされるも再度のトライで決める。
両者は場外で打撃戦を展開するが制した飯伏がひな壇の記者席からムーンサルトアタックを敢行すると、リングに戻って打撃のコンポからムーンサルトダブルニー、スタンディングとなって蹴り合いとなり、ラリアット合戦は飯伏が制するとシットダウン式ラストライドからフェニックススプラッシュを投下するが、かわしたHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀を炸裂させる。
両者は膝立ちの状態から打撃戦となると飯伏に狂気が宿り掌低のラッシュからスワンダイブ式ジャーマンを敢行、そして再度フェニックススプラッシュを狙うが、HARASHIMAが追いかけ雪崩式リバースフランケンを敢行、しかし飯伏の脳天をマットに直撃できず失敗に終わると、飯伏が逆にリバースフランケンを敢行し掟破りの蒼魔刀を狙うもHARASHIMAが蒼魔刀で迎撃する。
HARASHIMAは山折りから蒼魔刀の必勝パターンを決めるが飯伏はカウント2でクリアするとHARASHIMAは奥の手であるHERO!スプラッシュことファイヤーバードスプラッシュを投下、飯伏はフェニックスブレックスを狙うが阻止したHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで突き刺すと最後はスワンダイブ式蒼魔刀を決め3カウントを奪いHARASHIMAが王座奪還に成功した。
前回のたまアリ大会では飯伏が新日本参戦で得た成果をHARASHIMAに見せつけて勝利を収めたが、今回の試合はHARASHIMAが奥の手を解禁して強さを見せつけた。しかし奥の手まで解禁しなければ飯伏を倒せなかったということなのか・・・
飯伏は8日の新日本プロレス両国大会ではAJスタイルズに敗れIWGPヘビー級王座奪取はならず、HARASHIMAとの敗れKO-Dをも手放してしまったが、飯伏は団体を背負って立つタイプではなく一レスラーとして自由でいたいタイプだけにかえって無冠の方が飯伏にとってノビノビとやれるのではと思う。
新王者の飯伏に大相撲からDDTへ入門を果たし、どこでも挑戦権を獲得したことで僅か半年でKO-D王座に挑戦することになった樋口が5月24日の札幌で挑戦が決定、そして今大会でアントンから直接フォールを奪いどこでも挑戦権を奪取したKUDOが31日の後楽園で挑戦することを表明した。
飯伏も新日本で厳しい戦いを強いられているが、王者に返り咲いたHARASHIMAもDDT内で激しい戦いが待っている、二人の関係は外と内とが違うだけで似たもの同士の兄弟みたいなもの、この二人がいる限りはDDTはまだまだ磐石である。
またセミのKO-Dタッグ選手権は王者のストロングBJWが4人の中で一番軽量な石井を徹底して狙い撃ちにして試合の主導権を握り、挑戦者のドリフを分断する。
劣勢のドリフは入江が盛り返すが再び石井が捕まると主導権を奪い返されるが、終盤にワンチャンスを逃さなかったドリフは石井が関本にニールキック、垂直落下式ダブルアームDDT、ニールキックと繰り出して関本をヒヤリとさせるが、関本がラリアットで鎮圧すると垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い完勝防衛を果たした。
関本と岡林も普段組み機会も少なくなってきているが、組んだときの強さはさすがとしかいいようがない、ドリフも敗れたことでDDT内でストロングBJWに勝てるチームはいるのだろうか・・・DDT後楽園大会終了!超満員御礼!ありがとうございます!夜はユニオンです! #ddtpro #unionpw pic.twitter.com/Rw8SWjLdIc
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 4月 29おかえり☆ pic.twitter.com/nrwkeYUCUc
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2015, 4月 29うえええええええええっ(꒦ິ⌑꒦ີ) !!!!!! 私の可愛いいつどこちゃんが取られちゃった!!! そして、またしても佐々木さんにお化粧はがされた!!!!! #ddtpro
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 4月 29 -
AWAの帝王バーン・ガニア
AWA世界ヘビー級王者で同団体のオーナーだったバーン・ガニアさんが死去したことをWWE.COMが報じた、享年89歳。WWE.COMより
WWEはバーン・ガニアの訃報に接し、悲しみにたえません。
89歳で生涯を閉じたガニア氏は、スポーツ・エンターテインメントの世界で高い人気を博したパフォーマーであり、プロモーターでした。ミネソタ州ロビンズデールで育ち、高校時代では野球とフットボール、レスリングの選手として活躍した彼は、とりわけレスリング才能を発揮しました。
ミネソタ州立大学に進学後もフットボールとレスリングで活躍。第二次大戦末期には1年間、海兵隊に従事しましたが、その後復学しました。
学生時代には4度のビッグ・テン・レスリング・チャンピオンシップ優勝、2度のNCAAレスリング・チャンピオンシップ優勝の記録を残し、1949年のAAUレスリング・チャンピオンシップでも優勝、1948年では米国五輪代表にも選ばれています。1950年にプロ・デビューを果たすと複数回の地区王者を経験した後、1960年には発足間もなかったアメリカン・レスリング・アソシエーション(AWA)へ入団、同年8月にはAWA世界ヘビー級王座獲得を果たしました。
1960年代から1970年代にかけては、レスラー兼プロモーターとして活動し10度のAWA世界ヘビー級王座を獲得。やがてAWAのオーナーに就任し、1981年に引退するまではオーナー権現役レスラーとして活躍しました。
ガニア氏が運営したAWAは、ハルク・ホーガン、ジェシー・ベンチュラ、ボビー・ヒーナン、パット・パターソン、ホーク&アニマル、ショーン・マイケルズ&マーティ・ジャネッティ、カート・ヘニング、スコット・ホール、ジーン・オカーランド、シェリー・マーテル、ジェリー・ローラー、ラリー・ズビスコ、サージェント・スローターなど、後にWWEの第一線で活躍したスーパースター達を輩出しました。
また、リック・フレアー、ケン・パテラ、ボブ・バックランド、アイアン・シーク、リッキー・スティムボートらもガニア氏からの教えを受けています。その業界への功績は大きく、2006年4月1日にはWWE殿堂入りも果たしています。
WWEは、ガニア氏の友人とご家族の皆さんに心より哀悼の意を現します。
自分はガニアという存在を知った頃には既に引退しており、昭和56年1月にジャイアント馬場さんの3000試合連続出場記念試合としてAWA、PWFのダブル選手権試合が後楽園ホールで行われ、その年のプロレス大賞ベストバウトに選ばれていたが、ガニアは王者のまま引退しニック・ボックウインクルに明け渡した、だから自分にとってAWA王者はニックの方が印象が強い。
ガニアの足跡を紐解くと1948年にレスリングでロンドンオリンピックに代表に選ばれ、フットボール選手としても活躍した後でプロレスへ転向、NWA世界ジュニアヘビー級王者にもなったが、NWAに反発してミネアポリスを本拠地としたAWAを創設した。しかし初代王者にはガニアではなく当時のNWA世界ヘビー級王者だったパット・オコーナーを認定し、AWAはガニアとの防衛戦を指示、だが勝手に王者と認定されて試合も勝手に組まれたオコーナーが試合を拒否し不戦勝でガニアが新王者となり、AWAはNWAより権威が高いことを印象つけAWAは一時はNWAを凌駕する一大組織となった。
日本との関係はAWAが国際プロレスと提携を結んだのをきっかけとなって来日、ストロング小林やマイティ井上と防衛戦を行うも、ビジネスに関してはシビアで多額なブッキング料を国際プロレスからせしめたが、この時期にモンスター・ロシロフを名乗っていたアンドレ・ザ・ジャイアントをスカウトしアメリカで活躍するきっかけを作り、国際との提携解消後は全日本プロレス、AWA末期には新日本プロレスと関係を結んだ。
またコーチとしての顔もありリック・フレアーやリッキー・スティンボードなどを輩出、ガニアは自身がレスリング出身であることからレスリングが出来る選手を重用するも、パワーファイター系であるハルク・ホーガンやロード・ウォリアーズには良い評価は降さなかったが、これがAWA崩壊の一因となった
1983年にWWFが全米侵攻を開始、まずAWAが標的にされホーガンを始めとする選手やスタッフまでも大量に離脱されてしまいAWAは一気に凋落、1993年にガニアが自己破産したことでAWAは崩壊となった。
2006年にWWE殿堂に迎えられたが、それ以降は表舞台に立たなかった。そしてガニアの名前が出たのは2009年1月、認知症を患っていたガニアは養護施設内で男性を床に投げつけて殺したというというニュースだった、ガニアは認知症を患っているとして殺人罪には問われなかったが、認知症を患っていてもレスラーとしての本能はまだ生きていたということなのか・・・
ご冥福をお祈りします