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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

遠藤があと一歩も及ばず・・・・石川修司がKING OF DDT制覇!

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遠藤があと一歩も及ばず・・・・石川修司がKING OF DDT制覇!

6月26日 DDT「KING OF DDT 2016 TOKYO」東京・後楽園ホール 1691人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第0試合◇
▼15分1本
○ワンチューロ(4分30秒 ゼイジョスクラッチ)×レッカ


◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○大鷲透 平田一喜(8分20秒 ラ・マヒストラル)大石真翔 ×勝俣瞬馬 MAO


◇第2試合◇
▼KING OF DDT 2016準決勝/30分1本
○石川修司(15分50秒 エビ固め)×入江茂弘
※ランニング・ニーリフト
☆石川が決勝に進出


【入江の話】「ハァハァハァ、クソー! 約束したのになぁ!(嗚咽)悔しい! あー、もう!(壁を叩きながら控室へ)」


◇第3試合◇
▼KING OF DDT 2016準決勝/30分1本
○遠藤哲哉(7分15秒 エビ固め)×HARASHIMA
☆遠藤が決勝に進出


【試合後のHARASHIMA】
HARASHIMA「すみません。起きたことが信じられないです。悔しさというか、ちょっと頭の中がパニックになっています。はい、これしか言えないですよ。」


――いきなり奇襲攻撃を仕掛けられて、そこからペースが……。
HARASHIMA「そうですね。ああ、はい。でも全然自分のペースでできたんですけど。まあでも最後確かにすごいパワーでしたね。いや悔しいっすね。悔しいというか、まだ動転してます。でも、ああどうしましょう(苦笑)。どうしよう、もうわかんないよ。まあ両国で…両国…はい。まあね、とりあえず落ち着かせて、前を見て頑張りますよ。どうせなら遠藤に頑張ってほしいですね。でもワケ分からないです! どうしよう!」


――まだいつどこ権を取るという手もありますが。
HARASHIMA「そうですね。はい……頑張ります。それしか言えないです。」


◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○岩崎孝樹(9分46秒 片エビ固め)高尾蒼馬 ×渡瀬瑞基
※キャプチュード あと2チームはKENSO&伊橋剛太、佐々木大輔&マッド・ポーリー
☆渡瀬の持ついつでもどこでも挑戦権は岩崎に移動


◇第5試合◇
▼30分1本
○坂口征夫 マサ高梨 梅田公太(9分45秒 片エビ固め)男色ディーノ 樋口和貞 ×松永智充
※神の右膝


◇第6試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介 アントーニオ本多(13分41秒 ジャーマンスープレックスホールド)宮本裕向 ×ヤス・ウラノ


◇第7試合◇
▼KING OF DDT 2016優勝決定戦/30分1本
○石川修司(23分52秒 片エビ固め)×遠藤哲哉
※ジャイアントスラム
☆石川がKING OF DDT2016を制覇


(試合終了後、ビショビショ・石川を見てハグを嫌がる佐々木だったが、最終的に抱き着かれた。石川にDDT公式エナジードリンク「BLACK OUT」販売元の株式会社キャスティングドットジェイピー・清水社長から賞金100万円とBLACK OUT1年分のパネルが贈呈される。石川は清水社長にも抱き着いた。)
石川「決勝の遠藤、準決勝の遠藤、すげえ強かった。でも俺はDDTの若いヤツと闘えてすげえよかったし…」


佐々木「(マイクをぶん取って)しゃべんなくていいんだよ! 真面目なことばっかしゃべりやがって! ベビーフェース気取ってんじゃねえ! ご紹介しよう! KING OF DDT優勝者、石川“エイドリアン”修司! どうだ、強いだろ! 入江、HARASHIMA、遠藤、遠藤、遠藤! 特に遠藤、アイツがなんで勝てなかったかわかるか? 弱いからだ! あんな弱いヤツ、エイドリアンの敵じゃない。両国のメインでKO-Dのベルトを巻くのはこの俺、カリスマ佐々木大輔…のペット! 195㎝、140kg、石川“エイドリアン”修司だ!」


【石川、佐々木の話】
石川「試合前のコメントでも言った通り、最低が優勝だと思っていたんで。まずその自分に課したノルマをクリアできてよかったです。でも予想以上にキツかったんですけど、セコンドのカリスマ、ポーリーのお陰で何とか持ち直せましたね。あざっす!」


佐々木「ハハハハハハ。まあ見ての通り、どう考えてもこのエイドリアンに勝てるヤツはいない。今のチャンピオンは竹下かもしれないけど、両国のメイン、誰になってるかわからないけど、まあ誰でもね。誰でも相手にならない。それぐらい(石川は)強いから。」


石川「個人的なことを言えば、竹下、あいつに借りを返さないと済まないんで。カリスマからベルトを奪った分も、俺に(5・8札幌で)勝った分も両国で返したいんで、ぜひぜひ来てほしいなと。(優勝賞金の)100万円、どうしようかな。どうしたらいいですか?」


佐々木「俺がもらうよ。」


石川「いやいやいや(苦笑)。自分、ずっと考えていたことがあって。100万円相当の石川マスクを作りたいなと。すごい刺繍に凝った石川マスクを作りたいなと思うので、それを転売していってわらしべ長者……どうっすか?」


佐々木「そんなことは置いておいて! まあ両国のメインも決まったし、そろそろ俺たち3人のユニット名を発表しちゃおうかなと思っているんですけど。」


石川「おぉ! (ユニット名を)知らないです。」


佐々木「それは来週の博多をお楽しみにということで。」


石川「おぉ(苦笑)。もう決まってる?」


佐々木「決まってません。」


石川「決まってません!? じゃあ博多で発表します! 質問は?」


――石川選手、久しぶりの両国のメインだと思いますけど、今回はユニオンがなくなってフリーとして両国のメインに立つわけですが、何か心境の違いはありますか。


石川「いや本当に僕は別にDDTの中だけじゃなくて、プロレス界で一番デカくて強いと思っているので、それを両国という大きい舞台で証明するだけです。感慨深いとかそういう気持ちはもう置いて、それを証明するために闘います。」


【遠藤の話】
――惜しくも決勝で石川選手に敗れてしまいましたが。
遠藤「…………(手で顔を覆ったまま肩を震わせる)。」


――相当悔しいと思いますが。
遠藤「…………(唇を噛みしめながら立ち上がると、しばらくその場で立ち尽くしてから)確かに両国で竹下と2人でメインに立つっていうのは、もう叶わなくなりましたけど。でも俺は! 諦めてないから! 絶対竹下を越えてみせます。」


 いよいよ準決勝、、決勝を迎えた『KING OF DDT』準決勝第1試合は入江が石川と対戦、序盤から両者は激しいマッチアップを展開も上背の差で石川が有利に立ち、また場外戦でもエルボーの競り合いを制した石川が入江をイスに座らせてのランニングニーを放つなど試合を有利に進める。
 リングに戻った石川は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、入江は雪崩式ネックブリーカーで反撃するも、バックドロップの応酬を制した石川はジャイアントフットスタンプから地獄固めで捕獲し、ファイヤーサンダーを狙う。
 窮地の入江は背後に着地してタズムッションで捕獲、ロープに逃れた石川はファイヤーサンダーで突き刺すとランニングニーを狙うが、入江はビーストボンバーで迎撃してから逆にファイヤーサンダーで突き刺す。
 入江は後ろから前とビーストボンバーを炸裂させると自分が垂直落下バックフリップを狙うが、逃れた石川は投げ放しドラゴンスープレックスからニーリフトを放ち、再びニーリフトからスライディングDを炸裂させると、ランニングニーの連打で3カウントを奪い決勝に進出する。


 準決勝第1試合のHARASHIMAvs遠藤は後入場のHARASHIMAを遠藤が奇襲をかけ、ドロップキックで場外へ追いやってからノータッチ・トペコンを炸裂させるが、リングに戻ってからのスワンダイブはHARASHIMAがキックで迎撃して失速、HARASHIMAはボディーブローから腹部に狙いを定めて試合を有利に進めていく。
 HARASHIMAはジョン・ウーから顔面へのフロントハイキック、雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターと連続技を狙うが、逆に遠藤が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、スワンダイブエルボーから雪崩式フランケンすタイナーと猛反撃する。
 遠藤はトーチャーラックボムを狙うが、着地したHARASHIMAはハイキックからリバースフランケンシュタイナー、そして蒼魔刀の必勝パターンを狙うと、遠藤がフランケンシュタイナーで切り返し、HARASHIMAがエビ固めで切り返すが、遠藤が丸め込んで3カウントを奪い決勝に進出、まさかの敗戦にHARASHIMAは呆然となる


 優勝決定戦の遠藤vs石川は石川が上背を利用してロックアップで押さえ込みにかかり、バックを奪われてもコーナーに押し付けるなど体格差で有利に立とうとするが、遠藤は低空ドロップキックで膝まづかせると、顔面への低空ドロップキック、執拗なヘッドロックと石川の首狙いで動きを止めにかかる。
 遠藤は石川を場外に追いやってからラ・ケブラータを狙うが、エプロンでワンクッションしたところで石川が足刈りラリアットを放ち、ジャイアントスイングの要領で客席に遠藤を放り投げ、膝蹴りを浴びせる。
 リングに戻った石川は遠藤を何度もストンピングで踏みつけると、起き上がったところで鋭いニーリフトを浴びせ、更に両足で踏みつけるだけでなく、コーナーに押し込んでから何度もニー、フットスタンプと腹部中心の攻めで遠藤のスタミナを奪いにかかる。
 石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、遠藤はリバースして石川をエプロンへ出すと、断崖式ノド輪落とし狙いを、遠藤はバク宙で逃れ、何度もトラースキックを浴びせてからラ・ケブラータを炸裂させるも体勢が不十分だったため遠藤もダメージを負い。
 遠藤はリングに戻ってからスワンダイブ式DDTで突き刺し、胴絞めスリーパーで捕獲、石川のスリーパースープレックスも着地した遠藤はトーチャーラックボムを狙うが、阻止した石川が遠藤が突進したところでツームストーンパイルドライバーで突き刺しラリアット、ランニングニーと畳み掛ける。
 しかし遠藤はトルネードDDT、石川が突進したところでドロップキックを放つと、スワンダイブ式後頭部エルボー、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーと反撃、石川はスリーパースープレックスで投げ、バク宙キックを狙う遠藤をファイヤーサンダーを狙うが、着地した遠藤はスライディングラリアット、ブレーンバスターで投げ、石川をコーナーに乗せてからのトーチャーラックボム、スカイツイスタープレスを投下するがカウント2、そしてもう1発を狙うがかわされて自爆すると石川はランニングニーを浴びせて両者ダウン。
 膝立ちの両者はエルボー合戦を展開するが、笑う遠藤に石川がニーを浴びせるとファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンは遠藤がエビ固めで切り返すも、石川はドラゴンスープレックス、ニーと浴びせてからスプラッシュマウンテン、遠藤はカウント2でクリアするが、石川は奥の手であるジャイアントスラムで3カウントを奪い、KING OF DDTを制覇した。


 遠藤が体格差というハンデがありながらも、善戦以上というか互角に渡り合っていた、遠藤にしても自分より竹下が先にKO-D王座を奪取したという強い意識があったからこそ、石川に喰らいつく以上に越えかけていた、だからこそ石川も奥の手であるジャイアントスラムを出さざる得なかった、それだけ遠藤が成長しているということなのだろうが、最後は石川の引き出しの多さが優った、遠藤にしても両国のメインは自分と竹下とでという想いがあっただろうが、残念としかいいようがない。


 また石川も初めて見たときは高山善廣クラスの選手になるぞと思っていたが、幅広い活躍を見ると越えたとしかいいようがない、また大日本の一騎当千に続いてDDTのKING OF DDTを制覇とは、団体を枠を超えた怪物になりつつある。


 これで8月28日両国のメインのリングには石川が挑戦者として一足先に立つことになったが。一方の王者の竹下はアントンと組んで宮本&ウラノと対戦するが、竹下は宮本組の左腕攻めに苦しむ、しかしアントンが奮闘して試合を盛り返し、宮本のハンドスプリングニールキックをキャッチした竹下がジャーマンで蹴散らした後で、試合権利のあるウラノもジャーマンで降した。7月3日博多では竹下がKO-D王座をかけて宮本との防衛戦が決定し、19日の愛媛大会では宮本の卍コブラの前に竹下はギブアップを喫した、今回はヤスを降したことで借りを返したのだろうが、竹下からしてみれば宮本から直接フォールを奪いたかったのが本音なのかもしれない。


 8月28日両国まであと2ヶ月となったDDT、果たしてメインのリングに立つのは誰だ?

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