新日本プロレス
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オカダがオスプレイに激勝!冷や水を熱くさせた新日本プロレス旗揚げ記念日
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受け付けてます!: https://t.co/Vdlhtkdjx6
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年3月2日3月6日 新日本プロレス「旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館 3864人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○KUSHIDA 田口隆祐(7分31秒 腕ひしぎ逆十字固め)永田裕志 岡倫之 ×海野翔太 成田蓮 八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 矢野通(7分41秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※GTR◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者組]エル・デスペラード 金丸義信(16分34秒 エルエスクレロ)[第56代王者組]×SHO YOH
※もう1チームは[挑戦者組]高橋ヒロム BUSHI
☆SHO&YOHが初防衛に失敗、金丸&デスペラードが第57代王者となる。【バックステージでの金丸&デスペラード】
デスペラード「(※頭を押さえて金丸とともにインタビュースペースに現れると、うずくまって)イッテーーーッ! バカヤローッ!」金丸「オイ、見たか!オラ、若造2人!顔じゃねぇんだ!ヒロム、BUSHI、テメェらも一緒だ!ココ(※腕を叩く)とな、ココ(※頭を指差す)が違うんだよ!好き放題やって、最後はおいしいところをもらう。オマエら、何の文句もねぇだろ!みんなやってることは一緒だろ!」
デスペラード「正々堂々だ!これだけグッチャグチャになっててもよぉ、試合権利は最後まで守ってんだぜ、俺たち!こんなにクリーンなチャンピオン、なかなかいねぇんじゃねぇの!? 適当にレフェリーが見てねぇからって、タッチもしねぇような他のどうしようもねぇチャンピオンたちとは、(※肩にかけていたベルトを叩く)脳みその出来と、いろんなモノが違うんだ!特にあの若者2人、何だ、オイ!思ったほどじゃねぇとは思ってたけど、ここまでとは思ってなかったぞ!」
金丸「何も感じねぇけどな!ここまで来るのに。まぁ要するに、顔じゃねぇんだよ!」
デスペラード「オイ、ロス・インゴの2人!ヒロム、パワーボムだけだ、今日のダメージはよぉ。それだけ!しかも試合権利のない俺に急にやってくるなんて、ヒドいヤツだ!考えらんねぇよ!オマエらはチャンピオンの器じゃねぇ!俺たちがチャンピオンの器だからベルトが来たんだ。よく考えてみろ、オマエ俺のこと、魚のフンだとか金魚のフンだとか言ったよな!? 金魚のフンに負けた気持ちはどうだよ、アハハハ!ケツの紙以下の価値しかねぇよ!」
【バックステージでのヒロム&BUSHI】
ヒロム「(※退場口の通路で)面白ぇよ、鈴木軍!ハハハハハ!面白ぇよ!(※と言いながらインタビュースペースに到着)やってくれたな!やってくれたな鈴木軍!面白ぇ!面白ぇ!こんな興奮したの、久しぶりだよ!また違った意味でな、興奮するぜ!正々堂々じゃない!? 正々堂々じゃない!? 知らねぇよ!3WAYなんて、もともとルールがあってないようなものだからな、面白ぇよ、ヤツらの方が一枚上手だったな!だったら、3Kはもういらねぇよ!な、鈴木軍!俺たちと、やろうぜ、タイトルマッチ!楽しみで仕方ねぇよ!ヘヘヘ!(※金丸から奪った角瓶をかざしながら)面白ぇモンもらったぜ!ハハハハハハ!」BUSHI「オイ、金丸、デスペラード!テメェら、やってくれたな!今だけだ!今だけオマエら、ベルト預かっとけよ!俺とヒロムで奪ってやる、忘れんなよ!」
【バックステージでのROPPONGI 3K】
ロメロ「まず初めに、レフェリーのケンタはどうなってんだよ!? デスペラードだって反則してたじゃねぇか!クソッ!NBAみたいに試合の流れをビデオで見直したら、結果はすぐ分かるだろ!? そして俺たちがまだチャンピオンだってことがまだ分かるだろう!そもそも俺は、スズキグンにはウンザリなんだよ!スズキグンは“ウンコ”だ!アイツらと付き合ってくのは無理だ!オマエらはとっとと他団体に帰れよ!新日本のファンだって、オマエたちを求めてなんかいないんだよ!オーサカから始まって、ここまで大変な思いをさせられた。ここからはしっかりと立て直して、リベンジすることにしよう!俺もカントクになる前は、もちろんバリバリのファイターだった。もしも、アイツらがああやって裏をかくようなズルいスタイルを貫き通すなら、ROPPONGI 3Kには俺がアイツらにそういう戦法を教えてやる!俺のレパートリーを伝授してやる!それでリベンジだ!ヒロムとBUSHIも忘れてねぇからな!」YOH「オイ!だから言ったんだよ、オイ!鈴木軍はウンコだってさぁ!アイツら、クソだよ、クソ!納得いかないね。全然納得いかないね。もう1回だ。もう1回!俺らに挑戦させろ!挑戦!? もう1回だ!3Kで沈めてやるよ!」
SHO「クソクソクソクソクソ、クソーッ!アーッ、いきなり、いきなりだよ、目の前が真っ暗になっちゃった!確かにベルトは失ったかもしんねぇよ、獲ったのはあの2人!? あんな獲り方で!あんな獲り方でチャンピオンになって、その先、いいのかよ!? お先真っ暗なのは、オマエら2人なんじゃねぇのかよ!もう、俺の目の前は真っ暗じゃない。先は見えてんだよ!あんな負け方で納得行くと思ってんのかよ!前から前から前から!鈴木軍のヤツらは大、大、大大大大大……大ッ嫌いなんだよ!俺がデビューした頃から、アイツらのことは憎んでるからな!そのうち、そのうちだ、3Kで顔面をマットに打ち付けて、3カウントだけじゃねぇよ!ケガさせて欠場もさせてやる!マジで狙ってやるからな!こんなんで納得行くか!必ず、3K、俺たちが、ベルトは取り返す!」
ロメロ「スズキグンなんかDクラスだ!俺たちはAクラスのタッグチームなんだ!だからアイツらは、テキサスかどっかの田舎でやってるようなインディー団体にでも行けばいいんだよ!クソ!ウンコ!どっか行っちまえ!リベンジはビッチだ!覚えとけよ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○SANADA(17分38秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※ラウディングボディープレス【SANADAの話】「YOSHI-HASHIと同じ入門テストを受けただけで“因縁”っぽくなっただけ。ただ、俺とYOSHI-HASHIは別の道を行っただけであって、“因縁”でも何でもない。ただそれだけ」
【YOSHI-HASHIの話】「SANADAにしろ、内藤にしろ、アイツらにやられるのが一番ムカつくから。この前の大阪で内藤とやったのもそうだけど、まだこの状態じゃ絶対に終わらない。必ず巻き返す。まだ、俺はまったく自分自身に見切りをつけてないから。それまではまだ終わらない。また行くよ、何回で行って必ずアイツらをブチのめしてやる」
◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也(14分7秒 片エビ固め)×タイチ
※デスティーノ(試合終了後にTAKAみちのくが登場)
TAKA「内藤哲也! 『NEW JAPAN CUP』1回戦、内藤哲也対ザック・セイバーJr.。ひとつだけ! 忠告しといてやるよ。いつ何時、どんな体勢でも、関節技、サブミッションホールドが取れるザック・セイバーJr.の技に、気をつけて下さい。ユー・ジャスト・タップアウト!(※大歓声)」【内藤の話】「何か、覚悟というか、『何か変わるチャンスなんだ』と、『変わらなくちゃいけないんだ』って気持ちはね、チラッとは感じましたよ。会場のお客様も感じたんじゃないですか、チラッとはね。でもさぁ、ただ単に体重を増やせばいいとか、そういう問題じゃないんだよ。そういうのを俺は見たかったんじゃないんだ。お客様もそうでしょう? そういうタイチを見たいがために、今日、大田区総合体育館に来たわけじゃないんだよ。何かちょっと勘違いしてるのかな。せっかくのチャンスなのにねぇ。このままじゃ『NEW JAPAN CUP』、復帰明けの棚橋選手に負けて、そのまま存在感なくなって、今まで通りの生活を歩むことになるんじゃないんですか。せっかくのチャンスなんだ、何かもっと思い切ったことを、彼にはしてほしかったっすね。まぁ、最初にも言ったけど、心意気は伝わってきたよ。ダメージもありますよ。でもその程度じゃ、今の俺には勝てないぜ。そして今の新日本プロレスには、何のインパクトも残らないぜ。
『NEW JAPAN CUP』開幕まで、まだちょっと時間があるからね。復帰明けの棚橋ですから、相手は。こんな相手にコロッと負けるようじゃ、もうタイチは注目度、一気に下がるんじゃないんですか? そのへん、大丈夫? 覚悟はできてる? そのへん、俺は、愛知県体育館で、控室のモニターで、しっかり見ときますよ。ま、そんなとこですかね。俺の『NEW JAPAN CUP』の相手は、今どこで何してんだ? 今年、新日本プロレスに1回も来てない人間が、『NEW JAPAN CUP』エントリーできんの!? そんなレベルの低いトーナメントなの?(※報道陣から、「ザック選手は今年来てます」という声)えっ!? ザック来てる!? ホントに!? あー、ごめんなさい!俺、知らなかったわ!これだけ新日本プロレス・モバイルサイトをチェックしてる俺でも気付かないぐらい、ザック・セイバーJrは存在感ないんじゃないの? 大丈夫? もうみんな知らないんじゃないの? ヒマなら、今から日本に来いよ。何かリアクション起こしてみろよ。何せ相手は、今プロレス界で最も輝いてる、そして最もオイシイ内藤哲也だぜ。何かインパクトを残してくれよ。じゃぁ、皆様、次は、金曜日の後楽園ホールですか? アスタ・ヴィエルネス! アディオス!」【タイチの話】「(※あべみほに支えられながらインタビュースペースに辿り着くと、頭を押さえてしばらくうずくまる)ハハハハ!ハハハハハ!(※と、笑いながら顔を上げる)俺は、テメェ、内藤、テメェに負けたんじゃねぇ!テメェが持ってきた、あの鋼鉄のマイクにやられただけだ!(※頭を押さえて)タンコブ……強烈だなぁ、我がの武器ながら。テメェに負けたんじゃねぇよ、内藤、我がの武器に負けただけだよ!だがよ、内藤、これで分かったよ、これで分かった……。響いたよ。闘い、教えてくれてありがとうよ。ハハハハハ!」
◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第17代王者]○鈴木みのる(19分4秒 体固め)[挑戦者]×真壁刀義
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が初防衛に成功(試合終了後)
鈴木「オイ、大田区に集まったクソども。まだ、何か俺に文句あるのか? オマエらの意見など、ハナから聞いてない(※場内ブーイング)。さあ、いるだろ、俺の頭、踏んづけてるヤツ(と言って、上を見る)。テメーのところ、必ずいくぞ! 首洗って待っとけ。(※場内の反応に対して)誰だろうって、オマエ、プロレス知らないだろ?(場内笑)。フフ、ハハ(鼻で笑う)。(場内の拍手に対して)うるせえよ、いちいち騒ぐんじゃねえよ。はしゃぐんじゃねえよ!(※場内ブーイング)。うるせえ、うるせえ。オマエたちにな、わざわざ応援してもらおうなんて、これっぽちも思ってねえよ。(※場内ブーイング)。うるせえよ。オマエら全員、車にでもひかれちまえ(※場内どよめき)。それとも何か、全員まとめてかかってくるか? リングに上がってこい、全員! 全員ぶっ殺してやる、コノヤロー。来ねえんだな? わかったわかったわかった(ニヤリ)。そう、オマエたちに教えといてやる、俺たち鈴木軍、イチバーン!」【バックステージでの鈴木】
鈴木「さぁ、まだいるだろ? そう、貴様じゃなくてもいいんだ。お前じゃなくてもいいんだ。貴方様でもなくていいんだ。そう、俺の上にいるであろう、誰かであれば。そう、それはこれ(IWGPインターコンチネンタル王座のベルト)じゃない何かを持ってるヤツだ。必ず、ブチのめしてやる。オイ、新日本よ。ニュージャパンプロレスよ。これがお前たちが求める価値なのか? オイ、命と身体を張ったヤツが、セミファイナルで。何も懸けない遊びみたいな、これからやるあの2人(オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ)がこの興行を締める? なんて無様なんだ、お前たち。創立何年だ?」――46年です。
鈴木「46年? そう創立46年、ムダに長い歴史を、ただの商売道具にしてるんだよ、君たちは。わかるかなぁ? まぁ、それはそれでいいさ。俺が決めたことじゃない。自分の首を自分で締めてるんだ。それに気付かないだけだ。そのうち、間違いなく“すべて”が俺の手の中に来る。そう、すべてだ。この世の宝、すべてだ。(※記者に向かって)なんだ? なんだ? 何か言ってみろ、コノヤロー。言えよ!(※無言で後ずさりする記者に)何もないのに、なぜそれ(ボイスレコーダー)を俺に向ける。あ!? 盗み聞きと一緒だぞ。(※他の記者に)オイ、オメェはなんかねぇのか?」――すべてを手に入れるということは、IWGPヘビーのベルトも?
鈴木「すべてと言ったらすべてだ。そう、この世のすべてだ。お前らが自分のモノだと勘違いしてる富も名声も、力もすべてだ。それは未来の話なんかじゃない。もうすぐそこまで。ハハハ。このあと、楽しくお祭りでもやってろ」◇第8試合◇
▼「旗揚げ記念日」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ(25分25秒 エビ固め)×ウィル・オスプレイ
※レインメーカー(試合終了後、オカダがオスプレイへ近づき、立ち上がるのを待つ。そして、握手の手を差し出すと、オスプレイがオカダに抱きつき、オカダもしっかりとオスプレイを抱き締めた。ここからオスプレイはオカダに一礼して退場。すると、オカダがマイクを手に持ち、場内が「オカダ」コールに包まれる)
オカダ「みっつ、言わして下さい。ひとーつ! オスプレイ……やっぱりお前、最高だな(※大歓声)。レスラーとしても大好きだし、弟としても大好きだよ、コノヤロー(※大拍手)。ふたーつ! おかげさまで、新日本プロレス、46周年を迎えることができました(※大拍手)。明日から47周年目が始まる…。棚橋…違うな。内藤…違うな。ケニー・オメガ、違うな…。オカダ・カズチカに任せなさーい!(※大歓声&『オカダ』コール) みっつ! 特にありません(※場内笑)。そして今日は…外道さんがいません(※場内笑&放送席の外道へ向けた歓声)。でも! 外道さんと俺との付き合いは、46周年、今日までです(※場内驚き)。ウソに決まってんだろ、コノヤロー!! 47周年、48周年、49周年、50周年、51周年、52…(※以下、聞き取れないほどの早口でまくしたて)、一生、俺と、外道さんのペアで、カネの雨を降らせ続けてやるからな。まだまだ! ここ、新日本プロレスに! 47周年、48周年、49周年、50周年、51周年、52……永遠に! カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」
(ここでオカダはレインメーカーを披露し、コーナーにのぼってIWGPヘビーベルトを掲げた)
【バックステージでのオカダ】
──今年もこの歴史的な日のメインを締めくくって、どんな気持ちでしょうか?
オカダ「46周年が終わったなと。また明日から47周年目、またどんな47周年目になるのか、また明日から楽しみにやっていきたいなと思います」──オスプレイ選手と久しぶりにリングで向かい合ってみて、どんなことを感じましたか?
オカダ「いやぁ、かわいいっすよ。プロレスへの愛情というのも、すごく伝わりましたし、オカダに対しての愛情も感じましたし、それをしっかり僕も、愛で返せたなと思います」──オカダ選手の動きも、オスプレイ選手が相手だったからこそというものもあったと思います。
オカダ「まぁ、すごいレスラーだなと思います。オスプレイが新日本プロレスにいればね、当分、安泰なんじゃないかなと思いますよ」──今日はインターコンチネンタルのタイトルマッチもありました。IWGP王者として感じたことは?
オカダ「いや、見てないですね。そんな、他の試合を見てられるほど、オスプレイっていうのは、余裕じゃないと思いますんで。それだけのレスラーですから。まぁ、インターコンチはインターコンチで、USはUSで、NEVERはNEVERで、『NEW JAPAN CUP』は『NEW JAPAN CUP』で、盛り上げてくれたらいいんじゃないかなと思います」──その『NEW JAPAN CUP』ですが、チャンピオンのオカダ選手としては、どんな気持ちでしょうか?
オカダ「余裕で待っていてやろうかなと思います。もう、待ちくたびれてるんですよね、こっちは。もう誰もこのベルトを獲ることができない状態が続いてる中で、ホントに長い間やってますんで、待ってます。この俺を倒してくれる人が、『NEW JAPAN CUP』覇者でありますように。ホントに、(挑戦者は)オスプレイでもよかったんじゃないかなと思いますしね。そのぐらい、今日のオスプレイは勢いがありましたし。ま、『オスプレイの方が勝てそうだったんじゃない?』って思われないぐらい、『NEW JAPAN CUP』を盛り上げてもらいたいなと思います」──47周年目、チャンピオンとしてどのように?
オカダ「さっきも言ったように、オスプレイがいれば、新日本プロレスは大丈夫なんじゃないかなと思いますし、別に、俺が辞めるわけじゃないですけどね。ま、オスプレイがいて、オカダがいるってことは、新日本プロレスは、“オスプレイ×オカダ”……カネの雨が降りますね。お金ですよ。“オスプレイ×オカダ=お金”。そのぐらいの2人が揃ってる、今の新日本プロレス、47周年も……もっともっと、先を見ていきましょうよ。ホント、新日本プロレスのレスラーでいられることを誇りに、プロレスラーだということを誇りに思えるように、新日本プロレスというか、プロレス界を、盛り上げていきたいと思います」──2年前に、この会場でオカダ選手が、オスプレイ選手をCHAOSの新メンバーとして紹介したわけですが、その彼とチャンピオン同士としてシングルマッチができたことについては?
オカダ「連れてきた甲斐があったなという感じですね。もちろん、連れてきて『ハイ、おしまい』じゃないですし、大成功してほしいという思いもありましたんで、その中でIWGPジュニアのチャンピオンになっただけでもうれしいですし、またこういう舞台で……二度とない舞台なわけじゃないですか、46周年っていうのは。そういう大会の中で、2人で闘えたっていうのは、何か……いい思い出ですね。2人としての」【オスプレイの話】「今日は俺自身、自信を持ってリングに上がったが、思ったような結果を得ることはできなかった。とはいえ、今日は自分だけのことではなく、『ジュニアヘビー級が、こうしてヘビー級に対して闘い抜けるんだ』ということを証明したという意味で、大きな日だったと思う。そして、『俺自身がレインメーカーにこれだけ近付けたんだ』という思いもある。もしかしたら、またこういう闘いがあるかもしれないが、いったんはイギリスに戻ってしっかりと休養して、より強くなって戻ってきたい。なので、今日のところはありがとうと言いたい。しかし2年前の俺はまだ新日本プロレスに上がるようになる前で、まさに家でオカダの試合を見ていて、『あそこに行きたい』という思いを強くしていた。そんな人と、46年という長い歴史を誇るこの新日本プロレスのリングで闘えたということをとてもうれしく思うし、イギリス人がここまでできたというのもすごいことだと思う。だけど、今は……(※首を押さえて)あぁ、首が痛い。みんな、愛してるよ!」
今年で46年目を迎えた新日本プロレスの旗揚げ記念日が旗揚げの会場である大田区総合体育館で開催され、メインはIWGPヘビー級王者のオカダとIWGPジュニアヘビー級王者のオスプレイが対戦。
序盤はじっくりとしたグラウンドの攻防を繰り広げ、オカダがフィンガーロックで捕らえるとオスプレイはブリッジで耐え、オカダが上から覆いかぶさってもブリッジは崩れず、互いにフィンガーロックで捕らえながらブリッジを決めるなど、オスプレイも飛ぶだけでなくグラウンドも出来ることを見せつける。
オカダはレインメーカー、オスプレイはオスカッターと互いに未遂に終わらせてから試合が動き出し、オカダがロープに押し込んでクリーンブレイクすると、オスプレイはオカダの顔面に張り手を浴びせ、ヘッドシザースホイップで場外へ追いやるとトペフェイントを見せるが、素早く戻ったオカダはジョンウーを発射、場外戦でボディースラムを敢行、リングを半周してからのビックブーツを浴びせ、リングに戻ってもDDTで突き刺し、ネックブリーカードロップから首攻めで先手を奪う。
劣勢のオスプレイはボディーへの頭突きでオカダを怯ませると、ハンドスププリング式オーバーヘッドキック、チンクラッシャーからミドルキック、低空での串刺し顔面ドロップキックと流れを変え、スプリングボード・フォアアーム、オカダのドロップキックをかわしてオカダの顔面にスライディングキック、その場飛びシューティングスター、トラースキックと攻め込むが、突進したところでオカダがフラップジャックで反撃、オスプレイをコーナーに据えてドロップキックを発射してから、場外で鉄柵外へ蹴りだすも、鉄柵越え狙いは、オスプレイが鉄柵を踏み台にしてのスプリングボード・フォアアームを炸裂させてから、サスケスペシャルを発射、リングに戻るとリバースブラディーサンデーからコークスクリューキック、そしてオスカッターで勝負を狙うが、キャッチしたオカダはコブラクラッチで絞めあげる。
オカダはリバースネックブリーカーからヨーロピアンアッパーカット、オスプレイはソバットから突進はオカダがドロップキックで迎撃し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、堪えるオスプレイにエルボーを連発、ダウンするオスプレイを何度も踏みつけると、オスプレイは意地で起き上がりエルボー合戦に挑み、エルボースマッシュから突進するオカダにマウス、その場飛びスパニッシュフライ、ショートレンジラリアット、630°スプラッシュ、後頭部へのフォアアームと畳みかける。
オスプレイは再度オスカッターを狙うが、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺してからレインメーカーは、オスプレイが切り返してシットダウン式パワーボムを決め、再度オスカッターを狙うが、今度はオカダがドロップキックしてからレインメーカーを連発、もう1発はオスプレイがかわしてオスカッターも、またキャッチしたオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーからレインメーカーで3カウントを奪いオカダが勝利、オスプレイもオカダをまさかと思わせたが、オカダはオスカッターはしっかりマークし、体格だけでなくオカダの懐の深さが優ったが、オスプレイもヘビー級と渡り合える技量を見せつけた。セミのIWGPインターコンチネンタル選手権は、序盤から両者は殴りつけるようなエルボー合戦を繰り広げ、場外戦で真壁が鉄柵攻撃からリードを奪ったかに見えたが、再度の場外戦で鈴木が鉄柱を使った右膝攻めからイスで一撃を浴びせ、リングに戻ってからも右膝攻めで試合のリードを奪う。
劣勢の真壁は鈴木にパワースラム、串刺しラリアットの連打からコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスと流れを変えるが、ジャーマン狙いは鈴木が逃れて串刺しビックブーツから、殴りつけるようなエルボーで真壁をグロッキーにさせる。
鈴木は突進も真壁がデスバレーボムで反撃すると、後頭部に串刺しラリアットからスパイダージャーマンで投げ、キングコングニードロップを投下も、かわされて自爆となり、鈴木が膝十字で捕獲し、裏アキレス腱固めからヒールホールドで真壁を追い詰め、鈴木は張り手からナックル、そして膝十字狙いは真壁が堪えてジャーマンからドラゴンスープレックスも、鈴木が膝へのバックキックで阻止すると、真壁のラリアット狙いは鈴木がドロップキックで迎撃し、スリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーを狙う。
真壁がリバースして袈裟斬りチョップ、鈴木は張り手の連打、真壁が裏拳、鈴木が真壁の膝を蹴ると、真壁のラリアットをかわしてからスリーパーで捕獲し、ゴッチ式パイルドライバーで3カウント、鈴木が完勝で王座を防衛する。内藤vsタイチはタイチがマイクスタンドでの一撃で奇襲をかけ、そのまま入場ゲート前へと連行し、早くも川田利明モードとなってステップキックから通路でのタイチ式ラストライドを敢行し、内藤は大ダメージを負う。
タイチは内藤からTシャツを脱がし顔面掻き毟り、串刺し狙いは内藤が迎撃し変形ネックブリーカーから首筋へのスライディングキックで反撃、場外戦で鉄柵攻撃の連打から、リングに戻ってストンピングの連打から唾を吐き捨て変形ネックブリーカーと怒涛の猛反撃、内藤に余裕ではなく怒りの表情を浮かべる。
内藤はコーナーミサイルを狙うがタイチが迎撃し、場外戦で内藤に鉄柵攻撃をやり返すと、リングに戻ってバスソーキック、そして天翔十字鳳を狙うが、マンハッタンドロップで阻止した内藤はトルネードDDT、雪崩式フランケンシュタイナーと畳みかけ、デスティーノ狙うが、タイチが川田利明ばりのデンジャラスバックドロップで切り返し、ラリアットからタイチ式ラストライドを決める。
タイチはブラックメフィストを狙うが、内藤はリバースフランケンシュタイナーで切り返す、。タイチのジャンピングハイキックに対して、内藤はジャーマンからグロリアを決めるが、デスティーノは阻止したタイチが急所蹴りからタイチ式外道クラッチで丸め込み、天翔十字鳳を狙うが、かわした内藤は浴びせ蹴りで迎撃する。
タイチは苦し紛れにマイクスタンドで一撃を狙うが、内藤が奪ってセコンドのTAKAを排除し、ジャンピングハイキックを浴びせるタイチに、内藤がマンハッタンドロップからマイクスタンドでフルスイングすると、最後はデスティーノで3カウントを奪い勝利。
タイチも川田利明モードとなってキラー化したが、内藤もキラー化となって怖さを見せつけた。SANADAvsYOSHI-HASHIは場外でSANADAがSkull Endで絞めあげるも、、YOSHI-HASHIはDDTで反撃、ショルダータックル、ヘッドハンター、串刺し逆水平からSANADAをトップロープに固定、背中へのドロップキックと攻勢をかけ、SANADAもスワンダイブ式ミサイルキックからTKOを狙うが、YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲する。
SANADAはバックドロップからTKO、そしてSkull Endを狙うが、YOSHI-HASHIが切り返して掟破りのSkull Endを狙うと、SANADAも切り返してSkull Endを狙う。YOSHI-HASHIはYバッククラッカーで切り返すとスワントーンボムを投下するが、SANADAが剣山で迎撃すると、今度はラウディングボディープレスを投下するが、かわされて自爆となってしまう。
SANADAのローリングエルボー狙いをYOSHI-HASHIはトラースキックで迎撃するが、、SANADAもエルボースマッシュで応戦、SANADAはジャパニーズレッグロールクラッチ式のSkull EndはYOSHI-HASHIが丸め込み、突進するSANADAにしゃちほこラリアットからシットダウン式パワーボム、そしてバタフライロックで捕獲し一気に絞めあげる。
しかしSANADAが必死でロープに逃れると、YOSHI-HASHIはカルマを狙うがSANADAがSkull End!で切り返して絞めあげた、最後はラウディングボディープレスで3カウントでSANADAが勝利となる。IWGPジュニアタッグ選手権3WAY戦は、鈴木軍がSHOの腰を狙い撃ちにして主導権を奪うも、やっと交代したYOHが孤軍奮闘して盛り返す。3Kが合体ジャンピングニーでBUSHIを捕らえ、合体カナディアンハンマー、スーパードロルと連係で畳みかけ、3Kを狙うがヒロムがカットに入り、BUSHIが毒霧をSHOに噴射するが、金丸がBUSHIにウイスキーミストで排除すると、この隙にデスペラードがSHOを丸め込んで3カウントで鈴木軍が王座奪取、鈴木軍の策士ぶりに、3Kやロスインゴがしてやられる結果となった。
今年で46周年目となり、47年目がスタートした新日本、朝からターザン山本氏が旗揚げ記念日に冷や水をぶっかけるような発言をTwitterで更新したが、その冷や水さえも熱くさせて見事に蒸発させた。新日本に理解を示さない人間達が何度冷や水をぶっかけようが、それを蒸発させる熱さや力がある。それが現在の新日本プロレスなのだ。古きものから学ぶべきものは確かにあるが、それをまた新しく発展させなければいけない。例え古い常識を振りかざして発展を止めようとしても、時代の波は絶対に止めることは出来ない。今回の旗揚げ記念日で再確認できた試合だったのではないだろうか…。今後の新日本が楽しみである。
昨日の大田区大会「旗揚げ記念日」も、沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「NEW JAPAN CUP 2018」は、3月9日(金)後楽園ホールにて開幕です。皆様のご来場をお待ちしております。 #nj46th #njpw pic.twitter.com/TSbQNNV06S
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年3月7日オスプレイと!ありがとう弟! pic.twitter.com/95UqHldmZr
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年3月6日天晴れ!オカダ・カズチカ天晴れ!ウィル・オスプレイ This is awesome! #CHAOS
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2018年3月6日アメブロを更新しました。
『『大阪から実家ッ‼』。』#真壁刀義
【他画像20枚】
https://t.co/0xqWOJf3Rg
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2018年3月6日LOS INGOBERNABLES de JAPON
https://t.co/YgJS4XkijO
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年3月6日タンコブ半端ない
相変わらず人を人と思わないヤツだな
あんな鋼鉄のマイクスタンドを人の脳天に叩きつけるなんて
鉄パイプで殴ってんのと同じだぞ
俺じゃなかったら死んでるぞ
逆に言えば
アレを使うしかないくらい追い込まれたんだろ?
フハハハハハ!
— タイチ (@taichi0319) 2018年3月6日ここ、大田区総合体育館で響く#レッツゴータイチ は格別だね
私が初めて
彼に寄り添った場所。
ひとつ、またひとつ
どんどん大きくなる聖帝様
今後もしっかり添い遂げます。#njpw #njpw46th pic.twitter.com/CdxmpnYjbm
— あべみほ (@abemiho0110) 2018年3月6日若造2人…
まだまだ…
顔じゃねぇよ!
他の2人もな。 pic.twitter.com/UppWR2ShJa
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年3月6日para mi amigo @TIMEBOMB1105
今日の試合、お前にエプロンから叩き落とされただけの金魚の糞にベルトかっさらわれた気分はどうだ? pic.twitter.com/gbP5uKWCHb
— El Desperado (@0_desperado) 2018年3月6日クソッタレが
— Roppongi3k SHO (@njpwShowT) 2018年3月6日Suzuki-Gun = #njpw46th
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2018年3月6日新日本プロレス、46回目の旗揚げ記念日でした!フォントも懐かしくて素敵。変わるもの、変わらないもの。時代や選手は変わっても、そこにあるのは揺るぎないプロレスへの誇りでした。 pic.twitter.com/rzVXdlqauh
— sayoko mita (@345m) 2018年3月6日新日本プロレスさん46周年おめでとうございます
20歳最後の観戦は、大田区体育館で
お仕事が大田区で終わるという、まさにデスティーノ✨
SKE48は、今年10周年❗❗まだまだ頑張るパワーをいただきました✨
2.23のときには、お花もいただき感謝です#njpw46th pic.twitter.com/JeHACoK6tv
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2018年3月6日PR -
棚橋弘至が復帰!NEW JAPAN CUP2018組み合わせ発表!
【『NEW JAPAN CUP』1回戦のカードが決定!】
3.10愛知で“復活”棚橋がタイチと激突!
3.11尼崎で内藤vsザック! 飯伏vsYOSHI!https://t.co/qYsAAlDlbF#njcup #njpw pic.twitter.com/QMfsA3xinF
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年2月26日「NEW JAPAN CUP2018」の組み合わせが発表され、今年は前年度覇者の柴田勝頼は復帰出来ず、EVILはオーストラリア遠征で左目眼底骨折、ケニーは首の負傷もあり3・25ロスでは飯伏とのゴールデン☆ラヴァーズでヤングバックスとの対戦が決定したのもあって大事を取り棄権、永田も外れたが、代わりに第11回覇者の飯伏、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJrのKESが第10回以来のエントリー、ザック・セイバーJr,、ヘビー級転向を果たしたタイチ、チャッキーTが初エントリーとなった。
1・28きたえーる大会以降、右膝の負傷で欠場していた棚橋弘至が復帰、1回戦の3・10愛知ではタイチと対戦する。棚橋がIWGPインターコンチ王座奪還を狙うならタイチ戦は落とせないが、棚橋はNJCの1回戦は鬼門なだけに、病み上がりでのタイチ戦は厳しい感じもあり、タイチが勝てば今後にも繋がってくる。
優勝予想はオカダ・カズチカへの次期挑戦者が争点となってくることから、自分的には本命は石井vs飯伏で、石井が優勝と見ている。理由は本隊、ロスインゴ、鈴木軍とオカダは総なめとなっていることから、次期挑戦者は同門のCHAOSからしかなく、またジェイ・ホワイトも「同門同士のタイトルマッチが組まれない」ことでの疑問点が自分の中で引っかかっていることから、2016年度のG1公式戦でオカダを破っている石井が妥当なのではと見ている。石井は新日本だけでもNEVER王者も何度も戴冠し、昨年度は内藤哲也に2連勝していることから実績は充分、今年は誰が優勝して4・1両国の舞台でオカダの前に立ちはだかるのか、楽しみである。
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ゴールデン☆トリガーが決まった!勝利のゴールデン☆ラヴァーズにヤングバックスが対戦表明!
2月24日 ROH&新日本プロレス合同興行「HONOR RISING:JAPAN 2018」後楽園ホール 1714人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ビアンシティ・ブルーザー(4分25秒 片エビ固め)×トーア・ヘナーレ
※ミルウォーキー・ベスト・スプラッシュ◇第2試合◇
▼20分1本
○ジェイ・リーサル ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(6分35秒 片エビ固め)高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ ×ヒクレオ
※ヘイル・トゥ・ザ・キング◇第3試合◇
▼20分1本
BUSHI ○高橋ヒロム(10分17秒 片エビ固め)×フリップ・ゴートン 田口隆祐
※インスルヘンテス◇第4試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[第14代王者組]バットラック・ファレ ○タマ・トンガ タンガ・ロア(9分16秒 体固め)[挑戦者組]獣神サンダー・ライガー デリリアス ×チーズバーガー
※ゲリラ・フォー・エアー
☆ファレ&タマ&ロアが2度目の防衛に成功【タマの話】「オイ!次は、ワッパーJrじゃなくて、ダブル・ワッパーを持ってこいよ!ダブル・ワッパーチーズだ!全然食い足りねぇんだよ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ハングマン・ペイジ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分35秒 体固め)×ジェイ・ホワイト YOSHI-HASHI チャッキーT
※ライト・オブ・パッセージ【バックステージでのヤングバックス】
※ヤングバックスが退場してきて、モニターを見るとまだペイジがジェイを襲っている。
ニック「オイ!アイツ、何やってんだよ!?」マット「何てこった!どうしちゃったんだよ!(※と、口々に言いながら控室へ)」
【ペイジの話】「オマエらが聞きたいのは一つだけだろう? ジェイ・ホワイト、俺はオマエを倒した!あのクソヤローをやってやったぜ!俺は今、アイツ以外に何も見えてないんだ!オマエらみんな、ジェイ・ホワイトが俺にやられるところを見たろう!? 俺がファイターだってことが分かっただろう!アイツはIWGP USチャンピオンだ。アイツがどんなにハードにやってきても、俺の方が上なんだ。俺はアイツの持ってるタイトルがほしいんだ!タイトルマッチのチャンスがいつ来るのかは分からない。でも、いずれその日はやってくる。そして俺がアイツから、あのベルトを奪うんだ。俺には見えてる」
◇第6試合◇
▼ROH世界選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[第28代王者]○ダルトン・キャッスル(16分0秒 エベレスト・ジャーマンスープレクスホールド)[挑戦者]×ビアンシティ・ブルーザー
☆キャッスルが王座防衛、もう一人は[挑戦者]バレッタ【キャッスルの話】「お前ら、見たか、俺のタイトルマッチを? 俺はバカなキャラに見えるかもしれないが、俺はマジなんだ。ブルーザーが挑戦してきたが、なぜそれを受けたかというと、俺は何も怖くないからだ。何が起こっても、どんなハプニングが起こっても、このベルトを守り抜く。なぜなら、俺は心の底からこのチャンピオンであることを思っているからだ。何があっても俺はこのベルトを守る。絶対に負けない。そういう自信が俺にはあるんだ」
【バレッタの話】「あー!先週、腕をケガしてしまったせいで勝てなかった。腕が治るまで、少し休むよ。戻ってくるのはいつになるか分からないけど、そんなに長くはかからないはずだ」
【ブルーザーの話】「ダルトン!忘れるんじゃねぇぞ!明日、俺たちはアメリカに帰るんだ。そしたらまた、オマエの持ってるタイトルに挑戦してやる!次は負けねぇからな!そして、ヒロオキ・ゴトー!俺は絶対また日本に戻ってくる!その時はオマエのベルトは俺のもんだ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○飯伏幸太(20分15秒 片エビ固め)Cody ×マーティ・スカル
※ゴールデン☆トリガー(試合終了後)
ケニー「もうバックステージで言ったんですけども、会場言いたいことがある(※大歓声)。ゴールデン☆ラヴァーズの! 復活ができました!!(※大歓声&『ゴールデンラヴァーズ』コール) でも、もちろん俺はカナダ人。そして、それ(これ)はROHの大会ですから、ちょっと英語でマイクパフォーマンスしますね(※大歓声、ここからケニーは英語でマイクアピールを続行)ROHのファンたち、新日本プロレスのファンたち、このチームこそが、俺の人生の中でも最高の瞬間なんだ。4年の時を経て、新日本では8年の時を経て、俺たちは戻ってきた。俺たちがゴールデン☆ラヴァーズだ(※大歓声)。2017年には、俺のキャリアにこんなことが起きるなんて考えてなかった。でもここへきて、突然夢が叶った。飯伏幸太とのチームを再結成するという夢が叶ったんだ。俺たちこそが、世界最高のタッグチームだ!(※大歓声) 今なら自信を持ってそう言える。たとえ小さなミスがあったとしてもだ。それはどこのリングだって言える。ニュージャパンでも……」(ここでマット&ニックが登場し、場内が「ヤングバックス」コールに包まれる。そして、マットがケニーからマイクを奪う)
マット「いやいや、大丈夫。問題はない。キミたちは親友同士だろ? それは俺たちも認めてるよ。でも、ゴールデン☆ラヴァーズが世界一のタッグチームだって!? いや、そうじゃないだろ! ヤングバックスこそが世界一のタッグチームだろ!?(※大歓声&『ヤングバックス』コール) それにはちゃんとした理由があるんだよ。今日、この日をもって俺たちは決めたんだ。俺たちは兄弟でヘビー級タッグに挑戦する(※大歓声)。コレが何を意味するか分かるよね?」
(ここでマット&ニックは退場し、ケニーが再び日本語でマイクアピール)
ケニー「ヤングバックスが、ヘビー級のタッグチームになりたいって。だから、なんか『待った』みたいなことを言いました。それは、挑戦か? 挑発か? どうかわからないんですけど、いつかはゴールデン☆ラヴァーズと闘うはずじゃないですかね?(※大歓声&大拍手) 正直、それはどう感じるかわからないけど、気持ちがよくわからないんですけど、ちょっと…もっと考えると、それはドリームマッチじゃないですか?(※大歓声) みんなの見たい試合ですか?(※大歓声&大拍手) だから、飯伏さん。もし、いつかヤングバックスとやったらどう思いますか?」
飯伏「ケニー。絶対にいい試合になるから。組んで下さい。お願いします」と返答。さらに、ケニーが「しかも、ベストバウトを取る可能性が高いから! 久しぶりに飯伏さんとベストバウト取りましょう!」
(そして最後は、ケニーが「GOOD BYE&GOOD NIGHT! BANG!」の決めゼリフを披露し、大会終了となった。)
【バックステージでのゴールデン☆ラヴァーズ】
ケニー「イブシ、これが俺たちの望んでたスタートだよね。ゴールデン☆ラヴァーズ、ミスはあったけど勝った。イブシサン、ありがとう。Cody、見ろよ。これが俺たちゴールデン☆ラヴァーズの姿だ。だが、Cody、これで終わりじゃないぞ。お前がBULLET CLUBの輪を乱してるんじゃないか? ヤングバックスが対戦をアピールしてきたが、俺たちの友人であり、兄弟みたいな存在だ。俺は信じてる。ゴールデン☆ラヴァーズがベストなタッグチームであることを証明したい。(※日本語で)ニブシサン、何か日本語で」飯伏「いつでも、ヤングバックスとボクは試合をしたいので、いつでも組んでいただいて。ボクとケニーのゴールデン☆ラヴァーズが、“世界最高”というのを見せたいです。証明したい。証明しましょう。ありがとう」
ケニー「(※日本語で)他に質問は?」
――2日間通して手応えは?
飯伏「まだまだ。いまからなので、試し運転というか。これから、もっともっと良くなると思います」ケニー「(※日本語で)新しい連携とか技とか、今日出しましたから、それは楽しかった。もちろん、100パーセント完璧ではなかったけど、これからですよね?」
飯伏「そうですね。練習してないのにできたね」
ケニー「(※日本語で)ヤバいっす」
――約3年半の空白があった中で実際に組んでみていかがでしたか?
飯伏「3年半ぶりとは思えない感覚ですね。それはケニーが上手いっていうのもあるし、自分も別のところで成長してきたっていうのもあるし。全然、違和感なくできたんじゃないかなと。これからも頑張りましょう!」ケニー「(※日本語で)頑張りましょう!」
――2人で目指すべきものは定まってますか?
飯伏「いろいろタイトルマッチとかもあるし、最終的にはIWGPヘビーのタッグのベルトが獲りたい。それまでにも、各自なにか獲るモノがあると思うので、それを達成しつつ、タッグのベルトも獲りたい」ケニー「(※日本語で)正直、私にはベルトとか関係なく、ホント“世界のベスト”を証明して見せたいです。それはベルトを持つか、持たないか、ホント私には関係ないです。We can change the world」
――フィニッシュ名は、“ゴールデン☆トリガー”で決定ですか?
ケニー「(※日本語で)ハイ。私が勝手に名前つけたけど、“ゴールデン☆トリガー”でいいかな?」飯伏「いい!」
※最後に二人でガッチリ握手を交わし、コメントブースをあとにした。【バックステージでのCody&スカル】
スカル「何も言うことはないな。BULLET CLUBは俺の全て、俺の人生なのに、一体何が起こってるっていうんだよ……」※Codyがインタビュースペースに現れ、マーティーに声をかける。
Cody「マーティー、大丈夫か?」スカル「大丈夫じゃねぇよ、だって負けちまったじゃねぇかよ」
Cody「あんなのは負けじゃねぇよ!全部、ケニーのインチキだよ!」
スカル「そんなことねぇだろ!」
Cody「イブシは俺にキスしてきたんだぜ!? アイツの方から俺にキスしてきたんだぜ!? アイツは俺を求めてるんだよ!」
※と、Codyがマーティーに何やら耳打ちして去る。
マーティー「アイツは古いタイプの人間だからな……」ROH&新日本合同興行の2日のメインは復活ゴールデン・ラヴァーズvsCody&スカル、BULLET CLUBの行方も含めて注目の一戦となった。
先発は飯伏とスカルも、ケニーに交代するとCodyが登場、しかし試合はスカルに任せて客席で座ると、スカルの回転エビ固めを堪えたケニーは客席のCodyに鉄柵越えのプランチャを命中させる。だがスカルの強襲を受けたケニーにCodyが攻め立てつつ、コーナーの飯伏に投げキッス、これに怒ったケニーはCodyを何度もコーナーに叩きつけ、許しを請うCodyを蹴り倒す。
飯伏が入ってダブルリーブロック、飯伏のキックからケニーがコタロークラッシャーとゴールデンラヴァーズお馴染みの連係から、場外のCody組にクロスラッシュを狙うが、Cody組は阻止し飯伏を捕らえにかかって形成を逆転させる。
スカル、Codyの滞空時間の長いブレーンバスターを喰らった飯伏だったが、やっとケニーに交代するとCodyにダイビングクロスボディー、フランケンシュタイナーで猛反撃、スカルには飯伏が入ってミサイルキック、ケニーのカミカゼから飯伏のその場飛び、ケニーのムーンサルトの波状攻撃をスカルに決めると、新合体技ゴールデン☆トリガーを狙うが、Codyが間一髪カットに入り、スカルが飯伏に指折りから、Codyが断崖式クロスローズを狙うも、ケニーがVトリガーで間一髪カットに入る。
スカルはケニーに傘で一撃からCody張りのクロスローズを決め、Codyとのミサイルキックインパクトからチキンウイングフェースロックで捕獲、飯伏もCodyのアメリカンナイトメアに捕まるも、起き上がったケニーはスカルを担いだままCodyにセントーンでカット、ケニーとCodyは殴り合いもケニーがVトリガー、飯伏はスカルにオーバーヘッドキックを放つが、飯伏のミドルキックにスカルはラリアットで応戦すると、再度Codyとのミサイルキックインパクトを狙うが飯伏は着地し、ケニーと共にCody組を場外へ追いやるとクロスラッシュを完成させる。
ケニーはスカルに蒼い衝動を決めるが、Codyはケニーをクロスローズを決め、スカルとの合体スティンブレーカー、そしてCodyは飯伏にキスも、男色ディーノで慣れている飯伏に狂気が宿ってCodyを投げ放しパワーボムで叩きつけて排除すると、最後はスカルを捕らえてゴールデン☆トリガーを完成させて3カウントとなり、復活を果たしたゴールデン・ラヴァーズが勝利を収めた。
試合後に日本語、英語でアピールするケニーにヤングバックスが現れ、共闘ではなくゴールデンラヴァーズとの対戦を要求、ヘビー級へ転向をアピールする。ヤングバックスの要求にゴールデンラヴァーズも受諾して大会は締めくくられた。
試合内容もゴールデンラヴァーズはクロスラッシュを狙った際に場所を確認したためか時間をかけるシーンはあったものの、以前より磨きがかかった連係を披露、ケニーに未練を残していたスカルも吹っ切れたことで、予想以上の激戦となった。試合後のヤングバックスの挑戦表明はゴールデンラヴァーズの試合を見て触発されたということか、決定となれば壮絶な試合になることは間違いない。またヤングバックスのヘビー級転向はジュニアタッグでの実績を考えるとやりたいことはやり尽くしたということだろう。ただ両チームがIWGPタッグに狙いをつけると王者のEVIL&SANADAにとって驚異的な存在になることは必至、タッグ戦線も面白くなるかもしれない。
最後にBULLET CLUBの行方に関しては、スカルがCody寄りになったが、Codyへの不信感が拭えておらず、ヤングバックスに関してもゴールデンラヴァーズが終わってからではないと結論は出せず、6人タッグ王座を防衛したファレらオリジナル派も現時点ではまだ高見の見物のまま、ゴールデン・ラヴァーズvsヤングバックスが終わってから出ないと全ては動かないということなのか?セミのROH選手権は試合開始直前で、第1試合でヘナーレを粉砕したブルーザーが乱入して双方を襲撃、これを受けて3WAYに変更され試合も大混戦となる。終盤にはさすがに2試合目で疲れが目立ってきたブルーザーにキャッスルとバレッタは二人掛りで雪崩式ブレーンバスターを決めるも、バレッタがブルーザーを連行すると、ブルーザーはエプロン上でのデスバレーボムで叩きつけ、キャッスルにもエルボーからラリアットで場外に転落させ、バレッタをリングに戻したブルーザーはミルウォーキー・ベスト・スプラッシュを投下も、かわされて自爆となってしまう。
これを逃さなかったバレッタが後頭部ニーからパイルドライバーで突き刺すが、ブルーザーへの串刺しはかわされると、ブルーザーがスライディングキックからミルウォーキー・ベスト・スプラッシュを投下も、バレッタはカウント2でキックアウトする。
キャッスルはバレッタを小股すくいスープレックスで排除すると、残ったブルーザーをエベレストジャーマンで3カウントを奪い王座防衛。第5試合はジェイが挑戦表明したペイジを通り越して飯伏を狙出だしたことで、ペイジがヤングバックスのダブルスーパーキックの援護射撃からライト・オブ・パッセージでジェイから直接フォールを奪い、試合後も制止に入ったヤングバックスが帰った後で、残ったペイジがイスの上でのライト・オブ・パッセージでジェイにダメ押ししてKOし、US王座挑戦をアピールした。
「HONOR RISING:JAPAN 2018」後楽園ホール2連戦が終了!
本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「旗揚げ記念シリーズ」は3月1日(木)大阪府立体育会館・第二競技場にて開幕です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #ROH pic.twitter.com/sFpKI7LVhq
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年2月24日3年以上全く別々の時間を過ごしてきた。その空白が少しずつ埋まっていくような不思議な心地よい感覚になった。
これからどうなるか?何か色々な事が起きているけれど自分の周りが真っ白になればいいなと思った
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年2月24日
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2018年2月24日LEAVE THE MEMORIES ALONE#villain ☔️ pic.twitter.com/zP47ntHlzp
— Marty Scurll (@MartyScurll) 2018年2月24日Hey I ripped two of my body parts last week at pwg and now I have to take a some time off from fighting see ya
— TRENT? (@trentylocks) 2018年2月24日Give me my title shot. Give me my moment. https://t.co/3UX5vMHrdQ
— HANGMAN PAGE (@theAdamPage) 2018年2月24日Thanks for playing cheeseburglar @CheeseburgerROH https://t.co/JebtSBfGmV
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2018年2月24日こんばんは☆ROHのダルトンキャッスルと言えば孔雀ボーイズ。今回もやっぱり現れました。だけど何処かで見たような?正体は誰なんでしょうか?謎は深まるばかりです☺ #やっぱり居たか! pic.twitter.com/3lwr2whAFV
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年2月24日 -
ゴールデン・ラヴァーズが復活も新合体技はお預け、BULLET CLUB内の複雑な人間関係…
2月23日 ROH&新日本プロレス合同興行「HONOR RISING:JAPAN 2018」後楽園ホール 1700人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ 高橋裕二郎(7分20秒 片エビ固め)トーア・ヘナーレ ×北村克哉
※グラネード◇第2試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○デリリアス チーズバーガー(7分8秒 回転エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×ヒクレオ◇第3試合◇
▼20分1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分5秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※メルツァードライバー◇第4試合◇
▼スペシャル3WAYマッチ/20分1本
○フリップ・ゴートン(12分48秒 片エビ固め)×高橋ヒロム
※フォーフリッピースプラッシュ もう一人はKUSHIDA◇第5試合◇
▼30分1本
○ジェイ・ホワイト バレッタ チャッキーT(10分10秒 片エビ固め)ダルトン・キャッスル ジェイ・リーサル ×田口隆祐
※ブレードランナー◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第17代王者]○後藤洋央紀(13分38秒 片エビ固め)[挑戦者]×ビアンシティ・ブルーザー
※GTR
☆後藤が2度目に成功。後藤「ありがとうございました。今日も新しい世界を見させてもらいましたよ。いままでも言ってる通り、これから誰の挑戦でも受けるよ。無差別級だろ? ジュニアでも、ヘビーになったばかりのヤツでも、ヤングライオンだっていいんだよ。オイ、誰でも名乗りをあげてみろよ。オイ、このベルトとともに俺はいろんな世界を見て、このベルトはその光景を見せてくれると思ってるから。ありがとうございました」
ビアシティ「ヒロオキ・ゴトー!あのベルトは俺のものになるはずだったんだ!もっとビールを持ってこい!俺は必ず日本に戻ってくる!俺のものになるはずだったあのベルトを手に入れるために、絶対に日本にカムバックしてやる!」
◇第7試合◇
▼30分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ マーティ・スカル(20分30秒 片エビ固め)ケニー・オメガ 飯伏幸太 ×チェーズ・オーエンズ
※ライト・オブ・パッセージ(試合終了後、ケニーとCodyが乱闘になり、それをマット&ニックが引き離す。これでケニーが飯伏と退場すると、Codyがマット&ケニーに詰め寄る。しかし、ペイジたちが2人を連れて行き、Codyが1人で場内へ残る)
Cody「ROHの第1夜にようこそ!オレこそがROHの顔。そのオレがメインイベントというのも当然だろう。ここで確かめておきたい。お前らは“チーム・ケニー”? それとも“チーム・Cody”なのか? まぁ、ここでは言えないかもしれない。でも、これから言うことを家に帰ったらググってみてほしい。大切なことだ。今日、この試合が終わり、このリング上で示された。“ゴールデン☆ラヴァーズ”復帰。このリングの上でついさっき“ゴールデン☆ラヴァーズ”が復活した。イブシはケニー・オメガの犬だ。Being the Eliteでも言ってるが、ここでも言っておく。BULLET CLUB is fine!もう一つ、BULLET CLUB is mine!」【バックステージでのゴールデンラヴァーズ】
ケニー「ガッデム。自分が予測してたカムバックにはならなかったことが悔しかった。でも、凄くいまの状態が自然に感じる。一つだけ言わせてもらうと、しっかりと信頼できる相手が背中を押してくれる。そういう状態でリングにいられるっていうことが素晴らしく、それは一度も忘れたことがなかった気分だった。ゴールデン☆ラヴァーズの復活。自分が思っていたカムバックではなかったけど、いい試合になった」飯伏「明日も頑張っていきましょうか?」
ケニー「(※日本語で)そうですね」
飯伏「3年以上ぶりですからね。復活……復活したら負けちゃったんですけどね。まぁ、可能性しかないというか。まだまだ明日は進化して、どんどん進化して」
ケニー「(※日本語で)実は、考えているより上手くできた、今日は」
飯伏「できた。ホントに」
ケニー「(※日本語で)もっと全然、上手く連携とかもいかないと思ったけど、思った以上に上手くいったんでね」
ケニー「この問題は、Codyと自分のことであって、自分と飯伏は関係ない。We are fineだ。これからの自分たちに期待してほしい」
――改めて、ゴールデン☆ラヴァーズの再結成ということでよろしいですか?
飯伏「ゴールデン☆ラヴァーズの再結成でいいです!ありがとうございます」――ケニー選手としてもゴールデン☆ラヴァーズの再結成ということでよろしいですか?
ケニー「(※日本語で)そうね。そうです。それはもちろん終わらないです。これからも2人で頑張りたい。っていうか、ずっと2人で頑張りたくて、今日は負けても気持ち良かったです」飯伏「楽しかった」
ケニー「(※日本語で)結果だけ悔しかった」
飯伏「また明日ね。ありがとうございました。行こう(※ケニーとともに控室へ戻っていった)」
【スカルの話】「どうだ、メインに相応しい試合だっただろう。ROHよ、俺を見たか!? 俺を単なるジュニアヘビーの選手だと思ってナメるんじゃないぞ。俺は、このヴィランはROH世界王座も狙ってるんだ。俺を忘れるな!」
【バックステージでのCody、ペイジ】
ペイジ「マーティはどこに行った? ここに来たのか? もう何かしゃべったのか!? もう戻ったのか? (※目の前にいた記者に)オマエに聞いてんだ! 答えろ!(※記者が『控室に戻った』と返答)何だよ!今日は俺が勝ったんだぞ!(※再び記者に)俺のフィニッシュ技は何だ!? 言ってみろ!知らねぇのか!? あぁ!? 言ってみろよ!(※他の報道陣に)オマエら、英語しゃべれるヤツはいねぇのか!ケニー・オメガはクソヤローだ!Codyもクソだ!オイ、Codyはどこに行ったんだよ!? Codyを連れてこいよ!」※荒れ狂っているところにCodyが戻ってくる。
Cody「ペイジが勝ったんだからいいじゃないか!BULLET CLUBは“チーム・Cody”だからいいんだよ!悪かったよ!“チーム・Cody”はこれからもずっとずっと続いていくんだよ! BULLET CLUBを代表して、“チーム・Cody”は続いていくんだよ!」ペイジ「そんなこと言ってる場合かよ!? 俺たち、揉めてる場合じゃねぇだろう?」
Cody「分かった、分かった!今日はペイジが勝った日だからな!俺に聞くんじゃない!ペイジに聞いてやってくれよ!(※と、立ち去る)」
※ペイジはCodyが去っていった方をもの言いたげに見ていたが、やがて何も言わず立ち去る。ROHと新日本による合同興行2連戦がスタートとなったが、2連戦のテーマは分裂となったBULLET CLUBの動向、2連戦の注目は1・28きたえーる大会でCodyがケニーを襲撃したことでBULLET CLUBは分裂も、飯伏がケニーを救出したことでゴールデンラヴァーズが復活、そして二人による新合体技を編み出して、今回の2連戦に臨んだ。
久々に同じコーナーに立ったゴールデンラヴァーズに大声援が送られるが、Codyがファンが持つゴールデンラヴァーズのプラカードに唾、またバカと叫んで悪態を付く中で試合開始となり、序盤はケニーがBULLET CLUBでのパートナーであるオーエンズとの連係でペイジを捕らえるが、オーエンズが飯伏への交代を狙ったところでCodyがカットに入り、Cody組はオーエンズを捕らえ意にかかるも、スカルだけが躊躇したことでCodyらの怒りを買い、スカルは仕方なくケニーと攻防を繰り広げるが、もう一つ乗り気になれない。
Cody組は再度オーエンズを捕らえ、飯伏とケニーへの交代を徹底的に阻止、スカルは"ケニーがおかしくなったのは、オマエのせいだ”といわんばかりに飯伏に中指を立てるも、Cody組の3人同時トペだけは、またスカルだけが躊躇してしまい、ペイジが怒りだす。
徹底的に交代を阻止されたオーエンズだが、やっと飯伏に交代するとケニーも入り、スカルにダブルリーブロックから合体コタロークラッシャーとゴールデンラヴァーズのおなじみの連係から、場外のCody組にクロスラッシュを発射、リングに戻るとスカルにキャッチングジャーマンかから、カミゴエ&Vトリガーの新合体技ゴールデントリガーを狙うが、Codyが間一髪カットに入り、館内は大ブーイングとなる。
ケニーはクロスローズを狙うCodyにVトリガーからドラゴンスープレックスで投げるが、再度のVトリガー狙いは、ペイジがジ・アダムス・アップルでカット、ここから乱戦となり、飯伏を憎むスカルが飯伏をチキンウイングアームロックで捕獲してから、Codyとのミサイルキックインパクトを決めるも、飯伏もスカルにその場飛びシューティングスター、ジ・アダムス・アップルを狙うペイジにハイキックを浴びせ、志願して交代したオーエンズがパッケージドライバーを狙うが、ペイジがライト・オブ・パッセージで3カウントとなり、Cody組が勝利。
試合後はゴールデンラヴァーズとCody&スカルが乱闘になる中で、ヤングバックスが両軍を制止、ヤングバックスはスカル、ペイジと共に引き揚げると、リング内ではCodyがBULLET CLUBのメンバーに対して明日態度を決めろとアピールして大会を締めくくるも、バックステージではペイジがCodyと口論になるなど、不穏な空気が漂っていた。
新合体技であるゴールデントリガーは決まらずも、いざ組んでみるとゴールデンラヴァーズは見事な連係、ゴールデントリガーは明日にお預けか、BULLET CLUBの現状を見ると、ケニー側に着いているのはオーエンズだけ、スカルはケニーに未練を残しているが飯伏を憎んでいる。ヤングバックスはCody側に見えるが、Codyとペイジも口論になっていることから一枚岩といえず、スカルもCodyらからしてみれば信用できるのか、誰が誰を信用していいのかわからず、ややこしい状態になっている。ただ気になるのはタマ、タンガ、ファレ、裕二郎らが「The Eliteの内紛」ということで中立を保って高見の見物と決め込んでいることから、タマらが中立層の選択も注目になりそうだ。セミで行われたNEVER選手権は後藤に初来日のブルーザーが挑戦、ブルーザーはWLW出身でハーリー・レイス門下、またNOAH勢が海外遠征に来た際にも対戦経験があるという。ブルーザーは缶ビール片手に呑み干し、葉巻をくわえるなど、サンドマンとディック・ザ・ブルーザーを合わせ持ったキャラで体格もある。
序盤はブルーザーがマッチアップで圧倒し、マットに落ちている葉巻に後藤の顔面を擦り付ける。ブルーザーはコーナーの後藤をジャブで場外へ落とすと、エプロンダッシュのトペコンヒーロを発射、逆水平合戦でも後藤を圧倒し、缶ビールを口に含んで後藤の顔面にビールミストを噴射する。
後藤はラリアットを連発するがブルーザーは倒れず、追走式ラリアットでやっと倒してから村正、バックドロップで反撃し、牛殺しを狙うがブルーザーは上がらず突き飛ばしたブルーザーは串刺しスプラッシュ、ヒップアタックからキャノンボール、リバーススプラッシュと後藤を追い詰める。
後藤は突進するブルーザーをスリーパーで捕獲しPKを狙うが、ブルーザーがキャッチしてシットダウン式パワーボムからコーナーも、後藤が牛殺しを決めるとGTRで勝負を狙うが、ブルーザーはエメラルドフロウジョンで切り返し、コーナーからダイビングボディープレスも、後藤は間一髪かわしてスライディングラリアットを炸裂させる。
後藤がラリアットもブルーザーのラリアットと相打ちとなるが、後藤は打ち負けてしまうと、ブルーザーの顔面にノーモーション頭突きからGTRで3カウントを奪い逆転防衛。最後は後藤の強引さが勝ったが、ブルーザーに関してはキャラだけでなく実力もあることから末恐ろしさを感じさせた。【後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。「HONOR RISING:JAPAN 2018」は、明日2月24日(土)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #ROH pic.twitter.com/Y9Ok0LaPRk
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年2月23日Such an astute observation Kevin...but they lost.
Bullet Club 1 - "Lovers" 0 https://t.co/Y9jgywx48e
— Cody Rhodes (@CodyRhodes) 2018年2月23日People are too sensitive. I'm not sorry. I didn't intend my post-match comments to be "controversial". I'd say people are overreacting. I was fair and honest, and what I said...needed to be said.
https://t.co/qRucozDh7a
— Cody Rhodes (@CodyRhodes) 2018年2月23日Only one person bothered to talk to me and apologize tonight. Leadership. https://t.co/2LYhYeV7kw
— HANGMAN PAGE (@theAdamPage) 2018年2月23日Tomorrow
The Villain & The Nightmare
vs
The Golden Lovers @njpw1972 @ringofhonor #villain ☔️ pic.twitter.com/3xYyC2cnft
— Marty Scurll (@MartyScurll) 2018年2月23日祝V2 Thank you!
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2018年2月23日NEVER無差別級タイトル防衛おめでとう! #CHAOS
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2018年2月23日Tonight was a dream come true, Thank you Japan #NJPW https://t.co/uUM6vG9uQu
— Flip Gordon (@TheFlipGordon) 2018年2月23日こんな日が来るなんて!あの空気感はあの時のままで、でもきっとまだこれはあたらしい冒険のほんの始まり。ですよね?
— sayoko mita (@345m) 2018年2月23日 -
今年初の大阪でのビックマッチも札止めで大盛況!新日本にレイ・ミステリオが参戦へ!
2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」 エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第6戦/20分1本
○永田裕志(10分58秒 バックドロップホールド)×北村克哉【永田の話】「まあ、一つひとつの技とかね、受け身とか、攻撃パターン、チョップ。エルボー、そういうものを一つひとつ、確かに身につけてるのはわかります。新人離れした体を使った、それを有効に使う技もできつつある。それはよくわかる。ただ、プロレスっていうのは本当に闘いなんで。自分の体を有効に使いながら、いざ殴られたり蹴られたりしたときに、“なにクソッ!”ってものがもっとリングで出ないと。リング上は闘いなんだから、相手に対して、怒りとか、そういうものをぶつけながら殴る蹴る、叩きつける、そういうレスラーになってほしいですね。すごいモノ持ってますから、北村ってのは。ま、我々も、昔はそうやって、先輩たちに殴られ蹴られ、谷底に落とされ、そっから這い上がってきたのでね。今日の彼の7番勝負、かつて僕らがやられてきたそのまんまのことを北村には伝えたつもりです。僕はああやって、当時のコーチだった馳(浩)さんとか佐々木(健介)さん、そういう人たちに谷底に沈められて沈められて、這い上がってきたっていうのがありますからね。まあ、ホントは北村なんかは、もっと攻撃を受けてもいいんですけど、今日までの(7番勝負のうちの)5番勝負までうまくやってたんで、あんまりそれが見えなかったんで、今日は僕が敢えて教えてやりました。この体……あの体で僕のことを吹き飛ばしたら、それはそれでいいんですよ。でも、そんなヤワじゃないんで。26年もやってきた永田裕志の体は。北村はもっとこういうのを受けなきゃダメですね。そして本物のプロレスラーになってほしい。そういう思いからくる厳しい攻めをしたつもりです」
【北村の話】
北村「(※岡の肩を借りてコメントブースに辿り着くと四つん這いになり)チクショーーー!! (※床を叩きながら)ウワァ~~~!! ……悔しいです…」※そこへ中西学が登場。
中西「オイ。お前、そんなモンちゃうやろ!」北村「はい」
中西「俺がよ、次の(北村克哉7番勝負)7戦目、相手したるよ。俺が仕込んだるよ、お前! 心して受けろ(※と言い残して去る)」
北村「お願いします! 中西さん、お願いします! ……永田さん、この世界に導いて下さったのは、永田さんで。永田さんと出会って、僕は“チェンジ・マイ・ライフ”。人生変えた。頑張って行きます。次、7番勝負、中西学さんが、今日、僕と試合して下さると言って下さってるんで。一生懸命、あの人間離れした怪物を相手に、挑みたいと思います……。まだ終わってないです……(※と言い残し、這ったまま控室へ移動)」
◇第2試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(10分22秒 逆エビ固め)YOH ×SHO【バックステージでの金丸&デスペラードの話】
デスペラード「チャンピオン! どうした、チャンピオン!? チャンピオン、タッチ(しろ)! もう1人(ロメロが)いたじゃねぇかよ、この野郎」金丸「チャンピオン・プラス・ワン」
デスペラード「ハッハッハ!」
金丸「(タイトルマッチを)いつやんだ、オイ!? ヘボチャンピオン。まあ、俺らとやったら、ベルト獲られるから、いつまでも黙ってんだろ!? いつでもいいから準備しろ。次、行くからな」
デスペラード「キッチリ2対2でやったらこうなるのは目に見えてんだ。だからお前ら、今日、俺たちがあれだけ『やらせろ』って言ってたタイトルマッチにならなかった。前(から対戦カードが)組まれていたにもかかわらず、自分に自信がないから『ベルトを懸ける』って言えなかったんだ。あ!? そんなチャンピオン、願い下げだよ、こっちから。あ!? ベルトを持ってるっつうのはよ!! ウチのボスみてぇによ! おっかねぇから、強いから、カッコいいから持ってんだろ!? いつまでも逃げ回ってるようなヤツが、振り回していいようなモンじゃないんだ。逃げるなよ」
金丸「まあ、あいつらのチャンピオンも、あと数日だろ。まあ、やらねぇならやらねぇでいいけどな。それだけだ(※と言い越して去る)」デスペラード「あ~あ、ほら? ノブさん、興味失っちゃった。ベルト…まあ、『欲しいのか? 欲しくねぇか?』っつったら、どっちでもいいんだが! でも、明確に、お前らが俺たちに負けたろ。試合見てなかった、結果しか追いかけねぇようなヤツにも伝わるように、あいつらが持っているモノを俺たちがいただく」
◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 マイケル・エルガン KUSHIDA 田口隆祐(11分52秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 タイチ ×TAKAみちのく
※キングコングニードロップ(試合終了後)
真壁「オイ、鈴木さんよ! もういい加減よ、インターコンチ、挑戦させろよ! 腰抜け!(インターコンチのベルトを手に取る)ほら、来てみろよ!」(鈴木は引き上げると見せかけ、猛然とリングにダッシュ。そして、ベルトを手にする
鈴木「このゴリラヤローが! そうかそうか、オマエはまだ現実がわかってねえみてえだな。じゃあ、貴様と、この大阪のクソどもに、俺の気持ちを伝えてやる。オイ、真壁! 俺と戦え!」(これに対して真壁が襲いかかるが、田口とKUSHIDAが止めに入る。なおも真壁と鈴木はつかみあいになるが、セコンドたちが両者のあいだに割って入る。すると、鈴木は花道を引き下がるが、ヤングライオンの岡に八つ当たりのように場外フェンスを投げつける。そして、ストンピングを浴びせると、花道をあとに。真壁がリング上で勝利のポーズを見せ、気合のこもった表情で退場。)
【バックステージでの真壁のコメント】
真壁「オイ、鈴木みのるさん、いや“鈴木みのらず”さんよ。俺の思った通りだ、リング上じゃ、あと引けねぇよな。いいぜ。見事なチャンピオン像だ。いいじゃねぇかよ。ところがどっこいよ、それがテメェの運の尽きだ。オイ、この俺様、真壁刀義はよ、4年か、5年か、(シングルの)チャンピオンシップから遠ざかってる。それはテメェの責任か? いや違うね。この俺様が出たら、必ずベルト分捕るから。だったらこそ勝負だ? いいじゃねぇか。それでこそ、新日本プロレスだよ。核弾頭だ。見してやるぜ。この俺様はよ、会社のテメェら、わかってんだろ? 鈴木みのる、テメェもわかってるはずだ。この俺の本気が爆発したら、テメェら木っ端みじんだ、バカ野郎。しかもよ、今はよ、オリンピックイヤーだ。おもしれぇぜ。技と技、己と己、そして小賢しい技と技。おもしれぇじゃねえか。同じ色してやがるな、オイ、鈴木。俺とテメェはよ、闘う運命にあるんだ。こういう運命にあんだよ。もうテメェはよ、リング上で言っちまったんだ。もう後戻りはできねぇ。わかってんな、この野郎。俺はな、ずっと前から訴えたかった。だからこそ、だからこそ今日のこの俺様の挑発に乗ってくれたな、見事によ。うれしいじゃねぇか。だからこそ、だからこそテメェをよ、完膚なきまでに叩き潰してやる。オイ、鈴木みのる、いや、“鈴木みのらず”さんよ、いいか、根本だ、テメエの根本、叩き潰してやるよ。いいな、テメェ。そしたら、そしたら逆らう者は誰もいねぇ。鈴木軍ももう終わりだ。いいな? 俺は1人ひとり、一つひとつだ、淘汰していくぜ。オイ、テメェら、渦巻き、クダ巻き野郎によ、一言一句、間違いなく伝えろよ。それでこそチャンピオンだ。覚悟しろよ。まあ、鈴木みのるも、単なるオカマ野郎じゃなかったってことだ。まあ、こんだけ超満員の大阪で、そりゃそうだ、俺と鈴木は似てるんだ。ケンカだな。だからこそだ、大阪の野郎は“血沸き肉躍る”だろ。だからこそだ、リング上で挑発行為だ。だからこれが、こうなったわけだ、いいじゃねぇか。鈴木さんよ、お前が『YES』って言ったんだ。もう引き戻せねぇ。もう引き返せねぇ。いいか、覚悟しとけ、それだけだ」――ベルト戦線から4、5年離れていたということで、今回ベルトにかかわる試合をしますが、それに対するプレッシャーなどはありますか?
真壁「プレッシャー? ねぇだろ。あるわけねぇだろ。やっぱりよ、この俺様、真壁刀義がメディアに出れば、“新日本プロレスさすがじゃねぇか”“新日本プロレス真壁刀義やるじゃねぇか”って、そういう称賛もらうわ。ありがてぇよ。ほかに演者さん、いっぱいいるだろ? お笑い芸人さんもいりゃあよ、一般の芸能人もいっぱいいるわ。その中で『おお、おもしれぇな、お前』って言ってくれたよ。ありがてぇ。だけどよ、俺の本質はプロレスラーだ。プロレスラーだからこそ、メディアでもいろいろ頑張ってきた。だけどよ、乾くんだよな。乾くんだ。抑えきれねぇぐらい乾くんだ。なんでかわかるか? 俺、プロレスラーだからだ。俺、芸能人の方でもなんでもねぇ。プロレスラーだよ。プロレスラーで芸能の仕事やらしてもらってるだけだ。俺の本質、プロレスラーだ。しかもわかってんだろ? 俺のギラギラしたレスラー魂を。抑えられねぇんだ。抑えられねぇ。だからこそだ、鈴木みのる。鈴木みのるに挑戦することに意味あるし、だからこそ、あいつの持ってるベルトだよ。(王座から)引きずり下ろすことに意味があると思うんだ。そりゃそうだ。闘う理由なんてねぇよ、そんなモン。俺が闘いたいと思ったんだ。それだけだ。だがな、難癖つけてるだけだ、俺はよ。対戦相手に難癖つけただけ。ただそれだけだ。ただ鈴木みのるとやってみてぇんだ。面白いじゃねぇか。だからこそ、数年前を思い出すんだ。俺が落ち着く前だ。ギラギラしたものがあったろ? それをいま、取り戻しつつあっからよ。やってやるぜ。挑戦? いつでもいいぜ。この俺様、真壁刀義は準備万端だ。準備できてっからよ。いつでも勝負できる。いいぜ、今日のメイン終わってからでもやってやるよ。いつでもやってやる。いつでもやってやる、それだけだ」――鈴木選手が持っているベルトがインターコンチネンタルだから、インターコンチネンタル王座に挑戦すると?
真壁「そりゃそうだ。鈴木みのるが(持ってるのが)NEVERならNEVER(に挑戦)だ。IWGP(ヘビー級)ならIWGPだ。そりゃそうだろ? 俺、褒めることなんて一切しない。褒めることなんて考えたりしねぇ。ただよ、あいついくつだ? もう50(歳)近いだろ? それでもあのパフォーマンスだ。スキあらばよ、首元、掻っ切られるだろ? そういうレスラーだ。そういうレスラーだからこそ、やる意味があるって言ってんだ。この俺のよ、甘くなった部分があんだろ? 俺、自分でもわかってんだ、甘くなったなって。そのへん、記者に質問投げかけられたら、答えちまうだろ? そんなことだよな。(以前なら)『うるせぇ、この野郎!』って一喝したもんだろ? でも、今は丁寧に答えちまう。そのテメェが置かれてる立場もわかってる。ベビーフェースだから、正規軍だから……バカ野郎、そんなモン最初から全部、ブチ壊してやる。だからこそプロレスラー真壁刀義、ここにありってもんだよ。だから色男(棚橋)のことも何も関係ねぇ。敵討ち? そんなの関係ねえ。俺は俺のやり方でベルトを獲る。鈴木みのるを引きずり落とす。それだけだ。カッコいいなあ……。俺、上機嫌だ。なんでかわかる? 鈴木みのるがもう引き返せない。リング上で『YES』って言ったんだ。ただ、それだけだ」――ところで、インフルエンザは大丈夫ですか?
真壁「インフルエンザ? それ、一番大事なことなんだ。1回、NEVER(のタイトルマッチ)流してんだろ。それから物凄い、細かくなった。今、こういう時代だろ? 気をつけねぇとな。この俺様、真壁刀義の魅力はよ、このギラギラした試合と、ギラギラしたコメントなんだよ。テメェで言って、テメェで盛り上がってくるから、やってやろうかとなるんだ。お前らもそれ聞いて、満足だろ? 俺の試合見たらよ、お父さんお母さん、そして子供たち、女子高生たち、そして20歳ぐらいのいい年頃のおねぇちゃんたち、み~んなよ、ワクワクするからよ。それはよ、また今度、リングで証明してやる。新日本プロレスよ、聞いたろ? チャンピオンが『YES』って言ったんだ。オイ、お前らも『YES』って言うしかねぇよな? 言わなかったら……覚悟しとけ、それだけだ」【鈴木の話】「オイ、真壁、そんなに死にてぇのか? オイ、正式に、このプロレス界の王様の前に出て来ることを許そう。真壁、テメェの首持って、一つでここまで出て来い。俺の前に現れろ。ブチ殺してやる……」
【バックステージでのタイチのコメント】
※TAKAはタイチの肩を借りてバックステージへ現れ、苦しそうにうめき声をあげ続ける。
タイチ「(※TAKAに対し)パレハ! 大丈夫か、オイ…。しっかりしろよ、お前…。どうしたんだよ、お前! 終わりか、お前、コラ! 毎日、毎日、コラ! 終わりか、テメェ…!」※TAKAはそのまま控室へ消える。
タイチ「(※TAKAの後姿を見届け)なに、人っつうのはよ、それぞれの道があんだよ。それぞれの人生があんだよ。そう。俺みたいに。分岐点のようだな…。まあ、パレハ(TAKA)もパレハで考えがあんだろ。俺にも俺で考えがある。(※マスコミに向かって)内藤からの返事、来たのか!? どっか受け取ったか!? ねぇだろ。“だんまり”だな。当日まで。わかった。あとはテメェが言うように、『俺とやりてぇんだったら行動で示せ』って、そんなようなことも言ったな!? よし、わかった。やってやろうじゃねぇか。背後に気をつけるんだな…」◇第4試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト 石井智宏 矢野通(7分33秒 レフェリーストップ)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※シャープセンセーション◇第4試合後◇
第4試合終了後、会場のヴィジョンになんと“元WWEスーパースター”レイ・ミステリオ選手が登場。新日本プロレスジュニアの“レジェンド”獣神サンダー・ライガーに対戦表明した。【ミステリオからのメッセージ】「コンニチワ! レイ・ミステリオだ。はじめての新日本プロレス参戦にとてもエキサイトしているよ。俺が闘いたい相手は、史上最も偉大なジュニアヘビー級のレスラー、獣神サンダー・ライガーだ! ライガー、俺はおまえに闘いを挑む。3月25日、『STRONG STYLE EVOLVED』アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチのWALTER PYRAMID でな? 俺の想いは伝えたぜ? あとおまえの答えを待ってる! Booyaka! 6・1・9!」
(このコメントを受けて、場内は「ライガー!」コールが爆発。実況席でゲスト解説を務めていた獣神サンダー・ライガーは手を上げて応え「ガッチリやりたいですね」とコメントを残した)
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○BUSHI(10分7秒 片エビ固め)×外道
※MX【BUSHIの話】「オイ、外道、(シリーズ)最終戦、大阪、ちゃんと俺のマスク持って来たよ。試合前にわざわざ、お前の汚ねぇヒゲ、切ってやろうと思ったけどな、俺の大事なマスク、返ってくりゃ、それでいいや。構わない。そもそも、外道と俺のタイトルマッチでもない試合、誰が興味あんだよ? スペシャルシングルマッチ? なんか得したのか? な、意味なんてねぇだろ? それでも俺は2年前、ジュニア、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の借りを返しただけ。まあ、いいよ。これから楽しみにしてるぜ。マ・ジ・で……」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○内藤哲也(16分46秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※デスティーノ【タイチが内藤を押さえつけ、強引にコメントブースへ連行する】
タイチ「(※内藤をマイクと脚でいたぶりながら)ワーハッハッハ! ほ~ら、聞けよ、内藤、コラ! テメェ、『俺とやりたかったら行動で示せ』とか言ったな? ほら、来てやっただろ。テメェが“だんまり”するからよ。それでよ、テメェ、俺になんて言った、コラ!? テメェ、この発言して、テメェの発言に責任取れよ。俺をその気にさせたぞ、ついに。そのよ、クソみてぇな発言で、オイ!? その発言が、新日本プロレスにとってもな、テメェにとっても、脅威となる。脅威となる! その男が誕生したよ。まずはテメェだ! その発言の罪は重いぞ。内藤、シングルマッチだ。『タカタイチ(興行)』じゃねぇぞ。新日本プロレスのこのリングで! もう1回俺とやれ。わかったな? 返事するか!? わかったか、コラ、オイ! ヘッ、バーカ(※と言い残して去る)」内藤「(※タイチが去ってから立ち上がり)やれ、やれ…。さあ、“定位置”に戻りましょうよ(※と言ってコメントを出す本来の場所へ移動)。それにしても、次から次へと(対戦希望者が)現れるね。いいんじゃない? だって、こんなにおいしい相手、ほかにいないよ? 逆に絡まなきゃ損だからね。それから、いまタイチの顔見た!? あんなに生き生きしているタイチ、俺は数年ぶりに見たよ。一緒にメキシコ行ったときかな!? もう6年!? 7年前ですか!? それぐらいぶりに、あんな生き生きとした表情見たよ。なんで、この生き生きとした顔が現れたかわかる? 俺がケツを叩いてやったからだよ。俺がケツを叩いたから、あいつは一歩踏み出す勇気が出たんだろ。俺に絡んで来るのはいいけどさ。その前に『グラシアス』『ありがとう』はないのか!? 俺のおかげだろ。感謝しろよ。ま、これからどうなるのかわからないけどさ。彼がどういう行動を起こすのか、わからないけど。俺、オクパードなんだよ。忙しいんだよ。タイチになんか構ってるヒマないからね。そんなにやって欲しいんだったら、もっと、まず! まず! 行動起こしてみろよ。まあ、話はそれからだよ。悪いけど、彼と俺じゃ、立っているステージが違うからさ。じゃあ皆様、次は(2月14日)沖縄でお会いしましょう。アスタ・ルエゴ。アディオス」
今日は新日本プロレス大阪大会を観戦、生憎の雨だったが前売りの段階でチケットは完売となったことで、用意されたイスは埋まり超満員札止め、今年も新日本の活気力を見せつけられてしまった。
大阪大会ではCHAOSvsロスインゴの5番勝負が組まれ、内藤vsYOSHI-HASHIは先入場の内藤は大試合用のジャケットではなくキャップとTシャツ姿で登場すると、背後からYOSHI-HASHIが入場テーマを待たずに襲撃をかけ、先にリングに上がったYOSHI-HASHIは掟破りの寝そべりポーズで威嚇し、リングインする内藤をプランチャで再び奇襲をかけ、内藤をリングに戻すが、内藤は寝転がりながら反対側の場外へと逃れ、YOSHI-HASHIが襲い掛かるが、また内藤が反対側の場外へ寝転がるなるなど、YOSHI-HASHIのペースには付き合わず、内藤ペースへと引きずりこんでいく。
これに怒ったYOSHI-HASHIは内藤に襲い掛かるが、場外戦に持ち込んだ内藤は鉄柵攻撃で反撃しエプロンでのネックブリーカーを敢行、ストンピングを浴びせて唾を吐くが、余裕の内藤をYOSHI-HASHIが足めがけての低空ドロップキックで切り崩し、DDTで突き刺してから逆水平、ヘッドハンター、串刺し逆水平からエルボーの連打、トップロープに磔にしてからの背中へのドロップキックと猛反撃する。
内藤もネックスターから背中へのドロップキック、ロープにかけてのネックバスターで反撃するとコーナーミサイルを狙うが、見切ったYOSHI-HASHIは内藤を場外へと追いやってトペコンヒーロを敢行、花道へと内藤を連れ出してバンカーバスターを決め、リングに戻るとコーナーからシャリマティーからバタフライロックで絞めあげ、さすがの内藤も苦悶の表情を浮かべるが、そのまま立ち上がった内藤はトルネードDDTで逃れると、コーナーミサイルからブリティッシュフォールYOSHI-HASHIの逆水平に対してジャンピングエルボーアタックを浴びせてから、デスティーノで勝負を狙うが、回転途中で抱えたYOSHI-HASHIがアバランシュ式リバースDDTで切り返す。
両者はエルボーや張り手合戦を展開し、YOSHI-HASHIは逆水平から張り手、トラースキック、しゃちほこラリアット、ジャンピングパワーボムと畳みかけた後でバタフライロックで絞めあげ、カルマで勝負に出るが、内藤は逃れて張り手合戦からジャーマン、延髄斬りから雪崩式フランケンシュタイナーと攻勢をかけ、浴びせ蹴りからドラゴンスープレックスを決めるが、YOSHI-HASHIもスピンキックで応戦、しかし内藤はランニング旋回式デスティーノを決めると、デスティーノを決めて3カウントを奪い勝利、試合後に花道から退場する内藤を、タカタイチマニアで対戦し再戦を要求していたタイチが内藤を襲撃、そのままバックステージへと下がった。
バックステージでも内藤を罵ったタイチは改めて再戦を要求したが、タカタイチ興行でも内藤はタイチにヘビー級転向を勧めていたが、タイチはIWGPジュニアヘビー級王座への未練もあって渋っていた。しかしNOAH参戦時からウエートも上がっていたこともあって、これ以上ウエートを維持するのは難しいと判断したのか、IWGPジュニアヘビー級への未練を残しつつヘビー級への転向を覚悟したようだ。ただタイチもヘビー級への対応する技量も備わっており、鈴木軍的には日本人でヘビー級、またタイトルに絡むのは鈴木だけなことを考えると、ヘビー級の戦いの幅が広がり、鈴木への負担も軽くなることから悪くはない選択だと思う。一方YOSHI-HASHIは、内藤が試合が終わった時点でタイチへと向かっていることから既に内藤の眼中にはない。館内からもYOSHI-HASHIが負けることを願って「メキシココール」も発生していたが、内藤のアピール通りにメキシコへと行ってしまうのか…外道vsBUSHIは、BUSHIが外道の顎鬚を刈るとして植木バサミを持参すれば、後入場の外道が今まで剥ぎ取ったBUSHIのマスクをマスクを持参して披露すると、BUSHIが怒って襲撃をかけ、外道の顎鬚を徹底的に毟りにかかるが、外道も本家コンプリートショットからクロスフェースJADOを決めつつマスク剥ぎで揺さぶり反撃、更にBUSHIのマスクの紐をロープに巻きつけて動きをとめてから、パンチを打ち込むなどインサイドワークでBUSHIを翻弄する。
若手が植木バサミで紐を切って脱出したBUSHIは猛反撃しトペスイシーダを決め、リングに戻ってからライトニングスパイラルからMXを狙うが、外道はレフェリーを突き飛ばして阻止すると、マスクを手にかけながらの首固めで丸め込み、BUSHIのコードブレーカー狙いも堪えて突き飛ばすが、マーティ浅見レフェリーを巻き込んでしまい、浅見レフェリーは足を負傷する。
これを逃さなかったBUSHIは毒霧を噴射も、外道はかわすと急所打ちからトラースキック、外道クラッチとBUSHIを追い詰めにかかるが、キックアウトしたBUSHIは延髄斬りからコードブレーカーを決め、最後はMXで3カウントを奪い勝利、試合後もまだ腹の虫が収まらないBUSHIは植木ハサミを持ち出して退場する外道を襲いかかろうとするが、浅見レフェリーが奪い取られたマスクを手渡し「これで納得しろ」と諌め、マスクを取り返したBUSHIは渋々ながらも納得して退場となった。第1試合の北村7番勝負の永田戦は北村の攻めを永田が正面から受けきるも、永田はフェイント
を織り交ぜつつ、グラウンドやキックで攻めるなどリードを渡さない、北村は俵返しからアルゼンチンバックブリーカー、正面からガンガン攻めるが、攻め疲れが見え始めたところで永田はタイナーからエクスプロイダーで投げ、ランニングローキックから大車輪キックと畳みかけて、最後はバックドロップホールドで勝利を収める。北村は正面からの攻めは良いが、駆け引きの面ではまだまだと感じさせた。第2試合のROPPONGI3Kvs金丸&デスペラードは、先手を奪った3Kだが腰を痛めているSHOが失速して捕まり、金丸組に狙い撃ちにされてしまう。それでもYOHが盛り返し、3Kが連係で金丸を捉えて3Kを狙うが、SHOが腰を押さえて不発となってしまうと、これを逃さなかった金丸が猛攻をかけて逆エビ固めで捕獲しSHOはギブアップ、これで金丸&デスペラードのIWGPジュニアタッグ王座への挑戦が濃厚となってしまう。
第4試合の真壁vs鈴木の8人タッグ戦は、真壁と鈴木が試合無視の大乱闘を展開、終盤には鈴木銀の連係に捕まった真壁だったが、エルガンがカットに入ると、鈴木をラリアットで蹴散らしてからTAKAにはキングコングニーを決めて勝利、試合後も真壁のアピールで鈴木が挑戦を受諾、インターコンチ王座をかけての対戦が決定的となった。真壁もプロレス外の活動が主になってしまい、タイトル戦線からは一歩引いていたが、ここにきて本腰を入れてタイトル奪取に動き出したようだ。
ユニット抗争的にはBULLET CLUBが分裂となったことで失速し、代わりに鈴木vs真壁、タイチのヘビー級転向、金丸&デスペラードがジュニアタッグ挑戦濃厚となったことで鈴木軍が台頭してきた。やっぱり鈴木軍は転んでもタダでは起き上がらない。
最後に第4試合後にスクリーンでWWEではWWE王座を奪取し、WCWではクルーザー級、日本にもWARに参戦した経験のあるレイ・ミステリオが新日本参戦を表明し、獣神サンダー・ライガーとの対戦をアピールした。ライガーは一時期WCWへ遠征していた時期はあったが、ミステリオと対戦したことがあったのか定かではない。ミステリオはAAAやルチャアンダーグラウンドを主戦場にしており、今年は中邑真輔が出場したWWEロイヤルランブルにも参戦して上位にまで食い込んで健在ぶりアピールしていた、WWEとの契約に関してはあくまでパートタイムだという。新日本もクリス・ジェリコのようなレギュラーではなく、パートタイムで参戦している選手にこれから狙いをつけてオファーをかけていくのかもしれない。
<IWGPジュニア、NEVER選手権、IWGPヘビー級選手権はこちら>人にはそれぞれの道
それぞれの人生がある
その分岐点は急に訪れる…
パレハ
迷わず行けよ
行けばわかるさ
ありがとうーーー!! pic.twitter.com/9JY3VFkIQ1
— タイチ (@taichi0319) 2018年2月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON
arena de OSAKA.
El próximo miércoles es OKINAWA. pic.twitter.com/Ckr5S42Z5O
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年2月10日買ってね!!#YTRVTR6#石井速報 pic.twitter.com/1BxxRtROUZ
— 矢野 通 (@YTR_CHAOS) 2018年2月10日覚悟を決めた。腹は括った。人生いつ、どこで、どうなるかなんてわからない。悔いなき人生の為に。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年2月10日Jr.タッグチャンピオン+1…
撃破!
意外とあっさり…
笑笑笑
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年2月10日今宵大阪大会で期田武羅とシングルで戦ったゼァ。期田武羅は自分の身体を生かす技を覚えたりして形は出来つつあるものの、肝心な闘う気持ちをもっと理解しなければいけない。今までの五番勝負を観てそう思ったので、今日はあの様な試合になりました。
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年2月10日Jushin Thunder Liger
-Vs-
Rey Mysterio
New Japan Pro Wrestling presents… https://t.co/vI1gyFpVUh
— ♛Rey Mysterio❔ (@reymysterio) 2018年2月10日 -
SANADA健闘も全てを背負ったオカダが粉砕でV10!ダークネスワールドを除霊した後藤はEVILを粉砕!
2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第80代王者]○ウィル・オスプレイ(20分5秒 片エビ固め)[挑戦者]×高橋ヒロム
※オスカッター
☆オスプレイが初防衛に成功【オスプレイの話】「見たか、これがジュニアヘビー級のレスリングだ。2人が最高の舞台で、真正面から逃げることなく、持てる能力を最大限にぶつけ合った。俺の望んでいる闘いだった。ヒロム・タカハシ、お前は最高の闘いができる相手だ。それは素直に伝えておく。何度となく、あれほどの叫び声が上がった。これこそが俺たちの闘いだ。とにかく今日のところは終わった。そしてジュニアヘビー級のベルトはここにある。だけど、俺の思いはまだ少し進んだだけだ。まだまだ闘いは続く……」
【ヒロムの話】「(※コメントブースの横を通過して別の場所に倒れ込み)認めるよ…認める……。スゲェつえぇ“友達”だよ…。勝てなかった……。俺は終わってないぞ。なにひとつ、終わってない。なにひとつ、諦めねぇぞ。俺の夢は俺しかかなえられねぇんだよ。(※立ち上がり)オスプレイ、いまんとこは、お前が1番だ…」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第17代王者]○後藤洋央紀(20分19秒 片エビ固め)[挑戦者]×EVIL
※GTR
☆後藤が初防衛に成功【後藤の話】「ダークネスワールド、堪能させていただきました。まあ、あいつにはね、いろいろ言ってきたけども、このままでいいのか? このままじゃいけないのか? いまはわからなくてもいずれわかる。一番重要なのは、変わらなきゃいけない自分に気づけるかどうかです。(※左肩に掛けているNEVERベルトを軽く叩いて)このベルトは俺に、新鮮で刺激のある光景を見せてくれる。今回で、それがよくわかった。いま面白くてしょうがない。もっと楽しみたいと思います。引き続き誰の挑戦でも受ける!」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(32分12秒 片エビ固め)[挑戦者]×SANADA
※レインメーカー
☆オカダが10度目の防衛に成功(試合終了後)
(試合後、退場するSANADAの背中を見つめたオカダは、「オカダ」コールが巻き起こると、マイクを持つ。一部から「オカダは帰れ!」の声が聞こえると、オカダは笑みを浮かべながら「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と投げかけ、場内の笑いを誘う。)
オカダは「三つ! 言わせてください! ひとつ! SANADAさん、なかなか手ごわかったよ。EVILも内藤さんもSANADAさんも強い。それは間違いないけど、俺のほうがもっと、何倍も何百倍も何千倍も強いんだよ、コノヤロー! ふたつ! 次は『NEW JAPAN CUP』。もうある程度、倒したよ。全員に、コンティニーできるチャンスだな、コレは。誰でもいいぞ!? 優勝して、この俺に、このベルトにかかってこい! みっつ! とくにありません。というわけで、あとは外道さん! ……が、いないので、僕が続きをしゃべらせてもらいたいと思います。次、『NEW JAPAN CUP』って言ったけど、その前に『旗揚げ記念日』があるね。誰とやろうかな? まあ、ヘビー級は『NEW JAPAN CUP』、出るでしょう。というわけで、ひさしぶりにヘビーチャンピオン対IWGPジュニアヘビーチャンピオン、やりたいね! ということは、オカダ対ウィル・オスプレイ!(場内から歓声が起こる)。『旗揚げ記念日』も、新日本プロレス46周年、47周年、48周年、49周年、50周年! この俺がずっと、カネの雨を、いや! いろんな雨を降らせてやるからな。俺がチャンピオンでいるかぎり、この新日本プロレスにカネの雨が降るぞー!」【防衛したオカダの勝利者インタビュー】
(コメントブースで矢野たちCHAOSメンバーがオカダを迎え入れ、ロメロが音頭を取ってビールで乾杯。これでCHAOSメンバーは去り、オスプレイだけが残る。――改めまして、10度目の防衛、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」――闘い終えて、いまどんな気持ちでいますか?
オカダ「ホントに『キツいな』と。IWGPの闘いは『キツいな』と思います」――今日もまた物凄い攻防となりましたが、勝敗を分けたSANADA選手との差は何だと思いますか?
オカダ「わかんないですね。正直、そんな紙一重の闘いになると思ってなかったですけど、そんな『何が?』ってのが考えられないぐらい、強かったですね」――戦前に予想していたよりもSANADA選手は手強かったという感想ですか?
オカダ「まあ、あれがホントのSANADAの実力なんだと思いますしね。『やればできんじゃん』って。『最初からそれぐらいでやってくれよ』と(言いたい)。まあ、この(IWGPヘビー)ベルトに挑んだわけですから、『まだまだ手強い敵になって行くんじゃないかな』と。『やっかいな敵が1人増えたな』と思います」――今回、初めて同い年(30歳)のチャレンジャーを迎えることになりましたけど、そのあたりの意地もあったんでしょうか?
オカダ「ま、もちろんありますね。まあ、30歳、同級生かもしれないですけど、僕はもうこのベルト、6年前から巻いてますし。やって来たこと、経験値のレベルが違うんじゃないかなと思います」――いま、お話にも出ましたけど、ちょうど6年前、レインメーカーショックが起きたのは、まさにここ大阪でした。あれから6年経って、ついに10度目の防衛。この記録についてはどう捉えていらっしゃいますか?
オカダ「いや~、なんか、『ふたケタ行ったな』と。別にふたケタを目指してたわけでも、防衛の新記録を目指してたわけでもないですけど、(戴冠)4回目ですか? このベルト持って、やっとふたケタ行けたわけです。どんどんどんどん…。元々、防衛回数というよりも、今日みたいな激しい闘いをして、プロレスのよさを皆さんに伝えて行くことのほうが大事だと思ってるんで。また、次は『NEW JAPAN CUP』、このベルトをしっかり守って、どんどんどんどんスゲェ闘いっていうのを、スゲェプロレスっていうのを、プロレスラーの凄さっていうのを、見せて行きたいなと思います」――棚橋弘至選手が連続11度の防衛記録を持っていますけど、少しは意識する部分もあるんでしょうか?
オカダ「まあ、“ついで”。そんなに別に。まあ、その最長というのもそうですし、別に最多防衛したからどうだというのは(ない)。そういう記録というのは、また誰かに破られて行くものだと思うので。正直、そんなに(意識しない)。11回防衛したときだって、誰も棚橋さんの記録を破ることはできないと、みんなが思ったと思いますし。僕の前の最長(記録)の橋本(真也)さんのときだって、誰もこんな長い歴史というのを破ることなんてできないと思っていたはずですけど、こうやって破る人間(自分)が出て来たんで。まあ別に、棚橋さんの11回を超えても、僕の中ではそんなに大きなものではないので。ま、“ついで”で。次、V11ですか? 行かせていただきたいと思ってます」――本当に名実ともに無敵のチャンピオンになったと言い切っていいかと思いますけど、改めてそのベルトへの思いを聞かせて下さい。
オカダ「ホントに“IWGP=オカダ”っていうのに、ずっとしたかった中で、なかなか獲られたり、なかなかそういうイメージにはならなかったと思いますけども、やっとちょっとずつ、『そういうイメージになって来たんじゃないかな?』と思いますし。まあ、『俺が巻いてなきゃIWGPじゃないでしょう』と。そんぐらい思い入れありますんで。しっかりとこのベルトと共に、『新日本プロレスも大きくして行かないと』と思っています」――本当に次の防衛戦も楽しみにしています。その中で、いまウィル・オスプレイ選手が隣にいますけど、敢えて(次期挑戦者に)名前を挙げましたね?
オカダ「そうでうすね…」オスプレイ「(※オカダの話を遮り)その場にいなくて済まなかった。初めてオカダと会ったのは2015年、俺が彼に挑戦する形だった。まだ俺は若くて、出てきてすぐの頃だった。それから2年、俺はRPW(レボリューション・プロレスリング)とニュージャパン・プロレスリングで闘い、両団体の架け橋になった。その間、数多くの選手と闘ってきたし、何度もタイトルマッチをしてきた。だけど、それ以降、(オカダとはリング上で)顔を突き合わせることはなかった。それはお互いにね。そのうち、そういう機会もあるだろうっていう程度の思いだった。俺のほうから再挑戦の場を作ることはなかった。それがこうして……。ついにその時が来たっていう感じだ。シングルで闘う時がね。決まったからには、持てる力すべてをぶつけていく(※と言い残して去る)」
――いま、オスプレイ選手はなんと言っていたのでしょうか?
オカダ「まあ、俺を倒してやるということだと思います。ホントにオスプレイとシングル(マッチ)をやったのは、1回しかやってませんし。2015年ですか? 10月。初めてシングルをやって、『こんないいレスラーがいるんだ』と。『これはイギリスにいるだけじゃダメだ』と思ってましたし、『新日本プロレスに連れて来たら、もっともっといい素晴らしい選手になるんじゃないかな?』と思って連れて来たわけですけども。『(BEST OF THE)SUPER Jr.』優勝して、(IWGP)Jr.ヘビーのベルトを持って、ホントの凄い闘いをしてですね。新日本プロレスのいろんな選手と闘って。外国人選手ですけど、新日本プロレスらしい気持ちのこもった試合をできるレスラーだと思いますし。僕はオスプレイのことを一番認めてますしね。弟のようでもありますし。あいつこそ、僕は新日本プロレス…いや、ホント、プロレス界の一番の選手じゃないかなと思ってますし。去年もタイガーマスクWと闘ったり、Jr.ヘビーですけども、ああいう素晴らしいレスラーと闘うことによって、そういうのを経験して、また僕も強くなれると思いますし。オスプレイもあんだけ…ただ今日もニコニコして、『オカダさ~ん、やりますよ~』という感じじゃないですから。あんだけギラギラしたもので来てくれたんで。素晴らしい。『旗揚げ記念日』ですけど、まあ、アントニオ猪木対カール・ゴッチ(※1972年3月6日、旗揚げ戦のメインイベント)ですか? まあ、いまの時代で言えば、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイなんじゃないかなと思います。『旗揚げ記念日』、期待して下さい」――本当にドリームマッチを楽しみにしています。改めまして、おめでとうございました!
オカダ「ありがとうございました」【SANADAの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアへ大の字になる)やっぱり、あのベルトが輝いて見えたよ。俺が選んでたのは、間違いじゃなかったよ……」
メインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座にSANADAが初挑戦、真田聖也時代には諏訪魔が保持していた三冠ヘビー級王座、WRESTLE-1時代には武藤敬司が保持していたWRESTLE-1チャンピオンシップと挑戦ししたが、新日本の所属となってからはシングル王座への挑戦はまだなく、ようやくIWGPタッグ王座奪取という実績を作り上げたことで、IWGPヘビー級王者への漕ぎ付けたが、vsオカダは3連敗。SANADAにとって苦手オカダ相手にシングルベルト初挑戦となり、元全日本プロレス、WRESTLE-1のリングアナで真田聖也時代からSANADAをよく知る阿部誠リングアナがコールを務めた。
序盤はオカダがリストロックからグラウンドの攻防で先手を取り、SANADAのスワンダイブ狙いをオカダがエルボーで阻止するが、エプロンでの攻防でSANADAが鉄柵めがけてのフェースクラッシャーを敢行し、更に花道に連行してパイルドライバーを敢行してオカダの首に大ダメージを与える。リングに戻ったSANADAはネックロックから、その場飛びムーンサルト、チンロックからスリーパー、後頭部への低空ドロップキック、パイルドライバーと首攻めで形成を逆転させる。
しかしオカダはフラップジャックで流れを変えると、ランニングエルボーの連発から、串刺しエルボーからDDTと得意のパターンに持ち込み、SANADAの1回転式スワンダイブ狙いも、読んだオカダが三角飛びドロップキックで阻止すると、場外戦で鉄柵攻撃からビックブーツで鉄柵の外へ蹴り出すと、鉄柵を使ってのハングマンDDT、SANADAをリングに戻すと「アンタがこんなものなのか」と見下すかのように何度も蹴りつけ、エルボーで抵抗するSANADAをリバースネックブリーカーからダイビングエルボードロップ、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAはバックドロップを決め、突進するオカダを連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやると、プランチャを命中させ、続けてノータッチ式のプランチャも決めるなど一気に流れを変える。
リングに戻ったSANADAはスワンダイブミサイルキック、エルボー合戦では競り勝ち、オカダのヘビーレイン狙いを着地し、オカダのジャーマンを着地したSANADAは全日本時代から得意としているジャパニーズレッグロールクラッチからのSkull Endで捕獲も、オカダはサムソンクラッチで切り返し、オカダのドロップキックをかわしたSANADAはスタンディングでのSkull Endで捕獲、オカダはロープへ逃れるがダウンすると、先ほどに仕返しとばかりに何度も足蹴にし、オカダのエルボーに対し、西村修仕込みのエルボースマッシュで返すなど攻勢をかける。
勝負に出たSANADAはTKOからSkull Endを狙うが、オカダはコブラクラッチで捕獲し、SANADAはアームホイップで逃れ、オカダのSANADAをコーナーにセットして下からのドロップキックを阻止したSANADAはアサイDDT式Skull Endで捕獲して、胴絞めへと移行とするが、オカダはロープに逃れ、SANADAはラウディングボディープレスを投下するも、オカダはかわすと着地したSANADAは膝を押さえてうずくまってしまう。この試合では何度も着地していたSANADAだったが膝に負担をかけてしまったようだ。
それでもSANADAはタイガースープレックスで投げると、オカダをコーナーにセットしてからのSkull Endで絞首刑を敢行し、腕をオカダの首にかけると、そのまま飛び降りながら後頭部を自身のヒザに叩きつける変形のネックブリーカー、Skull End狙いをオカダがレインメーカーで切り返しても、かわしたSANADAが掟破りのレインメーカーで応戦、Skull Endで再度捕獲しようとすると、オカダが掟破りのSkull Endで捕獲してから背後からドロップキックを発射、ドロップキックからツームストーンパイルドライバー、そしてレインメーカーで勝負あったかに見えた。
ところがSANADAが切り返すと、後方回転してからSkull Endで捕獲、そしてラウディングボディープレスを投下するが、膝をマットに直撃させたためカバーに遅れてしまい、慌ててもう1発を投下するが、今度はオカダが剣山で迎撃しレインメーカーを炸裂させる。
オカダはレインメーカーを狙うが、SANADAがかわすと、オカダのツームストーンパイルドライバー狙いも阻止し、オカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAは再度アサイDDT式Skull Endを狙うも、回転途中でオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからのレインメーカーを炸裂させ3カウントを奪い、10度目の防衛を飾った。
SANADAとしてはよく攻めてはいたが、真田聖也を出しきれていなかったのもあり、リーブロックを含めた着地を何度もしたことで膝に負担をかけて墓穴を掘ってしまい、最後の最後でオカダの懐の深さの前に敗れてしまった。
試合後には「タイチは帰れ!」コールのように「オカダは帰れ!」コールも起きていたが、「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と返すなど笑いを誘っていたが、前にも言った通りオカダは声援や批判、ブーイングも全てを背負っている強さがあるからこそ、長期政権を打ち立てている。全てを受け止め背負う覚悟を上回るものでなければオカダは簡単に勝てる存在ではない。
試合後にはIWGPジュニア王座を防衛したオスプレイを旗揚げ記念日の対戦相手に指名した。昨年の旗揚げ記念日にはタイガーマスクWを指名したが、IWGPヘビー級王座はかけられず、今回はオスプレイがIWGPジュニア王者ということでヘビー級王座がかけられるかどうかわからない。ただオスプレイは昨年柴田勝頼とも互角以上に渡り合っていることから、ヘビー級と渡り合える技量は充分に備わっている。元々オスプレイはオカダが見出して新日本に連れて来た選手、そういった意味では師弟対決なのかもしれない。セミのNEVER選手権はサッカーボールキックからエルボードロップと攻める後藤に対して、EVILは場外戦で後藤の首にイスをかざしてからの鉄柱攻撃で反撃。リングに戻ってからもサイドバスターからセントーンと攻勢をかけるが、後藤はラリアットからミドルキック、村正、バックドロップで返す。
しかしEVILはレフェリーを使ってのトラースキックからラリアット、串刺しラリアット、エプロンに立った後藤にラリアットと反撃すると、イス盛りの上でのダークネスフィールズを狙うが、後藤が逆にブレーンバスターでイス盛りへと投げると、リングに戻ってから串刺しラリアット、ミドルキックと浴びせ、雪崩式牛殺しを狙う。ところが後藤がEVILの除霊するためにコーナーにセットしてあった数珠を奪うと、後藤の顔面を数珠で殴打し、数珠を使ってのチョーク攻撃からEVILスタンプ、だが後藤も数珠を巻きつけられたままで牛殺しを決めてから、念を込めてからのミドルキックも、再度の牛殺し狙いはEVILはフィッシャーマンズバスターで返す。
両者はラリアット合戦も、競り勝ったEVILはダークネスフィールズからEVILを狙うと、後藤が阻止し、EVILはジャーマンからラリアット、ハーフネルソンスープレックス狙いは後藤が頭突きで阻止し、EVILをトップロープに乗せたままでハングマン式裏GTRを敢行、最後はGTR狙いをEVILがEVILで切り返そうとするが、切り返した後藤がGTRで3カウントを奪い王座を防衛した。
IWGPジュニアヘビー級選手権はスタートから互いに素早い動きで先を読み合う目まぐるしい攻防を展開し、ヒロムがトペと見せかけて胡坐ポーズを取れば、オスプレイもバク転フェイントで対抗する。そして再びヒロムを場外へ追いやったオスプレイはサスケスペシャル狙いを、ヒロムがかわすとオスプレイは着地も、これを逃さなかったヒロムは場外ジャーマンを敢行、オスプレイも鉄柵攻撃で逆襲するが、突進したところでヒロムが鉄柵めがけてのスロイダーで投げてオスプレイに大ダメージを与える。
リングに戻ったヒロムはオスプレイの首から背中と頚椎中心に攻めるが、ヒロムの首四の字をオスプレイは肩車で持ち上げ、着地したヒロムは串刺しラリアットも、オスプレイもハンドスプリング式オーバーヘッドキックで応戦し、串刺しエルボーからトップロープでの619、エプロンでの攻防でヒロムは断崖式回転エビ固めを狙うが、オスプレイは堪えてエプロンダッシュのシューティングスターアタック、ヒロムはかわすと着地したオスプレイは蹴りでヒロムの動きを止め、鉄柵越えでのスプリングボードフォアアームを敢行する。
リングに戻るとオスプレイはスプリングボード式のラリアットを浴びせてからギャラリア狙いはヒロムが切り抜けられるも、オスプレイはマウス、串刺し攻撃と攻め、ヒロムの迎撃狙いをジャンプでかわしてコークスクリュー式セントーン、ヒロムのパワーボム狙いをスタナーで切り返すが、ハンドスプリング狙いをヒロムがキャッチしてジャーマンで投げるなど、息をつかせない攻防が続く。
そしてエプロンでの攻防となると、ヒロムがロープ越しのラリアットを狙った際に海野レフェリーと交錯、そしてヒロムは断崖式回転エビ固めを敢行すると、コーナーから場外のオスプレイめがけてダイビングセントーンアタックを発射。リングに戻ってダイナマイト・プランチャーからTIME BOMEで勝負を狙う。だが背後に逃れたオスプレイがスーパーキックを浴びせるも、ヒロムはラリアットで返し、今度はサラマンダーを狙うが、堪えたオスプレイがそのままヒロムを持ち上げてヒロムの後頭部をコーナーへと直撃させる。
勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーからリバース450°スプラッシュ、コークスクリューキックからオスカッターを狙うが、ヒロムはネックブリーカーで迎撃し、エルボー合戦から張り手を繰り出したヒロムをオスプレイがコーナーに固定して顔面へのトラースキック、雪崩式リバースフランケンシュタイナー、スピンキックから掟破りのTIME BOMEを狙うも、ヒロムはカナディアンデストロイで切り返す。
ヒロムはTIME BOMEで再び勝負に出るが、バックに着地したオスプレイは見えない角度からのトラースキック、投げ放しドラゴンスープレックスから、再度オスカッターを狙うが、ヒロムはジャーマンで投げると、オスプレイもフラムフライで応戦し、ヒロムをうつ伏せにしてトップロープに宙吊りにしてからシューティングスタープレス、ギャラリア、後頭部へのパンチからオスカッターを決め3カウントを奪い、オスプレイは防衛。試合後は握手はせずもオスプレイはヒロムの健闘を称え一礼して退場していった。内容的にもどっちが勝ってもおかしくなく、ハイレベルな立体戦で、全日本ジュニアが泥臭さがあれば、新日本ジュニアはハイレベルな攻防が特徴になりつつある。
CHAOSvsロスインゴは結果的には3勝2敗でCHAOSが勝利、ロスインゴ的には大事なタイトルマッチ三つを落としたのが痛かったが、ロスインゴの勢いは止まるどころかますます止まらない感じもしてならない。
(内藤vsYOSHI-HASHI、BUSHIvs外道はこちら)【大阪大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は2月14日(水)、沖縄県立武道館(奥武山)にて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njnbg #njpw pic.twitter.com/c79hu1GbKY
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年2月10日V10
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年2月10日IWGPヘビー級 NEVER無差別級 IWGP Jr. ヘビー級 防衛おめでとう! #CHAOS
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2018年2月10日Day 12 of #30daysofloveforprowrestling
Kazuchika Okada.
So October 2015, you could say was the turning point... https://t.co/rE5wUQjYYh
— ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) 2018年2月10日 -
SANADAが掟破りのレインメーカーでオカダをKO!IWGPタッグ防衛で後楽園はダークネスワールドと化した!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→https://t.co/Vdlhtkdjx6 またこちら→https://t.co/r10QZ4LGHU 投票よろしくお願いします #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年2月2日2月6日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1706人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○KUSHIDA(7分55秒 腕ひしぎ逆十字固め)海野翔太 八木哲大 ×成田蓮◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 ヒクレオ(7分4秒 片エビ固め)天山広吉 ×岡倫之
※ピンプジュース◇第3試合◇
▼北村克哉 7番勝負第5戦/20分1本
○中西学(7分18秒 アルゼンチンバックブリーカー)×北村克哉◇第4試合◇
▼20分1本
○ロッキー・ロメロ YOH SHO(8分55秒 逆さ押さえ込み)金丸義信 エル・デスペラード ×TAKAみちのく【バックステージでのROPPONGI3K】
ロメロ「頭が痛い。TAKA、お前は良い打撃を持ってるよ。ニーもサイドキックも凄く良い打撃技を持ってる。だが、まだまだノーグッドだ。俺は目つぶしとかやられても、俺はやり返すし、逆転できる。だから、俺が勝ったんだ。オーサカでも同じことが起こる。カネマル、デスペラード、お前らが相手でも一緒だ。SHO&YOHがやってくれる。みんな、俺らからきっと何かを感じるだろ? ただ、問題がある。スズキグン、お前らはSHO&YOHのレベルに達してないんだ。アイツらはSHO&YOHにケガをさせようとしただろ。SHOの腰であり、YOHの足であり。でも、コイツらは闘うチャンピオンなんだ。それでも、オーサカでタイトルマッチはやらない。ダメー。お前らには資格がない。ここにいるゴールドのSHO、シルバーのYOH、コイツらがプロレスのスタンダードなんだ。スズキグン、お前らはウ○コだ」YOH「オッケー。ボクはこう語るよ。アイツらさ、俺らがチャンピオンなんだよ。トップ・オブ・トップなんだよ。もっと俺らに対してさ、リスペクトしなって。もっとさ、下手に『タイトルやらせてください』とかさ、『お願いします。一回だけ挑戦させてください』とか言ったら、ちょっとは考えるんだけどね。あんな汚いやり方じゃ、全然やらせてあげないよ。ってことで、まだまだ“shut your mouth”。テメェらに挑戦権はあげないよ」
SHO「あ~、どうしよう。マジ超腰が痛いんだけど。試合できるかできないかわかんないぐらい痛いのに、なぜ欠場しないかって? チャンピオンですから。それと、相手が鈴木軍。腰痛くても、立てなくても、俺はアイツらをボコボコにしたいんだよ。だからね、このシリーズ休んでらんない。腰痛くても、鈴木軍をボコれるんだったら、全シリーズ出ちゃうよ。まぁ、鈴木軍、せいぜい俺たちROPPONGI 3Kをシビれさせてくれよ。まぁ、シビれさせてくれたところで、タイトルマッチ?(※両手の人差し指を×にして)ダメー」
【バックステージでの鈴木軍】
TAKA「アーーーーーーーーッ!(※叫びながらそのまま控室へ)」デスペラード「オイ、クソガキ!オイ、チャンピオン様よぉ!やらねぇの!? 何言ってんだよ、来るものは拒まずだろ!? 誰にでも勝ってこそチャンピオンだろ!? それがテメェ、コノヤロー、『アイツらとはやらないよ』!?」
金丸「一日でも長くチャンピオンでいたいんだろ!? なぜなら俺たちとやったら負けちまうからな。アイツらのやらねぇ理由はそれだけだ」
デスペラード「ビビってんだよ!」
金丸「やるからには俺たち一発で獲るからよ、早くやらせろ!」
デスペラード「どっちだ!? YOHか、SHOか!? 分かんねぇ、小松!俺よぉ、タイチから聞いたんだよ。オマエ、ボスとタイチに、頭からゴミ箱にブチ込まれたことがあるらしいな。大阪はその再現だ。楽しみにな」
◇第5試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト 石井智宏 矢野通(9分27秒 レフェリーストップ)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※シャープセンセーション◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史 タイチ(12分0秒 ヒールホールド)真壁刀義 マイケル・エルガン ×田口隆祐【タイチの話】「ハハハ、カントク~、しょうもねぇな~!まぁいいや、あんなヤツは。内藤!聞こえたか、俺の声? 内藤!後楽園ホールで試合すっとうずくんだよ!テメェ!前回、タカタイチ、俺のホームリングで俺を踏んづけてツバ吐いて締めやがったな、ハポン大合唱で。次はよぉ、この新日本プロレスのリングで、逆にテメェを無様な姿に晒してやる。テメェが言った責任、テメェでケツ拭けよ!内藤、分かったか、その返事、ラピドだ、ラピド!トランキーロじゃねぇ、すぐよこせ!」
【鈴木の話】「真壁!はぁ!? 何、勘違いしてんだコノヤロー!オマエは!俺の位置にいないレスラーだ!オマエは、前座落ちした、過去のレスラーだ!何、同じ目線で俺に話しかけてんだ、オイ!オマエはな、ただの平民以下なんだ。俺に、台頭に口きこうとしてんじゃねぇよ。オマエは、落ちた、元有名人!ハハハ!テレビでも出とけよ!ナメた口きいてんじゃねぇぞ!あぁ!? オマエ、何が挑戦させろだ!『挑戦させろ』じゃねぇだろ!オマエ、どの口が言ってんだ!?(※と、目の前のカメラマンを絞め上げる)どの口が言ってんだ!? この口か!? この口か!? この口か、コノヤロー!(※カメラマンをトイレに押し込み、突き飛ばして戻ってきて別のカメラマンに)テメェも!この口か!? ヘラヘラやってんじゃねぇよ、真壁! オイ!テメェの魂、そんなもんか!? 俺んところに、ぶつけてこい!分かったか!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 外道(11分39秒 片エビ固め)内藤哲也 高橋ヒロム ×BUSHI
※カルマ【外道の話】「いままでよ!マスクによ!興味があったことは一度もねぇけどよ、オメェから獲るのだけはよ、興味があるぞ、コノヤロー」
【オスプレイの話】「俺に関して言わせてもらえば、俺は勝つことしか考えてない。俺とヒロムとの違いがわかるか? 何を懸けても、どんなことをしても、俺の肩にこのベルトは残るだろう。オーサカもそうだし、どこへ行っても俺がチャンピオンだ。ヒロムはチキンだ。オーサカでは、オカダがIWGPヘビーを防衛してお祝いをする。ヒロム、オーサカではベストを尽くしてくれ。俺は“スカイキング”だ。そして、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンだ。」
【YOSHI-HASHIの話】「もう次の大阪まであと一戦。俺はもう準備万端だから。アイツのムカつくあのすかした姿を見るのも、あと一戦だけだから。リングの上であんな片腕ついて寝れる姿も、あと一戦だけ。大阪では大の字にしてやるからな。覚悟しとけよ」
【BUSHIの話】「外道!テメェ、クソ!今日もやりやがったな!この借り、ぜってぇ忘れねぇぞ!」
【ヒロムの話】「オスプレイ!いや~、待ったねぇ。待った待った。8ヵ月待ったよ、オスプレイ。楽しみだ、心の底から楽しみだ。あと、伝えたいこと、連絡先交換できなかったから、今日、ツイッターで遊ぼうよ」
【内藤の話】「YOSHI-HASHIはさぁ、俺にそそのかされたから、熱くなってるわけ? だから、ダメなんだよ。だから、上にあがっていけねぇんだよ!まぁ、YOSHI-HASHIらしいっちゃYOSHI-HASHIらしいけどさ。彼はもっと、自分の置かれている状況を理解した方がいいよ。まぁ、これだけのチャンス、掴むも逃すも、YOSHI-HASHI次第でしょ。残り2大会、せいぜい楽しめよ。そして、消え失せろ。カブロン!」
◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第79代王者組]○EVIL SANADA(18分14秒 片エビ固め)[挑戦者組]オカダ・カズチカ ×後藤洋央紀
※EVIL
☆EVIL&SANADAが初防衛に成功(試合終了後)
SANADA「オイ、オカダ。大阪で、そのIWGPのベルト、俺が獲ってやるよ(※大歓声&大拍手&大『SANADA』コール)せいぜい大阪までいろんな雨降らせてくれよ(※大歓声)」EVIL「オーイ、後藤ーー!!(※大歓声) 俺のほうが、お前より、つえぇ~んだよ! よく、覚えとけー!(※大拍手/以下、EVILに合わせて観客が大合唱) This! is E~VIL。E~verything is E~VIL。すべては………(※大歓声)EVILだー!!(※大歓声)」
【EVILの話】「完璧だ、完璧。今宵も完璧だぜ。宣言通り、シングルのチャンピオン2人、オカダ、後藤を倒してやったぜ。そしてこのベルトも、また価値が上がっただろう。大阪、後藤を、もう一度地獄へ葬り去ってやるよ。よく、覚えとけ!This is EVIL!Everything is EVIL!全ては……そして、全てが、EVILだ!」
【オカダの話】「タッグチャンピオンとしてはな、認めてやるぜ。EVILもSANADAも強ぇよ。NEVERのチャンピオンと、ヘビーのチャンピオンが勝てなかったんだからな。俺は言い訳なんてしない。まぁ、終わったことだ。2冠王、お預けにしとくよ。じゃないと、俺のプロレスキャリア、やることなくなっちゃうんでね。久しぶりだよ、レインメーカーやられたの。ただな、覚えとけよ。俺はレインメーカーだけじゃねぇ。なんだってできるんだ、コノヤロー。大阪はとりあえず、外道さん、YOSHI-HASHIさん、オスプレイ、後藤さん、そして俺、全勝だ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、覚えとけ、コノヤロー」
後楽園2連戦2日目のメインはIWGPヘビー、NEVER選手権の前哨戦を兼ねたIWGPタッグ選手権が行われ、EVIL&SANADAにオカダ&後藤が挑戦、外国人チーム中心で行われてきたタッグ選手権だったが、久しぶりに日本人同士でのタイトルマッチとなった。
先発はIWGPヘビーをかけて対戦するオカダとSANADAでスタート、オカダはハンマーロックで先手を奪い、SANADAがパラダイスロックを仕掛けても逃れるなどSANADAにリードを渡さない。しかし個々の戦いより防衛戦を重視したロスインゴは場外戦でEVILが後藤の首にイスをかざしての手中攻撃、木槌攻撃から後藤を捕らえて先手を奪う。
ロスインゴに狙い撃ちされた後藤はEVILに時間差ラリアットで反撃すると、交代したオカダはEVILにエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDTとEVILを攻め込むが、交代したSANADAがにリーブロックの連打からドロップキックで場外に追いやりプランチャを放つも、スワンダイブはかわされ、TKOも阻止されると、Skull End狙いもオカダはリバースネックブリーカーで切り返すなどSANADAにはリードを許さない。
交代した後藤はSANADAに村正からバックドロップを決め、オカダがEVILを排除すると、後藤がSANADAをスリーパーで捕らえてからGTRを狙うが、EVILがカット、オカダはEVILをドロップキックで再度排除すると、SANADAはTKOでオカダを排除するが、後藤はSANADAに変形牛殺しを決め、殴りつけるようなエルボーで追い詰めるも、SANADAはスワンダイブミサイルキックで反撃し、EVILが入って連係で後藤を捕らえると、マジックキラーを狙う。
しかしオカダがカットに入り、オカダはSANADAにヘビーレイン、後藤はEVILに牛殺しを決めると、後藤は頭突きから念を込めてミドルキックを狙うが、阻止したEVILはダークネスフォールズを決め、頭突きからラリアットを炸裂させると、カットに入ったオカダにはSANADAが掟破りのレインメーカーでKO、ここで勝負に出たロスインゴが後藤を捕らえてマジックキラーを決めると、最後はEVILがEVILを決めて3カウントを奪い王座を防衛。CHAOSが2トップで挑戦したが、所詮急造タッグ、EVIL&SANADAが個々の戦いでは深追いせず、あくまで防衛戦に徹するだけでなくチーム力の高さを見せつけた。
オカダvsSANADAに関しては前半はオカダがリードしていたが、掟破りのレインメーカーはさすがのオカダも読めなかった。SANADAがオカダに勝つには隠し持っているものをフルに出し切らないと厳しいかもしれない。セミのYOSHI-HASHI組vs内藤らロスインゴは、試合後のバックステージで内藤から長期のメキシコ遠征を薦められたYOSHI-HASHIが内藤に襲い掛かるも、あくまで冷静のロスインゴは自慢の連係でYOSHI-HASHIを狙い撃ちにして蹂躙、館内もYOSHI-HASHIではなく内藤に声援が送られる。
しかしやっと交代を受けたオスプレイがスピードでロスインゴを翻弄、蘇生したYOSHI-HASHIも内藤を強襲しつつBUSHIを攻め込み、オスプレイの援護を受けたYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットからのカルマで3カウントを奪い、外道は前夜に続いてBUSHIを剥ぎ取り、YOSHI-HASHIは内藤の顔に唾を吐き捨てて、鉄柵攻撃も内藤は笑顔で無視し寝そべりポーズも、怒ったYOSHI-HASHIはストンピング、だが内藤は余裕の態度を崩さなかった。真壁組vs鈴木組は、試合前からマイクを持った真壁が「オイ、鈴木さんよ。オイ!?いい加減。タイトルマッチを認めたらどうなんだい!?、腰抜けさんよ!?」と挑発すると奇襲をかけるが、場外戦で鈴木が逆襲すると、鈴木がイスで殴打して真壁がダウンし、試合も鈴木軍が田口を捕らえて主導権を握る。
後半で鈴木と真壁はエルボー合戦で互いに一歩も引かずも、鈴木がコーナーで真壁をスリーパーで宙吊りにして絞首刑にすると、最後は試合権利のある田口の延髄斬りをかわしてヒールホールドで捕獲し田口はギブアップ、試合後も飯塚がアイアンフィンガーでエルガンをKOすれば、鈴木もスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで真壁にダメ押し、そして「オイ、どの口が言ってんだよ!!ナメんじゃねえよ!」と吐き捨てて退場、真壁の挑戦表明を拒否、またタイチは内藤に再戦を要求した。第4試合のROPPONGI3Kvs鈴木軍ジュニアは、鈴木軍ジュニアがSHOの腰、YOHの足を狙い撃ちにして主導権を握り、金丸はSHOの腰にエルボー、デスペラードがヌメロ・ドスでYOHを捕らえたが、ロメロがTAKAに逆さ押さえ込みを決めて逆転勝利、バックステージでは金丸&デスペラードがIWGPジュニアタッグ王座への挑戦表明、2・10大阪では3Kvs金丸&デスペラードが組まれているが選手権に持ち込めるか・・・?
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明後日2月8日(木)は、ニューサンピア栃木にて19:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/5CXa3F3VJP #njnbg #njpw pic.twitter.com/qe8SYAmWGe
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年2月6日V1 title defense#EverythingisEVIL#SANADA pic.twitter.com/5bE19YKePw
— EVIL (@151012EVIL) 2018年2月6日THX a lot!!
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— SANADA (@seiyasanada) 2018年2月6日Darkness・・・ pic.twitter.com/dCSkGb5u04
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2018年2月6日ホントにそれが全力ですか?ホントにそれが本心ですか?ホントにそれが全てですか? いつでも「YES」と答えたい。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年2月6日今日の…
タイチの服装…
衝撃だった!!!!!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年2月6日帰宅!
結果がすべてじゃない?受けの美学?
は!?なんだそりゃ!?勝たなきゃ意味ないんだよ!
自分の弱さに呆れる
そんなどうしようもない俺に手を差しのべてくれる大きな出会いが
人生の転機か!?
この先どうなるかまだ見えないが進んでみよう
後退はない
前進あるのみ!!!!
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年2月6日サムライTV終了。
いや〜心から大声で叫ぶと気持ちいいし、色々発散されるな〜
気持ちよく帰れる。
WIPはWIPで動画出来たのか。
たまに間違われますが、やられてるのは私じゃありません。 https://t.co/rw63JKtdDw
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2018年2月6日 -
ロスインゴがCHAOSとの前哨戦第1Rで逆転勝利!冷酷ジェイはフィンレーに勝利!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→https://t.co/Vdlhtkdjx6 またこちら→https://t.co/r10QZ4LGHU 投票よろしくお願いします #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年2月2日2月5日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1604人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○田口隆祐(7分17秒 エビ固め)×海野翔太 八木哲大 成田蓮
※どどん◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 ヒクレオ(6分12秒 体固め)中西学 ×岡倫之
※ピンプジュース◇第3試合◇
▼北村克哉 7番勝負第4戦/20分1本
○天山広吉(9分42秒 アナコンダマックス)×北村克哉◇第4試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○YOH SHO(10分35秒 片エビ固め)タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※3K◇第5試合◇
▼30分1本
○石井智宏 矢野通(8分54秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン ×トーア・ヘナーレ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第6試合◇
▼30分1本
○真壁刀義 マイケル・エルガン KUSHIDA(14分1秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 ×金丸義信
※キングコングニードロップ(試合終了後)
真壁「オーイ! 鈴木みのる! いや、“鈴木みのらず”さんよ! (IWGP)インターコンチのベルト、挑戦させろや!!」(これで激怒した鈴木がパイプイスを持ってリングへ入ろうとするが、ヤングライオンの岡、八木、成田が必死に制止。すると鈴木は、イス攻撃でパンチで3人を激しく暴行する)
【真壁の話】「オイ! オイ! 挑戦表明だ! チャンピオンシップに挑戦させろ! こちとらよぉ、イライラしてんだよ! もうよぉ、前哨戦!? そんなのどうでもいい。あの野郎がやりてぇつったんだろ!? だったら試合組めよ! 新日本さんよ! 新日本も、鈴木みのるも、全員叩きのめしてやるよ! 久々に燃えてきたよ。久々に燃えてきた! だからそれを現実にするだけだ。俺はいつも言ってんだろ!? 『チャンスはテメェで掴み取れ』ってな。掴み取ってやるぜ!? 鈴木みのる、いや、鈴木みのるさんよ、テメェが何考えて何をほざいて何をのたまってるか分からねぇがよぉ、オメエの返答次第だ。言ってる意味分かるよな!? 逃げるのは勝手だよ! 俺が望んでることは分かってんだろ!? ただそれだけだ! まぁとにかくよ、かつてのよぉ、ビッグヒールとして乗り込んだよぉ、その勢いを失ってんだろ!? 鈴木みのるさんよ、いや、鈴木“みのらず”さんよ! 分からしてやるよ。ホントに怖えぇ人間のことを分からしてやる、それだけだ!(※と、去りかけて記者の腹にパンチを入れ)油断すんじゃねぇぞ! そういうことだ!」
【鈴木の話】「どの口が言ったんだ、この野郎。挑戦させろ? なぜ、お前が上からモノを言う。おい、真壁刀義、いや名もなき平民よ、なぜ王様に向かい、楯突こうとするんだよ。そんなにこのベルトが欲しいのか? 俺の首が欲しいのか? おい、今すぐここに連れてこい! 今すぐ連れてこい! 俺の前にひれ伏せ。土下座しろ。受けねえけどな(ニヤニヤ)。おい、何勝手に客を味方につけて挑戦しますよ、次の挑戦者は僕ですよなんて既成事実を作ろうとしてるんだよ。てめえのな、その短い足じゃなあ、俺という大きな大きな山、そこに足すらかけることができねえんだよ。棚橋が倒れ、次は自殺志願者か? 真壁刀義……。嫌いじゃないね。嫌いじゃないね。自らてめえの首を差し出しにここにやってくるのは嫌いじゃないね。真壁、お前に一言言ってやる。平民は平民と仲良く前座でやっとけ。俺のとこに来たとか思ってんじゃねえ」◇第7試合◇
▼30分1本
○ジェイ・ホワイト(11分40秒 エビ固め)×デビット・フィンレー
※ブレードランナー【ジェイの話】「また倒してやったぞ、デイブ・フィンレーJr.を。何回やっても同じだよ。何回闘っても同じ結果になるんだよ。フィンレーよ、何度闘やっても俺の勝ちだ。このベルトがこの勝利のご褒美だ。このベルトによってすべてが変わるんだ。それを俺は証明する。これからも証明する。このベルトはSWITCH BLADE、すなわち俺のもとにある。このIWGP USヘビー級チャンピオンのブレードランナーが決まれば、衝撃の結果になる。その結果はいつも一緒だ。このベルトはSWITCH BLADE、俺様の物である」
【フィンレーの話】「(※肩を押さえながらインタビュースペースに辿り着くと、しばらく壁に頭をつけ)シングルマッチで9連敗だよ……ジェイ・ホワイト、SWITCH BLADEに9連敗だよ! アーッ! 兄弟みたいに一緒に練習してたアイツに、心血を注いで一緒に努力してきたアイツに、いつの間にか先を越されてしまったようだ……。でも、この戦いはまだ終わったわけじゃない。今日はたしかに負けたが、いつか必ず、アイツから取り返してやる!」
◇第8試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/30分1本
内藤哲也 ○EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(21分41秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 外道
※EVIL退場順
①(10分32秒 OTT)×ヒロム
②(10分43秒 OTT)×オスプレイ
③(12分19秒 OTT)×内藤
④(13分45秒 反則負け)×外道
⑤(14分0秒 OTT)×BUSHI
⑥(16分57秒 OTT)×SANADA
⑦(17分1秒 OTT)×オカダ
⑧(19分22秒 OTT)×後藤(試合終了後)
EVIL「ウエルカム・トゥ・ザ~・ダークネスワ~ルド後楽園!(※大拍手) 明日、このIWGPタッグを、EVIL、そしてSANADAが、きっちり防衛して、このベルトの価値を爆発的あげてやる。よく覚えとけ~!(※大拍手) …This! is E~VIL。E~verythin! is E~VIL。すべては…………EVILだ!!(※大歓声)」【ヒロムの話】「オスプレイ、どこ行った? オスプレイ、大丈夫か? オマエのく〜び、大丈夫か? オスプレイ、言ったよな? 始まる前、オマエの連絡先教えてくれって言ったよな? ちゃんとオマエが大好きなチキン、食べさせてやろうと思ったのになあ。ねえ、オスプレイ、首、大丈夫? ハッハッハッハッハッハ……!」
【BUSHIの話】「おい外道、俺のマスク持ってどこ行ったんだよ? 返せよ、俺の大切なマスクを。お前なんかに必要ねえだろう? てめえ、俺のマスク獲りやがってな。オマエは明日、オマエの大切かどうかは知らねえ、きったねえヒゲ! 全部切ってやるからな。エンセリオ! マ・ジ・で」
【EVILの話】「完璧だぜ、完璧だ。前哨戦、このIWGPタッグの前哨戦、完璧なかたちで終わりを告げたな。明日、シングルのチャンピオンふたり、後藤、そしてオカダを倒し、俺たちが爆発的な勝ちで上り詰めさせてやるよ。よく覚えておけ。This is EVIL! Everything is EVIL!! すべては……そしてすべてが……EVILだ!」
【内藤の話】「YOSHI-HASHIよ、大阪で必ず内藤に勝つんだってさ。必ず……必ずって言葉の意味、わかってる? 大丈夫? じゃあ、俺に負けたら、そうだな……メキシコ遠征でも行ってきたらいいんじゃない? 彼もメキシコ経験者だしね。あのメキシコっていう国はいろいろなヒントが転がってるからさ。大阪で俺にシングルマッチで負けたら、長期でメキシコ遠征に行ってこいよ。俺らからのアドバイスだぜ、カブロン!」
【オカダの話】「いいんじゃない? SANADA、EVIL、おいしくなってきたんじゃない? まぁ、『WORLD TAG LEAGUE』、俺出てないからね。どんなもんかなと思ってたけど、おいしそうだねぇ。俺と後藤さんで、ペロリといただいて。まぁ、『WORLD TAG LEAGUE』、出てなくて文句言ってたヤツもいるから、しっかりベルトを獲って、アナタたちと防衛戦やってもいいし、またSANADA・EVIL、タイトルは俺らが持ってるぜ、一本ずつ。狙ってこいよ!」
【後藤の話】「あーっ、いよいよ明日だ、熱くなるぜ!」
「Road to THE NEW BEGINNING」も後半戦、メインでは2・6後楽園大会でのIWGPタッグ選手権、2・10大阪でのCHAOSvsロスインゴの全面対抗戦の前哨戦が行われ、両軍がイリミネーションマッチで対戦。序盤はCHAOSがヒロムを捕らえて全員で寿司三昧ポーズを取るも、場外戦からロスインゴが逆襲し、外道の顎鬚を狙い撃ちにして主導権を握る。試合が動いたのは10分過ぎでオスプレイをエプロンに追いやったヒロムが断崖式回転エビ固めを狙って自らOTTで退場すると、続けてオスプレイも転落して退場。続けてYOSHI-HASHIが雪崩式フランケンシュタイナーを狙う内藤をエプロンに追いやってスライディングキックでOTTで退場させ、流れはCHAOSに傾きだす。
外道はBUSHIのマスクを剥ぎ取ったため反則負けで退場となるが、マスクを取られて動揺するBUSHIをYOSHI-HASHIがOTTで退場させ、オカダもエプロンでSkull Endを狙うSANADAをショルダースルーで退場させるが、EVILがオカダを突き飛ばして退場させ、CHAOSは後藤とYOSHI-HASHI、ロスインゴはEVILだけとなる。
後藤とYOSHI-HASHIは合体攻撃でEVILを捕らえるが失敗してしまうと、これを逃さなかったEVILがYOSHI-HASHIと海野レフェリーと交錯させた隙を突いて、イスを持って後藤にEVILホームランを炸裂させ、ラリアットで後藤をOTTで退場。残ったYOSHI-HASHIもダークネスフォールズを決めるが、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアット、シットダウン式パワーボムで懸命に粘る。しかしカルマ狙いを阻止したEVILがEVILを決めて3カウントを決めロスインゴが逆転勝利、CHAOSは肝心なところで後藤とYOSHI-HASHIのドタバタさが目立ってしまい勝機を逃してしまった。セミではジェイと前座時代ジェイと競い合ったフィンレーが対戦。フィンレーが場外戦でボディースラム、客席に叩き込むなどして先手を奪ったが、ジェイは場外での低空バックドロップで応戦。フィンレーはプランチャで反撃し、リングに戻ってからコーナーからのヨーロピアンアッパーカット、カミカゼ狙いはジェイが阻止して低空バックドロップも、フィンレーはロックボトム式バックブリーカーで懸命に食い下がる。
ジェイはコンプリートショットからジャーマン、フィンレーの顔面を叩いてから、場外めがけてのバックドロップ、コーナーへの高速ブレーンバスターからブレードランナーで勝負を狙うが、フィンレーは唾を吐いて阻止する。
これに怒ったジェイはコーナーに頭から何度もぶつけ、イスを持ち出して一撃を狙うが、フィンレーがかわしてスピアーを炸裂させ、今度はフィンレーがイスを振りかざそうとするが躊躇する。これをジェイが逃さずブレードランナーを狙うが、切り返したフィンレーはバックドロップからPrima Nocta狙うが、ジェイがブレードランナーで切り返して3カウントを奪い勝利。
試合後はフィンレーにアイシングして介抱しつつ、シャープセンセーションで捕らえて痛めつけたが、内容的にはフィンレーが健闘も、冷酷キャラが完全に板についたジェイが上回った試合だった。第6試合の真壁組vs鈴木軍は、場外戦で主導権を握った鈴木軍がKUSHIDAを捕らえるも、エルガンがパワーを駆使して真壁組が盛り返す。鈴木と対峙した真壁だったが、鈴木のスリーパー、金丸のディープインパクトで追い詰めれらるも、飯塚のアイアンフィンガー狙いをKUSHIDAがカットすると、最後は真壁が金丸にラリアットからキングコングニーで3カウントを奪い勝利、試合後は真壁が鈴木の保持するIWGPインターコンチ王座への挑戦を表明した。
【後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。 明日2月6日(火)も東京・後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njnbg #njpw pic.twitter.com/w1UVhe12EP
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年2月5日Who rules the wrestling world?
CHAOS. pic.twitter.com/vuMXFoJjF3
— ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) 2018年2月5日サラダとバーバキューチキンを食べて帰宅。洗濯が終わるの待ちながら明日の支度。さ、明日は「大海賊祭」の記者会見からの後楽園ホール。大忙しだな。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年2月5日今日は…
キングコングに…
やられた。。。 pic.twitter.com/hcKdoH6K26
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年2月5日 -
やっぱり雪の札幌で事件が起きた…ジェイがUS王座奪取、BULLET CLUBにクーデター勃発、そしてゴールデン☆ラヴァーズ復活へ!
1月28日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 5140人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第3戦/20分1本
○ジュース・ロビンソン(9分16秒 片エビ固め)×北村克哉
※パルプフリクション◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分32秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 田口隆祐 ×海野翔太
※天翔十字鳳◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○矢野通(6分16秒 横入り式エビ固め)高橋裕二郎 ×ヒクレオ◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(9分4秒 体固め)真壁刀義 天山広吉 中西学 岡倫之
※パッケージドライバー◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史(8分18秒 ヒールホールド)マイケル・エルガン ×トーア・ヘナーレ【鈴木のコメント】
――試合後、真壁選手が入って来ましたが。
鈴木「ヘヘへ、いろいろ楽しませてくれそうだ。オレたち鈴木軍、イチバーン」【真壁のコメント】「オイ、これだけは言っといてやる。調子乗んじゃねえぞ。オイ、タコスケが!棚橋を倒したから、だからなんだ、この野郎。いいか、新日本本隊、ナメてくれんなよ、この野郎。誰も行かないならこのオレが行ってやる、ただそれだけだ。いいか、居場所を作ってやるよ。オレがオメエと対戦するか、色男が黙ってねえか。おい、首洗って待ってろ!久々のよ、テメエは賞金首だ。逃がしゃしねえぞ、覚悟しとけ」
◇第6試合◇
▼30分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ マーティ・スカル(10分30秒 片エビ固め)飯伏幸太 デビット・フィンレー ×KUSHIDA
※ライト・オブ・パッセージ◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI 高橋ヒロム(12分19秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ ×外道【バックステージでのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン】
ヒロム「(※急にその場で後ろ受け身取って悶絶する)アァ…アァ…ヘヘヘ。オスプレイ、不思議だよな。リング上だと、なんにも怖いものなんてない。なんでもできてしまう。あの空間は、本当におそろしい空間だよ。人に見られているからできるのかもしれない。あの空間はなんでもできる空間だ。怖いものなんてなんにもない。なんでもできる空間だよ。なあ、オスプレイ、オマエとやるまで8ヶ月待ったんだ。オレたちにしかできないプロレスをやろうぜ! ハハハ! ハハハ!」BUSHI「この先の試合、大阪でシングルマッチあるだろ。まあせっかくだから、2年前の『BEST OF THE(SUPER Jr.)』の借りでも返させてもらうよ。そんなのだれも覚えちゃいねぇだろうけどね。せっかくだから、オマエのそのヒゲ、大阪まで剃るんじゃねぇぞ。楽しみにしてるぜ。エンセリオ、マ・ジ・で」
内藤「今日、YOSHI-HASHIが試合中、随分とオレを意識したような動きがあったけど。いや~、今日やってくれて良かったよ。昨日あれだけオレがやったのに、今日なにも反応がなかったらオレのハート砕けちまうところだったよ。彼はさ、2年連続MVPのオレとシングルマッチができるんだよ? もっと危機感を持ったほうがいい。そして、これがどれだけのチャンスなのか理解した方がいいよ。彼のレスラー人生において、これが最後のチャンスでしょう。最後の浮上できるかもしれないチャンスでしょう。モノにしないで、どうするの? まあ、頑張っても、結局モノにできないと思うけどね。じゃあみなさま、また明後日、つぎは弘前でお会いしましょう。アスタ・マルテス、アディオス!」
EVIL「オイ、後藤。このオレが役不足だと? オマエからオレに突っかかってきたんだろ? それもオマエが、このタッグのベルトの挑戦者だろ? 笑わせんな。矛盾だらけだな。そんなんだったらな、一生しゃべんなくていいのは、後藤、オマエだよ。後楽園、このタッグのタイトルマッチ、そんな後藤を地獄に葬り去って、Cold Skull、そしてEVILの世界に染め上げてやるぜ。よく覚えとけ。This is EVIL,Everything is EVIL。すべては……EVILだ」
SANADA「リング上で言ったことがすべてだ」
【バックステージでのCHAOS】
オカダ「やっとしゃべったか、この野郎。オレを終わらせるって? みんな終わらせようとして、だれも終わらせられてねえんだよ。ベルトを取って終わりなのか、オカダ・カズチカを終わらせるのか、どっちなんだ。まあ、アナタがやっとしゃべったことによって、楽しみになってきたよ。まだまだまだまだまだ、しゃべってもらいましょう。大阪、しっかり終わらせてみろ」YOSHI-HASHI「内藤、テメエはいままでそんなすんなりと行ったのか? おい、いい気になってんなよ。オマエは神にでもなったつもりか? いいか、必ず、テメエのその伸び切った鼻をへし折ってやるよ」
後藤「勘違いするんじゃねぇよ。5日の後楽園、たまたまテメェが近くにいただけだ、この野郎! それで今回決まったのなら、俺は持ってると言わざるを得ない。このチャンスものにしたいと思います。NEVERと(IWGP)タッグの二冠、悪くないね」オスプレイ「LOS INGOBERNABLESとはこの1年、やり合ってきたけど、どれだけやっても懲りずにまとわりついてきやがる。どこまで吹っ飛ばしてもな。まだまだこのまま続くかと思うとゾッとする。そろそろ方向転換しようと思っても、させてくれない。だけど、リング上では俺が一番であるってことを信じてる。それを証明してるものがここにあるだろ? この俺の肩にベルトがあるってことが、どういう意味かわかるか? ジュニアヘビー級を熱くしてるってことだ。それは、最高にクレイジーな闘いをしてるってことだ。タカハシもクレイジーなファイターだ。ジュニアヘビー級で最高の闘いを見せてやるぜ」
◇第8試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権/60分1本
[挑戦者組]SHO ○YOH(22分34秒 首固め)[第55代王者組]ニック・ジャクソン ×マット・ジャクソン
☆ヤングバックスが初防衛に失敗、SHO&YOHが第56代王者組となる【バックステージでのROPPONGI3K】
ロメロ「(※手を叩きながらインタビュースペースに入って来る)やったぜ、ベイビー! OK……なんだ、あの試合。とても正気とは思えないほどクレイジーだったぜ。クレイジー、クレイジー、クレイジー、クレイジーマッチ! アンビリーバブル! でも今夜、俺たちにはビッグパーティーが待っている。ススキノでな。なぜなら、サッポロは今夜限りだからだ。ROPPONGI 3Kはススキノ3Kになるぞ! SHOとYOHがチャンピオンに返り咲いたんだからな」YOH「僕はこう語るよ。『未来は僕らの手の中にある』って。今日の対戦、これを見ました?(※と記者に質問する。記者がこたえようとすると)SHUT YOUR MOUTH(口を閉じろ)!」
ロメロ「Oh、SHUT YOUR MOUTHだって……」
YOH「全部、僕らの手の中にあったんだ、これ(ベルト)は。最初から、僕らの掌の上で転がして。ROPPONGI 3Kは、世界一のチームになったんだ。それぐらいの可能性を秘めてるんだ。また僕らで、このジュニアタッグ、面白くして見せますよ。僕らのこと、よろしく哀愁……」
SHO「ま、札幌の皆さん、昨日の前哨戦を見て、俺たちが負けるんじゃないかと思った人、多いんじないの? そんなのね、昨日、あいつらのスキを探してただけなんだよ。案の定、今日、コロッといけたでしょ? ま、2018年始まってね、1カ月以内で(ベルトを)落としたり取り返したりしたけど、この後の2018年、そのまま、俺たちROPPONGI 3Kと一緒に、全国各地でしびれようぜ。あとは監督にしゃべってもらいます」
ロメロ「リベンジ? リベンジはお断りだ、ヤングバックスであろうともな。前回、トーキョードームでYOHの腰をとことん痛めつけたよな。だけど、神は俺の知らないところまでも見ていてくれた。今夜の試合で、マット・ジャクソンの腰に大きなダメージを与えてくれた。腰をへし折ってくれた。あいつらは、なぜそんなことになったかわからないだろうな。天罰が下ったんだよ。それでもジュニアタッグの歴史で、今まで見たことないほどクレイジーな試合だったけどな。さて、こういうことになったんだ。どのチームでもいいぞ。オープンチャレンジだ。ヤングバックスはもういい。ほかのチームなら、ROHのブリスコ・ブラザーズであってもいい。ヘビー級でもいいか?」
YOH&SHO「イエス!」
ロメロ「ジュニアでもいいか?」
YOH&SHO「問題ないさ」
ロメロ「誰でもOKだ。CMLLのチームよ、来い。WWEのチームもかかって来い。ニュージャパン・プロレスリングは迎え撃つ準備はできている。ROPPNGI 3Kも準備万端だ。どんなにとんでもないチームは来ようとも、叩きのめしてやる。イチ、ニー、サン、ナカスゾ・コノヤローだ。イチ、ニー、サン、シバクゾ・コノヤローだ。どんなヤツらが来ようとも、俺たちが永遠のチャンピオンだ」
3人「FOREVER! FOREVER!」
ロメロ「ROPPONGI 3K、サイコー! サイコー! ススキノ3K、サイコー!」
YOH&SHO「最高! 最高!」
ロメロ「ノリノリダゼ。さあ、ビールを飲みに行こうぜ。ナマ・クダサイ。俺が払うから。今夜はセンパイの俺が払ってやるさ。俺は大金を持ってるから、お前らの分も払ってやるぞ。チャンピオンと契約してるんだからな」
YOH&SHO「ありがとうございます」
ロメロ「俺が払うから遠慮するな。ホント、ホント」
【バックステージでのヤングバックス】
ニック「(※マットに)大丈夫か? クソッ、負けてもこんな気分になったことはなかった。一つ言えるのは、兄弟がひどく痛めつけられたってことだ。(※マットに)大丈夫か?」マット「わからない……」
ニック「マッマとだまされてしまった。質問は受け付けない」
◇第9試合◇
▼IWGP USヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジェイ・ホワイト(29分54秒 片エビ固め)[初代王者]×ケニー・オメガ
※ブレードランナー
☆ケニーが5度目の防衛に失敗。ジェイが第2代目王者となる【ジェイのコメント】「(※リング上の混乱をよそに、ベルト手にさっさと引き揚げてくる。インタビュースペースにたどり着くと、イスを持て来るように要求。そのイスに座って静かに口を開いた)パーフェクト、完璧だ。見たとおりだ。ほんの一瞬でああなってしまうんだ。ほんの一瞬でだぞ。目の前で起こったことは幻じゃない。真実だ。すべては(※右肩に掛けたベルトを示して)これがもたらした。ケニー、見たか。CHAOSの一員としての俺がスタートした。そしてこうやってケニーを倒した。こうなるとは、まったく思いもつかなかっただろうな。SWITCH BLADEは一瞬ですべてを変えてしまう。最高の気分だぜ。IWGP US新チャンピオンになったのは。しかも第2代だろ? これまで誰もできなかった王座交代劇を成し遂げたってわけだ。それにBULLET CLUBが分裂するまでに陥れてやった。アダム・ペイジ(ハングマン・ペイジ)が出てきたけど、あいつは何もできず、状況も把握できなかったんじゃないか。俺はあの時のことをはっきり覚えてる。2015年、『NEW YEAR DASH!!』のコーラクエンホールだ。髪を剃ってニュージャパンに入門した。誰も俺のことなんて気に留めてなかった。だけどその時に、この団体のトップに立ってやると心に決めた。その時はまだ、SWITCH BLADEの姿は思い浮かんでなかった。だけど、こう変わったことで、IWGP USチャンピオンにたどり着いた。アダム・ペイジ、お前はそんな純粋な部分を持ってるか? すべてはドージョーに入った時に始まったんだ。そこでどれだけ長く下積みを続けてきたか。そんな若造が、世界最高のレスラーと誰もが認めるケニー・オメガを倒したんだ。遠い存在でしかなかった男を倒したんだ。アダム・ペイジよ、おっとり刀でリングに入ってきて、俺が引き下がってもそこに居残っていた。まあ、またリングで顔を合わせた時に、拳と拳をぶつけ合えばいいか。だけど、お前にこのIWGP US王座のベルトは渡さない。俺の手元からこれを離すことなんてない。俺に文句のあるヤツは誰でもいい。俺の前に立つヤツは誰であろうと、SWITCH BLADEの餌食になるだけだ」
【バックステージでのBULLET CLUB】
※Codyがハングマン・ペイジを引き連れてバックステージに戻って来る。ヤングバックスとスカルの姿を見つけると、足早に歩み寄る。
スカル「(※慌てた口調でCodyに)おい、どうなってるんだ?」Cody「まあ、落ち着け。大丈夫だ。(※ヤングバックスに向かって)どういう状況になってるか、わかるよな? お前らのことは10年も前から見ている。ここ(BULLET CLUB)は俺の場所じゃなかった。だけど、今では俺の場所となった。よく考えてくれ。ジュニアである、お前たちは必要なんだ。俺の下に来てくれ。ここは俺の場所だ。俺はここから飛び出さずに、お前たちが来るのを待っている。最高の待遇で迎え入れる。だから心配することはない。さあ、一緒に行こう。それがお互いにとって最高の決断になる。BULLET CLUBはまだ続く(※と言うと、腰を痛めているマットに肩を貸して一緒に控室へ)」
※そのやり取りを見ていたスカルとペイジは、戸惑いの表情を見せながらも、無言でCodyたちの後を追いかける。
※ケニーは飯伏に肩を担がれ、無言のまま一緒に控室に消えていった。
札幌大会2連戦の前に鈴木みのるに敗れてインターコンチネンタル王座から棚橋弘至が右膝変形性関節症で欠場することが発表された。この欠場は鈴木の右膝を破壊したせいでもなく、それだけ棚橋の右膝もこれまで新日本を支えてきたツケによるもの。まだ万全でない右腕のことを考えると、今回の棚橋の欠場はオーバーホールのための休養と受け止めていいだろう。
メインはケニーの保持するUS王座にジェイが挑戦、1・5後楽園でケニーがジェイをBULLET CLUBに勧誘したが、ジェイがブレードランナーで返答して拒否したことで、ケニーのBULLET CLUBのリーダーとしての面子が丸つぶれなり、その結果BULLET CLUBに亀裂が生じ始めた。ジェイはCHAOS入りとなったが、面子を潰されたケニーはジェイへの制裁を込めて挑戦を受けた。
序盤はケニーのスワンダイブを阻止したジェイはスライディングキックで場外へ追いやり。、場外戦でエプロンからエルボー、エルボースマッシュ、ケニーの鉄柵を使ってのライオンサルト狙いはジェイがキャッチして低空場外バックドロップ、場外マットをはがしての床へのボディースラム、リングに戻って背中への低空ドロップキックから鎌固め、ジェイは連続ダブルアームスープレックスと腰攻めで先手を奪う。ケニーはブレーンバスター、ダブルハンマーの連打、カミカゼからムーンサルトの連続技で反撃し、バックの奪い合いからジェイが突進したところでフランケンシュタイナーで場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射してから、リングに戻ってコタロークラッシャー、蒼い衝動と畳みかけ、Vトリガーを狙うも、ジェイがカウンターでのコンプリートショットで叩きつけ、エルボースマッシュからジャーマンで投げる。
しかしケニーが打点の高いVトリガーを顔面に浴びせると、エプロンの攻防でケニーがランニングでVトリガーを浴びせ、客席めがけてパワーボムで叩きつけると高速ドラゴンスープレックス、後頭部へのニールキックやVトリガー、ドラゴンスープレックスとまるでジェイ壊すように制裁しにかかり、ジェイをロープに磔にしてVトリガー、リバースタイガードライバー、ショートレンジのVトリガーを連発するも、ジェイは不敵に笑い出す。
ケニーは片翼の天使を狙うが、背後に着地したジェイはジャーマンで投げ、ジェイは低空バックドロップを連発、ボディーブローからエルボー、スリーパースープレックス、キウイクラッシャーと畳み掛けるなど、ジ・アンダーテイカーを彷彿させるような蘇生ぶりを見せる。
ジェイはブレードランナーを狙うが、ケニーはVトリガーで阻止も、再度突進したところでキャッチしたジェイがブレードランナー、もう1発狙いはケニーがリバースフランケンシュタイナーで切り返すも、片翼の天使狙いをジェイがブレードランナーで切り返して3カウントを奪い、新王者となった。
しかし試合後に事件が起き、ペイジがジェイに挑戦表明をするためにベルトを取り上げると、ケニーがペイジからベルトを取り上げてジェイに渡し潔く敗戦を認める。これに納得しないペイジだけでなくCody、ヤングバックス、マーティまで駆けつけてBULLET CLUB内で口論となり、ケニーはマットを突き飛ばしてしまう。ケニーはマットに謝るが、ヤングバックスは怒って帰ってしまい、ケニーとCodyが話し合った上で、ケニーが譲りペイジの挑戦を認めることで収まったかに見えたが、Codyが突如ケニーにクロスローズを決めてKOし、ペイジもケニーを捕らえてCodyがイスで一撃を加えようとする。そこで飯伏が駆けつけCodyらを追い払うと、ケニーに呼びかけ、ケニーは悩み、泣いた末、飯伏と抱き合った。まず試合内容についてはケニーがクラッシャーの文字通りジェイを潰しにかかった。しかしジェイが不死鳥のように甦ったことで大きなインパクトを与えた上でケニーを降した。1・4ドームでの棚橋との一戦では大きなインパクトを残せなかったが、CHAOS入りをしたことで軌道修正に成功した。リーダーのオカダもドームでの凱旋マッチでは大きなインパクトを残せずファンから酷評を受けたが、CHAOS入りし外道のプロデュースを受けたことで軌道修正することが出来た。オカダもジェイのCHAOS入りを認めたのは、かつての自分も同じジェイと思いをしたからだったかもしれない。そしてジェイも不死鳥のように甦るキャラに軌道修正して今回の結果につなげた。そういった意味ではジェイのCHAOS入りは大正解でもあった。
最後にBULLET CLUBの内紛は、クリス・ジェリコを降し、ますます増長するケニー対して面白くない感情が爆発した結果であり、遅かれ早かれこうなることは目に見えていた。おそらくCodyらROHグループ、また以前からケニー対して面白くない感情を抱いていたファレやトンガ兄弟はCodyにつき、裕二郎とスカル、ヤングバックスも今後の様子次第で態度を決めるだろう。飯伏とのタッグ再結成は、二人は交わる運命だったということ、楽しむことを重視する飯伏と、高見を目指すケニーとは生き方も正反対で、交わらない理由にもなっていたが、共通の思いが一致したからこそ再結成を決意した。この二人のタッグの方向性はどう向かうのか、今後に注目だと思う。
セミのジュニアタッグ選手権はヤングバックスが連係で先手を奪うが、マットが花道ダッシュのトペコンを放った際に、1・4ドームで痛めた腰痛が再発、更に串刺しを狙ったところでYOHがショルダースルーで場外に出すとエプロンの角に腰を強打、そのまま動けなくなり、孤立したニックを3Kが狙い撃ちにする。
どうにか戦列に戻ったマットだったが、3Kの合体カナディアンハンマーを喰らってしまうと、勝負に出た3Kが3Kを狙うがニックが間一髪カットに入るも、ニックは場外で3Kを喰らって顔面をエプロンに直撃させてしまうと、孤立したマットを3Kが捕らえにかかり、ロメロ直伝のコンタクトキラーから一気に畳みかけるが、YOHのスーパーキックはSHOに誤爆、ここでニックに交代して3Kにクロスボディー、エプロンでYOHをジャーマンで投げ、SHOにはロープ越しのフェイマザーと孤軍奮闘、マットも戻りSHOをエプロンに固定するとニックがSHOにトペコンを発射、YOHもセカンドロープに固定してファイヤーバードスプラッシュを投下する。マットがシャープシューターで捕獲し、YOHがロープに逃れてもニックがスワントーンボムで追撃しYOHを追い詰める。しかし腰の痛みでマットの足が踏ん張りが効かず、技が解かれてしまうと、マットが再度仕掛けたところでYOHが首固めで丸め込み、腰の痛みでマットは返せず3カウントで3Kが王座奪還、マットもこだわりをもってシャープシューターで勝負を狙ったが、それが自滅を招く結果となってしまった。CHAOSvsロスインゴの10人タッグ戦はYOSHI-HASHIが内藤に奇襲をかけて開始となるも、ロスインゴが自慢の連係で主導権を握り、最後はSANADAが外道をSkull Endで捕獲して勝利も、試合後にSANADAがマイクを持ちオカダを挑発した。
第5試合の鈴木軍vsエルガン組は鈴木が前夜に棚橋を降したヒールホールドでヘナーレを降し、試合後も鈴木軍がヘナーレを痛めつけているところで、チェーンを持った真壁が駆けつけ鈴木軍を蹴散らし、鈴木と睨み合いとなった。
Inevitable. pic.twitter.com/kbGNpoO5Y7
— Switchblade (@JayWhiteNZ) 2018年1月28日I told you they'd crumble.
— Switchblade (@JayWhiteNZ) 2018年1月28日A new beginning. https://t.co/bJFwMOSnzI
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年1月28日何かが始まった
動き始めた…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年1月28日Even after so long,I never forgot about you.I had so much I wanted to say - so much to tell you. Maybe in the ring. pic.twitter.com/YAobGMUiZ3
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年3月12日いきますよ
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2017年3月13日56th IWGP Jr. HEAVYWEIGHT#roppongi3k but tonight we are #Susukino3k pic.twitter.com/oq2qMi3vNW
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年1月28日Very very proud of Sho & Yoh!! Congratulations boys your earned it. Wasn't easy. The next chapter begins today. #Roppongi3k https://t.co/RHAQyxMIoO
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2018年1月28日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年1月28日師匠・棚橋さんの欠場で急遽抜擢してもらいましたがBULLET CLUBに完敗してしまいました…。
棚橋さんの仇を。早くメインに。早くベルトに。
何よりあの男を絶対に倒さなけりゃいけねぇんだ!
必ず這い上がってみせる #北海きたえーる #njpw https://t.co/peCVxerj8s pic.twitter.com/VzNrwRBtjj
— 岡倫之 (@OkaTomoyuki) 2018年1月28日ぜんぶ田口のせいだ。#njpw #njpwworld pic.twitter.com/C1wTS0UxAK
— あべみほ (@abemiho0110) 2018年1月28日 -
棚橋の右膝を破壊!北都で鈴木がインターコンチ王座を強奪で完全復活!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月22日1月27日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 4862人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第2戦/20分1本
○マイケル・エルガン(8分4秒 エビ固め)×北村克哉
※エルガンボム◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○KUSHIDA(8分6秒 ホバーボードロック)飯塚高史 金丸義信 タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく◇第3試合◇
▼20分1本
○石井智宏 矢野通(7分6秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第4試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[第14代王者組]バットラック・ファレ ○タマ・トンガ タンガ・ロア(9分15秒 ドリームキャッチャー)[挑戦者組]真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ 田口隆祐
☆ファレ&タマ&ロアが初防衛に成功◇第5試合◇
▼30分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ マーティ・スカル()飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※ライト・オブ・パッセージ◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 高橋ヒロム(11分19秒 ジャックナイフ式エビ固め)YOSHI-HASHI ×ウィル・オスプレイ◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 外道(11分52秒 コブラクラッチ)EVIL SANADA ×BUSHI◇第8試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(10分53秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH SHO
※合体インディーテイカー◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○鈴木みのる(32分28秒 レフェリーストップ)[第16代王者]×棚橋弘至
☆棚橋が5度目の防衛に失敗、鈴木が第17代王者となる。(金丸、タイチ、デスペラード、TAKAが登場し、リングへのぼる。そして、ヤングライオンたちが棚橋のためにタンカを用意する中、鈴木がマイクアピールを敢行。)
鈴木「オイ、棚橋弘至。何が『(試合を)面白くしてくれ』だよ。あン!? オイ、“あっちがいてぇ”“こっちがいてぇ”、それで俺に勝てると思うな!(※大拍手) オイ、この潰れかけた新日本を立て直す奇跡を、お前が起こしたんだったとしたら、お前に奇跡はもう2度と起きない(※大歓声)。そう! あるのは力だけだ! オイ! 気にいらねぇヤツ、片っ端からブッ飛ばしてやるよ。そう。もしお前が立ち向かって来たら、立ち上がって来たら! もう1度ブチのめしてやる。覚悟しろよ~(※大歓声&大拍手)。 オイ、札幌の新日本プロレスファン、のん気に拍手なんかしてんじゃねぇよ(※場内笑&怒声)。そのリングサイドにいるオメェらも『あ~、いい試合だった』とか思ってんじゃないの~!?(ニヤリ) 違うよ。お前たちの宝、そう、このインターコンチ、俺の手の中にある。そして、もうひとつのお前らの宝、棚橋弘至。貴様はもう2度とリングに上がれない。そう。どれだけ痛いのか、お前、みんなに教えてあげな。ヘヘヘ。膝も、足首も、気持ちいい音したぞ、いま。グチャグチャグチャグチャ、ボキボキボキボキ~って。ハハ! 聞いたことないだろ!? ハハ! そりゃそうだ。リングで闘ったヤツしか聞かねぇ音だもんな。リングに上がれないテメェらは、俺に何ひとつ文句を言う資格はない! 俺たち鈴木軍、イチバーン」
【鈴木の話】「(ベルトを手にしてどんな思いが?)おめでとうが先だろ、オマエら? 悔しいのか? オマエらが応援してたヤツが勝たなかったら悔しくて、おめでとうもない! オマエらはいつも、自分たちが大多数で、多数で正しいと思ってる。違う、間違ってんだよ。これはいまからオレのものだ。新日本プロレスの、そうIWGPと名のついたこのベルト、オレのものだ。(ゴッチ式パイルのフォールにいかずヒザを攻めた意図は?)意図? 2つ、2つ目的があった。一つは、アイツの口から“参りました”と言わせること。もう一つは、アイツを徹底的に壊すこと。その2つだ。(ここからどんな防衛ロードを描いている?)描いてるものを、なぜオマエに言わないといけない? なぜ、なぜ、なぜ…よし、オマエいまからタイチと闘え。勝ったら教えてやる。オレたちが命懸けて、魂懸けて闘って歩いてく道、なぜなにもしないオマエが口だけで聞こうとするんだ? 知りたかったら、オレたちの手の動き、足の動き、歩く道、オマエはそれを見てればいいんだ。先まわりで聞くんじゃねえよ。おい、お気楽野郎。おい、これから9回裏のマウンドに上がるピッチャーに、“最初の球、なに投げるんですか?”って聞いてるのといっしょだぞ。分かるか? 勝負懸かってる道…オマエ野球知らねえか? 野球拳ならよく知ってるか? ハハハ! さあ、次行くぞ。次、そう、棚橋みたいに、ああそうか、鈴木はNEVERやってるんだ。よそ見してる、気取られてんじゃねえよ。オレの目の前にいるヤツら、言ったろ、オマエたちが足で踏んづけてるこのオレの頭。そんなに安くねえんだよ。まだいるだろ、オレの頭踏んづけてるヤツら。さあ、オマエ言ってみろ、インターコンチは何番目のベルトなんだ? 言ってみろ? 言ってみろ? いいよ、言わなくて。オマエが言わなくても、オレがよく知ってる。そう、今日来た客もよく知ってる、みんな知ってる。そう、オレの頭を上から踏んづけてるヤツ、オマエのところに行く、これは手形だ。通行手形だ。新日本、一回オレが負けたから、オレの髪の毛がなくなったから、鈴木軍止まったとか思ってんじゃねえぞ。ここから先、テメエら、目にもの見せてやる。おい、おい!……乾杯でもするか。オレたち鈴木軍、イチバーン!」
札幌大会2連戦の初日、メインでは棚橋がインターコンチネンタル王座をかけて鈴木と対戦、1・4東京ドームではジェイを降して防衛した棚橋だったが、1・5後楽園でNEVER王座から転落した鈴木とタッグで対戦した際に昨年末から痛めていた右膝を狙い撃ちにした上で挑戦を表明した。
挑戦者の鈴木はセコンドに誰もつかず単独で登場、序盤は棚橋から鈴木のフィールドであるグラウンドを仕掛けるが鈴木は動じず、今度は鈴木が右膝への片足タックルをフェイントにしてグラウンドを仕掛けるなどプレッシャーをかけるが、棚橋がアキレス腱固めを仕掛けると鈴木が左膝へのアキレス腱固めで返し、棚橋も左足へのレッグロックで返してストンピングを落とすなど、互いに左足を狙う。
鈴木は一本足頭突きを放つと、突進する棚橋をぶら下がり式腕十字で捕獲、右足を掴んで場敗戦を仕掛け、イスで背中を殴打、完全に足だけでなく下半身を狙うことで棚橋の機動力を潰しにかかる。更にミドルキックを浴びせ、リングに戻る棚橋を何度も蹴りつける。鈴木は張り手から突進する棚橋のもう一つのウイークポイントである右腕を脇固めで捕獲、だが打撃の連打で返した棚橋はフライングフォアアームを放ち、セカンドロープからのローリングセントーン、太陽ブローも、鈴木は串刺しビックブーツからサッカーボールキックの連打、ランニングローキック狙いは棚橋がキャッチも、鈴木はエルボーで脱出、エルボー合戦も余裕で受けきる鈴木は張り手、そしてキックを狙ったところでキャッチした棚橋がドラゴンスクリューからグラウンド式ドラゴンスクリュー、リバースグラウンドドラゴンスクリュー、そしてテキサスクローバーホールドで捕獲する。
棚橋はロープに逃れた鈴木にロープ越しのドラゴンスクリュー、しかしスリングブレイド狙いは鈴木がドロップキックで迎撃しスリーパーで捕獲、棚橋は背負い投げで逃れるが、鈴木は今度はグラウンドスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うと、棚橋はツイストアンドシャウトを3連発からスリングブレイド、ハイフライアタックを決めたが右膝をマットに強打してしまい追撃できない。
それでも起き上がった棚橋はハイフライフローを狙うが、鈴木は剣山で迎撃してから右膝に膝十字固めで捕獲しヒールホールドへ移行、棚橋は必死でロープに逃れようとするが、鈴木は逃さず、今度は鈴木が珍しく足四の字固めで捕獲、棚橋はリバースしてからなんとかロープに逃れる。何とか立ち上がる棚橋に鈴木は張り手の連打からスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うが、堪えた棚橋は鈴木の足をすくってからテキサスクローバーホールドで捕獲、しかし踏ん張りがきかず崩れたところで鈴木が首固めも、キックアウトしたところで棚橋がショートレンジのスリングブレイド、しかしドラゴンスープレックス狙いは鈴木が右膝関節めがけてのバックキックで逃れ、棚橋は張り手で応戦もロープへ走ったところで右膝を押さえて失速すると、これを逃さなかった鈴木は右膝への低空ドロップキックから膝十字固めからヒールホールドで捕獲、ローキックの連打を浴びせ、張り手からゴッチ式パイルドライバーで突き刺すが、カバーに入らずヒールホールドで捕獲、完全に心を折りに行く、棚橋は必死で耐えるが、鈴木は一旦離した後で再び膝十字で捕らえたところで海野レフェリーが試合を止め、レフェリーストップで鈴木が勝利を収め王座を奪取した。
序盤は右脚狙いとプレッシャーをかけつつ、敢えて攻めず、棚橋が自ら痛めたことで自滅を誘い、一気に電光石火で右脚を攻め立てた。鈴木が敢えて鈴木軍を介入させなかったのは、それだけ勝てる自信があり、ジェイが攻め切れなかった右膝を容赦なく攻めたことで、ジェイとは違うというものを充分に見せつけた。
鈴木はNEVER王座を失うだけでなく、魂である髪型まで失ったことで失速したかに見えたが、以前の髪型が元々短かったこともあって元に戻りつつあり、それと共に鈴木は短期間で勢いを取り戻した。一方の棚橋は完全に右膝を破壊されたことで、今後どうなるのか?右膝も完全に治った状態ではないままジェイ戦に望み、今回の鈴木戦に臨んだが・・・ただもう一つのウイークポイントである右腕も万全でないことを考えると、休息する時期に来てしまったのかもしれない… -
ルーシュが小島に完勝!新日本の未来を開拓するために川人が旅立った!
伊賀プロレス大賞投票受付中!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月22日1月22日 新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」後楽園ホール 1546人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
田口隆祐 ○フエゴ(8分52秒 ラ・フラシーナ)×ディストゥルビオ プーマ◇第2試合◇
▼20分1本
SHO YOH ロッキー・ロメロ ○OKUMURA(10分59秒 片エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×スター・ジュニア
※ブリティッシュフォール◇第3試合◇
▼CMLL兄弟タッグトーナメント3位決定戦/時間無制限1本
クアトレロ ○サンソン(9分30秒 片エビ固め)アンヘル・デ・オロ ニエブラ・ロハ◇第4試合◇
▼川人拓来 壮行試合/20分1本
外道 ○バルバロ・カベルナリオ(9分14秒 カベルナリア)×川人拓来 アトランティス【外道の話】外道「セニョール! 次、日本に帰ってきたら、必ずマスク剥いでやるぞ、この野郎!」
【バルバロの話】「カワト、どこで会おうと、何をしようとも、自分の強さを見せつけてやる!」
【アトランティスの話】
アトランティス「今回は、タッグの試合が多かったけど、シングルの試合もやりたかったね。まだまだアトランティスの実力はこんなもんじゃないぞ?」――メキシコ遠征が決まった川人拓来選手についてもお願いします。
アトランティス「カワトもそうだが、新日本プロレスの選手は誰でも大きな可能性を持っている。そんな中、今回はカワトがメキシコ遠征という修行の道を選んだ。カワトが実力がある選手なのは私も知っている。若いんだからメキシコで力いっぱい練習してレジェンドへの道を歩んでほしい。それはライガー、タイガーが歩んできた道なのは君も知っているだろう?(川人を近くへ呼び寄せ、抱き寄せて腕を上げる)いっぱいいっぱい練習しなければいけないよ? それは君がトップスターを目指すのであれば、絶対にやらなければいけないことだ」◇第5試合◇
▼30分1本勝負
内藤哲也 ○BUSHI 高橋ヒロム(8分37秒 BUSHIロール)ボラドール・ジュニア ソベラーノ・ジュニア ×ドロン【ヒロムの話】「ルチャは終わり、ルチャは終わりだよ。楽しかったな、ルチャリブレ。ええと、次は……札幌……違うわ。明日、後楽園だ。まただ。また来なきゃ。そうだ、後楽園ホール、タカタイチ興行。TAKAとトマト、ふ〜ん。そうか、また明日後楽園ホールで試合ができるんだ、ハハハハハハ!」
【BUSHIの話】「どこ行った、俺のオーバーマスク。ボラドール、投げやがって、どこ行ったんだよ。今日で『FANTASTICA MANIA』も終わり。このあと、ルーシュがシングルマッチあるけど、ルーシュとまたしばらく会えなくなるのは寂しいよね。またルーシュと一緒にリング上で会えるのを楽しみにしているよ。そして、明日は後楽園ホール。『タカタイチマニア』。今月だけで後楽園ホール、5回あるよ。そして、明日含め3連戦。正直シンドイけどさ、TAKAみちのく、梶トマト、楽しませてもらいますわ。エンセリオ、マ・ジ・で!」
【内藤の話】「ルーシュは俺のエルマノ(兄弟)であり、俺のベネファクトル(恩人)。今年もルーシュからいい刺激をもらいましたよ。まあ今日で『FANTASTICA MANIA』は終わってしまいますが、俺は明日もここ後楽園ホールで試合があるわけですよ。昨日の俺のコメントについて、明日の対戦相手であるタイチがTwitterで反応してたけど、Twitterで反応するだけじゃなく、今日会場に来て、行動をしてほしかったっすね。まあ無反応のYOSHI-HASHIよりましだけどさ。明日のタイチ戦、俺、カンサードなんだよ。疲れ切ってんだよ。そんな中、わざわざタカタイチ興行に出てやんだから、俺をがっかりさせんなよ。カブローン!」
【ボラドールの話】「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、なんて汚い連中なんだ? どこでもやってやるよ! アイツらに勇気があるならメキシコまで来てみろ。今日は負けてしまったが、その時は俺たちの方が力のうえが上だということを見せてやる!」
【ソベラーノの話】「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンめ! アイツらの試合が尊敬できる? できないよね? 俺たちのほうが絶対にいいコンビネーションだったと思うよ」
ドロン「今日は、この試合で二人の偉大なルチャドールと組めて、本当に大きな収穫だった。これを機会に、メヒコでもさらに成長していきたい」◇第6試合◇
▼30分1本
○ルーシュ(10分11秒 片エビ固め)×小島聡
※ルーシュドライバー【ルーシュの話】「俺はあんまりべらべらしゃべることは好ましいと思わないし、自分のスタイルじゃないんだけど、今日はアメリカだろうが、日本だろうが、メキシコだろうが俺たちがいかに凄いかを言ってやろう。コジマ、よく考えろ。よく考えて動け。俺は彼より若いかもしれないけど、あいつもそれぐらいはできるだろう。それを俺たちがインゴベルナブレスとしてみんなに紹介したんだ。俺たちはどこに行っても負ける気はしないし、日本だろうが、アメリカだろうが、メキシコだろうが自分たちの強さは証明されていると思う」
【小島の話】
※小島は脚を引きずり控室へ直行しつつ、叫びながらコメント
小島「クソったれが! あきらめないぞこんなんじゃあ!」◇第7試合◇
▼CMLL兄弟タッグトーナメント決勝戦/時間無制限1本
○ウルティモ・ゲレーロ グラン・ゲレーロ(18分42秒 片エビ固め)×ミスティコ ドラゴン・リー
※ゲレーロ・スペシャル(メインイベント終了後、テクニコ軍とルード軍が超党派でリングへ勢揃い)
ライガー「ご来場の皆様、セレモニーに入る前に、ひとこと、この男からコメントが欲しくないですか? 川人拓来!!」(これで場内が大歓声と大「川人」コールに包まれ、川人がマイクアピールでファンに挨拶する)
川人「新日本の未来を開拓するために、海外遠征に行って来ます(※大拍手)。本日はありがとうございました!(※大拍手&大『川人』コール)」
ウルティモ「(※日本語で)皆さん、今日はどうもありがとう。また来年、『FANTASTICA MANIA』よろしくお願いします!(※スペイン語で)今日はこんな雪の日に、こんなにたくさんの人が来てくれてありがとうございます! ここは私たち第2の故郷です。本当にありがとう。また、会いましょう!」
(ここから全員による記念撮影が行われ、それが終わるとそれぞれがファンたちとコミュニケーション。CMLLの選手たちが客席へTシャツを投げ込むと、川人もそれに続いた。
その後、川人はリングサイドを1周し、ファンとふれあいながら退場。そして、リングサイドにいた八木哲大、海野翔太、成田蓮と抱擁すると、笑顔でファンに手を振り、バックステージへ消えた。)
【ウルティモ、グランの話】
ウルティモ「昨日、約束したはずだ。兄弟タッグということで自分たちにとっては負けられない闘いだったし、みんなと約束していたから、勝てたことは満足している。ミスティコとドラゴン・リーはレベルの高い試合をしてきたけれども、そのチームに勝てたことに満足しているよ。日本は第2の故郷だから、ここで勝てたことを大変うれしく思う」グラン「自分たちの実力が上だったことを証明できたと思う。兄弟タッグで勝てたことは満足しているし、『FANTASTICA MANIA』はいい機会なので続けて来たい。日本は第2の故郷だし、来てくれたファンに親愛を込めて感謝しているよ」
【ミスティコ、リーの話】
リー「今回の兄弟タッグトーナメント、負けてしまったけど全力を尽くしたので悔いはないよ。リマッチ? いや、自分たちは一戦一戦に全力を尽くしているから、ゲれロースに負けたけど満足はしているよ。いつもシッカリと練習しているのでこれからもドンドン強い選手たちと闘いたいね。」ミスティコ「この大会、本当に大成功だったと思う。最後までみんなで完走できたことに満足している。ここにいるニエブラ・ロハともいいタッグを組めたしね。これからももっと素晴らしい試合ができるようがんばっていくよ。アリガトウ!」
――今後、IWGPジュニアに挑戦する気持ちは?
リー「もちろんIWGPジュニア王座への興味はあるし、自分はいつでも準備はオーケーだ。常に練習してるからコンディションもバッチリだし、フィジカル面もシッカリ整えている。チャンスをもらえればぜひ挑戦したいね」「FANTASTICA MANIA 2018」も最終日、東京は大雪警報が出る中で後楽園は超満員札止めとなった。
セミでは小島がロスインゴのルーシュと対戦。昨年8月に小島がCMLL遠征の際にルーシュとの遺恨が勃発、「FANTASTICA MANIA 2018」では前哨戦で対戦するも、ルーシュが小島の左足を痛めつけるだけでなく、前日の後楽園大会では流血に追い込むなど、ルーシュがリードしたままでシングルでの対戦となった。
小島が奇襲で試合開始となるも、ルーシュがドロップキックで小島を場外へ出すと、カメラ用コードでのチョーク攻撃からイスで脳天に一撃を加え、小島は脳天から出血。グに戻ってからフェイントからの顔面キック、掟破りのマシンガンチョップ、小島バカと叫ぶ。串刺しはかわした小島はマシンガンチョップ、いっちゃうぞエルボー狙いはルーシュが阻止して顔面への低空ドロップキック、トペと見せかけて寝そべるなど余裕の態度を見せる。
劣勢の小島は場外DDTで逆襲、リング内でのDDTからダイビングエルボードロップ、ローリングエルボーも、突進したところでルーシュがスロイダーからノーザンライトスープレックス、ルーシュドライバー狙いは、小島がローリングエルボーからコジコジカッターで切り返す。小島は垂直落下式ブレーンバスターからラリアットで勝負を狙うが、迎撃したルーシュがスーパーキックから突進も、小島がラリアットで迎撃するが、今までのダメージでカバーに入れない。小島は後頭部ラリアットからラリアットを狙うが、かわしたルーシュがルーシュドライバーで3カウントで完勝。試合後も第5試合でCMLLテクニコ軍に完勝した内藤らロスインゴが駆けつけ、グータッチからそれぞれのポーズで結束をアピール、ロスインゴの勢いをファンに見せつけた。
メインで行われたCMLL兄弟タッグトーナメント決勝戦はゲレーロスが連係でリー、ミスティコには合体雪崩式リフトアップスラムで先手を奪うが、リーがカットに入ると、ミスティコ組が場外のゲレーロスにノータッチトペコンの競演で反撃、ミスティコはサマーソルトキックからゲレーロスをティヘラで投げ、場外戦でステージからウルティモにティヘラを決め。リーとグランはマッチアップから張り手合戦で火花を散らし、リーがソバットから、大中西ジャーマン、場外に追いやられたグランにティヘラを決める。
ミスティコはウルティモにウラカンラナからスワンダイブ雪崩式ブランケンシュタイナー、しかし雪崩式フランケンシュタイナー狙いは、ウルティモが雪崩式パワーボムで投げ、グランがリーをリストクラッチ式で旋回して投げてからチョークスラム、再び張り手合戦で火花を散らした後で、リーが雪崩式を狙うがグランがグランスペシャルを狙う、しかしリーが場外へのパタダス・エネル・ペチョを投下した間に、ウルティモがミスティコに雪崩式リバースブレーンバスターことゲレーロスペシャルを決め3カウントを奪い、ゲレーロスが優勝を果たした。
「FANTASTICA MANIA」はミスティコも主役なれど、ウルティモももう一人の主役、神の子ミスティコ相手にゲレーロが親分の貫禄を見事に見せつけた。全試合終了後に内藤らロスインゴ・ハポンを除く全選手が揃い、リンピオやルードも関係なく一枚の写真に納まり、今大会をもってCMLLへ武者修行に出ることになった川人が挨拶すると、館内のファンが川人のプラカードを出して送りだした。今大会の川人はバルバロ相手にノータッチトペコンを披露したものの、バルバロのカベルナリアの前にギブアップとなり完敗となったが、メキシコへ出る川人がどれだけ変わって来るか、しばしの別れだが、また会える日を期待している。
【CMLL FANTASTICA MANIA最終戦・後楽園ホール大会終了】本日は雪の中、沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「THE NEW BEGINNING」は1月27日(土)北海きたえーるにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njcmll #njpw pic.twitter.com/8OeJaKG7d3
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年1月22日壮行試合が無事終わりました。。
入場からたくさんのボードに囲まれて最高でした\(^o^)/
最高な空間をありがとうございました! pic.twitter.com/36RNoCJV9y
— 川人拓来 River People (@kawatohirai) 2018年1月22日LOS INGOBERNABLES de JAPON
23 de ENERO en KORAKUEN. pic.twitter.com/nQvjFQMFvc
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年1月22日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年1月22日ありがとうファンタスティカマニア!
Muchas gracias!! Hasta la vista☆#njcmll #njpw pic.twitter.com/CW5LzLSTSh
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年1月22日FANTASTICA MANIA また来年✋⌚️
Gracias todos Luchadores pic.twitter.com/rKk71IgPu7
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2018年1月22日皆様こんばんは☆無事にファンタスティカ・マニアも終わることが出来ました。ありがとうございました!しかし一昨日の北海道プロモーションも雪、今夜も雪で大混乱。無事道場に帰ることが出来るのか?こう御期待☆何時に帰れるか分からないのでとりあえず、おやすみなさい☆ #大渋滞! pic.twitter.com/PtvhOiIMZO
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年1月22日Gracias amigos ☺
Zapatos Rojos UNNO pic.twitter.com/gvG8uZI9fC
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2018年1月22日ありがとうございました‼ https://t.co/MdHLcv5b7M
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2018年1月22日外は大雪でしたが後楽園ホールの熱気の中にいられて幸せでした!FANTASTICA MANIA が終わってしまってさみしい気持ちを抱えながら来年を楽しみにします #njcmll https://t.co/hB7x5K9z6J pic.twitter.com/tgDIFIFimT
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2018年1月22日 -
今年もやってきたファンタスティックマニア!お祭り騒ぎを吹き飛ばしたボラドールvsバルバロの激闘!
2017年伊賀プロレス大賞 投票受付中!: https://t.co/wU4jLeRZno
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月15日1月21日 新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」後楽園ホール 1590人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ディストゥルビオ ○プーマ(9分16秒 ラ・マヒストラル)スター・ジュニア ×ドロン◇第2試合◇
▼20分1本
田口隆祐 フエゴ ○ソベラーノ・ジュニア(11分6秒 片エビ固め)SHO YOH ×OKUMURA
※トルニージョ◇第3試合◇
▼20分1本
○ルーシュ 内藤哲也 BUSHI 高橋ヒロム(11分58秒 片エビ固め)小島聡 アトランティス KUSHIDA ×川人拓来
※ルーシュドライバー◇第4試合◇
▼CMLL兄弟タッグトーナメント1回戦/時間無制限1本
○グラン・ゲレーロ ウルティモ・ゲレーロ(15分22秒 体固め)アンヘル・デ・オロ ×ニエブラ・ロハ
※グランスペシャル◇第5試合◇
▼CMLL兄弟タッグトーナメント1回戦/時間無制限1本
○ミスティコ ドラゴン・リー(10分25秒 ら・ミスティコ)×クアトレロ サンソン◇第6試合◇
▼NWA世界ヒストリック・ウェルター級選手権試合/60分1本
[王者]○ボラドール・ジュニア(22分7秒 片エビ固め)[挑戦者]×バルバロ・カベルナリオ
※ボラドールスパイラル
☆ボラドールが王座を防衛【カベルナリオの話】「(※首を押さえながらインタビュースペースにたどり着くと、ベンチに倒れ込む)痛い…首が痛いんじゃない。チャンピオンベルトをメヒコに持って帰ることができなくて、心が痛いんだ…。でも俺は、もっと強いヤツとどんどん戦っていきたい。ニュージャパンでそのチャンスがもらえるなら、いつでも挑戦していきたい。ミナサン、イツモオウエンアリガトウゴザイマス!」
「CMLL FANTASTICA MANIA 2018」後楽園3連戦の2日目のメインはNWA世界ヒストリック・ウェルター級選手権、王者のボラドールにバルバロが挑戦。両者は新日本でも馴染み深いが、ヒストリック・ウェルター級王座も新日本にだけでなく日本にとっても馴染み深い王座で、この王座の前身だったNWA世界ウェルター級王座はかつて獣神サンダー・ライガーの提唱でが8つのジュニア王座が統一、ジュニア8冠王座とされていた時代に、NWA世界ウェルター級王座もその中の一つに組み込まれ、歴代王者には大谷晋二郎、ウルテュモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ、ライガー、エル・サムライが名を連ね、8冠王座が解体後はウェルター級王座はDRAGON GATEの前身である闘龍門JAPANに流れ、ドラゴン・キッド、SUWA、新井健一郎、横須賀ススム、斎藤了、堀口元気、K-ness.、吉野正人が王者となり、闘龍門がDRAGON GATEに移行した際に王座は返上され、大原はじめ、スペル・デルフィンが王者となって移行は日本の手から離れた。ヒストリック・ウェルター級とされてからはベルトも新調されたが、その歴史は今でも残っている。
本題の選手権は、ボラドールがティヘラを仕掛け、エプロンからロープ越しの技を狙うと、バルバロがロープ越しのラリアットで逆襲、場外戦でバルバロははイスを踏み台にしてのリバーススプラッシュを投下、リングに戻って崇コーナーを作ってから、ロープワークの攻防でボラドールがヘッドシザースホイップで反撃、場外へバルバロを追いやってからプランチャ式ヘッドシザースホイップ、リングに戻ってスワンダイブ式ボディーアタックから、ハンドスプリング狙いはカベルナリオがドロップキックで迎撃しミサイルキック、ボラドールの突進をドロップキックで迎撃し、場外に出たボラドールに三角飛びプランチャを発射する。
リングに戻ったバルバロはコーナーめがけてのBTボムで投げつけ、今度は崇コーナーへと狙うが、ボラドールはウラカンラナで切り返すも、バルバロは後頭部から殴りつけると、串刺しを狙うがかわされてバルバロは場外へ落ち、ボラドールはトペ、ノータッチトペコンを発射と繰り出していく。
ボラドールはスーパーキックからバッククラッカー、しかしスワンダイブ狙いはバルバロが三角飛びドロップキックで迎撃すると、場外のボラドールにターンバックルを潜り抜けてのトペを発射、ボラドールのスワンダイブもバルバロはドロップキックで迎撃し、リストクラッチ式ブレーンバスター、リバーススプラッシュと畳みかけるが、トペアトミコは自爆すると、ボラドールはムーンサルトを投下もバルバロが両足を立てて迎撃し、バルバロはコーナーへ昇る。
しかしジャンピングハイキックで動きを止めたボラドールはスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナー、回転エビ固めを狙ったところでバルバロがロメロスペシャルで捕獲、スライディングを狙うも場外に追いやったボラドールはラ・ケブラータを発射、リングに戻るとカベルナリオの串刺しラリアットに対し、ボラドールはスーパーキックで応戦も、、突進をショルダースルーで場外へ追いやったバルバロはエプロンダッシュのキックからリストクラッチ式ブレーンバスター、コーナー最上段から場外へのダイビングボディープレスで圧殺する。
リングに戻ったバルバロは雪崩式ブレーンバスター、バッククラッカーからのカベルナリアで勝負に出るが、ロープ際だったためロープに逃れられ、それでもバルバロは牛殺しからジャブの連打、ローキックと繰り出した後で、ロープを使ったリバーススプラッシュも両足で迎撃したボラドールがボラドールスパイラルで逆転3カウントを奪い王座を防衛した。
正直言ってこんなに激戦になるとは思っていなかった、バルバロも前回来日時は色モノ的要素が強かったが、実力派レスラーへと変貌を遂げている。しかし切り札のカベルナリアがロープ際だったのが全てだったか…ボラドールにとっても薄氷の防衛だった。CMLL兄弟タッグトーナメント1回戦、第1試合ではゲレーロスvsオロ&ロハ組と対戦し、両軍共連係が冴え渡って好試合となるが、場外のウルティモにオロがサスケスペシャルで排除すると、その間にロハがグランをカンパーナ、レフリーナで勝負に出るが、グランが雪崩式の槍投げ式フェースバスターでグランスペシャルで3カウント、ゲレーロスが勝利。
第2試合のミスティコ&リーvsクアトレロ&サンソン、左肩を痛め動きがもう一つのミスティコをクアトレロ組が捕らえるが、交代したリーが奮闘して試合を盛り返す。リーがクアトレロに断崖式フランケンシュタイナーで排除するが、サムソンはミスティコに旋回式パワーボムで追い詰める、しかし、ミスティコがラ・ミスティカでサムソンがギブアップ、逆転勝利を収めた。
決勝はミスティコ組vsゲレーロスの本命同士となったが、左肩の悪いミスティコが試合の鍵を握るのか…
FANTASTICA MANIA生中継で、NWAヒストリック・ウェルター級のタイトルマッチを控えたバルバロ・カベルナリオ選手とボラドールJr.選手のインタビューを担当しました。プロレスの聖地で、素晴らしい試合とルチャリブレ魂を見せてくださいましたね!感動です! #samuraitv #njcmll
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2018年1月21日 -
ジェイ・ホワイトが選択したのはCHAOS!ユニット制を批判したことで新日本に大変動の予感が…
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日<新日本プロレス公式HPより>
■オカダ・カズチカ選手のコメント
「まぁ、ボクが経験した東京ドーム大会で一番の最高の東京ドーム大会だったと思います。お客さんの数も3万4995人ですか。かなり入りましたし、歓声も凄く、リング上から見た景色もとても凄いモノだったので、凄いいい経験をしたんですけど、まだ空いてるとこもあり、寂しいなという部分があったので、2018年もしっかり盛り上げて、2019年の東京ドームがもっとお客さんが入って、その中で試合をして、またプロレスを盛り上げていきたいと思います。」■質疑応答
――東京ドーム大会で、“V9”を達成しました。これまでは意識していなかったということですが、そろそろ“V11”(棚橋弘至が持つIWGPヘビー級王座の最長防衛記録)というのは意識されますか?オカダ「まあ、それに向かってやっていってるわけではないんですけど、ついでですかね。保持期間も最長なので、『ついでに“V11”というのも越えてやろうかな』というモノは少しだけ思ってます。でも、それよりも素晴らしい試合をもっともっとして、プロレスを盛り上げていく方が大事なんじゃないかなと思ってますね」
――では、“V11”をなんとしても越えたいというお気持ちは?
オカダ「ないですね。ホントに、ついでで“V11”を越えるというか。それよりも、また2018年もホントに超満員の中で試合をしたいなっていう、そっちの目標の方がいまは大事なことだなと思ってます」
――昨日の後楽園大会の試合後のバックステージでSANADA選手がオカダ選手に挑戦表明をされましたが。
オカダ「そんな簡単に挑戦できるものじゃないでしょって。試合後に、ボクのこと攻撃しました。『ハイ。いいですよ、挑戦して』っていうようなベルトじゃないんですよ? あの内藤さんだって『G1』優勝して、ずっと前哨戦やって、やっと東京ドームで闘えたわけなのに、昨日急に攻撃して『ハイ。やりましょう』っていうそんな甘いモノじゃないんですよ、このベルトっていうのは。でも、ボクもその件に関してはずっと考えてたんですけど、『まあ、いいじゃん』って思ったんですよ。『やってやろうじゃん』と。ただね、何かを懸けるのは『俺だけなの?』って。『そっちもなんかあるじゃないの?』っていうのは思いましたけどね。べつに、こっちはヘビーのベルト懸けて、向こうはタッグのベルトがあるんじゃないでしたっけ? それはそれでいいんじゃないかなと。そういう条件だったら、ボクもいいことだと思いますし、ボクは会社になんと言われようがやりますけどね」
――EVIL選手とSANADA選手の持つIWGPタッグ王座への挑戦表明ということですか?
オカダ「そうですね。向こうもベルトを賭けてくれるのであれば、ボクはこっちも(IWGPヘビー)を懸けてやりますよと。昔もそんなようなことがありましたけども、『外道さんをプリンス・デヴィット(現:フィン・ベイラー)に挑戦させる』ならっていうこともありましたけど(註:当時のIWGPジュニア王者だったデヴィットがオカダの持つIWGPヘビー挑戦への交換条件として、まず外道がデヴィットの持つジュニア王座に挑戦した)、それと同じで向こうがタッグのベルトを懸けるんであれば、『別にこっちもやってやってもいいよ』とは思いますね」
――現時点で、オカダ選手のパートナーは想定している選手はいますか?
オカダ「ウーン……。相手はSANADAとEVILですよね? EVILかぁ……。まあ、後藤さんも昨日、EVILにやられてましたし、そういう意味では後藤さんと組んでもいいのかなと。後藤さんをCHAOSに呼んで、それまで何か行動をしてきたわけでもないですから、そういう意味では後藤さんがいいのかなと思いますね」
――過去に何度は対戦してますが、ここまで新日本プロレスでのSANADA選手の印象は?
オカダ「なんですかね? 印象に残るような活躍はしてないんじゃないかなと思いますけどね。発言も何かあるわけでもないですし、その中で昨日しゃべったってことは何かしら変わってるんじゃないかなと思うので。散々、東京ドームまでは『ああだこうだ』と言う人が相手だったので、逆に静かな人とやることで『どうなるのかな?』と。『大丈夫なのかな?』って。まあ、実力は認めてますよ。『何をしゃべるのかな?』っていうのは、もし試合が決まるのであれば、それは楽しみですね」
※質疑応答が終わると、ここでオカダ選手から「ボクからいいですか?」とコメント。
オカダ「ちょっと紹介したい人が実はいまして……。ここで新しいCHAOSのメンバーを紹介したいと思います」
※ここで会見場にジェイ・ホワイト選手が登場。オカダは立ち上がって出迎える。
オカダ「新しいCHAOSのメンバーのジェイ・ホワイトです。まぁ、ジェイは昨日『BULLET CLUBに入るのかな?』と思ったんですけども、ケニーとやりたそうだったんで、『だったら、こっちに来いよ』って、ボクが外道さんに『棚橋とやりたいんだったら、CHAOSに来いよ』って言われたのと同じような形で、『じゃあ、おまえもケニーとやりたいんだったら、CHAOSに来いよ』と誘って、CHAOSに来ました」
■ジェイ・ホワイト選手のコメント
「自分が日本に戻って来た時から、『どのユニットに所属するか?』ということについては、いろいろな話がされてきたと思う。『新日本プロレスで闘っていくには、一人ではやっていけない』ということも自分自身の中でわかっていた。でも、昨日BULLET CLUBの誘いを受けたけど、あれでは自分のためにならないと思っている。ケニーがBULLET CLUB入りを誘ってきたが、あそこではみんなケニーのいいなりになってしまう。あのクラブというのは、いまケニー・オメガのモノだ。そして、彼自身から『自分には可能性があると感じる』と言ってもらったが、パワーのある者は可能性を感じ、可能性のある者はパワーのある者をさらに上回るために闘い抜く。これが力のあり方だと思っている。これから自分は、ケニー・オメガのIWGP USヘビー級のベルトを獲るために闘っていく。そもそも若手時代からBULLET CLUBのことは大っ嫌いだった。彼らのやり方が好きではなかった。
ケニー・オメガは自分自身が“プロレス界の神”であるかのように振る舞っているが、それも本当は違うと思う。もちろんケニーは素晴らしい試合をするが、彼は不死身でもなければ、敵なしでもない。アメリカのファンやBULLET CLUBのファンは、彼を崇拝しているかもしれないが、そのBULLET CLUB崇拝も自分には理解できないね。新日本に来たら、最強であるべき、ベストであるべきなのに、BULLET CLUBにいるメンバーはケニーのいいなり。これから自分の成すべきことは、そういう現在の新日本プロレスをすべて直すことだ。
そして、ケニーを破壊して自分自身が上に立つ。すでにケニーからの怖れも感じ取っているので、それをBULLET CLUB内に広め、最終的にはBULLET CLUBそのものを堕落させてしまいたい、そう考えている。そして、俺が2代目のIWGP USヘビー級チャンピオンになる。CHAOS入りを決めたのは、そのためでもある。
そしてオカダサン、言っておくが、けして油断してほしくない。自分はメンバー入りをしたが、アナタと同じようにケニーに対しての感情を持っているからこそ、このCHAOS入りを決めた。しかし、それはあくまでも自分自身のためであり、CHAOSのためじゃない。だから、ある日もしかしたらアナタのその(IWGPヘビーの)ベルトを狙っていくかもしれない。それについては覚悟しておいてほしい。
※ここでジェイは立ち上がって両手を広げ、オカダにハグを要求。
ジェイ「カモーン、レインメーカー」
※昨日のケニー・オメガの二の舞を警戒したオカダ選手は右手を差し出し、2人はガッチリ握手を交わした。
オカダ「CHAOS、オーケー?」
ジェイ「CHAOS for Myself」
■報道陣からの質疑応答
――オカダ選手から、ジェイ・ホワイト選手のCHAOS入りに関して期待する部分は?オカダ「そうですね。まあ、ボクたちもCHAOSで好き放題にやっているチームだと思いますし、ボクがCHAOSに入ったキッカケもそういう部分がありましたので。ジェイもやりたいようにやってくれればいいと思いますし。いま、ウィル・オスプレイがジュニアのチャンピオンですけど、ジェイも同じように好き放題にやってもらって、USチャンピオンを獲ってもらえればいいと思います」
――ジェイ・ホワイト選手から見て、選手としてオカダ選手のことはどう思っている?
ジェイ「もちろんオカダ・カズチカという選手は、彼だけではなく、ユニットだけでもなく、この団体を象徴するトップレスラーだと思っている。だからこそ、このIWGPベルトの最長記録も持っているんだろう。素晴らしいと思うよ。そういう意味で、さっきケニー・オメガが自分の可能性を感じとったという話をしたけども、CHAOSの中でもパワーのある誰かが、自分の可能性を感じてくれたから、今回のユニット入りが実現したんだろう。しかし、CHAOSのメンバーになったとはいえ、数日後や数か月後には何が起きているかわからないよ」
――さきほど、「BULLET CLUBのやり方が嫌い」とおっしゃっていましたが、逆にジェイ・ホワイト選手はどんなスタイルが理想でしょうか?ジェイ「たしかにBULLET CLUBのスタイルが好きではないと言った。そういう意味では理想的なスタイルはCHAOSのモノになるんだろうし、『もし自分がどこかに入るとしたら、CHAOSになるんだろう』とも思っていたよ」
――ジェイ選手が思うに、今後の新日本プロレスはどういう状況になるのが理想でしょうか?
ジェイ「そうだな。いま新日本プロレスには、CHAOS、BULLET CLUB、L・I・J、スズキグンなどさまざまなユニットがある。それぞれのユニットの中で、ベルトを持つ選手がいる。自分が思う理想的な新日本のかたちというのは、「ユニットにいる自分」に満足するのではなく、ユニットに関わらず誰がどのベルトを持っていても、『たとえ同じユニットでもベルトを狙いに行く』という状況が理想だと思う。現在の新日本の中に蔓延している『ユニットに属していることが第一優先』という選手の考え方はまったく理解できない。……いまオカダがこのIWGPベルトを持っている。でも、たとえばイシイ(石井智宏)はリングの上ではあんなに凶暴なのに、このベルトを狙ったりはしないだろ? 俺にはまったく理解できないね。こんなに素晴らしい称号が目の前にあるのに、欲しくない選手なんているだろうか?
これから、俺はケニー・オメガのUSヘビー級のベルトを獲りに行く。そしてその次には、俺は同じユニット内の選手であってもオカダ選手のベルトを狙いに行く、それはシッカリと言っておくよ。そういった姿勢こそが大事だと思うし、新日本プロレスが次のレベルに上がって行くネクストステップになるだろうね。
――今回、インターコンチネンタル王者の棚橋弘至選手へのリベンジではなく、ケニー・オメガ選手のUSヘビーに狙いを定めた理由は?
ジェイ「ケニーへの挑戦は、自分にとってビッグチャンスだと思ったので手を伸ばしただけさ。ケニーが昨日、俺をBULLET CLUB入りを誘ってきたことで、彼の企みがわかったんだ。きっとケニーは俺の存在がよっぽど脅威に映ったんだろう。だからこそ自分をユニットの手中に収めて安心したかったのかもしれない。でも、それが逆に俺にとっては『チャンスだ』と思ったんだ。
東京ドームでは、インターコンチネンタル王座に挑戦するという大舞台を経験したにも関わらず、その翌日はヤングライオンとの試合。自分にとってはアップダウンの大きい2日間だった。でも、ケニーからの誘いを受けたことで、また大きなチャンスを掴んだ。タナハシへのリベンジに関しては、現時点では考えていないが、またその時はやって来るだろう
……ここで、俺からもオカダ選手に質問をしてもいいかい? さっき俺から言った同じユニット内から挑戦する選手が出てくるようなことに関しては、どう思う? たとえばCHAOSだったら、YOSHI-HASHIやイシイがオカダ選手に挑戦するという構図は。
オカダ「まあ、ボクは全然アリだと思ってますよ。やっぱり、なかなか『G1』とかじゃないと同門対決のチャンスはないですから。全然アリだと思ってますけど。ジェイもCHAOSに入って、ボクの大きさというモノに気づいて、『ああ、自分もまだまだだな』と。『まだ、俺は挑戦できるレベルじゃないんだな』と気づくんじゃないかなと思いますね(ニヤリ)」
ジェイ「いい答えだね(ニヤリ)。まあ、もちろん俺自身も、まだ自分の実力に疑いをい持っている部分もある。タナハシからは『ジェイの青いケツを蹴っ飛ばしてやる』というコメントをもらったしね。しかし、俺がオカダのレベルを凌駕する日も必ずやって来るだろう」
オカダ「ボクもそう思ってますよ。ジェイはそれだけのレスラーだと思ってますから、CHAOSに呼んだわけで。彼が早いこと来るのを祈ってますし、そういう素晴らしい闘いをまたみなさんにお見せしたいと思います」ジェイ「フフフ。オッケーだ」
1・4東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの二夜明け会見が開かれ、IWGPヘビー級王者のオカダがSANADAの挑戦表明に関して、後藤洋央紀とのタッグで、SANADAがEVILと保持しているIWGPタッグ王座への挑戦を交換条件にすることを示唆、その後でCHAOSの新メンバーが発表され、1・5後楽園でケニー・オメガからBULLET CLUBへ勧誘を受けたものの、ブレードランナーでKOしてUS王座への挑戦を表明、そして今後の去就に注目されたジェイ・ホワイトが現れ、新メンバーとして紹介された。
だがジェイがBULLET CLUBやケニーを批判した後で、オカダに対してハグを求めたのに対し、オカダは警戒してシェイクハンドに留め、会見の後半では同じユニット同士でのタイトル戦が出来ない、新日本のユニット制の在り方などを批判するなど、独壇場となった。
ヒール的要素の強いジェイが選択したのは以外にもCHAOSでだったが、元々CHAOSはベビー&ヒールの混在ユニット、ジェイが選択してもおかしくはないが、ハグを求めたジェイに対し、オカダは距離をとってシェイクハンドを取ったときのジェイの怪訝とした表情は、ジェイはCHAOSから歓迎されたものではなく、オカダも今ひとつ信用していないことを伺わせてしまっていた。
ジェイはユニット内同士でのタイトル戦が行われない、新日本のユニット制のあり方も批判したが、確かに昨年DRAGON GATEでもYAMATOvsB×BハルクによるTRIBE VANGUARD同士のタイトル戦も行われており、ジェイの言い分にも筋は通っている。だが前日のケニーにとった態度がきっかけとなって大揺れになったBULLET CLUBを見ていると、ジェイの言い分を鵜呑みにしていいのかという部分もある。
ドーム大会での棚橋弘至戦ではインパクトを残せなかったジェイだが、終わってからジワジワ出てくる予感がしてくる。ジェイが本音を出したときに何か起ころうとするのか、CHAOSだけでなくBULLET CLUBを大きく揺るがす予感もしてならない。
なんとジェイ・ホワイトがCHAOSに電撃加入!
オカダはSANADAのIWGPヘビー挑戦を“条件付き”で承諾!!
【1.4東京ドーム二夜明け会見】https://t.co/bf4NTG2lmi #njpw #njnbg #chaos pic.twitter.com/fT5O76C3lT
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年1月6日 -
事件続発!今年も1・5から本年度の新日本プロレスが始まった!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」後楽園ホール 1737人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学(7分9秒 体固め)岡倫之 ×海野翔太 八木哲大 成田蓮
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分49秒 片エビ固め)真壁刀義 トーア・ヘナーレ 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第3試合◇
▼北村克哉7番勝負第1戦/20分1本
○ジェイ・ホワイト(7分31秒 片エビ固め)×北村克哉
※ブレードランナー◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(11分19秒 片エビ固め)YOH SHO ×チーズバーガー
※インディーテーカー◇第5試合◇
▼30分1本
○Cody 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ マーティ・スカル レオ・トンガ(13分20秒 アメリカン・ナイトメア)飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー KUSHIDA 田口隆祐(第5試合終了後、ジュースがフィンレーの救出に駆け込む。ところが、CodyがクロスローズでKO!
そこに飯伏が入るも、オーエンズ&レオが押さえつけ、Codyがパイプイスを振りかざす。ところが、そこへケニーが割って入り、Codyの胸を何度も突き飛ばして激怒。
これにCodyも応戦し、2人は一触即発で激しく言い争う。ようやく冷静になったCodyが先に退場。そして、飯伏も退場して行く)
ケニー「BULLET CLUBの今の状態に、俺はまったく満足してない。BULLET CLUBというのは、真の意味でのチームでなくてはならない。ナンバー1でなくてはならない。そして俺には今、そのチームであるために一つのアイデアがある。何が必要か分かっている。それはスイッチブレードだ(このアピールにファンがざわつく中、赤コーナー側の花道からジェイが登場。そのままリングへ上がる。)ジェイ、俺はオマエの中に可能性を見出しているんだ。オマエの中には世界がある。まるで2015年のザ・クリーナーを見ているようだ。オマエの中にはコンプリートなパッケージが出来上がっている。だから、オマエをBULLET CLUBに迎えよう。BULLET CLUBのスイッチブレードだ」
(ファンが固唾を飲んで見守る中、ジェイはケニーに渡されたBULLET CLUB Tシャツを着る。そして、ウルフサインを掲げると、ケニーが笑顔で抱擁。ところが、ジェイがいきなり豹変し、ブレードランナーでケニーをKO! そこへ裕二郎とオーエンズが飛び込むと、ジェイは素早く花道へ非難。そして、BULLET CLUB Tシャツを脱いで親指で引き裂くアクションを見せると、それをリングへ向かって投げ捨てて退場した。その後、ケニーが辛うじて起き上がり、裕二郎とオーエンズの助けを借りて退場した。)
【Cody、スカルの話】
スカル「『WRESTLE KINGDOM』はいいショーだったよな。いいファイトウィークだ」Cody「あ!? オマエは何だ!? オマエは主役なのか!? スーパースターか!? いつからそんなに偉くなった!?」
スカル「オイ、どうしたんだよ!」
Cody「試合中だってそうだ! 1人で勝手にやりやがって! BULLET CLUBのリーダーは誰なんだ!?」
スカル「リーダーとかどうだっていいじゃねぇか! オマエはアメリカン・ナイトメアなんだろ!?」
Cody「じゃぁオマエ、1人で勝手にしゃべってろ! 俺はもう知らねぇ!(※1人で去る)」
スカル「Cody!Cody!戻ってきてくれよ!(※Codyの後を追う)」
【ケニーの話】「(ケニーが肩を借りてインタビュースペースに現れ、ベンチに座り込む自嘲気味に笑う)まったく、思ってもみなかったよ。『誰でもBULLET CLUBのメンバーになりたいんだ』とばかり思ってたよ。まったく馬鹿げた気分だ。そうか、BULLET CLUBのメンバーになるより、俺のベルトが欲しいのか。昨日、タナハシに負けたばかりだっていうのに、今度は俺のベルトを獲ろうとはいい度胸だよ。俺はトーキョードームのメインを張る男、“ベストバウト・マシーン”だ。俺の相手ができるとでも思ってるのか!? まぁ、いまのところチャレンジャー候補もいないしな。俺のベルトが欲しければ、俺がどこにいるか、オマエは分かってるはずだよな」
【ジェイの話】「(※不敵な笑みを浮かべながら)ケニーよ、なぁケニー、どんな気分だ? お前には、ほかにヤングボーイを2人従えた方がお似合いさ。お前はこれまで運が良かったんだ。BULLET CLUBに加入した。THE ELITEという仲間がいる。ほかにIWGP USチャンピオンになれたこともな。で、さらに『俺に力を貸してほしい』っていうのか? 俺は俺のやり方でやる。お前は俺の力を借りないとできないんだろ? 俺の力を必要とは考えないでくれ。俺はこのニュージャパンを変えるべく、ようやく歩み始めたところなんだ。お前にとって去年は特別だっただけさ。ニュージャパンがUSAに出て行くのとタイミングが合っただけ。お前が『世界を変えよう』と考えたのとな。悪いけどな、BULLET CLUBに入って、お前の下でやられ役になんかさせられてたまるか。俺は去年、何も残せなかった。だけど、これから俺の後ろにいろんなものを残していくんだ。すべてのものを奪い取ってやる。すべての栄光をこの手でつかみ取ってやる。昨夜はタナハシに負けてしまった。だけど、ほぼ互角だった。いや、互角じゃなく、俺の方が上をいってる。その時が来れば、スイッチブレードが光を放つ。ケニー・オメガ、やるって言うならやってやる! 俺は邪魔するものすべてを払いのけていく!スイッチブレードはすべてのものを切り裂いていく……」
【田口監督、ジュース、フィンレーの話】
田口「去年の1.5に勝ったことで“タグチジャパン”が生まれました。今日はタグチジャパンアニバーサリー」フィンレー「今夜が? そうだったっけ? おめでとう!」
ジュース「そうだったね。おめでとう!」
田口「次のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合、ジュース、フィンレー、田口でいいじゃないですか」
フィンレー「それはいいね。このタグチジャパンがベストチームだ」
田口「レッツ、トレーニング!(※ジュース&フィンレーと控室に戻っていった)」
【KUSHIDAの話】「昨日の4WAY、『また一つIWGPジュニアヘビー級選手権がネクストステージに行ってしまったな』と、『行かせてしまったな』と思いますね。東京ドーム、いろんな試合がありましたけど、やっぱり新日本プロレスの可能性はこれからジュニアだと。今年は面白くなるでしょう。2018年、チャレンジャーで年を始めるのも悪くないでしょう!いろんなモノに挑戦していきます。そして、勝つ!」
【飯伏の話】
――試合後、Cody選手が仕掛けてきましたが。
飯伏「まぁ、昨日のやり返しというか」――結果的にはケニー選手が仲裁に入る形となりましたが。
飯伏「それはわからないですね。ボクにはわからない……誰が助けたのか……。いやぁ、それよりも昨日のCody戦の疲れが結構でましたね」――1月末には札幌でビッグマッチ2連戦もありますが、飯伏選手の標的は?
飯伏「そうですねぇ。また(Cody)がやってきたんでね。ボクはいつでもCodyと闘える準備はできてるんで、いつでもやりますよ」――その他の標的は?
飯伏「それ以外だと、今年はなにかやりますよ。それはまだ言わないけど、自分の中にはあるんでね。なにかやりますよ」◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(14分40秒 片エビ固め)[第15代王者組]石井智宏 矢野通 ×バレッタ
※ガンスタン
☆石井&矢野&バレッタが初防衛に失敗、ファレ&タマ&ロアが第16代目王者となる【ファレ、タマ、ロアの話】
ファレ「アイツら、たったの1日かよ」タマ「24時間経ってねぇんじゃねぇか!?」
ファレ「じゃあ、最短保持記録を更新だな(笑)」
ロア「記録ってのは、破られるためにあるものだからな」
タマ「負けてもヤツらみたいに簡単に諦めて、何事もなかったかのように立ち去るなんて、恥ずかしくないのか!? しかし、昨日は新日本プロレス最大の、世界規模のステージで俺たちに恥をかかせやがったことは忘れねぇぞ! 俺たちはまたこうやってベルトを取りもどしたからには、絶対にオマエらみたいに簡単に諦めて立ち去ったりはしねぇ。このベルトは、持つべき者の元に戻ってきたんだ。そういや、“スイッチブレード”がBULLET CLUBに入りたいんだか何なんだか分かんないけど、リクルートする相手を間違えてるんじゃねぇのか!?」
◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ザック・セイバーJr.(11分36秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン レイモンド・ロウ ×ハンソン
※キラーボム(試合終了後、鈴木は棚橋をリングに上げるとストンピングを連発。タイチがイスを渡すと、鈴木はそれを棚橋の右ヒザに叩きつけ、さらにヒールホールドへ。ヤングライオンが制止しようとするも、鈴木軍がそれを蹴散らす。鈴木は自ら技を解くと、インターコンチのベルトを手にする
鈴木「ハハハハハッ!棚橋。次の標的は、オマエだ。オイ、棚橋! よ~く、聞け。俺たち鈴木軍、イチバーン!」(鈴木軍総出で棚橋にストンピングを連発。 鈴木はインターコンチから手を離すと、ヤングライオンに攻撃を加えながら花道をあとに。ダメージの深い棚橋は、ヤングライオンの肩を借りて痛々しい姿で退場。)
【鈴木の話】「言った通りだ。次の標的は、キサマだ、棚橋!そして、あの白いインターコンチネンタル。あのベルト、懸けろよ。それとも何か!?『足が痛くて出れません』か!? それとも何か!?『昨日負けたからとっとと帰ろ』とでも言うのか、オイ!? 俺が言ってる屁理屈を覆してきたのはオマエらだろ、新日本プロレス!なぁ、時には俺の話を聞いてくれ。いや、棚橋本人の気持ちを聞いてやれ。さぁ、棚橋、逃がさねぇ。ハハハハハ!(※と、目の前のカメラマンに掴みかかって控室へ連れ去る)」
◇第8試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(13分50秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 外道
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~ス、コ~ラクエンホ~~~ル!(※大拍手) 俺は、昨日、東京ドームで、オカダに敗れました。そのことに関して言い訳するつもりはありません。ただし! ただし、2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONはさらに進化し続けることでしょう。2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの世界、存分に、皆様、堪能して下さい(※大拍手&『内藤』コール)。東京ドーム! ではなく、後楽園ホールになってしまいましたが、今年初めての大合唱、皆様、思う存分叫んで下さい。(※以下、内藤に合わせてファンが大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大拍手&『内藤』コール)」(続いて内藤とL・I・Jメンバーは、リング中央で拳を合わせる。そして、1人でリングへ残った内藤が、“Abre los ojosポーズ”を決める。
ところが、そこへ突如としてクリス・ジェリコが乱入し、内藤を急襲。場内が騒然となる中、ヤングライオンたちが2人を引き離す。
しかし、内藤がジェリコに襲い掛かり、今度は邪道、ロメロ、SHO、YOHが登場。ジェリコを止めにかかるが、内藤はリングへ寝転んで挑発。
それでもCHAOSメンバーとヤングライオンがジェリコをリングから降ろすと、内藤はロープを開けて挑発。これでさらにエキサイトしたジェリコは、パイプイス、ゴング、テーブルをリングに向かって投げつける。そんな中、邪道たちがジェリコを花道まで押し込むと、内藤は投げ入れられたイスに座って余裕の表情。さらにジェリコを挑発した…)
【SANADAの話】「今日はさぁ、ジェリコに全部持っていかれたけど、オカダ、次はオマエだよ!」
【ヒロムの話】「ハッキリ言うよ。東京ドーム4WAY、俺の完全なる負けだよ。なぁ、試合形式にも負けた、アイツら3人にも負けた。それは事実。そして俺は、『どんなことがあっても、お互いリマッチをするのはやめよう』。確かに俺は言った。いいか、すげぇカッコ悪いことを言うぞ。ウィル・オスプレイ、オマエが持ってるIWGPジュニア(のベルト)が必要になった。俺のプライド、どんなにこれが恥ずかしいことだろうが、俺には関係ない。俺はオマエの持っているIWGPジュニアのベルトが必要になった。まぁ、俺から『挑戦させろ』と言わなくても、1月4日東京ドーム、TIME BOMB、1月5日後楽園ホール、TIME BOMB。2発も食らってるよなぁ。オマエも思ってることだろう。ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。IWGPジュニアを懸けて、俺とやろうぜ。オマエもやりたいだろ!? いつまでもTIME BOMB食らってるばっかじゃ、オマエの気も晴れないだろ!? な!? ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。な!? あ~、恥ずかしい!恥ずかしいよ!すげぇ恥ずかしいよ!自分で『リマッチしない』って言っときながら、『やろう』って言ってんだもんな。何とでも言ってくれ!俺はオマエの持ってるIWGPジュニアのベルトが必要になった。それだけなんだよ。な? 分かるか!? 分かるだろ、オスプレイ。俺とやってくれ」
【BUSHIの話】「残念だったな、CHAOS!勝ったのは、俺たちだ!これからも新日本のリング、制御不能に染めてやるぜ!EN SERIO、マ・ジ・で!」
【EVILの話】「俺は常に言っているが、IWGP及び新日本を支配していく。それはこれからも変わらねぇ。そして昨日は、(※肩にかけたタッグ王座のベルトを示し)この、もう一つのIWGPを獲ってやった。俺とSANADAがこれを獲ったからには、シングルのIWGPと同等の価値まで、コイツを持ってってやる。そして、今日、何か死に損ないの弱ぇえヤツが突っかかってきたなぁ。後藤、オメェだよ!俺が海外でなくしたベルト、オメェ持ってたな。それも返してもらうぜ。そしてオメェをまた、地獄に葬り去ってやる。よく覚えとけ!This is EVIL!Everything is EVIL!全ては……いいか後藤、よく聞けよ。そして、全てが……EVILだ!」
【内藤の話】「オイオイ、どうしたんだよ、クリス・ジェリコさん!何でそんなに熱くなってるんだよ!? 俺はよく知らないけどさぁ、彼は世界的に有名なレスラーなんでしょ? 俺のことが気になっちゃったのかなぁ。まぁ、熱くなってくれるのは構わないよ。でも、そんな彼には、あの言葉を贈りたいな。分かるだろ? そう、まさに、トランキーロ!あっせんなよ!」
【オカダの話】「ハァハァ……久しぶりの感覚を受けたよ。内藤さんじゃないらしいな。もうこっちはいつだってウェルカムだからな。お前か? まぁ、こっちは誰でもいいんだ。内藤さん以上がいるんだったら、別にソイツでもいいしな。あと、内藤さんでもいいんだ。こっちはノリに乗ってるぞ。いつでもやってやるよ、コノヤロー」
【YOSHI-HASHIの話】「内藤、テメェ。散々、人のこと足蹴にしやがって。オカダのことばかりクローズアップされるけど、元々、オカダも内藤も俺も同じ寮にいて、同じ時期を過ごしてた。内藤に至っては、このプロレスの世界に入る前から、浜口ジムで一緒に練習してた。いま、プロレス業界にいる中で一番アイツのことをよく知ってるよ。ただ、俺はまったく気に入らない。アイツ自身、『挫折した』とかいろいろ言ってるけど、俺の方が100万倍挫折してるからな。脱線しまくってるよ。でも、俺は一瞬たりとも弱音を吐いたことはねぇからな、コノヤロー。オイ、テメェ、ピーピー言って同情かってんじゃねぇ。内藤、闘いはハートだ。ケニーに負けた時も、まったく砕けてない。また、テメェとシングルやってやる。必ず、テメェとシングルやって、ブッ倒してやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー」
【ジェリコの話】「(ジェリコはバックステージでマスコミを前に、パイプ椅子を振り回し激しく暴れまわる)ナイトー、せいぜい背後に気を付けておけ。いつ俺が来るか待ってろよ」
東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの本年度の方向性が示される後楽園大会が開催されたが事件が続発した。
まず第5試合でCody率いるBULLET CLUBが飯伏を加えた田口JAPANと対戦、試合はCodyがアメリカンナイトメアでフィンレーを降すも、試合後に1・4東京ドームで敗れた飯伏を襲撃すると、イスでの制裁を狙うが、ここでケニーが駆けつけCodyを制止、Codyは"なぜ止めるんだ"と言わんばかりにケニーと口論となる。
ケニーはリーダーということでCodyらは引き下がり、一人残ったケニーは第3試合で北村をブレードランナーで降したジェイを呼び出し、BULLET CLUBに勧誘してBULLET CLUB Tシャツを手渡す。そしてジェイが着こんでBULLET CLUB入りかと思われたが、ジェイはブレードランナーでケニーをKOし、US王座への挑戦を表明して去り、バックステージではCodyがスカルに八つ当たりするなど大荒れとなった。
BULLET CLUBは昨年からCodyを加えたが、インディー上がりのケニーとヤングバックスを中心としたThe Eliteに対し、Codyだけでなくタマまでも不満が出始め、Codyはオカダの保持するIWGPヘビー級王座奪取に失敗、ケニーはG1公式戦でタマと直接対決し勝利を収めることで不満は抑え、Codyもタマも一応はケニーに従っているものの、火種は燻ったままだった。
ケニーが飯伏への襲撃を止めたのは、あくまで自分の獲物としたのか、かつての盟友に対しての複雑な感情なのかわからない、わかるのは飯伏やジェイを巡ってBULLET CLUBが分裂寸前だということ、裕二郎を始めとする他のメンバーも現在は黙っているが、Codyや6人タッグ王座を奪還したタマ、そしてジェイの行動次第でどう動くか、BULLET CLUBの動向に注目したい。セミでは棚橋がエルガン、ウォーマシン率いる外国人部隊と組んで、鈴木軍と対戦するが、坊主頭となった鈴木が奇襲から棚橋を狙い、試合中にコーナーに控える棚橋を強襲して、痛めている右膝を徹底的に狙い撃ちにする。試合は今大会をもって新日本を離れるウォーマシンが奮戦も、ロウがKESのキラーボムを喰らい敗戦、試合後に鈴木が棚橋の右膝にヒールホールドを決めて痛めつけ、インターコンチネンタルベルトを奪って挑戦を表明する。
メインのオカダ率いるCHAOSvsロスインゴの10人タッグ戦は、1・4東京ドームで敗れた内藤を筆頭にしたロスインゴが連係でCHAOSを分断するだけでなく、オカダの痛めている首も集中攻撃を浴びせる。最後は奮戦するYOSHI-HASHIが内藤にカルマを狙うも、SANADAがSkull Endでカットに入ると、ロスインゴが連係で蹂躙、最後は内藤がデスティーノで3カウントを奪い完勝。
試合後はBUSHIが外道をMX、ヒロムがオスプレイをダイナマイト・プランジャー、EVILが後藤をEVIL、SANADAがSkull EndでオカダをKOしてCHAOSを全滅状態にすると、内藤が締めくくろうとしたが、ジェリコが突如現れ内藤を襲撃、ジェリコはイスを投げるなどして大暴れするも、内藤はねそべりポーズで挑発するなど、大荒れのエンディングとなった。バックステージではSANADAがIWGPヘビー、ヒロムがジュニア、EVILはNEVER各王座に挑戦を表明、内藤がオカダに敗れたことでロスインゴも一気に失速かと思われたが、それぞれの自己主張によって巻き返し、新日本制圧に動き出したようだ。
内藤は一歩引いてEVILらを前面に出すのかと思いきや、まさかのジェリコの襲撃。ジェリコはドーム大会後に「明日日本を発って、もう二度と戻っては来ないだろう」と発言していたことから、当面は参戦はないと思われたが、内藤を標的にするとは、ただジェリコは「観客も全くフェアじゃなく、俺にブーイングを飛ばしてきた。しかも俺が負けて喜んでいたじゃねぇか。」と日本のファンに怒りを露わにしてきたことから、民意の高い内藤を狙ったということなのか?
ジェイを巡ってBULLET CLUBの内紛、各タイトルの行方、内藤vsジェリコと今年のテーマが定まった新日本、まず1・27、28のきたえーる2連戦が控えているが、昨年は事件が起きなかった札幌、BULLET CLUBを巡って事件が起きようとしているのか・・・【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
次期シリーズ「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」は、1月12日(金)愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/jDFTCB8mwN
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年1月5日LOS INGOBERNABLES de JAPON
Evento principal del TOKYO DOME.
Definitivamente regresaré a este lugar. pic.twitter.com/1wqvPxTESF
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年1月5日
— EVIL (@151012EVIL) 2018年1月5日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年1月5日
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年1月5日All I wanted was to take a picture of bo the dog wearing the belt he earned but instead I fuckin blew it and lost the big one
— TRENT? (@trentylocks) 2018年1月5日 -
今年もやってきた1・4!オカダが民意さえも飲み込んで内藤を粉砕!ドームを揺るがしたケニーvsジェリコ、絶品の激闘!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月4日 新日本プロレス「ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」東京ドーム 349995人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第8試合◇
▼ IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[初代王者]○ケニー・オメガ(34分36秒 片エビ固め)[挑戦者]×クリス・ジェリコ
※片翼の天使
☆ケニーが4度目の防衛に成功【ケニーの話】
ケニー「今日はドリームマッチとして注目されていたが、それもこれにて終了だ。クリス・ジェリコとの、世界へ向けた一戦がな。しかし、この試合に向けたすべてに対しては感謝するぜ、クリス・ジェリコよ。彼が作り上げてきた素晴らしいストーリー、そしてプロモーションの中で言ってきた、自身が最高でスーパースターであることを、このリング上で示せたと思う。まさにミスター・メインイベントにふさわしい闘いだった。さすがはレジェンドであり、メガスター、そしてミスター・メインイベントだ、お前は。しかし、これだけで終わったとは思っていない。自分自身の夢、そしてその夢は悪夢、恐ろしさの中で渦巻いていくものだということがわかった。そして、この試合を終えて、一つの大きなことを学んだ。それはほかではなかったこと。俺のホームはここ、ニュージャパン。俺はここで働いてるし、それが終わったわけじゃない。俺の仕事はチャンピオンであり、それは終わってなんかいない。俺は人生を懸けてトップファイターの中で生き残っているんだ、クリス。ベルトを落とすことはできないし、ここを離れることもできない。そしてこれが最後の試合でもない。俺の遺産はニュージャパン・プロレスリングで引き継がれていく。サンキュー・ベリーマッチ。何か質問はあるか?」--東京ドームのど真ん中、まさに世界中が注目する中で、去年とは全く違うインパクトを残したと思うんですけど、試合を終えて今の感触はいかがですか? 去年との違いは?
ケニー「去年の試合はスペクタクルのなかでも最高にスペクタクルな闘いをしようと思っていた。美しさや持てる業をフルに使ったテクニカルで、ニュージャパンがナンバーワンであるという、すなわちケニー・オメガがいるところこそが、世界を変えるということを示したい闘いだった。しかしクリス・ジェリコとの闘いは、言葉のぶつかり合いであり、頭脳のぶつかり合い。そして夢のぶつかり合いであり、こうしたいという願望のぶつかり合いだった。お前のプロレスに対するアイデアが、俺自身のものとは異なるものであることがわかった。クリス・ジェリコはすでにレジェンドになっており、その名声はこれからも残っていくだろう。自分は自身が最高であることを去年1年間で証明してみせた。2017年だけで、歴史に残る試合を何試合もして見せてきたわけだからな。今日ここで自分たちのアイデアがぶつけ合うことができた。クリス・ジェリコよ、俺は昨年すでに素晴らしいプロレスリングを見せつけることに力を注いだが、今年は本当の意味での闘い、そして俺の強さを見せる闘いで、それを見せることができたと思う」--ケニー・オメガ選手とクリス・ジェリコ選手は同じカナダ・ウィニペグ出身という部分もあると思うんですけど、リング上で対角線に立ってみて、なにかこう、同じ部分を感じたところはありますか?
ケニー「ウィニペグは本当にとても小さな町だ。小さな町で生まれ育つと、大きな夢を持つなと教えられるところがある。その町に溶け込んで、普通であれと教えられて育ってくる。そんな中でケニー・オメガとクリス・ジェリコは、同じように闘ってきたし、苦しんできた。そして一方は何億というカネを動かす王国で、大金を生み出すロボットとして育った。それがクリス・ジェリコだ。それに対して俺は、自身のアイデア、自身の夢、オリジナリティーを生かすことで自分の道を切り拓いて、そこを歩いている。そしてニュージャパン・プロレスリングは、俺にそれを許してくれた。なにがケニー・オメガスタイルかって言えば、すべて自身の発想でやってきたということだ。一方、クリス・ジェリコスタイルっていうのは、ビンス・マクマホンというとてつもない力を持った者の下でやってきた“商品”といってもいだろう。もちろんどちらも決して簡単なことではない。同じように闘ってきたけど、歩んでる道は異なっている。それはそれでリスペクトしているよ。アメリカで億単位の大金が転がっているけど、だからといってアメリカが最高だというわけじゃない。だけど、俺にはニュージャパンの方がいいんだ。ここでは自分の思うような闘いができるし、最高の闘いができる。だからこそ、俺はここにいるんだ」--このIWGPヘビー級王座は、ケニー・オメガ選手が手にしてから、まだ1度も王座は移動していません。その点については、今後、このベルトの価値というところではどう考えてますか?
ケニー「今日、この試合に勝ったことでIWGP USベルトについても、一つのことを証明できたと思う。それは(新設されてから)1年もたってないこのベルトで、年間最大の舞台であるトーキョードームのメインイベントが務まる価値のあるものだということだ。クリス・ジェリコはUSヘビー級王座を選んだわけじゃない。彼はケニー・オメガを選んだんだ。レスラーがベルトの価値を築く。そして、レスラーが団体を押し上げる。すべてはそこにある。そして(※ベルトを指して)ここにある。自分自身が最高、最強のレスラーであることを今日、知らしめることができた。今、オカダとナイトーが闘っている。IWGPヘビー級がこの世で最高に権威があるベルトだというのなら、それを彼らに証明してもらいたい。あのべルトがメインイベントに選ばれたんだからな。俺は闘いで証明したぞ。このベルトには明日があるってことをな。このベルトには、俺の試合、ベストバウトマシンが詰まってるということと、それを見たいならこのベルトを選んだ方が賢明だということをな。文句があるヤツは、勇気を持ってぶつかって来い。俺を倒せばいい。それより優れていると見せつければいい。なんで誰もそうしてこないんだ? 俺に挑戦してきて、俺を倒すことに成功すれば、俺より素晴らしいということが示せるんだからな。だけど、俺は誰よりも運動神経がいいわけでもないし、誰よりも努力しているとも思わない。しかし、ほかの誰よりも大きくて強いハートをここに持っている。そして情熱もな。俺のその情熱というのは、ハングリー精神からくるものでもある。そして、それが俺をグレートな段階へと押し上げる。数あるアイデアの中で俺が選んだプロレスリングに対するアイデアが、この業界の未来へいざなっている。そして、このベルトがナンバーワンに運んでいってくれる。いま闘ってるナイトーとオカダ。俺に(彼ら2人は)どうかと尋ねられたなら、『ほかにあるのかと言われたら、その通りだ』と答えるだろう。俺以外となれば、あれが俺以外に残された最後のカードだ。そうじゃないっていうなら、彼らには俺以上の試合をして、それを証明してくれることを願うよ。俺はこのベルトとともに、この団体を未来に運んでいく」--2018年、幕開けの1・4東京ドームでレジェンドであるクリス・ジェリコを超えました。今年、ケニー・オメガ選手はどんな存在を目指しますか?
ケニー「今年、また(新日本は)アメリカに戻る。そしてそれは、去年よりも大きな会場だ。これから何度もアメリカに進出するのなら、このニュージャパンという大きな船には船長が必要だ。そうなったなら、俺を船長にすべきだ。もちろんIWGPヘビー級王座が俺の目標だ。だけど、それ以上に重要なのは、この団体を真の意味で世界規模にすることだ。そして、それができるのは俺しかいないと思っている。それを応援してくれる者もいれば不安に思う者もいるだろう。それが日本であれニュージーランドであれ、UK(イギリス)であってもどこでも、俺は関係なく、この団体を大きくできるのは俺しかいないと思っている。そう、俺だけなんだ。だから俺にハンドルを持たせてくれ。俺に舵を取らせてくれ。そして一緒に走っていこう。ニュージャパンをさらに大きくするために。輝ける未来に向かって。俺が先頭を切らせてほしい。この団体をナンバーワンにするために。そしてそこに連れて行ってあげよう。ということで、グッバイ&グッナイト……Bang!」【ジェリコの話】
※ジェリコはインタビュースペースに姿を現すと、目につく物全てを蹴飛ばし、手に持ったベルトを叩きつけたりと大荒れ。
ジェリコ「オマエら、何が聞きたいんだ!? あ!? 聞けよ、何でも答えてやるから!」──世界が注目する中でのケニー・オメガとの一戦、戦い終えて今、どんな感触、感想をお持ちですか?
ジェリコ「どうだったと思う? どんな気持ちだったかだと!? 考えてみれば分かるだろ!? 日本でこれまでで最高の試合ができたかもしれないが、自分は負けてクソみたいな気分だ。ここはケニーのホームだった。観客も全くフェアじゃなく、俺にブーイングを飛ばしてきた。しかも俺が負けて喜んでいたじゃねぇか。注目の試合? そんなのどうでもいい。『これが日本か!?』それが感想だ」──去年の1・4ドームに比べて、明らかに多くの外国人観客が立ち上がってジェリコ選手に声援を送っていました。そこについては?
ジェリコ「1人1問だ! 誰か他の記者が質問しろ! 欲張るな!」──試合中に冬木弘道さんのパフォーマンスをしていたのは?
ジェリコ「冬木は真の日本の戦士だからだ。彼こそ天才であり、プレスやファンのことを気にせず自分のことだけをやり遂げた人だった。彼を尊敬しているし、その思いからアレをやったんだ」──WWEの日本公演では日本のファンはあなたに大声援を送っていたと思います。「日本のファンは変わってしまった」と感じたということでしょうか?
ジェリコ「そんなことは関係ない」──日本にはまた戻ってくるのでしょうか?
ジェリコ「それはオマエには関係ない。ノーコメントだ。……今日、この試合がレッスル・キングダム史上最高の試合だったはずだ。ものすごく計算されていて、観客もエキサイトしていて、バズりまくった。そしてこれが新日本プロレスを次のレベルに押し上げたことだろう。ブレイクスルーになったはずだ。それを、ケニー・オメガとクリス・ジェリコが、アルファVSオメガが実現させたんだ。今日、負けはしたが自分自身のパフォーマンスに恥ずべき点は一切なかった。誇らしく思うし、俺たちは素晴らしい試合を見せられたと思う。そして新日本プロレスを世界的に次のレベルに押し上げたことをすごく誇りに思っている。観客動員数もこれまでにない大きな数字を叩き出したと聞いている。それも、アルファVSオメガがレッスルキングダム12で実現したからだと思う。しかし今日の試合に負け、日本のファンのリアクションを見て、明日日本を発って、もう二度と戻っては来ないだろう」◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(34分26秒 片エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX 27優勝者]×内藤哲也
※レインメーカー
☆オカダが9度目の防衛に成功(試合終了後)
外道「オイ、内藤! オメェも間違いなく超人だよ。スゲェレスラーだよ(※大拍手)。東京ドームに集まったファン、世界中のファンに、自信を持って言ってやるよ、オイ! もう2度と! 誰1人! レインメーカーを止めることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内期待の声) ……レェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声&大拍手) プロレスの歴史に残るであろう、この『WRESTLE KINGDOM 12』の最後は、もちろん、この男に締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レレレレインメーカー、カズチカ・オカダ!(※大歓声&大拍手)」オカダ「みっつ、言わして下さい(※大歓声&一部からブーイング)。ひとーつ! 内藤さん…。内藤さーん! 東京ドームのメインイベント、どうだった!? 最高に気持ちいいだろ? そして! 勝つとな、もっと気持ちいいぞ、コノヤロー!(※大拍手) またやろうぜ(※大歓声)。東京ドームのメインイベントで、もう1回やろうぜ(※大歓声&大拍手)。ふたーつ!……今日は、東京ドーム、凄いお客さん…。どうも! ありがとうございました(※大歓声)。でも、ライトスタンド、ガラ空き。レフト、ガラ空き。上のほうも空いてるトコ、まだまだある…。レインメーカーに、任せなさい。しっかり! 超満員札止めの! 東京ドームを見せてやるからな(※大歓声&大拍手)。みっつ!(※場内期待の声) 特にあるぞ(※場内驚き)。今日勝ったオカダ(の)ファン、うれしいかもしれない、ハッピーかもしれない。内藤さんのファンは悔しいでしょう。BULLET CLUBのお客さんだって、鈴木軍のお客さんだって、レインメーカーがいまここに立ってるの、納得できない人もたくさんいると思います。でも俺は! 俺のプロレスで全員満足させて、ハッピーにしてやります(※大拍手)。いままでは、レインメーカーとして“カネの雨”しか降らせて来なかったですが、2018年、“感動の雨”“驚きの雨”“幸せの雨”、いろんな雨を降らせて行きたいと思います。でも! 1番は“カネの雨”。というわけで! 2018年も!! 新日本プロレスにー!! カネの雨が降るぞー!!(※大歓声)」
【オカダの話】
※CHAOSのメンバーが全員、インタビュースペースでオカダを待ち受け、オカダが外道とともに現れると、拍手で祝福。用意されたビールを各々手に取ると、ロッキー・ロメロの「カンパーイ!」の合図で乾杯。
──9度目の防衛おめでとうございます。今の率直なお気持ちをお聞かせください。
オカダ「そうですね、ま、まだまだこういう戦いをやっていかなきゃいけないんだなと。それがオカダ・カズチカの使命なんだなと思っております」──ドームのメイン、最後のカードとしてはこれが4年連続となりましたが、改めてこのドームのメイン、どんな舞台だと感じましたか?
オカダ「やっぱり気持ちいいですね。お客さんの数もどんどんどんどん増えていってますし、そこで試合して勝って。ま、それは僕しか、オカダ・カズチカしかできないんじゃないかなと思いますね」──その中で今日の相手は勢いのある内藤選手でしたが、改めてどんなレスラーだと感じましたか?
オカダ「いや、すごいなと思いました。入場の時の大・内藤コール。僕も入場の前に控えてて聞こえましたし、『こりゃやべぇな』と思いましたけど、リング上に立てば、そんなことは関係なかったことで、内藤さんは強かったです。勢いもかなりありました。でも、僕の方が強かったというだけだと思います」──その中で、ドームのメインを戦ってきた経験の差というものがオカダ選手にあるのかなと思いましたが。
オカダ「そうですね。でも、今日の東京ドームのお客さんも、毎年毎年、経験したことのない東京ドーム大会になってますんで、また来年、お客さんも増えて、誰とやるか分かんないですけども、また経験したことのない東京ドーム大会になって、またレスラーとして成長してしまうんじゃないかなと思いますし。やっぱり、来年もオカダ・カズチカしかいないんじゃないかなと思いますね」──試合前は、歓声の比率が0対10でもいいとおっしゃってましたが、それでもオカダ選手が勝った時は大きな声援が上がっていたと思います。どのように聞かれましたか?
オカダ「正直、聞く余裕はなかったですね。ワーワー言ってるだけというか。そこにはオカダ・コールも内藤コールもなかったと思いますし。みんながしっかり応援して、その時のどういう声か分からないですけども……『よっしゃ!』なのか『あーあ……』なのか分からないですけども、そういういろんなものが混ざった歓声だったと思いますね」──今日の勝敗を分けたポイントは?
オカダ「やっぱり、このIWGPのベルトを守ることを目標にしてきた人間と、メインイベントに立つことを目指していた人間の違い、そこの差が出たんじゃないかなと思いますね。やっぱりベルトに対しての執念というのは、僕の方が上回ってたと思います。内藤さんも、またどんどんどんどん、東京ドームのメインイベント、立つだけで満足なんてできないと思いますし、どんどんどんどんこのベルトが欲しくなってくると思いますんで、またベルトを懸けて。それが東京ドームのメインだと、また意味があるんじゃないかなと、4年前とはまた違う意味があるんじゃないかなと思います」──やはりIWGP王者としてベルトを持つことが大きいということでしょうか? 内藤選手は、ベルトがなくても輝けるとおっしゃってましたが。
オカダ「まぁ、どんどんどんどん輝いてもらえばいいんじゃないかなと思います。別に1人だけ輝かなきゃいけないなんていう、そんなルールはないですし。内藤さんは内藤さんで輝いてもらえばいいと思います。それが棚橋さんでも、ケニーでも、誰でもいいと思いますし、そこは勝手にどうぞ、輝いてもらって。まぁでも、一番ど真ん中で輝いているのは、IWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカということだと思いますんで、僕のまわりでは勝手に輝いてください」──今回、9度目の防衛ですが。
オカダ「次で2ケタですか。僕は前も防衛8回だったので、9回という新たなところに来たと思いますし、別に目指してたわけじゃないですけど2ケタっていうのも見えてきましたし、それを目指してるわけじゃないですけどV11っていうのも見えてきてますし。それはそれで楽しみっすね。どんどんどんどん防衛して、何か記録を作りたいわけじゃないですけど、しっかり防衛して、リング上で言ったように感動だったり驚きだったり、ハッピーだったり、いろんな雨を降らせていきたいなと思います」──王座保持期間も最長記録を更新中ですが。
オカダ「それもしっかり……その記録を伸ばしたいというよりも、僕はずっとチャンピオンでいたいだけなので、ずっとチャンピオンでいられるように、2018年もしっかりやっていきたいと思っております」──この1年はどんな1年にしていきたいですか?
オカダ「今日のお客さんの数が、2017年に僕たちがやってきたことの結果だったり期待だと思ってるんで、2019年にもっとお客さんが入るように、しっかりどんどんどんどん盛り上げて、プロレスの、新日本プロレスのすごさっていうのを、日本全国、世界中に知らしめていきたいなと思っております」──今日はパンタロンを新調されて、お客さんからどよめきも起きていましたが、どんな意味が?
オカダ「ま、気分転換です。僕もずっと同じコスチュームでやってるっていうのも、自分としても新たな刺激が欲しいと思ってましたし、そういう意味でちょっとコスチュームを変えました」
(※質疑応答が終わり、立ち上がったところで)これだけお客さんが入ったんで、オーナーにボーナスもらわないと。全選手、全社員に、オーナーからボーナスごっちゃんです」【内藤の話】
※内藤はフラフラとした足取りでインタビュースペースに現れる。
内藤「俺は、負けてなんかいねぇよ。勝つまで、何度でもやってやるよ! ……とか言うレスラーいるけどさぁ、俺はそういうの嫌いだから。今日はスリーカウント聞いたのは事実だからね。まぁ、勝った者が全部、素晴らしいんでしょう。勝った者が全て正しいんでしょう。いや、非常に悔しいですよ。オカダにも、そしてお客様にもかつて笑われましたよ。『東京ドームのメインが夢か』って。でもさぁ、これは俺が、中学3年生の時に立てた目標だから。これ、俺は大事にしてきたから。誰に笑われようと、大事にしてきた夢だから。まぁ、今日、俺は何か一つ、ゴールを迎えたっすかね!? まぁでもそれは、中学3年生の時に立てた目標のゴールであり、今日、ゴールを迎えた時点でまた新しい夢が見えてきましたよ。レスラー内藤哲也としての夢が、出てきましたよ。まぁ、また次の機会に発表しますよ。今、一つ言えることは、俺は必ず、またこの舞台に戻ってくるから。東京ドームでの大合唱、皆様、楽しみに待っててください。じゃあ、明日後楽園ホールで試合あるんでね、みなさんも来てくれるんでしょう? 明日、また後楽園ホールでお会いしましょう。(※フラつきながら)アスタ・マニャーナ、アディオス!」今年も迎えた新日本プロレス1・4東京ドーム、今年のダブルメインの第1試合ではケニーの保持するUS王座にWWEで数々のタイトルを総なめにしてきたジェリコが挑戦、試合形式はノーDQマッチとして行われたが、ジェリコはセコンドのヤングバックスとハグしているケニーを襲撃、試合開始のゴングは鳴らされず慌てて若手らが制してから、改めて試合開始。開始からいきなり殴り合う両者だったが、ケニーがフランケンシュタイナーを仕掛けると、ジェリコはウォール・オブ・ジェリコで切り返し、ケニーがスライディングキックで鉄柵外へジェリコを出して、スワンダイブプランチャを発射も、ジェリコがかわしたためケニーは英語実況席に直撃、ジェリコは場外でウォール・オブ・ジェリコを敢行し、海野レフェリーが制止に入るが殴り倒してから、若手にもウォール・オブ・ジェリコを敢行するなど、気性の激しさを見せるが、ケニーもイスやTVモニターを投げつけて逆襲、仰向けのジェリコにテーブルをセットしてから、鉄柵上でのフットスタンプを投下する。
ロープ越しで両者は殴りあい、ケニーがスワンダイブを狙うが、ジェリコは三角飛びドロップキックで迎撃すると、テーブルをセットしてテーブル貫通パワーボムを狙うが、ケニーが抵抗したため場外パワーボムに切り替え、リングに戻ったジェリコはコーナーからのバックハンドエルボー、セカンドロープからミサイルキックと猛攻をかけるが、ケニーが張り手、逆水平の連打で応戦、だがジェリコもバックハンドエルボーから本家ライオンサルト、故・冬木弘道へのアピールでポージングを取るなど、ジェリコペースで試合が進んでいく。
後手にまわったケニーはフランケンシュタイナーでラリアットでジェリコを場外へ追いやるとノータッチトペコンを命中させ、ケニーはコタロークラッシャー、蒼い衝動でペースを掴み、Vトリガーを狙うが、ジェリコは胴タックルで迎撃しジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、、ジェリコはサムソンクラッチからウォール・オブ・ジェリコで捕獲、だがコーナー下まで逃れたケニーはリング下からコールドスプレーを持ち出して噴射して脱出し、コーナーにイスをセットするが、ジェリコが逆襲してケニーをコーナーのイスに何度も叩きつけて、ナックルで流血に追い込み、ケニーはVトリガーで反撃してドラゴンスープレックスを連発、そして後頭部へニールキックから片翼の天使はジェリコが逃れるもドラゴンスープレックスで投げるが、突進したところでジェリコがイスでフルスイング、ジェリコはケニーの背中をイスでメッタ打ちしてから、コーナーからのイスを縦から一撃、ジェリコがイスを持ってコーナーもケニーがVトリガーで迎撃しジェリコはテーブルに転落し貫通させる。
リングに戻ったケニーはショートレンジのVトリガーの連打からVトリガー、垂直落下式リバースタイガードライバー、Vトリガーから片翼の天使で勝負を狙うが、ジェリコが回転エビ固めからウォール・オブ・ジェリコで捕獲、まさかの反撃を受けたケニーはロープに逃れ、ジェリコのコードブレーカー狙いはケニーがVトリガーで迎撃してから片翼の天使が決まったが、ロープブレークで逃れられてしまう。
ケニーはコーナーへ登り、ジェリコが追いかけて雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ケニーが崩してジェリコの顔面がコーナーに直撃し、ケニーはVトリガーからカミカゼ、ムーンサルトはかわされて着地したところでジェリコがコードブレーカーが炸裂も、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされてしまう、、ジェリコはまたイスで殴打からライオンサルト狙いは、ケニーがイスを投げて阻止してからイスの上での片翼の天使を決め3カウントで王座防衛、ジェリコも絶品の試合を見せてくれたが、ケニーが見事に振り切った。メインで行われたオカダvs内藤のIWGPヘビー級王座をかけた頂上対決は、ケリーvsジェリコが激戦だったことで、二人の試合に重いプレッシャーもかけられる一戦となった。
序盤は内藤がマイペースながらもオカダの動きを読みきるかのように散々焦らし、場外でも焦らしまくった内藤がリングに戻ったところでオカダがストンピングを落とすも、内藤はバックハンドエルボー、ヒップトスからスライディングキックで返し、コーナーミサイルはオカダがキャッチし、内藤をコーナーにセットしてからのドロップキックを発射して場外へ落とし、オカダが鉄柵に叩きつけてからビックブーツで鉄柵外へ出すも。内藤は鉄柵を使ってのネックブリーカーで返し、内藤はエプロンでのネックブリーカー、リングに戻ってミサイルキック、内藤は首筋へのエルボーの連打、変型バックブリーカーから後頭部へ低空ドロップキック、コーナーミサイル、ネックブリーカー、ネックロックで執拗に絞るなどしてオカダの首攻めを展開する、
逃れたオカダはDDTで反撃しエルボーの連打からエルボーアタック、場外へ逃れた内藤にオカダはリングを半周ダッシュしてからビックブーツを浴びせると、鉄柵を使ってハングマンDDTと流れを変えるが、リングに戻った内藤はオカダは串刺しエルボーはかわして、ロープ越しでの変型バックブリーカー、ブリティッシュフォールと繰り出す。しかしオカダはフラップジャック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで反撃し、レインメーカーを狙うが内藤は阻止も、内藤のトルネードDDTをキャッチしたオカダはコブラホールドで捕獲する。
串刺し狙いは内藤が迎撃してエプロンに出たオカダに水面蹴り、トップロープを使ってのネックブリーカーから雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決めると、内藤はグロリアからスターダストプレスで勝負を狙うが、かわされて自爆となり、エルボー合戦は内藤が連打で押し切ってから浴びせ蹴りも、オカダはジョン・ウーで応戦、だがドロップキック狙いは内藤は先にジャンピングエルボーアタックを命中させる。
内藤は雪崩式を狙うが、オカダが鋭いエルボーで落としてミサイルジョンウーを発射も自爆、内藤はまたスターダストを狙うが、オカダがバックを奪ってロープを掴んで抵抗する内藤にジャーマンで投げてからのレインメーカーは、かわした内藤はジャンピングエルボーアタック、キャッチしたオカダはレインメーカーも、内藤はカウント2でキックアウトする。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが内藤が不時着、延髄斬りもかわしたオカダはコブラホールドで捕獲、しかし内藤はデスティーノで切り返し両者ダウン。内藤は崩れるオカダにエルボー、オカダも打ち返すが、内藤が連打から顔面に張り手、突進する内藤にリバースネックブリーカーを狙うが内藤はヘッドシザースドロップで切り返してからデスティーノを狙うが、オカダはレインメーカーで切り返し、オカダはレインメーカーも内藤はランニングデスティーノで切り返す。
勝利を確信した内藤はデスティーノを狙うが、オカダがエルボースマッシュで阻止し、内藤は延髄斬りから突進も、オカダはドロップキックで迎撃してからツームストーンパイルドライバー、そしてレインメーカーは内藤がデスティーノで切り返し、もう1発を狙うもオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーで切り返してからレインメーカーで3カウントを奪い王座を防衛した。Numbersでの総選挙でも1位となり、G1優勝、プロレス大賞2年連続受賞と内藤は民意を武器にしてオカダに迫った。だが民意を背負っているということは、それだけかかるプレッシャーも大きいということ、オカダは声援だけでなくブーイングやプレッシャーも全てを背負ってきた。内藤は確かにベルトを越えた存在でもあるが、団体を背負って立つ器ではない、オカダが民意だけでは新日本の頂点に立てないことを見せつけた試合だった。
今回の東京ドーム大会は34995人を30000人越えを達成、あと5人で35000の大台に乗るところだった。しかしオカダは空いている両側スタンドなどを指差した、オカダだけでなく新日本もこれで満足してはいけないということか、次なる目標は40000人かもしれない。
<第0~7試合はこちら>本日の1.4東京ドーム大会の観客動員は「34,995人」をマーク!
全国各地から、そして世界各地から、たくさんのお客様のご来場を頂き、誠にありがとうございました!#njpw #njwk12 pic.twitter.com/v9TBVe0AqU
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年1月4日イッテンヨン東京ドーム!
最高でした!
みんなありがとう!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年1月4日Regardless of the match result, #AlphaVsOmega at #WK12 #njwk12 was a fight with no clear victor. Sometimes, those are the best ones. Thanks to everyone around the world for watching. #ChangeTheWorld pic.twitter.com/E9QMobqxWo
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年1月5日And that is how it’s done kids…. #WrestleKingdom12 #AlphaVsOmega
— Chris Jericho (@IAmJericho) 2018年1月4日1.4今年も感動をありがとうございました❗❗
やっぱりプロレスラーの皆様は、超人です❗❗
このあと25時10分からテレビ朝日で放送されるワールドプロレスリングお見逃しなく❗❗#みんなでプロレスイッテンヨン #njwk12 pic.twitter.com/fuOSsdjfT0
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2018年1月4日新日本プロレス東京ドーム大会にご来場、及び各種メディアでの観戦、誠にありがとうございました。お陰さまで最高の大会になりました。引き続き応援よろしくお願いします。またツイッターのトレンド世界一になったこと本当に嬉しいです。大感謝!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2018年1月4日