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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

自主興行で鈴木が矢野に封殺勝利もNOAH、新日本が敷いた包囲網

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自主興行で鈴木が矢野に封殺勝利もNOAH、新日本が敷いた包囲網

6月18日 鈴木軍「We are SUZUKIGUN 3」東京・後楽園ホール 1188人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼鈴木みのる生誕48周年ロイヤルランブル/時間無制限
○清宮海斗(15分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xクワイエット・ストーム


【退場順】()は入場順 [1]友寄志郎(2) [2]エクリプス(6) [3]齋藤彰俊(4) [4]小川良成 (3)[5]熊野準(8) [6]石森太二(7) [7]モハメド ヨネ(9) [8]松本浩代(12) [9]アンディ・ダルトン(10) [10]川村亮 (11)


【清宮の話】「鈴木みのると対戦できる権利ということで、自分で掴んだチャンスなので、これを無駄にしないようにしていきたいと思います。そういった意味では、敵ではありながら、鈴木さんには…鈴木みのるには感謝したいなと思います。俺の全身全霊を懸けますので、鈴木みのるには覚悟しておけと伝えたい


◇第2試合◇
▼4WAYマッチ/30分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(13分9秒 首固め)×原田大輔 小峠篤司
※あと2チームは拳王&大原はじめ、キャプテン・ノア&平柳玄藩


◇第3試合◇
▼30分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 田口隆祐(13分5秒 体固め)シェルトン・X・ベンジャミン タイチ ×TAKAみちのく
※こけし


【真壁の話】「おい、鈴木軍、コノヤロー。舐めてもらっちゃ困るぜ? タッグマッチ? サンシタをよこすんじゃねえよ。おい、鈴木さんよ。鈴木みのるさんよ。おい。どうなるかわからねえ。どうなるかわからねえからプロレスはおもしれえ。首を洗って待ってろ」


 【本間の話】「今日試合をやったんですけど、俺はG1 CLIMAX出場、そして3度目の出場にして初優勝目指してるから。その前に出れるのか出られないのかわからないこの状況で、6月27日の後楽園が待ち遠しくて仕方ないですけど。それまで地道に結果を残すしかない。でも、新日本プロレスのリングで試合すら組まれない。いやあ、新日本のリングっていうのはスゲエところで、俺が俺がの選手が多くて。ちょっとでも気を抜いたら…決して俺は気を抜いたわけじゃないですけど、本当に居場所がなくなる。だから俺はG1に出なきゃならねえ。いや、絶対に獲らなきゃならねえ。それで絶対にみんなで幸せになろうぜ。あとひとつ。俺にはお色気は通用しない。少しだけ、少しだけあっちの方は反応したかもしれねえけど、俺はそんなのに負けねえから」


 【田口の話】「俺にはお色気通用するから。ドンドンお色気で来てほしいよね。あべみほちゃん懸けてやろうよ、タイチよ。俺はセイシをかけるから。あべみほを懸ける。セイシをかける、いいじゃない? あべみほとセイシをかける、いいじゃない? あべみほにセイシをかけるでいいじゃない? セイシ・コントラ・あべみほ、いいじゃない? 気は抜いてないですけど、僕はぬいてるから。コンディションの方はいい時もあれば悪い時もありますよ。立ったり立たなかったり…いや、立たないことはないかな。常に俺は立ち上がる。どんなことがあっても立ち上がりますから。2回でも、3回でも、4回でも。16回までは立てますから。リング上の話ですよ? スーパージュニアも2位で、2位ではちっちゃいトロフィーしかもらえないということがわかりましたんで。城ホールも明日の試合はないですし。本当に1・4じゃなくて、目指すは12・31NHKホールですか。ちょっと大きいところに出て。みちし〜るべ〜みちし〜るべ〜。ぜひ皆さん、7・27よろしくお願いします。道標のCDが発売されますんでよろしくお願いします。道標明でした」


 【試合後のベンジャミン&タイチ】
▼ベンジャミン「(※壁を叩いて)クソ! マカベのクソヤローが!(※薄毛の記者に)テメー何か聞きてえことあんのかHAGE!?」


▼タイチ「オラ聞けよ、聞けよハゲ」


――ワット・ドゥー・ユー・シンク……


▼ベンジャミン「(※記者の胸倉をつかみながら)俺の考えか? あぁ!? クソったれ! そんだけだ! テメー俺が負けて良い気持ちだとでも思ってんのか? クソな質問しやがって! マカベ!! 次、俺と当たってみろ。次、スズキグンと当たってみろ! その時テメーが感じるのは痛みだ。そして死ぬんだ。死ぬんだ! 死ぬんだ! 死ぬんだ!!!!(※と連呼しながら去っていく)」


▼タイチ「なんて言ったか分かったか? 俺が訳してやるよ。『俺もハゲてるけど、テメーのハゲとは違うんだ』って言ってんだよ。(※あべみほさんを横にはべらせながら)…ったく、俺の女にあんなことやこんなことしやがってよ。真壁! お前ついに暴走したな? 女の子のブラジャー外すなんて、どんだけ卑劣な男なんだ。真壁…お前の暴走チングコングがついに暴走したな…。あのヤロー、目にも止まらぬブラ外ししやがって。俺だって外したことないのに…。真壁、この恨みは次の機会に預ける。次はテメーのパンツのゴムのヒモを外してやるよ。同じ辱めを与えてやる。田口! テメーもだ! こいつ(あべみほ)にアソコ踏まれて、なにお前のオヤァイがギタってんだよ。興奮してんじゃねえぞ? まだまだ足りねえか? 何回でもやってやるよ、何回でも出て来い。この…変態ヤローが! 変態!! 変態!!!!」


◇第4試合◇
▼3WAYタッグマッチ(敗者チームから退場)/無制限1本
①○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(7分18秒 エビ固め)潮崎豪 ×マイバッハ谷口
※キラーボム


②○中嶋勝彦 マサ北宮(18分8秒 前方回転エビ固め)×ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.


【試合後の中嶋&北宮】
※中嶋が北宮に肩を貸す形でコメントブースに登場。北宮はその場で座り込んでしまう


▼中嶋「勝ったんだ。立て!」


※北宮は立ち上がる


▼北宮「いいか。ボロボロになっても最後まで攻め続けたらな、こうやって勝つことができるんだよ。俺たちはこれまでも攻め続けてきたんだ。やっと形になってきたんだ」


▼中嶋「おい、鈴木軍。てめえらのホームでジ・アグレッション、やってやったぜ。正直、俺たちは可能性、本当にそれだけだった。ノアのリーグ戦もそうだ。でも今日、その可能性が確実に結果として姿を変えた! その意味がわかるか? なぜかわかるか? 俺たちは止まらねえんだ! そういうことだ!」


◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 杉浦貴 飯塚高史(19分20秒 体固め)丸藤正道 ×矢野通 桜庭和志
※ゴッチ式パイルドライバー


(試合終了後、鈴木軍のフルメンバーがリングジャック)
鈴木「矢野、丸藤、約束通りこのベルト、オレたちのものだ。このベルトはあるべき姿に戻る。ー返してくれて、あ・り・が・と~。はっはっは。オレが言ったのは、か・え・せの3文字だけだ。(帰れの声に)オメエが帰れ、おいブス。ブス、そうやって人の後ろに隠れてしか文句言えないNOAHファン、あ~かわいそ~! ブー! 名指しされたら顔隠す、だらしねえブス、さっさと帰れ。はは。まあ、こうやって無事にGHCタッグもオレたちの手の内に帰ってきた。拍手はどうした? 次は、潮崎豪に盗まれたオレたちの宝、GHCヘビー級のベルト、オレたち総動員で取り返しに行くぞ。正々堂々と1対1で男らし~く闘って返せとは言ってねえ。オレが言ってるのは、か・え・せ、3文字だけだ!(野次に)え? しゃべんな息くせえ? へっへっへ。あーくせ。さあこうやって一つずつ一つずつテメエらの大事にしてるもの、すべてオレたちの手の内に、もう一度入れる。そしたらオレたちは次の旅でもいくかね。さあそれ取ってどこいこう? あっちがいいか、こっちがいいか、海の向こうがいいか? 世界中がオレたちを待ってるんだ。世界中のプロレスラーたちがほしいものがすべてここにある。オマエたちがほしい力、そのすべてがこの鈴木軍の手の中にあるんだ。(ファンの野次に)え? 帰りゃいいじゃねえか(笑)。まあまあまあまあ、ホントはオマエ、大好きなんだろ? そのタオル裏返しにすると鈴木みのるって書いてあるんじゃないの?(笑)。愛されちゃって困るな~。はっはっは。さあ日本中のプロレスラーたちよ! 世界中のプロレスラーたちよ! オレたちのとこにかかってこい! オレたち鈴木軍、イチバーン」


【鈴木の話】(改めてリング上でベルト奪取宣言をしたが?)奪取じゃねえよ。違う。返却だ。返してもらう。お前ら、何か勘違いしてねえか? タイトルマッチだとか、挑戦者だとか、一度だって俺は名乗りなんてあげてねえぞ。俺が言ったのは『か・え・せ』と言ったんだ。GHCシングルのベルトも返せ。次に行くとこがあるんだ。てめえらに構っている暇はねえんだよ。今日のノアファンを見ただろ? 俺が後ろを向いている時に後ろから声をかけて、振り返ったら人の後ろに隠れる。これぞまさしく、これこそがプロレスリング・ノアの客だ。こんな汚えやつらは見たことねえ。お前らが言っている正々堂々っていうのは、お前らが言う、お前らの都合のいいタイミングの時だろ? 俺たちの言う、俺たちの都合のいいタイミングは今だ。そして、それは全て俺たちが決める。俺のやることにいちいち指図するんじゃねえ。さあ、こうやってベルトも返ってきた。さあ、もう1つ、GHCヘビーのベルト、そしてジュニアタッグのベルト。ジュニアのやつだけに任せねえぞ。全て総動員だ。覚悟しろよ。舐めんじゃねえぞ。俺たち鈴木軍、イチバーン!」


 鈴木軍主催興行が開催され、メインは鈴木軍が丸藤、矢野、桜庭の異色トリオと対戦、見所はUWFインター志望でリスペクトしていた桜庭とのタッグ、鈴木がもっとも見たがっているPRIDE経験者同士である杉浦と桜庭の対戦、そして丸藤&矢野の保持するGHCタッグを狙う鈴木&飯塚との絡み、最後に過去鈴木軍興行は2回開催されたが、鈴木はホームにも係わらず勝ちなしの2連敗、さすがに3連敗となると鈴木軍のボスとしても面目が立たないことから、今回は負けられない一戦となる。


 試合は杉浦vs桜庭でスタート、杉浦はイスを手にして牽制するが、西永レフェリーが取り上げ、仕切り直しでグラウンドの攻防、杉浦が片足タックルを仕掛けるも、桜庭は見事に封じて腕十字を狙い、グラウンドの攻防となるとやはり桜庭が上であることを感じさせた。
 だが鈴木軍は矢野を捕らえて集中攻撃、特に矢野との遺恨がある鈴木は矢野を徹底的に痛めつけるだけでなく、矢野ワールドをことごとく封殺、丸藤も腰を痛めているせいか、動きが今ひとつで、鈴木軍ペースで試合が進んでいく。
 後半からは桜庭が鈴木とのグラウンドの攻防で腕十字で捕らえ、鈴木を慌てさせて試合に流れを変えようとするが、鈴木は交代を受けた矢野ワールドをまた封殺にかかり、矢野も西永レフェリー、また飯塚と鈴木を鉢合わせさせて、桜庭と丸藤の援護を受けて丸め込むが、クリアされると、杉浦が桜庭にイスで一撃を加えてら矢野にも一撃を加え、飯塚のアイアンフィンガーの援護を受けた鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い完勝、鈴木軍興行でも初勝利を収めた。


 試合後は鈴木軍が全員揃い、タッグ王座だけでなく潮崎の保持しているヘビー級王座も強奪し、再びGHCのベルトを鈴木軍で総取りにすることを宣言した。


 鈴木軍は今年に入ってから保持しているベルトは金丸の保持しているジュニアヘビー級王座のみ、タッグだけでなくヘビー級王座もNOAH側に明け渡していることから立場的にも苦しい状態、そこでセミでは中嶋&北宮のジ・アグレッションがK.E.Sを破るなど下からの突き上げもあり、また第3試合では新日本の真壁が対鈴木に名乗りを挙げるなど、勝つには勝ったがNOAH、新日本の包囲網が敷かれたという感じだった。


 また新日本の話題にもなるが27日の新日本プロレス・後楽園大会ではG1 CLIMAXの出場選手と組み合わせが発表されるが、矢野がGHCタッグを奪取したのを契機に新日本よりNOAHを重視し始めていることで、NOAHの流れもG1に影響が出る可能性が出てきた。
 本間はG1への出場を希望しているが、真壁は鈴木との対戦に乗り出していることから、矢野だけでなく真壁もG1に出るかどうかも微妙になってきている。


 新日本とNOAHの連立関係も当たり前のようになり、見ている側も違和感がなくなってきている。その中での鈴木軍とは何なのか、新日本やNOAHの一員という枠組みを越えているのかもしれない。

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