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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

オカダがオスプレイに激勝!冷や水を熱くさせた新日本プロレス旗揚げ記念日

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オカダがオスプレイに激勝!冷や水を熱くさせた新日本プロレス旗揚げ記念日

3月6日 新日本プロレス「旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館 3864人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○KUSHIDA 田口隆祐(7分31秒 腕ひしぎ逆十字固め)永田裕志 岡倫之 ×海野翔太 成田蓮 八木哲大


◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 矢野通(7分41秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※GTR


◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者組]エル・デスペラード 金丸義信(16分34秒 エルエスクレロ)[第56代王者組]×SHO YOH
※もう1チームは[挑戦者組]高橋ヒロム BUSHI
☆SHO&YOHが初防衛に失敗、金丸&デスペラードが第57代王者となる。


【バックステージでの金丸&デスペラード】
デスペラード「(※頭を押さえて金丸とともにインタビュースペースに現れると、うずくまって)イッテーーーッ! バカヤローッ!」


金丸「オイ、見たか!オラ、若造2人!顔じゃねぇんだ!ヒロム、BUSHI、テメェらも一緒だ!ココ(※腕を叩く)とな、ココ(※頭を指差す)が違うんだよ!好き放題やって、最後はおいしいところをもらう。オマエら、何の文句もねぇだろ!みんなやってることは一緒だろ!」


デスペラード「正々堂々だ!これだけグッチャグチャになっててもよぉ、試合権利は最後まで守ってんだぜ、俺たち!こんなにクリーンなチャンピオン、なかなかいねぇんじゃねぇの!? 適当にレフェリーが見てねぇからって、タッチもしねぇような他のどうしようもねぇチャンピオンたちとは、(※肩にかけていたベルトを叩く)脳みその出来と、いろんなモノが違うんだ!特にあの若者2人、何だ、オイ!思ったほどじゃねぇとは思ってたけど、ここまでとは思ってなかったぞ!」


金丸「何も感じねぇけどな!ここまで来るのに。まぁ要するに、顔じゃねぇんだよ!」


デスペラード「オイ、ロス・インゴの2人!ヒロム、パワーボムだけだ、今日のダメージはよぉ。それだけ!しかも試合権利のない俺に急にやってくるなんて、ヒドいヤツだ!考えらんねぇよ!オマエらはチャンピオンの器じゃねぇ!俺たちがチャンピオンの器だからベルトが来たんだ。よく考えてみろ、オマエ俺のこと、魚のフンだとか金魚のフンだとか言ったよな!? 金魚のフンに負けた気持ちはどうだよ、アハハハ!ケツの紙以下の価値しかねぇよ!」


【バックステージでのヒロム&BUSHI】
ヒロム「(※退場口の通路で)面白ぇよ、鈴木軍!ハハハハハ!面白ぇよ!(※と言いながらインタビュースペースに到着)やってくれたな!やってくれたな鈴木軍!面白ぇ!面白ぇ!こんな興奮したの、久しぶりだよ!また違った意味でな、興奮するぜ!正々堂々じゃない!? 正々堂々じゃない!? 知らねぇよ!3WAYなんて、もともとルールがあってないようなものだからな、面白ぇよ、ヤツらの方が一枚上手だったな!だったら、3Kはもういらねぇよ!な、鈴木軍!俺たちと、やろうぜ、タイトルマッチ!楽しみで仕方ねぇよ!ヘヘヘ!(※金丸から奪った角瓶をかざしながら)面白ぇモンもらったぜ!ハハハハハハ!」


BUSHI「オイ、金丸、デスペラード!テメェら、やってくれたな!今だけだ!今だけオマエら、ベルト預かっとけよ!俺とヒロムで奪ってやる、忘れんなよ!」


【バックステージでのROPPONGI 3K】
ロメロ「まず初めに、レフェリーのケンタはどうなってんだよ!? デスペラードだって反則してたじゃねぇか!クソッ!NBAみたいに試合の流れをビデオで見直したら、結果はすぐ分かるだろ!? そして俺たちがまだチャンピオンだってことがまだ分かるだろう!そもそも俺は、スズキグンにはウンザリなんだよ!スズキグンは“ウンコ”だ!アイツらと付き合ってくのは無理だ!オマエらはとっとと他団体に帰れよ!新日本のファンだって、オマエたちを求めてなんかいないんだよ!オーサカから始まって、ここまで大変な思いをさせられた。ここからはしっかりと立て直して、リベンジすることにしよう!俺もカントクになる前は、もちろんバリバリのファイターだった。もしも、アイツらがああやって裏をかくようなズルいスタイルを貫き通すなら、ROPPONGI 3Kには俺がアイツらにそういう戦法を教えてやる!俺のレパートリーを伝授してやる!それでリベンジだ!ヒロムとBUSHIも忘れてねぇからな!」


YOH「オイ!だから言ったんだよ、オイ!鈴木軍はウンコだってさぁ!アイツら、クソだよ、クソ!納得いかないね。全然納得いかないね。もう1回だ。もう1回!俺らに挑戦させろ!挑戦!? もう1回だ!3Kで沈めてやるよ!」


SHO「クソクソクソクソクソ、クソーッ!アーッ、いきなり、いきなりだよ、目の前が真っ暗になっちゃった!確かにベルトは失ったかもしんねぇよ、獲ったのはあの2人!? あんな獲り方で!あんな獲り方でチャンピオンになって、その先、いいのかよ!? お先真っ暗なのは、オマエら2人なんじゃねぇのかよ!もう、俺の目の前は真っ暗じゃない。先は見えてんだよ!あんな負け方で納得行くと思ってんのかよ!前から前から前から!鈴木軍のヤツらは大、大、大大大大大……大ッ嫌いなんだよ!俺がデビューした頃から、アイツらのことは憎んでるからな!そのうち、そのうちだ、3Kで顔面をマットに打ち付けて、3カウントだけじゃねぇよ!ケガさせて欠場もさせてやる!マジで狙ってやるからな!こんなんで納得行くか!必ず、3K、俺たちが、ベルトは取り返す!」


ロメロ「スズキグンなんかDクラスだ!俺たちはAクラスのタッグチームなんだ!だからアイツらは、テキサスかどっかの田舎でやってるようなインディー団体にでも行けばいいんだよ!クソ!ウンコ!どっか行っちまえ!リベンジはビッチだ!覚えとけよ!」


◇第5試合◇
▼30分1本
○SANADA(17分38秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※ラウディングボディープレス


【SANADAの話】「YOSHI-HASHIと同じ入門テストを受けただけで“因縁”っぽくなっただけ。ただ、俺とYOSHI-HASHIは別の道を行っただけであって、“因縁”でも何でもない。ただそれだけ」


【YOSHI-HASHIの話】「SANADAにしろ、内藤にしろ、アイツらにやられるのが一番ムカつくから。この前の大阪で内藤とやったのもそうだけど、まだこの状態じゃ絶対に終わらない。必ず巻き返す。まだ、俺はまったく自分自身に見切りをつけてないから。それまではまだ終わらない。また行くよ、何回で行って必ずアイツらをブチのめしてやる」


◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也(14分7秒 片エビ固め)×タイチ
※デスティーノ


(試合終了後にTAKAみちのくが登場)
TAKA「内藤哲也! 『NEW JAPAN CUP』1回戦、内藤哲也対ザック・セイバーJr.。ひとつだけ! 忠告しといてやるよ。いつ何時、どんな体勢でも、関節技、サブミッションホールドが取れるザック・セイバーJr.の技に、気をつけて下さい。ユー・ジャスト・タップアウト!(※大歓声)」


【内藤の話】「何か、覚悟というか、『何か変わるチャンスなんだ』と、『変わらなくちゃいけないんだ』って気持ちはね、チラッとは感じましたよ。会場のお客様も感じたんじゃないですか、チラッとはね。でもさぁ、ただ単に体重を増やせばいいとか、そういう問題じゃないんだよ。そういうのを俺は見たかったんじゃないんだ。お客様もそうでしょう? そういうタイチを見たいがために、今日、大田区総合体育館に来たわけじゃないんだよ。何かちょっと勘違いしてるのかな。せっかくのチャンスなのにねぇ。このままじゃ『NEW JAPAN CUP』、復帰明けの棚橋選手に負けて、そのまま存在感なくなって、今まで通りの生活を歩むことになるんじゃないんですか。せっかくのチャンスなんだ、何かもっと思い切ったことを、彼にはしてほしかったっすね。まぁ、最初にも言ったけど、心意気は伝わってきたよ。ダメージもありますよ。でもその程度じゃ、今の俺には勝てないぜ。そして今の新日本プロレスには、何のインパクトも残らないぜ。
『NEW JAPAN CUP』開幕まで、まだちょっと時間があるからね。復帰明けの棚橋ですから、相手は。こんな相手にコロッと負けるようじゃ、もうタイチは注目度、一気に下がるんじゃないんですか? そのへん、大丈夫? 覚悟はできてる? そのへん、俺は、愛知県体育館で、控室のモニターで、しっかり見ときますよ。ま、そんなとこですかね。俺の『NEW JAPAN CUP』の相手は、今どこで何してんだ? 今年、新日本プロレスに1回も来てない人間が、『NEW JAPAN CUP』エントリーできんの!? そんなレベルの低いトーナメントなの?(※報道陣から、「ザック選手は今年来てます」という声)えっ!? ザック来てる!? ホントに!? あー、ごめんなさい!俺、知らなかったわ!これだけ新日本プロレス・モバイルサイトをチェックしてる俺でも気付かないぐらい、ザック・セイバーJrは存在感ないんじゃないの? 大丈夫? もうみんな知らないんじゃないの? ヒマなら、今から日本に来いよ。何かリアクション起こしてみろよ。何せ相手は、今プロレス界で最も輝いてる、そして最もオイシイ内藤哲也だぜ。何かインパクトを残してくれよ。じゃぁ、皆様、次は、金曜日の後楽園ホールですか? アスタ・ヴィエルネス! アディオス!」


【タイチの話】「(※あべみほに支えられながらインタビュースペースに辿り着くと、頭を押さえてしばらくうずくまる)ハハハハ!ハハハハハ!(※と、笑いながら顔を上げる)俺は、テメェ、内藤、テメェに負けたんじゃねぇ!テメェが持ってきた、あの鋼鉄のマイクにやられただけだ!(※頭を押さえて)タンコブ……強烈だなぁ、我がの武器ながら。テメェに負けたんじゃねぇよ、内藤、我がの武器に負けただけだよ!だがよ、内藤、これで分かったよ、これで分かった……。響いたよ。闘い、教えてくれてありがとうよ。ハハハハハ!」


◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第17代王者]○鈴木みのる(19分4秒 体固め)[挑戦者]×真壁刀義
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が初防衛に成功


(試合終了後)
鈴木「オイ、大田区に集まったクソども。まだ、何か俺に文句あるのか? オマエらの意見など、ハナから聞いてない(※場内ブーイング)。さあ、いるだろ、俺の頭、踏んづけてるヤツ(と言って、上を見る)。テメーのところ、必ずいくぞ! 首洗って待っとけ。(※場内の反応に対して)誰だろうって、オマエ、プロレス知らないだろ?(場内笑)。フフ、ハハ(鼻で笑う)。(場内の拍手に対して)うるせえよ、いちいち騒ぐんじゃねえよ。はしゃぐんじゃねえよ!(※場内ブーイング)。うるせえ、うるせえ。オマエたちにな、わざわざ応援してもらおうなんて、これっぽちも思ってねえよ。(※場内ブーイング)。うるせえよ。オマエら全員、車にでもひかれちまえ(※場内どよめき)。それとも何か、全員まとめてかかってくるか? リングに上がってこい、全員! 全員ぶっ殺してやる、コノヤロー。来ねえんだな? わかったわかったわかった(ニヤリ)。そう、オマエたちに教えといてやる、俺たち鈴木軍、イチバーン!」


【バックステージでの鈴木】
鈴木「さぁ、まだいるだろ? そう、貴様じゃなくてもいいんだ。お前じゃなくてもいいんだ。貴方様でもなくていいんだ。そう、俺の上にいるであろう、誰かであれば。そう、それはこれ(IWGPインターコンチネンタル王座のベルト)じゃない何かを持ってるヤツだ。必ず、ブチのめしてやる。オイ、新日本よ。ニュージャパンプロレスよ。これがお前たちが求める価値なのか? オイ、命と身体を張ったヤツが、セミファイナルで。何も懸けない遊びみたいな、これからやるあの2人(オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ)がこの興行を締める? なんて無様なんだ、お前たち。創立何年だ?」


――46年です。
鈴木「46年? そう創立46年、ムダに長い歴史を、ただの商売道具にしてるんだよ、君たちは。わかるかなぁ? まぁ、それはそれでいいさ。俺が決めたことじゃない。自分の首を自分で締めてるんだ。それに気付かないだけだ。そのうち、間違いなく“すべて”が俺の手の中に来る。そう、すべてだ。この世の宝、すべてだ。(※記者に向かって)なんだ? なんだ? 何か言ってみろ、コノヤロー。言えよ!(※無言で後ずさりする記者に)何もないのに、なぜそれ(ボイスレコーダー)を俺に向ける。あ!? 盗み聞きと一緒だぞ。(※他の記者に)オイ、オメェはなんかねぇのか?」


――すべてを手に入れるということは、IWGPヘビーのベルトも?
鈴木「すべてと言ったらすべてだ。そう、この世のすべてだ。お前らが自分のモノだと勘違いしてる富も名声も、力もすべてだ。それは未来の話なんかじゃない。もうすぐそこまで。ハハハ。このあと、楽しくお祭りでもやってろ」


◇第8試合◇
▼「旗揚げ記念日」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ(25分25秒 エビ固め)×ウィル・オスプレイ
※レインメーカー


(試合終了後、オカダがオスプレイへ近づき、立ち上がるのを待つ。そして、握手の手を差し出すと、オスプレイがオカダに抱きつき、オカダもしっかりとオスプレイを抱き締めた。ここからオスプレイはオカダに一礼して退場。すると、オカダがマイクを手に持ち、場内が「オカダ」コールに包まれる)


 オカダ「みっつ、言わして下さい。ひとーつ! オスプレイ……やっぱりお前、最高だな(※大歓声)。レスラーとしても大好きだし、弟としても大好きだよ、コノヤロー(※大拍手)。ふたーつ! おかげさまで、新日本プロレス、46周年を迎えることができました(※大拍手)。明日から47周年目が始まる…。棚橋…違うな。内藤…違うな。ケニー・オメガ、違うな…。オカダ・カズチカに任せなさーい!(※大歓声&『オカダ』コール) みっつ! 特にありません(※場内笑)。そして今日は…外道さんがいません(※場内笑&放送席の外道へ向けた歓声)。でも! 外道さんと俺との付き合いは、46周年、今日までです(※場内驚き)。ウソに決まってんだろ、コノヤロー!! 47周年、48周年、49周年、50周年、51周年、52…(※以下、聞き取れないほどの早口でまくしたて)、一生、俺と、外道さんのペアで、カネの雨を降らせ続けてやるからな。まだまだ! ここ、新日本プロレスに! 47周年、48周年、49周年、50周年、51周年、52……永遠に! カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」


(ここでオカダはレインメーカーを披露し、コーナーにのぼってIWGPヘビーベルトを掲げた)


【バックステージでのオカダ】
──今年もこの歴史的な日のメインを締めくくって、どんな気持ちでしょうか?
オカダ「46周年が終わったなと。また明日から47周年目、またどんな47周年目になるのか、また明日から楽しみにやっていきたいなと思います」


──オスプレイ選手と久しぶりにリングで向かい合ってみて、どんなことを感じましたか?
オカダ「いやぁ、かわいいっすよ。プロレスへの愛情というのも、すごく伝わりましたし、オカダに対しての愛情も感じましたし、それをしっかり僕も、愛で返せたなと思います」


──オカダ選手の動きも、オスプレイ選手が相手だったからこそというものもあったと思います。
オカダ「まぁ、すごいレスラーだなと思います。オスプレイが新日本プロレスにいればね、当分、安泰なんじゃないかなと思いますよ」


──今日はインターコンチネンタルのタイトルマッチもありました。IWGP王者として感じたことは?
オカダ「いや、見てないですね。そんな、他の試合を見てられるほど、オスプレイっていうのは、余裕じゃないと思いますんで。それだけのレスラーですから。まぁ、インターコンチはインターコンチで、USはUSで、NEVERはNEVERで、『NEW JAPAN CUP』は『NEW JAPAN CUP』で、盛り上げてくれたらいいんじゃないかなと思います」


──その『NEW JAPAN CUP』ですが、チャンピオンのオカダ選手としては、どんな気持ちでしょうか?
オカダ「余裕で待っていてやろうかなと思います。もう、待ちくたびれてるんですよね、こっちは。もう誰もこのベルトを獲ることができない状態が続いてる中で、ホントに長い間やってますんで、待ってます。この俺を倒してくれる人が、『NEW JAPAN CUP』覇者でありますように。ホントに、(挑戦者は)オスプレイでもよかったんじゃないかなと思いますしね。そのぐらい、今日のオスプレイは勢いがありましたし。ま、『オスプレイの方が勝てそうだったんじゃない?』って思われないぐらい、『NEW JAPAN CUP』を盛り上げてもらいたいなと思います」


──47周年目、チャンピオンとしてどのように?
オカダ「さっきも言ったように、オスプレイがいれば、新日本プロレスは大丈夫なんじゃないかなと思いますし、別に、俺が辞めるわけじゃないですけどね。ま、オスプレイがいて、オカダがいるってことは、新日本プロレスは、“オスプレイ×オカダ”……カネの雨が降りますね。お金ですよ。“オスプレイ×オカダ=お金”。そのぐらいの2人が揃ってる、今の新日本プロレス、47周年も……もっともっと、先を見ていきましょうよ。ホント、新日本プロレスのレスラーでいられることを誇りに、プロレスラーだということを誇りに思えるように、新日本プロレスというか、プロレス界を、盛り上げていきたいと思います」


──2年前に、この会場でオカダ選手が、オスプレイ選手をCHAOSの新メンバーとして紹介したわけですが、その彼とチャンピオン同士としてシングルマッチができたことについては?
オカダ「連れてきた甲斐があったなという感じですね。もちろん、連れてきて『ハイ、おしまい』じゃないですし、大成功してほしいという思いもありましたんで、その中でIWGPジュニアのチャンピオンになっただけでもうれしいですし、またこういう舞台で……二度とない舞台なわけじゃないですか、46周年っていうのは。そういう大会の中で、2人で闘えたっていうのは、何か……いい思い出ですね。2人としての」


【オスプレイの話】「今日は俺自身、自信を持ってリングに上がったが、思ったような結果を得ることはできなかった。とはいえ、今日は自分だけのことではなく、『ジュニアヘビー級が、こうしてヘビー級に対して闘い抜けるんだ』ということを証明したという意味で、大きな日だったと思う。そして、『俺自身がレインメーカーにこれだけ近付けたんだ』という思いもある。もしかしたら、またこういう闘いがあるかもしれないが、いったんはイギリスに戻ってしっかりと休養して、より強くなって戻ってきたい。なので、今日のところはありがとうと言いたい。しかし2年前の俺はまだ新日本プロレスに上がるようになる前で、まさに家でオカダの試合を見ていて、『あそこに行きたい』という思いを強くしていた。そんな人と、46年という長い歴史を誇るこの新日本プロレスのリングで闘えたということをとてもうれしく思うし、イギリス人がここまでできたというのもすごいことだと思う。だけど、今は……(※首を押さえて)あぁ、首が痛い。みんな、愛してるよ!」


 今年で46年目を迎えた新日本プロレスの旗揚げ記念日が旗揚げの会場である大田区総合体育館で開催され、メインはIWGPヘビー級王者のオカダとIWGPジュニアヘビー級王者のオスプレイが対戦。
 序盤はじっくりとしたグラウンドの攻防を繰り広げ、オカダがフィンガーロックで捕らえるとオスプレイはブリッジで耐え、オカダが上から覆いかぶさってもブリッジは崩れず、互いにフィンガーロックで捕らえながらブリッジを決めるなど、オスプレイも飛ぶだけでなくグラウンドも出来ることを見せつける。
 オカダはレインメーカー、オスプレイはオスカッターと互いに未遂に終わらせてから試合が動き出し、オカダがロープに押し込んでクリーンブレイクすると、オスプレイはオカダの顔面に張り手を浴びせ、ヘッドシザースホイップで場外へ追いやるとトペフェイントを見せるが、素早く戻ったオカダはジョンウーを発射、場外戦でボディースラムを敢行、リングを半周してからのビックブーツを浴びせ、リングに戻ってもDDTで突き刺し、ネックブリーカードロップから首攻めで先手を奪う。
 劣勢のオスプレイはボディーへの頭突きでオカダを怯ませると、ハンドスププリング式オーバーヘッドキック、チンクラッシャーからミドルキック、低空での串刺し顔面ドロップキックと流れを変え、スプリングボード・フォアアーム、オカダのドロップキックをかわしてオカダの顔面にスライディングキック、その場飛びシューティングスター、トラースキックと攻め込むが、突進したところでオカダがフラップジャックで反撃、オスプレイをコーナーに据えてドロップキックを発射してから、場外で鉄柵外へ蹴りだすも、鉄柵越え狙いは、オスプレイが鉄柵を踏み台にしてのスプリングボード・フォアアームを炸裂させてから、サスケスペシャルを発射、リングに戻るとリバースブラディーサンデーからコークスクリューキック、そしてオスカッターで勝負を狙うが、キャッチしたオカダはコブラクラッチで絞めあげる。
 オカダはリバースネックブリーカーからヨーロピアンアッパーカット、オスプレイはソバットから突進はオカダがドロップキックで迎撃し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、堪えるオスプレイにエルボーを連発、ダウンするオスプレイを何度も踏みつけると、オスプレイは意地で起き上がりエルボー合戦に挑み、エルボースマッシュから突進するオカダにマウス、その場飛びスパニッシュフライ、ショートレンジラリアット、630°スプラッシュ、後頭部へのフォアアームと畳みかける。
 オスプレイは再度オスカッターを狙うが、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺してからレインメーカーは、オスプレイが切り返してシットダウン式パワーボムを決め、再度オスカッターを狙うが、今度はオカダがドロップキックしてからレインメーカーを連発、もう1発はオスプレイがかわしてオスカッターも、またキャッチしたオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーからレインメーカーで3カウントを奪いオカダが勝利、オスプレイもオカダをまさかと思わせたが、オカダはオスカッターはしっかりマークし、体格だけでなくオカダの懐の深さが優ったが、オスプレイもヘビー級と渡り合える技量を見せつけた。


 セミのIWGPインターコンチネンタル選手権は、序盤から両者は殴りつけるようなエルボー合戦を繰り広げ、場外戦で真壁が鉄柵攻撃からリードを奪ったかに見えたが、再度の場外戦で鈴木が鉄柱を使った右膝攻めからイスで一撃を浴びせ、リングに戻ってからも右膝攻めで試合のリードを奪う。
 劣勢の真壁は鈴木にパワースラム、串刺しラリアットの連打からコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスと流れを変えるが、ジャーマン狙いは鈴木が逃れて串刺しビックブーツから、殴りつけるようなエルボーで真壁をグロッキーにさせる。
 鈴木は突進も真壁がデスバレーボムで反撃すると、後頭部に串刺しラリアットからスパイダージャーマンで投げ、キングコングニードロップを投下も、かわされて自爆となり、鈴木が膝十字で捕獲し、裏アキレス腱固めからヒールホールドで真壁を追い詰め、鈴木は張り手からナックル、そして膝十字狙いは真壁が堪えてジャーマンからドラゴンスープレックスも、鈴木が膝へのバックキックで阻止すると、真壁のラリアット狙いは鈴木がドロップキックで迎撃し、スリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーを狙う。
 真壁がリバースして袈裟斬りチョップ、鈴木は張り手の連打、真壁が裏拳、鈴木が真壁の膝を蹴ると、真壁のラリアットをかわしてからスリーパーで捕獲し、ゴッチ式パイルドライバーで3カウント、鈴木が完勝で王座を防衛する。


 内藤vsタイチはタイチがマイクスタンドでの一撃で奇襲をかけ、そのまま入場ゲート前へと連行し、早くも川田利明モードとなってステップキックから通路でのタイチ式ラストライドを敢行し、内藤は大ダメージを負う。
 タイチは内藤からTシャツを脱がし顔面掻き毟り、串刺し狙いは内藤が迎撃し変形ネックブリーカーから首筋へのスライディングキックで反撃、場外戦で鉄柵攻撃の連打から、リングに戻ってストンピングの連打から唾を吐き捨て変形ネックブリーカーと怒涛の猛反撃、内藤に余裕ではなく怒りの表情を浮かべる。
 内藤はコーナーミサイルを狙うがタイチが迎撃し、場外戦で内藤に鉄柵攻撃をやり返すと、リングに戻ってバスソーキック、そして天翔十字鳳を狙うが、マンハッタンドロップで阻止した内藤はトルネードDDT、雪崩式フランケンシュタイナーと畳みかけ、デスティーノ狙うが、タイチが川田利明ばりのデンジャラスバックドロップで切り返し、ラリアットからタイチ式ラストライドを決める。
 タイチはブラックメフィストを狙うが、内藤はリバースフランケンシュタイナーで切り返す、。タイチのジャンピングハイキックに対して、内藤はジャーマンからグロリアを決めるが、デスティーノは阻止したタイチが急所蹴りからタイチ式外道クラッチで丸め込み、天翔十字鳳を狙うが、かわした内藤は浴びせ蹴りで迎撃する。
 タイチは苦し紛れにマイクスタンドで一撃を狙うが、内藤が奪ってセコンドのTAKAを排除し、ジャンピングハイキックを浴びせるタイチに、内藤がマンハッタンドロップからマイクスタンドでフルスイングすると、最後はデスティーノで3カウントを奪い勝利。
 タイチも川田利明モードとなってキラー化したが、内藤もキラー化となって怖さを見せつけた。


 SANADAvsYOSHI-HASHIは場外でSANADAがSkull Endで絞めあげるも、、YOSHI-HASHIはDDTで反撃、ショルダータックル、ヘッドハンター、串刺し逆水平からSANADAをトップロープに固定、背中へのドロップキックと攻勢をかけ、SANADAもスワンダイブ式ミサイルキックからTKOを狙うが、YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲する。
 SANADAはバックドロップからTKO、そしてSkull Endを狙うが、YOSHI-HASHIが切り返して掟破りのSkull Endを狙うと、SANADAも切り返してSkull Endを狙う。YOSHI-HASHIはYバッククラッカーで切り返すとスワントーンボムを投下するが、SANADAが剣山で迎撃すると、今度はラウディングボディープレスを投下するが、かわされて自爆となってしまう。
 SANADAのローリングエルボー狙いをYOSHI-HASHIはトラースキックで迎撃するが、、SANADAもエルボースマッシュで応戦、SANADAはジャパニーズレッグロールクラッチ式のSkull EndはYOSHI-HASHIが丸め込み、突進するSANADAにしゃちほこラリアットからシットダウン式パワーボム、そしてバタフライロックで捕獲し一気に絞めあげる。
 しかしSANADAが必死でロープに逃れると、YOSHI-HASHIはカルマを狙うがSANADAがSkull End!で切り返して絞めあげた、最後はラウディングボディープレスで3カウントでSANADAが勝利となる。


 IWGPジュニアタッグ選手権3WAY戦は、鈴木軍がSHOの腰を狙い撃ちにして主導権を奪うも、やっと交代したYOHが孤軍奮闘して盛り返す。3Kが合体ジャンピングニーでBUSHIを捕らえ、合体カナディアンハンマー、スーパードロルと連係で畳みかけ、3Kを狙うがヒロムがカットに入り、BUSHIが毒霧をSHOに噴射するが、金丸がBUSHIにウイスキーミストで排除すると、この隙にデスペラードがSHOを丸め込んで3カウントで鈴木軍が王座奪取、鈴木軍の策士ぶりに、3Kやロスインゴがしてやられる結果となった。


 今年で46周年目となり、47年目がスタートした新日本、朝からターザン山本氏が旗揚げ記念日に冷や水をぶっかけるような発言をTwitterで更新したが、その冷や水さえも熱くさせて見事に蒸発させた。新日本に理解を示さない人間達が何度冷や水をぶっかけようが、それを蒸発させる熱さや力がある。それが現在の新日本プロレスなのだ。古きものから学ぶべきものは確かにあるが、それをまた新しく発展させなければいけない。例え古い常識を振りかざして発展を止めようとしても、時代の波は絶対に止めることは出来ない。今回の旗揚げ記念日で再確認できた試合だったのではないだろうか…。今後の新日本が楽しみである。

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