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オカダがドーム初の40分越えの死闘を制し王座防衛!内藤に敗れた棚橋はこのまま沈みゆく太陽となるのか?
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム 26192人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(25分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×棚橋弘至
※デスティーノ
☆内藤が2度目の防衛に成功【内藤の話】
内藤「まあ、これでひとつの時代が完全に終わったのかな? まあ、寂しいけどね。これもディスティーノ、運命だよ。かつて彼が俺にこう言ったよ。2006年の7月だったかな? 早く俺のところまで来いよ。棚橋は言ったよ。まあでもさ、今現在、棚橋は俺の目の前にはいないからね。俺のはるか後ろを歩いている存在だから。今この場で俺は彼にメッセージを送るよ。棚橋、早く俺のところまで戻ってこいよ。まあさあ、彼はもう終わった人間だからね、戻ってくることはないと思うけどさ。まあ、戻ってこようとするのは自由だから楽しみに待っとくぜ。カブロン」※ここでエルガンが会見場に登場。
エルガン「(※会見場に入って来ると内藤の隣に歩を進め、向かい合うとにらみつける。そしてテーブルに置かれたベルトを自分の方に向けて)ベルトがお前のところに戻って来て幸いだ。お前に目をやられたことは忘れていない。そのせいで俺は欠場を余儀なくされたんだからな。だけどこうやって戻ってきた。ナイトーよ、俺は休んでる間ずっと、お前に仕返しするばかり考えてた。目をやられたお返しとして、もう減らず口が叩けないように、お前のアゴを砕いてやる!」
※エルガンが退場内藤「まあ、俺さ、日本語とスペイン語しかわかないから、彼が何言っているかわかんないけどさ。何カ月かズル休みして今日戻ってきた彼がなんて言ったの? ちょっとわかんなかったけどさ、もう言い訳できないよ? 本当に折れてたの? 目は折れてたのかって。診断書を見せてくれよ。俺の目の前に持ってきてくれよ。まあさあ、彼が何を求めてるのか知らないけど、俺が言えることはエルガン、トランキーロ! トランキーロ! あっせんなよ。じゃあ、そういうわけだから。アディオス!」
◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(46分45秒 エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX26優勝者]×ケニー・オメガ
※レインメーカー
オカダが2度目の防衛に成功(試合終了後)
外道「ケニー・オメガ! オメェにはよ、さんざんな目に遭わされたけどよ、オメェは、尊敬するスゲェレスラーだよ(※大拍手) だーがーよ!! 勝ったのは誰だ!?(※大歓声) オイ! いつものセリフをよ、今日は腹の底から言ってやらぁ。もう! 誰1人! 2度と! レインメーカーを止めることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然) …レェ~ベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) 『WRESTLE KINGDOM 11』の最後はよ、この男の言葉で締めてもらおう。プロレス界の常識をすべて引っくり返す男、完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レインメーカー…オカダ・カズチカだ(※大拍手)」オカダ「(※目を閉じて『オカダ』コールを聞き)みっつ、言わして下さい(※大拍手)。ひとーつ! ケニー、俺が認めてやる。お前は、新日本の歴史上、一番強い外国人選手だよ!(※大拍手) ふたーつ! 去年の『WRESTLE KINGDOM』(と比べ)、だいぶ今年(は)メンバーが変わりました。でも、こんだけのお客さんが見に来てくれる。2017年もな、俺が新日本、盛り上げてやるからな。俺から、目を逸らすなよ(※大歓声&大歓声)。みっつ!……特にありません!(※場内笑&大拍手) と! 言いたいところだけどな、俺はな、新日本プロレスをな、背負ってんだよ(※大拍手)。新日本プロレス、かなり! 重いけど、俺は背負ってる。でもな! まだまだ背負える。もっともっと! 新日本プロレスを大きくしてやるからな!!(※大拍手) 俺が!! 新日本プロレスを! 背負っている限り!! 新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞ!!(※大歓声)」
【オカダの話】
──おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」──東京ドームのメイン、最高の舞台で最高の内容でIWGPを防衛しました。今の気持ちを聞かせてください。
オカダ「今、13年ぐらいですか? プロレスやってますけど、ホント死ぬかと思うような試合でした。まあそんぐらいケニー・オメガは強い相手でした」──今も身体に痣が残ってますけど、試合時間も46分45秒、本当に苦しい闘いだったと思います。今回初シングルだったケニー・オメガ選手、改めてどんな選手でしたか?
オカダ「やっぱり試合前に言ったように、今までのBULLET CLUB、プリンス・デヴィットよりも、AJスタイルズよりも間違いなく強い、本当に新日本プロレスの今までの歴史で一番強い外国人選手。今の新日本プロレスの中で僕の次に強い選手だと思います」──それだけリスペクトするオメガ選手との試合の中で、新日本を背負っていくんだという覚悟やプライドが見えた試合だったと思います。
オカダ「もちろん、それはケニーにもあったと思いますし、必ずこのベルトを取って、俺が新日本プロレスを動かしていくっていう思いもあったと思いますけど、その覚悟という意味では僕が上回ったんじゃないかなと。いないでしょう、新日本プロレスに他に。やられても勝つ選手、ケニー・オメガにあそこまでやられて勝つ選手、俺しかいないでしょう。俺しか背負えないでしょう」──去年、選手がたくさん抜けた中で、今年の東京ドーム大会、いろんな予想があったと思いますが、去年よりも大きく盛り上がったと思います。その雰囲気についてはいかがですか?
オカダ「最初、本当にドームが終わって、新日本プロレスどうなるかなと思いましたけど、今年こんだけのお客さんが入って、あんだけ歓声を送ってくれて最高でした。べつにこれで僕が辞めるわけではないですし、しっかり新日本プロレスを大きくしていきますんでで、また来年は今年以上に、その次はドンドンドンドン盛り上げていけるように僕がします」──新日本を背負う立場のオカダ選手だと思いますが、今後この新日本をどんな世界に連れてってくれるんでしょうか?
オカダ 「まあ、途中で発表があったように7月、新日本プロレスがアメリカにも行きますし、だからといって日本は手を抜くわけでもないですし、アメリカはアメリカで盛り上げて、海外もまた2017年もいろんなところに行くと思いますし、しっかり世界中に新日本プロレスを広めて、日本は日本で新日本プロレスという、プロレスという素晴らしいものがあるということを、オカダという素晴らしい選手がいるということを全国の皆さん、世界の皆さんに広めていきたいなと思います」──今日の結果で新日本のベルトをCHAOSとロス・インゴベルナブレスの2つが分け合うカタチとなってますが、そのへんはどう感じられていますか?
オカダ 「ちょっと僕も試合に集中していたので、前の試合は申し訳ないんですけど観てなかったので、どういうベルトの移動があったのか把握できてないですけども、その2チームが新日本プロレスの中で勢いがあるチームなんじゃないかと思います。もちろんどっちが上かと言ったら、このベルトが上だと思いますから、もっともっとCHAOSにベルトを集めてですね、CHAOSが一番強いチームなんだなというのを見せていければいいかなと思います」──今日の試合、30分を超えたあたりから、観客席で涙ぐむファンがかなり見えたんですね。こういう光景は最近新日本プロレスでなかったなと思うんですけど、結構雰囲気が変わったのかなと思ったんですけど、いかがですか?
オカダ 「どうなんですかね? 今日のオカダvsケニーがそういうお客さんの心に響く試合だったと思いますし、本当に感情移入して泣ける試合なんて腐るほどありますし、ドンドンドンドンそういう泣ける試合もそうですし、ハラハラドキドキワクワクした試合もあると思いますし、そういう試合を見せていけるのが新日本プロレスだと思いますんで、それがプロレスの魅力だと思いますんで、そういうのをドンドン見せていけたらと思います」──試合後にケニー・オメガ選手を新日本の歴史上一番強い外国人選手だとおっしゃっていましたけど、どんなとろころが強いと感じましたか?
オカダ 「こんな47分も今まで試合したことないですもん。それは棚橋さんにしたってそう、内藤さんにしたってそう。したことないですし、今までの歴史の中で、新日本プロレスももうすぐ45周年ですけど、今が一番だと思ってますし、その中で僕とやっている選手、今回はケニー・オメガでしたけど、ここまで追い込まれてこんなにフラフラして帰ってくることは今までなかったですから、それは僕が認めます。もちろんファンの人も認めざるをえないような試合だったんじゃないかなと思います」──首の傷はいつ?
オカダ 「わかんないですね(笑)。本当に僕も何をやられたのかもわかんないような状態ですから。見えないですからね。何がどうなっているのかもわからないですし。靴の跡ですか? ドロップキックですかね? なんか納得がいかないですね。僕のドロップキックで跡がつかないんじゃ」──これまでオカダ選手に完璧なといいますか、ライバルらしいライバルがいなかったと思うんですけど、ケニー・オメガ選手はそういう存在になりそうですか?
オカダ 「それは僕がケニー・オメガはライバルだと言う必要はないと思いますし、それはもう見ている人が決めればいいと思いますし、もしかしてこの試合で明らかに新日本の歴史で、ここでオカダとケニーのライバルストーリーが始まったよねっていう一戦になるかもしれないですし、もしかしたらケニーががんばらなければおしまいになってしまうかもしれないんで。僕がおまえのことをライバルと認めてやるって、そんなことはないですね。強いっていうのは認めてやります」【ケニーの話】「(※ヤングバックスに肩を借りて会見場へ。イスに座るなり、上半身をテーブルに着けてマイクを握る。ヤングバックスはオメガの後方に立ったまま)今日は負けてしまったけど、とても誇らしい思いでいっぱいだ。こんな気持ちが沸き上がってくるとは思ってなかった。時にはこういう苦い思いもしなくてはならない。でも、オカダ、お前をリスペクトしている。お前は日本で最高、いや、もしかしたら世界でも最高のプロレスラーかもしれない。だけど、もし再戦のチャンスがあるなら、次は絶対に負けない。絶対に倒してみせるとここに誓おう。負けたとは思っていない。ニュージャパンは俺に最高のチャンスをくれた。そして2016年は、最高の時間をもたらせてくれた。2017年の幕開けは、自分のキャリアの中でも最大の敗北から始まってしまったのはとても残念だが、その中でもヤングバックスは彼らの試合が終わってからも俺を後方支援してくれたことに感謝したい。ヤングバックスと俺こそが、このプロレス界を牽引していく存在になると思う。これ以上の質問はなしだ。これ以上のコメントもなし。グッバイ……そのあとは言わない。グッバイだけだ」
今年も迎えた新日本プロレス1・4東京ドーム、セミでは内藤の保持するインターコンチネンタル王座に棚橋が挑戦、序盤は内藤がなかなか組み合わず焦らすも、棚橋がコーナーへ押し込んだ際に張り手と見せかけて太陽ブローで強襲、さすがの内藤も読めずにうずくまるも、内藤もすぐ軌道修正し、旋回式クロスボディーを狙ってセカンドロープへと昇った棚橋の膝裏にドロップキックを放ち、棚橋の常套手段である足攻めを展開して先手を奪う。
先手を奪われた棚橋は突進する内藤をフライングフォアアームで迎撃してから、エルボーの連打からセカンドロープからのローリングセントーン、太陽ブロー、低空ドロップキックと流れを変えたかに見えたが、内藤が2度目のニークラッシャーで動きを止め、棚橋もテキサスクローバーを狙うがロープに逃れられるなど自身の流れに持ち込めない。
内藤のトルネードDDT狙いを堪えた棚橋がエプロンへと降ろすとロープ越しのドラゴンスクリューを敢行し、場外へ逃れた内藤にコーナーからプランチャを浴びせて、エプロンで寝そべりポーズを取るなど余裕ぶりが出るかに見えたが、棚橋は串刺しクロスボディーからハイフライアタック狙いは、内藤はよろけながらロープに直撃して阻止し、雪崩式フランケンシュタイナーからジャーマン、延髄斬りからジャンピングエルボーとすぐ内藤の流れに変えてしまう。
内藤はグロリアから低空ドロップキック、カサドーラから変形膝固めで捕らえるも、棚橋は起き上がってテキサスクローバーホールドへと切り返し、グラウンド式のドラゴンスクリューからショートレンジのスリングブレイドからスリングブレイドと猛反撃する。
棚橋はハイフライアタックからハイフライフローを投下するが、かわされて自爆となると内藤はデスティーノを狙うと、棚橋はツイスト&シャウトで切り返して、両者ダウンの後で互いにエルボー、関節蹴りの応酬を展開すると棚橋が張り手一閃してからドラゴンスープレックスで投げ、背中へのハイフライフローからハイフライフローを投下するも、今度は内藤が剣山で迎撃、j自身の膝も痛めた内藤だったが延髄斬りから、リバースのスイングDDTも披露した後でデスティーノで3カウントを奪い王座を防衛。濃い試合ながらも内容的にも内藤が完勝、もう棚橋の時代ではないということを内藤自ら示した。
試合後は倒れたままの棚橋に内藤が一礼したが、内藤の胸に去来するものは何か?またバックステージでインタビューを受ける内藤に、ドーム大会から復帰しニュージャパンランボーを制止したエルガンが挑戦を表明した、本来なら昨年11月のエディオンアリーナ大阪大会でエルガンが挑戦するはずだったが、エルガンの負傷で挑戦は流れ代役としてジェイ・リーサルが挑戦したが、改めてベルトをかけての対戦が濃厚となった。メインのIWGPヘビー級選手権は大舞台のメインを意識してか互いに慎重な立ち上がりも、ケニーが次第にオカダを想定外の攻めやスピードでオカダを翻弄、しかしオカダもリングに戻ったケニーをビックブーツで迎撃した後で側頭部へのスライディングキックでケニーを場外へ出し、オカダは鉄柵を利用してのハングマンDDTで突き刺してから、オカダからテーブルを持ち出すが、その隙を突いたケニーが強襲、だがオカダは鉄柵外へケニーを出してから鉄柵越えのボディーアタックを浴びせ、リングに戻ったオカダはロープ越しのアトミコ、フェースロック、ケニーが苦しい表情、オカダはネックブリーカードロップで主導権を握る。
しかしケニーはスピードでかく乱してから低空ドロップキック、コタロークラッシャーで反撃すると、腰へのエルボーから腰攻めを展開、ケニーはフランケンシュタイナーでオカダを場外へ出すとノータッチトペコンを敢行、更にエプロンの角めがけてボディースラムで投げ、オカダの腰にダメージを与え、リングに戻ってもオカダの後頭部に打点のミサイルキックを発射、キャメルクラッチで首から腰へと背筋を攻めにかかる。
ケニーは首相撲から膝蹴りを浴びせると、キャッチしたオカダはヘビーレインで反撃し串刺しエルボーからDDT、飛びおきてランニングエルボースマッシュ、フラップジャックからレッドインクで捕獲するなどして流れを変え、リバースネックブリーカーからダイビングエルボーを投下するも、ケニーは剣山で迎撃し変形のワンハンドバックブリーカーから、場外に逃れ背を向けたオカダにスライディングキックで鉄柵外へ出すと、丸藤正道ばりの鉄柵越えラ・ケブラータを敢行、オカダに大ダメージを与え、更にリング下で這いつくばっているオカダの上にテーブルを被せて、エプロンダッシュのダイビングフットスタンプを投下する。
リングに戻ったケニーはカミカゼからムーンサルトプレスの連続技で攻勢に出るが、高速ドラゴンスープレックス狙いを阻止したオカダはコーナーにケニーを据えてから下からのドロップキックを発射してエプロンへと落とし、エプロンでの攻防は切り抜けるもケニーが突進したところでオカダがショルダースルーを敢行し、リング下に転落したケニーはヤングバックスが設置してあったテーブルに貫通してしまい大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ったオカダはスワンダイブ式のジョン・ウーを発射しレインメーカーを狙うが、ケニーは胴タックルで阻止、そして雪崩式ドラゴンスープレックスで脳天からオカダを落とすと、ケニーはパーフェクトドライバー風の牛殺しからVトリガーも、突進したところでオカダはドロップキックで迎撃、しかしケニーもVトリガーを連発してからリバースフランケンシュタイナー、側頭部へのVトリガーと譲らない。
ケニーは片翼の天使を狙うが、阻止したオカダはツームストーンパイルドライバーからレインメーカーを決めるも、ケニーはカウント2でクリア。オカダはジョン・ウーから再度ツームストーンパイルドライバーを狙うもリバースしたケニーが逆にツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ケニーが高速ドラゴンスープレックスからVトリガーを連発も、オカダもレインメーカーからそのまま手を離さずレインメーカーも、かわしたケニーも掟破りのレインメーカーを狙うがオカダがかわし、突進したところでケニーがドロップキックを発射、レインメーカー式Vトリガーからツームストーンパイルドライバーを狙う。
しかしリバースしたオカダはスクリュー式ツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、レインメーカーで3カウントを奪い、46分45秒の激戦を制して王座を防衛した。正直言ってここまでの激戦になるとは思わなかった、内藤vs棚橋、柴田vs後藤、KUSHIDAvsヒロムと好試合が続いたことでメインを張ることになったオカダも大きなプレッシャーがかかっていたことも事実、特にオカダは木谷高明オーナーから2億円プッシュ発言、そして内藤の猛追などもあってファンからも厳しい目で見られるようになり、またケニーもG1を制してトップ外国人選手に昇りつめたことで、更なる大きなインパクトを求められるようになったが、今回はオカダが今までとは違う凄い試合をすることでファンを見返すことが出来た、またケニーもドームという大舞台を意識していつも以上のダイナミックなプロレスを展開したことでドームのメインに相応しい激闘を展開した。まして40分越えの試合はドーム誌上初でもあり、新日本では長らく見せなかった長丁場の試合だったものの最後までスリリングな展開でファンを飽きさせなかった。
また今回の東京ドーム大会は棚橋が内藤に敗れ、オカダとケニーがドームの主役という重責を果たしたことで、改めてオカダ、内藤そしてケニーの時代になったことを改めて示すことが出来た。しかし敗れた棚橋はこのまま沈んだ太陽となってしまうのだろうか…
ありがとうございました。 https://t.co/VUFyUGN4Xr pic.twitter.com/1awWZGQcvw
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年1月4日オカダおめでとう!命の削りあい制したな。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年1月4日Main Event... Maybe the best match I've ever seen. #njWK11 #wk11
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2017年1月4日Kenny Omega is the greatest in ring performer I've ever seen.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年1月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/7OK3PZ4gX0
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年1月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/5HNPqN6Yl3
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年1月4日東京ドーム大会終了ゼァ。いやぁ〜みんな凄い試合してたなぁ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年1月4日ドーム凄かった。
やばいね…
試合後、勉強に来てた3人の豆腐プロレス出演者と某選手と、WEB用映像撮って、今から帰ります。
明日は朝から撮影、夕方から新日本プロレス後楽園解説。
レスラー達は明日も闘うのか… pic.twitter.com/zx6mNv2KH1
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年1月4日新日本プロレス1・4東京ドームをみにいってきました❗
何回叫んで、何回泣いたか
めちゃくちゃパワーをいただきました
写真は、蝶野さんと✨
1月21日からスタートするドラマ「豆腐プロセス」のために金髪にしました❗
NEWヘアでがんばります✌#新日本プロレス #テレビ朝日 pic.twitter.com/x4FU7HUjVc
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年1月4日プロレスの感想で凄まじいという表現は使ったことが無い。それ程昨日の新日本プロレス東京ドーム大会のメイン、オカダvsケニー戦は凄まじかった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年1月4日PR -
大胆で破天荒!ヒロムがタイトル初挑戦でKUSHIDAを降し王座奪取!後藤は柴田とのケンカに勝ち欠場勧告…
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム 26192人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼1分差バトルロイヤル~ニュージャパンランボー~
○マイケル・エルガン(26分13秒 エビ固め)×チーズバーガー
※エルガンボム退場順、3:50 BONE SOLDIER、5:46 ビリー・ガン、8:59 小林邦昭、12:00 中西学、12:40 獣神サンダー・ライガー、12:49 タイガーマスク、16:26 ヨシタツ、19:20 永田裕志、21:02 田口隆祐、22:24 ヒロ斉藤、22:38 スコット・ノートン、23:34 天山広吉、25:13 チーズバーガー
【エルガンの話】
──お疲れ様でした。まずは復帰戦が東京ドームとなって久し振りにリングに戻ってきましたけど、今日の感覚はいかがですか?
エルガン「今の気分が最高かと言われたら嘘になる。なぜならば本来なら自分はIWGPのチャンピオンシップで出場したかったから。今日ここで内藤が棚橋と試合するというとこについても自分は納得がいかない。ここは自分がしっかりと勝ってチャンピオンベルトを取りたかった。ただ、このニュージャパンランボーで勝てたという事実はうれしく思っている。2017年、自分はしっかりと復帰して、IWGPのヘビー級、インターコンチネンタル両方に挑戦したいと思っている」──ケガから復帰して、コンディションは100パーセント戻っているんですか?
エルガン「ケガの状態は良くなっている。ただ、骨を摘出した股関節の部分で感覚がない部分が残っているので100%と言うと嘘になるが、ほぼ治っていると言っていいと思う。そして、ここ数カ月練習していると、今日の試合中も素晴らしい気分だったので、復帰に向けて準備万端といったところだ」──このあとIWGPヘビー、インターコンチネンタルのタイトルマッチが行なわれますが、どんな気持ちでご覧になりますか?
エルガン「難しい質問だけども、自分自身はチャンスを取り上げらたという気持ちでいる。今日のインターコンチネンタルも自分が試合をするチャンスがあったのに取り上げられた。G1に関しても自分が挑戦権を獲得できたはずなのに、それすらもできていない。なので、実際にこの試合を今日会場で観ることに関しては苦い、そして苦しい思いが湧き上がってくるだろう。とはいえ、どちらか片方か両方かわからないけど、どちらの勝者に関しても、2017年は自分と対戦しないといけないということを彼らは憶えていてほしい」
──2017年、ニュージャパンランボー優勝でスタートしました。今後の展望を教えてください。
エルガン「一番初めに満足していないと言ったことで、自分がハッピーでなはいと理解したかもしれないが、今日の結果についてはとてもうれしかった。獣神サンダー・ライガーやタイガーマスクのようなレジェンドと一緒にリングに上がれたこと、もちろんビリー・ガンと一緒にリングに上がれたこともとても光栄でうれしかった。ただ、何をしても満足というものは長くは続かない。私はこれ以上のものを手にするに値するレスラーだと思っている。それを残念ながらケガが取り上げてしまった。ただ、2017年の目標はさらにクリアになったと思う。もちろんIWGPインターコンチネンタル選手権にも挑戦するし、ヘビー級でも闘っていきたいと思っている。そして、日本の中で伝説を残すつもりだ」──難しい質問だと思いますけど、IWGPヘビーとインターコンチ、まずはインターコンチのほうが強いんですか?
エルガン「その2つ、どちらかと言われればIWGPインターコンチネンタルのほうが自分にとっては優先順位は高い。なぜならば内藤とまだ終わってない仕事があり、まずこれを完了させなければならないと思っているからだ。そして家族も待っている。時間が限られた中で自分が先に取らなければならないのはインターコンチだろう。それはまたなぜかと言うと自分自身が初めて獲得したタイトルだからだ。それを取り返すのが第一だ」──かつてエルガン選手と同じようなパワーファイターでスコット・ノートン選手と肌を合わせてみて、いかがでしたでしょうか?
エルガン「それは大変大きな、そして光栄な事実だ。今日、私がスコット・ノートンと同じリングに上がるとわかったときはうれしかった。なぜなら私は彼を観て育ってきたからだ。彼のような存在、そしてハルク・ホーガンのようなレジェンドと呼ばれるファイターにあこがれてここまで来たので、その彼と同じリングに上がれたことは何事にも代えられないことだった。今日ここで起こったことはもちろん優勝もうれしいし、IWGPとインターコンチネンタルのタイトルマッチをこれから観なきゃいけないのはつらいけど、今日は特別な1日として記憶に残ると思う」【ノートンの話】
ノートン「(※インタビュールームに集まった報道陣の顔を眺めて)元気ですか? なにか質問は?」――ひさしぶりの新日本のリングでの闘いでしたけど、感想、感覚、雰囲気はいかがでしたか?
ノートン「何て言ったらいいのかなあ……アドレナリンが噴き出してくるのが、自分でもわかった。それに、みんながまだ覚えていたことがうれしかった。長く離れていたけれど、自分自身にとっても、(新日本に)戻って来れたことがいい経験になったし、とてもうれしかった。リング上にライガーがいるのを見て、戻ってきたんだなあと実感した。ニュージャパンではこれまで多くの試合をしてきたし、活躍の場も与えてもらったけど、(自身のキャリアの)終盤に間違いを犯してしまった。もっと長くニュージャパンのリングに上がれていたらなあと今は思っている。そんな思いがある中で、自分に入場曲がかかって盛り上がってくれたファンを目の当たりにしたことはすごくうれしかった」――リング上にはかつての仲間たちがいたと思うんですけど、彼らを見てどう思いましたか?
ノートン「最高の気分だった。ニュージャパンには才能あふれるファイターたちはたくさんいて、彼らに囲まれた自分がいたこと、昔の仲間たちとあの時と同じレベルの試合ができたことはうれしかった。あの空間にいれたことで、過去の自分に戻れた気がした。サイコーだ。このようなチャンスをいただけたことをすごく感謝しているし、パワーボムを決めたり、逆に投げられたりもしたけど、そんなことすべてが自分を作り上げているんだということを思い出させてくれた。これが自分なんだということを、改めて力強く確信した。これこそがリアルなんだと思えたこと、ここにいることは現実なんだと思えたことが、すごくうれしい」――かつて闘っていたときにはIWGPヘビー級のベルトも巻きましたが、現在の新日本プロレスという団体はどのように映ってますか?
ノートン「“いい”という一言だけでは収まらない、“素晴らしい”団体になっていると思う。それは新日本という団体が、時間をかけて努力してきた結果だと思う。才能あるレスラーがいて、素晴らしい試合を繰り広げてきた結果だと思うし、そういうところすべてが尊敬に値する。今は若い世代の選手も出てきて、自分は彼らの父のことを知っている年代になってきた。若い世代も才能を受け継いで、しっかりした試合ができているところも素晴らしい。才能だけでなく、パワーのある選手もいる。俺たちの時代もムタ(武藤)やチョーノ、テンザンなど才能ある素晴らしい選手がいたし、その中で自分の一時代を繰り広げられたと思うし、今のニュージャパンも自分たちがいた当時と同じぐらいのレベルに近づいているんじゃないかと思う。何よりもニュージャパンの素晴らしいところは、年代にかかわらず、最高のレスラー、才能あふれた素晴らしいレスラーを次々と輩出してきたことだと思う」【小林の話】
──まずはこの世界最高峰の東京ドームのリングいかがでしたか?
小林 「近年ニュージャパンランボーがあったけど、なかなかこう上がるっていうわけにはいかなくて。ただ、去年の盛り上がりを見て、これなら出てもいいかなと思って。でも、昨日ちょっと足を傷めちゃって、思うように動けなかった。まあ点数としたら50点ですね(笑)」──今、50点とご自身で採点されましたけど、来年も出たいなとお気持ちは沸いてきますか?
小林「ええ、5000万出たら(笑)。わかんねえよ(笑)。今日みたいなああいう試合はもう来年は見せられないと思う。さっきメールが来て、なかなかやってたって言うけど、全然そんなことないと思うんだよね」──新日本の若いレスラーと肌をわせて感じたことはありますか?
小林「やっぱりレベルが高いですよね。今日、人数が多いんで、第0試合に出た選手たちもセミとかメインを取ってもおかしくない選手たちですから。内心は次はいいかなって感じになっちゃう(笑)」──4代目ですけど、タイガーマスク選手とも対峙しましたけどもその点についてはいかがですか?
小林「そうですね。まさか、あそこで自分が意識して出すとは思わなかったですね、覆面を。取っちゃえばよかったですね(笑)。でも、あの場面はタイガーマスクのほうが湧きましたよね、ライガーよりかは。タイガーマスクがね」──引退試合はライガー選手でしたけど。
小林「まあ、16年、17年ぐらい前になりますかね。まあ、あのときはライガーからのご指名でしたけど。僕は違う人を指名したんですけど(笑)」──小林選手は第1回の1989年東京ドーム大会に出場されていますよね。
小林「え〜っと、対ライガー?」──対ライガー。しかも、ライガー選手のデビュー戦でした。
小林「ああ、10何年前ですか?」──27年前です。
小林「ええ、そんなになるんですか!? そんな前? じゃあ、ライガー何年やってるんですか、トータルで?(笑)」──年齢不詳です(笑)。
小林「ああ、そうか、そうか(笑)。そんなになるんですね」──そういう観点からリングに立ってみてどうですか?
小林 「大いにいいことですね。近年、同じ年の人とかいろんな人が不幸続きっていうこともあって。この間も永源(遥)さんがね、亡くなってちょっとガクッとしたんですけど、いろんな古い選手が、ヒロ斎藤とかががんばってて、自分も力づけられますよね。もうそろそろ自分も片足どころか両足棺桶に入ってるようなもんだから」◇第1試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」スペシャルマッチ/30分1本
タイガーマスクW(1/30)タイガー・ザ・ダーク◇第2試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/SJTT2016優勝チーム/六本木バイス]○ロッキー・ロメロ バレッタ(12分57秒 十字架固め)[第48代王者/ヤングバックス]×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ヤングバックス3度目の防衛に失敗、ロメロ&バレッタが第49代目王者となる【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「(※ベルトを手にインタビュールームに入って来るなり)ハッピー・ニューイヤー! ハッピー・ニューイヤー! ハッピー“FN”ニューイヤー!(※遅れて足を引きずりながら入ってきたバレッタにイスを差し出し)さあ、ここに座れよ。(※ベルトをテーブルに立てかけて)さあ、これを見ろよ。ハッピー・ニューイヤー。コンニチハ。コニャニャチハ。さあ、いくぞ。ロッポンギヴァイスが……チャンピオンだぜ。これで3度目さ。2017年1月4日、ニューイヤーにバレッタと俺は生まれ変わったんだ。2016年は厳しい1年だった。いやあ、ムズカシイね。でも2017年に入って再出発だ。真っ直ぐな道を行くぞ。そして、俺たちはこの地球上で最高のタッグチームになった。俺たちは今日、あいつらをやっつけた。そう、ヤングバックスをな」バレッタ「そう、やっつけたんだぞ」
ロメロ「今日、俺たちが誰をやっつけたわかってるか? 最高のあいつらをやっつけたんだ」
バレッタ「俺たちは最高のチームをやっつけた。だから俺たちこそが最高の中でも最高なんだ。だからこそ、IWGPジュニアタッグ・チャンピオンになったんだ。厳しい闘いだったけどな。もうこれ以上は話せない。ケガをしたんでドクターに診てもらわないといけないから、先に失礼するよ(※と言って、ベルトを手に1人で引き揚げていく)」
ロメロ「(※1人残ってコメントを続ける)俺にとって、これは個人的に一つの目標だった。俺に限って言えば、これで7回目だ。7回目のIWGPジュニアタッグ・チャンピオンだ。ジューシン・サンダー・ライガー以上さ。プリンス・デヴィット以上さ。ロッキー“AZUCA”ロメロは記録を塗り替えたんだ。バレッタがいつもそばにいてくれる限り、ロッポンギヴァイスは止まることはない。さあ、次の相手は誰だ? 誰でもいいぞ。かかって来い。オーランドから来ようが、ニューヨークから来ようが、テネシーから来ようが、トーキョー・ジャパンのヤツであっても構わない。どんなヤツであろうと問題なしだ。いつでもいいぞ。ロッポンギヴァイスは最高のチャンピオンだ。最高のタッグチームだ。しっかり覚えておくがいい。ようし、叫ぼうか。1、2、3、ナカスゾ。1、2、3、シバクゾ。ロッポンギヴァイス、サイコー! サイコー! サア、イコウ。アリガトゴザイマシタ。(※引き揚げながら叫ぶ)ロッポンギヴァイスが世界最高さ!」
◇第3試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレッチマッチ/60分1本
①[挑戦者]バッドラック・ファレ ○高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ(7分30秒 片エビ固め)[挑戦者]YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ ×邪道
※ピンプシューズ②[挑戦者]○SANADA EVIL BUSHI(2分6秒 Skull End)[挑戦者]バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
③[挑戦者]SANADA ○EVIL BUSHI(6分30秒 体固め)[第8代王者]×小島聡 リコシェ デビッド・フィンレー
※EVIL
☆小島&リコシェ&フィンレー組が2度目の防衛に失敗、SANADA&EVIL&BUSHIが第9代目王者となる
(まず2チームで試合を行い勝者が次のチームと対戦、最終的に勝ち残ったチームの勝利)【BUSHIの話】「まったくね、思い入れのないベルト。NEVER6人タッグ。誰か興味ありますか? いつでも誰でもいい。挑戦してこいよ。かかってこい。このベルトに興味がある奴ならいつでもいいよ。誰でもいい。俺ら3人の実力を試すのにちょうどいいベルトだよ。まあ、このベルトに関して言えばね、これから俺たちの次へのステップになるためだけのベルト。俺はIWGPジュニアを目指している以上、このベルトを踏み台に、そして実績にして必ず辿り着いてみせようと思っているから。いつでもいいよ。このベルトに興味があるんだったららいつでも受けるぜ。エンセリオ、マ・ジ・で」
【EVILの話】EVIL 「このベルトは当たり前の結果だ。いいか、こんなベルト、当たり前のように取れるんだ。そして俺らは〜このリングのいただきをエ〜ブリシング! ぶんどってやる。いいか? そして今年はこのEVILのエボリューション、進化を見せてやる。よ〜く聞いておけよ……。This is EVIL! Everything is EVIL! すべては……そしてすべてが〜ッ……EVILだ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○Cody(9分37秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン
※クロスローズ【Codyの話】
――まず最初に、東京ドームの雰囲気はいかがでしたか?
Cody「このトーキョードームは俺にとってとても重要な意味があった。ドームで試合すること自体も重要であるのに加えて、SNSでも繰り返し言ってきたが、(WWEの)『レッスルマニア』、(TNAの)『BOUND FOR GLORY』や『FINAL BATTLE』と同じだけの規模である『WRESTLE KINGDOM』で試合できたことは、自分にとって大きなことなんだ。今日、このドーム大会では特に電気が走るほどの試合ができたし、その試合で勝てたこともすごく光栄だ」――大観衆の中で勝利収めてインパクトを残したと思います。これから新日本でどのような選手になっていきたいですか?
Cody「その質問の中に一つの答えがある。父が昔から常日ごろ、言っていたことは、『ビッグイベントに出場することが大切なのでなく、ビッグイベントで勝利を挙げることが重要だ』という言葉だった。なので、(勝利したことで)しっかりアピールできたと思うが、リングに入ってからこの会見場に来るまでの間で、これからニュージャパンとはよい長い関係が築けるのではないかと思っている」――対戦相手だったジュース・ロビンソンとは同じ師を持つ間柄ですが、自分に近い部分は感じましたか?
Cody「同じ師であることで同じバックグラウンドを持っているというのが一つの共通点だ。それとともに、彼とは似たような道を歩んでいる。彼は、彼自身の意思でWWEを離れて、ドージョーに入ってトレーニングを積んできた。俺も同じように自分の意思でWWEを離れて、このニュージャパンにやって来た。これも一つの共通点だ。そして、これは俺がいい人ぶるために言うんじゃなくて、ジュース・ロビンソンは日本にやって来て、ドージョーに入ってイチから始め、そして今、何万人という前でパフォーマンスしても遜色ないほど素晴らしいレスラーになった。それは自分にとってもすごくうれしいことで、彼はこれから、どの団体というのにかかわらず、ビッグマッチを任せられるレスラーになっていくと確信している。そして自分自身は、父親という大きな存在、指導者という大きな存在をいつも近くに感じて試合しているが、重要なこの試合で、同じ思いを持ったレスラーと対峙できたことをすごくうれしく思う」(※続けてCody自身から話し始めて)
Cody「さらに俺の方から言わせてくれ。まずはサンキューと、お礼の言葉を言わせていただく。それはニュージャパンだけでなくBULLET CLUB、そして日本に来る機会を与えてくれたみんなに述べたい感謝の言葉だ。これからは次の『WRESTLE KINGDOM』にも出場できるように頑張っていきたい。サンキュー」【ジュースの話】「まず初めに新日本を応援してくれている、そして僕を応援してくれている人に大好きだよって、自分の愛を伝えたいと思います。ここ1年半、自分を応援してくれた人がいたからこそ、ここまで成長することができました。2015年9月、アメリカから渡ってきて、ヤングライオンとして一から努力してきました。そして皆さんのサポートがあったからこそ、自分自身が想像していた以上に大きく成長できたと思います。そして自分が持っている新日本に対する尊敬と信頼の気持ちは永遠に心の中にあり続けるでしょう。今回、Codyとの試合を自分で求め、それを新日本が与えてくれて、自分がやりたかったことすべてを実現してくれたのに勝つことができなかった。それが一番悔しいです。ただ今日はCodyのほうがいい日を迎えただけだと思っていますが、敗戦して4万人の前でリングを降りなければいけないこのつらい気持ちを、今言葉にするのはとても難しいことです。でも、2017年はG1に出られるように努力していくつもりです。とりあえず試合は終わったので冷たいビールを飲みたいと思います。ありがとう」
◇第5試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[挑戦者]○アダム・コール(10分14秒 体固め)[第24代王者]×カイル・オライリー
※ラストショット
☆オライリーが初防衛に失敗、コールが第25代目王者となる◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分
[挑戦者組]○矢野通 石井智宏(12分24秒 横入り式エビ固め)[第72代王者]タマ・トンガ ×タンガ・ロア
☆トンガ&ロアが2度目の防衛に失敗、矢野&石井が第73代目王者となる。もう1チームは[挑戦者/WTL2016優勝チーム]真壁刀義 本間朋晃【矢野の話】「(とてもリズミカルに)フハハハハハハハ〜! アハハハハハハハ〜ハ〜! ハイハイハイッ! 皆さんの予想通り! 戦前の予想通り! ある・べき・場所に! ある・べき・ものが! しっかりと4つも、戻ってきま〜したッ、ハイッ!」
◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○高橋ヒロム(16分15秒 片エビ固め)[第75代王者]×KUSHIDA
※TIME BOM
☆KUSHIDAが初防衛に失敗、ヒロムが第76代目王者となる◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○後藤洋央紀(16分17秒 片エビ固め)[第14代王者]×柴田勝頼
※GTR
☆柴田が初防衛に失敗、後藤が第15代目王者となる【後藤の話】
後藤「ありがとうございました。今日、この結果が昨年俺がやってきたことの結果です。まあ、これがゴールじゃないですけどね。明日からNEVER王者として、胸を張って、自信を持ってリングで闘いたいと思います」──いま柴田選手には声をかけるとしたら、どんな声をかけますか?
後藤「いつまで首にテーピングしてんだって。早く治せ。しっかり治せ。再戦するのはそれからだ」──3年前にも東京ドームで同じカードがあったと思います。3年前との違いがあったら教えてください。
後藤「まあ、俺の中では変化っていうのは立ち位置だけでね。そんな大きな変化はないんだけども、彼の中でたぶん全然違う変化があっただろうし、だからこそ今日みたいなこういう試合になったんだろうしね。しっかりリング上で会話しました。以上です。ありがとうございました」【柴田の話】
柴田「俺、リマッチはしない……。もう、この先、後藤が月1ペースで(防衛戦を)やっていけばいいんじゃないですか(苦笑)。俺は俺で、(ベルトを)持ってる間に、自分のプロレスを、あのベルトで表現できたんで。どうなっていくかわかんないけど、今のところ俺には、(再戦を)するつもりはありません。やったって、面白くないでしょ? 新しいヤツがやりゃいいんだよ」――試合前には「闘いの中で会話していきたい」とおっしゃってましたけど、CHAOSに加入した後の今日の後藤選手に、どういった印象、感想を持ちましたか?
柴田「ん~……なんだろね。俺が、あいつがアゴをケガして復帰した時に、散々、アゴを狙ってやったんですけど、それをまんまやり返された気分ではありますね、今日は。前とは違ったなと。やっと、試合で会話が成立しましたね」――いい意味で変わったように感じましたか?
柴田「どうだろね? それを見てる人が、闘ってる者がどう感じていくかで、あいつがいい意味で変わる方向に行くんじゃないのかなと思います。相手が俺だからじゃダメなんだよね。俺はどこの国行っても、どんな相手でも、柴田勝頼の試合をする自信があるんでね」――NEVERでの再戦はしないということですが……。
柴田「もういいよ、NEVERの質問は」――今年の展望を聞かせてください。
柴田「今年の展望? そうだね、俺にはもう一つね、ベルトがあるはずなんだけど、(※テーブルを叩いて)ここに来てない。俺の持ってたはずのベルト、ここに来てない(苦笑)。大英帝国のチャンピオンでもあるんでね。とりあえずイギリス、イギリスに帰ります」――イギリスを中心に活動していくと?
柴田「とりあえず、イギリスに帰ります。……ほかに何かありますか?」――ベルトうんぬんを抜きにして、後藤洋央紀への興味もなくなりましたか?
柴田「なくなってはないですね。負けてますからね。興味がなくなるわけじゃなく……俺にとっては、勝ったら封印してやろうと思ってたんで。けじめですね。相手がどう思おうが、俺にとってのNEVERのけじめ。ま、負けてしまったんで、もう何も言うことはありません、NEVERに関しては」――先ほど後藤選手がここに来ましたけど、勝った後藤選手には質問が飛ばず、負けた柴田選手にはこれだけの質問が飛んでます。この現実をどう思いますか?
柴田「俺にはわかんないですけども、やっぱり去年の1年間が大きいんじゃないですかね。試合には負けたけど、勝負として、負けは負けなんですけども、そういう覚悟がないから……そこかもしれないし。俺としては去年の1年が濃すぎたんで。それが今日の歓声だったと思うし、そこに自分のプロレス間違ってねえなという手ごたえをすごく感じたんで、いい経験になりました。あとは後藤が月1ペースで、まずは第三世代から(防衛戦を)やっていくんじゃないかと思います。とりあえず俺は、イギリスに帰ります。以上。ありがとうございました」NEVER選手権は後藤のヘッドロックに対して倒立で脱出した柴田は左腕攻めからサッカーボールキックなどで"オマエはそんなものなのか!”と踏みにじるようにストンピング、顔面キックを浴びせていく、しかし後藤も追走式ラリアットで流れを変え、村正、バックドロップ、串刺しラリアット!ダイビングエルボーと猛反撃も、正面からのサッカーボールキックは柴田が胡坐で耐える。
柴田はナックル、串刺しフロントハイから顔面への低空ドロップキック。フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、後藤がロープへと逃れるが柴田がバックドロップ、後藤はラリアット、バックドロップ、柴田はジャーマンと攻防を繰り広げるが、後藤が変形の牛殺しで動きを止め、リバース牛殺し、サッカーボールキック狙いはキャッチした柴田はジャーマンも後藤はラリアット、柴田は武者返し、膝立ちの二人はエルボー合戦、柴田が連打、エルボースマッシュ、突進したところで牛殺し狙いは着地した柴田がスリーパー、腕ごと胴絞めスリーパーで絞めあげる。
後藤がアゴへのヘッドバットに対し柴田がキックで応戦、突進する柴田に牛殺しからが昇天・改、念をこめてキックも、今度は互いにケンカ腰となってエルボーの応酬となり!後藤もヘッドバットの連打からリバースGTRを披露、最後はGTRで勝利して後藤が王座を奪取、試合後も柴田は肩に巻いていたバンテージを剥いで叩きつけるなど、ケンカに負けた悔しさを露わにしていた、また後藤もこんな爆発力をなぜ出さないんだと思わせる試合だった。
そしてバックステージでは後藤が柴田に欠場を勧告した、確かに柴田の首と肩はいつ限界にきてもおかしくないレベルだが、肝心の柴田はイギリスへ帰ると発言するに留めた…IWGPジュニアヘビー級選手権は奇襲をかけるヒロムに対してKUSHIDAは左腕攻めを展開、しかしスライディングで場外に逃れたヒロムは追いかけっこの末、エプロンのKUSHIDAに断崖式の回転エビ固めを敢行、大ダメージを負ったKUSHIDAに自分が格上とばかりに蹴りつけ叩く。
主導権を奪われたKUSHIDAはコーナーへのコンプリートショットから流れを変えようとするが、ホバーボードロック狙いはキャッチしたヒロムが連続ジャーマン、場外に逃れたところでセントーンアタックを発射し、リングに戻ってもCIMAの必殺技であるメテオラを投下するなど攻勢に出るが、またエプロンでの攻防で断崖式回転エビ固めを狙うと、阻止したKUSHIDAが場外のヒロムに飛びつき式腕十字を敢行、左腕へのキックの連打などいつもより手厳しい攻めを見せてから腕へのバトンキックからホバーボードロックで捕獲、そしてロープに逃れられないように回転すると、ヒロムが抱えてTIMEBOMを狙うが、KUSHIDAはエビ固めで切り返す。
再度のホバーボードロック狙いを堪えたヒロムはグーパンチを浴びせると、KUSHIDAのマサヒロタナカで応戦、両者ダウンの後でKUSHIDAが突進もヒロムがコーナーへのフロントスープレックスから串刺しラリアット、コーナーのKUSHIDAにEitaの技であるサラマンダーを決めてからTIME BOMで3カウントを奪い王座を奪取。
KUSHIDAもいつもより厳しい攻めを見せたが、ヒロムが12月の凱旋マッチ以上に破天荒さや、また新日本になかったDRAGON GATEの技を見せるなどしてファンに大きなインパクトを与えた。IWGPタッグ3WAY戦は矢野が王者のGOD、GBHを振り回す展開となり、GODが矢野組を排除してからGBHに合体攻撃で攻勢をかけるも、いつの間にか交代を受けていた矢野が石井にダブルブレーンバスターを狙うGODを急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い、王座を奪取してしまう。
Codyvsジュースはドーム本戦に抜擢されたジュースは場外へのフロントスープレックスからキャノンボールで攻め込むも、Codyが膝へのバックタックルからアメリカンナイトメアと足攻めで流れを変え、最後はパルプフリクション狙いをCodyがクロスローズで勝利を奪って大物ぶりを見せ付けた。
NEVER6人タッグ選手権ガントレットマッチはCHAOSvsBULLET CLUBでスタートし、BULLET CLUBが勝利で次はロスインゴと対戦も、連係に優るロスインゴが勝利で王者の小島組と対戦、勢いに乗ったロスインゴがまたしても連係で優り、最後はBUSHIの毒霧の援護を受けたEVILがEVILで3カウントを奪い王座を奪取。
IWGPジュニアタッグ選手権はヤングバックスがロッポンギヴァイスを連係で分断し最後もロメロを捕らえてモア・バング・フォー・ユア・バック、バレッタが阻止するとロメロが十字架固めで3カウントを奪い大逆転で王座を奪取した。
第0試合のニュージャパンランブルでは元祖虎ハンター・小林邦昭がレジェンド枠で登場し、タイガー、ライガー相手にローリングソバットやマスク剥ぎを披露すれば、新日本最強外国人選手としてIWGPヘビー級王者となったノートンも登場して天山、ヒロと共にかつてのnWoが揃いぶみとなってジュラシックボムで田口を降すも、昨年10月から眼底骨折で欠場していたエルガンが1番手で登場して最後まで残りチーズバーガーを降して優勝を果たした。
LOS INGOBERNABLES de JAPON
ーTicking Time Bombー#TickingTimeBomb pic.twitter.com/jmrouOBuG0
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年1月4日With the next IWGP Heavyweight Champion. It's all yours @KennyOmegamanX #BulletClub pic.twitter.com/vNJ3JPrFRc
— Adam Cole (@AdamColePro) 2017年1月4日Thanks TOKYO DOME.#njwk11 https://t.co/0DmcuU7Yln
— SANADA (@seiyasanada) 2017年1月4日東京ドーム大会、終了。
惨敗。
昨夜からずっと落ち込んだけど、私はプロレスラーだから…“そこから先”を見て頂きたい。
プロレスは勝ち負けだけを見て頂くモノではなく、生き方を見て頂くジャンルでもあると思っているので。
前向きに頑張ります!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年1月5日2017年1.4東京ドーム大会が終了。
ドームにあのテーマ曲が鳴り響いた時は鳥肌が立ったわ‼
日本に帰って来てめっちゃ嬉しそうなスコットさんとパチリ pic.twitter.com/YWTcAbMAF5
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年1月4日スコットは自分が新日本の新弟子時代からよくしてくれていました。セコンドで、リングサイドでリック・スタイナーに後頭部ブン殴られて軽い脳しんとう起こしたときも一番心配してくれたのが彼でした。 https://t.co/wBoGa1FZVs
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年1月4日昔と変わらないね。 pic.twitter.com/rrVGDqhv7Q
— 井上 亘 (@wataru_inoue) 2017年1月4日今日のニコ生でお世話になった皆さん。#タイガーマスクW のメモリーアルバムにこの一枚を付けます(ボグダンP) pic.twitter.com/LWprwxCTgu
— アニメ「タイガーマスクW」2クール目突入 (@TigerMaskW) 2017年1月4日現実に飛び出したタイガーマスクW選手と写真を撮りました。握手もして下さいました。こちらが名乗ると、「初めまして、タイガーマスクWです。」と返して下さり、そのヒーロー然とした姿がかっこよくて、これからも頑張ろうと思いました。#タイガーマスクW pic.twitter.com/UziMuzhtCM
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2017年1月5日 -
HARASHIMAがベイリーとの打撃戦を制し王座防衛も、キャンディスとの結婚を狙う"カリスマ”佐々木が挑戦へ!
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!! 2017」後楽園ホール 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権8人タッグマッチ/60分1本
岩崎孝樹 ○渡瀬瑞基 レッカ 下村大樹(6分55秒 逆エビ固め)[第18代王者]×島谷常寛 星誕期 松永智充 鈴木大
☆島谷が6度目の防衛に成功◇オープニング◇
(鶴見亜門GMがリングに上がり、「新年あけましておめでとうございます」と新年の挨拶をしてから、パーカーや大阪オクトパスのDVD、開運ダルマなどの新グッズを紹介。2月12日の練馬大会、2月25日の千葉BlueField大会、3月5日の浅草橋大会のチケット先行発売と5月の大会スケジュールを発表。さらに毎年恒例、夏の両国国技館大会が『両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十になっても ピーターパン~』と題して8月20日(日)に開催すると発表。1月23日からスタートする動画配信サービス『DDT UNIVERSE』ではHARASHIMAとエル・ジェネリコの特集ページが開設されるとのこと。さらに大阪大会でアイアンマン王座を奪取した越前屋俵太さんの防衛戦も模様がスクリーンで映し出される。)
ベルトの重圧に耐えられず、どうしてもベルトを手放したい俵太さんは、街中で屈強な整体師さんを見つけ、スリーパーを決められることに。しかし整体師さんが胴絞め式になったことで俵太さんが上に乗ってしまい、3カウントで勝利して防衛。さらに3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会で元格闘家の大山峻護がプロレスに挑戦することになったと発表。大山本人がリングに上がった。
大山「DDTプロレスファンの皆さん、はじめまして。元格闘技家の大山峻護と申します。3月20日、プロレスに挑戦させていただきます。この話をいただいたとき、実は僕は子供の頃からプロレスの大ファンでして、プロレスというものをすごくリスペクトしてきたので、正直すごく悩みました。でもこのお話を断ったら、きっと人生後悔すると思いまして、決断させていただきました。当日はプロレスの凄さ・素晴らしさを体中で体感したいと思っています。応援してください!」そして全選手の入場式へ。DAMNATIONのメンバーはリングに上がらないものの、佐々木はリング上のキャンディスに向かって笑顔で手を振る。主のな選手が意気込みを述べる
HARASHIMA「あけましておめでとうございます! 今年もDDTをいっぱい楽しんでください! 頑張りまーす!」竹下「あけましておめでとうございます。タッグベルトはもちろんなんですけど、2017年、もう一度KO-D無差別のベルトを巻きたいと思います」、
ベイリー「ベルトを獲りマス!」、
KUDO「新年早々たくさんのご来場ありがとうございます。プロレス観て楽しんだあとは、ぜひDDTフーズの各店舗に来ていただいて、今年もみんなで酒盛りしましょう!」、
葛西「プロレス・フ●ッキン・ニューイヤー! 皆さん正月気分でいるかもしれませんが、今宵は俺っちがEXTREMEな闘いを見せます!」、
入江「1月の名古屋大会のあと少しのあいだ日本を離れますが、必ず大きくなって帰ってきますので、皆さん待っていてください」
GMに言われてエプロンまで上がった石川「我々DAMNATIONはファンの皆さんのために闘っていきますので、今年も応援よろしくお願いします(と意気込みを述べたところで佐々木が蹴り落とす。)」
MAO「こんにちは! たぶん15歳くらいの時からDDTのビアガーデンにお手伝いで来てて、もう5年ぐらい経って成人の年になりました。これからもDDTと一緒に成長していきたいなと思うのでよろしくお願いします!(と挨拶してからオープニングコール)」
【大山の話】
――今回、プロレスに挑戦されるということですが、いつ頃どのような感じでお話があったのでしょうか。
大山「高木さんから具体的にもらったのは(昨年の)11月だと思うんですけど。それより以前より「プロレスに挑戦してみないか」というお話はあったんですけど、具体的に3月20日というオファーをいただきまして。それですごく悩んだんですけど、子供の頃からプロレスというものが大好きでリスペクトしてきたので、ここで断ってしまうと死ぬときに後悔してしまうなと思ったので決断しました。」――DDTプロレスの印象は?
大山「実は大好きで、ずっと見ていた団体でした。すごく心をハッピーにする素晴らしい団体だなと思ってました。」――闘ってみたい選手や興味のある選手は?
大山「いやー、まだそういうことを言える立場じゃないので。まずしっかり練習して、まずは最高のコンディションを作りたいと思います。」――実際プロレスの練習はこれから?
大山「いや、もうさせていただいています。」――実際に練習をしてみて、いままでやってきた格闘技と違うなと感じる部分はありますか?
大山「全然違いますね。すごい戸惑っていますね、正直言うと。受け身の取り方から……正直、ロープに振られてこんなに痛いのかとビックリしましたし、いまは1個1個勉強させてもらってますね。」――あくまでも今回限りの挑戦と考えている?
大山「そうですね。そのあとのことは正直未定で、まずは3月20日にしっかり体を作って、チャレンジさせていただくってことですね。」――格闘家としては引退されていますけど、さいたまスーパーアリーナーでまた闘うということに関しては?
大山「はい、それも実はすごく僕の中で大きなモチベーションになっていまして。やっぱりPRIDE、HERO'Sで戦っていたさいたまの舞台にもう一度立てるというのは本当に幸せなことだなと思いました。」◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(3分18秒 直伝トルネードクラッチ)高木三四郎 大鷲透 平田一喜
※もう1チームは高尾蒼馬 ゴージャス松野 チェリー◇第2試合◇
▼新婚さんいらっしゃい新春スペシャル!/30分1本
○ジョーイ・ライアン ローラ・ジェームス(7分50秒 片エビ固め)赤井沙希 ×伊橋剛太
※スーパーキック◇第3試合◇
▼30分1本
入江茂弘 ○ヤス・ウラノ(8分10秒 ジャックナイフ式エビ固め)男色ディーノ ×石井慧介◇第4試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(9分44秒 片エビ固め)高山善廣 ディック東郷 ×ワンチューロ
※ダイビング・ダブルニードロップ◇第5試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~蛍光灯IPPONデスマッチ~/60分1本
[第38代王者]○葛西純(10分46秒 IPPON)[挑戦者]×彰人
※蛍光灯の上へのリバースタイガードライバー
☆葛西が3度目の防衛に成功【葛西の話】オイオイオイ、蛍光灯っちゅうのはよ、人の頭叩いて割るものだろ。そんな常識が通用しないルールで、今日彰人と闘って…まあ正直楽しかったわ。うん。このベルト、次ポーリーが挑んでくるけども、ポーリーの挑戦を退けて、どんどんどんどん防衛を重ねていった矢先にはもう一度彰人とやりたい。まあとにかく今日の試合形式、寿命が縮まったよ。以上。
【彰人の話】
ーー蛍光灯IPPONデスマッチルールを考案した彰人選手としては悔しい負けになってしまったと思いますが。
彰人「そうですね。蛍光灯IPPONデスマッチ、僕が考案したルールですけど、今日合わせていままで4回やって、初めて負けましたね。葛西純はやっぱり世界一のデスマッチファイターです。うん。葛西さんはいつも蛍光灯を何本も使って試合して、割ったりしてるわけですえkど、たぶん葛西さんも蛍光灯から逃げる・逃れるっていうスタイルの試合って初めてだったと思うんですよ(苦笑)。戸惑いがあったと思うし、何なら僕のほうが順応していたと思うんですね。けど試合中にすぐ学習して、自分のモノにして、最後ああやって僕が負けてしまって。EXTREME、僕にとってすごい思い入れのあるベルト。たぶんDDTのベルトの中で一番思い入れのあるベルトなんですよね。それをちょっと取り損ねたっていうのは痛いですけど、僕、今年30(歳)になるんですよ。三十路になるわけです。いままでは割とベルトは機会があれば・チャンスがあればって感じで思ってやってましたけど、もう30で。そんなに僕も時間があるわけでもないので、DDTのベルト何でもいいですよ! シングルでもタッグでもいいし、6人タッグでもいいし。何ならアイアンマンでもいいですよ。獲れるものがあれば全部挑戦して、全部獲りたいと(思います)。DDTでベルト全部揃えたことがあるっていうのは少ないんで。HARASHIMAさんすら6人タッグ獲ったことないから、全部揃えたことないんですよ。僕もその中の一人にいずれ入りたいかなと思っています。今年は挑戦っていうテーマでやっていこうかなって思います。」
(第5試合終了後、スクリーンでは越前屋俵太さんが戸越GINZA商店街で、新たなるアイアンマン王者を探している様子が映し出される。)
(街行くお父さんにコブラツイストをかけてもらおうとしたが、お父さんがかけ方が分からず、俵太さんが試しにかけてみたところお父さんがギブアップして俵太さんが王座防衛に成功。「このままでは宝の持ち腐れなので、誰に取り返してもらいたい!」と叫んだGMは、続けて3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会で豊臣秀吉&武田信玄&真田幸村vs織田信長&上杉謙信&柴田勝家の戦国武将マッチが決定したと発表。コーエーテクモのスマホ用ゲーム『信長の野望~俺たちの戦国~』とコラボし、秀吉を高木三四郎、信玄を武藤敬司、幸村を木高イサミ、勝家を関本大介、剣心を秋山準、信長を飯伏幸太がそれぞれ扮することが発表された)◇第6試合◇
▼新春!スペシャル以上のスペシャルシングルマッチ/30分1本
○佐々木大輔(10分10秒 片エビ固め)×キャンディス・レラエ
※ベトナムドライバー(試合前)
佐々木は花束持参。キャンディスの前に跪いて花束を渡す。受け取ったキャンディスはあっさり放り捨てるが、佐々木は意に介さず
佐々木「ハロー・キャンディス。今日も最高にカワイイぜ。大事な話がある。ここに離婚届けがある。ジョニー・ガルガノ(夫)のサインも入っている。そしてここに婚姻届けが私の名前が入っている。今日はもう試合とかいいから、ここにサインしてくれ!(ワンチューロが呼ばれてキャンディスに通訳。)キャンディス「試合に勝ったら、たぶん考えるかもしれない」
佐々木「試合だー! 松井! 試合だー!」
(試合終了後)
佐々木「サインを! 俺とプロレス界のジョン・レノンとオノ・ヨーコになってくれ。ウィルユー・メアリー・ミー?」((キャンディスは離婚届も婚姻届けも破り捨てる)
キャンディス「タイプじゃない。佐々木はローラが好きだと聞いた」佐々木「なんでそれを知ってるんだ! 1年前の俺と違うだろ! 俺は今このDDTのエースでDAMNATIONはインディー大賞も取ったし、DDT、いやこのプロレス界で一番人気のあるユニットなんだよ! なぜだ!(と泣きながら食い下がる。)
キャンディス「タイトルがない。WWEのジョニー・ガルガノはベルトを持っている。もう話にならない」
佐々木「ベルト! ベルトって! クソー! 結婚は今日は諦める。ただ、最後にキスしよう(と迫ったが、キャンディスが張り手からボールズプレックスを決めて溜飲を下げた。)」
【キャンディスの話】
ーー本日、佐々木選手から大観衆の面前で公開プロポーズされましたが、心境は?
キャンディス「そもそも(離婚届も婚姻届も)日本語で書けないわ。佐々木サンはすごい結婚したいみたいね(笑)。」ーー佐々木選手が試合に勝ったら考えてあげてもいいという発言があったが。
キャンディス「ノー! あれは単なる冗談よ。本気じゃないわ。」ーー佐々木選手はまだあなたのことを諦めていないようですが……。
キャンディス「ハハハハ。知らないわよ。何回来てもノーサンキューよ(笑)。」ーーかなり諦めの悪い男ですよね。
キャンディス「もう何をするか分からないわね。どうしたらいいの?(笑)」ーーでも佐々木選手はあなたのためにDDTの頂天のベルトを獲ろうとしていますよ。
キャンディス「彼はクレイジーね(笑)。」ーーガルガノ選手と比べて、佐々木選手は何が足らないですか?
キャンディス「ガルガノはいじめをしないわ。佐々木サンはいっつも(石川を)いじめてるでしょ。暴力ばっかりなところね。」◇第7試合◇
▼30分1本
石川修司 ○遠藤哲哉 マッド・ポーリー(13分41秒 片エビ固め)竹下幸之介 ×アントーニオ本多 樋口和貞
※スカイツイスタープレス◇第8試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第60代王者]○HARASHIMA(22分52秒 体固め)[挑戦者]×マイク・ベイリー
※蒼馬労
☆HARASHIMAが2度目の防衛に成功(試合終了後)
HARASHIMA「ベイリー、ありがとう! ええっと…サンキューベリーマッチ。キミの蹴りは・とても・強かったよ。ユアキック、ベリーハード。ストリング…強いよ、とりあえず本当にもう。今日闘えて僕は嬉しかったです。彼が日本来る前から僕、YouTubeとかで試合見てて、こいつスゲーなと思ったのがマイク・ベイリーでした。そんな彼と闘えてすごく嬉しかったです。あと一発いいのをもらっていたら僕、危なかったんで(苦笑)。また何度でも試合しましょう。本当にありがとう。サンキュー」(ベイリーはロープを掴みながら立ち上がる)
ベイリー「HARASHIMAサン、あなたはいつも笑顔だ。僕には笑顔はない。だが、悲しいわけじゃない。僕が笑顔になるためにプライドを懸けてもう一度勝負したい。アリガトウゴザイマス(伝えてからリングを降りた。」亜門GM「さて、次の話をさせてください。次の防衛戦は1月29日後楽園大会」
HARASHIMA「早いな(苦笑)」
亜門GM「はい。そしてここが、さいたまスーパーアリーナ前最後の防衛戦ということになります。つまり、このタイトルマッチに勝った選手がさいたまスーパーアリーナにチャンピオンとして上がることになります。現時点では挑戦者は決まっておりません」
(そこにDAMNATIONを引き連れた佐々木が登場)
佐々木「HARASHIMAさんよぉ、俺の人生にはキャンディス、いやそのベルトが必要だ! 俺の挑戦を受けろ!」亜門GM「えっと、キャンディスではないですよね。1月29日タイトルマッチに名乗りを上げるということですか」
HARASHIMA「なんだい? これはベルトだけど……。僕は別に断る理由ないし、去年僕、(佐々木に)絞め落とされているからね。だからやり返さないとね。もちろん挑戦受けてやるさ」
(その場で受諾したため、1・29後楽園大会でのHARASHIMAvs佐々木のKO-D無差別級戦が決定。)
佐々木「今日は俺だけの話じゃない(ポーリーのEXTREME級王座挑戦を表明。王者・葛西を呼び込んだ)
佐々木「葛西さん、ポーリーがあんたにひと言いいたいことがあるって」ポーリー「葛西、ハッピーニューイヤー」
葛西「いまの言葉、しかと受け止めかねた。オイオイオイ、こいつ何言ってるの? 頭おかしいんじゃねぇの? いや、立派なキチ●イかもしれねぇ! 俺っちもよ、このベルト2回防衛して、いま誰とやっても負ける気しねぇんだわ。頭のイカれたおめーのためのドラマティックで、エクストリームで、クレイジーな形式用意しておくぜ。楽しみにしておけよ」
(2・4大阪大会で葛西vsポーリーのEXTREME級選手権も決定。葛西がリングを降りた)
佐々木「オイ、GM、話はまだあるぞ。29日の後楽園で俺があのキャンディスを、あのキャンディスを腰に巻いたら、次の挑戦者は決まっている。テツヤだ」
亜門GM「さいたまの挑戦者に関してはちょっと……」
石川「まあまあ(佐々木は殴り飛ばす。)
亜門GM「ちょっと聞けよお前ら!さいたまの挑戦者は私に考えがあるんで(KUDO、竹下、樋口を呼び込む。そしてGMはこの三人に遠藤を加えた四人でトーナメントでおこなうと発表。トーナメント1回戦は1・7春日部大会で竹下vs樋口、1・8名古屋大会でKUDOvs遠藤をおこない、1・29後楽園大会で決勝戦をおこなう。このトーナメント優勝者が、3・20さいたま大会のメインでHARASHIMAvs佐々木の勝者が持つKO-D無差別級王座に挑戦すると発表した。)」
竹下「オイ樋口、年越しプロレスの借りは次の春日部で返したるからな。確かにお前は強い。でもね、さいたまスーパーアリーナのメインに立つのはこの俺や。誰でもない。チャンピオン誰が来てもいい。僕がチャレンジャーとして、さいたまスーパーアリーナのメイン決めたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」
樋口「年越しではあんたからフォール奪って、正直誰にも負ける気がしない。ここにいる誰よりも俺が一番勢いに乗っていて強いと思っている。あんた倒して(KUDOと遠藤の)どっちか分からないけど、上がってきたほうに勝ってさいたまに行くのは俺だ。ごっつあんです」
KUDO「俺とHARASHIMAはDDTでデビューして今年で16年です。DDTの歴史を作ってきたのは俺とHARASHIMAです! 若い衆には悪いけどさ、DDT20周年さいたまスーパーアリーナ、メインイベントに立つのは俺とHARASHIMAだ」
遠藤「いま神のお告げでもあった通り、さいたまスーパーアリーナでメインに立つのはこの俺、そしてカリスマ佐々木大輔様だ!」
(HARASHIMAが一人リングに残る)
HARASHIMA「改めまして新年あけましておめでとうございます! もういろんなことがあり過ぎて……でも……そう! マイク・ベイリーね。みんな見てて分かったと思いますけど、本当強かったですよ。本当危なかった。あんだけ蹴れて飛べる選手なんてそうそういないし、すごいよ。あと昨年末に闘った入江もめちゃくちゃ強くなってきているし、その前に大阪で僕が勝った石川修司も本当にめちゃくちゃ強いし、何だかすごいことになってますよ! みんな強いってことだよ(笑)。でね、次が佐々木とやって、勝てばさいたまのメインが決まる。これはね絶対勝って、メインのリング立ちたいと思います! 1月29日、佐々木に勝ってさいたまのメインのリングにチャンピオンとして立ってやるさー!(なんでー?)そしてそのリングでは誰が勝ち上がって挑戦者として来ても、闘って勝ってやるさー!(なんでー?)さいたまスーパーアリーナ大会、がっちり盛り上げてやるさー!(なんでー?)DDT20周年、これからももっともっと盛り上がってやるさー!(なんでー?)何でかって、それは鍛えているからだー!」【試合後のHARASHIMA】
――ベイリー選手の印象は?HARASHIMA「本当に強かったですね。彼は蹴りが強くて、飛べる選手というのはわかってたんで、足攻めをしたんですけど、逆に足攻めをしたことによって彼の負けん気の強さを引きだしてしまったのかなと。あれだけ足を攻めたのに、あれだけ強い蹴りを打ってくるハートの強さにはビックリしました。蹴りも強かったですね」
――ベイリー選手の必殺技であるシューティングスター式ダブルニードロップは上手く防いだが?
HARASHIMA「あれだけは食らわないように。ギリギリでしたね」
――すぐに次の防衛戦として佐々木戦が決まったが、最近の佐々木選手の印象は?
HARASHIMA「相変わらず彼らしくというか…。いや、いいんじゃないですか。いいと思いますよ。大きいことを言って、ちゃんと結果を出していくというのは。プロレスが凄い上手いんで。そういう勝てる強さを持っている選手なんでね。自分もやり返したいんで、彼が名乗りを挙げてきたのは、理由はどうであれ、僕は嬉しいことですね」
――その先には3・20さいたまSAがある。佐々木選手に勝てばそのままメインでの防衛戦が決まるが?
HARASHIMA「絶対に負けられないですよ。あとは相手? 先のこととかは考えたくないけど…。現時点で4人。本当にそれぞれ誰が来ても。ただ、KUDO君が言った言葉は響きましたね」
――20周年の記念大会で同期のKUDO選手とやるというのはHARASHIMA選手の中でも思うことがあると?
HARASHIMA「そうですね。でも、それは彼が勝ち上がってきたらなんで。そうなったら、それはそれでスペシャルな感じがしますね」
――ベイリー選手は初挑戦。タイトルマッチとしてフレッシュな感じがしたが?
HARASHIMA「さっきも言いましたけど、本当に強い選手でしたね。楽しかったですよ。もう体はボロボロですけど。あれだけ思いっきり蹴って、蹴られてということができる相手なんで。気持ち良かったですね」
【ベイリーの話】
ーーKO-D無差別級王座に初めての挑戦、相手はHARASHIMA選手でした。
ベイリー「初めてだったので、またチャンスはあると思っています。」ーーかなり足を攻められましたが。
ベイリー「プロレスは本当に危ないスポーツだよね。何が起こるか分からない、それがプロレスだよ。足はかなり攻められてしまったので、状態としてはあまりよくないね。だから次の試合ではあまり蹴りを使わないでおこうと思っているよ。もっと掌底やスープレックスを多用していこうと思っています。さすがに足のダメージが大きいね。」ーー次やったら無差別級のベルトは獲れるという手応えは?
ベイリー「もちろんあるよ。当たり前だよ。今日ベルトを獲るチャンスは(手で少しと表現してから)これくらいだった。でも次、チャンスが来たら絶対にベルトは獲るよ!」【佐々木、石川、遠藤、ポーリーの話】
佐々木「おい、いま俺たちに必要なのはキャンディス、いやベルトだ。俺が1月29日HARASHIMAからベルト獲って、さいたまスーパーアリーナでキャンディスと結婚式だ。」ーーキャンディス選手は「何度来ても嫌だ。そのためにベルトを獲ろうとしているなんて佐々木選手はクレイジーね」と言ってましたが。
佐々木「ベルトがあれば結婚出来るだろ! 俺はキャンディスとの結婚、諦めてないぞ。」ーーそのためにHARASHIMA選手と対戦するわけですが、絶対的エースで相当手強い相手だと思いますが。
佐々木「おーーーー、HARASHIMAさんはもう過去のエースだから。いまのDDTのエースは俺とテツヤ。」ーーポーリー選手がEXTREME級に挑戦するということで、相手は葛西純選手ですが。
佐々木「(ポーリーのお腹をさすりながら)ポーリーのお腹もちょっと寂しいからな。ヴェルトのひとつは獲りたいって言ってるからよ。」ポーリー「ハハハハハハ。」
ーー遠藤選手は挑戦者決定トーナメント1回戦でKUDO選手と当たりますが。
遠藤「誰が来ようが関係ない。神のお告げがあったからな。全員聞いてるだろ? ホールに来ている奴ら。さいたまのメインに立つのは俺と佐々木大輔様だ。」石川「俺は? 俺は? ねえねえ、俺は?」
佐々木「テメーは黙ってろ!(石川を蹴り飛ばす)」
石川「ああ、痛い! あー!」
佐々木「以上だ!(遠藤と一緒に控室へ)」
石川「(ポーリーが肩を貸すと)俺にはポーリーしかいないよぉ。ポーリーしか信じられない(苦笑)。」
【KUDOの話】
ーー挑戦者決定トーナメントをおこなうことになり、1回戦の相手が遠藤哲哉選手に決まりましたが。
KUDO「まあ対戦相手はあまり関係ないね。気にしていない。DDT20周年、DDTに対する思いが一番強いのは誰なのかって。それはやっぱり俺とHARASHIMAだと思うし、DDTでデビューして16年、リング屋入れたもっと長いよ。本当に……DDTが俺のすべてだし。20周年、このタイミングでやりたかったな。その先はもうないと思っているから。DDTに対する思いが強い奴が勝つ、そういうトーナメントだと思っています! 俺は絶対負けないですよ。」【樋口の話】
ーー年越しプロレスの決勝で対戦した竹下選手と今日はタッグを組みましたが、試合後小競り合いをする場面もありましたが。
樋口「何をそんなカリカリしているんだって感じはしましたけどね。ただメイン終了後にああいうことが起きて、とりあえず1回戦、竹下幸之介ですか。リング上でも言った通りなんですけど、いま自分は年越しプロレスで竹下幸之介から直接フォールを奪って、誰にも負けないんじゃないかって。あの4戦を経験してすげーレベルアップしてるんですよ。で、まあ負ける要素はないと思っています。経験が浅いとかキャリアが浅いとかいろいろあるんですけど、そういうのも全部ぶっ飛ばせるくらいの力があると思うので、とにかく春日部で竹下幸之介ぶっ飛ばして、後楽園で遠藤哲哉、KUDO、まあどっちが来てもぶっ飛ばして。で、さいたまスーパーアリーナのメインに立って、そのときの王者もぶっ飛ばして、俺が王者になります。」ーートーナメントの反対側はKUDO選手と遠藤選手ですが、ではどちらにかに上がってきてほしいとかそういう希望は?
樋口「関係ないっすね! もう目の前の敵を倒せば、それでベルトがついてくるじゃないですか。もうそれしか考えてないですね。」【竹下の話】
ーートーナメント1回戦で年越しプロレスの決勝戦で敗れた樋口選手との対戦が決まりました。
竹下「やっぱり年越しプロレスって今回だと5団体ですか。いろんなお客さんがいて、サムライTVさんでも生中継している。あんな大観衆の前で、あのときはもう2017年になってましたから、年明け早々あんな大恥かきましたんで。正月はもう眠れなかったですね。とにかく食べ続けてましたね。その結果4kg増えまして、ただいまの体重102.5kg。今日、やっぱり石川修司、ポーリーとかと当たって、当たり前していないと。この2日3日で強くなっているんで。やっぱり樋口へのリベンジを早く果たしたいと思っていて、今回もたまたま運良くと言いますか、タッグ組んでてここで仲良しこよしするのも違うだろと思っていたんで、あんなふうにちょっと挑発したらGMが1回戦で組んでくれたので。これもタイミングだなと思います。だから樋口とはもう凄い試合をしたい…と言いたいところなんですけど、これはさいたまスーパーアリーナのメインが懸かっているトーナメントの初戦なので。もちろん、あれだけのぶつかり合いで負けて、正面衝突、真っ向からのぶつかり合いで負けて、その屈辱を晴らしたいところなんですけど、勝ちにこだわりたいと思います。」ーー反対側は遠藤選手とKUDO選手、どちらがあがってきてほしいという希望はありますか?
竹下「全然どっちでもいいんですけど、やっぱり遠藤選手にも割と借りを返さないといけない、借りが多いので。チャンスが来れば返したいですし、KUDO選手とはあまり当たったことが……タッグとかでちょこっとあってもシングルではなくて。でも20周年、「20年間俺たちが支えてきた」って言ってましたけど、確かにそうなんですよ。それがあったからいまの僕たちが、こうやってプロレス出来ているわけですからね。それは感謝しているんですけど、でもさいたまスーパーアリーナはこれまでの20年を見せるものじゃないので。21年目からを見せるものなので。だからその過去にこだわっている人には負けたくない。僕は未来を見せたいので。それじゃないと、みんな何を見たらいいか分からないでしょ。このさいたまスーパーアリーナでDDTが終わるのかって話で。いや、これから続いていくんで。これからもっと大きくなっていくんで。僕が大きくしていきます。」ーートーナメントで勝ち上がれば、さいたまスーパーアリーナのメインでベルトに挑戦するわけですが、王者は29日の後楽園大会でおこなわれるHARASHIMAvs佐々木の勝者となります。どちらが上がって来ほしいとか希望はありますか?
竹下「うーーん……まあでもDDTのエースって言われているのは、やっぱりHARASHIMAさんなんで。HARASHIMAさんとのシングルも二度ありまして、二度とも大阪でやってまして。0勝2敗なんですけど、初めて府立の第一でやったときに闘って、そのときもどこまで追い詰められたかは分からないですけど、結局負けているんで。あれ結構ターニングポイントになっていると思っていて、あれ勝っていたらちょっと僕のプロレス人生変わっていたなって思うんですよね。あそこも負けて……あのときの自分はいま思えば、本当に弱すぎましたね。この2016年、だいぶ成長したと思っているので。HARASHIMA選手とは最近当たっていないんで分からないですけど、どこまで伸びてるのかっていうのは気になるところなんですけど。年越しでも言いましたけど、伸びシロしかないんで僕。HARASHIMAさんに貯蓄はありますけど、僕は伸びシロしかないんで。カリスマ佐々木大輔はね、闘いたいdすね。単純に、何度でも。たぶん一番シングルマッチをしている相手なので。何度でも闘いたいですけど、どっちが上がってくるんでしょうね。僕が絶対トーナメントを勝ち抜いて、どっちが……僕が挑戦者なんですけど、チャンピオンくらいの気持ちで。先にさいたまスーパーアリーナのメインが決まるのは挑戦者のほうなので、ドーンと構えるくらいでいきたいと思います!」DDTの2017年度が開幕、まずオープニングではPRIDE、HERO'Sなどで活躍した格闘家・大山峻護が3月20日さいたまスーパーアリーナでプロレスデビューすることが発表された。大山はPRIDEではヘンゾ・グレイシーに判定勝ち、HERO'Sではピーター・アーツに脚関節でタップを奪うなどして活躍したが2014年にパンクラスで引退した。
近年では桜庭和志が新日本プロレス、青木真也がIGF、DDTでも坂口征夫やベルナール・アッカがプロレスに参戦し、征夫はプロレスラーとなってKO-D王者にもなったが大山もプロレスに飛び込むことになった。
また第6試合前にはスマホ用ゲーム「信長の野望~俺たちの戦国~」のコラボとして豊臣秀吉、武田信玄、真田幸村vs織田信長、上杉謙信、柴田勝家の戦国武将マッチを行うことを発表し、秀吉には高木、信玄にはWRESTE-1の武藤敬司、幸村はBASARAの木髙イサミ、勝家は大日本プロレスの関本大介、謙信は全日本プロレスの秋山準、信長は飯伏幸太が扮することになった。メインはHARASHIMAのKO-D無差別級王座にタッグ王者のベイリーが初挑戦、HARASHIMAがヘッドロックからグラウンドを狙うが、ショルダータックルでHARASHIMAを倒したベイリーがミドルキックから延髄斬りを放ち、HARASHIMAを場外へ追いやったところでトペ・コンヒーロを炸裂、更に場外でのランニングローキックから、リングに戻ってからローキック、ミドルキックと攻め立てる。
しかし蹴り足をキャッチしたHARASHIMAはドラゴンスクリューから足攻めを展開、更にグラウンド式ドラゴンスクリューから足四の字固め、レッグロックと徹底的にベイリーの足を攻める。
劣勢のベイリーはHARASHIMAのミドルキックをかわしてスピンキックを浴びせ、コーナーにもたれたHARASHIMAに串刺しニーを連発、竜巻旋風脚からその場飛びトルニージョ、HARASHIMAもバックを奪ってリバースフランケンシュタイナーを狙うが、切り抜けたベイリーは逆にリバースフランケンを決め、コーナーへ昇るもHARASHIMAも追いかけてコーナーで競り合い、ベイリーが雪崩式パワーボムを狙ったところでHARASHIMAが抵抗するも、ベイリーが肩車で抱えると逃れたHARASHIMAがベイリーを場外へと落とし、プランチャを炸裂させる。
HARASHIMAはスワンダイブ式ボディープレスを狙うが、ベイリーはフロントハイキックで阻止すると、エプロン上での攻防となりベイリーはエプロンでのその場飛びムーンサルトダブルニーを敢行してからHARASHIMAをリングに戻しスピンキック、ミドルキックから顔面へのフロントハイキック、ジャーマンと畳み掛ける。
ベイリーは再度キックを狙うが、蹴り足をキャッチしたHARASHIMAは足にエルボーを落とすも、ベイリーは張り手で抵抗し、張り手の打ち合いの後でHARASHIMAがジョン・ウーを発射してから背中へのスタンド式蒼魔刀、雪崩式リバースフランケンから蒼魔刀を狙う。
しかしかわしたベイリーはHARASHIMAの背中にその場飛びのムーンサルトダブルニーを投下しシューティングスターダブルニーを投下するも、HARASHIMAが間一髪かわしたかにみえたがかわし損ねて互いの足が直撃、両者はミドルキック合戦を展開してHARASHIMAがハイキックからつるべ落としを狙うが、着地したベイリーがカウンターのバスソーキックを浴びせ、再度シューティングスターダブルニーを投下、だがまたしてもHARASHIMAが間一髪かわして自爆となってから蒼魔刀を炸裂させる。
勝負と見たHARASHIMAはつるべ落としを決めると、蒼魔刀を炸裂させて3カウントを奪い王座を防衛した。第5試合では葛西の保持するEXTREAM王座に彰人が挑戦、ルールは用意された一本の蛍光灯を割った方が敗者となる蛍光灯IPPONデスマッチで行われ、ロープには黄色い一本の蛍光灯が括られた。両者は互いに蛍光灯にぶつけようとしたり、彰人がトスした蛍光灯を葛西がキャッチできず落とすなどしたが蛍光灯割れないなど、一本の蛍光灯を巡る攻防を展開、ところが葛西がリングしたから偽物の黄色い蛍光灯を持ち出して本物とすり替え、彰人は葛西を蛍光灯に被弾させて勝利かと思ったが、偽物だったため無効となり、葛西が攻め込んでパールハーバースプラッシュを狙うが、彰人が蛍光灯をトスした隙にデットリードライブで叩き落す。
彰人は葛西が蛍光灯を手にしたまま俵返しを敢行するが、蛍光灯をマットの上に置いての雪崩式河津落としを敢行するが回避されてしまう。
彰人はイス2脚に蛍光灯を差し込んで、その上へのハナマサを狙うが、かわした葛西がラリアットを炸裂させ、最後は頭突きからのリバースタイガードライバーで蛍光灯に被弾させてIPPONとなり葛西が王座を防衛した。メイン終了後には佐々木が遠藤を伴って登場し次期挑戦者として自身が名乗りを挙げ、勝者には遠藤を挑戦者にとアピールするが、亜門GMは佐々木の挑戦は認めて1月29日の選手権が決定、遠藤だけでなく、樋口、竹下、KUDOとの挑戦者決定トーナメントを行い優勝者は3月20日さいたまスーパーアリーナ大会で挑戦することをアナウンスした。また佐々木は葛西のEXTREAM王座にポーリーを挑戦させるように要求すると、2月4日のエディオンアリーナ大阪第二大会での選手権が決定した。
12月でタッグ王座を全て失い無冠となったDAMATIONだが、タッグ戦線からシングル王座へと狙いを変えた、トーナメントに関しては遠藤、年越しプロレスで活躍した樋口に期待したいところだ。
第6試合はキャンディスとの結婚を狙う佐々木は花束を贈呈するが捨てられ、それでも婚姻届を手に結婚を迫ると、キャンディスから「勝ったら考えるかも」という前向き?な返答を得たところで試合開始となり、佐々木は勝ちに徹して徹底的にキャンディスを攻める。
調子に乗った佐々木はキャンディスの胸をつかみにくると、キャンディスはトルネードDDTで反撃して場外に逃れた佐々木にトペ・スイシーダを放ってから飛びつきDDTを決め、リングに戻してから背中へのダイビングフットスタンプからオールドスクール式DDTで突き刺す。
しかし突進したキャンディスを佐々木がみちのくドライバーⅡを決めると、ダイビングエルボーを投下するが、かわしたキャンディスがポールズプレックスを狙うも、佐々木が阻止したところでキャンディスはコルタバ式卍固めで捕獲してからガルカノエスケープ、十字架固めと畳み掛ける。
しかしクリアした佐々木は丸め込みを連発するキャンディスをクリップラーフェースロックで捕獲し、ダイビングエルボードロップからスウィート・チン・ミュージックを狙う、ところが佐々木が躊躇するとキャンディスが中指を立て、これに激怒した佐々木はスウィート・チン・ミュージックからベトナムドライバーで3カウントとなり、試合終了後は佐々木が夫であるジョニー・カルガノの離婚届と佐々木との婚姻届を持ってキャンディスに結婚を迫るが、キャンディスは両方とも破り捨てて拒否するだけでなく、佐々木の本当の狙いはライアンの愛妻であるローラであることを暴露する。
ローラが本命だったことを暴露された佐々木は動揺するも、キャンディスとの結婚は諦めてもキスを迫ろうとしたが、キャンディスはビンタを浴びせ、ポールズブレックスで佐々木をKOし、佐々木の結婚の夢を阻んだ。その頃ベルトの重圧に耐えられず、ベルトを手放そうと考えているアイアンマン王者の越前屋俵太さんは街中で整体師相手にワザと胴絞めスリーパーを決められるも、俵太さんが上にのっかたため王座防衛してしまい、戸越GINZA商店でも街行くお父さんにコブラツイストをかけさせようとするが、かけかたがわからず俵太さんがコブラツイストのかけかたを教えるも、お父さんがギブアップして王座防衛してしまっていた・・・
Love is over...... pic.twitter.com/zGF3M2rPvJ
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年1月3日後楽園大会応援ありがとうございました!新年になって、いよいよRoad to さいたまスーパーアリーナ!挑戦者決定トーナメント、初戦は1/7春日部 vs樋口和貞。たくさんのご観戦お待ちしています。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年1月3日DDT後楽園大会でした、ご来場ありがとうございました!
自身は年越しから乗ってるし負けないという気持ち強いですね。
春日部でシングルだけどもぶっ潰しますよ。
さいたまスーパーアリーナに立つために1月7日の埼玉・春日部で一歩先にいく。#ddtpro #ddtdna
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年1月3日プロレスの知恵比べで負けました。今になってああしたらこうしたらと思う事多々。いつか、また、どこかで。とてもextremeだった。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年1月3日試合でした。
そして、DDT20周年大会さいたまスーパーアリーナでのKO-Dシングル挑戦権をかけた戦いが始まります。このトーナメントはDDTへの想いの強いやつが勝ち上がる。 DDTの歴史が私だとは思わないけど、私の歴史はDDTそのもの。譲れない戦いってものがあるんだ。 pic.twitter.com/qsKe02CoIA
— KUDO (@KUDO_DDT) 2017年1月3日後楽園大会超満員札止めありがとうございました!
DDT旗揚げ20周年となる2017年、幸先の良いスタート!
3月20日のさいたまスーパーアリーナでもとんでもないカードが決定!(RT参照)
明日は東京女子プロレス後楽園大会!
夫婦で参加!
こちらもよろしくお願いします!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年1月3日DDT2017年初の後楽園大会終了!2000円興行という事もあり超満員札止め!ありがとうございます!今日は海外から来たファンの方も多かった。そしてDDTの参戦外国人選手も増えました!2017年はグローバルに展開しますよ!DDT UNIVERSEにもご期待ください!#ddtpro pic.twitter.com/lStPKUTnt3
— 高木三四郎 (@t346fire) 2017年1月3日 -
大物ルーキー・岡倫之がデビューも永田がねじ伏せる!矢野がタッグベルトに続いて優勝トロフィーも強奪!
1月3日 新日本プロレス「大プロレス祭り」 ディファ有明
【公開会見 週プロモバイルより】
(1時より1・4東京ドーム大会の前日公開記者会見&調印式の第1部。各試合ごとに選手が登場し、コメント。司会は清野アナ。)▼IWGPジュニアタッグ選手権試合(60分1本勝負)〈王者組〉マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンVSロッキー・ロメロ&バレッタ〈挑戦者組〉
ロメロ&バレッタの“ロッポンギバイス”がスーツ姿で登場。続いて王者組のヤングバックスがTシャツにジーンズ、腰にベルトを巻いて入場。ベルトをロッポンギに見せつける。
バレッタ「明日はヤングバックスを47回ひっぱたいてやる。自分たちも47回倒れるかもしれないが、必ず47回起き上がり、そのベルトをオレたちのものにしてみせる」
ロメロ「コンニチハー! 1・4、挑戦者として挑む試合になる。でも明日、ヤングバックスは世界中で人気で調子に乗ってるかもしれないが、勝ってみせる。去年はつらい一年だった。でもそれを乗り越え自分自身も具合がいい。ヤングバックス、シバクゾコノヤロー。明日の夜、ロッポンギバイスが新チャンピオンになる。イチ、ニー、サン、ナカスゾコノヤロー! ロッポンギバイス、サイコー! サイコー! サイコー!(バレッタがマイクを奪ってやめさせる)」
ニック「日本語で文句を言われたみたいだが、オレは日本語がわからないので英語で答える。ヤングバックスは日本語で言い返したりしない。2人を絶対に弾いて小さいものにしてみせる。世界中のファンはヤングバックスがオリジナルだと思っている。なぜならサックイットという決めゼリフ以上のものをオレたちが見せてきたから。タッグチームを素晴らしいものにしたのはオレたちが成し遂げてきたものがあったから。明日はオマエら2人を倒す。このベルトはオレたちのものであり、オレたちに属するものだから。そしてこのベルトをキープするチャンピオンであることがオレたちの仕事だから」
マット「ハッシュタグ、スプレットザワールドを使ってオレたちのコメントを広めてほしい。明日もきっとロッキーは同じような衣装を着て同じような技を繰り出してくるだろう。オレたちは全身をゴールドにしたコスチュームで登場する。何をしてこようがオレたちにはかなわない。世界中にヤングバックスの存在をまたさらに認知することになるだろう」
▼NEVER無差別級6人タッグ級選手権試合ガントレットマッチ(60分1本勝負)③〈王者組〉小島聡&リコシェ&デビッド・フィンレーVSYOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&邪道〈挑戦者組〉VSバッドラック・ファレ&高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ〈挑戦者組〉VSSANADA&EVIL&BUSHI〈挑戦者組〉
(バレットクラブは金髪の外国人女性を連れて登場し、裕二郎が肩を抱く。続いてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、CHAOS。最後に王者組が登場。)
ペイジ「明日はオマエたち全員の頭をぶち抜いてみせる。そしてチャンスがあるなら全員の首をこのロープで絞め上げてやる。(リコシェが「オレのことを見てるのか?」)もちろんオマエたちを見てるし、そのベルトを狙ってやる。そのベルトを持って帰れると思う名。命があるだけでありがたく思え」
裕二郎「明日のタイトルマッチに勝つために、今日は最高の女を連れてきた。ピーター。明日の東京ドームはよ、もっとたくさん連れてきちゃうんで、楽しみにしてくれよ」
ファレは裕二郎に耳打ち。裕二郎が「ヒーセイ、ファッキュー」と通訳。
BUSHI「一番気になるのはどのチームが一番最初に出てくるのか。だったらオレたちが一番最初を希望します。まあ順番なんてね、ハッキリ言って関係ないんで。あとは会社に決めてもらって構わないですよ。オレたちが何番目に出ようが必ずそのベルト奪ってやるぜ。エンセリオ。ま、じ、で」
邪道「オスプレイのハイフライ、YOSHI-HASHIの今の勢い、30年近いこのプロレスキャリアのオレの頭脳、一番ベルトに近いのはオレたちだな」
YOSHI「その通り。石井さんから邪道さんに代わったけどね、去年の東京ドーム、バトルロイヤル優勝してるからね。今回この6メンに出る資格十分あるから。明日そのベルト、オレたちが必ずいただくからな。覚悟しとけ」
オスプレイ「みなさん、あけましておめでとうございます。自分にとって初の東京ドームでの試合、興奮してるし緊張もしてる。2016年は新日本にとっても自分にとっても素晴らしい1年になった。明日はこのNEVER無差別級6人タッグガントレットマッチというとても長い試合に出るが、対戦する3つのチーム、すべてを倒してみせる」
フィンレー「日本語がわからないから日本人選手が何を言ったかわからないが、どうでもいい。まずオマエたち全員が潰し合ってそこで勝ち残ったヤツがオレたちと闘うことになるんだから、みんな頑張ればいい」
リコシェ「フィンレー、小島、リコシェ、この3人でベルトを守って見せる。ロス…なんちゃらかんちゃらというチーム、特に言うことはない。バレットクラブはBチーム、Aチームにはなれない。CHAOS、YOSHI-HASHIの調子はどうだ? 万全を期して来てくれないとオレがしっかりと倒すことができない。オスプレイ、細くて金髪、倒すのは簡単、過去にも倒している。そして邪道はイケメン。自分たちがベルトを持って帰ることになる。オレたちのこのセクシーな腰にベルトを巻いて明日も家に帰る。そしてベルトは自分の息子の腰に巻いてあげたい。チャンピオンの素質のある素晴らしい息子だから」
小島「このNEVER無差別級6人タッグのベルトができてからちょうど1年がたちます。そして私がこのベルトを取ったのが去年の4月3日、つまりこのベルトの歴史の半分は私と一緒に過ごした時間です。このベルトはまだまだ私と一緒にいたいと思ってるはず。ということは、まだまだこの3人でやるべきことがあると思っています」
(王者組がベルトを持ってポーズしていると、寝そべるフィンレーをファレが踏みつけた。)
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)④ジュース・ロビンソンVSCody
12・10利府でバレットクラブの新メンバーとして紹介されていた故ダスティ・ローデスの息子で元WWEスーパースターのCody(コーディ・ローデス)は新日本初参戦。Codyは花道でサングラスを外してリングへ。
ロビンソン「コンニチハ。去年の今ごろレッスルキングダム10では新日本のジャージを着てリングの下から大会をながめていた。そして、いつかは必ずこのリングに上がって見せると誓った。それが実現する。相手は素晴らしいプロレスラーで、彼の父親は自分自身の素晴らしい指導者、悪口は言えないぐらい尊敬している相手。とはいえ、明日は必ず主役になる。オレは底辺からここまできた。新日本初参戦でレッスルキングダムのリングに上がるオマエを見てると虫唾が走る。あり得ない。自分が絶対に主役になる」
Cody「ジュースと自分の間にある尊敬という関係性は揺るがない。アメリカを離れて新日本のリングで底辺から頑張ったのは偉いと思う。だが、だからなんだ? その頑張りには敬意を表するが、だからといって明日の試合でオレが負けるということはない。ジュースが日本のメディアに対してアメリカン・ナイトメアについて言ったことをいくつか挙げる。自分のことを『アメリカンスタイル』と言っていたが、オマエだってアメリカンスタイルだ。そして『この試合を真剣に受け止めろ』と言ったが、残念ながら自分はどの試合も真剣に受け止めている。そして『アメリカンナイトメアのケツを蹴り上げる』という発言、これはお互い同じ思いだということがよくわかった。いい試合をしよう」
写真撮影で両者が握手しファイティングポーズ。Codyがロビンソンの顔に手をピストルにして突きつけると、それをロビンソンが払いのける。Codyはジャケットを脱ぎ、トップロープを飛び越えて退場。
▼ROH世界選手権試合(60分1本勝負)⑤〈王者〉カイル・オライリーVSアダム・コール<挑戦者>
コール「みなさん、アダム・コールショーへようこそ。カイルとオレは世界中で対戦してきた過去がある。その2人がついにレッスルキングダムで対戦する。そのチャンピオンベルトはオレから奪ったもの。あの試合はただの茶番だった。神の名に懸けてオレは最高のコンディションで闘い、そのベルトを奪う。オレの最悪の日にラッキーなことにベルトを奪ったかもしれないが、オレの最高の日に対戦したらどうなるかわからせてやる。オレはバレットクラブのROHの3回目の王者として君臨する。アダム・コール、ベイベー!」
オライリー「アダム・コール、ベイベー。このチャンピオンシップのベルトをまたオマエと取り合うことになるとは。しかし、オレの大きな流れはオマエには止めることはできない。またオマエと対戦することはうれしい。オレたちの歴史は続いていくだろう。日本のプロレスにもオレたちの対戦という大きな歴史を刻んで行こう。しかしベルトを持ち帰るのはオレだ。このベルトを手放すぐらいなら死んだ方がましだ。これだけの意気込みでレッスルキングダムに臨んでいることをオマエに思い知らせてやる」
▼IWGPタッグ選手権3WAYマッチ(60分1本勝負)⑥〈王者組〉タマ・トンガ&タンガ・ロアVS真壁刀義&本間朋晃〈挑戦者組〉VS矢野通&石井智宏<挑戦者組>
ワールドタッグリーグを2連覇した真壁&本間のIWGPタッグ挑戦が決定したが、その後、昨年末の後楽園に乱入した矢野が石井とのタッグで挑戦表明し3WAYでのタイトルマッチに変更となった。矢野はタッグベルトを強奪。
矢野&石井に続いて真壁&本間がタッグリーグの優勝トロフィーを持って入場。最後に王者組。トンガがしゃべり出す。
トンガ「ヤノ、テメエ…。オレタチのベルト、ドコダ?(真壁&本間に)ワールドタッグリーグ…(矢野に向き直り)ベルトを返せ!(真壁&本間に)その黄色い塊はオレはほしくもなんともない。運命の元にオレはベルトを取りに来た。トロフィーはいらない。ベルトをよこせ。(矢野に)ベルト、ドコダ、コノヤロー?」
ロア「……明日、ここで対戦するチャンスをもらった。明日勝つことで2017年のいい流れを作り出す。本間&真壁、おめでとう。そして矢野、ベルトはどこだ? 明日はタマ・トンガとタンガ・ロアが勝ってベルトをキープしてみせる。このベルトを奪えると思ってるヤツはバカを見るだろう」
本間「あけましておめでとうございます。1・4レッスルキングダムに出れること、心の底からうれしく思います。東京ドームはオレの夢です。その夢の舞台で去年、オレと真壁はタッグチャンピオンにありました。一度あることは二度ある。明日絶対にチャンピオンになります。ただ、3WAYタッグやったことがないんで、ちょとt心配です。耳かぽじってよく聞いて下さい。バカ兄弟に2連敗してるんで、明日バカ兄弟に勝ちます。矢野と石井、まったく興味ないです」
真壁「よく聞けよ。てめえこのヤロー、ベルトどこやったんだよ? オレたちがチャンピオンシップ挑戦するんだよ。てめえなに笑ってんだよ。
矢野が素早く真壁と本間の持つトロフィーを奪って石井とともに退場。真壁が「ふざけんんなよ! あったまきた! 明日、てめえらワールドタッグリーグと一緒だよ、叩き潰してやる!」と叫ぶと、トンガが言い返す。真壁は「このクソ野郎たちと、矢野のクソ野郎、2チームともリングに沈めてやる。それだけだ」。トンガが言い返し、両チームがにらみ合った。
▼IWGPヘビー級選手権試合(60分1本勝負)⑩〈王者〉オカダ・カズチカVSケニー・オメガ〈挑戦者〉
オメガ「この対戦が決まってからたくさんの人に『緊張してるか?』『東京ドームのビッグイベントだが、どうだ?』と質問されたが、その答えはノーだ。緊張しているわけがない。なぜなら、自分は自分が愛する仕事をして、そのメインイベントに立つからだ。オカダ、4回目のメインイベントということで、もしかしたらこの舞台は慣れっこかもしれない。とはいえ心の中では恐れおののいているはず。オレは2016年、シングルマッチを一つひとつ積み重ねてここまで来た。ところでみなさん、あけましておめでとう。そして東京ドームでは、オカダ、オマエが100パーセントの力で試合に挑んでくることをオレは願っている。そうでないといい試合にならないから」
オカダ「2017年一発目、そして一発目のタイトルマッチ。まあ、いままで、棚橋さん棚橋さん棚橋さん、ずっとメインイベント、3回棚橋さん、そして4回目、ケニー。オマエはな、ふさわしい相手だと思ってるよ。棚橋さん以上、内藤さん以上、デヴィット以上、AJ以上だとオレは思ってる。そしてな、机にたたきつけられたのもオレは忘れてないからな。覚悟しとけよ明日。しっかりオレが勝って、防衛して、降らせてやるから覚悟しとけ」
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)⑦〈王者〉KUSHIDAVS高橋ヒロム〈挑戦者〉
KUSHIDAは羽織袴にベルトを持って登場。ヒロムとにらみ合う。ヒロムがベルトを凝視するとKUSHIDAが体の後ろにベルトを隠す。
ヒロム「何度も言ってきましたけど、チャンピオンとしての自覚がないKUSHIDA選手から、IWGPジュニアのベルトを取るのは非常に簡単なことです。明日はオレがチャンピオンだ」
KUSHIDA「新年あけましておめでとうございます。明日から始まる新しい闘いにワクワクしてます。高橋ヒロム、たしかに強くなって帰ってきました。しかし、それだけではこのベルトは取れません。しっかり叩き潰してスカッと防衛します。新日本プロレスジュニア、2017年期待してください」
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合(60分1本勝負)⑨〈王者〉内藤哲也VS棚橋弘至〈挑戦者〉
1・4東京ドームより新テーマ曲に変更する棚橋が最後の『ハイ・エナジー』に乗って入場。あとから入場した内藤が花道からリングにベルトを放り込む。
棚橋「あらためまして新日本プロレス100年に1人の逸材棚橋弘至です。今回はこのインターコンチのベルトに挑戦者として臨みます。昨年はロス・インゴに試合内容、試合結果、そしてコメントに至るまでボロッカスやられました。今回、内藤に対しては敵対心、怒り、憎しみ、実はそれ以外の感情もあります。だから試合中はオレの心のサイコロを転がしながら、どの目が出るか、その場その場に応じて闘っていく。うん。まあなんと言っても東京ドームなんで、そう、東京ドームで一番輝くのは…東京ドームで一番輝くのは?(両者に声援)ハッキリしろよ。東京ドームで一番輝くのは?(両者に声援)半々か。(ちびっ子の声で「内藤!」)…でもね、これはね、直前のこの状況において、ファンを巻き込んだ闘いになるから。棚橋ファン、元気出せよ(歓声)。棚橋ファン、期待してるから。よしじゃあ、オレはその期待に、期待以上で応えるから。インターコンチのベルトを必ず取ります」
内藤「棚橋選手、12月17日の後楽園ホール大会が最後の『ハイ・エナジー』じゃなかったのか? あんだけ最後だ最後だって言うもんだからさ、じゃあいったい今日はなんの曲で入場してくるのか、オレすっげえ楽しみにしてきたんだ・け・ど…聞えてきた曲はまさかの『ハイエナジー』。さすがのオレも、あせっちまったぜ、カブロン。まあさ、明日はちゃんと新しい曲で入場するわけでしょ? でも、しょせん入場曲を変えたぐらいで人間変わるもんじゃないからね。入場曲を変えただけで強くなれるんだったら、全選手毎試合変えてるよ。何度も言ってますが、明日の東京ドーム大会が棚橋選手にとっての最後の晴れ舞台になることでしょう。オレが棚橋選手に最後のトドメを刺すその瞬間を、明日みなさまの目で確認してください。明日の東京ドーム大会まで、トランキーロ! あっせんなよ」
棚橋「(ハイエナジーについて内藤から指摘されたが)なんならこの後もう一回かけます。ボクもね、すっかり忘れてましてですね。まあまあまあ、言い訳をするなら試合で使うのは最後というね。いやあ、分かりやすい説明ありがとうございます。(ベルトを放り投げる内藤をファンが支持しているが)いや、非常にロス・インゴファンのエネルギーを感じますね。ただその、棚橋ファンもね、熱いから。東京ドームはね、いやホントにね、ちょっとイメージしただけですごいドキドキするんだけど、このファン同士の熱量というのがここ近年ないぐらい高まった試合になる。イメージとしては去年DDTに乗り込んだんですけど、その大ブーイングもあり大歓声もありというね、そういう闘いもね、プロレスにおいて非常に重要になってくると思います」
内藤「(東京ドームでは初めて棚橋戦だが)いやまあいろんなところで答えてますけど、ボクは棚橋選手の背中を見て、棚橋選手の姿を追いかけて、オレはずっと闘ってましたよ。だから、東京ドームでシングルマッチ、すっげえうれしいですよ。でもね、オレはもっと光り輝いてる棚橋弘至とシングルマッチやりたかった。オレが上がっていくのが遅かったのが、棚橋が下がるのが早かったのか、まあタイミングは合わなかったけどね、そこは非常に残念ではありあすが、まあ棚橋とシングルマッチ、ちょうど棚橋選手の最後の晴れ舞台ですからね。トップから引きずり降ろすことはオレはできなかったけど、最後のトドメを明日キッチリ刺してやりたいと思ってます。モチベーションが上がるポイントとしてはそこぐらいですね。あとは、コンディションが整っていることをボクは祈ってますよ」
棚橋「(コンディションは?)疲れてないです。そしてオレから言いたいのは、明日の東京ドームは内藤のゴールではなく、2017年、オレの新たなスタートです」
内藤「(メインのIWGPヘビーのタイトルマッチは意識する?)レスラーですから、そりゃあ意識しますよ。どの試合も意識しますよ。でもおそらくオレ以上に意識してるのは、メインイベントの2人なんじゃないですか? あの2人の方が、オレと棚橋の試合、意識してるんじゃないですか? まあ、すごい試合になるんじゃないですか。なにせIWGPヘビー級タイトルマッチですからね。メインイベントに推すべきタイトルマッチはやはりIWGPヘビー級選手権試合であるとボクは思ってるので、それにふさわしい試合が明日見れるんじゃないですか。ボクは楽しみにしてます」
写真撮影で内藤はベルトを蹴りつけ、踏みつけてポーズ。内藤はベルトを置いて手ぶらで退場。リングに残った棚橋はベルトに向けて内藤の目を開くポーズ。そして「ラストー!」と叫んでエアギター。『ハイ・エナジー』がかかる中、コーナーに乗ってポーズ。
▼NEVER無差別級選手権試合(60分1本勝負)⑧〈王者〉柴田勝頼VS後藤洋央紀〈挑戦者〉
後藤「あけましておめでとうございます。昨年はいろいろありました。いろいろありましたが、すべては、明日の試合につながっている。そう思えるような熱い試合をみなさんにお見せしたいと思います。よろしくお願いします」
柴田「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。えー、さんざん言いたいこと言ってきたんで。これといっていま話したいこともないんで、明日は試合で会話したいと思います。以上」
両者がにらみ合い、後藤が退場。柴田はベルトを掲げてから一礼して退場。
[特別試合]
◇第1試合◇
▼岡倫之 デビュー戦/20分1本勝負
○永田裕志(9分5秒 ナガタロックⅡ)×岡倫之
【永田の話】
永田「新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」
――岡選手のデビュー戦の相手を務めましたが?
永田「20年ぶりくらいですかね? 藤田(和之)のデビュー戦をやって以来、新しい選手のデビュー戦というのは。たぶんそれぐらいです」――岡選手はいかがでしたか?
永田「まあ、あれだけの身体で。身のこなしも素晴らしいものがあるし。あの身体でシッカリ動けるしね。対応もできてるなというのは感じますけど。まあ、まだまだですけどね。……まあ、たぶん俺らもそうだったけど、レスリングから入ってきた人間というのは、ファンの人やマスコミの人もそうだけど。レスリングの技術とか、格闘技の技術とか、そういうものをプロレスでもドンドン出したほうがいいと。今日もそういうのを見たかった、という声もあると思うんですけど。彼はそういう武器はいっぱい持ってますよ。格闘技の技術とか、タックルとかっていうモノは。ただ、それを使いこなすには、プロのリングでプロレスの技術をシッカリ覚えてからでないと。その場では喜ばれるかもしれないけど、将来の自分のためにならないと。これはやっぱり、今年は新日本プロレス45周年になりますけど。過去の歴史の中で、格闘家がポッと出てきて、自分たちの持っている技術をパパッと披露して終わって行く。でも、そういう格闘技上がりのプロレスラーは長続きしない部分もある。そういう現状があった中で、岡にはそうなってほしくなかった。10数年前に、よくボクらが相手をした格闘技の選手が来るのはいいけど、ちゃんと基本を学ばず、自分らの技をひけらかして終わっていく離れていく、みたいな。そういうレスラーがいまいるかと言ったら、まったくいないわけで。岡はそういうふうにはしたくないなと。岡にはそういう凄い潜在能力もありますんで、まずはシッカリとプロレスの技術を学んで。そうすることで、いま彼が持っているいろんなレスリングだ、グラップリングだ、柔道だ、空手だ……そういうモノが活かしていけるんじゃないかなと。まあ、まだ未熟なのは当然で、ここから学んでいった時に凄い選手になるんじゃないかなと。ボクはそう思いましたね。頭も柔軟だし、動きも柔軟だし、気持ちも強いしね。それの表現というものはプロレスのフィールドではまだ少しできないかなという部分もあるけど。そこは日々、試合をして。練習して、いろんな人に怒られたりしながら、学んでいくことだと。まあ、今日は第一歩なんで。なかなか、こういう大きな人材と言うのは新日本プロレスにいないですからね? いまの新日本プロレスのヘビー級戦線とは違う、重みのある重くてスピードがあってパワフルなヘビー級選手になってほしいなと。彼の色を出しながら。そうするとヘビー級の景色が変わってくるんじゃないかなと。そこをちょっと期待します」――フィニッシュがエクスプロイダーからのナガタロックだったんですが、意味があった?
永田「いや、とくにはないけど(笑)。どうだろう。まあ、大きい選手だったということもあるし。通常、若い選手とやる時は、逆エビ固めなんですけど。身体も重かったし。まあ、彼への期待も込めてね」【岡の話】
岡「ハアハアハア……。クッソ!」――あらためて、プロレスのリングで正式なデビュー戦をやってみていかがですか?
岡「やっぱ……ココ来てよかったなって。プロレス、その中でも新日本を選んでよかったなって。勝つことがあたりまえだったオレにとって、こういう刺激、ホントに燃えるんで。ホントにココへ来てよかった。この舞台に立てて、ホントによかった。ああっ……! でも、やっぱ負けるのはムカつくんで、もういいっす。次からは全部、勝ちます。ハイ」
――永田選手が相手だったということに関しては?
岡「デビュー戦だから、一度だけ言いますけど、スゲー感謝してます。やっぱ、アマチュアの頃から面倒見てもらったし。プロレス入ってからも、あの人にお世話になって、デビューも最高のモノにしてくれたし。ホント、ありがたいって思います。でも、今回だけっす。次からは、ライバルとしてぶっ倒します!」――今後、どういうレスラーになりたいですか?
岡「そんなの誰よりも強いレスラーに決まってるじゃないすか。具体的なことをいえば、全ベルトを獲るくらい。ボクはアマチュアでも、そうやっていろんなタイトルを獲ってきたんです。だから、プロレスもベルトを全部獲ります!」◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○中西学(6分48秒 体固め)×ヘナーレ◇第3試合◇
▼20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(11分19秒 タイガースープレックス・ホールド)田口隆祐 ×川人拓来まず1月4日東京ドーム大会に向けて公開会見がリング上で行われるが、IWGPタッグ選手権の前日会見中に矢野がIWGPタッグベルトに続いて、タッグリーグ優勝トロフィーまで盗んで逃走するという暴挙を働いた。IWGPタッグ王座挑戦に強引に漕ぎ着けた矢野だが早くもインパクトを与えている。
公開会見の後で2012年全日本レスリング選手権大会フリースタイル120kg級優勝、2014年全日本選抜レスリング選手権大会125kg級優勝という華々しい実績を持ち、2015年の巌流島でも格闘家としてデビューを果たした岡のプロレスデビュー戦が行われ、永田がデビュー戦の相手を務めた。
若手らしく全力疾走で入場した岡は永田相手にバックやリストロック、ヘッドロックと繰り出していくが、永田はレッグロック、ローキック、キーロックなどで次第にプロの厳しさを出してくる。
岡はヒップトスからハイアングルのボディースラムやストンピング、重いエルボーを放っていくが、永田は鋭いエルボーで岡を怯ませ、ローキックやミドルキックでダウンさせる。
永田は差し合いを狙うが岡がフロントスープレックスで投げ、逆エビ固めで捕らえるも、プッシュアップでロープに逃れた永田はビックブーツ、サッカーボールキックで反撃すれば、岡もエルボーで応戦、永田は敢えて正面から受けるが岡は連打でダウンさせる。
岡は重いエルボーの連打を浴びせるが、永田は鋭いエルボーで再び岡を怯ませると、ローキック、フロントハイの連打、ミドルキックの連打、エクスプロイダーと畳み掛けてからナガタロックⅡでギブアップを奪い、岡はデビューを勝利で飾れなかった。デビュー戦の感想は岡は大物ぶりを見せるかと思ったが、レスラーへと作り変えたということでヤングライオンらしい試合をした。エリートして敢えて扱わなかったのはそれもまた新日本らしさなのか、基本から始めて試合運びというものを学ぶことから、岡はこれからいろんなことをどんどん学んで育っていく、これからが楽しみである。
今宵ディファ有明大会では岡倫之のデビュー戦を務めましたゼァ。新人のデビュー戦を務めるのは藤田和之選手のデビュー戦以来でした。大きな身体を持て余すことなく気合い満点で私に向かってきた岡選手には拍手を送りたいです。これからさらなる飛躍を目指して頑張れゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年1月3日お陰様で本日デビューする事が出来ました。
これから新日本プロレスのレスラーとして胸を張って頑張ります。
今後も応援宜しくお願い致します。 https://t.co/PgFr5rtoJu
— 岡倫之 (@OkaTomoyuki) 2017年1月3日大プロレス祭りディファ有明大会超満員大興奮大盛況で終了。次回のディファ有明大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみしてます。明日のレッスルキングダム東京ドーム大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。岡選手㊗デビュー!本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年1月3日岡選手、負けましたが力の入った試合でした。これからも頑張れ!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年1月3日ディファ有明で「 #大プロレス祭り 」を盛り上げてくれたみんなと #週刊プロレス #ドラゴンノート の取材。ありがとー☆ 左からペヤングバックス、お年玉トンガ、後藤物置、逸材(ホンモノ)、SANADA虫、棚ボタ弘至、イージル(敬称略) pic.twitter.com/gBQ0uAIyZZ
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年1月3日大プロレス祭2017 AbemaTV 新日本プロレスワールドでの7時間に渡る同時生放送が終了しました
1日とってもたのしかったー!!
イッテンヨンが待ち遠しい!明日なのに!たのしみです!
ご覧いただいた皆様、インタビューにご協力頂いた皆様ありがとうございました pic.twitter.com/ho2TNAOgEV
— 石山蓮華 (@rengege) 2017年1月3日 -
ビッグガンズがGET WILDの勢いを止めた!石川修司も三冠取りに名乗り!
1月3日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1061人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○野村直矢(8分15秒 エビ固め)X野村卓矢
※スピアー◇第2試合◇
▼30分1本
渕正信 ○中島洋平 SUSHI(11分36秒 片エビ固め)西村修 ウルティモ・ドラゴン X岩本煌史
※跳後廻蹴【中島の話】「2017年やっと勝ちましたよ。岩本煌史、今日は勝ちましたけど、彼の払い腰…孤高の芸術。あれもカットに入ってもらえなかったら、危なかったかもしれない。だけど、ここで負けたら、俺が全日本に先に入って、揉まれてきた意味がない。そして、もう1人。佐藤光留。昨日、コメントでああだこうだ言ってたみたいですけどね。アモーレ路線? 世界ジュニアの路線から目を背けてる? もう何だって言ってくれて結構だよ。だけどな、俺はアモーレと歩んできた2016年を決して間違っていたとは思えない。だからこそ、それが間違ってなかったと証明するために、ジュニアリーグは見とけよ
◇第3試合◇
▼30分1本
秋山準 ○ケンドー・カシン(6分24秒 エビ固め)木髙イサミ X田村和宏
※秋山のランニングニー(試合終了後、カシンが去っていくと、ウルティモが登場。昨年に続き、自身の30周年記念興行としてメキシコで行う『ドラゴマニア』に秋山の出場を要請、そして、ファンの観戦ツアー開催も宣言。)
ウルティモ「Facebookを見たんですけど、ツアーを一緒に来て、添乗員まで…。一応ツアーは『秋山準と行く』という形で。これは私が勝手にやりました。秋山準と行くメキシコシティ5泊6日の旅。どうですか?」と呼びかけると、秋山も承諾し、試合出場とツアー開催が正式に決定した。 と、ここで昨年も『ドラゴマニア』に出場した中島が参加に名乗り。ウルティモは「中島は去年も来てくれたんですけど、反応がイマイチだったんで…」と断ろうとするが、秋山が「なんとかコイツを…。僕と付き人兼ということで、一緒に連れてってもらえませんか?」と頼み込むと、ウルティモは「じゃあ、彼は現地集合ということで」と条件付きで認めた。すると、秋山は「ツアーの皆さんを現地でお迎えして、皆さんをしっかり楽しませるようにしなさい。お前は自腹で行け!」と通告。場内は「自腹」コールに包まれた。半ばやけくそ気味に、中島は「皆さん、メキシコでお待ちしています!」と絶叫した。
さらに、秋山はキューバ観光までウルティモに頼み込むと、ウルティモは究極のシガーを探しに行くハバナ3泊4日のミステリーツアー開催(限定8名)の開催を宣言。すると、秋山は「中島。お前はキューバまで自腹で来い」と容赦ない命令を出した。)【試合後の秋山&カシン&ウルティモ&中島】
※カシンが先に戻ってくると、リング上のやりとりを聞きながらカシン「社長はほら、ウルティモ・ドラゴンに接待を受けるんだ、接待を。ウルティモ・ドラゴンはいっつもやってんだ。『ドラゴマニア』に。その時の力を持っているヤツを接待して。何とか食い込もうとしてる。それよりも、今日はなんで雅央は来てない。俺が大仁田とやってやるよ、大仁田と。雅央と組んで、大仁田とやってやる」
※カシンが一旦姿を消すが、秋山が戻ってくると再び登場
カシン「社長、俺も連れてってくれよ、キューバに。騙されちゃいけない」
秋山「いや、騙されてないって」
カシン「タダほど高いものはないぜ。タダほど高いものはない」
秋山「わけがわからない」
※カシンが今度こそ去っていく
――カシン選手とのタッグもいいチームになってきたが?
秋山「いや、いいチームって。俺の動きがいいだけじゃないですか(笑)」
――最後はカシン選手にフォールを奪い取られたが?
秋山「まあまあ、そこまで押し込んでいるんだろうから。なんかやってくるけどね。まあ、勝ったからいいけど」
――今年もメキシコ遠征が決定したが?
秋山「メキシコとキューバのセットというリクエストに応えてもらって。今年も5月27日のドラゴマニアに…あ、校長」
※ウルティモが姿を現す
ウルティモ「そう思って来ました。今年は私にとって記念の大会で、去年も参戦してもらいましたけど、現地の感触も非常に良かったので、今年もぜひ来てもらいたいなと。キューバにも一緒に行って、いい旅ができればということで。実はですね、この後にもサプライズ参戦を徐々に発表していきますんで楽しみにしていてください。よろしくお願いします」
――2年連続で招聘するのは珍しい?
ウルティモ「そうですね。なかなかないことです。気が合うんで。どうせなら楽しい仲間と仕事をした方がいいじゃないですか。年なんで。楽しくやりたいなと」
※中島が顔をのぞかせると
秋山「お前、マジで現地集合だから。ギャラから天引きでもいいか?」
ウルティモ「俺は知らないよ」
中島「勢いって怖いですね。でも、光栄です」
秋山「そうだよ。ドラゴマニアだよ」
中島「はい。ありがとうございます」
ウルティモ「ルチャリブレをやりたいんだろ? 去年は社長と全日本プロレスのバチバチの王道の試合をやってたら、顔が曇ってたもんな」
中島「ボコボコにされましたから」
ウルティモ「今年もそうはいかないよ。厳しい道が待ってるよ」
中島「はい」
秋山「ツアーは何日からでしたっけ?」
ウルティモ「25日です。帰ってくるのは6月1日ですね。盛りだくさんでやりますから」
秋山「もちろんバーベキューも」
ウルティモ「バーベキューもやりましょうか」
秋山「お前(中島)はパスでいいから」
中島「いやいや」
ウルティモ「去年は実はプライベートでやったんですけど、いろんな変なことがたくさん起こったんで、今年はオフィシャルでやらないと。よろしくお願いします」
秋山「現地の選手も見れるんでね。去年もそうでしたけど、全日本プロレスにもプラスになることなんで。あと、何も言ってませんけど、僕も25周年なんで。ウルティモ・ドラゴン30周年、僕は25周年イヤーなんで。全日本が45周年。お前は?」
中島「僕は10周年です」
秋山「コイツもありました(笑) みんなね。でも、お前は自腹ね。ありがとうございました」
◇第4試合◇
▼30分1本
○石川修司 崔領二 田中稔(9分57秒 エビ固め)青木篤志 スーパー・タイガー X佐藤光留
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「久しぶりの全日本参戦なんで、今年は全日本でも何らかの形を残さないと上がる意味がないと思うんで。自分が出ててない時に全日本プロレス勢いが増したとか、ついたとかいわれて悔しい部分もあったんで、勢いついてる全日本プロレスの中にもう一回、身を投じて、今度は形を残したいなと思います。(現三冠王者の宮原に勝ったこともあるが?)チャンピオンは日々、進化してると言ってるんで、対象にはならないとは思いますけど、僕も年齢は上ですけど、日々、進化してると思ってるんで、もう一回、しかるべき場所で勝負したいなと僕は思ってます。いつでもやります」
【稔の話】「昨日、久々に3年半ぶりに出て、最後もミノルスペシャルがビシッと決まって、試合後、もし枠が空いてれば(ジュニアリーグ戦に)出たいと言ったけど、速攻で決まったんで。それぐらい全日本さんからも全日本ファンからも求められてると。うぬぼれですけどね。昨日も言いましたけど、全日本時代に出てて、新日本のスーパージュニアは何回も決勝とかいってるのに、全日本のリーグ戦は決勝すらいったことないんで。本当に魔物が棲みまくってる印象があるんで。いい機会なんで、それを克服して。克服したら間違いなく優勝だと思うんで。同じブロック誰がいる、向こうのブロック誰がいる関係なく打倒・魔物。俺は絶対優勝しますよ」
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第42代王者]○石井慧介(16分22秒 体固め)[挑戦者]X青柳優馬
※高角度ダブルアームDDT
☆石井が初防衛に成功【試合後の石井】
石井「いやあ、非常にきつかったですね。プロ格DXを見て調べたんですけど、ロックスターバスターでしたっけ。あれを食らったらやばいと思ってたんですけど、まさかジャーマンを使うというデータは自分になかったんで。しかも連続で来て。本当に意識が飛んで危なかったです。でも、説得力ある勝ち方ができたんじゃないかと思いますし、また1つ自信になりました」――チャンピオンとしてジュニアリーグに臨むことになったが?
石井「もちろんチャンピオンとして出るからには負けちゃいけないし、優勝しなきゃいけないんで。そして、僕がリーグ戦に出るのは2015年以来2度目になるんで。まだ優勝したことないんで、もちろん狙ってますね。さっきブロック分けを見たんですけど、ジュニアリーグも強敵揃い。岩本選手はシングルをやったことないし、田中稔さんも初めてですし。青木さんと竹田選手とはシングルをやって負けている時もあるんで。負けられないです。厳しいブロックだと思いますけど、これを越えなきゃチャンピオンとしてまた格は上がらないんじゃないかと」
――全日本のファンも石井選手を認めつつあるように見えるが?
石井「やっぱりファンに認めてもらわないと。今日は正月の全日本プロレス。過去は2年前に迷惑かけましたけど、今日の防衛戦で全日本プロレスファンに対するアピールができたんじゃないかと思ってます」
【青柳の話】「これだけもう1回言わせてもらいます。今日獲れなくても次。その次がダメでも、またその次。何度でもやって、負けようが、なにがどうなろうが、絶対に立ち上がって、あのベルトを掴む。それだけです!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ジェイク・リー(14分58秒 片エビ固め)諏訪魔 Xジョー・ドーリング
※ブラックアウト◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(19分46秒 片エビ固め)[挑戦者組/2016世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム]×大森隆男 征矢学
※リフトアップスラム
☆ゼウス&ボディガーが初防衛に成功(試合終了後)
ボディガー「新年明けましておめでとうございます。年明け早々、このハードな激闘を制することができて、本当によかったです。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。こんなことだけでまだまだ満足してたらいけないんで。今年はもっともっと上を目指していくんで。皆さん、今年のボディガー&ゼウスに期待しとってください。よろしくお願いします」ゼウス「今年もどうかこの全日本プロレス、そしてゼウス&ボディガーをよろしくお願いします。この後楽園で、メインで、ボディガーのおかげで勝利を飾り、初めてこの試合会場を"ゼウス締め"で…。後楽園の皆さん、今日の機会に覚えていってください。2017年を絶対に最高の年にします。2017年、ぶっ飛ばして行きます! 行くぞ!。人生は祭りやで。ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「今年1年が始まるということで、絶対2017年をぶっ飛ばす。そういう意味で、まず一発目のタイトルマッチ、何とか防衛できました。ありがとうございます」ボディガー「かなり厳しい激闘だったんですけど、本当に2017年、一発目ということで。これを落とすと、本当に調子が乱れちゃうんで。今日は勝てて本当に嬉しかったです」
――ボディガー選手が三冠挑戦者の大森選手から取ったのも大きい?
ゼウス「そうですね。僕は三冠に3回挑戦してるんですけどね。ぜひボディガーに世の中の49歳のアラフィフの方のために、夢を与えるために、機会があったらね」
ボディガー「今年は49。40代最後の年なんで、三冠なんか狙っていきたいなあ…なんて、今日の勝利でそんな気持ちがちょっと芽生えてきました」
――ゼウス選手に5冠を求める声もあったが?
ゼウス「僕は去年から掲げているんですけれども、5冠というものを目指して。まず世界タッグは必ずボディガーと今年守り抜くこと。それが1つの目標。そして、三冠に4度目の挑戦。4度目の挑戦の時は必ず三冠を獲ること。これがもう1つの僕の目標。何個か2017年、プロレスに対して目標を掲げさせていただいたんですけど、それを1つ1つクリアーすることができたら、5冠に自動的になるんじゃないかと思ってます」
ボディガー「本当に今日の勝利は次に繋がる…いろんな意味を含めて、次に繋がる試合になったと思うんで、この調子で今年もバンバンバンバン勝っていって、本当にベルトっていうベルトを全部手にしたい気持ちです」
――後楽園でゼウス締めを披露したが?
ゼウス「実は結構全国津々浦々でメインイベントで試合を組んでいただいて、メインで勝って、本当にいろいろな場所でゼウス締めをさせていただいたんですけれども、長きに渡って後楽園ホールっていうのは、デビュー10年以上経つにして、初めて締めさせていただきました。本当に気持ちいいですね。後楽園というのはプロレスのメッカとも言うべき場所なので、今日は改めて感じましたね」
ボディガー「後楽園で勝つというのはプロレスラーにとって一番嬉しいことだと思うので。年明け一発目、勝てて良かった、本当に。な? 本当によかった」
ゼウス「ありがとう!」
ボディガー「今年もいくで!」
ゼウス「2017、ぶっ飛ばすぞ! 人生は…」
2人「祭りやで! ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」
ゼウス「ボディガーの人生は祭りや! ゼウスの人生も祭りや! みんなの人生も祭りや!」
ボディガー「まあ、そういうこっちゃ!」
ゼウス「ボディガー、今日は朝まで飲むでしょ?」
ボディガー「朝まで飲むよ」
【敗戦後のワイルド劇場】
大森「すまねえ」征矢「いや、死力を尽くしたよ。ただ、やっぱり…大森さん、ベルトをもう一度巻きたかった。大森さんと世界タッグのベルトをもう一度巻きたかった。それは偽りでもウソでも何でもない。これは征矢学の本当の気持ちだ。だから、俺も全力で取りにいこうと思ってました」
大森「試合を見れば、そんなのすぐわかるよ」
征矢「気持ちじゃ負けちゃいけないと思ってね。確かに向こうが圧倒的な日本人離れした体、そしてパワーがあるかもしれない。多少なりとも俺はパワーに自信があると思って今までやってきたけど、上には上がいる。だったらなんだよ? 相手を上回る何か。だったら、気持ちしかないんだよ。大森さん、気持ちしかねえんだよ! 俺たちは起用でもなんでもねえ。もしかしたら、プロレスの才能すらないかもしれないですよ、俺は。でも、負けない気持ち、絶対に勝ってやるという気持ちは負けない。絶対に負けない。いいか、2017年、まだ始まったばかりだ。これからだよ。大森さん! もう1つあるんだろ? 大森さんよ。俺もあるんだ。タッグはダメだろうが、もう1つあるんだろ、チャンスは」
大森「チャンスはまだある」
征矢「サンタさんからもらった挑戦権のプレゼント!」
大森「これで、今日負けたことで照準が絞れたってもんよ。負けても絶対相手が思うような弱気なコメントなんか俺は出さねえぞ。今、言った通りだ。負けて今日教わったよ。本当に勝ちたいって気持ちがあるかどうか。それは試合を見てればわかるだろ」
征矢「ちょっと大森さん…。照準が定まったって言ったけど、じゃあ、タッグ獲ったら、シングル負けてもいいやって気持ちだったのか? そういうことじゃないんですか?」
大森「いやいや、違う。そういうことじゃないんだ。前向きに考えると…」
征矢「俺は違いますよ! 俺はタッグを獲って、W-1のシングルのベルトも獲る。そのつもりでいたんです」
大森「俺もそのつもりでいたんだ」
征矢「その計画が丸潰れだ。大森さん、なんか話が違う!」
大森「違う! 今日負けたことによって、もう挑戦できるのは1個しか残ってないわけ。そうしたら、そこに照準を絞るしかないだろ」
征矢「でも、どっちかが獲れればいいって気持ちもあったと?」
大森「ない! 両方獲るつもりでいたもん」
征矢「まあまあ、残りシングルがありますから、狙っていきましょう。照準は1つに絞れましたから」
大森「W-1のベルトを獲って、俺が三冠獲ってさ。そうしたら、合わせて2つじゃん。そうしたら、タッグのベルトと一緒だよ」
征矢「それは会社に失礼じゃないのか? 大丈夫なのか?」
大森「そうしたら、それが世界タッグなんじゃないか?」
征矢「そういうことか。ということは、大森さんが三冠獲ったら、大森さんの三冠は俺のもの。で、W-1のシングルのベルトは俺のもの。それでいいですか?」
大森「そういうことだろ。両方ともお前のものっていうことで」
征矢「いいんですか、それで。大森さんのものはありませんよ」
大森「チームなんだから…。いや、ちょっと待て。なんかよくわからないけど、おかしくねえか。俺が獲ったら、それは俺のものだろ?」
征矢「でも、いいって言ったじゃん?」
大森「それはちょっと違うだろ?」
征矢「OKだって言っただろ!」
大森「試合が終わって、頭がぼーっとしてて、よくわからない…」
征矢「なんだよ、言い訳するんじゃねえよ」
※言い合いをしながら控え室へ消えていく
メインはビッグガンズの保持する世界タッグ王座に2016世界最強タッグを全勝優勝を果たしたGET WILDが挑戦。両軍は12月6日最強タッグの公式戦として青森大会で対戦するも大森がアックスボンバーでボディガーから3カウントを奪いGET WILDが勝利を収めていることから、ビッグガンズもベルトをかけてのリベンジマッチとなった。
序盤はゼウスがチョップ、征矢がダブルチョップと肉弾戦を展開すれば、ボディガーは大森のフロントハイキックに対してショルダータックルで応戦するなど互角の攻防を繰り広げる。
そして大森のエルボースマッシュから征矢も控えのゼウスを強襲、場外戦へと突入しGET WILDはボディガーに場外でのハイジャックパイルドライバーを敢行してボディガーの首にに大ダメージを与える。
リングに戻ったGET WILDはボディガーの首を中心に集中攻撃を浴びせて試合の主導権を握り、征矢も串刺しバックハンドエルボーからブルドッキングヘッドロック、ショルダーネックブリーカーと畳み掛けるが、ワイルドボンバー狙いをキャッチしたボディガーはバックフリップで投げ、ゼウスに交代する。
交代を受けたゼウスは征矢、大森に両腕フライングラリアットを浴びせ、征矢には串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタック、フロントスープレックスと攻め込み、チョークスラムを狙うが、切り抜けた征矢はエルボー合戦から頭突き、ブレーンバスターで投げるも、クラッチを離さなかったゼウスがブレーンバスターで投げ返すと、征矢もクラッチを離さず投げ返し、ゼウスも投げ返してからクラッチを離さず雪崩式ブレーンバスターを敢行、しかし征矢も起き上がりワイルドボンバーを放てば、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンと相打ちとなり、征矢が連打で競り勝つと交代した大森はロントハイキック、ニールキックからアックスギロチンドライバーを狙うが、堪えたゼウスはスパインバスターで返す。
ここでボディガーが入るとフライングメイヤーとフライングラリアットの合体技が決まり、ボディガーが大森に串刺しラリアットからバックドロップを狙うが、堪えた大森が後頭部へのアックスボンバーを連発、雪崩式バックドロップからアックスギロチンドライバーを狙う。
しかし堪えたボディガーは投げ放しのパワーボムを敢行して、ゼウスが入って合体チョークスラムを決めると、征矢も排除してからボディガーが大森をスピアーを放ち、串刺しラリアットを狙うも、征矢が戻ってワイルドボンバーでカットに入ると、同じくカットに入ったゼウスにはフライングワイルドボンバーで排除する。
勝負と見たGET WILDはボディガーにクロスボンバーを決めると、征矢がデスバレーボム、大森がアックスギロチンドライバーと畳み掛け、大森がアックスボンバーを狙うがボディガーがブロックし、大森はならばとショートレンジでのアックスボンバーを狙うが、今度はボディガーがハンマーでブロックしてからハイキックを浴びせ、最後はラリアットからリフトアップスラムで3カウントを奪い大逆転で王座を防衛した。試合後はビッグガンズが「ワッショイ!ワッショイ!」と勝どきを挙げて締めくくったが、ビッグガンズもストロングBJ(関本大介、岡林裕二)から世界タッグを奪取した後で世界最強タッグに臨むも、開幕戦での躓きが響いて早々にリーグ戦から脱落するなど散々な結果に終わり、そして全勝優勝を果たしたGET WILDを挑戦者に迎えたが、チーム力だけでなくキャリアのあるチームに苦戦を余儀なくされるも堂々の防衛を果たした。
第5試合の世界ジュニア選手権は、王座初挑戦となる青柳がエルボー合戦からDDTで突き刺すが、場外へ逃れた石井へのプランチャは自爆、石井はエプロンでのネックブリーカードロップから首攻めを展開し、青柳が場外へ逃れてもスタンド席を区切る鉄板へ叩きつけるなどして青柳の首を痛めつける。
リングに戻っても石井の首攻めが続き、石井が胴絞めスリーパーで絞めあげるが、串刺し攻撃をかわした青柳がミサイルキックで反撃し串刺しバックハンドエルボーからエルボー、ジャンピングエルボー、ダイビングボディーアタックと猛ラッシュをかける。
勢いに乗った青柳はエルボースマッシュから反転式のダイビングボディーアタックを発射するも、かわされて顔面から自爆してしまうと、石井はクロックヘッドシザースで捕獲し追い詰めにかかるが、ロープに逃れた青柳は突進する石井をエプロンへ出してからドロップキックで場外へ出し、トルニージョを炸裂させると、リングに戻してからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しドロップキックからフィッシャーマンズスープレックスと畳み掛ける。
しかし青柳のバックドロップ狙いを着地した石井はジャーマンで投げ、ランニングニーからニールキックを狙うも、ドロップキックで迎撃した青柳はエルボー合戦を競り勝ってからロコモーション式ジャーマンを決め、新技ロックスターバスターを狙うが堪えられてしまう。
石井はニーリフトからフランケンシュタイナーを決めるが、石井もジャパニーズ・レッグロールクラッチで返してから逆さ押さえ込みを決めるも、そのまま回転した石井はオーバーヘッドキックからタイガースープレックスを決める。
石井はダブルアーム式DDTで突き刺すと、腕のクラッチを離さずそのまま高角度のダブルアーム式DDTを決め3カウントを奪い王座を防衛した。また2月から開幕する「2017エキサイトシリーズ~Jr. BATTLE OF GLORY~」の出場選手が発表された
Aブロック 青木篤志 岩本煌史 竹田誠志 田中稔 石井慧介
Bブロック 中島洋平 青柳優馬 佐藤光留 田村和宏 丸山敦
今年は昨年度覇者の青木、準優勝の佐藤、世界ジュニア王者の石井、2年連続参戦の丸山を筆頭に、全日本からは中島や岩本、青柳、FREEDOMSを主戦場にする竹田、HEAT UPの田村、元WRESTE-1の稔がエントリー、昨年エントリーしていたSUSHIはGAORA王座への挑戦が決定しているためエントリーせず、代わりに中島がエントリーとなった。
優勝候補はIWGPジュニア、世界ジュニア、WRESTE-1クルーザーディヴィジョン、ZERO1の二冠ジュニア、FMWジュニアと数々のジュニア王座を奪取してきた稔が本命か?連覇を狙う青木にしても一番の強敵かもしれない。ヘビー級戦線でも第4試合では久々に石川が参戦しスプラッシュマウンテンで佐藤を降した後で本格的に三冠戦線に名乗りを挙げることを明かした、昨年の石川は全日本から一歩引きDDTや大日本を主戦場にしてきたが、三冠戦線に名乗りを挙げたとなるとKAI以上の強敵となるか?
第5試合でも秋山がカシンと組んでアックスボンバーズと対戦も、カシンはイサミのトペをセコンドのSUSHIに誤爆させるなど、相変わらず周囲を振り回すカシンワールドを展開、最後も秋山が田村にエクスプロイダーからランニングニーを炸裂させたところで、試合権利のあるカシンがカバーして3カウントという漁夫の利で勝利も、試合後にウルティモからメキシコで開催されるドラゴマニアへの参戦をオファーされ、秋山も受諾、ウルティモの弟子である中島も参戦に名乗りを挙げたが、自費での現地集合を条件に参戦が決定した。またカシンも自身が井上雅央と組んで大仁田厚&渕組の保持するアジアタッグ王座への挑戦に名乗りを挙げた。
本日も後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!次回は、1/9(月・祝) 横浜ラジアントホール 17:30開始!岡田佑介デビュー戦、アイスリボン提供試合も開催!皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #iceribbon #bjw #プロレス pic.twitter.com/XhTKv6WQs4
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年1月3日世界タッグ奪取ならず。身体中痛いぜちくしょう❗ だけど参ってたまるか❗#ajpw #アルプロン #ミドルエッジ pic.twitter.com/dBJg82QnVE
— 大森 隆男 (@omoritakao) 2017年1月4日昨日は全日本プロレスとDDTプロレス両大会で応援してくれた皆様ありがとうございました。
全日本プロレスでは青柳選手相手に初防衛。また自信につながりました。2月のジュニアリーグも燃えてます。
防衛して良い気分でいたら、夜のDDTでは…新たな挑戦者が現れました。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2017年1月3日後楽園大会にご来場ありがとうございました。
世界ジュニアのベルトを取り戻すことができませんでした。
秋山さんには良く頑張ったと言っていただきましたが、僕が勝って秋山さんにベルトを取り戻しましたと言いたかった。
今日が終わりではない。まだまだ諦めません。#プロレス #ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年1月3日全日本プロレス ニューイヤーウォーズ後楽園大会をご観戦頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
負けはしたが、青柳は良く頑張った!これを糧にますます頑張れ!!#ajpw #プロレス
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月3日後楽園大会にご来場の皆様、ありがとうございました!二月シリーズ『ジュニアバトルオブグローリー』の出場が決まりました。去年一年の僕を否定はさせない。そして5.27ドラゴマニアにも”自費”での同行が決定しました!是非現地で合流しましょう! #ajpw #mexco #jbog pic.twitter.com/HbSYeToV3o
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年1月3日本日も全日本プロレス後楽園ホール大会へ。お話しも伺えたので、明日更新の週プロモバイルコラムに書きますね! #全日本プロレス #ajpw #週刊プロレス https://t.co/bkFTigau5D pic.twitter.com/YAD4UqKqK5
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年1月3日 -
ジョー・ドーリングがエンジン全開で堂々の復帰!手負いの大仁田が秋山に洗礼!KAI、稔が古巣参戦!
1月2日 全日本プロレス「2017ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1301人 満員
<アピール、コンメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
<2017年始あいさつ>
秋山準社長「皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年、2017年は全日本プロレス設立45周年の記念イヤーとなっております。今年も全日本プロレスはリング上の戦いを中心に日々上昇していきたいと思っております。本年もご声援よろしくお願いします」(全選手退場後、KAIが登場)
KAIは「皆様、新年明けましておめでとうございます。フリーのKAIです。そして、全日本プロレスファンの皆様、お久しぶりです!また全日本プロレスのリングに2月より上がらせていただくことになりました。秋山社長、ありがとうございます。このリングでやり残したことがあります。それは三冠のベルトを巻くことです。その戦いに入っていけるように日々精進していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」◇第1試合◇
▼20分1本
○青木篤志(9分44秒 アサルトポイント)X岩本煌史【岩本の話】「(所属第1戦となったが?)やっぱり今までは他団体の選手として参戦させてもらっていた時と比べると、所属として全日本プロレスという看板を背負って戦うというのは、心の重圧がかかるもんだなって今、試合をして見て凄く痛感しました。やっぱり古くからあるこの全日本プロレスという大きなところに入ったからには、その名前を全日本プロレスの1人として守っていかないといけないし、もっと世間に名を広げていかなきゃいけないと思うし。『岩本煌史が全日本に入った、よかったね』で終わるだけじゃ僕は入った意味がないと思うんで。『岩本が入って変わってね』じゃなくて、『進化したね』って絶対言ってもらえるようになるまで、僕は結果も残すし、それを試合でお客さんに認めてもらえるように、これからも戦っていきます。(練習環境が大きく変わると思うが?)それで自分自身にプレッシャーをかけることもできるし、高いモチベーションというのを保てるものだと思うんで。それは僕にとって大変喜ばしいことだと思います。(環境によって特に違うことは?)やっていた場所も違えば、教えている人も違うんで、全部違うと言えば違いますけど、やっていることはプロレスという共通のことなので。プロレスというジャンルで共通しているだけで、練習はまた違うんで。今までやってきたことにプラスアルファになるだけなので、僕には得しかないです。(具体的な目標は?)自分はジュニアでやっていくという風に決めているんで。でも、もちろんヘビーにも負けないジュニアに。ジュニアだけで戦うジュニアじゃなくて、ヘビーとも十分戦えるジュニアでありたいし。2月にもジュニアリーグがあるし、世界ジュニアも今はDDTの石井選手に取られているわけなんで。明日、青柳選手が取るかどうかはわからないですけど。だから、ジュニアリーグも取りたいし、世界ジュニアも取りたいし、ヘビー相手にも通用するような戦いもしていきたいですね」
◇第2試合◇
▼30分1本
○青柳優馬 高尾蒼馬(9分56秒 片エビ固め)石井慧介 X阿部史典
※ロックスターバスター◇第3試合◇
▼30分1本
崔領二 不動力也 ○田中稔(9分54秒 ミノルスペシャル)ゼウス SUSHI X中島洋平【稔の話】「2013年の6月30日両国以来ですかね。3年半ぶりに古巣に帰ってきて。まあ、試合前にアップとかしてたら、メンバーも全然違うから懐かしいという感じもしないのかなと思ったんですよ、最初は。でも、いざリングに向かって、リングに上がって、あの全日本のマークが見えたら、なんか懐かしいなっていう。帰ってこないと思ったけど、よかったですね。まあ、いろんなメンバーがいるってさっき言いましたけど、ジュニアのメンバーが凄い充実してて。中島君もそうだし、どの選手ともやりたいんで。先がどうなるかわからないですけど、2月にジュニアリーグ戦とかあるんで、選んでもらえれば優勝をかっさらうと。でも、不思議と全日本時代にリーグ戦に4回出てるんですけど、どんなに調子いい時に出ても、決勝すら行ってないんです。魔物が住みまくっている印象があるんで。それを克服するためにも出たいなという気持ちはあります。お客さんからもブーイングじゃなくて、お帰りと言ってもらえたんで。なぜか洋平君からお帰りって言ってましたけどね。楽しかったです。1月ツアー全部出ますんで、よろしくお願いします」
◇第4試合◇
▼「新春大森祭り」スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○大森隆男 征矢学 田村和宏(6分42秒 片エビ固め)宮本裕向 木髙イサミ X風戸大智
※アックスボンバー(試合終了後、大森は征矢、田村とともに勝ち名乗りを受ける)
大森「2017年、新年早々、これ以上うれしいことはないぜ。このままの勢いで明日の世界タッグ、そして博多の三冠、全部まとめて獲りにいくからよ。よーくみといてくれよ!お前ら、今日はありがとう。これでまた俺たち一つになったんじゃないのか? じゃあ、いつものあれでいくか」征矢「いつものあれって何だ?」
征矢を除く5人「俺たち、アックスボンバーズ!」
【新春ワイルド劇場&田村の話】
大森「だから言ったじゃないか。俺はワイルドであり、そしてアックスボンバーズであり、ノー・フィアーであり、ワイルド・チャイルドで、それが俺なんだよ。よくわかっただろ?」征矢「さっきの2つだけわかりました。アックスボンバーズとGET WILDはわかりましたけど、例えばノー・フィアー、ワイルド・チャイルド。パートナーがあなたのことをパートナーだと思ってないかもしれない」
大森「いや、そんなことはない」
征矢「確認取れたのか? ちゃんと年賀状で出したのか? 出してないだろ?」
大森「気持ちは繋がっている。そういう問題じゃねえんじゃないか?」
征矢「高山さんと中西さんに年賀状出したか?」
大森「正月だからって、年賀状年賀状って時節柄で攻めやがってよ」
征矢「大森さん、よく考えてください。アックスボンバーズでしょ? 世界の使い手…」
大森「そんなことより、田村の髪の毛をどうしてくれるんだよ」
田村「ああ、せっかくセットしてきたのに」
大森「髪が流れちゃったじゃねえか。せっかく正月だっていうのに」
征矢「南の真ん中あたりに赤くなっているヤツがいたぞ。アイツは子供だぞ? いいのか?」
大森「いつもユーが頭に巻いているヘアバンドとは違います」
征矢「あれとは大きさが違うか」
大森「あれを貸してやって、髪の毛を結んでやったらいいんじゃないか」
征矢「そんなんでいいのか。そのうち、田村選手がヒョウ柄のパンツをはくことになるけど、それでもいいのか?」
大森「それはわかんないぞ。お前がHEAT UPのパンツをはいている可能性もあるからな」
征矢「破ったらごめんなさい」
田村「僕はフワフワがほしいです、大森さんの(コスチューム)」
征矢「アックスボンバーズの話に戻していいですか。そもそもアックスボンバーの世界の使い手と言ったら、誰ですか?」
大森「大森隆男だろ」
征矢「もっと有名なヤツいるだろ? アックスボンバーの使い手がいるだろ?」
――ハルク・ホーガン?
征矢「そうだよ! ハルク・ホーガンがアックスボンバーズに入らないのであれば…」
大森「(さえぎるように)いやあ、今日も快勝だね。明日の世界タッグ、そして博多もまとめていくぜ」
※大森が先に去っていく
征矢「おい、失礼だろうが! ハルク・ホーガン呼んでこい。それでいいのか? アックスボンバーズ名乗れるのか?」
◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第100代王者組]○渕正信 大仁田厚(11分36秒 逆さ押さえ込み)[挑戦者組]秋山準 X井上雅央
☆渕&大仁田が初防衛戦に成功(試合終了後、大仁田は秋山と秋山とロープを挟んで視線を交錯さる)
大仁田「秋山さんよ、井上選手よ、よく聞け。プロレスは…プロレスは…プロレスは…何でもありじゃ!」
【試合後の渕&大仁田】
渕「やっぱり初防衛できたことは嬉しいね。大仁田厚選手と組んで。初防衛できなかったら本当のチャンピオンじゃないというのは昔から言われてたことだからね。それで凄くホッとしてるという。でも、きつかった。ちょっとあのチームを舐めてた部分があったけど、予想以上で」大仁田「ご迷惑をかけて申し訳ありませんね」
渕「いやいや」
大仁田「もうつくづく思いますね。プロレスは何でもありだねっていう。すいません。レフェリーも5カウント以内だったら、反則も自由ですからね。全日本プロレスには、シークもいれば、タイガー・ジェット・シンも来ましたし、ブッチャーもいましたし、あらゆる悪役のレスラーがいたんですけど、その末端の一番末席に座らせていただいたら、ありがたいなっていう。もうちょっとブーイングをくれるとありがたいんですけど。だけど、すいません、渕さんのお荷物になりますけど、もうちょっと防衛戦を重ねて、引退までこのベルトの価値を高めて、下げていこうかなっていう」
渕「今日はつくづく思ったよ。タイトルを獲った時も、そして今回の試合にしても、彼のスタイルを否定できないよな。テレビで見て初めてわかったんだけど、今日にしても何にしても、彼のヘルプがなかったら、ハッキリ言って負けてたしね。今の俺の実力じゃ。彼はお荷物どうのこうのって言ってるんだけど、前回といい今回といい、助けられたっていう思いがあるから、否定はできないよな」
大仁田「渕さん、お荷物って言ってるけど、お荷物もたまには利用したら、中からドラえもんもポケットみたいにいろいろなものが出てくるから」
渕「今回も肝心なところはそっちでもらってて。逆に言ったら、俺がみっともない姿をさらけ出しちゃって、心配させたんじゃないかって。とにかく彼は腰を痛めていながら、一生懸命ね。こういうことを言っちゃダメだけど、アジアタッグが気になるって言ってね。全日本のためにお客さんを呼ぼうという思いはヒシヒシと感じるんです。マスコミの前でこんなことを言うべきじゃないかもしれないけど、俺は彼と40年以上の付き合いだから。一生懸命、ある面でプロフェッショナルだなって感心するところがありますよ。アメリカでも、彼のエネルギッシュな面で助けられたところがあるから」
大仁田「まあ、全日本プロレスは何でもありじゃないですよ。WWEやWCWがハードコアの世界のECWを飲み込んだように、全日本プロレスも太っ腹で、ハードコアの世界を飲み込んでくれれば、僕もありがたいなって。最初に場外乱闘に行った時、渕さんと秋山さんがリングでつっ立っている姿がとても滑稽でね。もうちょっと動いてくれよと思ったんですが」
渕「今日は秋山が怖かったんだよ。怖い秋山を見たという感じがあって。ハッキリ言って、まともに殴る蹴るでも思いっきりやられて、今現在、まあ彼の本意じゃないにしても、腰と首あたりが痛いよ。なんと言っても、彼(大仁田)は今年還暦とか言ってるんだけど、こっちはもうすぐ63だからな。でも、防衛できてよかったよ。ありがとう」
大仁田「まあ、プロレス界は世代交代の波が来てるんだけど、こういう人たちもいたっていうことだけは歴史に残していきたいなと思っているんで。こういった試合もあったよと。あと、気になったのはルールのことなんだけど、(ファンは)『リングでやれ、リングでやれ』って。だから、エニウェアを採用しなかった秋山社長に問題あると思うんだけど。カシンもわけのわからない出方をしたし。俺は今度エニウェアを取り入れなければ、出場する気持ちはない。渕さんと組む意味がない。僕は僕。渕さんは渕さん。俺は渕さんを尊重しているし、渕さんをある種、尊敬しているし。ただ、エニウェアを取り入れなければ、今後出場を見合わせることだってありえる。チャンピオンに権利があるわけだから。相手を選ぶ」
渕「そのうち、パートナーを選ぶ権利だってそうでしょ?(笑)」
大仁田「それはない。それは決定戦をやらなきゃいけない」
渕「渕じゃダメだって、パートナーを選ぶようじゃ」
大仁田「だから、エニウェア・ストリートファイト・バンクハウスじゃないと、俺は受けるつもりがない」
――有刺鉄線を持ち込んだことは快挙だと思うが?
大仁田「徐々に持ち込んでいこうかなと俺は思っている。ファンから『リングで決着をつけろ』という声が出たから。エニウェアだったら、何も文句はねえだろと。エニウェア・バンクハウス・ストリートファイトデスマッチ。それで受ける」
渕「前回といい今回といい、俺に(勝ち星を)取らせようという。取ってくれと言うのに、取られたらね。今回もなにか知らないけど、俺を、年寄りを男にしてやろうという。ある意味、彼の口とは反対に温情をちょっと俺は感じるんだけど。それは甘いか。今、ここで言っちゃあれだけど、『全日本のリングは渕に取らせる』という。そういうのはヒシヒシと感じる部分があるからね。いろんな面で、こうやってお客さんも来てくれて。きつい防衛戦だったけど、やり甲斐があった試合でした。初防衛できてよかったです」
大仁田「今日、ステロイドを3本打ってきたんですけど、奇跡的に腰痛が出なかったものですから。ありがとうございました」
渕「ステロイドと言っても、変なステロイドじゃないからな(笑)」
大仁田「他の人たちには死ぬぞって言われたんですけど」
渕「まだまだ。還暦なんだからまだまだこれからですよ」
大仁田「渕さんに言われたね。ありがとうございました」
渕「どうもありがとう。俺も腰痛いわ(笑)」
◇第6試合◇
▼ジョー・ドーリング復帰戦 スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
諏訪魔 ○ジョー・ドーリング 佐藤光留(13分57秒 片エビ固め)宮原健斗 ジェイク・リー ×野村直矢
※フライングボディアタック[試合後の諏訪魔&ジョー&佐藤】
佐藤「今日はジョー1人でよかったんだよ。ジョー1人でも、あんなヤツらが3人まとめてかかってきても余裕だよ。何より俺もビックリしたし、諏訪魔さんもビックリした?」諏訪魔「したよ。吹っ飛ばされたけど」
ジョー「ここに帰ってくることができて凄く光栄だ。これ以上の喜びはないよ。なぜ俺が戻ってきたか、理由は全日本ファンのみんなにアイ・ラブ・ユーを伝えるためだ。ビールで祝杯だ。チアーズ(乾杯)!」
※ビールで乾杯すると、先にジョーだけ去っていく
――ここまで回復しているとは思わなかった?
諏訪魔「凄いね。パワーアップして帰ってきたんじゃないかな? それでも身体能力はキープしているというか、破壊力が半端じゃないな」
佐藤「英語だけじゃなくて、もう人の感情がないな。とにかく暴走暴走だ」
諏訪魔「心強いよね」
――最強タッグに出られたのではないかというコンディションだったが?
諏訪魔「あとちょっとなんだけど、早めれば変わったかもしれないし。でも、最強タッグは最強タッグで去年のことなんで。今年のことは新たに全員揃ったんでね。ちょっと考えていることがあるという」
佐藤「全然ワイルドでも、ジョーの方がワイルドだって。本物だよ。あいつらワイルドはイミテーション。ジョーのは本物だからね。今までハンデをあげてたんだよ。Evolutionは。ジョーがいないという。それでどっこいどっこいだったんだ。もうジョーが帰ってきたら知らないよ。諏訪魔さんの心強さも倍だよ、これで。愛しさも切なさもないよ。心強さしかないよ」
諏訪魔「よく喋るな」
佐藤「何もしてないもん。全部ジョーがやったからな、今日。ちょっと野村触ったら、ジョーが出せって。やばいよ」
諏訪魔「三冠戦をまたね、いつかやりたいと思うよ、ジョーと。ただ、ジョーが揃ったからには、アイツも一緒にずっとやってきてくれて。最近、全日本プロレスが妙に動きがあるというかね。残った人間からすると、ちょっと思うところがある」
佐藤「昨年の今日を思い出します。残った人間…いなくなったじゃないですか?」
諏訪魔「ちょうど1年前、アキレス腱を切った。それで、今日こうやってリングに立っているわけで、言いたいことも言えるというか。残った人間としてちょっと思うところがあるというか」
――ジュニアも稔選手が戻ってきた。佐藤選手にとってはライバルになるが?
佐藤「田中選手に僕は1回も勝ったことないですからね。自分の興行にも勝ったことないし。もう1人いるでしょ? 赤いベルトを持って、アモーレアモーレ言ってたアホが。アイツはいつまでジュニアから目を背けるんだよ? 明らかにジュニアじゃん。もう自分の範囲でしか戦ったことがない。飛び出そうとしない。そのぶん、まだ青柳とかの方がちゃんとしている。あの赤いベルトを持って、適当に前半戦で遊んでいるアホがいるでしょ? あれをまとめて引っぺがしてやる。もちろん田中稔もそうだ」
諏訪魔「メンバー全員が思うところあるわけで、それは納得いってないよ、そんなの。ただもう、戦力的に整ったわけで、どんどん気に食わねえ奴は排除していく。実力行使。それでいいんじゃない? そこを一番見たがっているだろうし、俺自身納得いかねえよ、こんな状況。2017年は勝負するよ。全て懸けてやる。そのぐらいの覚悟でやってやるよ。いずれわかるよ。今日はそれぐらいにしとく」
【宮原の話】「いや、厄介なのが戻って来ちゃったな。厄介なのが…」
◇第7試合◇
▼新春無差別級バトルロイヤル
○大森隆男(14分44秒 横入り式エビ固め)×征矢学(バトルロイヤル終了後)
大森「2017年、全日本プロレス初戦にご来場くださいまして、誠にありがとうございました。今のバトルロイヤルを見てもわかる通り、最初に真実を貫き通したものが、最後はこうやって賞金を手にするんですよ!でも、本当の俺にとってのお年玉は明日の世界タッグ、そして博多の三冠。これは絶対に手に入れます!今年も全日本プロレスを応援よろしくお願いします!」【大森の話】「バトルロイヤルを優勝して、こうやって賞金を手にして本当に縁起がいい。2017年、今年は秋山準、大森隆男は25周年、全日本プロレスは45周年。全日本プロレスにとってこの年は、後々語り継がれるそんな年になる…じゃなくて、俺たちがそういう風にする。今年は歴史に残るような年になります。全日本プロレスにとって。今後、応援よろしくお願いします。(世界タッグ戦を前に、征矢選手との関係に不安の残る試合となったが?)ちょっとなだめてね。なだめれば機嫌を直してくれると思います」
全日本プロレスの2017年度が開幕、秋山社長が新年の挨拶の後で昨年でWRESTE-1を退団しフリーとなったKAIが現れ、2月の「2017エキサイトシリーズ」から参戦を表明、三冠挑戦を視野に入れていることを明かした。
KAIは武藤敬司体制の全日本プロレスでデビュー、2013年度のチャンピオンカーニバルでは潮﨑豪を降して優勝決定戦へ進出するも秋山に敗れて準優勝に終わった、本来なら準優勝という実績を引っさげて三冠へ挑戦してもおかしくはなかったのだが、6月に分裂騒動が起きKAIは武藤に追随してWRESTE-1の旗揚げに参加した。KAIにしてみれば三冠挑戦は忘れていた宿題みたいなものなのかもしれない
第3試合では同じく元WRESTE-1で全日本にも属していた稔も3年半ぶりに全日本に参戦、ランニングローキックを打ち込んでくる中島にハイキックを浴びせ、最後はミノルスペシャルで勝利を奪い、2月シリーズに開催されるジュニアリーグ「Jr. BATTLE OF GLORY」に参戦を示唆した。
ただセミを終えた諏訪魔が間接的に稔、KAIが参戦することに不快感を示した、今までWRESTE-1に関しては諏訪魔は口を閉ざしてきたが、諏訪魔にしても残った自分らが全日本を守ってきた自負があるのも事実である、現時点では諏訪魔は征矢を含めた元全日本勢とは絡む機会がないが、絡むときは容赦なく痛めつけるという警告みたいな発言なのではと思う。第1試合では1月1日をもってスポルティーバエンターテイメントの岩本が全日本に正式に移籍、初戦で青木と対戦した。腰攻めを展開する青木に対し岩本はランニングエルボーで反撃、串刺しバックハンドエルボー、顔面への低空ドロップキック、ニードロップと攻め込むが、青木はレッグラリアットからミサイルキックと反撃を断ち切る。
岩本は払い腰こと孤高の芸術を決めてから肩固めで捕獲、青木はロープに逃れるとニーアッパーからラリアットを放ち、ジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した青木は顔面への低空ドロップキックを放ち、バックドロップ、ラリアットと畳み掛けてからアサルトポイントで3カウントとなり、移籍初戦を勝利で飾れなかった。第5試合のアジアタッグ選手権は秋山はカシンを従えて登場し、カシンがそのままセコンドに着くと、対する大仁田は邪道軍と共に登場し有刺鉄線バットやギターを持参、カシンは大仁田ののぼりをヘシ折って認定書を破り捨てて大仁田を挑発した。
開始となると大仁田は井上を場外へと引きずり込みで痛めつけるが、カシンは大仁田側のセコンドであるパンディータを襲撃してそのままバックステージへと引きずり込んでいく。
その間に大仁田がテーブルをリングに投入し井上にテーブル攻撃を狙うが秋山がカット、しかし渕が秋山を排除すると、大仁田は井上にテーブル貫通パイルドライバーを敢行して突き刺す。
そこで秋山がカットに入り、骨折してる腰に容赦なくストンピングやニードロップを落とし、大仁田も急所打ちで反撃して、コーナーに設置された有刺鉄線ボードに秋山を叩きつけようとするが、秋山は切り返して逆に大仁田を有刺鉄線ボードへと叩きつけるも、井上が串刺し式オリャーラリアットを狙って突進すると、大仁田がかわして有刺鉄線ボードへと直撃する。
交代を受けた渕は有刺鉄線の洗礼を浴びた井上にボディースラムを連発してからドロップキックを発射、秋山にも狙うが逆に投げられ、それでも渕は秋山にボディースラムを敢行、だが秋山も場外へと渕を出し場外ブレーンバスターを決める。
秋山はリングに戻ろうとすると、大仁田が机の破片で強襲、更にギターショットを狙うが、秋山がガードして奪い取ると大仁田の脳天にギターショットで一撃する。
秋山は孤立した渕のドロップキックをかわしてランニングニーを放つと、フロントネックロックで捕獲、そしてエクスプロイダーを決めるが渕は必死でキックアウト、秋山はもう一発を狙うと井上を振り切った大仁田が赤い毒霧を噴射してカットに入り、交代を受けた井上もオリャーラリアットからアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、阻止した渕はバックドロップを決め、大仁田が秋山を場外に引きずり出して痛めつけている間に、渕が井上に首固めの連発から逆さ押さえ込みで3カウントを奪って王座を防衛、試合後も大仁田は秋山に対してもマイクアピールをして試合を締めくくった。第6試合の1年半ぶりに復帰となるジョーの復帰戦が行われ、ジョーは毛皮のコートとテンガロンハットを着用して入場しコールの後でファンからのメッセージ入りEvolutionフラッグを掲げた。
先発は宮原と佐藤でスタートも、宮原は控えるジョーを挑発、交代を受けたジョーは宮原をショルダータックルで場外まで弾き飛ばし、フェンスに叩きつけ、ジェイクに対しても諏訪魔とのダブルタックルでなぎ倒し、諏訪魔とのトレイン攻撃やダブルフォールアウェイスラムを決めるなど好調ぶりをアピール。
終盤でもジョーは志願して佐藤から交代を受け野村を攻めたて、諏訪魔が野村を羽交い絞めにするとジョーはラリアットを浴びせて諏訪魔まで吹っ飛び、後頭部を強打してダウンしてしまうが、それでもジョーの勢いは止まらず、最後はフライングボディアタックで3カウントを奪い、復帰戦を堂々の白星で飾った。メインの新春恒例のバトルロイヤルには試合が組まれなかった西村修、ブラック・タイガーⅦ、DDTの入江茂弘が参戦し和田京平レフェリーや阿部レフェリーもロープ渡りに挑戦して場外へと転落し二人共オーバー・ザ・トップロープで退場という前代未聞の大波乱?が起き、ブラックⅦも「DDTは誰が作ったかわかるか」とDDT勢と共闘し、征矢とも「俺たちW-1だろ」と共闘を迫るなどバトルロイヤルを荒らしまわる。
最終的には大森、征矢、入江が残り、大森と征矢は結束して入江を攻めるかと見せかけて征矢があっさり裏切り大森を攻めるも、大森は二人を両腕アックスボンバーで制裁し入江をエプロンへと追いやる。
そこで征矢の指示で大森が入江にアックスボンバーを狙うが、入江がロープを下げて大森をエプロンへ出し、また征矢が裏切って二人まとめてワイルドボンバーで退場を狙う。しかし大森だけがかわし入江もロープに脚をかけた状態で粘り、征矢が入江を蹴落として退場へと追いやったところで大森が丸め込んで3カウントとなりバトルロイヤルは優勝するも、裏切りの連続をやらかしたGET WILDは世界タッグ王座奪取に向けて不安を残してしまった。
今年も様々な選手が参戦する全日本マット、果たしてどういう1年となるか…本日は後楽園大会へ沢山のご来場ありがとうございました!明日1/3(火)も後楽園ホールにて12:00開始!当日券は10:00より販売!また、本日の大日本プロレス後楽園大会にて、明日の前売券を販売させて頂きます!明日も皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #プロレス pic.twitter.com/4Q87xGKngP
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年1月2日【全日本】ジョーが1年6ヶ月ぶり復帰戦で大暴れ 諏訪魔宣言「気に食わねぇ奴は排除」▼秋山組がカシン投入も 手負いの大仁田が渕とアジアタッグ初防衛▼稔が3年半ぶり参戦 Jr.リーグ出場に色気▼岩本が所属初戦…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/OCkSb4wvxH
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月2日ブログを更新しました。『2017年 初試合』#大森隆男 #アルプロン #アメブロ #ajpw #ミドルエッジ
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— 大森 隆男 (@omoritakao) 2017年1月2日全日本プロレス始めの日。
最高の盛り上がり!
ありがとうございました! pic.twitter.com/sBw9EiRhIQ
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年1月2日全日本プロレスニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
アジアタッグ負けた…毒霧で視界が塞がれた後、見える物が全て赤くなっていた。コンタクトが…#ajpw #プロレス pic.twitter.com/kPmdk6IqYI
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年1月2日全日本プロレス後楽園ホール。大森祭りでしたが、ニチョケン祭りでもありました。あいつらめ( `д´)バトルロイヤルでは憧れの稔さんがいたので飛び込んで行ったらハイキックからのミノルスペシャル。私の愛が届かなかったですぅ。#ヒートアップ#ajpw
— 田村和宏★1・19新百合ヶ丘 (@tamukaz) 2017年1月2日全日本プロレス3年半ぶりの参戦終了☆感想は………メッチャメチャ楽しかった!!出だしSushiと絡んで最後はミノル・スペシャルで中島くんからスパッと勝利!ポートレートばか売れ!カードセット完売!パートナーの崔くんと不動くんも頼もしいパートナーで助けられたわ☆さぁ明日も全日本後楽園!
— 田中 稔 (@minoru_official) 2017年1月2日後楽園大会にご来場の皆様、ありがとうございました!全日本プロレスにどんどん新しい風が吹いている。その風に流されないように…明日も後楽園のリングに立つ。1月3日も12時試合開始です!会場後にはコスチュームでのFC撮影会もありますので、是非ご参加下さい! #ajpw pic.twitter.com/CkIjeZoCvk
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2017年1月2日今日は全日本プロレス所属第1戦でした。
めちゃくちゃ緊張しました。
青木さんとの差を痛感しました。
青木さんから盗まなくちゃいけないものはたくさんある。
またシングルしたいけど、今のままじゃ結果は一緒。
これからの自分が変化、進化しなきゃいけない。
日々進化する!#ajpw
— 岩本煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年1月2日約3年半振りの場所はどこか懐かしくもあり、新しい匂いがしました。二月より全日本プロレスに参戦する事になりました!秋山社長にはただ感謝です。全日本ではやり残した事があります。それは三冠を巻く事です!!先ずは三冠の闘いに入っていける様、日々精進していきます!応援宜しくお願い致します。
— KAI (@kai0222) 2017年1月2日全日本プロレス2017ニューイヤーウォーズ!新春大森祭り、アジアタッグでの王道と邪道の危険な交わり、ジョー選手の復帰…今年の全日本も楽しみです! #ajpw #全日本プロレス #王… https://t.co/UrfRtayhtn pic.twitter.com/L3HgWTEX0V
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年1月2日 -
新春早々名勝負数え歌!ストロングBJがツインタワーズを降しBJWタッグ王座を奪取!
1月2日 大日本プロレス「新春・後楽園ホール大会」 後楽園ホール 1278人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本勝負
バラモンシュウ バラモンケイ ○"黒天使"沼澤邪鬼(8分13秒 神威)ツトム・オースギ ×ヘラクレス千賀 丸山敦◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○忍(7分4秒 片エビ固め)×吉野達彦
※S.E.X◇第3試合◇
▼30分1本勝負
浜亮太 神谷英慶 ○橋本大地(11分43秒 片エビ固め)橋本和樹 菊田一美 ×野村卓矢
※シャイニングウィザード◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボード+凶器持ち込み6人タッグデスマッチ/30分1本勝負
アブドーラ・小林 ○植木嵩行 高橋匡哉(9分11秒 片エビ固め)竹田誠志 塚本拓海 ×佐久田俊行
※有刺鉄線ボードの上へのデスバレーボム◇第5試合◇
▼稲松三郎・大日本ラストマッチ~蛍光灯6人タッグデスマッチ~/30分1本勝負
○伊東竜二 宮本裕向 木髙イサミ(10分9秒 体固め)×星野勘九郎 稲松三郎 関根龍一
※ドラゴンスプラッシュ◇第6試合◇
▼30分1本勝負
鈴木秀樹 ○宇藤純久(11分44秒 片エビ固め)河上隆一 ×中之上靖文
※ラリアット◇第7試合◇
▼BJWタッグ選手権試合/30分1本勝負
[挑戦者組]○関本大介 岡林裕二(21分52秒 ジャーマン・スープレックスホールド)[第42代選手権組]佐藤耕平 ×石川修司
☆耕平&石川組が4度目の防衛に失敗、関本&岡林が第43代目王者となる(試合終了後)
関本「ベルト取りましたー!(場内関本コール)オカちゃん、ありがとうございました。なんとかベルトを取れたんで、これをずっと2017年は守っていきたいなと思います。2017年一発目、ベルト取れたんで、このまま上り調子で…いきたいな~!!」岡林「上り調子で、ずっといきましょう! 上向けて!(場内岡林コール)ピッサリいきますよ!」
関本「よっしゃ、そんな気持ちが出てきた~! きょうはスタートの日にたくさんご来場いただきありがとうございました。また、大日本プロレス、2017年始まったばっかりです。みなさん、応援よろしくお願いします。じゃあきょうはBJWハッピー・ニュー・イヤーで締めたいと思います。恐縮ではございますがご起立をお願いします(と観客が立ち上がると『ダイニッポン』コールが発生)。サンキューベリーマッチ! じゃあいきますよ。みなさんの、そして大日本プロレスの幸せを祈念して、BJWハッピーニューイヤーでいきます! BJWハッピー・ニュー・イヤー!」
【試合後の関本&岡林】
――毎回ハードな試合が続いているが、試合を振り返ると?関本「(額から血を流しながら)この状況を見てもらえばわかると思います」
岡林「気持ちですね、本当に。何でもそうなんですけど、気持ちが折れずに最後まで戦い抜けたんで。それが勝ちに繋がったんじゃないですか」
――お二人にとってツインタワーズ戦は特別なカード?
関本「そうですね、自分にとっては。というか、タイトルマッチですから。正直、気持ちは入りましたね」
――関本選手はこれで二冠王になった。昨年末から宇藤選手がストロング王座に挑戦を表明しているが?
関本「自分も前回の後楽園で取られてますから。望むところです」
――2月の1ヵ月間に欠場を控えているが、挑戦を受けるのはその前、その後?
関本「それはわからないです。俺が決めることじゃないです。いつでもいいですよ。今はこういう状況だから無理だけど。まあ、会社がそれは決めるんじゃないですか」
――次期挑戦者は宇藤選手で決まり?
関本「いいですよ。受けて立ちます」
――ツインタワーズとの試合を前に、今までの試合を越えてやろうという気持ちもあった?
関本「試合中はもう必死ですよね。正直、意識朦朧としましたけど、タッグマッチですから。岡ちゃんが危ないところを助けてくれて。それが勝因だと思います」
岡林「そんな意識する余裕すらないですよ。もう常に全力というか。例えるなら、1kmを全力疾走で、何が何でも最後までダッシュで走っているという感じなんですよね。余裕がないです、本当に。あの2人を倒してやろうという気持ち一心でやっているんで」
――試合後に大日本コールが起きたが、それを聞いてどう思った?
関本「やっぱり大日本の人間として嬉しいですよ。嬉しい以上に言葉が出てこないです。血は出てきますけど(笑) すいません。本当に嬉しかったです。皆さんの応援があって、こうやって思いっきり戦えました。本当にありがとうございました。これからも応援してくださいと。お願いします」
岡林「もっともっと上を目指して。そういう気持ちです。観に来てくださるお客様がいるので、もっともっと上に行ってやるという気持ちですよね。誰にも負けるかという気持ちでやってます」
――最侠タッグを優勝し、ベルトも戻って来たが、今後の防衛戦の相手については?
関本「いっぱいタッグチームはいますからね。まあ、ベルトを獲ったからには、挑戦はいつ何時でも受けます」
岡林「やっぱり自分たちがチャンピオンですけど、常に本気で、誰が来ても常に100%の力でぶち当たっていくことが、さっきも言いましたけど、大日本をもっともっと高いところに持っていくことになると思うんで。誰が来ても100%で、ドンドンぶつかっていきます」
大日本プロレスの2017年度が開幕、グレート小鹿会長が新年の挨拶した後で、昨年までガッツワールドの所属で大日本に参戦していた吉野が正式入団となって紹介を受けた。
メインは昨年度の最侠タッグリーグを制覇した関本&岡林のストロングBJが、耕平&石川のツインタワーズが保持するBJWタッグ王座に挑戦、今まで何度も渡り合っている両軍はグラウンド、打撃戦と互いに出方を伺うが、ツインタワーズがダブルショルダータックルを関本に浴びせてから捕らえにかかり、耕平が関本の腰にエルボーを浴びせ、関本も逆水平やエルボーで押し返すも、耕平もエルボーの連発でなぎ倒し、フェースロックで絞めあげる。
劣勢の関本は石川にドロップキックを放ってからやっと岡林に交代、岡林はツインタワーズの二人を次々とラリアットでなぎ倒し、石川をアルゼンチンバックブリーカーで担いでから耕平に投げつけ、改めてもう1回石川を担ぎ上げると、関本もアルゼンチンで耕平を担ぎ競演を完成させる。
しかし石川も岡林にビックブーツを炸裂させてから32文ロケット砲を命中させると、耕平もミドルキックの連打からファルコンアローで続き、パイルドライバーを狙うが岡林は必死でリバースして関本に交代、関本は耕平に往復式串刺しラリアットからブレーンバスターで投げ、逆エビ固めで捕らえるも、石川が頭突きでカットし関本が石川に襲い掛かるが、その隙を突いた耕平がジャーマンで投げ、関本が起き上がったところでエルボー、しかし耐えた関本もラリアットで応戦する。
交代した石川は関本に串刺しラリアット、コーナーへの河津落とし、DDTと畳み掛け、関本がハンマー、石川がエルボーと打撃戦の後で関本がラリアットを放ち、もう一発を狙うがかわした石川が投げ放しドラゴンスープレックスで投げる。ここで耕平が入りツインタワーズが合体ニーリフトからサンドウィッチエルボーと合体技で関本を追い詰め、耕平が岡林を排除した後で石川が関本をファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンを狙うが、岡林がラリアットでカットに入る。
関本は石川に串刺しスピアーから岡林のボディースラムの援護を得てからフロッグスプラッシュを投下するが、石川が剣山で迎撃した後でかんぬきで捕獲してから頭突きの連打を浴びせるも、岡林がカットに入り耕平にラリアット、石川にパワースラムを決め、関本が入って石川にサンドウィッチラリアットから合体バックドロップ、耕平もサンドウィッチラリアットで排除する。
関本は石川に左右エルボーを放つと、石川も追走して膝蹴りで応戦、関本がバックを奪って岡林も関本のバックを奪って眉山を決めてから関本が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す、石川もラリアット、頭突きで応戦するが、流血した関本がラリアットでなぎ倒すとぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い、ストロングBJが激戦を制して王座を奪取した。年末では宇藤に連敗を喫し勢いが落ちた関本だったが、新春最初の興行でツインタワーズとの激闘を制してストロングに続いてタッグ王座を奪取など2冠王となり、関本の勢いが落ちていないところを見せつけたが、ストロングBJとツインタワーズの戦いは名勝負数え歌の域に達しつつある。
またバックステージインタビューでは関本がストロング王座をかけて、セミで中之上を降した宇藤の挑戦を受けることを明らかにした、12月30日の大日本後楽園大会に続いて、31日の年越しプロレスで1フォールとはいえ宇藤に連敗を喫しただけに、関本も受けざる得ないだろう。
選手権は29日の名古屋大会で決定となったが、2月には関本は1ヶ月間休養を取る、二冠を独占したままで関本が休養するのか、それとも宇藤が王座を奪取してマッタをかけるのか…第5試合では2月に引退が決定しているK-DOJOの稲松の大日本ラストマッチが行われ、二丁拳銃が稲松を連係で蹂躙してから蛍光灯に被弾させ、更に破片で稲松の額を切り刻み、伊東もイスを曲げるぐらい殴打してから、ボディースラムで投げて元に戻し、また蛍光灯に被弾させるなどして徹底的に痛めつける。
しかし稲松は宮本に蛍光灯頭突きを連発して、アブ小ばりに蛍光灯を喰うと蛍光灯へのボディースラムで投げ捨てる。
関根がイサミに蛍光灯を投げ渡したところで、稲松が36ハンマーでクラッシュさせるが、伊東への狙うとかわされ、逆に巨大蛍光灯束で殴打され、最後は二丁拳銃の連係に捕まった星野が伊東のドラゴンスプラッシュで3カウント、試合後は稲松はイサミと蛍光灯で叩き合い、伊東も稲松を抱擁、稲松はファンに一礼して大日本マットに別れを告げた。【大日本】ツインタワーズ陥落…関本&岡林が1年3ヵ月ぶりにタッグ王座戴冠▼二冠王・関本が宇藤のストロング王座挑戦を受諾▼河上と乱闘 鈴木が一騎打ちアピール▼大日ラストマッチで敗戦も…稲松が大声援に感謝で別れ…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/KbYMJNm2Kt
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年1月2日大日本後楽園大会でした。タイトルマッチ、負けてしまった。。悔しいけどまたチャンスをもらえるよう頑張らねば。応援ありがとうございました!帰りは安定のロマンスカー。#bjw pic.twitter.com/zPOPM0plGZ
— 石川修司 (@g0925union) 2017年1月2日後楽園ホール大会ご観戦ありがとうございました!!
セミファイナルで勝利!!
そして!世界ストロングヘビー級のタイトルマッチが決まりました!
1.29地元名古屋で関本さんに挑戦します!この勢いでベルトを奪って今年を俺の年にします!#bjw
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2017年1月2日レスラー人生最後の大日本プロレスでの試合が終了。大日本関係者の皆さん、長い間ありがとうございました。そして後楽園のリングから大コールで送り出してくれた大日本ファンの皆さん、本当にありがとうございました。 #bjw #kdojo pic.twitter.com/gVCWuLiQfU
— 稲松三郎 (@kaientai369) 2017年1月2日 -
12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP
中嶋勝彦(NOAH 鈴木。北宮を降しGHCヘビー級王座を防衛)
大谷晋二郎(ZERO1 クノウを降しレジェンド王座を防衛)
YAMATO(DRAGON GATE 土井を降してオープン・ザ・ドリームゲート王座を防衛)
Eita(DRAGON GATE カゲトラを降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取)
HARASHIMA(DDT 石川を降しKO-D無差別級王座を奪取、入江を降し王座防衛)
木髙イサミ(BASARA ヒロシを降しユニオンMAX王座を奪取)
アブドーラ・小林(大日本プロレス 星野を降しBJWデスマッチヘビー級王座を奪取)
関本大介(大日本プロレス 神谷を降しBJW世界ストロングヘビー級王座を奪取)
河野真幸(WRESTE-1 黒潮を降しWRESTE-1チャンピオンシップを防衛)
MAZADA(東京愚連隊 児玉を降しWRESTE-1クルーザーディヴィジョンを奪取)
中森華子(JWP 中島を降しJWP無差別級王座を奪取)
藤ヶ崎矢子(JWP 木村花を降しJWPジュニア&POP王座を奪取)
世羅りさ(アイスリボン 藤本を降しICE∞王座を奪取)
水波綾(WAVE 山縣を降しRegina di WAVE~WAVEシングル王座を奪取)
紫雷イオ(スターダム 岩谷を降しワールド・オブ・スターダム王座を防衛)
真霜拳號(K-DOJO 梶を降しCHAMPION OF STORONGEST-K王座を防衛)
旭志織(K-DOJO 佐藤を降しインディベンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
本田アユム(K-DOJO 遊馬を降しUWA世界ミドル級王座を防衛)
正岡大介(FREEDOMS ジャックを降しKING of WORLD CHAMPIONSHIPを奪取)
葛西純(FREEDOMS ディーノを降しDDT EXTREAM王座を奪取、大石を降し王座防衛)
マスクドミステリー(ガッツワールド 翔太を降しGWCシングル王座を防衛)
シャーロット(WWE RAW サシャを降しRAW 女子王座を奪還)
AJスタイルズ(WWE SMACKDOWN アンブローズを降しWWE王座を防衛)
中邑真輔(WWE NXT ジョーを降しNXT王座を奪還)
ASUKA(WWE NXT ナイアを降しNXT女子王座を防衛)タッグMVP
真壁刀義 本間朋晃(新日本プロレス/GBH GODを降しWORLD TAG LEAGUE 2016を優勝)
大森隆男 征矢学(GET WILD 宮原&ジェイクを降し世界最強タッグ決定リーグ戦全勝優勝の偉業を達成)
潮﨑豪 マイバッハ谷口(NOAH K.E.Sを降しGHCタッグ王座を奪取)
小幡優作 KAI(曙&岡本を降し風林火山タッグトーナメント2016を制覇)
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/OVER GENERATION 鷹木&T-Hawkを降しオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を防衛)
ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田(DRAGON GATE/ジミーズ VerserK、吉野&Kotoka&Ben-Kとの3WAY戦を制しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
竹下幸之介 マイク・ベイリー(DDT 佐々木&遠藤からKO-Dタッグ王座を奪取、ディーノ&石井を降し王座防衛)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘(DDT/酒呑童子 DAMATIONを降しKO-D6人タッグ王座を奪取、防衛)
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ 高橋&植木を降しBJWタッグ王座を防衛)
アブドーラ・小林 高橋匡哉 植木嵩行(大日本プロレス 金本&関根&中津を降し横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を防衛)
樋口和貞 宇藤純久(DDT/大日本プロレス 神谷&竹下を降し年忘れ!五団体シャッフルトーナメントを制覇)
カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(土肥&熊ゴローを降しWRESTE-1タッグ王座を防衛)
近藤修司 葛西純 NOSAWA論外(稲葉&アンディ&吉岡を降しUWA世界6人タッグ王座を奪取)
水波綾 大畠美咲(WAVE 夏&山下を降しWAVE認定タッグ王座を防衛、ハム子&もちを降しインターナショナルリボンタッグを防衛)
美闘陽子 宝城カイリ(スターダム 木村響子&花月を降しゴッデス・オブ・スターダム王座を奪取)
吉田綾斗 最上九(K-DOJO 久保田兄弟を降しSTRONGEST-K TAGを防衛)
松田慶三 YUJI KITO(IWA熱波軍 アラケン&バッファローを下しGWCタッグ王座を防衛)
折原昌夫 ディック東郷 梁和平(雁之助&影山道雄&CHANGOを降しGWC6人タッグ王座を防衛)
シェイマス セザーロ(WWE RAW ニューデイズを降しRAWタッグ王座を奪取)
チャド・ゲイブル ジェイソン・ジョーダン(WWE SMACKDOWN/アメリカンアルファ ワイアットファミリーを降しSDタッグ王座を奪取)月間ベストバウト候補
真壁刀義 本間朋晃vsタマ・トンガ タンガ・ロア(新日本プロレス 12月10日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)
永田裕志vs中西学(新日本プロレス 12月17日 後楽園ホール)
大森隆男 征矢学vs宮原健斗 ジェイク・リー(全日本プロレス 12月18日 後楽園ホール)
野村直矢 ジェイク・リーvs宇藤純久 野村卓矢(全日本プロレス 12月20日 新木場1stRING)
中嶋勝彦vs鈴木みのる(NOAH 12月2日 後楽園ホール)
小峠篤司vsタイチ(NOAH 12月2日 後楽園ホール)
杉浦貴vs鈴木みのる(NOAH 12月3日 ディファ有明)
潮﨑豪 マイバッハ谷口vsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 12月3日 ディファ有明)
小峠篤司 原田大輔vsHAYATA タダスケ(NOAH 12月14日 新宿FACE)
中嶋勝彦vsマサ北宮(NOAH 12月24日 後楽園ホール)
杉浦貴vs丸藤正道(NOAH 12月24日 後楽園ホール)
小峠篤司 原田大輔vs邪道 外道(NOAH 12月24日 後楽園ホール)
小幡優作 KAIvs佐藤耕平 KAMIKAZE(ZERO1 12月10日 新木場1stRING)
小幡優作 KAIvs曙 将軍岡本(ZERO1 12月18日 新木場1stIRING)
YAMATOvs土井成樹(DRAGON GATE 12月25日 福岡国際センター)
CIMA ドラゴン・キッドvs鷹木信悟 T-Hawk(DRAGON GATE 12月25日 福岡国際センター)
ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田vs吉野正人 Kotoka Ben-Kvsサイバー・コング 問題龍 エル・リンダマン(DRAGON GATE 12月25日 福岡国際センター)
Eitavsジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 12月25日 福岡国際センター)
HARASHIMAvs石川修司(DDT 12月4日 エディオンアリーナ大阪)
竹下幸之介 マイク・ベイリーvs佐々木大輔 遠藤哲哉(DDT 12月4日 エディオンアリーナ大阪)
葛西純vs男色ディーノ(DDT 12月4日 エディオンアリーナ大阪)
竹下幸之介 マイク・ベイリーvs男色ディーノ 石井慧介(DDT 12月10日 博多スターレーン)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘vs佐々木大輔 遠藤哲哉 マイク・ポーリー(DDT 12月10日 博多スターレーン)
HARASHIMAvs入江茂弘(DDT 12月25日 後楽園ホール)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘vs佐々木大輔 石川修司 遠藤哲哉(DDT 12月25日 後楽園ホール)
大家健vs丸山敦(ガンバレ☆プロレス 12月22日 新木場1stRING)
木髙イサミvsトランザム★ヒロシ(BASARA 12月25日 後楽園ホール)
アブドーラ・小林 高橋匡哉 植木嵩行vs金本浩二 関根龍一 中津良太(BASARA 12月25日 後楽園ホール)
秋山準vsSAGAT(BASARA 12月25日 後楽園ホール)
アブドーラ・小林vs星野勘九郎(大日本プロレス 12月18日 横浜文化体育館)
関本大介vs神谷英慶(大日本プロレス 12月18日 横浜文化体育館)
佐藤耕平 石川修司vs鈴木秀樹 野村卓矢(大日本プロレス 12月18日 横浜文化体育館)
アブドーラ・小林vs植木嵩行(大日本プロレス 12月24日 コミュニティプラザ平野)
佐藤耕平 石川修司vs高橋匡哉 植木嵩行(大日本プロレス 12月30日 後楽園ホール)
河野真幸vs黒潮"イケメン"二郎(WRESTE-1 12月9日 後楽園ホール)
カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎vs土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1 12月9日 後楽園ホール)
MAZADAvs児玉裕輔(WRESTE-1 12月9日 後楽園ホール)
近藤修司 葛西純 NOSAWA論外vs稲葉大樹 アンディ・ウー 吉岡世起(WRESTE-1 12月9日 後楽園ホール)
中島亜里紗vsコマンド・ボリショイ(JWP 12月18日 東京・両国KFCホール)
中森華子vs中島亜里紗(JWP 12月28日 後楽園ホール)
藤ヶ崎矢子vs木村花(JWP 12月28日 後楽園ホール)
ダイナマイト・関西vs尾崎魔弓(OZアカデミー 12月11日 後楽園ホール)
世羅りさvs藤本つかさ(アイスリボン 12月31日 後楽園ホール)
大畠美咲 水波綾vs星ハム子 宮城もち(アイスリボン 12月31日 後楽園ホール)
高橋奈七永vs雪妃真矢(アイスリボン 12月31日 後楽園ホール)
水波綾 大畠美咲vs夏すみれ 山下りな(WAVE 12月16日 後楽園ホール)
水波綾vs山縣優(WAVE 12月29日 後楽園ホール)
木村響子 花月vsサンダー・ロサ ハリデット(スターダム 12月4日 新木場1stRING)
紫雷イオvs岩谷麻優(スターダム 12月22日 後楽園ホール)
美闘陽子 宝城カイリvs木村響子 花月(スターダム 12月22日 後楽園ホール)
サンダー・ロサ ハリデッドvsHZK 渡辺桃(スターダム 12月22日 後楽園ホール)
高橋奈七永vsO.D.B(SEAdLINNNG 12月21日 後楽園ホール)
アジャ・コング 中島亜里紗vs世志琥 Sareee(SEAdLINNNG 12月21日 後楽園ホール)
木村響子vs彩羽匠(Marvelous 12月25日 新木場1stRING)
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ ウルトラマンロビン モスラvsキラー・クロック GAINA ハーレイ・クイン2号 デット・ショット1号 グンジ シン・ミニラ(みちのくプロレス 12月15日 後楽園ホール)
真霜拳號vs梶トマト(K-DOJO 12月25日 千葉Blue Field)
旭志織vs佐藤悠己(K-DOJO 12月25日 千葉Blue Field)
潮﨑豪vs滝澤大志(K-DOJO 12月25日 千葉Blue Field)
鈴木みのるvsタイチ(TAKA&タイチ興行 12月30日 新木場1stRING)
TAKAみちのくvsヨシタツ(TAKA&タイチ興行 12月30日 新木場1stRING)
正岡大介vsビオレント・ジャック(FREEDOMS 12月26日 後楽園ホール)
葛西純vsグンソ(FREEDOMS 12月26日 後楽園ホール)
ミエド・エクストレモvs竹田誠志(FREEDOMS 12月26日 後楽園ホール)
樋口和貞 宇藤純久vs神谷英慶 竹下幸之介(年越しプロレス 12月31日 後楽園ホール)
大谷晋二郎vsタカ・クノウ(リアルジャパン 12月7日 後楽園ホール)
初代タイガーマスク 仮面シューター・スーパーライダー 折原昌夫vs雷神矢口 アレクサンダー大塚 田中稔(リアルジャパン 12月7日 後楽園ホール)
佐藤光留vsジョシュア・ロビンソン(ハードヒット 12月29日 新宿FACE)
高山善廣vs和田拓也(ハードヒット 12月29日 新宿FACE)
マスクドミステリーvs翔太(ガッツワールド 12月3日 新木場1stRING)
松田慶三 YUJIKITOvs新井健一郎 バッファロー(ガッツワールド 12月3日 新木場1stRING)
折原昌夫 ディック東郷 梁和平vsミスター雁之助 影山道雄 CHANGO(ガッツワールド 12月3日 新木場1stRING)
金村キンタローvs金本浩二(アパッチプロレス軍 12月25日 新木場1stRING)
関本大介 伊東竜二 火野裕士vs金村キンタロー 田中将斗 黒田哲広(金村キンタロー引退興行 12月27日 後楽園ホール)
シャーロットvsサシャ・バンクス(WWE 12月18日 ペンシルバニア州ピッツバーク)
AJスタイルズvsディーン・アンブローズ(WWE 12月4日 テキサス州ダラス)
中邑真輔vsサモア・ジョー(WWE NXT 12月3日 エディオンアリーナ大阪)
ASUKAvsナイア・ジャックス(WWE NXT 12月3日 エディオンアリーナ大阪)
ジョニー・ガルカノ トマソ・チャンバvsTAJIRI 戸澤陽(WWE NXT 12月3日 エディオンアリーナ大阪)ベストシリーズ&興行
新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WORLD TAG LEAGUE 2016」11月17日 後楽園ホール~12月10日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ
新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」12月16、17日 後楽園ホール
全日本プロレス「2016世界最強タッグ決定リーグ戦」12月2日 宮城・夢メッセみやぎ 西館ホール~18日 後楽園ホール
全日本プロレス「AJ PHOENIX Vol.6」12月20日 新木場1stRING
全日本プロレス「ファン感謝デー~RED HOLY NIGHT~」12月24日 埼玉・ウェスタ川越多目的ホール
NOAH「ONE NIGHT CRUSE 2016」12月2日 後楽園ホール~3日 ディファ有明
NOAH「Winter Navig. 2016」12月9日 名古屋市中村スポーツセンター~24日 後楽園ホール
ZERO1「風林火山タッグトーナメント2016」12月10日 新木場1stRING~18日 新木場1stRING
DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2016」福岡国際センター
DDT「大阪オクトバス2016~浪花節だよプロレスは~」12月4日 エディオンアリーナ大阪
DDT「Road to SUPER ARENA~ドラマティック・ドリーム・とんこつ~」12月11日 博多スターレーン
DDT「NEVER MIND 2016」12月25日 後楽園ホール
ガンバレ☆プロレス「いつかのメリークリスマス2016」12月22日 新木場1stRING
BASARA「伐折羅・弐拾伍~疾風迅雷~」12月25日 後楽園ホール
大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」12月18日 神奈川・横浜文化体育館
大日本プロレス「大阪サプライズ29~感謝祭2016~」12月24日 大阪・コミュニティプラザ平野
大日本プロレス「年内最終興行」12月30日 後楽園ホール
WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 SHINING WINTER」12月9日 後楽園ホール
JWP「JWP-CLIMAX2016」12月28日 後楽園ホール
OZアカデミー「ダイナマイト・関西引退興行」12月11日 後楽園ホール
アイスリボン「RIBBONMANIA2016」後楽園ホール
WAVE「年末大感謝祭'16 THANK'S GIVING WAVE」12月29日 後楽園ホール
スターダム「YEAREND CLIMAX2016」12月22日 後楽園ホール
SEAdLINNNG「MIRROR'S」12月21日 後楽園ホール
Marvelous「マーベラスクリスマススペシャル」12月25日 新木場1stRING
みちのくプロレス「2016年最後の後楽園大会」12月15日 後楽園ホール
K-DOJO「K-SPECIAL~年内最終興行~」12月25日 千葉Blue Field
TAKA&タイチ興行「3周年記念大会」12月30日 新木場1stRING
FREEDOMS「葛西純プロデュース興行~Blood X'mas2016~」12月26日 後楽園ホール
リアルジャパン「GOLDEN AGE OF THE TIGER~初代タイガーマスク35周年記念大会」12月7日 後楽園ホール
ハードヒット「ハードヒット 月になる男達in新宿」12月29日 新宿FACE
年越しプロレス2016 12月31日 後楽園ホール
アパッチプロレス軍「アパッチプロレス軍解散興行~FINAL GONG」12月25日 新木場1stRING
金村キンタロー引退興行「THE FINAL DIEHARD~最後のブリフラダンス~」12月26日 後楽園ホール
ガッツワールド「vol.103 旗揚げ12周年記念興行 武骨暁天2016」12月3日 新木場1stRING
上井文彦プロデュース興行「STORONG STYLE HISTORY~Go For Broke!Forever~」12月2日 大阪市立城東区民センター
WWE「ロードブロック2016」12月18日 ペンシルバニア州ピッツバーグ
WWE「TLC」12月4日 テキサス州ダラス
WWE NXT「Live Japan」12月3日 エディオンアリーナ大阪以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください投票受付開始は1月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
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一年の計はZERO1にあり!耕平が小幡を降し世界王座防衛もフリー・KAIが次期挑戦者に名乗り!
1月1日 ZERO1「謹賀新年」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
<年頭あいさつ>
(オープニングでは所属選手たちがリングに上がり、大野佳隆代表が挨拶。大野代表は曙欠場により、3大タイトルマッチになったことを詫び急きょ参戦となった関本に感謝を述べる)
大野代表「新体制になり約3カ月。まだまだ改善する部分があると思います。これからも皆さんに楽しんで喜んでいただける団体になっていきたいと思います」大谷「あらためまして新年あけましておめでとうございます! 今日元日プロレスをみて、また来年も再来年も元日プロレスを見に行くぞと思ってもらえるような、一所懸命なプロレスを見せたいと思います。2017年も我々プロレスラーは頑張ります!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村卓矢(6分48秒 腕ひしぎ逆十字固め)Xクリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼30分1本
TARU ○KAMIKAZE(10分52秒 体固め)X横山佳和 ブッファ
※ムーンサルトプレス◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○鈴木鼓太郎(9分49秒 エビ固め)X日高郁人
※三沢魂タイガードライバー もう一人は高岩竜一◇第4試合◇
▼30分1本
○KAI(8分46秒 エビ固め)Xハートリー・ジャクソン
※サンダーファイヤーパワーボム◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[第21代選手権者組]▲木髙イサミ 塚本拓海(13分57秒 ダブルフォール)[挑戦者組]金本浩二 ▲田中稔
※ヨーロピアン・クラッチで双方の肩がつく
☆イサミ&塚本組が2度目の防衛に成功
【金本、稔の話】
金本「久しぶりにダブルフォール」稔「僕ら2000年IWGPジュニア取って、2012年アジアタッグ取って、久々にタッグの勲章ほしかった。新年一発目、これ以上ない舞台だと思ったから。うまいですよね、アイツらホントうまい。木高君がヨーロピアンクラッチ得意にしてるのはわかってたんで。来たら肩を上げればいいぐらいに思ってたんですけど、俺も肩上げられなかった」
金本「あれが得意技やったんや。聞いといてよかったわ、いま。絶対よ、これであきらめたら…もう一回やろう」
稔「もう一回やりましょう。納得いかないでしょう。僕も元プロレスファンだったからあそこで延長コールとかしたくなる気持ちわかるんですね。延長する体力4人になかったから、もう一回この後楽園ホールという同じ舞台で再戦しようじゃねえか、このスットコドッコイ!」
金本「イサミ、塚本、よう聞いとけ。俺、50%の蹴りしか出してないから。俺は100%出したらオマエら2人我慢できるか? ひょっとしたら半分もいってないぞ、まだな。50歳になって、50歳以上になって、もう一つ勲章取るから」
【イサミ、塚本の話】
イサミ「年明けからなんかうまくいかないな。年越し、年あけてからですね。一発目宇藤に負け、きょうは西永レフェリーがお互い3カウントというなら、それはお互い3カウント。僕の目から田中稔の肩は見えなかったんで何とも言えないですけど、自分の肩がついてる自覚はあったので。これは負けたかなと思ってるなかでの、滑り込んでの防衛なんすよね。引き分けでも防衛は防衛なので。防衛したのでベルトはもらいましたけど、トロフィーは勝利者賞的なところがあると思うので受け取れなかったですね。社長の気持ちは嬉しいですけど…勝者がいないんですよ。本当だったらトロフィーが4本いるし、もしかしたらこの試合に関してはトロフィーがいらないのかもしれないし。敗者が4人だったのかもしれないし。ちょっとね、たるんでるね、自分が」塚本「年明けからいい課題ができたんで」
イサミ「ジュニスタってすごいですね。こういう結果になってしんみりすることは誰でもできるんで。でも、これを生かして次どうするかが僕らだと思うので。ジュニスタとはいつかどこかで決着つけたいと思ってるし」
塚本「あらためてジュニスタとやって、そこであらためて勝って防衛できたという実感ができれば」
イサミ「その時はトロフィーもしっかり受け取りますし、ジュニスタも『もう一回』と言っていたので、そういうタイミングがいつかあるんじゃないですか」
塚本「金本さんも納得いってなかったみたいですし。僕らも納得いってないんで」
イサミ「(ジュニスタの壁は感じた?)うまいですね、ペースを取らせてくれない。一回こっちがいったと思っても、すぐペースが向こうに巻き戻されるんで。こっちのダメージも果たしてどこまで効いてるのかがわからない。こっちの攻めが単発になってしまうんですよ。こっちは単発になって、向こうは流れるように畳み掛けてくるんで。忍耐の耐える試合になりましたね。前回のイリミネーションの時もそれは感じたんですけど。あのジュニスタ特有のリズムを崩していかないと攻略は難しいのかなと思いました。もっとうまく分断するとか、もっと俺と塚本にしかできないやり方でクリアしたい。タッグマッチにおける課題、宿題を与えられた気がしますね。でも、僕らはそうやって宿題出されたりするの好きなんで。ZERO1のリングだからじゃないですけど、プロレスの教科書を見ながら、その宿題に取り組んで次はナニクソというつもりで。ダブルフォールって、自分の肩を相手に付けさせなきゃいいんだから。だからそういう部分で自分が甘かったと思うし、この試合は大谷さんが見てたら『悔しいと思わないのか!』と言うと思うし。お客さんやスタッフさんとかがどう思ってるかわからないですけど、僕らのことを外敵と思ってるのかわからないですけど…ジュニスタだってZERO1に出ているけど所属ではない。だから僕らだって風林火山に出たり、天下一ジュニアに出させてもらったり、いろいろさせてもらっているなかで、僕らにもZERO1ジュニアを盛り上げたい気持ちは絶対ある。そういう思いにもっと真正面からぶつかって、ZERO1ジュニアにもっと僕らというものを焼き付けたいというか。アイツらすげえなって思わせたいですね」
◇第6試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー&インターナショナルジュニアヘビー級選手権試合/30分1本
[第118代&第18代王者]○大谷晋二郎(18分19秒 エビ固め)[挑戦者]X菅原拓也
※袈裟斬りチョップ
☆大谷が2度目の防衛に成功(試合終了後、鼓太郎が登場)
鼓太郎「俺はこのリングにあなたとサシで勝負に来てんだよ。次の後楽園、ジュニアの頂点決めようぜ」(大谷もノーマイクで「やってやるよ!」と答えた。)
【大谷の話】「いいか、ここに2本ベルトがあるんだ。ということはオレがチャンピオンなんだ。バカヤロー。おい菅原! バカヤロー。もう強がってもしょうがねえな。感じたよ、お前の意地を。お前の心の奥底にあるものを感じたよ。今日のチャレンジャー菅原拓也、あっぱれだよ。だがな、言っとくぞ。それでもベルトはここにあるんだ。あえて言っとくぞ、菅原。お前の意地、プライド、怒り、さまざまなものを感じたよ。だがな、ただひとつお前に足りないものがある。足りないものというか、お前じゃ背負いきれないものがあるんだ。それはなんだ?って言うんだろ。言わねえよ、そんなもん。オレはそのチャンピオンでなければ持ってなきゃいけないものを、背負ってなきゃいけないものをオレは持ってるんだ。だからあれだけ強い菅原拓也できてもここにベルトがあるんだ。
そして鼓太郎だぁ? 次はオレだと? おい、バカヤロー。そんなことな、わざわざリング上でマイクを持って言わなくてもわかってるんだよ。テメエがこなかったらこっちから指名してたよ。臨むところだ。ジュニア最強決定戦? バカヤロー。そんなこともお前は口に出さなきゃみんなに思ってもらえないのか? オレはいつだってその気でやってるぞ。ジュニア最強の人間がこの2本を持つんだ。お前が言うまでもなくな、オレとアイツ、やる時はジュニア最強者決定戦だ。しかし、オレは負けない。絶対に負けない」
【菅原の話】「見てのとおり負けたら何も言えない。全力で試合出しきって全力で負けました。またイチからやり直しだ。終わったヤツはいいから次のヤツ、話聞いてよ(と、退席)」
【鼓太郎の話】「このゼロワンに上がる理由の最大の一つは大谷晋二郎の首だから。今持ってる2つのベルトを懸けてオレと勝負しろよ。プロレス界の頂上決定戦になる。ジュニアヘビーがヘビー級に転向したりしてるけど、大谷晋二郎は逆なんだよ。ヘビー級に行って、ヘビー級のトップを走って、ジュニアに戻ってきたんだよ。そこにオレはスゲエ興味あるし、スゲエ人だなって思いますよ。今のプロレス界、名乗ればヘビー級になれるのかって。それじゃダメでしょ。ジュニアに持ってない体があるからヘビーであって、ジュニアに持ってないパワーがあるからヘビー級でしょ。体のデカさも。ジュニアが努力してもなれないからヘビー級なんだよ。それが宣言ひとつで、名乗ることだけでヘビー級になれたらプロレス界はおかしくなるよ。宣言するだけでヘビー級になれるんだったらオレはいまここで宣言するよ。本日をもってプロレスラー鈴木鼓太郎は生涯ジュニアに専念することを誓います。ヘビーに勝てる最強のジュニアヘビーを目指しますよ」◇第7試合◇
▼30分1本
○田中将斗 ジェームス・ライディーン(15分58秒 片エビ固め)関本大介 X将軍岡本
※スライディングD◇第8試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第20代選手権者]○佐藤耕平(23分02秒 片エビ固め)[挑戦者]X小幡優作
※ランニングエルボーバット
☆耕平が2度目の防衛に成功(試合終了後、小幡のセコンドについていたKAIが登場。)
KAI「耕平さん、俺黙ってないっすよ! バタヤンが負けて! 次、俺と勝負してください! こないだ俺のこと指名してくれましたよね!? 俺はバタヤン負けて、黙ってられないっすよ! 2月3日×2、後楽園でよろしくお願いします!」耕平「小幡! オマエもしつけえな、コノヤロー。でもな、何度もくるたびに1枚も2枚も上手なことを考えてくるようになったじゃねえか。次、おめえのパートナーくるって言ってるけど、おめえもいいよ、いつでも。取れるまでかかってこい。小幡、一言いえ」
小幡「きょう元日忙しいなか来ていただいて、ありがとうございます。自分も応援してくれた人たち、ホントすいません。でも耕平さん、自分はあきらめてませんから。もう一回、何度でもいくから。必ず次、取ってやる!」
耕平「小幡! ベルトもって待ってっからよ、いつでも来い。(小幡は退場)小幡もやっと自覚が出てきたのか、なんか締めそうな勢いでしゃべってましたけど、アイツらが何回きても絶対に超えられない壁として今年1年頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
(その後、出場選手を呼び込む。しかし所属では大谷と日高だけ登場、あとは関本、野村、イサミ、塚本がリングインする)
耕平「今年も頑張っていきたいと思います。3、2、1、ゼロワン!」【耕平の話】「なんとか防衛できました。(小幡選手の気持ちなどは伝わってきた?)やっとこって感じですね。ただ100%でもないし、もっと出るでしょ、気持ちってものが。気持ちが出れば試合に勝てるとかそういうわけじゃないですけど、少なからず気持ちがついてこないと、体もついてこなければなかなか勝てるものも勝てないだろうし、そういう意味でしつこいとは言いましたけど、何度も来るってことは自分なりに試合を経て何かしら変化だったりとかそういうものがあるから、という行動だと思うし。リング上でも言ったように、とりあえず今年一発目からしっかりと防衛できたので、小幡に関しては何度来ようと、それまでキチンとベルトを持って、壁として立ちはだかっていきたいなと思います。
(KAI選手が名乗りを上げてきましたが)なんだかんだね、小幡が行く行かないなんていう話があって、小幡に一歩譲る形になってたけど、あれはあれで逆を言ったら試合後にあれだけくるっていうことは、うまく言っちゃえば小幡にいかしといて、うまく状況を見て、自分が行けると踏んだのかもわからないし。そこまでこすい考えの人間じゃないとは思うんで。まあでも今日もセコンドでずっと小幡を応援しながら見てたでしょうし、オレの闘い方っていうのは分かってるはずだろうから。表明するんであればしっかりと受けて立ちたいなと思います。
(今年も耕平さんが団体を引っ張っていく?)いやいや引っ張ってるとかそういう自覚はないです。ただ、ベルトを持ってる者が一番強いっていう証明をしているんであって、当然プロレスラーとしてやっているんだったらそこを目指すのが当たり前だろうし、そういう気持ちがなければプロレスラーとして失格、とまでは言わないけど、それに近いものもあるだろうし。それに挑んでくるんであればオレはいつでも受けて立ちます。
(3月には靖国も発表されましたが、意識する部分も?)やっぱり靖国神社大会っていうのはウチの中でもビッグマッチのひとつに数えられてるものだし、そこにチャンピオンとして立ちたいなと思います。なので多分その前にホールもあるだろうし、来月もありますし、3月もね。そこに挑んでくるヤツがいればタイトルマッチでもいいですし、それまでに今年、またいい出会いがあれば、ふられないようにアプローチをしていいパートナーが見つかればタッグに挑戦するのもありかなって考えてるんで。タッグとシングルを独占するのもありかなって。そういう考えもあります。でもとりあえず次、本決まりなんですかね? KAIが挑戦してくるんで、まずはそれをしっかり退けて次につなげたいなと思います。めでたいということで飲みに行きます。正月気分なんで。
(プロレスラーとしてではなく人としての抱負なんかはありますか?)去年やっと「たしなむ」という言葉を覚えたので、今年は被害者の会がこれ以上増えないようにたしなむ程度で、人としてたしなんでいきたいと思います(笑)」【小幡、KAIのの話】
小幡「クソーッ。取れなかった。リング上でも言ったけど、あれが終わりじゃない。自分は何度でも這い上がっていく。昔からそうだ。どんなヤツにやられたってオレは何度でもあきらめない。絶対に取ってやる。あのベルト取れなかったけど、必ず近いうちに取ってオレがゼロワンを変えていきたい。必ず変えてやる」KAI「バタやん! オレ行くよ。代わりに取りにいくよ。取ってもう一回勝負しよう」
小幡「オレはまだ忘れてない。お前に、KAI、お前に一度も勝ってない。この間も引き分けだった。お前取れ。取ってまたやろう」
KAI「耕平さん! オレ黙ってられないよ。2月3日の後楽園、オレと真正面から1対1でよろしくお願いします。そこで取って、バタやんと、もう一回勝負しよう」
小幡「もう一回行ってやるぞ」
ZERO1の2017年度が開幕するも、当初田中&ライディーン組の保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に曙&岡本組が挑戦する予定だったが、再び右足蜂窩織炎でドクターストップがかかって欠場となり、予定されていた選手権は中止となった。
メインは耕平の保持する世界ヘビー級王座に小幡が挑戦、序盤は耕平のローキックに対し小幡はチョップを打ち合うも、小幡が左足への低空ドロップキックの連打から左足攻めを展開し、耕平が場外に逃れても小幡は左足への低空ドロップキックで追撃し執拗に左足を攻める。
小幡は膝十字、足四の字と攻めるが、耕平はエルボーの連打で反撃しサッカーボールキックから再びエルボーと小幡を場外へと追いやり、サッカーボールキックを放って追撃した後、リングに戻った小幡のチョップに対しキチンシンクの連打、ミドルキックの連打、頭突き、フェースロックと耕平が攻め込み形成を逆転させる。
耕平が抱えると小幡が着地してスーパードロルで反撃、ドロップキックで耕平を場外へ追いやった後で宇宙人プランチャを発射、リングに戻ってから串刺しダブルニー、串刺し低空ドロップキック、セカンドロープからのメテオラと猛ラッシュをかけるが、耕平も投げようとする小幡を阻止してエルボーを浴びせ、ミドルキックからファルコンアローを決める。
耕平はジャーマンで投げるが、キックアウトした小幡が耕平の背中に低空のダブルニーを浴びせ、延髄斬り、RKO、ミサイルキックと畳み掛けてからみちのくドライバーⅡを決めるも、コーナーからのダブルニー狙いは耕平が起き上がり雪崩式ファルコンアローを決める。
耕平はミドルキックからポールスターを決めパイルドライバーを狙うが、小幡がリバースするとランニングニーを浴びせ、串刺しダブルニーから耕平をうつ伏せにしてダイビングダブルニーを投下するも、もう一発は自爆、耕平はランニングニーからパイルドライバーで突き刺し、小幡も首固めで丸め込むが、耕平はエルボーからジャーマンスープレックスで投げ、それでもクリアする小幡にランニングエルボーを放って3カウントを奪い王座を防衛した。試合終了後には第4試合でジャクソンを降したKAIが挑戦表明して受諾した、KAIは12月をもってWRESTE-1を退団してフリーとなったが、最初の標的として耕平の世界王座に照準を定めた。
第6試合では大谷の二冠ジュニア王座に天下一ジュニア覇者の菅原が挑戦、大谷のフロントハイキックをかわした菅原が足攻めで先手を奪い、先手を奪われた大谷も一本足頭突きからドロップキックで反撃するも、菅原はニークラッシャーからドラゴンスクリュー、足四の字固めと執拗に足攻めを展開する。
しかし投げ放しジャーマンで反撃した大谷は串刺しフロントハイキック、雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出すも、回転エビ固めで切り返した菅原は大谷の足に低空ドロップキックを放ち、バックの奪い合いからサムソンクラッチで丸め込む。
菅原はラ・マヒストラルを連発するが、串刺し攻撃狙いを大谷はグーパンチを浴びせ、背中へのミサイルキック、投げ放しドラゴンスープレックス、左右の張り手と畳み掛けた後、追走エルボーを放った菅原に対して袈裟斬りチョップを連発して3カウントを奪い王座を防衛、試合後に第3試合で高岩、日高との3WAY戦を制した鼓太郎が挑戦表明し、大谷も受諾した。第5試合のライト級タッグ選手権は金本のアンクルホールドに塚本が苦しみ、イサミも足攻めからショーンキャプチャーを狙うも、稔が腕へのキックで阻止してから腕十字を狙い、イサミも懸命にブロックする。
ジュニスタは連係でイサミを捕らえるが、BASARA組も稔を捕らえて反撃、イサミは勇脚・斬を狙うが、稔はかわしてハイキックを浴びせると、イサミは奥の手であるヨーロピアンクラッチを決める、しかし不完全に決まってしまいイサミも稔もダブルフォールとなり、試合後はBASARA組はベルトは受け取るも勝利者トロフィーは受け取らず、ジュニスタも納得いかず、BASARA組に再戦を要求した。明けましておめでとうございます
次のゼロワン2.3後楽園 VS 大谷晋二郎ベルトをかけた、ジュニア頂上対決!
今のジュニアの天辺とってやる!
俺はなにがあっても生涯ジュニアを突き通す!
ジュニアのままだってヘビーと互角に戦えることを証明してやる!#鈴木鼓太郎 #zero 1
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2017年1月1日ZERO1タイトル防衛…。こんなに悔しい防衛はないですよ。最後に田中さんに腕引かれて動けなかった…イタチの最後っ屁なのか知らないけど凄かった。またやりたいなー、ジュニスタ。気を取り直して明日は全日本からの大日本!!
— 木髙イサミ (@isami_777) 2017年1月1日本日、ゼロワン後楽園ホール大会
観客の皆様ありがとうございました。NWAライトタッグ奪取出来ませんでした....今時Wフォールという微妙な決着となってしまいましたが、稔が意地でもフォールさせないぞという表れですねいつかはきっと❕近いうちにはきっと❕では、愛しの神戸へ pic.twitter.com/zcOLzyzToq
— 金本浩二 (@k_kanemoto) 2017年1月1日ZERO1後楽園終了☆NWAインターナショナルライトタッグ選手権は引き分けによりベルト奪取ならず(T^T)ミノ様のキャリアでも初めてとなるダブルフォールでの決着(゚o゚)/悔しい!が、向こうも納得いってないだろうし近いうちに再戦したい!さぁ明日は3年半ぶりの全日本プロレス参戦!!
— 田中 稔 (@minoru_official) 2017年1月1日 -
坂田は桜井に玉砕で引退表明!堀田も敗れるもフィメールがキャビ戦に名乗りを上げ神取と一触即発!
12月31日 RIZIN「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 無差別級トーナメント FINAL ROUND」さいたまスーパーアリーナ 19357人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼RIZIN MMA特別ルール 56.7kg契約/3分3R
○那須川天心(2R0分37秒 アームトライアングルチョーク)Xカウイカ・オリージョ◇第2試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 無差別級トーナメント」準決勝 RIZINトーナメントルール無差別級/5分2R延長5分1R
○ミルコ・クロコップ(1R0分49秒 KO)Xバルト◇第3試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 無差別級トーナメント」準決勝 RIZINトーナメントルール無差別級/5分2R延長5分1R
○アミール・アリアックバリ(2R判定2-1)Xワレンティン・モルダフスキー◇第4試合◇
▼RIZIN MMAルール 82.0kg契約/1R10分、2R5分
○桜井“マッハ"速人(2R2分37秒 TKO)X坂田亘【坂田の話】「単純にボコボコにされたなって。気持ちの話は当人同士の話であって、見てる人がどう思うかって話だけど、最後に彼とやれてよかったなって。(この試合が最後ですか?)ハイ。やれることはもちろんありましたけど、そうさせないマッハさんの強さに負けたので。僕が他に何を言っても始まらないので、言い訳無用です。(小池さんと話は?)よかったよって言われたけど、こっちは全然いいと思ってないんで。格闘家、レスラーとしては今日で死にましたけど、命があってよかったなと。大げさかもしれないけど、それを妻の顔を見たときに思いました」
◇第5試合◇
▼RIZIN 女子MMAルール 無差別級/5分3R
○ギャビ・ガルシア(1R0分41秒 TKO)X堀田祐美子(試合終了後)
ギャビ「アリガトウ、ジャポン! 1周年おめでとう。ハッピーバースデー! 今日は対戦を受けてくれた堀田選手に敬意を表したいと思います。私と対戦してくれてありがとうございます。そして、私のハートは日本の女の子なんですよ。日本で戦うことが出来てとても嬉しいです。アイラブジャパン、ディスイズマイホーム!」堀田「すいません、代わりがこんな結果で。(場内拍手)次はぜひ、神取さんにこの敵を取ってもらいたいと思います。おねがいします!」
神取「みなさん、ホントに今日はごめんなさい。でも、堀田祐美子の熱い戦う姿勢は伝わったと思います。必ずこの敵は私が取ります。榊原社長お願いします」
(そこにアルファ・フィーメルが登場。)
アルファ「私はスターダムのチャンピオンです。ギャビ選手、今日の勝利おめでとう。私はあなたにチャレンジしたい。キックユアアス!」
ギャビ「レッツゴーファイトナウ! 榊原社長、今やろうじゃないか!」
(ギャビとアルファが口論となる中、ギャビは今この場での対戦を要求。そこに神取が「なんだオマエ! オマエ違うだろ! 誰だよオマエ!?」と割って入り、リング上は入り乱れて混乱状態に)
【堀田、神取の話】
堀田「やっぱりギャビ選手のパンチは、総合とプロレスを含めて今まで受けた中で一番でした。一番得意な蹴りが打てなかったことが悔しいですね。圧力や威圧というものも感じましたが、そこで怖いとか痛いとかそういうことはまったくなかったです。このチャンスというものを神取選手にいただき、今後も総合格闘技というプロレスとは違った鳥肌が立つようなリングに立てて、もう一回トレーニングを再開しようかという気持ちになっています。(入場とロープワークについては?)チェーンは私のアイテムであって、お守りでもある。プロレスラーというものをアピールしたかったので、そこはチェーンは絶対に持っていって堂々としてやろうと思いました。プロレスというものをリングに立って背負ったからには、ロープワークもやってやろうと。(今後の展開は?)女子プロレスというものがもう一度脚光を浴びてもらえるというか、浴びれるチャンスだと思うし、やっぱり私が出たことで神取さんもケガを直して仇を取るという気持ちが強くなったと思うので、私の敵をケガが治ったときに敵を取ってもらえると信じてるし。プロレスラーというものは気持ちは誰にも負けない。たとえ私が50才であろうと、たとえ準備期間が短かろうと、リングに上ったらやるというプロレス魂というものを今後もアピールできるように頑張っていきたいと思います」神取「今回はホントに準備期間が短い中で、引き受けてくれた堀田選手に感謝したいです。結果はどうあれ、前に向かっていくというのがプロレスラーなので。ただ、あのわけわかんないヤツ(アルファ)は誰だよって! パンチも出てたし、チャンスさえあれば勝てる。私たちはパイオニアとしてやって来たけど、やったことない人にはとやかく言われたくないよね。人々は向かっていく姿にロマンを感じて感動するんだから。今女子格闘技がブームになりつつあるというのは、自分たちがやって来たことは間違ってなかったなって。それをどうこう言われるのは悔しいし、腹立たしい。カンタンなことじゃないよって。ギャビに一言言うなら『逃げんなよ』って」
堀田「ケガをした状態で戦うというのは相手に対して失礼なことだからね。畑が違うことにチャレンジしようとするその神取さんの気持ちに同調したから、今回も名乗りを上げさせてもらったし。(唇が切れているが?)こんなもん、ケガのうちに入らないよ。逆にもっとボコボコになりたかったな。止めるのが少し早いよって(笑)」
◇第6試合◇
▼RIZIN MMAルール 58.0kg契約/1R10分、2R5分
○才賀紀左衛門(1R2分03秒 TKO)Xディラン・ウエスト◇ジェロム・レ・バンナ登場◇
バンナ「ホント去年はごめんなさい! 日本の皆さんにこの場を借りて約束させてください。来年、またRIZINの舞台に戻ってきて、150%の闘いをみなさんに見ていただきたいです。よろしくお願いします」◇第7試合◇
▼RIZIN 女子MMAルール 49.0kg契約/5分3R
○アンディ・ウィン(1R4分42秒 腕ひしぎ十字固め)X山本美憂◇第8試合◇
▼RIZIN 女子MMAルール 49.0kg契約/5分3R
○RENA (3R2分47秒 KO)Xハンナ・タイソン◇第9試合◇
▼RIZIN MMAルール 62.0kg契約/1R10分、2R5分
○所英男(1R1分19秒 腕ひしぎ十字固め)X山本アーセン◇第10試合◇
▼RIZIN MMA特別ルール 65.8kg契約/1R10分、2R・3R5分
○クロン・グレイシー(2R2分04秒 リアネイキッドチョーク)X川尻達也◇第11試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 無差別級トーナメント」決勝戦 RIZINトーナメントルール無差別級/5分3R延長5分1R
○ミルコ・クロコップ(1R2分02秒 KO)Xアミール・アリアックバリ(試合終了後、第3位となったワレンティン・モルダフスキーとバルトには賞金500万円、準優勝のアミール・アリアックバリには賞金1000万円、優勝したミルコには賞金3500万円と副賞、チャンピオンベルトが手渡された。)
ミルコ「コンバンワ! とても厳しくハードな闘いをすべて終えました。途中で相手が変わったり、ケガをしたり、キャンプも長く過酷なものでしたが、今日この場に立ってすべてが報われたと思っています。今から10年前、本当に過酷なグランプリを闘い抜きました。その思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡ってます。ここまで来れたのは日本のファンのみなさまのおかげです。どうもありがとうございました」
榊原代表「こんばんわ。2年目のRIZINということで無差別級グランプリを開催させていただきました。2日間に渡って多くのファンが足を運んでくれたということを心から感謝します。まだRIZINは出来たばかりでPRIDEの熱に届くまではまだまだだと思いますが、熱い思いを持った選手たちとファンがいれば、かならずPRIDEの熱を超えられると思います。またみなさんと未来に向けて2017年度も頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
【ミルコの話】「対戦した選手たちはみんなそれぞれ強かったけど、とにかくハッピーという言葉しかない。結果的にすべてフィニッシュに持っていけた、いい流れのトーナメントだった。(闘いたい相手は?)先のことは考えてないし、今はひたすら休んで早く家族に会いたい」
【榊原代表の統括】「2年目のRIZINとして、本当に続けていけるなっていう手応えと勇気をもらえた大会でした。トーナメントに関してはいろんな見方ができるだろうけど、日本人にとってドラマチックな選手がドラマチックな勝ち方で優勝した。しかもミルコが前チャンピオンのキング・モーと新進気鋭のアミール・アリアックバリに勝利したということは価値を上げたと思うし、トーナメントに向けての気持ちが勝っていたのかなと思います。
(バンナについては?)こちらも『裁判で訴えますよ』というアクションをしていたのですが、バンナの方からお詫びをしたいという手紙とグランプリに出たいという言葉を貰って。自分のカネで飛んできてお詫びをするのがまずはスジでしょって。彼が起こしたミステイクに対してまずはケジメをつけてくれということで、自費で飛んできてもらってお詫びもし、ホントに真摯な思いでRIZINに出たいという思いも伝えてもらったので。まだ何も決まってませんが、今後の参戦ということは十分考えられると思います。
(名須川天心については?)有言実行は本当に大変だと思います。右肘にテーピングをしていたし、本人以外の中では当然ゆっくり休むべきという意見もあったでしょうけど、本人の気持ちが止まらないですから。本当に去年のRENAの再来という感じのフィニッシュでしたし、ホントにあっぱれな結果だったと思います。日本の総合格闘技界のニュースターとしてまだまだ学ばなきゃいけないことも多いと思いますが、本人が二刀流を目指すというのであれば才賀も元谷もいるフライ級を磨いて、その中に天心も入ってきてもいいんじゃないかなと。」
RIZINに関してはプロレスラーが出場した試合を中心に触れると、5年ぶりの試合となる坂田は桜井と対戦、桜井にテイクダウンを奪われると身動きが取れない状態が続き、上から攻める桜井に対し坂田はTKシザースなど防戦する。
しかし2Rになると低空タックルを狙う坂田に対し桜井は上から潰し、マウントからパンウンドの連打を浴びせレフェリーがストップ、桜井が勝利となり、試合後に坂田はバックステージにて引退を表明した。キャビvs堀田はセコンドには神取だけでなく井上貴子、豊田真奈美など元全女、LLPW勢がセコンドに着いたが、試合は堀田がロープワークで翻弄するもキャビが捕らえて左右のパンチを浴びせ、最後は上からのパウンドでTKO勝利となり、試合後は神取が榊原代表にアピールしたところで、アルファ・フィメールが乱入しキャビに挑戦を表明して臨戦態勢を取ると、横から入ってきたフィメールに神取が怒りリング上は混乱状態となる。
フィメールはスターダムを主戦場にし元ワールド・オブ・スターダム王者でもあり、昨年10月にはMMAにも挑戦して勝利を収めている。
気になるのはスターダムとの関係はどうなっているのか?ロッシー小川代表はTwitter上で地上波のTVには映らなかったがライジンで堀田祐美子に勝利したギャビ・ガルシアになんとアルファ・フィーメルが乱入し対戦を要求したとか。「スターダムのチャンピオンだ!」と。この件でマスコミや関係者から連絡があった。アルファがMMAデビューしたことは聞いていたが、これはどうなるのか!? pic.twitter.com/ZqGQhkxQDj
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2016年12月31日というコメントを出しているが…
また無差別級トーナメントに関してはミルコがバルト、アミールを1Rで連続KOし堂々の優勝を果たした。
トーナメントは29日から開催されたがヴァンダレイ・シウバ、シェーン・カーウィンが欠場し、大会全体でも神取が練習中に負傷、 チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットがビザのトラブルで欠場となるなどドタバタ続き、ミルコに救われた大会でもあった。そして昨年のRIZINを契約トラブルでドタキャンしたバンナが登場、改めてRIZINに参戦を表明した。
バンナに関しては昨年同じ大晦日に開催されていたIGF両国大会に登場して、RIZIN側を非難したが、このときはアントニオ猪木の誘いもあってIGF参戦をあてにしていたと思う、だが肝心のIGFが経費削減、開店休業状態に陥ったことでバンナもあてが外れたか、だがここにきて頭を下げる形でのRIZIN参戦表明とは節操がないというかバツが悪いとしか言いようがない。
またバンナに対しても榊原代表はキツイコメントを出したが、なぜバンナやカーウィンにはキツイコメントを出してもヴァンダレイに対して出せないのか・・・表向きはスッキリ見えてもスッキリできない感じが残った。 -
樋口&宇藤が年越しプロレスタッグトーナメントを制覇!DDTや大日本に押し寄せる新世代の波
12月31日 年越しプロレス 2016 後楽園ホール 1510人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(A)/10分1本
坂口征夫 ○橋本大地(8分03秒 エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※シャイニングウィザード◇第2試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(B)/10分1本
真霜拳號 ○入江茂弘(8分31秒 片エビ固め)野村直矢 X岩崎孝樹
※ビーストボンバー◇第3試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(C)/10分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(7分12秒 体固め)Xグレート小鹿 ジョーイ・ライアン◇第4試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(D)/10分1本
○岡林裕二 黒潮“イケメン"二郎(8分43秒 アルゼンチンバックブリーカー)吉田綾斗 X野村卓矢◇第5試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(E)/10分1本
樋口和貞 △宇藤純久(10分時間切れ引き分け)△関本大介 HARASHIMA---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
樋口和貞 ○宇藤純久(1分30秒 横入り式エビ固め)X関本大介 HARASHIMA◇第6試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(F)/10分1本
○征矢学 植木嵩行(4分11秒 横入り式エビ固め)X高木三四郎 アブドーラ・小林◇第7試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(G)/10分1本
青木篤志 △橋本和樹(10分時間切れ引き分け)佐々木大輔 △佐藤悠己---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
○青木篤志 橋本和樹(0分32秒 腕ひしぎ逆十字固め)佐々木大輔 X佐藤悠己◇第8試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(H)/10分1本
神谷英慶 ○竹下幸之介(9分38秒 ジャーマンスープレックスホールド )カズ・ハヤシ X男色ディーノ◇第9試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○坂口征夫 橋本大地(6分16秒 片エビ固め)真霜拳號 X入江茂弘
※神の右ヒザ◇第10試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
宮本裕向 △木髙イサミ(10分時間切れ引き分け)岡林裕二 △黒潮“イケメン"二郎---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
宮本裕向 ○木髙イサミ(0分51秒 ヨーロピアンクラッチ)岡林裕二 X黒潮“イケメン"二郎◇第11試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○樋口和貞 宇藤純久(5分13秒 エビ固め)征矢学 X植木嵩行
※ドクターボム◇第12試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○神谷英慶 竹下幸之介(8分48秒 体固め)青木篤志 X橋本和樹
※バックドロップ◇第13試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
○神谷英慶 竹下幸之介(8分47秒 片エビ固め)坂口征夫 X橋本大地
※バックドロップ◇第14試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
樋口和貞 ○宇藤純久(10分15秒 片エビ固め)宮本裕向 X木高イサミ
※ラリアット◇第15試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」決勝戦/無制限1本
○樋口和貞 宇藤純久(20分37秒 体固め)神谷英慶 X竹下幸之介
※轟天
☆樋口&宇藤組がトーナメント優勝【試合後の樋口&宇藤】
▼樋口「いやあ、やりましたね」▼宇藤「やりましたね。去年から連続で組ませてもらって。去年は初戦でダメでしたけど、今回はやりましたね」
▼樋口「結果残せましたね。とにかくありがとうございます」
▼宇藤「ありがとうございます。お祭り的な大会ですけど、勝てるのは嬉しいですからね」
▼樋口「嬉しかったですね。自分らがこうやって結果出して、引っ張っていかなきゃいけないと思うので。DDTも大日本もプロレス界全体も、自分らの世代が」
▼宇藤「各々が引っ張っていかないと。まあ、これでもし組んで、それこそうちの団体でも、樋口さんの団体でも上がるとか全然ありだと思いますし、また別で関係なくシングルで当たるのもいいし」
▼樋口「そうですね。まあ、組むのもいいですけど、お互いにテッペン行って、そこからじゃないですか。お互いテッペンとテッペンで組むなり、戦うなりでいいんじゃないですか」
▼宇藤「まずはまだまだ若手なんで。もっと中枢に行って、常にメインを張るぐらいにならないといけないと思うんで」
▼樋口「お互いにレベルアップして、またという感じですかね」
▼宇藤「今日の4試合でだいぶレベルが上がったと思います。何にせよ、過去で一番疲れました(笑)」
▼樋口「それは言えてますね。疲れた。ヤバかったです」
▼宇藤「ひたすら嬉しいです。ありがとうございます」
――改めて決勝戦で対戦した神谷&竹下組はどうだった?
▼宇藤「僕は竹下さんと初めて当たって、樋口さんは神谷さんと…」
▼樋口「初めてです」
▼宇藤「お互い団体の若手の中で、ベルトを巻いてたりとか、トップ戦線に出ている選手だったんで、意識していたところで初めて当たって。強さだったり、上手さだったりを少し感じられたので、そこを糧にして、自分も成長していかないとなと思います」
▼樋口「自分も神谷さん、竹下さんに関しては、トップレベルの人だと思っているんで。ただ、今日勝ったことで、自分も宇藤さんもその域まで上がれたのかなと」
▼宇藤「一時的とはいえ、これを継続していけば。継続してさらにもっと上に行ければいいと思うんで」
▼樋口「でも、強かったです。その一言です」
▼宇藤「今日戦った皆さん、メチャクチャ強かったです」
▼樋口「全員強かったです」
▼宇藤「第2試合も…」
▼樋口「あれも侮れない相手でした」
▼宇藤「ああいうのもあってこそだと思うんで。何でもできなきゃいけないんで」
▼樋口「やっぱりオールラウンダーなんでね」
▼宇藤「どこに行っても、誰とやっても、対応して勝たなきゃいけないと思うんで。今日はそういう経験を…。1日で振り幅が凄かったんで」
▼樋口「確かに振り幅は凄かったです」
【試合後の神谷&竹下】
▼竹下「優勝したかったですね。神谷選手とのチームなら絶対に負けることはないと思ってたんで」▼神谷「自分も優勝できると思ってたんで、十中八九」
▼竹下「決勝の時はそんなことないですけど、トーナメントが始まるまでは、樋口&宇藤組をちょっとあなどってました、正直。でも、1回戦勝って、2回戦勝って、準決勝勝って。試合をモニターで見てましたけど、やっぱりプロレスって大金星があっても、そう続くことはないと思うんですよ。だから、本当の実力なんだと思います。運絡みとかじゃなくて、本当の実力です。今日に関してはですね。負けてまた強くなれる。もっと僕たち強くなれるんで」
▼神谷「準優勝っていうことはもう1回当たって、もう1回成長できるチャンスがあるんで。もっと成長して」
▼竹下「伸びしろある分、僕たちの方が強いんで。伸びしろしかないから。頑張りましょう。今日はすいませんでした」
▼神谷「またお願いします」
※ガッチリと握手を交わす
――結果的に若い世代が年越しプロレスを締める形となったが?
▼竹下「でも、そういう年越しプロレスがいつか来ないとダメなんで。HARASHIMA、関本、ヤンキー二丁拳銃。この辺にずっと頼ってたら、プロレス界は盛り上がっていかないんで。僕たちがプロレスの中心に立てるように、大日本プロレスとDDTプロレスをトップで僕たちが引っ張っていかないと。そういう気持ちで頑張っていかないと」
▼神谷「僕らがドンドンドンドントップを食っていくんで、今年は。見ててください」
▼竹下「まずはリベンジを果たさないと」
▼神谷「宇藤選手は僕がやってやるんで。樋口さんはお願いします」
▼竹下「樋口は僕が倒しますよ」
▼神谷「やってやりましょう」
2016年も「年越しプロレス」が開催され、今回はDDT、大日本プロレス、K-DOJOだけでなく全日本プロレス、WRESTE-1が参戦して5団体合同興行となり、今年のシャッフル・タッグトーナメントも2チームは除き、全日本とWRESTE-1が加わったことでバラエティな組み合わせとなった。
第1試合の征夫&大地の2世タッグvsバラモン兄弟、坂口と大地が共に父がレスラー(坂口征二、橋本真也)だっただけでなく、坂口征二の付き人を橋本真也が務めていたこともあって、息子同士がタッグを組むとは縁としか言いようがない。
試合はバラモン兄弟が大地が交代を促すも、征夫がバラモン兄弟との対戦に慣れていないのか拒否するなど足並みが乱れ、この隙を突いたバラモン兄弟は場外戦に引きずり込んで客席に水をかけまくり、ボウリング攻撃などバラモンワールドへと2世タッグを引きずり込んでいく。
2世タッグも反撃し征夫が墨汁を奪って館内は墨汁ミストを期待するも、やっぱり慣れていないのか拒否すると館内はブーイング、そこでバラモン兄弟は標識攻撃を狙うが例の如く同士討ちとなると、征夫はケイに神の右膝を狙うが、バラモン兄弟には慣れている大地が強引にタッチしてしまい墨汁ミストを狙い、征夫にも墨汁を口に含むように促す。
しかし征夫は拒否し大地一人がケイに墨汁ミストを噴射してからシャイニングウィザードで3カウントを奪うも、2世タッグは足並みの乱れに不安を残す。第2試合の真霜&入江vs直矢&岩崎は真霜の重い蹴りと入江の重爆攻撃で直矢組を圧倒、直矢組は主導権の握れない展開が続く、直矢が真霜にスピアー、岩崎も入江にフロントハイキックと活路を見出し、合体攻撃で流れを変えたかに見えたが、真霜がカットに入って岩崎が捕まってしまうと、最後は入江がダイビングボディープレス、串刺しサマーソルトアタック、ビーストボンバーと畳み掛けて3カウントを奪い、真霜&入江は意外にも好連係を見せ2回戦へと進出する。
第3試合のヤンキー二丁拳銃vs小鹿&ライアンの異色タッグはライアンは愛妻であるローラ・ジェームスを帯同させて登場、試合はライアンがイサミに股間を掴ませようとして困惑させ、また小鹿が足四の字などの足攻めで苦しめ、宮本もマンハッタンドロップ狙いをライアンが股間の強さで弾き飛ばし、股間を使ってぶんなげるなど二丁拳銃を苦しめる。
ここでイサミとライアンがレフェリーを巻き込んで無法地帯となると、セコンドのローラが小鹿の制止を振り切って乱入しイサミの股間を蹴り上げる。しかしイサミもローラに容赦なく張り手を浴びせると、ローラは座り込んでいた小鹿の顔面に座り込み、宮本がSAMURAI TVのスタッフからビデオカメラを奪ってローラと小鹿の光景を撮影しようとする。
ここでライアンがカットに入り、股間に入っていたロリポップキャンディーを宮本の口に突っ込むが、宮本は構わず撮影を続け、イサミはライアンをカニハサミで倒して倒れたまま小鹿の股間に頭を突っ込ませると、カメラを持ったまま宮本が小鹿の上に乗って撮影を続けるが、カバーとなって3カウントとなり、二丁拳銃が勝利もわけのわからないまま敗れた小鹿とライアンは仲間割れとなってしまう。第4試合の岡林&黒潮vs拓也&吉田は会見時からジャケット着用で揉める二人は入場時から岡林がジャケット着用を迫る黒潮を拒否するなど足並みが揃わず、試合でも岡林一人で試合を進め、黒潮は交代を拒否するなど不穏な空気のままで試合が続く。
それでも交代した黒潮は卓矢組の連係に捕まり、卓矢の腕十字に捕まるも岡林は勝利を優先してカット、黒潮を殴りつけて強引に交代するも、仲間割れの状態のままで試合は進む。
この隙を突いた卓矢組は反撃し連係を狙うが、黒潮が吉田にジャケットを被せてカットに昼と、岡林は卓矢をアルゼンチンバックブリーカーで担いでギブアップを奪い勝利も二人は微妙な空気のままで2回戦へと進出する。第5試合のBJWストロング、KO-D無差別の王者コンビで優勝大本命の関本&HARASHIMA組が樋口&宇藤組と対戦、12月30日の大日本後楽園大会で宇藤にまさかのフォール負けを喫した関本は宇藤を徹底的に痛めつけ、HARASHIMAと共に捕らえにかかるが、交代した樋口がパワー全開で猛反撃して流れを変える。
蘇生した宇藤もHARASHIMAにジャンピングニーからギロチンドロップを落とすが、HARASHIMAの水面蹴りから関本が入って連係技で宇藤を追い詰めるも、宇藤は懸命に粘って10分時間切れとなり、今大会初の1フォールマッチでの延長戦に突入。
延長戦も1フォールとあってスリリングな展開となるが、宇藤が関本にグラウンドコブラを狙うと、堪えた関本はジャーマンを狙うが、宇藤がスクールボーイで丸め込んで1カウントを奪い、1フォールながらも2日連続で関本から3カウントを奪う。第6試合の征矢&植木のワイルドポリスvs高木&アブ小のGET MILDは、GET MILDは植木のコスチュームをパクったのかアブ小は頭には回転灯を装着したワンショルダータイツ、高木は同じワンショルダータイツながらも警察官の帽子を着用し、股間には誘導灯を差し込んで、いかにもヤバイ姿で登場。
試合も高木は征矢に「オレはCEOだぞ!」とWRESTE-1での立場を利用して揺さぶりにかかる。そこで植木が拳銃を取り出すと他の選手も拳銃を取り出して互いにHOLD UP状態となり、ラチがあかないとしてて両チームが背中合わせになって、3歩進み、その瞬間に打ち合う西部劇式の決闘となって互いに背中合わせになるも、ワイルドポリスがあっさり裏切りGET MILDを丸め込んで3カウントとなり、GET MILDのタイツを剥ぎ取って半ケツ状態に追い込むなどカオスのままで2回戦へと進出する。第7試合の青木&和樹vs佐々木&佐藤のSUPER CREW同期コンビは佐々木&佐藤がインサイドワークやラフを駆使して青木組を翻弄、佐々木がクロスフェース、佐藤がダイビングボディーアタックと青木を捕らえる。
青木と和樹も連係で反撃して流れを変え、和樹が卍固めで佐藤を捕らえ、佐々木&佐藤は警棒攻撃を狙うも、青木が逆に警棒を股間に押しつけて佐々木を返り討ちにする。
しかし残り時間が少なくなると佐々木組は場外へと逃げ出し、時間切れを狙うと案の定10分時間切れとなって延長戦へと突入。
佐々木組は連係や丸め込みを駆使して1フォールを奪いにかかるが、佐藤が青木に丸め込みを狙ったところで青木が腕十字で捕獲し佐藤はギブアップ、青木組が2回戦へと進出する。第8試合の神谷&竹下vsカズ&ディーノはカズもホモとアナウンスされてしまい、ディーノが男性客にキスをしながら入場しカズにも促すが、カズは拒否するなど不穏な空気のままで試合がスタートする。
試合も竹下がディーノとの絡みを嫌がって押し付けるかのように神谷交代すると、ディーノはナイトメアなど男色殺法で神谷を嬲り洗礼を浴びせる
意を決した竹下が股間の乳繰り合いで圧倒、そこで交代したカズがハンドスプリング式レッグラリアットを浴びせ、羽交い絞めにするとディーノにリップロップを迫るがカズに誤爆、ところがカズが目覚めてしまい自らディーノとキスを敢行、アンダータイツ姿となって男色ナイトメアを決め、カズ自らコーナーに乗って半ケツとなって地獄門攻撃を迫る。
しかしホイップがうまくいかず失敗するとディーノは竹下に男色ドライバーを狙うが、神谷がラリアットでカットに入り、最後は神谷がカズにバックドロップホールド、竹下がディーノにジャーマンと同時に決めて3カウントを奪い2回戦へと進出する。2回戦第1試合は征夫&大地vs真霜&入江でスタート、征夫が真霜にランニングローキックで奇襲をかけるが大地と同士討ちになるとまた不穏な空気となり、それに対する真霜&入江は連係で征夫を捕らえ入江がブレーンバスター式タズミッションで追い詰める。
そこで大地がカットに入って征夫に激を飛ばすと、大地の援護を得てうつ伏せになった入江の土手っ腹に膝を打ち込み、征夫の指示を受けた大地もミサイルキックを発射、真霜にはサンドウィッチ式のランニングローキックを炸裂させて連係で攻め立てる。
大地のシャイニングウィザードの援護を得た征夫は入江に神の右膝を浴びせ3カウント、試合終了後は征夫と大地は握手をかわして準決勝へと進出する。岡林&黒潮vs二丁拳銃は、岡林があれだけ嫌がっていたジャケットを黒潮を認めるかのように着用し、カツラまで被って"イケメン”化して試合に臨む。
試合も1回戦とはうって違って岡林組が連係でイサミを捕らえて試合の主導権を握り、イサミが岡林を背負い投げで投げると、カツラを奪って踏みつけ、これに激怒した岡林はボディースラムで投げ、黒潮もアラビアンプレスで続き、宮本が客席へカツラを放り投げると岡林にラリアットを浴びせてからコブラツイストで捕獲、イサミも黒潮にコブラツイストで捕獲して競演を実現させる。
黒潮もイサミに雪崩式フランケンシュタイナーを敢行してから延髄斬り、トラースキック、ジャンピングニーと畳み掛け、岡林との同時ダイビングボディープレスを投下すると自爆となってしまう。
二丁拳銃は一気に猛攻をかけるが黒潮も丸め込み技で応戦したところで時間切れとなり延長戦へと突入、黒潮とイサミはトラースキック合戦からイサミがイケメンドライバーで突き刺すも。岡林の援護を得てからのムーンサルトプレスはイサミが剣山で迎撃、最後はイサミが奥の手であるヨーロピアンクラッチで1カウントを奪い二丁拳銃が準決勝に進出する。樋口&宇藤vsワイルドポリスは植木が敬礼しながらロープを闊歩し、征矢もろとも背負い投げで投げ、征矢の同時チョップからのワイルドポーズも植木が敬礼するなど、植木が試合を混乱させる。
征矢も宇藤を攻めてワイルドボンバーを狙うが、植木が強引に交代すると逆にトレイン攻撃を喰らって窮地に立たされる。
そこで植木が拳銃を出してHOLD UPを迫ると、レフェリーや征矢やセコンド、観客までも腕を上げてHOLD UPとなり、樋口に寝ろと指示を出してコーラを飲み干してからロープの上を歩いてダイブを狙うと、足を滑らせて股間を痛打してしまい、樋口はドクターボムで3カウントを奪ってあっさり勝利、征矢もカットに入らず植木に説教して退場してしまう。神谷&竹下vs青木&和樹は青木組が竹下の足攻めを展開し、神谷の串刺し狙いも青木がかわして丸め込みから腕十字で捕らえるなどして先手を奪う。
和樹は卍固めで神谷を追い詰めるが、竹下がカットに入るも逆に青木に排除されてトペを降ってしまう。
しかし神谷は和樹に延髄斬りを浴びせるとバックドロップで3カウントを奪い準決勝へと進出する。準決勝組み合わせは抽選となり、神谷&竹下vs征夫&大地で試合がスタート。神谷&竹下は体の固い征夫の腰に照準を定めて腰攻めを展開、しかし大地に交代すると征夫との連係で神谷を捕らえる。
大地は神谷にニーリフトからDDTを決めるが、カットに入った竹下がジャーマンで投げると、竹下と神谷が合体ブルーサンダーを決めてから神谷がバックドロップを決め3カウントを奪い決勝戦へと進出する。二丁拳銃vs樋口&宇藤は二丁拳銃が宇藤の足攻めを展開し、ようやく代わった樋口にもダブルドロップキックを決める、そしてカウントダウンとなって出場選手がリングサイドに終結すると2017年を迎えたと同時に場外の宇藤、樋口にイサミがトペ、イサミがトペコンを同時発射で2017年度は幕開けとなる。
その後も樋口組が反撃しても二丁拳銃の連携に翻弄される展開が続き、宇藤もイサミのSTFで捕獲されるなど苦しい展開が続く。
イサミが樋口を分断し宮本が宇藤にファイヤーサンダーを狙うが、宇藤が阻止してロープへと振ると、イサミを振り切った樋口がロープを下げて宮本を場外へと落とし、これを逃さなかった宇藤がイサミを捕らえるとリバースタイガードライバーからラリアットで3カウントを奪い、決勝へと進出する。決勝戦は神谷&竹下vs樋口&宇藤のDDT&大日本の混成タッグ同士の対戦となり、試合は樋口組が竹下を捕らえて先手を奪ったが、場外戦で樋口がラリアットを狙うと鉄柱に誤爆、これを逃さなかった神谷組は徹底して樋口の右腕攻めを展開する。
しかしやっと交代を受けた宇藤が竹下にジャンピングニー、神谷もろとも両腕ラリアットを炸裂さて流れを変えると、樋口も痛い右腕をかばいながらも逆水平、チョークスラムと攻め立てる。
4選手が入り乱れてダウンの後で竹下が樋口にブルーサンダー、しかしジャーマン狙いは宇藤が入ってサンドウィッチラリアットを浴びせ、合体チョークスラムから樋口がコーナーへ昇るも、起き上がった竹下が競り合いから雪崩式ブレーンバスターを敢行、腕固めで樋口を追い詰める。
竹下は樋口の腕にナックルを連発しジャーマンを狙うが、神谷が来て眉山を敢行、そして宇藤を合体サンダーファイターパワーボムで排除してから竹下がラリアットを狙うも、樋口もラリアットで応戦、そして樋口がカウンターでのドロップキックを炸裂させるとドクターボムから轟天でカウントを奪い樋口&宇藤がトーナメントを制した。今回のタッグトーナメントは決勝戦を経験しているのは竹下のみ、関本もいないHARASHIMAもいない、真霜もいない、二丁拳銃もいない、新世代のみが決勝に進出し樋口&宇藤が優勝したが、宇藤も2日連続で関本を破った勢いもあって新世代の波がそこまで押し寄せている。
また3団体に全日本とWRESTE-1が加わるも、DDTと大日本が全日本系(全日本、NOAH、WRESTE-1)に代わって、新しい時代を作り上げることを感じさせた。2017年度は果たしてどんな年となるか・・・【試合結果詳報】5団体シャッフルタッグトーナメントは樋口和貞&宇藤純久が制覇! 神谷英慶&竹下幸之介との新世代優勝戦を制す/今回も年越しの瞬間はヤンキー二丁拳銃/インディー大賞発表、MVPは石川修司…年越し後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/uGmfofDiIY
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年12月31日新年あけましておめでとうございます。
そして年越しプロレス優勝しました!ありがとうございました!
一緒に戦った宇藤さんに感謝。
最後まで応援してくれた方々に感謝。
プロレスに感謝。
今年もよろしくお願いします!#ddtdna #ddtpo #年越しプロレス
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年12月31日年越しプロレスご観戦ありがとうございました!!!
優勝できました!!!
最高の年末年始です!!
このまま今年もがんばります!!
みなさま、今年もよろしくお願いします!!
軍団専用機で鶴見のふろ国さんのイベントに向かう車内から#bjw pic.twitter.com/Z9CxFBkDoC
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2016年12月31日新年あけましておめでとうございます。年越しプロレス。連覇とはいかなかったです。。。神谷選手、精一杯闘ってくれたのですが、自分の力が少し足りなかった。悔しい思いから始まった2017年、必ず強くなれる年にします!来年の今頃は自分にも想像出来ないくらい上に上に!ありがとうございました!
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年12月31日新年一発目から負けましたがわたしは元気です。あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
— 木髙イサミ (@isami_777) 2016年12月31日あけましておめでとうございます。
年越し、準決勝でやられたけど、橋本大地、楽しかったし、頼もしかったよ。
またいつか…
お互い走り続けてれば、組むかやり合う時がくるのかな。#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年12月31日あけました
— 大神 橋本大地 (@hashimotodaichi) 2016年12月31日明けましておめでとうございます!
2017年を後楽園ホールで無事に迎える事が出来ました。
プロレスが好きな方々がたくさんいる空間で年を越す事が出来るのは幸せな事だと思いました。
本年もよろしくお願いいたします!
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2016年12月31日無事に大日本プロレスの一年が終わりました。
今年も無事に終えることができたのも、日頃から応援していただいてる皆様のお陰です。誠にありがとうございました。
さて自分の仕事納めは明日の年越しプロレス、仕事初めは1月2日から(笑)
また来年も大日本プロレスをよろしくお願いいたします。
— 橋本和樹(大日本プロレス) (@kaz_hashimo_bjw) 2016年12月30日今年2016年もw-1を応援してくださった皆さんありがとうございました。また、2017年もどうぞよろしくお願いいたします!#w_1#はぐれ連合軍#ワイルド pic.twitter.com/TWXpp6mXAq
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2016年12月31日明けましておめでとうございました❗
征矢さんとのタッグは息がピッタシでしたが、ヤングアニマルズ組に惜しくのところで敗北しました。
今年もワイルドによろしくお願いいたします❗
今から、鶴見駅の風呂国に行ってきます。
ぜひ、タクシーでお越し下さい。#年越しプロレス #小林反省会 pic.twitter.com/1DQw4ZSwKF
— 植木嵩行a.k.a.横浜文体12/18 (@blackbu18515564) 2016年12月31日明けましておめでとうございます。
年越しプロレスありがとうございました‼#年越しプロレス pic.twitter.com/qH07FOKJLI
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2016年12月31日何を隠そう!僕達、イけてるポセイドン!
年越しプロレス、最高でした!#イケポセ #年越しプロレス #w_1 #ddtpro #bjw pic.twitter.com/CtLBtjx656
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年12月31日あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
HAPPY NEW YEAR!! pic.twitter.com/xJZgf4jhVI
— Shigehiro Irie(入江茂弘) (@tachimukau_irie) 2016年12月31日すげ〜年末だったな。
しかしリングコールで◯モって。。。
どこが???、#年越しプロレス #samuraitv#_1 pic.twitter.com/Flh4Kdm9DA
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年12月31日Feliz año nuevo!!! pic.twitter.com/PGVAKZR72T
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年12月31日年越しプロレス終了!今年もサムライ生放送を震撼させました(笑)。#ddtpro#BJW#年越しプロレス#samuraitv pic.twitter.com/UMM79Xc7SZ
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年12月31日後楽園で年越しプロレスは超満員
おふろの国で小林反省会は過去最高の入りに
ひと息つき初飯は松屋で
松屋をでたら完全に陽は上がり街が動きだしてる
もう私は動けない
家に帰ってシャワー浴び
気絶するように横になる
改めてまして
あけましておめでとうございます pic.twitter.com/7iwTiCtsmf
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2016年12月31日2016年、応援ありがとうございました。
2017年も応援よろしくお願いします。
本日は2017年元旦プロレスリングゼロワン後楽園ホール大会。
14時試合開始。
今年の闘い始め。
ご来場お待ちしてます。#DS
— 関本大介 (@sekimotodaisuke) 2016年12月31日やーーーっと、帰宅ー。
新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします☆
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年12月31日年越しプロレス終わり!ノムさんとのタッグは一回戦負け!でも負けたけどほんまに楽しかった!!たくさんのご来場ありがとうございました!!
今年一年振り返って思ったことはほんまにプロレスラーになれてよかった!ほんまに楽しい!!
みなさん来年もよろしくです#kdojo
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2016年12月31日年越しプロレス終了しました!
ニューカマー賞を頂きました!
これからも期待に応えられる様頑張ります。
日付変わりまして本日はZERO1さんの後楽園ホール大会に出場致します!
まだまだ疲れてません‼ #bjw pic.twitter.com/piIsldEWMu
— 野村卓矢 (@nomUtakUbjw) 2016年12月31日あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
日本インディー大賞 MVPを頂きました!
恥じない闘いをしていきたいと思います。
ありがとうございました!!#samuraitv pic.twitter.com/1AeED3X9oh
— 石川修司 (@g0925union) 2016年12月31日お母さん、ベストユニット賞取ったよ。
あ、あけましておめでとうございます。 pic.twitter.com/JZyQ6jYHL9
— 石川修司 (@g0925union) 2016年12月31日あけましておめでとうございます。日本インディー大賞2016のベスト興行に10月2日ガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会を選んでいただきました。選手、スタッフ、お客さん、皆さんの熱いエネルギーのおかげです。ありがとうございました!大家代表の代わりに賞状を受け取りました!#ガンプロ pic.twitter.com/EuGCikyWfP
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2016年12月31日HAPPY NEW YEAR!
去年は体調不良で電車の中でカウントダウンを迎えましたが(笑)、今年はリング上で迎える事ができました!今年DDTは20周年を迎えます。これからも皆様と一緒に歩んでいきたいと思います。2017年も応援よろしくお願いします!#ddtpro pic.twitter.com/MCpuQsOGK6
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年12月31日あけましておめでとうございます
本年もどうかよろしくお願いします#bjw
一年の計は元旦にあり‥‥‥ pic.twitter.com/7WJfvN8FkJ
— 登坂栄児 (@tosakaeiji) 2016年12月31日 -
鈴木vsタイチの激闘を終えた鈴木軍は新たなるステージへ結束を固めた!
12月30日 「TAKA&タイチ興行3周年記念大会」東京・新木場1stRING 401人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼KAIENTAI DOJO提供試合/30分1本
○梶トマト 旭志織 滝澤大志 吉野コータロー(10分06秒 レッドアイ )吉田綾斗 最上九 XGO浅川 ダイナソー拓真◇第2試合◇
▼女子3WAYマッチ/30分1本
○バンビ(6分52秒 横入り式エビ固め)XERINA
※もう一人は日向小陽◇第3試合◇
▼30分1本
○金丸義信(10分12秒 体固め)X佐藤悠己
※タッチアウト◇第4試合◇
▼スペシャルハードコアマッチ/30分1本
葛西純(12分42秒 無効試合)飯塚高史
※レフェリーKOでレフェリング続行不能のため【葛西の話】「今日は楽しみに来たんだぞ、俺っちはよ。狂猿対狂人。そんなワクワクするカード、どこの誰が組んだんだか。スゲエ楽しみにしてたんだぞ。でも、あんな結果で終わってよ、納得いくわけねえだろ? おい、飯塚。お前に人間の言葉が通じるかどうかよくわかんねえけど、これは再戦をやるしかねえだろ? 結果的にアイツが暴走して、没収試合になったけど、俺っちはよ、毎日のようにああいう試合してんだよ。飯塚、デスマッチのカリスマ・葛西純、世界一のデスマッチファイター・葛西純が怖くなけりゃ、再戦はいつでもやってやるよ。リングはどこだっていいぞ。FREEDOMSでもいいし、TAKAタイチ興行だっていい。なんだったら、新日本プロレスだっていいんだ。俺っちはこの日のためにどんだけ胸をワクワクさせてきたと思ってんだ。やらなきゃなんねえだろ、これは。いい返事待ってるぜ」
◇第5試合◇
▼Friday Night RAW! 初遭遇! スペシャルシングルマッチ/30分1本
○ヨシタツ(12分01秒 片エビ固め)XTAKAみちのく
※ダイビングニールキック◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○鈴木みのる(23分45秒 体固め)Xタイチ
※ゴッチ式パイルドライバー(試合終了後)
鈴木「おめえ、この2年で随分強くなったじゃねえか。まあ、オマエらタイチ、TAKAみちのく、金丸義信、おい、オレはもう次いくとこ決めたぜ。おい、オレと一緒に新しい、愉快な旅でも一緒にいくか? どうする? 返事もらってないのはオマエら3人だけだ。おい、おい、テメエらのボスは、このオレ、鈴木みのるだ! オレと一緒に…行こうぜ」(鈴木が差し出した拳に金丸が拳で応える。TAKAも拳を出す。タイチは大の字)
鈴木「おいタイチ、オレにはな、おめえみたいに小ずるいことはできねえんだよ。オレはな、おめえみたいに女をリングに上げてベタベタできねえんだよ。オレはな、おめえみてえにな、先っぽだけ金色にすることもできねえんだよ! だからてめえは、オレと一緒に来て、オレのできないことをやれ。一緒に行こう」
(タイチは鈴木の拳に応えずに立ち上がる。)
鈴木「この先見たくねえか? この行く先は、オレのそばじゃなきゃ見れないぞ」
(タイチが鈴木の拳に応えてハグ。鈴木はあべさんにも拳を出してグータッチ。みのるコール。)
鈴木「うるせえ。うるせえ。コールするならタイチに送ってやれ(タイチコール)さあ、これでオレたち鈴木軍全員そろった。いまここにはいないランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr、飯塚、そしてデスペラード、全員そろって次行くのは…教えない、はっはっは。この先見たけりゃオレたちについて来い。オレたち鈴木軍、イチバン」
TAKA「タイチ、ボスはああ言ったけどよ、今日はよ、鈴木軍興行じゃねえんだよな。今日はよ、オレたちTAKAタイチ興行の3周年大会なんだよな。TAKA、タイチのな。だからよ、イチバンじゃねえよな。みんなわかってるかな、TAKAタイチ何番か。TAKAタイチ…(2番!)」
タイチ「(タイチコール)待て、足がいっちゃって立てないよ。足いっちゃったよ、もう。これじゃ次行きたくても行けねえよオレはもう。いや、あれだな、なあ、まあいろいろあったなこの2年、2年、2年もあったな、3年もあった。まあ鈴木軍もこうやって5年、もうちょっとで6年になるってとこで、こうやって初めてボスとやる機会があってよ。もし今日やってボスが思ったような強さがなかったらちょっと考えたんだけど、やっぱあの人は怖くて、強くて、カッコイイよ。最初からオレの気持ちは決まってるよ。これからも鈴木軍だ。なあ、ノブ? ノブどうすんだよ?」
金丸「オレか? オレはな、カネのあるところにいくよ(と手で金のマークをつくる)」
TAKA「じゃあよ、これからもボスについていって、楽しいことしよう。で、TAKAタイチ、また忘れたころに面白いことやろうやタイチ。なあ。オレらにしかできない、TAKAタイチにしかできないぶっ飛んだカードやってよ、今日見てくれよ。年末なのによ、、こんなに入りきれないぐらいパンパンになってよ。こんなに来てくれて。じゃあ最後に、鈴木軍じゃなく、さっき言ったあれで締めたいと思います。最後なんでみんな立ってください。一発でいきますよ。オレたち、TAKAタイチ、ニバーン! はっはっはっはっはっは、あーあ」
【タイチの話】「さっきも言った通り、5年近くやって来たけど、ボスとは隣に立ってただけで1回もやる機会がなかったし、実際どうなのかと思ってた。今まで避けてたとこもあったけど、実際に肌を合わせてみてやっぱりこの人だって思ったよ。開始1分でわかった。最初はフザケて始めたオレらの興行だったけど、こんなに続くとは思わなかった。オレらにしかできねえパンチの効いた興行をしてきたっていう自信があるし、これからもアイディアが浮かんだらまたやってやるよ。(NOAH撤退後初の試合だったが?)今回はたまたまそういうタイミングになっただけだ。オレらは何も変わってねえ。オレらの結束力は変わってねえ」
新年明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いします!
まず大晦日を振り返る前に鈴木軍の去就が注目されるなか12月30日にTAKA&タイチ興行が開催され、メインではタイチが鈴木と対戦、鈴木は誰も従えず、タイチにはあべみほさん、TAKA、金丸がセコンドについた。
試合は組み合おうとする鈴木に対しタイチは矢野通ばりにロープへと絡まり、これに焦れた鈴木が強襲をかけ、場外戦に持ち込むもタイチはあべみほさんを盾にしてから鈴木を背後から強襲し、リングに戻ってもマイクスタンドでチョーク攻撃を展開する。
しかし鈴木は「こんなもんかコラ!」と言い放ってからナックルを一閃、場外戦に持ち込んでタイチを暴行、更にイスで首を絞めあげ、シャッターに叩きつけるなど徹底的に痛めつける。
リングに戻った鈴木は「上がって来いよ!女の力を借りないと戻ってこれないのか!」とタイチを挑発、鈴木がサッカーボールキックを繰り出せば、タイチもやり返し、鈴木がエルボー、タイチがローキックと打撃戦を展開するが、鈴木が張り手を一閃するとタイチはダウンとなる。
鈴木はタイチを踏みつけると、タイチが意地で起き上がり、掴み合いから打撃戦、タイチのミドルキックに鈴木「そんなもんかよ!」と敢えて正面から受けて立ってから、鈴木がミドルキックでやり返しアキレス腱固めで捕獲、タイチも「オマエの関節はそんなものか!」と挑発するが、鈴木は容赦なく絞る。
ロープに逃れたタイチに鈴木はアームロックから腕十字と関節拷問地獄で痛めつけ、タイチのステップキックに対して、鈴木もやり返し、エルボーを浴びせてタイチは2度に渡ってダウンとなってしまう。
鈴木はボディーブロー、張り手の連打から串刺し攻撃を狙うが、追走したタイチがアックスボンバーを連発、胸へのローキックや鈴木の串刺し攻撃狙いをハイキック、バスソーキックと畳み掛けてから、天翔十字鳳を狙う。しかしかわした鈴木がスリーパーで捕獲し執拗に絞めあげてから胴絞めへと移行し再度絞めあげる。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、タイチが堪えると、鈴木は膝蹴りを挟んで再度狙う、しかしタイチはブラックメフィストで切り返すと、両者ダウンから突進する鈴木をトラースキックで迎撃、ラストライドを狙うも鈴木は脇固めで切り返す。
鈴木はタイチの腕に容赦なくローキックを打ち込み、顔面も蹴り上げるが、タイチは懸命に立ち上がってミドルキック、鈴木は一本足頭突きで応戦してから打撃戦となり、鈴木が競り勝つが「オマエはこんなものなのか!」とタイチに迫ると、タイチはミドルキックの連打、鈴木はあえて正面から受ける、タイチは急所蹴りからタイチ式外道クラッチで丸めこむがカウント2、ジャンピングハイキックからアックスボンバー狙いは、鈴木かわしがスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合終了後は鈴木はタイチの成長を認めつつ、タイチ、TAKA、金丸にこれからも鈴木軍の一員としてやっていくかと決意を求めると、TAKAと金丸は鈴木と拳を合わせて追随を決意、大の字のタイチには鈴木が「一緒に行こう」と声をかけると、タイチだけでなくあべみほさんも拳をあわせ、既に同意を得ているK.E.S(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr. )飯塚、エル・デスペラードと共に鈴木軍を継続させることをアピールした。NOAHから撤退することで鈴木軍の去就が気になったファンも多く、また鈴木軍の面々も揺れていたことも事実だったと思う。最終的結論は全員鈴木軍の一員として鈴木に追随することを決意、特にNOAHから鈴木軍の一員となっていた金丸の去就も気になっていたが、NOAHには戻らず鈴木軍の一員としてやっていくことになった(あべみほさんも含めて)
しかし鈴木軍の継続が決まったとしても、今後に関しては鈴木は明かさなかった、果たして次なる標的は新日本プロレスなのか?結束を深めた鈴木軍の動向は今後も注目だ。
また第4試合では飯塚vs葛西のクレージー対決が実現、ルールはハードコアルールで行われるも、後入場の飯塚が先入場の葛西を襲撃して試合開始となり、場外戦で飯塚がイスで殴打して葛西を早くも流血に追い込むが、流血戦になれている葛西もすぐ反撃し会場外へと雪崩れ込んで大乱闘を展開して飯塚も流血、会場内に戻った葛西は花道でDDTで突き刺し、リング内ではイスチャンバラも飯塚はイスで脳天を射抜いてから額をえぐるように噛み付く。
しかし再び場外戦になると客席に雪崩れ込んで乱闘を展開、飯塚も鉄柱にテーブルを立てかけてから叩きつけるが、リングに戻ると葛西はラリアットの連発で反撃、場外に逃れた飯塚をテーブルに寝かせてからテーブル貫通パールハーバースプラッシュを敢行し、飯塚に大ダメージを与える。
リングに戻った葛西はノコギリラダーを投入し、その上に飯塚を叩きつけようとするが、阻止した飯塚が逆に投げ、アイアンフィンガーを装着するも、葛西がレフェリーを盾にして誤爆し、葛西は急所蹴りからパールハーバースプラッシュを投下もレフェリーがダウンしているためカウントは入らない。
二人はノコギリラダーを挟んで押し合いを展開すると、蘇生したレフェリーが制止に入るが巻き込まれてしまって再度ダウンしてしまい、場内は無法地帯と化してしまう。
二人は無法地帯のまま場外戦へと突入、その間に和田京平レフェリーがサブレフェリーとして登場して試合は収拾不可能と判断、無効試合の裁定を下し、納得のいかない葛西はセコンドの最上をリバースパイルドライバーでKOするだけでなく、ノコギリラダーを京平レフェリーに投げつけるなど大荒れ、バックステージでも飯塚との再戦をアピールした。
飯塚と葛西はクレージー同士なれど世界観が違い、また飯塚も永田裕志や天山広吉相手にデスマッチの経験があるが、葛西のようなデスマッチファイターとの対戦はないことから試合として成り立つのかという不安があったが、互いの世界観がぶつかり合って激しい試合となった。
葛西は飯塚との再戦を要求するが、果たして飯塚が本格的なデスマッチに足を踏み入れるのか…?2016大晦日。昨夜全員揃った。鈴木軍の旅はまだまだ続く。オレたち鈴木軍…イチバン…
次の目的地は…フフフッ pic.twitter.com/Yltk8jCgTc
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2016年12月31日 -
プロレス多事争論「日本と世界との距離」
WWE世界戦略1。WWEが200億円程度調達するらしい(方法としては転換社債のようにとれる?)使い道はプロレスの枠内ではWWEネットワークのテコ入れ、世界中にWWE紐付きのローカルテリトリーの構築だろう。英国王座誕生はその一環。日本の団体も買収対象になる可能性がある。(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略2。何故WWEネットワークのテコ入れと世界規模のローカルテリトリーの構築なのかの説明をする。まず近年のWWEの収益構造でTV放映権料が突出して大きくなっている。これは米国のネット配信とケーブルTV局の綱引きによりスポーツコンテンツバブルが起こった恩恵による(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略3。この綱引きの構図がケーブルTV局側の疲弊により3年から5年で大きく崩れ、今までのように米国内の高額の放映権料得つつ世界中のTV局へも番組販売するという高収益体制を維持出来なくなる。この分はWWEネットワークで補うしかなく、ネットワークのテコ入れは急務です(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略4。世界規模のローカルテリトリーの構築に複数の理由。その1コスト削減 世界規模で団体ごと移動するのは大変なコストがかかります。また各地のWWEの現地法人も年に一回二回しか興行がないのなら不要。現地に系列団体を作り選手を送り込むだけならコストは格安で済みます(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略5。実際WWEが黒字を出している国は米国、カナダ、英国の3カ国しか無いと思う。ただ世界中のTV局に番組販売しているためある程度は世界ツアーをやる必要がありネットワークのプロモーションの意味合いも。地域の特色により現地法人、系列団体、提携団体を構築するだろう(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略6。その2 選手の発掘、育成。WWEの次世代スター不足は深刻。その3 ローカルテリトリーでのコンテンツ作り、ローカル化と言う名のグローバル化、現地のレスラーが多数出場する興行をWWEネットワークで配信すれば、その国の人達がネットワークに加入する可能性が増える(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日WWE世界戦略7。WWEは大きな賭けに出たと思う。ただこの賭けはかなりの危険性も伴う。それは巨大IT企業を相手にしてしまった事。まだまだ書き足りないが新日本プロレスの戦略も含めて、後日発表したい。プロレス界はグローバル規模のWWE連合vsアンチWWE同盟の時代になると思います。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日先日新日本プロレスの木谷高明オーナーがたWWEの戦略は公表資料及び決算資料等を読んだ感想をTwitterにて公開した。
WWEが狙うのは本当の意味でのネットの力を使っての世界侵攻、WWEが現在のビンス・マクマホン体制となってからはケーブルTVの力を駆使して、NWA系の体力のなくなっていったテリトリーを次々と飲み込んでいき、あわよくば日本をも飲み込もうとしていた、このときはまだジャイアント馬場さんとアントニオ猪木が力を持っていた時代で飲み込まれることはなかったが、馬場さんが亡くなり、猪木もかつてほどの力がなくなったことで企業プロレスへの時代となり、WWEもケーブルテレビからネットへの転換していった。自分は木谷オーナーの見解を読み、その感想を述べるに過ぎないが、WWEがやろうとしていることは金銭面を含めてリスクを伴うもの、ハイリスクハイリターン的なものだと思う。木谷オーナーは「プロレス界はグローバル規模のWWE連合vsアンチWWE同盟の時代になる」としているが、肝心の日本はそういう視点でプロレスを見ようとせず、中には新日本を足を引っ張ろうとするマスコミもあり、また体力のなく時代に乗り遅れている団体もグローバルな視点で見る余裕のなく、WWEから紐付きにならないかと持ちかけられたとしても、ハイなりますと簡単に飲んでしまうのが現状だと思う。
WWEのネットを使った世界侵攻は日本にどう影響を及ぼすのか?また来年はいよいよDDTもネット配信に進出するだけに、世界中のプロレスファンに日本のプロレスを知られることが多くなる、これからのプロレスは次第にTVからネットへと時代は変わることから2017年度のマット界はまたどう変化していくのか…?
さて今年の伊賀プロレス通信「日常茶飯事」の更新もこれで終了、私事になるが11月から転職、仕事も昼間になりTVやネットでもプロレスをライブで見る機会が増えました、来年は現場に出る機会も少し増やしたいと思います。といってもこのブログの更新はこれまで通りでやめへんで〜(by月亭方正)
来年最初のブログ更新は元旦からです、良いお年を…
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12月27日、金村キンタローはプロレスのリングから去っていった…
12月27日 金村キンタロー引退興行「THE FINAL DIEHARD~最後のブリフラダンス~」 後楽園ホール 1350人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼佐野直、翔太よ!男になれ!チャレンジマッチ/15分1本
大谷晋二郎 ○宮本和志(9分24秒 エビ固め)×佐野直 翔太
※ライガーボム◇第2試合◇
▼ハイフライスタイル/15分1本
○Hi69 大石真翔 旭志織(7分51秒 片エビ固め)×円華 小幡優作 稲松三郎
※ストゥーカ・スプラッシュ◇第3試合◇
▼FREEDOMS提供試合/15分1本
佐々木貴 マンモス佐々木 ○杉浦透(12分19秒 エビ固め)葛西純 ×GENTARO 吹本賢児
※スウィフトドライバー◇第4試合◇
▼ストリートファイト8人タッグデスマッチ/30分1本
○高山善廣 雷電 保坂秀樹 奥田啓介(11分56秒 エビ固め)マグニチュード岸和田 空牙 ×バッファロー ザ・ボディガー◇第5試合◇
▼バトルロイヤル/19選手参加
○新宿鮫(13分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)×RG
※退場順=はやて、ハチミツ二郎、木村響子、吉田和則&柴田正人&寺尾利明&キッド、雷神矢口、ミス・モンゴル、佐藤恵一、那須晃太郎、守部宣孝、唯我、DJニラ、櫻井匠&榎本陽介、RG◇第6試合◇
▼FMW10人タッグマッチ/30分1本
○ミスター雁之助 NOSAWA論外 怨霊 五所川原吾作 宮崎有妃(11分21秒 エビ固め)TAKAみちのく リッキー・フジ ×GOEMON 田中稔 TAJIRI◇第7試合◇
▼金村キンタロー引退試合ハードコア6人タッグマッチ/60分1本
○関本大介 佐藤耕平 火野裕士(15分41秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×金村キンタロー 田中将斗 黒田哲広(試合終了後、金村と関本が抱き合う。そして引退セレモニーへ。各種記念品が贈呈されていき、選手代表で日高郁人、さらに山川竜司さんが登場。事前に金村が「花束がいらない」と言っており、山川さんは手ぶら。しかし、金村は顔をクシャクシャにして泣きださんばかりの表情に。山川さんも何やら封筒を渡し、金村とハグをかわした。
続いて“ミスター・デンジャー”松永光弘さんも登場して金村と握手。さらに「パワーホール」がかかると出てきたのは長州ではなくRGで場内大ブーイング。そのままテーマ曲が変わり、安生洋二さんが来場。花束を渡した。
記念撮影になると無念の欠場となった大仁田も松葉杖でリングインし参加。撮影後、去り際に大仁田と金村がロープを挟んで向き合う。)
大仁田「金村、きょうは休んですいませんでした。それと、すいません。金村選手よ。金村選手よ、いままで、いままで、いろんなことあったよな。だけど、ホントにホントに、ご苦労様でした」(去っていく大仁田に)
金村「大仁田さん×2、ありがとうございました!(大仁田はノーマイクで「こんど焼肉おごるよ」と去った。)」(次に味方リングアナによる経歴紹介。)
味方リングアナ「1990年12月20日、パイオニア戦志、愛知・半田市民ホール大会にて斎藤彰俊戦にて金村ゆきひろのリングネームでデビュー。同団体解散後、1991年に旗揚げされたW★INGに参加。ここからデスマッチ路線で頭角を現す。なかでも邪道、外道とのファイアーデスマッチでは、全身に大やけどを負い、6カ月の欠場に追い込まれるも、不屈の闘志で復帰。その後、大仁田率いるFMWに活動の場を移し盟友・松永光弘らとW★ING同盟を結成し、大仁田と抗争を展開。大仁田引退後はW★ING金村と改名。新生FMWにて冬木弘道や、ミスター雁之助らとチーム・ノーリスペクトを結成しハヤブサら正規軍と抗争。その後、リングネームを現在の金村キンタローと改名。
この時、ミスター雁之助、邪道、外道、BADBOY非道とのユニット、ブリーフ・ブラザーズが誕生。以降、金村の代名詞となるブリブラダンスが登場する。FMW倒産後は冬木弘道とともに冬木軍、WEWに参加。2003年には大日本プロレスの至宝・BJW認定デスマッチヘビー級王者となり、現在につながる次世代への橋渡しを務めた。金村の人生でこの時期がもっとも試合をしたと本人が振り返るように、新日本プロレス、ゼロワン、ハッスルなどインディーの枠を飛び出し、メジャー団体にも参戦。長州力、橋本真也、大谷晋二郎、獣神サンダー・ライガーら大物選手との対戦を実現させる。この時期、年間200試合。年間後楽園ホール出場回数、35回、年収1500万円以上。またこの時期には自身初となる東スポでの一面を飾ります。ちなみに記念すべき一面を飾った記事は、大谷晋二郎選手に3秒で負けた試合でした。WEW解散後はアパッチプロレス軍を旗揚げ。盟友・黒田哲広をはじめ佐々木貴、葛西純、マンモス佐々木らと時には闘い、時には組みながら切磋琢磨するかたわら、打倒メジャーを掲げ新日本プロレス・真壁刀義との激闘を繰り広げました。昨年2015年11月、引退を発表。1年間の引退ロードを走り抜け、今月25日アパッチプロレス軍解散興行では金本浩二を破り、WEWヘビー級王座最後のチャンピオンとなりました。(涙ながらに)爆弾男、理不尽小僧、数あるニックネームのなかで、あなたに一番似合うニックネームはただ一つだと思います! アイ・アム・プロレスラー、金村キンタロー選手! 27年間、お疲れ様でした!!(場内は大きな拍手)」金村「自分はあんまり苦労したことないレスラーだったと思うんですよ。茨城社長のおかげでビクター・キニョネスと、20代前半でメインイベンターにさせてもらって、それで大仁田さんのFMWに移って、田中将斗、黒田哲広、ミスター雁之助らと闘えて、それが一番嬉しかったです。本当にいま、茨城さん、ビクター・キニョネス、大仁田さん、そして冬木さん、破壊王がいなかったらいまの僕はいません。とにかく僕の財産は田中将斗、黒田、こいつらと付き合いながら電流爆破やって、組んだりもしてますけど最高の親友です。26年間と1週間はあっという間でした。ただ、残る人間に一言言いたいのは、ボロボロになるから、つぶしの利くうちにやめとけよ(場内笑)。とくに若いやつら。わかった? 耕平も? いまのうちやぞ。ボロボロなるって。えーとにかくプロレスラーの仲間、裏方のスタッフ、マスコミの方々、いろいろ教えてくれた人たち、何よりも26年間と1週間応援してくれたファンの方々、本当にありがとうございました!(場内拍手)はい次!」
(ここで引退の10カウントゴング。なり終えると、味方アナが「五尺八寸五十八貫、伊勢湾の暴れん坊、アイ・アム・プロレスラー! 金村キンタロー!」とコールし、オフスプリング。田中、黒田がリングに上がり3人でブリブラダンス。その後、曲は冬木さんのテーマに変わり、金村は四方に礼して去っていった。)
【金村の話】「(花束を見て)いらんわ! トランスフォーマーもってこいってよ!…っていまのも入れといて。まあ、きつかったですわ、26年と1週間。いい形で終われましたね。悔いはないです、一切。(火野とは初対決だったが)アイツすごいね! チョップ! よかった、いい時期に引退できて。アイツのは食らいたくない。(これだけのメンバーが集まったが)嬉しいですね、正直。最後の最後で貴たちFREEDOMS、大日本、DDTが快く選手を貸してくれたんで、本当にもう大日本さまさま、DDTさまさま、FREEDOMSさまさまです。(このあとはどうやって生きていく?)知り合いがいるんで、ちょっと紹介してもらって。管理職になるんですけど、チンピラにはならないですよ。いま生活が充実してるんで。(27年間の思い出は)本当は、もうちょっと引退がずれるんやったらRIZINにミルコくるでしょ。そこで決着つけようかなと思った。いや、ホントに。一番思い出に残ってる試合は聞かないんですか?(なんですか?)橋本真也戦って言いたいんですけど、シングル2試合やって2回とも記憶がないんで(苦笑)。まあやっぱり(札幌の)炎武連夢戦ですね。常に田中将斗が僕の節目20周年、25周年、ずっとアイツ一緒なんですよね。いまでも月一回、数回会いますし、会う時はしょっちゅう会ってますから。(大きいけがや無茶も多かった)おそらく一番救急車で運ばれたレスラーだと思いますよ。(27年できたことについては?)産んでくれたお母さんに感謝ですね。(最初関本と対峙した気持ちは?)ぶっちゃけた話、途中で何年か離れたことあるんですけど、アイツとシングル一回しかやったことないんですよ。アイツが19歳ぐらいの時に。そこからは一回も負けてなかったんですよ。きょうやられましたけど。どうせ来年の頭復活するんで、その時復讐しましょう…わけない(笑)。(セレモニーに山川さんが)ああ、山川来た時はちょっと涙腺がゆるんだね。アイツの復帰のこととか、いろいろ思い出して。でもTAJIRIがいなくなるのがメチャメチャ寂しいですよね。このリングブーツは吾作にいきます。ニーパットも吾作、ジーパンも吾作。カバン空っぽにして帰りますよ。26年と1週間、マスコミの方々本当にありがとうございました。帰らせてもらっていいですか? ありがとうございました。歩いてリングを降りるという夢を実現できました(と去っていく)」
金村の引退興行が開催されたが、当初参戦予定だった大仁田厚が23日のFMW高松大会で右腸骨骨折で全治2ヶ月の重傷を負い、それでも25日新木場で開催されたアパッチプロレス軍解散興行には強行出場するも、ダメージが大きいため欠場となった。
大仁田は31日新木場で行われる翔太AID、1月2日の全日本プロレス後楽園大会には出場するそうだが、今までどんな負傷をしてきても大仁田は強行出場してきたが、さすがに年齢というものを痛感しているのかもしれない。
引退試合を向かえた金村は腐れ縁の相棒である黒田、FMW時代の好敵手である田中と組み、大日本の関本、ZERO1の耕平、フリーの火野と対戦。金村組は南側通路に登場しブリフラダンスを披露して入場した。
先発を買って出た金村は関本と対戦、関本とは正面から肉弾戦を展開すれば、交代した火野には黒田との合体ショルダー、合体エルボードロップと合体技で攻め込み、場外戦でも耕平を客席に叩きつけるなどしてエンジン全開で暴れまわる。
しかし火野と逆水平の打ち合いとなるとパワーの差で金村は失速、関本もハンマーを浴びせ、場外戦でも耕平がローキックやスリーパーで絞めあげるなど金村を痛めつけるも、黒田が耕平に哲ちゃんカッター、田中が関本にラリアットを決めるなどして試合を盛り返す。
金村はイス攻撃で火野の動きを止めにかかるが、逆に捕まって関本組のトレイン攻撃の餌食に遭うと、必死で粘る金村に関本がラリアット、耕平がパイルドライバー、火野が筋肉スプラッシュと畳み掛け、それでも必死でキックアウトする金村に関本がラリアットからぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い、金村を介錯した。試合後はW☆ING時代からの兄貴分である松永光弘、大日本では好敵手であり相棒だった山川、ハッスルでは様々なやりとりをした安生、今大会は無念の欠場となった大仁田も駆けつけ金村の労をねぎらい、味方リングアナが金村の経歴を紹介した後で金村が挨拶、引退の10カウントで参加選手全員がブリフラダンスを踊った後で故・冬木弘道のテーマ曲である「SHOOT IT!」で金村はリングを去っていった。
自分が始めて見たインディー団体はW☆INGだった、1992年12月の津市体育館、先々週はUインター、先週は全日本と立て続けに観戦して、その次がW☆ING、Uインターと全日本は満員だったがW☆INGは空席だらけ、たくさんの観衆の中で見るのは当たり前だと思っていた自分は恵まれていたのかなと思ってしまった、その中でメインを張っていたのは金村でポーゴと組んでキム・ドク、フレディ・クルーガー組と有刺鉄線デスマッチで対戦、有刺鉄線で額を切り刻まれた金村は場外へと放り込まれたが、最前列で見ていた自分は目の前に倒れている金村を写真でパチリと撮ってから腰を抜かすように驚いてしまった、当時は大仁田厚のFMWが全盛の時代だったがデスマッチの凄さを大仁田ではなく金村から知ることになった。
その後金村の試合をIWA JAPAN、FMW、、全日本、ZERO1、大日本、先述のWNCなどで見てきたが、FMWからブリフラダンスを踊りだして定番となり、1999年5月2日の全日本プロレス東京ドーム大会でもブリフラダンスを踊って大観衆を沸かせた、また新日本プロレス参戦時では金村らの存在が新日本では否定されていた影響なのか新日本ファンからはブーイングを浴びせられるも、金村のアピールぶりは真壁刀義などが大きな影響を受け、金村らアパッチプロレス軍と抗争していくことで現在の真壁を作り上げていった。
だがその金村も大日本プロレスでのセクハラ事件で大日本だけでなく金村自身もレスラーとしての信用を大きく落としてしまった、自分もいろんなバッシングを受けブログのあり方を見直すきっかけとなったが、金村自身も大舞台に立つ機会が減り、自分も金村の試合を見る機会もなくなった。またプロレス界全体もコンプライアンスというものを考えさせられるきっかけになった事件でもあった。
そして2013年12月にWNC津大会で金村の試合を生で見ることになったが、いつ以来だったのかわからない、久しぶりに見た金村の姿は齢をとったかなという印象だった、それでもメインやボーナストラックでのバトルロイヤルはブリフラダンスを含めて大いに盛り上げていったが、インディーも金村の時代ではなくなっていくんだなと感じさせた。
いろんな意味でお騒がせのレスラーだった金村だったが、最後にこれだけの選手達が集まり、わだかまりがあったFREEDOMS、自らの不祥事で締め出された大日本プロレスからも選手が参戦して金村の引退を見送った、今頃天国で冬木弘道は「生きているうちに、これだけの引退興行をしてもらって、オマエは幸せなヤツだ!」と眺めているのかもしれない。最後に金村キンタロー選手、ご苦労さまでした!
ほぼ満員の後楽園ホールでのメインは最初のブリブラダンスから大盛り上がり‼試合は大ちゃんに金キンが負けたけど、今日の金キンは動きもよく、意地も感じ、インディー魂を見せてもらった。
これでハッスルから生まれたハードコアブラザーズは金キンの引退により幕を閉じた。 pic.twitter.com/C5C2HAlfBv
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2016年12月27日金村キンタロー引退興行終了。ご来場ありがとうございました。実は金ちゃんとはお互いデビューする前から知ってる仲。彼とはいい事も悪い事もあったけどスーパーインディと言われたFMWで組んだり戦ったり切磋琢磨してきた大切な戦友です。今日出し切ったと思う。ゆっくり休んで。金ちゃんお疲れさん
— ミスター雁之助 (@MrGannosukeFMW) 2016年12月27日プロレス界から
また問題児の見本のレスラーが
引退した…なんか切ない気持ちです…金村さんお疲れ様でした
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年12月27日バイバイキンタロー pic.twitter.com/axkSe7w3W2
— TAKAみちのく (@takam777) 2016年12月27日金村さん引退興行終了☆今日組ませていただいた4人と記念撮影リッキーさんも中川さんもFMW参戦してた頃まだ俺がワイル…………イヤこの話はやめておこう。。とにかく金村さん、引退興行に出してくださってありがとうこざいました!そして26年間本当にお疲れさまでした!!#オレ見切れてね? pic.twitter.com/5tlYUno7wb
— 田中 稔 (@minoru_official) 2016年12月27日金村キンタロー選手引退興行にてバトルロイヤルの最中に「金村キンタローあるある」歌わせてもらいまして、あるあるは元FMW保坂選手に頂いた「他人の頭を灰皿にしがち」にしましたが、もう1個は「スーツケースの中身をヘッドハンターAにめちゃくちゃにされがち」(笑)本当にお疲れ様でした!
— レイザーラモンRG (@rgizubuchi) 2016年12月27日年末年始 特番劇場芸人忙しい中オレとRGは後楽園ホールでプロレスに出ました。金村キンタロー引退興行。金村さん26年間お疲れ様でした。 pic.twitter.com/cTxTvdr8mJ
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2016年12月27日素晴らしい引退試合でした。まさに有終の美を飾りました。とてもあたたかい興行でした。写真撮ると淋しくなっちゃうから あえて一緒に撮らなかった。代わりにRGさんに撮って頂いちゃいました!生あるある最高! #金村キンタロー引退興行 #prowrestling オッパ!お疲れ様でした! pic.twitter.com/8Q2JJ945vd
— ミス・モンゴル上林愛貴ラ・マルクリアーダ (@MALCRIAKYMON) 2016年12月27日金村さん!お疲れ様でした!引退興行に参戦出来て本当に光栄です!
— 翔太 (@shota0810) 2016年12月27日引退試合直前の金村さんから現役最後のお願いは「黒田をビックリさせたいから一番最後にアイツをコールして(笑)」でしたw自分の引退試合でドッキリやるなんて金村さんだけですよ。
伊勢湾の暴れん坊
アイアムプロレスラー
金村キンタロー選手
本当にお疲れ様でした。大好きです! pic.twitter.com/3kc5IjSIeB
— 味方冬樹/モモタロウ (@mikata_fuyuki) 2016年12月27日金村キンタローさん引退試合。最後の方はキツそうで見てられなかったけど、いつもと変わらない笑顔見て安心しました。兄じゃ、26年間お疲れ様でした!養生して下さい。
リング上ではああ言ってたけど、トラ… https://t.co/B3a0cBiYCx
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2016年12月27日私はディック東郷さんにプロレスの凄さを、金村キンタローさんからはプロレスラーの凄さを教わりました。色々とデタラメだったけど引退となると寂しいものがあります。最後を見届ける事はできませんでしたが、また会う事もあるでしょう。お疲れ様でした!
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年12月27日金村さんの引退試合観に行った。
子どもの頃、よくテレビでFMWの試合を見た。試合の内容あまり覚えていないけど。金村さんのダンスはしっかり覚えた。まさかの何年後は最後の試合見てる。いつまでプロレス続けるわからないけど、みんなが知ってる、覚えるの選手なりたい!金村さんお疲れ様でした! pic.twitter.com/J3qkTjRhmz
— レッカ (@rekkatw) 2016年12月27日金村さんお疲れ様でした! pic.twitter.com/TaglLdajS8
— 石川修司 (@g0925union) 2016年12月27日試合はできませんでしたが会場で会うといつも声かけて頂きました。
金村さんお疲れ様でした! pic.twitter.com/ZjIUYiN73v
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2016年12月27日金村さんの引退興行でした。
10数年前に某団体に出た時はあれこれ面倒を見ていただき、ゼロワンの巡業が終わったけど、ケガで欠場者が出た時にはパートナーとして連戦で声をかけてくださったりと感謝の気持ちでいっぱいです。
試合後や夜にホテルでアドバイスしていただいた事は今でも忘れません。
— PSYCHO DEATH (@hello_p_san) 2016年12月27日ファンの頃、画面の中の方
WNCでまさか話をさせて頂けるとは思いませんでした。
何かあるたびに【篠瀬がんばれよ!】と励ましてくださいました。
三十七興行でも有難うございましたm(_ _)m
金村さん本当に有難うございましたm(_ _)m pic.twitter.com/2jji2J4RzG
— 篠瀬三十七【ASUKA PROJECT】 (@shino_age37) 2016年12月27日金村さんがDDTに参戦されていたのは、DDTがまだ吹けば飛ぶよな零細インディだった15年ほど前の事。自分がリングアナになる前後くらいの事で、外敵だったにも拘わらずとても良くして頂きました。携帯メアドの一部に入っていた一部を取って、金村さんにはずっとジョニーと呼ばれていましたw
— 新藤力也/BASARAリングアナウンサー (@super_ninki) 2016年12月27日客席にいてもロビーにいても喫煙所にいても挨拶する方ばかりで、こりゃ控室はエラい事になってそうだと思ったので、失礼ながらそのまま帰る事に。たくさん色んな事を思い出しました。
— 新藤力也/BASARAリングアナウンサー (@super_ninki) 2016年12月27日金村キンタロー引退興行でした。僕がファン時代に好きだった、胡乱で、胡散臭くて、熱に溢れた、インディのプロレスでした。
金村さんお疲れ様です、たくさんお世話になりました。 @ Korakuen… https://t.co/gL6fMfyeEp
— 新藤力也/BASARAリングアナウンサー (@super_ninki) 2016年12月27日金村キンタロー引退試合最後のコールは田中将斗→金村→黒田哲広の順。なぜ主役がラストでなかったのか?「直前に金村さんから『黒田にドッキリ仕掛けるからあいつを最後にコールしてくれ』と言われまして…」(味方アナ) 最後まで理不尽小僧はいたずら小僧
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2016年12月27日 -
2016年度伊賀プロレス大賞のお知らせ!
2016年度の伊賀プロレス大賞の詳細と投票受付日が決定しました。
今年もMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行、ベストタッグ、ベストユニット、ベストジュニアヘビー級、女子プロレスMVP、ベストキャラクターの投票受付します
今回は期間限定で投票サイトを設けます!
2015年度MVP
鈴木みのる(鈴木軍/パンクラスMISSION)2015伊賀プロレス大賞ベストバウト
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9」1月4日 東京ドーム
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(20分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X飯伏幸太
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功2015伊賀プロレス大賞ベストシリーズ&興行賞
天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館 10552人 超満員札止め2015伊賀プロレス大賞・最優秀タッグチーム賞
岡林裕二 関本大介(大日本プロレス)2015伊賀プロレス大賞・最優秀ユニット賞
鈴木軍(鈴木みのる、タイチ、TAKAみちのく、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、シェルトン・X・ベンジャミン、飯塚高史、エル・デスペラード、杉浦貴)2015伊賀プロレス大賞・最優秀ジュニアヘビー級賞
タイチ(鈴木軍)2015伊賀プロレス大賞・最優秀新人賞(デビューから5年以内の選手が対象)
樋口和貞(DDT)2015伊賀プロレス大賞・女子プロレスMVP
里村明衣子(センダイガールズ)2015伊賀プロレス大賞・最優秀ベストキャラクター賞
田口隆祐(新日本プロレス)投票開始は2016年1月13日の午前0時から~27日の午前0時まで
投票よろしくお願いします