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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

有刺鉄線マッチでFMW軍がUWF軍に負け越しも、大仁田が邪道流Uスタイルで一矢!そしてカシン出現!

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有刺鉄線マッチでFMW軍がUWF軍に負け越しも、大仁田が邪道流Uスタイルで一矢!そしてカシン出現!

6月21日 FMW「ジューン・ブラッド」東京・後楽園ホール 1600人満員

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○W★ING金村 戸井克成 ワイルドセブン 雷電(12分52秒 体固め)五所川原吾作 パンディータ 佐野直 ザ・ショッカー1号
※デスバレーボム

◇第2試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線デスマッチ/30分1本
○ミス・モンゴルwithミス・コハル(6分12秒 首固め)×ダンプ松本

◇第3試合◇
▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線6人タッグデスマッチ/45分1本
[UWF連合軍]○藤原喜明 冨宅飛駈 池田大輔(7分3秒 脇固め)[FMW&W★INGモンスター連合軍]上田勝次 ×松崎和彦 橋本友彦
 
◇第4試合◇
 ▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線タッグデスマッチ/60分1本
[UWF連合軍]○中野巽耀 アレクサンダー大塚(7分26秒 逆片エビ固め)[FMW軍]田中将斗 ×バッファロー
 
【試合後の中野、アレク】
中野「(有刺鉄線のリングに入ったが、どうだった?)なんだかわからんよ。わからん、なんだかよく。気のせいだと思ってたし。あんまりわからんかった。アレクに孤軍奮闘させちまったんで、それはちょっと反省だな。どこでケガしたかわからないけど」

アレク「こんな痛みはね、僕が組長から、先輩方から教わってきたプロレスじゃないですよ。本当のプロレスの痛みは、こんな痛みじゃない。こんなしょうもない…。やられてる間に取ってくれたんでね、中野さんが。ありがとうございます。この借りは返しますよ。こんな痛みはプロレスじゃない」

中野「(結果は勝ったが)なんか物足りないけどさ。あれに引っかからないようにしようと、あれに神経がいってて。もっと試合に集中できる試合をしたいな、俺は。そういうルールじゃないと相手はできないんだろうからしょうがないけど。きょうはコスチュームも新調したんで、ボロボロにならなくてよかった(笑)。あとはファンがどう思うかわからないけど、俺は俺のやれるような試合をやるだけで精いっぱい。ちょっと実感が沸かないんだけど、勝った。ま、こんなもんかな。

(田中との闘いはどうだった?)前からやってみたい選手の一人だったし、どうせやるんだったらちゃんとした正真正銘のルールで、1VS1でもタッグでもいいし、ちゃんとした試合でやりたい、ああいう選手は。実力もあるし、デスマッチよりもちゃんとしたルールでやりたい。俺の個人的な感想はそう」

◇第5試合◇
▼FMWvsUWF全面対抗戦 ノーロープ有刺鉄線8人タッグデスマッチ/時間無制限1本
[FMW&W★INGモンスター連合軍]○大仁田厚 雷神矢口 NOSAWA論外 リッキー・フジ(14分48秒 チキンウイング・フェースロック)[UWF連合軍]船木誠勝 高山善廣 長井満也 ×佐野巧真

(試合後も乱闘。中野も入ってきて大仁田をボコボコにしてUWF連合軍は退場。)

大仁田「オイオイオイ…。船木さん、よく聞け。これで電流爆破に出てこい! 高山さんよ、俺はな、ええオッサンや。だけどな、俺はこのプロレスに関しては真剣にやってる。高山さん、ロケットに出てこい! オイオイオイ! 上がりたい子供、全員集まれ!(子供リングにあげて水をかけ、いつものやりとり)オイオイ…。子供たちに夢を1、2、3、ファイアー! ありがとよ。本当にサヨナラします。あと1年3カ月、オマエらがなんと言おうと俺は×3 自分の道をいきます! 大仁田頑張った、1、2、3、ファイアー!」

(その後、大仁田が売店にいくと前回と同じく向かいのブースでカシンと大きな黒覆面が7・8新木場のチケットなどを販売している。やがて、大仁田がカシンのもとへ。)

大仁田「おい!」

カシン「いやいや、お願いがあって来たんです。ぜひとも7月8日、パンダとの試合、見届けてやってほしい。男と男の闘い、一対一で正々堂々と闘う。どうですか?」

大仁田「見届け人で行っていいか?(カシン)本人か?」

カシン「じゃあ、脱ぎますよ(カシン、白覆面とってカシンマスクになる)。是非とも正々堂々と」

大仁田とパンダをうながして3人で記念撮影。撮り終わるとパンダを襲ってカシンは帰る。パンダは倒れる。

大仁田「パンダ、立て、自分で」

カシンが再びパンダを襲いにきて襲って、また帰る。

大仁田「カシン、いい加減にしろよ…。(カシン売店に一人残ったスタッフに向かって)オイ、オマエ、なんでカシンが来てんだよ? オマエが呼んでるから来てんだろ!」

スタッフ「パンダと男と男の一騎打ちをしたいらしいです」

大仁田「オマエが呼んでるから来てんだろ!」

スタッフ「オーナーの許可とってます」

大仁田「オマエの売店だから許可してんだろ、FMWは。おかしいだろ」

スタッフ「オーナーから許諾とってます」

大仁田「それはオマエがとったんだろ」

スタッフ「本人から要望があったんで、それを伝えただけです」

大仁田「パンダ、パンダ!」

パンディータ「はい!」

大仁田「行ってこい、名を売るチャンスだ」

パンディータ「はい」

大仁田「ボコボコにやられてこい。オマエとカシン、オマエが負けるの目に見えてんじゃねえか。行って来い、行って来い。見届け人として俺はおれは7月8日、行く。パンダのセコンドにつく。(カシンのスタッフへ)オイ! カシンに言っとけ。パンダのセコンドには俺がつくって」

【大仁田の話】「まあこれで、船木も問答無用で電流爆破に入ってくると思うし。高山さんも邪魔な存在だから、ロケットで木端微塵にしてやるから。申し訳ない、イデオロギーとか言うけど、俺は歴史の闘いだと思ってるから。悪いけど、申し訳ないけど、プロレスに思想がなければ何もない。ただ、その人の生きてきた歴史の闘いだと俺は思ってる。まあ船木! あえて船木選手、ぜひ正々堂々と電流爆破のリングに7月24日、上がってきてください。そのまえに高山さんを料理します。

(カシンは)俺も変なヤツだけど、アイツぐらい変なヤツはいねえなと思う。一泡吹かせるというか。俺もたぶん一般の人から見れば変人だろうけど、申し訳ないけど、200倍カシンのほうが変だと思う。変人同士、これがきっかけでどういうふうに広がるか俺にはわからないけど、はぐれとは一回やらなきゃなと思ってるし。アイツらはぐれたけど、申し訳ないけど同じ穴のムジナだと思ってるから。アイツらはぐれてるけど、俺もはぐれてるから。はぐれ同士、いつか決着つけようじゃないか。まあその開戦の火ぶたがパンダってのは笑える。なんで、なんで、なんで保坂とか矢口とかいろんなのがいるのに、パンダを選ぶのか。俺はアイツのよくわかんないところは、よくわかんない。」


 FMW後楽園大会でUWFとの全面対抗戦が行われ、大仁田側が「6・21後楽園でのFMW対UWFの全面対抗戦は、全試合ノーロープ有刺鉄線デスマッチ」を要求していたのに対し、UWF側が飲んで対抗戦は全試合有刺鉄線デスマッチで行われることになった。
 有刺鉄線デスマッチに関しては経験しているのは高山と藤原のみでUWF側はまったくのアウウェイの状態で挑むことになったが、大仁田自身も有刺鉄線デスマッチに挑むのは2005年3月の「卒業式プロレス」以来で、11年ぶりに有刺鉄線が囲むリングに上がることになる。

 まず対抗戦第1Rの上田組vs藤原組は上田組が奇襲を仕掛けたのに対し、藤原組は70歳になる上田を捕らえにかかる。しかし上田が藤原にパンチに対し、藤原も張り手で応戦 、二人は場外まで雪崩れ込んで打撃戦を展開するが、橋本が池田に狙ったラリアットが松崎に誤爆すると、藤原が一本足頭突きの連打から脇固めでギブアップを奪いUWFが先勝する。

 対抗戦第2Rは当初、田中のパートナーにはフジが予定していたが、保坂の欠場に伴いフジはメインにスライドされ、急遽バッファローが起用された。
 田中は中野とグラウンドで渡り合うも、田中組の狙う有刺鉄線攻撃は阻止し、逆にバッファローを叩きつけてから中野が蹴りまくり、アレクも有刺鉄線を利用した腕攻めで田中を捕らえるなどして試合の主導権を握る。
 UWF軍は中野がバッファローに腕十字、アレクが田中にジャーマンと猛ラッシュをかけると、アレクは田中に渦潮スイングで大回転するが、バッファローが渦に巻いた有刺鉄線で一撃しカット、だがバッファローは中野のハイキックを喰らって失速すると、有刺鉄線上での逆片エビで捕らえてバッファローはギブアップ、この時点でFMW軍の負け越しが決まってしまう。

 メインの大仁田組vs船木組は大仁田が革ジャンを船木に投げつけて奇襲をかけ、船木からマウントを奪って殴りかかる、場外戦の後で大仁田が長井にDDOを決めるも、佐野に有刺鉄線攻撃を狙ったフジが高山に阻止されて逆に叩きつけられ、船木はバットを持ち出すが捨て、大仁田をミドルキックで蹴りまくり、再び場外戦へと持ち込む。
 リングに戻った大仁田は佐野を捕らえ、テーブル貫通パイルドライバーを狙うが、パイルドライバーは決めてもテーブルは貫通せず、大仁田は船木相手に格闘スタイルで挑むが、有刺鉄線攻撃を狙ったところで逆に船木に叩きつけられる。
 大仁田が船木と高山に捕まり、交互にキックを浴びせてから関節技で数珠つなぎにし、NOSAWAの持ち出したギターを奪い大仁田にギターショットで一撃を浴びせ、船木が大仁田にハイブリッドブラスターで勝負に出るが、大仁田は毒霧を船木の顔面に噴射して阻止する。
 大仁田は机の破片で高山と長井、イスで船木を殴打し、NOSAWAが有刺鉄ボードをコーナーに設置して、大仁田が船木に突進して自身ごと船木を有刺鉄線ボードへの直撃を狙うが、船木はかわして大仁田だけが直撃し、船木はスリーパーで捕らえる。
 NOSAWAが間一髪カットの後で、イスの上に有刺鉄線ボードを設置し、大仁田との合体ブレーンバスターで高山を叩きつけ、矢口のバット攻撃の援護を受けた大仁田が佐野にサンダーファイヤーパワーボムを狙うが、高山がカット、そこで佐野がチキンウイングフェースロックで捕らえようとするが、大仁田はイス、毒霧で阻止すると、逆にチキンウイングフェースロックで捕らえ佐野はギブアップ、大仁田組が勝利しFMW&W★ING連合軍が一矢報いた。
 試合終了後には大仁田は船木に電流爆破、高山には爆破ロケットマッチでの対戦を要求して大会を締めくくったが、売店でのサイン会にケンドー・カシンが現れ、7月5日新木場でのワンマッチ興行で行われるパンディータvsケンドー・カシンの立会い人になるように要求すると、大仁田は快諾しパンディータのセコンドに着くことになった。

 FMW側はカシンらはぐれIGFに対して絶縁を通告し法的措置も辞さない姿勢を示したが、結局大仁田の流れに引きずり込まれる形ではぐれIGFをも巻き込んでしまった。大仁田vsはぐれIGFは基本的に超花火シリーズでの流れなのだが、現在大仁田は超花火を主催するFOS(ファースト・オン・ステージ)とは絶縁中、だからFMWの流れにはぐれIGFも巻き込んだのかもしれない。
UWF軍にはメインでは勝ったものの結果的にはFMW&W★ING連合軍は負け越しで抗争は継続、またUWF軍との抗争が終わらないうちに、はぐれIGFとの抗争と周囲が騒がしくなったが、今回のFMWには田中が参戦したものの超花火との問題は解決しないまま、果たしてこのままで終わるのだろうか…
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