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内藤vs石井のIWGP戦が決定も「お客さんに失礼」と批判、SANADAはオカダと一騎打ちへ
<内藤哲也 一夜明け会見 新日本プロレス公式HPより>
■内藤哲也選手のコメント
内藤「感想ですか?あのぅ、まぁまぁツイッター等でね、いろいろな意見は見ますけど、まぁでも昨日の両国国技館の雰囲気、両国国技館のお客様の反応がすべてなんじゃないかなと思いますよ。昨日の会場に来てなかった人はわかんなかったかもしれないけどね、あの会場にいたら、答えは自ずとわかるでしょ。まぁまぁ昨日のメインイベントで一番不満だったのがね、俺の望まないタイミングでさ、最後紙テープが飛んできたんだよね。いやいやいや、まだでしょと。トランキーロだと、まさに。このタイミングじゃないだろと。まぁ今までのタイトルマッチで言ったらさ、外道がさ『レベルが違うんだよ』って言った瞬間に、紙テープがプシャーって飛んでしまうようなね、ちょっとありえないタイミングで飛ばしてきたからさ、これはもしかしたら、木谷オーナーの俺への嫌がらせかなと。新日本プロレスワールドを見て、俺が勝ったことに激怒して、木谷オーナーが誰か新日本の社員さんにでも電話したんですかね?『内藤に嫌がらせをしろ』と。いやぁ、あんなね、もう二度とないわけですよ。俺が初めてIWGPを巻いた試合後のマイク、もう二度とないわけよ。生まれ変わらないとないわけよ、こんなの。初めてのシチュエーションで、見事に壊されて、いろんな意味で印象に残る、両国国技館でしたよ。まぁね、あれで木谷オーナーもちょっとは気分が晴れたんじゃないですか?そして、オカダが大好きで、CHAOSが大好きなお客様もね、気もちょっとは晴れたんじゃないですか?まぁ次回以降はさ、紙テープやるんだったらさ、もうちょっとタイミングをしっかり見計らってさ、トランキーロだよ。トランキーロでスイッチを押していただきたいよね。あと何十回、何百回やることになると思うから、スイッチ入れる係りの人は、宜しく頼むよ。という感想ですね」
■質疑応答
――昨日は、乱入・介入ありの勝利となりましたが、正攻法での勝負というお気持ちはなかったんですか?内藤「あのぅ、(※被っている帽子を指さし)この文字読めますか?これどういう意味かわってる?わかって質問してるんですか?あれが今現在の俺の正攻法ですよ。そして、介入があるないとかね、どう予想してました、試合前?介入してくると思いました?」
――もしかしたら、この試合は特別な試合なのかなと思い、正攻法で来るのかもと思ってました。
内藤「じゃぁ逆に『介入もなくはないな』って思ってたわけですよね?記者の方がそう思ってるわけですよ。ってことは、チャンピオンのオカダは最低限そのシチュエーションも予想してなきゃいけなかったわけでしょ?確かにね、俺の、そして我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの行動にね、批判する、疑問を持つ方はいっぱいいるかもしれないけど、俺は逆に言いたいよね、オカダに。チャンピオンに。元チャンピオンに。『なんでそのシチュエーションを考えてこなかったの?』と。まぁあぁいう状況を切り抜けられなかった時点で、王者の負けでしょ?オカダの負けでしょ?だから、まぁあぁいう状況のイメージトレーニングをしてこなかった、オカダにも責任があるんじゃないですか?CHAOSファンは勘違いしないでほしいよ。俺が悪いのか?それとも、まったく準備をしてこなかったオカダは悪いのか?どっちが悪いのか?あとは、考える人にお任せしますけどね。俺はちょっとね、オカダにも問題があったんじゃないのかなと思いますけどね」
――目標でもあったIWGPヘビーのベルトを奪取にしたにも関わらず、ベルトを投げ捨てるシーンがありましたが、あれはどういうメッセージがあったんですか?
内藤「試合後のコメントでも言ったけどね、このベルトは、俺にとって目標でしたよ、目標。オカダに笑われ、そのオカダの発言を聞いたお客様に笑われ、それでもこのベルトは俺にとって夢でしたよ。なんですけど、あのIWGP戦で勝った瞬間に、夢が達成できたというか、目標を達成して、新たな夢もでき。まぁ今までこのベルトを俺は追いかけてたんですけど、もうこのベルトと俺の関係、俺が目指してたはずなのに、立場が逆転したなと。逆にね、黙ってても今このベルトから俺に近づいてくる、そんな状況ですからね。だから、俺はあの場で放り投げてみました。でもバックステージ帰ったらね、やっぱり俺のそばにこのベルトが寄って来るんだよね。それがまさに答えであって、この歴史あるIWGPヘビーのベルトもしっかりわかってるんじゃないですか?今、誰に巻かれることが一番美味しいか。まぁそれを皆様の前で、あえて証明したまでですよ、リング上でね」
――ベルトよりも、内藤選手の方が上にいるということですか?
内藤「間違いなく、そうでしょうね」
――今後、腰にベルトを巻くことはないんですか?
内藤「なんですか?巻いてほしいんですか?まぁ巻くのか、巻かないのか、その答えはなんだと思いますか?」
――トランキーロ……
内藤「正解。トランキーロですよ」
――試合後、石井智宏選手がリング上に上がり、挑戦表明されたことで、5.3福岡大会でタイトルマッチが決まりましたが?
内藤「結局、新日本はこうなのかと。俺に、そして現IWGPヘビー級チャンピオンに、なんの決定権もないんだなと。あぁやって試合後入ってきたら、すぐ挑戦が認められてします。しかも、先月の『NEW JAPAN CUP』2回戦後楽園ホールで、俺にあっさり敗れた石井が、あぁやってリングに上がっただけで挑戦できてしまう、認めてしまう新日本プロレス。これはなんなんだろうね?このCHAOSびいきというかさ。『じゃあCHAOSだったら、誰でもすぐに挑戦できるの?」と。『とにかく新日本プロレスがCHAOSの選手に、このベルトを保持していてほしいんですか?』と。もうほんと疑問しかないよ。『逆に石井が挑戦者に決まって、納得してる人いるの?』と。『望んでる人いるの?』と。ここでハッキリしたいのは、俺に決定権はないからね。俺が『石井とやってやる』と一言でも言ったか?言ってないからね。なので、そんな消化試合的なタイトルマッチを見せられる、福岡国際センターに来場予定のお客様にね、ほんと失礼だなと。ボクが先に謝っておきますよ。申し訳ございません。まぁ消化試合ですけどね、決まった以上、ボクは石井をしっかり掌の上で転がして、俺自身楽しむし、お客様も喜ぶような試合をしてみせますよ。あくまでも、俺の掌の上ですよ」
――昨日、SANADA選手が現れましたが、どういう経緯でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで加入したんですか?
内藤「あのぅ、なんでだと思います?わからないから、聞いてるんですか?まぁいろいろありますよ。なんで入ったか?いろいろあるけど、別にね、それを全部言う必要ありますか?アナタに答える必要がありますか?答えるべきタイミングが来たら、答えますよ。ただ別にね、今すべてを言う必要はないでしょ?その辺は勝手に皆様が考えて、想像して。こうやってさ、いろいろ想像するのって、プロレスファンの楽しみでしょ?『次、誰がタイトルに挑戦するのかな?』とか、『次、誰がチャンピオンになるのかな?』とか、『次、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに誰が入るのかな?』とか、そういうの考えるのって、プロレスファンの楽しみの一つじゃないですか?だからね、いろいろ想像しといてよ。いろいろ楽しんでよ。その時間をまさに、俺たちが作ってあげてるんだから。勝手に想像してよ。その答えはさ、そのうちわかりますよ。それまでトランキーロってことですよ」
――石井選手の挑戦に関して不服のようですが、内藤選手の思い描く防衛ロードとは、どのようなものですか?
内藤「ボクにもし決定権があるならね、決定権をくれるんだったら、ボクはね、キャプテン・ニュージャパンと防衛戦30回やりますよ。だって、それで30連勝したらさ、防衛記録作れるんでしょ?俺にね、チャンピオンとして、相手を指名する権利をいただけるのであれば、私は迷わずキャプテン・ニュージャパンを指名しますよ、30連戦。30回防衛しますよ」
――その消化試合を見せるのは?
内藤「大丈夫。誰が相手でも、結局俺の掌の上だから。キャプテン・ニュージャパン相手でも、たとえ会場が東京ドームだとしても、大爆発させてみせますよ。たとえキャプテン・ニュージャパンが相手でもね」
――であれば、福岡のお客さんに謝らなくてもよいかと思いますが?
内藤「いや、期待感はないと思いますよ、ハッキリ言って。ただ来たら、それは喜ばせますよ。ただ来るまでは、『いやぁ、石井か』という感じになっちゃうかもしれないけどね。その辺の期待感のなさに関しては、申し訳ないなと。チャンピオンとしてね。チャンピオンだけど、俺権限ないから。そこは代表して謝りますよ」
――キャプテン・ニュージャパン選手には期待感があるということですか?
内藤「どうですか?キャプテン・ニュージャパンが初めてIWGPっすよ。これ話題になりますよ。こんなね、先月負けたばかりの石井が挑戦するよりさ、キャプテン・ニュージャパンがいきなり出てきた方がさ、どっちの方が話題性あるの?って俺は思っちゃいましたよ。それぐらいハッキリ言って、福岡の石井戦に関しては、『いやいやいや』と。『ちょっと待ってよ』と。『なんで石井なの?』っていう気持ちがありますよと」
4/29(金・祝)グランメッセ熊本『レスリング火の国2016』17:00開始
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第13代王者]ケニー・オメガ(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※オメガ初防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至(1/30)バッドラック・ファレ▼NEVER無差別級選手権試合
[第10代王者]柴田勝頼(1/60)[挑戦者]永田裕志
※柴田4度目の防衛戦▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第46代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタ(1/60)[挑戦者組]リコシェ マット・サイダル
※ロメロ&バレッタ初防衛戦▼スペシャル8人タッグマッチ
内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(1/30)石井智宏 オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ウィル・オスプレイ5/3(火・祝)福岡国際センター(博多)『レスリングどんたく2016』17:00開始
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第64代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]石井智宏
※内藤初防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ(1/30)SANADA▼スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀(1/30)EVIL▼IWGPタッグ選手権試合
[第70代王者組]タマ・トンガ タンガ・ロア(1/60)[挑戦者組]真壁刀義 本間朋晃
※トンガ&ロア初防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第73代王者]KUSHIDA(1/60)[挑戦者]獣神サンダー・ライガー
※KUSHIDA4度目の防衛戦両国大会を終えた新日本プロレスの一夜明け会見が開かれ、5月3日福岡国際センター大会のカードを発表、IWGPヘビー級王者となった内藤に石井が初挑戦することになった。
図式といえばロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsCHAOSの全面抗争だが、NEVER王座中心だった石井の初挑戦で、インディーから這い上がってきた石井が新日本の頂点であるIWGPに挑戦するのだから、ある意味サクセスストーリーものである。
だがその石井の挑戦に内藤が不満を露わにしたが、内藤にしてにれば3月4日の後楽園大会の「NEW JAPAN CUP2016」の2回戦でラフなしの正攻法で完勝を収めている、本来ならオカダを前王者の権利を行使して再戦なのだが、今回は敢えて行使しなかった、内藤にしてみれば"新日本での評価がそれぐらいしかないのか”という不満を抱いてもおかしくない。
そしてメインに乱入しロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りを果たした真田聖也がリングネームをTNA時代の使用していたSANADAに戻し、新日本に本格参戦を果たすことになった。
SANADAが覆面を脱ぎ捨てて正体を露にしたときはファンの空気も微妙だったが、内藤も新メンバーを予告していたわけでなく、また昨日まで大日本プロレスに参戦していたSANADAが突然サプライズで現れ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りとなったのだから、微妙な空気となるのも無理はない。
確かに大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜」にエントリーしており、リーグ戦には脱落しても、本来なら最終戦まで参戦しなければいけなかったのだが、両国大会の同日に開催された大日本札幌大会のカードからは外れていた、またそれ以降の大日本への参戦予定を「都合によりキャンセル」とされていたが、キャンセル=新日本参戦につながるとは誰も思わなかったのではないだろうか・・・なぜロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りとなったのか、メンバーとはいろんな接点がある、内藤が新日本の入団テストを受けたときに、SANADAも入団テストを受け、合格したのは内藤で、SANADAは全日本のテストを受けて合格したが、BUSHIも合格して同期となり、また内藤とは2011年の「ALL TOGETHER」ではNOAHの谷口周平(マイバッハ谷口)タッグを組んだが、この時点では二人は新日本と全日本のエース候補だった。
SANADAも2012年のチャンピオンカーニバルで準優勝(優勝決定戦では永田裕志と対戦)を果たしたことを契機に頭角を見せると、SANADAは海外武者修行へ旅立ちTNAに参戦、TNA退団後にGFWに参戦した際に新日本から武者修行をしていた渡辺高章、のちのEVILと組んでカール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ組とも対戦した。
それを考えると全日本プロレスやアメリカ時代に永田など新日本勢と対戦し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンメンバーとの時間差ながら接点があったのも新日本参戦と内藤と組んだ理由だったのかもしれない。そのSANADAが福岡大会ではオカダとの一騎打ちが組まれた、いきなり前王者との対戦なのだがら破格中の扱いでもある。しかし全日本プロレス時代では鈴木みのるを破り、諏訪魔の保持していた三冠王座にも挑戦、オースチン・エイリースも降してTNA Xディヴィジョン王座を奪取している実績もある。それにSANADAは武藤敬司が素質を見抜き、全日本またWRESTE-1の将来のエースとして育ててきたことを考えると、新日本も評価しての抜擢だと思う。
常々「新日本の主役」と公言してきた内藤がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを通じて、やっと新日本の主役に躍り出た、果たして内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが新日本に新しい光景を見せてくれるのか・・・
最後にNOAHの話題となるが、グローバルタッグリーグのX枠に天山広吉、小島聡の天コジのエントリーが決定した、天コジは新日本ではG1タッグリーグ、全日本では世界最強タッグを制覇している、グローバルタッグリーグ制覇となれば三団体制覇となる・・・
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2016チャンピオンカーニバル 長野大会公式戦結果
4月10日 全日本プロレス「2016チャンピオン・カーニバル」長野アークス 362人 満員
<コメントはプロレス格闘技DXより>
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1分=3点]○真霜拳號(7分34秒 無道)[1勝1敗=2点]X野村直矢【真霜の話】「楽勝だろ。イキはよかったけどよ、それだけだ。えーと、これで勝ち点2点取って無敗の3点? これトップじゃねぇ? ほらきたよ。もう見えてきたよ、1位通過。あと強敵いるけどよ、今日みたいなもんだ。三冠王者の峠は越したからな。そうか次、世界タッグ王者だっけ? 三冠はまだはっきりとはいえない状況だからよ、そっちを倒して先に世界タッグ名乗り上げようか」
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ゼウス(13分09秒 片エビ固め) [1敗=0点]X吉江豊
※ジャックハマー【ゼウスの話】「今日も全力でいきました、もちろん。真っ向勝負で吉江豊って選手は物凄く強いんで、あれやこれや手も考えたんですけど、やっぱり僕のプロレスは真っ向勝負かなと。真っ向勝負でやらせてもらいました。本当にいい試合ができて勝つことができたんで気持ちいいです。このまま勝ち星挙げていって、決勝に残ったろうと思ってるんで、皆さん応援よろしくお願いします」
【吉江の話】「まだまだ! 気持ち気持ち。言っただろ。相手の技を受けきってやるって。その言葉に偽りはない。だから俺はまだ修行、力が足りないってこと。最終的に気持ち。それだけですよ。次も全て受けきって最後に立ってるのは俺!」
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○大森隆男(13分20秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]X崔領二
※アックスボンバー【大森の話】「崔領二、8年ぶりか。崔領二よ、お前、久しぶりにやったら体もぶ厚くなって、とてつもなく強くなってたな。今シリーズ、これから崔と当たる連中、要注意だ。だけど俺は優勝しか見えていない。まだまだリーグ戦は始まったばかり。序の口に過ぎない。どうこう言うことすら、まだ許されない。それぐらいチャンピオン・カーニバルは長く険しい、そしてとてつもないシリーズなんだ。だけどそれはワイルドと同じ道と一緒なんだ」
【崔の話】「チャンピオン・カーニバル度外視していいですか。大森隆男は全日本プロレス所属でしょ。けどね、俺と大森さんにしかわからない日々があって、俺がZERO1でちょうど中堅になってきた時、俺の成長を支えてくれた先輩、そしてZERO1ラストマッチ俺やから。俺がアックスボンバーで葬られたから。俺はあの人とは切っても切れない縁。だけど俺は正直このリーグ戦の中で成長した自分を見せたかった。だけど(大森の)進化を感じる。というか大森隆男にはここを背負ってる覚悟を感じた。俺もそう。ZERO1を辞めてランズエンドというものを作った。その意地と意地がぶつかった。ほとんど記憶ない。けど、これは明日やったら俺が勝つ、次の日は大森隆男が勝つ、その次は俺が勝つ。こんなもんや。ここで8年間を無駄にしたくない。だから今日に関してはチャンピオン・カーニバルを度外視してくれ。これはこれで受け止めるから、俺は負けを受け止める。だからもう一度やってくれ。俺はこんなもんじゃないから。正直言わせてもらう。ゼウス、すぐ優勝できる逸材や。正直二度とやりたくない。それぐらい強い。あんな相手と昨日やって、それがフェアとかフェアじゃないとかそんなことやない。だけどもうちょっとフェアな状態でやろうや。今日の俺以上のものを出せるから。もう一回やってほしい。負けて俺の成長を評価してくれとは言わない。けどな、あまりにも昨日の相手が強すぎた。みんな強い、みんな素晴らしい。このリーグ戦、内心不安になってきてるぐらいみんな凄い。キャラバラバラ、攻め方バラバラ、受け方バラバラ。けどな、表現、表情、カリスマ性、俺は崔領二が一番やと思ってる。ランズエンド背負ってるからな。俺ほど何かに飢えてる奴、何かを背負ってる奴はおらんからな。その全てをみせたい。このリーグでは(大森と)当たることないけど、終わったら組んでくれよ、すぐに。っていうか組め。伝えろ、大森隆男に。俺は8年前、ZERO1送り出した時の気持ち同様、あの人は逃げないと思う。だから組んでくれ。こんなもんじゃないから。ゼウスは秋山に引導を渡したいと言ってたけど、俺も(大森に)引導を渡したい。尊敬すべき先輩、教えてくれた先輩や。だから俺が引導を渡す。あと一つ言わせてくれ。チャンピオン・カーニバル、選手もスタッフも、この舞台も素晴らしすぎる。俺は日々、感動してる。本当にありがたい。ここでプロレスできてる喜びをかみ締めてます。本当に凄い、ここは。本物の集まり。でもな、悪いけど、ここから全勝でチャンピオン・カーニバル俺がいただくから。悪いけどお前ら脇役や。素晴らしいけどな、脇役や。今それほど俺が背負ってるものは壮大なもんなんや。悪いけどお前らと違うねん。こんなプロフェッショナル中のプロフェッショナルの中でもプロフェッショナルな崔領二を招待してくれてありがとう。失礼のないように全員ぶっ潰して最高のフィナーレ、俺が勝つからな。よくみとけ。大森逃げるなよ。頼むぞ。お前は男の中の男やと思ってる。だから逃げるな。俺はお前を追いかけていくからな。逃げるなよ、逃げるな」
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大地、神谷の新風を粉砕した石川修司が一騎当千を連覇!
4月10日 大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜」北海道・札幌・ススキノ・マルスジム 565人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐久田俊行(5分18秒 逆片エビ固め)X野村卓矢◇第1試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第1試合/30分1本
[Bブロック2位]○石川修司(8分09秒 体固め)[Aブロック1位]X橋本大地
※スプラッシュマウンテン【大地の話】「負けたよ。出せるもんは全部、出したと思うし。やっぱりダメだった。まだダメだった。でも今日はダメでも、明日はわかんねえぞ。(一騎当千を振り返って?)正直、優勝っていう言葉もあったけど、ここまで来れるとは思ってなかった。ここまで来れると思ってなかったし、こんなひょっと出のオレが準決勝まで来れたんだ。今年まだ始まったばっかりだぞ、4月だぞ。今年の目標、石川修司を倒す。それが目標に一個、追加された。優勝できなかったこと、すげー悔しいけど、オレはあきらめねえぞ。まだ、あきらめねえ。和樹だって帰って来る。年末には最侠タッグ、なんだってまだまだできんじゃねえかよ。オレはこの一騎当千、負けたこと、(決勝まで)行けなかったこと、悔しいけど、恥じてねえぞ。次につながる第一歩だ」
◇第2試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第2試合/30分1本
[Aブロック2位]○神谷英慶(7分12秒 リングアウト)[Bブロック1位]X鈴木秀樹【鈴木の話】「(リングアウト負けで終わってしまったが?)昨日ズルいこと考えてたんで、その報いかなって(苦笑)。まあ、それは冗談ですけど、(神谷の)決勝まで行くんだっていう気持ちが、結果もそうですけど、負けたかなって。(神谷選手の執念を感じた?)普段ああいう感じじゃないですからね。しつこいっていうか、執念ですかね。優勝して、そのあと文体で挑戦するっていうのも考えてたんですけど、やっぱり今日勝たないといけないっていう、そこの(意識の)差ですかね。(一騎当千を振り返って?)疲れました。非常に疲れました。いやでも本当に楽しかったですね。でも、(今日も)そこじゃないですかね。毎試合、毎試合、楽しかったって思ってますけど、彼(神谷)は違った。そこで勝ちにこだわって。勝ち抜きですからね。そこで勝ちにこだわった、そこの差でしょうね。やっぱり勝たないとダメですね。まだまだ二流ですね。口だけですね。でも幸いにして今日で終わりじゃないんで。大日本プロレスでのボクの闘いは、まだ先があると…呼ばれなかったらオシマイですけど(苦笑)、呼んでくれればまだ先があると思っているので」
◇第3試合◇
▼30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○谷口裕一(2分05秒 反則勝ち)Xバラモンシュウ Xバラモンケイ 植木嵩行---再試合---
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀 谷口裕一(7分08秒 逆さ押さえ込み)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行◇第4試合◇
▼30分1本
宮本裕向 ○丸山敦(8分27秒 片エビ固め)吉野達彦X菊田一美
※TAJIRI公認バズソーキック◇第5試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 ○高橋匡哉(11分08秒 片エビ固め)伊東竜二 アブドーラ・小林 X星野勘九郎
※雪崩式ジャックハマー◇第6試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 関本大介(14分47秒 エビ固め)浜亮太 X宇藤純久
※パワーボム◇第7試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜優勝決定戦/30分1本
○石川修司(22分54秒 片エビ固め)X神谷英慶
※ジャイアントスラム
☆石川が2大会連続2度目の優勝(試合終了後)
石川「神谷、強くなったって言葉じゃ足りないぐらい、強い。関本や耕平さんが来ると思ったんで。でもね、その若い力、それの壁になってあげる大きいおじさんも必要だと思うので、これからも大きいおじさんとして頑張りたいと思います。一騎当千、優勝…結果ってことじゃなくて、本当に素晴らしい選手たちと闘えたので、自分としてもスキルが上がったと思うので、本当に最高の大会でした。ありがとうございます。自分がレスラー・石川修司としてここまで来れたのは、大日本プロレスに集まるストロングの選手、その他の選手たちもやりがいがあるんで、ここまで来れたと思うんで、フリーの立場ですが、大日本プロレスをもっとでかく、でかくするために、これからもやっていきたいと思います。その誓いを、でかい北海道の土地でやりたいと思います。3、2、1、俺たちはでかい!」【石川の話】「関本、耕平さんが負けて、決勝トーナメントで鈴木まで負けて。まったく余裕はなかったですね。でもね、関本、耕平さん、鈴木秀樹に勝ったからって、俺たちはまだまだと思ってるし、それを2回3回と続けられるように神谷が努力してほしいし、俺まで超えられたらアイツが慢心するかもしれないので。その意地だけですね。バックドロップきた時はいいやと思ったんですけど。でも、まだ…僕は40歳ですけど、負けたくないという気持ちがまだ強かったのでよかったです。で、一騎当千優勝できたんで、リーグ戦でチャンピオンの岡林裕二から取ったんで、これで挑戦する権利あるんじゃないですか? 場所はどこでもいいです。場所はどこでもいいので、岡林と俺の2人にしかできない真正面からのぶつかり合いをして、どっちが壊れるか、どっちが生き残るか、やりたいです。
(これだけのメンバーのリーグ戦を制覇した気分は?)最初に決まった時は、本当に完走できるのかというのがありましたね。やっぱりみんなでかいし、耕平さんもアクシデントあったじゃないですか。やっぱり過酷なリーグ戦だなと。そのなかでホントにね、昨日負けましたけど、鈴木秀樹と闘って、きょう準決勝、決勝と闘い抜けたのは自信になったかなと。もうちょっとレスラー頑張れるかなと思いました(苦笑)。
(開幕戦ではチャンピオン・カーニバル出場の可能性も捨てて一騎当千に懸けてると言っていたが)自信がなかったですよ。一騎当千も準決勝、決勝…ホントにこの北海道、優勝したら3試合ですか。生き残れるという自信がなかったんで、チャンピオン・カーニバルに出ると言ってケガしたり欠場したりするのは怖かったので。でも、もちろんでなかった分を一騎当千で優勝するという気持ちに込めていたんで」【神谷の話】「最後の最後まで、最後の最後はあのバケモノと真っ向勝負で打ち勝つつもりだったんですけど、全然ダメだったですね。正直、いまの僕はまだまだこの位置かもしれない。でもね、僕はね、ここで終わりじゃないですから。終わらないですから! 僕はね、この位置からスタートしますから。自分でもこれから先、どうなっていくのか、お客さんにも、どうなっていくのかわからないかもしれないですけど、僕は…わからないですけど、ここから始まるんで! ここからまたコツコツと一つ一つ積み上げて、またバケモノみたいな人たちと真っ向勝負したいですね。そして、その真っ向勝負で、いつか、ストロングのベルトをこの腰に巻いてやろうと思います」
いよいよ決勝トーナメントを迎えた一騎当千、決勝トーナメント第1試合では大地が石川に挑む、序盤は正面からぶつかり合うも、体格差で石川が有利に立ち、大地は水面蹴りで石川のバランスを崩すとPK、シャイニングウィザードと放ってから三角絞めで捕らえるも、耐え切った石川がニーリフトを浴びせ、ダイビングフットスタンプと大地のスタミナを奪いにかかる。
エルボー合戦も鬼の形相になった石川が競り勝ち、頭突きからラリアットを連発、大地も二ールキックからシャイニングウィザードを放つと、父・橋本真也譲りのジャンピングDDTで突き刺すが、ライジングDDTは石川が抱えてファイヤーサンダーで突き刺すと、ランニングニーからスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い決勝に進出する。第2試合の鈴木vs神谷は、神谷が入場する鈴木に奇襲をかけ、速攻勝負を狙ってタックルからバックドロップを狙うも、鈴木は浴びせ倒して阻止しドラゴンスープレックスを決める。
鈴木が着たままのTシャツを脱ぐために一旦ブレークとなると、試合は一転静かな攻防となり手四つからの力比べから、神谷がスリーパーで捕獲、そして神谷のチョップから打撃戦となり、鈴木のエルボースマッシュに対して神谷はタックルを浴びせ場外戦に持ち込む。
場外戦となると、鈴木の持ち出したイスを奪って神谷が一撃、鈴木はあまり場外戦は得意としていないのか、客席まで雪崩れ込んで乱闘となり、花道から戻ろうとする鈴木に神谷がタックルで弾き飛ばすと、すぐリングに戻り、戻ろうとする鈴木を再三阻止してそのままリングアウト、神谷が決勝に進出する。決勝戦の石川vs神谷は、序盤のマッチアップは神谷が得意のタックルで先手を奪うと、場外戦になるとデスマッチで長ける石川が反撃し。神谷の腰を何度も鉄柱に打ちつけ、リングに戻っても徹底的に腰攻めを展開して形勢を逆転させる。
劣勢となった神谷はフライングショルダーで反撃すると、ブルドッキングヘッドロックから胴締めスリーパーで捕獲、しかし神谷の突進をキャッチした石川がジャーマンドライバーで突き刺すと、フットスタンプを投下、だがラリアットの打ち合いはダブルダウンとなるも、起き上がった神谷はストレッチプラムで捕獲し絞りあげる。
神谷はバックドロップを狙うが、踏ん張った石川はクロスボディー、再び鬼の形相となってエルボーを放つも、神谷も打ち返すが、石川はレインメーカー式頭突きで黙らせる。
石川はランニングニーを放つが、神谷は低空ショルダータックルで応戦、延髄斬りからバックドロップを炸裂させるが、もう一発は石川が阻止してニーを浴びせ、両者ダウンから膝立ちの両者がエルボー合戦、神谷は突進も石川がドラゴンスープレックスで投げ、ランニングニー、ファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンと畳み掛けるが、神谷はカウント2でクリアする。
石川は地獄固めで捕らえ、神谷に何度も頭突きを浴びせ、神谷は心を折らず耐え切るも、張り手合戦から石川がレインメーカー式頭突きを決めると、最後はジャイアントスラムで3カウントを奪い、石川が一騎当千二連覇を達成した。終わってみれば石川の連覇だったが、神谷は心を折らずに石川の引き出しを出しまくり、最後はジャイアントスラムまで出させた、優勝はできなかったものの神谷も岡林、関本に並ぶストロングBJWの双璧になったと思う。
しかし神谷の試練はまだ続く、一騎当千の後は関本と共に全日本プロレスの「チャンピオンカーニバル」に参戦する。ここでも神谷がどう活躍するのか・・・
【試合結果詳報】石川修司vs神谷英慶の死闘、一騎当千は大熱狂の優勝決定戦で幕。大巨人・石川が“連覇”達成、ストロング王者・岡林裕二に宣戦布告/大日本札幌詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/KkXVeHbGIF
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年4月10日一騎当千優勝しました!神谷は強かったが巨人おじさんがんばりました!
画像はセコンドがんばったおじさん#bjw pic.twitter.com/CniSdDXJg5
— 石川修司 (@g0925union) 2016年4月10日一騎当千は石川修司優勝。札幌のプロレスファンの皆さん!愛してま〜す! #bjw北海道ツアー
— アブドーラ・ラブマシーン・小林 (@pinpinkoba) 2016年4月10日W-1&大日本プロレスの札幌大会に多数御来場いただきありがとうございました! Wヘッダー完了しました。一騎当千決勝でパートナーの神谷が石川修司選手相手に死闘を展開! 本当に惜しかった。控室で泣いてた。神谷を見てると刺激を受けました。 pic.twitter.com/VrAcv3PaKC
— 浜 亮太 (@hamachanko) 2016年4月10日今日は大日本プロレス札幌大会でした。
負けたなー。ルールに徹するのがモットーの僕ですが神谷君の執念には恐れ入った。
悔しいけどしっかり負けた。
またもう一回ゼロからやらないと。
とりあえずラーメンでも行こうかな。
1人で
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年4月10日 -
真田聖也乱入でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入り、内藤哲也がIWGPヘビー級王座強奪で木谷オーナー激怒・・・これは事件だ!
4月10日 新日本プロレス「INVASION ATTACK 2016」東京・両国国技館 9078人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(3分45秒 体固め)田口隆祐 Xジュース・ロビンソン
※バッドラックフォール◇第2試合◇
▼20分1本
小島聡 ○永田裕志 獣神サンダー・ライガー(7分06秒 バックドロップホールド)矢野通 桜庭和志 XYOSHI-HASHI
◇第3試合◇
▼20分1本
○石井智宏 後藤洋央紀(10分36秒 エビ固め)EVIL XBUSHI
※スライディングラリアット◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ロッキー・ロメロ バレッタ(15分48秒 エビ固め)[第45代王者組]Xリコシェ マット・サイダル
※ストロングゼロ
☆リコシェ&サイダルが初防衛に失敗。ロメロ&バレッタが第46代王者組となる【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「これで2回目だ。ロッポンギヴァイスで、2回目のIWGPジュニアタッグのチャンピオンになった!」バレッタ「リコシェ、サイダルのタッグも良いチームだし、他にも新日本のジュニアには、良いタッグがたくさんいる。でも最高なのは俺たちのタッグだ」
ロメロ「これで俺自身は、もう6回目のチャンピオンだ。これからも、何回でも、永遠に、俺がチャンピオンであり続ける。今夜は、ノリノリダゼ〜!今日は六本木でお祝いだ。ニシザワサン(通訳の西澤管理部長)、今夜はノリノリダゼ〜。今夜は払ってくれ。ゴチソウサマデシタ!ゴッチャンデス!ゴッチャンデス!」
西澤「私は払わないんで、自分たちで払ってください」
ロメロ「ノリノリダゼ〜。ノリノリダゼ〜」
バレッタ「オイ、俺たちで払って祝うぞ。そして、これからもずっと祝っていくぞ」
【リコシェ、サイダルの話】
サイダル「ごめん。俺のせいで負けてしまった。今日は、ロッポンギヴァイズに、『おめでとう』と言いたい。俺たちは今日、確かにベルトを失った。だが、気持ちは王者のままだ。今日は今日、こういう結果になったが、必ず王座に返り咲く」リコシェ「今日の結果は、彼らがラッキーだった。それだけのものだ。ベルトがあろうがなかろうが、俺たちがベストなチームであることは変わらない。誰も俺たちを止めることは出来ない。もう1度必ずベルトを獲ってみせる。それが、明日なのか、来週なのか、1ヵ月後なのか、いつかはわからない。でも約束します。ベルトは必ず獲り返します」
サイダル「世界中の皆さん、俺たちを応援してくれて、ありがとう。俺たちは、必ず王者に返り咲いてみせます」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA(15分07秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが3度目の防衛に成功(試合終了後、ライガーが登場)
、ライガー「チャンピオン、KUSHIDA選手、防衛おめでとうございます(KUSHIDAに握手を求める。これをKUSHIDAが拒否)スゲェ試合で、興奮しまくりました。このJr.最強と言われるKUSHIDA選手に、“ライガー最終章”を言ったこのいまの俺が、どこまで通用するのか? そのベルト、懸けてもらえませんか?(※大歓声) もちろん! この獣神サンダー・ライガーは、ベルト獲る気満々です(※大歓声&『ライガー』コール)」
KUSHIDA「異論・反論は受け付けません。次の挑戦者は、獣神サンダー・ライガー、あなたです(改めてライガーと握手すると、IWGP Jr.ベルトを高く掲げる。それを見届けたライガーは、ガッツポーズをしてから退場)【ライガーの話】「第3世代があれだけ燃えてるんだ。俺たちベテランが燃えなくてどうする?そうだろ?すげぇチャンピオンだよ。今日の試合見た?すげぇ、最強だよ。今のジュニアで。だからチャンピオン。だから、その最強のチャンピオンを崩すのは、誰だ?俺なんだ。だから、名乗りをあげた。自信もある。必ずベルトを獲る。このベテランが、IWGPジュニアのベルトを巻いた時、すげぇカッコよくねぇ?自分自身、楽しみです。以上です」
【KUSHIDAの話】
――防衛おめでとうございます。
KUSHIDA「BUSHIでしょ。ACH、今日のオスプレイ、こんなに幅広い防衛戦できて、防衛戦の相手がひっきりなしってことに、幸せを感じますね」――あえて空中戦の闘いを受けて立った感がありますが?
KUSHIDA「これがまた『SUPER Jr.』の公式戦だったらね、あるいは決勝だったら、戦法は違うけど、チャンピオンはその土地土地でベストを出す。挑戦者のベストも出す。そうじゃないとね、このベルト上に上がっていかないから」――対戦したオスプレイ選手はいかがでしたか?
KUSHIDA「飛んだり跳ねたりだけが、プロレスじゃないとは言ってなくて、それじゃチャンピオンの域まで辿り着かないよっていう。ただ、飛んだり跳ねたりが凄すぎるからね。22歳でしょ?可能性を感じますね。恐ろしい」――試合後、ライガー選手がリングに上がって、挑戦表明されましたが?
KUSHIDA「ライガーさんが、獣神サンダー・ライガーが、『挑戦したい』と言われるチャンピオンに、俺はずっとなりたいと思ってた。ずっとこのベルトを磨いてきた。その理由の1つでもあるから。2016年、今どっちが強いか、勝負しましょう、ライガーさん。いきたいヤツは、いけばいいんだよ。このベルト、新日本プロレスジュニア、IWGPジュニアヘビー級、このベルトチャンピオンこそが世界最高峰だよ」
【オスプレイの話】「俺は1年間、このチャンスを待っていた。IWGPジュニアヘビー級王座に挑戦し、ベルトを獲る。イギリス人として、初めてのIWGPチャンピオンになる。だけど、結果はこうだった。でも、俺はここで止まってるわけにはいかない。もっと強くなって、もう1度挑戦する。IWGPのベルト、これを獲る。ウィル・オスプレイ。俺こそが必ずチャンピオンになる。周りのみんなにも約束する。俺はチャンピオンになる」◇第6試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ヨシタツ復帰戦/60分1本
[挑戦者組]棚橋弘至 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(14分46秒 エビ固め)[第4代王者組]ケニー・オメガ マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※雪崩式合体エルガンボム
☆オメガ&マット&ニックが3度目の防衛に失敗。棚橋&エルガン&ヨシタツが第5代王者組となる【ケニー、棚橋、エルガン、ヨシタツの話】
ケニー「今日はクソな結果だ。ただ、それよりもコーディの事が心配だ。俺は試合に勝つこと、そしてお金が重要だと思ってる。だが、その前に怪我、安全を一番気にかけている。今日の試合の結果に関しては、負けてしまったが、1度負けてしまっただけなんだ。次は必ず勝ってやる。ベルト(IWGPインターコンチネンタル)はまだここにもある。そして、取り戻すものもある。エルガンに関しては、ファンの声援が多い。非常に気に喰わない。だが、それは最初のうちだけだ。それは他の選手も同様のことだ。まぁエルガンには、俺がいろいろ教えてやる。そして、俺が強いことをエルガンに教えてやる」※オメガのコメント中にエルガンが乱入
エルガン「そのベルトに俺を挑戦させろ!」ケニー「お前にはまだ早い。エルガンはまだ青いし、まだ甘い」
エルガン「俺を挑戦者に迎えろ!」
※ケニーが歌を歌い、エルガンを挑発
棚橋「シャーラップ!(ベルトを差し出し)ほら、見たか?」ヨシタツ「この調子だったら、BULLET CLUB壊滅できるんじゃないっすか、俺ら力合わせて。俺、決めました。BULLET CLUBハンター、今日から“ハンタークラブ”作ります。棚橋さん、一緒にやりましょう?(※英語でエルガンも勧誘)」
エルガン「ありがたい話だが、少し考えさせてくれ」
ヨシタツ「What?棚橋さん、一緒にやりましょうよ」
棚橋「俺もちょっと考えさせてくれ。それよりも、なんで俺をつけ回す。世界一デカいストーカーだよ……(※棚橋とエルガンはコメントブースを去る)」
ヨシタツ「……まぁ、いいです。とりあえず今日、BULLET CLUBからこのベルト獲れて、やっと今日勝てて……」
※ここで、キャプテン・ニュー・ジャパンが突然現れる。
キャプテン「(※ヨシタツの肩を叩いて)キミ!復帰おめでとう!私も一緒にアイツらをやっつけようじゃないか!」ヨシタツ「え?ハンタークラブに入りたいって?」
キャプテン「何を言ってるんだ。私はスーパーヒーローなんだ。悪いヤツを一緒に倒そうじゃないか」
ヨシタツ「ちょ、ちょっと考えさせてくれ」
キャプテン「キミ!キミ!キミ!待ちなさい、キミ!」
※キャプテンがコメントブースを去った後、ヨシタツが1人で戻ってくる。
ヨシタツ「やっと、やっと、この日を迎えることができました。皆さん、ありがとうございます。(ベルト)巻きたいんだけど、巻いてくれる人がいないから、ちょっと持ってますけど。本当に嬉しい。本当に、もう、リングに立てるだけで嬉しい。変な話、相手の攻撃受けたって嬉しいですよ。プロレスできることが、本当に嬉しい。最高です。尚且つ、ベルトまで獲れて、もう言うことないです。今日は100点満点です。こんなに緊張したの、初めてです。良かった。それに打ち勝つことができて、すごく自信になりました。あとは、このチャンピオンベルトに恥じないように、毎日コツコツとステップアップしていこうと思います。本当に嬉しい」――自分がイメージしていた動きの何パーセントくらい見せられた?
ヨシタツ「理想の動きを100とするなら、今日は半分ですね。50。でも、50点でももう、今日は俺の中で合格。ケガなく勝つことができて、リングを降りられた。また、次、試合ができる。それが嬉しい。早く(ベルト)腰に巻きたい」――入れ替わったファンからすると、「未知の強豪が来た」というイメージで見ていたのでは?
ヨシタツ「そういう風に見てもらえるなら、その期待に応えられるように、毎日努力していきたいです」――棚橋選手は、「エルガン選手が今カノで、ヨシタツ選手は元カノ」という表現をされていましたが?
ヨシタツ「あ、そうなんですね。まぁ、僕は”去る者追わず”なんで。アッチがタッグとして、上手く機能しているのは知ってるんで。もう、アレはアレで進めてもらえば良いと思うし。別に棚橋さんと敵対してるわけじゃないから、また機会があれば組んだら良いと思う。アレで終わりじゃないと思うので」――このベルトに新しい価値観をつけていくのと同じように、ヨシタツ選手の価値観を出していくという試合だったと思いますが?
ヨシタツ「月並みな言い方だけど、ベルトの価値を上げていきたいなと。本当に嬉しい。自然に笑みがこぼれるというか。本当に長かった1年半。ただただ、感謝しかないです。支えてくれた方、ファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました」――首は大丈夫?
ヨシタツ「首はもう全然大丈夫ですね。結構エグい技をくらったので、実はもうちょっとダメージがくるかなと思ったんですけど、自分が思ってたよりも来なくて、コレまだいけそうだなって。いやぁ、嬉しいです」◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第10代王者]○柴田勝頼(10分47秒 片エビ固め)[挑戦者]X天山広吉
※PK
☆柴田が3度目の防衛に成功【柴田の話】
柴田「(※コメントブースに現れると、床に座る)氷……氷もらっていいっすか……氷……なにか?」――試合前、怒った天山を倒さないと意味がないとコメントされていましたが、今日は怒りの天山選手を引き出して勝利となったと思いますが?
柴田「単純に言えばそうだよね」――そして、第3世代に新たな火を灯したと思いますが?
柴田「いや、もうずっと灯しっぱなしでしょ、悪いけど。天山のヘッドバットが、今まで喰らったヘッドバットの中で一番効いたよ、ほんとに。クッソ。別に褒めてないけどね。あぁ、頭いてぇ。ようやく、ケツの青いおっさん、当初自覚なかった、あんな青いのに自覚なかったケツの青いおっさんがようやくここに来て、ようやくここに来てっていうか、なんなんだよっていう。こっちがベルト持ってるのに、なんか俺がいつの間にかチャレンジャーみたいになってんじゃん、第3世代の。まぁいいけど、別にいいけど。天山、これで俺との闘いが終わるっていうならば、練習もせず、パチンコにでも行ってきてください。俺は、1対第3世代。これ(NEVER無差別級のベルト)がある以上、俺が1回でも負けたら負けだから。あっちは何人かいるでしょ?俺は1人だから。天山、小島の友情は素晴らしかった。今の俺にはないもの。今日はほんとに1人を相手にしている気はしなかった。なんかある?」――改めて、永田選手とのタイトルマッチは避けられないと思いますが、これが決まった場合はいかがですか?
柴田「異論、反論は認めません……とでも言っとけばいいっすか?以上。ありがとうございました」【天山の話】「(※退場後、すぐに床に倒れ込んで)あぁー!クソー!クソー!マジで、マジで、チャンスなのに。チャンスやんなー!チクショー。せっかくのチャンス、掴めんかった。最悪や。最悪やけど、まだまだ死んでへんから、まだまだいけるって。これで終わり?そんなことない。チャンスはまた掴みにいくよ。まだまだ、天山広吉、やられてたまるかって。クソッタレ。耳が、半分聞こえへんな。このアホンダラ。柴田め。このお返しにボコボコにしたるよ、オラ。これで済んだと思うなよ、バカタレが。俺はしつこいぞ!オラ!ぶちのめしたる」
◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(16分54秒 片エビ固め)[第69代王者組]真壁刀義 X本間朋晃
※ゲリラ・ウォーフェア
☆真壁&本間が2度目の防衛に失敗。トンガ&ロア組が第70代王者組となる◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/NJC2016優勝者]○内藤哲也(28分50秒 体固め)[第63代王者]Xオカダ・カズチカ
※デスティーノ
☆オカダが4度目の防衛に失敗。内藤が第64代王者となる(試合終了後、BUSHIが外道を暴行。そして、BUSHIが顔面にグリーンミストを噴射し、EVILがEVILでKOする。
さらに、EVILがオカダを捕まえ、BUSHIがまたもやグリーンミストを噴射。そこから真田がTHiS iS iT(変型胴締めスリーパー)で完全にKOしてしまった。
ここで石井と後藤がリングへ飛び込み、オカダを救出。その後、内藤がロープを開けて石井をリングから追い出そうとすると、「帰れ」コールと「内藤」コールが巻き起こる。石井が怒って急接近するも、内藤は相手をせずに追い返した。
その後、ファンクラブの代表者から内藤に勝利者トロフィーが贈呈され、海野レフェリーがチャンピオンベルトを手渡す。ところが、直後に内藤が海野レフェリーを引き倒し、低空ドロップキックでKOした。)
内藤「この会場の雰囲気、この声援、“あなた”の耳にしっかり届いてますか!?(※大歓声) 新日本プロレスワールドをご覧の、木谷(高明)オーナー!(※大歓声) あなたの宣言どおり、2億円規模のプロジェクトでオカダをスターにしてあげて下さい! 俺に敗れたオカダを、あなたのお力で! ぜひスターにしてあげて下さい!(※大歓声) 俺にはそんなプロジェクト、必要ないので。木谷オーナー! お忙しい中、新日本プロレスワールドでの観戦・・・お疲れ様でした!(※大歓声&『内藤』コール) ・・・ブエナスノーチェス(※こんばんは)、両国~~~!!!! ・・・我々、LOS INGOBERNABLES de JAPONが、新日本プロレスを応援して下さる皆様に、新たな景色をこれからお見せしたいと思います(※大歓声)。新たな景色とは、いったいどんな景色なのか!? その答えは、もちろん! トランキーロ! ・・・あっせんなよ!! EVIL! BUSHI! 真田! イ・内藤! ノスオトロス!! ロス! インゴベルナ~ブレ~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声)」
(内藤のテーマ曲と「内藤」コールが場内に響く中、内藤&EVIL&BUSHI&真田は4人そろってリング中央でポーズ。そして、掲げた拳を宙で合わせ、結束の強さをアピールした。
最後に1人で残った内藤は、左手でIWGPベルトを持ち、右手で右目を開いて見つめる。そして、なんとそのベルトを放り捨て、堂々と退場してしまった。 )【内藤の話】「言ったでしょ?今、新日本プロレスで1番オイシイのは、インターコンチでも、NEVERに絡むことでもない。そして、IWGPに絡むことでもない。1番オイシイのは、俺と絡むことだ。いつの間にかさ、俺はIWGPを目指してたんだけど、逆にIWGPから俺を追いかけてくるようになった。そんな状況に、いつの間にかなっちまった。(※スタッフがコメントブースにベルトを置く)ほら、リングに捨ててきたのに、IWGPのベルトから、俺に歩み寄ってきた。今、新日本プロレスで1番オイシイのは、どのベルトよりもロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤だよ。ま、その辺ね、いい嗅覚してるよ。石井、あと、後藤か?よく見えなかったけど。ちょっとよく見えなかったけど、石井はいい嗅覚してるよ。俺にね、NEW JAPAN CUPの2回戦で、俺の手のひらの上で転がされて、負けてね、どのツラ下げて来たのか知らないけど、いい嗅覚してるのは確かだよ。まぁさ、俺がこのベルト獲っても、どうせこの新日本プロレスは、俺の言う事なんて聞かないから。なぜかね、CHAOSのお願いばっかり聞く新日本プロレスですよ。俺がノーって言っても、どうせ石井になっちゃうんでしょ?まぁまぁ、結局ね、この会社は、俺が、IWGPヘビー級チャンピオンの俺が、なんて言っても変わらないからね。まぁ、詳しくはさ、明日、一夜明け会見あるんでしょ?その時来てよ。質問があるなら、その時してよ。俺さ、オクパード(多忙)なんだよ、オクパード。チャンピオンになっちゃったら、余計オクパードになっちまうよ。まぁ、詳しい話は、明日するから。今日は、皆さんいっぱいあるかもしれないけど、今日のところは、質問は、No Gracias。アディオス」
新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座に内藤哲也が挑戦、試合前からオカダにはブーイングで声援は内藤の方が多い、オカダは元来ヒールなだけにブーイングの方がやりやすかったのかもしれないが、試合は内藤がセコンドのEVILとBUSHIの介入を生かし、EVILがオカダの首にイスをかざしてからイスで一撃を浴びせるEVILホームランで首にダメージを与え、本来オカダが得意としている首攻めなどで、オカダに対して徹底的にリードを許さない。
内藤はプルマブランカで絞めあげてからデスティーノで勝負に出るが、リバースネックブリーカーで阻止したオカダはジョン・ウー、低空ジョン・ウー、スワンダイブ式ジョン・ウーと反撃しダイビングエルボーからのレインメーカーを狙う、だが内藤はレフェリーを交錯させて阻止、しかしオカダはEVILとBUSHIをも蹴散らして介入はないと思われていたが、怪覆面が乱入してオカダにRKOを決める。
怪覆面はマスクを取ると正体は最初はモヒカン頭で誰かがわからなったが、前日まで大日本プロレス「一騎当千」にエントリーして出場していた真田聖也、一騎当千は同じ日に札幌で最終戦のはずだったが、真田はカードから外れていたのだ。
オカダはデスティーノを狙う内藤にジャーマンからのレインメーカーを狙うが、内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座奪取。
試合後は真田を加えたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはオカダを袋叩きにすると、石井と後藤が駆けつけてオカダを救出したが、館内は内藤押しの声援が多く、オカダらCHAOS勢にはブーイングを浴びせる。
そして内藤はレッドシューズ海野レフェリーにスライディングキックを浴びせKOすると、IWGPベルトを放り投げるなどやりたい放題だったが、今大会の主役は間違いなく内藤で観客の支持を受けたことで時代をつかんだ。大会後に木谷オーナーがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの暴挙に怒りのツイートを更新したが、内藤にしてみればしてやったりで、ベルトを放り投げる姿は今までの鬱憤を晴らすようだった。
真田の乱入、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りに関しては前日まで大日本に出場していたためノーマーク、また内藤も新メンバー投入を予告していなかったことで盲点だったが、その分インパクトは大きかった。新日本参戦に関してはWRESTE-1離脱時からあったのだが、その時点では真田は日本マットには目をむいていなかったが、なぜ今頃になって新日本参戦を考えたのだろうか・・・・内藤の王座奪取のやり方に賛否が呼ぶだろうが、言えるのはスキャンダリズムも新日本イズムであること、内藤の王座奪取はまさしく事件だった。
IWGPタッグ選手権は序盤は真壁が捕まる展開となるも、次第に王者組が盛り返すが真壁のキングコングニー、本間のこけしが自爆するなど王者組は決め手を欠く、王者組はこけしインパクトを狙うが、ロアが阻止すると挑戦者組は本間に合体ヴェルノを決め3カウントで王座奪取。
NEVER選手権は序盤から天山がエンジンを全快モンゴリアンチョップや頭突きを駆使して先手を奪い、アナコンダバイス、アナコンダマックスで柴田をギブアップ寸前に追い詰めた後でTTDを狙うが、柴田が逆にTTDで突き刺すとPKを浴びせて3カウントを奪い王座防衛、試合後は倒れる天山に一礼するも、介抱する永田に顔面キックを浴びせ挑戦者に指名する。
NEVER6人タッグ選手権は、この日から復帰したヨシタツの首を再び折ると予告したケニーは再三スタイルズクラッシュを狙うも棚橋とエルガンがカット、ケニーがスチール缶をエルガンに被せ台車に乗せてからヤングバックスがWスーパーキック、ニックが入場ゲート上からトペコンを投下するなど先手を奪うが、巻き込まれたゴーディが担架で運ばれるハプニングが発生する。
BULLET CLUBに捕まったヨシタツはキックで反撃して交代も、動きが鈍いしまだカンが戻っていない、ケニーはヨシタツにスタイルズクラッシュを狙うが、エルガンがコールドスプレー攻撃で阻止し、最後は棚橋組がスーパーパワーボムで3カウントを奪い王座奪取、スーパーパワーボムは6人タッグで名チームだった冬木軍が得意としていた技、オマージュを感じさせた。試合後にはケニーがインターコンチ王座の次期挑戦者にエルガンを指名し、棚橋もファレの襲撃を受けて一騎打ちが濃厚となったが、気になるのはゴーディの容態、新日本側が警察の事情聴取を受けたというが・・・IWGPジュニアヘビー級選手権は新顔のオスプレイは空中戦ではしっかり見せてくれるも、試合運びやグラウンドではキャリアの浅さを露呈、試合はKUSHIDAが空中戦に苦しめられつつもホバーボードロックで勝利、横綱相撲といった試合だった。試合後には昨年末から挑戦を表明していたライガーが改めて挑戦を表明した。
IWGPジュニアタッグ級選手権は好試合でロッポンギバイスがストロングゼロでリコシェを下して王座を奪回するも、リコシェはこの試合を最後に新日本を離れるという噂が出ているが奪還をアピールしていることから現時点ではなさそうだ。
本日の4.10両国国技館大会は、9,078人(超満員札止め)をマーク!
皆様のご来場、誠にありがとうございました!#njattack #njpw pic.twitter.com/mT8oR5cdYv
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年4月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/0b4v0Ibs9J
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年4月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON
— SANADA (@seiyasanada) 2016年4月10日チャンスをものに出来なかった。
最悪な結果になってしまった。
でもまだまだこれで終わりじゃない。
これからも生きてる限り、前を見て、上を見て、しっかり闘いたいと思います‼
沢山の声援に応えられずすみませんでした……
応援ありがとうございました‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年4月10日試合後帰宅してみたら左の首筋が妙に痛みを感じるゼァ。そう言えば首筋を蹴られたっけ、天山の試合後に。先日の小島さんの試合といい、今夜の天山の試合といいともに素晴らしい試合だった。ケツの青い先輩達?紛らわしい事言わねえでその気なら最初から俺を指名しやがれ、この小僧!
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年4月10日(ФωФ)! pic.twitter.com/OKKsriatR0
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年4月10日Jax will have fun when I get home pic.twitter.com/C1ILDiD8iV
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年4月10日We love ya Cody. Nothing but positive vibes sent your way. https://t.co/NsZCYpoC58
— The Young Bucks (@NickJacksonYB) 2016年4月10日If you believe in GOD please pray for @Cody_Hall1 . He was injured last night at a NJPW show https://t.co/3SVtgz46C4
— Scott Hall (@SCOTTHALLNWO) 2016年4月10日防衛成功。応援たしかに届きました。ありがとうございました!そして、ヨシタツさん復帰おめでとうございます!よかった。#IWGPJr73rd #V3 pic.twitter.com/ON3CfVwjEW
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年4月10日6 Time Champ, 6 Trees Vice... Roppongi Vice 2x Champs Roppongi Saiyko!! #njattack #RPGvice
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2016年4月10日気が付いたらヒールになっていた。ビールは投げつけた!!介入が酷すぎる。現場はしっかりして欲しい。なんだこりゃ!!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月10日本日の感想。インタビュー等でプロレスは時代を映す鏡みたいな事を言っているが、本日の両国大会の絶対的な内藤選手支持は何なのか?真剣に考えなければならないと思う。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月10日これでいいのか?ロス・インゴ。 #njattack
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年4月10日テレ朝2、ワールド終わりました。
新日本デビューが10年前の両国国技館で、蝶野さんと組んで vs 長州さん&棚橋さんのタッグマッチだったんで、両国解説一緒で不思議でした pic.twitter.com/OpG5shIz9b
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016年4月10日 -
大原が脇腹を破壊されながらもトーナメントを制してGHCジュニア王座に挑戦へ、グローバルタッグリーグ出場メンバー発表も北宮が謎の発言!
4月10日 NOAH「Spring Navig. 2016 vol.2」ディファ有明 528人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技より>
◇第1試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権挑戦者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○原田大輔(4分29秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)X小峠篤司【小峠の話】「悔しい! ちくしょう! 受け専門なのに3発もらっちまったよ。やっちまったよ」
◇第2試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権挑戦者決定トーナメント1回戦/無制限1本
○大原はじめ(10分49秒 ムイビエンクラッチ)X拳王【拳王の話】「大原! 俺に勝ったんだからな、必ず次も勝てよ! この野郎!」
◇第3試合◇
▼30分1本
○北宮光洋(9分09秒 片エビ固め)X熊野準
※スピアー【北宮の話】「約1年ぶりにあいつと試合して、感慨深いところもあるけど、俺たちは今を生きてるんでね。そういうことに浸ってる場合じゃないんで。北宮光洋として最後、熊野とできてよかったよ。これからまた心機一転、一つの節目だと思う。誰にも言ってないし誰にも伝わってないけど一つの節目。熊野準とできて本当に良かった。熊ちゃんありがとう。詳しいことはまた明日話すから、期待しといてくれ。以上だ」
◇第4試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」ジュニア8人タッグマッチ/30分1本
○金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(13分17秒 片エビ固め)小川良成 石森太二 X平柳玄藩 清宮海斗
※タッチアウト◇第5試合◇
▼30分1本
モハメド ヨネ ○クワイエット・ストーム(8分48秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 X齋藤彰俊
※52cmウデ・ラリアット◇第6試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/45分1本
丸藤正道 ○潮崎豪 中嶋勝彦(19分11秒 片エビ固め)鈴木みのる 杉浦貴 X飯塚高史
※豪腕ラリアット◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権挑戦者決定トーナメント決勝戦/無制限1本
○大原はじめ(16分01秒 ムイビエンクラッチ)X原田大輔(試合終了後)
大原「金丸!!!(金丸登場)」金丸「おう、今日は2試合。ご苦労さん。お前はな、絶対にこのベルト獲れねえよ。次は正々堂々やってやるからな(金丸退場)」
大原「俺はどんな状態でも絶対諦めないからな。必ずお前から獲り返す。今日はありがとう…。他の3人の思いも背負って、金丸からベルトを獲り返します。…というわけで、今日もムイ…ビエン」
【大原の話】「金丸とタッグでしか当たったことないけど、どう考えても拳王とのシングルの方がキツい。原田との試合がキツい。小峠との方がキツい。今日、こういう形で自分がトーナメント優勝したからには、小峠、原田、そして拳王の思いを俺が背負って金丸と戦います。そして俺がベルトを獲り返す。そしてこれからも俺たち4人がノアの顔となって、ノアをそしてプロレス界を盛り上げていきます。絶対にあきらめない。どんな体になろうがあきらめない。というわけで今日もムイビエン」
【金丸の話】「誰が相手だろうと、また正々堂々、1対1なのか4対1なのか、やってやるよ。それだけ」
GHCジュニアヘビー級王者の金丸の要求で実現したNOAHジュニア同士による挑戦者決定トーナメントが開催され、1回戦では桃の青春、ケンオーハラのパートナー同士による対戦が実現した。
1回戦第1試合の原田vs小峠の桃の青春タッグ対決はリストの奪い合いから、小峠がいきなり回転エビ固めを狙うなど、決勝戦を想定してか速攻勝負を狙い、場外戦でもトラー巣キックを放って攻勢に出る。
原田もフロントスープレックスを決めるが、打撃戦をトラースキックで競り勝った小峠が顔面ニーからキルスイッチを狙うも、原田は踏ん張って片山ジャーマンを狙うが、小峠は回転十字固め狙いを阻止されても、サムソンクラッチで丸め込む。
しかしクリアした原田はニーアッパーからローリングエルボー、片山ジャーマンで3カウントを奪い、逆に速攻勝利で決勝に駒を進める。1回戦第2試合のケンオーハラ対決は、大原のジョン・ウー狙いを拳王がその場飛びフットスタンプで押しつぶし、大原の傷めた脇腹に集中攻撃を浴びせて先手を奪う。
大原はバックブリーカーからジョン・ウーを発射するも、拳王は足払いから後頭部へのダブルニー、アンクルホールドとリードを許さず、打撃戦も拳王がキックで制する。
劣勢の大原は風車式エメラルドフロウジョンを決めると、ムイビエンを狙うが拳王は切り抜けるも、大原はフィンランド式フォアアームを狙う。
しかしこれもかわされると、拳王はドラゴンスープレックスを決め、場外に逃れた大原にテーブル貫通式ダイビングフットスタンプを投下、リングに戻ってもダイビングフットスタンプを投下して大原の脇腹に大ダメージを与える。
勝負に出た拳王はキークラッシャーから蹴暴を決めるが、大原はクリアし、ならば拳王は羅喉を狙うが、大原は強引にムイビエンクラッチで3カウントを奪い逆転勝利、決勝に進出するも、大原は脇腹を押さえたままうずくまり、浅子覚トレーナーに肩を借りて退場となる。決勝の原田vs大原も、原田が徹底的に大原の痛めた脇腹を攻め、のた打ち回る大原に山本レフェリーも試合を止める構えを見せるが、大原は続行を訴えて試合は続行、大原はレッグラリアットで反撃してから、肩乗せ式バックブリーカー、ムイビエンと勝負に出るもロープに逃れられてしまう。
両者とも追尾合戦となり、原田のラリアットも大原が1回転するが、突進したところで原田がニーアッパーで迎撃し、原田の片山ジャーマン狙いをムイビエンクラッチで切り返そうとするが、原田が丸め込んで変形ニーアッパーを狙うも、踏ん張った大原が逆に担ぎ上げてリバースネックブリーカーからフィンランド式フォアアームを炸裂させる。
大原はもう一発を狙うも、原田はカウンターのダブルニーで迎撃し、再度の突進も大☆中西ジャーマンで投げ、ローリングエルボーから片山ジャーマンを狙う。
大原は回転エビ固めで切り返すとエビ固め合戦となり、原田が変形ニーアッパーから片山ジャーマンを狙うも、大原はムイビエンクラッチで切り返し、原田も丸め込もうとするが、大原は再度ムイビエンクラッチで丸め込んで3カウントとなりトーナメントを制した。試合後は金丸に宣戦布告して幕となったが、大原の負傷具合がどうなのか・・・手負いの状態で望むとなれば厳しいものを感じてしまう。
4月21日から開幕する『グローバル・タッグリーグ戦2016』の出場チームが発表された。
ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
杉浦貴&シェルトン・X・ベンジャミン
鈴木みのる&飯塚高史
丸藤正道&矢野通
中嶋勝彦&北宮光洋
モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム
潮崎豪&マイバッハ谷口
他団体参戦チーム※後日発表今年は全8チームの1ブロック制で開催されるが、昨年度覇者の弾丸ヤンキース(杉浦&田中将斗)活動休止のためエントリーせず、杉浦はベンジャミンと組んでエントリーした。
中嶋が北宮と組んだことでパートナー不在となったヨネはストームと、丸藤は3月27日の鈴木軍興行で予告したとおり矢野と組んでエントリーとなったが、気になるのは他団体エントリー組である“X”の存在、候補といえば鈴木軍興行で中嶋組と乱闘となった新日本プロレスの天コジ(天山広吉&小島聡)、天コジが参戦となれば当然狙いは三団体タッグリーグ制覇がテーマとなり、丸藤&矢野に継ぐ注目チームとなる。また最後に熊野と対戦した北宮が「北宮光洋として“最後"」という謎めいたコメントを残した、中嶋とのコンビでタッグリーグエントリーが決まっている北宮だがいったい何をしようとしているのか・・・?
【NOAH】満身創痍も大原がトーナメント制覇、金丸への挑戦権獲得▼潮崎が対杉浦全勝でツアー締め▼“50ファンキーパワーズ”発進▼北宮が謎の予告…有明大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/UqysXq15ks
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年4月10日4月21日後楽園ホール大会からグローバルタッグリーグが始まる。俺と矢野さんのCHEMISTRYを楽しみにしてくれ#noah_ghc #その前に会っとくか…
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年4月10日ディファ有明大会に
ご来場ありがとうございました!
4月21日後楽園から始まる
タッグリーグ戦には
クワイさんと組んで出ます。
チーム名は
50(フィフティー)ファンキーパワーズです。
50FPを応援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/GeiEAN2zeH
— モハメド ヨネ (@muhammad_yone) 2016年4月10日今日皆んなdiffer有明来てくれた人ありがとうございます!これから私とヨネ選手 50 funky powers! 50fp タッグで皆んなおうえんよろしくお願いします。#noah_ghc #50fp pic.twitter.com/IDw1l42DBc
— quiet storm (@qstormprowres) 2016年4月10日 -
3月の月間ベストバウト 決戦投票のお知らせ
お知らせ 3月のベストバウトの1位が2試合になりましたので午前0時から決戦投票を行います。当初は忍者ツールの投票ツールを使用する予定でしたが、Twiiterの投票機能を使用することになりました、そして決戦投票開催に伴い結果発表は12日に延期させていただきます
3月の月間ベストバウト 決戦投票対象試合
内藤哲也vs石井智宏(新日本プロレス 3月4日 後楽園ホール)
内藤哲也vs後藤洋央紀(新日本プロレス 3月12日 新青森県立総合運動公園マエダアリーナ)投票よろしくお願いします
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チャンピオンカーニバル2016開幕!宮原は真霜と30分フルタイムドロー!秋山はS・タイガーに失神KO負け!4月9日 全日本プロレス「2016チャンピオン・カーニバル」後楽園ホール 1299人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○青木篤志(8分38秒 変形膝固め)[1敗=0点]×ジェイク・リー
(試合終了後、K-DOJOの梶トマトがリングに登場。)
梶「皆さん、K-DOJOの梶トマトです。青木さん、チャンピオン・カーニバル中で大変申し訳ないのですが、前回千葉大会で言ったように、青木さんの持つ世界ジュニアのベルトに、このハイテンションこと、梶トマトの挑戦を受けてもらえませんか?」
青木「ひとつだけいいかな? 梶君、今はチャンピオン・カーニバル中なんだわ。この雰囲気の中で出てきた勇気はスゲエと思う。こういうのってさ、タイミングもあるし、ここにいるお客さんが文句あろうが俺は別にどうでもいいんだよ。挑戦してくることが俺は大事だと思う。俺は梶君の挑戦を受けたいと思います。ただ、会場とかそういうものはPWFに相談しないといけないから。だけど、世界ジュニアをやろう」
【青木の話】「(ドーリング選手の欠場を受けての出場となったが?)ジョーの状態を考えたら、同じチームの人間としたらやるでしょう。ましてや、本当だったら諏訪魔選手だっているところが、今は欠場中だから。やらなきゃいけないでしょ。野村に任せておけないもん、俺。正直。野村がヘビー級だって言ったって、別にアイツがEvolutionに入ってなんか変わったかって言ったら、変わってないと思うよ。一生懸命やるのは、それはどんな新人だって普通でしょ? Evolutionというチームはもともとみんなで強くなろうっていうチームじゃないんだよ。強い人間が集まってできたチームなんだよ。本人がそこに追いつこうと思って一生懸命努力してるかと言ったら、俺は努力してないようにしか見えないんだ。これは悪いけど試合だけを見てたらわからないんだ。試合をしたらわかるでしょ、何となく。それがが全てですよ。今回自分がチャンピオン・カーニバルに出るって決めた理由は、アイツに任せておけないし、俺がやりたいというのもあるしね。申し訳ないけど、世界ジュニアのベルトはちょっと疎かにするかなと思ってたけど、面白い時に梶トマトが出てきたからさ。まあ、良かったよ。(初めて出場したチャンピオン・カーニバルの舞台はどうだった?)入場式で見たって、みんな俺の倍ぐらいデカいし、正直この先どうなるのかなっていう不安はあるけど、俺がやることは一個だけ。とにかく勝ちを狙いに行くことだけ。どんなことでもいいけど、一個勝機を見つけたらそこだけ追求して。(リー選手の印象は?)まだ遠慮があるよね。もっとガンガン来ればいいのに。本人が昨日会見の時に、どこか怪我してもどうのこうのって言ったんだったら、もっと根性を見せてくれたらよかったのにね。一本差し出してでも、何か違うもので仕留めるぐらいのものがあればよかったんだけど、感じなかったからね。チャンピオン・カーニバルってさ、誰かの成長のためにやるもんじゃないと思っているし、なんだったら野村とリーに関しては1回もベルトを巻いたことのない人間だから。本人たちがどういうともりで挑んでいるのかわからない。それが経験のためと思っているんだったら、俺は今すぐ棄権して、普通の試合をやってた方がいいと思う。だって、もっと強い人、もっとデカい人が潰しに来るんだよ? 最初からそんな気持ちでやっているようなヤツだったら、俺は別に必要ないと思うしね。これは俺が言うことでも何でもないでしょ? もっと上の人間が言うことでしょ? 秋山、大森、なにをやってんだって。俺じゃねえよ。ヘビー級だったらヘビー級で、ちゃんと誰か育ててやれよ。じゃないと先ねえぞ、本当に。まあ、俺はそれなりの覚悟を持って、今回このリーグにエントリーしているから。悪いけど、もう優勝を狙うだけ。自分がどうのこうのじゃない。チームのために優勝するだけ。それだけです」
【リーの話】「クソッタレ…。足が…。始まったばっかだっていうのに、諦めるかよ!」
◇第2試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○野村直矢(9分54秒 横入り式エビ固め)[1敗=0点]×ボディガー
【野村の話】「世界タッグチャンピオンから獲った! これは普通の勝ちですよ。とりあえず世界タッグチャンピオンから獲ったことは凄い大きいことだと思います。明日は真霜拳號! 絶対にアイツの首を討つ。絶対に討つ!」
【ボディガーの話】「クソ! 出鼻をくじかれた。これがチャンピオン・カーニバル。読めなかった。けど、このまま絶対に引き下がらへんからな。あと全部勝って、絶対に優勝ねらうんで。気持ちを切り換える。それだけ」
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○佐藤光留 川村亮 力(13分43秒 片エビ固め)中島洋平 ×SUSHI 青柳優馬
※ランニングローキック
◇第4試合◇
▼井上雅央&西村修デビュー25周年記念試合/30分1本
ドリー・ファンク・ジュニア 大森隆男 ○井上雅央 本田多聞(12分38秒 首固め)×渕正信 ザ・グレート・カブキ 西村修 吉江豊
【井上の話】「(記念試合を全日本プロレスでできたことは?)結構全日本を離れていましたから、ありがたいです。本当にありがたいの一言です。俺みたいなヤツに…。本当にありがたいです。記念ですね。言えば、たった25年ですから。あっと言う間でした。普通だったら軽く通過してなきゃいけないんですけど。(同世代のファンの力になっているのでは?)そう思っていただければありがたいです、本当に。今日は感謝しかないです。(同じリングには渕選手、ドリー選手、カブキ選手と先輩たちがいたが?)そんな恐縮ですよ。25周年なんて怒られちゃいますよ。まだまだ倍以上のキャリアの人がいっぱいいるんだから。もうちょっと頑張ります。(大怪我を克服して迎えているだけに、感慨もある?)そうですね。股関節の時は正直、現役はつらいかなと思ったですけどね。股関節の時は同期の浅子さんがリハビリしてくれたんで。そのおかげでなんとか試合ができてますからね。もう本当に助けられてます。感謝の一言です。何回も言いますけど」
◇第5試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○崔領二(17分50秒 エビ固め)[1敗=0点]×ゼウス
※那智の滝
【崔の話】「言いたいこと言っていい? 橋本真也が『プロレスは人生みたいだ。自分の人生を商売にしてるんだ』と言ってたけど、バカ言ってんじゃねえよとさっきまで思ってましたね。だけど、ZERO1を辞めてひとりになって、いろんな人の助けがいるようになって。気づいたら上がる団体がなくて。自分で立ち上げるしかなくて。でも、全日本プロレスというところが声をかけてくれて。今日試合やったけど、いつもと変わらずファンがいる。応援してくれる人がいる。これが基本かなと。橋本さんの言葉が凄く身に染みてわかるし。あとね、1つだけ。これを言ったら帰るから。ZERO1に自分はいた。本当にお世話になった。プロレスのイロハを教えてくれた。そして、ZERO1との関係はこれからも続く。全日本とも続くと思う。狭い業界やから。でもな、仲良し子良しでやる必要はないと思う。みんな個人事業主やから。ZERO1という団体で…皆さん、よう聞いて。こんな魅力溢れる、プロレス界の未来を担う崔領二って若者の居場所がなかったんや。いいことだと思う。下がドンドン育ってるから。俺は何が言いたいかっていうと、若いヤツみんなに言いたい。自分の道は、プロレス界を辞めたとしても、プロレス界にいたとしても、自分を高く買ってくれることに、自分を最大限評価してくれるところに、俺は行くべきやと思う。過去を否定するのは簡単。俺はそんなことしない。だけど、俺は今、確実に全日本プロレスに必要とされてると思う。この先、世界中のいろんな団体に必要とされると思う。そうあってほしい。自分自身で。だから、頑張ってプロレスをやってる。だから、ZERO1のヤツらも、他団体のヤツらも、楽してやるヤツらも、みんなよく聞いて。俺はチャンピオン・カーニバル用のコメントなんか出してないから。自分のポジションを言い訳にするなよ。自分のポジション、回り回って、今のポジションはあるべきしてお前らにあるんや。言い訳するなよ。自分がもっともっと高みを目指したいなら、自分で切り開いた方がいいと思う。俺はランズエンドというものをやってそれに気づいた。だから、どうかプロレス界に入ってネガティブは発言だけはやめてくれ。1億円プレイヤーになるのも、10億円プレイヤーになるのも、アメリカを抜くのも、俺ら次第ちゃうか? 俺はそう思うよ。言い訳するなよ。大志を抱け、もっと。若いヤツも。俺は全日本プロレス、素晴らしい団体だと思う。こんなに猛者が集まっているとは正直思ってなかった。予想はしてたけど。ひとつ言わせてください。俺はこの団体をとてもリスペクトしています。だからこそ、全員ぶっ潰して、チャンピオン・カーニバル覇者として、24日、テッペンに立ちます。どうもありがとうございました」
【ゼウスの話】「崔領二とやっとったらゾッとするわ。アイツの攻撃を見てるとゾッとする。だから、コイツはやっぱり次にもう1回当たって、俺がお仕置きせなあかんな。それだけや。まあ、チャンピオン・カーニバル、悔しいな。初っぱなの開幕戦、後楽園で負けるっていうのは。クソ。もっと体を鍛えていかないと。アイツの蹴りの一発一発威力、ZERO1で食らってるから。それをわかった上で、もっともっと分厚い胸板と、ぶっとい腕と、強い足腰を作ったら勝てるな。うん。技術では何も劣っている部分はないと思うから」
◇第6試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○スーパー・タイガー(7分52秒 TKO)[1敗=0点]×秋山準
※レフェリーストップ
【S・タイガーの話】「ちょっとまだ…。勝ったんですよね? 感触はあったんですけど、その前のが効いてたんで。ちょっと意識が…。まだちょっと頭の整理が付いてないんですけど。(勝った実感はない?)ちゃんとした形で映像を見てみないと判断できないですけど、京平さんが勝ったというんであれば。まず1本目を取ってこのまま。やっぱり僕が思っていた以上のこの王道マット。まだ頭の整理が付かないですけど、体で体感したのは凄く覚えてます。これで我々が勝ったとも思ってないですし、逆に懐の深さをまた見て、これから続くチャンピオン・カーニバルに武者震いが止まらないですね。こういう状態があと何戦か続くと思うと…。僕はこれからもっともっと変われますし、プロレス界を絶対に背負って立てる男になりますんで。それだけははっきり言います。期待してください。(優勝に向けてもいい感触が掴めた?)まず初戦を勝った。まだ宮原選手もいますし、真霜選手も、ボディガーも、そしてリアルジャパンの今のチャンピオンの関本ともシングルでありますんで。僕はある意味、これは王道マットを借りたチャンピオン・カーニバルの中での、リアルジャパンでの別次元のタイトルマッチだとも思っていますんで。本当に各団体のチャンピオンと真剣勝負で1対1でしっかり戦える。ここから僕のスーパー・タイガーが始まります」
◇第7試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1分=1点]△宮原健斗(30分時間切れ引き分け)[1分=1点]△真霜拳號
(試合終了後)
宮原「引き分けなんで、気分は最高とは言えないですけど…これだけのお客さんが応援してくれたんで、気分はいたって最高です。最高の一体感で今日を締めくくりたいと思います。皆さん、今日はチャンピオン・カーニバル開幕戦、最後までご声援ありがとうございました。皆さんに聞きたい。全日本プロレスは最高でしたか!疲れているせいか聞こえないなあ、全日本プロレス最高でしたか?」
【宮原の話】「まだ始まったばかりだしね。勝ちを奪えなかったのは悔しいけど、引き分けたからって負けたわけじゃないから。ポジティブですよ。俺は進化形のポジティブなチャンピオンだから。どんな悪い状況になっても俺はポジティブだし。それはなんでかって言うと、あんなに声援を送ってくれる人がいる限り、ネガティブなことを俺らが言えるわけないでしょ? とにかくチャンピオン・カーニバル、優勝までまだいっぱいあるんで。一戦一戦、戦って、大阪の最終戦を迎えてね。もちろんトロフィーを持って帰るしか考えてないんで。準優勝なんて考えちゃいない。優勝しないと意味がないから。なんせこのベルト(三冠)が今、俺の手元にあるから。(真霜選手とのこれからの戦いをファンも期待しているのでは?)それは見ている人に感じてもらって。俺は目の前の相手1人1人と勝負しているんで、特別な感情っていうのはないけど、やっぱり引き分けたから。to be continuedというか、続きを自分の中で意識しちゃう部分もあるけど、そればっかりはチャンピオン・カーニバルを終えないとわからない部分でもあるし。(どうしても三冠王者のマークがきつくなり、優勝するのは難しくなるが?)そうですね。引き分けているからあんまり大きなことは言えないけど、過去は過去だから。今、ベルトを持っているのは俺だから。第三者からなんと言われようと、俺はこの業界で上を目指しているんであって。だから、チャンピオン・カーニバルという称号は俺にとってデカいから。俺、もっと有名になりたいんですよね。まだプロレスファンで俺のことを知らない人もいっぱいいるんで。それが歯がゆいというかね。だから、こういうチャンピオン・カーニバルっていう大きい舞台で優勝すれば、おのずとみんな知ることになると思うんで。宮原を知っておかなきゃ損だよって書いておいてください」
【真霜の話】「30分じゃ仕留めきれなかったけれども、腕をいただいたよ。三冠王者の腕をよ、いただいたよ。去年のことを言っていいのかな。去年の時の三冠王者とやって、ベルトの足下に手が届いたかなと思ったんだけど、今日はどうだい? 手をかけただろ、三冠ベルトに。勝てなかった。そう言われるかもしれない。負けじゃない。引き分け。時間切れ引き分け。タイトルマッチは全日本だと何分だ? 60分? じゃあ、60分で今度やろうぜ。30分じゃダメだってわかったんだからよ。あの三冠王者にはちょっと言いたいこといっぱいあるからよ。よし、これで手応えを掴んだから。あとは今日で引き分けだと勝ち点1? しょうがねえ。あと全部勝てばいいんだろ? 勝てば決勝に行くんだろ? 決勝に行って、優勝して、三冠ベルトをいただこうかい」
全日本春の祭典である「チャンピオンカーニバル」が開幕し、入場式には大日本勢を除く出場選手が揃い、PWF会長であるドリーが開会宣言をして公式戦がスタートとなった。
まず公式戦初戦はジョー・ドーリングの代役として出場した青木がリーと対戦、青木はショルダーレッグブリーカーからレッグロックと足攻めで先手を奪い、リーもミドルキックで反撃するが、膝を痛めているせいか威力が半減、だがショルダースルーからノーザンスープレックスを決める。
リーはラリアットを狙うが、かわした青木は低空ドロップキックから低空ミサイルキックと再度足攻めを展開し変形膝固めで捕獲、ロープに逃れたリーはキチンシンクからランニングローキック、ラリアットと畳み掛けるが、ジャンピングミドルキックからバックドロップを狙うと、青木は首を巻き込んで押さえ込み、膝十字固めから変形足四の字固めへ移行してギブアップを奪い、公式戦を白星でスタートしたが、試合後にKーDOJOの梶トマトが現れて世界ジュニア王座への挑戦を表明、青木も受諾して両者による選手権が決定的となった。
野村vsボディガーは野村のショルダータックルを受け流したボディガーはリフトアップスラムからパワーで圧倒、野村もショルダーアームブリーカーからアームロックと腕攻めを狙うが、腕十字をボディガーが持ち上げて叩きつけると、串刺しラリアットからフェースバスターと繰り出し、エルボードロップは自爆となっても、逆に野村のドロップキックを自爆させてから逆エビ固めで捕らえる。
ボディガーはパワーボムを狙うが、野村はリバースしれからスピアーを狙うも、ボディガーはキャッチしてラリアット、ハンマーパンチの連打からハイキックをねらうが、かわした野村が首固め、スピアーからのジャックナイフ式エビ固め、そして横入り式エビ固めと丸め込み技を連発して3カウントを奪い金星を挙げる。
ゼウスvs崔はマッチアップから打撃戦となるも、場外戦で崔がゼウスのの左膝を鉄柱に叩きつけると、イス攻撃を狙うがかわしたゼウスも鉄柵に叩きつけてからのボディーアタックで反撃して、バックドロップの要領で股間を鉄柵の上で落とし、場外ブレーンバスターで投げる。
リングに戻っても互いに感情的になったのか一歩も引かず、ゼウスが胴絞めスリーパーで捕獲して一気に絞めあげるが、ラリアット狙いは崔がかわしてミドルキックを連発する。
崔はミサイルキックからミドルキックを連発するも、突進したところでゼウスがスパインバスターで叩きつけると、サソリ固めで捕獲、崔も串刺し攻撃をかわしてミドルキックからブレーンバスターで投げるも、ゼウスもブレーンバスターで返してからフライングラリアットを浴びせて応戦する。
ゼウスはラリアット、ボディーアタックと串刺し攻撃の連打から、チョークスラムを狙うも、崔が踏ん張るとゼウスは後頭部ラリアットを炸裂、そして正面からのラリアットを狙うが、抱え上げた崔は山折りから那智の滝を投下も、ゼウスもかわしてチョークスラムからラリアットを決める。
ゼウスはジャックハマーを狙うが、背後に着地した崔はジャーマンで投げるも、すぐ起き上がったゼウスはラリアットからコーナーへ昇る。
しかし崔はジャンピングミドルキックで動きを止めると、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターから那智の滝を決め3カウントを奪い、崔も公式戦勝利でスタートする。
秋山はリアルジャパンからエントリーしたS・タイガーと対戦、打撃戦をSタイガーが制するが、場外に逃れた秋山はSタイガーを場外へ引きずり込み、鉄柵攻撃、ニーリフト、ランニングニーと攻勢をかける。
Sタイガーもニールキックからローリングソバットで反撃して、フロントネックチャンスリーからチキンウイングアームロックで捕獲する。
逃れた秋山もニーリフトからランニングニー、フロントネックロックで捕獲してからエクスプロイダーを狙うが、逃れたSタイガーは斬り込み式ジャンピングハイキックを炸裂させると、秋山はダウンしてそのまま失神し試合はストップ、秋山がまさかのKO劇でSタイガーが勝利を収める。
メインは宮原が真霜を迎え撃つが、真霜が執拗なヘッドロックから宮原の顎にミドルキックを炸裂させると、場外へ逃れた宮原に鉄板で殴打、スタンド席通路に雪崩れ込んでからのランニングローキックと先手を奪い、リングに戻ってからは宮原がギロチンホイップからから反撃して首四の字固めと首攻めを展開し、真霜もラリアット狙いもスネークリミットで切り返す。
しかし再び場外戦となると真霜がイスで宮原の右腕を殴打、リングに戻ってもランニングローキックからチキウイングアームロックと今度は右腕攻めを展開するも、ラリアットをかわした宮原は低空ドロップキックから側頭部へのドロップキックを放ち、串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスと畳み掛ける。
宮原はフロントハイキックで真霜をエプロンへ追いやると、エプロン上でのパイルドライバーを狙うが、踏ん張った真霜はフロントハイキックから、コーナーの金具に挟んでのショルダーアームブリーカーを決め、リングに戻っても脇固めや腕十字、無道と再度右腕攻めで宮原を追い詰める。
真霜は雪崩式ブレーンバスターを決めるが、すぐ起き上がった宮原は真霜トラースキックを喰らいながらも二段蹴りで応戦、串刺しニーから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからジャーマンを狙うが、真霜はチキウイングアームロックで切り返し、再度無道で追い詰める。
逃れた宮原は真霜にフロントハイキックからブラックアウトを炸裂させると、互いのエルボーのラリーとなるが、宮原の串刺し攻撃をかわした真霜はジャーマンから真剣を炸裂させると、垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、宮原は阻止し、ニールキックをかわしたところで後頭部にブラックアウト、そして正面からブラックアウトを炸裂させ、二段式ジャーマンからシャットダウン式ジャーマンを狙うも、阻止した真霜もランニングエルボーを炸裂させ、再度無道で捕らえから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、宮原はブラックアウトで阻止するも、カバーには入れず時間切れ引き分けとなった。
試合後は互いに再戦をアピールし、宮原も三冠王座をかけることを約束、最後は宮原がマイクで開幕戦を締めくくった。宮原と引き分けた時点で真霜も充分次期挑戦者の資格は得た、仮に優勝できなくても真霜にとって大きい引き分けだったと思う。
宮原が引き分け、秋山がKO負け、ゼウスが敗戦と開幕戦から大荒れとなったチャンカン、果たして誰が春の祭典を制するのか?
第4試合では井上のデビュー25周年記念試合が行われ、雅央はドリー、大森、アジアタッグ王者時代のパートナーだった本田と組み、渕&カブキ&西村&吉江組と対戦。
試合は渕のボディースラムを受け切った雅央がオリャーラリアットからミリオンダラーバスターを決めるが、最後は全選手が入り乱れる中、雅央は渕の首固め狙いを逆に首固めで切り返して3カウントを奪い記念試合を勝利で飾った。
雅央は1991年n全日本でデビューしたが、当時の全日本は天龍源一郎ら選手が大量離脱し若手が不在という状況の中、現在NOAHでトレーナーを務める浅子覚と共にデビューするが、三沢光晴の付き人を務めていた浅子は超世代軍の一員としてメインに抜擢されたのに対し、雅央は第1試合で百田光雄と対戦することが多く、また川田利明と田上明の聖鬼軍に属したものの、前座のポジションはかわらず、TVマッチでは解説を務めていたジャイアント馬場さんからダメだしを受けるなど、評価は決して高いものではなかった。
全日本が馬場さんから三沢に現場責任者が変わると、雅央は若手が次々とデビューしたのもあってか中堅にランクアップし、本田と組んでアジアタッグ王座を奪取、NOAHに移籍してからは挑戦者決定トーナメントを制して武道館のメインで秋山の保持するGHCヘビー級王座にも挑戦して、王座は奪取できなかったがノラリクラリと秋山を翻弄し、雅央ワールドを確立した。
NOAHを退団してフリーとなり、最近は試合の機会が減っているようだが、まだまだ頑張ってほしい。
最後に井上雅央選手、デビュー25周年おめでとうございます。【全日本】CC開幕…宮原初戦ドローも強気、真霜は三冠に照準▼S・タイガーが秋山KO▼崔がタッグ王者・ゼウス撃破▼野村が初戦で金星奪取▼青木完勝、梶の挑戦受諾…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/9DbTHBLZnP
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年4月9日本日もたくさんのご来場、熱い声援、誠にありがとうございました。明日は4.10長野大会17時開始!当日券は15時より発売!皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #プロレス #2016cc pic.twitter.com/2nomOZmRFI
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年4月9日全日本プロレス後楽園ホール大会、たくさんのご来場&最高のご声援ありがとうございました☆
勝ちからのスタートとはいかなかったが…
僕はポジティブで、そして日々進化してるので…優勝目指すぞっ(^^)
ありがとう♪#ajpw pic.twitter.com/X4MZtEp6ix
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年4月9日チャンピオンカーニバルは引き分けスタート。
でもこれは失点1ではなく、得点1と捉えておくよ。
三冠ベルトへの挨拶も出来たしな。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2016年4月9日チャンピオンカーニバル開幕戦ご来場ありがとうございました!
世界タッグチャンピオンからとった!
明日は真霜選手。このままいくぞ!
— 野村 直矢 (@nomuraajpw) 2016年4月9日開幕戦、たくさんのご来場ありがとうございました。
初戦のジェイク・リー戦は勝ったけど。他の公式戦みたら何か凄い事になってる。でも、それはそれでやる気出てくるわ。
しかし、今日は梶トマトの勇気にやられた!ハイテンションとかってやつ?何か苦手かも。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016年4月9日全日本プロレスチャンピオンカーニバル開幕戦!何度も身を乗り出ししまうくらい、初戦から潰し合いのような激しい闘いになりました。お客さんの熱気も凄かったですね!あの大きなトロフィーを掲げるのはどの選手になるのか…楽しみです! #ajpw
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年4月9日 -
一騎当千全公式戦終了…鈴木秀樹が石川修司に大逆転!1位で決勝トーナメントへ4月9日 大日本プロレス「一騎当千~strong climb~」北海道・札幌・ススキノ・マルスジム 372人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/20分1本
木高イサミ △宮本裕向(20分時間切れ引き分け)△丸山敦 真田聖也
◇第2試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○吉野達彦 佐久田俊行(10分31秒 逆エビ固め)菊田一美 ×野村卓矢
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀 星野勘九郎(12分24秒 ウラカンラナ)バラモンシュウ バラモンケイ ×植木嵩行
◇第4試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦 蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 “黒天使”沼澤邪鬼 塚本拓海(14分59秒 体固め)アブドーラ・小林 竹田誠志 ×高橋匡哉
※ドラゴンスプラッシュ
◇第5試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
関本大介 ○橋本大地(13分20秒 片エビ固め)神谷英慶 ×宇藤純久
※シャイニングウィザード
◇第6試合◇
▼一騎当千~strong climb~Bブロック公式戦/30分1本勝負
[3勝2敗=6点]○浜亮太(12分56秒 体固め)[2勝3敗=4点]×岡林裕二
※オオキドプレス
◇第7試合◇
▼一騎当千~strong climb~Bブロック公式戦/30分1本勝負
[4勝1敗=8点]○鈴木秀樹(14分31秒 ヨーロピアンクラッチ)[4勝1敗=8点]×石川修司
(試合終了後)
鈴木「疲れた…もう一回メインイベントで、ここで…あまりやりたくないけど、でも、やりましょう」鈴木は締めを石川に託して花道から見守る。石川「負けて締めると思ってなかったんで…。きょうは観戦ありがとうございました。僕は年に何回かしか北海道で試合できませんけど、呼ばれた試合、全力を尽くして闘います。明日の一騎当千、関本も耕平さんもいないけど、若い力きてますけど、おじさんパワー見せて全力で闘いますんで明日も見に来てください」
【鈴木の話】「(これで1位通過が決まったが)一試合一試合と考えてたんで、結果的に1位通過というだけであって。そんなことどうでもいいですよね。しんどかった。1位通過とか正直リーグ戦とか、もう…明日帰ろうと思っちゃう。本当にそういう気分ですね。トーナメントどうとか、軽視してるわけじゃないんだけど、そんなので乗り切れるほどやわじゃないってのがわかったんで。予想以上でしたね。まったく予想以上でした。(明日も勝ち上がれば当たる可能性があるが)そうですね。1回戦で僕が勝って、反対側が誰でしたっけ? 大地と? 2人とも負傷すれば、共倒れすれば僕優勝ですよね。それを願ってますね。(石川とは)1カ月に1回ぐらいで。でも、ここまで来たら僕が1位なんで。
一番勝ち星を挙げたんですよね。あ、修司さんといっしょか。だから僕と石川修司さんが一緒に上がらなきゃいけないと思うし。(準決勝は神谷と)もう怖いのはバックドロップだけですからね。怖いと僕が思うぐらい、耕平さんにも勝ってるし、関本さんにも勝ってるし。そこですね。2試合あるから短期決着を狙わないといけないのかもしれないですけど、焦るとバックドロップがありますから。そこだけ気をつけて。きょうで帰ります。試合開始直前までずっとカシンからメールがきて、試合に集中できませんでした」
【石川の話】「全勝優勝、潰されるというのは悔しい。でも、明日への希望もまだ残っているので、気持ちを立て直して明日の決勝トーナメント臨みたいと思います」
【大地の話】「きょう見た感じでは、やっぱでかいすね。普通に、ナチュラルに。普通に見入っちゃったし。でも、いままでもデカいヤツに当たって試合してきたし。何度も言いますけど、自信あんだよ、大きいヤツに対して。大きいヤツに対してどう試合するのか…負けることは考えない。明日は絶対勝つ。たぶんね、ひっくり返せるんですよ。あれだけでかいと。あれだけでかいからこそできることがあるんですよ。だから僕にしかできないこともあるんですよ。蹴りも含めて。それを明日、見せるっちゅうかね。試合でやって決勝進んで優勝したいと思います。正直楽しみで仕方ない。それ以上何もない、それ以下もない。明日は楽しんで勝つ…それだけです」
【神谷の話】「メインイベントすごい試合でしたね。あの試合を見て、そして試合後のリング上で鈴木選手のコメントを聞いて燃えてきましたね。僕のことなんて鈴木選手はアウト・オブ・眼中なわけですよ。だから逆に燃えてきましたね。僕は曲がりなりにも横浜文体でメインを張った。タッグのベルトだっていま腰に巻いてます。もうリーグ戦でバケモノを倒してきました。もうそろそろ次のステップへ進むタイミングだと思います。明日は燃えて燃えて、そのまま2連勝。そして次のステップへ進みたいと思います。一騎当千制覇して、その向こうに次の大日本プロレスのストロングのベルト、シングルのベルト…もう僕は見据えてるんで。明日は炎の激勝ですよ。燃えてきましたね」
公式戦最終日を迎えた「一騎当千~strong climb~」、Aブロックは全公式戦が終了し、残るはBブロック2試合のみとなった。
メインは石川vs鈴木、二人も既に決勝トーナメント進出を決めており、今回の公式戦は1位、2位を決める順位決定戦となった。
序盤は鈴木がネックロックからグラウンドを仕掛けたが、石川がアイアンクローでかえして、伸し掛るように押し潰し、ボディーシザースで鈴木の動きを止めにかかる、両者共上背はあるが、グラウンドとなると体重のある石川が有利か、石川の流れを嫌った鈴木は下からアキレス腱固めを仕掛け、、石川のフロントネックロック狙いを腕十字で切り返すが、今度は鈴木の流れを嫌った石川が場外へ逃れ、イスに座り鈴木を挑発すると、鈴木も追いかけてイスに座りエルボー合戦を展開、しかし体格差で石川が制するとブレーンバスターで抱えてから鈴木の腹部をエプロンに直撃させ、脇腹を痛めた鈴木は一気に失速、場外戦となるとデスマッチにも長けている石川が有利か、試合の主導権を握る。
リングも戻っても石川がボディーシザースで鈴木のスタミナを奪いにかかり、ニーリフトからストンピング、フットスタンプと腹部に集中攻撃を浴びせ、鈴木もエルボースマッシュからエクスプロイダーで反撃するが、腹部攻めが効いているためか追撃出来ず、串刺しラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
石川は掟破りのダブルアームスープレックスを狙うが、鈴木は卍固めで切り返すも、体重がない分極めるのにスタミナをロスしてしまい、流れを変えるまでには至らず、鈴木はジャーマンで投げるが、石川もバックドロップで返し、鈴木のエルボースマッシュ狙いもラリアットで迎撃し、鈴木は石川のレインメーカー頭突きをかわしてからスリーパー、ドラゴンスープレックスで投げるも、ダブルアームスープレックス狙いはリバースされてしまい、すぐさま石川はランニングニー浴びせる。
スタンディングでの打撃戦も制した石川はファイヤーサンダーを狙うが、着地した鈴木はすかさずヨーロピアンクラッチで丸め込んで3カウントを奪い、鈴木が大逆転勝利を収めて1位で公式戦を終えた。
全公式戦を終えて明日の決勝トーナメントは大地vs石川、鈴木vs神谷となったが、今年はストロング部門を牽引してきた関本が予選で脱落し、またストロング王者の岡林が最後の公式戦で浜に敗れ負け越しでリーグ戦を終えるというまさかの結末となったが、一昨年から台頭し始めた神谷と、今年から大日本に移籍した大地の台頭はストロング部門にとっては大きかった。
明日の予想はストロング王座に挑戦をアピールしながらも、散々お預けを食らっている鈴木が本命だが、大日本に移籍してから弾けている大地にも期待したい。
他の試合は第1試合ではイサミが中盤にショルダースルーで場外に落とされた際に左足首を負傷、イサミは真田組に左足首に集中攻撃を浴びながらも宮本にやっと交代するが、試合は20分の時間切れ引き分けも、イサミは左足首を押さえたまま動けず、セコンドに肩を借りて退場となった。
イサミは試合を終えるとすぐ札幌を離れ、10日小山でBASARAに出場、そして11日はアジアタッグ選手権も控えていることから不安材料を残してしまう。
第4試合のデスマッチ選手権前哨戦は伊東組は高橋をかわいがるように徹底的に痛めつけ、伊東も序盤には蛍光灯を使うも、あとは使用しないなど余裕ぶりを見せる。終盤には高橋が伊東にフェースバスターを決めてからムーンサルトプレスを狙うが、塚本が蛍光灯カンチョー攻撃で阻止し、最後は伊東がドラゴンキッカーからのドラゴンスプラッシュで仙台大会に続いて高橋から直接フォールを奪った。本日の大会終了いたしました
ご来場、ご視聴頂いた皆様ありがとうございました
明日は
大日本は17時30分からですが
浜選手は
13時からのWRESTLE-1さんからのダブルヘッダー
頑張ってください♪#bjw北海道ツアー pic.twitter.com/JFr5Sjq6jp
— 登坂栄児 (@tosakaeiji) 2016年4月9日今日は大日本プロレス、マルスジム大会でした。
膝蹴り死ぬかと思った。非常に胸が、ではなくなぜか背中が痛い。背中まで突き抜ける膝蹴りって(笑)
とにかく明日も頑張るっす!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年4月9日大日本札幌大会初日終了。鈴木秀樹に負けて全勝優勝の目標が消えてしまった。。。でも明日がある!ジンギスカン食べて明日頑張る!!#bjw pic.twitter.com/doxjfkKNL2
— 石川修司 (@g0925union) 2016年4月9日大日本北海道ツアー1日目マルスジム大会ありがとうございました‼︎伊東竜二の攻略法は必ずあるはずだ‼︎
明日も攻略に励みます。
蕎麦処丸山
よろしかったら行ってみてください。#bjw北海道ツアー pic.twitter.com/Bv4emxEtBY
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2016年4月9日札幌から帰ります、足が痛いですがなんとかいけそうです。飛行機の時間の方もやばいです。#イサミの行ったり来たりツアー
— 木高・ラブマシーン・イサミ (@isami_777) 2016年4月9日 -
ブラック・ジャック・マリガン
新日本、全日本、国際プロレスの三団体に来日したブラック・ジャック・マリガンさん(本名バート・デロイ・ウインダム)が死去した、享年73歳。
マリガンの名前は日本では馴染みがないかもしれないが、三団体に参戦しても主戦場はアメリカのAWA、WWE(当時WWWFまたWWF)においており、日本にはレギュラーでは参戦してしていなかった。
国際プロレスに初来日した1970年、また1973年はAWAのブッキングで来日し、IWA世界タッグ王座を奪取、当時国際のエースだったストロング小林とは金網デスマッチで対戦、AWAの提携先が全日本プロレスに変わると、1974年に全日本に参戦しジャイアント馬場さんの保持するPWFヘビー級王座に挑戦した。
新日本にはWWEと交流していたトロントマットとのブッキングで1977年に来日したが、外国人エースはスタン・ハンセンで、ハンセンとはタッグを組んでいたものの仲間割れ、険悪な関係と思われていたが、ハンセンの素質を見抜いていたマリガンは敢えて一歩引いた立場を取り、ハンセンには先輩として親身になってアドバイスしていたという。
現役最後の来日は1983年1月の新日本、マリガンはこの頃にはザ・ファンクスからアマリロ地区のプロモートを譲り受けるなど次第に一歩引いた立場を取り始めていたが、当時の新日本は長州力の台頭で日本人選手同士の抗争が主流になり始め、またシリーズ後半にはハルク・ホーガンが参戦、開幕戦ではアントニオ猪木とシングルで対戦したものの、次第に扱いが悪くなり、カードからも外されるようにもなっていった。
新日本参戦を最後に日本マットとの縁が切れたかに思われたが、1984年にAWA世界ヘビー級王者となってアメリカに乗り込んできたジャンボ鶴田に挑戦したが、1990年に次男で全日本プロレスにも参戦したことのあるケンドール・ウインダムと一緒にドル紙幣偽造の嫌疑で逮捕され、2年の懲役刑を受けたのを最後に表舞台には立たなくなり、事実上の引退となった。
2006年にAWAでタッグを組み、WWEのスタッフの一員として在籍しているブラック・ジャック・ランザとのブラックジャックスでWWE殿堂入りを果たしたが、息子であるバリーとケンドール、そして孫のブレイ・ワイアットとレスラーとして輩出した功績はいつまでも残る。ご冥福をお祈りします
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VerserKが二派に完全分裂!KING OF GATEは総当たりリーグ戦で開催!4月7日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION 2016」後楽園ホール 1850人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ヨースケ・サンタマリア “ハリウッド”ストーカー市川(9分27秒 狙い撃ち)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤”ジミー”了
◇第2試合◇
▼20分1本
○山村武寛 石田凱士(10分9秒 変形フィッシャーマンズスープレックスホールド)ドン・フジイ ×U-T
◇第3試合◇
▼30分1本
○エル・リンダマン(10分47秒 腕ひしぎ逆十字固め)×T-Hawk
◇第4試合◇
▼30分1本
吉野正人 戸澤陽 ○ビッグR清水(15分35秒 エビ固め)×CIMA Gamma Kzy
※砲丸投げスラム
◇第5試合◇
▼パンチ富永「敗けたら即引退」スペシャル6人タッグマッチ/時間無制限1本
ドラゴン・キッド ○Eita パンチ富永(12分38秒 Numero Uno)土井成樹 問題龍 ×Kotoka
(試合後、土井がKotokaに張り手を打ち込み、ヴェルセルクは退場。オーバージェネレーションがリングに上がる)
Eita「おっしゃー! オレたちが、勝ったぞー! キッドさーん! キッドさん、今日は一緒に組めてうれしかったです。ありがとうございまーす! キッドさん、ボクは、パンチ先輩の引退マッチよりも、キッドさんと組むという日を待ってました! キッドさん、もう覚悟はできてますよ。キッドさん、オレを、弟子にしてください! お願いします!」
キッド「待てよ! 落ち着け。オマエ前回も同じ後楽園でそれ言った!」
Eita「キッドさん、お願いしまーす!」
(キッドコール。)
キッド「みなさーん、ちょといいですか、前回も言いましたねえ。これがプロレスの悪いとこ。そして皆さん、ホントに空気読み過ぎです。たしかにね、今日はなんかね、気分良く、試合も勝てたし。ただね、Eita、オレたちみたいに小さい人間ってな、なにかしら特化したものがないと絶対にこのDRAGON GATEは勝ち上がれないと。わかるよな?」
Eita「わかります!」
キッド「だから、今日の試合みたいに、オマエ、ルチャのベース、忘れないで、だれにも染まらずに、オマエらしくさ、いけば…。(客席から「えー」)はーい、すいません。いまのは、うん、まあボクが間違えてましたねえ。今回はわかりました、ボクが空気読めてなかったです。はいはい。わかりました。決断すべきときが今日だというね、わかりましたよ。みなさんに乗せられましょう、じゃあ」
Eita「っていうことは、オレを弟子にしてくれるってことですか?」
キッド「ちょっと待てよ。弟子とか重いから、そういうのは。そういう上下みたいな感じで、上から物を言ったりとか、そういの苦手だから。(Eitaが落ち込むと)違う違う違う! いい意味でよ、Eita君! いい意味でだから。だからオレはね、Eita、オマエからも盗みたい、いろんなものを。オレから学ぶのもいいだろう、お互いケースバイケースで一緒にやっていけばいいんじゃないですか? どうですか?」
Eita「ということは、オーバー・ジェネレーションに入るっていうことですか?」
キッド「だから、話がぶっ飛び過ぎ。文脈から、そういうふうに解釈できますか?」
Eita「キッドさん、(Tシャツを手に)オーバージェネレーションのこの新しいTシャツ、どうですか?(キッドの言葉をさえぎって)このチームに入ったらこんなカッコイイシャツ着れますよ!(キッドの言葉をさえぎって)オーバー・ジェネレーションに入ったらこのシャツ着れますよ!」
キッド「すいません、すいません、ボクの話も聞いてもらえますか。カッコイイです。すごくTシャツカッコイイと思います。ただね、あなたが決めることじゃないと思うんだよ。みんなメンバーもいるわけでしょ」
(エプロンのCIMAらみんなが両手で丸をつくる。)
Eita「お客さん、どうですかー!?(拍手)」
キッド「え、なになに? こんな軽いノリで入っちゃうわけ? 結構しれっとですよ、みなさん? いいですか、これ?」
Eita「お客さん、どうですかー!?(キッドコールをあおる)」
キッド「わかりました。じゃあ今日はもうホント、皆さん悪いわー。みんなに乗せられます、今日は。じゃあ、よろしくお願いします。じゃあEitaさあ、オレが入ったらやっぱりなんかしっかりとした結果を残したいじゃん。ベルトとかも…」
Eita「そうなんですよ。オーバージェネレーション、だれもベルトもってないんですよねえ。だれも持ってないんですよ。キッドさん、2人っきりのベルトがほしくないですか?」
キッド「それもう、完全にツインゲートしかないですから」
Eita「2人っきりのベルトほしくないですか、キッドさん?」
キッド「2人きり、ツインゲート以外ないですから。ということは、ツインゲートいっちゃいます?」
Eita「いきましょうか、キッドさん!」
キッド「じゃあ、Eitaと2人でツインゲート取りに行きます! すげえ気分よくなってきたよ。なんかね、今日ね、パンチ富永の引退を懸けて試合したけど、そんなのどうでもよくなってきたよー!」
Eita「どうでもいい、どうでもいい! キッドさんボクなんて引退マッチ決まる前に、キッドさんと組むじゃないですか。そのことばっか考えてましたから!」
キッド「言うなバカヤロ~! おい、もうじゃあさ、今日引退懸けて試合したことってなかったことにしちゃいます? もう今日のセミなかったことにしちゃいますか? もう全部カットにしちゃいます?」
Eita「カットはまずいんじゃないですか…」
キッド「もう歴史から排除!」
Eita「排除はまずいでしょ」
キッド「今のはボク、間違えました。今日2回目。まあね、(パンチに)ごめんね。よかったじゃない、でも引退まぬがれてさ」
Eita「よかった、よかった、引退しなくて」
キッド「これでいいでしょ。これが正解ね? というわけで、まだね、このあと実はメインイベント残ってます!」
(Eitaとキッドを残してオーバー・ジェネレーションが引き揚げる。)
Eita「キッドさんのせいで!」
キッド「わかりましたよ。おめでとう、パンチ」
Eita「よかったら拍手お願いします」
キッド「こっから先、あと30分ぐらい2人で話して、みんなと仲良くなればいいわけ?」
Eita「長すぎです。メインあるんで」
キッド「長すぎだな。というわけで、Eitaと2人でツインゲート狙って、新しくオーバージェネレーション入ったということで、まだまだこれから、オーバージェネレーションで」
2人「盛り上がれー!」
【キッド、Eita、パンチの話】
パンチ「どれだけの思いでオレが眠れぬ夜を過ごしてきたか。それを思ったら、なかったことになんてできない。まあ、勝てたから、とりあえずこれからもパンチ富永、オーバージェネレーションとして、もっともっと頑張っていきますんで、応援よろしくお願いします!」
Eita「キッドさん、ありがとうございます!」
キッド「乗せられたところもあるけど、これがオレ、プロレスの好きなところかな」
Eita「ベルト、ツインゲート、もう決まりましたよ」
キッド「それを取って、きちんと結果を残した上で、さらなる進化」
Eita「そうしたら弟子にしてくれますか?」
キッド「弟子とかそういうのはやめようぜ。横イチ(横一線)。とにかくこれからは、オーバージェネレーションで…」
キッド&Eita「盛り上がれ~!」
【土井の話】「情けない(×2)。なんじゃありゃ。パンチ引退させようと思ったのに逃してもうたやんけ。そんなことよりも負けたKotokaが情けない、今日は。勝てる試合落としたな。話にならんわ(控室へ)」
【問題龍の話】「(土井のあとを追いかけるように)土井ちゃ~ん、待ってくれよ。土井ちゃん」
【Kotokaの話】「なんだよ。パンチ富永どうのこうのより土井ちゃんよ、なんだ、カリカリして気が短えな。自分も負けたりするだろ。自分のこと棚に上げて本当にアイツは都合がいい」
◇第6試合◇
▼60分1本
○ジミー・ススム ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S. ジミー・マサアキ(19分35秒 エビ固め)鷹木信悟 ×YAMATO サイバー・コング 谷嵜なおき
※ジャンボの勝ち!
(試合後、土井が入って来てサイバーに張り手。ロープに走るとKotokaが場外からレッドボックス攻撃。谷嵜がKotokaを狙うと、鷹木が割って入ってショルダーで迎撃。鷹木とYAMATOがにらみ合う。YAMATOが突き飛ばす。サイバーがYAMATOにスープレックス。サイバーは問題龍もラリアットで倒す)
鷹木「土井、YAMATO、谷嵜、ざまみろ。サイバーが出した答えはな、オレとKotokaにつくといういことだ。サイバー、これからよろしく頼むわ。イエーイ。拍手はどうした、拍手は!?(ブーイング)ブーじゃねえだろコノヤロー!」
YAMATO「おい、サイバー、このデグノボウが。てめえの足りないアタマでも、そっちにつくってことが、どういうことがかわるだろ! なに考えてんだ!」
サイバー「オイコラ、オマエはホンマにあまっちょろいヤツやのお。オマエは長いもんに巻かれるっていうことわかってんのか? おい、信悟は現ドリームゲートチャンピオンやぞ。ドリームゲートチャンピオンにたてつくなんて、100年早いわ。恥を知れ恥を! 恥を知れ恥を! 恥を知れ~!」
土井「サイバー・コング、これがオマエが出した答えか? もともとは信悟とYAMATOの問題から始まって、オレが間に入っても収集がつかず、谷やんとKotokaでもめて、最後はオマエか。これで、見ての通り完全にヴェルセルクは2つに分かれたな。オレは毎回言ってるよな。このヴェルセルク、力関係、立ち位置、ポジションをはっきりさせると! オレはもう我慢の限界や。なんやったら3対3でやったってもいいぞ!」
八木本部長「はいはいはい! なんだかおもしろいこと、いや、大変なことになってきたじゃねえか! ヴェルセルク内で、同じユニット内で2つの派閥に分かれてこんだけもめて、こんだけこじれたら、もう話し合いでどうこうっていうわけにはいかねえよな? そしたらリング上できっちり闘ってケジメつけてもらおうか。3対3、6人タッグマッチ、いや、そんなあまっちょろいもんじゃねえぞ。6人いるんだよな? オレはよ、オマエらがもめはじめたころから6人出そろうのをずっと待ってたんだよ。6人に最高の舞台があるじゃねえか! 5月5日、愛知県体育館で、金網に入ってもらうぞ!」
サイバー「おいおいおい、ちょっと待て! おい八木、オレはな、長いもんに巻かれる。信悟にはつくって言ったけどな、オレは金網には入らんぞ!」
問題龍「おいサイバー、てめえわけわかんねえこと言ってんじゃねえぞ。だいたい、オマエからこの問題に入ったんだったら代、オマエはキッチリ金網に入れ。だいたいよ、てめえ金網登れねえから、金網にビビってんだろ!?」
サイバー「おい問ちゃん、確かにオレは金網、登られへんわ。そやったらなおさら、登れる問ちゃんが入ったらええんちゃうか?」
問題龍「オレ関係ねえんだよ」
サイバー「オマエが入れ!」
問題龍「オマエが入れ!」
八木本部長「待て待て待て待て! だいたい、オレは6人で出揃えばサイバーが入ろうが、問題龍が入ろうがどっちだっていんだよ。てっとり早くオマエら2人、シングルマッチで負けた方が入る、それでいいじゃねえか」
サイバー「いつやいつや?」
問題龍「いまここでやってやるぞ!」
サイバー「おいおい、ちょっと待て!」
八木本部長「金網に入るメンバー懸けて、サイバー・コング対問題龍、シングルマッチ、スタートします! ゴング鳴らして!」
◇緊急査定試合◇
▼5・5金網出場決定マッチ 時間無制限分1本
○問題龍(0分30秒 回転エビ固め)×サイバー・コング
(試合終了後)
八木本部長「それじゃあ6人出そろったな。今年の金網マッチも、例年どおり負け残った選手が髪の毛、もしくはマスクを失うマスカラ・コントラ・カベジェラ6WAYマッチでやってもらうぞ。さらに、今年はもう一つ付け加えさせたもらうぞ。だいたい、オレは昔から一つ腑に落ちない点があったんだよ。負けてマスク失う、これはいい。負けて髪の毛を着る。これもいいんだが、髪の毛を切った選手は、数カ月後には元に戻ってるんだよ。世の中には、髪を伸ばしたくても伸ばせない、そんなヤツもいるんだよ(場内笑)。だけどな、今年は坊主になった選手は1年間、つまり2017年5月5日まで坊主頭キープしてもらうぞ! そうだな、長さは3ミリ以下にしようか。全国各地のみんなに、素顔もしくは坊主頭、さらしもらおうじゃねえか! ヴェルセルク金網6WAYマッチ、決定します!」
ジミマサ「いやあ、八木本部長、素晴らしい提案! なになに、今年の金網はヴェルセルクのみ? いいねこれねえ! 毎年さ、だれかが坊主になってさ、いいもんがなったりしてね、悲しい思いをする人が多かったりするけど、これなら誰が鳴っても今年の愛知県体育館はハッピーエンドですな! オッケーオッケー」
土井「オッケーちゃうやろ。望月、なに自分関係ないみたいなこと言ってんねん。オレがこのまま終わるわけないやろ。このままのルールで終わるわけないやろ。望月、いやジミーズ、いやDRAGON GATE全選手かかわってくることやからな。オレたちヴェルセルクだけの問題ちゃうぞ。またな、去年同様リスクを用意したるからな。オマエら全員巻き込んだるからな。覚悟しとけよ。ただじゃ終わらんからな。オマエら全員道連れにしたるからな。楽しみにしとけや」
鷹木「土井、道連れとかそんなのはどうでもいいんだよ。最近のヴェルセルクよ、なんかおかしくねえかと思ってたんだよ。ヴェルセルクっていうのはそもそも狂戦士の集りじゃなかったのか? オマエら3人、なんだ最近、こんなバカなファンにキャーキャー言われてよ、そんなんが面白いかコラ!? チャラチャラカッコつけやがってよ。とくにてめえだYAMATO。ドリームゲートチャンピオンのオレに文句あんのか? オレの坊主なんかよりよ、YAMATOの坊主が見たいよなオマエら!?(ブーイング)おもしれえ。YAMATO、オマエのその自慢のチリチリパーマ、きれいさっぱり坊主にしてやるからな。覚悟しとけ」
土井「言うてくれたな。なんやって? オレとYAMATOと谷やんがカッコつけてるって? カッコつけてカッコついてるから、それでええやんけ(拍手)。そこのボク(Kotoka)、カッコつけてもカッコついてないボク、なに隠れとんねん。なにがヴェルセルク一の狂戦士や。オマエはヴェルセルクの戦力外や、二軍や、補欠や、準レギュラーや。さっき言うたよな。ヴェルセルクの立ち位置、ポジション決めるって。オマエの立ち位置はここ(場外)や。オマエはリングに上がる資格はない。オレとYAMATOと谷やんのプロレスを、セコンドで勉強してたらええんや」
YAMATO「土井ちゃん、オレはあんな小僧には興味ねえ。鷹木信悟! やっぱりオマエとはうまくいかなかったようだなあ。ただここは東京だ。金網金網言ってもしょうがねえだろ。来月の後楽園、キング・オブ・ゲート1回戦、鷹木信悟対YAMATO。まそれまでに、お互いどういう立場になってるのか、どういう髪型になってるのかわからないがな、楽しみだな。タッグ戦線での闘いが長かったが、オレはもともとシングルプレーヤーだ。ドリームゲートチャンピオン・鷹木信悟、オレの前でひざまづいてもらうからな。楽しみにしとけ!」
(ヴェルセルクが退場。ジミーズがリングサイドに残される。そのままシレッと帰ろうとするが観客が「えー!」。仕方なく戻り、ジミマサがリングへ。ジミーズのメンバーも呼び込む。)
ジミマサ「あいつら興行の締め方っていうものを考えてほしいよな。途中まですごいうまいこといってたのにさ。土井のマイク、カッコつけてカッコつくヤツと、カッコつけてもカッコつかないヤツに別れましたけど。われわれね、幸い全員がカッコつく6人ですから。まあいい感じで。まあでも、あの人たちワイワイ騒いでアレでしたけど、勝ったのわれわれですから」
堀口「誤爆があったとはいえ、今日勝ったのはジミーズですよね!?」
ジミマサ「ボクがこれ(グッズ)持って入場したのとか、覚えてますかね?」
堀口「それよりもボクと斎了の第1試合、覚えてますかね? もうね2時間40分ぐらいかかってます、ボクら試合してから。せっかくね、これ(グッズ販売の箱)用意したのに。ボク、ホームセンターで買ってきたんですよ」
ジミマサ「まあでも、一夜限りのジミー・マサアキ、いかがだったでしょうか?(拍手)」
斎了「すいません、一個いいですか? あの、車内販売係ですよね? ただの駅弁屋さんじゃないですか。しかも、安い作りですねこれ」
堀口「望月さんにカートとか用意しますか?って言ったら『いいよ駅弁の箱で』って」
斎了「もうちょっとこういう(押す)ヤツだと思ってましたよ」
ジミマサ「階段どうすんだよ、階段」
斎了「まあたしかにそうですけどね。賞品残ってますけど、どうします?」
堀口「配っちゃいます?」
斎了「欲しい人は元気よく手を上げて」
堀口「愛知県のメインの金網戦も決まりましたけど、土井があんなこと言っててどうなるかわかりませんけど。まあでも、ここは東京の後楽園ですから。来月からいよいよキング・オブ・ゲート開幕しますよ!」
ジミマサ「史上最大のね。えっと、わたくしは斎藤了と同じブロックというのだけはしっかり聞いてましたので」
斎了「よろしくお願いします」
堀口「来月は?」
ジミマサ「わたくしT‐Hawkですね。今日リンダに取られてたようですから、対策は練ってくるかもしれませんが、ボッコボコにしたいと思います。T‐Hawkにはやられっぱなしなんで、必ず第1戦ですから、勝ちたいと思いますので応援よろしくお願いします」
堀口「ということで、今日の締めの目的は、望月さんの一夜限りのジミーズということで、ジミーズトレインに特別ご乗車いただきたいと思います!」
ジミマサ「これ、どっちから? 右から? 左から?」
堀口「そういうのいいです」
斎了「動きが妖怪みたいです!カクカクして! まあ望月さんは一番後ろでいいですかね? 一番後ろに立っていただいて」
堀口「6人整列! 来月、再来月はキング・オブ・ゲートありますんで、本日はどうもありがとうございました!」
ジミーズトレインを披露。ジミマサが客席にグッズを投げ込んだ。
【鷹木、サイバー、Kotokaの話】
鷹木「おい、土井、谷嵜、そしてYAMATO! オマエらなんだ、あのバカなファンに媚びやがってよ。ヴェルセルクっていうのは、狂戦士の集まりじゃなかったのか? オマエらにはな、ポリシーのかけらもねえんだよ。まあ、いいよ。5月8日、キング・オブ・ゲート、決まってんだよな。YAMATO、1対1でやる前にとことんやってやるよ。アイツが鏡見て、もうカッコつけられないようにしてやるからな。とことんやってやるぞ」
Kotoka「おい、土井、オマエ、オレのことバカにしてるけどな、ヴェルセルク一の狂戦士を甘く見るなよ! ヴェ~ッ!」
サイバー「オマエら覚えとけよ。愛知県の金網、負けたらマスクはぎ、それと坊主、ワンイヤーやぞ。楽しみやな」
鷹木「どっちがホンモノのヴェルセルクか、オレらが証明してやるからな」
【土井、YAMATOの話】
土井「おいおい、愛知県で金網やぞ。絶対に負けられんルール作ってきたな。負けたら1年間、坊主やぞ。これはオレら協力してな」
YAMATO「オレら金網から逃げて、アイツら丸坊主にしてやりましょうよ」
土井「あと、それなりにいいルール作ってきてやるから。オレらヴェルセルクだけの問題ちゃうぞ。全選手を巻き込んで、ドラゴンゲートの全選手を道連れにするから」
YAMATO「おい、鷹木信悟、このオレを見くびるなよ。坊主になるのは、オマエだ。そしてキング・オブ・ゲート1回戦で勝つのは、このオレだ」
セミは先月の後楽園大会をインフルエンザで欠場したパンチVerserKによって、勝手に敗者引退マッチが組まれ、パンチにはキッドとEitaがパートナーに着くも、試合はパンチを引退に追いやるべくVerserKが集中攻撃をかけ、険悪な関係になりつつある土井とKotokaも連係攻撃でパンチを追い詰める。
しかしキッドが土井にバミューダトライアングル、Eitaがパスタで反撃して盛り返せば、蘇生したパンチもトペで続き、リングに戻るとキッドがスーパー雪崩式フランケンシュタイナーからパンチが2ステップ式ムーンサルトと畳み掛け土井を追い詰める。
だがPTキック狙いはをかわした土井はDOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させると、交代したEitaにはKotokaがボックス攻撃を決めるも、EitaはNumero Unoで捕獲、そして両軍が入り乱れるとKotokaがパンチに急所蹴りからハイキック、そしてカルデラを狙うが、かわされてしまうと、Eitaがすかさず入りNOVEからNumero UnoでKotokaを捕獲してKotokaはギブアップし、試合後はうずくまるKotokaを土井が、”この役立たず”と言わんばかりにKotokaに制裁を加え退場、一方のEitaはキッドに弟子入りを志願するも断られ、その代わりに一緒にOVER GENERATIONを要請すると、CIMAが承諾しキッドとEitaのはOVER GENERATION入りが決定となった。
メインは望月成晃がジミー・マサアキとなって一夜限りのジミーズ入りを果たしてVerserKと対戦。試合もマサアキがサッカーボールキックやミドルキックで攻め込んでジミーズが先手を奪ったかに見えたが、場外戦で鷹木がイスで一撃を加えるとマサアキは一気に失速、逆にVerserKの集中攻撃を浴びて劣勢となってしまう。
YAMATOはマサアキにアンクルホールドを決め追い詰めるが、カットをセーブしに入った鷹木をススムが押してYAMATOと交錯してしまい、更に鷹木の攻撃がYAMATOに誤爆するなど不穏な空気が流れる。
足並みが乱れ始めたVerserKにジミーズが攻勢をかけるが、神田が鷹木にジョン・ウーを狙うと、サイバーが入ってパイナップルボンバーで迎撃すると、逆にVerserKが神田を捕らえて追い詰めにかかる。
ところがYAMATOが神田にギャラリアを狙うと、鷹木が神田を奪ってMADE IN JAPANを狙う、神田が踏ん張るとYAMATOが援護を狙ってドロップキックを放つが鷹木に誤爆してしまう。
ここからジミーズがYAMATOを捕らえて集中攻撃をかけるが、サイバーがカットに入って、逆ににVerserKが神田に集中攻撃を浴びせる。
VerserKは交代を受けたススムも捕らえて、鷹木がMADE IN JAPAN、ラストファルコンリと畳み掛けるも、サイバーのパイナップルボンバーはYAMATOに誤爆してしまう。
ジミーズはYAMATOを捕らえ、クネスが昇龍脚、神田のジョン・ウー、ススムのジャンボの勝ち!と畳み掛けて3カウントを奪い勝利を収めた。
ところが試合後にサイバーがYAMATOにパイナップルボンバーを浴びせると、土井が駆けつけてサイバーをボックスで一撃するが、Kotokaも駆けつけて土井をボックスで一撃を加え、リング内は大混乱となる。
そして今までVerserK内で態度を決めていなかったサイバーは鷹木に付くことをアピールすると、同じく態度を決めていなかった問題龍も土井&YAMATO派に付いたことでVerserKは事実上分裂となってしまう。
二派はタッグマッチを行うつもりで臨戦態勢をとるが、八木本部長が入って5月
日愛知県体育館大会で行われる金網サバイバルマッチには両派に入ってもらうことを通告、そしてサイバーと問題龍でどちらかが金網に入るか試合が急遽を行われるも、サイバーボムを狙ったサイバーを問題龍が丸め込んで秒殺勝利となり、サイバーの金網入りが決定し敗れたらマスクと丸坊主がかけられることになった。
VerserKの分裂劇にマサアキらジミーズは他人事のように構えると、土井はジミーズも金網サバイバルに巻き込むことをアピール、最後はジミーズがマサアキと共にジミーズトレインで幕となった。
鷹木、土井&YAMATOの対立で亀裂が深まったVerserKだったが、態度を決めていなかた二人がそれぞれ態度を決めたことで分裂し、金網サバイバル戦で決着をつけることになった。
そして金網サバイバルはジミーズをも巻き込む可能性も高くなったが、当然ながら他のユニットも巻き込む可能性も高くなった。
また5月11日後楽園から開幕する「KING OF GATE」の概要も発表され、今年は4ブロックに分かれての総当たりリーグ戦として開催されることになった。
◆Aブロック
鷹木、YAMATO、フジイ、神田、Kzy、スト市
◆Bブロック
CIMA、ススム、戸澤、Eita、マリア、問題龍
◆Cブロック
T‐Hawk、斎了、望月、キッド、サイバー、Kotoka
◆Dブロック
吉野、土井、Gamma、堀口、清水、リンダ
各ブロックを制した4選手が6月11、12日の博多2連戦で決勝トーナメントを行う。今までのKING OF GATEはトーナメント形式だったが、初めて総当たりリーグ戦方式で開催される。
VerserKの分裂で大嵐となったドラゲーマット、5月の金網サバイバルではどんなドラマが待ち受けているのか…?5.5愛知県体育館!
まさかの俺も金網に入る事に…
とりあえず、サイバーは俺たち側。
土井、YAMATO、谷嵜はポリシーが無いねぇ。
客に媚びてんじゃねーよ。
俺達が本物のヴェルセルクだ。
カスの問題龍はどうでも良いわ。 pic.twitter.com/nb8Uswashe
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年4月7日パンチ富永、引退しないのかよ〜
つまらんなあ
ヴェルセルクが割れたから、付き人復活
も考えてやったのに(´Д` ) pic.twitter.com/LgjhK72ynl
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年4月7日サイバーは心強い!
5.15山梨も頼むぜ〜
良いとこ売りの3人とは完全に終わりだな。
5.8後楽園もそれなりに楽しめそうだ。
東京のDGファンは嫌いだが、試合はガッチリいってやる。 https://t.co/UaxmxLqjYX
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年4月7日俺たちが本物のヴェルセルクだ!
5/5の愛知県体育館の金網戦で偽ヴェルセルクを丸坊主にしてやるよ。
ヴェルセルク1の狂戦士を甘く見るなよ!!
ヴェーッ!!#dragongate #ドラゴンゲート #プロレス #Kotoka pic.twitter.com/R9VvMfISUF
— Kotoka (@Kotoka0108) 2016年4月7日ククク 後楽園大会完売御礼で終了。
トクさんと二丁目でチーンし。
ヒーヒッヒ#dragongate pic.twitter.com/mdRs08pkNS
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2016年4月7日やるでっ! https://t.co/rfnFevxQ6z
— dragongatecima (@supercima1115) 2016年4月7日 -
火野が征矢を返り討ちも、KAIが高木CEOの愛車を破壊!黒潮がSUPER JーCUPに参戦を表明!4月6日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 CHERRY BLOSSOM」東京・後楽園ホール 921人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○佐藤恵一(5分32秒 逆エビ固め)×藤村康平
◇第2試合◇
▼30分1本
○"borother"YASSHI 村瀬広樹 芦野祥太郎(8分35秒 片エビ固め)カズ・ハヤシ ×翔太 三富政行
※フライング・ビッグヘッド
【YASSHI、村瀬、芦野の話】
YASSHI「オレらトリガーはイロモノを排除していくぞ。このW-1からイロモノを完全に排除していくからな」
芦野「(ブラザーに向かって)思ってたよりも…良かったですね。思ってたより、良かったです」
YASSHI「おい、オマエ、見くびってもらったら困るぞ」
村瀬「これからオレたちトリガーが、おいしいところを全部、かっさらってやるからな!」
◇第3試合◇
▼30分1本
真田聖也 ○NOSAWA論外 MAZADA 土肥孝司(7分37秒 超高校級ラ・マヒストラル)×田中稔 浜亮太 アンディ・ウー 稲葉大樹
◇第4試合◇
▼イケメン試練の七番勝負第3戦/30分1本
○高木三四郎(9分38秒 エビ固め)×黒潮"イケメン"二郎
※シットダウンひまわりボム
(試合終了後)
高木「イケメン! オマエすげえよ! オレは、プロレスは入場8割だと思っているけど、今日の入場はオマエの勝ちだ。オマエな、でも、試合はオレが勝った。オマエにはすげえ華があるんだよ。オマエみたいな魅力のある選手は、日本マット界、いや、世界を探してもどこにもいねえよ! オマエは、入場曲が福山の『HELLO』じゃなくても十分盛り上げられる。おいオマエ、オレとやる前にな、勝ったらDDT上がりたいですとかいろいろ言ってたけどさ、DDTなんてちっぽけなこと言ってんじゃねえよ! オレがCEOになってから、オマエはW-1にとって宝のような男だから、あんまよそ出さない方がいいんじゃないかと持ったけど、オマエはやっぱ宝だよ。だから、いろんな団体出て、このW-1の素晴らしさを世間に伝えてこい! オマエならできるよ」
黒潮「ありがとうございます(と深々と礼)。じゃあ、まずは、いろんな団体に出る、その第1弾は、スーパーJカップですか。スーパーJカップのJは二郎のJじゃないんですか!?(固まる高木に)…ちょっと暴走しすぎましたか。すいません。でも、オレが言いたいのはそういうことです。だから、もっといろんな団体に出てW-1の知名度をまずは上げていきたいと思ってます。それを一番できるのは、オレだと思ってます。やるぞぉー!(黒潮がイケメンコールをあおる。)」
高木「おいおいおいおいおい、さんざん勝手なこと言いやがってオマエ。オレはな、一応DDTの社長でもありW-1のCEOでもあるんだぞ。いろんな世間体があるんだからな。まあでも言ったもん勝ちだよな。それに関しての明言は避けますが、でも、オマエならいろんな団体に出れるよ。出てW-1の素晴らしさをアピールできる。頑張れよ。でも、(「Jカップ!」の声に)…空気を読んでくれ。でも、オマエはまだイケメン試練の七番勝負の途中だ。次の第4戦の相手は、この男だ!」
(ビジョンで葛西純とのハードコアマッチが発表される。最後に「君は、本当に生き残ることができるか!?」とナレーション。ヒザから崩れる黒潮。)
高木「てめえは生き残ることができるか!? どうだイケメン!?」
黒潮「次、5月4日、ゴールデンウィーク、12時開始です。みなさん、絶対に見に来てください! そこで、オレは、生き残ります。オレ、頑張りますんでよろしくお願いします!」
(高木と黒潮が握手。黒潮は「フィニッシュ!」と叫んで退場。)
【黒潮の話】「いろんなことがありましたね。まず、負けて。そしてDDTだけじゃなくて、もっといろんな団体。高木さんの口からそう言っていただけるのは本当にありがたいことです。いままでW-1に来て、正直、W-1だけでずっと試合して、くすぶってました。他団体に出てなかったですけど、W-1だけで見られるイケメンなんて、いまそんなこと言ってる場合じゃないですよ。他団体に出てお客さんを呼んで、もっとW-1の知名度を上げるために、オレしかできないことを、オレのためにやります。次、葛西さん。俺は絶対に生き残ります。葛西よりもすごいことをする。これを目標に、フィニッシュ!」
【高木の話】「第3戦って、本当に参ったなと思ったんですけど。でも、やっぱりいま一番闘いたかった。プロレス界を見渡しても、あんなに運動神経があってトンパチなのは見たことが…いや、一人いるな。飯伏幸太。アイツは飯伏幸太に似てるよ。飯伏もイケメンどうですか?と会うたびに言ってくるのよ。W-1どうですか、イケメンどうですかって。イケメン、飯伏幸太を見ているようだね。オレは飯伏の若いときからずっと見てるけど、あんなんですよ。制御不能でどうしようもない。でも、ピープルズチャンプ、そこですよ。イケメンのきょうの支持力、見ましたか。いまの段階では一番ですよ。イケメン支持は。だからこのまま育っていけばいいなと思うんですけど、やっぱり外の水も飲んだ方がいいです。武藤社長の言い方をすると、外の苦い水を飲んだ方がいいと思います。言ったかどうかしらないけど、言いそうじゃないですか。だから話があればどんどん回すし、アイツ自身も自分で切り開いていけばいいんじゃないですか。似てたな、あの男。
(他団体へはレールを敷いてあげることは考えている?)最初はDDTはないかなと思ったんですよ。あんなの入れても、男色ディーノとやって終わりぐらいの感じだから。でも、そうじゃないものを感じたし。やっぱり彼にはW-1の、レッスルというイズムが彼の中には残ってるなと思って。どんどん上位陣と…DDTならHARASHIMAとか坂口とか、トップどころがいるんで。そういうのともちょっと見てみたいかなと思ったし。ひょっとしたらDDTに何か違う一面を吹き込んでくれるんじゃないかなみたいな。でも、彼の本性はここW-1なんで。どんどん外に出て、黒潮“イケメン”二郎をアピールすることは、どんどんW-1をアピールすることだとボクは思うので。好きなようにやればいいんじゃないですかね。ちょっと考えますよ、それは。でも、きょうどんどん外に出ろと言って、それを聞いたいろんなプロモーションや団体から声がかかったら、スケジュールが合えば別にいいんじゃないですか。
(本人からJカップという発言もあったが?)その瞬間、グーで殴ってやろうかなと思いました(一同笑い)。トンパチだなと思って。ボクから言えるのはそれだけですね。でも、この業界何が起こるかわからないし、可能性はないと思いますけど、でも、結局はファンが決めることなんで。見たいと思えばそういう声も大きくなるだろうし、見たくないと言えば、それこそ(声が)かからないだろうし。たぶん、アイツ次第ですよ。オレからは何も言えません。本当にグーで殴ってやろうと思いましたけど、言えません。察してください。でも、何が起こるかわからない世の中なので、言い続けるのはいいことなんじゃないですか。ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ挑戦者決定戦/時間無制限1本
○KAI(6分56秒 翔太公認雁之助クラッチ)×河野真幸
(試合前)
YASSHI「ヨー、カス野郎! W-1に来たらな、初めて会う選手も多いけど、久しぶりの選手も多い中で、カス野郎、めまぐるしい進歩を成し遂げたレスラーも多いけど、おいKAI、オマエ久しぶりやけど、オマエのやってることは間違ってる。オマエのやってることは、それは、イロモノやカス野郎! しかも、そのセコンドについてるカズさんまで、イロモノに染まってしまってるこの状態がある限りな、オレたちトリガーはイロモノ排除に乗り出す! カス野郎! おい、今日はな、オレの代わりに河野がな、オマエみたいなカス野郎、排除してくれるわ、このイロモノレスラー!」
【KAI、翔太の話】
KAI「痛い! 足がイテー!」
翔太「最後の技はなんですか?」
KAI「あぁ? 今度、ガッツワールド出るだろ? オマエの師匠の…」
翔太「師匠ではないですけど…」
KAI「本田雅史さんの!」
翔太「ミスター雁之助さんです!」
KAI「雁之助クラッチだろ!」
翔太「こういうことすると、雁之助さんに怒られるんだよな…」
KAI「怒られるとかどうとか気にするな! オマエは認めるのか?」
翔太「はい、認めますよ」
KAI「認めたー! 翔太公認・雁之助クラッチだ! これでやっと自由な闘いに引き寄せられるな、火野! 頑張ります!」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディヴィジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○鈴木鼓太郎(14分29秒 エビ固め)[挑戦者]×TAJIRI
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が初防衛に成功。
(試合終了後、カズが登場)
カズ「やっぱ出会う運命だよねえ。オレたちがさ、W-1作って、そして、どういう気持ちでこのクルーザーディビジョン作ったか、オマエにはわかんねえだろ。そのベルト、次の後楽園で返してもらうわ」
鼓太郎「おい、そんな大事なベルトがいまここで、オレの腰のもとで輝いてんだよ。オレらが分かれてから約3年、その3年のすべてを懸けて、オマエの挑戦受けるよ」
【カズの話】「(鼓太郎とは)どういうプロレス人生を歩んで来たかの勝負です。この3年間、どのような闘いをしてきたのか、その勝負です」
【TAJIRIの話】「(鼓太郎と対戦してみて?)なんかオレ、試合前に失礼なこと言ったけど、ハートのいい人ですね。久しぶりにプロレスやってて気分良かったですね。シングルなんて去年の6月にイケメンとやって以来かな。ちょっと試合前は珍しくスタミナに心配なところがあったんです。でも、そういうのを忘れちゃうぐらい引き込まれて、いいチャンピオンだと思います。(まだまだできるという手ごたえを感じた?)いま月に2、3回しか試合してないけど、今日はいま自分がどれぐらいの位置にいるのか計ってみて、なんか今日で実戦のいいトレーニングが終わったんじゃないかなって。ちょっとまた新たに気持ちを入れ直して、クルーザー、意外とおもしろいんじゃねえかなって思いましたね。タイガードライバー食らったのなんて、ジェイミー・ノーブルから食らって以来ですね。12、3年ぶりじゃないかな」
【鼓太郎の話】「(TAJIRIはどうだった?)さすがですね。いろんな動きをしてくるし、引き出しも多いし。強さは感じないけど、(TAJIRIは)まだ底を出してない感じがする。まだ底まで辿り着いてない感じがするので、もう一度、TAJIRIとやって、底を見てみたいですね。(試合後、カズが来たが?)遅いって。リング上でどんな思いでこのベルトを作ったかって言ってたけど、だったらもっと早く出て来いって。(全日本時代)バーニングのとき負けてるしね、その借りを返して、その結果でこのベルトを輝かせます」
◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
岡林裕二 ○中之上靖文 吉岡世起(9分31秒 エビ固め)武藤敬司 AKIRA ×熊ゴロー
※ ダイビングエルボードロップ
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第4代王者]○火野裕士 KAZMA SAKAMOTO(17分56秒 片エビ固め)[挑戦者]×征矢学 葛西純
※FukingBOM
☆火野&KAZMAが初防衛に成功
(試合後、リアル・デスペラードがリング上で勝ち誇っていると、KAI軍団が登場)
KAI「火野火野火野火野火野! 火野火野火野火野火野! 火野ぉ~! まずは防衛、おめでとうございます。そして、自由だ!(×5)自由な世界へ、ようこそ。次の挑戦者は、だれが何と言おうと!(×3)この!(×4)オレだぁー! ウィーアー! カイ、エン…」
火野「(さえぎって)おいおい! やめろやめろ! それ以上は、言うな」
KAI「おお、おお、わかったわかった」
火野「(客席からの「Ω<オメガ>」の声に)言うな。とりあえず、君が言いたいのは、このベルト(WRESTLE-1チャンピオンシップ)の次の挑戦者は、KAIクンやってことやな?」
KAI「このオレだぁ~!」
火野「それだけでわかるわ。河野と勝負してオマエが勝って、これの挑戦権を取ったんだよな? ええやんけ」
KAI「(場外の翔太に)翔太、勝っただろ? そうだろ? な? そうだろ!? 取ったろ? 取った取った取った取った! 取った!」
火野「…オマエ、ファンタジーやね、これホンマ」
KAI「そうだ!」
火野「まあええわ。とりあえず、次の挑戦者、オマエ…」
KAI「やったやったやったやった! 言った言った言った! よし! やるぞ!×5 やるぞぉー!」
(KAIは翔太&三富と肩を組んで退場。カズは一人で別の通路から退場。)
火野「前にたまにW-1来てたときに、KAIクンとはようやった。あのときのKAIクンよりね、今のKAIクンの方がちょっとおもろそうやんけ。これでタイトルマッチちょっとは楽しみになったな。オマエらよう見とけよ、このこのこのこの、ボケどもが」
【NOSAWA、火野、KAZMAの話】
NOSAWA「次の挑戦者があんなヘンなヤツでいいのか。何がちげえんだ、このヤロー。挑戦者の器じゃねえんだ、バカヤロー。(火野に)付き合わなくていいんだぞ、あんなの」
火野「やってみよう。あのヘンな闘い」
NOSAWA「遊びか!? 遊んでやれ」
火野「遊んでやるよ。タッグのベルトも防衛したし、シングルの次の挑戦者、KAI。決まったみたいやね。ええやんけ。やる気だけはあるみたいやね。やったら、ええ。でもな、最後に勝つのはオレやぞ。オレが最後に勝つ。あんなヤツに誰が負けるのや。なあ、KAZMA」
KAZMA「イージーだぜ」
火野「そういうこっちゃ」
WRESTLE−1、後楽園大会のメインで火野&KAZMAのリアルデスペラードが保持するタッグ王座に元王者の征矢&葛西のニュー・ワイルド・オーダーが挑戦。試合は火野と征矢の肉弾戦からスタートも、KAZMAが介入すると葛西も入り、征矢組がKAZMAをダブルドロップキックから場外戦へと持ち込み、葛西が火野にイスで一撃を加えて動きを止める。
リングに戻った征矢組は火野にワイルドトレインを敢行し、火野の逆水平に対して葛西が頭突きで迎撃して流血、火野組は葛西を捕らえつつ流血した額をえぐりにかかるが、葛西がアゴへの頭突きで窮地を脱し、交代を受けた征矢がKAZMAにフライングラリアット、串刺しワイルドボンバー、フェースクラッシャー、KAZMAにはネックブリーカー、火野にはDDTとまとめて決め、蘇生した葛西も串刺しスピアー、ハーリー・レイス式倒れ込みヘッドバットと試合を盛り返すが、パールハーバースプラッシュ狙いはKAZMAgロープを揺らして落とし阻止する。
交代を受けた火野は征矢にブレーンバスターからFuking BOMを狙うが、征矢は担いでデスバレーボムで叩きつけ、葛西が入ってサンドウィッチラリアットを決めると、後頭部へのワイルドボンバーから前からのワイルドボンバーを狙うと、火野がかわしたところでKAZMAがトラースキックで迎撃、そして火野はコーナーへ昇って筋肉スプラッシュを狙うも、葛西がヴィーナスで阻止し、雪崩式ブレーンバスターの体勢から、征矢が葛西をパワーボムで叩きつけ、一番上の火野は大ダメージを負ってしまう。
勝負と見た征矢組は、征矢が火野にダイビングボディープレス、葛西がパールハーバースプラッシュと波状攻撃を決め、葛西のラリアットから征矢がジャーマンと連続攻撃からワイルドボンバー、そして後頭部へのワイルドボンバーから再度ワイルドボンバーを狙うと、火野はカマイタチで迎撃して、葛西にはジャーマン、征矢とはラリアットの相打ちとなるも、ラリアット合戦を制した征矢に火野がパワーボムを決めてからFukingBOMで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は河野との挑戦者決定戦を制したKAIが火野に挑戦を迫り、火野が受諾した。河野と対戦したKAIはピョンピョン飛び跳ねて入場しYASSHIの挑発を受けるも、蹴り倒して試合開始。更には場外戦で放置されていた高木CEOの愛車ドラマスティックドリーム号を奪って三富と翔太を轢き、破壊し装備品でトリガー勢を殴打するなどやりたい放題、最後は丸め込み合戦からKAIが雁之助クラッチで3カウントを奪うも、ガッツワールドの先輩であるミスター雁之助の技を使ったことで怒りを懸念する翔太をヨソに、KAIは翔太公認でこれからも使うことを決めてしまう。
ただKAIもKY的なフリーダムキャラになってから、以前のような重々しさを感じるようなことはなくなり、焦りもなくなった、ベルト抜きにしても征矢に次いで面白い存在になりつつある。
また第6試合では鼓太郎の保持するクルーザー級王座にTAJIRIが挑戦、試合後はTAJIRIが執拗に右腕攻めを展開し、鼓太郎もピットで反撃を狙うが、TAJIRIは腕をとって再び腕攻めとリードを許さない。
劣勢の鼓太郎はTAJIRIを場外へ追いやるとトルニージョを発射、しかしリングに戻るとTAJIRIがリストロックで再び腕攻めを展開する。
鼓太郎は旋回式バックブリーカーから串刺しニー、地獄の断頭台と猛反撃し
ドロップキックからファンネルを浴びせるが、TAJIRIはハイキックから鼓太郎をレフェリーと交錯させて、グリーンミストを噴射してから丸め込むも、レフェリーのカウントが遅れてカウント2でクリアされてしまう。
TAJIRIはバスソーキックを狙うが、鼓太郎はエルボーで迎撃してからエンドレスワルツで丸め込み、ランニングエルボーの連打から三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後はカズが挑戦に名乗りを挙げた、カズのコメント通り鼓太郎vsカズは本来なら3年前に全日本プロレスで実現していたはずのカード、3年が経過してやっとWRESTLE-1で実現する。
黒潮のイケメン7番勝負の4番目の相手はレスラーとしてはWRESTLE−1初登場となる高木、高木は愛車であるドラマスティックドリーム号に乗って入場、試合もイケメンコールを煽る黒潮に対してCEOコールを煽るが、イケメンコールが多いと、スネてドラマスティックドリーム号に乗って帰ろうとするなど早くも高木ワールドへと観客を引きずり込む。
試合も高木が場外戦でドラマスティックドリーム号でダッシュしてのラリアットを繰り出せば、黒潮もトペコンで応戦、リングに戻った黒潮は串刺しジャンピングハイキックからハリウッドスタープレスを投下し、再びコーナーも高木は側転からのクロスチョップで阻止して雪崩式ブレーンバスターを決める。
黒潮はトラースキックキックからハリケーンドライバー、ダイビングボディープレスと畳み掛けるが、スカイツイスタープレスが自爆となると、高木はクローズラインからブレーンバスター、シットダウンひまわりボムを決め3カウントを奪い勝利。
試合後は黒潮が8月21日に有明コロシアムで開催される「SUPER JーCUP」に参戦を表明したが、高木はCEOの立場として「SUPER JーCUP」の参戦に関しては明言は避けた。「SUPER JーCUP」は主催の新日本プロレスを含めNOAH、ZERO1、DRAGON GATE、KーDOJO、鈴木軍、CMLL、琉球ドラゴンプロレスの参戦が決定しているが、WRESTLEー1はまだ出場に名乗りを挙げていなかった、黒潮のフライングに高木CEOは困惑するも、新日本とWRESTLE-1は険悪な関係ではないだけに、団体としては善処するしかないだろう。
また第2試合では正式にWRESTLEー1参戦となったYASSHIがトリガーの一員としてカズ組と対戦、試合はYASSHIがフライングビッグヘッドで翔太を降し、他のメンバーとも円満ぶりをアピールした。勝ったよ!ボコボコにされたけど、勝ったよ!ベルト防衛成功!
打ち上げ-!!! pic.twitter.com/SsjK4oZtwX
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月6日浦和レッズの武藤雄樹くんがWRESTLE-1後楽園ホール大会に応援に来てくれた。有難う!次は俺が埼玉スタジアムに応援に行くぞ!今日は緊張してたのかラブポーズが固かったな(笑)次はゴールを決めてラブポーズを披露してくれ! pic.twitter.com/XwGyOLXi8x
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2016年4月6日昨日のTAJIRI 戦、ああいうプロレスができる選手はそういない!
プロレスで勝負したっ!っていう気持ちになった!
またやりたいし、組んでも面白いかも!
プロレスは本当に奥が深い…#w_1 #TAJIRI #鈴木鼓太郎
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2016年4月7日W-1後楽園大会終了!カズさんがいるのはやっぱり心強かった!そしてKAIさんが次期挑戦権を獲得!!河野さんから3カウントを奪ったあの技は…雁之助クラッチですか!? #w_1 pic.twitter.com/jTPnjL3j8z
— 翔太 (@shota0810) 2016年4月6日翔太!お前が公認したんだろ?あの技は誰がなんと言おうと『翔太公認雁之助クラッチ』だ!! https://t.co/f4ScBcGp3s
— KAI (@kai0222) 2016年4月6日世界一芸術的なプロレス技、本家本元雁之助クラッチの使い手は俺しか居ないんだよ。KAIには思い切り恥をかいてもらおう RT @tsubasa_pw: KAIの決め技は『翔太公認雁之助クラッチ』!ガッツワールド雁之助戦に向けての技の試し切りに次期挑戦者決定戦を選ぶKAIはぶっ飛んでる
— ミスター雁之助 (@MrGannosukeFMW) 2016年4月6日あー、やっぱり雁之助さんに気づかれちゃいましたよ、KAIさん!ホームリングだからちょっと安心してたけど #ガッツ新宿 も不安になってきたぞ! >RT
— 翔太 (@shota0810) 2016年4月6日自分とKAIさんに挟まれ、雁之助さんとKAIさんの戦いに巻き込まれるであろうアラケンさんにどんな顔して当日会えば良いだろうか…。今のうちに謝っておこう。アラケンさん、すいません。 #ガッツワールド #ガッツ新宿
— 翔太 (@shota0810) 2016年4月6日自分が公認してもなんの効力も発揮しないですよ!大CEOが持ってきたドラマチック・ドリーム号も破壊しちゃうし!! https://t.co/XBPRDLEdLH
— 翔太 (@shota0810) 2016年4月6日翔太!あんな所に自転車を置いてあるのが悪いんだ!!お前が置いたんだろ?!お前のせいだ!! https://t.co/HnCbmYFDLw
— KAI (@kai0222) 2016年4月6日自転車置いたのは自分です! https://t.co/nN0IIAF3yX
— 三富政行 (@Tooomuch_3103) 2016年4月6日潮吹!お前だったのか?!じゃあお前が弁償だな!! https://t.co/easP4ZmsfC
— KAI (@kai0222) 2016年4月6日ということで、WRESTLE-1後楽園ホール大会から帰還。
カズさんと組んで安心かと思いきや、今日も1日KAIさんに振り回さ……(´ρ`*)コホンコホン
大CEOのセコンドにもついたし、充実の後楽園ホール日和でした!#w_1
— 三富政行 (@Tooomuch_3103) 2016年4月6日カズさんとの試合で得た安心感はあっという間に吹っ飛んだな。 https://t.co/uNXDn0dNG4
— 翔太 (@shota0810) 2016年4月6日W-1後楽園大会終了!イケメンはやはり魅力的な選手だったな!ちょっとアホでトンパチだけど(笑)。DDTにこだわらないで色んな団体出てW-1の素晴らしさをアピールしてほしいね。戦ってて楽しかった!今度は組むのもいいかもね! #w_1 pic.twitter.com/k2CqWxzyiZ
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年4月6日今日は先輩が実力見せてくれるでしょう。#w_1 #TriggeR pic.twitter.com/MolUkGDXkc
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2016年4月6日見事勝ちました、先輩。#w_1 #TriggeR pic.twitter.com/coqKhPbwO1
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2016年4月6日WRESTLE-1後楽園大会終了。
新メンバー加入しての初戦。まだ中々呼吸が合わないものの見事3人の実力で勝利。
サイン会は予想通りTriggeRのみTシャツ完売。#TriggeR#w_1 #たくさんの可愛い♀ちゃん達、差し入れありがとうね♡
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年4月6日後楽園ホール大会終了!
ジャーマンしようとしたらクラッチが外れてしまった。もうルールでオイル禁止にしろ、この野郎。#滑るよ滑る
あとKAIさんはやってるな。確実にやってるよ、あの人。
普通に試合したらいいのに。#w_1 #TriggeR
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2016年4月6日 -
激闘30分!名勝負数え歌に進化した桃の青春タッグvsケン・オーハラ4月5日 NOAH「Spring Navig. 2016 vol.2」東京・新宿FACE 345人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼新宿大会オープニングマッチ/15分1本
○石森太二(9分2秒 エビ固め)×熊野準
※ 450°スプラッシュ
◇第2試合◇
▼30分1本
○北宮光洋(8分20秒 片エビ固め)×エル・デスペラード
※ スピアー
◇第3試合◇
▼30分1本
○金丸義信 タイチ(9分8秒 片エビ固め)小川良成 ×平柳玄藩
※ タッチアウト
◇第4試合◇
▼30分1本
齋藤彰俊 ○クワイエット・ストーム (10分44秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 ×モハメド ヨネ
※52cm腕ラリアット
◇第5試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/45分1本
丸藤正道 ○潮崎豪 中嶋勝彦(18分53秒 片エビ固め)鈴木みのる 杉浦貴 ×飯塚高史
※ 豪腕ラリアット
(試合後、杉浦が試合後もパイプイスを手にして乱闘を仕掛けたものの、中嶋が駆けつけて杉浦を排除する)
潮崎「鈴木軍…杉浦貴からベルトを獲り返すのは、この俺だ!」
【試合後の潮崎】
――タイトル挑戦へ向けて再アピールになった?
▼潮崎「そうですね。GHCチャンピオンと当たらないと俺の手元にチャンスが来ないからね。もっともっと今日以上、次はその時以上、高く高く、高い戦いを築き上げて、GHCまで止まらずに行かせてもらいます」
――挑戦は決定していないが?
▼潮崎「決定はしてないけど自分の中では挑戦者のつもりで当たらないと。何のためにノアに、この緑のリングに戻ってきたのかってなるから。そのためにも自分自身の価値を高めないとベルトにも届かないし、それ以上の戦いができないから。それがノアのためでもあるし俺のためでもある」
――正式決定にこぎつけるには、あと何が必要?
▼潮崎「みんなが納得するような戦いをして、納得させるようなインパクトを考えて、今日から始まったシリーズ必ず結果を残して、ベルトにたどり着きたいと思います」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]原田大輔 ○小峠篤司(30分30秒 回転十字固め)[第26代選手権者]×拳王 大原はじめ
☆拳王&大原組初防衛に失敗、原田&小峠組が第27代選手権者となる
(試合終了後)
原田「ケンオーハラ…お世辞抜きでメチャクチャ強かった。そのチャンピオンに勝ったってことは、ホントにホントに嬉しくて。ホントに今日はやってやりました! でも、これでノアジュニア、勢いが出てきたと思います。俺と原田、もちろん拳王と大原も。この4人でノアを盛り上げていけるんちゃうかな…と思いました。」
小峠「こうなったら拳王&大原と何度でもやりましょう。行くとこまで行きます。俺らの戦いは終わらんぞ。期待されとるんや。4月10日、すぐ来るぞ? お前(原田)と俺…これも運命かもしれんな。またシングルマッチや。ちょっと拳王、大原、原田の勢いにジェラシー感じ取ったけど、このまま行っちゃうぞ。4月10日、ディファ有明。俺はお前から…キルスイッチで3カウントや」(小峠、退場)
原田「防衛戦、拳王&大原と必ずやります。そして10日…小峠さん。ジュニアタッグじゃなくて、ジュニアのシングルでも俺たちでノアジュニアの戦いをして、お客さんを魅了しましょう。俺たちが必ずノアジュニアを盛り上げていきます!。皆さん応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました。」
【試合後の原田&小峠】
▼小峠「こんだけジュニアのメンバーで上の方のカード組めるのはいいことやし、本来目指してたもんがここにあるから。ヘビーだけじゃないから。ノアは昔からそうでしょ。ジュニア選手も一流揃いやった。復興じゃないよ、未来を見てるから。こうやって熱い試合をできるメンバーが、リング上で肌で付き合って感じられたっていうのは本当に大きな収穫だと思うし、休みなんかいらんと思うし。やれるところまでやります。そういう意味でもノアのジュニアは鈴木軍を用無しとしてます。俺がさっさとこのトーナメント優勝して、金丸義信からベルトをとって俺たちで盛り上げていきます。以上です」
※小峠は先に1人で控え室へ
―ベルト奪回に成功したが?
▼原田「そうですね。本当言うたら後楽園で勝ちたかったです。後楽園で負けて、今日、小峠さんが取ったんで、悔しい気持ちもいっぱいありました。自分で取りたかったっすね」
――ケンオーハラも『俺たちにもリマッチの権利がある』と言っていたが?
▼原田「次の防衛戦もあいつらとやります。現に他のヤツは誰も来なかったんで。ケンオーハラとやります。場所はどこでもいいです。日本全国で俺たちの戦いを見せてやろうって。そう思います」
――有明ではシングルのトーナメントがあるが?
▼原田「これだけの試合やったんで、お客さんの中では誰が一番強いのかって?感じになると思うんですけど、今度はそれを示せるチャンスなんで絶対に優勝して、金丸義信を倒すのは俺です。俺がまたベルトを取ってノアジュニアの戦いを日本全国に見せていきます。それがノアファンの望んでることだと思うんで、今年中にやりたいです。あと今日は新宿FACEで初のタイトルマッチでしたけど、限られた人数だけじゃなくて、もっと大きいとこでやりたいなって。やっぱり、ずっとノアジュニアがやってた日本武道館、そこを目標に俺は頑張っていきます」
【試合後の拳王&大原】
▼拳王「おい! なんだよ! 3カウント? 入ってねぇだろ! 俺はまだピンピンしてんだよ! 見てみろよ、小峠を。あいつ何にもできないだろ! あんなんじゃ納得いかねぇよ! 俺たちがチャンピオンだよ! 俺たちがノアジュニアで一番強いんだよ! テメェら見てわかるだろ?」
▼大原「前回、うちらが勝って、あいつらすぐにリマッチしたじゃん?ってことはうちらもさ、すぐリマッチしていい権利あるんじゃない?」
▼拳王「ノアの大会、一番最後の試合でやって、そしてシリーズ始め、2戦連続なんだよ」
▼大原「何この待遇の差」
▼拳王「チャンピオンだったヤツにはその権利あるんだろ? 俺たちもチャンピオンだったからやってやるよ。こっちはピンピンしてんだよ!」
▼大原「リマッチだよリマッチ」
▼拳王「もう一度言うぞ!俺はまだピンピンしてんだよ! まだまだできるぞ! テメェらがベルトを取られるだろ? そしたらそれを取り返すまでだバカ野郎」
▼大原「でも、小峠、さすがだな。総受けの小峠。さすがだな。あの受けっぷり。感心するよ。楽しいわ。ケンオーハラと桃の青春。楽しいわ。さっきも言ったけど、俺らにも権利があるはずじゃない?もう一回行かせてもらうよ。今日の試合みんなどうだったんだろ?楽しかったんじゃない?お客さんがいいって言うならやりたい。会社がOKならすぐリマッチしたい。やってて楽しいわ。というわけで、負けたけど、ムイビエン」
新宿大会のメインでケン・オーハラの保持するGHCジュニアタッグ王座に、桃の青春タッグが挑戦、ケン・オーハラは3月19日の後楽園大会で桃のから王座を奪取したばかりだが、桃の青春は前王者の権利である再戦の権利を行使して挑戦となった。
試合はケン・オーハラの奇襲でスタート、原田を捕らえて、恒例の写真タイムと拳王タオルタイムで観客を煽るも、原田はフロントスープレックスで反撃してから、大原を捕らえ、交代を受けた小峠がぶら下がり式の首四の字で捕獲、マグザムからダイビングボディープレスを投下するが、大原は剣山で迎撃する。
ここからケン・オーハラは小峠を捕らえ、場外戦の後で、大原が風車式バックブリーカーから変形ロメロスペシャル、拳王がキャメルクラッチと小峠の腰に集中攻撃を浴びせ、小峠もケン・オーハラの同士討ちを誘発してから、後方回転エビ固めで丸め込むも、クリアされると場外の拳王が竹刀で一撃してから、大原が丸め込むが、クリアした小峠はジャンピングフロントハイキックを浴びせてから原田に交代する。
ケン・オーハラは原田の出鼻を挫きにかかるが、原田は拳王を大原めがけてフロントスープレックスで投げ、大原をノーザンライトスープレックスを決めるも、大原は風車式バックブリーカーからムイビエンで捕獲、フィンランド式フォアアーム狙いはかわされ、原田と追尾合戦となるが、原田が競り勝ち大☆中西ジャーマンを決めると、起き上がった大原もフィンランド式フォアアームで応戦、両者ダウンとなる。
小峠と拳王に交代し、小峠がジャンピングフロントハイキックで拳王を場外へ追いやるとトルニージョを発射、リングに戻ってから小峠は、ミサイルキック、旋回式フェイスクラッシャー、顔面への低空ドロップキックと畳み掛けてからランニングニーを狙うも、かわした拳王はソバットからオーバーヘッドキックを狙う、しかしジャンプ寸前で小峠の後頭部エルボーが炸裂してから原田が入り、桃の青春の合体攻撃の連打から小峠がダイビングボディープレスを投下し拳王を追い詰める。
小峠は拳王の顔面に高速ニーからキルスイッチを狙うと、大原が小峠の後頭部にレッグラリアットでカットに入れば、原田はニーアッパーで大原を排除するも、拳王もオーバーヘッドキックで原田を排除し、トラースキックからキルスイッチを狙う小峠をドラゴンスープレックスで切り返して両者ダウンとなる。
両者は起き上がって打撃戦を展開し、小峠が頭突きを放てば、拳王も後ろ回し蹴りで応戦し、側頭部にミドルキックを放ってからダイビングフットスタンプを投下、小峠はかわすが、すかさず大原がジョン・ウーを発射、原田がカットに入るも、ケン・オーハラは肩乗せ式バックブリーカーとダイビングフットスタンプの合体攻撃で排除し、拳王が小峠にファルコンアローから蹴暴が炸裂して勝負あったかに見えたが、小峠はカウント2でクリアする。
拳王は羅喉を狙うが、小峠は回転十字固めで切り返すと3カウントが入り、桃の青春タッグが王座奪還に成功し、ケン・オーハラは17日天下に終わってしまった。
試合後はまさかの逆転負けに、拳王はレフェリーに抗議するが、大原は潔く敗戦を認め、桃の青春タッグもケン・オーハラの健闘を称えつつ再戦を約束、そして小峠は10日に開催されるGHCジュニアヘビー級挑戦者決定トーナメントに向けて拳王、大原だけでなくパートナーである原田をも挑発し、一人で控え室へ引き揚げ、残った原田一人が大会を締めくくった。
桃の青春タッグvsケン・オーハラは今回は新宿大会のメインとして抜擢され、30分を超える死闘を展開したが、現在のNOAHはvs鈴木軍が主軸なだけに、NOAH同士の戦いも新鮮に見えてしまう、また再戦の可能性もあるが、両軍の戦いは名勝負数え歌の部類に進化したのかもしれない。
小峠は挑戦者決定トーナメントに向けて原田、拳王、大原を挑発したが、現在のNOAHジュニアの頂点には”出戻り”の金丸が立っている、金丸が去っている間に新しいNOAHジュニアの形を作りあげてきたが、金丸が出戻り石森を破って再びNOAHジュニアの頂点に立った、トーナメントに出場する4人してみれば鈴木軍を抜きにして時計の針を戻されたようで、面白くないという感情があってもおかしくなく、またその現状を一番不快に感じているのは、他の3人に先駆けてNOAHに移籍した小峠なのかもしれない。
セミでは潮崎が飯塚を豪腕ラリアットで降し、改めて杉浦の保持するGHCヘビー級王座へ挑戦をアピールしたが、まだ正式決定には至っていない、潮崎自身がvs鈴木軍で結果を出していないだけに、NOAH側もGOサインにまだ振り切れないのかもしれないが…【NOAH】桃の青春17日でJr.タッグ奪回 FACE初のGHC戦でケンオーハラと30分超大熱闘▼杉浦眼前で飯塚粉砕 GHC挑戦へ潮崎「みんな納得させる」…新宿大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/CGOOtXFrpF
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年4月5日昨日は新宿FACE大会、御来場と御声援ありがとうございました。
ベルトを取り戻す事が出来たのは嬉しかったですが、それと同じぐらいあの空間をみんなで作れた事が嬉しかったです!
今日から東北3連戦、行ってきます!#noah_ghc pic.twitter.com/v2vFf6sty2
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年4月6日新宿大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
まだ道のりはあるかもしれないが、
必ず掴んでみせる。#noah_ghc
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年4月5日昨日は負けた。返したつもりが…、気がつくとやつらの曲がなってた。悔しい……。
絶対取り返してやるからな。いつでもいいぞ!すぐでもいいぞ!
今日からは仙台秋田十和田と東北三連戦!
そしてディファのシングルトーナメントだ!!
悔しさぶつけてやるからな!!#noah_ghc
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2016年4月6日 -
耕平が欠場、真田脱落で一騎当千のベスト4が出揃った!4月3日 大日本プロレス「Death Rules10 一騎当千~strong climb~」宮城・仙台Rensa 247人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ バラモンパートナー査定試合 20分1本
○佐久田俊行(8分22秒 サククラッチ)×植木嵩行
◇第2試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦 有刺鉄線ボード10人タッグデスマッチ 30分1本
○伊東竜二 アブドーラ・小林 “黒天使”沼澤邪鬼 星野勘九郎 塚本拓海(6分33秒 体固め)×高橋匡哉 宮本裕向 木髙イサミ 竹田誠志 稲葉雅人
※ドラゴンスプラッシュ
(試合終了後)
伊東「高橋、挑戦が決まったらすぐ強くなれると思うなよ。5月5日まで、ゆっくりでいいから上がってこい。叩き潰してやるからな!」
【伊東の話】「(きょうから前哨戦が始まったが)まあ、いままでの高橋の実績でいったら、このあいだたまたま小林に勝ってその勢いで挑戦をぶちあげただけですからね。まだ約1カ月ありますから、対戦相手になりながらどんどん鍛えて強い高橋を横浜文体に引きだしてみせようと思います」
【高橋の話】「伊東さんが言った通り、急にチャンピオンを倒せるようになったら苦労はしないんで。これで無理だなんて思うワケでもない。5月5日まで1カ月あるんで、北海道ツアー込みで、結果を残して横浜文体は伊東竜二を倒してベルトを巻く気持ちで。どんな手を使ってでも、伊東竜二からベルトを取って俺が大日本のデスマッチを変えたいと思います」
◇第3試合◇
▼一騎当千~strong climb~Bブロック公式戦 30分1本
[2勝2敗=4点] ○浜亮太(4分43秒 体固め)[1勝4敗=2点]×宇藤純久
※オオキドプレス
【浜の話】「若いエキスを吸わせてもらいましたよ。目が覚めましたね。ガムシャラじゃないですか? 自分が忘れてたものを思い出させてもらったというか。(勢いは)感じました。僕の方が先輩ですけど、後輩から学ぶことはいっぱいありますよね。もちろん先輩から学ぶことのほうが多いんだけど、後輩から学ぶこともあります。宇藤にいい勉強させてもらいました。なんとか勝てましたけど。体調いいんで。スロースターターだから、僕も。体調いいからこれから楽しみになってきましたね。(最後は岡林との公式戦だが)もう最後なんで、100%じゃなくて296%出しますよ」
【宇藤の話】「最終戦だったんで、この前勝った勢いでいきたかったんですけど…。浜さんでかいから場外とかいけるかなと思ったんですけど、ギリギリで…さすがにわかってましたね。でも一発倒せたんで。あの人を倒せるなら誰でも倒せるので、しっかりと武器として。僕の一騎当千は終わっちゃったけど、成長できてる部分はあると思うので、どんどん変わっていきたいと思います。(得たものは大きい?)格上の人から一回でも勝つのはでかいと思うので。その自信がきょうの結果にはつながらなかったんですけど、試合やっていく分の気持ち的なものが違うので。あとはこれを糧に結果につなげていこうと思います」
◇第4試合◇
▼一騎当千~strong climb~Bブロック公式戦 30分1本勝負
[4勝=8点]○石川修司(14分15秒 TKO))[1勝4敗=2点]×忍
※地獄固め
【石川の話】「これで4勝、突破決定。忍選手は決勝トーナメントに上がる条件は満たしてなかったわけですよね? それを思うともっと一方的にいけると思ったんですけど、強いね。一騎当千出てるメンバー、キャリアの違いはあれど、このリングに懸けてる思いが伝わってきたんで。しんどいですね。しんどいながらも4勝目取れたんで。1位か2位かわからないですけど、もちろん最後の鈴木秀樹戦も勝って1位としてトーナメント、そして優勝。前回と同じように全勝優勝目指していきたいと思います。(鈴木とのシングル初対決に向け)やっぱりね、僕が闘ったことがない技術を持ってるんで、そこが苦戦するポイントだとは思ってますけど、いまの自分はそれを乗り越えられるものを持ってると思うので。初対決、負けたくないんでね。お客さんも期待してる部分があると思う。そのお客さんが期待してるもの以上のものを見せて勝ちたいなと思います」
【忍の話】「5人当たって後輩一人にしか勝てない。今の自分の実力ですよね。後輩の宇藤と試合した時すらちょっと危ないなって、やばかったって思った自分がいましたし。結果、俺がいるから、みんな一勝は確実だろうってBブロックの人たちは思ってたと思いますけど、まったく一つも油断してきませんでしたね。100の力で私を叩き潰そうとしてました。それは俺がみなさんに認められていたのと同時に、そこまで自分が追いついていかなきゃいけないんだなということも考えさせられましたし。とにかく岡林にしろ鈴木選手にしろ、浜選手、宇藤、きょうの石川さんにしろ全力で潰そうとしてきましたんで、やりがいはかなりありました。一回岡林から腕ひしぎから取った時、弱かったって言いましたけど、弱かったのは自分でした。一応3回連続一騎当千出場という部分、皆勤賞ではあるんですけど、一つも結果を残せていないのが悔しいです。またヘビー級のベルトに挑戦できるようにみなさんにもっと認めてもらえるように努力して頑張っていきたいと思いました。対戦者のみなさん、大日本プロレスのみなさん、出場させていただきありがとうございます。いい機会になりました」
◇第5試合◇
▼~SOSvsバラモン兄弟~スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
○岡林裕二 ツトムオースギ ヘラクレス千賀(10分13秒 アルゼンチンバックブリーカー)関本大介 バラモンシュウ ×バラモンケイ
◇第6試合◇
▼30分1本
○田中将斗 鈴木秀樹 GAINA(12分43秒 片エビ固め)神谷英慶 橋本大地 ×菊田一美
※スーパーフライ
◇第7試合◇
▼一騎当千~strong climb~Aブロック公式戦 30分1本
[2勝3敗=4点]○丸山敦(13分55秒 エビ固め)[2勝3敗=2点]×真田聖也
(試合終了後)
丸山「仙台大会にご来場のみなさん…愛と、勇気を、ありがとーーー! きょう対戦した真田選手は才能は上、向こうが若い、体重も重い、そして体つきを見てもらってわかるように、努力もしている! なぜ私が勝てたかわかりますか! そうです、みなさん。私は、運がいいんです(キッパリ)。この超人の祭典とも言われる一騎当千、なぜ中肉中背のおじさんが一人、紛れ込んでるかわかりますか! そうです、私は運が、いいんです。残念ながら一騎当千、きょう勝とうが負けようが私は本戦には残れないでしょう。だからこそ、勝てたかもわかりません。ですが、次回大日本プロレス仙台、いつかはちょっとわからないですけど、たまには頑張ろうと思います。ありがとうございました!」
【丸山の話】「リング上でも言った通り、ぶっちゃけ格上かなという選手なんですけど、僕が脱落が決まって、向こうは(可能性が)残ってたんですよね? わからないですけど、そういう状況とか、きょうのいろんな状況が重なってホントに運できょうは勝てたのかなと思います。10回やったら1回勝てるかどうかの相手だと思いますけど、その一回目が来たと。昔からついてるんで。それだけは負けないですね、真田選手に。もう僕は脱落したんで応援に徹しますけど、ぶっちゃけ、今年の一騎当千にエントリーできたというのは僕のプロレス人生のなかでも、それだけで大したもんかなと。自分でいうのもなんですけど、このメンバーのなかによく入ったなと、それは光栄ですね。
ここから決勝残って優勝するって人がホントに日本の超一流の選手かなと思いますけど。まあ中の上ぐらいいったかな。中の上ぐらい、番付は。前頭の上のほうぐらいまで行ってますよね? プロレス界の番付でね。もう引退しても部屋もてるかな。あとは政治交渉でなんとか部屋をもって、業界になんとか親方として残りたい。ただね、以前言ったんですけど、山籠もりに行こうと思ってたんですよ。北海道の前に行こうと思ってたんですけど、自分を過信しちゃいましたね。予選が大事だった。北海道の前になんとかスケジュールに都合がつくんで、岩手山とかね。いま思いつきで言ってますけど、岩手山にしようかなと思ってたんですけど、まあ再来年、もしまたエントリーされることがあれば、次はガッチリ山籠って、イノシシが来てもバッチリなようにドライバーを見つけてきますんで。僕はいまドライバーが不足してるんです。僕のスタイルで。ドライバーさえあれば。あとタッグパートナーさえあればね。バスターを打つ人がいればドッキングかなと。なんすか、以上です。そういうわけで、どうだオイ、予選敗退だオイ、ふざけんなコノヤロー! まああきらめないですよ、最後まで。まだインフルエンザとかあるんで。全選手が倒れたら出てやってもいいかなというぐらい。それだけのコンディションを作ってますんで。もう追わないでくださいね」
【真田の話】「丸山さんのテクニックに負けました。でも、大日本のなかでああいう闘いがいままで、なかなかできなかったので、純粋に、負けたんですけど楽しかったです。悔しいですけどね。これで決勝までいけなくなっちゃったですけど、長い目で見たら経験だと思えば、このリーグ戦出たというのはすごい意味があると思うんですよね。それが自分を成長させてくれてるって、思うしかないですね、いまは。でも、また闘う機会絶対あると思うので、その時はもっともっとレベルの高い攻防になると思うので楽しみにしていてください。(これで決勝トーナメントには進出はならず)やっぱ甘くないですよね、リーグ戦って。リーグ戦出たのも4年ぶりぐらいですかね。そんな甘くなかったですね。想像以上に難しいというか。でも感覚は取り戻してきました、やっと。よかったです。下向いててもしょうがないんで、どんどん攻めていきたいと思います。今年もっともっと。勝ち負けがすべてじゃないと思ってるんで。(リーグ戦を終えてこれからは)まあ、これからと思えばすごくいい経験だったので、そう思うしかないです。自分がうまくいかなくて負けた時とか、すごい反省点見つかるんですよね。そのなかに答えがあるんで。それを生かしたいと思います。成功だけがすべてじゃない、勝ちだけがすべてじゃない。人生と一緒で、そう簡単じゃないから面白いというのもありますし。誰もができないことだと思うので」
終盤を迎えた「一騎当千~strong climb~」だがAブロックにエントリーしていた佐藤耕平が「右膝内側側副靭帯損傷」のため欠場し、仙台大会で行われる予定だった大地戦と9日に行われる予定だった関本との公式戦は、関本と大地の不戦勝となった。
Aブロックも耕平との公式戦を残していた関本と大地は6点で全公式戦を終了、関本と神谷、大地の3選手がトップとなったが、神谷と大地は公式戦で関本を降していることから決勝トーナメント進出には王手をかけた状態で、真田が丸山に勝てば3選手に並ぶも、関本には敗れているが、神谷と大地を降していることからトップに立つも敗れれば脱落となることから、真田にとって丸山戦は負けられない一戦となった。
真田vs丸山は序盤から互いに読み合いから丸山がトペコンを繰り出せば、真田もプランチャで応戦するなど空中戦となるが、真田が場外でのパイルドライバーで丸山に大ダメージを与えると、スリーパーから首四の字と首攻めで試合をリードする。
劣勢の丸山もハイキックから後ろ回し蹴り、膝蹴り、串刺しジャンピングハイキック、トラースキックと猛反撃するも、真田は低空ドロップキックからラウディングボディープレスを投下も、丸山がかわして真田は着地し、丸山の蹴りに対して真田はRKOで応戦しタイガースープレックスを狙うが、急所蹴りで阻止した丸山はTAJIRI公認バスソーキックキックから逆にタイガースープレックスを決める。
丸山のミサイルキックに対して真田もドロップキックで応戦すると、バッククラッカーからタイガースープレックスを決め、丸め込み合戦から丸山が再度TAJIRI公認バスソーキックを浴びせるが、もう一発は真田がかわし、切り返し合戦から真田がジャパニーズレッグロールクラッチを決めるも、丸山が切り返して3カウントを奪い、真田は全公式戦を4点で終え脱落し、大地との直接対決を制している神谷が1位、大地が2位で決勝トーナメントに進出を決めた。
Bブロックの浜vs宇藤は、宇藤が奇襲をかけ、場外戦でも浜のぶちかましを鉄柱に誤爆させるなど先手を奪ったかにみえたが、浜がラリアットからエルボードロップと猛反撃し、最後はラリアットの連発からカウンターのクロスボディー、オオキドプレスと畳み掛けて3カウントを奪い4点目を獲得。
6点単独トップの石川は忍と対戦し、石川がチョップ、フットスタンプと圧倒するも、忍は石川を場外に追いやってからケブラータを炸裂させ、石川のレインメーカー式頭突きをSEXボンバーで迎撃し、スクリューキックからS.E.Xを投下も自爆してしまう。
石川は投げ放しドラゴンスープレックスからランニングニーを炸裂させるも、スプラッシュマウンテン狙いは忍が腕十字で切り返す。
忍はロープに逃れた石川に突進も、カウンターで捕らえた石川がファイヤーサンダーで突き刺し、再度スプラッシュマウンテンを狙うが、忍はフランケンシュタイナーから腕十字を狙う、しかし石川が返して監獄固めから地獄固めへ移行すると、その体勢から頭突きを連打し忍は失神して試合はストップ、石川が勝利となり石川と、直接対決で岡林を降している鈴木が9日の札幌大会を待たずして決勝トーナメント進出を決め、9日の札幌大会での石川vs鈴木は順位決定戦となった。
Aブロックは神谷と大地、Bブロックは石川と鈴木が決勝トーナメント進出を決めたが、関本とストロング王者の岡林の脱落は予想外の展開であり、神谷と大地の決勝トーナメント進出はストロング部門に新風を巻き起こした、今までストロング部門は関本、岡林が中心だったが、新しい風が吹いたことで広がりを見せつつある。
果たして誰が優勝するのか、今年の一騎当千は非常に楽しみである。
また第2試合で行われたデスマッチ選手権の前哨戦は、高橋が奇襲を仕掛けるも、逆に伊東組の集中砲火を浴び、最後は伊東のドラゴンスプラッシュの前に敗れてしまった、前哨戦から王者・伊東に先制パンチを喰らった高橋は挽回なるか… -
スティングがWWE Hall of Fameの場で引退を表明…スティングと日本マット
2日にWWE殿堂入りの式典である「WWE Hall of Fame」が開催され、今年はスティング、新日本プロレスではザ・ソウルテイカーとして登場していたゴッドファーザー、ファビュラス・フリーパーズ(マイケル・ヘイズ、テリー・ゴーディ、バディ・ロバーツ、ジミー・ガービン)、ビッグ・ボスマン、ジャクリーン、スタン・ハンセン、ラッパーで俳優のスヌープ・ドック氏が殿堂入りを果たした。
今年は日本人選手の殿堂入りはなかったが、今年の殿堂入りはハンセンやスティング、ゴッドファーザー、フリーパーズ、ボスマンは日本ではお馴染みの選手ばかり、特にフリーパーズの場合はWWEにいた在籍期間が短かったことで殿堂入りが意外でもあったが、WWEのスタッフの一員となっているヘイズの尽力があったからだと思っている。そして式典でのスピーチの最中にスティングは引退を表明した、スティングは2014年11月からWWEに参戦、2015年のレッスルマニアではHHHとも対戦、そして9月にセス・ロリンズが保持していたWWE王座に挑戦したものの、試合中にターンバックルへのパワーボムを喰らった際に首を負傷、試合にも敗れて王座奪取はならなかったがロリンズとの試合が事実上のラストマッチとなった。
スティングの初来日は1989年6月のジャイアント馬場体制の全日本プロレスで、既にNWAでトップだったスティングはシリーズにはフル参戦ではなく短期の特別来日扱いだった、初戦で田上明を破ったものの、5日の武道館でのダニー・スパイビー戦では首固めで敗戦を喫し、全日本はスティングの来日を最後にNWAとの関係を絶ったことで、以降全日本に参戦することはなかった。
NWAがWCWとなり、WCWは新日本プロレスと業務提携を果たしたことで、スティングは新日本に参戦、NWA時代のライバル関係だったグレート・ムタとタッグを結成し、またムタが保持していたIWGPヘビー級王座にも挑戦した、そして1995年の1月4日東京ドーム大会ではアントニオ猪木引退記念ファイナルカウントダウン格闘技トーナメントに参戦して格闘家のトニー・パルモアと異種格闘技戦で対戦しスコーピオンデスロックで破り、決勝では猪木とも対戦してチョークスリーパーの前に敗れた、このドーム大会は自分も観戦していたが、猪木も1回戦でジェラルド・ゴルドーと対戦した際に足を負傷し最悪の状況でスティングと対戦していた。
その後もスティングは新日本とWCWの提携路線でスポットながらも新日本に参戦していたが、WCWとWWEによる「マンデーナイトウォーズ」が激化すると、WCWも新日本にトップ選手を送り込むことが少なくなり、スティングも日本から遠ざかるようになるも、その間に現在のキャラにモデルチェンジし、日本にはニセモノだったnWoスティングが定着してしまった。
2001年3月にWCWはWWEに吸収される形で崩壊し、ラストマッチのメインもスティングが登場してリック・フレアーと対戦したが、崩壊後も反WWEを貫きTNAに定着するまでは様々な団体を渡り歩いた、そのスティングがWWEと契約をかわして登場したときは驚いてしまったが、スティング自身も思うところがあったということだったのか、レッスルマニアではHHHと対戦し、セス・ロリンズの保持していたWWE王座にも挑戦したがスティング自身ももう一花という部分があったと思う、引退を決意したということは現役もこの辺で潮時という判断からなのかもしれない。
スティング、ご苦労さまでした。
2016 @WWE Hall of Fame inductee @STING announces his retirement from the ring. https://t.co/SL5cxbSHcv pic.twitter.com/tFF74ueq70
— WWE (@WWE) 2016年4月3日"Isn't that the kid that beat you in 9 seconds?!"
GREAT #StanHansen story. Watch the #WWEHOF again on @WWENetwork. pic.twitter.com/FX2UXCJ3Ga
— WWE (@WWE) 2016年4月3日 -
NXTデビューを果たしたシンスケ・ナカムラがゼインとの熱戦を制する!ASUKAが女子王座を奪取する快挙!
中邑真輔ことシンスケ・ナカムラが4月1日テキサス州ダラスで開催された「NXT TAKE OVER」にてサミ・セイン相手にWWEデビューを果たした。
ナカムラはロックアップから押し込んで脱力ブレークを披露してセインを威嚇し、左腕攻めから攻め込んでいくが、ブレーンバスターからとゼロ戦キックと譲らない、ナカムラはエプロンに相手を固定しての膝蹴り、コーナーに固定しての膝蹴りとお馴染みの攻撃を見せるが、ゼインもダイビングクロスボディーアタックで応戦してみちのくドライバーⅡ、エルボー合戦ではナカムラも鼻血を出してしまう。
ラリアットを繰り出すゼインに、ナカムラは巻き込み式腕十字を披露するが、ゼインは強引にリフトアップで投げ、ナカムラのパンチに対してコンプリートショットを繰り出していく。
ナカムラはゼインの串刺し攻撃をかわしてリバースパワースラムからボンバイエ(WWEでのボマイェの名称)を狙ってたぎるも、阻止したゼインはブルーサンダーを決め、コーナーでの競り合いを制したゼインが雪崩式エクスプロイダーを狙うも、阻止したナカムラは後頭部へのボンバイエ、ボンバイエで3カウントを奪い、WWEデビューを勝利で飾った。
内容的には苦戦も、日本でもエル・ジェネリコのリングネームで活躍したゼイン相手に全てを出し切りナカムラ自身を大きくアピールできていたと思う。
そして今大会では華名ことASUKAがベイリーの保持する女子王座に挑戦、ベイリーの左足攻めに苦しんだASUKAだったが、腕十字から腹固めと関節技で応戦、ベイリーは丸め込技の連発やイエスロックでASUKAを追い込んだが、ASUKAはフロントスープレックスからの胴絞めチキンウイングアームロックで捕獲してベイリーがギブアップ、王座を奪取した。
NXTでの日本人選手の出世争いはイタミ・ヒデオが負傷欠場があるももののASUKAが大きくリードする形となった、NXTでWWEデビューを果たしたシンスケ・ナカムラがどういう活躍を見せてくれるか、今後が楽しみである。
Finished my debut match at #WWENXT #NXTTakeOver #yeaoh!!!! https://t.co/wEL4gZc1xT
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2016年4月2日The #KingOfStrongStyle @ShinsukeN is ready for battle against @iLikeSamiZayn at #NXTTakeOver: Dallas! https://t.co/jfcImLExv3
— WWE (@WWE) 2016年4月2日The #KingOfStrongStyle is HERE!! Welcome @ShinsukeN to @WWENXT!! #NXTTakeOver pic.twitter.com/VnacXs9Aca
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— WWE NXT (@WWENXT) 2016年4月2日Proud of myself for having such an incredible match with Bayley. My privilege to meet a great competitor like you!#WWE #WWENXT #AsukaCity
— ASUKA / 明日華 (@WWEAsuka) 2016年4月2日#NXTTakeOver is must see. #EveryoneIsWatching @VinceMcMahon pic.twitter.com/VMaaziuhpG
— Triple H (@TripleH) 2016年4月2日