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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年初の大阪でのビックマッチも札止めで大盛況!新日本にレイ・ミステリオが参戦へ!

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今年初の大阪でのビックマッチも札止めで大盛況!新日本にレイ・ミステリオが参戦へ!

2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」 エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第6戦/20分1本
○永田裕志(10分58秒 バックドロップホールド)×北村克哉


【永田の話】「まあ、一つひとつの技とかね、受け身とか、攻撃パターン、チョップ。エルボー、そういうものを一つひとつ、確かに身につけてるのはわかります。新人離れした体を使った、それを有効に使う技もできつつある。それはよくわかる。ただ、プロレスっていうのは本当に闘いなんで。自分の体を有効に使いながら、いざ殴られたり蹴られたりしたときに、“なにクソッ!”ってものがもっとリングで出ないと。リング上は闘いなんだから、相手に対して、怒りとか、そういうものをぶつけながら殴る蹴る、叩きつける、そういうレスラーになってほしいですね。すごいモノ持ってますから、北村ってのは。ま、我々も、昔はそうやって、先輩たちに殴られ蹴られ、谷底に落とされ、そっから這い上がってきたのでね。今日の彼の7番勝負、かつて僕らがやられてきたそのまんまのことを北村には伝えたつもりです。僕はああやって、当時のコーチだった馳(浩)さんとか佐々木(健介)さん、そういう人たちに谷底に沈められて沈められて、這い上がってきたっていうのがありますからね。まあ、ホントは北村なんかは、もっと攻撃を受けてもいいんですけど、今日までの(7番勝負のうちの)5番勝負までうまくやってたんで、あんまりそれが見えなかったんで、今日は僕が敢えて教えてやりました。この体……あの体で僕のことを吹き飛ばしたら、それはそれでいいんですよ。でも、そんなヤワじゃないんで。26年もやってきた永田裕志の体は。北村はもっとこういうのを受けなきゃダメですね。そして本物のプロレスラーになってほしい。そういう思いからくる厳しい攻めをしたつもりです」


【北村の話】
北村「(※岡の肩を借りてコメントブースに辿り着くと四つん這いになり)チクショーーー!! (※床を叩きながら)ウワァ~~~!! ……悔しいです…」


※そこへ中西学が登場。
中西「オイ。お前、そんなモンちゃうやろ!」


北村「はい」


中西「俺がよ、次の(北村克哉7番勝負)7戦目、相手したるよ。俺が仕込んだるよ、お前! 心して受けろ(※と言い残して去る)」


北村「お願いします! 中西さん、お願いします! ……永田さん、この世界に導いて下さったのは、永田さんで。永田さんと出会って、僕は“チェンジ・マイ・ライフ”。人生変えた。頑張って行きます。次、7番勝負、中西学さんが、今日、僕と試合して下さると言って下さってるんで。一生懸命、あの人間離れした怪物を相手に、挑みたいと思います……。まだ終わってないです……(※と言い残し、這ったまま控室へ移動)」


◇第2試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(10分22秒 逆エビ固め)YOH ×SHO


【バックステージでの金丸&デスペラードの話】
デスペラード「チャンピオン! どうした、チャンピオン!? チャンピオン、タッチ(しろ)! もう1人(ロメロが)いたじゃねぇかよ、この野郎」


金丸「チャンピオン・プラス・ワン」


デスペラード「ハッハッハ!」


金丸「(タイトルマッチを)いつやんだ、オイ!? ヘボチャンピオン。まあ、俺らとやったら、ベルト獲られるから、いつまでも黙ってんだろ!? いつでもいいから準備しろ。次、行くからな」
デスペラード「キッチリ2対2でやったらこうなるのは目に見えてんだ。だからお前ら、今日、俺たちがあれだけ『やらせろ』って言ってたタイトルマッチにならなかった。前(から対戦カードが)組まれていたにもかかわらず、自分に自信がないから『ベルトを懸ける』って言えなかったんだ。あ!? そんなチャンピオン、願い下げだよ、こっちから。あ!? ベルトを持ってるっつうのはよ!! ウチのボスみてぇによ! おっかねぇから、強いから、カッコいいから持ってんだろ!? いつまでも逃げ回ってるようなヤツが、振り回していいようなモンじゃないんだ。逃げるなよ」
金丸「まあ、あいつらのチャンピオンも、あと数日だろ。まあ、やらねぇならやらねぇでいいけどな。それだけだ(※と言い越して去る)」


デスペラード「あ~あ、ほら? ノブさん、興味失っちゃった。ベルト…まあ、『欲しいのか? 欲しくねぇか?』っつったら、どっちでもいいんだが! でも、明確に、お前らが俺たちに負けたろ。試合見てなかった、結果しか追いかけねぇようなヤツにも伝わるように、あいつらが持っているモノを俺たちがいただく」


◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 マイケル・エルガン KUSHIDA 田口隆祐(11分52秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 タイチ ×TAKAみちのく
※キングコングニードロップ


(試合終了後)
真壁「オイ、鈴木さんよ! もういい加減よ、インターコンチ、挑戦させろよ! 腰抜け!(インターコンチのベルトを手に取る)ほら、来てみろよ!」


(鈴木は引き上げると見せかけ、猛然とリングにダッシュ。そして、ベルトを手にする
鈴木「このゴリラヤローが! そうかそうか、オマエはまだ現実がわかってねえみてえだな。じゃあ、貴様と、この大阪のクソどもに、俺の気持ちを伝えてやる。オイ、真壁! 俺と戦え!」


(これに対して真壁が襲いかかるが、田口とKUSHIDAが止めに入る。なおも真壁と鈴木はつかみあいになるが、セコンドたちが両者のあいだに割って入る。すると、鈴木は花道を引き下がるが、ヤングライオンの岡に八つ当たりのように場外フェンスを投げつける。そして、ストンピングを浴びせると、花道をあとに。真壁がリング上で勝利のポーズを見せ、気合のこもった表情で退場。)


【バックステージでの真壁のコメント】
真壁「オイ、鈴木みのるさん、いや“鈴木みのらず”さんよ。俺の思った通りだ、リング上じゃ、あと引けねぇよな。いいぜ。見事なチャンピオン像だ。いいじゃねぇかよ。ところがどっこいよ、それがテメェの運の尽きだ。オイ、この俺様、真壁刀義はよ、4年か、5年か、(シングルの)チャンピオンシップから遠ざかってる。それはテメェの責任か? いや違うね。この俺様が出たら、必ずベルト分捕るから。だったらこそ勝負だ? いいじゃねぇか。それでこそ、新日本プロレスだよ。核弾頭だ。見してやるぜ。この俺様はよ、会社のテメェら、わかってんだろ? 鈴木みのる、テメェもわかってるはずだ。この俺の本気が爆発したら、テメェら木っ端みじんだ、バカ野郎。しかもよ、今はよ、オリンピックイヤーだ。おもしれぇぜ。技と技、己と己、そして小賢しい技と技。おもしれぇじゃねえか。同じ色してやがるな、オイ、鈴木。俺とテメェはよ、闘う運命にあるんだ。こういう運命にあんだよ。もうテメェはよ、リング上で言っちまったんだ。もう後戻りはできねぇ。わかってんな、この野郎。俺はな、ずっと前から訴えたかった。だからこそ、だからこそ今日のこの俺様の挑発に乗ってくれたな、見事によ。うれしいじゃねぇか。だからこそ、だからこそテメェをよ、完膚なきまでに叩き潰してやる。オイ、鈴木みのる、いや、“鈴木みのらず”さんよ、いいか、根本だ、テメエの根本、叩き潰してやるよ。いいな、テメェ。そしたら、そしたら逆らう者は誰もいねぇ。鈴木軍ももう終わりだ。いいな? 俺は1人ひとり、一つひとつだ、淘汰していくぜ。オイ、テメェら、渦巻き、クダ巻き野郎によ、一言一句、間違いなく伝えろよ。それでこそチャンピオンだ。覚悟しろよ。まあ、鈴木みのるも、単なるオカマ野郎じゃなかったってことだ。まあ、こんだけ超満員の大阪で、そりゃそうだ、俺と鈴木は似てるんだ。ケンカだな。だからこそだ、大阪の野郎は“血沸き肉躍る”だろ。だからこそだ、リング上で挑発行為だ。だからこれが、こうなったわけだ、いいじゃねぇか。鈴木さんよ、お前が『YES』って言ったんだ。もう引き戻せねぇ。もう引き返せねぇ。いいか、覚悟しとけ、それだけだ」


――ベルト戦線から4、5年離れていたということで、今回ベルトにかかわる試合をしますが、それに対するプレッシャーなどはありますか?
真壁「プレッシャー? ねぇだろ。あるわけねぇだろ。やっぱりよ、この俺様、真壁刀義がメディアに出れば、“新日本プロレスさすがじゃねぇか”“新日本プロレス真壁刀義やるじゃねぇか”って、そういう称賛もらうわ。ありがてぇよ。ほかに演者さん、いっぱいいるだろ? お笑い芸人さんもいりゃあよ、一般の芸能人もいっぱいいるわ。その中で『おお、おもしれぇな、お前』って言ってくれたよ。ありがてぇ。だけどよ、俺の本質はプロレスラーだ。プロレスラーだからこそ、メディアでもいろいろ頑張ってきた。だけどよ、乾くんだよな。乾くんだ。抑えきれねぇぐらい乾くんだ。なんでかわかるか? 俺、プロレスラーだからだ。俺、芸能人の方でもなんでもねぇ。プロレスラーだよ。プロレスラーで芸能の仕事やらしてもらってるだけだ。俺の本質、プロレスラーだ。しかもわかってんだろ? 俺のギラギラしたレスラー魂を。抑えられねぇんだ。抑えられねぇ。だからこそだ、鈴木みのる。鈴木みのるに挑戦することに意味あるし、だからこそ、あいつの持ってるベルトだよ。(王座から)引きずり下ろすことに意味があると思うんだ。そりゃそうだ。闘う理由なんてねぇよ、そんなモン。俺が闘いたいと思ったんだ。それだけだ。だがな、難癖つけてるだけだ、俺はよ。対戦相手に難癖つけただけ。ただそれだけだ。ただ鈴木みのるとやってみてぇんだ。面白いじゃねぇか。だからこそ、数年前を思い出すんだ。俺が落ち着く前だ。ギラギラしたものがあったろ? それをいま、取り戻しつつあっからよ。やってやるぜ。挑戦? いつでもいいぜ。この俺様、真壁刀義は準備万端だ。準備できてっからよ。いつでも勝負できる。いいぜ、今日のメイン終わってからでもやってやるよ。いつでもやってやる。いつでもやってやる、それだけだ」


――鈴木選手が持っているベルトがインターコンチネンタルだから、インターコンチネンタル王座に挑戦すると?
真壁「そりゃそうだ。鈴木みのるが(持ってるのが)NEVERならNEVER(に挑戦)だ。IWGP(ヘビー級)ならIWGPだ。そりゃそうだろ? 俺、褒めることなんて一切しない。褒めることなんて考えたりしねぇ。ただよ、あいついくつだ? もう50(歳)近いだろ? それでもあのパフォーマンスだ。スキあらばよ、首元、掻っ切られるだろ? そういうレスラーだ。そういうレスラーだからこそ、やる意味があるって言ってんだ。この俺のよ、甘くなった部分があんだろ? 俺、自分でもわかってんだ、甘くなったなって。そのへん、記者に質問投げかけられたら、答えちまうだろ? そんなことだよな。(以前なら)『うるせぇ、この野郎!』って一喝したもんだろ? でも、今は丁寧に答えちまう。そのテメェが置かれてる立場もわかってる。ベビーフェースだから、正規軍だから……バカ野郎、そんなモン最初から全部、ブチ壊してやる。だからこそプロレスラー真壁刀義、ここにありってもんだよ。だから色男(棚橋)のことも何も関係ねぇ。敵討ち? そんなの関係ねえ。俺は俺のやり方でベルトを獲る。鈴木みのるを引きずり落とす。それだけだ。カッコいいなあ……。俺、上機嫌だ。なんでかわかる? 鈴木みのるがもう引き返せない。リング上で『YES』って言ったんだ。ただ、それだけだ」


――ところで、インフルエンザは大丈夫ですか?
真壁「インフルエンザ? それ、一番大事なことなんだ。1回、NEVER(のタイトルマッチ)流してんだろ。それから物凄い、細かくなった。今、こういう時代だろ? 気をつけねぇとな。この俺様、真壁刀義の魅力はよ、このギラギラした試合と、ギラギラしたコメントなんだよ。テメェで言って、テメェで盛り上がってくるから、やってやろうかとなるんだ。お前らもそれ聞いて、満足だろ? 俺の試合見たらよ、お父さんお母さん、そして子供たち、女子高生たち、そして20歳ぐらいのいい年頃のおねぇちゃんたち、み~んなよ、ワクワクするからよ。それはよ、また今度、リングで証明してやる。新日本プロレスよ、聞いたろ? チャンピオンが『YES』って言ったんだ。オイ、お前らも『YES』って言うしかねぇよな? 言わなかったら……覚悟しとけ、それだけだ」


【鈴木の話】「オイ、真壁、そんなに死にてぇのか? オイ、正式に、このプロレス界の王様の前に出て来ることを許そう。真壁、テメェの首持って、一つでここまで出て来い。俺の前に現れろ。ブチ殺してやる……」


【バックステージでのタイチのコメント】
※TAKAはタイチの肩を借りてバックステージへ現れ、苦しそうにうめき声をあげ続ける。
タイチ「(※TAKAに対し)パレハ! 大丈夫か、オイ…。しっかりしろよ、お前…。どうしたんだよ、お前! 終わりか、お前、コラ! 毎日、毎日、コラ! 終わりか、テメェ…!」


※TAKAはそのまま控室へ消える。
タイチ「(※TAKAの後姿を見届け)なに、人っつうのはよ、それぞれの道があんだよ。それぞれの人生があんだよ。そう。俺みたいに。分岐点のようだな…。まあ、パレハ(TAKA)もパレハで考えがあんだろ。俺にも俺で考えがある。(※マスコミに向かって)内藤からの返事、来たのか!? どっか受け取ったか!? ねぇだろ。“だんまり”だな。当日まで。わかった。あとはテメェが言うように、『俺とやりてぇんだったら行動で示せ』って、そんなようなことも言ったな!? よし、わかった。やってやろうじゃねぇか。背後に気をつけるんだな…」


◇第4試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト 石井智宏 矢野通(7分33秒 レフェリーストップ)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※シャープセンセーション


◇第4試合後◇
第4試合終了後、会場のヴィジョンになんと“元WWEスーパースター”レイ・ミステリオ選手が登場。新日本プロレスジュニアの“レジェンド”獣神サンダー・ライガーに対戦表明した。


【ミステリオからのメッセージ】「コンニチワ! レイ・ミステリオだ。はじめての新日本プロレス参戦にとてもエキサイトしているよ。俺が闘いたい相手は、史上最も偉大なジュニアヘビー級のレスラー、獣神サンダー・ライガーだ! ライガー、俺はおまえに闘いを挑む。3月25日、『STRONG STYLE EVOLVED』アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチのWALTER PYRAMID でな? 俺の想いは伝えたぜ? あとおまえの答えを待ってる! Booyaka! 6・1・9!」


(このコメントを受けて、場内は「ライガー!」コールが爆発。実況席でゲスト解説を務めていた獣神サンダー・ライガーは手を上げて応え「ガッチリやりたいですね」とコメントを残した)


◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○BUSHI(10分7秒 片エビ固め)×外道
※MX


【BUSHIの話】「オイ、外道、(シリーズ)最終戦、大阪、ちゃんと俺のマスク持って来たよ。試合前にわざわざ、お前の汚ねぇヒゲ、切ってやろうと思ったけどな、俺の大事なマスク、返ってくりゃ、それでいいや。構わない。そもそも、外道と俺のタイトルマッチでもない試合、誰が興味あんだよ? スペシャルシングルマッチ? なんか得したのか? な、意味なんてねぇだろ? それでも俺は2年前、ジュニア、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の借りを返しただけ。まあ、いいよ。これから楽しみにしてるぜ。マ・ジ・で……」


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○内藤哲也(16分46秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※デスティーノ


【タイチが内藤を押さえつけ、強引にコメントブースへ連行する】
タイチ「(※内藤をマイクと脚でいたぶりながら)ワーハッハッハ! ほ~ら、聞けよ、内藤、コラ! テメェ、『俺とやりたかったら行動で示せ』とか言ったな? ほら、来てやっただろ。テメェが“だんまり”するからよ。それでよ、テメェ、俺になんて言った、コラ!? テメェ、この発言して、テメェの発言に責任取れよ。俺をその気にさせたぞ、ついに。そのよ、クソみてぇな発言で、オイ!? その発言が、新日本プロレスにとってもな、テメェにとっても、脅威となる。脅威となる! その男が誕生したよ。まずはテメェだ! その発言の罪は重いぞ。内藤、シングルマッチだ。『タカタイチ(興行)』じゃねぇぞ。新日本プロレスのこのリングで! もう1回俺とやれ。わかったな? 返事するか!? わかったか、コラ、オイ! ヘッ、バーカ(※と言い残して去る)」


内藤「(※タイチが去ってから立ち上がり)やれ、やれ…。さあ、“定位置”に戻りましょうよ(※と言ってコメントを出す本来の場所へ移動)。それにしても、次から次へと(対戦希望者が)現れるね。いいんじゃない? だって、こんなにおいしい相手、ほかにいないよ? 逆に絡まなきゃ損だからね。それから、いまタイチの顔見た!? あんなに生き生きしているタイチ、俺は数年ぶりに見たよ。一緒にメキシコ行ったときかな!? もう6年!? 7年前ですか!? それぐらいぶりに、あんな生き生きとした表情見たよ。なんで、この生き生きとした顔が現れたかわかる? 俺がケツを叩いてやったからだよ。俺がケツを叩いたから、あいつは一歩踏み出す勇気が出たんだろ。俺に絡んで来るのはいいけどさ。その前に『グラシアス』『ありがとう』はないのか!? 俺のおかげだろ。感謝しろよ。ま、これからどうなるのかわからないけどさ。彼がどういう行動を起こすのか、わからないけど。俺、オクパードなんだよ。忙しいんだよ。タイチになんか構ってるヒマないからね。そんなにやって欲しいんだったら、もっと、まず! まず! 行動起こしてみろよ。まあ、話はそれからだよ。悪いけど、彼と俺じゃ、立っているステージが違うからさ。じゃあ皆様、次は(2月14日)沖縄でお会いしましょう。アスタ・ルエゴ。アディオス」


 今日は新日本プロレス大阪大会を観戦、生憎の雨だったが前売りの段階でチケットは完売となったことで、用意されたイスは埋まり超満員札止め、今年も新日本の活気力を見せつけられてしまった。
 大阪大会ではCHAOSvsロスインゴの5番勝負が組まれ、内藤vsYOSHI-HASHIは先入場の内藤は大試合用のジャケットではなくキャップとTシャツ姿で登場すると、背後からYOSHI-HASHIが入場テーマを待たずに襲撃をかけ、先にリングに上がったYOSHI-HASHIは掟破りの寝そべりポーズで威嚇し、リングインする内藤をプランチャで再び奇襲をかけ、内藤をリングに戻すが、内藤は寝転がりながら反対側の場外へと逃れ、YOSHI-HASHIが襲い掛かるが、また内藤が反対側の場外へ寝転がるなるなど、YOSHI-HASHIのペースには付き合わず、内藤ペースへと引きずりこんでいく。
 これに怒ったYOSHI-HASHIは内藤に襲い掛かるが、場外戦に持ち込んだ内藤は鉄柵攻撃で反撃しエプロンでのネックブリーカーを敢行、ストンピングを浴びせて唾を吐くが、余裕の内藤をYOSHI-HASHIが足めがけての低空ドロップキックで切り崩し、DDTで突き刺してから逆水平、ヘッドハンター、串刺し逆水平からエルボーの連打、トップロープに磔にしてからの背中へのドロップキックと猛反撃する。
 内藤もネックスターから背中へのドロップキック、ロープにかけてのネックバスターで反撃するとコーナーミサイルを狙うが、見切ったYOSHI-HASHIは内藤を場外へと追いやってトペコンヒーロを敢行、花道へと内藤を連れ出してバンカーバスターを決め、リングに戻るとコーナーからシャリマティーからバタフライロックで絞めあげ、さすがの内藤も苦悶の表情を浮かべるが、そのまま立ち上がった内藤はトルネードDDTで逃れると、コーナーミサイルからブリティッシュフォールYOSHI-HASHIの逆水平に対してジャンピングエルボーアタックを浴びせてから、デスティーノで勝負を狙うが、回転途中で抱えたYOSHI-HASHIがアバランシュ式リバースDDTで切り返す。
 両者はエルボーや張り手合戦を展開し、YOSHI-HASHIは逆水平から張り手、トラースキック、しゃちほこラリアット、ジャンピングパワーボムと畳みかけた後でバタフライロックで絞めあげ、カルマで勝負に出るが、内藤は逃れて張り手合戦からジャーマン、延髄斬りから雪崩式フランケンシュタイナーと攻勢をかけ、浴びせ蹴りからドラゴンスープレックスを決めるが、YOSHI-HASHIもスピンキックで応戦、しかし内藤はランニング旋回式デスティーノを決めると、デスティーノを決めて3カウントを奪い勝利、試合後に花道から退場する内藤を、タカタイチマニアで対戦し再戦を要求していたタイチが内藤を襲撃、そのままバックステージへと下がった。
 バックステージでも内藤を罵ったタイチは改めて再戦を要求したが、タカタイチ興行でも内藤はタイチにヘビー級転向を勧めていたが、タイチはIWGPジュニアヘビー級王座への未練もあって渋っていた。しかしNOAH参戦時からウエートも上がっていたこともあって、これ以上ウエートを維持するのは難しいと判断したのか、IWGPジュニアヘビー級への未練を残しつつヘビー級への転向を覚悟したようだ。ただタイチもヘビー級への対応する技量も備わっており、鈴木軍的には日本人でヘビー級、またタイトルに絡むのは鈴木だけなことを考えると、ヘビー級の戦いの幅が広がり、鈴木への負担も軽くなることから悪くはない選択だと思う。一方YOSHI-HASHIは、内藤が試合が終わった時点でタイチへと向かっていることから既に内藤の眼中にはない。館内からもYOSHI-HASHIが負けることを願って「メキシココール」も発生していたが、内藤のアピール通りにメキシコへと行ってしまうのか…


 外道vsBUSHIは、BUSHIが外道の顎鬚を刈るとして植木バサミを持参すれば、後入場の外道が今まで剥ぎ取ったBUSHIのマスクをマスクを持参して披露すると、BUSHIが怒って襲撃をかけ、外道の顎鬚を徹底的に毟りにかかるが、外道も本家コンプリートショットからクロスフェースJADOを決めつつマスク剥ぎで揺さぶり反撃、更にBUSHIのマスクの紐をロープに巻きつけて動きをとめてから、パンチを打ち込むなどインサイドワークでBUSHIを翻弄する。
 若手が植木バサミで紐を切って脱出したBUSHIは猛反撃しトペスイシーダを決め、リングに戻ってからライトニングスパイラルからMXを狙うが、外道はレフェリーを突き飛ばして阻止すると、マスクを手にかけながらの首固めで丸め込み、BUSHIのコードブレーカー狙いも堪えて突き飛ばすが、マーティ浅見レフェリーを巻き込んでしまい、浅見レフェリーは足を負傷する。
 これを逃さなかったBUSHIは毒霧を噴射も、外道はかわすと急所打ちからトラースキック、外道クラッチとBUSHIを追い詰めにかかるが、キックアウトしたBUSHIは延髄斬りからコードブレーカーを決め、最後はMXで3カウントを奪い勝利、試合後もまだ腹の虫が収まらないBUSHIは植木ハサミを持ち出して退場する外道を襲いかかろうとするが、浅見レフェリーが奪い取られたマスクを手渡し「これで納得しろ」と諌め、マスクを取り返したBUSHIは渋々ながらも納得して退場となった。


 第1試合の北村7番勝負の永田戦は北村の攻めを永田が正面から受けきるも、永田はフェイント
を織り交ぜつつ、グラウンドやキックで攻めるなどリードを渡さない、北村は俵返しからアルゼンチンバックブリーカー、正面からガンガン攻めるが、攻め疲れが見え始めたところで永田はタイナーからエクスプロイダーで投げ、ランニングローキックから大車輪キックと畳みかけて、最後はバックドロップホールドで勝利を収める。北村は正面からの攻めは良いが、駆け引きの面ではまだまだと感じさせた。


 第2試合のROPPONGI3Kvs金丸&デスペラードは、先手を奪った3Kだが腰を痛めているSHOが失速して捕まり、金丸組に狙い撃ちにされてしまう。それでもYOHが盛り返し、3Kが連係で金丸を捉えて3Kを狙うが、SHOが腰を押さえて不発となってしまうと、これを逃さなかった金丸が猛攻をかけて逆エビ固めで捕獲しSHOはギブアップ、これで金丸&デスペラードのIWGPジュニアタッグ王座への挑戦が濃厚となってしまう。


 第4試合の真壁vs鈴木の8人タッグ戦は、真壁と鈴木が試合無視の大乱闘を展開、終盤には鈴木銀の連係に捕まった真壁だったが、エルガンがカットに入ると、鈴木をラリアットで蹴散らしてからTAKAにはキングコングニーを決めて勝利、試合後も真壁のアピールで鈴木が挑戦を受諾、インターコンチ王座をかけての対戦が決定的となった。真壁もプロレス外の活動が主になってしまい、タイトル戦線からは一歩引いていたが、ここにきて本腰を入れてタイトル奪取に動き出したようだ。


 ユニット抗争的にはBULLET CLUBが分裂となったことで失速し、代わりに鈴木vs真壁、タイチのヘビー級転向、金丸&デスペラードがジュニアタッグ挑戦濃厚となったことで鈴木軍が台頭してきた。やっぱり鈴木軍は転んでもタダでは起き上がらない。


 最後に第4試合後にスクリーンでWWEではWWE王座を奪取し、WCWではクルーザー級、日本にもWARに参戦した経験のあるレイ・ミステリオが新日本参戦を表明し、獣神サンダー・ライガーとの対戦をアピールした。ライガーは一時期WCWへ遠征していた時期はあったが、ミステリオと対戦したことがあったのか定かではない。ミステリオはAAAやルチャアンダーグラウンドを主戦場にしており、今年は中邑真輔が出場したWWEロイヤルランブルにも参戦して上位にまで食い込んで健在ぶりアピールしていた、WWEとの契約に関してはあくまでパートタイムだという。新日本もクリス・ジェリコのようなレギュラーではなく、パートタイムで参戦している選手にこれから狙いをつけてオファーをかけていくのかもしれない。
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