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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

やっぱり雪の札幌で事件が起きた…ジェイがUS王座奪取、BULLET CLUBにクーデター勃発、そしてゴールデン☆ラヴァーズ復活へ!

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やっぱり雪の札幌で事件が起きた…ジェイがUS王座奪取、BULLET CLUBにクーデター勃発、そしてゴールデン☆ラヴァーズ復活へ!

1月28日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる  5140人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第3戦/20分1本
○ジュース・ロビンソン(9分16秒 片エビ固め)×北村克哉
※パルプフリクション


◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分32秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 田口隆祐 ×海野翔太
※天翔十字鳳


◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○矢野通(6分16秒 横入り式エビ固め)高橋裕二郎 ×ヒクレオ


◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(9分4秒 体固め)真壁刀義 天山広吉 中西学 岡倫之
※パッケージドライバー


◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史(8分18秒 ヒールホールド)マイケル・エルガン ×トーア・ヘナーレ


【鈴木のコメント】
――試合後、真壁選手が入って来ましたが。
鈴木「ヘヘへ、いろいろ楽しませてくれそうだ。オレたち鈴木軍、イチバーン」


【真壁のコメント】「オイ、これだけは言っといてやる。調子乗んじゃねえぞ。オイ、タコスケが!棚橋を倒したから、だからなんだ、この野郎。いいか、新日本本隊、ナメてくれんなよ、この野郎。誰も行かないならこのオレが行ってやる、ただそれだけだ。いいか、居場所を作ってやるよ。オレがオメエと対戦するか、色男が黙ってねえか。おい、首洗って待ってろ!久々のよ、テメエは賞金首だ。逃がしゃしねえぞ、覚悟しとけ」


◇第6試合◇
▼30分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ マーティ・スカル(10分30秒 片エビ固め)飯伏幸太 デビット・フィンレー ×KUSHIDA
※ライト・オブ・パッセージ


◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI 高橋ヒロム(12分19秒 Skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ ×外道


【バックステージでのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン】
ヒロム「(※急にその場で後ろ受け身取って悶絶する)アァ…アァ…ヘヘヘ。オスプレイ、不思議だよな。リング上だと、なんにも怖いものなんてない。なんでもできてしまう。あの空間は、本当におそろしい空間だよ。人に見られているからできるのかもしれない。あの空間はなんでもできる空間だ。怖いものなんてなんにもない。なんでもできる空間だよ。なあ、オスプレイ、オマエとやるまで8ヶ月待ったんだ。オレたちにしかできないプロレスをやろうぜ! ハハハ! ハハハ!」


BUSHI「この先の試合、大阪でシングルマッチあるだろ。まあせっかくだから、2年前の『BEST OF THE(SUPER Jr.)』の借りでも返させてもらうよ。そんなのだれも覚えちゃいねぇだろうけどね。せっかくだから、オマエのそのヒゲ、大阪まで剃るんじゃねぇぞ。楽しみにしてるぜ。エンセリオ、マ・ジ・で」


内藤「今日、YOSHI-HASHIが試合中、随分とオレを意識したような動きがあったけど。いや~、今日やってくれて良かったよ。昨日あれだけオレがやったのに、今日なにも反応がなかったらオレのハート砕けちまうところだったよ。彼はさ、2年連続MVPのオレとシングルマッチができるんだよ? もっと危機感を持ったほうがいい。そして、これがどれだけのチャンスなのか理解した方がいいよ。彼のレスラー人生において、これが最後のチャンスでしょう。最後の浮上できるかもしれないチャンスでしょう。モノにしないで、どうするの? まあ、頑張っても、結局モノにできないと思うけどね。じゃあみなさま、また明後日、つぎは弘前でお会いしましょう。アスタ・マルテス、アディオス!」


EVIL「オイ、後藤。このオレが役不足だと? オマエからオレに突っかかってきたんだろ? それもオマエが、このタッグのベルトの挑戦者だろ? 笑わせんな。矛盾だらけだな。そんなんだったらな、一生しゃべんなくていいのは、後藤、オマエだよ。後楽園、このタッグのタイトルマッチ、そんな後藤を地獄に葬り去って、Cold Skull、そしてEVILの世界に染め上げてやるぜ。よく覚えとけ。This is EVIL,Everything is EVIL。すべては……EVILだ」


SANADA「リング上で言ったことがすべてだ」


【バックステージでのCHAOS】
オカダ「やっとしゃべったか、この野郎。オレを終わらせるって? みんな終わらせようとして、だれも終わらせられてねえんだよ。ベルトを取って終わりなのか、オカダ・カズチカを終わらせるのか、どっちなんだ。まあ、アナタがやっとしゃべったことによって、楽しみになってきたよ。まだまだまだまだまだ、しゃべってもらいましょう。大阪、しっかり終わらせてみろ」


YOSHI-HASHI「内藤、テメエはいままでそんなすんなりと行ったのか? おい、いい気になってんなよ。オマエは神にでもなったつもりか? いいか、必ず、テメエのその伸び切った鼻をへし折ってやるよ」
後藤「勘違いするんじゃねぇよ。5日の後楽園、たまたまテメェが近くにいただけだ、この野郎! それで今回決まったのなら、俺は持ってると言わざるを得ない。このチャンスものにしたいと思います。NEVERと(IWGP)タッグの二冠、悪くないね」


オスプレイ「LOS INGOBERNABLESとはこの1年、やり合ってきたけど、どれだけやっても懲りずにまとわりついてきやがる。どこまで吹っ飛ばしてもな。まだまだこのまま続くかと思うとゾッとする。そろそろ方向転換しようと思っても、させてくれない。だけど、リング上では俺が一番であるってことを信じてる。それを証明してるものがここにあるだろ? この俺の肩にベルトがあるってことが、どういう意味かわかるか? ジュニアヘビー級を熱くしてるってことだ。それは、最高にクレイジーな闘いをしてるってことだ。タカハシもクレイジーなファイターだ。ジュニアヘビー級で最高の闘いを見せてやるぜ」


◇第8試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権/60分1本
[挑戦者組]SHO ○YOH(22分34秒 首固め)[第55代王者組]ニック・ジャクソン ×マット・ジャクソン
☆ヤングバックスが初防衛に失敗、SHO&YOHが第56代王者組となる


【バックステージでのROPPONGI3K】
ロメロ「(※手を叩きながらインタビュースペースに入って来る)やったぜ、ベイビー! OK……なんだ、あの試合。とても正気とは思えないほどクレイジーだったぜ。クレイジー、クレイジー、クレイジー、クレイジーマッチ! アンビリーバブル! でも今夜、俺たちにはビッグパーティーが待っている。ススキノでな。なぜなら、サッポロは今夜限りだからだ。ROPPONGI 3Kはススキノ3Kになるぞ! SHOとYOHがチャンピオンに返り咲いたんだからな」


YOH「僕はこう語るよ。『未来は僕らの手の中にある』って。今日の対戦、これを見ました?(※と記者に質問する。記者がこたえようとすると)SHUT YOUR MOUTH(口を閉じろ)!」


ロメロ「Oh、SHUT YOUR MOUTHだって……」


YOH「全部、僕らの手の中にあったんだ、これ(ベルト)は。最初から、僕らの掌の上で転がして。ROPPONGI 3Kは、世界一のチームになったんだ。それぐらいの可能性を秘めてるんだ。また僕らで、このジュニアタッグ、面白くして見せますよ。僕らのこと、よろしく哀愁……」


SHO「ま、札幌の皆さん、昨日の前哨戦を見て、俺たちが負けるんじゃないかと思った人、多いんじないの? そんなのね、昨日、あいつらのスキを探してただけなんだよ。案の定、今日、コロッといけたでしょ? ま、2018年始まってね、1カ月以内で(ベルトを)落としたり取り返したりしたけど、この後の2018年、そのまま、俺たちROPPONGI 3Kと一緒に、全国各地でしびれようぜ。あとは監督にしゃべってもらいます」


ロメロ「リベンジ? リベンジはお断りだ、ヤングバックスであろうともな。前回、トーキョードームでYOHの腰をとことん痛めつけたよな。だけど、神は俺の知らないところまでも見ていてくれた。今夜の試合で、マット・ジャクソンの腰に大きなダメージを与えてくれた。腰をへし折ってくれた。あいつらは、なぜそんなことになったかわからないだろうな。天罰が下ったんだよ。それでもジュニアタッグの歴史で、今まで見たことないほどクレイジーな試合だったけどな。さて、こういうことになったんだ。どのチームでもいいぞ。オープンチャレンジだ。ヤングバックスはもういい。ほかのチームなら、ROHのブリスコ・ブラザーズであってもいい。ヘビー級でもいいか?」


YOH&SHO「イエス!」


ロメロ「ジュニアでもいいか?」


YOH&SHO「問題ないさ」


ロメロ「誰でもOKだ。CMLLのチームよ、来い。WWEのチームもかかって来い。ニュージャパン・プロレスリングは迎え撃つ準備はできている。ROPPNGI 3Kも準備万端だ。どんなにとんでもないチームは来ようとも、叩きのめしてやる。イチ、ニー、サン、ナカスゾ・コノヤローだ。イチ、ニー、サン、シバクゾ・コノヤローだ。どんなヤツらが来ようとも、俺たちが永遠のチャンピオンだ」


3人「FOREVER! FOREVER!」


ロメロ「ROPPONGI 3K、サイコー! サイコー! ススキノ3K、サイコー!」


YOH&SHO「最高! 最高!」


ロメロ「ノリノリダゼ。さあ、ビールを飲みに行こうぜ。ナマ・クダサイ。俺が払うから。今夜はセンパイの俺が払ってやるさ。俺は大金を持ってるから、お前らの分も払ってやるぞ。チャンピオンと契約してるんだからな」


YOH&SHO「ありがとうございます」


ロメロ「俺が払うから遠慮するな。ホント、ホント」


【バックステージでのヤングバックス】
ニック「(※マットに)大丈夫か? クソッ、負けてもこんな気分になったことはなかった。一つ言えるのは、兄弟がひどく痛めつけられたってことだ。(※マットに)大丈夫か?」


マット「わからない……」


ニック「マッマとだまされてしまった。質問は受け付けない」


◇第9試合◇
▼IWGP USヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジェイ・ホワイト(29分54秒 片エビ固め)[初代王者]×ケニー・オメガ
※ブレードランナー
☆ケニーが5度目の防衛に失敗。ジェイが第2代目王者となる


【ジェイのコメント】「(※リング上の混乱をよそに、ベルト手にさっさと引き揚げてくる。インタビュースペースにたどり着くと、イスを持て来るように要求。そのイスに座って静かに口を開いた)パーフェクト、完璧だ。見たとおりだ。ほんの一瞬でああなってしまうんだ。ほんの一瞬でだぞ。目の前で起こったことは幻じゃない。真実だ。すべては(※右肩に掛けたベルトを示して)これがもたらした。ケニー、見たか。CHAOSの一員としての俺がスタートした。そしてこうやってケニーを倒した。こうなるとは、まったく思いもつかなかっただろうな。SWITCH BLADEは一瞬ですべてを変えてしまう。最高の気分だぜ。IWGP US新チャンピオンになったのは。しかも第2代だろ? これまで誰もできなかった王座交代劇を成し遂げたってわけだ。それにBULLET CLUBが分裂するまでに陥れてやった。アダム・ペイジ(ハングマン・ペイジ)が出てきたけど、あいつは何もできず、状況も把握できなかったんじゃないか。俺はあの時のことをはっきり覚えてる。2015年、『NEW YEAR DASH!!』のコーラクエンホールだ。髪を剃ってニュージャパンに入門した。誰も俺のことなんて気に留めてなかった。だけどその時に、この団体のトップに立ってやると心に決めた。その時はまだ、SWITCH BLADEの姿は思い浮かんでなかった。だけど、こう変わったことで、IWGP USチャンピオンにたどり着いた。アダム・ペイジ、お前はそんな純粋な部分を持ってるか? すべてはドージョーに入った時に始まったんだ。そこでどれだけ長く下積みを続けてきたか。そんな若造が、世界最高のレスラーと誰もが認めるケニー・オメガを倒したんだ。遠い存在でしかなかった男を倒したんだ。アダム・ペイジよ、おっとり刀でリングに入ってきて、俺が引き下がってもそこに居残っていた。まあ、またリングで顔を合わせた時に、拳と拳をぶつけ合えばいいか。だけど、お前にこのIWGP US王座のベルトは渡さない。俺の手元からこれを離すことなんてない。俺に文句のあるヤツは誰でもいい。俺の前に立つヤツは誰であろうと、SWITCH BLADEの餌食になるだけだ」


【バックステージでのBULLET CLUB】
※Codyがハングマン・ペイジを引き連れてバックステージに戻って来る。ヤングバックスとスカルの姿を見つけると、足早に歩み寄る。
スカル「(※慌てた口調でCodyに)おい、どうなってるんだ?」


Cody「まあ、落ち着け。大丈夫だ。(※ヤングバックスに向かって)どういう状況になってるか、わかるよな? お前らのことは10年も前から見ている。ここ(BULLET CLUB)は俺の場所じゃなかった。だけど、今では俺の場所となった。よく考えてくれ。ジュニアである、お前たちは必要なんだ。俺の下に来てくれ。ここは俺の場所だ。俺はここから飛び出さずに、お前たちが来るのを待っている。最高の待遇で迎え入れる。だから心配することはない。さあ、一緒に行こう。それがお互いにとって最高の決断になる。BULLET CLUBはまだ続く(※と言うと、腰を痛めているマットに肩を貸して一緒に控室へ)」


※そのやり取りを見ていたスカルとペイジは、戸惑いの表情を見せながらも、無言でCodyたちの後を追いかける。


※ケニーは飯伏に肩を担がれ、無言のまま一緒に控室に消えていった。


 札幌大会2連戦の前に鈴木みのるに敗れてインターコンチネンタル王座から棚橋弘至が右膝変形性関節症で欠場することが発表された。この欠場は鈴木の右膝を破壊したせいでもなく、それだけ棚橋の右膝もこれまで新日本を支えてきたツケによるもの。まだ万全でない右腕のことを考えると、今回の棚橋の欠場はオーバーホールのための休養と受け止めていいだろう。


 メインはケニーの保持するUS王座にジェイが挑戦、1・5後楽園でケニーがジェイをBULLET CLUBに勧誘したが、ジェイがブレードランナーで返答して拒否したことで、ケニーのBULLET CLUBのリーダーとしての面子が丸つぶれなり、その結果BULLET CLUBに亀裂が生じ始めた。ジェイはCHAOS入りとなったが、面子を潰されたケニーはジェイへの制裁を込めて挑戦を受けた。


 序盤はケニーのスワンダイブを阻止したジェイはスライディングキックで場外へ追いやり。、場外戦でエプロンからエルボー、エルボースマッシュ、ケニーの鉄柵を使ってのライオンサルト狙いはジェイがキャッチして低空場外バックドロップ、場外マットをはがしての床へのボディースラム、リングに戻って背中への低空ドロップキックから鎌固め、ジェイは連続ダブルアームスープレックスと腰攻めで先手を奪う。ケニーはブレーンバスター、ダブルハンマーの連打、カミカゼからムーンサルトの連続技で反撃し、バックの奪い合いからジェイが突進したところでフランケンシュタイナーで場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射してから、リングに戻ってコタロークラッシャー、蒼い衝動と畳みかけ、Vトリガーを狙うも、ジェイがカウンターでのコンプリートショットで叩きつけ、エルボースマッシュからジャーマンで投げる。
 しかしケニーが打点の高いVトリガーを顔面に浴びせると、エプロンの攻防でケニーがランニングでVトリガーを浴びせ、客席めがけてパワーボムで叩きつけると高速ドラゴンスープレックス、後頭部へのニールキックやVトリガー、ドラゴンスープレックスとまるでジェイ壊すように制裁しにかかり、ジェイをロープに磔にしてVトリガー、リバースタイガードライバー、ショートレンジのVトリガーを連発するも、ジェイは不敵に笑い出す。
 ケニーは片翼の天使を狙うが、背後に着地したジェイはジャーマンで投げ、ジェイは低空バックドロップを連発、ボディーブローからエルボー、スリーパースープレックス、キウイクラッシャーと畳み掛けるなど、ジ・アンダーテイカーを彷彿させるような蘇生ぶりを見せる。
 ジェイはブレードランナーを狙うが、ケニーはVトリガーで阻止も、再度突進したところでキャッチしたジェイがブレードランナー、もう1発狙いはケニーがリバースフランケンシュタイナーで切り返すも、片翼の天使狙いをジェイがブレードランナーで切り返して3カウントを奪い、新王者となった。
 しかし試合後に事件が起き、ペイジがジェイに挑戦表明をするためにベルトを取り上げると、ケニーがペイジからベルトを取り上げてジェイに渡し潔く敗戦を認める。これに納得しないペイジだけでなくCody、ヤングバックス、マーティまで駆けつけてBULLET CLUB内で口論となり、ケニーはマットを突き飛ばしてしまう。ケニーはマットに謝るが、ヤングバックスは怒って帰ってしまい、ケニーとCodyが話し合った上で、ケニーが譲りペイジの挑戦を認めることで収まったかに見えたが、Codyが突如ケニーにクロスローズを決めてKOし、ペイジもケニーを捕らえてCodyがイスで一撃を加えようとする。そこで飯伏が駆けつけCodyらを追い払うと、ケニーに呼びかけ、ケニーは悩み、泣いた末、飯伏と抱き合った。


 まず試合内容についてはケニーがクラッシャーの文字通りジェイを潰しにかかった。しかしジェイが不死鳥のように甦ったことで大きなインパクトを与えた上でケニーを降した。1・4ドームでの棚橋との一戦では大きなインパクトを残せなかったが、CHAOS入りをしたことで軌道修正に成功した。リーダーのオカダもドームでの凱旋マッチでは大きなインパクトを残せずファンから酷評を受けたが、CHAOS入りし外道のプロデュースを受けたことで軌道修正することが出来た。オカダもジェイのCHAOS入りを認めたのは、かつての自分も同じジェイと思いをしたからだったかもしれない。そしてジェイも不死鳥のように甦るキャラに軌道修正して今回の結果につなげた。そういった意味ではジェイのCHAOS入りは大正解でもあった。


 最後にBULLET CLUBの内紛は、クリス・ジェリコを降し、ますます増長するケニー対して面白くない感情が爆発した結果であり、遅かれ早かれこうなることは目に見えていた。おそらくCodyらROHグループ、また以前からケニー対して面白くない感情を抱いていたファレやトンガ兄弟はCodyにつき、裕二郎とスカル、ヤングバックスも今後の様子次第で態度を決めるだろう。飯伏とのタッグ再結成は、二人は交わる運命だったということ、楽しむことを重視する飯伏と、高見を目指すケニーとは生き方も正反対で、交わらない理由にもなっていたが、共通の思いが一致したからこそ再結成を決意した。この二人のタッグの方向性はどう向かうのか、今後に注目だと思う。


 セミのジュニアタッグ選手権はヤングバックスが連係で先手を奪うが、マットが花道ダッシュのトペコンを放った際に、1・4ドームで痛めた腰痛が再発、更に串刺しを狙ったところでYOHがショルダースルーで場外に出すとエプロンの角に腰を強打、そのまま動けなくなり、孤立したニックを3Kが狙い撃ちにする。
 どうにか戦列に戻ったマットだったが、3Kの合体カナディアンハンマーを喰らってしまうと、勝負に出た3Kが3Kを狙うがニックが間一髪カットに入るも、ニックは場外で3Kを喰らって顔面をエプロンに直撃させてしまうと、孤立したマットを3Kが捕らえにかかり、ロメロ直伝のコンタクトキラーから一気に畳みかけるが、YOHのスーパーキックはSHOに誤爆、ここでニックに交代して3Kにクロスボディー、エプロンでYOHをジャーマンで投げ、SHOにはロープ越しのフェイマザーと孤軍奮闘、マットも戻りSHOをエプロンに固定するとニックがSHOにトペコンを発射、YOHもセカンドロープに固定してファイヤーバードスプラッシュを投下する。マットがシャープシューターで捕獲し、YOHがロープに逃れてもニックがスワントーンボムで追撃しYOHを追い詰める。しかし腰の痛みでマットの足が踏ん張りが効かず、技が解かれてしまうと、マットが再度仕掛けたところでYOHが首固めで丸め込み、腰の痛みでマットは返せず3カウントで3Kが王座奪還、マットもこだわりをもってシャープシューターで勝負を狙ったが、それが自滅を招く結果となってしまった。


 CHAOSvsロスインゴの10人タッグ戦はYOSHI-HASHIが内藤に奇襲をかけて開始となるも、ロスインゴが自慢の連係で主導権を握り、最後はSANADAが外道をSkull Endで捕獲して勝利も、試合後にSANADAがマイクを持ちオカダを挑発した。


 第5試合の鈴木軍vsエルガン組は鈴木が前夜に棚橋を降したヒールホールドでヘナーレを降し、試合後も鈴木軍がヘナーレを痛めつけているところで、チェーンを持った真壁が駆けつけ鈴木軍を蹴散らし、鈴木と睨み合いとなった。

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