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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

SANADA健闘も全てを背負ったオカダが粉砕でV10!ダークネスワールドを除霊した後藤はEVILを粉砕!

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SANADA健闘も全てを背負ったオカダが粉砕でV10!ダークネスワールドを除霊した後藤はEVILを粉砕!

2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第7試合◇

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第80代王者]○ウィル・オスプレイ(20分5秒 片エビ固め)[挑戦者]×高橋ヒロム
※オスカッター
☆オスプレイが初防衛に成功


【オスプレイの話】「見たか、これがジュニアヘビー級のレスリングだ。2人が最高の舞台で、真正面から逃げることなく、持てる能力を最大限にぶつけ合った。俺の望んでいる闘いだった。ヒロム・タカハシ、お前は最高の闘いができる相手だ。それは素直に伝えておく。何度となく、あれほどの叫び声が上がった。これこそが俺たちの闘いだ。とにかく今日のところは終わった。そしてジュニアヘビー級のベルトはここにある。だけど、俺の思いはまだ少し進んだだけだ。まだまだ闘いは続く……」


【ヒロムの話】「(※コメントブースの横を通過して別の場所に倒れ込み)認めるよ…認める……。スゲェつえぇ“友達”だよ…。勝てなかった……。俺は終わってないぞ。なにひとつ、終わってない。なにひとつ、諦めねぇぞ。俺の夢は俺しかかなえられねぇんだよ。(※立ち上がり)オスプレイ、いまんとこは、お前が1番だ…」

◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第17代王者]○後藤洋央紀(20分19秒 片エビ固め)[挑戦者]×EVIL
※GTR
☆後藤が初防衛に成功


【後藤の話】「ダークネスワールド、堪能させていただきました。まあ、あいつにはね、いろいろ言ってきたけども、このままでいいのか? このままじゃいけないのか? いまはわからなくてもいずれわかる。一番重要なのは、変わらなきゃいけない自分に気づけるかどうかです。(※左肩に掛けているNEVERベルトを軽く叩いて)このベルトは俺に、新鮮で刺激のある光景を見せてくれる。今回で、それがよくわかった。いま面白くてしょうがない。もっと楽しみたいと思います。引き続き誰の挑戦でも受ける!」


◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(32分12秒 片エビ固め)[挑戦者]×SANADA
※レインメーカー
☆オカダが10度目の防衛に成功


(試合終了後)
(試合後、退場するSANADAの背中を見つめたオカダは、「オカダ」コールが巻き起こると、マイクを持つ。一部から「オカダは帰れ!」の声が聞こえると、オカダは笑みを浮かべながら「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と投げかけ、場内の笑いを誘う。)
 
オカダは「三つ! 言わせてください! ひとつ! SANADAさん、なかなか手ごわかったよ。EVILも内藤さんもSANADAさんも強い。それは間違いないけど、俺のほうがもっと、何倍も何百倍も何千倍も強いんだよ、コノヤロー! ふたつ! 次は『NEW JAPAN CUP』。もうある程度、倒したよ。全員に、コンティニーできるチャンスだな、コレは。誰でもいいぞ!? 優勝して、この俺に、このベルトにかかってこい! みっつ! とくにありません。というわけで、あとは外道さん! ……が、いないので、僕が続きをしゃべらせてもらいたいと思います。次、『NEW JAPAN CUP』って言ったけど、その前に『旗揚げ記念日』があるね。誰とやろうかな? まあ、ヘビー級は『NEW JAPAN CUP』、出るでしょう。というわけで、ひさしぶりにヘビーチャンピオン対IWGPジュニアヘビーチャンピオン、やりたいね! ということは、オカダ対ウィル・オスプレイ!(場内から歓声が起こる)。『旗揚げ記念日』も、新日本プロレス46周年、47周年、48周年、49周年、50周年! この俺がずっと、カネの雨を、いや! いろんな雨を降らせてやるからな。俺がチャンピオンでいるかぎり、この新日本プロレスにカネの雨が降るぞー!」


【防衛したオカダの勝利者インタビュー】
(コメントブースで矢野たちCHAOSメンバーがオカダを迎え入れ、ロメロが音頭を取ってビールで乾杯。これでCHAOSメンバーは去り、オスプレイだけが残る。


――改めまして、10度目の防衛、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」


――闘い終えて、いまどんな気持ちでいますか?
オカダ「ホントに『キツいな』と。IWGPの闘いは『キツいな』と思います」


――今日もまた物凄い攻防となりましたが、勝敗を分けたSANADA選手との差は何だと思いますか?
オカダ「わかんないですね。正直、そんな紙一重の闘いになると思ってなかったですけど、そんな『何が?』ってのが考えられないぐらい、強かったですね」


――戦前に予想していたよりもSANADA選手は手強かったという感想ですか?
オカダ「まあ、あれがホントのSANADAの実力なんだと思いますしね。『やればできんじゃん』って。『最初からそれぐらいでやってくれよ』と(言いたい)。まあ、この(IWGPヘビー)ベルトに挑んだわけですから、『まだまだ手強い敵になって行くんじゃないかな』と。『やっかいな敵が1人増えたな』と思います」


――今回、初めて同い年(30歳)のチャレンジャーを迎えることになりましたけど、そのあたりの意地もあったんでしょうか?
オカダ「ま、もちろんありますね。まあ、30歳、同級生かもしれないですけど、僕はもうこのベルト、6年前から巻いてますし。やって来たこと、経験値のレベルが違うんじゃないかなと思います」


――いま、お話にも出ましたけど、ちょうど6年前、レインメーカーショックが起きたのは、まさにここ大阪でした。あれから6年経って、ついに10度目の防衛。この記録についてはどう捉えていらっしゃいますか?
オカダ「いや~、なんか、『ふたケタ行ったな』と。別にふたケタを目指してたわけでも、防衛の新記録を目指してたわけでもないですけど、(戴冠)4回目ですか? このベルト持って、やっとふたケタ行けたわけです。どんどんどんどん…。元々、防衛回数というよりも、今日みたいな激しい闘いをして、プロレスのよさを皆さんに伝えて行くことのほうが大事だと思ってるんで。また、次は『NEW JAPAN CUP』、このベルトをしっかり守って、どんどんどんどんスゲェ闘いっていうのを、スゲェプロレスっていうのを、プロレスラーの凄さっていうのを、見せて行きたいなと思います」


――棚橋弘至選手が連続11度の防衛記録を持っていますけど、少しは意識する部分もあるんでしょうか?
オカダ「まあ、“ついで”。そんなに別に。まあ、その最長というのもそうですし、別に最多防衛したからどうだというのは(ない)。そういう記録というのは、また誰かに破られて行くものだと思うので。正直、そんなに(意識しない)。11回防衛したときだって、誰も棚橋さんの記録を破ることはできないと、みんなが思ったと思いますし。僕の前の最長(記録)の橋本(真也)さんのときだって、誰もこんな長い歴史というのを破ることなんてできないと思っていたはずですけど、こうやって破る人間(自分)が出て来たんで。まあ別に、棚橋さんの11回を超えても、僕の中ではそんなに大きなものではないので。ま、“ついで”で。次、V11ですか? 行かせていただきたいと思ってます」


――本当に名実ともに無敵のチャンピオンになったと言い切っていいかと思いますけど、改めてそのベルトへの思いを聞かせて下さい。
オカダ「ホントに“IWGP=オカダ”っていうのに、ずっとしたかった中で、なかなか獲られたり、なかなかそういうイメージにはならなかったと思いますけども、やっとちょっとずつ、『そういうイメージになって来たんじゃないかな?』と思いますし。まあ、『俺が巻いてなきゃIWGPじゃないでしょう』と。そんぐらい思い入れありますんで。しっかりとこのベルトと共に、『新日本プロレスも大きくして行かないと』と思っています」


――本当に次の防衛戦も楽しみにしています。その中で、いまウィル・オスプレイ選手が隣にいますけど、敢えて(次期挑戦者に)名前を挙げましたね?
オカダ「そうでうすね…」


オスプレイ「(※オカダの話を遮り)その場にいなくて済まなかった。初めてオカダと会ったのは2015年、俺が彼に挑戦する形だった。まだ俺は若くて、出てきてすぐの頃だった。それから2年、俺はRPW(レボリューション・プロレスリング)とニュージャパン・プロレスリングで闘い、両団体の架け橋になった。その間、数多くの選手と闘ってきたし、何度もタイトルマッチをしてきた。だけど、それ以降、(オカダとはリング上で)顔を突き合わせることはなかった。それはお互いにね。そのうち、そういう機会もあるだろうっていう程度の思いだった。俺のほうから再挑戦の場を作ることはなかった。それがこうして……。ついにその時が来たっていう感じだ。シングルで闘う時がね。決まったからには、持てる力すべてをぶつけていく(※と言い残して去る)」


――いま、オスプレイ選手はなんと言っていたのでしょうか?
オカダ「まあ、俺を倒してやるということだと思います。ホントにオスプレイとシングル(マッチ)をやったのは、1回しかやってませんし。2015年ですか? 10月。初めてシングルをやって、『こんないいレスラーがいるんだ』と。『これはイギリスにいるだけじゃダメだ』と思ってましたし、『新日本プロレスに連れて来たら、もっともっといい素晴らしい選手になるんじゃないかな?』と思って連れて来たわけですけども。『(BEST OF THE)SUPER Jr.』優勝して、(IWGP)Jr.ヘビーのベルトを持って、ホントの凄い闘いをしてですね。新日本プロレスのいろんな選手と闘って。外国人選手ですけど、新日本プロレスらしい気持ちのこもった試合をできるレスラーだと思いますし。僕はオスプレイのことを一番認めてますしね。弟のようでもありますし。あいつこそ、僕は新日本プロレス…いや、ホント、プロレス界の一番の選手じゃないかなと思ってますし。去年もタイガーマスクWと闘ったり、Jr.ヘビーですけども、ああいう素晴らしいレスラーと闘うことによって、そういうのを経験して、また僕も強くなれると思いますし。オスプレイもあんだけ…ただ今日もニコニコして、『オカダさ~ん、やりますよ~』という感じじゃないですから。あんだけギラギラしたもので来てくれたんで。素晴らしい。『旗揚げ記念日』ですけど、まあ、アントニオ猪木対カール・ゴッチ(※1972年3月6日、旗揚げ戦のメインイベント)ですか? まあ、いまの時代で言えば、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイなんじゃないかなと思います。『旗揚げ記念日』、期待して下さい」


――本当にドリームマッチを楽しみにしています。改めまして、おめでとうございました!
オカダ「ありがとうございました」


【SANADAの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアへ大の字になる)やっぱり、あのベルトが輝いて見えたよ。俺が選んでたのは、間違いじゃなかったよ……」


 メインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座にSANADAが初挑戦、真田聖也時代には諏訪魔が保持していた三冠ヘビー級王座、WRESTLE-1時代には武藤敬司が保持していたWRESTLE-1チャンピオンシップと挑戦ししたが、新日本の所属となってからはシングル王座への挑戦はまだなく、ようやくIWGPタッグ王座奪取という実績を作り上げたことで、IWGPヘビー級王者への漕ぎ付けたが、vsオカダは3連敗。SANADAにとって苦手オカダ相手にシングルベルト初挑戦となり、元全日本プロレス、WRESTLE-1のリングアナで真田聖也時代からSANADAをよく知る阿部誠リングアナがコールを務めた。
 序盤はオカダがリストロックからグラウンドの攻防で先手を取り、SANADAのスワンダイブ狙いをオカダがエルボーで阻止するが、エプロンでの攻防でSANADAが鉄柵めがけてのフェースクラッシャーを敢行し、更に花道に連行してパイルドライバーを敢行してオカダの首に大ダメージを与える。リングに戻ったSANADAはネックロックから、その場飛びムーンサルト、チンロックからスリーパー、後頭部への低空ドロップキック、パイルドライバーと首攻めで形成を逆転させる。
 しかしオカダはフラップジャックで流れを変えると、ランニングエルボーの連発から、串刺しエルボーからDDTと得意のパターンに持ち込み、SANADAの1回転式スワンダイブ狙いも、読んだオカダが三角飛びドロップキックで阻止すると、場外戦で鉄柵攻撃からビックブーツで鉄柵の外へ蹴り出すと、鉄柵を使ってのハングマンDDT、SANADAをリングに戻すと「アンタがこんなものなのか」と見下すかのように何度も蹴りつけ、エルボーで抵抗するSANADAをリバースネックブリーカーからダイビングエルボードロップ、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAはバックドロップを決め、突進するオカダを連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやると、プランチャを命中させ、続けてノータッチ式のプランチャも決めるなど一気に流れを変える。
 リングに戻ったSANADAはスワンダイブミサイルキック、エルボー合戦では競り勝ち、オカダのヘビーレイン狙いを着地し、オカダのジャーマンを着地したSANADAは全日本時代から得意としているジャパニーズレッグロールクラッチからのSkull Endで捕獲も、オカダはサムソンクラッチで切り返し、オカダのドロップキックをかわしたSANADAはスタンディングでのSkull Endで捕獲、オカダはロープへ逃れるがダウンすると、先ほどに仕返しとばかりに何度も足蹴にし、オカダのエルボーに対し、西村修仕込みのエルボースマッシュで返すなど攻勢をかける。
 勝負に出たSANADAはTKOからSkull Endを狙うが、オカダはコブラクラッチで捕獲し、SANADAはアームホイップで逃れ、オカダのSANADAをコーナーにセットして下からのドロップキックを阻止したSANADAはアサイDDT式Skull Endで捕獲して、胴絞めへと移行とするが、オカダはロープに逃れ、SANADAはラウディングボディープレスを投下するも、オカダはかわすと着地したSANADAは膝を押さえてうずくまってしまう。この試合では何度も着地していたSANADAだったが膝に負担をかけてしまったようだ。
 それでもSANADAはタイガースープレックスで投げると、オカダをコーナーにセットしてからのSkull Endで絞首刑を敢行し、腕をオカダの首にかけると、そのまま飛び降りながら後頭部を自身のヒザに叩きつける変形のネックブリーカー、Skull End狙いをオカダがレインメーカーで切り返しても、かわしたSANADAが掟破りのレインメーカーで応戦、Skull Endで再度捕獲しようとすると、オカダが掟破りのSkull Endで捕獲してから背後からドロップキックを発射、ドロップキックからツームストーンパイルドライバー、そしてレインメーカーで勝負あったかに見えた。
 ところがSANADAが切り返すと、後方回転してからSkull Endで捕獲、そしてラウディングボディープレスを投下するが、膝をマットに直撃させたためカバーに遅れてしまい、慌ててもう1発を投下するが、今度はオカダが剣山で迎撃しレインメーカーを炸裂させる。
 オカダはレインメーカーを狙うが、SANADAがかわすと、オカダのツームストーンパイルドライバー狙いも阻止し、オカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAは再度アサイDDT式Skull Endを狙うも、回転途中でオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからのレインメーカーを炸裂させ3カウントを奪い、10度目の防衛を飾った。
 SANADAとしてはよく攻めてはいたが、真田聖也を出しきれていなかったのもあり、リーブロックを含めた着地を何度もしたことで膝に負担をかけて墓穴を掘ってしまい、最後の最後でオカダの懐の深さの前に敗れてしまった。
 試合後には「タイチは帰れ!」コールのように「オカダは帰れ!」コールも起きていたが、「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と返すなど笑いを誘っていたが、前にも言った通りオカダは声援や批判、ブーイングも全てを背負っている強さがあるからこそ、長期政権を打ち立てている。全てを受け止め背負う覚悟を上回るものでなければオカダは簡単に勝てる存在ではない。
 試合後にはIWGPジュニア王座を防衛したオスプレイを旗揚げ記念日の対戦相手に指名した。昨年の旗揚げ記念日にはタイガーマスクWを指名したが、IWGPヘビー級王座はかけられず、今回はオスプレイがIWGPジュニア王者ということでヘビー級王座がかけられるかどうかわからない。ただオスプレイは昨年柴田勝頼とも互角以上に渡り合っていることから、ヘビー級と渡り合える技量は充分に備わっている。元々オスプレイはオカダが見出して新日本に連れて来た選手、そういった意味では師弟対決なのかもしれない。


 セミのNEVER選手権はサッカーボールキックからエルボードロップと攻める後藤に対して、EVILは場外戦で後藤の首にイスをかざしてからの鉄柱攻撃で反撃。リングに戻ってからもサイドバスターからセントーンと攻勢をかけるが、後藤はラリアットからミドルキック、村正、バックドロップで返す。
 しかしEVILはレフェリーを使ってのトラースキックからラリアット、串刺しラリアット、エプロンに立った後藤にラリアットと反撃すると、イス盛りの上でのダークネスフィールズを狙うが、後藤が逆にブレーンバスターでイス盛りへと投げると、リングに戻ってから串刺しラリアット、ミドルキックと浴びせ、雪崩式牛殺しを狙う。ところが後藤がEVILの除霊するためにコーナーにセットしてあった数珠を奪うと、後藤の顔面を数珠で殴打し、数珠を使ってのチョーク攻撃からEVILスタンプ、だが後藤も数珠を巻きつけられたままで牛殺しを決めてから、念を込めてからのミドルキックも、再度の牛殺し狙いはEVILはフィッシャーマンズバスターで返す。
 両者はラリアット合戦も、競り勝ったEVILはダークネスフィールズからEVILを狙うと、後藤が阻止し、EVILはジャーマンからラリアット、ハーフネルソンスープレックス狙いは後藤が頭突きで阻止し、EVILをトップロープに乗せたままでハングマン式裏GTRを敢行、最後はGTR狙いをEVILがEVILで切り返そうとするが、切り返した後藤がGTRで3カウントを奪い王座を防衛した。

 IWGPジュニアヘビー級選手権はスタートから互いに素早い動きで先を読み合う目まぐるしい攻防を展開し、ヒロムがトペと見せかけて胡坐ポーズを取れば、オスプレイもバク転フェイントで対抗する。そして再びヒロムを場外へ追いやったオスプレイはサスケスペシャル狙いを、ヒロムがかわすとオスプレイは着地も、これを逃さなかったヒロムは場外ジャーマンを敢行、オスプレイも鉄柵攻撃で逆襲するが、突進したところでヒロムが鉄柵めがけてのスロイダーで投げてオスプレイに大ダメージを与える。
 リングに戻ったヒロムはオスプレイの首から背中と頚椎中心に攻めるが、ヒロムの首四の字をオスプレイは肩車で持ち上げ、着地したヒロムは串刺しラリアットも、オスプレイもハンドスプリング式オーバーヘッドキックで応戦し、串刺しエルボーからトップロープでの619、エプロンでの攻防でヒロムは断崖式回転エビ固めを狙うが、オスプレイは堪えてエプロンダッシュのシューティングスターアタック、ヒロムはかわすと着地したオスプレイは蹴りでヒロムの動きを止め、鉄柵越えでのスプリングボードフォアアームを敢行する。
 リングに戻るとオスプレイはスプリングボード式のラリアットを浴びせてからギャラリア狙いはヒロムが切り抜けられるも、オスプレイはマウス、串刺し攻撃と攻め、ヒロムの迎撃狙いをジャンプでかわしてコークスクリュー式セントーン、ヒロムのパワーボム狙いをスタナーで切り返すが、ハンドスプリング狙いをヒロムがキャッチしてジャーマンで投げるなど、息をつかせない攻防が続く。
 そしてエプロンでの攻防となると、ヒロムがロープ越しのラリアットを狙った際に海野レフェリーと交錯、そしてヒロムは断崖式回転エビ固めを敢行すると、コーナーから場外のオスプレイめがけてダイビングセントーンアタックを発射。リングに戻ってダイナマイト・プランチャーからTIME BOMEで勝負を狙う。だが背後に逃れたオスプレイがスーパーキックを浴びせるも、ヒロムはラリアットで返し、今度はサラマンダーを狙うが、堪えたオスプレイがそのままヒロムを持ち上げてヒロムの後頭部をコーナーへと直撃させる。
 勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーからリバース450°スプラッシュ、コークスクリューキックからオスカッターを狙うが、ヒロムはネックブリーカーで迎撃し、エルボー合戦から張り手を繰り出したヒロムをオスプレイがコーナーに固定して顔面へのトラースキック、雪崩式リバースフランケンシュタイナー、スピンキックから掟破りのTIME BOMEを狙うも、ヒロムはカナディアンデストロイで切り返す。
 ヒロムはTIME BOMEで再び勝負に出るが、バックに着地したオスプレイは見えない角度からのトラースキック、投げ放しドラゴンスープレックスから、再度オスカッターを狙うが、ヒロムはジャーマンで投げると、オスプレイもフラムフライで応戦し、ヒロムをうつ伏せにしてトップロープに宙吊りにしてからシューティングスタープレス、ギャラリア、後頭部へのパンチからオスカッターを決め3カウントを奪い、オスプレイは防衛。試合後は握手はせずもオスプレイはヒロムの健闘を称え一礼して退場していった。内容的にもどっちが勝ってもおかしくなく、ハイレベルな立体戦で、全日本ジュニアが泥臭さがあれば、新日本ジュニアはハイレベルな攻防が特徴になりつつある。


 CHAOSvsロスインゴは結果的には3勝2敗でCHAOSが勝利、ロスインゴ的には大事なタイトルマッチ三つを落としたのが痛かったが、ロスインゴの勢いは止まるどころかますます止まらない感じもしてならない。

(内藤vsYOSHI-HASHI、BUSHIvs外道はこちら)

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