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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

事件続発!今年も1・5から本年度の新日本プロレスが始まった!

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事件続発!今年も1・5から本年度の新日本プロレスが始まった!

1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」後楽園ホール 1737人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学(7分9秒 体固め)岡倫之 ×海野翔太 八木哲大 成田蓮
※ラリアット


◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分49秒 片エビ固め)真壁刀義 トーア・ヘナーレ 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ


◇第3試合◇
▼北村克哉7番勝負第1戦/20分1本
○ジェイ・ホワイト(7分31秒 片エビ固め)×北村克哉
※ブレードランナー


◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(11分19秒 片エビ固め)YOH SHO ×チーズバーガー
※インディーテーカー


◇第5試合◇
▼30分1本
○Cody 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ マーティ・スカル レオ・トンガ(13分20秒 アメリカン・ナイトメア)飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー KUSHIDA 田口隆祐


(第5試合終了後、ジュースがフィンレーの救出に駆け込む。ところが、CodyがクロスローズでKO!


 そこに飯伏が入るも、オーエンズ&レオが押さえつけ、Codyがパイプイスを振りかざす。ところが、そこへケニーが割って入り、Codyの胸を何度も突き飛ばして激怒。


 これにCodyも応戦し、2人は一触即発で激しく言い争う。ようやく冷静になったCodyが先に退場。そして、飯伏も退場して行く)


ケニー「BULLET CLUBの今の状態に、俺はまったく満足してない。BULLET CLUBというのは、真の意味でのチームでなくてはならない。ナンバー1でなくてはならない。そして俺には今、そのチームであるために一つのアイデアがある。何が必要か分かっている。それはスイッチブレードだ(このアピールにファンがざわつく中、赤コーナー側の花道からジェイが登場。そのままリングへ上がる。)ジェイ、俺はオマエの中に可能性を見出しているんだ。オマエの中には世界がある。まるで2015年のザ・クリーナーを見ているようだ。オマエの中にはコンプリートなパッケージが出来上がっている。だから、オマエをBULLET CLUBに迎えよう。BULLET CLUBのスイッチブレードだ」


(ファンが固唾を飲んで見守る中、ジェイはケニーに渡されたBULLET CLUB Tシャツを着る。そして、ウルフサインを掲げると、ケニーが笑顔で抱擁。ところが、ジェイがいきなり豹変し、ブレードランナーでケニーをKO! そこへ裕二郎とオーエンズが飛び込むと、ジェイは素早く花道へ非難。そして、BULLET CLUB Tシャツを脱いで親指で引き裂くアクションを見せると、それをリングへ向かって投げ捨てて退場した。その後、ケニーが辛うじて起き上がり、裕二郎とオーエンズの助けを借りて退場した。)


【Cody、スカルの話】
スカル「『WRESTLE KINGDOM』はいいショーだったよな。いいファイトウィークだ」


Cody「あ!? オマエは何だ!? オマエは主役なのか!? スーパースターか!? いつからそんなに偉くなった!?」


スカル「オイ、どうしたんだよ!」


Cody「試合中だってそうだ! 1人で勝手にやりやがって! BULLET CLUBのリーダーは誰なんだ!?」


スカル「リーダーとかどうだっていいじゃねぇか! オマエはアメリカン・ナイトメアなんだろ!?」


Cody「じゃぁオマエ、1人で勝手にしゃべってろ! 俺はもう知らねぇ!(※1人で去る)」


スカル「Cody!Cody!戻ってきてくれよ!(※Codyの後を追う)」


【ケニーの話】「(ケニーが肩を借りてインタビュースペースに現れ、ベンチに座り込む自嘲気味に笑う)まったく、思ってもみなかったよ。『誰でもBULLET CLUBのメンバーになりたいんだ』とばかり思ってたよ。まったく馬鹿げた気分だ。そうか、BULLET CLUBのメンバーになるより、俺のベルトが欲しいのか。昨日、タナハシに負けたばかりだっていうのに、今度は俺のベルトを獲ろうとはいい度胸だよ。俺はトーキョードームのメインを張る男、“ベストバウト・マシーン”だ。俺の相手ができるとでも思ってるのか!? まぁ、いまのところチャレンジャー候補もいないしな。俺のベルトが欲しければ、俺がどこにいるか、オマエは分かってるはずだよな」


【ジェイの話】「(※不敵な笑みを浮かべながら)ケニーよ、なぁケニー、どんな気分だ? お前には、ほかにヤングボーイを2人従えた方がお似合いさ。お前はこれまで運が良かったんだ。BULLET CLUBに加入した。THE ELITEという仲間がいる。ほかにIWGP USチャンピオンになれたこともな。で、さらに『俺に力を貸してほしい』っていうのか? 俺は俺のやり方でやる。お前は俺の力を借りないとできないんだろ? 俺の力を必要とは考えないでくれ。俺はこのニュージャパンを変えるべく、ようやく歩み始めたところなんだ。お前にとって去年は特別だっただけさ。ニュージャパンがUSAに出て行くのとタイミングが合っただけ。お前が『世界を変えよう』と考えたのとな。悪いけどな、BULLET CLUBに入って、お前の下でやられ役になんかさせられてたまるか。俺は去年、何も残せなかった。だけど、これから俺の後ろにいろんなものを残していくんだ。すべてのものを奪い取ってやる。すべての栄光をこの手でつかみ取ってやる。昨夜はタナハシに負けてしまった。だけど、ほぼ互角だった。いや、互角じゃなく、俺の方が上をいってる。その時が来れば、スイッチブレードが光を放つ。ケニー・オメガ、やるって言うならやってやる! 俺は邪魔するものすべてを払いのけていく!スイッチブレードはすべてのものを切り裂いていく……」


【田口監督、ジュース、フィンレーの話】
田口「去年の1.5に勝ったことで“タグチジャパン”が生まれました。今日はタグチジャパンアニバーサリー」


フィンレー「今夜が? そうだったっけ? おめでとう!」


ジュース「そうだったね。おめでとう!」


田口「次のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合、ジュース、フィンレー、田口でいいじゃないですか」


フィンレー「それはいいね。このタグチジャパンがベストチームだ」


田口「レッツ、トレーニング!(※ジュース&フィンレーと控室に戻っていった)」


【KUSHIDAの話】「昨日の4WAY、『また一つIWGPジュニアヘビー級選手権がネクストステージに行ってしまったな』と、『行かせてしまったな』と思いますね。東京ドーム、いろんな試合がありましたけど、やっぱり新日本プロレスの可能性はこれからジュニアだと。今年は面白くなるでしょう。2018年、チャレンジャーで年を始めるのも悪くないでしょう!いろんなモノに挑戦していきます。そして、勝つ!」


【飯伏の話】
――試合後、Cody選手が仕掛けてきましたが。
飯伏「まぁ、昨日のやり返しというか」


――結果的にはケニー選手が仲裁に入る形となりましたが。
飯伏「それはわからないですね。ボクにはわからない……誰が助けたのか……。いやぁ、それよりも昨日のCody戦の疲れが結構でましたね」


――1月末には札幌でビッグマッチ2連戦もありますが、飯伏選手の標的は?
飯伏「そうですねぇ。また(Cody)がやってきたんでね。ボクはいつでもCodyと闘える準備はできてるんで、いつでもやりますよ」


――その他の標的は?
飯伏「それ以外だと、今年はなにかやりますよ。それはまだ言わないけど、自分の中にはあるんでね。なにかやりますよ」


◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(14分40秒 片エビ固め)[第15代王者組]石井智宏 矢野通 ×バレッタ
※ガンスタン
☆石井&矢野&バレッタが初防衛に失敗、ファレ&タマ&ロアが第16代目王者となる


【ファレ、タマ、ロアの話】
ファレ「アイツら、たったの1日かよ」


タマ「24時間経ってねぇんじゃねぇか!?」


ファレ「じゃあ、最短保持記録を更新だな(笑)」


ロア「記録ってのは、破られるためにあるものだからな」


タマ「負けてもヤツらみたいに簡単に諦めて、何事もなかったかのように立ち去るなんて、恥ずかしくないのか!? しかし、昨日は新日本プロレス最大の、世界規模のステージで俺たちに恥をかかせやがったことは忘れねぇぞ! 俺たちはまたこうやってベルトを取りもどしたからには、絶対にオマエらみたいに簡単に諦めて立ち去ったりはしねぇ。このベルトは、持つべき者の元に戻ってきたんだ。そういや、“スイッチブレード”がBULLET CLUBに入りたいんだか何なんだか分かんないけど、リクルートする相手を間違えてるんじゃねぇのか!?」


◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ザック・セイバーJr.(11分36秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン レイモンド・ロウ ×ハンソン
※キラーボム


(試合終了後、鈴木は棚橋をリングに上げるとストンピングを連発。タイチがイスを渡すと、鈴木はそれを棚橋の右ヒザに叩きつけ、さらにヒールホールドへ。ヤングライオンが制止しようとするも、鈴木軍がそれを蹴散らす。鈴木は自ら技を解くと、インターコンチのベルトを手にする
鈴木「ハハハハハッ!棚橋。次の標的は、オマエだ。オイ、棚橋! よ~く、聞け。俺たち鈴木軍、イチバーン!」


(鈴木軍総出で棚橋にストンピングを連発。 鈴木はインターコンチから手を離すと、ヤングライオンに攻撃を加えながら花道をあとに。ダメージの深い棚橋は、ヤングライオンの肩を借りて痛々しい姿で退場。)


【鈴木の話】「言った通りだ。次の標的は、キサマだ、棚橋!そして、あの白いインターコンチネンタル。あのベルト、懸けろよ。それとも何か!?『足が痛くて出れません』か!? それとも何か!?『昨日負けたからとっとと帰ろ』とでも言うのか、オイ!? 俺が言ってる屁理屈を覆してきたのはオマエらだろ、新日本プロレス!なぁ、時には俺の話を聞いてくれ。いや、棚橋本人の気持ちを聞いてやれ。さぁ、棚橋、逃がさねぇ。ハハハハハ!(※と、目の前のカメラマンに掴みかかって控室へ連れ去る)」


◇第8試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(13分50秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 外道
※デスティーノ


(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~ス、コ~ラクエンホ~~~ル!(※大拍手) 俺は、昨日、東京ドームで、オカダに敗れました。そのことに関して言い訳するつもりはありません。ただし! ただし、2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONはさらに進化し続けることでしょう。2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの世界、存分に、皆様、堪能して下さい(※大拍手&『内藤』コール)。東京ドーム! ではなく、後楽園ホールになってしまいましたが、今年初めての大合唱、皆様、思う存分叫んで下さい。(※以下、内藤に合わせてファンが大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大拍手&『内藤』コール)」


(続いて内藤とL・I・Jメンバーは、リング中央で拳を合わせる。そして、1人でリングへ残った内藤が、“Abre los ojosポーズ”を決める。


 ところが、そこへ突如としてクリス・ジェリコが乱入し、内藤を急襲。場内が騒然となる中、ヤングライオンたちが2人を引き離す。


 しかし、内藤がジェリコに襲い掛かり、今度は邪道、ロメロ、SHO、YOHが登場。ジェリコを止めにかかるが、内藤はリングへ寝転んで挑発。


 それでもCHAOSメンバーとヤングライオンがジェリコをリングから降ろすと、内藤はロープを開けて挑発。これでさらにエキサイトしたジェリコは、パイプイス、ゴング、テーブルをリングに向かって投げつける。そんな中、邪道たちがジェリコを花道まで押し込むと、内藤は投げ入れられたイスに座って余裕の表情。さらにジェリコを挑発した…)


【SANADAの話】「今日はさぁ、ジェリコに全部持っていかれたけど、オカダ、次はオマエだよ!」


【ヒロムの話】「ハッキリ言うよ。東京ドーム4WAY、俺の完全なる負けだよ。なぁ、試合形式にも負けた、アイツら3人にも負けた。それは事実。そして俺は、『どんなことがあっても、お互いリマッチをするのはやめよう』。確かに俺は言った。いいか、すげぇカッコ悪いことを言うぞ。ウィル・オスプレイ、オマエが持ってるIWGPジュニア(のベルト)が必要になった。俺のプライド、どんなにこれが恥ずかしいことだろうが、俺には関係ない。俺はオマエの持っているIWGPジュニアのベルトが必要になった。まぁ、俺から『挑戦させろ』と言わなくても、1月4日東京ドーム、TIME BOMB、1月5日後楽園ホール、TIME BOMB。2発も食らってるよなぁ。オマエも思ってることだろう。ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。IWGPジュニアを懸けて、俺とやろうぜ。オマエもやりたいだろ!? いつまでもTIME BOMB食らってるばっかじゃ、オマエの気も晴れないだろ!? な!? ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。な!? あ~、恥ずかしい!恥ずかしいよ!すげぇ恥ずかしいよ!自分で『リマッチしない』って言っときながら、『やろう』って言ってんだもんな。何とでも言ってくれ!俺はオマエの持ってるIWGPジュニアのベルトが必要になった。それだけなんだよ。な? 分かるか!? 分かるだろ、オスプレイ。俺とやってくれ」


【BUSHIの話】「残念だったな、CHAOS!勝ったのは、俺たちだ!これからも新日本のリング、制御不能に染めてやるぜ!EN SERIO、マ・ジ・で!」


【EVILの話】「俺は常に言っているが、IWGP及び新日本を支配していく。それはこれからも変わらねぇ。そして昨日は、(※肩にかけたタッグ王座のベルトを示し)この、もう一つのIWGPを獲ってやった。俺とSANADAがこれを獲ったからには、シングルのIWGPと同等の価値まで、コイツを持ってってやる。そして、今日、何か死に損ないの弱ぇえヤツが突っかかってきたなぁ。後藤、オメェだよ!俺が海外でなくしたベルト、オメェ持ってたな。それも返してもらうぜ。そしてオメェをまた、地獄に葬り去ってやる。よく覚えとけ!This is EVIL!Everything is EVIL!全ては……いいか後藤、よく聞けよ。そして、全てが……EVILだ!」


【内藤の話】「オイオイ、どうしたんだよ、クリス・ジェリコさん!何でそんなに熱くなってるんだよ!? 俺はよく知らないけどさぁ、彼は世界的に有名なレスラーなんでしょ? 俺のことが気になっちゃったのかなぁ。まぁ、熱くなってくれるのは構わないよ。でも、そんな彼には、あの言葉を贈りたいな。分かるだろ? そう、まさに、トランキーロ!あっせんなよ!」


【オカダの話】「ハァハァ……久しぶりの感覚を受けたよ。内藤さんじゃないらしいな。もうこっちはいつだってウェルカムだからな。お前か? まぁ、こっちは誰でもいいんだ。内藤さん以上がいるんだったら、別にソイツでもいいしな。あと、内藤さんでもいいんだ。こっちはノリに乗ってるぞ。いつでもやってやるよ、コノヤロー」


【YOSHI-HASHIの話】「内藤、テメェ。散々、人のこと足蹴にしやがって。オカダのことばかりクローズアップされるけど、元々、オカダも内藤も俺も同じ寮にいて、同じ時期を過ごしてた。内藤に至っては、このプロレスの世界に入る前から、浜口ジムで一緒に練習してた。いま、プロレス業界にいる中で一番アイツのことをよく知ってるよ。ただ、俺はまったく気に入らない。アイツ自身、『挫折した』とかいろいろ言ってるけど、俺の方が100万倍挫折してるからな。脱線しまくってるよ。でも、俺は一瞬たりとも弱音を吐いたことはねぇからな、コノヤロー。オイ、テメェ、ピーピー言って同情かってんじゃねぇ。内藤、闘いはハートだ。ケニーに負けた時も、まったく砕けてない。また、テメェとシングルやってやる。必ず、テメェとシングルやって、ブッ倒してやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー」


【ジェリコの話】「(ジェリコはバックステージでマスコミを前に、パイプ椅子を振り回し激しく暴れまわる)ナイトー、せいぜい背後に気を付けておけ。いつ俺が来るか待ってろよ」


 東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの本年度の方向性が示される後楽園大会が開催されたが事件が続発した。


 まず第5試合でCody率いるBULLET CLUBが飯伏を加えた田口JAPANと対戦、試合はCodyがアメリカンナイトメアでフィンレーを降すも、試合後に1・4東京ドームで敗れた飯伏を襲撃すると、イスでの制裁を狙うが、ここでケニーが駆けつけCodyを制止、Codyは"なぜ止めるんだ"と言わんばかりにケニーと口論となる。
 ケニーはリーダーということでCodyらは引き下がり、一人残ったケニーは第3試合で北村をブレードランナーで降したジェイを呼び出し、BULLET CLUBに勧誘してBULLET CLUB Tシャツを手渡す。そしてジェイが着こんでBULLET CLUB入りかと思われたが、ジェイはブレードランナーでケニーをKOし、US王座への挑戦を表明して去り、バックステージではCodyがスカルに八つ当たりするなど大荒れとなった。
 BULLET CLUBは昨年からCodyを加えたが、インディー上がりのケニーとヤングバックスを中心としたThe Eliteに対し、Codyだけでなくタマまでも不満が出始め、Codyはオカダの保持するIWGPヘビー級王座奪取に失敗、ケニーはG1公式戦でタマと直接対決し勝利を収めることで不満は抑え、Codyもタマも一応はケニーに従っているものの、火種は燻ったままだった。
 ケニーが飯伏への襲撃を止めたのは、あくまで自分の獲物としたのか、かつての盟友に対しての複雑な感情なのかわからない、わかるのは飯伏やジェイを巡ってBULLET CLUBが分裂寸前だということ、裕二郎を始めとする他のメンバーも現在は黙っているが、Codyや6人タッグ王座を奪還したタマ、そしてジェイの行動次第でどう動くか、BULLET CLUBの動向に注目したい。


 セミでは棚橋がエルガン、ウォーマシン率いる外国人部隊と組んで、鈴木軍と対戦するが、坊主頭となった鈴木が奇襲から棚橋を狙い、試合中にコーナーに控える棚橋を強襲して、痛めている右膝を徹底的に狙い撃ちにする。試合は今大会をもって新日本を離れるウォーマシンが奮戦も、ロウがKESのキラーボムを喰らい敗戦、試合後に鈴木が棚橋の右膝にヒールホールドを決めて痛めつけ、インターコンチネンタルベルトを奪って挑戦を表明する。


 メインのオカダ率いるCHAOSvsロスインゴの10人タッグ戦は、1・4東京ドームで敗れた内藤を筆頭にしたロスインゴが連係でCHAOSを分断するだけでなく、オカダの痛めている首も集中攻撃を浴びせる。最後は奮戦するYOSHI-HASHIが内藤にカルマを狙うも、SANADAがSkull Endでカットに入ると、ロスインゴが連係で蹂躙、最後は内藤がデスティーノで3カウントを奪い完勝。
 試合後はBUSHIが外道をMX、ヒロムがオスプレイをダイナマイト・プランジャー、EVILが後藤をEVIL、SANADAがSkull EndでオカダをKOしてCHAOSを全滅状態にすると、内藤が締めくくろうとしたが、ジェリコが突如現れ内藤を襲撃、ジェリコはイスを投げるなどして大暴れするも、内藤はねそべりポーズで挑発するなど、大荒れのエンディングとなった。


 バックステージではSANADAがIWGPヘビー、ヒロムがジュニア、EVILはNEVER各王座に挑戦を表明、内藤がオカダに敗れたことでロスインゴも一気に失速かと思われたが、それぞれの自己主張によって巻き返し、新日本制圧に動き出したようだ。
 内藤は一歩引いてEVILらを前面に出すのかと思いきや、まさかのジェリコの襲撃。ジェリコはドーム大会後に「明日日本を発って、もう二度と戻っては来ないだろう」と発言していたことから、当面は参戦はないと思われたが、内藤を標的にするとは、ただジェリコは「観客も全くフェアじゃなく、俺にブーイングを飛ばしてきた。しかも俺が負けて喜んでいたじゃねぇか。」と日本のファンに怒りを露わにしてきたことから、民意の高い内藤を狙ったということなのか?
 
 ジェイを巡ってBULLET CLUBの内紛、各タイトルの行方、内藤vsジェリコと今年のテーマが定まった新日本、まず1・27、28のきたえーる2連戦が控えているが、昨年は事件が起きなかった札幌、BULLET CLUBを巡って事件が起きようとしているのか・・・

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