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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

樋口&宇藤が年越しプロレスタッグトーナメントを制覇!DDTや大日本に押し寄せる新世代の波

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樋口&宇藤が年越しプロレスタッグトーナメントを制覇!DDTや大日本に押し寄せる新世代の波

12月31日 年越しプロレス 2016 後楽園ホール 1510人超満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(A)/10分1本
坂口征夫 ○橋本大地(8分03秒 エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※シャイニングウィザード


◇第2試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(B)/10分1本
真霜拳號 ○入江茂弘(8分31秒 片エビ固め)野村直矢 X岩崎孝樹
※ビーストボンバー


◇第3試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(C)/10分1本
○宮本裕向 木髙イサミ(7分12秒 体固め)Xグレート小鹿 ジョーイ・ライアン 


◇第4試合◇  
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(D)/10分1本
○岡林裕二  黒潮“イケメン"二郎(8分43秒 アルゼンチンバックブリーカー)吉田綾斗 X野村卓矢 


◇第5試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(E)/10分1本
樋口和貞 △宇藤純久(10分時間切れ引き分け)△関本大介 HARASHIMA


---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
樋口和貞 ○宇藤純久(1分30秒 横入り式エビ固め)X関本大介 HARASHIMA


◇第6試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(F)/10分1本
○征矢学 植木嵩行(4分11秒 横入り式エビ固め)X高木三四郎 アブドーラ・小林


◇第7試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(G)/10分1本
青木篤志 △橋本和樹(10分時間切れ引き分け)佐々木大輔 △佐藤悠己


---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
○青木篤志 橋本和樹(0分32秒 腕ひしぎ逆十字固め)佐々木大輔 X佐藤悠己 


◇第8試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦(H)/10分1本
神谷英慶 ○竹下幸之介(9分38秒 ジャーマンスープレックスホールド )カズ・ハヤシ X男色ディーノ 


◇第9試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○坂口征夫  橋本大地(6分16秒 片エビ固め)真霜拳號 X入江茂弘
※神の右ヒザ


◇第10試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
宮本裕向 △木髙イサミ(10分時間切れ引き分け)岡林裕二 △黒潮“イケメン"二郎 


---延長戦/1カウントフォールルール/無制限1本---
宮本裕向 ○木髙イサミ(0分51秒 ヨーロピアンクラッチ)岡林裕二 X黒潮“イケメン"二郎 


◇第11試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○樋口和貞 宇藤純久(5分13秒 エビ固め)征矢学 X植木嵩行
※ドクターボム  


◇第12試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/10分1本
○神谷英慶 竹下幸之介(8分48秒 体固め)青木篤志 X橋本和樹
※バックドロップ


◇第13試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
○神谷英慶 竹下幸之介(8分47秒 片エビ固め)坂口征夫 X橋本大地
※バックドロップ


◇第14試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
樋口和貞 ○宇藤純久(10分15秒 片エビ固め)宮本裕向 X木高イサミ
※ラリアット


◇第15試合◇
▼「年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント」決勝戦/無制限1本
○樋口和貞 宇藤純久(20分37秒 体固め)神谷英慶 X竹下幸之介
※轟天
☆樋口&宇藤組がトーナメント優勝


【試合後の樋口&宇藤】
▼樋口「いやあ、やりましたね」


▼宇藤「やりましたね。去年から連続で組ませてもらって。去年は初戦でダメでしたけど、今回はやりましたね」


▼樋口「結果残せましたね。とにかくありがとうございます」


▼宇藤「ありがとうございます。お祭り的な大会ですけど、勝てるのは嬉しいですからね」


▼樋口「嬉しかったですね。自分らがこうやって結果出して、引っ張っていかなきゃいけないと思うので。DDTも大日本もプロレス界全体も、自分らの世代が」


▼宇藤「各々が引っ張っていかないと。まあ、これでもし組んで、それこそうちの団体でも、樋口さんの団体でも上がるとか全然ありだと思いますし、また別で関係なくシングルで当たるのもいいし」


▼樋口「そうですね。まあ、組むのもいいですけど、お互いにテッペン行って、そこからじゃないですか。お互いテッペンとテッペンで組むなり、戦うなりでいいんじゃないですか」


▼宇藤「まずはまだまだ若手なんで。もっと中枢に行って、常にメインを張るぐらいにならないといけないと思うんで」


▼樋口「お互いにレベルアップして、またという感じですかね」


▼宇藤「今日の4試合でだいぶレベルが上がったと思います。何にせよ、過去で一番疲れました(笑)」


▼樋口「それは言えてますね。疲れた。ヤバかったです」


▼宇藤「ひたすら嬉しいです。ありがとうございます」


――改めて決勝戦で対戦した神谷&竹下組はどうだった?


▼宇藤「僕は竹下さんと初めて当たって、樋口さんは神谷さんと…」


▼樋口「初めてです」


▼宇藤「お互い団体の若手の中で、ベルトを巻いてたりとか、トップ戦線に出ている選手だったんで、意識していたところで初めて当たって。強さだったり、上手さだったりを少し感じられたので、そこを糧にして、自分も成長していかないとなと思います」


▼樋口「自分も神谷さん、竹下さんに関しては、トップレベルの人だと思っているんで。ただ、今日勝ったことで、自分も宇藤さんもその域まで上がれたのかなと」


▼宇藤「一時的とはいえ、これを継続していけば。継続してさらにもっと上に行ければいいと思うんで」


▼樋口「でも、強かったです。その一言です」


▼宇藤「今日戦った皆さん、メチャクチャ強かったです」


▼樋口「全員強かったです」


▼宇藤「第2試合も…」


▼樋口「あれも侮れない相手でした」


▼宇藤「ああいうのもあってこそだと思うんで。何でもできなきゃいけないんで」


▼樋口「やっぱりオールラウンダーなんでね」


▼宇藤「どこに行っても、誰とやっても、対応して勝たなきゃいけないと思うんで。今日はそういう経験を…。1日で振り幅が凄かったんで」


▼樋口「確かに振り幅は凄かったです」


 【試合後の神谷&竹下】
▼竹下「優勝したかったですね。神谷選手とのチームなら絶対に負けることはないと思ってたんで」


▼神谷「自分も優勝できると思ってたんで、十中八九」


▼竹下「決勝の時はそんなことないですけど、トーナメントが始まるまでは、樋口&宇藤組をちょっとあなどってました、正直。でも、1回戦勝って、2回戦勝って、準決勝勝って。試合をモニターで見てましたけど、やっぱりプロレスって大金星があっても、そう続くことはないと思うんですよ。だから、本当の実力なんだと思います。運絡みとかじゃなくて、本当の実力です。今日に関してはですね。負けてまた強くなれる。もっと僕たち強くなれるんで」


▼神谷「準優勝っていうことはもう1回当たって、もう1回成長できるチャンスがあるんで。もっと成長して」


▼竹下「伸びしろある分、僕たちの方が強いんで。伸びしろしかないから。頑張りましょう。今日はすいませんでした」


▼神谷「またお願いします」


※ガッチリと握手を交わす


――結果的に若い世代が年越しプロレスを締める形となったが?


▼竹下「でも、そういう年越しプロレスがいつか来ないとダメなんで。HARASHIMA、関本、ヤンキー二丁拳銃。この辺にずっと頼ってたら、プロレス界は盛り上がっていかないんで。僕たちがプロレスの中心に立てるように、大日本プロレスとDDTプロレスをトップで僕たちが引っ張っていかないと。そういう気持ちで頑張っていかないと」


▼神谷「僕らがドンドンドンドントップを食っていくんで、今年は。見ててください」


▼竹下「まずはリベンジを果たさないと」


▼神谷「宇藤選手は僕がやってやるんで。樋口さんはお願いします」


▼竹下「樋口は僕が倒しますよ」


▼神谷「やってやりましょう」


 2016年も「年越しプロレス」が開催され、今回はDDT、大日本プロレス、K-DOJOだけでなく全日本プロレス、WRESTE-1が参戦して5団体合同興行となり、今年のシャッフル・タッグトーナメントも2チームは除き、全日本とWRESTE-1が加わったことでバラエティな組み合わせとなった。


 第1試合の征夫&大地の2世タッグvsバラモン兄弟、坂口と大地が共に父がレスラー(坂口征二、橋本真也)だっただけでなく、坂口征二の付き人を橋本真也が務めていたこともあって、息子同士がタッグを組むとは縁としか言いようがない。
 試合はバラモン兄弟が大地が交代を促すも、征夫がバラモン兄弟との対戦に慣れていないのか拒否するなど足並みが乱れ、この隙を突いたバラモン兄弟は場外戦に引きずり込んで客席に水をかけまくり、ボウリング攻撃などバラモンワールドへと2世タッグを引きずり込んでいく。
 2世タッグも反撃し征夫が墨汁を奪って館内は墨汁ミストを期待するも、やっぱり慣れていないのか拒否すると館内はブーイング、そこでバラモン兄弟は標識攻撃を狙うが例の如く同士討ちとなると、征夫はケイに神の右膝を狙うが、バラモン兄弟には慣れている大地が強引にタッチしてしまい墨汁ミストを狙い、征夫にも墨汁を口に含むように促す。
 しかし征夫は拒否し大地一人がケイに墨汁ミストを噴射してからシャイニングウィザードで3カウントを奪うも、2世タッグは足並みの乱れに不安を残す。


 第2試合の真霜&入江vs直矢&岩崎は真霜の重い蹴りと入江の重爆攻撃で直矢組を圧倒、直矢組は主導権の握れない展開が続く、直矢が真霜にスピアー、岩崎も入江にフロントハイキックと活路を見出し、合体攻撃で流れを変えたかに見えたが、真霜がカットに入って岩崎が捕まってしまうと、最後は入江がダイビングボディープレス、串刺しサマーソルトアタック、ビーストボンバーと畳み掛けて3カウントを奪い、真霜&入江は意外にも好連係を見せ2回戦へと進出する。


 第3試合のヤンキー二丁拳銃vs小鹿&ライアンの異色タッグはライアンは愛妻であるローラ・ジェームスを帯同させて登場、試合はライアンがイサミに股間を掴ませようとして困惑させ、また小鹿が足四の字などの足攻めで苦しめ、宮本もマンハッタンドロップ狙いをライアンが股間の強さで弾き飛ばし、股間を使ってぶんなげるなど二丁拳銃を苦しめる。
 ここでイサミとライアンがレフェリーを巻き込んで無法地帯となると、セコンドのローラが小鹿の制止を振り切って乱入しイサミの股間を蹴り上げる。しかしイサミもローラに容赦なく張り手を浴びせると、ローラは座り込んでいた小鹿の顔面に座り込み、宮本がSAMURAI TVのスタッフからビデオカメラを奪ってローラと小鹿の光景を撮影しようとする。
 ここでライアンがカットに入り、股間に入っていたロリポップキャンディーを宮本の口に突っ込むが、宮本は構わず撮影を続け、イサミはライアンをカニハサミで倒して倒れたまま小鹿の股間に頭を突っ込ませると、カメラを持ったまま宮本が小鹿の上に乗って撮影を続けるが、カバーとなって3カウントとなり、二丁拳銃が勝利もわけのわからないまま敗れた小鹿とライアンは仲間割れとなってしまう。


 第4試合の岡林&黒潮vs拓也&吉田は会見時からジャケット着用で揉める二人は入場時から岡林がジャケット着用を迫る黒潮を拒否するなど足並みが揃わず、試合でも岡林一人で試合を進め、黒潮は交代を拒否するなど不穏な空気のままで試合が続く。
 それでも交代した黒潮は卓矢組の連係に捕まり、卓矢の腕十字に捕まるも岡林は勝利を優先してカット、黒潮を殴りつけて強引に交代するも、仲間割れの状態のままで試合は進む。
 この隙を突いた卓矢組は反撃し連係を狙うが、黒潮が吉田にジャケットを被せてカットに昼と、岡林は卓矢をアルゼンチンバックブリーカーで担いでギブアップを奪い勝利も二人は微妙な空気のままで2回戦へと進出する。


 第5試合のBJWストロング、KO-D無差別の王者コンビで優勝大本命の関本&HARASHIMA組が樋口&宇藤組と対戦、12月30日の大日本後楽園大会で宇藤にまさかのフォール負けを喫した関本は宇藤を徹底的に痛めつけ、HARASHIMAと共に捕らえにかかるが、交代した樋口がパワー全開で猛反撃して流れを変える。
 蘇生した宇藤もHARASHIMAにジャンピングニーからギロチンドロップを落とすが、HARASHIMAの水面蹴りから関本が入って連係技で宇藤を追い詰めるも、宇藤は懸命に粘って10分時間切れとなり、今大会初の1フォールマッチでの延長戦に突入。
 延長戦も1フォールとあってスリリングな展開となるが、宇藤が関本にグラウンドコブラを狙うと、堪えた関本はジャーマンを狙うが、宇藤がスクールボーイで丸め込んで1カウントを奪い、1フォールながらも2日連続で関本から3カウントを奪う。


 第6試合の征矢&植木のワイルドポリスvs高木&アブ小のGET MILDは、GET MILDは植木のコスチュームをパクったのかアブ小は頭には回転灯を装着したワンショルダータイツ、高木は同じワンショルダータイツながらも警察官の帽子を着用し、股間には誘導灯を差し込んで、いかにもヤバイ姿で登場。
 試合も高木は征矢に「オレはCEOだぞ!」とWRESTE-1での立場を利用して揺さぶりにかかる。そこで植木が拳銃を取り出すと他の選手も拳銃を取り出して互いにHOLD UP状態となり、ラチがあかないとしてて両チームが背中合わせになって、3歩進み、その瞬間に打ち合う西部劇式の決闘となって互いに背中合わせになるも、ワイルドポリスがあっさり裏切りGET MILDを丸め込んで3カウントとなり、GET MILDのタイツを剥ぎ取って半ケツ状態に追い込むなどカオスのままで2回戦へと進出する。


 第7試合の青木&和樹vs佐々木&佐藤のSUPER CREW同期コンビは佐々木&佐藤がインサイドワークやラフを駆使して青木組を翻弄、佐々木がクロスフェース、佐藤がダイビングボディーアタックと青木を捕らえる。
 青木と和樹も連係で反撃して流れを変え、和樹が卍固めで佐藤を捕らえ、佐々木&佐藤は警棒攻撃を狙うも、青木が逆に警棒を股間に押しつけて佐々木を返り討ちにする。
 しかし残り時間が少なくなると佐々木組は場外へと逃げ出し、時間切れを狙うと案の定10分時間切れとなって延長戦へと突入。
 佐々木組は連係や丸め込みを駆使して1フォールを奪いにかかるが、佐藤が青木に丸め込みを狙ったところで青木が腕十字で捕獲し佐藤はギブアップ、青木組が2回戦へと進出する。


 第8試合の神谷&竹下vsカズ&ディーノはカズもホモとアナウンスされてしまい、ディーノが男性客にキスをしながら入場しカズにも促すが、カズは拒否するなど不穏な空気のままで試合がスタートする。
 試合も竹下がディーノとの絡みを嫌がって押し付けるかのように神谷交代すると、ディーノはナイトメアなど男色殺法で神谷を嬲り洗礼を浴びせる
 意を決した竹下が股間の乳繰り合いで圧倒、そこで交代したカズがハンドスプリング式レッグラリアットを浴びせ、羽交い絞めにするとディーノにリップロップを迫るがカズに誤爆、ところがカズが目覚めてしまい自らディーノとキスを敢行、アンダータイツ姿となって男色ナイトメアを決め、カズ自らコーナーに乗って半ケツとなって地獄門攻撃を迫る。
 しかしホイップがうまくいかず失敗するとディーノは竹下に男色ドライバーを狙うが、神谷がラリアットでカットに入り、最後は神谷がカズにバックドロップホールド、竹下がディーノにジャーマンと同時に決めて3カウントを奪い2回戦へと進出する。


 2回戦第1試合は征夫&大地vs真霜&入江でスタート、征夫が真霜にランニングローキックで奇襲をかけるが大地と同士討ちになるとまた不穏な空気となり、それに対する真霜&入江は連係で征夫を捕らえ入江がブレーンバスター式タズミッションで追い詰める。
 そこで大地がカットに入って征夫に激を飛ばすと、大地の援護を得てうつ伏せになった入江の土手っ腹に膝を打ち込み、征夫の指示を受けた大地もミサイルキックを発射、真霜にはサンドウィッチ式のランニングローキックを炸裂させて連係で攻め立てる。
 大地のシャイニングウィザードの援護を得た征夫は入江に神の右膝を浴びせ3カウント、試合終了後は征夫と大地は握手をかわして準決勝へと進出する。


 岡林&黒潮vs二丁拳銃は、岡林があれだけ嫌がっていたジャケットを黒潮を認めるかのように着用し、カツラまで被って"イケメン”化して試合に臨む。
 試合も1回戦とはうって違って岡林組が連係でイサミを捕らえて試合の主導権を握り、イサミが岡林を背負い投げで投げると、カツラを奪って踏みつけ、これに激怒した岡林はボディースラムで投げ、黒潮もアラビアンプレスで続き、宮本が客席へカツラを放り投げると岡林にラリアットを浴びせてからコブラツイストで捕獲、イサミも黒潮にコブラツイストで捕獲して競演を実現させる。
 黒潮もイサミに雪崩式フランケンシュタイナーを敢行してから延髄斬り、トラースキック、ジャンピングニーと畳み掛け、岡林との同時ダイビングボディープレスを投下すると自爆となってしまう。
 二丁拳銃は一気に猛攻をかけるが黒潮も丸め込み技で応戦したところで時間切れとなり延長戦へと突入、黒潮とイサミはトラースキック合戦からイサミがイケメンドライバーで突き刺すも。岡林の援護を得てからのムーンサルトプレスはイサミが剣山で迎撃、最後はイサミが奥の手であるヨーロピアンクラッチで1カウントを奪い二丁拳銃が準決勝に進出する。


 樋口&宇藤vsワイルドポリスは植木が敬礼しながらロープを闊歩し、征矢もろとも背負い投げで投げ、征矢の同時チョップからのワイルドポーズも植木が敬礼するなど、植木が試合を混乱させる。
 征矢も宇藤を攻めてワイルドボンバーを狙うが、植木が強引に交代すると逆にトレイン攻撃を喰らって窮地に立たされる。
 そこで植木が拳銃を出してHOLD UPを迫ると、レフェリーや征矢やセコンド、観客までも腕を上げてHOLD UPとなり、樋口に寝ろと指示を出してコーラを飲み干してからロープの上を歩いてダイブを狙うと、足を滑らせて股間を痛打してしまい、樋口はドクターボムで3カウントを奪ってあっさり勝利、征矢もカットに入らず植木に説教して退場してしまう。


 神谷&竹下vs青木&和樹は青木組が竹下の足攻めを展開し、神谷の串刺し狙いも青木がかわして丸め込みから腕十字で捕らえるなどして先手を奪う。
 和樹は卍固めで神谷を追い詰めるが、竹下がカットに入るも逆に青木に排除されてトペを降ってしまう。
 しかし神谷は和樹に延髄斬りを浴びせるとバックドロップで3カウントを奪い準決勝へと進出する。


 準決勝組み合わせは抽選となり、神谷&竹下vs征夫&大地で試合がスタート。神谷&竹下は体の固い征夫の腰に照準を定めて腰攻めを展開、しかし大地に交代すると征夫との連係で神谷を捕らえる。
 大地は神谷にニーリフトからDDTを決めるが、カットに入った竹下がジャーマンで投げると、竹下と神谷が合体ブルーサンダーを決めてから神谷がバックドロップを決め3カウントを奪い決勝戦へと進出する。


 二丁拳銃vs樋口&宇藤は二丁拳銃が宇藤の足攻めを展開し、ようやく代わった樋口にもダブルドロップキックを決める、そしてカウントダウンとなって出場選手がリングサイドに終結すると2017年を迎えたと同時に場外の宇藤、樋口にイサミがトペ、イサミがトペコンを同時発射で2017年度は幕開けとなる。
 その後も樋口組が反撃しても二丁拳銃の連携に翻弄される展開が続き、宇藤もイサミのSTFで捕獲されるなど苦しい展開が続く。
 イサミが樋口を分断し宮本が宇藤にファイヤーサンダーを狙うが、宇藤が阻止してロープへと振ると、イサミを振り切った樋口がロープを下げて宮本を場外へと落とし、これを逃さなかった宇藤がイサミを捕らえるとリバースタイガードライバーからラリアットで3カウントを奪い、決勝へと進出する。


 決勝戦は神谷&竹下vs樋口&宇藤のDDT&大日本の混成タッグ同士の対戦となり、試合は樋口組が竹下を捕らえて先手を奪ったが、場外戦で樋口がラリアットを狙うと鉄柱に誤爆、これを逃さなかった神谷組は徹底して樋口の右腕攻めを展開する。
 しかしやっと交代を受けた宇藤が竹下にジャンピングニー、神谷もろとも両腕ラリアットを炸裂さて流れを変えると、樋口も痛い右腕をかばいながらも逆水平、チョークスラムと攻め立てる。
 4選手が入り乱れてダウンの後で竹下が樋口にブルーサンダー、しかしジャーマン狙いは宇藤が入ってサンドウィッチラリアットを浴びせ、合体チョークスラムから樋口がコーナーへ昇るも、起き上がった竹下が競り合いから雪崩式ブレーンバスターを敢行、腕固めで樋口を追い詰める。
 竹下は樋口の腕にナックルを連発しジャーマンを狙うが、神谷が来て眉山を敢行、そして宇藤を合体サンダーファイターパワーボムで排除してから竹下がラリアットを狙うも、樋口もラリアットで応戦、そして樋口がカウンターでのドロップキックを炸裂させるとドクターボムから轟天でカウントを奪い樋口&宇藤がトーナメントを制した。


 今回のタッグトーナメントは決勝戦を経験しているのは竹下のみ、関本もいないHARASHIMAもいない、真霜もいない、二丁拳銃もいない、新世代のみが決勝に進出し樋口&宇藤が優勝したが、宇藤も2日連続で関本を破った勢いもあって新世代の波がそこまで押し寄せている。
 また3団体に全日本とWRESTE-1が加わるも、DDTと大日本が全日本系(全日本、NOAH、WRESTE-1)に代わって、新しい時代を作り上げることを感じさせた。2017年度は果たしてどんな年となるか・・・

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