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丸藤、中嶋のNOAH勢が参戦!『世界でいちばん過酷な夏』G1 CLIMAX26出場選手発表!
G1 CLIMAX26の出場選手が発表された
A 真壁刀義 小島聡 石井智宏 後藤洋央紀 バットラック・ファレ タマ・トンガ SANADA 丸藤正道 オカダ・カズチカ 棚橋弘至
B 柴田勝頼 永田裕志 本間朋晃 マイケル・エルガン 矢野通 内藤哲也 EVIL ケニー・オメガ 中嶋勝彦 YOSHI-HASHI
まず驚いたのは矢野、そして丸藤、中嶋のNOAH勢の参戦、NOAHがまだ8月以降の日程も発表しないのでおかしいなと思っていたが、丸藤と中嶋の参戦なら納得、G1の参戦選手は発表当日までシークレットとされていたことから、連立関係であるNOAHもあわさざる得ない。また矢野も現在の新日本の流れでは必要とされていないことからエントリーしないのではと思われていたが、丸藤と組んでGHCタッグ王座を奪取した実績を盾に堂々の凱旋参戦となったようだ。
またもう一つ驚いたのはROH勢が誰も参戦しなかったこと、アメリカでは総当りリーグという概念がないことから敬遠されたのかもしれない。
新日本では肩の負傷で欠場していた前年度覇者の棚橋、CHAOSからYOSHI-HASHI、BULLET CLUBからケニー、トンガ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからSANADA、EVILが初エントリーを果たしたが、夏男・天山は今年は参戦選手から外れてしまった。
天山は前シリーズでは久しぶりに天山プレスを披露し今年もエントリーと思われていた。27日の後楽園大会でも天山プレスを披露して勝利を収めるが、試合後にマイクで怒りを爆発させていた、これだけ好調を維持していた天山が外されたのか、自分的な考えだが棚橋がG1に間に合わないなら天山の予定だったのではないだろうか、どういうことであれ今年は天山が割りを食う結果になってしまった。
対戦カードも一部発表された。
■『G1 CLIMAX 26』主要カード
7月18日(月)15:00~北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvs丸藤正道
・棚橋弘至vsSANADA7月22日(金)18:30~東京・後楽園ホール
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs本間朋晃
・永田裕志vs内藤哲也7月23日(土)18:30~東京・町田市立総合体育館
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvsSANADA
・棚橋弘至vs真壁刀義
7月24日(日)18:30~東京・後楽園ホール●Bブロック公式戦
・本間朋晃vsYOSHI-HASHI
・柴田勝頼vs中嶋勝彦
7月25日(月)18:30~福島・ビッグパレットふくしま
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvs後藤洋央紀
・真壁刀義vsSANADA
7月27日(水)18:30~長野・ビッグハット
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vsマイケル・エルガン
・矢野通vs内藤哲也7月28日(木)18:30~埼玉・所沢市民体育館
●Aブロック公式戦
・後藤洋央紀vsSANADA
・石井智宏vs丸藤正道
7月30日(土)18:00~愛知・愛知県体育館
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs内藤哲也
・マイケル・エルガンvsケニー・オメガ
7月31日(日)16:00~岐阜・岐阜産業会館
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vs後藤洋央紀
・真壁刀義vs丸藤正道8月1日(月)19:00~香川・高松市総合体育館
●Bブロック公式戦
・本間朋晃vs内藤哲也
・中嶋勝彦vsYOSHI-HASHI
8月3日(水)18:30~鹿児島・鹿児島アリーナ
●Aブロック公式戦
・真壁刀義vsオカダ・カズチカ
・棚橋弘至vs石井智宏8月4日(木)18:30~福岡・福岡市民体育館
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vsケニー・オメガ
・中嶋勝彦vs内藤哲也8月6日(土)17:00~大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vs丸藤正道
・オカダ・カズチカvs石井智宏8月7日(日)16:00~静岡・アクトシティ浜松
●Bブロック公式戦
・永田裕志vsケニー・オメガ
・内藤哲也vsEVIL8月8日(月)18:30~神奈川・横浜文化体育館
●Aブロック公式戦
・真壁刀義vs後藤洋央紀
・石井智宏vsSANADA
8月10日(水)18:30~山形・山形市総合スポーツセンター
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs永田裕志
・本間朋晃vsマイケル・エルガン
8月12日(金)18:30~東京・両国国技館
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vsオカダ・カズチカ
・後藤洋央紀vs丸藤正道
8月13日(土)18:30~東京・両国国技館
●Bブロック公式戦
・内藤哲也vsケニー・オメガ
・柴田勝頼vsEVIL
8月14日(日)15:00~東京・両国国技館 <優勝決定戦>
・Aブロック1位選手vsBブロック1位選手
※時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う
この中で見たいカードを5つあげるとすれば
①オカダvs丸藤、②柴田vs中嶋 ③棚橋vs丸藤 ④棚橋vsSANADA ⑤内藤vsケニー①はオカダは岡田かずちか時代にNOAHの選手と何度も対戦しているが、丸藤とはおそらく初対決になる、②は柴田がビッグマウスラウド時代の2006年4月19日に中嶋と対戦しており、柴田が三角腕固めでギブアップを奪い勝利を収めている、あれからちょうど10年が経過するが、共に団体が違えど同じリングで対戦するとは、これもプロレスの面白さ、楽しさでもある。
③は二人の対戦は棚橋のU-30王座時代から始まり、2012年のG1公式戦、IWGPヘビー級選手権と3度にわたって対戦し、また二人が初対決した会場も大阪で、2012年のG1でも組まれ、また今年のG1では大阪で対戦する、この二人にとって大阪とは因縁の土地でもある。④は共通点は武藤敬司であること、棚橋は武藤敬司が新日本退団時に武藤から全日本移籍を持ちかけられ、SANADAは袂を分かっているが武藤を師匠に持ち、また武藤もSANADAのレスリングセンスにほれ込み、将来は自分の後継者と考えていた。結果的に武藤は二人からフラれてしまったが、武藤がほれ込んだ同士の対決という見方で見ると、面白い組み合わせである。
最後に⑤はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsBULLET CLUBの頂上対決、共にヒールユニットだけに、今後の新日本の勢力図に大きく影響する可能性がある。G1まで残り1ヶ月を切った、果たして今年はどんなドラマが待ち受けているのか・・・
旗を折る準備しておこう。 #g126
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年6月27日G1出場メンバーを見て、気が引き締まったゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年6月27日
— SANADA (@seiyasanada) 2016年6月27日G1に出ることになった。
その間ノアには迷惑をかけるが必ず結果と大きな首を取ってくる。
ちょっとだけ我が儘を聞いてほしい…ノアの名前を広めてくる。
初戦でオカダ選手。#noah_ghc… https://t.co/8JZSZYL0G7
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年6月27日G1の出場メンバーに、俺の名前が最後まで出て来なくて、試合前なのに身体の力が完全に抜けてしまった
気が狂いそうなぐらい悔しかった
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年6月27日PR -
遠藤があと一歩も及ばず・・・・石川修司がKING OF DDT制覇!
6月26日 DDT「KING OF DDT 2016 TOKYO」東京・後楽園ホール 1691人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第0試合◇
▼15分1本
○ワンチューロ(4分30秒 ゼイジョスクラッチ)×レッカ◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○大鷲透 平田一喜(8分20秒 ラ・マヒストラル)大石真翔 ×勝俣瞬馬 MAO◇第2試合◇
▼KING OF DDT 2016準決勝/30分1本
○石川修司(15分50秒 エビ固め)×入江茂弘
※ランニング・ニーリフト
☆石川が決勝に進出【入江の話】「ハァハァハァ、クソー! 約束したのになぁ!(嗚咽)悔しい! あー、もう!(壁を叩きながら控室へ)」
◇第3試合◇
▼KING OF DDT 2016準決勝/30分1本
○遠藤哲哉(7分15秒 エビ固め)×HARASHIMA
☆遠藤が決勝に進出【試合後のHARASHIMA】
HARASHIMA「すみません。起きたことが信じられないです。悔しさというか、ちょっと頭の中がパニックになっています。はい、これしか言えないですよ。」――いきなり奇襲攻撃を仕掛けられて、そこからペースが……。
HARASHIMA「そうですね。ああ、はい。でも全然自分のペースでできたんですけど。まあでも最後確かにすごいパワーでしたね。いや悔しいっすね。悔しいというか、まだ動転してます。でも、ああどうしましょう(苦笑)。どうしよう、もうわかんないよ。まあ両国で…両国…はい。まあね、とりあえず落ち着かせて、前を見て頑張りますよ。どうせなら遠藤に頑張ってほしいですね。でもワケ分からないです! どうしよう!」――まだいつどこ権を取るという手もありますが。
HARASHIMA「そうですね。はい……頑張ります。それしか言えないです。」◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○岩崎孝樹(9分46秒 片エビ固め)高尾蒼馬 ×渡瀬瑞基
※キャプチュード あと2チームはKENSO&伊橋剛太、佐々木大輔&マッド・ポーリー
☆渡瀬の持ついつでもどこでも挑戦権は岩崎に移動◇第5試合◇
▼30分1本
○坂口征夫 マサ高梨 梅田公太(9分45秒 片エビ固め)男色ディーノ 樋口和貞 ×松永智充
※神の右膝◇第6試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介 アントーニオ本多(13分41秒 ジャーマンスープレックスホールド)宮本裕向 ×ヤス・ウラノ◇第7試合◇
▼KING OF DDT 2016優勝決定戦/30分1本
○石川修司(23分52秒 片エビ固め)×遠藤哲哉
※ジャイアントスラム
☆石川がKING OF DDT2016を制覇(試合終了後、ビショビショ・石川を見てハグを嫌がる佐々木だったが、最終的に抱き着かれた。石川にDDT公式エナジードリンク「BLACK OUT」販売元の株式会社キャスティングドットジェイピー・清水社長から賞金100万円とBLACK OUT1年分のパネルが贈呈される。石川は清水社長にも抱き着いた。)
石川「決勝の遠藤、準決勝の遠藤、すげえ強かった。でも俺はDDTの若いヤツと闘えてすげえよかったし…」佐々木「(マイクをぶん取って)しゃべんなくていいんだよ! 真面目なことばっかしゃべりやがって! ベビーフェース気取ってんじゃねえ! ご紹介しよう! KING OF DDT優勝者、石川“エイドリアン”修司! どうだ、強いだろ! 入江、HARASHIMA、遠藤、遠藤、遠藤! 特に遠藤、アイツがなんで勝てなかったかわかるか? 弱いからだ! あんな弱いヤツ、エイドリアンの敵じゃない。両国のメインでKO-Dのベルトを巻くのはこの俺、カリスマ佐々木大輔…のペット! 195㎝、140kg、石川“エイドリアン”修司だ!」
【石川、佐々木の話】
石川「試合前のコメントでも言った通り、最低が優勝だと思っていたんで。まずその自分に課したノルマをクリアできてよかったです。でも予想以上にキツかったんですけど、セコンドのカリスマ、ポーリーのお陰で何とか持ち直せましたね。あざっす!」佐々木「ハハハハハハ。まあ見ての通り、どう考えてもこのエイドリアンに勝てるヤツはいない。今のチャンピオンは竹下かもしれないけど、両国のメイン、誰になってるかわからないけど、まあ誰でもね。誰でも相手にならない。それぐらい(石川は)強いから。」
石川「個人的なことを言えば、竹下、あいつに借りを返さないと済まないんで。カリスマからベルトを奪った分も、俺に(5・8札幌で)勝った分も両国で返したいんで、ぜひぜひ来てほしいなと。(優勝賞金の)100万円、どうしようかな。どうしたらいいですか?」
佐々木「俺がもらうよ。」
石川「いやいやいや(苦笑)。自分、ずっと考えていたことがあって。100万円相当の石川マスクを作りたいなと。すごい刺繍に凝った石川マスクを作りたいなと思うので、それを転売していってわらしべ長者……どうっすか?」
佐々木「そんなことは置いておいて! まあ両国のメインも決まったし、そろそろ俺たち3人のユニット名を発表しちゃおうかなと思っているんですけど。」
石川「おぉ! (ユニット名を)知らないです。」
佐々木「それは来週の博多をお楽しみにということで。」
石川「おぉ(苦笑)。もう決まってる?」
佐々木「決まってません。」
石川「決まってません!? じゃあ博多で発表します! 質問は?」
――石川選手、久しぶりの両国のメインだと思いますけど、今回はユニオンがなくなってフリーとして両国のメインに立つわけですが、何か心境の違いはありますか。
石川「いや本当に僕は別にDDTの中だけじゃなくて、プロレス界で一番デカくて強いと思っているので、それを両国という大きい舞台で証明するだけです。感慨深いとかそういう気持ちはもう置いて、それを証明するために闘います。」
【遠藤の話】
――惜しくも決勝で石川選手に敗れてしまいましたが。
遠藤「…………(手で顔を覆ったまま肩を震わせる)。」――相当悔しいと思いますが。
遠藤「…………(唇を噛みしめながら立ち上がると、しばらくその場で立ち尽くしてから)確かに両国で竹下と2人でメインに立つっていうのは、もう叶わなくなりましたけど。でも俺は! 諦めてないから! 絶対竹下を越えてみせます。」いよいよ準決勝、、決勝を迎えた『KING OF DDT』準決勝第1試合は入江が石川と対戦、序盤から両者は激しいマッチアップを展開も上背の差で石川が有利に立ち、また場外戦でもエルボーの競り合いを制した石川が入江をイスに座らせてのランニングニーを放つなど試合を有利に進める。
リングに戻った石川は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、入江は雪崩式ネックブリーカーで反撃するも、バックドロップの応酬を制した石川はジャイアントフットスタンプから地獄固めで捕獲し、ファイヤーサンダーを狙う。
窮地の入江は背後に着地してタズムッションで捕獲、ロープに逃れた石川はファイヤーサンダーで突き刺すとランニングニーを狙うが、入江はビーストボンバーで迎撃してから逆にファイヤーサンダーで突き刺す。
入江は後ろから前とビーストボンバーを炸裂させると自分が垂直落下バックフリップを狙うが、逃れた石川は投げ放しドラゴンスープレックスからニーリフトを放ち、再びニーリフトからスライディングDを炸裂させると、ランニングニーの連打で3カウントを奪い決勝に進出する。準決勝第1試合のHARASHIMAvs遠藤は後入場のHARASHIMAを遠藤が奇襲をかけ、ドロップキックで場外へ追いやってからノータッチ・トペコンを炸裂させるが、リングに戻ってからのスワンダイブはHARASHIMAがキックで迎撃して失速、HARASHIMAはボディーブローから腹部に狙いを定めて試合を有利に進めていく。
HARASHIMAはジョン・ウーから顔面へのフロントハイキック、雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターと連続技を狙うが、逆に遠藤が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、スワンダイブエルボーから雪崩式フランケンすタイナーと猛反撃する。
遠藤はトーチャーラックボムを狙うが、着地したHARASHIMAはハイキックからリバースフランケンシュタイナー、そして蒼魔刀の必勝パターンを狙うと、遠藤がフランケンシュタイナーで切り返し、HARASHIMAがエビ固めで切り返すが、遠藤が丸め込んで3カウントを奪い決勝に進出、まさかの敗戦にHARASHIMAは呆然となる優勝決定戦の遠藤vs石川は石川が上背を利用してロックアップで押さえ込みにかかり、バックを奪われてもコーナーに押し付けるなど体格差で有利に立とうとするが、遠藤は低空ドロップキックで膝まづかせると、顔面への低空ドロップキック、執拗なヘッドロックと石川の首狙いで動きを止めにかかる。
遠藤は石川を場外に追いやってからラ・ケブラータを狙うが、エプロンでワンクッションしたところで石川が足刈りラリアットを放ち、ジャイアントスイングの要領で客席に遠藤を放り投げ、膝蹴りを浴びせる。
リングに戻った石川は遠藤を何度もストンピングで踏みつけると、起き上がったところで鋭いニーリフトを浴びせ、更に両足で踏みつけるだけでなく、コーナーに押し込んでから何度もニー、フットスタンプと腹部中心の攻めで遠藤のスタミナを奪いにかかる。
石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、遠藤はリバースして石川をエプロンへ出すと、断崖式ノド輪落とし狙いを、遠藤はバク宙で逃れ、何度もトラースキックを浴びせてからラ・ケブラータを炸裂させるも体勢が不十分だったため遠藤もダメージを負い。
遠藤はリングに戻ってからスワンダイブ式DDTで突き刺し、胴絞めスリーパーで捕獲、石川のスリーパースープレックスも着地した遠藤はトーチャーラックボムを狙うが、阻止した石川が遠藤が突進したところでツームストーンパイルドライバーで突き刺しラリアット、ランニングニーと畳み掛ける。
しかし遠藤はトルネードDDT、石川が突進したところでドロップキックを放つと、スワンダイブ式後頭部エルボー、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーと反撃、石川はスリーパースープレックスで投げ、バク宙キックを狙う遠藤をファイヤーサンダーを狙うが、着地した遠藤はスライディングラリアット、ブレーンバスターで投げ、石川をコーナーに乗せてからのトーチャーラックボム、スカイツイスタープレスを投下するがカウント2、そしてもう1発を狙うがかわされて自爆すると石川はランニングニーを浴びせて両者ダウン。
膝立ちの両者はエルボー合戦を展開するが、笑う遠藤に石川がニーを浴びせるとファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンは遠藤がエビ固めで切り返すも、石川はドラゴンスープレックス、ニーと浴びせてからスプラッシュマウンテン、遠藤はカウント2でクリアするが、石川は奥の手であるジャイアントスラムで3カウントを奪い、KING OF DDTを制覇した。遠藤が体格差というハンデがありながらも、善戦以上というか互角に渡り合っていた、遠藤にしても自分より竹下が先にKO-D王座を奪取したという強い意識があったからこそ、石川に喰らいつく以上に越えかけていた、だからこそ石川も奥の手であるジャイアントスラムを出さざる得なかった、それだけ遠藤が成長しているということなのだろうが、最後は石川の引き出しの多さが優った、遠藤にしても両国のメインは自分と竹下とでという想いがあっただろうが、残念としかいいようがない。
また石川も初めて見たときは高山善廣クラスの選手になるぞと思っていたが、幅広い活躍を見ると越えたとしかいいようがない、また大日本の一騎当千に続いてDDTのKING OF DDTを制覇とは、団体を枠を超えた怪物になりつつある。
これで8月28日両国のメインのリングには石川が挑戦者として一足先に立つことになったが。一方の王者の竹下はアントンと組んで宮本&ウラノと対戦するが、竹下は宮本組の左腕攻めに苦しむ、しかしアントンが奮闘して試合を盛り返し、宮本のハンドスプリングニールキックをキャッチした竹下がジャーマンで蹴散らした後で、試合権利のあるウラノもジャーマンで降した。7月3日博多では竹下がKO-D王座をかけて宮本との防衛戦が決定し、19日の愛媛大会では宮本の卍コブラの前に竹下はギブアップを喫した、今回はヤスを降したことで借りを返したのだろうが、竹下からしてみれば宮本から直接フォールを奪いたかったのが本音なのかもしれない。
8月28日両国まであと2ヶ月となったDDT、果たしてメインのリングに立つのは誰だ?
DDT後楽園大会でした!
おかげさまで優勝出来ました!!
カリスマともハグ出来て何より!
試合後にデポルテスさんに行くもアンドレTシャツ自分のサイズ無し( ̄O ̄;)無念。。
巨人界の下っ端ですがまだまだやったります! pic.twitter.com/K4BhlX16Ok
— 石川修司 (@g0925union) 2016年6月26日わたしのペットこと石川"エイドリアン"修司は今日も強すぎた。優勝おめでとう。しかし対戦相手の皆さんが弱すぎた。夢も希望もないくらい。両国のメインで勝つのもエイドリアンだよ。ただね、びしょびしょハグは許さない。おこだよ。折檻だよ! pic.twitter.com/dcnDT2rRZv
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年6月26日石川"エイドリアン"修司も優勝したことだし我々のユニット名を来週の博多で発表しましょう。
カリスマ+エイドリアン+ポーリー=?? pic.twitter.com/L1y8juT4i3
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年6月26日後楽園大会応援ありがとうございました。
今の自分は足りないものだらけです。
精進します。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016年6月26日KING of DDTトーナメント決勝戦。凄い試合でした。石川修司と遠藤哲哉、明暗クッキリですが遠藤にとっても大きな経験になったはず。また次に繋げればいい。
しかし石川は強くなったし、素晴らしい選手になったよ。#ddtpro pic.twitter.com/6WzHhqgo3v
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年6月26日 -
金丸、タイチがSUPER J-CUP2016に出場も、GHCジュニア王座が勝手にかけられ西永レフェリーが大慌て!6月24日 TAKAタイチ興行「TAKA&タイチ興行 in 新木場 鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選 ~前代未聞の変則ルール 1day総当たりリーグ戦~」新木場1stRING 208人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」〜オンリーリングアウトルール/20分1本
[1勝=2点]○タイチ(8分10秒 リングアウト)[1敗=0点]×金丸義信
(オープニングでGHCジュニア王者がからむ試合はすべて選手権試合としておこなわれることがアナウンスされる。)
(試合直前にベルト返還。そこへ「待て待て!」とNOAHの西永レフェリーが登場。)
西永レフェリー「この試合は新日本プロレスとNOAHがおこなうスーパーJカップの予選です。GHCのタイトルマッチは認めません。あなたたちがそういうふうにするならこの予選、すべて私がレフェリーをさせていただきます。もし予選としておこなわないなら、この権利証、鈴木軍の2枠は廃止させていただきます」
タイチ「もういいよ。好きにしろ」
◇第2試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」〜オンリーボディースラムマッチ/20分1本
[1勝=2点]○TAKAみちのく(6分2秒 ボディースラム)[1敗=0点]×エル・デスペラード
◇第3試合◇
▼K-DOJO提供試合/30分1本
○吉田綾斗 最上九 ダイナソー拓真(10分52秒 エビ固め)滝澤大志 吉野コータロー ×洞口義浩
※ バックドロップ
◇第4試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」(3)〜ラダーマッチ〜/20分1本
[1勝1敗=2点]○エル・デスペラード(11分38秒 ベルト確保)[1勝1敗=2点]×タイチ
◇第5試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」(4)〜通常ルール/20分1本
[1勝1敗=2点]○金丸義信(6分44秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×TAKAみちのく
※タッチアウト
◇第6試合◇
▼K-DOJO提供試合/分1本
○タンク永井 真霜拳號 佐藤悠己(10分59秒 体固め)旭志織 ×本田アユム 大石真翔
※ダイビング・セントーン
◇第7試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」(5)〜イス攻撃からのフォールのみ有効の変則マッチ/20分1本
[2勝1敗=4点]○金丸義信(10分51秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×エル・デスペラード
※イス上へのディープインパクト
☆金丸が SUPER J-CUP2016出場権を獲得
【金丸の話】
金丸「今日は普段組んでるヤツらとの戦い。変則ルールだけどこうやってキッチリ、J-CUPのキップつかんだし。ベルトも戻ってきたね(笑) やっぱり最終的には俺のところに戻るようになってんだよ。ここ(腕)が違うんだよ」
――J-CUPでも鈴木軍としての力量をみせる?
金丸「もちろん。鈴木軍としての闘いをみせられれば満足かな。鈴木軍の代表として行くわけだから、鈴木軍らしい試合を見せられればいいかなと」
――タイチに敗れたが?
金丸「さすがだね。一枚上いってたな。いつものらりくらりとやられてるけど、実際やられたらたまったもんじゃないな…」
――あべみほさんにも迫られていたが?
金丸「あれね。リングの上であんなことされたの初めてだったけど…。まぁあいつら長いね。長すぎ(笑) あれでペース狂わされたな。あれが敗因だよ。(タイチの戦い方は)いつも横で見てるけど、見てるのと実際やるのじゃ違うね。引っかかっちまったよ。…やっぱ戦うより今日当たった3人は組む方がいいね」
――J-CUPでも鈴木軍ジュニア4人で向かうのが鈴木軍流の正攻法でもありそうだが?
金丸「そうだね。シングルなのか。4対1なのか。それは始まってからのお楽しみだよ」
【デスペラードの話】「ハハ…あ〜あ。チキショー。まぁ鈴木軍ジュニアでの闘い、一筋縄じゃいかねえよ。でもどうだ? 仲間内でもここまで本気でやれる軍団、他にあるか? あ〜いてえ。ラダーとかイスとかたまんねえな。こんなにいてぇなんてな。ただ、この痛みも、仲間内とはいえ負けた悔しさも、みっともねえ姿をさらしちまった恥も、すべて“俺のモノ"だ。タイチにもTAKAにもノブにもやんねえ。これは全部俺のモンだ。今日もらったもんは、TAKAタイチ興行じゃなくて、今上がってるノアのリングで使わせてもらうよ」
◇第8試合◇
▼「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選リーグ戦」(6)〜2カウントフォールマッチ/20分1本
[2勝1敗=4点]○タイチ(6分9秒 タイチ式外道クラッチ)[1勝2敗=2点]×TAKAみちのく
☆タイチが SUPER J-CUP2016出場権を獲得
(試合終了後、ダウンするTAKAにタイチが歩み寄る。そこへ金丸がデスペに肩を貸しながらリングへ。金丸とタイチに西永レフェリーから出場権利書が贈られる。タイチは「文句ねえな。これは認めるんだな?」と確認。受け取ったタイチと金丸が両手を上げる。
タイチが「今日は最後までありがとう」と西永レフェリーに握手を求める。西永レフェリーが応じると暴行。4人で踏みつけ、タイチが場外へ投げ出す。)
タイチ「もうこんなのやめようぜ。死んじまうよ」
デスペ「一回きりだ、一回きり。もう終わりだ!」
タイチ「二度とやんねえぞ、こんなこと」
TAKA「負けて悔しいけどよ、タイチ、ノブさんよ、今日は負けた。オレたちのぶんも背負ってよ、J-CUP、鈴木軍の力、見せてやろうぜ! 鈴木軍のよ、やり方っつうのをよ、生ぬるいヤツらに教えてやろうぜ。オレとペ、なんならKESもいくよ。みんなで得意のあれでよ…」
(そこで客席にいたアーチャーが席を立つ。)
タイチ「まだ座ってろ」
TAKA「入ってこなくていいよ。何しに来たんだオマエは? 空気読めよ」
(アーチャーがリングサイドからTAKAと握手しエプロンに上がる。タイチとも握手。スミスJrもエプロンへ上がり4人と拳を合わせる。)
TAKA「せっかくだからよ、タイチ、ノブさんよ、なんかビシッと言ったってよ」
金丸「よし、J‐CUPでは、鈴木軍の、心に残るプロレスを、見せて来るよ。鈴木軍のな」
タイチ「ノブさん、オレらの仲間になっちまったばっかりに、こっちに引きずり込まれて大変な思いしてるかもしれねえけど、悪いな」
金丸「まあいろいろあるけどよ、気にするなよ」
タイチ「(デスペに)やっぱり予選落ちか、オマエは。でもほ、まさかオマエにだけは負けねえと思ったよ。ビックリした。悔しいな。変わったなオマエもな。なんか言ってみろ、たまには」
デスペ「こういうところで何言っても『そういうところだよ』って言われるから言わねえよ」
タイチ「実行委員長、今回もありがとうございました。上がってください。一言お願いします、実行委員長」
実行委員長の鳥沢さん「(リングへ上がり)今日はありがとうございました。7月20日の後楽園で2人が頑張ると思いますので応援にいってあげてください。TAKA&タイチ興行、今度いつになるかわかりませんが、必ず実行すると思います。ありがとうございました」
タイチ「(コーナーに座るアーチャーに)オマエはどうだ? なんか言えよ」
アーチャー「TAKA&タイチ、グッドマッチ、グッドジョブ、KESエンジョイ、KESエンジョイ・キリング・ザ・ガイズ。センキュー。ネクストタイム」
スミスJr「おめでとう。だが、次はKESがこのリングに上がってやる。背中に気をつけろ!」
TAKA「そういえばよ、TAKA&タイチチャレンジでこいつらとやったな。やられっぱなしだったな。次はよ、オマエらKESと、ノブとぺがいくぞ。オレたちはもうやったからよ、もういいよ」
タイチ「実行委員長、どうですか? タッグリーグで出ますから、コイツら」
TAKA「次回カード、一つ決まったな」
タイチ「(あべさんに)ありがとう。今日ポロリなかったけど。次回はポロリさせます」
あべさん「や~だ~!」
タイチ「ノブ、やっぱり順当にオレとノブだったな。こうなったらよ、ありきたりの言葉あけど、J-CUP、オレとノブで、1回戦? オレとノブで、決勝やろうじゃねえか」
TAKA「J‐CUP決勝戦は鈴木軍対決、タイチVS金丸…」
タイチ「ホントにそう思ってるのか?」
TAKA「なわけねえだろ」
2人「ははははは…は~あ」
最後は「TAKAタイチ、ニバン! わっはっはっはっは、は~あ」
【タイチ、金丸、TAKA、デスペラードの話】
TAKA「順当とか言われるのは悔しいけどよ、残念ながら今はこの2人が一歩も二歩も抜けてたかもしれねえな。まあいろいろ変則ルールだったけど、勝ち残ったのは2人だからそこは素直に認めて、オレとデスペは全面バックアップして、誰も予想してねえだろうけどSUPER J‐CUP、ノブさんとタイチが決勝戦いけるようにバックアップするだけだよ」
タイチ「いいチャンスだよ。オレだって溜まってるモンあるんだよ。今年はノブさんバックアップのために大人しくしてたけどな、そろそろいいんじゃねえか? 溜まってるモン出してもな」
金丸「さっきも言ったように、鈴木軍の心に残るプロレス、それだけだよ。鈴木軍としていくからな」
タイチ「1回戦の相手は誰だ? ほかの団体はもう名前出てるのか? オイ、渕正信! 1回戦で待ってるぞオマエ! テメエコノヤロウ、オレが新人の頃にシングルやって、50回くらいやって全部負けたよ! 渕正信、今しかねえぞ! 今だからこそ出てこいクソジジイ! ボコボコにしてやる、わかったか。それ以外やんねえぞ!」
TAKA「(ハードな試合の連続だったが?)何にでも対応できる対応力、見ただろ? いろんな変則ルールあったけどよ、オレらは瞬時になんでもできるんだよ」
タイチ「そういうことだ。コレがNOAHのヤツらにできるかっていわれたらできるわけねえだろ。見てみろ今日の会場、NOAHの新木場より入ってるぞ。そういうことだよ。オレらは仲悪いけどよ、オレら鈴木軍ジュニアは~」
今回のTAKAタイチ興行では「SUPER J-CUP2016」鈴木軍代表決定リーグ戦が行われ、鈴木軍ジュニアの4選手がエントリー、代表はリーグ上位2選手選ばれる。
総当りリーグは1日で行われ、試合形式や試合時間などはクジで決められるも、1選手につき1日で3試合と見方次第ではハードなものになる。
そしてGHCジュニアヘビー級王者が絡む試合は全て選手権になることがアナウンスされたが、第1試合直前で西永レフェリーが却下する。
そして金丸vsタイチはリングアウトのみのルールで行われ、金丸が先に急所攻撃を決めれば、タイチもやり返しタイチ式外道クラッチで丸め込むも、あくまでリングアウト決着のため無効、場外戦へとなだれ込み、イス攻撃を狙う金丸にタイチはセコンドのあべみほさんを盾にすると、マイクスタンドで金丸を一撃しマイクスタンドに両手両足を絡めたパラダイスロックで拘束、タイチはリングアウト勝ちをせしめ、新王者をアピールするが、西永レフェリーは却下し王座移動を認めない。
TAKAvsデスペラードは最初にボディースラムを決めた選手が勝つ、オンリーボディースラムマッチで行われ、デスペラードのボディースラム狙いをTAKAが再三ジャストフェースロックで切り返してからボディースラムを狙うが、着地したデスペラードがギター・デ・ラ・ムエルタを決め、だがその際に西永レフェリーと交錯してしまい、デスペラードはボディースラムを決めるが、西永レフェリーはダウンしたままで無効となってしまい、その隙を突いたTAKAがボディースラムを決め勝利を収める。
タイチvsデスペラードはラダーマッチで行われ、タイチは金丸に勝ったとしてGHCジュニアベルトを持参すると、西永レフェリーは慌てて回収、だがタイチはラダーマッチに使うと主張して、西永レフェリーはベルトの使用は認めるも、選手権としてはあくまで認めない姿勢を見せる。
試合は中盤、タイチがデスペラードをラダーめがけてパワーボムで叩きつけようとするが、デスペラードはリバースし、ラダーを投げつけてからスピアー、そしてマッドスプラッシュwithラダーを狙うがタイチはかわして自爆となる。タイチはパワーボムからラダーへ登るも、デスペラードがラダーごとタイチを倒し、ギター・デ・ラ・ムエルタからラダーへ登りマッドスプラッシュを投下、そして改めてベルトを奪い勝利となるが、王座移動は認められず、それでもタイチは潔く敗戦を認め、健闘を称える。
金丸vsTAKAは通常ルールで行われ、二人が対戦するのは約12年ぶり、試合はTAKAがサミングからヘッドロックで絞りあげれば、アックスボンバーと叫びつつジャンピングニーやランニングニーを浴びせ、ジャストフェースロックからのみちのくドライバーは金丸がそしても、TAKAは再度のジャストフェースロックからディックキラーで追い詰める。そしてみちのくドライバーを狙うが、着地した金丸はタッチアウトで3カウントを奪い逆転勝利を収め、これで全選手が1勝1敗で並ぶ。
そしてSUPER J-CUP2016への出場をかけた金丸vsデスペラードは、今度はタイチに勝ったとしてデスペラードがベルト持参で登場し、また慌てて西永レフェリーがベルトを回収する。
先にイスで一撃を加えた方が勝ちとされていたが、デスペラードの要求でイス攻撃からのフォールのみ有効の変則ルールに変更、試合は金丸を場外に落としたデスペラードがトペを放つが、金丸はイスでブロック、リングに戻っても金丸の攻勢が続く。金丸はデスペラードをイスで一撃してから、コーナーに固定してから叩きつけるも、串刺し攻撃狙いはかわされ、金丸はイスに直撃する。デスペラードは場外に逃れた金丸にトペを炸裂させると、イスでメッタ打ちにしてからイスを三脚並べ、その上にブレーンバスターで投げ金丸に大ダメージを与える。デスペラードはギター・デ・ラ・ムエルタを狙うが、金丸は阻止しデスペラードのマッドスプラッシュも自爆させると、イスの上へのフラップジャック、DDTと畳み掛け、最後はイス組へのディープインパクト3カウントを奪い、金丸がSUPER J-CUP2016出場を決め、結果的にGHCジュニア王座を奪還する(その間の移動は認められず)
メインのタイチvsTAKAは2カウントフォールマッチで行われ、互いにタックルからフォールを狙う、TAKAはジャストフェースロックで捕獲しタイチはタップするも、ルール上認められず、抗議するTAKAの隙を突いてタイチが丸め込むもカウント1、互いに串刺しアックスボンバーを応酬すると、バックの奪い合いからタイチがタイチ式外道クラッチを狙うが、TAKAが切り返して丸め込み、タイチがハイキックからバスソーキックを放てば、TAKAもトラースキックで応戦、そして両者が丸め込み合戦からタイチがトラースキックを放つとタイチ式外道クラッチで丸め込み2カウントで勝利を収め、SUPER J-CUP2016の出場を決めた。
試合後タイチ全公式戦を裁いた西永レフェリーを労うために暴行加え場外へ放り出すと、4人だけでなく観戦していたKES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.)も招き入れて全員で締めくくった。
鈴木軍は金丸とタイチの出場が決まり、既に全日本プロレスから青柳優馬、DRAGON GATEからEita、K-DOJOから梶トマトの3選手が出場を決定、あと決定していないのは主催者の新日本、代表者決定トーナメントを開催中のNOAH、琉球ドラゴン、ROH、CMLL、X枠だけとなった。鈴木軍も金丸、タイチを出した以上本気でSUPER J-CUP2016を狙っている、果たして決定していない他団体はどの選手を出してくるのか?3人とは…
戦うより組んだほうが良いと改めて思った!
今日3人でやったことを忘れないで…
Jカップに行くぞ! pic.twitter.com/ESjwiWhurr
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2016年6月24日1日3試合
もう2度とやらねぇ…
記憶にないくらい疲れてボロボロなっちまった
けど楽しかった
たか、ぺ、のぶ、お前ら3人とまじでぶつかり合えて楽しかったよ
やっぱすげぇよ3人とも
今日改めてわかったよ
鈴木軍ジュニアは…最強でーす pic.twitter.com/dPJ160281X
— タイチ (@taichi0319) 2016年6月24日今日はもうダメだ
感想はまた明日にしよう
寝る
とりあえず明日は欠場な
毎回毎回飽きもせず来やがるタカタイチ興行ファン共
サンキューな pic.twitter.com/QeUjuU88J5
— タイチ (@taichi0319) 2016年6月24日なんか疲れすぎて寝れない
起きたら名古屋移動して名古屋大会なのに。。。
全身疲労
1日3試合はやはりきつかったなぁ(+_+)
— TAKAみちのく (@takam777) 2016年6月24日いやもう、ほんとにもういい!
1日3試合とか、もう無理!
知ってたけど、やぱ鈴木軍Jr.のメンバーはみんなすげぇ!
1日でこれだけの相手達と出来たってのはすげぇ経験だなぁと思う
次は1日1人だな pic.twitter.com/TtcX8w6mnZ
— El Desperado (@0_desperado) 2016年6月24日 -
さくらえみvs藤本つかさ、それぞれの道を歩んでハッピーに決着!
6月22日 我闘雲舞「我闘雲舞 in KORAKUEN HALL 2016 里歩デビュー10周年記念興行 ~十年咲く花は、~」後楽園ホール 681人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼鬼塚真紀デビュー戦/15分1本
○TARU 鬼塚真紀 大鷲透(7分48秒、片エビ固め)E.K.バギー パクサー ×サワディー仮面
※TARUドリラー◇第2試合◇
▼アーサ米夏デビュー戦/15分1本
○志田光(5分9秒、片エビ固め)×アーサ米夏
※ブレーンバスター◇第3試合◇
▼Pro-Wrestling 4U G6 選手権/20分1本
[王者]○ジューケン(8分27秒、ハイムリッチ・スープレックス・ホールド)×小仲=ペールワン
※王者が14度目の防衛に成功◇第4試合◇
◆10万円争奪4WAYタッグマッチ/20分1本
○P-Nutz ゴーレムタイ(8分40秒 片エビ固め)葛西純 ×DJニラ
※ラリアット。あとの2組は、アントーニオ本多&福田洋、松本浩代&趙雲子龍。◇第5試合◇
▼特別試合/時間無制限1本
○さくらえみ 「ことり」(14分6秒、片エビ固め)×藤本つかさ 優華
※二階からのニャンニャンプレス【藤本、優華の話】
藤本「試合をいまから振り返ったところで次があるわけではないので。終わりの終わりって何があったんだろうって思いまして。きょうは向こうがどうとかよりも、優華のアイスリボンを思う気持ちが見えただけでも一つ収穫があったんじゃないかと思います。(さくらはどうだった?)変わってないですよ、さくらさんは。いまも昔も、アイスに出たときも我闘雲舞で試合してるときも。さくらさんはさくらさんです。ただこうやって終わりのための試合っていうのがなかったら一生関わることはなかったと思うので。最後っていう試合があったのは…よかったんじゃないですかね。私の人生、さくらさんのプロレスから結構学びました。あとは優華が頑張ってくれます。(さくらえみから卒業?)もう卒業です」優華「「ことり」さんと当たって、「ことり」さんの存在は知ってて。悔しいと思っても、もう再戦はできないし。世界って同じ世界が2つあるみたいに言うじゃないですか。あっちの自分は男で、パラレルワールド。そこにいる自分なのかなみたいな。誤って出会ってしまって、でも出会うのは本当はいけないことだから、きょうで最初で最後の出会いのプロレスができたと思ってるんですけど、負けたとかは絶対に認めたくないですけど、自分も「ことり」さんも昔のアイスリボンを知らないですし、率直な意見だともっとやりたかったです。でも、もうできないので、この気持ちは悔しいですけどきょうに収めたいと思います。藤本さんを見てて、自分は欠場してたから道場の藤本さんとか知らないんですけど、舞台の藤本さんともいつもと違って、笑ってるんだけど、笑ってないような、焦ってるようなと思ってて。無理して笑おうと思ってるせいか、前より笑う数が増えたかなと思って。でも思い切り笑ってる笑いじゃなくて、数が増えただけであって。きょう控室が一緒だったんです。でも、自分と藤本さんの2人だけだったんです。そりゃそうだろうなと思ったんです。けど、すごく寂しくて。でも、ここに来る前は藤本さんと2人でいろいろ話したし。自分は藤本さんがいるから別に控室2人でも寂しくないやと思ったんだけど、藤本さんはまた違って。故郷にいる感じというか、自分の本当の家にいる感じの藤本さんになってて。試合中も悔しい、絶対にきょうは勝つって言ってたのにすごく楽しそうで。また違う藤本さんを見てた気持ちで。アイスリボンの藤本さんとはちょっと違って、それがきょうすごく悲しかったかなと思いました」
藤本「ハハハ…。これは優華の見解なので。優華と同じ気持ちに思っているファンももしかしたらいるかもしれませんが、真相はいかに。私たちは7月3日の後楽園大会を満員にしなきゃいけないんですよ」
優華「そうだ、そうだ。みんな来い!」
藤本「そうだ、みんな来い。我闘雲舞のファンをアイスリボンに引っ張っていくことがきょうの参戦の目的ですから」
優華「そうですよ。目標は果たせましたよ。全員かっさらってきましたよ」
藤本「そうだよ。きょうはエルボー1つで後楽園ホールを沸かせたからね。それは自信もっていいから」
優華「そうだ。みんなアイスリボンのファンだ、バカタレ! ふざけんな。もういいの! ウエーン」
藤本「きょうはセコンド一人、厳選してきたんですけど、世羅に来てもらって。いまの私を、等身大の藤本つかさを見てほしいなと思ったので。あとは彼女がどう思って7月3日、私に挑んでくるか。逆ですかね。私が挑むのか。挑む気持ちで3日来てほしいなと思います。終わり!」
優華「もういいの! アイスリボン…」
藤本「終わりって言ったでしょ(笑)」
優華「そうだ!」藤本・優華「終わりー!」
優華「いい夢でしたね。お腹すいたな」
藤本「おいしいもの食べようね」
優華「はい! 食べましょう」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/20分1本
○マサ高梨(12分13秒、エビ固め)円華×
※雪崩式タカタニック◇第7試合◇
◆アジアドリームタッグ選手権/20分1本
[挑戦者組]○帯広さやか&希月あおい(13分33秒、バース)[初代王者組]SAKI MIZUKI×
※SAKI&MIZUKIが2度目の防衛に失敗。希月&帯広が第2代王者チームとなる。◇第8試合◇
◆IWA三冠統一選手権/20分1本
[挑戦者]○里歩(13分2秒、片エビ固め)[第8代王者]×米山香織
※そうまとう。米山が2度目の防衛に失敗。里歩が第9代王者となる。【さくら、「ことり」の話】
(さくら&「ことり」は全試合終了後にコメント。)
さくら「きょうはエンディングを決めていて、一番好きな人の名前を叫ぼうで全選手揃えて、それで回ろうと決めてたんですよ。私はちょっと嫌がらせで藤本と優華のTシャツを用意してたんですけど、まさかこっちゃんが持ってっちゃうとは思わなくて。勝手だね。渡してどうしようとしたの?」「ことり」「え、なんでしょう。意思疎通というか」
さくら「プレゼント交換?」「ことり」「プレゼント・フォー・ユー的な」
さくら「私、すごく思ったのはこっちゃんが渡すところまでは「ことり」の勝手な判断だからいいんですけど、それを着たときに、ああ、なんか器が大きいなというか、人間的に大きいなと思いました。私は横浜文体のエンディングには参加しなかったの、であのTシャツをいまのアイスリボンTシャツの上に着ちゃうわけじゃないですか。敗北ともとられかねないところを全然臆することもなくあの中に入って最後歓声をもらって、客席回っちゃうというのはやられたなと思いました。(「ことり」に)オマエのせいだよ!(笑)」
「ことり」「フフフ」
さくら「あとはいままで里歩さんの10周年とか「ことり」の地元凱旋とかいろいろあったんですけど、なんかすごく、送り出した。帯ちゃんもチャンピオンになったし、「ことり」も地元であんなふうに英雄になって、里歩さんもチャンピオンになって、なんか一区切りついた気がして。アイスリボンと試合をして楽しかったなという気持ちに正直なっちゃったの。だから、『私は我闘雲舞』って言うんだから、こっちゃんがこれから我闘雲舞を背負って、私はまた新しく団体を作るという(笑)」
「ことり」「いやいやいや。それは本当にないです。いまがあるのでもう。さくらさんがいなくなったらダメなんですよ、我闘雲舞。ダメです、ダメです、ダメです」
さくら「きょうちょっと完成形だったような気がしたんですけど。まあ、また頑張りましょう。いままで我闘雲舞が目指したものは私にもできそうなプロレスというのをすごく目指してたんです。これからは同世代の子が憧れるような、私にはできないこんなこと、私にはできないプロレスというのを目指していきたい。私も今回13kg痩せて2階からのニャンニャンプレスを出したのは、同世代の方たちが私にはできないと思ってほしかったし、と同時にみんなと一緒にダイエットをやるとか、そういうやり方もしてみたかったし、これからも勉強だね。うまくまとまっちゃったね。試合をするとまとまっちゃうね。お騒がせしました」
「ことり」「(アイスリボンと闘ってどんな感想をもった?)闘争心しか、一直線にしか見えなくて、負ける気はサラサラなくて。同世代の優華さんとかは本当に負けられないので。最後も突っかかってきたときにうわーってなって。バンバンなったんですけど、最後は仲良く犬のじゃれ合いみたいな感じでうわーっとなったんですけど(笑)。(優華とこれが最後でいい?)最後でいいと思います」
さくら「そうなの? 老害は先に死ぬから」
「ことり」「老害?」
さくら「私。みんな先輩たちがいなくなる、楽しい世界が未来には待ってるから、そのときに好きなようにしなさい」
「ことり」「でも、さくらさんの近くにいたいです」
さくら「かわいい(笑)」
「ことり」「(自身がトップに立ったら自分の思うようにもできるのでは?)自分はトップに行ってもさくらさんが好きなので、一緒にいたいです」
さくら「ただの子どもなので、プロレスラーっぽいコメントは絶対に出てこないです。これ、聞き出せたら逆にすごいと思います(笑)」
「ことり」「(プロレスラーとして同世代の優華と闘っていきたいというのは、いまの段階では思わない?)いろんな人と闘いたいです(笑)。男の人でも女の人でも老若男女闘いたいです。」
さくら「(希月が帰ってきてチャンピオンになったが?)ああ、そうだ! あの志田さんもアーサちゃんのデビュー戦の相手になってビックリしちゃった。サケみたいに帰って来る(笑)。新しくブリバトとか「ことり」がいて、アーサがいて、鬼塚さんがいて、そのなかにそれぞれに帯広とか里歩とかがいて、新しく優華ちゃん、つっかがいて。前からずっと一緒にいた志田さんとかあおいちゃんとか、私が控室で怒鳴りまくってるのとかを見て懐かしいなとたぶん思ったと思うんですけど、いろんなものがいい巡り合わせでできましたね。死にゆく人みたいになっちゃった(笑)。(藤本と対戦して、プロレス的に合うなとか違ってきたなとか感じた?)年間あれだけ試合をしてたら、それは素晴らしいですし、コンディションも整ってますし。まあ強いなというのは思いますけど、あれです。『あなたは右に、私は左に、振り向いたら負けよ(と歌う)』ということですね。最後握手しようかちょっと迷ったんですけど、私はこっちに行くし、つっかも向こうへ行って、お互い振り向かずに頑張りましょうということかなと思いました。我闘雲舞のリャオサイ、メシャイ~みたい。(里歩が試合後に泣いていたが、どんなふうに受け取った?)10年なんて子どもだよね」
「ことり」「年齢的に考えれば」
さくら「いま苦しかったりつらかったり楽しいなと思ってることの先に、もっとつらくて楽しくてということがあるので、そこまでは引っ張っていきたいなと思います。いま楽しいなと思ってることって全然で。もっといろんなことをしたら。今回はみんなでポスター貼りもしたし、チケット営業もしたし、お客さんは前回よりも減ってしまったけど、全員で後楽園で入れようということを里歩さんが高校を卒業して初めてやったことなので。団体として成長していける時期かなと思いました」
我闘雲舞・後楽園大会にさくらの古巣・アイスリボンから藤本と優華が参戦、さくらえみは「ことり」と組んで迎えうった。
5月4日アイスリボン横浜文体大会にさくらはアイスの創始者として参戦、藤本は中島亜里紗とのベストフレンズで迎えうち(さくらのパートナーは高橋奈七永)、藤本がさくらえみから3カウントを奪うも、藤本は一方的にさくらえみとの関わりに終止符を打てば、さくらえみは一切ノーコメントで通すなど後味の悪さだけが残ってしまっていた。
そして週プロモバイルでは横浜文体大会の背景が更新され、さくら「5月4日の横浜文体、私は一つだけアイスリボンに条件を出しました。その条件を破った場合はどの段階であっても私は試合をしないと言ったにもかかわらず、破られた。そのとき私は関内駅にいて、やっぱりこういう団体だったよなと思って本当に帰ろうと思ったんですけど、連れていく予定のなかった里歩や帯広を連れて、全選手でなんとか横浜文体の会場に入って支えてもらうことで、試合をすることができました。それぐらい溝は深いと思っていただければいいと思います」とアイスリボン側との約束が守られず、ドタキャン寸前だったことを明かした。
さくらえみとアイスリボン側との間で何を約束していたのか藤本は「これを言ってしまうと、株が上がるのはアイスリボンでも我闘雲舞でもさくらさんでもなく、藤本つかさだけになってしまうので、自分の口から言うことはありません」と留めていたが、わかるのさくらと藤本の間ではなく、さくらとアイスリボン双方の溝が予想以上に深かったことだった。このまま藤本とさくらの関係も確執を残したままで終わるのかと思いきや、今度は藤本がさくらのホームである我闘雲舞に乗り込み対戦を迫ると、さくらえみも受諾、パートナーも双方の指名で優華と「ことり」が抜擢されたが、さくらと藤本が再び対戦を決意したのは、このままでいいのかというものがやっぱりあったということなのではないだろうか…
試合は優華と「ことり」が握手を拒否するなど団体対抗戦のムードを醸し出しつつ、藤本のドロップキックからの奇襲で開始となり、アイスリボン側がさくらを捕らえて先手を奪う。
優華はさくらにドロップキックを連発するが、さくらはモンゴリアンチョップで反撃しロメロスペシャルで優華を捕らえ、雪崩式を狙うと優華は回転エビ固めで切り返し、スープレックス狙いは、さくらはネックブリーカーで切り返し、交代した「ことり」は前転してからのヘッドバットで続く。
「ことり」はクロスボディー、ファアアーム、巴投げ、フロントネックロックと畳み掛けるが、優華も突進する「ことり」の足をすくってからの腕十字で反撃し、藤本もカットを狙うさくらえみをダブルアームバスターから腕十字で捕らえ、「ことり」が優華との追走合戦を制してバードブリッジ、優華もフォアアームからエンジェルサンダーで応戦する。
交代した藤本もスワンダイブ式ミサイルキックから、クロスフェース、極楽固めで続き、カットに入るさくらをドロップキックで蹴散らした後、「ことり」に磔式ドロップキックを狙うが、かわされてしまい逆に磔にされると「ことり」が藤本の背中に磔式ドロップキックを浴びせてから一本背負いで投げ、交代したさくらが藤本にヘアホイップから、ダブルアーム式のバックブリーカー、コーナーに設置してクロスボディー、リバース・スプラッシュと畳み掛ける。
さくらは「ことり」の小内刈りの援護を受けてラ・マヒストラルで丸め込むも、タイガードライバー狙いは藤本が返してサッカーボールキック、優華のエンジェルサンダーの援護を受けてからビーナスシュートを放ち、優華が「ことり」にエンジェルス・トランペット・スープレックスを決めている間に、藤本がドロップキックからビーナスシュートを狙うが、さくらはパワーボムで叩きつける。
そしてさくらはガトムードライバーを決めると、二階からのニャンニャンプレスを決め藤本から3カウントを奪い、我闘雲舞がアイスリボンに勝利、藤本に借りを返した勝ったさくらは泣き顔となり、「ことり」は試合後も優華とやり合うも、二人はそれぞれのパートナーに抱き着き、試合を締めくくった。
メイン終了後には全選手が揃い記念撮影も、さくらと藤本が向き合い、さくらが退場口を指差すと、藤本も反対側の退場口を指差し、すれ違うようにしてともにそれぞれの道を行くを示したかのように指差した方向に向けて退場していった。藤本はさくらとの戦いは、本当はアイスリボンのリングで『それぞれの道を歩む』ことを示したかったが、横浜文体のリングではハッピーエンドに終わることが出来ず、我闘雲舞のリングで仕切り直しとなり笑顔でそれぞれ道を歩むことになった。
これでアイスリボンvs我闘雲舞は最初で最後なのかというと、藤本とさくらえみが示した通り、それぞれ違う道へいくが、道はどこかで繋がっている、自分はそう信じたい。後楽園大会ご来場ありがとうございました!本日デビューさせていただいた、アーサ米夏&鬼塚真紀です。これからもよろしくお願いします。作業終わらず、パンでティータイム!新人だからね! #ガトム pic.twitter.com/TpzqpA4Xoa
— さくらえみ (@sakuraemi) 2016年6月22日つっか が良かったな。
ありがとうございました!おわりー! pic.twitter.com/XTju4o0gzl
— 藤本つかさ7・3アイスリボン後楽園 (@tsukka0730) 2016年6月22日 -
有刺鉄線マッチでFMW軍がUWF軍に負け越しも、大仁田が邪道流Uスタイルで一矢!そしてカシン出現!6月21日 FMW「ジューン・ブラッド」東京・後楽園ホール 1600人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○W★ING金村 戸井克成 ワイルドセブン 雷電(12分52秒 体固め)五所川原吾作 パンディータ 佐野直 ザ・ショッカー1号
※デスバレーボム
◇第2試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線デスマッチ/30分1本
○ミス・モンゴルwithミス・コハル(6分12秒 首固め)×ダンプ松本
◇第3試合◇
▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線6人タッグデスマッチ/45分1本
[UWF連合軍]○藤原喜明 冨宅飛駈 池田大輔(7分3秒 脇固め)[FMW&W★INGモンスター連合軍]上田勝次 ×松崎和彦 橋本友彦
◇第4試合◇
▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線タッグデスマッチ/60分1本
[UWF連合軍]○中野巽耀 アレクサンダー大塚(7分26秒 逆片エビ固め)[FMW軍]田中将斗 ×バッファロー
【試合後の中野、アレク】
中野「(有刺鉄線のリングに入ったが、どうだった?)なんだかわからんよ。わからん、なんだかよく。気のせいだと思ってたし。あんまりわからんかった。アレクに孤軍奮闘させちまったんで、それはちょっと反省だな。どこでケガしたかわからないけど」
アレク「こんな痛みはね、僕が組長から、先輩方から教わってきたプロレスじゃないですよ。本当のプロレスの痛みは、こんな痛みじゃない。こんなしょうもない…。やられてる間に取ってくれたんでね、中野さんが。ありがとうございます。この借りは返しますよ。こんな痛みはプロレスじゃない」
中野「(結果は勝ったが)なんか物足りないけどさ。あれに引っかからないようにしようと、あれに神経がいってて。もっと試合に集中できる試合をしたいな、俺は。そういうルールじゃないと相手はできないんだろうからしょうがないけど。きょうはコスチュームも新調したんで、ボロボロにならなくてよかった(笑)。あとはファンがどう思うかわからないけど、俺は俺のやれるような試合をやるだけで精いっぱい。ちょっと実感が沸かないんだけど、勝った。ま、こんなもんかな。
(田中との闘いはどうだった?)前からやってみたい選手の一人だったし、どうせやるんだったらちゃんとした正真正銘のルールで、1VS1でもタッグでもいいし、ちゃんとした試合でやりたい、ああいう選手は。実力もあるし、デスマッチよりもちゃんとしたルールでやりたい。俺の個人的な感想はそう」
◇第5試合◇
▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線8人タッグデスマッチ/時間無制限1本
[FMW&W★INGモンスター連合軍]○大仁田厚 雷神矢口 NOSAWA論外 リッキー・フジ(14分48秒 チキンウイング・フェースロック)[UWF連合軍]船木誠勝 高山善廣 長井満也 ×佐野巧真
(試合後も乱闘。中野も入ってきて大仁田をボコボコにしてUWF連合軍は退場。)
大仁田「オイオイオイ…。船木さん、よく聞け。これで電流爆破に出てこい! 高山さんよ、俺はな、ええオッサンや。だけどな、俺はこのプロレスに関しては真剣にやってる。高山さん、ロケットに出てこい! オイオイオイ! 上がりたい子供、全員集まれ!(子供リングにあげて水をかけ、いつものやりとり)オイオイ…。子供たちに夢を1、2、3、ファイアー! ありがとよ。本当にサヨナラします。あと1年3カ月、オマエらがなんと言おうと俺は×3 自分の道をいきます! 大仁田頑張った、1、2、3、ファイアー!」
(その後、大仁田が売店にいくと前回と同じく向かいのブースでカシンと大きな黒覆面が7・8新木場のチケットなどを販売している。やがて、大仁田がカシンのもとへ。)
大仁田「おい!」
カシン「いやいや、お願いがあって来たんです。ぜひとも7月8日、パンダとの試合、見届けてやってほしい。男と男の闘い、一対一で正々堂々と闘う。どうですか?」
大仁田「見届け人で行っていいか?(カシン)本人か?」
カシン「じゃあ、脱ぎますよ(カシン、白覆面とってカシンマスクになる)。是非とも正々堂々と」
大仁田とパンダをうながして3人で記念撮影。撮り終わるとパンダを襲ってカシンは帰る。パンダは倒れる。
大仁田「パンダ、立て、自分で」
カシンが再びパンダを襲いにきて襲って、また帰る。
大仁田「カシン、いい加減にしろよ…。(カシン売店に一人残ったスタッフに向かって)オイ、オマエ、なんでカシンが来てんだよ? オマエが呼んでるから来てんだろ!」
スタッフ「パンダと男と男の一騎打ちをしたいらしいです」
大仁田「オマエが呼んでるから来てんだろ!」
スタッフ「オーナーの許可とってます」
大仁田「オマエの売店だから許可してんだろ、FMWは。おかしいだろ」
スタッフ「オーナーから許諾とってます」
大仁田「それはオマエがとったんだろ」
スタッフ「本人から要望があったんで、それを伝えただけです」
大仁田「パンダ、パンダ!」
パンディータ「はい!」
大仁田「行ってこい、名を売るチャンスだ」
パンディータ「はい」
大仁田「ボコボコにやられてこい。オマエとカシン、オマエが負けるの目に見えてんじゃねえか。行って来い、行って来い。見届け人として俺はおれは7月8日、行く。パンダのセコンドにつく。(カシンのスタッフへ)オイ! カシンに言っとけ。パンダのセコンドには俺がつくって」
【大仁田の話】「まあこれで、船木も問答無用で電流爆破に入ってくると思うし。高山さんも邪魔な存在だから、ロケットで木端微塵にしてやるから。申し訳ない、イデオロギーとか言うけど、俺は歴史の闘いだと思ってるから。悪いけど、申し訳ないけど、プロレスに思想がなければ何もない。ただ、その人の生きてきた歴史の闘いだと俺は思ってる。まあ船木! あえて船木選手、ぜひ正々堂々と電流爆破のリングに7月24日、上がってきてください。そのまえに高山さんを料理します。
(カシンは)俺も変なヤツだけど、アイツぐらい変なヤツはいねえなと思う。一泡吹かせるというか。俺もたぶん一般の人から見れば変人だろうけど、申し訳ないけど、200倍カシンのほうが変だと思う。変人同士、これがきっかけでどういうふうに広がるか俺にはわからないけど、はぐれとは一回やらなきゃなと思ってるし。アイツらはぐれたけど、申し訳ないけど同じ穴のムジナだと思ってるから。アイツらはぐれてるけど、俺もはぐれてるから。はぐれ同士、いつか決着つけようじゃないか。まあその開戦の火ぶたがパンダってのは笑える。なんで、なんで、なんで保坂とか矢口とかいろんなのがいるのに、パンダを選ぶのか。俺はアイツのよくわかんないところは、よくわかんない。」
FMW後楽園大会でUWFとの全面対抗戦が行われ、大仁田側が「6・21後楽園でのFMW対UWFの全面対抗戦は、全試合ノーロープ有刺鉄線デスマッチ」を要求していたのに対し、UWF側が飲んで対抗戦は全試合有刺鉄線デスマッチで行われることになった。
有刺鉄線デスマッチに関しては経験しているのは高山と藤原のみでUWF側はまったくのアウウェイの状態で挑むことになったが、大仁田自身も有刺鉄線デスマッチに挑むのは2005年3月の「卒業式プロレス」以来で、11年ぶりに有刺鉄線が囲むリングに上がることになる。
まず対抗戦第1Rの上田組vs藤原組は上田組が奇襲を仕掛けたのに対し、藤原組は70歳になる上田を捕らえにかかる。しかし上田が藤原にパンチに対し、藤原も張り手で応戦 、二人は場外まで雪崩れ込んで打撃戦を展開するが、橋本が池田に狙ったラリアットが松崎に誤爆すると、藤原が一本足頭突きの連打から脇固めでギブアップを奪いUWFが先勝する。
対抗戦第2Rは当初、田中のパートナーにはフジが予定していたが、保坂の欠場に伴いフジはメインにスライドされ、急遽バッファローが起用された。
田中は中野とグラウンドで渡り合うも、田中組の狙う有刺鉄線攻撃は阻止し、逆にバッファローを叩きつけてから中野が蹴りまくり、アレクも有刺鉄線を利用した腕攻めで田中を捕らえるなどして試合の主導権を握る。
UWF軍は中野がバッファローに腕十字、アレクが田中にジャーマンと猛ラッシュをかけると、アレクは田中に渦潮スイングで大回転するが、バッファローが渦に巻いた有刺鉄線で一撃しカット、だがバッファローは中野のハイキックを喰らって失速すると、有刺鉄線上での逆片エビで捕らえてバッファローはギブアップ、この時点でFMW軍の負け越しが決まってしまう。
メインの大仁田組vs船木組は大仁田が革ジャンを船木に投げつけて奇襲をかけ、船木からマウントを奪って殴りかかる、場外戦の後で大仁田が長井にDDOを決めるも、佐野に有刺鉄線攻撃を狙ったフジが高山に阻止されて逆に叩きつけられ、船木はバットを持ち出すが捨て、大仁田をミドルキックで蹴りまくり、再び場外戦へと持ち込む。
リングに戻った大仁田は佐野を捕らえ、テーブル貫通パイルドライバーを狙うが、パイルドライバーは決めてもテーブルは貫通せず、大仁田は船木相手に格闘スタイルで挑むが、有刺鉄線攻撃を狙ったところで逆に船木に叩きつけられる。
大仁田が船木と高山に捕まり、交互にキックを浴びせてから関節技で数珠つなぎにし、NOSAWAの持ち出したギターを奪い大仁田にギターショットで一撃を浴びせ、船木が大仁田にハイブリッドブラスターで勝負に出るが、大仁田は毒霧を船木の顔面に噴射して阻止する。
大仁田は机の破片で高山と長井、イスで船木を殴打し、NOSAWAが有刺鉄ボードをコーナーに設置して、大仁田が船木に突進して自身ごと船木を有刺鉄線ボードへの直撃を狙うが、船木はかわして大仁田だけが直撃し、船木はスリーパーで捕らえる。
NOSAWAが間一髪カットの後で、イスの上に有刺鉄線ボードを設置し、大仁田との合体ブレーンバスターで高山を叩きつけ、矢口のバット攻撃の援護を受けた大仁田が佐野にサンダーファイヤーパワーボムを狙うが、高山がカット、そこで佐野がチキンウイングフェースロックで捕らえようとするが、大仁田はイス、毒霧で阻止すると、逆にチキンウイングフェースロックで捕らえ佐野はギブアップ、大仁田組が勝利しFMW&W★ING連合軍が一矢報いた。
試合終了後には大仁田は船木に電流爆破、高山には爆破ロケットマッチでの対戦を要求して大会を締めくくったが、売店でのサイン会にケンドー・カシンが現れ、7月5日新木場でのワンマッチ興行で行われるパンディータvsケンドー・カシンの立会い人になるように要求すると、大仁田は快諾しパンディータのセコンドに着くことになった。
FMW側はカシンらはぐれIGFに対して絶縁を通告し法的措置も辞さない姿勢を示したが、結局大仁田の流れに引きずり込まれる形ではぐれIGFをも巻き込んでしまった。大仁田vsはぐれIGFは基本的に超花火シリーズでの流れなのだが、現在大仁田は超花火を主催するFOS(ファースト・オン・ステージ)とは絶縁中、だからFMWの流れにはぐれIGFも巻き込んだのかもしれない。
UWF軍にはメインでは勝ったものの結果的にはFMW&W★ING連合軍は負け越しで抗争は継続、またUWF軍との抗争が終わらないうちに、はぐれIGFとの抗争と周囲が騒がしくなったが、今回のFMWには田中が参戦したものの超花火との問題は解決しないまま、果たしてこのままで終わるのだろうか… -
米村天心
元国際プロレスの中堅選手だった米村天心さんが20日死去したことが明らかになり、21日NOAH会津若松大会で追悼セレモニーが行われ、親交のあったモハメドヨネが遺影を掲げて追悼の10カウントを行った、享年69歳。
米村さんは1972年に国際プロレスに入団、当時新日本プロレスの所属だった藤原喜明とも親交があったが、1981年に国際プロレス崩壊後はマイティ井上に誘われる形で全日本プロレスに移籍する予定だった。
ところがオープンする予定の「ちゃんこ料理屋やぐら太鼓」に来るはずだった料理人が来ず、米村さん自身が厨房に立たざる得ない状況となってしまった、ジャイアント馬場さんと話し合った結果、会津若松大会のみの限定レスラーとして全日本に参戦することになり、全日本が会津若松大会を開催する際には必ず参戦し、またちゃんこ料理屋にはザ・ロードウォリアーズなど数々の外国人選手が訪れた。
その後全日本が会津若松で興行をやらなくなり、米村さん自身もインディー団体にスポット参戦するなどして現役を続行していたが、近年はリングに上がることはなくなっていた、おそらくGスピリッツVol.30「続・金曜夜8時の新日本プロレス」特集に取材を受けたのが公の場に出た最後の姿だったと思うが、ジプシー・ジョーに続き、国際プロレスの生き証人がまた亡くなるのは淋しい限りである。
ご冥福をお祈りします。 -
プロレス多事争論「ストロングスタイルへの追求」
(東京スポーツより)
新日本プロレス19日の大阪城ホール大会を観戦した木谷高明オーナー(56)が、団体の現状に危機感を抱き緊急警鐘を鳴らした。この日の観衆は9925人と、昨年大会の1万1400人を下回った。木谷オーナーは昨年が21年ぶりの再進出という話題性もあったことを考慮し「そこから1割減であれば100点満点。もちろん来年は昨年以上を目指します」と総括した。
一方でこの日は隣席に総合格闘家の青木真也(33)が座り、会場をどよめかせた。木谷氏は本紙の取材に「あくまで最終判断は現場に任せます。『やらない』となればそのレベルの話」とした上で、かねて高評価を与えている青木の新日プロ参戦を進言する意向を明かした。
その裏には木谷氏が抱く危機感がある。「個人的にはアメリカンプロレスに寄りすぎかなと思っている。僕はアメリカンプロレス『も』好きなんです。完全にそっちに重なってしまうと、WWEの二軍にしかならない」と団体の現状に警鐘を鳴らした。
新日プロには創設者で現IGF総帥のアントニオ猪木氏(73)が故モハメド・アリ氏と繰り広げた異種格闘技戦などの歴史から、ストロングスタイルを標ぼうする伝統がある。「今までは(MMA参戦歴がある)中邑選手がそれを担保してきた部分がある。それがなくなってしまった」と分析する木谷氏は「(今の主流とMMA路線が)混ざり合えと言っているわけではない。オカダ選手たちは今のスタイルを磨いていってほしい。ただいろいろなものがあって、お客さんに見せていっていい。バランスが大事」と、現状の人気に満足することなく、変革の必要性を説いた。
その起爆剤としてまずは青木に白羽の矢を立てた格好だが…。年明けから主力選手の移籍が相次ぎ、激動が続いた今年の新日プロだが、下半期のリングも風雲急を告げてきそうな気配だ。
新日本プロレス大阪城ホール大会を観戦した木谷高明オーナーが現在の新日本プロレスを「アメリカンプロレスにより過ぎている」「WWEの二軍にしかならない」と警鐘を促した。
実は創始者であるアントニオ猪木もnWoブームの最中に「武藤や蝶野とかがnWoとかやっているが、『いいじゃないか、好きなことをやれよ』という考えですよ、プロとして面白ければはみだせばいいんですよ」としつつも「アメリカのプロレスをマネはいい部分はあるが、日本のプロレスとして、新日本は独自の色を持たなければいけないということです」と木谷オーナーと同じような警鐘を促していたが、新日本はWWEと違って独自のカラーを打ち出さなければいけないという意味では猪木と木谷オーナーの感性は似ている部分があるのかもしれない、猪木の場合は起爆剤を暴走王(小川直也)に求め、橋本真也が受けて立ってきたが、これが新日本内部の派閥闘争へとつながってしまい、新日本はユークスに売却され、猪木が新日本を離れてIGFを旗揚げするきっかけとなった。木谷オーナーは大阪城に来場した青木に起爆剤の役目として求めたいようだが、青木の場合は桜庭和志やグレイシー(ダニエル、ホーレス)と違って問題児として扱いづらさもある、また青木を受け止める相手がいるのかどうか、桜庭やグレイシーの場合は中邑真輔という受けて立つ相手がいたが、青木は誰が受けて立つのか・・・
新日本はプロレス、IGFは格闘という部分をアピールしているが、これは両方が合わさったものがストロングスタイルであり、新日本の独自スタイルなのではと思う、現在の新日本が独自のスタイルを作り上げるのかどうか、企業プロレス化も大事なのかもしれないが、現在の新日本独自のストロングスタイルへの追求も新日本にとっての課題なのかもしれない。
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外は雨でも大阪城に降った金の雨
6月19日 新日本プロレス「DOMINION 619 in OSAKA-JO HALL」9925人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼ジェイ・ホワイト壮行試合/20分1本
○天山広吉 小島聡 中西学(7分53秒 アナコンダマックス)ジュース・ロビンソン Xジェイ・ホワイト デビッド・フィンレー◇第1試合◇
▼20分1本
バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ○ハングマン・ページ(7分05秒 片エビ固め)真壁刀義 ヨシタツ Xキャプテン・ニュージャパン
※アックスギロチンドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI (7分51秒 バタフライロック)XSANADA BUSHI◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○後藤洋央紀(9分51秒 片エビ固め)XEVIL
※GTR◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合イリミネーション式4WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(15分23秒 片エビ固め)[第47代王者]リコシェ Xマット・サイダル
※メルツァードライバー
【退場順】[1]Xロッキー・ロメロ&バレッタ(8分17秒、オーバー・ザ・トップロープ)[2]カイル・オライリー&Xボビー・フィッシュ(9分26秒、オーバー・ザ・トップロープ)
☆リコシェ&サイダル組が初防衛に失敗。ヤングバックスが第48代王者となる【試合後のマット&ニック】
マット「いやぁ、体が重かったし、息も上がったし、ちょっとキツイ試合だった。それでもベルトが戻ってきたぜ」ニック「これで誰がベスト1かわかっただろ?それにしてもこのベルトとは、とっても、とっても長く離れてた。でも、見た通りだ。ベルトはまた、俺たちのところに回ってきた。世界最高のタッグチームは俺たちなんだ」
マット「みんな『世界最高』って言うけど、口ばっかりさ」
ニック「この10年間を振り返ればいい。俺たちが誰よりも多くの異なるチームと闘ってきたんだ。シリーズのたびに。そしていろんな州で、いろんな国で」
マット「そうだ、それぞれの10年間を振り返ってみてくれ。そして、すべての時代を振り返って、どのチームが最高のタッグチームだと思う?(※顔の高さに手を持ってきて)まあ、ハーディーズ(マット・ハーディ&ジェフ・ハーディ)がこの辺かな。(※目の高さに手を持ってきて)LOD(リージョン・オブ・ドゥーム=ロード・ウォリアーズ)がこの辺だな。で、(※頭の上に手を持ってきて)ヤングバックスはこの辺だ。それを見せつけてやっただけさ」
ニック「プロモ的にも言っておこう。お前らもわかってるはずさ。雑誌もわかってる。ここにいるみんなもわかってる。ファンもS●Xをするかのごとく本能的にわかってる。まだまだ俺らの勢いは止まらない。Too Sweet!」
【試合後のロメロ&バレッタ】
ロメロ「クソッタレ!なんだ、この試合は!アイツらいつもトップロープを飛び越えて試合してるくせに、なんで今回このルールなんだ?」バレッタ「そうだ!なんだ、今回のルールは!ふざけるな!俺らは、3カウントをとられて負けてねぇぞ。俺ら、“六本木ヴァイス”がナンバーワンだ」
【試合後のリコシェ&サイダル】
サイダル「あのベルトは俺たちのモノだ。気持ちを切り替えて、このベルト取り返す。なぜなら、俺たちが一番だからな」リコシェ「負けてしまった。だが、今までも俺たちは負けても、そこから立ち上がって、ベルト取り返してきた。次も必ずベルトを取り返す。俺たちには、そういう歴史がある。俺たちは、ギブアップしない。ヤングバックス、レッドラゴン、六本木ヴァイス、お前たちは俺たちを止めることができない。腰にベルトがないの、似合わないだろ。絶対取り返すからな」
サイダル「ナマステ」
リコシェ「アリガトウゴザイマシタ」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA (14分36秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが5度目の防衛に成功【KUSHIDAの話】「正念場だった。去年、自分がこの地で、(『BEST OF THE SUPER Jr.』に)優勝した勢いに任して、ケニーからベルト獲ったのよく覚えてますんで、オスプレイの勢い、若さを警戒しつつも、今までの4回の防衛戦が僕を踏ん張らせてくれたっつうか……いやぁ、昨日、恐くて寝れなかったですね。恐ろしい。関節技がどうの、空中殺法がどうの、そんな次元で俺たちは闘ってないから。はるか高いレベル、世界最高峰がこのIWGPのベルトですから。次は『(SUPER)J-CUP』。メキシコ遠征にも行く。これだけスケジュールが決まってると弱音も吐きたくなりますが、ジュニアで独走するといったからには、ここで勤続疲労を起こしていてはダメでしょう。確か、ヘビー級のチャンピオンが言ってましたね。『ビッグマッチのメインイベントを決めるファン投票をいつかやりたい』って。東京ドームですか?その前のビッグマッチですか?お客さんに判断してもらいましょうよ、IWGPジュニアとIWGPヘビー、どっちがメインで見たいか。『SUPER Jr.』では成し得なかった王者としての優勝、『SUPER J-CUP』でKUSHIDAがやり遂げてみせます。KUSHIDAにお任せあれ。あと、オスプレイに伝えといて下さい。リマッチはいつでも受ける。イギリスでもいい、アメリカでもいい、どこでもいいよ」
【オスプレイの話】「とにかくタフな試合だった。『BEST OF THE SUPER Jr.』ではいい結果を出せたが、IWGPジュニアのベルトを獲るのは、なかなか難しい。とにかく、新日本プロレスの一員になれたことに感謝している。また、ベルトに挑戦してやる」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(14分02秒 片エビ固め)[第70代王者]タマ・トンガ Xタンガ・ロア
※ドゥームズデイ・デバイス
☆トンガ&ロア組が2度目の防衛に失敗。ブリスコブラザーズが第71代王者となる【試合後のジェイ&マーク】
マーク「俺たちは、はるばるオーサカまでやって来たんだ」ジェイ「そして、こうやってベルトを獲り戻したぞ。ベルトを獲るためにやって来たんだからな。狙い通りの結果だ」
マーク「BULLET CLUBよ、お前らの置かれている立場を考えろ。お前らはマットに沈んだんだ。どっちが優れているか身をもって知ったはずだ。Gerrillas of Destinyを倒したら、次はユージローとハングマンか?このタイトルを獲ったことは、俺たちにとってプロレス人生で最高の瞬間なんだ。それを邪魔しやがって」
ジェイ「これ(ベルト)が欲しいのか?欲しいのか?俺たちがIWGPタッグ新チャンピオンだ。これをよく見ろ。ベルトは今、俺たちが手にしてるんだ!」
マーク「Wooooooooo!」
【トンガの話】「新日本プロレスでなく、BULLET CLUBでもなく、これらは俺らにとって、この時が大切なんだ。俺たちは、見せなければならない。BULLET CLUBに、新日本プロレスに見せなければならない。俺は、この(IWGPタッグの)ベルトを獲るために、6年かかった。だが、今日は破れてしまって、新たなハードルが、俺の前に来た。しかし、俺はこれを乗り越える。この時……この時……俺らの活躍を括目しろ。俺らはギブアップしない。ベルトを必ず取り返す」
【裕二郎&ペイジの話】
高橋「Briscoes、you beat my family(ブリスコ兄弟、お前らは俺の家族をやっつけた)。Of course、we will pay back for mother fucker(もちろん、俺たちはお前らに仕返しするからな)。What do you say, bro?(なあ兄弟、ないか言ってやれ)」ペイジ「マーク、ジェイ、お前たちがどうなろうと、俺の知ったことじゃない。BULLET CLUBのハングマン・ペイジが名乗り出る。俺とタカハシがGuerrillas of Destinyの敵を討って、そしてIWGPタッグタイトルをBULLET CLUBに取り戻す」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○柴田勝頼(14分53秒 片エビ固め)[第11代王者]X永田裕志
※PK
☆永田が初防衛に失敗。柴田が第12代王者となる【試合後の柴田】
(インタビューブースに本間朋晃が現れる)
本間「(※柴田を追いかけるようにインタビュースペースにやって来て)オイ、柴田、お疲れ。お前がチャンピオンになったら、俺がいくしかない。俺が次いくからな、お前」柴田「(※インタビュースペースに座り込んで)誰か通訳を……何だ今の?交通事故に遭った、そんな気分だよ。何言ってんだ?とりあえず、とりあえずって言い方、したくないけど、(※前に置いたベルトを叩いて)また、戻って来ちゃった。ベルトが戻って来ちゃいました。一つわかったこと、あるんですけど、第三世代はまだまだ終わっていないっていうことを、身をもって証明させられました。ダメだったら介錯、本気で思ってました。もう、辞めてもらおうと。こっちもそのぐらいの覚悟で挑んだんで。けど、このザマですよ。俺は2勝1敗で負けてますから。いや2勝2敗。引き分けなんですよ。これがここにあろうがなかろうが。でも、なんか、自分の空白の時間、空白のレスリング、空白の新日本プロレス、しっかり、しっかり時間超えて体感して、今、俺はここにいる。それが答え。そんな感じですね。何かありますか?ない?じゃあ、一つ。さっきなんか、何言ってるかわかんないんだけど、何か言ってるヤツがいたんで。言やぁいいってもんじゃないんだ。言やぁいいってもんじゃないんだけど、最近試合もしねえで、Tシャツ売りに来ました、そんな感じで会場にのこのこ現れて、試合しないで帰ってくヤツがいたんで、キッチリやる気があんのか、ないのか、勝負してやります。あと、さっきの彼のコメント、文字に起こしてといてください。全ッ然、わかんなかった。何かありますか?ない?以上」
【試合後の永田、天山の話】
天山「永田、大丈夫か?」永田「すいません」
天山「もう最高や。シビれた。これで勝てたら、よかったんだけどな」
永田「どうもありがとうございました(※天山、小島、中西とガッチリ握手)。すいません。みんなの力で獲ったNEVERのベルト、また獲られた。またでも、頑張りましょう」
天山「獲られても、また獲り返せばいいんだよ。まだまだ永田やれるよ。試合見て、ビックリしたよ。この間のタイトルマッチは見れなかったけど。今日生で見てね、こんなに力持ってるって、48歳まだまだできるって、凄いわ」
永田「それはもう、山本(※天山)さんとか、小島さんとか、中西さんが、そばにいて、やっぱそういう力を、俺の目の前で見せつけてくれるから、出せるもんであって」
天山「久々に見て、俺興奮したわ、ほんま。柴田も強かったし」
永田「柴田、強かった。悔しいけど、強かった。返せなかった。柴田になんか想いが通じたかもしれない。初めてだよ。柴田が、俺の目の前で、あぁやって深々と礼をしてきたの」
――最後に柴田選手を抱き寄せ、声をかけられていましたが、どんな言葉をかけたんですか?
永田「『柴田がいれば、新日本プロレスは大丈夫だ』って言いましたよ。時代がいくら変わっても、“ストロングスタイル”を守れる人間ってのが、中邑がいなくなって、ちょっとどうかなと思ったけども、だからこそ、奮い立った、立ち上がった部分はあるけど、『柴田がいれば大丈夫かな』って、そう感じる試合でしたよ。リングあがって、もうビリビリ相手の殺気が伝わってきたし。俺を見て、柴田が震えたってのも見えたし。そういう緊張感の中で、この2016年6月19日大阪城ホールで闘えたことは、ほんとにこの上ない、俺にとって幸せだったっすね。野上、泣くな。泣くな、野上。ほんとに強い人間ってのはさ、何度倒れても立ち上がればいいんだ。野上、俺は大きな野望に向かって、またさらに立ち上がるから、もしもそれを野上アナはじめ、一人でもファンの人たちが俺を信じて、待ち続けてくれるなら、再び君たちに、“歓喜の涙”流させてやるよ。待ってろよ、野上!(※野上アナと抱き合う)」
野上アナ「このTシャツ着て実況したことを、ほんとに今は誇りに思います。」
永田「待ってろよ。天山広吉、小島聡、中西学、俺たちが積み上げてきた闘いの歴史ってものが、人々を揺さぶる時が必ず来る。俺たちは、また立ち上がる。俺たちを信じて、待ってくれさえいれば、必ず“歓喜の涙”を流させてやるから。以上だ。ありがとうございました(※天山、小島、中西とガッチリ握手)」
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合ラダーマッチ/60分1本
[挑戦者]○マイケル・エルガン(33分32秒 ベルト獲得)[第13代王者]Xケニー・オメガ
☆オメガが2度目の防衛に失敗。エルガンが第14代王者となる【エルガンの話】「ケニー、俺は何度も何度も言ってきただろ。でも、まだまだ言い続けないといけないな。お前は誰かのバックアップを受けている以上はな。今夜、お前が言ってきたすべてを受け入れた。誰かのバックアップを受けることも含めてな。そして俺は、ラダー(マッチ)は俺の方が得意なことを証明した。何年も踏み入れたことがなかったにもかかわらずな。ケニー、このベルトは俺の腰にピッタリだ。これはハードワークをこなしてきたものの象徴であり、そこまで身を捧げた者の象徴だ。そしてタナハシの思い、タナハシへの俺の思いの象徴でもある。それを俺は手にしたんだ。ケニー・オメガよ、お前はまだ俺に問題を残してるぞ。それはBULLET CLUBを終わらせることだ。これは俺にとってステップに過ぎない。まだ半分も終わってないんだ。まだまだ前菜を平らげただけさ」
【ケニー&マット&ニックの話】
※ヤングバックスが引き揚げるオメガのあとを追いかけてインタビュースペースに。
ニック「ケニー、悪かった。すまない」ケニー「まぁこういうこともあるさ。次を見とけ」
マット「すまなかった」
ケニー「なんか仕事がうまくはかどらなかったな。でも、俺たちはBULLET CLUBだ。CLUBにはそれぞれ役割というものがあるんだ。俺たちにはたくさんのメンバーがいるけど、THE ELITEと言えるのはたった3人だけさ。俺たちはほかと違うものを築いていくんだ。そういう役割を与えてくれたことは神に感謝する。今夜はほかに2人が加わってたけど、まだ慣れてないからうまくいかなかった」
マット「俺たちはもう10年以上も一緒だから息が合うんだけどな」
ニック「どれぐらいメンバーはいるんだ?」
ケニー「100人はいるぜ。まあ、聞いてくれ。俺はまだまだ先へ進んでいくんだ。ちょっと邪魔者が入った。ちょっとしたスキにな。まあ、俺の仕事は終わった。悪い結果だったけど。マイケル・エルガン、おめでとうって言っとくよ。でもこれで終わりじゃないぞ。次に会うまで、今日の勝利を噛みしめておくんだな。さあ、メインイベントが始まるぞ」
ニック「今夜限りのことだ」
ケニー「いろんなヤツが入ってきやがって。リコシェの野郎、何をしやがるんだ。トペ・コン・ヒーロ?俺をからかってるのか?あれですべてが狂ったんだ(※と言い残して引き揚げていく)」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○オカダ・カズチカ(28分58秒 片エビ固め)[第64代王者]X内藤哲也
※レインメーカー
☆内藤が2度目の防衛に失敗。オカダが第65代王者となる(試合終了後、ROH遠征へと旅立つホワイトがオカダの腰にIWGPヘビーベルトを巻く。)
オカダ「みっつ、言わして下さい!(※大歓声) ・・・内藤さん、焦ったよ(※場内笑)。ま! 皆さんが見たように、これが! 新日本プロレスの、IWGPの闘いだー!!(※大歓声&大拍手) ふたーつ! 次は、“G”、“1”、CLIMAX。まあ俺は、何回も言ってる。『チャンピオンのまま優勝する』(と)。でもな、毎回達成できてない。でも! 今年はするぞ。俺が! チャンピオンのまま! 『G1』! 優勝するぞ! 誰が俺にかかって来ても! 俺に勝てることはできない。何でかわかるか!?(※場内騒然)・・・レェェ~ベルが違うんだよ、コノヤロー!!(※大歓声&『オカダ』コール) ・・・みっつ! ・・・特にありません(※場内笑)。というわけで! まだまだ俺がチャンピオンになったので、俺が、新日本プロレスを、世界の新日本プロレスにして、まだまだ、皆さん、いろんな未来が見たいでしょ? 俺がしっかり、そこに! 連れてってやるから! まだまだ新日本プロレスに! カネの雨が降るぞー!!(※大歓声)」【試合後のオカダ】
※外国人を含めたCHAOSメンバー全員が拍手で新王者をインタビュースペースに迎え入れる。
--見事、新チャンピオン誕生です。オカダ・カズチカ選手です。オカダ選手、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます。いやあ、こんなに、勝って戻って、CHAOSのメンバーに囲まれるのは初めてかもしれないですね。いつも外道さんしかいなかったですけど」※あらためてCHAOSのメンバーが拍手で祝福
外道「先に乾杯しようか?」オカダ「じゃあ、乾杯します」
※外道の「おめでとう」の音頭で乾杯。ロメロやバレッタが「オカダ!オカダ!オカダ!」とチャントする
--オカダ選手、あらためてIWGPのベルトを奪い返しました。今の気持ちを聞かせてください。
オカダ「いや、キツかったですね。内藤さんやるじゃんって、あらためて思いました。セコンドなしでも、乱入なしでもやるじゃん。さすが、乱入があろうともIWGPのベルトを巻いた男だなと思いました。--最後、「焦った」という言葉がありましけども、それでも勝てた理由をあえて言うとすれば、どういうところにありますかね?
オカダ「やっぱりそれは“IWGP愛”。僕、IWGPを愛してます」--内藤選手がこのIWGPのベルトを粗末に扱うシーンがこのシリーズではありましたけども、どんな思いであれを見つめてたのか聞かせてもらってもいいですか?
オカダ「率直に、悔しかったですよ。ま、僕だけじゃない、いままでこのベルトを巻いてきた人たち、このベルトにいろんな思いを乗せてきた人たち、そういう人たちはみんな悔しかったし、悲しかったと思いますし、何としてもベルトを早く奪い返さないといけないなと思いました」--ベルトを奪い返しました。そして先ほどリング上でも話しましたけど、次はいよいよ『G1』ですね。あらためて、どんな気持ちでいきますか?
オカダ「ホント、東京ドームのメインで勝ちたいといつも言ってましたけど、もうひとつ叶ってないことがチャンピオンのまま『G1』優勝ですから。ま、東京ドームの勝利、今年、叶いましたんで、次はチャンピオンのまま『G1』優勝、いただきます」--IWGPチャンピオンとして『G1』優勝は、とてつもなくハードルが高いことだと思いますが、それに関してはどんな意気込みでいきますか?
オカダ「そうですね、やっぱり『SUPER Jr.』見て、解説席、いや実況席ですか、座って、やっぱりKUSHIDAさんを見て、あらためてチャンピオン狙われるなと思いましたし、でも、そんなこと慣れましたよ。ベルトがあろうがなかろうが、もう狙われる存在ですし、ま、しっかりでもチャンピオンのまま優勝したいなと。『チャンピオンと思わずに』とは言わない。チャンピオンのまま優勝します」--そして今日は最後、リング上のマイクの時に外道選手はいなかったんですけど、そこのところ、寂しさとかは感じなかったですか?
オカダ「ま、1対1でやると言って、入場も断りましたし。ま、勝った後は来てくれてもいいんじゃないかなと思いましたけど、そういう親離れの機会を外道さんが与えてくれたんじゃないかと思います。どんだけ離れようとも、後からついてくるのが外道さんですから。マイクで『レベルが違うんで』と言うのも体力を使いますんで、外道さんにマイクは任せたいなと思います」--大阪城ホールでは2年連続でベルト奪回という結果に導きましたけど、そのあたりというのは?
オカダ「まあ、うれしいことではありますけども、チャンピオンとしては来れてないですから。結局はチャレンジャーで勝っただけですから。しっかり、また次は、チャンピオンのまま来たいですね。チャンピオンで来て、チャンピオンのまま終わる、そういう大阪城ホールを目指したいです」--去年、新日本でトップ4と言われた棚橋選手も今回はケガで欠場で、中邑選手もAJ選手もいないなかで、大阪城ホールのメインで勝つっていうのは、使命感を果たしたっていう気持ちは?
オカダ「使命感っていうのは別にないですけど、結局その3人は、今の新日本プロレスに必要のない3人だったんじゃないかと思います。この会場のお客さんの入り、沸き具合、それは誰が見ても納得できるもんじゃないかと思います」--どこまで見られたかわからないですけど、一つ前の試合でものすごいラダーマッチが行われていて、あれはプレッシャーになったとか、試合に影響した心理的なところはありましたか?
オカダ「いや、それは正直、まったくないですね。あれもそうだし、乱入をする試合もそうだし、あれはもうIWGPとは別物だと思ってましたんで。ま、IWGPであの試合をやられたらたまらないですけど、インターコンチのベルトでどのようにやられても気にはならないですし、あえて、またあの試合が前にあったから、IWGPらしい試合をできて、結果的に色分けができてよかったんじゃないですかね」--最後、リング上で「これが今の新日本のIWGPの闘いだ」とおっしゃってましたけど、それは対世間へのメッセージという意味合いですかね?
オカダ「対世間もですけど、世界もそうだし、やっぱりいろんな人にこのIWGPの闘いを見てもらいたい。乱入がある試合だとか……ま、そういう試合もいいですよ。ラダーを使う試合もいい。タッグマッチだってあるし。いろんな試合があるなかで、世界一のこのIWGPの闘いを世界に届けたいなと思ってました」--あたらめて内藤選手の存在は、オカダ選手にとって相当刺激になりましたか?
オカダ「そうですね。やっぱりこう、チャンピオンの強さを感じました。今までも強いと思ってましたけども、乱入なしと自分で決めて、セコンド帰らして、また強くなったんじゃないかなと。ま、僕が言うのもなんですけど、僕が内藤哲也というレスラーを強くしてしまったんじゃないかなと思います」【内藤の話】「オカダも、木谷オーナーも、そして新日本プロレスを応援してくださる皆様も、さぞかし、嬉しかっただろうよ。感謝しろよ。これもすべては、俺の掌の上だよ、カブローン」
【木谷オーナー総括】
――試合をご覧になって、率直なご感想をお願いします。
木谷「メインの攻防が、非常に素晴らしかったと思いますね。ファンも、こういう介入のね、1対1の男と男のぶつかり合いを見たかったんじゃないかなと思いますし。最後は結局、デスティーノか、レインメーカーのどっちかを喰らわないかっていう攻防で、結果レインメーカーの方がうまく3発入ったってとこで決まりましたけども、ほんと紙一重だったなと思いますね。途中、オカダ選手何度か頭に喰らってたので、今日は苦戦したなと、印象に残りましたね。もう1発、デスティーノ喰らったら、それで終わってかなっていう気はしますね」
――内藤選手が入場の際、木谷オーナーと握手を交わしましたが?
木谷「いや、なんだったんすかね。ちょっとボクも、毒霧喰らったらどうしようって、ビクビクしてたんですけどね、実は。まぁ喰らわずに、むしろ毒霧を予想してて、握手はまったく予想してなかったんで。今日は、正々堂々といきますよという挨拶だったんじゃないですかね。なんで、まぁ要求を受ける形でセコンドは下げましたけど、最初からそのつもりだった気はしますけどね。まぁ内藤選手も、エンターテイナーだから、とりあえず入場までは入れておいて。で、とりあえず帰すっていう、ファンに若干ドキドキさせるっていうかね、そこらへんでも、オカダ選手と闘ってたんじゃないですかね。外道さんは最初から出てこなかったから。ボクは1回入れて、ドキドキさせながら帰すよっていうことを、自己主張したんだと思いますよ。ビックリしましたよ、ほんとに。ツイッター見たら、ファンから、木谷がシンガポールからわざわざ何しに来たんだって。そもそもボクが入ってることがおかしいんですからね。某団体のような感じで見られて節があるんですけど」
――2億円プロジェクトという、内藤選手が突き上げている部分に対して、どのように考えてますか?
木谷「これはですね、どこまで言うかっていうのはあるんですけど、2億円プロジェクトって、ボクの口から1回も言ってないんですよね。(※東京スポーツに記者を指さし)この方が書いただけで。ボク、2億円とは言ってなくて、『2億円ぐらい?』、『うーん、まぁそれぐらいいくかもしれませんね』ってことで、誘導尋問のように。2月10日なんですよ。2月10日の大阪終わりなんですね。なんで、その時そういう話になったかというとですね、これも誘導尋問なんですけども、とにかく今多くの選手がWWEに行ってしまって、ファンの皆さんが不安がってますと。で、特にあの時の雰囲気を思い出してほしいんですけども、ファンの雰囲気も、業界の雰囲気もそうだと思うんですよ。とにかくオカダの流出だけは止めろっていう雰囲気だったんですよ。雰囲気ですよ。だから、複数年契約とかも検討してますし、『他になんかないんですか?』って言われるから、『ちょっと特別に彼を世界的に売り出すプランもあります』ってことを言ったら、それがいつの間にか、2億円プロジェクトってことで、内容も知らされずにずっと走ってったっていう。だから、内藤選手は中身を何も知らないで、うまくピックアップして、そこを噛み付いてきたんですよね。で、内容に関しては、どこかでオープンにしますけども、本当に実在します、2億円プロジェクトっていうのは」
――2億円でいいんですか?
木谷「まぁまぁそんなもんですかね。なんで、やっぱりどんどん世界はボーダレスになってるんですね。これもちょっとツイッター等で広まったんで言いますけど、先日にロスにある件で、実はオカダ選手と行きまして。ルチャアンダーグランドを見学に、彼がリコシェに会いに行くっていうんで、『私も行きますよ』っつって。ファンはみんな知ってるんですよ。で、ファンは『オカダだ!』って見つけて。とにかくプロレスファンに限って言えば、世界中でコアな人ほど認識されている。だから、世界は一つの市場になってるんですよ。世界単市場になってるんですよ。今もデジタルなものはオンラインになって、オンラインになれば、グローバルになってしまうんですよね。そんな中で、やっぱり世界規模の闘いをしなきゃいけない。で、オカダ選手はその気概があるんです。別に他の人にないって言ってる意味じゃないですよ。オカダ選手はよりそれを凄く意識してる。ですから、これから新日本の選手1人1人意識してもらって。例えば、アメリカで2番目に見られてるのは、新日本プロレスですよ、ケーブルで毎週見られてるのはですね。他のWWE以外の団体ではないわけですよ。なんで、これからケーブル、番組の世界的な販売とかですね、新日本はどんどん今、テレビ朝日さん主導で進んでますし。で、ワールドを通じて配信、また会員数も増え始めました。広がってますし、もう世界がボーダレスになる中で、世界を意識した、世界のスターをやっぱりつくっていかなきゃいけないっていう風に、現場では思ってます。それとまたリングの中は、少し違うと思いますけど。そういう意味では、今日の闘いは、ほんとに世界にも刺さったかなという風に思いますね。世界レベルの闘いしてくれたんで、非常にありがたいと思いますし、話戻ったら、2月のその時はそういう雰囲気だったってことを思い出してほしいですね、ファンの人にも。でも、逆に言えば、2月のその時なんとなく、『この先どうなるんだろう』っていう暗い雰囲気が、2月3月4月でまったくなくなってですね、この6月で去年とほとんど遜色ない大会、何人も人気レスラーがかけたのに、去年とほとんど遜色ない大会ができたんじゃかなと。一番の功労者は内藤選手だと思います。そのことは認めます。ただ、黙ってボクを巻き込まないでほしいなっていうのはありますけど。まぁ4月10日の両国も、5月の福岡もワールドでシンガポールから見てたんですけど、いきなりボクの名前が。『なんで俺の名前出すの?』みたいな。出た瞬間ツイッターで、お客さんから40件50件来るわけですよ。中には、『オーナー辞めろ』みたいな、オーナーって役職じゃなくて立場だから、オーナー辞めるには、株主辞めるしかないんだけど。非常に巻き込まれたけど、これはいったん終わりにして、しばらく最後のお願いにしたいなと思います。でも、ほんとにね、そんな細かいことを除いても、凄く両者で盛り上げてくれたんで、いい大会になったなと思います。あとその前までのね、第0試合から第8試合も、好試合が続いて、見ててほんとに楽しかったです。面白かったです」
――内藤選手が新日本プロレスを盛り上げて、それにオカダ選手が便乗して、また一つ新日本プロレスが大きくなったと思いますが?
木谷「そうですね。でも、オカダ選手は凄く自覚が。エースはまだ棚橋選手ですけど、未来のエースの自覚が凄く出てきたなという風に思いますし。内藤選手は、上手くなり、強くなり、表情なんかもうまいですよね。お客さんを、ワッともってっちゃうような。いろんな意味で、上手くなり、強くなったんじゃないかなという風に思いますね。ほんといい選手に成長してくれたんじゃないかなと思いますね」
--久しぶりに会場のファンの反応を感じて、新日本の次の課題はなんだと考えておられますか?
木谷オーナー「リングの中で言うと、少し芽が出てきていると思いますが、やはり若手ですね。若手の有望な選手、日本ですよ。外国人は結構、いい選手をうまく見つけてくるなあって思ってますんで、そこは問題ないと思います。ま、日本人に関して、もう少し若手の有望な人。いろんなタイプの人がいていいと思いますけど。ホントにプロレスがうまい人もいれば、飛ぶ人もいれば、アマチュアですごい実績がある人もいればって、いろんなタイプの人がいてほしいなあって思います。(リングの)外側に関して言えば、やはりビジネスをもう少し。例えば、ずっと言われてますけど、テレビ朝日の土曜日の深夜の枠がだんだん遅くなっていってるっていうのが、『もう少し浅くなりませんか?』とか『1時間の枠になりませんか?』っていう話はいろいろあったりもするんで、そういうところは課題だとは思いますし、『(NEW JAPAN)WORLD』ができたことで『G1』は全試合見れるようになりましたけども、やっぱりファンを増やすには、偶然見る機会を増やさないといけないんで、そういう視聴機会も増やしていいかないといけない。プロレスと触れ合う機会。そういう意味ではプロレスラーと触れ合う機会っていうのは増えてるんじゃないですかね? ドラマとかバラエティーとか(への出演機会が)どんどんどんどん増えていってますし、プロレスがどんどん身近になっていってるなと思いますね。でも、試合そのものをナマでも映像でもいいんで、とりあえずもっと見せるというのを心がけないといけないなと思ってます。第2ハードル……この4年半ぐらいで1回、売り上げで言えば3倍ぐらいになったんですよ。3.ちょっとになったんです。それがこの半年間で少し調整しつつ、こっから第2ハードルが始まったなという気がしてます。ですから『G1』から来年1・4、あと来年に向けて、相当、新しい景色を見せることができるかなと思います。で、先ほど(話に出たように)ロスにあることで行って、オカダ選手と結構話させてもらったんですけど、相当いろんなこと考えてますよ。なかなか素晴らしい若者だなと 思ってますんで。まあ、レスラーみんな考えてると思いますんで、現場も含めてレスラーの話をもっともっと聞いて、棚橋さんだったら棚橋さん、真壁さんだったら真壁さん、それ以外の人も含めて自分の意見とか考えてること、プロレスのために何ができるか、真壁さんなんで顔合わすたびに『木谷さん、これ以上、何をやればプロレスは良くなるんですか?』って、半年にいっぺんぐらいですけど質問されるんですね。みんながみんな、ホントにそうやって考えてくれてるんで、こっからもう1回、大きな波動に乗れればなというふう思います。テレビ朝日の上の方にはいつも申し上げてるんですよ。『プロレスがテレビ朝日さんが持たれてるコンテンツの中で、1、2を争うグローバルコンテンツですから』と。テレビ朝日さんもデジタルとグローバルのかなり舵を切られてるんで、心配してないです。ちょっと一緒に、これからプロレスを盛り上げてくれるなって確信してます。お客様も含めて、一緒に盛り上げてくれると思います」
--じゃあ、特番でゴールデン?
木谷オーナー「すぐそこにいってしまうですけど、手続きがあるんで。一気に結婚できないのと一緒で。手続きっていろいろあるから、一つずつ実績を出して。ま、いずれは。先日は猪木vsアリ戦が2時間で放映されてますから。場合によっては、ちゃんと編成されることもあると思いますんで、1個ずつ実績を積み重ねて。でも、だいぶ機運は高まってると思います。まあ、昔みたいにゴールデンで通常のスポーツを流せる時代じゃないじゃないですか? どのジャンルも世界代表戦みたいなのしか流れないわけですから、そこはちゃんと実績積みつつ、徐々に。これ、当たり前ですけど、ホントにテレビの編成は、僕が言うことじゃないですけど、一般の人が考えてる100倍大変ですから。一歩一歩、それに叶うように、コンテンツ、イベントを、お客さんとテレビ朝日さんと皆さんと一緒になって作り上げたいなと思います。そろそろプロレスアナウンサーからも人気アナウンサーが出るサイクルに入ってるんじゃないですか?(笑)」
今月の現場出動は新日本プロレス大阪城ホール大会を観戦。思い起こせば昨年6月末、新日本大阪城ホール大会観戦を目前にして胆嚢炎に倒れ緊急入院、大会当日には退院したが観戦に関しては医師からドクターストップがかかり断念、自宅で涙?を流しながらスカパーPPVで新日本大阪城ホール大会を観戦して1年、観戦直前には自分の部屋のTVが壊れ、買い替えを余儀なくされるハプニングに遭いながらも、体調だけはしっかりベストに整えて大阪城大会当日を迎えたが、雨という生憎の天気となった。3月のNOAH大阪城サブアリーナ大会の時は自家用車での移動となったが、新日本はおそらく駐車場は満杯になっていると判断して電車での移動を選択、京都の木津まで自家用車で移動し、木津からはJR大和路線に乗って天王寺まで移動、天王寺からはJR環状線に乗って大阪城公園前まで移動するも、大会当日は生憎の雨、昨年の大阪城ホール大会も雨だったという。
また驚いたのは会場傍にはローソンが出来ていたこと、3月に訪れたときは売店とレストランだけでコンビニはなかったのだが、4月にオープンしたという。大阪城公園駅や川向いのビジネスパークにいかなければコンビニがなかっただけに、訪れた人たちからしてみれば、便利になったと思う。
2時半に開場となったが、当初はまだ設営に長引いたことでロビーだけとなったものの、しばらくして会場内もオープン。メインアリーナに訪れたのは何年ぶりだろうか・・・、そして用意されたイスもほぼ埋まって超満員、棚橋弘至が欠場となったが、中邑真輔が去り、棚橋が抜けても新日本の活気力は健在だった。
メインのIWGPヘビー級選手権、内藤vsオカダは後入場の内藤にブーイングの嵐が飛び交う、よく考えれば昨年の大阪城も制御不能化した内藤は館内からのブーイングから始まった、だが今回は試合開始となってからは内藤とオカダの声援は五分、またロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンTシャツも着込んでいるファンも多かったことで、1年の間に内藤の取り巻く環境が変わったを感じさせた。
また今回はオカダは「IWGPらしい試合を」とアピールしていたことで外道を従えず1vs1での対戦要求、内藤も介入なしでも勝つ自信があったのか、前回は自分の流儀で勝ったことで、今回は敢えてオカダの懐に飛び込んでみようと考えたのか、他のメンバーを下げて1vs1で挑んでいった。オカダが外道を従えなかったのは、試合中に外道が内藤らに襲撃され試合への集中力が削がれるという懸念もあったからなのか、よく考えれば今回の大阪城大会はSANADAがYOSHI-HASHIの執念のバタフライロックに敗れ、またEVILも後藤に敗れるなどロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが揃って敗れたことで、内藤が最後の砦になったという感じだった。内藤は来場していた木谷高明オーナーに迫り、一瞬緊迫したが、握手を交わして終わった、内藤からしてみれば木谷オーナーに自身のことを認めさせたことで満足だったのか、後になってわかったのだが青木真也が木谷オーナーの隣に座ったことで、ボディーガードと勘ぐったのか、青木は元々新日本プロレスファンでよくワールドプロレスリングを見ており、観戦しにきたに過ぎないということだった。
試合は先手を奪ったのは意外にもオカダ、ロープに押し込んでもクリーンブレークからいきなり仕掛け、開始早々から内藤をコーナーに据えて、下からドロップキックで場外に落とすなど、攻めのパターンを変え、また内藤が仕掛ける前に、オカダが先手を打って仕掛けるなど、内藤の制御不能さを封じ込めにかかる、内藤は制御不能になることで相手のペースにさせず、焦らした上で自身のペースへと引き込むのだが、今回は制御不能ぶりが封じ込められたせいでオカダを焦らせることが出来ないが、パターンを変えていたが、ペースが多少狂ってもすぐ軌道修正するオカダのらしさで試合が進んでいた。
終盤もツームストーンパイルドライバーを狙うオカダにリバースDDT風のデスティーノで切り返していたが、デスティーノ狙いをオカダがツームストーンパイルドライバーで切り返し、レインメーカーを繰り出すが内藤はカウント2でクリアする。
オカダはジャーマンからのレインメーカー狙いは阻止されるも、カサドーラをクリアしたところでオカダはすぐさまレインメーカーで強襲、最後はレインメーカーで3カウントを奪い、オカダが王座奪還に成功した。
試合後のアピールもコメントでも「焦った」という言葉が出たが、外道を従えず、またいつもとパターンを変えて、内藤が約束を破ってセコンドを介入するのではという不安から出る焦りというか、焦りかけながらもしっかり自分のペースを保っていた、そういった意味では今回はオカダの完勝だったかもしれない。
また青木の話に戻るが、青木は最近IGFとの関係も切れているという話もあり、新日本に参戦するために売り込みなのではという声がある、自分的に言うと青木はIGFのリングには上がっているが、IGFの所属でもない、新日本を観戦するにしてもIGFが止める権利もないが、新日本に参戦したいのであれば、大会中に何だかのアピールがあるはず、また新日本側としてもRIZINでのペットボトル事件、IGFでも飯伏幸太との試合が組まれなかったことでの試合放棄など問題も多いだけに、新日本がIGFでも扱えない問題児を扱えるのかというのもある。全てを考えると青木の新日本参戦の可能性は現時点では低いと思っている。他の試合を振り返るとケニーvsエルガンの新日本初のラダーマッチは盛り上がるのかという疑問もあったが、二人ともルールに長けた選手でもあった、使用されたラダー二つが真っ二つになるという激戦にもなった。
終盤ではBULLET CLUBも介入しハンタークラブ(キャプテン、ヨシタツ)も駆けつけては返り討ち(キャプテンが出てきた時点でファンからはため息が漏れていた)がリコシェとサイダルがIWGPジュニアタッグを取られた報復だったのかヤングバックスを蹴散らしてエルガンに加担、それで流れを変えることが出来たエルガンがラダー上での競り合いをケニーを場外へ落として(ここでリング下の選手に落とすのではなく、テーブルを設置してくれたほうが迫力があった)天井に吊るされたベルトを奪いエルガンが王座を奪取、気がつけば30分も超えており、良い意味で期待を裏切る激戦となった。永田vs柴田のNEVER選手権は柴田の左腕攻めに耐えた永田が猛反撃、コーナーで押し込んだ際に永田が柴田に膝蹴りの連打を浴びせた姿は、見ている側も永田の怖さを感じさせた。しかし柴田がスリーパーで絞めあげるとPKで3カウントを奪い勝利、前回はキラー永田を引き出して上で敗れてしまったが、今回はキラーを引き出した上で勝利は柴田の念願だった永田越えを感じさせ、永田も短期政権で終わったが第三世代は死なずというものを感じさせた試合だった。
また第三世代との抗争を終えた柴田に本間が挑戦に名乗りを挙げた、本間は大阪城大会からも外され、また今年のG1でも外されるのではという危機感を持っている、柴田も今度は下からの突き上げというテーマが出てきたようだ。IWGPタッグ選手権はブリスコ兄弟がゲリラズ・オブ・デスティニーを破り王座奪取、内容的にもトンガたちが食い下がったがブリスコ兄弟のチーム力の高さが優った試合だった。試合後には裕二郎がハングマン・ペイジと共にブリスコ兄弟を襲撃し王座挑戦をアピールした。
BULLET CLUBの新メンバーであるペイジはエプロンダッシュのシューティングスターも披露するなど身軽さもあり、またアックスギロチンドライバーという一撃必殺の技も持っている。裕二郎もこのところ一歩引いていたが、新しいパートナーを発掘したことで、再びタイトル戦線に名乗りを挙げたようだ。IWGPジュニアヘビー級選手権はオスプレイが「スーパージュニア」制覇というビッグタイトルを手にした影響か自信というものが試合に現れてはいたのものの、ところどころでKUSHIDAがキャリアの差を見せ付けていた。
終盤もオスプレイはKUSHIDAのマサヒロ・タナカを見切ってフラムフライを決め、またKUSHIDAの三角絞め狙いを強引に持ちあげてプリンスズスロウンを決めるなどして追い込んだが、肝心のオスカッターがすっぽ抜けたのか不発に終わると、これを逃さなかったKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲し勝利、オスプレイは成長はしているものの、まだKUSHIDAの牙城を崩すまでには至らないことを感じさせた。IWGPジュニアタッグ選手権は今回バトルロイヤルとオーバー・ザ・トップロープ形式が加わったことで、ルールに引っかかったロッポンギヴァイス、RedDragonが脱落したことで、リコシェ&サイダルとヤングバックスの元DRAGON GATE同士の対決となり、ヤングバックスが新合体技メルツァードライバーでサイダルを降し王座奪取した。
大会の感想は大阪城ホールを超満員にさせるなど、新日本の活気力もここまできたかというものを感じさせた、新日本の活気力がどこまで進むのか、目指す先はやっぱり京セラドームといきたいものだ
みんなありがとう! #chaos #njdominion pic.twitter.com/FcKztlnJVt
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2016年6月19日Missed Jax on Father's Day, but I'm bringing him home a new toy. pic.twitter.com/BObYGHDmoh
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年6月19日Maybe true.... Sorry in advance @JWonggg :-( https://t.co/oFCXfvF83d
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年6月19日今宵大阪城ホール大会にてNEVER無差別級のベルトを懸け柴田相手に防衛戦を行ったが、壮絶な試合の末に敗れてしまいましゼァ。結果はホント残念だったが、柴田とは戦いを通じて何か分かり合えた様な気がしました。応援して下さった沢山のファンの皆様には深く御礼申し上げます。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年6月19日Lost tonight. Props to Briscoe Bros. On to Mexico wednesday. Using this opportunity to expand our knowledge/skill set to regain what's ours
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年6月19日辛くも防衛!超満員の大阪城ホール、震えました。心からありがとうございました! #IWGPJr73rd #V5 pic.twitter.com/gY9qDpUctZ
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年6月19日Upset with the outcome but what doesn't kill you makes you stronger
https://t.co/rT2mAAEU4F
— William Ospreay (@WillOspreay) 2016年6月19日I love The Young Bucks. pic.twitter.com/0iM7x4VJuS
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年6月19日新日本プロレス大阪城ホール大会終了。ご来場ご視聴ありがとうございました。どの試合も最高でした。特にメインのオカダ選手と内藤選手の攻防は手に汗握りました。シンガポールから観に来て良かった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年6月19日いろんな物を受け入れ、生かす事が出来る懐の深さがプロレスの魅力だと思います。今日の大会は一人のファンとして面白かったです。最高でした。おやすみなさい。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年6月19日オカダ選手、IWGP戴冠おめでとうございます!!✨ #njpw #njdominion #njpwworld #rainmaker #kazuchikaokada pic.twitter.com/IPizSD33n4
— 松(matsu) (@matsu_bomaYe) 2016年6月19日 -
自主興行で鈴木が矢野に封殺勝利もNOAH、新日本が敷いた包囲網
6月18日 鈴木軍「We are SUZUKIGUN 3」東京・後楽園ホール 1188人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼鈴木みのる生誕48周年ロイヤルランブル/時間無制限
○清宮海斗(15分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xクワイエット・ストーム【退場順】()は入場順 [1]友寄志郎(2) [2]エクリプス(6) [3]齋藤彰俊(4) [4]小川良成 (3)[5]熊野準(8) [6]石森太二(7) [7]モハメド ヨネ(9) [8]松本浩代(12) [9]アンディ・ダルトン(10) [10]川村亮 (11)
【清宮の話】「鈴木みのると対戦できる権利ということで、自分で掴んだチャンスなので、これを無駄にしないようにしていきたいと思います。そういった意味では、敵ではありながら、鈴木さんには…鈴木みのるには感謝したいなと思います。俺の全身全霊を懸けますので、鈴木みのるには覚悟しておけと伝えたい
◇第2試合◇
▼4WAYマッチ/30分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(13分9秒 首固め)×原田大輔 小峠篤司
※あと2チームは拳王&大原はじめ、キャプテン・ノア&平柳玄藩◇第3試合◇
▼30分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 田口隆祐(13分5秒 体固め)シェルトン・X・ベンジャミン タイチ ×TAKAみちのく
※こけし【真壁の話】「おい、鈴木軍、コノヤロー。舐めてもらっちゃ困るぜ? タッグマッチ? サンシタをよこすんじゃねえよ。おい、鈴木さんよ。鈴木みのるさんよ。おい。どうなるかわからねえ。どうなるかわからねえからプロレスはおもしれえ。首を洗って待ってろ」
【本間の話】「今日試合をやったんですけど、俺はG1 CLIMAX出場、そして3度目の出場にして初優勝目指してるから。その前に出れるのか出られないのかわからないこの状況で、6月27日の後楽園が待ち遠しくて仕方ないですけど。それまで地道に結果を残すしかない。でも、新日本プロレスのリングで試合すら組まれない。いやあ、新日本のリングっていうのはスゲエところで、俺が俺がの選手が多くて。ちょっとでも気を抜いたら…決して俺は気を抜いたわけじゃないですけど、本当に居場所がなくなる。だから俺はG1に出なきゃならねえ。いや、絶対に獲らなきゃならねえ。それで絶対にみんなで幸せになろうぜ。あとひとつ。俺にはお色気は通用しない。少しだけ、少しだけあっちの方は反応したかもしれねえけど、俺はそんなのに負けねえから」
【田口の話】「俺にはお色気通用するから。ドンドンお色気で来てほしいよね。あべみほちゃん懸けてやろうよ、タイチよ。俺はセイシをかけるから。あべみほを懸ける。セイシをかける、いいじゃない? あべみほとセイシをかける、いいじゃない? あべみほにセイシをかけるでいいじゃない? セイシ・コントラ・あべみほ、いいじゃない? 気は抜いてないですけど、僕はぬいてるから。コンディションの方はいい時もあれば悪い時もありますよ。立ったり立たなかったり…いや、立たないことはないかな。常に俺は立ち上がる。どんなことがあっても立ち上がりますから。2回でも、3回でも、4回でも。16回までは立てますから。リング上の話ですよ? スーパージュニアも2位で、2位ではちっちゃいトロフィーしかもらえないということがわかりましたんで。城ホールも明日の試合はないですし。本当に1・4じゃなくて、目指すは12・31NHKホールですか。ちょっと大きいところに出て。みちし〜るべ〜みちし〜るべ〜。ぜひ皆さん、7・27よろしくお願いします。道標のCDが発売されますんでよろしくお願いします。道標明でした」
【試合後のベンジャミン&タイチ】
▼ベンジャミン「(※壁を叩いて)クソ! マカベのクソヤローが!(※薄毛の記者に)テメー何か聞きてえことあんのかHAGE!?」▼タイチ「オラ聞けよ、聞けよハゲ」
――ワット・ドゥー・ユー・シンク……
▼ベンジャミン「(※記者の胸倉をつかみながら)俺の考えか? あぁ!? クソったれ! そんだけだ! テメー俺が負けて良い気持ちだとでも思ってんのか? クソな質問しやがって! マカベ!! 次、俺と当たってみろ。次、スズキグンと当たってみろ! その時テメーが感じるのは痛みだ。そして死ぬんだ。死ぬんだ! 死ぬんだ! 死ぬんだ!!!!(※と連呼しながら去っていく)」
▼タイチ「なんて言ったか分かったか? 俺が訳してやるよ。『俺もハゲてるけど、テメーのハゲとは違うんだ』って言ってんだよ。(※あべみほさんを横にはべらせながら)…ったく、俺の女にあんなことやこんなことしやがってよ。真壁! お前ついに暴走したな? 女の子のブラジャー外すなんて、どんだけ卑劣な男なんだ。真壁…お前の暴走チングコングがついに暴走したな…。あのヤロー、目にも止まらぬブラ外ししやがって。俺だって外したことないのに…。真壁、この恨みは次の機会に預ける。次はテメーのパンツのゴムのヒモを外してやるよ。同じ辱めを与えてやる。田口! テメーもだ! こいつ(あべみほ)にアソコ踏まれて、なにお前のオヤァイがギタってんだよ。興奮してんじゃねえぞ? まだまだ足りねえか? 何回でもやってやるよ、何回でも出て来い。この…変態ヤローが! 変態!! 変態!!!!」
◇第4試合◇
▼3WAYタッグマッチ(敗者チームから退場)/無制限1本
①○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(7分18秒 エビ固め)潮崎豪 ×マイバッハ谷口
※キラーボム②○中嶋勝彦 マサ北宮(18分8秒 前方回転エビ固め)×ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
【試合後の中嶋&北宮】
※中嶋が北宮に肩を貸す形でコメントブースに登場。北宮はその場で座り込んでしまう▼中嶋「勝ったんだ。立て!」
※北宮は立ち上がる
▼北宮「いいか。ボロボロになっても最後まで攻め続けたらな、こうやって勝つことができるんだよ。俺たちはこれまでも攻め続けてきたんだ。やっと形になってきたんだ」
▼中嶋「おい、鈴木軍。てめえらのホームでジ・アグレッション、やってやったぜ。正直、俺たちは可能性、本当にそれだけだった。ノアのリーグ戦もそうだ。でも今日、その可能性が確実に結果として姿を変えた! その意味がわかるか? なぜかわかるか? 俺たちは止まらねえんだ! そういうことだ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 杉浦貴 飯塚高史(19分20秒 体固め)丸藤正道 ×矢野通 桜庭和志
※ゴッチ式パイルドライバー(試合終了後、鈴木軍のフルメンバーがリングジャック)
鈴木「矢野、丸藤、約束通りこのベルト、オレたちのものだ。このベルトはあるべき姿に戻る。ー返してくれて、あ・り・が・と~。はっはっは。オレが言ったのは、か・え・せの3文字だけだ。(帰れの声に)オメエが帰れ、おいブス。ブス、そうやって人の後ろに隠れてしか文句言えないNOAHファン、あ~かわいそ~! ブー! 名指しされたら顔隠す、だらしねえブス、さっさと帰れ。はは。まあ、こうやって無事にGHCタッグもオレたちの手の内に帰ってきた。拍手はどうした? 次は、潮崎豪に盗まれたオレたちの宝、GHCヘビー級のベルト、オレたち総動員で取り返しに行くぞ。正々堂々と1対1で男らし~く闘って返せとは言ってねえ。オレが言ってるのは、か・え・せ、3文字だけだ!(野次に)え? しゃべんな息くせえ? へっへっへ。あーくせ。さあこうやって一つずつ一つずつテメエらの大事にしてるもの、すべてオレたちの手の内に、もう一度入れる。そしたらオレたちは次の旅でもいくかね。さあそれ取ってどこいこう? あっちがいいか、こっちがいいか、海の向こうがいいか? 世界中がオレたちを待ってるんだ。世界中のプロレスラーたちがほしいものがすべてここにある。オマエたちがほしい力、そのすべてがこの鈴木軍の手の中にあるんだ。(ファンの野次に)え? 帰りゃいいじゃねえか(笑)。まあまあまあまあ、ホントはオマエ、大好きなんだろ? そのタオル裏返しにすると鈴木みのるって書いてあるんじゃないの?(笑)。愛されちゃって困るな~。はっはっは。さあ日本中のプロレスラーたちよ! 世界中のプロレスラーたちよ! オレたちのとこにかかってこい! オレたち鈴木軍、イチバーン」【鈴木の話】(改めてリング上でベルト奪取宣言をしたが?)奪取じゃねえよ。違う。返却だ。返してもらう。お前ら、何か勘違いしてねえか? タイトルマッチだとか、挑戦者だとか、一度だって俺は名乗りなんてあげてねえぞ。俺が言ったのは『か・え・せ』と言ったんだ。GHCシングルのベルトも返せ。次に行くとこがあるんだ。てめえらに構っている暇はねえんだよ。今日のノアファンを見ただろ? 俺が後ろを向いている時に後ろから声をかけて、振り返ったら人の後ろに隠れる。これぞまさしく、これこそがプロレスリング・ノアの客だ。こんな汚えやつらは見たことねえ。お前らが言っている正々堂々っていうのは、お前らが言う、お前らの都合のいいタイミングの時だろ? 俺たちの言う、俺たちの都合のいいタイミングは今だ。そして、それは全て俺たちが決める。俺のやることにいちいち指図するんじゃねえ。さあ、こうやってベルトも返ってきた。さあ、もう1つ、GHCヘビーのベルト、そしてジュニアタッグのベルト。ジュニアのやつだけに任せねえぞ。全て総動員だ。覚悟しろよ。舐めんじゃねえぞ。俺たち鈴木軍、イチバーン!」
鈴木軍主催興行が開催され、メインは鈴木軍が丸藤、矢野、桜庭の異色トリオと対戦、見所はUWFインター志望でリスペクトしていた桜庭とのタッグ、鈴木がもっとも見たがっているPRIDE経験者同士である杉浦と桜庭の対戦、そして丸藤&矢野の保持するGHCタッグを狙う鈴木&飯塚との絡み、最後に過去鈴木軍興行は2回開催されたが、鈴木はホームにも係わらず勝ちなしの2連敗、さすがに3連敗となると鈴木軍のボスとしても面目が立たないことから、今回は負けられない一戦となる。
試合は杉浦vs桜庭でスタート、杉浦はイスを手にして牽制するが、西永レフェリーが取り上げ、仕切り直しでグラウンドの攻防、杉浦が片足タックルを仕掛けるも、桜庭は見事に封じて腕十字を狙い、グラウンドの攻防となるとやはり桜庭が上であることを感じさせた。
だが鈴木軍は矢野を捕らえて集中攻撃、特に矢野との遺恨がある鈴木は矢野を徹底的に痛めつけるだけでなく、矢野ワールドをことごとく封殺、丸藤も腰を痛めているせいか、動きが今ひとつで、鈴木軍ペースで試合が進んでいく。
後半からは桜庭が鈴木とのグラウンドの攻防で腕十字で捕らえ、鈴木を慌てさせて試合に流れを変えようとするが、鈴木は交代を受けた矢野ワールドをまた封殺にかかり、矢野も西永レフェリー、また飯塚と鈴木を鉢合わせさせて、桜庭と丸藤の援護を受けて丸め込むが、クリアされると、杉浦が桜庭にイスで一撃を加えてら矢野にも一撃を加え、飯塚のアイアンフィンガーの援護を受けた鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い完勝、鈴木軍興行でも初勝利を収めた。試合後は鈴木軍が全員揃い、タッグ王座だけでなく潮崎の保持しているヘビー級王座も強奪し、再びGHCのベルトを鈴木軍で総取りにすることを宣言した。
鈴木軍は今年に入ってから保持しているベルトは金丸の保持しているジュニアヘビー級王座のみ、タッグだけでなくヘビー級王座もNOAH側に明け渡していることから立場的にも苦しい状態、そこでセミでは中嶋&北宮のジ・アグレッションがK.E.Sを破るなど下からの突き上げもあり、また第3試合では新日本の真壁が対鈴木に名乗りを挙げるなど、勝つには勝ったがNOAH、新日本の包囲網が敷かれたという感じだった。
また新日本の話題にもなるが27日の新日本プロレス・後楽園大会ではG1 CLIMAXの出場選手と組み合わせが発表されるが、矢野がGHCタッグを奪取したのを契機に新日本よりNOAHを重視し始めていることで、NOAHの流れもG1に影響が出る可能性が出てきた。
本間はG1への出場を希望しているが、真壁は鈴木との対戦に乗り出していることから、矢野だけでなく真壁もG1に出るかどうかも微妙になってきている。新日本とNOAHの連立関係も当たり前のようになり、見ている側も違和感がなくなってきている。その中での鈴木軍とは何なのか、新日本やNOAHの一員という枠組みを越えているのかもしれない。
【鈴木軍】天敵・矢野撃沈 鈴木がホームで堂々GHCタッグ“強奪"▼アグレッション初のKES超え▼ランブル制覇の清宮が鈴木との一騎打ち権獲得…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc #njpw pic.twitter.com/mfUDuN5inX
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年6月18日「We are SUZUKI GUN 3」
6.18 後楽園ホール大会
全試合終了!鈴木軍、イチバーン!#鈴木軍 pic.twitter.com/luQYqz9UyU
— 鈴木軍 (@SUZUKIGUN_NO1) 2016年6月18日おいおい、ベルト盗むとか…
頭に来るけどそれだけじゃ俺と矢野さんが組んだ意味が無いんだ。
ヤノマルフジ×(鈴木+飯塚?)=更なる化学反応… https://t.co/lNfcvg8XVU
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年6月18日【鈴木軍】鈴木軍後楽園大会終了しました! #sakuraba pic.twitter.com/KPAei9EIsV
— SAKU39 Official (@KS_SAKU39) 2016年6月18日#鈴木軍興行 #後楽園 #ありがとう #ジアグレッション #勝利 #嬉しい #中嶋勝彦 #北宮光洋 #止まらねー #打ち上げ #水道橋 #牛列伝… https://t.co/fzb6q82NCU
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年6月18日くそ
真壁の目にも止まらぬ早さのブラ外しで放送事故になるとこだったじゃねぇか!
リング上で女の子のブラジャー外すなんて!
なんてハレンチなんだ!
ハレンチ真壁だ!
キングコングブラ外しか!
やつの暴走チングコングがまじで暴走した
しかしいつの間に外したんだ
すげぇな…
— タイチ (@taichi0319) 2016年6月18日スイーツニーは食らわなかったがケツイエとコケシに沈む
コケシは初めて食らったが想像以上に効いた。。。 https://t.co/qooxN9Mbfp
— TAKAみちのく (@takam777) 2016年6月18日バカヤロー‼あの女が誘って来るからだろが。俺様クラスになると見ただけで外せるんじゃ(笑)女に気を付けろと言っておけぃ!!次は・・・コレだけで済ませねぇッ(笑)☆♪次もまたコテンパンにしてやるから覚悟しておけぃッ☆↑↑ https://t.co/GLCFQCP2mM
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016年6月18日いいよぉ〜
あやまったからいいよぉ〜 https://t.co/OjHbNEzNla
— 6田口隆祐9〜道標明〜 (@taguchiryusuke) 2016年6月18日おいタイチ!
この女は俺様の股間を踏んできたぞ!
次の対戦
おまえはあべみほをかけろ!
俺はせいしをかけてやる!
せいきの対決だ!!! https://t.co/o0aopB3cZi
— 6田口隆祐9〜道標明〜 (@taguchiryusuke) 2016年6月18日後楽園大会ありがとうございました!
ロイヤルランブル勝ち残りました!
諦めないでよかった...
皆さんの応援が凄い糧になりました!
そして、鈴木みのるとのシングルマッチも決まった!
全身全霊をかけて挑む!
負けるかよコノヤロー!!! pic.twitter.com/m94yJrCFt1
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2016年6月18日 -
ジプシー・ジョー
ジプシー・ジョーが死去した、享年82歳。ジョーは2011年に引退、痛風の影響で右足を切断していたのだが、現役復帰への意欲を燃やしていたという。ジョーが初来日したのは1975年の国際プロレスだったが、自分が始めてみたのは昭和56年の全日本プロレスで、ジョーは国際プロレスが崩壊後に全日本へ移籍、国際プロレスではエースとして扱われていたが、初参戦時にはジャンボ鶴田の保持するUNヘビー級、ミル・マスカラスの保持するIWA世界ヘビー級王座に挑戦など、それなりの扱いは受けていたものの、ブルーザー・ブロディ、新日本から移籍してきたスタン・ハンセンなど大型選手外国人選手が主流だったこともあり、小柄なジョーは全日本では脇役的存在・便利屋的ポジションとして扱われ、鶴見五郎、ジェリー・モロー、ドリーム・マシン(ケンドー・ナガサキ)と組んで国際プロレス時代の抗争相手だった阿修羅・原、マイティ井上組の保持するアジアタッグ王座に挑戦し、時には減量して大仁田厚の保持していたNWAインターナショナルジュニアヘビー級王座にも挑戦するなど長らく全日本マットに活躍、ジャイアント馬場さんも柄ながらも激しい気迫とプロ根性とイス攻撃にも平然と耐えるタフネスさを高く評価していた。
1985年に長州力らジャパンプロレズ勢が参戦したことで全日本マットは選手が飽和状態となり、その影響からかジョーは全日本マットを離れ、長らく名前すら聞かなかったが、1991年W☆INGに参戦、だがミスター・ポーゴとの金網マッチに敗れ、引退してレフェリーとなるも、時折り現役として試合復帰、IWA JAPANに参戦した後は、また名前すら聞かなくなり、名前の通りジプシー(放浪者)となって、メジャーシーンを避けて敢えてインディーマットを放浪していた。
そのジョーが発見され、2010年にTAJIRIのオファーでSAMSHに参戦、このときもイス攻撃を受けて平然とし逆にイスが壊れるな健在ぶりをアピールしたが、翌年引退、しかし右脚が切断されても現役復帰を考えるとは、根っからの放浪者なのか、しかしプロレスラーは様々なテリトリー(団体)を渡り歩いて旅する放浪者、つまりフーテンの寅さんみたいなもの、ジプシー・ジョーはまさしくフーテンの寅さん的レスラーだったのかもしれない。
ご冥福をお祈りします
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ワンビンがWWE入りでIGFを離脱・・・
IGFの所属だったワンビンがWWE入りしたことをサイモン・ケリー氏がツイッターで報告した。
会見にはWWEの最高執行役員であるHHHも出席したが、IGFの選手がWWE入りしたのだからサイモン氏にしてみれば得意満面だったと思う。
だがIGF的に言うと、これで所属は鈴川真一一人だけとなってしまうわけだが、サイモン氏からしてみれば、お金を出さない日本側の事情などどうでもいいのかもしれない。
これでIGFとWWEが急接近なのではという声も出てくるだろうが、その可能性はゼロに近いぐらい低い、理由はワンビンがWWEと契約した以上WWEの人間であり、IGFの選手ではないし、たくさんの選手の中で一人に過ぎない。
また殿堂入りしているアントニオ猪木も藤波辰爾のようなレジェンド契約を結んでおらず、WWEに貢献しているとは言いがたいからだ。(猪木もIGFのことなどどうでもいいのかもしれないが・・・)
ワンビンのWWE入りがIGFにとってプラスなのかマイナスなのかどうなのか、ワンビンには頑張りなさいとしか言いようがないが・・・
Yes our IGF Bin Wang has officially become WWE Bin Wang. I wish him the very best. I am sure he will do great. pic.twitter.com/sH0q4dLoKl
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2016年6月16日 -
宮原が真霜を降し三冠死守も、次期挑戦者に秋山を指名!岡林&関本が世界タッグ王座奪取で至宝が大日本に流出!6月15日 全日本プロレス「2016 ダイナマイトシリーズ」東京・後楽園ホール 1227人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン 丸山敦 高尾蒼馬 梶トマト(10分35秒 ラ・マヒストラル)渕正信 ×SUSHI 西村修 土方隆司
◇第2試合◇
▼30分1本
○石川修司 竹田誠志(8分39秒 片エビ固め)×ジェイク・リー 崔領二
※ファイヤーサンダー
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 木高イサミ 宮本裕向(11分25秒 片エビ固め)青木篤志 佐藤光留 ×野村直矢
※アックスボンバー
(試合終了後、勝ち名乗りを受けるイサミを佐藤が背後から奇襲。乱闘を繰り広げて、佐藤がイサミをKO。青木も宮本とにらみ合う)
青木「おい、アジアタッグチャンピオン。お前らがベルトを持っててどんなに面白いことやるかと思ったけど、最後にちょっとケチがついたんじゃねえか? 悪いけどよ、タイトルマッチにベルトを持ってこないチャンピオンなんてな、俺らが取り返すし、俺らが盛り上げるから。悪いけど、挑戦を受けてくれないかな? 別にここで言わなくてもいいよ。あとでいい返事を聞かせてくれ」
佐藤「その前に、青木篤志! 札幌、ベルト忘れるなよ!」
(青木と佐藤は別々にリングを後にする。)
【試合後の大森&イサミ&宮本】
▼大森「おい、なんだか事情はよく知らねえけど、アジアタッグ選手権にベルトを忘れていったのか? 噂には聞いてたけど、本当のことなのか?」
▼宮本「まあ、いろいろあって…」
▼イサミ「やめましょう。言い訳はしません。なかったです。大阪でやったDDTでのアジアタッグ選手権に言い訳はしません。ベルトはなかったです。リング上でも言いましたけどね、言い訳するつもりはないですよ。こんなに管理の難しいベルトは生まれて初めてです。でも、それはどういうことかって言ったら、大森さん、アジアの歴史がそうさせてるんですよ」
▼大森「違う!」
▼イサミ「違くないですよ」
▼大森「俺の1個の質問に10も口答えしやがって」
▼イサミ「昔は100答えてましたけどね」
▼大森「ベルトを忘れていったって、それだけのことだろうが!」
▼イサミ「そうなんですよ:
▼大森「向こうが挑戦したいって言ったら、それは飲まざるを得ないだろう。アジアタッグの歴史を舐めちゃいけねえぜ」
▼イサミ「僕らもプロレス大好きなんで…」
▼大森「そのベルトの価値は俺たちもよくわかってる。てめえで吐いたツバはてめえで飲み込んで、てめえでケツ拭いてくれや」
▼イサミ「了解です、大森さん。わかりました。自分たちでやったことは自分たちで解決します。向こうが挑戦したいって言うなら、それは飲みます。場所はどこでも構わないです。相手の指定した日時・場所、どこにでも僕は出向きます。今日は試合では勝ったけど、ちょっと不覚を取った部分もあるんで。もう二度とアイツに不覚を取るのは…。去年のジュニアタッグの時も不覚を取っているし、もう嫌なんで。そういう意味でも全ての面で、しっかりと自分たちのケツを拭きます。(宮本に対し)大丈夫ですか?」
▼宮本「やばいっすね」
▼イサミ「ムチャするね」
▼宮本「鉄柵があるとなんか」
▼イサミ「凄い音がしたよ」
▼宮本「ギロチンみたいに足がもげたかと思ったよ。痛すぎて言葉が出てこない」
▼イサミ「とりあえずアジアタッグの防衛戦はいつでも、それは向こうに任せるんで、あとは向こうで決めてください。そこにはベルトを持って行きますんで。今回は本当にファンの皆さん、ならびに挑戦者の人たちにも迷惑かけて。ディーノさん、大石さん、すいませんでした。それはこれからのチャンピオン像というもので示していきたいと思いますんで。これからも二丁拳銃の応援をよろしくお願いします。なぜなら俺たちは強い!…元気ねえなあ(笑)」
【試合後の青木&佐藤】
※青木が1人でコメントブースにやってくる
――アジアタッグ挑戦を表明したが?
▼青木「ちょっと前からアジアを何とかしないといけないって思ってたけどさ、タイトルマッチにベルトがないチャンピオンなんてもうダメでしょ。やっぱり二丁拳銃の2人だったら、どんなに面白いやり方でアジアタッグを盛り上げてくるのかなと思ったからさ。ちょっと最近はどうかなと思うから。そういう意味では、アジアタッグは取り返さなきゃいけないと思うし」
※青木の発言中にコメントブースにやってきた佐藤はずっと青木を間近でにらみつける
▼佐藤「ちょっと早いんじゃないですか!? アジアのことばっかりじゃないですか?」
▼青木「いや、もう決まってるじゃん?」
▼佐藤「なにそれ!? なにそれ!? 何となくこういう時って前哨戦じゃないの?」
▼青木「やるのはもう決まっているんだからさ」
▼佐藤「この後、札幌が待っているわけなんじゃないの?」
▼青木「でも、今さらそれを言うレベルではないでしょ? ちがくない? この間もそんな感じだったじゃん? ただまあ、札幌は正々堂々とやりましょう」
▼佐藤「…わかった。青木篤志、よろしくお願いします」
▼青木「お願いします」
▼佐藤「なんか違うなあ…」
※佐藤が控え室へ去っていく
▼青木「まあね、佐藤選手とはタイトルマッチが控えているわけだから。俺はいろいろやることがたくさんあるし、自分の中で目標を立ててやっているつもりだから。全部において精力的にやっていきたいなと思います。諏訪魔選手も帰ってくることだし、Evolutionというものがどういうものなのか、もう1回見つめ直してやるべきだと思うんで。以上です。あとはやるのみ」
◇第4試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○中島洋平(12分30秒 片エビ固め)[第8代王者]×田村和宏
※跳後廻蹴
☆田村が初防衛に失敗、中島が第9代王者となる
【試合後の中島】
▼中島「クソ! 今日、月9で言ったら最終回でしょ? 最終回。まだまだ先になりそうですけど、南野タケシ、俺はアイツを許さない。あんな公衆の面前で俺のアモーレをいたぶって。俺は絶対に許さない。あの人はもともと闘龍門で9期生ですよ。僕は15期生。年は一緒。あっちは中卒で闘龍門に入って、僕は高校時代でウルティモさんのコラムでいつも読んでた。あんな才能のあるヤツはいないって。その僕のコンプレックスを全部このアモーレの恨みに乗っけて返してやりますよ。こうやってきたってことは、俺とアモーレが羨ましいってことだ。だったら、正々堂々と取りに来いって。そこはいつだって受ける。俺は南野タケシを許さない。もうアモーレにこれ以上恥ずかしい思いはさせないです。田村選手には正々堂々と受けて立ってくれて、ありがとうございましたとしか、それしか言えないですね。でも、赤は中島洋平」
――これでベルトと一緒に函館に帰れる?
▼中島「そうですね。本当は今日取って、そのままキレイな体で一緒に函館に帰りたかったんですけどね。まあ、これは僕がアモーレの代わりにぶちのめすしかないですね」
【試合後の田村&大森】
▼田村「大森さん…。ポカしちゃいました。ああ、ポカした…」
▼大森「ポカか…。やっと手にしたチャンスでベルトを手に入れて、そしてお前は1回も防衛しないで、それで悔しくないのか? 悔しくないのか!?」
▼田村「大森さん! 明るい未来が見えません…」
▼大森「明るい未来? お前には明るい未来…11月にHEAT UPのビッグイベントがあるじゃないか?」
▼田村「10月なんですけど…」
▼大森「10月か…」
▼田村「明るい未来が見せません、大森さん!」
▼大森「だったらどうする? だったらどうすればいいんだ? 明るい未来が見えなかったら、どうすればいいんだよ!?」
▼田村「自分で考えます」
※大森は無言で立ち去る
▼田村「ああ、クソ! 俺に残っているのは、HEAT UPとパワー・ウォリアーだけになってしまった。これは絶対に死守する! あと、10月31日だからな。11月じゃねえぞ。どどろきアリーナ、待ってろよ」
◇第5試合◇
▼60分1本
○竹下幸之介 遠藤哲哉(12分6秒 ジャーマンスープレックスホールド)秋山準 ×青柳優馬
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]岡林裕二 ○関本大介(21分29秒 ジャーマンスープレックスホールド)[第71代王者組]ゼウス ×ボディガー
☆ゼウス&ボディガー3度目の防衛戦に失敗、岡林&関本組が第72代王者となる
【試合後の岡林&関本】
▼岡林「ありがとうございました!」
▼関本「ありがとうございました! やった…」
▼岡林「やっと取りました。素直に嬉しいです」
▼関本「もう殴り合いだけで心は折れました。だけど、パートナーの岡林選手の声が聞こえて、ここで頑張らなければいけないと思い、頑張りました。ありがとう」
▼岡林「ありがとうございました。取る前に言ってましたけど、ドンドンドンドン防衛していきますよ。あの時みたいにドンドン暴れ回っていきますよ」
▼関本「あの時っていつだ?」
▼岡林「アジアタッグですよ」
▼関本「アジアタッグか。脳が揺れてます。脳が揺れているんでわからないです」
▼岡林「今日は純粋に嬉しい。本当に取れてよかったです。それだけです」
▼関本「ありがとう!」
【試合後のゼウス&ボディガー】
▼ボディガー「クソ! 悔しい…悔しい…。でもな、これだけは言うといたるぞ。これであいつらとの決着は終わりとちゃうからな。今、始まったとこや。1回借りを貸しといたるわ。そういうこっちゃ」
▼ゼウス「まあ、そういうことやな。ボディガーの言う通り、あいつらに取られたベルトは…あいつらのベルトは…全日本の世界タッグのベルトは、俺らが責任を持って取り返しに行く。待っとけや。楽しみがひとつ増えた。なあ、ボディガー?」
▼ボディガー「今からや。今から! 今から!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○宮原健斗(21分59秒 シャットダウンスープレックスホールド)[挑戦者]×真霜拳號
☆宮原3度目の防衛戦
(試合終了後)
宮原「チャンピオン・カーニバルで敗れた関本大介、そして引き分けた真霜拳號を倒して、今日でV3です。チャンピオン・カーニバルであと1人、俺は悔しい思いをした人間がいるんですよ。秋山準さん。聞こえたらここまで出てきていただきましょうか(秋山がエプロンに上がる)俺が言いたいことはただ1つ。秋山準さん。この三冠ベルト…勝負しませんか?」
秋山「健斗。お前、いいチャンピオンになったよ。皆さんもそう思いますよね? でもな、俺はお前に勝ってるんだ。俺はお前には負けないから。もう一度ナイフを研いで、お前の前に立つから。やろう」
(秋山がリングを去る)
宮原「最高のマイクで締めたいんですけど、後押しがほしいなあ(手拍子が発生する)今の気分は最高です。そこで皆さんに聞きたい! 全日本プロレス、最高でしたか!(客席から「最高!」)聞こえないなあ…(場内は「もう1回」コール)全日本プロレス最高でしたか!(と2回連呼すると、大きな「最高」という声が後楽園ホールに巻き起こった。)」
【宮原の話】「V3。1回1回進化して3度目を迎えた今日、終わってみて、防衛できてホッとしている自分もいて。そしてまた、明日からに向けて進化する自分…ここに気持ちがあるんで。また進化しちゃうでしょう。(真霜選手からは厳しい腕攻めを受けたが?)やっぱり相手ももう三冠に挑戦するぐらい強いし、それを舐めた気持ちっていうのはないしね。最後でも、正直危なかったね。危なかった。焦った。でも、それを耐えれたってことはまた1つ、チャンピオンだけど、強くなれたんじゃないかなって。そう思いますね。次、防衛戦はあの感じだと秋山準に決定でしょう。いつかはわからないけど、遂に来たかって。約3年前にスーツ姿で…あの秋山準を『大先生』と呼んだちょうど3年前から、リング上に呼び込む立場も何もかも変わって。やっぱりプロレスって夢があるなって、ふと地に足が付いた宮原健斗でそう思った自分がいましたね。もっともっとその夢を広げるために、このベルトが俺には必要だし、もっともっと全日本プロレスはさらにステップアップしていくんで。俺が先頭に立って、もっともっと三冠チャンピオンとしてこの全日本プロレスをさらに上に持って行きたいと思います。(秋山選手から『いいチャンピオン』と言われたが?)まあ、僕はあまり第三者の意見に興味ないんで。それはあの人が認める部分であってね。僕はそれで何か気持ちが変わるってことはないです。僕は強い気持ちを持って、オンリーワンであるためにやっているんで。別に誰かに褒められたからってね。僕が褒められたいのはファンの方ですから。僕はレスラーから褒められたところで、別に嬉しいとか、そんなのはないです。ライバルですから」
【真霜の話】「捕まえきれなかった。宮原じゃねえぞ。ベルトをよ、捕まえきれなかったよ。クソが! (コメントブースに缶ビールが置いてることに気づき)誰だか知らねえけどよ。こんなものを目に付くところに置きやがって! (缶ビールを床に投げつけると)舐めんなよ、全日本。舐めんなよ、宮原。まだ終わんねえぞ」
【秋山の話】「(宮原選手を『いいチャンピオン』と評していたが?)そう思わないですか? 見てもわかるように、いつもいい試合をして。もちろん挑戦者に恵まれているというところも十分あると思うけど。だからといって、(マイクアピールで歓声を受けている宮原の声を聞いて)こうやって手拍子してくれるというのは、試合内容がよくなければこうならないと思うし、『最高』って言ってくれないと思うし。本当にいいチャンピオンじゃないかと思います。でも、まだ足りないものも絶対あると思うんで。その足りないものを俺が勝っていたら、俺の勝ちだし。チャンピオン・カーニバルの時までは俺が勝っていた。だから俺が勝った。今、健斗とやって、その時に勝っていたものがどうなっているのか。もしかしたらアイツの方が勝っているかもわからないし、まだ俺がアイツよりも上を行っているかもわからないし。その戦いだよ。(『最高のチャンピオン』ではまだない?)最高のチャンピオンというのはファンの方が決めてくれることだと思うので。ファンの方が本当に言わされているんじゃなくて、心の底から『最高だ』って言った時は、本当に最高のチャンピオンだろうと。今はまだ言ってもらってる。もちろんいいチャンピオンなのはいいチャンピオンだけど、最高かどうかと言ったら、まだわからない。それが本当に心の底からファンの方に言ってもらえる時は、本当に最高のチャンピオンになると思うしね。そのためには、まだ試練がないといけないと思うし。その前に俺が立って、その試練を与える。もしかしたら俺にとってこれが最後になるかもわからないけど、キレイに研いでいかないとコイツのためにもならないだろうし。最近はナイフをあまり出さなくなったんで、キレイに研いで、前に立ちたいと思ってます」
全日本新シリーズの開幕戦から三冠ヘビー級選手権が組まれ、王者の宮原にK-DOJO・凶月の真霜が挑戦、両者はチャンピオンカーニバル公式戦で対戦し30分フルタイム引き分けに終わっていることから、今回の選手権は事実上の決着戦となる。
試合は序盤から互いに牽制し合い、真霜が一旦場外に降り、宮原が追いかけ、真霜がすぐリングに戻るなど追いかけっこの状態が続き、和田京平レフェリーも「中にはでやれ!」と一喝する。
また真霜が場外へ逃れ、宮原が追いかけると、今度は真霜がミドルキックで強襲、宮原はたまらずリングに戻り、真霜がエプロンに立ったところで、今度は宮原がフロントハイキックで強襲し、場外に落ちた真霜の首に鉄柵めがけてギロチンホイップを敢行する、
リングに戻ってからも宮原はエルボーで攻め立てるが、串刺し攻撃がかわされて場外に落ちると、真霜が客席へ連行してイスに叩きつけ、イスをリングの中に持ち込もうとするが、和田京平レフェリーが阻止、だがこの隙にタンク永井ら凶月が介入して宮原を襲撃、和田京平レフェリーが制止に入るも、またこの隙を突いた真霜が宮原にイスで一撃、真霜ら凶月の暴挙の連続に和田京平レフェリーも怒り「これは選手権だぞ!今度やれば即刻反則負けにする!」と真霜に厳重注意する。
真霜ら凶月の暴挙を受けた宮原は右肩を痛めてしまい、これを逃さなかった真霜は右腕にローキック、チキンウイングアームロック、脇固めと右腕攻め立てるを展開、宮原はエルボーで反撃するが威力が落ちて通用せず、それでも低空ドロップキック、顔面へのドロップキック、串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスと反撃し、スネークリミットで捕獲し真霜を追い詰める。
真霜はたまらずエプロンに逃れ、宮原が追撃を狙うが、迎撃した真霜は宮原の右腕にショルダーアームブリーカーを決めてから、場外へと追いやり、エプロンからのランニングローキックから、場外マットを剥がしてカーフブランディング式の腕折りを敢行、宮原の右腕を床に打ちつける。
リングに戻った宮原は突進する真霜をキャッチして雪崩式ブレーンバスターを狙うが、真霜は雪崩式卍固めで捕獲、更に雪崩式ジャンピングアームブリーカーで右腕にさらなるダメージを与える。
起き上がった宮原に真霜はキチンシンクを浴びせるが、受け切った宮原はフロントハイキックでやり返し、串刺しブラックアウトからブラックアウトを狙うも、キャッチした真霜は好転してからチキンウイングアームロック、腕固めから無道を狙いは宮原が阻止も、真霜はジャーマン、バスソーキックと浴びせていく。
勝負と見た真霜は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、宮原が逆に投げると、シャットダウンスープレックスを狙うが、阻止した真霜は飛びつき腕十字で捕獲してから無道へと移行し宮原を追い詰める。
宮原はロープへ逃れるが、真霜は垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、踏ん張った宮原がバックを奪って強引にジャーマンで投げると、後頭部から正面へとブラックアウトを炸裂、そして張り手や頭突きで抵抗する真霜にブラックアウトからシャットダウンスープレックスを決め3カウントを奪い、王座を防衛した。
試合後には宮原は第5試合でKO−D王者である竹下とタッグで対戦した秋山を挑戦に指名、秋山も受諾して決定となった。
宮原vs秋山は今年のチャンピオンカーニバルで対戦したが、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで勝利を収めていることから、事実のリベンジマッチで三冠をかけて対戦するのはおそらく初、今回は宮原が王者、秋山が挑戦者という図式になることから、挑戦者となった秋山がどういう仕掛けで宮原に迫っていくのか…
セミの世界タッグ選手権は王者のビッグガンズに大日本プロレスのストロングBJWの岡林&関本が挑戦、特にゼウスは岡林、関本それぞれとシングルで対戦し敗れていることからリベンジをかけての対戦となる。
序盤からチャンピオンカーニバルの公式戦で関本に勝っているボディガーが関本とのマッチアップを制するが、岡林がゼウスをアルゼンチンバックブリーカーで担ぐと、関本をボディガーを担いで競演を披露、だがビッグガンズも岡林組の同士討ちを誘発してから分断にかかり、関本を捕らえてゼウスがフロントスープレックスから串刺しバイセップスエクスプローションを決める。
だが関本も串刺しラリアットで反撃すると、ミサイルキックから岡林へと交代、ゼウスに左右の張り手、逆エビ固め、そしてラリアットを連発も、倒れないゼウスはフライング式バイセップスエクスプローションで応戦する。
ゼウスはボディガーに交代するが、岡林組がボディガーを捕らえ、合体オクラホマスタンピートを決めると、ゼウスも入ってボディガーの串刺しラリアットから、ゼウスのチョークスラムと波状攻撃で関本を追い詰める、岡林も合体攻撃で蹴散らした後で、関本には合体チョークスラムを決める。
勝負と見たビッグガンズはダブルインパクトを狙うが、岡林がカットに入り、関本がボディガーに延髄ラリアットから、岡林も入ってサンドウィッチラリアット、ダブルバックドロップ、岡林の援護から関本がフロッグスプラッシュと猛ラッシュをかける。
勢いに乗った岡林組がゼウスを眉山で排除すると、こりつしたボディガーが右ハイキックで懸命に粘るが、ラリアット狙いを関本がカマイタチラリアットで迎撃してから延髄斬り、ラリアットと畳み掛け、最後はぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い、世界タッグ王座が大日本に流出する事態となった。
第4試合では9日の伊勢崎大会でGAORA王者となったHEAT UPの田村に中島が前王者の権利を行使して再戦、試合は田村が掌打の連打から左腕攻めを展開して主導権を握り、ハイキックで田村を場外へ追いやってからトペ、リングに戻ってから卍固めと反撃するが、田村はストラングルホールドα、腕固めと主導権を譲らない。
劣勢の中島は、顔面蹴り狙いの田村をブロックしてから、トラースキック、ジャーマンで反撃、跳後廻蹴かかわされて、田村がラ・マヒストラルで丸め込まれるも、中島はトラースキックからジャーマンを連発し、最後はトラースキックから跳後廻蹴で3カウントを奪い王座を奪還も、試合後に背後から闘龍門の先輩で舎利一家の南野タケシが乱入して中島を襲撃、ベルトを奪い、舐めまわしてから放り投げて去っていった。
第4試合では大森が野村をアックスボンバーで降すも、試合終了後に青木と佐藤がヤンキー二丁拳銃を襲撃しアジアタッグ王座に挑戦を表明した。
12日DDT大阪大会でDDT側がアジアタッグ王座を前日に開催された長野にベルトを置き忘れてしまうという失態をやったことで、全日本側が面白くないと思ったのか刺客として青木と佐藤が挑戦に名乗りを挙げる形となったが、青木と佐藤は19日札幌で世界ジュニア王座をかけて対戦することが決定しており、アジアタッグ王座挑戦は世界ジュニア戦が終わってからということになりそうだ。【全日本】宮原が真霜を薄氷突破で三冠V3、秋山指名▼岡林&関本が世界タッグ初戴冠▼青木&佐藤がアジア表明▼中島GAORA奪還も…▼竹下が秋山と刺激的初遭遇…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/OH2wKDdGMe
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年6月15日なんとかV3達成しました!!!
最高のご声援を本当にありがとうございました☆#ajpw pic.twitter.com/kdOteFLRrx
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年6月15日負けた。
どうやら膝で意識を刈り取られたようだ。
悔しいけど、負けたものはしょうがない。
まだ足りないものがあったということだ。
でも、まだ終わりじゃないぜ…ますますあのベルトが欲しくなってきたよ。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2016年6月15日試合後の真霜さん。凄い試合でした!!#ajpw pic.twitter.com/FKPvy9t1kf
— 石川修司 (@g0925union) 2016年6月15日全日本プロレス 後楽園ホール大会たくさんのご来場、声援ありがとうございました。自分の足りないものがそこら中に落ちていました。それをひとつひとつ拾って磨いて自分の宝にしたい。ありがとうございます。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年6月15日後楽園大会ご来場の皆さん、ありがとうございます!アモーレを無事取り戻す事が出来ました!試合後、南野たけしから守れなかった自分が情けない…南野、許さない!アモーレ、もう離さないよ。 #ajpw pic.twitter.com/kRgSchFFVk
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2016年6月15日ただいま。応援してくれた皆さんHEAT-UPファンの皆さん。本当に申し訳ない。リマッチの魔の手に飲まれてしまった。プロレス界には魔物が住んでいる。またチャンス作って必ず名を上げる!!!くそー!ポカした!!!#ajpw #ヒートアップ#とどろきアリーナ
— 田村和宏★6・19王子ベースメントモンス (@tamukaz) 2016年6月15日後楽園ホール大会終了。
話をしたい事はたくさんあるのだけど。アジアタッグに挑戦したい、その事は伝えたつもりです。
次は、札幌での世界ジュニア戦。
きちんと防衛して、また先に進みます。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016年6月15日全日本・後楽園大会終了。世界タッグ、三冠戦を見て考える。ジュニアにしか出来ない事。アジアにしかない魅力。その両方に自分が足を突っ込んでいる現実。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年6月15日ダイナマイトシリーズ開幕戦 後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2016年6月15日 -
小橋プロデュース興行のメインは逆水平チョップの嵐!秋山は藤波二世を軽く一蹴!6月14日 「Fortune Dream3」東京・後楽園ホール 1300人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇大会前◇
(『BLAZIN』に乗って入場した小橋は深々と客席に頭を下げる)
小橋「皆さんこんばんは。本日、お忙しい中、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。前回から1年半開きましたけど、コンセプトは変わりません。熱い試合です。今日、どの試合が一番熱いのか。誰が飛び出すのか。非常に楽しみにしています。皆さんも最後まで熱い声援をよろしくお願いします、開会を宣言します。行くぞ!」
◇第1試合◇
▼〜Feel the Burning Dream〜/15分1本
○秋山準(10分25秒 逆エビ固め)×LEONA
【試合後の秋山】
▼秋山「指を脱臼しちゃったよ。アイツがしょっぱいから。指を付いて、反対の方に曲がっちゃったよ。自分で入れちゃったけど」
――どのタイミングで?
▼秋山「なんかもつれて倒れた時に手を付いて。まあ、よくあることです」
――エクスプロイダーで3カウントを取らなかったが、どんな思いが?
▼秋山「もっと試合数をこなさなきゃダメだな。こんなことを言ったらお父さんに怒られるかもわからないけど、やっぱりプロレスラーでやるんだったら、もっともっと表に出して。いくら練習しても、やっぱり試合1回には全然かなわないから。やっぱりもっともっと試合をさせないといけないと思うし。それだけだね」
――ゴング前から仕掛けてきたり、ドラゴン殺法も見せてきたが、熱さは伝わってきた?
▼秋山「ドラゴン殺法をするんだったらもっと的確にやらないと。お父さんの素晴らしい技があるんだから、もっと的確にやらないと。元気な相手にやってもしょうがないから。もっともっと俺にダメージを与えないと。最低でも打ち負けちゃダメだよ。思いっきり来るんだったら、思いっきりやられることを想定しないといけないし。俺もそうだったしね。思いっきりやられて、思いっきり返して。思いっきりやるんだったら、思いっきり返ってくることも想定して体を鍛えないといけないし、スタミナを付けないといけないし。46、7のオッサンにこれだけ負けてるんだったらまだまだ。もっともっと練習しろって」
――もっと熱さをぶつけてきてほしかった?
▼秋山「そうですね」
――小橋さんがプロデュースするFortune Dreamのマットの感触はどうだった?
▼秋山「どこに行っても俺のやることは変わらないんで。今回は小橋さんに『3回目だから来てくれ』と呼ばれたんでね。これが最初で最後かも(笑)」
――小橋さんが非常に重要視した第1試合だったが?
▼秋山「まあ、メインでやるだけの体力はないと小橋さんは思ったんじゃないですかね? お前だったら1試合目で十分だろうって。まあまあ、でももっと動いて、フレッシュな1試合目にしたかったんですけど、俺は俺でしかないんで」
◇第2試合◇
▼〜Shining Dream〜/15分1本
△宝城カイリ(15分時間切れ引き分け)△松本浩代
◇第3試合◇
▼〜Dramatic Dream〜/20分1本
ウルティモ・ドラゴン ○大谷晋二郎 田中稔(14分14秒 エビ固め)×旭志織 木高イサミ フジタ“Jr"ハヤト
※ライガーボム
◇第4試合◇
▼〜Fortune Dream 3 special talk battle〜/30分1本
△小橋建太(30分時間切れ引き分け)△佐々木健介
【健介の話】
――『TAKE THE DREAM』に乗って久々に踏んだプロレスのマットはどうだった?
▼健介「いやもう、鳥肌が立ちましたね。この曲でもうリングに上がることはないと思っていたんで。こういうトークショーで曲をかけていただいて、凄く嬉しかったですね」
――ファンから「健介」コールも起こったが?
▼健介「やっぱりいいですね。プロレスファンは最高です、本当に。佐々木健介が一から始まって、いい時も悪い時も一生懸命応援してくれた。そのファンの皆さんがいたから、凄い試合をやってこれたと思うし、引退もできた。もう本当に納得して引退できたんで、本当にそういう気持ちも嬉しいんですよね。そういう姿をしっかりと見てくれたファンの皆さんには感謝しています」
――引退からプロレスのマットを踏まず、再び踏む場を今日この日にした決め手はなんだった?
▼健介「小橋建太という男の気持ちじゃないですか。お互いプロレスを引退してますけど、トークショーという形でオファーをいただいた時に想像できたんですよね。トークショーかもしれないけど、そのトークショーの中に熱い気持ちが入っている。そういうのがわかったんで、すぐに『こちらこそお願いします』と伝えました」
――30分の中にはあのドームの試合を振り返って、様々な話題があったが?
▼健介「あのドームの試合について話してたんですけど、話しながら、あの時の映像っていうのが頭の中によぎってましたね。あの試合の後に何回も自分たちの試合を見てきたというのもありますし、体があの時の熱いエネルギーを覚えているので、嬉しかったですよ」
――新しい呼び名も決まったが?
▼健介「ケンちゃん(笑) 二人ともケンちゃんなんだよね。まあ、いいんじゃないの?」
――今後も呼び続けられそう?
▼健介「呼びますよ。大丈夫かなあ、俺の目を見て、ケンちゃんって言ってくれなかったからなあ」
――セミファイナルには中嶋選手が出場する。どんな期待をする?
▼健介「本当にアイツの場合は一から見てきたんで。その中で、一緒になって死に物狂いで練習してやってきたと。その男が自分の足で歩けるようになった。その姿を見てみたいですね。俺もアイツがいたから、アイツと戦えたから、納得できたから引退という道を選んだし、あの試合がなかったら引退してないと思うんですよ。あの試合直後に辞めようと思ったんで。その男の姿をずっと見ていきたいなと思いますね」
――健介さんにとって小橋建太という男はどんな存在?
▼健介「そうだなあ…やっぱりライバル? 現役時代もそうだし、引退してからもそう。今もちょうど練習の話をしたら熱く語ってきた。そういう男もいいんじゃないかなと思いますよ。ぶつかり合うライバルというよりも、お互い認め合ったライバルというのも気持ちがいいものじゃないかなって気がしますね」
――またこういう場があることを楽しみにしてもいい?
▼健介「そうですね。僕も楽しみにしたいです」
――久しぶりのリングでたぎるものがあった?
▼健介「たぎるよ、暑かったよ(笑) さっきもリング上で喋ったけど、テーマ曲が鳴って、ここで現役の時と同じようにスタンバってたから。体が自然とそうなっちゃう。待っているのは小橋建太でしょ? 気持ち良かった」
――約2年半ぶりの登場となったが?
▼健介「自分の中で、なんて言うんだろうなあ、簡単には(プロレス会場に)行っちゃいけないなと思ってたから。やっぱりプロレスを引退した身なので、何かがないと。けど、選手たちの熱い戦いは応援したくても邪魔はできないんで」
――一歩を踏み出せるのが小橋さんからの誘いだった?
▼健介「そうですね。今日は辞めて初めて会場入りしたけど、その時にいろんな選手たちと会って話をしたんだけど、いいもんだね」
――客席からは「帰ってきてくれ」という声もあったが?
▼健介「俺は引退したんで、復帰というのはないけども、こうやってプロレス会場に来て、選手たちと会って熱い話をしたり、こうやってリング上でお客さんたちと気持ちのいい交流ができたりとか。やっぱりプロレスって最高だなと思いましたよ、改めて。プロレスラーで良かったなと思いました。また何かあればプロレスの会場に来て、みんなと会いたいですね」
◇第5試合◇
▼〜Destruction of Dream〜/30分1本
○中嶋勝彦 石川修司(13分52秒 高角度前方回転エビ固め)×マイバッハ谷口 佐藤耕平
◇第6試合◇
▼〜Fortune Dream〜/30分1本
潮崎豪 △岡林裕二(30分時間切れ引き分け)関本大介 △火野裕士
▼延長戦/5分1本
潮崎豪 ○岡林裕二(2分18秒 体固め)×関本大介 火野裕士
※ラリアット
(試合終了後、岡林と潮崎は握手を交わす。敗北した関本や火野にも大きなコールが飛んだ。ここで小橋氏がリングサイドに登場し、関本と火野の健闘を称えると、潮崎や岡林ともガッチリと握手を交わした。
出場全選手がリングに集結すると、記念撮影に。サインボール投げも行われた。潮崎&岡林と関本&火野は握手を交わすと、リングを降りる。)
小橋「皆さん、どうでしたか? 1試合1試合熱く一生懸命にやってきたその試合を、この『Fortune Dream』のリングで(他の選手に)もう一度体現します。みんな一生懸命に戦ってくれている。僕は今日凄く選手のみんなに感動しました。皆さんもいろいろ感想があったら、また僕に教えてほしいと思います。僕が現役の頃から変わらず、みんなが楽しんでくれたなら、それが一番嬉しいです。また皆さんに会えるのを楽しみにしています。ありがとうございました」
【試合後の潮崎&岡林】
▼岡林「ありがとうございました」
▼潮崎「ありがとうございました」
※胸を真っ赤に腫らしながら、握手を交わす
――胸に刻み込まれたものと刻んだもの、その思いは?
▼岡林「凄いものになるとは思っていたんですけど、本当に…。いや、チョップは凄かったです、本当に。火野選手も関本選手も。でも、負けるかという気持ちで行ったので、それがお客さんに伝わったんじゃないですかね」
――小橋さんの目の前でチョップ合戦を繰り広げたが?
▼岡林「火野選手が『向こう行くぞ』って言った時、『よし、わかった』と思って。凄いものを見てもらおうと思って行ったので。小橋さんがどう思ったかわからないですけど、これが岡林裕二のチョップだと見せられたので、それはよかったです」
――潮崎選手は師匠の目の前でのチョップ合戦となったが?
▼潮崎「もう小橋さんの前だからとかそういう考えなしに、今日リングに上がった人たちの熱さ、根性、気合い、そういうもの全部に自分の気持ちもかき立てられましたからね。だからこそ、あれぐらい…あれぐらいっていう以上に物凄い意地の張り合い、チョップの打ち合いばっかりを4人でやって。今日は上がって後悔したとともに、やってて気持ち良かったです」
――4人合わせて200発以上のチョップを打ち合ったが?
▼岡林「まだまだ足りないですよね。全然足りない」
▼潮崎「4人で200ちょいか」
▼岡林「800は…1000は行きたいですね」
▼潮崎「この4倍に行きましょう」
――潮崎選手はノア所属として臨んだ試合だったが?
▼潮崎「またノアでは味わうことのできない刺激を受けましたし、やり合ってて気持ちいい…そんな空間が今日の後楽園にあったと思うので、そこに入ることができて本当に嬉しかったです」
――最後、小橋さんからどんな言葉をかけられた?
▼岡林「自分はですね、『チョップ良くなったな』と一言声をかけてもらったので、よかったです」
▼潮崎「小橋さんに『良くなったな』って言われたら何も言えないでしょう(笑) まあでも、こういう風に小橋建太の立ち上げた『Fortune Dream』で試合ができて、そこに呼んでいただいて、心から感謝しています」
▼岡林「今回は初めて呼んでいただいて。これから次に呼んでいただけるように、もっともっと精進していきたいと思っています」
――今回は組む形となったが、対戦したい気持ちは?
▼潮崎「この試合の後に言います?(笑) もちろん。味方にもかき立てられるっていうのはこういうことなんだなと改めて思いましたし、全員が全員敵でもいいんじゃないかっていう気持ちになったので。小橋さんにも、そして岡林選手にも感謝しています」
▼岡林「本当にやりたいですね。対戦してもチョップ合戦したいですね。1000発ぐらい(笑)」
▼潮崎「やり合いましょう(笑)」
【小橋氏の話】
▼小橋「『Fortune Dream』のコンセプトである熱い試合というのを1人1人が理解してくれて、みんな熱い試合をしてくれた。嬉しいです」
――お客さんの笑顔が印象的だったが?
▼小橋「笑顔になってくれたらということは僕が現役の頃からいつも思っていたことなので。最終的に笑顔になってもらえることがレスラーをやっていた喜びだったので、今日の試合を見て、またみんな笑顔になってくれたのは凄い嬉しいです」
――最後、固い握手を交わした秋山選手については?
▼小橋「頑張れと。今は全日本プロレスでいろいろと大変なことがあると思うけど、頑張れという思いです。アイツは上がってきてくれましたし」
――メインイベントは226発(日本テレビ集計/試合権利のない乱闘は除く)のチョップが飛び交ったが?
▼小橋「みんな試合の中でやるたびにチョップが良くなっているのを感じたので。試合をしながら成長していってるなというのを感じましたね」
――佐々木健介さんとはトークバトルで久々に再会したが?
▼小橋「何年経っても本当に変わらないですよね、僕たちの間柄、友情は。今日なんかも彼が引退した後、プロレスの会場に来るということもなかったのに、僕が『来てほしい』と言ったら二つ返事できてくれて。そのことに感謝します」
――健介さんは小橋さんのことを『生涯のライバル』と言っていたが?
▼小橋「僕もその思いで、毎日頑張って生きてます」
――個人的に光ったと思う選手は?
▼小橋「それは皆さんが決めてください。僕は決められないです」
――熱い小橋建太のプロレスを伝承する場になっているが、今後については?
▼小橋「1回1回完全燃焼でやってきたので、次のことは終わってからまた考えて。今は『Fortune Dream 3』が終わって、みんなが笑顔になれたのがよかったと思います。それが一番ですね」
――次の大会を待ちわびている人もいると思うが?
▼小橋「そこはゆっくりと決めていきたいですね」
――あそこまでの熱戦を見ると、自分も燃えてくる気持ちになる?
▼小橋「いや、燃えてきますよ。燃えてくるけども、俺はもう引退をした人間だから。燃えてくるけど、『俺もやりたい』ということじゃない燃え方だね。またやっちゃいけない、リングに上がって試合をしちゃいけないから。人それぞれ考え方はあるけども、俺は引退をしたからリングに上がっちゃいけないと思うので。今日、ああいうチョップを見ていると、ウズウズしてくるものは凄く感じる。『俺だったら、もっとこうしてみたいな』とか、『チョップ打ちたいな』とか、いろいろと思い浮かんでくるけども、それはそれっていうか。俺はリングに上がってまたやることではないと。俺はそう決めているんで」
――小橋さんの志が選手に伝わっていて、自分がリングに上がろうとは思わないと?
▼小橋「俺がリングに上がって、またこうして、ああしてやるんだと思うようではダメだと思うし、俺はそういうことは思わないようにしているし。もちろんあんだけチョップ合戦を見せられればウズウズはしてくるよね」
小橋プロデュース興行「Fortune Dream3」が開催され、第4試合の小橋のトークバトルには東京ドームで激闘を繰り広げた佐々木健介が登場し、大会に華を添えた。
メインはNOAHに再入団したばかりの潮崎が、大日本ストロング王者の岡林と組み、大日本の関本、フリーの火野組と対戦。
試合は先発の潮﨑と関本が互いに逆水平の構えだけで牽制し合っただけでグラウンドの攻防を展開するも、岡林vs火野となるとショルダータックルのマッチアップや逆水平合戦と激しい打撃戦を展開、そしてコーナーに控える潮﨑と関本をも巻き込んで場外で逆水平合戦を展開し、岡林と火野はステージへ雪崩れ込んで、実況席の小橋に一礼しつつ、目の前で逆水平合戦を展開し、リングに戻っても二人のチョップ合戦は続く。
両軍とも正面からぶつかり合う攻防が続くも、関本組は岡林を捕らえて先手を奪うが、やっと交代した潮﨑がショルダータックルを連発、関本にフライングショルダーから串刺しの逆水平、ローリング袈裟斬り、フィッシャーマンバスターからリミットブレイクを狙うも、関本が踏ん張ったところで潮﨑が逆水平を放ち、関本も逆水平で応戦して再び逆水平合戦となるが、潮﨑がローリング袈裟斬りを狙ったところで、かわした関本がジャーマンで投げると、起き上がった潮﨑もジャーマンで応戦、潮﨑の豪腕ラリアットと関本のラリアットが相打ちとなってから、潮﨑が左右のラリアットを狙うも、かわした関本がラリアットでなぎ倒す。
交代を受けた火野も潮﨑と逆水平合戦を展開、潮﨑は手刀を狙うも、かわした火野はエクスプロイダーで投げるが、起き上がった潮﨑も突進する火野をキャッチしてコーナーに設置してから下からのドロップキックで場外へと出す。
そこで岡林が志願して交代を受けると、火野に串刺しラリアット、ブレーンバスターからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、再び逆水平合戦となって岡林が競り勝つと、パワーボムを狙うが、火野はリバースしジャーマンからFuking BOMBを狙うも、潮﨑がカット。
そして両軍入り乱れてダウンとなり、残り30秒で岡林と火野がラリアット合戦となるが、両者ダウンとなったところでタイムアップの引き分けとなるも、館内に延長コールが巻き起こり、両軍とも延長戦をアピールすると、主催者の小橋と和田京平レフェリーの判断で5分間の延長戦に突入し、開始と共に岡林と火野がショルダータックルで激しくぶつかり合う。
関本組は岡林を捕らえて眉山を決めると、関本が岡林にラリアットからぶっこ抜きジャーマンを狙う、しかしカットに入った潮﨑が豪腕ラリアットを浴びせると、岡林も続いてラリアットを浴びせて3カウントを奪い、計32分18秒の死闘は潮﨑&岡林の王者コンビが制した。
第1試合では全日本の秋山がドラディションのLEONAと対戦、秋山が入場するなりドロップキックで奇襲をかけたLEONAは鉄柵攻撃や、床へのブレーンバスターと攻め込む、秋山はすぐ起きてリングに戻る。
エルボーの連打を繰り出していくLEONAに対し正面から秋山は受けきってエルボー一発で返し、エプロンへ出してのギロチンニーや、床への場外ボディースラムと徹底的に痛めつける。
LEONAもエルボーの連打や足四の字固め、ブレーンバスターと繰り出していくが、秋山は揺るがず、突進するLEONAにジャンピングニーから逆エビ固めで捕らえる。
秋山は 口の中を切ったLEONAの顔面に容赦なくニーを打ち込むとエクスプロイダーから逆エビ固めでギブアップを奪い完勝を収め、秋山はLEONAを激励しつつ場外へ叩き出し、リングから降りる際も腕立て伏せをして余裕の態度を示した。
全試合終了後に主催者の小橋がメインで激闘を繰り広げた4選手と握手をかわして激励し
秋山も入って全選手が揃って記念撮影の後、小橋の入場テーマ曲『GRAND SWORD』が流れると、続けて命日を迎えたばかりの三沢光晴の入場テーマ曲『スパルタンX』が流れて大会の幕を閉じた。
自分の希望とすれば秋山とNOAHの選手が同じリングに揃うことで、秋山がWRESTLE−1や新日本プロレスに続いてNOAHとの関係改善に動くかと期待していたが、記念撮影には秋山も加わったものの、さすがにそこまでは踏み切れなかったか、しかし和田京平、西永秀一両レフェリーが裁き、リングアナにはタイガー木原氏が揃い、小橋と三沢の入場テーマ曲がなった光景は90年代の全日本プロレスが甦ったようであり、秋山全日本とNOAHの関係修復も近いような感じがしてならなかった。
最後に大会に出場したWRESTLEー1の田中稔の夫人であり、元女子プロレスラーの府川唯未さんが甲状腺の乳頭癌を患っていることを自身のブログにて報告した。
手術は15日(本日)ということから、稔自身も気が気でない状況で試合を迎え、気持ちを切り替えるのが大変だったと思う。自分らも手術の成功と回復を祈るしか言いようがないし癌に打ち勝って欲しいと思う。FortuneDream3 第4試合トークバトル
けんちゃん対決‼️ pic.twitter.com/Au7RCgshOm
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年6月14日胸が熱い…
昨日、勝利者賞としていただいたトロフィー。これで撫でると治るらしい(笑)
良いものをいただきました。#noah_ghc #ケイズデザインラボ@KSDESIGNLAB pic.twitter.com/hRyGoFdhj2
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年6月15日アメブロを更新しました。 『フォーチューンドリーム3』https://t.co/J9MXj4pCn7
— 関本大介 (@sekimotodaisuke) 2016年6月14日すぐ酔っぱらってもうねむい!
やっぱり疲れるよなー
今日の試合は…
てか明日は浜良太戦!やばい!
帰ろ!!
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年6月14日今日は小橋建太さん興行、Fortune Dream3 でした。
たくさんの応援ありがとう!
いつもとは違う空間で刺激的な試合でした。#小橋建太 #プロレス#中嶋勝彦 俺は… https://t.co/ZD6rUeTVsa
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年6月14日僕にとって一年の中で一番大切な日である6月14日。今年は小橋さんにご指名いただき後楽園で試合をさせていただきました。天国の母さんに胸を張れるよう今日も思いっきりプロレスしました。また一年全力で生きるぞー! pic.twitter.com/5a9I7nlyBY
— 大谷 晋二郎 (@4vqmjAuQtxVNgxe) 2016年6月14日ご存知の方も多いと思うがウチの奥さんが甲状腺の悪性腫瘍が見つかって今日から入院、明日甲状腺の摘出手術になった。最初聞いた時は愕然としたけど《前向きになろう》と決めたから田中家はみんな明るいし嫁も明日頑張ってくれるから無事に手術成功を祈るのみだ。明日からツムの弁当毎日俺が作る
— 田中 稔 (@minoru_official) 2016年6月14日こんな辛い状態なのにFortuneDreamに出場してくれてありがとう!
唯未さん、頑張れ‼️
田中家のみんな、頑張れ‼️ https://t.co/fBX9ZbvGph
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年6月14日とんでもないです!Fortune Dream参戦させていただき本当に光栄でした!昨日は反省多かったので、またヨロシクお願いいたします!! https://t.co/uDiAzEVrSl
— 田中 稔 (@minoru_official) 2016年6月14日帰宅。今日のFD3は凄い盛り上がりでしたね!是非FD4をみたいと皆さん思った事でしょう。僕もみたいですFD4。1の次は2 2の次は3 3の次はウゥー4!FD4でまた会いましょう! pic.twitter.com/WQIKccghqf
— タイガー木原 (@tigerkihara) 2016年6月14日『Fortune Dream 3』
観に行かせていただきました!!!
3回目にして、やっと行けたぜっ!!!
楽しすぎて、私こんなに笑ってていいのかなっていうくらい頬が緩みっぱなし…☺️
ほんっっっとに楽しかった!!! pic.twitter.com/3WiPZGM20Y
— 倉持明日香 (@asuka_k911) 2016年6月14日 -
アジアタッグベルト置き忘れ事件で和田京平レフェリーが怒りの登場!いつどこ挑戦権を獲得した宮本が竹下に挑戦へ!6月12日 DDT「KING OF DDT 2016 OSAKA」エディオンアリーナ大阪第二競技場 607人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第0試合◇
▼アンダーマッチ/15分1本
○渡瀬瑞基 島谷常寛(4分40秒 片エビ固め)×ワンチューロ エディ・フレンチ
※バックドロップ
☆ワンチューロのいつでもどこでもも挑戦権が渡瀬に移動
◇オープニング◇
(高木三四郎社長と鶴見亜門GMがリングイン。お詫びとして全日本プロレスから預かったアジアタッグのベルトを荷物の上げ下ろしの際に長野の会場にベルトを置き忘れたことを報告。)
亜門GM「全日本プロレスさん、アジアタッグの試合を楽しみにしてきた皆さん、申し訳ございませんでした」
高木社長「ウチの管理ミスでベルトを忘れてしまい申し訳ございませんでした。ただ、この試合はアジアタッグのタイトルマッチとしておこなわなくてはなりません。急きょ全日本プロレスの和田京平さんを呼んであります」
(和田レフェリーが登場)
和田レフェリー「前代未聞のことで怒りたいんですけど、あってはならない。それがDDT。本当に怒っているんです。本当に急きょ来ました。アジアタッグのベルトの代わりに和田京平です。選手権試合はこういうことだというのをビシッと見せますので期待してください。アジアタッグだけを楽しみにしてください」
◇第1試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○佐々木大輔 マッド・ポーリー(5分39秒 クロス・フェースロック)ヤス・ウラノ 勝俣瞬馬
※あと2チームは高木三四郎&大鷲透、石井慧介&岩崎孝樹
◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○竹下幸之介 アントーニオ本多 福田洋(9分47秒 ジャーマンスープレックスホールド)坂口征夫 マサ高梨 ×梅田公太
◇第3試合◇
▼KING OF DDT トーナメント2回戦/30分1本
○遠藤哲哉(10分11秒 片エビ固め)×平田一喜
※スカイツイスタープレス
◇第4試合◇
▼KING OF DDT トーナメント2回戦/30分1本
○石川修司(16分7秒 エビ固め)×高尾蒼馬
※スプラッシュマウンテン
【石川の話】 チームドリフを解散しての意地は感じましたけど、まあ、でもね、俺はこのトーナメント優勝するために来てるんで。まだ2回戦なんで、止まれない。最低条件が優勝なんで。あと2回、誰が相手でもいいんで、俺のデカさと強さを見せて、俺が優勝して、ぜひね、両国、竹下に来てほしい。そして借りを返したいなと思います。
【高尾の話】 石川さん、強かったです。ドリフ解散して、シングルプレーヤーとしてもっと上に行こうとして臨んだこのトーナメントですが、負けて悔しいです。このトーナメント負けましたけど、シングルプレーヤーとして、まだあきらめたわけじゃありません。次は外を見て、さらに外を見ていこうと思います。外のベルトを獲って、シングルプレーヤーとしてもっと上にいこうと望んでます。また頑張ります。
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第98代王者組]木高イサミ ○宮本裕向(11分59秒 エビ固め)[挑戦者組]×男色ディーノ 大石真翔
※アックスギロチンドライバー
☆イサミ&宮本が6度目の王座防衛に成功。ディーノのいつでもどこでも挑戦権が宮本に移動
(試合終了後)
イサミ「ベルトがないというアクシデントがあったものの防衛ですよ、宮本さん。あ、それはいつでもどこでも挑戦権。略していつ権!」(宮本が亜門GMからいつでもどこでも挑戦権を受け取る。)これ知ってます? 知らないですよね。これいつでもどこでも挑戦できるんですけど試合数多いじゃないですか。早く使ったほうがいいですよ。いつやるの」
宮本「今でしょ。いやいや、今は無理無理! GM、次のタイトルマッチはどこでありますか」
亜門「7月3日の博多大会です」
宮本「博多で挑戦権使ってもいいですか? 使います!」
亜門「わかりました。7月3日、博多大会で決定です。ただし宮本さんは守り切ってください」
(宮本が竹下を呼び込む。)
宮本「まずエリート・竹下幸之介、オマエ何歳だ? この間21歳になったんだって? 俺が21歳の時はWMFが倒産してどインディーをテンゴで渡り歩いてここまできたんだ。5000円のギャラでここまで這い上がってきたんだい。エリートのオマエにはわかんねえだろうな!」
竹下「エリート、エリート言うけど、俺は西成出身やぞ! 西成にエリートもクソもないんじゃ! 俺も武道館のデビュー戦、テンゴじゃ!」
宮本「待て! オマエはプロレス界で田園調布に住んでいるような男なんだよ。本当に西成に住んでいるのは俺なんだよ」
竹下「ベルトも懸けて、西成出身も懸けてやるよ!」
宮本「全然関係ない博多で、西成区民を懸けてやろう!」(竹下が引き揚げる)
二丁拳銃「なぜなら俺たちは強い!」
【ディーノ、大石の話】
ディーノ「ノーコメントです。何かありますか?」
大石「ノーコメント。しょうがない。負けた、今日は負けた。でも、俺まだ先あるから。オメエと違って、先あるから。」
ディーノ「どういうこと?」
大石「俺、次の博多でエクストリームの挑戦、決まってんだ。アジアがダメだったから、俺、エクストリームのてっぺん目指すから。俺、アジア獲れなかったから、エクストリームのてっぺん獲るから!(先に引き揚げる)」
ディーノ「……ノーコメントです。」
【イサミ、宮本の話】
イサミ「まずは防衛。」
宮本「これ(いつでもどこでも挑戦権)ね、棚からぼた餅。まさか、このいつでもどこでも挑戦権まで得れるとは思ってませんでしたからね。」
イサミ「防衛して、このいつでもどこでも挑戦権まで……。」
宮本「男色ディーノが持ってたんだよね?」
イサミ「でも、今日の試合みたいに、負けたら権利が移動してしまうから。」
宮本「はいはい。(7月)3日まで。」
イサミ「3日まで。」
宮本「あと半月ほど。」
イサミ「あとで携帯であと何試合あるか調べといてやる。結構、試合数多いから。3日まで結構あると思うよ。」
宮本「失くさないように。博多で挑戦して、(KO-D無差別級のベルトを)獲って、大阪に帰ってきますよ。西成区民として。もちろん西成も懸けるんで。」
イサミ「広島県出身、西成……。」
宮本「広島にはあんなに治安の悪いとこはないから。」
イサミ「いやいや、大阪で言うなよ。」
宮本「でも俺たちは治安の悪い……。」
イサミ「プロレス界でいえば治安の悪い……。」
宮本「西成区民ですから。神戸の六甲とか、そんなスポーツエリートには負けたくないですよ。下から這い上がった意地を見せてやりましょう。」
イサミ「みせてやりましょう。」
宮本「このアジアタッグももちろんそれを見せて、もっともっと防衛しましょう。」
イサミ「なぜなら……。」
2人「俺たちは、強い!」
【竹下の話】
竹下「まず、チャンピオンとして大阪に凱旋できたんで、それがうれしいですね。で、今、このトーナメントの期間で、1回戦から全部試合を見てるんですけど、このベルトに挑戦するためにすべてを懸けてる……見てて、そう感じるんです。それぐらい強い思いで闘って、両国のメイン目指してる。僕もこのトーナメントに優勝した人と試合するのが楽しみですね。なんで、“いつどこ”(いつでもどこでも挑戦権)も3つですか、あるんで、最低でも3回、両国までにタイトルマッチがあってもおかしくない。そのまず1人目が宮本選手ということで。宮本選手のことはほんとにリスペクトしてるんで、すっごい闘うのが楽しみですね。厳しい闘いになるのは間違いないですけど、でも、初防衛戦なんで。宮本選手からベルトを防衛したら、このベルトはもちろん、竹下幸之介としての価値も上がると思うんで、絶対、宮本選手に勝ちたいと思います。」
ーー去年までは竹下選手も両国のメインの座を目指して闘ってきました。今年は待ち受ける立場ですが……。
竹下「そうですね、自分も去年は(トーナメント)決勝戦までいったんですけど、すごい強い気持ちで闘いました。だからわかるんですけど、ほんとに熱い試合が多いし、いま自分がこのコメントブースに来るまでバックステージを歩いたなかでも、試合を終えた選手はみんな倒れてボロボロで。それはなぜかっていったら、このベルトに挑戦するためなんで。ほんとに強い気持ちを感じるんで、チャンピオンとしてもっともっと鍛えて強くなって闘っていかないとだめだなって、責任感を感じてますね、正直。」
◇休憩明け◇
(ディック東郷が登場。)
東郷「今日は皆さんに報告があってやってきました。まだご存知のないファンの方に心境を語りたいと思います。ちょうど1年ぐらい前にもう一度プロレスをやってみたいと思うようになりました。それが日増しに大きくなっていって、自分でも堪えきれないぐらいどんどん大きくなっていきました。復帰に関しては今でも葛藤があります。でも一度きりの人生です。自分に正直に生きようと思いました。リングへの復帰を決断しました(東郷の復帰戦は7・3博多大会。対戦カードは東郷&アントーニオ本多vsヤス・ウラノ&ワンチューロのタッグマッチ。7・17後楽園、7・30葛城、7・31神戸、8・28両国の参戦も発表された。)空白の5年間でDDTのリングも様変わりしました。知らない選手だらけです。その知らない選手と当たるのがひじょうに楽しみです。弟子と当たるのも楽しみだけど、未知なるレスラーと当たるのも楽しみ。今日は試合できませんでしたけど、レスラーとして大阪のリングに立ちたいと思います」
【東郷の話】
ーー復帰が決まって、改めて今の心境を聞かせてください。
東郷 「そうですね、復帰したいっていうのは、ずっと心の中にあったんで、早い段階で決まって、すごくうれしいです。もう、1日でも早く復帰したいっていうのはずっと言ってたんで。僕が言ったのも急な話だったんで、高木さんの方もなかなか対処できずにいて。そんななかで「博多大会が一番早いところじゃない?」ということで、博多大会になりました。」
ーー復帰戦のカードはアントーニオ本多選手と組んで、ヤス・ウラノ、ワンチューロ組、ボリビアの引退興行で集まった弟子たちに囲まれますけど、そのあたりは?
東郷「最近は試合もあまり見てないんで、どれだけ成長したか。特にワンチューロは正直、試合を見たことはないんじゃないかな? 練習してるワンチューロしか俺の中にないんで、そのなかであいつが何回か来日して、DDTで勉強してチリに帰ってみんなに教えたりとかいう活動もしてるし、会ってない数年のなかでどれだけ成長してるかをちょっと見たいなと。非常に楽しみなカードですね。まして、自分に関わりのある4人で組んでもらったことはすごくうれしいですね。ありがたく思ってます。」
ーー復帰して今後はDDTに何大会か参戦します。 「空白の5年間」という話も出ましたけど、この5年間で東郷選手が触れてない選手も結構出てきてます。今のチャンピオンが竹下選手。21歳の若い選手も出てきました。
東郷「まあ、竹下は俺がちょうどワールドツアーに行くか行かないかぐらいに「高校生が入ってくるんだよ」っていう話を聞いてて、「そうなんだ……」っていう感じで。まあ、チャンピオンらしいんですけど、自分のイメージはまだ高校生のイメージしかないんで。体見たらデカイし、結構、力もあるって聞くんで、リング上で当たるのが楽しみですね。」
ーー40代となれば坂口選手もたぶん触れてない選手だろうと……。
東郷「そうですね。彼の場合、スタイルも僕と真逆だし。当たってみたいなという選手の1人ですね。」
ーー復帰する限りはここまでいきたいという目標あはありますか? 例えばベルトとか……。
東郷「とりあえず今は、あまりベルトのことは考えずに、1試合1試合を大事にしてやっていきたいなと」
ーーDDTの参戦大会は発表されましたけど、他団体に関しては?
東郷「立場としてはフリーです。所属としてではなく、フリーとしてDDTの主要大会に出るし、オファーがあれば他団体にも出るし。まあ、すでに海外からもオファーが来てるんで、10月とか決まってる海外の話もあるし、これからはどんどんそうやっていろんなとこへ出て行きたいと思います。」
◇第6試合◇
▼KING OF DDT トーナメント2回戦/30分1本
○HARASHIMA(16分7秒 体固め)×KENSO
※蒼魔刀
◇第7試合◇
▼KING OF DDT トーナメント2回戦/30分1本
○入江茂弘(15分50秒 タズミッション)×樋口和貞
(試合終了後、亜門GMがリングに上がって入江以外のベスト4の選手を呼び込む。HARASHIMA、遠藤はリングインしたが、佐々木が連れてきたのは石川のお面を被った背丈がまるで違う選手。「おでが石川修司だ」とアピールしたため、亜門GMは渋々認めた。準決勝は箱の中から2種類の色のボールを取り出し、同じ色の揃った選手同士で対戦を決める。HARASHIMAは赤、石川は緑、入江は緑。これで準決勝第1試合◎石川vs入江が決定。遠藤は赤いボールを引いて準決勝第2試合◎HARASHIMAvs遠藤も決定した。試合後はベスト4が意気込み。)
HARASHIMA「誰が相手でも関係ない。あと2回勝つだけ」
遠藤「両国で竹下とKO-Dを懸けてやることしか考えてません。必ず優勝して両国のメインに立ちます」
石川と思われる選手「オマエら小人どもを捻り潰してやる」
入江「1回戦が坂口さん。2回戦が樋口、3回戦が石川さん! どうなってんだよ! でもな! 僕は坂口さんにテッペン獲れって言われて、宮本さんと両国でKO-D懸けて闘うって約束したんですよ! だから僕は負けません!」
【樋口の話】
樋口「負けましたね。完全に執念というか、根負けですね。自分があきらめましたね。悔しいです。もう、一番は悔しいです。ま、ただこれで、自分のKO-D無差別級を目指すという目標は終わったわけじゃないので。両国のメインとかそういうのはなくなりましたけど、また明日から一歩一歩、精進して頑張っていきたいと思います。」
ーー樋口選手にとって両国国技館のリングというのは特別な思いがありますか?
樋口「やっぱりそうですね。何だかんだで7年間、お世話になった場所なので。要は結びの一番に立つっていうのは、自分のなかでは(相撲時代から)ずっと目標であったので。それがかなわなくなったのは悔しいです。また頑張りたいと思います。」
ーー最後は無意識のうちにタップした?
樋口「いや、もう根負けですね。自分の気持ちが折れました。入江さんの執念です。もう離れないと思ったんでタップしました。」
ーータップアウト負けはかなり珍しいと思いますが、何に根負けしたんですか?
樋口「気持ちですね。体力的には圧倒とまではいかないけど、かなり攻めてたと思うんで。気持ちですね。今回は、自分の気持ち(の方)が弱かった。」
【遠藤の話】「HARASHIMAさんと準決勝で当たるということで……こう言ってしまうとなんなんですけど、もうここまで来たら誰が相手だろうが自分のプロレスをやりだけです。(準決勝の相手が)HARASHIMAさんということで、たぶん竹下はHARASHIMAさんに1回も勝ってないはずなので、ま、これもHARASHIMAさんに勝ってこそ、両国のメインに立つ資格があるのかなと思いますね。決勝の石川選手か入江選手か、どっちも強敵ですが、このトーナメントに懸ける思いは僕が一番強いと思ってますので、必ず優勝して、竹下の対戦相手、竹下の対面に立つのはこの僕です。」
【入江の話】
入江「去年のトーナメントの屈辱を、今日晴らしました。去年、樋口に負けてすごい悔しい思いをしたんで、今年、必死ですけど、僕もボロボロですけど、勝つことができました。次の準決勝、石川さんと当たります。1回戦、坂口さん。2回戦、樋口。準決勝、石川さん。強敵ばっかりですけど、もうここまで来たら関係ないです。僕は坂口さんにも「テッペン取れ」って背中を押してもらったし、宮本さんと「両国でKO-D懸けて勝負しよう」って約束したんで、絶対に優勝します。」
ーー最後、サブミッションで決めましたけど、狙ってたんですか?
入江「もう、必死で。自分の体がもう、ほとんど動かなかったんで。食らいついて、食らいついて、何とか勝つことができたっていうだけですね。」
DDTエディオンアリーナ大会でアジアタッグ選手権が行なわれたが、肝心のベルトが11日長野大会を開催した際に忘れてきてしまったことがわかり、高木大社長と鶴見GMは大会前の告知タイムで団体側の失態をファンに謝罪、ファンにお詫びということでベルトの代わりに急遽全日本プロレスの名誉レフェリーである和田京平レフェリーが選手権を裁くことになり、京平レフェリーは団体側の失態に怒りを抑えつつも厳しく裁くことを約束する。
アジアタッグ選手権は挑戦者組であるガンナメに「ちゃんとやるように」と釘を刺すと
さすがのガンナメもシリアスモードとなってフェアプレーに徹するが、ディーノがナイトメアを狙うと、京平レフェリーはタイツを履くように注意されてしまう。
それでもガンナメは大石が奮起して宮本にスイングDDTからデルフィンクラッチを決めると、ミラクルエクスタシーを狙うが、宮本はコルタバで切り返し、イサミとの合体フラップジャックからムーンサルトを投下も大石は剣山で迎撃する。
交代を受けたディーノは宮本をリップロップで捕獲し、更にレインメーカー式リップロップ、宮本のファイヤーサンダー狙いもリップロップで切り返すなどリップロップ地獄で宮本を追い詰める。
ディーノは地獄門に宮本を吸い込ませた後でファイト一発から男色ドライバーの必勝パターンを狙うが、宮本が大森隆男譲りのアックスギロチンドライバーで切り返して3カウントを奪い王座を奪取、ディーノが所有している”いつでもどこでも挑戦権”も奪取した。
そして宮本は挑戦権を行使して7月3日で博多大会でのKO−D選手権への挑戦が決定し、王者の竹下と挑発合戦を展開した。
また休憩明けにはTwitterで現役復帰を発表したディック東郷が登場し、DDTでの復帰を発表、7月3日の博多大会で復帰戦が行われることになりアントンとの師弟タッグでウラノ&ワンチューロ組と対戦することになった。
「KING OF DDT」の2回戦は遠藤は平田と対戦して、平田は早くもメガネを装着して無双モードに突入しようとするが、遠藤のスワンダイブ式エルボーを食らってしまい、メガネは場外へと落ちてしまう。
しかし平田もシリアスモードとなって雪崩式フランケンシュタイナーからフェースクラッシャーと攻め込み、メガネを装着して無双モードとなりバイアグラドライバーをねらうが遠藤は阻止し、奇跡を呼ぶ逆転一発首固めもクリアされてしまう。
遠藤はトーチャーラックボムからスカイツイスタープレスで3カウントを奪い準決勝に進出。
高尾vs石川は高尾が奇襲を仕掛け、場外戦に持ち込んでイス攻撃から石川の背中めがけてダイビングフットスタンプを投下するも、石川もイスの上に高尾を叩きつけてやり返す、リングに戻ってから高尾はフロントネックロックで絞めあげたが、石川は串刺しラリアットからダイビングフットスタンプで反撃し肩固め、ジャーマン、ランニングニーリフトと高尾を追い詰める。
石川ははスプラッシュマウンテンで勝負を狙うが、潰した高尾がシュバインを決めるが、マッドスプラッシュを投下、エルボーから顔面ウォッシュ、トラースキックからジントニックを狙う。
しかしターンバックルへのパワーボムで切り返した石川が投げ放しドラゴンスープレックス、ランニングニーリフト、トラースキックで抵抗したところでラリアットを浴びせるとスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い、準決勝に進出。
HARASHIMAvsKENSOは張り手で先手を奪うKENSOに対し、HARASHIMAは左肩へのギロチンドロップから腕攻めを展開する、KENSOは腰紐攻撃で反撃すると、場外へ追いやった後でプランチャを発射、更に場外マットを剥いでからDDTで突き刺す。
リングに戻ってからもKENSOはSTF、ラリアット、急所蹴りと攻め立てるが、串刺し攻撃狙いをHARASHIMAがジョン・ウーで迎撃し、雪崩式ブレーンバスターを決めるも、KENSOは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットを放つ。
KENSOは足四の字固め、串刺し攻撃はHARASHIMAが膝で迎撃してダブルダウンとなるも、HARASHIMAはジャンピングハイキックから蒼魔刀を狙うが、KENSOは逆さ押さえ込みで切り返すと、クリアしたHARASHIMAがバスソーキックからの蒼魔刀で3カウントを奪い、試合後はKENSOも潔く敗戦を認め握手をかわす。
メインの入江vs樋口はショルダータックル合戦など激しい肉弾戦からスタートし、入江のブレーンバスタースラムに対して、樋口はオクラホマスタンピートで応戦、しかし入江が雪崩式ブレーンバスターを決めると、背中にフライングソーセージを投下してから正調のフライングソーセージを投下するがキャッチした樋口は叩きつける。
入江はエルボーの連打からビーストボンバーを炸裂させるも、大暴走をキャッチした樋口はコーナーに叩きつけ、ラリアットぼ相打ちからドクターボムを決めると轟天を狙うが、入江はタズミッションで切り返し、樋口は逃れてラリアットを放つも、入江は再びタズミッションで捕獲し、粘った樋口も無念のギブアップで入江が準決勝に進出。
メインの終了後には準決勝の組み合わせを決める公開抽選会が行われ、準決勝第1試合後で石川vs入江、第2試合はHARASHIMAvs遠藤に決まった。自分が先に折れました。
入江さんの執念…いや、自分に負けました。
応援しくれた方々、申し訳ない。
今はまだ悔しさしかありませんがまた前を見ていきます。#ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年6月12日東京へ向かってます。大阪大会応援ありがとうございました。闘い応えのある相手。当たりが強くなってきてる。そしていつ権を獲った宮本選手とのタイトルマッチも博多で決まりました!これは楽しみすぎる。おれは、西成の竹下や! pic.twitter.com/TA25QNcEis
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年6月12日偉そうに言ってベルト奪取に失敗して、どの面下げてツイートするのか…この面だよ!私は負けてねえ!今日は完全に負けたけど、負けたなんて認めてねえ!だから負けじゃねえ!負けて落ち込むフリするのは簡単だ!でも!負けといて負けてない顔するのが私の思うカッコ良さだ!負けてねえ!#まいにち男色
— 男色ディーノ (@dandieno) 2016年6月12日DDT大阪大会でした!
KOD二回戦、高尾に粘られたものの勝利!
6.26後楽園の準決勝は入江と!
優勝するしかないがや!!#ddtpro pic.twitter.com/j5rFqmlcgZ
— 石川修司 (@g0925union) 2016年6月12日トーナメント2回戦負けました。自分のファイトスタイルで最後こっちのペースにもっていけたと思いましたが崩されてしまった。最後の首固めも勝った!と手応えありましたが返されてしまった。応援してくれた方々に申し訳ないm(_ _)mまた全てを磨きあげ這い上がります!!まだまだだぁぁぁー!!
— 平田 一喜 (@parakissk) 2016年6月12日
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2016年6月12日DDT大阪大会終了。色んな事がありました。ディック東郷さんが7.3博多大会で復帰!東郷さんも参戦する7.30奈良葛城、31神戸も盛り上げていきたいです。そして平田は平田GOグラスが刺さったそうです… お大事に…#ddtpro pic.twitter.com/wxMgNY8YXQ
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年6月12日本日大阪大会で開催されたアジアタッグ選手権において、昨日長野大会の荷下ろし時の不手際で、ベルトが現場にないミスがありました。以後、管理を今以上に徹底し再発防止に努めます。全日本プロレス様、王者、挑戦者、そして本日お越しのお客様には大変ご迷惑をおかけしました事、お詫び申し上げます。
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年6月12日 -
YAMATOが執念の腕十字で清水を降しKING OF GATEを制覇も、鷹木が手荒い祝福で挑戦受諾!6月12日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」福岡・博多スターレーン 1500人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼5分1本
△エル・リンダマン(5分時間切れ引き分け)△中村風太
◇第1試合◇
▼20分1本
○望月成晃 ドン・フジイ(10分43秒 エビ固め)山村武寛 ×石田凱士
※ハイブリットブラスター
◇第2試合◇
▼20分1本
○斎藤"ジミー"了(8分49秒 片エビ固め)×サイバー・コング
※斎了ロケット
◇第3試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・神田(5分50秒 エビ固め)Kotoka ×問題龍
※琉’s
◇第4試合◇
▼30分1本
Gamma パンチ富永 ○Eita(12分15秒 Numero Uno)B×Bハルク ×Kzy ヨースケ・サンタマリア
(試合終了後)
CIMA「Eita、見事なジャベやったよ。素晴らしい。オーバージェネレーション結成してもう7カ月経つけど、今までひとつも成績を残してない。キング・オブ・ゲート、1カ月半に渡るリーグ戦やったけど、ほかのブロックはさておき、同じBブロックやったんや。Bブロックで昨日、戸澤陽には負けてしまったけど、Eitaは本戦では戸澤と引き分け、CIMAとススムには勝ってます。Eita、俺はお前より年長者やし、経験もいろいろ積んでるから今このタイミングで言わせてもらうけど、Eita、お前は今ブレイクせなアカンぞ。絶対にお前はステップを駆け上がるためにブレイクせなアカンのや。でもな、そのステップを駆け上がるための最高の舞台がひとつあるんや。8月に新日本プロレス(とNOAH)が主催するスーパーJ‐CUPというシリーズがあるんや。その昔、このCIMAもお前と同世代の時にそのJ-CUPに出たんや。そのJ-CUPに出た先輩から言わせてもらう。ドラゴンゲートの代表として、Eitaどうですか!(大歓声とEitaコールが起こる)」
Eita「CIMAさん、ありがとうございます!! ドラゴンゲートのひと枠、俺がいきます。皆さんどうですか(大歓声)。キング・オブ・ゲートでは結果は負けましたが、でも、このキング・オブ・ゲートで自分は何かをつかんだ気がします。その、勝ってきた成績で、この今までの勢いで、スーパーJ-CUPもバッチリといい結果を残したいと思います。皆さん、応援よろしくお願いします!」
◇第5試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 ○土井成樹(14分54秒 V9クラッチ)×ジミー・ススム ジミー・カゲトラ
◇第6試合◇
▼30分1本
CIMA ○ドラゴン・キッド ピーター・カッサ(18分27秒 ウルトラ・ウラカンラナ)吉野正人 戸澤陽 ×T-Hawk
◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2016」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック代表]○YAMATO(24分15秒 腕ひしぎ逆十字固め)[Dブロック代表]×ビッグR清水
☆YAMATOがKING OF GATE2016を制覇
(試合終了後)
YAMATO「おい博多、キング・オブ・ゲート決勝トーナメント優勝決定戦はこの俺、YAMATOが勝ったぞ! 清水、お前、なんて強いヤツだよ。お前、聞いたところによると、お前今23歳らしいな。俺は今年で35歳。24歳11カ月でドラゴンゲートでデビューした。俺はお前の年の頃は、まだ入門間もない練習生だった。俺はお前の若さがうらやましい。もうここまできたんだ。俺ら現世代と言われてる6人と、お前もT-Hawkも、そしてEitaもマリアちゃんも入れておこうか。俺ら現世代と何の差もない。これからは切磋琢磨してお互いこのドラゴンゲートのリングを盛り上げていこう」
清水「正直、俺は試合前のインタビューからガチガチで緊張しまくってたよ。まだデビュー3年しか満たないこの俺がこんな大きな舞台で、それもメインで試合するなんて、夢にも思ってなかったからさ。でもYAMATO…いやYAMATOさんと試合できて、俺はひとつ上の段階にステップアップできたと思います。ですから、これからも皆さん、ビッグRを応援よろしくお願いします。そして次回、YAMATOさんとシングルで闘う時は砲丸投げスラムで3カウントを取るのはこの俺、ビッグR清水だ!」
YAMATO「清水、今日の決勝戦、これはウソでもなんでもなく紙一重だったと思ってるよ。今の清水のマイクにちょっとだけ心を動かされた。また次お前とぶつかるのを楽しみにしてるぞ」
(清水はリングを下りて退場。)
YAMATO「あらためまして博多の皆さん、約1カ月半に及ぶドラゴンゲートナンバーワン決定リーグ戦、キング・オブ・ゲート2016は、この俺、YAMATOが制した。これでひとつの頂点は極めた。そしてもう一つの頂点、俺がほしいのは通算4度目の戴冠、ドリームゲートのベルトだ。おいチャンピオン、鷹木信悟! どっかで見てるんだろ!?」
(鷹木登場。)
YAMATO「見ての通り、俺はキング・オブ・ゲート2016、ひとつの頂点を制したぞ。これでお前の持つドリームゲートのベルト、この俺が次の挑戦者に異論はないだろ。おいドリームゲートチャンピオン!」
鷹木「まさか予選リーグでこの俺に負けたYAMATOが優勝するとは思わなかったぜ。今年のキング・オブ・ゲートは個人的には、ザコに散々足を引っ張られて、俺の結果は最悪だったぜ。それで最終的にお前が優勝か。本当最悪だな。それで優勝したからこのベルトに挑戦させろだと? なるほどなるほど。結論から言うぞ、YAMATO。答えはノーだ。(ブーイングに対して)ブーじゃねえよ、当たりめえだろ。1カ月前の予選リーグでシングルマッチして負けてるんだぞ。そんなお前に挑戦する資格があるわけねえだろ。何がキング・オブ・ゲートの覇者だ。キング・オブ・ゲートの覇者なんかよりもドリームゲート王者の方が上だよな!?」
YAMATO「鷹木信悟、リーグ戦っていうのはそういうもんだ。さっきも言ったよな。俺はキング・オブ・ゲート2016の覇者、ひとつの頂点は制した。俺は個人的にそのドリームゲートとキング・オブ・ゲート、俺は同格だと思ってるぞ。もしそのドリームゲートの方が格上だと言うのなら、お前自身がそれを証明してみろ、ドリームゲートチャンピオン、鷹木信悟!」
鷹木「まあ確かに今年のキング・オブ・ゲートは過酷だった。俺は予選で敗退したがな、およそ1カ月半も開催していたから、せっかく俺がベルトを持っているのにまったくもってタイトルマッチはやっていない。だからよ、このキング・オブ・ゲートが終われば、ちゃんとした場所で俺も防衛戦をやろうと考えていた。お前がそこまで言うんだったらひとつ条件を出そう。お前もよ、YAMATO、YAMATOなんてニッポン男児みたいな名前を背負ってんだ。ここは男らしく潔く、俺に挑戦させてください、とみんなが見てる前で土下座しろ。それでどうだ。その条件が飲めるならお前の挑戦受けてやってもいいぜ。やらねえのかよ。やらねえなら俺はもう用はねえぜ。じゃあな、お疲れさん」
YAMATO「待て」
鷹木「じゃあな」
YAMATO「待て! お前にはほとほと呆れる…」
鷹木「おう、いいね(と言ってYAMATOにパンピングボンバー)。バーカ。お前は甘すぎるんだよ。闘いはもう始まってるんだよ。俺はなキング・オブ・ゲートの覇者、誰だろうと次のタイトルマッチはその覇者とやると決めていたんだ。それで相手がYAMATOだったら願ったり叶ったりだ。八木本部長、次のドリームゲート戦はこのクソのYAMATOとやってやるぞ。決めてくれ」
八木本部長が「ドリームゲートチャンピオンとキング・オブ・ゲートの覇者、どっちが本当に強いのか決めてもらおうじゃねえか(7・24神戸ワールドのメインでの開催をアナウンス。)」
鷹木「よーし、よしよし。そういうことだ。おいどうした。何寝てるんだ。いよいよ決着の時だぞ。お前はそれにしても運がいい奴だよな。5月5日の愛知県ではせっかくヴェルセルクを追放したのに、そこにいるクソみたいな仲間に助けられて、それでオマケにクソみたいなKOGもマグレで優勝しちまうんだからよ。だがな、お前の運も今日で尽きるぞ。7月24日の神戸ワールドのリングではもう好き勝手にさせん。いつも通りだ。ワールドのリング上では鷹木信悟の世界、そう、非情なる現実をお見せしよう。いいか、博多のお前らには神戸のことは関係ねえかもしれねえけどよ、また8月にここスターレーンで試合があるんだろ? その時も必ず俺はチャンピオンとして帰ってくるからな。それに俺はこのドリームゲート4度も戴冠しているんだ。ミスタードリームゲート、鷹木信悟の防衛にお前らバカなファンどもも期待しとくんだな」
(優勝セレモニーのあと、あらためてYAMATOはマイクを持つ)
YAMATOは「今日の俺も最高にカッコよかっただろ」
いよいよ優勝決定戦を迎えた「KING OF GATE 2016」。試合の先手を奪ったのはYAMATO、清水がマッチアップの攻防でショルダータックルで制するも、YAMATOは前日の望月戦で痛めた清水の腕に照準を絞り、キックからグラウンドで右腕攻めを展開、清水も逆水平で反撃を狙うが、右腕のダメージで威力が落ちてしまい、起死回生には至らない。
清水はならばとアバランシュホールドから力技で反撃し、腰に照準を絞って亀有公園前固めで捕らえる。
YAMATOはドロップキック、ミサイルキックと繰り出すが、清水は倒れず、ダイビングボディーアタックもキャッチされてバックフリップで叩きつけられるが、清水のラリアットをブロックして飛びつき腕十字で捕獲、清水は強引に持ち上げるが、YAMATOはフロントネックロックで捕らえ、チキンウイングアームロックへと移行する。
ロープに逃れた清水はエルボー合戦でYAMATOからダウンを奪うが、タックル狙いはYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで切り返そうとするも、清水は踏ん張ってパワーボムで叩きつけ、ライガーボムも決めてYAMATOを追い詰める。
勝負と見た清水は砲丸投げスラムを狙うが、YAMATOはスリーパーで捕獲、清水はコーナーに上がってからのバックプレスで脱出し、コーナーからのダイビングボディープレス、串刺しプレスと畳み掛けた後で雪崩式ブレーンバスターを狙うが、脱出したYAMATOはパワーボムで叩きつける。
YAMATOは串刺しドロップキックから垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬りの連発からギャラリアを決めるも、清水はクリアするとベイダーアタックからネックハンキングボム、投げ放しジャーマンの連発から砲丸投げスラムを狙う。
しかしYAMATOは腕十字で切り返すと、そのまま清水の腕が伸び切ってギブアップとなり、YAMATOがKING OF GATEを制覇した。
試合後はYAMATOが清水の健闘を称え、清水も潔く敗戦を認め、YAMATOはドリームゲート王者の鷹木を呼び出して改めて挑戦を表明すると、鷹木も受諾、挑発するYAMATOにバンピングボンバーを放ち、八木本部長も7月24日に開催される神戸ワールド記念ホール大会でのドリーム選手権開催を発表した。
リーグ全体の感想は大本命のYAMATOが優勝したものの、準優勝に終わった清水、Bブロック代表進出決定戦に敗れたEitaなど新しい選手が次々と台頭し始めていると改めて感じさせられたが、意外だったのはVerserkからは誰も決勝トーナメントに進出できなかったこと、鷹木はKzyや富永に足元をすくわれ、土井はスタートから躓き、サイバーも早々に脱落するなど、YAMATOが抜けてからユニットとしては強さを感じられなくなってきている。
そして恒例の7月の神戸ワールド大会で鷹木vsYAMATOのドリーム選手権が決定したが、鷹木は余裕の防衛をアピールしているものの、独走ぶりには翳りが見え始めている、そういった意味ではYAMATOに風が吹き始めているのか…。
鷹木の独走を阻むのはYAMATOなのか?それとも鷹木が独走を続けるのか?
また第4試合でKzyをNumero Unoで降したEitaにCIMAが7月20日から開催される「SUPER J-CUP」にDRAGON GATE代表として出場を促す、Eitaも出場することを決意しDRAGON GATE代表として「SUPER J-CUP」に出場することが決定した。皆さんに、喜んでもらえるのが嬉しい。
皆さんに、喜んでもらえるから頑張れる。
センキュー!#dragongate#kingofgate
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2016年6月12日明るい未来を作る?
そんな賑やかなモノはリング上には必要ない!
7.24神戸ワールド記念ホールではいつも通りだ。
鷹木信悟の世界を〜
非情なる現実をお見せしよう…
鷹木信悟vsヤマト
願ったり叶ったりだぜ。#弱肉強食 https://t.co/AhUpkH2uQh
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年6月12日